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国際政治・世界事情

5452チバQ:2012/12/10(月) 20:53:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121210/mds12121015080001-n1.htm
コンゴ 反政府勢力ゴマ撤退 略奪、殺人… 戦闘逃れても不安続く
2012.12.10 15:07 (1/2ページ)

SANKEI_EXPRESS__2012(平成24)年12月9日付EX(16、17面(見開き))
 反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」が11月20日から一時制圧したアフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ゴマ。M23による略奪や殺人、性暴力が相次ぎ、市内や周辺は不穏な空気が漂う。東部は天然資源が豊富で、1990年代から隣国ルワンダなどが絡み紛争が繰り返されてきた。「いつ平和が来るのか」。戦闘を逃れた住民らは嘆いた。

 大量の機関銃やロケット弾、迫撃砲−。ゴマ周辺で見られたM23の数百人規模の戦闘員は、迷彩服姿で十分な武器を備えていた。周辺国の圧力を受けゴマ北方20キロ地点まで撤退したが、カザラマ報道官は「いつでもゴマに戻る用意がある」と強調する。

 ルワンダから武器供給を受けているとされるM23。コンゴ政府は否定するが、地元ジャーナリストは「過去の紛争と構図は同じ。ルワンダは資源利権や地域の覇権を狙っている」と指摘する。

 ≪食料・服・毛布 「平和が欲しい」≫

 「M23は政府軍施設から武器を多数奪った。軍幹部や市長の家も襲われ、何もかも略奪された」

 目撃した学生フローリー・クリムシさん(22)はこう明かした。国連平和維持活動(PKO)部隊の装甲車が警備していたが、武器略奪を止められなかったという。「国連部隊は何のためにゴマにいるのか」と憤った。

 ゴマ中心部では略奪を恐れる多くの店が営業をやめていた。2002年に付近の火山が爆発、溶岩で破壊された建物が何軒も残され、舗装道路はごくわずか。断続的に長年続く紛争も影響し、開発は進んでいない。

 ゴマや近郊の町サケでは多くの住民が、M23メンバーによる複数の市民の銃殺を証言。地元の病院医師によると、M23メンバーによる性的暴行事件も20件近く報告された。

 電気技師のカンバレ・キテンゲさん(38)は「やつらは撤退後も私服姿で紛れ込んでくるかもしれない」と不安がる一方、「若者は働き口がないから、金を出すM23に参加している」と指摘。政府が貧困や失業問題に十分取り組んでいないと批判する。

 M23が今年4月に蜂起した後、ゴマ周辺に設置された複数の避難民キャンプには大勢の住民が押し寄せた。「激しい銃声や爆発音が怖く、何も持たず子供や孫と逃げた」。11月後半にサケを逃れたスクジュア・バルメさん(52)は疲れた顔を見せた。

 数年前に別の反政府勢力と政府軍の戦闘が激化した際に続き、避難民生活は2度目。「食料も服も毛布も必要」と訴え、「平和が欲しい」とため息をついた。(ゴマ 共同/SANKEI EXPRESS )


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