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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2037チバQ:2011/12/13(火) 22:44:52
2546 :チバQ:2011/12/12(月) 21:12:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111205-00000181-mailo-l25
“中核”を問う:2012大津市長選/1 中心市街地 /滋賀
毎日新聞 12月5日(月)12時59分配信

 ◇活性化、再びビル頼み
 「今日は大津駅前が生まれ変わる大きな一歩だ」。10月28日、大津市のホテルで開かれたJR大津駅前の再開発ビル着工を祝う式典で、建築主である地権者組合の渡辺茂理事長(44)が力を込めた。会場では真っ白い29階建ての完成模型が出席者の目を引いた。
 商業施設とマンション機能を併せ持ち、約5億2200万円の補助金を支出予定の市も「中心市街地のにぎわいの起爆剤に」と期待を込める。半面、立ち退きに応じた飲食店経営の男性(40)は「真新しいビル一つで活気は戻らない」と冷ややかな視線を送る。
 大津駅前から琵琶湖岸までの160ヘクタールを指す中心市街地。市が活性化に本腰を入れざるを得ない呼び水となったのは7年前の「OPA(オーパ)ショック」だった。
   ◇    ◇
 98年に京阪浜大津駅前にオープンした17階建て再開発ビル「明日都浜大津(浜大津OPA)」。市政100周年を記念して市が約10億円を拠出したが、客足が伸びずにテナントが相次ぎ撤退、わずか6年で閉鎖した。当時を知る福井英夫・市都市再生課長は「民間の見切りの早さに驚いた」と振り返る。
 その苦い経験から06年度に見直したのが、中心市街地活性化基本計画。かつて一番のにぎわいを誇った菱屋町商店街は通行量が75年の2割弱に落ち込むなど、深刻な実情が示された。空き店舗を若者に貸し出したり、湖岸の文化施設を整備するなど手は打たれているが、来年度を最終年とした通行量や観光客の目標値は達成が難しい情勢だ。
 浜大津駅前の繁華街で19年間、飲食店を営む男性(37)は客がまばらな週末の店内を眺め、「休日は閑古鳥が鳴いている。34万人が一体どこにいるのか不思議だ」と苦笑し、再び再開発ビルに賭けようとする市のもくろみに首をかしげた。
   ◇    ◇
 新しい再開発ビルは市の区画整理事業(約3ヘクタール)で古来の街並みを更地にした用地に建つ。3月に起きた東日本大震災で防災面の利点もより強調されるようになったが、震災で街のありようへの見方が変わった住民もいる。
 シャッター通りと化した商店街の一画で老舗酒店を営む平井洋子さん(57)は、震災で津波にのまれた自宅跡で家族の思い出を語る被災者の姿を伝えるニュースに心打たれた。代々受け継いだ離れをマンションにする商談を進めていたが、「家族の歴史を残したい」と白紙に戻した。平井さんは「新しくきれいにするだけでは人のつながりが失われないか」と疑問を投げかけ、「経済性や利便性を追求するより、血の通ったまちづくりをしてほしい」と願う。
   ◇    ◇
 来年1月15日に告示される大津市長選には現職の目片信氏(70)と民主、社民推薦の越直美氏(36)、共産推薦の東昌子氏(48)の新人2人が出馬を表明している。人口34万人、県内唯一の中核市の長を選ぶ選挙戦を前に、大津市政の課題を探った。

12月5日朝刊


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