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国際政治・世界事情

7037チバQ:2013/11/03(日) 01:38:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/asi13110221340005-n1.htm
膨らむジレンマ、パキスタンのシャリフ政権 タリバン運動指導者殺害で
2013.11.2 21:33 (1/2ページ)
「パキスタンのタリバン運動(TTP)」最高指導者のハキムラ・メスード司令官=2009年10月(AP)
「パキスタンのタリバン運動(TTP)」最高指導者のハキムラ・メスード司令官=2009年10月(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン治安関係者は1日、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の最高指導者ハキムラ・メスード司令官が同日、アフガニスタンとの国境に近い部族地域ミランシャー近郊で米無人機の攻撃により死亡したと明らかにした。殺害は対テロ戦における大きな成果となるが、無人機攻撃停止と対米関係強化を掲げるシャリフ政権のジレンマはさらに膨らんだ形だ。

 パキスタン紙ドーンなどによれば、メスード司令官は和平交渉の協議のため、集会に出席したところをミサイル4発で攻撃された。両国政府は公式には確認していないが、タリバン運動幹部や米当局筋も認めた。後継者には2日、ナンバー2のカーン・セイド司令官が昇格したもようだ。

 シャリフ政権が米国に無人機攻撃の中止を求めているのは、多数の市民にも犠牲が出ており、タリバン運動のテロも激化するばかりだからだ。しかし米国は、力による排除の実効性を今回、改めて証明した。

 無人機攻撃を公には非難してきた政府・治安当局者からは「メスード司令官がいなくなり、せいせいした」との声が上がった。一方で、2日には和平交渉を目指す政府代表団が部族地域に向かう予定だったといい、攻撃が協議の障害になったことへの世論の反発も高まっている。

 米国はパキスタン政府とタリバン運動との和平実現に懐疑的だとみられ、軍事評論家のアッバス氏は産経新聞の取材に、「協議の妨害もしくは行き詰まりを狙った米国の目的は達成された」と分析した。ジャーナリストのユスフザイ氏は「米パ関係は傷つくが、決定的には悪化しない。シャリフ政権は米国の財政支援に依存しているからだ」と指摘している。





【プロフィル】ハキムラ・メスード司令官

 「パキスタンのタリバン運動」の最高指導者。創設者が2009年8月に米無人機で殺害された後、後任に選出された。タリバン運動はパキスタン政府や米当局へのテロを繰り返し、女子教育の重要性を訴えた少女、マララ・ユスフザイさん(16)も銃撃。米国はメスード司令官に関する情報に500万ドル(約4億9千万円)の懸賞金をかけていた。


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