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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
1
:
とはずがたり
:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/
から満を持して独立します。
飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40
2045
:
チバQ
:2010/05/27(木) 23:39:47
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=24198
スカイマーク、羽田−鹿児島に再参入
(2010 05/27 11:18)
スカイマーク(東京)は26日、羽田−鹿児島線を11月に就航させるなど、羽田発3路線の開設計画を発表した。同社は羽田−鹿児島から2006年4月に撤退しており、就航は4年半ぶりとなる。
ほかに就航するのは、11月の熊本線と12月の長崎線(神戸経由)。羽田の発着枠拡大に伴い、計画を打ち出した。便数は未定だが各路線とも「1日3往復を目標にしている」(同社)という。
羽田−鹿児島は、日本航空、全日空に加え、スカイネットアジア航空が07年9月に就航。1日17往復運航されており、競争が激化するのは必至。同社は「運賃は未定だが、お求めやすい価格にできるのでは」としている。
スカイマークは鹿児島の官民を挙げた誘致を受け02年4月、羽田−鹿児島を就航させたが4年で撤退。経緯の説明が不十分などとして、県内から批判の声が上がった。
使用するのはB737−800(177席)で、250〜300席あった以前の機材より小型化した。同社は「当時は路線を維持する体力がなかったが、機材の統一化などでコストのかからない体質になっている」と説明した。
同社は昨年末、9月から神戸−鹿児島で1日3往復運航する計画も発表している。
2046
:
チバQ
:2010/05/27(木) 23:41:11
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010052790091142.html
中部国際線、週290便に 来月サイパン路線も復活
2010年5月27日 09時11分
中部国際空港会社が26日発表した6月の運航計画によると、国際線は旅客と貨物を合わせて5月より7便増えて週290便となる。国内線も1日75便と5月より2便増える。
国際線では、4月から運休していたデルタ航空のサイパン路線が、6月10日から週7便で運航を復活するなど、6月中にさらに週10便増える予定。2009年6月のピーク時で週303便だったことから、中部空港会社は「需要が戻りつつある」とみている。国内線では日航が釧路、花巻路線から撤退する。
◇
一方、全日空の伊東信一郎社長は26日、東京都内で開いた会見で中部と県営名古屋の空港一元化に触れ、「開設以来、中部空港に集中して運航してきた。中部空港で一局運営される方が、われわれにとっても、ハブ機能という空港の設置目的にかなっている」と述べた。
(中日新聞)
2047
:
チバQ
:2010/05/27(木) 23:44:23
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100527k0000m020079000c.html
羽田空港:米国路線枠で攻防…全日空と日航
羽田空港に10月末、国際線定期便が就航するのを前に、米国路線の発着枠配分を巡る全日本空輸と日本航空のさや当てが起きている。日系航空会社の割り当ては1日4便で、これまでなら日航と全日空が2便ずつ分け合うのが普通だったが、全日空は「日航の経営悪化の元凶は国際線」と全4便の割り当てを求めている。全日空は公的資金を投入された日航への批判を強めており、2社のバトルは当分続きそうだ。【寺田剛】
全日空の伊東信一郎社長は26日の定例会見で「(米国路線の)羽田枠はすべてやりたい。(会社更生手続き中の)日航が展開することへの異議、航空連合のバランスをかんがみて要請した」と述べ、国土交通省に4便すべての割り当てを求めたことを明らかにした。このほか、シンガポール便などの開設も検討する。
羽田の国際線はアジア向けチャーター便に限られ、成田空港とすみ分けしてきたが、滑走路増設に伴って1日80便の国際線定期便枠が設けられることになった。米国路線8便は日系と米系が半分ずつで、既に日航はサンフランシスコ便とホノルル便の開設を表明。しかし、全日空はこれに「待った」をかけた。
全日空が全便の割り当てを求めた背景には、航空連合間の競争がある。米系の4便枠は、日航と同じ国際航空連合「ワンワールド」に所属するアメリカン航空(1便)など計3社が米航空当局から認可されている。全日空と同じ「スターアライアンス」のユナイテッド航空は外れ、米国路線を「成長ドライバー」と位置付ける全日空の危機感が強まった。
一方、日航の大西賢社長は25日の会見で、「(日航は)米国線の発着枠で過度な要求をしているというが、グループ再生に必要だ」と主張。国交省は両社に2便ずつ割り当てる方針で、全日空の主張がどこまで認められるかは不透明だ。
一方、日航に投入された公的資金の使い道を巡るせめぎ合いも過熱している。
伊東社長は、公的資金の使途は路線維持などに限り、競争力向上につながる機材更新は抑制すべきだとの立場で、「使い道の情報は公開されるべきだ」と指摘。日航の瀬戸英雄管財人は25日、「新機購入は再生に不可欠だ」と主張し、両社の意見は対立している。
発着枠
滑走路などの設備に応じて空港ごとに発着回数が決まっており、就航を希望する航空会社の申請に基づいて国土交通省が認可する。羽田空港の国際化では、政府と海外の航空当局は1日あたり昼間40便、深夜早朝40便の計80便を国際線に割り当てることでほぼ合意。日系航空会社と外資系航空会社が40便ずつ分け合い、日系は国交省が、外資系は相手国の航空当局が認可する。国交省は9月にも日航と全日空から事業計画の提出を受け、9月末までに認可する見通し。
2048
:
チバQ
:2010/05/28(金) 21:20:25
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052801000419.html
羽田―ハワイ定期便の復活PR 10月から32年ぶり運航
ハワイへの定期便が32年ぶりに復活する日航が実施したPRイベントで、フラダンスを披露する女性=28日午後、羽田空港
10月からハワイへの定期便が32年ぶりに復活する日航は28日、羽田空港で旅行会社などと合同で、フラダンスを披露するなどのPRイベントを実施した。
羽田空港では10月21日から新滑走路の供用が開始。1978年の成田開港以来、本格的な国際定期便が復活する。ハワイへは日航が毎日1往復するほか、ハワイアン航空も運航する予定となっている。
この日のイベントは、日航とハワイ州観光局が主催し、日本旅行など6社が協力。日航の東京支店長が「もっと身近な、もっと便利なハワイにしたい」とあいさつ。2009年のミスハワイが、フラダンスを踊り、社員がパンフレットを配るなどして、盛り上げた。
2010/05/28 12:44 【共同通信】
2049
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/05/29(土) 14:22:40
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100529-OYT8T00321.htm
日航再建 週明け本格調整
日本航空は週明けから、8月末までにまとめる更生計画案の策定に向けた金融機関などとの本格的な
調整に入る。
すでに廃止路線や人員削減の上積み、ホテル運営会社「JALホテルズ」を始めとする子会社売却など
計画案の大枠を固め、政府関係者への説明も始めた。銀行団や国土交通省が納得できる収支計画を
示せるかどうかが焦点となりそうだ。
更生計画案 銀行団、政府の理解カギ
日航の稲盛和夫会長は28日、首相官邸を訪れて鳩山首相と会談した。今年度中に国際線15路線、
国内線30路線から撤退することや、特別早期退職による人員削減、航空機の小型化などで大幅なコスト
圧縮を図ることを説明した模様だ。
前日の27日には、大西賢社長が前原国土交通相に会い、4月の収支状況などを報告した。6月に
銀行団との協議に入る意向も伝えたとみられる。
日航は、1月の再生計画で示した国内外31路線からの撤退を今年度中に45路線とすることを4月に表明。
特別早期退職の募集目標も、当初の2700人から上積みして今秋までに8000人とする計画で、3年で
1万5700人とした人員削減計画も大幅に増やす見通しだ。JALホテルズ株をホテルオークラに売却するなど
子会社の売却も急ぎ、更生計画案に盛り込む。
日航はこうしたリストラ策の強化により、再生計画で12年までに約4000億円と見込んでいたコスト削減幅を
大幅に上積みし、銀行団などの理解を得たい考えだ。ただ、JALホテルズの売却については「今になって
売却してもほとんど利益は残らない。3年前にホテル事業から撤退し、利益を確保した全日本空輸とは
対照的」(アナリスト)と厳しい見方がある。
銀行団は、長年の経営不振の中で再建が果たせなかった日航の抜本再建になお疑念を抱いており、
リストラの上積みを求める可能性がある。早期の黒字化など確実な収支計画も示すよう求めるとみられる。
リストラの一方、日航は増収に向けた営業強化策は描き切れておらず、調整が順調に進むかどうかは
不透明だ。(白櫨正一、森田将孝)
(2010年5月29日 読売新聞)
2050
:
ccc
:2010/05/29(土) 15:15:40
家電.com
HP
http://Kadencom.rakurakuhp.net
2051
:
名無しさん
:2010/05/30(日) 12:18:55
>>2038
我々にとっても
>>1789
に貼ってあるサイトは結構参考になった。
炯眼な方々は、 やはり何かおかしいということに気付いていたようですね。
2052
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:46:51
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052901000552.html
羽田発着枠を競争入札へ 国交省検討
国土交通省は29日、4本目滑走路の運用開始で大幅に増える羽田空港の発着枠の使用について、希望する航空会社が参加する競争入札で決定することも含めた新しい配分方法の検討を決めた。年度内にも検討会を設置、2011年度に新方法を固め、13年度中の増枠分から適用する考えだ。
羽田空港の発着枠は、航空会社や路線のバランスを考慮し国が配分してきた。しかし国内線、国際線とも発着枠を超える乗り入れ希望があるため、入札導入で配分の透明性を確保するとともに、発着枠の売却で国の増収につなげる狙いがある。
羽田の年間発着回数は現在30万3千回、4本目の供用が始まる今年10月以降は37万1千回。その後、11年度中に39万回、13年度中には44万7千回に増える予定で、新配分方法は39万回から上積みとなる5万7千回分を対象にすることを想定。
2010/05/29 17:46 【共同通信
2053
:
チバQ
:2010/05/30(日) 17:11:19
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100529ddlk05020005000c.html
探検録:大館能代空港、大阪便廃止(その1) 東京便存続へ支援策 /秋田
大館能代空港(北秋田市)に1日1往復就航する大阪(伊丹)便について、全日空は11年1月4日を最後に廃止する方針を決めた。同空港の定期便が東京の2往復のみとなることに地元自治体や企業関係者らは危機感を強め、県は東京便存続と利用拡大のため新たな支援策を打ち出した。一方で住民の一部からは「使わない空港」への多額の財政支出を疑問視する声も出ている。【岡田悟】
◇搭乗率低迷で危機感 レンタカー助成など
20日の大館能代空港出発ロビー。和歌山県みなべ町の農家の男性(53)は妻と姉夫婦の4人で、昼過ぎに出発する大阪便を待っていた。
八甲田山や十和田湖、さらに八幡平や玉川温泉を2泊3日で満喫。「地元とは違うこちらの山や自然が好きで、来たのは2回目」という。
廃止方針を聞いて「機内には半分ぐらいしか客がいない。(存続は)危ないんちゃうかなあと思っていた」。
ただこの日の到着便は、観光ツアーとビジネス客でほぼ満員。夫と2人でツアーに参加しJR五能線に乗るという奈良市の女性(70)は「交通手段は、多い方がええわなあ」とつぶやいた。
◆ ◆
全日空幹部は25日、県庁を訪れて同便の廃止を正式に伝えた。
98年の開港以来、同空港の利用は低迷している。搭乗率が60%近かった年もあるが、09年度は48・2%と過去最低。中でも大阪便は42・8%にとどまり、東京便も5割に満たなかった。
同空港利用促進協議会(会長は小畑元・大館市長)の事務局がある大館市商工観光課によると、利用者が多いのは連休や年末年始など。もともと平日利用が少ないうえ、不況による企業の出張手控えでビジネス客が減少した。
佐竹敬久知事は定例会見で「県北には新幹線がなく、高速道路も全部はつながっていない。空港がなくなれば(住民は)耐えられないと思う」と力説。残る東京便の存続に全力を挙げる構えだ。
◆ ◆
県は県議会6月定例会に、欠航時の秋田空港までのバス・タクシー運行▽空港を利用した県内泊の旅行商品開発支援▽レンタカー利用1000円キャンペーンの実施−−の関連費用を計上した予算案を提出し、主に東京便の利用促進に力を入れる。
協議会も空港の「ファンクラブ」を結成。「このままでは空港がなくなる」と企業や町内会を回って地元の利用を促す。
空港維持のための県費負担は、これまでも重ねてきた。
県港湾空港課はこのほど、県内2空港の08年度収支について企業会計の考え方に基づいて算出した結果を公表。秋田空港は営業収入が6億2400万円で県の一般財源投入は1億3500万円だった。大館能代空港は営業収入が10分の1以下の5600万円で、一般財源投入は2・6倍の3億5300万円。同空港には開港後、毎年約3億円を投じてきた。
越前貞久・大館市商工観光課長は「“陸の孤島”である県北と他地域との格差を埋めるのが県の役割。負担は不可欠」と説明する。
2054
:
チバQ
:2010/05/30(日) 17:11:58
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100529ddlk05020040000c.html
探検録:大館能代空港、大阪便廃止(その2止) 経済への影響懸念 /秋田
◇冷めた見方の住民も
大館市には、大阪市に本社がある医療機器製造大手・ニプロの工場が進出。関連会社も周辺に集積している。
越前貞久・市商工観光課長は「医療関連の需要は底堅く、リーマン・ショック後も地場の雇用が影響を受けなかったのはニプロのおかげ」と語るほど、地元経済に不可欠な存在だ。
小林京悦・取締役大館工場長は「社員や関連・取引先企業、医療関係者など、工場と行き来する半数が関西方面から。その多くが大阪便を使っており、非常に不便というのが本音」と懸念する。
◆ ◆
ただ住民の間には、冷めた見方もある。
同市比内町の農家の女性(71)は「開港式で一番機を見て感激した。せっかく造った空港がなくなるのはもったいない」。だが飛行機に乗ったことは一度もなく、昨年兵庫県に行った際には新幹線を使った。
同市の男性会社員(49)は「飛行機に乗るなら青森か三沢。新幹線の方がさらに便利」としたうえでこう語る。「空港がなくなっても、生活にも仕事にも何の影響もない。地元経済に影響すると言うが、税金で赤字を補てんすれば結局同じことではないか」
◆ ◆
協議会によると、空港開設を求めて期成同盟会が組織され、住民約34万人もの署名が集まった。だがその後、高速道路が延伸されて能代山本地区からは便数の多い秋田空港を使う人が増えた。
大館、鹿角市からは直接盛岡に出て新幹線を使う人も少なくない。JRも中高年向け割引など、サービスを充実させた。
さらに航空運賃が秋田空港発着便より割高なことや、濃霧による欠航の多さもネックになっている。
2055
:
網絡分摘
:2010/05/31(月) 13:00:03
>>2051
Skidmore(長瀬)氏が日本語に訳した記事の原文が下記サイトに載っている。
http://www.zombieweapon.com/zombie%20page%202.htm
2010.04.11 にロシア西部で起きたポ−ランド政府機墜落事故についても色々な説が提示された。
こちらは、 事故現場からカチンの森事件を連想する人が多かったが、 亡くなった大統領の名前からユナボマ−こと Ted.Kaczynski を思い出した人も居る(こちらも、 ケネディ暗殺事件同様、 冤罪説, 複数犯人説等々 色々有り →
http://www.unabombers.com/
“unabomber”の名称の由来は、 主に大学, 航空会社が爆弾テロの標的になったため)。
2056
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 14:26:16
FDA予約が好調 日航撤退・松本空港あす就航
05/31 08:02
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100531000000000010.htm
日本航空の経営破綻(はたん)に伴う県営松本空港(長野県松本市)からの撤退を受け、フジドリームエアラインズ(FDA、牧之原市)は6月1日から札幌、福岡線に就航する。一時は全定期便廃止により廃港の危機にもさらされただけに、路線維持のため長野県なども支援。当面の予約状況は好調だが、安定的に乗客を確保できるかは未知数だ。
「便によってはキャンセル待ちがあるなど好調」。就航を前にした当面の予約状況についてFDA営業部は手応えを感じている様子だ。
松本空港で日航グループの日本エアコミューター(JAC)が運航していた3路線のうち大阪線を除く2路線をFDAが引き継ぐ。JACは札幌線(週4往復)と福岡線(週3往復)を座席数74のプロペラ機で運航していたが、FDAは座席数76〜84の小型ジェット機を毎日1往復ずつ飛ばす。
福岡、北海道へのツアーを売り出している長野トラベル(長野市)は「ジェット機の毎日運航になり、ツアー企画に制約がなくなった。コースによっては6月中はほぼ満席」と好影響を実感。
松本市は隣接する塩尻市、安曇野市と組んでワイナリーを巡る観光コース作りに取り組む。観光温泉課の藤牧隆課長は「コースが定着すれば、航路の存続にもつながる」と語る。
日航の二の舞いを避けようと関係自治体もFDAを支援する。長野県は着陸料の免税など合計で約1億円を本年度予算に盛り込んだ。周辺自治体なども、松本空港発着の往復便を利用した客の先着600人に限って5千円を助成する。
松本空港の利用者数は1996年度に26万人を超えたが、昨年度は6万人弱にまで落ち込んだ。昨年1、2月の長野県の調査では、県内利用者の6割強が空港のある中信地域の居住者。県交通政策課は助成事業として6月から長野市と空港を結ぶ直行バスを試運行する。
2057
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 14:28:53
>>2054
JRの中高年割引は兎も角,空港は要らんねぇ。。
>高速道路が延伸されて能代山本地区からは便数の多い秋田空港を使う人が増えた。
> 大館、鹿角市からは直接盛岡に出て新幹線を使う人も少なくない。JRも中高年向け割引など、サービスを充実させた。
> さらに航空運賃が秋田空港発着便より割高なことや、濃霧による欠航の多さもネックになっている。
2058
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 17:09:28
>>2039
四苦八苦の営利企業故にやむを得ないとはいえJR西が空港アクセス鉄道を潰したせいである。腹立たしい。
白市から広島までJR西から広島県営鉄道に移管してしまえw
2059
:
チバQ
:2010/06/01(火) 23:55:56
>11年度中には福岡線の単独運航を増便し、さらに広島か名古屋に定期便を就航させる計画を示した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175417
エアプサン 福岡‐釜山1日3往復に 来年度中、搭乗率好調81%
2010年6月1日 06:43 カテゴリー:アジア・世界 九州 > 福岡
【釜山・内門博】韓国・釜山市の格安航空会社エアプサンの金秀天(キムスチョン)社長は、3月末に就航させた福岡‐釜山線について、現在の1日2往復(共同運航含む)から2011年度中に1往復増便したい考えを明らかにした。
同社によると、4月の同線搭乗率は81%で、目標としていた70%を大幅に上回った。金社長は「九州新幹線の全線開通などで九州全域と韓国南部の交流は来年にかけてさらに深まり、需要は増す」と語った。
福岡‐釜山線は同社初の国際路線。単独で1日1往復、アシアナ航空との共同運航で別に1往復を運航し、片道約50分。単独運航便は、福岡発の最も安い運賃が往復1万5500円と先行する航空会社よりも安く、高速船にも対抗できる料金設定となっている。
高い搭乗率について金社長は「安い料金設定もあるが、アシアナ航空との共同運航で1日2往復の安定的で便利な運航スケジュールも搭乗率を高めた」と分析。韓国経済がリーマン・ショック後の不振から立ち直り、円高傾向も一段落したことで、大幅に落ち込んでいた韓国人観光客が昨年末ごろから増加傾向にあることも要因に挙げた。
今後については、まず10年度中に成田‐釜山のチャーター便を就航。11年度中には福岡線の単独運航を増便し、さらに広島か名古屋に定期便を就航させる計画を示した。
=2010/06/01付 西日本新聞朝刊=
2060
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:14:45
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100602ddlk22020246000c.html
静岡空港:開港1年 県東部へ観光客誘致不発 「地域潤った実感ない」 /静岡
◇県全体売り出す契機に
昨年6月4日、全国98番目の地方空港として静岡空港(牧之原市、島田市)がオープンした。「富士山」を最大のセールスポイントに、国内外を結ぶ「空の玄関」の建設は約1900億円をかけた県の最大プロジェクトだった。しかし、これまでの数字を振り返れば、苦境にあえぐ全国の地方空港の例外とはなっていない。開港初年度の静岡空港の「決算」を分析した。【竹地広憲、平林由梨】
国内の就航先から静岡空港を訪れた800人を対象にした県の調査(1月30日から1カ月間)によると、主な訪問先は静岡市など県中部が51・4%と半分以上を占めた。県東部は21・5%で、県西部は16・4%だった。東京方面など「その他」は10・7%の割合だった。
県内のホテルや旅館など観光関係者は当初、富士山周辺のほか、温泉が集中している熱海や伊豆半島など県東部への観光客を誘致する大きなきっかけになると期待していた。ところが、調査結果では県中部に大きく水をあけられ、今のところ当てが外れた格好となっている。
実際、昨年6月から静岡空港から富士地域を経由し山梨県まで1日1往復していた連絡バスは今年3月末で休止した。利用者が見込みより少なかったためだ。
調査結果からみた全体の利用目的でも、最多は「ビジネス」の34・3%。「観光」は32・4%で、2番目だった。
「静岡空港で地域が潤ったという感じはない」。富士市にある観光団体「富士山観光交流ビューロー」の鈴木利幸専務理事(60)は、そう語る。鈴木さんは「『富士山を見る』というだけでなく、滞留型の体験施設を充実化させたりして、富士地域に長くとどまってもらう努力が必要だろう」と感じている。
また、県の調査では、空港利用者の住所の比率が、県民と県外在住者でおよそ8対2だった。来県者もビジネス利用が相対的に多いためか、県内の観光業者が全体的に「空港効果」を強く実感しにくい状況にある。
しかし、結果を前向きに受け止める意見もある。
県観光協会で「しずおかツーリズムコーディネーター」を務める今井利昭さんは、県東部を訪れる割合が少なかった調査結果について「県東部に観光地が集中しているが、県全体を売り出していく契機になる」との見方を示す。
同協会は昨年9月から半年間、県外から静岡を訪れ、静岡空港を利用した団体客に対する補助事業を行い、約3400人を受け入れた。訪問先は、県中部、県東部、県西部に大きな偏りはなかったという。
今井さんは「就航先の旅行会社は、県がまだ発信していない魅力を静岡に感じ始めている。県内への来客数そのものはまだ少ないが、新しいうねりは出てきている」と話している。
◇6割が県中部住民 西部の需要掘り起こし課題
県が1月30日から30日間かけ、空港を利用した県民(4869人)から聞き取った調査によると、静岡空港の利用者の61・3%を県中部に住んでいる人が占めた。一方、県西部は24・8%、県東部は13・8%の結果で、利用者が県中部に偏っている実態が鮮明に浮かび上がった。
とりわけ課題になっているのは、県内最大の製造業の集積地である県西部の需要の掘り起こし。これまで中部国際空港に流れていたビジネス利用の客をどう呼び込むかが、成否の鍵を握る。このため、県西部の中心である浜松市と静岡空港とを結ぶ交通網の充実を求める声が空港関係者に強まっている。
フジドリームエアラインズ(FDA)の鈴木与平社長は毎日新聞の取材に、「県西部の人は中部国際空港を向いている」と分析。「県西部の人がもっと乗って搭乗率が5〜10%上乗せになると、我々の目標の数字になっていく」と話す。
浜松市街と静岡空港を結ぶ直行バスは開港以来なかった。遠州鉄道(浜松市中区)が運行しているJR浜松駅と空港を結ぶ連絡バスは1日5往復。磐田市や掛川市などを経由するため、所要時間は約2時間。
一方、遠鉄は同じ2時間の所要時間で、浜松駅から中部国際空港行きの直行バスを1日18往復させており、静岡空港は県西部の利用者から利便性の面で厳しい選別の目にさらされている。
こうした状況を受け、県は今年7月1日から、遠鉄に浜松市街・静岡空港の直行バスの運行を委託する。直行なら所要時間を従来よりも50分短縮できる。運行は9月30日までの期間限定で、試行的な取り組み。
ただ、遠鉄は、この直行バスの実績をみて収益性が見込めれば自主運行も検討する考えだという。今夏のバス利用の成否が、静岡空港と県西部との関係を深められるかのポイントになりそうだ。
毎日新聞 2010年6月2日 地方版
2061
:
チバQ
:2010/06/02(水) 20:06:31
http://www.tokachi.co.jp/feature/201006/20100601-0005579.php
【広がる翼 エア・ドゥ帯広就航】 (上)
2010年06月01日 14時57分
<待望のダブル化>
交流人口増へ期待高まる
JALの機材縮小、減便不安も
「就航は十勝にとって長年の悲願。観光産業などに大きな弾みになる」
5月31日の就航記者会見。帯広商工会議所の高橋勝坦会頭はエア・ドゥ参入への期待感を語った。十勝観光連盟の大友俊雄会長も「人の行き来が増える」と歓迎。首都圏アクセスの利便性向上、帯広・十勝への観光客増に期待が高まった。
2002年まで、日本航空(JAL)と日本エアシステム(JAS)の2社が東京線に乗り入れていたとかち帯広空港。ただ両社の経営統合後は、JALの単独運航が続いていた。
道内の主要空港で1社運航は帯広のみ。単独運航では競争原理が働かず、地域の経済・観光振興にとって、首都圏との空の玄関口の充実は大きな課題だった。
ダブル化の道のりは平坦ではなかった。市などは03年からエア・ドゥに対して就航要請を継続。羽田空港の発着枠が見直された05年にも可能性が出たが、エア・ドゥは知床の世界遺産登録が迫った女満別空港を選択、帯広の関係者を落胆させた。
環境が変化したのは羽田空港の第4滑走路供用開始(10月)に伴う新規発着枠の増加。エア・ドゥには地方路線を含む4往復が割り振られた。同社の小林茂副社長は「ポテンシャル(潜在力)があり産業振興が進むと期待した」と、帯広を選んだ理由を説明する。
「ダブルトラッキング化」(同一路線2社乗り入れ)で期待されるのが、運賃の引き下げ。当日購入などの通常運賃は距離に応じるが、割引運賃の設定は競争環境によるからだ。
JALの大人運賃をみると、帯広は旭川と比べて普通運賃は1100円安いが、特便割引だと1万円以上高い便もある。JTB北海道帯広支店の後藤利之支店長は「帯広発は朝早い便がなく料金の面で千歳に流れている人がいる」と指摘。運航予定の機材は大型の団体旅行向きではないものの、「選択肢が増えるのはメリット」と話す。
期待の陰で、不安もくすぶる。エア・ドゥが帯広就航を発表した5月31日、経営再建中のJALは神戸空港と松本空港から撤退した。帯広−羽田線もダブル化に伴い、機材の縮小化や減便の恐れが指摘されている。
帯商の帯広空港利用拡大特別プロジェクトの笹井祐三座長は「地方空港が逆風の中で新規就航は大きな光。生き残りにつながればよい。地域が打ち上げ花火的ではなく、長期的な視点で搭乗率確保をしなければ」と話している。(安田義教)
2062
:
チバQ
:2010/06/02(水) 20:07:00
http://www.tokachi.co.jp/feature/201006/20100602-0005585.php
【広がる翼 エア・ドゥ帯広就航】 (下)
2010年06月02日 13時33分
<路線維持>
採算…搭乗率60%
ビジネス利用が不可欠
「採算はぎりぎりとれると試算しているが搭乗率は60%ないと難しい」
5月31日の記者会見で、北海道国際航空(エア・ドゥ)の小林茂副社長はこう強調した。採算性は観光客よりむしろビジネス客の安定利用に左右される認識を示し、「観光だけでは路線を維持できない」と理解を求めた。
産業集積の拡大を
同社が就航を決めた理由は十勝の潜在的需要。小林副社長は「産業集積で交流人口を拡大させることが一番重要」と語り、ビジネス主体路線への確立に期待を寄せる。
偶然にも、当選間もない米沢則寿市長が掲げる「フードバレーとかち構想」は食産業や試験研究機関を集積する戦略。「地域産業の将来性を評価してもらえた。十勝帯広の発展、フードバレーの実現にとって航空路線の充実は欠かせない」と米沢市長は語る。
空のアクセス充実は企業誘致に不可欠。東京線の新規就航は構想推進に向けて一歩前進となる。半面、ビジネス路線として定着するのかどうか、米沢市長の手腕も試されることになった。
エア・ドゥは帯広空港の市場規模を、現在よりやや多い年間50万人以上と予測。126人乗りで1日2往復(4便)した場合、全便満席でも18万3960人。目標の搭乗率60%で計算すると約11万人となる。これに対し、現状の日本航空の帯広−羽田線輸送実績(2009年度)は約49万人。搭乗率は59.7%で何とか6割程度を保っている。
「高い数字でない」
市空港事務所は「他の事例でもそうだがダブル化すれば旅客は増える。利用促進を進めれば搭乗率6割は決して高い数字ではない」と強調。経営再建中の日航が東京線の機材縮小を検討、新規参入組が顧客を囲い込む余地はある。
半面、人口減などを背景に市場規模が大きく変わらない以上、エア・ドゥにとっても搭乗率6割の確保は予断を許さない。帯広商工会議所の高橋勝坦会頭は「十勝の経済団体を挙げて(利用促進に)協力する」と気を引き締める。
不安要素はまだある。道東自動車道の全線開通(2011年度予定)だ。新千歳空港へのアクセスが向上すれば、東京線利用者の流出が予想される。道の調査では、十勝の住民の2割が新千歳を利用するとの報告も。観光関係者は「新千歳が近くなれば帯広空港の存在意義が薄れる」と懸念する。
広域的連携も必要
帯広空港の路線維持、利用促進には新たな市場開拓が求められる。帯広商工会議所は日高東部の浦河町、様似町、えりも町との連携を模索している。川田章博副会頭は「日高東部は新千歳より帯広空港に近い。JRA関係者が使いたいという話も聞いた」と潜在需要に期待する。
経済界には観光地トマムがある上川管内占冠村との連携を説く声も。バランスのとれた産業集積と観光振興の展開、エリア内にとどまらない広域的な連携強化…空港のダブル化を契機に、十勝圏全体の成長戦略が問われようとしている。(中津川甫)
2063
:
チバQ
:2010/06/02(水) 22:11:59
http://netallica.yahoo.co.jp/news/125152
ANAの目玉サービス、クレームの殺到で中止のトホホ
2010/6/2 16:57
全日本空輸(ANA)がファースト、ビジネス両クラスの上級客向けに始めた機内サービスが突如休止となり、話題になっている。休止になったのは、座席前のタッチパネルを使って食事や飲み物を自由に選び、好きな時間に注文できるというサービス。一部国際線で導入してみたら、運用がうまくいかずに乗客からクレームが殺到。収益性が高い上級クラスの客の心をガッチリつかもうとしたが、裏目に出てしまった格好だ。
このサービスは、成田−ニューヨーク間を飛ぶボーイング777−300ERのファースト、ビジネス両クラスで4月19日から始まった。有力路線での新サービスだけに鳴り物入りで導入されたが、いざフタを開けてみたら、乗客からのクレームが殺到。その数、わずか1カ月で「六十数件」(ANA関係者)に上ったという。
4月にビジネスクラスに搭乗した男性客があきれ顔で話す。
「好きなものを好きな時間にオーダーできるというので期待していたのですが、注文するにもタッチパネルの操作が難しくて、かなり手間取ってしまった。やっとのことで肉料理を頼んだら、品切れ。仕方なく他の食事を頼んだら、今度は出てくるまで恐ろしく時間がかかりました。客のなかには、デザートを注文して、出てくる前にニューヨークに着いてしまった人もいました」
ビジネスクラスでこれはつらい。別の男性客もこう指摘する。
「ビジネスクラスの客のなかには、頼んだ食事が出てくるまで数時間もかかった人がいました。高い料金(ビジネスの片道正規料金は週末で約70万円)を支払っているのに、あれはない」
なぜ、こんな事態になってしまったのか。関係者の解説はこうだ。
「食事をオーダーする際、タッチパネルの操作方法が分からない乗客は客室乗務員に聞くしかない。モタモタしているうちに、使いこなせる客はどんどん注文していくため、人気があるほうの機内食が先にさばけてしまう。その結果、操作にてこずった客が注文したときには、好みの食事は品切れというケースも出てきます。『好きなものを好きな時間に』というのがウリなのにです」
高い料金を払ってこれでは、クレームが続出しても仕方がなさそうだ。さらに悪いことに、客室乗務員がタッチパネルの説明に時間を取られるあまり、食事を出す時間が大幅に遅れがちになってしまった。
「実は、メニューが30種類以上もあり、前菜、メーン、デザートなどの組み合わせが多岐にわたるため、食事の用意に手間がかかる。食事がなかなか出てこないことにクレームがつき、そのクレーム対応でまた時間がとられて、他の乗客へのサービスが後手に回り…という悪循環に陥ってしまった」
結局、ANAは5月19日、タッチパネルを使ったオーダー機能の一時運用休止を発表した。
一口に休止するといっても、新サービスの導入にはかなりの手間ひまがかかっている。
「新サービスの企画とシステム開発、システムそのものの米連邦航空局(FAA)への許可申請など導入までに相当な時間と費用がかかっているはず。それだけに、ANAにとって休止はかなり痛いでしょうね」(業界関係者)
力を注いだ新サービスだったが、お粗末な結果になってしまった。
2064
:
とは
:2010/06/03(木) 10:42:39
竹園2丁目で東京行きの高速バス待ってたら茨城空港行きのバスが来た。客は見た限りゼロ。あかんやろ。赤字ローカル空港造ってアホやなぁ。額賀と丹羽とその他自民党県議、町村議が私財拠出して国民に賠償せい。
2065
:
とは
:2010/06/03(木) 10:48:08
ちなみに朝の8:30発と10:30発の2本。
10:40発のドル箱路線の東京行きも竹園2丁目で俺が最初の客だったからバスとはこんなものか。
そもそもこの時間は30おきだろうとバス停来て茨城空港行き目撃出来たんだが、午前中は30分おきで良いんちゃうか。
2066
:
名無しさん
:2010/06/03(木) 14:16:34
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100603-OYT1T00066.htm?from=nwla
エア・アジア、羽田就航へ…海外格安会社は初
マレーシアの格安航空会社(LCC)大手のエア・アジアが、
10月以降に初めて羽田空港に就航することが2日、わかった。
羽田に海外のLCCが乗り入れるのは初めて。
同社が羽田路線に参入することで、競争が激化しそうだ。
関係者によると、エア・アジアは羽田を深夜出発するクアラルンプール便を
週3便運航する計画という。
(2010年6月3日13時22分 読売新聞)
2067
:
チバQ
:2010/06/03(木) 22:11:08
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100603-OYT1T00074.htm
中国の格安航空会社、今夏にも茨城就航
3月に開港した茨城空港(茨城県小美玉市)に、中国の民営格安航空会社「春秋航空」(本社・上海市)の上海便が今夏にも就航することが2日、分かった。
橋本昌・茨城県知事が5日、上海を訪問して正式決定する。同県によると、中国の格安航空会社の日本就航は初という。
週2便程度を運航する方針で、当面は運航期間を決めて就航する「プログラムチャーター」となる見込み。茨城空港の定期便は、国内線が神戸、国際線がソウルのみで、同県は海外の格安航空会社を中心に路線拡大を目指してきた。
空港は航空自衛隊百里基地との共用で、中国機の乗り入れは防衛機密の観点で国との調整が必要。県や同社は正式に就航を決定した後に、国土交通省や防衛省などと運航時刻や就航時期の調整を本格化させる。
(2010年6月3日13時49分 読売新聞)
2068
:
チバQ
:2010/06/03(木) 22:12:02
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100603-OYT1T00066.htm
エア・アジア、羽田就航へ…海外格安会社は初
マレーシアの格安航空会社(LCC)大手のエア・アジアが、10月以降に初めて羽田空港に就航することが2日、わかった。
羽田に海外のLCCが乗り入れるのは初めて。同社が羽田路線に参入することで、競争が激化しそうだ。関係者によると、エア・アジアは羽田を深夜出発するクアラルンプール便を週3便運航する計画という。
(2010年6月3日13時22分 読売新聞)
2069
:
チバQ
:2010/06/04(金) 12:22:50
>>2020
>>2047
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060401000306.html
羽田枠、全日空、日航同数配分へ 国際便で国交省方針
国土交通省は4日、4本目の滑走路が供用される10月以降、羽田空港に就航する米国やアジア、欧州の国際定期便の発着枠について、全日本空輸と日本航空にそれぞれ均等に配分する方向で最終調整に入った。配分は9月中旬ごろ最終決定する。
1日4便の米国路線をめぐっては全日空が、公的支援を受けている日航が「事業展開を図るのは競争環境をゆがめる」として、全便の配分を国交省に要望していた。
アジア、欧州路線では昼間(午前6時〜午後11時)の韓国6便、香港2便、台湾4便、残り深夜早朝時間帯の韓国、香港、シンガポール、ドイツ各2便もそれぞれ半数ずつ配分。1日1便のタイや英国、フランスなどの配分は両社の希望を聞きながら調整する。
2010/06/04 12:10 【共同通信】
2070
:
チバQ
:2010/06/04(金) 12:23:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100604/bsg1006041013002-n1.htm
九州の各空港、正念場 次々と路線消え新幹線全通迫る (1/2ページ)
2010.6.4 10:11
金融不安に端を発した需要の落ち込みにより、航空業界が赤字路線からの撤退を次々と打ち出したため、地方空港は路線維持が厳しくなっている。九州の各空港も同様で、路線再編の影響を大きく受けており、来春開業する九州新幹線に客を奪われる懸念も広がって「視界不良」の状態となっている。
■対策「手詰まりだ」
「わが社として今期は黒字必達が至上命題です」。今年5月。全日空(ANA)の佐賀−大阪線廃止を翻意させようとする佐賀県空港・交通課の野田信二副課長に対し、全日空の担当者は何度もこう口にした。
「航空会社の置かれた経営環境の厳しさを実感した」と野田副課長。佐賀県は大阪線維持を断念した。
日本航空(JAL)は4月28日、国内外の45路線から今年度内に撤退することを発表。この中には九州の9路線も含まれる。また、平成22年3月期決算で2期連続の最終赤字となった全日空も、赤字路線からの撤退を打ち出している。
日航の路線縮小には、愛知、福岡、熊本などの16道県知事が発表前に「地域に与える影響は大きく、到底受け入れられない」と連名で日航や国に路線維持を要望したが、効果はなし。「具体的にやれることがない。手詰まりだ」(福岡県空港整備課)と、自治体にはあきらめムードも漂う。
■近くなる関西、中四国
さらに、九州の地方空港を悩ませるのが、来春に全線開業する九州新幹線の影響だ。
JR九州の唐池恒二社長は「複数の交通機関が競い合うのが地域振興に欠かせない」と繰り返すが、全日空関係者は「影響が出ないはずがない」と言い切る。
実際、日航が撤退表明した路線の中には「鹿児島−岡山」「鹿児島−高松」など、新幹線の影響を受けそうな路線がある。鹿児島県交通政策課は「新幹線で『鹿児島と中・四国が近くなる』と日航さんが判断したのでは」と分析。鹿児島県は日航の経営状況も勘案し、要望書提出には加わらなかった。
九州新幹線は鹿児島から大阪まで直通運転も行う。熊本−大阪便をもつ熊本県は「大阪線への影響は計り知れないが、このまま指をくわえて見ているわけにもいかない」(交通対策総室)と、航空会社の熊本支店や観光業界を巻き込んだ勉強会を4月に発足。新幹線対策の検討を始めた。
■“逆張り”東京増便…課題は知名度
大阪線維持を断念した佐賀県は、1日4往復ある東京便(全日空)の増便へと運動の舵を切った。全日空に働きかけるためにも、搭乗率向上が必須で、佐賀空港から半径20キロ圏内の利用率向上を目指す。
20キロ圏内には大川、筑後両市など福岡県南部も含まれ、「佐賀空港の利便性を知らずに福岡空港を利用する福岡県民も多いと思う。『東京便なら佐賀空港の方が近くて便利』と訴えていきたい」と佐賀県空港・交通課の野田副課長。同課は福岡空港に向かうバス乗客にアンケートを行うなどで佐賀空港の認知度アップに努めている。
2071
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:28:53
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/8/20100530133314.htm
連載「テークオフ1年 静岡空港の課題」
(1)外国人観光客誘致 「県内滞留」へ対策急務
2010/05/30
富士山静岡空港が6月4日で開港から1年を迎える。立ち木問題による開港延期で波乱の船出だったが、開港後も梅雨時に相次いだ欠航や日本航空撤退などで揺れ続けた。利用者は年間約60万人を数えたが、需要予測とは開きがある。利用を増やし、空港経営の安定化や地域活性化につなげるにはどうすべきか。2年目に入る静岡空港の課題を探った。
今月下旬、平日の午後4時。静岡市の清水港から韓国の団体客を乗せたフェリーが土肥港へ向けて出航した。「駿河湾で富士山を見ながら、伊豆観光を」とエスパルスドリームフェリー(静岡市)と交通機関3社が共同企画した「伊豆ドリームパス」。伊豆地区のバス、電車が乗り降り自由の格安周遊券で、「静岡空港を利用する韓国や中国の団体客に伊豆へのアクセス路線として好評」(同社)という。
県が2月末までに実施した静岡空港の利用者調査によると、静岡空港出発客の7割、到着する海外客の8割が観光目的。景気低迷で企業が出張を控えたこともあるが、ビジネス客が想定より伸び悩み、「観光頼み」の現状がうかがえる。
恩恵実感ない東海岸
だが県内の観光収入の約7割を占める伊豆地区のうち、特に東海岸では開港の「恩恵」を実感する関係者は少ない。空港と伊豆を結ぶ直通バスがないからだ。
伊東市の伊豆シャボテン公園では、運営会社「サボテンパークアンドリゾート」の関係者が直接中国に出向いて旅行会社に観光ルートを提案し、旅行商品開発につなげている。2009年の中国人入園者は約8千人。中国人への個人観光ビザ発給要件緩和への期待は大きい。ただ、9割近くは羽田など首都圏の空港利用者だ。菊地勉社長は「東海岸は羽田の方が利便が良い。静岡空港を利用するなら、アクセス面で県の配慮があってもいい」と直通バスの開設を求める。
受け入れ体制が不足
知名度アップや受け入れ対策にも課題が残る。県内で営業活動を行った韓国の旅行会社「旅行博士」の辛正民さんは「静岡は見るところがたくさんあるのに、PR不足。県内の外国人受け入れ体制は十分とは言えない」と手厳しい。
韓国、中国では、富士山といえば箱根、山梨のイメージが強いという。県内は習慣の違う外国人の宿泊に抵抗を感じる宿泊施設も少なくないのが現状だ。実際、「宿泊客の受け入れが進んでいる富士五湖方面に静岡空港で来日した中国、韓国の観光客が流れている」(県中部の観光業者)。
県内では静岡空港開港2年目に向けて誘客への動きが活発化している。県東部7市6町でつくる伊豆観光推進協議会は、中国の観光PR番組づくりに協力し、県も3776人を中国・浙江省に派遣する事業で交流の拡大を狙う。
だが、県旅行業協会の平野順市事務局長は懸念する。「インバウンド客を静岡県内にどう滞留させるかに知恵を絞らなければ、静岡は通過県で終わってしまう。静岡空港の需要も伸びないだろう」
2072
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:29:12
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/8/20100531091850.htm
連載「テークオフ1年 静岡空港の課題」
(2)2年目の施設拡充 投資上回る効果創出を
2010/05/31
断った着陸の申し込み152件―。今月下旬、県交通基盤部の担当者が示した未公表資料には、昨年6月の開港から9カ月間に富士山静岡空港にあったビジネスジェット(BJ)や小型機の着陸申し込み475件のうち、実に3分の1のニーズに応えられていない空港の実情が記されていた。
「ほとんどは希望の時間帯に駐機スポットが空いていないため、断らざるを得なかった。もったいないが…」と、担当者はみけんにしわを寄せた。静岡空港は東京と名古屋の中間地点で立地に恵まれ、小型機などの着陸や夜間駐機の希望が多い。しかし、毎日昼前後に定期便で五つある駐機スポットが埋まる時間帯があり、受け入れが制限されるという。
混雑理由に駐機断る
昨年12月、スズキとドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による資本提携のニュースが世界中を駆け巡ったそのひと月ほど前、静岡空港にVW社の関係者を乗せたBJが舞い降りた。提携に向け両社の交渉が進んでいた時期。空港担当者の間でも着陸は極秘扱いにされた。
VW側は当初、静岡空港に一晩駐機し、翌日、再び関係者を乗せて飛び立つ日程を希望したが、スポットの混雑を理由に空港側が断った。BJは関係者を降ろすと、やむなく中部国際空港に移動し、翌日、迎えのため静岡空港に引き返すことを余儀なくされた。
県は本年度、開港2年目にして駐機場の拡充に踏み切る。BJや小型機への対応だけでなく、定期便が集中する昼前後の混雑緩和、静岡空港を拠点とするフジドリームエアラインズ(FDA)が10月に4号機を導入することなどに対応するためだ。
2年で6億4千万円
計画では2010、11年度の2年間で、現在の駐機場の西側に三つのスポットを増設する。現在、見学者に人気の展望広場も整備対象地にあるため、さらに西側に移設する。今秋に着工し、来年夏ごろ完成。11年度中に供用開始の予定だ。
県空港局の松永憲明局長は「拡張によって新たな定期便やチャーター便を誘致する際も、発着時間などの希望に応じやすくなる」と指摘。小型機の利用者は富裕層が多く、駐機が増えれば地元への経済波及効果も期待できるとする。
ただ、駐機場の拡張には2年間で約6億4千万円を投じる計画。空港経営の赤字が問題になる中での大きな投資だけに、県議会の池谷晴一建設委員長は「整備が目的ではなく、それを生かして県民がより大きな効果を享受できるようにすることが重要だ。そのための手だてをしっかり講じてほしい」とくぎを刺した。
2073
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:29:31
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/8/20100601084707.htm
連載「テークオフ1年 静岡空港の課題」
(3)存在感増すFDA 利用見込める航路開拓
2010/06/01
静岡空港ターミナルビルの一番端にあったFDA(フジドリームエアラインズ)のチェックインカウンターが4月中旬、撤退した日本航空と入れ替わって真正面に移った。発着便の時刻を知らせるボードにもFDA便が目立つ。「大手が飛ばないところを補完する」とスタートした新航空会社が、1年足らずの間に静岡空港の屋台骨を支える存在になった。
昨年7月23日に就航したFDAの搭乗者は延べ10万人を超えた。鹿児島県茶商業協同組合理事長の下堂薗豊さんもその一人。静岡市内での新茶初取引に顔を出すため、鹿児島発のFDA機で静岡空港に降り立った。
「昨年までは東京経由だったが、今年は一直線。確かに便利になった。お茶の関係者は使うようになるだろう」。こう話す下堂薗さんのような「県外の客」「ビジネス客」をいかに増やしていくか。FDAの課題も浮かび上がってきた。
就航先での営業強化
FDAが目標として掲げる搭乗率65%に対して、4月末までの全便の搭乗率は約50%。「県内の利用客だけみれば目標に届いているかもしれない。その分、県外の利用客が少ない」(営業担当者)という。ビジネス客の方が観光客よりやや多い―との当初の予測は、小松、熊本、鹿児島の3路線に限ればその割合は逆になった。
「日航を引き継いだ福岡便はビジネス客が見込め、札幌便は観光客が期待できる」など今後は路線ごとに戦略を立て、就航先での営業を強化していく。比較的好調な県内の利用も「中部地区に偏っている」と分析し、西部地区での利便性向上を図るため、掛川駅などと空港を結ぶシャトルバスの運行も検討している。
運用時間の延長要望
6月1日から運航を開始する松本発着便も含めると3機で9便(往復)。「経営を考えれば、できれば1機当たり4便、少なくとも3・5便は運航したい。だが今の空港の運用時間では厳しい」と語る鈴木与平社長。県に対しては空港の運用時間の延長を要望した。ほかにも安全検査場の増設、駐機場の拡大、着陸料のさらなる減免も希望している。
10月までに予定している4号機の導入に伴い、新路線として静岡と成田、関西国際空港などを結ぶフィーダー(支線航路)、松本空港のような日航撤退路線の継承、静岡と地方を結ぶ新航路などさまざまな可能性を探っている。鈴木社長は「めまぐるしく環境が変化し、路線の選定基準も変わってきているが、できるだけ多くの人に乗ってもらえる所に飛ばしたい」と強調する。
2074
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:29:50
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/8/20100602080035.htm
連載「テークオフ1年 静岡空港の課題」
(4)厳しい経営打開へ 競争勝ち抜く戦略必要
2010/06/02
開港初年度の決算は138万円の赤字―。5月28日、富士山静岡空港の旅客ターミナルビルを運営する富士山静岡空港会社(吉岡徹郎社長)が、静岡市内で開いた株主総会で決算を報告した。売上高12億5500万円、経常利益1100万円だったが、最終損益の黒字は確保できなかった。
それでも開港遅れや世界同時不況など逆風の中の1年だっただけに、吉岡社長は「初年度としてはまあまあの数字」と評価。「年間利用者は60万人だったが、県が目指すように2010年度70万人、11年度80万人と増えれば、経営安定につながる」と期待感を示した。
4億8千万円の赤字
空港会社以上に県管理の空港本体の経営は厳しい。09年度予算では着陸料や土地使用料などの収入約1億9千万円に対し、保安関係や施設管理、事務所運営などの支出は約5億4千万円を見込む。約3億5千万円の赤字だ。人件費を加えると4億8千万円に膨らむ。こうした状況は10年度も大きくは変わらない。
県空港経営課は「収入増につながる路線や便数の増、航空機の大型化に向けて利用拡大に取り組み、同時に業務を効率化して可能な限りコスト縮減を図るしかない」と話す。利用者をどこまで増やせるかが経営改善の鍵になる。
年間60万人の利用者は地方空港として決して少なくないが、県が03年に発表した需要予測138万人とは大きな隔たりがある。川勝平太知事は28日の定例記者会見で「ばかげた予測と思った」と切り捨てたが、一方でチャーター便の好調や中国人観光客へのビザ緩和で「追い風が吹いている」とし、利用拡大に自信を見せた。
2年目が大事
航空会社も初年度は極めて厳しい経営状況だ。全日本空輸の札幌、沖縄線は搭乗率が4月末で72・8%と高率だが、路線収支は大幅な赤字の見通し。ビジネス需要が少ないことや地方路線のコスト高が背景にある。鹿野内国裕静岡支店長は「開港特需のなくなる2年目が本当の実力が試される大事な年」と強調。利用拡大には、観光だけでなく、産業、教育、スポーツなど幅広い分野の交流拡大が不可欠とする。
県の「富士山静岡空港の魅力を高める有識者会議」委員を務める航空アナリスト杉浦一機氏(東京都)は、施設の機能を最大限発揮するソフト面の充実▽羽田空港利用の乗り換え客やアジア客を獲得するための戦略―などの必要性を指摘。「地方空港間の競争が激化し、手をこまねいていれば脱落する。静岡空港にはより魅力的にするために打つ手、工夫がたくさんあることを自覚して取り組むべきだ」と強調した。
2075
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:39:03
はやっ!
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001006050001
茨城空港−上海便の就航「7月21日から」
2010年06月05日
茨城空港へ乗り入れを検討している中国・上海の格安航空会社「春秋航空」が7月21日から、上海と茨城空港の間に週2、3往復の就航を希望していることが、春秋航空への取材で4日分かった。
同航空に対して就航決定を促すため、橋本昌知事は5日から6日にかけて訪中し、春秋航空会長との間で交渉に入る予定。同航空の広報担当者によると、双方が6日、就航について覚書を交わす見通しだ。
国土交通省は、春秋航空から就航計画が提出されれば、航空自衛隊百里基地と共用している茨城空港への中国機の乗り入れについて、防衛省との間で協議する見通し。他の共用空港では中国機乗り入れに曜日や時間帯の制限があり、日本政府内の協議結果によっては、春秋航空の計画が変更される可能性もある。
春秋航空は2004年設立。「中国初の格安航空会社」をうたい、エアバスA320型機(180人乗り)を17機所有、中国国内の40路線に就航させている。茨城空港に就航すれば、初の国際路線となる。(津布楽洋一、栗田有宏)
2076
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:39:25
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100605/CK2010060502000141.html
中華航空 静岡―台湾の定期便を検討 支社長「今後の最有力地」
2010年6月5日
中華航空(チャイナエアライン)日本支社の楊辰支社長は4日、台湾と日本を結ぶ定期便開設の今後の最有力地として、静岡空港を検討していることを明らかにした。静岡県庁で川勝平太知事と面会後、記者団の質問に答えた。
同社は昨年6月開港の静岡空港に、チャーター便を1年間で100便近く運航。地方空港の中でも静岡空港への実績は最上位にある。
楊支社長は静岡空港について「富士山に一番近い空港として魅力がある」と評価し、「現在、日本とは8カ所(の空港)で定期便があるが、次の目標は静岡」と明言した。
定期便化の可能性については「実現まであと40%。静岡県民にも台湾に来てもらいたい。会社と静岡県の双方の努力が必要」とし、「1年後にはチャーター便を定期的に運航し、その1年後に定期便になれば」と今後の見通しを語った。
川勝知事は楊支社長との面会で、これまでのチャーター便運航に対して感謝し、「定期便になれば素晴らしいこと。国土交通省へ働きかけます」と述べ、来年の旧正月にあたる時期に台湾を訪問することなども約束した。
静岡空港では、開港1年間で186便のチャーター便が運航。うち112便が台湾便で、同社が100便近くを占める。同社は現在、日本国内で成田、札幌、名古屋、大阪、沖縄など8カ所で定期便を展開している。
2077
:
チバQ
:2010/06/05(土) 11:40:31
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100604/bsd1006041622018-n1.htm
航空会社のスターフライヤー 資本金取り崩し、累損を一掃
2010.6.4 16:22
新興航空会社のスターフライヤー(北九州市)は4日、資本金48億円と資本準備金9億円を取り崩し、累積損失を一掃させると発表した。22日開催予定の株主総会で議案を提案する。10年3月期の累損は55億円に達していたが、今期以降、株主配当ができるよう財務の健全化を急ぐことにした。
同社は、国際チャーター便の運航などを積極的に展開したことで、10年3月期決算で最終利益2億円を計上。06年3月の就航後初めて最終黒字を達成した。11年3月期も2億円の最終黒字を見込むなど安定的な収益を確保できる見通しが立ってきた。
議案が承認された後の資本金10億円、資本準備金は5億円となる。
スターフライヤーは、北九州空港を拠点に羽田便などを展開。
2078
:
名無しさん
:2010/06/05(土) 14:19:00
凄い勢いで沈められてしまったな。 いやぁまいった、 まいったw
2079
:
チバQ
:2010/06/05(土) 18:35:13
具体的な場所まで候補に上がってるんですね
http://mainichi.jp/select/today/news/20100605k0000e040057000c.html
成田空港:新ターミナル検討 格安航空会社専用
2010年6月5日 15時0分 更新:6月5日 15時30分
成田国際空港会社(NAA)は、現在ある第1、第2ターミナルとは別に、格安航空会社(LCC)専用の旅客ターミナルビルを新設する方向で検討を始めた。10月の羽田空港の国際線発着枠拡大を控え、「競争力強化にはLCC誘致が不可欠」と判断した。国土交通省も対応を急ぐよう指示しており、早ければ今秋にも具体的な計画を策定する。【山田泰正、斎川瞳】
NAA経営計画部によると、専用のターミナルビルを建設した場合、どれくらいの就航希望があるか、韓国、中国、インドネシア、マレーシアなどのLCC約20社を対象に近く需要調査を実施する。9月にロンドンで開かれるLCCの国際会議で各社の意向を聞き取り、ターミナル建設を最終的に判断する。
最有力の候補地は整備地区。現在は使われていないNAA所有の貨物上屋3棟を改装して暫定利用する計画が浮上している。搭乗手続きカウンターや待合室、飲食施設のほか、入管・税関などの業務スペースも設ける予定で、関係機関と調整を進めている。欧米から乗り入れ要望の強い自家用ビジネスジェット機のターミナルも併設。工期は2年程度を見込む。
着陸料や施設使用料について、従来より引き下げたLCC向け料金体系の導入も検討中。NAAの村山憲治経営計画部長は「LCC就航は新たな需要を喚起し、利用者増が期待できる」と話している。
◇ことば LCC
格安航空会社(ロー・コスト・キャリアー)。従来の大手航空会社と違い、人件費や営業・販売費など運航にかかるコストを抑えることで運賃を低く設定する。機内食を有料にするなど、旅客サービスも簡素化する例が多い。アジア諸国で成長が著しく、アジア地域では国際線旅客輸送量の10%程度を占める。
2080
:
チバQ
:2010/06/05(土) 18:39:31
>日本航空に対しサンフランシスコとホノルルの2便を、全日空に対してはロサンゼルスとホノルルの2便を割り当てる方針
ビジネスは羽田・観光は成田の方針と最初から食い違ってるような・・・
まあ、夜遅くに日本を経てるのはホノルル便にはめちゃくちゃメリットありますけど
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4445157.html
羽田の米路線、JAL・ANAに各2便認可へ
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 10月から新たに開設される羽田空港とアメリカを結ぶ航空路線について、国土交通省は日本航空と全日空にホノルルやアメリカ西海岸を結ぶ直行便を認可する方針を固めました。
羽田空港の4本目の滑走路が10月から運用開始されるのに伴い、日米両政府は羽田とアメリカを結ぶ路線について、両国の航空会社にそれぞれ1日4便ずつ認めることで合意しています。
これを受け、国交省は日本航空に対しサンフランシスコとホノルルの2便を、全日空に対してはロサンゼルスとホノルルの2便を割り当てる方針を固め、両社に通知しました。いずれも10月31日から就航することになります。
しかし、全日空は4枠全便の割り当てを要望していて、今回の方針を不服として異議の申し立てなどを検討するもようです。
アメリカ側はすでに、ロサンゼルス、デトロイト、ニューヨーク、ホノルルの4路線をアメリカの航空会社3社に認可すると発表しています。羽田とアメリカを結ぶ定期便は、1978年以来32年ぶりのことで、羽田空港の利用客の利便性が高まることが期待されます。(05日11:38)
2081
:
チバQ
:2010/06/08(火) 21:23:55
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100608/trd1006081927012-n1.htm
関空と米国の懸け橋に デルタ航空がシアトル便、9年ぶり復活
2010.6.8 19:25
関西空港と米西海岸のシアトルを結ぶデルタ航空の定期便(週7便)が8日就航し、関空で記念式典が行われた。同路線はノースウエスト航空(デルタ航空と合併)が平成13年に休止して以来、9年ぶりの復活。北米便の減少が目立つ関空にとって待望の就航で、関係者らは「関西との懸け橋に」と期待を寄せた。
式典でデルタ航空のジェフリー・バーニアー日本支社長は「必ず成功させ、関空からの路線をもっと増やしたい」とあいさつ。関西国際空港会社の福島伸一社長は「次はニューヨークをはじめとする米東海岸への便を」と期待感を示した。
関空会社によると、関空の米国本土便は、ピークの10年には6都市へ週63便あったが、米中枢同時テロなどを機に減便が続き、ユナイテッド航空のサンフランシスコ便(週7便)だけになっていた。
2082
:
チバQ
:2010/06/09(水) 21:53:47
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100609/biz1006091051004-n1.htm
パイロット搭乗時間保証カット 日航、高給温床の“特権”にメス
2010.6.9 10:50
会社更生手続き中の日本航空は、人件費削減に向けた賃金制度改定案について、労働組合側との交渉に入った。改定案では、高給批判が強いパイロットについて、実際の勤務時間とは関係なく一定の手当を支給する「搭乗時間保証」などの“特権”を大幅に削減する方針だ。
日航の賃金体系は、基本給よりもさまざまな職種によって設けられた諸手当が手厚い仕組みになっている。パイロットの場合、機長は月80時間分、副操縦士は月65時間分の搭乗手当を保証。「実際の勤務時間よりも保証時間の方が長く、実態とは乖離したパイロットの高給の温床になっている」(日航の客室乗務員)という。
このほか、客室乗務員にも月50時間分の保証がある。また整備士には、屋外での整備や燃料タンクの整備など業務ごとに手当が支給されている。
経営側は、これまでも手当の削減を求めてきたが、8つもある労組が激しく抵抗。パイロットの手当削減をめぐっては、「安全運航に支障が出る」として訴訟にまで発展したケースもあり、こうした“既得権”が日航の高コスト体質の大きな要因になっていた。
日航では、会社更生法の適用で経営破綻し、公的資金の投入を受けることから、「対外的に理解を得られない手当の削減や廃止は避けられない」と判断した。
手当以外にも、労組との取り決めで実施しているパイロットの自宅と空港間をタクシーで送迎する待遇も打ち切る方針。
日航は、既得権にメスを入れることで、高コストを批判している取引先金融機関の理解を得て、8月に更生計画を提出し、追加融資などの協力を取り付けたい考えだ。
2083
:
チバQ
:2010/06/10(木) 00:32:32
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100609-OYT1T00892.htm
世界最大の旅客機32機、UAEから追加注文
【パリ=林路郎】欧州航空機メーカー・エアバス社(本社・仏トゥールーズ)は8日、同社製の世界最大の旅客機「A380」32機を115億ドル(約1兆350億円)でアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空から追加受注したと発表した。
エミレーツ航空はこれでA380を計90機発注。すでにソウル、バンコク、シドニー、オークランド、ロンドン、パリなどの路線に就航させている。
(2010年6月9日19時19分 読売新聞)
2084
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/06/10(木) 11:29:25
>>1780
安保スレの相応しいかもだけど。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100610ddlk13010291000c.html
米軍横田基地:石原知事「横田空域の全面返還を」 /東京
石原慎太郎知事は9日、都議会定例会の一般質問に答え、在日米軍横田基地上空周辺の「横田空域」について
「空域及び管制業務の早期全面返還を米政権に強く働きかけて実現するよう、国に求める」との意向を改めて強調した。
横田空域は在日米軍が管制権を握っているため、民間航空機が迂回(うかい)を迫られるなど影響が大きい。
06年の日米政府合意で08年9月に空域の2割が返還された。全面返還についても、09年度内に返還に必要な
条件を検討することになっていたが、具体的な進展はみられないのが現状。
石原知事は「空の管制が外国に委ねられている現状は異常」「米軍は戦勝の記念品といってはばからない」などと
持論を展開。前原誠司国土交通相から要請があり、話し合ったことも明かしたうえで「民主党の諸君もぜひ協力して
いただきたい」と答弁を締めくくった。【石川隆宣】
〔都内版〕
毎日新聞 2010年6月10日 地方版
2085
:
チバQ
:2010/06/11(金) 23:53:38
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100611/mcb1006110505015-n1.htm
国境越えた航空合併へ意欲 豪カンタスと英ヴァージン (1/2ページ)2010.6.11 05:00
豪カンタス航空のジョイス最高経営責任者(CEO)と英ヴァージン・アトランティック航空のリッジウェイCEOはそれぞれ10日までにインタビューに応じ、コスト削減や便数増加に向けた取り組みの一環として、両社の合併に向けた交渉に前向きに臨む姿勢を示した。
両CEOのインタビューはベルリンで開かれた国際航空運送協会(IATA)の年次総会に合わせ現地で行われた。
カンタスのジョイスCEOはヴァージンとの合併案に好意的な反応を示し、「誰にとっても魅力的な話だ」と語った。ただし、「簡単にいかないことは分かっている。国境を越えた航空会社の合併も前例がないが、将来には実現するだろうし、カンタスが先頭を切るつもりだ」と述べ、実際の交渉手続きについては「しばらく先のことになる」と話した。
一方のヴァージンは、北大西洋地域における他社の攻勢が悩みの種だ。最大の競合相手である英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とアメリカン航空の事業提携強化や、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併など、航空業界では再編の動きが進んでいる。
ヴァージンのリッジウェイCEOは「当社はまだ小企業であるため、成長の可能性を探っていくつもりだ。大企業との合併もあるかもしれない。まず今後18カ月間は業界の動向を見守りたい」と述べた。
カンタスは08年にBAとの合併協議を行ったが、株式の分割で合意に至らず破談に終わっている。合併が実現すれば、総売上高240億ドル(約2兆1900億円)、保有機材500機の巨大航空会社が誕生していた。問題は収益力ではBAが勝っていたものの、時価総額はカンタスの方が高かったことにある。
BAはその後、スペインのイベリア航空と合併統合している。
北欧最大手スカンジナビア航空の親会社SASグループのマッツ・ヤンソンCEOは、2011年以降に欧州の航空各社で合併が活発化するとの見方を示す。リセッション(景気後退)の影響による打撃が大きいことを指摘し、合併を行うには「今年はまだ時期尚早」と述べた。(ブルームバーグ Steven Rothwell、Cornelius Rahn)
2086
:
チバQ
:2010/06/11(金) 23:56:27
>>1915
>>2066
http://haneda.keizai.biz/headline/576/
エア・アジアX、羽田〜クアラルンプールに年内就航か−海外メディアが報道
(2010年06月10日)
アジア地域のメディア各紙は今週、マレーシアのLCC(格安航空会社)大手「エア・アジア」(QZ)傘下で長距離路線を運航する「エア・アジアX(エックス)」(D7)が年内にも羽田〜クアラルンプール線に就航する見込みだと報道している。
マレーシア国内紙の「The Star」・通信社のAFP・オーストラリアの航空専門メディア「Center for Asia Pacific Aviation」などが、同社が羽田空港の今年10月の本格国際化以降、日本とマレーシアの航空当局間ですでに合意した運航枠の中での新規就航の準備を進めていると伝えるもの。新路線はすでにマレーシア当局からの承認を受けており、日本政府からの認可を待って正式決定するとしている。現在までに同社から新路線就航にかんする発表は行われていない。
同社は2007年に運航開始。クアラルンプールを拠点にオーストラリア・中国・インド・イギリスなどの都市に格安運賃で旅客便を運航している。以前より日本への就航にも意欲をみせており、これまでにも札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の主要都市のほか、茨城空港・静岡富士山空港への就航を検討していることも表明していた。
羽田空港の国際化に向けた新しい運航枠においては、日本とマレーシアは世界各国との2国間協議では最も早い2008年7月、両国の航空会社がそれぞれ2国間に週7便の定期便を運航可能にすることで合意している。
2087
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/06/12(土) 19:22:45
> 静岡空港の年間利用者が県の需要予測の44%に当たる約61万人にとどまっていることには
> 「需要予測はめちゃくちゃだった」と苦言を呈した
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061201000569.html
静岡空港の運用時間を延長 前原国交相が認可方針
前原誠司国土交通相は12日、昨年6月に開港した静岡空港(静岡県牧之原市など)を視察し、
空港運用時間を1日11時間半から13時間に延長し、5カ所ある駐機場(エプロン)を3カ所増設するとの
県要望を認める考えを示した。
前原国交相は、日本航空が同空港から3月末で撤退後、地域航空会社フジドリームエアラインズが
路線を引き継いだことなどを挙げ「さまざまな営業活動の結果、うまく使われている」と評価。誘致を進めている
チャーター便は、受け入れきれずに断るケースも出ていると指摘した。
一方、静岡空港の年間利用者が県の需要予測の44%に当たる約61万人にとどまっていることには
「需要予測はめちゃくちゃだった」と苦言を呈した。
静岡空港に先立ち、同県御前崎市の御前崎港も視察。来年度以降に集中投資する全国約40の
重点港湾の選定では「民間の経営の視点を取り入れていることと、今後の(貨物量の)伸びしろが必要」と
あらためて述べた。
2010/06/12 18:48 【共同通信】
2088
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/06/13(日) 09:31:07
>>2087
お、評価してたのか?
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001006130001
静岡空港の運営評価/前原国交省
2010年06月13日
港湾整備などで「選択と集中」を掲げる前原誠司国土交通相が12日、静岡空港と御前崎港を視察した。
各地の空港が需要予測を下回るなか、開港1年を迎えた静岡空港について「うまくやっていただいている」と
評価。県が計画する運用時間の延長や駐機エプロンの増設の実現に、前向きな姿勢を示した。
「新しい空港は造らないが、造ったものは徹底的に利活用する」。空港に対する基本姿勢をそう話した
前原国交相は、静岡空港が川勝平太知事のトップセールスなどでチャーター便を積極的に誘致している点
などを評価した。需要予測を大きく下回るが、「当初の予測自体がむちゃくちゃ。それをベースに議論しても
意味がない」とした。
県側が求める1日13時間への運用延長案については、必要となる管制官の増員などで協力する姿勢を
示した。駐機エプロンを5から8に増設する案にも「要件が整えば認可したい」との考えを示した。
国は全国に103ある重要港湾から約40の重点港湾を選ぶ方針で、御前崎港について前原国交相は
(1)管理の効率的一体化(2)港利用の伸びしろを高める――ことを要望。同行した川勝知事は、指定管理者
制度の導入や、港周辺にある工場の増産計画、東名高速に接続する周辺道路の整備などを伝えて
アピールした。
2089
:
名無しさん
:2010/06/13(日) 20:37:38
↑の中で■前原国交相は「FDA及び”鈴予グループ”に感謝します…」と爆弾発言!
無視できない発言だ!昨夕TVで見てびっくりした。公平な立場であるはずの行政のトップがこの選挙前に、
管轄監督内の一民間営利企業をドッコイショする!一体民主はどういう神経と資質を持っているんだろう。
裏を勘ぐられて当然の発言であり、危機管理もない。多分利権のためだろうととられても文句は言えない。
(同様に、)
■津川祥吾 国土交通大臣政務官。「プロフィールに載せてはいないが、鉄道会社に勤務していた」と昨日の職員向け挨拶にて本人から発言あり。(二階堂ドットコム)
↑”国土開発”のほかに勤務があったのか?国土”交通”省での挨拶(6/10)で公表するとは?一体どういう感覚と意図があるのかと驚いてしまう・・・。
国土開発の大株主が西武鉄道である事実を拡大(歪曲)して省内で宣言したとなると、上の前原発言と同様、看過できない大問題だ!
(こうなると党内の危機管理と良識の欠如ではなく「確信的な姿勢」じゃないかと思ってしまう・・・)
2090
:
名無しさん
:2010/06/14(月) 09:51:03
静岡空港は鈴与がテコ入れしてくれてなんとか保ってるんだろ。(一般の誤解)
↑
石川知事時代からの約束で地域総合整備財団のふるさと融資制度の国税を県が起債して、現在計 98億 円の機器購入費を県が融通し利払いも県費で払っている。
県の方が鈴与を地方財政法まで違反して支援しているのが事実である。しかもFDAのこの1年の平均搭乗率は約48%であった。
鈴与は直接「航空事業者」ではないし、国民が知らないし知る必要のない親会社の全国CMを6/12担当大臣がするのは間違っている。
津川祥吾も国土開発の親会社に勤務していたと何を敢えて挨拶で省内に言うのか、公平を旨とすることは無視してよい(といっているのか?)とも取れる。
2091
:
チバQ
:2010/06/14(月) 21:32:06
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163501-storytopic-26.html
離島航空運賃3〜5割引きへ 県、10月から社会実験開始2010年6月14日
県は沖縄特別振興対策調整費(特別調整費)を活用して、中核病院や高校がない小規模離島の航空運賃を3〜5割引きする社会実験を10月から始める。割り引き差額分を、県が航空会社に直接補填(ほてん)する初の試み。県は2030年の将来像を示した「沖縄21世紀ビジョン」に離島の定住条件を改善するため交通費軽減を掲げており、ビジョンの夢を前倒しで実現する格好となった。
対象地域は那覇と南・北両大東、粟国などを結ぶ6路線。現行の割引運賃から住民と旅行者は3割引き、高校生は5割引きする。利用者数は現状から3割増の年間23万人以上を見込む。県企画部は「定住条件の向上と同時に、都市との交流促進や観光客の増加が図られ、島の産業振興、雇用創出が期待できる」と話す。
10年度の事業予算は6カ月分の4億7700万円。11年度は1年分の約10億円が見込まれるが、継続事業が好ましくないとされる特別調整費を財源とする予算措置に、事業の存続を不安視する声もある。ある県幹部は「社会実験後に運賃を元に戻せば離島社会が混乱する。今後国からの財政措置がない場合、県の厳しい財政から捻出(ねんしゅつ)することになり、事業継続は難しくなる」と懸念を示す。
12年3月に期限が切れる沖縄振興計画に関する県の総点検報告書は、離島交通について「運賃の低減化を図る新たな仕組みの構築」が必要だと明記している。
川上好久企画部長は「社会実験で経済効果が立証されれば、沖振計後の新たな計画の中で事業化に期待が持てる。船舶やほかの大規模離島などへの適用拡充も模索したい」と述べ、ポスト沖振計で恒常的な事業化を目指す姿勢を示した。(宮城征彦)
2092
:
チバQ
:2010/06/15(火) 22:53:43
http://haneda.keizai.biz/headline/579/
スカイマーク新路線、北九州〜羽田の到着は深夜0時に−8月10日より
(2010年06月15日)
スカイマーク(大田区羽田空港1)が8月10日に就航する新路線・北九州〜東京線の羽田空港到着時間が深夜0時になることが決まった。
同社が今年5月に就航を発表していた同路線の8月期の運航スケジュールが確定したもので、羽田出発=21時40分・北九州到着=23時20分、北九州出発=22時20分・羽田到着=深夜0時となる。羽田空港到着時刻は現在(6月)、関西空港から到着するJALの最終便よりさらに40分遅く、国内定期便では最も遅い時刻となる。
同社は今月より羽田〜那覇線に深夜0時羽田出発の便を増便するなど、深夜早朝時間帯の国内便の運航を積極的に進めている。羽田・北九州・那覇などの24時間空港の機能を生かし、これまで運航がほとんどなかった時間帯における航空需要の喚起を目指す。
羽田空港では今年10月の本格国際化に伴って深夜時間帯における国際線の運航が予定されており、それに対応する地上交通サービスの拡充が期待されているが、現時点では各社とも具体的な予定はなく、「フライトの運航時刻や需要予測などを確認した上で検討する」(京急)などとしている。現在の空港発の最終電車は、京浜急行の0時20分発蒲田行き(平日)。
2093
:
チバQ
:2010/06/15(火) 22:54:45
産経らしいなあ
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100615/chn1006151532000-n1.htm
上海−台北「日帰り圏」に 直行便就航、“統一工作”また一歩
2010.6.15 15:26
中国と台湾の間の「三通(通航、通商、通信の直接開放)」進展に伴い、上海と台北の市内中心部にある国内線中心の空港どうしを結ぶ直行便が14日、就航した。15日付の上海紙、東方早報は「上海と台北の日帰り圏が誕生した」と1面トップで伝えた。飛行時間は約1時間半で週28便を運航する。上海市内の虹橋空港と台北市内の松山空港を結ぶ路線はビジネス客中心の「ドル箱路線」になるとみられるが、経済急接近による“台湾統一工作”を狙う中国側が新路線開設で駒をまた一歩進めた形だ。(上海 河崎真澄)
2094
:
荷主研究者
:2010/06/16(水) 22:07:22
>>2039
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005280041.html
'10/5/28 中国新聞
空港アクセス改善へ初会合
--------------------------------------------------------------------------------
広島空港(三原市)と広島都市圏のアクセス改善を官民で検討する協議会の初会合が27日、広島県庁であった。大型連休中の山陽自動車道の渋滞でリムジンバスに欠便が相次いだ事態を受け、「定時性確保」を軸にした対応策を年内にまとめる方針を確認した。
アクセス改善の協議会は、県空港振興協議会(会長・大田哲哉県商工会議所連合会会頭)のワーキング部会として設置され、県やJR西日本、県内5商工会議所など18機関で構成している。
初会合には14機関の代表者が出席。事務局の県が、リムジンバス欠便時の代替手段の拡充や山陽道の渋滞解消策▽代替ルートを確保するための国道2号安芸バイパスや東広島バイパスの整備促進▽軌道系アクセスの必要性―などを検討項目とするたたき台を示した。
委員からは、渋滞が発生する大型連休に絞った対策や、対策の効果を検証する社会実験を求める意見が出た。協議会は年内にあと2回開く。
2095
:
荷主研究者
:2010/06/16(水) 22:28:17
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/231532_all.html
2010年05/15 13:14 北海道新聞
乗降客 80万人台割る 女満別空港94年度以来 需要低迷や減便で
【大空】女満別空港の2009年度乗降客数は前年度比13・7%減の76万700人で、1994年度以来15年ぶりに70万人台となった。100万人を割り込んだのは3年連続。
不況による観光需要低迷や昨年3月の日本航空(JAL)の女満別−関西便の廃止、国際チャーター便の激減などが影響した。
女満別空港は1997年度、東京、名古屋、新千歳、丘珠のほか、仙台、広島、福岡など季節運航も含め1日最大17往復34便が就航。98年度に過去最高の114万8千人が利用した。2006年度まで100万人前後の乗降客数があったが、07年度から減少傾向が続く。
09年度の旅客数はビジネス客の多い新千歳便は前年度比0・4%減の14万2600人。東京便も同2・3%減の49万5800人。JALが昨年廃止し、全日空が季節運航する関西便は同79・6%減だった。08年度78便が発着した国際チャーター便は中国南方航空の広州往復2便だけだった。
女満別空港ビルの三輪高志常務は「観光需要は徐々に戻っており、(近いうちに)年80万人程度には回復する見通し。国際チャーター便も数年の間に経済が好調な中国などから年100便前後運航されるようになるだろう」と話した。(近藤憲治)
2096
:
チバQ
:2010/06/17(木) 22:29:43
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100617/bsd1006171851016-n1.htm
日航、旅行子会社2社を統合へ 海外ジャルパックと国内ツアーズ2010.6.17 18:50
会社更生手続き中の日本航空は17日、国内旅行子会社のJALツアーズと海外旅行子会社のジャルパックの2社を来春にも統合させる方針を固めた。経営再建に向けて子会社の統廃合を進めており、国内と海外で分かれた旅行子会社を一体化し効率化を図る。8月末に提出する予定の更生計画に盛り込む方針だ。
JALツアーズは日航が81・4%を出資。国内旅行を中心にしたツアー商品の販売を手がけている。2009年度の旅行取扱高は1227億円で、業界9位。ジャルパックは日航が78・7%を出資し、海外パックツアーを扱っている。日本で初めてパックツアーを売り出したことで知られるが、取扱高は672億円で業界20位。2社が経営統合すると、取扱高は単純計算で1899億円となり、業界8位になる。
日航はホテル子会社の売却を検討しているが、旅行子会社は、本業の航空事業との相乗効果が大きいと判断し、統合し傘下に残すことにした。月内にジャルパックの大西誠社長がJALツアーズ社長を兼務する人事を発令し、統合の準備を進める。
旅行代理店は、消費者の節約志向に加え、ネット販売の台頭で、経営環境は厳しさを増しており、人事などの間接部門の統合や販路の統合で収益性を高め、生き残りを目指す。
2098
:
チバQ
:2010/06/19(土) 10:52:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1276034125175_02/news/20100609-OYT8T00205.htm
上海便両首脳の決断
王氏「会談2人だけで」県の支援策「今後も協議」
王董事長と就航の覚書を交わす橋本知事(中央左)。トップ会談で就航を実現させた(6日、上海市内で) 家電量販店などが立ち並ぶ上海市中心部・長寧路のビルに設けられた記者会見場。赤いチャイナドレスに身を包んだ女性を伴い、橋本知事と春秋航空の王正華董事長(会長)が登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。
6日午前10時(日本時間6日午前11時)に始まった記者会見では、「茨城を選んだのは、5回も当選している知事への信頼が大きかった」と持ち上げる王董事長に、橋本知事は「今回の就航は上海市民と中国国民にとってすばらしい機会になる」と応じ、固い握手で就航の覚書を交わした。
会見前日の5日午後4時過ぎ。上海虹橋国際空港に近い春秋本社の2階応接室で、上海入りしたばかりの橋本知事は王董事長との会談に臨んでいた。随行の県幹部らもシャットアウトした2人だけのトップ会談は春秋側の強い希望だった。
最大のテーマは就航に向けた県の支援策。関係者は「合意文書をどういう表現にするか。会見でお互いが何をどこまで話すか。トップ同士が腹を割って詰める必要があった」と話す。会見などで、予期せぬ発言が飛び出す可能性もあったためだ。
会談は1時間余り続いた。事前に双方で調整していた内容が修正されることはなかったが、橋本知事は6日の会見で「支援策は空港利用にかかるものや観光バスにかかるものなど、これから協議を重ねていく」と述べ、着陸料など空港使用料補助や、中国人観光客向けの観光バスの運行に含みを持たせた。
就航表明を受け、県と春秋は国土交通省や防衛省と就航時期や運航時間について協議を加速させる。春秋の運航は、2か月限定の「プログラムチャーター」。しかし、王董事長は「(運航期間中に)定期便の認可が間に合わなければ、またチャーターを続ける」と定期便就航に意欲を見せる。
春秋は中国国内で片道99元(約1500円)などの低運賃が最大の武器で、日本からの上海便は片道1万円を切るとの観測もある。橋本知事は会見でこう語った。「機内でゆっくりワインを楽しむというこれまでの飛行機の使い方は今、根本から変わっている」
(2010年6月8日 読売新聞)
2099
:
チバQ
:2010/06/19(土) 10:53:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1276034125175_02/news/20100609-OYT8T00207.htm
「情」と「理」計りつつ交渉
人脈とビジネス感覚と
共同記者会見で低運賃運航に強い意欲を見せる王董事長(6日、上海市で) 今年1月中旬、春秋航空の王正華董事長は県の招待を受け、橋本知事と初めて対面した。県は、春秋が国際線の運航免許を取得した昨年7月以降、就航に向けた働きかけを本格化。王董事長は「あみプレミアム・アウトレット」(阿見町)や家電量販店「ケーズデンキ」などを視察して回り、特に牛久大仏(牛久市)に関心を示したという。
県はその後も、知事と王董事長との書簡のやり取りを続けるなど人脈づくりに腐心した。6日の上海での共同記者会見に合わせて、偕楽園や袋田の滝に混じり、牛久大仏の写真を掲載した中国語のパンフレットを用意する気遣いも見せた。王董事長は会見で、茨城空港へ就航を決めた理由について「橋本知事は古い友人」と強調した。
中国・北京から南西に約300キロ。河北省の省都・石家荘市にある公営空港「正定(ジョンディン)空港」で今年5月、1日1便だった春秋航空の上海便が2便に増便された。空港側は100万人来訪者が増えれば、日本円で120億円の経済効果があると試算しているという。関係者は「増便に当たり、空港側から春秋へ支払っていた奨励金が、1便当たり数十万円上乗せされたようだ」と説明する。
5日、上海で行われた橋本知事と王董事長とのトップ会談で、王董事長は正定空港の例を引き合いに出し、暗に就航支援策の強化を県に要請した。ただ、県は直接的な金銭支援は議会や県民の理解を得にくいと判断。支援策のメニューは用意しているものの、具体的な詰めは今後行うことでひとまず落ち着いた。
人間関係を重視する「情」と、冷徹なビジネス感覚という「理」を併せ持つ春秋。4月には、同社ナンバー2の最高経営責任者(CEO)をはじめ計13人の「調査団」が来日。茨城空港を訪れ、給油や荷物の積み下ろしなど「ハンドリング」と呼ばれる業務にかかるコストなどを細かく確認している。
春秋には、茨城県以外の自治体も就航を働きかけていたほか、シンガポールや韓国・済州島(チェジュド)など他国の空港に就航するとの観測も浮上していた。「春秋にとって最初の国際線。上海万博があり、需要が見込めるこのタイミングで就航を決められなかったら、関心がほかの空港に移りかねなかった」。県幹部はこう振り返り、安堵(あんど)の表情を見せた。
(2010年6月9日 読売新聞)
2100
:
チバQ
:2010/06/20(日) 01:43:03
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100619-OYO1T00654.htm?from=main1
全日空が格安航空会社、関空拠点に来年度にも運航へ
全日本空輸が、国内に低コストで運営する格安航空会社(LCC)を新設し、関西国際空港を拠点に国際線と国内線の運航に乗り出す方向で検討に入ったことが19日、明らかになった。国際線は大手航空会社の半額程度、国内線は高速バス並みの片道1万円以下の運賃を目指す。台頭するアジアのLCCに対抗する狙いがあり、早ければ来年度中にも運航を始めたい考えだ。
新設する子会社は、ANAとは別ブランドとする案が有力で、国際線は中国などアジアを結ぶ路線が中心とみられる。200人前後の中小型機を利用し短距離を中心に運航頻度を増やし航空機の回転率を上げる一方、機内サービスは簡素化し、パイロットには外国人を雇用するなどして人件費を抑え、コスト削減を図る。
施設利用料が安い簡素なLCC専用の旅客ターミナルビル建設を検討するなどLCCを積極的に誘致している関空に拠点を置く方針で、利用料の水準などについて交渉を進めている。
国土交通省は5月にまとめた成長戦略で、日本へのアジアの観光客誘致にはLCCの参入促進が不可欠として、着陸料引き下げや規制緩和などを進める方針を打ち出した。さらに関空の抜本再建策を検討する考えを示しており、全日空はLCC事業化に向けた条件が整いつつあると判断した。
関空は首都圏の空港より発着枠に余裕があり、LCCの誘致を進めている。現在、韓国のエアプサンなど4社が運航しており、7月に就航するシンガポールのジェットスター・アジア航空を合わせると、5社7路線の週42便となる。LCCの発着が増えればアジアの各空港との競争力も高まるとみられる。全日空がLCCの拠点を置くことは、関空の国際ハブ空港化に向けて弾みとなりそうだ。
(2010年6月19日 読売新聞)
2101
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/06/21(月) 08:39:32
> JALという企業が、政治家、地元、官僚が航空産業を食い物にするための巨大な装置だったという事実
> JALの歴代社長や役員たち、…キャリア社員たちは、付加価値を生み出すこともなく、気にくわないことがあれば
> 政治家やマスコミに情報をリークし、いったん決まった人事までもひっくり返す鵺(ぬえ)のような集団
> 民主党が送り込んだタスクフォース・メンバーの言動をICレコーダーで密かに録音し、音声ファイルにして
> 関係省庁にばら撒いていた役員もいた
> 日本政策投資銀行の意を受けて暗躍する財務省の香川俊介総括審議官(以下肩書は当時のまま)、それを
> 毛嫌いして徹底して退ける菅直人副総理、再び大きな事業再生案件を手がけたいと願う旧産業再生機構の
> 出身者たち、「清い水しか飲めない」前原誠司国土交通相、社内で何の力もない西松遙JAL社長、倣岸不遜で
> 馬耳東風の三菱東京UFJ銀行
> 辻元清美国土交通副大臣が、JAL破綻の影響を真剣に心配し、問題に取り組んでいた
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/b659463452a927ac162dc912a041802a/
書評
堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産 大鹿靖明著
〜緻密で粘り強い取材の成果がたっぷりと
- 10/06/21 | 08:00
評者 黒木亮 作家
大鹿靖明氏の著書は、買って損をしたと思わせられることがない。今回も緻密で粘り強い取材の成果がたっぷりと
注ぎ込まれた力作である。
本書は、昨年9月に民主党が政権を獲得したときから、企業再生支援機構の支援を前提に今年1月にJALが
会社更生法の適用を申請し、2月に上場が廃止されるまでの経緯を縦軸に、個々の問題の歴史的背景や関係者の
利害を横軸に描いている。
衝撃的なのは、JALという企業が、政治家、地元、官僚が航空産業を食い物にするための巨大な装置だったという
事実である。年間4593億円の空港整備特別会計は、ロンドン・ヒースロー空港の10倍以上の着陸料や航行援助
施設利用料などの名目で主としてJALとANAから吸い上げられ、地方空港の新設・拡張工事費や全国の空港事務所
やレーダー事務所で働く航空官僚約7000人の人件費などに充当される。この「たかり」の仕組みは、JALよりも
むしろANAに大きな負担になっているという指摘には、暗澹(あんたん)とした気分にさせられる。
一方、JALの歴代社長や役員たち、人事・労務・経営企画・秘書・広報といった本社部門の東大卒を中心とする
キャリア社員たちは、付加価値を生み出すこともなく、気にくわないことがあれば政治家やマスコミに情報をリークし、
いったん決まった人事までもひっくり返す鵺(ぬえ)のような集団だった。民主党が送り込んだタスクフォース・メンバー
の言動をICレコーダーで密かに録音し、音声ファイルにして関係省庁にばら撒いていた役員もいたそうで、タスク
フォースのメンバーは、「実にJALらしい、いけてない話でしょ」と語ったという。
破綻処理が決まるまでの関係者たちの思惑や駆け引きが詳細に描かれている点も興味深い。日本政策投資銀行
の意を受けて暗躍する財務省の香川俊介総括審議官(以下肩書は当時のまま)、それを毛嫌いして徹底して退ける
菅直人副総理、再び大きな事業再生案件を手がけたいと願う旧産業再生機構の出身者たち、「清い水しか飲めない」
前原誠司国土交通相、社内で何の力もない西松遙JAL社長、倣岸不遜で馬耳東風の三菱東京UFJ銀行……。
読んでいて、さもありなんと苦笑させられる。
意外だったのが、この手の問題には疎そうな辻元清美国土交通副大臣が、JAL破綻の影響を真剣に心配し、
問題に取り組んでいたことだ。経営破綻したスイス航空の飛行機が空港で立ち往生した写真を持って「こんなん
なったら日本の信用がた落ち」と、東奔西走する姿は、醜くて情けない話のオンパレードの中で異彩を放っている。
おおしか・やすあき
アエラ編集部。1965年東京生まれ。早稲田大学卒業、朝日新聞社に入社。経済部記者を経て現在、朝日新聞
出版に出向。著書に『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』『ヒルズ黙示録・最終章』。
朝日新聞出版 1575円 327ページ
2102
:
チバQ
:2010/06/21(月) 22:24:16
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100620k0000e020024000c.html
格安航空会社:関空が空港使用料割引へ
関西国際空港=本社ヘリから三村政司撮影 関西国際空港会社は19日、格安航空会社(LCC)誘致を目的に、空港使用料の割引制度を導入する方針を固めた。旅客機をターミナルビルから離れた場所に駐機しボーディングブリッジ(搭乗橋)を使わないことで、通常料金より約1割安くする。乗客はバスでターミナルビルと往復することになり、利便性は低下するが、コスト削減に敏感なLCCの関空便増加を図る。
関空の搭乗橋使用料は離着陸1回につき1万4600円で、空港使用料に含まれる。新規就航の場合、関空の空港使用料は10万円台。搭乗橋を使わなければ、空港使用料が約1割安くなる計算だ。海外でも、搭乗橋のない空港がLCCの拠点となっており、安い空港使用料を実現すればLCCの新規就航につながるとみている。
また、国土交通省の成長戦略会議が5月17日にまとめた最終報告で、関空活性化策として、LCC専用ターミナルの設置などを求めている。ローコストの専用ターミナルが整備されれば、料金の割引幅をさらに拡大でき、就航便数の大幅増が見込める。【清水直樹】
2103
:
チバQ
:2010/06/22(火) 22:34:40
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20100622-OYT8T00412.htm
全日空の格安航空 空港コスト課題
参入検討を表明
全日本空輸の伊東信一郎社長は21日に開いた株主総会で、格安航空会社(LCC)事業に参入を検討していることを正式に表明した。路線の再構築や航空機の入れ替えでコスト削減をはかる一方で、LCCで新たな需要を獲得して攻めに転じる姿勢を明確に打ち出した。ただ、実現には、割高な空港利用料の引き下げなど課題も残っている。(白櫨正一、森田将孝)
伊東社長は株主の質問に答え、「お客様の低価格志向も確実にあるので、日本でどのような形で(LCCを)存続できるか検討を重ねている」と述べた。
マレーシアの格安航空大手、エア・アジア機に乗り込む乗客ら(クアラルンプール国際空港で)=実森出撮影 背景には、羽田や大阪、名古屋など国内10〜12か所の空港に乗り入れ方針を示しているマレーシアのエア・アジアなど、アジアのLCCが日本で存在感を高めていることがある。伊東社長は「欧州やアジアでLCCが台頭し、大きな市場占有率を占めつつある」と述べ、危機感をにじませた。
一度は検討を凍結した全日空を再び後押ししたのは、国土交通省が示した成長戦略だ。低コストで利用可能なLCC専用ターミナルの整備や、割高な着陸料の引き下げなどの具体策を盛り込んだ。
一方、全日空がLCCの拠点としたい関西国際空港は、2009年から新規で国際線を就航する航空会社の着陸料の実質無料化に踏み切った。利用料が安くなるLCC専用のターミナル建設も検討を始めた。
ただ、いずれも「継続性や実現性が見極められない」(全日空幹部)ことが参入への足かせになっている。関空の着陸料の実質無料化も来年までの期間限定で、延長には関空を経営支援している財務省が難色を示している模様だ。
会社更生手続き中の日本航空の管財人が、売り上げの1割以上を占める割高な着陸料や航空機燃料税を問題視して引き下げを求めるなど、航空会社だけでは解決できない高コスト構造が経営を圧迫してきた面もある。国がこうした高コスト構造の改革などをどこまで実現できるかが、全日空のLCC参入の成否を左右しそうだ。
(2010年6月22日 読売新聞)
2104
:
チバQ
:2010/06/22(火) 22:36:22
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/237840.html
HACの函館−釧路、函館−旭川線 不採算で休止想定 第三者機関(06/22 06:44)
経営再建中の日本航空が、道と共同出資する北海道エアシステム(HAC)の経営から撤退する問題で、HAC経営黒字化の前提として、採算の取れない函館−釧路、函館−旭川の2路線の休止が想定されていることが21日、明らかになった。
道が道議会予算特別委員会で、自民党・道民会議の柿木克弘氏(美唄市)に答えた。
公認会計士ら第三者機関による事業見通しで想定されているもので、丘珠空港に発着便を集約した場合や、丘珠と新千歳空港を併用する場合のいずれも黒字化が可能と分析しているが、2路線の運航継続は想定されていないという。
一方、新たな路線として丘珠−利尻などが想定されていることを明らかにした。道は経営見通しを参考に、9月までにHACの事業計画をまとめる方針。
2105
:
チバQ
:2010/06/22(火) 22:37:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20100622-OYT8T00045.htm
重さ世界一「アントノフ」
中部空港に初の立ち寄り
初飛来した巨大なアントノフAn225=尾賀聡撮影 世界一重い航空機と言われる「アントノフAn225」が21日、中部国際空港(常滑市)に飛来した。国内では今年2月、ハイチ大地震の復興支援のため防衛省がチャーターして成田空港に姿を見せて以来、2度目の飛来となる。
アントノフは旧ソ連・ウクライナ共和国で開発された。エンジンが6基装備され、ジャンボ機(71メートル)より10メートル余り長い全長84メートル、全幅88メートル、重さ175トン。自重も含めて600トンまで積み込んで飛行できる。アントノフ航空が所有し、現在世界で1機しか運航されていない。
この日は、タイ・ウタパオ空港からアメリカ・アンカレジ空港への途中、給油のため立ち寄った。スカイデッキには世界一重い航空機をひと目見ようという航空機マニア約500人が詰めかけ、盛んにシャッターを切っていた。
(2010年6月22日 読売新聞)
2106
:
とはずがたり
:2010/06/24(木) 22:47:21
チバQ
>>1548
さん,はネ申!!
自衛隊に県から圧力掛けて貰う為の行動の可能性もある?
茨城空港、国内線ゼロに? スカイマークが神戸線運休へ
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY201006240441.html
2010年6月24日21時27分
スカイマークは24日、茨城―神戸線(1日1往復)を9月から運休すると発表した。4月16日に就航したばかりだった。航空自衛隊基地と共用する茨城空港の運航に制約があるためとしている。3月に開港した茨城空港の唯一の国内線だが、4カ月余りで再び国内線がなくなる恐れがある。
同社によると、7月末に予定される空自のイベント「航空祭」の際にダイヤの変更を求められたという。同じ機材を使う後続の路線のダイヤに影響があるため拒否しようとしたが、認められず、変更を余儀なくされる可能性がでているという。
茨城空港は空自百里基地との共用で、自衛隊機と民間機の管制は空自に一元化されている。同社は「現状の運用では今後検討している増便にも支障がでる。運用が見直されるまでは運休せざるを得ない」(営業推進部)と運航再開に含みも残している。
2107
:
荷主研究者
:2010/06/26(土) 17:43:57
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100531/CK2010053102000004.html
2010年5月31日 中日新聞
直行バスを運行 県庁と松本空港間
県庁と松本空港を結ぶ直行バス=松本市で
地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡県牧之原市)が6月1日、県営松本空港(松本市)に就航するのに合わせ、川中島バス(長野市)は同日から来年3月末まで、県庁と同空港を結ぶ直行バスを毎日運行する。観光客や出張者など、北信地域からの空港利用者の需要増を見込み、バスは同区間を1日2往復する。
バスは30日に松本市内のホテルであった就航記念パーティーで披露された。車体側面にはFDAの航空機をデザイン。赤、白、黄の3色に塗り分けられた機体が大空を飛ぶ姿を描いている。
県庁発は札幌便、福岡便の発着時間にあわせて午前6時50分と午前11時で、所要時間は約1時間半。途中、JR長野駅や川中島古戦場、長野インター前などに停車する。
乗車予約は不要で、料金は片道で大人1500円、小学生以下は750円。県外からの空港利用者を長野市へ呼び込むねらいもあり、運行を担う川中島バスは「FDAや自治体とも連携し、空港活性化に一役買えれば」としている。問い合わせは同社=電026(254)6000=へ。
(安藤孝憲)
2108
:
チバQ
:2010/06/27(日) 00:28:08
>>2106
理由が祭りってのもなあ
訓練とかなら仕方ないけど
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003134562.shtml
スカイマークの対応に自治体困惑 神戸-茨城便運休など
4カ月余りで国内線がなくなる茨城空港。スカイマークの発着便を目当てに1日約4千人の観光客が訪れる=茨城県小美玉市与沢
「自衛隊から運航ダイヤの変更を求められた」という前代未聞の理由で、スカイマーク(SKY)は神戸‐茨城線を8月末で運休する。就航からわずか4カ月半。4月にも神戸‐福岡線を2カ月で運休するなど“想定外”の対応を繰り返す同社に、神戸市などは困惑を隠せない。ベンチャー企業の同社は大手とは違う経営戦略を持っており、空港を活性化の起爆剤としたい地元自治体との意識のずれは大きい。
(高見雄樹、前川茂之)
「撤退はもう決まったこと」
茨城線廃止発表から一夜明けた25日、同社幹部はさらりと語った。神戸‐茨城線の運航計画変更届は、国土交通省航空事業課にまだ提出されていないが、今後手続きを進めるという。
同社は廃止の理由を「(茨城空港を共用する)航空自衛隊から、7月25日に予定される『航空祭』当日の運航ダイヤ変更を求められた」と説明する。
これに対して防衛省航空幕僚監部は「当日は空港周辺の道路が渋滞するので、利用客が乗り遅れないよう30分程度の変更を提案しただけ。発着時間を指示してはいない」と反論する。
SKYの言い分はこうだ。茨城発神戸行きが遅れると、同じ機体を使う神戸発那覇行き、那覇発福岡行きも玉突きで遅れる。福岡への到着時に羽田からの便も重なると、整備士を増員するなど運航コストの上昇につながる‐。
「1回だけならいいが航空祭は毎年あり、ほかの行事もあると聞く。低コスト運航で運賃を下げ、新たな客を増やすという経営が成り立たない」と幹部は言い切る。
一方、地元自治体には動揺が広がる。「こんな事態が続くと、思い入れのあるPRはできない」と神戸市の担当職員はつぶやいた。物産展の開催や観光業者への営業など、茨城県側と連携し集客を進めてきた矢先だった。
日本航空(JAL)が撤退した神戸空港にとって、SKYの存在は大きい。7月9日には神戸‐札幌・旭川便が就航し、さらに羽田や那覇便の増便を打ち出しているが、市は「また振り回されないか心配」と明かす。
SKYの相次ぐ方針転換に対し、大手航空会社の社員は「利用者のニーズや期待を無視する経営は、公共交通機関としてどうか」と批判的だ。
しかし、SKY幹部は「物産展や観光PRはありがたいが、われわれは移動に特化したサービスを追究している。茨城空港では、安定的に運航できる仕組みこそ重要で、自治体も発想を変えてほしい」と主張している。
(2010/06/26 14:35)
2109
:
チバQ
:2010/06/27(日) 00:29:00
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100626ddlk08020216000c.html
茨城空港:スカイマーク運休 県の説得困難か 知事、基地に善処促す姿勢 /茨城
スカイマーク(本社・東京)が茨城空港に定期就航している神戸便を8月末で運休すると発表したことを受け、橋本昌知事は25日会見し、「再開に向けてがんばっていきたい」と、神戸路線維持に努力する考えを示した。また、上月良祐副知事は同日、同社を訪問し、運休決定の「再考を切に願う」と要請書を提出した。
上月副知事は西久保慎一社長には会えず、要望書は担当者に手渡したという。同社は百里基地航空祭(7月25日)に絡みダイヤ変更を求められたことを運休理由の一つに挙げており、防衛省の対応に変化がなければ、県の説得は厳しそうだ。
航空祭を理由にダイヤ変更を求めたことについて同省航空幕僚監部広報室は「観覧者が多く、渋滞で乗客が遅れてしまうことに配慮し、便の時間をずらした方がいいのではと提案した」と説明した。
航空祭当日の対応について、韓国・ソウル便を運航するアシアナ航空は午前のダイヤを午後に変更。スカイマーク社は「機材繰りの都合上、ダイヤ変更なく飛べるよう調整中」としている。
会見で橋本知事は、ダイヤ変更を巡る摩擦について「公共交通機関の役割をしっかりと自衛隊にも認識してもらう必要がある」と述べ、基地側に改善を促す姿勢を示した。
また、橋本知事は運休について24日午後1時ごろ知り、西久保社長と連絡を取ろうとしたがうまくいかないまま同日夜の発表を迎えたことを明かした。【鈴木敬子】
2110
:
チバQ
:2010/06/27(日) 00:29:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100626/CK2010062602000122.html
スカイマーク神戸便『運休』 『公共交通最優先に』
2010年6月26日
運休表明から一夜明けた25日、茨城空港に到着したスカイマーク便=小美玉市で
茨城空港(小美玉市)で唯一の国内定期路線の神戸便について、スカイマークが9月からの運休を表明した問題が大きな波紋を広げている。橋本昌知事は25日、同社に再考を要請。同社は運休する理由を、航空自衛隊百里基地との共用空港のため運航に制約があるとしており、知事は防衛省に配慮を求める考えも明らかにした。参院選の候補者からは同空港をめぐり、路線拡大に向けた工夫の必要性や、廃止検討などの意見が出た。
スカイマークが空自との間で運航調整が必要な例として挙げている行事の一つ「航空祭」は七月二十五日に開かれる。防衛省は同社にダイヤの変更を提案し、協議している。
同省は「例年十万人が来場して道路が大渋滞し、乗客に迷惑がかかる。だが、提案は強制ではない」と説明する。
一方、格安運賃を売りにする同社は機体を最大限活用し、コスト削減を図っている。同社によると、神戸便は神戸に到着後、引き続き沖縄や羽田にも運航するため、「茨城での変更が玉突きで全体に影響する」という。
茨城便を増便することで黒字化する戦略を描いていたが、航空祭をめぐる調整を例に、「自衛隊の指揮下で運航しなければならない。増便に消極的にならざるを得ない」と運休の理由に挙げる。
県庁で取材に応じた橋本知事は、スカイマークの意向について、「空港の使い勝手が悪い、LCC(格安航空会社)として機敏な対応をするには向いていないと感じたようだ」と話した。また、「防衛省の立場はある。一方で、公共交通は最優先に運航確保を考えることが必要だ」と指摘し、今後、同省に配慮を働き掛けるという。
橋本知事は同日、上月良祐副知事を東京都の同社本社に派遣し、運航の継続を求める要望書を提出した。 (高橋淳)
◆神戸便の搭乗客ら
茨城空港(小美玉市)にスカイマーク神戸便が到着した二十五日午前、搭乗客からは早すぎる“撤退”を惜しむ声が上がる一方、同社の経営判断に理解を示す声もあった。
神戸市の実家に家族で帰省する東京都の会社員、三輪慎一さん(34)は真新しいターミナルビルを見回しながら、「もう撤退ですか。空港ができて数カ月でしょう」と驚いていた。一方、「初めての利用だが、(アシアナ航空ソウル便との)一日二便ではもうからないだろう。(撤退の)経営判断は間違っていないのでは」と話す。
「せっかく路線ができたばかりなのに…」。一泊二日の神戸観光を終え、帰ってきた茨城町の自営業男性(59)も撤退を残念がった。
「もっと県民を乗せる努力をしないと。地元の活用策が足りなかったのでは」と県の努力不足を批判した。 (沢田佳孝)
2111
:
チバQ
:2010/06/27(日) 00:30:39
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100626ddm008020067000c.html
日本航空:主力3社統合 銀行団との交渉のため
会社更生手続き中の日本航空は25日までに、持ち株会社の日本航空と、中核子会社の日本航空インターナショナル、資金調達などを担う金融子会社のジャルキャピタルの3社を統合する方向で検討に入った。3社はいずれも1月に会社更生法を申請していた。3社で計2兆円超の債務を集約し、銀行団との債権放棄交渉を進めやすくする。
日航は1月、3社で計2兆3221億円の負債を抱えて会社更生法の適用を申請。当初は銀行団に3585億円の債権放棄を求める方針だったが、債務超過額が膨らんで債権放棄の上積みが必要になっている。日航は02年、旧日本航空と旧日本エアシステムの統合に伴い、持ち株会社体制を導入した。【山本明彦】
2112
:
チバQ
:2010/06/27(日) 00:32:05
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100626/mcb1006260506013-n1.htm
長距離席巻 ドバイの翼 エミレーツ、超大型旅客機でシェア奪う (1/3ページ)2010.6.26 05:00
今月8日、独ルフトファールトでの国際航空ショーで公開されたエミレーツ航空のエアバスA380。同社は同型機90機をそろえ長距離線でのシェア拡大を目指す(ブルームバーグ)【拡大】
国際線運航で世界最大の航空会社、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの政府系航空会社、エミレーツ航空の巨額投資に接した欧州とアジアの航空業界に動揺が広がっている。格安航空会社が市場シェアを拡大したように、長距離航空会社の勢力図を塗り替える可能性があるからだ。
≪運営コスト低く≫
エミレーツは今月、総額110億ドル(約9860億円)相当のエアバス製超大型旅客機「A380」32機を追加発注し、合計90機を保有することとなった。「A380」90機の合計座席数は4万5000席。エアバスによると、A380の運航コストはボーイングの最新型747よりも12%低く抑えられているという。英ブリティッシュ・エアウェイズのウォルシュ最高経営責任者(CEO)は「この増強策は同じ長距離路線に特化している欧州の航空会社にとって脅威だ」と語った。
エミレーツはA380型機を他社より多くそろえることにより、コストに敏感な旅客をドバイから世界各地に大量に送り込むことが可能となる。これは、独ルフトハンザ航空や仏蘭系エールフランス・KLMグループ、シンガポール航空などのネットワーク航空会社にとっての試練となるだろう。競合他社は「エミレーツにはいわば公営の有利さがあり、その購買力には太刀打ちできない」と批判している。
ルフトハンザのメイルーバーCEOは「エミレーツの座席数が既にエールフランスとブリティッシュ・エアウェイズの合計を上回っているのは、本来ならあり得ない。当社がドイツで747型機30機を運航するのに40年かかった」と述べた。
エミレーツは、2000年の国際航空会社ランキングでは24位で、その1年後に破綻(はたん)したベルギーの国営航空会社サベナと並んでいた。
エミレーツはこれ以降に旅客輸送能力(座席数に輸送距離を掛けて算出)を6倍に増やし、ルフトハンザを抜きトップとなった。
エミレーツは国際的な3大航空連合(アライアンス)に加盟せずに、ドバイを乗り継ぎ空港にして、ロンドンやフランクフルト、アムステルダム、パリ、シンガポール、香港といったアライアンスの拠点と競い合うことを選んだ。
≪政府支援に批判≫
独立系の航空アナリスト、クリス・タリー氏は「エミレーツの成功は、改善されたジェット旅客機の航続距離と、欧州とアジアの中間というドバイの地理によるところが大きい」とみている。
格安航空会社がネットワーク航空会社の短距離路線を奪ったのと同じように、エミレーツはその長距離路線を奪おうとしている。
アイルランドの格安航空会社ライアンエアは、10年間で売上高を30億ユーロ(約3300億円)と8倍に伸ばし、欧州最大の格安航空会社となったが、その成功の大部分は航空路線のない都市間を結んだことによってもたらされた。これに対し、エミレーツは既存の航空会社の最も採算がとれる路線の一部で直接対抗するため、影響がはるかに大きくなると考えられる。
エミレーツの航空機が増加するにつれ「エミレーツは政府保有により直接的に、また国営の空港や航空交通管制業務を安く利用できることから間接的に利益を得ている」という欧州の航空会社からの批判も増えている。(ブルームバーグ Steve Rothwell、Andrea Rothman)
2113
:
チバQ
:2010/06/27(日) 09:47:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/238559.html
新千歳−北京線、来月増便 中国国際航空 (06/26 08:08)
中国国際航空(北京)は25日、週2往復だった新千歳−北京線を7月4日から週4往復に増便すると発表した。現在の水、土曜日に加えて火、日曜日にも運航する。
運航ダイヤは現在と同じく北京発が午前8時、新千歳発が午後1時50分。機材はいずれもボーイング737−800型で164人乗り。同社は、7月から週3往復に増便すると発表していたが、今年に入ってから搭乗率が好調で、さらに週1往復の増便に踏み切った。
2114
:
Bastille
:2010/06/28(月) 19:22:58
>>1789
>>2055
「一般にパイロットとして採用される人物は、 並の人間よりもずっと強靭な精神と身体を持っている。 また、 安全性を常に考慮して何重にもチェックが行われる航空会社の体制でこんなケ−スが発生するのはちょっと考えにくい。
他に何か原因(複数)があったのでは?」
という見解も同様に全く妥当だと思う。
※ ちょっと気になったのは、 この墜落事故を引き起こした機長が措置入院直前に見せた無表情さが、 先日(2010.06.22)広島市のマツダ工場内で暴走事件を起こした犯人のそれと(雰囲気的に)酷似していた点。
「まるで、 ゾンビか操り人形のようだ」 と感想を漏らす人も居た。
2115
:
チバQ
:2010/07/01(木) 21:49:59
>>1495
とか
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100701ddlk05020020000c.html
大韓航空:「アイリス」ブーム去った? 先月のソウル便搭乗率、今年最低 /秋田
◇今年最低の61.3%
大韓航空秋田支店はこのほど、28日現在の6月のソウル便利用実績を発表。搭乗率は61・3%と今年に入って最低だった。
利用者数では日本人788人に対し、韓国人やその他外国人が1324人。7、8月の予約率も40%以下で低調という。
同便の搭乗率は、1〜3月は韓国人客の増加で80%を超えたが、4月から60%台が続いている。同支店は「(日韓両国で放映され秋田がロケ地になった韓国ドラマ)『アイリス』のブームは完全に終わり、本社も不振路線と位置づけている。7、8月に旅行会社がお値打ち商品を用意しているので利用してほしい」とコメントしている。
一方、県観光課の猿橋進・韓国交流推進監は「6月にしては高い数字。『アイリス』にちなんだ客もまだ来ている。国内からは秋に修学旅行客が見込める。韓国では若者に秋田を売り込みたい」と語った。【岡田悟】
2116
:
チバQ
:2010/07/01(木) 21:50:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/239400.html
「ウイングス」に改名 10月合併後のA−net(07/01 10:10)
全日本空輸は30日、道内地方路線などを運航するエアーニッポンネットワーク(A−net、東京)など小型機運航の100%出資子会社3社を10月1日に合併すると正式発表した。A−netが存続会社となり、社名は「ANAウイングス」に変更する。
合併するのはA−netのほか、地方航空網を担うエアーネクスト(福岡)とエアーセントラル(愛知県常滑市)。全日空は7月1日に国際線と貨物を扱う2社を統合、2011年度中に小型ジェット機運航のエアーニッポンと全日空本体も合併して、7社ある航空事業会社を3社に再編する。
管理部門などの効率化により、10年度中にグループ全体の間接業務社員の20%にあたる約千人を削減する計画だ。
2117
:
チバQ
:2010/07/01(木) 22:23:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2010070100824
米路線、羽田発は1万円程度割高=全日空
全日本空輸は1日、10月末に運航を開始する羽田−米ロサンゼルス、羽田−米ホノルルの2路線の運賃を発表した。需要が多いと見込み、成田や関西空港発の同じ路線より総じて1万円−1万5000円割高に設定した。
週末利用の観光客向け割引制度「スーパーエコ割」を一定の条件で活用した場合、羽田−ロサンゼルスの往復運賃は6万1400円。成田や関空、中部発より1万2000円割高となる。(2010/07/01-18:43)
2118
:
チバQ
:2010/07/03(土) 21:59:49
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100703-OYT1T00631.htm
地方空港発パリ直行便…仙台・札幌・福岡など
丸紅が地方空港から直接、海外旅行に行くことができるチャーター便事業を本格展開する。
7月から9月にかけて、JTB、エイチ・アイ・エスなどと旅行商品を作り、パリに直行するチャーター便を計9便運航する。九州の宮崎、大分、熊本、福岡の各空港や、仙台、札幌の地方空港を利用する。規制緩和でチャーター便の座席をばら売りできるようになり、経営が厳しい地方空港は着陸料などが安いことから本格展開することにした。好評なら年末年始なども運航を検討する。
丸紅は、航空会社のエア・タヒチ・ヌイとチャーター便を飛ばす代理店契約を結んだ。300席程度の航空機を使い、人気の高いパリ便を運航する。7月21日の宮崎発の便は途中、大分空港に着陸して、旅行客を乗せてパリへ直行する。
国内には90以上の地方空港があるが、経営破綻(はたん)した日航の路線廃止などで、定期便の運航が減少し、地方空港の経営は厳しい。このため、丸紅は「地方の空港を上手に活用し、(成田空港や羽田空港に行かなくても楽しめる)手軽な海外旅行の需要を掘り起こしたい」としており、地方空港とも連携して、観光人気の高い地域へのチャーター便を増やしていきたい考えだ。
(2010年7月3日14時34分 読売新聞)
2119
:
チバQ
:2010/07/03(土) 22:20:44
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001007030002
国内線搭乗率、最低の51%に/静岡空港
2010年07月03日
開港2年目を迎えた静岡空港で、今年6月の国内線搭乗率が過去最低の51・0%に落ち込んだことが、県のまとめでわかった。前月比14・6ポイント減で、前年同月比21・6ポイント減。県は「6月は梅雨時のうえに連休と夏休みの間で、搭乗率がもともと低い。昨年は開港特需があった」と説明しているが、季節変動の影響が大きい空港の特徴を示す結果となった。
県空港利用政策課によると、国内6路線のうち、フジドリームエアラインズ(FDA)と全日空(ANA)が運航する札幌線を除く、小松(石川県)、福岡、熊本、鹿児島、沖縄の5路線で搭乗率が過去最低を記録した。特に、6月に1日2便から1便に減便した小松線の搭乗率は21・1%で、搭乗者数は905人にとどまった。松井隆課長は「減便で日帰りができなくなった影響が大きい」としている。
7、8月は観光利用が増える「かき入れ時」。松井課長は「3776訪中団などもアピールし、夏の繁忙期には回復することを期待したい」としている。
2120
:
チバQ
:2010/07/03(土) 22:22:29
http://www.sankei-kansai.com/2010/07/03/20100703-040903.php
2010年7月 3日
「中国に強い関空」目指す 春節までに免税店充実
関西国際空港会社は2日、ターミナルの出国エリアに中国人観光客向けの商業施設を設置する方針を明らかにした。中国人好みのブランド店や、土産品として人気の高い日本製の家電製品を販売する店をそろえる予定で、観光客が多く見込める中国の旧正月(春節)の来年2月までの完成を目指す。関空は現在、中国の21都市に就航し、17都市の成田国際空港を上回っており、免税店の充実でさらなる中国便誘致につなげたい考えだ。
商業施設の店舗数は5店前後と決して多くはないが、中国人に人気のある店をそろえ、集客をアピールする。出国エリア内の空きスペースを活用して新設し、内外装は日本的なもてなしを意識したデザインになるという。
1日から、中国人向けの個人観光ビザ(査証)の発給要件が大幅に緩和され、中国人観光客の増加が予想されている。関空を利用した中国人は開港2年目の平成7年は5万1944人だったが、21年は31万4019人に増加。韓国人の33万9810人を下回っているが、近い将来には逆転するとみられる。
これに合わせて、関空会社は中国重視の姿勢を鮮明にしており、福島伸一社長が中国の航空会社を相次いで訪問するなど誘致を強化している。
出国エリアの拡充で「中国に強い関空」の定着を目指す。
関空の出国エリアは今年3月に、開港以来初めて大規模なリニューアルを実施し、目標を上回る売り上げを記録した。
2121
:
チバQ
:2010/07/04(日) 11:12:29
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201007030368.html
格安の翼、急成長 米韓で台頭、大手脅かす2010年7月4日1時34分
時に、驚くような低額チケットを売る格安航空会社(LCC=Low−Cost Carrier)が台頭している。日本ではようやく関心が高まってきたところだが、米国ではサービスの向上で、着々と大手のシェアをくい始めた。韓国では日本線など近距離国際線への進出が目立つ。
「安いうえに、テレビも見られる。サービスがいいんだ」。ニューヨーク―ワシントン便は米航空会社が競う超激戦区。大学職員のスティーブン・アッペルさん(67)はそこでLCCのジェットブルーを選んでいる。
ジェットブルーは、航空会社向けシステム会社を経営していた起業家が2000年に創業し急成長した。座席間隔が広く、36チャンネルの衛星テレビが無料。調査会社JDパワーの「航空会社顧客満足度調査」で全米1位だ。
それでいて価格は控えめ。中長距離便は大手に比べ2〜3割安い。ボストン―ワシントンが片道54ドル(税別)など2けた台のチケットも多い。
低価格の裏にはコスト削減がある。予約、座席指定、チェックインをネットで済ませられる先駆的存在。それで、地上職員の数を抑えている。空港ラウンジや機内誌はなく、機内食、毛布、ヘッドホンは有料だ。
機体も、中型機2種に絞り整備コストを節約。今年1〜3月期でみると乗客1人を1マイル(約1.6キロ)運ぶためのコストは12.8セント。大手デルタ航空の16.0セント、アメリカン航空の18.7セントに比べ2〜3割安い。
大手はハブ・アンド・スポーク(自転車の車輪の構造)と呼ばれる方式を採用。いくつかの拠点空港に路線を集中し、乗り継ぎで目的地に客を運ぶことで搭乗率を上げる戦略を採っている。これに対し、ジェットブルーは目的地を1対1で直接結ぶ。その代わり、需要に合わせて柔軟に路線を設定し、搭乗率を高めている。
米LCC最大手のサウスウエスト航空も同様の事業モデルで好調だ。今年1〜3月期、大手が赤字となるなか、大幅増収で黒字を確保した。ローラ・ライト最高財務責任者は「昨年7月〜今年5月、我々の座席利用率は過去最高を記録した。価格攻勢を進める」。今秋に一部区間で片道39ドル(税別)という激安チケットを売る。
米国でLCC参入が進んだ契機は1978年、カーター政権の規制緩和法だ。規制されていた路線参入、価格設定、買収が自由化され、だれでも航空会社を始められるようになった。古い体質の労働組合や旧式の機体をもたない新興LCCが有利になった。
大手は、大手同士で提携し、マイレージや空港ラウンジでビジネス客らを囲い込もうとしたが、「燃油高騰と経済危機でさらにLCCの需要が高まった」(ジェットブルーのアリソン・クロイル氏)。大型機や大ターミナル、多くの従業員を抱える大手は、維持費や人件費がかさみ、採算が厳しく、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空は5月、合併を決めた。
大手もエコノミー席で機内食を有料にするなど、価格やサービスでLCCに近づいている。オハイオ大のナワル・タネジャ教授(航空学)は「LCCも大都市間を飛ばし、ビジネス客が使い始めた。事業モデルが互いに接近しつつあり、入り乱れての競争はさらに進む」とみる。
ただ、LCCにも試練はある。先月12日、「超格安航空会社」を名乗るスピリット航空のパイロットが「雇用条件がライバル社に劣る」とストを決行。5日間運航が止まり数万人が影響を受けた。会社側は条件引き上げに同意せざるを得なかった。
同社は4月、機内持ち込みの手荷物にも課金する代わりに「燃料代と税金などを除き1セント(約1円)」というチケットを発表して話題になった。航空評論家のテリー・トリップラー氏は「低価格競争はもう限界。LCCはサービスや賃金を削減しすぎて、もう削るところがなくなってきたのではないか」と話す。(ニューヨーク=山川一基、ソウル=稲田清英)
2122
:
チバQ
:2010/07/05(月) 21:58:29
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001007050007
参院選・県営名古屋空港 新戦略主張競う
2010年07月05日
県営名古屋空港のある豊山町で演説する候補者
●集客や産業拠点など
日本航空が就航路線のすべての撤退を決めた県営名古屋空港(豊山町)。空港のあり方は、国の航空政策に大きく左右される。民間定期便の飛ぶ空港としては存続の危機に立つ名古屋空港の将来のあり方について、参院選愛知選挙区の7候補に、アンケートで尋ねた。
民間定期便の廃止で基地機能が強化されると指摘するのは、共産・本村伸子氏と社民・青山光子氏だ。
本村氏は「日航の撤退は、民間機の着陸回数の4割を損なうことになり、中部圏の地域経済に大きな影響を与える。空港の軍事利用強化を懸念する自治体もある。周辺自治体の住民は民間空港としての活用を望んでいる。日航の路線廃止の見直しを求め、県営名古屋空港の軍事空港化に反対する」と主張。青山氏は「立地条件を生かした集客が可能だ。中部空港(常滑市)との差別化を図り、民間定期便の路線就航に努力すべきだ。中部空港の需要低迷を理由に一元化すべきではない。民間が完全撤退したら、間違いなく航空自衛隊専用の軍事基地化してしまい、県民の生命を脅かす」と述べる。
中部空港とのすみ分けのほか、名古屋空港に新たな付加価値を付けることを主張する候補もいる。
自民・藤川政人氏は「周辺自治体の意向も重んじ、全面撤退撤回を求めていくことが必要。航空宇宙産業研究、開発、製造拠点としての地位の確立が肝要。岐阜県各務原市の航空宇宙産業拠点から名古屋、知多半島を結び、日本の航空宇宙産業を代表する地域とする。災害に対する医療、食料備蓄基地機能を持たせることも一考だ」と指摘する。
民主・斎藤嘉隆氏は「中部空港と役割分担を明確にする戦略が必要だ。コミューター航空やビジネス機の拠点化を図ることが第一。空港が位置するエリアは、今後『知の拠点』として、既存産業の高度化、次世代産業の創出、航空宇宙産業の振興を進める地域でもある。新しい価値を生み出す空港としての位置づけが重要だ」。同じく民主・安井美沙子氏は「外国のエアラインの誘致、および観光施設誘致で地域活性を図る対応が必要だ」と主張する。
幸福実現・中根裕美氏は、「日航を完全民営化して経営再建させることで運航が可能になると考えるが、未来産業である『航空宇宙産業・ロケット産業』を創出し、テスト飛行の場として使うなどして、新しい基幹産業を育成することで、名古屋空港とその地域、更には関連産業や企業も発達し、雇用拡大・景気回復にもつながる」と答えた。
地方自治のあり方にさかのぼって主張を展開するのは、みんな・薬師寺道代氏。「県営空港の将来のあり方について、国がどうこう言うことは適当ではない。県がまず主体性を持って今後の方針を示すべきだ。地域主権型道州制が実現されれば、各州単位で地域の実情にあった民間の経営感覚を採り入れた運営・活用が出来る」と指摘した。
名古屋空港を巡っては、県や地元自治体は日航に対し路線存続の働きかけを続けているが、赤字路線のため困難な見通しだ。県は中部空港で撤退対象となっている青森、花巻両路線を移すことを検討しているが、見通しは不透明になっている。
2123
:
荷主研究者
:2010/07/06(火) 23:23:39
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100622000000000023.htm
2010年06/22 08:27 静岡新聞
静岡空港―浜松駅直行バス試験運行 県が遠鉄に委託
静岡空港の利用増進策の一環で、県は静岡空港と浜松駅を結ぶ直行バスを7月1日から試験運行する。運行は9月末までの3カ月間で、最初の1カ月間は航空機利用者の運賃を無料とするキャンペーンを実施する。製造業など企業が集中する県西部地区のビジネス客取り込みを狙う。
直行バスは遠州鉄道に運行委託し、1日6往復。現在運行しているバス路線も引き続き維持し、料金はこれまでと同じ大人1200円、子ども600円とした。
現行のバス路線は各停留所に停車するほか、浜松西インターチェンジ(IC)を経由しているため、空港から浜松駅までの所要時間は約2時間かかっていた。直行便は浜松ICを使い、1時間15分と大幅に短縮される。ダイヤも静岡空港着の便に合わせ、15分程度のフライト遅れにも対応が可能という。
運賃無料キャンペーンは乗車時に航空券や半券、旅行申込書などで利用者と確認できれば、往復無料となる。浜松地区では電車広告やバス広告のほか、約6万5千部のチラシを配布するなどしてPRを進める。
空港利用客はこれまで県中部に集中する傾向が強く、県西部を中心としたビジネス需要の喚起が利用増進に向け大きな課題となっている。県は「3カ月の利用状況をみて、その後の対応を検討したい」(交通政策課)としている。
2124
:
チバQ
:2010/07/06(火) 23:39:36
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100706/dms1007061620020-n2.htm
“お気楽”茨城空港に県民の怒り爆発 わずか5カ月スカイマーク撤退2010.07.06
開港わずか5カ月足らずで、国内線唯一の定期便運休が決まった茨城空港の迷走に、県民の怒りが爆発している。その矛先は、撤退を決めたスカイマークエアラインズ(SKY)ではなく、同社にあしらわれっぱなしの茨城県に向けられているという。開港整備費250億円の3分の2を国、残りを茨城県が負担している以上、県民ならずとも先行きが気になる。
SKYは先月24日、同空港唯一の国内定期便で1日1便運航する神戸線の9月以降の運休を決め、同29日に国土交通省が正式発表した。これで同空港に就航する定期便は茨城−ソウルのアシアナ航空だけとなった。
運休の理由についてSKYは「(茨城空港を共用する)航空自衛隊から7月25日の『航空祭』当日の運航ダイヤ変更を求められた。空港は空自の管理下で、今後もこうしたことが続くと、増便を計画する際の機材のやりくりなどに大きな影響がある」と説明した。
たしかに、営業面で明らかに不利といわれる同空港に唯一就航を決めたSKYが、同社と直接利害関係がない空自によってダイヤの変更を強制させられるのは不快だろう。だが、事情をよく知る旅行業界関係者の見立ては若干異なる。
「同じく自衛隊との共用でSKYも就航している新千歳空港でも、空自は航空祭当日に約1時間のダイヤ変更を要請しますが、トラブルはありません。茨城だけ問題にするのはおかしい。もともとSKYは、茨城に営業所を作らず、整備スタッフも常駐していない。茨城に“骨を埋める”覚悟が感じられなかった」
同社は過去にも、神戸〜福岡線をわずか2カ月で撤退したことがあるが、運休はあくまでもSKYの営業判断。県民があきれているのは、この非常事態にどこまでもお気楽な茨城県の姿勢だ。
担当部局の空港対策課は、空港存続の“命綱”である神戸線運休を先月24日の同社ホームページで知り、橋本昌知事も西久保愼一SKY社長と連絡がうまく取れないまま29日の国交省の発表を迎えたという。さらに県民の怒りに油を注いだのが、橋本知事のあからさまなSKY擁護発言だ。
「橋本知事は会見で、『SKYは航空券を安く提供する努力をしている。この空港(=茨城空港)は機敏な対応をするには向いていないと強く感じたようだ』などと理解を示し、空自を批判しましたが見当外れもいいところ。“腰掛け就航”で、県民の期待をあっさり裏切った同社を批判するべきです。運休を“県vs空自”論争に転嫁させたSKYの思惑通りですね」(近隣自治体職員)
こうした批判に県空港対策課は、「防衛省とSKYに対し、県には何の決定権もありませんが、SKYには誠意を持って運航再開をお願いする」と低姿勢。SKYは「県と空自が取り決めていたダイヤ変更は事前に一切聞いていなかった。官民共用のスキームが確立しないかぎり、今後も空自の都合で運行が制約されることも分かった。再開のメドは立っていないが、神戸−茨城線は黒字で、“腰掛け”批判はあたらない」(営業推進部)としている。
2125
:
チバQ
:2010/07/10(土) 01:23:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100709-00000559-san-bus_all
伊丹空港16年ぶり国際便 式典で兵庫知事「今後もチャーター活用」
7月9日12時23分配信 産経新聞
平成6年の関西国際空港開港以来、16年ぶりとなる国際便が大阪(伊丹)空港から出発するのを祝うセレモニーが9日、同空港で行われた。伊丹空港は関空開港に伴い国際線が廃止され、国内専用となっていた。
中国・上海行きの国際チャーター便で、兵庫県の井戸敏三知事や観光関係者ら約150人が搭乗。開催中の上海万博で県内の観光地などをPRする。
井戸知事は「今後とも国際チャーターを活用して、関西の3空港の最適な利用を図りたい」とあいさつ。国際線就航を祝う横断幕も掲げられ、くす玉を割って観光セールスの成功を願った。
2126
:
チバQ
:2010/07/10(土) 12:27:14
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003184152.shtml
神戸-新千歳・旭川便が就航 スカイマーク
「ようこそ神戸へ」。親善大使らに迎えられる神戸‐新千歳・旭川の初便の乗客=9日午後、神戸空港(撮影・内田世紀)
神戸空港と新千歳・旭川を結ぶスカイマーク(SKY)の定期便が9日、就航した。SKY社は、4月に就航した神戸‐茨城便をわずか4カ月半で廃止と決めたばかり。神戸空港で初便を出迎えた神戸市の観光関係者は「今度こそ定着を」と期待を込める。
神戸と新千歳を結ぶ便は現在、全日空(ANA)が1日3往復運航しているが、SKYでは初めて。旭川へは新千歳を経由する。当初は1往復で、16日から1日2往復に増便する。神戸空港の路線はSKYが4、ANAが3、天草エアラインが1路線となった。
神戸空港への1番機は午後3時過ぎに到着。到着ロビーで神戸市の親善大使ら10人が「ようこそ神戸へ」と書かれた横断幕を掲げ、乗客に観光パンフレットなどを配布した。旭川から搭乗した北海道帯広市の会社員(38)は「神戸は16年ぶり。鉄人28号やオシャレな街並みを見たい」と大きな荷物を抱え直していた。
(前川茂之)
(2010/07/09 20:03)
2127
:
チバQ
:2010/07/11(日) 18:18:56
http://www.j-cast.com/2010/07/11070497.html
「格安航空」日本路線にも次々参入 中韓に加えアジア勢で競争激化
2010/7/11 15:00
欧州や東南アジアで広がりを見せている格安航空会社(LCC)が、地方空港を中心に日本路線にも次々に参入している。保有機種を絞ったり、機内サービスをシンプルにしたりするなどしてコストを抑えているのが、その安さの秘密だ。国内に乗り入れているのは国外のLCCがほとんどだが、国内勢では全日空(ANA)が参入を表明したばかりで、今後競争が激化することになりそうだ。
中部国際、北九州、茨城など地方空港中心
日本にも続々とLCCの乗り入れが進んでいる(写真はマレーシアの「エアアジア」) LCCは、世界の航空輸送史上では、提供座席ベースで約2割のシェアを占めており、日本路線でも、豪カンタス航空の子会社「ジェットスター」が07年にケアンズと関西国際空港・中部国際空港を結ぶ路線を開設したのを皮切りに(中部路線は廃止)、続々と海外のLCCが参入を進めている。
特に、ここ1年ほどでは、韓国のLCCの進出が相次いでいる。自治体が出資する「済州航空」が09年3月にソウル(仁川)-関西、北九州便を、09年11月にはソウル(金浦)-関西便を開設。10年3月には、アシアナ航空などが出資する「エア釜山」が釜山-福岡、関西路線に就航している。
中国勢も負けてはいない。スカイマークが撤退を表明したばかりの茨城空港にも上海のLCC「春秋航空」が、7月からの2か月間、上海・浦東国際空港との間に試験的にチャーター便を飛ばす。同社は04年に設立されたばかりで、茨城便が初の国際線だ。
10年7月5日には、前出のジェットスターのグループ会社で、シンガポールに本拠を置く「ジェとスター・アジア」が関西空港とシンガポールを台北経由で結ぶ路線を開設。最低運賃は、燃油サーチャージ抜きで関空-シンガポールで往復2万8000円、関空-台北で同1万2000円と、割安感がかなり高い。従来のシンガポール-台北線を、関空まで「延長」した形で、関空に乗り入れるLCCとしては5社目だ。
マレーシアに本拠地を置き、東南アジア一円で年間1200万人以上が利用するLCC「エア・アジア」も、10年中にクアラルンプール-羽田路線を開設したい考えだ。
低価格志向に合わせANAも検討
このように、アジア勢が攻勢をかけている形だが、国内の航空会社も対抗策を打ち出しつつある。
会社更生手続き中の日本航空(JAL)は、企業再生支援機構による支援が決まる10年1月の段階でLCCの設立が取りざたされ、カンタス航空が記者会見の場でノウハウ提供などの面で支援の意向を示したことがある。JALについては、会社更生手続きを進める中で、LCCの話題は出てこなくなったものの、全日空は10年6月21日の株主総会で、LCC事業への参入を検討していることを表明。伊東信一郎社長は、「顧客の低価格志向が確実にある」と、その狙いを明らかにしている。
関空は、LCC誘致の誘致をにらんで、ボーディングブリッジを使わない便などを対象に空港利用料を割り引くことを検討しており、ANAのLCCも関空が拠点となる見通し。国内の空港でも、LCCによる競争が激しくなる可能性が高そうだ。
2128
:
チバQ
:2010/07/11(日) 23:27:40
http://www.toyokeizai.net/business/regional_economy/detail/AC/b0bb95a1b5251641ed9279e5a621b655/
スカイマークが茨城空港から撤退、地方空港乱立の行く末(1) - 10/07/09 | 08:30
今年3月に日本で99番目に開港した茨城空港が揺れている。
新興航空会社のスカイマークが神戸便を9月から運休すると発表。同空港で唯一の国内定期便だが、半年も経たずに事実上撤退することになった。日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は需要が見込めないとして就航に関心はなく、国内便ゼロという異常事態に陥ることが確実だ。
茨城空港は航空自衛隊・百里基地内に新設した軍民共用空港。スカイマーク幹部は「航空自衛隊への配慮が予想以上に必要で安定運航に支障がある」と指摘する。航空祭などでの運航ダイヤ変更がネックになったという。
ただ、自衛隊との関係は事前に確認済みのはずで、採算悪化への対応が理由とみられる。平均搭乗率は75%と一見して高水準だが、想定より低く、整備コストを含めると赤字路線だからだ。
黒字は3空港のみ
茨城県の落胆ぶりは大きい。7月末からは中国の格安航空会社である春秋航空が上海便を週3便程度就航することが決まっている。春秋航空は初の国際線となり、「トップセールスが実った」(県担当者)矢先だったのだ。
ただ、春秋航空はチャーター便のみの就航。定期便としてはスカイマークの撤退で韓国・アシアナ航空のソウル便が1日1便だけとなる。当初見込んでいた札幌、福岡、大阪、那覇への就航で年間約80万7000人という旅客需要計画からは、程遠い。県は空港隣接地に工業団地「空港テクノパーク」を109億円を投じて建設したが、進出企業はいまだゼロのままだ。
だが、茨城だけが不振なのではない。昨年9月に北海道の弟子屈飛行場が初めて閉鎖されたが、不採算空港は日本のそこかしこにある。
国土交通省が3月に初めて公表した全国空港の需要予測と2008年度実績調査を見ると、地方空港の窮状は一目瞭然だ。
たとえば、35万5000人を見込んだ松本空港の実績は6万1000人、158万人を見込んだ福島空港も35万3000人とさんざんだった。実績が予測を上回ったのはわずか8空港だけだ。
つれて地方空港の収支悪化も深刻。航空政策研究会がまとめた全国41空港のうち、黒字は伊丹と新千歳の2空港、自治体管理では神戸のみである。
空港を生み出す原因となったのが、空港整備勘定(旧空港整備特別会計)だ。航空機燃料税や着陸料など、空港収入をいったん国庫にプールして全国の空港の整備などへ振り分ける仕組みで、その額は年間5000億円規模。
その大半を負担するのは航空会社で、JALが年間に支払う公租公課は1700億円強と、営業費用に占める割合は10%近くにも上る。これは実質的に航空運賃にも一部上乗せされ、利用者に転嫁されている。
この勘定をあてに空港を造り続けた結果、各県に空港ができる事態に。すでに、空港が飽和状態の中「過大な需要予測を基に航空会社に就航を迫るモデルはもやは限界」(国内証券アナリスト)で、空港と航空会社がともに収益悪化に陥る悪循環となっている。
整備勘定の見直しも
追い打ちをかけるのが、JALの経営破綻だ。今年に入ってから松本や神戸、広島西、昨年6月に開港した富士山静岡空港などから、矢継ぎ早に撤退。一段のリストラを迫られる中、さらなる路線撤退や減便、機材小型化は必至で、空港収入の減少は避けられない。
特にJAL依存度の高い地方空港にとってその影響は甚大である。また、青森や富山、小松など新幹線整備が進む地方の空港は、集客力の高い羽田空港を結ぶ路線の存続が危ぶまれる。
前原誠司国土交通相は空港整備勘定の見直しに言及しており、勘定自体の存廃も俎上に載っている。環境が刻一刻と悪化していく中、国庫や航空会社に頼らず、いかに空港の収益性を改善していくのか。抜本的な経営の見直しなしに、地方空港が生き残るすべはないだろう。
(冨岡 耕 =週刊東洋経済2010年7月10日号)
2129
:
チバQ
:2010/07/13(火) 19:46:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/trend/CK2010071302000118.html
格安航空会社(LCC) 日本で翼 広げるか
2010年7月13日 紙面から
ローコストキャリアー(LCC)と呼ばれる格安航空会社が国内でも注目され始めている。LCCの定義はないが、従来の航空会社と比べ運航や機材にかける費用を抑えて、運賃を「バス並み」ともいわれる低価格にしているのが特徴だ。
例えば、豪カンタス航空グループの「ジェットスター」は就航記念運賃として大阪−台北往復を八千円(燃油サーチャージなど別料金)の破格で売り出した。
低価格実現のため、コストの削減は徹底している。機内食や毛布、オーディオなどのサービスは有料化。旅客機の機種を統一して購入費や整備費を抑制する。さらに、少ない機材を効率よく稼働させるため、折り返し運航の際の待機時間も短縮。この結果、一機あたりの一日の平均稼働時間は「十二時間」と長くなり、国内航空会社の国際線の「九時間」を大きく上回る。人件費の合理化なども含めると、LCCは従来の航空会社より三〜八割程度もコストを削減しているといわれる。
では、日本で普及するのかどうか。すでにジェットスターが二〇〇七年から国内乗り入れし、今月下旬には中国春秋航空が茨城空港に就航する。全日本空輸もアジア路線を中心に参入に向けた検討を始めており、着陸料の高さや発着枠など課題もあるが、国内で広がる可能性は高い。国際的に高コスト体質といわれてきた日本の航空業界。LCC勢は、そこに風穴をあける存在になるかもしれない。 (木村留美)
◆航空会社別旅客数
国際航空運送協会(IATA)によると、2009年の国内線と国際線を合わせた航空会社別旅客数は米国のLCC「サウスウエスト航空」がトップになった。同じくLCCでは5位にライアンエア(アイルランド)、15位にイージージェット(英国)が入った。
06年調査でトップ10入りしたLCCは2位のサウスウエスト航空だけだった。一方、全日空と日本航空は06年にトップ10に入っていたが、09年は12、13位と順位を下げ、LCC勢と明暗を分けた。
2133
:
チバQ
:2010/07/14(水) 15:09:35
http://www.asahi.com/business/update/0713/TKY201007130603.html
日航、労組に賃下げを提案 パイロット優遇制度は撤廃2010年7月14日3時2分
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経営再建中の日本航空は13日、大幅な賃下げとなる給与制度の見直し案を六つの労働組合に提示した。パイロットは一定の勤務時間分の賃金を保障する制度などを廃止して2〜3割程度、社員全体では平均で1割強の賃下げとなる見通し。日航は9月までに労組と合意し、年度内に賃下げする考えだ。
賃下げの対象は、日航グループの中核会社である日本航空インターナショナルの社員1万4200人。年功序列を基本にした従来の給与制度を抜本的に見直し、若手や能力の高い人材への配分を厚くする。
2008年時点で平均年収が約1800万円だったパイロットは、実際の乗務の有無にかかわらず、月65時間搭乗した分の賃金を保障してきた制度を撤廃する。そのうえで、職責手当と実際の乗務時間に応じた給与体系にする。
客室乗務員も月50時間分の保障をなくす。整備など地上勤務の社員についても、時間外や休日などの手当を上乗せして支給してきたが、これらの上乗せ分をなくす。
日航は今年1月の会社更生法申請後の暫定措置として、4月から5%の給与カット、定期昇給の停止、ボーナス全額カットを実施している。
日航は、賃下げのほか、グループ全体の3割にあたる約1万6千人の人員削減などにより、09年度に約3800億円の人件費を12年度に約2500億円まで減らす方針だ。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100714k0000m020150000c.html
日本航空:乗務手当廃止へ…賃金体系変更、労組に提示
会社更生手続きで再建中の日本航空は13日、パイロットなど運航乗務員について、実際の乗務時間にかかわらず一定額を支給していた手当などを廃止し、乗務時間に応じた賃金体系に変更する方針を固め、労働組合に提示した。地上職も含めて、年功序列の賃金体系も業績や能力に応じた仕組みに改める。
日航は従来、機長は月80時間、副操縦士は65時間、客室乗務員は50時間と、実際の乗務時間と無関係に一定時間乗務したとみなして手当を支給してきた。しかし、債務超過額が予定より膨らみ、8月末までにまとめる更生計画案で、金融機関に債権放棄額の上積みを求めざるを得なくなったため、高給につながると批判されてきた乗務手当の廃止を提案することにした。賃金体系の変更で総人件費を圧縮し、銀行団の理解を得たい考えだ。
日航は既に、パイロットや客室乗務員の自宅から空港までタクシーで送迎する待遇を見直す方針を提示し、労働組合側も受け入れる方向だ。【山本明彦】
2134
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:20:27
福岡が拠点になりつつあるような・・・
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010071690090141.html
FDAが福岡線継承へ 名空港の日航便
2010年7月16日 09時01分
静岡空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(静岡県牧之原市、FDA)は、日本航空が全面撤退を打ち出している愛知県営名古屋空港(同県豊山町)の定期9路線のうち、10月末廃止予定の福岡線を引き継ぐ方針を固めた。便数など詳細は今後詰めるが、静岡、松本の両空港を発着する日航の撤退路線の一部計4路線を継承した際と同じく、FDAの機材、乗務員を使った日航との共同運航を目指すものとみられる。日航は現在、名古屋−福岡線を1日5便運航している。
FDAは現在、小型ジェット機3機を所有しており、10月末までに新たに2機を導入する予定。現状の1日9便から、15便前後の態勢が整うことから、名空港への就航を検討。日航が運航する福岡線の4〜6月の平均搭乗率は62%とほかの路線に比べれば高く、採算性が見込めると判断したもようだ。
(中日新聞)
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100716000000000009.htm
名古屋―福岡線継承 FDA、11月から運航
07/16 07:52
フジドリームエアラインズ(FDA、牧之原市、鈴木与平社長)は15日までに、愛知県営名古屋空港から撤退する日本航空の路線のうち、福岡線を継承する方針を固めた。11月から運航する計画で、便数については今後、検討する。今年中に4、5号機を導入するのに伴い、新路線を検討していたFDAは、愛知県に福岡線の継承を打診し、交渉を続けていた。
日航は名古屋空港で9路線(帯広、秋田、山形、新潟、高知、松山、福岡、熊本、長崎)で計19便(往復)を運航しているが、全路線撤退を表明している。福岡線は10月末までに撤退する計画で、FDAは9路線の中で一番搭乗率が高く、現在も静岡、松本空港からの就航先として発着を続けている福岡便を第一の候補に引き継ぎ路線を協議していた。
名古屋―福岡は1日5便。FDAは空白を避けるため11月から運航する計画で準備に入る。
6月下旬に鈴木社長が愛知県庁を訪れ、神田真秋知事に福岡線を引き継ぎたい意向を伝えた。愛知県側も日航撤退によって名古屋空港から民間の定期路線がすべて消える事態を避けるため、FDAと交渉を進めていた。
FDAは日航の撤退路線では、4月から静岡空港の札幌線と福岡線を運航し、6月には松本空港の福岡線と札幌線の運航を始めた。
FDAは現在、静岡、松本両空港を拠点に3機体制で7路線9便を運航している。事業規模を拡大するため10月には4号機、今年中に5号機の導入を予定している。
2135
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:21:34
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100716-OYO8T00302.htm
関空国内線旅客 22か月ぶり増加
関西国際空港会社は15日、6月の運営概況(速報値)を発表した。国内線の旅客数は前年同月比3%増の32万8560人で、2008年8月以来22か月ぶりに前年同月を上回った。前年に新型インフルエンザが流行した反動があったほか、6月からの札幌線の増便が奏功した。
国際線の外国人旅客数は、91%増の27万520人で、6月としては過去最高となり、5か月連続で単月の過去最高を更新した。総旅客数も33%増の114万6842人で、5か月連続で前年を上回った。
(2010年7月16日 読売新聞)
2136
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:22:25
http://www.chosunonline.com/news/20100716000008
韓国の格安航空2社、黒字転換に初めて成功
ジンエアー | エアプサン
国内航空需要の増加を受け、今年下半期に格安航空会社のジンエアー、エアプサンが初めて黒字転換に成功した。
就航2周年を迎えたジンエアーは、今年上半期に21億ウォン(約1億5300万円)の営業利益を上げ、設立以来初めての黒字を達成した。前年同期は58億ウォン(約4億2300万円)の営業赤字だった。売上高も前年同期比91%増の500億ウォン(約36億4400万円)に達した。
同社のチョン・ホングン経営支援部担当乗務は「ジンエアーが就航する国内路線でのシェアが昨年の12%から16%に上昇するなど、各路線でシェアを高めている」と述べた。
エアプサンは決算が確定してはいないが、今年上半期に売上高550億ウォン(約40億1000万円)、営業利益20億ウォン(約1億4600万円)を記録し、2008年10月の就航以来2年で黒字を達成したもようだ。エアプサンは08年に87億ウォン(約6億3400万円)、09年に82億ウォン(約5億9800万円)の営業赤字を計上していた。
キム・ヒョンジン記者
2137
:
チバQ
:2010/07/19(月) 00:33:02
>>604
>>654
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100718/05.shtml
7月18日のながさきニュース
長崎新聞
五島−釜山の新規運航を計画 韓国の航空会社、11月から週5往復
対馬市と韓国を結ぶ国際チャーター便を運航している韓国の航空会社コリア・エクスプレス・エア(KEA)が、五島市の福江空港と韓国・釜山を結ぶ国際チャーター便の新規運航を計画していることが17日、KEAや市、市議らへの取材で分かった。五島市の関係者からは国際交流拡大に期待する声が上がっている。
KEAは対馬−韓国間を双発プロペラ機ビーチクラフト1900Dで運航。対馬とソウルの金浦(キンポ)空港、対馬と釜山の金海(キメ)空港を結ぶ便をそれぞれ週4往復している。
長崎新聞社が入手した運航計画書やKEA対馬事務所などによると、福江空港と釜山の金海空港をビーチクラフト1900Dの1号機か2号機(乗客定員18〜19人)で土曜、日曜を含め週5往復する計画。11月からの運航を希望している。
市によると、実現には国から運航許可を受けることや、現在、五島にない税関・出入国管理・検疫(CIQ)体制の整備などが条件となる。KEA側は「CIQが一番の課題。運航実現へ具体的に詰めていく」としている。
五島市では12日、福江商工会議所などでつくる受け入れの準備委員会が発足。メンバーで6月にKEAの慮承英社長と面会した草野久幸市議は「東アジアとの交流を訴えてきた。現実になれば五島にとって喜ばしいこと。韓国はカトリック信者が多く、五島の世界遺産候補の教会への巡礼などに期待する」。準備委事務局の江頭直善・福江商工会議所事務局長は「社長は五島にとても魅力を感じていた。受け入れ態勢の協議を重ねていく」と意気込む。
準備委は15日、市にCIQ設置に向けた協力を求める要望書を提出。市観光交流課は「実現すれば東アジアとの交流拡大と地域活性化につながる。どういう協力ができるか検討したい」としている。
2139
:
チバQ
:2010/07/20(火) 12:18:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010072002000059.html
日航再生 見えぬ戦略 ライバルや銀行、反発
2010年7月20日 朝刊
記者会見で日本航空の大西賢社長(左)、稲盛和夫会長(中)らは、日航再建に自信を示した=6月30日、東京都品川区で
日本航空が一月十九日に会社更生法の適用を申請し経営破綻(はたん)してから半年が経過した。この間、人員や路線の削減などのリストラ策を相次ぎ発表してきたが、主力取引銀行やライバルの航空会社からは再建手法に対する反発の声が上がる。更生計画の提出期限が八月末に迫った今も、再建に向けた明確な道筋は見えない。 (木村留美)
■進むコスト削減
国際線は約四割、国内線は約三割−。
日航が計画する定期便の削減率だ。撤退するのは三十の国内路線と十五の国際路線。名古屋(小牧)など四空港を発着する国内線は全便を廃止し、完全撤退に踏み切る。
人員削減では既に約三千六百人が特別早期退職に応じた。さらに一月に公表した「二〇一二年度までに約一万五千七百人削減」の計画も“上方修正”され、削減の規模は一万九千三百人程度に達する見通しだ。
リストラ策はまだある。米カリフォルニア州のパイロット訓練所は一〇年度中に閉鎖の予定で、今春入社の新入社員は訓練のめどが立たない。東京都内の本社ビルはスペースを縮小。賃料を月約四千三百三十万円減らす。パイロットや客室乗務員の通勤時のタクシー送迎や、成田空港を午前中に出発する便で認めていた客室乗務員の前日の宿泊は禁止し、年約二十五億円のコスト削減につなげる。
■公的資金で購入
だが、経費節減の一方、燃費の悪いジャンボ機などに代えて小型機を中心に日航が航空機を五十機導入することに対し、全日本空輸が反発している。
全日空の伊東信一郎社長は三月、「航空機は航空会社の重要な資源。各社が血のにじむような努力をしながら投資を進めているのに、公的資金で簡単に(航空機の購入が)行われるとすれば、黙って見ているわけにはいかない」と批判した。
これに対し日航は「航空機を購入しなければ再建はうまくいかない。再生に資金を使うのは正しい」と反論。だが、他の航空会社は誕生日前後に割引運賃で搭乗できる「バースデー割引」の復活や、搭乗した際のマイレージを従来の二倍にする「ダブルマイル」といった日航のサービスも問題視する。
独ルフトハンザ航空のウォルフガング・マイヤーフーバー最高経営責任者は先月、「黒字化するまで市場のプライスリーダーになることは許されない」と日航をけん制した。
主力行など反発の声計画の提出来月末期限
■重点はどこに…
日航は当初想定した三千五百億円の債権放棄額を五百億円、上積みするよう主力取引銀行に求める。しかし、主力行の幹部は「簡単には受け入れられない」と難色を示す。
一定のリストラ策は示された。日航の稲盛和夫会長も六月三十日の記者会見で「必ずJAL(日航)を再生できると思っているし、自信も持っている」と強調した。
だが、国土交通省幹部は「縮小均衡は分かるが、どこに(経営の)重点を置くか、戦略が見えてこない」と不満を漏らす。更生計画の提出期限まで一カ月あまり。主力取引銀行と日航の交渉は詰めの段階に入る。
2140
:
チバQ
:2010/07/20(火) 12:19:57
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100720k0000m020067000c.html
羽田空港:ハブ化、道険しく 欧州路線1便のみ
建設が進む羽田空港新国際線ターミナルビル=東京都大田区で2010年5月16日、本社ヘリから武市公孝撮影 10月末の羽田空港の国際定期便の就航まで100日を切り、羽田と海外各地を結ぶ路線網の全容がほぼ固まった。米国西海岸や東南アジア路線開設はメドが立った一方で、1日10往復の発着枠がある欧州路線は、当初、日本航空のパリ便1往復のみにとどまる見通しだ。発着時間が「深夜早朝(午後11時台〜午前6時台)」で欧州勢にとっては、極めて不便なためで、最大の目標である羽田のハブ(国際拠点)空港化の大目標は遠のく、との見方も出ている。【寺田剛】
◇発着時間がネック
「利用者に空港での足止めや深夜のチェックインを強いることになる」。6月に来日したルフトハンザドイツ航空のヴォルフガング・マイヤーフーバー会長は不満げに語り、「深夜早朝」の発着時間制限の緩和を日本政府に求める方針を明らかにした。
政府が発着時間を「深夜早朝」に限ったのは、国内線で混雑する時間帯の就航を避けるためで、都心に近い羽田の増枠について、歓迎の声は少なくない。
だが、欧州各社は発着時間制限が現実的ではないと受け止めている。このため、ルフトハンザが就航見送りを表明したほか、仏エールフランスも就航見送りの方針を固めた。
例えば、早朝に羽田に到着した場合、次の離陸は午後11時過ぎまでできない。また、深夜に到着するには、時差と飛行時間の関係で未明に欧州をたたねばならないためだ。実際、エールフランスの場合、羽田に午後11時以降に着陸するために、パリ発の時間は午前3時。この時間帯では仏航空当局の許可も出ないという。英国航空(ブリティッシュ・エアウェイズ)も羽田早朝発のロンドン線開設を目指すが、現地の発着枠をめぐって英当局との調整がまとまっていない。
日本の航空会社でも、全日本空輸は機体のやりくりがつかず、10月からの欧州線就航を見送る。欧州路線で唯一、手を挙げた日航は深夜に羽田をたち、早朝にパリ到着後4時間余で引き返し、制限時間ぎりぎりの午前6時55分に羽田に戻るダイヤを設定する方針だ。
羽田の欧州路線の不便さが際立つ中、欧州各社は代替策として、成田線を強化する。ルフトハンザは6月、既存の成田線に世界最大の旅客機・エアバスA380を投入。エールフランスも9月から成田線に投入する方針だ。エールフランス担当者は「座席数が大幅に増える成田線の販売に注力する」と強調する。
◇3年後の40枠増に期待 成田とのすみ分け課題に
欧州線の不人気ぶりを横目に、米西海岸やハワイ、東南アジア路線の開設は比較的好調だ。1日に2往復する予定のシンガポール航空は、羽田発を午前0時台と6時台、羽田着を午前5時台と午後11時台に設定。両国間の飛行距離や時差がフライトに適しており、利用者の現地滞在時間が増えるメリットがあるためだ。
ただ欧州路線の開設が1往復にとどまったように、好調なのは、深夜に機体を効率的に飛ばせるシンガポール線など一部にとどまりそうだ。
時間帯が不便なことから、欧州勢の参加は当初から限定的とみられていたこともあり、「枠の6割が埋まれば上出来」(政府関係者)と当然視する声もある。あえて不便さを残すことで、「成田空港とのすみ分けを図る配慮もあったとみられる」(日興コーディアル証券の阿竹敬之氏)ためだ。
ただ、開設が滞ったのは、欧州便に限らない。8往復が割り当てられた米国でも東海岸線は1往復のみ。このため、欧米便へのさらなる配慮を求める声も強い。民主党政権は13年度中に昼間の国際線の発着を新たに40往復増やし、欧米にも割り当てる構えだ。「成田空港に対して、羽田のさらなる巻き返しにつなげたい」(関係者)との声も出ている。
アジアのハブ空港の座をめぐっては、成田が地方空港から欧米に向かう乗り継ぎ客を奪われ、政府には「日本のハブ空港は(韓国の)仁川になっている」(前原誠司国土交通相)との強い危機感がある。経済発展が続く中国の上海や北京の追い上げも予想される。こうした危機感をバネに、羽田は国際化を進める見通しだ。とはいえ、長らく日本の玄関だった成田とのすみ分けも大きな課題となりそうだ。
【ことば】羽田空港の国際化
4本目となる新滑走路(2500メートル)が10月末に供用されるのにあわせ、これまでチャーター便扱いの東アジア路線に限っていた国際線の発着枠を大幅に増やす。これらチャーター便の定期便への切り替えを含め、東アジア路線のみに1日40往復分を割り当てる。これと別に「深夜早朝」の40往復分を割り当て、欧米路線にも発着枠を付与する。
2141
:
チバQ
:2010/07/20(火) 20:28:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000561-san-soci
問題解決? スカイマークが神戸便の再開決定 茨城空港
7月20日14時50分配信 産経新聞
スカイマークは20日、9月から運休する茨城−神戸便について、10月から運航を再開させるほか、今年度内に茨城空港から新千歳空港(北海道)と中部国際空港(愛知県)への定期便を運航すると発表した。
同社の西久保慎一社長が同日午後、茨城県庁を訪問。橋本昌知事と面会し、正式に運航再開などを伝えた。
西久保社長は橋本知事との面会後、記者団の取材に応じ、神戸便の運航再開について「定期便の(定時の)運航が確約された」と説明。「茨城県の皆さまにいろいろご心配をおかけしたが、問題は解決した。引き続き運航させていただこうと思っている」と話した。
スカイマークは6月に茨城−神戸便の運休を突然表明。理由として、茨城空港と共用の航空自衛隊百里基地側で行われる航空祭や観閲式の際、運航スケジュールの変更を求められたことで「茨城空港発着便での運航ダイヤの変更を行えば、(他空港を発着する)運航便に混乱を招くことになる」と説明していた。
ただ、関係者によると、同基地側が「利用者に迷惑をかけないためのお願いだった」と、同社の運航を妨げる意図ではなかったと説明。その後、同社と国土交通省、防衛省で運航について話し合いが進められていた。
茨城空港は全国98番目の空港として3月11日に開港。現在、国内線はスカイマークが運航する神戸便のみとなっている。
2142
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:17:00
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100721ddlk08020117000c.html
茨城空港:神戸便再開 名古屋、札幌便増設 環境一気に好転 /茨城
◇県の仲介で軟着陸 県「早期廃止も」と緊張
茨城空港に定期就航しているスカイマーク・神戸便の突然の運休発表から約1カ月。同社の西久保慎一社長が同路線の10月再開に加え、新たに札幌便と名古屋便の2路線増設を発表し、9月に国内路線ゼロの危機的状況を迎える同空港を取り巻く環境は一気に好転した。今月25日の航空祭に絡み空港を共用する航空自衛隊百里基地側が同社にダイヤ変更を求めたことに端を発した摩擦は、定期便運航を尊重するよう基地側に働きかけた県の仲介で軟着陸した格好だ。ただ、今回の摩擦を通じて、短期的な視野で経営判断する格安航空会社(LCC)の性質が浮き彫りになり、県は2路線増加のうれしい知らせにも「早期廃止もありうる」と緊張している。【鈴木敬子】
西久保社長は同日午後に県庁を訪れ、橋本知事との約30分の会談。その後会見に応じ、「当社から『問題ある』としていたことはほぼ全面的に県庁として解決して頂いた」と述べ、運航再開と2路線拡充を発表した。ダイヤ変更問題を巡り、県が25日と前日の24日に空港ターミナルビルや駐車場の利用は航空機利用者に限定するなどの措置を取り、予定通りの運航できるようになった点を踏まえ「一定の利用のかたちは作ってもらえた。県庁の方々には感謝している」と評価した。
西久保社長は札幌便の搭乗率について「70%程度見込める」との見通しを示し、名古屋便については「60%くらいあれば良しと考えている」と述べた。
一方、橋本昌知事は、今回の摩擦を通じ「お互いの理解が深まった」としたうえで、LCCの性格上、「(搭乗率によっては)路線の早期廃止も当然、航空会社の経営戦略としてありうるのではないか」と、予断を許さない状況との認識を示した。また、定時運航を尊重するとした基地側の姿勢について「今年の経験を踏まえ、来年度以降どういうふうな対応をとれば良いか、さらに調整していかなければならない」と述べ、今後も協議が必要との認識を示した。
==============
■発表の現場から
◇権限に認識のギャップ
就航から2カ月足らずでの運休発表、そして再開、増路線。スカイマーク社の発表には唐突な印象を受ける。25日の百里基地航空祭でダイヤ変更を求められたことについて、会見で西久保社長は「民間空港として十分じゃない」と意に反して自衛隊に指示されたことへの不満が依然としてにじんでいた。
一方、神戸路線再開の発表後、防衛省航空幕僚監部広報室は「渋滞を避けたらどうかという提案だった」とあくまで提案との見解を示した。指示を受けたという同社の認識とは異なる。この1カ月の摩擦劇は、共用空港として国土交通省と防衛省の管轄が複雑に込み入る中、自衛隊の権限に関する認識ギャップがボタンの掛け違いになったと思えてくる。
2路線増加についても、運航時間などの調整で難航が予想され、安定飛行への道のりは険しい。【鈴木敬子】
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◇スカイマーク神戸便の経過◇
【4月16日】スカイマーク神戸便就航
【5月14日】西久保社長が橋本知事を訪問し、国内路線増加で協議
【6月24日】スカイマークが8月末での運休を発表
【同25日】上月良祐副知事が本社を訪れ、運航継続に関する要請書を提出
【同29日】県商工会議所連合会の加藤啓進会長ら商議所関係者と空港対策課が神戸市の小柴善博・副市長らを訪問し、運休撤回を求めて協力要請
【7月20日】西久保社長が神戸便再開と、年度内の2路線増設を発表
毎日新聞 2010年7月21日 地方版
2143
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20100721-OYT8T00135.htm
成田浮揚 ビジネス機に託す
受け入れ増へ動く
成田空港に駐機中のビジネス機(成田空港で) 成田空港にビジネスジェットを積極的に受け入れようという動きが活発化してきた。国土交通省が5月にまとめた成長戦略の最終案で同空港を「首都圏を代表するビジネス機の受け入れ空港」と位置づけたためだ。成田国際空港会社(NAA)は、今月から重量5・7トン以下の国内線小型機の乗り入れ禁止を撤廃したほか、専用ターミナル建設の検討を始めた。(河合良昭)
■危機感
「首都圏空港でビジネス機が制限されているため、世界に支店を持つ国際的な企業がアジアで会議を開く際、不便な日本を敬遠し、中国やシンガポールを利用している。日本の国際的地位の低下につながる」。日本ビジネス航空協会の佐藤和信副会長はビジネス機の受け入れが少ない日本の現状に危機感を示す。
ビジネス機は定期便の時間帯にとらわれず、定期便の就航のない空港にも飛行することができるほか、機内でも仕事が出来る環境が整うなどの長所があり、スピードを重視する企業幹部が利用するのは欧米では一般的だ。
政府も国際間の経済競争への影響を懸念している。国交省は海外の大企業が日本で開催予定だった会議を他国で開催するなどした減少分を年間で4000回程度とみている。
■発着枠
同協会によると、米・ニューヨークの3空港で発着枠のうちビジネス機の便数は平均で3%前後、アジアのライバルである香港の空港では5%に達するが、成田では0・72%にとどまる。
成田の受け入れが少ない要因の一つには発着枠に余裕がないことが挙げられる。ビジネス機は不定期な運航となるため、成田のような混雑空港では希望する時間の乗り入れが難しい。
ただ、成田は年間発着枠を現在の22万回から30万回に拡大させる計画があり、実現すれば発着枠に余裕が生まれる。国交省が成田を「ビジネス機の受け入れ空港」と位置づけたのもこれを見込んだからだ。
■専用施設
現状では、ビジネス機の利用者は、国際線の出入国手続きで必要な税関(C)、入管(I)、検疫(Q)を通過するために、駐機場からバスで既存のターミナルまで約10分かけて移動している。駐機場の近くに専用ターミナルを設けて出入国手続きを定期便の客とは別に行えるようにすれば列に並ぶこともなく、大幅な時間短縮が図れる。
だが、CIQの人員に余裕のない現状のままでは、施設を作っても、1機で数人の利用に限られるビジネス機に人員を割くことは難しい。こうした問題はすでに専用施設のある中部国際空港(愛知)に見られる。CIQの人員が限られるため、定期便で混雑する日中は専用施設を使わず、深夜早朝に限っている。
■経済効果
ビジネス機の受け入れ増加に期待を寄せる一つが空港周辺のホテル業界だ。現在もビジネス機で成田空港に降り立った多国籍企業のトップが、空港近くのホテルを利用して会議に出席、再び空港からアジアの別の都市に向かうなどの利用があるという。こうした需要に応えるため、すでに電話を使った国際会議システムなどの設備が整ったホテルも多く、新たな設備投資の必要も少ない。
成田地区ホテル業協会の田中智会長(ホテル日航成田総支配人)は「ビジネス機の増加はホテルの利用増加にもつながるので歓迎する。ホテル側の受け入れ態勢が整っていることも宣伝していきたい」と期待。
航空アナリストの杉浦一機氏は「世界の首都圏空港では、ビジネス機の受け入れは大きな経済効果を期待できるものとして常識になっている。成田で受け入れが進めば羽田に対する優位性を示せるのではないか」と話している。
(2010年7月21日 読売新聞)
2144
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:19:03
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201007200600.html
羽田、海外13都市と直結へ ハブ空港化まで3カ月
2010年7月21日0時0分
羽田空港の新国際線ターミナルと新滑走路の開業が3カ月後に迫った。東アジア限定だった羽田の国際線は10月末以降、欧米や東南アジアにも広がり、国内線・国際線の拠点を併せ持つ「ハブ空港」に衣替えする。経営不振が続く航空各社も反転攻勢の足がかりにしようと期待する。
羽田では10月21日に国際線ターミナルと新滑走路の使用が始まり、10月31日以降、ロサンゼルス、パリなど9都市と結ぶ便が就航する。既にある東アジア路線を含めると、13都市と結ばれる。
羽田は東京の都心に近く、欧米便は午後10時半以降の出発となるため、仕事を終えたビジネスマンがその日のうちに海外に出かけられるようになる。頻繁に海外と行き来するという大手電機メーカーの40代社員は「選択肢が広がり、出張で羽田を使うこともありそうだ」と期待する。
羽田には既に国内の約50都市とを結ぶネットワークがあるため、地方から羽田経由で海外に出たり、外国人客を羽田経由で地方に呼び込んだりもしやすくなる。これまで韓国の仁川(インチョン)空港が、日本の地方と海外を結ぶ乗り継ぎ拠点の一つになっていた。羽田にも同様の機能が備わり、空港の国際間競争は活発になる。
JTBは全国各地から羽田経由でハワイに行くツアーを今月15日に発売したところ、初日だけで約500人の応募があったという。全日本空輸は、シンガポールから羽田経由で北海道の温泉に向かうツアーを現地で売り出す。
地上5階建ての新しい国際線ターミナルに入る105店舗の概要も20日発表された。江戸の町並みを再現した飲食店街「江戸小路」、日本のアニメキャラクターや高級家電を扱う店など、外国人観光客を意識した店が目立ち、ターミナルの利用客は年間700万人を見込む。
国土交通省は、羽田の国際線拡充で訪日外国人が219万人(09年の総数の32%)、出国する日本人が387万人(同25%)それぞれ増え、最大1兆円近い経済効果が見込めると試算する。
国際線拠点の成田空港の地元には、羽田の国際化への危機感もある。ただ、成田は現在、世界約100都市に就航し、今も慢性的に発着枠が不足している。昨年秋、「国内線は羽田、国際線は成田」という30年来の航空行政の方針を転換すると表明した前原誠司国交相も「共存共栄は可能だ」と強気だ。
政府も首都圏空港の活性化を成長戦略の柱に掲げるが、国際線の旅客需要は景気やテロ、伝染病などに左右されやすく、強気の見通しが実現するかどうかは不透明だ。
リーマン・ショック後の世界不況でビジネス客が激減し、経営不振にあえいできた日本航空、全日空にとって、羽田の国際化は起死回生のビジネスチャンスだ。
1月に経営破綻(はたん)した日航は秋以降、成田、関西、中部発着の国際線15路線から撤退する一方で、サンフランシスコ、シンガポールなど羽田発着の国際線6路線に新規就航する。景気変動の波を受けやすい国際線は極力縮小する方針だったが、安定した需要が見込める羽田は「戦略拠点の一つで、グループ再生につながる」(大西賢社長)として「別格」扱いにした。
2010年3月期に過去最大の500億円超の営業赤字だった全日空も、ロサンゼルス、ホノルルなど5路線に就航。羽田の国際化に「社運」をかける。今年3月に成田の発着枠が年2万回増えた効果も含め、11年度の国際線売上高を09年度より約6割多い3570億円と見込む。
ただ、日航と全日空の「パイの奪い合い」を懸念する声もある。今回の羽田の国際線枠の割り当てをめぐっては、経営再建のために羽田発着便を最大限活用したい日航に対し、全日空は「公的支援を受ける日航が同業他社の経営を圧迫するべきでない」と主張。結果的に均等に割り振られ、既存の路線も含めて羽田発着の国際線の大半で両社が競合することになった。(澄川卓也)
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