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国際政治・世界事情

6995チバQ:2013/10/16(水) 23:59:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131013/asi13101307000000-n1.htm
【国際情勢分析 岩田智雄の目】
国民会議派苦戦 インドで総選挙占う地方選
2013.10.13 07:00 (1/3ページ)[国際情勢分析]

インド西部のムンバイで、支持者の歓呼に応えるインド人民党(BJP)の連邦政府首相候補であるナレンドラ・モディ・グジャラート州政府首相。モディ氏の人気はラフル・ガンジー氏をしのぎ、次期首相の座をうかがう勢いだ=9月30日(AP)
 インドの5つの州などで11月から12月にかけて議会選が行われる。インドでは来年5月までに連邦議会の下院選(総選挙)が行われる予定で、今回の議会選は連邦政府与党の国民会議派と野党インド人民党(BJP)の総選挙での勝敗を占う前哨戦となる。特にデリーでは、汚職撲滅を訴える新党が参戦し、国民会議派を苦しめそうだ。

 

4地域で2大政党激突


 インドの選挙管理委員会が4日、インド全28州のうちの4州と連邦政府直轄地デリーの選挙日程を発表した。11月11日から12月4日にかけて、中部チャッティスガル州、マディヤプラデシュ州、西部ラジャスタン州、中部デリーと北東部ミゾラム州の順で投票が行われる。結果は12月8日に発表される。

 現在は、デリー、ラジャスタン、ミゾラムの3地域で国民会議派、他の2地域でBJPが地方政府の与党となっている。ミゾラム州ではBJPの支持者は限られており、国民会議派の優位は動かないため、他の4地域で、2大政党が激突する。5地域は、総有権者数が約1億1600万人で、下院の定数545のうち73議席を占める。

 国民会議派はこれまで、相次ぐ汚職疑惑や経済の低迷、物価の高騰などで批判されてきた。対するBJPは経済政策に定評のある西部グジャラート州のナレンドラ・モディ州政府首相(63)を連邦政府の首相候補に選び、各地で国民会議派への攻撃を強めている。

インド人民党に勢い


 今年8月にインド誌インディア・トゥデーが掲載した世論調査によると、国民会議派の首相候補と目されるガンジー家の御曹司、ラフル・ガンジー氏(43)とモディ氏のどちらが首相にふさわしいかとの問いで、モディ氏は45%の支持を得て、ガンジー氏の32%を上回った。

 このほか、どの政党が安定した連立政府を作れるかや、国家の問題を最善の方法で解決できるかといった問いで、軒並みBJPが国民会議派をしのいだ。

 7日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズによれば、BJPはデリーでの選挙で「デリーを変える。国を変える」をスローガンに選挙運動を展開するといい、来年の総選挙での政権奪回を見据えている。

 一方、国民会議派は9月になって、低所得層に無料同然でコメなどの食糧を配布する食糧安全法案を成立させるなど、巻き返しを図っている。与党主導で進んでいた深刻な犯罪で有罪判決を受けた議員の失職を阻止する法令の制定は、ガンジー氏のツルの一声で取り下げられ、ガンジー氏の人気がやや高まったとの見方もある。

 

注目の一般大衆党


 今回さらに注目されているのは、デリーで汚職撲滅など訴える新党、一般大衆党が参戦したことだ。

 指導者のアルビンド・ケジリワル氏(45)は、やはり汚職撲滅を訴えてこれまでハンガーストライキを繰り返し行っている“現代のガンジー(インド独立の父マハトマ・ガンジー、1869〜1948年)”との異名を取るアンナ・ハザレ氏(76)とかつて、行動をともにした。

 その後、汚職撲滅運動を政治の場で訴えるためハザレ氏とたもとを分かち、昨年11月に一般大衆党を設立した。これまで反汚職運動だけでなく反レイプ運動など多くのデモを率いてきた。

 デリーではこれまで、国民会議派が15年間、地方政権を堅持してきたが、今回一般大衆党が台風の目となり、BJPを巻き込んで選挙結果に影響を与える可能性もある。

 また、今回の投票では最高裁の命令で電子投票の選択肢に「白票」が追加された。2大政党の支配に不満を持つ有権者には、一般大衆党を選ぶだけでなく、白票を選ぶ人も一定数に上りそうだ。(いわた・ともお ニューデリー支局)


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