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国際政治・世界事情

5404チバQ:2012/11/29(木) 01:02:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112822520005-n1.htm
エジプト反政権デモ 軍部は沈黙、対立深まる
2012.11.28 22:52
 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領が自らに絶大な権限を付与する憲法宣言を発布したことに抗議する反モルシー派のデモは各地で28日も続いた。中東の衛星テレビ局、アルジャジーラによると、27日にはデモ参加者が推定20万人を超え、モルシー政権下で最大規模に発展した。

 首都カイロのタハリール広場では、治安部隊との衝突で1人が死亡し、宣言発布後の死者は3人となった。軍部が沈黙を守る一方、同国最大のイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団を後ろ盾とするモルシー氏は宣言を撤回しない姿勢を崩さず、対立が深まっている。

 「モルシーは去れ」「ムルシド(同胞団の最高指導者)支配を倒せ」。27日夜、同広場には、モルシー氏や同胞団を非難する市民が続々と集まった。デモ隊には、今回の憲法宣言は同胞団指導部の意を受けたモルシー氏が同胞団支配を確立するために行ったものだ−との疑念が渦巻く。

 宣言発布後、モルシー政権からは補佐官少なくとも4人が辞任。閣内から、宣言を支持するか否かで「留保すべき部分がある」(メッキ法相)といった発言が飛び出していることも反モルシー派の勢いにつながっている。

 これに対し、同胞団報道官は「宣言後に大統領の支持率は90%に上がった」と主張し、一歩も引かない構えだ。同胞団などはイスラム教の金曜礼拝が行われる30日に対抗デモを予定しているが、さらなる衝突や混乱の引き金となる懸念もある。

 こうした情勢にあって注目されるのが軍部の動向だ。モルシー氏は8月、政敵のタンタウィ前国防相を電撃解任するなど、もともと同胞団を強く警戒する軍部の掌握に努めてきた。

 現在のところ軍部に目立った動きはないが、昨年1〜2月の民衆デモでは、軍部が当時のムバラク大統領に退陣を迫り事態収拾を図った経緯があるだけに、モルシー氏は、メンツを保ちつつ、軍の介入を受けかねない騒乱は回避する方策を探るという難しい立場に立たされている。


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