したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

198荷主研究者:2008/01/03(木) 00:12:22

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=445795006
'07/12/01 山陰中央新報
松江サティ商業面積1・3倍に

増床が計画されている松江サティ。左下の線路右側付近に、施設が増築される予定という(資料)

 総合スーパー大手のマイカル(大阪市)は30日、直営する「松江サティ」(松江市東朝日町)の増床計画の概要を、同店のテナント業者に説明した。3階建て施設を増築し、商業面積を1.3倍の約3万9千平方メートルに拡大。来年8月の増床オープンを目指す。

 マイカルが松江市内で説明会を開催。説明によると、店舗東側の駐車場に隣接する別棟の飲食店付近に、3階建て施設を増築。現在の施設とは、L字形で接続する。1階はレストランなどをメーンにし、2、3階は物販機能などを設ける。

 増築施設の物販、非物販両部分を合わせた商業面積は8400平方メートル。既存施設を含めると、総商業面積は約3万600平方メートルから約3万9000平方メートルに広がる。また、立体駐車場を増設し、総駐車台数を310台増の2000台とする。

 大規模小売店舗立地法の基準で、主に物販部分が対象になる店舗面積は現在、2万2309平方メートル。マイカルは説明会で増床後の店舗面積には触れなかったが、3万平方メートルに近い規模になるとみられる。

 マイカル広報は「まだ計画段階。関係機関や関係者の理解を得ながら実現させたい」と話した。

 中海・宍道湖圏域では、イズミ(広島市)が来夏ごろ店舗面積が3万3498平方メートルに及ぶ「ゆめタウン出雲」(出雲市大塚町)の出店を計画。最大手のイオン(千葉市)も、ジャスコ日吉津店(鳥取県日吉津村)の店舗面積を山陰最大の3万6589平方メートルとする計画で、巨艦店のシェア争いが激化しそうだ。

もっと知りたい ニュースの「言葉」
マイカル(2001年9月14日)総合スーパー4位。グループで量販店「サティ」やファッション専門店「ビブレ」、シネマコンプレックス(複合型映画館)を併設している複合大型商業施設の「マイカルタウン」を全国展開している。従業員はパートタイマーなどを含め2001年2月末で約1万9600人、連結子会社63社を含めると計約6万1000人。01年2月期の連結決算は売上高が1兆7226億円、当期純損益は872億円の赤字。

199荷主研究者:2008/01/03(木) 00:23:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/12/20071211t12034.htm
2007年12月10日月曜日 河北新報
改装、サービスで勝負 ウェスティンに備え仙台のホテル

4月にオープンしたホテルメトロポリタン仙台の新チャペル

 世界的な高級ホテル「ウェスティンホテル」が2010年に仙台市で開業するのに備え、仙台市の既存のシティーホテルが相次いで従業員の再教育や大規模改装に乗り出した。ソフト、ハード両面で抜本的な見直しを進め、外資系ホテルの進出を迎え撃つ考えだ。

 JR仙台駅前に立地するホテルメトロポリタン仙台(青葉区)は05年から6年計画で大規模な改装工事をしている。総工費は十数億円。ウェスティンホテルの開業までに21階の全フロアと300室のすべてをリニューアルする。

 今年4月には総工費2億6000万円をかけて新チャペルをオープンさせた。本格的なチャペルを売りに婚礼客を呼び込む。

 紺野純一総支配人は「ウェスティンホテルの進出で、宿泊と飲食のパイは広がるが、婚礼のパイは変わらず、奪い合いになる」と予測する。従業員を東京の系列ホテルや高級外資系ホテルに派遣し、より高い水準のサービスを学ばせる。

 ウェスティンホテルが入るビルの目の前に建つ仙台国際ホテル(青葉区)。常連客を対象にワインの会やオペラのリサイタルを開き、固定客の満足度を高めて囲い込みを図る。同時に「新しい魅力を発信し続け、新規客も開拓する」(同ホテル)という。

 野口育男総支配人は「ウェスティンホテルが開業するまでどれだけ社員の人間力を高められるかが問われる」と気を引き締める。

 仙台エクセルホテル東急(青葉区)は宮城県産食材の地産地消に積極的な料理部門の強みを生かす。佐々木進客室支配人は「食を目当てに首都圏から大勢の観光客が訪れる北海道に倣い、地産地消に磨きをかけ、首都圏の人の目を仙台、宮城に向けさせたい」と語る。

 ホテルメトロポリタン仙台の紺野総支配人は「個々のホテルがグレードアップに取り組むことはもちろんだが、ホテル業界が一丸となって仙台を盛り上げる努力も必要だ」と強調。外資系ホテルを迎え撃つ個別の対策にとどめず、業界を挙げて地域振興に取り組む重要性も訴えている。

200荷主研究者:2008/01/03(木) 00:26:37

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20071215/CK2007121502072213.html
2007年12月15日 中日新聞
大曽根の商店街再開発から1年 整備裏目、人通り遮る

駅側のオゾンアベニューから、オズモール方向を眺める。市道赤萩町線の中央分離帯の柵に遮られている=いずれも北区で

 名古屋市北区大曽根の商店街が、総事業費430億円をつぎ込んだ40年越しの土地区画整理事業で生まれ変わってから20日で丸1年を迎えるが、地域の低迷に歯止めがかからない。新たにできた駅前ロータリーや市道により、駅からの人の流れが寸断され、商店街は“裏通り”となりつつある。

 大曽根は名古屋の北東の玄関口として栄え、約600メートルのアーケード商店街は大須、円頓寺と並び称されたが、区画整理に伴いアーケードの撤去が余儀なくされた。西半分が1989年、遊歩道沿いに三角屋根の店が並ぶ「OZ(オズ)モール」として再生。東半分は遅れて2006年7月、「オゾンアベニュー」として再出発。さらに同年12月、地下街「オズガーデン」がオープンし、ハード整備は完了した。

 こうしておしゃれに生まれ変わったが、人通りはまばら。オゾンアベニューの柴田英信副理事長(53)は「車に優しくなったが、歩行者には不便になってしまった」と嘆く。

おとぎの国のような雰囲気で話題を呼んだオズモールもいまは人通りがまばら

 商店街入り口はかつて駅口の目と鼻の先だったが、地下街と一緒に完成したバスロータリーに阻まれ、駅から遠のいた。代わりに地下通路ができたが、利用者は少ない。さらに07年3月に開通した片側2車線の市道赤萩町線がオゾンアベニューを縦断して遮った。この結果、駅から真っすぐ歩ける一本北の大通りに通行人は流れている。

 「成功していれば」と商店主たちが悔しがる計画がある。バブル期、開発に力を入れた市の音頭もあり、集客の核として駅前ビル構想が具体化。このビル2階部分から市道をまたげるはずだった。

 ところが一部地権者の反対とバブル崩壊で白紙に。地元は代わりに約7000人の署名で市道中央部分への横断歩道設置を求めたが、30メートルしか離れていない市道の南北にそれぞれ横断歩道があるため県警が却下。七夕まつりなどイベント時のみ、市道の中央分離帯の柵が取り外され、開放されることになった。

 市道赤萩町線は渋滞緩和のため1963年の都市計画決定当初から建設が予定された。その後の線路高架化や道路改良で渋滞は減った。オズモールの渡辺泰彬(やすよし)理事長(69)は「不要の道路だった。人の流れを遮っただけ」と指摘する。対して市大曽根北都市整備事務所の山本治所長は「交通量の分散に役立っている」と主張。一方で「駅前にまだ空き地が目立つ。何とか活性化したいのだが」と頭を抱え、解決策を描けずにいる。

 今月22、23日には駅前オープン1周年の記念イベントが企画されている。オズモール、オゾンアベニュー、オズガーデンが一体となって客の呼び戻しを図る。22日にパレードが通過する往復5分間ずつのみ、市道が特別開放される見込みだ。

 (太田鉄弥)

201荷主研究者:2008/01/03(木) 00:29:29

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1871
新潟日報2007年12月21日
パワーズフジミ譲渡へ 佐藤食品工業

 佐藤食品工業(新潟市東区)は20日、取締役会を開き、100%出資子会社のパワーズフジミ(同)が行うスーパーマーケット事業を、食品スーパーのモリヤ(仙台市)に譲渡することを決めた。競合店との競争が激化する中、売り上げが低迷する小売事業から撤退し、本業の包装もち・米飯など食品製造事業に集中、経営の効率化を図る。

 佐藤食品工業は、所有するパワーズフジミの全株式200株を22日、、モリヤ社長の守谷定夫氏に譲渡する。譲渡後も「パワーズフジミ」の企業名は変わらず存続するが、社長は交代する。

 パワーズフジミは現在、新潟市を中心に食品スーパー「パワーズフジミ」と高級路線スーパー「セサミ」の計15店舗を展開している。モリヤは店名を変えずに従来通りの形態で営業を継続するほか、従業員約230人を引き継ぐ。

 佐藤食品工業は、株式譲渡に伴う損失を引当金に計上済みで、業績への変更が判明次第、公表するとしている。

 同社は競合店との競争激化で小売事業が低迷する中、譲渡先を模索。モリヤが既存店舗を閉鎖せず、従業員を引き継ぐ方針を示したため譲渡を決めた。

 佐藤食品工業は「本業回帰の原点に立ち返り、経営資源を食品製造事業に集中し一層の効率化を図りたい」としている。

 また、モリヤは「包装資材などを共同で仕入れることでコスト減が図られる。互いの強みを発揮すれば、相乗効果が生まれる」と株式取得の狙いを話している。

 モリヤは1977年設立。生鮮食品を中心としたスーパーを宮城県内に19店舗展開し、2007年6月期の売上高は170億円。

 パワーズフジミは1998年設立。ピーク時の2004年4月期には195億7300万円を売り上げたが、07年4月期には172億1300万円に落ち込み、東京商工リサーチ新潟支店によると、県内スーパー・食品小売業の売上高では7位だった。

202荷主研究者:2008/01/03(木) 00:46:05

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=107223
新潟日報2007年12月28日
新潟駅南再開発の着工を発表

 JR新潟駅南口地区周辺の再開発事業を計画する「駅南口第二地区市街地再開発組合」(岡田耕衛理事長)が27日、会見を行い、地上31階建ての高層住宅など3棟を建設する事業を同日着工したと発表した。当面は準備作業を行い、2月に本体工事を開始。2010年の完成を目指す。

 事業が行われるのは、主に屋外駐車場として利用されていた新潟市中央区天神1の約1・1ヘクタール。

 同地区では1980年、地権者らが同組合の前身となる準備組合を設立。当初は大型商業施設建設を視野に入れていたが、キーテナントの撤退により、計画を複合施設に変更。ことし1月に県から事業計画の認可を得た。当初は7月の着工を予定していたが、地権者の権利変換手続きに時間を掛けたことなどから、12月にずれ込んだ。

 建物は全3棟で、いずれも2階部分が新潟駅西側連絡通路と接続する。高層住宅は237戸で、来春にも販売を開始する予定。1―4階には業務用テナント、商業店舗も入る。そのほか、プールやジムが入ったスポーツ施設や立体駐車場を含む地上11階建ての複合施設、地上7階建ての商業施設を建設する。

 岡田理事長は「長い間、関係者にご協力いただいたので、新潟市が政令指定都市になった年に実現できてうれしい。繁栄して地域社会に貢献できればいい」と話した。

203荷主研究者:2008/01/03(木) 00:46:30

http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007122900032&genre=B1&area=S20
Kyoto Shimbun 2007年12月29日(土)
彦根に大型商業施設 セメント工場跡地 来夏にも開業

大型商業施設の開発計画で造成工事が進む彦根駅近くの工場跡地(彦根市)

 滋賀県彦根市里根町の住友大阪セメント彦根工場跡地で、大阪市の不動産開発会社が、大型商業施設の開発計画を進めていることが28日までに分かった。第一弾として売り場面積約6000平方メートルの商業エリアを2008年7月にも開業。核テナントとして、家電量販店のヤマダ電機や衣料量販店ユニクロなど3店舗の誘致を目指している。将来的にはさらに大規模の開発も目指しており、県北部の中心的な商業地になる可能性もある。

 ■家電量販店など誘致

 開発主体は関西で住宅開発を行うサムティ(大阪市淀川区)。計画予定地は広さ約25万平方メートルの工場跡地の一角で、彦根駅東口から東約300メートルにあり、国道8号にも面している。今後、分譲住宅に加えて、同社で初めての商業施設として開発運営を進める方針。

 商業開発計画によると、施設名称は「アンビエントガーデン彦根」。当初は建物3棟を新設し、ヤマダ電機が約5000平方メートルの売り場を展開し、ファーストリテイリング経営のユニクロ(売り場面積約700平方メートル)と靴販売店「ワンゾーン」(同300平方メートル)の2店舗の出店を想定している。駐車場約300台を設け、長浜市や近江八幡市方面からの集客も図るという。年間売上高や投資額は公表していない。

 同社によると、工場跡地は滋賀県内の不動産会社から購入。所有地のうち、開発するのは工業地域など敷地面積約11万2000平方メートルで、商業エリアとして約9万8000平方メートル、住宅エリア(85区画)として約1万4000平方メートルを割り当てるとしている。

 彦根駅周辺では07年3月に駅東口が新設されるなど、彦根市も再開発を進めており、近接する工場跡地の利用が焦点になっていた。

204荷主研究者:2008/01/03(木) 00:48:09

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071226/20071226_006.shtml
2007年12月26日00時23分 西日本新聞
小倉伊勢丹 撤退へ 井筒屋拡大路線へ本腰 売り場面積1.5倍に 後継店の運営手法が課題

 九州第2の都市、北九州市・小倉地区から伊勢丹が撤退し、井筒屋(北九州市)が後継店を引き受けることが決まった。井筒屋は、来年10月に山口市にも出店するなど、拡大路線に本腰を入れ始めている。福岡市などとの流通競争が激しさを増す中で、今後の井筒屋の戦略が問われている。

 井筒屋が引き受けを決めた大きな理由は「もし小倉伊勢丹が閉店したままだと、都心のまちづくりにマイナスになる」(中村真人会長)という判断だった。JR小倉駅前の一等地にある小倉伊勢丹は、約3万平方メートルの売り場面積を持つ。これに、約300メートル離れた井筒屋本店(売り場面積約5万2000平方メートル)を合わせると「巨大なカンバスに絵を描ける」(中村会長)。

 今後の店舗改装などで負担が発生するが、本店と一体化し宣伝費や配送費などを削減。従業員も本店などに再配置することで「全体的にコントロールできる」ともくろむ。

 背景には、井筒屋の財務体質が改善している面もある。債務超過寸前の状態から脱し、借入金は半分近くに減少、連結自己資本比率は10%を超えた。大手百貨店に対抗して独自路線を貫くため、売り上げ拡大に向けた戦略を打ち出している。

 2011年には福岡市で新博多駅ビルが開業する。JR小倉駅から新幹線でわずか20分、北九州地区も大きな流通戦争に巻き込まれる。そのとき井筒屋が“本丸”を守るには、小倉伊勢丹の後継店をどう運営し、消費者の支持を集めるかが大きな課題となるはずだ。 (北九州支社・根井輝雄)

=2007/12/26付 西日本新聞朝刊=

205荷主研究者:2008/01/03(木) 00:48:34

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/12/20051215t12019.htm
2005年12月14日水曜日 河北新報
仙台ホテル 複合ビルで再開発 外資系誘致で高級化
--------------------------------------------------------------------------------
 JR仙台駅前の仙台ホテルを運営しているケン・コーポレーショングループ(東京)は14日、ホテルの場所を再開発し、外資系ホテルを核とした複合ビルを建設する構想を明らかにした。

 グループによると、ビルは最上階を含めた上部に外資系ホテルを誘致し、下部に商業施設やオフィスなどを入れる。ホテルは一室3万円以上の水準を想定しており、「最高級を求める顧客のため、東北・北海道地区で最高のホテルを目指す」という。「仙台ホテル」の名は残す方針。

 近隣の企業や外資ホテルとの協議を進め、合意ができ次第、再開発に乗り出す。同グループは今後、5年前後に着手することを想定している。

 グループは現在、外資系ホテルなどと提携し、国内外に21のホテルを所有・運営している。仙台ホテルは客室と婚礼会場などの全面改修を行い、14日にグランドオープンした。ただ、建物自体は1964年の建築で、老朽化が進んでいる。

 田中健介ケン・コーポレーション社長兼ケン不動産リース会長は「東北の主要都市で駅前という立地から、将来的な再開発の可能性を見込んでホテルを取得した」と説明している。

 リニューアルした仙台ホテルは、3―5階に宴会や婚礼を行う新空間「セントジェームスクラブ仙台ホテル」を設置したのが特徴。チャペルを新設するなど、婚礼部門に力を入れる方針だ。

206とはずがたり:2008/01/22(火) 21:42:54

取り敢えずイオンが勝利。

CFS経営統合を否決 反対42%、イオンが主導
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008012202081494.html
2008年1月22日 夕刊

 ドラッグストア大手のCFSコーポレーションは22日、静岡県沼津市で臨時株主総会を開催、4月に調剤薬局大手アインファーマシーズと経営統合する経営陣の提案が42・87%の反対によって否決された。CFS筆頭株主のイオンが主導して反対票を集め、統合承認に必要な議決権の3分の2以上の賛同が得られなかった。

 ドラッグ業界2位の売上高となる統合計画はいったん白紙となり、大手企業が株主としての権利を行使してグループ会社の統合計画を覆す異例の展開となった。

 イオンは今後、CFSの経営再建に向けた株主提案などを打ち出すとみられる。統合見直しを迫られたCFSの石田健二会長兼社長が経営責任を問われる可能性もある。

 イオンは、CFSの業績が最も低迷している時点で決めた統合比率がCFS株主に不利と主張。業態が異なるアインとの統合では効果が望めず、まずはイオングループとの連携を強化し業績向上を目指すべきだとして、統合否決を目指し昨年12月から委任状を集めていた。

 CFSは来年からスーパーで大衆薬の販売が可能になるなど今後の競争激化をにらみ、調剤薬局の併設を拡大するためにアインとの統合が必要だと説明。統合計画を進めるため、地元の取引先や金融機関を中心に賛同を集めていた。

 しかし、大手金融機関や個人株主などでイオンへの支持が拡大。イオンはCFSとイオン双方の取引先にも働き掛けを強め、反対や棄権に回る株主が増えていた。

207片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 10:54:11
盛岡 イオンショック
各商圏の勢力変動 中心街空洞化加速 讀賣岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080122-OYT8T00067.htm

 大手流通イオンが盛岡市内で2か所目となるショッピングセンター(SC)を開いた2006年秋以降、市郊外や周辺市町村の買い物客がSCに流れ、中小商店が深刻な影響を受けていることが、県の広域消費購買動向に関する調査で明らかになった。県は昨年12月、大型店を市の中心部に誘導する条例を制定し、中心市街地の空洞化対策に乗り出したばかりだが、盛岡市内の各商圏の勢力図は既に塗り替えられつつある実態が浮き彫りとなった。


 調査は、03年8月にイオンモール盛岡が同市前潟にオープンしたのに続き、06年9月に同市本宮にもイオン盛岡南SCがオープンしたことから、市内の商圏の変化などを探るため、県が2年連続で実施。食料品や日用品などの「最寄り品」と、衣服や家具、家電品などの「買い回り品」について、「よく買い物する地域」を尋ねた。今回は07年6月、盛岡市と周辺7市町村の4430世帯を対象に行った(回収率80・9%)。

 その結果、最も買い物客を集めていたのは、青山・みたけ地区の18・6%だったが、前回に比べ1ポイント減となった。買い回り品が前回より3・3ポイントも減ったのが響いた。2番目に多かった都南地区は10・8%で、前回比0・3ポイント増。買い回り品は2・1ポイント減ったが、最寄り品が0・6ポイント伸びたことで全体を押し上げた。

 両地区に隣接する前潟、盛南地区は、いずれもイオングループが進出した効果が顕著となっている。集客力3位の前潟地区(9・6%)は、前回比0・8ポイント増で、イオンモール盛岡への買い物客の流れは、さらに加速している実態が示された。

 さらに、イオン盛岡南SCが進出した盛南地区は、前回の4・6%から8・5%に急増し、緑が丘・黒石野地区を抜いて、市内4番目の商圏に躍り出た。盛南地区には、同SCの開店に伴い、紳士服や家電品などの大型店も相次いで進出し、買い回り品では前回の3倍近い16・3%となった。

 一方、中心市街地の客離れは深刻だ。大通・菜園(1・8%)、肴町・中ノ橋通(1・3%)、盛岡駅前(1・2%)と、いずれも低水準に加え、軒並み前年を割り込んだ。同市清水町のベーカリー「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」は、13年間続けた店を昨年11月で閉めた。東京・早稲田で新たに店を構えた倉林秀明さんの妻・洋子さん(55)は、「地方都市での経営は厳しかった。そこへ巨大ショッピングセンターが次々にオープンし、さらに追い打ちをかけられた」と店のホームページでつづっている。

 周辺市町村から盛岡への流出も止まらない。地元購買率は葛巻町30・5%(前回比8ポイント減)、滝沢村30・7%(同0・3ポイント減)、矢巾町62・3%(同6ポイント減)、岩手町68%(同3ポイント減)などとなっている。

(2008年1月22日 読売新聞)

208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 10:56:01
能代市民団体 住民投票求め直接請求 
イオン出店是非 実現は不透明 讀賣秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080123-OYT8T00178.htm

 大手スーパーのイオン(本社・千葉市)が能代市に大型店出店を計画している問題で、出店に反対する市民団体「能代まちづくり市民会議」は22日、斉藤滋宣市長に対して、出店の是非を問う住民投票を実施する条例の制定を求める直接請求を行った。

 斉藤市長は、条例案についての意見を付けて、20日以内(2月11日まで)に能代市議会(定数28)に諮り、条例案の審議に入る。市議会では賛否が拮抗(きっこう)しており、住民投票の実現は不透明だ。

 市民会議の佐藤浩嗣代表幹事らは22日午前、市役所を訪れ、鈴木一真総務部長に、市選挙管理委員会が有効と認めた4266人分の署名簿を添えて、直接請求に必要な書類を提出した。

 市民会議が提出した条例案では、条例の目的を「出店に対する市民の意思を確認して、尊重すべき」と記載。「賛成」「反対」のいずれかに丸印をつける投票方式で、過半数になった方を市民の意思とみなす。

 斉藤市長は2006年4月に行われた合併後初の市長選で、出店に反対していた旧能代市長を破って当選した。07年2月にイオンが求めた出店予定地にかかる農業振興地域の指定解除申請に応じる方針を決め出店を容認。以降、斉藤市長と市民会議の主張は平行線をたどってきた。

 佐藤代表幹事は「市長が変わり、まちづくりが右から左へと動くことが疑問だった。議会でどう判断されるか分からないが、市民がまちづくりを考えるきっかけになってほしい」と話した。

(2008年1月23日 読売新聞)

210荷主研究者:2008/02/29(金) 00:02:40

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080112t13033.htm
2008年01月11日金曜日 河北新報
さくら野石巻店、4月27日営業終了 従業員再就職に全力

記者会見し閉店を表明する臼井社長(左)=さくら野石巻店

 宮城県石巻市穀町の百貨店「さくら野石巻店」の閉店を決めた「さくら野東北」(青森市)の臼井修社長は11日、石巻市を訪れ、土井喜美夫市長、浅野亨石巻商工会議所会頭に、同店の営業を4月27日で終えることを正式に伝えた。土井市長、浅野会頭はともに、5月10日で解雇されるパート、アルバイトなど地元採用の従業員約150人の再就職に全力を尽くす考えを示した。

 石巻店で記者会見した臼井社長によると、同市郊外の蛇田地区への相次ぐ大型店の出店で、同店が立地するJR石巻駅前の中心市街地への客足が減少した。売上高は、現在地に開業して3年目の1998年度の約89億円をピークに下降。2006年度は約50億円とほぼ半減し、07年度は約36億円にまで落ち込む見通しだ。

 同店は04年度から赤字となり、07年度も2億円を超える損失が見込まれることから、臼井社長は「赤字が拡大する恐れがあり、事業継続に価値を見いだせなくなった。開業して10年間で商業環境が激変し苦渋の決断だった。長年のご愛顧に感謝したい」と説明。変化に対応しきれなかった悔しさをにじませた。

 従業員の雇用対策については、関係機関と連携し、再就職先の確保に努力する考えを強調した。正社員については異動で対応するという。

 自社所有する建物の今後の活用については「取締役会などに諮り、できるだけ早く決めたい」とするにとどまった。閉店セールは2月にも実施したいとした。

◎「中心街なくなる」買い物客や商店街危機感

 前身の丸光時代から半世紀続いた石巻の顔がなくなる―。石巻市中心街の核店舗、さくら野石巻店が4月末で閉店するというニュースは11日、買い物客や商店街に大きなショックを与えた。

 バスの待ち時間などによく立ち寄るという市内の女性(78)は「駅前にあるので何かと便利。石巻のシンボルのような存在だし、閉店は困る」と寂しそうに話した。

 市内の主婦(56)は、開店から6年間パート従業員として働いたという。愛着があり、辞めた後もよく利用する。「開店当時は大勢のお客さんでにぎわった。ニュースを聞いてびっくり。従業員の行く末が心配」と話す。

 「最近は人が少なくて心配だった」と話すのは近くに住む男性(70)だ。「歩いて行ける百貨店で、高齢者にはちょうど良かった。郊外の大型店に行く若者を呼び戻す方法をもっと真剣に考えないと、中心市街地がなくなってしまう」と心配した。

 「石巻の玄関口にある百貨店がシャッターを下ろせば、寂しい街という印象を持たれる。イメージダウンは免れない」。JR石巻駅前から続く立町大通り商店街で108店舗を束ねる振興組合の浅野建男理事長(61)はこう述べ、10月に始まる仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)への影響も心配する。

 「中心市街地を活性化するため、閉店後の活用方法を素早く決め、1日も早くシャッターを開けることが大切だ」と強調した。

211荷主研究者:2008/02/29(金) 00:03:27
>>210 続き

◎閉店決まったばかりですが…「空きビルを市庁舎に」

 さくら野石巻店の閉店決定を受け、空きビルとなる建物の利活用について、地元では老朽化した市庁舎の移転論がひときわ熱を帯びてきた。JR石巻駅前という立地条件の良さや既存建物を活用できるメリットがあり、市が策定に乗り出した改正中心市街地活性化法に基づく基本計画の柱に、との期待が高まっている。

 土井喜美夫市長は11日の臨時庁議で、基本計画に閉店後の空きビル活用の検討を指示した。

 記者会見で土井市長は「現段階では解雇される従業員の雇用対策が最優先」としながらも、今後、ビルを所有するさくら野東北が、建物をどう活用したいのか意思確認をする考えを示した。浅野亨石巻商工会議所会頭も「有効活用は中心市街地活性化の中枢と位置付け、官民一体で考えたい」と意欲をのぞかせた。

 関係者によると、築10年の6階建てビルは耐震補強を施せば、市庁舎にも十分堪えられる構造だという。延べ床面積も約2万4000平方メートルと、市が試算した新庁舎に必要な面積を満たしている。

 財政難で移転候補地の選定もままならなかっただけに、「空きビルを活用すれば、事業費も安く抑えられる」(市議)と言い、さくら野撤退は「絶妙なタイミング」と受け止める向きも。

 市によると、核店舗の空きビルを活用したまちの再生策が基本計画の柱になったケースは多いという。経済界には「市庁舎移転は、民間開発の呼び水となる」との期待がある。

 2008年度内の計画認定を目指す市は、今秋の計画申請を予定する。「残された時間は少ない。市当局が、移転事業の実施をどれだけ早く決断できるかが鍵になる」(経済人)という見方が広がっている。

212荷主研究者:2008/02/29(金) 00:16:05

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080114200020&cid=main
2008年1月14日 22:02 熊本日日新聞
鶴屋が全館改装へ 第1弾は食品売り場

地下食料品売り場を皮切りに、全面改装する鶴屋百貨店=熊本市

 鶴屋百貨店(熊本市)は十七日から、全館改装に着手する。第一弾として本館地下一、二階の食料品売り場の改装と、別館New―Sのテナントの一部入れ替えを始め、ともに三月一日リニューアルオープンさせる。さらに今年秋から来年春にかけて、本館、東館の衣料品や家庭用品売り場などを順次、改装する。

 全館(売り場面積計七万二千平方メートル)の改装は二〇一一年の九州新幹線全線開業を控え、集客力を上げる狙い。総投資額は四十億円程度とみられる。

 食料品売り場(売り場面積六千百平方メートル)の改装は〇一年以来。県内のパティシエ九人がオリジナルケーキを競う「スウィーツステージ」を新設し、日替わりで百三十種類のケーキを並べる。新テナントは、京都の料亭「美濃吉」の総菜ショップ、人気のブレッドショップ「ベーグル&ベーグル」など、十八店を導入する。

 既存コーナーでは、県内の和菓子を現在の八十品目から百二十品目に、全国の和菓子は百三十品目から三百品目に拡充。甘夏製品やラーメンなど県内産品を集めた「ふるさと家」コーナーは取扱品目を四割増、全国の名産品を並べる「諸国味探訪」も八割増やす。生鮮食料品は産地直送を二割増とする。これらの改装で売り上げは10%増を見込む。

 一方、改装を機に食料品の検査をする商品安全室を充実させ、抜き打ちでテナント産地証明書の提出を求めるなど偽装表示防止を徹底する。

 工事は閉店後に実施し、売り場の営業は通常通り。(森本修代)

213荷主研究者:2008/03/23(日) 22:49:10

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/71353.html?_nva=10
2008年01/19 06:56 北海道新聞
札幌パルコが改装 開店以来最大 来月29日にまず3階オープン

 パルコ(東京)の伊東勇社長は十八日、札幌市内で北海道新聞の取材に答え、すでに着手している札幌パルコ本館の改装工事が全体の四割に及び、一九七五年の開店以来最大規模となることを明らかにした。まず三階を二月二十九日に改装オープンしその後、四月二十五日までの間に段階的にオープンしていく考えも示した。

 伊東社長によると、改装は本館全体の売り場面積約一万四千二百平方メートルのうち約五千八百平方メートルに及び、地下一階と二、三階を全面改装し、一、四、七階で部分改装を実施。改装の対象となるテナント六十八店の二割を入れ替える。

 十七日から工事に入った三階はレディースカジュアル中心とし、二階はカップル向けとするなど、コンセプトや価格帯を明確化させて利便性向上を図るという。

 パルコ全体の業績は回復基調にあるが、かつて優良店だった札幌は二○○七年八月中間決算の売上高が前年同期比8・6%減の六十四億八千二百万円にとどまった。伊東社長は「当社の六つの基幹店のうち前年割れは札幌だけ。大通地区は札幌駅周辺地区に差をつけられており、大規模改装で『ファッションのパルコ』の魅力をアピールしたい」と述べた。

 また、札幌パルコ新館が入る共同ビルの建て替え構想が浮上していることについて、伊東社長は「検討段階だが(新館も)増床はしたい。できるだけ早く大通地区に魅力ある新しいビルが必要」と前向きな姿勢を示した。

214荷主研究者:2008/03/23(日) 22:51:51

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/70895.html?_nva=176
2008年01/17 07:26 北海道新聞
札幌・円山地区 旧メルパルク跡地に複合商業施設 来春オープンへ

 昨年三月に廃止された札幌・円山地区の宿泊施設「メルパルク札幌」(札幌郵便貯金会館、札幌市中央区南一西二七)の跡地に、大手不動産会社の三菱地所(東京)と大手商社の丸紅(同)が食品スーパーを核とする複合商業施設を建設することが十六日明らかになった。地上五階、地下一階建て、延べ床面積二万八千八百平方メートルの規模を計画。五月着工、来春オープンを目指す。

 跡地は約七千七百平方メートルの面積があり、円山公園に近い好立地。施設のオーナーだった日本郵政公社が昨年五月に行った入札で三菱地所が約四十二億円という高額で落札し、利用策が注目を集めていた。

 関係者によると、「円山物件」として人気が高い分譲マンションの建設も検討されたが、周辺にスーパーが不足していることもあり複合商業施設に決まったという。一階に入る食品スーパーは二月にも決まる予定で、他のテナントとしてドラッグストアや複数の飲食店も入居する。

 また、地元の存続要望が強かった同会館の温水プールについては、後継施設を造ることが落札条件になっており、七レーンを擁する二十五メートルプールも二階より上に建設する計画。メルパルクの建物は現在解体中で両社は四月下旬に大規模小売店舗立地法に基づく届け出を行う予定。

215荷主研究者:2008/03/23(日) 23:19:09

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200801170031.html
'08/1/17 中国新聞
ビックカメラ、3月広島出店
--------------------------------------------------------------------------------
 家電量販のビックカメラ(東京)は16日、広島市南区のベスト電器(福岡市)広島本店内にテナントとして3月に出店すると発表した。家電販売はビックカメラがすべて引き継ぎ「ビックカメラ・ベスト広島店」としてオープンさせる。ビックカメラの中国地方への出店は岡山市の岡山駅前店に次いで2店目となる。

 両社が昨年9月に結んだ資本業務提携の一環。運営ノウハウの共有や集客増などが狙いだが、ビックカメラはデオデオ(広島市)の持株会社エディオン(大阪市)とも昨年2月に資本業務提携を結び、具体的な協議を進めている。ビックカメラのベスト電器店舗への出店は、広島都市圏での家電量販店の一層の競争激化を招くほか、トップのヤマダ電機(前橋市)を追う業界再編のさらなる加速につながる可能性もある。

216荷主研究者:2008/03/23(日) 23:45:04

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080123/20080123_001.shtml
2008年01月23日00時15分 西日本新聞
イオン大牟田 出店正式表明 同社最大の敷地22ヘクタール

 イオンモール(千葉市)の村上教行(のりゆき)社長は22日、福岡県大牟田市で記者会見し、2009年春の開業を目指している大型複合商業施設「イオンモール大牟田(仮称)」の出店を正式に表明した。村上社長は「(建設中の)有明海沿岸道路というアクセスを生かし、地域のコミュニティー機能を高めた施設を目指したい」と述べた。

 同社によると、施設は同市岬町の貯炭場跡地に建設。敷地面積約22ヘクタールは同社最大としている。店舗は鉄骨2階建てで延べ床面積約9万3000平方メートル、店舗面積約4万2000平方メートル、駐車場は約4700台を収容できる。

 村上社長は「ジャスコと複合映画館という2つの核を持つ施設とし、休日診療もできるクリニックや行政窓口なども開設したい」などと語った。さらに「敷地が広いので将来性も大きい」と述べ、新たな施設の建設にも含みを持たせた。

=2008/01/23付 西日本新聞朝刊=

217荷主研究者:2008/03/24(月) 00:09:18

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080130301.htm
2008年1月30日03時35分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎新ゾーン狙う 金沢のファッション専門店 改装で春も快走

 金沢のファッション専門店が、春の改装で新たな客層をターゲットに据える。香林坊109は、一気に十六店を入れ替えし、三階をメンズフロアに一新する。金沢フォーラスは、初の本格改装で、三十代の「大人世代」も取り込む。百貨店などが苦戦する中でも快走を続ける専門店の“二強”が、改装で広域集客力に磨きをかける。

 香林坊109がメンズフロアに導入するのは、東京・渋谷の「109―(2)」で展開中の「109メンズ」と呼ばれるブランドが中心。三月十五日に、「ヴァンキッシュ」「グラッド ニュース」「ラガス」「カスヴァ」「トランスフォーム」「サブグリード」「ディアブロ」「デスペラード」が一斉にオープンする。

 いずれも「クール、セクシー、ワイルド、ゴージャス」が基本コンセプトで、“お兄系 ”ファッションとして十代後半―二十代に人気だという。「109メンズ」の展開は全国五都市目で、ほかにも、ストリート系ファッションやアクセサリー、眼鏡のメンズ店が入る。

 既存の「ザ・スーツカンパニー」を含め、三階にはメンズの十三店が集積することになる。天井や床もダークな色調に変え、雰囲気を演出する。香林坊109は若い女性向けの人気ショップが中心だが、運営会社は「メンズ導入により、来店したカップルの双方が買い物を楽しめるようになり、集客の相乗効果が見込める」としている。

 このほか、三階には、三月八日に「ヴォールト」「ヘリテイジ」、三月十五日に「オレオレ」「リアル」が開業。二階には、二月二十四日に「オフオン」、三月一日に「セクシーダイナマイトロンドン」、G階には二月二十三日に「クリスティン」と、いずれもレディースウェアの店がオープンする。

 金沢フォーラスは二〇〇六年十一月の開業当初、二年間は改装を行わない方針を示していた。しかし、開業から一年余りが経過し、顧客の中心である十、二十代だけでなく、当初の見込みより年齢層の幅が広いことが分かり、「大人の客層向け」(ショップ開発グループ)のテナント改装を実施することにした。

 昨年六月に実施した日曜日の来店客調査では、十代が20・4%で、二十―二十四歳が17・4%、二十五―二十九歳が14・8%だった。三十―三十四歳は15・3%と二十代後半を上回っており、「せっかく来てくれたお客様から『買う服がない』という声もあった。二年も改装を待ってはお客様を逃してしまう」と判断した。

 二月九日から三月五日までの改装で導入、リニューアル開業させるのは六店となる。

 レディースでは、「シンシアローリー」「ココディール」が新店となり、「キュートで大人のかわいらしさを持つブランド」(ショップ開発グループ)で、二十代から三十代の大人の女性を狙う。一階の「エクリュ ド ニーム」はリニューアル開業で、女性下着の「エメフィール」も新しく入る。

 メンズは「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」「ノーアイディー」の二店がいずれも新店となる。ダファーは英国の流行を取り入れたブランドで、ノーアイディーは大人の不良スタイルを提案する。「お兄系の上の世代をターゲットとし、タレントにも人気がある」(同)という。

218荷主研究者:2008/03/24(月) 00:16:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080202t12022.htm
2008年02月02日土曜日 河北新報
ラーメン国技場閉店へ 横町型の飲食店街に変更 仙台

 全国の有名ラーメン店を集めた仙台市青葉区国分町の「ラーメン国技場 仙台場所」が今月末で閉店することが1日、分かった。運営会社の仙南ハウス産業(宮城県大河原町)によると、新しい形態の飲食店に衣替えし、6月をめどに再オープンする。ラーメンブームに乗って、一時は仙台の新名所としてにぎわった国技場だが、最近は客が減り、開店から4年半近くで姿を消すことになった。

 同社の三浦和宏常務は「国技場の経営状況は悪くない。当初の5年計画の節目の年に当たる今年に運営を見直し、横町を再現する飲食店街に変更することにした」と説明している。

 国技場は2003年9月、東北初のラーメン専門店集合施設としてオープンした。7区画に喜多方、札幌などの人気ラーメン店が入居。連日、各店に行列ができる盛況ぶりで、初年度は約12万人が訪れた。

 だが、各店が売り上げを競い、下位店を入れ替える方式についてこれない店があったり、ラーメンブームが冷え込んだりして、05年には空き区画も出た。

 国技場近くに勤め先がある男性(59)は「昼も夜も来て、ほとんどの店のラーメンを食べた。なくなるのは寂しい」と惜しむ。宮城野区の主婦(50)も「全国のご当地ラーメンが食べられてよく利用したが、もう食べられなくなると思うと残念」と話した。

219とはずがたり:2008/03/27(木) 03:17:32
阪急のブランド力考えるとどうなんざんしょ。

阪急と阪神が合併、10月1日「阪急阪神百貨店」に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080326-OYT1T00493.htm

 持ち株会社エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは26日、傘下の阪急百貨店と阪神百貨店を10月1日付で合併して「阪急阪神百貨店」を設立すると発表した。


 店舗名は合併後も変えない。両百貨店の経営統合から丸1年を迎えるのを機に、人事・給与体系を含めて一元化を進める。

 2007年以降、大丸と松坂屋ホールディングス、三越と伊勢丹など百貨店業界の再編が相次いでいるが、事業会社の百貨店を合併させるケースは初めて。

 H2O傘下のまま阪急百貨店が存続会社となり、阪神百貨店を吸収合併する。

 新設会社の会長にはH2Oの椙岡俊一会長が、社長には阪急百貨店の新田信昭社長が就任する。阪神百貨店の西川秀郎社長は代表取締役となる。取締役11人のうち7人を阪急側が占める。07年10月の統合後も両百貨店は別々に運営されてきたが、合併で阪急主導色が一段と強まる見通しだ。
(2008年3月26日19時11分 読売新聞)

220とはずがたり:2008/03/29(土) 03:18:54
>>219

阪急・阪神百貨店合併、過当競争見据え決断
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080327ke05.htm

 持ち株会社エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング傘下の阪急、阪神両百貨店が10月1日付で合併するのは、大阪市内で2011年前後に百貨店の増床・出店が相次ぐのを控え、経営判断の迅速化を迫られているためだ。ただ、「ファッションに強い阪急」「食料品の阪神」というそれぞれの強みが薄れかねず、合併の効果は不透明だ。

 H2Oは07年10月の経営統合後も「最も警戒するのは同質化。顧客から見える部分はこれまで通りにする」としてきた。統合はカードの管理システムや備品の共同購入など後方部門の一部にとどまっていた。

 それが合併に踏み込むのは、両百貨店の本店のある大阪・梅田への出店を予定する三越がファッションに強みを持つ伊勢丹との経営統合を決めるなど、業界を取り巻く経営環境が大きく変わってきたためだ。過当競争になりそうな梅田地区で圧倒的な“一番店”になるためにも「阪急主導で強力な経営策を打ち出す必要があった」(百貨店業界関係者)とみられる。

 ただ、H2Oの代表取締役3人はいずれも阪急百貨店出身で「すでに阪急主導の運営体制になっており、合併の利点が見えにくい」という声もある。人材交流や商品仕入れの一元化にも踏み込むことで、双方が持ち味を失ってしまう懸念はぬぐえない。
(岸本英樹)
(2008年3月27日 読売新聞)

221荷主研究者:2008/03/31(月) 00:06:53

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080206/CK2008020602085328.html
2008年2月6日 中日新聞
「イオンモール草津」の概要発表 県内最大規模、12月開業予定

「イオンモール草津」(仮称)のイメージ図

 今年12月のオープンを目標に、草津市新浜町の琵琶湖岸で建設が進む商業施設「イオンモール草津」(仮称)の概要が発表された。敷地面積は約16万5400平方メートルで、完成すれば、県内では最大規模となる。県南部では人口増加を背景に、新たな商業施設の進出計画が相次いでおり、顧客獲得競争が今後、激しさを増すとみられる。

 計画を進める「イオンモール」(千葉市)によると、核店舗は「サティ」。専門店街に衣料品店や生活雑貨店、飲食店など約200店が入る。8−10スクリーンのシネマコンプレックス(映画館)やスポーツクラブも整備し、無料駐車場は約4300台分用意する。

 建物は鉄筋6階建てのA棟、鉄筋2階建てのB棟の2棟で延べ床面積は17万7400平方メートル。商圏は自動車で30分圏内を見込む。20万世帯55万人が対象。

 イオン進出の背景にあるのは、京阪神のベッドタウンとして伸び続ける県内人口だ。

 人口減少が社会問題となる中、2008年1月の県内人口は南部を中心に伸び、5年前に比べ約3万4000人増の139万6199人。イオンモールが立地する草津市でも、06年4月からの1年間で人口が約1000人増えている。

 この状況を受け、草津市に接する守山市今浜町では、衣服店やスポーツ店など約220の専門店を誇る「(仮称)琵琶湖守山リゾートショッピングセンター」が今年9月に開業を予定。大手量販店「ドン・キホーテ」も、県内1号店として草津木川店の4月開業に向けて準備を進めている。

 (中村禎一郎)

222荷主研究者:2008/03/31(月) 00:11:55

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/02/13/2008021308444251006.html
2008年2月13日 山陽新聞
天満屋倉敷店、来月29日開業 東ビル3年ぶり再生

天満屋倉敷店の3月29日オープンに向け、改装が進むくらしきシティプラザ東ビル

 天満屋(岡山市表町)が、JR倉敷駅前の「くらしきシティプラザ東ビル」(倉敷市阿知)に出店する「天満屋倉敷店」のオープンが3月29日になると、12日分かった。2005年5月に核テナントの三越倉敷店が撤退した同ビルが、約3年ぶりに再生する。

 昨年10月、地権者団体の東ビル管理組合法人などと出店契約を結び、年度内の開業に向け準備を進めているが、正式な開業日は決まっていなかった。日程的に厳しい中で改装を続けており、目標時期にぎりぎり間に合い、集客も見込める週末(土曜)のタイミングを選んだとみられる。

 ビルは地上6階、地下1階。計画では、リニューアルに伴い内外装を一新。店舗面積は約2万1000平方メートルで、200余りの売り場を配置する。

 地下1階を食料品売り場とし、1―3階は服飾雑貨や女性衣料を中心に扱う。4―5階では男性と子どもの衣料、寝具を販売。6階は飲食店や美容室のほか、市男女共同参画センターも入る。屋上はビアガーデンなど。年間売り上げ120億円を目指す。

 東ビルは、倉敷駅前再開発の主要事業として1980(昭和55)年に開業。市中心部の商業機能の柱だったが、三越撤退後は約60の専門店も相次ぎ退店し、06年10月から全館閉鎖となっていた。

 約200メートル南東に立地する現倉敷店(同市阿知、店舗面積約1万400平方メートル)は新店のオープン直前に閉鎖。建物を取り壊し、跡地は平面駐車場として使う。

223荷主研究者:2008/03/31(月) 00:19:08
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802130082.html
'08/2/13 中国新聞
近隣地にアルパーク別館建設
--------------------------------------------------------------------------------
 広島市西部の大型複合商業施設アルパーク(広島市西区)を運営する三井不動産(東京)が、近隣地に別館を建設し、来年春にもオープンすることが12日、分かった。地上4階建てで、物販のテナントや映画館が入る。専門店街の東棟、百貨店が入る西棟などと合わせ、店舗面積は6万平方メートルを超え、広島都市圏最大のイオンモール広島府中ソレイユ(広島県府中町)と同規模になる見通し。特長とするファミリー層への集客力を高め、都市圏西部の地盤を固める。

 計画では、国道2号沿いの住宅展示場跡や従業員用駐車場の敷地約2万平メートルを開発。鉄骨4階建て延べ1万7700平方メートルを建設する。着工は5月中旬、工事の完了は来年3月末を予定。

 出店するテナントは調整中。関係者によると、既存店の機能を補完する構成となり、アルパーク全体の鮮度を磨き直す狙いがある。

 アルパークは、広島都市圏初の本格的な複合型の郊外型商業施設として、1990年4月にオープンした。

【写真説明】来年春、完成予定のアルパーク別館の建設予定地(手前)。物販のテナントや映画館などが入る

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802130084.html
'08/2/13 中国新聞
別館建設で西部の商圏再構築
--------------------------------------------------------------------------------
 来春完成予定のアルパーク(広島市西区)の別館建設は、他地域に相次ぐ郊外型ショッピングセンター(SC)に対抗し、広島都市圏西部の地盤を再構築する狙いがあるとみられる。18年前、都市圏初の郊外型複合商業施設として好調なスタートを切ったアルパークだが、同じ郊外施設との競合にさらされ、テナント売上高はピーク時の約8割と苦戦している。別館には郊外一番店の「復権」がかかる。

 都市圏では、22日にイズミ(広島市南区)が南区皆実町に基幹店の「ゆめタウン広島」をオープンさせる。さらにイオン(千葉市)も安佐南区祇園に大型SCの建設を進めている。郊外に新規SCの出店が相次ぐ中、アルパークにとっては求心力を向上させることが急務になっていた。 今回のアルパーク別館建設は業績浮上の鍵となるだけに、入店する専門店や映画館の規模への注目度は高い。

【写真説明】広島都市圏西部の商圏の軸となっているアルパーク。他の郊外施設との競合で売上高は最盛期の約8割になっている

224荷主研究者:2008/03/31(月) 00:43:36

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802070063a.nwc
立川から客戻せ…25年目そごう八王子、初の全面改装
FujiSankei Business i. 2008/2/7

 ミレニアムリテイリング傘下のそごうは6日、JR八王子駅ビルにある「そごう八王子店」を3月6日に全面改装すると発表した。約30億円を投資し、1983年の開店以来初の全館改装を行う。テーマは、「おしゃれな上質都市型百貨店」。団塊世代と30歳代の団塊ジュニアをターゲットに店舗展開していく。

 同店は立川駅前の開発などで、客を奪われ若い世代が離れていた。同日会見した安部雅博店長は、「近隣地区に客を奪われていたが、八王子唯一の百貨店として巻き返しを図る」と述べた。

 改装では、新規76ブランドを導入するなど婦人服売り場を拡充。化粧品や靴なども増やす。

225荷主研究者:2008/03/31(月) 00:51:50

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802200175.html
'08/2/20 中国新聞
ビックカメラ6日に広島開店
--------------------------------------------------------------------------------
 家電量販のビックカメラ(東京)は19日、広島市南区のベスト電器広島本店内にテナントとして入る「ビックカメラ・ベスト広島店」のオープン日を3月6日とすることを明らかにした。約70万品目の品ぞろえは同社旗艦店の有楽町店と同規模で中国地方最大の家電量販店となり、広島都市圏の攻勢を強める。中国地方では岡山駅前店に続く2店目。年間の売り上げ目標は、同店を10億円上回る80億円に設定した。

226とはずがたり:2008/04/01(火) 19:18:56
日本の百貨店も集約が進みましたなぁ〜。

●エイチ・ツー・オー リテイリング(2007年10月発足) ←阪急阪神
  阪急百貨店(=梅田)+阪神百貨店(=梅田)
●J.フロント リテイリング(2007年9月発足)
  大丸(=大阪)+松坂屋(=名古屋)
●�鮄膕�(=大阪)
●三越伊勢丹ホールディングス(2008年4月発足) ←三井
  伊勢丹(=新宿)+三越(=日本橋)
●ミレニアムリテイリング(現在はセブン&アイ・ホールディングス傘下) ←セブン&アイ
  西武百貨店(=池袋)+そごう(=心斎橋)

国内最大の百貨店誕生 三越・伊勢丹が統合へ
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008033001000528.html
2008年3月30日 18時21分

 百貨店大手の三越と伊勢丹が4月1日に経営統合し、売上高計約1兆5800億円と国内最大の百貨店グループが誕生する。ファッション衣料に強い伊勢丹と、富裕層を抱える三越の販売戦略を合わせて、少子高齢化で厳しい経営状況が続く百貨店業界を勝ち抜くのが狙い。統合6年目の2013年度には業界最高水準となる連結営業利益750億円を目指す。

 4月1日に設立する持ち株会社「三越伊勢丹ホールディングス」には、両百貨店の店舗運営や商品戦略を手掛ける部署を設置する。管理部門が多い持ち株会社で店舗戦略を担当するのは珍しい。若年層を中心に人気がある伊勢丹流の販売政策を三越の店舗にも浸透させる。

 両社はそれぞれ店名を残し、店頭では4月から共同企画商品の販売などを始める。3月1日には伊勢丹の常務執行役員が、三越の常務執行役員として商品政策を担当する部長に就任するなど伊勢丹主導の態勢が整いつつある。
(共同)

228とはずがたり:2008/04/11(金) 01:23:45

最近は株価も低迷してるしねぇ

イオンがM&A戦略大転換 ダイエー獲得へ出資引き上げか
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/128836/
03/10 18:50更新

 イオンが積極的なM&A(合併・買収)や新規出店による規模拡大路線の転換を打ち出した。これまでは圧倒的な規模を背景としたコスト削減やバイイングパワー(購買力)を貪欲(どんよく)に追求してきたが、国内市場のパイ縮小に備え、収益重視へと舵を切る。特にM&A戦略では出資比率を3分の1以下に抑える“緩やかな連合”を見直し、資本の論理も活用する。流通業界や株式市場では、丸紅と二人三脚で再建を進めるダイエーの行方に注目が集まっている。(飯田耕司)
 「現状のグループ売上高6兆円は十分な規模。今後は収益重視に大きく舵を切る。M&Aも収益力があり海外展開も可能な中核事業に絞る」
 イオンの豊島正明専務執行役は2月28日に開いた3カ年の新中期経営計画の発表会見で、こう言い切った。
 イオンは世界の小売業で10位以内を目指す「グローバル10(テン)」を掲げ、拡大路線を邁進(まいしん)してきた。「10兆円の規模は必要」(岡田元也社長)としてきただけに方針の大転換といえる。計画ではM&Aや新規出店投資を直近の3年間に比べ20〜30%削減すると同時に、投資の「選択と集中」を進める考えだ。
 積極的なM&Aで160社に拡大したグループ企業も、夏にも設立する持ち株会社の傘下で11の中核事業に分け、大胆な再編・統合を検討する。

不採算店100店閉鎖 イオン、総合スーパー整理
4月8日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000052-san-bus_all

 流通大手のイオンの岡田元也社長は7日、3カ年の中期経営計画の最終年度となる平成22年度までに、「ジャスコ」「マイカル」など総合スーパー約100店を閉鎖する方針を明らかにした。売却や食品スーパーなどへの転換を検討する。積極出店やM&A(企業の合併・買収)を重ねた同社の総合スーパー店舗は約600に膨れあがり、見直しが迫られていた。

 岡田社長は決算発表の席上、「これからやらないといけないのは、本体の総合スーパーの改革だ。難度はあるが、触らなければならない」との決意を述べた。

 20年2月期決算で、総合スーパー事業は主に地方の消費環境の悪化で、既存店売上高が前年比0・4%減。衣料品在庫処分などで粗利益率も低下、単体営業利益は5・5%減の317億円と不振が際立った。

 自主企画商品を生産する機能会社の設立など、グループでの相乗効果を追求してきた。だが、不採算店のリストラにいよいよ踏み込むことで、規模拡大の追求から利益拡大の追求へと経営の転換を鮮明にする。

 同社はまた、22年度の連結売上高目標を5兆8500億円超、営業利益目標を2500億円とする中期経営計画を発表した。「保守的な数字」(岡田社長)とし、米衣料品子会社タルボットの建て直しなどにより達成可能としている。

229とはずがたり:2008/04/11(金) 11:39:31
コンビニ:セブン6期ぶり、イオン10期ぶりの営業減益
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080411k0000m020064000c.html

 セブン&アイ・ホールディングスとイオンの2大流通グループと、コンビニエンスストア大手5社の08年2月期決算が10日出そろった。セブンが6期ぶり、イオンが10期ぶりの営業減益となったほか、コンビニ2社も営業減益と消費の低迷を裏付けた。

 セブンは主力のコンビニの不振やファミリーレストラン「デニーズ」の大幅赤字、イオンは米国の衣料子会社の業績悪化などが響いた。セブンは同日、今後3年間でデニーズの不採算店舗約135店を閉鎖すると発表した。両社とも店舗リストラを加速し、業績の巻き返しを図る方針だ。

 また、原材料価格の高騰から製品値上げが相次いでいることに、「消費者の節約志向が強まっている」(セブン&アイの村田紀敏社長)と、両社とも安価で利益率の高い自主企画品(プライベートブランド)を積極投入して対抗。ローソンは値上げによる収益悪化を防ぐため、全国の加盟店支援に年間50億円の対策費を投じる。

 コンビニは、生鮮食品の販売を強化しているローソンは営業利益が過去最高だった。サークルKサンクスは地方店の売り上げが落ち込み、減収減益だった。【小倉祥徳】

 ◇コンビニ大手5社の08年2月期単体決算◇
            全店売上高       営業利益    
セブン−イレブン  25743( 1.6) 1681(▼2.6)
ローソン      14027( 1.8)  453( 2.2)
ファミリーマート  11218( 5.0)  286( 4.0)
サークルKサンクス  8600(▼1.5)  214(▼6.4)
ミニストップ     2822( 5.2)   75( 3.4)
※単位・億円、カッコ内は前期比伸び率%。▼はマイナス

毎日新聞 2008年4月10日 20時19分(最終更新 4月10日 20時56分)

230とはずがたり:2008/04/14(月) 03:06:58
こいつのお陰で国道16号ばかりか圏央道迄渋滞したらしい。。

国内最大級アウトレット  入 間
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080410-OYT8T00829.htm

オープン初日、大勢の人が訪れた三井アウトレットパーク入間 三井不動産が入間市宮寺の工場跡地に建設したアウトレットモール「三井アウトレットパーク入間」が10日、オープンした。敷地面積は約8万6000平方メートル、施設の延べ床面積は東京ドームの約2倍にあたる約9万8000平方メートルと国内最大級。三井不動産は年間約600万人、売り上げは260〜280億円を見込んでいる。

 2階建ての施設内には、ファッションや雑貨、スポーツ・アウトドア用品、化粧品、インテリアなど204の店舗が集結。このうち、英の老舗百貨店「ハロッズ」や仏のファッションブランド「コントワー・デ・コトニエ」など44店は、国内のアウトレットに初めて出店した。

 家族連れなどの来店を想定し、11の飲食店が入った計650席のフードコートのほか、本格的なレストランやカフェ、コンビニなども用意。芝生広場など約2万平方メートルの緑地も整備した。

 あいにくの雨となった10日、開店前から約3800人が行列をつくり、オープンと同時にお目当ての店でオープン記念の福袋などを買い求める姿が。長女葵ちゃん(2)を連れた毛呂山町の主婦白石麻実さん(29)は「多くの店を見ているだけでも楽しい。何度でも足を運びたくなる」と話していた。

周辺道は大渋滞 店舗は、圏央道の入間インターチェンジ(IC)からわずか約500メートル。慢性的な交通渋滞にある国道16号沿いにあるため、開店の午前10時前後には3・5キロの渋滞が発生した。

 三井不動産は車による来場を平日が1日約5200台、休日は約1万100台と予想。駐車場出入り口を2か所設け、交通量の分散を図るほか、約3200台の敷地内駐車場と約600台分の臨時駐車場を確保した。「入間インターチェンジを封鎖し、別のインターで降りてもらうことも東日本高速道路と協議している」(同社商業施設運営事業部)という。狭山署も「週末はさらに混雑するだろう」と警戒している。

(2008年4月11日 読売新聞)

231とはずがたり:2008/04/14(月) 16:47:02
マツモトキヨシ、高田薬局との業務提携契約を解消
2008年04月12日 12:10更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080412/18649.html

 マツモトキヨシホールディングス<3088>は11日、2001年に高田薬局との間で締結した業務提携を解消したと発表した。高田薬局がマツモトキヨシに事前通告せずウエルシア関東と経営統合を決めたことが原因という。

 マツモトキヨシによると、両社はマツモトキヨシの開発商品の供給、商品の仕入、販売・価格等の情報交換、物流センター機能の共有化、出店に関する情報交換など「友好な関係」を構築してきた。

 一方、高田薬局は今年3月14日にイオン系列のウエルシア関東との間で、株式移転による共同持株会社設立と経営統合で基本合意したと発表した。

 マツモトキヨシによると、経営統合に関して高田薬局からの事前説明がなかったことから、同社は今月11日付けで高田薬局に対して契約解除通知書を発送。同社との間の契約関係全てを解除すると共に、業務提携を解消したという。

232とはずがたり:2008/04/17(木) 02:56:21

わざわざ住民のニーズのある大規模郊外店規制して魅力のない中心市街地商店街を保護するってのはおかしいと思いますけどねぇ。住民のショッピングの楽しみを奪う形で保護するのではなく,まずはまともな店を中心市街地に立地させる為の努力をすべきではないか。
中心市街地活性化基本計画は富山なんかが取り組んでるみたいだけど路面電車網が張り巡らされてる富山でやるのは面白い試みだが秋田でやっても渋滞で全員うんざりするだけの結果に終わるのではないか?秋田中央道は確かに評価に値するけど2車線で打ち止めだしねぇ。
イオンのショッピングモールなんかもそうだけど商売ってのは人気でなかったら撤退するべき厳しいもの。世知辛い世の中でみんな苦労してるわけで漫然と古い家業にしがみついて客が来ないのを郊外の店のせいにする零細商店主だけ優遇されるのは如何かと。

郊外型大型店の面積制限へ 秋田市都市計画審
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080416e

 秋田市都市計画審議会(中川実会長)が15日、秋田市役所で開かれ、同市の「準工業地域」(対象820ヘクタール)を「特別用途地区」として指定し、新規に建設する集客施設は床面積1万平方メートル以下に制限することを了承した。県の同意を経て6月末に正式に都市計画決定する。郊外型大型店の出店を抑制する狙いで、市町村が準工業地域に面積制限するのは県内初。

 準工業地域への出店規制は、国から中心市街地活性化基本計画の認定を受けるための条件。市は6月の計画認定を目指しており、同計画によって中心市街地に都市機能集約を促すとともに、準工業地域には規制をかけて郊外への拡散を抑制する。6月定例市議会に関連条例案を提出する予定。

 準工業地域は、軽工業など環境への影響が少ない工場の立地を促進するための地域。同市では国道7号、13号と県道秋田天王線(通称新国道)沿線に多い。都市計画決定前に建築確認を申請したものを除き、今後は1万平方メートルを超える小売店やアミューズメントなどの集客施設は建設できなくなる。
(2008/04/16 09:45 更新)

233荷主研究者:2008/04/30(水) 01:38:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080301t12040.htm
2008年03月01日土曜日 河北新報
藤崎、近隣ビルに出店 来年6月オープン 仙台

 藤崎は29日、仙台市青葉区一番町3丁目に建設中の仙台ファーストタワー商業棟(5階、地下2階)に出店すると発表した。ビル施主のヒューリック、日本土地建物(ともに東京)と1日、仮賃貸契約を結ぶ。2009年6月のオープンを目指す。

 商業棟は07年7月に完成したファーストタワー事務所棟(24階、地下2階)の北隣。藤崎は吹き抜けの2階を除く1―5階に出店する。売り場面積は約1000平方メートル。婦人服を中心とする店舗構成で、東北初進出の有名ブランド店3、4店も入居を予定している。

 エステサービスを併設した化粧品のビューティーゾーンも設ける。年間約20億円の総売り上げを目指す。

 藤崎は本館と大町館、一番町館(いずれも青葉区)と合わせて4館体制となる。総売り場面積は約3万1500平方メートルに上り、ファッションビル141(青葉区)を賃借して増床する三越仙台店の約3万5400平方メートルに次ぐ東北2番目を保つ。

 事務所棟と商業棟の間には、公共的な広場と飲食店舗を配するアトリウム棟(4階)が建設され、市民のにぎわいを演出する場も兼ね備える。商業棟地下は駐車場にする。

 藤崎は新店を創業190周年記念事業に位置付け、「JR仙台駅前にことし開業するパルコとエスパルⅡに対抗する戦略的な布石にしたい」(経営企画部)としている。藤崎開発業務部の庄子直担当部長は「東北一のファッション性と文化性、専門性の高い商業エリアを創出し、地域発展に貢献したい」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080302t12022.htm
2008年03月01日土曜日 河北新報
藤崎が予約賃貸契約 仙台ファーストタワー商業棟

 藤崎は1日、仙台市青葉区一番町3丁目に建設中の仙台ファーストタワー商業棟(5階、地下2階)施主のヒューリック、日本土地建物(ともに東京)と予約賃貸契約を結んだ。2009年6月のビルオープン時に自動的に本契約に移行する。

 10年契約で、1カ月の貸料は約1000万円。藤崎は商業棟のキーテナントとして、吹き抜けの2階を除く1―5階に出店する。約1000平方メートルの売り場に、東北初進出の有名ブランド店などが入居を予定している。藤崎は本館と大町館、一番町館と合わせて4館体制となる。

 藤崎の田中昌志専務は「仙台の新しいランドマークになる良好な場所に出店できることになった。今までと違った客層を取り入れ、一番町全体の発展に貢献したい」と語った。

234荷主研究者:2008/04/30(水) 02:19:34

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79905.html?_nva=182
2008年03/06 06:37 北海道新聞
パセオ大改装検討 数十億円規模 地下通路完成にらみ

 JR札幌駅直結の商業施設「パセオ」を運営する札幌駅総合開発(札幌、臼井幸彦社長)は五日、三年後をめどに数十億円規模の初の大型改装を検討していることを明らかにした。札幌駅と大通地区間の二〇一〇年度の地下通路完成をにらみ、一体運営する札幌ステラプレイスなどJRタワー全体の集客向上を狙う。

 パセオは一九九〇年開業。売り場面積は約一万七千平方メートルで、衣料や雑貨、飲食など約百九十店が営業している。

 通路幅が六メートルと比較的広いため営業効率が悪いことや、小型店舗が多いことなどが課題だ。

 同社は、改装に向け担当部署を設置。通路幅を数メートル縮小することによる売り場面積の拡大などを検討し、一一年春をめどに改装を実施したい考え。

 十代後半から二十代の客層を主なターゲットとし、地元テナントを優先的に誘致する現在のコンセプトは変えない方針だ。

 パセオは、六日に開業五周年を迎えた札幌ステラプレイスや、エスタ、アピアとともに同社が一体運営を行っている。〇六年度は四施設で前年度比2・9%増の九百五十一億円を売り上げたが、パセオは同1・3%減の百五十五億円と唯一前年割れしており、改装で施設全体の競争力を強化したい考えだ。

 臼井社長は「現在の直線主体の通路に曲線通路も取り入れるなど商業施設としてのおもしろさも高めたい。地下通路開通で街の回遊性向上が予想される。札幌中心部の魅力向上に貢献したい」と話している。

235荷主研究者:2008/04/30(水) 02:21:38

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79168.html?_nva=182
2008年03/02 07:49 北海道新聞
帯広の百貨店・藤丸 釧路から無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用

釧路から無料送迎バスで藤丸に到着し、次々と入店する買い物客

 【帯広】道東唯一の百貨店として地元以外からも買い物客を呼び込もうと、帯広市の藤丸(藤本長章社長)は一日、釧路発着の無料送迎バスを初めて運行した。当初予想の三倍を超える約三百五十人が大型バス十台に分乗し、一日がかりでブランド品などの買い物を楽しんだ。

 道東では二○○六年八月に丸井今井釧路店、昨年十月には北見市のきたみ東急百貨店が相次ぎ閉店し、藤丸が唯一の百貨店となった。

 送迎バス運行は丸井今井釧路店の閉店後、釧路圏からの買い物客が増えていることから企画。百人の予定に対し申し込みが殺到し、手配していた三台のバスを急きょ増やして対応した。

 参加者は中高年の女性客が中心で、午前九時に釧路を出発し、正午前後に藤丸に到着。約三時間、買い物や催事の「全国うまいもの大会」などを楽しみ、同日夜、釧路に戻った。

 釧路市の主婦岩藤照子さん(65)は「丸井今井釧路店で利用していた洋服店などが藤丸に入っているので来ました。やっぱり百貨店は品ぞろえが豊富でいいですね」と笑顔で話していた。

 藤丸は今後、参加者の意見などを参考にバス運行の継続を検討する。

236荷主研究者:2008/04/30(水) 02:42:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080313t12046.htm
2008年03月13日木曜日 河北新報
仙台「東一連鎖街」全店立ち退き 補償で合意、再開発着工へ

 仙台市青葉区の飲食店横町「東一連鎖街」の再開発計画で、連鎖街のすべての飲食店経営者らが4月で立ち退くことに応じたことが12日、分かった。再開発事業主体の東一センタービルと合意した。全店の撤退が決まり、2009年末の完成を目指し、再開発ビルの建設が進む。

 関係者によると、最終的に立ち退きに難色を示していた経営者らは8人前後とみられ、1店につき数百万円から1500万円までの、面積や年数などに応じた補償料の支払いを受けて立ち退く。連鎖街は5月に解体工事が始まる。

 東一連鎖街は、戦後の焼け跡に建てられたバラックが始まり。三越仙台店の西側で、東一番丁通と稲荷小路をつなぐ約40メートルの4本の小路に、棟割り長屋風の飲食店など六十数店が並んだ。

 建物の老朽化に伴い、東一センタービルは建物を取り壊して再開発ビルを建てる計画を打ち出した。50店以上が退去に応じたが、残りの店が拒み、着工が遅れていた。

 再開発計画は、敷地約1600平方メートルに、地上8階、地下1階、延べ床面積約1万平方メートルの「東一センタービル」(仮称)を建設。低層階をファッション関係、上層階を飲食関係の店に賃貸する。 東一センタービルの笹木みえ子社長は「計画の途中なので話せない」と述べた。

237荷主研究者:2008/05/02(金) 14:45:17

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080320/20080320_018.shtml
2008年03月20日10時49分 西日本新聞
パルコ社長 福岡店早期開業に意欲 旧岩田屋本館ビル 文化事業も検討

 商業施設運営パルコ(東京)の平野秀一社長は19日、西日本新聞社のインタビューに応じた。福岡市・天神の旧岩田屋本館ビルへの出店計画について「福岡は文化事業のポテンシャル(潜在力)がある」と、音楽や劇場などの文化事業展開を検討する考えを明らかにした。正式な出店契約に向け「改装プランを急いで練りたい」と、早期開業に強い意欲を示した。

 天神の評価は「アジアの中心都市を目指した活気ある街」で、パルコの成長戦略と一致したという。2011年の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通については「若者を中心に人の流動性が高まる」と、市場拡大に期待を寄せた。

 具体的な店舗計画は、今月発足した専門チームが検討するが、「文化事業を含め当社のいろいろな能力が生かせるのか、市民の要望も聞いて決める」と語った。

 同社は2月、ビルを所有する学校法人の都築学園(福岡市)と賃貸予約契約を締結。改修に向けた調査を行った後に正式契約を結ぶ方針。

 開業時期について調査や建築認可、改装工事の期間が流動的なため「まだ分からない」としながらも「ゆっくりしていられない」と述べた。

 当初、調査結果次第で出店中止もありうるとした点について「可能性の1つを説明した。出店しないなら調査はしない」と、中止の可能性が低いことを示唆した。

=2008/03/20付 西日本新聞朝刊=

238荷主研究者:2008/05/03(土) 18:52:30

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080327301.htm
2008年3月27日05時22分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎セブン−イレブンが北陸進出 3年で200店舗展開 石川に製造・物流拠点

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は九月にも、北陸三県に進出する。四月から加盟店の募集や契約活動を開始し、三年間で計二百店舗の出店を計画する。一年をめどに石川県内に製造・物流拠点を設ける。

 同社では、独自企画商品が売価構成比の約50%を占めており、地産地消の高まりも背景に、「食材の豊富な北陸は市場として十分に成り立つ」(担当者)とみて進出を決めた。近隣の既存出店エリアの工場や配送センターを中心とした物流網を活用し、九月にも、富山、福井で順次出店。石川は、工場や物流センターの稼働に合わせ、来春にも営業を開始する。独自の電子マネー「nanaco(ナナコ)」の普及も促進する。

 同社は高密度多店舗出店方式により、北陸で積極的に出店を進める方針。二月末時点で、国内三十四都道府県に一万二千三十四店舗を展開している。

239荷主研究者:2008/05/03(土) 18:57:05

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20080325/20080325_006.shtml
2008年03月25日22時27分 西日本新聞
小倉伊勢丹が閉店 名残惜しむ来店客

従業員たちが営業最終日に最後の買い物客を見送った小倉伊勢丹=25日午後8時15分、北九州市小倉北区
 北九州市小倉北区の百貨店、小倉伊勢丹が25日、4年余りの営業を終え、閉店した。JR小倉駅に通じる2階正面入り口では、約100人の買い物客が見守る中、ガラスのドアが閉まり、従業員が頭を下げた。

 閉店後に姿を見せた杉浦進社長が「小倉伊勢丹のご愛顧を賜り、本当にありがとうございました」とあいさつした。この日は、名残を惜しむ多くの買い物客が訪れ、前年同日の約2倍の人出となった。

 小倉伊勢丹は2004年2月、JR小倉駅前の旧小倉そごうビルで開業。当初の売り上げ目標は年間260億円だったが、07年3月期の売上高は170億円にとどまり、29億円の債務超過に陥っていた。

 伊勢丹から経営を引き継ぐ井筒屋(同市)は、4月1日から「コレット井筒屋」として開業する。

=2008/03/26付 西日本新聞朝刊=

240荷主研究者:2008/05/03(土) 19:48:24

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080328/CK2008032802098870.html
2008年3月28日 中日新聞
マーサ21SC、店舗拡大で再始動 岐阜で来月リニューアルオープン

4月26日のグランドオープンに向けて工事が進むマーサ21。手前が新たに建設された新館=岐阜市正木中で

 昨年4月から新館建設工事をしていた岐阜市正木中の「マーサ21ショッピングセンター(SC)」が4月26日、1.5倍に増床してリニューアルオープンする。岐阜市郊外と周辺市町にひしめく大型SC商戦で、老舗が巻き返しを狙う。

 マーサは、新館建設と並行して進めた既存店舗の耐震工事を含めて40億円を投資。新館は鉄骨5階建てで、3階までを専門店街とした。

 SC全体の店舗面積は、これまでの3万2000平方メートルから4万8000平方メートルに大幅拡大。モレラ岐阜(本巣市)やイオン各務原SCより小規模だが、近年の大型SCに多い5万平方メートル級で、生き残りをかけた戦いがさらに過熱しそうだ。

 専門店街の店舗数は、従来より16店増の125店と小幅な増加にとどめる一方、4割以上を新規の店に一新。団塊ジュニア世代のファミリー層を主なターゲットに据え、平均約65平方メートルだった1店舗あたりの面積を平均200平方メートルほどに拡大した。

 岐阜市中心部に近い人口の多い立地を生かそうと、1階に雑貨店やフードコートを多く配置し、「ふだん×モダンコミュニティー」をキャッチコピーに日常的な利用者を重視。年間230億円の売り上げを目指す。

 新館は24日にプレオープンし、専門店街は5月6日まで通常より1時間早い午前9時から午後10時まで営業する。

 マーサは、大型SCの先駆けとして1988年開業。95年にトイザらスなどが入居して増床したが、10年ほど前から10キロ圏内に大型店進出が相次いでいた。

 (中崎 裕)

241荷主研究者:2008/05/11(日) 23:21:38

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080324/CK2008032402097724.html
2008年3月24日 中日新聞
福井のピア閉店から5年 跡地の活用は進むが…

閉店から5年近くが経過し、敷地内の一部で建設工事が進められている旧ピア=福井市二の宮2丁目で

 地域住民らに惜しまれながら2003年5月に閉店した福井市のショッピングセンター(SC)旧「ピア」の敷地内で、分譲マンションが建設され、カーショップなども出店するなど、遅ればせながら開発が進んでいる。しかし、跡地の活用は限定的で、営業終了から5年が経過しようとしている今も、建物は取り壊されることもなく、巨大な空き店舗のまま残されている。旧ピアの現状を検証した。

 旧ピアは1977(昭和52)年、全国に先駆けて地元商業者による協同組合方式で同市二の宮2丁目にオープンした。大手量販店の「ジャスコ」を核テナントに迎えて運営していたが、競争の激化に伴う売り上げ減などから03年5月に閉店を余儀なくされた。

◆進む土地開発
 閉店後の一時期、旧ピア東側の駐車場が回送バスの駐車場として利用されたことも。昨年3月末には新たに、同じ駐車場の土地約2300平方メートルを自動車会社が購入、この4月に「ホンダカーズ福井南二の宮店」としてオープンする予定だ。また、破たん直前に売却された施設西側の土地でもマンションの建設が進んでおり、4月末には完成する予定という。

 ただ、跡地の一部で開発が進んでいるだけで、現状は“虫食い状態”の印象を否めない。肝心の鉄筋コンクリート4階建ての旧ピアの大きな建物については手付かずのまま放置され、周囲に次々と新築される建物の「引き立て役」となっている。

◆募る住民不安
 テナント撤退後、旧ピアを舞台に不法侵入事案などが何度も起こっており、薄汚れた建物は治安上からも付近住民の不安の種にもなっている。近くで飲食店を営む女性(58)は「ごみなどがあって(旧ピアの建物周辺は)ひどいことになっている。今の状態で放置するよりは、何かの店が来たほうがいい」と困り顔で話す。

 さらに、以前は毎日のように買い物に出掛けていたという主婦(56)も「あのままじゃ怖いねぇ。早く建物を壊すか、別の建物を造ってほしい」と行方に気をもむ。その一方で、「もう店をするわけではないんでしょ。関心がない」と冷めた見方をする男性もいる。

◆長期化する跡地問題
 旧ピアの建物撤去や跡地の取り扱いについては現在、地権者ら関連する4者が福井地裁で係争中だ。そのうち、近接するSC「エルパ」の一部業者でつくるフクイと、「エルパ」を運営する協同組合福井ショッピングの両モールの関係者(ともに原告側)は、跡地利用に関心を示すが、具体的な利用法となると「今は白紙状態」と多くを語ろうとしない。

 一方、被告側で大手量販店・イオンは、訴訟中とあって建物の行方については詳細なコメントを控えている。同社は旧ピアの運営母体・協同組合フクイショッピングプラザとともに建物などを持ち分登記している関係で、原告側の地権者らから建物の撤去などを求められている。

 廃虚となった建物を置き去りにしたまま、少しずつだが、土地開発が進んでいる旧ピアとその周辺…。しかし、旧ピアが華々しく営業していた当時とは、景観はおろか、活気の点でも比べものにならない。

 地域住民はもちろん、旧ピアに足しげく通った買い物客らにとっては跡地の行く末が最大の関心事。住民らの不安解消や周辺の活気を取り戻すためにも、跡地問題の早急な決着が必要だ。

 (清兼千鶴)

242荷主研究者:2008/05/11(日) 23:36:53

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/13650?c=210
2008年4月2日 09:54 西日本新聞
小倉の顔“最後の切り札” 「コレット井筒屋」開業 活性化へ大役担う

 1日開業したコレット井筒屋=北九州市小倉北区 北九州市のJR小倉駅前で「コレット井筒屋」が1日に開業し、北九州商圏では、井筒屋グループだけが百貨店3店を構えることになった。JR小倉駅前に立地する百貨店はコレットが4代目。地場資本による経営は、小倉都心部の“顔”を守る「最後の切り札」といえる。都市間競争が激化する中で「地域のにぎわいに寄与してほしい」(重渕雅敏・北九州商工会議所会頭)との期待に応えられるか、今後のかじ取りが問われる。

 小倉駅前の再開発ビルでは、小倉そごうが1993年に入居したが、経営破たんで2000年末に閉鎖。02年には小倉玉屋が仮出店したが、9カ月後に閉店した。地元経済界などが大手百貨店の誘致を続け、小倉伊勢丹が04年に開業。しかし、赤字続きのため今年3月で幕を閉じた。

 井筒屋が新店を引き受けたのは、さらなる店舗閉鎖を避ける「社会的責任」(重渕会頭)でもある。

 荒牧浩一・コレット井筒屋社長は「前の3店を分析しながら、新しい経営戦略を立てたい」と違いを強調した。

 しかし、小倉駅から新幹線で約20分のJR博多駅では、11年春に博多阪急(仮称)などの大型商業施設が誕生する。福岡に消費者が流出する懸念は強い。荒牧社長は「本店でカバーできない売り場をつくることが、福岡への対抗策になる」と語る。今秋からの改装で、どのような店づくりを進めるかが注目される。

=2008/04/02付 西日本新聞朝刊=

243荷主研究者:2008/05/11(日) 23:46:55

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080401/CK2008040102099939.html
2008年4月1日 中日新聞
東三河に初の「COACH」 豊橋丸栄、17日改装オープン

豊橋丸栄に出店するCOACHのイメージ

 豊橋市駅前大通の豊橋丸栄が、3月上旬から売り場の大規模改装を進めている。改装は2004年以来。17日にハンドバッグなどの米ブランド「COACH」が東三河で初出店する。

 COACHは若い女性から中高年まで幅広い世代から人気を集める。比較的価格が低めのブランドで、1階北側に入る。同時に、1階の婦人靴売り場などには照明付きの陳列棚を配置、明るいイメージにする。

 4階の婦人肌着売り場には、3月にワコールの高級ブランド「トレフル」や、高齢者向けの「らくラクパートナー」などを新設、所得の高い中高年層に照準を合わせた。

 改装費は計約1億円で、同社は本年度に2億円の売り上げ増を狙う。

 豊橋丸栄は、03年8月の豊橋西武閉店で一時的に売り上げが伸びたが、ここ数年は減少。今年2月に会社分割による新会社が設立された。同社は「魅力ある商品を並べることで、東三河全域からの集客を図りたい」としている。 

 (安田功)

244荷主研究者:2008/05/12(月) 00:04:45

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080412104.htm
2008年4月12日03時49分 北國新聞■石川のニュース
◎出店順調、集積の兆し 金沢市のファッションストリート事業

金沢市がファッションストリートと位置付ける市中心部の国道157号周辺

 金沢市が昨年度創設した「かなざわファッションストリート創出事業補助制度」を追い風に、都心軸周辺でファッション関連店舗の集積の兆しが見えてきた。同制度を活用して三月に広坂で開店した店舗に続き、十一日までに、下堤町のビル二階に工芸品店が出店することが決まった。市は「『ファッション産業都市』の存在感が高まる」(商業振興課)と期待を寄せている。

 同制度は、市が「ファッションストリート」と位置付ける、武蔵―香林坊―広坂の国道157号周辺に出店するファッション関連店舗が対象。空き店舗の解消が目的で、店舗借上料と店舗改装費を一部助成する。従来は「既設建物一階への出店」のみが対象だったが、今年度から「新設建物二階への出店」も対象に追加された。

 下堤町に進出する工芸品店の店舗名は「アートセレクトショップ アルトラ」で、出店者は金沢市のハイウィル(林桂子代表)。ガラス、漆、金工の各装飾品や陶器、染め物など金沢で活動する工芸作家のアート作品を展示販売する。今月二十六日に開店する予定である。

 同制度の適用審査会は「若手作家を発掘し、育てるという事業コンセプトが優れている」とした上で、「作家が育ち、将来は金沢の魅力を全国や世界に発信する拠点になりうる」と評価した。

 同制度について、市はほかにも数件の引き合いがあるとし「二〇一四(平成二十六)年度末の北陸新幹線金沢開業を見据え、誘致を一層進めたい」(商業振興課)としている。

245荷主研究者:2008/05/12(月) 00:17:04

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080407/CK2008040702001763.html
2008年4月7日 中日新聞
家電大手、浜松に続々進出 商戦過熱

今秋出店予定の2店を含む 将来性見込む

 浜松市で家電量販店の競争が一層、熱を帯びてきている。今秋、ケーズデンキとビックカメラ(東京都)が相次いで出店するからだ。消費者にとっては選択の幅が広がりサービスの向上も期待できそうだが、業界大手の大型店だけで12店がひしめく激戦に突入する。

 東区天王町の大型ショッピングセンター隣接地。9月26日の開店を目指し「ケーズデンキ浜松本店」の建設が進む。ケーズホールディングス(水戸市)の子会社が出店、店舗面積は約8350平方メートルを計画。市内最大で、周辺他店舗の2倍以上の規模を誇る。

 一方、ビックカメラはJR浜松駅西側高架下の再開発で建設される商業施設に核テナントとして出店。店舗面積は約4500平方メートルを予定する。東海4県では2店目で、ビックカメラ広報は「県内最大の人口で今後も伸びが見込まれ、経済も堅調」と浜松への出店理由を説明。競合には「駅前の店舗で、品ぞろえを含め郊外型店舗とは業態が違う」と強調した。

 法政大大学院静岡サテライトキャンパス長の坂本光司さん(60)=地域経済論=は「利益率が低く、売上高を増やさないと利益が出ないため、店舗を増やさざるを得ない」と業界の体質を指摘。「全国的に店舗過剰状態の中、浜松には市場余地や将来性があるとみているのだろう」と分析する。

既に飽和状態
 だが、既存店幹部は「現状でも飽和状態。新たな出店は大きな衝撃」と明かす。既に業界最大手のヤマダ電機(前橋市)が2店、エディオン(大阪市)もエイデンなど4店を展開。ケーズやコジマ(宇都宮市)ベスト電器(福岡市)もあるからだ。

 この幹部は「価格や品ぞろえを含め対応を考えたいところだが、どこも値段はあまり変わらない状況。接客やサービスの向上が大切と考え、教育も始めた」と話す。

 エディオン広報は「30万人以上の都市はどこも厳しい。浜松はそれなりに売り上げのある地区で、落とさないようお客さまを向いた商売をしていきたい」と慎重だ。ただ、市内のある量販店幹部からは「飽和状態が続いた後、消耗戦に入るのでは」との声も漏れた。

 坂本さんも「すべて勝者になるのは難しい。はじき飛ばされるところも出てくる」と話す。

 消費者はどうか。浜松市北区引佐町の広告業小杉和男さん(39)は「競争が激しくなれば、価格も安くなるので楽しみ」と期待する。

 量販店近くの電気店の女性は「量販店が増えたのは何年も前からのこと。個人店の厳しい状態は変わらない」とあきらめの表情を見せた。(経済部・生田貴士)

246とはずがたり:2008/05/14(水) 01:28:25
北秋田市の商業施設ではなく鷹巣の商業施設と書いてるところが一寸萌え。

いとく
http://www.itoku.co.jp/

北秋田市栄付近
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=40/13/43.053&amp;el=140/23/09.737&amp;scl=25000&amp;bid=Mlink

開店前に700人、鷹巣の商業施設 来月5日に全店オープン
http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20080510k

 北秋田市栄の大型商業施設「イオンタウンたかのす」の核店舗となるスーパー「マックスバリュたかのす」が10日オープンし、大勢の買い物客でにぎわった。

 午前9時の開店前から、約700人が長蛇の列をつくった。セレモニーでは、地元の和太鼓愛好者団体が演奏を披露、続いて児玉光昭店長が「念願の開店を迎えられたのは、皆さんのおかげ。長きにわたり、役立つ店づくりをしていきたい」とあいさつした。開店後も途切れることなく市民らが訪れ、日替わりの特価品などを買い求めていた。

 同6時すぎから並んで一番乗りしたという近所の女性(67)は「これまでは、大館市まで買い物に出掛けていた。近くに品ぞろえのよい店ができて便利」と話していた。

 この日は「マックスバリュたかのす」ほか、ドラッグストアもオープンした。計5店舗で構成する「イオンタウンたかのす」は来月5日、全店が開店する予定。

 栄地区では、伊徳が運営する大型商業施設「たかのすモール」の核店舗となるスーパー「いとく」も21日に開店する。
(2008/05/10 17:51 更新)

鷹巣に大型商業施設、相次ぎオープン 中心商店街の衰退懸念も
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080510j

 旧鷹巣町郊外の北秋田市栄地区に10日、大型商業施設「イオンタウンたかのす」の核店舗となるスーパー「マックスバリュたかのす」がオープンした。道路を挟み斜め向かいに建設中の同様の施設「たかのすモール」でも、核店舗のスーパー「いとく」が21日の開店を控える。住民は、買い物の利便性が高まると歓迎するが、一方で中心市街地にある商店街の衰退を懸念する。

 両大型商業施設が開業するのは、中心市街地から東に約1キロ離れた国道105号沿い。イオングループのマックスバリュ東北(本社・秋田市)、伊徳(同・大館市)がそれぞれ運営する。

 両商業施設の進出に、市商工観光課は「商圏人口の流出を食い止め、雇用拡大と税収増につながる」と期待を込める。一方で「空洞化が懸念される中心市街地の活性化策も推進していきたい」と話す。

 中心市街地のJR鷹ノ巣駅前通りの空き店舗は15カ所に上り、同駅前のいとくスーパー鷹巣店は先月末で閉店。ある店主は「商店街が生き残っていくには相当厳しい状況。この先どうなるのか」と語った。
(2008/05/10 15:02 更新)

249とはずがたり:2008/05/31(土) 12:41:44
2008/05/29-13:53
老舗百貨店「大和」立ち入り=優越的地位乱用の疑い−公取委
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&amp;k=2008052900379

 取引上の優位な地位を利用し納入業者に自社製品購入を強いるなどした疑いが強まったとして、公正取引委員会は29日、独禁法違反(優越的地位の乱用)の疑いで、東証2部上場の百貨店「大和」(金沢市)の本社や店舗など数カ所を立ち入り検査した。
 関係者によると、大和は納入業者に自社が取り扱う絵画や貴金属、電化製品の購入を強いるなどした疑いが持たれている。業者ごとに割当額を決めていたという。
 大和は大正時代創業の老舗百貨店。同社ホームページなどによると、新潟、富山各県に7店舗を展開し、年間売上高は800億〜900億円。

250荷主研究者:2008/06/05(木) 23:40:23

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080415/CK2008041502003769.html
2008年4月15日 中日新聞
大丸浜松店、開業が11年秋に 多量の地下水で工期延長

 浜松市中心部の百貨店松菱跡への出店を計画している百貨店大手の大丸(大阪)は14日、2010年11月としていた浜松店の開店目標が、1年ずれて11年秋になる見通しを明らかにした。地盤調査の結果、工期が当初計画よりも長くなることが大きな要因。出店への影響はないとしている。

 大丸と百貨店の松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリング(東京)が同日発表した17年2月期までの中長期経営計画の中で、浜松店の開業年度を11年度として盛り込んだ。営業面積は3万4000平方メートル、投資額を150億円、初年度売上高目標も250億円と明示した。

 浜松店は地下部分に駐車場を確保するため、地下4階まで設ける計画。大丸などによると調査の結果、わき水が非常に多く、工事が難しくなることが判明。当初24カ月の計画だった工期が、31−33カ月程度となる見通しになった。

 開発事業者のアサヒコーポレーション(浜松市中区)が当たっている地権者との交渉などについて、最終合意の手続きに入りつつあるとし、大丸側は「6月中にも(松菱跡の)解体に入れると聞いている」としている。

 現地事務所を中区に置いている大丸浜松出店計画室は「アサヒ社を開発事業者として信頼し、お任せしている。浜松は大丸の出店戦略に合致しており、今回の工期変更によって出店そのものへの影響はない」としている。

 大丸の経営計画発表を受け、浜松市の水谷浩三商工部長は「事業者から事業計画変更について正式に報告を受けておらず内容を確認したい」とした上で「相応の理由があると推察する。市民の多くが早期完成を望んでいることから、1日も早い工事着手を願うとともに、工期短縮を含めた事業者の努力に期待したい」とコメントした。

251荷主研究者:2008/06/06(金) 00:14:35

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080421/CK2008042102005206.html
2008年4月21日 中日新聞
「映画の街・松本」復活へ 県内最大級シネコン、今秋開館

複合映画館が建設予定の駐車場=松本市のイトーヨーカドー南松本店で

 松本市の中心市街地などで映画館を経営している松本興行(同市城東)が、同市高宮中の大型店駐車場に複合映画館(シネマコンプレックス)を建設する。5月に着工し、11月下旬開館予定。収容者総数は1374人で県内最大級の規模だという。

 同社の完全子会社北原が、イトーヨーカドー南松本店駐車場の北側の一角に、鉄骨2階建て延べ面積約3700平方メートルの映画館を建設する計画で、同店を経営するセブン&アイ(東京都)と調整している。1階に8つのシアターを設け、2階は映写室にする。最大のスクリーンは縦5・8メートル、横13・7メートル。年間の入場者数約50万人、売上高約6億円を見込む。松本興行が経営する同市城東の松本テアトル銀映は、閉館する。

 松本テアトル銀映がある地域は、映画が全盛期だった1945(昭和20)年代には映画館が9館立ち並ぶ「映画の街」だった。しかし、テレビの普及などで、全国の映画館入場者数は年々減少。96年にはピーク時の10分の1程度の約1億1900万人まで落ち込み、同地域からも客足は遠のいた。

 近年では、商業施設に併設したシネコン建設が盛んになったことなどから、全国の入場者数は2007年に約1億6300万人まで回復。松本市周辺では2000年、山形村の商業施設アイシティ21にアイシティシネマが開館し、好調な経営を続けているという。だが、市街地の映画館の厳しさは変わらず、閉館が相次いでいた。

 市街地に映画館が少なくなり、寂しく思う映画ファンもいる。3月に同市中央で開かれた商店街映画祭の実行委員長河西徳浩さん(41)は「映画館は街中に絶対に残ってほしい。それぞれが創意工夫して個性化し、共存してくれれば」と話した。

 新たな映画館の誕生を期待する声も。イトーヨーカドー南松本店に娘2人と訪れた同市惣社の男性(41)は「駐車場がある新しい映画館が近くにできるのはうれしい。足を運ぶ機会が増えそう」と話す。松本興行の北原新八郎会長(81)は「遊び心があり、楽しめる映画館づくりをしたい」と意欲を燃やしていた。

 (福岡範行)

252名無しさん:2008/06/06(金) 04:42:52
超高層群高さ合計(2015年頃)
大阪梅田周辺約6215m
東京新宿周辺約5725m
名古屋名駅周辺約2390m
年間商品販売額
1位東京
2位大阪
3位愛知
4位福岡
5位神奈川
首都高速約280㎞
阪神高速約250㎞
名古屋高速約65㎞
世界都市GDP
1位東京
2位〜6位外国
7位大阪
8位〜20位外国
1kmあたりの渋滞損失額
1位東京435
2位大阪338
3位神奈川237
100m以上建物
東京港区約115棟
大阪市北区約85棟
横浜市約50棟
神戸市約45棟
名古屋市約25棟

253名無しさん:2008/06/06(金) 04:43:00
超高層群高さ合計(2015年頃)
大阪梅田周辺約6215m
東京新宿周辺約5725m
名古屋名駅周辺約2390m
年間商品販売額
1位東京
2位大阪
3位愛知
4位福岡
5位神奈川
首都高速約280㎞
阪神高速約250㎞
名古屋高速約65㎞
世界都市GDP
1位東京
2位〜6位外国
7位大阪
8位〜20位外国
1kmあたりの渋滞損失額
1位東京435
2位大阪338
3位神奈川237
100m以上建物
東京港区約115棟
大阪市北区約85棟
横浜市約50棟
神戸市約45棟
名古屋市約25棟
80m以上同順

254とはずがたり:2008/06/10(火) 12:36:49
取り敢えずは西武池袋線・東武東上線方面から新宿・渋谷直通で客は取られかねないってことか。
小田急や東急沿線から池袋へ客を引っ張り込むには池袋はちょいと街の求心力が落ちるのかねぇ。。

西武百貨店・東武百貨店:「池袋」をPRへ−−東京メトロ副都心線開通にらみ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080529ddm008020113000c.html?inb=yt

 西武百貨店と東武百貨店の両池袋本店は28日、6月14日の東京メトロ副都心線の開通に合わせて、池袋駅の地下通路で臨時案内所を合同運営すると発表した。池袋と新宿、渋谷を結ぶ同線の開業で、地域間の顧客争奪戦が激化する見通し。ライバル同士が企業の枠を超えて手を組み、池袋来店をアピールする異例の取り組みとなる。

 案内所は14、15の両日、地下通路に面する両店の入り口2カ所に設置。両店から案内係が2〜3人常駐し、両店の店内マップや中元のギフトカタログ、共通のエコバッグなどを無料配布する。

 業界では新線の開通で人の流れが変わり、新宿の各店が池袋、渋谷の顧客を取り込みやすくなるとの見方が強い。

 両社は「新たに池袋を訪れる顧客の利便性を高め、池袋の百貨店の魅力を訴えたい」という。【小倉祥徳】

毎日新聞 2008年5月29日 東京朝刊

255とはずがたり:2008/06/15(日) 20:27:43

草津・琵琶湖岸のイオン出店計画:反対する市民グループ、県審議会に意見書 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080615ddlk25040339000c.html

 「イオンモール」(本社・千葉市)が草津市新浜町の近江大橋東詰に建設中の「イオンモール草津」(仮称)に反対する商工業者や市民でつくる「イオン出店反対とまちづくりを考える会」は13日、同社に対し、市民が納得のいく説明をするよう求める意見書を県大規模店舗立地審議会に提出した。

 同会の池端武士・代表世話人らが県庁で記者会見。▽同社が住民説明会などの中で渋滞対策に十分なデータを示していない▽午前0時までの営業は環境や青少年に悪影響がある▽地域小売店への対策がない−−などとして、これらの改善指導を審議会に求めた。

 また、同会は市民に呼びかけた317通の個人意見書も合わせて提出。池端さんは「同社が住民に説明責任を果たすまで、営業を許可しないでほしい」と話した。【鈴木健太郎】

毎日新聞 2008年6月15日 地方版

257荷主研究者:2008/06/19(木) 23:36:21

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/21274?c=210
2008年5月9日 01:30 西日本新聞
岩田屋 三越に近く好立地 商業ビル 阪急進出見据え期待

 福岡市・天神にNTT都市開発(東京)が再開発ビルを建設する計画が8日、明らかになった。同社は「テナントは未定」としているが、予定地に隣接する岩田屋の首脳はこの日「(隣接地での増床を)前向きに考えたい」と述べ、再開発ビルへの出店を本格検討する考えを明らかにした。

 複数の岩田屋幹部によると、経営統合前は単独での増床を模索。現在の本店周辺で適地を探しており、NTTの再開発予定地は有力な候補地の1つになっていた。

 しかし、4月の三越伊勢丹ホールディングス(HD)の発足で、約200メートル離れた福岡三越と岩田屋は、売り場面積計約8万6500平方メートルの“巨大百貨店”となった。このため、岩田屋幹部の発言も「統合効果の発揮が先決」と増床については一時、トーンダウンしていた。

 だが、2011年の新博多駅ビルへの阪急百貨店進出を見据え、岩田屋内部には「増床が実現すれば、天神で圧倒的優位な立場を確保できる」との期待が強い。さらにNTTの再開発ビルは岩田屋本館と隣接し、福岡三越と警固公園を挟んで向かい合う好立地であることから「両店のさらなる一体化が見込める」との考えもある。

 三越伊勢丹HDは、大阪出店や銀座三越の増床など「優先順位の高い大型プロジェクト」(関係者)も抱えており、福岡での増床計画の実現には乗り越えなければならないハードルが残る。

 岩田屋側は「NTT都市開発との具体的な交渉はこれから」としている。流通激戦区の天神の「超一等地」を老舗百貨店が射止めることができるのか、交渉の行方から目が離せない。 (経済部・前田淳)

=2008/05/09付 西日本新聞朝刊=

258荷主研究者:2008/06/19(木) 23:39:52

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080515201.htm
2008年5月15日01時36分 北國新聞■富山のニュース
◎高岡サティ来年1月で閉店 赤字続きで再建断念

来年1月に閉店することとなった高岡サティ=高岡市駅南2丁目

 総合スーパーのマイカル(大阪市)は十四日、高岡市駅南二丁目のショッピングセンター(SC)「高岡サティ」を来年一月十二日で閉店することを高岡市やテナント側に伝えた。二〇〇一(平成十三)年度以降赤字状態が続き、回復の見通しが立たないため再建を断念した。同市内での大型小売店撤退は一九九九年五月のダイエー高岡店撤退以来で、市街地空洞化に拍車が掛かることが懸念される。

 高岡サティは一九九三年十月、当時では富山県内最大級の売り場面積と、全国三店目の複合映画施設「ワーナー・マイカル・シネマズ高岡」を備え、北陸ニチイが開店した。九六年には三階を増床してテナント数を増やし、九七年二月期には百八億円の売り上げを記録した。

 その後二〇〇一年三月にはマイカル直営店になったが、半年後の同九月にはマイカルが民事再生法適用を申請し、事実上経営破たん。マイカルは二〇〇三年十一月からイオン(千葉市)の連結子会社となり、自社の再建を進めたものの、マイカル破たん以降は高岡サティの採算割れが続き、二〇〇八年二月期は三十七億円まで売上高が落ち込んでいた。

 高岡駅南地区では、高岡サティの一・五キロ南で二〇〇二年九月、親会社のイオンが、北陸最大級の売り場面積を有する高岡ショッピングセンター(現イオンモール高岡)を開店。広域集客を進めた結果、高岡サティの経営を圧迫した。

 高岡サティには現在、社員十九人と嘱託社員十一人、パート、アルバイトで二百一人が勤務している。マイカルは十四日付の文書でテナント三十店に閉店を通知し、従業員にも知らせた。今後は嘱託社員やパートらの再就職支援を進める。

 高岡市役所には十四日午後三時半ごろ、高岡サティの関係者が訪れ、橘慶一郎市長に伝えた。橘市長は「突然の話で寂しさを感じる。ただ、従業員の雇用についてはしっかりやると聞いており、市としてできるだけ協力していきたい」と話した。

259荷主研究者:2008/06/20(金) 00:08:48

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2058
2008年5月22日 新潟日報
西堀ローサの売上が3割減少

 新潟市中央区の地下街「西堀ローサ」に入るテナントの2007年度の総売上高が過去20年間で最低の16億4400万円となり、前年度比で3割も落ち込んだことが21日、分かった。テナントが相次いで撤退した上に、市内に大型商業施設が進出し、利用客が減ったことが響いた。

 同社は整理回収機構(RCC)の下で10年間の経営改善計画を策定し、同市の支援を受けて取り組んでいるが、今後さらに空き店舗が増えれば同計画への影響も懸念される。

 売上高減少の主因はテナントの撤退。47区画のうち、07年9月から3月末までに6区画が空き店舗となり、今月にも1区画が空いた。万代地区や郊外に品ぞろえが競合する大型店が進出したことで競争が激化。営業を続ける店舗の売り上げも1割減となった。

 西堀ローサを管理、運営する同市の第三セクター「新潟地下開発」の二階堂健司社長は「施設が老朽化しており、テナントは新しいところに出たいという意識が強い」と話し、幅広い客層を獲得できるテナントの誘致を検討している。

 西堀ローサは1976年に開業。ピーク時の91年度は総売上高が約50億円となったが、97年度には30億円を割り込んでいた。

 同社は業績悪化を受け、2001年に駐車場を20億円で市に売却。06年には経営改善計画を策定し、同市から9億円の貸し付けのほか、増資の支援を受けている。現在、同市の持ち株比率は55.2%。

 売上高の減少についてRCCは「守秘義務があり、個別の案件には答えられない」としている。

260荷主研究者:2008/06/20(金) 00:13:01

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080523200016&amp;cid=main
2008年5月23日 22:29 熊本日日新聞
下通に商業ビル建設 旧寿屋のカリーノ

旧寿屋のカリーノが商業ビルを建設する予定地=熊本市

 不動産賃貸・管理のカリーノ(旧寿屋、熊本市)は二十三日、熊本市下通アーケード街にある所有地に、四階建ての商業ビルを建設する計画を明らかにした。六月に着工、九月にもオープンさせる予定。旧寿屋が二〇〇一年十二月に民事再生法の適用を申請後、商業ビルを新設するのは初めて。賃貸料収入を債務弁済の原資に充てる。

 ビルは「カリーノセカンド」。敷地面積は約百二十平方メートル。一〜三階に“渋谷系”と呼ばれる十〜二十代の女性向け衣料や雑貨を扱うテナントを五、六店程度入れるという。四階は事務所。投資額約一億円は、銀行から借り入れる。

 カリーノはこのほか、大分市郊外にある二階建てショッピングセンターを六月から改装し、テナントを入れ替えて八月にも再開業する計画。

 カリーノはグループ十社で七十五施設を賃貸し〇八年二月期の賃料収入は約四十七億円。複合商業ビル「カリーノ宮崎」(宮崎市)の改装オープンや山口県の不動産管理会社買収などで、前期に比べ30%増えた。

 同社は「下通に建設するビルは中心市街地にあり集客が見込める。新たな収益源としたい」としている。(中原功一朗)

261荷主研究者:2008/06/20(金) 00:23:09

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080522/CK2008052202000008.html
2008年5月22日 中日新聞
福井駅前2商店街を再生へ 歩行者低迷、県が支援事業

空き店舗のシャッターが目立つ福井駅前=福井市中央1で

 県の「商店街元気再生計画」に福井市の福井駅前商店街とサンロード北の庄商店街が認定された。商店街事業を県が支援し、中心市街地の活性化を狙う。

 主な事業は、駅前商店街を歩行者天国化する「福井グランドモール」を6月1日から実施。北の庄商店街でも地産地消市場「お市の市」などを計画している。

 駅前電車通りの1日平均の歩行者数は平日6573人、休日9682人で、2000年の約83−95%に低迷。再生計画では、10年までに歩行者の20%増加と福井駅西口地下駐車場の利用台数、駐車時間の10%増加を目指す。

 両商店街の空き店舗は4月現在で計4件だが、福井市中央1丁目周辺では62件と地区の約400店舗の15%を占める計算。県は「両商店街がにぎわいを取り戻し、地区全体に波及してくれれば」と期待する。

 両商店街では近年、店舗構成が大きく変わっている。婦人服や飲食関係が中心だったが、時計・宝飾店や美容院、古着店などが増えた。入れ替わりも激しい。

 (山田祐一郎)

262荷主研究者:2008/06/20(金) 01:18:34

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/95875.html?_nva=156
2008年05/30 06:52 北海道新聞
丸井南館に最大級書店 今秋にも ジュンク堂が道内進出

道内初のジュンク堂書店が出店する見通しの丸井今井本店南館

 書店大手のジュンク堂書店(神戸)が今秋にも丸井今井の札幌本店南館(札幌市中央区南一西一)の核店舗として道内最大級の書店を出し、道内に初進出する方向で最終調整に入っていることが二十九日、明らかになった。丸井今井は大型書店の集客効果で本店へのてこ入れを図る。

 ジュンク堂は、丸井今井札幌本店南館の地下二階から地上三階までの約四千平方メートルに出店する見通し。蔵書規模は八十万−百万冊程度になるとみられ、紀伊国屋書店札幌本店(北五西五、四千三百平方メートル、約八十万冊)などと並ぶ規模となる。

 丸井今井のある札幌・大通地区は、〇五年十月に丸善(東京)が札幌南一条店(南一西三)を閉店するなど、大型書店の空白地帯となっていた。

 丸井今井札幌本店南館は地下二階地上八階で、売り場面積約八千平方メートル。地下二階に子供服売り場があり、地下一階から地上三階にはアパレル大手ファイブフォックス(東京)が運営する衣料品・雑貨店「コムサデモード」が入居。四−七階には家具や日ハムオフィシャルショップ、催事場などがある。コムサデモードは、丸井今井札幌本店の一条館(南一西二)と大通館(大通西二)に移転する見込み。

 ジュンク堂は当初、石屋製菓(札幌)などが大通西四に建設を計画していた再開発ビルに出店する予定だった。しかし、同社が主力製品「白い恋人」の賞味期限改ざんなどの不祥事を契機に再開発計画を凍結したため、新たな出店地を探していた。

264杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/06/25(水) 00:14:33
25年間、よくぞ持ち堪えたとしか・・・・・横浜は平沼出身の母にとっても思い出深い地なんですよね>野澤屋

横浜松坂屋が10月閉店 赤字続き四半世紀
http://www.asahi.com/business/update/0624/NGY200806240008.html
2008年6月24日22時22分

 Jフロントリテイリングは24日、傘下の松坂屋の子会社、横浜松坂屋(横浜市中区)を10月26日に閉店すると発表した。横浜松坂屋は不振が続き、築後80年以上を経た本館は老朽化が目立っていた。長く経営課題だった店舗の統廃合に区切りをつけ、松坂屋は直営8店に経営資源を集中する。
 「商環境の変化により売り上げは減少の一途で、これ以上維持することは困難」。24日夕、横浜松坂屋で会見した松坂屋の茶村俊一社長は、売り上げ減と施設の老朽化を店舗閉鎖の理由に挙げた。
 横浜松坂屋は1864(元治元)年創業の野澤屋呉服店をルーツとする老舗(しにせ)百貨店。立地する伊勢佐木町近辺から横浜駅前に人の流れが移った影響などで客数が落ち、74年に松坂屋傘下に。77年には隣接する松屋横浜店を買収し西館としたものの、百貨店事業は84年2月期以来25期連続で営業赤字が続いていた。
 95年に閉鎖した西館には不動産収入を見込んで場外馬券売り場の誘致を目指したが、地元の反対などで開業は00年までずれ込んだ。03年2月には東証1部への上場を廃止、松坂屋が完全子会社化した。
 松坂屋の店舗再編は、業績不振を理由に04年に閉鎖した直営店の大阪店(大阪市中央区)、くずは店(大阪府枚方市)以来。横浜松坂屋の本館は、低階層の商業施設に改め、スーパーなど別業態での収益力強化を目指す。マンションやホテルを含めた複合施設への建て替えも検討する。
 本館前の路上はフォークデュオ「ゆず」が、デビュー前に路上ライブで人気を集めた場所として知られる。場外馬券売り場は営業を続ける。
 Jフロントはまた、「大丸ピーコック」「松坂屋ストア」など傘下のスーパー4社について9月1日付で統合することを決めた。

265荷主研究者:2008/06/30(月) 00:35:18

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080606/CK2008060602000225.html
2008年6月6日 中日新聞
遠鉄が「フォルテ」跡計画 百貨店と新ビルを連絡デッキで連結

 浜松市が売却を決めたJR浜松駅前の官民複合ビル「フォルテ」について、区分所有する遠州鉄道が土地・建物の取得・解体後に計画している新しい商業ビルの概要が5日、明らかになった。大半を遠鉄百貨店の新館として利用し、二つの建物を連絡展望デッキでつなぐ。フォルテ1階ガーデンの代替として、建物の間のギャラリーモールに大屋根を設けてイベントなどに活用できるようにする。

 概要は、6日の市議会環境経済委員会で、浜松市が公表する予定。

 市民などから機能を残してほしいと要望が強かった地下のホールは、新商業ビルの上層階に平面の床の多目的ホールを設置。採算を考慮し物販などにも使えるようにする。交番も新商業ビル内に確保する。

 フォルテの土地は市と遠州鉄道が所有。建物は第三セクター会社の浜松都市開発と遠鉄が所有。今年中に遠鉄が36億円程度で取得する構想を示しており、現在は9月末を期限に市施設を含む入居テナントの退去が始まっている。

 大手百貨店の大丸が2011年秋をめどに、松菱跡に出店する方向で検討を進めていることから、遠州鉄道は百貨店の規模拡大で対抗。大丸の売り場面積が3万4000平方メートルと計画されていることから、遠鉄は「対抗できるだけの売り場面積を確保したい」としている。

266荷主研究者:2008/06/30(月) 00:37:02

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080607/CK2008060702000023.html
2008年6月7日 中日新聞
平日歩行量が増加 5月、福井の中心市街地

1日の仕事を終え、次々と帰路に着く人たち=JR福井駅西口広場で

 福井市がまとめた中心市街地の歩行者通行量調査によると、5月の歩行量は平日が前年同月比16%増加した。市中心市街地振興課は「通勤通学者の鉄道利用増や、JR北陸線高架化などの効果が出たのではないか」とみている。

 歩行者と自転車通行者を19地点で調査し平日は駅前広場南の通行量が31%、同北が42%それぞれ増加。通勤、通学時間帯の増加が際立った。

 鉄道高架化で一昨年6月に開通したアオッサと北の庄通りを東西に結ぶ通路も徐々に歩行者の認知度も高まっているとみられ、地点ごとに歩行量が増えていた。

 休日は今回の調査日が晴れで前回の天候が悪かったにもかかわらず5%減少した。駅前電車通り北側の響のホール南口を除き、目立って増加した地点もなかった。

 平日、休日の歩行量を平均化して長期的な推移をみると、3年前からほぼ横ばいの状況が続いている。

 (渥美龍太)

268荷主研究者:2008/06/30(月) 01:01:59

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806140047.html
'08/6/14 中国新聞
県境超えてアルパーク人気
--------------------------------------------------------------------------------
 岩国市民が最も利用する商業施設として、広島市西区のアルパークの人気が高まっている。山口経済研究所が1997年度から続けている利用調査で、2007年度は地元商業地などを押しのけ、初の支持率1位になった。若者を中心に利用が増えている。

 調査は、山口県内の山口銀行店頭で岩国市民85人が回答。「ショッピングを楽しむときによく行く商業地」の設問に22.4%がアルパークを挙げた。97年度に17.7%だったアルパークの支持率は02年度に5.9%まで低下。03年度から上昇に転じ、06年度は2位(15.7%)。今回さらに6.7ポイント上昇し、トップとなった。

 逆に岩国市中心商業地は13.6ポイント下落して15.3%となり、2年続いた1位の座を明け渡した。広島市中心商業地は11.8%で1.5ポイント下がったものの、順位は4位から3位に上昇。岩国市中心部から約5キロ離れたショッピングセンター「ゆめタウン南岩国」は9.4%で6.3ポイント下がった。

269荷主研究者:2008/06/30(月) 01:02:51

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080615200003&amp;cid=main
2008年6月15日 12:22 熊本日日新聞
買い物で運賃割引 交通券を本格発行へ

2回の試行を経て本格導入される「交通券」。試行期間中は買い物客に「便利」などと好評だった=07年3月、熊本市下通の商店

 熊本市の下通繁栄会(山田哲大会長、百六十八店舗)は七月から、下通アーケード内の店舗で買い物すれば路線バスや市電などの運賃を一定額割り引く「交通券」を発行する事業を本格的に始める。三月末まで期間限定で試行してきたが、買い物客らに好評だったため。

 マイカーで訪れた買い物客に駐車場の割引券を発行する商店街は多いが、公共交通機関利用者を対象とした割引サービスは県内初。全国的にも珍しいという。

 現在、各店舗に協力を呼びかけ中で、百十店で利用できるようにするのが目標。百円、五十円、十円券を発行する方向で準備を進めており、買い物額に応じて発行された「交通券」は熊本市営、九州産交、熊本電鉄、熊本バスの路線バスや市電、熊本電鉄の運賃支払いに使えるようにする。

 従来からある駐車場割り引き券も「交通券」に順次切り替える方針。

 熊本市の中心市街地に来る買い物客らの約六割が公共交通機関を利用しているとの調査結果に加え、利用者らから割引サービスを求める声があったことから、〇六年度に約十日間、〇七年度中に約半年間それぞれ試行。本格実施に向け課題などを探ってきた。

 同繁栄会は「買い物客の利便性向上はもちろん、公共交通機関の利用促進、環境対策につながる取り組み」としている。(前田克)

270とはずがたり:2008/07/01(火) 00:36:54

ひでぇなぁ,ヤマダ電機

成長の陰に過酷11時間労働、ヤマダ電機「ただ働き」問題
2008.6.30 23:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080630/crm0806302307030-n1.htm

 午前9時から午後8時まで、家電メーカー従業員はただ働き−。公正取引委員会は家電量販店最大手のヤマダ電機に排除措置命令を出し、「ただ働き」にメスを入れた。同社は「売上高3兆円企業を目指す」と拡大路線を一代で突き進んできた。家電メーカーより立場が強いといわれるようになった家電量販店の急成長の背景には、意外な落とし穴があった。

 公取委は昨年5月、ヤマダ電機に立ち入り検査を実施。「納入業者にただ働きを強いた」という違反事実だった。公取委は同社が取引先の従業員を店舗の新装オープンや改装オープンの際、商品の陳列や補充、自社製品以外の営業セールに動員している事実をつかんでいた。

 その実態は午前9時〜午後8時まで「ただ働き」という過酷なもの。納入業者は全部で約370社あったが、うち約250社がヤマダ電機の要請に応じた。

 派遣は同社本社のバイヤーらがメールやファクスで業者側に店舗名や日時を連絡して要求。新規開店は1店当たり約600人、改装オープンでは約300人が「ヘルパー」として働かされた。ただ働きに応じた業者には大手メーカーの従業員も含まれているという。

 公取委の立ち入り検査を受けると、通常は即座に違反行為をやめるケースが多い。しかし、同社は代わりに「日当5000円、プラス700円の給食代」を支給する方法に変更。新装、改装オープン時に取引先従業員を動員するやり方自体は改めなかった。この額についても、公取委幹部は「通常必要な費用には不十分」と断言している。

 「昔メーカー、今販売店」。こういわれる家電業界での現在の力関係が問題の背景にある。あるメーカー関係者は「量販店では大なり小なりヤマダ電機と似たケースは聞いたことがある」と打ち明ける。 

 公取委幹部は「業界最大手のヤマダ電機が悪しき商慣習を改善し、家電量販店業界全体に良い影響が出ることを期待する」と指摘しているが、他の業種でも、売り場面積は小さいが、納入業者に大きな力を持ち、ディスカウント競争のため無理な取引を強いる事例は目立っているという。

271とはずがたり:2008/07/01(火) 01:36:48
国税庁を独禁法違反で告発しよう♪

キリンの“マル秘”特売条件を暴露したオーケーストアの“怪挙”
6月30日9時0分配信 ダイヤモンド・オンライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000000-dol-bus_all

 「『特売は年間18週限り』とメーカーから規制されましたので、誠に不合理とは存じますが、やむを得ず、キリンビールは年間18週のみの販売となりました」

 中堅食品スーパー、オーケーの酒売り場に前代未聞の張り紙が登場して、知る人ぞ知る話題となっている。

 オーケーストアは「高品質・Everyday Low Price」をスローガンに掲げ、ナショナルブランド商品については地域一番の安値を保証する手法で急成長。酒類販売でも有名で、同社の新用賀店はサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」をスーパーのなかで日本一売った店としても知られている。

 そんなオーケーストアの店頭から、キリンビールの商品が姿を消した。

 というのも、冒頭の張り紙でわかるように、キリン商品の特売が年間18週に制限されたため、売り切れ時点で販売終了とせざるをえなくなったからだ。この6月になっても、2月に値上げしたキリンのビール系飲料を値上げ前の旧価格で特売していたが、瞬く間に売り切れ、棚は空っぽ。

 2002年以降、酒の乱売に業を煮やした国税庁の指導を受けたビールメーカー各社は、それぞれに「取引ガイドライン」を設定。特売回数や販促費の支出基準などを自主的に決めて、これを国税庁と公正取引委員会に提出し、その遵守を掲げている。

 キリン、アサヒビール、サントリー、サッポロビールの大手4社がガイドラインに定めた特売条件はほぼ同じで、それがすべての流通企業に適用されるというのが一応の建前だが、肝心の中身については秘中の秘で、表に出ることはなかった。

「特売は年間18週限り」という販売条件を公然と暴露したオーケーの「怪挙」に業界は騒然。キリンは「特売の規制は価格拘束に当たるため行なっていない。あくまで特売の“支援”の回数を限っている」と説明するが、ビール業界の取引ガイドラインをめぐる流通とのせめぎ合いは今後も続くだろう。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 小出康成)

272片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:28:47
ヤマダ電機 本社移転
高崎 経済効果を期待

 ヤマダ電機(前橋市日吉町)の本社が7月1日、高崎市のJR高崎駅東口に移転する。完成間近の本社ビルには、北関東の中核店舗となる「LABI1(ラビワン)高崎」も入り、7月11日にオープンする。家電製品やブランド品の売り場以外に飲食店街も設けており、大きな集客力が予想される。経済効果を期待する地元・高崎は歓迎ムードで、活性化を目指し、相乗効果を上げる工夫を探っている。一方、本社が去る県都・前橋は、商機を失う業界も多く、沈滞ムードが漂っている。(植竹侯一、近内みゆき、井上晋治)

■変わる高崎駅東口

 西口に比べ、商業施設の集積が遅れていた東口だが、新店舗と駅などをつなぐ歩行者デッキや高速バスのターミナル整備が高崎市などによって急ピッチで進められ、駅前の風景は今後数年で様変わりしそうだ。

 同市によると、デッキの完成は2011年度だが、新店舗2階と駅の間は開店までに利用可能になる。デッキ下には、8つの発着所を持つバスターミナルを10年度までに整備し、高速バスの発着を東口に集約させる。さらに、ホテルやオフィスの入る民間会社の複合ビルも今年度中に東口で着工する予定だ。

 これに合わせ、JRもデッキと駅舎の接続などの改修計画を今年度中に固める。同駅の乗降客数は1日約5万7000人で、10年前からほぼ横ばい。具体的な予想値はないが、JRも買い物客などの利用増への期待は大きい。

 再開発計画に反応し、周辺の不動産市況も活気づいている。今年3月に発表された東口・栄町の公示地価は、昨年までの下落基調から4%の上昇に反転。西口・八島町の1・9%を上回り、県内商業地ではトップの伸びとなった。県宅地建物取引業協会の長井貞二・高崎支部長は「ヤマダ電機従業員などの需要が高まれば、住宅賃貸料のアップもあり得る」と予測する。

■ライバルの皮算用

 「集客効果は必ずある」(スズラン高崎店)、「迎え撃つというより、人出を歓迎」(高崎高島屋)。競争相手と目される駅西口の百貨店の受け止めは好意的だ。両社とも「一昨年のイオンモール高崎の誕生で郊外に流れた客を取り戻せる」と読んでいるからだ。高島屋は「イベントの共催などでヤマダ側と協力したい」、スズランは「売り場を増床して独自の品ぞろえを展開する」と、東口からの買い物客を回遊させようと策を練る。東京・池袋での“戦争”が話題になったビックカメラも、「競争が激しい地域ほど、売り上げが良い。不安はない」と強気の構えだ。

 高崎市も、4年前の時点で1010億円だった中心市街地の小売業年間商品販売額を、4年後には2割以上アップさせたい考えだ。ヤマダ効果などで周辺の売り上げ増が45億円に上ると試算し、バブル崩壊後右肩下がりだった販売額のV字回復を目指す。

 一方で、駅ビルのモントレーは「競合する飲食店街は脅威。プラスとマイナス、どちらが大きいかわからない」と複雑だ。西口の商店街連盟の幹部も、「東口だけで買い物が終わってしまうのが怖い」と、商店街共通の駐車チケットを検討するなどして、客離れを食い止めたい考えだ。

 家電量販店の攻勢に長年苦しんでいるのが個人経営の電器店だ。今回の出店にも「断固反対」の声が当初上がったが、西口で電器店を50年近く経営している男性(68)は、「アフターサービスなどの質は負けない。客の要望にしっかり応えるのが、まちの電器店だ」と胸を張り、対抗心をのぞかせた。

     ◇

 店舗のオープンに先立つ本社移転にも、周辺の飲食店などからは期待の声が上がる。店舗と本社の従業員は約800人に上るうえ、取引先との接待などにも利用が予想されるからだ。東口の居酒屋の店長(30)は、「給料日後に客が増えるか楽しみ。本社に電車通勤する人たちなら、安心して酒類も提供できる」と話した。

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:29:50
>>272-273
◆駅前に巨大店舗◆

 新店舗「LABI1高崎」ビルは、地下2階・地上12階建て。4階から地下1階の売り場は、面積が2万平方メートルを超え、大阪市にある「LABI1なんば」に次ぐ規模だ。この広いスペースを使った品ぞろえは郊外型店舗の3〜4倍で、「年に一つしか売れない商品でも置く」(経営企画室)。生活に欠かせない家電は郊外店で、こだわりの商品はLABIで――という位置づけだ。家電に加え、高級ブランド品も並べるほか、5階には飲食店17店舗が入居。コンサートにも使えるイベント広場も店舗の内外に設ける。

 交通の要衝・高崎にあるため、新幹線でつながる長野、新潟も商圏ととらえている。年間売り上げ目標は未公表だが、高崎高島屋の184億円、スズラン高崎店の170億円をしのぐとみられる。桑野光正・ヤマダ電機取締役は「開店は、中心市街地全体の販売アップにつながる」と強調している。

     ◇ ◇ ◇       ◇ ◇ ◇

■創業の地 前橋に痛手

 創業から35年間続いた本社が消えることになる前橋市では、その影響は大きく、中でも深刻なのが地元タクシー業界だ。本社の社屋はJR前橋駅から車で約15分と離れ、タクシー利用が一般的だったため、その分の収益がゼロになるのは必至だからだ。

 特に、同社が「商談日」とする毎週火・水曜日は、県内外の家電メーカーや広告代理店などの商談客が、「多い日で1日700人程度」(同社)訪れる。11社が加盟する前橋地区ハイヤー協議会によると、同駅北口の配車は、多い業者で通常は15台程度だが、商談日の2日間は「3〜4割増しになる」という。

 アサカタクシー(前橋市三俣町)は、10年ほど前から専属契約で本社敷地内に待機スペースを設置して対応してきた。同協議会会長も務める星野俊夫常務(66)は、「移転でうちも年間2割程度、2000万円近い減収が予測される。前橋の業者にはこれまでにないダメージだ」と、頭を抱える。

 また、商談が夜中に及ぶことも多いために利用されてきた市中心部のビジネスホテルも打撃を受ける。あるホテルの広報担当者は「ヤマダ関係は年間宿泊者数が1、2を争うだけに大きな痛手」と肩を落とす。

 前橋市は移転で税収が「5000万円の減収」と予測するが、市議の中には「様々な業界への波及を考えれば、減収はもっと大きい」との見方もある。

 約500人が通勤する現在の本社の使い道はまだ決まっていないといい、前橋商工会議所の曽我孝之会頭は、「移転問題では、鉄道利用の面で前橋が高崎に苦戦したのは確かだが、高速道の利便性は前橋の方が優位でもある。創業の地はあくまで前橋。何らかの形で縁を残してほしい」と話している。

(2008年6月29日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080628-OYT8T00968.htm

277とはずがたり:2008/07/08(火) 08:31:22

自販機は利権状になってたみたいだからなぁ。。

タスポ導入、たばこ店廃業続出 近畿で倍増
2008.7.5 11:59
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080705/trd0807051201010-n1.htm

 たばこ自動販売機への成人識別装置導入を機に、たばこ店の廃業が急増し、近畿では6月の廃業数が前年の2倍以上に達していることが分かった。成人識別カード「taspo(タスポ)」対応自販機の導入が個人商店には大きな負担となるほか、タスポの普及が進まないため自販機を買い替えても売り上げが見込めないことが、廃業の要因になっているようだ。

 たばこ店の開業は財務省による許可制で、今年3月末現在、近畿2府4県のたばこ店は4万6390店あった。

 同省近畿財務局によると、2府4県の廃業店数は4月が238店、5月が191店と前年の約1.4〜1.5倍だったが、タスポが近畿で先行導入された6月は前年(125店)の2倍以上の264店にのぼった。

 6月の廃業店数を府県別にみると、大阪95店(前年同月56店)▽京都37店(同17店)▽兵庫60店(同29店)▽奈良25店(同9店)▽和歌山25店(同8店)▽滋賀22店(同6店)−の順になっており、郊外にある個人商店の廃業が目立っているという。

 日本たばこ協会(東京)によると、昨年末に全国で52万台あった自販機も6月末で43万5000台に減っている。自販機には日本たばこ産業(JT)などメーカーによる無償貸与機と、小売店が自費で設置したオーナー機とがあるが、郊外に多いオーナー機はここ半年で13万台から6万8000台へとほぼ半減した。

 オーナー機にタスポ対応装置を後付けするには数万〜12万円かかり、10年以上前に製造された自販機の場合は後付けができず、買い替えが必要だという。

 6月のタスポ先行導入を機に、約40年にわたって経営してきた店を閉じた奈良市の池田弘さん(82)夫妻は「自販機を改造してもタスポが普及していない現状では、スーパーやコンビニ店に太刀打ちできない」と嘆く。

 同じく6月に廃業した京都府福知山市の本田一郎さん(83)も「一部補助があるとはいえ、自販機の改造は自己負担で、店を続けても採算が合わない」と話している。

278荷主研究者:2008/07/13(日) 22:38:39

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=111234
2008年6月18日 新潟日報
マイカー依存率増、県民調査

 買い物に行く交通手段は、新潟市中心部の商店街でも自家用車が主流になっていることが、17日までに県の調べで分かった。万代シテイに車で行く人は3年前より19ポイント増の63%に上った。同市以外はさらにマイカー依存度が高い。

 県が2007年度に3年ぶりに実施した県民意識・消費動向調査(回答者11263人)で分かった。それによると、車以外の万代シテイへの交通機関はバスが19%、自転車・バイク7%、徒歩5%、鉄道4%。車利用者が急増した要因は、複合型商業施設「ラブラ万代」のオープン(07年3月)で郊外からの客が増えたためとみられる。

 同市の他地区の車利用率は、古町・西堀47%(04年度48%)、本町35%(同32%)、新潟駅前41%(同44%)、同駅南67%(同69%)だった。

 車での買い物は、郊外型大型店に比べて駐車が不便な商店街の衰退要因とされる。マイカー依存が浮き彫りになったことについて、新潟商工会議所まちづくり支援課の小嶋一則課長は「新潟市は(80万規模の都市としては)マイカー利用率が高く、車依存が街の特性になっている」と指摘。

 「バス会社に利便性向上を働き掛けるとともに、マイカー客が近くに駐車し、循環バスやレンタサイクルで回れる仕組みづくりを進めたい」と話している。

 新潟市以外では、長岡駅大手口前58%(59%)、上越市高田本町3−5 70%(64%)、三条市一ノ木戸59%(53%)と軒並み5割超。新発田駅前は80%(85%)、柏崎市駅通りが73%(72%)とさらに高かった。

279荷主研究者:2008/07/13(日) 23:29:44

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080625301.htm
2008年6月25日03時59分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎隣県集客へ「金沢連合」 百貨店、専門店、中心商店街 7月1日一斉バーゲン

 金沢市中心部の百貨店、専門店、商店街が七月一日、夏のバーゲンセールを一斉に始める。昨年は百貨店や商店街が六月末から、専門店は七月に入ってからと対応が分かれていたが、今年は一転、足並みをそろえた。食品の値上がりなどで個人の節約意識が一段と強まる中、今年は金沢商圏一斉バーゲンのインパクトで消費を刺激し、ガソリン高で弱含む隣県からの集客も強めたい考えだ。

 七月一日にバーゲンを始めるのは、香林坊大和、めいてつ・エムザの両百貨店のほか、香林坊アトリオ、ラブロ片町、香林坊109、金沢フォーラスなど専門店と、竪町などの中心部の五商店街。

 昨年は大手アパレルメーカー側の事情もあって百貨店などが六月三十日の土曜日にバーゲン開始時期を前倒し。香林坊109と金沢フォーラスは七月四日からスタートと、金沢商圏として二段構えで集客を狙う形となったが、分散した分、七月の売り上げが伸び悩んだ店舗が多かったという。

 今夏の一斉バーゲンで関係者が狙うのは、一月三日の新春バーゲンの再現だ。百貨店、専門店、商店街の足並みがそろったセールで、中心部は大渋滞になるなど記録的なにぎわいをみせた。このところのガソリン高で「広域集客は弱まっている」との声もあり、金沢フォーラスの廣瀬清剛館長は「一斉バーゲンの効果は実証済みだ」と強調する。

 「相乗効果で商戦ムードをあおり、消費を喚起したい」。香林坊大和の谷村昭彦副店長は一斉バーゲンに期待を寄せる。

 春先からガソリン高、生活必需品の値上がりが続き、生活防衛意識の高まりから個人消費が低迷。本来なら、能登半島地震の影響を引きずった昨年実績を上回るはずだが、「今年は消費のマイナス材料が相次ぎ、前年並みか前年割れの月が続いている」とする商業関係者が多い。

 めいてつ・エムザの藤田重隆営業企画副統括は「家計に敏感なミセス層の財布のひもが固い」とし、婦人衣料品の回復を狙う。

 七月の一斉バーゲンを盛り上げようと、金沢中心商店街まちづくり協議会は、運賃無料バス「5タウンズバーゲン直行便」を運行する。一日は火曜日で平日開幕となるため、金曜日までの平日四日間限定で、金沢駅東口の金沢フォーラスから中心部の商店街をシャトルバスで結ぶ。運行は午前十時から一時間置きに一日十便。週末は、土日、祝日限定で金沢商業活性化センターが展開する運賃百円のワンコインバス「まちバス」に役割を引き継ぐ。

 全国的に夏商戦は徐々に早まる傾向にあったが、今年は、大都市圏で百貨店などがバーゲン開始時期を元に戻すなど「七月回帰」の動きも出てきた。「消費低迷と言われるが、我慢しているだけ。きっかけがあれば山は動く」(東川庄一竪町商店街振興組合理事長)。本来の七月開催に戻り、関係者の思惑通りに消費が喚起されるか。夏の一斉バーゲンは秋、冬の商戦を占う試金石ともなりそうだ。

280とはずがたり:2008/07/14(月) 15:37:07
ちょいとスピード経営を求めすぎかw

中心市街地への出店助成、応募ゼロ 秋田市、募集期間を延長
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080713k

 秋田市が中心市街地活性化を目指し5月上旬から募集していた出店促進補助制度の応募者が、先月末の応募締め切りまで全くなく、市関係者が頭を悩ませている。今月9日に政府認定を受けた市の中心市街地活性化基本計画にも盛っている事業だけに「やっと認定を受け、事業実施できることになったのに、応募がなかったのは残念」と市商業観光課。「実際に事業者が出店を決める計画などを練るのに1カ月半という期間は短かった」とし、12月10日まで募集期間を延ばし、応募があれば随時審査することにしている。

 同補助制度は市の「“彩れ!いい店”プロジェクト」の一つ。基本計画の対象区域となっているJR秋田駅周辺、中通、大町などの空き店舗への出店を希望する事業者に対し、店舗改装などに必要な費用を最大270万円まで補助する内容だ。募集期間中の問い合わせは20件ほどあり、「中心市街地が注目されていることは実感した」(同課)と手応えも感じたが、応募者はいなかった。

 応募者は外部有識者などで組織する審査委員会の書類審査とプレゼンテーション評価を経て、補助の可否が決まる。当初は今月中旬の審査とプレゼン評価で通った応募者は、8月から制度活用できる見込みだった。今後は原則、応募があり次第、審査することとする。

 プロジェクトにはほかに、同じく中心市街地活性化基本計画に盛られた出店促進融資あっせん制度もある。従来の市の中小企業向け融資制度に比べ利率が低いのが特徴。来月1日から募集を始める。
(2008/07/13 13:06 更新)

281荷主研究者:2008/07/27(日) 23:14:14

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806260017.html
'08/6/26 中国新聞
倉敷・水島にイオンSC開業
--------------------------------------------------------------------------------
 流通大手イオングループのマックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)は25日、倉敷市水島高砂町に郊外型の複合商業施設「イオンタウン水島ショッピングセンター」を開業した。同社の岡山県内のショッピングセンター(SC)は9店舗目で最大規模となる。

 約4万7000平方メートルの敷地に鉄骨平屋3棟を建設。計40店舗が入り、売り場面積は約1万3600平方メートルに上る。衣料や雑貨、書店などの専門店棟のほか、10日先行オープンしたマックスバリュイオンタウン水島店などが入るマックスバリュ棟と、7月17日開業の温浴施設がある。駐車場は740台分。

 近くの水島コンビナートに立地するジャパンエナジー水島製油所の社宅と独身寮の跡地を賃借した。年間売上高目標は約70億円。

【写真説明】開業したイオンタウン水島ショッピングセンター

282荷主研究者:2008/07/27(日) 23:21:25

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31403?c=210
2008年6月28日 09:31 西日本新聞
ディズニー屋内施設進出地 「第2キャナル」に内定

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は27日、屋内型娯楽施設の開設地を、福岡市博多区に計画中の「第2キャナルシティ(仮称)」に内定した。同日開いた取締役会で、福岡での開設準備を最優先に進めることを決めた。候補地の機関決定は初めて。

 複数の関係者によると、首都圏以外の大都市5カ所程度を検討してきたが、アジアに近い点や地元の受け入れ態勢が整っている点で、福岡が最適と評価したという。

 今後は社内の作業チームを福岡に集中し、第2キャナルを開発する福岡地所(福岡市)や福岡市との交渉を急ぐ見通し。九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する2011年春の開設を想定している。

 オリエンタルランドは同日の取締役会で、福岡に次ぐ二番手の候補地も決定したもよう。

 景気の後退懸念が強まる中、オリエンタルランド側の賃料負担や、娯楽施設のデザインなどをめぐり、厳しい交渉が予想されるため、年内の開設地最終決定まで、なお流動的な要素がある。

 当初、今年2月にも候補地を決める見通しだったが、米ディズニー社との調整や自治体の誘致増加でずれ込んでいた。

=2008/06/28付 西日本新聞朝刊=

283とはずがたり:2008/07/29(火) 02:14:30
郵便局がコンビニ経営 ローソンとFC契約
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/2008072801000679.htm

 日本郵政グループの郵便局会社は28日、首都圏6カ所の郵便局内に小型コンビニ店を8月に開設すると発表した。同社が経営し、コンビニ大手のローソンとフランチャイズ(FC)契約を結んで商品の提供を受ける。郵便局会社が本格的に物品販売に乗りだすのは初めて。
 新設店の名称は「JP ローソン」。8月6日から順次、日本橋郵便局(東京)や平塚郵便局(神奈川県平塚市)、川越西郵便局(埼玉県川越市)、美浜郵便局(千葉市)など1都3県の計6局の空きスペースに開く。
 店舗面積は約20−56平方メートルで一般のコンビニの3分の1から半分ほど。扱う商品も1000品目前後と通常の約半分に絞り込むが、おにぎりや弁当、文具、日用品などに加え、郵便ポストをかたどった雑貨類なども販売する。郵便局会社が新たにコンビニの店長や店員を募集する。
 営業時間や休業日は、各局の郵便窓口のオープン時間に合わせ、終夜営業はしない。
2008年07月28日月曜日

284とはずがたり:2008/08/13(水) 21:21:32

おお,殴り込みw

ヤマダ電機、11月に茨城・水戸のケーズ本社前に大型店開業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000019-nkn-ind
8月13日8時34分配信 日刊工業新聞

 ヤマダ電機はJR高崎駅前に続いて、JR水戸駅南口のケーズホールディングス(HD)本社前に大型家電店「LABI(ラビ)」を出店する。今年11月の開業を目指す。ヤマダは7月の高崎店を手始めに地方都市型ラビの出店を本格化する意向で、今後はコジマの本拠であるJR宇都宮駅にも出店する模様。

 かつてヤマダ、ケーズ、コジマの3社は北関東の「YKK」と呼ばれ、郊外型店で覇を競ってきたが、ヤマダは大型店を持って旧敵の本拠駅前にも攻め込む格好だ。

 ヤマダが出店するのはJR水戸駅南口で建設が進んでいる商業施設「サウスタワー」。3―9階部分を使用し、業態は都市型大型家電店の「ラビ」の見通し。水戸駅南口は茨城県を地盤として全国区になったケーズHDが本社を構えており、ラビとは間近の距離。

285とはずがたり:2008/08/14(木) 10:50:46

井筒屋:久留米店、閉店へ 売り上げ低迷で来年2月末に
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080813ddp041020012000c.html

 百貨店の井筒屋は12日、子会社の久留米井筒屋が運営する井筒屋久留米店(福岡県久留米市)を来年2月末に閉店すると発表した。創業から72年を数える老舗百貨店だが、郊外型大型店などとの競争が激化し、ここ数年の売上高はピーク時の半分以下に低迷していた。

 久留米店は1936年に前身の百貨店「旭屋」が開業し、62年に井筒屋が経営譲渡を受けた。ピーク時の82年には160億円を売り上げたが、福岡・天神の百貨店などに買い物客を奪われ、08年2月期の売上高は63億5400万円だった。久留米井筒屋は08年2月期が6200万円の経常赤字で、資産より借金が63億円多い債務超過状態。店舗も老朽化していることから、久留米店の営業継続は困難と判断した。

 この日、久留米市内で会見した中村眞人会長は「(営業を継続しても)損失拡大の危険性が大きいと判断した」と、閉店を決めた理由を語った。【石田宗久】

毎日新聞 2008年8月13日 西部朝刊

286とはずがたり:2008/08/14(木) 19:10:44
同じくリンク切れだが,清水太田市長http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1684だけじゃなく高木前橋市長の悪辣さも際だって居る。
こんなのが野放しなのが群馬の,日本の,自民党の,どうしようもなく駄目な所。

SC予定地 前橋市長親族企業が転売
事前買収、用途変更直後に
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080706-OYT8T00640.htm

 前橋市小屋原町に今年末にオープン予定のショッピングセンター(SC)の敷地の多くを、高木政夫市長の親族企業が事前に買収し、都市計画法上の用途地域の変更が決定された直後に現在の所有企業に転売していたことが、分かった。変更を決めた同市都市計画審議会は事前買収を知らずに議決しており、当時、委員だった複数の市議は「知っていれば、議案に『待った』をかけ、もっと慎重に審議した」と話している。
 このSCはオリックスの関連会社が開発している「クロスガーデン前橋」。
 事前買収していたのは市長の次兄が経営する不動産会社で、読売新聞が県に情報公開請求して入手した土地売買等届出書や契約書などによると、同社はSC敷地のうち3・6ヘクタールについて、将来、用途変更が決定されたら手付金以外の残金を支払う約束で2004年12月に地権者20人余りから買収した。
 この土地を含む一帯はその後、06年7月13日の同審議会で住居専用地域から商業施設建設が可能な準工業地域への変更が決まったが、同社はその直後の同月末、この土地を同社や別の親族企業と取引関係がある市内の土木会社やコンクリート会社などに転売していた。
 土地はもともと県住宅供給公社が隣接地と一緒に住宅団地として計画したが、住宅地としては地盤が軟弱と判明し、買収を断念。住居専用地域に住宅が建てられないことを懸念した市や県は04年春ごろから、用途変更などの方針について協議を進めていたという。
 この事前買収について、県は「民間同士の取引であっても、企業団地の公募のように行政が関与しながら、よりオープンな形で開発業者を選定してもよかった」(都市計画課)と指摘しているが、市都市計画課は「用途変更の際に地権者を調べることはないので、知らなかった」と説明。市長として審議会に議案を諮問した高木氏も「知らなかった」と話している。
(2008年7月7日 読売新聞)

287とはずがたり:2008/09/01(月) 19:44:26
>>226-227

週刊ダイヤモンド編集部
【第101回】 2008年04月17日
三越を呑み込む伊勢丹 統合劇の裏にある冷徹な現実
http://diamond.jp/series/inside/04_19_005/

 三越と伊勢丹が経営統合して4月1日からスタートした「三越伊勢丹ホールディングス」。業績不振の三越を救済するための統合ともささやかれたが、それを証明するような出来事が相次いでいる。

 まず、三越が2011年をメドに大阪駅上で開店準備を進めていた大阪新店の事業主体が、三越からJR京都伊勢丹の運営会社でもあるJR西日本伊勢丹に移る。JR西日本との合弁会社ではあるが、社長も、新たに設置される開店準備室長も伊勢丹出身者。店名こそ「三越伊勢丹」の名を残し、ホールディングスとしての共同事業となるかたちだが、実質は“伊勢丹大阪店”としての色彩が濃くなる。

 もともと、競合店舗のすべてが大阪新店の開業と同時期に増床オープンするキタ地区に、業績不振で大阪店を閉店した三越が単独で出店することを危惧する声がここ最近高まっていた。

 大阪再出店は数年来の三越の“悲願”でもあったが、競争環境の激化のなか、ファッションに強い伊勢丹を主体に「確実に勝てる店」づくりを進めざるをえなくなったといえる。

 三越の「伊勢丹化」は、これ以外でもすでに進んでいる。売り場を表す用語として伊勢丹で長らく使われている「お買い場」が三越内でも全面採用され、1日から行なわれている「三越伊勢丹ホールディングス誕生祭」で販売されている企画商品も「ほとんど伊勢丹のバイヤーの手によるものばかり。商品面では完全に伊勢丹主導になるのだと実感した」とある取引先は言う。

 人事も同様だ。経営戦略、営業政策の2つの基幹部門のトップは伊勢丹出身の2専務が占める。さらに、三越の商品政策の要であるMD統括部長や、婦人・雑貨統括部長にも伊勢丹出身者が充てられた。三越から伊勢丹に派遣されたのは府中店店長のみだ。

 三越は2008年2月期決算の予想を下方修正した。連結売上高で前期比1.9%減の7738億円、連結営業利益で29.2%減の85億円と、減収減益基調からいっこうに抜け出せないでいる。

「現状では、先方から学ばなければならないもののほうが圧倒的に多いのは仕方がない」(三越社員)と諦めの声もある。三越の不振が長引けば長引くほど、救済者としての伊勢丹の存在意義が高まり、ひいては名実共に伊勢丹支配が強まる――。これが巨大百貨店統合劇の裏にある冷徹な現実である。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 鈴木洋子)

288とはずがたり:2008/09/04(木) 01:52:26
三越+伊勢丹=伊勢丹主導
大丸+松坂屋=大丸主導
高島屋
西武+そごう=セブン&アイ主導

Kyoto Shimbun 2008年9月3日(水)
「大丸流」で効率化進む
J・フロント統合から1年
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090300095&amp;genre=B1&amp;area=Z10


 大丸と松坂屋が経営統合して設立された持ち株会社「J・フロントリテイリング」が誕生してから3日で1年になった。人件費の削減など「大丸流」の営業改革を松坂屋に導入、効率化を進めている。業界1位の三越伊勢丹ホールディングスに対抗する狙いもある。

 ただ個人消費の低迷が逆風となり、J・フロント傘下の大丸、松坂屋ともに足元の業績は伸び悩んでいる。共同仕入れや新サービスなど2年目からの取り組みが、百貨店競争を生き残る鍵となる。

 この1年は奥田務社長兼最高経営責任者の指揮下で、大丸と松坂屋の間で100人規模の人事交流を実施した。松坂屋の店舗では、返品作業などの業務を派遣社員らに任せることで、販売員が店頭にいる時間を増やし、サービスの向上につなげた。
 この秋には、松坂屋の銀座店を17年ぶりに改装。菓子売り場や婦人雑貨を充実させる。(共同通信)

289とはずがたり:2008/09/04(木) 02:18:01

木更津市の大型SC開業時期ずれ込む イオン側「出店方針変わらず」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20080903/CK2008090302000153.html?ref=rank
2008年9月3日

 木更津市は二日、同市築地の新日鉄所有地で進む大型ショッピングセンター(SC)の建設計画について、開業時期が来年度にずれ込む見通しを明らかにした。

 SCの中核となるイオンが全国の不採算店約百店舗を見直す方針を示し、同市の計画への影響が懸念されている。同日の市議会代表質問で高橋浩氏(フォーラム未来)が計画の現状を尋ね、水越勇雄市長らが答えた。

 水越市長はイオン本社を訪れ「出店方針に変わりはない」と説明されたことを報告。同社が「詳細なプランは検討中」として開業時期を明らかにしなかったことを説明し、「早期開業を働き掛けたい」と答弁した。 (岡村淳司)

290荷主研究者:2008/09/16(火) 00:37:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807180240.html
'08/7/18 中国新聞
ホームセンターの出店相次ぐ
--------------------------------------------------------------------------------
 広島都市圏西部で今秋から来春にかけ、ホームセンター4店が相次ぎ開店する。物価が上昇する中、ホームセンター業界は省エネグッズや自転車、家庭菜園用品が堅調に売れており、大手、地場とも新規出店で積極攻勢をかける。ただ「オーバーストア」との指摘もあり、有数の激戦区になりそう。

 リックコーポレーション(岡山市)は今秋、広島都市圏では1号店となる「タイム」を広島市西区の商工センターに出店する。店舗面積約6600平方メートルで、2階にはスポーツ用品店「ヒマラヤ」が入る。担当者は「有名スポーツ店との共同出店で知名度アップを図る」と話す。

 地場ではジュンテンドー(益田市)も、廿日市市本町に店舗面積約2300平方メートルの新店を11月にも出店する。同時期には近くに家電量販や食品スーパー、銀行が入る商業施設が開業する予定で、相乗効果も狙う。

 大手の出店も活発だ。ナフコ(北九州市)は佐伯区五日市港に、店舗面積約8700平方メートルの大型店を年内をめどに新設する届け出を市に提出した。コーナン商事(堺市)も廿日市市陽光台に店舗面積約8600平方メートルの大型店を来春にも出店する計画。

 広島都市圏西部への出店理由について、各社は交通の利便や人口集積を挙げているが、4店の集中出店は「想定外」との声もあり、オーバーストアへの懸念も広がっている。

【写真説明】ホームセンター「タイム」が入る商業施設の建設現場(広島市西区商工センター)

291荷主研究者:2008/09/16(火) 01:04:46

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080725/CK2008072502000218.html
2008年7月25日 中日新聞
《経済》 大丸出店基本合意から1年 松菱跡再開発で遅れる地権者交渉

再開発に向け地権者との交渉が続く松菱跡=浜松市中区鍛冶町で

 浜松市中心部の百貨店松菱跡の再開発をめぐり、百貨店大手の大丸(大阪市中央区)と開発事業者のアサヒコーポレーション(浜松市中区)が出店に関する基本協定書締結に合意したと発表して、24日で1年。6月にも建物解体に着手する予定だったが、地権者との交渉は今も続く。大丸が開業目標を3年後の2011年秋としており、関係者や市民から進展の遅れを懸念する声も漏れている。

 「取り壊しが始まれば、市民にも期待感が出てくるのだが…」。松菱跡に隣接する商業施設、ザザシティ浜松の中川隆社長(53)は、事業進展に気をもむ。大型書店を導入するなど、大丸の出店後を見据えて取り組んでいるからだ。「ガソリン価格上昇などで、郊外からお客さんが戻りつつある感じ。早く出店を正式決定してもらい、追い風にしたい」と話す。

 アサヒ社がコンペ(提案設計競技)で大型商業施設案を提示し、開発事業者に選ばれたのは03年12月。だが、テナント探しに苦戦。40社余りに出店を打診し、ようやく大丸との基本合意にこぎ着けた。

 現在は旧松菱本館、新館など開発対象の大半の土地を取得。地権者との調整を進めているが、考え方の違いなどから交渉は難航。大丸が示した一街区一体の開発という条件整備には至っていない。

 ある地権者は「スピードが遅い」とこぼしながらも、「透明性を高めながら、大丸に出店してもらえるよう努力していきたい」と話す。

 この1年で、松菱問題を取り巻く状況は変わった。マンション建設が相次ぎ中心部の人口が回復してきた半面、景気減速が色濃くなり、先行きを不安視する経済人もいる。また、「1年間を掛けても条件整備が済まないのは大丸に対して失礼」と、アサヒ社の交渉の在り方を問う声も聞かれる。ここにきて、市に調整役を期待する声も出つつある。中心市街地活性化を重要政策の一つに掲げる鈴木康友市長の下、水谷浩三商工部長は「再開発で市が果たす役割もある。そこはしっかり果たしていきたい」としながらも「現在は経済条件を含めた条件交渉で、あくまで民民(民間と民間)の話。早期進展をお願いするしかない」と慎重な姿勢を崩さない。

 地権者交渉の遅れに加え地下水対策などで、開業予定は当初より1年延期されている。経済環境の変化を考え合わせると、残された時間はあまり長くない。

292とはずがたり:2008/09/18(木) 00:51:21

マルエーうちや、出店撤回申し入れ 横手駅前再開発、組合は困惑
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20080917b

 JR横手駅前の再開発事業の核となる商業施設に出店を予定していたスーパー「ジェイマルエー」を経営するマルエーうちや(秋田市、打矢賢治社長)が、出店の撤回を事業主体の横手駅東口第1地区市街地再開発組合(齋藤善一理事長)に申し入れていたことが16日までに分かった。

 出店撤回の申し入れは先月末に文書で齋藤理事長あてに届いた。マルエーうちやの本部は、撤回の理由を「建築費など出店条件が当初見込みと異なることが分かった。当社の希望を通せば、ビルのオーナーに迷惑が掛かる」とし、一方で「条件がそろえば出店は可能。まだ交渉途中」と話している。

 ジェイマルエーの出店は、今年初め、同社と同組合が出店協定書を締結。交渉を進めていた建築費などの負担割合が確定する年内に正式契約を結ぶ予定だった。店舗面積は約3300平方メートル。商業施設棟の核店舗として来年秋のオープンを目指していた。

 齋藤理事長は「これまでの交渉で互いの主張に大きな乖離(かいり)があったわけでなく、突然のことで困惑している。当初計画通りに進むことが一番だが、撤回した場合を含めて今後の対応を決めたい」と話した。

 同再開発事業は、移転した平鹿総合病院の跡地利用と空洞化が進む商店街の活性化が目的。総事業費は約71億6000万円で、国が3分の1、県と市が6分の1ずつを補助し、組合が3分の1を負担。今年5月から既存建物解体工事に取り掛かり、11月いっぱいで完了。順次、建設工事に移り、2009年度末の完成を予定している。
(2008/09/17 08:54 更新)

293とはずがたり:2008/09/19(金) 22:54:02
『閉店決まり倒産危機』 横浜松坂屋テナントすし店が提訴
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080919/CK2008091902000105.html?ref=rank
2008年9月19日

 横浜松坂屋(横浜市中区)でテナントのすし店を経営する「キボウ」(石川県)は十八日、横浜松坂屋の突然の閉店方針で倒産の危機に陥ったとして、二億円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。

 訴状によると、キボウは二〇〇五年八月に横浜松坂屋と十年間の賃貸借契約を結び、約一億七千万円の初期投資をして出店。横浜松坂屋は今年六月二十四日、十月に閉店すると発表。同日中に契約解除をキボウに通知した。同社は立退料を請求したが、拒否されたため「回転資金がなくなった」としている。

 横浜松坂屋は「訴えを把握しておらず、コメントできない」としている。

294とはずがたり:2008/09/20(土) 10:28:51

市民の便利な生活を犠牲にして不便で高い商店街を保護しようとする全国の地方都市は市民に目の向いた政策に変更せよっっっヽ(`Д´)ノ

イオンが釧路2号店を断念 規模で市との調整つかず(09/20 07:31)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/118741.html

 【釧路】流通大手のイオン(千葉)は十九日、釧路市益浦に計画していた大型店出店を断念する方針を釧路市などに伝えた。

 同社は二〇〇六年春、店舗面積二万平方メートル規模で平屋の一フロアにスーパーやホームセンターなどが同居するスーパーセンター形式での出店を計画したが、釧路市が既存商店街への影響を配慮して同年六月、「一万平方メートル以下が適正」との方針を表明。双方が店舗面積などをめぐって調整を続けたが、折り合いが付かなかった。

 イオンは、「一万平方メートル以下では顧客のニーズに応えられない」(コーポレート・コミュニケーション部)と説明。釧路市は「益浦地区の活性化に役立つ商業施設の誘致に取り組んでいたので残念」(住宅都市部)と話している。

 釧路市内には二〇〇〇年九月開業のイオン釧路昭和ショッピングセンターがある。

295荷主研究者:2008/09/23(火) 00:36:09

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/08/01/2008080109421857014.html
2008年8月1日 山陽新聞
総通行量13%減少 岡山市が中心部商店街歩行者調査

 岡山市が中心部の商店街一帯で隔年実施している歩行者通行量調査結果が31日、まとまった。総通行量は前回から1割余減少し、“地盤沈下”の進む現状があらためて浮き彫りになる一方、JR岡山駅の東西連絡通路開通で駅西方面への人出が大幅に増えるなど従来の人の流れに変化も生じている。

 調査は3月23日(日曜)と24日(月曜)に表町、駅前、奉還町の3商店街と市役所筋の一帯計72地点で実施。総通行量は62万8416人で、前回から13・2%減少した。

 地区別の通行量をみると、表町地区は休日が前回から7・3%増えたものの、平日は11・0%減少。初日が雨だった影響で、オランダ通りなどで減少が目立った。駅南地区(市役所筋一帯)も休日は40・5%減だった。

 駅構内や周辺に商業施設の集積が相次いでいる駅前地区は、前回からは減少した。このうち家電量販店が開店した駅前商店街は、ドレミの街周辺で増加がみられたが、西入り口などでは減少した。

296とはずがたり:2008/09/25(木) 11:41:39

三越、鹿児島など4店舗を閉鎖へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20080925-OYS1T00251.htm

 大手百貨店の三越と伊勢丹を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングスは24日、東京都内の「池袋三越」「武蔵村山三越」の2店舗と、「名取三越」(宮城県名取市)、「鹿児島三越」(鹿児島県)の計4店舗を閉鎖する方針を固めた。11月に発表する中期経営計画に盛り込む。25日にも三越が発表する。

 不採算店舗のリストラを進めて収益力を向上させる考えだ。雇用などに一定の影響を及ぼすことから、地元自治体などとの調整を進めている。

 三越伊勢丹ホールディングスが今年4月に発足して以来、国内直営店の閉鎖は初めてだ。

 池袋三越については、今年6月の東京メトロ副都心線の開業で、同じ沿線の伊勢丹新宿本店と商圏が重複すると判断した模様だ。鹿児島三越は建物の老朽化が進んでいた。武蔵村山店は06年、名取店は07年に、郊外型ショッピングセンターの中核テナントとして出店したばかりだが、いずれも業績が振わない。

 今春には伊勢丹が地場百貨店と合弁で運営していた小倉伊勢丹(福岡県北九州市)から資本を引き揚げ、事業撤退した。
(2008年9月25日 読売新聞)

三越:池袋店など4店舗、来春にも閉鎖
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080925k0000e020014000c.html

 三越伊勢丹ホールディングスが、傘下の三越の池袋店(東京都豊島区)、武蔵村山店(同武蔵村山市)、名取店(宮城県名取市)、鹿児島店(鹿児島市)の4店舗を来春にも閉鎖することが25日分かった。三越伊勢丹が4月に経営統合して以降、国内店舗の本格的なリストラは初めて。株安や物価高を受け消費低迷が深刻化する中、不採算店の閉鎖を加速して収益力を高める。

 11月にまとめる中期経営計画に盛り込む。神奈川県鎌倉市と盛岡市の小型店も閉鎖する方針。

 池袋、鹿児島両店は他社との競合激化で業績が低迷。武蔵村山店は06年、名取店は07年に郊外型ショッピングセンター内に出店したばかりだが、当初から売り上げが計画を下回っていた。

 三越伊勢丹は14年3月期の連結営業利益について、09年3月期見通しの約2.2倍となる750億円にする目標を掲げており、今年に入り、不採算のドイツの三越3店舗と中国・上海の伊勢丹1店舗の閉鎖を発表していた。【小倉祥徳】
毎日新聞 2008年9月25日 10時37分

名取三越、閉鎖へ 来春にも収益伸びずリストラ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080925t13040.htm

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は24日、宮城県名取市に昨年2月開業した大型ショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」に入居する名取三越を来年春にも閉鎖する方針を固めた。不採算店として鹿児島三越(鹿児島市)、武蔵村山三越(東京都武蔵村山市)など全国の三越数店を閉鎖対象としており、月内にも取締役会でリストラ策を決議し、発表する。

 三越伊勢丹HDが4月の経営統合後、本格的なリストラ策を発表するのは初めて。名取三越はオープン以来わずか2年で幕を閉じることになる。

 名取三越は、同店とジャスコを2つの核店舗として専門店街が並ぶ「二核一モール」の構成としたエアリ内に入居。年間売上高60億円を目標に掲げ、ファミリー層の来客を見込んだ。しかし売り上げが低迷し、収益が伸びなかった。

 名取三越と武蔵村山三越の2店はともに郊外型店舗。百貨店業界の不振が続く中、三越は両店を「百貨店事業に続く次世代型事業として、成長戦略になる」(同社資料)と位置づけていた。

 名取市に隣接する仙台市では今年、中心部に仙台パルコが東北初進出したほか、郊外にアウトレットモールも出店。店舗の閉鎖は、競争激化で今後も大幅な収益改善は難しいとの判断もあったとみられる。一方、仙台市中心部にある三越仙台店は、隣接するファッションビル141の商業部分を一括で賃借し、東北の百貨店で最大の売り場面積とする予定。今後、三越は仙台店に力を注ぐことになりそうだ。

 三越伊勢丹は2013年度に業界最高水準となる連結営業利益750億円を目標に掲げ、そのためには不採算店の再編が必要と判断した。
2008年09月25日木曜日

297とはずがたり:2008/09/25(木) 11:44:51
今治市と鹿児島市と豊島区と武蔵村山市と名取市とその他の都市の皆さん,自民党政権の無能のせいで百貨店も撤退ですぞ。

三越、池袋店など国内6店舗を閉鎖へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/181284/
10:47更新

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は三越池袋店(東京都豊島区)を来年5月をめどに閉店する。三越の閉鎖する国内店舗は鹿児島店や小型店など含めると6店舗になる見込みで、25日午後にも発表する。

 池袋店は昭和32年に開店したが、駅に直結する西武百貨店や東武百貨店に押され、業績が低迷していた。建物の老朽化も進んでおり、改装するよりも資金を日本橋や銀座などの旗艦店に振り分ける方が得策と判断した。閉店後の建物は売却する方針だ。

 また、神奈川県鎌倉市と盛岡市の小型店を閉鎖。地方では、鹿児島店(鹿児島市)やショッピングセンターに入居する武蔵村山店(東京都)と名取店(宮城県)を来春までに閉店する方針で、地元などと調整を進めている。

 三越伊勢丹HDは4月に伊勢丹と三越が経営統合して発足。平成25年度までに営業利益を750億円とする目標を掲げている。経営体質の強化に向け、3月には小倉伊勢丹を閉店。海外ではドイツの三越店舗などの閉鎖も決めた。

 個人消費の低迷を受け、J・フロントリテイリングが今治大丸(愛媛県)の年内閉店を決めるなど、百貨店業界では不採算店のリストラが相次いでいる。

愛媛の「今治大丸」が12月閉店へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/172940/
08/25 17:37更新

 大丸と松坂屋の持ち株会社J・フロントリテイリングは25日、百貨店の今治大丸(愛媛県今治市)を12月31日に閉店すると発表した。大規模スーパーの出店などで競争が激化し、業績が低迷したため。

 昨年9月の経営統合以来、Jフロント傘下で店舗の閉鎖が決まったのは、横浜松坂屋に次いで2店目。

 閉店後、Jフロントは今治大丸を解散、清算し、平成20年8月中間期に連結特別損失25億円を計上する。

 今治大丸は、昭和37年に前身の大洋デパートとして創業。49年に大丸の資本参加に伴い今治大丸に商号を変更し、平成13年から大丸の100%子会社となった。

 20年2月期は売上高60億円、純損失7500万円を計上。2期連続の赤字となった。

 従業員147人(7月末現在)は原則として会社都合の退職とする。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板