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国際政治・世界事情

7030チバQ:2013/10/27(日) 23:11:18
http://mainichi.jp/select/news/20131028k0000m030060000c.html
サウジアラビア:米国外交に王室が抱く不信感
毎日新聞 2013年10月27日 21時36分

 【ワシントン白戸圭一】米国の中東の盟友サウジアラビアの情報機関トップが、シリア情勢やイランの核問題を巡るオバマ米政権の対応に不満を募らせ、対米関係を「大きく変更する」と発言したことが波紋を広げている。発言がアブドラ国王の意を酌んだものであるかは不明だが、米国とイランの接近などに危機感を抱いたサウジアラビア王室がオバマ政権を揺さぶる情報戦を仕掛けたとの見方も出ている。

 発言の主は、サウジの情報機関・総合情報庁長官のバンダル王子(64)。1983〜2005年に駐米大使を務め、ブッシュ前政権と強固な関係を有したことで知られる。ロイター通信が22日、バンダル王子が最近の欧州外交筋との会合で米国との関係の「大幅な変更」の考えを明らかにしたと伝えたところ、波紋が広がった。

 サウジアラビアはイラクによるクウェート侵攻(90年)を機に米軍の国内駐留を容認したのに加え、戦闘機など多数の兵器を購入する米国の同盟国だ。

 だが、サウジがシリア反体制派に武器供与する中、オバマ政権は供与に消極的で温度差がある。反体制派の中にはサウジ出身の過激主義者が少なくとも約500人いるとの情報があり、過激派に武器が渡る危険を冒してまでも支援を続けているサウジは米国への不満を高めている。オバマ政権がサウジの「宿敵」であるイランに接近していることも、サウジにとっては背信行為だ。

 ただ、サウジ王室はこれまでにも、米国との同盟関係がゆらぐたびに、在米サウジ人有識者を使って米メディアで「関係の危機」を訴えてきた。サウジ王室には米国以外に安全保障面で頼れる国がないのも事実で、バンダル王子の発言は、両国関係の危機をオバマ政権に認識させるための戦略の一環との見方もある。


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