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Tohazugatali Medical Review
2192
:
穏健保守系無党派
:2014/01/09(木) 14:27:09
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90719
妊婦2人の子宮頸がん手術成功
新潟大医歯学総合病院は8日、妊娠中に早期の子宮頸(けい)がんが見つかった2人の女性の子宮から、胎児を残したまま子宮頸部を切り取る手術に成功した、と発表した。
2010年の大阪大病院以来の成功となり、担当した新大医学部の榎本隆之教授(57)は「新たな治療の選択肢となる可能性がある」と話している。
手術を受けたのは、いずれも30歳代のカナダ在住の日本人女性と大阪府の女性。カナダの女性は妊娠9週でがんが見つかり、15週の昨年11月27日に手術を受けた。大阪の女性は妊娠15週でがんが発見され、17週の12月27日に手術を受けた。6日現在、いずれも女性と胎児の経過は順調で、37週目に帝王切開で出産する予定。
榎本教授によると、初婚年齢の高齢化に伴い、30歳代の女性が妊娠を機に検査を受け、子宮頸がんが見つかる例が増えている。妊娠中に早期の子宮頸がんが見つかった場合、通常は赤ちゃんを諦めて子宮を全摘出する。胎児を残したまま子宮頸部だけを切り取る手術は、世界でもこれまで8例しか報告がなく、榎本教授が大阪大准教授だった10年に国内で初めて成功した。手術を受けた女性は無事に女児を出産した。
榎本教授は「女性が赤ちゃんを諦めることがなくなるように研究を進めていきたい」と話している。
(2014年1月9日 読売新聞)
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