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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1904チバQ:2011/11/06(日) 21:38:45
古い記事だけど
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/feature/osaka1317312844601_02/news/20110930-OYT8T00089.htm
東大阪 市政の課題 <上>あえぐ中小企業 

受注減 震災・円高が拍車


鋼材を製造する中小企業の工場。厳しい経営が続いている(東大阪市内で) ※右上の看板に書かれている社名を消してください。


 10月2日の投開票に向け、4候補者による激戦が繰り広げられている東大阪市長選。同市は全国屈指の「中小企業のまち」と言われながら、不況にあえぎ、立地する企業数が減り続けている。市税収入の落ち込みなどで、市財政も厳しさを増す一方だ。市政の課題を、2回にわたって追う。(浦野親典)

 「かつては作れば売れたが、今は買ってくれる人がいなくなってしまった」

 東大阪市内で鋼材加工会社を経営する70歳代の男性が、ため息をついた。国内に十数社あった主な得意先が約10年前から製造拠点を徐々にアジアに移転。2008年秋のリーマンショックが追い打ちをかけ、大口の受注がほとんど途絶えたという。

 1935年に創業し、従業員60人を抱えるが、海外に移転するだけの資金はない。小口の注文を多数受けようと企業を回ったり、作業工程の効率化を模索したりする毎日だ。

    □   ■

 東大阪市は、大企業が多く、経済活動が活発だった大阪市に隣接しながら比較的地価が安かったため、高度経済成長期から中小企業が増加。市内の中小企業などでつくる東大阪宇宙開発協同組合が人工衛星の打ち上げに成功するなど、高い技術力を築いた。

 しかし、近年は経済のグローバル化に伴い、大口の取引先が海外移転し、部品などの注文が急激に減少。東大阪市内では中小企業の倒産が続いた。経済産業省の工業統計調査によると、市内の製造業の事業所数はピークの1983年に1万33件だったが、2008年には4割減の6016件になった。出荷額は、90年の約2兆円から08年の約1兆2000億円に激減し、従業者数も9万人から5万人に落ち込んだ。

    ■   □

 最近では、大阪市内に電車で約20分で通勤できることから、工場跡地にマンションやアパートが建つケースが相次ぐ。東大阪市は、跡地に別の工場が進出しやすいようにと、固定資産税などの一定割合を補助する条件を10月から一部緩和する予定だが、市の担当者は「どれほどの反応があるかわからない」と気をもむ。

 市が今年度に設けた複数の中小企業による製品開発の補助金制度では、申し込みはまだ1件にとどまっている。東大阪商議所の幹部は「市内の中小企業は東日本大震災と円高の影響で苦しんでいる。新たな投資は当面難しいだろう」と指摘している。

4候補の中小企業活性化策(届け出順)

西野 茂さん 68 無新 

 商社を設立し、市内の製品をトップセールスする。

美馬幸則さん 61 無新 

 政府に対して景気対策を要求する。

野田義和さん 54 無現《1》

 住宅と工場が共生するまちづくりを推進する。

長尾淳三さん 59 無元《2》

 中小企業の振興条例の制定を目指す。

(2011年9月29日 読売新聞)


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