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商業・流通

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:29:50
>>272-273
◆駅前に巨大店舗◆

 新店舗「LABI1高崎」ビルは、地下2階・地上12階建て。4階から地下1階の売り場は、面積が2万平方メートルを超え、大阪市にある「LABI1なんば」に次ぐ規模だ。この広いスペースを使った品ぞろえは郊外型店舗の3〜4倍で、「年に一つしか売れない商品でも置く」(経営企画室)。生活に欠かせない家電は郊外店で、こだわりの商品はLABIで――という位置づけだ。家電に加え、高級ブランド品も並べるほか、5階には飲食店17店舗が入居。コンサートにも使えるイベント広場も店舗の内外に設ける。

 交通の要衝・高崎にあるため、新幹線でつながる長野、新潟も商圏ととらえている。年間売り上げ目標は未公表だが、高崎高島屋の184億円、スズラン高崎店の170億円をしのぐとみられる。桑野光正・ヤマダ電機取締役は「開店は、中心市街地全体の販売アップにつながる」と強調している。

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■創業の地 前橋に痛手

 創業から35年間続いた本社が消えることになる前橋市では、その影響は大きく、中でも深刻なのが地元タクシー業界だ。本社の社屋はJR前橋駅から車で約15分と離れ、タクシー利用が一般的だったため、その分の収益がゼロになるのは必至だからだ。

 特に、同社が「商談日」とする毎週火・水曜日は、県内外の家電メーカーや広告代理店などの商談客が、「多い日で1日700人程度」(同社)訪れる。11社が加盟する前橋地区ハイヤー協議会によると、同駅北口の配車は、多い業者で通常は15台程度だが、商談日の2日間は「3〜4割増しになる」という。

 アサカタクシー(前橋市三俣町)は、10年ほど前から専属契約で本社敷地内に待機スペースを設置して対応してきた。同協議会会長も務める星野俊夫常務(66)は、「移転でうちも年間2割程度、2000万円近い減収が予測される。前橋の業者にはこれまでにないダメージだ」と、頭を抱える。

 また、商談が夜中に及ぶことも多いために利用されてきた市中心部のビジネスホテルも打撃を受ける。あるホテルの広報担当者は「ヤマダ関係は年間宿泊者数が1、2を争うだけに大きな痛手」と肩を落とす。

 前橋市は移転で税収が「5000万円の減収」と予測するが、市議の中には「様々な業界への波及を考えれば、減収はもっと大きい」との見方もある。

 約500人が通勤する現在の本社の使い道はまだ決まっていないといい、前橋商工会議所の曽我孝之会頭は、「移転問題では、鉄道利用の面で前橋が高崎に苦戦したのは確かだが、高速道の利便性は前橋の方が優位でもある。創業の地はあくまで前橋。何らかの形で縁を残してほしい」と話している。

(2008年6月29日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080628-OYT8T00968.htm


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