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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

4961チバQ:2015/04/15(水) 23:07:50
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150414174975.html
県議選 戦いの跡(上越)
楡井、初のトップ

 12日投開票された県議選では、改選前33議席の自民党が、無投票も含め32議席を得る安定した戦いを展開した。民主党、公明党は改選前から各1議席増やしたが、共産党、社民党は議席数を維持。対自民勢力は改選前と大きく変わらない結果となった。投票率は初めて50%を切り、過去最低の49・70%。「地方創生」や人口減少対策といった重要課題がある中での選挙だったが、争点が明確にならず、盛り上がりを欠いた面もあった。各選挙区の戦いを振り返った。(敬称略。年齢は投票日現在)

    ◇    ◇

【上越】
 <楡井、初のトップ>

 大票田の高田地区をはじめ、市内全域で堅調な戦いを進めた現職楡井(自)が初のトップで3選を果たした。「県政に女性の声を」と訴えた新人秋山(無)は2位で初当選を飾った。

 楡井は地元の頸北地区をまとめ、建設業者などを軸とした組織がフル回転した。高田地区を地盤とした元県議の票も一定程度獲得し、強さを発揮した。

 秋山はNPO法人での活動で培った人脈を基に無党派層に食い込んだ。民主前県議の後継として連合票も確実に押さえ、上越市区初の女性県議誕生を決めた。

 現職小林(自)は、地盤の直江津地区を町内会単位で手堅くまとめた。高田を地盤とする市議の支援も受け、前回よりも票を積み上げた。

 現職小山(社)は、原発問題で新人橋爪(共)と主張が重なり序盤は苦戦したが、社民系労組や民主前県議の支援も得て、4位に食い込んだ。

 前回トップの矢野(自)は、浮動票に狙いを定めて街頭演説を徹底した。低投票率に苦しみ、票を減らしたものの議席は守った。

 橋爪は党支持層を固めて郡部でも支持を広げ、前回の共産候補を大幅に上回る票を獲得したが、及ばなかった。

◇上 越 市(定数5-6)
 当 14,654  楡井辰雄 63 自現(3)
 当 14,153  秋山三枝子 64 無新(1)
 当 12,523  小林林一 70 自現(4)
 当 12,402  小山芳元 67 社現(6)
 当 10,820  矢野学 74 自現(2)
    9,594  橋爪法一 65 共新 


【妙高市】
 <横尾、実績訴え 一騎打ち制す>

 2期8年の実績を訴えた現職横尾(無)が新人渡部(無)との一騎打ちを制した。

 横尾は初めて自民の推薦を取り付け、高鳥修一衆院議員や党幹部らの応援を受けた。市議の大半も支援に回り、後援会組織を固めた。北陸新幹線の開業や妙高戸隠連山国立公園の誕生を生かした雇用の創出を訴え、幅広く支持を集めた。

 市職員を辞めて11月に出馬表明した渡部は、民主と社民の推薦を受けた。知名度不足を克服するため、支持者回りを重ね、若さや世代交代を主張したが、議席を奪えなかった。

◇妙 高 市(定数1-2)
 当 8,229  横尾幸秀 69 無現(3)
   6,526  渡部道宏 49 無新 

【統一地方選・県議選】 2015/04/14 10:42

4962チバQ:2015/04/15(水) 23:08:43
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150414174972.html
県議選 戦いの跡(長岡)
主要政党の戦い 2新人攻勢

 12日投開票された県議選では、改選前33議席の自民党が、無投票も含め32議席を得る安定した戦いを展開した。民主党、公明党は改選前から各1議席増やしたが、共産党、社民党は議席数を維持。対自民勢力は改選前と大きく変わらない結果となった。投票率は初めて50%を切り、過去最低の49・70%。「地方創生」や人口減少対策といった重要課題がある中での選挙だったが、争点が明確にならず、盛り上がりを欠いた面もあった。各選挙区の戦いを振り返った。(敬称略。年齢は投票日現在)

    ◇    ◇

【長岡市・三島】
 <主要政党の戦い 2新人攻勢>

 主要政党が候補を擁立し激戦となる中、星野(自)がトップで11選を決め貫禄を見せた。一方、「世代交代」を訴えた新人2人が攻勢を掛け初当選。中でも安沢(公)が「台風の目」となり、保守層や無党派層も取り込み約1万8千票で3位に食い込んだ。

 自民県連会長の星野は後援会をフル稼働させ、地盤の旧長岡市に加え、合併地域にも浸透。前回より約4千票減らしながらも首位を守った。柄沢(自)も約3千票減らしたものの後援会や企業による組織戦で地盤の旧三島郡を固め、2位に入った。

 安沢は支持母体の創価学会などによる基礎票が1万票前後とみられたが、地元の旧小国町を固めたほか、各地域で票を掘り起こし、公明に長岡では初の議席をもたらした。長部(社)は脱原発を前面に掲げ、労組票に加えて旧長岡市を中心に個人票を積み上げ、社民の議席を死守した。

 西川(自)は「栃尾から県政の灯を消すな」を合言葉に、業界団体と連動し「オール栃尾」体制で地盤の旧栃尾市を固め、滑り込んだ。新人の佐藤(民)は民主系労組や田中直紀参院議員の支援を受け、民主支持層をまとめて辛うじて民主の議席奪還を果たした。

 竹島(共)は共産支持層を固めたが、女性票を取り込みきれず議席を失った。松川(緒)は草の根で戦ったが、支援者の高齢化や女性票の流出が響き約4500票減らし5選を逃した。

◇長岡市・三島(定数6-8)
 当 23,326  星野伊佐夫 75 自現(11)
 当 18,445  柄沢正三 60 自現(6)
 当 18,421  安沢峰子 46 公新(1)
 当 13,123  長部登 66 社現(4)
 当 12,991  西川洋吉 74 自現(4)
 当 11,090  佐藤伸広 48 民新(1)
   10,823  竹島良子 65 共現 
   10,722  松川キヌヨ 71 諸現
 

【柏崎市・刈羽】
 <新人・池田は保守層崩す>

 新人の池田(無)が、自民候補の一本化で1位当選を狙ったベテラン現職三富(自)を上回る得票で、選挙区初の女性県議となった。新人の鷲尾(無)は出馬表明の遅さが響いた。

 社民推薦の池田は市議3期の実績などをアピールし、女性を中心にした草の根選挙を展開。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について3候補の中で唯一慎重な姿勢を示し、原発に否定的な票のほか保守層にも食い込んだ。

 自民県議東山英機の引退で唯一の自民候補となった三富は保守層をまとめきれず、2位で10期目の当選となった。後援会や企業・団体が選挙戦を支えたが、一部の安泰ムードや多選批判などが重なり伸び悩んだ。

 民主推薦の鷲尾は衆院議員の兄英一郎と共に自転車で幹線道路を走り、アウトレットモールの誘致を主張するなどして無党派層の取り込みを目指したが、出馬表明が遅く届かなかった。

◇柏崎市・刈羽(定数2-3)
 当 16,749  池田千賀子 54 無新(1)
 当 16,249  三富佳一 76 自現(10)
   11,692  鷲尾百合子 33 無新

4963チバQ:2015/04/15(水) 23:09:02

【南魚沼市・南魚】
 <分裂ばねに、自民が独占>

 分裂した自民の新人松原と現職斎藤が、危機感をばねに議席を占めた。若月(無)は自民の集票合戦のはざまで埋没した。

 松原は市議の半数のほか、井口一郎市長や元県議の一部支援者から支持を受けた。南魚沼市を中心に張り巡らせた後援会がフル回転。地元での政治活動が少ないという一部からの斎藤批判を意識し「県政を取り戻す」と訴え、斎藤に千票近くの差をつけた。

 斎藤は支援者の一部が松原に流れ、苦しい戦いを強いられた。4期の実績と地元病院理事長の知名度を前面に打ち出し、業界団体を中心とした組織を引き締め滑り込んだ。湯沢では松原を圧倒、公明支持層を取り込んだことも奏功した。

 若月は魚沼地域で唯一の非自民現職であることを強調し、無党派層に原発再稼働反対などを訴えたが、自民2人が激しく争う中で票を伸ばせなかった。

◇南魚沼市・南魚(定数2-3)
 当 12,745  松原良道 63 自新(1)
 当 11,953  斎藤隆景 71 自現(5)
   10,054  若月仁 56 無現  

【統一地方選・県議選】 2015/04/14 10:43

4964チバQ:2015/04/15(水) 23:09:25
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150415175187.html
新潟市議選 篠田市長、出番少なく
昨秋4選の苦戦を反映

 12日投開票の新潟市議選では、篠田昭市長が保守系の現職候補の応援に回る姿が見られた。昨年11月の市長選で支援を受けた候補のてこ入れだが、過去の市議選に比べると応援要請は少なめ。現職陣営からは、市が進めるBRT(バス高速輸送システム)計画への評価から「今の市長を呼んでもプラスにならない」との声も漏れる。応援演説には“アンチ篠田”の現職を批判する内容も含まれており、関係者からは「強権的だ」との批判も出ている。

 「なんでも反対、あれは中止、国に文句を言うだけ。そういう議員と地域のまちづくりを進めることは非常に難しい」。11日昼、江南区の曽野木団地前。現職候補の応援演説で篠田市長は支持者に訴えた。続く候補は「私が落選したら、まちづくりは衰退する。どうしても勝たせてほしい」と声を張り上げた。

 演説は、対立候補への批判とも取られる内容だった。江南区は定数1減の4議席を現職5人、新人1人で争い、この現職は議席を失った。

 3日の告示日には、北区の現職金子益夫氏の出陣式に出席。金子氏は、市議会最大会派の代表をしていた昨年、「篠田氏の4選出馬に道を付けた恩人」(ベテラン市議)とされる。篠田市長は告示直後、「金子さん以外への支援は未定」と語り、7日の定例会見で候補の支持基準を問われ「(選挙が)弱い人」と回答。江南区への来援は急きょ決まったものだった。

 篠田氏初当選の5カ月後に行われた2003年市議選では「改革派市長のイメージにあやかりたい」と各陣営から篠田市長へ応援要請が相次ぎ、政令市移行後初となる前々回の07年市議選でも市長来援の効果に期待が高かった。しかし、今回は「篠田さんを呼ぶと票が逃げる」(ある現職)との声すら聞こえてくる。背景には、BRTが争点化したことで苦戦を強いられた昨秋の市長選がある。

 昨年11月の市長選には、前自民党市議(当時)の吉田孝志氏が出馬し、市議会内の保守系会派が分裂。吉田氏は市長選で篠田氏に約7千票差まで迫り、今回の市議選では中央区で得票を1万票の大台に乗せてトップ当選した。

 こうした経緯を踏まえてか、篠田市長は応援演説で保守政界の在り方にも言及。金子氏の出陣式では「旧新潟市の保守は、私から見ると、少しおかしいところがある」と語り、11日の街頭演説でも「旧新潟市の保守はあっち向いたり、こっち向いたりで大変なんです。しっかりまとまってほしい」とやゆした。

 保守系の市議会関係者は「自分の言うことを聞く議員を増やしたいのだろう」と篠田市長の心中を読み解く。その上で「大きなお世話。市長の権力をかさに、市執行部だけでなく、議会にまで手を突っ込んでくるのか」と不快感をあらわにしている。

【統一地方選・県議選】 2015/04/15 10:29

4965チバQ:2015/04/15(水) 23:10:55
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015041402000229.html
【検証とやま県議選】(上)過去最低の投票率
2015年4月14日

有権者の関心が高まらず、県議選の県全体での投票率は46.81%と過去最低を記録した=富山市内で
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子育て世代に声届かず

 「投票率が少しでも上がっていれば、もう一議席取れたかもしれない」。投開票翌日の十三日、候補者四人を立てながら一人の当選にとどまった共産の幹部が嘆いた。県全体の投票率が初めて50%を下回り、過去最低の46・81%を記録した今回の県議選。投票率の低下は、地方での組織力に勝る自民の盤石さを際立たせた。

 「二十代、三十代の人に投票に行ってほしかったが、浸透しきれなかった」。そう語るのは、子育て世代が多い新興住宅地を抱える富山市婦中町が地盤の自民現職、藤井裕久。二期目の議席を獲得したものの、訴えが届いているという手応えが薄かった選挙戦を振り返った。藤井が立った富山市第二は、投票率が前回から17・91ポイント減の45・91%と、県内で最大の下げ幅となった。

 選挙戦で藤井は、少子化対策として婚活や子育ての支援策を訴えた。商工会青年部などの若い支援者に活動を支えられたが、「共働きで昼は家にいない人が多く、電話がつながらない。やりにくかった」と漏らす。選挙カーで回ると、「音がうるさい」と事務所に苦情が入ることもあった。

 新興住宅地は、山間部と比べて生活環境は恵まれている。「便利な土地柄だけに、不満が少ない若い人にどう関心を持ってもらうか」と課題を語る。

 地域との関わりが薄い人々にどう声を届ければよいのか。県議選としては今回初めて導入されたインターネット選挙は、一つの答えにも映る。

 だが、同じ富山市第二で当選した自民現職の宮本光明は、「不特定多数の人がネットを見て判断してくれれば良いが、本当に限られた人しか見ていない」と話す。ブログやフェイスブックで個人演説会などの活動の様子を紹介したが、見てもらえなければ意味がない。宮本は「あくまで日常の後援会活動が中心で、ネットはそれに付随したもの」と考える。

 各種選挙で投票率が下がり続ける中、藤井は「地方議員の責任でもある」と自戒を込める。「普段から地域にいる県議や市議が、若いお父さん世代に政策を訴え、要望を吸い上げる活動をしなければいけない」

 有権者からは「県議が何をやっているのか分からない」との声も上がる。今回は五選挙区で無投票となったが、有権者に直接訴えかける機会が無くなれば、「無関心」はますます強くなる。 (敬称略)

     ◇

 十二日に投開票された県議選は、自民が七割を超える議席を維持し、「一強」を強く印象づけた。選挙を通じて浮かび上がった課題を検証する。

 (この企画は、豊田直也、広田和也が担当します)

4966チバQ:2015/04/15(水) 23:11:16
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/toyama/CK2015041502000197.html
【検証とやま県議選】(下)擁立苦戦「守り」の戦い
2015年4月15日

2月の常任幹事会で新たな候補者擁立の断念を表明した高田一郎・民主党県連代表(左)=富山市内で
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民・社の存在感なく

 戦う前から勝負が決まっていた-。そんな印象が強い今回の県議選。民主、社民は候補者擁立に苦戦し、現有議席維持に終わる「守り」の戦いとなった。自民一強に対抗する選択肢を有権者に示せなかった責任が、重くのしかかる。

 「空白区で擁立を真剣に考えた。ただ、政権を担っていた時代の不信をぬぐえなかった」。民主党県連代表の高田一郎は十四日、取材に県議選で新たな候補者擁立ができなかったことを悔やんだ。

 民主は県議選前、射水、滑川両市の空白区での擁立に向けて、複数人に接触し立候補を求めた。だが、首を縦に振る人は現れず、二月末に擁立を断念。高田は「政権時には候補者自ら手を挙げてきていたが、今では期待できない。候補者を育てようにも、政治に関心を持つ人が少なすぎる」と嘆く。

 社民も事情は同じだ。「五人以上の擁立を」と臨んだものの、結局は引退した議員の後任に新人一人を擁立しただけに終わり、現有三議席の維持を目指す守りの選挙を強いられた。有権者に選択肢を示せず、党県連幹事長の柴義治は「非常に責任を感じている」と肩を落とす。

 昨年の衆院選で全国的に躍進を果たした共産は存在感を見せた。県議四人以上の政党に与えられる代表質問権を取ろうと現職一人を含む四人が立候補。県委員会委員長の上田俊彦は「候補者擁立は党としての役目。常に準備している」と言い切る。

 結果は、現有の一議席にとどまった。だが、投票率が下がった中、前回選に続いて候補者を立てた富山市第一、高岡市、射水市の三選挙区での得票数は計約二千票も増加。上田は「国政に批判的な保守層も投票してくれたと思う。舟橋村議選や来夏の参院選につながる結果だ」と手応えを口にした。

 一方の民主。二〇一三年参院選と一四年衆院選の直近二回の国政選挙でも候補者の擁立に失敗しており、来夏の参院選にも不安を残す。

 高田は、政治スクールの開催や候補者の公募で、来夏の参院選での候補者擁立を目指す方針を明かし、力を込める。「政権を奪った時のように何かの風を起こさないと。何としても擁立したい」。もう不戦敗は許されない。

  (敬称略)

4967チバQ:2015/04/16(木) 21:19:00
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041602000241.html
高山陣屋周辺の街宣自粛名人戦に配慮、候補者困った
2015年4月16日

投票のお願いをする県議選候補者(右手前)。高山陣屋前は選挙活動の定番スポットだ=11日、岐阜県高山市で
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 十九日告示の統一地方選後半戦の岐阜県高山市議選で、選挙期間中の二十二、二十三日に市中心部の観光名所・高山陣屋で開かれる将棋の名人戦第二局に、候補者たちが頭を悩ませている。羽生善治名人(44)らに勝負に集中してもらおうと、議会は半径三百メートル以内での拡声器の使用自粛を申し合わせたが、陣屋前は街頭演説の定番スポット。候補者からは「選挙の勝敗への影響が大きい。日程がずれてくれれば良かったのに」との声が漏れる。

 高山陣屋は防音環境が整っておらず、拡声器を使っての演説は対局者に丸聞こえ。これを知った議会は三月の議会運営委員会で、対局日の拡声器の使用自粛を申し合わせた。ウグイス嬢らの声を発しながらの選挙カーの運行も自粛する。引退を表明している島田政吾議長(69)は「市のイメージアップのためにも全員一致で決めた」と話す。新人候補には、市議会事務局が事情を説明した。

 高山陣屋管理事務所の宇津宮清和所長(54)は「観光都市であることを最大限に考えてくれた」と感謝するが、候補者からは困惑の声も。今のところ、定数二四に二十五人が立候補を予定。陣屋前では朝市が毎日開かれ、地元の買い物客も訪れるため、選挙戦では多くの候補者が街頭演説をするとみられる。統一選前半戦の岐阜県議選高山市選挙区(定数二)でも、候補者の三人全員が演説した。

 市中心部を地盤とする現職候補は「非常に影響がある。防音設備の優れたホテルでやればいいのに」と言い、別の現職候補も「この選挙区の重要拠点なので痛い。事情が事情なので、反対するわけにもいかない」。新人候補は「人の多い所でアピールする機会が減り、現職が有利になるのでは」と疑問を投げ掛ける。

 対局を誘致した県の文化振興課によると、県内での名人戦は三十三年ぶりで、高山での開催は初。本年度七百万円の予算を計上した上、名人戦の準備期間を含む三日間は観光客が入場できず収入も減るが、「高山の観光や、県が運営する高山陣屋を強くアピールしたかった」と狙いを説明する。

 今回の自粛はあくまで申し合わせで、公職選挙法の規制は受けないが、現職候補の一人は「無視して演説したらひんしゅくもの。逆に票が減りそう」と懸念する。別の現職候補は「握手や電話、インターネットなど別の作戦を練らないと」と話している。

 高山市議選の投開票は二十六日に行われる。

 (高山支局・清水裕介)

 <高山陣屋> 国指定史跡。もともとは高山城主・金森氏の下屋敷で、飛騨国が幕府の直轄領となった江戸時代は役所として使われた。明治以降も1969(昭和44)年まで、高山県庁舎など地方の役所として機能した。管理事務所によると、全国で唯一残っている郡代・代官所の建造物。

4968チバQ:2015/04/16(木) 22:30:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk15010016000c.html
検証・県議選:’15統一地方選/上 自民は「目標達成」 「台風の目」には振り回され /新潟
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 「勝たせていただいた。もう1人会派に加わってもらえるようなので目標達成だ」。統一地方選前半戦の県議選の投開票から一夜明けた13日、自民の星野伊佐夫会長は県議会庁舎での党議のあと、記者団の取材に語った。

 県議選では定数53のうち、自民は改選前の勢力33議席から1議席減らす32議席となったが過半数を維持。民主は改選前から1議席増の6議席、公明は1議席増やし、2003年以来となる2議席を獲得。共産は1議席、社民は2議席と改選前の議席数を維持した。諸派は1減の1議席、無所属は9人が当選した。

 自民は、正副議長と4常任委員長ポストを独占し過半数を占める「絶対安定多数」も維持したが、三条市では民主の候補擁立のあおりを受けた現職1人が議席を失った。議席奪還を狙った新潟市西蒲区でも新人1人が涙をのんだ。

 西蒲区では、当選した重川隆広氏(64)らが立候補。自民は「台風の目」となった重川氏に翻弄(ほんろう)された。

 建築会社社長の重川氏は立候補の意向を固めた昨夏から、地元の企業関係者や自民の旧町村支部などに応援を依頼していた。自民は候補者擁立が難航し、板金会社社長の五十嵐諭氏(45)を擁立したのは2月だった。五十嵐氏には、旧新潟1区でライバル関係にあった故小沢辰男、故近藤元次の両氏のそれぞれの関係者がそろって陣営に入った。

 しかし出遅れは想像以上に響いた。自民県連幹部によると、五十嵐氏への支援を巡り、同党の旧町村支部に依頼したが「もう重川氏に決めたから無理だ」と断る支部長が多かったという。重川氏が民主の推薦を得たことを伝えても反応はあまり変わらなかった。県連幹部は「『面』で支持団体を押さえた重川さんが上手だった」とため息をついた。

    ◇

 議席をすべて確保した長岡市三島郡区でも、自民は「台風の目」に振り回された。同区で公明として初めて議席を得た安沢峰子氏(46)が立候補を表明したのは昨年11月の衆院解散直前だった。

 しかし年が明けた今年1月から公明の支持団体である創価学会が、毎日戸別訪問するなど本格的に動き始めてから一変する。これまでの公明からの票がごっそりなくなる。同選挙区選出の星野会長や柄沢正三議長、西川洋吉氏を慌てさせた。星野会長は後援会を本格的に動かし始めた。

 結果として共産と諸派の現職があおりを食って落選した。だが自民同士の票の奪い合いもあり、ピリピリしたムードが漂っていたという。

 今回の県議選を象徴した二つの「台風の目」。県議会自民党という巨大勢力をピリリとさせた。【米江貴史】

4969チバQ:2015/04/16(木) 22:31:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk15010002000c.html
検証・県議選:’15統一地方選/下 大きな争点見えず 投票率過去最低を更新 /新潟
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 県議選から3日後の15日、新潟市中央区古町で有権者に聞いた。

 「若者が選挙に行かないのは県議と接する機会が市議に比べて少ないから。もう少し独自性のある政策なら若者も興味を持つのでは」=新潟市中央区・公務員男性(38)

 「県議はよく知らないので、街頭で一番見かけた人に投票した。政策はどこも一緒だと思う。若い人には誰が立候補しているか知らない人もいるんじゃないかな」=同、会社員男性(27)

 選挙の度に低投票率が騒がれるようになって久しい。今回の県議選でも投票率は49・70%となり過去最低を更新した。

 投票率は選挙日前には改善するとの見方が強かった。52・88%だった前回は、直前に起きた東日本大震災の県内避難者に配慮した自粛ムードが影響したとされたからだ。しかし下落傾向に歯止めはかからなかった。

 「大阪都構想のような大きな争点が見えにくかったことでしょう」。新潟大法学部長の田村秀教授(行政学・地方自治)は今回の低投票率をこう分析する。

 県政の課題には、人口減少対策や、回復の兆しが見えない地域経済の問題などが挙がった。自民県連の幹部は「県民と同じ目線で、何を望んでいるか、有権者と日ごろから話し合い、それを踏まえて公約を訴えている」と県民と身近であることを強調する。

 しかし古町で聞いた有権者は県議会の発信力の弱さを指摘。田村教授も「議会の議論が活発でなく住民に伝わっていない。県政の決定権があるように見えない」と話す。

 若手議員の少なさが若年層の選挙離れにつながっている、との声もある。田村教授は20代から40代の候補者の少なさを指摘する。自民の別の幹部も「保守系の若い人がいると盛り上がる」と話す。しかし今回の県議選では73人の候補者のうち、30代は3人、40代9人と2割に満たなかった。家族の反対で断念するケースが多いという。

 投票率下降を食い止める良案はないのだろうか。

 田村教授は「常日ごろから、支持者だけでなく、住民全体を交えた集会を開くなど発信し続けることが必要だ」と議員側の努力を求める。さらに関心を持ちやすい環境の整備も挙げる。

 一つは地方議会もイギリスのように小選挙区制を導入する点だ。現在の大選挙区制は市町村合併が進んで広くなり、候補者の姿が見えにくくなっているという。

 もう一つは、現在議論されている選挙権の18歳引き下げを見据え、初等中等教育に政治を組み込むことだという。子ども議会を継続的に開いたり、中高生と議論する場を開いたりすることが挙げられる。政党にも政党色が偏らない啓発活動が求められるという。「選挙権の年齢引き下げへの対策は特効薬がない」(民主幹部)との声もあるが、知恵の出し方が今後の地方政治を左右する。【米江貴史、山本愛、堀祐馬】

4970チバQ:2015/04/16(木) 22:36:05
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/ishikawa/CK2015041402000230.html
【一強潮流 2015石川県議選後】(上)自民膨脹、不安定要素にも
2015年4月14日

当選が決まり、谷本正憲知事から祝福の電話を受ける福村章さん=12日夜、石川県小松市芦田町の事務所で
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 受話器の向こうで知事の声が弾んだ。「一緒にやれることを幸せに思う」。石川県の谷本正憲知事を支え、十二日投開票された県議選で貫禄の十選を果たした自民党県連の重鎮、福村章さん(76)はそう伝え、集まった支援者の前で二人の関係を見せつけた。県政界関係者の多くは、事実上この二人が県政を動かしているとみる。

 自民が独占するか、民主など非自民勢力が阻むか-。森喜朗元首相のお膝元、小松市選挙区(定数四)は政党対決だけでなく、谷本県政の行く末をも占う意味で注目された。若手や女性の新人も出馬し「世代交代」も問われるような戦いになったが、まったく動じなかった。福村さんは「大変苦しい選挙戦だった。やっぱり福村軍団はすごいな」と会場を沸かせ、「経験と知恵のすべてを振り絞る」と約束した。

 自民は今回、公認の二十四人に加え、推薦の無所属二人が当選し、改選前の二十五議席から一つ上積み。無所属で当選した自民系の元職や新人が南加賀地方で非自民勢力を破り、さらなる伸長へ可能性を広げた。

 「自民が議長も副議長ポストも割り振っている。一人会派では何回当選しても…」。投開票から一夜明けた十三日、党県連の木本利夫幹事長らは、一強のうま味をちらつかせながら、いち早く無所属議員の取り込みに動いた。金沢市内で開いた五役会では、元職や無所属で出馬した新人らへの対応を協議。早くも六人を“内定”し、富山県議会のような議席の七割に上る三十議席の大台が現実味を帯びてきた。

 議会日程の連絡・調整で、五役会に一時同席した議会事務局の職員に対して、ある幹部は「所属議員も多い。自民の意向を聞きながら意思疎通を図ってやらんといかんよ」と注文する場面も。膨張する「自民一強」ぶりを印象づける一幕だった。

 県議会の新たな顔触れがそろったこの日、谷本知事は記者団に「知事に近いとか遠いじゃなしに、単に若返ればいいということではない。新人は前例にとらわれない活動をすることもあるけど、全体を見る力ではベテランに及ばない」と、ベテランとの密接な関係を批判的にとらえる意見を一蹴するように答えた。「互いに足らざる所を持ち寄り、議会を活性化させればいい」とも。

 現職では全国最多タイ六選の谷本知事。当選を重ねるごとに、自民内では多選の是非の議論が繰り返されてきた。自民が伸長するほど、知事も自民の意向を尊重せざるをえなくなる。だが所属議員が増えることで、知事との協調を優先させるベテランに疑問を感じる中堅や若手が台頭する可能性も高まる。

 これまで知事に近いベテランがそうした声を押さえ込んできたが、組織が膨張すれば内部の勢力争いが生まれ、知事との関係でも不安要素になりかねない。膨張自民の行く末は、谷本県政の命運をも左右しかねなない状況になりつつある。

    ◇

 石川県議選は、自民が改選前の議席を上積みし、無所属の当選者も数人加わる可能性があり、「一強」が加速する結果となった。民主など非自民勢力にとっては巻き返しへ正念場が続く。一強が県政界にもたらす影響や課題を探った。 (統一地方選取材班)

4971チバQ:2015/04/16(木) 22:36:19
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/ishikawa/CK2015041502000198.html
【一強潮流 2015石川県議選後】(中)非自民異なる主張 どう連携 
2015年4月15日

3人に減った石川県議会第2会派の県政石川。影響力発揮には他党派との連携が鍵になる=14日、石川県議会で
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 「自民はやっぱり強かった。そういう状況でどうあるべきか。自民以外の方々と早急に相談したい」。石川県議会の第二会派・県政石川の顧問で、県議選で十二選を果たした無所属の金原博さん(85)は十四日、記者団に他党派との連携や合流などを検討する考えを示した。

 県政界で長年非自民勢力の先頭に立ってきた新進石川から分かれた県政石川。昨秋の金沢市長選に出馬するため辞職した元職の石坂修一さん(62)が今回返り咲いて合流したが、改選前は四人だったメンバーは現職の引退と落選で一人減った。第二会派と言っても三人では活動に限界が。「議席減は痛恨の極み」。同日、改選後初めての会合前、仲間が減り少し広くなった会派執務室で、三選の吉田修さん(52)は何度も漏らした。

 「県政石川には改選後、自民入りする者もいるんじゃないか」。県政界ではそんな臆測が出るほど、最大会派・自民の「一強」が際立つ。その自民は無所属当選者も加え三十人超えも視野に入れる中、県議不在だった民主は公認、推薦各一人を何とか獲得したが、いずれも新人。三人いた社民系会派「清風・連帯」は引退と落選で社民公認一人となり、県政石川を含め、勢力維持へ正念場が続く。

 県議選結果が出た十二日夜、民主県連の近藤和也代表は「ゼロという状況から考えれば前進。反転攻勢のきっかけにしたい」と意欲。小松市で唯一の公認として自民独占を阻んだ一川政之さん(41)も自らの得票一万票台を「自民一強への不満、不安な声の集まり」ととらえ、他党派との協力へ「いろんな面で連携できるところがある」と積極姿勢を見せた。

 一方、推薦した六人のうち四人が当選した連合石川。一定の影響力を持てる会派の実現を目指し狩山久弥会長は十四日、そのうちの一人、清風・連帯の現職で社民県連代表の盛本芳久さん(60)と接触。盛本さんは「一人会派の考えはない。少しでも多くの人と連携できたら」と前向きだ。

 連携の目安となるのは「代表質問権」が得られる七人以上。三党派は過去、国政選挙などでも「非自民」の枠組みで連携を取ったり、昨秋の金沢市長選で県政石川の石坂さんを支援したりした経緯がある。ただ、名前が挙がる二期目の本吉浄与さん(35)も、これまで通り一人会派の見通し。二〇一四年春の知事選出馬をめぐり民主を離党した川裕一郎さん(43)も「声がかかれば考えるが、そんなことはないと思う。民主と一緒の選択肢はない」と話し一人会派を続ける意向。七人集まるかどうかは微妙だ。

 一人や二人、三人では議会議案(四人以上)も提出できない。現時点で枠組みは見えないが、会派結成届の締め切りが十七日に迫る中、金原さんは「四人と三人は全然違う」とつぶやき、一人でも多く連携したい考えだ。

 ただ、原発政策などで主義・主張が大きく異なり調整すべき課題は少なくない。県政石川の一人は「その部分だけ互いに干渉しないことでまとまれば」と課題によって柔軟な対応ができれば連携もあり得る見方を示した。

 仮に七人にならない場合でも、代表質問権の条件緩和などを自民に働き掛けるとみられる。一強に対峙(たいじ)するための合従連衡。しかし、急繕いの結束ではいずれまたほつれかねない。 (統一地方選取材班)

4972チバQ:2015/04/16(木) 22:36:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/ishikawa/CK2015041602000223.html
【一強潮流 2015石川県議選後】(下)首長蜜月 議会の麻痺懸念
2015年4月16日

 背中からため息が漏れていた-。十五日にあった石川県議選の当選証書付与式。前回、前方に座っていた金沢市選挙区のある自民現職は今回、選挙区で最も得票数を減らし、後方でうつむいた。過去の選挙での得票数一覧が張られた手帳を何度もめくり、「悔しい思いはあるが、(選挙戦に)悔いはない」。昨秋の金沢市長選では圧勝した前職の対抗馬の支援に回ったが、その影響を否定しなかった。冷静な口調だったが、首長との関係性を痛感させられた様子だった。

 全国四十一道府県議選は無投票当選が総定数の20%超で過去最高。石川県内も十五選挙区(定数四三)のうち戦後最多の八選挙区で計十一人が無投票だった。

 投開票から一夜明けた十三日、谷本正憲知事は無投票について「小選挙区制が浸透する中、特に一人区の能登は首長選と同じ。同一政党から対抗馬が出れば地域真っ二つの選挙となり、大きなしこりが残る」と指摘。「現職がしっかり活躍していれば、対抗馬をぶつける必要がないとの考えが働いたのでは」と語った。

 それらの地域で無投票当選した現職の多くは「県とのパイプ役」を盛んにアピール。知事や地元首長との二人三脚で地域を活性化させることを約束し、多くの住民の理解を得たようだ。激戦が多かった加賀地方なども例外ではない。ベテランほど「知事と腹を割って話せる」「県や市と連携し、地方創生で市にしっかり予算が付くようにする」。こんなフレーズで知事や首長との親密ぶりを誇示する自民候補が目立った。

 本来、首長と議員は別の直接選挙でそれぞれ選ばれ、双方が適度な緊張感を保ちながら自治体を良い方向へ動かす「二元代表制」の関係。しかし、中には二人の顔が並んだポスターを作ったり、首長が応援弁士でマイクを握るケースも少なくない。首長にとっても自身の選挙で議員の応援を受けるなど、蜜月関係は深まるばかりだ。

 「人のふんどしで相撲を取るやつは駄目。協力することはすればいいが、多くがこびて、おもねる。県政評価のアンケートで百点つけるぐらいなら議員はいらない」。ある当選者は、議会機能が“麻痺(まひ)”する現状を憂いた。

 首長は予算執行や人事などで幅広い権限を握るため、議会側は行きすぎを防ぐ監視機能も担う。県議会は自民の一強が加速する見通し。その自民内で知事らとのパイプ役を優先する議員が増えれば、緊張感が失われ、チェック機能が働きにくくなる。「一強」は首長をも巻き込み、それを加速させる懸念がある。

  (統一地方選取材班)

4973チバQ:2015/04/16(木) 22:37:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk17010502000c.html
’15統一地方選:県議選 開票結果 /石川
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇金沢市(定数16−17)
 =選管最終発表

当 13760 下沢佳充 54 自元

当 10891 川裕一郎 43 無現

当 10512 石坂修一 62 無元

当 10327 佐藤正幸 47 共現

当  9574 紐野義昭 59 自現

当  9564 田中敬人 44 無新

当  8785 金原博 85 無現

当  8586 米沢賢司 64 自現

当  8398 中村勲 73 自現

当  8252 盛本芳久 60 社現

当  8119 増江啓 60 公現

当  7959 谷内律夫 57 公現

当  7702 不破大仁 39 自現

当  7175 宇野邦夫 72 諸現

当  6711 安居知世 46 自現

当  5907 冨瀬永 50 無新

   5392 白崎勇人 55 自現

 ◇小松市(定数4−6)
 =選管最終発表

当 11932 藤井義弘 71 自現

当 10427 福村章 76 自現

当 10318 一川政之 41 民新

当  7368 八田知子 52 自新

   5011 木村賢治 31 自新

   4034 北栄一郎 67 無元

 ◇加賀市(定数3−6)
 =選管最終発表

当 9602 室谷弘幸 48 無現

当 8276 向出勉 77 自現

当 5455 田中哲也 53 無新

  4563 浅尾仁 26 無新

  4276 若林昭夫 75 無現

   194 豊田義輝 71 無新

 ◇羽咋市・羽咋郡南部(宝達志水町)(定数2−3)
 =選管最終発表

当 7812 稲村建男 71 自現

当 6816 本吉浄与 35 無現

   314 家田徹 73 無新

 ◇白山市(定数4−9)
 =選管最終発表

当 9979 作野広昭 58 無元

当 8828 車幸弘 46 自新

当 7115 横山隆也 50 無新

当 6870 吉崎吉規 66 自現

  6741 米光勲 61 無現

  4963 大口英夫 49 自現

  4180 竹内孝徳 41 無新

  2574 八田好弘 68 共新

   379 山本大道 61 無新

 ◇河北郡(津幡町・内灘町)(定数2−3)
 =選管最終発表

当 10514 焼田宏明 57 自現

当  7609 米田昭夫 70 自現

   7071 西尾雄次 66 無新

 ◇鹿島郡(中能登町)(定数1−2)
 =選管最終発表

当 6097 山田省悟 67 自現

   217 家田万理子 76 無新

4974チバQ:2015/04/16(木) 22:38:11
http://www.sankei.com/region/news/150414/rgn1504140025-n1.html
2015.4.14 07:09
【統一選2015】
検証(上)静岡県議選 県政への関心低下

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 ■新人・女性に壁厚く議会の代謝進まず

 告示日の過去最低の立候補者数に始まり、投開票日には過去最低の投票率に終わるという有権者の県政への関心低下傾向がうかがわれた県議選。議席の過半数をめぐる争いは自民が民主に完勝したが、自民も県連幹事長が落選するなど「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠いた」(静岡大の日詰一幸教授)格好で、県議会は県政課題の対策とともに県民の県政に対する関心をどう高めるかも課題となりそうだ。

 「一応勝利でしょうね。勝利は勝利でしょう」。自民県連の塩谷立会長は13日、県庁で開いた会見でこう述べた。しかし、笑顔は見せなかった。

 自民は37議席を獲得し、過半数35を超えたことで、最低限の目標は達成した。塩谷氏は、熱海市や函南町など「県東部の1人区で健闘した結果、過半数を維持できた」と評価した。ただ、県連幹事長の大石哲司氏(75)が牧之原市・吉田町で落選したことなどを挙げ、「満足したかというとちょっと取りこぼしがあった」と言葉を濁した。

 一方、民主県連の細野豪志会長は同日、「自民を過半数割れに追い込むという目標を達成できなかった。敗北と認識している」と言い切り、敗因について「民主に対する風当たりの強さ」を繰り返し挙げた。



 さらに、民主候補の落選理由として細野氏が挙げたのが、地方組織の弱体化だ。民主は現在、衆院選の選挙区に相当する2、4、7、8区の総支部長が不在になっており、細野氏は「相当、今回の結果に影響した」と述べた。自民の多くのベテラン現職が、接戦が伝えられていた選挙区も含めて完勝したのとは対照的で、自民の集票組織の強固な地盤が如実に表れた。

 ただ、こうした強固な地盤を持つ現職の壁が新人に立ちふさがったことは、一面では、議会の新陳代謝を止めている。また、女性候補も今回、3人の当選にとどまっており、女性参入への障壁はかなり高くなっていると言えそうだ。

 自民は保守系無所属候補の会派入りを進めており、改選前の38を超える議席を確保する見込みで、川勝知事とは「是々非々は引き続き堅持する」(塩谷会長)方針だ。日詰氏は、人口流出や経済活性化、浜岡原子力発電所の再稼働など「県民に関心が高い課題でいかに対策を行うのかが大事だ」と指摘。市議ほど地域密着ではなく、働き方が見えづらい県議に対する関心を高めるためにも、知事との政策論争が必須となる。      

                    ◇

 統一地方選前半戦が終了した。自民会派が過半数を維持した県議選、現職が再選した静岡・浜松両市長選や浜松市議選を振り返り、県政や両市政の今後を分析する。

4975チバQ:2015/04/16(木) 22:38:33
http://www.sankei.com/region/news/150415/rgn1504150066-n1.html
2015.4.15 07:02
【統一選2015】
検証(中)静岡市長選 田辺氏圧勝





 ■自滅した女性対抗馬 有権者の消極的支持

 「追い上げられた感じが全くなかった。現職優勢と報道されれば、ある程度は追い上げられるものなのに…」

 選挙戦最終日の11日、田辺信宏氏陣営の幹部は、肩すかしを食らった様子だった。組織を固め万全の準備をして臨んだ田辺氏に、「女性経営者」を前面に押し出して対抗した高田都子(ともこ)氏は、序盤の勢いはどこへ、しぼむように失速していった。

 「私たちは素人。選挙のやり方なんて何も分からないから、いいと思ったことは全部やった」とは、高田陣営を取り仕切った兄の隆右氏。出馬表明が遅れた分、新聞に目立つ全面広告を打ったり、チラシを戸別配布したり、インターネットを駆使したりと“空中戦”を余儀なくされた。加えて、陣営には支援者が勝手連的に集散しており、統制のとれた態勢が構築できなかった。

 「人口100万人」「女性の市民税ゼロ」という派手なスローガンは、実現へのプロセスがあいまいだったこともあって、絵空事のように感じられた。中盤以降は「田辺市政ではダメ。何も変わらなかった」とネガティブキャンペーンに手を出し、かえって反発を招いた。鍵を握る後半戦、高田氏は急速に勢いを失い、自滅した格好だ。

 田辺陣営の“敵”は、すでに対立候補ではなかった。明確に川勝知事を意識していた。田辺氏の得票は18万5千票近く、得票率67%に達したものの、前回知事選で川勝知事が市内で得た19万票、71%には及ばなかった。

 「投票率が低いから19万票には届かない。得票率だけでも71%に乗せられればよかったのだが…」。12日深夜、陣営の幹部はこう漏らし、“川勝越え”を逃したことを残念がった。19万票に届かなかったことについては田辺氏自身も「それは、まあねえ」と大きく顔をしかめ、悔しさをにじませた。

 それでも、現在の静岡市になって以降、票数、得票率ともに最多。陣営は「絶大な信任を得た」と受け止め、田辺氏も「多くの票を武器に、どんな相手であろうと是々非々で臨んでいく。選ばれた以上、ついてこいとリーダーシップを発揮したい」と自信を深めている。

 もっとも、投票率は過去最低の48・42%。半数に満たない有権者のうちの3分の2からの信託でしかない。有力対抗馬が失速したこともあり、消去法で田辺氏を選択した有権者は少なくないだろう。支援した自民市議の間からも、「十分だとは思っていない。これからの4年間に期待しての応援だ」と、物足りなさを指摘する声が聞こえてくる。

 人口減少対策、経済活性化、国や県との連携強化と、市政に課題は山積している。「2期目が正念場」という決意を形にしてみせなければ、行政の継続性を重視し消去法で田辺氏を選択した市民は、離れていく。

4976チバQ:2015/04/16(木) 22:38:50
http://www.sankei.com/region/news/150416/rgn1504160014-n1.html
2015.4.16 07:02
【統一地方選2015】
検証(下)浜松市長選 行政区再編に“宿題”





 ■対立回避の代償高く しらける「信任投票」

 「行政区の再編はまだ個々の市民にまで浸透していない。『自分たちは疎外されているのでは』という人の不安感の払拭に努めたい」。新人の嶋田博氏を約20万票の大差で破り、3選を果たした12日、報道陣の質問に答える鈴木康友氏の表情に圧勝の余韻はなかった。

 鈴木氏は昨年11月に立候補を表明して以来、連合静岡など各種団体からの推薦を早々に取り付け、その数は約500に達するなど万全の組織戦を展開。地元経済界からも強力な支援を受けていたが、告示日に後見人とも言えるスズキの鈴木修会長兼社長から「今回の選挙は信任投票だ。投票率は50、60ではなく、70%を目指さないとダメだ」と強い口調で“宿題”を出されていた。

 しかし、ふたを開けてみれば、肝心の投票率は過去最低の53・56%。陣営幹部は「7割は希望的観測にしても、『市民からの信任を得た』と胸を張るためには、やはり6割台が欲しかった」と述べ、鈴木氏が進める行政区再編に対する信任としては不十分との見方を示した。

 平成19年4月に政令指定都市に移行し、現行の7区制となった浜松市。同月に初当選を果たした鈴木氏は行財政改革路線の下、「持続可能な行政サービスの提供を目指す」と行政区再編を検討。21年7月に市長の諮問機関である行財政改革推進審議会(当時)が意見書を市に提出し、市は「26年度までに住民投票条例を制定し、27年4月の統一地方選と同時に住民投票を実施する」という工程表を作成していた。しかし、再編に慎重な姿勢を見せる市議会最大会派・自民浜松からの反発もあり、鈴木氏は「30年度までに住民投票の実施を目指す」とトーンダウンしていた。

 しかし、自民浜松は「鈴木氏と大きな対立はない」として、今回の市長選への独自候補擁立を見送り、鈴木氏も選挙戦まっただ中の今月8日に、衆院議員時代から親しい菅義偉(すが・よしひで)官房長官を応援に呼ぶなど、お互いに融和に努めた。「今日は自民の先生方も来てくれてほっとした。しっかりと市長を当選させて、使っていただきたい」と話す菅氏に、ベテラン市議5人は苦笑を見せていた。

 だが結局、鈴木氏と自民浜松の対立回避は、双方にとって望ましい結末にはならなかった。鈴木陣営が信任の目安としていた投票率は、人口が最も多い中区では50・26%と有権者の約半数が棄権したといえる結果に。一方で、行政区再編に関心の高い天竜区では68・49%に達した。

 市議選告示前に「過半数獲得を目指す」としていた自民浜松も、行政区再編への中途半端な姿勢が響いたこともあり、現職15人のうち天竜区で市議会議長を含む2人が落選。東区でも現職がわずか6票差で共産の新人に敗北した。市長選で嶋田氏を推薦し、市議選で行政区再編への反対を真っ向から訴えた共産が2議席から5議席へと躍進を見せたのとは対照的だった。

 ひとまずは信任を得たといえる中、市議会との関係をどう調整しながら、行政区再編を進めるのか。鈴木氏の市議会調整に注目が集まりそうだ。

4977チバQ:2015/04/16(木) 22:40:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041402000084.html
検証 静岡市長選<上>盤石な組織選挙
2015年4月14日

 静岡市長選は、現職の田辺信宏さん(53)=自民、公明、改革推薦=が、新人のドラッグストアチェーン役員高田都子(ともこ)さん(62)と前県商工団体連合会事務局長松浦敏夫さん(62)の新人二人を大差で退け、再選を果たした。それぞれの戦いぶりと次期四年の課題を検証する。

◆推薦500以上束ねる

選挙戦最終日の総決起大会で、市議らとこぶしを突き上げる田辺さん=静岡市葵区で
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 こぶしを突き上げた二千人の「ガンバロー」が響き渡った。告示日の三月二十九日、田辺さんが葵区で開いた出陣式は大量動員で盛況だった。

 「自治会、企業、団体から五百以上」(支援者)の推薦を受け、市議四十八人の大半が支援に回った。千人単位の集会で動員力を示し、既存組織の支持固めを徹底。「決断力不足」「八方美人」と指摘していた自民市議らも選挙戦では現職批判を封印し、メンツを懸けて戦った。

 一方、高田さんの出陣式は三保松原の海岸で、参加したのは陣営の二十人ほど。あえて「動員ゼロ」(陣営)で政党、団体の推薦がない「しがらみのなさ」を打ち出した。

 長年のテレビ出演での知名度を武器に、出馬表明から四十日以内の短期決戦を狙い、旧来型の組織戦に対抗した。組織力での対決を避けたが、支援者の一人は「現職を推薦した自治会には高田を紹介することすらできなかった」と推薦状の威力を語る。

 初の女性市長として「女性市民税ゼロ」「人口百万人」を目指すと、意表を突く政策をぶち上げたが「男女平等に逆行する」と、女性にも浸透しなかった。ガラス張りの選挙カーでBGM付きの遊説、活動は逐一インターネットで実況中継と、型破りな選挙戦を展開したが、風は吹かなかった。高田さん自身も「時間が短かった」と悔やんだ。

 戦略を助言した元参院議員は「地上戦重視でボランティアを確保し、現職の批判票集めを徹底的にと伝えたのだが」と、組織力不足に加えて戦略が不十分だったと指摘する。選対本部長を務めた高田さんの兄隆右(りゅうすけ)さん(66)は「批判票は自然に集まると思っていた」と振り返った。

 松浦さんは高田さんよりさらに出馬表明が遅れ、支持が広がらなかった。手堅い組織選挙で勝利した田辺さんは「皆さま方の支えで個人演説会を何十回も開いていただいた」と手厚い支援に感謝。高田さんが繰り広げた「しがらみ」批判には「しがらみでなく絆。絆が私への期待だし、絆があるからこそ恩返ししなければならない」と強調した。

(河野貴子)

4978チバQ:2015/04/16(木) 22:40:58
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041502000195.html
検証 静岡市長選<下>東静岡開発、人口減対策…
2015年4月15日

◆求められる決断力

初登庁し、2期目の抱負を語る田辺市長=静岡市役所で
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 「成果を見せていく四年間、正念場の四年間だと思っている」。静岡市長選で再選を果たした田辺信宏市長(53)は意気込みを口にする。しかし二期目を迎えた市のリーダーが直面する課題も多い。

 JR東静岡駅北口にある二・五ヘクタールの市有地は、県立総合体育館の移転や新市庁舎建設などの計画が頓挫し、二十年以上も空き地のままだ。多目的アリーナとサッカースタジアム建設の要望書が市に出されているが、用途は決まっていない。

 サッカーJ1清水エスパルスのスポンサー鈴与(清水区)と、日本を代表する女子バスケットボールチームを有するシャンソン化粧品(駿河区)。市内の有力企業にとってもスタジアムと多目的アリーナとでは利害が相反する。ベテラン市議は「最後は決めざるを得ないが、結論を出す難しさは理解できる」と話す。

 選挙戦では「人口七十万人維持」も訴えた。人口減少対策は、全国の地方都市が抱える共通課題。少子高齢化で自然減が進む中、都市間競争の激化で他よりも魅力的なまちづくりを進めることで定住や移住人口を確保しなければならない。

 田辺市長は二〇一五年度から八年間の市政運営指針を示す第三次総合計画で、待機児童ゼロに向けた幼稚園と保育園の認定こども園移行や、静岡型の地域包括ケアシステムの構築など、子育て世代と高齢者が暮らしやすい都市像を描いた。

 若者の定住促進策として、ふるさと回帰のための奨学金免除制度を創設し、新幹線通学への助成も検討。移住促進策では、首都圏での情報発信拠点「静岡市移住促進センター」の開設など、あの手この手を使って人口維持に取り組む。

 ただ効果は未知数。市内の経済研究所研究員は「安全と安心を確保するため津波対策など防災面も万全にしなければならない。時間と金がかかる難題。地域経済の浮揚は不可欠で、国や県との連携に加え、強いリーダーシップが求められる」と指摘する。

 自民、公明などの政党や多くの企業、団体の支援を受けて船出した二期目の田辺市政。「一期目以上に窮屈な思いをする」(市議)との声もある中、求められるのは強いリーダーシップと決断力。市民が納得する形で成果を残すことが必須条件だ。

(横光竜二)

4979チバQ:2015/04/16(木) 22:41:34
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041402000081.html
節目のはままつ 鈴木市政3期目の展望<上>
2015年4月14日

 十二日投開票された浜松市長選で三選を果たした鈴木康友市長(57)は、今年七月に合併十年、二〇一七年に政令市移行十年という市の大きな節目を次の任期中に迎える。鈴木市政が取り組むことになる主要課題について今後の展望を探っていく。

◆行政区再編 新市議会の動向カギ

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 「日本が人口減少社会に突入し、自治体にとって厳しい時代になる。区の再編をはじめとした大きな構造改革をしていかなくては」

 無投票をはさんで八年ぶりの選挙戦で八割近い得票率を確保した鈴木市長は、二期目に積み残した唯一の課題とも言える行政区再編に並々ならぬ意欲を見せた。

 再編に向けた足掛かりとして、まず三期目に進める行財政改革の重要項目を示す新たな市行政経営計画の実施計画を六月にも発表する予定だ。計画には各項目の達成目標を示した上で、年度ごとに何をするかを明記する。

 市は既に区再編も計画の項目に入れる方針を示しており、区再編に関する具体的な工程がある程度示されることになる。

 民間委員が行革のあり方を提言する市行政経営諮問会議も今後、九月ごろの第二期答申に向け近く審議を再開する。諮問会議は二月の第一期答申で区再編を進めるよう鈴木市長に求めた。第二期の審議でも、区再編を重要課題として取り上げる方針を示している。

 区再編を争点にした市長選に勝利した勢いそのままに、具体的な計画を間髪入れずに出し、バックアップ態勢も同時に整える-。まるで区再編を実現するまでの筋書きが既にあるかのようにもみえる。

 だが、現実はそう簡単には進みそうにない。

 鈴木市長の目標は一八年度までに、区再編の是非を問う住民投票を行うことだ。投票実施に必要な条例の制定には、区再編に慎重派が多い市議会の同意を得るという大きな難関が待ち構えるからだ。

 市長選と同時に行われた市議選の結果、市議会は、再編慎重派や様子見派が多い市議会最大会派の自民党に加え、再編に反対する共産党も含めれば、区再編に賛同しない勢力は過半数を占める見通しだ。

 自民党や共産党は三月の市議会総務委員会で、市の一五年度予算に計上された行政経営諮問会議の関連事業費の執行を「議会の了解を得ながら進めること」と条件付きで認める付帯決議案を可決させている。今後の市長らの動き次第で、会議の動きをストップさせることも十分考えられる。

 この状況は市長も十分承知する。選挙中は「議会で抵抗されたら、何一つ前に進まない」と危機感ものぞかせていた。市議会との関係については「抵抗のための抵抗、反対のために反対ではなく、しっかりとした議論で方向性を見いだしていく。そうした緊張感を持った関係でありたい」とも話す。

 果たして建設的な議論ができるのか、ともに市民の審判を受けたばかりの市長、市議会、双方の動きが注目される。

(長崎高大)

4980チバQ:2015/04/16(木) 22:41:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041502000196.html
節目のはままつ 鈴木市政3期目の展望<中> 
2015年4月15日

◆公共施設やインフラ 財布に限界 どう整備

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 五十年間で三兆二千三百七十六億円-。

 伊豆半島よりも面積が広い浜松市に今後重くのしかかってくるのが、膨大な数を抱える公共施設やインフラを更新・維持管理していく費用だ。

 学校や市営住宅などの公共施設は千六百カ所、道路は八千五百キロ、橋は六千カ所に上る。そのまま新しく造り替えた場合、年平均で六百四十八億円、市の予算(一般会計)の四分の一近くを占める額が必要と市は試算した。現行で整備に充てている額は年四百億円程度だから、全く足りない。

 鈴木康友市長の次の任期となる二〇一八年度までを見通しても、浜松医療センター新病院(中区)や新清掃工場(天竜区)など総事業費が二百億円を超える大規模整備計画が実施設計から着工へと向かう。

 市はこれら必要な施設の出費も見込んだ上で、今年三月に新たな中期財政計画(一五〜二四年度)を策定した。市の借金(市債)を増やさなくても財源を工面する考えだ。鈴木市長は選挙後も記者団に「鈴木康友イコール行革と思われがちだが、意外と投資もしている」と強調した。

 それを実現するには、更新・維持にかかる費用を極力抑制していくことも同時に必要になる。

 鈴木市長は政策公約で、公共施設やインフラの統廃合、長寿命化の目標などを示した「公共施設等総合管理計画」を一五年度中に策定すると明記した。

 民間委員が行財政改革のあり方を提言する行政経営諮問会議は今年二月、公共施設などの更新・維持で市の財政負担を極力減らす方策を答申した。学校の統廃合を進め、保育園や幼稚園、高齢者福祉施設、公営住宅などは全て民間に移管するという大胆な提言だ。鈴木市長は「答申を最大限尊重し、計画策定に生かす」との考えを示している。

 だが、市にとって想定外の事態も起きている。

 完成間近だった天竜川にかかる新原田橋(天竜区)は今年一月の土砂崩れで損壊し、造り直しが必要になった。近隣住民からは橋の位置を安全な下流側に変えるよう要望も出ている。

 一四年度末で休館となった市教育文化会館(はまホール、中区)は当初、閉館して取り壊し、建て替えはしない方針だったが、利用者らが存続を強く求めたため、建て替えも含めて今後の対応を一五年度に検討することになった。

 どちらも市民の命と生活に密接にかかわる施設だ。市民の要望通りに建設できればそれに越したことはないが、その分、市の出費はかさむことになる。鈴木市長にとっても悩ましいところだ。

(古田哲也)

4981チバQ:2015/04/16(木) 22:42:12
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041602000209.html
節目のはままつ 鈴木市政3期目の展望<下>  
2015年4月16日

◆子育て支援、教育 保護者の納得が必要

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 「行財政改革の推進とともに『こども第一主義』に基づく子育て支援などで、子どもたちを産み、育てやすい、暮らしやすい街にしていきたい」

 鈴木康友市長が三選を決めた十二日夜、支持者の前で開口一番に実行を宣言したテーマの一つが「こども第一主義」だ。

 二〇〇七年の初当選時から、ずっと「一丁目一番地」に掲げてきた。三期目は、少子高齢化による人口減少という中長期的な課題への対応を迫られている。未来の活気ある浜松の土台となる子育て支援や教育の充実を着実に進められるかどうかは、これまで以上に鈴木市政の評価に直結してくる。

 今期の政策公約には任期末の一八年度までの具体的な目標が並ぶ。保護者が働く小学生を預かる放課後児童会は「千四百人の定員増」と明記。特に懸案の待機児童問題では、保育所の増設や、幼稚園に保育所機能を加えた「認定こども園」化を促して定員を三千七百人増やすことなどで「待機児童ゼロを目指す」としている。

 ただ、女性の社会進出が進む中で、定員増は新たな入所希望も生む。子どもを預けられるなら働こうと考えたり、これまで入所をあきらめていた人が希望したりするようになるからだ。こうした潜在需要にどこまで対応するか、判断は難しい。

 市が一四年度に出した試算によると、定員増を図った後の一九年度当初でも、保育所を希望しても入れない子どもが六百人余残るという。市幼児教育・保育課は「預かり保育などを紹介して対応したい」とするが、希望をどこまでかなえられるかは読み切れない。

 たとえ入所できても、保護者の悩みは多い。

 南区の保護者の女性(33)は「保育料や食費がかかり過ぎて、仕事、家事、育児で毎日が手いっぱい。経済的にも心にも余裕がなく、もう一人産もうとはとても思えない」と嘆く。

 足りない保育所の一方で、地域によっては定員割れを起こしている幼稚園もあり、対応を迫られている。市教委は一四年七月、市立幼稚園六十三園(当時)のうち十三園を一七年度末で閉園し、一部をこども園に転用する再編計画を表明。だが住民代表で構成する区協議会や保護者が反発し、九月に棚上げとなった。

 市側は一五年度以降、園児数の少ない市立幼稚園を中心に、保護者や住民と意見交換の場を設け、再編に理解を得たい構えだ。

 四月から市立幼稚園に長女を入れた東区の主婦(33)は「料金値上げの通知も新年度になってやっと届くなど有無を言わせない印象。制度変更や統廃合は『上から目線』で進めず、丁寧な説明を心掛けてほしい」と訴える。

 保護者の不安にどう寄り添い、施策を進めていくのか。鈴木市長の姿勢が問われる。

(久下悠一郎)

4982チバQ:2015/04/17(金) 23:44:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk20010133000c.html
’15統一地方選:諏訪市長選、無投票か 茅野市は現新一騎打ちか 19日告示 /長野
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 統一地方選後半戦で、県内で市長選(19日告示、26日投開票)が予定されるのは諏訪、茅野の両市のみ。諏訪市は立候補を表明しているのは新人1人だけで、無投票となる公算が大きい。茅野市は現職、新人の一騎打ちとなる見通し。両市の課題を探った。【宮坂一則】

 ◇諏訪市 街並み再生へ振興策を
 諏訪市が抱える最大の課題は、JR上諏訪駅前再開発を含む周辺の振興策だ。市の玄関口の顔だった「まるみつ百貨店」が2011年2月に閉店。集客力の低下に伴い、隣接する「スワプラザ」商業棟も昨年12月に閉鎖となった。

 駅前のにぎわいをどう取り戻すか。再開発に取り組む開発会社「諏訪駅前開発」は、生鮮食料品店を含む商業施設やマンションなどの複合施設建設を構想している。だが、「先行きが見えにくい。行政が積極的に関与すべきでは」と不安視する市民は多い。

 だが、市は財政難を理由に民間主導による再開発の方針を崩していない。同プラザ業務棟の地権者との再開発の合意が大詰めに来ているといい、同社は「5月中には具体的な計画について説明会を開きたい」と説明する。

 旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の活用も展望が見えない。7万2000平方メートルの広大な跡地は2003〜06年度、市土地開発公社が先行取得した。敷地内には産業見本市の会場となる建物(約9800平方メートル)があるが、築約50年で老朽化が目立つ。改正耐震改修促進法に基づき年末までに耐震診断結果を県に報告しなければならず、市は5月をめどに耐震診断に乗り出す。

 長引く不況や人口減少の中、空き地や休眠施設が目立つ街並みの再生が次期市長の喫緊の課題となる。

 ◇茅野市 防災や環境保全争点に
 茅野市は、防災や環境保全などを巡って論戦となりそうだ。

 市議会3月定例会で、災害に強いまちづくりに筋道をつけ、地域防災力の向上とコミュニティーの充実を目的とした「市災害に強い支え合いのまちづくり条例」(4月1日施行)が可決された。「災害発生時に何よりも頼りになるのが人と人との支え合いであり地域コミュニティーの絆」として、市民に区・自治会単位の自主防災組織への加入や防災活動への参加に努めることを求めている。

 コミュニティーの充実に、市民や企業が主導して取り組み、行政が支援する形をいかに定着させていくか、具体的手法が問われる。

 一方、景観・環境保護では、大規模太陽光発電所の建設を巡って建設を進める企業と地元住民が司法の場で争ったケースがある。蓼科中央高原で発電所建設計画が持ち上がった際、市の仲介で業者側の説明会が開かれたが折り合わず、景観保護などの観点から反対する住民グループは、裁判所に建設差し止めの仮処分を申請した。3月に和解したが、建設は止められなかった。

 昨年9月〜今年2月、市に寄せられた市内の太陽光発電計画は53件で出力は計3・5メガワット。市は4月から条例に基づく景観計画を見直し、出力10キロワット以上の太陽光発電施設は、設置計画の届け出を義務付けた。企業と住民の利害が対立する問題だけに、市の調整力が求められている。

4983チバQ:2015/04/17(金) 23:45:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk22010068000c.html
’15統一地方選:富士宮市長選 現新2氏が出馬準備 医療、街づくり焦点に 19日に告示 /静岡
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 26日投開票される統一地方選後半戦は、県内では富士宮市で唯一、市長選(19日告示)が行われる。ともに無所属で、再選を目指す現職の須藤秀忠氏(68)とNPO法人理事で新人の近藤千鶴氏(59)が立候補を予定し、現職と新人の一騎打ちになりそう。市議選(定数22)は、24人が出馬する見通し。人口減少時代を迎え、暮らしに直結する多様なテーマを争点に論戦が繰り広げられそうだ。【高橋秀郎】

 JR富士宮駅南の同市立病院(350床)は、富士山を一望できる。家族の見舞いに訪れた70歳代の男性は「病院は地域にとって大事。安心のために守ってほしい。選挙にも関心ある」と話した。

 同病院は、常勤医(51人)のほぼ全員を浜松医科大の派遣に頼っている。整形外科の医師は2014年度に3人減の1人になり、入院や手術も原則受け入れていない。市外に搬送した患者は同年度400人を超えた。この影響などで約8億2000万円(予算ベース)の赤字見込み。小児科や麻酔科も医師確保に悩む。

 県内の医師数(12年末)は、10万人当たり186・5人と全国41位。浜松市が入る西部医療圏の235・1人に対し、富士宮市を含む富士医療圏は132・1人となるなど地域格差もある。医師側の負担も大きい。「医師が赴任しやすい環境作りを含め、立て直しに全力を挙げる」(病院幹部)として首都圏での人員確保にも乗り出した。

 近藤氏は、街頭演説を精力的に展開。医療充実を第一に掲げ「危機的な状況。命と健康を守りたい」と語る。須藤氏は14日の集会で実績を強調し、「医師不足を最も心配しているのは私。早く解消したい」と力説した。

 市の人口は、10年の13万5764人をピークに減少傾向に入り、4月1日現在13万4866人。25年後には約2割減少するとの試算もある。市が2月に実施した少子化に関するアンケート(市民50人回答)では、9割が悲観的な見方を示し、「富士宮市は子どもを育てやすいか」の質問は、「思わない」(40%)が「思う」(16%)を大きく上回った。

 福祉と財政、産業と雇用、教育・育児、防災、環境など地方都市共通の課題のほか、世界遺産・富士山を生かしたまちづくりも関心が高い。市は、10年後を見据えた第5次総合計画(16〜25年度)を策定中。どんなグランドデザインを求めるか、有権者の判断が注目される。

4984チバQ:2015/04/18(土) 00:11:36
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150417175608.html
新潟市議選 旧市域の不公平感浮き彫り
北区・江南区 インフラ格差訴え

 12日投開票された新潟市議選では北、江南両区の旧新潟市域で、インフラ格差の解消を訴える候補が目立った。旧新潟市以外の地域で、2014年度で完了した合併建設計画に基づき公共施設が次々と整備されたことに対し、不公平感が根強いことが浮き彫りになった。ただ、市の財政状況から両区の旧市域へのインフラ整備が今後できるのか、各候補の主張を疑問視する声もある。

<取り残された旧市域>

 「区内でインフラ整備に格差がある」として、北区の旧新潟市域である北地区を地盤とする各候補は、選挙戦で是正を訴えた。選挙中、自民党公認の平松洋一市議は「道路や施設を整備した豊栄地区に対し、北地区は隔絶された場所になってしまった」と指摘した。

 平松市議や、同じく北地区を地盤とする皆川英二市議は、自民党国会議員との連携をアピール。皆川市議は街頭演説で「いかにお金を持ってくるかが大事だ。国とのパイプ役を引き続き務めたい」と宣言した。

    ■    ■

 「均衡あるまちづくりを推進したい」。市議選告示日の3日。江南区の両川地区を基盤とする前市議は、出陣式で力強くあいさつした。演説を聞いた曽野木地区の建設業男性(38)は「合併して(江南区の)旧新潟市域は取り残された感がある。対策を考えてもらいたい」とつぶやいた。

 前市議は、選挙戦終盤には「旧新潟市域に予算を付け、光を当てるべきだ」と訴えを強めたものの、建設計画で文化会館などの公共施設が整備された大票田の亀田・横越地区では支持を広げられず、涙をのんだ。

 「平成の大合併で一緒になった旧市町村と、昭和の大合併で仲間になった地域で、少しバランスが悪くなっている」。11日、江南区の前市議の応援演説で、篠田昭市長は区内の旧新潟市域を「昭和の大合併で一緒になった地域」と表現。インフラ整備に格差があることを認めた。建設計画に基づき旧町村部に整備した施設に加え「地域の身近なところに機能的な施設がもう少し必要だ」と続けた。

    ■    ■

<財政厳しく、是正は不透明>

 合併以降、市財政は悪化。05年度に2976億円だった市債残高(臨時財政対策債を除く)は、15年度は3909億円に膨らむ。こうした中、両区の旧新潟市域への整備について、実現性を疑問視する声もある。

 江南区で旧町部と旧市域で支持を集めた串田修平市議は、さらなる施設整備が必要とする一方で「財政は綱渡りの状態。議会としても責任を持って取り組む」と財政健全化も不可欠だとする。

 北区の北地区に地盤があり、インフラ整備を訴えた陣営は「区役所へのバス便を充実させるとか、ソフト面の充実も考えられる」。市財政への配慮からか、悩ましい思いをにじませた。

【統一地方選・県議選】 2015/04/17 09:24

4985チバQ:2015/04/18(土) 00:29:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150417-00000018-at_s-l22
無所属2人が新会派 自民は過半数維持 静岡県議会
@S[アットエス] by 静岡新聞 4月17日(金)7時59分配信

無所属2人が新会派 自民は過半数維持 静岡県議会
県議会 改選後の会派構成
 静岡県議会の各会派は16日、30日からの県議改選後の会派届を多家一彦議長に提出した。無所属当選者の元職大石裕之氏(牧之原市・吉田町)と新人諸田洋之氏(焼津市)が新会派「無所属の会・責任世代」を結成した。会派数は計5会派となり、いずれの会派にも属さない無所属の議員は3人となった。
 新会派「無所属の会・責任世代」の代表を務める大石氏は、「一つの政党に偏ることなく、広く県民の意見を聞いていきたい」と話した。
 代表質問の権利がある4人以上の会派(交渉団体)は3会派。構成人数は自民改革会議が39人で過半数を維持し、ふじのくに県議団は改選前より3人減らし17人。公明党県議団は改選前と同じ5人。
 このほかは富士の会が改選前と同数の3人。議席が復活した共産党の1人と、無所属新人2人は会派に属さずに活動する。

 会派と所属議員は次の通り(かっこは選挙区、◎は届け出の会派代表)。
 【自民改革会議】9期 天野進吾(静岡市葵区)森竹治郎(下田市・賀茂郡)遠藤栄(富士市)▽8期 天野一(静岡市葵区)▽7期 多家一彦(沼津市)吉川雄二(富士宮市)▽6期 植田徹(富士市)鈴木洋佑(浜松市西区)小楠和男(浜松市南区)渥美泰一(浜松市浜北区)中谷多加二(浜松市天竜区)▽5期 ◎杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽4期 山田誠(静岡市葵区)▽3期 竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(浜松市東区)小野達也(伊東市)宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)薮田宏行(御前崎市)▽2期 相坂摂治(静岡市駿河区)佐地茂人(静岡市駿河区)深沢陽一(静岡市清水区)土屋源由(伊豆の国市)仁科喜世志(函南町)和田篤夫(御殿場市・小山町)鳥沢由克(裾野市)鈴木澄美(富士市)塚本大(焼津市)良知淳行(焼津市)増田享大(掛川市)東堂陽一(掛川市)渡瀬典幸(袋井市・森町)野崎正蔵(磐田市)宮城也寸志(菊川市)▽1期 野田治久(伊豆市)藤曲敬宏(熱海市)河原崎聖(島田市・川根本町)江間治人(磐田市)
 【ふじのくに県議団】8期 岡本護(浜松市中区)▽6期 三ツ谷金秋(磐田市)野沢義雄(浜松市北区)▽4期 小長井由雄(静岡市葵区)◎林芳久仁(静岡市清水区)池谷晴一(御殿場市・小山町)高田泰久(清水町・長泉町)佐野愛子(藤枝市)▽3期 桜町宏毅(富士市)阿部卓也(浜松市浜北区)▽2期 鈴木智(静岡市駿河区)山崎真之輔(浜松市中区)田口章(浜松市西区)田形誠(浜松市南区)遠藤行洋(三島市)曳田卓(沼津市)田内浩之(湖西市)
 【公明党県議団】5期 ◎前林孝一良(静岡市駿河区)蓮池章平(沼津市)▽4期 早川育子(富士市)▽3期 高田好浩(静岡市葵区)▽2期 盛月寿美(静岡市清水区)
 【富士の会】7期 ◎中沢通訓(静岡市清水区)▽2期 山本貴史(袋井市・森町)大石哲司(浜松市東区)
 【無所属の会・責任世代】2期 ◎大石裕之(牧之原市・吉田町)▽1期 諸田洋之(焼津市)
 【無所属】1期 平賀高成(浜松市中区)木内満(富士宮市)桜井勝郎(島田市・川根本町)

4986チバQ:2015/04/18(土) 00:35:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041502000209.html
<熱狂冷めて なごや市議選>(上)減税、辛くも危機回避
2015年4月15日

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 「河村市長を助ける勢力をつくらなければいけません」

 投開票日前日の十一日昼。北区のスーパー前でマイクを握った減税日本の候補、田山宏之(56)は懸命に党の存亡の機を繰り返した。

 スピーカーから聞こえるのは、党代表で市長の名前「河村たかし」。地域の課題や独自の政策は、それほど。減税候補の選挙戦を象徴するようだった。

 「河村市長を助ける男、女」。減税が擁立した十八人は、ポスターや演説でそう名乗った。市長も早朝の街頭から夜の演説会まで、連日、市内全域を駆け巡り、河村節で候補を売り込んだ。

 「減税の候補を勝たしてもらわんと、議会でわし一人、悶(もん)絶死してまう。頼むわ」

 獲得した十二議席は「旋風」を吹かせた前回の二十八議席から大幅減。だが、なお続く河村人気と、候補の絞り込みで、改選前より一増させた。

 二〇一一年三月の出直し選で勢いが頂点に達した減税日本。押し上げたのは、市民の「庶民のための政治」への期待だった。

 だが、政務調査費(現政務活動費)の不正受給や自動車での当て逃げ事件など、所属議員の不祥事が続く。

選挙戦最終日、市議選候補らを必死で売り込む河村たかし市長(左から2人目)=名古屋市中区栄で
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 議会審議でも。論戦を仕掛けられても、会派内の意見すらまとめられず右往左往をさらした。

 「公約を可決するための、起立要員にすぎなかった」「議員を育てようとしない」。生みの親と考えが合わず、離党者が相次いだ。

 実は、今回の選挙前、党の名称を変えるプランが囁(ささや)かれた。「河村市長を助ける会」。二月、県選管にそんな名称の政治団体が届け出された。「『減税』の名も傷ついた。別の団体名で戦う方法もある…」。実現こそしなかったが、市長自ら三月上旬の幹部会合で切り出した。

 市議選翌日の十三日。記者会見で、心境を、最近お気に入りの歌謡曲の歌詞の一節になぞらえた市長。

 「逆風のオンパレード。それは僕からすれば『泥に伏せる時』ですよ、これは」

 市民税減税や議員報酬半減を実現し、「庶民革命」の一歩を築いた。にもかかわらず、減税の勢力が広がらない葛藤がにじんだ。

 「市長のいいところは推進し、よくないところはくぎを刺す」

 市長の腹心で、初当選した元衆院議員の佐藤夕子(52)は、単なる「起立要員」とは異なる議員像を口にした。

 重要案件を通すには、他会派とぶつかり合うだけでなく、時に、市長を説得してでも、折り合いをつけなければならない少数与党。議員には、地域の課題に精通する姿勢や、経験がいっそう求められる。ただ、それは、市長が提唱する「ボランティア議員」と相いれるのか。

 「地元のバス旅行や(政治資金集めの)パーティーはどんどんやらんと」。記者会見で、選挙戦を勝ち抜くために足腰を強くする必要があると説いた市長。描く「減税議員」の理想像は、まだ見えない。=敬称略

  ×  ×

 「減税旋風」が吹き荒れた四年前の出直し選から、攻守逆転となった今回の名古屋市議選(定数七五)。改選前の勢力を維持し、どうにか踏みとどまった減税日本。自民や民主は手堅く議席を伸ばし、共産は昨年の衆院選の勢いそのままに躍進した。選挙戦を振り返り、今後の市議会を展望する。

4987チバQ:2015/04/18(土) 00:35:38
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000232.html
<熱狂冷めて なごや市議選>(下)共産躍進したけれど…
2015年4月17日

若者の関心を高めようと知恵を絞る候補もいたが、投票率は過去最低を更新した=中区栄で
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 選挙に派手なオープンカー。それも、労働者に寄り添う共産党が-。

 奇妙な取り合わせにも映る。名古屋市議選の共産候補、西山あさみ(25)は、意外性たっぷりの選挙戦を展開し、初当選を飾った。

 投票日前日の土曜日、買い物客らでにぎわう栄の繁華街。オープンカーを四時間近く走らせ、目立つ水色のコート姿で助手席から手を振った。

 二〇一三年の参院選で、党の選挙を手伝ったとき、同世代の仲間と思い付いたアイデアだ。「最初は『えっ』というところから関心を引き、若者に訴えかける選挙運動をできないかなって」。会員制交流サイト「フェイスブック」も活用し、街頭の演説風景を日々発信。多い日は十回近く更新した。

 昨年十二月の衆院選で躍進した共産は、市議選で過去最多の十二議席を獲得。改選前の五議席を倍増させ、第三党に並んだ。

 だが、躍進は新たな支持層を開拓したから-とも言いきれない。

 西山が当選した中区は定数三に九人が林立する競争率三倍の「超狭き門」。投票率は十六区最低の28・69%。その結果、全十六区の計百三十六候補のうち百六位、千六百二十六票の得票で滑り込んだ。票の分散と低投票率が相まった選挙区事情が、固い支持層がいる共産に有利に働いた。

写真
 だからこそ、西山は自分に言い聞かせる。「政治に関心がない同世代の若者に、もっともっとアピールしていかなければ」

 対照的だったのが維新。衆院選では東海三県で四人が当選した。その勢いに乗り、市内の足場固めをもくろんだが一勝十四敗。「風も吹かなかったし、党の看板『身を切る改革』が減税日本の訴えに埋もれた」。陣営からは、そんなぼやきも漏れた。

 候補者の数は、市民の関心が高かった出直し選の百三十八人とほぼ同じ。「ボランティア議員」による政治を標榜(ひょうぼう)する河村たかし市長の減税日本の出現の影響が、なお続いているからか。一方で、投票率は過去最低を更新している。

 「前回、減税に入れた多くの人が棄権した。不祥事がたくさんあって、やむを得ん…」

 開票日翌日の記者会見。河村市長は自身の責任を認め、複雑な表情を浮かべた。

 市議会解散請求(リコール)の署名運動に参加した名東区の七十代男性は今回、四年前に続いて減税候補に投票した。「これが最後だ」との思いで。一方、中区の四十代の飲食店経営者は棄権。幼稚園児を女手一つで育てているが「政治への期待が一時的に高まることはあっても、結局、身の回りの生活はよくならない」と話す。

 四年前の熱狂がうそのように静かだった市議選。市民の思いが映し出されたとも言えるが、今後の市政のチェックは、六割以上の民意が反映されていない市議会に委ねられた。

 =敬称略

 (この連載は、北村剛史、丸田稔之が担当しました)

4988チバQ:2015/04/18(土) 00:35:55
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000237.html
<熱狂冷めて なごや市議選>(中)既成政党、勢力を回復
2015年4月16日

市議会第1党の座を固めた自民。2年後の市長選も見据える=4日、千種区で
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 市議選の火ぶたが切られた今月三日。自民の新人候補の出発式は、事務所の外まで支援者があふれていた。

 だが、実際のところ陣営は手応えをつかみかねていた。昨秋からあいさつ回りを重ねたが、冷たくあしらわれることもしばしば。「破られた名刺は数知れない。壁は厚い」。現職議員たちが築いた強固な地盤に割って入る難しさを、肌で感じていた。

 今回、自民は二十二人が当選。改選前から四議席増やしたものの、八年前の二十三議席には届かない。二人を擁立した十選挙区では、新人五人のうち四人が敗退した。ベテラン議員はつぶやく。「票は自分の力で開拓するしかない。それで、党も議員も強くなる」

 民主も、前回選挙で減税に押し出された元職の返り咲きなどで五議席増やしたが、最大会派を誇ったころの勢いには及ばない。公明は十二議席と現状維持に努めた。

 既成政党三党の議席を合わせると、改選前の四十一から五十となり、市議会の三分の二を押さえたことになる。条例案や予算案への議会の判断を、市長が拒否権にあたる「再議」にかけても、再可決できる数字だ。

 実際、河村たかし市長肝いりで実現した市民税減税や、議員報酬半減の継続に、懐疑的な声も漏れ始めている。

 とはいえ、三党の足並みがそろっているわけではない。

 「河村人気は根強い。国政もあり、すべての面で自民と手を組むわけではない」と民主のベテランは明かす。

 減税日本は十二議席を得て、一定勢力を保つ。市長のお膝元である衆院愛知1区の東区では民主候補を圧倒し、西区でも得票は公明候補を上回る。緑区では二議席を確保した。

 公明の中堅も「今までも是々非々でやってきた。市長への姿勢が急に変わるわけではない」と話す。

 勝ち抜いた議員たちが見据えているのは、二年後の市長選だ。河村市長と再び相まみえるかもしれない。「候補者を探し始めないといけない」。自民の有力議員はささやく。

 二〇一三年の前回市長選で、対抗馬として戦った自民の藤沢忠将(45)は「子どもでも、市長の名前を知っていた。異次元の選挙だった」と振り返る。三党の思惑が交錯し、対抗馬探しは難航した。市議五期目だった藤沢が推されたのは、選挙のわずか一カ月半前だった。

 市長にその頃の勢いはないものの、自民や民主も今回の選挙で勢力拡大を示したとは言い難い。六選を果たし、再び市議会に戻る藤沢は二年後に向け、言った。「一年前に対抗馬を決め、他党と連携すれば、いい勝負に持っていけるはずだが…」

 =敬称略

4989チバQ:2015/04/18(土) 00:36:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000231.html
6市町長選の直前情勢
2015年4月17日

 統一地方選後半戦は、市長選と市議選が19日、町長選と町議選が21日に告示され、いずれも26日に投開票される。県内では市長選が前回より一つ少ない4市で、町長選は前回と同じ2町で実施される。市長選、町長選の顔触れなど直前情勢をまとめた。

 =立候補予定者の並びは現職、新人の順、新人は五十音順。敬称略

◆瀬戸市 新人5人が争う激戦

伊藤保徳68 会社役員     無新

川本雅之49 (元)市議    無新

須崎徳之33 (元)市議    無新

早川幸介60 市議       無新

水野昇 63 (元)尾張旭市議 無新

 四期務めた現職が引退し、新人五人が争う激戦。陶磁器産業の衰退や人口減少といった課題にどう取り組むかが争点となる。

 前回現職に惜敗した伊藤は民主の推薦を受けた。民間での経験を生かし、地元企業への就業促進などを訴える。

 川本は市議五期の政治経験を強調しながら、自らを「即戦力」と売り込む。ボトムアップの市政運営を掲げる。

 自民推薦の須崎は現職の後援会や幅広い団体の支援を受ける。若さを武器に、子育て支援や新産業創出を説く。

 早川は学校給食費無料化を公約に掲げ、財源確保のため、小中学校の統廃合や市職員の給料削減を訴える。

 三度目の挑戦の水野は、民間人の副市長登用や市民参加の政策立案会議の設立などを公約に掲げる。

◆豊明市 三つどもえ、構図複雑

石川英明61 (元)市議  無現

伊藤清 46 (元)市議  無新

小浮正典46 (元)副市長 無新

 再選を目指す石川に対し、対立が目立った市議会から伊藤、公募の副市長として石川市政を支えた小浮が挑む複雑な構図。減税を掲げて初当選した石川は、市議会との対立などで混乱もあったが、市長給与半減など四年の実績を土台に、さらなる市民負担の軽減を訴える。

 伊藤は、市議会の保守系最大会派に属し、市議を五期務めた。市長経験者らの支援を受け、保守層に加え、積み重ねた人脈で若者層の取り込みも狙う。

 小浮は、石川の政治姿勢に疑問を持ち、副市長を辞職した。市議会の保守系議員の多くが支援に回り、後援会に前副市長や前市長らも名を連ねる。

4990チバQ:2015/04/18(土) 00:36:39

◆江南市 保守分裂、現新名乗り

堀元  69 市体協会長  無現

沢田和延60 (元)市議長 無新

 四期目を目指す堀と保守系市議の沢田が出馬を表明。保守分裂の一騎打ちになる見通し。堀は、市の長年の懸案である広域ごみ処理施設の市内建設に熱意を燃やす。ごみの余熱を使った植物工場や太陽光を利用したハウス農業などの新産業創出に取り組むと主張。地元選出の自民党国会議員や県議、一部の保守系市議らが支援する。

 沢田は多選による市政の停滞を批判。市長退職金の大幅カットや住民参加型の事業仕分けで財源を生み出しながら、産業振興や福祉向上に取り組むと訴える。四年前の前回の市長選まで堀を支えてきた保守系会派の市議たちが後押しする。

◆田原市 市政の路線踏襲問う

岡本重明 54 会社社長   無新

北野谷一樹53 飲食業    無新

山下政良 66 (元)市部長 無新

 鈴木克幸市長(70)が二期で引退し、新人三人の争いとなる見通し。市長は元市副議長の北野谷を後継指名し、現市政を踏襲するか否かが主な争点。

 岡本は、新バス路線網の整備や医療充実化を掲げる。農業の競争力強化を訴える論客として知られ、規制緩和による「農業経済特区」の実現を目指す。

 北野谷は田原青年会議所OBで、若い世代からの支持が厚い。「農商工連携」による産業振興に重点を置き、「市民が主役の街づくりを」と訴える。

 市教育部長や環境部長を歴任した山下は、豊富な行政経験をアピール。中小企業団地の造成や、渥美半島縦貫道路の整備を公約に盛り込んだ。

◆美浜町 現新一騎打ち

山下治夫58 薬剤師    無現

神谷信行61 (元)町職員 無新

 三期目を目指す山下と神谷の一騎打ち。最大の争点は、総額二百三十三億円と見込まれる町内の公共下水道整備計画の是非。人口減少により、消滅可能性自治体との指摘もあるだけに巨額の投資をめぐり対立。山下は「下水整備は町の魅力向上の一つの手だて」と理解を求め、神谷は「空き家の増加や高齢化が加速する中、財政負担に耐えられない」と中止を訴える。

◆東栄町 町二分の戦い

尾林克時65 (元)町議長 無現

村上孝治57 (元)副町長 無新

 毎回のように激戦が繰り広げられる。尾林は前回、十八票差で現職に競り勝った。今回も町を二分する戦いとなる。

 現職として受けて立つ尾林は、東栄コンパクトシティ整備や県の複合福祉タウン誘致などを打ち出す。村上は「町財政を圧迫する箱ものワンマン行政」と現体制を批判し、財政の健全化と住民対話による町政を訴える。

 (統一地方選取材班)

4991チバQ:2015/04/18(土) 00:37:04
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041602000238.html
県内市町村長選、直前展望
2015年4月16日

 統一地方選後半戦では、市長・市議選が十九日、町村長・町村議選が二十一日にそれぞれ告示される。県内では八市町村長選と十七市町村議選が行われる。本番を目前に控えた後半戦の現状を、二回に分けて紹介する。

◆山県市長選

林宏優 63 無現<1>

 三人が出馬した前回から一転、今回は二期目を目指す現職の林以外に立候補の動きはなく、無投票で再選となりそう。

 林は自民、公明、民主の各党や市商工会政治連盟、連合岐阜などからも推薦を得て、市議の大半も支持する。

◆瑞穂市長選

堀孝正  73 無現<2>

棚橋敏明 65 無新

鳥居佳史 60 無新

 現職の堀、新人で市議の棚橋、建築設計業の鳥居による三つどもえの戦い。

 三期目を目指す堀は、既に事務所開きを済ませた。近隣自治体の首長や地元市議ら約三百人の前で、教育環境整備や高校生までの医療費無料化を訴えた。

 棚橋は所属する自民党系の市議会最大会派の支援を取り付け、自民党から推薦も受けた。支持拡大に向けて、業界や後援者らにあいさつ回りを続ける。

 鳥居は市民派を前面に打ち出し、活動を支えるサポーターとともに後援会の案内を配ってきた。駅前での街頭演説も繰り返し、知名度向上を図る。

◆多治見市長選

古川雅典 62 無現<2>

 現職の古川が二回連続で無投票当選を果たす見込み。

 古川は「消滅可能性都市」を返上しようと、JR多治見駅を中心とした再開発に着手。三期目に向けて百を超える団体の推薦を取り付け、着々と地盤を固める。他に立候補の動きはない。

◆土岐市長選

加藤靖也 60 無現<1>

加藤修  42 無新

 再選を目指す現職の加藤靖也と、元名古屋市議で新人の加藤修の一騎打ち。市西部を縦断する県道沿いに、一キロ余を隔てて事務所をそれぞれ開設した。

 加藤靖也は市政報告のチラシを配り、企業誘致やJR土岐市駅前の県道整備を実績としてアピール。新庁舎の建設や駅前広場の整備、イオンモール進出への備えを重点施策に掲げる。自民、公明の推薦を受けている。

 加藤修は街頭演説を中心に活動。市立総合病院の改革や産婦人科の設置、駅前の活性化を訴える。現市政は情報発信が不十分だとして「開かれた市政」も唱える。推薦は一部の自治会と製陶業団体から受けている。

◆垂井町長選

中川満也 60 無現<3>

井上正貴 49 無新

藤墳理  54 無新

 四選を目指す現職中川と、新人の井上、藤墳が立候補を予定し、八年ぶりの選挙戦となる。

 中川は、まちづくり基本条例の制定や資源回収施設の設置など三期十二年の実績を強調。他市町の首長や、地元財界からの支援も受ける。

 井上は、子育てや教育の支援を重点に掲げるなど、学習塾経営や公民館長の経験を生かした施策を練る。住民との対話に力点を置き、浸透を図る。

 二期八年務める町議からの転身を狙う藤墳は、現職の多選を批判しつつ、社会福祉の充実を軸に訴え。駅前のつじ立ちなどで支持拡大を急ぐ。

◆安八町長選

堀正 59 無現<1>

 四年前に三つどもえの選挙を制した堀が、二期目を目指す。

 名神高速安八スマートインターチェンジの建設を推進してきたことや産業振興の実績を訴え、地元の結(むすぶ)地区以外での支持拡大も狙う。他に立候補の動きはなく、無投票となりそう。

◆坂祝町長選

南山宗之 59 無現<2>

和田雅彦 55 無新

 三選を目指す現職の南山と、新人で町議長の和田の一騎打ちで、八年ぶりの選挙戦となる。

 南山は、町内の三菱自動車子会社「パジェロ製造」の出身。連合関係の人脈や町商工会の支援を生かし、取り組んできた防災対策の継続と推進などを掲げ、支持を訴える。

 和田は二〇〇七年の町長選で南山に敗れ再挑戦。町政の積極的な情報発信などを訴え、地元の酒倉地区を基盤に町内のボランティア、スポーツ団体などを通じて浸透を図る。

◆白川村長選

成原茂 61 無現<1>

 現職の成原が出馬表明。他に出馬の動きはなく、無投票となりそう。

 成原は、企業誘致や福祉サービスの充実など、一期目の実績をアピールする。

 (敬称略)

 (統一地方選取材班)

4992とはずがたり:2015/04/18(土) 15:06:35
新潟県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh15.html

北区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,647(38.3%) 青柳 正司 59 自民 現 2 設計事務所代表
当選 9,075(32.7%) 石塚 健 43 無所属 現 3 (元)雑誌記者
□ 8,055(29.0%) 長谷川 優 52 無所属(民) 新 農業資材販売業

東区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,166(37.2%) 渡辺 惇夫 76 自民(公) 現 8 党県常任顧問
当選 15,890(32.5%) 渋谷 明治 76 共産 新 1 党県委員
□ 14,802(30.3%) 市川 政広 61 民主 現 党県幹事長代理

中央区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,391(36.4%) 小島 隆 67 自民 現 3 党県組織副委長
当選 14,518(25.9%) 上杉 知之 46 民主 現 2 党県常任幹事
当選 12,400(22.1%) 志田 邦男 65 公明 現 6 党県代表
□ 8,750(15.6%) 町田 明広 50 共産 新 党県委員

江南区 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 純 45 自民 現 4 (元)党県青年局長

秋葉区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小島 晋 48 民主 新 1 連合新潟役員
当選 小林 一大 41 自民 現 3 僧侶

南区 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 笠原 義宗 40 自民 現 2 鉄工所社長

西区 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,806(30.6%) 高橋 直揮 44 自民(公) 現 2 建設工事会社長
当選 12,874(23.5%) 大渕 健 42 民主 現 4 党県幹事長代理
当選 9,155(16.7%) 青木 太一郎 76 無所属(公) 現 6 (元)黒埼町長
□ 8,526(15.5%) 武田 勝利 51 共産 新 党県常任委員
□ 7,482(13.6%) 野口 よそ美 60 無所属(維) 新 NPO理事長

西蒲区 定数1 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,501(40.3%) 重川 隆広 64 無所属(民) 新 1 建築会社社長
□ 8,784(33.7%) 米山 昇 63 無所属(社) 現 (元)衆院議員秘
□ 6,768(26.0%) 五十嵐 諭 45 自民 新 精密板金会社長

長岡市・三島郡 定数6 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,326(19.6%) 星野 伊佐夫 75 自民 現 11 党県会長
当選 18,445(15.5%) 柄沢 正三 60 自民 現 6 県会議長
当選 18,421(15.5%) 安沢 峰子 46 公明 新 1 党県女性局次長
当選 13,123(11.0%) 長部 登 66 社民 現 4 党県副代表
当選 12,991(10.9%) 西川 洋吉 74 自民 現 4 農業
当選 11,090(9.3%) 佐藤 伸広 48 民主 新 1 (元)長岡市議
□ 10,823(9.1%) 竹島 良子 65 共産 現 党県副委員長
□ 10,722(9.0%) 松川 キヌヨ 71 諸派 現 (元)旧長岡市議

4993とはずがたり:2015/04/18(土) 15:06:58

上越市 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,654(19.8%) 楡井 辰雄 63 自民(公) 現 3 (元)柿崎町長
当選 14,153(19.1%) 秋山 三枝子 64 無所属(民) 新 1 (元)NPO理事長
当選 12,523(16.9%) 小林 林一 70 自民 現 4 党県会計監督
当選 12,402(16.7%) 小山 芳元 67 社民 現 6 党県代表
当選 10,820(14.6%) 矢野 学 74 自民(公) 現 2 (元)安塚町長
□ 9,594(12.9%) 橋爪 法一 65 共産 新 党地区委員

三条市 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,131(33.9%) 佐藤 卓之 50 自民 現 3 党県党紀副委長
当選 13,424(32.2%) 藤田 博史 45 民主 新 1 (元)三条市議
□ 12,119(29.1%) 坂田 光子 60 自民(公) 現 党県政調副会長
1,985(4.8%) 田村 正宏 59 無所属 新 (元)銀行員

柏崎市・刈羽郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,749(37.5%) 池田 千賀子 54 無所属(社) 新 1 (元)柏崎市議
当選 16,249(36.4%) 三富 佳一 76 自民 現 10 党県常任顧問
□ 11,692(26.2%) 鷲尾 百合子 33 無所属(民) 新 衆院議員秘書

新発田市・北蒲原郡 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,817(34.7%) 佐藤 浩雄 70 諸派 現 5 (元)旧新発田市議
当選 11,814(29.7%) 石井 修 67 自民 現 9 党県常任顧問
当選 11,189(28.1%) 岩村 良一 53 自民 現 5 党県政調会長
3,014(7.6%) 三村 誉一 68 無所属 新 (元)団体職員

小千谷市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 宮崎 悦男 48 自民 現 2 党県総務副会長

加茂市・南蒲原郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 金谷 国彦 79 自民 現 5 宮司

十日町市・中魚沼郡 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 尾身 孝昭 62 自民(公) 現 6 (元)県会副議長
当選 村松 二郎 60 自民(公) 現 7 党県副会長

見附市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 早川 吉秀 74 自民(公) 現 6 県会副議長

4994とはずがたり:2015/04/18(土) 15:07:22
>>4992-4994
村上市・岩船郡 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 片野 猛 64 無所属 現 4 (元)旧村上市議
当選 小野 峯生 62 自民 現 7 党県幹事長

燕市・西蒲原郡 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 桜井 甚一 62 自民 現 4 (元)旧燕市議
当選 高倉 栄 43 民主 現 2 党県常任幹事

糸魚川市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中村 康司 56 自民 新 1 運輸会社社長

妙高市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,229(55.8%) 横尾 幸秀 69 無所属(自・公) 現 3 (元)妙高市助役
□ 6,526(44.2%) 渡部 道宏 49 無所属(民・社) 新 (元)妙高市職員

五泉市・東蒲原郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,488(40.4%) 沢野 修 65 自民(公) 現 5 党県組織委員長
当選 9,885(32.0%) 小島 義徳 55 無所属 現 3 小売会社社長
□ 8,543(27.6%) 宮崎 伸 32 無所属 新 (元)郵便局員

阿賀野市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,886(53.2%) 帆苅 謙治 66 自民 現 7 (元)県会議長
□ 10,467(46.8%) 田中 元 38 諸派 新 (元)衆院議員秘書

佐渡市 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,180(43.3%) 中野 洸 73 自民(公) 現 6 党県副会長
当選 6,631(21.8%) 佐藤 久雄 67 無所属 現 2 (元)商社社員
□ 6,452(21.2%) 加賀 博昭 80 無所属 新 (元)佐渡市議
□ 4,192(13.8%) 祝 優雄 71 無所属 新 (元)佐渡市議

魚沼市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 皆川 雄二 47 自民 現 3 党県広報委員長

南魚沼市・南魚沼郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,745(36.7%) 松原 良道 63 自民 新 1 (元)南魚沼市議
当選 11,953(34.4%) 斎藤 隆景 71 自民 現 5 党県総務会長
□ 10,054(28.9%) 若月 仁 56 無所属 現 (元)小学校教諭

胎内市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 冨樫 一成 44 自民 現 3 (元)衆院議員秘書

4995とはずがたり:2015/04/18(土) 15:10:50

新潟市議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi15.html

新潟市北区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,072(21.3%) 小柳 聡 28 無所属 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 5,442(19.1%) 金子 益夫 71 無所属 現 4 自民党副支部長
当選 4,530(15.9%) 平松 洋一 55 自民 現 2 市会常任副委長
当選 4,481(15.7%) 皆川 英二 68 無所属(自) 現 2 自民党支部役員
当選 4,311(15.1%) 南 真由美 55 民主 現 2 党県役員
□ 3,703(13.0%) 風間 ルミ子 65 共産 現 党県委員

新潟市東区 定数9 - 候補12(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,552(11.3%) 小泉 仲之 62 無所属 現 4 保育園理事
当選 4,691(9.6%) 五十嵐 完二 62 共産 現 2 党地区委員
当選 4,690(9.6%) 佐藤 豊美 70 自民 現 7 党支部相談役
当選 4,369(8.9%) 渡辺 和光 49 民主 現 4 党副総支部長
当選 4,367(8.9%) 佐藤 誠 54 公明 現 3 党県遊説局長
当選 4,321(8.8%) 荒井 宏幸 48 自民 新 1 (元)ホテル社員
当選 4,263(8.7%) 志田 常佳 65 自民 現 6 市会議長
当選 4,245(8.6%) 飯塚 孝子 60 共産 現 3 党地区委員
当選 4,220(8.6%) 松下 和子 57 公明 新 1 党支部女性委員
□ 4,011(8.2%) 細野 弘康 40 民主 現 保育園理事
□ 3,247(6.6%) 豊島 真 53 自民 新 (元)米菓会社役員
1,125(2.3%) 中島 志門 40 無所属 新 バイク店経営

新潟市中央区 定数11 - 候補16(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,201(18.1%) 吉田 孝志 52 自民 元 3 (元)衆院議員秘書
当選 5,859(10.4%) 野本 孝子 63 共産 現 2 党地区委員
当選 5,382(9.5%) 小山 進 47 公明 現 3 党県幹事
当選 4,929(8.7%) 青木 学 48 社民 現 6 (元)市会副議長
当選 4,119(7.3%) 山際 務 49 民主 現 2 党総支部幹事
当選 3,452(6.1%) 内山 航 33 無所属 新 1 (元)参院議員秘書
当選 3,301(5.9%) 佐藤 耕一 59 自民 現 2 党県党紀委員
当選 2,711(4.8%) 山田 洋子 72 無所属 現 5 市会特別委員長
当選 2,685(4.8%) 深谷 成信 53 次世代 現 2 党支部長
当選 2,565(4.5%) 伊藤 健太郎 41 無所属(自) 新 1 (元)市職員
当選 2,555(4.5%) 渡辺 均 58 無所属 現 5 (元)市会特別委長
□ 2,525(4.5%) 美濃 欣之 43 自民 現 党支部役員
□ 2,428(4.3%) 山際 敦 37 民主 現 (元)市会常任委長
□ 1,891(3.4%) 斎藤 栄路 65 無所属 元 呉服店経営
□ 1,472(2.6%) 佐藤 幹夫 68 維新 新 教育相談業
314(0.6%) 出頭 秀紀 46 無所属 新 (元)飲食店経営

4996とはずがたり:2015/04/18(土) 15:11:16
>>4995-4996
新潟市江南区 定数4 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 4,878(20.0%) 古泉 幸一 53 無所属 現 3 菓子問屋専務
当選 4,765(19.6%) 宇野 耕哉 46 民主 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 4,582(18.8%) 串田 修平 59 無所属 現 3 社福法人理事長
当選 3,568(14.6%) 渡辺 有子 65 共産 現 5 党県委員
□ 3,369(13.8%) 藤田 隆 61 無所属(自) 現 自民党支部役員
□ 3,198(13.1%) 本図 良雄 58 無所属(社) 現 (元)亀田町議

新潟市秋葉区 定数5 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,287(24.6%) 渡辺 仁 65 無所属 現 4 保護司
当選 4,955(19.4%) 阿部 松雄 63 自民 現 4 柔道整復師
当選 4,325(16.9%) 倉茂 政樹 58 共産 新 1 党地区常任委員
当選 3,803(14.9%) 栗原 学 39 無所属 現 4 (元)市会常任委長
当選 3,214(12.6%) 青野 寛一 69 無所属 現 2 市会総務委員長
□ 1,922(7.5%) 中野 和美 52 無所属 新 (元)田上町議
1,023(4.0%) 佐藤 善甫 31 無所属 新 家庭教師

新潟市南区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,724(38.0%) 遠藤 哲 65 自民 現 4 党支部長
当選 4,568(30.3%) 小野 清一郎 53 無所属 現 2 市会常任副委長
当選 3,000(19.9%) 内山 則男 66 無所属 現 3 (元)白根市議
□ 1,773(11.8%) 清野 伸一 59 無所属 新 (元)住宅会社社員

新潟市西区 定数10 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,921(10.7%) 平 あや子 35 共産 新 1 (元)医療機関事務
当選 5,875(10.6%) 石附 幸子 60 無所属(社) 新 1 NPO理事
当選 5,267(9.5%) 加藤 大弥 54 民主 現 3 党県常任幹事
当選 5,246(9.5%) 永井 武弘 73 自民 現 5 党支部総務会長
当選 5,207(9.4%) 中山 均 55 諸派 現 3 緑の党共同代表
当選 5,112(9.2%) 佐藤 幸雄 67 自民 現 8 市会議連会長
当選 4,907(8.9%) 志賀 泰雄 43 公明 新 1 党副支部長
当選 4,751(8.6%) 高橋 三義 64 無所属 現 5 家電販売会社長
当選 4,595(8.3%) 田村 要介 46 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 4,490(8.1%) 佐藤 正人 57 自民 新 1 左官業
□ 3,953(7.1%) 梅山 修 41 無所属 現 市会常任委員長

新潟市西蒲区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,933(30.7%) 田辺 新 70 無所属 現 4 (元)巻町長
当選 5,489(21.2%) 金子 孝 73 無所属 現 4 (元)市会総務委長
当選 5,204(20.1%) 水沢 仁 64 無所属 現 3 (元)西川町議
当選 5,066(19.6%) 竹内 功 65 無所属(社) 現 2 社民党地協役員
□ 2,155(8.3%) 幸田 健太 38 無所属 新 学習塾経営

4997とはずがたり:2015/04/18(土) 15:18:46
長野県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh20.html

長野市 定数10 - 候補15(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,380(9.3%) 風間 辰一 53 自民 現 5 県会議長
当選 12,374(9.3%) 太田 昌孝 53 公明 現 3 党県代表
当選 12,094(9.1%) 西沢 正隆 43 自民 現 5 党県議団幹事長
当選 11,732(8.8%) 高橋 宏 76 無所属 現 7 農業
当選 10,839(8.1%) 高島 陽子 46 無所属 元 2 (元)地方紙記者
当選 10,499(7.9%) 山口 典久 54 共産 新 1 党県書記長
当選 10,199(7.6%) 和田 明子 55 共産 現 3 党県委員
当選 10,036(7.5%) 竹内 久幸 61 社民 現 5 党県代表
当選 9,089(6.8%) 鈴木 清 67 無所属(自) 現 4 ソフト会社社長
当選 8,536(6.4%) 埋橋 茂人 62 民主 新 1 (元)全農県本部長
□ 7,253(5.4%) 中島 嘉一郎 69 無所属 新 繊維業
□ 7,033(5.3%) 松橋 達生 49 無所属(自) 新 (元)JC副理事長
□ 5,199(3.9%) 若狭 清史 34 無所属 新 NPO理事長
□ 4,739(3.5%) 鎌倉 希旭 32 無所属 新 (元)法律事務所員
1,555(1.2%) 宮川 好正 64 無所属 新 建設会社社長

松本市 定数6 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,931(15.5%) 百瀬 智之 32 維新 新 1 (元)衆院議員
当選 12,376(14.8%) 本郷 一彦 68 自民 現 6 党県議団長
当選 12,021(14.4%) 中川 宏昌 44 公明 現 2 党県幹事会会長
当選 11,791(14.1%) 萩原 清 64 自民 現 7 党県政調会長
当選 11,723(14.0%) 両角 友成 62 共産 現 2 党県委員
当選 11,077(13.3%) 下沢 順一郎 55 民主 現 3 党県副幹事長
□ 9,764(11.7%) 中川 博司 56 社民 現 党県幹事長
1,783(2.1%) 手塚 大輔 32 諸派 新 有志党幹事長

上田市・小県郡 定数4 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高村 京子 61 共産 現 5 党県委員
当選 堀場 秀孝 59 無所属(民) 現 2 民主党県役員
当選 平野 成基 65 自民 現 6 党県副幹事長
当選 清水 純子 50 公明 現 2 党県副代表

岡谷市・下諏訪町 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,591(29.0%) 毛利 栄子 63 共産 元 3 党県委員
当選 9,191(27.8%) 浜 章吉 67 無所属(公) 新 1 (元)下諏訪町議
□ 8,220(24.9%) 小松 稔 62 自民(公) 現 党県副幹事長
□ 6,040(18.3%) 武井 茂夫 46 無所属(民・社) 新 (元)岡谷市議

飯田市 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,548(28.2%) 小島 康晴 59 無所属(民・社) 現 3 行政書士
当選 10,711(26.2%) 古田 芙士 74 自民(公) 現 8 党県総務会長
当選 9,810(24.0%) 小池 清 57 自民(公) 現 4 党県副幹事長
□ 8,458(20.7%) 水野 力夫 35 共産 新 党地区副委員長
421(1.0%) 河野 勉 61 無所属 新 2級建築士

4998とはずがたり:2015/04/18(土) 15:19:02

諏訪市 定数1 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,253(43.7%) 今井 愛郎 45 無所属 新 1 (元)諏訪市議
□ 6,083(32.2%) 横山 真 43 無所属(自) 新 (元)諏訪市議
4,569(24.2%) 森山 広 55 無所属 新 (元)諏訪市議

須坂市・上高井郡 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,883(34.8%) 村石 正郎 75 自民(公) 現 6 党県副幹事長
当選 6,719(26.3%) 堀内 孝人 66 無所属 新 1 (元)須坂市議
□ 5,824(22.8%) 永井 一雄 72 無所属 現 (元)須坂市議
□ 4,135(16.2%) 土谷 フミエ 67 共産 新 (元)須坂市議

小諸市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 山岸 喜昭 63 無所属 現 2 ホテル経営

伊那市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 向山 公人 72 自民(公) 現 5 テレビ会社社長
当選 酒井 茂 62 無所属(公) 新 1 (元)伊那市副市長

駒ヶ根市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐々木 祥二 63 無所属(公) 現 5 (元)県会副議長

中野市・下高井郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,029(40.8%) 小林 東一郎 56 無所属(民・社) 現 3 学習塾経営
当選 8,928(36.3%) 丸山 栄一 59 自民(公) 現 3 農業
□ 5,630(22.9%) 深井 克純 58 無所属 新 (元)財団職員

大町市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,223(77.4%) 諏訪 光昭 63 無所属 現 3 (元)大町市会議長
2,405(22.6%) 重田 康宏 60 無所属 新 飲食店経営

飯山市・下水内郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 宮本 衡司 63 無所属 現 4 茶販売店主

茅野市・富士見町・原村 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小池 久長 54 無所属(公) 現 2 経済団体理事
当選 今井 敦 53 自民(公) 現 3 照明販売会社長

塩尻市 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,043(40.6%) 丸山 大輔 40 無所属(自・公) 新 1 酒造会社社長
当選 6,236(22.9%) 備前 光正 52 共産 元 3 党県委員
□ 5,450(20.0%) 続木 幹夫 57 民主 現 党県役員
□ 4,483(16.5%) 青柳 充茂 62 無所属 新 (元)塩尻市議

4999とはずがたり:2015/04/18(土) 15:19:25
>>4997-4999

佐久市・北佐久郡 定数4 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,550(21.9%) 花岡 賢一 35 無所属(民) 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 11,619(18.8%) 今井 正子 65 無所属 現 4 (元)大学講師
当選 9,899(16.0%) 小山 仁志 39 無所属(公) 新 1 (元)佐久市議
当選 9,531(15.4%) 藤岡 義英 43 共産 現 2 党県委員
□ 9,031(14.6%) 桃井 進 55 自民(公) 現 (元)プロ野球選手
□ 8,172(13.2%) 清水 秀三郎 47 無所属(公) 現 旅館業

千曲市・埴科郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,649(35.5%) 小川 修一 47 無所属 新 1 行政書士
当選 10,582(35.2%) 荒井 武志 63 無所属(民・社) 現 2 (元)千曲市職員
□ 8,790(29.3%) 下崎 保 77 自民(公) 現 党県役員

東御市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 石和 大 50 無所属 現 2 宮司

安曇野市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,821(36.3%) 望月 雄内 73 自民(公) 現 7 党県役員
当選 11,321(32.1%) 寺沢 功希 40 無所属 新 1 建築会社社長
□ 11,145(31.6%) 甕 裕一 44 民主 現 党県広報局長

南佐久郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 依田 明善 52 無所属 現 2 建設業

上伊那郡 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,143(31.0%) 垣内 基良 65 自民 現 4 (元)辰野町長
当選 11,187(28.5%) 小林 伸陽 71 共産 現 5 党県委員
□ 10,054(25.6%) 矢ヶ崎 克彦 72 無所属 新 (元)辰野町長
□ 5,848(14.9%) 寺平 秀行 40 民主 新 (元)箕輪町議

下伊那郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,327(41.6%) 吉川 彰一 44 無所属(民・社) 現 3 民主党県役員
当選 9,552(35.1%) 高橋 岑俊 70 自民(公) 現 2 税理士
□ 6,332(23.3%) 児島 博司 65 無所属 新 旅館経営

木曽郡 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,678(52.1%) 村上 淳 60 無所属(公) 現 4 県相撲連盟会長
□ 7,966(47.9%) 三浦 茂樹 46 無所属(社) 新 小売会社社長

東筑摩郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 清沢 英男 65 自民 現 4 車修理会社顧問

北安曇郡 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,330(73.1%) 宮沢 敏文 62 無所属(公) 現 6 (元)県会副議長
□ 4,171(26.9%) 内山 重喜 56 自民 新 (元)建設会社社長

上水内郡 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 服部 宏昭 70 自民(公) 現 7 (元)県会議長

5000とはずがたり:2015/04/18(土) 21:38:03
非自民系惜しい(定数)…伊東(1)・熱海(1)・函南(1)・富士宮(2)・島田(2)・掛川(2)

静岡県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh22.html

下田市・賀茂郡 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,239(67.2%) 森 竹治郎 72 自民 現 9 党県常任顧問
□ 9,388(32.8%) 須佐 衛 50 無所属(民) 新 (元)東伊豆町議

伊東市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,824(54.0%) 小野 達也 52 自民 現 3 県会常任委員長
□ 12,620(46.0%) 日吉 雄太 46 無所属(民・維・生) 新 公認会計士

熱海市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,688(53.4%) 藤曲 敬宏 48 自民 新 1 (元)熱海市議
□ 7,574(46.6%) 橋本 一実 50 民主 現 県会厚生委員長

伊豆市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,446(60.4%) 野田 治久 57 無所属 新 1 旅館管理業
□ 6,192(39.6%) 石橋 康弘 69 無所属 現 自民党県副会長

伊豆の国市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,551(61.8%) 土屋 源由 57 自民 現 2 (元)伊豆の国市議
□ 6,517(38.2%) 増山 敬一 56 無所属(民) 新 (元)衆院議員秘書

函南町 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,747(57.0%) 仁科 喜世志 64 自民 現 2 県会建設委員長
□ 5,843(43.0%) 塩崎 敬子 59 民主 新 広告プランナー

三島市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,507(39.0%) 宮沢 正美 65 自民 現 3 党県総務会長
当選 14,141(35.5%) 遠藤 行洋 53 民主 現 2 党県広報委員長
□ 10,143(25.5%) 古長谷 稔 43 無所属 新 (元)三島市議

清水町・長泉町 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,860(56.1%) 高田 泰久 68 民主 現 4 党県副会長
□ 10,836(43.9%) 坪内 秀樹 49 自民 新 (元)清水町議

裾野市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鳥沢 由克 62 自民 現 2 党県政調副会長

御殿場市・小山町 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,066(40.2%) 池谷 晴一 65 民主 現 4 党県副会長
当選 14,770(39.4%) 和田 篤夫 63 自民 現 2 (元)御殿場市議
□ 7,604(20.3%) 勝又 英博 58 無所属 新 社福法人理事

沼津市 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,453(26.9%) 杉山 盛雄 56 自民 現 5 県会会派代表
当選 14,437(21.1%) 蓮池 章平 61 公明 現 5 党県幹事長
当選 13,325(19.4%) 多家 一彦 67 自民 現 7 県会議長
当選 12,239(17.8%) 曳田 卓 61 民主 現 2 党県政調副会長
□ 10,120(14.8%) 近藤 泰平 55 無所属 新 経営診断業

5001とはずがたり:2015/04/18(土) 21:38:17

富士市 定数5 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,629(21.0%) 桜町 宏毅 49 民主 現 3 党県幹事長代理
当選 15,232(16.3%) 植田 徹 65 無所属 元 6 (元)県会議長
当選 14,520(15.5%) 早川 育子 55 公明 現 4 党県女性局長
当選 11,485(12.3%) 遠藤 栄 73 自民 現 9 (元)県会議長
当選 11,279(12.0%) 鈴木 澄美 59 自民 現 2 県会建設副委長
□ 7,432(7.9%) 菊池 初彦 62 無所属(自) 元 (元)富士市議
□ 7,360(7.9%) 岡村 義久 49 無所属(自) 新 (元)富士市議
□ 6,676(7.1%) 西村 綾子 67 共産 新 (元)富士市議

富士宮市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,221(36.1%) 木内 満 35 無所属 新 1 (元)銀行員
当選 17,585(33.0%) 吉川 雄二 64 自民 現 7 党支部長
□ 16,404(30.8%) 四本 康久 54 民主 現 (元)党県政調会長

葵区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,208(18.8%) 小長井 由雄 61 民主 現 4 県会会派幹事長
当選 18,639(18.2%) 天野 進吾 73 自民 現 9 党県常任顧問
当選 18,449(18.0%) 天野 一 72 自民 現 8 (元)県会議長
当選 17,715(17.3%) 高田 好浩 58 公明 現 3 党県幹事長代理
当選 15,042(14.7%) 山田 誠 53 自民 現 4 県監査委員
□ 13,326(13.0%) 森 大介 46 共産 新 党県委員

駿河区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,930(25.2%) 相坂 摂治 41 自民 現 2 県会総務委員長
当選 17,676(23.5%) 佐地 茂人 44 自民 現 2 (元)静岡市議
当選 14,889(19.8%) 前林 孝一良 61 公明 現 5 党県副代表
当選 14,776(19.7%) 鈴木 智 45 民主 現 2 (元)衆院議員秘書
□ 8,851(11.8%) 鈴木 千佳 44 共産 新 党県常任委員

清水区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 31,456(33.5%) 深沢 陽一 38 自民 現 2 党支部青年部長
当選 22,552(24.0%) 中沢 通訓 70 無所属 現 7 県会会派代表
当選 19,901(21.2%) 林 芳久仁 70 民主 現 4 県会会派会長
当選 16,407(17.5%) 盛月 寿美 47 公明 現 2 県会産業副委長
3,671(3.9%) 外岡 宗雄 63 無所属 新 建設業

焼津市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,698(29.2%) 塚本 大 40 自民 現 2 (元)焼津市議
当選 12,238(26.0%) 諸田 洋之 48 無所属 新 1 貿易商社社長
当選 11,797(25.1%) 良知 淳行 50 自民 現 2 (元)焼津市会議長
□ 9,256(19.7%) 杉山 仁志 57 自民 新 (元)信金支店長

藤枝市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 落合 慎悟 66 自民 現 3 (元)藤枝市議
当選 佐野 愛子 59 民主 現 4 党県女性委員長

牧之原市・吉田町 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,290(50.2%) 大石 裕之 47 無所属 元 2 広告代理業
□ 15,180(49.8%) 大石 哲司 75 自民 現 党県幹事長

島田市・川根本町 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,601(37.3%) 河原崎 聖 51 自民 新 1 党支部幹事長
当選 15,606(33.0%) 桜井 勝郎 71 無所属 新 1 (元)島田市長
□ 14,030(29.7%) 大池 幸男 59 民主 現 党県政調会長

5002とはずがたり:2015/04/18(土) 21:38:38

御前崎市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藪田 宏行 68 自民 現 3 党県政調会長

菊川市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 宮城 也寸志 55 自民 現 2 県会厚生副委長

掛川市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,557(35.8%) 増田 享大 47 自民 現 2 社福法人理事
当選 15,852(32.3%) 東堂 陽一 59 自民 現 2 県会産業副委長
□ 15,678(31.9%) 戸塚 久美子 56 無所属(民) 元 NPO理事

袋井市・森町 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,334(47.0%) 山本 貴史 45 無所属 現 2 NPO理事長
当選 12,954(35.2%) 渡瀬 典幸 52 自民 現 2 党県政調副会長
□ 6,554(17.8%) 水野 憲司 68 無所属(民) 新 解体工事業
>>5000-5002
磐田市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,823(26.1%) 江間 治人 54 自民 新 1 旅行業
当選 15,342(25.3%) 三ッ谷 金秋 69 民主 現 6 党県会長代行
当選 15,226(25.1%) 野崎 正蔵 51 自民 現 2 (元)磐田市議
□ 14,263(23.5%) 柏木 健 46 無所属 現 (元)旧磐田市議

中区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 26,800(29.3%) 竹内 良訓 53 自民 現 3 (元)県会総務委長
当選 18,822(20.6%) 岡本 護 70 民主 現 8 党県幹事長
当選 18,595(20.3%) 山崎 真之輔 33 無所属 現 2 (元)浜松市議
当選 14,120(15.4%) 平賀 高成 60 共産 新 1 (元)衆院議員
□ 13,197(14.4%) 杉本 好重 53 自民 新 (元)参院議員秘書

東区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,422(37.0%) 中沢 公彦 46 自民 現 3 党県副会長
当選 17,221(34.6%) 大石 哲司 62 無所属 現 2 (元)浜松市職員
□ 14,136(28.4%) 鈴木 滋芳 60 無所属 新 (元)浜松市議

西区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鈴木 洋佑 71 自民 現 6 党県副会長
当選 田口 章 53 無所属 現 2 (元)浜松市議

南区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小楠 和男 54 自民 現 6 党県常任顧問
当選 田形 誠 38 民主 現 2 党県政調副会長

北区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 野沢 義雄 66 無所属(民) 現 6 (元)県会会派会長
当選 鈴木 利幸 58 自民 現 5 党県副会長

浜北区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 渥美 泰一 64 自民 現 6 (元)県会副議長
当選 阿部 卓也 48 民主 現 3 (元)党県幹事長

天竜区 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中谷 多加二 64 自民 現 6 党県常任顧問

湖西市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,716(76.9%) 田内 浩之 38 無所属 現 2 (元)鉄道会社員
6,221(23.1%) 蛭川 麻季子 48 無所属(自) 新 (元)熱海市議

5003チバQ:2015/04/19(日) 12:05:21
>>4989-4990
市議選については省略
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk23010085000c.html
’15統一地方選:市長、市議選あす告示 町村長、議員選は21日告示 4市長選情勢リポート /愛知
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 統一地方選の第2ラウンドは19日、市長選と市議選が一斉に告示される。県内では、4市長選と23市議選があり、21日に告示される町村の首長選・議員選と同じ26日に投開票される。各市長選の情勢をリポートする。

 ■瀬戸

 ◇水野氏出馬取りやめ 新人4人の激戦に
 ◆立候補予定者

伊藤保徳 68 無 新

川本雅之 49 無 新

須崎徳之 33 無 新

早川幸介 60 無 新

 4期目の増岡錦也市長(79)が引退し、いずれも無所属の新人4人による激戦となりそう。無所属の水野昇氏(63)は出馬を取りやめ、市議選への立候補を予定する。

 伊藤氏は民間企業の経営経験を生かし「現場の声を大切に、つながりと活気ある町づくり」を訴える。

 川本氏は5期20年の市議経験を生かし「即戦力として働き、大好きな瀬戸のために働きたい」と語る。

 最年少の須崎氏は“若さ・情熱・行動力”を強調し「子育ての喜びを実感できる町」を提案する。

 早川氏は市議の活動に限界を感じて立候補予定で、「市民との丁寧な意見交換を重視した市政運営」を目指す。【花井武人】

 ■江南

 ◇4選目指す堀氏 新人・沢田氏が挑戦
 ◆立候補予定者

堀元 69 無 現(3)

沢田和延 60 無 新

 4期目を目指す現職の堀元氏に、市議で新人の沢田和延氏が挑む一騎打ちの模様だ。

 堀氏は、自民と連合愛知の推薦に加え、公明の支持も取り付けた。新ゴミ処理施設の建設地誘致▽健康づくりを楽しみ、世代間交流ができる新体育館建設▽布袋駅付近の鉄道高架事業の負担軽減−−の市の3大課題を「途中で投げ出す無責任な行動はできない。どうしてもやり遂げたい」と訴える。

 与党会派だった沢田氏は「新たな挑戦」を掲げ、多選を批判。無理な行財政改革で職員は減ったが、逆にパート職員が増え、「責任の重みが拡散した。人材を生かし、意識改革を図って人づくりを行う」と、堀氏の市政運営を批判。市長の退職金大幅カットや市民参加の事務事業の見直しなどを公約にする。【河部修志】

 ■豊明

 ◇石川氏、再選目指す 2新人が挑む戦い
 ◆立候補予定者

石川英明 61 無 現(1)

伊藤清 46 無 新

小浮正典 46 無 新

 再選を目指す現職の石川氏に、市議5期目途中で辞任した新人の伊藤氏、一般公募による副市長だったが辞任した新人の小浮氏が挑む戦いとなりそうだ。
 石川氏は、「市政運営はまだ道半ば」といい、女性が出産や育児を安心してでき、魅力的で、若者たちが定住したいと思えるような街づくりを目指す。

 伊藤氏は、「現市政は負担を先送りしているだけ」と批判し、商業や飲食施設などを誘致し、次世代への責任を持ち、街を活性化させていくと訴える。

 小浮氏は、「市政の停滞感を脱却させ、前へ進めてほしい」との市民からの声に応えたいという。税収を安定させ、教育の充実を図ると訴える。【石塚誠】

 ■田原

 ◇鈴木克幸市長が引退 無所属3新人の争い
 ◆立候補予定者

岡本重明 54 無 新

北野谷一樹 53 無 新

山下政良 66 無 新

 鈴木克幸市長(70)の引退に伴い、無所属新人3人の争いとなりそうだ。農業生産法人社長の岡本氏と、市長後継とされる前市議の北野谷氏、元市教育部長の山下氏が出馬する見込み。

 岡本氏は、地方創生策として、第3セクターによるバス運行で交通の便向上と地元産品販売のバスステーション設置を打ち出す。

 北野谷氏は、生涯学習促進による人材育成や、専門学校や試験場などを集積して農業による地域経済の活性化を訴える。

 山下氏は市長給与1割カットや、市が買い上げた土地を、一定期間無償で提供する中小企業団地づくりなどを掲げる。【清藤天】

==============

 ◇19日告示の選挙
 <市長選>

・瀬戸市

・江南市

・豊明市

・田原市

5004チバQ:2015/04/19(日) 12:06:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk24010012000c.html
県都は今…:津市の課題/上 衰退する大門地区 活性化策の効果限定 アーケード修繕も厳しく /三重
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 空き店舗が目立つアーケード、昼夜を問わず少ない人通り……。津市中心部・大門地区の商店街は閑散とし、「県都のメインストリート」の活性化は長年の課題だ。市商業振興労政課によると、同地区の1日当たりの通行人はピークだった1990年は1万165人だったが、その後は減少が続き、2011年は2569人。衰退に歯止めをかける方策を市、住民ともに見いだせない状況が続く。

 地区はかつて県内有数の繁華街としてにぎわった。しかし車利用の郊外の大型ショッピングモールなどに客を奪われ、さらに90年代以降は公務員の「官官接待」「食糧費問題」批判なども響き、飲み屋街からも客足が遠のいた。

 近年は、商店街の店主の高齢化も空洞化に拍車をかける。たてまち商店街振興組合代表理事で靴店主の水谷泰三さん(52)は「多くの店主は65歳以上で後継者もいない。街全体が若返りをしなければ」と訴える。別の高齢店主は「年金暮らしということもあり、いかに店を閉めるか、しばしば考えてしまう」とため息をこぼす。

 こうした現状に、前葉泰幸市長(53)は「かつては通行人の肩と肩がぶつかるほどにぎやかだった商店街を、なんとか活気付けたい」と話し、活性化を市の課題の一つにすえる。

 市は「津まつり」や「高虎楽座」など年数回の祭りや、地元学生による地域おこし活動に予算を充て、今年度は920万円を計上。車利用者を呼び込むため、商店街近くの駐車場に毎年約600万円の補助金を支給して入庫後1時間を無料とするなどの施策を講じてきた。しかし効果は祭りの時などに限られ、担当者は「歴史ある商店街を次世代に引き継ぎたいが、まだ課題は多い」と話す。

 長年うどん店を営む大門大通り商店街振興組合理事長の山田和弘さん(75)は「半世紀以上前に完成したアーケードが老朽化しているが、修繕にも撤去にも組合では費用をまかなえない。商店街を取り巻く状況は厳しい」と嘆いた。

    ◇  ◇ 

 津市長選が19日に告示される。これまでに再選を目指す現職の前葉市長のみが出馬を表明しており、37年ぶりに無投票となる公算が大きい。告示を前に、県都・津市の課題を考える。(この企画は井口慎太郎が担当します)

〔三重版〕

5005チバQ:2015/04/19(日) 12:06:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk24010176000c.html
県都は今…:津市の課題/下 巨額負債生んだ「ポルタひさい」 副都心の実感なく 新ホール計画に懸念も /三重
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 現在の津市は2006年1月、旧津市を含む10市町村が合併して誕生した。現職の前葉泰幸市長(53)は11年の就任以来、「旧津市以外の住民からも『合併して良かった』と言ってもらえる津市を目指す」とし、市全域の発展に力を入れているとする。

 10市町村の一つで、旧津市に次ぐ規模を持っていた旧久居市の近鉄久居駅周辺。合併後の津市は総合計画の中で、同駅周辺を「副都心」に位置付けた。しかし活気に乏しい状況が続く。

 4月のある週末。同駅前の13階建て住居兼商業ビル「ポルタひさい」周辺は、行き交う人の姿もまばらだった。同ビルは1998年に旧久居市のランドマークとしてオープンしたが、テナント誘致が難航して多額の債務が生じた。合併後、事業失敗のツケとも言える9億2000万円の負債は、第三セクターから津市が肩代わりした。

 地元で40年以上タクシー運転手をしている60代の男性はビルを見上げ、「街づくりの中心として造られたのに、誰もが立ち寄れるような店が入っていない。駅周辺が『副都心』という実感はない」。近くに住む20代の男性会社員は「駅を降りても寄るところがなく、遊ぶ時は名古屋まで行く」と諦め顔だ。

 市は同駅周辺の「副都心」を具体化するため、合併特例債を活用し、老朽化で13年1月から休館中の久居市民会館(同市久居元町)に代わるホールを、40億円以上かけて同市久居東鷹跡町に新設する計画だ。さらに市民会館跡地に広場を整備する計画も検討している。

 合併特例債を使えば、建設費の7割を国が負担してくれる。ただし残りの返済に加え、その後の維持管理費など、市が新たなツケを背負い込む形にならないか、懸念も残る。

 旧久居市地域の人口は地価の安さなどから、06年約4万1400人がここ9年間で約2500人増えた。駅利用者が増えれば、駅周辺が活性化する期待もある。市議の1人は「これから住む人に『来て良かった』と満足してもらえるような街づくりをしなければ」とホール建設計画に期待を寄せる。一方で三重大の後藤基教授(マーケティング論)は「公共施設の拡充は一時の注目を集めても、必ずしも地域振興に結び付くわけではない。ポルタひさいの失敗を省みないと、同じ事の繰り返しになる。市民生活に密接に結び付くような街づくり計画を検討すべきだ」と慎重な見方だ。

〔三重版〕

5006チバQ:2015/04/19(日) 12:30:17
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/69165.html
敦賀市長選、廃炉時代の財政に焦点 あわら市長選は8年ぶり選挙戦
(2015年4月18日午後4時40分)


 19日にスタートする統一地方選後半戦で福井県内首長選は、敦賀、あわらの2市長選が告示され、7日間の選挙戦に突入する。敦賀市は新人2人、あわら市は現職と新人1人が立候補を予定し、ともに一騎打ちの可能性が高まっている。立候補予定者はすでに街頭演説や地区回りを精力的に行っており、いずれも激戦となりそうな情勢だ。

 新たなリーダーを決める敦賀市長選は、渕上隆信氏(54)と中村紀明氏(60)の2人が出馬する見込み。新人だけによる選挙戦は1947年(4人出馬)以来で、原発廃炉時代の厳しさを増す財政運営、北陸新幹線延伸を見据えたまちづくりが焦点になりそう。

 前回市長選で次点だった渕上氏は昨年1月から活動を本格化し、今年1月に出馬表明。中心市街地や事務所前での朝のつじ立ちに加え、大票田の地元粟野地区を皮切りに「語る会」も市内全域で約60回開き、一層の浸透を図ってきた。

 特に語る会は対話重視の構成で「話に納得して帰ってもらえる」(後援会)。前回は現職に約2500票差に迫る約1万2千票を獲得した。今回、後援会の会員も順調に増えており手応えを感じている。選挙戦では「敦賀再生」「市民が主役のまちづくり」をキャッチフレーズに「必死さと情熱を訴える」という。

 中村氏は2月下旬に出馬を決意して以降、敦賀青年会議所、同OB会の全面的な支援と自身が会長を務める市体育協会など組織をフルに活用。市内全域で着実に支持を拡大している。知事・県議選後は念入りに票を固め、後援会幹部は「出遅れ感はない」と話す。

 市内全域を対象に連日開いている「語る会」では、「革新」「安心」「信頼」をキーワードに施策を訴える。約15年にわたり自民党敦賀市支部幹事長を務め、築いた県や国との人脈の豊富さも強調。「企業経営の実績を生かし、ふるさとに新風を起こす」と、初めての選挙戦に挑む。

■あわら市は8年ぶり選挙戦

 あわら市長選は、現職の橋本達也氏(60)と新人の大下重一氏(67)が出馬し、8年ぶりの選挙戦となりそう。中学校統合問題で激戦となった2007年市長選のような明確な争点はなく、それぞれにまちづくりや市民の生活向上へ向けた考えを掲げる。

 橋本氏は、昨年10月に出馬を表明。子育て支援など人口減少対策に取り組んできた実績を強調し、「北陸新幹線県内延伸を見据えたまちづくりを急ピッチで進めたい」との決意を示した。自民、公明、民主の各政党、連合福井や県農政連支部など各種団体から推薦を受け、市内のほぼ全区の推薦も取り付けた。

 大下氏は、「まち一新」を掲げ、旧金津町にある優良企業を原動力に、市民の暮らしを最優先させた市政へ転換したいと強調。近隣市との広域連携も重要視し、坂井市との合併を要望していくとしている。昨年12月の出馬表明からこれまでにほぼ市内全域を一巡。自身の訴える政策について市民の理解を求めている。

5007チバQ:2015/04/19(日) 12:31:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150418ddlk17010358000c.html
<県議会>非自民系7人が新会派 「未来石川議員会」結成 /石川
毎日新聞2015年4月18日(土)15:19
 県議選を受けた県議会(定数43)の新たな会派構成が17日、決まった。自民は議会過半数の26人を占めた。非自民系の7人が新会派「未来石川議員会」を結成して第2会派となり、自民とともに代表質問権を得た。

 自民会派の26人は12日投開票の県議選で、いずれも自民候補として出馬し、当選した。

 今回、自民に対抗する非自民系の結集が焦点だった。県議会の申し合わせで、知事に対して本会議で代表質問ができるのは、所属議員7人以上で構成される上位2会派で、非自民系議員が7人以上を目標に新会派結成を模索していた。

 その結果、「県政石川」や社民系の「清風・連帯」の所属議員の他、民主や連合系の新人議員らが加わり、7人で未来石川を発足させた。

 県議会事務局によると、新会派は他に、自民クラブ2人、公明2人と、共産▽故奥田敬和運輸相の流れをくむ新進石川--など六つの1人会派。

 新議員の任期は今月30日から4年間。30日に臨時議会を開き、正副議長を選出する。【竹田迅岐】

5008チバQ:2015/04/19(日) 12:43:12
http://www.sankei.com/region/news/150418/rgn1504180085-n1.html
2015.4.18 07:00
【統一地方選】
富士宮市長選あす告示 現新一騎打ちの公算

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 統一地方選の後半戦となる富士宮市長選と7市議選(沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西)が19日に告示される。21日告示の清水、小山、吉田の3町長選と6町議選(東伊豆、松崎、函南、清水、小山、吉田)とともに、26日に投開票される。

 富士宮市長選に出馬を表明しているのは、いずれも無所属で再選を目指す現職の須藤秀忠氏(68)と、NPO法人理事で新人の近藤千鶴氏(59)。富士山を生かしたまちづくりや医療問題を争点に、現職と新人の一騎打ちとなる見通しだ。

 須藤氏は、市議5期、県議3期を務めた豊富な政治経験をアピールするとともに、民主党と連合静岡の推薦を取り付けて組織固めを進める。4年間の須藤市政では、富士山の世界文化遺産登録や、「富士山世界遺産センター」(仮称)の誘致などを実現。3月に「世界遺産のまちづくり整備基本構想」を策定し、さらなるにぎわい創出に向けた中心市街地の再構築を公約の柱に掲げる。

 近藤氏は、芝川町議時代に、富士宮市と旧芝川町の合併協議を推し進めた。現在は、高齢者支援のNPO法人「こころの泉」理事や、地方自治を考える「湧玉の会」の代表を務めるなど幅広く活動している。政策では、市立病院が抱える医師不足の解消を重点に、医療、教育、地域、高齢者、観光を柱とする5つの提言を掲げ、草の根の活動で無党派層への支持拡大を図る。

 7市議選では、計150の定数に約180人が出馬を準備。6町議選は、計76の定数に85人前後が立候補を予定している。

 清水、吉田両町長選は、いずれも現職と新人の一騎打ちになる見通しで、小山町長選は、現職の込山正秀氏(67)の他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

5009チバQ:2015/04/19(日) 12:52:53
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo-ser/20150418175863.html
加茂市長選 12年前の対決再現か

 19日告示、26日投開票の加茂市長選は6選を目指す現職の小池清彦氏(78)に対し、新人の会社員、坂上(さかうえ)時平氏(64)が挑む一騎打ちの公算となっている。坂上氏は小池氏の無投票当選阻止を掲げ、2003年にも出馬した。選挙戦の構図は、12年前の再現となりそうだ。

 小池氏は昨年11月の後援会の幹部会合で出馬を宣言。2月に500人規模の後援会総会を開くなど、着々と支持固めを図ってきた。市内業界団体などからも広く支持を受ける小池氏に対し、対抗馬擁立の目立った動きはなく、2期連続の無投票の可能性が高いとみられていた。

 事態が急展開したのは、3月下旬。坂上氏が立候補予定者説明会に参加し、出馬の意思を明らかにした。坂上氏は03年の出馬表明も遅く、組織的な支援のない独自の戦いだったにもかかわらず、小池氏の得票約1万3千票に対し、約7千票を獲得。小池氏への批判票の存在を浮き彫りにした。

 坂上氏の出馬に小池氏も警戒感を強める。14日に市内で開かれた後援会の女性集会。約160人を前に、小池氏は「坂上氏は異次元の方で、政策の勝負ではない。最も恐るべき相手だ」と強調した。陣営関係者も「20年市長をやれば、ある程度の批判票は出る。政策をしっかり訴える」と気を引き締める。

 坂上氏は今回も「非組織」で挑む。選挙戦では「身の丈にあった財政運営」「近隣自治体との協調」などを訴えるつもりだが、運動は選挙カーで回るなど、最小限にとどめるつもりだ。ただ、出馬表明の反響は大きいという。坂上氏は「励ましの声も多い。選挙戦を望んでいた市民が多いと実感する」と手応えを語る。

 市内の30代の男性会社員は「市民が行政との関わりを意識するためにも選挙戦はやるべきだ。人口減少が深刻化し、自治体の消滅もいわれる中、候補には現実的な問題解決への姿勢を見せてほしい」と求めた。

 2日現在の有権者数は2万4658人。

【統一地方選・県議選】 2015/04/18 15:18

5010チバQ:2015/04/19(日) 12:53:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150418-00238543-hokkoku-l17
野々市市長選、19日告示 5市議選、選挙戦へ
北國新聞社 4月18日(土)2時57分配信

 石川県内の統一地方選後半戦は19日、野々市市長選と、金沢、小松、輪島、珠洲、野々市の5市議選が告示される。任期満了に伴う野々市市長選では、現職の粟貴章氏(54)=旧野々市町長2期、市長1期、本町4丁目、のみが出馬を表明している。市議選では、5市を合わせた定数106に対し、122人が立候補を予定しており、いずれも7日間の選挙戦に入る見通しである。

 粟氏は昨年12月の市議会定例会本会議で出馬表明した。2007年の旧野々市町長選で県議から転出し、11年の前回選では無投票当選した。同年11月の市制移行で初代市長に就いた。

 定数38(2減)の金沢市議選は5人オーバーとなる見込みで、現職36人、元職2人、新人5人の計43人が出馬準備を進めている。

 定数22(2減)の小松市議選では、現職22人と新人6人が出馬を予定し、6人超の戦いが予想される。

 定数17(3減)の輪島市議選には現職18人と新人1人が出馬準備を進め、2人上回る公算が大きい。

 定数14の珠洲市議選は現職12人、元職1人、新人3人が出馬を予定し、2人超となる見通しである。

 定数15(1減)の野々市市議選は1人オーバーとなる見通しで、現職11人と新人5人の計16人が出馬の準備を進めている。

 野々市市長選と5市議選は、21日告示の川北町長選、5町議選とともに、いずれも26日に投開票となる。

5011チバQ:2015/04/19(日) 13:43:28
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150418-OYTNT50041.html?from=ycont_top_txt
<市長選 あわらの課題>漫画聖地 もっとPR
2015年04月19日
 年間82万人が訪れる「関西の奥座敷・あわら温泉」のあるあわら市。北陸新幹線の県内延伸を見据えた観光施策や街づくりに市民の期待は大きい。一方で、雇用創出や定住促進などの人口減対策も喫緊の課題となっている。19日に市長選、市議補選(欠員1)が告示される同市の課題を追った。(渡辺彩香)


ちはやふる JR芦原温泉駅を降りると「ちはやふる綿谷新の出身地 ようこそあわら市へ」の大看板が目に入る。「ちはやふる」は競技かるたが題材の人気漫画。新は主人公・綾瀬千早がかるたに夢中になるきっかけを作った重要人物だ。アニメに登場する場所を訪れる「聖地巡礼」を目指すファンを観光客として呼び込もうと、市は昨年から漫画を使った観光戦略に乗り出した。

 今月11日には、漫画に描かれた桜並木に声優を招き、高校生のテーマ曲演奏や競技かるたの体験などが行われ、1000人近いファンが全国から集まった。

 「聖地を見てみたくて」「漫画のシーンが浮かぶ」と喜ぶ声の一方で、市内の会社員女性(27)は「にぎやかなのはここだけ」と嘆き、横浜市から駆けつけた国家公務員宮崎博さん(50)も「ファンを集めて終わりでは、また来たいと思わない。温泉と料理、特産品をセットにするなど楽しみ方を提案してほしい」と惜しんだ。

 市は事業費2000万円で、夏に競技かるた大会、秋に声優トークショーなども予定し、「あわら市が『ちはやふる』に染まる」とうたう。しかし駅前の看板以外に目立った宣伝はなく、グッズを扱う店も数えるほどだ。観光の目玉にするには市民も巻き込んだ継続的な取り組みが必要だ。

消滅可能性 平日の昼間、同市国影の子育て支援センターには、隣の坂井市や石川県加賀市からも大勢の親子が訪れる。音楽に合わせて体を動かしたり、お弁当を食べたり。「いつ来ても遊ばせられる。相談もできて気が楽」と母親ら。あやとりや折り紙など昔の遊びを母親がお年寄りから教わる時間もある。

 市によると、昨年10月の市の人口は約2万9400人。10年前に比べて約2200人減った。出生数が死者数を下回る「自然減」と、市外流出などの「社会減」は、ほぼ半数ずつだ。

 同市でも人口減は深刻な問題だ。民間研究機関の日本創成会議が昨年発表した「消滅可能性自治体」に挙がった県内9市町に同市も入る。同会議が発表した2010年から40年の20〜39歳女性の減少率は県内で6番目に高い57・2%だった。

 市は5年前から若い世代に焦点をあてた独自の子育て支援事業などを展開。15年度は32事業に1億4200万円を投入した。市内の幼稚園と保育所全12施設を認定こども園に移行し、5歳児のこども園料を無料化。医療費の助成対象は中学生まで拡充している。

 中1〜3歳の3人の子がいる同市花乃杜、会社員小林裕子さん(39)は「子育てには何かとお金がかかる。負担が少ないと非常に助かる」と歓迎する。

 同センターの赤神敏江所長は「子育ての楽しみを知り、もう一人産もうかなと思ってもらえるよう、街ぐるみで応援する態勢を整えていかなければ」と危機感を募らせる。

2015年04月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5012チバQ:2015/04/19(日) 13:44:12
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO015072/20150405-OYTAT50036.html
知事選2015あすへの課題
<上>廃炉時代見据え振興策
2015年04月06日 05時00分
 「本日廃炉を決定しました」。3月17日、県庁で関西電力の八木誠社長は同社の原子力事業を先導した美浜1、2号機(美浜町)の幕引きを知事に報告した。同日、日本原子力発電も敦賀1号機(敦賀市)の廃炉を決定。約半世紀、原発と共存してきた福井は本格的な「廃炉時代」に入った。



 国内最多の商業炉13基を抱える福井。原発は「地場産業」として地域経済にどっしりと根を下ろし、地元の雇用や立地自治体の財政に不可欠な存在となっている。

 原発立地に伴い国から市町と県に入る電源三法交付金は、制度発足後の1974〜2013年度の累計で4117億円。ほかにも県が独自に課す核燃料税、市町の固定資産税、地元企業への発注、13か月に1度の定期検査の度に訪れる数千人の作業員の宿泊・飲食需要――。産業の乏しい嶺南の経済を回す大きな金の流れが廃炉で途絶えかねない。

廃炉に備えて設置された「廃炉・新電源対策室」。廃炉ビジネスの可能性を探る(県庁で)
廃炉に備えて設置された「廃炉・新電源対策室」。廃炉ビジネスの可能性を探る(県庁で)

 県が嶺南の企業を対象に12年6月から年4回実施している調査で、約5割の企業が前年より売上高が落ち込んだと回答するなど嶺南経済は原発の長期停止で疲弊。美浜町で民宿を経営する60歳代の男性は「収入もぐんと減り、生活も厳しい。廃炉で町がどんどん寂れていく」と不安を口にする。

 同町に残る原発は、運転開始から38年の美浜3号機1基。国は福島第一原発事故後、原発の運転を原則40年に制限。最長20年の運転延長を認める特例はあるが、そのハードルは高い。関電は美浜3号機などの運転延長を目指すが、原発の新規制基準の適合審査に合格できるかどうかは不透明だ。



 廃炉で地元経済への打撃が必至の中、2社の社長は、県への報告で廃炉作業で地元企業に優先的に発注すると約束。県も13年10月、将来の廃炉を見越し、「廃炉・新電源対策室」を全国で初めて設けて海外事例を研究するなど、1基あたり数百億円かかる廃炉ビジネスの可能性を探る。

 廃炉作業は20〜30年に及ぶ。しかし「廃炉作業が産業化されても運転時のように安定した経済効果を生み出す訳ではない」(井上武史・県立大学准教授)との見方もある。

 ◇

 地元は安全性の高い新型炉への建て替え(リプレース)や新増設を願う。国が原発を「ベースロード電源」として活用するなら、新設が避けられない。美浜町の山口治太郎町長は「リプレースを要望する」と話す。

 ただ、福島の事故から4年。電源構成に占める原子力発電の比率も決まらず、新規制基準下での再稼働すら、1基も実現していない中、政府の新増設に対する方針は見えてこない。

 ◇

 県内の残る商業炉10基のうち、半数の5基は既に運転開始から35年を超えており、今後も40年を迎える原発が相次ぐ。全国に先駆けて原発を誘致し、度重なる事故や風評被害を乗り越えて共存共栄してきた福井。新知事は、廃炉時代を迎えた原子力行政への対応や、原発への依存が大きい嶺南経済の新たな振興策を迫られる。

5013チバQ:2015/04/19(日) 13:44:52
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO015072/20150406-OYTAT50019.html
知事選2015あすへの課題
<中>新幹線経済効果と負担
2015年04月07日 05時00分
北陸新幹線金沢開業で利用客が増えているあわら温泉の足湯(あわら市で)
北陸新幹線金沢開業で利用客が増えているあわら温泉の足湯(あわら市で)

 木の香のさわやかな数寄屋造りの建物で特産の青石「笏谷しゃくだに石」の浴槽に足を浸してほっと一息――。4月最初の土曜日のあわら市。温泉街の入り口に昨春、市が造った「あわら温泉湯のまち広場」の無料の足湯は観光客でにぎわっていた。

 温泉街の旅館経営者は「街中に人が増えている。首都圏からの人も多い」と、北陸新幹線金沢開業(3月14日)の効果を実感する。ただ、宿泊客数に目立った変化はなく、「観光地までの交通の利便性向上や長期滞在できる街づくりなど新幹線が来るまでに解決すべき課題は多い」と気を引き締める。

 「ネットで事前に調べると足湯以外に何もなかったので宿泊は金沢」=東京都・松川紗那さん(24)=、「東尋坊に行きたかったが、バスの便が少な過ぎる。効率よく観光するのに時間は大事」=埼玉県・野本祥吾さん(33)=。実際、北陸新幹線と特急を乗り継いで県内に足を運びながら、早々に金沢に引き返す人が目立った。

 ◇

 北陸地方にとって50年来の念願だった新幹線。これまで関西、中京圏からの観光客が中心だった県内でも、関東甲信越からの来県者が増えると期待されている。

 一方で、「先に新幹線が通った石川、富山に取り残される」との危機感も根強く、県などの度重なる要請の結果、今年1月、金沢―敦賀間の開業が、当初の予定より3年早い2022年度に前倒しが決まった。

 県は工期短縮に向け、用地買収の担当者を31人から52人に増員した。さらに与党のプロジェクトチームでは、福井駅までの先行開業についての検討も始まり、「一日も早く」(川田達男・県経団連会長)と、経済界などで期待は高まっている。

 だが、福井は世帯当たりの自動車保有台数が全国1位の車社会だ。新幹線を降りた後の観光客の足になる公共交通網(2次交通)は脆弱ぜいじゃくで、永平寺、県立恐竜博物館、東尋坊などの著名な観光地は点在している。県も手をこまねいているわけではなく、バス便の改善などに乗り出しているが、現状では、観光客の利便がいい状態とは言い難い。

 ◇

 一方、新幹線では市町の冷静な意見も目立つ。新駅ができる越前市は、「新幹線が来て、それだけで街が発展する訳ではない」と、「南越駅」(仮称)周辺の整備は広場や駐車場など最小限度にとどめる予定だ。

 新幹線駅のない鯖江市は並行在来線の経営がJRから県や沿線自治体の運営する第3セクターに移行後、今は市に停車する特急がなくなるのではと懸念。駅舎や線路管理など3セクへの拠出金にも不安を募らせる。

 費用を沿線7市町で負担するのか、県内の全17市町で負担するのかも未定で、設備の買い取り費用や、その後の維持管理費なども不透明だ。他県では運賃値上げや赤字補填ほてんに巨額の公費が支出された例もある。3セクの「えちぜん鉄道」のほか、民間の「福井鉄道」にも既に公費が入っているだけに、新たな3セク運営も楽観視はできない。

 年間210億円の経済効果があると県が試算する新幹線。開業の先には夢だけではない現実が待ち受ける。

 <メモ>金沢―敦賀間の開業

 敦賀延伸は2012年6月に認可。開業は当初25年度の予定だったが、政府は今年1月、3年前倒しを決定。3月には与党が福井駅までの2年先行開業の検討を始めたが、太田国土交通相は技術面で「困難」と難色を示している。

2015年04月07日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5014チバQ:2015/04/19(日) 13:45:29
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO015072/20150407-OYTAT50022.html
知事選2015あすへの課題
<下>人口減でも豊かな県に
2015年04月08日 05時00分
 4月4日、あわら市のJA花咲ふくい芦原支店。県が昨年開設した「ふくい園芸カレッジ」の入校式に、新規就農を志す30人が臨んだ。うち20〜50歳代の20人は県外出身。大阪の食品会社に勤めていた福田大さん(35)は「素材にこだわる人に選んでもらえる野菜を作りたい」と意気込む。

ふくい園芸カレッジの入校式で意気込みを述べる新規就農者ら(あわら市のJA花咲ふくい芦原支店で)
ふくい園芸カレッジの入校式で意気込みを述べる新規就農者ら(あわら市のJA花咲ふくい芦原支店で)

 「自然豊かな土地で人間らしく暮らしたい」。脱サラを決め、大阪・難波のハローワークで全国各地の就農支援策を調べた。就農時60歳未満のU・Iターン者に月5万円を支給する県の独自支援策を「一番手厚い」と感じ、縁のなかった福井での就農を決めた。

 2年目を迎える園芸カレッジでは就農者に1〜2棟のビニールハウスを貸与。先進的な農業者を講師に招き、栽培から販売までの農業経営の基礎を2年間教える。県外からの入校者は前年の11人から倍増している。



 県の移住促進策は農業に限らず、新たに漁業、林業、商売を始めたい人向けの「塾」も開校。空き家取得、リフォーム補助、子育て支援など移住に1か所集中で対応する組織を新設し、東京に専任相談員を常駐させるなど態勢を強化している。

 毎年2800人が流出し、4年後に戻るのは450人とされる県外の大学などへの進学者を呼び戻すUターン対策にも力を入れる。昨年度から、知名度が必ずしも高くない県内企業を知ってもらおうと大学1、2年生向けの就業体験も始め、子育てや結婚の支援策も拡充している。



 県が次々と施策を打ち出す背景にあるのは深刻な人口減。2012年に30年ぶりに80万人を切り、14年には35年ぶりに79万人を割った。今年3月1日現在の推計値は78万7852人となっている。

 県内では第3子以降の保育料を今年度から完全無料化し、待機児童もゼロだ。育児休業中の給付金を独自に上乗せする制度もあり、子育て支援は手厚い。失業率や子どもの学力などを指標とした調査研究機関「日本総合研究所」の昨年の都道府県幸福度ランキングは1位。「住みやすい子育て先進県」のはずだが、それでも人口減は止まらない。



 事務職など都市部の大卒者が希望する職種が県内には少なく、この問題の解消は容易ではない。県は昨年、東京一極集中を解消するため、地方に本社機能を移す企業を優遇する法人税制改正を国に提案。「国と地方があらゆる対策を講じるしかない」と長期戦の構えだが、若年層の減少が続けば先進的施策も効果的に機能しない。

 県立大の江川誠一講師(地域政策)は「特効薬はないが、他の地方と差別化を図る多様な施策を粘り強く行うことが必要」と指摘する。さらに「人口減が、ある程度進むのは避けられない。歯止めをかける施策と同時に、維持補修に重点を置いた道路整備や医療の充実など人口がある程度減っても安心・安全、豊かさを享受できる方策を講じていくべきだ」とする。

 待ったなしの人口減。新知事の取り組みが、今後の福井の盛衰を左右する。(この連載は、原典子、井上敬雄、村上和史が担当しました)

 <メモ>人口減

 民間研究機関「日本創成会議」は昨年、2010年からの30年間で、20〜39歳の女性の半減に伴い、全国の半数にあたる自治体が消滅する可能性があるとの推計を発表。県内では池田町、大野市、高浜町など9市町が該当する。国立社会保障・人口問題研究所も、2040年の県人口は63万3000人と推計する。

2015年04月08日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5015チバQ:2015/04/19(日) 13:51:28
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150415-OYTNT50093.html
研究炉誘致 商機生むか
2015年04月16日
 <市長選 敦賀の課題・上>原発のまち 生き残り模索

河瀬市長に敦賀1号機の廃炉を報告する原電の増田副社長(中央)ら(3月、敦賀市役所で)
河瀬市長に敦賀1号機の廃炉を報告する原電の増田副社長(中央)ら(3月、敦賀市役所で)

 「発電所と共に歩んできた敦賀として、いよいよ廃炉に向かうのかと思うと、一抹のさみしさがある」

 3月中旬、日本原子力発電の増田博副社長から、敦賀原子力発電所1号機の廃炉決定を告げられた敦賀市の河瀬一治市長は、しみじみと話した。

 敦賀1号機は国内初の軽水炉として1970年に運転を始め、その年に開かれた大阪万博の会場にも電気を送った。大学1年生だった当時、会場を訪れたという河瀬市長は「敦賀から電気が送られていることに感激した」と振り返った。

 以後も、沸騰水型の1号機とは型の異なる原発を受け入れて国のエネルギー政策を支えるなど、市は半世紀近くにわたって原発と二人三脚で歩むことになる。

 79年には、天然ウランからウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)まで様々な燃料が利用できる新型転換炉「ふげん」、87年には、加圧水型の敦賀2号機が稼働を始めた。95年には、国が進める核燃料サイクルの要に位置づけられた「もんじゅ」が初送電に成功した。

 さらに、98年には陽子線がん治療などの研究拠点でもある「若狭湾エネルギー研究センター」が整備されるなど、原子力関連の様々な施設が集積されていった。

 しかし、東日本大震災により状況は大きく変わった。地震対策が強化され、敦賀2号機は、原子炉直下の破砕帯(断層)が活断層である可能性を否定できないまま専門家会合の議論が終結。結論を覆せる新たなデータを原電が提出しない限り、再稼働できず、廃炉を免れない状況に追い込まれた。

 敷地の造成まで完了し、2004年に安全審査を申請した敦賀3、4号機の新増設計画も、福島第一原発事故を受けて審査が中断され、再開のメドがまったく立っていない。

 将来、市内の原発がゼロになる可能性さえ現実味を帯び始める中、市などがひそかに期待を寄せるのが研究用原子炉の誘致だ。

 大学が保有する研究炉は現在、近畿大、京都大に計3基しかなく、いずれも老朽化が進んでいる。原子力分野を担う人材の育成のために、新たに研究炉を整備する必要があると訴える声が福井大や電力事業者などから上がり、県も情報収集を始めた。

 市幹部は「多種多様な原発に加え、研修施設や大学などの研究所もある。関西や中京圏から交通の利便性が良く、敦賀は研究炉の立地に適している」としたうえで、「大学、企業の学生や研究者が集まることで新たなビジネスが生まれる可能性も高まるはず」と期待を寄せる。

 歴代の敦賀市長は、全国の原発立地自治体をまとめる全国原子力発電所所在市町村協議会の会長を務め、国に原発の安全性に関する要望を行うなど、存在感を発揮してきた。再稼働や新増設に対する風当たりが強まる中、「原子力のまち」のかじ取り役の手腕は、エネルギー政策の行方をも左右しかねない。



 河瀬市長=5期目=が引退し、新人2人による一騎打ちが確実視される敦賀市長選(19日告示、26日投開票)。市政が抱える課題を追った。

2015年04月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5016チバQ:2015/04/19(日) 13:51:55
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150416-OYTNT50108.html
少子化 産業育成が急務
2015年04月17日
 <市長選 敦賀の課題・下>赤レンガ開業 観光に期待


 春分から間もない3月24日、敦賀半島は肌寒い1日となった。敦賀市の最高気温は平年より3度余り低い9・2度。北西からの風が冷気と一緒に、物悲しい別れも運んできた。

 若狭湾に突き出た半島の先端に近い市立西浦小はこの日、休校式を迎えた。少子化で児童数が9人に減り、回復が見込めないためだ。OBの会社員川端輝明さん(31)は「めぼしい産業が少なく、若者が地元に戻らない。寂しいけどしょうがない」と漏らす。市立常宮小も休校になるなど、南北15キロ・メートルの半島から今春、学校が姿を消した。

 砂浜を洗う荒波のように、少子高齢化が市に押し寄せる。人口は2010年度末の約6万9000人から4年連続で減り、14年度末は約6万7000人だった。

 地域経済の要だった原子力発電所が長期停止する中、原発に代わる産業の育成が急務となっている。ただ、新たな“飯の種”を探すのは容易ではない。13年の県工業統計調査では、「製造品出荷額等」が県内17市町のうち7位。人口が半分以下のあわら市や勝山市を下回るなど、モノづくりの基盤の弱さが目立つ。

 物流面でも、貿易拠点としての敦賀港の実力には不安が残る。14年の輸出入貨物量(速報値)は前年比9・5%減の約360万トンにとどまった。県内のコンテナ貨物で、同港を利用する割合は2割を切る。

 そこで市は、観光や企業誘致に本腰を入れる。かつて石油貯蔵庫だった敦賀港近くの「赤レンガ倉庫」を改修し、10月14日に観光施設として開業する。2棟のうち北棟に明治後期〜昭和初期の街並みを再現したジオラマを設置、南棟には飲食テナント3店舗が入る。

 昨年11月に市内で開かれたテナント募集の説明会。現地を見学した飲食業者の男性は「駅から遠く人通りも少ない。どうやって一帯に人の流れを生むのか、もう一つ見えてこない」とつぶやいた。募集に最後まで手を挙げ続けたのは、3業者にとどまった。

 観光振興の起爆剤として、昨年7月に全線開通した舞鶴若狭自動車道も、期待外れの印象が強い。「敦賀が素通りされている」。市街地で布団店を営む谷口正宏さん(55)は、観光客を呼び込む魅力の乏しさを肌で感じている。

 市は現在、新たな産業団地の整備を計画している。人口減少が深刻な市町村にとって進出企業は、雇用と税収を生む金の卵であるだけにライバルは多い。信用調査会社の帝国データバンクの担当者は「誘致にこぎ着けるには、企業側の条件を的確に把握して対応することが必要」と指摘する。

 原発関連の収入をあてにできない状態で、厳しい財政と人口減少をどう乗り切るのか。新市長を待ち受ける苦境を、ある市議は「地獄」になぞらえる。(この連載は、敦賀支局・平井宏一郎、高橋健太郎が担当しました)

2015年04月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5017チバQ:2015/04/19(日) 14:01:19
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2015/news/gifusenkyo20150417_1.shtml
市議選、世代交代の波 ベテラン議員相次ぎ引退
2015年 4月17日
 19日に告示される県内統一地方選後半戦の九つの市議選で、各市議会の長老議員らの引退が相次いでいる。ベテランに代わり、政治家を志す若い世代の挑戦も目立つ。12日投開票の県議選では30代議員が増え、若返りを印象づけた。世代交代が市議選まで波及するのか注目される。

 「3年後、4年後も同じように活動する姿が思い浮かべられない」。岐阜市議会で当選8回の堀征二市議(70)は体力、気力が持たないことを理由に退くことを決めた。ほかにも当選10期の重鎮の山田大市議(70)ら5〜10期務めた60、70代の市議5人が引退する。

 岐阜市議会は2011年の統一選以降、11期と7期の現職が死去。今回引退するベテランを除くと、6期以上の現職は2割弱になる一方、1、2期は5割以上を占め、世代交代が進んでいる。高山市議会でも今回7人が引退する。立候補を予定する現職の顔ぶれは1〜4期の若手、中堅議員ばかりになる。

 ベテランの引退に伴い、20代の立候補が増えている。今回の立候補予定者のうち、16日現在、20代は多治見市3人、岐阜、大垣、羽島市が各1人の計6人。前々回の3人、前回の2人を上回る。

 県議選では30代の議員が3人増え、計7人になり、定数46に占める割合も1割を超えた。今年2月の瑞浪市議選では、20代の新人が2人も当選するなど若手の躍進が目立つ。

 瑞浪市議選で当選した樋田翔太市議(26)は「これからは若い世代に、という声が若い人に限らず多かった」と選挙戦を振り返る。小川祐輝市議(29)も「議会の中にも若い人を育てようという雰囲気がある」と印象を語る。

 学生有志の選挙啓発プロジェクトに関わる朝日大法学部の大野正博教授は「議会に各世代がまんべんなくいることは、行政を多角的に見るためにも必要」と若い世代の動きを歓迎する。一方「若いから選ぶのではなく、将来のビジョンや政策を見た上で判断すべきだ」と指摘している。

5018とはずがたり:2015/04/19(日) 19:02:16
東区(1)・中区(1)・昭和区(2)…減税次点。。
西区…定数2で共産
港区…無所属維新・公明推薦候補がいる。。

愛知県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh23.html
千種区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,054(50.5%) 黒田 太郎 48 民主 新 1 衆院議員秘書
当選 16,106(38.6%) 辻 秀樹 39 自民 新 1 (元)参院議員秘書
4,524(10.9%) 東 裕子 51 次世代 現 健康美容業

東区 定数1 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,191(40.1%) 政木 理香 52 自民 新 1 (元)春日井市議
□ 8,114(39.8%) 安藤 雅彦 47 減税 現 電気通信工事業
4,097(20.1%) 国政 直記 25 民主 新 学習塾塾長

北区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,157(41.7%) 松川 浩明 51 自民(公) 元 5 商店街理事長
当選 17,897(37.0%) 塚本 久 67 民主 現 10 党県常任顧問
□ 10,260(21.2%) 須山 初美 36 共産 新 党地区副委員長

西区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,029(42.6%) 田中 泰彦 34 自民(公) 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 9,164(22.9%) 鷲野 恵子 67 共産 新 1 (元)市議
□ 8,314(20.8%) 中堀 隆一 42 民主 新 (元)衆院議員秘書
□ 5,466(13.7%) 石神 勝博 44 維新 新 環境サービス業

中村区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,544(44.1%) 寺西 睦 50 自民(公) 現 2 (元)広告会社社員
当選 11,198(28.1%) 鳴海 康裕 39 民主 新 1 (元)衆院議員秘書
□ 11,058(27.8%) 松山 剛士 29 維新 新 (元)県議秘書

中区 定数1 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,125(35.7%) 増田 裕二 40 自民(公) 新 1 NPO法人監事
□ 5,305(30.9%) 佐藤 敦 42 減税 現 広告会社社長
3,035(17.7%) 今枝 潔美 57 無所属 新 政治団体代表
2,698(15.7%) 中原 航 25 民主 新 (元)衆院議員秘書

昭和区 定数2 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,459(37.3%) 谷口 知美 52 民主 現 3 (元)中学校教諭
当選 8,197(29.2%) 成田 修 53 自民 新 1 (元)車部品会社員
□ 4,651(16.6%) 加藤 喜久江 58 減税 現 珠算塾経営
□ 3,576(12.8%) 尾関 雅美 65 共産 新 党地区委員
1,149(4.1%) 中村 孝太郎 69 次世代 新 呉服店経営

瑞穂区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,664(39.6%) 川嶋 太郎 39 自民 現 3 (元)参院議員秘書
当選 10,989(37.3%) 高木 浩司 61 民主(社) 元 4 (元)参院議員秘書
□ 6,837(23.2%) 山田 勉 40 維新 新 NPO法人理事

熱田区 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,590(58.8%) 華地山 義章 46 民主 現 4 党区支部代表
□ 7,421(41.2%) 吉岡 寿樹 47 自民(公) 新 建築設計業

5019とはずがたり:2015/04/19(日) 19:02:35
中川区 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,842(36.5%) 西川 厚志 45 民主 現 4 (元)衆院議員秘書
当選 17,304(28.9%) 犬飼 明佳 42 公明 現 2 党県青年局次長
当選 13,260(22.1%) 稲本 和仁 56 無所属(自) 現 2 薬剤師
□ 7,491(12.5%) 月東 義博 57 共産 新 党地区委員長

港区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,785(38.3%) 直江 弘文 66 自民(公) 現 9 (元)衆院議員秘書
当選 12,528(32.4%) 安井 伸治 50 民主 新 1 (元)市議
□ 6,335(16.4%) 亀田 成子 66 共産 新 党地区委員
□ 4,995(12.9%) 平岩 登 41 無所属(維・公) 現 (元)衆院議員秘書

南区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,514(39.6%) 伊藤 辰夫 49 自民(公) 現 3 (元)党県青年局長
当選 11,937(28.6%) 久野 哲生 50 民主 元 3 不動産賃貸業
□ 8,600(20.6%) 山本 洋一 36 維新 新 運送会社役員
4,636(11.1%) 岡江 智子 63 無所属 現 不動産賃貸業

守山区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,576(45.0%) 森井 元志 51 民主 元 3 (元)参院議員秘書
当選 18,767(39.1%) 南部 文宏 55 自民 新 1 清掃会社役員
□ 7,638(15.9%) 長畑 千代子 64 共産 新 医療生協役員

緑区 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 26,947(37.2%) 中村 友美 55 民主 現 8 党県幹事長
当選 18,760(25.9%) 渡辺 昇 46 自民 現 3 貸ビル会社社長
当選 15,132(20.9%) 岡 明彦 52 公明 新 1 党県副幹事長
□ 11,591(16.0%) 満仲 美由紀 49 共産 新 党地区委員

名東区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,318(43.3%) 筒井 隆彌 69 自民 現 11 (元)県会副議長
当選 17,976(42.5%) 富田 昭雄 56 民主 元 4 社福法人理事
□ 6,045(14.3%) 三宅 功 60 無所属 現 機械工具卸業

天白区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,084(39.5%) 須崎 幹 48 自民(公) 現 3 党県広報委員長
当選 11,325(26.2%) 水谷 満信 50 民主 元 3 飲食店経営
□ 7,412(17.1%) 高橋 真生子 40 共産 新 党県委員
□ 7,406(17.1%) 三輪 泰士 46 維新 新 車関連会社社長

豊橋市 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 25,637(23.3%) 浅井 由崇 53 民主 現 3 党総支部長代行
当選 22,748(20.6%) 鈴木 孝昌 70 自民 現 5 (元)県会副議長
当選 20,128(18.3%) 丹羽 洋章 46 自民 新 1 (元)市議
当選 16,443(14.9%) 渡会 克明 62 公明 現 5 党県副代表
当選 14,057(12.8%) 下奥 奈歩 27 共産 新 1 党職員
□ 11,190(10.2%) 服部 文一 48 維新 新 電気設備業

岡崎市・額田郡 定数5 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 28,809(23.0%) 西久保 長史 60 民主 現 2 トヨタ労組顧問
当選 25,105(20.0%) 中根 義高 42 自民(公) 現 2 ゴルフ場常務
当選 17,926(14.3%) 園山 康男 50 維新 元 2 不動産会社役員
当選 17,683(14.1%) 新海 正春 63 自民(公) 新 1 (元)市会議長
当選 17,080(13.6%) 鈴木 雅登 44 維新 現 2 高校同窓会長
□ 16,605(13.2%) 梅村 順一 56 自民(公) 新 食品会社役員
2,265(1.8%) 楢原 伸一 59 無所属 新 旅行会社社員

5020とはずがたり:2015/04/19(日) 19:02:51
一宮市 定数5 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,414(19.5%) 神戸 健太郎 55 無所属(自) 新 1 (元)市議
当選 18,385(15.3%) 岩村 進次 60 自民 現 7 (元)県会議長
当選 18,030(15.0%) 木藤 俊郎 58 公明 現 4 党県幹事長
当選 18,029(15.0%) 高橋 正子 56 民主 現 4 情報誌編集長
当選 12,470(10.4%) 犬飼 万寿男 59 自民 新 1 建築事務所社長
□ 11,450(9.5%) 板倉 正文 57 共産 新 (元)市議
□ 9,828(8.2%) 八木 丈之 51 自民 新 (元)市会副議長
□ 8,553(7.1%) 安田 誠 50 維新 新 (元)市議

瀬戸市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,353(47.6%) 島倉 誠 53 自民(公) 現 2 石油販売会社長
当選 14,882(40.8%) 長江 正成 55 民主 現 3 (元)県議秘書
4,252(11.7%) 酒向 英一 65 無所属 新 (元)市職員

半田市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 朝倉 浩一 49 民主 新 1 自動車販売業
当選 堀崎 純一 60 自民(公) 現 2 党市支部長

春日井市 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,124(19.1%) 日比 雄将 41 民主 現 2 電力会社社員
当選 16,953(19.0%) 市川 英男 48 公明 現 2 (元)出版社社員
当選 15,881(17.8%) 伊藤 勝人 69 自民 現 4 県会副議長
当選 15,806(17.7%) 神戸 洋美 59 自民 現 4 幼稚園園長
□ 15,343(17.2%) 柳沢 けさ美 65 共産 新 党県委員
□ 8,338(9.3%) 水野 義彦 56 維新 新 不動産業

豊川市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,978(29.4%) 大嶽 理恵 37 民主 新 1 (元)市議
当選 17,765(29.1%) 藤原 宏樹 37 自民 現 2 (元)市議
当選 10,745(17.6%) 小林 功 71 自民 現 6 (元)県会議長
□ 9,854(16.1%) 野中 泰志 54 無所属 現 (元)市会副議長
4,743(7.8%) 西川 米子 67 維新 新 (元)市議

津島市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中野 治美 59 自民(公) 現 4 (元)市議

碧南市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,312(57.6%) 石井 拓 50 自民 新 1 (元)市会副議長
□ 9,787(42.4%) 鈴木 実則 55 民主 新 (元)市議

刈谷市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 渡辺 周二 58 自民 新 1 (元)市会副議長
当選 永井 雅彦 54 民主 現 2 党総支部幹事長

豊田市 定数5 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小島 丈幸 61 公明 現 5 党県議団長
当選 三浦 孝司 71 自民 現 5 県会議長
当選 鈴木 雅博 35 自民 新 1 党県青年副部長
当選 中村 晋 60 民主 現 3 自動車会社社員
当選 樹神 義和 46 民主 現 2 車部品会社社員

5021とはずがたり:2015/04/19(日) 19:03:26

安城市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 嶋口 忠弘 56 民主 新 1 車部品会社社員
当選 今井 隆喜 37 無所属 新 1 市柔道会副会長

西尾市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 25,467(39.0%) 山田 高生 45 自民 新 1 保険代理業
当選 20,315(31.1%) 渡辺 靖 57 無所属(維) 新 1 (元)幡豆町長
□ 19,543(29.9%) 稲垣 昌利 38 民主 現 (元)市議

蒲郡市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 飛田 常年 57 自民 現 2 (元)市議

犬山市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 原 欣伸 46 自民(公) 現 3 市体育協会顧問

常滑市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,12(80.4%) 伊藤 辰矢 37 自民(公) 新 1 (元)市議
2,707(19.6%) 松林 とも子 48 生活 新 (元)パート従業員

江南市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,586(53.8%) 奥村 悠二 71 自民(公) 現 5 党県政調会長
□ 13,378(46.2%) 江口 雅明 56 無所属 新 不動産業

小牧市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,791(40.4%) 山下 智也 41 自民(公) 現 2 党市支部長
当選 13,238(33.9%) 天野 正基 45 民主 元 3 (元)衆院議員秘書
□ 10,023(25.7%) 鈴木 達也 62 無所属 新 (元)市議

稲沢市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 久保田 浩文 62 自民(公) 現 6 党県幹事長
当選 鈴木 純 56 民主 現 3 建設会社社員

新城市・北設楽郡 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,993(52.7%) 峰野 修 67 自民 現 3 木材会社役員
□ 13,447(47.3%) 山本 拓哉 55 無所属 新 NPO法人代表

東海市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐波 和則 56 民主 現 2 製鉄会社社員
当選 神野 博史 66 自民(公) 現 4 公認会計士

大府市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,911(54.6%) 深谷 勝彦 69 自民(公) 現 5 不動産会社社長
□ 12,379(45.4%) 久田 邦博 31 民主 新 (元)衆院議員秘書

知多市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 一志 62 自民(公) 現 2 (元)衆院議員秘書

知立市 定数1 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,282(43.5%) 柴田 高伸 46 無所属 現 3 (元)建設相談業
□ 7,797(33.0%) 山崎 亮璽 37 自民 新 幼稚園役員
5,541(23.5%) 川嶋 太久郎 30 民主 新 党総支部役員

5022とはずがたり:2015/04/19(日) 19:03:56
>>5018-5022
尾張旭市 定数1 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,899(39.0%) 青山 省三 63 自民(公) 現 2 水道設備業
□ 8,208(32.4%) 渡辺 智 28 民主 新 衆院議員秘書
3,910(15.4%) 水野 鐘太 30 減税 新 ウェブ制作業
3,340(13.2%) 山下 幹雄 57 維新 新 (元)市議

高浜市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 杉浦 孝成 67 自民(公) 現 4 党市支部長

岩倉市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高桑 敏直 56 無所属 現 2 (元)市議

豊明市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 坂田 憲治 60 自民(公) 現 3 幼稚園園長

日進市・愛知郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,960(42.8%) 近藤 裕人 54 自民(公) 現 2 不動産業
当選 13,596(36.5%) 福田 喜夫 59 民主 新 1 (元)消防署長
□ 7,710(20.7%) 山田 達郎 41 自民(公) 新 運送会社社長

田原市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,231(60.3%) 山本 浩史 44 自民 現 2 党市支部長
□ 10,697(39.7%) 牧野 京史 55 無所属 新 (元)市議

愛西市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 横井 五六 58 自民(公) 現 5 幼稚園園長

清須市・北名古屋市・西春日井郡 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,775(37.4%) 水野 富夫 65 自民(公) 現 9 不動産賃貸業
当選 14,119(31.5%) 安藤 敏毅 57 民主 現 3 党県総務委員長
□ 9,221(20.6%) 太田 考則 47 無所属 新 (元)北名古屋市議
4,713(10.5%) 中川 敦史 43 無所属 新 (元)衆院議員秘書

弥富市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 安藤 正明 52 自民(公) 現 2 土地改良区理事

みよし市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小山 祐 36 民主 現 3 (元)衆院議員秘書

あま市・海部郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 石塚 吾歩路 45 自民(公) 現 2 市体育協会長
当選 黒川 節男 68 民主 現 7 党県副代表

長久手市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 石井 芳樹 46 自民(公) 現 3 (元)党県青年局長

丹羽郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鈴木 喜博 58 自民(公) 現 3 (元)大口町議

知多郡第1 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,349(52.2%) 河合 洋介 35 民主 現 2 (元)衆院議員秘書
□ 12,233(47.8%) 北原 健吾 47 自民(公) 新 (元)県職員

知多郡第2 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 森下 利久 72 自民(公) 現 3 (元)南知多町長

5023とはずがたり:2015/04/19(日) 19:26:32
津・四日市・桑名・鈴鹿・伊賀で自民公認が落選,前3市は最下位落選と流石三重県の見識を示した♪

三重県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh24.html

津市 定数7 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,414(15.1%) 今井 智広 47 公明 現 3 党県幹事長
当選 16,908(14.6%) 青木 謙順 58 自民 現 4 党県広報委員長
当選 15,432(13.4%) 杉本 熊野 61 無所属(民・み) 現 3 県卓球協会長
当選 14,358(12.4%) 舟橋 裕幸 60 みえ(民・社) 現 6 県日中協会長
当選 14,000(12.1%) 前田 剛志 55 無所属(民・み) 現 5 (元)県会副議長
当選 13,621(11.8%) 前野 和美 66 自民 現 4 党県政治塾局長
当選 13,471(11.7%) 岡野 恵美 62 共産 新 1 (元)旧津市議
□ 10,235(8.9%) 小野 欽市 60 自民 現 党市支部長

四日市市 定数7 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,027(14.6%) 津田 健児 45 自民 現 4 党県政調副会長
当選 16,955(14.6%) 山内 道明 42 公明 新 1 党県青年局次長
当選 16,632(14.3%) 稲垣 昭義 42 無所属(民・み) 現 4 (元)銀行員
当選 15,540(13.4%) 石田 成生 54 自民 現 2 党市支部長
当選 14,957(12.9%) 芳野 正英 40 民主(み) 新 1 (元)市議
当選 13,716(11.8%) 田中 智也 49 みえ(民・社) 現 2 (元)県職労副委長
当選 12,629(10.9%) 山本 里香 57 共産 新 1 (元)市議
□ 8,927(7.7%) 山崎 博 50 自民 新 建設会社会長

伊勢市 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,412(34.5%) 中川 正美 64 自民 現 9 党県副会長
当選 12,156(24.1%) 中村 進一 67 みえ(民・社) 現 6 行政書士
当選 8,386(16.6%) 奥野 英介 68 自民 現 3 (元)小俣町長
当選 8,186(16.2%) 広 耕太郎 52 民主(み) 新 1 (元)市会副議長
□ 4,277(8.5%) 内藤 弘一 50 共産 新 党地区委員長

松阪市 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,762(25.4%) 後藤 健一 65 無所属(民・み) 現 3 (元)中学校教諭
当選 14,019(22.5%) 中瀬古 初美 50 無所属(み) 新 1 (元)市議
当選 13,539(21.8%) 田中 祐治 60 自民 新 1 (元)市議
当選 12,113(19.5%) 野口 正 62 自民 新 1 (元)市会議長
□ 6,737(10.8%) 中西 勇 59 無所属 現 (元)建設会社長

桑名市・桑名郡 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,225(23.6%) 小島 智子 54 無所属(民・み) 現 2 民主党県委員長
当選 10,687(20.7%) 山本 勝 70 自民 現 5 党県副会長
当選 10,273(19.9%) 倉本 崇弘 39 無所属 新 1 (元)市議
当選 10,035(19.4%) 三谷 哲央 67 民主(み) 現 6 党県副代表
□ 8,503(16.4%) 貝増 吉郎 61 自民 現 (元)旧桑名市議

鈴鹿市 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,293(23.3%) 小林 正人 48 自民 現 3 党支部長代行
当選 15,724(20.0%) 下野 幸助 38 民主(み) 現 2 党県常任幹事
当選 13,323(17.0%) 彦坂 公之 55 無所属(み) 現 2 自動車会社員
当選 13,089(16.7%) 藤田 宜三 63 民主(み) 現 3 花き園芸業
□ 9,960(12.7%) 伊藤 健司 51 自民 新 介護支援専門員
□ 8,140(10.4%) 南条 雄士 41 無所属 新 (元)市議

5024とはずがたり:2015/04/19(日) 19:26:56
>>5023-5024
名張市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 北川 裕之 56 民主(み) 現 4 党県常任幹事
当選 中森 博文 61 自民 現 4 党県政調会長

尾鷲市・北牟婁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 津村 衛 40 無所属(民・み) 現 3 (元)市議
当選 東 豊 59 自民 現 2 (元)保育園長

亀山市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,835(64.3%) 長田 隆尚 54 無所属 現 3 建材会社顧問
□ 6,574(35.7%) 伊藤 彦太郎 45 無所属 新 製茶販売業役員

鳥羽市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中村 欣一郎 56 自民 現 2 鉄工所役員

熊野市・南牟婁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藤根 正典 53 無所属(民・み) 現 2 (元)小学校教諭
当選 大久保 孝栄 48 自民 現 2 (元)新聞社員

いなべ市・員弁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 日沖 正信 53 民主(み) 現 5 (元)衆院議員秘書
当選 水谷 隆 68 自民 現 4 党県幹事長

志摩市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 山本 教和 67 自民 現 8 党県副会長
当選 中嶋 年規 48 自民 現 4 党県総務会長

伊賀市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,074(28.1%) 森野 真治 45 民主(み) 現 3 市体協理事
当選 8,882(22.6%) 稲森 稔尚 31 無所属(社・生) 新 1 (元)市議
当選 8,324(21.2%) 木津 直樹 55 自民 新 1 党県支部幹事長
□ 8,254(21.0%) 粟野 仁博 41 自民 現 党県青年局長
2,808(7.1%) 森口 あゆみ 49 無所属 新 芸能事務所社長

三重郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 舘 直人 59 民主(み) 現 4 党県幹事長
当選 服部 富男 66 自民 現 4 党県組織委員長

多気郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,973(56.5%) 西場 信行 63 自民 現 9 県林業団体会長
当選 4,744(22.4%) 浜井 初男 65 みえ(民) 現 2 (元)大台町議
□ 4,476(21.1%) 西川 浩 52 無所属 新 (元)多気町議

度会郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 村林 聡 37 自民 現 3 党県青年部長
当選 吉川 新 67 みえ(民) 現 2 (元)県職員

5025チバQ:2015/04/19(日) 22:03:14
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041602000208.html
市長選を前に富士宮市政の課題<上>
2015年4月16日

 統一地方選後半戦で、十九日に告示される富士宮市長選は、いずれも無所属で再選を目指す現職の須藤秀忠氏(68)と、新人のNPO法人理事近藤千鶴氏(59)の一騎打ちになる見通し。新市長には富士山の世界文化遺産登録を生かしたまちづくりや、医師不足に悩む市立病院の立て直しが求められる。立候補予定者は市政にどう向き合うのか、現状の課題とともに追う。

◆富士山のまちづくり 滞在型観光地へ意欲

観光バスはよく見かけるが市内をすぐ後にするケースが多い=富士宮市の富士山本宮浅間大社で
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 「お客さんが市内に長く滞在するきっかけになれば」。県などは二〇一六年度、富士宮市中心部で世界遺産富士山を発信する富士山世界遺産センター(仮称)の開館を予定する。富士山本宮浅間大社近くで漬物屋を営む増田恭子さん(66)は「浅間大社を参拝してもすぐに帰ってしまう人が多かった」と、まち歩きの観光客増加に期待を寄せる。

 市の二〇一二年五月の調査では、半数以上の観光客が市内に一〜二時間しか滞在していない。一泊以上する人は7%にとどまり、「通過型観光地」からの脱却は商店主や観光関係者の願いだ。

 市側は中心部の見どころづくりを狙いの一つに、市内の歴史や文化を紹介する歴史館(仮称)の新設を目指してきた。しかし、市議会から「センターと事業内容が重複する」などと批判を受け、昨年度当初予算に計上した基本構想策定を昨秋見送り、計画を白紙化した。

 須藤氏は歴史館開設に意欲的だが、「後世に残る大切な施設を争点にしたくない」と公約からは除いた。選挙戦で掲げるのは、三月に策定した中心部の整備方針「世界遺産のまちづくり整備基本構想」の実現。内容にはセンターから浅間大社までの参道型遊歩道の整備や、民間資本を活用した昼夜問わず集える観光拠点づくりなどハード事業が目立つ。「世界遺産登録の好機を生かすには積極財政が必要だ」と主張し、ホテル誘致に向けては補助金交付要件を緩和する考えだ。

 近藤氏は、須藤氏が市長に就任した四年前と比べ、一般会計予算が当初比で四十億円以上増えていることを問題視。「市が交付する補助金も多額となっており、子や孫の世代につけを残す。財政健全化に努めるべきだ」と主張する。

 市の滞在型観光地化には「雇用拡大につながる」と意欲をみせ、ソフト面を重視した政策で差別化を図る。市長自ら映画やテレビ番組のロケ誘致に取り組むことや、中心部を歩行者天国にして積極的にイベントを開催することなどを掲げている。

(小佐野慧太)

5026チバQ:2015/04/19(日) 22:03:32
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041702000215.html
市長選を前に富士宮市政の課題<下>
2015年4月17日

◆医師不足の市立病院 医師確保策に隔たり

1階ロビーに掲げられている自治体立優良病院の表彰状=富士宮市立病院で
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 富士宮市立病院の正面玄関を入ってすぐ、患者らが行き交う一階ロビーに一枚の表彰状が飾ってある。「自治体立優良病院として表彰します」。十二年連続で経常収支の黒字を計上するなど経営努力が認められ、二〇〇六年に国から受けた。

 大畑宏之事務部長(58)は「健全財政の要因は当時の院長を中心とした経費削減の徹底と浜松医科大の協力のおかげだった」と話す。市立病院は一九八六年に新施設・新体制でスタートし、常勤医のほぼ全員を浜医大の派遣に頼ってきた。

 ところがこの数年、浜医大は医局の人員不足を理由に派遣打ち切りを続けている。二〇一二年には常勤医三人体制の麻酔科が一人に、昨年には三人体制の小児科が二人になった。二つの診療科は一五年に昼間勤務の医師が一人ずつ増員になったが、夜間救急の受け入れには依然課題が残る。

 最も打撃を受けたのが整形外科だ。一三年に常勤医五人全員が病院を去る瀬戸際に追い込まれたが、市の要望の末に一人の派遣が継続されている。ただ、手術は医師二人が必要なため実施できない。静岡、沼津市など市外への救急搬送件数は昨年、整形外科系で前年の十倍、小児科系で三倍に跳ね上がった。

 相次ぐ派遣打ち切りは経営の悪化を招いている。一三年度の決算は前年度まで五年連続の黒字から一転、四億七千万円の赤字に転落。一四年度も赤字幅の拡大が見込まれている。

 現職の須藤秀忠氏(68)は「医師を浜医大だけに頼るのは限界がある」と話し、首都圏の大学病院からの受け入れを目指す。さらに十年後に耐用年数を迎えるとされる市立病院の改築前倒しを提案。財政計画の作成に着手する考えだ。「医療は日進月歩で古い設備は信頼を損ねる。整形外科医が戻れば財政的にも十分可能で、新しくするなら早いほうがいい」と訴える。

 対立候補に名乗りを上げている新人の高齢者支援NPO法人理事近藤千鶴氏(59)は「浜医大との関係悪化は現職の責任。自分が新市長になればリセットできる」と主張。一月の出馬表明後から浜医大訪問を繰り返し、教授らと意見交換を重ねている。公約には市立病院の負担軽減を目的に食育推進など病気予防を掲げ、医師の働きやすい環境づくりを盛り込んでいる。

(小佐野慧太)

5027チバQ:2015/04/19(日) 22:03:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041602000282.html
市議選19日告示 湖西の課題<上>津波避難施設 
2015年4月16日

 統一地方選の後半戦では県西部地域で唯一の湖西市議選が十九日、告示される。旧新居町との合併から五年が過ぎ、合併後の市の課題を考える絶好の機会になる。防災や産業面の課題を追った。

◆予算の壁 残る空白域

松山地区の空白域を説明する松島さん。指さす方向の先には、遠州灘がある=湖西市新居町で
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 新居町の松山地区と高師山地区は、遠州灘が間近に迫る海岸沿いにある。隣接する両地区の一部は、足腰の弱い高齢者らの避難に不安が残る津波避難施設空白域だ。自宅から七百七十メートル以内に避難施設がない区域を指し、市内ではここだけ避難施設の整備計画が決まっていない。

 空白域に住んでいるのは五十人ほどで、松山地区に住む元町内会長の松島仙治さん(69)は「全員が津波から逃げ切ることができるか不安だ。一日も早く避難施設を造ってほしい」と話す。

 市は二〇一四年三月に津波避難計画を策定し、新居町の沿岸部に広がる空白域の解消を進めてきた。二月には新居弁天わんぱくランドに避難デッキが完成した。住吉地区では一六年度に命山、日ケ崎地区では一七年度に避難タワーが完成する予定だ。

写真
 松山、高師山地区は命山の建設を希望し、一四年から住民らで話し合いを続けてきた。しかし土地の調整などがつかず、選定が遅れている。ただ候補地をすぐに決めたとしても、市の担当者は「財政的な事情ですぐには着工できない」と話す。

 JR新所原駅の橋上化に伴う周辺整備事業など、市では一六年度から、複数の大型事業が本格化する。住吉、日ケ崎地区の避難施設が完成した一八年度以降に、松山、高師山地区の整備計画に着手する考えだ。

 市の藤田和久危機管理監は「予算は限られており、優先順位を付けて整備を進めるしかない」と理解を求める。建設には三年ほどかかるため、完成は早くても五年後の二〇年度になりそうという。

 松山、高師山地区を地盤にする市議は現在おらず、今回の選挙でも両地区を地盤にする候補は出る見通しがない。今後は早急に候補地を決め、湖西市選出の県議にも働き掛けて粘り強く市に要望していく考えだ。

(佐野周平)

5028チバQ:2015/04/19(日) 22:04:09
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041702000213.html
市議選19日告示 湖西の課題<下>観光振興に活路
2015年4月17日

◆自動車関連に依存

自動車部品工場などが立地する湖西工業団地=湖西市吉美で
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 「ピーク時を上回るのは確実。この流れが続いてほしい」。湖西市の二〇一四年度決算で、低迷していた法人市民税が二十三億円前後に回復する見通しになったのを受け、市の幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 県によると、自動車関連産業が盛んな市は、一三年の製造品出荷額が県内市町で四番目の一兆六千七百十六億円だった。企業の利益が反映される法人市民税は、ピーク時の〇七年度が約二十二億円で、市税収の二割を占める。

 ここ数年は厳しい状況が続いていた。〇八年九月のリーマン・ショックによる景気低迷で、〇九年度は前年度比八割減の三億七千万円に激減し、一〇〜一三年度も十億円を下回った。市債発行額が増えるなど、市財政にも影響が出た。市内には下請けや孫請けの工場が多く、市の担当者は「景気の影響を受けやすい産業構造になっている」という。

 こうした教訓から、市は自動車以外の工場誘致に力を入れてきたが、一〇年度以降に新たに進出した企業はない。新工場建設などの明るい話題は自動車関連産業ばかりで、「自動車」に頼らざるを得ないというのが実情だ。

 こうした中で、市は観光振興に活路を見いだそうとしている。詩情豊かな景観や豊かな湖の幸をもたらしてくれる浜名湖、日本で唯一現存する国の特別史跡「新居関所」など優れた資源はいくつもある。

 その中でも現在力を入れているのが、市出身でトヨタグループの礎を築いた豊田佐吉の生誕百五十周年記念事業だ。来年二月からの一年間、佐吉の代表的な発明品とされる豊田式木製人力織機を作って展示したり、地元産の米を使って限定酒を造ったりする。

 担当者は「郷土の偉人を知ってもらうだけでなく、湖西に人を呼ぶきっかけにしたい」と語る。

 記念事業では、名古屋市のトヨタ産業技術記念館を見学するバスツアーも企画している。記念事業企画委のメンバーを務める男性は「市内の工場でも一般の人たちが見学できるようにすれば、湖西のものづくりをもっとPRできるのではないか」と指摘し、「観光資源を十分に生かしているようには思えない」と話す。

 (この連載は佐野周平が担当しました)

5029チバQ:2015/04/19(日) 22:04:29
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041802000214.html
伊豆の市町縮む議会「もう限界」
2015年4月18日

◆募る危機感 低報酬 若手敬遠 減る定数

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 統一地方選の後半戦で、議員数が定数削減により一桁になる町がある。なり手不足で定数削減幅が増えた市や、高齢議員ばかりの町も。人口減と高齢化が進む伊豆半島の今を映す市町議会の姿だ。議員からは「議会機能を果たせる限界」と悲壮な声も聞かれる。

 半島南西部の松崎町は、人口七千二百人と県内市町で最も少ない。二十〜三十九歳の女性が二〇四〇年までに半減するとされる「消滅可能性都市」の一つだ。

 一三年九月、町議会に二つの条例改正案が出た。月額十八万七千円の議員報酬を15%削って十五万九千円にするか、定数を二つ減らして「八」にするか。どちらも経済低迷による税収減を予想した対策だったが、議会は真っ二つに割れた。

 報酬減を提案した議員は「基幹産業の観光が低迷し町民は苦しんでいる。議会は痛みを分かち合うべきだ」と訴えた。多様な意見が必要だとの考えから定数は維持するべきだとした。

 定数削減を主張した議員は「月額十五万円台の報酬で子育てはできない。若者の挑戦の規制につながり、年金生活者ばかりの議会になる」として、報酬は下げるべきではないとした。

 議長をのぞく九人の議員の意見は拮抗(きっこう)し、五対四で定数削減の条例が通った。

 「本当は現状維持が良かったが、町民からも削減へプレッシャーがあった」。そう振り返る議員は一桁定数への不安も口にする。「議員四人を味方にすれば町は何でも通せる。八人が限界。これ以上減ると議会は機能をなさなくなる」

   ×   ×  

 住民を代表して予算を審議し、行政をただす役割の議会。人口減や産業衰退、有権者からの要請などの要因が絡み、県内の市町議会は定数を減らしてきた。

 四十年前と比べた削減率は下田市が七割、熱海市と松崎町は五割に上る。狭き門に挑む候補者も減り、有権者の選択肢は少なくなった。世代バランスが偏ってしまった議会もある。松崎町は前回の当選者の九割が六十歳以上だった。

 東伊豆町に五十歳未満の現職議員はいない。月の報酬は十六万八千円と県内最低だ。年間報酬は期末手当込みでも二百六十八万円。報酬(月八十二万五千円)と政務活動費(月四十五万円)を受けられる県議の二カ月分ほどしかない。

 低報酬の影響もあるのか若手が名乗り出ず、二十八歳で初当選してから七期の町議は二十四年間、ずっと最年少議員だった。「地域経済の活力が落ち現役世代は自分の生活で手いっぱい。若者や女性も含めたバランスが必要だと思う」と表情は複雑だ。

 なり手不足は定数議論にも影響する。二月に定数を二減の一五に決めた熱海市議会は、削減幅をめぐり会派調整が難航。議長が、出馬動向を探った上で「一減では無投票になりかねない」と二減を示し、定数の条例改正案は可決した。告示直前の今も出馬表明は十六人で、一減なら無投票は現実化しかねなかった。

 三月に一減を決めた下田市議会も、新人の出馬表明が鈍かった昨年冬までは二減の方向だった。今年に入り新人の動きが活発化し、「『二減なら賛同しない』という声が強まった」(議員)ため一減に決まった。

(斉藤明彦)

5030チバQ:2015/04/19(日) 22:04:44
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041902000224.html
期日合わせ清水町長選 効果は…
2015年4月19日

◆経費720万円削減 不在1カ月半 難点も

消防広域化の調印式に職務代理者として出席した清水町の関副町長(左)=伊豆の国市で
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 統一地方選に今回から町長選が加わった清水町では、三月十一日から一カ月以上、町長の不在が続く。任期満了が投開票の四月二十六日よりも早いためだ。町議選に町長選の期日を合わせることで、町民負担や選挙経費が軽減される一方、副町長がトップ代理を務める町政では政治判断がしにくい難点もある。

 町役場三階にある町長室。扉は開いたままだが、部屋の中にあるじの姿はない。四月一日の辞令交付式は副町長の関義弘さん(61)が職員に辞令を手渡した。関さんは「年度初めはあいさつする機会が多く、副町長で申し訳ないと思っている」と苦笑いする。

 町選管はこれまで、町長不在の悪影響を懸念して二月に町長選、統一地方選の四月に県議選と町議選を行ってきた。しかし、町民から「短期間に選挙がたくさんあって大変」「経費がもったいない」といった声が多く寄せられ、昨年九月に方針を転換。五十二年ぶりに町議選と同日程で投開票することを決めた。

 町総務課によると、開票する職員の時間外勤務手当や入場券郵送料など町長選と町議選で重複する経費計七百二十三万円を削減できる見込み。一九八七年から町長・町議選とも18〜28ポイント減っている投票率についても、有権者の負担を減らすことで歯止めをかけたいとしている。

 町役場では職員が普段と変わらずに仕事をしている。関さんによると、町長不在期間中に大きな混乱は起きていない。ただ、「災害が起きなくてよかった。万が一の時は命令系統のトップに立つ覚悟はあるが、選挙で選ばれた人がいる方が町民は安心」と話す。三月二十三日には沼津や伊東市など七市町の消防広域化協定調印式があり、各市長と町長が出席した。「既に路線が決まっていたのでよかったが、政治判断を求められる場合は『承っておきます』としか言えない」と職務代理者の難点を語る。

 町長選の陣営側の受け止めはさまざまだ。三選を目指す無所属現職の山本博保さん(77)の陣営幹部は「初めての経験なのでどうなるのか」と困惑する。町議候補の選挙カーも町内を回ることで混雑を懸念。「個別でやる方が訴えやすいが、経費削減や有権者の負担軽減の方が大切」と話した。

 一方、無所属新人の町議鈴木勝一さん(45)の陣営幹部は投票率向上を期待。「町の年代別人口の特徴から60%後半までいけば、支持者が多い三十〜四十代の票が一番多くなる」と鼻息が荒い。ただ「町議は自分の選挙に集中しなければならず、多くの支援は期待できない」と不安も語った。

(山田晃史)

 <統一地方選の期日> 議員、首長の選挙期日に関する臨時特例法により、3月1日〜5月31日に任期満了となる首長と議員の選挙を4月に2回に分けて行っている。ただ、投開票は任期満了前30日以内と公職選挙法が定めているため、特例法では2月28日以前に選挙する場合は統一選から外れてもいいと例外を認めている。清水町長の任期満了は3月10日で、長期不在を懸念し、これまでは例外を適用して2月に選挙を行ってきた。

5031チバQ:2015/04/19(日) 22:08:05
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041602000285.html
<岐路に立つ敦賀>(上)原発頼み脱却が急務
2015年4月16日

河瀬一治市長(右)に敦賀原発1号機の廃炉決定を報告する原電の増田博副社長(中)。当面は1号機に取って代わる歳入源を見つけることが鍵だ=敦賀市役所で
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 敦賀市長、市議選が十九日に告示される。五期二十年にわたり市をけん引してきた河瀬一治市長が勇退、同じく地域経済を引っ張ってきた日本原子力発電(原電)敦賀原発1号機の廃炉も決まった。立地する他の原発再稼働は見通せず、難局に立たされる敦賀市。そのかじ取りの担い手を決める選挙を前に、市の課題を検証した。

 「四十五年と長きにわたり、地元のご支援とご理解を頂きながら、運転させていただいたことに感謝申し上げたい」。三月十七日夕、原電の増田博副社長が敦賀市役所を訪れ、河瀬市長に廃炉決定を報告した。

 二〇一五年度一般会計当初予算約二百四十四億円のうち、歳入の二割を占めるのが原発関連。市は、敦賀1号機の廃炉で一六年度から毎年約五億円の減収を見込む。当面の三年間は、基金から年に三億円を取り崩すが、二十七億円ある基金は九年で尽きる計算だ。市は「歳出をもっと削るか、企業誘致や交流人口の拡大で税収アップを目指すしかない」と顔を曇らせる。

 事業の見直しは一三年度に着手済み。県内の他市町と規模を比較し、予算を圧縮している。敦賀1号機の廃炉が既定路線だったためで、約二億円の削減効果をもたらした。一四年度には生まれた子ども一人につき一律一万円の子ども用品を贈っていた「子育て応援育児用品支給事業費」も廃止した。市財政課は、削減額が増えるかどうかは「新市長の手腕次第」と言う。

 残る敦賀2号機、高速増殖原型炉「もんじゅ」の再稼働も見通せない状況が続く。市財政を長年潤してきた原発マネーに代わる新たな財源をすぐには見つけられないのが今の敦賀市の現状だ。ある幹部は「一番手っ取り早い地方創生は、再稼働と新増設」と本音を打ち明ける。だが、そのいずれも電力事業者が主体で市は受け身の立場にすぎない。

 原発との共存共栄を市の方針とし、それによるメリットも享受してきた敦賀だが、原発の長期停止が常態化する中で、財政も地域経済も困難な状況に追い込まれている。順調に増加していた人口も十年ほど前に六万九千人を超えたところで頭打ちになり、減少に向かい始めた。四半世紀後には五万五千人にまで落ち込むという推計もある。人口も財政も峠の下り坂にさしかかったのが今の敦賀と言える。

 市は国策としての原発へ貢献してきた経緯を強調し、繰り返し国に財政、経済支援を求めている。だが、まずは身を切る歳出削減、市民サービスの低下にも正面から向き合えるかが問われるだろう。自助努力がなければ、国費を投じる国民全体の理解は得られない。

 (角野峻也)

5032チバQ:2015/04/19(日) 22:08:18
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041702000275.html
<岐路に立つ敦賀>(下)誘致企業の波及が鍵
2015年4月17日

新産業団地の建設予定地。すぐそばには国道8号が走り、交通の便もよい=敦賀市で
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 敦賀の地域経済は原発の長期停止で、疲弊が目立つ。敦賀商工会議所が昨年八月にまとめたアンケートでは、原発関連と取引のある百九十三社のうち、40・4%が前年度と比べ売り上げ実績が減少した。同商議所は「原発停止の影響は下げ止まっているが、低迷は続いている」と分析している。

 「原発だけに頼らない」地域経済、財政の担い手として、市が傾注してきたのが産業団地造成だ。二〇〇六年度に造成が完了した同市莇生野(あぞの)の産業団地(十三・八ヘクタール)は十・七ヘクタールが売れ、残りは四区画。さらに、県による無利子貸付基金を利用して同市田結(たい)に新産業団地(七・一ヘクタール)も計画、一七年度の整備完了を目指している。

 新産業団地は敦賀新港から東に一キロ、北陸自動車道敦賀インターチェンジから北に五キロに位置。市も立地を生かし、「物流、製造業の拠点に」と期待を寄せる。昨年七月に舞鶴若狭自動車道が全線開通し、二〇二二年度には北陸新幹線金沢-敦賀間が開業することも追い風だ。

 原発立地地域への恩恵として、八年間電気料金の半額相当が助成される優遇策も、進出企業には魅力に映る。市は近隣都市圏を対象に意向調査を実施。興味を持った企業には、聞き取り調査などを実施してアプローチをかける。

 ただ、隣接する美浜町も舞鶴若狭自動車道の美浜インターチェンジそばに、県の基金を利用した産業団地を建設している。狙いは物流や製造業で敦賀と同じ。価格競争になったら土地代が安い美浜に負けるおそれもあり、「苦しい嶺南地域でパイの奪い合いになりかねない」(現職市議)との懸念の声も上がる。市は手厚い福祉策や独自の優遇策を打ち出して「労働者に住みやすい敦賀を売り込みたい」とアピールする。

 だが、最終的に市税を投じて建設される産業団地の成否は、土地が売れたかどうか、ではないはずだ。

 固定資産税などでの財政面での貢献はもちろんのこと、雇用機会の創出や地元企業にも製品納入や敦賀の人材を生かせるチャンスが生み出せるかどうか。「原発だけに依存しない町づくり」の第一歩は、市民そして地域への波及効果が大きい企業を誘致できるかどうかにかかっている。

 (角野峻也)

5033チバQ:2015/04/19(日) 22:09:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041602000286.html
<あわらの進路>(上)課題山積も細る財源
2015年4月16日

えちぜん鉄道あわら湯のまち駅南側で整備が進む芦原児童公園=あわら市二面で
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 あわら市長選(十九日告示、二十六日投開票)には、いずれも無所属で現職の橋本達也氏(60)=田中々=と新人で学習塾経営の大下重一氏(67)=花乃杜(はなのもり)四=が立候補を表明しており、八年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。二〇〇四年三月の金津、芦原両町による対等合併から十一年がたち、特例措置の縮減で財政状況が厳しくなる中、まちづくりや人口減少対策など課題は山積している。市の現状と課題を二回に分けて探る。

 市の重要な財源である普通地方交付税は合併に伴う特例措置として毎年六億円が上乗せされていた。しかし“満額”でもらえるのは十年間。一四年度から徐々に縮減され、一九年度からはなくなる。

 財源が年々少なくなる中、北陸新幹線の県内延伸に伴う整備費用のほか、あわら温泉街の魅力アップを目的とした事業など、まちづくりに不可欠な工事が控える。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(温泉一)の南側には、フットサルコート二面を含む児童公園を整備。JR芦原温泉駅(春宮一)の周辺でも駅から郷土資料館や図書館がある「金津本陣IKOSSA」までを結ぶ散策路を設ける予定だ。

 建設事業ばかりではない。社会保障費は一四年度に二十四億七千万円だったが、一五年度当初予算では二十六億六千万円が計上され、今後さらに増大する見通しだ。

 一方、自主財源となる法人市民税は一三、一四年度に約八億円だった。あわら温泉街への来訪者増減の目安となる入湯税は、いずれも約九千万円でほぼ横ばい。積極的な企業誘致に加え、三月に金沢まで開業し福井延伸が待たれる北陸新幹線による関東圏からの観光客増に期待が寄せられている。

 全国の経済指標は上向いているが、県内ではまだ実感が薄い。市税収の大幅な伸びも見込みにくいだけに、財政担当者は「財政の健全化には学校や公民館の統廃合など、積極的なスクラップアンドビルドが必要」と説明する。

 市の貯金に当たる財政調整基金は現在約二十八億円あるが、財政担当者は「積み増しは極めて困難。できるだけ使わないように努めてきたが、将来的には取り崩さねば、やっていけないだろう」と予測。収入に占める実質的な借金返済の割合を示す実質公債費比率は一三年度末に10・5%で注意が必要とされる25%よりも低いが、楽観できる状況にはない。

5034チバQ:2015/04/19(日) 22:09:48
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041702000276.html
<あわらの進路>(下)人口減少募る危機感
2015年4月17日

伸び伸びと遊ぶ5歳児たち。子育て環境の整備は市の重要施策の一つだ=あわら市で
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 市の人口は三月一日現在で二万九千三百二十六人。この十年間で千三百人余り減少し、三万人を割り込んだ。二〇〇八年から一二年にかけての合計特殊出生率は一・四二。県内市町で下から二番目だ。有識者らでつくる「日本創成会議」が昨年五月に発表した「消滅可能性都市」(全国八百九十六市町村)のリストにも挙げられており、人口減少対策は待ったなしの状況だ。

 市は五歳児の子ども園の利用料を一五年度から無料にするなど、安心して子育てできる環境づくりに取り組んでいるが、企業誘致をはじめとして若い世代がU・Iターンしやすくするための施策がさらに求められる。

 こうした危機感は市民の間にも広がっており、「増え続ける空き家を無料か格安で貸すなど、思い切った施策が必要なのでは。とにかく人口が増えないことには、何もかもが衰退する一方だ」との声が上がっている。

 人口の減少は特に子どもで顕著。小学校の児童数の減少は深刻で市内十校の一五年度の新一年生は計二百人。一番多い金津は百人いたが、吉崎はゼロだった。市は六校を対象に再編する計画を打ち出し、一六年四月をめどに波松を北潟に、吉崎を細呂木に、新郷を本荘に、それぞれ統合することを目指して調整を続けている。

 波松では統合に向けて準備委員会が発足した一方で、吉崎と新郷では検討委での話し合いにとどまっている。市は「小学校は地域の核であり、住民の理解を得た上で進めたい」としているが、秋ごろまでに地元での話し合いがまとまらなければ、来春の統合は極めて厳しくなる。「年代による意見の相違が進行しない理由の一つとなっていると聞く」と明かす関係者もおり、議論が長引けば地域でいたずらに溝を深める事態になりかねない、と懸念されている。

 市の高齢化率は一五年三月現在29・8%で増加の一途をたどる。「元気なお年寄り」でいてもらうため、生きがいづくりとともに、まだまだ現役として社会参加する足掛かりとなる仕組みづくりが急がれる。

 六十五歳以上の元気な高齢者による創業には、資金面で支援する用意もしている。経営指導員らのアドバイスを得て経営計画を策定し、それが認められれば一年目に百五十万円、二年目は五十万円、三年目は三十万円の助成を受けることができる仕組みだ。市では「飲食業や旅館の清掃など、観光関連の事業に進出してもらえば、市の活性化にもつながる」と期待し「お年寄りに制度を知ってもらい、関心と意欲を持ってもらうことが当面の課題」と話している。

 (この企画は本田優子が担当しました)

5035チバQ:2015/04/19(日) 22:10:38
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015041602000287.html
<明日のまちづくり>(上)諏訪市、“一等地”の活性化急務
2015年4月16日

閉店した大型商業施設の建物が残るJR上諏訪駅前。日曜日の昼時も閑散としていた=諏訪市で
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 任期満了による諏訪、茅野両市長選が十九日、告示される。市政のリーダーが、いかに市民の期待に応えるまちを創造していくのか。地方の時代といわれる中、その手腕はますます問われる。両市が当面する課題を探った。

    ◇

 「高校生が気軽に立ち寄れる場所として、市営浴場の空きスペースを使わせてほしい。諏訪を活気あるまちにすることができる」

 JR上諏訪駅周辺のまちづくりを考える市民会議「ちぇんじ・すわ・みーてぃんぐ」に参加した高校生委員が八日、市中心部の浴場を音楽やダンスの活動拠点に活用したいと山田勝文諏訪市長に直接申し入れた。

 二〇一一年に駅前の「まるみつ百貨店」が閉店し、昨年十二月には隣接する商業ビル「スワプラザ」の商業棟が閉鎖。周辺の商店の客足にも影響が及び、市の玄関口は沈滞ムードが広がる。

 市が昨秋に公表した市民満足度調査結果では、五十一の施策の中で「にぎわいのある商業地」が五点満点中二・三八点と最も満足度が低く、市街地の空洞化への不満が浮き彫りになった。

 街中に居場所を失った高校生たちも思いは同じ。「青春を謳歌(おうか)できなかったまちに、大人になって戻りたいとは思わない」と率直に語る。

 駅前一帯は民間会社「諏訪駅前開発」が再開発を計画する。旧まるみつ百貨店とスワプラザの建物を取り壊し、生鮮食料品店や飲食店、集合住宅などが入る複合施設を新たに建設する構想。だが具体像はいまだに見えず、先行きを不安視する声もある。

 「今からでも専門家や住民を交えた話し合いの場を設け、夢が描けるものをつくってほしい」。商店街の活性化に取り組む「まちづくり諏訪」代表の上條恭平さん(40)は市に対し、住民の要望を再開発に反映させる役割を期待する。

 市は、厳しい財政事情を理由に駅前再開発は民間主導が望ましいとし、サポート役に徹してきた。上原哲夫副市長は「まずは業者と地権者の合意形成が重要。開発に向けた段取りをしっかりと積み重ねていくことが、駅前の活性化への近道」と話し、積極的な関与には慎重な姿勢だ。

 駅前再開発と並び、“一等地”の活用方法が懸案になっているのが、諏訪湖畔にある旧東洋バルヴ諏訪工場跡地だ。〇六年までに市土地開発公社が七・二ヘクタールの広大な土地を二十七億六千万円で先行取得。市は建屋を無償で譲り受け、土地は寄付を募りながら分割購入している。

 跡地の活用をめぐっては、観光協会や商工会議所などによるプロジェクトで検討したが結論は出ず、山田市長が選挙公約に掲げた温泉リハビリテーション施設の誘致も、諏訪医療圏の病床数が基準を超えているため困難となった。

 建屋の規模は延べ面積九千八百平方メートルに及び、地方の工業展示会としては国内最大級の「諏訪圏工業メッセ」の会場や消防の訓練などに幅広く利用されてきた。しかし、改正耐震改修促進法に基づき本年度実施する耐震診断の結果によっては、老朽化により現状のままの使用ができなくなる可能性もある。

 「解体するにも多額の費用がかかる。跡地をどうしていくのか決めなければならない」と市担当者。新市長は、棚上げになったままの問題に決断を迫られることになる。

 (中沢稔之)

5036チバQ:2015/04/19(日) 22:10:54
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015041702000277.html
<明日のまちづくり>(下)茅野市、観光資源の活用戦略
2015年4月17日

ロビーに掲げられた国宝土偶の大型タペストリー=茅野市役所で
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 茅野市役所の正面玄関を入ると、吹き抜けのロビーに掲げられた国宝土偶「仮面の女神」「縄文のビーナス」のタペストリーが目に飛び込んでくる。市内の縄文遺跡は二百三十カ所を超え、国宝土偶を複数所有するのは全国でも同市だけ。昨年八月に仮面の女神が国宝指定されたのを機に、縄文文化が花開いたまちをアピールする動きが加速している。

 市は二〇一〇年に縄文プロジェクト構想を策定、縄文をキーワードにしたまちづくりに取り組む。「縄文の文化や精神性は現代社会が抱える課題を解決する糸口を与える」とし、小中学校の授業には「縄文科」を導入。人づくりにも結び付けようとしている。

 本年度は、八ケ岳山麓の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた調査研究に乗り出す。文化遺産の保護に関わる国際記念物遺跡会議(イコモス)国内委員会のパートナーシップ事業にも参加。情報発信力を高め、世界に「縄文」を売り込む。

 茅野を訪れる観光客は一九九一年の五百三十二万人をピークに減少し、昨年は三百十九万人。全盛期の六割程度まで落ち込んでいる。「世界遺産登録は、人を呼び込む起爆剤になる」と市の担当者は期待するが、同時に「市民にも遺産を守り続ける価値観の共有と取り組みが求められる」と指摘する。登録を目指すには他の自治体との広域的な連携も不可欠。乗り越えなければならない課題は多い。

 茅野市は縄文遺跡だけでなく、白樺湖や蓼科高原など多くの観光資源を有する。その「宝」にも時代の変化とともにさまざまな問題が出てきた。

 白樺湖畔は経営破綻などによるホテルの廃屋が目立つようになった。景観を阻害するだけでなく、放置状態が続くと倒壊などの危険性がある。大規模ホテルの廃屋が残されたままの土地を所有する柏原財産区は昨年十一月、ホテル側に建物の収去と土地の明け渡しを求める訴えを起こすと決めた。「このままだと白樺湖全体がどんどんだめになる」。財産区総代の北沢健さん(61)は訴訟に踏み切らざるを得ない思いを語る。

 ホテルは二〇〇七年に破産した。訴えが認められれば建物の取り壊しも可能になるが、多額の費用を一体どこが負担するのか。「白樺湖の活性化に向けたビジョンを、市の支援を得ながら考えていきたい」と北沢さん。そこから最善策を見いだそうとしている。

 蓼科中央高原では、太陽光発電施設の建設に対して「景観を損ない、観光業者の営業に悪影響が及ぶ」と住民が反発。裁判所に建設差し止めの仮処分を申請する事態になった。業者と和解が成立したものの、住民側は乱開発を防ぐ規制を市に要請。「観光という大きな事業をどう考えているのか。観光資源を守っていく政策を打ち出してほしい」と不満をぶつけた。

 「人も自然も元気で豊か 躍動する高原都市」を標榜(ひょうぼう)する茅野市。恵まれた観光資源を地域の発展に生かしていくには、それぞれが持つ魅力を再確認し、戦略的な展望を描く必要がある。

 (中沢稔之)

5037チバQ:2015/04/19(日) 22:11:50
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041602000291.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(上)少子高齢化・人口減少
2015年4月16日

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 田園に囲まれた小さな学校に、入学を祝う笑顔があふれた。今春から校区外の児童も通学できる小規模特認校の制度を鈴鹿市内で初導入した合川小学校(三宅町)。校区外からの十四人を含めた新一年生二十六人を迎え、児童数は八十七人になった。

 「小学校は地域のシンボル。人口が減り続ける負の流れが変わるきっかけになるといい」。六月に発足する合川地区地域づくり協議会の会長に就任予定の野田効(いさお)さん(67)は、子どもたちの姿に目を細め、期待を込める。

 市の西南端で、亀山、津市境にある合川地区ではこの十年間、人口の一割に当たる二百人が減った。現在の高齢化率は35%を超え、空き家が増え続けている。市内の少子高齢化問題の“先行事例”といえる地区だ。

 そうした状況で、合川小は対策を打たねば、二〇一八年度には学年ごとに一学級が設けられず、学年を合わせた複式学級になる見込みだった。住民たちには「複式になった後は、そのまま統廃合に向かうのでは」との不安が強かった。

 合川地区で人口が減ってきたのは、自然環境などを守る「市街化調整区域」のために住宅開発や工業立地が原則できないことが大きい。流入者がほとんどない一方、若者は進学、就職時に地区を離れてしまう。

 「いったん出てしまったら、交通の便が悪い合川には帰ってこない」と、地域づくり協準備委員長の中尾宗嗣さん(78)はつぶやく。現在も児童数が増加を続ける稲生地区までの距離は、車でわずか十数分ほどの距離。ただし車がないと、通勤にも、病院や買い物に行くにも不便極まりない。

 市が運行するコミュニティーバスは、二時間に一本しか走らない。中尾さんは「子どもと同居している世帯はわずか。高齢者が自分で運転ができなくなった時のことが最も心配だ」と語る。曜日や行き先を限定して臨時のバスを運行したり、空き家に若者の定住を促したりといった活性化策の腹案はあるものの、実現はまだまだこれからの段階だ。

 「若いまち」とされてきた鈴鹿だが、合川地区はあくまで先行事例であって、特殊事例ではない。市の高齢化率はここ数年間、年に1%近く上がり続け、現在は23%。推計では四三年に33%にまで迫る。若松など55%を超えるとみられる地区もある。

 急激に少子高齢化が進む一方、四〇年時点の人口推計は十九万人弱と、減少幅は比較的緩やかだ。人口が増える見込みの地区もあるためで、裏を返せば、地域によって必要な施策がまったく違ってくることも意味する。少なくとも、まちが元気なうちに手を打たねばならない。待ったなしの状況はもう始まっている。

    ◇

 鈴鹿市長選、市議選が十九日に告示されるのを前に、市政の抱える課題を追った。

5038チバQ:2015/04/19(日) 22:12:06
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041702000280.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(中)多文化共生
2015年4月17日

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 「カバンの中にあるのは何?」

 「サイフ、ケイタイデンワ、エット…」

 三月下旬の土曜、大工場が集まり、多くの外国人が暮らす鈴鹿市牧田地区のコミュニティセンターの一室。ブラジルやインド、フィリピンと、さまざまな国の八人が熱心に日本語を学んでいた。

 「牧田いろは教室」は、市内で三つあるボランティアによる日本語教室の一つ。毎週土曜に一時間半、ひらがなの読み書きから上級者向けの敬語の使い方まで、習熟レベルに合わせて開いている。

 市国際交流協会主催のボランティア養成講座の修了生らが中心になって教室を始めた二〇〇九年は、リーマン・ショック直後。代表の伊藤由香さん(38)は「当時の受講者は、『日本語ができない人から首になる』という仕事の理由から、日系の南米人が大半だった」と振り返る。

 鈴鹿市の外国人登録者数は三月末現在、五十四カ国の六千九百二十一人で、人口の3・5%を占める。一万人を超えていたピークの〇八、〇九年から三割減ったのは、五千人以上いたブラジル人の半数以上が職を失って帰国するなど、市を離れたのが大きい。それに伴い、中国や東南アジア系の比率が高まった。

 教室の“多国籍化”も次第に進んだのに加え、「子どもの学校からのお知らせ文が読めないなど、生活に直結する理由の人が増えた」と伊藤さん。日本人の夫と子どものやりとりが理解できず、疎外感に悩むといった例もあるといい、「運営だけで手いっぱいで、受け入れ規模を広げられないのが悩ましい」と話す。

 牧田地区地域づくり協議会長の伊藤輝義さん(67)は「あいさつするだけの表面的なつきあいから、一緒に暮らし、互いに協力しあえるようになるのが課題」と言う。

 協議会では一〇年の設立前から外国人にメンバーに入ってもらい、祭りや防災イベントに参加を呼び掛けてもらうなどの取り組みを率先してきた。「もはや、多くの外国人に鈴鹿の産業を担ってもらっている。少子高齢化が進む中、地域の活性化も助けてもらわねば」と語る。

 鈴鹿市に日系人が急増したきっかけとなった入管難民法の改正から二十五年。長い期間をかけて、市の外国人への支援は少しずつ前進してきた。一例が子どもの教育面。日本語指導支援員の派遣などの成果もあり、十年前には50%余りだった外国人の高校進学率は、100%近くまで上がった。

 その一方で、長く鈴鹿で暮らしながら、全く日本語がまったく分からない人は依然多い。リーマン・ショック以降、雇用環境は不安定になり、「工場で働く日系人」が大半だったかつてとは、求められる施策も変化している。生活支援や雇用対策、多言語化への対応…。さらにそれらの支援を実現させる資金と人材の育成。異文化を理解して共に生きる「共生」から一歩進め、一緒にまちをつくるパワーにつなげていくには、道は遠い。

5039チバQ:2015/04/19(日) 22:12:25
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041802000286.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(下)産業振興
2015年4月18日

新名神高速の建設が進む鈴鹿市西部地域。新たな企業の集積は進むか=同市山本町で
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 三月中旬、鈴鹿市西部、東名阪自動車道鈴鹿インターチェンジ(IC)に近い工業団地であったミネラルウオーター工場の完成式。その場で語られた進出の決め手は、市関係者を大いに喜ばせる一言だった。「鈴鹿が与える清らかな印象が、水にピッタリ。関西への道路網の良さも大きな魅力」

 これまで鈴鹿の発展は、牧田、玉垣、白子地区などにあった広大な海軍施設跡地に戦後、製造業を誘致したことにある。特に、一九六〇年に操業したホンダ鈴鹿製作所。層の厚い自動車関連企業の集積が、市の産業を引っ張ってきた。

 それが二〇〇八年秋のリーマン・ショックを機に、状況は一変した。〇六、〇七年に一兆五千億円を超えていた市内の自動車関連の製造品出荷額は、一〇年に一兆円を割り込んだ。ホンダは、鈴鹿を軽自動車の拠点工場とする改革の途上にある。

 市税への影響は多大だ。本年度の市税の見込みは二百七十八億円で、ピークの〇七年度より六十億円少ない。当時は七十億円近かった法人市民税が、一七億円弱にまで落ち込んでいるのが大きい。

 しかし法人市民税の大幅回復は、当面は見込めない。企業は過去に出た税務上の赤字を、翌年以降の黒字と相殺する「欠損金の繰越控除制度」があるためだ。経営を立て直した後に長く納税してもらうための措置で、企業は赤字を出した後に利益が出た年があっても、すぐに法人税を納めなくてもよい。

 さらには、製造業全体がリーマン前より縮小したままのため、市内の製造品出荷額のうち、自動車関連が四分の三前後を占める状況が変わっていないことも懸念材料だ。裏を返せば、「ホンダ頼み」の時代は終わり、新たな柱となる産業の育成が急務といえる。

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 市が新たに企業誘致を進め、発展の起爆剤に見込むのが市西部地区。既存の東名阪に加え、一八年度末までに新名神高速が開通予定で、さらに交通の便が良くなる。

 狙いは通販などで需要が高まる物流企業の拠点や、販路拡大を目指す食品メーカーなど内需型の企業だ。市は新名神の鈴鹿パーキングエリアに設けられる簡易型ICの一帯に工業団地を造成し、そうした企業を集める青写真を描く。

 ただ、整備を進める枠組みづくりや用地の確保などはまだ手付かず。整備の完了までに少なくとも五年以上はかかるため、開通時には間に合わない。既存の工業団地のスペースは限られ、それまでにいかに誘致先を用立てるかが課題となる。

 市は物流や食品のほかに、県も推進している医療・福祉関連やロボット、航空宇宙産業の育成も目指す。当然、今後の拡大が期待できる数少ない分野の企業は、どの市町も喉から手が出るほど欲しい。激しい地域間競争に勝つためには、ほかには負けない優位性を企業に訴える本気度が、今まで以上に問われる。

    ◇

 この企画は鈴木智重が担当しました。

5040チバQ:2015/04/19(日) 22:12:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041802000282.html
<県都の発展は>(上)中心街活性化
2015年4月18日

商店街を親子連れが歩くきっかけにつながった「大門いこにこ広場」=津市大門で
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 人通りがまばらな津市の大門大通り商店街で、親子連れが集まる一角がある。空きビルを改装し、未就学児と保護者が無料で利用できる拠点「大門いこにこ広場」。多いときは一度に五十組もの親子でにぎわう。「二年前には見られなかった光景だ」と、市の担当者は話す。

 市は二〇一二年度から三重大と連携し、商店主や市民が同じテーブルでまちの活性化を考える座談会を始めた。一三年十月にオープンした大門いこにこ広場も、座談会で出た構想を具現化し、市などが資金援助した。

 市担当者は「店主に限らず、市民も立場を超えて話せる場を設けたことで、新たなアイデアが生まれるようになった」と手応えを口にする。

 津観音に通じる大門大通り商店街は、かつては市の商業の中心地だった。車社会の発達で郊外に大型店進出が加速し、客足は徐々に遠のいた。同商店街振興組合のメンバーも徐々に減少して、〇四年は六十二人。現在はさらに減って五十五人。商店街の通行量も十年の間に四割減った。

 市は三重大に協力を要請する以前から、商店街のてこ入れを図ってきた。組合主催のイベントに資金援助し、空き店舗対策として家賃と改修費の補助制度を整えた。商店街を巡るウオーキングも開催してきた。それでも抜本的な解決策に結びついてはこなかった。

 三重大と共に市民らの意見を引き出すという新たな手法で始めた商店街の活性化プロジェクトで、大門いこにこ広場は、新たな人の流れを生み出した。市は本年度、プロジェクトの一環で、商店街に市民や店主らが話し合える拠点をつくろうとしている。市担当者は「商店街の活性化は人ごとではない、と市民が考えるようになるのでは」と期待する。

 さらなる課題も見えてきた。親子連れを商店街に誘い出せるようにはなったが、買い物客の増加には必ずしもつながっていない。商店街で画廊を開く伊藤守夫さん(72)は「何もやらないよりは良い。ただ、親子連れの多くは商店街を通過するだけで、今は波及効果が見えない」と指摘する。

 座談会の参加者は三年間で延べ六百人と多いが、商店主はそのうち一〜二割。市担当者は「商店街の人も話し合いの場に継続して巻き込んでいかなければ、事業は広がっていかない」と明かす。

 市民や店主らの本当のニーズを掘り起こして活性化のゴールを明らかにし、行政が積極的に事業化につなげる。そんな新しい支援モデルを築けるかが問われている。

    ◇

 津市長選が十九日、告示される。再選を目指す現職の前葉泰幸さん(53)のみが出馬を表明しており、三十七年ぶりに無投票となる見通しだ。県都として成長し続けるために抱える課題を探る。

5041チバQ:2015/04/19(日) 22:12:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041902000210.html
<県都の発展は>(下)過疎地域対策
2015年4月19日

住民でつくる「神去村青年団」が運営した期間限定の記念館=昨年8月、津市美杉町上多気で
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 津市街地から車で一時間。町全体の九割が森林の同市美杉町に昨年、全国から観光客がどっと押し寄せた。

 目当ては、五〜八月の期間限定で道の駅隣の木材倉庫にできた記念館。美杉町で撮影した映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去(かむさり)なあなあ日常」のロケ地や、主人公が働くことになった林業の現場を紹介したところ、人口五千人の町に、市の予想をはるかに超える延べ一万二千九十五人が来館した。

 映画は、父親が旧美杉村出身の直木賞作家、三浦しをんさんの小説が原作。監督は「ウォーターボーイズ」で知られる矢口史靖さん。都会育ちの青年が林業を通じて成長する過程を描いた。

 記念館を運営したのは、地元住民らが発足させた「神去村青年団」。映画と美杉のPRに奔走した。団員の織田拓さん(30)=美杉町上多気=は「住民が一つにまとまり、美杉を何とかしようとする意識が芽生えた」と振り返る。

 美杉町は一九七〇年に国から過疎地域に指定された。木材価格の低下で地場産業の林業は低迷し、若者は就職先を求めて都市部へ流れた。合併後の二〇〇七年は六千三百人ほどだった人口が、この八年間で千三百人も減った。

 市は一〇〜一四年度、過疎債を累計約三十億七千万円を使って、住民が集える新庁舎の建設や道路などインフラを整備。林野庁など認定の「森林セラピー基地」としてのアピールや、移住希望者に向けた空き家情報バンク制度も整えるなど、過疎を食い止めるさまざまな取り組みをしてきた。

 ただ、これらの計画は、市が住民の声を集約してまとめたものの、策定や進行管理は、美杉地域から遠く離れた市中心部の本庁舎で行われた。神去村青年団長で製材会社代表の真伏敏男さん(60)=美杉町八知=は、計画内容について地元の美杉総合支所に尋ねても「『本庁に聞かないとわからない』という答えが多かった」と振り返る。

 映画の効果で、市主催で十五回行ったロケ地ツアーはいずれも満員。東京や大阪など都市部で市のPRができた。美杉への移住にまでは至らないものの、情報発信の仕方次第で交流人口は増やせることも証明した。

 市は、映画で高まった住民たちの機運に呼応するかのように、四月から過疎対策担当職員を美杉総合支所に初めて配属した。一六年度から五年間の新たな過疎対策計画を本年度にまとめるが、策定は美杉総合支所が担う。市担当者は「以前は車に例えるとハンドルとタイヤが別々だった。今回一緒になったことで、地域の意見をより計画に反映する」と話す。また、広がった美杉の知名度を生かして農林業の体験などのソフト事業にも力を入れていくつもりだ。

 美杉町上多気で民宿を営む岩田二三男さん(59)は、市の新体制に淡い期待を寄せる。「やる気のある住民のアイデアに市は積極的に予算を付けてほしい」。来春に控えるJR名松線全線復旧の際も、住民を巻き込む仕掛けが必要だと考える。

 映画公開から五月で一年。その恩恵を一過性に終わらせず、過疎対策に生かす。力量を市は試されている。

    ◇

 この連載は畑間香織が担当しました。

5042チバQ:2015/04/19(日) 22:14:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041802000283.html
<未来のために 白川村の課題>(上)人口減対策
2015年4月18日

村の課題や活動計画について話し合う地域おこし協力隊のメンバーら=白川村役場で
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 「一時だけ人口が増えても仕方がない。白川村で働きたい、住み続けたいという人が来てくれないと」

 昨年度から地域おこし協力隊として活動する柴原孝治さん(35)はそう話す。昨年八月、平瀬の古民家を購入して住居兼カフェに改修し、移住者となった。現在は地区内の空き家を共同住宅のシェアハウスに生まれ変わらせようと活動する。「いきなり移住、というのはハードルが高い。移住体験施設として機能すれば」と話す。

 村の人口は一日現在で千六百五十七人。日本創生会議が昨年公表した「消滅可能性自治体」には含まれないものの、十年前に比べて約四百人の減。高齢化も進み、村内の六十五歳以上の割合は31・6%と、国内全体と比べても6ポイント以上高い。子どもも五年前から五十人減って二百二十二人。二〇一一年には村内に二校ある小学校のうち、南部の平瀬小が閉校。鳩谷の白川小に統合され、児童二十二人は村運行のスクールバスで、約十四キロの道のりを通っている。

 こうした状況に村は各種の施策を打ち出している。村外への通勤者に交通費を助成しているほか、村内の空き家を利用し、新しく住む人への購入費補助(上限百万円)などを昨年から始めるなど、移住しやすい環境を整えた。地域おこし協力隊も七人を受け入れるなど積極的だ。

 さらに子育て世代への補助や村民の結婚を促すイベントなども。一二年から三人目以降の子がいる家庭は、保育料や給食費を全額免除した。四月に子どもが保育園に入園した四十代女性は「とても助かるが、公園に行っても友達が少ないのが寂しい。自然も豊かで子育てには良い場所だから、もっとPRすればいいのに」と話す。

 同じ年には村内の男性と村外の女性の出会いを演出する「白川郷コン」も開催。これまで四回開き、結婚したカップルも三組と効果は上々だ。今年も一組結婚の予定という。

 施策は一定の成果を挙げたが、人口減に歯止めはかからない。国内の過疎地に共通する難問だけに、国や県との連携、さらなる支援も不可欠だ。村民課の担当者は「今後も改善策を考える。村に住み続けてくれる人が増えるよう、努力を続けていかなければ」。

    ◇

 世界遺産登録から二十周年を迎える白川村で二十一日、村長選と村議選が告示される。人口減や雇用創出、観光客と住民の共生など、村の抱える課題を追った。

 (片山さゆみ)

5043チバQ:2015/04/19(日) 22:14:35
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041902000213.html
<未来のために 白川村の課題>(下)ホテル誘致
2015年4月19日

平日でも観光客でにぎわう合掌集落。特に海外からの団体客が多い=白川村荻町で
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 「ホテル誘致反対」「白川郷にホテルができる! あなたはどう考える?」。二年前、世界遺産の合掌造り集落がある荻町に、こんな張り紙が各所に掲示された。雇用創出や観光による経済効果のアップを狙い、村が進めたリゾートホテル計画に対し、村内から強い反発が起きた。

 二〇一二年の議会で村はホテル誘致を発表し、翌年から住民説明会や座談会を開いた。荻町から約三キロ離れた大牧地区に約百人が泊まれる施設を建設する計画だった。合掌集落の民宿経営者を中心に反対運動が繰り広げられたほか、資材費の高騰なども影響し、計画は“凍結”状態となったまま。ただ、村側は諦めておらず「村民との議論を続け、誘致は必ず達成したい」と意欲的だ。

 昨年度に村を訪れた観光客は百五十万一千人。円安による外国人観光客の増加などで、前年より4・8%増えたものの、その大半が日帰り客。宿泊者数は七万六千人と全体の約5%にすぎない。

 宿泊は各宿でも受け付けるが、宿を一括掲載する白川郷観光協会のホームページから申し込む客も多い。村内の民宿は四十ほどあるが、人気の集まる荻町内に限るとその約半数。観光協会職員は「ここは宿泊施設数が少ない。特に休日はかなり前から予約で埋まるので宿を用意できないこともある」といい、ホテル誘致の行方は気がかりだ。

 観光シーズンが本格化した今月、大阪府茨木市から荻町を訪れた五十代女性の二人組に聞くと、宿は高山市内のホテル。「旅行会社のパンフレットを見て決めたが、白川郷の宿はあまり載っていなかった。ホテルの方が慣れているし、快適なイメージもある」

 一方、荻町内で合掌民宿を経営する男性は「人と触れ合うことができ、地元の良さが伝わる」と魅力をアピール。「客のほとんどが外国人。よく勉強しているし、文化に詳しい人もいる」とも。ホテル誘致には反対で「やっぱり村民の稼業と競合することはやっちゃいかんよ」という。

 村はホテル以外にも「白川郷ブランド」認定制度を一月に始め、地元産の土産を増やす試みや、白山、大白川といった自然を利用した観光PRにも力を入れる。北陸新幹線延伸で、今後の観光客増も期待されるだけに「せっかく人が来ても泊まるところがなければ」と村側はホテル誘致の必要性を強調する。

 村の未来のため、どのように住民の理解を得ていくのか。新しいリーダーは難しい選択を迫られそうだ。

 (片山さゆみ)

5044チバQ:2015/04/19(日) 22:15:29
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041502000267.html
<市政の課題 瀬戸市長選に向けて>(上)
2015年4月15日

 統一地方選の後半戦は19日に市長・市議選、21日に町村長・町村議選が告示され、いずれも26日に投開票される。尾張東部の5市1町で市長選が行われるのは瀬戸、豊明の2市で、いずれも選挙戦になる見込み。両市のさまざまな立場の市民各6人に市長に望むことを語ってもらうことで、市政の課題を探った。

◆市小中学校PTA連絡協副会長 加藤吉明さん(48)=東茨町

 市内の小中学校の児童・生徒数は、東部で減少する一方、西部では増加し、学校間の差が年々拡大している。新市長には、いち早く適正配置の課題に取り組んでもらいたい。

 瀬戸は複数の村が合併して誕生した経緯もあり、地区への帰属意識が強い人が多い。そういった方々に納得してもらうためにも、行政がトップダウンでやるのではなく、地域住民を交えた会議のようなものを開くべきだ。

 私自身も統廃合の対象となると思われる祖母懐小の出身。文化や歴史の継承は重要だが、子どもたちの適正な教育環境を一番に考えなくてはいけない。

◆銀座通り商店街振興組合理事長 河本篤さん(57)=新道町

 二〇〇五年の愛・地球博をピークに、商店街の各店舗の売り上げは落ち込む一方。かつて百店以上あった組合加盟店舗は、今では半分に減った。空き店舗の多さも目立つ。

 商店街を含む旧市街地の活性化に関し、まずは市に明確なビジョンを示してほしい。「何年後にこうする」という計画があれば、先行きが不安な経営者も希望を持てる。観光資源として売り出すのも一つの手だと思う。

 空き店舗対策として市は家賃補助をしているが、補助頼みの経営になってしまうケースがある。きちんと採算が取れる経営ができるよう支援するべきだ。

◆製陶所経営 塚田崇英さん(59)=品野町

 業務用食器を中心に作っていますが、市内の製陶業界は本当に厳しい状況。家業に入った三十五年前は一週間に三回は焼成していたが、今は一回のみ。従業員も当時は二十人を抱えていたが今は四人に減った。品野だけでも毎年、五社ぐらいずつ廃業している。

 新市長には、瀬戸焼ブランドのPRを効率的に進めてほしい。その際、外部のアドバイザーやデザイナーの意見も重要だが、地元の作り手の意見を一番に取り入れるべきだ。昨年末、東京・青山で開催した「瀬戸焼ブランド発表会」のような取り組みは全国各地で開催していいと思う。

 (統一地方選取材班)

5045チバQ:2015/04/19(日) 22:16:10
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000289.html
<市政の課題 瀬戸市長選に向けて>(下)
2015年4月16日

◆八幡台自治会長 伊藤勉さん(65)=菱野台

 原山台、萩山台、八幡台の三地区からなる菱野団地は今、高齢化が深刻だ。四十五年前に建築家の故黒川紀章氏が手掛けたニュータウンに約六千世帯が住むが、三割以上が高齢者となっている。

 市内に働き口がないことで若者は流出し、人口も減少。スーパーマーケットは撤退し、商店街はシャッター街に。春日井市では買い物難民を救おうと、軽トラックで生鮮食品の移動販売を始めた。瀬戸でも導入してほしい。

 また、道路には路上駐車の車があふれている。行政が空き地の実態などを調査し、駐車スペースを確保してくれないだろうか。

◆清掃コンサルタント業 大谷小枝子さん(42)=やまて坂

 清掃代行などを手掛ける個人事業の傍ら、小学四年生の長男を育てています。夫の就職を機に九年前に市西部のニュータウンに引っ越してきました。

 新興住宅地のため転入者が多く、非常時に頼れる親族も近くにいない。他市に先んじて瀬戸市が取り入れた病児・病後児保育はありがたいが、利用料が高すぎるのがネック。

 長男が通う東山小学校では、放課後に児童を預かる学童保育「モアスクール」が無い。低学年の時は、保育園の時より早い時間に下校することもある。働く母親にとって深刻なので、全小学校への導入を進めてほしい。

◆瀬戸本業窯八代目・陶芸家 水野雄介さん(35)=東町

 市内には作陶技術を学べる施設が豊富にあり、陶芸を学びたいという若者は今も多い。しかし、修了後に作家として独立しても、本業一本で食べていけない人がいる。技術だけでなく、セルフプロデュースの手法など陶芸家として生きていくための道を教える研修制度が必要だと思う。

 また、瀬戸本業窯がある洞地区は近年になり、散策路「窯垣の小径」などを目当てに多くの観光客が訪れている。だが、飲食店や宿泊施設がないため滞在時間はいまひとつ。地区に点在する空き家を活用するなどして、さらなるにぎわいづくりを進めてほしい。

5046チバQ:2015/04/19(日) 22:16:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041502000268.html
<渥美半島の10年 合併と田原市長選>(上)バス路線網
2015年4月15日

豊鉄バスで市中心部の高校に通学する高校生ら=田原市田原町で
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 渥美半島に位置する田原市が、現在の形になったのは十年前のことだ。

 田原、赤羽根、渥美の旧三町のうち、田原と赤羽根が二〇〇三年に合併し、〇五年に渥美町も加わった。

 市域は東西に三十キロ、南北に十キロと細長い。特徴的なのは、公共交通機関に乏しいことだ。

 豊橋鉄道三河田原駅は市東端にあり、そこから西側二十五キロ部分には鉄道がない。豊鉄バス(豊橋市)が運営する二本の路線バス網が、公共交通の“動静脈”とすれば、市が運営する「ぐるりんバス」は近隣集落間をめぐる“毛細血管”に当たる。

 最西端の伊良湖岬に近い日出(ひい)町の農業小久保秀範さん(40)の日課は、高校二年の長女(16)を自宅から二〜三キロ離れた豊鉄バスのバス停まで、車で送迎することだ。

 長女の高校は、自宅から二十五キロ離れた市東端の田原地区にある。バスの通学定期券代は、月換算で二万円強、小久保さんは「娘が高校に入り、この地区の不便さを思い知った」。

 合併から十年、西端にある旧渥美町の公共交通空白地帯は解消されていない。逆に、東端にある旧田原町の整備ばかりが耳に入ってくる。「格差の分だけ税金を減らしてほしいよね」と愚痴をこぼす。

 とはいえ、市は、公共交通網を維持するため、年二千万円弱を豊鉄バスに補助している。市の担当者は「学生やお年寄りの重要な足。廃止されては困る。経営改善で値下げできるよう、割引サービスの周知や利用促進を図っているのですが」と苦悩が続く。

 豊鉄バスがかつて廃止にした路線など八路線を走る市の「ぐるりんバス」も経営は著しく苦しい。一三年度の収支は、運賃収入千七百万円に対し、運行経費は約九千四百万円の大赤字だ。平均して、一便で五人以上が利用するのは二路線しかない。

 積み上がるばかりの赤字を負担するのは結局、市民だ。

 市は十月に、路線網を大幅再編し、一部路線を除いて運賃を百円から二百円に引き上げる。

 ただ、三河田原駅までの直通バスがなくなる地域もあり、高齢者らからは「バスを重宝している弱者切り捨てではないか」と不満の声が挙がる。

    ◇

 十九日告示、二十六日投開票の田原市長選を前に、市の課題を考察する。

5047チバQ:2015/04/19(日) 22:17:00
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000290.html
<渥美半島の10年 合併と田原市長選>(下)地盤沈下の観光
2015年4月16日

太平洋側からみた伊良湖岬。手前は恋路ケ浜=田原市日出町で
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 渥美半島の先端部分を占める伊良湖地区は、田原市の観光拠点だ。伊勢湾に面して遊歩道を楽しめる岬灯台や荒波の浸食で生まれた日出(ひい)の石門、島崎藤村の詩の舞台ともなった恋路ケ浜、魚市場に海水浴、トライアスロン…。

 高度経済成長期には、リゾートホテルや旅館、飲食店が次々と建った。だがバブル期を経て、人気に陰りが見える。特にこの十年は、観光施設やフェリーの閉鎖など、「地盤沈下」が甚だしい。

 県統計によると、市内を訪れる観光客は年三百万人前後。うち三十万人ほどが市内に宿泊する。単純比較する数字はないが、右肩下がりは続いている。

 地盤沈下の主要因は、伊勢湾岸道や東名高速などで交通の便が格段に良くなり、他の観光地に客が流れているとみられる。市の担当者は「売りは『自然』だが、観光客を長時間引き留めるだけの施設や仕掛けが少ない」と分析する。

 地元で旅館を経営する稲垣和比古さん(67)は「バブル期までは、海水浴シーズンは旅館街が観光客でごった返した。ようやく下げ止まった感はあるが、宿泊客はピーク時の三分の一程度」と打ち明ける。

 昨年、仲間らと結成した伊良湖岬観光協議会の会長。恋路ケ浜周辺を恋愛の聖地として売り出すなど“あるもの磨き”に活路を見いだす。市中心部の一部農家が始めたメロンやイチゴ狩りがこの十年で一気に定着したように、「行政を当てにせず、自分らで何とかせにゃ」と意気込む。

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 「あるもの」の代表格こそ、海。なかでも太平洋に面した赤羽根海岸は、サーフィンを愛する人たちに国内屈指の人気を誇る。年間延べ数十万人が訪れ、世界大会の開催実績もある。

 赤羽根町のカフェ経営小川史(ふみと)さん(36)はサーフィン好きが高じて大阪から移住した。

 「太平洋の朝日や夕日が美しい。夜は星がきれい。地元の人はよそ者の自分に優しいし、田舎暮らしを望む人にとって田原は、魅力の宝庫」と語る。

 だからこそ、助言を続ける。「サーフィン以外にも『良い』と思わせるものがないと、移住者は定着してくれない。仕事をあっせんする仕組みも必要だし、何よりも、もっと地元からのアピールが必要だ」

 足元に無限に広がっている田原の魅力。その発掘と発信は、行政や政治にも求められる。

 (那須政治が担当しました)

5048チバQ:2015/04/19(日) 22:19:37
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000288.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(上)新ごみ処理施設
2015年4月16日

うっそうと木が生い茂る江南市中般若町北浦。候補地となって2年2カ月たつが、いまだに建設は決まっていない
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 十九日告示、二十六日投開票の江南市長選は、四選を目指す現職堀元さん(69)と市議の沢田和延さん(60)による一騎打ちが予想される。二人は市長と保守系議員として長年協力して市政を進めてきたが、次第に対立を深めてきた。三期の実績を基に市の発展を目指そうとする堀さんと、多選を批判して改革を唱える沢田さん。市を二分する政争は日増しに熱を帯びている。

 それは、突然の出馬表明だった。

 昨年の九月議会の一般質問。市長の堀は自ら発言を求めてこう言った。「新ごみ処理場問題を途中で投げ出すような無責任なことは私にはできない。来年の統一選に出馬し、責任を全うしたい」

 質問者として登壇していたのが沢田。建設地決定の遅れを市に問いただしていた途中だった。

 沢田は「堀降ろし」を画策していた保守系最大会派の一員で、市長選に出馬するのではないかとのうわさが出ていた。堀が先手を打つ形で四選への出馬を宣言したことで、保守分裂は決定的となり、戦いの幕は開けた。

 当時から尾張北部二市二町(江南、犬山、扶桑、大口)が計画している新ごみ処理施設の建設地決定は、停滞していた。

 江南市は同市中般若町の候補地を、市内の地元三地区と隣接する扶桑町の三地区の同意を得た上で正式な建設地にすることを目指してきた。だが市内三地区は同意したものの、扶桑町小淵地区は住民の六割が建設に反対。期限とした九月末までの同意に、めどは立たない状態だった。

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 それから七カ月たった今月十三日。堀と沢田は、再びごみ処理施設をめぐって相対した。市長選前の公開討論会で、それぞれが出馬しようとする理由の説明で言及した。

 堀は「この問題に市議時代から携わり、あと一歩まできている。地方創生とごみ処理施設との連動は、国に多数の人脈のある私にしかできない」と強調。沢田は、堀の問題点として「近隣首長や住民との調整がうまくいかず、期限までにごみ処理建設地を決められなかったのは市長のミス」と断じた。

 そんな二人を、建設候補地である中般若町のある住民は「結局どちらも推進派でしょ」と冷めた目で見る。

 現在のごみ処理施設は、老朽化で年間三億円の修理費がかかる上、新しい施設の建設地が決まっても稼働するまでには環境アセスメントと建設工事で数年は要する。

 一見対立する二人だが、一刻も早く地元の同意を得て、建て替える必要があるという認識は同じだ。建設地は江南市の候補地しかないという点でも共通している。新しいごみ処理施設の余熱をいかに再利用するかなどの地域振興策をめぐっては、そもそも二人の議論がかみ合わない。

 環境・農業分野での新産業誘致を選挙で訴える堀は、植物工場を併設して産業振興に役立てる構想を掲げる。一方の沢田は余熱利用には積極的ながら「他の自治体や住民と協議して進めるべき話だ」と、市長選では具体的な案を示すのを控える。

 二人の出馬に大きな影響を与えたごみ処理場建設問題は「市の最重点事業」だが、市のある職員は「今回の争点にはならないだろう」と冷静に見据える。

(この連載は、井上峻輔が担当します。文中敬称略)

5049チバQ:2015/04/19(日) 22:19:56
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000278.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(中)布袋駅高架化
2015年4月17日

名鉄犬山線布袋駅の仮駅舎。周辺では高架化に向けた工事が進められている
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 「新しい布袋駅にエスカレーターを設置する」。一月五日に開かれた江南商工会議所の賀詞交換会。市長あいさつの中で、堀元は市の新方針をさらりと明らかにした。

 会には、多数の財界関係者や市議が出席していた。市議会の保守系会派「江政クラブ」会長の河合正猛は、会場の外に出ると「やりやがった」と苦笑いを浮かべた。

 江政クラブ幹事長の沢田和延が市長選への立候補を正式に表明したのは、この三週間前。会派を挙げて支援する河合らとまとめ始めた公約には、独自の政策として「布袋駅へのエスカレーター設置」も入れる予定だった。

 名鉄犬山線布袋駅の高架化工事は、二〇一九年の完成を目指して進められている。新たに造られる駅舎へのエスカレーターの設置は、市民や議会からたびたび要望が出されていたが、市は慎重な姿勢を崩さなかった。主な理由は財政面だった。

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 高架化工事は市と県、名鉄の三者が共同で実施しているが、バリアフリーの面から設置が義務付けられているのはエレベーターのみ。エスカレーターの設置は市が単独で行う可能性が高く、建設費や維持費で億単位の負担が予想されるという。

 一カ月前の昨年十二月議会。市議から設置についての質問が出たが、市側から「設置する」との回答はなかった。そんな中での市長の突然の発言。河合は三月議会の一般質問でかみついた。

 「十二月に説明は一切なかった。議会軽視も甚だしい。思い付きでやるなら計画はいらない」。こう迫る河合に、堀は「皆さんの要望を受けて決めた。喜んでもらえるような意見は熟慮して、少しでも早くやれるようにしていきたい」と応じた。

 そんな両者に対して、布袋駅舎保存会理事の柴田広美(58)は「どっちもどっち。大事なのはそこではないでしょ」と素っ気ない。エスカレーターの設置は歓迎しつつ、「それを生かして、どんなまちをつくるかを考える必要がある」と指摘する。

 新駅舎は一六年度に名古屋方面、一九年度に犬山方面行きの各ホームでの利用開始を予定。それに合わせて駅前広場などの整備も佳境に入り、まちは大きな変化の時を迎えようとしている。

 しかし、柴田は「ハードを造るだけで、かつての商店が戻ってくるわけではない。結局駐車場ばかりで生活感のないまちができる可能性もある」。危機感さえ覚える。

 鉄道高架は、地元住民が長年待ち望んでいた新たなまちづくりのチャンスだ。駅前のにぎわい創出につなげるためにも、選ばれた市長は住民の声を聞きながら、絵を描く必要がある。(敬称略)

5050チバQ:2015/04/19(日) 22:20:11
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000249.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(下)乏しい財政力
2015年4月18日

江南市役所前に設置された市長選のポスター掲示板。未来を託すリーダーを選ぶ戦いがいよいよ始まる=江南市で
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 継続か変化か-。江南市長選と同じ構図で十二日に投開票された県議選江南市選挙区。五選を目指した奥村悠二と元市議の江口雅明の舌戦で、今後の市の発展を支えるとして何度も言及された場所がある。市東端に位置する安良町地区だ。

 市では四月、市街化調整区域の利用規制を緩和する条例が施行された。条例に基づき工場の建設が可能になったのが安良町地区の一部。県議選で両候補をそれぞれ支援した堀元と沢田和延も「あそこに企業を誘致する」と熱い視線を送る。

 背景には市の財政事情がある。財源の豊かさを示す財政力指数は二〇一三年度には0・8と県内の市で下位。起債を抑えて健全な財政を続けるものの、毎年の予算編成では財源が足りずに事業の先送りを迫られることも多い。

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 財源の少ない大きな要因は法人市民税収入の少なさだ。一三年には市民一人当たりの額で、名古屋市を除いた県内三十七市中三十六位。堀と沢田は企業誘致で、この額を上昇させたいと考えるが、現実は厳しい。

 企業誘致は、ほとんどの自治体が取り組んでいる課題で、特に尾張地方は激戦だ。昨年十一月の犬山市長選や二月の一宮市長選でも、各候補は企業誘致を公約に掲げた。

 江南市は四月、産業振興課に企業誘致の担当を新設したが、「よその自治体に比べてかなり出遅れている」と担当者。固定資産税の優遇などの具体策もまだなく、企業からの問い合わせには「これから力を入れていきます」としか答えられないという。

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 二人がともに目指している企業誘致は、一朝一夕で達成できるものではない。となると、別の形での財源確保が必要になる。

 堀が期待するのが国からの補助金だ。自民党衆院議員の江崎鉄磨(愛知10区)らを通じた「国とのパイプ」が現職である堀の強み。今までも市の大型事業には国から多くの補助金を引っ張ってきた。「江南の財政状況では補助金に頼らざるを得ない。パイプが詰まると補助金は下りてこない」と強調する。

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 一方の沢田は無駄な支出の削減を訴える。宮田導水路の上部に遊歩道や水路を造る事業は中止。市長の海外視察も取りやめ、市長退職金も大幅にカットするとしている。宮田導水路と海外視察については、既に三月議会で一五年度当初予算への付帯決議を市議会全会一致で可決し、見直しを求めた。

 市は、ごみ処理場や新体育館の建設など大型事業を抱える。さらに今回の市長選で、二人は中学三年までの医療費無料化など、今まで市が財政的な面から慎重に検討していた政策をそろって掲げた。

 昨年からさまざまな場で争いを見せてきた堀と沢田。勝利のために選んだ政策は、当選後に足かせになる可能性をはらんでいる。

 (敬称略。この連載は井上峻輔が担当しました)

5051チバQ:2015/04/19(日) 22:20:31
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000279.html
<市政の課題 豊明市長選に向けて>(上)
2015年4月17日

◆機械器具製造業 大倉野重幸さん(75)=新栄町

 経営者の立場からみると、市は収入を得るためにもっと努力すべきだと思う。入り口のお金をしっかりしないで「これをやります」なんて言っても駄目。

 これまでも企業や店舗が進出する話がいくつもあったが、地元との調整などでうまくいかなかった。「民間の話だから」ではなく、市が明確なビジョンを持って間に入り、リーダーシップを発揮していくべきだ。

 市議会とも、建設的な議論をしてほしい。前進することを前提に取り組んでほしい。私は九州出身だが、子や孫は豊明がふるさと。もっといい街にしてほしい。

◆豊明団地自治会長 山岸牧男さん(74)=二村台

 団地内では住民の高齢化が進んでいる。近くに二軒のスーパーと診療所があって環境はいいけれど、エレベーターもないし、買い物に出掛けるのも大変な人もいる。自治会に入っていない人もおり、本当に困っている人を把握しきれない。表に出てこないそういう人こそ支援が必要で、どう関わっていくかが課題だと思っている。

 団地外のことでは、市内には駅が三つあり、豊明インターもある。人が集まるいい条件があるのに立ち寄るところが少なく、利点を生かしきれていないと思う。財政は厳しいかもしれないが、にぎやかさを創出してほしい。

◆主婦 山内フミヨさん(67)=西川町

 車の運転免許証を持っていません。自宅は市役所や図書館から近く、病院やスーパーもすぐ行ける距離にあるので、生活するには便利な場所だと思う。困ったときは家族や友達の車に助けてもらっています。

 名鉄前後駅まで行くときは市バスの「ひまわりバス」をよく使いますが、もうちょっと本数が多いと便利だなと感じています。私が使う時間帯は、一本乗り過ごすと、次は約一時間五十分後。待てないので名鉄バスを使ってしまいます。市バスは、せっかく手ごろな値段で利用できるのに、もったいないなと思います。

5052チバQ:2015/04/19(日) 22:20:49
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000285.html
<市政の課題 豊明市長選に向けて>(下)
2015年4月18日

◆大学生 園田有季子さん(20)=栄町

 地元の豊明の大学で学び、放射線技師を目指しています。市内には友達と遊べるようなところが少なくて、買い物は名古屋に行く。大学の周りにも仲間で集まれるような店がなくて、ご飯を食べに行くにも、誰かが車を出して少し遠くまで行かなきゃいけない。

 せっかく学生がたくさんいるんだから、お店があると活気も出るし、お金も消費するはず。名古屋までのアクセスもいいし、いいところだけど、何もないというイメージ。

 先月成人したばかりで、初めての選挙。やっぱり地元は好きだし、一票を託そうと思っています。

◆NPO法人代表 町田真実さん(55)=栄町

 絵画教室を開いて、障害のある子もない子も同じ空間で絵画に親しみながら、自然と交流できる場所づくりをしています。市内には障害者のグループホームやショートステイの場所があまりない。もっとあってほしいし、自分でも立ち上げたいと思っている。

 離れることの心配や不安があっても、親も子どもも一定の距離感が必要。脳性まひで障害がある私の息子も、小さなころから少しずつ自立できるように育ててきた。ホームは一助になると思う。障害があってもなくても、その子なりに幸せに生きていける社会になるように考えてほしい。

◆介護福祉士 宮下聖子さん(64)=新栄町

 勤務するのは認知症のあるお年寄りが共同生活するグループホーム。介護職に就いて三十年以上になるが、看護や医療の知識が足りないと感じる。スキルアップのため、名古屋市や大府市で開かれる介護職の人たちが集う講習会に参加しているが、豊明でもそうした講習会が数多くあれば、とても助かる。

 市外だと時間もかかるし、行きたくても勤務と重なることもある。代表の職員が出て、情報共有することもできるが、自分で見聞きするのとでは違う。市内の施設で、職員全員が都合のいい時間に行けるように機会をつくってほしい。

5053チバQ:2015/04/19(日) 22:21:16
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000225.html
瀬戸と田原、市長選が激戦に23市議選も19日告示
2015年4月18日

写真
 統一地方選は十九日、県内では瀬戸、江南、豊明、田原の四市長選と、二十三市議選が告示され、後半戦が始まる。二十一日告示の二町長選、十四町村議選とともに二十六日に投開票される。

 =立候補予定者の並びは現職、新人の順、新人は五十音順。敬称略

 中日新聞のまとめでは、四市長選には計十二人が立候補を予定している。いずれも男性。

 瀬戸、田原市長選はいずれも現職が引退を表明しており、瀬戸は立候補予定だった一人が取りやめたため新人四人、田原は新人三人による激戦になる見通し。江南市長選は四選を目指す現職と新人の一騎打ち、豊明市長選は現職に新人二人が挑む構図になりそうだ。

 一方、市議選は豊橋、一宮、瀬戸、半田、春日井、豊川、津島、豊田、安城、蒲郡、犬山、常滑、江南、大府、知多、尾張旭、高浜、岩倉、豊明、日進、みよし、あま、長久手の二十三市。計五百五十議席に対し、計六百八十人が立候補を予定している。

 瀬戸、江南、豊明の三市は市長選とのダブル選挙になる。

 市議選の数自体は二〇一一年の前回統一選と同じだが、前回は合併に伴う西尾市の増員補選があり、今回は一二年に市制施行した長久手市が新たに加わった。

 前回は補選の西尾市を含む二十三市の計五百五十二議席に対し、計六百九十五人が立候補。そのうち女性は13・5%の計九十四人だった。各市議会で定数削減が進み、議席数も減った。

 (統一地方選取材班)

5054チバQ:2015/04/19(日) 22:29:54
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

5055チバQ:2015/04/19(日) 22:32:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk10010161000c.html
’15統一地方選:地方議会と有権者は今/中 「なり手がいない」 定数削減は「応急処置」 議員報酬「低い」 /群馬
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 「選挙で市民の負託を受けるのが本来の在り方だという考えは変わらない」

 市議選告示まで1カ月を切った3月20日、みどり市議会で定数削減案を否決された大沢映男議員(72)は無念そうに語った。提案理由は「2回連続無投票を回避し、投票の機会を作るため」。定数20の市議選で、立候補予定者説明会の出席者は20陣営にとどまっていた。

 今回の統一地方選で定数を削減するのは9市村議会。高崎市=41→38▽太田市=34→30▽藤岡市=22→20▽安中市=24→22▽富岡市=21→18▽沼田市=22→20▽嬬恋村=14→12▽片品村=14→12▽上野村=10→8。「議員を減らせ」という激しい住民運動があったわけではない。むしろ目につくのは、なり手不足による定数割れや無投票を阻止するための「応急処置」的な削減だ。

 「今の待遇では議員になりたい若者がいても厳しいだろう」。川場村議の一人は人材枯渇の一因として議員報酬の低さを挙げる。県内最低の月額12万5000円。議員活動は平日の日中が中心で、「兼業」も難しい。この村議は「本音を言えば、働き盛りの若手に議会を刺激してもらいたい。いろいろな人に声もかけてきた。でも今の時代に議員報酬を上げるべきだとはなかなか言えない」と嘆く。

 議員報酬は、上野村14万6300円、高山村15万円と、山間部の低額ぶりが目立つ。資産家か年金生活者、自営業者らでないと引き受けにくい仕事になっているのが現実だ。必然的に、議員の高齢化が進む。毎日新聞の全国アンケートによると、県内で議員の平均年齢が最も高かったのは南牧村の69・6歳。平均年齢が60歳以上だった議会は25市町村と、県内の7割以上を占めた。今月の市議選に出馬せず引退する高崎市議の一人は「若手が入ることで議会に活力が加わる。若い人が興味を示さないのは、議会の存在感が薄くなっている証拠だ」とつぶやいた。

 地方議会の定数を減らし、報酬を低く抑えようとする現状を、一部の議会関係者は自嘲気味に「LCC」と呼ぶ。格安航空会社になぞらえた「ロー・コスト・コングレス」(安上がりの議会)の略称だ。これに対し、他県では少なくなり過ぎた議員数や安すぎる議員報酬を考え直そうとする動きも出ている。

和歌山県由良町議会は07年、それまで14だった定数を10に減らした。すると、住民の多様な声を反映しにくくなったという。玉置一郎議長(50)は「今では後悔している。まるで非正規雇用のような任期4年で、選挙費用の負担と落選のリスクもあるのに、報酬は安く、若い人に見向きもされなくなった」と失敗を認める。民主主義のコストは安ければいいというものではないとして「安易な報酬カットや定数削減は議員も住民も自分の首を絞めることになる」と訴え、本当に適正な水準を模索しているという。

 高崎経済大の増田正教授(政治学)も、なり手不足が深刻化する現状について「議員報酬を増やすなど、何らかの形で職業としての魅力を引き上げることが必要」と指摘する。【角田直哉】

5056チバQ:2015/04/19(日) 22:33:03
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 ◇県内自治体の議員報酬
      議員報酬(円)  政務活動費(円) 平均年齢(歳)

  県   83万      30万      53

 前橋市  58万5000  10万      57

 高崎市  57万      8万3333   60.4

 桐生市  43万2000  3万1666   55.4

伊勢崎市  48万5000  3万5000   57.2

 太田市  48万5000  3万5833   60.9

 沼田市  32万2000  1万       63.1

 館林市  38万7000  1万2500   59.2

 渋川市  36万      1万5000   63.7

 藤岡市  37万      1万2500   59.5

 富岡市  36万        8333   63.8

 安中市  36万      1万       62.5

みどり市  36万      1万       62.7

 榛東村  21万      −−−      62.2

 吉岡町  19万      −−−      68.4

 上野村  14万6300  −−−      66.8

 神流町  15万7000  −−−      62

下仁田町  19万9000  −−−      66

 南牧村  18万      −−−      69.6

 甘楽町  21万      −−−      68

中之条町  23万5000  −−−      −−

長野原町  16万      −−−      66.2

 嬬恋村  21万      −−−      64.4

 草津町  22万5000  −−−      57

 高山村  15万      −−−      65.1

東吾妻町  21万3000  −−−      62.1

 片品村  16万2000  −−−      62.5

 川場村  12万5000  −−−      62

 昭和村  17万7000  −−−      64.1

みなかみ町 24万3000  −−−      60

 玉村町  24万2000  −−−      64.1

 板倉町  22万2000  −−−      64

 明和町  22万      −−−      58.8

千代田町  22万      −−−      59.8

 大泉町  30万3000  1万2500   59.7

 邑楽町  22万7000  −−−      68.1

 注)報酬は4月8日現在。政務活動費は月額に換算した。年齢は毎日新聞の全国自治体議会アンケートを元に小数点第2位を四捨五入。中之条町はアンケート未回答。県議は12日の当選者から算出した

5057チバQ:2015/04/19(日) 22:33:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk10010162000c.html
’15統一地方選:地方議会と有権者は今/下 外国人や高校生の思い 「代わりに行きたい」 投票の権利使って /群馬
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 「訴えたいことがたくさんあるから、代わりに投票に行きたいくらいだよ」。12日の県議選で投票率が過去最低の45・14%を記録したことを知り、伊勢崎市のバングラデシュ国籍の男性(45)は歯がゆそうに話した。県内で暮らす外国人は約4万2000人。住民税や消費税の納税義務はあるが、自治体に納めた税金の使い道には口出しできない。参政権がなく、選挙で意思表示できないためだ。

 男性は18年前に来日し、自動車販売業を営む。ニュースを確認するのが日課だ。10日には日経平均株価が15年ぶりに一時2万円台を回復した。しかし、物価は上昇するが収入は上がらず「景気回復は実感できない」。もし投票権があれば、地域経済活性化や雇用創出に熱心な候補に1票を投じてみたいという。

 昨年の衆院選でも、県内の投票率は51・72%と過去最低を更新した。県が35市町村の有権者計2万5392人を対象に実施した抽出調査によると、年代別の投票率は、70代以上=59・94%▽60代=68・84%▽50代=62・03%▽40代=50・83%▽30代=41・55%▽20代=30・96%。若年層の低投票率が際立った。

 一方で、選挙年齢は今国会で現行の20歳以上から「18歳以上」に引き下げられる見通しとなっている。来夏の参院選から、一部の高校3年生を含む10代が投票できるようになるはずだ。高校でも有権者教育が本格化しようとしている。これらの有権者予備軍は、半数が権利を放棄している大人たちをどう見ているのか。

 「せっかく持っている権利を使わないのはもったいない」。県内の高校3年の女子生徒(17)は「45・14%」という数字を残念がった。ほぼ毎日、新聞に目を通し、投票年齢の引き下げにも期待している。参政権を与えられたら、経済的理由で大学進学を諦めざるを得ない人が大学で学べるように、返還不要の給付型奨学金の充実に熱心な候補を探して投票してみたいという。

 また、別の高校3年の女子生徒(17)は今回の県議選について「各候補を紹介した報道を見ても、政策の違いが分からなかった」と振り返る。授業以外に自ら踏み込んで学ぶ必要性を感じた。「知識や批判力を身につけてから投票に行きたい」と痛感し、大人の投票行動を凝視する。

 26日には9市町村の首長選と23市町村の議員選がある。バングラ国籍の男性は言葉に力を込めた。「何も変わらないと思わずに、投票には行った方がいい。自分の国と地域の将来のためなのだから」【田ノ上達也】

5059チバQ:2015/04/19(日) 23:04:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddn041010016000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 過疎深刻ユズの村、高知・北川村 「政治よ知恵貸して」 議会も高齢化、議論白熱せず
毎日新聞 2015年04月17日 大阪朝刊

 高知県東部にある北川村は、日本有数のユズの産地として知られる。しかし、ユズの価格が低迷し、納税者1人当たりの2013年の年間平均所得は全国1741市区町村で1508位だった。人口はピーク時の2割に当たる約1400人まで落ち込み、65歳以上の高齢者が4割を超える。アベノミクスの恩恵が届かず、人口減少に直面する自治体の一つだ。村長・村議のダブル選(21日告示、26日投開票)を前に現場を歩いた。

 高知市内から車で2時間。北川村を流れる奈半利(なはり)川沿いを上流へ向かうと、山あいの地にユズ畑が広がる。「もうすぐ白い花が咲き、8月には青い実がなる。忙しくなるよ」。ユズ農家の新井(にい)広一さん(77)は葉の状態を1枚ずつ確かめた。

 高知県は全国のユズ生産の半分を占め、その15%を北川村が出荷している。村の半数の世帯が栽培に関わる基幹産業だ。

 しかし、新井さんは「ユズは銭にならない」とため息をつく。産地間競争で買い取り価格が低迷し、7反(約70アール)を栽培しても売り上げは年間80万円程度。年金がなければ生計が立たない。農家の大半は高齢者で、後継者の確保が課題だ。新井さんの息子も東京で所帯を持ち、ユズ畑を継いでくれる保証はない。「放っておけば村のユズ産業は衰退する。若い人が参入したくなるようなアイデアを政治や行政は出してほしい」と願う。

 村に最も活気があったのは1960年ごろ。奈半利川で発電所の建設が続き、人口は6000人に達した。しかし、工事が終わると雇用は減り、地場産業の林業も衰退して人口は激減した。医療機関のない「無医村」で、民間団体が「消滅可能性」があると指摘した。

 先月末、10年間務めた大寺正芳・前村長(71)が病気を理由に辞職した。村長選は過去4回連続で無投票で、今回も後継指名を受けた上村(かみむら)誠副村長(53)の他に立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。上村さんは言う。「村にはユズしかないが、やり方次第で若者が生活できる産業になる。『村づくり、人づくり』の知恵を絞っていきたい」

 村議選(定数8)も03、07年と無投票が続いた。今回は10人が出馬を予定している。現職の平均年齢は70・8歳で、全国で3番目に高い。

 浜渦康雄議長(68)は「議会で激しい議論になったことはない」と苦笑する。一般質問に立つのは多くて3人。当初予算を審議した3月議会は3日間で終わった。この4年で議案を否決したり、修正したりしたことはないという。浜渦さんは「集落が消滅し、子供の数もどんどん減っている。議会から活気づけたい」と話す。【藤田剛】

 ◇513自治体で所得減少 本紙調査、住民平均
 総務省の統計に基づいて毎日新聞が算定した全国自治体の住民平均所得を見ると、アベノミクスで好況と言われる中、全1741市区町村の3割にあたる513自治体で、2013年の所得が前年より減少していた。このうち65%超の337自治体は、民間有識者会議の唱える「消滅可能性都市」と重なる。

 513自治体の平均額は287万1000円で、全国平均の327万4000円を上回ったのは、わずか20自治体だった。全国平均に届かない下位自治体の多くで平均所得が減っており、富裕層の多い大都市部がより豊かになる一方、平均所得の低い自治体がより貧しくなっている。

 都道府県ごとに所得減少自治体の割合を調べると、長崎61・9%(21自治体のうち13)▽奈良61・5%(39自治体のうち24)▽鹿児島60・5%(43自治体のうち26)−−の順に高かった。

 513自治体は人口減少や少子高齢化が進む農村部がほとんどだが、県庁所在地の佐賀市や政令市の福岡市など都市部も交じる。東京都も全62自治体のうち8自治体で平均所得が下がったが、農村部や島しょ部の市町村だった。【和田浩幸】

5060チバQ:2015/04/19(日) 23:13:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417dde041010069000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 静かに学校消えた 「山村留学」にぎわった地域の核 かつて「人口最少の村」争点にもならず
毎日新聞 2015年04月17日 東京夕刊
 かつて「日本一人口が少ない村」だった愛知県豊根村富山(とみやま)地区(旧富山村)で今春、地区唯一の学校が閉校した。都市部の小中学生が親元を離れて学ぶ「山村留学」でも知られたが、人口減少の流れには勝てなかった。「学校は地域の核だった」。住民は不安を募らせる。

 「友達の数は少なくても、すごく仲良くなれた。もっと一緒にいたかった」。閉校まであと数日と迫っていた3月末、地元で育ち、村立富山小中学校に通っていた安井恵里花さん(12)が通学路の階段でつぶやいた。

 同校は、山村留学を県内で唯一受け入れた小中一貫校。2014年度の児童・生徒数は小3〜中3の計18人。地元の子は7人で、11人が留学生だった。

 山村留学は旧富山村時代の1985年に始まり、10年間の休止を経て、05年から地元住民らで作るNPO法人が事業を担当した。この間、全国各地の140人以上が寮生活を送りながら学び、育った。指導員として採用された若者も村外から移住し、消防団などに参加して地域を支えた。NPO元理事長で、豊根村議の山下喜代治さん(63)は「山村留学が地域を活性化させた」。

  ◇

 旧富山村が隣の豊根村に編入統合されたのは05年。これといった産業もない人口215人(当時)の村が、財政破綻を避けるための選択だった。「学校を残す」が合併条件の一つ。だが、子どもは減り、13年度には留学生が多数になった。数年後には地元の子がゼロになると言われた。

 豊根村は山村留学に年間1000万円を補助。財政が厳しさを増す中、村は2年前、富山小中学校を豊根小学校と豊根中学校へ編入統合することを決めた。

 今年2月の村長選。伊藤実村長(64)に対し、前村議が閉校の白紙化を求めて立候補した。しかし、伊藤村長が2倍以上の得票で再選した。

  ◇

 閉校後、富山小中学校に食材を納入していた地区唯一の商店が廃業し、60代の店主夫婦は村を出た。地元の子ども7人のうち3人が豊根小中学校に移り、バスで片道1時間かけて通う。中1の安井さんと弟の小4、豪君(9)ら残る4人は隣接の浜松市天竜区にある小中学校への越境通学を選んだ。山村留学の子ども全員と、一部の指導員も村を去った。富山地区の人口は3月末現在で99人と、1年前より14人減った。

 校舎の跡地利用は未定。21日には村議選が告示され、富山地区から1人が出馬予定だが、閉校問題は争点になりそうもない。「地域との関わりが特に強い学校だった。普通の閉校以上の閉塞(へいそく)感が漂うかもしれない」。住民の男性(63)が漏らした。【町田結子】

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 ■ことば

 ◇学校の統廃合
 文部科学省によると、過去10年の平均で年間、約500の小中高校が廃校。人口減少が要因で、同省は今年1月、約60年ぶりに公立小中学校の統廃合基準を見直し、「1学年1学級以下」の学校には早急な統廃合の検討を促した。廃校は地域の衰退を加速させる恐れもあり、「他校との合同授業」など、存続の場合の対応策も示した。


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