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国際政治・世界事情

6961とはずがたり:2013/10/03(木) 16:03:05
やり手のベルルスコーニも一敗地に塗れましたねぇ。

伊レッタ政権、信任 上院、賛成235票 ベルルスコーニ元首相、倒閣を断念
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20131003101.html
産経新聞2013年10月3日(木)07:56

 【ベルリン=宮下日出男】イタリア上院(終身議員を含め321議席)は2日、レッタ政権に対する信任投票を行い、235票の賛成多数で信任した。レッタ政権打倒を目指していたベルルスコーニ元首相が投票直前に方針を一転させ、政権への支持を表明した。元首相は倒閣により自身の議員資格剥奪阻止を図ったが、陣営内で多数の造反者が出るなど党が分裂状態に陥るなか、断念に追い込まれた格好だ。

 上院の投票では反対は70票にとどまった。投票は下院でも同日行われ、政権は信任される見通し。

 レッタ首相の中道左派、民主党と元首相率いる中道右派、自由国民を中心とした連立政権が発足5カ月で崩壊する事態は当面は回避される。

 信任投票は政権不安定化を受け、レッタ首相が実施に踏み切った。首相は下院では自由国民の協力なしでも過半数を確保できるが、上院ではモンティ前首相派の中道「市民の選択」などを含めても過半数には届かず、自由国民の行方がカギを握っていた。

 元首相は9月28日、自由国民出身の5閣僚の引き揚げを表明した。

 表向きの理由は、自身が求める付加価値税増税の凍結が実現しなかったことだが、実際には脱税事件での有罪確定を受け、民主党などが上院で目指す元首相の議員資格剥奪の動きを議会解散に持ち込んで回避する狙いだった。

 しかし、この方針に対し、自由国民では辞表を提出した5閣僚らが「戦略は共有できない」(ロレンツィン保健相)と反発。元首相の側近で党幹事長でもあるアルファノ副首相兼内相も1日、「政権に信任票を投じるべきだ」と表明した。

 レッタ政権は財政再建や構造改革に取り組む最中であり、アルファノ氏らとしては元首相の議員資格の問題とは区別して、同国が再び政治混乱に陥り、国際社会や金融市場の不安を招く事態を回避したいとの判断があった。

 自由国民では元首相の路線を支持する「強硬派」とアルファノ氏ら「穏健派」の亀裂が深刻化。投票前には穏健派30〜40人が政権支持に回り、議会で別グループを結成するとも伝えられたなか、元首相は投票直前に「内部対立はあるが、信任票を投じる」と表明した。

 首相職を3度経験し、長年、党を率いてきた元首相に対する反旗が公然と翻される事態はその影響力低下を示すともいえる。AP通信などは、元首相について「敗北を認めた」と報じた。


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