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国際政治・世界事情

6982チバQ:2013/10/10(木) 20:04:50
http://mainichi.jp/select/news/20131010ddm007030109000c.html
グルジア:五輪に「憂慮」 ソチ聖火、紛争の「英雄」巡り反発
毎日新聞 2013年10月10日 東京朝刊

 【モスクワ真野森作】今月スタートしたロシア・ソチ冬季五輪の聖火リレーに、隣国グルジアとの2008年の軍事紛争で「国家英雄」に選ばれた露空軍パイロットが参加したことを巡り、グルジア政府は憂慮の声明を発表した。今月27日に予定されている、対露強硬派と関係改善派が対立するグルジア大統領選で、議論が過熱すれば五輪参加辞退の可能性もある。

 グルジアが問題視するランナーは、ロシア空軍パイロットのイワン・ネチャーエフ少佐。紛争では、少佐が操縦する戦闘爆撃機がグルジア側のロケット弾の反撃を受けたが、両エンジンに損傷を抱えながらも帰還。勇敢な軍人として国家英雄に選ばれた。少佐は6日の聖火到着イベントで、トーチを掲げモスクワ中心部を走った。

 グルジア政府は7日声明を発表し「どの国にも自国の英雄を決める権利はあるが、隣国と良好な関係を築こうとする国であれば、このような挑発的行動はとらないだろう」と指摘。「今後、ソチ五輪を過度に政治化する動きがあれば、適切な決定を行う」と警告し、参加辞退も示唆した。

 グルジアでは、紛争以前から対露強硬路線のサーカシビリ大統領と、昨年秋の議会選の大勝で実権を握り、ロシアとの関係改善を進めるイワニシビリ首相が対立する「ねじれ状態」となっている。27日の大統領選では両派の候補者が争う。

 ロシアのシンクタンク「国際政治研究所」のエフゲニー・ミンチェンコ所長はインタファクス通信に「首相側(グルジア政府)がこのような声明を出したのは、サーカシビリ氏に対抗するため大統領選を前に民族主義的な有権者層を引きつけるためだろう」と語り、国内向けのポーズとみる。

 ただ、ロシア南部のソチはグルジアと近く、グルジア政府内には五輪をテコにした両国関係改善に期待する声もあった。


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