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国際政治・世界事情

6945チバQ:2013/09/30(月) 20:47:51
http://mainichi.jp/select/news/20130930k0000m030090000c.html
インド:最大野党が始動 来年下院選
毎日新聞 2013年09月29日 21時56分(最終更新 09月30日 00時53分)


ニューデリーで、支持者の声援に応えるモディ氏=2013年9月29日、杉尾直哉撮影
拡大写真 【ニューデリー杉尾直哉】来年5月ごろ実施予定のインド下院選挙に向け、最大野党・インド人民党の指導者で、西部グジャラート州政府首相を務めるナレンドラ・モディ氏(63)が29日、首都ニューデリーで政治集会を開き、事実上の選挙キャンペーンを開始した。ネール初代首相の血を引き、与党・国民会議派の次期首相候補と目されるラフル・ガンジー党副総裁(43)を「王子」と呼んで批判。「王子による政治の継続か、真の民主主義かのいずれかを選択する選挙だ」と訴えた。

 モディ氏が今月13日に党の次期首相候補に選ばれた後、首都で演説するのは初めて。支持者数千人を前にモディ氏は、国民会議派の内政や外交を徹底的に批判した。

 また、シン首相が29日に訪問先のニューヨークでパキスタンのシャリフ首相と初めて会談することについて「(印パ間の停戦ライン付近で)インド兵が相次いで殺されているのに何を話すのか」と指摘。演説は熱狂的な「モディ」コールでたびたび中断された。

 一方、メディア嫌いと言われてきたラフル・ガンジー副総裁は27日、突然約5分間、会見。しかし、ほとんど質問も受け付けず、次期下院選の話もしなかった。メディアでは批判的な報道が相次ぎ、ラフル氏の迷走ぶりを印象付けた。

6946チバQ:2013/09/30(月) 21:11:22
http://mainichi.jp/select/news/20130930k0000e030145000c.html
ケニアテロ:口つぐむソマリア系 過激派に恐怖心
毎日新聞 2013年09月30日 07時10分

 ケニアの首都ナイロビの高級商業施設「ウエストゲート・モール」で起きたテロ襲撃事件で、犯行声明を出したのは隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブだった。ソマリ系ケニア人やソマリアからの難民が多く暮らすイスリー地区を歩くと、街の活気とは対照的にアルシャバブへの恐怖心からか人々の口は重かった。

 ナイロビ中心部から車で東へ約20分のイスリー地区。大通りは人と車があふれ、衣服などを並べた露店がひしめき合う。女性の大半は黒衣で頭と体を覆っている。近くの建物からイスラム教の祈りの時間を告げる「アザーン」が流れてきた。

 活気を感じるが、案内人の20代のソマリ系ケニア人男性は「事件以降、往来が減った」と言う。アルシャバブ関係者を追うケニア治安当局の「捜査や拘束に巻き込まれるのを嫌い、人々が来なくなった」らしい。

 同地区では、ケニア軍のソマリア介入(2011年10月)以降、キリスト教徒を狙ったとみられる爆弾テロなどが相次いだ。大量の武器が押収された事件もあり、アルシャバブメンバーが潜伏している可能性もある。

 イスリー地区で下着類などを売る男性店員、フセインさん(25)は「犠牲者を心から悼んでいます。(他民族の)ケニア人と痛みを分かつ思いだ」と、悲しげな表情を浮かべた。だがアルシャバブのことは口をつぐんだ。

 菓子パンを売る男性のアブドルカデルさん(40)は、ソマリア難民。アルシャバブについて「彼らはどんな事件でも犯行声明を出す。(攻撃後すぐに撤退する)ヒットアンドアウエーが彼らの普段の手口で、今回はやり方が違う」と、アルシャバブの犯行に否定的な見方をした。

 衣料品店の女性ジャミラさん(28)に「アルシャバブが関与したと思うか」と尋ねると、慎重に言葉を選び「事件はソマリ人全体が背負うべき重荷です」と目を伏せた。【ナイロビで服部正法】

 ◇施設内の店舗借り武器隠すテロ組織
 ケニアの首都ナイロビの高級商業施設であったテロ襲撃事件で、英BBC放送(電子版)は治安当局者の話として、テロ組織が事件の数週間前から施設内の店舗を借り上げ、武器を隠していたと報じた。BBCによると、テロ組織のメンバーは政府当局者を買収し、店舗を借りる際に必要な身分証明書を偽造。店舗内に事前に武器や弾薬を運び込み、襲撃用の「基地」を作っていたという。【金子淳】

6947チバQ:2013/09/30(月) 21:11:58
http://mainichi.jp/select/news/20130930mog00m030003000c.html
ロシア:「海賊容疑」グリーンピース30人拘束 最長禁錮15年
2013年09月30日

 【モスクワ田中洋之】北極圏の海でロシアの海底油田開発に抗議行動をした国際環境保護団体グリーンピースの活動家ら30人が「海賊行為」の疑いでロシア当局に拘束された。有罪になれば最長で禁錮15年が科せられるが、団体側は「平和的な活動の一環だった」と、釈放を求めている。

 活動家らは18日、ロシア北西部ペチョラ海で、国営資源大手ガスプロムの原油採掘用海上プラットフォームに抗議船で接近し、ゴムボートで2人が施設によじ登ろうとした。

 ロシア当局は逆に抗議船を急襲して拿捕(だほ)。乗っていた米英やロシア、豪州など18カ国の30人を拘束し、コラ半島北部のムルマンスクにえい航した。裁判所は27日、30人のうち22人に対し2カ月間の勾留を認め、残る8人を継続審理にした。

 グリーンピース側は「活動家は暴力や武器を行使しておらず、海賊行為に当たらない」などと指摘。ロシア人のフリーカメラマンも拘束され、ジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」は「報道の自由に対する侵害だ」と批判している。

 ロシアのプーチン大統領は25日、「活動家たちは海賊とはいえないが、国際法の規範に反しているのは明らかだ」と述べ、拘束を正当化した。

 ガスプロムの海底油田は年内の採掘開始を予定し、2019年のピーク時には年間600万トンの生産を見込んでいる。グリーンピースは「油流出などで深刻な環境破壊を招きかねない」として中止を要請。昨年8月にも活動家6人が今回と同じ海上施設に侵入して抗議していた。

6948チバQ:2013/09/30(月) 21:12:36
http://mainichi.jp/select/news/20130930k0000e030170000c.html
イタリア:ベルルスコーニ元首相の「中道右派」が内部分裂
毎日新聞 2013年09月30日 11時15分(最終更新 09月30日 11時25分)

 【ローマ福島良典】イタリアのレッタ大連立政権から離脱表明したベルルスコーニ元首相率いる中道右派・自由国民が29日、内部分裂を露呈した。しぶしぶ辞任を表明することを受け入れた閣僚や党内ハト派が元首相の強硬路線に反旗を翻したためだ。レッタ首相は同日、ナポリターノ大統領と対応を緊急協議した。イタリア紙レプブリカ(電子版)によると、首相は自由国民内のハト派との連立組み直しを模索しているという。

 元首相が8月1日に脱税事件で禁錮4年(恩赦法により1年に短縮)の最高裁有罪判決を受けて以降、自由国民内では、連立離脱や集団議員辞職を促すタカ派と、連立残留を主張するハト派の対立が続いてきた。元首相は10月半ばに禁錮の代替刑として社会奉仕活動か自宅軟禁を選ばなければならず、進退窮まる中、タカ派路線を取った格好だ。

 だが、党内ハト派から反発が噴出した。クアリアリエッロ憲法改正担当相は29日、10月2日の内閣信任投票でレッタ首相を支持する考えを示唆。ロレンツィン保健相も「(元首相の)戦略を正当化できない」と指摘、自由国民に代わる中道右派政党「フォルツァ・イタリア」(がんばれイタリア)には参加しないと表明した。元首相側近のアルファノ副首相兼内相もタカ派批判を繰り広げた。

 元首相は29日、南部ナポリでの政治集会に電話で「できるだけ早く選挙を実施すべきだ」とメッセージを寄せたが、党内ハト派の反発を受けて姿勢を軟化。個別政策ごとにレッタ政権を支持する可能性を示唆した。

 ナポリターノ大統領は自由国民ハト派の動向を踏まえ、早期選挙の回避に向けて万全を尽くす方針を強調。レッタ首相はイタリア・テレビのインタビューで、上下両院で「ねじれ」を生みやすい現行選挙法を改正しなければ政局が安定しないと指摘し、早期選挙を求める野党「五つ星運動」などをけん制した。

6949チバQ:2013/09/30(月) 22:57:34
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE98T00820130930
元伊首相率いる自由国民党、最大20人が新党結成用意=関係筋
2013年 09月 30日 22:12 JST
[ローマ 30日 ロイター] - イタリアのベルルスコーニ氏率いる中道右派政党・自由国民党(PDL)の上院議員最大20人は、連立政権の崩壊と選挙実施をもくろむベルルスコーニ元首相に譲歩を迫るため、新党結成の構えを見せている。党関係者が30日、明らかにした。
政府の信任投票を行うレッタ首相にとっては、連立政権を維持する上で、追い風となる可能性がある。

6950とはずがたり:2013/10/01(火) 08:20:28
米・イラン、関係改善へ手探り=核問題での譲歩が試金石
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-130925X486.html
時事通信2013年9月25日(水)16:41

 【ニューヨーク時事】米国とイランが国連総会を機会に、関係改善へ手探りの外交を開始した。オバマ、ロウハニ両大統領は24日の一般討論演説で、イランの核兵器開発をめぐる双方の原則的な立場を表明する一方で、対話への真剣度を示すシグナルも発信した。26日にはケリー国務長官とイランのザリフ外相が初めて同席するイラン問題の外相会合が開かれる。

 オバマ氏は演説で、ロウハニ大統領について「国民から穏健な道を進むよう負託されていることに勇気づけられる」と評価。イランの最高指導者ハメネイ師が発令した核兵器開発に反対するファトワ(宗教令)にも言及し、核兵器開発問題が「平和的に解決されるべきだ」と呼び掛けた。

 オバマ政権が今回、ロウハニ師の関係改善に向けた発言を真剣に受け止めているのは、アハマディネジャド前大統領にみられた過激な反米・反イスラエル姿勢がないだけでなく、同師が「制裁で弱体化したイラン経済の立て直しを迫られている」(米政府高官)とみているためだ。

 ロウハニ大統領はその後の演説で「オバマ大統領の演説を注意深く聞いた」と述べ、米国批判を一切控えた上で、米国が対話姿勢を崩さなければ「われわれは立場の違いを乗り越えるための枠組みに到達することができる」と応じた。

 ただしロウハニ師も国内的な立場が盤石なわけではない。米側が24日の演説に合わせて非公式の対話を打診したのに対し、イランは国内強硬派に配慮して見送らざるを得なかった。

 米国も「(両国の)困難な歴史が一夜で克服されない」(オバマ大統領)ことは承知しており、イランが26日の米英独仏中ロ各国外相との協議で、どのような譲歩を示すのかを試金石とする考えのようだ。 

国連総会:イランと欧米が急接近 シリア・核巡り思惑一致
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20130926k0000m030114000c.html
毎日新聞2013年9月25日(水)23:46

 【ニューヨーク草野和彦】内戦下のシリア情勢が焦点となっている国連総会で24日、核開発問題を巡り対立しているイランと欧米諸国が接近した。欧米との対話を通じて経済制裁の緩和につなげたいイランのロウハニ新体制と、シリアの内戦終結に向けイランの影響力を利用したい欧米との思惑が一致した結果と言えそうだ。

 シリア問題で欧米が最終的に目指しているのは「反体制派が軍事的に優位な状況で、アサド政権側との和平会議に持ち込み、政権交代を実現すること」(安保理筋)だ。

 欧米が、シリアの化学兵器廃棄に向けた安保理決議に制裁などの強制力を盛り込みたいのも、アサド政権に圧力をかけ、弱体化させるのが狙いだ。

 1回目の和平会議は昨年6月にジュネーブであり、2回目を早期に開催する必要性では米露も一致。イランはアサド政権に戦闘員や資金を援助し、影響力を持つ。アナン国連・アラブ連盟合同特使(辞任)や後任のブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表は、イランの会議参加を求めたが、欧米は強硬路線のアフマディネジャド政権(当時)が関わることを拒否してきた。

 だが「制裁解除に向け穏健外交をするために選ばれた」(米政府高官)ロウハニ氏が8月に大統領に就任したことで、状況は一変。オバマ米大統領とロウハニ大統領が一般討論演説を行う24日に両大統領の接触を働きかけたのは、米側だった。

 オランド仏大統領は同日、西側主要国の首脳として初めてロウハニ氏と会談。オランド氏は会談前「第一にシリアだ。誰もがイランとシリアの関係を知っている」とその理由を明言した。ロイター通信は仏側の話として、会談でロウハニ氏が核問題とシリア問題を結びつけることはしなかったが、和平会議の構想を受け入れる用意があるとの考えを示したことを伝えた。

 ただ、米・イラン両大統領の接触は「イラン側の複雑な問題」(米政府高官)のために実現しなかった。イラン国内の対米強硬派に配慮したためとみられ、欧米がシリア問題で「イラン効果」を期待できるかを見極めるには、まだ時間がかかりそうだ。

6951チバQ:2013/10/01(火) 22:02:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131001/asi13100120170000-n1.htm
アフガニスタン大統領選 アブドラ元外相が立候補表明
2013.10.1 20:15
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンのアブドラ元外相は1日、来年4月に行われる大統領選への立候補を選挙管理委員会に届け出たと表明した。AP通信が伝えた。

 アブドラ氏は前回2009年の大統領選にも立候補し、カルザイ大統領との決選投票に進んだが、その後、選挙への参加を取りやめた。今回選挙では、憲法規定により、カルザイ氏は立候補できない。

6952チバQ:2013/10/02(水) 18:34:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131002/erp13100210190002-n1.htm
イタリア政権崩壊回避の可能性 元首相派の分裂決定的に
2013.10.2 10:18

ローマでの会合に出席したイタリアのレッタ首相=9月29日(ロイター)
 イタリアのメディアによると、ベルルスコーニ元首相率いる中道右派政党、自由国民は1日、元首相の連立与党離脱方針に反対する穏健派の離党による分裂が決定的となった。2日に予定されるレッタ政権への上下院の信任投票では、これら造反票が与党側に流れることで政権崩壊が回避される可能性が出てきた。

 政権崩壊を狙う元首相から閣僚辞任を命じられたアルファノ副首相兼内相をリーダーとする造反組が自由国民を離党、新たな政治グループを結成する見通し。造反組の一人は「40人以上が集まった」と語った。

 自由国民の議席を除いても与党が過半数を占める下院に対し、上院(321議席)では投票に参加しない議長を除く与党票は137。造反票が与党側に流れれば、政権は過半数を得て信任される可能性がある。

 レッタ首相は1日夜、アルファノ氏ら自由国民出身の5閣僚から提出された辞表を不受理とした。5人のうち4人が造反組のため、ポストにとどまるよう求めたようだ。(共同)

6953チバQ:2013/10/02(水) 19:10:22
http://mainichi.jp/select/news/20131002ddm007030148000c.html
サウジアラビア:女性「運転解禁を」 ネットで運動広がる イスラム聖職者反発「卵巣、骨盤に影響」
毎日新聞 2013年10月02日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】女性による車の運転が世界で唯一、禁止されているサウジアラビアで、政府に運転解禁を求める運動がインターネット上で広がっている。政府が応じない場合、10月26日に女性らが「集団運転」する計画だ。これに対し、保守的なイスラム聖職者が「車を運転すれば卵巣に悪影響を与え、骨盤がゆがむ」と発言。女性らは「非科学的だ」と反発している。

 サウジでは女性の運転を禁止する明文規定はないが、国の方針で女性は運転免許を取得できない。運転容認を求める運動のウェブサイトによると、女性らは「運転禁止規定には法的根拠がない」と主張。イスラム法(シャリア)で禁止されていない範囲で、多様な価値観を受け入れるべきだと訴えている。9月21日に政府に対する嘆願書への署名運動がサイト上で始まり、10日間で1万2000人以上が署名した。

 一方、心理学者で聖職者のサレハ・ルハイダン師は地元メディアで「女性が運転すれば、卵巣に悪影響を与え、骨盤がゆがむことは医学的に証明されている」と主張。根拠は明らかにしていない。

 サウジは保守的な慣習が色濃く残っており、女性は家庭を守る存在という価値観が根付く。ただ、今年1月に国王への助言機関「諮問評議会」(定員150人)で30人の女性評議員が初めて選ばれるなどの動きもある。

6954チバQ:2013/10/02(水) 19:11:04
http://mainichi.jp/select/news/20131002ddm007030138000c.html
トルコ:統一地方選にらみ、首相「民主化政策」 クルド語教育を一部容認、公務員スカーフ着用許容
毎日新聞 2013年10月02日 東京朝刊

 【エルサレム大治朋子】トルコのエルドアン首相が、少数民族クルドの使うクルド語の私立校での教育や、イスラム教徒の一部女性公務員にスカーフ着用などを認める「民主化政策」を発表した。9月30日に記者会見したエルドアン首相は「過去最大の民主化パッケージだ」とアピール。クルド民族の人権拡大は右派の反発を招くと見られるが、スカーフ着用などを認め、支持基盤のイスラム保守派に配慮した格好だ。

 トルコでは来年3月に統一地方選が予定されるが、シリア内戦の影響で南部国境付近の治安が悪化する中でクルドとの衝突を回避すると同時に、イスラム保守派の支持を固める狙いもありそうだ。

 クルド人(推計2000万〜3000万人)はトルコのほかイラン、イラク、シリアなど広範囲に居住。「国家を持たない最大の民族」とも呼ばれる。各地で弾圧を受け、トルコでは公共の場でのクルド語使用などが禁じられていた。

 私立校でのクルド語教育を認可するほか、クルド系の小規模政党が、より議席を確保しやすい方向で選挙制度を見直す方針を盛り込んだ。

 トルコからの分離・独立を訴え武装闘争を続けてきたクルドの非合法組織「クルド労働者党(PKK)」は5月以降、トルコ南東部から最大拠点のイラク北部クルド自治区へ段階的に撤収中。しかし、AP通信などによると、エルドアン政権による人権拡大政策が不十分だとして先月、撤収を一時中断し、武装闘争の再開もありうると警告。シリア情勢が混迷を深めるなか、首相としてはこれ以上の摩擦を回避したい思惑が働いた可能性もある。

 また、憲法に政教分離を掲げ、国是とするトルコは、女性職員に公共の場でのスカーフ着用を禁止してきたが、今回、女性公務員の着用を認める。ただ、裁判官や検察官、軍人や治安当局員は除外した。

6955旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 19:27:04
イタリア上院本会議。http://www.youtube.com/watch?v=GH5trXSUgXQ
内閣信任決議案審議中。

6956旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 19:56:28
どうも上院議員23名が自由国民を離党する模様。

6957旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 20:41:45
ベルルスコーニが討論に立って,内閣信任を表明した模様。

6958旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 21:08:51
発声投票開始。ベルルスコーニは“Si”(信任に賛成)ですと。。。
このおっさんはホント迷惑。そして,上院の採決はあんなめんどくさいやり方するのか。どれだけ時間かかるんだ。

6959旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 21:54:22
モンティも“Si”でした。
採決の結果は,賛成235,反対70で内閣信任決議案を可決。

しかし,ベルルスコーニはみっともない。
できの悪い“イタリア版加藤の乱”をみた感じ。

6960旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/02(水) 22:20:32
イタリア:レッタ政権信任 ベルルスコーニ氏、方針転換
http://mainichi.jp/select/news/20131003k0000m030096000c.html
【ローマ福島良典】イタリア上院(321議席)は2日、中道左派・民主党のレッタ首相(47)率いる内閣の信任投票を行い、賛成235、反対70、棄権1、欠席14で信任した。大連立政権からの離脱と不信任を表明していた中道右派・自由国民のベルルスコーニ元首相(77)が土壇場で態度を変えた。元首相は自らの強硬路線に反発する自由国民内ハト派の造反に直面して陣営の分裂回避を優先し、政権存続容認へと方針転換を迫られた。
 レッタ政権は今年2月の総選挙後、約2カ月間の政治空白を経て4月末、民主党と自由国民を中核とする大連立で発足した。元首相の連立離脱決定により政権存続の正念場を迎えていたが、発足からわずか約5カ月で崩壊して政治混乱と経済危機の再燃を招く最悪の事態は回避された。
 与党は自由国民が連立離脱しても下院(630議席)では過半数だが、上院では148議席で半数を割るため、上院での信任投票が焦点となっていた。首相は2日、投票に先立ち「(財政再建に取り組む)イタリアが直面する致命的なリスクを回避しなければならない」と述べ、内閣信任による政権安定化の重要性を強調した。
 元首相から9月28日に辞任表明を強いられた自由国民5閣僚は財政再建下での連立離脱に反対。元首相の懐刀である自由国民幹事長のアルファノ副首相兼内相は1日、反旗を翻し、内閣信任を呼びかけていた。元首相は投票開始直前、「イタリアは改革を進める政府が必要だ」と信任理由を説明した。
 元首相は脱税事件で実刑判決が確定、上院議員資格剥奪の危機に直面している。連立離脱で解散・総選挙に持ち込み、政治的生き残りを図る戦術だったが、自由国民内ハト派の反発に遭い、自陣営の亀裂を招いた。不信任を望む党内タカ派を最終局面で抑え込んだ形だが、元首相の政治的影響力の低下は避けられないとみられる。
 上院委員会は4日、議員資格剥奪の是非を巡って投票する予定。刑の執行は15日から始まり、元首相は1年間の自宅軟禁か社会奉仕活動のいずれかを選ばなければならない。

6961とはずがたり:2013/10/03(木) 16:03:05
やり手のベルルスコーニも一敗地に塗れましたねぇ。

伊レッタ政権、信任 上院、賛成235票 ベルルスコーニ元首相、倒閣を断念
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131003101.html
産経新聞2013年10月3日(木)07:56

 【ベルリン=宮下日出男】イタリア上院(終身議員を含め321議席)は2日、レッタ政権に対する信任投票を行い、235票の賛成多数で信任した。レッタ政権打倒を目指していたベルルスコーニ元首相が投票直前に方針を一転させ、政権への支持を表明した。元首相は倒閣により自身の議員資格剥奪阻止を図ったが、陣営内で多数の造反者が出るなど党が分裂状態に陥るなか、断念に追い込まれた格好だ。

 上院の投票では反対は70票にとどまった。投票は下院でも同日行われ、政権は信任される見通し。

 レッタ首相の中道左派、民主党と元首相率いる中道右派、自由国民を中心とした連立政権が発足5カ月で崩壊する事態は当面は回避される。

 信任投票は政権不安定化を受け、レッタ首相が実施に踏み切った。首相は下院では自由国民の協力なしでも過半数を確保できるが、上院ではモンティ前首相派の中道「市民の選択」などを含めても過半数には届かず、自由国民の行方がカギを握っていた。

 元首相は9月28日、自由国民出身の5閣僚の引き揚げを表明した。

 表向きの理由は、自身が求める付加価値税増税の凍結が実現しなかったことだが、実際には脱税事件での有罪確定を受け、民主党などが上院で目指す元首相の議員資格剥奪の動きを議会解散に持ち込んで回避する狙いだった。

 しかし、この方針に対し、自由国民では辞表を提出した5閣僚らが「戦略は共有できない」(ロレンツィン保健相)と反発。元首相の側近で党幹事長でもあるアルファノ副首相兼内相も1日、「政権に信任票を投じるべきだ」と表明した。

 レッタ政権は財政再建や構造改革に取り組む最中であり、アルファノ氏らとしては元首相の議員資格の問題とは区別して、同国が再び政治混乱に陥り、国際社会や金融市場の不安を招く事態を回避したいとの判断があった。

 自由国民では元首相の路線を支持する「強硬派」とアルファノ氏ら「穏健派」の亀裂が深刻化。投票前には穏健派30〜40人が政権支持に回り、議会で別グループを結成するとも伝えられたなか、元首相は投票直前に「内部対立はあるが、信任票を投じる」と表明した。

 首相職を3度経験し、長年、党を率いてきた元首相に対する反旗が公然と翻される事態はその影響力低下を示すともいえる。AP通信などは、元首相について「敗北を認めた」と報じた。

6962旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/03(木) 21:40:19
イタリア上院がレッタ政権を信任、政権基盤に不安残る
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2013/10/110964.php
[ローマ 2日 ロイター] - イタリア議会は2日、レッタ内閣への信任投票を実施し、賛成多数で可決した。
信任案は上院で賛成235、反対70で可決された後、下院でも435対162で承認された。
連立政権を崩壊させる構えを見せていたベルルスコーニ元首相は、自身が率いる中道右派政党・自由国民(PDL)の多くの党員が政権支持に回る意向を示したことを受け、上院での採決直前に強硬姿勢を一転し、レッタ政権を支持する方針を示していた。
イタリアの金融市場は内閣信任を好感し、株価<.FTMIB>は一時2%近く上昇、10年国債利回りは4.34%に低下した。
ただ、先行きが注目されるイタリア経済の根深い問題にレッタ政権が対処できるかをめぐっては不安がくすぶる。
ナポリターノ大統領は声明で「政府は試練を乗り越えた」と内閣信任を歓迎したうえで、再び日常的に政局混乱に陥ることは許されないと警告した。
レッタ首相は、公的債務の拡大を防ぐ措置やリセッション(景気後退)からの脱却に向けた改革を推進すると表明。安定した政権運営を難しくしている選挙制度の改革にも取り組む考えを示した。
しかし、景気低迷からの脱却と公的債務の削減に必要な包括的な改革や税制・財政措置をレッタ政権が遂行できるかは依然不透明な情勢だ。
また、信任投票を前にPDLから造反が出て、ベルルスコーニ元首相が内閣支持に方針転換する結果となった今回の一連の経緯は、レッタ政権の安定性や中道右派勢力の将来をめぐり多くの疑問が残ることも浮き彫りにしている。
PDLの今後の行方は向こう数日でより明確になる見通しだ。同党の上院議員25人は、信任投票に先立ち離党の意向を表明している。
イプソスが1日に実施した世論調査では、PDL支持者の51%が同党はベルルスコーニ氏に代わる新党首を選出し、刷新を図るべきと回答した。

6963チバQ:2013/10/03(木) 22:58:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131003/mds13100318220004-n1.htm
ガンビア、英連邦脱退「新植民地機構」と批判
2013.10.3 18:18
 西アフリカ・ガンビアからの報道によると、同国政府は2日、英連邦からの脱退を発表した。政府は脱退の直接的な理由を明らかにしていないが、声明で「二度と新植民地主義の機構の一員にはならない」とした。

 英BBC放送によると、英外務省は、加盟は各国の判断次第だとしつつ、遺憾の意を表明した。英連邦からの脱退は2003年のジンバブエ以来。

 ガンビアのジャメ大統領は1994年のクーデターで権力を掌握。国際人権団体などから人権侵害や強権体質を批判されている。一方、ジャメ氏は11年の選挙前に英国が野党を支援していると批判していた。

 ガンビアはセネガルに三方を囲まれた小国で、英国の旧植民地。世界最貧国の一つでもある。(共同)

6964チバQ:2013/10/03(木) 23:04:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131003/erp13100311440003-n1.htm
ギリシャ、極右政党締め付け強化 党首ら逮捕、移民襲撃関与の疑い
2013.10.3 11:43
 【ベルリン=宮下日出男】ギリシャのサマラス政権が極右政党「黄金の夜明け」に対し、党首らを逮捕するなどの締め付け強化に乗り出した。経済低迷の中で同党は国民の不満を吸収して台頭したが、国内では相次ぐ移民襲撃への懸念も高まっていた。厳しい対処により政権に対する信頼回復につなげたい狙いだ。

 警察当局は9月末、犯罪組織に関与した疑いでミハロリアコス党首らの国会議員6人を含む党関係者約20人を逮捕した。当局は他の議員や支持者の逮捕状も取って行方を追っている。摘発のきっかけは、人種差別に反対する男性のラップ歌手(34)が9月17日、アテネ近郊で殺害された事件で、容疑者として同党の支持者が逮捕された。

 外国人排斥を掲げる同党は昨年6月の総選挙で18議席を獲得し、議会に初進出した。高失業率と移民流入が問題化する同国で国民の支持を集めたが、メディアは「ネオナチ」と警戒。移民襲撃などでも関係者の関与が疑われていた。

 政権は対処が「甘い」と批判されていた姿勢を事件後は一転。当局に取り締まりを要請した。関係者宅の捜索ではヒトラーの肖像なども見つかった。ギリシャでの現職議員逮捕は軍事政権後に現行憲法が公布された1975年以降初だ。

 政府は同党の政党資金を停止するための法案も提出する考えで、人種差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪発言)の禁止も検討している。ギリシャ紙カティメリニ(電子版)は政府の対応を「遅くはなったが、勇気を持って責任を担ったもの」と評している。

6965チバQ:2013/10/03(木) 23:06:42
http://mainichi.jp/select/news/20131004k0000m030070000c.html
イタリア:ベルルスコーニ氏、政治生命の危機…倒閣失敗で
毎日新聞 2013年10月03日 21時03分(最終更新 10月03日 21時03分)

 【ローマ福島良典】イタリアのレッタ政権が上下両院で信任され、ベルルスコーニ元首相(77)の倒閣計画に造反して信任の「立役者」となった中道右派・自由国民幹事長のアルファノ副首相兼内相(42)が存在感を強めている。自由国民は元首相に忠誠を誓うタカ派グループと、アルファノ氏らハト派の造反組に分裂。数々の醜聞を抱えながら約20年にわたりイタリア政界を生き延びてきた元首相は、政治生命の危機に直面している。

 アルファノ氏は元首相に反旗を翻し、中道左派・民主党のレッタ首相(47)率いる大連立政権の存続に道を開いた。イタリア紙レプブリカによると、アルファノ氏に同調した自由国民の造反議員は下院26人、上院23人。新政治集団の結成も視野に入れている。

 アルファノ氏はイタリア南部シチリア島生まれ。大学卒業後、新聞記者、地方議会議員を経て2001年、ベルスコーニ元首相の中道右派「フォルツァ・イタリア」(がんばれイタリア)から国政進出。08年に法相に抜てきされ、11年に自由国民幹事長に。今年4月に発足したレッタ政権で副首相兼内相に就任した。

 これまで元首相の忠実な側近とみられてきた。元首相のようなカリスマ性を欠き、政界で影が薄かったが、自由国民のファブリツィオ・チッキート下院議員は「アルファノ氏は『勝てる政治路線』を代表した。将来の中道右派の指導者になり得る」とたたえた。

 一方、ベルルスコーニ元首相は連立離脱で解散・総選挙に持ち込む政治的賭けに失敗し、求心力の低化を招いた。元首相は債務危機さなかの一昨年11月、首相の座から追われたが、不死鳥のように復活を果たし、今年2月の総選挙からレッタ政権樹立に至る政局を主導。

1994年の政界入り時に旗揚げした「フォルツァ・イタリア」を再結成し、次期選挙への臨戦態勢を整えてきた。

 だが、脱税事件で8月1日に最高裁有罪判決を受けてから政治家人生の歯車がくるい出した。上院委員会は近く、元首相の議員資格剥奪を投票の予定。判決に基づき15日には1年間の自宅軟禁か社会奉仕活動を選ばなければならず、政治家生命に黄信号がともっている。

6966チバQ:2013/10/06(日) 00:22:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131005/mds13100523320003-n1.htm
ハメネイ師、ロウハニ穏健路線を支持 イラン
2013.10.5 23:21
5日、テヘランで開かれた陸軍士官学校の卒業式に出席したイランの最高指導者ハメネイ師(AP)
5日、テヘランで開かれた陸軍士官学校の卒業式に出席したイランの最高指導者ハメネイ師(AP)
 【カイロ=大内清】イランからの報道によると、同国の最高指導者ハメネイ師は5日、自身の公式サイトで、核開発問題をめぐる「政府の外交努力を支持する」と述べ、ロウハニ大統領が進めている穏健路線を擁護した。その一方でハメネイ師は、ロウハニ師が9月、国連総会出席のため訪米した際にオバマ米大統領と電話会談したことを念頭に、「不適切なこともあった」と指摘、ロウハニ師を批判する強硬保守派にも配慮を示した。

 ロウハニ師の国連総会出席後、ハメネイ師が公式見解を出したのは初めて。核問題で最終決定権を持つハメネイ師の支持を改めて得たことは、経済制裁緩和に向け国際社会との関係改善を図りたいロウハニ師には追い風となる。

 ただ、国内の強硬保守派には、“宿敵”とみなす米国との対話には否定的な意見も根強い。ハメネイ師の今回の声明は、強硬保守派の批判を押さえ込みつつ、ロウハニ師にも安易な譲歩はしないよう戒める意味合いがありそうだ。

 ロウハニ師は米国滞在中、オバマ氏と電話会談したほか、フランスのオランド大統領ら各国首脳とも積極的に会談した。

6967チバQ:2013/10/06(日) 00:23:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131005/erp13100520370004-n1.htm
ドイツ連立交渉は長期化も 政策に溝、社民党は埋没を警戒
2013.10.5 20:36 (1/2ページ)
大連立に向けた予備交渉に参加したメルケル首相=4日、ベルリン(ロイター)
大連立に向けた予備交渉に参加したメルケル首相=4日、ベルリン(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)選挙で第一党になったメルケル首相の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟と第二党で中道左派の社会民主党による「保革大連立政権」に向けた協議が動き出した。ただ、両党には政策的な溝があり、社民党内では抵抗も強い。同盟は環境政党である90年連合・緑の党との協力も模索する方針で、交渉は長期化するとの見方が支配的だ。

 同盟と社民党は4日、連立の可否を探る初の予備交渉を行った。同盟からはメルケル氏ら14人、社民党からガブリエル党首ら7人が出席。内容は公表されていないが、双方とも「建設的だった」(同盟幹部)などと好感触を強調し、14日に第2回会合を開くことで合意した。

 選挙では同盟はメルケル氏の人気を背景に単独過半数まで5議席に迫る大勝を収めたが、連立相手の自由民主党が議席を喪失。新たな連立相手を探す必要があり、社民党は最有力候補とされている。世論調査でも大連立を望む回答者が約半数で最も多い。

 だが、同盟と社民党間で調整すべき政策は多い。社民党はインフラ投資などを目的とした富裕層対象の増税や全国一律の最低賃金制度導入を求めるが、同盟は景気に悪影響を及ぼすなどとして反対だ。社民党は選挙直前に新設された育児手当の廃止も掲げるが、同盟は拒否している。

 さらに難しいのが社民党の党内調整だ。社民党は2005〜09年の大連立政権で一定の実績を残したが、メルケル氏の人気の前に埋没し、09年の前回選では戦後最低の得票率だった。その「後遺症」が今も残り、世論調査では党員の65%が大連立に反対している。

 このため、社民党は大連立の可否の最終判断を約47万人の党員の投票に付す方針。投票は11月中旬までに行う考えだが、承認を得るためには安易な譲歩はできない。

 05年の大連立発足には選挙後65日間を要したが、今回はこの戦後最長記録を超える可能性も指摘され、社民党幹部は「12月か来年1月になるかもしれない」とも語っている。

 一方、同盟は10日に緑の党とも予備交渉を行う。社民党に対して圧力をかけるのが狙いとされているが、社民党の逡巡(しゅんじゅん)を受け、「同盟指導部では緑の党も真剣な選択肢と次第に語られるようになっている」(独紙フランクフルター・アルゲマイネ)とも伝えられる。

6968チバQ:2013/10/06(日) 00:24:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131005/erp13100501170000-n1.htm
ベルルスコーニ元伊首相、議員失職へ 伊上院委、議員資格の剥奪勧告
2013.10.5 01:14
ベルルスコーニ伊元首相(ロイター)
ベルルスコーニ伊元首相(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】イタリア上院の議員免責特権などを審議する委員会は4日、脱税事件で有罪が確定したベルルスコーニ元首相(77)の上院議員資格の剥奪を勧告することを賛成多数で決定した。上院本会議で月内にも審議されるが、資格剥奪の承認は確実視されている。議員失職が決定すれば、イタリア政界に約20年間君臨してきた元首相には大きな政治的打撃となる。

 資格剥奪は昨年定められた反汚職法に基づく措置。禁錮2年以上の刑を受けた議員は資格を剥奪され、6年間立候補できない。元首相は8月、自身のテレビ局グループをめぐる脱税事件で禁錮4年(恩赦法で1年に減刑)の判決が最高裁で確定していた。

 委員会は23人で構成。レッタ首相の中道左派、民主党や野党の五つ星運動など資格剥奪を目指す議員が多数を占めていた。本会議でも承認される見通し。一方、元首相が率いる中道右派政党、自由国民は法制定前の事件には遡及(そきゅう)して適用できないと主張していた。

 元首相は有罪確定後、レッタ政権の倒閣を企てるなどして議員資格維持を図ったが、自由国民が分裂含みに陥って失敗した。元首相は有罪判決をめぐり欧州人権裁判所に訴えるなど抵抗を続け、議員を失職しても党を率いて政治活動を継続する考えを示している。

6969チバQ:2013/10/06(日) 00:30:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131005/fnc13100515190004-n1.htm
独総選挙、メルケル氏独り勝ち 「何も残らない」協力者の悲哀
2013.10.5 15:18 (1/3ページ)[欧州]
戦後2番目に低い得票率に終わった後、党本部で険しい表情をみせる独社民党首相候補のシュタインブリュック前財務相=ベルリン(AP)
戦後2番目に低い得票率に終わった後、党本部で険しい表情をみせる独社民党首相候補のシュタインブリュック前財務相=ベルリン(AP)
 9月22日実施のドイツ総選挙は、まさにメルケル首相の「独り勝ち」だった。債務危機対応などで見せた堅実な手腕に対する国民の信頼の高さが改めて示された結果なのだが、一方で首相に協力してきたはずの連立パートナーや野党があおりをくう格好ともなっている。「メルケル氏と組むと、何も残らない」−。そんな言葉もメディアではささやかれている。


自民党初の議席0


 「党の歴史で最もつらく、悲しい時だ」。選挙翌日の9月23日、くやしさをにじませて辞意を表明したのは、自由民主党のレスラー党首。同党はメルケル氏の保守系、キリスト教民主・社会同盟の連立相手でありながら、結党後初の「議席0」という最も厳しい審判を下された。

 中道リベラル系の自民党は1948年の結党。同盟と中道左派の社会民主党という二大政党に次ぐ「第三勢力」として、旧西独時代には連立政権が主流のドイツでキャスチングボートを握ってきた。延べ44年の政権参加期間は同盟や社民党より長い。

 党勢低迷の原因には、党内対立や前回2009年選挙の減税公約が実現できなかったことなどが挙げられる。かつて減税策をめぐり、ホテル業者との癒着疑惑が浮上したことも尾を引いたといわれる。債務危機では支持者や党内でドイツの負担が伴う対策への異論が強く、ギリシャ支援ではレスラー党首自身が同国の「秩序ある国家破綻」の可能性に言及したこともある。それでも政権の対応に協力してきたが、選挙では多くの支持者が「ユーロ解体」を掲げる新党「ドイツのための選択肢」に流れた。

 中小企業経営者を支持基盤とする自民党は、社会福祉と市場主義のバランスをとるドイツ型経済で、「個人の責任」重視の自由主義を標榜(ひょうぼう)してきたのが特徴だった。だが、メルケル政権の政策が左派寄りともなる中、独自性が発揮できなかった。

 「大政党に対し『修正』を求める小党の役割を放棄してしまった」。政治学者、エーベルハルト・ホルトマン氏は自民党敗北をこう分析している。


社民党は「選挙後」


 メルケル氏に協力して難しい状況にあるのは社民党も同様といえる。社民党は前回選挙から得票率を若干増やした。だが、これは社民党と同盟による大連立政権(05〜09年)後の前回選挙で両党から小党に流れた票の一部が戻ってきたにすぎない。社民党の今回の得票率は戦後2番目に低い。

6970名無しさん:2013/10/06(日) 00:30:42
 社民党は本来、同盟より「親欧州」とされ、選挙戦ではメルケル氏がギリシャなど危機国に促してきた過度の財政緊縮策などを批判。メルケル氏がユーロ共同債などに反対する一方、公約にはユーロ圏諸国の一部債務を共同返済する基金の設立も掲げた。

 だが、社民党もギリシャ支援などの議会採決で、連立与党に造反が出る中でも協力してきた。その手前、メルケル氏への過度の批判は自党に跳ね返りかねない。危機対応を必要以上に選挙で争点化すれば、国民に負担を求める可能性に言及せざるを得ず、議論にも踏み込めなかった。

 さらに悩みは「選挙後」だ。自民党が議席を失い、社民党はメルケル氏の連立相手として最有力視されるが、社民党には前回の大連立政権での苦い経験がある。社民党は財務相など主要閣僚を担い、金融危機でも迅速に景気対策などを打った。しかし、メルケル氏の前では存在感を発揮できず、前回選挙では戦後最悪の得票率だった。そのため再度、大連立を組むにしても条件などで慎重にならざるを得ない状況だ。

 独紙ウェルトは「メルケル氏と組んだ者には自民党のように何も残らない」と指摘した上、「社民党が大連立を組むなら、それは犠牲行為に等しい」としている。(ベルリン 宮下日出男)

6971チバQ:2013/10/07(月) 22:31:48
http://mainichi.jp/select/news/20131008k0000m030035000c.html
アフガニスタン:来春大統領選に27人立候補申請
毎日新聞 2013年10月07日 19時52分

 【ニューデリー杉尾直哉】来年4月に実施予定のアフガニスタン大統領選挙で、独立選挙委員会(中央選管)の立候補申請が締め切られ、アシュラフ・ガニ元財務相や、カルザイ大統領の兄で実業家のカユム・カルザイ氏ら27人が届け出た。アフガン戦争開戦から7日で12年が経過したが、旧支配勢力タリバンと駐留米軍などとの戦闘は続く。和平への道筋が見えない中で、選挙戦が本格化する。

 独立選挙委は、11月11日までに申請を審査し、正式な候補者を発表する。ほかに有力視されるのはザルメイ・ラスール元外相らで、いずれも最大民族のパシュトゥン人。ガニ元財務相は、世界銀行に勤めた経験があり、米国など西側諸国が好感を持つ人物とされる。

 3選を禁じた憲法に従い、来年の退任を表明してきたカルザイ大統領は「院政を敷くと思われかねないから兄(カユム氏)を支持しない」と公言する。しかし「カルザイ氏が退任後も実権を握る狙いがある」との見方は消えない。

 2番目に多い民族のタジク人からは、2009年大統領選でカルザイ氏と激しく争い、「不正選挙」を理由に決選投票を辞退したアブドラ・アブドラ元外相が出馬を申請した。

 タリバンはアフガン政府の正統性を認めておらず、来年の大統領選も「ボイコット」を訴えている。カブールの政治アナリスト、ワヒド・モズダフ氏は「今後の選挙活動や投票所を狙ったタリバンの攻撃激化が予想される。このため、公正な選挙が行われず、スムーズな政権移行が実現しない可能性がある」と指摘する。

 来年末までには駐留外国軍が任務を終了する予定。AP通信によると、アフガン南部で6日、米兵4人が攻撃を受け死亡し、今年戦死した駐留外国軍兵は132人。アフガン軍・警察は今年、週平均100人以上が死亡している。

6972チバQ:2013/10/07(月) 22:48:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131007-00000054-reut-s_ame
アルゼンチン大統領が脳内出血で1カ月間休養へ
ロイター 10月7日(月)15時7分配信



10月5日、アルゼンチンのフェルナンデス大統領(60)に脳内出血が見つかり、1カ月間休養することになった。写真は先月24日、国連総会で演説するフェルナンデス大統領。代表撮影(2013年 ロイター)
[ブエノスアイレス 5日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領(60)に脳内出血が見つかり、1カ月間休養することになった。27日の議会中間選挙に向けた選挙キャンペーンを断念せざるを得なくなった。

大統領スポークスマンは、大統領は8月に頭部にけがをし、当時の検査では異常が見つからなかったと説明したが、詳細には触れなかった。

休養中は副大統領が職務を代行する。

大統領は、昨年1月に甲状腺がんと診断され切除手術を受けたが、腫瘍は良性だった。

6973チバQ:2013/10/07(月) 23:31:32
http://mainichi.jp/select/news/20131008k0000m030034000c.html
豪首相:総領事館侵入パプア人に「お呼びでない」
毎日新聞 2013年10月07日 19時50分

 【ヌサドゥア(インドネシア)佐藤賢二郎】パプア人政治犯の釈放などを訴えパプア人活動家3人がバリ島のオーストラリア総領事館に侵入した事件で、アボット豪首相は7日、「インドネシアに抗議したければ豪州以外でやってほしい。お呼びではない」と述べ、3人の行動を批判した。豪AAP通信が伝えた。3人が所属するパプア学生同盟の関係者によると、3人は6日バリ島を出ようとしたが、治安当局に妨害され、現在も島内に滞在中とみられる。在豪の支援団体は豪政府に対し、3人を逮捕しないようにインドネシア側に働きかけるよう求めている。

6974チバQ:2013/10/07(月) 23:33:03
http://mainichi.jp/select/news/20131007k0000m030103000c.html
ベルルスコーニ氏:「社会奉仕活動」選択 禁錮の代替刑で
毎日新聞 2013年10月07日 07時17分

 【ローマ福島良典】イタリアのベルルスコーニ元首相(77)の弁護士は5日、元首相が系列メディア企業の脱税事件で確定した禁錮の代替刑として自宅軟禁でなく社会奉仕活動を選択すると明らかにした。イタリアの通信社に語った。

 8月1日に元首相に言い渡された最高裁判決は禁錮4年(恩赦法で1年に短縮)だが、元首相は70歳以上の高齢のため、社会奉仕活動か自宅軟禁で代替される。弁護士はイタリア北部ミラノの裁判所に近日中に元首相の選択を通知すると述べた。

 代替刑の社会奉仕活動には高齢者や障害者の介護、建築作業、清掃・環境浄化などがあるが、元首相の場合、どのような活動になるかは不明。

 社会奉仕活動をしながら上院議員を続けることもできるが、上院委員会は4日、元首相の議員資格剥奪を本会議に勧告。本会議が今月中に剥奪を最終決定する見通しだ。

6975チバQ:2013/10/08(火) 18:25:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131008/asi13100812040001-n1.htm
モルディブ大統領選、無効に
2013.10.8 12:03
 【ニューデリー=岩田智雄】モルディブの最高裁は7日、9月7日に投票が行われた大統領選について、不正が行われた疑いがあるとして無効との判断を下し、やり直しの投票を行うよう命じた。ロイター通信によると、判事の1人は、投票者のうち5623人に死者や有権者の年齢に満たない者、偽の身分証明書を使用した者が含まれていたとの警察の報告に言及した。

 大統領選には4人が立候補し、9月28日に上位2人による決選投票が行われる予定だったが、3位で敗れた候補が不正があったとして選挙の無効を訴え、最高裁が決選投票を延期していた。

6976チバQ:2013/10/08(火) 20:34:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3001015
モルディブ最高裁、大統領選に無効判決 20日までに再投票へ
2013年10月08日 11:10 発信地:マレ/モルディブ
【10月8日 AFP】インド洋の島国モルディブの最高裁判所は7日、先月行われた大統領選挙1次投票の結果を無効とし、今月20日までの再投票を命じる判決を下した。9月7日に行われた投票では、モハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)前大統領が勝利したが、対立候補が不正を申告していた。

 最高裁はまた、再投票で過半数を獲得する候補が出なかった場合、11月4日までに決選投票を実施するよう命じている。

 ナシード前大統領は2012年2月、野党支持者の抗議デモが激化し、政治的に混乱が生じたことを受け辞任し、モハメド・ワヒード・ハッサン(Mohamed Waheed Hassan)副大統領が大統領に就任していた。9月の大統領選挙は、ナシード前大統領の辞任以降初めての大統領選挙だったため、国際社会から注目を集めていた。(c)AFP

6977チバQ:2013/10/08(火) 20:35:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100802000127.html
独 連立交渉長期化へ 最大野党 主要政策食い違い
2013年10月8日 朝刊


 【ベルリン=宮本隆彦】ドイツの連邦議会(下院、六百三十議席)選挙で大勝したメルケル首相の組閣が大幅に遅れる見通しとなっている。キリスト教民主・社会同盟と、ガブリエル党首率いる最大野党の社会民主党の大連立交渉が、税制など主要政策の食い違いをめぐって長期化することが予想されるためだ。

 選挙戦で高所得層への課税強化を訴えた社民党(一九二)にすれば、安易に増税の主張を取り下げることは党の存在意義を脅かしかねない。対する民主・社会同盟(三一一)は90年連合・緑の党(六三)との交渉も並行させ、社民党に揺さぶりをかける構えだ。

 中道左派の社民党は労組が支持基盤。選挙戦では、社会的格差の是正を掲げ、高所得層への増税を主張。増収を教育やインフラ投資の拡充に充てるべきだと訴えた。この結果、今回の選挙では、歴史的大敗だった前回二〇〇九年より得票率を2・7ポイント回復させた。また、全国一律の最低賃金制度導入など左派的な政策実現も政権入りの条件にするとみられる。

 これに対し、保守層や産業界の支持を集める民主・社会同盟は増税や全国一律の最低賃金には反対しており、政策調整の難航は必至の情勢だ。

 〇五年の連立協定締結には二カ月かかった。社民党は連立交渉の是非を党員投票で決めるとしており、今回はさらに長期化するとの見方が強い。「交渉妥結は十二月か来年一月になる」(社民党のナーレス幹事長)との声も出ている。

 単独過半数まであと五議席の大勝だった民主・社会同盟は緑の党との連立でも安定政権の樹立が可能。十日には緑の党との交渉を開始し、社民党に揺さぶりを掛ける。

 国政レベルでは両党の連立は過去に例がないが、メルケル政権が脱原発を決めたことで最大の障害がなくなった。

 アルトマイヤー環境相は「(緑の党との)連立は理論的には考えられる」と七日付の週刊誌シュピーゲルで指摘。緑の党との交渉でも増税の是非が焦点になるとの見通しを述べた。

 <ドイツの組閣> ドイツ基本法(憲法)の定めで、連邦議会選挙の翌日から30日以内に新議会を開き、議長を選出する。首相は2回目以降の議会で、大統領の提議に基づき絶対過半数で選出。首相が閣僚を指名する。政党間の連立協議が長引いて政権の発足が遅れることも多く、その場合は正式発足まで前内閣が政権を担う。

6979チバQ:2013/10/09(水) 23:41:25
http://mainichi.jp/select/news/20131010k0000m030043000c.html
モルディブ:大統領選挙やり直し 最高裁が選挙無効の決定
毎日新聞 2013年10月09日 19時38分

 【ニューデリー杉尾直哉】インド洋の島しょ国モルディブの選挙管理委員会は9日、先月7日に実施された大統領選挙の投票を今月19日にやり直すと発表した。最高裁が7日、不正投票があったとして、選挙結果を無効とする決定を出したため。

 先月の選挙では、昨年2月の政変で辞任に追い込まれたナシード前大統領が得票率45%で首位に立った。9月28日に2位のアブドラ・ヤミーン氏との間で決選投票が行われる予定だったが、最高裁は決選投票を延期していた。

6980チバQ:2013/10/09(水) 23:42:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013100900711
大統領選の投票実施=世襲の現職アリエフ氏3選へ−アゼルバイジャン

9日、バクーの投票所で、1票を投じるアゼルバイジャンのアリエフ大統領(EPA=時事) 【モスクワ時事】カスピ海沿岸の産油国、旧ソ連構成国のアゼルバイジャンで9日、任期満了に伴う大統領選が行われた。前大統領の息子で2期目のイルハム・アリエフ大統領(51)が圧倒的優位に立ち、3選を果たし長期政権を確立する見通しだ。
 10人が立候補した今回の選挙は午後7時(日本時間午後11時)の投票終了後、深夜(同10日未明)に中央選管が暫定結果を発表。ただ、出口調査によると、得票率はアリエフ氏が92%、有力野党候補ジャミル・ハサンリ氏(61)が6%と、投票が終わらないうちから形勢は圧倒的だった。
 アリエフ氏は、父親のヘイダル・アリエフ前大統領が死去した2003年に大統領選で当選。旧ソ連で初めて権力を「世襲」した。今回は09年の改憲で連続3選禁止規定を撤廃した後、初の選挙となった。しかし、市民の間には長期政権への不満もくすぶっている。(2013/10/09-17:38)

6981チバQ:2013/10/10(木) 19:55:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3001150
アゼルバイジャン大統領選、現職アリエフ氏が圧勝
2013年10月10日 08:07 発信地:バクー/アゼルバイジャン
【10月10日 AFP】9日に投票が行われたアゼルバイジャン大統領選挙で、現職のイルハム・アリエフ(Ilham Aliyev)大統領(51)が圧倒的得票で3期目の大統領職を確保し、アリエフ一族による政権支配をさらに延長させた。一方、惨敗した対立候補からは、不正選挙との非難が上がっている。

 開票率75%の時点で、アリエフ大統領は84.7%の票を得て、有力野党候補ジャミル・ハサンリ(Jamil Hasanli)氏(5.2%)を大幅に引き離し、広く予想されていた地滑り的大勝を果たした。

 アリエフ大統領の与党「新アゼルバイジャン(New Azerbaijan)」は勝利宣言を出したが、ハサンリ氏の陣営は、各地で選挙管理上の不正行為があったとして、選挙結果を受け入れない構えだ。

 アリエフ氏は、父親のヘイダル・アリエフ(Heydar Aliyev)元大統領の死後、2003年の大統領選で当選を果たした。旧ソ連時代には国家保安委員会(KGB)の高官を務めたヘイダル氏は、ソ連崩壊後のアゼルバイジャンを10年にわたって率いた共産主義時代の権力者だった。

 アリエフ氏は2008年の選挙でも89%の得票で再選されたが、西側観測筋はこの選挙が自由・公正を欠いていたとみている。2009年には国民投票を行い、それまで最長2期10年と定められていた大統領の3期出馬を可能にした。(c)AFP

6982チバQ:2013/10/10(木) 20:04:50
http://mainichi.jp/select/news/20131010ddm007030109000c.html
グルジア:五輪に「憂慮」 ソチ聖火、紛争の「英雄」巡り反発
毎日新聞 2013年10月10日 東京朝刊

 【モスクワ真野森作】今月スタートしたロシア・ソチ冬季五輪の聖火リレーに、隣国グルジアとの2008年の軍事紛争で「国家英雄」に選ばれた露空軍パイロットが参加したことを巡り、グルジア政府は憂慮の声明を発表した。今月27日に予定されている、対露強硬派と関係改善派が対立するグルジア大統領選で、議論が過熱すれば五輪参加辞退の可能性もある。

 グルジアが問題視するランナーは、ロシア空軍パイロットのイワン・ネチャーエフ少佐。紛争では、少佐が操縦する戦闘爆撃機がグルジア側のロケット弾の反撃を受けたが、両エンジンに損傷を抱えながらも帰還。勇敢な軍人として国家英雄に選ばれた。少佐は6日の聖火到着イベントで、トーチを掲げモスクワ中心部を走った。

 グルジア政府は7日声明を発表し「どの国にも自国の英雄を決める権利はあるが、隣国と良好な関係を築こうとする国であれば、このような挑発的行動はとらないだろう」と指摘。「今後、ソチ五輪を過度に政治化する動きがあれば、適切な決定を行う」と警告し、参加辞退も示唆した。

 グルジアでは、紛争以前から対露強硬路線のサーカシビリ大統領と、昨年秋の議会選の大勝で実権を握り、ロシアとの関係改善を進めるイワニシビリ首相が対立する「ねじれ状態」となっている。27日の大統領選では両派の候補者が争う。

 ロシアのシンクタンク「国際政治研究所」のエフゲニー・ミンチェンコ所長はインタファクス通信に「首相側(グルジア政府)がこのような声明を出したのは、サーカシビリ氏に対抗するため大統領選を前に民族主義的な有権者層を引きつけるためだろう」と語り、国内向けのポーズとみる。

 ただ、ロシア南部のソチはグルジアと近く、グルジア政府内には五輪をテコにした両国関係改善に期待する声もあった。

6983チバQ:2013/10/10(木) 20:13:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131009/erp13100921580004-n1.htm
ロシア、エストニアと国境画定へ 残る主要な領土問題は日本のみ
2013.10.9 21:57 (1/2ページ)[ロシア]
 【モスクワ=佐々木正明】ロシアのプーチン大統領は9日までに、バルト3国のエストニアとの国境画定条約に署名する意向を示した。今年中にも両国政府が条約に調印、双方の議会の批准を経て発効する。以前にも解決に近づいたが、歴史認識が原因で紛糾、頓挫していた。今回の国境画定で、ロシアが抱える大きな領土問題は日本との間に横たわる北方領土問題だけになる。

 ロシアとエストニアの議会は昨夏、国境画定交渉の進展で合意し準備を進めてきた。今年9月の国連総会で露外交団と交渉したパエト外相は今月5日、「われわれは一歩一歩、合意を重ねた。あとはロシア側の問題だ」と述べた。

 両国の領土問題は第1次世界大戦直後にさかのぼる。エストニアは1920年、ロシアと交わしたタルトゥ条約で独立国となり、独自の国境線を定めた。しかし、40年にソ連に併合されて境界線は西側に押し戻された。91年のソ連邦崩壊のさいにロシアは同条約の有効性を認めず、国境は未画定となった。

 係争地域は、タルトゥ条約でエストニアが自国領だと主張した約2300平方キロ。同国面積の約5%にあたる。2005年には事実上、この地域をエストニア側が放棄し、ソ連時代からの境界線を国境とすることで合意したが、エストニア側が国内の批准法に「ソ連の侵略の犠牲となった」との前文を盛り込んだため、露側が非難して交渉は宙に浮いていた。

 こうした経緯から、今回の条約では歴史問題には踏み込まないことで合意された。露側には欧州連合(EU)加盟国であるエストニアとの国境を画定し、EUとの間でビザ簡素化交渉を有利に運びたい意図があると指摘されている。一方のエストニア側はかつて、ロシアからとみられるサイバー攻撃を受けるなど対露警戒感は根強いのが現状だ。

 ロシアはイランなど周辺国との間で、カスピ海の領海画定など「技術的な交渉」(外交筋)は残されているものの、大きな問題は日本との北方領土問題だけとなる。露側の対日交渉姿勢に変化が現れるかが注目される。

 プーチン大統領は8日、滞在先のインドネシアで日本との平和条約締結問題にふれ、「両国は敵国同士ではなく、友好国同士の状態を作らなくてはならない」と述べた。

6984チバQ:2013/10/12(土) 01:07:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131011/erp13101109060000-n1.htm
住居に40億円…独のぜいたく司教に批判集中 清貧モットーの法王と協議へ
2013.10.11 09:03
 住居建設に約3100万ユーロ(約41億円)、飛行機はファーストクラス−。ドイツ西部リンブルク司教区のテバルツファンエルスト司教(53)のぜいたくな生活ぶりがこのほど明らかになり、激しい批判にさらされている。

 建設工事の大部分が司教区の許可なしに進められたとされる。ローマ法王フランシスコは「貧しい人たちのための教会」を掲げており、ドイツ司教会議は10日、法王と対応を協議すると表明した。

 司教は2008年1月、リンブルクに赴任。その後住居の工事が始まった。司教は昨年1月、貧しい人の救済活動のためインドのスラム街を訪れた際、ファーストクラスを利用した。

 今年3月に就任した法王はバチカン内の専用住居に入らず、他の聖職者らと寝泊まりを続けるなど清貧をモットーにしている。(共同)

6985とはずがたり:2013/10/12(土) 19:16:20

米国不在で広がる失望感 中露が連携して外交攻勢? APEC首脳会議7日開幕
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131007/asi13100700500000-n1.htm
2013.10.7 00:43

 【ヌサドゥア=吉村英輝】インドネシアのバリ島で7日に開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、フィリピンやベトナムが中国と対立している南シナ海の問題などが協議される見通しだ。ただ、オバマ米大統領は政府機関の一部閉鎖に対応するため、昨年に続いて首脳会議を欠席する。米国の存在感の低下は避けられず、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国からはアジア重視を掲げる米国の姿勢に疑念が出ている。

 「今回のAPEC首脳会議により、21世紀のアジア太平洋地域のリーダーが米国ではなく中国だと確認された」。インドネシア英字紙、ジャカルタ・ポストは5日付でオバマ氏の不参加をふまえてこう指摘した。

 オバマ氏はAPEC首脳会議やブルネイでの東アジアサミット(EAS)について、直前まで出席する意欲を示し、各国もこれをオバマ氏の「アジア重視」の姿勢と受け止めていた。

 特に、南シナ海問題で「行動規範」の策定を中国と進めているASEANでは、フィリピンと中国の対立が深まる中、地域の安全保障に対する米国の調整力が期待されていた。

 オバマ氏の代理として現地入りしたケリー米国務長官は、「アジア重視の姿勢に変わりはない」と強調している。だが、「国内問題も処理できない米国が世界のリーダーになり得るのか」(地元メディア)と疑問視する見方が出ている。

 こうしたなか、中国の習近平国家主席は首脳会議に先立ってインドネシアやマレーシアを訪れ、大規模な経済協力を約束。歓迎ムードの中でバリ島入りした。6日には台湾の蕭万長前副総統と会談、経済関係強化を呼びかけた。

 シンガポールのリー・シェンロン首相は6日のAPEC関連会合で、首脳会議では「南シナ海問題も話し合われるべきだ」と述べ、地域の安全保障に「米国が存在感を維持すべきだ」との考えを示した。が、オバマ氏不在の中、どこまでこうした考えが受け入れられるかは未知数だ。

 一方、ロシア外務省によると、米露外相は7日、首脳会議に合わせて会談する。シリア情勢などをめぐり、中露が連携して外交攻勢を仕掛ける場面も予想される。

6986チバQ:2013/10/13(日) 10:05:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131012/mds13101217530002-n1.htm
アフリカ連合、ICC脱退論も ケニア大統領訴追で首脳会議
2013.10.12 17:52
特別首脳会議を開幕したアフリカ連合=12日、アディスアベバ(ロイター)
特別首脳会議を開幕したアフリカ連合=12日、アディスアベバ(ロイター)
 アフリカ連合(AU)は12日、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)とアフリカ諸国の関係を議論するため、エチオピアの首都アディスアベバのAU本部で特別首脳会議を開いた。

 ICCにケニヤッタ大統領らが訴追されたケニアが開催を要請した。アフリカ各国には、ICCがアフリカ人ばかりを訴追対象にしているとの不満が広がっており、集団脱退を検討すべきだとの意見も一部で出ている。

 11日にはAU特別閣僚会議が開かれ、ケニヤッタ氏らへのICCの訴追手続きを延期するよう国連に求めることで一致した。議長国エチオピアのテドロス外相は、ICCの「不公平な扱い」は受け入れられないと主張した。(共同)

6987チバQ:2013/10/14(月) 13:04:48
http://mainichi.jp/select/news/20131014k0000m030078000c.html

チュニジア:政権と世俗派野党、和解協議始まる

毎日新聞 2013年10月13日 22時06分(最終更新 10月13日 23時18分)


 【カイロ秋山信一】2011年に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで、イスラム政党中心の政権と、世俗派野党との和解協議が始まった。7月の野党指導者暗殺事件を契機に対立していたが、事前交渉で早期の憲法制定や選挙実施で合意した。同様の対立を抱え混乱が続くエジプトとは対照的に、チュニジアでは危機回避に向け一歩踏み出した格好だ。

 国営TAP通信などによると、与党第1党のイスラム政党アンナハダと、世俗政党中心の野党連合は今月、内閣の早期交代などを前提に和解協議を始めることを決めた。今後は制憲議会で1カ月以内に憲法草案を策定。大統領選や議会選に向け選挙法の制定を急ぐ。

 チュニジアでは11年の革命でベンアリ独裁政権が崩壊。制憲議会選挙で第1党となったイスラム組織ムスリム同胞団系のアンナハダが世俗政党と連立政権を発足させ、憲法制定の協議を進めてきた。

 だが今年7月に野党指導者ブラヒミ氏が自宅前で暗殺された。治安当局によると、犯人はイスラム教の厳格な適用を主張するサラフ主義者とみられ、事件後、サラフ主義者の取り締まりに消極的だとして、アンナハダ批判が噴出し、反政権デモが頻発していた。

6988チバQ:2013/10/15(火) 20:50:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131015-00000052-mai-eurp
<ボスニア>紛争後初の国勢調査 「民族色分け」で揺れる
毎日新聞 10月15日(火)17時48分配信


 【ウィーン樋口直樹】第二次世界大戦後の欧州で最悪の民族紛争が起きたボスニア・ヘルツェゴビナで、1995年の紛争終結以来初めて国勢調査が15日まで行われた。ボスニア人、セルビア人、クロアチア人の3民族の構成比が焦点だが、民族的色分けに反対し「ボスニア・ヘルツェゴビナ市民」などと自称する草の根運動も拡大。3民族をボスニアの「構成民族」と定義する憲法を揺るがす可能性も出てきた。

【アンジ−が脚本・監督】話題の「最愛の大地」 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が題材

 ボスニアの国勢調査は紛争勃発直前の91年以来22年ぶり。旧ユーゴスラビア時代の前回調査によると、総人口約438万人の民族別構成比は▽ボスニア人(イスラム教徒)43.5%▽セルビア人(正教徒)31.2%▽クロアチア人(カトリック教徒)17.4%の順。このほか5.6%がいずれの民族にも属さない「ユーゴスラビア人」と答えていた。

 3民族が覇権を争った紛争は95年12月の和平協定(デイトン合意)で終結。新憲法は3民族の権力分割を定めた。国勢調査で民族構成比が変われば、権力バランスも変化する。3民族の指導部が自陣営に有利にはたらくようけん制し合ったため、国勢調査は延期を余儀なくされてきた。

 10月1日から始まった国勢調査でも、それぞれの民族・宗教指導者はモスク(イスラム礼拝所)や教会を通じ、自らの所属民族の明確化を訴え、国外在住者には一時帰国して回答するよう求めた。結果は来年1月に発表。

 一方、ユダヤ人やロマなど少数民族は高級官僚や上院議員などへの道を閉ざされている。欧州人権裁判所は2009年12月、憲法が少数民族の人権に違反していると認定。主要3民族の中でも若年層を中心に、民族別統治による国家運営の非効率性や政治的差別への批判も高まっている。

 国勢調査による民族的な色分けに反対するNGO(非政府組織)を主宰するダルコ・ブルカンさん(34)は「国民に所属民族の公表を迫るのは差別的行為。私たちは自分の民族を申告しないよう訴えている」と毎日新聞の電話取材に語った。

 ◇ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争

 旧ユーゴスラビア連邦の解体に伴い、1992年3月にボスニア人やクロアチア人がボスニア・ヘルツェゴビナの独立を宣言、反対するセルビア人との間で武力衝突に発展した。先に独立を宣言したクロアチアや連邦維持を求めるセルビアの介入で戦火は拡大。セルビア人勢力への北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆などを経て95年12月に和平協定が調印されたが死者20万人、難民・避難民200万人を生んだ。

6989チバQ:2013/10/15(火) 21:01:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131015/erp13101520230001-n1.htm
モスクワで1600人拘束 移民反対暴動 民族対立「危険水域」
2013.10.15 20:21 (1/2ページ)

13日、モスクワで外国人排斥を訴える人ら(AP)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアの首都モスクワの南部で移民労働者の排斥を叫ぶ住民が暴徒化する事件があり、治安当局は15日までに、騒乱に加わった約400人と付近で働く近隣諸国出身の労働者など最大約1200人を拘束した。ロシアの都市部では旧ソ連地域からの出稼ぎ労働者が増加しており、これに伴う民族間の対立が「危険水域」にあることを改めて示した。

 発端となったのは、首都南部のビリュリョボ地区で10日未明、女性連れのロシア人男性(25)が刺殺された事件だ。容疑者は外見からロシア南方のカフカス地方もしくは中央アジア諸国の出身者とみられ、逃走している。

 13日には、事件に抗議する住民の集会に過激な排外主義者が合流し、最大数千人が出稼ぎ労働者を多く雇用する同地区の青果市場を襲撃して警官隊と衝突する事態となった。

 治安当局は暴徒に加え、殺人事件捜査の一環として市場の労働者1200人も拘束。モスクワのソビャニン市長は14日、プーチン大統領に状況を報告した。

 ロシアの都市部には所得水準の低い中央アジアやカフカスから労働者が流入し、多くが建設や清掃、物流といった分野で低賃金労働に従事している。国連によれば、ロシアに暮らす外国人移民は1100万人と今や米国に次ぐ規模だ。

 これに伴って移民と多数派のロシア人の間では軋轢(あつれき)や衝突が増え、「ロシア人のためのロシアを」といった民族主義的な主張が支持を増している。9月のモスクワ市長選では、民族主義で知られる反政権派ブロガー、ナワリヌイ弁護士が得票率27%で2位につけ、注目された。

 モスクワでは2010年12月、ロシア民族主義に共感するサッカーファンら数千人がクレムリン前で暴徒化し、政権は大きな衝撃を受けた。プーチン大統領は以前から、民族主義が多民族国家ロシアの存立を揺さぶりかねないと警鐘を鳴らしており、今回の騒乱に続く拘束劇にも政権の危機感が表れている。

 ただ、ロシア民族主義には、政権が国民統合の理念を打ち出せない間隙(かんげき)を突き、プーチン氏の多用する外国敵視の弁舌に便乗して台頭した側面がある。不法移民の増加や治安悪化の根底には、治安当局の深刻な腐敗もある。見せしめの不法移民摘発や表面的な規制強化は、その場しのぎにすぎないというのが多くの識者の一致した見解だ。

6990旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/16(水) 18:57:22
与党と緑の党の交渉決裂=大連立濃厚に−ドイツ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013101600830
 【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)選挙で第4勢力となった環境政党、90年連合・緑の党は15日夜、メルケル首相が率いる中道右派与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と協議した結果、同党との連立に応じない方針を決めた。これにより、CDU・CSUと中道左派の最大野党、社会民主党(SPD)による大連立政権の樹立が濃厚となった。(2013/10/16-18:31)

6991とはずがたり:2013/10/16(水) 22:26:19

与党と緑の党の交渉決裂=大連立濃厚に−ドイツ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013101600830

 【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)選挙で第4勢力となった環境政党、90年連合・緑の党は15日夜、メルケル首相が率いる中道右派与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と協議した結果、同党との連立に応じない方針を決めた。これにより、CDU・CSUと中道左派の最大野党、社会民主党(SPD)による大連立政権の樹立が濃厚となった。(2013/10/16-18:31)

6992とはずがたり:2013/10/16(水) 22:26:59

反政権ブロガーを執行猶予に=禁錮5年から変更−ロシア
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013101600895

 【モスクワ時事】ロシアの反プーチン政権デモを主導した野党勢力の旗手で著名ブロガーのアレクセイ・ナワリヌイ氏(37)が横領罪に問われた事件で、中部キーロフ州裁判所は16日、禁錮5年の実刑とした地区裁判所判決を一部変更し、執行猶予を認めた。(2013/10/16-19:39)

6993チバQ:2013/10/16(水) 23:28:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131015/erp13101523150002-n1.htm
バチカン国務長官が交代
2013.10.15 23:14
 ローマ法王庁(バチカン)の官僚組織のトップで首相に相当するベルトーネ国務長官(78)が15日、辞任した。後任は駐ベネズエラ大使だったピエトロ・パロリン大司教(58)。3月に就任した法王フランシスコは最高幹部人事に手を付け、本格的な法王庁改革に乗り出した。

 法王庁では昨年、内部文書をメディアに流していたとして、前法王ベネディクト16世の執事が窃盗容疑で逮捕されるスキャンダルが発生。前法王の側近で絶大な権力を持つベルトーネ氏を追い落とすための権力闘争が背景にあるとされた。

 パロリン氏は15日、手術のためバチカンでの就任式を欠席。正式な就任は数週間先になる見通し。法王フランシスコは8月末、注目された国務長官交代人事を発表していた。(

6994チバQ:2013/10/16(水) 23:28:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131016/erp13101612430000-n1.htm
緑の党との交渉打ち切り ドイツ与党、社民との大連立に絞られる
2013.10.16 12:36

連立をめぐる90年連合・緑の党との予備交渉に向かうメルケル首相(右)ら=15日、ベルリン(AP)
 ドイツのメルケル首相が率いる保守与党キリスト教民主・社会同盟は15日夜、環境政党の90年連合・緑の党との間で連立の可能性を探る2回目の予備交渉を行った。富裕層への増税などを主張する緑の党と妥協点を見いだせず交渉は打ち切られた。次期政権は同盟と最大野党の社会民主党による保革大連立に絞られた。

 同盟と社民党は17日に3回目の予備交渉を実施する予定。社民党が求める全国一律の最低賃金制度導入などで歩み寄れるかが焦点。

 ドイツメディアによると、緑の党は増税のほか、移民や難民の受け入れ拡大などを求めた。緑の党のエズデミル共同代表は16日未明、記者団に「溝を埋めようと真剣に努力した」。しかし、4年間、同盟と連立政権を運営していくのは困難と判断したと述べた。

 社民党は3回目の予備交渉が順調に進んだ場合、20日の党幹部会で本格交渉入りの承認を求める。ただ最終的に大連立に踏み切るかどうかは約47万人の党員投票に委ねる方針で、曲折が予想される。(共同)

6995チバQ:2013/10/16(水) 23:59:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131013/asi13101307000000-n1.htm
【国際情勢分析 岩田智雄の目】
国民会議派苦戦 インドで総選挙占う地方選
2013.10.13 07:00 (1/3ページ)[国際情勢分析]

インド西部のムンバイで、支持者の歓呼に応えるインド人民党(BJP)の連邦政府首相候補であるナレンドラ・モディ・グジャラート州政府首相。モディ氏の人気はラフル・ガンジー氏をしのぎ、次期首相の座をうかがう勢いだ=9月30日(AP)
 インドの5つの州などで11月から12月にかけて議会選が行われる。インドでは来年5月までに連邦議会の下院選(総選挙)が行われる予定で、今回の議会選は連邦政府与党の国民会議派と野党インド人民党(BJP)の総選挙での勝敗を占う前哨戦となる。特にデリーでは、汚職撲滅を訴える新党が参戦し、国民会議派を苦しめそうだ。

 

4地域で2大政党激突


 インドの選挙管理委員会が4日、インド全28州のうちの4州と連邦政府直轄地デリーの選挙日程を発表した。11月11日から12月4日にかけて、中部チャッティスガル州、マディヤプラデシュ州、西部ラジャスタン州、中部デリーと北東部ミゾラム州の順で投票が行われる。結果は12月8日に発表される。

 現在は、デリー、ラジャスタン、ミゾラムの3地域で国民会議派、他の2地域でBJPが地方政府の与党となっている。ミゾラム州ではBJPの支持者は限られており、国民会議派の優位は動かないため、他の4地域で、2大政党が激突する。5地域は、総有権者数が約1億1600万人で、下院の定数545のうち73議席を占める。

 国民会議派はこれまで、相次ぐ汚職疑惑や経済の低迷、物価の高騰などで批判されてきた。対するBJPは経済政策に定評のある西部グジャラート州のナレンドラ・モディ州政府首相(63)を連邦政府の首相候補に選び、各地で国民会議派への攻撃を強めている。

インド人民党に勢い


 今年8月にインド誌インディア・トゥデーが掲載した世論調査によると、国民会議派の首相候補と目されるガンジー家の御曹司、ラフル・ガンジー氏(43)とモディ氏のどちらが首相にふさわしいかとの問いで、モディ氏は45%の支持を得て、ガンジー氏の32%を上回った。

 このほか、どの政党が安定した連立政府を作れるかや、国家の問題を最善の方法で解決できるかといった問いで、軒並みBJPが国民会議派をしのいだ。

 7日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズによれば、BJPはデリーでの選挙で「デリーを変える。国を変える」をスローガンに選挙運動を展開するといい、来年の総選挙での政権奪回を見据えている。

 一方、国民会議派は9月になって、低所得層に無料同然でコメなどの食糧を配布する食糧安全法案を成立させるなど、巻き返しを図っている。与党主導で進んでいた深刻な犯罪で有罪判決を受けた議員の失職を阻止する法令の制定は、ガンジー氏のツルの一声で取り下げられ、ガンジー氏の人気がやや高まったとの見方もある。

 

注目の一般大衆党


 今回さらに注目されているのは、デリーで汚職撲滅など訴える新党、一般大衆党が参戦したことだ。

 指導者のアルビンド・ケジリワル氏(45)は、やはり汚職撲滅を訴えてこれまでハンガーストライキを繰り返し行っている“現代のガンジー(インド独立の父マハトマ・ガンジー、1869〜1948年)”との異名を取るアンナ・ハザレ氏(76)とかつて、行動をともにした。

 その後、汚職撲滅運動を政治の場で訴えるためハザレ氏とたもとを分かち、昨年11月に一般大衆党を設立した。これまで反汚職運動だけでなく反レイプ運動など多くのデモを率いてきた。

 デリーではこれまで、国民会議派が15年間、地方政権を堅持してきたが、今回一般大衆党が台風の目となり、BJPを巻き込んで選挙結果に影響を与える可能性もある。

 また、今回の投票では最高裁の命令で電子投票の選択肢に「白票」が追加された。2大政党の支配に不満を持つ有権者には、一般大衆党を選ぶだけでなく、白票を選ぶ人も一定数に上りそうだ。(いわた・ともお ニューデリー支局)

6996チバQ:2013/10/18(金) 22:20:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/erp13101801080000-n1.htm
安保理非常任理事国5カ国、新たに選出
2013.10.18 01:06
 国連総会(193カ国)は17日、安全保障理事会(15カ国)の非常任理事国10カ国のうち、今年末で任期が切れる5カ国の改選を行い、ナイジェリア、チャド、サウジアラビア、リトアニア、チリを新たに選出した。任期は2014年からの2年間となる。(ニューヨーク 黒沢潤)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/erp13101821350006-n1.htm
サウジ、非常任理事国返上 安保理の機能不全に不満
2013.10.18 21:33

9月27日に開催された国連安保理(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】サウジアラビア政府は18日、来年1月から2年間務める予定だった国連安全保障理事会の非常任理事国への選出を辞退すると発表した。シリア問題などをめぐる安保理の機能不全に不満を示しての決断とみられる。

 サウジ外務省は同日の声明で、シリアのアサド政権が化学兵器を使って自国民を殺害したことに安保理は有効な制裁措置を取らず、パレスチナ問題も解決できていないと指摘。

 「安保理の二重基準や仕組みのせいで、世界平和維持のための責務を果たすことが困難になっている」と強調し、安保理改革が必要との考えを示した。

 非常任理事国(計10カ国)については毎年、5カ国の改選が行われ、サウジは17日の国連総会選挙で、アフリカ枠のチャド、東欧枠のリトアニアとともに初めて選出されていた。

 193カ国が加盟する国連で非常任理事国入りを果たせば、多くの重要情報に接することが可能になり、国際的な発言力も増す。このため各国とも数年前から根回しを行うなど、入念な準備を進めるだけに、選出直後に議席を返上するのは極めて異例だ。

 サウジはシリアのアサド政権を強く批判し、反体制派を支援してきた。

 このため、ロシアと中国の拒否権行使により、アサド政権を非難する安保理決議案が3度葬り去られたことや、オバマ政権がアサド政権への武力攻撃を一度は宣言しながら撤回したことに批判的だったもとされる。

 一方、サウジの非常任理事国入りをめぐっては、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが17日、「サウジは女性の人権や宗教の自由などの分野で世界最悪の部類にランクされている」と批判、選出を機に状況の改善が必要だと訴えていた。

6997チバQ:2013/10/18(金) 22:21:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/mds13101821140003-n1.htm
【シリア情勢】
反体制派 内紛深刻 国際会議不参加の危機
2013.10.18 21:12 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】シリア反体制派の内紛が激しさを増し、シリア問題解決に向けてスイス・ジュネーブで11月にも開催が検討されている国際会議「ジュネーブ2」への参加が危ぶまれている。今月だけで約80の反体制派戦闘部隊が、統一組織「シリア国民連合」を代表として認めないと表明。国民連合は近く、ジュネーブ2参加の可否を決めるとしているが、内部分裂を抱えたまま方向性を見いだせていないのが実情で、国際社会との関係も難しさを増している。

 「(国民連合の)政治指導者は失敗した」。シリア南部でアサド政権側と戦う反体制派の約70部隊は16日、共同声明を出し、国民連合を強く非難した。

 今月初めには北部の主要な13部隊が同様の声明を出し国民連合の傘下から離脱。国民連合の主要組織「シリア国民評議会」も13日、ジュネーブ2に参加するなら国民連合を脱退すると表明し、国民連合の求心力は急速に衰えつつある。

 こうした動きの背景には、国民連合の意思決定に戦闘部隊の立場が十分に反映されていない、との不満がある。

 国際社会では今年初め以降、内戦の混乱を最小限に抑えるため、アサド政権側との交渉を通じた「政治解決」を模索する動きが強まった。今年5月に米国とロシアが開催で合意したジュネーブ2もその一環だ。

 しかし、あくまでも武力での政権打倒を目指す多くの反体制派部隊の目には、政治解決路線は政権の延命を手助けするものと映る。シリアで現在、進んでいる化学兵器禁止機関(OPCW)による化学兵器廃棄プロセスも、政権の存在を前提にしたものであり、反体制派にとっては大きな不満材料だ。

 反体制派諸派には、国民連合がジュネーブ2に参加することで政権存続の流れが強まるとの危機感があるとみられる。

 ただ、反体制派の活動は国際社会からの軍事支援や物資が頼みの綱でもある。内部分裂が進めば、反体制派の統治能力の脆弱(ぜいじゃく)さがさらに際立ち、国際社会からの信頼をも失いかねない。

 一方、シリア国内では、反体制派に参加する国際テロ組織アルカーイダ系勢力による外国人記者や援助関係者らの誘拐事件がたびたび発生。最近は政権を支持するイスラム教アラウィ派住民190人以上が殺害された事件も明らかとなり、これまで支援に回ってきた米欧でも反体制派のイメージは著しく悪化している。

6998チバQ:2013/10/18(金) 22:27:47
http://mainichi.jp/select/news/20131018k0000m030085000c.html
ドイツ:旧東独「理系頭脳」で西を圧倒
毎日新聞 2013年10月17日 21時24分(最終更新 10月18日 01時13分)

 【ベルリン篠田航一】旧東ドイツの子供は西よりも優秀? ドイツの義務教育9年生(14〜15歳)を対象にした理数系科目の全国テストで、全16市州のうち旧東独5州の生徒の成績が上位を独占した。1990年の東西ドイツ統一から20年以上経過した今も、所得やインフラ面で旧東独の苦戦が続くが「理系」の頭脳では西側を圧倒した。

 ◇テストで上位独占…冷戦期の国家主導教育が影響か
 テストは昨年、ベルリンのフンボルト大学教育制度質的開発研究所が全国4万4000人を対象に数学、物理、生物、化学の4科目で実施。今月結果が公表された。

 ドイツはかつて東西に分断されたベルリン市、旧東独5州、旧西独10市州の計16市州で構成。このうち、旧東独5州は全科目で上位6位以内に入った。特に、ザクセン州は全て1位。旧西独はバイエルン州などが科目によって上位に入るのみで、大半は平均点以下。

 同研究所のハンス・アナント・パント教授は、独紙に「東独では数学や科学が重視され、その教育を受けた世代が今、教壇に立っているのが大きい」と指摘。冷戦期に西側への対抗上、国家主導で教えた科学技術への関心が、地域に根付いているとみられる。一方、移民が多い旧西独では、ドイツ語が苦手な子供も多く、授業の理解が進んでいないとの分析もある。

 同研究所はドイツ語や英語、数学の全国テストは過去にも実施したが、理数系科目に絞った試験は初めて。経済協力開発機構(OECD)が今月発表した世界24カ国・地域を対象とする「国際成人力調査」の平均点ランキングでは、調査対象の「読解力」「数的思考力」「IT(情報技術)活用力」の3分野で、ドイツは11〜16位と平均前後だった。

6999チバQ:2013/10/20(日) 17:21:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&amp;k=2013102000076
バチェレ氏、大きくリード=「幼なじみ対決」話題に−チリ大統領選

チリ大統領選候補のマテイ前労働相(写真左)とバチェレ前大統領(AFP=時事) 【サンパウロ時事】南米チリでピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が11月17日に行われる。同国初の女性大統領として2006年から4年間、任期を務めたバチェレ氏(62)が返り咲きを目指しており、世論調査で他の8人の候補を大きくリードしている。
 今回の選挙で話題の一つとなっているのは、バチェレ氏と世論調査で2位の女性候補マテイ前労働相(59)との関係だ。
 2人は互いの家を行き来した幼なじみで、地元メディアによると、2人の父はともに空軍に勤務し、1950年代後半、チリ北部の同じ基地内に家を構えていた。幼少期の2人は自転車を一緒に乗り回して遊ぶ仲だった。
 関係が一変したのは73年のクーデターだった。バチェレ氏の父親はピノチェト軍政に拘束され、拷問の末に死亡。一方、マテイ氏の父親は順調に出世し、空軍トップに上り詰めた。(2013/10/20-14:31)

7000チバQ:2013/10/20(日) 17:23:50
http://www.asahi.com/articles/TKY201310190229.html
モルディブ混迷深まる 大統領再選挙、警察介入で延期に
2013年10月19日19時31分
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[PR] 【五十嵐誠】世界有数の高級リゾート地で知られるインド洋の島国モルディブで、次の大統領がなかなか決まらず政情不安が高まっている。9月に実施された選挙で不正があったとして最高裁が無効を決定。だが、仕切り直しとなった19日の再選挙は、警察の介入で延期された。現職の任期満了を迎える来月11日までに次期大統領を選べない可能性が出てきた。

 9月の選挙は、政治対立で辞任に追い込まれた前大統領のナシード氏ら4人が立候補。ナシード氏が最多票を獲得したが、過半数に達せず決選投票となった。

 ところが、3位で敗退した候補者が有権者名簿に架空の名前や死者が記載されるなどの不正があったとして提訴。最高裁は7日、訴えを認めて選挙を無効とした。最高裁は全候補が再選挙前に新たな有権者名簿を承認するよう命じたが、ナシード氏以外の候補が劣勢を覆せないと見て拒否。それでも、選挙管理委員会が再選挙を強行しようとしたところ、警察が「さらなる混乱を生む」として19日朝に介入。結局、選管は断念を余儀なくされた。

 現職のワヒド大統領は26日に再選挙をと求めているが、日程は固まっておらず、「民主主義を揺るがす事態だ」(地元記者)と懸念の声が上がっている。

7001チバQ:2013/10/20(日) 20:14:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/erp13102019030004-n1.htm
仏、不法移民の女子中生送還で論争 大統領TV発言で「火に油」
2013.10.20 19:02

18日、フランスの首都パリで、不法移民中学生の強制送還に抗議する高校生ら(ロイター)
 フランスでコソボ出身の不法移民の女子中学生が学校で身柄を拘束され、強制送還されたことが波紋を広げている。19日にはオランド大統領がテレビ演説で「(強制送還は)適法」としつつ、家族を除く本人だけなら再入国を受け入れると発言、論争の火に油を注いだ格好だ。

 15歳のレオナルダ・ディブラニさんと家族が強制送還されたのは今月9日。数日後、メディアが取り上げ、パリなどで計数千人の中高生らがレオナルダさん復学を求めデモ。一部で学校が閉鎖される騒ぎとなった。

 19日、政府は「(処分は)適法だが(身柄拘束のやり方は)不適切だった」とする調査結果を公表。オランド大統領は学校での身柄拘束は今後禁止するとし、レオナルダさんが希望するなら「彼女1人だけ受け入れる」と述べた。(共同)

7002チバQ:2013/10/20(日) 20:16:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/amr13102017560005-n1.htm
チャベス流の反米・権力集中狙う? ベネズエラ大統領、就任半年
2013.10.20 17:55 (1/2ページ)

8日、ベネズエラの首都カラカスの国会で演説するマドゥラ大統領(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】19日で就任から半年となった南米ベネズエラのマドゥロ大統領が、国会審議を経ずに大統領令で法律を制定できる「大統領授権法」の成立を目指している。加速するインフレの収束と蔓延(まんえん)する汚職の摘発強化が狙いとされるが、野党からは、反米左翼のチャベス前大統領時代のような「権力集中」が真の狙いだといった批判が相次いでいる。改善に向かうかにみえた対米関係でも、ここにきて批判を強めるなど変化の兆しが表れている。

 マドゥロ氏は今月8日、国会での演説で「(高インフレや汚職などの)“病気”を退治することが何より重要だ」と強調、授権法の早期成立を訴えた。

 法案は今月末にも通過するとみられるが、マドゥロ氏に大統領選で敗れた野党統一候補、エンリケ・カプリレス氏が「授権法に基づいて制定された法律を施行するに際して、政府は戦車やライフルまで使いかねない」と述べるなど野党側から批判が続出している。

 2010年、14万人が家を失う大洪水が発生した際、チャベス前大統領は災害対策の名目で18カ月間限定の大統領授権法を成立させ、各種石油プロジェクトを国有化したり、最高裁判所への影響力を強めたりする約200にも及ぶ法律を制定した経緯がある。

 マドゥロ氏が就任した4月以降、ベネズエラではトイレットペーパーの買い占め騒動が起きるなど経済混乱が続き、インフレ率(年平均)が49.4%に達した。最新の世論調査によれば、将来を悲観する国民は67%と、大統領選時の4月から20ポイントも増加した。

 政権基盤を強化したいマドゥロ氏は最近、外交面でも徐々に姿勢を変化させている。マドゥロ氏はチャベス氏の後継者でありながら対米関係改善を一時模索し、ハウア外相は6月、グアテマラでケリー米国務長官と笑顔で握手した。

 しかし、マドゥロ氏は先月、米国が電力施設の破壊工作に関与するなどして経済に打撃を与えようとしたとして、在カラカス米大使館員3人を追放。最近も、首都カラカスからパリに向かう仏機から1.3トンのコカインが見つかった際、「米国の陰謀だ」などと激しく非難した。

 外交筋は姿勢転換の背景について「米国と安易に関係改善を図れば、支持母体であるチャベス派から突き上げを食らい、政権基盤が不安定化しかねないためだ」と指摘している。

7003チバQ:2013/10/21(月) 21:10:55
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131021-OYT1T00957.htm
ルクセンブルク政権与党、議席減も第1党確保

Check 【ルクセンブルク=寺口亮一】20日投票されたルクセンブルクの議会選(一院制、定数60)は即日開票され、ユンカー首相率いる政権与党、キリスト教社会党(CSV)が得票率33・7%で第1党を確保した。


 だが、獲得議席は前回2009年選挙から3減の23議席となった。

 18年以上にわたり首相を務めてきたユンカー氏の続投は、今後の連立協議の行方次第となった。7月までCSVと連立を組んでいた社会労働党は得票率20・3%で第2党となったが、CSVを除いた連立政権を目指すとの観測もある。

(2013年10月21日19時58分 読売新聞)

7004チバQ:2013/10/21(月) 22:07:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013102102000211.html
首相続投かけ連立協議 ルクセンブルク総選挙
2013年10月21日 夕刊

 【ルクセンブルク=共同】欧州の小国、ルクセンブルクで二十日行われた議会(六十議席、一院制)の前倒し総選挙は即日開票の結果、ユンケル首相(58)率いる中道のキリスト教社会党(CSV)が第一党の座を維持したが、議席を解散前の二十六から二十三に減らした。

 一九九五年に首相に就任し、欧州連合(EU)内で最も在任期間の長い首脳であるユンケル氏が続投できるかは今後の連立協議次第となった。第二党以下の三党でも過半数を確保できるため、政権を失う可能性もある。

 同国で発覚した情報機関のスキャンダルをめぐり、CSVは連立を組んでいた左派の社会労働党(LSAP)に首相の政治責任を追及され、イメージの悪化などで票を失った。一方、野党民主党は議席を九から十三に伸ばし躍進。刷新を訴えたLSAPの議席は十三のまま変わらず、緑の党は六議席を確保した。

 CSVは第二次大戦後、七四〜七九年の間を除き一貫して政権を担ってきた。EU政界の重鎮でもあるユンケル氏は、まず民主党との連立の可能性を探るとみられる。

 スキャンダルを理由に、今回の選挙は来年の任期満了を待たずに前倒しで実施された。

7005チバQ:2013/10/21(月) 22:56:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/mds13102120360002-n1.htm
カダフィ大佐殺害から2年 リビア「民主化」進まず
2013.10.21 20:29 (1/3ページ)

2年前に殺害されたリビアのカダフィ大佐(ロイター)
 【カイロ=大内清】リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が内戦の末、反カダフィ派民兵に殺害されてから2年が過ぎたが、憲法制定プロセスは遅々として進まず、本格政府発足のめども立っていない。北大西洋条約機構(NATO)軍の軍事介入を受けてカダフィ政権が倒れ、「民主化」の道を歩み始めたはずの同国は、各政治勢力が武力を背景に主導権争いを繰り広げる混迷から抜け出せずにいる。

 リビアの首都トリポリでは今月10日、移行政府のゼイダン首相が民兵組織に一時拉致される事件が発生。米国が5日、1998年の米大使館爆破事件の容疑者をリビア国内で拘束した対テロ作戦を、首相が事前に承知していたとされることへの反発が引き金だったとみられる。犯行に関与した民兵は、2011年の内戦でカダフィ政権と戦い、現在は政府から給与を受け取っている組織だった。

 政府は内戦後、各地の民兵組織の武装解除を図ろうとしてきた。しかし、多くの民兵は武装解除に応じず、軍や内務省傘下にありながら半ば独立した勢力を維持しているのが現実だ。

 ロイター通信によると、リベラル系勢力に属するゼイダン首相は20日、自身の拉致事件に、議会で対立するイスラム政党の議員2人が関与していると指摘、「国の建設を阻害しようとする勢力がいる」と非難した。詳しい経緯などは明らかにされていないものの、事件は、各勢力の根深い対立と、異論を唱える相手は武力でねじ伏せる、という変わらぬ意識を浮き彫りにしたといえる。

 また、内戦中に反カダフィ派民兵の拠点となった東部ベンガジでは18日、同派の元司令官が暗殺される事件が起きた。直後には元司令官側の民兵が、報復として敵対する民兵組織の拠点に対戦車ロケット弾を発射。政府に民兵同士の抗争を抑える力がないことを改めて露呈した形だ。

 政治面での安定も遠い。

 リビアでは昨年7月の議会選直前に、それまで議会が任命するとしてきた憲法制定委員会のメンバーを国民の直接選挙で選ぶ方式に変更している。しかし、議会内の利害調整が難航していることなどから同委員会のメンバー選挙はいまだに行われておらず、憲法制定後に予定される本格政府の発足がいつになるのかも不明だ。

7006チバQ:2013/10/21(月) 22:57:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/erp13102101170003-n1.htm
極右や大衆迎合主義、欧州に浸透 移民規制や反緊縮…デモ相次ぐ
2013.10.21 01:11 [政変・反政府デモ]
 【ベルリン=宮下日出男】欧州では近年、反欧州連合(EU)、移民規制などを掲げる極右や大衆迎合的な政党が各国で存在感を増している。長引く経済低迷を受け、既存政党に失望した有権者の不満を吸収していることが背景にある。

 ローマでは19日、緊縮予算への大規模デモが発生。約5万人が参加し、一部デモ隊は財務省の庁舎に発煙筒を投げるなど過激な行動に出た。2月のイタリア総選挙では既存政治への反発から、大衆迎合的な主張を掲げる政党「五つ星運動」が躍進。国民の不満は今も渦巻く。ポルトガルでも同日、反緊縮デモが起きた。

 だが、既存政治への不満が高まるのは債務危機に陥った南欧ばかりではない。

 オーストリアでは9月の総選挙で大連立を組む政権与党が過半数を制したものの議席を減らし、極右の自由党などが伸長。フィンランドでも2011年の前回総選挙で躍進した反EUの真正フィン人党が堅調だ。

 9月に総選挙が行われたEU非加盟国ノルウェーでも、移民の受け入れ制限を主張する右派・進歩党が政権に初参加。同党は極右思想を持ち、11年に連続テロを起こしたブレイビク受刑者が一時所属していた。

7007チバQ:2013/10/21(月) 22:58:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/erp13102023240005-n1.htm
フランス“極右”支持率トップに イメージ転換奏功、地方選勝利
2013.10.20 23:17 (1/2ページ)

フランス南部マルセイユで9月に開かれた国民戦線の集会で、父親のジャンマリ・ルペン前党首(中央左)に抱擁されるマリーヌ・ルペン党首(AP)
 【ベルリン=宮下日出男】女性のマリーヌ・ルペン党首(45)が率いるフランスの極右政党、国民戦線(FN)が勢いを増している。地方選挙で勝利し、来年実施の欧州連合(EU)欧州議会選挙に向けた世論調査では二大政党を抑え、首位に立った。最近はイメージ戦略も重視し、「反移民」「反EU」を掲げるFNの台頭に国内外で懸念が強まっている。

 同国では13日、南部ヴァール県議会補欠選挙の決選投票が行われ、FNの候補が得票率54%で当選した。地方の1議席をめぐる争いだったが、メディアは「国家的影響がある」(仏紙フィガロ)と大きく報じた。

 決選投票は国政の最大野党、保守中道の国民運動連合(UMP)とFNの一騎打ち。もともと極右が強い地域ではあるが、第1回投票で推薦候補が敗れた国政与党の左派、社会党がUMP支持に回っても太刀打ちできなかった。

 今月公表の世論調査では、来年5月の欧州議会選挙での投票先を問う質問に「FN」とした回答者が24%となり、UMP(22%)、社会党(19%)を上回った。世論調査機関によると、全国規模の選挙に関する調査でFNが首位に立ったのは初めてという。オランド大統領が経済低迷に有効策を打ち出せず、UMPも党内対立が尾を引く中、二大政党への不満層がFN支持に流れている格好だ。

 昨年の大統領選第1回投票でFN過去最高の得票率を記録したルペン氏は最近、イメージ転換も進めている。FNを「極右」と報じるメディアに対し裁判も辞さないと牽制(けんせい)。実際、「人種差別」的言動を行った候補を処分してもいる。

 FNなどの勢力伸長にシュルツ欧州議会議長(ドイツ)は「EUを壊したい勢力が勝利しようとしている」と警鐘を鳴らしている。


  ◇



 国民戦線 1972年に創設されたフランスの極右政党。創設者のジャンマリ・ルペン氏(85)はホロコースト(ユダヤ人虐殺)を矮小(わいしょう)化するような発言や暴力事件を繰り返したが、移民排斥などの主張が失業者や若者の支持を得て勢力を伸長。2002年の大統領選では決選投票に進出、シラク氏に敗れた(得票率17・79%)。

 11年にルペン氏の三女で欧州議会議員のマリーヌ・ルペン氏が党首に就任。人種差別や反ユダヤ主義といった父の過激な主張を封印。単一通貨ユーロ離脱や移民規制を掲げて支持を拡大し、12年大統領選では第1回投票で3位(同17・9%)に入った。直後の国民議会(下院)選でも国民戦線は2人を当選させ、14年ぶりに議席を復活させた。

7008チバQ:2013/10/21(月) 22:58:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/erp13102100200000-n1.htm
アラン・ドロン氏、極右支持公言に波紋 「ミス・フランス」名誉会長は辞任
2013.10.21 00:09 [欧州]

国民戦線への支持を公言したアラン・ドロン氏
 【ベルリン=宮下日出男】フランスの国民的人気を誇る俳優のアラン・ドロン氏(77)が極右政党、国民戦線(FN)への支持を公言したことが物議を醸し、同氏が美女コンテスト「ミス・フランス」運営委員会の名誉会長を辞任する騒ぎに発展している。

 ドロン氏はスイス紙とのインタビューで、支持を広げるFNについて「重要な位置を占めつつあり、私は支持する」と明言。マリーヌ・ルペン党首と父親のジャンマリ・ルペン前党首については「これまで孤独な戦いをしてきたが、今では国民がついた」と語った。

 これに対し、審査員らに政治や宗教、思想に関する信条を明らかにしないよう求めている運営委側がドロン氏の発言を批判。フランス通信(AFP)によると、ドロン氏は「(支持する党に)投票する権利を持つ人々への侮辱だ」と辞職の書簡を運営委に送った。

7009チバQ:2013/10/21(月) 23:13:09
http://mainichi.jp/select/news/20131021dde007030004000c.html
中央アフリカ:衝突激化 新旧政権、宗教の溝 仏軍が増派方針
毎日新聞 2013年10月21日 東京夕刊

 【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】アフリカ中部・中央アフリカ共和国で新旧政権の武装勢力同士による衝突が激化し、旧宗主国のフランスは国連安全保障理事会決議による安定化策を模索する一方、駐留仏軍の増派を決めるなど軍事介入の姿勢も強めている。新政権はイスラム教徒、旧政権はキリスト教徒が中心で、宗教対立の様相も呈しており、事態は緊迫化している。

 中央アフリカでは今年3月末、反政府武装勢力「セレカ」が首都バンギに侵攻。ボジゼ大統領は国外に脱出した。以降セレカの支配が強まり、指導者ジョトディア氏は暫定大統領就任を宣言して新政権が発足、8月に大統領就任式を挙行した。

 中央アフリカは中・南部を中心にキリスト教徒が人口の約50%を占め、北部中心のイスラム教徒は約15%。

 キリスト教徒主体の旧政権支持派がイスラム教徒主体の新政権の支配に抵抗を続ける構図で、事態は宗教対立に発展しつつある。

 9月初旬には西部ボッサンゴアでキリスト教徒武装集団とセレカが衝突し、市民約100人が死亡。今月も南部バンガスー、西部ギャガで相次いでキリスト教徒武装勢力とセレカが交戦し、70人以上が死亡した。

 事態を重く見たフランスはファビウス外相が13日にバンギを訪問し「現在410人の仏軍兵力を年末に向け増強する」と明言。派兵規模は最大1200人に達する見通しだ。

 現地ではセレカによる略奪行為も深刻化しており、ファビウス外相は「略奪がこれ以上続いた場合、より大規模で迅速に対応する」と仏軍の早期介入も示唆した。

 10月の国連安保理で、中央アフリカで展開予定のアフリカ連合(AU)による平和維持部隊を増強する方針が決まった。仏政府は、国連平和維持活動(PKO)への移行などを目指し、11月の安保理決議採択に向け理事国に協力を求めているが、難航。並行して独自の増派準備を進めている形だ。

 ボジゼ氏は3月、セレカの侵攻を受け仏政府に支援を求めたが、仏政府は現地駐留部隊を動員しなかった。

 しかしその後、治安の悪化が深刻化し、本格的な事態収拾に乗り出した。

7010名無しさん:2013/10/21(月) 23:14:48
http://mainichi.jp/select/news/20131021ddm007030149000c.html
グルジア大統領選:27日実施 対露改善の首相派優勢
毎日新聞 2013年10月21日 東京朝刊

 【モスクワ真野森作】南オセチアを巡るロシアとの軍事紛争から5年を経た旧ソ連のグルジアで27日、大統領選挙が実施される。紛争当時からの指導者で親米・対露強硬路線のサーカシビリ大統領派の候補者に対し、対露関係改善と欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)加盟の両立を掲げるイワニシビリ首相派が優勢に立っている。

 サーカシビリ大統領は憲法の3選禁止規定により今回で退任。憲法改正で選挙後、大統領職は象徴的存在となり、議院内閣制へ移行する。選挙は首相が進める路線への信任投票という側面もある。

 昨年10月の議会選挙で大統領与党を破ったイワニシビリ首相率いる与党連合「グルジアの夢」は前第1副首相・教育科学相のマルグベラシビリ氏を擁立。サーカシビリ派政党「統一国民運動」からは前国会議長のバクラゼ氏が出馬した。元国会議長の女性候補、ブルジャナゼ氏を含む3人が有力とされる。1991年独立のグルジア史上最多の23人が立候補した。

 現地からの報道では、非政府組織(NGO)が今月上旬に実施した世論調査(回答1000人)で、支持率は首相派のマルグベラシビリ氏が47%、大統領派のバクラゼ氏が15%、ブルジャナゼ氏が12%だった。ただ、別の世論調査では66%が首相の経済政策を「支持しない」と回答。5月より不支持が20ポイント上昇しており、景気低迷が首相派の懸案材料となっている。

 一方、就任前から短期間での政界引退を明言していたイワニシビリ首相は、今月14日の地元テレビのインタビューに「大統領選の1週間後に後任を明らかにする」と述べた。バクラゼ氏は「政治が不安定化し、経済にも悪影響を与える」と批判している。

7011名無しさん:2013/10/21(月) 23:15:42
http://mainichi.jp/select/news/20131021ddm007030144000c.html
シリア国民連合:発足1年 傘下の「国民評議会」元メンバー「統制力が不足。全ての反体制派と交渉を」
毎日新聞 2013年10月21日 東京朝刊

 【パリ宮川裕章】シリアの反体制派主要組織「シリア国民連合」に参加する「シリア国民評議会」の元メンバーでシリア人ジャーナリスト、ランダ・カシス氏(43)がフランス国内で毎日新聞の電話取材に応じ、国民連合の統制能力の不足を指摘した。

 カシス氏は「宗教、宗派間の不信感が高まっていることが問題だ」と指摘した上で「国民連合」について「多様な反体制派を十分統制できておらず、(国際社会は)国民連合を承認するだけでは不十分だ」と強調した。また組織傘下の自由シリア軍について「イドリス司令官でさえ、自由シリア軍とされるグループの4割しか制御していない」と組織力の弱さを指摘した。

 フランスなどが構想する反体制派への武器供給については「武器分配の統制が不可能で、イスラム過激派の手に渡すことなく反体制派に武器を供給するのは非常に難しい」との認識を示し、「軍事ではなく政治的な解決策を見つけるしかない」と語った。

 その上で「アサド政権に圧力をかけられるのは米国とロシアだけだ」と述べ、「時間がかかろうが、新政権樹立に向けては全ての反体制派、そしてアサド政権内の穏健な幹部とも交渉すべきだ」との考えを語った。

 カシス氏は反体制派内でのイスラム過激派勢力拡大に警鐘を鳴らし昨年8月、国民評議会を追放された。

7012名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:18
http://mainichi.jp/select/news/20131021ddm007030139000c.html
シリア国民連合:発足1年 暫定統治、見通せず アルカイダ系と対立
毎日新聞 2013年10月21日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】シリア反体制派の主要組織「シリア国民連合」が11月に発足から1年を迎える。欧米や日本から「シリアの唯一正統な代表」と承認されているが、化学兵器を巡る国際協議では蚊帳の外に置かれた。組織力を証明するため、反体制派支配地域で暫定統治を始める計画だが、国際テロ組織アルカイダとの対立もあり、実現の見通しは立たない。反体制派内部でも「アサド政権後」の受け皿になれるか疑問視する声が出ている。

 「アルカイダ系組織を統制するのは可能だ。暫定政府は市民の生命や財産を守る」。在カイロの国民連合幹部、カセム・ハティブ氏は毎日新聞の取材に、暫定統治開始に自信を見せた。国民連合は9月14日、東部デリゾール出身の歯科医、アハマド・トーメ氏を暫定首相に選出。閣僚を選出し、北部や東部の反体制派支配地域で暫定統治を始める意向だ。

 しかし、トーメ氏の政治手腕は未知数だ。3月に選出された前任の暫定首相は閣僚を決められないまま辞任に追い込まれている。また、反体制派支配地域では7月以降、国民連合傘下の自由シリア軍とアルカイダ系強硬派組織「イラク・レバント・イスラム国」との交戦が各地で起きている。自由シリア軍幹部のアブ・ハムザ氏は「アルカイダの影響力は誇張されて伝えられている。治安は掌握できる」と主張するが、トルコ国境の北部アジズでは9月中旬以降、断続的に戦闘が続いている。

 国民連合は政教分離を志向する。一方、アルカイダ系はイスラム教に基づく新国家建設を目指しており、統治のあり方を巡って双方の対立がさらに激化する可能性もある。

 米欧との関係もぎくしゃくしている。米仏は政権側が化学兵器を使用したとして軍事攻撃する構えを見せ、国民連合も期待感を示した。だが、米露合意で米欧は攻撃を撤回。「政権に逃げ道を与えるだけだ」との国民連合の非難は無視された。

 一方、米欧側にも国民連合への不信感は根強い。自由シリア軍は各地域に独立した部隊が存在し、指揮系統が一本化されていない。国民連合傘下の自由シリア軍とアルカイダ系組織は地域によって共闘したり、戦火を交えたりしている。9月下旬には自由シリア軍の一部が部隊を離れ、アルカイダ系組織と連携すると表明した。国民連合は高性能な兵器の提供を求めるが、アルカイダへの流出を懸念する米欧は慎重だ。

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 ■ことば

 ◇シリアの反体制派組織

 2012年11月に発足した「シリア国民連合」が主要組織とされ、米欧などの支援を受けている。組織内に設置された「最高軍事評議会」が自由シリア軍などの武装組織を統轄し、アサド政権と戦闘を続ける。一方、ヌスラ戦線やイラク・レバント・イスラム国など国際テロ組織アルカイダ系のグループや、少数民族クルド人の武装組織なども独自に政権側と衝突。反体制派内部でも異なる武装勢力同士で戦闘が発生している。

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7013チバQ:2013/10/23(水) 22:14:19
>>5368
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131023/erp13102313190003-n1.htm
東京都出身、日系党首オカムラ氏が1番人気 チェコ下院選で世論調査
2013.10.23 13:11

トミオ・オカムラ氏(オカムラ氏提供)
 今月25〜26日のチェコ下院選を前に実施された地元世論調査で、新党「Usvit(直接民主主義の夜明け)」を設立した日系上院議員のトミオ・オカムラ氏(41)が政党党首の中で最も人気が高いとの結果が出た。チェコ通信が22日までに伝えた。

 オカムラ氏は東京都出身で、日本人の父とチェコ人の母を持つ。チェコで日本食材店を経営し、テレビ番組のコメンテーターを務めるなど知名度が高い。国民投票による直接民主主義の実現を訴え、政治家の汚職に不満を持つ国民の支持を集めており、新党も議席を獲得する可能性がある。

 調査では同氏に「好感を持つ」が49%、「持たない」48%。汚職追放を訴える別の新党「ANO2011」党首で富豪のバビシュ氏と、社会民主党のソボトカ党首がそれぞれ好感度47%で続き、与党の市民民主党などの党首を上回った。

 オカムラ氏は1月の大統領選への立候補を表明したが、市民の署名が必要数に達しなかったとして内務省に認められなかった。(共同)

7014チバQ:2013/10/25(金) 00:13:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131024/erp13102410340004-n1.htm
ソチ出稼ぎでロシア化進むグルジア領アブハジア 露の独立承認から5年、解けぬ対立
2013.10.24 10:32 (1/2ページ)

グルジア領アブハジア自治共和国から検問所を通り、ロシア南部ソチに向かう行商の住民ら=22日(佐々木正明撮影)
 5年前のグルジア紛争のさい、ロシアが一方的に独立を承認したグルジア領アブハジア自治共和国が、経済面などで対露依存を強めている。次期冬季五輪開催地でアブハジアに隣接するロシア南部のソチには、多くの住民が出稼ぎに訪れていた。グルジアのイワニシュビリ政権は対露関係改善を進めているが、ロシアのアブハジア独立承認を発端とする対立は今も解けないままだ。(ロシア南部ソチ 佐々木正明)

 建設中の五輪スタジアムからわずか3キロ。検問所を境にソチ側には商店が立ち並び、国境貿易にいそしむ人の列が絶えない。アブハジアには一部、海路でトルコの商品が入っているが、流通しているのはほとんどがロシア製という。五輪景気の恩恵も受けている。

 ソチに出稼ぎに来ているアルティシュさん(54)は「この5年で、アブハジアは生活水準が上がった。ロシアはわれわれを助けてくれている」と話す。

 ロシア人はパスポートの提示なしでアブハジアに「入国」することができ、ロシアからの観光客は年々増加。今年は検問所の往来が1日あたり約4万人と最高を記録した。露兵士ら約5千人が駐留しており保養地としても人気が高く、アブハジアではロシアの通貨ルーブルが流通している。

 露誌によれば、アブハジアの独立を承認したロシアは、インフラ整備などで2010年からの3年間に130億ルーブル(約390億円)を援助している。年間予算の約7割がロシアからの財政支援という。

 道路整備や学校再建も進み、自治共和国の首都スフミではサッカースタジアムや乳製品工場の建設も始まったという。しかし、スフミの会社員、ベズクラドニコフさん(27)は電子メールでの取材に対し、1990年代の内戦で破壊された駅や空港は改修が進んでいないとし、「暮らしは良い方向に進んでいるがほんのわずかで、農村では多くの住民が去っている」と答えた。

 アブハジアの地元紙のカプバ編集長は電話取材に、「ロシアには感謝するが、彼らの財政支援なしでは何もできない状態にある」と話した。





【用語解説】アブハジア自治共和国

 グルジア西部に位置し、面積は広島県並みの約8600平方キロ。首都スフミ。人口約24万人で約半数がアブハズ人。ソ連崩壊後の1992年に主権宣言。グルジア中央との内戦となり、94年に即時停戦実施に調印。2008年8月のグルジア紛争時にロシアが独立承認。他はベネズエラなど数カ国にとどまり、日本政府を含め欧米など大多数は独立を認めていない。

7015チバQ:2013/10/25(金) 00:13:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131024/erp13102407580001-n1.htm
40億円豪邸の“ぜいたく司教”事実上の「追放」 バチカン
2013.10.24 07:58 [欧州]

ドイツ西部リンブルク司教区のテバルツファンエルスト司教=8月29日(AP)
 ローマ法王庁(バチカン)は23日、ぜいたくな生活ぶりに批判が集まっていたドイツ西部リンブルク司教区のテバルツファンエルスト司教(53)に対し、同国のカトリック教会の最高機関であるドイツ司教会議が設置した調査委員会の結果が出るまで、司教区を一時的に離れるように命じた。事実上の「追放」処分。

 同司教は、住居である司教館の建設に約3100万ユーロ(約41億円)を費やしたり、飛行機の移動にファーストクラスを利用したりするなどして批判を受けていた。先週からバチカン入りしてこの問題を協議、21日には法王フランシスコと謁見していた。

 法王は「貧しい人たちのための教会」を掲げて清貧をモットーにするとともに、聖職者や信者らにも質素な生活態度を求めている。(共同)

7016チバQ:2013/10/26(土) 03:51:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-35038977-cnn-int


3時間の昼寝付きランチなくなる? スペインで合理化提案

CNN.co.jp 10月25日(金)11時49分配信



(CNN) 3時間のランチタイムと「シエスタ」と呼ばれる昼寝の習慣は、もうすぐ過去のものになるかもしれない。生産性向上と雇用創出を目指すスペインの議会委員会が、同国の標準時を1時間遅らせるとともに、午前9時から午後5時までを標準的な労働時間と定めることを提案している。

景気低迷が続き、欧州の中でも特に失業率の高いスペインは、経済成長と雇用創出が課題になっている。財務省も、標準時変更と「合理的な労働時間」の提案について検討中だと表明した。

スペインはこれまで、フランコ政権時代の1940年代に採用された中部欧州標準時(CET)を使ってきた。もし標準時変更が実現すれば、これをグリニッジ標準時(GMT)に戻して、労働時間を欧州の周辺国に合わせることになる。

労働時間合理化委員会の委員長はCNNの取材に応え、「仕事は午後5時までに終了、昼のランチタイムは40分以下」という目標を示した。

7018トリーバーチ バッグ:2013/10/26(土) 13:37:47
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7019財布 アウトレット:2013/10/26(土) 14:09:29
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7020チバQ:2013/10/26(土) 14:38:31
男性同性愛者の首相は初かな?
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013102501079
EU最古参首脳、退任へ=後任首相にベテル氏−ルクセンブルク


 【ブリュッセル時事】欧州の小国ルクセンブルクの元首アンリ大公は25日、今月の総選挙で躍進した中道右派、民主党のグザビエ・ベテル党首(40)に組閣を指示した。民主党と社会労働党、緑の党の3党連立による新内閣が発足し、次期首相にベテル氏が就任する見通し。1995年に首相に就任した欧州連合(EU)最古参の現役首脳のユンケル氏(58)は退任する。
 ユンケル氏はユーロ圏財務相会合の議長を今年1月まで務め、債務危機対策の陣頭指揮を執った。一方ベテル氏は2011年にルクセンブルク市長に就き、同性愛者であると公言している。(2013/10/26-00:13)

7021チバQ:2013/10/26(土) 15:10:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013102600168
チェコ総選挙、開票へ=中道左派がリード


 【ベルリン時事】25日に始まったチェコ下院(定数200)選挙の投票は26日締め切られ、開票作業に入る。世論調査では、中道左派・社会民主党がリードしているが、過半数には届かないとみられ、選挙後に連立協議が始まる。大勢判明は26日夕(日本時間27日未明)の見込み。
 ネチャス前首相は、愛人で側近の首席補佐官に職権乱用疑惑が浮上して辞任。政治の混乱拡大を受け、選挙が前倒しで実施された。前首相の与党だった中道右派・市民民主党は緊縮財政や腐敗体質への不満から、支持率が低迷している。(2013/10/26-14:40)

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7024チバQ:2013/10/26(土) 17:43:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131026/erp13102616410009-n1.htm
社民党、少数政権樹立も チェコ下院選
2013.10.26 16:40
 チェコのルスノク暫定内閣の総辞職を受け解散した下院(定数200)の選挙は26日、投票が締め切られ、即日開票される。事前の世論調査では中道左派の野党、社会民主党が優勢だが、過半数には届かず、ボヘミア・モラビア共産党に閣外協力を求め、少数政権を樹立する可能性がある。

 大勢判明は26日夜(日本時間27日未明)の見通し。ただ共産党は旧チェコスロバキア共産党の流れをくみ、国民の反発も少なくない。既存の政治への不信感から中道右派の「ANO2011」など新党が国民の支持を集めており、社民党が連立を模索する場合、交渉の鍵を握る可能性がある。

 新党では、直接民主主義の実現を求める日系のトミオ・オカムラ上院議員が設立した「Usvit」も議席獲得をうかがっている。(共同)

7025チバQ:2013/10/27(日) 02:20:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131027/erp13102701190000-n1.htm
チェコ下院選 社民党が勝利確実 新党躍進
2013.10.27 01:17
26日、チェコの首都プラハで、下院選の開票を始める選挙管理委員会メンバー(ロイター=共同)
26日、チェコの首都プラハで、下院選の開票を始める選挙管理委員会メンバー(ロイター=共同)
 チェコのルスノク暫定内閣の総辞職を受け解散した下院(定数200)の選挙は26日、投票が締め切られ、即日開票された。同国統計局によると、開票率98・9%の段階で中道左派の野党、社会民主党が得票率20・6%となり、勝利が確実となった。地元メディアは50議席程度を獲得するとしている。

 既存の政治への不信感から、汚職追放を求める中道右派の新党「ANO2011」が18・7%と支持を集めた。ボヘミア・モラビア共産党は15・0%。社民党は共産党に閣外協力を求める意向を示すが、合わせて過半数に届かず、他党との連立も検討。新党が交渉の鍵を握る可能性がある。

 新党では、直接民主主義の実現を求める日系のトミオ・オカムラ上院議員が設立した「Usvit」も6・9%となり、議会に進出する。(共同)

7026チバQ:2013/10/27(日) 20:14:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2013102700122
野党候補が優勢=大統領選の投票実施−グルジア

27日、グルジア・トビリシで投票する大統領選挙の候補マルグベラシビリ氏(左)と娘のアンナさん(中央)(AFP=時事) 【モスクワ時事】旧ソ連構成国のグルジアで27日、大統領(任期5年)選挙の投票が行われた。1年前の議会選で勝利した野党連合「グルジアの夢」のマルグベラシビリ前第1副首相兼教育科学相(44)が、サーカシビリ大統領与党「統一国民運動」のバクラゼ前議会議長(41)らをリードする展開で、政権交代が実現しそうだ。
 23人が出馬した大統領選は午後8時(日本時間28日午前1時)に投票終了後、中央選管が暫定結果を発表。マルグベラシビリ氏が過半数を得票し、決選投票を経ずに当選するかが焦点だ。(2013/10/27-17:57)

7027チバQ:2013/10/27(日) 21:08:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131027/erp13102717480006-n1.htm
露の石油王逮捕から10年 歪んだ司法、停滞する経済…プーチン政権に大きな代償
2013.10.27 17:42 (1/2ページ)[ロシア]
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアの第1期プーチン政権下で当時の石油最大手「ユコス」のホドルコフスキー社長(50)=服役中=が逮捕されてから10年が過ぎた。事件を機に政治・経済の国家統制を強めたプーチン政権は、石油価格急騰の恩恵を受けて政治的安定と高度経済成長を達成した。半面、事件は司法の政治権力への従属など国家機構の深刻な機能不全を招き、プーチン政権は経済や社会の停滞という大きな代償に苦しめられている。

 ロシアの有力経済紙ベドモスチは25日、「ユコス事件は国とビジネスの関係における転換点となり、多くの意味で国の成り行きを決定づけた」とする社説を掲載。リベラル紙、ノーバヤ・ガゼータは同日付1面で、事件がプーチン体制の方向性を決めたとし、「この時点から、刑務所が政治、経済から世界観に至る問題を解決する手段になった」と政権を酷評した。

 ホドルコフスキー元社長は2003年10月25日、シベリアの空港で突如拘束され、後に脱税罪などで禁錮8年の実刑判決が確定。10年末には類似の罪状で刑期が上積みされ、14年8月に出所の見通しだ。

 元社長はソ連崩壊後の1990年代、国家資産の民営化に乗じて富を築いたオリガルヒ(新興寡占資本家)の代表格。金融業で得た資金を元手にユコスを国内最大手に育て上げ、国内随一の富豪として「石油王」の異名を取った。

 左右を問わず反政権派に献金して支援していたため、ユコス事件は国内外で広くプーチン大統領による政敵排除と解釈されている。同社資産の大部分は国営石油企業「ロスネフチ」に渡り、シロビキ(治安・特務機関の出身者など武闘派)が力をもつ「開発独裁型」の体制が確立した。

 だが、プーチン氏の前回大統領期にあたる2000年から08年春までは国内総生産(GDP)が年平均約7%で成長したのに対し、今年の予測成長率は1%台にとどまるなど経済の減速は鮮明だ。シロビキの専横や汚職がはびこりビジネス環境が悪化、地下資源に依存する経済構造から脱却できないことが根底にある。

 元社長はプーチン氏の大統領復職が確実になった11年9月、産経新聞の書面インタビューで「人々が現実とプロパガンダ(政治宣伝)の乖離(かいり)に永遠に満足し続けることはない」とし、反政権運動の高揚と体制の変革が不可避だとの見方を示していた。

 12年からの第3期プーチン政権下では別表の通り、広く「恣意的(しいてき)な司法」と解釈される事例が後を絶たない。政権は強硬路線をひた走っており、元社長の処遇同様、プーチン体制の行き着く先もいまだ不透明な部分が多い。

7028チバQ:2013/10/27(日) 21:14:13
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013102701001595.html
グルジア大統領選、首相派優勢 対ロ改善図る
2013年10月27日 20時29分

 27日、グルジアの首都トビリシの投票所で投票する男性(左)(ロイター=共同)


 【トビリシ共同】旧ソ連のグルジアで、親欧米、反ロシアのサーカシビリ大統領の任期満了に伴う大統領選の投票が27日行われた。即日開票され、28日に大勢が判明する。サーカシビリ氏は2008年、ロシアとの軍事紛争を指揮した。

 親欧米路線を継続しつつ、対ロ関係改善も図るイワニシビリ首相率いる「グルジアの夢」から出馬したマルグベラシビリ前第1副首相(44)が優勢。27日の投票で過半数を得票し、当選を決めるかが注目される。過半数に届く候補者がいなければ、2週間後に上位2人で決選投票が行われる。

7029チバQ:2013/10/27(日) 23:09:44
http://mainichi.jp/select/news/20131028k0000m030085000c.html
チェコ:下院選 中道左派チェコ社会民主党が小差で首位
毎日新聞 2013年10月27日 22時55分(最終更新 10月27日 23時01分)

 首相側近の不祥事を発端に今春以降政治的混乱が続いているチェコで26日、下院選(定数200)の投票が締め切られた。即日開票の結果、野党だった中道左派のチェコ社会民主党が得票率約21%で首位になったが、2位に躍進した中道右派の新党「ANO2011」をわずか2ポイント上回るだけだった。社民党は3位のボヘミア・モラビア共産党との閣外協力も視野に連立交渉に入る。

 共産党が政権入りすれば「ビロード革命」と呼ばれる1989年の無血革命以来初めて。ただ、社民党と合わせても過半数に遠く及ばない。このため、連立交渉は汚職追放などを訴える新党が鍵を握ることになる。

 チェコでは今年6月、中道右派ネチャス政権が首相側近の権力乱用スキャンダルで崩壊。暫定内閣が後を継いだが、下院の信任を失って総辞職。来春予定の総選挙が前倒し実施された。【ウィーン】

7030チバQ:2013/10/27(日) 23:11:18
http://mainichi.jp/select/news/20131028k0000m030060000c.html
サウジアラビア:米国外交に王室が抱く不信感
毎日新聞 2013年10月27日 21時36分

 【ワシントン白戸圭一】米国の中東の盟友サウジアラビアの情報機関トップが、シリア情勢やイランの核問題を巡るオバマ米政権の対応に不満を募らせ、対米関係を「大きく変更する」と発言したことが波紋を広げている。発言がアブドラ国王の意を酌んだものであるかは不明だが、米国とイランの接近などに危機感を抱いたサウジアラビア王室がオバマ政権を揺さぶる情報戦を仕掛けたとの見方も出ている。

 発言の主は、サウジの情報機関・総合情報庁長官のバンダル王子(64)。1983〜2005年に駐米大使を務め、ブッシュ前政権と強固な関係を有したことで知られる。ロイター通信が22日、バンダル王子が最近の欧州外交筋との会合で米国との関係の「大幅な変更」の考えを明らかにしたと伝えたところ、波紋が広がった。

 サウジアラビアはイラクによるクウェート侵攻(90年)を機に米軍の国内駐留を容認したのに加え、戦闘機など多数の兵器を購入する米国の同盟国だ。

 だが、サウジがシリア反体制派に武器供与する中、オバマ政権は供与に消極的で温度差がある。反体制派の中にはサウジ出身の過激主義者が少なくとも約500人いるとの情報があり、過激派に武器が渡る危険を冒してまでも支援を続けているサウジは米国への不満を高めている。オバマ政権がサウジの「宿敵」であるイランに接近していることも、サウジにとっては背信行為だ。

 ただ、サウジ王室はこれまでにも、米国との同盟関係がゆらぐたびに、在米サウジ人有識者を使って米メディアで「関係の危機」を訴えてきた。サウジ王室には米国以外に安全保障面で頼れる国がないのも事実で、バンダル王子の発言は、両国関係の危機をオバマ政権に認識させるための戦略の一環との見方もある。

7031チバQ:2013/10/27(日) 23:13:50

http://mainichi.jp/select/news/20131027k0000m030059000c.html
イタリア:中道右派が政党再結成
毎日新聞 2013年10月26日 22時19分(最終更新 10月26日 22時27分)

 【ローマ福島良典】イタリアのベルルスコーニ元首相(77)率いる中道右派政党・自由国民の執行部は25日、活動を停止し、元首相が1994年の政界入りの際に旗揚げした前身の中道右派政党「フォルツァ・イタリア」(がんばれイタリア)を再結成すると正式決定した。元首相の政治的な求心力を高めるのが狙いとみられる。

 だが、自由国民幹事長だったアルファノ副首相兼内相(42)らレッタ大連立政権の中道右派5閣僚は25日の会合を欠席、内部分裂の深刻さを浮き彫りにした。アルファノ氏ら党内ハト派は今月初め、レッタ政権倒閣を企てた元首相の政界工作に反旗を翻したばかり。

 元首相は記者会見で「レッタ政権を支えていく」と述べた。だが、中道右派勢力が元首相派とアルファノ派に分裂すれば、連立政権の基盤が弱体化する可能性が大きい。

7032チバQ:2013/10/28(月) 00:01:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131027/mds13102723400001-n1.htm
運転女性20人以上を摘発、サウジ治安当局
2013.10.27 23:39
 サウジアラビアで女性の自動車運転の解禁を求める26日の一斉運動に参加した女性のうち、20人以上が運転中に車を止められ、治安当局に摘発されていたことが27日、分かった。これ以上運転しないよう書面にサインを求められたという。一斉運転を呼び掛けた団体の複数の幹部が共同通信の電話取材に明らかにした。

 27日付のサウジ紙アルマディナは、治安当局が26日、首都リヤドや西部メッカ、メディナなどで運転していた女性14人を拘束したと報じた。詳細は不明だが、一時的な拘束とみられる。サウジ政府は一斉運動の呼び掛けに対し、運転すれば摘発すると警告していた。

 団体幹部ハーラ・ドサリさんによると、摘発された女性はいずれも自宅に戻ったという。ドサリさんは「書面にサインした女性が捜査対象にならないよう、対応を弁護士と協議するつもりだ。今後も解禁運動を続ける」と話した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131026/mds13102615450003-n1.htm
サウジで「女性一斉運転日」 政府警告も解禁求め決行の構え
2013.10.26 15:41

サウジアラビアの首都リヤドで車を運転する女性のビデオ映像(AP)
 世界で唯一、女性の運転が禁じられているサウジアラビアは26日、解禁を求める団体が呼びかけた一斉運転日を迎えた。サウジ政府は摘発を警告してきたが、呼びかけ人の少なくとも一部は運転を決行する構えだ。

 保守的なイスラム教国のサウジでは、男性後見人の承諾なしに旅行や結婚ができないなど女性の権利が制約されており、運転禁止はその象徴。ただ、地元紙で是非が論議されるなど社会の抵抗は以前より薄れているとみられ、呼びかけ団体は今後も一斉運転運動を続け、解禁への地ならしとしたい意向だ。

 呼びかけ人は自分たちが運転している映像を既にインターネットに掲載。1万6000人を超える賛同を得たとしている。(共同)

7033チバQ:2013/10/28(月) 22:17:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131028/erp13102810550002-n1.htm
グルジア大統領選、首相派候補が勝利宣言
2013.10.28 10:52

支持者を迎えるグルジア大統領選候補のマルグベラシビリ前第1副首相=27日、トビリシ(ロイター)
 【モスクワ=佐々木正明】旧ソ連のグルジアで27日に行われた大統領選挙で、投票終了後、地元メディアが発表した出口調査の結果、イワニシュビリ首相率いる政党連合「グルジアの夢」候補、マルグベラシビリ前第1副首相(44)が6割超の得票を集めた。マルグベラシビリ氏はこの結果をふまえ、勝利を宣言した。

 投票率は約47%。28日、選管による開票作業が進んでおり、マルグベラシビリ氏が、サーカシビリ大統領の「統一国民運動」が擁立したバクラゼ前国会議長(41)を大きく引き離した。

 マルグベラシビリ氏は27日夜に支持者らの前で演説し、「今日の勝利に協力してくれた首相に感謝したい」と述べた。首相も「グルジアの成長に向けた一歩だ」と祝福した。

 一方、バクラゼ氏は、「野党のリーダーとして、大統領と政府への協力を継続する準備はできている」と述べ、敗北を認めた。

 2010年の憲法改正で、大統領は今回の選挙後に象徴的存在となり、政治の権限の多くは首相に移されることが決まっている。

7034チバQ:2013/10/28(月) 22:20:29
http://mainichi.jp/select/news/20131029k0000m030079000c.html
グルジア大統領選:対露改善派、マルグベラシビリ氏が当選
毎日新聞 2013年10月28日 20時22分(最終更新 10月28日 20時46分)


グルジア大統領選で当選したマルグベラシビリ前第1副首相(中央)。右はイワニシビリ首相=2013年10月27日、AP
拡大写真 【モスクワ真野森作】27日実施のグルジア大統領選で、対露関係改善を進めるイワニシビリ首相派のマルグベラシビリ前第1副首相(44)が開票率99%の段階で62%の票を獲得し、当選した。2003年の「バラ革命」を主導し、10年近く実権を握った親米反露路線のサーカシビリ現大統領(45)の時代は幕を閉じた。

 現地からの報道によると、投票率は46%で、前回08年選挙の56%を下回った。選挙後の改正憲法施行で議院内閣制に移行し、新大統領は象徴的役割となるため、有権者の関心が薄れた可能性がある。サーカシビリ派の候補、バクラゼ前国会議長(41)の得票率は21%、ブルジャナゼ元国会議長(49)は10%。

 3選禁止規定で退任するサーカシビリ大統領は「国民の意向を尊重しなければならない」と語り、選挙結果を淡々と受け入れた。

 サーカシビリ氏は、留学先の米国での弁護士生活から母国の政治家に転身し、当初は高い支持率を誇った。だが、08年に独立を叫ぶ南オセチアへ軍を侵攻させてロシアとの紛争を招き、内政でも強権的な姿勢が批判されるようになった。今後も政治活動を続ける。

 選挙結果について、ロシアの「政治テクノロジーセンター」のマカルキン副総裁は「(欧州への接近と対露関係改善の両立を目指す)イワニシビリ首相の路線が支持されたことを示す。ただ、欧州志向の方がより強いので、対露関係はある程度冷えたままだろう」と、インタファクス通信に語った。

7035チバQ:2013/11/03(日) 01:20:50
http://mainichi.jp/select/news/20131103k0000m030042000c.html

イラク:テロ相次ぐ…「内戦の危機」再燃

毎日新聞 2013年11月02日 20時57分(最終更新 11月02日 23時15分)



イラク兵に連行される武装勢力とみられる男=イラク中部で2013年10月27日、ロイター
イラク兵に連行される武装勢力とみられる男=イラク中部で2013年10月27日、ロイター

拡大写真

 【カイロ秋山信一】訪米したイラクのマリキ首相が米政府に軍事支援の強化を求めたのは、国内でテロが相次ぎ、2006〜07年に起きた内戦の危機が再燃しているからだ。イスラム教スンニ派とシーア派の宗派間抗争がくすぶっていたところに、隣国シリアの内戦で地域全体が不安定化し、国際テロ組織アルカイダ系のスンニ派武装組織によるシーア派への攻撃が活発化した。シーア派の強硬派も武装して反撃する動きを見せており、治安は極度に悪化している。

 ◇首脳会談、米に「軍事支援強化」要求

 英国拠点の非政府組織「イラク・ボディー・カウント」によると、テロや紛争による10月の死者は30日までに1056人に上り、過去5年で最悪だった9月(1220人)に次ぐ規模となった。テロは全土で連日起きており、1月以降の死者は計7000人を超えた。多数派(約60%)のシーア派が狙われるケースが多く、一部の事件ではスンニ派(約35%)のアルカイダ系組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」が犯行声明を出している。10月には、シーア派が多い北部カバクの小学校のグラウンドに侵入したトラックが爆発し、児童14人が死亡する事件も起きた。

 シーア派主導のマリキ政権は、首都バグダッドなどで検問を強化しているが、効果は上がっていない。バグダッドに住む男性(38)は「安全なのは(米軍の旧拠点で政府庁舎が集中する)グリーンゾーンだけだ」と話した。

 テロが増加した背景には、隣国シリアの内戦の影響が指摘される。ISILは従来「イラク・イスラム国」と名乗っていたが、4月にシリアなど地中海東岸地方を意味する「レバント」を組織名に追加し、シリア内戦への本格介入の方針を表明した。アルカイダはシーア派を敵視しており、シーア派国家のイランが支援するアサド政権を打倒するのが目的だ。

 その直後からイラクでのテロも急増した。エジプトのシンクタンク・アハラム政治戦略研究所のムハンマド・カデル氏は「アルカイダはシリア経由で戦闘員や武器を調達するルートを構築し、イラクでも活動を活発化させた」と見ている。

 一方、イラクのシーア派強硬派は今年2月、「ムフタル軍」と名乗る民兵組織を設立し、スンニ派への反撃を強めている。ムフタル軍は、イランの支援を受けているとの情報もある。一方、スンニ派は、マリキ政権が自身と同じ宗派のシーア派民兵組織を野放しにしていると批判している。

 イラクでは03年に米軍などの進攻によってフセイン政権が崩壊した。多数派のシーア派が主導権を握り、フセイン政権下で優遇されたスンニ派との宗派対立が激化。06〜07年には内戦に発展し、計5万人以上が死亡。08年以降も年間4000〜5000人がテロなどで死亡していた。米軍は11年12月に撤退した。

7036チバQ:2013/11/03(日) 01:37:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/mds13110215460001-n1.htm
少女のレイプ犯、「草刈り」で釈放 ケニア警察に非難高まる
2013.11.2 15:45 [性犯罪]
少女のレイプ事件に抗議する数百人の女性=10月31日、ナイロビ(AP)
少女のレイプ事件に抗議する数百人の女性=10月31日、ナイロビ(AP)
 ケニアで16歳の少女を集団レイプしたとして拘束された容疑者の男3人が、地元警察から罰として「草刈り」をさせられただけで釈放されたことが分かり、警察に対する非難が国内外で高まっている。

 地元女性団体などによると、少女は今年6月、ケニア西部ブシアで帰宅途中に男6人に襲われ、屋外トイレに放置された。住民に救出されたが、骨折などの重傷を負った上、障害が残り、今も車いす生活を続けている。

 事件後、少女の証言から特定された男3人の身柄を、住民が地元警察に突き出した。しかし3人は警察署付近で草刈りをさせられた後、釈放され、現在の行方は分かっていない。隣国ウガンダに逃げたとの情報もある。

 10月に地元紙の報道で発覚。インターネットを通じ、容疑者の逮捕と地元警察への調査を求める130万人以上の署名が集まった。(共同)

7037チバQ:2013/11/03(日) 01:38:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/asi13110221340005-n1.htm
膨らむジレンマ、パキスタンのシャリフ政権 タリバン運動指導者殺害で
2013.11.2 21:33 (1/2ページ)
「パキスタンのタリバン運動(TTP)」最高指導者のハキムラ・メスード司令官=2009年10月(AP)
「パキスタンのタリバン運動(TTP)」最高指導者のハキムラ・メスード司令官=2009年10月(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン治安関係者は1日、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の最高指導者ハキムラ・メスード司令官が同日、アフガニスタンとの国境に近い部族地域ミランシャー近郊で米無人機の攻撃により死亡したと明らかにした。殺害は対テロ戦における大きな成果となるが、無人機攻撃停止と対米関係強化を掲げるシャリフ政権のジレンマはさらに膨らんだ形だ。

 パキスタン紙ドーンなどによれば、メスード司令官は和平交渉の協議のため、集会に出席したところをミサイル4発で攻撃された。両国政府は公式には確認していないが、タリバン運動幹部や米当局筋も認めた。後継者には2日、ナンバー2のカーン・セイド司令官が昇格したもようだ。

 シャリフ政権が米国に無人機攻撃の中止を求めているのは、多数の市民にも犠牲が出ており、タリバン運動のテロも激化するばかりだからだ。しかし米国は、力による排除の実効性を今回、改めて証明した。

 無人機攻撃を公には非難してきた政府・治安当局者からは「メスード司令官がいなくなり、せいせいした」との声が上がった。一方で、2日には和平交渉を目指す政府代表団が部族地域に向かう予定だったといい、攻撃が協議の障害になったことへの世論の反発も高まっている。

 米国はパキスタン政府とタリバン運動との和平実現に懐疑的だとみられ、軍事評論家のアッバス氏は産経新聞の取材に、「協議の妨害もしくは行き詰まりを狙った米国の目的は達成された」と分析した。ジャーナリストのユスフザイ氏は「米パ関係は傷つくが、決定的には悪化しない。シャリフ政権は米国の財政支援に依存しているからだ」と指摘している。





【プロフィル】ハキムラ・メスード司令官

 「パキスタンのタリバン運動」の最高指導者。創設者が2009年8月に米無人機で殺害された後、後任に選出された。タリバン運動はパキスタン政府や米当局へのテロを繰り返し、女子教育の重要性を訴えた少女、マララ・ユスフザイさん(16)も銃撃。米国はメスード司令官に関する情報に500万ドル(約4億9千万円)の懸賞金をかけていた。

7038チバQ:2013/11/03(日) 01:48:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/amr13110210300005-n1.htm
各国外交官、美酒に酔う NY国連本部で初の日本酒レセプション
2013.11.2 10:28 [米国]
1日、ニューヨークの国連本部で開かれた吟醸酒試飲会で質問する外交官ら(共同)
1日、ニューヨークの国連本部で開かれた吟醸酒試飲会で質問する外交官ら(共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】ニューヨークの国連本部で1日、国連職員や各国外交官らに日本の吟醸酒を振る舞う初のレセプションが開かれた。

 日本の食文化PRのため、「日本吟醸酒協会」(宮坂直孝理事長)と日本の国連代表部が企画した。会場に美しい琴の音色が流れる中、招待客約200人には「南部美人」(岩手)や「真澄」(長野)など、日本の蔵元計48カ所の逸品が振る舞われた。

 吉川元偉国連大使は「楽しく飲んだ後は、みなさんが(悪酔いせずに無事)部屋から出ていければいいのですが…」とジョークを交えてあいさつ。「南部美人」専務取締役の久慈浩介氏(41)は「吟醸酒は日本の伝統文化の象徴。多くの人々に知ってもらいたい」などと強調した。

 招待客のアフリカ・チャドの外交官は「吟醸酒は本当においしい。また飲みたい」と満足げに話していた。

7039チバQ:2013/11/03(日) 10:14:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131102-00000738-yom-int

極右政党事務所前で銃撃、2人死亡…ギリシャ

読売新聞 11月2日(土)20時34分配信



 【ローマ=青木佐知子】ギリシャ紙カティメリニ(電子版)によると、アテネ郊外で1日夜、極右政党「黄金の夜明け」の事務所前で銃撃事件があり、党員の22歳と27歳の男性2人が死亡し、男性1人が重傷を負った。

 バイクに乗った2人組の男が、3人を撃って逃走した。

 同国では、同党支持者の男による左派系歌手の刺殺事件や、支持者による移民の襲撃事件が相次いでおり、移民排斥を訴えて支持を急拡大した同党に対する批判が高まっている。

 同党を巡っては、ギリシャの警察当局が9月28日、ニコラオス・ミハロリアコス党首や同党所属の上院議員2人を組織犯罪に関与した疑いで逮捕した。

7040チバQ:2013/11/03(日) 14:42:35
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9A101220131102
アングル:反EU政党、来年の欧州議会選で勢力拡大か
2013年 11月 2日 11:55 JST 記事を印刷する | ブックマーク| 1ページに表示[-] 文字サイズ [+]

10月30日、来年5月に欧州議会選挙を控えるEU。反EUを唱える政党の勢力が拡大するとみられる中、欧州委員会のバローゾ委員長は、過熱するナショナリズムや排外主義、人種差別に警鐘を鳴らす。ザグレブで2011年12月撮影(2013年 ロイター/Nikola Solic)
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ドイツとブラジル、過剰な監視活動禁じる国連決議案を提案 [ブリュッセル 30日 ロイター] -来年5月に欧州議会選挙を控える欧州連合(EU)。反EUを唱える政党の勢力が拡大するとみられる中、欧州委員会のバローゾ委員長は、過熱するナショナリズムや排外主義、人種差別に警鐘を鳴らす。

欧州議会は閣僚理事会と共同で立法権を持つ。EU加盟国の18歳以上が選挙権を有し、約760議席を直接普通選挙により選出する。

来年5月22―25日の欧州議会選を約半年後に控えて行われた複数の世論調査では、極右および極左の候補者が支持を拡大する可能性が示されている。その背景には、3年に及ぶ財政混乱や低成長、深刻な失業問題などによるEU離れがある。

中道右派でポルトガルの元首相でもあるバローゾ委員長は、ロイターとのインタビューで、「経済危機や失業率上昇はポピュリスト勢力に支持拡大の好機を与える」とし、「狭量なナショナリズムや排外主義を助長するような話」に懸念を表明。「そう遠くない昔、欧州は排外主義や人種差別、不寛容が非常に憂慮されるべき段階にあったことを忘れるべきではない」と語った。

バローゾ氏は特定の政党や組織には言及しなかったが、世論調査の結果によると、英国、フランス、フィンランドを含むいくつかの国では、移民に強硬姿勢を取る右派政党が票を伸ばす可能性がある。

欧州議会選まではまだ時間があり、流れは変わる可能性も十分あるが、英国では独立党が1位もしくは2位になるとみられている。

一方、フランスではルペン氏が率いる極右政党「国民戦線」が2大政党を引き離しており、最近のある世論調査では、同党の勝利が予想されている。

<極左も台頭>
右派勢力のほか、ギリシャやイタリアでは国民からの強い支持を得ている極左による活動も活発化。ドイツの反ユーロを掲げる新党「ドイツのための選択肢(AfD)」のような単一争点政党も議席を獲得するとみられている。

主要政党の政治家や政治アナリストたちは、反EU政党が欧州議会選でどのくらい議席数を獲得するかを推測するのは時期尚早だとしているが、票の2─3割程度を獲得する可能性があると広く予想されている。

極右、極左の政党は互いに正反対に位置しており、国内問題など限られた課題を掲げていることが多く、1つの勢力を形成することはほぼないとみられる。だがその一方で、より大きな極右政党の間で何らかのグループがつくられ、欧州議会の進行を妨げる可能性もある。

ただ同時にバローゾ氏は、選挙後の議会でも主要な政党が多勢を占めることに変わりはないと自信をのぞかせる。主要政党が議会を主導し、極右、極左政党をけん制するには欧州の価値観を説明していく必要があると指摘。

「だからこそわれわれは、いわゆる主要政党に対して、安全地帯を越える勇気を持ち、危機的状況にある現在においてEUが当たり前ではないことを考えてほしいと呼びかけている」と述べた。

(Luke Baker、Stephen Adler記者、翻訳:伊藤典子、編集:宮井伸明)

7041チバQ:2013/11/03(日) 22:30:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131104k0000m030040000c.html

コソボ:地方選投票始まる セルビア人地区で初の実施

毎日新聞 2013年11月03日 20時31分


 【ウィーン樋口直樹】民族問題を抱えるバルカン半島のコソボで3日朝、北部セルビア人地区を含む全土で地方選の投票が始まった。2008年にコソボがセルビアからの独立を一方的に宣言して以来、コソボ施政下の選挙に少数派セルビア人が参加するのは初めて。欧州連合(EU)の仲裁で今年4月に合意したコソボ・セルビア間の関係正常化の試金石となる。

 ミトロビツァ以北のセルビア人地区で地方選が行われたのは、セルビア国境近くのレポサビッチ、ズビンポトク、ズベチャン、北ミトロビツァの4自治体。コソボでは南部も含め約5万人のセルビア人が暮らしているが、これまでは独立に反対してコソボ政府施政下の選挙をボイコットしてきた。

 しかし、EU加盟を目指すセルビアは、コソボとの関係正常化を加盟条件とするEUの説得に応じ、コソボ北部のセルビア人地区をコソボ政府の施政下へ組み入れることに同意。同じくEU加盟を目指すコソボ側も、セルビア人地区に自治権に近い権限を与えることを認めた。一方、セルビア人地区の多くの住民は頭越しの交渉結果に反発している。

 北部セルビア人地区では選挙期間中、コソボへの統合に反対する民族主義者らがボイコットの継続を主張。街には「候補者のポスターよりボイコットを呼び掛けるポスターの方が多かった」(地元紙)と言われる。また、選挙に立候補したセルビア人が「裏切り者」と糾弾されたり、自宅に爆発物を投げ込まれたりする事件も続発。3日の投票は厳戒態勢の中で行われた。

7042チバQ:2013/11/04(月) 21:38:51
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/131104/mcb1311041927013-n1.htm
コソボ地方選、複数の投票所襲撃 セルビア系住民が反発2013.11.4 19:26

 【ベルリン=宮下日出男】2008年にセルビアから独立宣言したコソボの地方選挙が3日、実施された。コソボ独立を認めない国内少数派のセルビア系住民が参加する初の選挙だったが、反発は強く、投票所が襲撃される混乱が発生。選挙は両国が欧州連合(EU)加盟のために目指す関係正常化の試金石とされたが、その難しさが改めて浮き彫りになった。

 選挙はコソボの約40の自治体の首長や議会議員を選ぶもの。これまでセルビア系住民は選挙をボイコットしてきたが、EU加盟交渉進展を望むセルビアは「われわれの利益となる」(ダチッチ首相)としてセルビア系住民に投票するよう呼びかけていた。

 だが、アルバニア系住民と居住地域が分断される北部ミトロビツァのセルビア系住民の地域では、セルビア系とみられる覆面男のグループが複数の投票所を襲撃。投票箱を壊し、催涙ガスも発射した。このため選挙監視にあたっていた欧州安保協力機構(OSCE)は投票を中断し、要員も退去させた。

 セルビア系住民は、投票すればアルバニア系住民が主体のコソボ当局の統治を認めることになるため、投票前からボイコットを呼びかけていた。このため、セルビア系住民の投票率も低いとみられている。

 EUは両国の関係正常化を加盟交渉進展の条件にしている。セルビアのEU加盟交渉は来年1月に開始予定だが、微妙な影響を与える可能性もある。

7043チバQ:2013/11/08(金) 23:30:20
http://www.asahi.com/articles/TKY201311070376.html
タジキスタン大統領選、現職4選 長期独裁に不満も
2013年11月7日20時43分
 【モスクワ=関根和弘】中央アジアのタジキスタンで6日、大統領選(任期7年)があり、現職のラフモン氏(61)が8割を超える圧倒的な得票率で4選を決めた。欧米の選挙監視団は、野党勢力が事実上、排除された形で選挙戦が進められたとして、「民主的選挙の標準を満たしていない」と指摘している。

 選挙にはラフモン氏のほか5人が立候補。それぞれ政党は異なるが、全員がラフモン政権を支持していた。一方、主要野党の「タジキスタン・イスラム復興党」が推薦した候補は、規定を満たしていないとして中央選挙管理委員会が立候補の登録を拒否。別の野党候補も「公正な選挙にならない」とボイコットした。

 ラフモン氏はソ連崩壊後の1994年から大統領に就任。2期目から任期を4年から7年に延長し、長期独裁政権をしく。大統領周辺に富が集中する一方、庶民の生活は向上せず不満が高まっているとされる。

 来年、米軍が撤退する隣国アフガニスタンからテロ組織や麻薬が流入すると懸念されており、対策が大きな課題となる。

7044チバQ:2013/11/08(金) 23:33:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013110802000112.html
ラフモン大統領4選 タジキスタン 28年長期政権に
2013年11月8日 朝刊

エモマリ・ラフモン氏=ゲッティ・共同


 【モスクワ=原誠司】中央アジアのタジキスタンで六日、任期満了に伴う大統領選が投開票され、エモマリ・ラフモン大統領(61)が八割を超える得票で圧勝し、四選を決めた。任期は七年で、一九九二年の最高会議議長の就任以来、二〇二〇年まで二十八年に及ぶ長期政権となる見通しだ。

 中央選管が七日発表した暫定結果では、政権与党、人民民主党のラフモン氏が83・6%を得票した。

 有力対抗馬と目されながらも出馬を断念した人権活動家の女性候補を推した野党のイスラム復興党は「立候補に必要な署名集めに当局の妨害があった。選挙は茶番」と批判。選挙監視に当たった欧州安保協力機構(OSCE)派遣団も「本当の競争と国民の選択肢はなかった」との声明を発表した。

 ラフモン氏は最高会議議長を経て九四、九九、二〇〇六年の大統領選で当選した。野党抑圧やメディア統制で強権的な政権運営を行う一方、タジクは旧ソ連最貧国で国民の不満も募っている。


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