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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

2116荷主研究者:2013/08/03(土) 10:17:32

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130708eaab.html
2013年07月08日 日刊工業新聞
京大・東大など、骨髄異形成症候群が白血病に悪化する際の遺伝子変異を特定

 京都大学と東京大学、名古屋大学などのグループは、骨髄異常で造血障害を起こす「骨髄異形成症候群」(MDS)が、白血病へと悪化する時に働く遺伝子変異をスーパーコンピューターによるゲノム解析で特定した。同遺伝子は別の難治性白血病の原因となっていることも分かった。MDSの患者の血液を定期的に調べ、同遺伝子変異を見つけることで、白血病の発症を予測できる可能性がある。

 MDSの推計発症者は国内に年間5000人。京大の小川誠司教授らは、MDSやAMLを発症した患者約700症例の血液細胞や白血病細胞を集め、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターのスパコンで解析。

 その結果、「SETBP1」という遺伝子の変異が白血病への移行に関与していることが分かった。また名大の小島勢二教授らは、同遺伝子が「若年性骨髄単球性白血病」という希少なタイプの白血病の原因遺伝子でもあることを特定した。

2117荷主研究者:2013/08/03(土) 10:17:52

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130709eaaf.html
2013年07月09日 日刊工業新聞
東北大、腎臓悪化の仕組み解明−EPO産生細胞線維化で炎症性物質分泌

 東北大学大学院医学系研究科の山本雅之教授らは、腎臓病が悪化するメカニズムの一端を明らかにした。腎臓に存在するエリスロポエチン(EPO)産生細胞が線維化し、炎症性物質を分泌して周囲の細胞に悪影響を与えていることをマウスでの実験で突き止めた。また、一度悪玉化したEPO産生細胞は、正常な細胞に回復する能力があることも分かった。慢性腎臓病の新たな治療法の開発に貢献する可能性があるという。

 EPOは赤血球の産生に必要なホルモン。EPOを産生する細胞が腎臓に存在しており、腎臓の機能が低下するとEPOの産生量が低下する。今回、腎臓のEPO産生細胞の機能が低下したモデルマウスを遺伝子改変で作製し、同産生細胞が腎疾患にどのように関与するかを調べ、同産生細胞が形質を転換し、悪玉化することを見つけた。

 成果は6日、米科学誌ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ソサイエティー・オブ・ネフロロジー電子版に掲載された。

2118荷主研究者:2013/08/03(土) 10:18:51

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130710eaac.html
2013年07月10日 日刊工業新聞
岡山大、がん幹細胞をモデル化−ヒトiPSで1年内開発

 岡山大学大学院自然科学研究科の妹尾昌治教授は、ヒトiPS細胞を用いた、がん幹細胞の研究に着手することを明らかにした。知財ファンドから支援を受け、海外での特許取得体制も整える。抗がん剤に耐性があるがん幹細胞は他組織にも転移するが、存在自体が小さく、がん組織から抽出しづらい。がんの中枢となるがん幹細胞のモデル化は、がんの病態や転移の解明にも貢献できるとみられる。

マウスのiPS細胞で作製したがん幹細胞(妹尾教授提供)

 今回の研究は、産業革新機構などで組織されているライフサイエンス系の知財ファンド「LSIP」から研究費と海外特許出願費の支援を受ける。支援期間は2014年3月末までの間で、金額は明らかにしていない。

 1年以内に、ヒトiPS細胞を用いたがん幹細胞を開発する。iPS細胞を用いた再生医療が本格化する一方で、病態のメカニズムを解決する研究事例はもう一つの柱になる。岡山大によると、国立大学でLSIPからの支援を受ける研究事例は今回が初めてという。

2119とはずがたり:2013/08/14(水) 18:04:53

新記録は午後生まれる:僕らを支配する「体内時計」を活用して効率的な睡眠や仕事をする方法
ライフハッカー[日本版]2013年8月5日(月)11:40
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/lifehacker_33534.html

2120荷主研究者:2013/08/15(木) 00:12:33

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130729eaan.html
2013年07月29日 日刊工業新聞
東北大、「スタチン」の薬理解明−心血管病に有効

 東北大学大学院医学系研究科の下川宏明教授らのグループは、高脂血症治療薬「スタチン」が心血管病の治療や予防に有効となる新たな薬理作用を突き止めた。血中コレステロールを抑制する以外に、細胞障害を引き起こす物質の産生を抑制する作用によって、心筋梗塞などの心血管病を改善することが分かった。心血管病の予測マーカーの開発にも応用できる可能性があるという。

 スタチンにはコレステロール合成の抑制以外にも多面的な薬理作用があると考えられているが、詳しくは不明だった。今回、ヒトの培養血管内皮細胞を使った実験で、スタチンの投与により「SmgGDS」と呼ぶ分子が増えることを発見。同分子は細胞障害性物質の産生に関与するたんぱく質「Rac1」を分解する働きを持つことから、スタチンは血管内皮細胞を正常に保つ作用があると考えられる。

 また、スタチンの投与を受けている患者の血液中にはSmgGDSが増加していることも確認できた。

2121とはずがたり:2013/08/20(火) 08:17:05

青白い照明は睡眠障害をもたらす!?  照明選びのポイント
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_838929.html
マイナビニュース2013年8月7日(水)10:08

「光」は生理的にも心理的にも、人間の体に非常に影響を与えやすいもの。だから、照明次第で、お部屋を心休まるリラックス空間にも活動的な空間にも変えることができるといいます。照明デザイナーの松下進さんに、照明が体に及ぼす影響や、お部屋での効果的な照明の選び方について教えていただきましょう。

■青白い光は、心も体も休まらない

「日本では最近まで、住空間の照明は昼に近づけることを重視し、蛍光灯の『明るく青白い光』が好まれてきました。しかし、青白い光はエネルギー量も大きく、生理的にも心理的にも体が休まらないのです」と、松下さんは「明るすぎる部屋」の弊害を指摘します。

そもそも、体内の生体リズムを24時間に修正しリセットするのが、「光」。太陽の強い光を浴びると睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が抑制され、夜暗くなるとメラトニンが分泌されて眠気を促すしくみになっています。ですから、強い光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制され、夜であっても覚醒してしまうといいます。また、就寝前に蛍光灯の青白い光の下で過ごした人よりも、電球色の光で過ごした人のほうがメラトニンの分泌が増え、深い眠りの時間が長くなるともいわれています。

「スマートフォンやパソコンのブルーライトが睡眠障害を引き起こすなどといわれていますが、『昼白色』の青白い光も同じこと。明るくないと目が悪くなるといった強迫観念が根強くありますが、通常の生活をするには、室内の照明器具の合計ワット数が1畳あたり10ワット程度、10畳なら90ワット程度で十分。日本の住まいの照明は明るすぎることが多く、エネルギーの浪費にもなっています」と、松下さんは指摘します。

■「多灯分散」がオススメ

では、おすすめのお部屋の照明は? 「明るく青白い光は活動的な雰囲気を作り、暗めで暖かみのある光は落ち着いた空間を作りだします。生理的にはメラトニンの分泌に影響しますし、心理的にも人間がそう感じることはさまざまな実験などでも証明されています。ですから、リラックスしたいお部屋では電球色の照明がいいでしょう」と松下さん。さらに、「その違いを生み出すのは、照明の明るさと色だけではありません。照明の位置も重要なポイントで、照明の位置が高い場所にあるほど人は活動的に、低い位置にあるほど落ち着いた気分になるのです」。

日本では、天井につけるシーリングライトで一部屋全体を照らす「一室一灯」が主流ですが、松下さんがおすすめするのは、「多灯分散」。トータルの明るさを決めて、それを天井につける照明だけでなく、ダウンライトやスタンドライトなどで分散させる方法です。

「分散させると、生活のシーンに合わせて、点けておく照明と消すことのできる照明が選択でき、明るさの調整ができます。例えば、音楽を聴くときは低い位置のライトだけにしたり、来客時には全部を点灯して明るくしたり。リラックスしてテレビを見たいときには、テレビの背面の壁を明るくすれば、部屋が暗くても目の疲れは軽減できます。照明を分散して、機能的に使ってみてください」

青白い光は味覚を鋭くし、逆に電球色は唾液の分泌を活発にするともいわれます。生理的にも心身的にも影響が大きい照明ですが、心地よいと感じる明るさは人それぞれ。照明を上手に活用することで、自分にとっての快適なお部屋づくりをしてみませんか?

文・桜糀はな(エフスタイル)

取材協力/松下進さん

松下進建築・照明設計室代表。京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻修了後、東芝ライテック(株)に入社し、エンジニアリングセンターチーフデザイナーとして照明デザインに従事。2000年に独立。照明設計を担当した「中尊寺金色堂照明改修プロジェクト」は今年、照明学会の日本照明賞を受賞している。著書に「図解入門 よくわかる 最新 照明の基本と仕組み」(秀和システム)など。ホームページは、http://www.matsushitas-lighting.com/index.htm

2122とはずがたり:2013/08/23(金) 15:35:48

医局崩壊!さらば、教授という”名ばかり職”
もはや国立医大の教授もリストラされる時代に
http://toyokeizai.net/articles/-/15563
筒井 冨美 :ノマドドクター
2013年07月17日

[ノマドドクターという言葉をご存じだろうか。今まで医局や勤務先の病院に縛られて生きてきた、「医者」という職業。いまやノマド化しているのだ。彼らは依頼一本で全国どこへでもはせ参じ、華麗に手術をこなす新しい医者のカタチだ。
?そんな様子は昨年、米倉涼子さん主演の「ドクターX」で描かれた。本連載ではドクターXの制作協力にも携わった「リアルドクターX」こと筒井冨美氏が医療の表から裏まで、自由自在につづる。]

誘拐犯人がクロロフォルムをしみ込ませたハンカチで令嬢の口を押えると、数秒で令嬢はクタッと失神する。犯人は意識のない令嬢を車のトランクに積んで出発、アジトの山荘についてしばらくすると、令嬢は「ここはどこ……?」と目を覚ます。

刑事ドラマでしばしば放映されるシーンだが、現実には一般人がこのように麻酔薬を用いて誘拐することは不可能である。多くの麻酔薬は劇薬であり、「眠らせる濃度」と「死に至る濃度」が非常に近い。シロートが麻酔薬を令嬢にかがせても、令嬢は「ちょっと臭いわ」と顔をしかめるだけに終わるか、マイケル・ジャクソンの主治医だった内科医のように、クスリの加減を見誤って令嬢を死に至らしめるか、のどちらかである。

マイケル・ジャクソンが最後に使用したクスリは、プロポフォールという麻酔薬であり、私は毎日のようにこの薬品を使用している。私の職業は麻酔科医、手術に際して患者を就眠させ、終了後には痛みなく覚醒させるのが私の仕事である。

麻酔科医という仕事は、医者の専門としては地味で、外科医の下請け呼ばわりされることも多く、医者ドラマでも決して主人公にはならない。同時に、直接に患者の主治医にはならないロジスティクス的業務なので、通訳や清掃業務のようにアウトソーシングは容易である。よって、近年の医師不足や医療崩壊を背景に、テレビ朝日のドラマ「ドクターX」のように「手術1件当たり○○円」といった出来高制の契約で報酬を得て、病院を渡り歩くフリーランス医師が増加中であり、私もそのひとりである。

フリーランスに転身して5年が経った。「なぜ大学病院を辞めてフリーランス医師になったのか」「なぜフリーランス医師は増えているのか」と、私は何度も質問された。報酬アップは動機のひとつだが、それ以上に日本の大学医局を覆っている閉塞感から逃れたかった。そして「この閉塞感の原因は、単に医療界にとどまらず、日本社会全体を覆う閉塞感と同根ではないか」との思いに至り、この文章を書いている。

衰えゆく「白い巨塔」

かつて、大学病院は「白い巨塔」とも呼ばれ、医学界において絶対的権力を誇っていた。「白い巨塔」とは1965年に発表された山崎豊子の人気小説のタイトルで、田宮次郎が主演のテレビドラマがブレイクしたのが1978年であった。2003年に唐沢寿明が浪速大学財前教授を演じたバージョンも歴史的にブレイクし、2004年3月最終回の視聴率は32%、とりわけ関西地区では40%に至った(ちなみに「ドクターX」最終回は24%)。両作品とも「封建的な大学医局がよく描かれている名作」と評され、この約40年の間、ずっと大学病院は権威を保っていたように見えた。

2123とはずがたり:2013/08/23(金) 15:36:02

1.白い巨塔時代(昭和時代)
時代は昭和から平成に代わり、女医率はジワジワ増加し、女医のうちそれなりの割合の者が出産・育児ゆえに戦力ダウンとなったが、「白い巨塔」は権威を保ち続けたように見えた。

2.平成ヒトケタ時代(女医ジワジワ増加)
2004年4月、ドラマ「白い巨塔」唐沢バージョン放映終了の翌月から新研修医制度が始まった。医師免許取りたての新人医師は2年間、特定の医局に属さず「内科4カ月→小児科2カ月……」式にいろんな科をローテートすることとなった。厚労省のエライ人によると、こうすることによって「幅広い臨床能力が身に付く」そうだが、「その代わり専門性が手薄になるんじゃないの?」などと突っ込んではいけないらしい。それまでは、伝統的に卒業した医大の附属病院に就職することが多かった新人医師だが、この制度変更をきっかけに都市部の大病院に就職する者が急増した。その結果、大学医局のピラミッド構造を下支えしたマンパワーが失われ、これは大学医局という組織にとってかなりの打撃となった。

3.新研修医制度(2004年〜)
徐々にくずれゆくピラミッド型組織

それまで「封建的」とたたかれることの多かった大学医局だが、「僻地への医師派遣」などでそれなりの社会貢献もしていた。この制度変更で、大学医局はそういう余力を一気に失った。新聞やテレビで「医師不足」「医療崩壊」の文字を見かけることが多くなり、それは現在に至るまで本質的には改善していない。ちなみに、この批判の多い新臨床研修制度だが、すでにあれこれ関連する天下り団体……もとい第三者機関ができており、それぞれの団体で理事とか評議員とか就任しちゃっているので、いまさら廃止するのはかなり困難そうである。

また日本の医大定員は1980年ごろまで一貫して増加し、その後に「医師過剰(=医療費増加)を警戒→定員削減」に転じるため、2000年代後半ごろから頭数の多い「医大バブル期入学世代」が管理職に転じる年代となった。多くの大学医局は、「特任教授」「臨床教授」といった管理職ポストを増やすことによって中高年医師をつなぎとめ、大学医局における若手医師不足の帳尻を合わせようとしたが、そこはすでにかつてのような整然としたピラミッド型組織ではなくなっていた。

4.2010年代〜(女医更に増加・だぶつく管理職)
そもそも医局制度とは、日本社会のそこかしこに見られる年功序列制度の一種である。「若い頃に割安な給料でソルジャーとして働く→中年(おおむね40代)以降はラクでそこそこ儲かる」というシステムでもあった。そして2004年以降、「頭数に比べ、少ないポスト」「おいしいポストはジジイが定年までしがみつき」「部下なしナンチャッテ管理職の増加」という、バブル崩壊以降に多くの日本企業で散見された症状に、大学病院も苦しむようになった。

ほとんどの大学病院では、管理職トップである病院長は「定年間際の教授が数年ずつ持ち回り」なので、「このままじゃそのうちマズイことになりそう……」とうすうす感づいていても「とりあえず自らの定年までは無難に過ごす」ことが優先され、「大規模なリストラ」のような痛みを伴う改革を選択する院長はまれであった。そして、「じわじわと組織全体が弱体化」という、多くの日本型大企業と同じ病に苦しむようになった。

図1と図4を比較すれば一目瞭然なように、組織の構成人員数は一見同じようにみえるが、実働部隊の割合は大きく減少した。組織の多すぎる管理職は、自らの地位を守るために会議や書類を増やしたがり、数少ない実働部隊は、さらなる雑用を増やされて疲弊していった。また管理職ポストの前には、多くの先輩が列をなして何年も待っており、出世を望むならば、増える雑用に加えて多くの諸先輩を忖度(そんたく)する度量も要求される。かくして、それなりに優秀で意欲も高かった中年医師も、管理職ポストに就く頃には待ち疲れてありがちな老害医師と成り果ててしまう……。まさに、現在の国内電機産業あたりで、よく聞くストーリーである。

2124とはずがたり:2013/08/23(金) 15:36:26
>>2122-2124
ネットと医局と若者たち

また、インターネット社会の到来も医局衰退の一因となった。昔から「医者は世間知らず」とよく言われるが、「世間知らず」だったからこそ、教授の一声で見知らぬ僻地に赴任していったのだ。「三六協定」も知らず、「36時間連続勤務」を「医師ならば当然の義務」と思い込まされていた。かつての医大教授は、人事権のみならず医者の就職情報も一手に握っており、教授に逆らえば当直アルバイトひとつ見つけることは困難だった。

ネットの発達した現在では、5分もあれば医師転職サイトを10件以上検索できる。教授に逆らっても、ネットで登録すれば数分後には携帯メールで日給5万以上のアルバイト情報が送信されるので、経済的に困窮することはない。そもそも、教授が僻地病院出向を命じても、それには法律的な義務がまったくないことも、そういった労働相談にのる弁護士も、ネットで簡単に検索できる。数少ない実働部隊でもある若手から中堅医師は、もはや従順な召使ではなくなってしまい、同時に教授も絶対君主ではなくなった。

国公立大の医大教授がリストラされる時代

少なくとも私の属する麻酔科業界では、もはや「教授」はあまりうま味のあるポストではない。ドラマ「白い巨塔」のように「数千万円の裏金をバラまいてまで得る」価値はなくなった。昭和時代には想像もできなかったことだが、山形大、東北大、神戸大、和歌山県立医大など、「国公立の医大教授がリストラ」に追い込まれる時代となってしまった。三重大では「教授1人残して、それ以外の麻酔科医が全員辞職」事件もあった。「東大教授が、もっと条件のいい職を見つけて、定年前に辞める」事件もあった。こういった事件はインターネットで簡単に追跡できるので、「それならオレたちも」と次の事件の引き金となった。

「教授を目指しています」という若者をみかけなくなって久しい。20〜30代医師は、いまさらこの組織に新規加入しても、「長年の滅私奉公に耐えて教授になっても、昭和世代のようなうま味はない」「下手すれば一生ソルジャー」と悟ったようだ。その結果、「そもそも大学医局には属さない」「早々に開業独立」「海外就職」「外資コンサル転職」「フリーランス化」を選択する者が増えている。昭和時代にもフリーランス医師は存在したが、「無名私立医大卒」「定年後」「女性」などの、いわゆる医療界の出世競争からはじき出された医師であることが多かった。

ここ10年で目立つのは「東大や慶応医学部を卒業した30代男性」のような、従来は医療界内部での出世が半分保障されていたような層からの転身である。大阪では阪大医学部出身の若手医師が、麻酔科医派遣ベンチャーを立ち上げた。最近の経済情報誌などでよく目にする「せっかく東大に入ったのにそのうま味を生かさず、新卒でいきなりDeNAやら外資に就職したり、一度は大企業や官僚に就職しても数年で辞めてサクッと転職したり起業する若者が増加」と、似たような時代の流れだと思う。

2125とはずがたり:2013/08/29(木) 14:36:12

カルテ記載漏れで教授ら処分、リウマチ治療で死亡
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130829-567-OYT1T00607.html
読売新聞2013年8月29日(木)13:42

 学校法人産業医科大学(北九州市八幡西区)は29日、関節リウマチの治療中に悪性リンパ腫を発症するなどして患者10人が死亡する事例があったと発表した。

 医療行為としては問題なかったが、うち5人で患者へのインフォームド・コンセント(十分な説明と同意)として求められるカルテへの記載が不十分だったとして、診療責任者の医学部教授ら計8人を28日付で処分したことを明らかにした。教授は学内のセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)とパワーハラスメント(職権による人権侵害)の問題と合わせ、9月11日から3か月の出勤停止処分とした。他の処分対象は、主治医4人と担当医3人で、いずれも口頭で厳重注意した。

 発表によると、患者10人が死亡したのは2009年6月〜昨年9月。いずれも産業医科大学病院で抗リウマチ薬の標準治療薬である「メトトレキサート(MTX)」を使用した。専門医や弁護士ら5人による第三者委員会が5月10日付で同大に提出した調査報告では、「悪性リンパ腫発症の主たる原因は、免疫異常に起因するもので、MTXの影響は付随的なものに過ぎず、今回の使用は標準的治療の範囲内で、医療行為として不適切にはあたらない」とされた。

 ただ、同病院の医療安全対策マニュアルでは、MTXを増量する際、患者に説明して同意を得たかについてカルテに記載しなければならなかったが、患者5人(60代2人、70代3人)について記載していなかった。主治医らは同大の調査に対し、「カルテに書いていないだけで、本人には口頭で説明し、同意を得ている」と説明。担当の看護師や薬剤師も、同意を得ていることを文書に残していたという。

 また、教授は女性医師に対し、約10年前から酒席に誘って手を握ったり女性の誕生日に食事に誘ったりしたほか、過剰な労働を強制するなどした。教授はセクハラ・パワハラ行為は否定しているが、「本人に嫌な思いをさせたとすれば、不徳の致すところ」と話しているという。

2126とはずがたり:2013/08/31(土) 11:43:22
こいつが痛みとか感じたりしてたとすると人間として遇する必要ないのかね?

2013年 8月 29日 12:07 JST
ヒトの「脳」の作製に成功−直径4ミリ、科学者チーム
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323779204579041830786385934.html

 研究者たちは幹細胞を使って、ヒトの発達途上の脳に似た豆粒大の組織を作り出すことに成功した。これまで研究が極めて困難だった脳の病気の解明に役立つとみられている。

 ヒトの脳は最も精巧な自然の構造物の一つとして知られる。今回作製された「ミニ脳」は直径約4ミリ。まだ不完全で、本物に近づくには長い道のりがある。

 それでも、このミニ脳は、ヒトの発達途上の脳のうち重要な三次元的な構造の一部を有している。各種の脳の部位が、必ずしも適切な位置にあるわけではないが、正常に相互作用しているという。

 研究チームのリーダー、オーストリア科学アカデミー分子生物工学研究所のユルゲン・クノブリヒ博士は「それは乗用車に例えれば、エンジンが屋根の上、ギアボックスがトランクの中、排気管が前方に向いている――といったような状態だ」と述べ、「それでも、エンジンがどう機能するかの研究には使うことができる」と語った。この研究は28日、英科学誌「ネイチャー」に発表された。

 今回の成功により、研究者たちはヒトの脳の病気を実験室で研究することが可能になる見込みだ。現在はこうした脳疾患の研究は極めて難しい。例えばアルツハイマー病など脳疾患は通常、ラット、マウス、その他の動物を使って実施されているが、ヒトの脳ははるかに複雑であるため、これら動物では不十分だ。

 これとは対照的に、この新たなアプローチを使えば、科学者たちは実際の患者に由来する脳細胞を検査することによって、神経障害の研究が可能になるはずだ。

 実際、クノブリヒ博士らのチームはネイチャー論文で、このミニ脳作製技術を使って、脳が生まれつき小さい「小頭症」の患者から作り出した脳細胞の働きを研究できたとしている。同チームの研究は、他の研究者が2008年以降発表した幾つかの研究を土台に構築されている。こうした過去の研究では、幹細胞を操作して、単なる神経細胞だけでなく、もっと精巧なニューロン(神経単位)を基礎にした組織も作り出せることを示していた。

 オーストリアの実験室でクノブリヒ博士は、ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)を使って実験した。また、ヒトの皮膚細胞のような成熟細胞をリプログラミング(再組み替え)してエンブロニック(胚様体)状態に戻した幹細胞(iPS細胞)を使って実験した。いずれのタイプの幹細胞も「多能性」で、体内の他のあらゆる細胞に変化させることができる。

 研究者たちは、この幹細胞に成長ファクターとして知られる化学物質を加えた。すると中枢神経系を形成するとみられる組織が生まれた。この組織をヒトの胎生環境によく似たゼリー状の物質の中に入れて培養した。

 そして、この混合物を、細胞の発達と成長を助ける回転培養機に置いた。20ないし30日後、神経細胞が組織化され、「脳のオルガノイド(組織構造体)」と呼ばれる極めて小さな構造組織になった。

 この脳組織には既に脳の領域ができていた。ヒトの脳の最大部分を占める「大脳皮質」や、脳脊髄液を生産する「脈絡叢」などが認められた。ニューロンも活発だった。

 クノブリヒ博士は「これは大きな驚きだった。自己組織化していた」と述べ、同博士のチームが何百もの「ミニ脳」を作製したと語った。

 しかし、この構造組織内部で、さまざまな断片がごちゃ混ぜになっており、形も全体的な空間構成も、実際の脳と完全には合致しなかった。

 またオルガノイドが直径4ミリに達すると、成長をストップした。研究者によれば、これは恐らく循環システムが欠如していたためだろうという。このオルガノイドは9週間経たヒトのエンブリオ(胚、受精卵)の発達途上の脳に似ていた。

2128とはずがたり:2013/09/03(火) 17:20:31

“無医村”離島に医師赴任 山形・飛島、1年半ぶり2013年08月27日
http://kumanichi.com/news/kyodo/health/201308/20130827005.shtml

離島、飛島の新たな診療所長として辞令を受け、記者会見する野口健一医師=27日午後、山形県酒田市
 山形県酒田市は27日、昨年4月以降“無医村”状態が続いていた離島、飛島の新たな診療所長として、野口健一医師(53)=茨城県常総市出身=に市職員(医療職)の辞令を交付した。

 島では昨年3月末に10年以上、島民の健康を守ってきた診療所長の杉山誠医師が75歳という高齢を理由に退任、市が後任を募集していた。島に医師が常駐するのは約1年半ぶり。

 野口医師は内科医で、これまでは長野県や茨城県の病院などで勤務した。もともとへき地医療に関心があったという。妻と子ども5人がいるが、単身赴任する。(共同)

2129とはずがたり:2013/09/03(火) 17:26:13

>治験ではない学術目的の臨床研究に対しては、基準を定めた「指針」はあるが、法による規制や罰則はない。「学問の自由」を保障する憲法の理念を尊重した制度とされるが「恐らく学術目的の全ての臨床研究に法規制がないのは日本だけ」(厚労省研究開発振興課)なのが実情だ。

【ディオバン・歪んだ臨床研究(上)】
「日本人にだけ特によく効く薬」…脳卒中、心臓疾患リスク低減の大ウソ
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130824/wlf13082412010012-n1.htm
2013.8.24 12:00

 高血圧の治療に使われる降圧剤「ディオバン」(商品名・バルサルタン)を使った京都府立医大(京都市上京区)の臨床研究データが不正に操作されていた。高血圧治療薬が、脳卒中や心臓病にも高い効果があるように装った疑いがある。東京慈恵医大でも、論文データが人為的に操作されていたことが判明した。いずれも研究に関与した販売元の製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)の元社員が「キーマン」として浮上している。問題は日本の臨床研究の信頼性を揺るがしかねない事態に発展しており、厚生労働省が設置した検討委員会でも元社員に事情を聴くことが必要だとする意見が相次いだ。

「刑事告発も必要」

 「この委員会へ元社員に来てもらって直接話を聞きたい。それだけでも今ここで決めてはどうか」

 一連の問題を受け、厚労省は実態を解明して再発防止策を協議するための検討委を設置。8月9日に開かれた第1回の検討委では、真相を明らかにするためには元社員を呼ぶべきだとの声が続出し、森嶌昭夫委員長(名古屋大名誉教授)は「その方向で考えたい」として、事情聴取に応じるよう元社員に検討委として要請する方針を示した。

 検討委は、医療や法律の専門家ら12人で構成。ディオバンの臨床研究を行った府立医大などの5大学やノ社の担当者も出席して経緯などを説明した。委員からは「研究に参加した元社員の旅費はどこが負担したのか」「元社員のメールアドレスは調べたのか」といった厳しい質問が次々と浴びせられ、担当者らが額に脂汗をにじませる場面もあった。

 検討委では、ディオバンの臨床研究を行った5大学に対し、ノ社が計約11億3千万円の奨学寄付金を提供していたことが判明。さらに、元社員はノ社の業務としての出張で各大学の研究に参加していたことや、大学側が元社員に事情を聴いた際にはノ社の代理人を務める弁護士が同席したことなども明らかになった。田村憲久厚労相は、9月末までに当面の報告をまとめるよう指示した。

 ディオバンをめぐっては、府立医大のほか東京慈恵医大、名古屋大、滋賀医大、千葉大の4大学が同様の臨床研究を実施。いずれも元社員がデータ解析などに関わっていた。

 府立医大法人設置者の山田啓二京都府知事は、元社員が府立医大の事情聴取に応じていないことを念頭に、7月12日の定例会見では「関係者から話が聞けないのであれば、できる機関にお願いすべきだ」「犯罪に当たる話なら告発しないといけない」と述べ、真相解明のため刑事告発も視野に入れるよう、大学側に求める姿勢を示した。

 会見で山田知事は「ディオバンは、高血圧の人なら当たり前に飲んでいる薬。僕は11年くらい飲んでいる」と、自身も府立医大で処方された薬を服用していることを明かした上で、データ操作について「副作用を隠していたというような問題ではないにせよ、国民の安全安心にかかわる問題で遺憾だ」と批判した。

日本人にだけ効く?

 日本では、新しい薬として国の承認を得るための臨床研究を「治験」と規定。国際基準に従って公正に実施することや、研究内容を国へ届け出ることを薬事法で義務づけている。

 一方、治験ではない学術目的の臨床研究に対しては、基準を定めた「指針」はあるが、法による規制や罰則はない。「学問の自由」を保障する憲法の理念を尊重した制度とされるが「恐らく学術目的の全ての臨床研究に法規制がないのは日本だけ」(厚労省研究開発振興課)なのが実情だ。

2130とはずがたり:2013/09/03(火) 17:26:54
>>2129-2130
 今回、府立医大で問題となったのは、約3千人の患者を対象にした大規模な臨床研究だった。

 松原弘明元教授が中心となって実施し、ディオバンが高血圧だけでなく、脳疾患や心臓病にどんな効果があるかを調べた。

 約3千人の患者を2つのグループに分け、一方にはディオバン、もう一方には別の高血圧治療薬を投与し、経過を観察した。

 この臨床研究では平成24年9月までに計7本の論文が発表された。これらの論文では、2つのグループで血圧の下がり方に大きな違いはないが、ディオバンを投与したグループでは、心臓病などのリスクが半減すると結論づけていた。

 しかし、この調査結果については、発表直後から、「(データが)あり得ないくらい一致している」といった指摘が英医学誌に発表され、さらに「血圧の下がり方が他の薬と変わらないのに、リスクだけ下がるという結果は不自然」との疑問の声があがった。

 こうした疑問に、松原元教授らは「アジア人、特に日本人では血圧の低下にかかわらず効果が高い」と反論していた。

 その後、このうち6本の論文について、国内外の学術誌が「データに問題がある」などの理由で掲載を撤回。結局、内容について再検証していた府立医大も7月11日の会見で、「この臨床研究による論文の結論は支持することができない」との結論を発表した。

食い違うデータ

 府立医大の再検証は、臨床研究が対象とした約3千件の症例のうち、府立医大病院にカルテが残っていた約220件について、論文のもとになったデータと比較した。

 すると、カルテに記載のない病気が論文データに存在したり、カルテに記載された病気が論文データにはなかったりといった不一致が、計34件あった。

 こうしたデータの操作により、ディオバンを使ったグループで心臓病などの発生数が少なくなり、もう一方のグループでは発生数が多くなっていた。

 府立医大病院以外の病院の症例でも、医師がコンピューターに入力したデータと論文データに違いがあり、同様に不正な操作があったとみられる。正しいデータを使うと、ディオバンを投与したグループで心臓病などのリスクが減るという結果は確認できなかった。

謝罪はしたものの…

 一連の問題を受け、府立医大の吉川敏一学長は、検証結果を発表した7月11日の記者会見で初めて謝罪した。それでも、疑惑の全容が明らかになったとは到底言えない状況だ。

 府立医大は、人為的にデータが操作されたことを認め、松原元教授を含む複数の関係者が、「データ操作に関わることができた」と指摘。しかし、「誰がデータを操作したのか、意図的な操作だったのかは分からない」と繰り返した。

 松原元教授は「一身上の都合」として2月に退職。府立医大の調査に対してデータ操作への関与を否定した。ノ社の元社員は、すでにノ社を退職していることなどから事情を聴くことができなかったという。それでも、府立医大は、「これ以上調べても新しい事実は分からないと判断した。大学としては限界がある」などと主張した。

 一方、松原元教授の代理人弁護士は「本人はデータ操作に関与していないと一貫して主張している。府立医大が発表した内容に驚いている」とコメントした。

 その後、いったん元社員は府立医大の事情聴取に応じる意向を示したが、直前になって体調不良を理由に面会を断ったという。

2131とはずがたり:2013/09/03(火) 17:27:25

【ディオバン・歪んだ臨床研究(中)】
渦中のキーマン・製薬元社員「私は無関係」を突き崩せない調査強制力の“隔靴掻痒”
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130825/wlf13082507010004-n1.htm
2013.8.25 07:00

 製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバン(一般名バルサルタン)を使った臨床研究の信頼性を検証していた東京慈恵医大も7月30日、論文のデータが人為的に操作されていたなどとする調査委員会の中間報告を発表した。

 論文に記載された血圧値のデータがカルテと食い違うケースが見つかったという。

 この研究にもノ社の元社員(当時は現役社員)が肩書を明らかにせず参加していた。

 研究の責任者だった望月正武(せいぶ)客員教授は「重大な疑念を生じさせたことにより患者をはじめ皆さまに多大な心配と迷惑をかけたことを深くおわびする」とのコメントを発表。この研究で英学術誌ランセットに掲載された論文を撤回する意向を明らかにした。

不実記載

 研究では、約3千人の患者のデータをもとにディオバンが他の降圧剤より心臓病や脳疾患の予防に有効との論文を発表していた。

 京都府立医大のケースのように心臓病や脳疾患の発症数は操作されていないが、血圧値が操作されたとみられるデータは相当数にのぼり、論文としての信頼性は失われたとしているが、データ操作による結論への影響は不明だという。

 調査委は、データの操作は解析段階で行われたとして、解析を全面的に委ねられていた元社員が操作に関与した疑いが強いと指摘した。

 そして、元社員が、論文では、非常勤講師を務めていた大阪市立大の肩書のみを示し「解析グループはノ社と独立している」としていたことを、「不実記載」と指弾した。

元社員の証言

 東京慈恵医大の調査で大きな注目を集めたのは、7月27日、約2時間45分にわたって調査委の事情聴取に応じたという元社員の証言だった。

 しかし、元社員は「データ操作に思い当たることはなく自分は関係していない」などとして不正行為を否定。「自分は英語もできず論文の草稿を見たことはない」と主張し、データ操作は不可能だったと強調したという。

2132とはずがたり:2013/09/03(火) 17:27:47
>>2131-2132
 また、研究で医師から解析手順などで質問されてアドバイスしたことは認めたものの、「責任ある立場で解析を行ったことはない」などとして、データ解析に携わったことも否定した。

 これに対し、調査委は「元社員の話は虚偽であり全体として信用できない」と結論付けた。

 データ解析を請け負った外部機関の報告書に元社員の名前が代表者として記載されていたことも判明したが、調査委が元社員に問いただしたところ、一貫した説明はなかったという。

 望月氏を含む医師らはデータ解析を担当したのは元社員だと説明。「自分たちは解析の知識も能力もない」などと話した。

 一方、東京慈恵医大のケースでも、ノ社からは、望月氏側に計8400万円の寄付があった。

 こうした資金提供が、研究結果の公正、中立性に影響しなかったのかも問われたが、調査委は論文に資金提供についての記載があったことから「ルール違反はない」としている。

非常勤講師の肩書

 一連の問題を受け、元社員が非常勤講師を務めていた大阪市立大も調査を行った。

 内部調査の結果、同大大学院医学研究科で、元社員と同様に無報酬の非常勤講師が約430人にのぼることが判明した。大学側は人件費が伴わないとして、その勤務実態を把握していなかった。

 元社員は、この非常勤講師の肩書で計5大学の研究に参画しており、大阪市立大は「このような形で肩書を使われるのは想定外だった」として、委託手続きの透明化など制度を見直す方針だ。

 同大によると、大学院医学研究科には平成24年度、教授や准教授、講師など約240人の教員が在籍。非常勤講師は約490人おり、約430人が元社員と同様に無報酬だった。

 元社員は14年4月から今年3月まで、医学研究科で統計解析の担当として在籍。委託は10年以上更新されていたが、講義を行ったことが確認できたのは1回だけで、ゼミの指導などを含めても数回程度しかなかった。

 無報酬の講師という制度があるのは、同大では医学研究科だけで、任期は1年単位。各研究室が申請し、複数の教授らで構成する「教育研究者資格審査委員会」で採否を検討するが、申請が却下されることは少ないという。

 外部の病院の医師などに委託する例が多く、同大は「急に専門家が必要になった場合、指導をお願いしやすい」と話すが、今後、非常勤講師の委託手続きの透明化など、制度自体を見直す方針だ。

2133とはずがたり:2013/09/03(火) 17:30:00
>>2129-2134
>ノ社が、府立医大の検証結果に反発する理由の一つに挙げたのが、症例などについて専門家が改めて検証する「エンドポイント委員会」と呼ばれる委員会の存在だ。
>エンドポイント委員会とは、医師によって診断にばらつきがある患者の症状を、心臓病や脳疾患などとしてカウントし、解析データとして使うべきかどうかを判定する機関だ。
>この委員会での審査の過程で、カルテと解析のデータが変わることがあるため、今回、検証結果を公表するにあたって、府立医大が委員会の記録を精査していないのはおかしいと主張した。
>府立医大によると、今回設置した委員会は委託した外部の研究者3人が研究チームの設定した基準に沿って審議する仕組みだった。
>今回の研究で、少なくとも10回のエンドポイント委員会を開催。ノ社の元社員は、資料の提出や結果の受け取りなどのため、ほぼ毎回出席しており、実は、元社員が事務局的な役割を果たしていたのではないかという指摘もある。
>いずれにせよ、府立医大は「委員会の議事録が残っていない」として、協議の内容について精査していない。

【ディオバン・歪んだ臨床研究(下)】
“偽論文”は「ディオバン=優秀」の宣伝材料になっていた…誇大広告・薬事法違反の疑いも
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130901/wlf13090107000000-n1.htm
2013.9.1 07:00

 降圧剤「ディオバン」(一般名・バルサルタン)は、年間1千億円以上を売り上げるノバルティスファーマの看板商品だ。

 そして、京都府立医大の松原弘明元教授の研究室だけでも、平成21〜24年度、計約1億円がノ社から奨学寄付金として提供されていた。

 高血圧薬のディオバンが、他の薬より心臓病などにより効果があるとした臨床研究の結果は、医師などを対象にしたディオバンのセミナーや講演で紹介され、高血圧薬のなかでも割高なディオバンの強力な宣伝材料になっていた。

 「効果が高いとはいえない」とすれば、一連の宣伝は誇大広告として、薬事法に抵触する可能性がある。

使われた肩書き

 府立医大の問題を受け、ノ社は、元社員がノ社所属の肩書きを明示しないまま、論文作成に関わっていたことについて不適切だったと認めたものの、7月17日、「あたかも弊社の元社員の関与により、データに不正操作や改竄(かいざん)があったかのように報道されている。これらは弊社の見解とは異なるもので、深く憂慮している」とするコメントをホームページ(HP)上で公表した。

 一方、府立医大の元社員への事情聴取の取り次ぎについては、「大学が元社員に対する事情聴取を望んでいることを理解しており、大学からの要請を責任を持って伝えた。しかし、元社員自身の強い意志で、今のところ実現できていない」とした。

 ノ社は7月29日、臨床研究を行った府立医大など5大学に、同社側から元社員の研究参加を打診していたなどとする第三者委員会の調査結果を発表し、謝罪したが、あくまでも「元社員が意図的なデータ操作や改竄を行ったことを示す証拠は発見できなかった」としている。

2134とはずがたり:2013/09/03(火) 17:30:28
>>2133-2134
“疑惑”の委員会

 ノ社が、府立医大の検証結果に反発する理由の一つに挙げたのが、症例などについて専門家が改めて検証する「エンドポイント委員会」と呼ばれる委員会の存在だ。

 エンドポイント委員会とは、医師によって診断にばらつきがある患者の症状を、心臓病や脳疾患などとしてカウントし、解析データとして使うべきかどうかを判定する機関だ。

 この委員会での審査の過程で、カルテと解析のデータが変わることがあるため、今回、検証結果を公表するにあたって、府立医大が委員会の記録を精査していないのはおかしいと主張した。

 府立医大によると、今回設置した委員会は委託した外部の研究者3人が研究チームの設定した基準に沿って審議する仕組みだった。

 今回の研究で、少なくとも10回のエンドポイント委員会を開催。ノ社の元社員は、資料の提出や結果の受け取りなどのため、ほぼ毎回出席しており、実は、元社員が事務局的な役割を果たしていたのではないかという指摘もある。

 いずれにせよ、府立医大は「委員会の議事録が残っていない」として、協議の内容について精査していない。

利益か公正か

 松原元教授ら複数の研究者は元社員がノ社の所属であることを知った上で研究に参加させたという。

 大学関係者によると、医薬品の効果を検証する研究に、製薬会社の社員がなんらかの形で関与することは、なかば当たり前のように行われてきた。医療分野は、利益のために研究の公正さや中立性がゆがめられる「利益相反」の問題の温床になりがちだ。

 一方、新薬開発などの分野では、企業の資金力を生かした産学連携は欠かせないのもまた現実とされる。

 医療関係者から「研究に関与したことが問題なのではなく、きちんとした距離感を保てなかったことが問題」という声があがるのはそのためだ。

 しかし、今回の問題で、「許し難い行為で日本の臨床研究の信頼を揺るがせた。二度とあってはならない」と強く批判した日本医学会も、寄付金などを含む企業との金銭関係の開示を求めた運用指針を定めたのは、平成23年になってからだ。

 ディオバンの研究を行っていた府立医大や東京慈恵医大のほか3大学でも、それぞれ検証作業が続いているが、利益相反問題への取り組み方の違いで、元社員の関与の度合いには、かなりの差があるとみられている。

 日本生命倫理学会の大林雅之代表理事は、「データが操作されていたといっても、意図的な改竄かそうでないかで大きく意味が異なる。改竄の疑いがあるのなら、解明できない部分を残したまま調査を終えず、きちんと全容を明らかにすべきだ」としている。

2135とはずがたり:2013/09/07(土) 13:50:16

リハビリ病院、優遇へ 診療報酬見直し 厚労省方針
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130907087.html
産経新聞2013年9月7日(土)08:05

 厚生労働省は6日、看護師を手厚く配置すれば高額の診療報酬を得られる現行の制度を見直す方針を決めた。入院患者7人に対し看護師1人以上を配置しながらも脳梗塞や心臓病などを治療する「高度急性期病院」としての機能を有していない病院を減らし、病床不足が指摘されているリハビリ病院を増やすのが目的だ。来年2月に中央社会保険医療協議会で示す2年に1度の診療報酬改定案の目玉として盛り込む。

 田村憲久厚生労働相は6日、大阪市内で講演し、「必要なときに必要な医療を受けられるよう、適切な病床数を確保していく」と述べ、リハビリ病院を増やすよう病院機能の再編を促す考えを示した。

 現行制度では、高度急性期病院に対し、短期入院で済む治療をこなしても診療報酬として高額な入院基本料が支払われている。

 しかし、患者の症状とは無関係に看護師を増やせば高度急性期病院としての診療報酬を得られることになり、長期入院患者のケアだけでも制度を利用する問題が生じていた。

 改定案では、内視鏡による結腸ポリープ手術や睡眠時無呼吸症候群検査など2、3日の短い入院で済む治療に対し、入院にかかわる診療報酬を減らす。逆に、リハビリ病院での医療行為や、在宅医療を推進する病院には診療報酬の点数を上げる。

 厚労省は平成18年、看護師1人が受け持つ入院患者数で決まる入院基本料を変更、従来の患者「15、13、10人」の各区分に加え「7人」を新設した。

 これにより、外形的に基準を満たす病院は割り増し報酬を得られることになり、患者の症状とは無関係に「7人」の病床数を増設する病院が相次いでいる。

 「7人」の病床数は18年には4万4千床だったのが、22年には32万8千床になった。一方、リハビリ用ベッドは、22年は6万6千床にとどまっている。

 厚労省がその後、それぞれのベッド需要を試算したところ、37年では高度急性期用は18万、リハビリ用は26万床必要になることが判明、病院機能の再編が急務となった。

2136とはずがたり:2013/09/13(金) 17:04:29

近藤誠医師「がんもどき理論」と『白い巨塔』モデル医師が直接対決
http://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2013091100032.html
dot.2013年9月13日(金)11:30

 独自の理論にもとづき、続々とベストセラーを出す慶応大学放射線科講師の近藤誠医師。近藤医師は、がんには「本物のがん」と「がんもどき」があるという独自の「がんもどき理論」を展開しているが、これに対し小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる日本外科界の権威、大阪大学第二外科元教授の神前(こうさき)五郎医師が反論。撤回を求める「果たし状」を送り、ついに二人の“直接対決”が実現した。その様子をリポートする。

 神前医師は言う。

「あなたの書いた『医師に殺されない47の心得』にはちょっと表現が過激というところもあるが、趣旨的にはだいたい賛成できることが多い。でもね、がんもどきに関しては、だめ。賛成できない」

 がんもどきはがんもどきのままであり「発見できる大きさになったときには、その性質(成長速度など)は変わらない」と近藤医師は言う。

 これに対し、神前医師は、がんもどきは本物のがんになる可能性がある、と異を唱える。がんの成長速度は一定ではなく、速くなることがあるという見解だ。

 そして、近藤医師が著書『がん放置療法のすすめ』で紹介しているスキルス胃がんの症例について、矛盾を指摘する。

「その記述を読むと、初診時に一部は漿膜(しょうまく)を通り抜けて腹膜に転移し、一部は粘膜にとどまっているとある。あなたが言うように、がんが同じ性質で、同じ成長速度だとしたら、なぜ一部は千里を走り、一部は1里しか走らないことになるのか。どこか抜け道でもあるとでも?」

 近藤医師は答える。

「抜け道なんてない。同じがんであれば、成長速度は一定で、がんという固まりを本体と外側で見ると、外側のほうがこぼれやすい。成長速度の違いではなく、要は、本体から離れやすいかどうか」

「私には腑(ふ)に落ちない。じゃあ、成長速度が一定という証拠持っていますか?」(神前医師)

「それを言うなら、成長速度が違う証拠を出すべきでしょう」(近藤医師)

 このような議論が延々と続く。時折、近藤医師が持参した根拠となる論文を提示するが、多くは「これは例外」と神前医師は一蹴(いっしゅう)する。高齢のためか、神前医師は低音の声が聞き取りにくく、「なに? もう一回言ってくれませんか」と尋ねる場面が何度もあったが、それでも、聞いた後は瞬時に反論し、思考の速さは94歳とは思えない。

※週刊朝日  2013年9月20日号

2137とはずがたり:2013/09/13(金) 17:04:57

池田早大教授「がんは放置するのが一番いい」
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2013051000042.html
(更新 2013/5/12 11:30)

「滅多に人を尊敬しない」と言い切る早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授。そんな彼が、最近「すごい人だ」と感じている近藤誠氏について語った。

*  *  *
 ここの所、近藤誠の本がすごい勢いで売れているようだ。アマゾンのベストセラーランキング等を見ると、『がん治療で殺されない七つの秘訣』(文春新書)、『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『「余命3カ月」のウソ』(ベスト新書)、中村仁一との共著『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(宝島社新書)、『がん放置療法のすすめ』(文春新書)等々、最近出版された本は軒並みベストセラーである。

 近藤の主張は、血液のがんなどの特殊ながんを除き胃がん、肺がん、大腸がんなどのいわゆる固形がんは、治療をしても延命効果は期待できないというものだ。がんは基本的に放置しておくのが一番というのだから、医学界から蛇蝎のように嫌われるのは当然だ。近藤が一般書を積極的に書きはじめた1990年代の半ばから、私は近藤の主張を私なりに検討した結果、データの豊富さ、推論の正しさなどから、近藤説はほぼ正しいと確信するに至った。

『がんは切ればなおるのか』(新潮社)が1998年に文庫になった際には、この本の解説まで書いたくらいだ。それで、ここ20年くらい、がん検診は受けていないし、健康診断も9年ほど受けていないし、受ける気もない。

 私は滅多に人を尊敬しないが、近藤誠はすごい人だとしみじみ思う。慶応の医学部を最優秀の成績で卒業した近藤は、アメリカに留学して放射線医学を学び、母校に帰って講師になり、同期で一番早く教授になるだろうと思われていたという。それが、当時医学界の主流であった乳がんの全摘手術に異を説え、乳房温存療法を公に主張して、出世コースから外れることとなった。近藤も万年講師で終わるであろうと覚悟したと述懐している。長い間医学界の主流から無視されていた温存療法は、しかし今や、乳がん治療のスタンダードになった。自らの出世と引き換えに乳がん治療のパラダイムを変えたのである。温存療法の優秀さが患者どうしの口コミで拡がったという事情もあったろう。

 本の売れ行きを見る限り、今また近藤の主張は多くの人に支持されて拡がりつつあるようだ。医学界は必死の抵抗を試みるだろう。がんは放置しておくのが一番いいということになれば、がんの手術に携わる外科医と抗がん剤を製造している製薬会社はおまんまの食い上げになるからだ。しかし、患者は医学界の金儲けのために存在するわけではない。がん患者が手術や抗がん剤で殺されることはあっても、外科医がおまんまの食い上げになって死ぬことはない。どちらがいいかは自明であろう。

※週刊朝日 2013年5月17日号

2138とはずがたり:2013/09/13(金) 17:10:00

《ベストセラー解読 (週刊朝日)》
医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 近藤誠著
http://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2013041200009.html
by 長薗安浩 (更新 2013/4/12 11:28)

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
近藤誠著
定価:1,155円(税込)

“世界一の医者好き国民”に送る

 医者は殺人者といわんばかりのどぎついタイトル。読者を引き寄せるためとはいえ少々やりすぎでは、と眉をひそめて著者名を見れば近藤誠……俄然、興味がましてくる。
 医者として40年のキャリアをもつ近藤は、慶應義塾大学医学部放射線科の講師でありながら、「がんは切らずに放置したほうがいい」とか「抗がん剤は効かない」といった文章を発表しつづけてきた。多くの同業者を敵にまわした論争も何度となく起きたが、具体的なデータをもって反論する近藤の主張は、じわじわと患者たちの信頼を集めていった。たとえば、近藤の話を聞いた乳がん患者が選択することで広まった「乳房温存療法」は、その代表的な成果だ。
 自分が身を置く業界内から嫌われ煙たがられても、あくまでも患者の立場で発言してきた近藤であれば、「医者に殺されない」といった過激なアプローチも説得力をもつのだろう。そもそも日本人は、年間で先進国平均の2倍以上も病院へ行く〈世界一の医者好き国民〉なのだから、このタイトルは誰しも他人事でない。しかも、超高齢社会の影響もあって医療費が増加の一途とくれば、サブタイトルにある「医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」は、無視できない魅力を放つ。
 著者のこれまでの活動実績をフル活用したタイトルワークに応えるよう、内容も具体的なアドバイスで構成されている。その一部、〈【心得8】「早期発見」は、実はラッキーではない〉〈【心得12】一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな〉は帯でも紹介され、多くの日本人が思いあたる体験の盲点を突いてみせる。その上で、タイトルと同じ大きさで印刷されたコピーがたたみこむ。
〈病院に行く前に、かならず読んでください。〉
 近藤がこれまで訴えてきた主張がコンパクトに、手際のいい編集でわかりやすくまとめられたこの本。ミリオンセラーもそう遠くはないと、私は予測する。

週刊朝日 2013年4月19日号

2139とはずがたり:2013/09/13(金) 17:12:18
>>2136
>独自の理論にもとづき、続々とベストセラーを出す慶応大学放射線科講師の近藤誠医師。近藤医師は、がんには「本物のがん」と「がんもどき」があるという独自の「がんもどき理論」を展開しているが、これに対し小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる日本外科界の権威、大阪大学第二外科元教授の神前(こうさき)五郎医師が反論。
>「あなたの書いた『医師に殺されない47の心得』にはちょっと表現が過激というところもあるが、趣旨的にはだいたい賛成できることが多い

>>2137
>当時医学界の主流であった乳がんの全摘手術に異を説え、乳房温存療法を公に主張して、出世コースから外れることとなった。近藤も万年講師で終わるであろうと覚悟したと述懐している。
>長い間医学界の主流から無視されていた温存療法は、しかし今や、乳がん治療のスタンダードになった。

>>2138
>そもそも日本人は、年間で先進国平均の2倍以上も病院へ行く〈世界一の医者好き国民〉なのだから、

日本人は医者ばかり掛かってるみたいだが,あんま良くないなら消費税上げる前に診療費の自己負担を老人は勿論,我々勤労者も上げるべきかも。

で,少なくとも大きくならない癌はあるのかもね。その方向での研究は進んでないのかねえ?

2140とはずがたり:2013/09/19(木) 08:35:41

「禁煙」「非メタボ」社員に健康手当 オートバックス子会社の狙いとは?
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130916518.html
産経新聞2013年9月16日(月)12:17

 禁煙すれば月2000円、メタボでなければさらに3000円上乗せ−。自動車用品販売オートバックスセブンの子会社で、自動車用品卸のコアーズインターナショナル(堺市堺区)は、社員の健康を後押しするため、こんな太っ腹な「健康手当」制度を導入している。ここまでして、社員の健康に気遣う理由とは…。

 健康手当の対象者は、もともとたばこを吸わなかったり、喫煙をやめたりした社員。受動喫煙防止対策として、職場での全面禁煙や分煙への社会的機運が高まる中、「社員の健康は会社の財産」と考え、会社として禁煙を後押しすることを目的に、平成22年に導入した。

 男性社員の多い同社では、それまで喫煙率は6割を超えていた。しかし、受動喫煙の防止をうたう「健康増進法」が15年に施行され、同社でもオフィスの禁煙・分煙化を進める中、喫煙率そのものを下げて、社員の健康につなげようと、手当の支給を決めた。

 それまで喫煙者だった社員が手当をもらうには、「健康宣言書」に署名して禁煙を誓う必要がある。宣言書には家族の署名も必要で、社内に限らず、家庭でも禁煙しなければならないという徹底ぶりだ。

 手当の導入を機に、禁煙を始めた社員も多い。「いつかは禁煙したいと思っていたので、いいきっかけになった」「禁煙したことに加えて、手当ももらえて家族も大喜び」など、社員からは好評という。現在は、社員の喫煙率は5割以下に減少した。ただ、どうしても禁煙が続けられず、「手当をやめてください」と自己申告してきた社員も数人はいるとか。

 同社の健康手当は禁煙にとどまらない。禁煙したうえに、腹囲(へそ周り) が男性85センチ以上、女性90センチ以上など「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の基準に満たない“非メタボ社員”には、3000円の手当を上乗せ支給しているのだ。

 メタボは、肥満症や高血圧症などの生活習慣病を複数併発した状態。腹囲に加えて、中性脂肪や血圧、コレステロール値が基準を超えると診断される。進行すると、心臓病、脳卒中、がんなどにかかるリスクが高まる。

 同社が健康手当を導入したのは、受動喫煙防止が法令で義務づけられているという理由のみではない。メタボが進行して重大な生活習慣病にかかる社員が増えれば、満足に働ける人員が減ってしまうというリスクも抱えるからだ。

 社員が大病を患うよりも、「健康手当」を支給する方が病気予防につながるので結果的に損失が少なく、会社にも社員にもメリットがある。「社員にとっては手当を励みにすることで生活改善につながる。また、年に1度の健康診断で成果が分かるため、励みになる」と担当者は説明する。(阿部佐知子)

2141荷主研究者:2013/09/29(日) 23:34:22

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130905eaah.html
2013年09月05日 日刊工業新聞
東北大、生体内に移植したCNTが長期安定することをラットで実証

 東北大学大学院環境科学研究科の佐藤義倫准教授らのグループは、生体内に移植したカーボンナノチューブ(CNT)が長期間安定することをラットで実証した。ラット胸部軟組織にCNTを移植し、2年間にわたって経過観察した。生体内で細胞同士のすき間に生着したCNTは、免疫細胞によって分解されず、構造が変化しないことが分かった。

 CNTを体内に入れると、マクロファージなどの貪食細胞によって分解される可能性があるが、生体を使って長期間調査した報告は存在しなかったという。

 グループは親水性に化学修飾した多層CNTをラットの胸部の皮下に移植し、その後の移植組織やCNTの構造を精密に観察した。移植1週間後の組織には貪食細胞が集まり炎症が起きたが、2年後には安定していた。

 CNTの構造を電子顕微鏡などで観察すると、一部は貪食細胞によって分解され表面構造が乱れていたが、細胞間隙にあるCNTでは壊れることがなかったという。

2142名無しさん:2013/10/01(火) 04:38:28
神前五郎

山崎豊子『白い巨塔』の財前五郎のモデルだが、名前と地位を借りたのみである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%89%8D%E4%BA%94%E9%83%8E

本当のモデルは千葉大教授(当時)。

2143名無しさん:2013/10/01(火) 05:18:26
参考までに↓
http://www.geocities.jp/chiback_rail/movie/help.htm

2144名無しさん:2013/10/01(火) 09:10:55
>>2136
>小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる(後略)

週刊朝日のこの書き方は誤解を与える

2145名無しさん:2013/10/02(水) 23:27:28
>>2143
中山教授

2146とはずがたり:2013/10/12(土) 17:27:32

10人死亡の医院 火災避難訓練せず 夜間マニュアルもなく
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131012123.html
産経新聞2013年10月12日(土)15:05

 福岡市博多区の医院「安部整形外科」から出火し、入院患者ら計10人が死亡した火災で、医院側が消防法で定められた火災の避難訓練を実施していなかったことが12日、市消防局などへの取材で分かった。看護師が1人で対応する夜勤態勢での避難マニュアルも作成していなかったという。歩行困難な患者が多数入院していたにもかかわらず、医院の防火意識の低さが改めて浮き彫りになった。 

 消防法は病院や学校などに対し、消防計画を策定して消火や通報、避難誘導の総合訓練と、個別の訓練を実施するよう定めている。しかし市消防局によると、安部整形外科は平成19年以降、消火訓練を実施した記録しか残っていなかった。

 11日夜に記者会見した安部龍暢(たつのぶ)院長によると、2週間前に職員だけで入院患者らを公園に避難させる津波対策の自主訓練を実施。昼間だったが、患者の避難が難しいことは認識したという。さらに当直の看護師が1人しかいない夜間の避難マニュアルが未整備だったことを明かし、「当直1人態勢に正直不安はあった」と述べた。

 一方、医院の廊下(幅約1・5メートル)には以前から約10人が座れる長椅子や空き箱などの障害物が置かれ、非常時での円滑な避難が困難だった可能性があったという。「車椅子で通ることは難しかった」との患者らの証言もある。

 安部院長によると、22年に市消防局から指摘を受けて防火扉周辺の荷物を撤去したが、その後も廊下には物が置かれたという。以前通院していた30代の女性は「火事があったときはどうやって逃げるのかと思っていた。松葉づえをついていたら、人とすれ違えないくらいだった」と話した。

2147とはずがたり:2013/10/12(土) 17:28:37

高齢患者、足腰に持病…被害甚大 防火扉が閉まらず煙、通報に遅れ 医院全焼
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131012115.html
産経新聞2013年10月12日(土)08:05

 地域に親しまれ、評判の高かった医院で何が起こったのか。11日未明に福岡市博多区の安部整形外科で出火し、10人の命が奪われた火災。過去の消防署の査察では防災設備に問題がないとされていたにもかかわらず被害は拡大した。市消防局などの調査では、防火扉の設置状況などのハード面に加え、防火管理者が実質的には不在だったなどソフト面での不備が指摘されている。

 ◆延焼しやすい環境

 火災は11日午前2時20分ごろ発生。1階から火の手が上がり、消防隊が到着した際にはすでに2、3階部分が煙に包まれていたという。約2時間半後に鎮火したが、前院長夫妻と患者8人の計10人が死亡。犠牲者は70代と80代で占められ、患者は多くが足腰に持病を抱え入院していた。

 「医療施設には病気を抱えて自力では逃げられない人や、場合によっては手術中の人がいる。ほかの施設に比べて火災が起きると人命被害が大きくなる可能性が高い」。東京理科大大学院国際火災科学研究科の小林恭一教授(65)はこう説明する。

 医療施設には消毒用のアルコールや電気を使った医療器具が常備・常設されており、火災が発生、延焼しやすい環境がそろっている。

 今回の火元とみられる1階にも、病室のほか、患者を温める医療器具などが並ぶ処置室があった。

 そうした状況下、2階を見回っている際に火災に気付いた当直の看護師は、その場で通報せず、一度外に出て助けを求めたという。通報したのは、看護師から火災を聞いた通りがかりのタクシーの運転手だった。福岡市消防局は「通報が遅れた上に、初期消火ができず被害が広がった」と話す。

 ◆ドア枠にさび?

 通報、初期消火とともに市消防局が問題視するのが煙の充満を防ぐための防火扉で生じていた不備だ。

 地下1階・地上4階建ての同医院では、建築基準法に基づき、1〜3階に各2枚、4階に1枚の計7カ所に設置されていた。

 しかし、高温を感知して自動的に閉まる熱感知式の1階の防火扉はセンサーが溶け落ちており、高温状態だったはずなのに開いたまま。2階は煙を感知して閉まる煙感知式だったが、いずれも作動せず、3、4階にあった常閉式の扉も、消防隊員が到着したときは開いていた。

 亡くなった10人のほとんどは一酸化炭素中毒死したとみられる。「防火扉が閉まっていなかったため、煙が病室に流れ込み、多くの患者が煙を吸って逃げ遅れた」。市消防局は状況をこう分析する。

 なぜ扉は開いたままになっていたのか。同医院は、平成22年の博多消防署の査察で、防火扉前に障害物があるとして、撤去するよう指導を受けていた。ただ、今回の検証では扉前の障害物は確認されていないという。

 市消防局は「ちょうつがいやドア枠がさびて引っかかったりするなど、ドアの老朽化が原因で作動しなかった可能性がある」と指摘する。

 ◆72歳の防火責任者

 施設面などの「ハード面」以外に、人的要因など「ソフト面」の不備があったとの声もある。

 総務省消防庁などによると、医院の防火管理者は院長の母親で死亡した安部百合さん(72)。防火管理者は避難時の誘導者や夜間の配置人数を決めるなど被災時の計画を作る“防災対策の要”で、消防法では30人以上を収容する施設で最低1人の設置が定められている。博多消防署は今年6月の査察で、百合さんの高齢を理由に、防火管理者を交代するよう指導。医院側は実質上は院長が管理者と説明していたが、届け出はなされていなかった。

 小林教授はこの40年間、10人以上が死亡するような大規模な医療施設での火災が国内でなかったとした上で、「長い間、大規模な惨事がなかったことから、医院の職員に気の緩みがあったのではないか」と話した。

 火災直後に現場で取材に応じた同医院の国光哲司事務長は、防災体制や避難訓練を問われると、「分からない」と繰り返し、明言を避けた。小林教授は「今後、防災訓練の実施や防災体制の整備状況などについて検証する必要がある」と話している。

2148とはずがたり:2013/10/12(土) 17:29:01

福岡市の病院火災 「大先生」地域医療に尽くし40年 医師仲間からも悼む声
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131012021.html
産経新聞2013年10月12日(土)08:06

 福岡市博多区住吉の安部整形外科で11日未明に発生した火災。地域で40年にわたって医療活動を続け、患者から「大(おお)先生」と呼ばれた前院長の安部龍秀さん(80)も亡くなった。親身な診察で患者から厚い信頼を寄せられていたばかりでなく、日本臨床整形外科医会の理事長も務め、医師仲間からも慕われていた。

 「大先生は『痛かったでしょうね』って、まるで自分の家族のように声をかけてくれました。この辺では、何時間待っても大先生に診てもらいたいという患者さんばかりでした」

 5年前に車の運転中の交通事故で腕を骨折し、安部整形外科で治療を受けた近くの主婦、堅島加代子さん(70)はこう振り返った。

 九州大学医学部出身の龍秀さんは、昭和45年に現在の場所に診療所を開いた。以来、40年以上にわたって治療を続けてきた。

 平成21年2月に息子の龍暢(たつのぶ)さん(46)に院長を譲った後も、龍秀さんは認知症を患う妻の百合さん(72)と病院3階に住み、医療活動を続けていた。

 「大先生」の龍秀さんと、「若先生」の龍暢さん。アットホームな雰囲気の診療所で、特に長年通院している高齢者に対しては、看護師が「今日は大先生と若先生のどちらに診てもらいますか?」と希望を聞くこともあった。

 龍秀さんは機械的に治療をするのではなく、けがの理由を患者から聞いた。さらに治療中の風呂の入り方や、精神面のアドバイスもしていたという。

 患者一人一人に時間をかけて診察するため、2〜3時間の待ち時間は当たり前だった。それでも、患者は引きも切らず、連日150人もの患者が診療所を訪れていた。

 10年前から通院していた近くの主婦(60)は「大先生の誕生日の日に『長生きしてね』と伝えると『うん、まだまだ生きるよ』と笑顔で答えてくれたのに」と涙を流した。

 龍秀さんが活動するフィールドは広かった。

 平成8年から約6年間にわたって日本臨床整形外科医会(現・日本整形外科学会)の理事長を務めた。スポーツ選手の治療にも詳しく、大相撲九州場所で福岡に来た力士が、安部整形外科を訪れ、龍秀さんに診てもらうこともあった。

 院内の通路には、龍秀さんと政治家や芸能人らとのツーショット写真が並んでいたという。

 そんな龍秀さんは、福岡市医師会では代議員議長を務めたこともある。市医師会の江頭啓介会長は「世代は上だったが、てきぱきと物事を進め、頭のきれる人だった。裏表もなく医師会内での人望が厚かった。地域医療の充実に一生懸命取り組まれていたので、今後も若い医師を導く存在でいてほしかった…」と語った。

 龍暢さんの義父で歯科医の朝村敏美さん(77)は、午前5時ごろ火災の連絡を受け、長崎県佐世保市から駆けつけた。「龍秀さんは仕事熱心で、毎日夜遅くまで働いていた。立派な先生だっただけに残念でなりません」と肩を落とした。

2149とはずがたり:2013/10/14(月) 11:37:46

なんや滅茶苦茶やなぁ。。

歯科医逮捕で不在の間に? 医院からヒ素など盗難 福岡
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/SEB201310130046.html
朝日新聞2013年10月13日(日)23:48

 13日午前11時半ごろ、福岡県糸島市二丈吉井の歯科医院から、治療用のヒ素やクロロホルム、ハロセンなどの薬品がなくなった、と糸島署に通報があった。なくなった量はわかっていない。署が窃盗事件として捜査している。

 署によると、経営する男性歯科医師(54)が12日午後1時ごろ、医院の様子を見にきたところ、施錠してあるはずの棚の錠が開いていた。不審に思って調べたところ、保管状況を記した帳簿ごと薬品がすべてなくなっていた。歯科医師が最後に確認したのは、5月27日午後6時ごろだったという。

 歯科医師は同29日、福岡県粕屋町の有料老人ホームにガソリン入りのペットボトルを投げ入れて放火したとして、現住建造物等放火容疑で逮捕された。それ以降、医院は診療していなかったという。歯科医師は今月4日、福岡地裁で懲役5年の実刑判決を受け、なくなっているのに気付いた時は保釈されていた。

2150とはずがたり:2013/10/14(月) 11:39:07
>>2149
>歯科医師は同29日、福岡県粕屋町の有料老人ホームにガソリン入りのペットボトルを投げ入れて放火したとして、現住建造物等放火容疑で逮捕された
こういう訳かいな。。

放火「元不倫相手への嫌がらせ」 歯科医師、罪状認める
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/SEB201310010002.html
朝日新聞2013年10月1日(火)12:21
 福岡県粕屋町の老人ホームに放火したとして、現住建造物等放火と火炎瓶処罰法違反の罪に問われた歯科医師立石隆二被告(54)=福岡市早良区=の裁判員裁判の初公判が1日、福岡地裁(松藤和博裁判長)で始まった。検察側は元不倫相手の女性への嫌がらせが動機だったと指摘。立石被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、立石被告は4月6日午前4時半ごろ、粕屋町仲原の有料老人ホーム「粕屋の杜(もり)」でペットボトルにガソリンを入れてライターで火をつけ、1階の事務室に投げ入れて床など約1・3平方メートルを焼いたとされる。50〜90代の入所者14人が煙を吸って病院に搬送された。

 検察側は冒頭陳述で、不倫関係だった女性と別れた立石被告が、女性の勤務先を探偵を使って調べ、マスクやゴム手袋をして、窓を金づちで割ってペットボトル数本を投げ入れた、と指摘した。

2151とはずがたり:2013/10/19(土) 00:15:41

「オレオ」に病みつき、一理あり=米大学が動物実験
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-131018X162.html?fr=rk
時事通信2013年10月18日(金)08:45
 【ニューヨーク時事】100年以上の歴史を持ち米国を象徴するクッキー「オレオ」を与える動物実験を行ったところ、麻薬と同じ中毒性や習慣性があったと、米国の大学が17日までに研究結果をまとめた。

 研究を行ったのはコネティカット・カレッジのジョセフ・シュローダー准教授(心理学)ら。実験用ラットにオレオや麻薬のコカイン、モルヒネなどを与え、ラットの行動やオレオが脳に与える影響を調べた。その結果、オレオを食べた際には脳内にある「快楽中枢」の神経細胞が、麻薬を与えたとき以上に活性化したという。

 もっとも、実験は甘い高脂肪の食品の普及で肥満がまん延している社会に警鐘を鳴らす目的があるといい、オレオ自体を攻撃対象にしたものではないようだ。シュローダー准教授は「実験結果はこうした食品が体に悪いと分かっていても、やめられない人がいる理由を説明しているかもしれない」と指摘した。

2152荷主研究者:2013/10/20(日) 12:29:53
>>2076
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131005t15039.htm
2013年10月05日土曜日 河北新報
東北薬科大が医学部新設へ 定員100人、総合医養成

 東北薬科大(仙台市青葉区)は4日までに、医学部新設を目指す方向で最終調整に入った。旧東北厚生年金病院(宮城野区)を取得し、ことし4月に付属病院として開院させるなど準備を進めてきた。近く正式に発表する。

 東北への医学部新設をめぐっては2011年、財団法人厚生会仙台厚生病院(青葉区)が地元大学との連携による医学部設置構想を発表。東北薬科大の参入で、宮城県内から二つのグループが医学部設置に手を挙げることになる。

 関係者によると、東北薬科大は医学部定員を100人程度と想定。校舎を新設し、臨床実習は付属病院や連携病院の活用を見込む。新設に必要とされる約230億円は自己資金で工面するとみられる。

 東日本大震災を踏まえ災害医療に対応できる人材の育成を最重視し、急性期から慢性期まで対応可能な「総合医」の養成に取り組む。医師の養成には、薬剤師育成のノウハウを活用する方針。

 単科の東北薬科大は10年秋から医学部設置の準備に乗りだした。震災を経て、学内に第三者を交えた医学部設置準備懇話会を設置。11年末に最終報告書をまとめた。厚生労働省所管の独立行政法人から東北厚生年金病院の土地建物を取得し、看護師らスタッフも引き継いだ。

 東北薬科大病院(466床)は22診療科を備え、急性期対応型の総合医療を提供。薬学生の臨床実習にも活用している。

[東北薬科大]1933年創設の東北・北海道初の薬学教育機関「東北薬学専門学校」を母体に49年開設。6年制の薬学科と4年制の生命薬学学科に、院生を含め2139人(5月1日現在)が在籍する。キャンパスは仙台市青葉区小松島、付属病院は宮城野区福室にある。

2153荷主研究者:2013/10/20(日) 13:30:52
>>2152
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131012t13021.htm
2013年10月12日土曜日 河北新報
新設医学部に地域枠 東北薬科大が構想発表

医学部設置構想を発表した東北薬科大=仙台市青葉区

 東北薬科大(仙台市青葉区)は11日、新たに医学部を設置する構想を正式発表した。東北の医師不足解消をはじめ、東日本大震災を教訓に災害医療に対応できる医師育成を目標に掲げた。東北への医学部新設の検討を始めた国の動向と歩調を合わせ、実現を目指す。

 薬科大で高柳元明学校法人理事長・学長が記者会見し「薬学部と医学部は医療人育成の両輪。70年余に及ぶ薬学教育の実績を生かし、地域医療に貢献する医師を育てたい」と述べた。

 単科の薬科大が医学部設置を目指すのは全国で初めて。構想では定員は100人を想定。このうち10人程度を東北6県の高校出身者向けの「地域特別選抜枠」とする。奨学金制度も設け、いずれも東北の病院で一定期間の勤務を義務付ける。

 旧東北厚生年金病院(宮城野区)を取得し、ことし4月に開設した付属病院などを臨床実習に活用する。早ければ2015年度の開設を目指す。付属病院を建て替え、校舎も設ける。

 教員確保については付属病院の医師のほか、東北大医学部などに協力を仰ぐ。高柳理事長は「大学医学部や医師会は医学部新設に反対を表明しているが、国の方針が決まれば協力してもらえると思う」と語った。

 東北では、財団法人厚生会仙台厚生病院(青葉区)が地元大学との連携による医学部構想を発表している。宮城県内で二つのグループが設置へ名乗りを上げたことになる。

2154ラップブレスレット:2013/10/26(土) 10:48:52
ストーンブレス
ラップブレスレット http://www.ctgilles.net/ネックレス-ペンダント-tcvqnv-10.html

2155チャンルー 偽物:2013/10/26(土) 10:49:05
チャンルー ブレスレット 作り方
チャンルー 偽物 http://www.chiflatironshop.net/ブレスレット-z4q-14.html

2156コーチ メンズ:2013/10/26(土) 12:35:09
がま口
コーチ メンズ http://www.xingyutai.com/レディース財布-yapuf-2.html

2157時計 カルティエ メンズ:2013/10/26(土) 13:53:42
cartier パシャ
時計 カルティエ メンズ http://www.sx173.com/5-日-j5-13.html

2158ショルダーバッグ 人気 ブランド:2013/10/26(土) 15:11:12
セリーヌ アウトレット
ショルダーバッグ 人気 ブランド http://www.hrbdoudou.com/その他-rnr-13.html

2159名無しさん:2013/11/01(金) 06:35:14
http://www.minc.ne.jp/~koteru/old_diary/0506.htm

■ドン死す 2005/06/24(金) 晴れ

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中山恒明氏が亡くなった。94才だった。
この著名なDrはさすがにどの新聞にも死亡記事が出ていたが、扱いは生前の大物ぶりほどは大きくはなかった。
元千葉大や東京女子医科大教授で有名な消化器外科医であることは私も知っていた。
医学や医療系ドキュメントの本を読んでいると自然と目にする名前であった。
「白い巨塔」財前五郎のモデルと言われていると言った方が今は通りがよいか。
財前五郎の名前のモデルは大阪大の第二外科元教授の神崎(こうさき)五郎氏であるが、
キャラクターモデルは中山氏であると言われている。
(さらに小説中では千葉大の小山教授の名で裁判の鑑定人としてもモデルになっている)
氏は外科のみならず日本医学界のドンとでも言うべき存在だったようだ。

色々なエピソードに事欠かないらしいが私が知っているのはその中のほんのいくつかだ。
手術のスピードが驚異的に速く、海外の外科医が見学して噂は本当だったと驚いた話とか、
診断書で亡くなった患者の死亡時刻を遅らせて欲しいという要求に気軽に応じたら、
それが元で遺産相続の骨肉の争いに巻き込まれ千葉大を辞めざるを得なかった話とか、
44才で糖尿病になり当時では珍しいインスリン療法を続け90才過ぎても健在という驚きの事実もあった。
すでに歴史上の人かと思ってたらネットで存命中と知ったのが昨年だった。
それが老衰でついにというわけで大往生だった。

可愛いんだ理事長にこの話をすると、「ほうそうか」と返事した後、こう語った。
「あの人のせいでなあ、外科手術の保険点数が低く抑えられたという噂がある」
おっと、ここにまたもう一つエピソードが加わった。
「あの人はドンだったから保険の外科の手術点数を決める審査会にも顔を出していたらしい。
この手術はいかほどでと聞かれ、なぁ〜にこんなのはカンタンだよーって言うもんだから低くなったそうな」
ううむ、虫垂炎のオペなど苦労の割に低い設定だと思ったことがあるがそのせいか?・・。
事実かどうかあやふやであるが、いかにもと思わせるエピソードではある。

2160とはずがたり:2013/11/02(土) 18:10:47
こんな会社日本での製薬免許(そんなものあるのかどうか知らないけど)取り消してしまえヽ(`Д´)ノ

【第901回】 2013年8月22日 著者・コラム紹介バックナンバー
週刊ダイヤモンド編集部
業績に影響必至のディオバン問題
後手に回ったノバルティスの重いツケ
http://diamond.jp/articles/-/40559

「ノバルティス ファーマの対応は、あまりにも不誠実だ。信用できない」――。

降圧剤「ディオバン(一般名:バルサルタン)」の5大学の臨床研究で、論文作成にノバルティスの社員(現在は退職)が非常勤講師を務めていた大阪市立大学の肩書で統計解析に関与していた問題について、ある大学病院に勤務する内科医は激しい憤りを感じている。

そう思われても仕方がないほど、ノバルティスの対応は、常に後手後手に回ってしまっている。

京都府立医科大学の論文内容に疑義が生じ、国内外の学会誌から撤回された直後、ノバルティスは今年2月の記者会見で、経営陣は「医師主導の治験であったから、ノバルティス側がデータに直接関与することはできなかった」と述べた。

その後、その元社員がデータ解析に関与していた事実が発覚したのは、周知の通り。

加えて、7月11日の京都府立医科大、7月30日の東京慈恵医科大学による調査結果の発表は、元社員がデータ改ざんを行っていたことを強く示唆する内容だった。

折しも、京都府立医大の発表前、6月3日には、ノバルティス側は「データの意図的な操作や改ざんを示す事実はなかった」と発表。慈恵医大発表前日の7月29日でも、第三者機関の調査報告書を発表し、「元社員によるデータの操作があったかどうかを示す証拠はなかった」と強調していた。

その後の両大学の発表内容は、ノバルティス側の認識とは明らかに解離するものである。

特に慈恵医大では「元社員はデータ改ざんについて、否定しているが、明らかに虚偽の証言をしており、信用できない」と断言。世間のノバルティスに対する不信感を増幅する内容だった。残り3大学の調査報告も、ノバルティス側には不利な発表が行われる可能性が高い。

過去の状況をみても、ノバルティスは分が悪い。直属の上司は元社員の仕事内容を把握していた。経営陣も元社員の臨床研究の実績に対し、2010年前後に社長賞を与えている。

「真相究明のためには、努力を惜しまない」――。

7月29日の会見では、ノバルティス ファーマの二之宮義泰社長は、7回以上も発言した。

だが、これまで「証拠がない」と歯切れの悪い発表が繰り返されてきただけに、本気でこの言葉を受け止める人はいない。状況はますます悪化しており、事態は収まる気配がない。

特許切れ後の成長維持戦略が水の泡

当然ながら、ノバルティスの日本国内の業績にも大きく影響するだろう。

ディオバンは、11年は日本国内の医療用医薬品で1201億円と最も売れており、12年も1083億円を売り上げた。これは、ノバルティス ファーマの国内売上高3234億円の約3分の1を占める金額だ。国内で次に売れている製品は、抗がん剤「グリベック」だが、その売上高は383億円。ディオバンには、遠く及ばない。

もっとも、ディオバンは、ピークを過ぎた新薬ではある。米国では、既に特許が切れ、14年に日本国内での特許切れを控える。?

新薬の特許が切れれば、民間保険が中心の米国ならば、8?9割以上は有効成分が同じで安価なジェネリック医薬品に置き換わってしまう。だが、国民皆保険制度である日本の場合、米国ほどジェネリック医薬品の浸透力が高くない。

そこで、ノバルティスは、異なるタイプの降圧剤を混ぜた配合剤や、唾液で溶けて、水がなくても服用できるディオバンOD錠など、新しい剤型によるディオバン新製品を発売して、ジェネリック医薬品から防衛するマーケティング戦略を立てていた。特許切れによる落ち込みの速度を緩やかにし、毎年、数品目の新製品を投入・育成することで、年平均5%を目標として、右肩上がりの成長を維持しようと作戦だった。

だが、この手法はもはや通じない。

2161とはずがたり:2013/11/02(土) 18:11:11
>>2160-2161
多くの医師らがディオバンを治療に採用してきたのは、既存薬と比較して、血圧を下げる以外に、脳卒中や心筋梗塞などの予防効果に優れている、という日本人のデータがあったからだ。

今、そのデータ自体の信頼性が大きく揺らいでいるのだ。

データを信じた医師らは憤りを感じ、「既存薬よりも価格の高い不必要な薬を勧めてしまったのかもしれない」と自責の念に駆られる医師は少なくない。

「ディオバンを服用しても大丈夫ですか」「他の薬に変えてもらえませんか」などと、主治医に相談する患者も増えている。

しかも、ディオバンと同様の作用メカニズムを持つARBという降圧剤は、武田薬品工業や第一三共、ベーリンガーインゲルハイムなどの他社からも複数、発売されており、代替が可能である。

済生会中央病院のように、病院全体でディオバンの採用を取りやめる病院も出てきた。「初診の患者では、ディオバンを絶対に採用しない」という医師は増えている。

製薬業界内部からの批判も尽きない。

仮説を立てて、新薬の有効性を証明する臨床研究は、専門的なノウハウと莫大な予算が必要であり、大学側は多かれ少なかれ、製薬会社による何らかの人的、予算的な関与がないと不可能なのが実情である。

そこで、臨床研究は、製薬会社の社員の参加や資金提供を認める代わりに、きちんとした手順で透明性を確保しながら行うという、“性善説”を前提に成り立っていたのだ。

このため、本来、この問題は製薬会社の社員という身分を使わずに、大学の臨床研究に参加していたという「利益相反」が問題となっていた。それがデータ改ざんという最悪の事態にまで及んだことで、「製薬会社が絡む臨床研究すべて。つまり、日本の臨床研究全体がグレーになってしまった」(製薬業界幹部)。

事実、製薬会社の研究者や医師の間では、他社の有名な臨床研究にも疑惑の風説が流れている状況である。

二之宮社長は「インパクトが大きく、他の薬剤にも影響が出ている」(二之宮社長)と、経営への悪影響を認める発言をしている。

ノバルティスは、「四面楚歌」の状態である。きちんとした説明責任を果たし、事態が沈静化しない限り、苦境が続くだろう。

(「週刊ダイヤモンド」編集部?山本猛嗣)

2162とはずがたり:2013/11/17(日) 12:36:48

間違った疲れ目ケアをしている人は8割!? 放置すれば自律神経がガタガタに
Life & Beauty Report 2013年11月15日 22時00分 (2013年11月17日 11時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20131115/Lbr_28728.html

かすみ目に充血。どうも目の疲れが取れていないなぁと感じることはありませんか?なんと、目を適切にケア出来ていない人は7割にものぼるのだとか。あなたは目のケアを上手に出来ていますか?

■疲れ目を感じている69.3%の人が適切なケアを行えていない
花王株式会社の「血めぐり研究会 supported by Kao」が実施した調査によると、20〜50代の男女の4割以上が常に目の疲れを感じていることが判明したとのことです。更に目の疲れを感じているにも関わらず、約半数の人が何の対処も行っていないそう。疲れ目を感じているにもかかわらず、どうして対処をしないのでしょうか?実は疲れ目のケアを行っていない69.3%の人たちの理由は「対処方法がわからない」という理由なのだとか。

■目の疲れと自律神経の関係
更に64.3%もの人が目の疲れが原因による「集中力の低下」を感じていることも明らかに。監修した目の疲れに詳しい後藤眼科院長・慶應義塾大学医学部後藤英樹先生によると患者数は増え続けているとのこと。
<目には、精神を安定させたり、興奮させたりする自律神経が集中しています。IT機器の使用などで日中、目を酷使し続けることで、自律神経は乱れ、集中力が低下したり、ストレスを感じたりすることがあります。この症状を軽視し、適切な対策をとらないことで“慢性目疲れ”を訴える方が、近年増え続けています。>

■目と自律神経の関係
目の疲れと自律神経の関係はなかなか深刻なようで以下のように言及しています。
<目は、自分の意のままにならない自律神経に支配されている部分が大きいため、目の一部が疲れただけで、身体の自律神経全体のシステムが影響されてしまう可能性があります。従って、“目の疲れ”から自律神経のバランスが乱れ、精神的にストレスが溜まることで、仕事のパフォーマンスの極端な低下につながってしまうとこともあると考えます。>

■目の疲れの適切なケアって一体?
同調査によると、8割以上が夕方以降16時-23時台に目の疲れを感じているそう。また、目の疲れの対処を行う時間帯は、20時-23時台と就寝前が57.3%と最も多いとのこと。しかしながら、目の疲れを顕著に感じる時は目の疲れは重篤なものになっている可能性が高く、慢性的な目疲れを引き起こすおそれも。
だからこそ目の回りの筋肉が緊張することを防ぐためにもこまめに目の周りを温めるなどの適切な対策をし、きちんと目の疲れをリカバリしてあげることが大切なようです。

少しでも目が疲れたな、と感じたら限界まで我慢することなく目の周りを温めてあげるのが目疲れケアのポイントのようですね。
(前田紀至子)
【参考】
※もはや国民病!“慢性目疲れ”適切にケアを行えていない人7割!- PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000005783.html

2163とはずがたり:2013/11/17(日) 12:39:09
もはや国民病!“慢性目疲れ”適切にケアを行えていない人7割!
“目の疲れ”による自律神経の乱れが仕事のパフォーマンス低下を引き起こす!? 疲れを感じたらその場で対策!「目のプチシエスタ」で「血めぐり力」アップが解消の秘訣!
花王株式会社
2013年10月21日 23時00分
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000005783.html

「血めぐり研究会 supported by Kao」が、2013年9月に首都圏在住の20〜50代の有職者男女400名を対象に実施した調査によると、4割以上の方が、常に“目の疲れ”を感じていると回答しています。更に“目の疲れ”を感じているにも関わらず、約半数の方が何の対処も行わず、その理由は、「対処方法がわからない」(69.3%)、「面倒である」(27%)など、悩みながらも、適切にケアを行えていない人が多いことがわかりました。

また、仕事中に“目の疲れ”によって、64.3%が「集中力の低下」、45.8%が「気力の低下」、35.8%が「眠気が起こる」など仕事への悪影響を感じています。 “目の疲れ”に詳しい、後藤眼科院長後藤英樹先生は、『目には、精神を安定させたり、興奮させたりする自律神経が集中しています。IT機器の使用などで日中、目を酷使し続けることで、自律神経は乱れ、集中力が低下したり、ストレスを感じたりすることがあります。この症状を軽視し、適切な対策をとらないことで“慢性目疲れ”を訴える方が、近年増え続けています』と述べています。

■仕事のパフォーマンス低下は、“目の疲れ”が大きな原因!?〜“目の疲れ”と自律神経の関係とは?

日中に“目の疲れ”によって集中力や気力が下がり、仕事の効率が落ちてしまうことについて、後藤先生は次の通り述べています。『目は、自分の意のままにならない自律神経に支配されている部分が大きいため、目の一部が疲れただけで、身体の自律神経全体のシステムが影響されてしまう可能性があります。従って、“目の疲れ”から自律神経のバランスが乱れ、精神的にストレスが溜まることで、仕事のパフォーマンスの極端な低下につながってしまうとこともあると考えます』

■“目の疲れ”ケアは日中のこまめな対策がカギ!タイミングを逃すと“慢性目疲れ”を引き起こす!!

先の調査によると、8割以上の方が、夕方以降16時-23時台が“目の疲れ”を感じる時間帯であると回答しています。“目の疲れ”の対処を行う時間帯は、20時-23時台と就寝前が57.3%と最も多く、1日中、目を酷使し、疲れきった後にケアしていることがわかります。後藤先生は『“目の疲れ”を顕著に感じたときは、目の周りの筋肉は緊張しきっています。その時点での対処は、その場凌ぎに過ぎず“慢性目疲れ”を引き起こしてしまう可能性があります。“目の疲れ”をピークに感じた時ではなく、こまめに対策することで、筋肉が緊張しない状態を保つことが大切です』 と述べています。実際に、お昼休みに昼食以外でしたいことで最も多かったのが「仮眠をとること」(49.5%)、続いて「目を閉じて目を休めること」(40%)と答えています。しかしながら、行動に移すことについては、「さぼっているように思われる」、「恥ずかしい」と考えており、日中、こまめな“目の疲れ”の対策に踏み切れない方が多いのが現状です。

2164とはずがたり:2013/11/17(日) 12:39:37
>>2163-2164
■“目の疲れ”の正しい対処法“目元温め”ができている人は“目薬使用”のわずか4分の1以下!

“目の疲れ”を解消するために使っているものを尋ねたところ、最も多かったのが「目薬」(82.5%)。一方で「蒸しタオル」(19.9%)、「ホットマスク」(13.7%)など“目を温める対策”を行っている方は「目薬」と答えた方の4分の1以下となっています。後藤先生は『“目の疲れ”というのは、目を酷使することによる目の筋肉疲労のようなもの。この疲労を回復するには、目の周りの血めぐりをよくして、筋肉の緊張をほぐすことが根本的なケアといえます。解消方法として、目薬を使用することも効果的ですが、筋肉の緊張をほぐすには、目を温めことが重要なのです。更に、そのタイミングは、症状の悪化をたどる前に、こまめにすることが効果的です。適切な対処とタイミングで、“慢性目疲れ”を防ぐことは可能なのです』と述べています。

■秋は“慢性目疲れ”予防のチャンス!今こそ習慣づけたい日中の“目元温め”と“目のストレッチ”
〜血めぐり流 《目のプチシエスタ》

目を温めることで、「血めぐり」が改善し、目の周りの筋肉の緊張をほぐし、“目の疲れ”を緩和することができます。ビジネスパーソンは、仕事の合間に、短時間の休憩をとり、目を休ませることが大切です。昼休みや、“目の疲れ”がピークに達する午後3時頃に《目のプチシエスタ》を行いましょう。これを行うことで、“目の疲れ”が回復するばかりでなく、気分もリフレッシュして集中力、活力も向上します。日中、目を温める時は、より深く熱が浸透する蒸気熱の出るホットアイマスクの使用が簡単で効果的です。最近では、温めた後に、メントール効果で気分がシャキっとするアイマスクなどもあるのでお勧めです。人目を気にして仮眠を取ることができない方でも、アイマスクなら、短時間で手軽にできる対策です。また、デスクでいつでもできる目のストレッチも目の周りの筋肉疲労を回復してくれます。
冬は、寒くなり、室内にこもりがちであるため、パソコンやスマートフォンの使用、テレビ鑑賞の機会も増えて目を酷使しがちなシーズンです。秋から、目の緊張をほぐすことを習慣づけることで、“慢性目疲れ”を予防しましょう。

■後藤英樹先生プロフィール
医学博士、後藤眼科医院(鎌倉市)院長。
94年、慶應義塾大学医学部卒業、同大学眼科学教室入局。96年、坪田一男・現慶應大学眼科教授に師事し、東京歯科大学市川病院眼科勤務、マイアミ大学バスコムパルマー眼科研究所留学。その後、慶應義塾大学医学部にて学位取得、同教室専任講師、鶴見大学眼科助教授を歴任。
2011年より鎌倉市後藤眼科医院院長、現在鎌倉市眼科医会会長、鶴見大学眼科学教室臨床教授、慶應義塾大学医学部眼科学教室非常勤講師。

■「血めぐり研究会 supported by Kao」とは
 「血めぐり研究会 supported by Kao」は、2007年発足以来、「現代女性のさまざまな身体の不調、美容の悩みは、冷え、そして血めぐり(血行)不良から引き起こされることが多い」という観点から、血めぐりを大切と思う医師や企業が集まって、血めぐりの改善に役立つ情報を発信しています。
公式サイト(http://chimeguri.com/)を中心に、イベントなどを開催しながら「温活」(①カラダを温める食べ物をとる、②軽い運動をする、③カラダの外から温める)を推奨しています。
協賛は花王(株)、パナソニック(株)の2社。各社の協力を得ながら「血めぐり」に関する知見などを蓄積しています。

2165名無しさん:2013/11/26(火) 16:58:00
 エイズウイルス(HIV)に感染した献血者の血液が、
日本赤十字社の検査をすり抜けて患者2人に輸血されていた問題で、
輸血を受けた60代男性が抗体検査でHIV陽性となったことが26日、明らかになった。
厚生労働省の委員会で日本赤十字社が報告した。もう1人の感染の有無は不明。
 日赤によると、献血をしたのは40代の日本人男性。今年2月に献血を行った際、
6カ月以内に同性との性交渉があったが、申告していなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131126-00000082-jij-soci

2166名無しさん:2013/11/28(木) 15:10:47
【裁判】「恵まれた環境に産まれたはずが、赤ちゃん取り違えで貧しい家庭に」 60年前に産まれた男性について病院側に賠償命じる

60年前に生まれた東京の男性について、東京地方裁判所はDNA鑑定の結果から病院で別の赤ちゃんと
取り違えられたと認めたうえで、「経済的に恵まれたはずだったのに貧しい家庭で苦労を重ねた」として
病院側に3800万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

この裁判は、東京・江戸川区の60歳の男性と実の兄弟らが起こしたもので60年前の昭和28年に生まれた
病院で取り違えられ、別の人生を余儀なくされたとして病院を開設した東京・墨田区の社会福祉法人「賛育会」
に賠償を求めていました。

判決で東京地方裁判所の宮坂昌利裁判長は、DNA鑑定の結果から男性が赤ちゃんだったときに別の赤ちゃんと
取り違えられたと認めました。

そのうえで、「出生とほぼ同時に生き別れた両親はすでに死亡していて、本当の両親との交流を永遠に絶たれて
しまった男性の無念の思いは大きい。本来、経済的に恵まれた環境で育てられるはずだったのに、取り違えで
電化製品もない貧しい家庭に育ち、働きながら定時制高校を卒業するなど苦労を重ねた」と指摘し、病院を開設
した社会福祉法人に合わせて3800万円を支払うよう命じました。

判決によりますと、男性は同じ病院で自分の13分後に出生した別の赤ちゃんと何らかの理由で取り違えられた
ということです。

去年、実の兄弟が病院に残されていた記録を元に男性の所在を確認し、DNA鑑定を行った結果、事実関係が
明らかになったということです。

「対応を検討」
判決について社会福祉法人「賛育会」は、「現在、判決内容を精査し、対応を検討しています」とコメントしています。

11月26日 17時56分 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131126/t10013354444000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131126/K10033544441_1311261807_1311261827_01.jpg

2167名無しさん:2013/11/28(木) 15:14:39
本当は貧乏な家庭に生まれるはずだった方が
幼少時代家庭教師付きで一部上場企業勤務。後に不動産会社社長。
 
本当は金持ちに生まれるはずだったほうが
幼少期家庭は生活保護で中卒。町工場務めしながら定時制高に通うが生涯独身の冴えないトラックドライバー。

人生は親次第。

2168名無しさん:2013/11/28(木) 15:24:16
60年前の件で3800万の賠償とか
「産婦人科なんてやる方がバカなんだ」という風潮に拍車か?

2169名無しさん:2013/11/29(金) 20:29:56
【復興支援】東北に医学部、15年春にも…医学部新設は1979年の琉球大以来

★東北に医学部、15年春にも=復興支援で1校限定―文科省
時事通信 11月29日(金)10時10分配信

文部科学省は29日、東北地方で大学の医学部新設を可能にすると発表した。
医師の供給過剰を避けるため新設は認めていなかったが、東日本大震災からの
復興支援のため、特例として1校に限定して認める。開設は最短で2015年4月の
見通し。医学部新設は1979年の琉球大以来となる。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131129-00000030-jij-soci

2170とはずがたり:2013/11/29(金) 21:03:58
朝日新聞によると東北福祉大と東北薬科大が申請を予定とのこと。
両案を摺り合わせさせた方が良いのでわ?
福祉・医療・薬学を併せた綜合性が必要かと。東北開発・東北振興電力に次ぐ大事業だ♪

東北地方に医学部新設へ 15年にも、復興支援で特例
共同通信 2013年11月29日 11時52分 (2013年11月29日 11時56分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/health/20131129/Kyodo_BR_MN2013112901001684.html

 下村博文文部科学相は29日の記者会見で、東北地方の大学1校に医学部新設を認めると明らかにした。早ければ2015年春に開設させる。医学部が新設されれば1979年の琉球大以来、36年ぶり。今回は復興支援として特例的に認可し、東北以外での新設は認めない。大学は今後選定する。
 文科省はこれまで、医師数が過剰に増えることを防ぐため、大学などの設置認可基準で、医学部の新設を認めないと明示していた。
 来年5月まで新設構想を受け付け、有識者の意見を踏まえ同6月に1校の構想を採択する。


東北に医学部、2015年春開学へ 36年ぶり1校新設
http://www.asahi.com/articles/TKY201311290073.html
2013年11月29日15時57分

 下村博文・文部科学相は29日、2015年春に東北に医学部を新設する方針を表明した。復興支援と医師不足解消のための特別措置として、1校限定で認める。医学部新設は1979年の琉球大以来36年ぶり。入試定員や奨学金に「地域枠」を設け、相当数の卒業生が東北にとどまることを想定している。

 下村氏は「(厚労相ら)関係大臣による基本方針として位置づける。復興施策として、近くまとめる政府の経済対策にも盛り込む」と述べた。

 東北での医学部新設については、仙台市の東北福祉大と東北薬科大の2校がすでに構想を発表。文科省は今後、▽在宅医療や総合診療、放射線に関する健康管理など地元ニーズに合わせた医師養成を進める▽教員となる医師を全国公募するなどして地元の医師不足を加速させない――といった条件のもとで、有識者会議で申請を審査し、1校にしぼる考えだ。仮に大学側の準備が15年春に間に合わない場合は「弾力的に対応する」(下村文科相)としている。

2171とはずがたり:2013/11/29(金) 22:54:08

病院選んで研究名目で事実上負担0に出来ないの?末期の肝臓癌の親爺が尖端の検査する時はなんかそんなので保険効かないけど安くかただで行けたような。。浜ホトのお膝元だったお陰かな?

難病の現実 注射1本130万円…小さな体に重すぎる負担
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000504-san-soci
産経新聞 11月28日(木)8時0分配信

難病のクリオピリン周期熱症候群を患い、高熱や歩行困難に悩まされる戸根川貴理ちゃん(左)と母の理登さん(右)。高額な希少薬を使ってからは運動会で徒競走にも出られるようになった=横浜市(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 患者数が極度に少なく、これまで支援の手が届かなかった難病患者を救おうと、厚労省は27年1月の導入に向け、新制度の法制化を急いでいる。難病患者の現実を追った。

 朝起きるとまず最初にすることは、まだ3歳にもならないわが子に注射を打つことだった。夫婦で手足を押さえつけて皮下注射をする。薬はドロリと粘りがあり、激痛が走る。

 免疫を抑える効果がある関節リウマチ薬「アナキンラ」。国の承認がなく、個人輸入すれば月10万〜20万円もする希少薬だ。横浜市の小学3年、戸根川貴理(きり)ちゃん(8)は小さい頃から、この薬がなければ自分の力で立つことすらできなかった。

 母の理登(りと)さん(41)はいう。「薬が手に入らなくなったら、効かなくなったらどうしようといつも不安だった。この子の痛みをどうやって消せばいいのだろう」と。

 貴理ちゃんが抱えるのは「クリオピリン周期熱症候群(CAPS)」。乳幼児期に発症し、激しい高熱や炎症を繰り返す。患者は全国でも50人ほど。本来ならウイルスや細菌に対抗すべき免疫が過剰に働いて自分を攻撃し、弱視や難聴、歩行困難に陥る。

 ◆効果てきめん

 貴理ちゃんはこれを1歳になってまもなく発症した。母乳すら飲めず、鼻からチューブを入れて栄養をとった。「この子はこのまま消えちゃうんじゃないか」。入院先の病室でわが子を抱え、涙が止まらなくなったこともあるという。

 治療法はおろか、病名も分からないまま病院を転々とし、2歳になったころ、炎症でひざが腫れ上がる特有の症状が出てCAPSと分かり、アナキンラの存在を知った。本来は関節リウマチの薬で国内では未承認だったが、症状を抑える効果があると聞き、医師を通じて海外から取り寄せた。

 効果はてきめんだった。投薬から3日後。面会に行くと、それまでぐったりしたまま動けなかった貴理ちゃんが、ベッドの柵につかまり立ちしていた。

 「医師も看護師も、病院中が『立った』と大騒ぎになった」。2歳8カ月。貴理ちゃんが生まれて初めて立った瞬間だった。

 ◆治療を断念も

 「症状を抑える薬があるのに、お金の問題であきらめてしまう。これほど残酷なことはない」と理登さんは訴える。平成23年には別の治療薬「イラリス」が国内で承認を受けた。1日1回の投与が必要だったアナキンラに対し、イラリスはおおむね1カ月に1回で済む。ただ、患者が少なく薬の希少性が高いため、1回の注射にかかる費用は約130万円。高額療養費制度が使えるとはいえ、定期的な接種が与える負担は小さくない。

 親子でCAPSを患う京都府の患者は、30代の息子に薬を与えるため、50代の父が治療をあきらめてしまった。症状が悪化し、いまは相当の難聴が進んでいるという。

 貴理ちゃんの父、聡さん(42)は20年に患者・家族会を立ち上げ、CAPSを難病に指定し、医療費の助成をしてくれるよう厚生労働省への陳情を繰り返してきた。しかし答えは「ノー」。「いまは制度の見直し中なので、もう少し待ってほしい」と繰り返された。

 国が難病とする56疾患については、重症者の医療費の自己負担分が無料になるなど手厚い支援があった。だが、そこから漏れたCAPS患者への支援はない。不公平感を感じた。

 「患者が少なく、重篤で治療法がなく、一生涯にわたって症状が続く。同じ難病の条件は満たしているのになぜ認められないのか。お金の問題だけではない。困っているのに支援を受けられない。そのことが悲しい」と聡さんはいう。

2172名無しさん:2013/11/30(土) 02:23:09
学用患者なら検査費、治療費すべてゼロ

2173とはずがたり:2013/12/03(火) 20:46:53

インフル、猛威の兆し 1週間で1千人超、今季初
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201311300043.html
朝日新聞2013年11月30日(土)17:42

 【土肥修一】インフルエンザの患者数が増え始めている。国立感染症研究所によると、全国5千カ所の定点医療機関から報告された患者数は5週連続で増え、最新の1週間(18〜24日)では1319人と今季初めて1週間で1千人を超えた。学級閉鎖も出始めている。インフルの流行期は例年12〜3月ごろ。厚生労働省は流行前の予防接種や日常的な手洗いを呼びかけている。

 首都圏でも患者が増加している。埼玉、千葉、東京、神奈川の4都県では306人と前週から倍増。滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の近畿6府県では85人で前週から8人増えた。九州・山口では前週の約3倍の161人が報告された。休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校も、4都県で前週の3施設から10施設に増えた。近畿6府県では、前週は報告がなかったが、6施設あった。全国では北海道が1医療機関あたり1・29人で、流行開始レベル(1人)を超えた。次いで沖縄、佐賀、岩手、岐阜の順で多く、35都道府県で前週より増えている。

 東京都足立区の和田小児科医院では、子どもを連れた母親らが予防接種に訪れている。一緒に接種を受ける母親もいる。ワクチンは接種から効果が出るまでに2週間ほどかかる。東京都医師会予防接種委員長も務める和田紀之院長は「流行する前の今の時期にうっておいてほしい」と話す。

 ただし、ワクチンはインフルにかかったときの重症化防止に有効だが、感染そのものは防げないとされている。例えば、子どもに対する発症の予防効果は30%前後とする研究報告もある。そのため、予防接種をしても、手洗いなどの予防対策は欠かせない。

 米疾病対策センター(CDC)によると、予防のためには、せっけんと流水を使って、最低でも20秒間は洗う必要があり、「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うぐらいが目安という。指先や指の間、親指の周りなどは汚れが残りやすいため、念入りに洗う必要がある。

2174とはずがたり:2013/12/03(火) 20:55:17
そんな訳>>2173で(流行りだしてからじゃ遅いんだけど。。)本日インフルの予防接種受けてきました♪

○崎医院は駅前の便利な場所にあってクルマも停められるから結石でいつもお世話になってるけど,受付の看護婦さんが笑顔が素敵な清純派年増美人で激萌えだからお顔拝見しにいったってのもあるのは内緒だww

それは兎も角先生が言うには今年はA型株(だったかな?)がワクチンには入っていなくてどうやら厚労省がそういうの決めているらしい。
市場原理に任せて色んな株を各社が判断で生産して医者が選択,更にその医者を我々が選択するには専門性が高すぎるのかねぇ?

いつかの新型(?)が流行ってワクチンが足りないからと高齢者など接種者を限定して順繰りに接種させた時,実際はそのワクチンは十分に確保されていてしかも限定の解除方法に失敗して最終的には在庫の山が残って税金の無駄になったことがあったそうで,そんなもの厚労省の完全な戦術ミス,政策的失敗であり厚労省なんかあんま宛てに成らないような気がするんじゃが。

2175荷主研究者:2013/12/08(日) 20:48:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131121t15018.htm
2013年11月21日木曜日 河北新報
長時間視聴、脳の成長に悪影響 テレビっ子、言語能力低下

 東北大加齢医学研究所の川島隆太教授(脳科学)と竹内光准教授(同)らのグループは20日、子どものテレビの長時間視聴が、言語知能などをつかさどる脳の前頭極に悪影響を与えるとする研究結果を発表した。従来、心理学研究でテレビが子どもの読書能力や注意能力を低下させることが確認されていたが、脳のどの部分に作用するかが明らかになったのは初めて。

 脳画像解析と追跡調査によって解明した。「テレビを1日に何時間見るか」といった生活習慣を問うアンケートと知能テストに加え、脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影し比較検討した。

 2008年7月に始まった1回目調査で「テレビを長時間見る」と答えた子どもほど、3年後の2回目調査の知能テストで言語能力が低い傾向があった。

 脳画像解析による調査では、本来、成長に伴って減少する灰白質と呼ばれる部分が、「テレビを長時間見る」と答えた子どもの方が減少幅が小さかった。

 この傾向がみられたのは前頭前野の一番前側にある前頭極などで、自ら考える高次認知機能を担うとされる。この部分での発達の遅れが言語能力の低下に関連していると考えられるという。

 川島教授は「テレビ視聴制限の必要性が脳科学でも裏付けられた。生活習慣が脳の発達に影響することを子育て中の親に知ってほしい」と話す。

 調査には、宮城県内の健康な5〜18歳の男女計276人が参加した。

2176Michael Kors Handbags:2013/12/12(木) 13:06:50
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2178とはずがたり:2013/12/12(木) 13:48:46

徳田虎雄に「ノーベル平和賞」? 海外で推薦されたという噂
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013121100059.html
(更新 2013/12/12 11:30)

 医療法人「徳洲会」の公職選挙法違反事件で、窮地に立つ徳田虎雄前理事長(75)。その彼になんと、ノーベル平和賞を与えようという動きがあったという。

「熱心なのが石井一二(いちじ)元参院議員。虎雄氏と親しい亀井静香衆院議員や海外の要人に協力を求める考えだったようです」(政界関係者)

 虎雄氏が創設した徳洲会は、発展途上国に無償で医療支援をしてきた実績があり、海外での評価が高い。ノーベル平和賞を受けるには、推薦人から候補者に選ばれる必要があるが、

「徳田前理事長は過去に、外国で推薦されたと聞いています」(徳洲会関係者)

 虎雄氏はもともと、「離島や僻地(へきち)にも医療を届ける」ことを目標に生きてきた。鹿児島・徳之島の貧しい農家で育ちながら、36歳で徳洲会を設立。一代で日本最大の医療法人に成長させた。

 ところが2002年ごろから全身の筋力が徐々に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、いまや眼球しか動かせない。それでも文字盤を視線で追うことで「会話」して、病室から徳洲会を指揮してきた。

 虎雄氏を「ノーベル平和賞にふさわしい」と評する閣僚経験者はこう話す。

「日本の離島や僻地の医療は徳洲会抜きでは語れない。しかも経営は黒字。民間病院なのに災害救援もする。理想を実現する力が、ほかの人とはケタ違いです」

 一方で虎雄氏には、「悪」の顔もはっきり見える。

 移動時間を節約するため、運転手に赤信号を無視させたり、対向車線を走らせたり。これは序の口。医療改革のために政治家になることを志した虎雄氏は、1983年衆院選に出馬すると、有権者を買収するために現金をばらまいた。対立候補だった自民党の保岡興治(やすおかおきはる)陣営との乱闘騒ぎも日常茶飯事だったという。『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』の著者でジャーナリストの青木理(おさむ)氏は言う。

「虎雄氏は『正しい目的を実現するためには、どんな手段も正しくなる』と考えている。彼の中では善と悪が矛盾なく同居している」

 天才と狂気は紙一重ということか。

※週刊朝日 2013年12月20日号

2179とはずがたり:2013/12/12(木) 14:05:44

製薬元社員、身分隠し子宮頸がんワクチン論文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131212-00000298-yom-soci
読売新聞 12月12日(木)10時11分配信
 子宮頸(けい)がんワクチンを製造販売する製薬大手「グラクソ・スミスクライン社」は11日、同ワクチンの費用対効果を分析する論文を、元社員が身分を明かさず、非常勤講師だった大学の肩書で執筆していたことを明らかにした。

 論文は、厚生労働省の委員会の資料になり、ワクチンを公的な助成のある国の定期接種の対象とする根拠の一つになった。高血圧治療薬「ディオバン」の論文データ改ざん問題同様、製薬企業の姿勢が改めて問われる。

 論文は2009年9月に発表された「若年女性の健康を考える子宮頸がん予防ワクチン接種の意義と課題」。12歳の女子約59万人にワクチンを接種すると、20〜30歳代になった時に医療費などが約12億円減ると分析した。当時、元社員は同社で、医薬品の費用対効果を評価する部署の課長だったが、非常勤講師をしていた東京女子医大の肩書で発表された。元社員は10年6月に退社し、現在は別の大学の准教授をしている。

 同社は「当時は論文を発表する際の社内的なルールがなかったが、現在の規定に照らし合わせると適切ではなかった。分析の基になったデータはすべて公開されており、内容には問題がない」と話している。

 厚労省結核感染症課は「事実関係を確認している」としている。

最終更新:12月12日(木)10時13分読売新聞

2180とはずがたり:2013/12/18(水) 17:56:15

中国でH10N8型感染確認 世界初と香港テレビ
http://www.excite.co.jp/News/health/20131218/Kyodo_BR_MN2013121701002612.html
共同通信 2013年12月18日 01時01分 (2013年12月18日 04時04分 更新)

 【香港共同】香港の衛生当局は17日、中国江西省で女性(73)が鳥インフルエンザウイルス(H10N8型)に感染し、死亡したことが確認されたと明らかにした。香港ケーブルテレビは、同型ウイルスの人への感染が確認されたのは世界で初めてと伝えた。
 香港の衛生当局が、中国当局から通報を受けた情報として発表した。今春以降、中国本土を中心に感染者が相次いでいるのはH7N9型。
 同テレビによると、同省の女性は、長く心臓病などを患って免疫力が落ちており、11月30日に入院。重い肺炎と診断され、今月6日に死亡した。

2181とはずがたり:2013/12/19(木) 14:27:43

全人口の1%がイエスキリストであると云うインプリケーション!?

世界の雑記帳:妊娠した女性の約1%、「処女懐胎」と主張=米調査
http://mainichi.jp/feature/news/20131218reu00m030008000c.html
2013年12月18日 16時30分

 [17日 ロイター] -米ノースカロライナ大学が妊娠した女性5300人余りを対象に行った調査で、約1%が「処女懐胎」したと答えたことが英医師会誌(BMJ)のクリスマス号に発表された。同号は例年非伝統的な研究を掲載することで知られる。

 同大チャペルヒル校によるこの調査では、15━28歳の女性7870人に対し、健康状態などについて長期間にわたり定期的なインタビューを実施。その結果、妊娠した女性5340人のうち45人が、男性との直接的な性交渉や体外受精などを経ずに妊娠したと答えた。

 こうした女性たちはセックスや避妊について、親と全く話したことがないか、もしくはほとんど話したことがないと答える傾向にあったという。研究者らは、このように科学的に不可能な主張は、自己申告による行動を解釈するには注意が必要だということを示していると述べている。

2182とはずがたり:2013/12/21(土) 20:34:52

自閉症:ホルモン点鼻薬を投与で改善 東大臨床試験で効果
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131220k0000e040257000c.html
毎日新聞2013年12月20日(金)15:22

 自閉症やアスペルガー症候群など「自閉症スペクトラム障害」と呼ばれる発達障害がある男性患者に、ホルモンの一種「オキシトシン」の点鼻薬を投与すると、一時的にコミュニケーション障害が改善したとする結果を、東京大の山末英典准教授(精神医学)らがまとめた。19日、米国医師会雑誌(精神医学)に発表した。【奥山智己】

 山末准教授らは、知能指数が比較的高い20〜40代の男性40人に、オキシトシン約0.048ミリグラムを鼻から1回だけ吸入してもらう臨床試験を実施。その結果、コミュニケーションに関する心理検査では、相手の言葉より表情や声色から相手の気持ちを推し量る傾向が見られた。他人とのコミュニケーションなどに関わる脳の部位が、投与前より活性化していることも画像で確かめた。

 オキシトシンは子宮を収縮させる作用があり、日本では点滴で陣痛促進剤として承認され、海外では母乳の分泌を促す薬としても使われている。オキシトシンが脳に作用する仕組みは不明だが、山末准教授は「コミュニケーション障害の治療薬はないので、この研究結果を今後の治療法開発につなげたい」と話す。

2183穏健保守系無党派:2013/12/26(木) 04:13:13
>>1883
世間一般から見ればおそらく某大学医学部は一流

旧七帝大医学部+慶大医でベスト8
千葉大医と東京医科歯科大医を加えてベスト10

この10大学は日本の一流医学部に誰が考えても入るでしょう。

2184穏健保守系無党派:2013/12/26(木) 06:44:28
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312170417.html
刑務所で医師不足…改善へ 矯正医「技能習得しにくい」

2013年12月19日09時48分

 【西山貴章】刑務所や拘置所の医師不足が限界に近いとして、法務省の有識者会議は19日にも、地域の病院との掛け持ち勤務を認め、現在65歳の定年を数年引き上げて、特別手当を創設するなどの対策をまとめる。来月に谷垣禎一法相に提言し、法改正の検討に入る見通しだ。

 刑務所や拘置所、少年院などに勤める医師は「矯正医官」と呼ばれる。2003年の316人から今年は260人に。定員332人の8割を切った。常勤医を置くと定められている計160施設のうち、1人もいない施設は網走刑務所(北海道網走市)や加古川刑務所(兵庫県加古川市)、佐世保刑務所(長崎県佐世保市)など計31施設に上る。

 施設には通常、高度な医療機器はなく、手術が必要な重症者は施設外の病院に委ねている。このため矯正医官は「専門性を磨けず、スキルアップにもつながらない」と敬遠されがちだ。

 法務省は、地方の医師不足や民間勤務医との給与格差拡大の影響もあるとみる。今年7月に日本医師会の役員、弁護士から成る会議を設け、議論してきた。

2186穏健保守系無党派:2013/12/26(木) 06:54:17
《128》 近藤先生の「がんもどき理論」に反論する

酒井健司 (さかい・けんじ)
2013年12月23日
http://apital.asahi.com/article/sakai/2013122200005.html
http://megalodon.jp/2013-1226-0652-14/apital.asahi.com/article/sakai/2013122200005.html

2187穏健保守系無党派:2013/12/26(木) 07:13:27
現役外科医師が明かす、過酷な医療現場・病院・研修医生活の裏側と、医師の“つくり方”
http://news.livedoor.com/article/detail/8348387/
http://megalodon.jp/2013-1226-0711-46/news.livedoor.com/article/detail/8348387/

2188穏健保守系無党派:2013/12/27(金) 07:27:03
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=313279&nwIW=1&nwVt=knd
高知県と高知大が精神科医養成へ協定
2013年12月26日08時26分

 高知県と高知大学は25日、同大医学部で精神科医を養成する「地域精神医療支援プロジェクト」の協定を県庁で締結した。来年1月から2015年度末まで実施し、県は6250万円を寄付。同学部は自殺対策など高知県の実情に応じた研究や診療を通じて、医師教育に力を入れる。

【写真】尾粼正直・高知県知事と握手を交わす脇口宏・高知大学長=右(高知県庁)

2189荷主研究者:2013/12/29(日) 00:52:36

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720131202eaag.html
2013年12月02日 日刊工業新聞
東北メディカル・メガバンク機構、全ゲノム1000人分解読−日本人の標準構築

 東北大学の東北メディカル・メガバンク機構は、健康な日本人1000人分の全ゲノム(全遺伝情報)を解読した。今年度内に解析データを統合し、標準化したゲノム配列を決定、そのデータベースを公開する。標準化したゲノム配列は病気の患者のゲノムと比較することで、病気の原因遺伝子を調べる研究などに活用できる。さらに同機構では、2015年度までに8000人分の全ゲノム解析を実施し、精度の高い日本人の標準ゲノムを構築する計画。

 1000人のゲノム解析データは宮城県内で集めた。定期健康診断などに相乗りする形で、研究に同意した人から血液試料を収集した。次世代シーケンサー12台を使い、DNAに並んでいる約30兆塩基対の配列を解読した。

2190穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 17:05:54
<地方公務員>精神疾患急増 10年で長期病休者2.4倍

毎日新聞 1月6日(月)7時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000006-mai-soci
http://megalodon.jp/2014-0106-1704-31/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000006-mai-soci

2191とはずがたり:2014/01/09(木) 14:02:42
徹底的にやって欲しい所。

ノバルティス社を東京地検に刑事告発 論文不正で厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140109-00000012-asahi-soci
朝日新聞デジタル 1月9日(木)10時46分配信
 高血圧治療薬ディオバンの論文不正問題で、厚生労働省は9日、販売元の製薬大手ノバルティス社に対する薬事法違反の疑い(誇大広告の禁止)での告発状を東京地検に提出した。同省によると、誇大広告での刑事告発は例がないという。

 現時点では、不正に関与した人物が判明していないため、個人については「被疑者不詳」として特定しなかった。

 薬事法は、医薬品や医療機器の効果について、うそや大げさな広告を禁止している。

 厚労省は、同社が医師向け広告などで、改ざんされたデータに基づき「脳卒中を予防する効果もある」などとする論文を活用したことが誇大広告にあたる疑いがあると判断した。

朝日新聞社

2192穏健保守系無党派:2014/01/09(木) 14:27:09
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90719
妊婦2人の子宮頸がん手術成功

 新潟大医歯学総合病院は8日、妊娠中に早期の子宮頸(けい)がんが見つかった2人の女性の子宮から、胎児を残したまま子宮頸部を切り取る手術に成功した、と発表した。

 2010年の大阪大病院以来の成功となり、担当した新大医学部の榎本隆之教授(57)は「新たな治療の選択肢となる可能性がある」と話している。

 手術を受けたのは、いずれも30歳代のカナダ在住の日本人女性と大阪府の女性。カナダの女性は妊娠9週でがんが見つかり、15週の昨年11月27日に手術を受けた。大阪の女性は妊娠15週でがんが発見され、17週の12月27日に手術を受けた。6日現在、いずれも女性と胎児の経過は順調で、37週目に帝王切開で出産する予定。

 榎本教授によると、初婚年齢の高齢化に伴い、30歳代の女性が妊娠を機に検査を受け、子宮頸がんが見つかる例が増えている。妊娠中に早期の子宮頸がんが見つかった場合、通常は赤ちゃんを諦めて子宮を全摘出する。胎児を残したまま子宮頸部だけを切り取る手術は、世界でもこれまで8例しか報告がなく、榎本教授が大阪大准教授だった10年に国内で初めて成功した。手術を受けた女性は無事に女児を出産した。

 榎本教授は「女性が赤ちゃんを諦めることがなくなるように研究を進めていきたい」と話している。

(2014年1月9日 読売新聞)

2193穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 03:33:04
http://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=95B79A3CE14714BE4257FF1D5BA3A2A7
「うがい薬のみ処方は保険外」に撤回要請

(2014年01月10日 18:30)

 うがい薬のみの処方を保険適用除外することが2014年度予算案に盛り込まれたことを受け、全国保険医団体連合会(保団連)は10日、この撤回を求める緊急要請をした。要請は安倍晋三首相、麻生太郎財務相、田村憲久厚生労働相、中央社会保険医療協議会(中医協)の各委員あて。保団連は要請で、特定の薬剤の特定の処方方法を制限することは「裁量権の侵害と言わざるを得ない」とした上で、「経済優先で保険給付範囲を縮小させる予算案には反対」と強調した。【丸山紀一朗】

2194穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 04:12:11
地域連携、認知症を支援 手帳で情報共有…広島
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90837
http://megalodon.jp/2014-0111-0410-46/www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90837

2195穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 09:49:43
http://www.asahi.com/articles/ASG1B4W9LG1BPITB00R.html
広島)台風被害の比支援 福山市の医師らが帰国報告
2014年1月11日03時00分

フィリピンの災害支援で昨年末、福山市医師会から派遣された脳神経センター大田記念病院(沖野上町3丁目)救急医の石根周治さん(45)と看護師の村上悠也さん(30)が9日夜、市医師会館で活動報告会を開いた。2人は現地の医療の問題を指摘し、幅広い支援の必要性を訴えた。

 2人は、国際医療NGO「AMDA(アムダ)」(本部・岡山市)の医療チームの一員として昨年12月19日に出発、25日に帰国した。福山市の親善友好都市・タクロバン市を拠点にして、レイテ島やサマール島の臨時診療所や戸別訪問で600〜700人を診療したという。

 石根医師は「飲料水で洗浄しながら処置することもあった。十分とは言えなかったが、喜んでもらえたことは実感できた」と報告。「短期間で解決する問題ではない。現状を広く伝え、様々なレベルで支援していく必要がある」と語った。村上看護師は「薬が手に入らず症状が悪化する人が多く、今後も医療派遣が必要」と話した。(東裕二)

2196穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 21:04:42
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20140115150160001.html
企画特集 2【迫る2025ショック】
24時間対応 訪問医、重い負担

 朝日新聞横浜総局と横浜内科学会が共同で実施した「在宅医療と看取(み・と)り」に関するアンケート。調査に回答した55カ所の病院・診療所のうち、訪問診療を行っているのは6割にあたる33カ所だった。


 訪問診療とは、緊急時に患者の求めで行く「往診」とは異なり、通院が難しい患者の自宅や施設に、医師が定期的に出向くことを指す。今後、高齢者がさらに増加していくと、訪問診療の重要性も増していく。


 訪問診療の対象としている患者数は、1人だけの医療機関が4カ所ある一方、50人以上も5カ所。「今は取り組んでいないが、今後取り組みたい」と回答した医療機関も4カ所あった。


 訪問診療をしている診療所が近くにないと、在宅医療を希望していても、施設や入院に選択肢が限られてしまう。訪問診療をしている診療所に、困っている点を複数回答で尋ねてみた。


 「24時間対応しなければならない」が21カ所で最多。「医師の肉体的・精神的負担」が17カ所で続いた。病院に比べて小規模な診療所は、医師や看護師の負担増を課題に挙げた。


 国は入院医療費の抑制などを目的に、在宅医療の充実を目指しているが、現場からは「今の制度では、1人の医師では対応不可能。かといって複数の医師がいる診療所は現実的には少ない」(横浜市保土ケ谷区の診療所)、「在宅医療は家族の介護がないとできない」(同旭区の診療所)などと、現実とのミスマッチを指摘する声が相次いだ。


 訪問診療を実施している医療機関のうち、「在宅療養支援診療所」を届け出ているのは半数以上の18カ所。届け出を出すと、一般の診療所に比べて、診療報酬が高くなる。だが、原則として24時間体制の往診や、急変時の入院先の確保などの厳しい基準が求められる。


 届け出ていない医療機関にその理由(複数回答)を尋ねたところ、やはり「24時間の往診が難しい」(16カ所)が最多だった。うち13カ所が在宅医療にかかわる医師が1人のみで、夜間や休日の負担が重くなることが、二の足を踏む理由のようだ。


 次いで「患者の費用負担が増えるから」が6カ所。診療報酬が高くなると、患者の自己負担が上がるためだ。届け出をするには後方支援をしてくれる病院との連携が必要なため、「受け入れ病院の確保が難しい」との回答も4カ所あった。

2197穏健保守系無党派:2014/01/17(金) 22:32:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000147-jij-soci

生理痛処方薬、投与後3人死亡=厚労省が注意喚起

時事通信 1月17日(金)18時37分配信

 厚生労働省は17日、重い生理痛である月経困難症の治療薬「ヤーズ配合錠」について、服薬との関連が否定できない死亡例が3例報告されたとして、医療機関に注意喚起した。
 同省によると、昨年2〜12月、服薬中の10〜40代の女性3人に血栓ができ、死亡した。 
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最終更新:1月17日(金)18時37分

2198とはずがたり:2014/01/19(日) 12:34:51
胃腸炎で数日寝込んでました。偉い目に遭った。。orz

下痢と37度台の発熱があって2日ほどで治ったからノロだったのかねぇ。。
潜伏期間が1〜2日とのことなんで火曜日か水曜日にどっかで貰ってきたか?

感染性胃腸炎(ノロウイルスを中心に) Infectious gastroenteritis
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/

2199穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 17:39:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000602-yom-soci

「角膜削りすぎ」も…レーシック被害、129件

読売新聞 1月20日(月)14時32分配信



 レーザー照射で視力を矯正するレーシック手術を巡り健康被害の訴えが相次いでいる問題で、昨年12月、被害相談ホットラインを開設した医療問題弁護団への相談が129件に上ったことがわかった。

 ドライアイや目の痛みなど通常の手術でも起こりうる合併症が多かったが、日本眼科学会の指針に違反する可能性がある「過矯正」の苦情も3割近く(35件)に上り、弁護団で調査を進めている。

 「過矯正」は、角膜を削りすぎて近視を必要以上に矯正すること。遠視や疲労感などの弊害につながり、学会指針では矯正の限度基準を定めているが、それを超えた手術が行われた可能性がある。相談者の受診先は特定の医療機関に集中しており、ほぼ半数が同じ医療機関で手術を受けていた。
.
最終更新:1月20日(月)14時51分

2200穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 19:28:47
http://apital.asahi.com/article/sakai/2014012000002.html
《131》 風邪で病院に受診する目安
酒井健司 (さかい・けんじ)

薬は風邪の症状を緩和するだけで、風邪を早く治すわけではありません。症状緩和の薬なら病院に行かなくてもドラッグストアで売っています。ただの風邪なら抗生物質や点滴も不要で、寝ていればそのうち自然に治ります。
だったら、風邪で病院に受診する必要はあるのでしょうか?「風邪ぐらいで来るな。家で寝ていれば治る」と医師に叱られた経験のある読者もいらっしゃるかもしれません。混んでいる救急外来では、そういう医師に遭遇する可能性が高くなります。
風邪は寝てれば治ると言っても、風邪なのかそうでないのか、患者さん自身で判断するのは難しいでしょう。風邪のように見えて実は風邪ではない病気はたくさんあります。インフルエンザ、肺炎、肺結核、溶連菌感染症、急性肝炎、副鼻腔炎、急性喉頭蓋炎などなど。風邪症状の患者さんは、もしかしたら単なる風邪ではないかもしれませんので、「風邪ぐらいで病院に来るな」とは一概には言えません。
ただ、風邪症状でみんなが病院にかかると外来がパンクします。そもそも、症状が軽ければ医師にとっても風邪と他の病気との区別は難しいです。かと言って風邪症状の患者さん全員に胸部レントゲン、心電図、採血検査を行っていたら、患者さんの負担になります。じゃあ、どうすればいいのでしょうか。
ケースバイケースですが、風邪で受診する目安として、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、「38度を超える発熱がある」「10日間以上症状が続く」「一般用医薬品で症状が楽にならない」を挙げています。これはもともと健康な成人の目安ですので、基礎疾患を持つ方はもっと早めに受診したほうがよいでしょう。他に、激しい咳、食事を摂れないぐらいの喉の痛み、痰が多い、ひどい頭痛、症状が悪化しつつある場合などは、受診したほうが良いと思います。
よくあるのが、職場から「病院へ行って早く治してこい」と言われた患者さんのケースです。病院に受診しても風邪を早く治すことはできません。上司の方は、部下が風邪を引いたら「ゆっくり休め」と言ってあげてください。
病院の待合室には、他の患者さんもいらっしゃいます。待合室で他の感染症をうつされることもないとは言えません。軽い風邪で病院を受診するメリットは小さいと思います。

2203穏健保守系無党派:2014/01/22(水) 14:40:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000036-mai-soci

<ノロウイルス>高齢の入院患者4人死亡 京都の病院

毎日新聞 1月22日(水)12時30分配信


 京都市伏見区下鳥羽広長町の蘇生会総合病院で昨年12月上旬以降、ノロウイルスの集団感染が発生し、入院患者67人と職員34人の計101人に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出て、うち80〜90代の入院患者の男性3人と女性1人が死亡したことが分かった。病院から報告を受けた市が12月16日に立ち入り調査した。市によると、病院は「直接の死因は別の病気」と説明しているという。

 同病院のホームページによると、内科、外科など19の診療科があり、介護療養やICUの病棟も備えた350床の総合病院。従業員数は約660人。【岡崎英遠】

2205穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 01:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000092-mai-soci

<健康茶>効果あり過ぎも 下剤並み成分に注意を

毎日新聞 1月23日(木)19時52分配信

 「おなかがスッキリする」という健康茶を飲んでみたら、効果があり過ぎる−−。国民生活センターは23日、便秘やダイエットに効くとされる健康茶の中に、医薬品の下剤並みの作用がある成分が含まれているとして、飲み過ぎへの注意を呼び掛けた。

 健康茶で下痢や腹痛を起こしたとの事例は、2008年4月から昨年末までに、全国の消費生活センターに21件あった。

 国民生活センターによると、これらの健康茶には、原材料に「キャンドルブッシュ」というマメ科の植物が使われている。キャンドルブッシュは茎や花に下剤成分「センノシド」が含まれているが、薬事法上の医薬品ではなく、食品に使うことが可能。同センターによると、最近は健康食品としてキャンドルブッシュ入りのティーバッグなどが、大手ドラッグストアやインターネットで販売されているという。

 同センターがキャンドルブッシュ入りのティーバッグ15銘柄について、商品の説明通りに茶を抽出して成分を調べた結果、カップ1杯(150〜250ミリリットル)で2〜10ミリグラムのセンノシドを検出。医薬品の下剤の最低服用量1回分に含まれるセンノシドの量も調べたところ12ミリグラムあり、ティーバッグの銘柄によっては、下剤に匹敵する量のセンノシドが含まれていると分かった。

 同センターは「人によっては激しい下痢を起こす。キャンドルブッシュの有無を表示で確認してほしい」と呼び掛けている。別名の「ゴールデンキャンドル」「ハネセンナ」、学名の「カッシア・アラタ」と表示されていることもあり、注意が必要だという。【大迫麻記子】

2207穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 02:08:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000004-asahi-soci

「おなかスッキリ」しすぎる…健康茶に下剤と同じ成分

朝日新聞デジタル 1月24日(金)0時33分配信

 国民生活センターは23日、便秘やダイエットによいと言われる「キャンドルブッシュ」を茶葉に含む健康茶を調べたところ、下剤と同じ医薬品成分が含まれていたと発表した。「飲み過ぎると下痢を起こす可能性がある」と注意を呼びかけている。

 キャンドルブッシュはゴールデンキャンドル、ハネセンナとも呼ばれる。南米原産のマメ科の植物で、学名はカッシア・アラタ。葉や茎などに下剤の成分であるセンノシドが含まれていることが報告されている。

 同センターは「おなかがスッキリするという健康茶の効果がありすぎる」との相談を受け、この植物を含む15銘柄のお茶の成分を調べた。各商品に記載された方法に従い、カップ1杯分(150〜250ミリリットル)を作ったところ、すべての銘柄から下剤成分のセンノシド2〜10ミリグラムが検出された。一般的な下剤1錠の含有量は12ミリグラムで、お茶2、3杯で同じ量になる可能性がある。
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朝日新聞社

2208穏健保守系無党派:2014/01/24(金) 05:26:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20140123-OYT8T01248.htm
県央基幹病院500床規模…基本構想知事に提出

 県央医療圏の救命救急センター併設病院(県央基幹病院)の基本構想がまとまり、構想策定委員会の鈴木幸雄委員長(燕労災病院長)が23日、泉田知事に提出した。県央医療圏の中核病院として救急医療と高度医療の提供を目指す内容で、県は今後、構想に沿って病院の建設地や開設時期などを検討する。(清水綾)


泉田知事(右)と基本構想について話す鈴木委員長(23日、県庁で)

 燕労災病院(燕市)と三条総合病院(三条市)を再編して発足させる県央基幹病院は、医師80人体制、500床規模とし、19の診療科で構成することにした。

 三条、燕など5市町村(人口約23万人)を抱える同医療圏には200〜300床規模の病院が10か所あるが、拠点となる病院がなかった。救急患者を圏外へ搬送する割合は17・4%(2012年)と県内7医療圏の中で最も高く、搬送時間が県平均より10分ほど余計にかかる地域もあった。

 基幹病院発足により、圏外搬送をなくし、ほかの医療圏よりも短時間で救急患者を受け入れられるようにする。既存病院や診療所とも連携し、症状の具合によって患者を振り分け、基幹病院は重症患者らを専門的に受け入れることで、救急ネットワークも形成する。

 その一環として県は、既存病院の一つである県立加茂病院(加茂市)を全面改築した上で、基幹病院と連携・役割分担することを盛り込んだ整備基本計画をまとめている。

 基本構想では、2年以上の臨床研修ができる病院として研修医を積極的に受け入れる方針も盛り込まれ、若手医師や看護師ら医療関係者の育成機関になることも期待されている。

 知事と鈴木委員長はこの日、今後の課題となる医師確保などについて意見交換した。知事は、基幹病院に県内の医師を集めても偏在が起きるだけだと指摘した上で、「他県から医師が来てもらえるようにしたい」と約束した。

 鈴木委員長は、「新潟はいい医療をやっていると思ってもらうことが大事。基幹病院の完成より前にできることは今からでもやっていきたい」と応じていた。

 基幹病院を巡っては、2009年度から関連議論が始まり、今回の構想提出で一段落した格好。構想では、病院建設地の選定や、運営形態を「公設民営」にすることなどを県に求めており、県は、「円滑に開設できるよう取り組む」(知事)考えだ。

(2014年1月24日 読売新聞)

2209とはずがたり:2014/01/28(火) 12:16:11
【第963回】 2014年1月27日
贈収賄まで検討された!?
ノバルティスの刑事告発
http://diamond.jp/articles/-/47604

「まさか誇大広告で刑事告発とは……」。ある大手製薬会社の幹部は意外な顔をする。

 ノバルティス ファーマの関係者が降圧剤「ディオバン」の不正な論文データに関与していた問題で、厚生労働省は、広告宣伝に用いたことが薬事法の禁止する虚偽・誇大広告に当たる疑いがあるとして、会社と当時の広告担当者を東京地検に刑事告発した。


ディオバンは慈恵医大や京都府立医大の論文データを用いた宣伝によって〝ドル箱〞的存在となったといわれる
Photo by Takeshi Yamamoto
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 業界内では、厚労省の“奇策”に驚きの声が広がっている。というのも、過去、国が誇大広告で企業を刑事告発した例はない。しかも、「薬事法違反で、天下の検察が捜査というのも非常に違和感がある」(前出の製薬会社幹部)。

 厚労省は、この問題の真相究明のため調査委員会を設置、ノバルティスや論文を作成した大学を調査してきた。だが、委員会には強制力がなく、データ操作を行った人物の特定などには至っていない。

 そもそも現在の日本には臨床研究を規制する法律がない。そこで、薬事法違反という“苦肉の策”を繰り出して、最強の捜査機関である検察にバトンを託したといえる。

 実は、当初は、「内々に贈収賄での事件化を検討していた」とある捜査関係者は声を潜める。ノバルティスは、論文作成した大学の教授らに多額の奨学寄付金などの資金提供を行っていたため、立件可能ではないかと踏んでいたのだ。

 贈収賄ならインパクトが大きい上に、ノバルティスだけでなく、資金を受け取った大学側も告発対象となる。しかし、これには重大な欠陥があった。贈収賄は、みなし公務員である京都府立医科大学や千葉大学など国公立大学ならば適用できる可能性があるが、東京慈恵会医科大学をはじめ私立大学への適用はまず不可能だからだ。

 今回の不正論文問題では、最も影響力が大きかったのが慈恵医大のデータだ。肝心の慈恵医大が抜けては意味がない。結局、薬事法違反の容疑に落ち着いた格好だ。

与党内から事件化の要請

 では、これで真相が解明されるかというとそう簡単ではない。

 ノバルティスは、「捜査に全面的に協力する」との姿勢を示しているが、大学の臨床研究に関与した元社員を含め、データの改ざんについては一貫して否定、「実際の臨床データが手元になく内部調査も限界。ここまで来れば、まな板のコイ」(ノバルティス幹部)と半ば諦めの境地にある。

 事実、政府与党内からは「何が何でも事件化しろとの意向が強い」(厚労省関係者)。「日本国民と医師をうその宣伝でだまし、貴重な医療保険から莫大な利益を得ていたノバルティスを絶対に許してはならない」(自民党関係者)というものだ。

 折しも、刑事告発のあった翌日、アルツハイマー病の早期発見と根本的な治療法開発を目指し、東京大学など全国38医療機関が参加した国の大規模な臨床研究「J-ADNI」で、条件に合わない患者が多数登録されるなど、ずさんな管理が明らかになった。データ改ざんの疑いも生じ、厚労省が調査を開始した。

 捜査機関のメスが入る一方で、日本の臨床研究自体に対する疑いの目は、むしろ広がりそうな気配である。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 山本猛嗣)

2210穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 08:40:36
<万能細胞>祖母のかっぽう着姿で実験 主導の小保方さん

毎日新聞 1月29日(水)21時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000100-mai-sctch
http://megalodon.jp/2014-0130-0838-50/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000100-mai-sctch

2211穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 10:36:28

<万能細胞>世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など

毎日新聞 1月29日(水)20時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000092-mai-sctch
http://megalodon.jp/2014-0130-1034-49/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000092-mai-sctch

2212穏健保守系無党派:2014/01/30(木) 15:33:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000092-san-soci
【Q&A】新型万能細胞「STAP」とは 再生医療・創薬応用に期待
産経新聞 1月30日(木)7時55分配信

 理化学研究所が作製に成功した「STAP細胞」は、動物細胞では不可能とされていた外部からの刺激で作られた新型の万能細胞だ。再生医療などへの応用を目指して研究が活発化している万能細胞とは何か。

 Q 細胞の万能性とは

 A 皮膚や神経、筋肉、血液など体のあらゆる組織の細胞に変わる能力のこと。受精卵がこの能力を持っているが、人工的な万能細胞が動物や人で作製されている。皮膚などの細胞を、受精卵に近い状態にリセットする初期化と呼ばれる技術が使われる。

 Q 万能細胞にはどんなものがあるのか

 A ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大教授が平成18年に開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)がある。iPS細胞は皮膚などの体細胞に遺伝子を導入して作製するが、ES細胞は受精卵を壊して作るため、倫理的な問題が大きい。

 Q 幹細胞とは

 A 体の細胞に分化する能力があり、その能力を維持しながら増殖できる細胞のこと。万能細胞のほか、神経や血液、筋肉などさまざまな細胞の大本になる幹細胞が体内にある。

 Q 初期化のとき、細胞内では何が起きているのか

 A メカニズムの全容はまだ分かっておらず、今後の課題だ。世界中で研究競争が行われている。

 Q 万能細胞は、どんなことに役立つのか

 A 病気やけがなどで機能を失った細胞や組織を移植で元通りにする再生医療や、創薬への応用が期待されている。iPS細胞の再生医療では、理研の高橋政代プロジェクトリーダーらが加齢黄斑変性という目の病気治療を目指し、昨年から臨床研究を始めた。今夏にも世界初の人への移植が実現する。海外ではES細胞の臨床応用が進んでいるが、倫理上の問題に加え、他人由来の細胞を移植するため、拒絶反応を抑える薬が必要になる。

 Q 創薬の動向は

 A 患者の細胞からiPS細胞を作製し、病気のメカニズムを解明する研究や、薬の有効性や安全性の試験に応用する動きが加速している。

2213とはずがたり:2014/01/30(木) 22:21:33
俺なんかが言わなくても本人が一番判ってることだけど一番のハードルは赤ちゃんマウスでだけ可能で大人マウスでは出来なかった点ですねー。何が違うのかその辺のメカニズムに一番興味関心がある。
もし大人は絶対無理ならまあ応用性は下がるのかもしれないけど知的好奇心としては何が違うのか知りたい。

【快挙】STAP細胞作製 世界を驚かす
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140130005.html
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月30日(木)14:37

マウスの細胞を外から刺激するだけで、短期間で効率よく「万能細胞」を作ることに神戸の研究チームが成功しました。

「STAP細胞」と名付けられた「万能細胞」の作製に成功したのは、理化学研究所の小保方晴子さん(30)がリーダーを務める研究グループです。実験では、マウスの体細胞に外から酸性の刺激を与えることで、今の細胞としての記憶を消去させ、再び「多能性」を持った受精卵に近い状態に戻せることを初めて証明しました。遺伝子を導入して作るiPS細胞よりも短期間で容易に作り出せ、がん化の可能性も低いということです。神戸大・青井教授は、「衝撃的なものです。まず、こんなことがあるはずがないという、第一感を抱く内容だと思う」と話します。これまで専門家の間では、「動物の細胞は、外からの刺激だけで『万能細胞』にならない」とみられてきました。小保方さんは、「周りの人に言っても『きっとそれは間違いだ』という反応だったので。あす失敗したらこの実験はやめようかなと、きょう1日だけは、がんばろうかなと思っていたら5年経ってしまったという感じです」と振り返ります。博士号を取ってわずか3年という研究者の成果が、世界中の専門家を驚かす快挙となりました。

万能細胞、作製簡単な新型 理研「STAP」 酸刺激のみ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140130090.html
産経新聞2014年1月30日(木)08:05

 弱酸性の刺激を与えるだけの簡単な方法で、あらゆる細胞に分化できる万能細胞を作製することに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームがマウスで成功した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは異なる新型の万能細胞で、再生医療の研究に役立つと期待される。29日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 体の細胞を万能細胞に作り替えるには、初期化という作業で受精卵の状態に細胞を逆戻りさせる必要がある。iPS細胞は遺伝子を使って初期化するが、今回の方法は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴。開発した小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらは、全く新しい万能細胞として「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(STAP(スタップ))細胞」と命名した。

 研究チームは生後1週間以内のマウスの脾臓(ひぞう)から、血液細胞の一種であるリンパ球を採取し、水素イオン指数(pH)5・7の希塩酸溶液に約30分浸して刺激。これを培養すると数日で初期化が始まり、STAP細胞に変わった。

 作製したSTAP細胞は神経や筋肉の細胞に分化する能力があることを確認。実際に別のマウスの受精卵に注入し、仮親に移植して子を産ませると、STAP細胞は全身に広がり、あらゆる細胞に変わることができる万能性を持っていた。

 iPS細胞は遺伝子操作に伴うがん化のリスクがあり、初期化の成功率も0・2%未満と低い。これに対しSTAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、初期化成功率も7〜9%。成功率が高いのは生後1週間以内のマウスの細胞を使った場合に限定されることなどが課題だが、研究チームはメカニズムを解明し再生医療への応用を目指す。

2214とはずがたり:2014/01/30(木) 22:22:47
(後輩が理研を凄い所だと云っててそんなもんかと思ってたけど)やはり理研は凄かったんだな。。

新型万能細胞 iPSより「安全」 遺伝子操作せず がん化リスク低い
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140130094.html
産経新聞2014年1月30日(木)08:05

 STAP細胞は、万能細胞の作製には高度な技術が必要という従来の常識を打ち破った。再生医療への応用を目指し、世界中で研究競争が始まるのは必至だが、実用化に向けて解決すべき課題も多い。

 外部からの刺激による細胞の初期化は、植物ではよく知られている。ニンジンを切ると、切断が刺激となって切り口に初期化状態の新たな細胞が作られ、再び根や葉に分化していく現象が一例だ。だが、哺乳類の細胞では、外的刺激で初期化は起きないとされてきた。

 ところが、マウス由来のSTAP細胞は、弱酸性溶液に浸すという簡単な刺激で初期化に成功した。小保方晴子リーダーによると、細いガラス管に数回通したり、弱い毒素で処理する方法でも初期化できたという。さまざまな外的刺激が細胞の初期化に有効とみられる。

 STAP細胞は、万能細胞の代表格である人工多能性幹細胞(iPS細胞)では数週間かかる作製期間が数日で済み、初期化の成功率も数十倍高い。

 また、遺伝子を操作せずに作製できるため、がん化のリスクも低い。これらの点については、現時点ではSTAP細胞の方がiPS細胞より優れているといえそうだ。

 ただ、すぐに再生医療に応用できるわけではない。今回、細胞の初期化に成功したマウスは、すべて生後1週間以内の若い個体。大人のマウスでは成功率は極端に落ちる。細胞の老化が原因とみられ、作製条件の制限は大量生産の壁にもなっている。

 今後の研究は、人の細胞も同じ方法で初期化できるかが鍵を握る。実用化には安全性の確認や作製条件の緩和など、多くの課題を克服する必要がある。(伊藤壽一郎)

新万能細胞「すごい」 神戸の理研にメールなど殺到
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/world/kobe-20140130005.html
神戸新聞2014年1月30日(木)12:26

 新たな万能細胞「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」を開発した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)には30日朝、報道で成果を知った市民らから、驚きの声や医療応用を期待するメールなどが相次いで寄せられた。追加の取材を求める報道陣も殺到し、広報担当者らは対応に追われた。

 同センターへのメールは「すごい発見」「再生医療につながることを期待している」との内容が目立ったという。「これだけ大きな発見なので、当分は高い関心が続くのではないか」と広報担当者。

 担当者は通常より早めに出勤。国内外から取材依頼も続き、「電話が鳴りっぱなしで、他の仕事ができない」という状態が続いた。

 とりわけ、開発を主導した小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の若さと、その経歴に注目が集まっている。

 小保方リーダーは千葉県松戸市出身。早稲田大では生物学ではなく化学を専攻し、2006年に同大大学院進学。その後、東京女子医大先端生命研究所の研修生として再生医療と組織工学についての共同研究に取り組み、ハーバード大医学部で幹細胞と再生の関係性を学んだ。

 広報担当者は「われわれも(今後が)楽しみなので、小保方さんが研究に専念でき、裾野が広がるようサポートしたい」と話した。(金井恒幸)

2215穏健保守系無党派:2014/01/31(金) 18:39:20
http://apital.asahi.com/article/sakai/2014012400013.html
《132》 「風邪かどうかはわしが決める」
酒井健司 (さかい・けんじ)

患者さんが自己診断すると、気分を害する医師の話をときに聞きます。典型的にはこのような感じです。

患者 「風邪をひいたのですが」
医師 「勝手に判断するな。風邪かどうかは医師である私が決める」

風邪かどうかは医師が判断するというのは正しいですが、あまり良い診療態度とは言えないですね。
「自分は風邪だ」と言って受診する患者さんのほとんどが患者さんの言う通り風邪なのですが、まれに風邪ではない病気が混じっています。薬を使おうと使うまいと風邪はそのうちに治ってしまいますので、風邪症状の患者さんを診る医師の仕事の大半は普通の風邪かどうかを判断することです。
「患者さんが風邪だと言っているのだからたぶん風邪だろう」と決めつけてしまう医師よりは、「風邪かどうかは医師が決める」と考えている医師のほうが、風邪に似た重篤な疾患を見落とす可能性が低いでしょう。ただ、わざわざ「風邪かどうかは医師が決める」などと患者さんに言う必要はありません。
患者さんが「風邪である」と自己診断したとして、医師の方で対応すればいいだけです。たいていの医師は患者さんが「風邪だ」と仰ったら、「発熱や鼻汁や咽頭痛や咳嗽などの症状があるのだろう」と心の中で変換します。そして「具体的に、いつごろから、どのような症状がありますか?」などと尋ねます。
ちなみに「胃が痛い」という患者さんの訴えは「胃に限らず上腹部痛、あるいは胸痛」と変換します。胃痛を訴える患者さんの胃はどうもなく、実は急性膵炎や急性虫垂炎や心筋梗塞だったりすることがあるからです。
患者さんの立場から言えば、目の前の医師が「患者が自己診断すると気分を害するタイプ」であるかもしれませんので、「風邪をひいた」などと言うよりも、どのような症状がいつごろからあるのかを具体的に伝えた方が無難でしょう。
また、同じ風邪でも、症状によって処方される薬が変わってきます。具体的な症状を教えていただければ助かります。


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