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国際政治・世界事情

5395チバQ:2012/11/27(火) 23:16:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/mds12112721520004-n1.htm
モルシー氏と司法界との協議決裂 憲法宣言、司法界に先手 エジプト 
2012.11.27 21:50 (1/2ページ)

 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領は26日夜、自身への司法の干渉を一切排除するとする憲法宣言を発布したことに反発する司法界の代表者らと会談、宣言撤回には応じず、協議は決裂した。世俗主義勢力を中心とする反モルシー派は27日も抗議デモを続け、治安部隊との衝突を繰り返した。また今回のモルシー氏の強権発動をめぐっては、ムバラク前政権関係者にも近い司法界による不穏な動きをモルシー氏が察知し先手を打ったとの見方が浮上している。

 モルシー氏の出身母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など大統領支持派は27日、予定していた反モルシー派への対抗デモを中止した。ただ両派の緊張は緩んでおらず、市民の間では混乱拡大を懸念する声が高まっている。

 モルシー氏が自身に絶対的な権限を付与する憲法宣言の発布に踏み切った舞台裏について、26日付の独立系紙マスリユーンなどは、モルシー氏が今月上旬、公安機関から受け取った1通の報告書がきっかけとなったと報じている。

 そこには、12月2日に予定される最高憲法裁判所での裁判で、諮問評議会(上院に相当)と憲法制定委員会の解散が命じられる可能性が高いことが記されていたという。同評議会や憲法制定委は同胞団が多数派を握るだけに、実際に解散されればモルシー氏には大打撃となる。

 モルシー氏に批判的だった当時のマハムード検事総長が、裁判所と連動する形で、6月の大統領選での不正などを突破口に選挙結果を無効にすることや、同胞団幹部の訴追を画策していたとの報道もある。

 同胞団内部に詳しい同胞団系ニュースサイトの元編集長シャルヌビ氏によれば、モルシー氏と同胞団指導部は今月17日と22日に対応を協議。モルシー氏は22日夕、マハムード検事総長の更迭と憲法宣言の発布を発表した。その間、同胞団は検事総長に対し、前政権関係者への追及が甘いとの批判キャンペーンを展開し、モルシー氏の決定発表への地ならしを進めた。

 一方、モルシー氏と司法界の協議が決裂したことで、憲法裁が12月2日の判決を強行するとの見方も強まっており、モルシー氏に不利な判決が出れば、同胞団側の態度が硬化しさらに混乱が深まる可能性もある。反モルシー派のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は26日、「モルシー氏は軍部の介入を招きたいのか」と宣言撤回を促した。


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