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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1853チバQ:2011/10/25(火) 23:02:56
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111025/plt1110251556004-n1.htm
“民自”統一候補に池田市長が浮上!大阪府知事選2011.10.25

 大阪府の橋下徹知事(42)の辞職に伴う府知事選(11月27日投開票)で、民主党と自民党の統一候補として名前が浮上した同府池田市の倉田薫市長(63)は、27日までに進退について方針を固め、態度表明する考えを明らかにした。

 倉田氏は25日午前、記者団との質疑に応じ、「府内の首長の支持署名が30人以上集まること」としていた出馬条件を引き下げ、「池田市を除く府内42市町村長のうち28人以上の賛同が得られれば後援会の了解を得た上で出馬する」と説明。

 ただ、現状認識として「厳しい」と指摘、「勝てる戦いでなければ出馬しない」とも述べた。

 同時に「政党が前面に出る選挙にはならない」と強調。出馬しても政党から推薦や支持を受けない意向を明らかにした。

1854チバQ:2011/10/25(火) 23:05:04
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20111025-854461.html
橋下氏にやっかいな敵…倉田池田市長
 11月27日投開票の大阪府知事選で、民主党府連が出馬を打診した元検事で弁護士の郷原信郎氏(56)は24日、大阪市内で会見し、出馬見送りを表明した。一方で、民主党府連と自民党府議団は、大阪府池田市の倉田薫市長(63)を擁立する方向で、本格的な検討に入った。府議団幹部はこの日「出れば応援する」と明言した。大阪市長選と合わせたダブル選で、自らは市長選に出る橋下徹大阪府知事(42)は、府知事選に維新の会・松井一郎幹事長(47)を擁立。大阪のトップ2席奪取を目指すが、倉田氏出馬が決定すれば、大阪都構想実現に向け、大きな壁になることは間違いない。

 今回の流れをジャーナリストの大谷昭宏氏(66)は「橋下さんからみれば『かなり、やりにくい相手が出てきた』という感じじゃないでしょうか」と見る。倉田氏は95年に池田市長に就任以来、すでに5期目。橋下氏だけでなく、市長選で争う現職の平松邦夫大阪市長(62)とも親交があり、両者に物が言える数少ない人物でもある。

 倉田氏は、橋下氏の国と戦い地方分権を進めようとする姿勢には賛同しているが、独善的な手法は批判している。この状況を大谷氏は「橋下さんも、郷原さんが(松井氏の)相手なら、真っ向から戦えるが、倉田さんならそうはいかない」と指摘。選挙戦だけでなく、橋下氏が市長に当選し、倉田府知事が誕生した場合も、郷原氏と違い、大阪都構想の理念への理解はあるだけに「都構想も、慎重に、慎重に進めざるを得ない。そういう意味で『やっかいな相手』でしょう」と分析する。

 大きな組織票を得る見通しが立った倉田氏はこの日夜、記者団に対して出馬条件として(1)民主、自民両党が別の候補を擁立しない(2)府内の首長の支持署名が30人以上集まる−ことに言及。「これは僕が示したハードルだ」と説明した。同氏は今日25日、後援会役員会を開き、進退の協議をする。そこでの決断が、府知事選のカギを握る。

 ◆倉田薫(くらた・かおる)1948年(昭23)5月19日生まれ、池田市出身。71年に関西大法学部を卒業し、同市役所に勤務。池田市議を5期務め、95年に市長に初当選。07年には大阪府市長会長を務めた

 [2011年10月25日8時24分 紙面から]

1855チバQ:2011/10/25(火) 23:10:00
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111025-OHT1T00028.htm
郷原氏と丸山氏不出馬 中山氏が自民公認候補直訴…大阪府知事選
 俺に決めろ! 橋下徹大阪府知事(42)の市長選へのくら替え出馬が決まり、11月27日に大阪市長選とのダブル選挙が確定した大阪府知事選で、自民党の擁立候補の1人とされる前衆議院議員・中山泰秀氏(41)が、29日の自民党府連大会などで自らを公認候補に決定するよう直訴する方針を固めたことが24日、分かった。

 中山氏は「複数の党員が、私の出馬を推してくれている。きわめて前向き」と意欲を示した。知事選には、橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」の松井一郎幹事長(47)らが出馬するが、この日は弁護士の郷原信郎氏(56)に加え、丸山和也参院議員(65)も不出馬の考えを表明。「都構想には賛同するが彼が掲げるのは空想」と“反橋下”の態勢が整わないことに業を煮やし、自ら手を挙げた。

 民主党府連から出馬を打診されていた郷原氏はこの日、府庁での記者会見で「検討してきたが極めて困難と判断した」と表明。理由について、自身が第三者委員会委員長を務めた九州電力やらせメール問題への対応を挙げ、当面は問題への対応に専念する考えを示した。一方、丸山氏はこの日、事務所を通じて「出馬は全く想定していない」とコメント。中山氏は「丸山さんを推す声は不戦敗でもいいと思っている人の時間稼ぎだったのでしょう」と指摘した。

 中山氏の父は元郵政大臣の中山正暉氏(79)で、元外務大臣の中山太郎氏(87)は伯父。政界のエリートは、民主、自民、公明が相乗りで擁立を模索しているとされる大阪府池田市の倉田薫市長(63)についても「まだ任期が3年半もある。知事選出馬なら、また選挙となる池田市民は納得するのか」とけん制した。

1856チバQ:2011/10/27(木) 22:11:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111027-OYT1T00687.htm?from=main7
橋下維新急成長で変わる大阪政治の対決構図
 大阪府知事選と大阪市長選の投開票まで、27日であと1か月に迫った。

 民主、自民、公明、共産4党の対決と連携の構図は、4年前の前回選から激変した。府知事の橋下徹氏(42)が昨春結成した地域政党・大阪維新の会が、府政界の一極に急成長したためだ。前回選で全面対決した民主、自民両党は今回、「非維新」の候補をそろって支援することに。“対維新網”はどのように作られたのか。

 「池田市民として(出馬を)期待してます」

 府内首長の後押しで知事選への出馬を表明した池田市長の倉田薫氏(63)のもとに、表明前日の25日午後11時、同市に住む民主党府連幹部から電話があった。立候補を迷う倉田氏に出馬を強く促した。

 自民党府議からも電話があった。「もう(出馬に)行こう。行こう」。繰り返し働きかけていた。

 前回知事選では、民主党は独自候補を立て、橋下氏を支援した自民、公明両党と激突。市長選でも自民党は、民主推薦の平松邦夫市長(62)と対立した。

 だが、今回はまず民主、自民市議団が、橋下氏の掲げる「大阪都構想」への反発から、市長選で「反維新」の共闘関係を結んだ。知事選でも統一候補を模索。互いに擁立候補を出し合い、選考する手順を取ったが、双方とも「政党色の強い候補には乗りにくい」との思いが強く、難航した。

 そこで急浮上したのが倉田氏だった。府内の市町村長が擁立し、政党が支援する。民主、自民両党の合意は急速に進んだ。

 「調整能力は抜群」「新しい大阪のために先頭に立ってほしい」――。

 26日夜、倉田氏の出馬表明会見に同席した首長4人は、口々に倉田氏への期待を語った。「維新独走」への危機感から、府内の首長30人から倉田氏出馬の賛同を取り付けていた。

 自民府議は言う。「今回は、維新の大阪支配を首長が許すかどうかの戦いだ。政党の支援はあくまで水面下にとどまる」。橋下氏の既成政党攻撃を避ける狙いもうかがえる。

(2011年10月27日14時47分 読売新聞)

1857チバQ:2011/10/27(木) 22:12:00
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111027/plt1110271554005-n1.htm
橋下ピンチ!“大阪番長”倉田氏が知事選出馬!週刊誌は橋下攻撃2011.10.27


橋下徹・大阪府知事【拡大】

 大阪府知事選(11月27日投開票)に、同府池田市の倉田薫市長(63)が出馬表明した。倉田氏は、大阪市長選で激突する橋下徹知事と平松邦夫市長との「仲裁」を試みるなど府内42市町村長のリーダー的存在で、30人の首長が賛同する方向。橋下氏には月刊誌や週刊誌が「血脈」報道を炸裂させており、大阪ダブル選で橋下陣営は危機に直面している。

 「署名集めに奔走してくれた首長たちの思いを無駄にはできない。政治家としてここで逃げることはできない」

 倉田氏は26日夜、大阪市内で記者会見し、府内首長の出馬要請を受けて、立候補する意向を表明した。

 知事選には橋下氏率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(47)も出馬する。民主、自民両党は知事選で倉田氏を、市長選で現職の平松氏を支援する考え。市長選にくら替え出馬する橋下氏ら維新の会側と、激しい選挙戦が展開されそうだ。

 倉田氏は1948年生まれ。関西大学卒業後、池田市役所勤務を経て、75年に同市市議に。95年から同市市長を務めている(5期目)。全国市長会副会長や大阪府市長会会長を務めるなど、人望も厚い。

 注目の会見で、倉田氏は、橋下氏について「やんちゃだけど、純粋さ、あのスピード感、いいじゃないですか」と評価しながらも、「市長になることは反対する」と明言。橋下氏がダブル選の争点に掲げている「大阪都」構想については、「争点にしない。国が制度改革するもの。何年もかかる」と語った。

 また、橋下府政を「恐怖統治が気になる」といい、「施策ごとに、きめこまやかに各政党に理解いただく運営が必要。府民からしても、透明性が確保できると思う」と対話路線を掲げた。

 一方、橋下氏は同日、「行政マンの倉田さんに抜本的な改革はできない」と批判した。

 国民の関心が高まっている大阪ダブル選だが、ここにきて、衝撃的な報道が炸裂した。「新潮45」や「週刊新潮」「週刊文春」が、橋下氏の出生や血脈に関する記事を一斉に掲載したのだ。

 某政党の大阪市長選に関する世論調査で、橋下氏と平松氏はほぼ横一線に並んでいるという。果たして、「大阪秋の陣」の勝者は…。

1858チバQ:2011/10/27(木) 22:20:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111026/stt11102617110005-n1.htm
大阪市長選出馬「橋下氏の考え方は正しい」 亀井氏
2011.10.26 17:11
 国民新党の亀井静香代表は26日の記者会見で、11月27日投開票の大阪市長選に出馬する橋下徹府知事について「あの人の考え方は正しい方向だ。府民や市民の支持を得る」と高く評価した。一方、市長選と同日実施の府知事選に民主党が独自候補者を擁立しても「応援しません」と述べた。

1859チバQ:2011/10/27(木) 22:24:17
http://www.j-cast.com/2011/10/27111462.html?p=1
橋下府知事に突然の「逆風」 新潮、文春で「暴露」系記事が相次ぐ
2011/10/27 19:41
大阪府の橋下徹知事に逆風が吹き始めたのか。圧倒的人気を誇るといわれてきた橋下知事について「ウソを平気で言う」といった厳しい関係者証言などが並ぶ雑誌記事が相次いでいる。

府知事選と大阪市長選のダブル選の投開票日は、あと1か月後の2011年11月27日だ。選挙戦への影響はあるのだろうか。

「大阪では売れ切れ店続出」

橋下府知事の記事が相次いでいる。 橋下知事は市長選へ転じ、現職の平松邦夫市長と対決する。知事選は、橋下知事後継候補の松井一郎府議と倉田薫・池田市長との争いが軸になる構図が固まっている。

そんな中、月刊誌の「新潮45」11月号(10月18日発売)は、「『最も危険な政治家』橋下徹研究」と題して4人の筆者による4本計30ページの特集記事を載せた。

記事のテーマはそれぞれ、橋下知事の心理分析や出自、政策(大阪都構想)批判など。いずれも橋下知事に対し、厳しい視線が感じられる内容となっている。

筆者のひとりは、「日本の路地を旅する」(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したノンフィクション作家の上原善広氏。この本について文芸春秋はサイトで「路地(被差別部落)をその出身者である著者が訪ね歩く」と紹介しているが、今回も上原氏は橋下知事にかかわる場所や人を丹念に訪ね歩き、これまであまり知られていなかった側面について報告している。

別の筆者である精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏の記事では、「橋下青年の高校生のころを最もよく知る先生」が語った内容として、「嘘を平気で言う。バレても恥じない」「彼を評価する先生は、まずいないのではないか」といった酷評もある。

また、橋下氏が、前の府知事選に立候補表明する直前まで、「2万パーセント(立候補は)ない」とテレビカメラの前で語っていたことを取り上げ、橋下氏による激しい誇張は、豹変することや煙にまく「予兆にみえる」との分析も書かれている。

「新潮45」は大阪では売れ切れ店が続出。全国展開している大手書店の大阪市北区にある複数の支店に聞いてみると、「売り切れで今、追加発注中」「一度売り切れて、本日追加入荷しました」といった反応だった。

この「新潮45」の反響に刺激されたのか、週刊新潮(11月3日号)と週刊文春(同)も、橋下知事の生い立ちや親族などに関する記事を載せ、10月27日には首都圏の店頭に並んだ。週刊新潮は8ページも割いている。

1860チバQ:2011/10/27(木) 22:24:50
「メディアの姿勢に疑問」の反発も
週刊新潮の記事は、先に発売された「新潮45」を踏まえた内容で、週刊文春の記事も、橋下知事について、「変節と裏切り」が「人間性を探る上で欠かせないキーワードだ」と指摘。両誌とも期せずして橋下氏に対し厳しいスタンスの内容となっている。

選挙を直前に控えた時期のこうした記事に対し、橋下知事側ではどう捉えているのだろうか。10月27日夕の段階では、「(記事に関する対応は)議論していない」(大阪維新の会事務局)、「(知事)本人から特に対応の指示はきていない」(橋下知事の後援会事務所)とのことだった。

春の統一地方選で、橋下知事が代表を務める大阪維新の会が、大阪市議選とならんで力を注いだ市議選の舞台だった堺市の市議に記事のダブル選への影響を聞いてみた。

自民党の野村友昭市議は、「記事は読みましたが、橋下知事の人気は、(記事にあるような視点とは)別のところにある」として、「影響は少ない」とみている。逆風にはならないとの見立てだ。

維新の会の池田克史市議は、「影響はないと思う」と話した。政策を主体に訴えており、有権者に政策を判断してもらうものだからだという。ただ、選挙直前の時期にこうした政策に関係しない部分に力点を置いた記事が続くことに対しては、「メディアの姿勢に疑問を感じる」としている。

1861とはずがたり:2011/10/28(金) 11:47:18

俺の持論は大阪都よりも近畿州だ♪

倉田氏が大阪知事選へ出馬表明 民自支援、構図固まる
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102601000706.html

 ビラを手に大阪府知事選への出馬を表明する同府池田市の倉田薫市長=26日夜、大阪市内のホテル

 11月27日投開票の大阪府知事選について、同府池田市の倉田薫市長(63)は26日、大阪市で記者会見し、府内首長の出馬要請を「断る理由はない」と述べ、立候補する意向を表明した。

 知事選には橋下徹知事率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(47)も出馬する。倉田氏出馬で、同日選の大阪市長選も含めて主立った候補者が出そろい、構図が固まった。

 民主、自民両党は知事選で倉田氏を、市長選で現職平松邦夫市長を支援する考え。市長選にくら替え出馬する橋下氏ら維新の会側と激しい選挙戦が展開されそうだ。
2011/10/26 22:02 【共同通信】

1862とはずがたり:2011/10/28(金) 11:48:40
>>1858
なんで亀井ちゃんが!?

小沢+亀井+橋下新党なんてのも面白いかも♪

1863神奈川一区民:2011/10/28(金) 12:28:36
>>1861
兵庫県と合併して阪神府にした方がいいと思う。

>>1862
河村たかしも入れてあげて下さい(笑)。

1864とはずがたり:2011/10/28(金) 13:05:23
>>1863
忘れてましたw
入れときます♪

先ずは大阪府下の市町村が大同合併して全域政令指定都市を目指せば良いと思ってます。大阪市・東大阪市・北摂市・北河内市・堺市・和泉市・南河内市くらいで。たちどころに府は不要にw

関西は神戸・兵庫含め大阪府市らが競って無駄なことしてる印象がありますがどの組織が一番駄目っすかねぇ・・。
http://www.osaka-minkoku.info/osaka/osaka.htm

1865チバQ:2011/10/28(金) 23:04:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111028/lcl11102813430003-n1.htm
府知事選で倉田氏擁立支援の首長、リストアップ検討 大阪維新
2011.10.28 13:42

大阪府知事選への立候補を表明する記者会見を終え、報道陣に囲まれる倉田薫・池田市長 =26日午後8時22分、大阪市中央区 (竹川禎一郎撮影)
 大阪府の橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」が、府知事選(11月27日投開票)で「卒維新」を掲げ立候補を表明した同府池田市長、倉田薫氏(63)について、立候補を要請する署名に賛同した20人の首長と、立候補表明をすれば支援する姿勢を示したとされる10人の首長のリストアップを検討していることが28日、分かった。

 来月1日からは、維新府議団が府の来年度予算について府内市町村から意見を聞く意見交換会を始めるが、倉田氏擁立に動いた首長に対する維新の対応に注目が集まっている。

 維新は知事選に、府議で幹事長の松井一郎氏(47)を擁立。一方、倉田氏は、府内首長の3分の2(28人)以上の賛同署名を出馬の「条件」とした。

 署名に賛同した首長は20人だったが、「立候補するなら応援する」などと応えた首長が10人前後いるとして倉田氏は出馬を決断。署名集めに奔走した大阪狭山市の吉田友好市長は、30人については公表しない意向だ。

 一方、維新は倉田氏擁立に向けた首長の動向を注視。各地の所属府議らが地元自治体などで情報収集にあたり、署名に応じた首長らのリスト作りを検討している。

 来月1日からは、府の来年度予算に向け、維新府議団と府内市町村の意見交換会が予定されている。

 維新府議団の今井豊幹事長は「倉田氏擁立に誰が動いたかなどは関係ない。意見交換会はあくまでも粛々と行う」と話すが、維新内部では「選挙戦で“敵”になる以上、戦略のために把握は必須」との声も強い。

 一方、倉田氏は27日夜から短文投稿サイト「ツイッター」を開始。知事選への出馬を表明した26日のドキュメントをつづった。

 28日朝は記者団に対し、「若者と話をして、『これからの時代はツイッター』とアドバイスされた。これから政治姿勢を発信していきたい」と意欲をみせた。

1866チバQ:2011/10/28(金) 23:44:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000635-san-pol
大阪ダブル選 維新の松井氏が堺市長に支援要請 倉田氏の首長連合に対抗
産経新聞 10月28日(金)23時41分配信

 11月27日に投開票される大阪府知事選で、橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」の公認候補として出馬する同党幹事長の松井一郎氏(47)が28日、堺市役所を訪れ、「中立」を明言している竹山修身市長に支援を要請した。知事選では「卒維新」を掲げた池田市長の倉田薫氏(63)が首長連合の要請で出馬を決めており、維新は今後、維新支援の「檄文(げきぶん)」を求めるなど、府内首長への働きかけを強める方針だ。

 松井氏はこの日、橋下知事とともに堺東駅前で街頭演説を行った後、府議らとともに竹山市長を訪問。

 竹山市長は、大阪府職員を退職して出馬した2年前の堺市長選で橋下知事や松井氏の応援を受けて当選したが、現在は都構想による堺市再編には反対の立場で、ダブル選挙では「中立」を明言している。

 これらの経緯をふまえ、松井氏は「いろいろお立場もあると思いますが、よろしくお願いします」と支援を要請。竹山市長は「頑張ってください」と応じたが、言葉を交わしたのはわずか1分程度。松井氏は支援組織が主催する講演会に出席するため、いすに座る間もなく訪問を終えた。

 一方、堺市内で開かれた「経済人・維新の会」主催の講演会では、橋下知事が最近の週刊誌などでの批判報道について触れ、「いろいろありますけどね、ほぼ事実です」と苦笑する一方で、「法に反すること、政治家として金にまつわるいやらしいことはないことを約束します」と胸を張ってみせた。

 一方、大阪市の平松邦夫市長は、推薦を決めた連合大阪の総決起集会に出席。橋下知事が掲げる政策を「ギャンブル」にたとえ、「ガラガラポンと言うが、1等の金の玉が入っているかわからへん。はずれで市民が路頭に迷うことを絶対に阻止しなければいけない」と強調した。

1867チバQ:2011/10/28(金) 23:47:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000003-maiall-pol
<大阪ダブル選>池田市長立候補に維新ピリピリ 「刺客を立てる」
毎日新聞 10月28日(金)16時42分配信

 ◇戦略見直し必至

 大阪府知事選への出馬を表明した同府池田市の倉田薫市長(63)が、大阪維新の会代表を務める橋下徹知事(42)の「改革の継承」を掲げたことに維新がピリピリしている。対立候補を抵抗勢力に見立て、改革を訴える戦略の見直しを迫られるからだ。27日は早速、倉田氏の動向を見据えながらマニフェストの発表時期を探る案が浮上。府内30市町村長の賛同が集まったとされることについて、幹部からは「証拠を見せろ」「刺客を立てる」との声も飛び出した。【堀文彦、林由紀子】

 倉田氏は26日の出馬会見で「卒維新」を掲げ、維新の大阪都構想を争点にしないと表明。27日、記者団に「維新の混乱が長く続くことは新しいスタートが遅れる」と批判する一方「橋下改革は大賛成。私が代わって橋下改革を引き継ぐ」と強調した。

 これに対し、維新が知事選に擁立する幹事長の松井一郎府議(47)は「反対勢力の民主、自民に応援されてどうやって橋下改革を引き継げるのか。ごまかしには反論していく」と批判。橋下氏も記者団に「(倉田氏の)実績を見たら大改革につながらない」と述べた。維新内では「一番言われたくない話。『相乗り』批判を想定していたのに」(中堅議員)との声が広がる。

 倉田氏は府内43市町村長のうち28人の賛同署名を出馬条件としていた。これを受けて維新は24日、所属議員に選挙区内の首長への「あいさつ回り」を指示。首長に署名しないよう働き掛けた。

 ところが、倉田氏は署名簿はないが30人の賛同を得たと説明。維新幹部は「署名が集まらないと出馬しないと言っていたのだから、証拠を見せるべきだ」と憤慨する。別の幹部も「賛同した首長のところには刺客を立てるだろう」とけん制した。

 維新は27日、知事選マニフェストの検討会合を大阪市内で開催。一部幹部は今月中に完成予定のマニフェストの発表時期を慎重に見極めるべきだとの考えを示した。

 知事選には共産推薦の弁護士、梅田章二氏(61)、建設会社社長の羽柴秀吉氏(62)も出馬表明している。

1868チバQ:2011/10/28(金) 23:48:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000109-jij-pol
大阪、橋下知事を支援=みんな代表
時事通信 10月28日(金)16時53分配信

 みんなの党の渡辺喜美代表は28日の記者会見で、11月27日投開票の大阪府知事選と大阪市長選について「われわれは橋下徹知事の大阪都構想を応援している」と述べ、市長選に出馬表明した橋下氏や、同氏が代表を務める地域政党「大阪維新の会」を支援する考えを明らかにした。渡辺氏は「大阪維新の会(候補者)に当選してほしい。勝手連的に応援させていただく」と述べた。

1869チバQ:2011/10/29(土) 00:08:55
http://www.asahi.com/national/update/1028/OSK201110280175.html
2011年10月28日22時42分
和歌山・紀の川副市長を逮捕 産廃処理巡り収賄容疑
 産業廃棄物処理をめぐり、便宜を図った見返りに業者から30万円相当の海外旅行の接待を受けたとして、和歌山県警は28日、同県紀の川市の副市長堂本正秀容疑者(63)=和歌山市和歌浦東1丁目=を収賄容疑で逮捕し、発表した。また、贈賄容疑で和歌山市のリサイクル会社社長吉川勝也容疑者(34)=同市大垣内=を逮捕した。県警は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 県警捜査2課によると、堂本副市長は2009年3月〜翌年3月、数回にわたって吉川容疑者から計約30万円相当の韓国などの海外旅行の接待を受けた疑いがある。

 堂本副市長は1970年に県職員になり、観光課長や社会福祉局長、那賀振興局長などを歴任。2006年から副市長を務めている。

1870チバQ:2011/10/29(土) 09:01:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111029-OYT1T00042.htm
大阪知事選、丸山和也氏が出馬へ…自民分裂も
 自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)が28日、11月27日投開票の大阪府知事選に出馬する意向を党関係者に伝えた。

 自民党府議団は民主党府連とともに同府池田市長の倉田薫氏(63)を支援する方針を決めており、丸山氏が出馬すれば自民は分裂選挙となる可能性もある。

 丸山氏は自民党府連の谷川秀善会長から出馬を打診され、28日、谷川氏に出馬を伝えた。読売新聞の取材には「大阪を日本の第二の中心にするため、出馬したい」と述べ、橋下徹知事が掲げる大阪都構想には「賛成でも反対でもない。ゼロベースで見直す」と語った。

(2011年10月29日03時03分 読売新聞)

1871チバQ:2011/10/29(土) 09:23:00
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111029-OYT1T00191.htm
橋下知事の維新、檄文要請…異例の首長争奪戦

 大阪府の橋下徹知事率いる大阪維新の会は28日、府知事選(11月27日投開票)に擁立する府議の松井一郎氏(47)への支援を示す「檄(げき)文」を府内の首長に要請することを決めた。

 30首長の後押しでくら替え出馬を決めた同府池田市長の倉田薫氏(63)に対抗する狙いがあり、異例の「首長争奪戦」に、市町村長からは「まるで踏み絵だ」と困惑の声が上がっている。

 「大阪を良くしていくので、よろしくお願いします」

 この日夕、松井氏は堺市役所を訪れ、竹山修身市長にやんわり支援を求めた。

 しかし、堺市の分割・再編につながる維新の「大阪都構想」に否定的な竹山市長は、「頑張ってください」と短く声をかけただけ。会談は立ったまま、1分足らずで終わった。

 維新側が首長の態度に神経をとがらせるのは、倉田氏が池田市を除く府内42市町村長の3分の2超の30人の賛同を得て出馬を決めたからだ。倉田氏側は賛同した首長を明らかにしていないが、維新の反発は強く、「倉田氏側についた市町村に対しては、府の予算をカットすべきだ」と“報復”を口にする議員もいる。

(2011年10月29日09時18分 読売新聞)

1872チバQ:2011/10/29(土) 09:27:34
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111028000020
広域連合、出先機関委員長 橋下氏→嘉田知事に印刷用画面を開く

今冬の電力不足問題について協議された関西広域連合の委員会=27日午後、大阪市北区+ 関西広域連合は27日、大阪市長選に立候補するため辞職する橋下徹大阪府知事が務めてきた国出先機関対策委員長の後任に、嘉田由紀子滋賀県知事を選んだ。嘉田知事は「出先機関改革で一番見せたい成果は河川管理」と話し、淀川水系の河川管理などの権限移譲に取り組む考えを示した。

 井戸敏三兵庫県知事が連合長、山田啓二京都府知事は全国知事会長を務めていることなどから、井戸連合長の指名で嘉田知事の就任が決まった。

 国出先機関改革について、嘉田知事は「橋下さんは劇薬だったかもしれないけど私は漢方薬。理屈を積み上げて、霞ケ関の皆さんを説得していく」と述べ、対決型ではなく協調型で挑む考えを示した。国からの権限移譲と同時に、府県から市町村への権限移譲の必要性も強調した。

 橋下知事は「嘉田委員長には、違うぶつかり方で進めていただけると思う」とエールを送った。

 広域連合は、国土交通省近畿地方整備局と経済産業省近畿経済産業局、環境省近畿地方環境事務所の3機関の移管を求めている。

1873チバQ:2011/10/29(土) 14:29:12
>>1662
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20111029ddlk25010526000c.html
選挙:大津市長選 元参院議員、山下氏が出馬へ 現職と保守分裂も /滋賀
 任期満了に伴う大津市長選(来年1月15日告示、同22日投開票)に、元参院議員の山下英利氏(58)が無所属で立候補の意向を固めたことが28日、分かった。現職の目片信氏(69)は11月29日の定例市議会初日で正式に出馬表明する見込みで、保守分裂の選挙になることも予想される。

 複数の関係者によると、山下氏は28日、市議会の保守系会派「湖誠会」(12人)と「大志会」(4人)の幹部に「市長選に出馬する。支援をお願いします」と語った。目片氏も24日、両会派に支援を要請。大志会は山下氏支持の方針で、湖誠会は来月2日の総会で対応を協議する。

 山下氏は毎日新聞の取材に「世代交代による大津市の活性化を訴える。国とのパイプ役を果たし、県とも協調する」と語った。

 山下氏は00年、衆院選へくら替え出馬した奥村展三氏の辞職に伴う参院補欠選挙で自民公認で初当選し、翌年再選。07年に落選した。現在、県農業共済組合連合会長。

 市長選には民主、共産が独自候補の擁立を進めている。【加藤明子】

1874チバQ:2011/10/29(土) 14:32:55
27日の記事
http://mainichi.jp/kansai/hashimoto/news/20111027ddf001010003000c.html
11.27大阪ダブル選:ドキュメント 倉田氏、一転出馬 存在しない署名簿
 「私が代わって橋下改革を引き継ぎます」。大阪府知事選(11月27日投開票)に出馬表明した倉田薫・池田市長(63)は27日午前、市役所で記者団に決意を語った。府内43市町村のうち28人以上の賛同署名を出馬の条件としていた倉田氏。「昨日の昼まではこうなるとは思っていなかった」。市民5人との懇談会ではこう説明した。

 「倉田さんを支援してほしい」。25日、府南部の首長に吉田友好・大阪狭山市長(59)から電話が入った。首長は「今回は中立でいきます」と署名には応じなかった。別の首長も断ったという。

 知事選には、橋下徹知事(42)が率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(47)が出馬表明している。「倉田さんを中途半端に推して維新が勝ったら、次の選挙で候補を立てられて落とされる」。署名を断った市長の側近は説明する。維新議員から、署名しないよう要請された市長もいた。

 ある市長は「首長を巻き込んで踏み絵を踏ませるようなことをしたらだめだ。自分が命をかけて立候補すると言ってからだ」と批判した。一方、署名はしないが出馬すれば支援するという「△」の首長もいた。その一人は「この状況で出たら、『反維新』のらく印を押されてしまう。応援するが、署名を求められたら本当に困る」と漏らした。

 26日、吉田氏は「朝出る時はだめだろうと思っていた」と言う。集計で署名に応じる首長が20人、「△」が10人と判明したのは同日午後2時ごろ。「応援すると言っているのに、△の人を見捨てるのは申し訳ない」。吉田氏は倉田氏に何度も電話して首長らの思いを伝えた。そのころ、市長室にいた倉田氏の元には、「出馬見送りへ」と報じる26日付朝刊を読んだ人からも次々と電話がかかった。「維新独占の大阪になる」「冷静に判断して大胆な決断をしろ」……。

 夕方、倉田氏は自民、民主両党の関係者に出馬の意向を伝えた。署名活動を始める前から「3党合意が大切と思っている」と語っていた。吉田氏によると、20人の名簿はあるが、実際の署名はこれからもらうという。「その行動がいるかどうか。むしろここに至ってはない方がいい」。倉田氏がこだわったはずの署名簿は存在しなかった。

毎日新聞 2011年10月27日 大阪夕刊

1875チバQ:2011/10/29(土) 15:02:36
>>1870
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111029k0000e010072000c.html
大阪府知事選:丸山和也氏、出馬の意向 自民は分裂も

自民党の丸山和也・参院議員 11月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)が同党府連の谷川秀善会長に「出馬したい」と伝えたことが分かった。これを受け、谷川氏は毎日新聞の取材に、丸山氏の支援を検討する意向を示した。同党府議団は26日に出馬表明した同府池田市の倉田薫市長(63)の支援を決めており、府連と府議団で分裂する可能性が出てきた。

 丸山氏は今月11日、谷川氏から出馬を打診されたが、態度を保留していた。谷川氏によると、丸山氏は28日夜、電話で「(返答が)遅れたが、決心した。大阪の知事選に出たい」と述べた。谷川氏は「府連内で相談する」と答えたという。谷川氏は毎日新聞の取材に「個人的には出てくれと頼んだいきさつもある」と述べ、支援を検討する考えを示した。

毎日新聞 2011年10月29日 14時43分(最終更新 10月29日 14時47分)

1876チバQ:2011/10/29(土) 20:01:11
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111029/plt1110291441001-n1.htm
“行列”丸山弁護士、大阪知事選に出馬!自民混乱で橋下に追い風?2011.10.29


丸山氏の“後出し”は吉と出るかそれとも…【拡大】
 11月27日投開票の大阪府知事選で、弁護士で自民党参院議員の丸山和也氏(65)が立候補する意向を固めたことが29日、明らかになった。同党府連の打診に答えたものだが、すでに同党府議団は池田市長の倉田薫氏(63)の支援を決めたばかり。このままでは自民は分裂選挙に突入する可能性もあり、“究極の後出しじゃんけん”に波紋が広がりそうだ。

 丸山氏はすでに党関係者に無所属で出馬する意向を伝えており、政党の支援などを求めていくとみられる。大阪市長選(11月27日投開票)へのクラ替えを決めた橋下徹知事(42)が掲げる大阪都構想についても見直す方針という。

 知事選をめぐっては、橋下知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が、松井一郎府議(47)を擁立したことを受けて、自民府連が今月中旬に丸山氏に出馬を打診。丸山氏は「想定していない」などと一時は否定的だった。その間に府内首長らの後押しを受けた倉田氏が出馬を表明。自民府議団は民主府連とともに支援する方針を固めていた。

 突然の丸山氏の出馬意向で、自民党府連内では「府議団は倉田氏の支援を決めたが、府連がまとめたのではない」と波紋が広がっている。

 丸山氏は兵庫県新宮町(現たつの市)出身で、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」で橋下知事と共演したことがある。2007年の参院選で、自民党公認の比例選で初当選した。

 知事選ではこのほか、共産党推薦で弁護士の梅田章二氏(61)、建設会社社長の羽柴秀吉氏(62)らが立候補を明らかにしている。

1877チバQ:2011/10/29(土) 22:37:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111029-00000500-yom-pol
「行列」選挙?構図流動化も…丸山氏出馬意向
読売新聞 10月29日(土)22時29分配信


 11月27日投開票の大阪府知事選への出馬の意向を、自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)が示したことで、知事選の構図が流動化する可能性が出てきた。

 出馬すれば自民党内の分裂も生じかねず、同府池田市長の倉田薫氏(63)を支援する自民府議団を中心に「今頃、なぜ……」と戸惑いの声が漏れる。国会議員や大阪市議団からは条件次第で丸山氏出馬の容認論も出ており、29日午後の自民党府連大会は紛糾も予想される。一方、自民党とともに倉田氏への支援体制を固めつつあった民主党は反発している。

 自民府議団の幹部は「既に倉田氏支援を決めた。やる気があるなら、もっと早く手を挙げてほしかった」と批判。府議団はこの日、府連大会前の役員選考委員会で、倉田氏支援を決定したことを正式に報告した。

 同大会で党府連会長に就任する竹本直一・衆院議員は、丸山氏が知事就任前の橋下徹・大阪府知事とともにバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演していたことを念頭に、「知名度があり、出ないのはさみしい、という思いもあった。今になっての『出る』には驚いたが、国会議員や府議、市議の意見を聞きたい」と、橋下氏が代表を務める大阪維新の会への対抗馬として丸山氏の支援に含みを残した。府連所属の国会議員は31日以降に、東京で対応を協議する。

 自民市議団幹部は複雑な表情。松井一郎府議(47)を擁立する維新の「大阪都構想」に、倉田氏が一定の理解を示していることを挙げ、「倉田氏の支持は、都構想への賛同発言をやめてもらうことが条件。府議団の意見は尊重するが、倉田氏と政策が一致しないなら、丸山氏支援の可能性もある」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20111029-00000035-nnn-pol
丸山氏が出馬意向も、自民は池田市長支援に
日本テレビ系(NNN) 10月29日(土)19時33分配信

 自民党参議院議員で弁護士・丸山和也氏が、来月に行われる大阪府知事選挙に出馬する意向を自民党関係者に伝えていたことがわかった。一方、自民党大阪府連は29日の大会で、大阪・池田市の倉田薫市長を推すことを決めた。

 丸山氏は、「今の大阪の状況を見ていられない」と大阪選出の自民党大阪府連会長・谷川秀善参議院議員に無所属で立候補する意向を伝えたという。大阪・橋下府知事が大阪市長選挙にくら替えすることに伴って行われる大阪府知事選には、橋下氏の後継候補である大阪維新の会・松井一郎氏の他、民主党が大阪・池田市の倉田薫市長を支援する方針を既に決めている。

 自民党大阪府連は29日の大会で、倉田氏を推すことを決めたが、丸山氏に当初、出馬を持ちかけた谷川氏ら一部の国会議員は倉田氏支援に慎重な姿勢を示している。

 谷川氏「倉田氏では勝てない。絶対に負ける」

 府議団・花谷充愉幹事長「政党、組織としての手続きは(倉田氏支援で)クリアしている」

 府知事選にはこの他、共産党推薦・梅田章二氏、会社社長・羽柴秀吉氏、政治団体代表・中村勝氏、元中学校教員・高橋正明氏が正式に出馬を表明している。

1878チバQ:2011/10/29(土) 22:49:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111029-00000034-kyt-l25
大津市長選、保守が割れる可能性も
京都新聞 10月29日(土)22時39分配信

 任期満了に伴う大津市長選(来年1月22日投開票)は、3選を目指す現職の目片信氏(69)に続き、元参院議員の山下英利氏(58)が立候補の意向を固めた。両氏は共に市議会の保守系会派に支援を求めており、状況次第では保守勢力同士がぶつかる可能性が出てきた。
 目片氏は今月24日、山下氏は28日にそれぞれ、保守系で市議会最大会派の湖誠会(12人)と大志会(4人)の幹部に支援を求めた。両会派はこれまで目片氏を支えてきた。
 目片氏は6月の定例記者会見で、競輪事業の廃止や湖西道路の無料化などの実績を強調。「市民から続投を望む声があり、期待に応えることが役割だ」と意欲を見せていた。
 山下氏はこれまでの京都新聞社の取材に、滋賀県と市の良好な関係構築や世代交代、行財政刷新などを訴えていた。一方、「保守が割れるのは本意ではない」とも話していた。
 大志会には山下氏を支持する議員もおり、「今後、協議して正式に決めたい」としている。湖誠会は「11月2日に総会を開いて、まずは全員の意見を聞く」としている。
 両氏はともに自民党の元国会議員。自民県連関係者は選挙対応について「現時点では未定」としている。
 大津市長選を巡っては、民主党が県連第1区総支部を中心に候補者選定を進めている。共産党も労働組合や市民団体と候補者の人選を急いでいる。

1879チバQ:2011/10/29(土) 23:26:47
http://gendai.net/articles/view/syakai/133445
大阪府知事選仰天情報 東国原前宮崎県知事 浮上のア然
【政治・経済】 2011年10月29日 掲載
橋下維新の会の“隠し玉”
 11月27日投開票の大阪府知事・大阪市長選。橋下徹知事(42)は市長選に出馬し、平松邦夫市長(62)と事実上の一騎打ち。知事選には自ら率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(47)を擁立することを決めたが、ここにきてある仰天情報が駆け巡っている。
「松井氏の知事選出馬を取りやめ、東国原英夫・前宮崎県知事(54)を出すというのです。松井は県議3期目、父親は元府議会議長という“サラブレッド”ですが、傲慢でとにかく評判が悪い。カネのウワサも飛び交っている。一方、相手となる倉田薫氏(63)は池田市長5期目で、全国市長会の副会長を務めるなど行政経験豊富。民主と自民がすでに支援を決めたほか、府内43自治体のうち30の首長が支持や支援を約束している。課題だった知名度も、26日の出馬表明後にグングン上昇。維新の会の一部議員が『松井では勝てない。東国原氏を擁立しよう』と動いているのです」(地元紙記者)
 4月の都知事選に落選し、パチンコ店での営業に精を出していた東国原だが、先月から大阪の民放テレビ番組に出演。「橋下知事の大阪都構想に賛成」「県と市の二重行政で多くのムダや弊害が出ている」と、橋下ベッタリの発言を繰り返している。
「東国原氏は衆院選も視野に入れていましたが、頼みの自民党から色よい返事をもらえなかった。今は、宮崎県の5倍以上の予算を扱える大阪府に魅力を感じていて、橋下知事にすり寄っているようです。橋下も当初は知事選に知名度の高い人を担ぐ予定だったが、頼りにしていたTVキャスターの辛坊治郎氏や元経産官僚の古賀茂明氏らに断られてしまった。仕方なく“身内”の松井氏を擁立したのですが、予想以上の逆風で勝つのは厳しいとみられている。知事選は来月10日が告示ですが、東国原氏への差し替えも当然考えているでしょう」(永田町関係者)
 橋下・東国原コンビは自分たちが受け入れられると思っているのかもしれないが、府民がどう答えるか。注目を集める大阪ダブル選だが、何とも低次元な話になってきた。

1880名無しさん:2011/10/31(月) 20:49:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111031dde041010012000c.html
選挙:大阪府知事選 丸山氏の擁立、自民見送りへ
 大阪府知事選(11月10日告示、27日投開票)に出馬の意向を示している自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)について、同党府連の谷川秀善前会長は31日、毎日新聞の取材に対し「党が分裂してもらっては困る。府連としては丸山氏を推せないだろう」と述べ、擁立を見送る意向を示した。党府議団は池田市の倉田薫市長(63)の支援を決めており、分裂選挙は回避される可能性が高まった。

 知事選にはほかに「大阪維新の会」幹事長の松井一郎氏(47)、共産党推薦の弁護士、梅田章二氏(61)、建設会社社長の羽柴秀吉氏(62)らが立候補を表明している。【堀文彦】

毎日新聞 2011年10月31日 東京夕刊

1881チバQ:2011/10/31(月) 23:45:55
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004586019.shtml
短期決戦、組織力で制す 上郡町長選 工藤氏 


初当選し、支持者と握手を交わす工藤崇さん=30日夜、兵庫県上郡町山野里(撮影・中西大二)
 30日投開票の上郡町長選は、共産推薦の新人工藤崇さん(62)が初当選を決めた。兵庫県内41市町の中で、共産党員の首長は2人になる。前町長の突然の辞意表明から1カ月半。短期決戦で民主や自民が組織的対応を打ち出せない中、共産は西播磨の市町議らを投入するなど党を挙げて臨み、乱戦を制した。

 妻の介護を理由に、山本暁前町長(72)が辞意を表明したのは、9月中旬。共産は直後から、7期24年町議を務め、副議長の経験もある工藤さんの擁立を検討した。共産唯一の同町議会の議席を失うことへの危機感もあったが、地元小、中学校で教員として14年間教壇に立った工藤さんの知名度は高く、同日実施の町議補選に公認の新人候補を立て、町長、町議の両方を狙うことを決めた。

 兵庫県ではかつて、福崎、旧南光、旧黒田庄、旧出石の各町に共産党員町長がいたが、現在は福崎町だけ。共産は、工藤さんの擁立を決めると、町内約5千世帯を対象にアンケート調査を実施したり、相生市や赤穂市、佐用町など西播各地から11人の議員を投入したりし、組織選を展開。個人演説会には、旧南光町長を7期務めた山田兼三さん(63)が、毎回のように駆け付けた。

 西播磨は保守色が強い地盤だが、工藤さんは「前町長のよい部分は継承する」と柔軟な姿勢を示し、共産支持層以外の票も集めた。

 一方、4人の候補者の中には、民主党石井一参院予算委員長の元秘書、藤本祐規さん(41)もいたが、選挙は後援会が中心。自民や公明なども静観し、唯一、党の組織力を発揮した工藤さんの陣営が選挙戦をリードした。

 共産党の太田清幸西播地区委員長(56)は「政権交代後、民主への失望感が広がっている。党派を超えて支持を集めたことが大きい」と話した。(田中宏樹)

(2011/10/31 07:55)

1882チバQ:2011/10/31(月) 23:51:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111031-OYT1T01403.htm
大阪市長選、橋下・平松氏横一線…読売世論調査
 11月27日投開票の大阪府知事選と大阪市長選について、読売新聞社は28〜30日、府内の有権者を対象に世論調査を実施し、立候補予定者に対する支持動向などを探った。

 市長選では、府知事を31日付で辞職し、くら替え出馬する地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹氏と、現職の平松邦夫氏が横一線の状況で、知事選でも同会幹事長で府議の松井一郎氏と同府池田市長の倉田薫氏を軸に混戦模様になっている。

 調査は、28日時点で立候補を表明していた人から選択する形で行った。態度を明らかにしていない有権者は市長選で2割、知事選で4割に上り、今後の展開は予断を許さない状態だ。

 調査は大阪府を対象に無作為に作成した番号を電話でかける方法で実施。有権者在住が判明した2335世帯のうち1455人(市長選について聞いたのは、大阪市在住の430人)から回答を得た。回答率62%。

(2011年10月31日23時45分 読売新聞)

1883チバQ:2011/10/31(月) 23:52:00
http://www.j-cast.com/2011/10/31111728.html
「私の心はグラグラしている」 杉良太郎に「大阪市長選出馬」説
2011/10/31 19:09
俳優と歌手の杉良太郎さん(67)が新聞の連載コラムにつづった思わせぶりな一言が憶測を呼んでいる。

「大阪市長選出馬を示唆した」のでは、というのだ。所属事務所は完全否定しているが、過去の選挙では自民党候補の応援演説に駆けるなど、政治とのつながりは比較的深いこともあり、ありえないことではないと受け止める向きもある。

「大阪を『めちゃくちゃ』にしようとしている人が現れた」
波紋が広がっているのは、2011年10月29日の東京新聞夕刊に掲載された杉さんの連載コラム「紙つぶて」。この日は「私の市長選」と題して、

「私は二度、市長選に出馬しようと考えたことがある」
と、過去にホノルル市長と大阪市長に立候補しようとしたことを明かしている。コラムによると、1988年、「ホノルル市名誉市長」の肩書きを持っていた杉さんに対して、ホノルルの税関職員が名誉市長のIDカードを指に挟んで捨てたことに激怒。

「あの職員の態度は日本人に対しての差別とも感じたし、私以外にもこんな扱いをしていると思われる」
として出馬を表明したという。市長が出馬を見送るように懇願したが受け入れず、米国務省から詫び状が届いて、やっと矛を収めた。

2度目は大阪市長選。西尾正也市長(1987年〜1995年在任)に対して杉さんが「この次は私が出る」と伝えたところ、西尾氏は杉さんのパーティーで「市長選に出るのだけはやめてほしい」とあいさつしたという。出馬の動機は不明だが、「西尾さんは格別良い人だった」と振り返っている。憶測を呼んでいるのが、その直後のフレーズ。

「今、大阪を『めちゃくちゃ』にしようとしている人が現れた。私の心はグラグラしている」
というもので、「大阪を『めちゃくちゃ』にしようとしている人」は、大阪都構想を押し進める橋下徹府知事を指すとみられ、「私の心はグラグラしている=出馬に向けて心が揺れている」と受け止められているようなのだ。

「出馬はまったくない」と所属事務所
杉さんの所属事務所は、

「出馬はまったくない」
と、この憶測を完全否定しているが、杉さんと政治の距離は意外に近い。

2008年の衆院選では網走まで出向いて自民党の武部勤元幹事長を応援。11年4月の夕張市長選でも、現地入りして自民党前衆院議員の飯島夕雁候補=落選=を応援している。

また、これまでに出馬が取りざたされた回数は、一度や二度ではない。例えば95年夏の参院選では、自民党が兵庫選挙区からの擁立を模索したが、当時のスポーツ新聞によると、杉さんは

「26歳から10回ほど出馬要請を受けたが、ないです」
と否定。

「政治家の手の回らないところを民間外交とかでやっていきたい」
と、民間外交の重要性を強調している。

杉さんと言えば、2011年10月にベトナムのハノイで開催された「日越友好音楽祭」の開催を呼びかけたことでも有名だ。「日ベトナム特別大使」の肩書きも持っている。

1884チバQ:2011/10/31(月) 23:53:02
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4865950.html
自民・丸山氏、擁立断念に反発

 11月27日に行われる大阪府知事選挙で、自民党大阪府連は31日、丸山和也参院議員の擁立を断念する方針を固めました。これに対し丸山氏は「自分に何の連絡も無いまま話が勝手に進んでいる」などと反発しています。

 丸山氏を巡っては、10月、大阪選出の自民党の国会議員が出馬を打診しましたが、自民党の大阪府議団は池田市の倉田市長の支援を決めるなど、党内で亀裂が生じていました。

 丸山氏は、出馬に当たっては「大阪府連などが一致して応援してくれることが出馬の条件だった」と明かし、政党の支援なしでの出馬は難しいという考えを示しました。

 丸山氏は1日に記者会見して出馬についての結論を述べるとしていますが、出馬は困難な情勢です。

 大阪府知事選には大阪維新の会幹事長の松井一郎氏、共産党推薦の梅田章二氏らが出馬を表明しています。(31日22:34)

1885チバQ:2011/11/01(火) 12:34:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111101-OYT1T00583.htm
不出馬の丸山弁護士、自民府連に不満ぶちまけ

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選に立候補の意向を示していた自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)が1日、東京都内で記者会見し、支援態勢が整わないことを理由に出馬を断念すると明らかにした。

 丸山氏は会見で、自民党府議団が池田市長の倉田薫氏(63)の支援を決めた後に出馬意向を固めた理由について、「(府連所属の)国会議員や大阪市議の間では倉田氏支援で意見がまとまらず、混乱していると聞いた。関係者がもう一度考えてくれるなら、一肌脱いでもいいと思った」と説明。党府連会長だった谷川秀善参院議員に「理解と協力が得られるならば検討したい」と伝えたことを明かした。

 しかし、その後、谷川氏が「府連としては丸山氏を支援できない」との考えを周囲に示したことを挙げ、「現場の都合でかき回されたという思いがある。バカバカしい感じになった」と不満をぶちまけた。

 丸山氏は10月11日、谷川氏から出馬を打診されたが回答を保留。同28日に谷川氏に出馬意向を伝えたが、支援を巡り、府連内で異論が噴き出していた。

(2011年11月1日12時07分 読売新聞)

1886チバQ:2011/11/01(火) 21:26:34
>>1883
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/478
前衆院議員飯島夕雁氏(46)の陣営には、(中略)21日には、武部勤・自民党元幹事長と親交がある俳優の杉良太郎さんも夕張入りし、飯島氏とともに、市内の福祉施設などを回る予定だ。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5469
12選を目指した自民前職、保岡興治氏(70)は各地で民主のマニフェスト批判に熱弁をふるった。(中略)最終日の29日、親交がある俳優、杉良太郎さんと街頭演説。「どうか助けてください」。保岡氏が必死に叫んだが、携帯電話で撮影した杉さんの写真に見入るだけの女性も。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/1769
中選挙区時代から8回連続当選の町村信孝・前官房長官(自民)と、(中略)町村陣営のフォーラムには女性400人が参加。ゲストの俳優・杉良太郎さんに続いて登壇した町村氏は「幼稚園が預かり保育をする場合に国が補助金を出す仕組みをつくったのは町村文部大臣なんですよ。偉いでしょう?」。

1887チバQ:2011/11/01(火) 22:20:16
http://www.j-cast.com/2011/11/01111924.html?ly=cm&p=1
読売「横一線」朝日「橋下断然優位」 大阪市長選「世論調査」バラバラのなぜ
2011/11/ 1
橋下徹氏が大阪府知事を退任し、大阪ダブル(府知事、大阪市長)選が事実上、火ぶたを切った。

ひところは「支持率8割超え」を誇った橋下氏をめぐっては近頃、複数の月刊・週刊誌で、出自などに関していわゆるネガティブ記事が掲載された。橋下氏へ吹いている「風」は、依然順風なのか、それとも逆風なのか。

橋下氏の支持率は減速気味

新大阪市長の座をめぐる争いが本格化する。 橋下氏は大阪市長選へ転じ、現職の平松邦夫市長らと対決する。ダブル選の投開票は11月27日。告示は、府知事選が10日、市長選は13日に迫っている。

「決戦」まであと1か月を切っているが、最新の世論調査結果を複数見る限り、橋下氏への「風向き」はよく分からない。

というのも、2011年11月1日付朝刊で、読売新聞と朝日新聞が、ダブル選に関する府内有権者への電話世論調査の結果をそれぞれ載せたのだが、大阪市内の有権者を対象とした市長選調査については結果が「バラバラ」なのだ。

読売新聞では、橋下氏と平松氏について「横一線」と報じている。一方、朝日新聞では、府民に聞いた結果は「橋下氏50%、平松氏26%」で、大阪市民に限っても「同様の傾向」としている。とすれば、ほぼダブルスコアで橋下氏が優勢ということになる。

「横一線」か「ダブルスコア」か。受ける印象はかなり違う。

ただ、朝日調査でも、橋下氏の支持率は減速気味だ。2010年1月末実施の調査では79%あった支持率も、11年8月調査で65%、今回(10月29、30日実施)は54%(知事としての支持率)と下がっている。

8月の朝日調査でも、橋下氏が知事の任期途中で辞めて市長選へ転じることについては、「賛成29%、反対56%」と批判的な声が強かった。

もっとも、今回の朝日調査では、平松氏の支持率も前回の32%から今回27%へ下がっている。

雑誌報道は「影響なし」か
市長選の構図は、地域政党「大阪維新の会」を率いる橋下氏と、民主と自民の市議団が推薦する平松氏の対決が軸となっている。無党派層の動きはどうか。

読売調査によると、無党派層は「全体の6割」を占める。市長選では橋下氏と平松氏が無党派層の「各3割以上」を分け合っている。

両調査について、少し詳しく見比べても、やはり「風向き」はよく分からない。

元参院議員、元衆院議員(新進党など)で、府内在住の政治評論家、中村鋭一氏(81)にきいてみた。中村氏は、元朝日放送(大阪市)アナウンサーで、「日本初のパーソナリティ」としても知られる。

中村氏によると、あくまで感触としては、朝日調査のように「ダブルスコアで橋下氏先行」ほどには差は開いていない。さりとて読売調査の「横一線」にも違和感があり、「現状では橋下氏の方が話題性もあり、ややリードしているのでは」と分析する。

「新潮45」や週刊文春などの「ネガティブ記事」の影響については、今後も「ない」との見立てだ。

「大阪の人間は、ああいう雑誌記事には振り回されません」
いずれにせよ、市長選の「風向き」はともかく、「風速」の方は、少なくとも「突風」ではないようだ。

「橋下氏が掲げる大阪都構想へは賛成だが、橋下氏の進め方は性急すぎる」といった声がある一方、「都構想は反対だが、橋下氏の姿勢は支持したい」という意見の人もおり、「ねじれ」現象もみられる。中村氏は「迷っている人が多いのではないか」という。

市長選ではほかに、前共産市議の渡司考一氏が立候補を表明している。

1888チバQ:2011/11/01(火) 23:13:13
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=220435
白浜町全課長が降格願 人事異動などめぐり町長と対立


 和歌山県の白浜町ごみ焼却場(同町保呂)の使用延長に伴う地域振興事業に対する水本雄三町長、熊崎訓自副町長の対応と、同事業の担当課幹部の部署替えを含んだ人事異動(1日付)をめぐり、町の全課長職16人が、説明を求める抗議文と副課長への降格願を水本町長に提出していた。同様に町職員労組も説明を求める要請書を提出、町議会も町長らに冷静な対応を申し入れており、全職員と議会が町政のトップ2人に説明を迫る異例の事態となっている。


 ごみ焼却場については昨年9月末、保呂区が使用期間の15年延長に同意して調印。その後、生活環境課が窓口になって地域振興事業について協議していた。

 今年8月1日、「振興事業については計画書を作成し速やかに実施する」などの覚書に町と区が調印。その後、町の補助基準を策定する念書を交わす約束になっていたが、町長と副町長が突然、区との協議の場に出席しない意向を担当課に連絡。その際、町長らから十分な説明がなかったという。

 担当課や他の課長で構成するごみ焼却施設検討委員会は「これでは解決のための取り組みができない」とし、10月24日以降、町長、副町長との間で混乱が生じている。

 水本町長は26日、担当課長ら課長級6人を含む12人規模の人事異動を口頭で内示。幹部に対する事前の相談は一切なく、課長らは当日、「危機管理体制の充実と強化」とだけ説明を受けたという。31日の正式な内示では「指揮命令および情報系統の一本化を図るため人心を一新する」ことも異動方針に挙げられた。

 これに対し、26日に全課長が連名で「この時期に人事異動が必要なほど職員は職務上の失敗で行政を停滞させたのか」「一連の課題で町長からの的確な指示が全くない中、職員は職責を全うするために取り組んだ。職員まかせにした町長の責任はどうするのか」など4項目について28日までに回答を求める抗議文を町長に提出。31日には降格願も出した。1日現在、回答はないという。

 小幡一彰総務課長は「人事は町長の専権事項だが、今回の人事は町行政を発展させるための異動とは考えられない。納得のいく説明をしていただいたうえであれば何も問題はないが、回答がない場合は、不当な人事異動と思わざるをえない」と話している。

 これについて水本町長は本紙に「人事異動は粛々と執行する。回答は拒んではいないが、個々の人の案件に関わるので、辞令を交付してから個別にお話ししたい」と説明、今後の町政運営については「人間関係を築き、町政を進めていく方針は変わっていない」と話している。

 こうした混乱について、ある男性幹部は「少なくとも住民に迷惑をかけることのないよう、仕事はきちっとしていく」、女性職員は「職員間で認識に温度差があれば多少なりとも動揺が広がるのでは」と話した。

町職員辞令交付式に出席せず 課長会で異動「拒否」

 白浜町が10月31日に内示した人事異動の辞令交付式が1日午前8時半、町委員会室であった。職員は一人も出席しなかった。

 町総務課は「10月31日の課長会で内示の資料の受け取りを拒否したため、職員は異動内容やいつ発令されるか分からない状態であったので、誰も出席しなかった」と説明している。

 町は1日朝、庁内放送で辞令交付式の予定を全職員に連絡した。

 また、「委員会室で開催される辞令式に出席しなかった場合は、ストライキに参加したものと理解される。よって懲戒処分の対象となるので留意されたい」と書いた文章を、交付式の前に該当職員に配布した。

 秘書室では、辞令を引き取りにくるよう該当職員一人一人に電話をしたが、午前中、受け取りに来た職員は一人もいなかった。




【委員会室で開かれた辞令交付式。職員は一人も出席しなかった(1日、和歌山県白浜町役場で)】

1889チバQ:2011/11/01(火) 23:13:55
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=198401
副町長の人事案否決 白浜町議会
 白浜町議会は12日、臨時会を開き、副町長に元町職員の岩峪正定氏(65)=同町内ノ川=を選任する人事案を反対多数で否決した。水本雄三町長は本紙に対し「岩峪氏も含め、もう一度考え直し、議員の皆さんの理解が得られるよう取り組みたい」とし、早ければ次の町議会で再度、提案する意向を示した。


 水本町長が3月の就任以降、副町長の人事案を提案したのは初めて。

 採決は無記名投票で行われた。町議(定数16)のうち議長を除いた15人が投票し、賛成5、反対9、無効1となった。

 岩峪氏は町税務課長、企画観光課長などを務め、2005年3月末に退職した。現在は保呂区の副区長。

 投票結果について水本町長は「岩峪氏は行政経験が豊富で調整能力に優れた人物。わたしの中では6月末に決めていたが、本人との折衝やごみ焼却場の使用期限問題があり、議員の皆さんに名前を挙げて正式にお話ししたのはここ数日内のことだった」とし、理解を得るために十分な時間がなかったと話した。

 ある町議は「町は今後、焼却場の使用に伴う地域振興面での調整を保呂区と進めなければいけない。その意味で、納得しがたい考えの議員が多くを占めたのではないか」と分析している。

 白浜町は、財政難の中で大型事業がめじろ押し。課題も山積している。このため、水本町長は12月定例会を待たずに臨時議会で同案件を提案した。しかし、否決されたことで、一段と厳しい調整作業を迫られることになりそうだ。





(2010年10月12日更新)

1890チバQ:2011/11/03(木) 15:40:24
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111103/wky11110302490000-n1.htm
町長「処分する」と声明 白浜町混乱 課長会側は猛反発 和歌山
2011.11.3 02:49
 突然の人事異動に反発して16人の全課長が降格願を提出し、辞令交付も拒否するなどの混乱に陥っている白浜町で2日、水本雄三町長が「(課長らの行為は)地方公務員法違反の争議行為で処分を行う」「町民の皆様の支援を」との声明を出した。町民に向けた支援要請といえ、これに課長会側は猛反発。職員組合も緊急集会を開くなど、同町役場は収拾のつかない状態となってきた。

 声明は「辞令交付式に出席せず、従前の職場に出勤している行為は地方公務員法違反の争議行為」「町長の人事権行使に不服従の意思を示しているのは役場機能をマヒさせ、全体の奉仕者としてふさわしくない」などと課長会側を批判。

 そのうえで、「今回の労働争議は厳粛に対応し、関係職員に法律上可能な処分を行う」と断言し、「町行政の正常化に全力で対処する。なにとぞ町民の皆様のご支援、ご協力をお願いしたい」としている。

 この声明に対し課長会側は「町民を巻き込んでとことんやるつもりか」などと反発。「冷静な対応も必要」として、この日夕方の課長会で水本町長に対話を申し入れることを決めたが、町長への不信感は増すばかり。職員組合も課長会を支持し、緊急集会で全組合員に事情説明するなど、「町長」と「課長会」の対立は役場全体、さらに町民まで巻き込んだ騒動に発展する様相になっている。

1891チバQ:2011/11/03(木) 15:42:58
>>1873>>1878
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111103/shg11110302490003-n1.htm
大津市長選 保守系2氏支援要請 湖誠会総会結論出ず
2011.11.3 04:16
 来年1月15日に告示、22日に投開票される大津市長選で、市議会の最大会派で保守系の「湖誠会」(12人)の総会が2日開かれ、同市長選に立候補の意思を固めている現職で3選を目指す目片信氏(70)と、元自民党参議院議員の山下英利氏(58)の自民系2氏から選挙支援を求められている問題を協議。しかし、結論は出なかった。

 同会派幹部によると、「目片氏を支援したい」といった意見が多く出されたという。次回総会期日は未定。

1892チバQ:2011/11/03(木) 15:45:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111102-00000011-maiall-pol
<大阪ダブル選>倉田氏、政党に急接近 自民反発で方針転換
毎日新聞 11月2日(水)18時35分配信

 11月10日告示、27日投開票の大阪府知事選に出馬する同府池田市の倉田薫市長(63)が、政党との距離を急速に縮めている。倉田氏は先月26日の出馬会見で政党色を出さない方針を示していたが、自民党国会議員らの反発を受けて、積極的に支援を要請する方向に転換した。2日は国会内で府選出国会議員へのあいさつ回りをするほか民主党の輿石東幹事長とも会談する予定だ。

 倉田氏は1日午後、一人で府庁2階の自民、公明、民主の3党の控室を回った。「頑張れ。我々も最高の候補を得たという思いで頑張る」。自民の控室ではほぼ全議員が集まり、拍手で送り出した。まだ支援を決めていない公明では、「臨戦態勢に入ります」とあいさつした。

 倉田氏には、自民、民主両党が水面下で接触し、出馬を促してきた。しかし、倉田氏は府内の首長の3分の2の賛同署名を出馬の条件とし、政党色を出さないことにこだわった。橋下徹前知事(42)が率いる「大阪維新の会」幹事長、松井一郎府議(47)の陣営から「既成政党=抵抗勢力」と攻撃されるのを避ける狙いがあり、出馬会見では「政党の推薦を受ける考えはない。政策協定は結ばない」と述べた。しかし、自民党国会議員らが反発し、同党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)を擁立する動きも表面化した。丸山氏は不出馬を表明したが、倉田氏は政党関係者との接触を加速させる。

 先月30日、倉田氏は大阪市内のホテルで、民主党の平野博文府連代表や中村哲之助府議団幹事長らとひそかに会った。「議員団の支援なら受けます」。倉田氏が言うと、平野氏は「それで行こう」。府連ではなく、府議団が推薦することになった。

 31日には、倉田氏の後援会と自民、民主両府議団の幹部らが約3時間にわたり選挙態勢を協議した。ただ、「選対はあくまで後援会で、政党が前面に出ないようにしたい」というのが倉田氏の意向。街頭演説で両党の宣伝カーを使うが、政党名は隠す方針。かつて主張していた府本庁舎と咲洲(さきしま)庁舎(旧WTC)の併用案は、自民党の意向を受けて公約に盛り込まない方向で調整している。

 こうしたやり方は、政党側にとっても都合がよかった。記者団に選挙に敗れた場合の影響を問われた平野氏は、「政党としては推薦していないから、そういう理屈はない。選挙戦を戦う中で次期衆院選によい影響が出るようにしないといけない」と述べた。

1893チバQ:2011/11/03(木) 15:50:07
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111102-OYT1T00127.htm
大阪ダブル選、民・自とも身動きの取れぬ状況に

 民主、自民両党の執行部が大阪府知事選と大阪市長選のダブル選(11月27日投開票)で身動きの取れない状況に追い込まれている。

 市長選にくら替えする橋下徹前知事の人気を前に、橋下氏率いる「大阪維新の会」との距離感をつかみかねているためだ。

 自民党の丸山和也参院議員は1日午前、国会内で記者会見し、府知事選への出馬を断念する考えを表明した。丸山氏は、党府連会長だった谷川秀善参院議員から出馬を打診されたにもかかわらず、府連を挙げた支援が得られない現状に「バカバカしくなった」と不満をぶちまけた。

 迷走の原因は、自民党本部側が国政への影響を心配し、積極的に候補者調整に乗り出さなかったことにある。「橋下氏を敵に回せば、次期衆院選に影響するかもしれない」(幹部)というわけだ。府議団と市議団は倉田薫・池田市長の支援を決めたが、自民党幹部は「あとは応援したい人が応援すればいい」と語り、選挙戦が始まっても関与しない考えを示す。

 民主党も党本部側は、野田政権発足後初となる大型地方選挙にもかかわらず、及び腰だ。党府連側は、橋下氏や大阪維新の会の人気を警戒し、党派色を極力薄めようと自民党との相乗りにこだわった。その結果、知事選は倉田氏を、市長選は現職の平松邦夫氏をそれぞれ支援することを決め、党本部側もこれを追認する形となった。党内の一部に、維新の会など地方政党との将来的な連携に期待する向きがあることも影響したようだ。

(2011年11月2日07時59分 読売新聞)

1894チバQ:2011/11/04(金) 22:31:24
http://www.asahi.com/politics/update/1104/OSK201111040178.html

2011年11月4日22時12分
共産推薦の渡司氏が立候補断念 大阪市長選
 27日投開票の大阪市長選で、共産党推薦で立候補を表明していた前大阪市議の渡司考一氏(59)が4日、出馬を断念することを決めた。支援団体「大阪市をよくする会」の幹部は「橋下徹氏の『独裁』を阻止するための名誉ある撤退」と説明。市長選は現職の平松邦夫市長(62)と、前大阪府知事の橋下徹氏(42)との一騎打ちになりそうだ。

 共産関係者は、渡司氏の不出馬について「民主主義を守るため、橋下氏の勝利を阻止する。苦渋の判断だ」と語った。渡司氏の支援団体は、平松氏と政策協定などは結ばないものの、支持者には平松氏への投票を呼びかける方針という。

 渡司氏は5日夕に会見を開き、出馬を見送った理由などを説明する。これまでは、橋下氏が公約に盛り込んだ教育・職員基本条例案について「大阪中を『橋下色』にする独裁そのもの」などとして対決姿勢を示していた。

 一方、共産関係者によると、市長選と同日選となる大阪府知事選に、共産推薦で出馬表明している弁護士の梅田章二氏(61)については、予定通り立候補する方針という。

1895あかいるか:2011/11/05(土) 01:18:47
ここにお邪魔するのも本当に久しぶりです。前のハンドルは忘れてしまいましたが。

大阪市長選での共産断念にちょっと驚きました。前例はないんじゃないですか?
ただ、知名度の高い2人に対して統一地方選で落選した元市議、それも市郊外の
旭区選出だった渡司では正直埋没していたでしょうし、「橋下阻止」ならばこの選択も
やむを得ないという判断でしょうか。
赤旗のサイトを見ると、10/29の党大阪府委員会の声明や10/31の大阪革新懇のアピールがあるので、
自民党分裂の可能性を見定めていたのかと思います。

「橋下・「維新の会」によるファッショ的な独裁政治に「ノー」の審判を下すため、府民の広大な共同を」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-10-30/2011103004_01_1.html

「橋下独裁許すな」 大阪革新懇がアピール
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-01/2011110104_02_1.html

1896チバQ:2011/11/05(土) 10:50:06
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201111050006.html
共産推薦の渡司氏が撤退 「橋下氏の独裁阻止」 市長選2011年11月5日
 13日告示、27日投開票の大阪市長選で、共産党推薦で立候補を表明していた前大阪市議の渡司(わたし)考一氏(59)が4日、出馬を見送ることを決めた。支援団体「大阪市をよくする会」の幹部は「橋下徹氏の『独裁』を阻むための名誉ある決断」と説明。市長選は現職の平松邦夫市長(62)と、前大阪府知事の橋下徹氏(42)との一騎打ちになりそうだ。

 渡司氏は4日夜、朝日新聞に対し「私の出馬で『反独裁』の票が割れ、橋下氏の当選を許すことを避けたかった」と不出馬の理由を語った。大阪市をよくする会は、支持者に対し橋下氏に投票しないよう呼びかける方針という。

 共産は、戦後初となる1947年の大阪市長選に公認候補を擁立するなど、推薦や公認候補を立てることにこだわってきた。今回、特定候補の当選阻止を掲げ、告示直前になって出馬撤回に踏み切ることは「前代未聞」(共産関係者)と言える。支持者にも波紋を広げそうだ。

 共産関係者は、不出馬の理由について「情勢は厳しい」と指摘したうえで「民主主義を守るため、橋下氏の勝利を阻止することを優先した。苦渋の判断だ」と説明。別の同党関係者も「橋下氏を倒すため、党のメンツを捨ててもやむを得ない」と語った。

 一方、共産関係者によると、市長選と同日選となる大阪府知事選に、共産推薦で出馬表明している弁護士の梅田章二氏(61)は予定通り立候補する方針。

1897とはずがたり:2011/11/05(土) 10:53:27
>>1895
お久しぶりです。どなたでしょう!?コテはあかかもめさんに近いけど雰囲気違いますよね,大阪というとおまてんさんかな??

共産党は反橋下で固まるとなるとあとは公明の動向でしょうかねぇ。

1898チバQ:2011/11/05(土) 15:13:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111105/lcl11110514130000-n1.htm
「うちが魂をほうり込んだら変わる」 公明組織票の行方は?
2011.11.5 14:12 (1/2ページ)
 27日の大阪府知事・大阪市長選のダブル選で、橋下徹前知事率いる「大阪維新の会」vs民主、自民の構図が固まりつつあるなか、強固な組織票を持ち、府議会と大阪市議会の双方で第2会派を占める公明の動向に注目が集まる。民主、自民とともに反維新を鮮明にするのか、中立を保って維新との対話路線を模索するのか−。5日の幹部会合でも結論にはいたらず、正式な態度表明は10日告示の府知事選直前になる見通しだ。

 「うちが魂をほうり込んだら変わる」。ある公明市議は、市長選に立候補する橋下徹氏(42)=維新=と、現職の平松邦夫氏(62)=民主・自民市議団推薦=を巡る情勢を分析する。市長選では4日、共産推薦の渡司考一氏(59)が立候補をとりやめ、共産内部から「平松氏を自主的に支援」との声があがるなど「橋下包囲網」ができつつある。

 支持母体の創価学会を中心に、ダブル選の勝敗を左右しかねない力を持つ公明票。内部からは選挙後を見据え、「完全中立はあり得ない。どこに恩を売るかが重要だ」との声が上がる。

 前回(平成21年)の衆院選、大阪の4小選挙区で全敗した公明にとって「次期衆院選での党勢回復こそ最大の目標」(府本部関係者)。それだけに維新との全面対決には慎重姿勢だが、一方、5月府議会で、維新が提案した議員定数削減の条例改正に府議団がバリケードを作って徹底抗戦したように、現場レベルには“主戦論”が根強い。市議団は「府本部の公式見解と食い違わないような『配慮』は必要」としつつも、平松氏の支援を模索する。

 府議団の2日の会議でも、知事選に立候補する松井一郎府議(47)=維新=を「府から追放すべき」との強硬意見が飛び出し、府議団関係者も「府本部の公式見解は守るが、地元の対応でニュアンスが違うのはあり得る」と話す。府内の一部首長と民主、自民府議団が推す倉田薫池田市長(63)のマニフェストを見て、支援の程度を検討する方針だ。

 知事選には他に共産推薦で弁護士の梅田章二氏(61)らが立候補する予定になっている。

1899名無しさん:2011/11/05(土) 16:54:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000221-yom-pol
倉田氏支持の21首長、名前の公表に同意
読売新聞 11月5日(土)12時30分配信

 大阪府池田市長の倉田薫氏(63)の府知事選(27日投開票)出馬に賛同したとされる府内30首長のうち、21人が名前の公表に同意したことがわかった。

 倉田氏側は近く、21人の名前を発表し、確認団体が発行するビラなどに掲載する方針。一方、橋下徹・前知事率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎氏(47)側は、切り崩しのため「推薦」「中立」を誓う署名集めに乗り出した。

 倉田氏側によると、公表に同意したのは大阪、寝屋川、箕面、八尾、豊中、枚方、富田林、大東、羽曳野、門真、高石、藤井寺、泉南、交野、大阪狭山、島本、豊能、能勢、忠岡、熊取、千早赤阪の計21市町村長。

 倉田氏は、池田市を除く府内42市町村長の3分の2(28人)を上回る30人の賛同が得られたとして出馬を決意したが、首長の名前は明らかにしていなかった。

最終更新:11月5日(土)12時30分

1900とはずがたり:2011/11/05(土) 19:24:40

大阪全市町村で連合…倉田氏、知事選公約に
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111105-OYO1T00215.htm

 27日投開票の大阪府知事選に立候補する池田市長の倉田薫氏(63)は、府内の全43市町村が参加して府政の課題解消を目指す「府下版広域連合」の設立構想を公約に盛り込む方針を固めた。橋下徹・前知事率いる大阪維新の会の「大阪都構想」への対抗策で、5日に正式発表する。

 府下版広域連合は、都が広域行政、市区町村が身近な住民サービスを担う都構想に対し、全市町村が協議しながら諸課題に取り組む「水平連携」を掲げる。都構想は、法改正が必要で4年間では実現が難しいとして争点にしないという。

 キャッチフレーズも、維新の「ワン大阪」に対し、「オール大阪」をうたい、市町村との協調姿勢をアピール。府と大阪市間で1000人単位の人事交流を行うことも明記する。

 また、橋下前知事が本庁舎の全面移転を断念した咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区、旧WTC)は、第2庁舎以外の活用方法を探っていく方針だ。
(2011年11月5日 読売新聞)

1901とはずがたり:2011/11/05(土) 19:25:12

大阪市長選 「維新対反維新」鮮明…共産撤退で
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111105-OYO1T00523.htm

 大阪市長選(27日投開票)で共産党推薦の渡司考一・前市議(59)が立候補を取りやめ、鮮明になった「維新対反維新」の争い。再選出馬を表明する平松邦夫市長(62)は5日、「独裁を許さない思いは一致する」と渡司氏の出馬見送りを歓迎した。一方、平松氏との一騎打ちの公算が大きくなった大阪維新の会代表の橋下徹・前大阪府知事(42)は、包囲網形成への危機感からか、「既存体制を守る側との戦いだ」と批判を強めた。

 平松氏はこの日、西淀川区で行われた津波防災訓練を公務で視察。反維新勢力の結集を目指した渡司氏の撤退について、報道陣に対し、「あらゆる人の応援をもらわなければ勝てる見込みはないと思っていた」と共産の支援に期待。「大阪市を守り、住民自治を守る戦いだ」と語った。

 橋下氏は、同府枚方市内での街頭演説で、「天下の公党にこれだけ嫌われて光栄だ」と切り出し、「自民、民主、共産までが手を組むむちゃな政治を変えるのは皆さんだ。既存の体制を守る側との大勝負を勝ち抜いていこう」と声を張り上げた。
(2011年11月5日 読売新聞)

1902チバQ:2011/11/05(土) 19:34:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000535-san-l27
肺がん告白…羽柴氏が立候補断念 緊急手術へ
産経新聞 11月5日(土)16時23分配信

 27日の大阪府知事選に出馬の意向を示していた建設会社社長、羽柴秀吉氏(62)は5日、出馬を断念すると事務所を通じて発表した。肺にがん腫瘍が見つかったことを明かし、14日から入院し、17日に緊急手術を受けるという。

 羽柴氏は「治療を延期し選挙戦を戦い抜く所存でしたが、家族らからの選挙出馬が大事なのか、命が大事なのかとの猛烈な反対や、現在の私自身の体調などから判断し、やむなく出馬を断念致します」とコメントした。


http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001111010002
市長選立候補を断念 中川氏正式表明
2011年11月01日

 大阪市長選に立候補を表明していた前兵庫県加西市長の中川暢三氏(55)が31日、大阪市役所で会見し、立候補を断念したことを正式に表明した。


 中川氏は断念の理由について、市長選に出馬を表明している現職の平松邦夫市長(62)と、知事を31日に退任した橋下徹氏(42)の対立や大阪都構想の是非ばかりが焦点となっていると指摘。「ダブル選で組むべき知事候補がいない私は埋没し、政策的に十分なアピールができず、不利だ」と説明した。「出馬断念によっていずれかの陣営を優位にしようとの意図はない」とも述べた。


 市長選にはこのほか、前共産市議の渡司考一氏(59)が出馬を表明している。

1903チバQ:2011/11/06(日) 11:05:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111106/lcl11110601110000-n1.htm
支援の首長21人を公表 知事選出馬の倉田氏、
2011.11.6 01:10
 27日の大阪府知事選に立候補する同府池田市長の倉田薫氏(63)の陣営は5日、倉田氏を支援する意向である府内首長21人を公表した。陣営では、これらの首長からの推薦を前面に打ち打ち出して選挙戦に臨む構えだ。

 倉田氏は、首長20人が出馬要請の署名に応じる姿勢を見せたことや、ほか10人の首長が応援する見通しになったとして、立候補を決意したが、「今回の21人とは別」としている。

 この日、「支援首長」として公表された21人は、大阪▽豊中▽枚方▽八尾▽富田林▽寝屋川▽大東▽箕面▽羽曳野▽門真▽高石▽藤井寺▽泉南▽交野▽大阪狭山▽島本▽豊能▽能勢▽忠岡▽千早赤阪▽熊取−の各市町村長。

 一方、倉田氏は同日、府と市町村が一緒に大都市制度のあり方を協議する「(仮称)オールおおさか会議」の設置などを盛り込んだマニフェストの骨子10項目を発表。「上から目線ではなく、住民に身近なところで頑張る市町村の施策を下支えする府政にチェンジする」と述べた。

 骨子では、大阪の活性化や都市基盤の整備、福祉・子育て施策の充実、行財政改革の推進、文化振興と観光の発展なども掲げ、府内の首長有志とともに倉田氏を支援する民主、自民府議団の意見を反映した内容となっている。

1904チバQ:2011/11/06(日) 21:38:45
古い記事だけど
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/feature/osaka1317312844601_02/news/20110930-OYT8T00089.htm
東大阪 市政の課題 <上>あえぐ中小企業 

受注減 震災・円高が拍車


鋼材を製造する中小企業の工場。厳しい経営が続いている(東大阪市内で) ※右上の看板に書かれている社名を消してください。


 10月2日の投開票に向け、4候補者による激戦が繰り広げられている東大阪市長選。同市は全国屈指の「中小企業のまち」と言われながら、不況にあえぎ、立地する企業数が減り続けている。市税収入の落ち込みなどで、市財政も厳しさを増す一方だ。市政の課題を、2回にわたって追う。(浦野親典)

 「かつては作れば売れたが、今は買ってくれる人がいなくなってしまった」

 東大阪市内で鋼材加工会社を経営する70歳代の男性が、ため息をついた。国内に十数社あった主な得意先が約10年前から製造拠点を徐々にアジアに移転。2008年秋のリーマンショックが追い打ちをかけ、大口の受注がほとんど途絶えたという。

 1935年に創業し、従業員60人を抱えるが、海外に移転するだけの資金はない。小口の注文を多数受けようと企業を回ったり、作業工程の効率化を模索したりする毎日だ。

    □   ■

 東大阪市は、大企業が多く、経済活動が活発だった大阪市に隣接しながら比較的地価が安かったため、高度経済成長期から中小企業が増加。市内の中小企業などでつくる東大阪宇宙開発協同組合が人工衛星の打ち上げに成功するなど、高い技術力を築いた。

 しかし、近年は経済のグローバル化に伴い、大口の取引先が海外移転し、部品などの注文が急激に減少。東大阪市内では中小企業の倒産が続いた。経済産業省の工業統計調査によると、市内の製造業の事業所数はピークの1983年に1万33件だったが、2008年には4割減の6016件になった。出荷額は、90年の約2兆円から08年の約1兆2000億円に激減し、従業者数も9万人から5万人に落ち込んだ。

    ■   □

 最近では、大阪市内に電車で約20分で通勤できることから、工場跡地にマンションやアパートが建つケースが相次ぐ。東大阪市は、跡地に別の工場が進出しやすいようにと、固定資産税などの一定割合を補助する条件を10月から一部緩和する予定だが、市の担当者は「どれほどの反応があるかわからない」と気をもむ。

 市が今年度に設けた複数の中小企業による製品開発の補助金制度では、申し込みはまだ1件にとどまっている。東大阪商議所の幹部は「市内の中小企業は東日本大震災と円高の影響で苦しんでいる。新たな投資は当面難しいだろう」と指摘している。

4候補の中小企業活性化策(届け出順)

西野 茂さん 68 無新 

 商社を設立し、市内の製品をトップセールスする。

美馬幸則さん 61 無新 

 政府に対して景気対策を要求する。

野田義和さん 54 無現《1》

 住宅と工場が共生するまちづくりを推進する。

長尾淳三さん 59 無元《2》

 中小企業の振興条例の制定を目指す。

(2011年9月29日 読売新聞)

1905チバQ:2011/11/06(日) 21:42:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/feature/osaka1317312844601_02/news/20110930-OYT8T00096.htm
東大阪 市政の課題
<下>財政問題
決め手欠き 先行き不透明


東大阪市役所。厳しい財政運営を強いられている


 2003年に225億円をかけて新築された22階建ての東大阪市役所。9階フロアにある財政課で、担当者が「市財政の先行きは不透明」と、10年度決算見込みの書類に目を落とした。

 06年度をピークにいったん減少に転じた市の借金である市債の残高(臨時財政対策債など含む)は、09年度以降増え、10年度では総額1645億円。背景には、市にとって収入の中心である市税の落ち込みがある。市税収入は07年度、800億円だったが、10年度は750億円。中小企業の経営悪化で、こうした会社で働く市民からの納税額が減ったことが響いたという。

    □   ■

 市税収入が減る一方で、支出面では、生活保護費などの扶助費が増加している。10年度は前年度に比べ99億円増の637億円。生活保護の受給世帯は08年秋のリーマンショック以降増え続けているという。市債を返済するための公債費も173億円に上った。

 特別会計でも不安を抱える。国民健康保険事業会計には毎年、一般会計から50億〜60億円が補填(ほてん)されているが、それでも累計の赤字額が41億円ある。加入者は主に自営業者で、収納率は01年度には86%だったが、10年度では80%と低下した。

 市は、財政状況を改善しようと、05〜09年度の5年間、集中改革プランを実施し、人件費の抑制などに取り組んだ。10年度からは、5年間の新プランを進めている最中だが、財政の硬直性を示す経常収支比率は96%と依然として高い。市幹部は「無駄な支出はすでに見直しており、支出の削減には限界がある。このまま経済状態が改善しなければ借金を増やすしかない」と話す。

    ■   □

 市は05年に中核市になり、保健所の設置など一部の権限が府から移行した。当時、市は「夢と活力ある市の創造に全力を尽くす」としていた。しかし、51万3821人だった人口は、10年の国勢調査(速報値)では50万9632人に減った。

 市の将来を見通せない中、中小企業をどのように支援し、市財政を改善するのか。10月2日投開票の市長選で選ばれた新市長は、難しいかじ取りを託されることになる。(この連載は浦野親典が担当しました)

4候補の行財政改革案(届け出順)

西野 茂さん 68 無新

 市長給与を30%削減し、事業仕分けを行う。

美馬幸則さん 61 無新

 観光産業を育成し、市税の収入を増やしていく。

野田義和さん 54 無現《1》

 事務事業を見直し、収納対策を強化する。

長尾淳三さん 59 無元《2》

 行財政の総点検を進め、無駄をなくす。

(2011年9月30日 読売新聞)

1906チバQ:2011/11/07(月) 22:41:12
>>1238
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000065-san-l29
現職と新人一騎打ち 1週間の選挙戦スタート 奈良・桜井市長選
産経新聞 11月7日(月)7時55分配信

 任期満了に伴う桜井市長選が6日、告示された。届け出順に、再選を目指す現職の谷奥昭弘氏(68)と、新人で元県会議長で市観光協会長の松井正剛氏(58)の2人が、いずれも無所属で立候補した。現職と新人による一騎打ちとなり、1週間の選挙戦がスタートした。

 谷奥氏は、家電量販店の駐車場で出陣式を行い、県市長会長の森下豊・橿原市長や、水本実・東吉野村長らが応援に駆けつけた。

 谷奥氏は市の財政健全化推進など1期目の成果を強調し、卑弥呼の神殿を再現する今後の観光事業施策を主張。第一声の後は主要道路沿いのスーパー近くなどで街頭演説を行った。

 松井氏は、出陣式で岩田国夫県議(天理市)や北村博・桜井地区医師会長らの応援を受け、県議を6期務めた経験を強調した。

 松井氏は、小学校単位に社会福祉協議会事務局をつくって医療や福祉を充実させる取り組みや、観光拠点の「道の駅」の創設なども掲げた。この後、選挙カーで市内を回った。投票は13日午前7時〜午後8時、市内32カ所で行われ、同9時から市民体育館で即日開票される。5日現在の有権者数は4万9349人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000150-mailo-l29
選挙:桜井市長選 告示 現新の一騎打ち 自主財源政策が争点 /奈良
毎日新聞 11月7日(月)12時47分配信

 任期満了に伴う桜井市長選が6日、告示された。現職で再選を目指す谷奥昭弘氏(68)と、新人の歯科医で元県議会議長の松井正剛氏(58)のいずれも無所属2人が立候補した。前回(07年11月)は無投票だったため、03年以来の選挙になった。今回の市長選は第5次同市総合計画の基本となる企業誘致、文化遺産を活用した観光産業、地場産業の振興など、自主財源政策が争点となる。
 谷奥氏の出陣式は午前9時から、阿部の「ヤマダ電機」駐車場で行い、県市長会長の森下豊・橿原市長らが集まった。松井氏の出陣式は午前9時半から、川合の選挙事務所であり、北村博・桜井市医師会長らが参加した。
 投票は13日午前7時〜午後8時、市内32カ所で。開票は同9時から市民体育館で行われる。5日現在の有権者数は4万9349人(男2万3174人、女26175人)。【稲田敏雄、高島博之】
 ◆立候補者第一声(届け出順)
 ◇企業誘致を進める−−谷奥昭弘候補(68)=無現
 市の財政は皆さんの協力で2年連続黒字にすることができた。女王・卑弥呼(ひみこ)を観光のシンボルにして、観光を新しい産業として打ち立てたい。できるだけ早く纒向(まきむく)遺跡の宮殿などを現地で再現したい。桜井駅前にホテルを誘致し、宿泊客には市内の店で夕食を取ってもらい、お金を使っていただくようにする。中和幹線沿いに企業誘致を進め、新しい商業地区を作り、雇用も生み出すようにする。また、既存産業の木材と三輪そうめんも全国に売り込んでいきたい。
 ◇医療モデル都市に−−松井正剛候補(58)=無新
 「信なくば立たず」という言葉を大切にしている。職場、社会、市政など、すべて信頼関係がなければ成り立たない。市民と行政が一体になって桜井に活力と元気を取り戻したい。市民の健康、生命を守るため地域医療と、福祉行政を連携した「陽(ひ)だまり政策」を実行。国、県、県立医大とのパイプを大切に、医療モデル都市にする。そのためには、自主財源の健全化が必要。自らが身を削って財政を節減、地場産業や、観光産業の振興を図るなど、日本一住みたい都市にする。
………………………………………………………………………………………………………
谷奥昭弘(たにおく・あきひろ) 68 無現(1)
 桜井宇陀広域連合長▽市防犯協議会長[歴]衆院議員秘書▽市議長▽市テニス協会長▽県立短大
松井正剛(まつい・まさたけ) 58 無新
 歯科医▽市観光協会長▽市ソフトボール協会長▽桜井ライオンズク会長[歴]県議長▽大阪歯科大

11月7日朝刊

1907チバQ:2011/11/07(月) 22:41:35
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001111070003
桜井市長選 現新対決
2011年11月07日

 ■厳しい財政、改革争点


 桜井市長選が6日告示され、現職で再選を目指す谷奥昭弘氏(68)と、元県議で新顔の松井正剛氏(58)のいずれも無所属の2人が立候補を届け出た。厳しい財政状況の中で、まちづくりにどう取り組むかが争点となる。投開票は13日。


 谷奥氏は同市阿部の家電量販店駐車場で出陣式。周辺市町村の首長らが多く駆けつける中、森下豊・橿原市長が「市民と一緒に改革を成し遂げようとしている谷奥氏を、桜井の未来のためにも支えてほしい」とあいさつ。谷奥氏は約15分間かけて政策を語り、最後に参加者全員でこぶしを突き上げ、気勢を上げた。


 松井氏は同市川合の選挙事務所前で出陣式を開き、県議や市議らが多数駆けつけた。岩田国夫県議(天理市)は「市長は県との関係が大事。このままでは桜井市が駄目になる、と立候補を決意した松井氏を支援してほしい」と訴えた。松井氏はあいさつの後、選挙カーで市内遊説へと向かった。


 期日前投票は、7〜12日に市役所2階の大会議室で午前8時半〜午後8時に受け付ける。5日現在の有権者数は4万9349人。


  ◇            ◇


 ■候補者の第一声(上から届け出順)



 ◆谷奥 昭弘(たにおく あきひろ)氏(68)


 「観光や伝統産業再生にも力」


 市長就任以来、財政改革を大きな柱としてきたが、市民のご理解と協力のおかげで2年連続で黒字化できた。今後も全力で財政改革に取り組みたい。


 桜井は、かつて材木、そうめん、皮革の三つの産業で栄えていたが、現在は厳しい状況が続く。そこで、日本でもナンバーワンの知名度がある女王卑弥呼をシンボルに観光産業の育成に力を入れ、駅前へのホテル誘致にも取り組む。既存産業も再度全国へアピールし、再生可能なものはしていく。これらは皆さんの後押しがあってこそできる。力強いご支援を頂きたい。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ◆松井 正剛(まつい まさたけ)氏(58)


 「県議経験生かし医療も充実」


 県議として24年間、県のため、桜井市のために努力してきた。疲弊している桜井市を元気にして、市民が誇れる街にするため、先頭に立って頑張ろうと思い、立候補を決意した。


 桜井市の活力をよみがえらせるためには、地域資源を生かした観光振興が第一。医療人の一人として、医療・福祉の充実を掲げた「陽(ひ)だまり政策」を実行する。財源を確保するため、市長給与は削減する。


 県議時代に培った国や県、医療関係とのパイプを生かし、市民と一緒になって日本一の桜井市を目指したい。

1908チバQ:2011/11/08(火) 23:43:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000237-mailo-l25
選挙:大津市長選 女性弁護士・越直美氏、出馬へ 民主・連合へ推薦要請 /滋賀
毎日新聞 11月8日(火)15時21分配信

 任期満了に伴う大津市長選(来年1月15日告示、同22日投開票)に大津市出身で東京在住の弁護士、越直美氏(36)が立候補の意向を示していることが7日、政党関係者への取材で分かった。民主党と連合滋賀は越氏からの推薦要請を受け、近く支援を決定する見通し。
 越氏は膳所高卒。北大大学院法学研究科修了。02年に弁護士登録し、東京と米国ニューヨーク州で企業買収などに携わった。
 複数の政党関係者によると、越氏は7日までに、大津市議会の民主系会派「市民ネット21」(6人)の市議らに「弁護士の経験と女性の視点を生かし、行財政改革や子どもに優しい環境づくりに取り組みたい」と語り、支援を求めたという。連合滋賀の幹部も「やる気は十分感じた。支援に向けて前向きに検討している」と語った。
 同市長選には現職の目片信氏(70)と元参院議員の山下英利氏(58)が既に立候補の意向を示しており、共産党も独自候補の擁立を進めている。【加藤明子、安部拓輝】

11月8日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000000-kyt-l25
大津市長選 越氏が立候補意向 
京都新聞 11月8日(火)8時49分配信

 任期満了に伴う大津市長選(来年1月22日投開票)で、弁護士の越直美氏(36)が無所属で立候補する意向を固めたことが7日分かった。
 越氏は京都新聞社の取材に対し、「女性と子どもにやさしい環境を確保し、国際的に活躍できる子どもを育てたい」と述べた。
 民主党滋賀県連と連合滋賀に支援を要請した。連合滋賀幹部は「推薦を前向きに検討する」としている。
 越氏は大津市出身。膳所高卒。北海道大大学院修了。2002年に第一東京弁護士会に登録。09年にハーバード大ロースクールを卒業。東京都の法律事務所に勤務し、ニューヨークでも弁護士として活動した。東京都港区在住。
 同市長選では、現職の目片信氏(70)と元参院議員の山下英利氏(58)が立候補の意向を固めている。共産党も労働組合や市民団体と候補者擁立を目指している。

1909チバQ:2011/11/09(水) 20:53:42
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/11/09/20111109ddm002010086000c.html
選挙:大阪ダブル選 維新の会VS既成政党 国政進出で揺さぶり/自主投票と弱腰支援
 大阪府知事・大阪市長のダブル選は10日、知事選の告示で選挙戦に入る。「大阪維新の会」の橋下徹代表は次期衆院選での国政進出にも言及し、民主、自民、公明など既成政党を揺さぶっている。【高山祐、小林慎、岡崎大輔】

 「偏った見解は難しいという態度決定になった」

 公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は8日、知事選、市長選のいずれも自主投票で臨む方針を正式に発表した。同党の山口那津男代表も8日の記者会見で「大阪の複雑な状況があり、府本部の対応に委ねる」と述べ、党本部として関与しない考えを強調した。

 公明党にとって、最優先課題は次期衆院選だ。09年衆院選で8小選挙区で全敗。次期衆院選で候補を擁立する9小選挙区のうち、大阪府内だけで4候補を占める。同党幹部は「大阪は最重要地域。橋下氏を刺激したくない」との本音をもらす。

 伏線はあった。10月下旬、大阪市天王寺区の創価学会関西池田記念会館。作家の堺屋太一氏らが学会幹部を訪ねた。堺屋氏は橋下氏との共著で、府と大阪・堺両市を再編する大阪都構想に関する本も出版している。

 関係者によると、堺屋氏は、公明党が大阪都構想に賛成するなら、次期衆院選で公明候補が立候補予定の大阪4小選挙区に維新の候補者を立てない意向を伝えたという。ダブル選の態度を決めかねていた公明党の関係者は「自主投票を求められた」と受け止めた。

 ダブル選挙に距離を置く公明党に対し、橋下氏の対抗馬を支援する民主、自民両党も腰が定まらない。9月24日には大阪市内のホテルで自民党の石原伸晃幹事長が橋下氏と会談。石原氏が呼びかけ、橋下氏は都構想に賛同を求めたという。民主党も橋下氏を刺激しないよう、「大阪のことは大阪に任せる」(幹部)とのスタンスだ。

 既成政党の苦しい対応にはダブル選挙後、維新の国政進出に対する警戒感がある。都構想を実現するには、地方自治法など関連法の改正が必要。橋下氏は9月26日、記者団に「国政政党が都構想を潰そうとするなら、近畿圏を視野に国政をやる」と宣言した。次期衆院選の候補者擁立をちらつかせ、各党に揺さぶりをかけている。

 ◇橋下人気に危機感 「都構想」に「反独裁」で対抗
 橋下氏との距離感に苦しむ既成政党に対し、ダブル選挙の争点に橋下氏の政治手法が急浮上してきた。4日夜、大阪市長選に出馬表明していた前市議、渡司(わたし)考一氏(59)=共産推薦=が突然、出馬取りやめを発表。渡司氏は5日の会見で「橋下さんの独裁宣言を許すことができない」と説明し、「反維新勢力の結集」を呼びかけた。

 維新は今春の統一地方選で、大阪府議選や大阪市議選などに多数の候補者を擁立。府議会では過半数を占める。橋下氏は今年6月のパーティーで「日本の政治に一番重要なのは独裁」と発言した。

 共産党が市長選に公認・推薦候補を擁立しないのは1963年以来、48年ぶり。それでも独自候補擁立を見送るのは、橋下氏の人気に危機感を強めているからだ。党大阪府委員会は市長選で平松氏の支援を明言。選挙戦は平松氏と橋下氏の一騎打ちになりそうだ。

 「橋下政治」の是非が争点に浮上した結果、大阪都構想など政策論議は低調になった。民主党幹部は平松陣営に対し「相手の土俵に乗れば『抵抗勢力』とみられる。相手にしない方がいい」と助言。平松氏は橋下氏の人気に対抗するため、「反独裁」を訴える。

 これに対し、橋下氏は「維新対既成政党」の構図を強調する。渡司氏の不出馬を受けて、橋下氏は5日、市長選候補予定者の合同討論会で「ビジョンがないまま、反維新、反橋下でまとまる。日本の政治の弱さの象徴ではないか。新しい政党が誕生しないと、日本再生はない」と皮肉った。

毎日新聞 2011年11月9日 東京朝刊

1910チバQ:2011/11/09(水) 22:49:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111108-OYT1T01373.htm
自民系苦慮「民主出れば漁夫の利」…大津市長選
.大津市長選(来年1月15日告示、22日投開票)を巡り、民主党に支援を求めている女性弁護士・越直美氏(36)が出馬の意向を固めたことで、自民系とされる2人の立候補について、自民党関係者から「勝利のためには一本化やむなし」との声が上がっている。

 ともに同党の元国会議員の現職・目片信氏(70)と山下英利氏(58)で、同党は分裂選挙回避の模索を始めた。目片氏が8日、読売新聞の取材に「出馬に前向きだが、引くとの選択肢もないことはない」と含みを持たせるなど、立候補への“押し引き”は今後、活発化が予想される。

 「民主(の候補)が出たら、漁夫の利だ。トンビに油揚げをさらわれる可能性も十分ある」

 10月下旬、山下氏出馬の一報に、目片氏は「分裂選挙になるのでは」と危機感を抱いた。山下氏の父で元衆院議員の元利氏(故人)を支持してきた経緯から、山下氏との関係を「どちらが師匠かは別にして師弟関係だ」と話す。

 越氏の出馬の意向表明を受け、目片氏は8日、取材に対して「基本的に出馬は前向き。11月議会の開会予定の29日に正式表明する」と、これまでの態度を踏襲し、「候補予定者がもう1人出て、市民にとって選択肢が増えたのは良いこと」と語った。

 対する山下氏は「前へ進むしかない。世の中は変わっていて、(これからの選挙は)既成政党の枠組みで戦うものではない。新しい選挙をする」と、改めて出馬への決意を示した。

 〈保守分裂〉の様相に、市議会の自民系会派は対応に苦慮している。

 自民系2会派のうち、最大会派の湖誠会(12人)は目片氏、大志会(4人)は山下氏へと固まりつつあるが、いずれもまだ、正式決定していない。前回選では目片氏を推薦した公明党も「正式な出馬表明があってから、推薦や支持を検討する」とするが、3会派の関係者からは「自民系候補の一本化が一番良い」との声が漏れ聞こえてくる。

 越氏は今月上旬、市議会第2会派「市民ネット21」や民主党に「(政党の応援がなくても)一人でも立候補する。仕事も辞める」と不退転の決意を伝えた。既に同党県連に推薦願を出した他、連合滋賀にも要請するといい、両者も「推薦を前向きに検討する」として態勢を整えつつある。

 前回選で目片氏の対立候補を応援した嘉田知事は、8日の定例会見で「市民が判断することで、私がとやかく言うべきではない」と静観する構えを見せた。

 嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)は「候補予定者から正式推薦要請があれば、協議する」とした。共産党は、独自候補擁立を検討している。(大津市長選取材班)

(2011年11月9日18時25分 読売新聞)

1911チバQ:2011/11/09(水) 23:06:38
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111108-OHT1T00264.htm

杉良、橋下斬り「ムカつく」…平松氏決起集会で“罪人扱い”


平松市長(左)とタッグを組んで“橋下批判”を展開した杉良太郎 27日投開票の大阪市長選に再選を目指し出馬する平松邦夫大阪市長(62)の決起集会が8日、大阪市内で開かれ、歌手で俳優の杉良太郎(67)がサプライズゲストとして登場した。自身のテレビドラマの代表作「遠山の金さん」を持ち出し「桜吹雪を見せなアカン」と、平松氏と一騎打ちとなる橋下徹前大阪府知事(42)を“罪人扱い”。橋下氏の政治手法を「バラエティー」「扇動的」と批判し「これだけ私がムカつくのは初めて」と怒りをあらわにした。

 万雷の拍手で壇上に導かれた杉は「平松市長の決起大会があるというので、これは桜吹雪を見せてこなアカンなあと思った」。橋下氏を白州にひれ伏す罪人に見立てたような言葉に、会場は一気に盛り上がった。数年来の付き合いがある平松氏のため、鳥取県内で開いた昼夜2回のコンサートを終えてから駆けつけた。

 杉サマならではの表現で笑いを取ると、橋下氏の政治手法に対する批判を開始。「バラエティー的なウケとか、心地いい言葉を吐いて扇動するのはダメ。政治をおちょくる傾向がある」。10月下旬の一部新聞紙上で「今、大阪を『めちゃくちゃ』にしようとしている人が現れた。私の心はグラグラしている」と市長選に出馬する意思をほのめかしたが、橋下氏に対する怒りは全く収まっていなかった。

 杉と大阪市の関係は深い。例年、市内にある新歌舞伎座で公演を行い、1年のうち約2か月を過ごす。そんな愛着のある地を、地域政党「大阪維新の会」が目指す「大阪都」構想でバラバラにされるのを黙って見ていられなかった。「私が市長選に立ったろうかとも思ったんですけど…。ええ加減にしとけと思いますよ。これだけ私がムカつくというのは初めてですね」

 先月行われた平松氏の政治資金パーティーには出席できず「今度何かあったら必ず出る」と伝えていた杉。今後の選挙20+ 件戦にも「スケジュールが空けばどこへでも行く」と関係者に話している。頼もしい援軍に、平松市長は「杉さんが(市長選に)出なくてよかった」と笑顔。「杉さんには『人間の誠実さは分かるが話が長い』と言われた」とエピソードを明かした。

 元タレント弁護士という経歴を生かし、すでに橋下氏の街頭演説には前横浜市長の中田宏氏(47)が登場。今後も続々と著名人が姿を現すのは確実だが、平松陣営が超大物の投入で先制パンチに成功。杉は、13日の告示後の応援演説にも意欲満々で、橋下氏には脅威となりそうだ。

1912チバQ:2011/11/10(木) 12:40:05
http://mainichi.jp/kansai/news/20111109ddf041010018000c.html
攻防:11.27大阪ダブル選 市長選活動規制、公選法の壁 平松氏、動けぬ3日間
 ◇知事選告示先行、橋下氏はOK
 13日に告示される大阪市長選を控え、再選を目指す平松邦夫市長(62)の前に、大阪府知事選が告示される10日から3日間にわたって、政治演説会の開催が禁止されるなど「公職選挙法の壁」が立ちふさがる。知事選期間中は、知事選候補の「確認団体」以外は政治活動の規制を受けるためだ。この“空白の3日間”にライバルの橋下徹・前大阪府知事(42)は知事選に候補を擁立する「大阪維新の会」として政治活動が可能で平松氏には思わぬ痛手となりそうだ。

 公選法によると、知事選期間中、府選管から確認を受けた知事選候補を支援する政党・政治団体(1人につき一つ)を除き、府内全域で政党・政治団体の政治活動が大幅に制限される。具体的には▽政治活動として行う演説会(街頭を含む)▽のぼり旗の掲示やビラ配り▽政治活動の車の使用−−などだ。

 13日に市長選が告示されれば、市長選候補者として再び政治活動を始められる。平松氏は自身の後援会の政治資金パーティーがあった10月17日以降、屋内で開く政治集会を活動の中心に据えてきたが、3日間はこうした集会は一切禁止されることになる。

 ただ、共闘する知事選候補の大阪府池田市の倉田薫市長(63)の応援なら政治活動は可能。平松陣営幹部は「倉田氏との連携などを考えたい」としているが、別の幹部は「倉田氏も大阪市内でばかり活動するわけではなく、告示直前の3日間が空白になるのはもったいない。公選法の不備だと思う」と話している。【小林慎】

1913チバQ:2011/11/10(木) 22:45:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111110/lcl11111007280000-n1.htm
府知事選きょう告示 勢い乗る「維新」か、共闘「既成政党」か
2011.11.10 07:25 (1/2ページ)

大阪ダブル選で想定される構図
 橋下徹前知事(42)の辞職に伴う大阪府知事選が10日、告示される。橋下氏が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)幹事長や、民主、自民の府連が推す大阪府池田市長らが出馬する予定だ。春の統一地方選で大躍進した維新が勢いを維持し、大阪で既成政党離れの流れを決定づけるのか。都市制度をめぐる争点に加え「地域政党」対「既成政党」の構図が注目される。

                   ◇

 立候補を表明しているのは共産党推薦の弁護士、梅田章二氏(61)、民主・自民府連が支持・支援する池田市長、倉田薫氏(63)、橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」幹事長の松井一郎氏(47)の有力3氏ら。13日には、くら替え立候補する橋下氏と、民主・自民が支援する現職の平松邦夫氏(62)との一騎打ちの公算となっている大阪市長選も告示され、いずれも27日に投開票が行われる。

 ◆「協調体制」標榜

 「大阪都構想」を前面に打ち立て、既成政党との対決姿勢を鮮明にする維新に対し、民主や自民は「協調体制」を標榜(ひょうぼう)する。

 しかし、全国的な傾向としてオール与党態勢への批判は強く、国政で対立する政党の相乗りは有権者に理解されにくくなっている。当然、大阪府知事選でもその危惧は強い。

 大阪市長選では共産推薦で立候補を表明していた元大阪市議、渡司考一氏(59)が告示を前に出馬を取りやめた。橋下氏に対抗するために、票の分裂を避けて平松氏を「勝手連として支援に回る」(共産市議団)という異例の展開だ。橋下氏は「相乗りについてどう考えるかは有権者の判断だが、当選すればいいという時代じゃない。有権者はしっかり見ている」と牽制(けんせい)する。

 ◆次期衆院選視野

 民主、自民などの既成各党は、それぞれ次期衆院選をにらんだジレンマも抱えている。その象徴が公明の対応だ。

 公明党大阪府本部は知事選の告示が目前に迫った8日、知事選と市長選で「自主投票」とする方針を発表した。公明は橋下氏の「大阪都構想」には一定の理解を示したものの、「財政調整に具体的なプランがない」などと指摘。また、維新幹事長の松井氏、現職市長の平松氏や池田市長の倉田氏についても、“等距離”でマイナス評価を下した。前回衆院選で票田の大阪で全敗した公明は、選挙に強い維新との全面対決には消極的だ。

 一方、中央の政権運営で迷走を重ねる民主も次期衆院選をにらんで、主要な地方選でこれ以上敗北を重ねられないという悲壮感が漂っている。

 ◆最大会派も多難

 一方、維新にも不透明な要素がある。4月の大阪市議選で最大会派となったが、過半数には達していない。仮に橋下氏が市長選で勝っても、他会派との連携なしに思うような市政運営は望めないことになる。

 既成政党の古参市議は「提案をことごとく否決すれば、大阪都構想は一歩も進まない。副市長選任や予算を通過させるのにも議決が必要だ」と、今から息巻く。維新サイドは、過半数を得るため市議会のリコール(解散)を仕掛けることも視野に入れるが、有権者40万人以上の署名が必要となるなど、ハードルは高い。

 選挙プランナーの松田馨さんは「橋下氏と松井氏はタッグを組み、知名度が武器。平松氏と倉田氏は『反橋下』で共闘するというが、もともとが別の陣営なので、どう協力していくか見えてこない」と語る。「平松氏と倉田氏が一枚岩になり、有権者に『反橋下』の意味を訴えられるかどうかが選挙戦の結果を左右する」と語った。

                   ◇

【用語解説】大阪維新の会(維新)

 橋下徹前大阪府知事が代表を務める地域政党。平成22年4月、大阪府議22人による「大阪維新の会府議団」としてスタート。政策の柱は大阪市の解体、再編で、府と市の「二重行政」を解消する「大阪都構想」。今春の統一地方選で候補者を多数擁立し、府議選で過半数、大阪市議選でも第一党の座を確保するなど大きく躍進した。

1914チバQ:2011/11/10(木) 22:52:00
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111110/plt1111101127003-n1.htm
大阪W選、橋下氏の命運握る“お笑い100万票”の行方2011.11.10


「維新の会」陣営は松井氏(左)の知名度不足を橋下氏が補う戦略=10日午前、大阪市中央区【拡大】

 橋下徹前知事(42)の辞職に伴う大阪府知事選が10日告示された。橋下氏がくら替えする大阪市長選(13日告示)と合わせた大阪ダブル選挙は、27日に投開票を迎える。ともに「親橋下」対「反橋下」という、事実上、一騎打ちの構図だが、過去に大阪特有のタレント知事や議員を誕生させてきた「お笑い100万票」の行方もカギを握る。橋下劇場にどんな“ツッコミ”が入るのか。

 「維新の会と僕は今や日本、そして、大阪一の嫌われ者です」

 橋下氏は10日午前10時すぎ、大阪市中央区の南海難波駅前でこう“第一声”をあげた。隣には後継指名した地域政党「大阪維新の会」公認で前府議の松井一郎氏(47)の姿があった。

 続けて、橋下氏は「いらない施設はつぶし、職員の給料はカット。あらゆる抵抗にあいながら、政策を実現するには政治の力が必要で、これを実現したのは維新の会の幹事長、松井一郎なんです」と松井氏を持ち上げた。陣営は「橋下」と「維新の会」の人気を最大限活用する戦略だ。

 新人7人による知事選は、松井氏と、諸派で前同府池田市長の倉田薫氏(63)が軸となりそう。

 倉田氏は民主、自民両党から府連レベルでの支援を受ける一方、市長選で橋下氏と激突する平松邦夫市長(62)と連携する。つまり、「親橋下」の橋下・松井タッグと、「反橋下」の平松・倉田タッグが争う構図だ。

 倉田氏は10日午前8時45分から、大阪市北区の事務所で出発式。駆け付けた平松氏は「府と市を一緒くたに、わが物にせんとする人たちに対する大きな挑戦。今回の知事選、市長選はともに大阪維新をつぶす戦いだ」とエールを送り、倉田氏も「私と平松市長なら、不幸せ(府市合わせ)はいっぺんに解消する」と闘争心をむきだしにした。

 争点は、(1)維新の会が提唱する「大阪都構想」の是非(2)橋下氏や維新の会の「独裁」とも評される政治手法(3)教育・公務員制度改革などだが、親橋下陣営には基礎票がないだけに、「お笑い−」の行方も注目される。

 「お笑い−」の呼称は1986年の参院選でタレントの西川きよし氏が約102万票を獲得して初当選を果たして以来、定着した。3期務めた西川氏は毎回トップ当選。また、95年の知事選では横山ノック氏が約163万票、99年には過去最高の235万票を獲得して当選し、「お笑い−」のすごさを見せつけた。

 ただ、横山氏がセクハラで辞任してからは、2010年の参院選で民主党から出馬した桂きん枝氏や岡部まり氏が落選するなど、タレント政治家に「懲りた」空気もある。今回のダブル選ではどう転ぶか。

【知事選立候補者】(届け出順)
倉田薫63 前池田市長 諸新
中村勝60 会社社長  諸新
マック赤坂63 元会社社長 諸新
岸田修70 元府職員  無新
梅田章二61 弁護士   無新
松井一郎47 元府議   維新
高橋正明69 元中学教諭 無新

1915チバQ:2011/11/10(木) 22:57:33
http://www.asahi.com/politics/update/1110/NGY201111100006.html
大阪ダブル選、名古屋からも応援 河村市長と大村知事.
 大阪府知事・大阪市長のダブル選では、河村たかし名古屋市長と大村秀章愛知県知事が期間中に2回、大阪維新の会候補の応援に入る。「大阪都構想」を掲げる橋下徹前府知事との連携をアピールし、両氏が進める「中京都構想」への追い風としたい考えだ。

 河村氏は10日、「橋下さんは地域を独立させるぐらいの気力を持ってやれる貴重な存在。応援せないかん」と記者団に語った。海外出張中の大村氏も「大阪都、中京都構想を実現するため、完全勝利を目指してほしい。全力で応援する」との談話を出した。

 河村、大村両氏は、大阪市長選告示日の13日にともに応援に入る。さらに、23日には河村氏が代表の「減税日本」、大村氏が会長の「日本一愛知の会」の議員らを含む総勢100人近くの応援団を引き連れて乗り込む予定だ。

1916チバQ:2011/11/10(木) 23:05:35
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111050001
大阪府知事選・大阪市長選


【なにわのあした】


なにわのあした(1)中学の昼食
2011年11月05日


富田林市立第二中学校の給食。スパゲティの日は注文する生徒が増える=富田林市新家1丁目

 午後0時10分。短縮授業で普段より20分早く昼食の時間が始まった。大阪市中央区の市立南中学校1階玄関わきで、配膳員の田中孝子さん(55)が、一人ひとりの生徒の名前を呼びながら、調理業者が作った弁当を手渡した。田中さんは大阪市教委が弁当づくりを委託している業者のパート従業員だ。


 脇にある机の上には、色とりどりの袋に入った手製の弁当も約10個並ぶ。繁華街に近い同校では、深夜まで働く保護者も多い。早朝に起きて弁当を用意できなかった時、後から学校に届けるのだという。


 「保護者にはできるだけ手作りするよう働きかけています。無理なら弁当提供があると。うまく機能しています」と紀井正澄校長。全校生徒約150人の1割強が業者の弁当を利用する。


 大阪市は全中学校で、1食280円の弁当を提供している。一部の中学校で実施していた給食は同和施策見直しの一環で2008年3月に廃止し、同年4月から民間業者が作る弁当を希望者が購入できる事業を段階的に始めた。現在、中学校給食の全面導入に向けて準備を進め、13年度から手製の弁当か給食を選べるようにする見通しだ。


   ■    ■


 ここ数年、府内であった選挙では、食育や給食は候補者たちに人気の公約だ。今回の知事・大阪市長のダブル選でも、複数の立候補予定者が中学校給食の導入を公約に掲げる。


 昨年、大阪市が実施した調査では、中学生の保護者の8割が給食の実施を望む。一方で、中学校給食の府内の普及率は全国最低の7・7%(09年度)だった。


 給食実施には、文部科学省の基準に従った調理室の建設などで多額の費用がかかる。そこで府教委は今年度から、全中学校での給食実施を目指し、あらたに施設建設をする自治体に費用の半額程度を補助する制度を設けた。5年間で246億円を見込む。


   ■    ■


 一方、実際に給食や弁当提供を始めた自治体の中には、利用率の低さが悩みの種になっているところもある。


 市内の全8中学校で希望者に校内で調理した給食を提供している富田林市。「より安心で温かい食事を」と、13億円をかけて07年から順次始めた。「配膳指導などを通じて教員と生徒の会話が増え、授業にもよい影響がある」と市立第二中の水本哲也校長。だが、利用率は市平均で3割弱。市教委は「喫食率向上が課題」として、年度内に原因を探る調査に乗り出す予定だ。


 弁当提供を00年から市内5中学校で始めた泉佐野市。当初6%台だった利用率は08年度には2%を切り、業者は「採算が取れない」と撤退した。市は業者側に負担がかからない方式に変え、別業者で再開した。市が中学生に聞いたところ「容器の受け渡しに手間がかかる」「自分だけ注文するのは恥ずかしい」との声があったという。


 高槻市も中学校で希望者に弁当を提供している。中学生の次男を持つ母親(46)は「完全給食になれば母親としては楽になる。でも、選択制だと息子が面倒臭がる」と話す。当初、何回か利用したが、今はほとんど注文していない。


 府内の自治体に弁当を納入していたある業者は「1校でまとまって注文があればいいが、利用が少ない。予算をつけて後は事業者に丸投げ、では普及しない」と指摘する。


   ◇


 27日投開票の知事・大阪市長のダブル選を前に、府内で今何が起きているのか、現状と課題を5回にわたり紹介する。
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1917チバQ:2011/11/10(木) 23:05:53
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111070001
大阪府知事選・大阪市長選


【なにわのあした】


なにわのあした(2)防災
2011年11月06日


津波で浸水の可能性がある地域を地図で確認する住民ら=堺市堺区海山町5丁

 「川沿いの道は避難に使うのが不安や」「ここはブロック塀が倒れる危険があるよ」――。10月29日夜、堺市堺区出島町2丁の湊西自治会館。4班に分かれ、大きな地図を囲むように座った地元の自治会長や自主防災組織のメンバー54人から、次々に声が上がった。津波に備えた最適な避難経路や避難場所はどこなのか。約2時間かけて話し合い、地図に書き入れた。


 堺市の沿岸部では、住民に津波の危険性や避難の大切さを考えてもらう市主催のワークショップが、10月中旬から小学校区単位で開かれている。市は避難経路や津波避難ビルなどを定め、来年2月をめどに校区ごとの「津波警戒マップ」を作成するという。


   ■    ■


 堺市のこうした取り組みは、東日本大震災を踏まえ府が今年7月、東海・東南海・南海の3連動地震で想定される津波の高さを暫定的に従来の想定の2倍に引き上げ、被害予測などを発表したことがきっかけだ。浸水が予想される府内の沿岸部などの10市3町は、避難対策の見直しを迫られている。


 堺市では津波の高さの想定が従来の3メートルから6メートルになり、浸水地域は従来の5倍の約15平方キロメートルに拡大。影響は23の小学校区に及ぶ可能性が出てきた。


 10月26日夜、市北西部の三宝校区であったワークショップ。校区のほぼ全域が浸水の可能性を示す青色で染まった地図を見た参加者からは、「この辺りは低い土地ばかりなのでどこへ逃げればいいのか」との声も漏れた。参加した松屋町会の西原利彌会長(66)は「浸水がかなり広範囲なので驚いた。津波はいつ来るか分からない。市はできるだけ早くマップを作って住民に知らせてほしい」と厳しい表情を浮かべた。


   ■    ■


 今回の想定見直しで、新たに津波の影響が予想される自治体も出てきた。和泉市は海に面していないが、沿岸部の泉大津市や高石市と隣接する約70ヘクタールが津波で浸水する可能性があることがわかった。しかし、津波避難対策について地元住民への説明は進んでいない。


 和泉市が頭を悩ませているのが隣接自治体との調整だ。沿岸部の自治体から内陸の和泉市側へ避難してくる住民の想定人数が現時点では不明で、避難場所をどの程度確保すればいいのか分からないという。


 「府は隣接の自治体が連携して避難対策や津波ハザードマップの作成ができるよう、調整役を果たしてほしい」。危機管理を担当する和泉市の田中和彦・市長公室次長は話す。


 府は津波の影響に関する沿岸市町担当者と意見交換会をこれまでに3回開き、府が市町向けに避難マニュアルの素案を作る考えなどを示した。市町村をまたぐ避難人数の想定はまだ出していないが、府の担当者は「そういう課題があることは理解している。11月中にも府と関係市町が話し合う予定だ」と説明している。


 和泉市で津波の影響が予想される葛の葉町会の田中紀一(としかず)会長(64)は「ここまで津波が来るのかという思い。津波に備えるため、行政はもっと早く対応してほしい」。
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1918チバQ:2011/11/10(木) 23:06:18
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111070003
大阪府知事選・大阪市長選


【なにわのあした】


なにわのあした(3)円高
2011年11月07日


年間2億本前後のねじを製造するという朝日押捻子製作所=東大阪市西堤楠町2丁目

 中小企業の街・東大阪市。国道308号近くの工場集積地にあるねじ製造会社「朝日押捻子(おしねじ)製作所」(同市西堤楠町2丁目)の工場では、何十台もの機械がうなりをあげる。工場内を見回りながら、後藤晴雄社長(61)はつぶやいた。「円高で仕事量が減っているのは確か。辛抱してやるしかないね」


 1ドル=70円台の「超円高」の影響で、8月上旬には大手造船会社からの発注がストップ。「海外製品に切り替える」が理由だった。「今に始まったことじゃない。ここ数年、歯が抜けるように一つ一つ仕事がなくなっている」


 製品を納めている他の取引先からも「輸入品に切り替えたい」「価格を下げてくれ」という声が次々上がっており、今年度下半期の月ごとの売り上げは上半期と比べて5〜10%減ると予測する。「中小企業が稼げないと大阪全体としても稼げないことを、府はわかっているんだろうか」


   ■    ■


 府によると、府内の中小企業(製造業なら資本金3億円以下または従業員300人以下)は約32万6千社(2009年7月現在)ある。全企業数に占める割合は99・6%(全国平均99・7%)にのぼる。


 府内の約1100団体が加盟する「府中小企業団体中央会」は毎月、90業種の各組合を対象に景気動向を調査している。景気が「悪化した」と答えた業種が「好転した」と答えた業種を40以上、上回る状況が続く。円高や欧州の経済危機の影響から、自動車関連の製造業で特に収益が悪化しているという。


 山口春夫専務理事は「円高の影響が見通せない不安から企業が設備投資に踏み切れず、景気の悪循環が深まっている」と指摘する。


   ■    ■


 府は昨年6月、中小企業診断士や税理士といった専門家を中小企業に無料で派遣し、経営相談に応じる制度を設けた。今年度も600件分(約6千万円)の予算を計上するが、申請は9月末までの半年間で約170件と伸び悩む。


 府経営支援課の担当者は「制度の周知不足に加え、本当に苦しい企業は経営を見直している余裕もない現状がある」と頭を抱える。


 東大阪市の西部にある板金加工会社。主力の工場設備部品は、円高の影響で国内業者への発注量が減っているという。「価格競争が激化し、給与カットなどで何とかしのいでいる状況だ」。そう話す60代の男性社長は、きめ細やかな経営指導が地元の中小企業には必要だと感じている。「技術屋は、ものづくりに必死で帳面に弱い人が多い。府が経営相談の制度を作ったのなら、もっと積極的に働きかけ、会社ごとの実情にあった経営指導をしてほしい」

1919チバQ:2011/11/10(木) 23:06:43
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111080001
なにわのあした(4)関空
2011年11月08日


2012年度後半の使用開始を目指し、国内初のLCC専用ターミナルの工事が進む=関西空港2期島

 10月31日朝、関西空港の国際線出発ロビーでは、中国最大の航空会社「中国南方航空」の本拠、広州と関空を結ぶ路線の増便を祝う式典が開かれていた。出席した関西国際空港会社の福島伸一社長は「関西の企業も多い広州便の増便は悲願だった」とあいさつした。


 同航空は長春、ハルビンと関空を結ぶ新規路線も開設し、関空と中国各地を結ぶ便を週15便から33便に倍増した。この結果、関空の今年の冬期計画便数(旅客)は、開港以来最多の週620便に達した。東日本大震災で落ち込んだ旅客数も9月現在、前年同期比97%まで回復した。


 中国人の個人観光客向け査証(ビザ)が発給されやすくなったことや、円高で日本人旅客が増えたことなど「外的要因」も大きいと見られるが、福島社長は「地元自治体や財界のプロモーション活動を通し、各国が関西圏の魅力を評価した結果」と強調する。


   ■    ■


 航空需要は「水物」だ。2001年の米国同時多発テロ、03年の新型肺炎・SARSの流行、08〜09年の世界同時不況など、これまでも世界情勢によって旅客便数は大きく減った。


 関空の利用促進のため、関空会社と関西の自治体や財界でつくる「関西国際空港全体構想促進協議会」は中国、韓国、インドネシア、タイなどアジア各国の航空会社へのプロモーション活動を展開している。協議会の事務局を務める府は2010年度、14回のプロモーション活動のうち5回に知事や幹部などが参加し、トップセールスしてきた。府空港戦略室は「新規就航便の着陸料割引など、航空会社に対する協議会の支援制度を示し、空港と地元が一体となってサポートしていく熱意を伝えてきた」と話す。


 一方、国内航空会社の経営悪化などで国内線の減便が相次ぎ、国際線からの乗り継ぎの利便性は悪化した。大阪市中心部からのアクセスとして「リニア新幹線」や「なにわ筋線」などの検討が国土交通省で始まったものの、実現までの道筋は見通せない。アジアのライバル空港と比べて割高な着陸料が関空の競争力を奪っているという指摘も根強い。


   ■    ■


 7日、関空の地元自治体でつくる「泉州市・町関西国際空港対策協議会」(関空協)の泉州13市町の首長や幹部がそろって上京した。国土交通相あてに政府補給金の継続や、アクセス改善の具体化などを求める要望書を提出した。


 関空は来年度、大阪(伊丹)空港との経営統合を控える。関空を拠点に国内初の格安航空会社(LCC)・ピーチも来年3月に就航する見通しだ。


 関空協会長の福山敏博・阪南市長は力を込める。「関空が真に国際競争力のある空港に発展することが、関西の発展にもつながる。回復の兆しがみえる今こそ、大阪全体で関空を支えなければいけない」

1920チバQ:2011/11/10(木) 23:07:05
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111090001
なにわのあした(5)生活保護
2011年11月09日


求職活動支援員と一緒に訪れたハローワークで求人を探す男性=大阪市淀川区

 「のたれ死ぬか犯罪者になるかと思った」。大阪市淀川区の訪問ヘルパーの男性(46)は、ホームレスだった1年半前を振り返る。


 事業に失敗して妻子と別れ、7年前から東淀川区内の寮に住み込み日雇い労働をした。2008年のリーマンショック後、仕事が徐々に減り、月20万円あった収入は3万円程度に。昨年5月、家賃を2カ月滞納してアパートを追い出され、神崎川の河川敷で10日間、ホームレス生活を送った。


 見回りをしていた地域住民に声をかけられ、生活保護を受けることになった。市の紹介でアパートに入居、国が緊急雇用対策として始めた職業訓練を受け、ホームヘルパー2級の資格を取った。今年6月から働き始めた今の職場の手取りは月16万円。「やり直せたのは約1年間、生活保護を受けられたから」と男性は振り返る。「でも、一緒に訓練を受けた約30人の仲間の半分以上はまだ仕事が見つかっていない」


   ■    ■


 大阪市生活福祉部によると、市内の生活保護受給世帯は1991年を境に右肩上がりに増え続け、今年9月現在で約11万7千世帯。10年前の2倍を超えた。


 特に増えているのが、市が「働ける失業者」とみている「その他」区分の受給世帯だ。世帯全員が65歳以上、母子家庭、障害者、傷病者のいずれにも当てはまらない約2万3千世帯。08年9月は約8200世帯だったが3年間で約2・8倍に膨らんだ。市の担当者は「非正規雇用者がリーマンショックを境に相次いで失業し、生活保護が一気に増えた」と分析する。


 市が今年度予算計上した生活保護費は過去最多の2916億円。全国の市町村で最も多い。うち市負担分の729億円は今年度予算の税収の約12%に当たる。


 市は就労支援策として、各区役所に履歴書の書き方指導などをする「面談支援員」約60人を置いている。適切な助言ができるよう、今年度からはハローワークに付き添う「求職活動支援員」約80人を追加配置。合わせて7億8600万円の予算を計上した。


 昨年度までの6年間で、「面談支援」した人数は約2万6千人、生活保護から抜け出したのは837世帯。担当者は「そもそも雇用がないことが根本的な問題」と指摘する。


   ■    ■


 7日午前、求職活動支援員の女性に付き添われた男性(29)がハローワークを訪れた。職を探して3年、生活保護を受けて1年半。支援員が探し出した求人票10枚を「給料が低い」「人に声をかけるのが苦手」「期限付き雇用は不安」と選別し、製造業の2社に履歴書を送ることを決めた。


 3年前、正社員として4年間勤めた会社を辞めた。会社経営者の父の跡を継ぐつもりだったが会社は倒産、父は失踪した。


 男性には毎月12万円余の現金が支給され、医療費は全額公費負担、国民年金保険料や市・府民税は免除される。仕事選びの条件は手取り月18万円以上。「年金や国保料を払うことを考えたら、それくらいないと。このままではいやだが、低賃金の仕事では生活できない」。


 3年間で条件を満たす約80社に履歴書を送ったが、就職先は見つかっていない。=おわり

1921チバQ:2011/11/11(金) 20:30:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111111/plt1111111541005-n1.htm
橋下前知事“大苦戦”の真相…“お笑い100万票”が謎の静観2011.11.11


討論会場でボードを掲げる橋下徹氏(左)。平松邦夫氏(右)と激論を交わした=10日午後、大阪市北区中之島【拡大】
 大阪府知事選が10日告示され、大阪ダブル選挙(府知事選、市長選とも27日投開票)が本格的にスタートした。情勢は、橋下徹前知事(42)と彼が率いる地域政党「維新の会」の候補が強いとみられている。だが、ここに来て、「市長選は、橋下氏と再選を目指す平松邦夫市長(62)が横一線」「知事選も混沌」という仰天情報も流れる。背景には、影響力がある関西のお笑い界や財界が静観するなど、誤算もあるようだ。

 「維新の会と僕は今や日本、そして、大阪一の嫌われ者です」

 橋下氏は10日、大阪市内でこう演説した。13日告示の市長選は、橋下、平松両氏によるガチンコ勝負で、知事選は「維新の会」幹事長の松井一郎前府議(47)と、前同府池田市長の倉田薫氏(63)が事実上の一騎打ち。つまり、争点は「大阪都構想」と「橋下政治の是非」なのだ。

 下馬評では「橋下・維新陣営が有利」との声が多い。実際、朝日新聞が1日報じた世論調査では「市長適任 橋下氏50%、平松氏26%」とダブルスコア。知事選でも松井氏が倉田氏を10ポイント以上離していた。

 府政関係者は「やはり橋下人気はすごい。次期衆院選で、維新の対立候補を立てられたらたまらず、民主、自民両党の国会議員や落選者は本気で動かない。また、大阪市議と大阪府議は仲が悪く、一枚岩で倉田、平松両氏を応援できていない」と解説した。

 しかし、選挙はそう単純ではない。読売新聞が1日報じた世論調査では「橋下氏、平松氏横一線」だった。また、「ある全国組織が先週末に行った調査で、橋下氏と平松氏の差がなかったと聞く。基礎票10万という共産党が候補者を降ろして平松氏支持に回ったのも大きい。維新の2連敗もあり得る」(大阪市議)

 この混戦ムードに影響を与えているのが、「お笑い100万票」を左右する、関西の芸能界がなぜか静観を決め込んでいること、だという。

 在阪ジャーナリストは「大阪では、著名芸能人がテレビ番組で取り上げ、スポーツ紙が後追いして盛り上がるパターンがあるが、どこか冷めている。月刊誌や週刊誌報道で、テレビ局が敏感になっている部分もありそう。選挙が盛り上がらないと、無党派層に訴えかける橋下・維新陣営には苦しい」と話した。

 関西財界も、選挙戦から距離を置いている。

 財界事情通は「橋下氏が『脱原発』を表明したことが、不評を買ったようだ。橋下氏のブレーン的立場にいた財界人も『主流から外れた』らしい。橋下・維新陣営が勝つ可能性もあるため敵対はしないが、応援もしないはず」と語った。

 抵抗勢力をつくり、攻撃することで自らを際立たせる橋下氏の手法は、小泉純一郎元首相が仕掛けた郵政選挙と重なる。橋下氏は再来を狙っているとされるが、『橋下徹 改革者か壊し屋か』(中公新書ラクレ)の著書があるジャーナリストの吉富有治氏は「小泉氏は自民党内に敵を作る一方、有権者の反発はほとんどなかった。橋下氏については、有権者の好き嫌いがはっきりと分かれている」と分析した。

 また、「独裁」を公言する橋下氏の政治姿勢を「ファシズム」をもじって「ハシズム」と揶揄する向きも。国政進出をほのめかす発言もあった。

 前出の在阪ジャーナリストは「大阪人は反権力には共感するが、権力志向が見えると冷める。『俺らを踏み台にするんか』という気分だ」と話した。

 さらに、今春の統一地方選で、府議会で過半数を獲得、大阪市議会で第1党に躍進した維新の勢いもかげりがみられる。吉富氏は「維新の会合で空席ができるなど、今春の盛り上がりに比べれば隔世の感がある。どう転ぶか分からない」話す。

 橋下劇場の、今後の展開は−。

1922チバQ:2011/11/11(金) 20:33:24
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201111110027.html
首長割れる態度 支援断る中立強調派の市長も2011年11月11日

 大阪府知事選の候補者応援をめぐり、府内の首長の対応が割れている。前大阪府池田市長の倉田薫氏(63)が首長有志に説得されて立候補を決めたのに対し、大阪維新の会幹事長の松井一郎氏(47)の陣営は応援する文言を書いた「ため書き」を寄せるよう要請。応援先を明らかにする人もいるが、中立の姿勢を保つ人も少なくない。

 「倉田さんを先頭に真の地方自治を築こう」「維新の、維新による、維新のための政治を終わらせる」

 10日朝、大阪市北区の選挙事務所前であった倉田氏の出発式。「市町村長」と大きく書かれたタスキ姿の首長18人が横一列に並び、倉田氏の支援と「反維新」を口々に訴えた。

 倉田氏は先月26日、池田市を除く42市町村長のうち30人の賛同が得られたとして出馬を決意した。賛同の呼びかけに奔走した吉田友好・大阪狭山市長は、うち21人の名前を公表。18人が倉田氏の出発式に駆けつけた。告示直前には、倉田氏は首長らと「市町村長連合と府民の会」を設立。世話人代表に就いた。

 これに対し、松井氏側は倉田氏出馬に賛同した首長らの動きを牽制(けんせい)しようと、市町村長にため書きを寄せるよう要請。維新の会によると、10日までに22人の市町村長から届き、事務所に張り出した。なかには、辻宏康・和泉市長のように倉田氏にもため書きを送った人もいた。

 8月の守口市長選で維新の推薦を受けて当選した西端勝樹市長は「松井氏の全面的な支援で当選した。今回はこちらが応援する」と意気込む。

 一方、竹山修身・堺市長は「今回の選挙で堺市の行政のあり方は具体的な議論になっていない。(誰が当選しても)府、大阪市と連携したい」。松井氏側にため書きは寄せたものの「中立」を強調する人もいる。藤原龍男・貝塚市長は「首長は公正中立であるべき。どちらの応援要請も断っている」と話した。

 倉田氏を支援しながら松井氏側へのため書きを贈った人もいる。中和博・能勢町長は「地元の維新府議に頼まれたので松井氏に贈った。『応援せん』と断るのも大人げないし、儀礼的なもの。私は倉田応援団の一員だ」と話す。

 倉田、松井両陣営の動きに、共産推薦の梅田章二氏(61)の陣営関係者は「自治体に責任を持つ首長に支持候補を聞くのは失礼。『踏み絵』をさせても意味はない。我々は政策を訴えて勝負する」と話した。

1923チバQ:2011/11/11(金) 20:35:17
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20111111ddlk27010315000c.html
大阪ダブル選:知事選告示(その1) 府再生へ激戦開幕 「ポスト橋下」誰に /大阪
 <27日投開票>

 「ポスト橋下」は誰に−−。10日告示された知事選は7人が立候補を届け出し、17日間の選挙戦がスタートした。橋下徹前知事が辞職して行われる今回の知事選は40年ぶりに大阪市長選(13日告示)と同日選で行われる。大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」や教育への政治関与を打ち出した教育基本条例案、職員の処分基準を定めた職員基本条例案の是非、大阪の経済復興策などが争点。3年9カ月の橋下府政の「評価」も問われる。前池田市長の倉田薫氏(63)=民主府連支援、自民府連支持▽弁護士、梅田章二氏(61)=共産推薦▽維新幹事長、松井一郎氏(47)−−の有力3氏は届け出後、繁華街で精力的にそれぞれの政策を訴えた。投開票は27日。【佐藤慶、田中博子、堀文彦】

 ◆倉田候補

 倉田氏は大阪市北区の選挙事務所前で出発式。式には、支援する民主、自民の国会議員や府議のほか、府内の市町村長18人が参加し、「大阪維新の会の政治を終わらせる戦いだ」「真の地方自治を、倉田氏を先頭に築いていこう」などと気勢を上げた。倉田氏はその後、JR大阪駅前や、府庁、大阪市役所などで街頭演説したり、商店街を練り歩いたりして、有権者に支持を呼びかけた。その後、地元・池田市であった個人演説会に出席した。

 ◆梅田候補

 梅田氏は大阪市北区で出発式を開いた。共産党の山下芳生参院議員や、大阪市長選への出馬を取りやめた渡司考一・前市議、教育基本条例案に反対する元府立高校長らが応援演説。「『大阪維新の会と橋下徹代表による独裁を許さない』という一点で力を合わせよう」と訴えた。出陣太鼓で出発した梅田氏は、大阪市内を街宣。大阪・ミナミの街頭演説会には共産党の志位和夫委員長も駆けつけた。その後は個人演説会などに奔走した。

 ◆松井候補

 松井氏は午前9時過ぎに大阪市中央区の府庁前に到着。集まった同僚の維新府議ら約30人から拍手で迎えられた。たすきをかけてもらうと、選対本部長を務める今井豊府議らと街宣車に上り、出発式に臨んだ。その後、南海難波駅前で数百人を前に、維新代表の橋下徹氏と元経済企画庁長官の堺屋太一氏の来援を得て、第一声。昼には地元の八尾市内で出陣式を行い、その後、橋下氏とともに、府南部を中心に訴えを繰り返した。

1924チバQ:2011/11/11(金) 20:36:38
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20111111ddlk27010339000c.html
大阪ダブル選:知事選告示(その2止) 都構想は?教育は? /大阪
 ◇40年ぶりダブル選、投票率アップに期待
 今回の知事選は71年4月以来、約40年ぶりに大阪市長選との同日選となり、投票率の行方が大きな注目を集めそうだ。

 知事・大阪市長の両選挙は4月の統一地方選で行われてきたが、71年11月に当時の中馬馨市長が急死。一方の知事選は99年末に当時の横山ノック知事が強制わいせつ事件で辞任し、双方の選挙戦の時期がずれた経緯がある。今回は橋下徹前知事が「大阪都構想」の信を問うため、10月末で知事を辞任。平松邦夫市長の任期満了に伴う市長選に知事選をぶつけたため、同日選となった。

 過去40年間の投票率は75年4月の66・27%をピークに下降線をたどり、91年4月には50%を下回った。その後、横山ノック氏が当選した95、99年の両選挙では50%台前半まで回復したものの、その後は再び40%台に低迷。04年は40・49%まで落ち込んだ。

 前回08年1月の知事選は、実質的に自民・公明が推す橋下氏が、民主・社民・国民推薦、共産推薦の両候補と戦う三つどもえの選挙戦となった。33年ぶりに与野党3極による対立構図となり、有権者の関心が高まり、投票率は48・95%まで回復した。今回は40年ぶりの「ダブル選」となるため、府選管もさらなる投票率アップに期待を寄せている。【高山祐】

1925チバQ:2011/11/13(日) 12:53:31
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20111113/CK2011111302000112.html
「県都決戦」思惑が交錯 大津市長選3氏出馬の意向
2011年11月13日

各党が思惑をめぐらせる大津市長選。市役所の主は1月22日の投開票で決まる=同市御陵町で


 1月15日告示の大津市長選で、3選を目指す現職の目片信氏(70)に続き、元参院議員の山下英利氏(58)と弁護士の越直美氏(36)が出馬する意向を明らかにした。3人は無所属。自民はかつて党公認の国会議員だった目片、山下両氏の出馬に支持層の票割れを懸念する。越氏を推薦する方針の民主は4月の県議選で惨敗した経緯から「再スタートの選挙」と挽回を狙う。共産党は近く独自候補を擁立する方針。各党の「県都決戦」に向けた思惑を探った。 (滝田健司、中尾吟、木原育子)

◆自民 支持層分裂へ危機感
 【自民】「どなたが出られても現職である以上、出馬する方針は変わらない」。本紙が山下氏の出馬を伝えた10月29日朝、目片氏は大津市北大路の自宅でこう語った。1週間後の定例会見では、全中学校での給食実施や小中学校へのエアコン整備をマニフェストに盛り込む考えを明らかにし、一歩も引かない姿勢を強調した。

 「今は勝つための態勢づくりに集中している」。県農業共済組合連合会長として勤務する同市梅林の事務所で取材に応じた山下氏は意欲を示す。「大津市の課題は中心市街地の活性化」と言い切り、「南北に細長い大津では、地域に合った政策が大切だ」と市長交代の必要性を訴えた。

 目片、山下両氏は市議会(定数38)の保守系会派の湖誠会(12人)と大志会(4人)に支援を求める。

 両会派幹部は「一枚岩で市長選を」と声をそろえるが、湖誠会は目片氏を支持する声が多く、大志会の市議は以前から山下氏を推している。

 自民党県連の石田祐介幹事長は越氏の出馬に「保守が分裂して候補者が立つことを心配していたが、様子見をした民主を助ける結果になってしまった」と危機感を募らせる。県連は市議が一義的に調整を試み、不調に終わった場合は県議、市議とともに一本化を目指す。

◆民主 党再生のスタートに
 【民主】民主党県連は「女性、若さ、キャリアと、自民との明確な対抗軸を描ける越氏は候補者として申し分ない」と13日に越氏を推薦する。

 越氏は10月上旬、県連幹部に会い、一度出馬の意向を伝えていた。しかし県外在住が長く、多忙な仕事を抱えて「本当に出馬できるのか」との声も出て、擁立に至らなかった。

 4年前の選挙で、地域政党「対話の会」が推薦、民主、社民が支持していた黄瀬紀美子氏は、告示1カ月前に出馬表明したものの、目片氏に3600票余りの差に迫った。

 「もう少し早く出馬していれば」との「悔い」が残る民主にとって告示まで2カ月余りとなった11月。川端達夫総務相(滋賀1区)が越氏に会い、意志を確認。越氏が「仕事はやめる」と腹を決めたことで「県都奪取」の気勢に上がった。

 出原逸三県連幹事長は統一地方選の惨敗を踏まえ「民主再生のスタートとする戦いだ」と力を入れる。

◆対話の会 様子見静観の構え
 【対話の会】嘉田由紀子知事は8日の会見で「基本的に市民の方が判断すること」と静観の姿勢を保ちつつも「大津市とは対話を重ねながら、力を合わせた行政を進めていきたい」と語り、市町と一体となった県政運営に意欲をにじませた。

 県と市町の足並みの乱れを印象づけたのが、本年度の予算編成で県が提案した「ゼロ歳児子育てクーポン」事業。県と市町が予算を半分ずつ出し合い、乳児を預ける無料クーポン券を配り、孤立しがちな母親を支援する試みだったが、多くの市町が反対。県が全額負担の形になった。県批判の口火を切ったのが目片氏だった。

 知事が顧問を務める対話の会は、前回の市長選で黄瀬氏を民主とともに擁立し、目片氏と戦った。清水鉄次代表は「県と一緒に施策を進められる人を応援したい」と話すにとどめる。

 越氏は4月の県議選で「選挙を勉強させてもらいたい」と民主と対話の会の候補者の選挙事務所に顔を出していた。しかし、清水代表は「前回と事情も違う」と強調。その上で「自民がどちらを一本化するのか、またされないかでも変わってくる」とあくまで慎重な姿勢を崩さない。

 越氏の支援に安易に動けば、県議会で過半数を占める自民を刺激し、議会運営で嘉田知事を窮地に追い込むことにもなりかねないとの思いも見え隠れしている。

1926チバQ:2011/11/13(日) 13:09:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111111/waf11111122350022-n1.htm
選挙控え揺れる大阪市役所、戦々恐々市職員 温度差も
2011.11.11 22:33 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

ダブル選の看板と大阪市役所
 大阪市長選の告示を13日に控え、大阪・中之島にある市役所が揺れている。職員の意識には温度差もあるものの、職員たちは戦々恐々とした雰囲気。現職市長の平松邦夫氏(62)の続投か、それとも「市役所をぶっつぶす」と叫ぶ前府知事で大阪維新の会代表の橋下徹氏(42)がトップに立つのか。市役所職員たちも、選挙戦の行方を固唾をのんで見守っている。

 「正直言って、本気モードになれない」。

 ある部局の課長級職員はこう打ち明ける。例年なら新年度予算に向けた準備をしている時期だが、今年はそうはいかないという。「本来なら新規事業をどうするのかに知恵を絞っているとき」というが、「市長がどちらになるかで方向性が変わる。選挙結果を踏まえ、本格的な準備を始めます」と話す。

 維新サイドは「市役所は一丸となって平松市長を守っている」とアピールするが、市役所内部にも温度差はある。

 ある職員は「僕らは結局、公務員。市長の命に従うしかありません」と淡々とした様子。これに対し「大きな声では言えませんが、今の市役所のあり方は根本から変えた方がいい」という職員も。「誰が市長になっても仕事はさして変わらない」という人もいた。

 実は4年前の前回市長選の際も、大阪市役所は“政権交代”で揺れた経験がある。このときは助役(現・副市長)出身の市長だった関淳一氏から、民間出身の平松氏へ交代。この選挙戦のさなかでも関氏の方針に賛否両論があり、関氏に賛同する職員がいた半面、平松氏にシンパシーを抱く職員もいたという。

 ある職員は「民間出身の平松さんへの交代も市職員にとっては衝撃だったが、今回はそれ以上。市役所をつぶすという候補者が登場していますから」と話す。

 橋下氏や維新幹部は、反発する職員は「新体制で重要ポストから排除する」と公言。市長側近の1人は「社長が代われば民間企業も配転されることがある。飛ばすなら飛ばしてくれ、という思い」という。

 一方、平松市長を評価しているという職員は「歴代市長の中でも、一番地域に出て市民の話を聞いた人。きちんと市民の話を聞いて市政を行う姿勢はすごいと思う。橋下さんは持論を主張するばかり。市民の話も聞いてくれないように思える」と橋下氏への反発を口にしていた。

1927チバQ:2011/11/13(日) 21:19:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111300092&google_editors_picks=true
「維新」対既成政党の構図=「都」構想が焦点−職員・教育条例案も・大阪ダブル選
 大阪府知事選に続き、大阪市長選が13日告示されたことで、大阪ダブル選は本格的な論戦に突入した。府と同市などを再編する「大阪都」構想に加え、同じ職務命令に3回違反した府・市職員を免職の対象と定める職員基本条例案や、教育行政に対する知事・市長の権限強化を図る教育基本条例案への賛否も、主要な争点となりそうだ。
 都構想と両条例案は、市長選にくら替え出馬した前知事の橋下徹氏(42)が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が、ダブル選のマニフェスト(政策綱領)に掲げている。既成政党はこれらに反対の立場で、選挙戦も維新対既成政党の構図となっている。
 橋下氏と、知事選に立候補した前府議の松井一郎氏(47)は、昨年4月に維新の会を設立した時以来の盟友。今回のダブル選も、マニフェスト実現に向け二人三脚で臨む。
 これに対し、知事選に立候補した前大阪府池田市長の倉田薫氏(63)と弁護士の梅田章二氏(61)、市長選に再選出馬した現職の平松邦夫氏(63)は、いずれについても反対している。
 特に倉田氏と平松氏は、ともに民主、自民両党から府連レベルでの支援を受けていることもあり、共闘態勢を構築。都構想に対抗し、府と府内市町村の連携強化を公約に掲げる。
 共産党は知事選で梅田氏を推薦。予定していた候補者の擁立を見送った市長選では、平松氏の支援に回る。公明党は知事選、市長選ともに自主投票を決めている。
 知事選には、このほかに会社役員の中村勝氏(60)、財団法人会長のマック赤坂氏(63)=本名・戸並誠=、元府職員の岸田修氏(70)、元中学教諭の高橋正明氏(69)が立候補している。(2011/11/13-14:50)

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1928チバQ:2011/11/14(月) 22:29:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111114-OYT1T00597.htm
「お兄さん」と「紳士」…好対照の橋下、平松氏

大勢の人が集まる大型電器店前でニアミスした平松、橋下両氏の街宣車(13日午後、大阪市北区で)=近藤誠撮影

 大阪市長選で一騎打ちする現職の平松邦夫氏(62)と、大阪維新の会代表で前府知事の橋下徹氏(42)は大阪の現状認識や話しぶり、果てはツイッターの使い方まで、多くの点で対照的だ。

 「平松流」と「橋下流」の違いとは――。

 ◆大阪のいま

 大阪市の現状を平松氏は「着実に良くなりつつある」と強調する。演説でよく持ち出すのは、同市をアジア一住みやすい都市と評価した英・エコノミスト誌だ。

 一方の橋下氏は「大阪は最悪。犯罪率も失業率も高い」と正反対の見方を示す。引き合いに出す調査は、今月発表された都道府県別の「幸福度」ランキング。大阪府は最下位だった。

 ◆政治スタイル

 橋下氏はダブル選を仕掛けた理由を「話し合いで解決できない問題は、選挙で突破する」と説明。選挙での「民意」に価値を置く。

 「選挙で勝てば、何でも出来るというのは間違い」と批判する平松氏は「いっしょにやりまひょ」が合言葉。協調姿勢を前面に出す。

 ◆話し方・服装

 話しぶりも好対照だ。アナウンサー出身の平松氏は丁寧な説明を心がけるが、言葉を尽くそうとして話が長くなることもしばしば。ツイッターでのつぶやきは1日平均9回。市のイベント紹介や身辺雑記が多い。服装はスーツを着こなした折り目正しい「ジェントルマン」の雰囲気が漂う。

 橋下氏は短い言葉で断定調の表現を多用。コメンテーターで鍛えられたといえそうだ。あえて下品な言葉を使い、不評を買うこともある。ツイッターでメディア報道への批評や反論も多く、1日最高107回つぶやいたことも。知事時代もポロシャツなどのラフな服を好み、「お兄さん」風だ。

(2011年11月14日15時06分 読売新聞)

1929チバQ:2011/11/14(月) 22:29:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011111402000031.html?ref=rank
「都構想」 割れる大阪
2011年11月14日 夕刊

 悲願の「大阪都」構想のため、市役所を「ぶっつぶす」と叫ぶ前大阪府知事の橋下徹さん(42)。「独裁から市民を守る」と宣言する現職市長の平松邦夫さん(63)。府と市の「蜜月」から「反目」に転じ、二年近くにわたってののしり合ってきた二人。終止符を打つなにわの政治決戦が始まった。 

 大阪ダブル選で争点になっているのが「独裁的」との批判もある橋下さんの政治手法。その賛否をめぐり、大阪市民の判断も分かれている。

 「今の大阪の状況を考えれば、独裁といわれるぐらいの力強さがいると思う」と評価するのは西区の会社員古川勉さん(57)。淀川区の会社員野々村静子さん(59)も「橋下さんは何かを変えてくれそうなインパクトがある」と好意的だ。

 一方、此花区の無職坂本利夫さん(79)は「橋下さんは激しすぎて、もうついていかれへん」。「大阪をぐちゃぐちゃにして、ほなさいならでは困る」と批判する。城東区の会社員川辺亜須香さん(36)は大阪都構想を「中身がさっぱり分からない。いいイメージで訴えているだけや」とばっさり。

 市内の繁華街に四歳の娘と買い物に訪れていた都島区の主婦須藤真菜弥さん(35)は「大阪市を解体するとか守るとか言っているけど、市民にどんな影響があるのか説明してほしい」と注文。「むしろ子育てや雇用の方が切実」と、身近なテーマでの論争を望んだ。

◆平松邦夫さん「地道に堅実に確実に」
 「皆さんの力を借りながら、地道に堅実に確実に、この街を住みやすくする、とやってきた。もっともっと良くしたい」

 選挙戦二日目の十四日朝、平松さんはトップを務める大阪市北区の市役所前で街宣した。激戦が予想されるだけに、部下の市職員らの多くはそそくさと庁舎に入り、遠巻きで演説をながめる幹部もいた。

 告示日の出陣式では、西区の事務所前に支援する民主、自民の国会議員や市議、連合の関係者ら約八百人が集まった。

 共闘する府知事選候補の倉田薫さん(63)は、大村秀章愛知県知事が県民税減税の来年度実施を見送った点に触れ「公約倒れで愛知、名古屋がどうなってますか。公約だけで間違った選択がされたら大変だ。大阪はそんな破壊への道を歩んではだめだ」と、都構想を争点に選挙戦を仕掛ける橋下流を批判した。

 買い物客でにぎわう梅田駅前の演説では、応援に駆けつけた連合の古賀伸明会長が「『独裁』と平気で言う人に大阪市政を任せていいのか。議会制民主主義を守らなくてはいけない」と訴えた。

◆橋下徹さん「生きるか、死ぬかだ」
 「大阪が変われば、日本だって変わる」。橋下さんは十四日午前、市南部の住吉区のスーパー前で、買い物客らに訴えた。

 民主、自民など既存政党や教職員組合などが平松陣営を支援する。「市立中学のイベントに行ったら『出てけ』と言われた。市の組織を守りたい人は死にものぐるいです」と批判のボルテージを上げた。

 告示日の第一声の舞台に選んだのは、「ぶっ壊す」と公言した市役所前。「すさまじい戦(いくさ)。生きるか、死ぬかだ」などと決意を語った。

 「中京都」構想を掲げる大村秀章愛知県知事らが応援に駆けつけた繁華街ミナミの街頭演説では、厳しい言葉で平松市政をめった切りにした。

 「このままの大阪で行けば、十年後、そこにいる若いお姉さんの職場もなくなりますよ」「みなさんの人生はお先真っ暗です」

 看板公約の大阪都構想こそが、低迷する大阪再生の切り札との持論をまくし立てた。「上海、ソウルに負けない、人、モノ、金が集まる大阪をつくる。平成維新を大阪から始める。維新の志士はみなさん一人一人だ」

1930チバQ:2011/11/15(火) 17:57:10
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/11/15/20111115dde012010015000c.html
特集ワイド:ザ・るぽ 大阪市長選 な〜んか変やで秋の陣
 ちょっと危なっかしく、ちょっと気になる政治家が誕生した−−。タレント弁護士の橋下徹さん(42)が大阪府知事になったとき、そう書いた。あれから3年9カ月、彼は「大阪都構想」を看板に府知事選と大阪市長選のダブル選を仕掛け、自ら市長選にくら替え出馬した。どれくらい危なっかしく、どれくらい気になる政治家になったのか? 再び追いかけた。【鈴木琢磨】

 ◇「独裁」と攻撃する平松氏 それすらつかみにする橋下氏−−ところで「都構想」って……?
 ◇市民は「まいど おいてけぼり」

大阪市長選候補者の街頭演説を聞く大勢の有権者=大阪市北区で2011年11月13日午後、小関勉撮影(一部画像を処理しています) 「いやー、もう、ものすごい選挙になってきました。やるか、やられるか。生きるか死ぬか……」。市長選告示日の13日昼下がり。JR京橋駅前に橋下さんの姿があった。朝から立ち飲みOKの飲んべえエリアとあってか、ビールケース上で、マイクを握っている。「いまや日本で一番、週刊誌に嫌われてる男になりました。あんな週刊誌がどうのこうのじゃない。みなさんが本気になって大阪のかたちを変える、日本のかたちを変える、その意気込みを持ってもらえるかどうかなんです」

 告示前、一部週刊誌が生い立ちや親族にまで言及してのネガティブキャンペーンを張ったことをあえてネタにし、かわす。「そうや、そうや」。缶ビール片手に座って聞いていたおっちゃんがうなずく。人だかりは膨らんでいく。

 知事選に出馬したときは、ペンライトを持ったおばちゃんまでいて、さながら氷川きよしコンサート状態だったが、さすがにその熱気はうせた。「クソ教育委員会とか汚い言葉はうちらも慣れてますけど、もうちょっと低姿勢にならな」。ヒョウ柄で決めたおばちゃんが注文をつける。で、あのころの橋下さんは訴えていた。「大阪を夕張にしていいんですか!」。それがこうなった。「いまの大阪府庁、大阪市役所の仕組みでは大東京には勝てません! 上海、ソウル、バンコク、香港にも勝てません!」

 ふと横を見ると、<笑うがトク>ののぼりを手に、タイの張りぼてを抱えたえべっさんが聞いている。「私はリフォーム屋なんですがね、大阪を元気にしてくれるならとえびすの格好で応援してるんです。ただ、橋下さん、カッカしたらあかん。笑いがないのは大阪やないがな」

1931チバQ:2011/11/15(火) 17:57:25
    ■

 思えば、政敵となってしまった現市長の平松邦夫さん(62)と笑顔で未来を語り合う時代もあった。橋下さんの笑顔は「大阪都構想」をぶちあげたとたん、消えた。市役所をターゲットとし、がんがん攻めた。その政治手法をめぐって、平松さんは「独裁」と反撃する。いつしか選挙の争点が「独裁」になっていく。

 とはいえ、「独裁」すらもつかみにするのが橋下流。演説で「独裁」のくだりになるとボルテージがぐっとあがる。「反独裁、大阪市をばらばらにするな−−、平松さんはそれしか言わない。みなさん、確かに僕は口は悪い、認めます。でも、独裁なんてやったことがない、すべて府議会でしっかり議論しました。それよりどうです。民主党と自民党が手を組んだ。共産党まで。想像してください。自民と共産の議員が並んで同じビラを配っている。日本の政治は末期ですよ」。そして「大政翼賛会だ!」と切り捨てる。

 いくつか告示前の討論会をのぞいた。アナウンサー出身らしく穏やかな平松さん、弁護士出身の橋下さんにディベート力で及ばない。どこが「独裁」か、と詰め寄られ、ずばっと答えられない。「物事を白か黒かに分け、意に沿わぬ者は敵だとして認めない手法……」。するとすぐ切り返される。「民主主義のルールのなかで許される手段を行使しているだけです」。テレビ番組で2人を知るタレントでエッセイストの遙洋子さんは言っていた。「選挙、おもしろくない。男たちのけんかですから。政治の世界でもまれているうち、プライドとか、嫉妬とか、個人的情念の戦いになっていく。まいど同じ。市民、府民はおいてけぼり」

 そんな2人の討論で不思議なのは、大阪の「幸せ」認識の極端なズレ。「大阪満足度日本一」を唱える平松さんが英誌「エコノミスト」で、大阪市が最も住みやすい都市ランキング・アジア1位と胸を張れば、橋下さんは「そんな雑誌、いっぺんも読んだことない」と蹴飛ばしつつ、法政大の「幸福度」調査で、大阪府が47都道府県中、最下位との現状を指摘する。いずれにしろ「生きるか死ぬか」の戦いにしては、ゆるい。

 声高に叫ばずともなんかヘン、そう感じている人はいるに違いない。朝、テレビで関西ローカルの情報バラエティー番組を見ていたら、京都の国際日本文化研究センター教授、井上章一さんがコメントしていた。「……ということは、なんですか、もし大阪都ができたら、府は京都だけになりますんやなあ」。肩すかしをくわせたひと言にスタジオは一瞬、言葉を失った。争いのもと、「大阪都構想」の実体は「ようわかりまへんなあ」といった、妙な空気が流れた。

 大阪の人気情報誌「ミーツ」の元名物編集長、江弘毅さん(53)に聞いてみる。「吉本・たこ焼き・タイガース」の大阪論を排し、あくまで「街場の大阪論」にこだわってきた。「そら、橋下さんはテレビ村の人間ですやん。知り抜いてますよ。テレビ局とはお互いさまでしょ。関西ローカルの情報バラエティーは、今日の大阪は暑すぎるなあから、それでイラクはどうなるねんみたいなノリでね。それを芸人が弁護士の先生に聞くってパターンです。スタジオのなかで街場の会話をしてる。双方向に見えますけど、実は一方向。視聴者は先生を疑わないようになっていくんです」

 「大阪秋の陣」に燃える浪花−−、ひょっとするとこれ、3年9カ月、知らず知らずの間に橋下徹作・演出のドラマ「大阪維新」にメディアが引きずり込まれてしまった「幻想」ではないのか?

    ■

 夕暮れ近く、橋下さん、ミナミのアメリカ村へと繰り出した。若者でごった返す道をスタッフの先導で進んでいたら、ビルに消えた。トイレ?

 しばらくして2階の壁にある巨大液晶テレビがするすると上がり、本人、舞台に現れた。サプライズ! 向かいの公園はライブ中。「大阪をニューヨークやロンドン、上海やパリ、香港、ソウルに負けない大阪都にするから、応援して。ニューヨークやロンドンのダンサーが、この三角公園に集まるような、そんな大都市・大阪をつくるから!」

 チラシにこうあった。<20代の若者へ 投票に行きましょう。投票率UPで海外留学奨学金制度 創設します!!>

 いやはや勝負師の執念はすさまじい。その視線の先には永田町があるのか。

1932チバQ:2011/11/15(火) 17:58:16
http://mainichi.jp/area/nara/news/20111115ddlk29010619000c.html
選挙:桜井市長選 松井氏が初当選 谷奥氏、経験生かせず大敗 /奈良
 任期満了に伴う桜井市長選は13日投開票され、新人の歯科医で元県議会議長の松井正剛氏(58)=無所属=が、再選を目指した現職の谷奥昭弘氏(68)=同=を大差で破り、初当選した。投票率は54・62%(前回は無投票。前々回66・65%)。14日午後、同市役所で駒井正彦・同市選管委員長が松井氏に当選証書を授与した。【稲田敏雄、栗栖健、高島博之】

 松井氏は市歯科医師会や同医師会、同薬剤師会、同観光協会などの推薦を得て、医療・福祉の充実を掲げた「陽(ひ)だまり政策」と、市長給与の削減などを訴え、幅広く票を集めた。一方、谷奥氏は1期目の経験を生かし、「行財政改革の推進、纒向(まきむく)遺跡を活用した観光産業の振興」などを強調したが、及ばなかった。

 松井氏の事務所には、開票の始まる13日午後9時前から、大勢の支援者や支持に回った国会議員、県議や市議などが詰めかけた。当選の連絡が入ると、歓声と拍手が巻き起こり、松井氏は支援者らとともに何度も万歳をして初当選を喜んだ。

 松井氏は「現職との厳しい戦いでしたが、素晴らしい結果となったのは、みなさまが一丸となってがんばっていただいたおかげ。各地域を回っていて『桜井を頼むぞ』という声をたくさんかけていただいた。桜井を日本一住みたい町、誇りのもてる町にするために火の玉となって、命をかけてがんばる」と決意を述べた。

 谷奥氏は同日午後10時10分過ぎ、敗戦が決まって事務所に姿を見せた。開票率98%の両候補の票数を記入したボードの前に立ち、しばらくじっと見入った後、支持者の前で「最悪の結果。選挙情勢が厳しいということは承知していたが、ここまでとは思わなかった。この4年間、一生懸命やってきたことと選挙結果との間が空いた。市民の信頼をいただけなかった。期待に応えられなくて申し訳ない」と述べた。

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 ◇桜井市=選管最終発表
当 18093 松井正剛 58 無新

   8286 谷奥昭弘 68 無現

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 ◇桜井市
松井正剛(まつい・まさたけ) 58 無新(1)

 歯科医▽市観光協会長▽市ソフトボール協会長▽桜井ライオンズク会長[歴]県議長▽大阪歯科大

1933チバQ:2011/11/17(木) 22:57:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000220-mailo-l25
大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山..選挙:大津市長選 1月の告示まで2カ月 未だ構図定まらず /滋賀
毎日新聞 11月17日(木)15時34分配信

 ◇越氏が正式出馬表明−−民主、社民、連合滋賀推薦
 ◇“同門”の目片、山下氏−−自民は一本化調整が難航
 任期満了に伴う大津市長選(来年1月15日告示、同22日投開票)は告示まで2カ月を切った。16日には新人で弁護士の越直美氏(36)が無所属での出馬を正式に表明。民主と社民、連合滋賀が推薦を決めた。自民は3選を目指す現職の目片信氏(70)と元参院議員の山下英利氏(58)の間で一本化の調整が難航。県都決戦の構図はまだ定まらない。【加藤明子】
 この日、大津市内で会見した越氏は「大津市はまもなく人口が減少に転じる。今、手を打たなければ」と語り、福祉や行財政改革、観光振興など10項目の政策目標を発表。「県と協調し、効率的な行政を目指す」と、嘉田由紀子知事や対話の会にも支援を求める意向を示した。
 民主は前回選で推薦候補が目片氏に3639票差で惜敗。擁立の期限とした10月を過ぎた今月上旬、越氏から出馬の意向を伝えられた。県連幹部は「あやうく決まらないと思ったが、いい候補に決まってほっとした」と胸をなで下ろした。
 一方、越氏の浮上で自民には動揺が広がった。目片、山下両氏で分裂したままでは「共倒れは必至」(自民系市議)。両氏とも「保守系候補の一本化は必要」という点で一致するが、関係者は「以前のように調整できる人がいない」と打ち明ける。
 目片氏は山下氏の父で元防衛庁長官の元利氏(故人)の後継者として96年衆院選で初当選した経緯があり、両氏はいわば“同門”の間柄。重なる支援者も多く、両氏から支援要請を受けた市議会の自民系会派も板挟みの状態で、「もう時間的猶予はない。近く答えを出さなければ」と焦りを見せる。
 共産市議らが所属する市民団体も候補者擁立を模索している。28日には立候補予定者説明会を迎えるが、波乱含みの状態が続きそうだ。

11月17日朝刊

1934チバQ:2011/11/17(木) 23:01:03
大阪府知事選、首長の檄文の争奪戦

 27日投開票の大阪府知事選は、候補者の支援を巡って府内首長らの動きが焦点となる珍しい戦いだ。

 前同府池田市長の倉田薫氏(63)と大阪維新の会幹事長の松井一郎氏(47)の陣営は、より多くの首長から支援を得ようと、応援メッセージを書いた「檄(げき)文」を要請。届いた檄文を選挙事務所に掲示したり、報道各社に公表したりして先陣争いを展開している。

 両陣営によると、首長から寄せられた檄文は16日現在、倉田氏が31人分、松井氏が22人分。うち16人は両陣営に送付している。

 13日には、両陣営に檄文を送った箕面市長が、倉田氏の個人演説会で登壇し、「正直、悩みながら今の立場にいる」と苦しい胸の内を明かした。両陣営に届けた別の首長は「檄文はエールを送る程度の儀礼的なもの。数を競っても意味がない」としている。

(2011年11月17日10時40分 読売新聞)



http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111117-OYT1T00189.htm

1935チバQ:2011/11/19(土) 14:20:53
>>1820
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000043-mai-soci
<町名論争>兵庫・新温泉町 検討委は変更方針決定
毎日新聞 11月19日(土)13時40分配信

 名作テレビドラマ「夢千代日記」の舞台となった温泉の町と、冬の味覚の王様・ズワイガニが水揚げされる港町が合併し、05年に誕生した兵庫県新温泉町で、町名を巡る論争が巻き起こっている。平成の大合併による発足当初から町名論争はくすぶっており、町長の諮問機関・町名検討委員会は10月、「町名を変えるべきだ」とする方針を多数決で打ち出した。

 新温泉町は、女優・吉永小百合さん主演の「夢千代日記」のロケ地だった湯村温泉のある旧温泉町と、ズワイガニやホタルイカで知られる浜坂漁港のある旧浜坂町が合併した。この時、「町名は合併後検討する」とするただし書きが、旧浜坂町側の強い要望で合併協定書に盛り込まれた。

 検討委員のうち、「変更」に投票した旧浜坂町域の地区区長、田中一成さん(73)は「対等合併の際、新町名に旧町名を使わないのは常識だ」とする。「変更不要」に投票した町議、中村経逸(つねいつ)さん(70)は「町名は苦渋の末生まれた融和策で、過去の経緯を尊重したい」と話す。

 町名変更による経費を、町は戸籍データの書き換えなど5000万円以上と試算する。看板や印鑑の変更など企業や町民もさまざまな支出が必要だ。それでも、町名問題を機に合併解消を求める意見さえある。検討委会長で町議の西村銀三さん(62)は「文化も伝統も違う山あいの町と海の町を、国の財政の都合で無理やり“結婚”させた。町名への違和感はその表れだ。規模が小さくても、元の2町に戻った方がいい」と主張する。

 今月下旬にも検討委の最終報告書を受け取る旧浜坂町出身の岡本英樹町長は、「町名を巡って町民が対立することは絶対に避けたい。合意形成を第一に考えたい」と慎重な姿勢だ。 地方自治法によると、仮に町長が町名変更の方針を決めると、兵庫県の同意を得たうえで、変更の条例案を町議会で可決する必要がある。

 05年に1市2町が合併してできた島根県大田市では、合併協議会で「石見銀山市」にいったん決まった新市名を、石見銀山遺跡の世界文化遺産登録が実現した場合に再考する条件付きで、大田市に覆した。07年の登録を機に変更が検討されたが、官民の経費負担などを理由に見送られた。

 総務省によると、平成の大合併でできた自治体が名前を変えた例はない。昭和の合併では、東葛市から変更した千葉県柏市、鳴南市から改称した徳島県鳴門市の例がある。【皆木成実、山田英之】

1936チバQ:2011/11/19(土) 18:26:51
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201111190180.html
大阪市長選、橋下氏と平松氏が大接戦 共同通信の世論調査 27日投開票の大阪市長選、大阪府知事選の「ダブル選」で、共同通信社は18、19両日、電話世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。一騎打ちとなった市長選では、前府知事の橋下徹はしもと・とおる氏(42)と現職の平松邦夫ひらまつ・くにお氏(63)が大接戦を繰り広げている。

 知事選も、同府池田市の前市長倉田薫くらた・かおる氏(63)と橋下氏率いる「大阪維新の会」幹事長松井一郎まつい・いちろう氏(47)が僅差で競り合う展開。ただ市長選では約2割、知事選でも3割以上が投票先を決めておらず、情勢は流動的だ。

 支持政党別でみると、橋下氏は維新の会の9割超を固めた。一方、平松氏は民主の7割、自民の6割を固め、共産の9割近くが支持。自主投票の公明は4割が橋下氏、5割が平松氏、「支持政党なし」の無党派層は5割近くが橋下氏、4割が平松氏で判断が分かれた。

 知事選では、倉田氏は民主の6割に浸透する一方、自民の4割程度しか固めていない。松井氏は維新の会の6割強を固めた。無党派層の支持はほぼ互角だ。

1937チバQ:2011/11/19(土) 19:28:55
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111115/waf11111508070004-n1.htm
【ダブル選 岐路の選択】
(1)財政再建 「優良会社」道遠く
2011.11.15 08:07 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

大阪府、大阪市の借金残高の推移
 1兆7200億円と3兆2400億円。今年度の大阪市と大阪府の一般会計当初予算額である。

 莫大(ばくだい)な数字を聞いてもイメージは湧きにくいが、大阪市の予算規模は埼玉県に匹敵し、長野県の約2倍。大阪府の予算額は福岡県の約2倍、静岡県の3倍近くに相当する。

 長期不況や産業空洞化のあおりを受け、低迷する大阪経済。だが、府も市も巨大な財布を持つ自治体であることは事実だ。

 半面、借金の規模も大きい。特別会計を含む全会計ベースでみると、昨年度末の借金残高は、大阪市で5兆624億円、大阪府は6兆739億円。ともに大きな重荷を背負って歩き続けている。


成果強調


 「大阪市の借金は減っているが、府の借金は増えている」。大阪市長選で再選を狙う平松邦夫氏は、府と市の財政比較でたびたび強調する。確かに、平成18〜22年度末の借金残高を比較すると、市は3629億円減らしたのに対し、府は2994億円増えている。

 平松氏と争う前府知事、橋下徹氏は、20年2月の知事就任直後に「府庁は破産会社」と位置づけ、予算の組み替えを指示。それまで将来の借金返済に備える基金に手をつけて不足分を補っていた“禁じ手”を封じ、その上で初年度から11年ぶりの単年度黒字に持ち込んだことを成果としている。平松氏の指摘は「財政再建の道筋をつけた」という橋下氏の自負に対する反論の意味を帯びる。

 黒字に転じたにもかかわらず、府の借金残高が増えたのはなぜか。本来国からもらえる資金を自治体が借金で肩代わりする「臨時財政対策債(臨財債)」の増額が主な要因だ。橋下氏はこの点を踏まえ、国が手当てすると約束している臨財債を除き、府が実質的に発行をコントロールできる借金の残高を考えるべきだと主張。実質借金残高でみると、府は22年度末までの5年で約3400億円の借金を減らしたことになる。


危機再来


 民間出身の両氏は、それぞれ財政再建に尽力し、一定の成果を挙げた。

 だが、府市ともに、将来大幅な税収の増加が見込める状況にはなく、依然大きな火種を抱えたままだ。

 府の財政収支見通しによると、26年度をピークに財政難のヤマが訪れ、その後いったん収束するが、バブル期のツケの返済期を迎える35年度に再び危機が訪れ、37年度の財源不足額は約600億円と予測される。大阪市も26年度から収支不足が発生し、30年度までに計1200億円の収支改善が必要だという。

 「府も市も改善はしたが、昔に比べれば少しましになったという程度で、安心できるレベルではない」。ある市幹部が、財政難を引き起こした行政側として、自戒を込めて語る。「府も市も、優良企業になる道のりはまだまだ遠い」

 2つの巨大な自治体は、深刻な不安が消えないまま、にらみ合っている。

     ◇

 大阪ダブル選に際し、大阪を取り巻く5つの主要な政策課題を見つめる。

1938チバQ:2011/11/19(土) 19:29:42
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111116/wlf11111608070004-n1.htm
【ダブル選 岐路の選択】
(2)生活保護 受給者増、財政を圧迫
2011.11.16 08:07 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

大阪市の生活保護受給者数の推移
 「いつかこんな事態になると予想していたが…」。大阪市の生活保護の担当者が残念そうに話した。

 205万人−。厚生労働省が今月9日に発表した、生活保護受給者数の7月時点の速報値だ。戦後の混乱が残っていた昭和26年の204万7千人を超え、過去最多を更新した。

 市町村別で最も多いのが大阪市だった。受給者数は約15万1千人で、市民の約18人に1人が受給している計算。平成元年の約4万7千人から増加傾向で、世界的な金融危機があった20年秋から加速。市の23年度予算で、生活保護費は一般会計全体の約17%にあたる2916億円に達する。

 大阪市内で、受給者が突出して多いのが西成区だ。日雇い労働者が集まる「あいりん地区」があり、4人に1人が受給者とされる。区役所には毎月支給日になると、開庁の午前8時半ごろには長い列ができ、100人を超えることもある。

 「このままでは制度そのものを支えきれない」。市の担当者の危機感は強い。


持ち出し154億円


 憲法上の「生存権」をもとに国民の最低限の生活を保障する生活保護。費用は現在、国が75%、地方自治体が25%を負担している。

 地方負担分の一部は、国が全国一律の単価で補(ほ)填(てん)しているが、受給者の高齢化率や独居率が高い大阪市は、この単価よりも高くつく医療扶助や住宅扶助が多く、自前の持ち出しが発生。21年度決算では、持ち出し額が154億円にのぼり、市民が収める税金で賄われている。

 大阪は市外から流入した受給者も多く、市は制度本来の趣旨を踏まえ、全額国負担を求めている。しかし、国は「全額国負担になれば、自治体の受給認定が甘くなる」などとして難色を示している。


有効な手立てなく


 受給者の増大に対し、国は10月、失業者に無料で職業訓練受講を促し、収入が少ない期間は最大月10万円の生活費を支給する「求職者支援制度」を開始した。厚労省は「第2のセーフティーネットだ」と胸を張るが、自治体側からは「生活保護を減らす根本措置になっていない」と効果を疑問視する声が上がる。

 市も独自の対策に乗り出している。21年9月、市長をトップとするプロジェクトチーム(PT)を設置。不正受給の増加を踏まえ、今月には西成区と浪速区で先行的に、受給者の生活実態を集中調査する専門チームを立ち上げた。

 大阪市長選で争う現職の平松邦夫氏と前大阪府知事の橋下徹氏は、国に抜本的な制度改正を働きかける方向性では一致しているが、手法は食い違う。橋下氏は「今の大阪市では無理。巨大な政治パワーがいる」として、大阪都構想の推進を主張。平松氏は「全国の政令市にも声をかけ、情報を共有している」と、実績を強調して反論する。

 だが、受給者の増大に歯止めをかける有効な手立ては見いだせていない。不況で市税収入が減少する中、生活保護問題は、市民生活を圧迫しかねない深刻な課題として横たわっている。

1939チバQ:2011/11/19(土) 19:30:53
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111117/waf11111708070000-n1.htm
【ダブル選 岐路の選択】
(3)首長政党 地方選異例の争点
2011.11.17 08:07 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

大阪維新の会と市町村長連合との比較
 大阪府知事選の告示わずか3日前の今月7日、府内21市町村の首長が世話人に名を連ねる政治団体「市町村長連合と府民の会」(市町村長連合)が設立された。知事選候補の前池田市長、倉田薫氏(63)が世話人代表に就き、同団体公認で立候補した。

 知事選のライバルである地域政党「大阪維新の会」幹事長の前府議、松井一郎氏(47)への対抗心がにじむ。維新が前知事、橋下徹氏(42)を頂点とする地方議員の集合体であるのに対し、府内自治体の約半数の首長が倉田氏を支援しているという構図を際立たせる狙いもあった。

 橋下維新の誕生以降、河村たかし名古屋市長(63)の「減税日本」、大村秀章愛知県知事(51)の「日本一愛知の会」などの地域政党が設立され、地方選で勢いを見せつけた。維新は4月の府議選や大阪、堺両市議選で躍進し、橋下氏が大阪ダブル選を仕掛ける下地となった。

 これに対し、倉田氏は、議員のトップに首長が立つ姿を「首長の囲い込み政党だ」と指摘。大阪市長選で橋下氏と戦う現職の平松邦夫氏(63)も、同様の理由で維新を批判する。


二元代表に一石


 首長と議会の在り方そのものに一石を投じる「首長政党」の是非は、今後、全国の自治体に影響を及ぼしかねない争点として、ダブル選で急浮上した。

 国会議員が首相を選ぶ「議院内閣制」に対し、首長と議員の双方が直接選挙で選ばれる地方行政は「二元代表制」と呼ばれ、議会には本来、首長の施政をチェックする役割が求められる。しかし、実際には“オール与党”の議会が、首長の施策の追認機関となっているケースも少なくない。

 知事として初めて地方行政に触れた橋下氏には「議会は行政に対し、何も責任を負っていない」といういらだちがあった。維新の議員にも政策立案を求め、維新は教育・職員基本条例案などを議員提案した。

 橋下氏は、維新での取り組みを、持論の首相公選制導入の「実験」と位置づける。府議だった松井氏を知事選に立てたことを「これこそ地方政治のリーダーの作り方だ」とし、松井氏は「橋下傀(かい)儡(らい)府政につながる」との批判を「あえて反論はしない」と受け流す。


背景に政党不信


 対する倉田氏は、維新について「橋下氏の囲い込み政党から『ポスト橋下』を出そうというのは、二元代表制からみてもよくない。府政がやりたい放題になる」と強く反発。自身の市町村長連合については「政党というより、首長の仲間の集まりだ」と性格付け、維新との違いを強調する。

 一方、共産推薦の知事選候補、梅田章二氏(61)は維新、市町村長連合の双方に異論を唱える。維新については「首長と議会の本来の関係から逸脱している」と倉田氏と同様の見解を示す一方、「維新を批判していた倉田氏が、そういった団体(市町村長連合)を選挙母体とするのは本末転倒だ」と非難する。

 既成政党への不信をバネに、力をつけた首長政党。ダブル選では「維新、反維新」が大きな選択肢となる。異例の構図に対する有権者の判断が注目される。

1940チバQ:2011/11/19(土) 19:31:43
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111118/waf11111808070000-n1.htm
【ダブル選 岐路の選択】
(4)地下鉄民営化 スピード、プロセスで対立
2011.11.18 08:07 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

相互乗り入れで隣府県につながる大阪市営地下鉄の路線
 「民営化を議論する条件は整いつつある」。今年10月の大阪市議会特別委員会。市長選で再選を目指す平松邦夫氏(63)は、市営地下鉄事業についてこれまでの主張から一歩踏み込んだ発言をした。市交通局が準備した資料にはないアドリブの答弁だった。

 地下鉄民営化問題は4年前の前回市長選でも争点になり、民営化を掲げた当時の現職に対し、平松氏は「当面は公営維持」を主張。市長就任後も「まずは公営企業としての改革が重要だ」としてきた。

 今回の市長選で平松氏と戦う前大阪府知事、橋下徹氏(42)は、市営交通の完全民営化を掲げている。平松氏の市議会での発言は、橋下氏の主張を牽制(けんせい)しつつ、「将来の民営化は否定しない」という自身のスタンスを示す意図があったとみられる。


5路線赤字


 大阪市営地下鉄事業は、昨年度決算で累積赤字を解消し、186億円の黒字を計上。財政難の市にあって優等生的な事業といえる。

 ただ、その収支は、中心部を走るドル箱の御堂筋線などの黒字で他路線の赤字を埋める構造。現在黒字なのは御堂筋線、谷町線、中央線、堺筋線の4つで、残りの5路線は全て赤字だ。

 市幹部は「公営交通の目的は街づくり。利便性を高め、街を活性化させる狙いがある」と説明するが、市中心部を東西に走る中央線の黒字化には、開業から50年近くかかった。

 また、私鉄などとの相互乗り入れも少ない。東京地下鉄株式会社(東京メトロ)では、運行9路線のうち7路線にJR東日本や私鉄など計7社が乗り入れ、利用者は神奈川や埼玉、千葉などの隣県に乗り換えなしで向かえるが、大阪市営地下鉄で、私鉄が乗り入れ、隣府県までつながっているのは2路線しかない。

 私鉄と市営地下鉄との規格の違いが主な理由というが、利用者には不便な形態になっている。


メリットは…


 橋下氏は、民営化のメリットとして、経営の効率化とサービスの向上を挙げる。大阪市営地下鉄は他の在阪私鉄に比べ、営業キロあたりの職員数や平均給与が高く、民営化すればスリム化が進み、料金値下げにもつながると主張する。

 東京メトロは平成16年4月、国の特殊法人から民営化され、株式会社に。今年3月期決算では368億円の黒字を計上した。現在の株主は政府と東京都だが、将来的には完全民営化を目指している。

 一方、公営であることのメリットもある。市交通局は、長期ビジョンを持った延伸計画が立てられることを挙げ、「目の前の利益だけに左右されず、30年、40年先を見据えられる。国からの補助も受けやすい」と解説。また「当面は公営維持」とする市議の間では、多額の市民の税金をつぎ込んだ「金の卵を産む鶏」をたたき売るべきではないという声も上がる。地下鉄建設にために市の一般会計などから投じられた費用は、昭和37年以降の総額で8400億円に達する。

 「ただちに民営化を実行すべき」とする橋下氏と、「利益が出たら民営化というのは乱暴だ」と反論する平松氏。民営化へのスピードやプロセスをめぐり、2人の対立が続いている。

1941チバQ:2011/11/19(土) 19:32:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111119/waf11111908070002-n1.htm
【ダブル選 岐路の選択】
(5完)敬老パス 得票左右する「聖域」
2011.11.19 08:07 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

大阪市の敬老バス事業の推移
 大阪市長選で激しく対立する現職、平松邦夫氏(63)と前大阪府知事の橋下徹氏(42)が、方向性では一致する政策課題がある。市が70歳以上の全市民に無償支給している市営地下鉄・バスの敬老優待乗車証(敬老パス)事業。高齢化で市の負担が増大する中、ともに「制度維持」と「一部利用者負担を含む見直し」を掲げている。

 制度が始まったのは昭和47年11月。通年初年度の48年度の発行枚数は約9万3千枚、費用総額は約2億5千万円だったが、平成23年度当初予算では約34万枚、約84億円。額にして34倍の伸びとなっている。

 対象者数は増え続けており、市の試算では、26年度は90億円、団塊の世代が70歳を迎える30年度には100億円を超えるとされる。

 同様の制度は名古屋市や横浜市など他の大都市にもあるが、利用者負担がゼロで上限なく利用できる政令市は、大阪市だけだ。


選挙ではタブー


 「敬老パス問題を選挙で持ち出すことはタブーだった」。ある市議が打ち明ける。「大阪市民最大のメリット」ともいわれる事業の行方には有権者の関心が極めて高く、過去の市長選などで、票の減少を恐れる候補者たちは廃止や見直しを言い出せず、半ば聖域化していた。

 実際、敬老パスは高齢者の生活を支える“命綱”としての側面がある。

 妻(77)と2人で週2〜3回パスを利用する大阪市西区の男性(83)は「地下鉄は一駅の往復だけでも400円かかる。年金生活で、収入が少ないのでパスは本当に助かる」。週1〜2回利用する女性(79)は「もし有料化を掲げる候補者がいたら、票は入れない」と言い切る。

 しかし、将来的に増え続ける費用は、確実に市財政を圧迫する。市内部でも「さまざまな補助金などの抑制が進む中、敬老パスの費用だけを増額させてもいいのか」という声がある。


都構想より関心


 平松氏は市長1期目に2度にわたり、限度額の設定や一部負担を盛り込むよう見直しを提案した。今後、制度自体を維持できなくなるという危機感があったからだが、市議会の反発を受け、承認されなかった。

 今回の選挙で平松氏は「見直しは避けられない」として公約に「持続可能な形で維持する」と盛り込んだ。「費用を負担してもいいと言ってくれる市民もいる。制度を継続させるためにも、有料化の議論をしなければ」と話す。

 大阪市の再編を伴う「大阪都構想」を掲げる橋下氏は、本来的には大阪都移行後、基礎自治を受け持つ市域8〜9の特別自治区ごとに制度の可否を判断すればいいという考えだ。

 だが、選挙戦では「事業費を抑える判断が必要」と主張するものの、制度維持を繰り返し強調する。陣営関係者は「有権者からの問い合わせは、都構想よりも敬老パスの方が断然多い。演説では『敬老パスをなくさない』というフレーズを必ずつけてほしいと頼んでいる」と打ち明ける。

 高齢者に高いニーズがある一方、財政的に制度の見直しが必要な敬老パス事業。次の4年を担う大阪市長は、難しい決断を求められる。

     =おわり(大阪ダブル選取材班)

1942チバQ:2011/11/19(土) 19:33:26
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111116/waf11111611120013-n1.htm
オレンジvsグリーン そのココロは?
2011.11.16 11:12 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

街宣車から沿道に挨拶をする平松邦夫氏=大阪市大正区(志儀駒貴撮影)
 イメージが重要といわれる選挙戦。27日投開票の大阪市長選でも両陣営がそれぞれ、イメージカラーを決めて、戦いにのぞんでいる。現職の平松邦夫氏の陣営はオレンジ、橋下徹氏の陣営はグリーンがイメージカラーとなっている。統一カラーを持つことで、スタッフの士気をあげるとともに候補者を効果的にアピールする狙いがあるという。しかし、なぜ、その色にしたのか。両陣営に尋ねてみると…。

 平松氏陣営は、初当選した前回選挙では「ブルー」だったが、今回は「オレンジ」にチェンジした。前回はブルーを選んだのは、平松氏本人が好きな色というのが理由。清心なイメージが挑戦者にふさわしいという、意味合いもあったという。

 事務所関係者によると、オレンジは、大阪市では「現職市長」のイメージカラーで、代々の現職市長の選挙では「オレンジ」を使ってきた経緯がある。関係者に向け“2期目を目指す市長”をアピールする目的もあったようだ。

 一方の橋下氏陣営は黄緑色をイメージカラーにしている。維新の発足に参加した地方議員の多くが、自民議員だったことから、自民党のイメージカラーのグリーンに近い色を選んだのではないか、と推測する人もいたが「緑は若さをイメージさせる」と事務所スタッフ。

 大阪維新の会が地域政党として発足して最初の選挙となった市議補選のときにこの色を使い、選挙戦に勝ったことで、維新の会の定番カラーとして定着したらしい。

1943チバQ:2011/11/19(土) 19:34:26
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111116/waf11111612350018-n1.htm
どうする府庁舎全面禁煙 維新、反維新でねじれも
2011.11.16 12:34 (1/3ページ)[westナビ]

禁煙に踏み切っている橋下徹氏(右)と愛煙家の松井一郎氏。候補者の見解も分かれている
 27日投開票の大阪府知事選で、府庁舎敷地内の全面禁煙政策に対し、候補者の「見解」が分かれている。全面禁煙に踏み切ったのは橋下徹前知事だが、後継である大阪維新の会(維新)幹事長、松井一郎氏(47)は愛煙家で、喫煙者への配慮もにじませる。一方、「反維新」の急先鋒である梅田章二氏(61)=共産推薦=は、橋下氏の全面禁煙政策の継続を明言。紫煙をめぐって「維新」と「反維新」陣営で、思わぬ“ねじれ”現象が起きている。

 喫煙しない橋下氏の大号令で、府庁舎や出先機関の敷地内が全面禁煙になったのは平成20年5月31日。「分煙」のために庁舎内にあった来庁者も使える喫煙室はすべて閉鎖され、現在は物置などとして使われている。

 喫煙職員は庁外へ避難。近くの大阪城公園で喫煙する職員が相次ぎ、公共の場所で路上喫煙しないことを求めた大阪市条例の努力義務に反しているとして、府が同市から注意を受けたこともある。

 最近では府庁周辺で喫煙する職員の姿はほぼみられなくなったが、通勤時間帯や昼休みには、少し離れたコンビニの玄関前や、喫茶店などで煙を吹かす職員も少なくない。その中には愛煙家の府議の姿もある。

 産経新聞が行った府庁舎全面禁煙政策継続の是非をめぐる主要候補者を対象にしたアンケートでは、梅田氏は「○」と回答。

 大阪都構想など維新が掲げる主要政策についてほぼ全否定する梅田氏だが、「受動喫煙が健康に及ぼす悪影響については科学的にも示されている」と、橋下氏が手がけた禁煙政策については継承を明言する。

 市長就任前の平成6年に禁煙に成功したという前池田市長の倉田薫氏(63)=民主、自民府連支援・支持=も「府庁内の禁煙は当然だ」と継続に賛成だ。

 ただ、煙の誘惑をかつて知る立場らしく、「完全に禁煙にして『たばこを吸いたい職員はどこか遠くへ行け』というのは、喫煙できる場所への移動時間が無駄になる」と、業務の効率性の観点から「分煙」の復活に含みを持たせる。

 「一日あたり平均1箱半」を吸うという愛煙家の松井氏は、一人「△」と回答し態度を保留した。

 「嫌煙家を受動喫煙から守ることは必要」としつつも、「1年間に府税として約200億円、国税として約700億円の納税をいただいている喫煙者の皆さんの声も無視できるものではない」。橋下府政の継承者としての立場と、愛煙家としての立場で、心中は揺れているようだ

1944チバQ:2011/11/19(土) 19:35:11
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111117/waf11111708560002-n1.htm
どうなる大阪市立近代美術館 平松氏「夢の空間」 橋下氏「計画再検討」
2011.11.17 08:46 (1/2ページ)[大阪ダブル選]

 平成29年度のオープンを目指して動き出した「大阪市立近代美術館」建設計画(北区中之島)が、大阪市長選の行方に大きく左右されそうだ。舌戦を繰り広げる現職の平松邦夫氏(63)と、前大阪府知事の橋下徹氏(42)は美術館計画をめぐっても対立。建設に慎重姿勢をみせる橋下氏が勝利した場合、計画が白紙撤回される可能性もあり、その場合、倉庫に眠る大量の名画の行方や、国との用地売買契約で発生する違約金約48億円の問題など予断を許さない展開が待ち構えている。

 佐伯祐三「郵便配達夫」、モディリアーニ「髪をほどいた横たわる裸婦」…。国立国際美術館(大阪市北区)で開催中の「中之島コレクションズ」展(12月11日まで)には大阪市所蔵の名品が並ぶ。

 昨年11月の整備計画発表で、市立近代美術館の建設は具体化に一歩近づいた。10月3日に行われた同展の記者発表には平松氏が姿を見せ、「『またハコモノか』という批判が起きやすい状況だが、それをはねのける夢のある空間を造りたい」と力説した。

 市制100周年記念事業として昭和58年に構想が発表された美術館計画。平成10年に基本計画を策定したものの財政難や建設地の土壌汚染などから実質的に計画中断の憂き目に。

 平松氏が19年に市長に就任し、計画が再始動。基本計画で2万4千平方メートルだった延べ床面積を、昨年の整備計画では1万6千平方メートルにし、事業費も280億円から122億円と半分以下に削減。開館も29年度に先送りし、リストラ案でようやく再スタートとなった。

 ところが、橋下氏が市長選に立候補をしたことで美術館計画そのものが白紙に戻る可能性も出てきた。橋下氏は、府知事時代にワッハ上方、国際児童文学館、大阪センチュリー交響楽団などのリストラを進めてきた。橋下氏は美術館計画についても「莫大なコストがかかることから再度、計画を精査して最終判断する。府民全体、民間資本の活用はできないのか。それらが不能の場合、計画中止も含めて再検討する」と、白紙撤回にも言及。また、市議会で第一党の「維新」の幹部も反対の構えを見せている。

 もし計画中止の場合、国との用地売買契約には違約金を支払う約束がある。土地購入額(約160億円)の30%、約48億円の違約金が発生する。さらに、専門家からも高く評価される約4500点のコレクションはどうなるのか。

 27日の選挙結果を市の担当者や美術館関係者は固唾を呑んで見守っている。

1945チバQ:2011/11/19(土) 19:42:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111119-OYT1T00531.htm
大阪W選、橋下チルドレンも反維新の浪人も必死
 4月の統一地方選で躍進した地域政党・大阪維新の会の新人議員と、再起を期す他党の前議員が、大阪府知事・市長のダブル選(27日投開票)の各陣営で支持拡大に奔走している。

 選挙結果は自らの行く末にも重い意味を持つだけに、「負けたら終わり」と、聴衆への訴えに力がこもる。

 ◆代表に恩返し

 18日朝、大阪市生野区の地下鉄駅前。維新の荻田ゆかり府議(42)は通勤客らにチラシを配った。午後には、市長選に出馬した維新代表の橋下徹氏(42)と商店街を歩き、橋下氏と、維新の知事選候補、松井一郎氏(47)への支持を呼びかけた。

 4月の府議選、大阪・堺両市議選で誕生した「橋下チルドレン」53人の1人。生野区(定数2)で、5選を目指した民主府議団幹事長を退けた。橋下氏は何度も応援に入り、握手の仕方から指導を受けた。

 「橋下代表に恩返しを」。そんな思いでダブル選期間中、実動部隊としてフル稼働する。府議選の時と同様、維新への期待は感じるが、激しい選挙戦を反映し、街頭で受け取ったビラを落として踏みつける人もいた。それでも、ダブル選にかける思いは揺るがない。「大阪を変える最後の機会。自分の選挙より必死にやる」

 ◆劇場型にノー

 大阪・ミナミの交差点。荻田氏とほぼ同じ頃、大阪市議選で敗れた民主の権世幸蔵・前市議(53)は、民主、自民が支援する知事選候補、倉田薫氏(63)と並び通勤客に頭を下げていた。

 市議選で民主は現職の落選が相次ぎ、会派の議席は半分以下に。2期目を目指した権世氏も、中央区(定数2)で4位に甘んじた。

 1期目の4年間、知りうる限りの地域行事に足を運んだ。落選後も、「地域の声を聞くのは政治家の基本」と活動に手を抜くことはない。維新の「大阪都構想」で市が8〜9の特別自治区に分割されることに、「コミュニティーが壊される」と危機意識は高い。橋下氏と直接対決する現職の平松邦夫氏(63)の集会を告知するチラシ5万枚を区内に配り、「劇場型政治に終わりを告げよう」と訴えた。「親亀の橋下氏がこければ、子亀もこける。打倒維新で、できる限りのことをする」

 ◆独占を阻止

 府議選で落選した同府八尾市選出の前共産府議・小松久氏(54)は、18日に八尾市内で開いた演説会で党推薦の知事選候補、梅田章二氏(61)と共に「維新の野望を打ち砕こう」と訴えた。

 橋下氏の政治手法に警鐘を鳴らす活動を7月から続ける。「維新に知事と大阪市長の独占を許すことの重大性を理解してほしい」

(2011年11月19日18時43分 読売新聞)

1946チバQ:2011/11/19(土) 21:34:34
>>1936
橋下、平松両氏が大接戦 本紙世論調査 知事選も倉田、松井両氏競り合う
2011.11.19 20:11 (1/2ページ)

 27日投開票の大阪府知事、大阪市長のダブル選について、産経新聞社は18、19両日、有権者を対象に電話世論調査を実施し、取材も加味して情勢を探った。市長選は「大阪維新の会」代表の前知事、橋下徹氏(42)と、再選を目指す無所属の平松邦夫氏(63)が激しく競り合う展開。知事選では「市町村長連合と府民の会」公認の前池田市長、倉田薫氏(63)と、維新幹事長の前府議、松井一郎氏(47)が競り合い、無所属で共産推薦の弁護士、梅田章二氏(61)への支持は広がっていない。

 市長選では約2割、知事選では3割あまりが誰に投票するかを決めておらず、選挙戦後半の展開次第で情勢は流動的だ。

 市長選の支持政党別では、橋下氏は維新支持層をほぼ固め、今回は自主投票に回った公明の4割、大阪府連レベルで平松氏を支援する自民、民主の支持層にも食い込む。平松氏は民主支持層の7割、自民支持層の6割を固めたほか、公明支持層の5割、候補者擁立を見送った共産の支持層の8割からも支持を得た。

 回答者全体の4割超を占める「支持政党なし」の無党派層は、橋下氏支持が5割弱、平松氏支持4割となった。

 知事選では、民主、自民府連の支援を受ける倉田氏が、民主支持層の6割を固めたものの、自民支持層は5割弱にとどまった。松井氏は維新支持層の7割弱を固めたが、維新支持層の1割あまりは倉田氏を支持。梅田氏は共産支持層に浸透している。

 公明支持層は、3割が倉田氏、2割が松井氏と回答。無党派層は、倉田氏と松井氏が2割超を分け合う展開となった。

 一方、維新が掲げる「大阪都構想」や教育基本条例案への賛否を尋ねる質問では、いずれも「賛成」「どちらかといえば賛成」が、「反対」「どちらかといえば反対」をやや上回った。





 ■調査の方法

 大阪府、大阪市の有権者を対象に18、19両日、コンピューターで無作為に発生させた番号にかける電話調査のRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。大阪府知事選の調査では、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1476件で、うち1021人から回答を得た。大阪市長選では891件のうち、611人から回答を得た。

1947チバQ:2011/11/20(日) 12:02:55
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111119-OHT1T00263.htm
橋下氏包囲網で「圧勝」一転ピンチ!?…大阪市長選
 前大阪府知事の橋下徹氏(42)と現職の平松邦夫氏(63)の一騎打ちとなった大阪市長選(27日投開票)で、平松氏が民主、自民支持層の過半数、共産支持層の9割近くから支持を得ていることが19日、共同通信社の電話世論調査で判明した。「反独裁」を掲げる平松氏の“橋下包囲網”が完成。当初は橋下氏の圧勝との見方もあったが、現状は予断を許さない“大接戦”。橋下氏がピンチに立たされている。

 共同通信社が18、19両日に実施した世論調査によると、支持政党別で橋下氏は、自ら率いる大阪維新の会の9割超を固めた。対する平松氏は、支援を受ける民主の7割、自民の6割を固め、共産に至っては9割近くから支持を得た。自主投票の公明でも4割が橋下氏、5割が平松氏。「反独裁」を旗印に団結する既成政党からのバックアップ効果がはっきりと表れた。告示後とあってこの調査では「どちらを支持するか」の具体的なパーセンテージは発表していないが、「大接戦」との見解を示している。

 橋下氏にとって最大の誤算は、共産推薦の渡司考一氏(59)が今月4日に出馬回避を表明し、平松氏支援に回ったことだった。最近2度の大阪市長選で10万票以上を獲得している共産票が、なだれを打って敵方へ。渡司氏が回避する以前、先月29、30両日に朝日新聞社と朝日放送が行った世論調査では「大阪市長にはだれがふさわしいか」との問いに橋下氏が50%、平松氏が26%と“ダブルスコア”で圧倒する結果が出ていたものの、今や風向きは完全に変わってしまった。

 橋下氏が目指す「大阪都」構想への賛否については、大阪市内では「賛成」「どちらかといえば賛成」が計46%。「反対」「どちらかといえば反対」を合わせた41%を上回ったが僅差だ。2008年の知事選での圧勝に始まり、維新の会発足後も今年4月の統一地方選、吹田市長選など連戦連勝を誇ってきたかつての勢いは、橋下氏を“独裁者”と位置づけ、包囲網を敷いて攻撃する平松氏の戦略にかき消されている。

 その橋下氏はこの日、ミナミのアーケード街などを練り歩き「今回の選挙は厳しい。僕らは組織を持たない。助けてくださいよ」と“泣き”を入れるシーンも。一方の平松氏は、梅田のヨドバシカメラ前で「日本の民主主義をこの大阪からつぶすのか。あきまへん、そんなことしたら」と気勢を上げた。残り1週間の選挙戦。危機感いっぱいの橋下氏が、強大な包囲網を打ち破れるか。

1948チバQ:2011/11/20(日) 12:11:11
http://www.sanspo.com/shakai/news/111120/sha1111200503006-n1.htm
橋下、平松両氏が壮絶なデッドヒート
2011.11.20 05:02
 ’11大阪秋の陣は超リアル・ファイト。27日投開票の大阪市長選、大阪府知事選の「ダブル選」で、共同通信社は18、19両日、電話世論調査を実施、取材も加味して情勢分析。その結果、一騎打ちとなった市長選では、前府知事の橋下徹氏(42)と現職の平松邦夫氏(63)が空前の大接戦を繰り広げていることが明らかになった。

 知事選も、同府池田市の前市長倉田薫氏(63)と橋下氏率いる「大阪維新の会」幹事長松井一郎氏(47)が僅差で競り合う展開。ただ市長選では約2割、知事選でも3割以上が投票先を決めておらず、情勢は流動的だ。

 支持政党別でみると、橋下氏は維新の会の9割超を固めた。一方、平松氏は民主の7割、自民の6割を固め、共産の9割近くが支持。自主投票の公明は4割が橋下氏、5割が平松氏、「支持政党なし」の無党派層は5割近くが橋下氏、4割が平松氏で判断が分かれた。

 市長選の告示前は、人気の橋下氏が「ダブルスコアで勝利」という見方も流れたが、実際の選挙戦は壮絶なデッドヒートの様相だ。

 また、ダブル選への関心度については、「大いに関心ある」「ある程度関心ある」の合計が実に9割を超えた。

(紙面から)

1950チバQ:2011/11/20(日) 21:17:01
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201111200040.html
橋下氏先行、追う平松氏=知事選は接戦に―大阪ダブル選情勢2011年11月20日17時6分

 27日投開票の大阪府知事選と大阪市長選のダブル選を控え時事通信社は18、19の両日、府内の有権者を対象に電話世論調査を実施した。取材で得た情報も加味して情勢を探ると、市長選は地域政党「大阪維新の会」公認で前知事の橋下徹氏(42)がやや先行し、無所属で現職の平松邦夫氏(63)が追い上げる展開となっている。

 知事選は維新の会公認で前府議の松井一郎氏(47)と、諸派で前同府池田市長の倉田薫氏(63)が競り合う。無所属で弁護士の梅田章二氏(61)=共産推薦=は苦しい戦い。他の4候補は勢いが見られない。

 ただ、誰に投票するかを「まだ決めていない」と答えた人が市長選で約1割強、知事選で3割近くいるため、情勢は予断を許さない状況だ。

 国政の支持政党別に見ると、市長選では橋下氏が支持政党を持たない無党派層と自民支持層で一歩リード。これに対し平松氏は民主、公明、共産の各支持層に浸透しつつある。知事選では松井氏が無党派層で、倉田氏が民主、自民、公明の各支持層で優位に立っている。

 一方、調査ではダブル選最大の争点で橋下、松井両氏が掲げる「大阪都」構想への賛否も質問。その結果、「賛成」と「どちらかと言えば賛成」が合計で52%となり、「反対」と「どちらかと言えば反対」の合計38%を上回った。

 また、40年ぶりとなったダブル選に「関心がある」との回答が9割に達し、有権者の関心の高さをうかがわせた。 


[時事通信社]


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000060-mai-pol
<大阪ダブル選>橋下氏、平松氏に先行 松井氏追う倉田氏
毎日新聞 11月20日(日)21時2分配信

 27日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選について、毎日新聞は19、20の両日、MBSと合同で世論調査を実施し、取材結果と総合して中盤情勢を分析した。市長選は「大阪維新の会」代表で前知事、橋下徹氏(42)がリードし、現職の平松邦夫氏(63)=民主府連支援、自民府連支持=が追う展開。知事選は、維新幹事長、松井一郎氏(47)が先行し、前同府池田市長、倉田薫氏(63)=同=が追い上げている。しかし、市長選で2割、知事選で3割が投票先を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性もある。

 維新公認の橋下、松井両氏に対し、民主、自民は平松、倉田両氏を支援。共産は市長選で公認・推薦候補の擁立を見送り、平松氏の支援に回った。両選挙とも、自主投票の公明を除く既成政党と維新が対決する構図だ。

 市長選の調査結果では、橋下氏は維新支持層の9割を固め、無党派層の6割から支持を得ている。更に自民支持層の5割、民主支持層の3割、公明支持層の3割も取り込んだ。

 平松氏は民主支持層の6割をまとめたが、自民支持層は4割にとどまる。一方、共産支持層の6割、公明支持層の5割に浸透。無党派層からも3割の支持を得た。

 知事選は、松井氏が維新支持層の9割を固めた。民主支持層の4割、自民支持層の3割、公明支持層の2割にも食い込む。

 倉田氏は自民支持層の5割、民主支持層の5割をそれぞれ固め、公明支持層の5割にも浸透している。無党派層は4割が松井氏、3割が倉田氏と割れている。

 弁護士の梅田章二氏(61)=共産推薦=は共産支持層の7割を固めているが、支持は広がっていない。

 市長選で橋下氏に投票するとした人の6割が知事選では松井氏、平松氏に投票するとした人の7割が倉田氏と回答し、共闘関係を反映した結果になった。

 維新が掲げる「大阪都構想」について、市長選では「賛成」「どちらかといえば賛成」が計42%で、「反対」「どちらかといえば反対」の計28%を上回った。知事選では、それぞれ計51%と計24%だった。橋下氏に投票すると回答した人の73%が賛成派、平松氏に投票するとした人の64%が反対派で、投票先と連動する傾向がみられた。

 教育への政治関与を打ち出した教育基本条例は、市長選で「賛成」「どちらかといえば賛成」が計41%と、「反対」「どちらかといえば反対」の計21%のほぼ倍に上った。同条例についても、橋下氏に投票するとした人の計63%が賛成派だった。【小林慎】

1952チバQ:2011/11/21(月) 06:40:33
267:11/21(月) 00:32 9Ib51Tbk
共同→橋下と平松が大接戦、倉田と松井が僅差で競り合う
時事→橋下やや先行平松追う、松井と倉田が競る
産経→橋下と平松が激しく競る大接戦、倉田と松井が競る
毎日→橋下が平松に先行、松井を追う倉田
日経→橋下が平松を一歩リード、松井と倉田が競り合う
読売→大阪市長選で橋下氏先行、追う平松氏
朝日→
268:11/21(月) 00:35 jxTB1Nwj [sage]
読売テレビニュース  
世論調査 大阪市長選:橋下氏が優位 大阪府知事選:松井氏がややリード 
278:11/21(月) 01:14 lWN2yeXD
大阪市長選、橋下氏一歩リード 朝日新聞社情勢調査
http://www.asahi.com/politics/update/1121/TKY201111200473.html


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