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国際政治・世界事情

6970名無しさん:2013/10/06(日) 00:30:42
 社民党は本来、同盟より「親欧州」とされ、選挙戦ではメルケル氏がギリシャなど危機国に促してきた過度の財政緊縮策などを批判。メルケル氏がユーロ共同債などに反対する一方、公約にはユーロ圏諸国の一部債務を共同返済する基金の設立も掲げた。

 だが、社民党もギリシャ支援などの議会採決で、連立与党に造反が出る中でも協力してきた。その手前、メルケル氏への過度の批判は自党に跳ね返りかねない。危機対応を必要以上に選挙で争点化すれば、国民に負担を求める可能性に言及せざるを得ず、議論にも踏み込めなかった。

 さらに悩みは「選挙後」だ。自民党が議席を失い、社民党はメルケル氏の連立相手として最有力視されるが、社民党には前回の大連立政権での苦い経験がある。社民党は財務相など主要閣僚を担い、金融危機でも迅速に景気対策などを打った。しかし、メルケル氏の前では存在感を発揮できず、前回選挙では戦後最悪の得票率だった。そのため再度、大連立を組むにしても条件などで慎重にならざるを得ない状況だ。

 独紙ウェルトは「メルケル氏と組んだ者には自民党のように何も残らない」と指摘した上、「社民党が大連立を組むなら、それは犠牲行為に等しい」としている。(ベルリン 宮下日出男)


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