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商業・流通

2083チバQ:2013/02/03(日) 10:11:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130203/CK2013020302000114.html

野田市郊外 買い物弱者へお届け「まごころ便」 走る商店快走
2013年2月3日

移動販売車に訪れ、買い物をする市民ら


 野菜や魚などを車体に描いたトラックが野田市郊外を走る。近くに食料品店がない上、車で買い物にも行けない高齢者ら「買い物弱者」のため、市が生活協同組合パルシステム千葉との共同事業で始めた移動販売車「まごころ便」だ。郊外を三つのルートに分け週二回ずつ巡回し、生鮮食品や総菜などを販売。「自宅近くに来るので助かる」と歓迎されている。(川田栄)

 市は買い物弱者対策として昨年七月、スーパーが撤退した市中心街に、生鮮食品や総菜などを販売する買い物便利拠点「のだ元気市場」(同市野田)を公設民営で開設した。対策の第二弾が、郊外の人たちのために一月二十八日にスタートした「まごころ便」だ。

 市によると、市が移動販売車(二トン車)の購入費を事業者の生協に助成、生協が独立採算によって運営していく。ただ、移動販売は採算性の確保が難しいため、事業が軌道に乗るまでの三年程度は、市が運営費の30%を補助する。

 移動販売車が巡回するのは、市北部の関宿地区方面の二ルートと、市南東部方面の一ルート。各ルートには移動販売車が止まって販売する「停留所」が指定されている。三ルートで計三十七カ所あり、一カ所の停車時間は三十分ほどだ。

 停留所については「地元で頑張っている小売店に迷惑を掛けてはいけない。半径三百メートル以内に既存商店がない所に停留所を設けた」(根本崇市長)と、地域の店に配慮もされている。

 「まごころ便」の車内左右には商品の陳列棚が整備され、出口そばにはレジのカウンターもある。保冷のケース棚に魚や肉、豆腐、野菜、牛乳などが並び、一般の棚にはさまざまな加工食品がところ狭しと並んでいる。

 買い物をした主婦福島君子さん(65)は「花も買えて便利。品ぞろえはまずまずで、食品は店に行かなくても間に合いそう」と喜ぶ。もう一人の主婦(56)は「自宅から自転車で五分ほどの場所にスーパーがあるが、移動販売車は自宅そばまで来るので便利。週二回の巡回はちょうどいい回数だと思う」と話した。

 別の停留所で移動販売車を利用した大学三年の女性(21)は「ここから食品スーパーまでは約二キロの距離。お年寄りなど、車を運転できない人には便利だと思うので、ずっと続けてほしい」と求めた。

 生協の担当者は「同じ野田市内でも地域によって、売れ筋商品がかなり違うことが分かった。巡回しながらお客さまの要望を聞いて商品をそろえたり、個人的な要望の商品も受けて次回に手渡したりするようにしたい」と、市民の暮らしに役立つ役割を担いたいとしている。


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