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国際政治・世界事情

5419チバQ:2012/12/03(月) 22:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20121204k0000m030054000c.html
エジプト:大統領「強権」に反発 司法ストが拡大 
毎日新聞 2012年12月03日 21時20分

 【カイロ樋口直樹】新憲法の策定を巡り混乱が続くエジプトで、モルシ大統領の強権的な政治手法に反対する裁判官や検察官のストライキが拡大し、司法機能の著しい低下を招いている。昨年初めの民衆革命以来急増している犯罪事件をはじめ、離婚調停や経済事案などの審理にも重大な影響を及ぼす恐れが指摘されている。

 「エジプトは今、弱肉強食の無法国家になろうとしている」。カイロの弁護士、ナガルさん(32)は毎日新聞の取材に語った。「裁判官や検察官の職場放棄は訴訟当事者の利益だけでなく、社会的正義にも深刻な悪影響を及ぼす。犯罪者たちは罪を犯しても訴追され、裁判にかけられないことを知っているからだ」

 モルシ大統領は先月下旬、新憲法が制定されるまで、裁判所は大統領令を覆すことはできないとする「憲法宣言」(暫定憲法)を発令。これに反対する裁判官の全国組織は、全ての裁判所に無期限ストに入るよう呼びかけた。多くの裁判官や検察官がこれにならい、2日には最高憲法裁判所も審理を無期限で停止すると発表した。

 憲法裁は2日、大統領派が支配する憲法起草委員会の正当性などを審理する予定だったが、数千人の大統領支持者に建物を取り囲まれ、開廷できない事態に陥った。

 裁判官らのストライキは、新憲法草案の是非を問う15日の国民投票にも影響を及ぼしかねない。裁判官による監視無しに公正な国民投票は期待できないため、早くも国民投票の有効性を疑問視する声が上がっている。


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