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商業・流通

2082チバQ:2013/01/31(木) 00:41:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013012902000116.html
副都心線−東横線 3月16日から乗り入れ開始 看板百貨店バトル
2013年1月29日 朝刊


 東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れが三月十六日に始まる。沿線の池袋、新宿、渋谷、横浜の四大ターミナル駅周辺には大手百貨店の看板店が集中するが、「直通化」で人の流れが変わることも予想される。各店は新たな客の呼び込みや常連客の死守に懸命だ。 (伊東浩一)

 「新宿三丁目駅から二十分圏内になる東横線の田園調布駅周辺までが商圏に加わる」

 東横線と副都心線の直結への期待が大きいのが、新宿三丁目駅から徒歩二分の伊勢丹新宿本店だ。

 新宿三丁目駅は相互乗り入れで一日の乗降客が一万八千人(18・4%)増えると見込まれる。もともと東横線は沿線に田園調布、自由が丘などの高級住宅街を抱え、所得が多い中高年層は百貨店好きだ。業界では「伊勢丹の独り勝ちもあり得る」との声も上がる。

 伊勢丹新宿本店は二〇〇八年に副都心線が開通して西武池袋線、東武東上線が乗り入れた時も埼玉方面からの買い物客が増加。売り上げが5〜10%伸びた。担当者は「当時を上回る効果を期待している」と鼻息が荒い。現在、九十億円を投じた大改装中で、三月六日にリニューアル開業の予定。東横線沿線で初めて新聞折り込み広告を配布することも決めた。

 一方、乗り換えがなくなり乗客の「素通り」が懸念されるのが渋谷駅。それでも東横店などを持つ東急百貨店の広報担当者は「直通運転で利用客が増えることはチャンス」とみる。四月上旬までに東横店を改装し地下街の「フードショー」と老舗菓子店が並ぶ「のれん街」を地下一階に集めて「一大食のフロア」を築く予定だ。

 ただ東横店は渋谷駅周辺の再開発でまず東館が三月末に閉館。将来は閉店し二八年までに四十三階建ての一棟、十三階建て二棟の商業ビルに改築される予定。百貨店が残るかは決まっていない。

 横浜駅前の百貨店は買い物客が新宿や池袋に流れることが懸念されるが、高島屋横浜店は「埼玉方面から中華街などに観光に来たついでに寄ってもらえる」と期待。池袋駅前の西武池袋本店も「横浜からの電車の本数増が、買い物客の増加につながる」とみる。

 今後の百貨店間の争いについて、三菱総合研究所の堀健一主任研究員は「渋谷の百貨店は一時的に買い物客が減ることもあり得るが、将来の開発後は再び成長する可能性もある」と予想。その上で「各店は広範囲の店を意識した戦いを迫られ品ぞろえやサービスで一層気が抜けなくなる」とみる。

<東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れ> 渋谷と和光市を結ぶ副都心線は既に西武有楽町・池袋線、東武東上線と相互乗り入れしている。3月16日には、やはり渋谷がターミナル駅の東横線とも直通運転がスタート。これにより横浜−池袋間は最速38分で直結する。

2083チバQ:2013/02/03(日) 10:11:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130203/CK2013020302000114.html

野田市郊外 買い物弱者へお届け「まごころ便」 走る商店快走
2013年2月3日

移動販売車に訪れ、買い物をする市民ら


 野菜や魚などを車体に描いたトラックが野田市郊外を走る。近くに食料品店がない上、車で買い物にも行けない高齢者ら「買い物弱者」のため、市が生活協同組合パルシステム千葉との共同事業で始めた移動販売車「まごころ便」だ。郊外を三つのルートに分け週二回ずつ巡回し、生鮮食品や総菜などを販売。「自宅近くに来るので助かる」と歓迎されている。(川田栄)

 市は買い物弱者対策として昨年七月、スーパーが撤退した市中心街に、生鮮食品や総菜などを販売する買い物便利拠点「のだ元気市場」(同市野田)を公設民営で開設した。対策の第二弾が、郊外の人たちのために一月二十八日にスタートした「まごころ便」だ。

 市によると、市が移動販売車(二トン車)の購入費を事業者の生協に助成、生協が独立採算によって運営していく。ただ、移動販売は採算性の確保が難しいため、事業が軌道に乗るまでの三年程度は、市が運営費の30%を補助する。

 移動販売車が巡回するのは、市北部の関宿地区方面の二ルートと、市南東部方面の一ルート。各ルートには移動販売車が止まって販売する「停留所」が指定されている。三ルートで計三十七カ所あり、一カ所の停車時間は三十分ほどだ。

 停留所については「地元で頑張っている小売店に迷惑を掛けてはいけない。半径三百メートル以内に既存商店がない所に停留所を設けた」(根本崇市長)と、地域の店に配慮もされている。

 「まごころ便」の車内左右には商品の陳列棚が整備され、出口そばにはレジのカウンターもある。保冷のケース棚に魚や肉、豆腐、野菜、牛乳などが並び、一般の棚にはさまざまな加工食品がところ狭しと並んでいる。

 買い物をした主婦福島君子さん(65)は「花も買えて便利。品ぞろえはまずまずで、食品は店に行かなくても間に合いそう」と喜ぶ。もう一人の主婦(56)は「自宅から自転車で五分ほどの場所にスーパーがあるが、移動販売車は自宅そばまで来るので便利。週二回の巡回はちょうどいい回数だと思う」と話した。

 別の停留所で移動販売車を利用した大学三年の女性(21)は「ここから食品スーパーまでは約二キロの距離。お年寄りなど、車を運転できない人には便利だと思うので、ずっと続けてほしい」と求めた。

 生協の担当者は「同じ野田市内でも地域によって、売れ筋商品がかなり違うことが分かった。巡回しながらお客さまの要望を聞いて商品をそろえたり、個人的な要望の商品も受けて次回に手渡したりするようにしたい」と、市民の暮らしに役立つ役割を担いたいとしている。

2084チバQ:2013/02/05(火) 21:47:55
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20130205-OYT8T00675.htm
千葉・酒々井のアウトレット 4月19日オープン


アウトレットのフードコートの完成予想図。滑走路をイメージした内装(チェルシージャパン提供) 千葉県酒々井町飯積で建設中の大型アウトレットモール「酒々井プレミアム・アウトレット」が4月19日に開業することになった。

 三菱地所の子会社「チェルシージャパン」(東京都千代田区)が4日発表した。100店以上が出店し、外国人や東京からの客の取り込みを狙う。1000人程度の雇用も見込まれ、地元では経済効果に期待が高まる。

 敷地面積は、約19万7000平方メートル。4月10日開通の東関東自動車道酒々井インターチェンジから約1キロに立地し、開通後は成田空港から車で約10分となる利便性の良さが特徴だ。

アウトレット初出店8店舗も
 ゴルフブランド「ナイキゴルフ」や高級菓子店「ピエール マルコリーニ」など、アウトレットで日本初出店となる8店舗を含め、服飾や生活雑貨、飲食店まで121店舗がそろう。外国人客を意識し、特にアジアからの観光客に人気の時計ブランド「セイコー」やカバンの「サムソナイト」、「サマンサタバサ」なども出店する。

 また、ジュエリー「ヴァンドーム青山」やキッチン用品「ストウブ」などがアウトレットとして関東で初出店。メーンターゲットは20〜40歳代の女性に据えた。

 空港から直行する往復・片道いずれも500円のバスが30分ごとに運行され、東京駅からも片道1200円のバスが1日5往復運行される。8店が並ぶフードコートでは、公衆無線LANが備えられる。成田空港のフライト情報も見ることができる。同社は「開業1年間で180億円の売り上げが目標」としている。

 また同社は、モールと一緒に周辺の観光施設を巡るツアー開設を旅行会社に呼びかけており、地元と一体となった誘客を図る方針。

 成田国際空港会社は「アウトレットが近くにあると、アウトレット目当ての外国人客に成田空港を選んでもらう理由になる。成田空港の魅力につながる」と期待を寄せる。

(2013年2月5日 読売新聞)

2087チバQ:2013/02/11(月) 12:36:50
>>2084
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130207ddlk12020205000c.html
ちば経済:酒々井アウトレット、4月誕生 海外から集客狙う 新規雇用1000人、渋滞懸念も /千葉
毎日新聞 2013年02月07日 地方版

 酒々井町飯積で建設中のショッピングモール「酒々井プレミアム・アウトレット」が4月19日に誕生する。日本の玄関口の成田空港の近くという立地を生かして海外観光客などの需要も見込み、地元は歓迎ムード。ただ、昨年4月にオープンした首都圏最大級の「三井アウトレットパーク木更津」や大型デパートなどライバルは多く、商圏争いは激しくなりそうだ。【味澤由妃、荻野公一】

 「20〜40代の女性を中心に、その家族や友人など幅広い層の期待に応えるワンランク上のブランドがそろった」。三菱地所と米企業の合弁会社、チェルシージャパン(東京都千代田区)の南昌孝開業準備室長はこう胸を張った。

 酒々井プレミアム・アウトレットは同社が運営する9カ所目の商業施設で、敷地面積は約19万7000平方メートル、店舗面積は約2万1700平方メートル。アウトレット国内初出店8店舗を含む121店舗が出店し、同社としては開業時最大規模だ。年間350万人の来場を見込んで設計し、初年度に180億円の売り上げを目指す。

 成田空港から近く、年間集客数の2〜3%はアジア圏をはじめとした海外観光客が占めると見込む。このため、多くの中国人観光客らが使用する決済カード「銀聯(ぎんれん)カード」を導入し、一部の店舗では免税対応を実施。国内アウトレットでは日本初となる外貨両替所も設置するほか、海外観光客を対象に一部エリアで高速無線通信「Wi−Fi」の無料サービスも提供する。また、フードコートは空港にちなみ、外観を管制塔、内装は滑走路をモチーフに設計。床には飛行機を誘導するマークなどが書かれ、成田空港のフライト情報も見ることができる。

 アクセスは、オープン直前の4月10日に開通する酒々井インターチェンジ(IC)が要だ。アウトレットの北1キロにあり、同ICを利用すれば、都心から約50分、成田空港からも約10分で来訪が可能となる。

 このため、車で60分圏内のエリアに住む約600万人を客層と設定。90%が来訪に車を利用するとみられ、3500台の無料駐車場を設置する。酒々井町では最大施設となるアウトレット。約1000人の新規雇用が生まれ、地元では「経済の活性化につながる」と期待が高まっている。

 ただ、同町に隣接する印西市の市議が「交通アクセスに一抹の不安を感じる」と指摘するように、ICに頼ったアクセスは渋滞が懸念される。このため、施設側は「できる限り公共交通機関を利用してもらえるよう、PRしていく」と強調。JR・京成電鉄の酒々井駅からの路線バスの運行が決定しているほか、東京駅や成田空港から直行する高速路線バスを千葉交通なども運行する予定だ。

 また、集客面の不透明さもある。政府観光局によると、昨年9月の尖閣諸島国有化の影響で、ターゲットにしている中国からの訪日外客数が11月に前年同月比約44%減の5万2000人となるなど10月以降、3カ月連続で減少。県内にはアウトレットや大型デパートが他にもあり、競争環境は厳しい。チェルシージャパンの山中拓郎社長は「非日常的空間で買い物をするという『プレミアム』のコンセプトを提供していけば自然と差別化につながる」と話している。

2088チバQ:2013/02/11(月) 12:37:15
 ◇「木更津」、大型店など差別化図る
 県内では、首都圏最大級の「三井アウトレットパーク木更津」(木更津市)が昨年4月にオープンし、県の「県政10大ニュース」に選ばれるなど話題となった。運営する三井不動産(東京都中央区)は「東京湾アクアラインを通じて対岸の東京や神奈川、県内では南房総地域の客をターゲットにしている。車で60分圏内に住む層をターゲットにしている酒々井とは商圏が重ならないため、影響はない」と説明し、強気の姿勢だ。

 集客力強化のため、家族が1日中楽しめるよう、パーク内にミニゴルフゲーム場などを設置したり、特別イベントなどを企画。「マザー牧場」「東京ドイツ村」など周辺のレジャー施設との相乗効果を狙った取り組みなども進めている。

 一方、千葉市内の大型デパートなどは“60分圏内”にある。そごう千葉店(千葉市中央区)は「同じ商圏だから影響はないとは言えないが、(アウトレットとは)差別化している」と強調。食料品、文房具など日常生活の必需品のほか、アウトレットにはないファッションブランドや最新の流行に合った商品の品ぞろえを充実させるなどしてアピールする方針だ。

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 ◆出店ブランド

 ◇日本初出店
バンヤードストーム(ファッション)

ヘインズ(ファッション)

アルフレッド・バニスター(服飾雑貨)※

ニューエラ(服飾雑貨)

レベッカミンコフ(服飾雑貨)

マーモット(スポーツ&アウトドア)

ナイキゴルフ(スポーツ&アウトドア)※

ピエール マルコリーニ(食品物販)

 ◇関東初出店
デシグアル(ファッション)

ガリャルダガランテ(ファッション)

ジースターロゥ(ファッション)

カールカナイ(ファッション)

マッキントッシュフィロソフィー(ファッション)

メルシーボークー,(ファッション)

ネ・ネット(ファッション)

エテ(服飾雑貨)

ヒップショップ(服飾雑貨)

サマンサタバサ(服飾雑貨)

ヴァンドーム青山(服飾雑貨)

ストウブ(インテリア&生活雑貨)

 ※表記名での出店は初。商品取り扱いは他店でもある

2089チバQ:2013/02/11(月) 20:54:42
http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201302100226.html
2013年2月11日20時1分
仮設商店街、再建遠く 特需去り「客は1日3人」

 被災地の仮設商店街が苦しんでいる。東日本大震災からまもなく2年。ツアー客らであふれた「復興特需」は去り、閑古鳥が鳴いているところが少なくない。仮設を出て店を構えるには、資金や高齢というハードルが立ちはだかる。

 飲食店など30店が入る宮城県南三陸町の「さんさん商店街」。土日の昼には大型バスが相次ぎ、団体客でにぎわう。昨年は飲食店の客だけで約10万人を数えた。

 繁盛しているのは共通メニュー「南三陸キラキラ丼」の存在が大きい。飲食店7店のうち4店で扱う海鮮丼で、地魚やイクラなど三陸の海産物をふんだんに盛る。安いものでも1500円だが、客の4割が注文する人気メニューだ。

 「『南三陸行ってキラキラ丼でも食って帰るか』ってお客さんが結構いるのがありがたい」。商店街組合長の高橋修さん(54)はイメージの定着を喜ぶ。

 だが、こうしたにぎわう仮設商店街はわずかだ。

2090チバQ:2013/02/11(月) 23:02:11
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130209/wec13020912000003-n1.htm

【ビジネスの裏側】
大阪駅北「グランフロント大阪」開業でゴング! 阪急vsJR西 “鉄道代理戦争”の勝敗は
2013.2.9 12:00 (1/4ページ)[ビジネスの裏側]

 駅近くに商業施設を設け、乗降客を取り込むのは鉄道事業の“王道”。大阪駅北側に4月26日、阪急電鉄が運営する商業施設「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」がオープンする。この地区ではJR西日本のファッションビル「ルクア」が好調だが、阪急・梅田駅、JR西・大阪駅は両社の本拠地だ。両施設の戦いは、関西私鉄の雄たる阪急と西日本に広大な路線網を持つJR西日本にとって、鉄道事業者のプライドをかけた「代理戦争」でもある。


鉄道の因縁は90年の歴史


 JR西と阪急の乗降客争いの歴史は90年ほど前にさかのぼる。

 明治22(1889)年に東海道線が東京・新橋から神戸まで開通。阪急は神戸線が大正9(1920)年、京都線が昭和3(1928)年に京都・西院へ乗り入れたのを機に、国鉄(現JR)と阪急との顧客争奪戦が始まる。

 かつては長距離輸送の国鉄、地域輸送の私鉄との棲み分けがあったが、国鉄の分割民営化で様相は一変。JR西が誕生した昭和62年、列車ダイヤの編成権がそれまでの東京から大阪に完全に移ったのを機に、JR西は京阪神を結ぶ看板列車「新快速」の増発に乗り出す。さらに新快速の停車駅を増やしたり、並行する阪急の駅の近くに新駅を設けた。

 一方の阪急は神戸線、京都線での特急の停車駅を増やすなどして対抗。JR新快速より所要時間は数分余分にかかるものの、特急と普通列車との乗り換えをしやすくし、途中駅の利用客をこまめに集めている。

 JR西・大阪駅の1日平均乗降客数は平成23年度で約81万人、阪急・梅田駅は同年(暦年)で約52万人。鉄道網の広さも手伝い、軍配はJR西にあがっている。


百貨店は阪急優位?


 阪急電鉄の創始者、小林一三氏は沿線利用客に鉄道をもっと利用してもらおうと、沿線での宅地開発や娯楽施設などの整備に邁進した。昭和4年にできた阪急百貨店梅田本店もそのひとつで、私鉄経営のビジネスモデルを確立した。

 一方、旧国鉄時代に多角経営が許されず、JRが駅ビルや宅地開発など関連事業をやるようになったのは民営化後で、わずか25年ほどに過ぎない。鉄道の歴史はJRの方が長いが、関連事業の歴史は私鉄の方が長いのだ。

 JR西は百貨店「JR大阪三越伊勢丹」(平成23年5月開業)が営業不振で、開業初年度の売上高は310億円と、目標の6割程度にとどまる。2年目の24年度も、ほぼ同じ水準の低空飛行となりそうだ。

 阪急百貨店梅田本店は24年11月21日に売り場面積を建て替え前の1・3倍の8万平方メートルに広げ、集客施設を整備。同日から同年12月末までの来店客数は前年同期比2倍、売上高も1・6倍に達し、勢いづく。

 JR大阪三越伊勢丹の運営会社に出資する三越伊勢丹ホールディングス(HD)の幹部によると「思ったほど私鉄の客を取り込めていない」という。

2091チバQ:2013/02/11(月) 23:02:28
第3ラウンドがゴング


 間もなく始まる商業施設同士の戦い。その実力は?

 20〜30歳代男女をターゲットにしたルクアは「カップルで買い物が楽しめる」がコンセプト。百貨店よりも値ごろ感のある商品を集めた結果、平成23年5月の開業から1年間で、目標の1・5倍にあたる370億円の売上高を稼ぎ出した。2年目(24年4月〜25年3月)も同じ水準で好調を維持しそうだ。

 ただ、飲食や物販など266のテナントを抱えるグランフロント大阪は脅威。「無印良品」など主力テナントの一部がグランフロントと重複しているからだ。

 阪急はテナントの売り場面積を大きく取る方針で誘致を進め「首都圏のショップからの入居希望が相次いだ」(阪急幹部)という。

 1店舗あたりの面積はルクアの主流が60〜100平方メートル。対するグランフロントは平均165平方メートルで、無印良品や紀伊國屋書店は約3千平方メートルと、いずれも西日本最大級。グランフロント全体の初年度売上高目標は400億円で、「ルクアを追い越せ」と強気の設定だ。

 少子化による沿線人口の減少で、鉄道業界は本業の鉄道以外での事業強化に迫られている。JR西、阪急の第3ラウンドとなるテナント施設の戦いは、グループ全体をあげた総力戦の様相といえそうだ。

2092チバQ:2013/02/11(月) 23:09:52
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130209/szk13020902020004-n1.htm
マークイズ静岡、4月12日開業 H&Mなど148店舗出店
2013.2.9 02:02
 三菱地所は8日、東静岡駅近くに建設中のショッピングセンター(SC)「MARK IS(マークイズ) 静岡」(静岡市葵区柚木)について、スウェーデンの衣料品チェーン「H&M」など県内初進出56店舗を含む全148店舗が出店し、4月12日に開業すると発表した。

 マークイズ静岡は、国道1号沿いの東静岡地区の再開発区域に位置し、地上7階、売り場面積3万6千平方メートルの市内最大のSCとなる。H&Mや「ZARA(ザラ)」「Bershka(ベルシュカ)」などのファッションやファッション雑貨が74店、100円ショップ「セリア」、家電量販「ノジマ」など雑貨が18店、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」など飲食や食料品販売が35店など、さまざまな分野の店舗が出店。三菱地所では「幅広い層のお客さまにお楽しみいただける」としている。

 マークイズ静岡の周辺道路では、3月に完成予定だった国道1号と南側の県道407号(南幹線)を結ぶ「東静岡南北幹線」の完成が遅れている影響で、開業直後に渋滞が懸念されており、三菱地所では、1893台の敷地内駐車場に加え、臨時駐車場の設置や公共交通機関の利用者への買い物特典の付与などの対策を講じている。

 マークイズ静岡は、今後三菱地所が展開していくSCの基幹ブランド「マークイズ」の初出店で、6月には横浜市にマークイズみなとみらいも開業する。

2093チバQ:2013/02/11(月) 23:12:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130207t12002.htm
地下鉄東西線開業へ周辺開発加速 期待高まる

仙台市地下鉄東西線の一番町駅(仮称)の建設が進む青葉通。アーケード街が全面改修され、複合ビル建設も続く=6日、仙台市青葉区一番町







 仙台市地下鉄東西線が2015年度に開業するのをにらみ、商業施設などの整備が市中心部で加速している。JR東日本は近く、仙台駅東口の開発に着手。青葉区一番町周辺ではアーケード改修が進み、複合ビルも年内に完成する見通しだ。市中心部が求心力を増すのは確実で、東日本大震災からの地域経済復興のけん引役として期待が高まる。

<仙台駅周辺>
 JRが始めるのは仙台駅の東西自由通路拡幅と、通路の南北に予定する商業施設の建設だ。3月にも着工予定で、施設は15年度の開業を見込む。
 その後はホテルやオフィス向けの業務施設棟も建てる計画。JRの里見雅行仙台支社長は「東北の玄関口ににぎわいをつくる」と意気込む。
 東口ではヨドバシカメラも昨年、新店舗を開設し、来年春に仙台駅隣接の旧店舗跡に商業ビルを整備する構想もある。同社は「(隣県からの利用も含め)東口は集客面で優位性がある」と語る。
 西口側も東西線効果に注視する。全面改装を昨年終えた、さくら野百貨店仙台店は「仙台駅の拠点性や集客力がさらに高まる」と期待する。

<一番町周辺>
 東西線一番町駅(仮称)ができる青葉通。東一番丁通との交差点近くでは、地上22階の複合ビルの建設が進む。
 1、2階が商業施設、3階が医療モール、4〜22階がマンションとなる計画。震災の影響で完成は当初のことし6月からずれ込み、12月となる見込みだ。
 西側のサンモール一番町商店街では、昨年9月に始めたアーケードの全面改修が3月で終わり、装いを一新する。周辺では仙台エクセルホテル東急跡をはじめ、マンション建設も相次ぎ、居住人口が急増する見通し。
 それだけに小売業界も懸命で、一番町駅に近接する藤崎は「駅開業は商店街の活性化につながる。顧客の取り込みを目指し品ぞろえを充実させたい」と話す。


2013年02月07日木曜日

2094チバQ:2013/02/14(木) 20:50:09
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130214/biz13021416150022-n1.htm
「東京スクエアガーデン」の商業エリアが4月18日開業 日本初の飲食店やモンベル大型店
2013.2.14 16:08
 東京建物などは14日、東京・京橋3丁目地区で開発を進めてきた地上24階・地下4階建ての大型複合ビル「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)のうち、商業エリア部分(地下1階〜地上3階)を4月18日に開業すると発表した。

 入居店舗は約30店。日本初出店の伊ワイナリー直営店「コッレ・ベレート」や山口県の旭酒造直営日本酒バー「獺祭(だっさい)バー23」などの飲食店や、アウトドア用品専門店「モンベル」の都内最大店などが出店する。

 新ビル「東京スクエアガーデン」は東京駅周辺としては大型のオフィス機能に加え、医療・子育て施設、会議場などを併設。4月以降、順次開業する予定だ。

2096荷主研究者:2013/02/24(日) 11:01:12

http://www.at-s.com/news/detail/474562551.html
2013/1/31 08:15 静岡新聞
目的地2年連続セノバ首位 静岡市中心市街地・買い物調査

 静岡商工会議所が静岡市中心市街地を訪れた人を対象に実施した買い物調査によると、全体の4割強が目的地(複数回答)に新静岡セノバを挙げ、大型店と商店街の中で最多だった。セノバのトップは2年連続で、依然として高い集客力を維持している。一方、百貨店や商店街は苦戦が目立った。

 調査は昨年11月に実施し、市内外の男女600人が回答した。

 大型店のトップはセノバの42・3%。開業直後だった前回調査から2・9ポイント下がったが、関心の高さがあらためて浮かび上がった。2位は大規模改装でてこ入れをした静岡パルコ。8・5ポイント増の39・0%と大幅な伸びを示した。

 3位以下はパルシェ、SHIZUOKA109、松坂屋静岡店、静岡伊勢丹、丸井静岡店、アスティの順。丸井を除き、軒並みマイナスになった。大型店は昨秋に相次いで改装に踏み切ったが、明暗が分かれた。

 商店街は呉服町が17・2%で最も多く、七間町、紺屋町、御幸町が続いた。いずれも前回調査から減少し、呉服町は9・6ポイント減と落ち込んだ。

 買い物やサービスについて尋ねたところ、「満足」「やや満足」が53・8%で、「不満」「やや不満」の4・7%を大きく上回った。満足している点は「品ぞろえ」が半数近くに達した。不満な点では「地下道が歩きにくい」「駐車場の整備」「店の特徴が分かりにくい」などの意見もあった。

2097荷主研究者:2013/02/24(日) 11:04:22

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013020121035376/
2013/2/1 21:03 山陽新聞
岡山一番街20年ぶり大改装 山陽SC開発

山陽SC開発が大規模改装する岡山一番街

 JR西日本グループの山陽SC開発(岡山市北区駅元町)は1日、岡山駅地下の商業施設「岡山一番街」(88店)の改装計画を発表した。3月中に衣料や雑貨など中四国初、岡山初の12店が出店。岡山駅南で大型商業施設の建設が計画される中、20年ぶりの大規模リニューアルで集客力を高める。

 新規テナントのうち、中四国初の「グランジュテ」は、昨年4月に開業した渋谷ヒカリエ(東京)で人気を集めるアクセサリー店の2号店。女性衣料「ノートエシロンス」「ルクールブラン」、化粧品「コスメキッチン」(いずれも中四国初)など、首都圏のファッションビルを中心に出店するショップを集める。新店は3月1日から28日にかけ順次オープンする。

 女性衣料「パリゴ」など既存5店の移転・増床も含め、売り場面積(約8300平方メートル)の5分の1を一新。リニューアル後は計89店となる。このほか、地下2階の駐車場(100台)に直結するエレベーターを設け、利便性を高める。

2098荷主研究者:2013/02/24(日) 11:14:24

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130130/CK2013013002000035.html
2013年1月30日 中日新聞
家具のイケアが長久手出店 リニモ利用増や雇用促進に期待

イケア新店舗のイメージ図=イケア・ジャパン提供

 長久手市は二十九日、土地区画整理事業を進める東部丘陵線(リニモ)公園西駅周辺で、四万八千平方メートルの商業用地の事業予定者に家具量販大手「イケア・ジャパン」を選んだと発表した。多数の来客が見込まれ、市は利用客が伸び悩むリニモの経営安定化や雇用促進を期待している。

 イケアは北欧スウェーデン発祥。商品の多くが持ち帰りやすい組み立て式で、巨大店舗内の展示場でさまざまな使い方を提案する売り方が特徴。低価格とデザインの良さなどで人気を集めている。

 予定地の公園西駅周辺は豊田市と名古屋市を結ぶ県道力石名古屋線(グリーンロード)と県道田籾名古屋線が交差する地点。東名高速道路に接続する名古屋瀬戸道路の長久手インターチェンジにも近く交通の便がよい。

イケアの出店予定地=長久手市神門前で

 イケアによると、駅前に出店している他店舗の来場客の公共交通利用率は三〜四割。リニモの現在の年間乗降客数は六百七十七万人で、開店後はリニモ乗降客数が年間百万人、一日あたり二千七百人の増加を見込んでいるという。担当者は「長い時間をかけ調査・検討してきたが、東海三県からの集客が見込めることなどから長久手市が最適という結論に至った」と話した。

 長久手市内の主婦(46)は「横浜の店舗に行ったがおしゃれな商品が多く気に入っていた。長久手がより便利になるのでは」と喜んだ。一方、名古屋市名東区から市内の温浴施設によく訪れるという無職女性(76)は「新しい家具がいらない高齢世帯にとっては渋滞が悪化しないか心配」と懸念を示した。

 市の担当者は「リニモの利用促進につながり、地域の雇用促進にもなる」と話す。新店舗の規模などは未定で、市は今後交通対策などの協議を始める。提案した企画書は、三十日に市ホームページで公開する。

(原田晋也)

2099チバQ:2013/02/26(火) 21:37:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130208/CK2013020802000144.html?ref=rank
イオンモールつくば 来月15日開業 63店が県内初進出
2013年2月8日


 大型商業施設を運営する「イオンモール」(千葉市)は七日、つくば市内で記者会見し、圏央道・つくば牛久インターチェンジ(IC)のそばで建設を進めている「イオンモールつくば」(同市稲岡)が三月十五日にオープンすると発表した。県内初進出の六十三店を含むファッションや雑貨、レストランなど約二百店が入り、年間延べ約一千万人の来場を見込む。県内のイオンモールは下妻、水戸、土浦の各市内に続いて四カ所目。(松尾博史)

 売り場面積(約六万四千平方メートル)のうち、物品販売以外のスペースが四割余りに上るのが特徴という。会見した同社の岩本博・営業本部長らによると、地元のサッカークラブ「つくばFC」がプロデュースするフットサルコート(三面)を備えたスポーツ施設、ドッグランを併設したベーカリーレストラン、十スクリーンの映画館などが入る。

 同社の試算によると、車で片道三十分で来店できる地域には約六十三万人(約二十三万世帯)が住んでいる。岩本氏はつくば市の人口の増加傾向や住民の所得が全国平均よりも高いことに触れて「全国でも有望な商圏」と指摘。近隣の大型商業施設や約七キロ離れた「イオンモール土浦」(土浦市上高津)との競合については「他の商業施設とは十分にすみ分けできるし、自社内の競争も(施設の)性格付けを変えることによって十分成り立つ」との見方を示した。

 従業員は約二千六百人で、地元から多くの雇用を見込んでいるという。敷地面積は約二十万平方メートルで、建物は地上三階建て。駐車場は約四千台分。

    ◇

2100チバQ:2013/02/26(火) 22:00:21
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201302240425.html
2013年2月25日8時40分
さようならロビンソン 春日部の“顔”、3月に屋号変更

 【今井由紀子】東武鉄道春日部駅(埼玉県)の“顔”だった百貨店「ロビンソン春日部店」が、3月1日に「西武春日部店」に生まれ変わる。米国の地方百貨店との提携で生まれた横文字の屋号に、別れを惜しむ声も寄せられている。

 ロビンソンは元々、米・西海岸の百貨店。タイにも同名のデパートがあり、スピッツのヒット曲「ロビンソン」は、これが由来になったといわれる。日本ではイトーヨーカ堂(当時)が提携し、春日部店は第1号店として1985年11月に開店。2009年に同じ系列の「そごう・西武」と合併したあとも屋号はそのままだった。

 「西武」への移行について、同店は「より上質感のあるサービスを提供するため」と説明。ポイントカードをそごう、西武と統一し、地階食品フロアは「デパ地下ならではの品ぞろえ」を実現するという。

2101チバQ:2013/02/26(火) 22:19:13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201302200050.html
'13/2/20
苦肉の駐車料1時間3000円



 3月に中四国地方で初めて開業する米国系の会員制大型スーパー、コストコホールセール広島倉庫店(広島市南区)は、併設駐車場の料金を1時間3千円にする。あまりの高さに市民から驚きの声が上がるが、店側にとっては渋滞を抑えるための苦肉の策だ。

 駐車場は店の2、3階と屋上に計約1050台分。5千円以上買い物をした場合は1時間無料、1万円以上は2時間無料とする。周辺のコイン駐車場は10〜20分100円程度。破格の設定となる。

 同店に関心を持つ中区の会社員大門紋子さん(28)は「東京でも聞いたことのない料金」。西区の主婦鬼沢千春さん(42)は「子連れだとゆっくりできないかも」と受け止める。

 コストコは車での来店が多く、他店の駐車場は原則無料。本来なら駐車料金は抑えたいが、「渋滞で地域に迷惑を掛けられない」と同店は説明する。

 店はマツダスタジアムの隣にあり、市による球場周辺のにぎわいづくりの一環で出店した。面する県道は交通量が多く、プロ野球の試合がある日は一層混雑。市や広島県警は、渋滞対策や安全対策の徹底を店側に求めていた。

 短時間で買い物をしてもらい、駐車場の回転を高めて渋滞を防ぐのが同店の狙い。数百台分の臨時駐車場の設置も検討する。市商業振興課は「適切に対応してもらっている」と受け止める。

 八木誠倉庫店長は「常識を超えた金額設定かもしれないが、ある程度ハードルを上げざるをえない」と説明。ただ、車での来店が減り「お客が減る不安もある」という。

【写真説明】屋上に駐車場を備えるコストコホールセール広島倉庫店(手前)。中央はマツダスタジアム(撮影・荒木肇)

2102チバQ:2013/03/02(土) 01:37:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20130228-OYT8T01392.htm
セブン―イレブン「4県570店」 2018年度までに

◇きょう県内オープン

 コンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン・ジャパン」(東京)は1日、四国進出の第1弾として、香川、徳島両県で14店をオープンさせる。古屋一樹副社長が28日、高松市内で記者会見し、2018年度までに四国4県で約570店まで増やす出店計画を発表した。狭いエリアに集中的に店を出して知名度を上げる戦略と、豊富な独自商品を誇るチェーンの進出で、競争は一気に激化しそうだ。(杉山正樹)

 発表によると、1日にオープンするのは、県内8店、徳島県6店。13年度中に両県で140店舗に増やし、18年度までに290店にする。うち91店は「サンクス」からのくら替え組だ。

 高知、愛媛両県には、新設を進めている弁当工場(坂出市)と、総菜・デザート工場(愛媛県新居浜市)の稼働(いずれも13年12月)を待って進出。愛媛では14〜18年度に190店、高知では16〜18年度に90店を開店させる。

 集中出店には効率的な食品製造や配送の体制づくりが欠かせないため、同社は四国出店に慎重な姿勢を見せてきた。しかし、ほかの地域では他のチェーンを含めて飽和状態に近づいており、2年前から市場調査や工場建設の準備を本格化させていたという。

 売り物の独自商品は、総菜や日用品など約800点。とくに「ポテトサラダ」や「さばの味噌(みそ)煮」など手軽に食べられる総菜のチルドパックを60種類そろえ、増加する独身世帯や高齢世帯を取り込む戦略を描く。全国の7割の店舗で展開している宅配サービスも、各工場の稼働後に四国でも実施するという。

 古屋副社長は会見で「(四国進出は)厳しいとは思っていない。チャンスだ」と自信を見せた。

 四国には昨年11月末時点で、大手だけでもローソン442店、ファミリーマート269店、サークルK168店が営業している。

 ファミリーマートは「影響は出るだろうが、四国ならではの品ぞろえや店舗の清潔感をアピールし、客を呼び戻したい」(広報・IR部)と警戒感を強める。

 消費者は歓迎ムード。高松市内の主婦(47)は「セブンには都会的なイメージがあり、出店が楽しみ」。別の主婦(33)は「競争で各チェーンのサービスが良くなればうれしい」と話した。

(2013年3月1日 読売新聞)

2103チバQ:2013/03/02(土) 01:38:00
http://www.zaikei.co.jp/article/20130227/125658.html
電子マネー普及の一方で、低下する若年者のクレジットカード保有率

2013年2月27日 14:47







記事提供元:エコノミックニュース


景気回復の指標の一つとして、若年層のカード保有率に注目することも有効なのではないだろうか。

 JCBが、全国の一般消費者3500名を対象に実施した「クレジットカードに関する総合調査」の2012年度版を発表。クレジットカード保有率は87%で、2011年度の88%、2010年度の90%と減少傾向にあり、月平均クレジットカード利用額は昨年比2千円減の5.3万円となっている。

 例年同様、カード発行会社を選ぶ理由として利得性が依然重視されている。また、「携帯電話料金」「ガソリンスタンド」「電気料金」「ガス料金」など、生活必需品を含む日常業種で利用が増加。「オンラインショッピング」「スーパーマーケット」「乗車券・定期券」「保険料」などでも2010年度・2011年度と比べ利用が増加しており、生活費に占めるクレジットカードの利用割合は2011年度の28.0%、2010年の28.2%から2012年度は28.9%となっている。

 注目すべきは、電子マネー保有率が70%と、2011年度の66.7%を上回っている点であろう。矢野経済研究所の調査でも、非接触IC型電子マネー(電子マネー)市場の拡大が注目されており、「WAON」の2011年度年間決済総額が1兆円を突破していることや、交通系電子マネーの相互利用が拡大し、ユーザの利便性が向上していることが指摘されている。クレジットカードの保有率が、全体87.4%に比べ、20代は男性74.1%、女性77.2%といずれも低いことと合せると、電子マネーの普及がクレジットカードの利用を減少させ、若年層がより手にしやすい電子マネーを利用することが、それを後押ししていると言えるのではないだろうか。

 クレジットカードの保有・非保有別に見た月平均生活費は、保有者が月平均19.5万円であるのに対し、非保有者は14.9万円と、カード保有者が非保有者を4.6万円上回る。若年層の収入が上がらないことも、クレジットカード離れ、電子マネーへの流出の要因となっているのであろう。オンラインショッピングなどは若年層の方が利用する頻度が高く、その決済はクレッジトカードが一般化している。となると、若年層に十分な収入があれば、その保有率は上昇するであろう。景気回復の指標の一つとして、若年層のカード保有率に注目することも有効なのではないだろうか。(編集担当:井畑学)

2104チバQ:2013/03/02(土) 03:09:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130301-OYT1T01085.htm?from=ylist
阪神百貨店、高さ4倍に…23年度完成目指す


 阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」(大阪市北区)と南隣の「新阪急ビル」を対象に、阪急阪神ホールディングス(HD)が進める建て替え計画の全容が判明した。

 容積率は2000%と国内最大級に緩和され、高さ190メートルと80メートルの2段構えの一体型ビルとする。2014年度後半に着手し、23年度完成を目指す。3月にも開かれる大阪市の都市計画審議会で正式決定される。

 容積率は、敷地面積に対する延べ床面積の割合で、両ビルの本来の容積率は1000%だ。今回、災害時に一時避難者が使える空間を用意したり、周辺の歩道を広げたりすることで、都市再生特別措置法の特例で緩和され、2倍になる。現在の高さ50メートルのビルを高層化した上で、両ビルの間にある道路をまたいだ形でつなげ、延べ床面積は現在の15万平方メートルから約25万平方メートルとなる。

(2013年3月1日17時56分 読売新聞)

2105チバQ:2013/03/02(土) 03:09:53
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130301/biz13030110470027-n1.htm
高島屋大阪店が改装開業 大阪百貨店戦争での競争力アップへ
2013.3.1 10:44

改装オープンした高島屋大阪店の女性向け衣料品売り場「Kawaii Stage」=1日、高島屋大阪店
 高島屋大阪店(大阪市中央区)は1日、改装オープンした。若い女性向けの売り場を立ち寄りやすい場所に置き、衣料や雑貨などを多数扱う売り場も新設。

 あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)が6月に部分開業を予定するなど大阪で百貨店の競争が激化する中、魅力を高めて売り上げ拡大を目指す。

 20〜30代の女性向けの衣料品売り場「Kawaii Stage(カワイイステージ)」が南海難波駅に近い位置に入り、スポーツ用品売り場は1・5倍に。

 改装後の売り場面積は5%程度減り、約7万3700平方メートル。店の一部が入居する南海会館ビルの建て替えに伴い、一部を返却するためという。

2106チバQ:2013/03/03(日) 17:30:24
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130303/bsd1303030800001-n1.htm
【底流】百貨店「崖っぷち」の戦い 生き残りかけてあの手この手 (1/4ページ)2013.3.3 08:00

 右肩下がりの時代が続いた百貨店業界が活気づいている。日本百貨店協会がまとめた昨年の全国百貨店売上高が前年比0・3%増(既存店ベース)と、平成8年以来16年ぶりに前年を上回ったからだ。

 百貨店各社は20年秋のリーマン・ショック以降、控えてきたリニューアル(改装)に踏み切り、集客効果に期待をかける。ただ、地方の百貨店の相次ぐ閉店のほか、ショッピングセンター(SC)との競争は激しくなる一方で、生き残りをかけた崖っぷちの戦いが続く。

 改装効果で増収

 6日に改装後の全面オープンを控える伊勢丹新宿本店。2月13日の説明会で、業界最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)の大西洋社長は「他では体験できない、ワクワクする空間を演出できた」と自信をのぞかせた。

 改装のテーマは「世界最高のファッションミュージアム」。本館2〜4階の婦人服・雑貨売り場に「パーク」と呼ばれる空間を設け、顧客が繰り返し来店したくなるように最先端の生活スタイルを発信する。パークの設置で本館の商品スペースは約1割減るが、客数や客単価を増やすことで増収を狙う。

 大西社長にとって、婦人服売り場の改装は念願だ。リーマン・ショック以降、費用対効果が見込めないなどとして延期してきたからだ。利益の約8割を生み出す伊勢丹新宿本店につぎ込んだ改装費は90億円。「常にトップを走り続ける店」(大西社長)を目指す。

 J・フロントリテイリングは昨年10月、大丸東京店の店舗面積を1・4倍の4万6千平方メートルに増床して改装開業。かき入れ時の昨年12月の入店者数は増床前に比べ30%以上増えた。奥田務会長は「顧客ニーズをとらえた成果」と胸を張る。

 高島屋も30年度の日本橋地区の再開発に合わせ、約150億円を投じて東京店の新館をオフィスなども入居する複合ビルに建て替える。商業スペースは現在の5万平方メートルから6万2千平方メートルに増床する予定だ。

 地方の兆候

 なぜこの時期に改装・増床なのか。業界関係者は「地方経済が厳しい中、都心大型店で稼ぐしかないからだ」と明かす。地方の百貨店は、郊外型ショッピングセンターとの競合や、人口減少などの影響をもろに受ける。

 「業績回復が見込めなかった」。1月末に閉店した西武沼津店(静岡県)の担当者は無念さをにじませる。昭和32年の開業以来、半世紀以上も地元に親しまれてきたが、市場縮小の波にあらがえなかった。地方の百貨店は、大丸新長田店(神戸市)やそごう呉店(広島県)が1月末で営業を終了。

 2月末には、近鉄松下百貨店(山口県)も閉店した。船井総合研究所の岩崎剛幸上席コンサルタントは「東日本大震災からの反動増を考慮すれば、昨年の全国百貨店の売上高はもっと伸びてもおかしくない」と指摘。平成26年4月からの消費税率アップを控え、「むしろ百貨店業界は崖っぷちを迎えている」(岩崎氏)という。

 再編の火種 

 業態の垣根を越えた競合激化も不安要素だ。24年に全国で開業したショッピングセンターは35施設あり、今年も73カ所で計画されている。運営企業も「大きな成長業態の一つ」(セブン&アイHD)と期待する。

 百貨店側も手をこまねいているわけではない。J・フロントは、従来の高級衣料品中心の品ぞろえを見直し、手ごろな価格で人気を集めるファストファッションの専門店を松坂屋銀座店などに出した。

 日本百貨店協会も2月26日、全国のご当地キャラクターの中から人気ナンバーワンを決める“総選挙”を実施すると発表。販売で苦戦する地方の百貨店を応援する。

 百貨店の売上高は、3年の約9兆7千億円から3分の2まで縮小。ディスカウントストアやネット通販の台頭も重なれば、「28年には5兆2千億円まで縮む」(高島屋の鈴木弘治社長)との予測もある。消費者の店を選ぶ目は厳しさを増しており、百貨店ならではの魅力を常に打ち出せなければ業界の縮小に拍車がかかりかねない。「(改装に)多額の投資をして売り上げが伸びない、となれば大きなリスク」(三越伊勢丹の大西社長)にもなりうる。業態の垣根を超えた新たな再編の火種となる可能性をはらんでいる。(山沢義徳)

2107とはずがたり:2013/03/05(火) 18:55:20
サークルKとサンクスは先ずブランド統合しないとあかんのちゃうか。

コンビニ業界4位と6位が反転攻勢 地方の買い物難民救えるか
配信元:NEWSポストセブン
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/632829/
2013/02/23 13:10更新

 コンビニエンスストア業界で下位に甘んじる2社が反転攻勢をかけている。

 今後3年間で1800店の出店をぶち上げたのは、業界4位のサークルKサンクス。本来なら2004年にコンビニ同士の合併で規模の拡大やシナジー効果を上げるはずだった。

 しかし、長らく店舗数は約6200店で横ばい、売上高も1兆円弱と振るわなかった。首位のセブン−イレブンが1万5000店、3兆円超の規模を誇っていることと比べると、いかに低迷していたかが分かる。

 苦戦を強いられてきた原因は何か。業界関係者が打ち明ける。

 「2つの看板が一緒になって、商品開発や物流システムを統一するのに時間がかかったうえに、フランチャイズ加盟店が本部に支払う対価(ロイヤリティ)の調整がうまくいかなかった」

 だが、ようやく昨年から上位3社(セブン、ローソン、ファミリーマート)を追撃する態勢も整ったという。遅きに失した感はあるが、親会社である総合スーパー・ユニーの完全子会社になったことで、生鮮食品や総菜がずらりと並ぶ“スーパー型コンビニ”に変貌を遂げる選択肢も広がった。

 『コンビニと日本人』(祥伝社刊)の著者で消費生活コンサルタントの加藤直美さんがいう。

 「もともとサンクスは著名料理人とコラボした高級弁当で食品工場の開発力を高めたり、サークルKは別業態で店内調理のパスタを作っていたりと、大手3社に劣らない商品開発力を持っています。そこにユニーのPB(自主企画)商品をうまくコンビニ向けに応用できれば、再び存在感を示すことができると思います」

 もう1社、虎視眈々と再起を図っているのが、業界6位のデイリーヤマザキだ。

 こちらは親会社の山崎製パンに吸収合併されることが決まり、焼きたてパンなど店内調理に活路を求めている。現在、店舗数は約1600店、売上高は2292億円と上位コンビニとは大きく水をあけられているものの、明るい展望はある。

 「山崎製パンはコンビニよりも規模の小さい『ヤマザキショップ』を3600店展開しています。ここは本部企業とのみ契約するフランチャイズシステムではなく、独立した加盟店同士が連携して仕入れもできるボランタリーチェーンの形態を取っています。つまり、地域のニーズに合わせた店舗がつくれるのです」(前出・加藤氏)

 店頭で地元農家がつくった野菜を売ったり、地域限定商品で固定ファンを増やしたりすることも可能なこのシステム。もともとコンビニ業態はボランタリーチェーンから始まったのだが、急激な店舗拡大には不向きなため、次第にフランチャイズシステムが一般化した歴史がある。

 だが、“地域密着型”の復活こそコンビニが生き残る道だと、加藤氏は力説する。

 「コンビニが5万店を超えて飽和説が飛び交っていますが、それは都市部だけの話。田舎に行けば、まだまだコンビニのない町はたくさんあります。買い物難民だってさらに増えていくでしょうしね。そこで、サークルKサンクスやデイリーヤマザキが地域のニーズを捉えて固定ファンに支持されれば、地域の重要な生活インフラになれるはずです」

 9兆円の市場規模に年間143億人の来店客数−−。それでもなお発展し続けるコンビニに、一体どれほどの潜在需要が眠っているのだろうか。それを見定める意味でも、下位チェーンの新たな戦略に注目したい。

2108チバQ:2013/03/06(水) 22:20:35
http://mainichi.jp/select/news/20130306k0000e020127000c.html
伊勢丹新宿店:改装全面オープン 開店時シャンデリア復元
毎日新聞 2013年03月06日 10時43分

 改装工事を進めてきた伊勢丹新宿本店が6日、全面オープンした。本館の2〜4階に「パーク」と名付けた情報発信スペースを設け、旬の流行や生活スタイルを提案するのが最大の特徴だ。内容を随時入れ替えることで顧客の来店頻度を高め、売り上げを増やす狙いがある。

 三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は開店前の式典で「新宿店は進化し続けていく店。日本一はもちろん、世界一を目指す」と語った。

 パークは各階の中心となるエスカレーター周辺などに配置し、より多くの顧客にアピールできるようにした。

 正面玄関も一新。吹き抜け部分の天井シャンデリアは1933年の開店当時を復元。(共同)

2109チバQ:2013/03/11(月) 21:56:56
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130311-00013192-toyo-bus_all
リニューアルに沸く、三越伊勢丹の悩み
東洋経済オンライン 3月11日(月)6時0分配信

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リニューアルに沸く、三越伊勢丹の悩み

 三越伊勢丹ホールディングスの営業利益の過半を稼ぐとされる旗艦店「伊勢丹新宿本店」が話題を集めている。90億円を投じた大型改装が終わり、3月6日に全面開業。開業前には1400人が並び、入場制限を行うショップも出た。

【詳細画像または表】

 今回の改装のコンセプトは「世界最高のファッションミュージアム」。ファッションをアートとしてとらえ、あたかも美術館にいるような陳列やゾーニング(展開分類)に抜本的に刷新。天井などの内装はほかの百貨店では見られない豪華さだ。

 苦戦が続く百貨店業界ではテナント導入など脱百貨店の動きがあるが、今回の改装は高付加価値・高級化志向の従来の百貨店路線をさらに推し進めたものといえる。アベノミクス効果で高額消費が動き出したことや、3月19日に東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れが開始されることも追い風だ。
.■ 大阪伊勢丹は債務超過

 だが、浮かれてばかりもいられない。2013年3月期の連結業績は営業利益が改装効果も加わり250億円と前期比5%増を見込む一方、経常利益は22%減る計画。持ち分法適用会社(JR西日本60%、三越伊勢丹HD40%)が運営する「JR大阪三越伊勢丹」が不振で営業外収益を押し下げているからだ。

 持ち分会社のジェイアール西日本伊勢丹は「JR京都伊勢丹」を含む2店を運営。2011年5月に鳴り物入りで大阪店を開業したが、大阪店は初年度となる12年3月期の売上高が310億円に終わり、当初計画の540億円に遠く及ばない。その後も客足は振るわず、13年3月期に減損損失188億円を計上。合弁相手のJR西日本の真鍋精志社長が12年12月末にJR西日本伊勢丹が94億円の債務超過に陥ったことを認めている。

 JR大阪駅の駅ビルという好立地にあるが、周囲には売り上げ順に阪急うめだ本店、阪神梅田本店、大丸梅田店の競合店がひしめく。その中で伊勢丹は地域4番店に甘んじ、東京で築いたブランド力もない。その結果、高級ブランド店側もライバル店に優先的に出店し、伊勢丹には小粒のブランドばかりが集まり、客足が遠のく悪循環だ。新宿本店を中心に展開する「イセタンガール」など自主編集売り場も、大阪店で売り場面積の3割程度で展開したが、これもまったく支持されなかった。

 昨年11月には改装中だった阪急うめだ本店が全面開業し、競争激化に拍車をかけた。地元関係者は「三越伊勢丹は2005年に閉店した旧三越大阪店の顧客だったシニア層を再び取り込もうとした。そのため、20〜30歳代が主要顧客の伊勢丹流のとがったテイストの商品構成が中途半端になった。食品や美術品と自主編集売り場やメンズ衣料の平場などとは明らかに齟齬がある」と分析する。

 現在、JR西と三越伊勢丹は3月末をメドにした再生案をめぐる交渉を続けている。浮上するのは両社による追加出資や売り場縮小、テナント導入、商品やショップ、ブランドの入れ替えなどだ。中でも、大阪店に隣接しJR西が運営するファッションビルの「ルクア」のテナントを移設する案が有力だが、三越伊勢丹が難色を示すなど、両者の間にも温度差がある。

 そもそも、ブランドイメージが重要な百貨店業界で自ら債務超過を明かすなど常識では考えられず、三越伊勢丹関係者はその点に関しJR西への違和感を隠さない。三越伊勢丹HDの大西洋社長は「(大阪店は)15年度に黒字化を目指す。詳細は決まっていないが、(売り場作りのノウハウなど)新宿本店の一部分を大阪店に持っていくことも方法論としてはある」と話す。新宿本店依存の脱却は可能か。道のりは長い。

 (撮影:尾形文繁)

 (週刊東洋経済2013年3月16日号)
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2110とはずがたり:2013/03/12(火) 18:10:52

デパート業界が右肩下がりの中、なぜ大丸札幌店は売上高43%増なのか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130312-00032992-zai-bus_all
ダイヤモンド・ザイ 3月12日(火)13時36分配信

● 10年で売上高43パーセント増

 百貨店業界は全体としては売上高の右肩下がりが続いている。2012年こそ16年ぶりに業界全体の売上高が対前年比プラスに転じたが、それまでは減少が続いていた。この10年間で見ると約8兆円あった業界全体の売上高は、約6兆円にまで低下している。

 そんな環境で10年前に開業した大丸札幌店は開業以来の増収増益を続け、売上高に至っては10年間で43%も増加させている。ご存知のとおり、北海道経済は厳しい状況が続いているが、百貨店業界、北海道という外的環境はともに厳しいことを考えると、大丸札幌店の成功はまさに偉業といえよう。

 なぜ大丸札幌店は成功したのか。担当している番組での取材などを通じて何点か見えてきたので、ここで報告させていただき、今後の小売り銘柄の分析の参考にしていただきたい。

● やはり業務の効率化が重要

 まず、大丸札幌店は業務を効率化したため、従来の店舗よりも従業員の数が少ない。モノを販売する人はそれに集中することができ、作業効率が上がるようにバックヤードも従業員が使いやすいように作られている。

 業務フローの改善は製造業でよく行われるものの、小売業では接客や品揃えが重視され、小売業の業務フロー改善と聞くと在庫管理ぐらいは思いつくが、荷捌きスペースの問題など、製造業と同じく改善の余地がたくさんあったというのは一つの発見である。

 売り上げの増加があまり期待できないのであれば、業務の効率化・改善を図るのは当然のことではあるが、こと小売業に関しては、つい売上だけに目が行きがちゆえに、業務フローで差別化できるとそれはそのまま収益上の強みとなるわけだ。

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広々とした通路と吹き抜けが特徴の店内
● 通路が広いので買い物ストレスが低い

 デパートや百貨店、と聞いてまず思い浮かぶのは混雑した売り場ではないだろうか。アニメサザエさんでもサザエさんが買い物に行くデパートは、セール時ということもあるが、いつも混雑している。

 しかし、大丸札幌店は通路が広い。そして天井が高い。

 通路が広いため、買い物客は移動が楽である。他の買い物客とぶつかりながら移動することがない。通路を広く取るとその分売り場面積が狭くなってしまうため、通常店舗側は通路を無駄に広くしたくないが、客の買い物ストレスを軽減することで、むしろリピーターとなってもらい回転率を上げようという戦略である。

 また、最近では珍しくはないかもしれないが、売り場のど真ん中に4本のエスカレーターが設置されている。

 通常エスカレーターは上り下りが交差する形で2本が設置され、上りと下りの乗り場は反対にある。また、一つ上のフロアに行くと、もうひとつ上のフロアへ行くエスカレーターは売り場の反対側にあるという配置も多い。これは、客に少しでも店の商品を見てもらうにはよいが、とにかく上のフロアに早く行きたい買い物客にしてみると無駄に歩かされるため、ストレスが溜まる。

 売り場のど真ん中に4本の上り下りのエスカレーターがあるとエスカレーターでの移動にストレスがなく、また、エスカレーターを降りてからどの売り場にも行きやすい。買い物ストレスが低いこと、これは品揃えなどが重視される百貨店において、実は盲点だったと思われる。


● 顧客の期待を裏切る、期待を上回る

 大丸は梅田店ではピカチュウのポケモンセーターやユニクロが出店しているが、それらは従来の百貨店のイメージではありえない店舗である。

 また、紳士服のはるやまが比較的値ごろ感のあるスーツの店舗を別ブランドで大丸の中で展開している(大丸札幌店にも入っている)。ブランドが違うので、はるやまの店舗だとは気付かないものの、はるやまの持つブランドイメージは従来の百貨店とは相いれない。

 これらのように、従来の百貨店ではありえないショップを誘致するメリットは、これまでよりも広い客層をつかむことができるという点である。

2111とはずがたり:2013/03/12(火) 18:11:14
>>2110-2111
 ピカチュウは親子連れを連れてきてくれるし、ユニクロはハレの日消費の百貨店において、デイリー消費型の客を呼び込み、そして値ごろ感のあるスーツでは20代、30代の若いファッションを求める客を取り込める。

 もちろん、その一方で年齢層の高い従来からの大丸の顧客からは、それらショップは大丸にはそぐわないという意見も出るであろうし、一部の客は足が遠のくことも考えられる。しかし、10年で全体の売上高が4分の1が減った業界で、従来通りの戦略を取り続けることと、新たなことにチャレンジすることのどちらかと言われるとやはり後者であろう。

 大丸は梅田店で「百貨店なのに」とのキャッチコピーを使っているが、札幌店でも好感度なのにデイリーな位置づけを狙っており、いい意味で従来の百貨店のイメージを変える、あるいは拡大する取り組みを行っている。

● 「1人に100万円」ではなく「400人に2500円」を狙う

 超富裕層がたくさん存在する東京都心部であれば、富裕層向けの外商部門で百貨店はある程度の収益を稼ぐことができるが、札幌のような地方都市ではなかなかそうもいかず、地道に売り場で頑張るしかない。

 同じ100万円の売り上げを上げるにも、外商部であれば100万円の指輪を一つ誰かに売れば達成できるが、店舗の売り場だと平均客単価を2500円とすれば、400人の顧客にコツコツと販売しないといけない。そして、それら400人の客がまた次も買いたくなるような仕掛けも必要だ。

 対象客が1人であればその人の趣味や嗜好を徹底的に分析すれば、次も喜んでもらえる商品を提供できそうだが、400人の場合はそれぞれに趣味、嗜好が異なるため、みんなにリピーターになってもらうのは容易ではない。

 しかし、400人が常に店に足を運びたくなる店づくりができれば、1人や2人の顧客が離れたところで、他で十分にカバーできるため、外商部に頼った戦略よりは足腰が強くなる。

● その土地土地に合った品揃え

 小売業の売り上げは来店客数×客単価で決まる。売り上げを伸ばすには来店数を伸ばすか、客単価を上げるしかない。

 今でこそやっとアベノミクスで株式や土地などの資産持ちの人たちにとっては消費意欲が湧いてきたかもしれないが、多くの人たちの消費意欲は容易には引き上げられない。そうなると、来店数を伸ばすしかない。

 札幌のような地方都市の場合、その経済圏人口は首都圏とは比べものにならないため、リピーター獲得の重要性は首都圏の店舗に比べても大きい。そのためには、値ごろ感のある品揃えと、常に何か新たな発見のある店舗づくりが重要となる。

 札幌の人たちの収入は首都圏の人たちに比べるとやや低い。そこで、東京の店舗に比べると品揃えも値ごろ感のある商品を前面に出すそうである。

 また、本州であれば3月になればパステルトーンの春らしい商品が売れるが、札幌の3月はまだ本州の感覚で言えば冬の外気温である。そんな時にパステルカラーの商品をそろえても、まだ売れない。やはり、ある程度の現地化、その土地の人たちの嗜好にあった品揃えというのが重要である。

● 事業提携やM&Aは万能薬ではない

 収益性の向上のためにM&Aが有効なのはどの業界でもこの10年ほどの間に言われてきたことだが、大丸札幌店は梅田店や神戸店のノウハウを注入しつつも、オープン当初はスタッフに関西弁禁止令が出たほどに徹底的に現地化を図ったことが実を結んだ事例である(大丸は関西発祥の企業)。

 M&Aでは決して登場することのなかった、ほどよいローカルな百貨店というわけだ。札幌には以前から丸井今井という百貨店が存在しているが、こちらは経営のテコ入れを伊勢丹に頼ったが、その経営再建は必ずしもうまくはいっておらず、事業提携やM&Aが万能薬ではないことがうかがえる。

 他の業界に目を転じても、鳴り物入りのM&Aでその後苦労をしている企業も少なくない。大丸札幌店の10年間での成功を見るに、コツコツと現場を改善する力を持っている企業が収益性を高める力を持っているのだなと改めて実感させられる。

 そう考えると、M&Aで店舗網を広げつつも、それぞれのブランドは維持している小売業のアークス(北海道、北東北に店舗展開するスーパーマーケットチェーン)のM&A戦略は、なるほどその業界にあった戦略なのかもしれないと、いまさらながら思うのである。

保田 隆明

2113荷主研究者:2013/03/17(日) 12:59:07

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201302140015.html
'13/2/14 中国新聞
コストコ、3月23日オープン

 中四国地方初出店となる米国系の会員制大型スーパー、コストコホールセール広島倉庫店(広島市南区)が3月23日に開業することが決まった。約600人を雇用する予定で、本年度の新規雇用としては広島県内で最大規模となる。

 JR広島駅(同)に近いマツダスタジアム東側、鉄骨3階延べ約4万1千平方メートルの店舗は、ほぼ完成した。売り場面積は1階の約1万平方メートルで、2階以上は約1050台分の駐車場になる。営業時間は午前10時〜午後8時。渋滞対策のため、開店時間の繰り上げも検討する。オープン日には先着1万人にオリジナルバッグを配る。

 開店に当たり同店は、雇用期限のない社員400人と短期雇用の200人を採用する予定。ハローワークや求人情報誌、ホームページなどで募集している。広島労働局によると2008、09年に相次いだゆめタウン広島(同)やイオンモール広島祇園(安佐南区)などの大型店の開業時に次ぐ規模という。

 同店は、食品や家電製品などを大容量で安く売るのが特徴。入店には会員登録が必要で、個人会員は年会費4200円。同店によると、同じ容量で他店と比較した場合、国内メーカーの商品で平均10%、輸入品で30〜50%安いという。中四国一円からの来客を見込んでおり、地域の商業地図にも影響を与えそうだ。

【写真説明】3月23日ごろの開店を予定するコストコホールセール広島倉庫店

2115チバQ:2013/03/25(月) 20:34:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20130324-OYT8T01072.htm
県内「カフェ戦争」激化 大手チェーン出店相次ぐ 
「シャミネ松江店」のオープンを前にJR松江駅前に掲げられたスターバックスコーヒーの大型ポスター

「抹茶みつラテ」(手前)など独自のメニューが並ぶScarab136の店内(松江市で)  お茶どころ松江を中心に、県内で「カフェ戦争」が激化している。松江市や出雲市では、大手コーヒーチェーン店の出店が相次ぎ、昔ながらの喫茶店は苦戦。その一方で、抹茶や和菓子をメニューに取り込んだ地元発のカフェが若者や女性らの人気を集める。熱気を帯びるコーヒー戦線を追った。(寺田航)

 JR松江駅に直結する商業施設「シャミネ松江」では27日、大手コーヒーチェーン店「スターバックスコーヒー」が県内1号店となるシャミネ松江店をオープンする。

 138平方メートルの広々とした店舗に45席を用意。島根限定のタンブラーも販売する予定で、駅を利用する客を中心に、幅広い年齢層をターゲットに据える。担当者は「コーヒーにこだわりを持っている人が多い土地柄ですから」と緊張感をにじませる。

 茶文化で知られる松江市だが、実は、市民のコーヒー好きも全国トップクラスだ。総務省の家計調査によると、2009年の松江市の1世帯(2人以上)あたりの年間コーヒー消費量は平均2825グラム。大津市に次いで全国7位だ。

 こうした事情を反映するかのように、県東部では大手の進出が続いている。「タリーズコーヒー」が04〜05年、松江、出雲の両市に計2店舗を出店。08年6月には出雲市で「サンマルクカフェ」が続いた。タリーズの担当者は「(島根は)滞在時間が長いお客様が多いので、コーヒーの魅力をアピールする時間が増え、常連をつくりやすい」と手応えを語る。

 一方で、こぢんまりとした昔ながらの喫茶店は減り続けている。総務省によると、1981年に県内に727店舗あった喫茶店は、06年には355店舗と、ほぼ半減した。背景には後継者不足などがあるという。

 JR松江駅近くで30年間喫茶店を営む男性(63)は「開店当初は、近くに喫茶店が10店ほどあったが、今はわずか2店舗が残るだけ。常連客も高齢化し、いつまで経営できるかわからない」とため息をつく。

 そんな中、地元発の新しいタイプのカフェも現れた。老舗の日本茶製造メーカー「千茶荘」(松江市)が08年に開店したカフェ「Scarab(スカラベ)136」(同市学園南)。店の内装は、白を基調に明るく開放的。昔ながらの喫茶店の重厚で薄暗いイメージを一転させ、女性でも気軽に入りやすい雰囲気が人気だ。

 メニューは、茶文化が残る松江にちなみ、「ほうじ茶ラテ」(500円)「抹茶みつラテ」(同)など。観光客や20〜30歳代の女性を中心に口コミで人気を集め、今月21日には京店商店街(同市末次本町)に2号店をオープンした。

 同店の永田祥代店長は「全国チェーンにはない、ここでしか味わえないお茶やコーヒー、スイーツを提供している。ゆったりしたい時や、松江ならではの味覚を堪能したい時は、来てほしい」と話す。

 江津市出身で、週に1度はカフェを利用するという東京農大短期大学部1年・倉本絵里菜さん(19)は松江市を訪れ、「1人の時は大手チェーン、友達を誘う時は個人経営のカフェに行く。お店同士の競争は大変だと思うが、客にとっては、選択肢が増えて楽しい」と歓迎していた。

(2013年3月25日 読売新聞)

2116チバQ:2013/03/27(水) 21:57:32
http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000e040236000c.html
大阪市:全国初、公道またぐビル…阪神百貨店建て替え計画
毎日新聞 2013年03月27日 13時25分(最終更新 03月27日 15時11分)


建て替えが決まった阪神百貨店梅田本店(右)と新阪急ビル(左)=大阪市北区で2013年3月27日、小関勉撮影
拡大写真 阪神百貨店梅田本店(大阪神ビル、大阪市北区)と、市道を挟んで南側の「新阪急ビル」(同)を一体的なビルとして建て替える計画が27日、大阪市の都市計画審議会で承認された。計画されているビルは高層部190メートル、中層部85メートルの2段式で、ビルは幅約20メートルの市道をまたぐ。国土交通省によると、11年の規制緩和で公道をまたぐ形でビルを建てる計画が可能となったが、承認されたのは全国初のケースだという。

 両ビルの建て替えは、昨年2月に阪急阪神ホールディングス(HD)が事業計画案を提示した。協議の過程で阪急阪神HDは阪神百貨店前の新梅田歩道橋の改修や屋上緑化などを行うことを約束。これにより、容積率を現在の1000%から国内最大級の2000%に拡大することが認められた。

 承認を受け、阪急阪神HDは14年度にも現在のビルの解体に着手する方針で、23年度の新ビル完成を目指す。新ビルの低層階には阪神百貨店梅田本店が入り、高層階はオフィスとなる。【安藤大介】

2117チバQ:2013/03/27(水) 22:01:27
http://mainichi.jp/select/news/20130328k0000m020104000c.html
イオン:ダイエーを子会社 スーパー「1強」に
毎日新聞 2013年03月27日 21時19分(最終更新 03月27日 21時38分)


会見を終え言葉を交わすイオンの岡田元也社長(左)と丸紅の岡田大介常務執行役員(中央)。右はダイエーの桑原道夫社長=東京都千代田区で2013年3月27日、須賀川理撮影
拡大写真 流通最大手のイオンは27日、株式の公開買い付け(TOB)を実施してダイエーを子会社にすると発表した。ダイエー株を29%持つ筆頭株主の丸紅はTOBに応じ、24%を売却する。イオンは、ダイエー株式約20%を保有する第2位株主で、TOB後は半数近くを確保。イオンの連結売上高は単純合計で6兆円超となり、スーパーの分野では国内で「1強」と言える規模になる。イオンは、ダイエーの不採算店の閉鎖や独自のプライベートブランド(PB)商品の一元化など、大胆なリストラを進め、収益力を高めたい考えだ。【岡田悟】

 「TOBで多数に近い数字をとることで、再建の責任の所在を明確にする」「(イオン主導で再生を)先に進めることができる」。27日、東京都内での記者会見に臨む岡田元也イオン社長は筆頭株主となる意義を強調した。

 ダイエーはリーマン・ショック後の消費低迷の直撃を受け、09年2月期以降、4期連続で最終赤字を計上。13年2月期も37億円の最終赤字となる見通しだ。高付加価値の商品展開ができていない上、価格競争ではショッピングセンターや通信販売に水をあけられている。老朽化した店舗の改装にも手が回っていない。

 90年代後半に経営が悪化したダイエーは再建に向け、04年に産業再生機構の支援を受け入れた。06年に丸紅が44.6%の株を取得して子会社化、社長らを送り込んだ。07年にはイオンが丸紅からダイエー株を取得して第2位株主となった。だが、店舗の運営をイオン、商品調達を丸紅が分担する態勢が、かえって、ダイエー全体の戦略立案能力を弱めた。岡田社長は「(丸紅とイオンのうちの)だれが責任者なのかをはっきりしなかったことで(再建が)長引いた」と述べた。

 イオンは、4月にも始めるTOBで丸紅からの取得分(約130億円)を上積みし、さらに他の株主からの買い入れ分を含め5割超の保有を目指す。TOB価格は270円で27日終値(286円)を下回っているため、過半数に届かない可能性もあるが、取締役の半数超を派遣して経営権を掌握し、連結子会社化する方針。

 岡田社長は会見で、ダイエー従業員の雇用は維持する一方、老朽化した店舗は積極的に統廃合する考えを示した。現在、ダイエー店舗では同社とイオンの両方のPBを売っているが、今後はイオン側に統一する。

 イオンは、ヤオハンやマイカルなど経営破綻したスーパーを支援し、これらの店舗をイオンに切り替えて規模を拡大してきた。人口減による市場の縮小に加え、14年4月には消費増税も控える中、規模の拡大と効率化を加速し、生き残りを目指すとみられる。

2118チバQ:2013/03/27(水) 22:02:57
http://mainichi.jp/select/news/20130328k0000m020111000c.html
スーパー業界:売り上げ減止まらず
毎日新聞 2013年03月27日 21時41分

 日本チェーンストア協会によると、全国のスーパーの売上高の合計は今年2月に9140億円で、12カ月連続で前年実績を下回った。年間ベースで見ても97年の16兆8635億円をピークに減少傾向は止まらない。

 コンビニエンスストアや「ユニクロ」のような衣料専門店のほか、家電量販店、インターネット通信販売などの躍進が響いている。消費者の節約志向で低価格競争が激しくなっていることも経営環境を悪化させてきた。

 昨年のスーパー全体の売上高は12兆5340億円で、ピークから25%超、落ち込んだ。スーパー単独の集客力には限界があるとの判断から、多数の専門店が入る郊外型ショッピングセンターに、テナントの一つとして入居する形態も増えている。

スーパーを営む国内流通各社の売上高

イオン+ダイエー  6兆756億円

イ オ ン     5兆2061億円

セブン&アイ・HD 4兆7863億円

ユ ニ ー     1兆791億円

ダイエー        8694億円

イ ズ ミ       5158億円

※12年2月期連結決算

2119チバQ:2013/03/29(金) 23:02:47
http://news.mynavi.jp/news/2013/03/29/216/index.html
千葉県の酒々井プレミアム・アウトレット、オープン記念で最大80%オフ!
OFFICE-SANGA  [2013/03/29]
三菱地所・サイモンは、4月19日にオープンする酒々井プレミアム・アウトレットにて、「グランドオープンキャンペーン」を開催する。期間は4月19日から5月6日まで。

東京からアクセスしやすいアウトレット
同施設は、東関東自動車道に新設される酒々井IC(2013年4月10日開通)を利用すると、東京都心から車で約50分でアクセスできる。京成・JR酒々井駅からも路線バスが運行しており、都心や千葉県内からのアクセスが便利だという。

Hanes(ヘインズ)をはじめ、アウトレット日本初出店の店舗は8店。ほかにも、セレクトショップや国内外のファッションブランド、スポーツ&アウトドア、ファッショングッズ、生活雑貨など、121店舗が出店する。

営業時間を1時間延長
キャンペーン期間中は、営業時間を21時まで1時間延長し、出店ブランドがオープンを記念したセール実施。店舗によっては定価より最大80%オフや、買い上げ額に応じたノベルティーグッズのプレゼントなども予定されている。

さらに、同キャンペーン期間中は渋滞緩和策の一環として、公共交通機関や高速道路の利用を促進するキャンペーンも実施。同アウトレットの最寄り駅となる京成・JR酒々井駅から、無料のシャトルバスを1日合計約60往復、シャトル運行する。

5月7日以降は、京成酒々井駅からJR酒々井駅を経由し、同施設までの路線バスが運行を開始する予定だ(運賃片道250円予定・路線申請中)。

高速利用者には朝得キャンペーンを実施
4月20日、21日、27日〜29日、5月3日〜6日の9日間は、「酒々井IC 高速・朝得キャンペーン」を実施。東関東自動車道「酒々井IC」出口料金所を10時30分までに通過した利用者に対し、当日から利用できる「プレミアム・アウトレットお買物券」500円分をプレゼント(1台につき1日1回限り)する。

お買物券は当日12時までに、同施設内特設ブースで引き換える可能。なお、ETC無線通信で通過した場合は、特設ブースに設置されている「ETC利用履歴発行プリンター」で利用明細書を出力しての引き換えとなる。

現金払いなどの場合は、酒々井ICで受領した領収書または利用証明書を持参のこと。

2123荷主研究者:2013/03/31(日) 21:51:19
>>1926
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130220/CK2013022002000091.html
2013年2月20日 中日新聞
フットサル場白紙 松菱跡の貸与期間調整つかず

 二〇〇一年に経営破綻して閉店した百貨店松菱(浜松市中区鍛冶町)の跡地問題で、解体された旧本館の敷地(約二千五百平方メートル)の暫定利用案として浮上していたフットサル場の計画が、白紙になったことが分かった。

 計画は、敷地を所有する不動産開発会社アサヒコーポレーション(中区)と、市サッカー協会の関係者を中心とする有志らの間で、昨年夏ごろから協議を進めていた。

 複数の関係者によると、アサヒ社が敷地を無償で貸与し、有志らが施設の整備や運営を行う方向でおおむね合意していた。しかし、今後の再開発に備えて貸与期間を一年としたアサヒ社と、投資回収のために二年以上の貸与を求めた有志らの間で、最終的に調整がつかなかったという。

2124荷主研究者:2013/03/31(日) 21:51:52

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130222/CK2013022202000092.html
2013年2月22日 中日新聞
《経済》浜松市中心街 休日歩行量が初の増加

◆実際は催し効果で微妙

 浜松市が二十一日発表した二〇一二年度の中心市街地歩行量調査によると、休日の歩行量が〇一年度の調査開始以来初めて前年を上回り、平日も四年ぶりに増えた。市は「前年に開業した遠鉄百貨店新館の効果が大きい」とみている。ただ、休日の調査当日は中心街で大規模なイベントが開かれており、人出の減少傾向に歯止めが掛かったかどうかは微妙だ。

 調査は昨年十月十二日(金曜)と同十四日(日曜)にJR浜松駅周辺の四十五地点で実施。このうち、前年までと比較可能な四十一地点の歩行量は、休日が前年比22・0%(約四万三千九百人)増の約二十四万三千七百人、平日は4・4%(約七千八百人)増の約十八万六千百人だった。

 歩行量の最多地点は休日、平日とも「遠鉄新浜松駅下」。いずれも前年より八割以上増えており、遠鉄新館や全天候型イベント広場「ソラモ」のオープンが要因とみられる。増加率では、近くに予備校やインターネットカフェができた国道152号(ゆりの木通り)沿いの「万年橋パークビル前」も休日で二倍、平日で六割増と目立った。

 一方、休日の調査当日は、中心街の十二会場でバンド演奏を繰り広げる「やらまいかミュージックフェスティバル」が開かれ、前日を含む二日間で三万五千人が訪れた。市はこのうち二万人以上が当日の人出とみており、増加した歩行量の約半分を占める計算だ。

 調査結果を報告した市議会環境経済委員会では、委員から「イベントがある日を外して調査しないと意味がない」との批判が出た。

2125荷主研究者:2013/03/31(日) 22:10:22

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201302/0005773785.shtml
2013/2/27 19:01 神戸新聞
山陽百貨店、4千平方メートル増床へ 16年末までに

 山陽百貨店(姫路市)は27日、2016年末までに売り場面積を約4千平方メートル増床して約3万3千平方メートルにする方針を明らかにした。JR姫路駅の駅ビルで4月30日に商業施設「ピオレ姫路」が開業するため、競合しない商品を強化する方針。まず、今夏までに地下1階の食品売り場と5階の寝装具・タオル売り場を改装する。

 売り場の増床は、在庫置き場を転換するなどして行う。ピオレは20〜30代の女性を主な顧客に想定し、服飾雑貨店が中心となることから、紳士服や子ども服、食品などを充実させる。

 地下1階の食品売り場の改装ではファストフード店を導入するほか、店内でくつろげるスペースを設ける。総菜店も数店舗を入れ替える。1階にはワッフル専門店「マネケン」を誘致し、3月10日に開店する。

 5階の寝装具・タオル売り場は、商品棚と通路の配置を変更。商品やブランド構成を見直して競合店との差別化を図る。(井垣和子)

2126荷主研究者:2013/03/31(日) 22:19:07

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/444782.html
2013年02/27 07:10 北海道新聞
札幌・東宝公楽解体、複合ビルに 15年春めど事業費34億円

娯楽施設を核にした複合商業ビルに建て替えられることが決まった東宝公楽会館

 映画製作、不動産経営の東宝(東京)は26日、札幌・ススキノの「東宝公楽会館」(中央区南5西3)を解体し、地下1階地上9階建ての複合商業ビルを建設すると発表した。総事業費は約34億円。娯楽施設「ラウンドワン」を核テナントとし、2015年春のオープンを目指す。

 東宝公楽会館(地下1階地上7階建て)は1970年に建てられ、映画館の札幌東宝公楽劇場(10年に閉館)などを擁したススキノの名物ビル。現在は道内随一の大型キャバレー「札幌クラブハイツ」(2月末に閉店)などの飲食店や、北海道銀行薄野支店など計10店が入居している。

 東宝の再開発計画によると、東宝公楽会館は5月以降に閉館、解体し、年内にも新築工事を始める。<北海道新聞2月27日朝刊掲載>

2128荷主研究者:2013/03/31(日) 22:52:25

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130226/CK2013022602000008.html
2013年2月26日 中日新聞
JR敦賀駅西の商業複合施設、着工先送り

 敦賀市は二十五日、JR敦賀駅前の駅西地区で建設を計画していた商業複合施設の二〇一五年度着工を先送りすることを決めた。原子力発電所の先行きが不透明で市の財政事情が厳しく、テナント面積の四割を占める電力事業者も進出をためらっているためで、抜本的な見直しを余儀なくされる形だ。

 市はこの日、有識者や市民らでつくる駅周辺整備構想策定委員会で、事業化手続きを見送ったことを説明、了承を得た。

 昨年二月に策定した土地活用事業計画の中間まとめでは、「Aゾーン」(約七千六百平方メートル)に床面積約一万七千平方メートルの複合施設を建設。男女共同参画センターなどの公共施設、商業施設、電力事業者の研究所などを計画していた。

 二十年間の維持管理費を含めた総事業費は七十億円。うち四十億円を建設費としていたが、約三十億円と試算した電力事業者などからの賃借収入が現状では見込めないことがわかった。

 潤沢だった原発関連の収入も将来の廃炉や運転停止で見通せなくなり“箱もの”の建設を当面控えることにした。

 策定委は金沢−敦賀間の北陸新幹線認可を受け、Aゾーンに隣接する仮設駐車場「Bゾーン」(約三千六百平方メートル)との一体的な土地活用、整備計画を一年後をめどに検討する。市の代表として出席した塚本勝典副市長は「原子力が不透明な中、一つのチャンス。頓挫ではなく、内容を深めていきたい」と述べた。 

(増井のぞみ)

2129荷主研究者:2013/03/31(日) 22:53:03

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130301/CK2013030102000018.html
2013年3月1日 中日新聞
「アル・プラザ大津」が閉店の方針

 スーパーの平和堂(彦根市)はJR大津駅隣の大型商業施設「アル・プラザ大津」=写真=を今年十二月に閉店する方針を固めた。近く正式発表する。二十八日の大津市議会一般質問の答弁で市側が明らかにした。

 園田寛議員(大志会)が中心市街地活性化に絡んで質問し、川端二郎都市計画部長が答えた。

 同店は一九七四年に開店。答弁などによると、昨年十二月、平和堂から入居店舗の関係者に、閉店してマンションに建て替え、一、二階を食料品スーパーにする案が示されたという。

 市側は、周辺住民の生活利便性が低下することを懸念し、平和堂に建て替え後にも食料品を販売する店舗を設置し、工事中には代替店舗を置くことを要請する。

 平和堂の広報担当者は「今のところ、詳細についての説明は差し控えている。お客さまのご迷惑にならない形で対応していく」と話した。

 大津駅周辺ではこのほか、コンビニエンスストア「ハートイン」が五月で営業を終了する予定という。市によると、駅の利用者は一日三万四千人だが、通勤目的以外の利用客が少なく、周辺には集客力のある施設が少ないため、市はJRなどと共同で再開発の検討をしていく。

 (山内晴信、生田有紀)

2130チバQ:2013/04/03(水) 22:18:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000582-san-soci
松江のスタバ、開店初日の売り上げが全国店舗の最高を記録
産経新聞 4月3日(水)19時14分配信
 コーヒーチェーン大手「スターバックス」が3月27日、47都道府県で46番目となる店舗を松江市にオープンさせたところ、初日の売り上げが、国内店舗におけるオープン日の最高額を記録していたことが3日、分かった。

【写真】スタバがガールズバーに? 偽商標で会社役員書類送検

 売上額は非公表だが、運営するスターバックスコーヒージャパン(東京都)は「地方都市での出店初日は売り上げが伸びる傾向があるものの、予想を上回る結果だ」と驚きを隠せない。

 JR松江駅直結の商業施設内にオープンした「シャミネ松江店」。初日は45ある座席も終日ほぼ満席状態で、島根限定のマグカップなどを買い求める人らで100メートル近い行列もできた。また、他県からも多くの客が訪れたという。

 開店から1週間が経過した現在でも行列ができることがあるといいい、宝谷(ほうたに)彰彦店長(39)は「山陰の方がどれだけスターバックスを待ち望んでいたのかを実感した。今後も地域に根ざした店舗運営を目指していきたい」と話していた。

 スターバックスは3月末現在、46都道府県で約980店舗を展開。店舗がないのは鳥取県だけという。

2131チバQ:2013/04/07(日) 08:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130327-00000012-fsi-bus_all
イオン「大都市シフト」加速  ダイエー子会社化で全方位型へ
SankeiBiz 3月28日(木)8時15分配信



仙台市青葉区のダイエー仙台店。イオンはダイエーを子会社化して収益性の高い店舗を手に入れる(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 郊外の大型ショッピングセンター(SC)を展開することで業績を伸ばしてきたイオンがダイエーを子会社化した。少子高齢化などで人口の都市回帰が進む中、手薄だった首都圏の営業基盤を強化することで、「全方位型」の流通グループへの歩みを加速させる狙いがある。

 「短期間でシナジー効果が出せるのでは」。イオンの岡田元也社長はダイエー子会社化に向けた意欲を語った。

 ダイエーは経営再建の過程で不採算店を閉鎖しており、関東や関西の都市部には収益性の高い店舗が多い。このため「大都市への事業シフトに貢献する」(岡田社長)と期待を寄せる。

 もともとイオンは、郊外に総合スーパーやSCを展開することで業績を拡大してきた。特にモール型を中心とする大型SCは全国で約120施設を展開、SC事業は営業利益の約22%をたたき出す。今後もSC事業を収益の柱として位置づけ、来年までにはさらに20を超えるSC新設を計画する。

 その一方で、消費の潮流も大きく変化する。総務省によると、2010年までの5年間で、人口増加率の高さは東京(4.6%)、神奈川(2.9%)、千葉(2.6%)の首都圏が1〜3位となるなど都市回帰が進む。行動範囲の狭い高齢者や駅周辺に住む単身世帯が増えており、SC頼みのビジネスモデルでは消費のボリュームゾーンを取りこぼしかねない懸念が出ていた。

 首都圏内での出店が遅れているイオンは、03年ごろから首都圏の食品スーパーのカスミやマルエツなどに出資して巻き返しを開始した。

 11〜13年度の中期計画では、成長戦略に「大都市シフト」を掲げ、東京や神奈川の都市部に小型スーパー「まいばすけっと」を展開する。企業買収にも着手、1月には英テスコの日本法人を子会社化、今月4日にも「ピーコックストア」の買収を発表している。

 野村証券の正田雅史アナリストは「都市部のセブン(&アイ・ホールディングス)と地方のイオンという今までの構図が崩れ、都市部での業界再編が加速するだろう」と分析している。

2132チバQ:2013/04/09(火) 21:48:23
http://mainichi.jp/select/news/20130410k0000m020061000c.html
百貨店:3陣営明暗 J、高島屋増益 そごう・西武は減
毎日新聞 2013年04月09日 21時02分

 大手百貨店3グループの2013年2月期連結決算が9日、出そろった。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングと高島屋が増収増益だったのに対し、そごう・西武は減収減益と明暗が分かれた。安倍政権の経済政策「アベノミクス」で足元の景況感は改善しており、高級時計や貴金属など高額品は好調だ。しかし、業界では「まだ一般消費者の懐までは温かくなっていない」(高島屋の鈴木弘治社長)と消費の本格回復には懐疑的だ。

 Jフロントは昨年8月に買収したファッションビル大手パルコの売上高1378億円が上乗せされ、前期比16.1%の大幅増収となった。大型専門店の誘致など「脱百貨店」を掲げており、新規店舗の導入などパルコのノウハウを取り入れて昨年10月に増床オープンした大丸東京店は好調。山本良一社長は9日の決算会見で「パルコを手本にさらに(百貨店改革を)進めていく」と自信をみせた。

 今後は新規マーケット獲得のため、「インターネット通販を拡充し、海外事業も積極的に進める」(山本社長)考えで、15年の上海出店を目指す。また、4月には業績が低迷していた子会社の食品スーパーのピーコックをイオンに売却して経営体質の改善も進める。

 高島屋は高額品が好調なうえ、シンガポールなど海外店舗も増収に寄与した。アベノミクス効果で最近では比較的単価の高い紳士・婦人衣料に伸びが出始めた。しかし、主力の衣料品全体では依然として専門店に押されている。高島屋は昨年12月に中国・上海に出店、15年にもベトナム・ホーチミンに出店予定で積極的に海外展開を進め、生き残りを図る。日中関係の悪化で上海の業績は予想ほど伸びなかったが、「中国が海外戦略の大きな柱というのは変わらない」(鈴木社長)という。

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は、衣料品の不振が響き売上高は2.3%減、営業利益も1割減で最終損益は36億円の赤字。14年2月期は「コスト削減を徹底」(幹部)して増収増益を見込む。

 一方、アベノミクスで消費回復が期待されてはいるが、各社トップは「所得の増加や雇用環境の改善がないと全般的な消費環境の改善は見込めない」(鈴木社長)と冷静だ。12年の全国百貨店売上高は全店ベースで16年連続で前年割れを記録し、国内市場は縮小する一方。さらに来春の消費税増税が近づくにつれ、消費マインドを冷え込ませる可能性もあり、「これからの最大の課題は消費増税の荒波の高さ。筋肉質の経営体質作りが必要」(山本社長)と懸念を強めている。【西浦久雄、松倉佑輔】

 【キーワード】百貨店業界の再編

 百貨店売上高はピークだった91年に約9兆7100億円だったが、12年には6兆1400億円と4割近く減少した。経営環境の悪化が続く中、大手百貨店は00年以降に生き残りをかけて合従連衡を加速させ、今では三越、伊勢丹の三越伊勢丹ホールディングス(HD)、大丸と松坂屋のJ・フロントリテイリング、高島屋、そごう・西武のセブン&アイ・HDの4グループに集約された。この上位グループに、阪急、阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングや小田急、近鉄、東急、東武などの各電鉄系百貨店が続く。Jフロントが昨年8月にパルコを子会社化したが、今後も業界再編は進むとみられる。

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2133チバQ:2013/04/09(火) 21:58:36
http://www.asahi.com/area/yamaguchi/articles/MTW1304093600003.html
2013年4月9日
サテライト店舗  天満屋が出店へ
  【寿柳聡】2月に閉店した周南市の近鉄松下百貨店の跡地問題で、百貨店の天満屋(岡山市)は8日、近鉄松下が「こども館」として使っていたビルの1、2階にサテライト店舗「アルパーク天満屋 周南ショップ」を出店する、と発表した。24日午前10時にオープンする。


  新店舗は1階が婦人服と紳士服。「レナウン」「オンワード」「トーベル」など、近鉄松下で人気があったブランドが移転する。2階はお中元などのギフトサロン。周南、下松、光各市内を中心とした外商の拠点としても活用する。


  街づくり会社「まちあい徳山」によると、これで近鉄松下にあったテナントのうち、服飾8、飲食1の計9テナントが周辺商店街に残ることになる。生鮮食品2テナントも月内に銀南街商店街で再出発する予定。

2134チバQ:2013/04/09(火) 22:00:00
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130409ddlk12040193000c.html
映画館:南房総に復活 14年秋開業へ 木更津・大型商業施設内−−イオンモール /千葉
毎日新聞 2013年04月09日 地方版

 イオンのショッピングモールを運営する「イオンモール」(千葉市美浜区)が14年秋の開業を目指し、南房総地域で唯一となる映画館の建設を計画していることが分かった。同社が木更津市築地地区に計画している大型商業施設内に設置する。県内で最も南にある市原市の映画館「シネマックスちはら台」(同市ちはら台西)よりも南に位置し、千葉市や川崎市まで映画を見に行っていた同地域の映画ファンには待望の映画館誕生となりそうだ。【荻野公一】

 ◇「見に行きやすくなる」
 計画地は、イオンが新日鉄住金(君津市)から賃借している未利用地約28ヘクタール。今秋、着工予定の大型商業施設の建設内に、12程度のスクリーン数を備える複合映画館(シネコン)を入れる計画だ。この商業施設は30分圏内の市民など約33万人をターゲットとし、南房総の住民や観光客も取り込む戦略で、年間来場者数は1200万人を目標としている。

 県の資料などによると、県内で戦後、最も大衆に密着した娯楽は映画だった。全国の映画館数が約7000館とピークだった映画全盛期の1958年には、県内で100館を超える映画館があり、南房総地域にも、館山市の8館をはじめ、木更津や富津、鴨川などには、スクリーン数の少ない個人経営の映画館が建ち並んでいた。

 しかし、テレビの普及と娯楽の多様化で、映画の観客動員数は1963年にピーク時の半分となるなど徐々に衰退した。90年代後半には、複数のスクリーンを保有するシネコンが台頭。スクリーン数が限られ多様な客のニーズに応えられない個人営業の映画館は、また一つ、また一つと姿を消した。木更津市内では昨年1月に、茂原市では同9月に最後の映画館が閉館。それ以降、南房総地域の映画館はゼロだった。木更津市内で親子3代にわたって運営していた三つの映画館を閉館させた林孝雄さん(66)は「映画しか娯楽がない50年代には、館内は常に満員で立ち見が当たり前だった」と映画全盛期を振り返る。

 現在、南房総地域の人が映画を見るためには、千葉市など県内の他地域や、東京湾アクアラインを利用して川崎市まで足を延ばすしかない。映画館の建設計画について、地元の住民は「これで映画を見に行きやすくなる」と歓迎している。

2135チバQ:2013/04/09(火) 22:01:13
これにツタヤも入れば完璧なんだけど
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130409304.htm
6月にも石川で開業 コンビニ・ドラッグ複合店
 ファミリーマート(東京)は6月にも、石川県内で、コンビニエンスストアの品ぞろえに、ドラッグストアの医薬品や日用消耗品を加えた新形態の融合店舗を開業する。8日までに、コメヤ薬局(白山市)などドラッグストア4社と包括提携契約を締結した。
 ファミリーマートはコメヤ薬局とフランチャイズ契約を結び、同社の既存店を改装して融合店舗とし、同社が運営する方針だ。コメヤ薬局の薬剤師を店に配置することで、これまで扱えていなかった医薬品を販売することができる。

 ファミリーマートは、顧客の要望が多い医薬品などで品ぞろえを充実し、顧客層の拡大を図る。同社は昨年5月、「薬ヒグチ」を展開するヒグチ産業(大阪)と提携し、融合店舗を2店営業している。2年後の2015年2月期末までに全国20社と提携し、200店舗に増やす。コメヤ薬局のほかに、福岡、埼玉、東京の3社と提携した。

2137チバQ:2013/04/10(水) 23:35:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130410-00000129-jij-bus_all
上位3社が過去最高益=競争激化で明暗―コンビニ5社決算
時事通信 4月10日(水)19時3分配信

 コンビニエンスストア大手5社の2013年2月期決算(単独)が10日、出そろった。積極的な新規出店により、セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの上位3社が過去最高の営業利益を達成。一方、4位のサークルKサンクス、5位のミニストップは2桁の減益と明暗が分かれた。
 上位3社の収益拡大には、総菜やプライベートブランド(PB、自主開発品)の品ぞろえを強化し、女性や高齢者ら新規顧客を取り込んだことも寄与。レジカウンターで出すコーヒーや店内飲食スペースの拡充などでも、顧客ニーズを取り込むのに成功した。
 3割近い減益となったミニストップは「コンビニに求める消費の形が変わる中、売り場の変革ができなかった」(阿部信行社長)と不振の理由を分析した。
 13年度に大手5社は過去最高となる計約4400店の出店を計画。大規模出店による収益基盤拡大で、セブン―イレブンは本業のもうけを示す営業利益で初の2000億円突破を目指す。

2138チバQ:2013/04/11(木) 20:24:57
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130410/chb13041021420005-n1.htm
高速道路とアウトレット セットで地域活性化 千葉・酒々井町
2013.4.10 21:39 (1/2ページ)

 千葉県酒々井町の東関東自動車道で整備が進められていた酒々井インターチェンジ(IC)が10日、開通した。19日には同IC近くに大型商業施設がオープンする。成田空港から車で約15分、都心からは1時間以内という好立地で、地元は経済活性化の起爆剤になると期待している。

 酒々井ICではこの日、関係者がテープカットをして開通を祝った。

 酒々井町の小坂泰久町長は、「成田空港や物流拠点へのアクセスが強化され、周辺道路の混雑の緩和、利便性向上も図られる。地域産業の活性化に期待している」と語った。

 式典には森田健作知事も出席。27日に圏央道の東金ジャンクション(JCT)−木更津東IC間が開通することを挙げ「県内各地と首都圏との連携がさらに強まり、観光振興や企業立地促進などの取り組みが強化される」と期待を寄せた。

 酒々井IC開通の恩恵を早速受けそうなのが、同町の酒々井南部地区新産業団地で19日に開業する「酒々井プレミアム・アウトレット」だ。

 店舗面積約2万1700平方メートル。米ニューヨークのバッグブランド「レベッカミンコフ」やアウトドアブランド「マーモット」などアウトレット形態で初出店する8店を含む121店舗で構成する。

 運営する三菱地所・サイモン(東京都千代田区)は年間約350万人の来店を見込む。都心部からが中心だが、成田空港まで車で15分という立地から「来店客の2〜3%はアジア圏をはじめ海外の観光客を想定している」(担当者)。

 こうしたことから、バス会社の千葉交通(成田市)は19日から、同アウトレットと空港を結ぶ便を1日19往復、都心との便を1日5往復運行する。また、施設内には国内アウトレット初となる外貨両替所も開設される。

 酒々井町の産業振興担当者は「アウトレットの完成で今後の企業誘致に弾みがつく」と語る。というのも、同産業団地約72ヘクタールのうち、造成したUR(都市再生機構)の誘致に応じ、立地が決まったのはアウトレットの約20ヘクタールのみ。アウトレットがにぎわえば、産業団地のPRにもつながると期待されている。

 ただ、県内ではすでに千葉市、木更津市、印西市の3カ所でアウトレットが営業している。いずれも、都心から車や電車で1時間圏内にあり、競争の激化は必至。いかに個性を打ち出すかが鍵をにぎりそうだ。

2139チバQ:2013/04/11(木) 20:43:09
http://www.asahi.com/business/update/0411/OSK201304110013.html
2013年4月11日16時4分
あべのハルカス、近鉄本店先行開業へ 6月13日で調整
 高さ300メートルの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の低層階に入る「あべのハルカス近鉄本店」について、近鉄百貨店が6月13日に先行開業する方向で調整していることがわかった。阿倍野地区は、難波地区の高島屋大阪店(大阪市中央区)と商圏が重なり、客の奪い合いが激しくなりそうだ。

 あべのハルカスは、高層のタワー館と、隣接する低層のウイング館とでできる。先行開業するのは、百貨店のうちタワー館に入居する部分(地下2階〜地上14階)。7月は年間でも売り上げが多い夏物衣料のセール時期のため、内装工事などが終わり次第、先に開業させる。

 次いで現在の近鉄百貨店阿倍野店(ウイング館)の改装に入り、2014年春に近鉄本店に統合させて全面開業する。その時には売り場面積が百貨店で日本一の10万平方メートルとなる。タワー館開業後、ウイング館は順次改装する。

2140とはずがたり:2013/04/13(土) 08:49:27

ダイエー6店閉鎖 志木など イオン電子マネー導入
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013041302000116.html?ref=rank
2013年4月13日 朝刊

 ダイエーは十二日、ことし七月末までに不採算店舗など全国計六店の閉鎖を明らかにした。五月にダイエー藤森店(京都市)、六月にグルメシティ古賀店(福岡県古賀市)を閉鎖。七月末でダイエー鳴子店(名古屋市)、ダイエー和歌山店(和歌山市)、ダイエー志木店(埼玉県志木市)を閉める。六店舗には、建て替えのために三月末に閉めたグルメシティ町田店(東京都町田市)も含まれる。
 同時に、二〇一四年二月末までに関東と近畿の大都市圏で約十五店舗を新規出店する方針も打ち出した。
 イオンによる連結子会社化に伴い、ダイエーは一六年二月期にかけて、スーパーの全店舗(約四百八十店)を対象に改装計画を策定することも発表した。
 イオンから派遣される次期社長の村井正平氏は東京都内で記者会見し「全店の活性化はやるべきで、総合スーパーとしてダイエーは絶対復活させる」と意欲を示した。イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」を五月から導入。ドラッグストアなどイオン系の専門店も取り入れる。
 ダイエーが同日発表した一三年二月期連結決算は純損失が三十六億円と五年連続の赤字だった。

2141チバQ:2013/04/13(土) 09:51:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20130412-OYT8T01460.htm
アウトレットパーク木更津1年 活況招く



住宅などの建設が進むアウトレット周辺(木更津市中島で) 木更津市にアウトレットモール「三井アウトレットパーク木更津」(同市中島)が開店して13日で1年を迎えた。モールは房総地域の新たな観光拠点となっただけでなく、大型商業施設出店の口火を切る形となった。周辺ではアパートや住宅の建設ラッシュが続いており、活況は今後も続きそうだ。(鷲巣真大、佐俣勝敏)

 モールのある「かずさアクアシティ」金田東地区は、東京湾アクアライン・木更津金田インターチェンジから出てすぐの立地条件の良さもあり、大型店の出店が続いている。

 昨年7月にはスーパー「ベイシア」が開店し、12月には複合商業施設「カインズモール」、今年2月には大型家具店「東京インテリア家具」もオープンし、モールと合わせた4施設の店舗面積は、計約5万8000平方メートルに上る。

 県経営支援課も「短期間にこれだけ出店が続く地域は県内では他にはない」と驚くほどだ。今年度中に、カー用品店を中心とした複合商業施設や家電量販店なども開業する予定で、将来的にはモールも店舗数を現在の171店から200〜250店まで増やして、アウトレットとして国内最大級の規模を目指す。

 東京インテリア家具木更津店の川島清史店長(42)は「それぞれの施設で客が行き交うなど相乗効果が出ている。今後も商業施設などが進出してくるので、さらに効果が高まる」と期待している。

 商業施設の集積を受け、周辺では集合住宅の建設や分譲地の販売などが好調に推移している。ベイシアの開店で食品売り場ができ、暮らしやすくなったこともこの流れを加速させる。

 地元の「epm不動産」(木更津市東太田)では、アパートへの入居や問い合わせが増加。仲山貴史店長(36)は「賃貸価格が徐々に値上がりしており、今後も人口の増加に期待が持てる」と話す。

 住宅建設の波は、隣接する袖ケ浦市や君津市にも広がり、特にJR袖ケ浦駅の海側では区画整理も始まり、「土地の分譲や住宅建設の話が続々とあがっている」(地元の不動産業者)。

 商業施設の立地や住宅建設の増加は雇用にもつながる。ハローワーク木更津の2月の有効求人倍率(季節調整値)は1・12倍と1倍を超え、県平均の0・66倍を大きく上回っている。

 新住民には神奈川県や東京都への通勤者も目立ち、木更津市は「通勤が便利になり、都会で働きながら海や山など自然に囲まれて暮らせる場所」などとアピールして、県内外からの転入をさらに増やしていきたい考えだ。

 ちばぎん総合研究所の弓野武郎(きゅうのたけお)経済調査部長は「モールの開店を契機に一大商業地帯が形成され、明らかに住宅開発や雇用などに好影響を与えている」と分析。「お互いへの相乗効果や周辺への波及効果も高く、今後も地元経済にとってプラスの効果が期待できる」としている。

(2013年4月13日 読売新聞)

2142チバQ:2013/04/15(月) 21:57:26
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130415/bsd1304151828005-n1.htm
神戸ハーバーランドの新商業施設「ウミエ」18日開業 イオングループが運営2013.4.15 18:26

報道関係者に公開された「神戸ハーバーランドumie(ウミエ)」の「サウスモール」内部=15日、神戸市中央区【拡大】

 神戸市中央区に完成した商業施設「神戸ハーバーランドumie(ウミエ)」が15日、報道関係者に公開された。開業は18日午前9時半。

 地上6階建ての「サウスモール」は昨年3月に閉店した百貨店「神戸阪急」を大幅に改装。隣接する商業施設「モザイク」などと合わせ、施設全体を明るい色調で統一した。イオン傘下のイオンモールが運営する。

 スウェーデンのカジュアル衣料品店「H&M」や地元神戸の洋菓子が楽しめる「カフェ モロゾフ」など225店が出店し、九つのスクリーンを持つ映画館も入る。

 19日には近くに「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」もオープンする。

2143チバQ:2013/04/15(月) 21:59:04
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130413ddlk12020106000c.html
イオンモール木更津:14年秋開業 「アウトレットと共存共栄」 地元食材のカフェ/動物病院/ペットホテル /千葉
毎日新聞 2013年04月13日 地方版


40年近く塩漬けだった新日鉄住金の未利用地。イオンによる大型商業施設の建設計画で、ようやく日の目を見ることになる=木更津市築地で
拡大写真 イオングループは、14年秋の開業を目指し、木更津市築地1に大型商業施設「イオンモール木更津(仮称)」の建設を決めた。県内の同グループ運営の大型施設としては、建築中の「イオンモール幕張新都心」に続き、10カ所目で最大級となる。建設予定地は、40年近く未利用のまま“塩漬け”された空き地。ようやくの活用に「地域の活性化につながる」として、地元の期待は高まっている。

 計画では、敷地約28ヘクタール、延床面積約9・4ヘクタールで、テーマは「訪れるひと、住まうひと、皆がつどい交流するまち」。ショッピングモールを核に、各自治体の特産品販売を行う「房総一市町村一店村」や地元食材を扱ったカフェ・レストランのほか、南房総地域で唯一となる複合映画館(シネコン)やフィットネスクラブ、動物病院、ペットホテルなどペット関係一式を備えた「ペットワールド」などを併設。レンタル自転車を行い、富津の海岸をサイクリングで楽しんでもらうなど特色を出していくという。

 また、地元の市民がどんな店の出店を希望しているかの調査を行っており、今後、計画に反映していく予定だ。6000台収容の駐車場を整備し、JR木更津駅などからのシャトルバスの運行も検討している。

 建設予定地は40年近く、使われていない空き地。京葉工業地帯の一部として県企業庁が1968〜74年にかけて埋め立てたもので、工場を建設するため新日本製鉄(現新日鉄住金)君津製鉄所が購入。しかし、工場設備の効率化で新工場を建設する必要がなくなった上、土地の利用が工業目的に限られていたため、手つかずの状況が続いていた。

 転機は04年。新日鉄側の「地域のために利用してほしい」との意向もあり、木更津市が「みなと木更津再生構想」を策定した。築地の未利用地にショッピングやアミューズメントなどの大型集客施設を建設し、木更津湾やJR木更津駅周辺の地区と連携し、中心市街地のにぎわいを取り戻そうという計画だ。計画に基づき市は07年、県の許可を得て商業施設を建てられるようにし、未利用地の活用を図った。イオンも、館山自動車道の木更津南インターチェンジ近くで交通アクセスがよい広い土地として、新たな出店候補地として模索。09年ごろ、この未利用地を新日鉄から賃借し、本格的に大型商業施設の計画に乗り出した。

 しかし、またもや難題が持ち上がった。予定地の北北東約8キロに三井アウトレットパーク木更津(同市中島、昨年4月にオープン)の建設計画が浮上。商圏が重なるため、イオンは進めていた建設計画を凍結、アウトレットとの違いを出すため計画の再検討を余儀なくされた。今回の計画では、日用品を充実させ、映画館など身近な娯楽施設を併設、サービス向上を図る方針を打ち出し、「ブランド志向のアウトレットと住み分けができる」(イオン関係者)という。

 イオンの開発計画を受けて、木更津市の水越勇雄市長が「新たなまちのシンボルと(アウトレットがある)金田地区との相乗効果がもたらす経済効果に大いに期待している」とコメントするなど、地元では歓迎ムードが広がっている。【荻野公一】

2144チバQ:2013/04/16(火) 22:20:27
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130416/chb13041615050000-n1.htm
三井アウトレットパーク木更津、来年夏に3割増床 首都圏最大店舗に
2013.4.16 14:10

三井アウトレットパーク木更津2期のイメージ
 三井不動産は16日、昨年4月に開業した商業施設「三井アウトレットパーク木更津」(千葉県木更津市)について、来年夏を目標に、店舗数を現在の174店から約220店へ増やすと発表した。

 今年9月から増床工事に入り、売り場面積を現在の約2万8千平方メートルから約3万6500平方メートルへ約3割増やす。増床後は、同社が首都圏で展開する5つのアウトレット施設で最大の店舗数となる。

 また、開業初年度(昨年4月13日〜今年4月12日)の売上高は、開業時の想定(330億円)より2割以上多い410億円を超える規模となった。同社は「首都圏の広い範囲からお客さまがお越しいただいた結果」と分析している。

2145チバQ:2013/04/19(金) 18:48:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20130418-OYT8T01573.htm
[クローズアップ]コンビニ、県内出店攻勢

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手頃なサイズのカット野菜などが並ぶ(ファミリーマート長野東和田店で)


 女性の社会進出や、高齢化に対応する形で、県内でもコンビニエンスストアが出店攻勢を強めている。自宅から歩ける距離に立地し、生鮮食品や総菜を充実させている。コンビニ大手4社がこの1年間に県内に新規出店した数は約60に上る。地元スーパーは警戒感を強め、品ぞろえなどで対抗する構えだ。(中村和裕)

 ■スーパー化

 住宅街が広がる長野市の国道18号沿いに昨年8月にオープンしたファミリーマート長野東和田店。店に入るとすぐに、ニンジンや玉ネギ、ジャガイモ、ゴボウなど新鮮な野菜を盛りだくさん収めたかごが目に入る。会社帰りの女性や高齢者が野菜を手にとって品定めをする光景はスーパーと変わらない。

 中へ入っていくと、ハーフカット野菜などを集めた冷蔵棚があったほか、コロッケやから揚げ、シューマイなどのお総菜コーナーもあった。野菜も「丸ごと」から「食べきりサイズ」まできめ細かい品ぞろえだ。

 「近くにスーパーがないので『ミニスーパー』を目指した」と店長の堀誠司さん(46)。毎月第2、4土曜に駐車場で行う「野菜市」には多くの人が集まり、10万円近く売り上げる日もあるという。

 ■戦略練って

 「ミニスーパー化」は今や全国的な傾向。セブン―イレブンは、カット野菜のほか牛乳や豆腐、納豆など、スーパーが強みとしてきた生鮮、加工食品の品ぞろえを強化。サークルKサンクスは今年、「遠くのスーパーより近くのコンビニ」(広報担当者)を目標に掲げ、新規開店の3割を「ミニスーパー型」とする。

 長野市でも場所によっては、近くに店がなく、車がないと買い物に不便な地域がある。1人暮らしの世帯も増加傾向で、コンビニの戦略がことごとく集客増につながっているようだ。

 最近では、県内初進出が2005年と出遅れたファミリーマートの攻勢が目に付く。年5店前後だった増加ペースは昨年度は25店と5倍に加速した。広報・IR部の担当者は、「年内に100店体制に持ちこみたい」。他社に先んじて優良立地を押さえる構えだ。

■迎え撃つスーパー

 地元スーパー各社は、こうしたコンビニの出店攻勢に警戒を強めている。

 県内で38店舗を展開する「アップルランド」(松本市)は、「生鮮食品の取り扱いは脅威。ライバルが増えることには間違いない」(業務部)と警戒。目立った影響は出ていないが、「品ぞろえ、価格、鮮度でコンビニとの差を広げていきたい」(同)とする。

 32店舗を展開する「マツヤ」(長野市)によると、コンビニ店の進出により、近年、お菓子やカップラーメンなどの加工食品の売り上げが鈍っているという。「いくつも出店されれば影響はさらに広がるだろう。スーパーの生きる道は、『旬』や『地場』の食材を充実させた多彩な品ぞろえだ」(常務)としている。

(2013年4月19日 読売新聞)

2146チバQ:2013/04/20(土) 14:08:30
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130420/wec13042012010002-n1.htm
【ビジネスの裏側】
H&Mが惚れ込む関西 カジュアル“北欧の雄”、「出店まだまだ足らん」
2013.4.20 12:00 (1/3ページ)[ビジネスの裏側]

大阪・心斎橋に出店したH&Mの関西旗艦店(右)。向かいにはユニクロ心斎橋店がある=大阪市中央区(門井聡撮影)
 スウェーデンのカジュアル衣料ブランドチェーン「H&M」が、関西の中心部に相次いで3店舗を開業した。大阪・ミナミにはすでに2店舗構える同チェーンだが、4月13日に心斎橋に関西の旗艦店をオープンし、さらに梅田、神戸へと展開。一気に関西攻勢を仕掛けた戦略とは?


競合店が集客してくれる


 H&Mは13日、大阪の繁華街・心斎橋の中心地に、日本最大級の店舗をオープンさせた。店舗面積は約3千平方メートル。ビルの地下1階から4階まですべてがH&Mの店舗で、男性用、女性用、子供用の服のほか、アクセサリーや下着類など、H&M製品がほぼそろう店舗となった。

 18日開業の神戸ハーバーランドumie(ウミエ)店、19日の梅田店も、それぞれ1700平方メートル、2千平方メートルとかなり大規模だ。

 また、平成22年に開業した戎橋1号店(大阪市中央区)と隣の2号店のうち、2号店は6月にリニューアルし、日本初出店となる、傘下の「MONKI」「WEEKDAY」の2ブランドの店舗を開業させる予定だ。

 H&Mは、平成20年に日本第1号店を銀座に開店。その後首都圏を中心に出店し、現在は国内に約30店舗構える。一方、関西ラッシュ前の既存店は、戎橋の2店舗と、甲子園店(兵庫県西宮市)の計3店だったが、首都圏と比べればまだ未開拓の状態だ。

 心斎橋店が立地する心斎橋筋商店街は近年、ユニクロやスペインの「ZARA(ザラ)」といったライバルのカジュアル衣装チェーン店が相次いで進出し、若年化、カジュアル化が顕著になっている。H&Mはこれを“競合多数”ではなく、集客力向上のいい環境と、とらえたのだ。


関西にはポテンシャルがある


 首都圏に次ぐ人口をもつ関西圏への展開について、H&M日本法人のクリスティン・エドマン社長は「関西はファッション市場として、まだまだポテンシャルが高い」と語る。

 今回、H&Mが心斎橋店と梅田店を開業したのは、西日本を代表する商業地である大阪・キタとミナミのど真ん中。これは、H&Mが得意とする手法だ。

 海外のカジュアル衣装チェーンが勢いを増している要因のひとつに、イメージ戦略の成功が大きい。安い服は「恥ずかしい」「格好悪い」というネガティブなイメージを払拭するため、日本初出店が銀座の中心部だったように、まずインパクトの強い大都市の大通りに構える。

 一方、日常的に訪れてもらうための店舗としては、都心部ほど賃料の高くない郊外型のショッピングモールに戦略的に出店するという戦略だ。

 出店ラッシュにはもうひとつの効果が見込める。心斎橋筋商店街は観光名所の道頓堀と隣接し、アジアからの観光客にも人気が高い。関西国際空港は格安航空会社(LCC)の国際線の就航も増加しており、関西は日本人だけではなく、外国人観光客にもブランドをアピールできる。2度おいしい好立地だ。


店舗数はまだ足りない


 H&Mのようなカジュアル衣装チェーンは、ファストファッションと呼ばれ、商品の回転の速さが特徴だ。最新の流行を取り入れたファッションを、こなれた価格で次々と短期間で展開していく。在庫を持たないため、数週間前に並んでいた服がないというのは通常の光景だ。

 今回開業した心斎橋店は、戎橋店とわずか1キロの距離にあるが、同士討ちで顧客の奪い合いになる可能性について、エドマン社長は「気軽にいつでも立ち寄れる場所にあるのが理想。まだまだ足りないくらい」と気にしていない。

 実際、日本の約30店に対し、H&Mはすでにドイツで400店、イギリスで220店を展開する。今回の3店舗の同時期開業を機に、関西展開はさらに加速していくだろう。(阿部佐知子)

2147荷主研究者:2013/04/21(日) 10:04:55

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303120031/
2013年3月13日 神奈川新聞
京急川崎に「商業施設とホテル」の駅ビル、15年度開業/神奈川

京急川崎駅に計画中の駅ビルのイメージ図(京急電鉄提供)

 京浜急行電鉄は12日、川崎市川崎区の京急川崎駅に駅ビルを建設すると発表した。商業施設とビジネスホテルからなる建物で地上12階建て、延べ床面積は約9千平方メートル。2013年度上期に着工し、15年度中の開業を目指す。

 建物は、同駅中央口改札と直結。大師線ホーム上部にも商業施設を展開させる。1〜5階には商業施設、3〜12階には同社のグループ会社が運営するビジネスホテル「京急EXイン」が入る。商業施設への出店店舗は未定。ホテルの客室数は170室を予定している。

 同社は12年10月、京急川崎駅とJR川崎駅を結ぶ歩行者専用道路沿いの高架下に京急ストア川崎店を開業。大師線港町駅前では総戸数1408戸の大規模マンションを建設しており、人口が増加傾向にある川崎エリアの開発に注力している。

 JR川崎駅では、駅へのアクセス性の向上と東西自由通路の混雑緩和などのため、北口自由通路と新たな改札口の整備が進められており、京急電鉄は駅周辺の回遊性が向上することで集客が見込めると判断した。

 同社広報は「川崎エリアの新しい玄関口として駅利用者の利便性向上と駅周辺のさらなる活性化を図っていく。羽田空港や都心へのアクセスも良好であり、宿泊客も取り込んでいきたい」と話している。

2148荷主研究者:2013/04/21(日) 10:11:29

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303150018/
2013年3月15日 神奈川新聞
相模大野駅西側地区に「bono」オープン、にぎわい創出へ/神奈川

15日にグランドオープンした「bono相模大野」=相模原市南区相模大野

 相模原市などが進めてきた相模大野駅西側地区の再開発事業で、中核の大型複合施設「bono(ボーノ)相模大野」が15日、同市南区相模大野にグランドオープンした。関東や県内初出店を含め、計約180店舗が入る。既存の駅ビル「小田急相模大野ステーションスクエア」や「伊勢丹・グリーンホール相模大野」とともに、第3の拠点としてにぎわい創出を担う。

 市によると、約3・1ヘクタールの敷地は市街地再開発では県内第4位の規模となる。1990年に事業を開始し、進出予定だった大手百貨店が辞退するなど紆余(うよ)曲折があったが、2006年に野村不動産の参加が決まったことで弾みがついた。

 衣・食・住の機能がそろうのが特長。同社や地権者などが手掛ける商業エリアは小売・飲食など180店が出店、市内初のパスポートセンターや、駅周辺で最大の健診施設「ヘルス・サイエンス・センター」なども市民の暮らしを支える。計約430戸の分譲・賃貸住宅も備えている。

 式典では加山俊夫市長が「相模原を代表する中心商業地をつくろうと取り組んできた。最後のピースがはまった」と語った。

 市はbonoを、既存の駅ビルなどとともに「三核」の一つと位置付ける。今後、連絡路を新設するなどし、回遊性を高めることで一層の活性化を図る。

2150チバQ:2013/04/21(日) 10:43:21
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130418/wec13041811350002-n1.htm
【開業グランフロント大阪】
(上)丸の内超える「大梅田」へ 関西の起爆剤に賭ける思い
2013.4.18 11:33 (1/3ページ)[再開発]

大阪駅の北部にも広がる“大梅田(だいうめだ)”エリアと「グランフロント大阪」
 JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」で、26日の開業まで1週間あまりとなった複合ビル群「グランフロント大阪」で18日、竣工式が開かれた。グランフロントの開発にあたる12社を束ねた幹事会社、三菱地所社長の杉山博孝は「優れた設備と機能を誇るビルが完成した」と感慨をあらわにし、玉串の行方を、遠くをみるような表情で追った。

 同ビル内に設けられた約1千平方メートルの7層吹き抜け空間で行われた式には、開発事業者全12社の経営トップをはじめ関係者ら約100人が出席し、成功を祈った。

 グランフロント大阪は平成22年3月に着工。4棟の高層ビルにはオフィスや店舗、ホテルなどが入居し、中核施設「ナレッジキャピタル」は国内外の企業や研究者らの集積による新技術の創出が期待されている。

 “最後の一等地”と評された「うめきた」。構想開始から四半世紀かけて進められた大プロジェクトだ。ただ、1980年代から構想がなされた再開発には曲折もあった。

 JR貨物駅の移転問題が難航したほか、地権者が異なるゾーンごとに2回に分けて開発事業者の選定を行うなど、大阪市や関西財界も積極的に関与した。土地が切り売りされて一体感のない開発となることへの懸念からだ。

 グランフロントは、官民が一体となって作り上げた大阪の新たな“顔”にほかならない。


すべて一流でもバラバラの「汐留」…失敗をもとに


 うめきたと同様に、昭和62(1987)年の国鉄民営化に伴う債務削減で再開発が行われた東京・汐留地区(31ヘクタール)。だが、平成14(2002)年に街開きした汐留は、都市開発の失敗例と酷評された。

 汐留には全日本空輸やソフトバンク、電通など大企業が超高層の本社ビルを置き、米高級ホテル「コンラッド東京」や複合商業施設が並んだ。しかし、一流の設計者と施工者が工夫を凝らした建物ひとつひとつは優れていたが、全体の形や向きがバラバラで、都市としての統一感を欠いた。

 建築家の隈研吾は「主導的な立場の企業がなく、進出企業が個別に開発した結果だ」と指摘する。

 三菱地所も汐留の開発に携わった。その経験を踏まえ、杉山は「12社の強みを最大限生かし、プロジェクトをとりまとめた」と打ち明ける。

 グランフロントでは昨年、街づくりを一元的に担う一般社団法人「グランフロント大阪TMO」を設立。同様の組織は東京・丸の内の再開発でも設置されたが、完工前に組織化するのは異例だ。杉山は「グランフロントで本当の街づくりをやる」と強調する。


二子玉川、西北…「駅前」好調を大展開


 駅に近接した大規模商業施設を核に暮らしや文化、憩いなどを備えた住みたい街をつくる。東京・二子玉川や兵庫・西宮などの成功事例を踏まえ、グランフロントの商業開発を担当する阪急電鉄社長の角和夫は「うめきた、グランフロントの街づくりを“大梅田”全体にひろげたい」という。

 JR大阪駅を中心に、西梅田や茶屋町、中之島付近までを含む半径1キロ圏内の活性化を図る「大梅田構想」は、関西経済連合会などが関西の都市再生と経済振興の鍵と位置づける。ファッションや雑貨、飲食店など266店を誘致したグランフロントは、大梅田の起爆剤でもある。

 オフィスが立ち並ぶ東京の中心地、大手町、丸の内、有楽町をあわせた“大丸有”は120ヘクタール。対する大梅田は190ヘクタールと、規模では東京を上回る。

 大阪、そして関西の新たな牽引(けんいん)役となるグランフロントの開業。それは将来の首都機能の代替にもつながる、新たな街の誕生でもある。角はこう強調した。

 「うめきたは『国家プロジェクト』としてもいいぐらいだ」





 グランフロントがオープンし、うめきたが街開きする。大阪、関西はどう何が変わるのか、その展望を占う。

(敬称略)


=続く

2151チバQ:2013/04/21(日) 10:44:20
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130419/wec13041910590001-n1.htm
【開業グランフロント大阪】
(中)NYやパリよりすごい梅田の潜在力 浮沈握るナレッジキャピタルの成否
2013.4.19 10:52 (1/3ページ)[再開発]
 駅を一歩出ると未来都市を思わせる高層ビル。カジュアルな衣装に身を包んだ学生やデザイナーが、街角のカフェでくつろぎ、その横を、スーツ姿の外国人技術者やビジネスマンが行き交う−。7年前、JR大阪駅北側に広がるコンテナヤードを見下ろしたオリックス不動産会長の西名弘明は、貨物列車の向こうにこんな風景を思い描いた。

 「ニューヨークやパリにも、駅前でこんな広い土地は残されていない。大きなポテンシャルを秘めている」−。西名が夢想した街が、26日に先行開業するグランフロント大阪の産学連携施設「ナレッジキャピタル」だ。

 西名は、最先端の技術や産業が集う“知の集積地”を再開発の核に定めた。ヒントを得ようと、シンガポールに足を運び、情報・コンテンツ産業の振興を図る「メディア開発庁」などを視察した。その上で西名はこう考えた。「日本独自のオリジナルを作りたい」

 2年ほど前から企業の研究員や学生などを集めて毎週、交流の場を作った。そこで方向性がみえてきた。ナレッジキャピタルには、KDDIや積水ハウスなど企業をはじめ、大阪大学や慶応大、大阪市など計75社・団体の“衆知”を集めて、国内外からの集客を目指す。他の大規模再開発事業にない、グランフロントの独自性の象徴だ。


「大阪イノベーションハブ」の誕生


 「イノベーションに最も開かれた街を構築することを宣言します」

 大阪市内で2月に開かれた「国際イノベーション会議」。ステージに立った橋下徹大阪市長は、ややたどたどしい英語でこうスピーチした。国内外から起業家や投資家など約400人が参加した同会議で、橋下市長はナレッジキャピタル内に市が設置する起業支援拠点の名称を「大阪イノベーションハブ」とすることを発表した。

 また大阪府、市は3月、ナレッジキャピタル内の国際会議場運営会社に対し、地方税の減免などを最大ゼロとする「関西イノベーション国際戦略総合特区」の特例制度を適用。行政もナレッジキャピタルがもたらす関西の活性化に、強い期待を寄せる。

 特区を推進する関西経済連合会もPRに躍起で、昨年4月に「プロジェクト説明会」を開催し、会員企業に対してナレッジキャピタルへの入居などを呼びかけた。「関西が一丸となって取り組み、関西経済の活性化に寄与するようにしたい」(関経連)との思いからだ。


入居は貸し床面積の2割程度…


 多様な人や組織が集まり、新たな技術やビジネスが生まれれば、国内外の企業が出会いを求めてグランフロントに集まり、停滞が懸念される関西経済の浮揚につながる。だが、こうした思惑とは裏腹に、実際の企業の動きは決して芳しくない。

 グランフロントのオフィス棟のうち、入居が決まったのは貸し床面積の2割程度に留まる。三菱地所社長の杉山博孝は「(街が)動き出してからだ」とおうように構えるが、裏を返せばナレッジキャピタルの真価が、企業に十分伝わっていないことの証しでもある。

 グランフロントの独自性を象徴するナレッジキャピタルが成功しなければ、他地域の再開発事業と差異化は難しい。

 ナレッジキャピタルに情報発信拠点「住ムフムラボ」を開設する積水ハウス会長の和田勇は「今はただハコモノを作る時代ではなくなった」と指摘した。ナレッジキャピタルという“器”にどんなソフトを注ぐか。問われるのは産学官の智恵だ。

(敬称略)


=続く

2152チバQ:2013/04/21(日) 10:45:05
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130420/wec13042018010003-n1.htm
【開業グランフロント大阪】
(下)世界の都市間競争を勝ち抜けるか 関西の中核都市開発、鍵握るスピード
2013.4.20 17:50 (1/4ページ)
 3棟の高層ビルの屋上をプールが屋根のようにつなぐ。シンガポールで3年前にオープンした大型リゾート施設「マリーナ・ベイ・サンズ」。ホテルやカジノ、商業施設などを備えたこのリゾート施設は、世界中から集まった観光客やビジネスマンでにぎわう。

 森記念財団都市戦略研究所が昨年10月に発表した「世界の都市総合力ランキング」で、シンガポールは前年と同じ5位をキープした。アジアの中核都市となったシンガポールに対し、大阪は順位を2つ下げ、17位に終わった。

 韓国・ソウルや中国・上海市など、競合するアジアの都市が成長を続ける中、「アジアの玄関口」を掲げる大阪の国際競争力は、相対的に失われつつある。

 「シンガポールの人口は約500万人だが、関西圏の人口は1700万人程度。東南アジアにはない歴史の集約もある」

 JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた」に26日、開業する複合ビル「グランフロント大阪」の開発に携わった竹中工務店会長の竹中統一は、大阪、そして関西の強みをこう強調する。

 グランフロントは、大阪の国際競争力を引き出す切り札ともいえる。観光だけでなく、ビジネスの拠点としての機能を兼ね備えた新たな街が順調に発展すれば、日本を代表する玄関口となりうる。


2期計画は手つかず…国家プロジェクトに


 「関西の発展を牽引(けんいん)するだけでなく、わが国の国際競争力を強化する」

 9日、首相官邸で安倍晋三と会談した大阪市長の橋下徹は、うめきたを国家プロジェクトとして開発するよう、国の支援を求める要望書を提出した。

 グランフロントの開業でうめきたの先行開発区域(1期)は一つの区切りを迎えた。だが、残る2期開発区域(約17ヘクタール)の開発計画はまだ手つかずだ。

2153チバQ:2013/04/21(日) 10:45:29
 大阪府・市は2期区域について、緑地化を基本に検討を進めている。だが、当初平成26年度中に決定する予定だった開発計画について、府市は19日、決定手順の変更などから27年度にずれこむ見通しを示した。独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が26年度末までに更地化して売却する土地の購入方法もまだ定まっていない。

 橋下は国への要望書で、土地を都市再生機構(UR)や地元財界が設立する会社が取得する案を提示。融資制度の拡充や不動産取得税の減免など、国の支援措置で用地取得を迅速化し、緑地部分の面積や時期が固まれば、府市が改めて用地を取得する考えだ。

 ただ900億円近いとも試算される取得額に対し、関西経済連合会などは負担に慎重な姿勢だ。建築家の隈研吾は「(関西などの都市は)全体的な開発のスピードで、シンガポールや上海にはかなわない」と、計画の遅れに懸念を示す。


「最後の一等地」開発で世界に存在感


 「うめきたが失敗すれば大阪、関西は駄目だということになる」と大阪市の幹部は打ち明ける。関西経済の地盤沈下が叫ばれる中、“最後の一等地”と評されるうめきたの再開発を置いて、もはや関西が世界の都市の中で存在感をアピールできる機会はない。

 金融機関として唯一、開発事業者に参画した三井住友信託銀行副会長の向原潔も「2期にどう貢献できるかは考えてはいないが、推移は注視したい」と強く関心を寄せる。日本を代表するアジアの“表玄関”の完成には、グランフロントと一体となった2期開発が不可欠だ。

 グランフロントの開業は、うめきた開発の折り返し地点にすぎない。東京一極集中という日本の現状を改め、関西が激化する世界の都市間競争を勝ち抜くためには、スピード感のある開発が必要だ。

(敬称略)


 


 

この企画は中村智隆、田村慶子が担当しました。

2154荷主研究者:2013/04/21(日) 11:58:18

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420130314hmak.html
2013年03月14日 日刊工業新聞
大阪・梅田の百貨店集積、店舗面積日本一に−政投銀まとめ

 日本政策投資銀行関西支店がまとめた大阪の百貨店業界(複合型商業施設を含む)の展望によると、五つの百貨店が集積する梅田地区の2012年度の店舗面積は、28万1000平方メートルとなる見通しで、日本一の百貨店集積地になることがわかった。12年11月の阪急うめだ本店の改装開業によって、東京・新宿駅周辺(約21万7000平方メートル)を上回った。さらに梅田地区のグランフロント大阪や阿倍野地区のあべのハルカス近鉄本店の開業も控え、大阪市内の商業床面積の増加が見込まれている。

 ただ大阪の百貨店の店舗面積合計は10年度比の1・5倍となる一方で、売り場効率は10年度より低下し、ターミナル利用者自体の減少などの理由で増床が必ずしも売上高増にむすびついていないと指摘している。

 今後の売上高推移は梅田と阿倍野地区の売上高増に対し、難波や心斎橋の売り上げは減少するゼロサムゲームの状況。

2155荷主研究者:2013/04/21(日) 12:13:29

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130320302.htm
2013年3月20日02時42分 北國新聞
北陸でピアゴ5店増 ユニー、3年後めど

 流通大手のユニー(愛知県稲沢市)は3年後をめどに、食品スーパーを核とする業態「ピアゴ」を北陸三県で5店舗増やし、10店舗体制を目指す。グループのコンビニエンスストア「サークルKサンクス」とともに、北陸でシェアの拡大を図る。

 ピアゴには、複数の店舗を集積させた複合型、衣食住の商品に特化した地域密着型、食品スーパー型の三つの形態があるという。敷地面積や商圏の消費動向などのバランスを分析し、どの形態の店舗にするかを判断する。

 ピアゴは現在、石川県に2店、富山県に2店、福井県に1店がある。ピアゴより商圏の広い業態「アピタ」は石川に2店、富山に5店、福井に3店の計10店を展開している。

 サークルKサンクスは北陸三県で50店舗を増やす方針で、北陸での店舗数トップを狙う。北陸三県では、同社が347店(2月末現在)を展開しており、ローソンが374店で1位となっている。

 白山市倉光で新設を予定しているピアゴ店については、来年中の開業を目指す。複合型の商業施設を計画している。

2157チバQ:2013/04/22(月) 23:48:44
テレビの高画質化と同じで、ろくでもないソフトしか用意出来てないのに
ハードを充実させて何の意味があるのかと・・・
http://www.asahi.com/national/update/0422/NGY201304220014.html
2013年4月22日20時14分

映画館「3D」はもう古い? 全国初、名古屋に「4D」


映像に合わせ、座席前の装置から霧が噴射された=22日午後、名古屋市中川区、細川卓撮影

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 映像に合わせて座席が振動したり、風や霧が出たりする体感型の「4D(フォーディー)」映画館が、名古屋市内に登場する。テーマパークではおなじみのアトラクションだが、劇場用映画の施設としては全国で初めてという。22日にマスコミ向けに公開された。

 爆破シーン。座席が大きく揺れ、強い風とともに館内に火薬のような臭いが漂う。観客席から歓声が上がった。

 「4D」とは、視覚的な「3D(立体)」に加え、五感で感じる体感型の上映システム。上映中に席が前後左右、上下に動いたり、振動したりするほか、座席前のバーや壁などから風や香り、煙、霧、シャボン玉を出して臨場感を高める。

 公開されたのは、名古屋市中川区の映画館「中川コロナワールド」。112席の座席を4D型に改装した。一般公開は、26日に公開される映画「アイアンマン3」から。入場料は通常映画の場合、基本料金プラス1千円(3D映画なら、基本料金プラス1300円)。

 愛知県中心に展開する運営会社コロナ(同県小牧市)は「新しい設備で若者の映画離れを食い止めたい」。同館で年12本の新作4D映画を上映するほか、全国展開も図りたいという。問い合わせは同館(052・303・8800)へ。(立松大和)

2158チバQ:2013/04/22(月) 23:49:21
http://www.asahi.com/culture/articles/TKY201301220634.html
2013年1月23日10時11分
3D映画、ブーム去って多様化 特徴生かす意欲作も

 【石飛徳樹】「アバター」の立体映像を見た時、多くの人がその迫力に、デジタル3D映画の時代が来ると感じたことだろう。あれから3年。3D大作に目が慣れた観客は早くも離れていき、日本の大手配給会社は事実上撤退した。ただ、新しい動きも国内外で出ている。これから浮くのか沈むのか。

 3D映画も様々だ。かつては派手な飛び出しが主流だった。現在は上品な「奥行き重視型」だ。これだと観客は冒頭こそ立体感を意識するが、物語に没入すればするほど3Dという意識が薄れ、2Dを見ているのと変わらなくなる。

 ところが、ドキュメンタリー映画「フラッシュバックメモリーズ3D」(公開中)は、立体感が最後までなくならない。3D映像が、背景に2Dで流れる別の映像と比較して見られ続けるからだ。

2159チバQ:2013/04/24(水) 22:17:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20130423-OYT8T01541.htm
天文館の映画館が苦戦 天パラ1周年



開業1周年を迎える天文館シネマパラダイス



寄付を呼びかけるガーデンズシネマ代表理事の黒岩さん 鹿児島市・天文館にある映画館が苦戦を強いられている。5月に開業1周年を迎える複合映画館「天文館シネマパラダイス」(天パラ)は、福岡大(福岡市)による開業後半年時点の調査で、7割が「利用したことがない」と回答している。天文館の映画の灯を守り続けられるかは、映画ファンのニーズをつかめるかどうかにかかっているようだ。(西田忠裕)

 調査は昨年11月、福岡大都市空間情報行動研究所が実施。天文館地区とJR鹿児島中央駅地区で聞き取りを行い、355人(16歳以上)が回答した。

 調査結果によると、天パラは80・5%が「知っている」と回答。年代別では、30〜40歳代で87・1%と高く、50歳代以上は75・3%。開業半年間での利用者は全体の3割で、利用回数は平均で0・85回だった。

 中央駅横のアミュプラザ鹿児島に入る複合映画館「鹿児島ミッテ10」との比較も調べた。印象を10項目で尋ねたところ、天パラが上回ったのは「映画館がきれい」のみ。「公共交通の便がよい」「最新の映画を上映している」など5項目で10ポイント以上の差が付いた。

 天パラの来館者数は3月末現在、累計で9万8415人。目標とした年間20万人達成は厳しい状況だ。同研究所の齋藤参郎教授は、利用者増には〈1〉最新作などの上映を増やす〈2〉天文館地区の買い物や飲食店の情報提供――などが重要と指摘する。

 調査を依頼した「We Love 天文館協議会」の牧野繁会長(57)は「映画館は街に必要な施設。商店街とも連携し、集客に結びつけたい」と話している。

<ガーデンズシネマ寄付募る>

 鹿児島市のマルヤガーデンズに入るミニシアター「ガーデンズシネマ」は28日で3周年を迎える。運営する社団法人「鹿児島コミュニティシネマ」は設備のデジタル化のため、寄付金を募っている。

 デジタル撮影が進み、新作を上映するには設備の導入が必要となった。21日現在で約189万円が集まっているが、目標の550万円には届いていない。

 複合映画館が主流となり、天文館でも2006年、映画館が一時なくなったこともある。代表理事の黒岩美智子さん(54)は「多くの出会いに支えられた。映画の面白さを伝えるためにも、頑張って運営を続けていきたい」と話す。

 問い合わせは同シネマ(099・222・8746)へ。

(2013年4月24日 読売新聞)

2160チバQ:2013/04/24(水) 22:49:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130424-00000507-san-bus_all
人の流れが変わる? 周辺商業施設の競争激化 グランフロント大阪
産経新聞 4月24日(水)7時55分配信



グランフロント大阪内覧会 「オーバカナル」の外の公道に置かれた籍=23日午後、大阪市北区(撮影・安元雄太)(写真:産経新聞)
 JR大阪駅北側の再開発地区うめきたで26日開業する複合ビル群「グランフロント大阪」では、専門店街「ショップ&レストラン」も話題を集めている。「日本初」や「関西初」を冠したファッション店や飲食店を多く誘致したのが特徴だが、大阪駅一帯は既に百貨店や大型商業施設が密集する全国屈指の激戦区。新施設の登場でさらなる競争激化が予想されている。

 グランフロント大阪と直結する大阪駅一帯には商業施設が密集。阪急百貨店梅田本店や阪神百貨店梅田本店、大丸梅田店、JR大阪三越伊勢丹の4百貨店だけで店舗面積が約26万平方メートルに上り、国内最大のターミナルの東京・新宿駅周辺の約21万平方メートルを上回る。

 さらにJR西日本系の専門店街「ルクア」や阪急阪神系の「HEP FIVE(ヘップファイブ)」、「ハービスプラザエント」など入居テナントが100店舗を超える大型商業施設や専門店街がひしめく。最近でも百貨店や商業施設が相次ぎ開業、増床を繰り返す全国的な激戦区だ。

 グランフロント大阪の開業に対する周辺商業施設の見方はさまざまだ。JR大阪三越伊勢丹とルクアについて、JR西の真鍋精志社長は「ルクアは競合するかもしれないが、全体的にみれば、駅周辺を利用する人が増える」と好意的に受け止める。

 一方、大丸梅田店は今年度の売上高を昨秋にリニューアル開業した阪急百貨店梅田本店との競合分と合わせ、約23億円の減収要因になると見込む。同店を運営する大丸松坂屋百貨店広報は「ふたを開けてみないと影響は分からない部分もあるが、販促イベントなどで盛り返したい」と警戒する。

 周辺商業施設にとっては顧客獲得だけでなく、テナント誘致の面でも競争が激化している。グランフロント大阪は、大阪駅直結の立地と広大な敷地面積を確保できるのが強み。テナント側にとっては広い店舗に商品ラインアップを充実させることができるため「無印良品」やインテリアショップ「KEYUCA」などが旗艦店を出店した。今回、大阪駅南側などから人気ブランドなどがグランフロント大阪に移転したケースも目立つ。

 大阪駅周辺には4百貨店とともに、北東の茶屋町、南西の西梅田など既存の人気エリアにそれぞれ商業施設が展開しているが、グランフロント大阪に入居するテナントの関係者は「大阪駅周辺でこれだけの規模の商業施設はなく、集客力を考えて進出を決めた。新施設の誕生で周辺の人の流れがまったく変わるかもしれない」と話している。

2161チバQ:2013/04/24(水) 22:50:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130424-00000506-san-bus_all&pos=2
「日本初」「関西初」が目白押し グランフロント大阪の専門店街
産経新聞 4月24日(水)7時55分配信



グランフロント大阪内覧会 「オーバカナル」の外の公道に置かれた籍=23日午後、大阪市北区(撮影・安元雄太)(写真:産経新聞)
 26日に街開きを迎えるJR大阪駅北側うめきたの複合ビル群「グランフロント大阪」で23日、専門店街「ショップ&レストラン」が報道関係者に公開された。「日本初」や「関西初」のブランド店や人気ショップの旗艦店が数多く出店。飲食関連でも「午前4時まで営業」や「常設オープンカフェ」など独自のコンセプトを打ち出す店やエリアがめじろ押しだ。(グランフロント取材班)

 ■集客力と話題性

 専門店街は約4万4千平方メートルで、266店が入居する。米国の人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の舞台となったベーカリーカフェ「シティベーカリー」が日本初上陸するなど集客力と話題性のある店舗を取りそろえ、初年度の来場者約2500万人、売上高400億円を目指す。

 ファッション関連店舗でも、既存店に比べ品ぞろえが豊富な旗艦店など、いわゆる“ここだけショップ”が充実している。

 最も注目を集めたのが、日本初出店となるスペインのインテリア雑貨店「ザラホーム」(北館1階)。約500平方メートルの売り場では寝具をはじめ、衣類や食器など2千〜3千点の商品を販売する。店長は「世界各国のデザイナーが手がけた商品には自信がある」と意気込む。

 米人気セレクトショップの「ロンハーマン」(南館1階)は大阪初出店。さわやかな色合いと落ち着き感のあるカジュアル衣料が特徴だ。米ファッションブランド「ラジャンス」「マザー」など、同店向けにデザインされた衣類や靴の限定商品もある。同店の広報担当者は「他のセレクトショップにない独特の視点が自慢」と話す。

 ■独自コンセプト

 一方、飲食関連ではユニークなコンセプトのエリアや店舗が目立つ。

 東京・新宿に次ぎ全国2例目となるのは、歩道に設けられた「常設オープンカフェ」。南館と北館の間を横切る公道脇の幅約11メートルの両側の歩道に、フレンチスタイルのカフェなど個性豊かな4店が出店する。

 施設内飲食店最大の広さを誇る「世界のビール博物館&世界のワイン博物館」(北館地下1階)は250種類以上のビールと200種類以上のワインが楽しめるのが売り。ビール博物館は国内2店目、ワイン博物館は国内初出店だ。店内にはドイツやベルギー、イギリスなどビール大国の雰囲気を再現した6つのバーカウンターも用意した。

 ■朝4時営業も

 北館6階にある飲食エリア「UMEKITA FLOOR」のテーマは“大人のたまり場”だ。午前4時まで営業する飲食店16店は共用通路にテーブルや椅子を配置し自由に行き来できるレイアウトで、「営業時間はとくに始発を意識したのではなく、時間を気にせずに街で店をはしごする感覚を楽しんで」(担当者)という。

 ショップ&レストランの責任者、三輪谷雅明支配人は「これまでの梅田の商業施設になかった自然を感じることができる。多彩な店舗と合わせて、この環境が他との差別化につながる」と自信をのぞかせた。

2162とはずがたり:2013/04/24(水) 23:37:28
>とはいうものの、苦戦はヤマダに限らず、国内の家電量販店業界全体に共通することで2位以下の落ち込みは、さらに大きい。

ヤマダ電機、家電量販王者が国内外で苦戦 12年度は6割超の営業減益、中国事業も見直し
2013年4月22日(月)22:20
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-13755.html
(東洋経済オンライン)
家電量販店のガリバーとして君臨するヤマダ電機が、国内外で苦戦している。

ヤマダ電機は4月22日、前年度(2013年3月期)業績見通しを下方修正した。売上高見通しこそ、従来の1兆7180億円から1兆7040億円(前期比7.2%減)へと小幅な減額にとどまったものの、本業の儲けを示す営業利益見通しは従来の573億円(同35%減)から330億円(同63%減)へと大幅に後退することとなった。

AV機器やパソコンが低迷、値引き競争も激しく

減収減益幅が拡大した理由はテレビ、レコーダーなどのAV機器が想定よりも低迷したうえ、パソコンなど情報機器も伸び悩んだためだ。競合店との値引き競争も激しく、粗利益率を大幅に落とす結果になった。

ヤマダは前年度、大量出店を推し進め、期初の時点では営業利益925億円(前期比4%増)と増益をもくろんでいた。ところが、想定外の家電不振により、昨年11月時点で営業利益見通しを573億円へと下方修正。決算が締まった後で、さらに下振れた格好だ。

とはいうものの、苦戦はヤマダに限らず、国内の家電量販店業界全体に共通することで2位以下の落ち込みは、さらに大きい。ヤマダの減益幅は確かに大きいが、相対的にみると踏みとどまっているほうではある。

ヤマダは同日、中国事業の見直しについても明らかにした。12年3月にオープンしたばかりの南京店について、サプライチェーン構築が思うように進まなかったことなどから5月末で閉鎖する。閉鎖後は他社との資本業務提携、店舗譲渡などを模索しているという。

瀋陽店、天津店については営業を続ける。しかし、反日デモ以降、「積極出店」から「現状維持」へと切り替えた中国戦略を、今度は「見直し」へ切り替えたといえるだろう。南京店閉鎖に伴う損失は未定だが2013年3月期、もしくは14年3月期に在庫廃棄損等を含む一定の特別損失が見込まれる。

(撮影:吉野 純治)

2163チバQ:2013/04/25(木) 22:38:37
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130425-OYO1T00305.htm?from=localtop
うめきたにカフェもある巨大書店…競争激化


店内にコーヒー店(左奥)も併設した紀伊国屋書店グランフロント大阪店(大阪市北区で)=森田昌孝撮影


 26日に開業が迫るJR大阪駅北側の「うめきた・グランフロント大阪」(大阪市北区)に、紀伊国屋書店が梅田一帯で2店目の大型新店舗をオープンさせる。周辺の半径600メートルの地域は、旭屋書店本店の2011年末の閉店後も大型4店が林立している書店激戦地で、各店の競争は激化しそうだ。

 紀伊国屋書店は、わずか400メートル離れた阪急梅田駅そばに梅田本店(売り場面積約3000平方メートル)があるが、これをさらに2割強上回る約3700平方メートルのグランフロント店を南館6階に設ける。

 全国の書店数は出版社・アルメディア(東京)によると約1万4700店で、10年前より約5300店も減っている現状。だが、紀伊国屋書店の担当者は「グランフロント開業で梅田地域の集客力は国内最大級になる。本の需要も拡大するとみている」と強気だ。

 大学や研究機関の拠点が入る同施設の特色を生かして、コンピューターや工学系、デザイン、医学など専門誌のバックナンバーや専門書の品ぞろえに力を入れ、全体で梅田本店(50万冊)より多い80万冊を置く。「スターバックスコーヒー」も併設し、購入した本を読みながら休憩もできる。

 これに対し、梅田本店は新刊や話題書を中心に「トレンドに敏感な店づくりを一層目指す。両店のすみ分けはできている」とする。

 一方で、他店は警戒感をのぞかせる。約6800平方メートルを誇る「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」。ゆったりした店内に200万冊が並ぶが、グランフロント店と同じ大阪駅北側に立地するうえ、「専門書を重視する方向性も重なり、影響に懸念はある」と認める。駅南側の「ジュンク堂書店大阪本店」と連携し、一方にしかない本に購入希望があった場合、その日のうちに届け合うサービスの導入を検討しているという。

 同じく駅南側の「ブックファースト梅田店」は、最も遅い午後10時半まで営業するなどビジネスマンを意識した店に自信をみせ、「客層は重ならない」と、今のところ静観する。

(2013年4月25日 読売新聞)

2164チバQ:2013/04/25(木) 22:41:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20130424-OYT8T01378.htm
イオンモール「駅前」試金石・・・岡山駅南 概要発表

<地上8階地下2階 テナント350店舗>



イオンモール岡山の完成予想図  イオンモールは24日、2014年11月にJR岡山駅南、岡山市北区下石井で開業予定の大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール岡山」の概要を発表した。地上8階、地下2階建て、テナント数は約350店舗で、年間2000万人の来店を見込む。JR岡山駅周辺の既存店では集客効果を期待する一方、駅から東約1・5キロの表町の小売店などは「駅前に人を奪われる」と危機感を強め、新たな対策を練っている。(竹上史朗)

◆「グループ挙げ全力」

 イオンモールはこの日、起工式を行い、その後の記者会見で各フロアの概要を明らかにした。地上1〜4階はファッションや雑貨などのテナント、5階はシネマコンプレックスや600席の多目的ホール。6、7階は30店舗前後のレストラン街を設ける。従来の郊外型では、車での買い物客が中心のため出店が難しかった酒を提供する店も予定している。

 同社にとって、店舗面積約8万8000平方メートルの大規模店を駅前に開業するのは初めて。岡崎双一社長は記者会見で、「岡山は我が社の試金石。グループを挙げて全力で対応し、大阪や神戸に遜色ない先端ファッションを提供する」と強調した。

◆商機にらむ駅周辺

 県道をはさんで東側に位置する岡山高島屋。「駅前を訪れる人が増えるという意味では商機」と見て、昨春から地下1、2階の食品売り場やアクセサリー店、婦人衣料店などを総額10億円をかけて改装中だ。

 同じく、駅ナカや周辺で商業施設を運営する山陽SC開発は、地下街「岡山一番街」を今年2、3月に大幅改装した。「来春も改装をし、ファッション関係を充実させ、イオンにはない魅力を出したい」と同社。

 イオンモールの南約500メートルに岡山店があるイトーヨーカ堂(東京)は、「商品、サービスに磨きをかけ、引き続きヨーカ堂を使おうと思ってもらえるよう努力する」という。

◆集客へ知恵絞る表町

 八つの商店街(約400店舗)からなる「市表町商店街連盟」によると、表町地区の商店街は5、6年前から約50店が閉店したという。大開博之理事長は「何もしなければ駅前に客を持って行かれる」と脅威に感じており、近くに進出する総合病院の見舞客の囲い込みなどを目指し、知恵を絞る。

 同じく表町にある天満屋岡山店。店舗西側の駐車場で収容台数を300台に倍増させる拡張工事中だ。「今後の改装は、イオンモールを意識することになるだろう。上質感を出し、『特別な品物の購入は天満屋で』となるように、品ぞろえやサービスに磨きをかける」とする。

 中村良平・岡山大教授(地域公共政策)の話「イオンモールの出店で駅前は活性化され、競合しない既存店は恩恵を受けるだろう。表町は、駅前と商圏が異なる。差別化を図るべく、品ぞろえなどの面でイオンとは違う個性を打ち出す必要がある」

(2013年4月25日 読売新聞)

2165チバQ:2013/04/26(金) 06:35:34
>>2164
イオンが先端ファッションを提供するだ?
何の、冗談を行ってるんだ?

2167チバQ:2013/04/27(土) 00:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20130425-OYT8T01730.htm
小矢部にアウトレット 15年3月開店目指す



三井アウトレットパークの建設予定地(小矢部市内で)  小矢部市は25日、アウトレットモールを事業展開する三井不動産(東京都)と、市内の国道8号沿いの産業団地に「三井アウトレットパーク(MOP)」を建設することで合意したと発表した。北陸初のアウトレットモールとなり、北陸新幹線が開業する2015年3月頃のオープンを目指す。市にとっては、事前に地権者との交渉を済ませて誘致をアピールする「積極策」が奏功した形となった。

 建設予定地は同市子撫地区の約15・1ヘクタール。今夏にも市が造成に着手し、来夏頃に三井不動産がMOPの建設を始める予定。市によると、富山市や金沢市など、MOPまで2時間以内で到着できる商圏人口を約270万〜280万人と試算。約1000人の新規雇用を見込み、駐車場は2500〜3000台の収容を想定している。

 同社によると、店舗数や建物の設計は未定で、今後、冬季の積雪などを勘案して市と相談して決定するという。同社広報部は「北陸はアウトレットが進出していない、いわば『空白区』。交通アクセスの利便性が高いことも重視した」とする。

 「まさに大願成就。知名度アップ、交流・定住人口の増加など一石『数鳥』の効果があると確信している」。桜井森夫市長はこの日の記者会見で声を弾ませた。

 同市の定住人口は1986年の3万7055人をピークに減り続け、92年からは出生数が死亡数を下回る自然減となり、対策を講じてもなかなか歯止めがかからない。

 市は、アウトレットをにぎわいを創出し、大きな雇用を生む「起爆剤」と位置づけ、複数の業者と交渉段階だったにもかかわらず、用地取得に乗りだした。地権者56人(4法人含む)から同意を得ると、用地を取得したと業者にアピール。誘致にかける意気込みや、良好な交通アクセスなどを訴えてきた。

 ある市幹部は「小さな自治体がこれだけのチャレンジをした意義は大きい」と話す。市の事業費は、団地造成に約28・6億円、上下水道整備などに約10・6億円。

(2013年4月26日 読売新聞)

2168チバQ:2013/04/27(土) 00:53:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000012-piaeiga-movi
TOHOシネマズが高校生料金を1,000円に!“紙ロペ”応援映像独占解禁
ぴあ映画生活 4月26日(金)17時42分配信



“紙ロペ”が久しぶりにスクリーンに登場!で高校生1000円をPR。
TOHOシネマズ株式会社が、6月から運営する全国59の劇場で高校生の映画鑑賞料金を現在の1,500円から1,000円に変更することを発表した。従来、高校生の鑑賞料金は大学生と同一の1,500円だが、価格料金を改定することで高校生の金銭的負担を軽減し、さらに映画館を経験したことのない高校生に対して、より鑑賞しやすい環境を提供する。若者層の映画ファンを応援し、将来の映画ファン育成に貢献することが狙い、とのこと。

“紙兎ロペ”も応援!独占解禁映像とその他画像

料金改訂の発表にあわせ、明日27日(土)からTOHOシネマズが生み出した人気キャラクター“紙兎ロペ”が登場するサービス案内動画が全国のTOHOシネマズで上映される。“紙兎ロペ”は、劇場での予告編の合間に登場する短編アニメーションをきっかけとして映画ファンの間で人気が広まり、2012年には長編映画化もされた“映画館が生んだ”人気キャラクター。映画館での映像としては、昨年の映画化以来久しぶりの登場となる。

2169チバQ:2013/04/27(土) 00:59:42
http://www.asahi.com/business/update/0425/TKY201304250187.html
2013年4月25日16時38分
TSUTAYAとユニクロがコラボ GWの過ごし方提案
書店スタッフもユニクロの「ステテコ」と「リラコ」をはいて接客する=25日、東京都渋谷区の「SHIBUYA TSUTAYA」


スタッフもユニクロの「ステテコ」「リラコ」をはいて接客する=25日、東京都渋谷区の「SHIBUYA TSUTAYA」

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 【平井恵美】DVDレンタルや書籍をあつかう東京・渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA(ツタヤ)」で25日、「ユニクロ」の衣料と本を一緒に紹介するキャンペーンを始めた。ツタヤとユニクロが販売で協力するのは初めて。

 キャンペーンは5月8日まで。ユニクロが、部屋着としても外出用としても使える男性用の「ステテコ」と女性用の「リラコ」(いずれも税込み990円)を展示。ツタヤが選んだ150タイトルの本とあわせて「家の中で旅行気分を満喫」といったゴールデンウイークの過ごし方を提案している。その場ではユニクロ商品を買えないが、本を買うと、近くのユニクロ店舗で割引券として使える100円クーポンをもらえる。

 ユニクロは、他の会社と組んだ販売活動に積極的だ。昨年9月には、家電量販のビックカメラと組んで東京・新宿に複合店「ビックロ」を開き、家電と衣料を一緒に販売している。

2170荷主研究者:2013/04/29(月) 10:05:04

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303300007/
2013年3月30日 神奈川新聞
小田急・海老名駅東口に複合ビル、14年開業/神奈川

仮称・小田急海老名駅東口ビルのイメージ

 小田急電鉄は29日、小田急線海老名駅東口に直結して商業・住宅の複合ビルを建設する、と発表した。駅改札口やコンコースから続くペデストリアンデッキと2階部分で接続する。4月2日に着工し、2014年10月オープンを目指す。

 「仮称・小田急海老名駅東口ビル」は地上11階建て。敷地は同電鉄所有の約3500平方メートル。2棟構成で、本棟は1〜4階が商業施設(延べ床面積約6400平方メートル)、5階以上が賃貸住宅(119戸、同約5300平方メートル)となる。商業施設部分は物販、飲食、サービスなどを予定している。駐輪、駐車場棟は4階建て、駐輪台数252台、駐車台数106台。両棟合計で延べ床面積1万5800平方メートル。

 同駅東口側では、マルイファミリー海老名を核とする大型商業施設ビナウォークを小田急電鉄が運営。駅西口側では区画整理事業がスタートしており、三井不動産が15年10月に「ららぽーと海老名」(仮称)をオープン予定で、商業集積が進んでいる。小田急電鉄では「ビナウォークや、駅ナカ商業施設の小田急マルシェ海老名と一体の商業エリアを形成し、新たなランドマークを目指す」としている。

2171荷主研究者:2013/04/29(月) 10:38:29

http://www.at-s.com/news/detail/618035493.html
2013/3/26 10:01 静岡新聞
「電ビル」、27日に改装オープン 衣料など4店舗

 NTT西日本静岡支店が電電ビル(静岡市葵区御幸町)内に27日改装オープンする商業施設「Den bill」の内覧会が25日、行われた。2010年の閉鎖以来3年ぶりの開業に、市中心街の新たな顔として期待される。

 コンセプトは「大人がおしゃれをして出掛けたくなる店」。地上8階建てビルの1〜2階部分(売り場面積は約1800平方メートル)に、衣料品や飲食関連の約14店舗が開業する予定。外装には駿府城の石垣を意識し、石材を用いた。内装は天井の配管をそのまま見せ、「新しいビルが増える中、古いビルの良さを活用した」(同支店)という。

 内覧会では、1階部分で先行開業する衣料品などの4店舗がお披露目された。同市内でセレクトショップを展開する「セレクトアイカンパニー」が店舗を企画運営し、「大人の女性」を意識した空間を創り出した。化粧品やアクセサリーなども並ぶ。

 施設の運営管理は静鉄プロパティマネジメント(同市)が行う。NTT西日本静岡支店の後岡弘之企画総務部長は「街中の回遊性に貢献し、にぎわいを創出したい」と話す。

2173荷主研究者:2013/04/29(月) 13:26:23

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13651642907010
2013年4月6日(土)茨城新聞
土浦に大型古書店 東日本最大級の30万冊

21店「活字文化知って」

【写真説明】蔵書数は約30万冊で、東日本最大級という「つちうら古書倶楽部」=土浦市大和町

 県内外の古書店21店舗が共同で本を販売する「つちうら古書倶楽部」がJR土浦駅近くに開店した。蔵書数は約30万冊に上り、東日本最大級という。古書業界が衰退の一途をたどる中、同倶楽部代表で古書店「れんが堂書店」(土浦市)を営む佐々木嘉弘さん(58)は「紙と活字の文化をもう一回知ってもらい、昔の本を手に取って古いものの良さを感じてほしい」と話している。

 店舗は同市大和町のパティオビル1階に出店し、売り場面積は約830平方メートル。古書店1店につき1万冊強の本をワゴンに陳列し売る。江戸時代中期の漢籍や昭和初期の探偵小説、昭和の芸能雑誌などの希少本が並び、マニアの心をくすぐる。佐々木さんによると、約9割が絶版本という。

 近くで古書店を28年間営業し続ける佐々木さんは業界の末路に危機感を強めていた。大型チェーンの古本屋の進出やネット販売の拡大などにより、街中にあった古書店は次々と消えている。「どこか広い所を借りて、幅広い品ぞろえの本屋ができれば」と思いを抱いていた。

 イトーヨーカドー土浦店が2月に閉店したのに伴い、駅前ビル「ウララ1」に入る自営の別の古書店も閉めることに。これを機に、本県含め関東や福島など6県の同業者に出店を呼び掛け、実現した。

 3月31日にオープンしたが、開店前から100人ほどが並び、初日は約2千人が来店した。店内は人でごった返す盛況ぶりで、家族連れや若い人の姿もあったという。佐々木さんは「未来がある」と手応えを感じる。

 地元の土浦に愛着を持ち、店名に「つちうら」を加えた。佐々木さんは「今の駅前は閑散として寂しい。大型の古書店を出すことで土浦が注目されれば」と駅周辺の再興に期待を寄せる。「つちうら古書倶楽部」の営業時間は午前10時から午後8時まで。4月中は無休で、5月から第2、4水曜日が定休。問い合わせはTEL029(824)5401。

2174荷主研究者:2013/04/29(月) 14:29:13

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130406/CK2013040602000086.html
2013年4月6日 中日新聞
《経済》えんてつ菊川 全面オープン

◆東遠最大級ショッピングセンター

テープカットでオープンを祝う関係者ら=菊川市のえんてつ菊川ショッピングセンターで

 遠州鉄道(浜松市中区)が開発を手掛けた複合商業施設「えんてつ菊川ショッピングセンター(SC)」のオープニング式が五日、菊川市のJR菊川駅北の現地であった。遠鉄や市、テナント関係者ら約四十人が出席し、テープカットで東遠地域最大級のSCの完成を祝った。

 式であいさつした遠鉄の竹内善一郎社長は「今回の駅周辺開発により、遠鉄は初めて菊川の皆さんとお付き合いすることができた。今後も菊川が発展するよう全力で頑張る」と強調。太田順一市長も「課題だった駅北の住環境整備に加え、雇用の場も確保できてありがたい」と応じた。

 同SCは、遠鉄が地元企業の旭テックから取得した工場跡地など約四万四千平方メートルに建設。売り場面積は約八千六百平方メートルで、食品スーパーの「遠鉄ストア」やホームセンター「カインズホーム」など四店舗が入った。総投資額は約二十五億円。

 各テナントは三月二十七日から順次開店。五日に家電量販の「エディオン」がオープンして四店舗がそろった。遠鉄はSC全体で初年度三十九億円の売り上げを見込む。

2175とはずがたり:2013/05/01(水) 09:21:50

ヤマダ電機、全取締役降格…山田会長が社長復帰
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20130430-567-OYT1T01056.html
2013年5月1日(水)07:40
 家電量販店最大手のヤマダ電機は30日、創業者の山田昇会長(70)が6月27日付で社長に復帰する人事を発表した。

 一宮忠男社長(57)は代表権のある副社長に降格し、全取締役の役職を一段階下げる。会長は空席とする。異例の人事について同社経営企画室は「業績の悪化を反省し、新年度の事業計画を達成するための措置」と説明している。

 ヤマダは、薄型テレビの販売不振などが響き、2013年3月期連結決算の税引き後利益が2月時点の予想より120億円少ない220億円となる見込み。株主への年間配当も当初予定より16円減らして60円とするなど、業績の不振が鮮明となっている。

 山田氏の社長復帰は5年ぶり。新たな収益の柱と位置づける住宅事業や、昨年買収したベスト電器との共同仕入れによるコスト削減など、山田氏主導で業績改善を目指す。

2176とはずがたり:2013/05/01(水) 09:23:36

「サトームセン」完全に消える ヤマダ電機が管理会社を吸収
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130425555.html
2013年4月25日(木)13:39

 ヤマダ電機は25日に取締役会を開き、100%子会社の「サトームセン」と「ダイクマ」の2社を5月31日付で吸収合併すると発表した。サトームセンブランドの店舗はすでになくなっており、管理会社が残っているだけだったが、これで「サトームセン」の名称そのものも完全になくなる。

 サトームセンは1946年3月創業の家電専門販売店。秋葉原の駅の近くに本店があり、テレビCMも積極展開していたこともあり、秋葉原電気街を象徴する会社のひとつだったが、家電不振による収益悪化で2007年6月にヤマダ電機の傘下に入った。店舗は順次、ヤマダの「テックランド」や「LABI」に転換したり閉鎖された。

 元イトーヨーカ堂系列のダイクマはヤマダ電機傘下に移った後も、約20店がヤマダ家電店の併設店舗として、ブランドを冠したディスカウントストアが残っている。こちらは経営効率化のための吸収合併で、店舗は名称とも継続営業する。

2177とはずがたり:2013/05/03(金) 13:46:10

日本マクドナルド、売り上げ大幅減 新商品減らし失敗
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201305020396.html
2013年5月2日(木)22:52

 日本マクドナルドホールディングスが2日発表した2013年1〜3月期決算は、売上高が前年同期比14・6%減の659億円、純利益は54・8%減の19億円だった。ハンバーガー「ビッグマック」の安売りをやめ、新商品を減らしたところ客足が遠のいたという。

 同社はここ数年、ビッグマック(290〜340円)を200円で売るといったキャンペーンを連発して客を集めてきたが、客単価は増えなかった。そこで昨年末から安売りをやめ、PR費用がかかる新商品も出さずにいたところ、既存店の客数が4・4%減った。

 同社は「今後も単純な値下げはしない。目新しい新商品を出して、お客さんに店に足を運んでもらえるようつとめる」としている。

2178名無しさん:2013/05/06(月) 01:01:30
.

2179とはずがたり:2013/05/06(月) 16:38:29
効率経営でアンチセブンイレブンだったけど実は結構セブンイレブンの商品は高評価で好きでなのである(;´Д`)

コンビニの出店戦略「ドミナント出店」って知ってる?
2013年5月6日(月)09:15
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-86094.html
(マイナビウーマン)

さる3月1日、コンビニ最大手チェーン『セブン-イレブン』が初めて四国進出を果たしました。今までなかったのが不思議な感じがしますが、なぜ今になって初進出なのでしょうか。株式会社セブン-イレブン・ジャパン広報部の清水さんにその理由を聞きました。

■四国初上陸の理由は!?

――セブン-イレブンが初めて四国に出店ということですが、なぜ今になったのでしょうか。

清水さん 「ドミナント出店」ということ以外に特に理由はございません。

――えっ、そうなんですか。ちまたでは、おにぎりやお弁当などを新鮮なまま配送するための工場が四国にないから、などといわれていたようですが……。

清水さん そういうことだけではありません。現在でもおにぎりやお弁当は本州サイドから各店舗に送っています。ですから四国に工場がないので出店しなかったということはありませんね。もちろん工場を四国に造る予定はありますよ。

――それまで四国になかったのが不思議な気がします。

清水さん 弊社の場合、本当に特に理由はありません(笑)。

■セブン-イレブンは「ドミナント出店」!

――何店舗ほど出店されたのでしょうか。

清水さん 3月1日の段階で、香川県に8店舗、徳島県に6店舗、同時にオープンしています。

――今までは1軒もなかったのに一気に14店舗ですか。

清水さん それは弊社が「ドミナント出店」という出店方式を取っているためです。

――ドミナント出店とは何でしょうか?

清水さん 出店する場合には、「集中して多店舗を短期間に出店する方式」のことです。これにはいくつか理由があります。物流におけるグロスメリットが得られることや、多店舗展開による認知度のアップ、お客さまの来店頻度の向上等があることです。

――なるほど。現在でも出店は増えているのでしょうか。

清水さん はい。(3月末)現在で、香川県、徳島県合わせて58店舗です。

――えっ。1カ月で14店舗から4倍ぐらいまで増えたのですか?

清水さん はい。これからも順々に増やしていく予定です。2013年度中に、香川県では約65店舗、徳島県では約75店舗という計画です。

――高知県、愛媛県への出店計画はあるのでしょうか。

清水さん 愛媛県には2014年度に、高知県には2016年度に出店する予定です。

――なるほど。2016年度には四国の全県にセブン-イレブンがある状態になるのですね。

清水さん はい。やはりコンビニに対するニーズが変化してきていますからそれも考慮して出店していく計画です。

――ニーズの変化をどう捉えていますか?

清水さん 従来のコンビニは、「すぐ食べるもの」を中心に販売していたのですが、現在ではそれだけでなく、保存の利くパウチに入ったお総菜や野菜、豆腐、納豆、牛乳など、働く女性や主婦の方が買い物をされるようになっています。

つまり、コンビニの使われ方が変化してきているわけです。全国で小売店が減少傾向にありますが、その代わりをさせていただいている部分もあると思います。ですから品ぞろえにしても、エリアや店舗によってきめ細かく対応させていただいています。

四国はセブン-イレブンがない地域だったのですが、2016年に向けて一気に店舗数が増えるようです。2018年度までに四国全県で約570店舗になる計画だとか。ドミナント出店恐るべし! です。

(高橋モータース@dcp)

2180チバQ:2013/05/06(月) 17:06:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20130503-OYT8T01037.htm
コムシティ開業1か月 地元の効果限定的



八幡西区役所が移転開庁するコムシティ  北九州市八幡西区・黒崎地区の複合商業施設「コムシティ」で7日、八幡西区役所が開庁する。4月2日に商業施設などが一部オープンして1か月が過ぎたが、周辺地域のにぎわい復活への効果はあまり出ていない。今月は、よさこい祭りなどのイベントも目白押しで、関係者は「これを機に黒崎の魅力が伝われば」と期待している。

 駅前の商店街を貫く2本の大通りの一つ、新天街。今も人通りはまばらだ。食料品店を営む男性(66)は「人通りはほとんど変わらない。区役所が移転しても、このままなら、いずれ店を閉めることも考えないと……」とため息をついた。

 コムシティには現在、約300人が働いている。移転でさらに約700人の市職員らが施設内で働くことになる。商店街の一部の飲食店では客足が伸びており、ある飲食店の男性店長(30)は「コムシティ再開後、2割ほど売り上げが増えた。区役所の移転が楽しみ」と話す。

 一方、黒崎地区では今月、毎週のようにイベントが開かれ、大勢の人出が予想される。

 11日には、飲食店を巡る男女の交流イベント「黒こん」が商店街周辺で行われる。2回目の開催で、昨年はキャンセル待ちが出るほどだった。今回も男女各400人を募集しており、すでに各300人の予約が埋まっているという。実行委員会の福島寛・実行委員長(37)は、「コムシティ再開で、黒崎に出る機会も増えるはず。夜の黒崎にも足を運んでくれれば」と話す。

 18、19日には「黒崎よさこい祭り2013」が同地区の7会場で行われ、72チーム約1200人が6会場で踊りを披露。25日には新区役所誕生祭がJR黒崎駅前ペデストリアンデッキなどであり、ステージショーやフリーマーケットなどが行われる。

 市は今後、地元商店街や街づくり団体などと協力して、人が集まる機会を多く設定していく方針だ。市総務企画課は「黒崎の街に2度、3度と訪れてもらえる環境づくりをしていきたい」としている。

         ◇

 移転を前に、八幡西区役所では、引っ越し作業が急ピッチで進められている。

 2日夕、現庁舎での業務を終えた職員たちは資料や備品を段ボール箱に詰めたり、机の引き出しを粘着テープで止めたり、慌ただしく作業に追われた。

 同区総務企画課によると、運び出される段ボール箱は計約1万個。5日まで、業者によって24時間体勢で運ばれ、6日に荷ほどきをして開庁に備える。

 新田龍二・同課長(54)は「新しい気持ちでサービスに努め、敷居の低い明るい区役所にしていきたい」と話していた。

 新区役所は、コムシティの4階に市民課や国保年金課、保健福祉課など、5階には総務企画課やコミュニティ支援課、6階に保護第1、第2課が入る。西部市税事務所や第2夜間・休日急患センターも7日に開業する。

(2013年5月4日 読売新聞)

2181チバQ:2013/05/06(月) 17:07:16
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130503-OYO1T00224.htm?from=top
グランフロント大阪開業1週間 223万人来た
 3日で開業から丸1週間が過ぎるJR大阪駅北側の「グランフロント大阪」(大阪市北区)は、1日あたりの来場者が30万人以上と好調な滑り出しをみせている。客足減少を懸念していた同駅近辺の商業施設でも、グランフロント効果で逆に人出が流れ込み、来場者は増加傾向という。大型連休も後半、梅田エリアの盛り上がりに期待が広がる一方、「落ち着いてからが勝負」と警戒感ものぞく。

 グランフロントは開業の4月26日以降、計223万人が訪れた。今年度で2500万人を見込むが、今のペースなら連休中に300万人を突破する可能性も。運営事業者は「京阪神以外からも来場があり、好調に推移している」とみる。

 この吸引力が周辺にも好影響を与えている。「想像以上の波及効果」と声を弾ませるのは東隣の「ヨドバシカメラ梅田店」の担当者。グランフロント内に家電量販店がない分、来客も売り上げも増えているという。

 百貨店や専門店街が入る「大阪ステーションシティ」も来場者は昨年同期の1割増。阪急百貨店梅田本店でも昨秋の改装オープン時よりフロアガイドの減りが早いといい、「普段、梅田に来ない方が立ち寄ってくれているようだ」とする。

 ただ大阪駅からやや遠方の客足は鈍り気味。地下専門店街「ディアモール大阪」では「集客は例年比で約1割減」。それでも当初2〜3割減を想定していたため、担当者は胸をなでおろす。

 グランフロントから約500メートル離れた西梅田の商業施設「ブリーゼブリーゼ」は付近の「ハービスプラザ」などと協力、来店すれば、一帯を循環するバスの運賃が無料になるスタンプカードを始めた。バスならグランフロントから約5分のため「客を呼び込みたい」と懸命だ。

(2013年5月3日 読売新聞)


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