したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1953チバQ:2011/11/21(月) 12:11:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000177-yom-pol
政党大物来ず、首長・学者が応援合戦…大阪W選
読売新聞 11月21日(月)7時59分配信


拡大写真
街頭演説会に集まった人たちに支持を訴える橋下徹氏=近藤誠撮影
 大阪府知事・市長のダブル選(27日投開票)の各候補は20日、日曜日の買い物客らをターゲットに繁華街に繰り出した。

 ただ、過去の府知事選や市長選で恒例だった政党幹部ら“大物”の来援はなし。代わりに、地方自治の担い手である県知事や市町村長のほか、政治学者までが応援合戦を繰り広げる異例の「ラストサンデー」となった。

 ◆「人柄伝えやすい」

 民主、自民が支援する現職の平松邦夫氏(63)には、政治学者の山口二郎・北海道大教授や精神科医の香山リカ氏、上田文雄・札幌市長らが、ミナミなどで平松氏支持を訴えた。

 山口氏は、一騎打ちとなる大阪維新の会代表・橋下徹氏(42)について、「自分の意見に逆らう者は全部排除する。地域の多様性を育んできた大阪の伝統に最も遠いタイプ」と指弾。「今必要なのは、平松氏が体現している連帯や助け合いだ」と強調した。

 陣営幹部は、山口氏らを弁士に選んだ理由を「聴衆に政策や人柄を伝えるには、名の知れた大物に来てもらうより効果的だ」と説明する。ただ、「終盤は後一押しが必要。大臣クラスも呼んでムードを盛り上げたい」と、今後は民主、自民の政党幹部が支援に入る可能性を示唆した。

 ◆「野合批判と矛盾」

 橋下氏には、府知事時代から交友のある中村時広・愛媛県知事が来援し、キタの繁華街で、「(平松陣営には)既得権益にあぐらをかいた連中がうじゃうじゃいる。(選挙戦は)ぬるま湯につかっている人間を、ひっぱり出す戦いだ」と声を張り上げた。橋下氏も「大阪を世界に冠たる大都市にしたい。その夢に向かい、一緒に一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。

 陣営関係者によると、橋下氏が告示前、テレビ番組で「ダブル選に勝てば国政に足をかける」と発言した直後、民主、自民の国会議員から、「応援に入りたい」と打診があったが、断ったという。「平松陣営を『既成政党の野合』と批判しているのに、矛盾する」ためで、著名人の来援は、猪瀬直樹・東京都副知事や河村たかし・名古屋市長ら、地方自治の関係者が目立つ。

          ◇

 府知事選も同様だ。

 前同府池田市長の倉田薫氏(63)は、ミナミの高島屋大阪店前などで街頭演説したが、周りを囲むのは、府内14の市町村長と、民主、自民の地元国会議員ら。

 共産推薦の梅田章二氏(61)も、告示日に志位委員長の来援を仰いで以降、大物投入はなく、この日も、大阪を拠点に活動する党国会議員と演説会に臨んだ。

 維新幹事長の松井一郎氏(47)は、東大阪、柏原、堺各市のイベント会場をはしご。夕方からは、投票率アップを狙い、若者の多いキタの繁華街に繰り出した。

1954チバQ:2011/11/21(月) 20:49:20
http://www.j-cast.com/2011/11/21113826.html
大阪市長選橋下氏圧勝なのか 各紙「情勢調査」の裏読み
2011/11/21 18:51


大阪ダブル選の世論調査と取材を総合した各紙の「情勢調査」が出そろった。大阪市長選をみると、朝日、毎日、読売の3大一般紙が、橋下徹・前府知事のリードを伝える一方、共同通信などは「大接戦」と報じている。

大阪市長選に立候補したのは、現職の平松邦夫氏と橋下氏の2人だけだ。投開票は2011年11月27日に迫っている。果たして現状は、「橋下氏リード」か「大接戦」なのか。

朝毎読など「橋下氏リード」が多数

どうなる大阪市長選。 11月21日付朝刊に載った情勢調査では、朝日「橋下氏が一歩リード」、毎日「橋下氏がリード」、読売「橋下氏が先行」と、3大一般紙がそろい踏みで橋下氏優位を伝えた。約450〜約940人の大阪市内の有権者から回答を得た結果だ。

平松氏に関する表現をみると、毎日と読売が「(平松氏が)追う」、朝日は「懸命に追う」となっている。

ほかにも、記事からは大阪市内の有権者から得た回答数は不明だが、日経新聞(21日付)が「橋下氏が一歩リード」、時事通信(20日配信)は「橋下氏がやや先行」と伝えた。

「やや」とか「一歩」とか不鮮明な表現が並ぶのは、公職選挙20+ 件法が禁じている「人気投票の公表禁止」にあたる可能性を避けるため、告示以降は「●●氏に投票すると答えた人は●%」といった「全体の生数字」は表に出さず、「取材結果も総合した」形にしているためだ。「生数字」は、「社外秘」扱いにする社もある。

参考で、読売新聞の過去の情勢調査記事と比べてみる。11年春の統一地方選で、いずれも現職の「圧勝」で終わった東京都と北海道の両知事選の際(投票約1週間前)の表現をみると、「石原(都知事)が頭一つ抜け出ている」、「高橋(道知事)が大きく先行」となっていた。

今回の府知事選では、読売は「橋下氏が先行」としている。「頭一つ」「大きく」といった表現が欠けた形になっている。

1955チバQ:2011/11/21(月) 20:49:42
「橋下氏リードは僅か3ポイント」?
一方、共同通信(20日付掲載用配信)は「大接戦を繰り広げている」と伝えた。名前の出てくる順番は「橋下氏と平松氏」と橋下氏の方が先になっている。

ちなみに届け出順は平松氏の方が先だ。ある全国紙OBによると、「少しでもポイントが上の候補の名前を先に記事に登場させるのが普通」だそうだ。

産経新聞も20日付朝刊で「橋下氏と平松氏が激しく競り合う」と分析した。

週刊誌はどうか。週刊現代が今週号(12月3日号)で、「橋下徹 本誌調査ではやっぱり『圧勝』なのだが」との見だしで報じている。

「大阪の繁華街で大阪市民100人」にきいたところ、橋下氏が「ダブルスコア」だった、と具体的な数字を示して紹介している。

一方で、「不安材料」も挙げた。たとえば、「大阪維新の会の関係者」の話として、維新の会メンバーが行った調査では「橋下のリードは僅か3ポイント差」しかなかったとしている。

他にも、橋下氏の支持率が高い若年層や無党派層は一般的に投票率が低いことや、投開票日に雨が降るなどして投票率が低くなれば「(橋下氏にとって)致命的」との「橋下陣営幹部」の声にも触れている。陣営内に「橋下氏の人気の上滑り」を警戒する声があるというわけだ。

大阪市長選の期日前投票(告示翌日から7日間)をした人は、07年の前回市長選のときより約8割増となり、関心の高さをうかがわせている。

1956チバQ:2011/11/21(月) 20:50:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111121/plt1111211608001-n1.htm
大阪W選の裏側…“優勢”橋下陣営が焦るワケ
2011.11.21


圧倒的にリードする思惑が崩れた橋下氏=20日夕、大阪市北区【拡大】

 大阪ダブル選挙の投開票(27日)まで1週間を切った。報道機関の世論調査もほぼ出そろい、橋下徹前大阪府知事(42)と現職の平松邦夫氏(63)の一騎打ちとなった大阪市長選は、おおむね「橋下リード」。だが、人気・知名度で勝り、当初は圧勝も予想されていた橋下氏陣営には伸び悩みの焦りも隠せない。

 先週末から週明けにかけて新聞各社は一斉に情勢調査の結果を報道した。程度の差はあれ、市長選は「橋下氏リード、追う平松氏」、府知事選は大阪維新の会幹事長、松井一郎氏(47)と前池田市長、倉田薫氏(63)が「接戦」で、ほぼ一致している。

 「社によってバラツキはあるが、10ポイント以上の差で橋下氏リード。ただ、ひと桁差と出た社もある」(府政関係者)

 だが、橋下氏陣営は「もう少し競り合っているような気がする」と慎重な態度を崩さない。組織の引き締めという側面もあるが、危機感も相当なものがあるようだ。

 「いくつか理由がある」と先の府政関係者。

 「ひとつは橋下氏の支持層が無党派、若者に偏っていること。つまり、世論調査の結果がそのまま投票動向に結びつかない。さらに『橋下氏支持票』が頼りの松井氏当選のためには、もっと圧倒的な支持率の差がほしかったのが本音だろう」

 そして、最後が文字どおり「追われている」点だ。

 橋下氏が「大阪都構想」を掲げて大阪W選挙を正式にブチ上げた先月中旬の下馬評では、橋下氏と、同氏率いる維新の会が推す松井氏のW勝利が確実視されていた。4月の統一地方選で、維新の会が府下各自治体の議会選で圧勝し、府議会でも単独過半数をとる大躍進。橋下人気におびえる民主、自民の中央は府知事選での不戦敗も視野に入れていたほどだ。

 それから1カ月。橋下氏の街頭演説には今も多くの有権者が詰めかけるが、維新の会の会合には空席も目立つなど、当時の熱はない。

 選挙プランナー、三浦博史氏は「前提としてこれといった失政のない現職の2選目の選挙は強い。さらに、その平松さんが『悪人』ではないことが、橋下さんの陣営には誤算になっているのでは」と話す。

 「橋下さんは小泉純一郎元首相と同じく、敵を作って攻撃することで自分をよくみせる手法。府知事選では府庁や役人を悪者にし、今度は平松さんや大阪市役所を攻撃しているが、大阪の有権者は、肝心の平松さんが悪人ではないことを知っているので、あまり効果が出ていないようだ」

 そして、「府知事選では地味な松井さんに比べ、やはり倉田さんは長い政治家経験もあって、演説もうまい。この両候補の差に市長選も引っ張られ、影響が出る可能性がある」と読む。

 勝敗に大きく影響するのが投票率。過去の市長選を振り返ると、2005年が33・92%、07年が43・61%だったが、市選管は「このまま推移すれば投票率アップも期待できる」という。通常、投票率が上がれば、無党派層に支えられた橋下陣営が有利なのだが…。ラスト1週間、総力戦で勝利をつかむのはどちらか。

【大阪ダブル選挙 新聞各社情勢調査】
産経「橋下、平松両氏が接戦」
  「知事選も競り合う」
朝日「橋下氏一歩リード、平松氏追う」
  「松井氏、倉田氏競る」
読売「橋下氏先行、追う平松氏」
  「知事選、松井氏ややリード」
毎日「橋下氏、平松氏に先行」
  「松井氏追う倉田氏」
日経「橋下氏一歩リード、平松氏が追う」
  「松井氏と倉田氏が競り合う」

▼大阪府知事選立候補者
倉田  薫 63 前池田市長 諸新
中村  勝 60 会社社長  諸新
マック赤坂 63 元会社社長 諸新
岸田  修 70 元府職員  無新
梅田 章二 61 弁護士   無新
松井 一郎 47 元府議   諸新
高橋 正明 69 元中学教諭 無新
 (届け出順)

▼大阪市長選立候補者
平松 邦夫 63 市長    無現
橋下  徹 42 前知事   諸新
 (届け出順)

1957チバQ:2011/11/21(月) 20:51:41
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20111121ddn003010020000c.html
クローズアップ2011:大阪ダブル選・中盤情勢 都構想賛否と連動
 ◇7割投票「行った」「必ず行く」
 27日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は大阪を二分する激戦が続いている。毎日新聞とMBSの世論調査では、大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」と「教育基本条例案」について、賛成が反対を大幅に上回った。情勢では、大阪維新の会が公認する橋下徹氏(42)と松井一郎氏(47)が維新支持層をほぼ固めているのに対し、民主、自民が支援する平松邦夫氏(63)と倉田薫氏(63)は両党支持層を固め切っておらず、終盤戦が焦点となりそうだ。【高山祐、堀文彦、田中博子】

 維新が掲げる「大阪都構想」は、府と大阪、堺両市を解体して「都」と「特別自治区」に再編。大阪市は8〜9の区に分割し、中核市並みの権限を持たせる。

 市長選では、「賛成」「どちらかといえば賛成」が計42%、「反対」「どちらかといえば反対」は計28%だった。知事選では、賛成派が51%と、反対派のほぼ2倍に上った。市長選の年代別では20代で賛成派が63%を占めた。

 都構想の賛否は、市長選、知事選ともに投票先と連動する傾向が浮き彫りになった。市長選で橋下氏に投票するとした人のうち、「賛成」「どちらかといえば賛成」は計73%だったのに対し、平松氏に投票するとした人では、「反対」「どちらかといえば反対」が計64%を占めた。知事選でも、松井氏を支持する人の88%が賛成派、倉田氏を支持する人の51%が反対派だった。

 維新は、知事が教育目標を設定するなど、教育への政治介入を明確にした教育基本条例案も公約に掲げる。同条例案について「賛成」「どちらかといえば賛成」は、橋下氏を支持する人の計63%に上ったのに対し、平松氏は計18%にとどまった。知事選でも松井氏を支持する人は計77%、倉田氏は計29%だった。

 市長選の支持政党別で、同条例案の賛成派は維新、自民、民主、公明の各支持層で反対派を上回った。共産支持層は反対派が賛成派の倍以上を占めた。

 市長選で、橋下氏は20代の8割、30代の6割と、若い世代を中心に60代までの各年代で平松氏を上回った。平松氏は、40〜70代以上の中高年層で4割の支持を集めた。

 40年ぶりのダブル選となった今回、市長選では、投票に「既に行った」「必ず行く」と答えた人が計75%、知事選では計71%に上り、関心の高さをうかがわせた。

1958チバQ:2011/11/21(月) 20:51:59
◇カギ握る公明票の行方
 ダブル選では、自主投票を決めた公明支持層の動向が焦点の一つとなる。10年の参院選比例代表で、同党は府内で投票総数の17・4%にあたる69万8438票、このうち大阪市内では同19・0%にあたる22万3805票を獲得している。この票の行方が結果を左右する可能性がある。

 調査結果によると、市長選では5割前後が平松氏を支持する一方、橋下氏への支持が3割と差が出た。知事選では倉田氏への支持が最も多く、5割弱に上った。松井氏への支持は約2割。

 ◇共産6割平松氏
 市長選では、共産票の行方にも注目が集まる。推薦候補予定者が「反維新勢力を結集する」として出馬を取りやめ、平松氏の支援に回っているためだ。共産は市議会では野党の立場にあり、平松氏が浸透するかが課題だが、調査結果では平松氏は支持層の6割を固めている。同党は10年参院選比例代表で市内の投票総数の9・8%にあたる11万5875票を獲得している。

 ◇自民、政党色前面に 民主、現状にいらだち
 市長選で橋下氏がリードしているとの世論調査結果に対し、橋下氏の陣営は「街頭での感覚では、かなり競り合っていると感じる」と慎重姿勢を示す。平松氏の組織戦を上回るには投票率アップが不可欠とし、「若者に投票を呼び掛けるなど、支持を広げていきたい」と話す。一方、平松氏の陣営は「元々、追い掛ける立場。告示前より差を詰めているという実感もある。調査結果に一喜一憂していられない」と淡々と受け止める。支援団体の引き締めや、ビラを新たに作成する方針だ。

 市長選、知事選とも維新の候補者が先行している展開について、維新と対決する既成政党からは終盤戦での巻き返しを誓う声も上がった。平松氏と倉田氏を大阪府連レベルで支援する民主本部の幹部は「なぜリードされているのか。府連は一体、何をしているんだ」と、支持固めが進んでいない状況へのいらだちを隠さない。また、平松氏と倉田氏を支持する自民府連幹部は、市長選について「何かを変えてくれるという、橋下氏への漠然とした期待感が表れていると思う」と分析。知事選については「これまでは自民が表に出ない選挙戦を展開したが、今後は政党色を打ち出していきたい」と意気込んだ。

 市長選では平松氏を自主的に支援、知事選で梅田章二氏(61)を推薦する共産府委員会幹部は「橋下氏には若い層からの期待が高いが、民主主義を破壊する独裁政治だということを訴えていきたい」と述べた。公明府本部幹部は「このまま自主投票の流れは変わらない」と話した。

==============

 ◇大阪府知事選・市長選の質問と回答◇
           知事選 市長選

 ◆教育基本条例案についてどう考えますか

賛成          17  15

どちらかと言えば賛成  32  26

どちらかと言えば反対  10   9

反対          11  12

よく分からない     28  35

 ◆大阪都構想についてどう考えますか

賛成          22  19

どちらかと言えば賛成  29  23

どちらかと言えば反対  12  12

反対          13  16

よく分からない     22  26

 ◆どの政党を支持していますか

民主党         13  12

自民党         11  14

公明党          7   7

共産党          4   5

社民党          1   0

みんなの党        2   2

国民新党         0   0

たちあがれ日本      0   0

新党日本         −   −

新党改革         0   −

大阪維新の会       9   7

その他の政党       1   1

支持政党はない     50  45

 注)数字は%。小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、「−」は回答者なし。無回答は除いた。

 ◇調査の方法
 19、20日の2日間、コンピューターで無作為に作成した電話番号にかけるRDS法で実施した。大阪府知事選、大阪市長選とも750人を目標に、府知事選は766人から、市長選は844人から、それぞれ回答を得た。

1959チバQ:2011/11/21(月) 20:52:28
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20111121ddlk25010194000c.html
選挙:大津市長選 山下氏が出馬断念 市議らに意向伝える /滋賀
 任期満了に伴う大津市長選(来年1月15日告示、同22日投開票)に出馬の意向を示していた元参院議員、山下英利氏(58)が20日、自民系市議会会派「湖誠会」への支援要請を取り下げた。複数の関係者に出馬断念の意向を伝えている。

 複数の政党関係者によると、民主や連合滋賀などが推薦する弁護士、越直美氏(36)が出馬の準備を進めており、3選を目指して立候補の意向を示している現職目片信氏(70)との間で保守層分裂を懸念する声が高まっていた。湖誠会の幹部は取材に「山下氏は、私がやめて目片さん一本で結束すべきだ。これ以上は引き延ばせないと語った」という。

 市長選には共産推薦の医師、東昌子氏(48)も出馬を表明している。【加藤明子】

1960名無しさん:2011/11/21(月) 20:55:41
http://mainichi.jp/kansai/osakawsen/news/20111120ddn041010009000c.html?toprank=onehour
攻防:大阪ダブル選・あと7日 首長“踏み絵”苦慮 「檄文」16人重複

檄文が張られた候補者事務所=大阪市内で2011年11月19日、望月亮一撮影(一部画像を加工しています) ◇倉田氏31人、松井氏22人−−選挙後にらみ重複
 27日投開票の大阪府知事選で、注目を集めているのが府内市町村長の動向だ。前同府池田市長の倉田薫氏(63)=民主府連支援、自民府連支持=が出馬の条件とした「賛同してくれる首長数」の達成を、大阪維新の会幹事長の松井一郎氏(47)側が疑問視したのが注目のきっかけ。両陣営には応援の「檄文(げきぶん)」が届いているが、後々の関係を考えて中立を宣言したり、両候補に送ったりする首長もいる。市町村長はつらい−−。【原田啓之、近藤希実、熊谷豪】

 陣営の発表によると、18日現在、檄文が届いた市町村長の数は倉田氏が31人、松井氏が22人となっている。

 そのうち両陣営に送ったのは16人。倉田氏に出馬要請した中心メンバーの中和博・能勢町長もその一人で、取材に「公明正大に戦ってほしいから」と理由を語った。また、藤原龍男・貝塚市長も「首長としては中立でありたい。2人とも頑張ってくださいという気持ち」と話す。

 同じく両陣営に送った倉田哲郎・箕面市長はこの件について、ツイッターで「ノーコメントで通してます」と何度も発信。茨木市内で18日夜にあった演説会では、倉田薫氏の応援弁士として登壇し「(維新が掲げる)大阪都構想には賛成。自分をここに立たせているのはバランス感覚だ」と複雑な心境を吐露した。

 また、陣営発表では松井氏だけに檄文を送ったとされる岡本泰明・柏原市長のように「送ったかどうかも含めて一切ノーコメント」と明言を避け続けている首長もいる。

 維新代表の橋下徹氏(42)の支援を受けて09年に初当選した竹山修身・堺市長は、どちらにも檄文を寄せなかった。大阪都構想による堺市の分割・再編に反対しており、記者会見で「堺に関係することならきちんと行動、発言しないといけないが、今回はあえて控える」と言明。維新側には「道義に反する」との非難もある。

 こうした動きに対して弁護士の梅田章二氏(61)=共産推薦=の陣営は「すべての立場の人を守るべき首長が、特定の候補に肩入れするのは問題だ」と批判。共産系の議員や労働組合などの支援を受けながら、幅広い層への浸透を図っている。

 ◆これまでの経緯

 倉田氏の出馬を巡っては、吉田友好・大阪狭山市長ら首長有志が10月、出馬を要請。倉田氏は、市長自身が選挙に出ている大阪市と池田市を除く41市町村長の3分の2以上(最低28)の賛同を条件に挙げ、結局「30人が賛同するか支援を確約した」として出馬を決めた。だが、市町村名は公表されていない。

 維新側はこの数字に疑問を呈し「次の選挙で刺客を立てる」などと府内首長をけん制。松井氏への檄文提出を求め“踏み絵”を迫る形となった。

==============

 ■ことば

 ◇檄文
 本来は自分の考えや主張を述べて大衆に行動を促す文書のことだが、「励ましの言葉や文書」とする誤用が定着している。選挙では「祈必勝」などと大書した張り紙を指し、応援の意思表示として団体や個人が陣営へ送ることが慣例となっている。「ため書き」とも呼ばれる。

1961チバQ:2011/11/21(月) 23:15:52
>>1953
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111121/waf11112108370001-n1.htm
党中央、維新との対決に難色?自民、民主「大物応援」低調
2011.11.21 08:37 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

「選挙サンデー」の夕方、繁華街で行われた候補者の街頭演説に集まった有権者ら=20日、大阪市北区(竹川禎一郎撮影)
 大阪府知事、大阪市長のダブル選の投開票が1週間後に迫る中、政党幹部など「大物」の来援が、過去の両選挙に比べて低調だ。市長候補の現職、平松邦夫氏(63)と知事候補の前池田市長、倉田薫氏(63)を府連レベルで支援する民主、自民も、党中央からの応援は20日現在、ゼロの状態。次期衆院選をにらみ、大阪維新の会との全面対決を避けたい党中央の思惑もうかがえ、全国的に注目される大型地方選であるにもかかわらず、政党色がかすんでいる。

 両選挙では告示日などの節目に党幹部らが来阪するのが通例で、過去の選挙では河野洋平氏や村山富市氏、鳩山由紀夫氏、菅直人氏ら重鎮クラスも訪れた。

 平成12年の知事選では、全国初の女性知事となった太田房江氏の出陣式に、小池百合子氏ら全国区の女性議員がずらりと並んだ。

 だが、今回の選挙で告示日以降に応援に駆けつけた党首クラスは、知事選候補者の梅田章二氏(61)を推薦する共産党の志位和夫委員長と、維新を応援するみんなの党の渡辺喜美代表だけ。民主、自民はこれまで1人も訪れていない。

 両党の府連では終盤に向け、民主の閣僚級や自民の小泉進次郎・党青年局長らの来援を求める声が出ているが、平松氏は、市長1期目の実績を地道に訴える選挙戦を展開。倉田氏も、府内21首長からの支援を前面に出す作戦を取っている。

 倉田氏の陣営関係者は「名前だけで聴衆を集められる国会議員は、なかなかいない」と語り、「国会議員は動きが鈍い。維新との対決を恐れているんじゃないか」と本音も漏らす。

 一方の維新側は、既成政党との対決姿勢を鮮明に打ち出し、市長候補の前知事、橋下徹氏(42)、知事候補の前府議、松井一郎氏(47)とも、あえて外部の応援には極力頼らない作戦を取る。

 橋下氏らと親しい元経済企画庁長官の作家、堺屋太一氏や、元横浜市長の中田宏氏らの応援は受けるが、陣営関係者は「ある意味、この選挙戦で橋下氏以上のVIPはいない」と強気の構えをみせている。

1962チバQ:2011/11/21(月) 23:16:27
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111118/waf11111813500010-n1.htm
前半戦ルポ(上)平松陣営「橋下批判抑え、福祉、雇用を強調」
2011.11.18 13:48 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

団地内で支援を呼びかける平松邦夫候補=18日、大阪市城東区(山田哲司撮影)
 現職の平松邦夫氏(63)は18日午前、大阪市城東区の市営住宅に姿を見せた。住民1人1人と握手を交わしながら、話に耳を傾けた平松氏。「独裁者に大阪市を渡してはならない」「彼は催眠商法の天才」−当初、演説のほとんどを占められていた“橋下批判”は少なくなり、どちらかといえば、やさしい口調で主張を訴える。

 注目度が高いこともあって、告示直前、各種団体が主催する公開討論会が相次いで開催された。激論を交わした相手は、知名度抜群で、人気も高い前大阪府知事の橋下徹氏(42)。「言葉に反論しなければ」との気持ちがあった。

 橋下氏の手法に対し、市民からは問題視する声もある。橋下氏を批判することで、聴衆からはそれなりの反応もあるが、「相手への批判よりも周囲との協調に力を置きたい」と考えるようになったという。

 平松氏自身は「序盤、演説の内容を日々変えていって、最後の1週間に中身を固める」としていたが、反論に力を入れすぎ、相手の“土俵”に乗りたくないとの思いもあるようだ。

 陣営関係者は「地方選挙において、失政のない2期目の現職は強い、といわれるが、相手は橋下さん。楽観する声は全くなく、リードされているのは間違いないが、人柄をきちんと見てもらえれば浸透するはずで、追いつきつつある」としている。

 大阪市生野区のスーパー前で、聴衆と握手を交わしている途中のことだった。平松氏に「公務員の数、多すぎるんちゃうか」と詰め寄る初老の男性がいた。うなずきながら、男性の話を聞いた平松氏はゆっくりと、市の取り組みを説明。「これからも減らしていきます」と声をかけると、男性は納得したような表情を見せた。

 平松氏が市長として心がけたのは現場に行くこと。地域イベントの参加回数はこれまでで550回以上。これほど街に飛び込んだ市長はいないという自信があるからこそ「一緒にやりましょう」と言えるという。

 橋下批判を抑え、演説で語っているのは、市長としての実績やこれからの政策だ。17日夜の個人演説会でも、震災支援や福祉、雇用施策をじっくり説明。「市内を走り続けたことで、市民とともに行動すれば、すばらしい街ができるという信念を持った」と語った。





 13日に告示された大阪市長選は、27日の投開票を控え中盤戦にさしかかった。現職市長の平松邦夫氏と前府知事の橋下徹氏はどんな戦いぶりをしているのか。2回にわたってリポートする。

1963チバQ:2011/11/21(月) 23:17:04
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111119/waf11111912160006-n1.htm
【ダブル選】
前半戦ルポ(下)橋下陣営「独裁」批判を笑顔で払拭 
2011.11.19 12:15 (1/3ページ)[westピックアップ]

雨の中、有権者に支持を呼びかける橋下徹氏=19日午前、大阪市阿倍野区(渡守麻衣撮影
 「平松さんの改革は、前市長がつくった案をそのままやっただけ。うちの子供が市長でもできますよ」

 市営住宅前で演説する前大阪府知事、橋下徹氏(42)。現職の平松邦夫氏(63)を攻撃する話題では極端な比喩を用いて聴衆を引きつけ「市役所を今のまま残すか、一から作り直すか」と二者択一を迫る。

 演説が終盤にさしかかると「自民から共産まで一緒になってボコボコにされてます。皆さんが頼りです」とお願いモードに。悲壮感はうかがえないが、ある日は1日で回った7つ区の全てで劣勢を強調。週末の19日午前も住宅街で、自らのピンチをアピールした。

 橋下氏を一目見ようと、商店街で1時間待ったという主婦(68)は「橋下さんは、きっちりと政策をいうてくれる」。握手の後で「元気をもらった」と語った高齢女性もいた。

 陣営が気にしているのは「政治には独裁といわれるぐらいの力が必要」とした橋下氏の発言だ。賛否両論を巻き起こす意図的な発言だったとはいえ、相手陣営はこれを機に「反独裁」キャンペーンを展開。陣営内には「言うべきでなかった」という声も漏れる。

 このため、街頭ではスキンシップを重視し、こまめに握手や記念撮影に応じることで「独裁者」のイメージ払拭を狙う作戦に出ている。「直接、人柄に接してもらうのがてっとり早い」という判断だ。

 抜群の知名度もあって歩くだけで人だかりができ、満面の笑みで握手を交わす。「子供さんに食べさせて」とお菓子の詰め合わせを渡す女性やコック服姿で駆け寄るパティシエも。商店街で一緒にカメラに収まった若い女性は「めっちゃ、やさしいキャラやん」と微笑んだ。

 陣営は勝負のカギを握るのは投票率とみる。相手陣営を支えるのは、既存政党などの組織票。橋下氏自身も「投票率が60%以下だったら負ける」と分析している。

 大正区での個人演説会でも「維新を応援してくださる方は、ほとんど投票に行ってくれない。票をください」と頼み込んだ。

 「夢かも分かりませんが、府民市民が一丸となれば必ず夢は実現します」と語る橋下氏。知事選候補との二人三脚でダブル選の勝利を狙う。

 18日夜の旭区の演説でも「人気投票なら(自分たち)2人とも人柄が良さそうに見えないので必ず負ける。でもダブル選は大阪の方向性を問う選挙だ」と笑いを誘い、政策選択選挙だと訴えた。

1964チバQ:2011/11/21(月) 23:24:06
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201111210016.html
大阪市長選、橋下氏一歩リード 朝日新聞社情勢調査2011年11月21日

 27日投開票の大阪市長・大阪府知事のダブル選で、朝日新聞社は19、20の両日、市内と府内の有権者にそれぞれ電話調査し、取材とあわせて情勢を探った。市長選では前府知事の橋下徹氏が一歩リードし、現職の平松邦夫氏が懸命に追う展開。知事選では、地域政党・大阪維新の会の松井一郎氏と前大阪府池田市長の倉田薫氏が競り合っている。ただ、投票態度を明らかにしていない人が市長選で3割、知事選で5割おり、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、大阪市長選では、大阪府知事を任期途中で辞任した大阪維新の会公認の橋下氏が、維新支持層をほぼ固めた。民主支持層や自民支持層の半数に浸透。無党派層の支持も6割と厚い。20代から60代までの幅広い年齢層でまんべんなく支持を得ている。投票する際に一番重視することで「政策や公約」を挙げた層での支持が7割もある。

 民主党府連が支援、自民党府連が支持する平松氏は、民主、自民両支持層のそれぞれ5割近くを押さえた。自主的に支援する共産党の支持層の支持も受け、追い上げを図っている。70歳以上の高齢層の支持が高い。一番重視する投票基準に「人柄」と答えた人の6割近くが支持している。

 市長選に「大いに関心がある」と答えた人は57%で、2007年の前回市長選の28%のほぼ倍に。大阪都構想や政治手法をめぐり真っ向から主張がぶつかりあう選挙は有権者の関心を高めており、投票率が前回の43.61%を上回ることも予想される。

■知事選は競り合い

 大阪府知事選では、維新の会公認の松井氏が、橋下氏と連携して大阪都構想の実現を訴え、維新支持層の大半を確保。民主、自民の各支持層の4割近くに食い込んでいる。無党派層からは4割の支持を得ている。

 民主党府連が支援、自民党府連が支持する倉田氏は、民主支持層の5割以上、自民支持層の6割の支持を獲得。無党派層の半数に浸透している。

 共産党推薦の梅田章二氏は共産支持層の大半を固めたものの、広がりが見られない。その他の4候補はいずれも苦しい。

 知事選に「大いに関心がある」と答えた人は47%。08年の前回知事選(投票率48.95%)の38%を上回った。

     ◇

■大阪市長選の候補者

平松 邦夫 63 大阪市長

橋下  徹 42 〈元〉大阪府知事

■大阪府知事選の候補者

倉田  薫 63 〈元〉大阪府池田市長

中村  勝 60 政治団体代表

マック赤坂 63 スマイル党総裁

岸田  修 70 〈元〉大阪府職員

梅田 章二 61 弁護士

松井 一郎 47 大阪維新の会幹事長

高橋 正明 69 〈元〉中学校教諭

(届け出順、数字は年齢、敬称略)

     ◇

 〈調査方法〉 19、20の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、大阪市長選は市内、大阪府知事選は府内の別の有権者を対象に調査した。世帯用の電話と判明した番号と、有効回答、回答率はそれぞれ、大阪市が1275件、938人、74%。大阪府は1430件、1020人、71%。

1965チバQ:2011/11/22(火) 20:37:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111122/stt11112217250012-n1.htm
党幹部応援を検討 大阪W選で民主
2011.11.22 17:25 [民主党]
 民主党大阪府連代表の平野博文国対委員長は22日、国会内で開かれた党常任幹事会で、27日投開票の大阪府知事選と大阪市長選について、党幹部の応援を検討していることを明らかにした。平野氏は「接戦だ。増税、増税という記事が多くて選挙にマイナスだ」と報告した。大阪ダブル選をめぐって、民主党は党本部の公認・推薦を見送り、府連の支援にとどめている。

1966チバQ:2011/11/22(火) 20:38:58
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111122-OYO1T00768.htm?from=top
大阪ダブル選、「ネット選挙」野放し…公選法追いつかず
 激戦の大阪ダブル選(27日投開票)で、インターネットに候補者の政見放送や街頭演説の様子が流出するなど、公職選挙法で想定していなかった事態が起きている。候補者がネット利用を控えても、陣営関係者が個人演説会の予定を書き込む例も。法整備が遅れるなか、じわじわと「ネット選挙」が進みつつある。

 「知事をやってほしい」「説得力がある」――。

 大阪府知事選の告示後、候補者7人の政見放送が動画サイトに投稿され、閲覧者の書き込みが相次ぐ。ある候補者の映像はネット上で話題を呼び、アクセス数が30万件を超えた。

 現行の公選法では、テレビの政見放送は1人5回と定められている。告示後に配布できる「文書図画」はビラやはがき、マニフェスト(公約)に限られ、ネットによる選挙運動は一切禁じられている。

 こうした状況について、府選管も「法律に照らせば違法」と認めつつも、「投稿者の特定は難しい」として野放し状態だ。ネット上では、大阪市長選の候補者の街頭演説の様子も複数投稿されている。

 ネット利用を自粛する候補者に代わり、議員らが発信する例も見られる。

 「○日○時より△△の個人演説会を実施します」

 ある大阪市議は、応援する候補者の演説会の予定を自身のホームページで告知。市選管は「特定候補への投票を呼びかける選挙運動にあたるとみなされれば、公選法違反」としているが、有権者が演説の感想などをネット上でつぶやくことは、選挙運動と見なされない限り摘発は難しく、線引きはあいまいだという。

 ネット選挙の実情に詳しい松原聡・東洋大教授(経済政策)は「与野党ともネット選挙の解禁で一致しているのに、政局の混乱で法改正が見送られ、現実とのズレが鮮明になっている。違法状態が続くのは政治の怠慢だ。ルール作りを急いでほしい」と話している。

(2011年11月22日 読売新聞)

1967チバQ:2011/11/22(火) 20:41:27
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/111122/20111122012.html
“身一つ”独自の戦い 大阪知事選4候補
2011年11月22日
 27日投開票の大阪府知事選では7人の候補者が舌戦を繰り広げている…はずなのだが、街頭のポスター掲示場は、民主、自民両党府議団が推薦する前池田市長の倉田薫候補(63)、共産推薦の弁護士、梅田章二候補(61)、大阪維新の会幹事長で元府議の松井一郎候補(47)−の3枚だけのものが目立つ。大きな政治団体に所属していない“身一つ”の他の候補者らは、決して豊富ではない活動資金や人員の中で、独自の選挙戦を展開している。


独自の戦いを展開する府知事選候補。通行人へ懸命に訴える=19日午後、大阪市北区
 府選管によると、今回の府知事選で府内に設置されたポスター掲示場は約1万2千カ所。大阪市内だけでも約3千カ所に上る。個人作業には限界があり、ある候補者は「紙代は知れているが、(自分でしないと)貼り代は1枚350円かかるそうだ。全部貼ってもらうといくらかかるか」とこぼす。

 会社社長の中村勝候補(60)は、ポスター500枚を堺市など府南部に自ら貼り歩いた。「『本人か、頑張れよ』と声を掛けられ、いいアピールになっている」と言う。街宣車は今春の堺市議選立候補時にワンボックスカーを改良したものを活用。泉北高速鉄道・泉ケ丘駅前で街頭演説を重ね、府4分割案などで支持を訴える。

 街頭演説で異様な盛り上がりを見せているのが元会社社長のマック赤坂候補(63)。東京都知事選に続き奇抜な演出の政見放送が動画共有サイト「ユーチューブ」で話題を呼び、梅田の地下街に登場すると遠巻きに写真を撮る人だけでなく、ビラを求める人も。「都知事選にない手応え」を感じながら“スマイル”をアピールする。

 告示前から「原則ポスターは張らない」と宣言していたのは元府職員の岸田修候補(70)。「お金を使えば必ず見返りを求めてしまう」と選挙制度自体に疑問を持ち、選挙活動は「私だけ」、資金は「原則ゼロ」だ。自身の財政再建などの訴えは政見放送で知ってもらう考えで、「公平、公正、高潔に勝負したい」と話す。

 元中学校教諭の高橋正明候補(69)も「お金はかけられない」と、ポスターは地元河内長野市を中心に「数十枚程度」にした。街頭演説のための拡声器も買わず、生の声で語り掛ける。自身の経験を生かした教育改革への思いは強く、「(同じく知事選に立候補した)前回以上に街頭に出て支持を訴えていきたい」と話す。

1968チバQ:2011/11/22(火) 23:02:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111122-00000183-mailo-l26
きょうの京:’12京都市長選 告示まで2カ月 「共対自、民、公相乗り」か /京都
毎日新聞 11月22日(火)13時55分配信

 ◇「第三極」も擁立を模索
 任期満了に伴う京都市長選告示(1月22日)まで2カ月を切った。前回選で敗れた弁護士の中村和雄氏(57)=共産推薦=が出馬表明して着々と準備を進め、再選を目指す門川大作市長(60)も正式表明はしていないものの、出馬の意向を固めている。「共産対自民、民主、公明相乗り」の構図となる流れだが、前回選に出馬した市議の村山祥栄氏(33)が代表を務める京都党が候補者擁立を模索している。【古屋敷尚子】
 ◇門川氏
 「できるだけ早い時期に出馬表明したい」。今月9日、前回選の選挙母体「未来の京都をつくる会」(会長、立石義雄・京都商工会議所会頭)の総会で、門川氏は意欲を示した。翌日には、市議会与党の自民、民主・都みらい、公明の各会派代表と会談し、協力を要請した。
 いち早く動いたのは市議会第1党の自民。党本部に対し門川氏の推薦を要請することを発表した21日の会見で橋村芳和・府連幹事長は「民主、公明と足並みをそろえて選挙を進めたい」と話した。
 民主・都みらいは「花丸ではない分野もあるが及第点」、公明党は「70点」とそれぞれ1期目を肯定的にみている。民主関係者は「特に優れた点はないが、推さない理由もない」と話した。
 ◇中村氏
 前回選で951票差まで迫った中村氏は7月に記者会見を開き、出馬を表明。共産党府委員会と、京都総評系労組などでつくる「市民本位の民主市政をすすめる会」が推薦を決めた。10月には第1次マニフェスト(選挙公約)を発表。市発注の公共工事の請負業者を市内に限定し、経済の活性化を目指す「公契約条例」の制定など7項目を提示した。
 同会や弁護士有志など計6団体が確認団体「京都市政を刷新する会」(代表・出口治男弁護士)を発足。中京区に事務所を開いて早くも“臨戦態勢”の構えで、幅広い層への浸透を目指す。
 ◇京都党
 両陣営関係者が注視しているのが京都党の動向だ。前回選では、告示直前の1月に立候補表明した村山氏が8万4750票を集めた。「第三極」の登場は双方にとって脅威だが、ある民主関係者は「支持層は中村氏より門川氏と重なる。門川氏の票が多く取られるのでは」と分析する。村山氏は「年内には結論を出す」と話している。

11月22日朝刊

1969チバQ:2011/11/23(水) 16:31:13
>>1238 >>1906 >>1907 >>1932
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/feature/nara1197900574800_02/news/20071219-OYT8T00702.htm

回顧なら2007桜井市長選無投票
民不在“慣例”どう打破


無投票当選し、職員らに迎えられて初登庁した谷奥市長(3日、桜井市役所で) 11月の桜井市長選は、元市議会議長の谷奥昭弘氏(64)(無所属)が、16年ぶりの無投票で初当選した。有力新人が次々と浮かびながら、激戦を予感した市民にとって『まさか』の無投票。3度目の挑戦で実現した「谷奥市政」だが、有権者が市政を託す人物や政策を選べず、消化不良気味の市民感情を背にしての船出となった。

 当選した谷奥新市長は3日の就任式で、「無投票を謙虚に受け止め、市民のために頑張る。10年間、市長選ひと筋。過去2回も厳しい選挙戦を強いられ、初めてではない」と語り、政策を訴え続けてきたとの自負をのぞかせた。

 市では以前から、次の市長候補は古参の県議と前県議のいずれかという、��定説��があり、市長選に向けた取材準備を進めていた。だが、前県議は突然、今夏の参院選に出馬を表明して落選。その後、2人とも市長選に関心を示しながら、結果的に無投票となった。

 古参の市議は「年齢的にも長谷川明・前市長の引退が予想されながら、多くの関係者が定説に安住し、市長選への緊張感を欠いた。統一地方選から参院選まで、有権者を含めた『選挙疲れ』も影響したのでは」と振り返る。

 市幹部OBは「いずれも出馬を模索する印象はあったが、陣営の内外で盛り上がりを欠いての『不戦敗』。市の将来よりも勝敗の行方を水面下で探る姿ばかりが目につき、決断力や市政を担当する緊張感のなさに失望した」と手厳しい。

 市政に目を転じると、長谷川前市長は「明るい希望を持った予算編成は一度も出来なかった」と4期16年間を振り返った。谷奥市長も「新年度予算を組むため、たちまち8億円足りない。これほど厳しいとは……」と漏らしたほど、市の財政状況は厳しい。

 また、新市長就任を待たず、副市長と教育長は“役所の慣例”であるかのように退職した。新年度の予算編成という重要な仕事を投げ出したことになり、谷奥市長は「教育長までも」と首をかしげた。市民不在の“慣例”には、有権者からも「美徳と思うのは錯覚。誰のために仕事をしてきたのか」との批判が強い。

 地域経済の低迷や人口の減少など、地盤沈下が進む地域再生の課題も重い。

 「選挙は終わった。遠い将来を見据えて頑張るしかない」という谷奥市長の言葉通り、議会を含めた組織を挙げての市政運営のあり方が問われる。(田中良太)

(2007年12月20日 読売新聞)

 
 参議院選挙2007
当 中村哲治 (新) ■民主党 359,584
  松井正剛 (新) ■自民党 252,768
  中村篤子 (新) ■共産党 72,666

1970チバQ:2011/11/23(水) 21:36:26
□2003年11月9日実施の選挙の結果

◇桜井市長選挙(奈良県)開票結果 投票率66.65%
当 17778 長谷川明(無現、自・公推薦、76歳、4回目の当選)
  14316 谷奥昭弘(無新、60歳)

1971チバQ:2011/11/25(金) 21:13:28
>>1925>>1933>>1959
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20111125ddlk25010305000c.html
選挙:大津市長選 三つどもえ公算大 自民、目片氏支援へ /滋賀
 ◇保守一本化で対抗
 自民県連は24日、任期満了に伴う来年1月の大津市長選で、現職の目片信氏(70)を支援する方針を固めた。支持母体が重なる元参院議員の山下英利氏(58)の出馬断念を受け、県連幹部らが申し合わせた。市長選には民主、社民推薦の弁護士、越直美氏(36)と共産推薦の内科医、東昌子氏(48)が既に出馬を表明しており、自民の候補一本化で三つどもえの公算が大きくなった。【加藤明子】

 自民県連では同日、候補の一本化を図ってきた市議らが会合を開き、目片氏の推薦要請を受ける方針でまとまった。前夜、同市であった自民系市議の市政報告会で山下氏が目片氏支援を表明。目片氏も壇上で「市民の期待に応えたい」と改めて3選出馬を明言した経緯などを踏まえた。

 報告会では、両氏を支えてきた内田一豊・市自治連合会副会長(71)が「保守一本化という(山下氏の)英断に報い、3期で目片市政を完成させて山下氏にバトンタッチできる体制を作りたい」と“禅譲”を宣言する場面もあった。

 山下氏は毎日新聞の取材に「越氏の出馬は予想外だった。私が身を引くことで自民に結束してほしい」と語った。山下氏を推した市議は「知事や対話の会など幅広い支持を得られると思ったが最悪の事態を想定すべきだった」。県連の石田祐介幹事長も「非常に厳しい選挙戦になることは変わりない」と気を引き締めた。

 ◇民主・社民推薦の越氏、共産推薦の東氏が街頭演説開始
 一方、越氏は21日にJR石山駅前から街頭演説を開始。「これから介護や子育てを担う当事者の代表として大津市を変えたい」などと訴え、川端達夫総務相の地元秘書らが支援に入っている。

 東氏も27日、JR膳所駅前で街頭演説を予定し、「長年医師として多くの患者さんと接してきた。幅広い支持を求めたい」とした。

 ◇対話の会も越氏に決定
 嘉田由紀子知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」は24日、野洲市内で幹事会を開き、越氏の推薦を決めた。党内には山下氏を推す声もあったが、山下氏自身の出馬断念で方針がまとまった。清水鉄次代表は「当初から目片氏を推せない、との意見では一致していた。山下氏が降りた以上迷う理由はなく、全力で越氏を支えていく」と語った。

1972チバQ:2011/11/25(金) 21:25:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111124/elc11112411050000-n1.htm
【大阪ダブル選】
知事選ルポ(上) 倉田薫氏 巧みな話術で親近感アピール
2011.11.21 11:07 (1/2ページ)

個人演説会場で、「頑張ろう三唱」でこぶしを突き上げる倉田薫氏=19日、大阪府枚方市(渡部圭介撮影)
 「大阪都になると、何が変わるのか。府(歩)が都(と)になるだけ。将棋では成金ですが、大阪府が都になっても、金は生み出されません」

 大阪府枚方市内で開かれた前池田市長、倉田薫氏(63)=民主、自民府連支持・支援=の個人演説会。大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」を将棋に例えて批判すると、会場に笑いが広がった。

 親交のある落語家から「『面白い』とお墨付きをもらった」と自信を持つ話術。落ち着きのある演説にユーモアを織り交ぜ、聴衆の笑いを誘う。「絶叫型の演説は苦手でしてね」

 池田市長として16年あまりの実績を積み、政策にも自信がある。唯一の不安材料は、池田市以外では知名度に欠ける点だ。

 陣営が神経をとがらせるのが、ライバルの維新幹事長、松井一郎氏(47)とタッグを組む大阪市長選候補の前知事、橋下徹氏(42)の高い知名度だ。

 「よく『橋下さんに負けるな』と声をかけられますが、私の相手は誰でしたかね」。街頭演説でそう繰り返す。対立陣営について語るときも、ユーモアをにじませることを忘れない。

 倉田氏の選挙戦を支えるのが、支持を表明した府内43市町村の約半数にあたる21人の市町村長たちだ。

 「地元でおなじみ、岡本市長からも推薦をいただいております」。大東市内では、岡本日出士(ひでし)市長が街頭宣伝に張り付いた。住民にとってなじみの深い首長の名前を前面に押し出すことで知名度アップを図る作戦だ。

 大規模な街頭演説などでは「市町村長」と書かれたたすきを掛けた首長たちが、倉田氏を取り囲むようにして応援。倉田陣営が選挙戦のテーマに掲げている「連携」をアピールする。

 選挙期間中、昼食はもっぱら弁当。「店に入って注文しても、何分後に(料理が)出てくるか分からないから」。わずかな時間を惜しみ、たすきをかけたまま箸を口に運ぶ。

 「選挙は足腰が大事。マラソンでいえば、先行する相手(松井氏)に手が届くところまで来ている。マラソンでは手を使って追い抜いたらあかんけど、選挙とはそういうものです」

 池田市議時代を含めると11回目の選挙。選挙戦17日間の長丁場は初めてだが、「だいぶ元気になってきたでしょ」と、ますます闘志を燃やしている。

     ◇

 大阪府知事選に出馬した主な3人の候補者の選挙戦を、届け出順にリポートする。

1973チバQ:2011/11/25(金) 21:26:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111122/elc11112214450000-n1.htm
知事選ルポ(中)梅田章二氏「反独裁」をアピール
2011.11.22 14:43
 「子供さんにメシを食わせないで、『家計が黒字になった』なんて言っているおやじさんがいたら、家からほうり出されるん違いますか」

 大阪府吹田市内で開かれた共産推薦の弁護士、梅田章二氏(61)の個人演説会。「橋下改革で府の財政は改善した」とする前知事の橋下徹氏(42)が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)の主張を、一般家庭に例えて反論した。

 「聴衆に『分かりやすい』と思ってくれるような話をするようにしています」

 他の候補に先駆けて9月に立候補を表明して以来、府内各地を駆け巡ってきた。弁護士として30年あまり、公害問題や労働問題など、常に住民に近い場所で仕事に取り組んできたという自負がのぞく。

 今回の最大のキーワードは「反独裁」だ。

 府知事選への出馬は、過去2回の選挙に続いて3度目だが、今回のダブル選を前に、共産陣営は異例の決断を下した。

 大阪市長選に立候補を表明していた元大阪市議、渡(わた)司(し)考一氏(59)の擁立を告示直前に見送り、再選を目指す平松邦夫氏(63)を支援する方針に切り替えたのだ。共産陣営が市長選に独自候補を擁立しないのは40年ぶり。

 渡司氏とペアで活動を繰り返してきただけに、梅田氏の心中も複雑だったはずだが、「『反独裁』という1点で私は平松さんを応援します」と、すでに迷いはない。

 「紺色系のネクタイしか持っていなかった」という梅田氏が、選挙戦を通じて身に付けているのは、「選挙には明るい色の方がいい」と支持者からプレゼントされたピンクのネクタイ。その横には、反原発の思いを込めた鮮やかな黄色のヒマワリのバッジが光る。

 告示日以降、大阪市内のホテルに宿泊し、同府富田林市内の自宅には一度も帰っていない。昼食はコンビニで買ったおにぎりを食べ、疲れがたまる夕方は栄養ドリンクを飲んでしのぐ。夕食も移動中に食べることが多く、夜は「へろへろになってホテルの部屋に戻り、少しビールを飲んで寝るだけ」という。

 折り返し地点を過ぎた選挙戦。「知事選では、自分が対立軸にならなければ、維新府政の暴走は止められない」と、最後まであきらめない姿勢を貫く。

1974チバQ:2011/11/25(金) 21:26:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111125/elc11112515280000-n1.htm
知事選ルポ(下)松井一郎氏 名前浸透に腐心 橋下氏とのセットだけでは届かない
2011.11.24 11:59 (1/2ページ)

有権者と握手する松井一郎氏(右)=22日夜、大阪府熊取町(木村さやか撮影)

超どぶ板の地上戦で


 「報道では橋下、松井リードなんて言われてますが、実際には劣勢です。どうかみなさん組織のないわれわれを支えてください」

 ダブル選に関する報道機関の世論調査が出そろった選挙戦終盤。大阪府豊中市の千里中央駅前に1人立った松井一郎氏(47)は、身ぶり手ぶりを交えて懸命に声を張り上げた。

 6人の府議から始まった「大阪維新の会」発起人メンバー。幹事長として、春の統一地方選では候補者選定をはじめ選対本部長として選挙戦を取り仕切り、市長選にくら替え出馬した代表の橋下徹氏(42)の隣で、マイクを握って大阪都構想の実現を訴え、府内各地を奔走した。

 だが、今回候補者としてたすきをかけて街中に繰り出せば、「橋下さんは?」との声が必ず上がる。

 「すんません。僕だけなんです。橋下は市長で、知事は僕でよろしくお願いします」。ぺこりと頭を下げ、手を握っては「冷たい手ですんません」とまた頭を下げ。ジャンパーにスラックス、革靴で、飛ぶように走る。選挙カーのマイクを握って発する言葉も、いつの間にか「すんません」が多くなった。

 府議会議長も務めた父の地盤を継ぎ、八尾市選挙区で3選。だが、今回の選挙区は府下全域だ。告示前は知名度不足を補うため、できる限り府内各地を橋下氏とのセットで回ったが、市長選が告示された後、市内に専念する橋下氏とのセット作戦だけでは届かない。

 府議団幹事長の今井豊・選対本部長は所属議員に「最低限、春に自分がいただいた票は必ず返せ」とげきを飛ばす。各議員らが朝夕に駅でビラを配り、各後援会や支援団体固めに懸命だ。維新といえば浮動票獲得を目指す“空中戦”のイメージが強いが、「実際には、超どぶ板の地上戦」と陣営幹部は話す。

 選挙中、食事はもっぱら「10秒チャージ」と移動車中でのゼリー飲料。ズボンのベルト穴の位置も変わった。自宅に帰ると「ビール一本だけ飲んで、バタン」の日々。妻は「せめて朝ぐらいは」と、栄養バランスに配慮した朝食を用意。大学生の長男と長女が選挙戦を直接手伝うなど、家族ぐるみでの戦いだ。

 「『がんばれ』って言ってくれる人は増えてきた。でも、選挙に行ってもらわな勝てへんから」。車中で「10秒チャージ」を終えると、そう言ってまた走り出した。

1975チバQ:2011/11/25(金) 21:36:33
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111124/plt1111241239001-n1.htm
“橋下の敵”TV討論ドタキャン!急きょ放送中止の異常事態
2011.11.24


平松邦夫氏【拡大】

 大阪市長選(27日投開票)でガッカリする事態が起こった。前大阪府知事の橋下徹氏(42)と、再選を目指す前市長の平松邦夫氏(63)が24日夜、毎日放送の生特番「激突! 選挙直前スペシャル『どうなる大阪の運命』」で2時間の大討論をする予定だったが、平松氏がドタキャンしたため放送中止に追い込まれたのだ。

 同局によると、22日夜に平松氏側から「橋下候補が世論調査で一歩リードしていることを受けて、戦術を見直しを迫られることになったため、今後の日程をキャンセルしたい」と申し出があったという。代わりに、TBS系のバラエティー番組を放送する。

 関西ローカル枠ながら、全国的な注目となっていた同特番。ジャーナリストの田原総一朗氏(77)が司会を務める予定だったが、平松氏側は、田原氏が橋下氏の掲げる「大阪都構想」に賛成していることを問題視。「番組の中立性が保てない」として出演辞退を決断したという。

 平松氏は「出たい気持ちがあったが残念だ」と語り、橋下氏は「許されない」「信じられない」と激怒しているという。

 報道各社の情勢調査は「橋下氏がリード」。だが、生特番が話題となっていただけに、平松氏がキャスター時代に鍛えた弁舌で「橋下政治」や「大阪都構想」の問題点を指摘すれば、大逆転の可能性もあった。

 このため、「ドタキャンは最悪。有権者に『平松氏=敵前逃亡』『説明責任から逃げる人物』という印象を与えかねない」(大阪市関係者)との批判が出ている。

1976名無しさん:2011/11/26(土) 17:47:57
http://mainichi.jp/kansai/news/20111125ddf001010007000c.html
攻防:大阪ダブル選・あと2日 消えた?「お笑い100万票」
 ◇遊びで政治ちゃかすも 経済厳しく、まじめに
 大阪府知事と大阪市長の同日選が投開票される27日まであと2日。大阪ではこれまで何度も、無党派層が選挙の勝敗を左右してきた。漫才師やお笑いタレントが当選を繰り返したケースもあることから、生まれた言葉が「お笑い100万票」。まるで「街の人気者」を選ぶかのような気風は大阪ならではとされる。なぜ「お笑い票」なるものが生まれたのか。果たして今も、存在するのか。(10面に「こう見る」)

 お笑い100万票は86年の参院選で、漫才師の西川きよしさんが約102万票でトップ当選して以降、大阪の浮動票を指す呼称として定着したとされる。こうした票が全国的に脚光を浴びたのは、東京でタレントの青島幸男さん、大阪で元漫才師の横山ノックさん(ともに故人)の2知事が誕生した95年だ。

 その10年近くも前に、西川さんを国会に送り出した大阪を「先駆的だった」と評するのは大嶽秀夫・同志社女子大客員教授(政治学)。「東京から遠い分、遊びがあり、ある意味で政治と距離を取ってちゃかすのが大阪だ」と分析する。

 一方、著書に「街場の大阪論」などがある情報誌「ミーツ」元編集長、江弘毅(こうひろき)さん(53)は「官僚や議員のかばん持ちではなく、身近な芸人に投票するような反権力の気風はある。でも今のお笑い票はテレビ票」と話す。80年代の漫才ブーム以降、お笑いの場は寄席や芝居小屋からテレビに移行。関西弁でテンポよく話す芸人が画面にあふれ「視聴者は、自分たちとテンポが同じ人に疑いなく同調してしまうようになった」と見る。

 有権者の思いもさまざま。当選後に強制わいせつ事件で在宅起訴され、辞任したノックさんに1票を投じた大阪市北区の男性会社役員(61)は「あれに懲りた。今回は政策見て考えるで」。逆に同区の無職女性(80)は「ノックさんはテレビに出てる有名人やし、みんなの味方かと思って入れた。大阪人はおっちょこちょいやから」と気に掛けない様子だ。

 昨年の参院選では、人気バラエティー番組に長年出演した岡部まりさんが落選。お笑い票に以前のような勢いはないように見える。

 そこで、元アナウンサーとタレント活動もしていた弁護士の一騎打ちとなった今回の大阪市長選。前府議、衛星都市の前市長、弁護士の有力3氏が争う大阪府知事選。果たして、お笑い票は動くのか。

 大嶽客員教授は「かつては確かに“お笑い”で100万票集まったと思う。しかし、経済状況が深刻化するなど、有権者がまじめに対応せざるをえなくなった。今ではお笑い票の実体はないだろう」と見ている。【近藤希実、原田啓之】

1977チバQ:2011/11/27(日) 14:58:37
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111127-OHT1T00021.htm

平松氏を応援、森山周一郎 渋い声で“反橋下”…大阪W選


声優の森山周一郎(右)の応援を受け最後の訴えをする平松氏 大阪では40年ぶりとなる市長選と府知事選の同日ダブル選挙20+ 件は26日、最終日を迎えた。市長選で現職の平松邦夫市長(63)と激しい一騎打ちを繰り広げてきた前府知事の橋下徹氏(42)には、前宮崎県知事の東国原英夫氏(54)とともに、東京都の石原慎太郎知事(79)が初めて応援演説に。橋下氏に対する“独裁批判”を独特の言い回しで封じながら支援を訴えた。一方、平松氏の応援には声優の森山周一郎(77)らが駆けつけた。市長選と府知事選はいずれも27日投開票され、同日深夜には大勢が判明する見通しだ。

 渋い声が“反橋下”に燃える男のラストスパートを後押しした。平松氏がMBSアナウンサーだった時代から親交があるという声優の森山は、大阪駅前で応援弁士として演説。「声優でレギュラー番組の最終話を残して降りたら、そのテレビ局には生涯、出入りできません。他局も使ってくれませんよ」と、任期を残して府知事職を退任し、ダブル選に打って出た橋下氏の手法を皮肉った。

 1975年から5年間、日本で放送された米国の人気ドラマ「刑事コジャック」で主人公の吹き替えを担当した森山は、演説の最後にお約束とばかり「俺だ、コジャックだ」とサービス。が、当時をほうふつとさせる声に、若者の反応はイマイチ。すかさず「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」と、宮崎駿アニメの人気映画「紅の豚」主人公ポルコ・ロッソの名ゼリフを披露すると、立ち止まる人が続出。77歳のベテラン声優が、若者のハートをワンフレーズでつかんだ。

 同じく応援弁士で登場した民主党の辻元清美衆院議員(51)も「皆さん、大風呂敷を広げる人と、こつこつ頑張る人、どちらを信用しますか。こつこつ、ですよねえ」と、橋下氏と対比しながら平松氏の堅実性をアピールした。

 普段は穏やかな印象の平松氏も、この日ばかりは絶叫調。「(橋下氏が提唱する)大阪都構想のように、大阪の形を変えただけで暮らしが良くなるような魔法はありませんっ」。さらに「絶対に負けるわけにはいかん選挙です。何としても通してください」と訴えた。死力を尽くした2週間の選挙戦を終え、運命の開票を待つ。

1978チバQ:2011/11/27(日) 14:59:19
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/11/27/kiji/K20111127002118820.html

橋下氏“最終兵器”締め!石原氏&東国原氏が応援
大阪ダブル選27日投開票


東国原英夫氏(右)の応援演説を聞く橋下徹氏
Photo By スポニチ
 任期満了に伴う大阪市長選と、橋下徹前知事(42)の任期途中での辞職に伴う大阪府知事選は、27日投開票される。選挙戦最終日の26日は、各候補が繁華街などで“最後のお願い”。市長選に立候補している橋下氏の応援には東京都の石原慎太郎知事と前宮崎県知事の東国原英夫氏が、現職の平松邦夫氏(63)には民主、自民、共産の各党議員が駆けつけ、激しく火花を散らした。

 今年4月に東京都知事選で激突した2人が、選挙戦の“大トリ”で橋下氏の応援に入った。居並ぶことはなかったが、時間差で熱弁。先陣を切ったのは石原知事。午前中に大阪・難波の有権者の歓声に迎えられ「私は神戸生まれの神戸育ちで」と関西にゆかりがあることを強調。「メディアの橋下バッシングに頭にきたんで来ました。生い立ちなんかどうでもいい。そんなものに惑わされたらいかん」と擁護した。

 さらに、橋下氏の知事時代の財政再建の功績を称えた上で「その先生は私なんだ」と“師弟関係”を強調。「橋下君が市長になったら一発で変わる。日本の命を橋下君に預けます。大阪を立派な都市にするのは大阪の人間の責任。頼むよ」と投票を呼びかけた。

 ただ、橋下氏が公言する「独裁」というフレーズについては苦言も呈した。「独裁は困るが独断はしないといけない。時々乱暴なことを言うが、暴走しそうになったら私が手綱を取って抑える」と“暴れ馬”のストッパー役を買って出た。

 その後、午後にも梅田で演説した石原氏に続き、夜は東国原氏が最後の応援弁士として難波入り。「何かを変える。それを大阪からやって日本全国を元気にしてください」と力説した。

 2人が加わった計3回の演説時の聴衆は計約1万2000人。心強い応援団に終始笑顔の橋下氏は「やるべきことはやった」と14日間にわたった選挙戦を振り返った。若者が集まる繁華街を演説の場に選び、票の掘り起こしに努めた。平松氏陣営が支援団体による動員などの組織戦を展開したのとは対照的。当選への手応えについて「投票率60%がラインになる。前回の43%では苦しいと思います」と分析した。
.
[ 2011年11月27日 06:00

1979チバQ:2011/11/27(日) 18:40:50
194 :広島2区民 ◆jWkaDJV846 :2011/11/27(日) 18:08:25.65 ID:wVnI37Qx
大阪市長選挙投票率
       今回  前回  前回差
*8時現在 *0.97% *0.81% +0.16P
*9時現在 *3.14% *2.49% +0.65P
10時現在 *6.86% *5.20% +1.66P
11時現在 12.73% *9.62% +3.11P
12時現在 18.92% 14.29% +4.63P
13時現在 23.94% 17.82% +6.12P
14時現在 27.88% 20.62% +7.26P
15時現在 32.03% 23.19% +8.84P
16時現在 35.60% 25.89% +9.71P
17時現在 39.11% 28.74% +10.37P
18時現在 42.68% 31.68% +11.0P
19時現在

期日前投票 11.68% 7.06% +4.62P    確定値

最終投票率     43.61%

1980チバQ:2011/11/27(日) 19:57:44
659 :無党派さん:2011/11/27(日) 19:39:39.82 ID:LvNJYdjD
>>652
@minorucchu
ジャーナリスト 田中稔
大阪の出口調査。K通信では、橋下、松井とも20P近くリード、他社も同じ傾向。

1981チバQ:2011/11/27(日) 20:00:38
ゼロウチ

1982チバQ:2011/11/27(日) 21:23:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111127/elc11112720320007-n1.htm

「橋下旋風」に各党戦々恐々
2011.11.27 20:32

花束を手に喜ぶ橋下徹氏(左)と松井一郎氏=27日午後8時38分、大阪市北区(沢野貴信撮影)
 橋下徹前大阪府知事ら「大阪維新の会」の候補が大阪ダブル選を制したことを受け、与野党各党が次期衆院選をにらんだ選挙戦略の見直しを迫られるのは必至だ。既成政党を蹴散らした維新の会が国政進出を図れば「旋風になる」(民主党選対筋)と早くも戦々恐々。民主、自民両党からは抜群の人気を誇る橋下氏との連携を探る動きも予想される。

 民自両党は大阪市長選、大阪府知事選で維新の会の対立候補をそれぞれ支援。だが、実際には「衆院選を考えれば橋下氏と決定的な溝をつくりたくない」(民主党幹部)と及び腰だった。

 自民党の石原伸晃幹事長は9月下旬、いち早く橋下氏の大阪都構想に賛同を表明するなど、連携へ布石は打っている。民主党は「われわれが目指す分権像と都構想は逆」(前原誠司政調会長)との立場。ただ、小沢一郎元代表は橋下氏の力量を高く評価しているとされ、同党が接近を試みる可能性は否定できない。

1983チバQ:2011/11/27(日) 21:25:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111127/elc11112720150004-n1.htm

橋下・松井両氏の完勝、出口調査で判明
2011.11.27 20:14 (1/2ページ)

知事選、市長選ともに大阪維新の会候補の当選が確実となり、喜ぶ関係者ら=27日午後8時、大阪市北区(沢野貴信撮影)
 大阪府知事と大阪市長のダブル選は、27日午後8時に投票が締め切られた。市長選は、前知事で地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹氏(42)、知事選でも維新幹事長の前府議、松井一郎氏(47)の当選が確実となった。「維新VS反維新」の構図で激戦が展開された大阪政治決戦は、府市の再編を伴う「大阪都構想」を掲げ、任期満了に伴う大阪市長選に合わせて知事を辞職し、ダブル選を仕掛けた橋下維新の完勝となる見通しだ。

 産経新聞は27日、市長選1710人、知事選1833人の有権者に対する投票所での出口調査を実施。これまでの取材による情勢分析も加味した結果、市長選では橋下氏が民主、自民両党府連の支援を受けた現職の平松邦夫氏(63)を、知事選では松井氏が両党府連の支援を受けた前池田市長、倉田薫氏(63)ら6人を大きく引き離していた。

 維新は、都構想の実現に向け、次期衆院選での候補者擁立も辞さない構え。野田佳彦政権誕生後初の大型地方選で敗れた民主、党勢回復を狙う自民など、既成政党側には大きな打撃となり、衆院選に向け、今回の選挙結果が国政レベルに政界再編をにらんだ影響を与える可能性もある。

 今回の選挙戦は、維新が掲げた都構想、教育への政治関与を明記した教育基本条例案の是非といった政策面のほか、トップダウン型と協調路線など、首長の政治手法の在り方も対立軸となった。

 維新側の橋下、松井両氏と、反維新の平松、倉田両氏がそれぞれ“タッグ戦”を展開。維新側は、橋下氏の抜群の知名度を背景に、4月の統一地方選で大量増員した100人超の地方議員がフル稼働で戦った。

 平松氏は1期4年の実績をアピールするとともに、橋下氏の発言や政治手法を踏まえて「独裁を許すな」と強調。ただ、橋下氏の府政運営を一定評価する倉田氏とは微妙な認識のズレがあり、タッグ戦の効果をあげることはできなかった。

 一方、既成政党は終始存在感を示せなかった。

 共産は、市長選で当初、推薦候補の擁立を発表したが、「反維新勢力の結集」を旗頭に擁立を取り下げて平松氏を自主支援。しかし、平松市政を批判してきた中で矛盾を抱える戦いとなった。公明は、次期衆院選をにらんで維新との全面対決を避けるため、両選挙とも自主投票とした。

1984チバQ:2011/11/27(日) 23:36:38
http://www.asahi.com/politics/update/1127/OSK201111270030.html

「改革児」橋下氏に託された期待と責任 大阪ダブル選関連トピックス橋下徹
 橋下徹氏が知事から市長へと転身を図った前代未聞の大阪ダブル選は、大阪維新の会の勝利で決着した。大阪都構想が大きな争点となったが、選挙の主役は最後まで、橋下氏自身だった。

 橋下氏は都構想に加え、教育基本条例案で公教育のあり方を問い、職員基本条例案では公務員制度の大胆な見直しを提示した。対立候補や既存政党が「独裁」と批判した強烈なリーダーシップも熱い議論を巻き起こした。

 しかし、橋下氏が選挙戦で力を込めたのは、政策よりむしろ、沈滞する日本に対し、中国などアジアの国々が台頭する現実だった。多くの人が抱く将来の不安を突き、「大阪は、日本はこのままでいいのか」「変えるのか、変えないのか」と迫った。

 有権者が最後に求められたのは、抜群の突破力と、時に危うさも感じさせる橋下氏という「改革児」(石原慎太郎・東京都知事)を、今後もリーダーとして受け入れるかどうかの覚悟だったのではないか。知事として財政再建や議会改革で一定の実績を残してきた橋下氏の問いかけに、有権者は変革への願いを託した。

 しかし、市長の仕事は地域住民の暮らしに深くかかわり、白か黒かを簡単に決めにくい問題も多い。市議会で維新の会は過半数の議席を持っていない。選挙で得た「民意」を振りかざして強硬路線を突っ走れば、混乱は避けられない。

 街頭で「政治に夢を持とう」と呼びかけた橋下氏に、有権者が寄せた期待は大きい。責任はより重くなっている。(龍沢正之)

1985とはずがたり:2011/11/28(月) 00:04:02
維新の完勝ですね。
橋下は人間的に好きになれないけど,多すぎる大阪の区の再編や府市で水道事業や大学など統合できるものはすべきだという俺の持論の一部でも実現してくれればいいや。。

1986チバQ:2011/11/28(月) 12:54:52
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/11/28/20111128ddm001010078000c.html
大阪ショック:都構想、既成政党に踏み絵(その1) 「国政に足かける」
 大阪府知事・大阪市長のダブル選を制した「大阪維新の会」代表の橋下徹氏(42)が次に見据えるのが、国政への関与だ。持論の大阪都構想の実現には、国会で地方自治法などの改正か特別立法の制定が不可欠。ダブル選の勝利を受けて、維新は民主、自民、公明の3党を念頭に、法整備に向けた超党派議連の設立を働きかける。

 「(15年度までの)4年間で(大阪都に)移行できるよう法改正を迫る。できる限り既存政党の国会議員にお願いするが、やってくれないなら維新として国政に足をかける」

 橋下氏は27日夜の記者会見で国政進出の準備に入ることを明言した。(1)まずは既成政党に都構想実現への協力を求める(2)既成政党が応じなければ次期衆院選小選挙区に独自候補を擁立する−−との2段構え。既成政党側の対応を見極める期限は「12月末」に設定した。擁立地域は「近畿一円」。近畿地方の現職国会議員に「踏み絵」を踏ませ、既成政党を動かすのが維新の戦略だ。

 「大阪で国会議員は維新と手を握らんと選挙を戦えんようになった。民自公3党内で維新との連携を目指す動きが強まるだろう。こうした動きが全国的に広まれば既成政党の枠組みは崩れ、政界再編につながりかねない」

 民主党府連幹部はため息をついた。民主、自民両党の府連は市長選で平松邦夫氏(63)、知事選で倉田薫氏(63)を支援したが、両党国会議員の動きは鈍かった。自らの選挙への影響を懸念した国会議員が慎重姿勢に転じたためで、近畿圏の自民党議員からは早くも「都構想に賛成。大阪だけでなく『関西都』まで広げればいい」との声が出始めている。

 これに対し、維新側は既成政党を「選別」するしたたかさを見せる。選挙期間中、関係者を通じ、国民新党の亀井静香代表が目指す新党への参加を打診された橋下氏は25日、記者団に「維新が国政の政党に参加すると話はおかしくなる。もしやるんだったら、維新から国会議員を出していく」と拒否する考えを明らかにした。

 維新が連携相手に想定するのは、国会で一定の議席を持つ民主、自民、公明などに限られ、中小政党への関心は低い。狙いはあくまで都構想の早期実現にあり、維新幹部は「法律をつくってもらうには小さい政党ではなく、大きい政党に働きかけなあかん」と言い放った。

毎日新聞 2011年11月28日 東京朝刊

1987チバQ:2011/11/28(月) 12:55:25
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/11/28/20111128ddm002010096000c.html
大阪ショック:都構想、既成政党に踏み絵(その2止) 民・自両党に無力感
 <1面からつづく>

 ◇「国政へ攻勢」警戒 中小政党、連携狙い秋波
 「自分たちの力ではどうしようもないほど、大阪維新の会の票が伸びた」

 大阪府の小選挙区選出の民主党衆院議員は、維新完勝の衝撃をこう表現した。民主、自民など既成政党と、首長政党の維新が対決したダブル選挙。2大政党は有権者の既成政党離れを突きつけられ、立ちすくんでいる。

 野田政権発足後、初の大型地方選挙に対し、民主党本部は「一地方の選挙」として静観し続けた。大阪府連レベルで支援したものの、平野博文国対委員長ら地元選出議員を除き、党幹部はほとんど応援に入らなかった。党副幹事長は「大阪の支持者の名簿集めの指示さえ来なかった」ともらす。

 民主党が対応を府連に「丸投げ」したのはダブル選が「既成政党VS首長政党」の構図になるのを避けるためだ。09年の政権交代後、3人目の首相が誕生し党への期待感は薄れるばかり。次期衆院選を控え、民主党本部は維新代表の橋下徹氏との全面対決を避けるため距離を置いてきた。

 ダブル選の対応を府連任せにしたのは自民党も同じだ。次期衆院選での政権奪還に向け、橋下人気は無視できない。自民党の石原伸晃幹事長は27日夜、都構想について「協力要請があれば検討する」と前向きに対応する考えを示した。

 「おやじが橋下氏の応援で26日に大阪に入ることになりました」

 石原氏は24日、自民党関係者に対し、実父の石原慎太郎東京都知事の大阪入りを伝えた。府連側は難色を示したが、石原氏は「おやじには自民党籍がなく、どうしようもない」と取りあわなかった。石原氏は9月にテレビ番組で都構想に賛同しており、自民党内では「父親のパイプを活用し、橋下氏との連携を探っているのではないか」との見方もある。

 2大政党が存在感を示せなかった一方で、国民新党やみんなの党など中小政党は選挙中から維新を支援してきた。維新のダブル選挙制覇を受けて、橋下氏を取り込んだ新党結成や衆院選での連携を急いでいる。

 「オールジャパンでわが国の国力アップをする方策を考えなければいけない」

 国民新党の亀井静香代表は25日の会見で独自の新党構想を表明。連携相手として亀井氏が挙げたのは橋下氏のほか、石原都知事や大村秀章・愛知県知事ら知名度のある首長。民主党との連立を見限った亀井氏は郵政改革法案を巡る連立離脱を示唆し、新党結成を探っている。

 亀井氏は27日夜、毎日新聞の取材に「既成政党への圧倒的なノーの表明だ。地方から日本を変えていくという動きとドッキングしないといけない」と歓迎した。ただ橋下氏や石原都知事らは新党参加に否定的で、広がりはないとの見方が強い。

 みんなの党の渡辺喜美代表も維新候補を応援するため、選挙中、5回も大阪に入った。27日夜も橋下氏の記者会見会場に姿を見せ、維新の国政進出に「協力する」と表明した。

 一方、公明党はダブル選挙に自主投票で対応した。大阪府内の衆院4小選挙区で公認候補を擁立する次期衆院選を最優先。支持母体の創価学会幹部は「反橋下陣営に入らなかったことが、維新への最大のエールだ」と語り、維新が対抗馬を立てないことを期待する。

 参院で野党が過半数を占めるねじれ国会で国政の閉塞(へいそく)感が強まるなか、今春の統一地方選以降、民意の受け皿として大阪や愛知の首長政党が存在感を増している。維新の勢いにおびえる民主、自民両党。橋下氏の取り込みを競い合う中小政党。国政を舞台に「大阪ショック」の第2幕が上がろうとしている。【高山祐、高橋恵子、念佛明奈】

    ◇

 大阪ダブル選挙の維新完勝は国政にどんな影響をもたらすのか。波紋の行方を随時、掲載する。

1988チバQ:2011/11/28(月) 22:08:25
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111128/osk11112821170010-n1.htm

「民意」と自民市議団 早くも都構想反対姿勢を撤回 
2011.11.28 20:01
 大阪市長選で大阪維新の会の橋下徹代表が圧勝したことを受け、自民党大阪市議団は28日、総会を開き、橋下氏が提唱する「大阪都」構想への反対姿勢を撤回し、同構想推進に向けた議論に応じる方針を決めた。

 これまでは「大阪市を解体するものだ」と反対していた。市議団の荒木幹男幹事長は「今回の選挙で都構想(推進)が民意だと受け止めた」と説明。橋下氏が市長として具体的な内容を提示すれば議論し、場合によっては賛成することもあり得るとの見通しを示した。

 同党市議団の所属市議は17人。維新の会の33人と合わせると過半数に達する。

1989チバQ:2011/11/28(月) 22:17:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000527-san-soci

大阪ダブル選 落城ムード広がる中之島・大阪市役所
産経新聞 11月28日(月)12時27分配信


拡大写真
当選確実になり、笑顔を見せる橋下徹氏=27日午後8時38分、大阪市北区(門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 27日投開票の大阪市長選で、現職の平松邦夫氏(63)が落選し、前大阪府知事の橋下徹氏(42)が当選してから一夜明けた28日、大阪市北区中之島にある大阪市役所では、現職市長の落選だけでなく「市役所をぶっつぶす」と公言してきた橋下氏が大量得票で当選したことで、一気に“落城”ムードが広がっている。これまで橋下氏の姿勢に激しく反発してきた市幹部たちも「変化を望む民意が出たということ」とあきらめの表情だ。


 28日午前に開かれた定例の幹部会では、さっそく新市長の受け入れが議題に。議会日程や所信表明演説、予算編成に向けて橋下氏サイドと調整する必要があることなどが確認された。ある市幹部は「スムーズに業務が行えるよう、新市長の意向を聞きながら準備をする必要がある」と話した。

 橋下氏はこれまで、市職員を「市役所は税金をむさぼり食うシロアリ」などと批判。前夜の記者会見でも「民意を無視する職員は去ってもらう」と自主退職を求める発言もしていた。

 ある市幹部は「シロアリといわれたことは気分が悪いが、時々の市長に務めるのが公務員の役目。平松さんに従ったように、橋下市政になれば、橋下さんの指示に従う」とコメント。

 方針転換となる「市営地下鉄・バスの完全民営化」を突きつけられる交通局の幹部は「当然、検討を進める。まずは新市長に具体的な手順や方向性を聞くことがスタートになる」と語った。また、大阪府域内の消防を統合する「大阪消防庁」構想の対象となる消防局職員は「具体的なイメージがまだ示されていないが、やるべきことを粛々とやるだけ」と話した。

 市役所に出勤する職員の声はさまざまだ。橋下氏に期待しているという男性職員(44)は「日本で大阪がリーダーとして力を発揮できるようになれば」と前向き。区役所勤務の男性職員(52)も「シロアリという言葉をそのまま受け止めず、変わらないといけないというメッセージと思うようにする」とした。

 一方で「破産会社と呼んだ府庁を退任時に優良会社と評したように、市役所でも最初は激しく批判し、最後は職員をほめて自分の成果だといって出ていく戦術なのでしょう」という冷ややかな声も。複雑な心中からか、登庁する職員に声をかけても「仕方ないので…」などと手短かに答え、足早に立ち去る職員も少なくなかった。

1990チバQ:2011/11/28(月) 22:18:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000045-sph-soci


橋下市長!維新が秒殺!府知事とW当選…大阪W選
スポーツ報知 11月28日(月)8時3分配信


拡大写真
支持者と万歳する大阪市長選当選の橋下徹氏(中)と府知事選当選の松井一郎氏(右)

 大阪に“維新の風”が吹いた。40年ぶりとなった大阪市長選と大阪府知事選の同日ダブル選挙が27日、投開票され、市長選は地域政党「大阪維新の会」代表で前大阪府知事の橋下徹氏(42)、知事選は同党幹事長の松井一郎氏(47)が、ともに初当選した。スピード速報で当確が出た圧勝劇で「府市合わせ(ふしあわせ)」と言われた府と政令市に維新の2トップが誕生。府市再編の「大阪都構想」へ前進した。

 圧巻の秒殺劇だった。投票終了後の午後8時になると「ダブル当確」が各メディア一斉に伝えられた。約30分後、新しい大阪を象徴するトップ2人が、会見場でがっちりと握手を交わした。

 新市長となった橋下氏は強烈な逆風をはねのけた。自民、民主、共産党までがライバル・平松氏を支援。自らの発言が原因となった「独裁」批判に、週刊誌のバッシングも加わったが「あれぐらいの報道でへこたれてたら制度は変えられない」と奮い立った。

 選挙戦序盤からのどはかすれ、頬はこけ、心身ともに疲労が蓄積。「楽しようかなって気持ちが出かけた時もあった」が、松井氏に尻をたたかれた。連日の活動を終えると、チョコ、ケーキ、スナックと好物ざんまい。「食べることくらい好きなことしないと」との言葉の裏に隠れたストレスを、勝利で一気に発散できた。

 当確後の会見で、橋下氏は「大阪府庁、市役所、教育委員会はこの結果をしっかり受けとめてほしい。有権者の最も重い判断だ」とキッパリ。維新の会が掲げる「大阪都」構想、職員、教育の両基本条例案には批判も多いが、ダブル選の結果が民意だと強調した。

 公約通り、4年後の実現を目指して「大阪都」構想を前進させる。今後、府知事が本部長、市長が副本部長を務める「統合本部」を結成。二重行政解消を詰めていく一方、国会議員に法律改正を働きかける。「やってくれないなら国会議員を擁立する」と、年内にも近畿圏内の選挙区で、維新の会から擁立準備を始める意向だ。

 「大阪都」実現後にも言及。「僕は今よりガタがきている。大阪都知事は40代前半の元気なリーダーに引き継いでもらいたい」と強調し、維新の会も「いったんは解散でしょうね」。自らの国政転身の可能性は「まったくないです。これ以上、バカ文春やバカ新潮に追っかけられたくない」と断言した。

 今後、新大阪市長として市役所に乗りこむ。大阪市議会では「大阪維新の会」は第1党だが、過半数に満たず、道は険しい。「いったんはノーサイドで、とことん話し合いをさせてもらう」―自身が描く大阪再生へ、まずは対話路線で迫っていく。

 ◆橋下 徹(はしもと・とおる)1969年6月29日、東京都生まれ。42歳。大阪・北野高時代はラグビー部に所属し、全国高校大会でベスト16進出。早大政経学部を卒業後の94年、司法試験合格。97年に大阪弁護士会に弁護士登録し、翌98年に「橋下綜合法律事務所」開設。大阪のローカル番組出演からタレント活動を開始し、03年には日テレ系「行列のできる法律相談所」のレギュラーになり、全国的な知名度を得る。08年1月、大阪府知事選に現職最年少の38歳で初当選した。家族は妻と3男4女。

1991チバQ:2011/11/28(月) 22:20:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000029-mai-soci

<大阪ダブル選>市職員、戦々恐々 橋下氏の「降格」発言で
毎日新聞 11月28日(月)11時35分配信


拡大写真
大阪ダブル選から一夜明けて登庁し、大勢の報道陣に囲まれる大阪市職員(中央)=大阪市北区で2011年11月28日午前8時24分、小松雄介撮影

 大阪ダブル選で大阪維新の会代表、橋下徹氏(42)が大阪市長に初当選したことを受け、同市役所に、早くも戦々恐々としたムードが漂っている。これまで「都構想に反対する職員は降格させる」と公言していた橋下氏が27日の当選後の会見で、橋下氏や維新の政策を批判する職員の「追放」について言及したからだ。市長選から一夜明けた28日、市役所本庁(同市北区中之島)では、職員がさまざまな反応を見せた。

 この日、市役所には午前8時半ごろから職員が次々と出勤。一様に緊張した表情で、大半は報道陣の問い掛けに答えず、足早に庁舎へと急いだ。

 ある男性職員は「市長が変われば方針が変わるのは当たり前。どういう考え方を持たれているのかうかがってみたい」。また、若い女性職員は「有権者が選んだ新しい市長の下で、今まで通り頑張るだけ」と淡々と話した。ベテランの男性職員は「これまでの発言から職員に対して厳しい目を向けられるだろう」と心配そうに語った。

 橋下氏は27日の当選後の記者会見で、職員給与の見直しや、「意味のない補助金がたくさん出ている」として事業の見直しについて語った。このほか、これまで橋下氏の政策や維新を批判してきた市職員に対しては「政治に足を踏み込み過ぎた職員は、潔く去っていただきたい」と語り、自主退職を促した。

 ある幹部は「橋下さんにとっては、トップの言うことを聞けということになるのでしょうが、市長になることは決まったことなので、いい関係で仕事がしたい。いろいろな政治判断をされるだろうが、事業の継続の是非については新市長が判断できるように情報をきっちりと出したい」と話した。しかし、批判を口にする職員も。別の幹部は「知事選の候補者は『維新以外』と言いながら、結局は幹事長を擁立するなど橋下氏の言うことはウソばかりだ。橋下氏の近くには置いてほしくない。飛ばすなら飛ばしてくれという気持ちだ」と言い放った。

 一方、教育基本条例案が可決されれば辞任する意向を表明している大阪府教育委員の一人、陰山英男教育委員は「選挙結果は重く受け止めないといけない」と話す一方、「条例には教育目標は知事と教育委員が設定すると書いてあるのに、橋下前知事は『目標は府民と話し合って』と説明していた。府民が内容をきちんと把握しているとは思えず、条例が民意を受けたとはまったく思っていない」と強調した。

 また、職員基本条例案に反発し、維新に687項目の質問状を提出した大阪府の小西禎一総務部長は毎日新聞の取材に対し「こちらの主張が選挙結果で変わることはない。維新側が質問状に対する回答を出さないと議論はできない」と語った。【小林慎、津久井達】

1992チバQ:2011/11/28(月) 22:20:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000090-san-pol

大阪ダブル選 維新圧勝 「武闘派」松井氏、橋下氏の信頼大
産経新聞 11月28日(月)15時25分配信


拡大写真
(写真:産経新聞)

 ダブル選で当選した大阪の新リーダー2人。次期大阪市長の橋下徹氏(42)が平成22年4月、大阪都構想の実現を目指して設立した地域政党「大阪維新の会」でナンバー2の幹事長についたのが当時、府議だった新大阪府知事の松井一郎氏(47)だった。二人三脚で維新を運営してきた2人は、いったいどんな関係なのか。

 松井氏は府議会議長を務めた父の地盤を継ぎ、府議として3選。もともとは自民議員で、橋下氏の知事就任当時は、自民府議団の政務調査会長を務めていた。

 16年の府知事選では、自民府連が当時現職の太田房江氏の支援を決めたことに反発、1期生ながら、仲間とともに野球解説者の江本孟紀氏を担いだ経歴も。橋下氏が提案した府庁舎移転の関連議案が否決されたことに反発し、自民会派を飛び出したことなどから「跳ねっ返り」や「武闘派」の人物評もある。

 春の統一地方選では、候補者選定や選挙活動を取り仕切り、維新躍進の立役者に。橋下氏の信頼も厚く、こうした経緯から後継知事候補に指名されたという。橋下氏について、松井氏は「自分より年下で、初めてすごいと思った人物」とするが、趣味は「まったく合わない。一緒に酒を飲んでも仕事の話だけ」とも。2人の違いについては「橋下は石畳と淡い街灯が好きだけど、僕は明るい太陽の光が注ぐ緑の島がいい」と表現してみせた。

 知事職は、次期大阪市長に当選した橋下氏の辞職に伴って空席となっていたため、松井氏の知事任期は27日から。一方、橋下氏の任期は現職の平松邦夫氏(63)の任期満了を受けて市長就任となるため、12月19日からとなっている。

 橋下氏はまずは休暇を取るといい、松井氏は28日午後、府庁で府幹部と事務打ち合わせを行った。この日午前、府庁と市役所では知事、市長の当選証書授与式が行われたが、ともに代理人が出席した。

1993チバQ:2011/11/28(月) 22:22:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111128/lcl11112814210005-n1.htm

すりよる既存政党 公明は連携に前向き 自民、民主にも接近の動き
2011.11.28 14:18 (1/2ページ)
 「国会議員を擁立する」−。大阪府知事選と大阪市長選で完勝した地域政党「大阪維新の会」が、国政選挙での候補者擁立も辞さない構えを打ち出したことを受け28日、ダブル選では「自主投票」を貫いた公明府本部幹部などからは、早くも維新との連携に前向きな声が出始めた。敗れた民主や自民両党内でも維新に“接近”する動きが出てきた。対決か連携か。次期衆院選をにらみ、維新と既成政党の関係が注目される。

 「『大阪都構想』への期待が民意で示された。素直に受け止めたい」。公明党大阪府本部の幹部は28日朝、こう語り「市議会、府議会で前向きに一つずつ合意形成を進めていきたい」と、維新との連携に前向きな姿勢を見せた。

 前回の衆院選で、公明は府内に4つあった小選挙区の議席をすべて失った。ダブル選では、「反維新」の統一戦線には加わらず、唯一、「自主投票」として中立を守った。公明府議の一人は「中立、静観の立ち位置で来たが、これは正解だったと思う」と語った。

 一方、反維新陣営に加わった自民や民主からも、維新への“接近”を試みる動きが出始めた。

 自民党府連会長の竹本直一衆院議員は「大阪都構想については、われわれも東京一極集中は良くないと考えている」とコメント。

 維新所属議員の多くは自民党出身で、国会議員の間では維新との協力に前向きな声も多く、自民党関係者は「今後は維新と協力関係を築く方向で話し合いを進めるだろう」。水面下では党本部に都構想実現に向けた法改正を求める動きも出始めている。

 一方、民主府連代表の平野博文国対委員長は「民意は厳粛に受け止める。今後は、政策では是々非々の立場で臨むべきだ」とコメント。民主府議の一人は「府政よりも国政に対しての影響が大きい。国政進出の大きな足がかりを作られた」と、維新の国政進出に危機感を募らせる。

 次期衆院選で苦戦が予想されている民主にとって、自民、公明両党に加え、維新は大きな脅威になった。府議団の中村哲之助幹事長は「次の衆院選はただでさえ厳しい状況なのに、さらに厳しくなる」と話す。

 維新と最前線でしのぎを削った両党の府議、市議からは「あれだけ対立したのにすぐに手を組めるわけがない」と不満もくすぶるが、自民関係者の一人は「大差で負けたのだから、ぐうの音も出ない」と本音を明かした。

 一方、自民市議団の荒木幹男幹事長が28日、選挙結果を受け市議団幹事長を辞任する意向を固めたことが分かった。同日午後の議員団総会で表明する見通し。

1994名無しさん:2011/11/28(月) 23:38:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000005-mai-pol
<大阪ダブル選>知事選確定得票数
毎日新聞 11月28日(月)1時41分配信
 ●大阪府知事選確定得票数● 

当 2006195 松井 一郎<1>諸新

  1201034 倉田  薫 諸新

   357159 梅田 章二 無新=[共]

    29487 岸田  修 無新

    27809 高橋 正明 無新

    22347 中村  勝 諸新

    21479 マック赤坂 諸新

1995名無しさん:2011/11/28(月) 23:39:13
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111128k0000m010131000c.html?inb=yt
大阪ダブル選:市長選確定得票数

  ●大阪市長選確定得票数●  

当  750813 橋下  徹<1>諸新

   522641 平松 邦夫(1)無現

1996名無しさん:2011/11/28(月) 23:40:58
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111129k0000m040085000c.html
大阪ダブル選:日テレ系列6局が投票終了前に当確流す

 27日に投開票された大阪府知事・大阪市長のダブル選で、日本テレビ系列の6局が、府知事に松井一郎氏、市長に橋下徹氏とする「当選確実」の速報テロップを、投票終了時刻の午後8時より前に誤って放送した。

 日本テレビ総合広報部によると、札幌テレビ放送(北海道)、テレビ岩手(岩手)、山梨放送(山梨)、広島テレビ放送(広島)、南海放送(愛媛)、テレビ大分(大分)の6局。午後8時を待って日テレから系列局に原稿を配信するところを担当者が機器の操作を誤り、午後7時56分に配信したのが流れたという。【長沢晴美】

毎日新聞 2011年11月28日 22時17分(最終更新 11月28日 22時33分)

1997チバQ:2011/11/29(火) 23:32:20
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111129-OYO1T00770.htm?from=main1

松井知事の会社が秘書に給与 政治資金規正法に抵触か
4年で2000万円 政治資金報告書記載なし
 松井一郎・大阪府知事(47)の秘書(35)と元秘書(30)が少なくとも2006年2月〜10年3月の間、松井知事が社長を務める同府八尾市の電気工事会社から給与の支払いを受けていたことがわかった。この間の給与総額は約2000万円とみられる。企業による秘書給与の支払いは政治家への寄付にあたるが、松井知事が支部長だった自民党支部の政治資金収支報告書には該当する記載がなく、政治資金規正法に抵触する可能性がある。

「秘書と会社、両方の仕事してもらっている」
 松井知事は読売新聞の取材に、「給与は会社が支払っている。私が議員と社長を兼ねており、2人には秘書と会社員の両方の仕事をしてもらっている。二つを明確に区分できない。収支報告書を修正するつもりはない」と話している。

 松井知事らによると、秘書は松井知事が府議選に初当選した03年4月頃、元秘書は06年2月から、それぞれ秘書業務に従事。元秘書は昨年、八尾市議選に出馬するため離職した。

 2人の給与は月約20万円で、同社から口座に振り込まれていた。2人は、同社に隣接する地元事務所に出勤し、秘書の名刺を所持。住民らの陳情に応じたり、後援会のあいさつ回りや松井知事の代理で葬儀に参列したりしていた。

 今回の知事選で、秘書は大阪市内の選挙事務所で松井知事の陣営を取り仕切り、元秘書は松井知事の選挙カーの運転などを手伝った。

 秘書は「選挙期間中は有給休暇扱い。会社で仕事をすることもある」と主張。元秘書は「身分はあやふや。事務所に出勤しており、他の社員に会うことはなかった」と話している。

 総務省によると、政治資金規正法では、政治家が会社員を秘書として雇い、給与を会社が負担した場合、社員がその会社の業務を行っていなければ給与は政治家側への寄付として扱われ、収支報告書に記載しなければならない。2人が秘書だった当時、松井知事は自民党府八尾市第1支部の支部長だったが、収支報告書に同社からの寄付の記載はなかった。

 松井知事は10年4月、橋下徹・新大阪市長らと大阪維新の会を結成し、同9月に自民党を離党している。

 企業による秘書給与の肩代わりでは、02年9月、塩川正十郎財務相(当時)が同府東大阪市の地元事務所に同居する同族会社に、同社社員を兼務する私設秘書の給与を支払わせていたことが判明し、塩川氏が代表を務める自民党支部が収支報告書を修正したケースなどがある。

 政治資金オンブズマン共同代表を務める上脇博之・神戸学院大教授(憲法学)の話「議員秘書という名刺で日常的に秘書活動をしていれば、『秘書はボランティア』と主張しても社会通念上、通らない。秘書給与の肩代わりは企業からの寄付として収支報告書に記載しなければならず、実質的に違法献金にあたる」

(2011年11月29日 読売新聞)

1998チバQ:2011/11/29(火) 23:33:02
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001111290001

池田市長選 大阪維新の会は擁立せず
2011年11月29日

 大阪維新の会は、知事選に立候補した倉田薫前市長の辞職に伴う池田市長選への候補者の擁立を見送る方針を固めた。池田市長選は12月18日告示、25日投開票。維新の会ではダブル選の期間中、松井一郎新知事と争った倉田氏の地元での選挙に対して主戦論が強まり、擁立を検討していた。


 倉田氏は今年4月の市長選で5期目の当選を果たしたが、府内の首長らに推され、知事選に立候補した。府内の約半数の首長が支援に回ったが、松井氏に約80万票差で敗れた。


 倉田氏を推した首長らには今後の首長選で対立候補を立てられるのではないかとの警戒感がある。一方、維新の会は、知事選で松井氏の池田市での得票が倉田氏より1万票以上少なかったことや「候補者を立てれば報復に見られかねない」との慎重論が強まったことから、池田市長選の擁立を見合わせることにした。

1999チバQ:2011/11/30(水) 20:37:01
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111130/waf11113012370036-n1.htm

崖っぷち既成政党、大津市長選にも余波?
2011.11.30 12:33 (1/2ページ)[激動!橋下維新]
地域政党「大阪維新の会(維新)」が既成政党に圧勝した大阪府知事と大阪市長のダブル選の結果が他地域にも波紋を広げる可能性がある。告示まで間もなく残り1カ月を迎える滋賀県の大津市長選(来年1月15日告示、22日投開票)に立候補を予定して3陣営の関係者は「激震の余波」を敏感にかぎとっている。

 29日に正式に出馬表明した現職の目片信氏(70)は、「特段、私から申し上げることは何もない」とだけ述べたが、目片氏を推薦する方針を固めている自民党県連の石田祐介幹事長は「どこの都市でも既成政党を徹底して応援する人は減ってきているのでは」と分析。そのうえで、「組織票を固めたうえで、無党派層にどうPRするかがカギ。政策論争で戦っていきたい」と話す。

 一方、維新と同じ地域政党で、嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)と、民主、社民が推薦する弁護士の越直美氏(36)は無党派層の力に期待を込め、「地域政党は地元に密着し、市民目線で何が必要かを具体的に考えられるメリットがある。大津でも変化や閉塞感を打開できるよう全力を尽くしたい」と熱っぽく語った。

 また、共産党が推薦する医師の東昌子氏(48)は「福祉や教育などの分野にじっくりと取り組みたい」と地道に訴える姿勢を強調。東氏を擁立した市民団体「いのちとくらしを守る大津市政をつくる会」の長田茂事務局長は「浮動層が動いたのはこれまでの政治不信の反映」とし、「反原発、反TPPなど市民生活密着の課題に取り組み、無党派層だけでなく幅広く支持を集めたい」とした。

2000名無しさん:2011/11/30(水) 22:31:34
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2011/11/20111130_5174.html
政治資金8.1%増 県内昨年分
11月30日 20時00分[政治・経済]

 県選管は29日、政治資金規正法に基づいて県内の政治団体が提出した平成22年分の収支報告書を公表した。知事選、参院選など選挙が立て続いたこともあり、収入総額は18億9877万円(前年比8・1%増)、支出総額は13億1690万円(同6・7%増)と収支ともに前年を上回った。

 県選管に届け出ている727団体のうち674団体が提出し、提出率は前年比1・5減の92・7%。政党支部は21年は全て提出していたが、22年は2団体の提出がなかった。

 政党の収入総額は10億8491万円(同1・3%減)。内訳は、政治資金パーティーなどの事業収入が前年の3倍以上の1億123万円と大幅に増えた。政党別では、自民党(5億290万円、0・2%増)がトップ、以下、共産党(3億3668万円、1・7%減)、民主党(1億4798万円、6・1%減)、公明党(8421万円、2・6%増)、社民党(1312万円、12・4%減)など。支出総額は8億1090万円(5・3%減)で、内訳は選挙関係費が4876万円(71・5%増)、政治資金パーティー開催事業費が1620万円(71・2%増)と大幅に増えた。その他の政治団体は収入総額が8億1386万円、支出総額が5億599万円。収入上位団体では、仁坂吉伸後援会が21年に5位だったところを2位に順位を上げている。

2001名無しさん:2011/11/30(水) 22:37:20
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001111300002
10年政治資金報告書を公表、収支とも減少
2011年11月30日

 府選管は30日付で、府内の政党支部や政治団体の2010年分の政治資金収支報告書を公表した。収入総額は93億4900万円で前年比6億5100万円(6・5%)減少し、支出総額も91億4800万円で同8億6600万円(8・7%)減少した。

 府選管は「主な選挙が参院選だけで、衆院選があった09年に比べて活動が少なかったのではないか」とみている。

 公表したのは、府選管に届け出た2783団体のうち9月末までに収支報告書を提出した2636団体分(提出率94・7%)。府選管のホームページや大阪市中央区大手前2丁目の府庁本館5階の府選管で、30日から閲覧できる。

 政党支部の収入は53億5800万円(前年比12・8%減)、支出は53億4100万円(同11・2%減)。収入のうち個人の寄付は15億4500万円(前年比0・2%増)とほぼ横ばいだったが、企業などの団体の寄付が3億2400万円(同23・1%減)、党本部などからの交付金も24億8千万円(同18・0%減)と落ち込んだ。

 政党別の収入は、共産26億6726万円(前年比0・02%減)▽自民10億6612万円(同35・8%減)▽民主8億5988万円(同10・5%減)▽公明6億8135万円(同12・5%減)▽社民4888万円(同28・0%増)▽みんな1412万円(同1395・8%増)▽たちあがれ日本1045万円(前年なし)▽新党改革1001万円(同)だった。国民新は未提出の支部があり、収支ともゼロだった。

2002名無しさん:2011/11/30(水) 22:37:58
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001111300001
政治資金パーティー、収入増でも小口化傾向
2011年11月30日

 政治資金を集める目的で政党支部や政治家の後援会(政治団体)などが開いた2010年の政治資金パーティーの開催件数は125件(前年比22件増)で、統計を取り始めた1998年以降で最多となった。収入総額は8億8107万円で、過去最低だった前年より2億2734万円増えた。府選管は「収入総額はおおむね例年並みの水準。不況の影響などでパーティーの小規模化が続いている」とみている。

 パーティー券の販売で1千万円以上の収入があったり見込まれたりした大口の「特定パーティー」は、28団体が31件開催。前年より1億6386万円多い5億9322万円の収入があったが、金額は過去3番目に低かった。

 一方、特定パーティー以外の小口のパーティーは61団体が94件開催して2億8785万円の収入があり、件数・収入とも過去最多だった。

2003名無しさん:2011/11/30(水) 22:43:43
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111130ddlk26010572000c.html
政治資金収支報告書:府内政治団体の10年分、収入総額51億4363万円 /京都
 ◇知事・参院選と相次いだが、前年比1・3%減 長引く景気低迷影響

 府選管は29日、政治団体から届けがあった10年分の収支報告の概要を公表した。知事選(4月)、参院選(7月)と大型選挙が相次いだが、計1114団体の収入総額は51億4363万円(対前年比1・3%減)。長引く景気低迷の影響とみられる。閲覧・写し交付の受け付けは30日から府選管で。【入江直樹】

 政治資金規正法に基づく提出義務団体は政党、その他の政治団体合わせて1257団体。政党では4団体が未提出だった。いずれも自民党の府京都市伏見区第一支部▽府市中京区第一支部▽府生命尊重支部▽伏見支部−−で、伏見区第一は2年連続で未提出。

 政党別の収入総額で、最多は共産の16億5678万円。自民8億1735万円▽民主4億3535万円▽公明2億2346万円▽みんな4768万円▽社民1498万円▽国民新9万円−−と続く。前年との比較値がないみんな、国民新を除くと共産、自民、社民がダウンで、減少幅が最大だったのは社民の27・5%減。収入中、寄付金額は全政党で9億1588万円(同9・4%減)と減ったのが響いた。

 その他の政治団体の収入総額は19億4790万円(同10・1%増)で、そのうち寄付金額は6億864万円(同18・9%増)。最多は知事選に立候補した門祐輔さんの確認団体「府民本位の新しい民主府政をつくる会」の7766万円。2位は同じく山田啓二知事の確認団体「希望の京都をつくる府民の会」の5075万円だった。

 1000万円以上の政治資金パーティーは6件で総額1億3950万円。具体的には公明党府本部1345万円▽自民党府連7265万円(2件)▽民主党府連1936万円▽一粒会1280万円▽美しい未来の会2124万円−−だった。

==============
 ◇10年 政党収支(単位は万円。1万円未満を切り捨て)

        収入  (寄付分)       対前年比%      支出

共産  165678(46053) ▼ 5.5(▼ 1.0) 153593

自民   81735(23010) ▼21.3(▼32.4)  51419

民主   43535(14249)   1.3(▼ 6.8)  35985

公明   22346( 5174)  13.0(  6.7)  10534

みんな   4768( 2832)   −  (−)       4350

社民    1498(  267) ▼27.5(▼36.2)    882

国民新      9(    0)   0.0(−)          0

==============

合計  319572(91588) ▼ 7.1(▼9.4)  256766

==============
 ◇10年 政党を除く政治団体の収入額上位10団体(<>内数字は前年順位)

 (1) <6>府民本位の新しい民主府政をつくる会(門祐輔・知事候補系) 7766

 (2) −  希望の京都をつくる府民の会(山田啓二知事系)       5075

 (3) <2>府医師連盟                        4867

 (4) <3>府歯科医師連盟                      4559

 (5) <1>京都政経フォーラム(清水鴻一郎前衆議員系)        3707

 (6) <8>一粒会(西田昌司参議員系)                3210

 (7)<19>美しい未来の会(山田知事系)               2974

 (8)<11>中川やすひろ後援会                    2655

 (9) <4>まえはら誠司後援会連合会                 2556

(10)<15>新風会(伊吹文明衆議員系)                2032

毎日新聞 2011年11月30日 地方版

2004名無しさん:2011/11/30(水) 22:49:51
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20111130ddlk28010335000c.html
政治資金収支報告書:不況の影 収入15.9%減、過去最低−−10年 /兵庫
 ◇企業・団体献金48.3%減

 県選挙管理委員会が29日公表した10年政治資金収支報告書(県選管所管の地方分)によると、政党の支部や国会議員の資金管理団体など政治団体が10年の1年間に集めた収入額は40億7303万円と前年より15・9%(7億6959万円)の大幅減となり、記録のある89年以降で過去最低となった。中でも、企業・団体献金の総額が48・3%(1億2986万円)減の1億3927万円と大きく落ち込むなど、長引く不況の影響が政治資金の流れにも影を落とした。【石川貴教】

 収入総額は90年の75億100万円をピークに減少傾向に入り、これまでの最低は「選挙イヤー」の谷間となった08年の42億7500万円。10年は政権交代後で初の大型国政選挙となった参院選が実施され、翌年に統一地方選を控えるなど収入額が増加傾向になるのが通例だが、献金総額が18億714万円と16・4%減るなど、献金を手控える風潮が不況で強まったとみられる。

 一方、政治資金パーティーによる収入は3億943万円で前年より32・2%の大幅増。収入全体に占める割合も7・6%と前年より2・8ポイント上昇した。パーティーの開催件数は30件と2件減った半面、1000万円以上の大規模なパーティーが11件と4件増えたことから、献金の不足分をパーティーで穴埋めする“苦肉の策”が講じられたようだ。

 県内の政党では、09年にはなかった「みんなの党」と「たちあがれ日本」を除き、共産党と社民党以外は前年よりも収入を減らした。特に自民党は39・4%の大幅減で、記録のある00年以降、最大の下げ幅となった。09年の政権交代で野党に転落した影響が垣間見える。

 支出も前年比17・7%(8億8024万円)減の40億9488万円と89年以降、過去最低を更新。献金・交付金や組織活動費が落ち込んだのが響いた。
 ◇自民、野党転落の悲哀 収入ピーク時の半額

 09年の政権交代で野党に転落した自民党にとって、10年は1年間を通じて野党の辛酸をなめた最初の年。29日公表された10年政治資金収支報告書(県選管所管分)をみても、自民党(県内の支部分の総額)の収入が前年より4割近く落ち込むなど、政治資金の流れからも野党転落の「悲哀」が漂ってくる。

 自民党の収入総額は6億4990万円と、前年より39・4%(4億2269万円)の大幅減。記録のある00年以降で過去最低を更新し、ピークの04年分(11億5954万円)と比べると約半額にまで落ち込んでいる。

 最大の要因は、前年より63・2%(2億8016万円)も減った党本部や他の支部からの交付金収入(1億6289万円)。中でも政党交付金は1億760万円と54・1%(1億2658万円)も落ち込んだ。政党交付金は国会議員数や直近の国政選挙の得票数で金額が割り振られるため、政権交代の影響を受けた典型例といえる。

 献金額も3億1516万円と35・8%(1億7593万円)減っている。企業・団体献金が約半額の51・1%も減ったほか、個人献金も13・5%の減。民主党(企業・団体献金22・8%減、個人献金3・7%減)が自民党よりも下げ幅を食い止めていることから、不況のみならず野党転落が自民党を直撃した様相がうかがえる。

 とはいえ、政治資金パーティーによる収入をみると、党県連が昨年3月に神戸市内で開催したパーティーには5255人が出席し、5255万円の収入を得ている。民主党県連の昨年4月のパーティー収入4043万円(出席者900人)を上回るなど、与党の座を長年務めた「底力」は残っているようだ。【石川貴教】

2005名無しさん:2011/11/30(水) 22:51:03
>>2004
◇知事、収入の9割超が献金
◇神戸市長、8割がパーティー

 井戸敏三知事と矢田立郎・神戸市長の「資金力」を、29日公表された政治資金収支報告書(県選管所管分)に基づき分析(関係する団体同士の資金移動は除いて計算)してみた。

 井戸知事は資金管理団体「新生兵庫と協働する会」など3団体を用い、10年に3725万円を集めた。最も多いのが政治団体献金の3231万円で、個人献金の338万円と合わせた献金総額は3569万円と収入全体の9割超を占める。

 一方、矢田市長の10年の収入は資金管理団体「21世紀の新しい神戸をつくる会」など5団体で3945万円。収入の約8割は政治資金パーティーで、昨年10月に神戸市内で開いたパーティーには1772人が出席、3023万円の収入があった。

 10年の収入に前年までの繰越金を加えた両氏の「資金力」は、井戸氏が1億4363万円、矢田氏が9636万円。09年の選挙でいずれも3選を果たし、10年は資金的な余裕が生まれたとみられる。【石川貴教】

==============
 ◇県内各党の10年分収支◇

         収入            支出

共産党  1176402  (1.9) 1155976(▼ 1.8)

自民党   649903(▼39.4)  772882(▼32.3)

民主党   415337(▼10.2)  411038(▼ 4.7)

公明党   264351(▼35.8)  246127(▼25.9)

社民党    26632  (7.3)   27931 (20.5)

みんな    16266    (−)   10594    (−)

新党日本   11029(▼35.2)   11740(▼26.3)

たち日     2001    (−)       0    (−)

国民新党    1222(▼91.4)    2079(▼82.4)

 ※「みんな」は「みんなの党」、「たち日」は「たちあがれ日本」。単位は1000円でカッコ内は前年比増減率(%)、▼はマイナス。「みんなの党」と「たちあがれ日本」は09年分なし。

〔神戸版〕

2006チバQ:2011/12/01(木) 22:56:48
http://www.asahi.com/national/update/1201/OSK201112010027.html

2011年12月1日11時33分..芦屋市長を書類送検 収支報告書に虚偽報酬記載の疑い
 4月の統一地方選で3選した兵庫県芦屋市の山中健市長(61)が選挙運動費の収支報告書にうその記載をしていた問題で、県警は30日、山中市長と出納責任者の男性(71)を公職選挙法違反(虚偽記載)の疑いで神戸地検尼崎支部に書類送検した。捜査関係者が明らかにした。

 捜査関係者によると、山中市長と出納責任者は今年5月、車上運動員の女性4人に計22万5千円の報酬を支払ったとするうその記載をした報告書をまとめ、市選挙管理委員会に提出した疑いがある。報告書には4人の領収書が添付されていたが、金額欄は市長が架空の額を書き入れていた。

 市長は6月の記者会見で「報告書の提出期限が迫っていたため、運動員の記載がないと不自然だと思い、とりあえず記載しておこうという安易な考えだった」と釈明。運動員に報酬を支払い、報告書を訂正したことを明らかにしていた。

2007名無しさん:2011/12/01(木) 23:38:52
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111201/shg11120102210004-n1.htm
22年政治資金収支 民主のみ支出増 滋賀
2011.12.1 02:21

 県選管は30日付の県公報に、県内で活動する政党支部や政治団体の平成22年分の政治資金収支報告書を掲載した。収入総額は18億4398万円で、衆院選が行われた前年と比べ2・3%減となった。収入総額から前年繰越額を差し引いた純収入額は12億9958万円で、対前年比6・6%減。支出総額も0・9%減の13億3379万円だった。

 22年分は提出義務がある政党支部と政治団体計1059団体のうち1011団体が公表。政治資金規正法では公表が義務づけられているが、公表率は前年と同じ95・5%だった。

 政党支部別の純収入額は、共産が最も多く、次いで民主▽自民▽公明▽社民−の順で、国民新とみんなの党はゼロだった。純収入額では前年比で自民が29・8%減、公明が45・1%減と大きく減った。一方、民主は純収入額では7%減だったが、支出総額では17・7%増と政党で唯一増加。政権交代の影響が浮き彫りとなった。

 一方、県選出の国会議員(22年中に在籍していた議員)の関係政治団体で純収入額が最も多かったのは前年と同じ田島一成衆院議員(民主)で、1338万円だった。

 政党支部を除く政治団体の純収入額では、上野賢一郎・元衆院議員の後援団体「強い滋賀を県民と共に創る会」が2474万円でトップ。次いで、守山市長の「宮本和宏後援会」1512万円▽「県看護連盟」1184万円▽嘉田由紀子知事の後援団体「滋賀の未来をひらく会」1034万円▽嘉田知事の資金管理団体「かだ由紀子と歩む会」938万円−の順となっている。

2008名無しさん:2011/12/01(木) 23:51:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20111129-OYT8T01214.htm
県内政治資金8.1%増
昨年分19億円 知事選など活発

 県選管は29日、政治資金規正法に基づいて県内の政党や政治団体が提出した2010年分の政治資金収支報告書を公表した。報告書を提出した団体は09年分より14増えて674団体となり、収入総額は09年分より8・1%増の18億9877万円、支出総額は6・7%増の13億1690万円となった。10年は参院選や知事選、和歌山市長選が実施され、11年4月に統一地方選を控えていた“選挙イヤー”だったこともあり、後援会などの政治団体の収支が大幅な伸びを示し、全体を押し上げた。

 県選管に届け出ている団体は、09年比26増の727団体となったが、提出したのは同14増の674団体にとどまり、提出率は同1・5ポイント減の92・7%となった。前年の提出率が100%だった政党支部は96団体のうち2団体が提出しなかった。政治団体は631団体あり、そのうち580団体が提出した。

 政党の総収入は10億8491万円で、同1・3%減だった。内訳は、全体の36%を占める本部・支部からの交付金が3億8838万円(09年比8・4%減)で、個人や団体からの寄付は2億8404万円(同10・8%減)だった。政治資金パーティーを中心とする事業収入は、1億123万円で前年の3・3倍に急増した。

 支出総額は8億1090万円(同5・3%減)。組織活動費や選挙関係費などからなる政治活動費が4億4885万円(同3・7%減)となったが、そのうちで選挙関係費は4876万円と、前年の2倍近くに増えた。事務所費や光熱水費などの経常経費は3億6205万円(同7・2%減)だった。

 その他の政治団体については、収入総額は8億1386万円(同23・8%増)、支出総額は5億599万円(同33・9%増)と、大きく前年より伸びた。10年に選挙があった仁坂知事や和歌山市長選の大橋建一市長らの関係団体の伸びが大きく影響した。

 収支報告書は、県庁3階の県選管で閲覧できる。
(2011年11月30日 読売新聞)

2009名無しさん:2011/12/01(木) 23:59:55
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20111130ddlk27010410000c.html
政治資金収支報告書:収入93億円、支出91億円 府選管が公開−−10年 /大阪
 ◇収入、6.5%減・93億円 支出、8.7%減・91億円−−前年比

 府選管は30日付で、府内の政党支部など2636の政治団体が提出した10年分の政治資金収支報告書を公開した。寄付の減少などで全体の収入は前年分から6・5%減の93億4900万円。支出も同8・7%減の91億4800万円だった。府は報告書の概略をインターネットで公開する。

 政党支部の収入額は同12・8%減の53億5806万円。政党別では、共産26億6726万円▽自民10億6611万円▽民主8億5987万円▽公明6億8134万円▽社民4887万円▽みんなの党1412万円▽たちあがれ日本1045万円▽新党改革1001万円などの順だった。

 その他の政治団体では、10年4月設立の大阪維新の会の収入額が6791万円で6位に入った。政治資金パーティーによる収入が4549万円に上る。橋下徹・前知事の資金管理団体「『おおさか』を笑顔にするフォーラム」の収入総額は509万円。うち「橋下徹後援会」からの寄付が480万円だった。松井一郎新知事の資金管理団体「松心会」の収入総額は1709万円で、個人からの寄付が1416万円。平松邦夫・大阪市長の資金管理団体「翔の会」の収入総額は2472万円だった。

 政治資金パーティーのうち1000万円以上の収入を見込む特定パーティーは28団体、収入総額は5億9321万円。特定パーティー以外のパーティーは61団体が開催。収入総額は2億8785万円だった。政治資金パーティーの総数89団体は過去最多で、収入総額は8億8107万円に上った。府選管は「寄付収入の減少で、パーティー収入に頼る傾向が出たのでは」としている。【田中博子】

==============

【政治団体の収入額上位10位】

      政治団体名            関係政治家      収入      支出

 (1)1 府医師政治連盟   −            1億5251万 1億4550万

 (2)2 府歯科医師連盟   −            1億1074万 1億 237万

 (3)6 平野博文後援会          衆院議員    7814万   7934万

 (4)3 府不動産政治連盟  −              7513万   7584万

 (5)5 府薬剤師連盟    −              6810万   7553万

 (6)− 大阪維新の会    −              6791万   4738万

 (7)4 谷畑孝後援会(谷畑孝と虹の連合) 衆院議員    6538万   7309万

 (8)− 府柔道整復師連盟  −              4227万   3637万

 (9)− 田中誠太と新しい八尾をつくる会  八尾市長    4188万   3278万

(10)7 中山泰秀後援会          前衆院議員   3950万   3937万

 ※単位は円(千円以下切り捨て)。丸数字の横は前年順位

==============

【政治資金パーティーの収入上位10位】

  団体名                関係政治家          収入    費用

 (1)民主党府連       −              1億1034万 1864万

 (2)大阪維新の会      −                4549万 1505万

 (3)自民党府連       −                4136万 2727万

 (4)自民党府13区支部        西野陽・衆院議員    3304万  785万

 (5)自民党府3区支部         柳本卓治・衆院議員   2835万  434万

 (6)左藤章後援会           元衆院議員       2371万  840万

 (7)田中誠太と新しい八尾をつくる会  八尾市長        2353万 1581万

 (8)谷畑孝後援会(谷畑孝と虹の連合) 衆院議員        2342万 1785万

 (9)橋下徹後援会           前知事         2126万  961万

(10)民主党府18区総支部       中川治・衆院議員    2026万  486万

 ※単位は円(千円以下切り捨て)

毎日新聞 2011年11月30日 地方版

2010チバQ:2011/12/02(金) 23:03:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111202/elc11120222430000-n1.htm

倉田氏が池田市長選の立候補断念 「再登板検討」も反発の声、後継指名もせず
2011.12.2 22:41
 11月27日に行われた大阪府知事選で、地域政党「大阪維新の会」幹事長、松井一郎氏(47)に敗れた前池田市長、倉田薫氏(63)は2日、池田市内で開かれた後援会の会合で引退を表明した。支持者の声に推され、18日に告示される同市長選に出馬することも検討したが、後援会内でも再登板に対する批判があがり、立候補を断念した。

 「(まちづくりの)絵を描きかけていた。描ききりたかったという迷いはあった」。会合終了後、倉田氏は取り囲んだ報道陣に揺れ動いた心中を吐露した。

 倉田氏は今年4月の市長選で5回目の当選を果たしたばかりで、知事選出馬に伴い、任期を3年半あまり残して辞職した。知事選では松井氏に約80万票差をつけられて敗れたが、池田市内の得票数は松井氏を上回った。

 後援会関係者によると、会内では市長への復帰を求める声が根強く、倉田氏も一時出馬を検討した。この日の会合でも「倉田さんは池田の宝だ」などと、出馬を促す声が圧倒的だった。

 しかし、任期途中で辞職したにも関わらず、再び立候補することには後援会内にも疑問の声があり、家族も出馬に反対した。

 倉田氏は、報道陣に「翻ることはない。今はすがすがしい気持ち」と語る一方、「市長職をほうり投げたことについては、申し訳ないの一言。一言では済まされない」と目を赤くした。市政に対する自身の影響力を排除するため、後継指名もしない方針。

 池田市長選にはこの日、無所属新人で、共産党などでつくる市民団体事務局長、柴田外志明氏(62)が出馬を表明した。

2011チバQ:2011/12/04(日) 10:59:41
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111129/lcl11112922000017-n1.htm
【ダブル選 完勝の先に】
(上)既成政党「最後通牒」に震撼
2011.11.29 21:57 (1/2ページ)

事務引継式を行った橋下徹前知事と松井一郎大阪府知事=29日午前、大阪府庁(大塚聡彦撮影)
 「既成政党の国会議員がやってくれないなら、大阪維新の会で立てる。近畿一円で考えている」

 大阪ダブル選の大勢判明直後の27日夜、新知事の松井一郎(47)とともに記者会見した維新代表の新大阪市長、橋下徹(42)は、選挙戦でしわがれた声ながら、強い口調で言い放った。

 ■橋下氏「すぐ東京へ」

 法整備が必要な大阪都構想の実現に向け、まずは協力を要請する。それでも賛意を得られなかった場合は、次期衆院選に維新から候補者を立てる−。府連レベルでライバル候補を支援した民主、自民など既成政党に対する明確な「最後通牒(つうちょう)」だった。

 会見直後、橋下は控室で待っていた府議会議長、浅田均に興奮気味に話した。「松井さんと3人で東京へ行きましょう。すぐに行かないと」。相手方の衝撃が大きいうちに上京し、各党本部の幹部に会おうという提案。浅田は一気呵成(かせい)型の橋下らしい戦略と行動力に感服した。

 選挙での圧勝と、脅しとも取れる橋下の言葉の効果はてきめんだった。

 「大阪都構想の考え方が自民党と同じなら、寛容の心で受け入れ、大阪を発展させるのが府民、市民の幸せにつながる」。28日夜、大阪市内で開かれた同党府連会長の衆院議員、竹本直一の政治資金パーティー。来賓としてあいさつした同党幹事長の石原伸晃は、さっそく協力を示唆した。竹本も「すぐにでも橋下さんと話をしたい」と続いた。

 石原は選挙前、都構想に一定の理解を示し、維新と戦う府議や大阪市議の反感を買っていた。その上でのこの日の発言だった。

 政権与党の官房長官、藤村修も28日、「大阪の中でしっかりした協議が必要だ。その後に要請があれば受ける」と述べ、都構想をめぐって橋下との協議に応じる考えを示した。

 既成政党側のすり寄りとも取れる維新への秋波。橋下は、選挙結果が与える影響を熟知していた。

 ■敵対避ける国会議員

 「完敗だ。ダメージが大きい」。自民の大阪府選出国会議員の側近が嘆息する。「国会議員を近畿一円に立てる」という橋下の言葉を「明白な脅しだ」と感じつつ、打つ手ない状況にうなだれた。

 前回の府知事選では、自民は公明とともに橋下を推した。にもかかわらず、敵対関係へと転じた。

 自民の府議らには、飼い犬に手をかまれたような思いが強かった。府連内部では「政治家・橋下徹を誕生させた責任がある」との声もあり、今回の選挙で主戦論を容認した。

 だが、次期衆院選で維新との敵対を避けたい国会議員は及び腰だった。支援候補の選挙に、実務の中心となる秘書を派遣しない議員も多かった。

 一枚岩になれなかった果てに惨敗を喫した自民府連。関係者は「橋下許さん、松井嫌いという感情論で選挙をしたのが間違っていた」と自嘲気味に話す。


 ■「根こそぎやられる」

 ダブル選を受け、維新は次期衆院選の台風の目となった。首相の野田佳彦が来年の通常国会で成立を目指す消費税増税関連法案の行方次第では、来年にも衆院解散になる可能性がささやかれる。各党の中央にとり、維新との協調、取り込みは、だからこそ切実な問題となり、党幹部らの素早い反応として表れる。

 地元の既成政党関係者の悩みも深刻だ。「維新と一緒になるには厳しい覚悟がいる。徹底的に戦うなら勝てる体制を整えなければいけない。中途半端に今までの経験則で戦ったら、根こそぎやられる」

 今回は自主投票に回った公明の府議団幹部がジレンマをみせる。「次のステージでは、国政選挙をにらんでどうするのか、それぞれの党派が腹をくくらなければならない」

(敬称略)

     ◇

 維新の完勝に終わった大阪ダブル選が周囲に与える影響を見つめる。

2012チバQ:2011/12/04(日) 11:01:09
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111130/waf11113008490012-n1.htm

【激動!橋下維新】
完勝の先に(中)完全崩壊、中之島一家
2011.11.30 08:48 (1/3ページ)[west政治]

維新大阪市議団との会合に出席した橋下徹代表=29日、大阪市中央区(大塚聡彦撮影)
 「日本の公務員は選挙の民意を軽く見ている。(選挙の)リスクを取っている方が決定権を持つのは当たり前。嫌なら、辞職するなり、身分を失うリスクを負った上で反対すべきだ」

 29日午前、大阪府庁。次期大阪市長、橋下徹(42)は、後任の知事となった松井一郎(47)との引き継ぎを終えた後、報道陣に語った。

 前日の報道番組。大阪ダブル選のニュースの中で、市役所に出勤してきた市職員が、選挙結果の感想を尋ねるインタビューに「僕の考えている民意とは違う」と答えていた。橋下には、それが我慢ならなかった。

 「政治に踏み込みすぎる職員がたくさんいる」。橋下は、27日の当選直後の記者会見でも怒りをにじませ、「民意を無視する職員は市役所から去ってもらう」とまで語っていた。


三位一体


 「中之島一家」。大阪市内部では長年、市役所の所在地にちなんでそう表現される強固な体制があった。市当局、市議会の与党会派、職員労働組合が三位一体となって市長を支える構造。それぞれが入るフロアにちなんで「5階」「8階」「B1(地下1階)」と階数で呼ばれ、職員が調整などに駆け回った。

 平成16年に発覚した職員厚遇問題を経て労組の発言力は衰え、今春の大阪市議選で橋下率いる「大阪維新の会」が最大会派となったことで議会の構図も変わったが、市当局と民主、自民、公明各党の市議団とのつながりは引き継がれた。なれ合いに見える関係だが、市幹部の1人は「強い結びつきがあるからこそ、個々の政策課題についてより深い議論ができるという利点もあった」と話す。

 大阪市長は、今回橋下に敗れた現職の平松邦夫(63)の前までずっと助役(現在の副市長)出身者が続き、職員のOB団体や市長与党の政党などが歴代選挙を支えてきた。

 平松が初当選した4年前の市長選で、自公は対立候補を推したが、関係を修復。今回の選挙で、民主、自民両党の府連と職員OB団体は平松を支えた。

 平松陣営は、前回市長選ではイメージカラーとして、平松の好きな青を選んだが、今回はオレンジに変えた。オレンジは、歴代市長の選挙で使われた「現職カラー」。平松の選挙には「中之島一家」の残像が浮かんでいた。


戦々恐々


 「区長の位置づけを早急に変えたい」。橋下は、29日に開かれた維新市議団の総会で、さっそく組織改編を打ち出した。

 現在の区長は大半が部長級で、その上に局長級の幹部がいる。橋下はこの現状を踏まえ「区長を市長に次ぐ位置づけとしたい。現行法の中で、できる限り決定権、予算編成権を持ってもらう」と宣言した。区長を選挙で選び、大きな権限と予算を持たせる大阪都構想のテストケースのような形態になるが、市内部には「指揮系統の混乱を生まないか」という憂慮もある。

 激しい選挙が終わり、市役所内には今、重い空気が漂っている。「市役所をぶっ壊す」と公言してきた橋下がふるう大なたに、職員は戦々恐々としている。「静かな雰囲気。嵐の前の静けさというか…」。幹部職員が声をひそめる。

 約4年前、橋下が府知事に就任したときも反発があった。朝礼で面と向かって「知事はきれいごとばかり言っている」と言い放つ若手職員もいた。だが、当時の橋下が行政経験ゼロだったのに対し、今は首長として経験を積んだ姿がある。

 大変革を余儀なく迫られる大阪市役所。ある職員OBは、後輩たちの不安をおもんぱかりながらも言い切る。「選挙で示された市民の声は、冷静、厳粛に受け入れなければならない。中之島一家は、完全に崩壊した」=敬称略

2013チバQ:2011/12/04(日) 11:01:49
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111201/waf11120115390037-n1.htm
完勝の先に(下)「大変革のうねり、全国に」
2011.12.1 15:37 (1/3ページ)[激動!橋下維新]
 大阪府知事、松井一郎(47)が府庁に初登庁した11月29日。就任のあいさつ回りに訪れた松井に対し、府議会各会派は、選挙前には考えられなかった意外な反応をみせた。

 ダブル選で自主投票に回った公明は、所属議員全員で、拍手で出迎えた。「ご指導を」と話す松井に、府議団幹部は「大阪を良くするために、こちらも精いっぱいやります」と応えた。

 知事選ではライバルの倉田薫(63)、橋下徹(42)が勝った大阪市長選では現職の平松邦夫(63)を支援した自民、民主も態度を軟化させた。自民府議団幹部は「これで政治闘争は終わって、しっかり議論を」と持ちかけ、握手を交わした。民主府議団幹部は「(選挙中に)熱を出して大変だったらしいね」と体調を気遣った。「みんな大人やな」。訪問後、松井はぽつりと語った。

 知事選の松井の得票は、横山ノックが再選を果たした平成11年の選挙以来、200万を超えた。知名度の低さや、市長選には出ていない共産推薦候補が出ていたことを考えれば、驚異的な数字だ。他会派の急激な態度軟化の背景には、この巨大な民意があった。

 一方、松井はこれまで大阪府議として府政を見つめてきたものの、首長としての手腕は未知数だ。ある府職員は「松井さんは橋下さんの部下だが、奇策を講じるわけではないだろうし対処しやすい」とみている。


強い不信


 大阪維新の会に完勝をもたらしたのは何だったか。一義的には、大変革を唱える橋下維新への大きな期待感があった。同時に、既成政党への強い不信が、維新の得票の呼び水となった。

 既成政党側はこれまで、橋下維新の政策に反対は唱えても、明確な対案を示してこなかった。維新が議員提案した教育・職員基本条例案に対し、大阪市議会では、ろくに議論も行わないまま否決した。

 今回の市長選では、民主、自民府連とともに、平松市政を批判してきた共産まで平松の自主支援に回った。橋下の言動を「独裁的」と批判した既成政党側に対し、橋下は「大政翼賛会的」と応戦した。

 産経新聞が投票日に行った出口調査では、民主、自民支持層の4割前後が橋下、松井に投票していた。有権者が維新の突破力に賛意を寄せ、「反維新」「反独裁」の戦いが失敗に終わったことを裏付けていた。

 「政治理念を完全に放棄してしまったことが、有権者に伝わった」。当選後、橋下は冷ややかに語った。


ジレンマ


 既成政党側は、選挙結果を真摯(しんし)に受け止めている。

 「民主、自民が固まってやっている姿を批判され、維新に(票が)行った」。自民大阪市議団幹事長の荒木幹男(64)は、28日の市議団総会後、神妙に語った。大阪都構想については「民意が示された以上、頭から否定ではなく、出されたものはしっかり議論していく」と述べ、議論の行方次第では賛成に転じる可能性も否定しなかった。

 公明は、一部市議が選挙中、平松の演説会に姿を見せたり、民主系市議に「平松で動いているから安心して」と耳打ちしたりしたが、党として最後まで目立った動きは見せなかった。平松市政では与党の立場だったが、次期衆院選での党勢回復を最重要課題とする以上、維新との全面対決は避けなければならなかった。「うちは自主投票だったから、今後フリーハンドで臨める」と府本部幹部。府議団幹部は「中立のスタンスは正解だった」と語る。

 既成政党は、選挙後の市政、府政でもジレンマを抱える。民意に反する抵抗勢力のままでは、批判を浴びる。かといって、維新への露骨なすり寄りがあれば、ますます信頼を失う。

 「維新がなお風をつかんでいるのは間違いない」。大改革のうねりを前に、公明府本部幹部がつぶやいた。「地方から改革の波を起こすというこの流れは、全国に飛び火する可能性を持っている」

=敬称略

2014チバQ:2011/12/05(月) 12:11:16
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/12/05/20111205ddm041040066000c.html
和歌山・白浜町:課長ら人事ボイコット 町長「精神的苦痛」と提訴
 和歌山県白浜町で、ごみ焼却施設の地元対策を巡る対立から、人事異動に反発した全課長が水本雄三町長に降格願を出し、辞令交付式も対象の職員12人全員がボイコットする騒動があった。これに対し、今度は水本町長と副町長が、課長ら職員3人、区長ら住民2人、町議長の計6人に対し、計1000万円の慰謝料を求める訴えを和歌山地裁田辺支部に起こしていたことが分かった。町長側は「名誉毀損(きそん)で精神的苦痛を受けた」などとしている。首長が部下の職員を訴えるのは異例。

 発端は清掃センター(ごみ焼却施設)を巡る地元との協議。難航したため、水本町長が10月、担当課長らを事実上更迭する異動を内示。「異動が必要なほど行政を停滞させたのか」などと反発した全課長16人が31日に降格願を提出し、11月1日の辞令交付式も対象者全員がボイコットした。水本町長は異動に従わない職員を処分する方針を示し、課長らは現在、命じられた異動先で服務している。

 11月22日付の訴状では、辞令交付式を欠席するなどの行為は「(町長の)社会的名誉を害し、地方公務員としての職務命令違反」などと主張している。

 また、訴状によると、町は10年9月に清掃センターの15年間の使用期間延長で地元の保呂地区と合意。同地区に補助金を支出することについて地元と協議したが、協議がこじれ、「区長が副町長に辞任を迫った」などと主張。区長や同席した町議長、職員らの町長と副町長に対するこうした言動は「恫喝(どうかつ)の類いで違法」などとしている。

 訴えられた職員3人は、異動問題と「恫喝」問題の両方にかかわったとされる。水本町長は「コメントを控えたい」と話した。【吉野茂毅】

毎日新聞 2011年12月5日 東京朝刊

2015チバQ:2011/12/05(月) 23:18:03
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004661812.shtml
福崎町長選、現職の嶋田氏が当選 
 任期満了に伴う兵庫県福崎町長選が4日、投開票され、現職の嶋田正義氏(76)=無所属=が、新人の松岡茂利氏(58)=同=を破り、県内の現職首長では最多の5選を果たした。

 4期16年続いた嶋田町政の継続か転換かが最大の争点となった。嶋田氏は子育て支援の充実などの実績を訴え、多選批判を繰り広げた松岡氏の追い上げをかわした。投票率は66・74%で、前々回(前回は無投票)を9・79ポイント下回り、過去最低になった。

 嶋田氏は共産党員だが、前回に続いて党の公認や推薦は受けなかった。

 いずれも無所属の新人3人で争った町議補選も同日投開票され、2人の当選が決まった。(有島弘記)

(2011/12/04 23:53)

2016チバQ:2011/12/07(水) 12:56:29
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111207k0000e040115000c.html
橋下徹氏:大阪副市長に中田宏氏を検討…前横浜市長

大阪維新の会主催の「大都市自治セミナー」で話す中田宏前横浜市長(左)と橋下徹氏=2011年1月24日、小関勉撮影 19日に大阪市長に就任する大阪維新の会代表の橋下徹氏が、副市長に前横浜市長の中田宏氏(47)の起用を検討していることが7日、関係者への取材で分かった。副市長人事には市議会で過半数の同意が必要。維新は過半数を占めておらず、他会派が同意するかどうかが焦点になる。政令市長経験者が副市長に就任すれば極めて異例のことになる。

 現在の副市長2人は、平松邦夫氏が退任する18日付で辞職する意向を示している。副市長の定員は3人。関係者によると、橋下氏は中田氏を起用する意向を市議会の一部会派に伝えた。

 中田氏は93年に衆院選旧神奈川1区で初当選。02年に横浜市長に初当選し、2期目の途中の09年に辞職した。今回の大阪市長選では、橋下氏の応援に駆け付けるなど、「大阪都構想」の賛成論者でもある。中田氏は7日、後援会事務所を通じて「(橋下氏とは)以前から協力関係があるし、今後も協力していくが、具体的なことは何も話していない」とのコメントを出した。

 橋下氏は同日、中田氏に副市長就任を打診したかを記者団に問われ、「議会の皆さんにご意見を伺わないといけない。まだ考えている」と述べた。【小林慎、原田啓之】

毎日新聞 2011年12月7日 11時29分(最終更新 12月7日 11時39分)

2017神奈川一区民:2011/12/07(水) 13:34:54
>>2016
中田宏氏は次期国政選挙に維新の会から出
馬する気だろうね。
もし正式に中田氏が副市長に就任した場合
、江田憲司氏の反応が見物だね。

2018名無しさん:2011/12/07(水) 15:08:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000049-jij-pol
元経産省・古賀氏ら起用=府市統合本部顧問に―大阪
時事通信 12月7日(水)11時19分配信

 大阪府の松井一郎知事と、19日付で大阪市長に就任する橋下徹前府知事は7日までに、府と市の二重行政解消に向けた調整機関として27日に発足させる新たな組織「府市統合本部」の顧問に、いずれも元経済産業省官僚の古賀茂明氏と原英史氏、慶応大教授の上山信一氏を起用する方針を固めた。
 府市統合本部の設置は松井、橋下両氏が11月の大阪ダブル選で掲げたマニフェスト(政策綱領)などに明記。府と大阪市などを再編する「大阪都」構想が実現するまでの間、府と同市の二重行政をなくし、一体的な施策展開を図るための司令塔的な役割を担う。本部長に松井氏、副本部長に橋下氏が就任する。

2019チバQ:2011/12/07(水) 21:41:55
>>1998>>2010
泡沫な香りがするなあ
27歳で市議選に立候補して落選って・・・
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/111207/20111207024.html
安座間氏が出馬表明 池田市長選、無所属で
2011年12月7日
 倉田薫前市長の大阪府知事選出馬による辞職に伴い18日告示、25日に投開票される池田市長選に、会社員の安座間肇氏(34)=和泉市=が6日、無所属で立候補すると表明した。みんなの党と大阪維新の会の推薦を求めるという。

 安座間氏は、11月に行われた府知事選の結果を受け「大阪維新の政策を踏まえ、市政の継続を図りながら強い池田・安心な池田をつくっていきたい」と話し、市長報酬の半減などを公約に掲げた。

 安座間氏は寝屋川市出身。龍谷大学を卒業後、池田市公益活動促進協議会職員を経て2003年4月の同市議選に立候補し、落選している。

 同市長選への立候補表明は、柴田外志明氏(62)に次いで2人目。

2020チバQ:2011/12/07(水) 21:42:28
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/111203/20111203031.html
柴田氏が出馬表明 池田市長選、共産党推薦
2011年12月3日
 倉田薫前市長の大阪府知事選出馬に伴う辞職に伴い18日告示、25日に投開票される池田市長選に、元ダイハツ社員で政治団体「みんなのための新しい池田市政をつくる会」事務局長の柴田外志明氏(62)が2日、無所属で立候補すると表明した。共産党の推薦を受ける予定。同市長選への立候補表明は、柴田氏が初めて。


柴田外志明氏

 豊中市役所で記者会見した柴田氏は「前市長が4期やってきた行財政改革の結果、福祉、教育を削り取り大きなひずみとなって出てきている。『暮らしに安心、子どもたちに希望 福祉・教育のまち池田へ市政刷新』を掲げ、市長選を頑張っていきたい」と話した。

 柴田氏は、倉田氏が5選を果たした今年4月の同市長選にも立候補している。

2021チバQ:2011/12/07(水) 21:43:37
>>1971>>1999
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001112010002
三つどもえ臨戦態勢
2011年12月01日

【現職の目片氏/新顔の越氏と東氏】



 来年1月15日告示、22日投開票の大津市長選は、現職の目片信氏(70)が11月29日に立候補を正式表明したことで、いずれも新顔の弁護士の越直美氏(36)=民主党県連、社民党県連、対話の会推薦=と、医師の東昌子氏(48)=共産党県委員会推薦=との三つどもえの構図となった。一度は分裂しかけた保守勢力が現職支持で一本化。民主も嘉田由紀子知事の支持母体「対話の会」と連携し対抗する。共産は現市政に不満を持つ層の取り込みを狙う。


[「総仕上げ」へ一本化/自民系]
 「私のまちづくりの総仕上げをさせていただきたい」。29日の市議会で、目片氏は落ち着いた口調で立候補への意欲を示した。


 10月24日に市議会の自民系2会派に次期市長選への支援を要請して以来、目片氏の立候補表明はほぼ既定路線だった。だが、4日後に元自民党参院議員の山下英利氏(58)が立候補の意向を表明。在任中に3回入院した目片氏の健康問題を不安視する一部の保守系市議らに推された山下氏が名乗りを上げたことで、保守分裂の様相となった。


 ところが、目片氏からの「禅譲」を期待した山下氏だったが、11月20日になって突如、立候補しないことを表明。朝日新聞の取材に対し、「現在の自民党組織には候補者調整ができるような『重鎮』がいない。保守一本化のため、自ら身を退いた」と語った。


 最終的には保守系会派は目片氏支持で固まった。ある市議は「市長を引退させるなら、なぜ山下氏に立候補を辞退してもらったのかという話になる」と打ち明ける。目片氏は12月1日にも自民党県連、公明党県本部に推薦依頼を出す予定。市内の自治会で作る市自治連合会は同日、目片氏推薦を決める予定だ。


[雪辱期して連日街頭/民主系]


 一方、越氏は立候補表明の5日後の11月21日から、ほぼ毎日、駅前などで街頭演説をしている。「知名度では現職に劣るかもしれないが、子育て世代の代表として若さと元気をアピールしたい」と意気込む。


 支援する民主党県連は4年前の前回市長選で、越氏と同様に政治経験のない、人材育成会社社長の黄瀬紀美子氏(59)を擁立したが、約3600票の僅差(きん・さ)で目片氏に敗れた。立候補表明が告示1カ月前にずれ込んだことが影響したとみられ、今回、越氏の擁立を主導した市議会の民主系会派「市民ネット21」の幹部は「4年前の雪辱を必ず果たすという思いで動いてきた」という。


 ただ、高校卒業後に大津市を離れた越氏の知名度不足は否めない。そこで、地域政党「対話の会」から支援を得て、嘉田由紀子知事の選挙コーディネーター、松田馨氏(31)を選挙本部に迎えた。12月3日にも事務所を立ち上げる予定だという。


[無党派にも浸透図る/共産系]


 東氏は大津市内の診療所で18年間、医師として勤務した実績を強調する。支持団体の「いのちとくらしを守る大津市政をつくる会」の長田茂事務局長は「地元では患者らを中心に根強い人気があり、互角に戦える」という。


 推薦した共産党県委員会は前回、前々回の市長選で党役員を擁立したが、東氏に党内の役職はないという。奥村和美委員長は「市民の苦しみに心寄せられる親しみやすい人物。保守、無党派層にも十分浸透できる」とみる。


 東氏は、目片市政のもとで、大型ゴミの有料化や上下水道料金の値上げなどの行政サービスの切り下げが進められたため、市民生活が圧迫されていると批判する。陣営では、大阪ダブル選で橋下徹氏らが圧勝した背景には、現状に対する市民の不満があるとみて、「暮らしに密着した政治」を訴え、支持の拡大を図る狙いだ。(高橋玲央)

PR情報

2022チバQ:2011/12/07(水) 21:47:51
>>1888-1890>>2014
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20111206-OYT8T01374.htm
原告と被告 議場で対面




.「水本雄三」の記事をお探しですか?最新関連記事が 3 件 あります。町長が議長ら提訴 白浜議会が開会

 町長と副町長が町議会議長や町職員ら計6人を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした白浜町で6日、町議会が開会した。議場には、原告と被告が並ぶ異例の幕開けとなった。

 訴状では、西尾智朗議長は、ごみの中間処理施設に関する地元住民との交渉の場で、「職を賭してやる決意を示せ」などと水本雄三町長に迫り、どう喝の「共同不法行為にあたる」と主張している。

 この日、町議会には補正予算案など11議案が提出された。西尾議長から提案理由の説明を促された水本町長は、用意された原稿を淡々と読み上げただけで、提訴については一切触れなかった。

 議会は14日から3日間、一般質問を予定。提訴についての質問が集中する見込みで「訴訟の当事者でもある議長が、議事進行するのはいかがなものか」との意見も出た。休会後の議会運営委員会で協議した結果、「自身で行うか、退席して副議長に委任するかは議長判断に任せる」ことになった。

 町議の中には、「問責決議で、町政を混乱させた町長の責任を問うべき」との声もある一方、慎重な意見もあり、20日の閉会まで波乱含みだ。

(2011年12月7日 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/region/news/111207/wky11120702340000-n1.htm
提訴の町長淡々 白浜町議会開会 和歌山
2011.12.7 02:34
 町長が職員や町議会議長らを提訴するという異例の事態となっている白浜町で6日、12月定例議会が開会した。約5億800万円の平成23年度一般会計補正予算案など10議案が提案され、何事もなかったかのようにスムーズに議事は進行し、午前中で閉会した。

 大勢の報道陣が傍聴席に詰めかける中、午前10時に開会し、水本雄三町長は淡々と議案を読み上げた。議場は、原告の水本町長と被告になっている西尾智朗議長が終始目を合わさないという緊張した雰囲気に包まれた。閉会後は、議場内外のあちこちで議員や職員らが話し込むなどの光景も見られた。

 そんな中、議員の一部には、町長に対し問責決議案や不信任案を出そうとする動きも。

 4分の3の賛成が必要な不信任決議はともかく、問責決議は「賛成多数で可決される」などと指摘する声が上がっている。

2023チバQ:2011/12/07(水) 21:48:42
2010年3月の町長選記事

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186330
一騎打ちで決着へ、水本氏と立谷氏 白浜町長選
 任期満了に伴う和歌山県白浜町の町長選挙が17日、告示された。元高校教諭で新顔の水本雄三氏(56)=無所属=と現職の立谷誠一氏(60)=無所属=の2人が立候補し、10日前の出直し町長選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。22日に投票、即日開票される。

 町清掃センター(同町保呂)の使用期限に関連した立谷氏の発言問題が発端で、立谷氏が「町民の審判を受けたい」として任期満了(25日)前に辞任、出直し町長選挙が実施された。立谷氏が再選されたが、公選法の規定で元の25日で任期満了となるため、あらためて選挙が行われる。

 清掃センターは3月末が使用期限だったが、2月中旬から下旬にかけて副町長(町長職務代理者)と町議会が保呂区と話し合い、使用期間の延長に関する協議期間を9月末まで延長、その間、施設を使用することで合意している。

 今回の選挙戦でも、出直し町長選と同様、9月末までにこの延長問題をどう解決するかや、長引く景気低迷による観光商工・1次産業などの沈滞にどう対応するかが争点となるとみられる。

 水本氏は行財政改革や将来を見据えた活性化など16項目の公約を掲げ、町政への信頼回復を図るとともに、情報公開を進めることによる身近な政治を訴えている。

 立谷氏は観光振興推進室を役場内に設置し、町おこし事業を推進するなど「生活に希望」をテーマに、六つの取り組み方針と8項目の公約を掲げて支持を訴えている。

 投票は午前7時〜午後8時(一部地域は繰り上げて実施)に、町内36カ所の投票所で実施される。

 期日前投票は18〜21日に町役場と日置川事務所で実施される。受付時間は午前8時半〜午後8時。

 16日現在の選挙人名簿登録者数は1万9925人(男9162、女1万763)。

立候補者 届け出順
 (氏名の横の数字は投票日現在の満年齢。丸数字は旧町時代も含む当選回数。略歴の()内は主な経歴)

水本 雄三(みずもと ゆうぞう)56歳 無新 
 町青少年育成協会会員(高校教諭)立正大学大学院中退、湯崎

立谷 誠一(たちたに せいいち)60歳 無現③
 白浜町長(町議会副議長、保護司)田辺高卒、立ケ谷


(2010年03月17日更新)

2024チバQ:2011/12/07(水) 21:49:56
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186653
新町長に水本氏 白浜町長選挙


 任期満了に伴う和歌山県白浜町の町長選挙が22日あり、即日開票の結果、元高校教諭で新顔の水本雄三氏(56)=無所属=が、現職の立谷誠一氏(60)=無所属=に193票差で初当選した。投票率は68・14%。町議とのダブル選になった7日の選挙と比べ6・95ポイント下回った。2週間に2度の選挙という異例の事態になったが、町政刷新への期待が新顔を押し上げた。


 町清掃センター(同町保呂)の使用期限をめぐる立谷氏の発言問題が発端で地元区との関係がこじれ、話し合いがつかないとして立谷氏が任期満了(3月25日)前の2月に辞任。今回と同様、水本氏との一騎打ちによる出直し選挙で再選されたが、公職選挙法の規定で任期は辞任前と変わらないため、任期満了に伴う選挙が実施された。

 水本氏は「身近な町政」や「また来たくなるまちづくり」など五つの目標と、「退職金の全額返納」など16の公約を掲げたほか、清掃センターの問題では「地元と話し合い、問題解決に全身全霊で取り組む」と支持を訴えた。

 水本氏の陣営は、当初は知人や教員OBが中心の活動だったが、後半は町議OBや町職員OBも加わり、草の根運動を展開。告示直前に富田地域と日置川地域にも連絡所ができ、訴え掛けの輪を広げたことで、立谷氏への批判票や浮動票を取り込んだ。

 出直し選では、出馬表明が1月下旬と大幅に出遅れた上、知名度がなく不利な立場にあったが、短期間に1336票差まで追い上げた勢いを最後まで維持した。

 立谷氏は、自ら招集した2月の町議会定例会の直前に辞任し、批判を浴びた。また、清掃センターの問題をどう解決するか、清掃センター問題でいったん崩れた町幹部や町議会との信頼関係をどう立て直すかについても十分な説明をしなかったため、有権者が不信感を抱いた。この結果、7日の選挙時より千票以上得票を減らした。




【初当選で支持者と共に万歳する水本雄三氏(中央)=22日午後11時前、和歌山県白浜町で】

(2010年03月23日更新)

2025チバQ:2011/12/07(水) 21:54:09
>>757-758>>769>>773-774
白浜町長選挙の記事貼ってました・・・すげーぐだぐだ
落選した立谷誠一前町長は統一地方選で県議に当選>>1063

検索用:水本雄三

2026チバQ:2011/12/07(水) 21:59:08
>>2017
中田宏は木下敏之@元(前?)佐賀市長を副市長に迎えようとしましたよね。
何の因果か・・・

2027チバQ:2011/12/08(木) 18:13:30
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111208ddlk26010540000c.html
’12京都市長選:京都党、候補擁立見送り 「議会活動に専念」で一致 /京都
 任期満了に伴う京都市長選(来年1月22日告示、2月5日投開票)で、地域政党の京都党が独自候補の擁立を見送る方針を固めた。前回選にも立候補した弁護士の中村和雄氏(57)=共産推薦=が既に立候補を表明しているほか、現職の門川大作氏(61)も近く正式表明する予定で、自民、民主、公明は門川氏を推薦する方針。

 前回選に出馬した同党の村山祥栄代表は早くから立候補の可能性を否定していた。党内では独自候補の擁立が模索されてきたが、議会活動に専念するとの意見で一致し、見送ることになった。【古屋敷尚子】

2028チバQ:2011/12/12(月) 19:11:18
>>1734>>1968>>2027
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001112120003
非共産VS.共産 再戦構図
2011年12月11日

 来年2月の京都市長選に向け、現職の門川大作氏(61)が10日、立候補を正式表明した。共産推薦での立候補を明らかにしている弁護士の中村和雄氏(57)は脱原発デモに参加し、浸透を図った。選挙戦の構図は前回と同じ「非共産対共産」になる公算が大きい。





□門川氏 正式表明 「京都力」を発展へ□


 京都市のホテルで会見を開いた門川氏は、普段の和服ではなく黒いスーツ姿。「京都の未来のために全身全霊を傾ける」と緊張した面持ちで決意を述べた。「徹底した行財政改革を断行し、未来の京都へ先行投資もしてきた」と1期目の実績を強調。「地域力、文化力、人間力という『京都力』を発展させる」と力を込めた。


 2期目の方針にするという「基本政策」10項目も発表した。経済再生や雇用創出、文化芸術・スポーツ都市の実現、府市協調による二重行政の打破などを掲げ、「これが選挙の争点」と位置づけた。具体的な公約は改めて発表するという。


 前回選挙で951票差の接戦だった中村氏との対決については「4年間の実績や基本政策を掲げ、政策論争で戦いたい」とした。中村氏が前面に打ち出す「脱原発」に対しては「原発に依存しない社会を早期に実現する必要がある。方向に差はない」と語った。


 門川氏を推薦する方針の自民、民主、公明3党の市議や府議ら約60人も、同じ会場で「議員連盟」の初総会を開いた。あいさつした会長の井上与一郎・市議会議長(自民)は「3派の力を合わせて2期目を実現したい。共産党には負けられない」と結束を呼びかけた。




□中村氏 浸透図る 脱原発デモで訴え□


 一方の中村氏はこの日、支援団体の府職員労組の集会に出席し、市政改革への意気込みを語った。その後、伏見区での脱原発パレードに参加。NGOメンバーら約60人と商店街を練り歩き、マイクを手に「京都から脱原発を進めましょう」と訴えた。その足で区内の龍谷大深草キャンパスに移動し、自然エネルギーの普及などを話し合うシンポジウムを傍聴した。


 中村氏は報道陣の取材に、門川氏が発表した「基本政策」の文書を見ながら「脱原発、経済・雇用対策、市政改革について具体的には何も示していない。政策の違いを明確にして市民に訴えたい」と述べた。


 また、この日は関西広域連合の会合が京都市内であり、11月の大阪ダブル選を制した地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎・大阪府知事が初めて出席した。京都市長選に維新の会から候補を擁立する考えがあるかを報道陣から問われると、松井知事は「政治課題や政策は地域ごとに千差万別。京都に政治闘争を持ち込む考えはない」と否定した。

2029チバQ:2011/12/12(月) 19:18:18
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004676208.shtml
神戸市長選、候補者擁立せず 維新の会、明らかに 
 「大阪維新の会」で幹事長を務める松井一郎大阪府知事は10日、2012年2月投開票の京都市長選と13年秋ごろ想定される神戸市長選に関し、維新の会から候補者を擁立する考えがないことを明らかにした。


 関西広域連合委員会に参加するため訪れた京都市で記者団に「(京都や神戸に)政治闘争を持ち込むなんて、今のところまったく考えていない」と述べた。

 維新の会は大阪府と大阪市の二重行政解消を図る「大阪都」構想を掲げ、11月の「大阪ダブル選」で圧勝。国政選挙への進出も示唆したことで、関西の他の政令市選挙にも参戦するとの観測が一部に広がっていた。

 松井氏は「われわれは地域主権を訴えている。政治課題はそれぞれの地域で千差万別だ」と述べ、都構想実現のため地方自治法改正を目指す意向を強調した。

(2011/12/11 15:45

2030チバQ:2011/12/12(月) 19:25:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111210/lcl11121012550000-n1.htm
批判職員突き止め「反省の弁」…橋下氏「一件落着!」
2011.12.10 12:54
 「僕の民意と違う」−。大阪ダブル選の選挙結果について、テレビインタビューで感想を述べた市職員を問題視していた大阪市の次期市長、橋下徹氏は、市総務局に事実確認を指示。当該の市職員を特定し、部局を通じ「反省の弁」を述べさせていたこと明らかにした。

 この職員は、投開票日翌日の11月28日、市役所に出勤した際にマスコミのインタビューに応じ「僕の考えている民意とは違う」とコメントしていた。

 このほか、別の番組で橋下氏が代表を務める大阪維新の会について「向こうの考えている二重行政は分からない」と発言した職員についても、同様の措置を取ったという。

 総務局長から「職員は真摯(しんし)に受け止め反省している」との報告を受けたという橋下氏。「この2人の職員との問題は一件落着した」と溜飲(りゅういん)を下げた様子。一方で「行政上の主張や反対論はしっかり言ってほしい」とも語った。

2031チバQ:2011/12/12(月) 21:16:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111211/lcl11121119560001-n1.htm
都構想議連、自民府連の重鎮2人が反対表明
2011.12.11 19:55
 自民党大阪府連会長の竹本直一衆院議員と公明府本部代表の佐藤茂樹衆院議員が連携して13日の発足を目指す「大阪都構想に関する議員連盟」(仮称)をめぐり、府連前会長の谷川秀善参院議員と党副幹事長の西野陽衆院議員が11日、大阪市内で開かれた府連所属の国会議員会合後、相次いで反対を表明した。

 10月末に府連会長に就任した竹本会長は重鎮2人の反対にショックを受けた様子だったが「議連は志の同じ者がやるものなので、参加しない人がいても構わない。予定どおり発足させたい」と話している。

 会合後、西野議員は党政務調査会に「大都市問題に関する検討プロジェクトチーム(PT)」(座長=菅義偉元総務相)ができたことを上げ、「屋上屋を架すことになる。PTと議連で違う結論が出たらどうするのか」と指摘。

 さらに「事前調整がなかった。竹本会長のスタンドプレー。相談を受けてればまた違ったのだろうが何もないからな」と反発した。

 事前調整については、谷川秀善参院議員も「(竹本会長と)会っていたのに何の話もなかった。理解に苦しむ。議連を発足させたって誰も来んでしょ」と不満を隠さず、議連は「法改正が必要になった段階で初めて作れば良い」と述べた。

 やや疲れた表情の竹本会長は「議連は公明党さんと歩調を合わせてやっていきたいということ。PTと議連が両方あっても問題ないと思っている」と主張。議連への不参加は「都構想や公明党さんとの協力に反対と受け取られる可能性もある」と話していた。

 議連は、地域政党「大阪維新の会」が提唱する大阪都構想への理解を深め、地方自治法や都構想のモデルとされる東京都の仕組み、首都機能の一部移転について勉強することを目的としている。

2032チバQ:2011/12/12(月) 21:20:55
>>2022-2024
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111210/waf11121019010012-n1.htm
原告・町長、被告・議長…白浜町の乱、法廷闘争の行方は?
2011.12.10 19:00 (1/5ページ)[衝撃事件の核心 west]

「原告」の水本町長(手前)と「被告」の議長が並んで始まった白浜町議会。開会日は何事もなく終わったが、今後の展開は波乱含みだ=和歌山県白浜町
 ついに法廷闘争に発展した和歌山・白浜町の乱。水本雄三町長(58)と副町長が、課長や町議会議長らに対し、ごみ焼却場の跡地利用などをめぐる交渉の場で恫喝(どうかつ)されたとして慰謝料1000万円の支払いを求め提訴したものだが、町全体を巻き込んだ前代未聞のトラブルに町民らはあきれ顔だ。それにしても、なぜここまでこじれたのか。そして真実は何か。訴状や関係者の証言をもとに改めて検証してみる。(板坂洋司)

 観光以外の思わぬところで脚光を浴びてしまった温泉町・白浜。騒動の発端は、町内に16年前に建設されたごみ焼却場の跡地利用や地域振興策をめぐる地元・保呂(ほろ)区との交渉だ。前町長時代からの懸案だったごみ焼却場の使用期限の延長について昨年9月末、地元側と15年間の延長で合意。しかしその後、今年に入って跡地利用や地域振興策などをめぐって交渉は難航していた。そんな中で飛び出したのが地元住民からの恫喝だという。

 「(地元に)感謝する気があるんやったら3500万円出してくれ」

 「現金持ってこいって声も大きい」

 「明日から(焼却場の)事業を停止せよ」

 「問題を起こしたのは副町長や。副町長をやめよ」…。

 訴状によると、10月11、17、23日の3回行われた町と地元との交渉で、水本町長らは地元区長らからこう言われた。同席した担当課長ら職員も同調し、仲介役の議長からも「3500万円だしてたらこんな話(もめごと)にならんかった」などとなじられたとしている。

 町長と副町長はこうしたやりとりで精神的苦痛を受けたとして、区長と副区長、担当だった生活環境課長と同副課長、課長会リーダー格の富田事務所長と議長の計6人を相手取り、複数の加害者が他人に損害を与える民法の「共同不法行為」にあたるなどとして提訴した。町長、副町長名での提訴の場合は議会の承認が必要なため、個人名で出された。

 騒動は町長の地元交渉への出席拒否、担当課長を含む人事異動の内示、反発した課長16人全員の「降格願」提出…という道をたどってきた。水本町長は11月7日の記者会見で、恫喝や罵倒を受けたことを明らかにし、「(3500万円の)現金支出は地方自治法に違反する不正な公金支出と判断される可能性が高い」と主張。これに対し、課長会は「現金要求の事実はない」などと反論し、主張は平行線をたどっている。

 しかし、町長側によると、記者会見で配布した資料にあった区長らの発言は交渉内容の録音を起こしたものという。また、町長と課長会双方の要請で第三者の立場で交渉に出席していた町教育長は産経新聞の取材に対し、「現金要求の発言は事実かと問われれば、事実だとしか言えない」と断言。そのうえで、「(地元側は)鮮烈な言葉だった。町長と副町長はかなり参っていた」と話した。

2033チバQ:2011/12/12(月) 21:21:35
■ ■ ■


 こうした状況を見ると、地元や課長会側は分が悪そうだ。ある職員は「町長が地元への現金の支出について『違法性が高い』とばかり言うので、そんなことはないということを強調するあまり出た言葉で、真意ではない」と説明するが、少々苦しいかもしれない。

 裁判では録音テープが証拠として提出され、交渉の生々しい様子が再現される可能性もある。

 ただ、だからといって職員や区長、議長らに対し唐突に民事訴訟という手段に出て、慰謝料を求めるという町長らの行為に正義があるのかといえば、そうともいえない。

 町長や副町長は公人で、町の行政を推進する責任があり、そのための権限も委ねられている。さまざまな行政上の諸課題について、ひたむきに知恵を絞り汗をかきながら解決し、町を発展させ町民の幸福を図ることが求められている。

 その解決の努力を放棄し突然、「精神的苦痛を受けた」といって、交渉を早々に打ち切り、伝家の宝刀を抜くかのように提訴という手段に出たことに対しては、首をひねる町民も多い。

■ ■ ■


 問題が表面化して初めての町議会が12月6日に開会した。約5億800万円の平成23年度一般会計補正予算案など10議案が提案され、何事もなかったかのようにスムーズに議事は進行し、初日は午前中で散会した。

 大勢の報道陣が傍聴席に詰めかける中、水本町長は淡々と議案を読み上げた。議場は、原告の水本町長と被告の西尾智朗議長が終始目を合わさないなど、緊張した雰囲気に包まれた。

 散会後は、議場内外のあちこちで議員や職員らが話し込むなどの光景も見られた。議員の一部には、町長に対し問責決議案や不信任案などを出そうとする動きもある。4分の3の賛成が必要な不信任決議はともかく、問責決議は「賛成多数で可決される」との指摘もあり、20日の議会最終日まで目が離せない状況だ。

  

■ ■ ■


 この騒動をめぐって、町民の受け止め方もそれぞれだ。

 「数回の交渉で、恫喝され罵倒されたと言って、その対抗策が提訴というのはあまりにも稚拙で乱暴だ。最低の対応としかいえず、知恵や努力が微塵(みじん)も感じられない」。町内のホテルに勤務する男性(45)は町長らの行動をそう批判する。

 一方、建設業の男性(64)は「地元側の対応には不信がある。金にまつわるよくない噂も聞く。この際、きっちり裁判で膿を出すべきだ」と話し、町長の提訴に理解を示した。

 賛否はあるだろう。しかし、問題解決の基本は話し合いだと言いたい。物事に黒白をつけるだけの裁判という方法は、最後の手段であるべきだった。

 交渉のあり方も、恫喝や罵倒が事実とすれば言語道断であり、そんな発言を繰り返して人の尊厳を否定するようなことは二度とないよう町長は地元側にくぎを刺し、互いに大人の交渉をするようにとの敢然とした決意を伝え、粘り強く交渉に臨むべきだった。恫喝されたから提訴だというやり方は、公人としてはあまりに拙速で最低の方法ではなかったか。

 裁判は結果がどうあれ双方にわだかまりを生じさせ、不信感も簡単には消えないことだろう。せめて今となっては観光への影響だけはないように願うばかりだ。

2034チバQ:2011/12/12(月) 22:10:19
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111208/waf11120812320010-n1.htm
橋下イズム じわり注入中 大阪市役所「自ら動く組織」に
2011.12.8 12:31 (1/2ページ)[west政治]

 「知事就任前と比べてもものすごい濃い時間」。19日の就任前から連日行われている大阪市役所の重要課題のレクチャーについて、橋下徹次期市長はこう語った。4日目を迎えた8日は午後から病院局や情報公開室などの説明を受け、来週も重点項目の説明が続く。レクチャーといっても単なる説明にとどまらず、次々と指示を飛ばす橋下氏は、何を尋ね何を伝えようとしているのか。

 

「独裁」じゃない?


 「細かい話はするつもりないんです」

 ある幹部職員は、橋下氏のそんな言葉が意外だった。「市役所をぶっ壊す」と述べてきた橋下氏だが、職員の話を静かに聞き入る場面も多いという。同席市議は「『政治は独裁』と言ったけど、ぜんぜん独裁じゃないと分かってもらえたのではないか」と話す。

 「僕が言っていることが正しい訳じゃない」とも述べ、自らの問題意識を各部局にぶつけた後、行政的な判断を加えることを求める。特に市の都市ビジョンを策定してきた計画調整局との6日の協議は「感覚が全く逆で面白い関係になるなと思った」と皮肉まじりに振り返った。

 「まだ現職の平松邦夫市長が執務をしているのに、公開するのはやりすぎ」として非公開にしているが、市長就任後は部局との協議も原則公開で行う考えだ。

 

組織改革から


 橋下氏が最初に手をつけようとしているのは組織改革。幹部の一人は事業一つ一つを市長自らがいちいち指示しなくても自律的に動く組織づくりを目指す“橋下イズム”を感じている。

 その理想は、改革の実践を区長や幹部職員に任せ、自身は市役所内に新設する「最高意思決定機関」で、政治的判断が必要な場面で最終決断をする形だ。

 市幹部に繰り返し尋ねているのは、代表を務める「大阪維新の会」がダブル選で掲げたマニフェストを実行する際、「どこに課題があるのか」という点だ。話を聞きながら、マニフェストの実現の可能性を探っている様子だ。

 

市議同席批判も


 新体制に順応しようと懸命な職員もいれば、不安を感じる職員もいる。まだ次期市長と直接話をしたことがない幹部は「報道しか新市長の考えが分からないので、真意を測りかねるところもある」と打ち明けた。

 別の職員は改革に積極的に取り組みたいと思っているものの「事業にはメリットを受ける市民がいて政策を進めた議員がいる。事業を見直せば反発も出て職員が窮地に陥ることもある。そのときに、新市長はどこまで前に出てきてくれるのだろうか」と話した。

 一方、レクチャーに維新市議が同席していることに、別の会派の市議らから「首長をチェックするのが議員なのに」との意見も出ている。次期市長と議員が同じ立場に立てば、議会は新市長に無批判になるという指摘に、橋下氏は就任後は維新会派とも緊張関係を持つ考えを示したが、「維新市議のアドバイスを受けた方が効率的だ」と述べ、批判を退けた。

2035チバQ:2011/12/12(月) 22:11:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111212/waf11121213380007-n1.htm
大阪・太子町議が痴漢容疑 兵庫県警が逮捕、本人は否認
2011.12.12 13:37
 電車内で女子大生の下半身を触ったとして、兵庫県警須磨署は12日、県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、大阪府太子町議の吉井大晶(ひろあき)容疑者(36)=太子町春日=を逮捕した。「触っていない。電車の揺れで当たったかもしれない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は11日午後6時過ぎ、阪神電鉄三宮(神戸市中央区)−山陽電鉄板宿駅(同市須磨区)間を走行中の特急電車内で、兵庫県姫路市の女子大生(20)の尻や太ももを触ったとしている。

 同署によると、吉井容疑者と女子大生は、2人用の座席に隣り合って座っていた。女子学生が太ももを触られ、「何するの」と問いつめると、吉井容疑者は「すいません」と答えたが、その後も繰り返し触ったという。

2036チバQ:2011/12/13(火) 19:16:09
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111213mog00m010031000c.html
大阪市:区長公募、現職6人参戦へ 橋下氏も庁内の応募歓迎
 19日に大阪市長に就任する橋下徹氏が市内24区長を公募するとしていることについて、現職区長24人のうち6人が応募に前向きであることが、毎日新聞のアンケートで分かった。橋下氏は区長ポストを格上げして区政運営を全面的に任せる方針だが、これに賛同する区長は複数おり、公募には民間人だけでなく、現職区長も応じる可能性が出てきた。【小林慎】

 区長は来年4月に任命され、任期は4年。区ごとに公募し、橋下氏も審査に加わる意向だ。一般職トップの局長級の上に置いて給与も局長級より高額にし、事実上の予算編成権を持たせるなど大幅に権限を強化する方針を示している。

 アンケートは今月上旬に配布し、23人から回答を得た。1人は回答を拒否した。回答によると、公募に「応募する」と答えたのは1人、5人が「前向きに検討する」とした。公募内容の詳細が不明なため、「分からない」と回答したのが14人で、「応募しない」は2人だった。1人は公募の意向についての質問に回答しなかった。

 また、区長ポストの格上げや大幅な権限移譲の方針については、「部局縦割りの弊害の解消につながる」「現場のニーズに合わせて柔軟に対応できる」と、歓迎する区長が複数いた。一方で、「格上のポストになっても、部下や体制が従来のままでは困難」と区役所のスタッフ不足を懸念したり、「編成する予算項目の範囲、各区間の財政調整などの整理が必要」と指摘する声も出た。

 橋下氏は公募区長について「全員が公務員以外というわけにはいかない」と、庁内からの応募を歓迎する意向を表明。市職員が公募で任命された場合、任期満了後は市職員を辞職する必要はないとしている。

 橋下氏は「身分保障がある公務員と、すべてをなげうって来る外部の人を同じ給料にするわけにはいかない」と述べ、市職員と民間人とで待遇面の差を付ける考えを示している。

2011年12月13日

2037チバQ:2011/12/13(火) 22:44:52
2546 :チバQ:2011/12/12(月) 21:12:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111205-00000181-mailo-l25
“中核”を問う:2012大津市長選/1 中心市街地 /滋賀
毎日新聞 12月5日(月)12時59分配信

 ◇活性化、再びビル頼み
 「今日は大津駅前が生まれ変わる大きな一歩だ」。10月28日、大津市のホテルで開かれたJR大津駅前の再開発ビル着工を祝う式典で、建築主である地権者組合の渡辺茂理事長(44)が力を込めた。会場では真っ白い29階建ての完成模型が出席者の目を引いた。
 商業施設とマンション機能を併せ持ち、約5億2200万円の補助金を支出予定の市も「中心市街地のにぎわいの起爆剤に」と期待を込める。半面、立ち退きに応じた飲食店経営の男性(40)は「真新しいビル一つで活気は戻らない」と冷ややかな視線を送る。
 大津駅前から琵琶湖岸までの160ヘクタールを指す中心市街地。市が活性化に本腰を入れざるを得ない呼び水となったのは7年前の「OPA(オーパ)ショック」だった。
   ◇    ◇
 98年に京阪浜大津駅前にオープンした17階建て再開発ビル「明日都浜大津(浜大津OPA)」。市政100周年を記念して市が約10億円を拠出したが、客足が伸びずにテナントが相次ぎ撤退、わずか6年で閉鎖した。当時を知る福井英夫・市都市再生課長は「民間の見切りの早さに驚いた」と振り返る。
 その苦い経験から06年度に見直したのが、中心市街地活性化基本計画。かつて一番のにぎわいを誇った菱屋町商店街は通行量が75年の2割弱に落ち込むなど、深刻な実情が示された。空き店舗を若者に貸し出したり、湖岸の文化施設を整備するなど手は打たれているが、来年度を最終年とした通行量や観光客の目標値は達成が難しい情勢だ。
 浜大津駅前の繁華街で19年間、飲食店を営む男性(37)は客がまばらな週末の店内を眺め、「休日は閑古鳥が鳴いている。34万人が一体どこにいるのか不思議だ」と苦笑し、再び再開発ビルに賭けようとする市のもくろみに首をかしげた。
   ◇    ◇
 新しい再開発ビルは市の区画整理事業(約3ヘクタール)で古来の街並みを更地にした用地に建つ。3月に起きた東日本大震災で防災面の利点もより強調されるようになったが、震災で街のありようへの見方が変わった住民もいる。
 シャッター通りと化した商店街の一画で老舗酒店を営む平井洋子さん(57)は、震災で津波にのまれた自宅跡で家族の思い出を語る被災者の姿を伝えるニュースに心打たれた。代々受け継いだ離れをマンションにする商談を進めていたが、「家族の歴史を残したい」と白紙に戻した。平井さんは「新しくきれいにするだけでは人のつながりが失われないか」と疑問を投げかけ、「経済性や利便性を追求するより、血の通ったまちづくりをしてほしい」と願う。
   ◇    ◇
 来年1月15日に告示される大津市長選には現職の目片信氏(70)と民主、社民推薦の越直美氏(36)、共産推薦の東昌子氏(48)の新人2人が出馬を表明している。人口34万人、県内唯一の中核市の長を選ぶ選挙戦を前に、大津市政の課題を探った。

12月5日朝刊

2038チバQ:2011/12/13(火) 22:45:08
2547 :チバQ:2011/12/12(月) 21:13:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111206-00000168-mailo-l25
“中核”を問う:2012大津市長選/2 権限移譲 /滋賀
毎日新聞 12月6日(火)12時55分配信

 ◇成果の実感「これから」
 「大津は独り立ちされるので」。大津市が中核市に移行する前の07年秋、県側が行財政改革を理由に、保育所関連の県補助金約8300万円の打ち切りを通告してきた。驚いた市幹部が県と折衝を重ねたが、結局、昨年度までに全額廃止された。市財政課の担当者は「中核市移行に便乗した狙い撃ちだ」と吐き捨てた。
 09年4月に県内唯一の中核市となり、1910の事務が県から権限移譲された。特定疾患の医療費助成手続きなど保健所関連が6割を占めるほか、環境汚染調査・改善命令、介護施設の認可なども含まれる。ただ、財源面では市側に読み違いがあった。
 普通交付税で収入は20億円増、事務量増加に伴う経費が17億円増と、差し引きで「3億円プラス」と試算していたが、ふたを開けると収支とも19億円ずつ増大。県の行革による補助金削減が重なった分、実質的にマイナスとなった。
  ◇   ◇
 中核市になって産業廃棄物関連の業務が加わり、新設された市不法投棄対策課。県から業務を受け継ぐと同時に、大津市真野大野1の竹やぶに放置されたドラム缶451本という“お荷物”を背負わされた。
 県がドラム缶放置を把握したのは02年。引き継ぎでは「中身は廃鉱油。有害物質は含まれない」と説明を受けたが、市側の調査で水銀などの有害物が検出された。腐食したドラム缶から廃液が漏れるのを防ぐためシートで覆い、高さ3メートルの塀で囲って住民の立ち入りを禁じた。
 市は09年2月以降、周辺住民への説明会を6回開いたが、出席者からは危険性を懸念する声が相次いだ。近くに住む3児の母親(36)は「うちの子供は竹やぶを遊び場にしてきた。手遅れでなければいいが」と不安げに話した。ようやく来年、行政手続きを踏んでドラム缶を撤去するめどがついたが、異臭に長年悩まされた近くの女性(81)は「市の説明は井戸水を調査すると言うばかり。人体への影響など、こちらが知りたいことに十分答えてくれなかった」と振り返った。
  ◇   ◇
 補助金削減に直面した市福祉子ども部の結城慶一部長は「県とはぎくしゃくしたが、愚痴ばかり言っていられない」と話す。待機児童が多い地域から保育所を優先配置するなど、手にした権限を前向きに生かし始めているという。
 中核市移行のうたい文句としてきた「きめ細かい行政サービス」とは−−。旗振り役を務めた井上俊生副市長は「メリット、デメリットの結論を出すのは早い。中核市の成果を市民に実感してもらうのはこれからだ」と強調した。

12月6日朝刊

2039チバQ:2011/12/13(火) 22:45:24
2548 :チバQ:2011/12/12(月) 21:13:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000188-mailo-l25
“中核”を問う:2012大津市長選/3 財政見通し /滋賀
毎日新聞 12月7日(水)13時22分配信

 ◇ガス事業の収益あてに
 11月に開かれた大津市営ガス事業のあり方を検討する庁内会議の席上。収益を庁舎増築の費用に充てる市執行部の提案に対し、企業局幹部がくぎを刺した。「ガス事業の利益は本来、料金値下げなどで還元すべきです」
 現在の耐震基準を満たさず、手狭とも言われる市庁舎。市は隣接する国有地を取得して増築する方針を決めたが、建設費は160億円に上る。そこで今年8月、純資産が170億円に上る“優良”会計のガス事業収益が原資に浮上した。
 理由付けは「企業局の庁舎として建設すればよい」。企業局もガス事業の独立採算を建前としつつ、組織の一員として強行には反対していない。ただ「財布を一緒にしたら、モラルハザード(倫理観の欠如)を招く」と懸念する職員もいる。
 別会計の収益を当て込んだ財政運営がまかり通ることに、市幹部は「一般会計に余裕がない。ガス事業のおかげで健全性を保っている」と、悪びれた様子は見られない。
  ◇   ◇
 財政の硬直性を示す経常収支比率は09年度で87・7%。県内19市町で5番目に低く、人口増もあって現状は比較的安定している。だが、高齢化や不況による生活保護受給の急増で扶助費は10年前の2倍に膨らみ、抑えてきた投資も公共施設の更新時期が重なることで早晩、増加に転じる見通しだ。
 市が策定した中期財政計画では、12年度から5年間の累積で148億円の財源不足を見込む。一方、借金に当たる市債残高は今年度末見通しで1085億円、貯金の基金残高は100億円に満たない。特に、財源不足に充てる財政調整基金の残高は09年度で16億円と、全国41の中核市の中で36位と低い。
 市財政課の杉江達秀課長は「外部委託や事業の先送りでこれまで33年間、黒字を維持してきたが、綱渡りの状態だ」と頭を抱える。
  ◇   ◇
 09年4月の中核市移行で導入された包括外部監査は「効果の検証が不十分で、既得権化も疑われる」と、市が拠出する補助金約42億円の妥当性に疑問を投げかけ、100億円近い未収金も「担当者任せにせず、全庁挙げた取り組みを」と回収を促した。
 地方自治に詳しい澤井勝・奈良女子大名誉教授(地方財政論)は「財政運営は優等生と言えるが、ガス会計に甘えてはいけない。東日本大震災後、国も地方も激動の時代に突入した。5年、10年先を見据え、健全性を維持する努力が必要だ」と指摘している。

12月7日朝刊

2040チバQ:2011/12/13(火) 22:45:46
2549 :チバQ:2011/12/12(月) 21:13:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000226-mailo-l25
“中核”を問う:2012大津市長選/4 待機児童 /滋賀
毎日新聞 12月8日(木)15時8分配信

 ◇幼保の役割拡大を
 「何とか、お願いします」。受話器にお母さんの切実な声が響く。大津市平津2にある市の認可保育園「保育の家しょうなん」には、働くために我が子の預け先を探す電話が殺到する。
 「応えてあげたいけど……」。看護師など夜勤のある人にも対応しようと、保育士らは交代勤務で午後10時まで預かっている。対象は0〜5歳。一時保育も始め、開設当初の3倍の90人まで定員を増やしたが、園児は110人(10月末現在)。塚本秀一園長は「預かれる場所がもっと増えれば」と願う。
 共働き家庭が増え、認可保育園への入園窓口となる市保育課には保護者が押し寄せる。市内では今年度、5園が整備され、既存の2園も増築。定員は全体で405人増えたが、4月時点でオーバーした。担当者は「どこまでやっても青天井。需要の予測がつかない」と漏らす。
 一方、保育の家から約1キロの市立石山幼稚園。築35年の鉄筋2階建て園舎は当時11クラスあったが、79年に南郷幼稚園と分園した。4、5歳が対象で、現在は4クラス。空き教室は図書室などに活用している。山本文子園長は、のんびり絵本を広げる園児を見守りながら「このくらいゆとりがある方がいい。保護者もそれを求めている」と話した。
   ◇   ◇
 旧大津市では高度経済成長期を境に市立幼稚園が急増した。96年までに6園が分園し各地の小学校近くに32園ができたが、近年は子どもが減る園が目立つ。比叡平幼稚園では1クラス6人まで落ち込み、来年度から近くの保育園の4、5歳が合流することになった。各園では昨年度から週2回、午後4時までの預かり保育を始めたが、定員は20人のみ。毎回くじ引きの状態で、市教委は今年度から5園を週5回に増やした。担当者は「幼稚園も変わらないといけない」と話す。
 待機児童の解消に向け、国は12年度の通常国会に提案予定の新制度で、幼保に相互機能を持たせようとしている。県内で2年保育の公立幼稚園は大津、草津、愛荘の3市町だけ。新制度は3年以上が前提で、国は保育士と幼稚園教諭の資格の一本化も視野に保育時間の延長も進める構え。中核市への権限移譲も検討課題の一つだ。
 保護者のニーズは多様化している。共働きでも幼稚園に通わせたい親もいれば、保育園の教育力を高めてほしいという声もある。滋賀大の菅(すが)眞佐子教授(幼児教育)は「就労が保育の条件となる時代を超え、就学前教育を充実させる変革に期待したい」と話している。

12月8日朝刊

2041チバQ:2011/12/13(火) 23:22:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111213-OYT1T00707.htm?from=rss&ref=ymed
橋下市長「現業職再試験」…不正採用洗い出し?
 不祥事が多発する大阪市の現業部門の職員について、「採用経緯を全部明らかにし、問題があれば再試験」とした橋下徹新市長の発言が波紋を広げている。

 ごみ収集や道路清掃など現業職員の採用を巡っては、議員や労働組合の口利きがあったとする証言が後を絶たず、「パンドラの箱を開けることになる」との指摘もある。一方、不正採用が発覚すれば、市幹部は「免職以外にない」としており、組合側は「再試験で及第点に届かない職員の大量免職が、橋下氏の狙いでは」と警戒している。

 ◆停職以上の65%

 「職員の不祥事は目に余るものがある」

 市長選に当選後、初めて市役所を訪れた橋下氏は今月5日、現業職員の選考方法や競争倍率を報告するよう、真っ先に総務局へ指示した。

 市が昨年実施した調査では、平松邦夫市長が就任した2007年12月以降、10年3月末までに停職以上の処分を受けた職員は85人で、うち約65%にあたる55人が現業職員だった。ライフル銃を使った殺人、葬儀業者からの「心付け」受け取り、覚醒剤の使用などに加え、4日には健康福祉局の職員が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。橋下氏は「採用プロセスを示さないと納税者の理解が得られない」と語気を強めた。

 ◆不透明な採用

 市の現業職員は1万2412人(10月現在)で職員全体の3分の1を占める。人口規模で上回る横浜市の2・5倍に達し、全市町村で最多。06年度以降は採用を凍結しているが、以前は「営繕」「土木」など19職種について部局ごとに採用してきた。

 各局の人事担当者は「適切に選考してきた」とするが、かつて募集要項は、事業所の掲示板に短期間貼り出されるだけ。試験があるのを知っているのは市関係者らごく一部で、職員が親類縁者で占められた職場もあったという。

 不透明な採用は議会でも再三問題になり、「いつ募集があるのか、一切市民にはわからない」「特定の者だけが受験する不公正な状態だ」と閉鎖性が批判されてきた。

 さらに、複数の市関係者は「過去には応募時に議員や組合などの推薦や紹介などの口利きがあった」と話す。「議員枠」もあり、知人の応募書類の脇に議員名を書いたり、市側に受験番号を伝えたりして合格を働きかける動きがあったとの証言もある。

(2011年12月13日14時55分 読売新聞)

2042チバQ:2011/12/14(水) 12:04:38
>>2037-2040
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20111209ddlk25010479000c.html
“中核”を問う:2012大津市長選/5止 続く不祥事 /滋賀
 ◇異変「見て見ぬふり」
 10月に大津市納税課の元主査(46)が県警に逮捕され、役所内が家宅捜索を受けた業務上横領事件。その逮捕直前、納税課が示した内部資料に同市幹部は肝を冷やした。「ゼロが一つ多いんじゃないか」。横領が疑われる税額が2000万円を超えていた。

 県警が家宅捜索に入った10月19日夜、総務部長室に関係部署の課長ら約10人が顔をそろえた。「防止策を考えろ」。北川義治総務部長の言葉に皆が顔を伏せたが、その6日後、市民税課のロッカーから入金がないまま放置された納入申告書のファイルが出てきた。市側が「(元主査が)廃棄した」と主張してきた横領の“物証”にほかならなかった。

 今回の事件について村嶌由弘・市代表監査委員は「誰かが納税者に電話を一本かければ発覚し、被害は最小限に食い止められた。チェック機能がまひしている」と嘆息する。

  ◇   ◇

 同市では春の定期異動の希望をとりまとめる年末、「便利使い」と呼ばれる職員の囲い込みが行われる。指示を素直に聞き、仕事もできる職員を異動させないよう、所属長が陳情する行為だ。

 06年の公務員制度改革による5・7%の職員削減に中核市移行が重なり、業務量増に伴って囲い込みはさらに横行。今回逮捕された元主査や、昨秋に市民病院で3000万円近い公金窃盗が発覚した元病院職員(52)も「便利使い」として同じ部署に10年以上とどまり、現金の扱いも事実上任せきりだった。

 「会計に携わる者なら、誰でも異変に気付くはず」。公金窃盗事件の折、市民病院の帳簿を見たという税理士は首をかしげた。

  ◇   ◇

 先月24日には、市環境美化センターで職員が勤務中に使っていたバットやボール、エクササイズマシーンなどが見つかり、市議が議会で追及する事態となった。増え続ける遊具を横目に見ながら一度も注意しなかった上司は「市民の目は厳しくなったと自覚しているつもりだったが……」と漏らした。

 市幹部は「『大津はもっと良くなる』との思いがモチベーションだった以前と違う。難しい打球をわざわざ捕りに行ってエラーするより、見て見ぬふりをすれば傷付かずに済むと、職員が萎縮している」と打ち明けた。

  ◇   ◇

 次期衆院選の「前哨戦」とも目される大津市長選。既成政党がつかみかねる県都の民意は、果たしてどこに向かうのか。かじ取り役を決める戦いは1カ月後に迫っている。=おわり(この企画は加藤明子、安部拓輝が担当しました)

2043チバQ:2011/12/14(水) 12:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111214-OYT1T00152.htm
大阪知事選落選の倉田氏、政治家引退を正式表明

 11月の大阪府知事選で落選した前池田市長の倉田薫氏(63)が13日、市内で記者会見し、政治家としての活動を引退することを正式に表明した。

 今後は政策集団を結成し、若手政治家を育成したいという。

 倉田氏は「知事選出馬で池田市政を任期途中で投げ出したと言われ、もう一度市長を務めることが責任の果たし方ではないかと思った」と、市長選への出馬を一時、検討した理由を説明。しかし、「ここまで黙ってついてきてくれた家族が全会一致で反対した。これ以上家族に迷惑をかけられない」と、最終的に出馬を断念した経緯を明らかにした。

 倉田氏は市長4期目の07年度に全国で初めて、市独自の地域分権制度を導入。政策集団については、「大阪の夢を語り合う集団の立ち上げを模索し、来春にもスタートさせたい」と語った。

(2011年12月14日09時03分 読売新聞)

2044チバQ:2011/12/14(水) 17:57:59
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20111214ddlk27010335000c.html
選挙:池田市長選 「倉田市政継承」小南氏、出馬へ−−会見 /大阪
 池田市副市長の小南修身氏(64)は13日、同市内で記者会見し「倉田薫前市長の市政を継承したい」と述べ、池田市長選(18日告示、25日投開票)に無所属で出馬すると表明した。13日で副市長を辞職した。

 小南氏は公約として、犯罪・災害に強いまちづくりや生涯学習施設の充実、地域分権制度の推進を掲げた。会見には倉田氏が同席し「後継者として推薦したい」と述べた。

 小南氏は69年に採用。05年から助役と副市長を務めた。

 市長選には、政治団体役員、柴田外志明氏(62)=無所属、共産推薦=と、会社員の安座間肇氏(34)=無所属=が立候補を表明している。【熊谷豪】

2045チバQ:2011/12/15(木) 12:31:35
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111215ddm002010094000c.html
橋下・大阪市長:藤村官房長官、小沢・民主元代表、谷垣・自民総裁…既成政党が行列 次期衆院選を意識
 19日に大阪市長に就任する大阪維新の会代表の橋下徹氏が、就任日の夜から2泊3日の日程で上京し、閣僚や与野党の代表らと面談することが分かった。「大阪都構想」実現に向けて協力を求める。就任直後の政令市長への対応としては「異例の顔ぶれ」(政党関係者)という。国政進出も視野に動く維新の存在感が浮き彫りになった形だ。関係者によると、面談が内定しているのは、藤村修官房長官ら閣僚のほか、民主党の小沢一郎元代表、輿石東幹事長、前原誠司政調会長▽自民党の谷垣禎一総裁、石原伸晃幹事長▽公明党の山口那津男代表ら。市長選で応援に駆け付けた石原慎太郎・東京都知事とも意見交換する。

 就任当日から東京に乗り込む背景には、都構想実現のために政党の協力が不可欠という側面がある。国会で地方自治法を改正するか特別法制定が必要だ。橋下氏は13日に出演したテレビ番組で「今度の選挙(衆院選)で国の形が変わる。このチャンスを逃したら、今の官僚機構のまま日本は沈んでいくだけだ」と強調。国会議員の協力を得られなければ、次期衆院選で近畿圏に独自候補を擁立することも示唆している。

 こうした橋下氏の言動に対し、既成政党が維新に接近する動きが活発化している。自民は「大都市問題に関する検討プロジェクトチーム(PT)」、公明は「地方分権・地域主権推進本部」で議論を始める。みんなの党は地方自治法改正案の素案をまとめた。次期衆院選をにらみ、維新に近いことをアピールする狙いがあるとみられる。

 一方、上京に伴い、12月定例大阪市議会(28日開会)の日程が変更され、一部市議から不満の声が上がっている。ある自民市議は「開会日前日まで議案の調査の日程が入り、予備日がなくなった。急な補正予算などが組まれた場合の緊急対応が難しくなる。新市長は東京ばかり見て、議会軽視だ」と憤慨している。【林由紀子、津久井達】

毎日新聞 2011年12月15日 東京朝刊

2046チバQ:2011/12/15(木) 22:43:43
>>1590>>1721
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004684464.shtml
連座制適用、上告断念で失職へ 明石・灰野市議 
 今年4月の明石市議選をめぐる公選法違反事件で、連座制を適用され、大阪高裁で当選無効と同市議選への5年間の立候補禁止を命じる判決を受けた灰野修平市議(43)は14日、同市を通じて、上告を断念する意向を明らかにした。判決は16日に確定し、灰野市議は失職する。


 同市議選では、灰野市議の後援会会長と選挙事務所事務長が未成年の女性10人に選挙期間中のウグイス嬢を依頼し、報酬を支払ったとして、懲役1年、執行猶予5年の判決が7月に確定。大阪高裁判決は、2人は同法で規定する組織的選挙運動管理者等に該当し、灰野市議に連座制が適用されるとした。

 灰野市議は「誠に残念な結果となりましたが、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫びします」とのコメントを出した。

 灰野市議が失職しても、選挙日(4月24日)から3カ月が過ぎているため繰り上げ当選はなく、同市議会(定数31)は欠員のままとなる。

 兵庫県内では、1999年の淡路町長選(当時)の公選法違反事件で、親族の有罪確定により当選者に連座制が適用された例がある。この当選者は適用当時(2000年5月)、既に町長を辞職していたため、5年間の立候補禁止が命じられた。(森本尚樹)

(2011/12/15 10:18)

2047チバQ:2011/12/16(金) 12:46:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111216k0000e040166000c.html
橋下新市長:平松市長側近ら幹部6人更迭へ

橋下徹・新大阪市長 19日付で大阪市長に就任する橋下徹氏が、市幹部6人を更迭する方針を固めたことが分かった。6人は平松邦夫市長を支えた事務方トップの政策企画室長や情報公開室長らで、総務局付とする。発令は、橋下氏が就任する19日付。

 橋下氏はこれまで「民意を無視する職員には去ってもらいたい」と自主退職を促す考えを示していた。市関係者によると、6人の中には既に辞意を示している職員もいるという。

毎日新聞 2011年12月16日 12時01分(最終更新 12月16日 12時04分)

2048チバQ:2011/12/17(土) 14:17:52
>>2030
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111216-00000057-mai-pol
<橋下新市長>批判的職員に反省文書かせ、市は「忠誠」通達
毎日新聞 12月16日(金)15時0分配信


 大阪市が今月8日、「職員は市長の職務命令に忠実に従う」とする法律の規定を周知徹底させるよう、全所属長に異例の通達を出していたことが分かった。11月27日の市長選後、橋下徹氏や大阪維新の会に対する職員の否定的なコメントがテレビで放映されたのがきっかけで、橋下氏の意向を受けた措置。橋下氏は、職員を特定して「反省文」を提出させており、識者からは「越権行為だ」との批判も出ている。

【写真で見る】これまでの橋下大阪府知事

 橋下氏が圧勝した市長選を受けて、テレビの取材に応じた市職員が「民意という単語が僕の(認識)とは違う」「向こうが言っている二重行政が分からない」とコメント。これが11月28日以降、繰り返し放映された。

 映像を見た橋下氏は「『民意』とは公務員の身分で言うべきことではない。日本の民主主義がだめなのは、公務員に選挙がバカにされているからだ」と不快感をあらわにした。今月5日にはコメントした職員に発言の真意をただすよう、総務局長に指示。更に市として民意や政治への対応方針を出すよう求めた。

 総務局は8日、「民意、選挙、公選首長と公務員、行政と政治についての基本認識の徹底について」と題する内部通達文書を全所属長に配布。「市長は職員を指揮監督する権限を有し、職員は職務上の命令に忠実に従う義務を負う」など地方自治法や地方公務員法の規定を引用し、「軽率な意見表明や行動で市民の信頼を損なわないように」と指導を求めた。

 コメントした職員2人は9日までに「発言の一部だけが取り上げられ、誤解を招いた」「もう少し丁寧な言い方をすべきだった」などとする反省文を総務局を通じて、橋下氏に提出した。橋下氏は「きちっと反省の弁が出てきた。今後、2人には行政上の反対論はどんどん言ってほしいと伝えた」と、一件落着させる考えを示している。【林由紀子、茶谷亮】

◇古い体質、越権行為だ

 新藤宗幸・元千葉大教授(行政学)の話 公務員も、就業時間外や職場の外では自由な立場・人格が尊重されるというのが近代の常識。「犯人捜し」をして反省文を出させるというのは越権行為で、橋下氏自身が批判する古い体質のやり方だ。言論統制に他ならず、職員が自由な意見を言えない萎縮した組織になってしまう。職員は公務員であると同時に一市民でもある。橋下氏は、自分を批判する「民意」にも誠実に耳を傾けるべきだ。

◇統治の面で理解できる

 山中俊之・関西学院大大学院教授(人材開発)の話 カメラを向けられて、組織のトップへの批判と受け止められかねないコメントをするのは民間では考えられない。国でも地方でも、役人は選挙で選ばれた閣僚や首長を軽視しがちだ。解雇や降格がほとんどない公務員特有の体質だろう。内部では活発に意見を出すべきだが、対外的に組織批判をすべきではない。反省文を書かせるのも、ガバナンス(統治)の面では理解できる。

2049チバQ:2011/12/17(土) 21:03:35
3577 :名無しさん:2011/12/17(土) 00:56:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111216/lcl11121619370005-n1.htm
韓国で客死 元衆院議員で元奈良市長の鍵田忠兵衛氏
2011.12.16 19:36 [韓国]

 元衆院議員で奈良市長も務めた鍵田忠兵衛(かぎた・ちゅうべえ)奈良県議が16日、心不全のため旅行先の韓国・済州島で死去した。54歳だった。自宅は奈良市北御門町20の1、通夜は18日午後7時、葬儀・告別式は19日午前11時、奈良市佐保台1の3574の4、ならやま会館で。喪主は妻、美智子(みちこ)さん。

 韓国に同行した県議や鍵田氏の事務所によると、鍵田氏は15日から同僚県議らとゴルフ旅行に出かけていたが、16日午前にゴルフ場でプレー中に倒れ、病院に搬送された。

 鍵田氏は平成7年の県議選で初当選。3期目途中の16年に奈良市長選に出馬し当選したが、市議会の不信任決議を受け翌17年に辞職。その後の出直し市長選で落選した。同年9月の衆院選に自民公認で奈良1区から立候補し、比例で復活当選。21年7月には再び奈良市長選に立候補したが落選し、今年4月の県議選ではトップ当選した。

2050チバQ:2011/12/17(土) 21:51:02
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111217-OYT1T00543.htm
大阪都構想に公明賛成…市議会でも条例案可決へ
 大阪市の橋下徹新市長と大阪府の松井一郎知事が、府と大阪市の来年2月議会への提案を目指す「大阪都構想推進協議会」設置条例案について、公明党府本部は17日、賛成する方針を決めた。


 橋下氏率いる大阪維新の会が過半数を握る府議会に続き、大阪市議会でも可決・成立が確実となり、都構想を巡る議論は一気に進展しそうだ。

 維新が知事、大阪市長のダブル選で掲げた公約などによると、同協議会には、府と大阪・堺両市の議員や職員、有識者らが参加し、大阪都と、両市域に新たに設ける特別自治区の間の権限・財源の配分方法や区割り案などを検討するとしている。橋下氏らは、来年2月議会で設置条例案を可決し、来年度から具体的な協議に入りたいとの意向を示していた。

(2011年12月17日17時27分 読売新聞)

2051チバQ:2011/12/17(土) 21:52:19
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20111216-877321.html
小金井市長候補の「橋下徹」無断使用に抗議く

 大阪市長に就任する橋下徹氏が代表の「大阪維新の会」が、橋下氏や維新の会の名前を選挙掲示板のポスターに無断使用したとして、東京・小金井市長選の候補者に、副代表名で抗議文を送ったことが16日、分かった。

 抗議文は15日にファクスで送信した。維新の会幹部は「これまでも『○○維新の会』という名前が使われたことはあったが、今回は橋下代表の名前が使われたので、きちんと文書で抗議した」と説明している。今後も同様のケースがあれば、厳しく対応する方針。

 候補者は元自治官僚野村隆氏(58)。ポスターに街頭演説の案内のため「大阪維新の会橋下徹新大阪市長と政治信条を共にしている前横浜市長中田宏氏来たる」というシールを貼っていた。

 維新の会は「当会および橋下の氏名、名称の使用を許諾した事実は一切ない」と指摘。削除しない場合は「法的手続きにより解決を図る」としている。

 野村氏陣営は「ポスターはすべて張り替えた。橋下氏の知名度が高いため名前を使ってしまい、申し訳なかった」と話している。(共同)

 [2011年12月16日12時31分]

2052チバQ:2011/12/18(日) 17:52:24
>>1677>>1944
204 名前:チバQ 投稿日: 2011/12/18(日) 17:50:48
>>147>>199
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111218-00000023-mai-soci
<橋下新市長>近代美術館計画を白紙に「しょぼいのいらん」
毎日新聞 12月18日(日)15時50分配信

空き地や駐車場になっている大阪市立近代美術館の建設予定地。高層ビルや国立国際美術館(手前右)に囲まれた一等地にある=大阪市北区中之島で、原田啓之撮影

 大阪市長就任を19日に控えた橋下徹氏が、大阪・中之島に建設予定の市立近代美術館の計画を白紙に戻し、府市統合本部で検討する方針を表明している。市が購入したり寄付を受けたりした絵画、オブジェなどは約4500点。橋下氏はコンサートホールなども備えた複合施設に変更することも視野に入れているが、事業中止の場合、作品を売却する可能性を示唆しており、関係者は計画の行く末にやきもきしている。【原田啓之】

 近代美術館の建設構想は83年、市制施行100周年記念事業として浮上。市が98年に基本計画を作り、用地を国から226億円(うち建設用地は117億円分で残りは売却予定)で購入した。展示予定作品では、近現代の美術品約3500点の寄贈を受け、約1000点を約153億円で購入。最も高いモディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」(1917年)にはバブル期の89年に19億3000万円も出した。

 ところが、財政難で計画は中断。昨年11月には整備費を280億円から122億円に縮減し、建物の延べ床面積を2万4000平方メートルから1万6000平方メートルに縮小する整備計画を発表した。「普段の生活の中で気軽に参加できる美術館」(建設準備室)というコンセプトで、16年度の完成を目指していた。

 これに対し、質の高い施設を目指したい橋下氏は13日、「しょぼい美術館なんかできても大阪の力は高まらない。一から構想を練り直したい」と表明。「国内外から人が集まるようなものを造らないといけない」としており、建設する場合は大阪府との共同事業にする腹づもりだ。

 用地購入時の国との契約では、今年度末までに美術館が完成しない場合は最大約16億円、美術館以外に転用したら最大約48億円の違約金が発生する。だが、橋下氏は「違約金があるから美術館を造らないといけないというのは本末転倒」と歯牙にもかけない様子。作品についても計画中止の場合は「売らざるを得ない」としている。

 建設構想に80年代から関わっている兵庫陶芸美術館長の乾由明・京都大名誉教授(近代美術史)の話 収集した作品の質は国内トップクラス。完成すれば大阪の新しい文化の核になる。美術館はその都市の顔であり、運営次第で人は集まる。作品を売るという発言は乱暴だし、廃止は大阪の文化全体の問題だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板