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商業・流通

279荷主研究者:2008/07/13(日) 23:29:44

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080625301.htm
2008年6月25日03時59分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎隣県集客へ「金沢連合」 百貨店、専門店、中心商店街 7月1日一斉バーゲン

 金沢市中心部の百貨店、専門店、商店街が七月一日、夏のバーゲンセールを一斉に始める。昨年は百貨店や商店街が六月末から、専門店は七月に入ってからと対応が分かれていたが、今年は一転、足並みをそろえた。食品の値上がりなどで個人の節約意識が一段と強まる中、今年は金沢商圏一斉バーゲンのインパクトで消費を刺激し、ガソリン高で弱含む隣県からの集客も強めたい考えだ。

 七月一日にバーゲンを始めるのは、香林坊大和、めいてつ・エムザの両百貨店のほか、香林坊アトリオ、ラブロ片町、香林坊109、金沢フォーラスなど専門店と、竪町などの中心部の五商店街。

 昨年は大手アパレルメーカー側の事情もあって百貨店などが六月三十日の土曜日にバーゲン開始時期を前倒し。香林坊109と金沢フォーラスは七月四日からスタートと、金沢商圏として二段構えで集客を狙う形となったが、分散した分、七月の売り上げが伸び悩んだ店舗が多かったという。

 今夏の一斉バーゲンで関係者が狙うのは、一月三日の新春バーゲンの再現だ。百貨店、専門店、商店街の足並みがそろったセールで、中心部は大渋滞になるなど記録的なにぎわいをみせた。このところのガソリン高で「広域集客は弱まっている」との声もあり、金沢フォーラスの廣瀬清剛館長は「一斉バーゲンの効果は実証済みだ」と強調する。

 「相乗効果で商戦ムードをあおり、消費を喚起したい」。香林坊大和の谷村昭彦副店長は一斉バーゲンに期待を寄せる。

 春先からガソリン高、生活必需品の値上がりが続き、生活防衛意識の高まりから個人消費が低迷。本来なら、能登半島地震の影響を引きずった昨年実績を上回るはずだが、「今年は消費のマイナス材料が相次ぎ、前年並みか前年割れの月が続いている」とする商業関係者が多い。

 めいてつ・エムザの藤田重隆営業企画副統括は「家計に敏感なミセス層の財布のひもが固い」とし、婦人衣料品の回復を狙う。

 七月の一斉バーゲンを盛り上げようと、金沢中心商店街まちづくり協議会は、運賃無料バス「5タウンズバーゲン直行便」を運行する。一日は火曜日で平日開幕となるため、金曜日までの平日四日間限定で、金沢駅東口の金沢フォーラスから中心部の商店街をシャトルバスで結ぶ。運行は午前十時から一時間置きに一日十便。週末は、土日、祝日限定で金沢商業活性化センターが展開する運賃百円のワンコインバス「まちバス」に役割を引き継ぐ。

 全国的に夏商戦は徐々に早まる傾向にあったが、今年は、大都市圏で百貨店などがバーゲン開始時期を元に戻すなど「七月回帰」の動きも出てきた。「消費低迷と言われるが、我慢しているだけ。きっかけがあれば山は動く」(東川庄一竪町商店街振興組合理事長)。本来の七月開催に戻り、関係者の思惑通りに消費が喚起されるか。夏の一斉バーゲンは秋、冬の商戦を占う試金石ともなりそうだ。


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