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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

6116片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:20:03
県議選・市議選とも、宇都宮市だけに大き目の変化が見られた。

’07統一選:宇都宮市議選 女性当選者5人、過去最高 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20070424ddlk09010166000c.html

 ◇県議からくら替え、民主・石井氏は通算4選

 統一地方選の後半戦は、22日に投開票され、新首長、議員が出そろった。6市議選の党派別当選者は、自民38人▽民主6人▽公明17人▽共産7人▽無所属98人。女性の当選者は22人だった。

 宇都宮市では、女性当選者が2人から大きく伸びて過去最高の5人。2位に約2300票の大差を付けトップ当選した、民主新人の福田智恵氏は、水島広子前衆院議員の元秘書。7504票の得票は、同市議選では過去最高となった。水島前議員支持層の票を大きく集めたとみられる。

 また、県議から市議選に異例のくら替えをした民主の元職、石井万吉氏も通算4選目。一方、社民の宇賀神文雄氏は、幅広い支持を集めようと無所属で出馬したが、議席の獲得はならなかった。

 真岡市では無投票の阻止を訴え、元プロ野球選手の無所属新人、入江巡一氏が告示日の約1週間前に急きょ立候補表明。4位で初当選。現職が落選する形となった。

 矢板市では、市民団体「オンブズ栃木」代表で5期目のベテラン、宮沢昭夫氏がまさかの落選。また、民主公認で出馬した29歳の塚原貴士氏も、同党県連が全面的に支援にもかかわらず、最下位で落選した。【塙和也】

毎日新聞 2007年4月24日

6117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:24:01
大島氏を年齢面で軽視していた私ですが、案外健闘されました。どういう背景があるんだろう。

’07統一選:「市民と協働体制で」 日向野・栃木市長、会見  /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20070424ddlk09010170000c.html

 ◇合併問題、特例法期限までに結論

 栃木市長選で再選を果たした、日向野義幸市長は23日、同市役所で会見、2期目の抱負を「マニフェストに掲げた政策をしっかり実行し、市民との協働体制の和を大きくしたい」と語った。

 争点となった合併問題について、日向野市長は「栃木広域圏の1市5町を基本にした段階的合併論には変わりない。合併特例法の期限(09年度末)までには、枠組みと是非について、結論を出したい」と述べた。また、休止中の小山市との法定合併協議会については「いったん解散し、1市5町でやるのか2市6町でやるのか議論すべきだ」との考えを示した。

 今回、県内の首長選で初となる公費負担のマニフェストが作成された。ただ、公職選挙法では配布数が1万6000枚と制限されるうえ、配布場所も限られた。日向野氏は「ビラ1枚のマニフェストは、政策を市民に十分理解してもらうには難しかった。もっと市民との対話を増やしたい」と話した。【戸上文恵】

 ◇実績選択した市民 求められる合併の指導力−−栃木市長選

 保守を二分する戦いとなった栃木市長選で、市民は48歳の日向野氏の実績を選択したと言える。

 「福祉政策に満足」(70代女性)「箱物行政の脱却という今の姿勢を貫いてほしい」(50代男性)「公共事業を切り詰めている」(70代男性)。22日の投票日、日向野市政に対する有権者の声を聞くと、財政再建や福祉トータルサポートセンター開設など、1期目の実績を評価する市民は多かった。

 しかし、その一方で合併実現や企業誘致で県議7期のベテラン、大島和郎氏の手腕に期待する声も少なくなかった。4年の任期内でのスピード合併を公約に掲げた大島氏に対し、日向野氏は期限にこだわらない姿勢を見せた。それでも、日向野氏の出陣式には近隣5町長が駆け付け、関心の高さを示した。今後、日向野市長が合併協議でリーダーシップを発揮できるか、注目したい。

 自民、公明の推薦を得て選挙戦を優位に進めた日向野氏だが、75歳の大島氏にわずか2979票差に迫られた。「市民協働の街作り」を掲げる日向野氏。市民の声に広く耳を傾け、山積する課題に取り組めるか、2期目で真価が問われる。【戸上文恵】

毎日新聞 2007年4月24日

6118名無しさん:2007/04/24(火) 21:52:08
延岡市は旭化成発祥の地で同グループ企業が集まる旭化成労組の最大拠点です。
だから宮崎2区にも野党地盤があることになりますが、あの選挙区は広大な町村部が主を占める選挙区ですので…

6119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:59:35
>>6118
なるほど。。今後延岡の票にも注目しときます。東国原が伸ばしたのも延岡だったはず。

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私が政党関係者(か報道関係者)ならここの3市の出口調査を細密にやらせるなぁ。

’07統一選・かながわ:相模原・平塚・大和市長選、知事の応援候補が勝利 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070424ddlk14010624000c.html

 ◇自民県連、河野会長は辞意

 統一地方選後半戦は、相模原、平塚、大和の3市長選で、松沢成文知事が応援に入った3氏が激戦を制し、松沢知事が200万票を獲得して圧勝した知事選の余波が表れる結果となった。自民県連にとっては、河野太郎会長のおひざ元・平塚市長選の敗北は特に手痛く、河野氏が会長辞任を表明する事態となった。【足立旬子、稲田佳代、長真一、内橋寿明】

 22日夜、河野会長は同市長選で落選した新人、相原清氏(44)の事務所で「知事選に大敗した時に責任を取るつもりだった」と辞意を表明した。

 知事選で、自民県連は新人の杉野正氏(48)を推薦したが、党本部が推薦せず、毎日新聞の出口調査で、自民支持層の6割が松沢知事に流れる「ねじれ」現象が起きた。県議選でも知事与党の民主が議席を伸ばす一方、自民は現職の中堅議員5人が落選した。

 大敗ショックを引きずったまま突入した平塚市長選は、自民支持者から候補者選考理由の説明が不十分との指摘も出て、一枚岩になれなかった。一方、現職の大蔵律子氏(68)は松沢知事の応援を受け、「無党派」や「県とのパイプ」を強調して優位に戦いを進めた。

 松沢知事の知事選得票率は平塚市内で6割を超え、市長選では大蔵氏が5割を確保した。大蔵市長は23日、「松沢知事の支援も大いにプラスになった」と述べた。

 県内の首長選応援に慎重だった松沢知事だが、今回は200万票の勢いに乗って、告示後も相模原市長選で元助役の加山俊夫氏(62)を支援。大和市長選で4選を目指す現職と戦う元県議の大木哲氏(58)の応援に駆けつけると、45分間にわたって「多選が腐敗を生む」など熱弁を奮った。

 松沢知事は23日、「知事選で大変熱心に応援していただいた方で、改革を県とともに地域で実行すると宣言している方を支援した」と説明。「与党とか野党とかでなく、神奈川を良くしたいというスタンスで自民・公明とも協力していきたい」と余裕すら見せた。

 7月の参院選(改選数3)では民主が新人2人を擁立し、激戦が予想される。自民県連の佐々木誠一事務局長は「一連の敗北が影響するのは否めない。支持のねじれや内部の分裂などいろいろあり、一丸となって戦うにはどうすればいいか」と危機感を強めている。

毎日新聞 2007年4月24日

6120やおよろず:2007/04/24(火) 22:01:43
知事選の前に、延岡では市長も清新な感じの候補が当選していたはず

宮崎においては、最も、非自民の潮流にある地域なのかもしれませんね

6121名無しさん:2007/04/24(火) 23:52:08
(大分)県議会統一会派結成決まる(16:00)

 改選後の県議会において、非自民系としては過去最大、総勢15人による統一会派が結成されることになりました。
 今回の統一会派の結成は連合大分が、推薦した15人で一つの会派を作ろうと働きかけてきたもので、社民党系の社会県民クラブ、民主党系の県政クラブ、そして新政みらいの3会派が協議していました。政党としての活動が制限されるという意見もあり協議には時間が掛かっていましたが、党の活動は尊重するという緩やかな会派とすることで合意に達しました。これで非自民系の会派としては過去最大、15人の会派が誕生しました。最大与党の自民党は過半数を越える24人の会派となりますが、統一会派と自民の間で議会の委員会などのポストや人数を巡る攻防が激しく展開されることになりそうです。

http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=3403

6122片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 23:55:12
行田市長選 横田氏立候補断念、なぜ?
2007年04月24日 朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704240002

 行田市長選は22日の投開票の結果、元市消防長工藤正司氏(56)が新顔4人による混戦を制した。現職の告示直前の立候補断念で異例の経過をたどった同市長選。選挙戦の行方に大きな影響を及ぼした突然の辞退劇の真相を探った。


 告示2日前の13日夜、市内で開催された立候補予定者3氏による公開討論会を現職の横田昭夫氏(65)は欠席した。その数時間前、横田氏は後見人の会社社長宅で、数人の身内と最後の情勢分析をしていた。


 すでに相手陣営は自民現職県議をはじめ前市長を取り込み、横田後援会の有力メンバーの切り崩しをはかるなど包囲網は徐々に狭められていた。さらにこの日は、相手側が民主党前衆院議員の支援も得たという情報も入ってきた。結果として、これが大きく響いた。


 撤退か、前進か。後見人の社長らと下した結論は出馬断念。決断してからもなお、横田氏には無念の思いが残った。「悔しい、悔しい」とハンカチでこぼれ落ちる涙を何度もぬぐった。知らせを受けて駆けつけた後援会長の懸命な慰留にも、首をタテに振らなかった。


 4年前、5氏による乱戦を勝ち抜いた横田氏は市職員から助役を経て、市政トップの座を獲得した。小学生の英語教育特区創設や高齢者の虐待防止ホットライン開設など意欲的な施策に取り組む一方で、「掟(おきて)破り」を指摘する声もある。


 公共事業の入札をめぐり、これまでの地元優先の慣例を無視するような発注などが相次いだため、建設業界から不満が出ていたという。横田氏について面白おかしく書く怪文書も出回った。


 1年ほど前からは選挙戦を意識したインターネットを使った中傷も始まり、横田氏に危機感が募りだす。追い打ちをかけたのが、部下である工藤氏の昨年夏の立候補表明だった。再選に不安感が増すなど、精神的にかなり追い詰められていたようだと周辺は明かす。


 だが、中傷や批判は選挙にはつきもので、立候補断念の理由にならないと首をかしげる関係者も少なくない。「しがらみの多い施政には鈍感力も必要だ。横田市長はナイーブすぎた」という見方も後援会内にはある。


 現職断念の余波は、市議選に立候補予定だった2氏が相次いで市長選に乗り換えるという「ドミノ現象」を起こした。横田氏側は、ひぼう中傷しない候補者に投票するようお願いする文書を用意したが、選挙妨害にあたるとの判断から、結局配られることはなかった。


 選挙戦は「横田票」が分散したこともあり、工藤氏が初当選した。


 工藤氏は「市民の声に耳を傾け、開かれた市政に取り組みたい」と抱負を語った。来月1日から新たな市政運営のスタートを切る。工藤氏当選の報を都内の知人宅で聞いた横田氏。市によると、両者による事務引き継ぎは今のところ予定されていないという。

6123やおよろず:2007/04/25(水) 00:15:58
滋賀県会新会派の名称決定
「対話の会・びわこねっと」と「湖政会」

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042400057&genre=A2&area=S00

 滋賀県議選に当選した新県議でつくる2つの新会派の名称が、23日までに決まった。嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」の新会派は「対話の会・びわこねっと」、同会と自民党の両方から推薦を受けた県議2人でつくる会派は「湖政会」となった。

 「対話の会・びわこねっと」は沢田享子氏(大津市)、角川誠氏(長浜市)、清水鉄次氏(高島市)、木沢成人氏(東近江市)、佐橋武司氏(蒲生郡)の5人で構成する。代表を角川氏、事務局長を沢田氏が務める。

 「湖政会」の構成メンバーは、中谷哲夫氏(近江八幡市)と西村久子氏(彦根市)。代表は中谷氏が務める。

 湖政会は新幹線新駅の「凍結」方針を条件に、最大会派「自民党・湖翔クラブ」と25日に政策協定を結ぶ予定で、自民党系の第二会派として同クラブと連携する。

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 「湖政会」がトロイの木馬にならないことを願う

6124片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:46:46
斉藤市政に追い風/熱海市議選
2007年04月24日 朝日静岡
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000704240004

 定数2減の19議席を26人で争った熱海市議選は、昨年9月に初当選した斉藤栄市長派とされる5人全員が当選した。「もう一つの市長選」とみられていたが、当落の状況からも変化を求めて斉藤市長を選んだ市民の判断が色濃く反映した結果となった。


 定数21だった改選前、市長与党は民主党・市民クラブの2人のみ。今回は民主公認2人、推薦1人、連合静岡推薦1人の4人に加え、市長に近い無所属1人の計5人が立候補した。市長派は直前まで「共倒れ」を懸念していた。


 結果は、民主公認の新顔が2位、同現職が3位、連合静岡推薦の現職が5位と、3人が上位当選。民主唯一の現職だった橋本一実氏(42)は23日未明、3選の喜びにわく事務所で「手応えはあったが、まさかこんなに支持されるとは」と驚きを隠さなかった。


 橋本氏は「『斉藤市政を応援しよう』という声があったことになる」と振り返ったが、斉藤市長も23日、「市政がおかしいと思ったら、私の公約に沿った候補には投票しない。ある意味では(市長)就任7カ月に対する市民の意思表示ではないか」と話した。


 斉藤市政に「是々非々」の立場とする自民党熱海会に所属し、3選を果たした無所属の村山憲三氏(60)も「『斉藤市政が何かしてくれるのではないか』という期待感があり、市長を支えるとアピールしたことが市民の共感を得たのではないか」と指摘した。


 対照的だったのが、斉藤市政に野党色で臨んできた最大会派の自民党議員団。9人の現職全員が立候補したが、4人が落選。当選した5人も7位が最高で、3人は前回より票を減らした。


 3選を果たした自民現職の田中秀宝氏(38)は「市議選と市長選は別だと思っていた。これから分析しないといけない」と、市長選の流れが市議選に影響したことを認めた。


 新旧交代も、もう一つの特色だった。40代を中心に新顔7人のうち6人が当選。自民新顔の川口健氏(39)はトップ当選だった。あおりで、議長経験者の70代、80代の自民のベテラン2人や自民の大徳京子氏(59)、無所属の梅史子氏(63)ら現職6人が落選し、女性議員はゼロとなった。


 市商店街連盟の岩本寛会長(58)は「斉藤市長の風が吹いた。若さという新しい流れにも風があった。それと組織がしっかりしている現職が勝ち抜いた」とみる。「しかし、私たちが欲しいのは熱海再生のための具体的なプランだ」と強調した。


 斉藤市長は今回の選挙結果に「議会運営もやや変わってくると思う」との考えを示したが、変化や市民の期待に応え、市政改革を進める責務を負ったことにもなる。(富岡洋一郎)

6125片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:49:56
>>6123
滋賀県議選の予測を事前に以下のように作っておいたんですけど、木沢氏が8時過ぎにNHKでいきなり万歳してたのには驚きました。
ここ1、2年は土建系が腰抜かしたまま進むんじゃないかしら・・・。

【滋賀県議選】 定数47
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=25
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003shiga.html

§衆院一区域§(県都+α)
◆大津市10-15
△世古 正 64 自現④ 中央、平野、膳所
△佐野高典 58 自現② 葛川、伊香立、真野、堅田
☆前川佳彦 62 自新 堅田、仰木
★礒田武彦 45 自新 市南部
△蔦田恵子 45 無現①(自)
○柴田智恵美50 民新 瀬田、東レ労組
★成田政隆 32 民新 唐崎
◎梅村 正 57 公現④ パルコ以南
○粉川清美 53 公新 パルコ以北
☆森 茂樹 68 共現③ 瀬田
★節木三千代48 共新 逢坂
☆沢田享子 58 対現④(社)
☆岡崎基子 64 対現①(社) 旧志賀町
▼野口 陽 64 対新 晴嵐
×砂川次郎 48 無新 旧志賀町

◆高島市2-3
☆清水克実 53 自現③ 安曇川町
△石田祐介 42 自現① 今津町、補選当選
★清水鉄次 49 対新 市議、勝野(高島町)

§衆院三区域§(県都近郊)
◆草津市4-6
○山田和廣 58 自現① 笠縫、常盤、老上、志津、笠縫東、山田
★村田 進 65 自新 笠縫東、草津、草津第二、渋川
☆奥村芳正 49 自新 志津、志津南、矢倉
★清水和廣 60 無新(自) 南笠東、玉川、老上、JR南草津周辺
○出原逸三 60 民現② 草津、矢倉
☆西川 仁 59 共新 矢橋

◆守山市2-3
☆辻  貢 64 自現①
△大井 豊 54 民現①
★広実照美 56 無新(対) 市議

◆栗東市2-4
△三浦治雄 64 自現④ 新駅推進
★九里 学 43 民新 新駅凍結
☆川粼 等 58 対新 市議、新駅凍結
★北野加代子 57 無現② 民主離党

◆野洲市2-2
◎吉田清一 59 自現④
◎青木愛子 70 民現③(対)

§衆院四区域§(三重側)
◆近江八幡市2-3
○中谷哲夫 64 無新(自・対) 市議
○今江政彦 52 民新
×小林良一 62 無新

◆湖南市2-4
△生田邦夫   自新 甲西町
☆谷 康彦 65 民現① 甲西町
▼上野雅代 59 対新 市議、甲西町
★上西 保 56 無新 市議、谷から離反、甲西町

◆甲賀市3-4
△家森茂樹 55 自現④ 甲賀町
☆福本庄三郎65 自現① 水口町、補選当選
△西川勝彦 62 民現① 水口町、補選当選
★高野由利 48 共新 信楽町

◆蒲生郡2-4
◎山田尚夫 56 自現① 日野町
★辻川芳治 53 民新 竜王町
★片岡好夫 59 無新(自) 安土町
☆佐橋武司 58 無新(対) 竜王町

6126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:50:55
◆東近江市4-7
◎上野幸夫 66 自現⑤ 愛知郡(湖東町)
△小寺裕雄 46 自現① 八日市市
○宇賀 武 58 自現① 神崎郡(能登川町)、補選当選
○山田 実 56 民現① 八日市市 補選当選
▼中島 敏 58 無元③ 八日市市、自民系、嘉田派
▼谷本善弘 67 共新
×木沢成人 34 対新 蒲生町

§衆院二区域§(岐阜側)
◆彦根市4-7
△中村善一郎71 自現④
○中沢啓子 48 民現②(対)
☆江畑弥八郎52 民新(対)
★山内善男 53 共新
★西村久子 63 無新(対) 市議
☆谷口典隆 39 無新 市議、自民系
×伊藤善規 58 無新

◆米原市2-3
☆赤堀義次 69 自現④
○辻村 克 66 自現④
★西川敏輝 58 無新(民・社・対)

◆長浜市・東浅井郡3-6
☆上田昌之 60 自現① 東浅井郡(虎姫町)
★若山秀士 58 自現①
☆田中章五 52 民現①
★角川 誠 71 対元② 浅井町(現長浜市)
▼辻 義則 59 共新
△川島隆二 35 無新 川島酒造、自民系

◆愛知郡1-3
☆西澤桂一 66 無新(民) 旧秦荘町
▼塚本精一 54 対新 旧愛知川町
★平元 真 53 無新 旧愛知川町

◆犬上郡1-2
△大野和三郎 51 無新(自) 豊郷町
▼辻幸太郎 62 無新(民・対) 多賀町

◆伊香郡1-2
☆野田藤雄 61 無新(自) 木之本町
★石田節子 60 無新(民・対) 西浅井町
×桐畑好春   無元 余呉町

自民湖翔27(うち対話系1) 民主県民12 対話4 公明2 共産2

6127片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 02:29:50
なんかいろいろ雰囲気の悪い県だな、ここは。

釘宮・大分市長、低投票率に対して困惑
2007年04月24日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000704240005

 22日に投開票された大分市長選で再選を果たした釘宮磐氏(59)が23日、同市内で記者会見を開いた。8万4千票余りの得票があった一方で、投票率は今回の統一選で全国最低のうえ、県内のすべての選挙でも過去最低となる25・02%に落ち込む記録的な選挙になった。有権者の4分の3が棄権したが、釘宮氏は「投票率が低いのを私のせいにされても困る」などと話し、一定の信任は得たとの考えを強調した。


 市長選が低調に終わったことについて、釘宮氏は「市政に関心を持ってもらえるよう、日ごろの情報発信が大事」などと前向きの発言もあったが、「『民主主義は一票を行使することから始まる』と訴えた。様々な要因があるだろうが、民主主義の危機を強く感じた」と複雑な表情で話した。


 市議会の自民、共産の各会派は、告示前、「現職は一定の評価ができる」などとして、相次いで擁立を見送った。しかし、これが、結果的に無投票当選を阻む狙いもあった相手候補の出馬を誘い、具体的な争点や論戦のない選挙戦となって、有権者をシラケさせたとの批判もある。


 それでも、選挙戦までの経緯を振り返って、「一定の評価を得たのであれば、選挙がないに越したことはない、というのが率直な思いだった」と語った。


 知名度がないうえに、ポスターを掲示せず、序盤は選挙運動もしなかった相手候補に5千票余りを許したことを聞かれると、「どんな人でも100%の支持を得るのは不可能。だが、主張もわからない候補に入れた人がこれだけいることも念頭に置き、市政運営にあたりたい」。


 8日に投開票された知事選で再選を果たした広瀬勝貞氏は、当日有権者に対する得票率(絶対得票率)で57%を得ている。一方、釘宮氏の絶対得票率はわずか23%。「存在感に欠け、訴えも浸透しなかったのでは」と問われた時は、「知事選は伯仲した県議選と同時に投票された。ここは市議選もなかったからだ」と語気を荒らげる場面もあった。


 2期目の抱負については「各世代が『大分に住んでよかった』と思える施策が必要」などと言い、具体的にはJR大分駅南の複合文化施設の建設や中心市街地の活性化、市民の健康づくりなどを挙げた。

6128片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 02:53:30
私が政党の人なら、参院選に向けてこの会派ととにかく仲良くなろうとするけど。

新議員4人が新会派 県議会
2007年04月24日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000704240001

  県議選(定数45)で初当選した無所属新顔の若手4人が、既存の会派に属さず、新会派を旗揚げすることを決めた。会派の名称や代表者などを24日に最終調整し、25日に県議会事務局へ届け出る。新会派は自民、社民に次ぐ第3勢力となる見通し。


  4人は宮崎市区の武井俊輔(32)、延岡市区の松田勝則(41)、日向市区の西村賢(34)、児湯郡区の図師博規(37)の各氏。「若手、無所属」をキーワードに、今月8日の当選直後から新会派結成を視野に入れ、話し合いを重ねていた。地元の支援者にもほぼ理解をえられたという。


  これまで4人は「解決すべき課題が山のようにある」と慎重姿勢を示してきたが、議会事務局への会派届け出の締め切りが25日で、決断を迫られる中で合意した。


  「新会派の趣旨に賛同する人には門戸を閉ざさない」としており、やはり無所属新顔で当選し、新会派入りを「検討中」としている東臼杵郡区の黒木正一氏(56)や他会派の議員らがさらに加わる可能性もある。


  県議選で政党公認を受けたか、当選後に既存会派入りを明言した人の内訳は、自民28人(うち2人は無所属で立候補)、社民5人、民主3人、公明3人、共産1人。

6129片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 09:37:41
ここまで劇的に動くケースはあまりないよなあ。

生駒市議会 酒井容疑者に包囲網 讀賣奈良
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news001.htm

 総合スポーツ公園用地売買を巡る背任事件で揺れる生駒市議会で、逮捕された議長、酒井隆容疑者(65)の辞職を求める声が急速に高まってきた。各会派とも、来月の臨時議会に辞職勧告決議案を提出する方向で動いており、提出すれば、ほぼ全会一致で可決する見通しだ。また、改選前までの最大会派で、酒井容疑者が所属する「清和会」は、事件のダメージが大きいとして近く解散する方針。長年にわたり議会を牛耳ってきた酒井容疑者への〈包囲網〉は、着実に狭まりつつある。

 決議案提出の動きが出ているのは、山下真市長に近い会派内など。今回の事件を議会で取り上げてきた共産の宮内正厳議員(59)は「生駒が悪い意味で全国で有名になった。このまま議員で居続けられては、市民に対して説明できない」と言い切り、「会派を超えて賛同を集めたい」と準備を進めている。

 トップ当選した無所属新人の伊木まり子さん(51)も「(決議案は)当然、視野にある。自分1人では出せないので、いろいろな人と話し合いながら決めたい」と前向きだ。

 また、酒井容疑者と盟友だった旧与党系議員も「やむをえない」との考えに傾いている。「清和会」会長の中谷尚敬議員(53)は「提案されれば反対できないだろう」と容認の方向。かつて同じ会派にいた「凛風」の井上充生議員(54)は「共産や新人に提案されるぐらいなら、こちらから提案しても良い」という構えだ。

 公明の下村晴意議員(52)も「全会的な意見の一致をもらった方がいいから、他の会派とも話し合う必要がある」と超党派での提出を考えている。

 決議案は、議員2人の賛同で提出でき、過半数の賛成で可決される。ただ、法的拘束力がないため、酒井容疑者は今後、自ら辞職するか、禁固刑以上の実刑確定で失職しない限り、議員の地位は保証され、年額約960万円の議員報酬も受け取ることになる。

 酒井容疑者は1991年7月にも、贈収賄事件で起訴された際、辞職勧告決議を受けたが、勧告に従うのではなく、同年8月に自主的に辞職している。

 一方、中本幸一前市長時代の与党会派として主導権を発揮してきた「清和会」の中谷議員は24日、会派を解散する意向を明らかにした。臨時議会までに会派の更新手続きが必要だが、「改選後に意見が同じ者で再スタートを切ればいい」として、届け出をしない方針だ。

 今回の改選で、「清和会」は8人中4人が落選。残ったメンバーも、逮捕された酒井容疑者を除くと3人となり、「事件のイメージが先行し、議員活動を続けにくい」との声も出ている。

 清和会は98年、自民など与党系3会派と無所属議員ら13人で「雅会」を結成したのが始まり。昨年1月の山下市政誕生後、一部が抜け、8人になっていた。

(2007年4月25日 読売新聞)

6130とはずがたり:2007/04/25(水) 14:50:11

深読み県議選(上)
http://72.14.235.104/search?q=cache:kqFwcRD6Gu8J:mytown.asahi.com/yamagata/news.php
2007年04月10日
∞批判の風女性候補に

 9日朝、山形市七浦の自宅で、大内理加氏(44)は、満面の笑みで報道各社のインタビューに答えていた。「まだ実感が沸きません」と言いつつ、8日の県議選で1万4千票余りを獲得、2位当選した喜びがあふれていた。
 開票が始まるまで、大内氏への評価は「当落線上」だった。今期限りで引退する父、孝一氏の前回得票は当選ラインぎりぎりの約1万票。若さと数少ない女性候補への期待票を入れても父親の得票に届くかどうか、とみられていた。
 大内氏自身、選挙戦最終日の7日夜、「女性の風は起きませんでした。たぶん、私には」とあたかも敗戦を覚悟したようにさばさばと振り返っていたほどだ。
 各種団体や大企業の支援を受けられず、組織選挙を封じられた。その上、立候補表明の出遅れで他候補に地盤の市北部へ攻め込まれた。
 政策を伝えることに重点を置いた大内氏は、政務調査費の透明化や県政へのチェック機能強化など県議会への不満を前面に出した。斎藤県政に対しては「メリハリある予算編成をして、多くの事業を見直すべきでは」と主張した。
 個人演説会の参加者は「うん、うん」とうなずきながら聴いていた。今の県政、県議会への不満、批判の風が、わずかに吹き始めていた。大内氏は自覚的ではなかったが、選挙戦を通じてその受け皿となっていた。

●共産候補7位
 共産党に16年ぶりの議席をもたらした渡辺ゆり子氏(54)は、大内氏より明確に現状批判の風を意識していた。「斎藤県政への批判票の受け皿ということでは、大内さんよりも多いと思う」と渡辺氏は言う。
 共産は山形市区で前回まで4回続けて落選。どうしても1万票に届かなかった。他の陣営からは「共産は1万票は無理じゃないか」との見方が多数だった。今回も大内氏と最後の議席を争うとみられていた。
 だが、乳幼児医療給付の基準見直しや私学助成の削減など共産を除くオール与党態勢のもと斎藤知事が進める政策に正面から批判を浴びせて7位に入った。

●知事派最下位
 その斎藤知事の強い支援を受けたのが沢渡和郎氏(64)だった。選挙期間最終日の7日には、斎藤知事と山形市の中心部、七日町を練り歩いた。斎藤知事はハンドマイクを手に「私、山形県知事の斎藤弘です」と呼びかけ、まばらな通行人に手を振り続けた。

 夜は公民館で「スジ、情熱、思いやりの三つを備えているのは沢渡先生だけです」と持ち上げた。「沢渡先生がこければ、斎藤県政がこけるかもしれない」とまで言い、一心同体ぶりを強調した。沢渡氏は2年前、現職に挑んだ斎藤知事を同市区選出県議で唯一、応援したよしみだった。

 だが、沢渡氏は苦戦した。上位当選も予想される中でよもやの最下位。斎藤知事の応援効果について沢渡氏は「わっかんないな」とけむに巻いたが、当落線上とみられた大内、渡辺両氏の予想外の善戦と対照をなした。

 斎藤知事は9日朝、記者会見で、選挙結果と県政批判について問われると、「議論が始まっていないので何ともいえない。県政に理解を深めていただきたい」とした。

 自民、公明、民主は議席を維持した。共産を除く総与党態勢にも変化はない。だが、今回の県議選は後に変化へ向けて動き始めた瞬間と位置づけられるかもしれない。

6131とはずがたり:2007/04/25(水) 14:50:31

深読み県議選(中)
http://72.14.235.104/search?q=cache:VHXP65NNaXgJ:sf01.asahi.com/yamagata/news.php
2007年04月11日

∞国政にらみ代理戦争

 人口約3万5千人、空洞化する商店街、客足が伸びない温泉地。停滞するこの町の選挙が、実は政治的に極めて大きな意味を持つことを多くの市民は知っていただろうか。
 上山市区で立候補したのは、材木店経営の自民新顔、柏倉昭一氏(62)と、民主、社民推薦の現職、吉田明氏(55)。
 3期目を目指す吉田氏に対し、柏倉氏は立候補表明が告示の1カ月前。年齢も現職が7歳若い。告示直前、吉田氏陣営は「相手候補が弱すぎる」と言い、柏倉氏陣営は「これは勝てそうもない」とあきらめムードが漂っていた。

 ●上山市が舞台
 上山市は、衆院山形1区選出の遠藤利明衆院議員(57)の出身地。柏倉氏は、遠藤氏の地元選対本部長を務めた。前回03年に、おひざ元の最重点区で候補者すら立てられなかった遠藤氏は、「柏倉擁立」で勝負に出た。
 当選4回、これから大臣も狙おうという遠藤氏にとって、目の上のコブが、同じ山形1区の民主党、鹿野道彦元衆院議員(65)だ。
 鹿野氏は当選10回で農水大臣、総務庁長官を歴任した実力者。03、05年の衆院選で、遠藤氏は連勝しているが、小選挙区での争いはここまで2勝2敗。選挙に弱い議員が政治的に信用されないのは、永田町の常識だ。
 2月の市長選で、支援する横戸長兵衛氏を当選させた余勢を駆って、鹿野氏が強く支援する「子飼い」の県議、吉田氏を倒す。次期衆院選で鹿野氏に勝つために、遠藤氏は何としても上山を押さえる必要があった。
 一方、鹿野氏も実力者とはいえここ2回の選挙で連敗。05年は約4万票差をつけられ、比例区での復活もならなかった。上山を失うわけにはいかなかった。
 上山市区は、次期衆院選山形1区の消長を占う「鹿野対遠藤」の代理戦争の舞台になった。
 選挙期間中、2人は真っ正面からぶつかり、火花を散らした。
 「あんた、遠藤先生の陣営か?」と有権者に問われるほど知名度が低い柏倉氏に陣営は、時に弱気になった。だが、党県連幹部は「柏倉の選挙と思うな。遠藤の次の選挙のための県議選だ」とげきを飛ばした。遠藤氏も選挙カーに乗り込み、市内を回った。
 「権力におもねる選択をするなら、上山は疲弊する」。鹿野氏も腕を振り上げ、時にかかとを浮かせて自らの選挙のように声を張り上げて吉田氏の応援に立った。
 投開票の8日深夜、バンザイの声がこだまする事務所で柏倉氏は、顔をほころばせた。
 10日、支持者へのあいさつ回りを終えた柏倉氏は「落選したら、遠藤議員のメンツが丸つぶれになる。相当なプレッシャーだったんだ」「鹿野さんがあれだけ推した候補に勝てたのは大きい」と話した。
 315票差。県内で最も僅差(きん・さ)の勝利だった。

 ●東村山郡でも
 鹿野―遠藤両氏の「代理戦争」は、同じ山形1区の東村山郡でもあり、ここでは鹿野氏が推す現職が、遠藤氏側の新顔を下した。代理戦争は1勝1敗という結果だった。
 鹿野氏は「東村山郡区で、なんとか持ちこたえた。衆院選より先に参院選がある。すべては参院選の結果が出てからだ」と息巻く。
 遠藤氏は、秋に控える山形市長選で息のかかった市長を誕生させ、選挙区を盤石にするというシナリオを描いているとささやかれている。
 対する現職、1期目の市川昭男市長は、鹿野氏の盟友、故・吉村和夫前市長の元で助役を務めた。市川市長は、微妙な政治的空気を感じてか、2期目については、いまだ口をつぐんでいる。

6132とはずがたり:2007/04/25(水) 14:51:00

深読み県議選(下)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704120005
2007年04月12日
∞参院選へ結束力課題

 参院選で選挙協力を約束している民主党と社民党。民主が議席を維持する一方で、社民は半減させた。県議選の結果が、参院選の態勢に微妙な影を落としている。

 山形市区。現職3人を擁した社民は今回、公認候補を2人に絞り、必勝を期した。民主は昨秋、6期務めた元党県連幹事長で、前回落選した荒井進氏擁立を見送った。参院選での選挙協力を期待し、民主が一歩、引いたものとみられていた。
 ともに連合の支援を受ける両党が争えば、連合の組織は股裂きになる。選挙協力には、連合側の事情もあった。
 結果、社民は2議席を確保。参院選へ向けて、両党と連合の協力関係は順調に滑り出したかに見えた。
 だが、内実は極めてもろい関係であることを当事者たちが最もよく分かっていた。山形市区は例外的なケースだった。

●弱い民社協力
 民主と社民が戦った鶴岡市区では、両党が参院選で公認、支持する舟山康江氏が、民主推薦候補を応援。選挙期間中、社民公認で同党県連合の代表、田辺省二氏との間に気まずい空気が流れた。田辺氏は敗れ「舟山効果が大きかった」と言う。
 連合が最重点区と位置づけ、両党が推薦した上山市区では、告示わずか1カ月前に立候補表明した無名の自民の新顔に2期の現職が敗れた。
 ある労組幹部は「連合会長が先頭に立って、組織をちゃんと引っ張ったのか。組織力の弱さが出た」と嘆く。
 東田川郡区は、政党の推薦を受けなかったものの連合がもうひとつの最重点区としていた選挙区だ。だが、ここでも自民党の加藤紘一・県連会長が対立候補の応援にたびたび入り、支援を明確にするとあっけなく敗れた。
 その連合山形会長は、一時は自身が立候補するとまで表明した寒河江市区に応援に入った。2人区の同市区は民主が2人の候補を推薦、うち1人を連合と社民が推す複雑な構図。会長自身のてこ入れにもかかわらず推薦候補は落選した。

 民、社、連合はそれぞれ組織力の弱さを露呈した形だ。舟山氏の個人人気に頼った参院選戦略に不安の声も出始めた。
 「舟山さんはあいさつ回りを始めているが、全県的に組織を使った応援ができているのか不安だ」と労組幹部は話す。
 そうしたぎくしゃくぶりを知ってか知らずか、9日から11日まで高木剛・連合会長を引き連れて山形入りした小沢一郎・民主党代表は、連合山形幹部らに参院選での支援を改めて要請した。

 10日の記者会見には舟山氏も同席し、連合の高木会長が「党本部から勝算が高い県だと聞いている。頑張ってください」と激励するパフォーマンスも見せた。

●自民二転三転
 一方の自民党は、候補者擁立に際し、方針が二転三転。まだ、正式決定していない。民主の女性候補が、風を集めそうだと見るや、県内の著名な女性に触手を伸ばしていた。
 だが、県議選で民主、社民、連合の予想外の弱体化が明らかになった。一方で、無名候補を短期間で当選に押し上げるなど自民党の組織力も改めて見せつける結果になった。
 そのためではないだろうが、自民党はここへきて方針を転換。政治経験豊かな高齢の現職首長にまで声をかけ始めた。
 様々な政治的意味を含んだ県議選が終わった。夏の参院選では、どんな民意が示されるのか。顔ぶれさえそろわないまま、山形にサクラの季節が来ようとしている。
 (この連載は、土居新平、加賀谷貴春、角田要、楠田裕司が担当しました)

6133とはずがたり:2007/04/25(水) 15:15:56
>>6130-6133

山形の状況。鹿野もそろそろ差し替え時やろうねぇ。民社協会に入ったせいか米沢的な存在(1区の癖に比例復活はするけど当選できない邪魔者)になりつつある。上山は棚ぼたで議席が転がり込んだみたいだが知事取られて上山市長取られて此の侭では秋に山形市長取られて弱体化だな。。

山形市では民主が社民への配慮はしたみたいだが,上山で民主・社民・連合推薦現職がまさかの落選を喫し,寒河江で社民・連合の推薦候補を落とし,鶴岡では社民県連代表が民主新人に押し出される感じで落選と社民・連合の意気揚がらない事この上ない状況で舟山の選挙,大丈夫かいな?

6134とはずがたり:2007/04/25(水) 16:33:55
くそ満山め〜。次は絶対落としたんねんヽ(`Д´)ノ

県議選白河選挙区の満山氏が自民会派入りへ
2007年04月25日 09時58分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200704257

 自民党白河市総支部は24日、市内で総務会を開き、8日投開票の県議選で再選を果たした無所属の満山喜一氏(55)=白河市=の総支部加入と自民党会派入りを了承した。

総支部は25日にも県連に報告する。

満山氏も同日、会派に加わることを伝えるとみられる。

満山氏が会派入りすることで、県議会自民党は過半数の30人に達する。

6135とはずがたり:2007/04/25(水) 16:39:18

茨城県取手市長選 「有権者をなめた」現職市長は敗退
2007/04/25
http://www.janjan.jp/election/0704/0704244417/1.php
 「どうして負けたのかわからない……」と、現職市長陣営の幹部がボヤいているという。
 茨城県・取手市選挙は、新人の藤井信吾氏(47)が25,194票を獲得して当選(投票率50.13%)。再選に挑んだ塚本光男市長は(54)は20,430票。4,764票の差をつけられ惨敗した。

参考:取手市長選挙http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/8/00006131.html(ザ・選挙)

 選挙中、大方の予想は「6対4か、7対3で現職の勝ち」だった。現職市長はなぜ負けたのか。
 一言でいえば、「現職市長陣営は有権者をなめていた」のである。当然のことだが、有権者をなめた候補と陣営は、選挙で有権者から痛烈なしっぺ返しを受ける。それが今回の取手市長選の教訓といえる。

「しがらみのない普通の有権者」を無視
 塚本陣営の幹部は【投票率50%弱として、組織票などを積み上げると、計2万3千票にはなると見込んでいた】(24日付、朝日新聞・茨城県版)という。それは過信でも何でもない。
 塚本氏のバックには、茨城3区選出の自民党・葉梨康弘衆院議員、取手市選挙区選出と北相馬選挙区(旧藤代町、利根町)選出の2人の自民党県会議員、43人の市議中(欠員2)6人を擁する公明党、塚本氏が専従をしていた「連合茨城」、自民党系市議と「市民派」と称する市議たちによる巨大な市議会与党が付いていた。
 対する藤井陣営のバックは、民主党の小泉俊明前衆院議員(小選挙区で敗れたが、比例ブロックで過去2回当選)、今年3月に死亡した北相馬選挙区選出の川口三郎氏の遺族と後援会、川口派と呼ばれる5人の自民党系市議と、一部の反塚本市議たちだった。公示前に、藤井氏の推薦を考慮していた共産党(市議5人)は結局、「心情指示の自主投票」だった。
 確かに、組織票を足し算していけば「負けるはずがない磐石の体制」だ。しかも塚本市政は【市幹部が「失敗らしい失政はなかった」と振り返る堅実な1期4年間】(24日付、産経新聞・茨城県版)だったという。それでも負けた。塚本陣営の「足し算」には、「しがらみのない普通の有権者」の存在がまったく考慮されていなかったのである。
 藤井氏は――実現可能かどうか、かなり疑問だが――マニフェストを武器に「しがらみを一掃しよう」と訴え、市長と地元土建業との癒着を批判し、巨額の税金がかかる駅前開発の見直しや、入札制度改革の約束をした。それが“茨城都民”と呼ばれ、定年前後となってやっと地元に目が向き始めた普通の有権者の琴線に触れたのである。

「葉梨自民党隠し」で墓穴掘る

 自民・公明・連合・「市民派」が呉越同舟する塚本陣営は、「色」を出すことを避けた。いや正確に言うと、出せなかった。
 良し悪しは別として、この2大政党時代に、市の職員から民主党の最大支持団体である「連合」の専従をしていた塚本氏が、自民党衆院議員や自民党県議と蜜月状態となること自体、有権者には説明しづらいことだ。
 いくら「地方政治は国政とは別」と説明しても、昨年12月の県議選で、突如、自民党の葉梨議員の“傘下”に入り、自民党公認候補を応援した塚本氏の政治行動は、普通の有権者には「変節」と受け止められて当然だろう。

6136とはずがたり:2007/04/25(水) 16:39:50
>>6135-6136
 もちろんその背後には、小選挙区内での影響力を強化し、安定した地盤を作り、君臨しようという二世議員・葉梨康弘氏の計算と打算があった。前回選挙でも葉梨後援会は表に立たず水面下で票固めをした。その成功に気を良くしたのか今回も「自民隠し」を図った。
 「市民派」を称する与党市議たちも右にならえとばかり、「自民隠し」「政党隠し」に躍起となった。自分の支持層が自民党への拒否反応が強いと知っているから、「勝手連」なるものを作り、自分たちは表に出ないで「若者」を前面に押し出す作戦に出た。
 しかし「勝手連」は、「現職市長4年間の実績」を連呼するだけだから、説得力も訴求力もまったくなかった。熱心に動いたのは創価学会=公明党だけ。おかげで有権者の中からは、「塚本さんは創価学会の人? 公明党だけが応援しているね」と言われる始末だった。

情報公開、入札改革にも消極的では……

 そんな中で「決定的な決め手」となったと思われる文書がある。
 情報公開に取り組んでいる「取手市の入札改革を求める会」が候補者2人に公開質問状を出した。
 同会は9項目にわたる質問と答えを掲載
【両候補のどちらにも与するものではありません。あくまでも、有権者の皆さんに、選挙に当たっての一つの判断材料を提供したいだけなので、誤解の無いようにお願いします】と説明した上で、
 【藤井候補は、全般的に極めて積極的に、指名委員会の公開、逐語会議録の作成と公表、外部委員による入札監視委員会の設置を約束されましたが、塚本候補は、このいずれもを拒否されました】とのビラを戸別配布した。
 普通の市民の公開質問状に対して、木で鼻をくくったような答えをした塚本氏の姿勢(市政)が、有権者の反発・反感・反乱を招いたことは想像に難くない。

最後はお定まりの「怪文書」で自滅

 選挙戦最終日、藤井派の川口後援会が「川口三郎メモリアル」と題したチラシを新聞折込すると、焦った塚本派は発行人の名前・住所を明記した「怪文書」を戸別配布した。

 そこには【これでは川口後援会は市長選を利用した「仇討ち決戦」仁義なき戦い。暴力団よりひどいとは有権者の声である。それに票が欲しい為に便乗している藤井氏は仮に当選したところで、いったい何ができるのであろう。すでに悪の手先が藤井当選、利権は表通りから田んぼのあぜ道まで全て頂くと公言しているようだ】と書かれていた。
 断末魔の「怪文書」である。

 開票の結果は「葉梨・自民党+連合+反川口派+反小泉派+創価学会の現職が圧勝」という地元選挙通の分析・予想は見事に覆された。

 もちろん新市長も、言葉だけのマニフェストで有権者をなめたら、4年後には同じ轍を踏むことになる。それが民主主義国の選挙だ。

(小貝川亘)

6137とはずがたり:2007/04/26(木) 11:12:48

おお,統一会派素晴らしい。
次は県民クラブ・公明から県民クラブ系の5人とトライアル信州6人からの引き抜きの画策だなw

民主・社民系の新会派 「改革・緑新」に決定 自民に次ぐ勢力
http://www.sankei.co.jp/chiho/nagano/070425/ngn070425002.htm

 民主、社民党系と無所属議員による新しい県会派の名称が24日、「改革・緑新」に決まった。所属議員は11人で、自民党県議団に次ぐ第2の議会勢力となった。8日投開票の県議選後の会派再編はこれで決着し、会派数は改選前から4つ減り6会派に統廃合された。

 「改革・緑新」の代表には、民主党県連事務局長の倉田竜彦氏(6期目)が就任。顧問には社民党県連副代表の森田恒雄氏(7期目)が就いた。

 政策提言を重視して改革に取り組むことで、最大勢力の自民党県議団との「対抗軸」(倉田氏)としての存在感を出す構えだ。ただ、同日発表した基本方針には、村井仁知事との距離については「是々非々」とする考えを明記。知事や他会派からの「改革的な提言」には前向きに対応するとし、柔軟な姿勢もうかがわせた。

 「改革・緑新」は民主、社民党籍、無所属の議員で構成。旧会派別では、県民クラブ・公明、県民協働・無所属ネット、羽田孜元首相に近い議員が所属した緑新会のメンバーが加わった。

 県議選後のほかの会派の人数は、自民党県議団18人▽創志会10人▽日本共産党県議団7人▽県民クラブ・公明7人▽トライアル信州4人−となっている。

(2007/04/25 03:34)

6138とはずがたり:2007/04/26(木) 11:31:40
なんじゃ!?だったらちゃんと住みん。

ウソの住民登録で“選挙立候補”町議を逮捕<4/25 22:07>
http://www.news24.jp/82636.html

 ウソの住民登録をして実際には住んでいない町の町議選に立候補し投票をしたとして、奈良・安堵町の町会議員・芳野幸利容疑者(80)が公職選挙法違反などの疑いで逮捕された。

 芳野容疑者は、5期20年にわたって町議を務め、今月22日の選挙で6回目の当選を果たしたが、実際には70年以降、一度も安堵町には住んでいなかった。

 調べに対して芳野容疑者は、「生まれ育った安堵町で議員になりたかった」と話している。

6139とはずがたり:2007/04/26(木) 11:40:47
雲南・飯石 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当11,184(32.4%)上代 義郎71自民現4行政書士
当8,605(24.9%)井田 徳義61自民現2(元)大東町長
当7,772(22.5%)福間 賢造59無所属=自民現3生花会社社長
□6,958(20.2%)足立 昭二51無所属=民主・社民・国民新 (元)雲南市議

野党共闘 挑む保守の壁
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000704050001
2007年04月05日
∞激戦区ルポ〜県議選雲南・飯石選挙区∞

 「ドーン、ドドーン」。3月31日午後5時過ぎ、雲南市の国道沿いで井田がマイクを握ろうとしたとき、雷鳴が響いた。「大変厳しい選挙、今回が正念場です。私には、まだまだやり残したことがたくさんある」

 前回の県議選。大原郡選挙区で、井田は1万票近くを獲得し、2位の福間に2千票以上の差をつけてトップ当した。

 しかし、選挙区が再編された今回は事情が様変わり。工藤保治・幹事長補佐は「全く新しい選挙。これまでのやり方では勝てない」と話す。

 それまで流れていた無投票ムードが消えたのは1月末。井田と同じ旧大東町が地元の足立が「非自民の声を結集したい」と立候補を表明した。

 その3日前、松江市内のホテルであった亀井久興・国民新党幹事長の後援会の賀詞交歓会。民主党県連や連合島根の幹部らが顔をそろえた。「天下分け目の決戦」と位置づける7月の参院選について、亀井幹事長は決意を表した。「民主、社民、国民新でぜひ統一候補を立てて戦いたい」

 2月に入り、社民、民主、国民新が相次いで足立の推薦を決定。細田実・選対事務局長は「参院選の野党共闘に向けた試金石なので、組織をしっかりまとめて戦いたい」と気を引き締める。

 前回、大原郡選挙区で井田に2700票余りの差をつけられた福間は今回、「唯一の旧木次町出身候補」を前面に出し、こまめに街頭演説をして支持拡大を狙う。飯石英雄・後援会長は「地元を固めたうえで、票をほかで積み上げなければならない」として、旧飯石郡などでも票の掘り起こしに奔走している。

 上代は、大原郡選挙区に隣接する飯石郡選挙区から立った過去3回の選挙で、いずれも無投票当選だった。支持者の多くは20年ぶりの投票となる。「地元でどのくらい票が取れるか分からない」と打ち明ける安井誉・後援会幹事長。元県議の景山俊太郎・参院議員から引き継いだ地盤を固めるのに懸命だ。
   ◇   ◇   
◆合区重なり情勢流動化◆

 2選挙区の合区と、「野党共闘」の足立の参戦。情勢が流動化するなか、現職3陣営は票の上積みを図ろうと、他陣営の地盤にも乗り込んでいる。「紳士的な選挙をやりたかったが、ほかの候補から先に入ってきたのでやむを得ない」(ある陣営幹部)と「保守同士の食い合い」の様相を呈しつつある終盤戦。選挙後のしこりを懸念する声が早くも出つつある。

 「野党共闘がどの程度機能するか不透明な面がある」と、出遅れの挽回に懸命の足立陣営を含む4陣営とも投票率を85%と見込み、当選ラインは9千票との見方でほぼ一致する。「風に乗れるかがカギ。最後は風をつかんだ候補が勝つ」。ある陣営幹部はこう漏らした。4陣営は五里霧中のまま、審判の時を迎えようとしている。=敬称略
(森 直由)

6141とはずがたり:2007/04/26(木) 11:43:05
参院島根選挙区は内田氏擁立でええんちゃうけ?

知事選 保守地盤生かす
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000704100002
2007年04月10日
∞ 知事選、県議選を顧みて ∞
 統一地方選第1ラウンドの知事選と県議選が終わった。知事選では、自民、公明推薦の溝口善兵衛氏(61)が共産候補に大差をつけて勝ち、改めて自民党を中心とした保守地盤の厚さを印象づけた。県議選では、自民が公認の現職候補3人を失った一方で、民主も党県連代表が落選。両者、「痛み分け」の結果となった。

(知事選略)

●県議選
 党派別得票数では、自民が54・73%で過半数を確保。広島(45・70%)や鳥取(45・79%)と比べても高く、「保守王国」ぶりを見せつけた。

 選挙戦になった四つの1人区のうち、3選挙区で現職が新顔に相次いで敗れ、新旧交代を印象づける結果にもなった。

 保守系同士の一騎打ちとなった簸川では、無所属新顔の池田一氏(46)が、自民現職の矢野潔氏(60)に285票差で競り勝った。単独町制を選択した斐川町の財政や消防への問題点を集会などの場で訴え、じわじわと支持を広げた。後援会幹部は「手応えを感じたのは終盤になってから。新興住宅地を重点的に回ったのが功を奏した」と振り返った。

 民主県連代表の内田敬氏(65)と、自民推薦の新顔・加藤勇氏(54)の一騎打ちとなった八束では、加藤氏が接戦をものにした。

 企業経営の経験や国、県とのパイプをアピールした加藤氏に対し、内田氏は4期16年の実績を強調。連合島根も最重点区と位置づけ、労組員らをフル動員した。しかし、昨秋引退がささやかれた時期もあり、運動の出遅れ感は否めなかった。

 隠岐では、民主、国民新推薦で新顔の門脇誠三氏(59)が、4期目を目指す自民公認の野津浩美氏(59)を破った。隠岐では44年ぶりの非自民系県議の誕生となる。

 野津氏は「県政与党の自民公認」をアピールしたが、陣営幹部は「隠岐でこの4年間の間に起こった様々な問題に対する不満が、うちへの逆風になった」と敗因を分析。門脇氏の陣営幹部は、「保守や革新の枠を越え、隠岐の非常事態に危機感を持った企業や住民グループが早い段階から動いてくれたのが良かった」と話している。
(以下略)

4月9日 県議選で8議席獲得。八束で苦杯
http://72.14.235.104/search?q=cache:pE1TE-dicOsJ:www.shimane-dpj.jp/contents/topics/topics.html

 8日投票の県議会議員選挙。民主党島根県連(内田敬代表)では、現有5議席からの倍増をめざし、県内8選挙区に10名の公認・推薦候補者を擁立して取り組んできましたが、最重点区に位置づけた八束選挙区で県連代表内田敬の議席を失い、野党共闘の試金石・雲南・飯石選挙区で推薦新人・足立昭二の当選ならず。大きな痛手であり、返すがえすも残念です。
 しかし、隠岐の1人区で自民現職を破り推薦の新人門脇誠三、松江選挙区では、女性の公認新人・角ともこ、推薦・はくいし恵子、現職の石倉俊紀、出雲選挙区でも29歳の公認新人・珍部よしひろ、そして、大田選挙区で推薦の現職・和田章一郎が議席を得ました。
 無投票の安来選挙区現職の石橋富二雄、浜田選挙区新人の須山隆を加え、改選前の5議席から民主党公認・推薦議席8名は前進ですが、失ったものも計り知れません。
 民主党島根県連は、新しい知事の下で、与えられた議席を土台に、議会のチェック機能を強化し、議員提案条例の制定などで政策決定に責任を持つ県議会改革に取り組んでいきます。そして、夏の参議院議員選挙など、政治決戦に向けた諸準備を進めます。

6142とはずがたり:2007/04/26(木) 11:59:27
国民新の推薦8名は誰だ?判ってるのは隠岐・飯石・浜田の3人である。社民の3人は浜田・雲南・大田。

県議選告示/2007統一地方選
http://72.14.235.104/search?q=cache:mTS7cWXfDqcJ:mytown.asahi.com/shimane/news.php
07年03月31日

◇◆松江・出雲は混戦◆◇

 県議選(定数37)が30日告示され、14選挙区に過去最少の47人が立候補を届け出た。9選挙区で候補者が定数を上回り、計39人が9日間の選挙戦に入った。一方、5選挙区が無投票となり、8人の当選が決まった。投開票日は知事選と同じ4月8日。

∞9選挙区で選挙戦へ/残り29議席、39人争う∞

 立候補届け出の受け付けは県内12カ所で午前8時半から始まった。手続きを済ませた各候補はさっそく、選挙カーに乗って街頭に繰り出した。

 定数10に対し、最多の11人が立候補した松江選挙区では、各候補とも午前9時ごろから出陣式を開き、「若者の雇用の受け皿をつくりたい」「県庁所在地、松江の人口減を食い止めたい」などと第一声を上げた。

 自民現職の引退で、共産と無所属の新顔同士の一騎打ちとなった江津選挙区(定数1)では、両陣営が、江津市役所で届け出を済ませた後、「格差の是正」「地域産業の振興」などを訴え、選挙カーで市内を回った。

 候補者の新旧別は、現職32人、新顔15人。党派別では自民が公認24人、推薦4人の計28人を擁立。民主は公認4人、推薦6人の計10人。このうち社民が3人、国民新が8人を推薦した。公明は1人、共産は4人をそれぞれ公認した。

 無投票になったのは、安来(定数2)▽仁多(同1)▽邑智(同1)▽浜田(同3)▽鹿足(同1)。当選者の党派別では自民5人▽民主1人▽無所属2人(自民推薦1人、民主・社民・国民新推薦1人)となった。

 選挙戦になった9選挙区のうち、8選挙区は候補者数が定数を1上回り、定数7の出雲には9人が立候補。いずれも少数激戦の様相となっている。

◆◆各区の情勢◆◆

各選挙区の情勢は次の通り。
 【隠岐(定数1)】882票差と激戦を繰り広げた前回(03年)と全く同じ顔ぶれ。自民公認の現職・野津氏に民主、国民新推薦の新顔・門脇氏が挑む。

【八束(同1)】1人区で唯一、自民が議席を持っていない。民主公認で県連代表の現職・内田氏と、自民推薦の新顔・加藤氏の激しいつばぜり合いが予想される。

【松江(同10)】定数10に11人が立候補し、混戦模様。自民公認で現職の小沢、五百川、浅野、細田、福田の5氏と、民主・連合系の白石、石倉、角の3氏、公明公認の三島氏、共産公認の尾村氏と、無所属新顔の森脇氏が競う。無党派層をいかに取り込むかが、勝敗のかぎを握りそうだ。

【簸川(同1)】91年以来、16年ぶりの選挙戦。自民公認の現職・矢野氏と、無所属の新顔・池田氏の一騎打ちに。

【出雲(同7)】自民公認で現職の園山、森山、佐々木、原、川上、多久和の6氏、連合推薦で現職の成相氏に、民主公認の珍部氏、共産公認の佐々木氏の新顔2人が挑む。保守票の行方が勝敗の分かれ目となりそうだ。

【雲南・飯石(同3)】自民公認の上代、井田の2氏と、自民推薦の福間氏の現職3人に、社民、民主、国民新推薦の新顔・足立氏が挑む。自民系の候補同士が保守票を奪い合う展開で、激戦区の一つ。

【大田(同2)】民主、社民推薦の和田氏と自民公認の藤山氏の現職2人に、無所属新顔の波多野氏が挑む。

【江津(同1)】自民公認の現職が引退し、共産公認の深野氏と、自民推薦の藤間氏の新顔同士の一騎打ちとなった。

【益田(同3)】7人が立った前回から一転、少数激戦に。いずれも自民公認で現職の田原氏と田中氏、新顔の中島氏、共産公認で新顔の下寺氏の4人が争う。

6143とはずがたり:2007/04/26(木) 12:04:13
8名全員確認ヽ(´ー`)/

07統一地方選 : 民主7候補新たに推薦 県議選で国民新党
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=347002192

 国民新党が20日付で、30日に告示される島根県議選に出馬する民主党公認・推薦候補7人を新たに推薦することを決めた。7月に控える参院選での野党共闘構築を進める狙いがある。

 推薦するのは民主党公認の現職石橋富二雄氏(安来)、同内田敬氏(東出雲)、新人角智子氏(松江)の3人と、同党推薦の現職石倉俊紀氏(松江)、新人白石恵子氏(同)、同門脇誠三氏(隠岐)、同須山隆氏(浜田)の4人。

 国民新党は県議選で候補者を擁立していない。民主党からの要請を受けて、主な政策が一致していることなどをみて推薦を決めた。県議選での推薦は、雲南・飯石選挙区の民主、社民推薦候補に加え8人になった。
('07/03/22 山陰中央新報)

07統一地方選 : 国民新が民主8氏推薦 参院選への試金石
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=357318192

民主関係者も出席した賀詞交換会で壇上に立つ亀井久興氏(中)。県議選で野党共闘が機能するかどうかは、夏の参院選の行方も占う
 三十日告示の県議選で国民新党が民主党公認・推薦の立候補予定者八人を推薦した。与野党が激突する夏の天王山・参院選もにらみ、中央での野党共闘を県内でも進める狙いだが、党の支持者の一部には非自民勢力とタッグを組むことに抵抗感も残っている。

 二十日、民主党県連の内田敬代表の携帯電話が鳴った。「本日付で推薦を決めました」。電話の主は国民新党幹事長の亀井久興衆院議員(比例中国ブロック)。直接の報告と激励だった。

 国民新党は、郵政民営化に反対し、古巣の自民を離党した亀井氏らが二〇〇五年八月に結党。初めて迎える県議選で党勢拡大につなげようと、当初は亀井氏自ら県内の現職議員に出馬を打診したが、固辞されて独自候補擁立を断念した。

 もう一つの道である野党共闘に向け、一月の亀井氏の賀詞交換会に民主・連合関係者を初めて招くなど布石を打ち、県議選では民主系候補十人のうち隠岐、安来、八束、松江、雲南、浜田の六選挙区の現職三人と新人五人の推薦を決定した。

 県内に党員・サポーター三千人を抱え、〇五年衆院選の比例では自民、民主に次ぐ七万四千二百票を得た国民新党。事実上の自民と民主の一騎打ちとなる隠岐、八束などの選挙区では選挙動向を左右する可能性もあるが、皮算用が単純に通用しない「お家事情」も。

 同党の支持者は、自民時代からの亀井派と郵政民営化反対で結びついた郵便局関係者が大半。亀井氏の指示なら民主に票を回すとする松江市内の支持者に対し、県東部の局長OBは「自民県議とのつながり」を挙げ、自宅に国民新党と自民県議のポスターを並べる。

 「国民新党支持ではっきりしている国政と、地方政治とは別」とは、雲隠地区退職特定局長連盟の藤原重利会長。古巣の自民との関係を簡単には断ち切れない関係者の思いを代弁する。

 支持者の複雑な胸中の一方で、野党共闘が機能するかは、県議選だけでなく、民主、国民新の両党にとって、党の存亡をかけたがけっぷちの戦いである参院選の行方を占う試金石にもなる。

 参院選島根選挙区の候補者は両党とも未定とはいえ、亀井氏は「参院選に向け、共闘態勢を構築したい」と告示まで二日に迫った県議選の重要性を強調。打倒・自民に向け、選挙戦での連携の在り方で協議を詰める。
('07/03/28 山陰中央新報)

6144とはずがたり:2007/04/26(木) 12:25:57

<岐阜>県議選告示、71人届け出 8選挙区で無投票
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070330/200703301212_1446.shtml

 県内統一地方選の前半戦となる県議選が30日、告示された。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、全27選挙区(総定数46)に計71人が立候補した。4年前の前回を2人下回り、平均競争率は1・54倍(前回1・49倍)。このうち関市、揖斐郡など8選挙区で無投票となり、計10人が早々と当選を決めた。残る19選挙区は9日間にわたる選挙戦に突入し、61人の候補者が精力的に舌戦を展開した。平成の大合併後、初の統一地方選で、今後の県政の潮流を占うと同時に、各党は今夏の参院選の前哨戦として位置づける重要な選挙だけに、県民の選択が注目される。投票日は4月8日で即日開票される。

 今回の県議選は、定数が3減されるとともに、市町村合併に伴う区割り変更で選挙区数は2減となり、選挙戦への影響が大きな焦点。また、少子高齢化、景気・雇用、格差是正、地方分権などの山積する課題も問われることになる。

 一方、現職(欠員2)のうち13人が引退、1人が市長選に転出するため、立候補者の顔ぶれは大きく変わり、世代交代が進む見通し。

 立候補したのは、現職33人、元職1人、新人37人の計71人で、うち女性は5人。

 党派別では、自民が28人(現職23人、新人5人)、民主が5人(現職2人、新人3人)、公明が現職2人、共産が新人6人、無所属が30人(現職6人、元職1人、新人23人)。無所属の内訳は、与党系22人(うち自民推薦14人:多治見◎▲・美濃加茂◎▲・土岐◎▲・各務原◎▲・山形◎▲・本巣▲・郡上◎▲▲)、野党系3人(いずれも民主推薦:大垣◎・多治見▲・関○)、その他5人(羽島郡○)。

 選挙区別にみると、定数が1減された岐阜市(定数9)では各党の公認候補10人、合併で東京都より広い選挙区となった高山市(同2)は4人、各務原市(同3)は5人がそれぞれ立候補。多治見市(同2)は新人5人が立候補し、20年ぶりの選挙戦に突入。ほかに、定数を上回る自民推薦候補同士が議席争いをすることになった美濃加茂市、土岐市、郡上市などで激戦が繰り広げられている。

 一方、無投票当選が決まったのは、関市、美濃市、飛騨市、海津市、養老郡、不破郡、揖斐郡、加茂郡の8選挙区の計10人(前回、無投票は12選挙区の計13人)で、内訳は自民現職9人、民主推薦の無所属現職1人。

6145杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/04/26(木) 20:23:55
自分もmixiに入ってますけど、「踏み逃げ」なんてしょっちゅうやってますよ。ま、ここまで露骨にやられると気味悪い気もしますけど・・・・・自分とこにも、その手の勧誘目当ての「踏み逃げ」は目立つし。

ミクシィ「踏み逃げ」 市議候補に大ブーイング
http://www.j-cast.com/2007/04/26007198.html
2007/4/26

ミクシィで他人の日記やプロフィーにアクセスして「足あと」を残したまま、日記にコメントをしない「踏み逃げ」が話題になる中、選挙候補者による「踏み逃げ」が波紋を呼んでいる。足あとを不特定多数のユーザーに残し、自分のページに誘導する狙いのようだが、「踏み逃げ」された側からはブーイングが起こっている。
ことの発端は、ミクシィ内の所沢市の「コミュニティー(コミュ)」に、2007年4月17日に立てられたスレッド。「某議員の足跡」というタイトルで、スレッドを立てた人は、こう呼びかけている。

51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」

「22日の市議会議員選挙に向けて、駅前演説や選挙カーを見かけますね。 ところで某議員がしょっちゅう足跡をつけてるんですけど、これって公職選挙法に違反しないんでしょうか? 名前を売るための行為である事は明確で、気持ち良くありません」
不特定多数に足跡をつけることで、ユーザーが足あとをたどって自分のページにアクセスしてくれるように「誘導」する行為だとして、これが「売名行為」だと非難されているのだ。すぐに

「僕のところにも来てました」
「ウチにも来てた」

といった反応が相次いだ。同議員は「所沢市コミュ」の参加者のページに、手当たり次第足あとを残していった様子だ。そして、

「キモイ」
「売名行為」
「アクセスブロックしなきゃ」

といった、議員に対する非難が続いた。
翌18日には、この問題の是非を問うアンケートまで開設され、これまでに173人が回答。20%が「法律に触れていなければ、別に構わない」と回答した一方で、51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」、 10%が「マジ勘弁してくれ〜!」と、全体の6割が「踏み逃げ」に対して否定的な見方をしている。ちなみに、「是非、応援したいと思います」と回答した人はいなかった。

警察に通報されるまで事態が発展

ついには、警察に通報されるまで事態が発展してしまった。4月20日になって、管理人が、こんな書き込みをしたのだ。
「この件に関しましては(足跡)、私の力ではどうにも出来ないため、所沢警察署の方へ連絡させていただきました」
4月25日付けの夕刊フジでもこの問題を特集、同紙の直撃取材を受けた議員は「その件についてはコメントを差し控えたい」と繰り返したのだという。所沢市選管は同紙に対して「『足あと』は積み重なり具合、頻度による。最終的には捜査当局の判断になる」と、「グレーゾーン」との見解を示している。
ただ、この「踏み逃げ」が公職選挙法違反になるかどうかはともかく、アンケート結果を見る限り、有権者にネガディブな印象を与えてしまったのは間違いないようだ。ちなみに、同議員は4月22日に投開票された選挙では、無事に当選している。
そんな中、4月24日には自民党の選挙制度調査会が開かれ、インターネットを使った選挙運動の解禁についての議論を再開した。今後、 SNSやケータイサイトを使った選挙運動の解禁の是非についても議論されるという。今後、ミクシィでも選挙活動が行われる可能性が出てきたが、やはり「踏み逃げ」は広報手段としては好ましくない、という点は変わらなさそうだ。

6146やお@充血:2007/04/27(金) 06:25:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070427t11040.htm

無所属の会の取り込みに成功。
雑兵集団と化したフロンティアより、菅間・菊池の方が取り込むに値する。

6147午前様:2007/04/27(金) 07:05:00
>>6115
遅レスですが、1991年の延岡市議選結果(当時定数32)によると、
自民3、社会4、公明3、共産1、無7、そして。。。
「民社14」!!!
合併もありますが、組合員数の減少などで、むしろ弱ってるかも。

6148小説吉田学校読者:2007/04/27(金) 07:26:25
>>6147
やはり旭化成労組、ゼンセンの威力でしょうねえ。米沢も2区から出れば良かったのに。江藤隆美の幻影に負けたんでしょうな。

6149片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 08:23:03
>>6146
都知事選もあって菊地・菅間勢力との連携が素人目にも明らかになる状況ですね。

>>6148
そういうことなんですね。1区から出てるから1区のほうが強いんだと思っていたらそうでもないのか。

6150片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 10:52:42
これはいかがかと思うが。

無所属の会、会派とは認めず 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=232219

 県議会は24日、各党会派代表者会議を開き、政党に所属しない議員でつくる「無所属の会」を会派として認めないことを決めた。最大会派の自民党などが「構成議員の基本政策が一致しておらず、会派とはいえない」と強く主張。「少数意見の排除だ」と無所属の会などが反対したが、渡辺惇夫議長が多数意見に従うとして裁定した。

 無所属の会は、改選前に所属していた青木太一郎氏が離脱したため、松川キヌヨ氏、佐藤浩雄氏の2人。両氏は今後、同会議などに参加できなくなるほか、議員個人分とは別に会派に支給される政務調査費(1人月額6万6000円)を受け取ることができなくなる。

 同会議は現在、正副議長と自民7人、民主系会派と社会民主連合各2人、無所属の会、公明党、共産党各1人で構成する。改選後の会派の人数などを協議した前回の同会議で自民が問題を提起、結論を持ち越していた。

 この日の会議の席上、自民が、過去に教育基本法や北朝鮮問題の意見書などの重要議案で松川、佐藤両氏の賛否が割れたことを指摘。「党会派は基本的政策の一致する議員によって結成」と定めた要綱に違反するとして、無所属の会を会派から除外するよう要求、公明党も賛同した。

 無所属の会は強く反発。民主、社民、共産の3会派も「少数会派を排除せず、平等に活動できるよう容認すべきだ」との立場から援護に回り、対立した。

 議論は平行線で、最終的には渡辺議長が裁定に入り「大多数の意見に従って、会派として取り扱わない」と決定した。

 会議後、自民県議団幹部は「会派の体をなしていないのに、会派分の政務調査費を受け取り続けるのはおかしい」など主張の正当性を強調した。

 佐藤氏は「2人の議決は99%一致しているし、国会やほかの県会でも無所属の会は認められている。これは多数による少数の抹殺、ただのいじめだ」と自民側の対応を批判した。

6151片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 10:54:12
県会少数会派へ自民「攻勢」 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=232242

 県議会の会派として活動していた「無所属の会」が一転、会派として認められないことになった。最大会派・自民党が会派としての不適格性を強く主張し、公明党の賛同を得て、無所属の会を擁護する他会派を押し切る形で決めた。県議選で絶対安定多数を確保した自民が「数の力」を背景に攻勢を強めるのは必至とみられており、その第1ラウンドとの見方もある。改選後の臨時議会を5月に控え、今後、各委員長ポストなどの割り振りが決まることから、自民と他会派の水面下の駆け引きが激化しそうだ。

 「前々から問題だと思っていたが、これ以上認められない。政策も意見も違う議員が(会派分の)政務調査費をもらうために組んだような会派はなくすしかない」。県議選から数日後、自民県議団幹部は力説した。

 今回の県議選は定数が削減されたが、自民は改選後の会派構成でも高い占有率を維持。本県議会はこれまで他県に比べ、議会内ポストや質問時間・回数などで少数会派に配慮しているとされるが、改選を機に、自民内でくすぶっていた少数会派への不満が表面化し始めた格好だ。

 少数派の象徴ともいえる無所属の会は県議選後、青木太一郎氏が離脱、松川キヌヨ氏、佐藤浩雄氏の2人になった。県議会の要綱は党会派の設立要件を3人以上とし、2人以下でも前任期から続く会派は認めている。

 しかし、自民は各党会派代表者会議で、同じ要綱にある「基本的政策の一致する議員で結成」との条項に無所属の会が反すると主張。防衛や教育に関する意見書などで賛否が割れた2人を会派とみなさないよう求め、議長裁定で決まった。公明党も含め出席議員の約3分の2が賛同した、事実上の多数決だった。

 自民は「無所属の会は会派の体をなしていないのだから当然の結果。多数派のごり押しではない」(中堅県議)と強調。だが、他会派には「松川、佐藤両氏が自民の実力者と同じ選挙区で上位当選したことへの腹いせだ」とみる向きもある。

 松川氏は「これは一つのいじめ。私や佐藤さんを選んだ県民の意見を無視するものだ」と憤慨。「会派でなくなると代表者会議などに出られず、情報が入ってこない。今後の議会活動はすごく不利になる」と困惑する。

 自民と対抗してきた各会派にとっても、今回の問題は対岸の火事ではない。五月中旬にも開かれる臨時議会までに、各委員会の正副委員長ポストの党会派配分などを決めることになっており、連休後から会派間の論議が本格化するからだ。

 改選前の6人から2人に減った社会民主県民連合の小山芳元氏は「無所属の会を認めないのは、少数意見の排除だ」と指摘。「県民の負託を受けた議員の活動が、多数会派にいないと制限されるのはおかしい。少数派でもある程度平等に活動できるようにすべきだ」と自民をけん制している。

6152とはずがたり:2007/04/27(金) 13:07:58

登米 定数3−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当15,047袋 正57無所属=民主現4農業=フロンティア
当12,083只野 九十九58無所属=[公明]新1(元)豊里町長
当10,038熊谷 盛広56無所属=[公明]新1(元)津山町長
□9,844渡辺 忠悦57自民=公明現 党南方支部長=フロンティア
栗原 定数2−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長→自民公認フロンティア所属で任期中に死去した長谷川章の長男
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長

宮城県議選 大合併の余波(上)燃える元首長(登米、栗原)/“票の束”存在感示す
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_10.htm

 30日告示の県議選は、「平成の大合併」で県内市町村数が36に半減してから初めて実施される。選挙区と定数が縮減された上、区割り変更などもあり、これまでにない動きが前哨戦に現れている。合併に伴う影響を、注目の選挙区で追った。

<表舞台を目指す>
 旧登米郡の外から唯一登米市合併に参加し、今回、本吉選挙区から登米選挙区に編入された旧津山町。人口4000人余り。旧町で最も小さな地区を地盤に、元町長の熊谷盛広が県議選に挑む。
 「合併が実現して自分の役割は終わったと思ったが、合併してよかったという声が聞こえてこない」。熊谷は「合併を進めた者の責任を果たしたい」と語る。
 2005年に9町が合併して誕生した登米市では、「リストラ」された元町長たちが、候補者として表舞台を目指す。
 元豊里町長の只野九十九も立候補する。05年の登米市長選に挑戦し、敗れはしたものの市全域から2万7000近い票を得た。
 後援会にはずらりと元町長が並ぶ。旧石越町長の稲辺正が会長を務め、幹部には元中田町長、元米山町長、元東和町長らが名を連ねる。只野は「(元町長連合で)市全域の候補として戦う」(陣営)と熱い。
 合併が、地域政治家のすみ分けを崩した。新市発足後、公の場から退いていた稲辺は、「合併協議などで首長として一緒に頑張ってきた仲間を応援したい」と力が入る。
 迎え撃つ現職の2人、自民の渡辺忠悦、無所属の袋正は表情を引き締める。「町長経験者は強力な候補者。どんな選挙になるか、全く読めない」

<周辺部に危機感>
 05年4月、県内最多の10町村が合併して誕生した栗原市。かつて10人いた首長は今、栗原市長ただ一人となった。選挙の主役になる元首長はいないが、その代わり、元首長が黒衣として戦況に陰に陽に影響を与えようとしている。
 2月12日、栗原市文化会館で開かれた現職川嶋保美の県政報告会で、ステージ上の一人の来賓に来場者の目が集まった。元金成町長の佐藤小弥太。合併後、公式の場に姿を現したのは初めてだった。
 そのほかにも元町長が並び、合併でリストラされた首長たちが久々に存在感を示した。
 元町村長のうち4人は新市の市議となったため、2年後の市議選を控え、一部を除き全方位外交を続ける。ただ票の束を持っていた首長の存在は魅力的だ。
 元町長の一人は今年に入り、川嶋と熊谷義彦の両現職から訪問を受けたと明かす。突然の来訪に、「あわや鉢合わせだった」と苦笑し、前哨戦の混沌(こんとん)ぶりを解説する。
 旧町村長の多くは、合併で垣根がなくなった今でも、地域の利害に無関心でいられない。
 栗原市では、市役所本庁舎などが置かれ、新市の中心となった築館に対し、周辺部には「廃れてしまう」との危機感が強い。
 ある立候補予定者を強く推す元町長は「今回の県議選は、合併で地盤沈下の危機にある“周辺地域”の思いを託す場でもある」と言い切る。
 築館に熊谷と、現職で死去した長谷川章の長男・敦、川嶋は若柳、大場寿は栗駒にそれぞれ選挙事務所を構えた。元首長の動向も絡み、地域戦はより激しさを増している。(敬称略)

6153とはずがたり:2007/04/27(金) 13:11:41
石巻・牡鹿 定数5−候補6 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当18,441(23.5%)須田 善明34自民=公明現3党県幹事長代行
当13,927(17.7%)本木 忠一49無所属現2保険代理業役員=フロンティア
当13,499(17.2%)佐々木 喜蔵58自民=公明現4食堂経営
当12,293(15.7%)坂下 賢45民主現3党県財政委長
当10,595(13.5%)加賀 剛55民主現3日農県書記次長
□9,788(12.5%)池田 憲彦53自民=公明現 党県政調会長…桃生選出
大崎 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当13,317(23.7%)中島 源陽44自民現2農業
当11,408(20.3%)佐々木 征治63自民現3(元)鹿島台町助役
当10,516(18.7%)菊地 恵一48無所属=自民新1贈答品販売業
当8,990(16.0%)岩渕 義教57社民現4党県副代表
□6,093(10.9%)近江 寿64共産新 党地区役員
□5,799(10.3%)館股 秀隆59無所属=民主新 観光協会長宮城

県議選 大合併の余波(中)手探りの戦い(石巻・牡鹿、大崎)/旧選挙区越えて攻防
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_11.htm

<倍以上の票必要>
 石巻・牡鹿選挙区(石巻市、女川町)の現職須田善明は2月3日、前哨戦の拠点となる後援会事務所を旧石巻市に構えた。水産都市のシンボル石巻漁港のほど近く。早くもスタッフや支持者が出入りを繰り返し、選挙間近の雰囲気が漂う。
 同選挙区は市町村合併を受け石巻、牡鹿の旧2選挙区と旧桃生選挙区の一部が統合された。定数5に対し出馬を予定するのは現職6人。うち1人は必ず落選するという過酷なサバイバルレースが待ち受けている。
 女川町を地盤とする旧牡鹿選挙区の須田にとって、旧石巻市での選挙は初体験。旧選挙区以外に事務所を設けるのも、もちろん初めてだ。「うちは基礎票が約5000と最も少ない。旧選挙区の票だけでは勝てない。倍以上の票が必要だ」。須田陣営はいつになく危機感を抱く。
 他の5現職のうち佐々木喜蔵、加賀剛、本木忠一の3人は旧石巻選挙区出身。池田憲彦と坂下賢は旧桃生選挙区で当選してきた。須田を含め各陣営とも「地盤を固めるだけでは勝てない」との認識で一致し、未知の票田に照準を合わせた「攻めの選挙」を強いられている。
 旧桃生選挙区の2人も戦略の見直しは必至だ。前回まで選挙区だった東松島市(旧鳴瀬、旧矢本両町)が別の選挙区として独立したため、「2000票が減る計算だ。自分の足場だけでは(当選は)無理」(池田陣営)と困惑する。
 池田陣営は旧石巻市内の空き店舗を使って連絡事務所を設けるなど、支持者開拓に余念がない。その一方、地盤の旧河南町について「一票もほかに渡さない」と豪語する。「攻めの選挙」は各陣営の守りも堅くし、前哨戦はヒートアップする一方だ。

<地元以外は「誰」>
 新市誕生に伴い古川、志田、玉造の旧3選挙区が一つになった大崎選挙区(大崎市)でも、立候補を予定する現職3人、新人3人の計6陣営が、経験したことのない選挙戦に挑む。
 焦点の一つは旧古川選挙区をめぐる戦い。旧志田選挙区の現職佐々木征治は「基礎票に2、3000票上乗せしないとつらい。古川にも攻め込むつもりだが、そもそも基礎票が少ない郡部の議員は不利だ」と本音を吐露する。
 攻め込まれる側の旧古川選挙区の現職岩渕義教は「実際の戦いは旧選挙区中心になる。旧選挙区を越えてやり合うのが大崎市のためになればいいが」と、他陣営をけん制する。
 大崎選挙区は面積約800平方キロ。北西の端から南東の端まで約80キロあり、車で2時間半を要する。旧玉造選挙区の現職中島源陽は「距離と時間との闘いだ。幅広く東奔西走するが、地元以外は『あんた誰』という顔をされる」とこぼす。
 合併後1年の大崎市では市政が関心を集めており、「逆に県議選があることを知らない有権者が多い」とある現職は嘆く。広大な選挙区で、文字通り手探りの前哨戦が続く。(敬称略)

6154とはずがたり:2007/04/27(金) 13:14:50

柴田 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,624(26.7%)須藤 哲63民主新1(元)大河原町議=角田迄併せた合併主張
当9,571(26.6%)高橋 伸二40自民新1党県青年部役員
□9,090(25.2%)伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア
□7,739(21.5%)舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営=角田迄併せた合併主張
遠田 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,060(54.0%)中村 功57自民=公明現4党県幹事長=遠田合併
□10,282(46.0%)佐々木 糸宏65社民現 党県代表代行=大崎との広域合併

宮城県議選 大合併の余波(下)冷めた熱気(柴田、遠田)/“破談”が論戦に影響
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_12.htm

写真(略)=柴田選挙区に出馬を予定する各氏のリーフレット。合併推進の文字が躍るが、有権者の関心をどこまで引きつけるか

<3町とも財政×>
 かつて「県内で最も合併の実現性が高い」とされた大河原、村田、柴田の3町は今、行政関係者の間で、「貧乏三兄弟」と不名誉な呼び方をひそかにされている。

 県が昨年発表した「実質公債費比率」が「貧乏」の根拠だ。「実質公債費比率」は標準的な収入に対する借金返済額の割合で、数字が大きいほど財政状況が「不健全」とされる。

 市町村別の実質公債費比率で、ワースト3に名を連ねたのがこの3町だった。各町の数字は村田23.1、柴田21.4、大河原20.7で、いずれも県内36市町村の平均15.3を大きく上回った。

 「財政再建」は、柴田郡4町(村田、柴田、大河原、川崎)をエリアとする柴田選挙区で、避けて通れない政策課題になっている。だが、財政健全化の切り札とされてきた市町村合併が、論戦のテーマに浮上する気配は今のところない。

 3町が法定合併協議会を設置したのは02年12月。「柴田市」移行を目指し、一時は合併調印までこぎつけたが、05年3月、目的を果たさないまま解散した。

 合併が破たんして初めて迎える県議選で、4人の立候補予定者は異口同音に合併の必要性を唱える。「地方分権が進む中、自治体の基盤強化には合併が避けられない」という主張だ。

 新人3人のうち舟山邦夫と須藤哲は町議として、角田市を加えた1市3町の合併論議を主導してきた。高橋伸二はさくら青年会議所の一員として、3町合併の旗振り役に携わった経験がある。現職の伊勢敏は「広域連携を強化して合併を」と主張する。

 それぞれ枠組み論や合併までのシナリオに相違点があり、対立軸も明確になりつつあるが、4人が積極的に論陣を張る雰囲気は、現時点ではない。いったん冷めた合併論議に再び火をつけることの難しさを、前哨戦の中で感じ始めている。

<過去のテーマに>
 遠田選挙区(美里、涌谷町)でも、合併問題は過去のテーマになりつつある。

 「平成の大合併」で小牛田、南郷、涌谷3町は「遠田市」を目指したが、庁舎問題などから涌谷町が離脱し、小牛田、南郷2町で美里町に移行した。旧遠田郡4町のうち田尻町は大崎市に参加。人口減を受けて、遠田選挙区は定数が一減となった。

 1議席を争う現職2人は合併について、「美里、涌谷と大崎市との対等合併を」(佐々木糸宏)「大きな自治体よりも、まずは美里と涌谷が合併すべきだ」(中村功)と主張する。だがここでも、合併を現実的な課題ととらえる空気は有権者の間にほとんどない。

 2年前に最も論議が白熱した両地域で、合併をめぐる論議が鳴りを潜める。県南のある首長は「大崎や石巻など、合併が先行した自治体で財政が好転した話は聞かない。合併の成否を検証するにはまだ時間が必要では」との見方を示す。(敬称略)

6155とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:07
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(1)栗原/遠田/大崎/加美
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070310_01.htm

 宮城県政界の勢力図を決する統一地方選第1弾の県議選(30日告示、4月8日投開票)が迫ってきた。24選挙区(前回28選挙区)の61議席(63議席)に8日現在、85人が立候補を表明。市町村合併や自民党の県政与党復帰など、4年前から状況が大きく変化する中、激しい前哨戦が繰り広げられている。ほぼ構図が固まった各選挙区の情勢を探った。(5回続き)

◎栗原
 自民現職の川嶋保美と無所属現職の熊谷義彦(社民推薦)が3選を目指す。自民は新人の長谷川敦も立て、2議席独占を狙う。共産は新人の大場寿を擁立する。
 定数改定で1減されたことに加え、合併で町村の垣根が消え、以前にも増して前哨戦は激しい。
 前回、地元の旧若柳町で得票率が6割を超えた川嶋は、足場固めに余念がない。無所属から自民に転じ、支持拡大を図る。社民で前回返り咲いた熊谷は無所属で臨む。旧築館町を足掛かりに、ミニ集会を各地で開き、市全域に浸透を図る。
 長谷川は、昨年1月に現職で死去した章の長男。祖父で元法相だった峻(故人)の時代からの支持層に加え、若者層の掘り起こしに躍起だ。旧栗駒町出身の大場は党支持層だけでなく、地元で幅広い浸透を目指す。
 元県議会議長の栗原市長佐藤勇の支持票の動向も焦点だ。

◎遠田/定数減、生き残り戦
 過去2回無投票が続き、12年ぶりの選挙となる。4選を狙う自民の中村功と6選を目指す社民の佐々木〓の一騎打ちが濃厚。定数が2から1に減り、現職同士の激しい生き残り戦が熱を帯びている。
 中村は党県連幹事長の党務をこなしながらの選挙。強固な後援会を軸に、こまめに支持固めを図っている。知事村井嘉浩との太いパイプをアピールし、地盤の涌谷町だけでなく、美里町でも町長佐々木功悦の支援を得て浸透を目指す。
 佐々木は、前回約6割の得票率を誇った旧田尻町が大崎市に移行し、選挙区から外れたため、その分を補おうと躍起だ。毎朝街頭に立つなど存在感を示すことに力を入れ、旧来の支持層を固める一方、若年層への浸透を課題に挙げる。

◎大崎/狙いは旧古川の票
 大崎市発足に伴い古川(定数2)、志田(1)、玉造(1)の旧3選挙区と、遠田選挙区の旧田尻町を統合した新選挙区で、初の選挙となる。
 現職は3選を狙う自民の佐々木征治(旧志田)、再選を期す自民の中島源陽(旧玉造)、4選に挑む社民の岩渕義教(旧古川)の3人。知名度を生かし、旧選挙区の枠を超えて浸透を図る。
 加えて、国政選挙出馬の経験がある共産の近江寿、無所属で前市議の菊地恵一(自民推薦)、過去2回、玉造選挙区で立候補した無所属の舘股秀隆(民主推薦)の3新人が挑む。
 各候補とも大票田の旧古川市での浸透を目指す。特に旧志田、旧玉造の候補は、地元の基礎票だけでは1万票前後とされる当選ラインに届かないことが予想され、支持拡大に力を入れる。旧田尻町は全陣営の「草刈り場」になりそうだ。
 旧古川で連続5期務め、昨春大崎市長に転じた伊藤康志の支持票の行方も争点。伊藤は現職3人、菊地とは旧知の仲だが、特別の肩入れはしない構えを見せている。

◎加美
 3選を目指す自民現職の皆川章太郎と、元議員高橋浩一の一騎打ちと見られたが、昨年末、高橋が4月の加美町長選への出馬を表明し、無投票の可能性が濃厚となった。(敬称略)

<結果>
【栗原/遠田/大崎】>>6152-6154
【加美】(1−1)
○皆川 章太郎54自民現3党県広報本部長・元衆議員秘書

6156とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:29
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(2)気仙沼/本吉/登米/石巻・牡鹿/東松島
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070310_02.htm

◎気仙沼
 4選を目指す自民現職の畠山和純、5選をうかがう民主現職の内海太に、社民新人の村上進が挑む前回と同じ構図。
 畠山は2月末に決起集会を開き、知事村井嘉浩や衆院議員小野寺五典らと気勢を上げた。水産関係の人脈を生かし、本格的に動きだした。
 内海は大きな集会は開かないが、各種会合にこまめに顔を出して政策を訴える。市議時代からの後援会をてこに、労組票も手堅くまとめる。
 前回出遅れが響いた村上は、早々に後援会事務所を設け、継続的にミニ集会を開き、党支持層以外への浸透にも力を入れる。
 5人が立候補し、市政界を複雑に分けた昨春の気仙沼市長選の影響や、市長鈴木昇の支持票の行方も注目を集める。

◎本吉
 5選を目指す自民現職の高橋長偉のほかに立候補の動きはなく、4回連続の無投票当選が確実な情勢だ。

◎登米/元町長2氏が参戦
 再選を目指す自民現職の渡辺忠悦、4選を狙う無所属現職(民主推薦)の袋正に、いずれも無所属新人で旧豊里町長の只野九十九、旧津山町長の熊谷盛広が挑む。
 連続6期当選の元県議会議長千葉正美が昨年12月に引退を表明し、勢力図が変容。2005年の登米市長選では、市長布施孝尚に敗れた只野を渡辺が支援し、熊谷と袋が布施を支援するなど、構図は複雑だ。
 前回無所属で初当選した渡辺は、自民公認を前面に出し、業界団体などの支持固めに躍起だ。袋は3期の実績と、農業者としての視点をアピール。地盤の旧迫町を中心に幅広い浸透を図る。
 只野の後援会は旧石越町長稲辺正が会長、中田、米山、東和の各旧町長が幹部に名を連ねる。熊谷は元県議会議長の佐々木久寿、旧迫町長の伊藤吉衛の支援を取り付けた。千葉支持票の行方も焦点だ。

◎石巻・牡鹿/議席減、6現職激突
 石巻、牡鹿の旧2選挙区と、旧桃生の一部が合併。定数は事実上1減となり、名乗りを上げたいずれも現職の6人がサバイバルレースを繰り広げる。
 自民からは池田憲彦(旧桃生)、佐々木喜蔵(旧石巻)、須田善明(旧牡鹿)、民主からは加賀剛(旧石巻)、坂下賢(旧桃生)が参戦。本木忠一(旧石巻)は無所属で挑む。
 池田は旧河南町を足場に組織を引き締め、大票田の旧石巻市内への食い込みも狙う。佐々木は旧市内を中心に、都市部の票の掘り起こしに力を入れている。須田は基礎票が約5000票と最も少なく、危機感を強め大票田の旧市内に事務所を構えた。
 加賀は旧市内でミニ集会を精力的に開きながら、後援会の組織固めに奔走。坂下は地盤の旧河北町を軸に、県議だった父親の人脈を生かし幅広い支持獲得を狙う。加賀とともに連合の推薦を受ける。
 本木は広く後援会組織を張り巡らせる。業界団体や市長土井喜美夫の支援も取り付けた。
 候補者を擁立しない公明、共産票の動向も注目される。

◎東松島
 自民現職の渥美巌が4選を目指す。4日に後援会事務所を構え、決起集会を開催したが、ほかに立候補の動きはない。(敬称略)

<選挙結果>
【気仙沼】 定数2−候補3
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長・元会社役員
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
【本吉】(1―1)
○高橋長偉 65 会社社長 自現(4)
【登米/石巻・牡鹿】>>6152-6153
【東松島】(1―1)
○渥美巌 59 行政書士 自現(3)

6157とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:49
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(3)青葉/宮城野/泉/宮城/黒川
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070311_01.htm

◎青葉/有力者そろい踏み
 現職は自民から相沢光哉と中沢幸男、民主から遊佐美由紀、公明は石橋信勝が立候補。菅間進は無所属で臨む。新人は自民の阿部司、民主の菅原敏秋、共産の遠藤いく子、無所属の吉川寛康。
 相沢は県議会議長の知名度を武器に、幅広い支持団体で票を固める。前回無所属の中沢は、昨年4月に復党。地域票の取り込みに躍起だ。遊佐は作成にかかわった党県連のマニフェストを携え、支持拡大を目指す。
 石橋は全域の支持団体や地域後援会を中心にミニ集会で浸透を狙う。菅間は地道な支援者回りを繰り返し、街頭あいさつでも顔を売る。
 阿部は若さを前面につじ立ちなどを行い、他候補の地盤にも食い込む。菅原は市議6期の人脈をフル活用。市議とも連携し、浸透を図る。
 遠藤は故青野登喜子の後継。党支持票に加え、青野票取り込みを期す。吉川は引退する長島秀道の後継。東北電力労組の全面支援を受ける。

◎宮城野
 自民の石川光次郎、民主の坂下康子、公明の庄子賢一、無所属の菊地文博の4現職に、無所属新人(民主推薦)の目黒政市が挑む。共産は擁立を見送りそうだ。
 石川は衆院議員中野正志の秘書時代の人脈を生かし、支持固めを図る。坂下は連合傘下の労組が支援。党市議とも連動して上積みを狙う。前回トップだった庄子は、支持団体を軸に着実な票固めを期す。
 菊地は強固な地盤がてこ。前知事らとの交友も武器に支持拡大を狙う。補選含め3度目の挑戦の目黒は、元県議会副議長錦戸弦一の支援を得る。

◎泉
 県内で唯一、定数が1増えた。現職は自民の今野隆吉と外崎浩子、民主の菅原実、無所属の小野隆。新人は公明の伊藤和博、共産の五島平、無所属(民主支持)の佐藤豊が挑む。
 今野は5期の実績を掲げ、地盤の住宅地を軸に手堅く票をまとめる。外崎は昨年末に後援会事務所を開設し、街頭あいさつや集会を重ねる。
 菅原は高校教諭歴を生かすほか、連合傘下労組の票固めを急ぐ。小野は知事や仙台市長とのパイプをアピール。商工業などに支持を広げる。
 伊藤は泉初の党候補で、最重点区として支持団体もフル回転する。五島は党市議らと連動して党支持票を固め、補選の雪辱を期す。佐藤はNPOの人脈や元衆院議員鎌田さゆりの支援を生かす。
 前回、県内最多の2万2000票を獲得し、衆院議員に転じた秋葉賢也支持票の動向も注目だ。

◎宮城
 一騎打ちの大激戦だった前回から一転、自民現職で3選に挑む安部孝以外に立候補の動きはない。245票差に肉薄した永野渉は利府町議選に回る見通し。
 松島町長松谷昭一の急逝を受け、統一選で実施される町長選の候補者選びが、県議選に影響を与える可能性もある。

◎黒川/無風一転新人挑む
 無風とみられていたが、2月の富谷町長選で善戦した新人の斉藤きえ子が参戦。ともに自民現職の藤倉知格と中山耕一に挑む構図が濃厚だ。
 藤倉は4期の実績を強調し、地盤の大和町を中心に全域に浸透する。前回無所属だった中山は自民に転じ、富谷町を中心に支持固めに余念がない。斉藤は富谷町以外の知名度は乏しいが、地道な草の根運動で支持拡大を狙う。
(敬称略)

6158とはずがたり:2007/04/27(金) 13:51:33

宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(4)太白/若林/塩釜/多賀城・七ヶ浜/名取/岩沼
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070312_01.htm

◎太白/5政党の6人対決
 前回、仙台市で初めて無投票だった。今回は新人1人が参戦し、5政党が1人ずつ占めるパワーバランスが変化する。
 自民の菊地浩、民主の藤原範典、公明の小野寺初正、共産の横田有史、社民の岸田清実の五現職に、自民新人の佐々木幸士が挑む。
 8年間のブランクに各現職は危機感を持つ。特に佐々木と政党が重なる菊地、地盤が同じ岸田は危機意識が強い(→地盤の重なる岸田が落選)。菊地は後援会やスポーツ関連など多数の支持団体の票固めを急ぐ。藤原は初の民主公認となり、支持者回りや街頭あいさつなど地道に活動する。
 小野寺は支持団体の組織力だけでなく、地域票獲得にも力を入れる。横田は党支持層をまとめるほか、それ以外への浸透も図っている。岸田は地盤を徹底的に固め、党市議と連動した戦いも展開する。
 佐々木は市議の父両道や秘書を務めた衆院議員中野正志の人脈も生かす。

◎若林
 自民の千葉達、社民の本多祐一朗の2現職に、自民の細川雄一、共産の庄司もとの新顔2人が挑む。3期務めた大学幹男(無所属)は引退の意向で、支持票の動向も注目される。
 千葉は後援会の組織固めを進める一方、街頭あいさつなどで支持拡大に努める。本多は地盤地区を中心に、10―60人規模の座談会や支持者回りで票固めを図る。
 細川は一時秘書を務めた中野正志や保守系市議の人脈をフルに生かし、支持固め。庄司は党市議と連動して党支持層を固め、さらに票を掘り起こし、前回の雪辱を期す。

◎塩釜
 ともに自民現職で4選を狙う柏佑整、再選を目指す佐藤光樹に、共産新人の高橋卓也が挑む。市議が民主での立候補を模索したが断念。三つどもえの公算が大きい。
 柏は水産、建設業界を中心に組織戦を進め、24日には事実上の決起大会を開く。佐藤は既に約100回の街頭報告をこなし、地道な活動を展開。元県議の父光輔の人脈も生かす。
 共産は前回失った議席の奪還に総力を結集。高橋は6000票とされる基礎票の上積みに懸命だ。

◎多賀城・七ヶ浜
 自民現職の仁田和広、新人では自民の寺沢正志、共産の小林立雄が名乗りを上げた。民主は候補擁立を断念。昨年の市長選に出馬した元県議が返り咲きを模索しており、構図はなお流動的だ。
 仁田は地元七ケ浜町で十数回集会を開いたほか、大票田の多賀城市でも引き締めを図る。寺沢は知名度向上に躍起。後援会員8000人を集め、市長菊地健次郎の後援会の支持も取り付けた。
 市議6期の小林は憲法堅持や格差是正を訴え、4000票とされる基礎票の上積みに力を入れる。

◎名取
 自民の小林正一と無所属の佐々木敏克の二現職以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

◎岩沼/現新の一騎打ちに
 5期目を目指す無所属現職の百足健一と、無所属新人の村上智行の一騎打ちがほぼ確定した。
 百足は地盤の市中心部をはじめ、従来弱かったという農村部の東部、西部地域の支持拡大に躍起だ。半数近くの市議の支持を得た。
 村上は自民推薦を受けた。若さをアピールし、同世代を中心に支援の輪を広げ、現職批判票を掘り起こす。市長井口経明の支援を得る。(敬称略)

6159とはずがたり:2007/04/27(金) 13:51:55
>>6157-6159
【青葉】 定数7−候補9
当16,225菅間 進56無所属現5(元)仙台市議=フロンティア→無所属の会
当13,076石橋 信勝61公明現5党県代表
当12,811遊佐 美由紀43民主現4アナウンサー
当11,605菅原 敏秋58民主新1党県幹事長代理
当11,467遠藤 いく子58共産新1党県書記長
当9,136吉川 寛康37無所属新1電力会社員
当8,974相沢 光哉68自民現5県会議長
□8,566中沢 幸男66自民現 県水泳連盟会長=前回は自由推薦・フロンティア所属
□8,036阿部 司34自民新 党県青年部幹事
【宮城野】 定数4−候補5
当16,698菊地 文博46無所属現5保護司→元自民→無所属の会
当14,663坂下 康子48民主現5行政書士
当13,188庄子 賢一44公明現2党県副幹事長
当11,030石川 光次郎39自民現2(元)衆院議員秘書
□4,820目黒 政市52無所属=民主新 福祉団体副代表
【泉】 定数5−候補7
当16,212菅原 実58民主現2党県2区幹事長
当12,377今野 隆吉67自民現6県社協理事
当11,459小野 隆63無所属現3泉区体協会長=フロンティア
当11,419伊藤 和博47公明新1党県副幹事長
当10,947外崎 浩子46自民現2(元)JICA職員
□7,610五島 平56共産新 党県民運動委長
□7,081佐藤 豊54無所属新 学習塾経営
【宮城】 定数1−無投票
○安部 孝51自民現3(元)松島町議
【黒川】 定数2−候補3
当11,911藤倉 知格52自民現5党県4区幹事長
当11,115中山 耕一50自民現2(元)富谷町職員
□6,695斉藤 きえ子56無所属新 (元)富谷町議・富谷町長選善戦
<選挙結果>
【若林】 定数3−候補4
当14,188本多 祐一朗51社民現5財団法人理事
当13,204千葉 達61自民現4(元)衆院議員秘書(中野)
当10,910細川 雄一39自民新1党県2区役員
□5,555庄司 もと55共産新 コンビニ経営
【太白】 定数5−候補6
当20,597藤原 範典60民主現4県監査委員
当13,379小野寺 初正57公明現4党県副代表
当12,494菊地 浩65自民現5福祉団体顧問
当11,324佐々木 幸士34自民新1(元)衆院議員秘書(中野)
当11,244横田 有史63共産現4党県副委長
□11,196岸田 清実52社民現 党県幹事長
【塩釜】 定数2−候補3
当8,740佐藤 光樹39自民現2(元)参院議員秘書
当7,569柏 佑整60自民現4党支部顧問
□5,454高橋 卓也51共産新 党地区副委長
【多賀城・七ヶ浜】 定数2−候補3
当12,138仁田 和広56自民現5水産会社社長
当10,275寺沢 正志56自民新1電気工事業・菊地健次郎多賀城市長の全面支援
□6,403小林 立雄58共産新 党地区役員
【名取】 定数2−無投票
○佐々木 敏克58無所属現3県会会派会長=フロンティア
○小林 正一70自民現3党県総務会長
【岩沼】 定数1−候補2
当8,909村上 智行38無所属=自民新1農業
□7,100百足 健一61無所属現 (元)衆院議員秘書

6160とはずがたり:2007/04/27(金) 13:52:13
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(5完)柴田/亘理/角田・伊具/白石・刈田
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070313_01.htm

◎柴田
 4期連続当選し、県議会副議長を務める自民の大沼迪義が引退を表明。3選を目指す無所属現職の伊勢敏に対し、自民が2議席独占を狙って高橋伸二、舟山邦夫の両新人を擁立した。民主も新人須藤哲を県南で唯一公認し、県内屈指の激戦区となりそうだ。
 伊勢は地盤の大河原町から高橋、須藤が出馬することから危機感を強める。先月17日に村井嘉浩知事を招いて総決起集会を開いたほか、精力的に集会を重ねる。
 出馬表明が昨年12月と最も遅かった高橋は、故三塚博、西村明宏の両衆院議員秘書として長年培った人脈で浸透を図り、若手経済人にも支持を広げる。
 町議会議長を務めた舟山は、大票田の柴田町を地盤とする唯一の候補。有力町議らの支援を受け、船岡地区を中心に町内の票固めに全力を挙げている。
 町議5期の須藤は、民主前衆院議員の橋本清仁が全面的に支援し、連合宮城の推薦も受けた。全域でミニ集会をこまめに開き、知名度アップに懸命だ。
 統一選の後半戦には村田、川崎両町長選も控えており、町長選候補陣営との連携も勝敗の鍵を握りそうだ。

◎亘理/12年ぶり選挙戦に
 前回、前々回と無投票だったが、新人の参戦で12年ぶりの選挙戦が濃厚。6選を目指す自民現職の渡辺和喜に無所属新人の森俊博が挑む。さらに亘理町内で別の新人出馬の動きがあり、構図は流動的だ。
 渡辺は5期の実績と元県議会議長の知名度を武器に、亘理、山元両町で後援会の拡大を進める。
 森は亘理町議から転身を狙う。2月の山元町長選で、現職を破った大條修也の後援会が支援する。
 立候補予定者はいずれも亘理町を地盤としており、各陣営とも山元町での浸透が課題だ。

◎角田・伊具/両現職に2氏挑む
 合区後初の選挙は、自民の寺島英毅、無所属の長谷川洋一の両現職に、無所属元職の佐藤勝彦と自民新人の本田敏昭が挑む構図となる。
 寺島は前回無投票で、組織の引き締めを急ぐ。唯一丸森町を地盤とし、合区後も町内を一本化できるかが注目。再選を狙う長谷川は労組から支援を受ける一方、農業関係にも支持を広げる。現職の強みを生かし、票の上積みを狙う。
 佐藤は3期務めたベテランで知名度は高い。ただ、4年間のブランクの影響はあり、新たな支持層の掘り起こしを図る。本田は2月に市議を辞職し、活動を本格化。党の看板を足掛かりに、若さをアピールして支持の広がりを目指す。
 角田市と丸森町の有権者数はほぼ2対1。旧来の枠を超えた支持拡大が鍵を握りそうだ。

◎白石・刈田
 4選を目指す自民の安藤俊威と、3選を狙う無所属(社民推薦)の佐藤詔雄の現職2人以外に表立った動きはない。
 前回無所属候補を推薦した民主は、佐藤支持に回った。共産も独自候補擁立の考えはなく、合区した1991年以来、初の無投票となる可能性が高まっている。
(敬称略)

<選挙結果>
【柴田】 定数2−候補4
当9,624須藤 哲63民主新1(元)大河原町議=大河原地盤
当9,571高橋 伸二40自民新1党県青年部役員・衆院議員秘書(三塚・西村)=大河原地盤
□9,090伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア・大河原地盤
□7,739舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営=船岡地盤
【亘理】 定数1−候補3
当10,786渡辺 和喜65自民現6党県会長代理
□8,699森 俊博56無所属新 空手協県本部長=大条山元町長支援
2,902高橋 由紀雄41無所属新 食料品販売業
【角田・伊具】 定数2−候補4
当9,031寺島 英毅66自民現3(元)県部長
当8,778長谷川 洋一53無所属現2(元)角田市職員=フロンティア・労組/農業関係の支援
□4,365佐藤 勝彦63無所属元 (元)県監査委員・前回自民公認次点
2,778本田 敏昭45自民新 党角田市支部長
【白石・刈田】 定数2−無投票
○佐藤 詔雄63無所属=社民・[民主]現3白石商議所顧問
○安藤 俊威49自民現4県建築士会顧問

6161とはずがたり:2007/04/27(金) 13:54:50
◆フロンティア関連選挙区
12人で発足したフロンティアは
当選:・小野@泉(無)・本木@石巻(無)・長谷川@角田(無)・佐々木@名取(無)・渥美@東松島(自)<8→5>
落選:中沢@青葉(自)・渡辺@登米(自)・川嶋@栗原(自)・伊勢@柴田(無)<4>
任期中死去:長谷川@栗原(自)
無所属の会へ移った議員(全員当選):菅間@青葉(無)・袋@登米(=民)

自民公認を貰ったフロンティアは軒並み落選して居る。民意は明らかであるのに民主ではなく自民を選択肢やがった。これらのチキンor利権野郎どもは次回の県議選で泣きをみせちゃらねばならん。
定数2の角田・名取は次回民主が奪取行けるよなぁ。

青葉 定数7−候補9
当16,225菅間 進56無所属現5(元)仙台市議=フロンティア→無所属の会
当13,076石橋 信勝61公明現5党県代表
当12,811遊佐 美由紀43民主現4アナウンサー
当11,605菅原 敏秋58民主新1党県幹事長代理
当11,467遠藤 いく子58共産新1党県書記長
当9,136吉川 寛康37無所属新1電力会社員
当8,974相沢 光哉68自民現5県会議長
□8,566中沢 幸男66自民現 県水泳連盟会長=前回は自由推薦・フロンティア所属
□8,036阿部 司34自民新 党県青年部幹事
泉 定数5−候補7
当16,212菅原 実58民主現2党県2区幹事長
当12,377今野 隆吉67自民現6県社協理事
当11,459小野 隆63無所属現3泉区体協会長=フロンティア
当11,419伊藤 和博47公明新1党県副幹事長
当10,947外崎 浩子46自民現2(元)JICA職員
□7,610五島 平56共産新 党県民運動委長
□7,081佐藤 豊54無所属新 学習塾経営
石巻・牡鹿 定数5−候補6
当18,441須田 善明34自民=公明現3党県幹事長代行
当13,927本木 忠一49無所属現2保険代理業役員=フロンティア
当13,499佐々木 喜蔵58自民=公明現4食堂経営
当12,293坂下 賢45民主現3党県財政委長
当10,595加賀 剛55民主現3日農県書記次長
□9,788池田 憲彦53自民=公明現 党県政調会長
角田・伊具 定数2−候補4
当9,031寺島 英毅66自民現3(元)県部長
当8,778長谷川 洋一53無所属現2(元)角田市職員=フロンティア
□4,365佐藤 勝彦63無所属元 (元)県監査委員・前回自民公認次点
2,778本田 敏昭45自民新 党角田市支部長
登米 定数3−候補4
当15,047袋 正57無所属=民主現4農業=フロンティア
当12,083只野 九十九58無所属=[公明]新1(元)豊里町長
当10,038熊谷 盛広56無所属=[公明]新1(元)津山町長
□9,844渡辺 忠悦57自民=公明現 党南方支部長=フロンティア
栗原 定数2−候補4
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長=フロンティア所属
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長
柴田 定数2−候補4
当9,624須藤 哲63民主新1(元)大河原町議
当9,571高橋 伸二40自民新1党県青年部役員
□9,090伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア
□7,739舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営
名取 定数2−無投票
○佐々木 敏克58無所属現3県会会派会長=フロンティア
○小林 正一70自民現3党県総務会長
東松島 定数1−無投票
○渥美 巌59自民現4党矢本支部長=フロンティア所属

6162とはずがたり:2007/04/27(金) 13:55:57
◆社民党関連選挙区
現職の落選は太白と遠田に止まり踏みとどまった感もあり独立独歩を貫くことにした社民党であるが,次は選挙協力を経て統一会派結成迄漕ぎ着けたい。

若林 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,188(32.4%)本多 祐一朗51社民現5財団法人理事
当13,204(30.1%)千葉 達61自民現4(元)衆院議員秘書
当10,910(24.9%)細川 雄一39自民新1党県2区役員
□5,555(12.7%)庄司 もと55共産新 コンビニ経営
太白 定数5−候補6→くぅ惜しいなぁ・・自民新人に議席を奪われやがった。。
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当20,597藤原 範典60民主現4県監査委員
当13,379小野寺 初正57公明現4党県副代表
当12,494菊地 浩65自民現5福祉団体顧問
当11,324佐々木 幸士34自民新1(元)衆院議員秘書
当11,244横田 有史63共産現4党県副委長
□11,196岸田 清実52社民現 党県幹事長
気仙沼 定数2−候補3
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
栗原 定数2−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長=フロンティア所属
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長
大崎 定数4−候補6 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当13,317中島 源陽44自民現2農業
当11,408佐々木 征治63自民現3(元)鹿島台町助役
当10,516菊地 恵一48無所属=自民新1贈答品販売業
当8,990岩渕 義教57社民現4党県副代表
□6,093近江 寿64共産新 党地区役員
□5,799館股 秀隆59無所属=民主新 観光協会長
遠田 定数1−候補2
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,060中村 功57自民=公明現4党県幹事長
□10,282佐々木 糸宏65社民現 党県代表代行
白石・刈田 定数2−無投票
氏名年齢党派新旧代表的肩書
○佐藤 詔雄63無所属=社民・[民主]現3白石商議所顧問=社民党県議団所属
○安藤 俊威49自民現4県建築士会顧問

6163とはずがたり:2007/04/27(金) 14:05:16
<宮城県>
自民党・県民会議38=自民公認29+自民推薦2+自民系無所属2+フロンティア5>安定多数36
改革みやぎ12=民主フォーラム9+無所属の会3
社民党4
公明党4?
共産党2

>>5870-5871
宮城県議会改選前会派「フロンティア」 自民加入を検討

>>5985
自民38、絶対安定多数 宮城県議会・会派再編

>>6146
宮城県議会新会派・改革みやぎ「政策競争仕掛ける」
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070427t11040.htm

 宮城県議会(定数61)の会派再編で、民主フォーラム(9人)と無所属の会(3人)は26日、新会派「改革みやぎ」を結成した。12人で第二会派の位置を確保したが、最大会派「自民党・県民会議」(38人)との勢力差は大きい。独自の政策提言や社民党(4人)との協力を進め、対決姿勢を強める構えだ。

 改革みやぎ会長に就いた内海太氏(民主フォーラム会長)は「政策に優れた少数精鋭の議員が結集した。村井嘉浩知事をかばう姿ばかりが目立つ自民党に対し、財政再建策や議会改革で政策競争を仕掛ける」と語った。

 自民党・県民会議は38人。6常任委で過半数を占め、委員長ポストを独占できる絶対安定多数を確保した。議会運営の主導権は与党が掌握している。
 改革みやぎは、存在感を高めるため、会派維持を決めた社民党との連携強化を図る方針だ。内海会長は「常に政策を話し合える組織を議会内に作りたい」と述べた。

 夏の参院選や次期衆院選に備え、民主、社民両党の「接近」を望む声は小さくない。連合宮城の楳原惣一郎会長は「政権交代のため両党の選挙協力は必要。議会でも統一した行動を取る必要がある」と強調した。

 参院選で3選を目指す民主党県連代表の岡崎トミ子参院議員は、改革みやぎ結成について「非自民勢力の結集は大きな力となる。支持層をさらに広げる努力を重ね、政権交代に結び付ける」と評価した。
2007年04月27日金曜日

6164とはずがたり:2007/04/27(金) 14:11:21
<宮城県>>>6152-6164
改革みやぎと社民で16。フロンティア>>6161の角田と名取で次ぎ取れば18。塩釜・多賀城・黒川・岩沼辺りも取りに行きたい。あとは太白の社民か>>6162。民主王国復活他のために自民を30位迄に抑えたいねぇ。。

フロンティアの存在も浅野知事が居たからこそであって県知事・仙台市長を誰で取りに行くかも大事。

◆課題の定数1〜2の選挙区
塩釜 定数2−候補3 (選管確定)→●●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当8,740(40.2%)佐藤 光樹39自民現2(元)参院議員秘書
当7,569(34.8%)柏 佑整60自民現4党支部顧問
□5,454(25.1%)高橋 卓也51共産新 党地区副委長
気仙沼 定数2−候補3 (選管確定)
当11,011(37.8%)内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914(37.5%)畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長
□7,198(24.7%)村上 進51社民新 衆院議員秘書
角田・伊具 定数2−候補4 (選管確定)→●●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当9,031(36.2%)寺島 英毅66自民現3(元)県部長
当8,778(35.2%)長谷川 洋一53無所属現2(元)角田市職員=フロンティア
□4,365(17.5%)佐藤 勝彦63無所属元 (元)県監査委員・前回自民公認次点
2,778(11.1%)本田 敏昭45自民新 党角田市支部長
多賀城・七ヶ浜 定数2−候補3 (選管確定)→●●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当12,138(42.1%)仁田 和広56自民現5水産会社社長
当10,275(35.7%)寺沢 正志56自民新1電気工事業・菊地健次郎多賀城市長の全面支援
□6,403(22.2%)小林 立雄58共産新 党地区役員
岩沼 定数1−候補2 (選管確定)→●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当8,909(55.6%)村上 智行38無所属新1農業
□7,100(44.4%)百足 健一61無所属現 (元)衆院議員秘書
栗原 定数2−候補4 (選管確定)
当12,792(29.8%)長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長=フロンティア所属
当12,681(29.5%)熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027(28.0%)川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461(12.7%)大場 寿61共産新 党栗原市委長
柴田 定数2−候補4 (選管確定)
当9,624(26.7%)須藤 哲63民主新1(元)大河原町議
当9,571(26.6%)高橋 伸二40自民新1党県青年部役員
□9,090(25.2%)伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア
□7,739(21.5%)舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営
亘理 定数1−候補3 (選管確定)→●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当10,786(48.2%)渡辺 和喜65自民現6党県会長代理
□8,699(38.9%)森 俊博56無所属新 空手協県本部長
2,902(13.0%)高橋 由紀雄41無所属新 食料品販売業
黒川 定数2−候補3 (選管確定)→●●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
当11,911(40.1%)藤倉 知格52自民現5党県4区幹事長
当11,115(37.4%)中山 耕一50自民現2(元)富谷町職員
□6,695(22.5%)斉藤 きえ子56無所属新 (元)富谷町議
遠田 定数1−候補2 (選管確定)→●統一候補で撃破したい所・・
当12,060(54.0%)中村 功57自民=公明現4党県幹事長
□10,282(46.0%)佐々木 糸宏65社民現 党県代表代行
白石・刈田 定数2−無投票
○佐藤 詔雄63無所属現3白石商議所顧問=社民党県議団所属
○安藤 俊威49自民現4県建築士会顧問
名取 定数2−無投票→●●民主は誰か出せやヽ(`Д´)ノ
○佐々木 敏克58無所属現3県会会派会長=フロンティア
○小林 正一70自民現3党県総務会長
東松島 定数1−無投票
○渥美 巌59自民現4党矢本支部長
宮城 定数1−無投票
○安部 孝51自民現3(元)松島町議
加美 定数1−無投票
○皆川 章太郎54自民現3党県広報本部長
本吉 定数1−無投票
○高橋 長偉66自民現5(元)党県幹事長

6165とはずがたり:2007/04/27(金) 14:38:28
宮城県議選 検証・政党攻防(上)/堅調自民/知事との親密さ強調
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070410_04.htm

 8日投開票があった県議選は、自民党が前回(2003年)より7人多い30人が当選し、16年ぶりに議席を増やした。民主党も公認した9人全員が当選を決めた。政権を争う二大政党は、夏の参院選の前哨戦をどう戦い抜いたのか。激闘の選挙区の攻防を振り返る。(敬称略)

<地元意識を刺激>
 現新6人が4議席を争った大崎選挙区。「旧古川市から保守系県議の灯を消すな」。自民が推薦した無所属新人で元大崎市議の菊地恵一(48)は終盤、有権者の地元意識をくすぐる訴えに徹した。
 党県議から転出した大崎市長伊藤康志は、後継の菊地のてこ入れだけでなく、当選した中島源陽(44)、佐々木征治(63)の自民現職2陣営の集会にも満遍なく出席。保守票を徹底的に掘り起こす戦術に打って出た。
 伊藤は菊地の集会で「県と大崎市政をつなぐ人は彼だけ」と熱弁を振るった。現職の集会では「共産が大崎の一角を崩すかもしれない」と危機感をあおった。

<「どぶ板」を徹底>
 菊地陣営の攻勢に触発され、現職もフル回転。県内で唯一、自民系で3議席を獲得した選挙区が誕生した。
 黒川選挙区(定数2)は、民主推薦の無所属新人が3月上旬に参戦、無投票も視野に入っていた自民2陣営の戦闘意欲に火がついた。
 「新人は、何をしたいのか合点が行かない」。自民現職中山耕一(50)は4日夜の個人演説会で、むき出しの批判を展開した。結果は新人に4000票以上の差をつけ再選。もう一人の自民現職藤倉知格(52)と議席を独占した。
 自民党県連幹事長の中村功(57)は「保守系同士が競り合い、複数議席を取れる力は健在。普段から地域課題に取り組み、ネットワークを築く努力のたまもの」と評する。
 自身が遠田選挙区(定数1)で社民現職と一騎打ち。徹底したどぶ板選挙で選挙区内を駆け回った。「遠田を宮城で埋没した地域にさせたくない。村井嘉浩知事と協力して発展を続けていこう」。4選を決めた8日夜、涌谷町の事務所で支持者に宣言した。

<都市部で陰りも>
 中村に限らず選挙期間中は自民の各候補が、党県議から転出した知事との親密さを訴えた。
 「地方と都市の経済格差が開き続けており、知事や県政与党に地域振興を託すムードが高まっている」。無投票で5選を果たし、応援で県北一円を走り回った本吉選挙区の高橋長偉(66)は議席の大幅増を確信していた。
 一方、大都市仙台では自民の地力や知事の「神通力」に陰りも見えた。9人が立候補した青葉選挙区(定数7)。自民3人が最後の1議席を争う形になり、5選を狙った議長の相沢光哉(68)が辛くも滑り込んだ。
 相沢は「安倍(晋三)首相への非難が多く聞こえてきた。格差社会の是正が遅れ、国政に敏感に反応する都市住民対策を怠ると、民主党に足をすくわれる」と警戒する。

6166とはずがたり:2007/04/27(金) 14:38:48

宮城県議選 検証・政党攻防(下)/民主躍進/前面に党戦術が奏功
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070411_02.htm

<久々に競り勝つ>
 民主党が久々に、自民党に競り勝った。
 「政治の表舞台に再び送っていただき感謝している。粉骨砕身、地域のために頑張る」
 県議選が投開票された8日深夜。青葉選挙区(定数七)で初当選を決めた元仙台市議長の菅原敏秋(58)は、目を潤ませた。同選挙区は民主党が2議席を獲得し、自民党の1議席を上回った。
 もともと、自民党衆院議員愛知和男の秘書。2000年に市議を辞し、民主党代表の小沢一郎の門下に入る。参院選や県議補選に挑んできたが、落選続きだった。
 事務所で喜びを分かち合ったのは党県連代表の岡崎トミ子(参院議員)。「自民党政権への不満が民主党支持に結びついた」と胸を張る。
 菅原自身、昨春から約7000軒を回り地盤を固めた。選挙中は衆院議員の郡和子(比例東北)、参院議員の桜井充ら「民主の顔」が張り付いた。地域戦と空中戦がうまくかみあった。

<「公約集」武器に>
 「党への期待は強い。各陣営が一致して、党を前面に出すべきだ」
 菅原とともに青葉選挙区で当選した現職の遊佐美由紀(43)は3月30日夜、岡崎に進言した。選挙戦初日にもかかわらず、有権者の反応がすこぶる良かったというのだ。
 各陣営は「民主党候補」を鮮明にした。遊佐が軸となり策定したローカル・マニフェストも、自民党との違いを際立たせる有効な武器になった。
 遊佐の感覚は終盤、確信に変わる。「格差是正を訴えると、サラリーマンが足を止め聞き入ってくれた。手を振ってくれる人も多い。行ける」
 仙台市の5選挙区の公認5人は全員当選。市議の公認9人もすべて議席を勝ち取った。

<面の拡大が課題>
 「尊い日本人の心を養った古里が切り捨てられている。地方があるから日本がある。政治の流れを変えないといけない」
 3月20日。大河原町のえずこホールは熱気に包まれた。ステージに立ったのは、衆院議員で党最高顧問の渡部恒三だ。約700人が「黄門節」を喜んだ。
 民主新人の須藤哲(63)を応援する集会を仕組んだのは、元衆院議員の橋本清仁。次期衆院選で自民党現職の西村明宏(3区)と激突する。
 陣営が採ったのは、党代表小沢の戦術を連想させる、徹底した「どぶ板戦」だった。
 須藤の後援会は大河原町を固め、橋本後援会が柴田町を担当。橋本を支持する建設業者が村田町、そして連合宮城が労組票―といった具合に、幾重にも組織票が積み上がった。小差だがトップ当選し、県南初の党県議が誕生した。
 民主党はかつて、衆院6選挙区のうち、最大で4議席を誇った。統一選での躍進は「王国復活」の予兆なのか。
 岡崎は「党への支持は仙台市を中心とする点でしかない。県全体の面に広げることが必要だ」と分析している。
(敬称略)

6167名無しさん:2007/04/27(金) 14:39:36
当選の県議逮捕。次点の民主系候補は法定得票に20票弱足りず、繰り上げはなし。
http://www.keitarou.info/2007/04/post_158.html

4選の埼玉・自民党県議、買収容疑で逮捕…運動員に現金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070426i316.htm

 埼玉県警捜査2課と東入間署は26日、埼玉県議選・西5区(旧上福岡市、定数1)で
4選を果たした自民党県議の近藤善則容疑者(48)(ふじみ野市中ノ島)を公職選挙法
違反(事前運動、現金買収)容疑で逮捕した。

 調べによると、近藤容疑者は告示前の今年1月中旬、自宅に集めた運動員5人に、現金計
二十数万円を渡して票のとりまとめなどを依頼した疑い。また、同じころ、別の運動員1人に
現金Z数万円を渡すことを申し出た疑い。調べに対し、「買収の意図はなかった」と話している
という。

 近藤容疑者は2004年3月から1年間、県議会副議長を務めた。今回、西5区には3人が
立候補し、近藤容疑者は次点候補の倍以上の得票で当選した。
(2007年4月27日1時52分 読売新聞)

6168とはずがたり:2007/04/27(金) 14:57:22
とうほく県議選 戦いの断面(1)“新人群”/目立つ世襲や元首長
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_13.htm

 東北6県議選は、30日の告示まで1カ月を切った。河北新報社のまとめでは、113選挙区(総定数304)に、計425人が立候補を予定する。市町村合併による選挙区の大幅な再編が戦いの様相を一変させ、新人出馬の動向にも影を落とす。夏の参院選をにらむ政党は、手綱を取る手に力がこもる。県政を舞台にした4年に一度の政治決戦。各地で前哨戦の断面を探った。

<合併が禅譲促す>
 父親の地盤を引き継ぎ、秋田市選挙区(定数13)からの立候補する保守系新人(27)は、後援会用パンフレットに「継承」の文字を大きく刷り込んだ。「世襲」の響きを避けるかのように、父親の言葉、本人のあいさつ文でも「継承、継承」を繰り返す。

 “4代目”と言われる新人の家系は、秋田市議を務めた曾祖父から父親まで3代続く議員一家。代々守ってきた地盤は、選挙戦を優位に進めるための土台であることは間違いない。世襲批判を気にかけながらも「父親の背中を見て育った。その環境が立候補の決断に大きく影響した」と語る。

 秋田県では今回の改選を前に、現職45人(欠員3)中、9人が引退。うち3人が秋田市区と北秋田市・北秋田郡区(定数2)で息子を擁立した。今期在職中に他界した県議の長女も父の地盤を継ぎ大仙市・仙北郡区(5)から名乗りを上げた。身内が当然のように県議のいすを目指す。

 各県の世襲新人候補数などは表の通り。決して秋田に限った現象でないことが分かる。

 県内のある新人後援会幹部(62)は、市町村合併で選挙区域や定数が大きく変わり、現職が従来通りの戦いをしづらくなった点を挙げる。「禅譲するにはちょうどよいタイミング。築き上げた地域票と後援会、集金力をフル回転させれば新人でも難しい選挙じゃない」と背景を説明する。

<後援組織は健在>
 こうした事情は、もう一つの“新人群”にも当てはまる。合併で失職した首長らだ。秋田では市町村数が69から25まで激減したが、消えた県内旧町には今も首長の後援会組織が残る。それをバックに、岩城、太田、西仙北、比内、森吉の元町長5人が、地元の選挙区から参戦する。

 系列の元首長を数多く抱える国会議員の地元秘書はこう解説する。「町長らの後援会を生かすとしたら、組織の規模や地位からみて県議になるのが手っ取り早い。後援会にとっても『先生』を抱えられるメリットがあるからね」

 地盤、看板、カバンの色濃い選挙が展開されようとしている。

<地道に政策訴え>
 地盤がなくても県政界に果敢に挑む新人もいる。青森県の三沢市選挙区(1)。民主公認で出馬を予定しているこの新人(52)は、現職の米軍三沢基地職員。政治経験はゼロだ。

 「民主主義の基本はやはり選挙」と昨年、民主党の候補者公募に応募、ボランティアなど地道な地域活動を評価され、選ばれた。

 周辺町村と合併しなかった三沢市は今回、選挙区域も1市単独で不変。出馬表明した昨年12月までに、立候補の構えを見せていたのは現職1人だけだった。「前回と同じ無投票になりかねない。有権者に選択肢を提供したいという思いがあった」と語る。

 同区はその後、現職の引退表明を受け、別の新人3人も出馬を表明。一転、混戦になっている。

 知人のつてを頼りながらのあいさつ回りや、昼休み時間を利用した街頭演説などで、地域のしがらみのない戦いを続ける民主新人。「反応は思ったより悪くない。(戦いの)やりにくさは気にしていないですよ」と言い切る。

6169とはずがたり:2007/04/27(金) 15:02:25
東田川郡 定数1−候補2 (選管確定)→残念である。。
当10,340田沢 伸一57自民現3党県議対委員長=加藤紘一支援・立川町
□8,922吉泉 秀男58無所属=連合現 県会議運副委長・余目町

安達郡 定数2−候補3 (選管確定)
当13,059鴫原 吉之助59自民現4農業
当10,894佐藤 政隆53民主新1(元)本宮市議
□8,806矢島 義謙58無所属新 (元)本宮市議
二本松市 定数1−無投票
当本田 朋32民主=県民連合現2党県青年局長

次回は二本松市(定数2)→本田(民)・鴫原(自)・本宮市(定数1)→佐藤(民)・矢島(自?)の争いの構図となるか?

とうほく県議選 戦いの断面(2)合併の波紋<上>/区割り変更、現職激突
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_14.htm

<定数3から1に>
 平成の大合併で東北の市町村数は、400から231まで減った。合併特例を適用し従来の定数、選挙区のままで戦う福島以外の各県は、合区や分離、組み替えなど選挙区再編が著しい。

 山形県で唯一、合併が進んだ庄内地方。14市町村が5市町となり、中でも東田川郡区は枠組みが大きく変わった。鶴岡市と合併した旧4町村が鶴岡市区(定数5)に組み込まれ、構成自治体は2町に。定数も3から1に減り、これまで共存してきた現職2人が激突し、一騎打ちの戦いを強いられている。
 選挙区は旧余目、旧立川両町が合併した庄内町と三川町。2人とも庄内町が地元だが、4期目を狙う無所属現職(58)は旧余目町、3期目を目指す自民現職(57)は旧立川町出身と、地盤は異なる。
 「相手は経歴からみてサラブレッドだが、こちらは農耕馬。一人一人訪ね歩き、意見を聴いて回るしか勝つ道はない」。2月下旬、無所属現職は地元で開いた後援会の役員会で自らを鼓舞した。
 対する自民現職の地盤の旧立川町は、人口が旧余目町の3分の1。大票田・余目での集票が明暗を分けるとして、草刈り場の三川町とともに旧余目町内へ攻勢を強める。陣営は「旧余目の町民が同じ庄内町ということで、地元の候補と思ってくれるかどうかが鍵」とみる。
 合併して一つの町になったものの、有権者の「旧町」へのこだわりがどれほどなのか、両陣営とも測りかねている。

<自民が不戦敗か>
 県議選を合併前の区割りで実施する福島県。区割りの変更による“激変”は4年後に持ち越されたが、次回をにらんだ政党、議員らの思惑は、今回の選挙構図にも確実に影を落としている。
 合併前の旧市が区域の二本松市区(定数1)では、自民党が不戦敗の危機を迎える。2005年の補欠選挙で民主党に奪われた議席の奪還を目指すが、いまだに候補者を立てられない。
 4年後は合併相手の安達、岩代、東和の旧3町を加え、定数2となる見通しだが、自民党は旧3町を地盤とする現職(安達郡区選出)を抱えている。
 「自民・民主が議席を分け合う形が予想され、今回当選できても次回は自民同士のつぶし合いになる。それを敬遠しているんだ」と、地元の自民党支部役員はあきらめ顔で話す。

<4年後をにらむ>
 合併特例の適用は、最大会派の自民党が05年の県議会で他会派の反対を押し切って決めた経緯がある。旧来の地盤を生かすことができて、現職有利とされるが、その現職らも4年後の新しい区割りを意識しながら、地盤固めに走ることになる。もちろん、新人にとって出やすい環境とは言えない。

 これまでに選挙戦が確実になった選挙区は23のうち12にとどまり、前回の13を下回る。合併による激変緩和策が、低調な選挙戦を招きかねない気配だ。

6170とはずがたり:2007/04/27(金) 15:03:59

大仙市・仙北郡 定数5−候補10 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,120(14.1%)原 幸子36無所属新1(元)社福団体職員
当9,249(12.9%)大野 忠右ェ門69自民現4(元)党県総務会長
当8,971(12.5%)佐々木 長秀58社民現7党県副代表
当8,801(12.2%)樽川 隆65無所属元2(元)千畑町会議長・みらい21へ
当8,076(11.2%)小松 隆明59自民新1(元)西仙北町長
□7,762(10.8%)渡部 英治57無所属現 (元)大曲市議・みらい21所属
□7,506(10.4%)石塚 柏59自民新 (元)大仙市議
□7,422(10.3%)高貝 久遠60自民新 (元)太田町長
□3,628(5.0%)泉 美和子52共産新 (元)美郷町議
369(0.5%)鈴木 隆太郎54無所属新 (元)大仙市議

とうほく県議選 戦いの断面(3)合併の波紋<下>/地域への浸透険しく
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_15.htm

<しこり引きずる>
 市町村合併のしこりを引きずったまま、県議選になだれ込んでいる選挙区がある。

 青森市区(定数10)。青森市と旧浪岡町は、浪岡側の激しい反対運動や合併の可否を問う住民投票などの末、2005年4月に合併した。この結果、青森市区は旧南津軽郡区の一部だった同町をエリアに含め、定数も一増した。
 浪岡地区では今も合併への不満がくすぶっている。旧浪岡町の最後の町長を務めた無所属新人(62)が、その声を背に立候補を予定する。「合併問題は終わっていない。将来に向け『分町』の道をつなげたい」。元町長は、今回の選挙戦をこう位置づけるが、当選への道は険しそうだ。
 有権者数は、旧青森市約25万人に対し、旧浪岡町はわずか約1万7000人。県議選を占う昨年10月の青森市議選(41)では、浪岡地区からの当選者はわずか2人で、「分町派」はゼロだった。
 県議選には浪岡地区からもう一人、自民現職(69)が出馬する。陣営は地元意識に訴えるが、1万票とも言われる当選ラインをクリアするには、青森市からも相当数の得票が必要になる。厳しい戦いはこちらも同じだ。
 「合併に関する旧青森市民の関心は薄い。“合併問題”だけで票は取れないだろうね」(青森市区選出の現職県議)との指摘もある。

<大激戦区に一変>
 秋田県内陸部の旧仙北郡13町村。前回まで全郡1区(定数5)で戦った広域区だった。このうち、3町村の合併で誕生した仙北市が単独区(1)に移行。7町村が旧大曲市と合併し誕生させた大仙市、残る3町村の合併による美郷町は1市1町で大仙・仙北郡区(5)を構成する。
 この複雑な組み替えの結果、選挙区事情は一変した。とりわけ、大仙・仙北郡区は、10人が出馬を予定する大激戦区に。旧大曲市区(2)は前回、前々回と無投票が続いていただけに、地盤の予定者らは戦々恐々だ。
 旧大曲市議出身の無所属現職(57)は、旧仙北郡に有力な支持基盤を持たない。「おひざ元をしっかり固めることがまずは先決」と、旧市中心部に前回より大きな選挙事務所を構え、地元重視で戦い抜く姿勢だ。
 旧大曲市地域は有権者の3分の1が集中する大票田。他陣営も浸透を図ろうと躍起だ。ただ、現職も新人も地盤の旧市町村以外での知名度はいまひとつで、前哨戦は旧来通り地域対抗の様相を呈す。

<有権者数が激減>
 一方、全市1区で独立した形の仙北市区は、前回(旧仙北郡区)と比べ有権者数は3分の1以下、選挙区域も半分ほどとなり、立候補表明はいまだ1人だけだ。
 無所属現職(46)は「今度の選挙は、地域へより深く入り込まないと」と、支援組織を市内10地区に発足させ引き締めにかかるが、かつて争ったライバルらは定数の多い大仙・仙北郡区から出馬する見込み。対戦相手の登場を待つ展開で、楽勝ムードさえ漂っている。

6171とはずがたり:2007/04/27(金) 15:06:34
奥州 定数5−候補10 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,124(16.3%)渡辺 幸貫60民主現4農業
当10,975(12.7%)郷右近 浩42民主新1和菓子店店員
当10,300(11.9%)及川 幸子60民主現3県会常任委長
当10,187(11.8%)新居田 弘文65民主現2金網会社顧問
当7,753(9.0%)亀卦川 富夫66政和現2貸衣装会社役員
□7,609(8.8%)佐藤 力男57無所属=自民・公明元 不動産会社社長
□6,749(7.8%)高橋 重一60無所属=[公明]新 農業
□6,570(7.6%)安倍 水敏49民主新 農業
□6,156(7.1%)渡辺 正信61共産新 農業
□6,023(7.0%)千葉 正幸66無所属新 (元)金ヶ崎町議

とうほく県議選 戦いの断面(4完)党勢拡大/知事の力に思惑交錯
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_16.htm
<定数と同じ公認>
 「それほど無理したというたぐいの話ではない。互いが(当選に向けて)努力するのは当然だ」
 先月半ば、盛岡市内で会見した民主党の小沢一郎代表は、岩手県議選の候補者擁立について、淡々と語った。
 民主の公認・推薦候補は、総定数48の6割を超す31人。中でも小沢代表の地元、奥州選挙区には定数と同じ5人を公認した。無所属を含めた立候補予定者は10人に上り、大激戦の様相だ。
 岩手では、同時に行われる知事選、夏の参院選、衆院岩手1区補選と、長い戦いが続く。県議選での党勢拡大は、地域活動を重視する小沢流戦略の土台となる。
 とはいえ、異例の「5人擁立」の衝撃はあまりに大きく、党内外で波紋を広げている。「民主同士が競い合うと、われわれがはじき飛ばされる」という無所属組らの警戒感は当然としても、当の民主陣営からも困惑の声が漏れだしている。
 「5人そろっての当選はどだい無理」「選挙区が広がり、地元をまとめるだけでは勝てない」と、共倒れを危惧(きぐ)する本音は生々しく響く。民主が党代表のおひざ元の面目を保てるかどうか。厳しい戦いが待ち受けている。

<県政与党が売り>
 民主党参院議員だった佐藤雄平知事が就任して3カ月がたった福島県。ここでも、民主が前回を8人上回る12人の公認を決めるなど、新知事を推した非自民勢力の攻勢が目立つ。
 民主党と社民党、無所属議員でつくる第二会派の県民連合は、計23人を推薦。自民党の公認は予定を含め前回より5人少ない36人で、選挙結果次第で議会の勢力図が大きく変わる可能性をはらむ。
 県内有数の激戦区・福島市区(定数8)で民主は3人を公認した。党支部幹部は「今が党勢拡大の好機。4年後は自民も体制を立て直してくる」と意気込む。
 3人目の民主候補として名乗りを上げた新人(37)は無党派層を意識した戦いぶりだが、「県政与党」の立場も売りだ。
 後援会のリーフレットには佐藤知事と語らう写真が載る。県庁前でのつじ立ちでは、佐藤知事が「頑張れよ」と公用車の車内から声を掛ける。同市区での県民連合系は4人。「知事という核ができ、本当に助かっている」と関係者は説明する。

<双方にメリット>
 6月に知事選が控える青森県でも知事が、党勢拡大を目指す政党の思惑と絡む。総定数48に対し29人を擁立する第一会派・自民党は、知事選では再選を目指す現職の三村申吾知事を推薦。知事は、現職を中心に出席要請のあった県議の事務所開きなどに小まめに顔を出している。
 若手の立候補予定者らは「知事が来れば場が盛り上がる」と話し、主婦層に人気があるとされる知事の力を利用しようとの意図もうかがえる。
 半面、「知事の方にメリットがある。県議選を通じて知事選(の運動)をやっている」と、冷ややかに見るベテラン県議も。
 一方の民主党は、知事選対立候補の選定が遅れている。現職県議らは「県連内が一枚岩でないような印象を持たれては困る」と、自分の選挙に影響が出るのを懸念している。

6172片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 15:06:51
以前にもブンレッティした人がまたブンレッティ

札幌市議会:自民会派2人離脱、第1党は民主会派に /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070426ddlk01010138000c.html

 札幌市議会最大の自民党会派に所属する佐藤美智夫氏と宮本吉人氏の2人が、会派離脱届を提出していたことが25日分かった。2人は宮本氏を会長に会派「自民維新の会」の結成届を同日、同議会事務局に提出した。この結果、来月2日から始まる新たな任期で自民勢力は21人となり、22人の民主党会派より少なくなって第2党に転落する。

 関係者によると、2人の離脱の背景には、市議改選後に行われた会派人事と議長人事に対して不満があったという。自民党は離党していない。自民党会派の高橋忠明会長は「党規委員会に諮り、処遇を決める。市議選に党公認で当選しているのだから、(党除名も含めて)厳しく対処せざるを得ない」と話している。

 自民は次期議長候補として三上洋右氏、民主は副議長候補に畑瀬幸二氏を決めているが、勢力逆転で正副議長候補も入れ替わる。【去石信一】

毎日新聞 2007年4月26日

6173とはずがたり:2007/04/27(金) 15:08:21
>>6171-6172

盛岡 定数10−候補13 (選管確定)→社民2議席成らずまた民主も下位2名共倒れ
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,284(10.7%)及川 敦39無所属元2塾講師
当12,868(9.0%)高橋 比奈子49自民現2アナウンサー
当12,841(9.0%)小野寺 好54公明現4党県代表
当12,599(8.8%)佐々木 博55民主現3不動産会社役員
当12,042(8.4%)三浦 陽子55民主現2歯科医師
当11,803(8.2%)吉田 洋治63諸派元6(元)県会副議長
当11,573(8.1%)樋下 正信52自民現3建設会社会長
当11,447(8.0%)斉藤 信56共産現4党県副委員長
当11,210(7.8%)小西 和子54社民新1岩教組役員
当10,058(7.0%)高橋 雪文36自民現2NPO法人顧問
□8,601(6.0%)伊沢 昌弘59社民現 党県幹事長
□8,147(5.7%)高橋 金兵衛60民主新 米穀販売店経営・前回自民公認落選
□4,968(3.5%)高橋 貞勝40民主新 党支部参与

花巻 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,635(24.3%)高橋 博之32無所属現2(元)衆院議員秘書・政和会系
当9,732(16.1%)木村 幸弘47社民新1党支部幹事長
当9,517(15.8%)佐々木 順一55民主現3農業
当9,284(15.4%)小田島 峰雄56民主現2土改区理事長
□8,646(14.3%)戸田 努51自民新 不動産会社役員
□8,450(14.0%)木戸口 英司43民主現 (元)衆院議員秘書(小沢一郎)

大船渡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当13,581(50.4%)田村 誠58諸派現3県民社協会会長・政和会・連合推薦
□13,356(49.6%)渕上 清48民主新 板金会社社長

陸前高田 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,311(50.9%)菅原 一敏62民主新1(元)市助役
□9,938(49.1%)佐々木 茂光49無所属新 (元)陸前高田市議

連動'07参院選へ 統一選前半戦終了(中)/民主王国の明暗/快勝の陰で地殻変動
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/1737

<自民に手応え>
 全県選挙の知事選の陰で、細かい支持の流れが読める県議選の結果を冷静に見詰める向きもある。「民主地盤に地殻変動が起きている。慌てている県連関係者もいるはずだ」と沿岸部の自民系市議は言う。
 県議選の大船渡(1)は、参院比例候補となった現職に代わって出馬した新人が諸派の現職に敗れた。隣の陸前高田(1)は新人が無所属新人に勝ったものの、373票差の辛勝だった。
 花巻(4)では元小沢代表秘書の現職が落選した。県都の盛岡(10)では、自民の公認候補3人がそろって当選したのに対し、民主は擁立した4人の半分、2議席しか確保できなかった。
 盛岡は、新知事になった達増氏が4期連続で当選してきた衆院岩手1区の民主地盤。岩手1区は、達増氏の知事選転出に伴って参院選と同日選で補選が行われる。
 自民は民主に先行する形で、玉沢徳一郎県連会長の長男正徳氏(35)の擁立を決めた。「県議選の結果はプラスに働く。衆院補選はいい戦いになるよ」。自民県連幹部がほくそ笑む。

6174とはずがたり:2007/04/27(金) 15:08:54
>>6171-6173

県議選―激戦区を行く(上)上北(青森)/奥州(岩手)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070403_04.htm

 東北6県の県議選は後半戦を迎え、舌戦に拍車が掛かってきた。市町村合併による選挙区再編や定数減などで、これまでと変わった戦いを余儀なくされたり、夏の参院選を控え、政党色を出し、自民党と、民主党など野党の攻防が激しく繰り広げられたりと、8日の投開票日が近づくにつれて、ボルテージが上がっている。候補者がしのぎを削る、各県の激戦区を歩いてみた。(敬称略)

◎上北(青森)/地盤重複必死の4氏

 告示日の3月30日朝、東北町役場で抽選を終えた各陣営は一斉にポスター張りに向かった。掲示板の上段には、くしくも東北町から立つ4人の顔が並んだ。
 定数4の上北郡(7町村)は前回の無投票から一転、自民新人の蛯沢正勝(59)=東北町=、工藤慎康(37)=七戸町=らの出馬で7人の大混戦に。有権者1万7000人ながら、候補4人を抱える中部の東北町はその象徴。4選を目指す民主現職の斗賀寿一(62)の出陣式に臨んだ町議は「まるで町議選だ」と皮肉った。
 斗賀と同じ、旧上北町と合併前の旧東北町が地盤の蛯沢は、告示前の決起集会を斗賀と同時刻にぶつけるなど対抗心むき出し。「あくまで自民支持」と地元の竹内亮一東北町長も蛯沢支持を表明。旧上北町議の吉田豊(48)が再挑戦し、旧東北町から社民が12年ぶりに新人の北山明(57)を擁立したことで、斗賀陣営は「社民票の減票は必至で厳しい戦い」と危機感を隠さない。
 支持が大きく割れるのは候補乱立の東北町に限らない。候補不在の隣の六ケ所村も同様だ。自民現職で北部の野辺地町を地盤とする中谷純逸(57)支援の村議が多いが、三村申吾知事の実父で南部おいらせ町の三村輝文(76)、斗賀、工藤、蛯沢と支持はモザイク状態だ。
 核燃関連で建設業者が多く、候補別の系列化が進んだのが理由。斗賀を推す村議の1人は「村内は草刈り場。どこかの独り勝ちはない」とみる。
 1万票ともいわれる当選ラインには他町村での上積みが不可欠だが、「最後は地元」との認識はどこも同じ。斗賀の選対幹部が希望含みでこう漏らした。「町内の投票率は90%はないと…」

◎奥州(岩手)/民主独占狙いで混迷
 「堂々と批判が言える地域にしたい。地元の声をきちんと伝えられる政治家が必要だ」。自民、公明両党の推薦を受けて、奥州選挙区に立候補した無所属元議員の佐藤力男(57)は3月30日、市内で行った第一声で民主王国の現状を批判した。
 立候補者は定数5に対して10人。民主党が5人を公認し、小沢一郎代表の地元で、議席独占を目指す戦略に出たことで県内一の激戦になった。
 自民は反小沢票の掘り起こしに懸命だ。佐藤の第一声に駆け付けた支部関係者は「民主王国の中心地で勝利し、国政と地域のねじれを修復させたい」と呼び掛けた。
 危機感は民主候補の間にも強くある。3選を目指す及川幸子(60)の出陣式。陣営からは「今回の選挙はこれまでとは違う」「あきらめたら負け」と厳しい言葉が続いた。
 及川は第一声で「元気いっぱいに頑張っていく」と、明るくマイクを握ったが、選対幹部は「緊迫感を持ったままでは選挙戦を乗りきれないと判断した」と声を潜めた。
 及川と同じ水沢区を地盤にする新人の郷右近浩(42)も危機感を必死にあおる。小沢後援会の票を2人で分け合う方針が奏功するかは微妙。陣営幹部は30日夜の個人演説会で「誰が落ちても不思議はない」と強調した。
 民主内での争いが鮮明になれば、他陣営は埋没する恐れもある。再選を目指す諸派(岩手政和会)の亀卦川富夫(66)は「党利党略が地方を支配しては駄目だ」と、独自の立場を訴えている。
 当選ラインは1万票前後とみられ、1人が飛び抜ければさらに下がる。「5人に潜り込める可能性は十分にある」とある陣営はほくそ笑む。

6175とはずがたり:2007/04/27(金) 15:09:46

県議選―激戦区を行く(中)由利本荘(秋田)/泉(宮城)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070404_01.htm

◎由利本荘(秋田)/最大の敵広大な面積

 「広大だ」「6倍か」―。由利本荘市区(定数4)の選挙事務所では、スケールの大きさを表す言葉が飛び交い、選対幹部は厚さが3センチはあるA4判の選挙資料や住宅地図をめくり、選挙カー日程を調整する。勝手が違う選挙戦に、深いため息をつくこともしばしばだ。
 本荘市と、同市を「コ」の字型で囲む由利郡7町の合併で誕生した由利本荘市の面積は約1200平方キロ。自治体では県内一で、沖縄本島1島分に相当する。旧本荘市区選出の候補者にとっては、選挙区が一気に6.4倍に広がった。
 このエリアを回る選挙カーは計5台。すれ違うことはめったにない。「静かな激戦区」と表現したある陣営幹部は、「1人だけ苦杯をなめる熾烈(しれつ)な選挙戦で、各方面の動きが読みにくいだけに重圧は大きい」と話す。
 “防衛戦”に挑む旧市選出の小田美恵子(60)と三浦英一(51)、南部の旧矢島町が地盤の佐藤健一郎(55)の現職3人の中だけでも、政党、出身地、旧選挙区の3点でそれぞれ重なりが生じている。新人だが、2005年10月の市議選でトップ当選し、北部が拠点の加藤鉱一(58)、地域おこし活動を通して幅広い人脈を持ち、東部を押さえる佐々木三知夫(61)も集票力はある。
 旧市町に“拠点”を開設するなどして懸命に遊説を繰り広げるが、ある候補は「特に他陣地では車内から『お願い』するだけで精いっぱいだ」と限界感も明かす。
 同市は衆院議員を9期務めた村岡兼造元官房長官のおひざ元。05年9月の衆院選に無所属で出馬し落選したが、3月に自民党に復党した二男敏英氏(46)の動きを巡ってけん制し合う水面下の争いも激しくなっている。

◎泉(宮城)/保守票奪い合い過熱
 自民、民主の現職対決に、公明の新人が参戦。7陣営が競り合う。
 自民現職の外崎浩子(46)は3月30日、仙台市泉区の地下鉄駅前で第一声を上げた。「わたしの真価が問われる戦いだ」
 並んで立つのは、自民党衆院議員の秋葉賢也(宮城2区)。2005年に県議から国政に転身。外崎は補選で当選した「後継」に当たる。
 「先生の名に恥じぬよう頑張る」。外崎は最敬礼を忘れない。秋葉は前回、2万2000票を獲得。「秋葉票」の動向が優劣に直結するためだ。
 「勝負は小差で決まる。一票一票を重ねてほしい」。3月23日、公明新人伊藤和博(47)の集会で訴えたのは党代表の太田昭宏。党の威信が懸かる「超重点区」を印象づけた。支持団体の創価学会を軸とした攻勢は保守票を掘り起こす。
 秋葉も敏感に反応する。告示日は伊藤の事務所にも出向き、「(衆院選で支えられた)ご恩を返したい」と叫んだ。外崎、伊藤の競り合いは、保守票の争奪戦だ。
 もう1人の自民現職今野隆吉(67)は危機感を強める。地域戦のベテランは住宅地に入り、集会をこなし票の流出を防ぐ。
 無所属現職の小野隆(63)も連日、ミニ集会をこなす。仙台市議時代からの人脈を生かし、古くからの商店街に浸透する。
 対する民主党。現職の菅原実(58)は支持労組の引き締めに躍起だ。党参院議員大石正光(比例東北)らが応援に入り、街頭での訴えを増やす。
 民主が支持する無所属新人の佐藤豊(54)は、前宮城県知事・浅野史郎の福祉政策後継者を名乗る。各陣営は「無党派の血脈」を警戒する。
 共産新人の五島平(56)は党勢拡大を図る。
(敬称略)

<立候補者>
 【由利本荘】(4―5)
小田美恵子  60 党県役員   自現(2)
佐藤健一郎  55 会社役員   自現(4)
加藤鉱一   58 元岩城町長  無新
三浦英一   51 学習塾経営  無現(1)(民・社推)
佐々木三知夫 61 農業法人役員 無新

 【泉】(5―7)>>6159

6176とはずがたり:2007/04/27(金) 15:10:10

県議選―激戦区を行く(下)山形(山形)/福島(福島)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070405_02.htm
◎山形(山形)/「2世効果」どう作用

 「最高の親孝行は、最高得票を取ること。父を超える票を集めたい」
 3月30日朝、小雨の降る山形市内。無所属新人の吉村和武(34)陣営の出陣式は、張り詰めた空気が漂った。マイクを握る吉村の脇には父の遺影。300人を超す支持者の視線を集めた。
 父・和夫は1971年以来、県議選に通算6回当選。一方で、山形市長選にも4度挑み、悲願のいすをつかんだ3年半後の2003年、帰らぬ人となった。市内全域に後援会を張り巡らせ、県議選では、当選者2人分の約2万4000票を集めたこともある。
 「久しぶりの選挙に支持者は張り切っている。ブランクはあっても吉村票は健在だ」と陣営幹部は強気な姿勢を見せる。
 「キーマンは吉村」。告示前、多くの陣営が口をそろえた。選挙戦が終盤に入り、そこに、もう1人の「2世」が割り込んできた。
 引退する当選7回の県議大内孝一(77)の長女理加(44)=無所属=。市北部の父の地盤を引き継ぐ。孝一は「自分の選挙以上に足を棒にして歩いている」と、はやる気持ちを隠さない。ポスターや看板はピンクで統一。女性票と浮動票の受け皿を狙う。

 迎え撃つ現職陣営の危機感は強い。
 前回トップ当選の公明現職寒河江政好(60)は告示前から党幹部を続々投入、組織の引き締めを図った。前回8位の現職沢渡和郎(64)は2日夜、市内3カ所の個人演説会場に斎藤弘知事を招き、県とのパイプを強調した。
 落ちる候補は1人。「2世効果」が、終盤戦にどう作用してくるのか、各陣営とも読みあぐねている。

◎福島(福島)/指定席獲得区が一変

 3月24日、民主党幹事長の鳩山由紀夫がJR福島駅前の街頭に立ち、隣には県議選の公認候補3人が並んだ。鳩山は、公認候補を立てる参院福島選挙区補欠選挙より先に県議選に触れ「新知事のため県議会に3人を送り出そう」と訴えた。
 昨年11月、民主出身の佐藤雄平が知事に就き、民主、社民両党の県議らでつくる第2会派、県民連合が少数与党となった。県民連合は今回、過去最多の25人を推薦、勢力拡大を図る。中でも福島市の推薦候補は社民現職を加えた4人で自民公認と同数。与党の攻勢を象徴する選挙区だ。
 県民連合のうち台風の目とされるのが新人石原信市郎(40)。父が元衆院議員で、衆院選にも2度挑戦した知名度から「労組系の現職ともすみ分けが可能」と言われるが、他陣営には支持基盤が浸食される懸念も強い。石原の選対関係者は「労組に触れるな、とくぎを刺される。自民より身内から敵視されている」と嘆く。

 身内同士でも激化する票の争奪戦。自民では、新人の渡辺あゆ美(35)の出馬が波紋を広げた。
 「わたしもできる限りのことをして、市民のために働く県議をつくりたい」。告示日の30日。福島1区の衆院議員亀岡偉民が渡辺の第一声に駆け付け、自身の熱心な支持者でもある渡辺への全面支援を約束した。
 渡辺の地盤は福島市南部で、3期目を目指す現職高橋信一(57)と重なる。
 「自民党はなぜこんな選挙をさせるのか」。渡辺の事務所から約500メートル離れた高橋の事務所で開かれた出陣式で、ベテラン市議が声を荒らげた。
 「地域と労組による秩序立った指定席獲得区」と評され、1995年には無投票も経験した選挙区の様相が一変している。(敬称略)

<立候補者>
 【山 形】(9−10)
金沢 忠一 56 元団体職員  自現(2)
広谷五郎左エ門 56 農業   社現(3)
沢渡 和郎 64 会社役員   自現(2)
大内 理加 44 主婦     無新 
奥山 誠治 47 会社役員   無現(1)
吉村 和武 34 団体役員   無新 
寒河江政好 60 党県代表   公現(3)
渡辺ゆり子 54 政党役員   共新 
高橋 啓介 54 団体役員   社新 
今井 栄喜 65 県議会議長  自現(4)

 【福 島】(8−12)
佐々木慶子 64 元中学教諭  無新 
加藤 雅美 57 党県幹事長  社現(3)
甚野源次郎 60 党県代表   公現(3)
高橋 信一 57 農業     自現(2)
西山 尚利 42 元衆議員秘書 自現(1)
高橋 秀樹 41 党県副幹事長 民現(1)
大場 秀樹 37 NPO理事長 民新 
望木 昌彦 70 学校法人役員 無現(7)
藤川 淑子 49 党県委員   共新 
石原信市郎 40 団体職員   民新 
渡辺あゆ美 35 会社役員   自新 
桜田 葉子 49 短大助教授  自現(1)

6177やおよろず:2007/04/27(金) 15:18:51
>>6146 >>6163

 桜井・鎌田・菅間・菊池と、人材は揃ってると思ううので、あとは使い方次第。
 この前の談義でも主張しましたが、岡崎あたりが党の中枢にいることが、党勢拡大を妨げていると思います。

6178とはずがたり:2007/04/27(金) 15:26:02
>>6177
ほんとこういった人材をどう使うかですねぇ〜。
社民の力も一定数あるので岡崎とかが居るのは悪くないとは思うんですけど,まともな司令塔が岡崎とは別にちゃんといてしっかりと戦略を組み立てて欲しい所です。大石氏とかですかねぇ?
鎌田も保守系とはいえリベラルだし,今野も労組と近いと云う事で改革保守と社民リベラル勢力の結集をして嘗ての民主王国復活と行きたい所です。

6179やおよろず@宮城県議選:2007/04/27(金) 15:38:21
>>6164

 宮城の特徴は、仙台市郊外で自民党が圧倒的に強い。
 塩釜・多賀城・宮城・黒川・あたりは、自民の金城湯池。
 仙台都心では、自民が強いということもない。

>遠田 定数1−候補2 (選管確定)→●統一候補で撃破したい所・・
>当 12,060(54.0%) 中村 功 57 自民=公明 現 4 党県幹事長
>□ 10,282(46.0%) 佐々木 糸宏 65 社民 現 党県代表代行

 国鉄小牛田駅も今は昔
 属人的要素なしに、この地域で勝利するのは至難の業かと思われます。

6180やおよろず@四分五裂な非自民勢力:2007/04/27(金) 15:48:48
>>6178

 岡崎=社民勢力というのも、実は少し違うんです。
 岡崎が、旧民主党に発起人みたいな形で参加したことが、自体をややこしくしている面があるんです。

 まず、自社・新進とは独立に、民主党勢力が形成(岡崎・日野・安住ら)
 自社が分裂し(もともと宮城での結びつきは薄いと思われ)、社民が非自民勢力となる。
 新進も分裂、公明・民社・愛知ら保守系が分立。
 公明・愛知が自民に回帰する中で、いろんな事情で難民化した保守勢力・民社が、それぞれ非自民勢力となる。

 ということで、非自民勢力は民主・社民・民社・保守系とあるわけです。 
 それぞれが、局面ごとに合従連衡するという形になっています。
 利害退位率がある中で党をまとめるのは大変ですが、安住の手腕に期待したいところです。
 (安住は唯我独尊な所があって、こういうのには向かないという新聞記者の話を又聞きしたことがありますが・・)

6181とはずがたり:2007/04/27(金) 16:05:12
解説感謝です。

>>6179
そっか遠田に社民が居たのは鳥栖で社民現職がいるのと同じなんですな。
釜・多賀城・黒川辺りで票を掘り起こして組織を作っていかないと駄目でしょうな。仙台への通勤圏で新住民も増えてる傾向なんじゃないでしょうか?

>>6180
旧社会党から民主党(第1期)には岡崎と日野の両氏が参画してますね。で,安住はさきがけ系。
民社は余り見えないんですが誰になりましょうか?
新進保守は愛知は自民へ逃亡,大石は民主へ。その他新進公認で衆院選に出た記憶のある百足氏とかは今度の県議選で落選しましたが非自民でしたね。
そんな中で浅野知事与党として"難民"となってた非自民保守のフロンティアの今回の大量自民回帰となった訳ですが。

司令塔というか寝技も使える敏腕幹事長タイプが必要なんではないでしょうかね。安住は前へ前へという印象がありますし。

中野が今回の選挙で秘書を県議に送り込んで体制を強化してしまってます。この辺も対策を考えていかないとあかんでしょうなぁ。

6182とはずがたり:2007/04/27(金) 16:09:50
>>5771-5772

県議選 会派再編へ “仲良しクラブ”脱却の兆し 県政対立軸は不鮮明
http://www.sankei.co.jp/chiho/nagano/070410/ngn070410002.htm

 県議選から一夜明けた9日、早速、県会会派再編の動きが活発化した。自民は当選した公認・推薦候補に呼びかけて党県議団(改選前10)の会派拡大を目指す一方、民主は新会派の結成に動き出した。「反田中前知事」の旗印のもと“共闘関係”にあった県会の「仲良しクラブ状態」(自民系議員)脱却の兆しにもみえるが、「(政党の枠組みによる)国政とイコールのとらえ方のみで、県会運営というわけにはいかない。県をよくしようという目標は同じ」(県民協働・無所属ネット議員)との声ももれ、村井県政に向き合う姿勢が不鮮明なままの再編劇になる可能性がある。

 「手ごわいのが出てきた。看板エースだな」
 選挙中、ある自民候補は、民主が長野市区で擁立した公認・新人の女性候補、高島陽子氏をこう警戒した。
 高島氏は長野高出身で、元地元紙記者。子育て中の主婦の立場から、「女性の声を届ける」と訴え、都市型の民主候補の代表格と位置づけられた。国会議員も応援に力を入れ、3位当選を果たした。民主は同区で2人の公認を当選させた。
 さらに、岡谷市・下諏訪では、民主新人が自民現職を破り、新人5人がたった茅野市・富士見町・原村でも民主が議席を勝ち取った。
 全選挙区の公認・推薦のうち、民主は7割が当選。自民の8割に比べてやや低かったが、その勢いは際立った。
 全国44道府県議選に目を向けてみると、自民の獲得議席数は前回選の1309議席から1212議席と大きく後退し、支持基盤の弱まりを露呈した。本県の県議選にも、その一端をかいま見せた選挙結果といえる。
                  ◇
 今夏の参議院選挙をはじめ、国政レベルでの「自民VS民主」の構図が強まる中、県レベルでもその影響をまぬがれない。
 会派再編が加速し始めたのも県内の党派勢力のせめぎ合いが後押ししている。9日には早速、県庁で複数の会派が協議を開始した。
 「自民党県議団に入らなければ、県連から外れてもらうしかない」。自民党県連幹事長の石田治一郎氏は同日記者団にこう述べ、公認・推薦をした18人の当選者の会派所属を厳しく促した。石田氏は「自民、民主、共産の3本柱になるのではないか」と分析した。
 国政では与野党に分かれる民主と公明議員が所属する「県民クラブ・公明」では、民主公認で当選した倉田竜彦氏が同会派の離脱を確認。民主会派結成の動きが緒についた。「県民協働・無所属ネット」は連合長野の推薦を受けた候補を中心に新会派を結成していく方向を確認した。
 しかし、共産を除く既成政党間の村井県政への政策上の大きな対立軸はみあたらず、会派再編は、単なる数合わせや人間関係の駆け引きの動きがで左右される可能性がある。
(2007/04/10 03:05)

6183とはずがたり:2007/04/27(金) 16:10:39
県民クラブは飯田市の現職小林氏が落選したんじゃないの?>改選前より2人減ったのは、民主党の公認で当選した倉田竜彦氏(6期目)が民主・社民系で結成を目指す新会派に合流を表明、小諸市区の高木蘭子氏が落選したため。
同区から当選した小島氏が県クに加盟した訳?下は結成当初の新聞記事。当時の勢力数が判る。

県民クラブ・公明 政策集団目指す
http://www.sankei.co.jp/chiho/nagano/070421/ngn070421002.htm

 県議会会派の県民クラブ・公明は20日、県議選を受けた新しい所属議員7人を発表した。知事のチェック機能を果たす「是々非々」の姿勢を堅持した政策集団を目指すとしている。
 改選前より2人減ったのは、民主党の公認で当選した倉田竜彦氏(6期目)が民主・社民系で結成を目指す新会派に合流を表明、小諸市区の高木蘭子氏が落選したため。
 会長には公明党籍を持つ牛山好子氏(4期目)が就任。顧問には宮沢敏文氏(同)、幹事長に柳田清二氏(3期目)が就いた。
 一方、民主、社民党系の県議を中心に結成をはかる新会派には、衆院議員の羽田孜氏に近い議員も加わり計11人で発足する見通しで、自民党県議団に次ぐ第2会派になる可能性が強まっている。
(2007/04/21 03:13)

県民クと公明が合流/第1会派並ぶ
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000269999990805
2005年03月04日
 県議会会派の県民クラブ(7人)と公明党県議団(2人)は3日、新会派「県民クラブ・公明」を立ち上げると発表した。議会内の発言力の強化が狙いで、所属議員9人は第1会派の自民党県議団と並ぶ。
 会長に宮沢敏文・県民クラブ会長、会長代行に佐野功武・公明党県議団長、副会長に牛山好子・同幹事長が就く。
 宮沢氏は「知事との政治的距離に一定の基調がある両会派が合流することで、より充実した議員活動ができる」、佐野氏は「小会派が乱立する中、同じ改革の志を持つ会派で再出発する」と語った。
 公明党県議団は、田中知事再選後の02年9月、県民クラブから佐野、牛山の両氏が脱退して設立したが、11会派が乱立する県議会内では存在感が薄かった。県民クラブも今議会前に第2会派から第3会派になり、影響力低下が心配されていた。
 18日に議長に所属会派変更届を提出する。変更後の主要会派の人数は次の通り。自民党9、県民クラブ・公明9、緑のフォーラム8、志昂会6、共産党6、県民協働・無所属ネット6。

6185とはずがたり:2007/04/27(金) 16:13:33
>>6182-6185
<長野県議会>

自民党=18人<公認・推薦18人>
改革・緑新=11人 高島@長野<民>・倉田@長野<民(元県ク)>・竹内@長野<社>・下沢@松本<=民>・下村@上田<=民>[緑]・野沢@岡谷<民>・小島@飯田<=民社>・松山@茅野<民>・寺島@佐久[緑]・宮沢@安曇野<=民社>・森田@下伊那<社>
創志会=10人
共産党=7人
県ク公明=7人:太田@長野<公>・牛山@松本<公>・小林@塩尻<=連>・柳田@佐久<=公>・村上@木曽<=公>・宮沢@北安曇 あと一人誰だ?。
トラ信=4人:島田@上田<=民>・永井@須坂<=社>・今井@佐久 あと一人誰だ?
無所属=1人(あおぞら?)北山@松本<あお>

不明…福島@小諸 木下@伊那市 佐々木@駒ヶ根 小林@中野 諏訪@大町 今井@茅野<=自公> 望月@安曇野<政=自公>・垣内@上伊那<=自公>・宮本@飯山<志>・保科@東御<志>・高見沢@南佐久<志=自公>・清沢@東筑摩<緑フォ>・下崎@千曲[緑]

6186とはずがたり:2007/04/27(金) 16:47:43
山梨も知事派vs自民の戦いからまとめないといかんなぁ・・

県議会:無所属新人3人、会派結成決める きょう発表 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000147-mailo-l19
4月27日15時0分配信 毎日新聞

 横内正明知事を支持する自民党系県議会会派「自由民主党」から参加を持ちかけられ保留していた無所属新人の丹沢和平、中込博文、白壁賢一の3氏は26日、新会派結成を決めた。27日に発表する。丹沢氏は「新人の新鮮な目で議会改革に取り組みたい」と話した。
 また「自由民主党」は所属を13人に、改選前は最大会派だった「自民党政和会」は「自民党新政会」に名称変更し所属を10人とする会派構成を県議会事務局に届け出た。“横内派”の「自由民主党」が最大会派になるが過半数(19人)には届かない。ほかに、民主系会派「フォーラム政新」が7人で、仁ノ平尚子氏が「市民21」を1人会派で届け出ており、公明、共産両党の新人各1人が1人会派で届け出る準備を進めている。【吉見裕都】

4月27日朝刊

6187とはずがたり:2007/04/27(金) 16:50:38
くそ〜。。自民つええなぁ。。
宮城も此処も県知事自民に取られたのは非常に痛いね。。

県議会:新会派の構成決まる 自民は30人に /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000071-mailo-l06
4月27日12時1分配信 毎日新聞

 改選に伴う県議会の会派の届け出が26日締め切られ、新しい会派構成が決まった。定数減にもかかわらず、自民党が改選前よりも人数を増やし、全議席の3分の2を超える30人になった。
 最大会派の自民党(代表・平弘造党県連幹事長)は改選前の27人から3人増加した。公認現職・新人26人が当選し、無所属現職の星川純一氏と、無所属で新人の伊藤誠之、竹田千恵子、大内理加の3氏が会派入りした。議席の占有率は68・2%となり、過去最高に近い多数派を形成する。
 山形21世紀の会は改選前10人で第2会派だったが、引退や落選で4人に激減し解散。現職の広谷五郎左エ門(社民)▽吉田明(無所属)▽海鋒孝志(同)▽和嶋未希(民主)――の各氏と、新人の高橋啓介(社民)、阿部昇司(無所属)の両氏を合わせた計6人で山形県民クラブ(代表・海鋒議員)を結成した。
 また、改選前6人だった自由の会・県政・公明クラブは県政・公明クラブと名称を変更。現職の土田広志(無所属)▽寒河江政好(公明)▽村山隆(無所属)▽木村忠三(同)――の各氏に新人の楳津博士(同)、吉村和武(同)の両氏が参加し計6人で届け出た。代表には寒河江議員が就いた。
 共産党は笹山一夫氏、渡辺ゆり子氏の2人。【佐藤薫】
4月27日朝刊
最終更新:4月27日12時1分

6188とはずがたり:2007/04/27(金) 16:53:08

愛知は神経戦。民主の下野で自公で委員を独占するつもりだな。

県議会:常任委ポストの各会派協議、来月1日に仕切り直し /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000056-mailo-l23
4月27日12時0分配信 毎日新聞

 ◇自民が先手、民主新団長の政調費見直し発言に反発
 県議会各会派の代表者らが26日、改選後の議会運営をめぐって話し合った。当初は常任委員会の正副委員長ポストなどを協議する予定だったが、自民党県議団が、民主党県議団の新団長となる柏熊(かしわぐま)光代氏の就任会見での発言を非難して物別れとなり、5月1日に仕切り直すことに。知事選で与野党が対決姿勢を強める中、自民が民主に“先手”を打った格好だ。
 焦点となったのは、柏熊氏が政務調査費などの見直しについて条例改正を含めて6月議会までに「検討する」とした発言。自民はこの日の各派世話人会小委員会で、見直しは議会運営委員会で協議することを各会派が先月合意していたことを踏まえ、「約束違反」と反発。柏熊氏は「個人的な思い」と反論したが自民は納得せず、委員長ポストなどは改めて協議することになった。
 自民には、「議会改革」をアピールする民主をけん制し、議会運営の主導権を確保する狙いも。県議選(定数104)で民主は38に議席を伸ばしたが、公明も加えた与党は66議席で絶対安定多数。常任委の委員長は、従来は話し合いで▽自民5▽民主2▽公明1の配分だが、自民は与党で独占する方針で、この日は機先を制した。
 とはいえ、政調費問題が今後の議会改革の焦点となるのは確実。柏熊氏の発言を批判し過ぎれば、「改革に後ろ向きと受け止められかねない」(自民県議)との懸念もある。【武本光政】
4月27日朝刊

6189とはずがたり:2007/04/27(金) 16:57:47
>>5942-5946特に>>5945

県議会:6会派が届け出 自民、改選前比で4人減 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000221-mailo-l45
4月26日15時1分配信 毎日新聞

 県議会事務局は25日、新議員の会派所属と、新会派結成届を受け付けた。議会(定数45)の各会派の勢力は、自民党28人▽社民党5人▽「愛みやざき」4人▽公明党3人▽民主党3人▽共産党1人。県議選で公選法違反容疑で逮捕された川添睦身容疑者の長男博氏(45)=自民公認=は同日までに所属届を提出していない。自民党県連内には離党を促す声もあり、無所属の1人会派になる可能性も出ている。届け出は5月1日まで。
 新議員の任期は4月30日から4年間。改選前の議会(欠員3)と比べ最大会派の自民の議席は4減った。【中尾祐児】
4月26日朝刊
最終更新:4月26日15時1分

6190とはずがたり:2007/04/27(金) 17:12:53
>>6182-6185
創志会=10人:高橋宏@長野市(<無>元緑新会所属)、佐々木祥二@駒ヶ根市(連合支持・元改新所属)、向山公人@伊那市(政=自公)、高見澤敏光@南佐久郡(=自公・元志昂会所属)、○保科俶教@東御市(無・元志昂会所属)、宮本衡司@飯山市(無・元志昂会所属)、金子ゆかり@諏訪市(=自公政)、清沢英男@東筑摩郡(無・元緑のフォーラム所属)、福島鶴子@小諸市(無)、小山立@千曲市(無)
県ク公明=7人:諏訪光昭@大町市<無>←>>6185で判らんと云ってたあと一人。昭和電工のお膝元だしか?
トラ信=4人:小林東一郎@飯田市<=民社>←>>6185で判らんと云ってたあと一人。

緑新会の下崎保は自民へ逝った様だ。まぁあんな奴自民へ逝っちまえヽ(`Д´)ノ

県議会:各会派、58人全員の所属決まる 改選前から4減の6に再編 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000136-mailo-l20
4月25日13時3分配信 毎日新聞

 県議選の実施に伴う県議会各会派の再編は、24日までに58人全員の所属会派が決まった。会派数は改選前から4減の6会派に再編され、5会派が代表質問や委員会人事の決定にかかわる「交渉会派」として認められる6人以上を確保した。
 自民党県議団は改選前の10人からほぼ倍増の18人に拡大。「村井県政を支えて、7月の参院選に向けて基礎固めができた」(石田治一郎・自民党県連幹事長)と、知事与党の姿勢を明確にし、参院選での態勢固めを強く意識している。
 一方、初の単独会派結成を目指した民主党。同党は改選前に倉田竜彦議員ら2人だけだったが、公認候補4人が当選。推薦などを含め6人を確保した。しかし、自民党県議団との対抗軸を明確にするため、羽田孜衆院議員系の2議員と社民党系議員らでつくる県民協働・無所属ネットの3議員も合流。自民党県議団に次ぐ勢力を確保した。
 一方、保守系無所属の当選者らで立ち上げたのが創志会。志昂会や緑のフォーラムなどの保守系3会派からのメンバーが集まった。改選前、第2会派だった県民クラブ・公明は落選や脱退などで2人減って7人となった。
 一方、田中康夫前知事に与党的な立場だったトライアル信州は、落選した現職と新人が入れ替わっただけで会派勢力は変わらず。あおぞらは北山早苗県議以外の現職、新人とも落選し、北山県議は無所属で活動する。共産党県議団は改選前から1議席増やした。【仲村隆】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇自民党県議団(18人)
 ○石田治一郎、下崎保、古田芙士、萩原清、服部宏昭、望月雄内、木下茂人、平野成基、本郷一彦、村石正郎、風間辰一、佐藤友昭、西沢正隆、垣内基良、木内均、小池清、今井敦、丸山栄一、
 ◇改革・緑新(11人)
 森田恒雄、○倉田竜彦、宮澤宗弘、寺島義幸、下村恭、竹内久幸、野澤徹司、松山孝志、小島康晴、下沢順一郎、高島陽子
 ◇創志会(10人)
 高橋宏、佐々木祥二、向山公人、高見澤敏光、○保科俶教、宮本衡司、金子ゆかり、清沢英男、福島鶴子、小山立
 ◇県民クラブ・公明(7人)
 ○牛山好子、宮澤敏文、柳田清二、小松千万蔵、村上淳、太田昌孝、諏訪光昭
 ◇共産党県議団(7人)
 ○石坂千穂、小林伸陽、高村京子、藤沢詮子、備前光正、毛利栄子、和田明子 
 ◇トライアル信州(4人)
 ○島田基正、今井正子、永井一雄、小林東一郎
 ◇無所属(あおぞら)
 北山早苗
 ※敬称略、○は会派代表

6191とはずがたり:2007/04/27(金) 17:14:26
前回の経緯から筋を通したのか

県議会:会派再編 新人の小林氏、「トライアル信州」メンバー入り /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070424-00000166-mailo-l20
4月24日14時0分配信 毎日新聞

 県議会の会派再編に絡み、前回県議選で田中康夫前知事を支援した「トライアル信州」が23日、県庁で会見を開き、新人の小林東一郎氏(中野市・下高井郡区)が新たにメンバーに加わることを明らかにした。同会派は今回選で現職1人が落選。小林氏を加えた4人での再出発となる。
 前回県議選で田中前知事の支援を受けた“田中チルドレン”として立候補、落選した小林氏。今回は民主党系の新会派からも参加を要請されていた。会見では「田中知事の改革は功罪相半ばだが、その理念は受け継いでいきたい」と話した。また代表の島田基正県議は「県民一人一人に光をあて、県政の後戻りを許さないという役割を果たしていきたい」と話した。【川崎桂吾】

4月24日朝刊
最終更新:4月24日14時0分

6192とはずがたり:2007/04/27(金) 17:15:55

面子をみれば判るが自民が圧倒的ではない県で1人区でみんなにいい顔したい連中の集まりである。

県議会:保守系会派の志昂会、メンバー10人で新会派「創志会」を結成 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000098-mailo-l20
4月20日12時1分配信 毎日新聞

 県議会保守系会派の志昂会(保科俶教会長)は19日、メンバーら10人で新しい会派を結成した。会派名は「創志会」で、会長は保科議員が就任した。新会派は志昂会の3人に加え、解散した旧政信会の向山公人議員、緑新会の高橋宏議員、緑のフォーラムの清沢英男議員ら現職に加え、県議選で当選した元職2人、新人2人が加わった。保科会長は「県民の付託にこたえられる政策提言を進めていきたい。村井県政に対しては是々非々の立場をとり、議会改革も進めていきたい」と話した。【仲村隆】

4月20日朝刊

6193とはずがたり:2007/04/27(金) 17:25:08
新政みえ:20→24
自無公:18→自無16+公明2
未来塾(岩名秀樹代表)4→4
青雲会(森本繁史代表)1→3
共産:1→2

県議会:共産と公明が独立会派、6会派に /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000021-mailo-l24
4月20日11時0分配信 毎日新聞

 県議会(定数51)の改選後の会派構成が19日、ほぼ固まった。8日投開票された県議選で2議席を奪還した共産党と、1増の2議席となった公明党が独立会派を結成し、現在の4会派から6会派となる。最大会派は、現状通り、民主・連合系の「新政みえ」(三谷哲央代表、24人)が維持するものの、単独過半数には届かず、5月の正副議長など役員改選をにらみ、どの会派と連携するかが注目される。
 現在の県議会は欠員8人で、▽新政みえ(20人)▽自民・無所属・公明議員団(=自無公、18人)▽自民党籍のある議員でつくる未来塾(4人)▽自民党青雲会県議団(青雲会、1人)――の4会派に分かれている。今回の県議選で、新政みえは24人に躍進。自民は公認・推薦のほか、党籍を持つ現職も含め22人が当選。他に公明、共産が各2人、保守系無所属の現職1人が議席を確保した。
 議長に届けた改選後(30日から)の会派結成届などによると、新政みえ以外では、現職4人がいずれも当選した未来塾(岩名秀樹代表)は現状を維持。青雲会(森本繁史代表)は2増の3人となり、自無公から独立する公明党(中川康洋代表)と、共産党(萩原量吉代表)が各2人で単独会派をつくる。
 自無公の若手議員らが別会派を結成する動きもあり注目されたが、19日の会派総会で、若手議員に会派運営を委ねることを5期以上の議員が提案し、山本勝氏(2期)を新団長に「自民・無所属議員団」(16人)としてまとまることを決めた。
 現在の県議会は新政みえと未来塾が連携して主導権を握っているが、山本氏は「今後は(未来塾を含む)他会派との連携を深めたい」としており、未来塾を巡って2大会派の綱引きが続きそうだ。【田中功一】
〔三重版〕

県会新会派は6派 総会再開、「自無公」は「自無」に
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20070420/CK2007042002010081.html
2007年4月20日

 県議会の第二会派「自民・無所属・公明議員団」の総会が十九日あり、既に単独会派結成を決めている公明を除く十六人が統一して会派を継続することを決め、議長に報告した。会派継続か、分裂か、前日の総会でまとまらず、結論を持ち越していた。新会派の名称は「自民・無所属議員団」で、山本勝氏が新団長に就く。
 新たな県議会勢力は、最大会派が民主・連合系の「新政みえ」(二十四人、三谷哲央代表)、第二会派は自民・無所属議員団。さらに自民系の「未来塾」(四人、岩名秀樹代表)と「自民党青雲会県議団」(三人、森本繁史代表)、「公明党」(二人、中川康洋代表)、「共産党県議団」(二人、萩原量吉代表)の計六会派になった。
 この日の総会は、五月の正副議長選をにらんだ分裂の動きを受け、西場信行団長代行ら六、七期目のベテラン議員が会派運営の“若返り”を提案。分裂を示唆していた三期目の山本氏を団長に据えることで落ち着いた。
 山本氏は「自民系の他会派(未来塾と青雲会)と連携を深め、公明とも協力態勢を」と話した。青雲会の森本代表にはあいさつを済ませ、自民系ながら新政みえと協調する未来塾の岩名代表にも近く、あいさつする意向を示した。
 一方、岩名氏は「若手に変わったことは理解するが、新政みえとのつながりは当然ある。是々非々で対応したい」と話し、新政みえの三谷代表も「議会改革を推進するところと手を結ぶ」と未来塾との“鉄の結束”を強調した。
 (沢田敦)

自民系3会派分裂も 県議会
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000200704190001
2007年04月19日

 8日に投開票された県議選を受け、自民系などの会派「自民・無所属・公明議員団」の議員らが18日、改選後の会派構成について協議した。意見がまとまらず、19日に再び協議する。ほかの自民系会派では、「未来塾」は4人、「自民党青雲会県議団」は3人でそれぞれ会派を維持する方向で、自民系は3会派以上に分裂することになる。

 改選後の自民系議員は、無所属も含めて23人。1人会派だった「自民党青雲会県議団」の森本繁史議員は、元小俣町長の奥野英介氏、元海山町長の塩谷龍生氏と連携し、3人会派になることを決めた。未来塾の岩名秀樹代表は「すでに現在と同じ4人で議長に届け出た」とした。18日の話し合いでは、残り16人が一つの会派に所属するか、新たに別の会派を作るかで意見がまとまらなかった。

 また、引退する公明党の杉之内昭二県議も18日の協議に加わり、新顔2人で単独会派を作ることを伝えた。

6194とはずがたり:2007/04/27(金) 17:29:01

県議会:自民40議席確保、最大会派を維持 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000119-mailo-l14
4月25日13時2分配信 毎日新聞

 県議会は自民が40議席を確保し、最大会派を維持することが24日、ほぼ確実となった。民主は37議席にとどまる見通し。統一地方選の県議選で獲得議席が自民36、民主34と拮抗(きっこう)。両党が無所属当選者の争奪合戦を繰り広げ、民主が初の第1会派となるかが注目されていた。
 自民は無所属新人2人と現職2人の会派入りがほぼ決まった。
 民主は選挙前に同じ会派に所属していた現職2人と無所属新人1人が加わる見通し。他の無所属新人にも働きかけたが、「既成政党の批判をして選挙を戦った。有権者の理解を得られない」などの理由で困難な状況だ。安斎義昭団長は「第2会派でも、副議長や議運副委員長ポストはしっかり求めていく」と話した。【鈴木一生、足立旬子】
4月25日朝刊
最終更新:4月25日13時2分

6195名無しさん:2007/04/27(金) 19:14:55
北脇氏、政界引退へ
2007年04月27日 退任前最後の記者会見に臨む北脇市長。過去の実績について、淡々と振り返った=浜松市中区の市役所で
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000704270003

今月限りで退任する浜松市の北脇保之市長(55)は26日、記者会見し「今後は政治の一線から退き、新しい道で自分を生かしたい」と述べ、政界からの引退を表明した。北脇氏は自治省を経て、96年に新進党公認で衆院議員に初当選、その後、民主党に移り、鈴木修・スズキ社長(当時)ら地元経済界に推され、99年、無所属で浜松市長に初当選。03年に再選され、約12年間、政界に身を置いてきた。自らを市長に推した鈴木氏ら地元経済界と対立したまま、政界を退く。

北脇市長は「今後は白紙」としながらも「地方自治の経験を生かす仕事があればと願っている」と述べ、「選択肢の一つ」として挙げた研究者などとして、政治にかかわる意思はあるという。

北脇市長は市長としての2期8年を「短いようで長い、充実した日々だった」と振り返った。05年7月の12市町村合併や今年4月の政令指定都市移行を「やった仕事の中でも大きい。市民のご協力のたまものだった」と自ら評した。

だが、誕生したばかりの指定市を軌道に乗せることや、中心市街地の抱える問題の解決を担当できなくなったことを「残念」などと述べ、悔しさをにじませた。

また、地元経済界の支援を受けて当選した鈴木康友・新市長に対しては「どういう市政でも公平公正は大事。行政問題への対応を公開しながらやっていくことが必要だ」と求めた。(福田直之)

6196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 20:02:06
>>6166>>6180
柴田郡の須藤は元大河原町議ということで、こういう候補は、当該出身町で自民と同等にとっても他の町で惨敗するパターンが多いわけですが、他の町でもしっかり渡り合って混戦を制したのは少し驚きました。
しっかり票の集め方を考えて動いたわけか。
初当選時の票の積み上がりかたからしても、なかなか信望に篤い人なのかなと見ています。
3区の領域は、橋本の復活があればもう少し押しそうな感じ。

安住に近いといわれたフロンティアの木本は自民入りですね。
とはずがたりさんが煽っても煽らなくても、フロンティアから自民入りした人たちは次の選挙なかなか大変でしょう。

6197片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 20:07:59
>>6196の3行目は橋本のことです。

>>6187
土建が強い県は知事の動向と議員の構成のかかわりが強いですね。どけんかせんといかん。

6198やおよろず:2007/04/27(金) 20:26:25
  ,,wwww,,
    ;ミ~    \
    :ミ       |
    rミ  (゚)  (゚) |
    {6〈     |  〉
   ヾ| `┬ ^┘イ|   <どげんかせにゃイカン
.    \ | -==-|/   
    /|\_/

6199やおよろず:2007/04/27(金) 23:00:56
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070427_7

 豪快に民主色を出していくみたいですね

6200とはずがたり:2007/04/28(土) 19:35:22

まだ無所属の8人ってだれだ?

県議会:新会派、自民の過半数は微妙 改選前と比較、民主と公明は2議席増 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000319-mailo-l28
4月21日19時1分配信 毎日新聞

 県議会(定数92)主要4会派の新役員が20日出そろった。公認・推薦で単独過半数(47)を9議席割り込む38議席にとどまった最大会派・自民は多数派工作を進めているが、現在は43議席で、過半数は微妙な情勢だ。一方、自民、公明と議会与党を形成する民主系中心の「ひょうご・県民連合」も、与党内での発言力を強めるため、無所属当選者の取り込みに動いている。新任期が始まる6月まで、自民・民主の激しい綱引きが続きそうだ。
 自民党県議団には、党公認・推薦の38人のほか、高橋進吾(東灘区)、仲田一彦(三木市)、原哲明(淡路市)、宗行恭義(飾磨郡)、北野実(姫路市)の無所属5氏の加入が決まった。近くさらに2人が加わり、選挙前の45議席を確保する見通しだが、加茂忍・県議団幹事長は「県政の意志決定は自民。その担保としてどうしても過半数がほしい」と強調する。
 第2会派のひょうご・県民連合は民主公認、推薦計21人の会派入りが固まり、選挙前を2議席上回った。参院選や党が進める2大政党制を受け、名称も「民主党・県民連合」に変える。現在も複数の無所属当選者に会派入りを打診しており、芝野照久・県議団幹事長は「これまで知事与党でやってきたが、是々非々で主張を表に出すことも大切」と強気の姿勢だ。
 公明党県議団は、選挙前より2人多い13人。会派入りする篠木和良氏(川西市・川辺郡)が無所属で当選したため、会派名を「公明党・県民会議」に改める。野口裕・県議団長は「自民とは協調するよう努力するが、当然、足並みがそろわないことも出てくる」と話す。
 共産党県議団は5議席に減り、議案提出権や交渉会派としての権利を失った。選挙戦で議会改革を訴えた丸尾牧氏(尼崎市)と山田美智子氏(芦屋市)の2新人は、新会派「みどりの風」を結成する。【竹内良和】
 4会派の他の主な新役員は次の通り。(敬称略)
 ▽自民=政調会長・田中章博、副幹事長・栗原一▽ひょうご=政調会長・藤井訓博、副幹事長・小池啓納▽公明=幹事長・松本義宏、政調会長・松田一成▽共産=団長・都築研二、政調会長・新町美千代
………………………………………………………………………………………………………
 ■県議会の新たな会派構成■
自民党      43人 (改選前45人)
民主党・県民連合 21人 ( 同 19人)
公明党・県民会議 13人 ( 同 11人)
共産党      5人  ( 同 8人)
みどりの風    2人  (新会派)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ※民主、公明の会派名は新任期開始の6月に改称予定。各会派の人数は暫定数。他の8人は無所属または未定。
〔神戸版〕

4月21日朝刊


最終更新:4月21日19時1分

6201とはずがたり:2007/04/28(土) 19:35:48
>>6200-6201

垂水区 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当30,580(37.8%)和田 有一朗42無所属現2NPO役員
当22,119(27.4%)黒田 一美52民主現3党県常任幹事
当15,267(18.9%)新原 秀人44自民新1(元)神戸市議=公募
□12,847(15.9%)今井 正子54共産新 党県役員

尼崎市 定数7−候補11 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当24,497(15.4%)下地 光次52公明新1党県役員
当23,536(14.8%)谷井 勲42公明新1党県役員
当14,428(9.1%)丸尾 牧42無所属新1(元)尼崎市議→新会派「みどりの風」を結成
当14,273(9.0%)稲村 和美34無所属現2政治団体代表
当13,886(8.7%)室井 秀子51無所属新1(元)衆議員秘書→室井妻
当12,968(8.1%)吉本 誠37民主現2党県常任幹事
当12,793(8.0%)黒川 治47自民現2(元)参議員秘書
□12,470(7.8%)鈴木 拓美42共産新 党地区委員
□10,921(6.9%)今西 正行68社民現 党県代表
□10,420(6.5%)宮田 静則64共産現 党地区委員
□8,945(5.6%)武田 正昭59自民元 (元)衆議員秘書

芦屋市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,091(51.6%)山田 美智子60無所属新1(元)芦屋市議→新会派「みどりの風」を結成
□13,224(48.4%)門 信雄57無所属現 体育協会顧問

豊岡市 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当22,962(48.8%)日村 豊彦54無所属元6財団法人顧問
当14,552(31.0%)小林 喜文63自民現3(元)旧豊岡市議
□9,494(20.2%)梅谷 光太郎53民主新 NPO理事長

西脇市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,620(60.1%)東野 敏弘52無所属新1(元)黒田庄町長
□7,062(39.9%)山本 章66無所属現 保育所理事長 =自民党所属

篠山市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,540(52.8%)小西 隆紀41無所属新1パン会社社長
□7,680(38.5%)田中 悦造59無所属新 (元)篠山市議
1,743(8.7%)梶川 瓔一63無所属新 行政書士

宍粟市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,582(39.7%)高嶋 利憲54無所属新1(元)山崎町長
□7,316(30.3%)長田 執75無所属現 県会議長=自民党所属
□7,221(29.9%)春名 哲夫55無所属新 (元)宍粟市議

6202やおよろず:2007/04/28(土) 19:38:12
 何かと話題の宮崎県ですが、県議会も負けてはいません。笑の東国原知事に対して、イケメン4名(松田勝則氏41歳、図師博規氏37歳、西村賢(さとし)氏34歳、武井俊輔氏32歳)が新会派を結成し、挨拶に来てくれました。

 私の県議会議員5年間の経験からも、県議会は、伝統を重んじ格式がある面と時代遅れの悪しき慣習が入り混じっています。

 是非、新しい感覚で、県民目線での活躍を期待します。

 彼らに、孟子の言葉「志は気の帥なり」を贈ります。

 「帥」とは、親玉という意味です。「志」は「気」をコントロールするものだということです。
 「気」というのは大変気まぐれで、時々刻々変わります。その変わりやすい「気」をコントロールするのが「志」です。

 マスコミも注目しチヤホヤされるでしょう。誘惑もあるでしょうし、罠も仕掛けられます。
 しかし、志を高く持ち続ける事によって、それらを跳ね除け、大きな期待に立派に応えてくれるものと信じます。

 『愛みやざき』おめでとう 


http://www.shinnpei.com/cgi-bin/dia_memo/dia_memo.cgi

6203とはずがたり:2007/04/28(土) 19:49:42
>>6195
まぁ引退でしょうなぁ。鈴木修のやり方には眉をひそめた人も多かったが,鈴木康友が勝利したのも結果である…。

次の課題は民主が如何に静岡7区・8区を奪取するかに移っている。
7区は嫌らしい片山に今回落選してしまったフリーアナウンサーの森元なお子http://www11.ocn.ne.jp/~naoko/
8区は北脇に市長選で挑戦したこともあり今回県議に当選した大岡敏孝http://oooka.com/
でどうか?改革派無所属といいつつ大岡氏は今回鈴木氏を支援もしているし森元女史はKEN-MINに所属して非自民である。

6204やおよろず:2007/04/28(土) 20:03:27
>>6203

 両者とも、かなり良質な候補みたいですね

 >>声の大きな人の言うことだけを聞く政治から、広く市民の声にならない声を聞き分ける政治へ 

 ありきたりのようで、大事なことだと思います

6205とはずがたり:2007/04/28(土) 20:09:08
>>6204
この辺が出てくれることを,民主がちゃんと誘うことを期待してますヽ(´ー`)/
森元氏は今回の県議選で出馬する選挙区に迷っていたみたいで北区・東区・中区など取り沙汰されました。前回03年には旧浜松市内から満遍なく得票したんだと思います。広い7区でも十分対応可能かと思います。

6206とはずがたり:2007/04/28(土) 20:10:15

自民がねじれて戦っててもなかなか民主が主体的に動けないんだよなぁ。。
ただ保守がねじれてしこりが残るのは参院選に向けて良い傾向か?

’07統一選:後半戦、党推薦の現職苦戦 迫られる参院選対応 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20070424ddlk23010245000c.html

 統一地方選の後半戦が22日終わり、今後4年の各地域を託す新しい首長、議員が決まった。このうち、現職に新人が挑んだ2市長3町長選では、現職が全員当選したものの、厳しい戦いを強いられたケースも。特に政党推薦を受けた3人の現職は、党内の足並みの乱れや相乗りへの批判などから、思いの外、接戦に持ち込まれた。夏の参院選を控え、地元支持組織の関係修復など、政党は対応を迫られそうだ。【井上章、黒尾透、清藤天】

 今回、政党推薦を受けたのは3氏。瀬戸市の増岡錦也氏(71)=自民、民主、公明▽江南市の堀元氏(61)=自民、民主▽大口町の酒井えい氏(60)=自民。

 瀬戸市(立候補2人)は、増岡氏3万2040票、対立候補が2万4147。江南市(立候補3人)は、堀氏が2万4156票、次点候補が2万300票。大口町(立候補2人)は酒井氏が5810票、対立候補が5672票だった。

 堀、酒井両氏は、ともに自民県連と地元支部で推薦のねじれが生じ、分裂選挙となった。

 最も僅差(きんさ)だった大口町・酒井氏は、対抗馬の新人、鈴木雅博氏(52)を地元の自民丹羽郡支部が推薦。麻生太郎外相が鈴木氏の応援に地元入りするなど、かつてない激しい選挙戦となった。酒井氏は、対立軸が明確にならなかったことを苦戦の要因に挙げるが、推薦のねじれについては一夜明けても困惑が解けない。「想定済みだったが、理屈が通らない。外相まで来るとは」と漏らした。

 江南市・堀氏も、自民江南市支部の推薦を受けた次点の新人、江口雅明氏(48)の激しい追い上げを受けた。地元県議と商工業者らによる議員定数半減運動に堀氏が反対したことから、感情的な反発にまで発展、自民支持層がねじれた。堀氏は23日、ホッとした表情をみせ、「2期目も実績を挙げて、理解を得たい」と、行政改革への意欲を示した。

 一方、瀬戸市は増岡氏に3党が相乗り。現職有利の声が高かったが、前回より約1万票も減らした。23日の会見で増岡氏は、「過去2回とも、万博開催という明確な争点があった。今回は、万博後で、わかりやすさに欠けた」と分析。さらに、対立候補の新人、水野昇氏(55)の立候補表明が3月下旬と遅れたのも、「相手が決まらず盛り上がりに欠けた」とした。

 こうした現職の思わぬ苦戦について、自民党愛知県連の加藤南幹事長は、「苦しい戦いになってしまった」と振り返る。「夏の参院選を控え、地元のねじれをどう修復するか課題だ」と話す。

 民主党県連の塚本久幹事長は「相乗りだと、組織が十分締まらない場合がある」とする。さらに、知事選から県議選、夏の参院選と自民・民主対決構図を示してきただけに、「相乗り批判があったかもしれない。ただ、常に対立候補を立てていくことは難しい」と振り返った。

毎日新聞 2007年4月24日

6207とはずがたり:2007/04/28(土) 20:25:09

●岡山
自民:公認32人・推薦7人擁立→公認28人・推薦5人
民主:公認5人・支持4人擁立→公認4人・支持3人⇒支持の4人って誰だよヽ(`Д´)ノ
公明:現職公認5人擁立全員当選
共産:現職公認3人擁立全員当選
社民:無所属1人支持,当選
無所属:14人当選(内自民推薦5人,民主支持3人,残り6人)

●広島
民主は新人3人が初当選して改選前の1議席から躍進。民主、社民、連合の推薦を受けた新人3人、元職1人も議席を獲得した。⇒民主、社民、連合の推薦を受けた新人3人、元職1人って誰だよヽ(`Д´)ノ

●香川
自民:29人(現27・元1・新1)+保守系無所属2=31(改選前比+1)
民主:3人(現2新1)(改選前比+1)
公明:2人(現新各1)
共産:2人(現元各1)
社民:4人(現)+社民推薦2 (改選前比−2)
無所属:5人(現3新2) (現職の2人は社民推薦・2人は保守系無所属)

県議選振り返る 自民退潮 民主は微増
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2007/localelection/news/2007/04/10/20070410112755.html

 8日投開票された岡山、広島、香川3県の県議選は、9日未明までにそれぞれ新しい顔ぶれが出そろった。3県とも自民が議席を減らし、民主がわずかに議席を増やした。公明、共産は岡山、広島では現状維持。香川では勢力を拡大した。岡山、広島では新人がそろって15人当選。新旧交代も進んだ。

岡 山 新人3増の15人

 岡山県議選は、無投票(6選挙区・計8人)を含め全56議席が確定した。新人の当選者は15人(前回12人)。前回選挙以降のベテラン議員の死去や、今期限りでの引退が相次ぎ、新旧交代が進んだ。

 56人の党派別内訳は、自民28(改選前議席36)、民主4(同2)、公明5(同5)、共産3(同3)、無所属16(同4)。無所属のうち、自民推薦が5人で、民主支持は3人、社民支持は1人。

 自民は公認32人、推薦7人を立てて臨んだ。このうち真庭市・真庭郡、美作市・英田郡、勝田郡で現職が保守系無所属候補に敗れ、備前市・和気郡の新人も届かなかった。岡山市1区・加賀郡では、推薦した無所属の2新人が敗れた。前回選挙後の確定勢力(41人)から後退するのは確実な情勢だ。

 新人ばかり5人を公認して挑んだ民主は、4人が当選。議員死去で空席となっていた岡山市2区は、トップ当選で議席を回復した。津山市・苫田郡で県北初の議席獲得にも成功。勢力拡大を印象付けた。支持、協力関係にある無所属現職も4人全員が当選。同党議員らでつくる県議会会派は、前回選挙後(7人)より増える見込み。

 ともに現職のみで戦った公明、共産は手堅く支持をまとめ、改選前議席を維持した。公明は、岡山市1区・加賀郡で上位2議席を独占した。

 各党派別の得票率は、40・3%を占めた自民がトップで、民主8・7%、公明11・9%、共産5・4%、無所属33・7%―となった。

6208とはずがたり:2007/04/28(土) 20:25:46
>>6207-6208
 16選挙区が無投票だった前回選挙と単純比較はできないものの、民主、公明、共産が前回得票率からプラスマイナス1ポイントの範囲内だったのに対し、自民は3・3ポイントの“大幅減”。

 選挙区ごとの自民の得票率で、最低だったのは岡山市2区の28・2%。岡山市1区・加賀郡32・4%、倉敷市・都窪郡43・9%―など。郡部の得票率は5割を超えたが、市部は39・9%にとどまった。

 今後、無所属から自民に移る議員が出て、最終的な得票率は上がるとしても、今夏の参院選を控え、有権者の多い都市部を中心とした戦略見直しは急務となる。

 民主は、岡山市2区で得票率23・8%となり、前回(10・7%)から大幅にアップした。ただ、都市部を除けば候補者擁立すらままならない状態にあり、課題として積み残されたままだ。

 当選者56人の平均年齢は52・4歳。前回(53・7歳)よりわずかながら若返った。元職は4人のうち3人が返り咲き。女性は6人が立候補し、このうち当選したのは4人(自民、民主、共産、無所属各1)にとどまり、前回選挙から1人減となった。

広 島 自民が大幅議席減

 広島県議選は、無投票の3選挙区を除く20選挙区で投開票があり、無投票当選の3選挙区3人を加え、計66人の顔ぶれが決まった。

 当選者のうち現職は50人。新人15人と元職1人が当選して約4分の1が入れ替わる。藤田雄山知事の後援会問題で混乱が続く中、二分されている議会の新勢力図が注目される。

 党派別にみると、自民33人、民主4人、公明6人、共産1人、無所属22人。現職で落選した10人のうち9人が自民、1人は自民党系の無所属で、自民は改選前の48から大幅に後退した。

 一方、民主は新人3人が初当選して改選前の1議席から躍進。民主、社民、連合の推薦を受けた新人3人、元職1人も議席を獲得した。知事寄りの立場を取る民主、社民系議員の所属会派は勢力増になる見通し。

 議会でキャスチングボートを握る公明は、現職が全員当選して改選前の議席数を確保。共産は現新5人を擁立したが、現有議席の維持にとどまった。女性は現職の3人と新人2人の計5人が当選し、県議会史上最多となった。

香 川 女性最多の3人

 香川県議選は選挙戦となった6選挙区で投開票があり、29人の当選が確定。無投票当選の7選挙区16人と合わせ、45人の顔触れが決まった。

 内訳は現職38人、元職2人、新人5人。党派別では自民29人(現27、元1、新1)民主3人(現2、新1)、公明二人(現新各1)、共産2人(現元各1)、社民4人(すべて現)、無所属は5人(現3、新2)で、うち現職2人は社民の推薦。

 改選前に比べ、自民は1議席減だが、保守系無所属2人を合わせた勢力では1増。民主、共産は各1増。公明は、現職の死去で失った議席を回復。社民は1人が引退、推薦1人が落選し2減。

 高松市選挙区で議席を得た民主新人女性(27)は、同県議会では最年少当選。共産、無所属の現職と合わせ女性県議は過去最多の3人となる。

 戦後の県議選で、立候補者52人は最少、無投票16人は最多となった。
(2007年4月10日掲載)

6209とはずがたり:2007/04/28(土) 21:28:48
自公4現職に2新人 広島県議選(上)'07/4/3
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/En07040305.html

 広島県議選と広島市議選は八日の投開票に向け、各陣営が猛ダッシュをかけている。ともに定数を削減し、県議選の選挙区は塗り替わった。県議選の激戦区、市議選八区の構図と情勢を探る。(名簿は届け出順、敬称略)

▽広島市中区(定数3―6) 議長引退で一変
当14,957林 正夫66自民現7学校法人役員
当11,717日下 美香45公明現2党県副幹事長
当8,375佐藤 一直32無所属新1(元)参議員秘書(亀井郁夫)=祖父が自民県議・亀井郁夫支援
□6,843大田 智弘42民主=連合新 会社役員
□5,182藤本 裕保55無所属=自民新 (元)衆議員秘書=新田後継
3,709長妻 亮30共産新 党地区役員

 候補者は前回より二人増。自民二、公明一で占めてきた議席が、自民現職で八期務めた新田篤実議長の引退で変わるかどうかが焦点となる。民主は初めて候補を擁立。現職二人、新人四人が競争率二倍でしのぎを削る。

 自民支持層の争奪戦を展開するのが、七期連続のトップ当選を目指す自民の林と、新田氏を後継する無所属新人の藤本。林は支援組織の引き締めに走り、藤本は自民の岸田文雄衆院議員(広島1区)の元秘書で自民推薦で臨む。この争奪戦に、祖父が自民県議だった無所属新人の佐藤が絡む。佐藤は若さを前面に、秘書を務めた県選出で国民新党の亀井郁夫参院議員の応援も受ける。

 再選を狙う公明の日下は、女性や母親の視点の県政反映など一期目の実績をアピール。支持団体の創価学会を中心に幅広い層で上積みを図る。民主新人の大田は「自公指定席」の一角を切り崩そうと、自転車に乗り県政刷新を主張。前回衆院選の党候補と街頭に立ち、党支持層も掘り起こす。

 共産新人の長妻は「一日三十回」を目標に街頭に立ち、国民健康保険料など負担の軽減や県政刷新を訴え、現県政への批判票の取り込みをうかがう。(長田浩昌)

 ▽広島市西区(4―6) 民主擁立、無所属も
当14,919(20.5%)砂原 克規53自民現4建設会社顧問
当14,840(20.4%)柴崎 美智子51民主=連合新1学習塾経営
当14,521(20.0%)田川 寿一52公明現2党県政策局長
当11,634(16.0%)山木 靖雄63自民現6設計会社顧問
□10,231(14.1%)神川 正紀63自民現 党県副会長
□6,624(9.1%)中脇 令子56無所属新 建材会社役員・亡父は元市議会議長

 過去四回、自民三人、公明一人が議席を占めてきた。今回初めて民主が候補を擁立。無所属新人も加わり、男性の現職四人に女性の新人二人が挑む図式となった。

 この構図に、自民三人は危機感を強める。四期目を狙う砂原は、無党派対策を強化。個人演説会を従来の半分にし、街頭演説などに力を入れる。山木は地域に張り巡らす後援会を拠点に、地域や企業回り。演説会では五期の実績を強調する。七期目を目指す神川は自陣を固める戦術。街頭演説や連夜の演説会で支持者に政見を力説する。

 公明の田川は、党支持者や中小企業向けの運動を強化。街頭演説も繰り返し、無党派層へのPRにも余念がない。

 夏の参院選をにらむ民主は「必勝区」と位置付け、柴崎の街頭演説には党衆院議員も同行。労組の支援も受け、非自民層を束ねる構えだ。元自民選挙区支部女性部長の中脇は「西区から女性県議を」と訴え、選挙カーで巡回。元市議会議長の父(故人)の人脈をつてに、支持者の掘り起こしも進める。(荒木紀貴)

6210とはずがたり:2007/04/28(土) 21:29:29
>>6209-6210

 ▽廿日市市(2―4) 自民独占に2新人挑む
当14,342山下 智之47無所属新1会社役員・廿日市市長の息
当12,931安井 裕典55自民現2清掃会社役員
□10,269松井 直資56自民現 学校法人役員
□10,026金井塚 遠26無所属=連合新 衆院議員秘書・大学院生

 自民現職二人に無所属新人二人が挑む。合併による選挙区再編が加わり、激しい序盤戦を展開している。

 山下はあいさつ回りを軸に票の掘り起こしを進め、父の廿日市市長の後押しで多様な組織の支持を受ける。市議十六人も支援。他陣営からの切り崩しを警戒しつつ、票の上積みを狙う。

 再選を目指す安井は旧佐伯郡選出。合併で広島市佐伯区湯来町が選挙区から外れた。新たにエリアに加わった廿日市市を中心に、集会や電話作戦を展開。新選挙区での名前の売り込みを急ぐ。

 松井は二期八年の実績を訴えながら、有権者数の約六割を占める市中心部の支持固めに力を注いでいる。合併で加わった大野地区では、元県議の父親の支援者を核に支持拡大を狙う。

 金井塚は民主の推薦を受けた。秘書を務めた松本大輔衆院議員(比例中国)の応援を受け、党支持層への浸透を図る。細見谷大規模林道建設に反対する賛同者や無党派層の取り込みも目指す。(岡田浩一)

 ▽山県郡(1―2) 現新が一騎打ち
当9,374野村 常雄65無所属新1家具会社長・元大朝町長
□8,048宮本 新八47自民現 学校法人役員

 二十年ぶりの選挙戦は、自民現職と元大朝町長の無所属新人の一騎打ちとなった。郡内は合併で安芸太田、北広島の二町に再編された。合併後も財政難にあえぐ中山間地域の二町を舞台に、熱戦を繰り広げている。

 五期目を目指す宮本は無投票当選を続け、今回が初の選挙戦となる。祖父から三代、半世紀に及ぶ後援会組織を郡内全域でフル回転させる。建設業界を中心に地盤固めを急ぎ、きめ細かい街頭演説や個人演説会も積極的にこなす。

 四町合併で北広島町となる直前まで大朝町長を務めた野村は、昨年秋から郡内をくまなく歩き「選挙で流れを変えたい」と訴えてきた。個人演説会は、出身地で有権者が最多の旧千代田町を中心に日程を組み「地元候補」を印象づける。(江川裕介)

6211とはずがたり:2007/04/28(土) 21:30:13
新旧市域、9人混戦 広島県議選(下)'07/4/4
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/En07040407.html

 ▽呉市(定数6―9) 6現1元と2新人
当20,479奥原 信也64自民現9党県幹事長
当17,910犬童 英徳62無所属=社民元5会社顧問
当15,874宮 政利48民主=連合現3党県幹事長
当15,502城戸 常太61自民現6海運会社長
当14,855杉西 加代子57自民現2党県女性局長
当13,869安木 和男57公明現2党県幹事
□11,505坪川 禮巳63自民現 毛筆会社長
□7,710能勢 泰人38無所属新 消防団員
3,283堀越 和行64共産新 党支部長

 合併で島しょ部など旧安芸郡四町と旧豊田郡四町が選挙区に加わり定数は一増の六。現職六人、元職一人、新人二人の計九人が激しい新旧の市域で入り乱れる。

 混戦の中で、実績と経験を強調して九回連続のトップ当選を目指す奥原が着々と票をまとめ、他の候補者が追う構図だ。

 旧豊田郡選出の坪川は初当選以来十六年ぶりの選挙で、地盤を固めつつ旧市内での知名度アップに懸命。公明の安木は創価学会を軸に票固めを急ぐと同時に、街頭演説を重ねて上積みを狙う。

 宮は連合系の支援労組回りをきめ細かく続け、旧町域での労組票の獲得も目指す。唯一の女性候補の杉西は旧町域を含めて六カ所に事務所を置き、浸透を図る。

 返り咲きを狙う犬童は前回の社民公認を推薦に変え、「市民派」を強調して旧市内を中心に訴える。前回旧安芸郡区でトップ当選の城戸は旧五町が選挙区から外れ、旧市内の島しょ部出身者らへの支持拡大に躍起だ。

 無所属新人の能勢は「最年少候補」をアピールし若者や無党派層の取り込みを狙う。共産新人の堀越は一日約三十回の街頭演説を重ねている。(増田咲子)

 ▽三原市・世羅郡(3―4) 拡大選挙区に3現職1新人
当15,518小島 敏文56自民現7党県副幹事長=旧世羅
当14,187桑木 良典36民主=連合新1党総支部職員
当11,641天満 祥典60無所属現2会社役員=旧三原
□11,343平田 修己67自民現 党県副会長=旧三原

 民主新人の立候補で、年始までの無風ムードから一転。合併と合区で面積が前回の約三・六倍に広がった中、自民と無所属の現職三人が、新人を迎え撃つ激戦となった。

 七選を目指す自民の平田は、有権者の約65%が住む旧三原市の地盤固めを急ぐ。旧本郷、大和町にも後援会組織をつくり、浸透を図っている。

 無所属で再選を狙う天満は、しがらみのなさなどを訴える作戦。市議二期の経験を生かす草の根選挙で、旧大和町にも後援会を発足させた。

 民主の桑木の陣営には、公認した民主党、推薦した連合広島に加え、元市議会議長も入る。「三本柱」の選対で支持拡大を狙っている。

 自民の小島は、地盤の世羅郡での票固めに力点を移した。後援会便りも当初発行の都市部版に加え、六期の実績を訴える中山間地域版を作った。

 「政治とカネ」への関心が高まる中、四陣営は、棄権率が少なく清潔さに敏感な女性票の動向にも気を配る。(石丸賢、高木潤)

6212とはずがたり:2007/04/28(土) 21:30:51
>>6209-6212
>>6211-6212

 ▽庄原市(1―2) 地盤拮抗、屈指の激戦区→次は木山を民主が推せないかねぇ。
当16,043小林 秀矩54無所属=自民・国民新現2農業=旧庄原市地盤・「潔白」
□11,362木山 耕三53無所属=自民・国民新現 観光会社長=旧比婆郡地盤・「現県政批判」

 旧庄原市と比婆郡との合区で定数が、実質一減となった。その中、自民と国民新党の推薦を受けた現職二人が、一騎打ちを演じている。小林の地盤である旧庄原市の有権者数は約一万六千八百人、木山の旧比婆郡は約一万八千人と、ほぼ拮抗(きっこう)。旧市対旧郡の構図で、優劣が見通せない県内屈指の激戦となっている。

 二期目を目指す小林。広島県知事後援会の政治資金不正事件での「潔白」を前面に押し出し、農林業に精通した人材育成策も訴える。旧庄原市に十二支部を張り巡らし地元を固める。旧比婆郡のうち旧西城町は親族会が中心。ほかの旧町は組織に頼らず世話人たちを中心に支持拡大を図る。

 四期目を目指す木山は十二年間の実績を強調。中山間地域の自立と再生を訴え、現県政と対立会派への批判を展開する。また、元県議会議長の父から受け継いだ旧比婆郡の後援会組織をフルに生かし、支持固めに力を注ぐ。旧庄原市でも積極的な街頭演説を繰り返し、無党派層にPRする。(梨本晶夫、戸田剛就)

 ▽東広島市(4―5) 2現職に元市議3新人
当17,109芝 清67無所属=連合現4市体育協会長
当14,312下原 康充55自民現3農業=旧賀茂郡選出
当12,279高木 昭夫55無所属新1消防団員・自民党系の元市議
当11,812井原 修54無所属新1会社役員・自民党系の元市議
□8,204樫木 幸則57無所属=自民新 設計会社長・自民党系の元市議

 合併による選挙区再編で定数が増える一方、自民県議だった蔵田義雄氏が昨年春に市長に就くなどで現職は無所属と自民の二人だけ。いずれも自民党系の元市議で無所属新人の三人が参戦し、少数激戦を繰り広げる。

 四期目を目指す芝は、連合広島の推薦を受ける。前回トップだったが今回は「地盤が荒らされている」と危機感を強め、組織を引き締める。

 三期目を狙う下原は、旧賀茂郡選出で前回は無投票。後援会組織を固め直し、唯一の合併町出身を強調して旧郡部の票固めに全力を注ぐ。

 高木は法人理事を務める農業や、団長を務める市消防団の関係者を通じて支持を広げる。蔵田市長の後援会の支援も得て全域で浸透を図る。

 井原は有権者の三分の一を占める西条町が地盤で、酒造業界や蔵田市長後援会の支援を受ける。街頭演説に力を入れており、支持拡大を図る。

 樫木は自民党の推薦を受ける。昨年秋から市内を精力的に歩き、地盤の高屋町を中心に個人演説会を重ねて「市東部から県議を」と訴える。(藤原直樹)

6213とはずがたり:2007/04/28(土) 21:48:54
【広島県議選・福山市】自民、生き残りレース'07/4/3
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/Ew07040301.html

福山市 定数11−候補13 (選管確定)→自6公2共1無2/自1無1…自民つええ>>4129-4130
当22,483宇田 伸50自民現7ガス会社役員
当16,785田辺 直史57公明現5党県代表代行
当16,436渡壁 正徳66無所属=社民・連合現8社民党県役員
当16,143内田 務55無所属=連合新1製鉄会社員
当16,004浅野 洋二59公明現3党県議会局長
当15,083平 浩介52自民現7衣服会社役員・元宮沢秘書=宮沢系
当14,114辻 恒雄57共産現4党県常任委員
当13,082門田 峻徳64自民現3学校法人役員
当12,926松岡 宏道51自民現3保育園理事長=宮沢「直」系
当12,733中津 信義59自民現5党県会計監督=宮沢系
当10,777川上 征矢68自民現3党支部長=亀井系
□9,918山下 真澄57無所属=新社会新 人権団体役員←惜しい。
□5,396藤井 正已51自民現 学校法人理事=元宮沢秘書・旧神石・甲奴郡選出・宇田系

 ▽合区機に一変 「身内」と競合

 「最後の二議席を争っている」。告示翌日の三十一日夜、神辺町であった自民党現職松岡の後援会拡大役員会。地元選出の宮沢洋一衆院議員は危機感をあらわにした。続けて、伯父である宮沢喜一元首相の後援会町青年部長を務めた松岡を「直系」と売り込んだ。

 合併と同じく深安郡(神辺町)と芦品郡(新市町)を合区した福山市。定数十一を現職十一人と新人二人で争う。中でも自民現職七人の支持層は、複雑に絡み合う。

 元首相の秘書だった中津の出陣式。後援会長が声を振り絞った。「共に歩んだ三人が同じ土俵で戦うことになった。厳しい」。三人とは中津、松岡、そして同じく秘書だった新市町の平である。旧神辺、新市の二町は一九八七年を最後に、県議選は無投票が続いた。「地元の票は未知数」との不安要素も加わる。

 三十一日午前、神辺町の花見会場に、宮沢氏と距離を置く宇田の姿があった。支援企業の社員や家族と握手し、三人との対決姿勢をにじませた。

 ▽会派間の対立

 知事後援会の政治資金不正事件への対応をめぐり、対立を深める県議会の自民系会派。選挙戦は県議会内の勢力争いの様相も強める。

 三回連続トップ当選の宇田は、県議会で宮沢氏系の三人と反目する会派にいる。出陣式は二千人を集め、元神辺町議会議長も招いた。「合区地域に攻勢をかけ、当選ラインを下げて仲間を助ける戦術」。宇田の動きを、こう読む陣営もある。

 「仲間」とは、府中市と合区した神石・甲奴郡から転入した藤井である。宮沢元首相の秘書だった藤井は今、県議会で宇田と行動を共にする。選挙区を変える戦いに「当選ラインの下降は歓迎材料」というわけだ。

 一方、宇田と同じ会派の川上の選挙事務所には宮沢氏の秘書が入る。亀井静香衆院議員の秘書時代の人脈を中心に、宮沢氏との関係も維持し支持拡大に走る。宮沢氏に近い門田も「(直系)三人が私をつぶしに来るわけではない」と企業などの支援で運動を進める。

 対する非自民系。「自民候補が票を奪い合っている」と無所属新人の山下。推薦を受ける新社会党などの支持層を固め混戦突破を目指す。社民党推薦で、山下と支持基盤が一部重なる無所属現職の渡壁は副議長にも就いた経験を前面に出す。

 ▽「知事を追及」

 選挙サンデーの一日、各候補は街頭に訴えを広げた。公明党現職二人は、田辺が合区地域を中心に選挙カーを走らせ、市中心部では浅野が「知事の政治責任を追及する」と声を張り上げた。

 JR松永駅前に立った共産党現職の辻は「カネの問題を究明できるのは私だけだ」と主張。現職後継でJFE労組が支援する無所属新人内田は駅家町での演説会で「安心して子育てできる環境をつくりたい」と誓った。

 自民の生き残りレースを軸に進む選挙戦。県内最多の定数を持つ選挙区に、モザイク模様の勢力図が広がる。(敬称略)

6214とはずがたり:2007/04/28(土) 21:49:21
【山口県議選・岩国市・玖珂郡】「艦載機」最大の争点'07/4/4
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/Ew07040401.html

岩国市・玖珂郡 定数5−候補7
当12,352畑原 基成52自民現3党県常任総務=移転容認論
当11,988山手 卓男63自民現5電子部品会社長・旧周東町地盤=移転容認論
当11,602久米 慶典51共産元2党県委員=移転反対
当11,040吉敷 晶彦52民主新1党県政調委員=移転反対
当10,017槙本 利光61無所属新1(元)由宇町長=移転容認論
□8,790橋本 尚理50自民現 党県政調副会長=移転容認論
□6,856河谷 慎司46自民新 党岩国支部長・旧市部地盤=移転容認論

 ▽住民投票1年 民意は不透明

 周辺七町村との新設合併で市域が旧市に比べ四倍に広がった岩国市。さらに玖珂郡和木町と合区し、定数は事実上一減となった。五議席を七人で競う選挙戦。「当選ラインは一万一千票前後」。各陣営がこう見る戦いの最大の争点が、米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転計画である。

 「国や県と交渉し、将来にそごのないようやっていく必要がある」。五選を目指す山手は、三十日の出陣式で声を張り上げた。さらに三選を狙う畑原も同じスタンス。自民党現職の二人が、「移転容認論」を展開しながら、選挙戦を引っ張る。

 二人を含め自民現職の橋本、自民新人の河谷、無所属新人の槙本の計五人が事実上、移転計画を容認。民主党新人の吉敷、共産党元職の久米が反対論を繰り広げる。

 ▽「計画に反対」

 三日夕。吉敷は岩国市中心部の公民館で個人演説会に臨んだ。「民意を無視した計画には反対だ」。一段と旗色を鮮明にした。米軍住宅への転用に住民が反発する愛宕山地域開発事業の周辺にも選挙カーを走らせる。

 「もう一度、米空母艦載機の岩国移転反対の民意を示そう」。告示翌日の三十一日、JR岩国駅前商店街で久米がボルテージを上げた。前回は次点で涙をのんだ。今回は移転計画に切り込み、議席の奪還を目指す。

 やはり三十一日の夜。同じ商店街の施設で、橋本が個人演説会を開いた。「容認、反対を議論する時期は終わった。艦載機は来る。移転を前提にしたまちづくりが争点だ」。こう力説し、地域振興策をぶった。

 岩国市議から転身をうかがう河谷。市南部の地元灘地区を足場に、「今は国や県とのパイプが詰まっている。その掃除役に徹したい」と訴える。移転計画に反対の姿勢を示す井原勝介市長を意識した主張を繰り返す。

 合併直前まで由宇町長を務めた槙本は、町長としての実績を強調。「草の根でいく」と無党派層も意識する。「市財政は厳しく、現実的な議論を進めたい」。移転計画に市の財政状況を絡める。

 ▽賛否くっきり

 現実を見据える五人と反対する二人。候補者の賛否の図式は明確だ。しかし、移転計画をめぐる経緯が、選挙戦の行方を見通しにくくしている。

 合併前の昨年三月、旧岩国市が実施した移転計画の賛否を問う住民投票。投票総数の約九割が「反対」し、全有権者の半数を超えた。政府は、半ば力ずくで受け入れを迫る。同十二月、二〇〇七年度の市庁舎建設費の補助金三十五億円をカット。市民から不安を訴える声が上がった。

 そして県議選告示の一週間前となる三月二十三日。市議会は井原市長に「現実的な対応」を求める決議を、賛成多数で可決した。

 「移転計画の影響が、県議選にどう出るか」。各陣営とも読みあぐねる。民意、国の方針、市議会の決議…。三つの振り子が擦れ違う中、七候補は新たな選挙区で有権者の審判を受ける。(川井直哉)=敬称略

6215とはずがたり:2007/04/28(土) 21:49:39

>会派を二分する別々のグループ
何系と何系が存在するんで?

【岡山県議選・高梁市】合併が影「同根対決」'07/4/5
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/Ew07040502.html

高梁市 定数1−候補2
当12,040(58.5%)久徳 大輔38無所属=自民現3(元)衆議員秘書・旧成羽出身=旧川上郡選出
□8,525(41.5%)大久保 道治56無所属=自民新 (元)県議秘書・旧高梁出身→死去した大杉尚久(=旧高梁市選出)後継

 ▽現職の死去で選挙戦に拍車

 一日午後一時、高梁市内から「お願いコール」が消えた。
 旧高梁市選挙区選出で県議を七期務め、議長や自民党県連幹事長などを歴任した故大杉尚久氏の葬儀が市内で営まれた。享年七十二。後継者として立った無所属新人の大久保は、涙ながらに弔辞を朗読した。会場には、迎え撃つ無所属現職の久徳の姿もあった。「葬儀までは派手な運動は控えた。本当の選挙戦は二日から始まった」。両陣営は口をそろえる。

 今回の選挙戦の種火は二年半前に生じた。二〇〇四年十月、県内の「平成の大合併」のトップを切って旧高梁市と旧川上郡を中心とする一市四町が新設合併。新市が誕生した。これに伴う合区で旧高梁市選出の大杉氏、旧川上郡選出の久徳と、自民現職の二人が生き残りをかける構図が確定的となった。

 自民県議団の両者は、会派を二分する別々のグループに属する。党公認をめぐる調整も難航し結局、二人とも無所属で自民推薦という「痛み分け」(自民県連幹部)に終わり、激しい前哨戦へ突入していた。

 ▽対照的な戦略
 その状況が急転したのは三月十日。大杉氏が脳出血で倒れ、緊急入院。後援会は病状の重さを勘案し、二十八年間にわたって秘書を務める大久保の擁立を決めた。大杉氏は告示前日の二十九日、帰らぬ人となった。

 高梁市の有権者数は旧高梁市が約一万八千人に対し、旧川上郡は約一万人。告示までの複雑な経過も背景に、両陣営は対照的な戦略を展開する。

 大久保陣営はスタッフジャンパーに喪章を着け、“弔い合戦”をアピール。今の高梁市長が旧川上郡出身であることに触れ、「地域バランスを考えれば、県議は旧高梁市から選出されるべきだ」(西右介選対本部長)と地域のアイデンティティーをあおる。

 一方の久徳陣営。井上英男後援会事務局長は「感情や合併前の地域間の争いで、県議を選んでいいのか。こちらは堂々と二期八年間の実績と政策を訴えていく」と切り返す。久徳は市内全域でこまめに街頭演説し、旧市町の融和の必要性などを強調している。

▽代理戦の様相

 高梁市を含む衆院岡山5区をめぐり、小選挙区候補争いを演じた自民現職二人の動きも対照をなす。村田吉隆衆院議員(5区)は自身の元秘書である久徳の出陣式でマイクを握り、「皆さんの力で当選を」と支援を要請。一方、加藤勝信衆院議員(比例中国)は大杉氏の葬儀で大久保の名前を挙げ、「大杉氏の遺志をどうか受け止めて」と呼び掛けた。

 両候補は二日以降、精力的に選挙カーを走らせる。自民系無所属の一騎打ちという「同根対決」の構図に、小選挙区をめぐる「代理戦」の影も映る。静かに滑り出した選挙戦は、さまざまな側面が絡み合いながら日ごとにその熱を増している。(加納優)=敬称略


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