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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1917チバQ:2011/11/10(木) 23:05:53
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111070001
大阪府知事選・大阪市長選


【なにわのあした】


なにわのあした(2)防災
2011年11月06日


津波で浸水の可能性がある地域を地図で確認する住民ら=堺市堺区海山町5丁

 「川沿いの道は避難に使うのが不安や」「ここはブロック塀が倒れる危険があるよ」――。10月29日夜、堺市堺区出島町2丁の湊西自治会館。4班に分かれ、大きな地図を囲むように座った地元の自治会長や自主防災組織のメンバー54人から、次々に声が上がった。津波に備えた最適な避難経路や避難場所はどこなのか。約2時間かけて話し合い、地図に書き入れた。


 堺市の沿岸部では、住民に津波の危険性や避難の大切さを考えてもらう市主催のワークショップが、10月中旬から小学校区単位で開かれている。市は避難経路や津波避難ビルなどを定め、来年2月をめどに校区ごとの「津波警戒マップ」を作成するという。


   ■    ■


 堺市のこうした取り組みは、東日本大震災を踏まえ府が今年7月、東海・東南海・南海の3連動地震で想定される津波の高さを暫定的に従来の想定の2倍に引き上げ、被害予測などを発表したことがきっかけだ。浸水が予想される府内の沿岸部などの10市3町は、避難対策の見直しを迫られている。


 堺市では津波の高さの想定が従来の3メートルから6メートルになり、浸水地域は従来の5倍の約15平方キロメートルに拡大。影響は23の小学校区に及ぶ可能性が出てきた。


 10月26日夜、市北西部の三宝校区であったワークショップ。校区のほぼ全域が浸水の可能性を示す青色で染まった地図を見た参加者からは、「この辺りは低い土地ばかりなのでどこへ逃げればいいのか」との声も漏れた。参加した松屋町会の西原利彌会長(66)は「浸水がかなり広範囲なので驚いた。津波はいつ来るか分からない。市はできるだけ早くマップを作って住民に知らせてほしい」と厳しい表情を浮かべた。


   ■    ■


 今回の想定見直しで、新たに津波の影響が予想される自治体も出てきた。和泉市は海に面していないが、沿岸部の泉大津市や高石市と隣接する約70ヘクタールが津波で浸水する可能性があることがわかった。しかし、津波避難対策について地元住民への説明は進んでいない。


 和泉市が頭を悩ませているのが隣接自治体との調整だ。沿岸部の自治体から内陸の和泉市側へ避難してくる住民の想定人数が現時点では不明で、避難場所をどの程度確保すればいいのか分からないという。


 「府は隣接の自治体が連携して避難対策や津波ハザードマップの作成ができるよう、調整役を果たしてほしい」。危機管理を担当する和泉市の田中和彦・市長公室次長は話す。


 府は津波の影響に関する沿岸市町担当者と意見交換会をこれまでに3回開き、府が市町向けに避難マニュアルの素案を作る考えなどを示した。市町村をまたぐ避難人数の想定はまだ出していないが、府の担当者は「そういう課題があることは理解している。11月中にも府と関係市町が話し合う予定だ」と説明している。


 和泉市で津波の影響が予想される葛の葉町会の田中紀一(としかず)会長(64)は「ここまで津波が来るのかという思い。津波に備えるため、行政はもっと早く対応してほしい」。
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