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国際政治・世界事情

5418チバQ:2012/12/02(日) 22:03:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121202/mds12120218010001-n1.htm
【ジョークは語る】
「国営テレビで信用できるのはアザーンだけ」−エジプトの民主化グループ
2012.12.2 18:00 (1/2ページ)[エジプト]
 エジプトのムバラク前大統領が退陣した昨年2月、同国の国営テレビが「今後は公正な報道に努めます」とのテロップを流したことがある。デモの間、国営メディアは政権に不利なニュースを黙殺、もともと高くはない国民の信頼はさらに失われた。テロップは、「ムバラク後」の国営メディアの変化を予感させるもの−のはずだった。

 あれから1年9カ月。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー大統領の政権が誕生し、同国の政治状況は劇的に変化した。では、国営メディアはどうなのか。

 「国営テレビで信用できるのはアザーン(イスラム教の礼拝時間を知らせる呼びかけ)だけ」

 インターネット上の、民主化グループのページなどには最近、こんな書き込みが目立つ。正確なのは時間だけ、との辛辣(しんらつ)な皮肉だ。

 背景には、モルシー新政権やその後ろ盾の同胞団が、前政権を踏襲するかのようなメディア統制を進めているとの事情がある。

 今年8月、同胞団が多数派を握る諮問評議会(上院に相当)のメディア規制に関する委員会は、複数の政府系紙の編集幹部に同胞団に近い人物を任命。民間委員の著名ジャーナリストはこれに抗議して辞任した。

 9月には、モルシー大統領の政敵で、同大統領に電撃解任されたタンタウィ前国防相にインタビューした独立系紙が、印刷を委託する政府系紙に印刷を拒否される“事件”もあった。

 そして11月、モルシー氏は、自身に絶対的ともいえる権限を付与する憲法宣言を発布し、強権姿勢を鮮明にした。「モルシーはムバラクとどう違うかって? 眼鏡とひげだけさ」。反モルシー派からのこんな皮肉も、もはやジョークには聞こえなくなってきた。(カイロ 大内清)


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