したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

商業・流通

210荷主研究者:2008/02/29(金) 00:02:40

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080112t13033.htm
2008年01月11日金曜日 河北新報
さくら野石巻店、4月27日営業終了 従業員再就職に全力

記者会見し閉店を表明する臼井社長(左)=さくら野石巻店

 宮城県石巻市穀町の百貨店「さくら野石巻店」の閉店を決めた「さくら野東北」(青森市)の臼井修社長は11日、石巻市を訪れ、土井喜美夫市長、浅野亨石巻商工会議所会頭に、同店の営業を4月27日で終えることを正式に伝えた。土井市長、浅野会頭はともに、5月10日で解雇されるパート、アルバイトなど地元採用の従業員約150人の再就職に全力を尽くす考えを示した。

 石巻店で記者会見した臼井社長によると、同市郊外の蛇田地区への相次ぐ大型店の出店で、同店が立地するJR石巻駅前の中心市街地への客足が減少した。売上高は、現在地に開業して3年目の1998年度の約89億円をピークに下降。2006年度は約50億円とほぼ半減し、07年度は約36億円にまで落ち込む見通しだ。

 同店は04年度から赤字となり、07年度も2億円を超える損失が見込まれることから、臼井社長は「赤字が拡大する恐れがあり、事業継続に価値を見いだせなくなった。開業して10年間で商業環境が激変し苦渋の決断だった。長年のご愛顧に感謝したい」と説明。変化に対応しきれなかった悔しさをにじませた。

 従業員の雇用対策については、関係機関と連携し、再就職先の確保に努力する考えを強調した。正社員については異動で対応するという。

 自社所有する建物の今後の活用については「取締役会などに諮り、できるだけ早く決めたい」とするにとどまった。閉店セールは2月にも実施したいとした。

◎「中心街なくなる」買い物客や商店街危機感

 前身の丸光時代から半世紀続いた石巻の顔がなくなる―。石巻市中心街の核店舗、さくら野石巻店が4月末で閉店するというニュースは11日、買い物客や商店街に大きなショックを与えた。

 バスの待ち時間などによく立ち寄るという市内の女性(78)は「駅前にあるので何かと便利。石巻のシンボルのような存在だし、閉店は困る」と寂しそうに話した。

 市内の主婦(56)は、開店から6年間パート従業員として働いたという。愛着があり、辞めた後もよく利用する。「開店当時は大勢のお客さんでにぎわった。ニュースを聞いてびっくり。従業員の行く末が心配」と話す。

 「最近は人が少なくて心配だった」と話すのは近くに住む男性(70)だ。「歩いて行ける百貨店で、高齢者にはちょうど良かった。郊外の大型店に行く若者を呼び戻す方法をもっと真剣に考えないと、中心市街地がなくなってしまう」と心配した。

 「石巻の玄関口にある百貨店がシャッターを下ろせば、寂しい街という印象を持たれる。イメージダウンは免れない」。JR石巻駅前から続く立町大通り商店街で108店舗を束ねる振興組合の浅野建男理事長(61)はこう述べ、10月に始まる仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)への影響も心配する。

 「中心市街地を活性化するため、閉店後の活用方法を素早く決め、1日も早くシャッターを開けることが大切だ」と強調した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板