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商業・流通

2145チバQ:2013/04/19(金) 18:48:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20130418-OYT8T01573.htm
[クローズアップ]コンビニ、県内出店攻勢

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手頃なサイズのカット野菜などが並ぶ(ファミリーマート長野東和田店で)


 女性の社会進出や、高齢化に対応する形で、県内でもコンビニエンスストアが出店攻勢を強めている。自宅から歩ける距離に立地し、生鮮食品や総菜を充実させている。コンビニ大手4社がこの1年間に県内に新規出店した数は約60に上る。地元スーパーは警戒感を強め、品ぞろえなどで対抗する構えだ。(中村和裕)

 ■スーパー化

 住宅街が広がる長野市の国道18号沿いに昨年8月にオープンしたファミリーマート長野東和田店。店に入るとすぐに、ニンジンや玉ネギ、ジャガイモ、ゴボウなど新鮮な野菜を盛りだくさん収めたかごが目に入る。会社帰りの女性や高齢者が野菜を手にとって品定めをする光景はスーパーと変わらない。

 中へ入っていくと、ハーフカット野菜などを集めた冷蔵棚があったほか、コロッケやから揚げ、シューマイなどのお総菜コーナーもあった。野菜も「丸ごと」から「食べきりサイズ」まできめ細かい品ぞろえだ。

 「近くにスーパーがないので『ミニスーパー』を目指した」と店長の堀誠司さん(46)。毎月第2、4土曜に駐車場で行う「野菜市」には多くの人が集まり、10万円近く売り上げる日もあるという。

 ■戦略練って

 「ミニスーパー化」は今や全国的な傾向。セブン―イレブンは、カット野菜のほか牛乳や豆腐、納豆など、スーパーが強みとしてきた生鮮、加工食品の品ぞろえを強化。サークルKサンクスは今年、「遠くのスーパーより近くのコンビニ」(広報担当者)を目標に掲げ、新規開店の3割を「ミニスーパー型」とする。

 長野市でも場所によっては、近くに店がなく、車がないと買い物に不便な地域がある。1人暮らしの世帯も増加傾向で、コンビニの戦略がことごとく集客増につながっているようだ。

 最近では、県内初進出が2005年と出遅れたファミリーマートの攻勢が目に付く。年5店前後だった増加ペースは昨年度は25店と5倍に加速した。広報・IR部の担当者は、「年内に100店体制に持ちこみたい」。他社に先んじて優良立地を押さえる構えだ。

■迎え撃つスーパー

 地元スーパー各社は、こうしたコンビニの出店攻勢に警戒を強めている。

 県内で38店舗を展開する「アップルランド」(松本市)は、「生鮮食品の取り扱いは脅威。ライバルが増えることには間違いない」(業務部)と警戒。目立った影響は出ていないが、「品ぞろえ、価格、鮮度でコンビニとの差を広げていきたい」(同)とする。

 32店舗を展開する「マツヤ」(長野市)によると、コンビニ店の進出により、近年、お菓子やカップラーメンなどの加工食品の売り上げが鈍っているという。「いくつも出店されれば影響はさらに広がるだろう。スーパーの生きる道は、『旬』や『地場』の食材を充実させた多彩な品ぞろえだ」(常務)としている。

(2013年4月19日 読売新聞)


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