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国際政治・世界事情

7014チバQ:2013/10/25(金) 00:13:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131024/erp13102410340004-n1.htm
ソチ出稼ぎでロシア化進むグルジア領アブハジア 露の独立承認から5年、解けぬ対立
2013.10.24 10:32 (1/2ページ)

グルジア領アブハジア自治共和国から検問所を通り、ロシア南部ソチに向かう行商の住民ら=22日(佐々木正明撮影)
 5年前のグルジア紛争のさい、ロシアが一方的に独立を承認したグルジア領アブハジア自治共和国が、経済面などで対露依存を強めている。次期冬季五輪開催地でアブハジアに隣接するロシア南部のソチには、多くの住民が出稼ぎに訪れていた。グルジアのイワニシュビリ政権は対露関係改善を進めているが、ロシアのアブハジア独立承認を発端とする対立は今も解けないままだ。(ロシア南部ソチ 佐々木正明)

 建設中の五輪スタジアムからわずか3キロ。検問所を境にソチ側には商店が立ち並び、国境貿易にいそしむ人の列が絶えない。アブハジアには一部、海路でトルコの商品が入っているが、流通しているのはほとんどがロシア製という。五輪景気の恩恵も受けている。

 ソチに出稼ぎに来ているアルティシュさん(54)は「この5年で、アブハジアは生活水準が上がった。ロシアはわれわれを助けてくれている」と話す。

 ロシア人はパスポートの提示なしでアブハジアに「入国」することができ、ロシアからの観光客は年々増加。今年は検問所の往来が1日あたり約4万人と最高を記録した。露兵士ら約5千人が駐留しており保養地としても人気が高く、アブハジアではロシアの通貨ルーブルが流通している。

 露誌によれば、アブハジアの独立を承認したロシアは、インフラ整備などで2010年からの3年間に130億ルーブル(約390億円)を援助している。年間予算の約7割がロシアからの財政支援という。

 道路整備や学校再建も進み、自治共和国の首都スフミではサッカースタジアムや乳製品工場の建設も始まったという。しかし、スフミの会社員、ベズクラドニコフさん(27)は電子メールでの取材に対し、1990年代の内戦で破壊された駅や空港は改修が進んでいないとし、「暮らしは良い方向に進んでいるがほんのわずかで、農村では多くの住民が去っている」と答えた。

 アブハジアの地元紙のカプバ編集長は電話取材に、「ロシアには感謝するが、彼らの財政支援なしでは何もできない状態にある」と話した。





【用語解説】アブハジア自治共和国

 グルジア西部に位置し、面積は広島県並みの約8600平方キロ。首都スフミ。人口約24万人で約半数がアブハズ人。ソ連崩壊後の1992年に主権宣言。グルジア中央との内戦となり、94年に即時停戦実施に調印。2008年8月のグルジア紛争時にロシアが独立承認。他はベネズエラなど数カ国にとどまり、日本政府を含め欧米など大多数は独立を認めていない。


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