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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

5371チバQ:2012/11/24(土) 23:54:10
http://mainichi.jp/select/news/20121125k0000m030036000c.html
ガザ:イランとエジプト ハマスを巡る綱引き続く
毎日新聞 2012年11月24日 20時34分(最終更新 11月24日 22時12分)

 【エルサレム樋口直樹、テヘラン鵜塚健】パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの停戦を受け、ハマスの軍事力強化に貢献したイランと、停戦の仲介役を果たしたエジプトの間でハマスを巡る綱引きが続いている。ハマスは、緊張関係にあるイランとエジプトを両てんびんにかけているが、停戦が崩れればイランへの依存度を増す可能性が高い。停戦の行方は、イラン・シリア包囲網の強化を目指す欧米の外交政策にも影響を与えることになる。

 「シオニスト政権(イスラエル)は、ロケット弾がテルアビブに到達するとは予想してなかっただろう」。イランの最高指導者ハメネイ師に近いラリジャニ国会議長は23日、イランの技術供与でつくられたハマスの長距離ロケット弾の威力を誇示した。イラン製「ファジル5」(射程75キロ)を模したロケット弾が、イスラエルの心臓部テルアビブへの攻撃を可能にしたことで、ハマスはイスラエルとの停戦で「勝利」を主張することができた。

 イスラエルと激しく対立するイランは、イスラエルの生存権を拒むハマスを資金、軍事両面で支援してきた。だが、昨年3月にシリア情勢が悪化すると、イスラム教シーア派に近いアサド政権を支持するシーア派国家イランと、同じスンニ派として反体制派に同情的なハマスの関係は冷却化。昨年のエジプト革命を経て、スンニ派のムスリム同胞団を母体とするモルシ政権が誕生すると、同じ同胞団系のハマスはエジプトへの傾斜を強めた。

 ところが、今回のガザ紛争でハマスはイランの軍事的な協力で面目を施した。一方、アサド政権の民衆弾圧に反対し、イランとも距離を保つエジプトは、平和条約を結ぶイスラエルや巨額の援助を受けている米国との関係を生かし、ハマスに影響力を行使。イスラエル軍のガザ地上侵攻を回避させる代わりに、ハマスによるロケット弾攻撃をやめさせることに成功した。

 核開発疑惑で孤立感を深めるイランは、ハマスをエジプトから引き離そうとしたが、停戦の実現によって失敗。ハマスを巡る綱引きの第1ラウンドはエジプト側に軍配が上がった格好だ。

5372チバQ:2012/11/24(土) 23:58:24
>>4870
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121123/ent12112310340007-n1.htm
マドンナさんへの請求棄却 ロシア「同性愛宣伝」訴訟で
2012.11.23 10:29 [海外芸能人]

 ロシア第2の都市サンクトペテルブルク市の地区裁判所は22日、同市で8月に公演した米人気歌手マドンナさんや主催者に対し、未成年者に同性愛を宣伝しロシア正教信者の宗教感情を傷つけたなどとして3億3300万ルーブル(約8億8千万円)の損害賠償を求めた市民らの訴えを退けた。インタファクス通信が伝えた。

 裁判所は、公演の切符には未成年者は入場できないと明記されていたと指摘。原告の主張には根拠がないとした。

 原告側によると、マドンナさんは8月のコンサートで同性愛者の権利擁護を呼び掛け。ロシア正教の十字架を踏み付けたりした。8月に提訴したが、マドンナさんの代理人は出廷しなかった。

 マドンナさんは、モスクワの教会でプーチン大統領を批判するパフォーマンスをして逮捕された女性バンド「プッシー・ライオット」メンバーへの支持を公言、ロシア保守層の反発を招いていた。

 サンクトペテルブルクでは「未成年者への同性愛の宣伝」を禁じる条例が今年3月に発効。市民団体が8月にマドンナさんを条例違反として警察に告発した。(共同)

5373チバQ:2012/11/25(日) 00:01:01
>>5350
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/erp12112419240004-n1.htm
カタルーニャ分離独立が争点 25日に州議会選 スペイン、危機対応に影響も
2012.11.24 19:22

23日、スペイン・バルセロナでの選挙集会で、聴衆を背に演説するカタルーニャ自治州のマス首相。独立支持派の旗に混じって欧州連合の旗も掲げられた(AP)
 【ベルリン=宮下日出男】スペイン最大の経済規模を誇る東部カタルーニャ自治州の議会選挙(定数135)が25日行われる。欧州債務危機で経済が低迷する中、争点は分離独立の是非だ。住民には財政緊縮策を断行する中央政府への不満が高まっており、分離独立派の伸長次第では、スペイン政府の危機対応にも影響を与える恐れがある。

 同州はスペインの国内総生産(GDP)の約2割を占める一方、17自治州で最大の公的債務を抱え、中央政府に約50億ユーロ(約5300億円)の支援要請を余儀なくされた。独自の言語を持ち、独立志向の強い土地柄の上、「税金が他の地方のために使われている」との意識が独立機運を高めている。

 選挙は2年繰り上げて実施。中央政府が同州への徴税権委譲を拒否したことを受け、自治州のマス首相が決断した。首相は選挙に勝った場合、州の「自己決定」について住民に問うとして、分離独立の是非をめぐり住民投票を実施する意向を示している。

 世論調査では、マス首相の与党カタルーニャ同盟(CiU、現62議席)が60〜64議席を獲得し、第1党を維持する見通し。中央政府与党の国民党などが2位を争う。CiUは単独で過半数(68議席)を制すのは難しいが、他の独立推進派の小政党と合わせれば、過半数に届く可能性が高い。

 中央政府は独立を問う住民投票は憲法違反との立場で、独立派が勝利しても、すぐに独立が実現するわけではない。だが、スペインでは10月の北部バスク自治州の議会選でも独立急進派が躍進。ラホイ首相が地方の手綱を握るのが難しくなれば、財政緊縮策の実行にも影響し、金融市場の不安も高めかねない。

 欧州連合(EU)では、カタルーニャが独立した場合には再加盟手続きが必要との見解もあり、世論調査では「独立支持」が「不支持」を上回るが、加盟国の立場を失う場合の支持は大きく落ち込む結果も出ている。

5374チバQ:2012/11/25(日) 00:01:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/erp12112419220003-n1.htm
欧州で分離独立運動が活発化 債務危機で中央政府に不満 
2012.11.24 19:21

バルセロナで開かれた選挙集会で、カタルーニャ自治州とEUの旗がはためく中、演説するマス自治州首相=23日(AP)
 欧州各地ではスペインのカタルーニャ自治州だけでなく、分離独立の動きが活発化している。債務危機対応をめぐる中央政府への不満などが、独自の民族的、文化的意識と相まって独立機運を高めているとみられるが、実現への道筋が描けているわけではない。

 スペインでは10月、北部バスク自治州の議会選で、独立急進派の地域政党バルドゥが第2党に躍り出た。独自言語を持つなどカタルーニャ同様に独立意識が高く、過去には武装闘争も繰り広げられた。

 ベルギーでも10月の統一地方選で、北部オランダ語圏のフラマン地域の分離独立を狙う中道右派「新フランドル同盟」が躍進。南部フランス語圏のワロン地域との「連邦国家」から、緩やかな「国家連合」の実現を目指すが、将来的な独立も視野に入れるとされる。

 これらの地域に共通するのは、国内の他の地域よりも裕福な点。債務危機で、自分たちの富が貧しい地方に奪われているとの不満が独立機運に拍車をかける。

 英国ではケルト系の文化を持つ北部スコットランドが10月、独立の是非を問う住民投票の2014年実施で英政府と合意した。世論調査では経済的な影響を懸念する独立反対派が賛成派を上回るが、スコットランド行政府は北海油田の収入で経済的自立を図る考えだ。

 欧州統合の進展で各国が権限を欧州連合(EU)に委譲する中、中央政府の存在意義が薄れるとの見通しが、独立機運を後押ししているともされるが、独立後も加盟国の地位が維持される保証はない。(ベルリン 宮下日出男)

5375チバQ:2012/11/25(日) 00:03:06
>>5318
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121124/mds12112413580002-n1.htm
コロマ大統領が再選 シエラレオネ、選挙は平和裏に終了 
2012.11.24 13:56

シエラレオネ大統領選で再選されたコロマ氏=17日、首都フリータウン(ロイター)
 西アフリカ・シエラレオネの選挙管理委員会は23日、今月17日に実施された大統領選で、現職の与党、全人民会議党党首のアーネスト・バイ・コロマ氏(59)が再選されたと発表した。大統領職は1期5年、2期までで3選はない。

 5万人以上が犠牲になった内戦が2002年に終結して以来、大統領選は3度目。支持者同士の衝突も懸念されていたが、選挙は平和裏に終わり、大きな混乱は起きていない。

 選管によると、コロマ氏の得票率は58・7%で、当選に必要な55%以上の票を獲得した。次点は野党、シエラレオネ人民党候補のビオ氏で、得票率は37・4%。投票率は約87%だった。

 大統領選には9人が出馬。前回07年の大統領選で当選したコロマ氏は選挙戦で、インフラ整備などの実績を訴えた。(共同)

5376チバQ:2012/11/25(日) 00:06:49
>>3119で名前でてる人
http://www.afpbb.com/article/economy/2912381/9859747
大富豪のサウジ王子、カナダの高級ホテルを買収
2012年11月19日 15:55 発信地:リヤド/サウジアラビア

【11月19日 AFP】世界有数の富豪として知られるサウジアラビアのワリード・ビンタラール王子(Prince Walid bin Talal)が率いる投資会社、キングダム・ホールディング(Kingdom Holding)は17日、カナダの高級ホテル、フォーシーズンズ・トロント(Four Seasons Toronto)を2億ドル(約163億円)で買収したことを明らかにした。

 キングダム・ホールディングの広報によると、購入には手元資金7000万ドル(約57億円)を充てたほか、不動産を担保に1億3000万ドル(約106億円)の融資を受けるという。フォーシーズンズ・トロントにはスイートルーム42室を含む259室の客室がある。

 ワリード・ビンタラール王子は米シティバンク(Citibank)の大株主であるほか、ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏率いるニューズ・コーポレーション(News Corporation)株も保有している。米経済誌フォーブス(Forbes)の昨年の長者番付では世界第26位の富豪で、保有資産は約196億ドル(約1兆6000億円)とされている。(c)AFP

5377チバQ:2012/11/25(日) 02:13:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121123/erp12112300110000-n1.htm
サルコジ氏から聴取、違法献金疑惑で 仏
2012.11.23 00:07
 フランスのサルコジ前大統領(57)が違法な選挙資金を受け取っていた疑惑をめぐり、南西部ボルドーの予審判事は22日、サルコジ氏から事情を聴いた。

 サルコジ氏は2007年のフランス大統領選で、同国有数の富豪から違法な資金を受け取った疑いが持たれている。

 サルコジ氏は今年5月の大統領選決選投票でオランド現大統領に敗れ、政界第一線からの引退を表明していた。

 フランスでは昨年12月、シラク元大統領がパリ市長時代に関わった職員の架空雇用事件で、パリの軽罪裁判所から公金横領罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けた。元大統領は健康状態を理由に控訴を断念、有罪が確定している。(共同)

5379チバQ:2012/11/25(日) 10:30:57
http://www.cnn.co.jp/world/35024818.html
エジプト大統領が「全権掌握」の布告、抗議デモが激化の様相
2012.11.24 Sat posted at 15:18 JST

カイロ(CNN) エジプトの首都カイロなど各地で23日、ムルシ大統領が前日発表したすべての大統領令は司法権限の対象外とする布告に反発する野党勢力らのデモが発生、ムバラク前政権を駆逐した革命の継続やムルシ氏の辞任を要求した。

デモ参加者は数千人規模とされ、警察との衝突も起きた。昨年2月のムバラク前政権打倒デモの主舞台となったカイロ中心部のタハリール広場などに結集したデモ参加者は24日朝も残り、抗議続行の構えを見せている。裁判所判事らの間ではすべての公判などを停止する全土でのストライキ計画が浮上している。

地元紙のコラムニスト、マムーン・ファンディ氏はCNNに対し、ムルシ氏の反対勢力は拡大し続けるだろうとし、大統領が1週間内に追放される可能性があると述べた。反対派は結束しており、相当なエジプト国民がムルシ氏から離反していると分析した。

ムスリム同胞団を支持基盤とするムルシ氏は今年6月、大統領選をへて就任。同国の議会は司法界との対立などを受けて解散状態にあり、大統領令はムルシ氏の権限が司法、行政、立法にまたがって大幅に強化されることを意味する。

ムルシ氏は22日、新憲法が決まるまで半年間、いかなる大統領令や法令も司法権限の対象外とすることを発表。また、昨年の反政府デモでの参加者殺害の容疑者への追及が不十分として検察幹部の解任も発表した。

同氏は23日、カイロの大統領府前で支持者に演説し、大統領令は国民の利益を踏まえた上での措置とし、政治的、社会的な安定を図るために必要と弁明した。

しかし、国際原子力機関(IAEA)の前事務局長で憲法党の党首でもあるモハメド・エルバラダイ氏はCNNに対し「前例がなく理解出来ない行動。ムバラク氏より権力を握っている」とし、「独裁者」と糾弾した。また、23日のデモには数百万人規模が加わったと推定した。

5380チバQ:2012/11/25(日) 11:31:43
http://www.cnn.co.jp/world/35024750.html
シリア激戦地で政府軍が病院を空爆、40人死亡か 反体制派発表
2012.11.22 Thu posted at 11:30 JST


(CNN) シリア内戦の激戦地となっている北部の商業都市アレッポで21日、負傷者らを収容していた病院が政府軍に空爆され、少なくとも40人が死亡したと、反体制派の指導者が発表した。

反体制派「ユシフ・アルアスマ」によれば、空爆は病院を標的として行われ、犠牲者には看護師2人も含まれるという。この病院は、アレッポの主要医療拠点の1つだった。

反体制派が公開した映像によると、患者や民間人、活動家らで混雑することの多い病院の正面ロビーが直撃されたとみられる。

反体制派でつくる地域調整委員会(LCC)によると、この日はシリア全土で108人が死亡した。

CNNはシリア国内での報道活動が制限されているため、政府側及び反体制派の主張を確認できていない。

5381チバQ:2012/11/26(月) 23:19:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121126/mds12112622360003-n1.htm
イスラエルのバラク国防相が政界引退へ 「政治、疲れた」
2012.11.26 22:35

会見で引退を発表するバラク国防相=26日、テルアビブ(AP)
 イスラエルのバラク国防相(70)は26日、記者会見し、来年1月の総選挙には出馬せず政界を引退すると発表した。バラク氏は政界引退の理由を「政治に関わるのに疲れた」などと説明している。バラク氏はネタニヤフ首相と並び、核兵器開発が疑われるイランに対する攻撃も辞さない強硬論者として知られ、同氏の引退は同国の対イラン政策に影響する可能性もある。

 バラク氏は、労働党の党首を務めていた昨年1月、ネタニヤフ連立政権からの離脱を求める党内の反対勢力との対立が深まったことから同党を割って出て新党「アツマウート(独立)」を結成、国防相として連立政権にとどまった。しかしアツマウートの支持率は伸び悩み、次期総選挙では苦戦も予想されていた。

 バラク氏はイスラエル軍で軍情報部トップや参謀総長を歴任。政界転身後の1997年に労働党党首に就任し、99年から2001年まで首相を務めた。首相時代の00年7月には、当時のクリントン米大統領の仲介でパレスチナ自治政府のアラファト議長と和平交渉を行い、合意寸前までこぎ着けたとされる。(カイロ 大内清)

5382チバQ:2012/11/26(月) 23:21:38
>>5338
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121126/erp12112622050002-n1.htm
「女性を主教にはしない」 英国国教会の判断に批判殺到
2012.11.26 22:02 (1/2ページ)
 【ロンドン=内藤泰朗】エリザベス女王をトップに頂く英国国教会が、長年議論を続けてきた女性の主教就任について否定する決定を下し、政府やメディア、教会内から「時代に逆行している」との批判を浴びている。英国国教会は同性婚を認めるか否かをめぐっても、政府と対立しており、来年就任する新しい大主教のもとで「変化」が起きるかどうか注目が集まっている。

 20日に行われた英国国教会総会は、女性が主教に就任することを可能にする議案について投票を行った。女性主教誕生には教会の規約改正が必要だが、その要件である3分の2の得票にわずかに足りず、議案は否決された。

 国教会は20年前、女性司祭は認めたが、教区のトップである主教については女性の就任を認めず、「男女平等に反する」などとして10年以上に及ぶ論争が繰り広げられてきた。

 キャメロン首相は翌21日の議会答弁で、投票結果に不満を表明し、「女性主教を誕生させることは、何年も前から必要だった」との立場を明確にした。

 国教会は現在、男女平等を義務付ける諸法の適用を免除されているが、報道によると、この特別措置を剥奪する法案が議会で議論される見通しだ。

 メディアでも「国教会の自殺」(ガーディアン紙)など厳しい論評が相次ぎ、国教会は世論を敵に回した形となっている。

 この事態に最高位聖職者のウィリアムズ・カンタベリー大主教は「女性主教問題が解決されない限り、国教会は信頼を失い続ける」と強い危機感を表明した。年末に退任するウィリアムズ大主教の後任、ウェルビー次期大主教も22日、ロイター通信に「女性主教は誕生する」と明言。改革を進める姿勢を示した。

 女性主教には賛成するウェルビー次期大主教だが、やはり英社会で大きな話題となっている同性婚については「男女の結婚こそが唯一神の認めた婚姻だ」とする教会の姿勢を固持し、反対するとみられている。

 英国では、世論の6割が同性婚を容認するとされ、政府も同性婚合法化に向けた動きを進めている。

 ウェルビー次期大主教は石油会社の役員を務めていたこともある異色の経歴の持ち主で、英メディアは「経済界での経験がさまざまな問題解決の中で生きてくるだろう」と指摘している。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121109/erp12110922410001-n1.htm
英大主教にウェルビー氏
2012.11.9 22:41

9日、ロンドンで妻と共に写真撮影に応じるジャスティン・ウェルビー氏(ロイター)
 英政府は9日、英国国教会の最高位聖職者であるウィリアムズ・カンタベリー大主教の後任に英中部ダラムのジャスティン・ウェルビー主教(56)が決まったと発表した。英メディアによると、来年3月に就任予定。

 国教会の選考委員会での選出を経て、同日、国教会の最高権威者であるエリザベス女王が任命した。

 国教会は同性愛者の結婚や女性の主教を認めるかどうかで意見が分かれ、大主教の選考は長引いていた。ウェルビー氏は石油会社で働いた経験を持ち、国教会での経歴は浅め。同性愛者の結婚には反対だが、女性の主教には賛成とされる。(共同)

5383チバQ:2012/11/26(月) 23:22:25
>>5373
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121126/erp12112619350000-n1.htm
カタルーニャ州議会選、独立派が過半数維持 独立派与党後退も小党躍進
2012.11.26 19:33

25日、スペインのバルセロナで記者会見するカタルーニャ同盟(CiU)党首のマス自治州首相(右)(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】25日に投開票されたスペイン東部カタルーニャ自治州の議会選挙(定数135)は、分離独立を目指す与党のカタルーニャ同盟(CiU)が議席数を大幅に減らしつつも第一党を維持した。同じ独立推進派のカタルーニャ左翼共和派(ERC)が第二党に躍進したことから、独立派が過半数を制した。

 最終集計によるとCiUは62議席から50議席に減少。ERCが10議席から21議席に倍増し、議席を持たなかった独立推進派の統一進歩党(CUP)は3議席獲得した。独立反対派では、第二党のカタルーニャ社会党が8議席減の20議席、中央政府与党の国民党が1議席増の19議席。

 CiU党首のマス州首相は、勝利すれば分離独立の是非を問う住民投票を行うとの公約を掲げていた。

 ただ、CiUの勢力後退で住民投票の実施は困難になるとの見方もある。マス首相は独立機運を高めることで単独過半数確保を狙ったが、首相が進めた財政緊縮策への反発によって独立派支持票は同派小党に流れてしまった。マス首相は今後、ERCとの協力関係構築を模索するとみられるが、保守系のCiUとERCは政治的色合いが異なり協力できるか微妙だ。

 北部バスク自治州の議会選に続く分離独立派の躍進は、緊縮策への地方の強い不満の表れといえる。中央政府のラホイ政権は、債務危機対応で一段と難しいかじ取りを迫られる可能性がある。

5384チバQ:2012/11/26(月) 23:25:10
>>5180>>5329
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012112600067
党首選、ベルサニ氏トップ=次期首相の有力候補−伊最大野党
 【ジュネーブ時事】イタリア最大野党の中道左派・民主党は25日、党首選を行い、国営テレビが報じた暫定結果によると、ベルサニ党首(61)がトップとなった。ただ得票は過半数に届かず、2位のレンツィ・フィレンツェ市長(37)と12月2日に決選投票に臨むが、再選は確実な情勢だ。
 来春に予定されている総選挙では、ベルルスコーニ元首相が実質的に率いる中道右派・自由国民が大敗し、民主党が第1党となる可能性が濃厚。ベルサニ氏は次期首相の有力候補となる。(2012/11/26-08:58)

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5385チバQ:2012/11/26(月) 23:25:39
>>5383
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012112600023
独立派が過半数維持=左派躍進、不透明感も−カタルーニャ自治州議会選・スペイン

25日、スペイン・バルセロナのホテルで、カタルーニャ自治州議会選の結果を受けて演説する独立派の中道右派「集中と統一(CiU)」を率いるマス州首相(中央)(EPA=時事) 【パリ時事】スペイン東部カタルーニャ自治州議会(定数135)選挙が25日行われた。即日開票の結果、独立を掲げる左派「カタルーニャ左翼共和党(ERC)」が議席を倍増させ躍進。同じく独立派の中道右派「集中と統一(CiU)」は議席を大きく減らしたが第1党の座を守り、両党合わせて過半数を維持した。
 現地からの報道によると、CiUが選挙前の62議席から50議席に後退する一方、ERCは選挙前の10議席から21議席に伸ばし第2党となった。国政最大野党・社会労働党系のカタルーニャ社会党(選挙前28議席)は21議席、国政与党・国民党(同18議席)は19議席だった。
 CiUを率いるマス州首相は大勢判明後、支持者を前に演説し、「結果を見れば、われわれが政権を担い得る唯一の勢力であることは明らかだ」と政権維持に自信を表明。連携に向け他党と協議する考えを示した。
 景気低迷と雇用悪化で中央政府への反発が強まる中、マス州首相は政権を維持できれば4年以内に自治拡大に関する住民投票を実施すると公約し、選挙戦の過程で独立への機運が盛り上がった。ただ、独立派全体で見ると議席は伸びておらず、今回の選挙を受け独立への動きが本格化するかどうかは不透明だ。(2012/11/26-09:21)

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5386チバQ:2012/11/26(月) 23:36:57
>>5381
http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000m030048000c.html
イスラエル:国防相が政界引退 再選厳しく「メンツ保つ」
毎日新聞 2012年11月26日 20時57分

 【エルサレム花岡洋二】イスラエルの元首相で現在の国防相、エフード・バラク氏(70)が26日、テルアビブの国防省で記者会見し、来年1月22日の総選挙に出馬せず政界を引退すると発表した。総選挙後の新内閣結成まで国防相を務める。世論調査では再選されない可能性が指摘されており、一部のイスラエル・メディアは引退理由を「メンツを保つため」と報じている。

 バラク氏は会見で「家族と過ごす時間を増やしたい」と語った。引退は以前から決めていたが、14日からのパレスチナ自治区ガザ地区への軍事作戦を遂行している間は、発表を延期したという。

 一方、バラク氏が党首を務める与党のアツマウート党は、比例代表制で行う総選挙で議席を獲得できない可能性も伝えられていた。

 アツマウートは、11年1月に中道左派の労働党が下野した際に、離脱した議員5人で結成した小党。アツマウートは今後、労働党を含め他党との合流などを検討するとみられ、選挙前の各党の離合集散は活発化しそうだ。

 バラク氏はイスラエル軍の元参謀総長で、労働党の党首として臨んだ99年5月の総選挙では、第1次政権の座にあったネタニヤフ氏(現首相)率いるリクード党に勝ち、同年7月〜01年3月に首相を務めた。00年7月に米国の調停で行ったパレスチナ自治政府のアラファト議長(当時)との和平交渉は、妥結寸前だったとされる。09年3月結成の第2次ネタニヤフ政権で国防相に就任。核兵器開発疑惑のあるイランを封じ込める外交政策やヨルダン川西岸へのユダヤ人入植住宅の新規建設などで主導的な役割を担った。

5387チバQ:2012/11/26(月) 23:37:44
http://mainichi.jp/select/news/20121126k0000e030178000c.html
エジプト:「強権」に反発、大統領派の事務所襲撃1人死亡
毎日新聞 2012年11月26日 11時51分(最終更新 11月26日 12時32分)

 エジプトのモルシ大統領が自らに超法規的な強権を付与したことに反発する集団が25日、北部ダマンフールで、大統領の出身母体であるイスラム穏健派ムスリム同胞団の事務所を襲撃、同胞団員1人が死亡、数十人が負傷した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどが報じた。

 大統領は22日に改正憲法令を発布。新憲法下で議会が選ばれるまでの間、大統領令に一切の異議を認めないなどとする内容で、リベラル派はムバラク前政権下の独裁の再来として猛反発、同胞団など大統領を支持するイスラム勢力との間で緊張が高まっている。(共同)

http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000m030031000c.html
エジプト:大統領と司法幹部が会談 「権限強化」反発続く
毎日新聞 2012年11月26日 19時59分

 【カイロ前田英司】エジプトのモルシ大統領は26日、自ら発令した権限強化への反発激化を収拾するため、司法機関を監督する最高司法評議会幹部と会談する。超法規的な強権化に一部の裁判官が25日にストライキを始めたほか、27日には大統領支持者と反対派の双方が大規模デモを計画し、再び衝突する恐れがある。エジプトの株価指数は25日、昨年の民主化闘争後では最悪の約10%安を記録し、社会は迷走の度合いを深めている。

 モルシ大統領は25日発表の声明で、権限強化は次の人民議会(国会)選挙までの時限措置で、長期独裁を敷いたムバラク前政権の影響力を排除するためだと改めて説明した。日本外務省筋によると、大統領は24日にカイロで飯村豊・中東和平担当特使と会談した際、「移行期には例外的な決定が必要なこともある」と話したという。

 エジプト法曹界には前政権の任命者が残留しており、モルシ大統領の狙いはその司法権限にメスを入れることとされる。判事らは「司法の独立を脅かす」と激しく反発するが、最高司法評議会側は権限強化の適用対象を国家主権に関わる重大事項に限ることで妥協点を探ろうとしている。

 これに対し、昨年の民主化闘争を先導した若者らは、モルシ大統領に完全撤回を要求して、闘争の「聖地」である首都カイロのタハリール広場で泊まり込みの抗議を続けている。有力政治家のエルバラダイ前国際原子力機関事務局長は、今春の大統領選でモルシ氏に敗れたリベラル系の主要候補者らと結集し、新たな政治団体「救国戦線」を発足させた。

5388チバQ:2012/11/26(月) 23:38:33
>>5383>>5385
http://mainichi.jp/select/news/20121126k0000e030184000c.html
スペイン:カタルーニャ自治州の州議会選「独立派」過半数
毎日新聞 2012年11月26日 12時39分(最終更新 11月26日 13時35分)

 【パリ宮川裕章】スペイン政府からの「分離・独立」が最大の争点となった東部カタルーニャ自治州の州議会選(定数135)が25日、投開票され、独立推進派のアルトゥール・マス州首相率いる与党「カタルーニャ集中と統一」(CiU)が第1党を維持した。同様に独立を掲げたカタルーニャ左翼共和党(ERC)も議席をほぼ倍増させ、第2党に躍進。両党合わせて「独立派」が過半数を占める結果となった。スペインでは税収の多い一部の州が、中央政府により多くの納税を求められていることから住民が反発。独立を求める動きが目立ち始めており、今後の展開が注目される。

 スペインでは北部バスク自治州でも先月、州議会選が実施され、独立を前面に掲げる第2党が議席を伸ばした。欧州に広がる経済危機を背景に、財政再建のため地方の財政規律強化を進めたいラホイ政権は、難しい政権運営を迫られそうだ。

 地元メディアによると、CiUは62議席から50議席に減少したが、ERCは選挙前の10議席から21議席に伸ばした。「独立派」の両党は計71議席となり、過半数を獲得した。

 CiU党首のマス州首相は開票後の演説で「我々が州政府を率いることのできる唯一の勢力だ」と強調。連立政権樹立に意欲を見せた。マス首相は選挙前、政権を維持した場合は4年以内に自治権拡大を問う住民投票を行うと公約していた。ただ、州独立には国の憲法改正が必要で、住民投票で支持を得たとしても、さらに多くの手続きが求められる。

 カタルーニャ自治州の州都はバルセロナ。人口は約750万人でスペイン全体の約16%だが、州内の総生産(GDP)は国全体の5分の1を占める。

 GDPが国内トップクラスにあることから、国に対しより多くの納税を求められている。このため財政赤字が累積し、州政府の債務残高は17州で最大の440億ユーロ(約4兆7000億円)に達している。

 住民は「我々の富が中央政府に搾取され、貧しい州に再配分されている」と反発。最新の世論調査では、住民の約半数が独立を「好ましい」と答えた。

5389チバQ:2012/11/27(火) 00:52:15
http://www.cnn.co.jp/world/35024840.html
スペイン・カタルーニャ州で議会選挙 与党が大幅後退
2012.11.26 Mon posted at 10:52 JST

マドリード(CNN) スペイン東部カタルーニャ自治州で25日、議会選挙(定数135)が実施された。記録的な投票率が報じられるなか、マス州首相率いる中道右派の与党「集中と統一(CiU)」が議席を大幅に減らす見通しとなった。

選管サイトによれば、開票率98%の時点でCiUは50議席と、改選前の62議席から大幅に後退。CiUは単独過半数の確保を目指していた。一方で、最大野党の「カタルーニャ左翼共和党(ERC)」が10議席から21議席に躍進した。

両党は経済政策などで隔たりがあるものの、ともに中央政府からの分離独立を主張する。マス首相は、選挙で勝利した場合、独立の是非を問う住民投票を実施すると表明していた。

同州はスペイン17自治州の中で最大の経済力を持ち、保健や教育のほか警察などの権限も認められている。住民らは中央政府に税金を支払うばかりで十分な恩恵を受けていないとの不満を募らせてきた。今年9月には州都バルセロナで独立を求める大規模デモが実施され、推定で州人口の2割に相当する約150万人が参加。マス首相はその後間もなく、2年繰り上げて選挙を実施することを決めた。中央政府側は、自治体のみの判断で独立を決めることは憲法で認められないとの立場を示している。

州政府が今月実施した世論調査では、住民の57%が独立を支持すると答え、1年半に比べ14%増、今年6月から6%増となった。

5390チバQ:2012/11/27(火) 02:03:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00001585-yom-int
クウェート議会選、高まる緊張…国民の不満噴出
読売新聞 11月26日(月)23時46分配信

 ペルシャ湾岸のクウェートで12月1日、国民議会選(1院制、定数50)の投開票が行われる。

 反政府勢力が、政府に有利な選挙制度変更に反発し選挙のボイコットを決めた中、国民の間では政府の汚職やサバハ首長一族の支配に対する不満が噴出、世界有数の産油国は緊張感に包まれている。

 議会選には26日現在279人が立候補している。ボイコットを受け、政府派の圧勝は必至の情勢だ。

 今年2月、実施された国民議会選でイスラム主義や部族主義などの反政府勢力が34議席を獲得し、国政は機能不全に陥った。これを受け、サバハ首長は10月、議会を解散し、これまで各有権者が最大4人にまで投票できた選挙制度を1人1票に変更した。

5391チバQ:2012/11/27(火) 02:12:03
http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000m020113000c.html
英中銀:総裁に初の外国人 カナダのカーニー氏
毎日新聞 2012年11月27日 01時10分

 【ロンドン坂井隆之】英国のオズボーン財務相は26日、イングランド銀行(中央銀行)のキング総裁(64)の後任に、カナダ中央銀行のカーニー総裁(47)を充てる人事を発表した。来年7月1日に就任する。

 来年6月に任期を迎えるキング氏の後任には当初、タッカー副総裁が有力視されていた。しかし、今年6月にロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を巡る不正に巻き込まれ、事実上脱落。初の外国人総裁誕生となった。

5392チバQ:2012/11/27(火) 18:08:30
http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000e030150000c.html
パレスチナ:「オブザーバー国家」に格上げへ 国連
毎日新聞 2012年11月27日 11時01分

 【ニューヨーク草野和彦】パレスチナの国連での地位を現在の「オブザーバー機構」から「オブザーバー国家」に格上げする総会決議案が27日に提出され、29日に採決される見通しとなった。パレスチナの国連代表部の広報担当者が26日、毎日新聞に明らかにした。複数の国連外交筋によると、決議案は賛成多数で採択される可能性が極めて高い。

 「国家」資格を取得すれば、国際刑事裁判所(ICC)など国際機関への加入が可能になる。パレスチナは、イスラエルを戦争犯罪で訴えることも視野に入れつつ、和平交渉を再開するよう圧力をかけるとみられる。

 ロイター通信などによると、決議草案は「パレスチナを国連のオブザーバー国家として認めることを決定」と明記。一方、独立国家パレスチナとイスラエルの2国家共存を目指し、「中東和平交渉の再開と加速」の必要性を強調している。また、国連加盟193カ国のうち、132カ国がパレスチナを国家として承認していることにも言及している。

 決議案は採決に出席・投票した加盟国の過半数の賛成で採択される。現在、バチカンのみが国連の「オブザーバー国家」資格を所持している。

 ICCの加入などに関する規定は「すべての『国』に開放」としている。そのためパレスチナが「機構」から「国」に格上げされると、加入が可能とされている。

 国連総会での採決は29日午後の予定で、パレスチナ自治政府のアッバス議長が演説する予定。

5393チバQ:2012/11/27(火) 18:08:52
http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000e030140000c.html
リトアニア:新首相に日立製原発反対派 交渉は続ける意向
毎日新聞 2012年11月27日 10時26分(最終更新 11月27日 10時41分)


リトアニアの新首相に選出されたアルギルダス・ブトケビチュス氏=AP
拡大写真 【ベルリン篠田航一】日立製作所が原発建設を計画する旧ソ連・バルト3国のリトアニアで、建設に反対する中道左派・社会民主党のアルギルダス・ブトケビチュス党首(54)が新首相に選出され、地元紙は首相は「日立側と交渉を続ける」との意向で、建設の是非についての最終判断は示していないと報じた。

 新政権は12月中旬までにエネルギー政策などの政策綱領を発表する見通し。

 リトアニア議会は6月、東部ビサギナスに計画する新原発の建設について、日立との契約を承認。だが10月の議会選で、それまで原発建設を推進してきた保守系の連立与党が敗北し、原発建設に反対する社会民主党が第1党に躍進。労働党など計4党での連立政権樹立に合意し、11月22日に新首相が選出された。議会選と同時に実施された国民投票でも「建設反対」が6割に達していた。

 地元紙などによると、ブトケビチュス氏はこれまで、「ビサギナス原発は採算性が不透明」との理由で建設に反対。今後、議会で原発凍結に関して審議する方針という。一方で「この原発計画には反対だが、原子力の利用自体は反対ではない。将来的に別の場所で建設することもあり得る」と原発への理解も示している。

 明確に原発撤退を即断できない背景には、エネルギー自給率の低さがある。リトアニアは旧ソ連・チェルノブイリ原発と同型の老朽原発を09年に閉鎖し、現在は電力の7割をロシアからの輸入に依存。独自のエネルギー源確保が課題となっているためだ。一方で首相は電力需要への対応策として、液化天然ガス(LNG)ターミナル建設を急ぐ構想も示している。

5394チバQ:2012/11/27(火) 18:09:16
http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000e030133000c.html
エジプト:大統領、司法の独立尊重を強調 幹部らと会談
毎日新聞 2012年11月27日 10時05分(最終更新 11月27日 10時26分)


アレクサンドリアでイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の事務所に火を付けるなどし、抗議する反対勢力の人々=2012年11月23日、AP
拡大写真 【カイロ前田英司】エジプトのモルシ大統領は26日午後、大統領の権限強化に反発する最高司法評議会の幹部らと会談した。大統領の決定を裁判所が覆すことはできないと定めた「憲法宣言」について、適用範囲を国家主権に関わる決定のみとして司法の独立を尊重する考えを強調した。

 22日の宣言発令以来、エジプト各地で激しい抗議が続いており、大統領は一応の「譲歩」を示して事態打開を模索した。しかし、宣言の修正や撤回の考えはなく、反対派の怒りが収まる気配はない。

 会談はメッキ法相が仲介。モルシ大統領は司法機関を監督する最高司法評議会が事前に示していた「妥協案」を受け入れる形で、憲法宣言の適用範囲を限定する考えを示した。しかし、地元紙アルマスリ・アルヨウム(電子版)などによると、最高司法評議会側には大統領の対応に根強い不満があり「事態は何も解決していない」との声が漏れている。

 アリ大統領報道官は会談後、憲法宣言の発令について正当化するとともに、発令の目的についても改めて、改革の速度を上げ、民主的な政権移行を完遂するためだと説明した。

 モルシ大統領の出身母体の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は26日夜、さらなる緊張を避けるため、27日に予定していた大統領支持のデモを中止すると発表した。

 これに対し、反体制派は予定通り27日に大規模デモを敢行する方針。今春の大統領選に出馬して惜敗した左派の有力政治家サバヒ氏は26日、「大統領が憲法宣言を撤回するまで平和裏にデモを継続する」と宣言した。

5395チバQ:2012/11/27(火) 23:16:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/mds12112721520004-n1.htm
モルシー氏と司法界との協議決裂 憲法宣言、司法界に先手 エジプト 
2012.11.27 21:50 (1/2ページ)

 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領は26日夜、自身への司法の干渉を一切排除するとする憲法宣言を発布したことに反発する司法界の代表者らと会談、宣言撤回には応じず、協議は決裂した。世俗主義勢力を中心とする反モルシー派は27日も抗議デモを続け、治安部隊との衝突を繰り返した。また今回のモルシー氏の強権発動をめぐっては、ムバラク前政権関係者にも近い司法界による不穏な動きをモルシー氏が察知し先手を打ったとの見方が浮上している。

 モルシー氏の出身母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など大統領支持派は27日、予定していた反モルシー派への対抗デモを中止した。ただ両派の緊張は緩んでおらず、市民の間では混乱拡大を懸念する声が高まっている。

 モルシー氏が自身に絶対的な権限を付与する憲法宣言の発布に踏み切った舞台裏について、26日付の独立系紙マスリユーンなどは、モルシー氏が今月上旬、公安機関から受け取った1通の報告書がきっかけとなったと報じている。

 そこには、12月2日に予定される最高憲法裁判所での裁判で、諮問評議会(上院に相当)と憲法制定委員会の解散が命じられる可能性が高いことが記されていたという。同評議会や憲法制定委は同胞団が多数派を握るだけに、実際に解散されればモルシー氏には大打撃となる。

 モルシー氏に批判的だった当時のマハムード検事総長が、裁判所と連動する形で、6月の大統領選での不正などを突破口に選挙結果を無効にすることや、同胞団幹部の訴追を画策していたとの報道もある。

 同胞団内部に詳しい同胞団系ニュースサイトの元編集長シャルヌビ氏によれば、モルシー氏と同胞団指導部は今月17日と22日に対応を協議。モルシー氏は22日夕、マハムード検事総長の更迭と憲法宣言の発布を発表した。その間、同胞団は検事総長に対し、前政権関係者への追及が甘いとの批判キャンペーンを展開し、モルシー氏の決定発表への地ならしを進めた。

 一方、モルシー氏と司法界の協議が決裂したことで、憲法裁が12月2日の判決を強行するとの見方も強まっており、モルシー氏に不利な判決が出れば、同胞団側の態度が硬化しさらに混乱が深まる可能性もある。反モルシー派のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は26日、「モルシー氏は軍部の介入を招きたいのか」と宣言撤回を促した。

5396チバQ:2012/11/27(火) 23:23:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000023-jij_afp-int
コンゴの反政府勢力M23、ゴマ撤退を発表
AFP=時事 11月27日(火)19時33分配信
【AFP=時事】コンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府武装勢力「M23(3月23日運動)」は27日、制圧していた同国主要都市ゴマ(Goma)から撤退すると発表した。M23による20日のゴマ制圧は、新たな紛争の火種として懸念されていた。


 M23幹部のアントワーヌ・マンジ(Antoine Manzi)大佐は、政府との協議を開始するため、ゴマからM23戦闘員を撤退させる要請に応じると述べた。

 周辺諸国の首脳らはM23に対し、11月26日深夜までにゴマから撤退するよう通告していた。またコンゴ政府軍もM23に対し、武力による排除を警告していた。【翻訳編集】 AFPBB News

5398チバQ:2012/11/28(水) 00:38:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112702000118.html
スペイン・カタルーニャ 新国家なお、道険しく
2012年11月27日 朝刊


 【カタルーニャ(スペイン)=野村悦芳】スペイン北東部カタルーニャ自治州で二十五日に実施された州議会選挙では、独立支持派が議席の三分の二近くを占め、独立への民意の高まりが明らかになった。独立派の第一党「集中と統一」は公約に掲げた住民投票を四年内に実施して独立の賛否を問う構えだが、実施へのハードルは高い。新国家樹立には課題が山積している。

 十二議席を失った集中と統一の党首マス州首相は「今後は他党の協力を求める」と述べ、独立派に連立を呼び掛ける姿勢を示した。

 日刊紙バンガルディア(電子版)によると、第二党に躍進した急進独立派「カタルーニャ左翼共和党」のジュンケラス党首は交渉に応じる方針。他の独立派二党も住民投票実施には賛成しており、少なくとも住民投票への協議は始まるとみられる。

 しかし、スペインでは国会の同意のない住民投票は認められておらず、国内総生産(GDP)の二割を占めるカタルーニャ州を失いたくない中央政府は「住民投票は違憲でクーデターに等しい」(ガルシアマルガリョ外相)と真っ向から批判し、応じない見通しだ。合憲性をめぐり訴訟に発展する恐れもある。

 住民投票で独立の民意が表明されたとしても、難関はさらにある。最大の問題は欧州連合(EU)に新国家が自動的には残れない可能性が高いこと。再加入には全加盟国の了承が必要だが、スペインの反対は必至だ。

 また、新国家にはスペインの巨額の債務を一部負担させるべきだという声も中央政府にはある。

 十七自治州最大の債務を抱えるカタルーニャは、国に既に約五十億ユーロ(五千三百億円)の支援を要請しており、これ以上の負担には耐えられそうにない。中央政府との摩擦がさらに過熱すれば、スペインの債務危機対策にも影響が出ることになる。

 <カタルーニャ州議会選挙結果> スペインからの分離独立を最大の争点に行われ、与党でマス州首相率いる中道右派の「集中と統一」など、独立支持の4党が定数135のうち87議席を占めた。

 集中と統一は12議席を失い50議席に大きく後退したが、第1党の座を守った。急進独立派のカタルーニャ左翼共和党が10議席から21議席に増え、第2党に躍進。両党で過半数を制した。

 独立に反対する勢力では、カタルーニャ社会党が8議席減の20議席、国政与党の国民党は1議席増で19議席だった。投票率は69・56%。

5400チバQ:2012/11/28(水) 01:54:13
http://mainichi.jp/select/news/20121126ddm007030142000c.html
イスラエル:ガザ攻撃停戦 与党会派の支持低下 「地上侵攻回避」影響か
毎日新聞 2012年11月26日 東京朝刊

 【エルサレム花岡洋二】23日発表の地元紙マーリブの世論調査によると、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの停戦を受け、来年1月に国会(120議席)の総選挙を控えるイスラエルのネタニヤフ首相の勢いが失速している。首相率いるリクードなどの統一会派の獲得議席予想数は、戦闘前の調査(10月末)の43議席から37議席に減った。地上侵攻回避への失望が背景にあるとみられる。

 また、調査では「停戦を支持する」との回答は31%で、「作戦継続(地上侵攻)を支持する」の49%を下回った。ロケット弾攻撃にさらされ、ハマスに決定的な打撃を加える地上侵攻を期待した有権者にとって「停戦は受け入れがたい決定だった」(マーリブ紙)という。

 ただ、リクードと極右政党「わが家イスラエル」との統一会派が第1党(会派)になるとの予測に変化はなく、マーリブ紙はロケット弾攻撃が長い期間止まれば、支持も回復する可能性を指摘している。

5401チバQ:2012/11/28(水) 22:31:15
>>5334
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/erp12112818500007-n1.htm
仏野党党首選混迷 前大統領サルコジ氏の存在感高まる
2012.11.28 18:47 (1/2ページ)

 【ベルリン=宮下日出男】フランスの最大野党で保守系の国民運動連合(UMP)で、サルコジ前大統領の後継者選びをめぐる内紛が深刻化している。党首選ではコペ幹事長が僅差で勝ったが、対抗馬のフィヨン前首相が集計ミスを主張して再選挙を要求。党分裂も懸念される中、サルコジ氏が仲裁に乗り出すなど、再び存在感を高めている。

 18日の党首選では党員約18万人が投票し、98票差でコペ氏の当選とされたが、フィヨン氏は海外領土分の集計が不正確だと異議を唱えた。党調停委員会も26日に「コペ氏勝利」と判断したが、フィヨン氏は認めずに法廷闘争もちらつかせ、国会で別会派を結成する動きが表面化した。

 確執の背景には路線をめぐる対立がある。コペ氏は大統領選で極右支持層獲得のため、“右傾化”したサルコジ氏同様に移民に厳しい主張を展開。一方のフィヨン氏は保守中道寄りに軸足を戻すことを目指す。ある元閣僚は党内の亀裂を「これほど危険な状態は過去にない」と懸念する。

 UMPはもともとドゴール派の保守政党や中道勢力が結集した“寄り合い所帯”で、サルコジ氏の求心力で結束を保ってきた面がある。党の重鎮であるジュペ前外相も「解決策を示す権威があるのは彼だけだ」と表明。サルコジ氏は26日にフィヨン氏と会談し、党首選の再実施を提案するなど仲裁を始めた。

 党の行方が不透明感を増す中、2017年の次期大統領選に関する最近の世論調査では、フィヨン氏(24%)、コペ氏(15%)を上回る党支持層の52%がサルコジ氏の再出馬を支持。

 別の世論調査では、オランド大統領の支持率は3割台に落ち込んだ。大統領選での敗北後、政界の一線から身を引くとしたサルコジ氏が「復権」を図る好機でもある。仏メディアもサルコジ氏が再出馬の可能性を排除していないと報じる。

 ただ、07年大統領選の違法献金疑惑では、立件は当面見送られる方向となったものの、パキスタンへの潜水艦売却に絡む裏金疑惑などが今もくすぶり、当局が追及する可能性も残る。

5402チバQ:2012/11/28(水) 22:36:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2913431/9902458
南ア大統領、再選願って先祖に祈とう 牛いけにえに
2012年11月27日 17:13 発信地:ヨハネスブルグ/南アフリカ
【11月27日 AFP】南アフリカのジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領とその家族が、大統領の続投を祈願するために地元の村で行った伝統儀式で12頭の牛をいけにえにしたと、同国のメディアが26日に報じた。

 現地紙タイムズ(The Times)によると、地元クワズール・ナタール州(KwaZulu-Natal)ヌカンドラ(Nkandla)村の儀式では一族の長老が、12月に行われるアフリカ民族会議(African National Congress、ANC)の議長選においてライバル候補からズマ大統領を守り導くよう、先祖に祈とうしたという。また同国の日刊紙スター(The Star)は、出席者には牛の丸焼きと伝統的な醸造酒が振る舞われたと伝えている。

 タイムズ、スター両紙は1面に、ズマ大統領がヒョウ革でできたズールー(Zulu)戦士の装束を身にまとい、槍と盾を振り回している姿を掲載した。ANCの関係者はこの儀式には参加しなかった。

 ANCの次期議長選が迫る中、ズマ大統領支持者の一部はこの数か月間、鞍替えしてカレマ・モトランテ(Kgalema Motlanthe)副議長の支持にまわり、公然とズマ大統領の退陣を求めている。経済の停滞や高い失業率、汚職問題など喫緊の課題が目白押しの中、ズマ大統領はリーダーシップを問われて非難され、再選に向けて苦戦している。

 また今回儀式が行われたズマ大統領の地元のンカンドラ村には、警備システムに2千800万ドル(約23億円)を投じたとされる大統領の自宅があり、議論を呼んでいる。

 支持率の低迷にもかかわらず、政治評論家らはズマ大統領のANC議長再選を予想しており、また南アでは与党ANCが圧倒的優勢にあることから、2014年の大統領選でも必然的に再選されるだろうとみている。(c)AFP

5403チバQ:2012/11/28(水) 22:40:53
http://mainichi.jp/select/news/20121129k0000m030068000c.html
パレスチナ:格上げ採決、イスラエルと米国は静観の構え
毎日新聞 2012年11月28日 20時16分

 【エルサレム花岡洋二】パレスチナの国連での地位を、現在の「オブザーバー機構」から「オブザーバー国家」に格上げする総会決議案が27日、国連総会に提出された。採決を強硬に阻止しようとしてきたイスラエルと米国は、採決は不可避と判断し、静観する構えをみせている。

 自治区ガザ地区を実効支配し両国が「テロ組織」に指定するイスラム原理主義組織ハマスは、イスラエルとの戦闘と停戦をへて、パレスチナ内部で発言力を強めた。イスラエルや米国には、和平路線のアッバス議長の自治政府に代わってハマスが台頭する事態を避けたい狙いがある。アッバス議長に圧力をかけ、採決を断念させればパレスチナ内での議長の権威が失われ、自治政府の崩壊すら危ぶまれるため態度を軟化せざるを得なくなった。

 総会決議は、安全保障理事会の決議とは異なり、法的拘束力を持たず、国際世論が「将来のパレスチナ国家樹立」を支持することを示す政治的な意味合いが強い。また、パレスチナ側は、格上げされた場合に国際刑事裁判所(ICC)への加盟を計画。刑事裁判所にイスラエルによるヨルダン川西岸への入植活動などが「国際法違反」だと提訴する狙いがある。

 イスラエルや米国は当初、アッバス議長に対し採決の断念を求めていたが、決議案の採択は避けられないと判断。地元メディアによると、米国側がイスラエルのネタニヤフ首相に、決議案の文面を弱めることに重点をおく外交作戦に変更するよう提案。また、当初イスラエルが警告していた、採択された場合の報復措置についても緩和を求めた。

 イスラエルは「自治政府が崩壊すれば、その負担は私たちにのしかかる」(イスラエル外交筋)と判断。パレスチナ側に▽決議採択後にICCに加盟申請しない▽決議でヨルダン川西岸、ガザ、東エルサレムでの主権を宣言しない−−ことなどを確約させることで決着させようとしている。

5404チバQ:2012/11/29(木) 01:02:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112822520005-n1.htm
エジプト反政権デモ 軍部は沈黙、対立深まる
2012.11.28 22:52
 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領が自らに絶大な権限を付与する憲法宣言を発布したことに抗議する反モルシー派のデモは各地で28日も続いた。中東の衛星テレビ局、アルジャジーラによると、27日にはデモ参加者が推定20万人を超え、モルシー政権下で最大規模に発展した。

 首都カイロのタハリール広場では、治安部隊との衝突で1人が死亡し、宣言発布後の死者は3人となった。軍部が沈黙を守る一方、同国最大のイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団を後ろ盾とするモルシー氏は宣言を撤回しない姿勢を崩さず、対立が深まっている。

 「モルシーは去れ」「ムルシド(同胞団の最高指導者)支配を倒せ」。27日夜、同広場には、モルシー氏や同胞団を非難する市民が続々と集まった。デモ隊には、今回の憲法宣言は同胞団指導部の意を受けたモルシー氏が同胞団支配を確立するために行ったものだ−との疑念が渦巻く。

 宣言発布後、モルシー政権からは補佐官少なくとも4人が辞任。閣内から、宣言を支持するか否かで「留保すべき部分がある」(メッキ法相)といった発言が飛び出していることも反モルシー派の勢いにつながっている。

 これに対し、同胞団報道官は「宣言後に大統領の支持率は90%に上がった」と主張し、一歩も引かない構えだ。同胞団などはイスラム教の金曜礼拝が行われる30日に対抗デモを予定しているが、さらなる衝突や混乱の引き金となる懸念もある。

 こうした情勢にあって注目されるのが軍部の動向だ。モルシー氏は8月、政敵のタンタウィ前国防相を電撃解任するなど、もともと同胞団を強く警戒する軍部の掌握に努めてきた。

 現在のところ軍部に目立った動きはないが、昨年1〜2月の民衆デモでは、軍部が当時のムバラク大統領に退陣を迫り事態収拾を図った経緯があるだけに、モルシー氏は、メンツを保ちつつ、軍の介入を受けかねない騒乱は回避する方策を探るという難しい立場に立たされている。

5405チバQ:2012/11/29(木) 19:59:03
http://mainichi.jp/select/news/20121130k0000m030015000c.html
イタリア:モンティ首相1年 2大政党は緊縮策批判強める
毎日新聞 2012年11月29日 18時22分(最終更新 11月29日 19時38分)


イタリアのマリオ・モンティ首相=2012年11月12日、AP 【ローマ福島良典】イタリアの経済学者、マリオ・モンティ首相(69)率いる実務者内閣が正式発足から今月で1年を迎えた。首相は卓越した行政手腕で債務危機のイタリアを立て直し、「10年にも相当する1年」(イタリア紙レプブリカ)と評価される。来年3月10日に総選挙が実施される見通しだが、財政安定の「頼みの綱」として引き続きの登板を求める声が絶えず、17日には市民団体が支持集会を開いた。一方、モンティ内閣の存続を望まない2大政党は揺さぶりを強めている。

 モンティ首相はイタリアへの投資呼び込みのため、18日からペルシャ湾岸産油国を歴訪中だ。最初の訪問国クウェートで「失われた10〜15年の後、イタリアの前途には成長の可能性がある」と指摘し、「統治者は成長、正義、腐敗・脱税との戦いを目指さなければならない」と、改革継続の必要性を強調した。

 政党政治の刷新を求める市民団体は17日、モンティ氏の進める改革を支持する約7000人の集会をローマで開催。イタリア自動車メーカー、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長が「イタリアと欧州において、誰よりも再建に取り組めるのはモンティ氏だ」とエールを送った。

 モンティ首相の強みは元・欧州連合(EU)欧州委員の経歴と、内外の要職に味方がいることだ。特にナポリターノ伊大統領、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の支持は大きい。両者らの後ろ盾を得て、年金制度や労働市場の改革、ぜいたく品への増税、歳出削減などの施策を相次いで打ち出した。

 「モンティ効果」で国債利回りは過去1年間で7%台から5%弱へと低下(価格は上昇)した。レプブリカ紙によると、欧州経済の安定を望むオバマ米大統領は再選後、モンティ氏に電話で「挑戦」に立ち向かうよう促したとされ、メルケル独首相も続投を支持しているという。

 だが、財政緊縮に伴う景気後退で「モンティ氏の掲げた成長促進戦略は失速した」との批判も国内では出ている。「痛み」を伴う緊縮策に国民の反発は強く、就任直後に60%台を記録した首相支持率は漸減している。

. 反緊縮世論を受け、中道右派政党「自由国民」のシルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)は16日、「実務者内閣の1年は悲惨。欧州に押し付けられた経済政策を変えなければならない」と批判を繰り広げた。中道左派「民主党」のピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)もモンティ内閣の存続には否定的だ。

 だが、世論調査によると、総選挙では2大政党のいずれも単独過半数を獲得できない見通し。その場合、選挙後の連立政権の首相にモンティ氏を据える選択肢が浮上する。モンティ首相は12日、「富裕税には反対ではない」と述べ、貧富の格差に敏感な民主党支持層に秋波を送った。今後、選挙後を見据えた駆け引きがイタリア政界で熱を帯びそうだ。

.

5406チバQ:2012/12/01(土) 13:44:48
http://mainichi.jp/select/news/20121127ddm007030147000c.html
コロンビア:和平への道/上 国民の1割、紛争被害者
毎日新聞 2012年11月27日 東京朝刊

 約50年続く紛争を終わらせるため、コロンビア政府と反政府ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の和平交渉がキューバで行われている。コロンビアを訪れると、市民の反応は冷静だった。たとえ和平協定ができても平和は簡単にこない、とみているのだ。障害は何なのか。現地で探った。【ボゴタで國枝すみれ】

 ◇繰り返される殺人、闇に
 殺人、拉致、恐喝−−。和平交渉の懸案の一つは革命軍兵士が犯した罪をどう裁くかだ。被害者との和解は可能なのだろうか。

 グロリア・サラマンカさん(42)の次男ハイロさん(当時20歳)は06年、南部ナリニョ県サンチェスで消息を絶った。異変を感じ、離婚した夫と合流し自宅に向かった。残っていたのは懐中電灯一つ。

 「この子を知らない?」。写真を手に聞いて回ると、ある男が「革命軍に殺され川に投げ込まれた」という。「なぜ」と叫んだサラマンカさんを、男は小声で制した。「ここにはゲリラも極右民兵もいる。密告されれば私も殺される」

 息子に会いたい一心で、サラマンカさんは革命軍の基地を訪ねた。ハイロさんの腕時計を副官が使っていた。元夫は「私が息子に贈った時計だ」と叫んだ。追い出された2人は声をあげて泣いた。

 革命軍は「税」を取り立て、支払いを拒否した市民を殺す。ハイロさんも犠牲になったとみられる。今も遺体は見つからない。

 「息子の死を受け入れゲリラも許す」と話すサラマンカさん。だが、カウンセリングと安定薬が欠かせない。

 殺人や拉致事件のほとんどが闇に葬られる。「だから繰り返される」と考えるシヒフレド・ロペス弁護士(49)はすべてを開示するよう革命軍に求める。

 西部バジェデルカウカ県議会議員だった02年、他の11人と革命軍に拉致された。一人生き残り09年に解放されたロペス氏は、紛争の被害者こそ和平交渉に参加すべきだと主張する。「政府と革命軍だけでは、脚が2本しかない机だ。ゲリラの恩赦を決めるのは被害者であるべきだ」

 中部メタ県ウリベで08年地雷を踏み、左足を失ったレイネル・バルボサさん(26)は「恩赦して和平協定を結ぼう。被害者が増えるよりはいい」。

 紛争の構図は複雑で、85年以降の人権侵害事件の多くは軍や極右民兵が引き起こした。

 バルボサさんの故郷は革命軍の支配下。02年に軍が村民を攻撃、隣町では極右民兵による虐殺が起きた。バルボサさんは「武器を持つ者はみな、やりたい放題だった」と振り返る。

 政府は11年に新法を制定。12〜21年で約549億ペソ(約25億円)の予算を確保し、被害に応じ最高2200万ペソ(約99万円)の賠償金を支払う。来年からは、虐殺が起きた村などで集団心理療法を始める。

 社会心理ケアチームのリナ・ロンドンさん(30)は「生き延びるために他人を密告し住民同士が反目する村、恐怖で沈黙する村もある」。

 紛争の被害者は人口の1割。気の遠くなるような努力と莫大(ばくだい)な資金が必要だ。

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 ◇過去の交渉、数年で瓦解
 【メキシコ市・國枝すみれ】中南米最大の反政府ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)とコロンビア政府の本格的な和平交渉が19日に始まったが、過去の交渉は数年で瓦解(がかい)しており先行きは不透明だ。

 革命軍は貧しい農民への農地と富の分配を求めて64年に創設された。政府軍、極右民兵との戦いで約60万人が犠牲となり、96年から昨年末までに約394万人が難民化した。

 サントス大統領は10年の就任時から、革命軍を攻撃しつつ対話窓口も開ける両面作戦をとった。ゲリラが信頼するベネズエラやキューバの政府と外交関係を改善。11年には投降ゲリラ兵の社会復帰制度を含む紛争被害者支援法を制定し、和平構築に向け土壌を整備してきた。

 一方、軍事的に劣勢の革命軍は交渉しか道はない。02年に2万人を擁し国土の3分の1を実効支配したが、政府が米国の資金援助で行った掃討作戦で弱体化し、現有兵力は約8000人。麻薬取引と身代金目的の誘拐で国民の支持も失った。

 交渉妥結の高いハードルに、信頼の欠如がある。84年の第1次和平協定締結後、革命軍は合法的に政界進出を図ったが、軍や極右民兵に当選議員ら1100人以上を暗殺された。

 政府も、前回の交渉で非武装地域を設定したところ、革命軍が麻薬取引で軍事力を増強させた経緯を忘れていない。紛争の根本原因である大土地所有者の農地占有問題も、解決していない。

5407チバQ:2012/12/01(土) 13:46:03
http://mainichi.jp/select/news/20121128ddm007030165000c.html
コロンビア:和平への道/中 貧困が生むゲリラ、社会復帰にも高い壁
毎日新聞 2012年11月28日 東京朝刊

 コロンビア政府との武装闘争を放棄したゲリラは、どう社会復帰するのか。

 元ゲリラ兵を支援する「再統合センター」は全国に29カ所ある。ボゴタの事務所は職業安定所のようだ。壁に「レストラン従業員」「警備員」などの求人情報がはりだされ、相談員が並ぶ。元ゲリラ兵たちは黙々と書類に記入していた。

 中部メタ県出身の女性、レイディ・エナオさん(23)は、幼いころから父親と一緒にコーヒー豆の原料となる赤い実を摘んだ。01年、コロンビア革命軍(FARC)に「いい生活ができる」と誘われ12歳で入隊した。

 密林の行軍、飢え−−。「家族に会えないのが、きつかった」。1年半料理係を務めたが、爆薬を受け取りに町に向かった男性ゲリラと一緒に逃げた。

 11年は1308人、今年は10月までに761人の革命軍ゲリラ兵が投降した。過去10年の累計は1万7611人に達する。だが、革命軍は新兵募集に困らない。中央政府の力が届かないへき地では「飢えるよりも、と親が子どもをゲリラに差し出す」(エナオさん)のが普通なのだ。政府統計(11年)では、農村部で1日の生活費が280円以下の貧困層は全体の46・1%だ。

 投降したゲリラは再統合センターで心理セラピーを受け、月約15万ペソ(約6800円)の生活支援金を受け取りながら職を探す。就学や職業訓練受講で支援金は2倍になる。紛争被害を受けた村での奉仕活動も義務だ。最終目標は「人間的な感情を取り戻し、他人と共存できる良き市民になること」だ。

 センター職員のマルタ・カラさんは「投降ゲリラの3割は読み書きができない。両親を知らず、名前すらない少年兵もいる」という。戦場心理の修正も容易ではない。警官や軍人を見て逃げようとする者も多い。

 技術や学歴がない元ゲリラ兵にとって就職は難題だ。差別もある。銃が扱いたくて、革命軍に次ぐ規模の左派ゲリラ民族解放軍(ELN)に15歳で入り、6年間戦闘したマニュエル・ゴンサレスさん(30)は「『ゲリラは信頼できない』と門前払いされたり、最低賃金すら払ってくれない雇用者もいた」という。

 武装解除と引き換えに減刑され、社会に統合されたはずの極右民兵が食い詰めて犯罪集団となった運命を、革命軍もたどる危険はある。コロンビア国立大学のアレホ・バルガス教授(政治学)は「貧困はコロンビアが抱える爆弾だ。解消しないと紛争は終わらず、別のゲリラが生まれるだけだ」という。【ボゴタで國枝すみれ】

5408チバQ:2012/12/01(土) 13:47:56
http://mainichi.jp/select/news/20121129ddm007030151000c.html
コロンビア:和平への道/下 解決見えぬ農地問題 ゲリラと政府「同床異夢」
毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

 左派ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と政府の和平交渉での最大の課題、そして将来も火種として残りそうなのが、農地問題だ。85年以降、紛争中に放棄されたり略奪されたりした農地は約600万ヘクタールに達し、約450万人が難民となり都市に流れ込んだ。

 南部プトゥマヨ県のインガ族自治区。02年、政府軍が来て石油会社の開発計画に反対する先住民指導者を暗殺し始めた。エデルミロ・インバチさん(43)は「軍に殺されるか、革命軍に入って戦うか、農地を捨て逃げるか。選択肢は三つしかなかった」と振り返る。

 指導者だった兄のエディルベルトさんは09年、革命軍に捕まった。石油会社はゲリラが要求した「通行税」の半額しか払わず、「残りは先住民に横取りされた」とうそを吹き込んでいた。疑惑を晴らした兄を解放する際、ゲリラは忠告した。「石油会社はお前を殺せば3億ペソ(約1350万円)払うと言ってたぞ。気をつけろ」。2カ月後、兄は極右民兵に殺された。

 石油会社社員と役人は軍に護衛されて去年も自治区に「視察」にきた。極右民兵の殺人も続く。首都ボゴタに逃げたインバチさんは「和平交渉? 何も変わらないだろう」と悲観的だ。

 政府は11年、土地返還法を成立させ、奪われた土地を農民に戻そうとしている。約2万6000人が計200万ヘクタールの返還を申請し、75人の専従判事が3600件を審議中だ。だが、5、6割は土地登記書がなく、本来の所有者判定は容易ではない。政府軍と極右民兵が農地を奪い、第三者に転売した例もある。革命軍が問題視する、人口の1%強が52%の農地を所有する大土地所有の実態は変わりそうにない。

 左派政治家だった父親を暗殺されたホセ・アンテケラ氏(29)は、和平交渉は「同床異夢」と指摘する。「革命軍は農地を取り戻して自給自足型の農村開発をしたい。政府は鉱山や石油パイプラインへの外国投資を拡大したい。両者は和平を求める点で一致しているが、動機は全く違う」。目指す開発の方向性が違うため、合意が破綻する可能性はある。

 さらに、革命軍指導部が和平に合意しても、配下部隊が従わない可能性もある。革命軍は部隊維持費に月30億ペソ(約1億3500万円)を使う裕福なゲリラだ。主要資金源のコカイン栽培の中心地である東南部の部隊は金も力もあり、妥協の必要性を感じていない。

 東部戦線で27年間戦った投降ゲリラ兵、ルイス・オルティスさん(46)は「多くは武器を捨てない。交渉は革命軍の存在を世に知らしめるための戦略だ」と断言した。【ボゴタで國枝すみれ】

5409チバQ:2012/12/01(土) 14:04:40
http://www.cnn.co.jp/world/35025068.html
パレスチナを「国家」に格上げ、国連総会が決議案採択
2012.11.30 Fri posted at 09:53 JST

ニューヨーク(CNN) 国連総会は29日、パレスチナ自治政府の参加資格を「非加盟オブザーバー組織」から「非加盟オブザーバー国家」に格上げする決議案を賛成138、反対9、棄権41の賛成多数で採択した。採決では米国やイスラエルが反対し、ドイツは棄権した。

国連の非加盟オブザーバー国家は、バチカンと同等の立場となる。パレスチナはイスラエルとの関係において、この新たな立場を活用したい考え。決議案の起草にはフランスやスペインなどの欧州諸国が協力した。

国連で国家として承認されても象徴的な意味合いにとどまるとの見方が大勢を占める。しかしパレスチナ自治政府のアッバス議長は「2国家の解決を救う最後のチャンス」と位置付けた。

一方、イスラエルのプローサー国連大使は同決議について、長年にわたる具体的な問題をほとんど無視したものだと批判、国連決議はイスラエルとパレスチナの直接的な交渉に取って代わることはできず、「この決議では和平の追求はできない」と語った。

ライス米国連大使は、決議によって「パレスチナの国家としての地位が確立したわけではない」と強調。パレスチナとイスラエルの双方に対し、前提条件なしの直接交渉を再開するよう促した。

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は今回の決議について、「交渉再開がすぐに必要なことが示された。両当事者に対して、交渉による平和に向けて再び取り組むように要請する」と語った。

http://mainichi.jp/select/news/20121201ddm007030149000c.html
パレスチナ:「国家」格上げ 米、イスラエルとパレスチナの仲介役果たせず
毎日新聞 2012年12月01日 東京朝刊

 【ワシントン白戸圭一】米国はパレスチナのオブザーバー国家への格上げに反対し、「イスラエルとパレスチナの交渉でしか和平は実現しない」と交渉再開を双方に求めてきた。だが、オバマ政権とネタニヤフ・イスラエル政権の関係は冷却化しており、米国は交渉仲介者の役目を果たせなくなっている。

 オバマ大統領は10年9月に直接交渉を仲介したが、イスラエルが入植活動停止の延長に応じずに約1カ月で中断した。このためオバマ政権は、表向きはイスラエルとの同盟の重要性を強調するが、本音では「ネタニヤフ政権が交渉を頓挫させた」と考えている。

 米側の「本音」が暴露されたのは昨年11月の米仏首脳会談。ネタニヤフ首相を「うそつき」と呼んだサルコジ仏大統領(当時)に対し、オバマ大統領は「あなたは彼にうんざりだろうが、私は頻繁に彼の相手をしなければならない」と返答。会話は気付かぬ間にマイクに拾われ、仏メディアに報道された。

 イスラエル偏重だったブッシュ前政権の退場後、米国には「無条件のイスラエル支持は米国の国益を阻害する場合もある」との議論が出始めた。オバマ大統領は昨年5月の中東外交に関する演説で「友人には真実を告げることが重要だ。イスラエルも持続可能な平和のため大胆に行動しなければならない」とネタニヤフ政権に政策変更を求め、強い反発を招いた。

 今回の決議案採択を巡っては、バーンズ米国務副長官らがアッバス・パレスチナ自治政府議長に再考を求めたが、最終的には日本やフランスまで決議に賛成する事態となった。オバマ政権はパレスチナ、イスラエル双方に影響力を行使できず、政権2期目へ向け中東政策の抜本的立て直しが急務になっている。

5410チバQ:2012/12/01(土) 14:06:50
http://mainichi.jp/area/news/20121130ddf001030006000c.html
パレスチナ:国連総会「国家」決議 日本など138国賛成、米は反対
毎日新聞 2012年11月30日 大阪夕刊

 【ニューヨーク草野和彦】国連総会(加盟193カ国)は29日、パレスチナの国連での資格をこれまでの「オブザーバー機構」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案を138カ国の圧倒的賛成多数で採択した。国連の「加盟国」ではなく、投票権はないが、国際社会の7割以上が「国家」と認めたことで、パレスチナ自治政府は独立国家実現への弾みとしたい考えだ。パレスチナ自治区は喜びに包まれたが、一方でイスラエルは反発しており、中断したままの和平交渉への影響が懸念される。

 賛成は日本や中国、ロシアなど。イスラエルや米国、カナダなど9カ国が反対、ドイツや英国など41カ国は棄権した。決議は、パレスチナに「国連のオブザーバー国家の地位」を与えることを決定。イスラエルによる占領が始まった67年の第3次中東戦争前の境界線を基本に、独立国家パレスチナとイスラエルの共存を実現する決意を確認した。その上で、和平交渉を再開・加速させることの「喫緊の必要性」を表明した。

 アッバス議長は昨年、国家としての国連加盟を申請したが、加盟審査を行う安保理で拒否権を持つ米国が反対し、頓挫した。そのため、安保理を経る必要がなく、総会で投票した国の過半数の賛成で決議案が採択される「オブザーバー国家」を目指した。パレスチナは「オブザーバー機構」ながら、98年の総会決議で、国連総会の一般討論への参加などの「特権」が認められてきた。

5411チバQ:2012/12/01(土) 14:07:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/mds12120110200005-n1.htm
イスラエルが入植決定 国連決議に報復措置、しぼむ和平機運
2012.12.1 10:20

ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の建設現場で働くパレスチナ人労働者=2009年9月(ロイター=共同)
 【エルサレム=山口弦二】イスラエルのメディアは11月30日、占領地の東エルサレムとヨルダン川西岸の入植地に計約3千戸の入植者住宅を建設することなどを政府が決定したと伝えた。パレスチナの国連オブザーバー資格を「組織」から「国家」に格上げする国連総会決議が29日採択されたことへの報復措置。

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は、決議が採択されれば直ちに和平交渉再開に応じるとしていたが、和平機運は早くも収縮しそうだ。

 占領地への入植活動は国際法違反とされる。パレスチナは西岸とガザ地区を領土とし、東エルサレムを首都とする国家の樹立を目指しており、パレスチナの和平交渉担当者アリカット氏は、入植決定は「(前日に決議を採択したばかりの)国際社会全体に対する挑戦だ」と強く非難した。

 報復措置はほかに、西岸の大規模入植地マーレアドミムと東エルサレムの間の「E1地区」などで入植者住宅数千戸を建設する計画の手続き開始も盛り込まれた。

 E1地区の入植は1990年代から検討されているが、アラブ人が多い東エルサレムを西岸から切り離し、西岸内でも南北を事実上分断することになるため「パレスチナ国家の樹立を困難にする」として米国が反対し、計画推進が見送られてきた経緯がある。

 パレスチナ和平交渉は2010年9月に再開したが、イスラエルが入植活動の継続に固執したためパレスチナが反発し、早々に頓挫した。

5412チバQ:2012/12/01(土) 14:10:33
>>5244>>5390
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2012113000567
野党不参加で政府派勝利へ=投票率焦点、12月1日に議会選−クウェート
 【カイロ時事】ペルシャ湾岸の産油国クウェートで1日、国民議会(一院制、定数50)の選挙が行われる。サバハ首長が率いる政府に有利とされた選挙法改正に反発する野党勢力は不参加を表明。政府支持派の勝利が確実だが、投票率が30%程度まで下がれば新議会の正統性は揺らぐとみられており、不安定な政局が続きそうだ。
 湾岸諸国の中では比較的民主化の進んだクウェートだが、政府と議会の対立が恒常化し、2006年6月以来5回目の議会選。今年2月の選挙では、イスラム系など野党勢力が勝利した。だが、選挙法に問題があったとして憲法裁判所は6月、当時の議会解散と前議会復活を命令。議員のボイコットでサバハ首長は10月に議会を解散した。(2012/11/30-14:53)

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5413チバQ:2012/12/02(日) 11:38:21
http://mainichi.jp/select/news/20121202k0000m030055000c.html
エジプト:モルシ大統領派が大規模デモ 野党集会に対抗
毎日新聞 2012年12月01日 20時46分(最終更新 12月01日 21時10分)

 【カイロ樋口直樹】新憲法の策定を巡り混乱が続くエジプトの首都カイロなどで1日、モルシ大統領の支持母体であるムスリム同胞団などが大規模なデモを行った。イスラム色の濃い新憲法に反対する前日の野党集会に対抗し、イスラム勢力を土台とする親大統領派の動員力の大きさを見せつけた。モルシ大統領は1日にも新憲法草案を承認し、国民投票で是非を問う構えだ。

 「モルシ万歳」「大統領の決定を支持しよう」。カイロ郊外にあるカイロ大学前であった親大統領派のデモ会場は、熱狂的なスローガンで包まれた。当初、デモはカイロ中心部のタハリール広場で計画されたが、テントを張って陣取る野党勢力との正面衝突を回避するため、急きょ場所が変更された。参加者は夜にかけて数万人に達する見通し。

 デモ会場にはムスリム同胞団のほか、イスラム原理主義色がより濃いサラフィ主義者らも多数参加。ジャーナリストのモハメッドさん(27)は「大統領が裁判所やメディアの妨害に屈せず、職務に専念できるよう応援にきた」と語った。参加者は今月中旬にも実施される見通しの国民投票で、世俗的でリベラルな野党勢力に勝利することを誓い合った。

 ムスリム同胞団のメンバーなど親大統領派が多数を占める憲法起草委員会は11月30日、新憲法の草案を採択したばかり。野党を中心に、イスラム法やイスラム聖職者の影響力拡大、「表現の自由」や「女性の権利」の制限などを懸念する声は大きい。野党は起草委での採決をボイコットし、街頭での示威行動で訴えている。

 2日には、モルシ大統領に批判的な最高憲法裁判所が憲法起草委の正当性などに判断を下す予定。

5414チバQ:2012/12/02(日) 17:16:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121202/erp12120215270004-n1.htm
野党の前首相優勢 スロベニア大統領選
2012.12.2 15:26
 スロベニアで2日、大統領選挙の決選投票が行われた。世論調査では、11月の第1回投票で首位に立った野党の中道左派、社会民主党のパホル前首相が、2位につけた中道左派で無所属の現職、トゥルク大統領を大きくリードし、優勢な状況だ。

 投票は即日開票され、大勢は2日深夜(日本時間3日朝)にも判明する見通し。

 スロベニア大統領の任期は5年。主に儀礼的な役割を担うが、スロベニアは2008年の世界的な金融危機の直撃を受けて財政再建が課題となっており、両氏とも緊縮財政の導入を掲げている。

 だが、国民の緊縮財政に対する反感は根強く、欧米メディアによると、首都リュブリャナでは11月30日、大規模な抗議デモが発生。デモ隊との衝突で複数の警察官が負傷した。(共同)

5415チバQ:2012/12/02(日) 21:59:06
>>4690
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000016-jij_afp-int
メキシコのペニャニエト新大統領就任、治安回復に決意表明
AFP=時事 12月2日(日)16時51分配信

【AFP=時事】メキシコで1日、制度的革命党(Institutional Revolutionary Party、PRI)のエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)新大統領(46)が就任した。就任後ペニャニエト氏は、貧困対策と治安回復に取り組む決意を明言した。

 71年間政権を独占していたPRIは2000年の選挙で敗退し、今回12年ぶりに政権復帰を果たした。これに反対する勢力が就任式の最中、議会の内外で抗議活動を行い、騒然となる場面もあった。

 ペニャニエト氏はフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領から、中南米で第2の経済力を持つメキシコを引き継いだ。しかし国内では麻薬組織掃討のあおりで過去6年間に6万人超が死亡し、治安が悪化している。

 ペニャニエト氏は成長促進と貧困飢餓対策に加え、人口1億1000万人余りのメキシコ各地を恐怖に陥れた銃撃戦や斬首、誘拐などの犯罪撲滅を柱とする13項目の計画を発表。「わたしの政権の最初の仕事は治安回復だ」と述べ、包括的犯罪対策や刑法改正、懸案となっている犯罪被害者保護法案の成立を提案した。【翻訳編集】 AFPBB News

5416チバQ:2012/12/02(日) 21:59:45
http://www.afpbb.com/article/politics/2914503/9929091?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
新憲法をめぐり混迷深まるエジプト、15日国民投票へ
2012年12月02日 13:28 発信地:カイロ/エジプト
【12月2日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領は1日、新憲法の最終草案の是非を問う国民投票を、今月15日に実施することを明らかにした。憲法案をめぐり、首都カイロでは大規模なデモが連日続いている。

 モルシ大統領が先月22日、大統領権限を大幅に強化する大統領令を発表して以降、国内では大統領に反発する野党など世俗派と、大統領を支持するイスラム勢力がともに大規模なデモを行っている。また、判事らも大統領に反対する立場から、ストライキを実施した。(c)AFP/John Davison

5417チバQ:2012/12/02(日) 22:02:14
>>5412
http://mainichi.jp/select/news/20121203k0000m030038000c.html
クウェート:国民議会選挙では政府支持派が圧勝
毎日新聞 2012年12月02日 20時01分

 【エルサレム花岡洋二】ペルシャ湾岸のクウェートで1日投開票された国民議会(1院制、定数50)選挙では政府支持派が圧勝した。サバハ首長の国家統治を「独裁」と批判した野党勢力が選挙のボイコットを呼びかけたため、投票率は2月の60%を大幅に下回る39%。野党勢力は選挙を無効として反政府デモの継続を宣言しており、議会の正当性などを巡る混乱が続きそうだ。AP通信などが報じた。

 2月の選挙で圧勝したイスラム系中心の野党勢力は今回、ボイコットを呼びかけて候補者を擁立しなかった。その結果、イスラム系(スンニ派)が4議席(前回23議席)と大幅に議席を減らした。一方でクウェート人の人口約120万人のうち約3割にとどまる少数派のイスラム教シーア派系が15議席(同7)、女性が3議席(同0)を得た。

 英BBC(電子版)によると、ボイコットを主導した連合組織「人民委員会」は選挙後「(議会は)クウェート人を代表しておらず、政治的な正当性を失った」と宣言。反政府デモは今後も続く見通しだ。

5418チバQ:2012/12/02(日) 22:03:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121202/mds12120218010001-n1.htm
【ジョークは語る】
「国営テレビで信用できるのはアザーンだけ」−エジプトの民主化グループ
2012.12.2 18:00 (1/2ページ)[エジプト]
 エジプトのムバラク前大統領が退陣した昨年2月、同国の国営テレビが「今後は公正な報道に努めます」とのテロップを流したことがある。デモの間、国営メディアは政権に不利なニュースを黙殺、もともと高くはない国民の信頼はさらに失われた。テロップは、「ムバラク後」の国営メディアの変化を予感させるもの−のはずだった。

 あれから1年9カ月。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー大統領の政権が誕生し、同国の政治状況は劇的に変化した。では、国営メディアはどうなのか。

 「国営テレビで信用できるのはアザーン(イスラム教の礼拝時間を知らせる呼びかけ)だけ」

 インターネット上の、民主化グループのページなどには最近、こんな書き込みが目立つ。正確なのは時間だけ、との辛辣(しんらつ)な皮肉だ。

 背景には、モルシー新政権やその後ろ盾の同胞団が、前政権を踏襲するかのようなメディア統制を進めているとの事情がある。

 今年8月、同胞団が多数派を握る諮問評議会(上院に相当)のメディア規制に関する委員会は、複数の政府系紙の編集幹部に同胞団に近い人物を任命。民間委員の著名ジャーナリストはこれに抗議して辞任した。

 9月には、モルシー大統領の政敵で、同大統領に電撃解任されたタンタウィ前国防相にインタビューした独立系紙が、印刷を委託する政府系紙に印刷を拒否される“事件”もあった。

 そして11月、モルシー氏は、自身に絶対的ともいえる権限を付与する憲法宣言を発布し、強権姿勢を鮮明にした。「モルシーはムバラクとどう違うかって? 眼鏡とひげだけさ」。反モルシー派からのこんな皮肉も、もはやジョークには聞こえなくなってきた。(カイロ 大内清)

5419チバQ:2012/12/03(月) 22:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20121204k0000m030054000c.html
エジプト:大統領「強権」に反発 司法ストが拡大 
毎日新聞 2012年12月03日 21時20分

 【カイロ樋口直樹】新憲法の策定を巡り混乱が続くエジプトで、モルシ大統領の強権的な政治手法に反対する裁判官や検察官のストライキが拡大し、司法機能の著しい低下を招いている。昨年初めの民衆革命以来急増している犯罪事件をはじめ、離婚調停や経済事案などの審理にも重大な影響を及ぼす恐れが指摘されている。

 「エジプトは今、弱肉強食の無法国家になろうとしている」。カイロの弁護士、ナガルさん(32)は毎日新聞の取材に語った。「裁判官や検察官の職場放棄は訴訟当事者の利益だけでなく、社会的正義にも深刻な悪影響を及ぼす。犯罪者たちは罪を犯しても訴追され、裁判にかけられないことを知っているからだ」

 モルシ大統領は先月下旬、新憲法が制定されるまで、裁判所は大統領令を覆すことはできないとする「憲法宣言」(暫定憲法)を発令。これに反対する裁判官の全国組織は、全ての裁判所に無期限ストに入るよう呼びかけた。多くの裁判官や検察官がこれにならい、2日には最高憲法裁判所も審理を無期限で停止すると発表した。

 憲法裁は2日、大統領派が支配する憲法起草委員会の正当性などを審理する予定だったが、数千人の大統領支持者に建物を取り囲まれ、開廷できない事態に陥った。

 裁判官らのストライキは、新憲法草案の是非を問う15日の国民投票にも影響を及ぼしかねない。裁判官による監視無しに公正な国民投票は期待できないため、早くも国民投票の有効性を疑問視する声が上がっている。

5420チバQ:2012/12/03(月) 22:24:13
http://mainichi.jp/select/news/20121203k0000e030152000c.html
イラク:新生児の異常急増 04年以降
毎日新聞 2012年12月03日 11時12分(最終更新 12月03日 11時53分)

 【ロンドン小倉孝保】イラク中部ファルージャで米軍による激しい軍事作戦が行われた04年以降、障害児の出生割合が急激に高まっている可能性があることがわかった。イラクや米国の研究者らが国際医療科学誌に論文を発表した。爆弾などに含まれた毒性金属が母体を通して新生児体内に蓄積された可能性を指摘している。

 論文は「シュプリンガー」の9月16日号に米ミシガン大の環境毒素学者、サバビエアスファハニ氏やバスラ医科大のサバック講師ら6人が連名で発表した。イラクの戦争被害については南部バスラなどで劣化ウラン弾の影響が疑われる事例が報告されているが、ファルージャでの出生異常に関する科学的報告は初めてとみられる。

 2010年にファルージャ総合病院に出産や産後治療に訪れた計56家族を対象に1991年から2010年までの20年間について、夫婦のほか双方の親や兄弟など親族も含めた出産状況を聞き取ってまとめた。

 その結果、91年から20年間に生まれた新生児は計202人。91〜00年では新生児58人のうち障害があったのは1人(1.72%)、01〜03年では19人のうち2人(10.5%)だったのに対し、攻撃が激化した04〜06年では33人のうち10人(30.3%)、07年以降は92人のうち50人(54.3%)に障害があった。「04年以降」の障害児出生割合(48%)は「03年以前」(3.89%)の約12倍。主な障害は心臓疾患、神経系疾患などだった。

 また、新生児と両親の毛髪を分析した結果、障害を持つ新生児は障害のない新生児に比べ鉛含有量が5倍、水銀含有量が6倍だった。ウラン含有量に差はなかった。親の毛髪の鉛、水銀の含有量にも大きな差はなかった。

 障害児出生割合が高まった原因として、米軍が使用した爆弾などの毒性金属が水や食料から母体を通して新生児の体内に入った可能性を指摘している。爆弾や銃弾には、水銀や鉛などの毒性金属が含有されているという。

 ただ、ファルージャ総合病院で過去の出生記録が発見できず聞き取りで出生状況をまとめたため、過去にさかのぼるほど記憶違いが大きくなる可能性や、障害を持つ新生児の出生をより強く記憶している可能性もある。

 サバビエアスファハニ氏は毎日新聞に「論文は、ファルージャの人々が毒性金属に汚染され、出生異常割合が驚異的に高まっているていることを示した。障害児出生は今後も増える可能性があり広範囲な環境調査を急ぐべきだ」と述べた。米国防総省広報担当者は「ファルージャなどで米軍の武器に含まれる金属と障害児出生増加を関連付ける公式報告はない。我々は戦闘地域での人々の健康には常に最大の関心を持っている」と話している。

 【ことば】ファルージャ

 バグダッド西約50キロのイスラム教スンニ派の多い町。イラク戦争でフセイン政権が崩壊した03年4月直後から反米運動が起こり、04年3月には米国の民間軍事会社の武装社員4人が惨殺される事件が発生。米軍が4月に市内への入り口を封鎖して激しい軍事攻撃を行い、同年11月にもテロリスト掃討を名目にした攻撃で戦闘が激化した。詳しい犠牲者数は不明だが、計約3000人の住民が殺害されたとの情報がある。

5421チバQ:2012/12/03(月) 22:25:00
http://mainichi.jp/select/news/20121203k0000e030125000c.html
スロベニア大統領選:野党の前首相が当確
毎日新聞 2012年12月03日 09時57分(最終更新 12月03日 10時08分)

 スロベニア大統領選の決選投票の投開票が2日行われ、調査機関の出口調査によると、野党の中道左派、社会民主党のパホル前首相が得票率約67%と、中道左派で無所属の現職、トゥルク大統領を30ポイント以上リードし、当選を確実にした。欧米メディアが伝えた。

 パホル氏は同日、出口調査の結果を受け「新たな時代の始まりだ」と勝利宣言した。

 スロベニア大統領の任期は5年。主に儀礼的な役割を担うが、同国は08年の世界的な金融危機の直撃を受けて財政再建が課題となっており、同氏は緊縮財政の導入を訴えていた。(ウィーン共同)

5422チバQ:2012/12/03(月) 22:31:02
>>5417
http://www.asahi.com/international/update/1202/TKY201212020357.html
2012年12月2日18時55分
政府支持派圧勝、野党も「勝利宣言」 クウェート議会選
 【ドバイ=村山祐介】中東クウェートで1日にあった国民議会選(定数50、一院制)で、少数派のイスラム教シーア派の当選者が前回から倍増するなど、政府支持派が圧勝した。ボイコットした野党勢力は、投票率が従来の半分にとどまったとする独自集計を発表して「成功」を宣言。新議会の正統性を巡って、政府と野党勢力の対立が一段と深まる可能性がある。

 AFP通信などが2日報じた。選挙制度変更を巡る反発から、今年2月の選挙で34議席を占めたスンニ派イスラム主義者や部族代表ら野党勢力が不参加だったことで、前回7議席だった政府寄りのシーア派系が17人に急増。前回は全員落選した女性候補も3人が当選し、新顔が30人を占めた。

 一方、過去3回とも60%程度だった投票率について、情報省は約39%とする一方、野党勢力は独自集計で26.7%と主張している。外交筋の間では「分岐点とみられていた4割に近く、政府にはまずまずという水準」との見方が出ている。一方、野党勢力は新議会は信認を受けていないなどとして、デモや法廷闘争で選挙制度変更の撤回、再選挙を目指すとみられる。

5423チバQ:2012/12/03(月) 22:33:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120300837
ウクライナ首相を解任=政権安定化狙いも−大統領
 【モスクワ時事】ウクライナのヤヌコビッチ大統領は3日、アザロフ首相をはじめとする全閣僚を解任する大統領令に署名した。大統領府が明らかにした。10月の最高会議(定数450)選で第1党となった大統領与党・地域党は連立政権を維持する見通しで、アザロフ氏らは新内閣発足まで職務を続ける。
 アザロフ氏は地域党の党首を務め、自ら首相辞任を表明したという。地域党は議席を改選前の195から185に減らす一方、プロボクサーのビタリ・クリチコ氏が率いる「ウダール」など新党の躍進を許しており、政権の安定化には顔触れの一新が必要と判断した可能性がある。(2012/12/03-20:30)

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5424チバQ:2012/12/04(火) 00:14:31
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120301001146.html
首相候補にベルサニ書記長 伊民主党、総選挙に向け

【ローマ共同】来春予定されるイタリア総選挙に向けて、同国主要政党の一つ、民主党(中道左派)の首相候補を決める党内予備選の決選投票が2日行われ、地元メディアによると、ピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)が中部フィレンツェのマッテオ・レンズィ市長(37)を破って勝利した。

 レンズィ氏は同日夜、ベルサニ氏に祝福の電話をかけて敗北を認めた。出口調査や中間集計によると、ベルサニ氏は6割以上を得票した。

 民主党は、先月30日発表の最新の世論調査で支持率30%と首位。しかし単独では上下院とも過半数を占めるのは難しく、総選挙では他の政党と連合を組まざるを得ない。

2012/12/03 07:52 【共同通信】

5425チバQ:2012/12/04(火) 21:41:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120400873
「ロイヤルベビー」に歓喜=キャサリン妃、一時は不妊症説も

ウィリアム英王子(左)とキャサリン妃=10月9日、バートンアポントレント(AFP=時事) 【ロンドン時事】ウィリアム英王子(30)と妻キャサリン妃(30)の間に、第1子ができることになった。2011年の結婚直後から「ロイヤルベビー」誕生に周囲の期待は高まる一方だったが、妊娠がなかなか発表されなかったことから一時はキャサリン妃の不妊症説も浮上。待望のニュースに国中が喜びに沸いた。
 一般家庭出身のキャサリン妃は、スコットランドのセントアンドルーズ大学で王子と出会った。幼い頃から憧れていた「プリンス」との結婚を目指し、王子と同じ大学に進学したとのうわさも。交友関係が恋愛に発展、卒業後に一時別れたが、昨年4月に挙式するまでの2人の交際期間は10年近くに及んだ。結婚後、王子はメディアのインタビューでよく「子供がほしい」と話していた。
 懐妊の報に、キャメロン首相は簡易投稿サイトツイッターで「夫妻はすばらしい親になるだろう」とコメント。オバマ米大統領も祝意を述べた。王子が所属する空軍も「喜ばしいニュース」と表明した。BBC放送をはじめ、各メディアは懐妊の話題で持ち切りだ。(2012/12/04-14:22)

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5426チバQ:2012/12/04(火) 21:44:56
http://www.cnn.co.jp/world/35025230.html
シリア軍がサリン製造を準備か、米政府「重大な結果を招く」と警告
2012.12.04 Tue posted at 12:00 JST

(CNN) シリアのアサド政権が反体制派に対してサリンなどの化学兵器を使用する準備を始めたと伝えられたことを受け、オバマ米大統領は首都ワシントンの大学で3日に行った講演でアサド大統領に対し、「化学兵器の使用は一切容認しない。もしもこうした兵器を使用するという悲劇的な過ちを犯せば、重大な結果を招き、(アサド政権が)その責任を負うことになる」と警告した。

米当局者は、シリア軍が猛毒のサリンガス製造に使われる化学物質の合成を始め、反体制派や民間人への攻撃に使用される恐れがあると語った。米国は先週末にかけて、複数の筋からこの情報を入手したという。サリンは砲弾に装てんされて使用される公算が最も大きいとしている。

クリントン米国務長官も同日、「アサド政権が自国民に対して化学兵器を使用したことが確認された場合の対応について、詳細を語るつもりはない」「しかしそのような事態が発生した場合、我々は確実に行動を起こす」と言明した。

カーニー大統領報道官は同日、「政権が通常の手段では反体制派を制圧できなくなり、化学兵器の使用に踏み切る可能性があるとの懸念が強まっている」と語った。

これに対してシリアの国営テレビ局は外務省や軍関係者の話として、どのような事態になったとしても、国民に対して化学兵器を使用することはないと繰り返し強調している。

一方、国連は同日、不要不急の職員全員をシリアから直ちに出国させると発表した。国連の停戦監視団は、8月の時点でシリアから出国している。

5427チバQ:2012/12/05(水) 00:58:40
http://www.asahi.com/international/update/1205/TKY201212040929.html
2012年12月5日0時24分
メルケル首相、圧倒的多数で党首に再任 独与党党大会
 【ハノーバー(ドイツ北部)=松井健】ドイツのメルケル政権の与党・キリスト教民主同盟(CDU)は4日、独北部ハノーバーで開いた党大会で、メルケル氏を圧倒的多数で党首に再任した。メルケル氏は来年9月に予定される連邦議会選挙(総選挙)で3期連続の首相を目指す。

 メルケル氏は演説で失業者数の減少などを挙げて「私たちの政権はドイツ統一以降で最も成功した政権だ」と誇り、政権継続に強い意欲を示した。党首選の候補者はメルケル氏だけで、代議員の有効投票の97.94%の信任を得た。2000年以来党首を務めるメルケル氏への支持は圧倒的で、党大会では欧州危機や「脱原発」に伴うエネルギー政策の大転換などの懸案は議論にならず、総選挙に向けてメルケル氏の下での党の結束を誇示する場となった。

 最大野党の社会民主党(SPD)は9日に開く党大会で、シュタインブリュック前財務相を首相候補に選出する。同党は緑の党との連立で政権奪還を目指す。

5428チバQ:2012/12/05(水) 21:30:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121205-00000000-jij_afp-int
エジプト大統領府をデモ隊が包囲、大統領権限拡大や憲法草案に抗議
AFP=時事 12月5日(水)8時21分配信
【AFP=時事】エジプト・カイロ(Cairo)で4日、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領の権限拡大に反発する多数のデモ隊が大統領府を取り囲んだ。


 デモ参加者らは大統領府から数百メートル離れた場所に張られていた有刺鉄線を切断して大統領府に向かった。警官隊は催涙弾を発射して対応したが最終的には後退し、デモ隊が大統領府を囲む塀にたどり着くのを許した。

 大統領府にたどり着いたデモ隊は「政権打倒」と叫びながらエジプト国旗を振り、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領の長期政権を倒した前年の「革命」を売り渡したとして、モルシ大統領の出身母体であるムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)を非難した。

 モルシ大統領は大統領府にいたが、警備関係者によると大統領は公務の会議を終えて予定通り大統領府を出たという。大統領府を包囲したデモ隊は午後11時(日本時間5日午前6時)近くになってようやく立ち去り始めた。

 地中海の港湾都市アレクサンドリア(Alexandria)やエジプト中部のソハーグ(Sohag)県でもモルシ大統領に対する抗議行動が行われた。

■憲法草案が政治的対立の焦点に

 モルシ大統領が11月22日に布告した大統領令によって大統領権限が拡大されたとともに、12月15日に新憲法の最終草案の是非を問う国民投票が行われることになったことを受けて、エジプトではストライキや暴力的な抗議行動が相次いでいる。

 リベラル派、左派、キリスト教徒は新憲法草案に反対しており、イスラム勢力と、おおむね世俗的な野党勢力の間で憲法は政治的・イデオロギー的な対立の焦点になっている。

 拡大する混乱について米国務省のマーク・トナー(Mark Toner)副報道官は「抗議行動参加に参加する人たちには平穏に抗議行動を行う環境が与えられているのだから、平穏に意思を表明して欲しい」と述べて自制を求めた。【翻訳編集】 AFPBB News

5429チバQ:2012/12/05(水) 21:32:21
http://mainichi.jp/select/news/20121205dde007030004000c.html
エジプト:大統領宮殿、数万人デモ 親モルシ派と緊張激化へ
毎日新聞 2012年12月05日 東京夕刊

 【カイロ樋口直樹】エジプトのモルシ大統領に辞任を迫る野党勢力は4日夜、首都カイロ郊外の大統領宮殿に向け、初めて大規模なデモ行進を行った。数万人もの人々が押し寄せた宮殿周辺では、警備の警官隊が正面衝突を避けたため、流血の事態には至らなかったが、親大統領勢力との一層の緊張激化は避けられない情勢だ。

 イスラム色の濃い新憲法の導入を急ぐため、裁判所の判断を一時的に無効化する「憲法宣言」(暫定憲法)を発令したモルシ大統領に対し、世俗派主導の野党勢力はカイロ中心部のタハリール広場で抗議行動を展開。新憲法の是非を問う15日の国民投票を前に、ヘリオポリスの大統領宮殿に向けた抗議の大行進に踏み切った。

 「体制崩壊を目指せ」「モルシは出ていけ」。午後6時過ぎ、数万人規模に膨れあがったデモ参加者の熱気は頂点に達した。宮殿前の道路をバリケードで封鎖していた数百人の警官隊は、ぐいぐいと押し寄せる人波にあっけなくのみこまれた。最高権力の象徴である宮殿に野党勢力がこれほど接近するのは極めて異例だ。

 「民主的な選挙で誕生した大統領であっても、独裁的なやり方は許されない」。コンサルト業のバドルさん(44)はこう声を張り上げた。初めてデモに参加した主婦のメルバットさん(54)は「大統領の強引なやり方にはもう我慢できない。手遅れになる前に声を上げるべきだと思った」と話す。男性中心で低所得者層の多い親大統領勢力の集会と異なり、野党側は中流階級以上が多く、現代風の若い女性やカップルの姿も目立つ。

 宮殿周辺の制限道路にまでデモ参加者が入り込むと、催涙弾の発射音が響き渡ったが、警官隊による組織的な実力行使は見られなかった。むしろ、盾や警棒を手に粛々と引き揚げる警官隊にデモ参加者から拍手が送られた。

5430チバQ:2012/12/07(金) 22:32:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000094-mai-int
<エジプト>野党再びデモ計画 大統領の強気姿勢に反発
毎日新聞 12月7日(金)21時38分配信

 【カイロ樋口直樹】エジプトのモルシ大統領に反対する野党勢力は7日、カイロ郊外の大統領宮殿に向け、再び抗議のデモ行進を計画している。モルシ大統領が6日夜の演説で、強権的な「憲法宣言」(暫定憲法)の撤回や新憲法案の是非を問う15日の国民投票の延期には応じない考えを表明したためだ。宮殿前には共和国防衛隊がバリケードを築いており、野党勢力が強引に近づこうとすれば衝突に発展する恐れもある。

 モルシ大統領は演説で、8日に野党を含む「国民対話」を実現したい考え。しかし、反大統領派中心人物の一人、エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長は7日、対話拒否を呼び掛けた。AFP通信によると、野党連合「国民救済戦線」も同調。若者グループ「4月6日運動」は既に提案拒否を表明した。憲法宣言の撤回拒否など大統領の強気の姿勢に対し、野党支持者は不満を募らせており、7日午後、イスラム教の金曜礼拝の終了後、宮殿に向かう予定だ。

 大統領宮殿前では5日、イスラム勢力中心の親大統領派と世俗派中心の野党勢力が衝突、死者7人を出した。共和国防衛隊は6日、宮殿周辺に戦車などを配置し、両派の支持者を排除した。

 一方、モルシ大統領の支持母体の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は死者のうち6人が同胞団のメンバーだったと野党側を非難している。7日はイスラム教スンニ派の最高権威、カイロのアズハル・モスクで犠牲者の葬儀を行った。モスク周辺の群衆は「エジプトはムスリム(イスラム教徒)の国。世俗的にはならない」などと叫んだ。

 モルシ大統領は先月下旬、新憲法の導入を急ぐため、裁判所の判断を一時的に無効化する「憲法宣言」を発令。イスラム法の優越や「表現の自由」の制限、女性の権利の低下などが懸念される新憲法案を承認し、是非を問う国民投票を決めている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000043-reut-m_est
エジプト大統領が国民対話を呼び掛け、反対派は提案拒否
ロイター 12月7日(金)10時20分配信


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12月7日、エジプトのモルシ大統領は、新憲法の制定などをめぐって抗議の声が高まっていることを受けて国民対話の実施を提案。写真は放火された「ムスリム同胞団」の本部(2012年 ロイター)

[カイロ 7日 ロイター] エジプトのモルシ大統領は、新憲法の制定などをめぐって抗議の声が高まっていることを受けて国民対話の実施を提案したが、抗議グループ側はこの申し出を拒否した。

モルシ大統領は6日夜のテレビ演説で、新憲法制定をめぐる国民投票を今月15日に実施することを改めて強調。一方で、8日に抗議グループのリーダーらと対話を取り持つことを提案した。

しかし、同グループはこの申し出を拒否し、数千人のデモ隊が大統領府近くで靴を振るなどして抗議活動を行った。首都カイロにあるモルシ大統領の出身母体「ムスリム同胞団」の本部が放火されたほか、他の事務所も襲撃を受けた。

モルシ大統領は11月22日、自らの権限を一時的に拡大し、大統領決定が司法の審査を受けずに済む憲法令を発布。大統領支持派は、ムバラク前政権からの裁判官たちに改革の邪魔をさせないためにも必要な措置だと主張しているが、反対派は憲法令の撤回や国民投票の延期などを求めている。

6日には大統領の支援派と反対派が衝突し、7人が死亡、350人が負傷した。

5431チバQ:2012/12/07(金) 22:33:41
http://mainichi.jp/select/news/20121208k0000m030042000c.html
セルビア・コソボ:和解への歩み 直接対話、光と影
毎日新聞 2012年12月07日 20時11分(最終更新 12月07日 20時24分)

 欧州連合(EU、27カ国)は10日、「欧州に平和と和解をもたらした」功績でノーベル平和賞を受賞する。授賞理由の一つ「バルカン半島の和解」では戦火を交えたセルビアとコソボの首相同士の直接対話を10月から成功させた。EUの「平和構築力」を検証した。【コソボで斎藤義彦】

●首相対話実現

 「2時間、談笑しながらの夕食だった」。セルビアのダチッチ首相、コソボのサチ首相が先月、ブリュッセルで行った直接対話に同席したEU交渉筋は話す。EUのアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)主導による対話は、今月4日に3回目が行われた。

 内戦でセルビアと戦ったサチ首相をセルビアのダチッチ首相は犯罪者呼ばわりする。しかし、ブリュッセルでは握手も交わし、共同の国境管理や高速道路建設計画で合意した。

 対話の動機はEU加盟だ。セルビアは3月に加盟候補国に認められた。セルビア交渉筋は「EUに入るためなら“犯罪者”とも話す」と意気込む。コソボも加盟の前提となるEUとの安定連合協定の来年締結を目指す。

●高まる民族主義

 コソボの首都プリシュティナ。町中が赤地に双頭のワシを描いた隣国アルバニア国旗であふれた。コソボ国旗はほとんどない。オスマントルコからアルバニアが独立を宣言し、先月28日で100年になったお祝いだ。当時の独立闘争は現在のコソボで始まったが、イタリアやドイツによる占領などで民族は国境線で分断された。

 コソボは独立で犠牲を払ったが、多数を占めるアルバニア人には「国を捨てアルバニアと統合するのが自然」と中年男性は話す。コソボ政府・欧州統合省のカサポリ副大臣も「将来の国のあり方に100%の保証はない」と統合に含みを残す。

 欧米は独立を求める市民に応えコソボを支えた。しかしその前提が崩れる可能性が出てきた。「国境線変更は認めない」とするEUとコソボ市民が対立する悲劇もありうる。

●苦悩するEU

 一方、少数派セルビア人が集住するコソボ北部ミトロビツァではセルビア国旗がはためく。この地域はセルビアに所属するとの主張だ。「セルビアのダチッチ首相はEU入りのために我々を裏切った」とセルビア国会議員でもあるジャクシッチ医師は話す。同医師が勤める病院や学校などはセルビア政府が維持する。直接対話でセルビアからの支援が切れ、コソボ政府にも見捨てられる不安がよぎる。「セルビア人は直接対話の被害者だ」とコソボ議会でのセルビア人代表・ミキッチ議員は孤立感を深める。

 「EUは去れ」。市内に抗議の落書きが見られる。EUはコソボの税関、警察を支援するが、ワード捜査官は「捜査の車もセルビア人地域に入れてもらえない」と嘆く。「EUはアルバニア人を偏重し、中立的でないと受け止められている」とEU加盟国高官は自己批判する。治安維持は北大西洋条約機構(NATO)頼りだ。

 米国の助けも大きい。クリントン米国務長官は10月末、アシュトンEU外相とセルビア、コソボを訪れ対話を促した。コソボを知る元米外交官は「旧ユーゴ紛争でEUは介入能力がなく米国に頼った。ようやくEUは力をつけた」と話す。

 夫の元大統領がボスニア紛争解決やコソボ空爆を主導した歴史から、クリントン長官はバルカン半島に「特別な関心」(米外交筋)がある。長官の退任に備え5日、ウェスターウェレ独外相の呼びかけで、ブリュッセルで同長官、アシュトンEU外相らがコソボ支援継続を確認した。EU外交筋は「私たちが生んだコソボを育てる責任がある」と話す。

5432チバQ:2012/12/07(金) 22:34:30
http://mainichi.jp/select/news/20121208k0000m030069000c.html
シリア:反体制派に少年兵 14〜16歳参戦
毎日新聞 2012年12月07日 21時28分

 【エルサレム花岡洋二】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(本部・ニューヨーク)は内戦状態のシリアでアサド政権と戦う反体制派の武装勢力が少年兵を使っているとの報告書を発表した。シリアも署名した「子供の権利条約」の選択議定書は、軍や武装勢力が18歳未満の少年少女を戦闘に参加させることを禁じているが、14〜16歳の少年が参戦した事例を確認したという。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチが11月29日に発表した報告書によると、反体制派「自由シリア軍」の兵士として中部ホムスや南部ダルアーなどで活動した14〜16歳の少年5人から聞き取りをした。16歳の3人は武装して直接戦闘に参加。14歳と15歳の少年は、偵察や武器運搬を手伝ったという。

 うち16歳の一人は兄や親戚らと志願して加わり、「カラシニコフ銃を持ち、政府軍の検問所を襲って武器を奪った」と話した。証言者5人はいずれも、少年兵になった当時、学校に通っておらず、うち4人はフルタイムで働いていた。3人は読み書きができない。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、社会的に立場の弱い階層の少年が兵隊になる傾向が強いと分析。ヨルダンの難民キャンプでの勧誘活動も確認した。

 報告書では反体制派組織「シリア人権違反記録センター」の調査も引用し、これまでに少年兵17人の死亡や多数の負傷が確認されたとした。また国連調査団も今年8月、少年兵動員の疑いを報告したが、自由シリア軍幹部は当時、「方針として少年兵は使っていない」と釈明したという。

 「子供の権利条約」の選択議定書は、戦闘の直接参加だけでなく、武器運搬なども禁じているという。シリアは03年に署名した。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、「少年兵を使わない」ことを武装勢力が公に誓約することや、資金・武器の支援国が約束を守らせるよう、要求した。

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5433チバQ:2012/12/07(金) 22:37:06
http://mainichi.jp/select/news/20121207k0000m030051000c.html
シリア:首都ダマスカスの攻防戦が激化
毎日新聞 2012年12月06日 19時50分

 【エルサレム花岡洋二】内戦下にあるシリアで11月末から、政府軍と反体制派武装勢力による首都ダマスカスの攻防戦が激化している。首都に向けて攻勢をかける反体制派に対し、政府軍が空爆と砲撃で抗戦しているが、反体制派が勢いを増している。政府軍は市内への進攻を許せば形勢が逆転しかねず、対抗措置として化学兵器の爆弾搭載を終えたとの報道もある。戦火は隣国レバノンにも飛び火し、中東情勢は混とんとしてきた。

 AP通信などによると、反体制派はダマスカス郊外のイスラム教スンニ派系住民が多い町村や一部の軍施設を支配下に置いた。反体制派「自由シリア軍」の部隊報道官は5日、「ダマスカス進攻前にいくつかの戦略拠点を奪取している段階だ」と語った。市内では6日、車爆弾により1人が死亡するなど爆発事件も相次いだ。AFP通信によると、5日には全土で少なくとも53人が死亡。うち21人はダマスカス市内か近郊での犠牲者だった。

 政府軍は11月末から、反体制派が奪取したシリア中部のドゥーマやヤブルードを空爆。ダラヤなどでも地上戦が起きている。ダマスカス郊外の国際空港は政権側の支配下にあるが、戦闘は約3キロの地区まで迫った。エジプト航空などは先月29日から「危険」を理由に発着便を全てキャンセル。市内では軍病院を巡る戦いが起きた。

 ただ、現地からの報道では反体制派が「優勢」とされる。これに対し政府軍は猛毒のサリンの原料の化学物質を爆弾に搭載したと米NBCテレビが報道。空爆用とみられるが、まだ爆撃機には搭載されていないという。オバマ米政権はシリアのアサド政権が化学兵器を使用した場合、軍事行動も辞さない構えを見せており、緊迫している。

 今年7月、反体制派は首都進攻を目指したが政府軍に撃退され、主戦場は経済の中心地の北部アレッポなどに移っていた。研究機関ガルフ・リサーチ・センターのムスタファ・アラニ博士はAP通信に「反体制派は、ダマスカスで戦わない限り政権が崩壊しないことを理解し、進攻を目指す戦略をとるようになった」と解説した。

5434チバQ:2012/12/07(金) 22:38:04
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121207-OYT1T01031.htm?from=ylist
ガーナ大統領選投票、事実上の一騎打ち…接戦か

【ヨハネスブルク=黒岩竹志】西アフリカのガーナで7日、大統領選と議会選の投票が行われた。


 大統領選は、与党「国民民主会議(NDC)」の現職ジョン・マハマ大統領(54)と、野党「新愛国党(NPP)」のナナ・アクフォアド氏(68)との事実上の一騎打ちで、接戦が予想される。開票結果は数日中に発表される見通しだ。

(2012年12月7日21時56分 読売新聞)

5435チバQ:2012/12/07(金) 23:38:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121207/erp12120708400004-n1.htm
モンティ政権ひやり 伊最大政党が“造反” 一時政界崩壊観測も
2012.12.7 08:39
 イタリア上下両院で6日行われたモンティ政権の信任投票で、政権を支持してきた中道右派政党、自由国民が棄権に回った。最終的に政権は両院で信任されたが、ベルルスコーニ前首相率いる最大政党の“造反”に、一時は政権崩壊の観測が高まった。

 自由国民のアルファノ幹事長は、政権への支持を取り下げた訳ではなく、政権の財政緊縮策に対する「明確な(不満の)サインだ」と強調。同党は来春予定される総選挙を前倒しして、2月の地方選挙と同時実施するよう求めており、これに慎重なナポリターノ大統領や政府との駆け引きに出たとの見方が強い。

 ベルルスコーニ氏は5日、自由国民の首相候補として来春予定される総選挙に出馬する可能性を示唆。パッセラ経済発展相が6日のテレビ番組でこれを批判したことも造反の引き金になったとみられる。(共同)

5436チバQ:2012/12/07(金) 23:41:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120700054
ベルルスコーニ氏、再出馬へ=4度目の首相に挑戦−伊メディア

イタリアのベルルスコーニ前首相(中央)=4日、ミラノ(AFP=時事) 【ジュネーブ時事】イタリアのベルルスコーニ前首相(76)は6日、次の総選挙で首相への返り咲きを目指す考えを固めた。同国メディアが一斉に報じた。出馬の意向をめぐり発言が二転三転していたが、世論調査でリードする中道左派に対抗する中道右派勢力を結集し、4度目となる政権の座を狙う。
 議会最大勢力を握る中道右派・自由国民を率いるベルルスコーニ氏が首相候補として総選挙に出馬する方向となったことで、首相候補は党員の総意で選ぶべきだとするグループが反発するのは必至。自由国民が分裂する可能性もある。(2012/12/07-06:41)

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5437チバQ:2012/12/07(金) 23:43:22
>>5351
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120700570
極右政党の非合法化へ一歩=来春にも審理開始−ドイツ
 【ベルリン時事】ドイツの全16州の州首相は6日、ベルリンで会合を開き、極右の国家民主党の非合法化を支持する方針で一致した。連邦参議院(上院)で14日に審議し、承認されれば連邦憲法裁判所に非合法化を申請する。ただ、非合法化に失敗すれば、同党の追認につながりかねないと危惧する声もある。メルケル首相は「連邦政府が非合法化の取り組みを支持するかどうかは来年3月までに決める」と慎重な姿勢を示した。
 憲法裁の審理が始まるのは来春の見通しで、秋の連邦議会(下院)選挙(総選挙)前に非合法化が実現するかは微妙だ。憲法裁は2001〜03年にも国家民主党の非合法化を審理したが、証言した党員が情報機関の情報提供者だったことが判明し、打ち切られた。
 ドイツでは11年11月、ネオナチの男女3人組が2000〜07年に各地でトルコ系住民ら10人を殺害した事件が発覚。同党関係者が協力した疑いが浮上し、非合法化の議論が再燃した。テューリンゲン州のリーバークネヒト州首相は「動かしがたい証拠がある」と非合法化に自信を見せた。(2012/12/07-15:09)

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5438旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/12/09(日) 10:07:50
伊モンティ首相、辞任へ=政権運営困難と判断か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121209-00000010-jij-eurp
 【ドーハ時事】イタリア大統領府は8日夜、声明を発表し、モンティ首相がナポリターノ大統領に辞意を伝えたと明らかにした。来年度予算、財政健全化に関する法案成立後、内閣総辞職する見込みだ。構造改革でイタリアは信頼を回復し、金融経済情勢が落ち着いていたが、首相辞任で政局が一気に流動化し、市場混乱の震源になる恐れが出てきた。
 議会最大勢力の中道右派「自由国民」は、同党を率いるベルルスコーニ前首相が昨秋に辞任に追い込まれた後、モンティ政権を支えてきた。だがモンティ氏の緊縮財政策などに反発を強め、6日の議会では信任投票をボイコット。同党が過半数を握る上院では危うく否決されそうになる事態に陥った。
 モンティ首相は8日、大統領と会談。発表声明によると、モンティ首相は自由国民のアルファノ幹事長が「モンティ政権の役割は終わった。秩序ある退陣が必要だ」と明言したことを「無条件の内閣不信任」と受け止めたと指摘。ベルルスコーニ氏が8日、首相返り咲きを目指し次期総選挙への再出馬を表明したことで、政権の安定運営が不可能になったと判断した模様だ。

5439チバQ:2012/12/09(日) 13:58:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121209/erp12120910250004-n1.htm
イタリアのモンティ首相が辞任へ 「役目終わった」予算成立後、与党に造反
2012.12.9 10:23

イタリアのモンティ首相=8日、フランス南部カンヌ(ロイター)
 イタリア大統領府によると、モンティ首相は8日夜、ナポリターノ大統領と会談し、議会で審議中の2013年予算などの成立後に辞任する意向を伝えた。これまでモンティ政権を支持してきたベルルスコーニ前首相率いる中道右派政党、自由国民が実質的に不信任の立場を示したことで、政権維持が困難と判断した。

 予算などは年末までに成立が見込まれており、大統領は首相辞任後に議会を解散する予定。憲法によると、総選挙は議会解散から70日以内に実施されるため、総選挙の日程は来年3月上旬ごろと予想される。

 自由国民は今月6日に上下両院で実施されたモンティ政権の信任投票を棄権。政権は辛くも信任されたが、自由国民のアルファノ幹事長は7日、政権を直ちに崩壊させる意図はないとしながらも「この政府の役目は終わった」と述べた。(共同)

5440チバQ:2012/12/09(日) 13:59:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121209/mds12120900240000-n1.htm

29カ所で同胞団襲撃、デモ激化のエジプト
2012.12.9 00:23
 モルシー大統領の権限強化や新憲法案をめぐり、抗議デモが激化しているエジプトで、モルシー氏の支持基盤のムスリム同胞団最高指導者バディア氏が8日、記者会見し、これまでに計29カ所の同胞団施設が襲撃を受けたことを明らかにした。

 11月22日の改正憲法令でモルシー氏が権限を強化して以来、モルシー氏の出身母体である同胞団は各地で標的となり、カイロの総本部が6日夜、群衆によって襲撃、放火されたほか、エジプト北部などの地方都市を中心に多くの施設が被害を受けている。

 バディア氏は、モルシー氏が広く呼び掛けている包括的対話を支持、諸勢力に暴力と破壊を非難するよう求めた。

5441チバQ:2012/12/09(日) 23:01:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121208/erp12120820100001-n1.htm
ロシアの「コサック」復権 政党結成、街頭巡回…愛国心高揚が狙い
2012.12.8 20:04

モスクワのベラルーシ駅前で、メディアの取材に答えるコサック警備隊のリーダー=11月27日(AP)
 【モスクワ=遠藤良介】帝政ロシア時代、辺境防備や領土拡張の先兵となった「コサック」を復権させる動きが目立ってきた。11月下旬にはコサック党と称する政党が結成されたほか、モスクワ中心部では「秩序維持」を目的としたコサックの街頭パトロールも始まった。政権は愛国心高揚などの狙いからコサック復興を支持しているが、ロシア民族主義やロシア正教の色彩が濃いコサックへの過度の肩入れは、民族間の関係悪化につながりかねないと懸念する声が出ている。

 コサック(原義は「自由の民」の意)は15世紀以降、農奴制を逃れた農民や没落貴族がロシア南部などの辺境で形成した独特の軍事集団。18世紀に入ると、帝政はコサックの自治を剥奪して従順な軍事的身分とし、シベリア、極東などの辺境に軍団を配置した。

 現代ロシアの「コサック」は、自らをコサックの子孫だと考えたり、コサックの価値観を受け入れたりしている人々だ。公認・非公認のさまざまな団体があり、一説には全土で700万人ともされる。モスクワの公認コサック団体でアタマン(頭目)を務めるザプラチン氏(55)は、「私たちはロシア民族の中の一集団だ。ロシア国家(主義)と先祖の伝統、ロシア正教という3つの原則に依拠している」と話す。

 プーチン大統領は今年9月、国家とコサックの協力関係を深めるとする「2020年までのコサック政策発展計画」を承認。11月にはコサックの新政党が結成され、政権は国内各地の公認コサック団体に属する約40万人を統一組織にまとめる方針も示している。

 共産政権下で解体されたコサックの再興運動はソ連崩壊期に起き、政府はコサック団体の登録や奉仕活動に関する法整備を進めてきた。ただ、ここにきてコサックの台頭が際立っている背景には、威信に陰りの見えるプーチン政権が、愛国主義の親政権勢力を新たに結集しようという政治的思惑がちらついている。

 半面、政権とコサックの接近には一部メディアで強い批判が出ている。特に、コサックに「秩序維持」の一端を担わせる街頭巡回については「国家による暴力の独占」という原則に反する−と指摘されている。コサック団体の中には軍事教練に力を入れているものも少なくないため、少数民族との衝突やコサックの「ギャング化」を懸念する識者もいる。

5442チバQ:2012/12/09(日) 23:03:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121209/erp12120907010003-n1.htm
【海外事件簿】
“殺人犯”格闘技王者釈放 くすぶるロシアの民族対立
2012.12.9 07:00 (1/3ページ)[海外事件簿]

27日、モスクワ市内の裁判所で行われた法廷審問で、弁護士に話しかけるミルザエフ被告(ロイター)
 ロシアで総合格闘技の元王者が殺人を犯した事件で、被告が極めて軽微な刑に処せられたことがロシア社会で波紋を広げている。被告はロシア連邦からの独立機運が高い北カフカスの出身で、軽微な刑で済んだのは同地域との摩擦を避けたい政府の意向が働いたとの見方があるためだ。事件が起きたモスクワなど大都市では北カフカスなど地方出身者への排斥運動が激しさを増しており、判決はその動きをさらに増幅させかねない。(黒川信雄)

 「恥を知れ!」

 11月27日、モスクワ市内の裁判所前に集まった民族主義活動家らはそう叫び、この日下された判決を非難した。クレムリン(大統領府)に隣接する赤の広場は、大規模な抗議デモを警戒し封鎖された。

 彼らの非難の矛先にあるのは、総合格闘技の元世界チャンピオンで、“黒い虎”との異名を取るラスール・ミルザエフ被告(26)と、彼が犯した殺人罪への刑罰の軽さだ。

 ミルザエフ被告は2011年8月、モスクワ市内のナイトクラブで当時19歳だった大学生を殴打。倒れた学生は、マンホールのふたに頭をぶつけ、数日後に死亡した。報道によると、学生はミルザエフ被告のガールフレンドを罵(ののし)ったため、彼の怒りを買ったという。

 しかしこの日の判決で、ミルザエフ被告は「すでに事件発生から裁判までの間拘束されたことで、刑期を終了している」とされ、即時に釈放された。原告側の弁護士は直ちに上訴すると表明した。

 事件直後、ミルザエフ被告は最長で15年の懲役刑に服する可能性があると指摘されていたが、検察側が刑期の短縮を求めた。学生に対して十分な治療が行われなかった可能性も浮上。裁判自体も手続き上のさまざまな問題などを背景に開始が大幅に遅れたという。

 不明瞭にも見える短い刑期に対し、ロシアでは「クレムリンの意向を反映したものだ」との見方がネット上などで広がっているという。

 ミルザエフ被告は、ロシア南部のダゲスタン共和国出身。ダゲスタンなど、ロシア連邦に属する北カフカス地方の共和国では独立を求める動きが活発で、イスラム過激派勢力によるとみられるテロも多発している。

 ロシア政府は武力を使った厳しい弾圧で独立運動を押さえ込む一方、同地域に対し巨額の補助金を拠出し、独立機運をそぐ戦術をとっている。ミルザエフ被告の刑が軽く済んだのも、そのような北カフカス地方への“配慮”が働いていると人々は見ているのだ。

 しかし、そのような北カフカスへの支援を他の地域のロシア人らは快く思っていない。さらに北カフカスの住民らは職を求めて大量にモスクワなど大都市に流入しており、それが既存の市民らとの軋轢(あつれき)を生んでいる。モスクワでは2010年にも、ロシア人サッカーファンが北カフカス出身者に殺された事件をめぐり、激しい暴動が起きた経緯がある。

 ロシアの大衆紙によると、死亡した学生の家族は法廷でミルザエフ被告に対し「ロシアの地でロシア人を殺した罪は、おまえの手から消えはしない」と被告を罵り、法廷を後にしたという。

5443チバQ:2012/12/09(日) 23:13:30
http://mainichi.jp/select/news/20121209k0000m030032000c.html
シリア:反体制派一体化 アルカイダ系切り離し狙う
毎日新聞 2012年12月08日 20時29分(最終更新 12月08日 20時58分)

 【エルサレム花岡洋二】シリア反体制派の各武装組織は7日、統合司令部を結成した。戦略の一体的構築が狙いで、政府軍との停戦を拒否するなど強硬派で国際テロ組織アルカイダ系とされる「ヌスラ戦線」を排除する狙いもある。ただ、戦闘力があるヌスラ戦線には一定の支持があり、反体制派の分断を招くおそれもある。

 ロイター通信によると、米国務省は反体制派有志国会合が開かれる12日にもヌスラ戦線をテロ組織に指定する。ヌスラ戦線は停戦や統合司令部参加を拒否し、「イスラム国家」を造ると宣言している。米政府はアルカイダとのつながりを指摘しており、反体制派から一線を画し、別組織の合流や武器の流出を防ぐ狙いがある。

 ただし、米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、ヌスラ戦線はリビアやイラクなどの戦闘経験者が含まれ、指揮系統が整い資金源もあり、前戦で戦い、戦果も上げているという。「戦闘員6000〜1万人は全体の7〜9%を占め、年初の1%から急増した」との報告もあり、反体制派でも評価する動きがある。

 反体制派は、アサド政権による少数派のイスラム教アラウィ派を中心とした世俗的な支配体制を覆そうとしている。主力はスンニ派のムスリム同胞団系などイスラム主義者で、ヌスラ戦線への拒否感は世俗派ほど強くはない。ヌスラ戦線の孤立化政策は反体制派内の溝を深めることにもなりかねないとの懸念もある。

5444チバQ:2012/12/09(日) 23:15:08
http://mainichi.jp/select/news/20121209k0000m030032000c.html
英王室:偽電話受けた看護師自殺 キャサリン妃容体漏らし
毎日新聞 2012年12月08日 00時56分(最終更新 12月08日 01時19分)

 エリザベス女王をかたった偽電話を受け、第1子を妊娠して入院していた英王室のキャサリン妃(30)の様子を誤って漏らしてしまった担当看護師が自殺した。英BBC放送などが7日伝えた。

 偽電話はオーストラリアのラジオ局DJがかけた。エリザベス女王のふりをして「私の孫娘と話させておくれ」などと病院に電話し、看護師は「体調は安定しています」などと話してしまっていた。キャサリン妃は6日退院した。【石原聖】

http://mainichi.jp/select/news/20121208k0000e030133000c.html
英国:看護師自殺、王室も深い悲しみ
毎日新聞 2012年12月08日 09時51分(最終更新 12月08日 20時45分)

 【ロンドン坂井隆之】第1子を妊娠した英王室のキャサリン妃(30)が入院していたロンドンの病院は7日、看護師が急死したと発表した。英メディアは自殺の疑いがあると報じており、ラジオ局がかけた偽電話と気づかずに妃の健康状態を漏らしてしまったことを苦にした可能性が高い。

 偽電話はオーストラリアのラジオ局のDJ2人が4日早朝、エリザベス女王とチャールズ皇太子のふりをしてかけた。急死した看護師が電話をキャサリン妃が入院する病棟に取り次ぎ、別の看護師が「体調は安定しています」などと答えてしまっていた。キャサリン妃は6日に退院した。

 英王室は「(キャサリン妃は)深く悲しんでいる」との声明を発表。病院も「看護師は、悪意の偽電話の犠牲者だ」とラジオ局を批判した。一方のラジオ局側は「深い悲しみを受けた」とコメント。電話をかけたDJについては、看護師の死亡の事情が明らかになるまで出演を見合わせることを明らかにした。

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5445チバQ:2012/12/09(日) 23:38:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120900158
与野党衝突、2人死亡=各地で暴徒化−バングラデシュ

9日、バングラデシュ民族党(BNP)など野党勢力が抗議行動を行ったダッカ郊外で炎上するトラック(EPA=時事) 【ダッカAFP=時事】バングラデシュ各地で9日、与野党支持者が衝突、少なくとも2人が死亡した。野党は選挙管理内閣の下での総選挙の早期実施を求め各地で抗議活動を呼び掛けていた。
 首都ダッカでは、暴徒化した群衆に警察がゴム弾や催涙弾を撃ち込み解散を迫った。群衆からは警官隊に火炎瓶や爆発物が投げ付けられ、路上のバスや車が放火された。(2012/12/09-19:01)

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5446チバQ:2012/12/09(日) 23:39:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012120900186
イスラム過激派から要衝奪還=首都北方ジョウハル−ソマリア

ソマリア中部の要衝ジョウハルまで10キロの地点で、アフリカ連合(AU)に投降するイスラム過激派アルシャバーブのメンバー=9月、AU提供(AFP=時事) 【ナイロビAFP=時事】アフリカ連合(AU)ソマリア平和維持部隊(AMISOM)とソマリア軍は9日、首都モガディシオ北方約90キロに位置する中部の要衝ジョウハルをイスラム過激派アルシャバーブから奪還したと発表した。アルシャバーブも「戦略的理由でジョウハルを出た。ジョウハル内外の侵略者を追撃する」と撤退を確認、アルシャバーブ側に被害がないことを強調した。(2012/12/09-20:34)

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5447チバQ:2012/12/09(日) 23:41:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121209/amr12120914590002-n1.htm
チャベス氏、がん再発 後継初指名、病状深刻か
2012.12.9 14:57

8日、ベネズエラ・カラカスの大統領府で、十字架を手に、テレビ演説を行うチャベス大統領(AP)
 10月のベネズエラ大統領選で4選を決めた反米左翼、チャベス大統領(58)は8日、国営テレビでの演説で、がんが再発したことを表明し、後継候補として初めてマドゥロ副大統領を指名した。病状は深刻とみられ、チャベス氏は9日にあらためてキューバ入りし、治療を受ける。

 チャベス氏は大統領選前にがんの完治を宣言していたが、先月末、治療のためキューバ入りし、今月7日に帰国。検査の結果、がんの再発が確認されたという。チャベス氏は演説で「新たな選挙が行われる場合はマドゥロに投票してほしい」と支持者に呼び掛けた。

 チャベス氏は来年1月10日に4期目の就任式を迎える。法規定では、大統領が就任式前または就任後4年以内に死亡するなど職務不能状態に陥った場合、再選挙が行われる。ベネズエラ大統領の任期は6年。(共同)

5448チバQ:2012/12/10(月) 01:09:04
http://www.cnn.co.jp/world/35025495.html
伊のベルルスコーニ前首相、総選挙に出馬 引退宣言を撤回
2012.12.09 Sun posted at 14:31 JST
ローマ(CNN) 政界からの引退を一時表明していたイタリアのベルルスコーニ前首相(76)は8日、次期総選挙に出馬し首相の座を新たに目指すと表明した。自らのウェブサイトや交流サイト「フェイスブック」で述べた。

ベルルスコーニ氏はこの中で、自ら率いる中道右派の政党連合「自由の国民」は新たな指導者を探したが見出せなかったと主張。「絶望感もあるが、責任を感じて政治に戻る」とし、勝利を目指して総選挙に立候補すると強調した。

総選挙は来年3月から6月の間に予想されている。ベルルスコーニ氏の奔放な言動や発言の撤回は有名で、政界からの引退表明についてもその真意をいぶかる見方がくすぶっていた。

同氏は昨年11月、金融危機を受けて首相を辞任。この後、民間出身のモンティ首相が緊縮政策を掲げ、危機克服に努めていた。ただ、イタリアのナポリターノ大統領は8日、モンティ首相との会談後の声明で、首相は国家予算と財政安定化を図る法案が成立後、辞任する考えを示したと発表していた。「自由の国民」幹部は最近、モンティ氏の責務は終わったと述べていた。

イタリア有数の富豪でもあるベルルスコーニ氏は裁判で多数の係争を抱えていることでも有名で、今年10月には脱税で禁錮4年の有罪判決を受けていた。しかし、同国の司法制度では被告のベルルスコーニ氏らには2回の上訴が認められ、事件の時効が来年成立するため、被告ら全員が服役を免れる可能性がある。

ベルルスコーニ氏はまた、未成年少女の買春の罪でも起訴されている。

5449チバQ:2012/12/10(月) 01:09:40
http://www.cnn.co.jp/world/35025498.html
反体制派の自由シリア軍、「内紛」収める統合司令部で合意か
2012.12.09 Sun posted at 17:02 JST

シリアのアサド政権軍と戦う反体制派武装組織「自由シリア軍」は9日までに、同国の全県で文民、軍事両部門の指導者を任命することで暫定的な内部合意が得られたと発表した。

これら指導者を束ねる統合司令部的な役目を持つ全国規模の評議会を発足させる。評議会結成で一層の国際支援の取り込みなどを狙っているとみられる。

自由シリア軍はこれまで指揮系統などが異なる武装勢力の集合体とされ、内部結束に問題があるとの指摘があった。同軍の報道担当者によると、各勢力間の話し合いで文民、軍事両部門の評議会指導者を全県で任命することで7日に暫定合意した。

自由シリア軍によると、評議会の構成員数は新たに指名される参謀長と副参謀長を含め全土で計30人。評議会メンバーは全員シリア人で、多数が国内で闘争を続ける者としている。

同軍の報道担当者は、評議会結成は高等軍事評議会の発足へ向けた1歩とも説明した。評議会設立は、シリアの新たな反体制派統一組織「シリア国民連合」の誕生を受けた措置ともなっている。

国民連合は今年11月に発足し、支援物質などの受け皿となり、反体制各派を統合した軍司令部の上部組織になるとも期待されている。

国民連合については英国とフランスがシリア国民を代表する合法組織として認知。米国はモロッコで週内に開催されるシリア反体制派支援の有志連合の会合で正式認知へ向けた最初の措置を打ち出す見通し。会合にはクリントン米国務長官が出席する。

5450チバQ:2012/12/10(月) 20:46:55
>>5438-5439>>5448
http://mainichi.jp/select/news/20121210k0000e030085000c.html
イタリア:首相が辞意…政権維持困難、経済危機再燃の恐れ
毎日新聞 2012年12月10日 10時41分(最終更新 12月10日 11時55分)


 【ローマ福島良典】財政緊縮策を進めてきたイタリアのマリオ・モンティ首相(69)が8日、ローマでナポリターノ大統領と会談し、辞意を表明した。シルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)の中道右派「自由国民」が緊縮策反対を理由に内閣不支持に動いたことから、政権維持は困難と判断した。来春に予定されていた総選挙は前倒しされる見通し。イタリアはモンティ氏率いる実務者内閣の下で市場や国際社会の信頼を回復してきたが、政局流動化で経済危機がぶり返す恐れがある。

 大統領府の声明によると、モンティ首相は大統領に対して、国会第1党の自由国民の離反を理由に「任期を全うすることはできない」と述べ、来年度予算案と財政健全化のための法案が年内に国会を通過次第、内閣総辞職をする意向を伝えた。総選挙は大統領が国会を解散してから70日以内に実施され、早ければ来年2月になる見通し。

 ベルルスコーニ前首相の辞任を受けて昨年11月に発足したモンティ内閣は、増税や歳出削減、年金支給開始年齢の引き上げなどの債務危機対策を進めてきた。だが、緊縮策の影響で景気後退が長引き、失業率が11.1%に達する中、「痛み」を伴う措置に国民の不満も募りつつある。

 自由国民はこれまでモンティ内閣を支えてきたが、「経済の歩みが好ましくない。モンティ内閣は終わりだ」(アルファノ幹事長)と6日、内閣信任案の国会採決を棄権。首相返り咲きを断念する考えを示していたベルルスコーニ氏は8日、適当な候補者が見当たらないとして自ら首相候補として総選挙に出馬する意向を表明した。

 最近の世論調査によると、自由国民は支持率13.8%で、中道左派「民主党」(支持率30.3%)や、コメディアンのベッペ・グリッロ氏(64)率いる市民団体「五つ星運動」(同19.7%)に大きく水をあけられている。ベルルスコーニ氏は保有企業の脱税疑惑で有罪判決を受け控訴中。影響力維持のために政界残留を選択したとの見方も出ている。

 民主党党首のピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)はベルルスコーニ氏の動きを「無責任」と批判。元欧州連合(EU)欧州委員で経済学者のモンティ氏には、財政再建の「頼みの綱」として経済界を中心に続投待望論が広がっており、次期首相候補として総選挙への出馬を促す声が強まりそうだ。

5451チバQ:2012/12/10(月) 20:47:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/erp12121020250003-n1.htm
イタリア政局、欧州債務危機の不安材料の恐れ モンティ首相が辞意
2012.12.10 20:22 (1/2ページ)

 【ベルリン=宮下日出男】イタリアの政局が欧州債務危機の不安材料となる恐れが強まってきた。財政健全化を進め、国際社会や金融市場の信用の厚いモンティ首相が2013年の予算成立後に辞任すると表明。一方で危機対応をめぐり昨年、退陣に追い込まれたベルルスコーニ前首相が4度目の首相就任を目指す意向を示すなど、来年の総選挙を前に政治情勢は不透明感を増し、経済改革の後退も懸念されている。

 モンティ首相は8日、ナポリターノ大統領と会談。大統領府はその後、首相が「任務継続は不可能になった」として、議会で審議中の予算成立後に辞任する意向を大統領に伝えたとの声明を発表した。

 辞意のきっかけは、議会最大勢力で政権を支えてきた中道右派、自由国民の“造反”だ。ベルルスコーニ氏率いる同党は6日、上下両院で行われた信任投票で棄権。かろうじて政権は信任されたが、アルファノ幹事長は「政権の役割は終わった」と語り、首相は事実上の「不信任」と受け止めた。

 来年予算は年内に成立する見通し。首相の辞任により、来年3〜4月の実施が見込まれていた総選挙が前倒しされる可能性が高まっており、その場合、早ければ2月にも行われる。

 昨年11月に発足したモンティ政権は過去約1年間、累積債務が国内総生産(GDP)比約120%に上る財政の改善のため歳出削減などに取り組み、労働市場改革なども断行。同国への市場の信頼を回復させた。

 だが、来年も経済成長はマイナスの見込みで、失業率は過去最悪。国民の不満は強く、世論調査では、ユーロに懐疑的な主張や反緊縮を掲げる政治勢力「5つ星運動」が2位に台頭している。

 自由国民が信任投票で棄権に回ったのは、支持率が3位に低迷する中、こうした世論を取り込み党勢回復を図るためとみられる。8日には、モンティ首相への批判を強めるベルルスコーニ氏が従来の姿勢を一転させ、首相候補として総選挙に出馬する意向を示した。

 モンティ首相を支え、支持率が3割強で首位の中道左派の民主党は、首相候補のベルサニ書記長が基本的に改革路線を踏襲する考えを示すが、国民の「痛み」への配慮も示し、改革が確実に継続されるかは不透明さも残る。

 欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員会委員長は9日、「選挙が改革の必要性に疑問を生じさせる口実となってはならない」と伊紙に語り、改革の後退に懸念を示した。

5452チバQ:2012/12/10(月) 20:53:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/mds12121015080001-n1.htm
コンゴ 反政府勢力ゴマ撤退 略奪、殺人… 戦闘逃れても不安続く
2012.12.10 15:07 (1/2ページ)

SANKEI_EXPRESS__2012(平成24)年12月9日付EX(16、17面(見開き))
 反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」が11月20日から一時制圧したアフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ゴマ。M23による略奪や殺人、性暴力が相次ぎ、市内や周辺は不穏な空気が漂う。東部は天然資源が豊富で、1990年代から隣国ルワンダなどが絡み紛争が繰り返されてきた。「いつ平和が来るのか」。戦闘を逃れた住民らは嘆いた。

 大量の機関銃やロケット弾、迫撃砲−。ゴマ周辺で見られたM23の数百人規模の戦闘員は、迷彩服姿で十分な武器を備えていた。周辺国の圧力を受けゴマ北方20キロ地点まで撤退したが、カザラマ報道官は「いつでもゴマに戻る用意がある」と強調する。

 ルワンダから武器供給を受けているとされるM23。コンゴ政府は否定するが、地元ジャーナリストは「過去の紛争と構図は同じ。ルワンダは資源利権や地域の覇権を狙っている」と指摘する。

 ≪食料・服・毛布 「平和が欲しい」≫

 「M23は政府軍施設から武器を多数奪った。軍幹部や市長の家も襲われ、何もかも略奪された」

 目撃した学生フローリー・クリムシさん(22)はこう明かした。国連平和維持活動(PKO)部隊の装甲車が警備していたが、武器略奪を止められなかったという。「国連部隊は何のためにゴマにいるのか」と憤った。

 ゴマ中心部では略奪を恐れる多くの店が営業をやめていた。2002年に付近の火山が爆発、溶岩で破壊された建物が何軒も残され、舗装道路はごくわずか。断続的に長年続く紛争も影響し、開発は進んでいない。

 ゴマや近郊の町サケでは多くの住民が、M23メンバーによる複数の市民の銃殺を証言。地元の病院医師によると、M23メンバーによる性的暴行事件も20件近く報告された。

 電気技師のカンバレ・キテンゲさん(38)は「やつらは撤退後も私服姿で紛れ込んでくるかもしれない」と不安がる一方、「若者は働き口がないから、金を出すM23に参加している」と指摘。政府が貧困や失業問題に十分取り組んでいないと批判する。

 M23が今年4月に蜂起した後、ゴマ周辺に設置された複数の避難民キャンプには大勢の住民が押し寄せた。「激しい銃声や爆発音が怖く、何も持たず子供や孫と逃げた」。11月後半にサケを逃れたスクジュア・バルメさん(52)は疲れた顔を見せた。

 数年前に別の反政府勢力と政府軍の戦闘が激化した際に続き、避難民生活は2度目。「食料も服も毛布も必要」と訴え、「平和が欲しい」とため息をついた。(ゴマ 共同/SANKEI EXPRESS )

5453チバQ:2012/12/10(月) 20:59:34
http://www.asahi.com/international/update/1210/TKY201212100276.html
2012年12月10日19時15分
ルーマニア総選挙、連立与党が圧勝の勢い 緊縮策を批判
 【ウィーン=喜田尚】ルーマニアで9日、総選挙があった。開票率80%を超えた段階で、前政権の緊縮策を強く批判したポンタ首相率いる連立与党の社会民主連合が約60%の得票率を占め、圧勝する勢いだ。

 今年4月まで政権を担った中道右派の政党連合(17%)を引き離した。ただ、経済再建のための追加融資をめぐって改革を求める国際通貨基金(IMF)との交渉を控え、厳しい政権運営を迫られる。

 また、ポンタ政権は発足後、中道右派出身のバセスク大統領が権限を越えて前政権の緊縮政策に関与したとして対立している。議会が一時、大統領の職務停止を決め、国民投票にまで持ち込まれた。バセスク大統領はポンタ氏を強く批判し続けており、政治の混乱がなお続く可能性がある。有権者の政治不信と9日の大雪で投票率は午後6時段階でも40%に達しなかった。

 ルーマニアは、2007年に欧州連合(EU)に加盟した。11年の1人あたりの国内総生産(GDP)は加盟国平均の49%と、ブルガリアに次いで低い。

5454チバQ:2012/12/10(月) 21:01:31
>>5447
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/amr12121020220003-n1.htm
チャベス氏、がん治療で急遽キューバ入り 副大統領を後継指名へ ベネズエラ
2012.12.10 20:19

8日、ベネズエラ・カラカスの大統領府で、十字架を手に、テレビ演説を行うチャベス大統領(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】ベネズエラの反米左翼、チャベス大統領は9日、再発したがん治療のため急遽(きゅうきょ)、キューバに向かった。大統領はこれに先立つ8日、国営テレビでの演説でマドゥロ副大統領を後継者に指名すると発表。がん闘病を続けてきた大統領の容体はかなり悪化しているといわれ、政権運営に暗い影を落としている。

 チャベス大統領は昨年6月と今年2月の2回にわたり、キューバでがん摘出手術を受けた。10月の大統領選前に完全克服を宣言、4選を果たしたばかり。先月末から再び治療のためキューバ入りし、7日に帰国したが、再発が確認された。

 チャベス大統領は8日の演説で、「私が職務不能の状態となり、選挙が行われる場合、国民がマドゥロ氏に投票することを心から願う」と訴えた。

 マドゥロ副大統領は10月の大統領選後、外相から昇格したチャベス氏の“右腕”。強硬な反米主義者として知られ、対イラン、シリア、中国などの外交を主導してきた。妻も検察当局幹部として政界に影響力を持つ。

 チャベス大統領の4期目の就任式は、来年1月10日に予定されている。ベネズエラの憲法によれば、大統領が就任式前または就任後4年以内に死亡した場合、再選挙が行われる。大統領の任期は6年。

 再選挙となった場合、10月の大統領選でチャベス氏に敗れた主要野党統一候補のエンリケ・カプリレス氏とマドゥロ副大統領との対決が濃厚だ。

5455チバQ:2012/12/10(月) 21:06:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121000092
現職マハマ氏が勝利=野党は「不正」訴え−ガーナ大統領選
 【ロンドン時事】西アフリカ・ガーナからの報道によると、ガーナ選挙委員会は9日、7〜8日に投票が行われた大統領選の結果を発表、現職マハマ大統領(54)が得票率50.70%で勝利した。対抗馬のアクフォアド元外相(68)は同47.74%だった。
 アクフォアド氏の野党・新愛国党(NPP)は結果発表に先立ち、マハマ氏の与党・国民民主会議(NDC)による不正を指摘する声明を発表。「アクフォアド氏が勝者であることを示す証拠がある」とした上で、票の再審査などを求めた。結果発表前、選挙委員会の建物近くにはNPPの支持者約300人が集まり抗議デモを展開、治安部隊が催涙ガスを発射するなど一時混乱が生じた。(2012/12/10-09:05)

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5456チバQ:2012/12/10(月) 21:08:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121000517
前財務相を首相候補に選出=「中道左派連立目指す」−独社民党

9日、ドイツ・ハノーバーで開催された最大野党・社会民主党(SPD)大会で、次期総選挙の首相候補に選出されたシュタインブリュック前財務相(AFP=時事) 【ベルリン時事】ドイツの最大野党・社会民主党(SPD)は9日、北部ハノーバーで党大会を開き、来年秋の連邦議会(下院)選挙(総選挙)の首相候補に、内定していたシュタインブリュック前財務相を選出した。シュタインブリュック氏は投票で93.5%の信任を得た。
 シュタインブリュック氏は、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)とSPDによる2005〜09年の大連立政権で財務相を務めた。同氏は演説で、「メルケル首相は(債務危機対策で)ドイツを欧州の中で孤立させた」と非難。総選挙では大連立政権の復活ではなく、90年連合・緑の党との中道左派政権の樹立を目指す考えを強調した。(2012/12/10-15:09)

5457チバQ:2012/12/10(月) 21:13:54
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2915878/9968238?ctm_campaign=txt_topics
賭けに負けた市長、サンタ姿で塔に登る
2012年12月10日 19:09 発信地:シュワバハ/ドイツ
【12月10日 AFP】ドイツ南部シュワバッハ(Schwabach)で8日、マティアス・テューラウフ(Matthias Thuerauf)市長がサンタクロース姿で教会の時計塔に登った。賭けの罰ゲームだという。

 市内のスポーツクラブが5か月間で500人の新規入会者を獲得できるか否かの賭けで、市長はできないほうに賭けた。ところが、527人が入会したため、市長の負けが決まったのだそうだ。(c)AFP/JUERGEN RAMSPECK/CITY OF SCHWABACH

5458チバQ:2012/12/10(月) 21:14:34
http://www.afpbb.com/article/politics/2915821/9966658
南アのマンデラ元大統領が入院、面会のズマ大統領「快適に過ごしている」
2012年12月10日 09:10 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
【12月10日 AFP】南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領(94)が8日、クヌ(Qunu)の自宅から首都プレトリア(Pretoria)の病院に搬送され、検査入院した。9日にマンデラ氏を見舞ったジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領によれば、マンデラ氏は「適切な手当てを受けて快適に過ごしている」という。

 高齢のため体力の衰えが見られるマンデラ氏は2月にも腹痛のため検査入院しており、入院は今年になってから2回目。

 南ア政府はマンデラ氏の健康に関する懸念の払拭に努めているが、同氏の容体に関しては明らかにしていない。

 一方、医療専門家らは、マンデラ氏ほどの高齢者であれば、健康チェックのために適宜、検査入院することは何ら特別なことではないとの見解を示している。(c)AFP/Susan Njanji

5459チバQ:2012/12/10(月) 21:15:24
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2915826/9975064
AUとソマリア政府軍、アルシャバーブからジョワルを奪回
2012年12月10日 11:27 発信地:モガディシオ/ソマリア
【12月10日 AFP】アフリカ連合(AU)の平和維持部隊とソマリア政府軍は9日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりを持つイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)の支配下にあったジョワル(Jowhar)を奪回したと発表した。ジョワルは首都モガディシオ(Mogadishu)から北に90キロの幹線道路沿いにある。

 アフリカ連合ソマリア・ミッション(African Union Mission in Somalia、AMISOM)の報道官は、アルシャバーブは部隊がジョワルに入る前に撤退していたため、ほとんど交戦することなくジョワルの治安を回復したとAFPに説明した。

 一方、アルシャバーブ側の報道官はAFPの取材に、「戦略的な理由」によってジョワルから撤退したことを認める一方で、撤退に際してアルシャバーブ側に死傷者は出ておらず、現在はジョワルの近郊に集結していると述べた。

 AMISOMの司令官は、ジョワル奪回はソマリアのヒーラーン(Hiraan)、シェベリ(Shabelle)川流域地方の治安改善に向けた大きな成果だと述べたが、アルシャバーブは一見したところソマリア政府の支配下にあると思われる農村地域で依然として活動し、自爆攻撃などのゲリラ攻撃を行っている。

 1991年に当時のモハメド・シアド・バーレ(Mohammed Siad Barre)大統領の追放を機に内戦状態に陥ったソマリアは、以来、有効な中央政府が存在しない状態が続いていた。

 だが今年9月に大統領に選出された学者出身の活動家ハッサン・シェイク・モハムド(Hassan Sheikh Mohamud)氏による政権が誕生し、汚職にまみれた暫定政府による統治に終止符が打たれた。(c)AFP

5460チバQ:2012/12/11(火) 22:30:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121211/mds12121117060001-n1.htm
暫定首相を軍が拘束 マリ、さらに混迷
2012.12.11 17:04

ニューヨークの国連本部で演説するマリ暫定政府のディアラ首相=9月26日(AP)
 西アフリカ・マリからの報道によると、同国軍兵士が10日夜、ディアラ暫定政府首相の身柄を拘束し、ディアラ氏は11日未明、国営テレビを通じて暫定政府の総辞職を表明した。拘束は3月に首都バマコで起きた反乱軍のクーデターを主導したサノゴ大尉の指示という。

 マリではクーデター後、イスラム過激派らが北部を制圧し、国土は事実上、南北に二分された。南部側では4月に議会議長だったトラオレ氏が暫定大統領に就任し暫定政府が発足したが、今回の事態で情勢はさらに混迷が深まった。

 拘束の理由は不明だが、最近、ディアラ氏と軍部の対立が深まっていたという。マリの過激派掃討を目的とする西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の軍事介入計画にも影響を及ぼす恐れがありそうだ。

 軍関係者はロイター通信に対し「暫定大統領はその地位にとどまっており、クーデターではない」と述べた。(共同)

5461チバQ:2012/12/11(火) 23:12:17
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000m030058000c.html
エジプト:与野党「100万人デモ」へ
毎日新聞 2012年12月11日 20時35分

 【カイロ樋口直樹】エジプト新憲法案の是非を問う15日の国民投票を前に、モルシ大統領を支持するイスラム勢力と、イスラム色の濃い新憲法案に抗議する世俗派中心の野党勢力は11日夕(日本時間同日深夜)、首都カイロ郊外などでそれぞれ「100万人デモ」に突入する。両勢力の集合地は異なるが、移動中などに接触し、衝突に発展する可能性もある。カイロ郊外の大統領宮殿周辺にはバリケードが築かれ、デモ隊の乱入に備えている。

 両勢力の大規模デモに向けて緊張が高まる中、カイロ中心部のタハリール広場では11日未明、抗議の居座りを続ける野党支持者のテントが襲撃された。ロイター通信などによると、マスク姿の男たちがテントに向けて銃を発砲したり、火炎瓶を投げつけたりして、9人にけがをさせた。広場の野党支持者は、大統領支持派が野党のデモを妨害するために仕掛けたものだと反発しているという。

 野党側は11日午後、カイロ市内など数カ所の集合地から再び、郊外の大統領宮殿に向けて行進する。宮殿前では先週、与野党の衝突で死者7人、負傷者300人以上を出す惨事が起きたばかり。その後、共和国防衛隊が警備に就いたが、野党勢力のデモ隊に突破されるなど不安定な状況が続いた。国軍は与野党双方に暴力の停止と対話の再開を要求。9日深夜には、国軍に治安維持の強化を命じる新たな大統領令が施行された。

5462チバQ:2012/12/12(水) 22:45:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121201050
小政党の議席獲得に道=3期目初の教書演説−ロ大統領

12日、モスクワで、年次教書演説を行うロシアのプーチン大統領(EPA=時事) 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は12日、クレムリンに上下両院議員を集めて年次教書演説を行い、政治改革や経済成長への指針を示した。この中で、大政党に有利な2007年からの現行の選挙制度を、小政党の議席獲得に道を開く旧制度に戻すことを提案した。
 プーチン氏の年次教書演説は、5月の大統領復帰後初めて。
 11年から続いた反政権デモを受けて野党勢力の改革要求に配慮。一方で国民の道徳心・愛国心に訴えることにも時間を割いた。通算3期目の任期6年を見据え、国内基盤の強化を重視したもようだ。日本を含めた外交関係に具体的な言及はなかった。
 プーチン大統領は「ロシアの民主主義は、外国の基準ではなく、自国の伝統に基づくべきだ」と強調、外圧による民主化を拒否した。その上で、下院選の小選挙区比例代表並立制の復活に踏み込み、今は認められない選挙時の小政党連合も形成できるよう「検討しよう」と述べた。(2012/12/12-21:16)

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5463チバQ:2012/12/12(水) 22:46:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012121200135
「ドイツ寄り」「物事を単純化」=イタリア前・現首相、危機めぐり応酬
 【カイロ時事】「ドイツ寄りの(緊縮)策で危機を深刻化させた」「ギリシャのような財政危機を脱し、同時に急成長できる方法があるなら教えてもらいたい」。イタリアで首相返り咲きを目指すベルルスコーニ前首相と、辞意を示したモンティ首相が11日、金融危機回避に向けた改革をめぐり応酬を繰り広げた。
 ベルルスコーニ氏は民放番組で、欧州連合(EU)加盟国に財政規律の厳格化を求めるドイツを厳しく批判。モンティ氏が財政再建のために断行した大規模な歳出削減は、ドイツに追従した緊縮財政で景気悪化を招いたと攻撃した。
 また、イタリア国債への信用度を反映するドイツ国債との利回り格差は「政権を引きずり下ろすためのトリックだ」と断言。昨秋のベルルスコーニ政権崩壊を正当化するために利用されたと批判した。
 一方、モンティ首相は国営テレビで、ベルルスコーニ氏の批判を念頭に、「物事を極端に単純化したり、魔法のような解決策を見せる風潮が出ている」と反論。ポピュリズム(大衆迎合)の台頭で構造改革が後退しかねない事態に警戒感を示した。(2012/12/12-08:20)

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5464チバQ:2012/12/12(水) 23:14:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012121202000110.html
イタリア 改革路線継続か否か モンティ首相去就も注目
2012年12月12日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】モンティ首相の突然の辞意やベルルスコーニ前首相の政権奪回に向けた出馬表明で、イタリア政界が混沌(こんとん)としてきた。来年二月にも実施される総選挙は、モンティ氏が進めてきた痛みを伴う改革路線を継続するか否かの分かれ道となる。

 AFP通信によると、モンティ氏は十一日、「(就任した)十三カ月前、国は極めて難しい状況だった。数年前に対策を取っていればよかったが」と前首相の手腕を批判した。九日の辞意表明でもベルルスコーニ氏が政権に反旗を翻したことを理由に挙げ政権が倒れる責任が同氏にあるとの認識を広めた。

 モンティ氏は次期総選挙への出馬について「今の段階では考えていない」と言葉を濁すが、手腕を高く評価する中道勢力や財界には首相候補として担ぎ出す動きが活発化している。モンティ氏を擁立する政党が現れれば30%超の支持が集まるとの世論調査もある。

 ただ本人は慎重だ。ベルサニ書記長を首相候補に擁し支持率首位を走る中道左派、民主党が改革継承を打ち出しており、競合して票が割れれば反対勢力を利する恐れが生まれる。このため次期大統領か経済閣僚に就任するとの見方も根強い。

 ベルルスコーニ氏率いる中道右派、自由国民の人気は15%と低迷するが、反緊縮策の新興勢力「五つ星運動」が支持率二位に浮上するなど不況や高失業率への国民の不満は高く、改革派の圧勝は約束されていない。

 一方、ベルルスコーニ氏は十一日のテレビで「ドイツ寄りの政策で経済を悪化させた」とモンティ氏を批判した。人気低迷で四回目の首相就任の可能性は低く、劣勢を覆すには反モンティの主張を強めるしかない状況だ。

5465チバQ:2012/12/12(水) 23:17:17
>>5460
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2916039/9980755
マリ暫定首相が辞任表明、軍兵士に拘束された後
2012年12月11日 19:15 発信地:バマコ/マリ
【12月11日 AFP】西アフリカのマリで11日、シェイク・モディボ・ディアラ(Cheick Modibo Diarra)暫定政府首相が、3月のクーデターを主導したアマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉の指令を受けた軍兵士に自宅で拘束され、数時間後に辞任を表明した。

 ディアラ暫定首相は国営放送ORTMで短い声明を発表。「私、シェイク・モディボ・ディアラは政権とともに辞任する」と述べた。辞任の理由については明らかにしていない。

 マリは、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりを持つイスラム武装集団が北部を掌握しており、実質的に国が二分された状態だったが、首相辞任でいっそうの混乱に陥ることになる。

 辞任発表の数時間前、首相の側近は、首都バマコ(Bamako)郊外のカチ(Kati)兵舎から来た軍兵士およそ20人に首相が拘束されたと語っていた。カチ兵舎は前のクーデターの際に拠点となった場所。「兵士らは首相を拘束するためにサノゴ大尉に派遣されたと言った」と同側近は語っていた。(c)AFP

http://www.cnn.co.jp/world/35025639.html
マリ暫定首相、国軍兵に拘束された直後に辞任表明
2012.12.12 Wed posted at 12:28 JST

(CNN) 西アフリカ・マリのシェイク・モディボ・ディアラ暫定首相が11日、国営テレビで突然辞任を表明した。暫定首相はこの前日、国軍兵によって自宅から連行され、身柄を拘束されていた。

マリでは3月に反乱軍のクーデターが発生し、イスラム武装勢力が台頭するなど政情不安が強まっている。

当局者によると、ディアラ暫定首相は10日に療養のためパリに向かう予定だったが、同日午後11時ごろ、武装した兵士がトラック3台で自宅に乗り付け、軍の本部に連行された。同本部では、3月のクーデターを主導したアマドゥ・サノゴ大尉に会ったという。

テレビ局関係者の話では、ディアラ暫定首相は11日午前1時ごろ、武装した兵士に放送局に連れて来られ、兵士が声明文を渡した。「(首相が読むのを)強要されていたかどうかはわからない」と関係者は語る。

ディアラ氏は「マリは歴史上最も困難な時期を経験している。何が起こるかわからない不安の中で、国民は自分たちが不幸な状況に置かれていると知っている。それが私が今日辞任する理由だ」と語った。

ディアラ氏の現在の居場所は不明だが、側近によると、まだ首都バマコにいると思われる。拘束された時点で負傷はしていなかったという。

陸軍の報道官は、ディアラ氏を拘束したのはサノゴ大尉の一派で、軍当局者の大部分は拘束について知らされておらず、現在の状況も不明だと話している。

同国は3月のクーデターで大統領が辞任し、独立運動を続けてきたトゥアレグ族の武装集団が政情不安に乗じて北部の一部を制圧。トゥアレグ族と、北部地域の3分の2を制圧している国際テロ組織アルカイダ系勢力との間で抗争も起きている。

5466チバQ:2012/12/12(水) 23:17:45
http://www.cnn.co.jp/world/35025646.html
英政府、同性婚合法化の法案発表 イングランドとウェールズで
2012.12.12 Wed posted at 13:06 JST

(CNN) 英国のミラー女性・機会均等担当相は11日、イングランドとウェールズで同性婚を合法化する法案を来年初めに提出すると発表した。

ミラー氏は「互いに愛し合い、誓い合うカップルの前に、国が立ちふさがってはならない」「法改正により、社会における結婚はより強固なものになり、現代的な生きた伝統であり続ける。すべての人にとって、より公平な社会も築かれる」と指摘した。

ただし、同性間の結婚式を望まない宗教団体に対して、式を取り行うよう強制することはしないとした。また、イングランド教会とウェールズ教会は、同性婚を禁じた教会の規定が改正されない限り、式を行うことは禁止される。

英国ではスコットランド議会で同性婚の合法化に向けた法制化が進む一方、北アイルランド議会は10月に、同性婚合法化の法案を否決している。

5467チバQ:2012/12/13(木) 23:02:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/mds12121321260006-n1.htm
国民投票乱用による「同胞団」支配を警戒 反モルシー派 
2012.12.13 21:24 (1/2ページ)
 エジプトの新憲法案の是非を問う国民投票で、世俗主義勢力を中心とする反モルシー派の根底にあるのは、モルシー大統領が新憲法を通じ、自らの母体であるムスリム同胞団による支配を確立しようとしているのではないか、との疑念だ。

 新憲法案はまず、大統領が国政の重要問題に関し、いつでも国民投票を実施する権限を持ち、その結果は司法を含む「あらゆる国家機関を拘束する」としている。

 民意がすべてに優先されるとの“理念”を強調したようにみえるが、反モルシー派や民主化勢力は「国民投票が乱用され、ポピュリズムに陥る危険性が高い」と批判。特に、組織力が強固な同胞団を通じてモルシー氏が大衆を動員し、司法や議会の監視機能を骨抜きにするとの懸念がある。

 自由や権利が制限されかねないとの批判も根強い。新憲法案では報道の自由について、裁判所の決定があれば、出版物の発行禁止や報道機関の閉鎖も可能だと規定、必要に応じて検閲も実施することができるとしており、独立系メディアは「恣意的な運用の余地がある」と反発を強めている。

 早くから関心が集まっていたイスラム法(シャリーア)の扱いについては、「シャリーアの諸原則を主要な法源とする」と、ムバラク前政権での旧憲法の表現を踏襲。国民の約9割がイスラム教徒で、同条文への表立った異論は少ないが、モルシー政権下で急速なイスラム化が進むという警戒感も指摘されている。

 一方で新憲法案は、モルシー氏が自らに絶大な権限を付与した憲法宣言を発布する中、急ピッチで承認された経緯があるだけに、反モルシー派は「そもそも正当性がない」との立場だ。

 国連人権高等弁務官事務所のピレー高等弁務官は、政権側の強引な手法に疑問を呈した上で、女性や宗教マイノリティの権利擁護などが明文化されていないなど「権利規定は旧憲法より弱まっている」と批判した。(カイロ 大内清)

5468チバQ:2012/12/13(木) 23:08:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012121300095
ベルルスコーニ氏、返り咲き断念=モンティ首相に出馬提案?−伊
 【カイロ時事】来年のイタリア総選挙で首相返り咲きを目指すベルルスコーニ前首相(76)は12日、モンティ首相(69)が中道右派の首相候補として出馬を決断すれば、自身は身を引く用意があると語った。ただ「現時点では私が引き続き首相候補」とも述べ、発言の真意をめぐり臆測を呼んだ。
 AGI通信によると、ローマで開かれたイベントに出席したベルルスコーニ氏は「もしモンティ首相が(中道右派を)率いるなら、私は出馬しない」と明言。「自ら進んで出馬したのではなく、支持者が推したからだ」と釈明した。
 また、自らが率いる政党「自由国民」を軸とする中道右派連合の首相候補になるようモンティ氏に提案したと説明。ただ同氏は出馬意向を示さなかったという。
 その直後、「(中道右派の)首相候補は引き続き私だ」「(自由国民の)アルファノ幹事長が首相の有力候補だ」と発言が二転三転。伊紙はベルルスコーニ流の「ジョーク」として、同氏は出馬を断念しないとみている。(2012/12/13-07:03)

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5469チバQ:2012/12/14(金) 21:32:54
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000m030032000c.html
反プーチン:デモから1年 厳しい締め付けで退潮傾向に
毎日新聞 2012年12月14日 19時08分

 【モスクワ大前仁】ロシアで昨年12月の下院選不正疑惑を発端とした抗議デモの発生から1年がたった。野党勢力は15日に1周年のデモを予定しているが、政権の締め付けが厳しく、反プーチン運動は退潮傾向にある。

 「12人いた本部職員の4人が給与を受け取れずに辞めた。国内50カ所の事務所のうち20カ所を閉じている」。下院選の際、約7800件の不正行為を告発したロシア最大の選挙監視団体「ゴーロス(ロシア語で声の意味)」のメリコニャンツ副代表は、現状をこう説明した。

 00年に設立されたゴーロスは、最大約2100万ルーブル(約5600万円)の年間予算の7割を米政府の対外援助機関である米国際開発庁(USAID)の基金に頼ってきた。しかしロシア政府が9月、米側に基金の受け取り拒否を伝え、最大の資金源を止められた。下院選の不正行為を告発したことから、プーチン政権が「報復」したといえる。

 ゴーロスは現在、政府が提供する基金への申請を検討中という。数百万ルーブルの基金を得られれば活動の助けにはなるが、「独立性を保てるのか」(メリコニャンツ氏)と難しい判断を迫られている。

 ロシア政府はプーチン氏が5月に大統領復帰後、野党勢力の封じ込め策を続けてきた。6月にはデモ規定違反者への罰金の大幅引き上げを決定。外国から資金を受け取り政治活動を営む非政府組織(NGO)に対し、「外国の代理人」として登録し、報告を義務づける法律も定めた。治安部隊と衝突した5月のデモでは、参加者19人を「騒乱に参加した罪」などで起訴。被告1人が4年6月の自由剥奪(禁錮)刑の有罪判決を受けている。

 野党勢力は今春以降も大規模デモを開いてきたが、当初の熱気は戻らない。独立系世論調査機関レバダ・センターによると、昨年12月の時点で44%がデモを支持したが、10月には30%へ低下した。

 野党指導者のグトコフ元下院議員は「多くの国民が強権的な政府に服従することに慣れてしまっている」と指摘。野党側がプーチン氏の退陣を要求するだけで「建設的な提案を出さなかったため、中間層の支持を失った」(政治評論家のムーヒン氏)ことも原因とみられている。

 巻き返しを図る野党勢力の足並みも乱れている。野党勢力は10月、インターネット上などで8万人以上が参加した「選挙」を実施。ネムツォフ元副首相をはじめ野党活動家ら45人の委員を選んで「調整評議会」を設立した。評議会は来年9月のモスクワ州知事選などに独自候補擁立を検討しており、反プーチン層の受け皿を目指す。だが、著名ブロガーのナバリヌイ氏らが「平和革命」を唱える一方、グトコフ氏らが「政府との対話」を訴えるなど、評議会内部の路線対立が顕著になっている。

 15日の1周年デモについて、評議会はモスクワ市と協議してきたが、ルート変更を求める市当局と対立し、開催許可を得られていない。当日は無許可デモを強行する方針で、治安当局との衝突など混乱も懸念されている。

5470チバQ:2012/12/14(金) 21:41:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-35025752-cnn-int
ウクライナ議会、初日から乱闘で負傷者 首相指名持ち越し
CNN.co.jp 12月14日(金)11時30分配信

(CNN) 10月の議会選挙を受けて発足したばかりのウクライナ議会で、初日から殴り合いの乱闘が発生し、議員1人が耳を引き裂かれるけがを負った。騒ぎの影響で、この日に予定されていた首相と議長の指名は翌日に持ち越された。

乱闘騒ぎは12日、議員2人が政策を翻したとの疑念から、野党議員がこの2人の宣誓就任を阻もうとしたことが発端となって発生した。この騒ぎで議員1人が片耳を引き裂かれ、残る議員は議場から締め出された。一部始終は議会チャンネルで生中継された。

議場を締め出された野党スボボダ党の議員たちは、議場の扉を破り、入り口の金属探知機を破壊して乱入。机の上や議長席の上を歩き回ったり、同僚議員の頭を踏みつけるなどして暴れた。負傷者の数は公表されていない

騒ぎを受けてこの日の審議は中断し、13日に再開することで合意した。

同国はプロスポーツ選手出身の議員が多いうえ、法律で議員の不逮捕特権を認めていて警察が介入できないことから、議員同士の乱闘は日常茶飯事になっている。なお、ボクシング世界ヘビー級のタイトルを持つビタリ・クリチコ氏も政党党首を務めているが、この日の乱闘には加わらなかった。

10月の選挙では、ヤヌコビッチ大統領率いる与党の地域党が政権の座に就いた。


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