したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6967チバQ:2013/10/06(日) 00:23:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131005/erp13100520370004-n1.htm
ドイツ連立交渉は長期化も 政策に溝、社民党は埋没を警戒
2013.10.5 20:36 (1/2ページ)
大連立に向けた予備交渉に参加したメルケル首相=4日、ベルリン(ロイター)
大連立に向けた予備交渉に参加したメルケル首相=4日、ベルリン(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)選挙で第一党になったメルケル首相の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟と第二党で中道左派の社会民主党による「保革大連立政権」に向けた協議が動き出した。ただ、両党には政策的な溝があり、社民党内では抵抗も強い。同盟は環境政党である90年連合・緑の党との協力も模索する方針で、交渉は長期化するとの見方が支配的だ。

 同盟と社民党は4日、連立の可否を探る初の予備交渉を行った。同盟からはメルケル氏ら14人、社民党からガブリエル党首ら7人が出席。内容は公表されていないが、双方とも「建設的だった」(同盟幹部)などと好感触を強調し、14日に第2回会合を開くことで合意した。

 選挙では同盟はメルケル氏の人気を背景に単独過半数まで5議席に迫る大勝を収めたが、連立相手の自由民主党が議席を喪失。新たな連立相手を探す必要があり、社民党は最有力候補とされている。世論調査でも大連立を望む回答者が約半数で最も多い。

 だが、同盟と社民党間で調整すべき政策は多い。社民党はインフラ投資などを目的とした富裕層対象の増税や全国一律の最低賃金制度導入を求めるが、同盟は景気に悪影響を及ぼすなどとして反対だ。社民党は選挙直前に新設された育児手当の廃止も掲げるが、同盟は拒否している。

 さらに難しいのが社民党の党内調整だ。社民党は2005〜09年の大連立政権で一定の実績を残したが、メルケル氏の人気の前に埋没し、09年の前回選では戦後最低の得票率だった。その「後遺症」が今も残り、世論調査では党員の65%が大連立に反対している。

 このため、社民党は大連立の可否の最終判断を約47万人の党員の投票に付す方針。投票は11月中旬までに行う考えだが、承認を得るためには安易な譲歩はできない。

 05年の大連立発足には選挙後65日間を要したが、今回はこの戦後最長記録を超える可能性も指摘され、社民党幹部は「12月か来年1月になるかもしれない」とも語っている。

 一方、同盟は10日に緑の党とも予備交渉を行う。社民党に対して圧力をかけるのが狙いとされているが、社民党の逡巡(しゅんじゅん)を受け、「同盟指導部では緑の党も真剣な選択肢と次第に語られるようになっている」(独紙フランクフルター・アルゲマイネ)とも伝えられる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板