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国際政治・世界事情
5406
:
チバQ
:2012/12/01(土) 13:44:48
http://mainichi.jp/select/news/20121127ddm007030147000c.html
コロンビア:和平への道/上 国民の1割、紛争被害者
毎日新聞 2012年11月27日 東京朝刊
約50年続く紛争を終わらせるため、コロンビア政府と反政府ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の和平交渉がキューバで行われている。コロンビアを訪れると、市民の反応は冷静だった。たとえ和平協定ができても平和は簡単にこない、とみているのだ。障害は何なのか。現地で探った。【ボゴタで國枝すみれ】
◇繰り返される殺人、闇に
殺人、拉致、恐喝−−。和平交渉の懸案の一つは革命軍兵士が犯した罪をどう裁くかだ。被害者との和解は可能なのだろうか。
グロリア・サラマンカさん(42)の次男ハイロさん(当時20歳)は06年、南部ナリニョ県サンチェスで消息を絶った。異変を感じ、離婚した夫と合流し自宅に向かった。残っていたのは懐中電灯一つ。
「この子を知らない?」。写真を手に聞いて回ると、ある男が「革命軍に殺され川に投げ込まれた」という。「なぜ」と叫んだサラマンカさんを、男は小声で制した。「ここにはゲリラも極右民兵もいる。密告されれば私も殺される」
息子に会いたい一心で、サラマンカさんは革命軍の基地を訪ねた。ハイロさんの腕時計を副官が使っていた。元夫は「私が息子に贈った時計だ」と叫んだ。追い出された2人は声をあげて泣いた。
革命軍は「税」を取り立て、支払いを拒否した市民を殺す。ハイロさんも犠牲になったとみられる。今も遺体は見つからない。
「息子の死を受け入れゲリラも許す」と話すサラマンカさん。だが、カウンセリングと安定薬が欠かせない。
殺人や拉致事件のほとんどが闇に葬られる。「だから繰り返される」と考えるシヒフレド・ロペス弁護士(49)はすべてを開示するよう革命軍に求める。
西部バジェデルカウカ県議会議員だった02年、他の11人と革命軍に拉致された。一人生き残り09年に解放されたロペス氏は、紛争の被害者こそ和平交渉に参加すべきだと主張する。「政府と革命軍だけでは、脚が2本しかない机だ。ゲリラの恩赦を決めるのは被害者であるべきだ」
中部メタ県ウリベで08年地雷を踏み、左足を失ったレイネル・バルボサさん(26)は「恩赦して和平協定を結ぼう。被害者が増えるよりはいい」。
紛争の構図は複雑で、85年以降の人権侵害事件の多くは軍や極右民兵が引き起こした。
バルボサさんの故郷は革命軍の支配下。02年に軍が村民を攻撃、隣町では極右民兵による虐殺が起きた。バルボサさんは「武器を持つ者はみな、やりたい放題だった」と振り返る。
政府は11年に新法を制定。12〜21年で約549億ペソ(約25億円)の予算を確保し、被害に応じ最高2200万ペソ(約99万円)の賠償金を支払う。来年からは、虐殺が起きた村などで集団心理療法を始める。
社会心理ケアチームのリナ・ロンドンさん(30)は「生き延びるために他人を密告し住民同士が反目する村、恐怖で沈黙する村もある」。
紛争の被害者は人口の1割。気の遠くなるような努力と莫大(ばくだい)な資金が必要だ。
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◇過去の交渉、数年で瓦解
【メキシコ市・國枝すみれ】中南米最大の反政府ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)とコロンビア政府の本格的な和平交渉が19日に始まったが、過去の交渉は数年で瓦解(がかい)しており先行きは不透明だ。
革命軍は貧しい農民への農地と富の分配を求めて64年に創設された。政府軍、極右民兵との戦いで約60万人が犠牲となり、96年から昨年末までに約394万人が難民化した。
サントス大統領は10年の就任時から、革命軍を攻撃しつつ対話窓口も開ける両面作戦をとった。ゲリラが信頼するベネズエラやキューバの政府と外交関係を改善。11年には投降ゲリラ兵の社会復帰制度を含む紛争被害者支援法を制定し、和平構築に向け土壌を整備してきた。
一方、軍事的に劣勢の革命軍は交渉しか道はない。02年に2万人を擁し国土の3分の1を実効支配したが、政府が米国の資金援助で行った掃討作戦で弱体化し、現有兵力は約8000人。麻薬取引と身代金目的の誘拐で国民の支持も失った。
交渉妥結の高いハードルに、信頼の欠如がある。84年の第1次和平協定締結後、革命軍は合法的に政界進出を図ったが、軍や極右民兵に当選議員ら1100人以上を暗殺された。
政府も、前回の交渉で非武装地域を設定したところ、革命軍が麻薬取引で軍事力を増強させた経緯を忘れていない。紛争の根本原因である大土地所有者の農地占有問題も、解決していない。
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