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国際政治・世界事情

6997チバQ:2013/10/18(金) 22:21:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131018/mds13101821140003-n1.htm
【シリア情勢】
反体制派 内紛深刻 国際会議不参加の危機
2013.10.18 21:12 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】シリア反体制派の内紛が激しさを増し、シリア問題解決に向けてスイス・ジュネーブで11月にも開催が検討されている国際会議「ジュネーブ2」への参加が危ぶまれている。今月だけで約80の反体制派戦闘部隊が、統一組織「シリア国民連合」を代表として認めないと表明。国民連合は近く、ジュネーブ2参加の可否を決めるとしているが、内部分裂を抱えたまま方向性を見いだせていないのが実情で、国際社会との関係も難しさを増している。

 「(国民連合の)政治指導者は失敗した」。シリア南部でアサド政権側と戦う反体制派の約70部隊は16日、共同声明を出し、国民連合を強く非難した。

 今月初めには北部の主要な13部隊が同様の声明を出し国民連合の傘下から離脱。国民連合の主要組織「シリア国民評議会」も13日、ジュネーブ2に参加するなら国民連合を脱退すると表明し、国民連合の求心力は急速に衰えつつある。

 こうした動きの背景には、国民連合の意思決定に戦闘部隊の立場が十分に反映されていない、との不満がある。

 国際社会では今年初め以降、内戦の混乱を最小限に抑えるため、アサド政権側との交渉を通じた「政治解決」を模索する動きが強まった。今年5月に米国とロシアが開催で合意したジュネーブ2もその一環だ。

 しかし、あくまでも武力での政権打倒を目指す多くの反体制派部隊の目には、政治解決路線は政権の延命を手助けするものと映る。シリアで現在、進んでいる化学兵器禁止機関(OPCW)による化学兵器廃棄プロセスも、政権の存在を前提にしたものであり、反体制派にとっては大きな不満材料だ。

 反体制派諸派には、国民連合がジュネーブ2に参加することで政権存続の流れが強まるとの危機感があるとみられる。

 ただ、反体制派の活動は国際社会からの軍事支援や物資が頼みの綱でもある。内部分裂が進めば、反体制派の統治能力の脆弱(ぜいじゃく)さがさらに際立ち、国際社会からの信頼をも失いかねない。

 一方、シリア国内では、反体制派に参加する国際テロ組織アルカーイダ系勢力による外国人記者や援助関係者らの誘拐事件がたびたび発生。最近は政権を支持するイスラム教アラウィ派住民190人以上が殺害された事件も明らかとなり、これまで支援に回ってきた米欧でも反体制派のイメージは著しく悪化している。


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