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国際政治・世界事情

5351チバQ:2012/11/22(木) 01:29:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121122/erp12112200350000-n1.htm
独、極右政党の非合法化議論が再燃 極右側は先手も
2012.11.22 00:34
 【ベルリン=宮下日出男】ドイツで極右政党の非合法化をめぐる議論が再び熱を帯びてきた。同党の地方組織元幹部がネオナチグループによる連続殺人事件に関与していたことが判明し、非合法化を求める声が高まっているためだ。ただ、政府には非合法化に失敗した過去があり、再度の失敗は“お墨付き”を与えることになりかねない。慎重論も根強いなか、極右政党が先手を打ち、裁判所に自ら合法性の判断を問う事態になっている。

 ドイツでは昨年、7年間にわたってネオナチ3人組がトルコ系住民ら計10人を殺害していた事件が発覚。犯行を見抜けなかった治安当局に批判が集まる一方、極右政党、ドイツ国家民主党(NPD)の地方組織元幹部が凶器入手を手助けしていたことが分かり、同党の非合法化の議論に火がついた。

 NPDは国政では議席を持たないが、ザクセン州など旧東独の2州の議会などに進出している。過激な民族主義的主張を掲げており、治安機関の連邦憲法擁護庁が動向を監視している。構成員は昨年時点で6300人。

 ドイツではナチス時代の反省から、民主的秩序を侵害する政党を連邦憲法裁判所の決定で禁ずることが可能。過去に共産党など2党に適用された。NPDも2001年に手続きが進められたが、政府側の証人や証拠が客観性や信用性を著しく欠いていると批判され、審理は中断された。

 再度の申請の是非について、政府は各州と12月に協議する予定。州側からは「NPDが暴力的な基礎を備えているのは明らかだ」と申請を支持する意見が多いものの、政府側は「失敗すればNPDの立場を強めることになる」(フリードリヒ内相)として、慎重な姿勢だ。

 だが、今月13日にはNPDが逆に「非合法」との批判が党の権利を侵害しているとして憲法裁判所に提訴したことが判明。自ら「合法」判断を仰いだ格好で、政府が有力な反証資料を提出するか、非合法化を申請しなければ、審理がNPDに有利に進む可能性があり、「非合法化の申請は待ったなしの状況だ」(南ドイツ新聞)との声も上がっている。


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