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選挙・議員関連情報スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:34
とりあえず気付いたニュースなどを張り付ける事にしておく。

2546とはずがたり:2007/10/17(水) 00:22:10
民主・国民新党:参院で統一会派結成で一致 両幹事長
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071017k0000m010065000c.html

 民主党の鳩山由紀夫、国民新党の亀井久興両幹事長は16日、東京都内のホテルで会談し、今国会中に参院で統一会派を結成する方針で一致した。今週中にも民主党の小沢一郎代表と国民新党の綿貫民輔代表が党首会談を開き、正式に合意する。この日は、国民新党が求めていた郵政民営化見直し法案を参院に共同提出することも確認した。

 民主党の会派(115人)と国民新党の会派(4人)で統一会派が結成されれば計119人となり、参院の過半数(122人)まであと3人。参院では議長、副議長のほかに無所属議員が4人いるが、4人とも今国会での首相指名選挙では小沢氏に投票している。近い将来の4人の統一会派入りは困難と見られるが、共産、社民両党の協力がなくても実質的に過半数を確保することを目指す小沢氏の目標に一歩近づいた形だ。

 統一会派は小沢氏が国民新党に呼びかけ、国民新党が郵政民営化見直し法案の提出を条件に出して調整を続けてきた。国民新党の参院側には「党の独自性が失われる」と慎重論もあったが、鳩山氏は会談で「統一会派を組むならできる限り統一的に行動するべきだ」と主張。定期的に政策協議を行い、両党で法案の賛否が分かれる場合は協議することで合意した。

 亀井氏は会談後「民主党との信頼関係がなければ、国民新党にとって一番大事な見直し法案を提出できない」と述べた。【須藤孝】

毎日新聞 2007年10月16日 19時46分

2547やおよろず:2007/10/17(水) 00:46:22
>>2546
亀井殿・姫、糸川さんあたりの民主入党は大歓迎ですが、
国民新党との統一会派となると、何だかなぁ〜

それより、松下との関係修復が重要な気がします。
向こうは半分、詫び入れてきてるわけですから

政権を取ってしまえば、与党から擦り寄ってくるのもいるでしょうから、
ポスター貼り要因としての公明と、自民党からマトモそうなのを引き抜く方がいいような気がします。

2548小説吉田学校読者:2007/10/21(日) 19:27:28
分かりやすいなあ、守屋喚問と特措法審議入りのバーターは。
しかし、今回の喚問は、ライバルや社内紛争などから、「爆弾質問」のネタがわいて出てくるような「ロッキード喚問」型。久方ぶりの目が離せない証人喚問になりそうだと勝手に期待しておく。民主、やる言うたらやれ。

守屋前防衛次官:与党、証人喚問に応じる方向で検討
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071022k0000m010036000c.html

 守屋武昌・前防衛事務次官のゴルフ接待問題で与党は21日、民主党など野党が要求している国会への証人喚問に応じる方向で検討を始めた。拒否し続けた場合、新テロ対策特別措置法案の審議に深刻な影響が出かねず、世論の反応を踏まえて最終判断する。
 自民党の大島理森国対委員長は同日のNHK番組で「国会招致については真摯(しんし)に話し合っていく。いつ、どうするかは委員会の理事会の話だ」と指摘。公明党の漆原良夫国対委員長も「どこかで釈明してもらう必要がある」と話した。同党の高木陽介選対委員長はフジテレビの番組で「まず参考人として国会で説明してもらい、理解が得られないなら証人喚問はあり得る」と述べた。
 ただ、漆原氏は「法案とは次元の違う問題だから、同時並行でやるべきだ」とも述べ、証人喚問を同法案審議の前提条件に掲げる民主党の動きをけん制した。

2549やおよろず:2007/10/21(日) 21:58:01
北川辺町長選挙  確定

現職・倉上 4617
共産・鈴木 2903

2550とはずがたり:2007/10/30(火) 13:32:52
康夫ちゃん加えるのにも会派名変えたのに,国民新入れるのに名前変えないのかね?

衆院選見据え 小沢民主、走り出す 地方行脚スタート 国民新と統一会派正式合意
2007年10月24日(水)03:24
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20071024005.html?C=S

 民主党の小沢一郎代表は23日、次期衆院選をにらんだ地方行脚を同党の金城湯池とも言える北海道でスタートした。訪問に合わせて候補者を発表していく“擁立行脚”で、地方重視と選挙態勢づくりの進展をアピールする戦術だ。これに先立ち小沢氏は同日昼、国会内で国民新党の綿貫民輔代表と会談、参院の統一会派結成で正式合意し、過半数まで実質あと2人の大会派が誕生した。国会攻防が続く中、小沢氏は衆院選に向けて、「いよいよ走り出した」(党中堅)形だ。

 小沢氏は訪問先の札幌市内での記者会見で、衆院北海道8区に逢坂誠二衆院議員(比例代表)を擁立すると発表した。「お分かりのような政局の情勢なので本当に分からない。12月でも戦えるようにとの思いで、都道府県連に擁立をお願いしている」と、早期の衆院解散・総選挙に備える必要性を強調した。

 さらに、北海道の地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表と最近、協議したことを明らかにし、選挙協力の態勢づくりを進める考えを示した。小沢氏は連合北海道幹部とも会い、「次の衆院選がわれわれの最大の最後の戦いとなる」と支援を要請した。

 小沢氏は24日に大阪市を訪問、今月下旬には九州などの訪問を検討中だ。

 一方、23日に発足した民主、国民新両党の参院統一会派は、「民主党・新緑風会・日本」の115人に国民新党の4人を加えた計119人。参院過半数の122まで、民主党出身の江田五月議長(会派離脱中)を含めればあと2人に迫る。民主党は今後、共産、社民両党を除く単独会派での過半数を目指し、無所属議員に会派入りを働きかける方針だ。

 民主、社民、国民新の3党は同日、国民新党がまとめた郵政民営化見直し法案を参院に共同提出した。法案賛成者には川田龍平、糸数慶子の無所属議員2人が含まれており、参院自民党幹部は同日、「(民主党の動きは)脅威だ」と述べた。

 国民新党との連携は、次期衆院選への備えという側面もある。同党は22日、集票力のある全国特定郵便局長会から「最大限のご支援を申し上げる」とする要望書を受け取るなど、郵政関係者から一定の支持を集めているからだ。

 小沢氏は党首会談で「これから力を合わせて頑張っていきたい」と述べ、綿貫氏も「選挙などでもできるだけ協力し、政治の新しい流れを作りたい」と応じた。
 (佐々木美恵、斉藤太郎)
                   ◇
 参院の会派別新勢力分野は次の通り。

 民主党・新緑風会・日本119▽自民党・無所属の会84▽公明党21▽共産党7▽社民党・護憲連合5▽無所属6

2551とはずがたり:2007/11/13(火) 19:54:49
問責決議案の重みがやっと解った。なるほどこうなるのか。
>参院で首相問責決議案が可決された場合、院として首相を認めないという立場を表明したことになる。民主党として最低でも首相出席の国会審議は認められず、審議は完全に停滞。政府提案であれば、生活関連の重要法案も可決できなくなる可能性が高い。

国会:第2幕、新テロ法案は筋書き見えず 自民に強硬論
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071111k0000m010143000c.html

 ■空気一変

 2週間前、給油流用問題や守屋武昌前防衛事務次官の接待問題などが政府を直撃し、与党内には「新テロ法案が参院を通過する可能性はゼロ。国会は延長せず当初の会期で閉じる」(参院自民党幹部)という、早期閉幕論まであった。

 ところが2度の党首会談で空気が一変。「3分の2(で衆院で再議決する)というルールを使って、当然成立させなければならない」(菅義偉・自民選対副委員長)と、再議決を求める強硬論が高まっている。

 小沢一郎民主党代表の辞意表明・撤回という同党の迷走に乗じた要素も強い。また小沢氏が会見で「党首会談で連立政権ができれば新テロ法案にこだわらないことで合意した」と発言した影響も大きい。首相は否定したが、今後の態度でそれが事実でないことを証明しなければならない。

 一方、鳩山由紀夫民主党幹事長は10日の会見で「問責決議は安売りすべきではない」と語った。これをとらえ、与党内には問責決議案は簡単には出てこないとの強気の読みも出ている。

 一方で再議決に対する慎重論も残っている。「民主党は混乱している。問責決議案は簡単に出さないというが、確信を持てないと再議決は簡単にはできない」。8日午前、伊吹文明・自民党幹事長は公明党幹部に電話で伝えた。

 ■協調は困難?

 参院で首相問責決議案が可決された場合、院として首相を認めないという立場を表明したことになる。民主党として最低でも首相出席の国会審議は認められず、審議は完全に停滞。政府提案であれば、生活関連の重要法案も可決できなくなる可能性が高い。

 そのため参院幹部は問責決議案の扱いには慎重だ。輿石東参院議員会長は10日の小沢一郎代表らとの会談で、問責決議案提出について「出せばいいというものではない」と語った。

 輿石氏は自民党の青木幹雄前参院議員会長と太いパイプを持ち、与党との協調路線派。昨年の臨時国会で衆院側の国対幹部が求める首相問責決議案提出をはねつけた実績もある。今回の局面でも自民党が期待するのは輿石氏の協調路線だ。

 だが今夏の参院選で新人が大量に当選したことで、皮肉にも輿石氏の統制力もそれほど効かなくなっている。参院中堅幹部の一人は「1年生議員はこれまでの参院の慣例をほとんど理解していない。解散も関係なく、問責決議案を出すものだと素直に思っている」と懸念する。

 自民党幹部は「輿石さんとも話しているが、輿石さんも(民主党の)チルドレンを抑えられない。問責決議案を出させないよう慎重に対応しないといけない」と語った。

 ■見えぬシナリオ

 民主党が与党の再議決に対して、問責決議案を出さなければ、「解散が怖いのか」と批判を浴びかねない。それでは批判回避の妙案はあるのか。

 小沢氏は新テロ法案を「憲法違反」と言い切り、「考え方の基本的な違いなので、足して2で割る手法は通じない」として修正合意も否定した。

 このため一部で浮上しているのが政府・与党が民主党の主張をある程度取り入れた修正をすることで、同党は参院で否決するが、再議決は黙認するという綱渡り戦術だ。

 民主党の長島昭久衆院議員は7日の衆院テロ特委で「党の中には補給活動を継続すべきだと考えている人がいるが、新法が国会承認の事項を含まないままなら反対する。ぜひ新法に国会承認の事項を入れるよう修正してほしい」と質問した。

 党首会談で話題となった自衛隊の海外派遣の原則を定める恒久法案も、選択肢として残ってはいる。小沢氏の原理原則を盛り込んだ恒久法の与野党協議を始めれば、問責決議案を提出しない理由になるという理屈だ。

 しかし連立政権論議につながりかねず、党内が大混乱する可能性もある。

 与野党とも相手の出方をみながらの対応を迫られ、今後のシナリオが書けないというのが現状だ。

毎日新聞 2007年11月11日 2時30分

2552とはずがたり:2007/11/13(火) 23:00:37
福田危険水域へジワジワ…支持率急落、不支持と同等に (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_f_ministry2__20071113_2/story/13fuji320071113019/

 自民、民主両党による「大連立構想」断念を受け、報道各社の世論調査が出てきた。福田康夫内閣の支持率は41.1−55%と下落傾向にあり、大連立構想については55−60.5%が「反対・評価せず」だった。ただ、インド洋での海上自衛隊による給油活動については44−51.8%が「賛成」しており、今後の国会審議にも影響を与えそうだ。

 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同調査では、内閣支持率は41.1%で、9月末の前回調査より14.2ポイントも急落。不支持の40.3%とほぼ同水準となり、30%台とされる「危険水域」に近づいた。

 読売新聞によると支持率は52.2%で、10月の前回調査からやはり6.9ポイント下落。日経新聞は55%で前回調査と同じだった。

 国民を仰天させた福田首相と民主党の小沢一郎代表による「大連立構想」については、産経・FNNの調査で「反対」が60.5%、「賛成」が26.8%。日経は「評価せず」が55%、「評価する」が27%だった。

 一方、渡辺恒雄グループ本社会長が「大連立の仕掛け人」を務めた読売新聞は、「党首会談では、与党と野党が対立し、国の政治が行き詰まっている状況を打開するため、自民党と民主党が連立政権を作ることが話し合われましたが〜」といった長文の設問を設定し、簡単な賛否を問うことは避けた。

 辞意表明後に慰留を受けて続投を決めた小沢氏については、産経・FNNの「理解できない」が67.1%、読売の「納得できない」が56%、日経は「辞任すべきだった」が52%に達した。

 ただ、産経・FNNの調査では「小沢氏の続投は良かった」が45.9%と、「反対」の40.8%を上回っており、小沢氏に対する期待の高さもうかがわせた。

 民主党支持率も、産経・FNNが26.5%(前回調査比1.6減)、日経が28%(同4ポイント減)となったが、読売は同4.5ポイント増の22.5%で、バラつきがみられた。

 大連立構想は断念となったが、「衆参ねじれ状態」での国会運営は自民、民主両党に責任があるとの見方も強い。産経・FNNが両党の政策協議について問うと「賛成」が90.9%。読売は連立政権と政策協議を比較させる設問で「政策ごとに協議する」が65.7%、「連立政権をつくる」が12%。日経は、民主党の政府与党への姿勢について聞き、「協調姿勢を取るべき」が45%で、「対決姿勢を取るべき」の35%を上回った。

 こうした動向は、臨時国会の最大の焦点である海上自衛隊の給油活動をめぐる新テロ特措法案審議にも影響しそう。

 産経・FNNでは給油活動への「賛成」が51.8%(前回調査比0.8ポイント増)で、「反対」の38.2%を上回ったほか、読売は「賛成」が51%、「反対」が40%。日経は「給油活動を再開すべき」が44%、「再開すべきでない」が37%となっている。

[ 2007年11月13日16時53分 ]

2553とはずがたり:2007/11/19(月) 01:25:02
今度は何の話をするのだ?

鳩山幹事長に会談呼びかけ〜伊吹幹事長<11/18 20:13>
http://www.news24.jp/97552.html

 自民党・伊吹幹事長は18日、民主党・小沢代表のおひざ元である岩手・盛岡市で講演し、ねじれ国会の状況を打開するため、民主党・鳩山幹事長に会談を呼びかけたことを明らかにした。

 「私たちは(民主党に対し)何度も話し合いを呼びかけます。今日ここで初めてこのことを公にするんですが、金曜日(16日)に自民党の国会対策委員長を通じて民主党の国会対策委員長に幹事長会談を呼びかけております」−幹事長会談の呼びかけは、先の党首会談が不調に終わったことから、テロ対策新法案の今国会成立などに向けて幹事長レベルでの打開を図る狙いだが、鳩山幹事長からの返答はまだないという。

2554とはずがたり:2007/11/19(月) 16:20:56
福田大打撃、大阪市長選惨敗…民主“小沢騒動”払拭
新テロ特措法案KO寸前
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111909_all.html

 福田政権発足後初の大型選挙となった大阪市長選で自民、公明推薦の現職、関淳一氏(72)が民主などが推す元地元アナウンサー、平松邦夫氏(59)に大敗したことは、福田康夫首相に衝撃を与えた。首相は先の日米首脳会談で、新テロ対策特別措置法案の早期成立に意欲を示したが、民主党は今回の結果を受け、攻勢を強めており、極めて不透明な情勢となった。福田内閣は、額賀福志郎財務相の防衛疑惑も抱える。ダブルパンチを受け、福田内閣がKO寸前に追い込まれた。

 自民党の伊吹文明幹事長は18日夜、大阪市長選惨敗の結果を受け、「自民党支持層をまとめきれなかったことが敗因。直ちに国政に影響を与えるものではないが、謙虚に受け止める」との反省のコメントを発表した。

 12月15日の会期末を前に、早くも予防線を張ったわけだが、与党は大阪市長選を「次期衆院選の前哨戦」と位置づけていただけに、敗北のダメージは計り知れない。

 公明党にとっても大阪は「常勝関西」と言われるほど強固な地盤を誇っていたため衝撃は大きい。

 守屋武昌前防衛次官と「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者との癒着疑惑に加え、久間章生元防衛相や額賀財務相が絡んでいたとされる疑惑も、自公候補を直撃したといえる。

 自民党内からは早くも「敗因は一部の大阪市議が別の候補者を支援したことが大きいが、民主党は『小沢辞意騒動を払拭できた』と声高に言い、中央政界の動きに絡めてくる。国会で攻勢を強めてくる」(中堅)との声が出ており、民主党の動向を警戒している。

 実際、民主党の鳩山由紀夫幹事長は18日夜、「総選挙に向け大きな弾みとなった。年内とも言われる総選挙の勝利と政権交代を目指し、一致結束して邁進する」と強気の談話を発表。選対関係者も「300小選挙区のうち210しか擁立できていないと言われるが、わが党は250前後を擁立し、残りは他の野党候補を支援する。残りの約40選挙区はいつでも擁立できる」と早期解散に追い込む考えを強調した。

 前出の自民党中堅議員が指摘するように、民主党が今後、新テロ特措法案の廃案を目指し、国会で対決色を一層強めるのは必至だ。

2555とはずがたり:2007/11/19(月) 16:21:39
>>2554-2555

 与党からは、法案が参院に送付されてから60日経過したら否決とみなす「60日規定」を適用し、衆院再議決を行うべきとの声が強まりつつある。

 再議決には、会期の大幅延長が必要になるが、小沢氏は18日のフジテレビ系番組『報道2001』で、再延長論について「自民党の(安倍前首相の辞任などの)勝手な事情で2カ月も空費させた。自民党・政府は頭を冷やして出直したらいい」と痛烈だった。

 福田首相は16日午前(日本時間17日未明)、日米首脳会談後の共同会見で、ブッシュ大統領を横に「海上自衛隊によるインド洋での補給活動の早期再会に向け、法案の早期成立に全力を尽くす」と大見えを切った。だが、市長選敗北で、政府・与党は衆院再議決で「中央突破」(党幹部)するか、いったん廃案にして、来年の通常国会に再提出するか、厳しい判断を迫られることになりそうだ。

 市長選敗北を受け、政府関係者は「衆院選は遠のいた」と述べたが、衆院で再議決すれば民主党は野党が過半数を握る参院に、首相問責決議案を提出する可能性は高い。可決されれば国会空転の末、首相は衆院を解散せざるを得ない事態に直面してしまう。ただ、再議決を行わない限り、法案成立はほぼ不可能。早期解散を避けるため、いったん廃案にすれば、共同会見での発言は“空手形”になりかねない。

 福田首相はすでに追い詰められているといえる。しかも、追い打ちをかけるように、首相には北朝鮮問題が暗い影を落としている。

 日米首脳による共同会見で、首相が米国の北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の問題に言及しなかったことについて、拉致被害者家族会の増元照明事務局長は「指定解除阻止に向けての私たちの思いと首相の思いが違っていた」と不満をぶちまけた。これに呼応する形で民主党も首相の弱腰姿勢を追及する構えだ。

 首相が拉致問題に言及しなかったことで、「ブッシュ大統領から解除を通告されたのではないか」(民主党関係者)との憶測も浮上する。これが事実なら、首相は国会審議で窮地に立たされることになる。

 『報道2001』が18日、伝えた首都圏の成人500人を対象にした世論調査(15日実施)では、福田内閣の不支持率は48.2%と支持率の45.6%を初めて上回った。政党支持率でも民主党が27.4%と、自民党の23.4%を上回っている。首都圏の調査は全国調査の先行指標とも言われるだけに、今後、各種世論調査で支持率はスパイラル的に低下する可能性は高い。

 支持率が低下すればするほど、首相は解散しづらくなるが、逆に世論の解散を求める声は強くなることになる。首相は、この窮地をどう乗り切るつもりなのか。

ZAKZAK 2007/11/19

2556とはずがたり:2007/11/20(火) 13:13:40
当然そうなると思うが,この時点で其れをこういう表現で云ってしまうのはどうかねぇ?
以後3年は参院で決して主導権を握れない泥船自民から逃げ出す連中が当然出てくる,つぶれて分裂した自民の改革派と手を組むのは当然と云った方がいいんじゃないかw

自民の一部と連携も 鳩山氏、次期衆院選後に
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007111901000600.html
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、日本記者クラブで講演し、次期衆院選で勝利した場合の政権の展望に関連し、自民党の一部との連携を検討する考えを表明した。

 鳩山氏は「自民党全体ではないが、このままの自民党は望ましくないと思っている(同党内の)人との連携はあり得る。そのためには民主党が(衆院)第一党にならないといけない」と述べた。

 逆に民主党敗北の場合については「党運営は非常に厳しくなる」と述べ、分裂含みの展開の可能性を指摘した。

 また小沢一郎代表が、先の福田康夫首相との党首会談後の民主党役員会で、自民党と大連立する場合に関して「公明党を入れるつもりはない」と説明したことを紹介。この点について小沢氏は「首相がどう考えているかは分からない」とも述べたという。

2007/11/19 21:20 【共同通信】

2557とはずがたり:2007/12/04(火) 13:43:09

給油新法案 与党、会期内決着の方針 民主は問責へ理論武装
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007120402069548.html
2007年12月4日 朝刊

 会期末が十五日に迫った延長国会。海上自衛隊によるインド洋での給油活動を再開するための新テロ対策特別措置法案(給油新法案)の処理を最大の焦点に、自民、民主両党の駆け引きが活発化している。

 新法案を審議する参院外交防衛委員会の委員長ポストを押さえた民主党は、参院での審議時間を衆院(約四十一時間)と同じ程度とするよう主張している。同委の定例日は火、木曜で、会期末までに定例日は四日。一日七時間審議しても、三十時間に達しない。自民党内では、衆院での再可決を視野に会期を来年一月中旬まで再延長すべきだとの意見が強まった。

 しかし、再延長すれば二〇〇八年度予算案編成作業に悪影響が出る。年明けには、衆院解散・総選挙へのムードが一気に高まる懸念も。そこで自民党は民主党に審議促進、会期内の決着を強く求めていくことにした。

 その場合、新法案は否決が確実だが「再可決して成立させる。野党が福田首相の問責決議案を参院で可決しても、予算編成など国民生活重視の姿勢を示して無視すれば、国民の理解は得られる」との意見も出ている。

 自民党は民主党に定例日以外の委員会開催を要求しており、「今後どうやって(民主党側に)採決してもらうか考えていく」(参院国対幹部)状況だ。

 一方、民主党は「今の会期だと時間的に(採決は)非常に難しい」(小沢一郎代表)との立場を崩していない。新法案審議より、防衛省をめぐる一連の疑惑追及に力を入れる構え。日米平和・文化交流協会専務理事の秋山直紀氏ら関係者の証人喚問要求も検討している。

 ただ、額賀福志郎財務相の証人喚問が、他の与野党の反対で実現できなかった経緯から、証人喚問戦術には悲観論も。会期が延長されれば「いつまでも採決しないのは苦しくなる」(参院幹部)など、手詰まり感も漂い始めている。

 こうしたこともあり、民主党は新法案が衆院で再可決された場合に備え、近く問責決議案をめぐる勉強会を党内に発足させる方針。与党内で出ている「首相問責決議が可決されても無視」との対応がどこまで通用するのか、有識者を交え理論武装を進める。

2558とはずがたり:2007/12/09(日) 09:11:50
通常国会はどうなるんだ?
公明党は軍隊派遣に再議決で賛成・解散総選挙・惨敗の道を選ぶんか?再議決には反対して閣外協力に転じるとかすればぁ?

国会1か月再延長、政府・与党が最終調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071208it01.htm

 政府・与党は7日、インド洋における海上自衛隊の給油活動を再開する新テロ対策特別措置法案の成立を図るため、15日に会期末を迎える臨時国会の会期を、来年1月15日ごろまで1か月再延長する方向で最終調整に入った。

 参院が法案を否決するか、あるいは、参院送付後60日となる1月11日までに採決しない場合は、衆院の3分の2の多数で再可決し、成立させる。また、通常国会の召集は1月18日で調整し、臨時国会と間を置かず、2007年度補正予算案や08年度予算案などの早期成立を目指す。

 福田首相(自民党総裁)と公明党の太田代表が来週、会談し、新テロ特措法案の扱いや臨時国会、通常国会への対応を決める予定だ。

 自民党の伊吹幹事長は7日の記者会見で、臨時国会の再延長について「来週の月曜、火曜、水曜あたりに、答えを出せる状況を作る」と述べた。

 法案は、参院外交防衛委員会でこれまで約11時間審議が行われた。会期内に、民主党が求める衆院並みの審議時間(約41時間)を確保することは難しく、再延長は不可避となっている。

 また、民主党は防衛装備品調達を巡る汚職事件の解明を優先し、新テロ特措法案の審議を引き延ばす構えを見せている。この場合、与党は「参院が60日以内に議決しないときは、否決とみなすことができる」との憲法の規定を使い、再可決する方針だ。来年1月12日に60日を超え、再可決が可能となる。13、14両日は休日のため、政府・与党は1月15日ごろまでの再延長が必要と判断した。
(2007年12月8日3時1分 読売新聞)

2559とはずがたり:2007/12/14(金) 08:16:58
硬軟使い分けて公明を揺さぶるのは嘗ての自民党に倣ってのことか。

民主、公明を揺さぶる  2007.12.12 18:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071212/stt0712121828003-n1.htm

 民主党は12日の参院予算委員会理事懇談会で、公明党を離党して除名処分になった福本潤一元参院議院議員の参考人招致を再度、要求した。
 桜井充筆頭理事(民主)は「党の方針として、やれと厳命を受けている。多数決も辞さない」と実施を強く求める姿勢を強調。これに対し自民、公明両党は「(参考人招致は)全会一致が原則」と重ねて反対し、引き続き協議することになった。
 桜井氏は理事懇談会終了後、記者団に対し「小沢一郎代表から各役員に参考人招致をやるように強く指示があった」と説明し、「実施するべき時は党の判断に委ねる」と述べた。
(産経新聞)

2560とはずがたり:2007/12/19(水) 01:53:13
ちょいと前の記事だからさげるが,民主の政権担当能力ぶりが発揮されて居る。うんうん。

<国会>与野党対立よそに法案は次々成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000067-mai-pol
12月8日19時48分配信 毎日新聞

 新テロ対策特別措置法案での攻防をよそに、与野党は今国会で、暮らしにかかわる法案を中心に合意を図り、成立件数を積み上げている。8日時点で政府が今国会に提出した10法案のうち、新テロ法案を除く9件が全会一致で成立した。今後の提出分なども含めると、成立が見込まれる法律は計21件。昨秋の臨時国会で成立した25件に迫る。「ねじれ国会」で政府・与党が対決法案の提出を控えたのに加え、野党が「反対ばかりでは国民の批判を浴びる」と、柔軟に対応した事情も反映されている。

 これまでに成立したのは、前国会からの継続法案も合わせると、政府提出案件が12本。「格差」批判への配慮から最低賃金の底上げを図る改正最低賃金法などが含まれる。このほか、野党の要求に応じて修正した放送法改正案も成立が確実だ。

 議員立法では既に3件が成立した。地震などの被災者への支援策を広げる改正被災者生活再建支援法など、対象者が具体的な法律が目立つ。まだ提出していない政治資金規正法改正案を含む4件でも与党と民主党などが内容で合意しており、成立のメドがついている。

 7月の参院選惨敗後に政府・与党は「野党が参院で抵抗し、ほとんどの法案が成立しないのではないか」と危ぶんだが、懸念は消えた格好だ。新テロ法案を除けば、野党の反発を招きそうな法案の提出を政府・与党の方であらかじめ避けたことが大きい。

 政府提出法案のうち成立した4件は人事院勧告に準じて公務員給与を引き上げる内容で、民主党も「現場職員に迷惑をかければ反発を招く」と協力せざるを得なかった。

 議員立法では、改正被災者生活支援法のように、与党と民主党がほぼ同趣旨の法案を衆参各院に提出。成立を優先するために双方が法案を修正して歩み寄る方式も定着しつつある。【田中成之】

2561とはずがたり:2007/12/20(木) 11:12:16
野党の審議拒否を非難する自民党と自民党支持者は自らの言動を深く恥じて詫びよ

2007/12/19
山岡国対委員長、重大課題の積極審議求め自民党国対委員長に申し入れ
テロ特措法だけのための再延長 “休眠”をよしとする政府与党を批判
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12402

 山岡賢次国会対策委員長は19日午後、国会内で開かれた4野党国対委員長会談に臨み、野党各党の合意を得たうえで、大島・自民党国対委員長に対して申し入れ(申し入れ文書は下記ダウンロード参照)を行った。

 申し入れでは、異例の会期再延長を強行したにも関わらず、積極的な質疑を求める野党の要求を無視し、全委員会の開催や審議に極めて消極的な政府与党の姿勢を問題視。国民にとって重大な課題となっている問題を審議するため、まず予算委員会、厚生労働委員会、安全保障委員会の開催を要請。あわせて、「参議院で可決された野党提出法案についても速やかな審議と採決を求める」として、「年金保険料流用禁止法案」「農業者戸別所得補償法案」「イラク特措法廃止法案」「郵政民営化凍結法案」等の審議を行うため、厚生労働委員会、農林水産委員会、テロ・イラク特別委員会、総務委員会を開くよう求めた。

 申し入れ後に会見した山岡国対委員長は、「国会は再延長されたが、与党の態度、すすめ方は、テロ特措法だけのために1カ月国会を延長したという姿勢がありありと見える」と不快感を表明。そのうえで、「われわれは国会を再延長した以上、国民生活にとっても、また国にとっても必要かつ重要な法案を精力的に審議すべきと、再延長前に大島委員長に申し入れていた」と語った。

 その時点で、大島自民党国対委員長からは「もちろんそのとおりだ」との回答が示されたにもかかわらず、現実にはまったく違う方向へ展開していることについて、申し入れの際に遺憾の意を表明したことも山岡国対委員長は明らかにした。

 また、民主党においては、国会再延長が決定された直後に各委員会の筆頭理事を招集し、「セレモニー国会にしてはならない、(国民にとって)必要なことに対して全力をあげて取り組んでもらいたい。暮れも正月もないと思って欲しい」と求め、各委員会においてはその姿勢を強めていたことも山岡国対委員長は説明した。
再延長後、17日月曜日から実際に始まった国会日程において、理事懇談会にすら応じない、やる気がまったくない、どの委員会においても国会が閉会したかのような与党の対応があると山岡委員長は強い憤りを重ねて表明した。

2562とはずがたり:2007/12/22(土) 04:29:00
>三百小選挙区のうち二百二十七まで埋まった。残る空白区でも擁立作業が最終調整段階を迎えており、
300=230(決定)+20(社)+10(国日他)+40(最終調整)と云う感じかな。

強気の小沢氏「選挙やるか」 首相批判も過熱 強める対決姿勢(12/19 07:52)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66610.html

 民主党の小沢一郎代表が福田康夫政権への対決姿勢を強めている。年金記録不備問題による内閣支持率低下などを受け、最近は早期の衆院解散・総選挙を求める発言を繰り返し、大連立を模索した党首会談以降は抑えていた首相批判も解禁。遅れていた選挙準備も整いつつあり、勝負時と見定めた感も漂う。

 「首相の言葉がまったく不誠実な、無責任な態度を表している」。小沢氏は十八日の記者会見で、年金問題をめぐり「公約違反というほど大げさなものか」とした首相発言をあらためて厳しく批判。その上で「衆院解散はできるだけ早い方がいい」と述べた。

 民主党は同日の役員会で年金問題、防衛省不祥事、薬害肝炎問題を「三点セット」として追及する方針を確認。遅れが指摘されていた衆院選の準備も十八日には八人の公認内定が決定し、三百小選挙区のうち二百二十七まで埋まった。残る空白区でも擁立作業が最終調整段階を迎えており、党内からは「この情勢なら過半数も狙えそう」(山岡賢次国対委員長)との声さえ出ている。

 小沢氏も周囲に「選挙やるか」と述べるなどファイティングポーズをみせる。大連立が不発に終わった後の辞任騒動で「衆院選での勝利は厳しい」とこぼした弱気はすっかり影を潜めた形だ。

首相、年金「誤解」を陳謝 支持率急落で沈静化図る(12/17 20:28)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66404.html

 政府は17日、年金記録問題の全面解決の事実上断念が参院選の「公約違反」と指摘されていることをめぐり、福田康夫首相が「誤解を招いた」と重ねて陳謝するなど、事態の沈静化に躍起となった。先に首相が「公約違反というほど大げさなものか」と発言したことが内閣支持率急落につながったことを深刻に受け止めたとみられる。これに対し、自民党の伊吹文明幹事長は記者会見で官邸側の対応を公然と批判。政府、与党間の「不協和音」も拡大した。

 首相は17日夕、官邸で記者団に、自民党が参院選ビラに「すべての統合を完了させる」と明記したことを踏まえ、「誤解を招く表現があったのは事実。おわびを申し上げないといけない」と陳謝。同時に「年金制度を再構築しなければいけない。このままでは崩壊するから、必死の思いで(照合を)やっている」と説明した。

「首相発言は政治を冒涜」 民主・小沢氏が批判(12/17 07:15)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66271.html

 民主党の小沢一郎代表は十六日、山梨県昭和町で講演し、福田康夫首相が該当者不明の年金記録の一部が照合困難になったことを「公約違反と言うほど大げさなものか」などと発言したことについて、「本当にばかげた無責任な政治がまかり通っている。日本で一番偉い人が公約なんてどうでもいいとの考え方で政治をやっている。これほど国民をばかにした、政治を冒涜(ぼうとく)した態度はない」と痛烈に批判した。

 また次期衆院選について「最終決戦だ」と述べ、野党で過半数を取り政権交代を目指す考えを強調した。

 講演に先立ち記者団に「出直し以外ない。解散・総選挙を早くして、民主党が本当の徹底的な政治行政の改革を実行しなくてはいけない」と述べ、首相に早期の衆院解散を求める姿勢を示した。

年金問題と首相発言が影響 内閣支持率急落で町村氏(12/17 12:26)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66366.html

 町村信孝官房長官は17日午前の記者会見で、共同通信社の全国電話世論調査で福田内閣の支持率が35・3%と急落したことに関し「年金などのことがあるのだろう。謙虚に国民の声に耳を傾け、耳を澄ましてしっかり対応していかなければならない」と述べ、政府が年金記録問題の全面解決を事実上断念したことが原因との見方を示した。

 町村氏は、福田康夫首相が年金問題で「公約違反というほど大げさなものか」と発言したことに批判が出ていることについて「何とも申し上げられないが、やはり影響したのではないかと思う」と述べた。

2563小説吉田学校読者:2007/12/24(月) 10:49:47
私としては、社民党は民主党が政権を取ったときに「非共産の左派」の票を吸収する可能性があるので、まだ、それなりの存在価値はあると思いますが・・
阿部・又市・渕上・照屋の共闘派、福島・日森の共闘危惧派に収斂しつつあるのだろうか、と考えてみたものの、「一人一派」状態と見た方が良いのかも。
個人的には「宮崎のフーシェ」鳥飼県議の国政進出希望。

幹事長・重野氏、国対・日森氏 社民、新体制が発足
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/67504.html

 社民党大会は二十三日、福島瑞穂党首が人事刷新を断行して閉幕した。自民、民主の二大政党体制が定着しつつある中、党の独自色を発揮したい福島氏の意向が強く反映された。ただ、野党共闘を重視してきた又市征治幹事長の副党首「棚上げ」で、党内の路線対立が顕在化。党内にも批判があるトップダウンの人事は、民主党との選挙協力の行方にも波紋を広げそうだ。
 「又市さんは副党首に、むしろ格上げになってもらい、重要な役割を果たしてもらう」。福島氏は大会後の記者会見でこう強調した。
 しかし、今回の幹事長交代劇の背景に、野党共闘に対する福島氏と又市氏の姿勢の違いがあったと指摘する声は多い。民主党との選挙協力を抑制し、多数の独自候補擁立を目指す福島氏に対し、野党共闘なしに党勢回復は困難とみる又市氏は、選挙協力に前向き。福島氏は民主党との本格協議を前に、又市氏の「事実上の更迭」(幹部)に踏み切ったとみられる。
 福島氏は、自らと距離を置く阿部知子政審会長を、辻元清美衆院議員に代えようとする人事も構想した。辻元氏に固辞されて不発に終わったが、阿部氏との確執は一層深まった。「党の顔」として三選を果たした福島氏だが、党内では土井たか子前党首に比べ「軽い」との評価がぬぐえない。福島氏は求心力回復を狙って人事で攻勢に出たものの、次期衆院選を前に逆に党内のぎくしゃくをあらわにしてしまった。

2564とはずがたり:2007/12/24(月) 12:13:58
フーシェってなんすか?洋菓子しか思い浮かばない。。

また渕上氏を共闘派に入れたのはどういう根拠です?

2566とはずがたり:2008/01/06(日) 14:35:46

民主の抵抗で一時的にガソリンが値下がりして自公の再議決でぽんと跳ね上がる事が決定的か。楽しみである。

先行処理を否定 道路財源で伊吹氏明言
2008.1.6 13:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080106/stt0801061302002-n1.htm

 自民党の伊吹文明幹事長は6日のNHK番組で、道路特定財源などの暫定税率を維持するための租税特別措置法改正案について「1月いっぱいに(衆院で)議了するのは国会対策上無理だ。与党は全く考えていない」と述べ、暫定税率の期限が切れる3月末までに成立させるため2008年度予算案より先行処理する異例の戦術は採らないことを明言した。

 同時に「法案が通らなければ国と地方の財政に大穴が開く。それで国民生活を維持できるのかと訴え、3月末までに(参院を)通すよう民主党にお願いしたい」と強調した。

 これに関連し、谷垣禎一政調会長は京都市での会合で「国民生活を守るためには、憲法が用意している制度を使うべき時は十分に使うことも頭の中に入れておかなければならない」と述べ、予算関連法案などが参院で否決された場合、衆院での再議決を検討すべきだとの考えを示した。

2567とはずがたり:2008/01/08(火) 01:13:49
ひとまず予算案に的を絞った形か。補給法案で解散では輿論の盛り上がりを期待できないと云う事か?民主の選挙準備も不足か?

民主、補給法案を参院継続で最終調整 首相問責見送りへ
http://www.asahi.com/politics/update/0108/TKY200801070345.html
2008年01月08日00時34分

 民主党は7日、参院で審議中の補給支援特別措置法案について、否決せずに継続審議とする方向で最終調整に入った。10日の参院外交防衛委員会で継続手続きをとる方向で検討している。継続手続きの場合、参院送付後60日間採決しなければ否決したとみなす憲法59条の規定を適用できるため、与党は12日にも衆院での再議決に踏み切り、3分の2の賛成で成立させる構え。民主党の反発は必至だが、この国会での首相問責決議案の提出は見送る方針だ。

 7日夕に小沢代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長ら党幹部が国会対応を協議し、首相問責決議案は「軽々には出さない」方針で一致した。補給法案の取り扱いについては「否決だけが選択肢でない」として継続審議を主張した輿石氏に一任することで合意した。

 同党は当初、会期末に首相問責決議案を可決し、衆院解散に追い込む戦略を検討していた。しかし、政府・与党が昨年末、問責決議されても解散に応じない方針を確認。これを受け民主党内では、解散に結びつかないのに「問責カード」を切るべきではない、との意見が大勢となった。

 山岡賢次国会対策委員長は7日、記者団に「軽々しく問責を使うものではない。世論の動向も含めながら考えたい」と述べ、提出見送りを示唆した。税制改正など予算関連法案の審議が大詰めを迎える3月末に照準を移し、改めて問責決議案の提出も検討する。

 一方、補給法案については鳩山、菅両氏らが「否決との意思表示をすべきだ」との立場を表明していた。しかし、与野党攻防を通常国会につなげる方針を固めたことに加え、昨年末に対案を提出したことから「議論を継続する姿勢を示すべきだ」との主張が強まり、継続審議とする方向になった。10日に最終判断する。

 これに対し与党は、11日までに参院で否決されれば、早ければ同日中にも衆院で再議決する方針を固めている。継続審議となれば「みなし否決」によって再議決できるのは12日以降となる。12日は土曜日で、通例なら衆院本会議の開催は週明けの15日となるが、与党は会期末で混乱することを警戒して12日中の再議決を検討している。

2568名無しさん:2008/01/08(火) 01:20:05
>>2567
参院予算委員長は自民ですよね。
強行採決されたらどうするんでしょうか。
委員長解任?本会議を開かない?

2569名無しさん:2008/01/08(火) 03:13:44
>>2568
委員長ポストは自民ですが、理事を始め、委員の数は野党の方が多いので、そもそもそれほど
強硬な措置は取れないでしょう。せいぜい衆院審議の7〜8カケで採決するとかくらいだと思います。
また、参院議長・議運委員長のポストは民主が握ってますので仰る通り、まずできるだけ
審議入りを遅らせることも想定されます。

2570とはずがたり:2008/01/12(土) 23:26:58
支持率低下も解散待望論もちょいと一服しちまったね。。

内閣支持低迷34% 年金なお厳しい評価 本社世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0112/TKY200801120224.html
2008年01月12日22時50分

 補給支援特別措置法の衆院での再議決を受けて、朝日新聞社が11日午後から12日夜にかけて実施した全国緊急世論調査(電話)によると、福田内閣の支持率は34%で、内閣発足以来最低だった前回(12月19、20日)の31%からやや持ち直したものの、引き続き低い水準だった。年金問題への評価は前回よりさらに厳しくなっており、低い支持率が続く要因となっている。特措法が参院で否決された後、衆院で再議決し、3分の2以上の賛成で成立させたことについては、「妥当だ」と「妥当でない」がともに41%で見方が分かれた。

 福田内閣の支持率は12月初旬までは40%台だったが、前回調査では年金記録問題をきっかけに急落した。その年金記録問題で、福田内閣の対応を「評価する」は26%(前回36%)にとどまり、「評価しない」が55%(前回46%)と、前回より厳しい数字となった。内閣支持層でも「評価する」は45%で、「評価しない」人が31%にのぼった。

 一方、衆院での再議決で特措法案の成立をはかることに対しては、前回調査で「妥当ではない」(43%)が「妥当だ」(37%)を上回っていた。

 特措法成立でインド洋での自衛隊活動の再開は決まったが、「活動再開は必要ではない」が今回48%に達し、「必要だ」の34%を上回った。前回調査で「必要ではない」(48%)が「必要だ」(37%)を上回り、今回さらに差が開いた。特措法そのものへの賛否も、反対が40%で、賛成の36%より多かった。

 参院で否決された法案を衆院の再議決で成立させるやり方について、他の法案にも使うことの賛否を聞くと、「賛成」は18%にとどまり、「反対」は35%、「どちらともいえない」が44%だった。特措法の再議決には約7割が「賛成」と答えた自民支持層でも、他の法案の再議決については「賛成」が30%で、公明支持層では「賛成」が19%にとどまった。与党支持層でも再議決の多用には慎重な姿勢がうかがえる。

 また、薬害C型肝炎訴訟をめぐって、福田首相が12月末、議員立法によって原告が求める全員一律救済を実現する方針を示し、これに沿った法律が成立したが、こうした福田首相の対応を「評価する」は71%だった。ただ、「評価する」と答えた人のうち、内閣を支持する人は40%にとどまり、不支持が41%。首相の決断が必ずしも支持率回復の大きな要因にはなっていない。

 こうした中、「いま総選挙をするとしたら」として聞いた比例区の投票先は、民主が36%(前回38%)で自民の25%(同23%)を引き続き大きく上回った。

 望ましい政権の形も「民主中心」が35%(同41%)で「自民中心」の27%(同28%)に水をあけている。政党支持率は、自民が26%(同27%)、民主が25%(同25%)だった。

 他方、衆院の解散・総選挙については、「早く実施すべきだ」が前回の39%から34%に減り、「急ぐ必要はない」が前回の48%から54%に増えて、内閣支持率が急落する前とほぼ同じ比率に戻った。民主支持層では「早く実施すべきだ」が前回の69%から52%に減っており、全体として解散風が弱まる結果となった。

2571とはずがたり:2008/01/14(月) 13:36:19
民主は自衛隊ではなくガソリンで総選挙やる事に決めたようだ。
国論を二分する海外派兵で選挙やるのはリスク高すぎるし保守系への滲透度が決定的に劣る。
ガソリンなら衆院選の主戦場の都市部にアピールできるしいいではないの?自民は再可決断念に追い込まれるかも知れぬ。

ガソリン暫定税率 廃止か維持か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000051-san-pol
1月14日8時1分配信 産経新聞

 民主党は18日召集の通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止を目指し、中堅・若手を中心とした衆院議員約60人からなる「ガソリン値下げ実働部隊」を編成する方針を固めた。次期衆院選をにらみ、政府・与党に徹底抗戦するためで、実働部隊を中心に地方遊説を展開する。一方、自民党は13日、揮発油税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)の年度内成立に向けて野党側に協力を求めるなど、暫定税率をめぐる論議が国会召集前から熱を帯び始めてきた。

 ■民主「値下げ隊」に60人

 実働部隊は、国会対策委員会の副委員長の下に配置する。国対副委員長を2人増員し、中堅・若手議員を指導して国会論戦や遊説の際の意思統一を図る。「国会攻防のいざというときに、すぐ招集する」(民主党筋)ねらいもある。

 政府・与党が暫定税率維持のため関連法案の審議や採決を強行する場合は、河野洋平衆院議長を議長室に閉じこめて本会議を開かせない実力阻止も辞さない構えだ。

 「与党がこれからも再可決するようなことがあれば、今度はこちらも強行策をとりますよ」

 民主党の山岡賢次国対委員長は11日、与党の新テロ対策特別措置法案の再可決方針への抗議で河野議長を訪ねた際、ガソリン代をめぐる与野党攻防を見越して牽制(けんせい)した。河野氏は「そんなに脅かさないでください」と苦笑いを浮かべた。

 暫定税率維持を含む歳入関連法案が年度内に成立しなければ、ガソリン代は1リットル当たり約25円の値下げ効果がある。このため、民主党は「ガソリン代25円値下げ」を大書したビラも作製。税収が減る分の財源の手当てや値下げによって生じる混乱への対応について理論武装を進め、国民の理解と指示を得たい考えだ。

 政府・与党が衆院再議決でガソリン代を元に戻せば国民から反発されるのは必至だ。民主党はこのタイミングで福田康夫首相の問責決議案を提出し、衆院解散に追い込む青写真を描いている。
                   ◇
 ■自民 18日にも法案骨子提示

 自民党の大島理森国対委員長は13日のNHK番組で、歳入関連法案について「ぜひ年度内に成立させたい」と述べ、民主党など野党側に年度内成立への協力を求めた。

 大島氏は「法案はすぐに出せなくても骨子案みたいなものを示し、(野党側に)ぜひ勉強してもらいたい」とも述べ、25日に予定している関連法案の提出に先立ち、18日召集の通常国会冒頭にも骨子を提示する考えを示した。同時に、税制関連特別委員会の設置を打診する意向を表明した。

 これに対し、民主党の山岡賢次国対委員長は13日夜、大阪府豊能町での会合で、歳入関連法案をめぐる来年度予算案の衆院の審議に関し、「そう簡単に採決できない。3月10日の週までかけないといけない」と述べた。

 ガソリン代値下げを実現するため、予算案の審議に合わせ、暫定税率維持のための関連法案の審議を衆院で極力引き延ばし、3月末の暫定税率の期限切れに持ち込む方針を示したものだ。

 山岡氏はまた、税制関連特別委に関し、「そんなことは断じてやらない」と述べた。

 これに関連し、自民党の伊吹文明幹事長は13日のフジテレビの「報道2001」で、同党の参院側が求めている1月中の歳入関連法案の衆院通過について「時間的に無理だ。ちょっとずれる」と改めて否定した。

2572とはずがたり:2008/01/17(木) 00:14:37
なんですか,このバージニア・ウルフなんてこわくない張りの決意表明はw

福田首相「総選挙だって怖くない」
2008.1.16 18:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080116/plc0801161815006-n1.htm

 福田康夫首相(自民党総裁)は16日、党本部で開かれた全国幹事長会議であいさつし、「総選挙だって怖くない。そういう思いを持ってこれから突き進んでいくのがわれわれの使命である」と述べ、次期衆院選に向け、一致協力を呼びかけた。衆参ねじれ国会について「昨年は隠忍自重で堪え忍んでやってきたが、今年はそういうことだけでは済まない」と新たな決意を表明した。

2573名無しさん:2008/01/17(木) 00:23:15
福田「せ、選挙なんか、こ、怖くないんだからねっ!」

2575とはずがたり:2008/01/26(土) 00:57:38
こんな奇策も出してきてるんですな〜。
国会対策手法の総動員ですな・・。
一年間本則の2倍となってる暫定税率を1.5倍ぐらいに抑えられないのでしょうかね。石油高騰を理由に。

秘策?奇策? 与党内にくすぶるブリッジ法案
2008.1.25 19:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080125/plc0801251909007-n1.htm

 福田康夫首相は25日夕、自民党の一部で浮上している揮発油税の暫定税率の期限を延長する議員立法(ブリッジ法案)について「特別なことを私が考え、やっているということはない」と述べ、慎重姿勢を示した。首相官邸で記者団に語った。

 これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「民主党がガソリン国会と言って対決的な姿勢を示すので、与党もいろいろ考えないといけなくなる。考えないで済むようにしてほしい」と答弁し、民主党に協調路線を呼びかけた。

 ブリッジ法案は、政府が提出した歳入関連法案(日切れ法案)が3月末の期限内に成立しなかった場合の混乱を防ぐための「つなぎ」として、現行税率を4月1日以降3カ月間延長を担保する法案。議員立法なので首相らの答弁を省略できるメリットがある。

 昨年10月、自民党の久間章生元防衛相が提唱し、党内で先の臨時国会への提出を検討したが、「国会が空転しかねない」と断念した。与党執行部は「ブリッジ法案は二度手間になる」と否定的だが、町村派の一部などから「最終手段として再検討すべきだ」との声が上がっている。

 森喜朗元首相は25日、民放テレビ番組の収録で、「(日切れ法案が年度内成立しなかったら)国民の皆さんに大変な迷惑をかける。当分は期限前の法律のままで、という安全弁としての考え方ではないか」とブリッジ法案に一定の理解を示した。

 一方、民主党の山岡賢次国対委員長は25日午前、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、「ブリッジ法案を提出すれば不退転の決意で阻止する」と述べ、与党が国会提出に踏み切った場合、審議拒否戦術で徹底抗戦する姿勢を示した。

2576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 01:38:00
>>2574
ご確認なさったかもしれませんが、略称は「民」になりました。

>>2575
本チャンの歳入関連法案にしてもブリッジ法案にしてもどちらにしろ月内に通すのは強行色が強くなりますが、それをやる場合それでどう輿論が反応するかでしょうね。
政府与党とすれば、大阪府知事選後の浮き足立った雰囲気を生かしてやってしまおうかというところだと思います。

この問題、最終的には暫定税率が維持される両院の議席構成なのですし、基本的には国会戦術の巧拙の争いではないかと見ています。

2577とはずがたり:2008/01/29(火) 10:30:11

解釈改憲迄飛び出したぞ。。

予算並み衆院優越を 関連法案 暫定税率継続へ自民・町村派提言
2008年1月24日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008012402081903.html

 自民党町村派は二十三日、予算案に関する憲法の衆院優越の規定を、予算関連法案にも適用できるよう解釈の変更を求める緊急提言をまとめた。予算関連法案の一つで、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を二〇〇八年度も継続する租税特別措置法改正案の年度内成立が危ぶまれているのに応じた措置。二十四日の総会で正式決定し、同派出身の福田首相に提出する。

 憲法は予算案について(1)衆院に先に提出(2)衆院通過後、参院が否決しても衆院の議決を優先(3)参院が採決しない場合、否決したとみなす期間は通常法案の六十日より短い三十日間−と規定しているが従来、予算関連法案には適用されていない。

 提言は、租特法改正案に反対する民主党を「政局にする意図でやっている」と批判。自民党執行部に対し「ねじれ国会の中で、国民生活に影響を与えないように新たな国会運営ルールを超党派で確立する必要がある」として、憲法解釈の変更を民主党に働き掛けるよう求めている。

 民主党が呼び掛けに応じない場合は、予算関連法案を「できるだけ早期に参院に送付することが求められる」と指摘。参院採決が引き延ばされても「みなし否決」の規定により、年度内に衆院で再可決・成立可能な一月中に法案を衆院通過させることが望ましいとの立場を示して民主党をけん制している。

2578とはずがたり:2008/01/31(木) 20:04:27
ブリッジ法案 与野党攻防痛み分け 狙い通りは首相だけ?
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080131002.html
2008年1月31日(木)08:33

 30日午後3時、衆参両院を結ぶ中央塔3階の常任委員長室に与野党幹事長が続々と参集した。少し遅れて河野洋平衆院議長、江田五月参院議長らが入り、国会空転を回避するための合意文「両院議長斡旋(あっせん)」に署名を求めた。

 すべての署名を確認した河野氏は厳かな表情でこう言った。

 「これは幹事長の署名だが、当然党としての責任を持っていただき、党首が『これは嫌だ』ということにならないようによろしくお願いしたい」

 明らかに両院議長が求める党首合意を拒んだ民主党の小沢一郎代表への当てつけだった。鳩山由紀夫幹事長は「それは私に言っているのですか」と苦笑いを浮かべた。

 この与野党合意により、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)をめぐる攻防はひとまずピリオドを打った。

 河野氏は会談後の記者会見で「衆参のねじれ現象をいかに克服するか国会の意思をキチンと決めなければならない。もっと踏み込んだ合意を作っていかなければならない」と今後も積極的に調停に乗り出す考えを表明。立法府の威厳を保てたことに気分が高揚したのか、河野氏は議長室に戻ると「これから忙しくなるな」と肩を大きく回してみせた。
                   ◇
 円満解決に見えるが、30日昼までは、現行税率を維持するための議員立法「ブリッジ法案」をめぐり、与野党激突は避けられない情勢だった。

 午前10時、民主党の両院議員総会で、小沢氏は「(ブリッジ法案は)日本の議会制民主主義を踏みにじるものだ。断固戦うべし」と大号令を発した。法案を付託された衆院財務金融、総務の両委員会は、民主党の「ガソリン値下げ隊」の罵声(ばせい)の中で法案を可決した。値下げ隊は午後の本会議採決の実力阻止に向け、着々と準備を進めていた。

 与野党幹事長会談も不調に終わり、自民、公明両党は「強行突破やむなし」と判断、自民党の伊吹文明幹事長は「午後1時が与野党協議のタイムリミットだ」と指令を出した。若手・中堅は議長室周辺のピケ排除作戦を真剣に協議し、笹川堯議運委員長は「監禁」対策としてポケットに携帯トイレを忍ばせた。

 河野氏は正午すぎ、伊吹氏、自民党の大島理森国対委員長らを議長応接室に呼び、「もっと汗をかいてほしい」と求めたが、大島氏は「もう知恵はありません。力尽きました」と音をあげた。

 与野党合意の焦点は歳入関連法案の年度内採決をどう担保するかだった。努力規定にとどめたい野党と、確約を得たい与党の隔たりは大きく、河野氏も「これで鳩山氏がのまないならば本会議のベルを押すしかないな」と腹を固めた。

 ところが、午後1時の河野−江田会談直後、民主党側は与党案を突然のんできた。自民党執行部からは「まさか」と驚きの声が上がった。
                   ◇
 合意後、伊吹氏は「いや疲れたねえ…。明日から国会は正常化だ。せっかくまとまったんだから刺激的なことは言いません」と満面の笑みを浮かべたが、自民党には「痛み分けにすぎない」との見方も少なくない。

 特に参院には「苦しくても強行突破した方が民主党のダメージは大きかった」「けんかを先送りしただけ」と不満がくすぶる。ある閣僚経験者は「紙切れ一枚の合意で年度内成立がホントに担保されたといえるのか。相手は小沢氏だ。何をネタに反故(ほご)にされるか分からない」と訝(いぶか)しがった。

 両院議長による調停が定着することへの疑念もある。ある自民党重鎮は「議長が本会議のベルを押すかどうかで法案の生死が決まるというのは、実は恐ろしい事態ではないか」と話す。

 一方、福田康夫首相はブリッジ法案に終始慎重だった。

 国会答弁は常に「われ関せず」と貫き、法案提出直前にも「やらないで済むならそれにこしたことはないよね…」と周囲にぼやいた。与野党合意後も記者団に「まあ国会が正常化するわけですね。よかったと思います」とそっけなかった。

 首相の狙いが初めから与野党合意にあり、ブリッジ法案はそれを促すためのツールに過ぎなかったのかもしれない。(石橋文登)

2579名無しさん:2008/01/31(木) 22:21:47
得したのが福田だけ、というのは
「たかが現状維持」のために自公がこれだけのパワーを費やしたのに
トップはノーダメージだったというだけの話だろう

2581とはずがたり:2008/03/12(水) 21:17:48
武藤氏の採決時、民主系5人が棄権
http://www.asahi.com/politics/update/0312/TKY200803120190.html
2008年03月12日13時27分

 12日、参院本会議で行われた次期日銀正副総裁人事案の採決に棄権・欠席した議員は次の通り。(敬称略、※は欠席)

 【武藤敏郎氏の総裁案】※大江康弘、川上義博、※木俣佳丈、広田一、森田高(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、※松下新平(無所属)【白川方明氏の副総裁案】※大江、※木俣、田中康夫(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、※松下(無所属)【伊藤隆敏氏の副総裁案】※大江、※木俣(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、山田俊男(自民→全農系。なんで造反?)、※松下(無所属)

2582小説吉田学校読者:2008/03/15(土) 12:10:38
参院インターネット中継見ますと、鴻池委員長、完全にプッツンしております。私も委員長席にいたらキレていると思います。
だいたい、国会審議を自己アピールの場とか思っているんだろうか。
05年の郵政選挙で、ヤレ改革だソレ抵抗勢力だなどと、絶叫したのを信用して、選挙を勝たせてこのざまであります。鴻池委員長に一喝されて恥ずかしいと思ったのは、松島ではなく選挙区民だったと思います。

国交副大臣しゃべり過ぎ、委員長怒り「出入り禁止」
http://www.asahi.com/politics/update/0314/TKY200803140327.html

 自民党の松島みどり国土交通副大臣が、08年度予算案を審議中の参院予算委員会への「出入り禁止」を言い渡された。14日午前の質疑で鴻池祥肇委員長(自民)の制止をきかず、答弁を続けたのが理由。副大臣が委員会に出席できなくなるのは極めて異例だ。
 津田弥太郎氏(民主)が、松島氏が02年と06年に自らのホームページで「むやみに道路を造るのはやめるべきで、暫定税率撤廃を唱えてきた」と主張していたことを取り上げ、国交省の方針との整合性をただした。
 松島氏は「政治家、国土交通副大臣として答弁する」と切り出し、「不勉強にも、日本の橋、東京の橋が老朽化していることを知らなかった。橋を守るためにも暫定税率が必要」と選挙区の事情も挙げ、5分間にわたって釈明。途中、鴻池氏が「簡潔な答弁を」と注意したが、松島氏は答弁をやめず、鴻池氏が「打ち切りなさい」と2度絶叫。ようやく終わった。
 鴻池氏は午後の質疑冒頭、「委員会を冒涜(ぼうとく)するもので、松島氏の予算委への出入りはお断りを申し上げる」と宣言。国会法48条に「委員長は委員会の秩序を保持する」とあり、出入り禁止は同条に基づくとみられる。

2583とはずがたり:2008/03/15(土) 12:35:54
流石世界の林文夫だ。クリアである。
http://fhayashi.fc2web.com/BOJ.htm

2584とはずがたり@掛川:2008/03/16(日) 00:16:26
>>2583
一応解説しとくと林先生は日本で数少ない世界的に通用する偉大な経済学者であります。

2585名無しさん:2008/03/16(日) 01:42:43
政治家が経済を語るのはきついですね
財務相と金融担当は民間起用でいいのでは
もちろん党税調とかは要るでしょうけど

2586小説吉田学校読者:2008/03/18(火) 06:41:08
福田のリードで人事も揺れる

日銀総裁、空席濃厚に 政府が提示見送り
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200803170319.html

 19日に任期切れが迫る日本銀行の福井俊彦総裁の後任人事で、政府は17日、新たな人事案の国会提示を見送った。政府は非公式に民主党に対し、参院で総裁昇格案が不同意となった武藤敏郎副総裁を引き続き副総裁で処遇する一方、総裁候補を差し替える案を打診したが合意できなかった。「総裁空席」の可能性が高まっており、その場合は、衆参両院で副総裁に同意された白川方明(まさあき)・京大大学院教授が総裁の職務を代行する。
 新たな人事案を巡っては、自民党の伊吹文明幹事長や大島理森国会対策委員長が16日夜から17日にかけ、民主党の鳩山由紀夫幹事長に電話し、首相の意向として、福井総裁か、武藤副総裁か、どちらか1人の再任を非公式に打診した。
 17日午後には、伊吹氏が鳩山氏に電話し、「武藤副総裁の時の総裁候補は財界関係者かもしれない」と伝えたが、与党側から財界人の具体名が示されることはなく、立ち消えとなった。
 自民党側が、総裁候補だった武藤氏を副総裁として改めて打診してきた背景には、「武藤氏がベストの人選」との判断を変えていない首相の強いこだわりがある。
 首相は「財政と金融がしっかり連携してこそ、適切な経済運営ができる」が持論。元財務事務次官で財政に詳しい武藤氏抜きに、日銀出身者や学者だけで固めて、日銀の運営が本当にうまくいくのかとの思いがある。
 一方で、政府案が2度続けて不同意になれば、政権基盤が大きく揺らぐ。武藤氏を正副総裁から完全にはずす場合は、民主党が確実に同意する「保証」が欲しいところだが、民主党の出方を読み切れない首相側には疑心暗鬼が募る。
 首相は17日の政府・与党連絡会議で「民主党の考え方がよく分からないと、決めるのは大変だ」と語った。さらに「民主党は一人ひとり言っていることがバラバラ。新しい候補を出しても、同意が得られる保証はどこにもない」と周辺にいらだちをぶちまけた。
 武藤氏以外で合意できる見通しが立たないために、満を持して提示した武藤氏への「未練」を断ち切れないようだ。
 しかし、首相が武藤氏の処遇にこだわるほど、民主党は態度を硬化し、出口は見えなくなる。小沢代表から「一度不同意にした人を、副総裁で同意する理屈があるか」との考えを示された鳩山氏は17日夜、「総裁空席」は必至との見方を示した。「19日までに日銀人事を決定するのは、事実上不可能になった」
 空席回避のタイムリミットとされた17日にも政府案を示せなかった首相は同日夜、記者団にこう語った。「政府だけで決められない。慎重にやるしかない。民主党の考えがよくわからない」

2587小説吉田学校読者:2008/03/18(火) 23:26:46
当たらない吉田学校予想 ◎黒田元財務官、○渡辺前財務官、△小川元大蔵次官(横浜銀頭取)、×加藤元財務官

日銀総裁空席の公算=民主、田波案も不同意−旧大蔵次官理由に−西村副総裁は同意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000171-jij-pol

 民主党は18日夜、党本部で役員会を開き、政府が次期日銀総裁候補として再提示した田波耕治国際協力銀行総裁(68)を不同意とすることを決めた。副総裁候補の西村清彦日銀審議委員(54)は同意する。民主党など野党が多数を占める参院で「田波総裁」は否決される方向だ。福井俊彦総裁の任期切れを19日に控え、総裁空席の事態は避けられないとの見方が一段と強まった。
 民主党は、田波氏が先に不同意とした武藤敏郎日銀副総裁と同じ旧大蔵省(現財務省)の事務次官経験者であることから「財務省の順送り人事は認められない」とした。
 これに先立ち、町村信孝官房長官は国会内で鳩山由紀夫幹事長と会い、田波総裁案に理解を求めた。しかし鳩山氏は「武藤氏を不同意にしておいて、田波氏を同意するのはなかなか難しい」と伝えた。西村氏については「(日銀での)経歴が生かされるのではないか」(鳩山氏)と評価した。
 民主党以外の野党では、共産党が田波、西村両氏とも不同意とする方針。社民党は田波氏のみ不同意とすることを決定した。国民新党は「総裁人事を政争の具にすべきではない」(綿貫民輔代表)として両氏とも同意する。

2588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/19(水) 00:48:04
田波を出したせいで財務省出身者を総裁に据えるのが一気に難しくなりました。
民主党の中には、財務省出身者を一律にペケとする議員もいれば、金融畑の経験を重視する人もいれば、政局の流れを重視する人もいます。
財務省出身者を一律にペケつける空気が強くなってきて、財務官でも微妙になってきました(ハードルが上がってきました)。

財務省出身者なら渡辺氏だろうと見ますが、次に確実に決めるなら財務省以外からの起用になるんじゃないかと思います。
ただ、ここでのポイントは、正副総裁に一人は入れたい財務省の思惑をどうこなしていくか。ここに強く配慮するなら、なりふり構わず財務省出身者を福田が推すということになり、あまりいい印象が残らないか。

2589とはずがたり:2008/03/23(日) 00:05:30

税制改正「民主の分離案に賛成も」 山崎拓氏・中川秀氏
http://www.asahi.com/politics/update/0322/TKY200803220318.html
2008年03月22日23時14分

 自民党の山崎拓・元幹事長は22日、地元の福岡市で記者団に対し、道路特定財源をめぐる与党と民主党の修正協議入りにめどが立たない状況について「話し合いがつかないまま4月に突入すれば全体の税制を巻き添えにするので、分離処理する必要がある。民主党案をそのまま採決する手もある」と語った。民主党は政府の税制改正関連法案から「国民生活への影響が大きい」とみる7項目を取り出した法案を提出しており、この法案への賛成も選択肢になるとの考えを示したものだ。

 また、中国訪問中の自民党の中川秀直・元幹事長も22日、北京で記者団に「民主党も(政府案の一部を)切り離した法案を出しているのだから、4月1日に間に合わせて話をつけなければならない」と語り、民主案の一部を受け入れざるを得ないとの考えを示した。

2590とはずがたり:2008/03/23(日) 00:11:12
悉く無能であるねぇ。
まぁ対応が難しいのは理解できるが。
ヨーロッパが五輪ボイコットとなるとそれはそれで民主化圧力になりそうで面白そうではあるが世界の分断は良くないねぇ…。
少なくとも中国経済のバブルの破局は近いかも!?

チベット問題、対応苦慮する福田政権
http://www.asahi.com/politics/update/0321/TKY200803210366.html
2008年03月21日21時17分

 中国チベット自治区の騒乱をめぐり、福田政権が難しい対応を迫られている。福田首相は「日米同盟とアジア外交の共鳴」を掲げるが、欧米諸国を中心に「人権問題」に敏感な国際世論との間で板挟みになる可能性もある。5月の胡錦濤(フー・チン・タオ)国家主席の来日を控え、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に続く難題。ただ、中国側が「内政問題」と主張している以上、日本側からは手を出せないのが実情だ。

 「(北京五輪について)フランス外相が言ったと聞いているが、そういう影響を与えない形で中国と関係の方が努力することが必要だ」。首相は21日、記者団に、フランス外相が北京五輪開会式のボイコットの可能性を示唆したことに触れつつ、日本としては一線を画す考えを示した。

 日本政府は、50を超す多くの民族を抱える中国政府は独立につながる民族運動には神経質にならざるをえないとみる。「(中国側が)絶対譲歩できない問題で攻めても日中関係が悪くなるだけ。安倍、福田両政権でようやく回復した関係を壊すべきではない」(政府関係者)との考えが強く、事態が沈静化するなら、ことを荒立てたくないというのが本音だ。

 首相は21日、胡主席の来日に関連して「必要なことがあれば意見を申し上げることもあるかも知れないが、状況次第だ」と記者団に語った。政府内には「日本は中国と相互依存関係にある。ギョーザ事件で、中国とはけんかできないことがはっきりしたのではないか」(外務省幹部)との見方もあり、首脳会談での扱いは難しそうだ。

 一方、政府は騒乱発生直後の15日、邦人保護のため在北京大使館員を現地に派遣しようと中国政府に打診したが「内政問題」を理由に拒否された。携帯電話での情報収集や帰国した旅行者から話を聞くなどして、実態把握に追われているが、首相周辺は「間接的な情報に頼らざるを得ず、状況がよく分からない」と困惑している。

2591小説吉田学校読者:2008/03/23(日) 11:10:25
キューバ危機が「世界を震撼させた7(13)日」、ロシア革命が「世界を震撼させた10日」であれば、明日からの8日間は「日本の税制を震撼させた8日」になります。
たばこ、酒(安くなる?)、牛丼(高くなる?)、ビール(相殺?)となるんでしょうか?そして、中小企業の会計への影響は?
当たらない吉田学校予想としましては、「道路特別会計関連を棚上げして租税特別措置法改正案成立で会期末までしのぐ」でしょうか。

ガソリン25円下げ濃厚 租特法改正案 民主、協議拒否へ 来月
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008032202097306.html

 ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を四月以降も維持する租税特別措置法改正案が年度内に成立せず、四月一日からガソリン価格が一リットル当たり二五・一円下がる公算となった。与党が二十一日に提示した修正案を民主党が拒否する方針で、年度内成立が絶望的となったためだ。与党は四月末に衆院で再可決して価格を元に戻す構えだが、混乱は避けられず福田政権に大打撃となる。 
 自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫の両政調会長は二十一日夜、民主党の直嶋正行政調会長と国会内で会い(1)道路特定財源は税制抜本改革時に一般財源化に向け見直す(2)道路整備中期計画は期間を含めて見直す−との修正案を提示。与野党協議機関を設置して協議を始めるように求めた。
 直嶋氏は党本部で鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行と会談。修正案は暫定税率の廃止と道路特定財源の一般財源化を求める民主党の主張との隔たりが大きく、協議には応じられないとの考えで一致した。二十四日に態度を正式に決める。
 これに対し、与党内は自民党の道路族議員を中心に民主党への譲歩には反対論が強く、歩み寄りは困難な情勢だ。
 一方、与党は民主党が参院で採決を引き延ばした場合、参院送付後六十日で否決とみなして衆院で三分の二以上での再可決を可能とする憲法の規定にのっとり、四月二十八日以降に再可決する方針。
 しかし、与党内にも慎重論があるため、世論を見極めて、福田康夫首相が最終判断する。
 民主党は、租特法改正案からガソリン関連だけ取り除いた対案を参院に提出したが、成立の見通しは立っていない。このため同改正案に含まれる移転登記税やたばこ税、酒税などの暫定税率維持や所得税法改正なども「巻き添え」となる可能性がある。

2592とはずがたり:2008/03/23(日) 14:23:37
いやぁ〜,混乱楽しみっす(・∀・)←不謹慎
まぁ自民もたばこ税や酒税が巻き添えになって民主のせいだと主張するような自爆テロ迄には至らないでしょうからガソリン以外は決着するでしょうな。

2594とはずがたり:2008/03/27(木) 17:09:43
税金の無駄の根源である暫定税率に関しては何もいってないのかね??

道路、09年度から一般財源化=福田首相、緊急会見で表明へ
2008年3月27日(木)16:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-080327X248.html

 福田康夫首相は27日午後、緊急に記者会見し、2009年度から道路特定財源を一般財源化する方針を表明する。政府関係者が明らかにした。揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案をめぐる与野党協議が暗礁に乗り上げていることから、新提案で事態打開を図る狙いがあるとみられる。

 首相は会見に先立ち、自民党中堅・若手議員から、(1)道路特定財源の09年度からの一般財源化(2)道路整備中期計画の期間を10年から5年に短縮−などの提言を受け、「ストライクゾーンのいい球だ」と述べていた。 

[時事通信社]

2595とはずがたり:2008/03/27(木) 17:12:21
強行突破を自民は決意したのか?参院での問責決議のあとどうするのかね。
総辞職か?

租特期限切れ 増税分7項目還付へ 政府・与党
http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY200803260396.html?ref=goo
2008年03月27日08時01分

 政府・与党は26日、3月末に期限が切れる租税特別措置(租特)のうち税率変更などで増税されるものについて、期限切れで一時的に負担増となった分の還付に応じる方針を固めた。土地売買の登記や国際的な金融取引など、放置すれば混乱が予想される7項目が対象。税制改正関連法案の成立後に、政省令を定めて対応する方向で検討している。ガソリン税など道路特定財源の暫定税率については、期限切れで減税となるため対象外となる。

 期限切れとなれば、現在は非課税の「東京オフショア市場」取引や債券を担保にする「外債レポ」取引は、それぞれ利子の15%、20%の所得税がかかるようになり、海外市場に資金が流出することが懸念されている。ほかに、土地売買の所有権登記の際に、固定資産税評価額の1%に軽減されている登録免許税は2%に倍増し、住宅購入時の出費が10万円単位で増加する▽入国者が国内に持ち込むたばこやウイスキーに消費税負担が増える――などの影響が出るとされている。

 そこで、期限切れ期間が短期にとどまるという前提で、政府・与党は増税分を全額還付する方針だ。税制関連法案は憲法の「60日ルール」に基づき、4月29日以降は衆院で再議決が可能になることから、1カ月程度の期間を想定している。

 還付手続きは納税者に税額を申告してもらい、税務署、税関、法務局など関係機関で対応する。政省令や通達で具体的な内容を定めることで調整を進めている。

 民主党は、この7項目の租特について道路特定財源などと切り離した法案を提出しており、与党側に月内成立を呼びかけている。しかし、道路特定財源の暫定税率維持と一体での成立を求める政府・与党との協議は平行線で、7項目の期限切れも避けられない可能性が強まっている。

 一方、ガソリン税などの暫定税率については、納税者にとっては減税となるため、税金面での措置は想定されていない。ただ、流通の混乱などでガソリンスタンドが経営難に陥るケースも想定されることから、与党内では業者に対する政府系金融機関の融資などの支援策が検討されている。

2596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/29(土) 10:49:21
財務省出身では同意困難 日銀総裁、民主が自民に
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008032801000926_Politics.html

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は28日、自民党の伊吹文明幹事長と国会内で会談し、空席となっている日銀総裁の新たな人事案に関し、財務省出身者では同意は難しいとの考えを示した。「財政と金融の分離」など従来の民主党の主張を説明した上で「財務省(旧大蔵省)出身者を2度、不同意とした事実を政府は重く受け止めるべきだ」と述べた。

 会談は「同意人事を円滑に取り運ぶための意見の擦り合わせ」が目的で、伊吹氏が呼び掛けた。両氏は、現在の国際金融情勢の下で空席は望ましくないとし、可能な限り早期に決定すべきだとの認識で一致。「政府の人事権に介入はできない」として具体的な候補者名を挙げての協議はしなかった。

 また、鳩山氏は日銀総裁人事に関する共産、社民、国民新各党のそれぞれの意向を伊吹氏に伝達。伊吹氏は福田康夫首相、町村信孝官房長官と国会内で会い、野党側の考えを伝えた。

2597とはずがたり:2008/04/01(火) 20:01:23
なんかもう裸の王様ですかねぇ。なんのプラス効果も無かったような。
再議決→首相問責→総辞職も見えてきたんでわないか?

福田政権末期の様相…暴走会見で身内からも総スカン
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008032801_all.html

 福田康夫首相が27日夕の緊急記者会見で表明した道路特定財源に関する新提案が、与野党から総スカンをくらっている。今月末にガソリン税の暫定税率が切れる土壇場で、民主党に歩み寄りを求めるために独断で行った会見だったが、暫定税率廃止を主張する民主党はあっさり拒否。「寝耳に水」だった自民党内からも「殿、ご乱心だ」と猛反発する声が噴出し、もはや政権末期の様相を呈してきた。
 今まで多くの政策課題を“他人事”で済ませ指導力を発揮してこなかった福田首相だが、緊急会見では珍しく道路特定財源の改革姿勢を国民にアピールした。だが、自民党内には驚きと不満の声が渦巻いた。
 27日午後1時過ぎ、自民党の伊吹文明幹事長や古賀誠選対委員長らは、国会内の党総裁室で臨時役員会を開き、租税特別措置法改正案の再可決について議論していた。
 そこに突然「首相会見」を伝えるテレビのテロップが流れた。間もなく首相から、谷垣禎一政調会長に会見内容を伝える電話が入ったが、新提案の全容が伝わると一同騒然となったという。
 役員会に出席していた細田博之幹事長代理は「『殿、ご乱心』と言ってくる!」と、谷垣氏とともに官邸に“いさめ”に行ったが、会見で首相の口から出たのは09年度からの道路特定財源の一般財源化方針だった。
 これに対して伊吹氏は「党内手続きを取っているものではない。(首相は)政府としての考えを言っている」と憮然と突き放した。
 道路族の二階俊博総務会長も「首相がそういう発言をされることは漏れ承っていたが、われわれが議論する時間は全くなかった」と不満顔。古賀誠選対委員長にいたっては、「『必要な道路は確保する』と言っていただいたが、その辺をどう議論の中でバランスを取るかだ」と述べ、税制改正論議での巻き返しを示唆した。
 自民党内の反発覚悟で福田首相はなぜ、“独断専行”会見を開いたのか。首相周辺はこう解説する。
 「支持率低下でどうしようもなくなり、小泉純一郎元首相なみの指導力を発揮しようとして求心力を高める作戦に出たのだ」(政府筋)
 ただ、自民党ベテランはこう突き放す。
 「確かに小泉氏が郵政民営化など党内抵抗勢力との対決構図を利用して、政権浮揚につなげてきた。しかし、同じことをしようとしても、信念のある小泉氏と何も信念のない福田首相とでは迫力が違う。また、小泉氏の場合、幹事長にイエスマンの武部勤氏を起用するなど、すくなくとも党執行部は味方にしていた。対して福田首相は執行部に敵に回した形で、これでは政権はもたない」
 福田首相は政権爆破の導火線に自ら火をつけてしまったようだ。

ZAKZAK 2008/03/28

2598とはずがたり:2008/04/01(火) 20:02:32
>>2597
とはいえ後継に小池はちょっと飛ばし記事ではないか。けど小池なら人気出そうではあるなぁ。。

与謝野vs小池? 浮上したポスト福田の意外な候補者
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008033129_all.html

 福田康夫首相の求心力低下が止まらない。「経済無策」や「他人事」は国民の共通認識となり、指導力を見せようとして強行発表した道路特定財源の一般財源化案を含む新提案は、野党に一蹴されただけでなく、自民党道路族や党執行部との溝を深めた。永田町では「福田首相は洞爺湖サミットまでもたない」との悲観論も強まり、「ポスト福田」として、早くも与謝野馨前官房長官や小池百合子元防衛相らの名前が飛び交い始めた。
 27日の緊急会見以降、相次いでメディアに登場している福田首相。31日も記者会見を行い、1日からガソリン価格が25円下がるなどして国民に混乱が広がることを陳謝する。「他人事」批判や指導力不足が指摘されるだけに、国民に直接、訴えることで支持率回復を図る狙いがある。
 だが、倒閣に向け布石を打ち始めた民主党の小沢一郎代表との関係については「玄関どころか、門の前で門前払いというような現状だ」と憤りを漏らすなど、「福田政権は近いうちに立ちゆかなくなり、総辞職して逃げ出す」(自民党中堅)との声は日増しに高まっている。
 確かに株価低迷や円高への有効な手だては見いだせていない。イージス艦事故や年金公約違反はくすぶり続ける。内閣支持率も危険ラインとされる30%を割り込む調査が出始めた。
 政治評論家の浅川博忠氏は「自民党は福田首相では総選挙を戦えない。かといって通常国会中に退陣するのは難しい。常識的にはサミット後に内閣総辞職するというサミット花道論が有力だ」と語る。
 その場合の「ポスト福田」について、浅川氏は「本命は麻生太郎前幹事長=写真左=、対抗は与謝野馨前官房長官」と話す。
 麻生氏は各社の世論調査で「次の総理」として最も支持が集まるなど国民的人気を誇り、政策論文を次々と発表。派閥の所属人数は18人で党内基盤は弱いが、菅義偉選対副委員長ら各派閥の次期リーダー格との関係は良く、中川秀直元幹事長ら党内最大派閥の町村派幹部とも会合をもつ。
 対する与謝野氏は無派閥ながら政策通として知られ、福田首相の「知恵袋」として重用されている。小泉純一郎元首相の腹心だった飯島勲元首相秘書官も「小泉内閣の最後の仕上げは、増税を視野に入れた財政再建だった。小泉改革の真の継承者は歳出歳入一体改革を進めた与謝野氏だ」と語っており、小泉改革の“後継者”と見る向きもある。
 中曽根康弘元首相の秘書だった与謝野氏は、大連立構想の仕掛け人である読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長とも親しく、民主党の小沢氏とも囲碁仲間として太いパイプを持つ。
 自民党ベテラン議員も「本命は与謝野氏だ。健康が不安だが、つなぎの首相ならいい」と明かす。
 一方、「国会に迷惑をかけないようゴールデンウイークに総裁選、との説もある。その時は小池百合子氏が最有力」とは政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。最近、小池氏は地元入りの機会を増やし、所属する町村派の総会にも顔を出すことが多くなった。
 先月中旬には、町村派代表世話人で、与謝野氏と経済路線で対立している中川氏と中国を訪問した。中国側から「日本の将来を担う新リーダーを連れてきてほしい」との要請を受けての訪中だった。
 角谷氏は「福田内閣は反麻生でまとまった政権。主流派領袖に嫌われている麻生氏は次も厳しい。福田後に世代交代の波が加速するのを恐れる古賀誠選対委員長や二階俊博総務会長も納得する小池氏が有力ではないか。選挙管理内閣にはうってつけだ」とみる。
 「ポスト小泉」の「麻垣康三」の一人だった谷垣禎一政調会長は5月に古賀派と合流し、61人の党内第2派閥のナンバー2に就く。だが、「地味すぎる」(浅川氏)のがネックか。
 最大派閥の領袖、町村信孝官房長官や舛添要一厚労相らの名も上がっている。ただ、浅川氏は「町村氏は首相の女房役を務め切れていない。舛添氏も威勢はいいが、実績となると満点ではない。厳しい」と話す。
 党内若手には「世代交代の意味でも、誰かを出すべきだ」との声があり、山崎派入りして党内地盤を手に入れた石原伸晃元政調会長や、渡辺喜美行革担当相の名も聞かれる。
 永田町は「ポスト福田」に向け、暗闘が切って落とされようとしている。
ZAKZAK 2008/03/31

2599やお:2008/04/01(火) 20:50:31
小池なら線香花火、与謝野だと蚊取線香といった感じでしょうか?

2600やお:2008/04/01(火) 20:50:48
小池なら線香花火、与謝野だと蚊取線香といった感じでしょうか?

2601とはずがたり:2008/04/01(火) 22:32:31
後期高齢者保険で高齢者の負担も増えるみたいですねぇ。
どうせ自民党支持が大半で負担も少ない高齢者からカネをふんだくるとは自民党なかなか良い仕事するなぁ〜。
次の選挙が非常に楽しみ♪

2602元山口者 ◆GHap51.yps:2008/04/02(水) 00:13:28
こっちに貼っとくか

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/
井原氏が政治グループ設立

 先の出直し岩国市長選で小差で破れた井原勝介前岩国市長は31日、記者会見し
井原後援会を発展的解散し、自らが代表になる新たな政治グループ「草の根ネットワ
ーク岩国」を1日付で設立、政治活動を始めることを明らかにした。在日米軍再編に
伴う米空母艦載岩国移駐や愛宕山の米軍住宅化に反対し、岩国基地民間空港再開
の中止を求めるとしている。
 記者会見した井原氏は「既存の政党から独立した市民が個人の資格で参加する市
民手づくりの政治グループにしたい。全国的にも例がない政治グループで、志しある方
に多く参加してほしい。市外の方の参加も歓迎したい。市民のみなさんの力を貸してほ
しい。共に手を携えて新しい岩国を、政治を変えていこう」と訴えた。
 基本政策に①錦帯橋などの歴史と文化を大切にし、基地に依存せず自立したまちを
つくる②子育て支援から教育、高齢者や障害者福祉など「人づくり」を大切にする③周
辺地域対策として、農林水産業を重視しUターンなどの人口増対策を行う④艦載機移
駐、米軍住宅化の反対、民空に中止を求める−を掲げている。

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国政を狙うか、市長選リベンジか

2603とはずがたり:2008/04/02(水) 00:24:57
>>2602
市長選はほぼ4年後ですしなかなか市民運動の熱意を維持してゆくのが第一のそして最大の課題な様な気がします。
ワンイシューで国政に立つと云うのはなかなか難しい気もしますけどどうでしょうかねぇ。

2604名無しさん:2008/04/02(水) 08:06:26
>>2602-2603
知事選や10年参院選って可能性はないですかねぇ。

2605元山口者 ◆GHap51.yps:2008/04/02(水) 23:28:52
>>2603-2604
知事選
 現職の二井に勝てる見込みは薄く、勝負する必要性に乏しい
2010年参院選
 岸は決して良タマといえず、勝利も十分可能

私としては、2010年参院選に野党系無所属で出馬するのがベストと考えています
ただ市長選では(やむを得ないこととはいえ)左派色が強く出てしまいました
参院選勝利には保守層への訴求力を「復活」させることが必要です

2606とはずがたり:2008/04/02(水) 23:51:26
>>2605
今や安倍の実弟と云うのは今や全くプラスじゃありませんしねw
佐藤栄作の息子もちゃんと落選してますし,市長選よりも参院選の方が前に来ますし。
ただ自民党の組織力が日本有数で,佐藤信二程高齢でもなく,比例復活も望めない参院山口選挙区に出るのはそれなりに決断ですよね。
サヨク票も原発に対するスタンスでどうなるか判りませんし。。

2607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/03(木) 10:42:41
http://d.hatena.ne.jp/bundocom/20080113
高木文堂氏は東京へ。
以前はマイナスなこと書きましたが、考え方には共感できます。

2608とはずがたり:2008/04/12(土) 15:31:08

山岡氏聴取を無期延期 日銀人事 与党徹底追及の構え
2008年4月11日(金)08:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080411005.html?C=S

 民主党の山岡賢次国対委員長が日銀副総裁候補だった渡辺博史一橋大大学院教授に電話で圧力をかけたとされる問題で、笹川堯(自民党)、西岡武夫(民主党)の衆参両院議院運営委員長は10日、国会内で会談し、同日に予定していた山岡氏からの事情聴取を無期延期することで合意した。今後の国会審議の停滞を憂慮しての判断だが、与党からは「あいまいに決着させるべきではない」(中堅)と反発の声が強まっている。

 笹川、西岡両氏は9日に会談し、両院の代表者会議の開催することで合意。代表者会議では笹川氏1人が質問に立ち、山岡氏に真相を聴く段取りだった。

 ところが、笹川氏が十分に調整しないまま、こうした方針で臨む構えをみせたことに対して、与党内から反発が上がり、両委員長に徹底追及を申し入れた。

 これを受けて、笹川、西岡両氏は10日午後、国会内で対応を協議。「両院代表者会議には権限がなく、公平にジャッジするのは難しい」(笹川氏)として事情聴取を取りやめた。両院運営の要である議運委員会がこの問題で紛糾すれば、今後の国会に重大な支障が出ると判断したようだ。

 しかし、与党側は収まらない。自民党の中川秀直元幹事長は同日の町村派総会で「山岡氏の行為が事実ならば、同意人事ルールをはるかに逸脱した政治介入であり言語道断だ」と批判。「衆院政治倫理審査会で山岡氏を追及すべきだ」との声も上がっているほか、同日夜の町村、山崎両派の会合では、山岡氏の証人喚問を求める意見も出た。

 与党が反発するのは、日銀正副総裁人事が3度も参院で不同意となった「腹いせ」だけではない。衆参両院が昨年10月、同意人事の新ルールを策定した際、西岡氏の強い要請により「政府の人事案件提示前に人事が報道された場合、原則として当該者の提示は受け付けない」との文言を合意文にねじ込んだ経緯があるからだ。

 ある自民党幹部は「事前に人事を知った野党幹部が人事に圧力をかけるのは合意文をはるかに逸脱した悪質な行為だ。この問題をあいまいにすると新ルールそのものが崩れる」と憤慨する。

 与党執行部は歳入関連法案の修正協議に向け、協調路線を打ち出したい考えだが、自民党の大島理森国対委員長は「事実関係を究明していく方針に変わりはない」としており、与野党攻防の中で再びこの問題が浮上する可能性もある。

2609とはずがたり:2008/04/13(日) 02:23:46
わろた>伊吹氏みたいな根回し下手でイヤミな人に説得される人はいないのでは

誰か自民に手を突っ込める民主の大物はいないのかねぇ。

自民、民主切り崩し本格化…小泉らが民主党議員と会合
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041103_all.html

 参院で野党に過半数を握られ福田康夫政権が瀕死状態に陥っている現状を打破しようと、自民党が民主党参院議員の切り崩し工作を本格化させている。伊吹文明幹事長や二階俊博総務会長ら党幹部のほか、小泉純一郎元首相まで民主党議員と会合を開いたのだ。「揺さぶり」や「切り崩し」は剛腕・小沢一郎民主党代表の十八番だが、自民党の戦略は奏功するのか。

 「たとえば、25円分の暫定税率を15円に縮小したら民主党は乗れるか」

 日銀正副総裁人事の採決が行われた9日夜、伊吹氏は都内の日本料理店で、民主党の浅尾慶一郎、桜井充、小川敏夫、平野達男の各参院議員と、同党会派に所属する森田高参院議員と会食し、こう探りを入れた。

 桜井、森田の両氏は副総裁人事の採決に欠席し、党の方針を批判していただけに、民主党執行部が問題視。輿石東参院議員会長が10日、「タイミングは良くない。誤解を招く」と出席者を注意し、引き締めを図った。

 日銀副総裁人事が参院で否決された際、桜井氏らの欠席もありその差はわずか6票だった。

 そのため自民党としては、民主党内には選挙区事情などで暫定税率問題で一定数の「造反予備軍」がいる上、日銀人事対応で小沢一郎代表への不満がくすぶっていると睨んでいるのだ。

 自民党中堅議員は「暫定税率を戻さなければ政権にとって致命的になるが、衆院で再可決すれば世論の猛反発が予想される。民主党の内乱を“アリの一穴”にして切り崩し、参院で暫定税率を可決させれば局面が打開できる」と青写真を語る。

 このためか、「寝業師」といわれる二階氏も民主党議員との会合を続けているとされるほか、小泉氏も10日夜、都内の日本料理店で、民主党の岩國哲人元副代表、川上義博氏と会談した。小泉氏は「問責を出せば国民から問責を食らう。出したほうが負けだ」と強く牽制(けんせい)したという。

 ただ、こうした自民党の「切り崩し」に対し、民主党の菅直人代表代行は「自民党にだまされるような人はいない。一般的交流なら構わない」と述べ、党内の結束に自信を見せている。

 若手にも「政権交代が目の前にあって、党を裏切るだけの価値が自民党にあるのか。また、『加藤の乱』を平定した野中広務元官房長官のような『切り崩し』の名手ならともかく、伊吹氏みたいな根回し下手でイヤミな人に説得される人はいないのでは」と冷ややかな見方が多い。

ZAKZAK 2008/04/11

2610とはずがたり:2008/04/13(日) 02:32:00
補選の山口で露骨な脅しと兵糧攻め
2008年04月07日10時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/3586321/

 国交省は、本当にどうしようもない腐った役人の固まりだ。国民のガソリン税を湯水のごとく浪費した揚げ句、マッサージチェアまで買い込んだから、怒りを買って暫定税率が廃止されたのに、反省はゼロ。これ見よがしに脅しと嫌がらせと兵糧攻めを始めている。
●道路事業すべて凍結
 ガソリンの暫定税率が廃止された4月1日から、全国で次々と道路工事がストップしている。
「だって税金が入らないんだから仕方ないでしょ。続行してほしいのなら、与党の再議決に賛成したらいいじゃん。文句は民主党に言って」というのが国交省の態度だ。
 その結果、47都道府県の7割が今年度の新規道路事業を一部凍結したり、入札決定を保留する中、なんともロコツなのが山口県のケースだ。27日の山口2区の衆院補選をニラんで、全事業をストップさせてしまった。
「動いているのは、07年度からの繰り越し事業の2カ所だけです。それも国から4割相当の交付金をいただけるメドが立ち、3日に再開にこぎつけた次第です」(県関係者)
 国のサジ加減ひとつでどうでもできると見せつけたわけだ。で、工事中止で悲鳴を上げる県の道路関連団体などが中心となって、「道路を作ろう」「道路は必要」と記されたパンフレットを街頭配布するローラー作戦が始まっている。やることが帝国主義時代の発想だ。
「必要な道路予算は捻出しようと思えばやれる。でも27日の山口2区補選が、ガソリン税の再議決攻防をめぐる天王山に位置づけられているから、ここで締め上げて言うことを聞かそうというのが福田政権と国交省の魂胆なのです」(野党関係者)
●利益構造にメスを入れることが先決
 おまけに、自公の山本繁太郎候補(59)は国交省の官僚出身。だが、劣勢なので、ミエミエの薄汚い作戦に出ているのだ。
「やり口は、米空母艦載機の岩国基地受け入れを争った岩国市長選の時と同じ。あの時は前市長が拒否したため、07年度の補助金35億円の支給が凍結された。道路特定財源が欲しければ与党候補を通しなさいよ、ということなのです」(地元マスコミ関係者)
 民主党の候補は、当選3回の現職・平岡秀夫候補(54)だが、政府の“思惑”通り、事務所には「道路事業が止まっている。なぜなんだ」「どうしてガソリン税に反対するのか」といった抗議、問い合わせが相次いでいるという。法大教授の五十嵐敬喜氏(公共事業)はこう言う。
「道路特定財源をもらえないと地方は困る。でも、それは道路を造れないからではありません。借金が返せず、刻一刻と夕張市状態に追い込まれていくからです。地元の景気を刺激するためと、身の丈を超えた公共事業を抱えた結果、道路特定財源の8〜9割を借金返済に回している。このままでは、地方はどこもかしこも借金まみれ。この機会に、土建システムを支える利益構造にメスを入れることこそ先決ですよ」
 この補選、与党勝利を許せば、すべて元の木阿弥だ。
【2008年4月4日掲載】ゲンダイネット

2611とはずがたり:2008/04/13(日) 02:37:13

思いやり予算 民主「反対」に全駐労山口が抗議  2008年4月6日(日)掲載
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2008/0406/news4.html

 民主党が在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)に関する新たな特別協定案に反対していることに、米軍基地で働く日本人従業員で組織する全駐留軍労働組合が反発、米軍岩国基地を抱える衆院山口2区補欠選挙を27日に控え、「影響が出かねない」と懸念する声も出ている。連合本部は事態を重く見て、全駐労側への働き掛けに乗り出した。
 民主党は3日の衆院本会議採決で、基地内にある娯楽施設の従業員人件費まで日本側が負担するのは国民の理解が得られないなどとして反対。参院でも反対する方向だ。
 これに対し山口など米軍基地がある全国7カ所に地区本部を置く全駐労は、衆院採決に先立つ2日、小沢一郎代表あてに要請書を送付。娯楽施設を反対理由に挙げていることに「解雇問題に発展する可能性が高い。極めて遺憾」とし「山口地区本部からは選挙は戦えないと切実な苦情が寄せられている」と事実上の抗議を伝える内容だった。
 全駐労によると、山口地区本部の組合員数は約1000人。OBを含めると関係者は4000人に上る。補選は、民主党の平岡秀夫衆院議員=比例中国ブロック=と自民党公認で官僚出身の山本繁太郎氏の一騎打ちとなる公算。福田政権発足後初の国政選挙として両党が総力を挙げた激戦が予想される。

みなと山口合同新聞社
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114775789/451

2612小説吉田学校読者:2008/04/20(日) 20:34:20
産経も「平岡一歩リード、山本猛追」。でもまあ、産経は本当に記者いないから・・週明けの朝・読・毎が見もの。
この首相遊説を決断した「首相周辺」は漢だ。あるべき首相の姿として「低支持率でも国民の理解を求める」というのは当たり前。

首相「民主は人気とり」、菅氏「首相にはビジョンない」 山口2区補選の街頭演説
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080420/plc0804201841006-n1.htm

 27日投開票の衆院山口2区補選は20日、告示後初の週末を迎え、各党党首らが舌戦を繰り広げた。福田康夫首相(自民党総裁)は20日、公明党の太田昭宏代表と、民主党は菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長が選挙区入りした。自民、民主両党の一騎打ちは、民主前職の平岡秀夫氏(54)=社民推薦=が知名度を生かしてややリードし、自民新人の山本繁太郎氏(59)=公明推薦=が猛追する展開となっている。

 福田首相にとって今回の補選は就任後初の国政選挙となる。今後の政局を左右するだけに、補選に勝利して逆風続きの政権運営を好転させたい考え。一方の民主党は補選に勝って衆院解散、総選挙に向け福田政権を追い込む構えだ。
 首相は岩国市内で、道路特定財源を来年度から一般財源化するとの政府・与党決定に関し、「道路も必要だが、余った金を社会保障や高齢者社会のためにも使っていけるよう急速に前進させたい」と決意を改めて表明した。
 下松市内では、民主党が攻勢を強める後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「半分は税金、4割は若い人が支えている。1割を負担いただくのが今度の医療制度だ」と理解を求めた。一方で民主党などの野党に対し、「単に選挙の人気取りというだけでガソリン税を下げると言っている人を本当に信じていいかどうか」と批判した。
 自民党は当初、内閣支持率が低迷する中での首相の遊説に消極的な意見があった。だが、「勝敗に関係なく、国政選挙に党の総裁が行くのは当然で、自らの言葉で有権者に支持を訴えるべきだ」(首相周辺)との積極論に傾いた。
 一方、民主党は菅、鳩山両氏が選挙区入りし、街頭演説やミニ集会などをこなした。
 菅氏は、下松市内での街頭演説で、「福田首相からはこの国をどうしようという、はっきりしたビジョンが半年たっても出てきてない。首相にはないのではないか」と皮肉った。
 また、首相が街頭演説した下松市内の同じ商店街で演説し、「今度の選挙はガソリン税が25円上がる下がる問題だけではない。国のかたち、政治の構造を変えることができるかできないかが大きな争点だ」と強調した。また、鳩山氏も同市内で後期高齢者医療制度を取り上げ、「なぜお年寄りをいじめなければいけないのか。制度そのものが間違っている。後期高齢者医療制度を廃止させるにはたった一つの手段しかない」と強調した。

2613とはずがたり:2008/04/22(火) 00:26:54
加藤氏らの勉強会 「ビビンバ」改め「ラー(太陽神)の会」に
2008.4.15 22:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080415/stt0804152256008-n1.htm

 自民党の加藤紘一元幹事長らを中心とする超党派勉強会「ビビンバの会」は15日、国会内で会合を開き、会の正式名称を「ラー(太陽神)の会」にすることを決めた。

 前回会合で講演した梅原猛・国際日本文化研究センター名誉教授が「日本の本質的原点を探る」という意味を込め命名したという。この日の会合には、加藤氏のほか、自民党の山崎拓元副総裁、民主党の前原誠司副代表、仙谷由人元政調会長ら与野党の議員約30人が出席した。

2614とはずがたり:2008/04/28(月) 22:50:13
>一方、丹羽雄哉元厚相ら厚生族は、お年寄りにも応分の保険料を求め現役の負担を軽くするよう、75歳以上の独立型を主張した。
高齢者医療保健制度は必要だと思うが,丹羽に対しては是非後期高齢者健康保険制度導入のA級戦犯と喧伝して落選して貰おう♪

小泉政権で官房長官も務めた福田がまた謝らせるのかとの逆切れするのも図々しい話しである。

読む政治:衆院補選・自民敗北 背を向けた支持層
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080428ddm002010097000c.html
 ◇「後期高齢者医療」首相の説明空振り/「現場知らない厚労省」与党に不満も
 ◇「福祉・医療を重視」25%/60代以上も平岡氏が多数

 毎日新聞とJNNの出口調査では、後期高齢者(長寿)医療制度への不満が、民主党勝利の大きな要因になったことを示している。

 「投票で何を最も重視したか」の問いには、「福祉、医療」がトップで25%。まさに新制度が有権者の最大関心事で、こう答えた人の65%が民主の平岡秀夫氏に投票し、自民の山本繁太郎氏は30%という低率だった。また、もともとは自民党の支持基盤ながら、新制度に切実な関心を持つ60代、70代以上で、それぞれ58%、46%が平岡氏に投票と回答し、山本氏を上回った。

 新制度を読み解けば、1人当たりの医療費が現役世代の約5倍もかかる75歳以上のお年寄りを別枠でくくり、医療費がかさめば、それだけ保険料も負担してもらう。お年寄りに節約意識を求め、現役世代の負担軽減に力点を置いたシステムだ。

 制度の土台というべき根本理念が、国民に認められていないことが補選を通じてあぶり出された。

    ◆

 「また、謝らせるのか」。福田康夫首相は声を荒らげた。15日の新制度開始を控え、官邸に呼ばれた厚生労働省幹部が首相に「説明不足を謝った方がいいのではないか」と助言した際のことだ。

 「国民に説明する視点が全くない。役所のレベルは落ちた」(政府筋)。官邸内には宙に浮いた年金記録の照合問題に続き、厚労省の不手際で、陳謝に追い込まれるという被害者意識が生まれた。

 「お年寄りの医療はお金がかかる。だけど若い人たちもせっせと支えよう。お年寄りの方々は幸せですよ、それは。だけど少しぐらい負担してくれてもいいじゃないのっていうのが、今度の医療制度なんだけどね」

 20日、山口県入りした首相が演説で新制度に触れると、会場は静まりかえった。首相特有の軽い口調は、聴衆に第三者的な印象を与え、胸に響くことはなかった。

    ◆

2615とはずがたり:2008/04/28(月) 22:50:42
>>2614-2615

 新制度の理念は、小泉純一郎首相時代の03年3月28日に閣議決定された「医療制度抜本改革の基本方針」に盛り込まれている。

 当初、厚労省は健保組合など若年層の多い医療保険が、多くのお年寄りを抱える国保などを財政支援する案を推した。一方、丹羽雄哉元厚相ら厚生族は、お年寄りにも応分の保険料を求め現役の負担を軽くするよう、75歳以上の独立型を主張した。

 坂口力厚労相(当時)は折衷案を示し、これが原案となり、06年6月医療制度改革関連法として成立した。「改革は痛みを伴う」を基調とした小泉構造改革が推進力となった。

 参院選で自民党は惨敗し、小泉改革の負の側面が敗因の一つと分析された。就任した福田首相は、会社員や公務員の扶養家族で保険料を払っていなかったお年寄りも徴収対象になったため、保険料軽減措置をとった。

 17日、自民党有志議員による「後期高齢者医療制度を考える会」の初会合には42人が詰め掛けた。同会メンバーの平沢勝栄衆院議員は「地元で、お年寄りから批判を受けない日はない。自民党の大切な支持層を敵に回している」と語る。

 86歳の塩川正十郎元財務相は、産経新聞(17日1面)の自身のコラムで、新制度の通知についてこう記した。 「その紙切れは私の人生を否定するものでしかなかった」

 小泉政権の番頭格だった長老の言葉に、党内の動揺が広がった。

    ◆

 厚労省は与党議員に「多くの市町村は保険料が下がり、天引きが始まったら『たいしたことない』と沈静化する」と説明し続けた。ところが運営が都道府県に移行するため市区町村独自の補助がなくなり、保険料が上昇するケースがあることも分かった。

 「保険料が下がる」の説明は崩れ、江利川毅事務次官も「周知の方法に工夫の余地はあった」と認めざるを得なくなった。

 ある厚労族議員は「官僚が地方の補助制度を知らなかったのは不思議だろうが、保険局のエリートたちは驚くほど現場を知らない。制度の仕組みしか関心がない」と話す。

 「努力なしに保険料が下がるなら、制度の意義が失われる」

 今、厚労省幹部は焦りを隠さない。同省は新制度を、老人医療費の引き下げを実現した都道府県は保険料を減額できる半面、医療費抑制に失敗したら保険料を上げざるを得ないという、競争理念の導入ととらえていた。

 ところが批判の高まりで、9都道府県以上の自治体が独自に税を投入し、保険料の引き下げにつながった。同省には「人気取りのルール違反」と映るが、すでに現場では制度の理念が揺れているのだ。

    ◆

 腰が定まらない政府・与党が有権者を説得できるわけがない。

 古賀誠選対委員長は3月、「制度のスタート時期を補選後に延期できないか」と谷垣禎一政調会長に打診したが、すでに手遅れだった。選挙戦後半には「安心・納得の長寿医療制度」と、新制度の利点を大書した機関紙の全戸配布に乗り出したが、効果はなかった。

 ガソリンから後期高齢者へ。「ねじれ国会」は高齢者医療でも、福田政権をテストしようとしている。

毎日新聞 2008年4月28日 東京朝刊

2616とはずがたり:2008/05/03(土) 13:25:30
これ以上現役世代に負担を押しつけるなら民主党なんぞ支持できんぞ。
後期高齢者医療保険制度は年金給付の切り下げをせずに負担を課す苦肉の策であったように思うが,後期高齢者からも何らかの負担を求めるというのは真っ当な発想である。前期高齢者が負担対象者とならなかったのは年金給付の関係で既に応分の負担をしていると云う事かねぇ。
まぁそれにしても後期高齢者という括りが姨捨山みたいな制度になってしまってるのは確かであってなんらかの改革は必要ではあろうけど。

民主、首相問責見送り 後期高齢者医療の廃止法案提出へ
http://www.asahi.com/politics/update/0503/TKY200805020377.html
2008年05月03日03時16分

 民主党は2日、福田首相の問責決議案について、今国会への提出を見送る方針を固めた。後期高齢者医療制度などの政策をめぐる政府・与党の対応が、衆院山口2区補選での民主党候補勝利や内閣支持率下落につながったとみて、政策面で追及した方が得策と判断した。その一環として、同制度の廃止法案を近く参院に提出する方針だ。

 同党幹部は2日、記者団に対し「このままでいくと首相問責を打つ必要はない。通常の国会審議で首相を追いつめることが可能になる」と語った。報道機関の世論調査で内閣支持率が2割程度に落ち込んだ状況を踏まえ、後期高齢者医療制度の廃止や道路行政の抜本的改革を国会で訴え、首相に解散総選挙か総辞職を迫る考えを示した発言だ。

 廃止法案は来年3月末に同制度を完全廃止し、お年寄りの反発が強い年金からの保険料天引きはそれよりも前倒しで中止する内容。廃止を公約した補選での勝利を受け、小沢代表が野党が多数を占める参院への提出を指示した。共産、社民、国民新各党と共に早期可決をめざす。

 野党4党は、75歳以上を従来の健康保険から切り離した同制度を「うば捨て山」と批判し、2月末に廃止法案を衆院に共同提出したが、審議されないまま4月から制度が始まった。新たな法案では完全廃止に向けた自治体や健康保険組合などの準備期間に1年程度必要と見込み、施行は来年4月1日とする。年金天引きや被扶養者の新規保険料負担などは、できるだけ速やかに廃止したい考えだ。

 民主党は制度廃止後、3月まで加入していた国民健康保険や政府管掌健康保険、健保組合への復帰や、公費と現役世代の拠出金でまかなってきた「老人保健制度」の復活を想定。医療費負担のあり方については「従来の老人保健制度に戻ったところから、改めて議論し直す」(菅直人代表代行)と説明している。

 年金天引き廃止を優先するため、参院で早期に可決して衆院に送る構え。一方、政府・与党はその財源などをめぐり民主党批判を強めそうだ。

2617小説吉田学校読者(ただいま当たらない議席予想中):2008/05/05(月) 08:14:21
できれば、新聞購読者別世論調査も実施して欲しいところ。

【世論調査の迷宮】「人物評価」と「政治家評価」は、これだけ違う?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080503-00000932-san-soci

 「世論調査の迷宮 こんな数字もあるんです」第1回 「人物評価」と「政治家評価」は、これだけ違う? 産経新聞が定期的に実施している全国世論調査。内閣支持率や、その時々の政治、経済などのテーマについて有権者の声を調査し、報道しています。ただ、膨大なデータの中には、新聞やWEBでお届けできなかったデータもあります。その中には、ちょっと不思議で、なるほど納得というデータも隠れています。(政治部 金子聡)
 4回に分けて、「世論調査の迷宮 こんな数字もあるんです」をお届けします。第1回目は「支持率が、どんどん下がる福田康夫首相。人物としての「福田康夫」の評判もきっと悪いんでしょうけど…」です。
 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査では、福田内閣に対する支持率が、内閣発足から順次下がっています。昨年9月に誕生したばかりの福田内閣ですが、次々と問題が出てきて、その処理の仕方が今ひとつだったり、参院を野党に握られているから、何もかもがすんなり進まなかったりと、混迷を極めています。今後も、簡単には支持率は上昇しそうもない雰囲気です。どんな数字だったでしょうか?
 支持率調査は福田内閣が誕生した昨年9月から、すでに5回実施しました。最初の昨年9月の福田内閣発足直後には、支持率は55%ありました。ところが、あっという間に、4月の調査では、23%まで下落しました。内閣発足直後は、一般的に「ご祝儀」と言われ、高い支持率を記録するものですが、それにしても、もう少し、この「ご祝儀期間」が長くても良かったかもしれませんね。「福田内閣が世論から支持されていない」という言い方をすると、固い表現ですが、言ってしまえば「いやだ」というのが支持率と反対の「不支持率」。福田内閣は、この不支持率が6割近くにも達しているのも特徴です。
 政治家・福田康夫、そして福田政権の評判はかなり悪いようですね。
 ところが、意外な数字がありました。福田政権への評価を尋ねる質問の中で、項目の一つとして、「人柄」を掲げて、「人柄を評価しますか」「人柄は評価しませんか」と有権者の声を聞いてみました。支持率下落の中、答えは当然「評価しない」ばっかりだったと思いきや…。
 4月の調査では、福田政権の人柄評価は「評価する」が55.3%、「評価しない」が28.3%でした。実は、福田政権への評価は、経済政策、外交政策、指導力、年金問題対応、ガソリン税対応、日銀人事対応など、どの質問項目をとっても軒並み10−20%しか「評価」されていない厳しい中では、「人柄」を聞いた、この項目だけ非常に高い数字でした。世論は結構、「人物・福田康夫」には優しいですね。同様の設問では、福田政権が発足してからの4回の調査を比べると、最初の63%から55%と、少しずつ下がっているのは確かですが、それでも現時点で55%というのは決して低い数字ではないですね。
 有権者の半数以上が「福田首相は悪いやつじゃないんだよ」と言っているのかもしれないと想像すると、ちょっと不思議な気もします。
 「人物」福田康夫への評価を地域別でみてみます。どの地域の有権者が福田首相に優しかったでしょうか。全国を衆院選の11ブロックに分けて整理したところ、人柄評価は、最も高かったのはやはり福田首相の地元群馬県がある北関東ブロック(茨城、栃木、群馬、埼玉)の66.4%でした。福田首相は、地元の方々には感謝しないといけません。次はどこでしょうか。
 60%を超えているのは実は地元・北関東ブロック以外では「東京」でした。東京の世論は大都市部だけに政府には厳しく出るかと思っていましたが、結構東京人は福田首相に優しいですね。
 逆に北陸信越ブロックと東海ブロックでは、首相の人柄評価は5割を割り込み、東京との差は10ポイントもありました。福田首相の人物評価は、東海や北陸への浸透が課題でしょうか。

2618小説吉田学校読者(ただいま当たらない議席予想中):2008/05/05(月) 08:18:39
(続き)
むかし、談志が言っておりましたが「ナントカさんって、本当はいい人なんだけどね」というのは全く「業の肯定」になっていないのだそうだ。

 さて年代では、どの年代が人物福田康夫に高い評価を送ったでしょうか?
 年代別、男女別のデータは下記のような感じです。低い方では、20代男性が44%、30代女性の48%、高いのは60代女性の60.8%でした。年齢が高くなると人柄評価が上がる。これは71歳と高齢な福田首相ならではのデータで、これは、あまり驚きませんね。
 さて、各政党の支持者は、それぞれ人間福田康夫をどう捉えているでしょうか? 当然、民主党支持者からみた人物「福田康夫」は最悪の評価を得ているのでしょうね。
 意外にも、民主党支持者でも人物福田康夫を評価する声(46.6%)は、評価しない(38.6%)を8ポイント程度上回っていました。自民党支持層、連立与党の公明党支持層で評価が7割となるのは当然としても、民主党支持者でも、半数近くが人柄は悪くないのだけれども、と回答するというのは、福田首相の「人物としての評価」はそれほど悪くないのですね。
 福田首相、少しはホッとしましたか? 「いやいや、日本人というものは『人柄はどうか』と問われれば、他人の悪口をいうのをはばかって、『まあ、人柄が悪いわけじゃないけど』と答える人が多いから、こういう数字になっただけであって、この調査項目が、福田康夫の人柄の良さを積極的に評価しているわけではないんだよ」こんな皮肉な解説の方がお好みでしょうか。

2619とはずがたり:2008/05/05(月) 11:31:59
>>2617-2618
俺もなんか福田好きですね。ちょいととぼけた感じの所が。
人柄は良いけど支持しないって事は政治家として無能だってゆうコンセンサスが出来てるってことなんでわ?

2620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 12:49:18
とはずがたりさんも、「小沢民主党は自民党を壊す機械・装置」派に転向されますか?

2621とはずがたり:2008/05/05(月) 14:08:38
>>2620
それでもやっぱり俺は「民主党は改革保守から左翼迄居て土建屋利権と関係が薄い日本を弱者保護の観点を忘れずに新自由主義改革するのに必要且つ最適な装置」派ですね〜。煽りで云ってる面も含めてw

2622とはずがたり:2008/05/08(木) 00:22:48
参院自民に議長不信任の誘惑 提出なら自民は両院で初
2008年05月07日23時32分
http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200805070194.html?ref=goo

 参院自民党が、江田五月参院議長への不信任決議案提出を検討している。江田氏が多数野党の「強引な国会運営」を黙認したとして責任を問う構えだ。ただ、会期中に1回しか出せないうえ、少数与党のため否決される見込みで、政治的効果を最大限に発揮できる時期を見極めている。

 これまで提出された参院議長不信任案は25件。いずれも野党が提出し、可決されなかった。衆参両院の事務局によると、自民党が提出すれば、両院を通じて初めてとなる。

 税制改正関連法案が衆院で56年ぶりに「みなし否決」され、再議決された4月30日。参院自民党の尾辻秀久議員会長は記者会見で「60日たっても結論を得ることができなかった。議長の責任は極めて重い。議長不信任案もあり得る事態だ」と述べ、提出を示唆した。

 有力視される時期は、民主党が4月末の政局で温存した福田首相や閣僚の問責決議案を参院に提出する時だ。民主党が再議決を乱発する首相や政府の責任を問うならば、対抗して、参院審議を滞らせて採決しなかった民主党の姿勢を容認した江田氏の姿勢を問うという。

 与党には、強引な民主党の国会運営を認めてきた江田氏に対して、「イエローカード(警告)がたまっている」(参院自民党国対幹部)という不満が積もっている。

 野党が衆院での予算案の採決強行に反発して審議を進めなかった時に、度重ねて江田氏に申し入れたが動かなかった。衆参両院議長が「07年度内に一定の結論を得る」とあっせんした税制関連法案は、3月中に参院で一度も審議されないまま暫定税率が失効。審議を積極的に促さなかった江田氏への不満が高まり、「史上最低の無責任議長」(脇雅史・参院自民党筆頭国対副委員長)と批判した。

 この切り札は「両刃の剣」でもある。不信任案の否決によって逆に信任されてしまえば、それ以後の国会運営に「従うしかなくなる」(参院与党議運関係者)からだ。このため「否決されるものを出しても仕方がない」(参院自民党国対幹部)といった消極論もある。(関根慎一)

2623とはずがたり:2008/06/05(木) 23:10:15

国民新党、民主党に統一会派離脱方針を通知
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080605-OYT1T00659.htm

 国民新党は5日、国会同意人事での民主党の対応を不服として、参院での民主党との統一会派から離脱する方針を民主党に通知した。

 民主党は同日、日本銀行の審議委員に池尾和人・慶大教授を起用する案に同意する方針を決めた。これに対し、国民新党の亀井久興幹事長が同日夜、民主党の鳩山幹事長に電話し、「郵政民営化を推進した池尾氏の同意は容認できない。民主党が再考しないのであれば、統一会派を解消したい」と伝えた。

 国民新党は、所属する参院議員4人の統一会派「民主党・新緑風会・国民新・日本」からの離脱届けを6日、参院事務局に提出する方針だ。
(2008年6月5日21時40分 読売新聞)

2624名無しさん:2008/07/08(火) 23:15:12
これで政界再編が起きるとは思いませんが、各議員の政策位置は面白いです。

独自調査で分かった「政界再編予想図」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080627/163910/
2,3ページはgoogleキャッシュから
http://209.85.175.104/search?q=cache%3Ahttp%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Ftopics%2F20080627%2F163910%2F%3FP%3D2
http://209.85.175.104/search?q=cache%3Ahttp%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Ftopics%2F20080627%2F163910%2F%3FP%3D3

2625とはずがたり:2008/07/29(火) 14:34:12
俺も京都時代近所の定食屋に置いてあった浮浪を読んで好きになったぞ。

政治家、オタク宣言 党首の個性が選挙で有利に?
2008.7.25 08:55
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/080725/gam0807250859002-n1.htm

 最近、党首級の有力政治家が自分の趣味やオタク的な嗜好(しこう)を積極的に語り始めている。時期総選挙の日程が注目度を増す中、個性を含めた「党首力」が国政選挙の勝敗を左右するようになったことが背景にあるようだ。

「党首級」続々

 「ぼくも、浮浪雲のように生きられればなぁと思うよ」

 民主党の小沢一郎代表は6月、雑誌連載中の人気漫画「浮浪雲」約800作品の中から選んだ10作品に、こんな感想を添えた「選・小沢一郎 あちきの浮浪雲」(小学館)を出版した。幕末、品川宿の問屋場の頭でいながら自由な生き方を貫く主人公にあこがれ長年愛読している。女言葉を使う一見軟弱な主人公と剛腕でならす小沢氏との好対照が受けている。

 漫画好きでは外相時代に「国際漫画賞」を創設した自民党の麻生太郎前幹事長も有名。一昨年の総裁選の際にはアニメをはじめとするオタクの聖地・秋葉原で演説も行った。

 民主党代表選で小沢氏の対抗馬擁立を模索する前原誠司前代表は鉄道マニア。今月中旬、自分のこだわりを紹介するテレビ番組に出演し、「『撮り鉄』です」と“鉄ちゃんぶり”を発揮。撮影したSLの写真が鉄道会社のカレンダーに採用されたり、鉄道雑誌のインタビューに登場したりと趣味の世界でも小沢氏に負けない存在感だ。

 オタク政治家の雄となりつつあるのが津島派の「総裁候補」とされる石破茂防衛相。鉄ちゃんに加え、キャンディーズファンを公言。解散コンサートから30年の4月、会見で「メンバー3人が心を一つにして活動していた。防衛省も政治家、内局、制服組の3者が『いつも一緒にいたい』という気持ちでやれば、多くの共感を呼ぶのでは」と省改革に熱弁を振るった。


 小泉純一郎元首相も近著「音楽遍歴」(日経プレミアシリーズ)で、クラシックの楽しみ方を冗舌に語っている。自民党の伊吹文明幹事長も、独自レシピを紹介した「いぶき亭 四季の食卓」(講談社)を1月に出版した。

 こうした政治家の「こだわり自慢」について、立教大の逢坂巌助教(現代日本政治)は、「テレビのニュースや情報番組もエンターテインメントとして政治を包み込もうとしている。政治家もエンタメ系になってきている」と話している。

2626とはずがたり:2008/07/30(水) 19:24:57
政治団体の領収書すべてチェック 政治資金適正化委合意
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY200807290319.html
2008年7月29日20時45分

 政治資金の監査方法を検討している政治資金適正化委員会(委員長・上田広一明治大法科大学院特任教授)は29日、09年から政治団体の帳簿と領収書をすべてチェックすることで合意した。一般企業の監査では帳簿や領収書の一部を取り出して調べる方法が主流だが、政治資金を巡る不正が続いたことから厳しく対応する。

 閣僚が光熱費として多額の経費を計上したり、領収書をコピーして多重計上したりといった疑惑や不正が続いたことを踏まえ、昨年末に政治資金規正法を改正。国会議員関連の政治団体について、09年の収支報告書からすべての領収書を保存し、弁護士や公認会計士らの監査を受けることを義務づけた。

 委員会は、原則として監査人が政治団体の事務所に出向き、帳簿や領収書の現物を確認することでも合意。領収書は発行元の住所などを点検するが、少額のコンビニエンスストアまで調べるのか、海外の場合はどうするのかについては意見が割れ、結論を持ち越した。

 委員会は8月上旬に中間報告をまとめ、10月をめどに監査マニュアルを作る。

2627とはずがたり:2008/08/04(月) 12:05:48
それにしてもどうやってマスコミは内閣支持率を自分の好きな様に誘導するんですかねぇ?
指導力発揮したか?印象は変わったか?→ネガティブな答えが返ってくる質問を用意→支持率低め
麻生幹事長は良かったか?桝添留任は良かったか?中山新任は良かったか?→プラスの答えになりそうな質問→支持率高め
って感じですかねぇ?
読売ですら与謝野・野田の起用が大して評価されてないし,"本当に"福田自民党内閣,評価されてないのかもね

内閣支持横ばい24% 麻生幹事長高評価 本社世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0803/TKY200808020342.html
2008年8月3日3時1分

 福田内閣の改造を受けて朝日新聞社が1、2の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、内閣支持率は24%で、前回(7月12、13日)の24%から変わらなかった。不支持率は55%(前回58%)だった。自民党役員人事で麻生太郎氏が幹事長になったことについては、「評価する」51%が「評価しない」29%を大きく上回った。

 内閣支持はガソリン税問題で混乱した4月に20%台に下がって以来、低い水準のままだ。発足当初80%台だった自民支持層の内閣支持も52%まで下がるなど、改造は反転上昇のきっかけに今のところなっていないようだ。

 改造で福田首相は指導力を発揮したかの問いには、「発揮した」は15%で、「そうは思わない」が66%を占めた。指導力を「発揮した」と思う人は、自民支持層で30%、内閣支持層でも38%しかいない。直前まで自らの意思を明言しなかった今回の改造で、首相の指導力への見方は支持基盤のなかでも厳しい。

 改造で首相の印象が「よくなった」は9%にとどまり、「悪くなった」9%で、「変わらない」74%が大半を占めた。

 首相が掲げた「国民目線の改革」に対しては、新しい内閣で改革が進むことを「期待する」が47%と、「期待しない」の44%をわずかに上回った。野党支持層や無党派層でも「期待する」は3割から4割程度あり、政策の方向としては一定の支持を得ているようだ。

 衆院の解散・総選挙の時期については、「できるだけ早く実施すべきだ」が45%で、「急ぐ必要はない」42%だった。

 「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は自民25%、民主32%など。6月時点の自民23%、民主36%から差は縮まったものの、民主優位が続いている。

 政党支持率は自民23%(前回26%)、民主22%(同24%)などだった。

内閣支持41%に好転、「麻生幹事長」評価66%…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080802-OYT1T00907.htm

 読売新聞社が1日夜から2日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、福田改造内閣の支持率は41・3%、不支持率は47・0%となった。

 単純比較はできないが、面接方式での7月世論調査(12〜13日)の支持率26・6%、不支持率61・3%に比べて評価は好転した。自民党幹事長への麻生太郎氏の起用を「評価する」は66%に上っており、実力者の起用による政策実行力向上への期待感が政権への評価を押し上げたことがうかがえる。

 ただ、内閣改造で福田首相に対する評価が変わったかどうかを聞いたところ、「変わらない」が72%と大半で、「上がった」は12%、「下がった」が13%だった。また、今回の人事で首相が「福田カラー」を十分に出せたと思う人は28%で、そうは思わない人が59%だった。


 人事の顔ぶれでは、舛添厚生労働相の留任を評価する人は77%に達し、中山恭子氏の拉致問題相起用についても75%が「評価する」と答えた。

 しかし、目玉人事の一つである野田聖子氏の消費者相起用を「評価する」は41%にとどまり、「評価しない」44%の方が多かった。政策通として知られる与謝野馨氏の経済財政相起用についても、「評価する」は33%と「評価しない」の43%を下回った。

 内閣に優先して取り組んでほしい課題(複数回答)は「物価対策」の88%が最も多く、「年金問題」82%、「高齢者医療」「地球温暖化対策」各77%が続いた。首相が重視する「消費者行政」は51%と少なかった。

 政党支持率は自民35・1%、民主24・6%で、7月面接調査(自民27・2%、民主18・8%)に比べて大きな傾向の変化はなかった。次期衆院選の比例代表選で投票しようと思う政党は、民主が34%と自民の31%より多く、今回の人事で与党への逆風が和らいだとは言えない状況だ。

 衆院解散・総選挙については「できるだけ早く行う」35%と「来年9月の任期満了までに行えばよい」32%がほぼ拮抗(きっこう)し、「年末・年始」は10%、「来春以降」は16%だった。
(2008年8月3日03時01分 読売新聞)

2628とはずがたり:2008/08/05(火) 10:19:58

創価学会「矢野問題」、臨時国会で追及へ…亀井静香氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080804-OYT1T00901.htm?from=navr

 国民新党の亀井静香代表代行は4日、読売新聞のインタビューに応じ、矢野絢也・元公明党委員長が政治評論家活動中止の強要などの人権侵害を創価学会から受けたとして提訴した問題について、「当然、臨時国会で取り上げざるを得ない。言論封殺の指摘があった以上、民主主義の観点から事情を聞く必要がある」と述べ、臨時国会で矢野氏の参考人招致などを求める考えを示した。

 亀井氏は衆院解散・総選挙の時期については、早期解散の可能性を指摘した。
(2008年8月5日03時11分 読売新聞)

2630もろた:2008/08/09(土) 07:47:16
もろたが、立候補したが、こいつは人格がよくない。セブンを経営しているが、店のレジには一切でないし、やるきない。考え方がかたよりすぎている。

2631とはずがたり:2008/08/10(日) 13:41:51
>「福田首相の退陣と引き換えに公明党が再議決に応じ、『麻生首相』で衆院解散に踏み切る」。与党内ではこんなささやきも聞こえている。
むぅ有りそうですなぁ。

自民で給油継続に反対・慎重論/延長断念の地ならし説も
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080808.html

 自民党内で、インド洋での海上自衛隊による給油活動継続への反対論や慎重論が表面化し始めた。福田康夫首相は次の臨時国会で新テロ対策特別措置法改正案の成立を目指す意向だが、民主党を引き寄せるため党執行部では給油以外の活動を模索する動きも出ており、延長断念も視野に入れた地ならしとの見方も出ている。

 「給油はもうやめるべきだ。米国への支援の意味があったが、そろそろ限界だ。国会も(法案を)通せない」。自民党の加藤紘一元幹事長は八日の民放番組収録で、党有力議員としては初めて明確に反対論をぶち上げた。

 執行部からは慎重論が相次ぐ。笹川尭総務会長は五日の報道各社のインタビューで「衆院再議決で成立させた昨年と経済情勢が違う」と指摘。ただで給油を続けるのは、原油高騰で生活が苦しい国民の理解が得られないとの認識だ。

 麻生太郎幹事長も五日のインタビューでねじれ国会を踏まえ「給油活動を『どうしても(駄目だ)』というのであれば、それ以外に何ができるかを含めて考えないといけない」と継続断念の可能性に言及。「日本の船を護送するとか、いろいろな方法がある」と代替案を提示した。

 一方、政府は早期成立の立場を崩していない。首相は一日の記者会見で「関係国が大きな犠牲を払っていることも無視できない」と活動継続の意向を表明。高村正彦外相も「給油活動は必要最低限の国際貢献。続けたい。やめたら日本はテロとの戦いをやめたのかと思われる」と強調している。

 問題は法案成立の見通しが立たないことだ。民主党が徹底して反対するのは確実。成立させるためには衆院再可決が必要だが、これには公明党が慎重姿勢だ。公明党が方針を変えない限り、継続断念が現実味を帯びる。

 六日の自民、公明両党の幹事長、国対委員長会談。公明党の北側一雄幹事長が「民主党に協力を働き掛けよう」と呼び掛けると、麻生氏は「タンカーが日本に来る際の護衛は必要だ。野党も反対できないのではないか」と提案。自民党の大島理森国対委員長も、民主党対案を与野党協議の場に乗せてもいいとの考えを示した。

 麻生氏らの代替案には民主党との接点を探る狙いがあるとみられる。ただ、衆院解散・総選挙を求めて対決姿勢を強める民主党が応じるとは考えにくい。「福田首相の退陣と引き換えに公明党が再議決に応じ、『麻生首相』で衆院解散に踏み切る」。与党内ではこんなささやきも聞こえている。

2632とはずがたり:2008/08/13(水) 16:51:45
>>2631
自公が此処迄揉めるのは初めてな気がするねぇ。今まではなあなあだったがどちらも割りと必死ですな。

自公幹事長ら非公式会談 臨時国会召集時期 溝埋まらず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000934-san-pol
8月13日13時40分配信 産経新聞

 自民党の麻生太郎、公明党の北側一雄の両幹事長ら自公幹部の非公式会談が13日昼、東京・帝国ホテルで開かれた。景気後退が懸念される中、総合経済対策を8月末にパッケージで示し、次期臨時国会に大型補正予算案を提出する方針で一致した。バラマキ批判をかわすため、財源には特別会計の積立金などの「埋蔵金」の充当を検討する。

 会談には、両党の国対委員長、政調会長も出席。総合経済対策について北側氏は「大型の対策を取るべきだ」と1兆円規模の景気対策を求め、麻生氏も「景気対策は小出しではダメだ。国民が『オッ』と思うものを出さなければならない」と応じ、8月末までに政府・与党でとりまとめる方針を重ねて確認した。

 一方、臨時国会の召集時期については自民党は当初案の8月下旬から9月初旬に譲歩したが、公明党は9月下旬召集で譲らず、両党の溝は埋まらなかった。8月下旬の合意に向け、今後も水面下の折衝は今後も続きそうだ。

 最大の懸案はインド洋での海上自衛隊の補給活動を継続するための新テロ対策特措法の延長問題。政府・自民党は外交・安全保障上の観点から延長は不可欠として憲法59条の「60日ルール」に基づく衆院再議決を視野に入れ、「9月下旬への召集先送りは難しい」(党幹部)としている。

 これに対し、年内解散を念頭に置く公明党は、野党に批判の糸口を与える衆院再議決に慎重姿勢を崩していない。加えて公明党は、民主党が矢野絢也元公明党委員長の国会招致を画策していることに強い危機感を持っており、「できるだけ会期を短縮したい」(公明党筋)との思いがある。自公両党がどのような条件で折り合うかにより、臨時国会の運営は大きく左右されることになる。

2633とはずがたり:2008/08/14(木) 19:23:55

消費者庁は国会が公明党のごり押しで9月下旬始まりになって再議決使えないとなるとぽしゃるのかね?

ギョーザ中毒:政府いまだ非公表正当化 臨時国会の火種に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080815k0000m010020000c.html

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件の被害が中国国内でも発生していた問題で、政府はいまだに非公表は正しかったとの姿勢を変えていない。太田誠一農相が「消費者がやかましい」と発言した問題も絡み、秋の臨時国会での火種となりそうだ。

 外務省は中国からの通報内容について「被害者数や時期、場所など一定程度具体的な情報」としているが、初めて公表した8月6日には「中国内で6月中にギョーザによる中毒事件が発生した」としか明らかにせず、被害者数や原因などは公表しなかった。

 その後、高村正彦外相は10日のテレビ出演で被害者数を「4人」、原因を「メタミドホスと思われるもの」と認めた。さらに12日には小原雅博外務省アジア大洋州局参事官が「(製造元の)天洋食品の関係者が食べた可能性がある」と述べた。

 農相発言などで非公表に対する国民の批判が高まったため、世論の反応を見ながら情報を小出しにせざるを得なくなったためだ。政府が非公表の理由としている「捜査中のことなので中国に協力する」(福田康夫首相)という表向きの理由とは無関係な対応だ。

 こうした対応に民主党など野党は国会での閉会中審査を求めるなど批判を強めている。福田内閣が消費者重視を掲げて秋の臨時国会に提出予定の消費者庁設置関連法案の審議にも影響が出そうだ。【須藤孝】

2634とはずがたり:2008/08/26(火) 13:29:20
日程を窮屈にしたい公明に恩を売る形か?

民主、21日までは代表質問に応じない方針
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200808250335.html
2008年8月26日3時4分

 民主党は25日、9月8日告示の党代表選が小沢代表の無投票3選になったとしても、同月21日の臨時党大会までは臨時国会での代表質問に応じない方針を固めた。政府・与党はその場合、代表質問の日程を22日以降に先送りする見通しで、臨時国会の会期設定にも影響を与えそうだ。

 民主党が21日まで代表質問に応じないのは、代表選が無投票でも新代表の正式決定は21日となり、党役員人事を経て新体制に移行するのは同日以降になるためだ。

 同党参院幹部が25日、「党役員人事が済むまでは代表質問は受けられない」と明言。国対幹部も「代表選に1人しか出なくて無投票になっても人事はある。こちらの日程を無視するなら、今後は一切協力できない」と述べた。

 代表選が選挙戦の様相になった19日、山岡賢次国会対策委員長は「代表選の最中に代表質問の日程を入れられても困る」と与党側に申し入れたが、無投票でも方針が変わらないことを示したものだ。

 9月12日に臨時国会を召集する方針の政府・与党は、民主党代表選が無投票となることを念頭に、16〜18日に代表質問を行う方向で調整を進めてきた。ただ、民主党の意向を尊重する方針のため、日程は変更される公算が大きい。

 福田首相は24、25両日に国連総会などへの出席を予定しているが、政府・与党は9月末には総合経済対策に基づく08年度補正予算案の審議を始めたい考え。審議への影響を避けるため代表質問を優先し、首相が外交日程をキャンセルする可能性も出てきた。

2635とはずがたり:2008/09/02(火) 02:42:18
尾辻参院議員会長…納得できないし、理解もできない。全力でぶち当たって、討ち死にしてほしかった(←何を云いたいのかね??)
笹川総務会長…(公明党のせいで)国会日程にしても思うようにはいかなかった
太田代表…熟慮した判断の結果だと思って(高く評価している)
小沢氏周辺…「開かれた総裁選をやるつもりなのだろう。自民党は危機感を持っているから、小池百合子元防衛相ら意外な人間が出てくる可能性がある。新総裁が選ばれれば、すぐに解散総選挙だろう。…これで分からなくなった(→もらいらもーいっぺんどぶ板やって選挙区這い蹲ってこい)」

「福田首相は無責任」野党が一斉に批判
福田首相退陣
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080901-OYT1T00754.htm

 福田首相が1日夜、辞任の意向を突然表明し、与野党に衝撃が走った。

 自民党の尾辻参院議員会長は「納得できないし、理解もできない。全力でぶち当たって、討ち死にしてほしかった」とぶぜん。笹川総務会長は「自分の理想通り国会を運営したかったのだろうが、国会日程にしても思うようにはいかなかった」と唇をかんだ。

 公明党の太田代表は「突然で驚いている。熟慮した判断の結果だと思っている。政治空白を作らない。新しい体制で課題にしっかり応えると言っていたから、首相の発言を重く受け止め、明日から対処したい」と述べた。

 首相辞任で衆院解散・総選挙が年内に行われる可能性が高まったとの見方も出ている。
 自民党関係者は「総裁選をやって、新総裁の鮮度が落ちないうちに、衆院解散・総選挙だ」という見通しを示した。

 一方、野党各党は一斉に批判した。

 民主党の菅代表代行は「安倍前首相に続く二代続けての政権放り出しによって、自公政権そのものが国民に責任を持てないことを自ら証明した。一日も早く国民に責任を持てる政権を作るため、衆院解散・総選挙を行って、民主党中心の政権を作っていきたい」と強調した。
 鳩山幹事長は「1年の間に2度も自民党が政権を投げ出した。信じられない。国会召集日まで決めておいて投げ出すのは極めて無責任だ。責任を民主党に向けているが、実際は公明党と自民党の間がぎくしゃくしていたからだろう」と述べた。
 渡部恒三最高顧問は「政策を決めたから、これで辞めますというのは、全く無責任極まりない辞め方だ。我々も批評しようがない。こんなことで、この国の政治がどうなるのか、本当に心配だ」と語った。

 共産党の志位委員長は「極めて無責任な政権の投げ出しだ。安倍前首相と二人続けて政権投げだしは、自公政治の行き詰まりが行き着くところまできた」と述べた。

 社民党の福島党首は「選挙のために福田首相を辞めさせる自民党、投げ出す首相。どちらも国民のことを考えていない。『国民投げ捨て内閣』だ」と批判。

 国民新党の亀井久興幹事長は「政権が思うようにいかなくなり、辞めるのは議会にも国民にも無責任だ。もはや自民党は政権政党としての資格や能力を失った」と語気を強めた。

 江田参院議長は「参院での問責決議を受けて、80日程度で行き詰まった。あまりにも唐突だ」と驚いた。

 一方、民主党は小沢代表が1日の記者会見で、代表選(8日告示)への立候補を正式に表明したばかり。民主党内には、自民党が総裁選で新総裁を選出し、衆院解散・総選挙に打って出ることへの警戒感も出ている。

 小沢氏周辺は「代表選が無投票になったから、自民党は開かれた総裁選をやるつもりなのだろう。自民党は危機感を持っているから、小池百合子元防衛相ら意外な人間が出てくる可能性がある。新総裁が選ばれれば、すぐに解散総選挙だろう。福田首相相手なら勝てる可能性高いと見ていたが、これで分からなくなった」と警戒感を示した。
(2008年9月1日23時42分 読売新聞)

2636とはずがたり:2008/09/03(水) 04:13:35
臨時国会の延長は補給支援特措法の再議決と矢野召喚が出てくるから公明は呑まないでしょうな。

年内「補正後」解散論強まる 小池元防衛相の擁立模索
http://www.asahi.com/politics/update/0902/TKY200809020369.html
2008年9月3日3時3分

 福田首相の辞任表明を受け、自民、公明の与党内で2日、新首相の下、秋の臨時国会で景気対策を盛り込んだ08年度補正予算案を成立させた後、年内に解散・総選挙に踏み切るべきだとの意見が強まった。一方、自民党の総裁選は10日告示、22日投開票の日程が決定。麻生太郎幹事長への対立候補として、小池百合子元防衛相の擁立を模索する動きもある。

 年末年始の解散を求めてきた公明党の太田代表は2日の記者会見で、衆院解散の時期について「国民生活に責任を持つことが与党としての責務だ。総合経済対策をしっかり実現し、国民の信頼を得ていくことをまずやらなくてはならない」と述べ、解散は補正予算成立後が望ましいとの考えを示した。

 自民党の選挙実務の責任者である古賀誠選挙対策委員長も同日のテレビ番組で、解散総選挙の時期について(1)臨時国会冒頭(2)臨時国会で補正予算を成立させた後――の二つのケースを指摘。「補正後解散」については「今、国民生活が大変。大事な景気対策をしっかりと成立させて実行していく責任も一方にある」と語った。

 また、自民、公明両党の幹事長、政調会長、国会対策委員長は2日夕、国会内で会談し、臨時国会では補正予算案の審議を優先させることを確認した。政府・与党が合意した補正予算案は1兆8千億円規模。予算案は衆院の議決が優先されることから与党の賛成多数で成立は確実。その後、解散に踏み切る場合、「10月解散、11月総選挙」か「11月解散、12月総選挙」が想定される。

 解散時期の決定は最終的に首相の権限だが、こうした与党内の意見が判断に影響を与えるのは必至だ。自民党内には、首相交代で内閣支持率が急上昇した場合、勢いを失わないうちに臨時国会冒頭で解散すべきだとの意見もある。新首相が福田首相から引き継いだ消費者庁設置法制定や補給支援特措法の延長にこだわった場合には、臨時国会の会期延長は避けられず、解散時期が年明けにずれこむ可能性もある。

 一方、自民党の総裁選管理委員会(委員長・臼井日出男元法相)は、総裁選の投票方式を党所属国会議員(387票)と都道府県代表(各3人=計141票)による投票と決めた。臨時国会は24日召集の方向で、同日中に衆参両院で首相指名選挙が行われ、新首相が誕生する見通しだ。

 麻生氏への対立候補擁立をめぐっては、小池氏が東京都内で中川秀直元幹事長と会談。小泉改革の継承を掲げる「上げ潮派」の代表格で、総裁選における政策論争を重視する中川氏が小池氏擁立を模索して、立候補に必要な推薦人20人獲得の見通しなどをめぐって意見交換したとみられる。

 ただ、小池氏が属する最大派閥の町村派では、安倍前首相、福田首相と2代続けて政権を途中で放棄したことで「今回は謹慎だ」(同派幹部)という慎重論が根強い。小池氏が立候補する場合は、派閥横断的な支援を集める必要がある。

2637とはずがたり:2008/09/03(水) 19:23:41
公明党のばらまき批判で政権取りに行きたいけど民主もそれなりにばらまきだよなぁ。
22兆円を歳出削減で賄おうとするのはそれなりに大変。
全て自民党が支持基盤にばらまいたツケだから自民党支持者と議員が800兆円の私財供出を課して自己破産の極貧生活送って貰うのが筋だがヽ(`Д´)ノ

クローズアップ2008:政府、定額減税実施へ 解散視野、バラマキ
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080830ddm003010098000c.html

 ◇攻勢公明に押し切られ

 29日に決定した総合経済対策では、公明党が総額2兆円を念頭に低所得者向けの定額減税を強く求め、財政規律を守ろうと抵抗した政府・自民党を押し切った。年末年始の衆院解散・総選挙を狙ってタブーだった「バラマキ」へ突き進む公明党に引きずられた形だ。ただ、経済対策としての効果は不透明。福田康夫首相は赤字国債発行を否定するが、福田政権は構造改革路線からの転換に続き、財政再建でもつまずきかねない。

 28日深夜、国会近くのホテルで行われた自民、公明両党の幹事長、政調会長らの協議は延々3時間半に及んだが、午前0時を過ぎてもまとまらなかった。

 「定額減税は緊急性があり、臨時国会で実現すべきだ」。公明党の北側一雄幹事長らが「年内実施」を強く迫ったのに対し、自民党は「年末の税制調査会での議論を経ないわけにいかない」(保利耕輔政調会長)と反論。

 公明党は妥協案として、来年3月までの「年度内実施」に譲歩し、自民党も受け入れたが、了承を得るために呼んだ与謝野馨経済財政担当相は「即答できない」と結論を避けた。そのため29日朝、町村信孝官房長官や与謝野氏、麻生太郎幹事長らが首相官邸に集まり、首相の了承を得て決着した。自民党幹部は「選挙協力を考えたら自民党に公明党とケンカできる余裕はなく、受け入れるしかなかった」と解説する。

 8月1日の内閣改造前まで、自民党内では与謝野氏ら「消費税増税派」と経済成長と歳出削減で増税を避けるとする中川秀直元幹事長ら「上げ潮派」が路線対立を繰り広げていたが、どちらも財政再建を目標に掲げていたのは同じだった。

 ところが、内閣改造を機に公明党が「年末・年始解散」への期待をむき出しにし、自民党もあおられ出した。物価上昇と景気減速への不安が広がる中、選挙をにらんだ経済対策の合唱が始まった。公明党は大型補正予算編成を迫り、「ポスト福田」政局で公明党の支えが欲しい麻生氏も「財政再建より景気対策を優先すべきだ」と同調。「財政出動派」が一気に台頭した。

 流れに押されて、与謝野氏も「赤字国債発行の回避は首相の願望だ」と、財政再建路線を後退させた。

 しかし、選挙前に連立政権での存在感を誇示したい公明党の攻勢は止まらない。大型補正だけでは飽きたらず、家族の数などに応じて所得税や住民税から一定額を減税し、低所得者ほど恩恵が大きい定額減税という難題を持ち出した。これには麻生氏も「一律いくら(の減額)ではありがたみがない」と腰が引けたが、押し切られた。

 公明党は減税規模2兆円を狙うが、実施するには赤字国債発行が避けられない。減税の法案提出は年明けの通常国会になる。実施は決まったものの、先送りされた規模や財源の調整は解散時期の駆け引きに直結する。自民党幹部は「公明党に譲歩した分、新テロ対策特別措置法の延長や、衆院解散時期は協力してくれないと割が合わない」とぼやく。

 しかし、公明党とパイプを持つ自民党の古賀誠選対委員長が29日、新潟市での講演で「もう少し財政支出など踏み込んだ対策が必要ではないか」と不満を述べるなど、圧力はやみそうにない。【犬飼直幸、三沢耕平】

2638とはずがたり:2008/09/03(水) 19:24:01
>>2637-2638
 ◇民主は「22兆円」

 民主党は昨年の参院選で▽年金基礎部分への消費税全額投入6・3兆円▽子供手当創設4・8兆円−−など総額15・3兆円の政策を掲げた。次期衆院選では、さらに▽緊急経済対策3・5兆円▽ガソリン税など暫定税率の廃止2・6兆円−−などを加え総額22兆円超を打ち出す方向。小沢一郎代表は「財源の具体的な検討は政権を取ってから」と主張する。【小山由宇】

 ◇景気刺激効果は不透明

 定額減税が焦点となったのは、「公共事業が封印され、減税以外に有力な需要喚起策が見当たらない」(公明党幹部)事情もある。ただ、景気低迷で節約志向が強まる中、減税分が消費に回らず貯蓄に向かえば経済対策としての効果は薄く、単なるバラマキに終わりかねない。

 過去の経済対策で実施された大規模公共事業については「景気浮揚効果は大きくない。国の借金を膨らませただけに終わった」(市場関係者)との評価が定着している。国際的にも、近年の経済対策は公共事業のような需要追加型がほとんど採用されず、減税が中心となっている。

 低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題で景気が失速した米国でも今春、総額16兆円の所得税減税が行われ、個人消費の落ち込みを一時的に和らげた。ただ、「景気刺激効果は一時的」(米大手証券)と言われ、米政府は早くも追加減税を迫られているのが実情だ。

 日本でも橋本龍太郎政権が98年に4兆円規模の定額減税を実施。小渕恵三政権も99年に恒久的減税に踏み切ったが、目立った効果はなかった。

 一方で、日本の国と地方の借金残高は800兆円に迫る。財政再建が急務なのに、大型減税はそれに逆行する。政府・与党は「減税は実施しても単年度限り」(伊吹文明財務相)、「財源は赤字国債ではなく埋蔵金を活用する」(太田昭宏・公明党代表)と言いつくろう。政府内では特別会計の積立金の取り崩しが検討されている。

 しかし、09年度から基礎年金の国庫負担割合を2分の1(現行3分の1)に引き上げるのに必要な財源(2・3兆円)の手当てさえ付かない中での減税は、政府の懐具合を一層厳しくさせる。エコノミストからは「景気対策ではなく、選挙対策としての展望なき壮大なバラマキだ」との声も上がっている。【清水憲司、赤間清広】

==============
 ■過去の特別減税■
    政権 規模
94年 細川 5.5 定率
95年 村山 2.0 定率
96年 村山 2.0 定率
98年 橋本 4.0 定額
99年 小渕 3.5 定率
 ※規模の単位は兆円

毎日新聞 2008年8月30日 東京朝刊

2639とはずがたり:2008/09/04(木) 02:24:40
石関氏の肩書きが県連最高執行役員となっているのは県連のごたごたとなんか関係有るのでしょうかね?

福田首相辞任 一夜明け反応複雑
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080903/CK2008090302000131.html

2640とはずがたり:2008/09/08(月) 00:58:01

創価学会の選挙運動調査へ=民主・菅氏
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090400916

 民主党の菅直人代表代行は4日午後の記者会見で、「言論活動を妨害された」として創価学会などを提訴している矢野絢也元公明党委員長の国会招致問題に関連し、「矢野氏は学会施設を使って選挙活動が行われていたと証言している。そういう実態も調査し、不当と判断すれば何らかの対応をしなくてはいけない」と述べ、創価学会による選挙運動の実態を調査する考えを示した。(2008/09/04-20:41)

2641とはずがたり:2008/09/25(木) 04:39:36
平沼は麻生に入れ,平沼に入れたのは西村なんですね。

参院は「小沢首相」 衆院優先規定で麻生氏に
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092401000834.html

 衆参両院本会議での首相指名選挙は24日、衆院が麻生太郎自民党総裁を、参院が決選投票で小沢一郎民主党代表を指名した。衆参の議決が異なったため両院協議会が開かれたが調整がつかず、衆院の議決を優先する憲法の規定により麻生首相が誕生した。首相指名選挙で議決が分かれたのは、福田康夫前首相を指名した昨年9月の臨時国会に続き5度目。

 衆院では、麻生氏が過半数の240を大きく超え337票を獲得、小沢氏は117票だった。野党はそれぞれの党首に投票。無所属では河野洋平議長や平沼赳夫元経済産業相ら4人が麻生氏、横路孝弘副議長や江田憲司氏ら3人が小沢氏に入れ、西村真悟氏は唯一、平沼氏に投票した。

 参院では、民主党と統一会派を組む国民新党のほか、無所属の糸数慶子、川田龍平両氏が小沢氏に投票。共産党と社民党はいずれも党首に入れた。麻生氏の108票に対し小沢氏は120票を得たが、過半数にわずか1票足りなかった。決選投票で共産党は白票を投じたが、社民党が小沢氏に投票し、125票を得た小沢氏が首相に指名された。同日付で会派になった「改革クラブ」の4人は2回とも麻生氏。

 両院協議会は与野党10人で構成し、出席議員の3分の2以上の賛成で成案となるが、慣例で衆院のメンバーは与党、参院は野党から選ばれるため、意見が一致しないまま終了。憲法67条2項に基づき、衆院本会議で河野議長が「衆院の指名が国会の議決となった」と宣告し、麻生氏が正式に首相に選出された。

2642とはずがたり:2008/09/25(木) 12:34:22
連休の中日に持ってくるのは無党派に寝てろと云ってるのだな。マスコミよちゃんと叩け。

衆院選、11月2日に投開票…首相意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000005-yom-pol
9月25日3時7分配信 読売新聞

 麻生首相は24日、10月上旬に衆院解散する意向を固めた。衆参両院のねじれ状態の下では思い切った政策の遂行は難しく、衆院解散で局面の打開を図る必要があると判断したためだ。

 具体的な日程は、民主党が今年度補正予算案の早期成立を確約した場合は、6日から衆参2日ずつ予算委員会で審議を行い、9日に補正予算を成立させた上で衆院を解散する。民主党が審議を引き延ばす構えを見せた場合は、補正予算の成立を断念し、ただちに衆院解散する。いずれの場合でも、衆院選の日程は10月21日公示、11月2日投開票とする方針だ。

最終更新:9月25日3時7分

2643とはずがたり:2008/09/25(木) 22:15:58
「話し合い解散」を提案=補正審議計4日、与党は持ち帰り−野党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000123-jij-pol
9月25日16時53分配信 時事通信
 民主、社民、国民新の野党3党は25日午後、国会内で開いた与党との国対委員長会談で、2008年度補正予算案について、衆参2日ずつ計4日間の審議を行えば採決に応じると伝えた。同時に、同予算案の成立後、速やかに衆院を解散するよう求めた。
 民主党の山岡賢次氏は会談で「予算委員会を衆参2日ずつやればそれぞれ採決に応じる。いたずらな審議引き延ばしはしない」と成立への協力を約束し、その後の「話し合い解散」を提案。自民党の大島理森氏は、民主党の輿石東参院議員会長が「審議日数は衆参ともに1週間」と述べたことに触れて「(発言に)食い違いがある」と疑念を示しつつ、「検討する」と持ち帰った。 

最終更新:9月25日21時14分

自・民、解散めぐり駆け引き=追及材料豊富、ぬぐえぬ不信感
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008092501029&rel=y&g=pol

 自民、民主両党は25日、衆院解散時期を左右する2008年度補正予算の扱いに関し駆け引きを続けた。民主党は早期成立に協力する構えを改めて示したが、自民党はガソリン税(揮発油税など)の暫定税率期限切れによる一カ月の減収分を穴埋めする法案との一括成立を要求。両党の神経戦の様相を呈している。
 「どの言葉を信じていいのか測りかねている」。同日の野党3党との国対委員長会談後、記者会見した自民党の大島理森国対委員長は、民主党の山岡賢次国対委員長と輿石東参院議員会長の発言に食い違いがあると何度も繰り返した。山岡氏が会談で衆参予算委員会で2日ずつの審議日程を提案しながら、輿石氏が午前の記者会見で、衆参1週間ずつの審議を要求したことを踏まえてのものだ。
 一方、民主党には、事故米問題や厚生年金報酬月額の改ざん疑惑、後期高齢者医療制度の抜本見直しめぐる政府・与党内の発言など、麻生政権を攻める材料をいくつも抱え、麻生首相が衆院解散に打って出る前に、何としても予算委員会で追及したいとの事情がある。
 昨年の「ねじれ国会」以来、政府・自民党には、参院での審議引き延ばしで新テロ対策特別措置法成立に時間がかかったことなど「煮え湯をのまされてきた」(河村建夫官房長官)との思いが強い。政府は民主党の事情を見透かし、同党の反対で生じたガソリン税減収分を埋める「地方税減収補てん臨時交付金法案」を関連法案として提出する予定だ。与党側には、あわよくば民主党の協力を得ての成立をうかがい、「民主党が反対すれば地方軽視と批判できる」(国対筋)との読みがある。(了)
(2008/09/25-20:34)

2644とはずがたり:2008/09/26(金) 00:19:54

鳩山民主幹事長、「補正審議、衆参2日ずつを要求。引き延ばしはしない」
2008.9.25 12:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080925/stt0809251230005-n1.htm

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は25日午前、都内で記者団に対し、臨時国会における平成20年度補正予算案の審議について「リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)による金融不安、汚染米、『消された年金』の問題を議論しないといけない。予算委員会は衆参2日間ずつを求めていきたい。審議引き延ばしはしないと幹事長として申し上げる」と明言。衆院選の投開票日については「11月9日あたりよりも遅くなるよう求めても詮方(せんかた)ないので、そのくらいが投開票日になるよう要望していく」と述べた。

 国会や話し合い解散の日程協議のため麻生太郎首相と小沢一郎民主党代表が党首会談を行う可能性には「否定するつもりはない」との認識を示した。

 一方、民主党の輿石東参院議員会長も25日午前の記者会見で、予算委での補正予算案審議について「拒否も引き延ばしもしない。採決すべき時がきたら採決する。衆参合わせて1週間くらいは審議の必要がある。ただ、1、2日で成立させないと日本が沈没するなら成立させないといけない」と語った。

2645とはずがたり:2008/09/28(日) 01:17:40
まじかい!?
>麻生が組閣にあたり肝に銘じたのは2つ。「お友達内閣にしない」

おお,構想はあったんだなw
>外相は悩んだ。安倍の起用も考えたが、

【麻生VS.小沢】決戦前夜(上)脱「お友達」に腐心
2008.9.25 07:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080925/stt0809250755002-n1.htm

 総裁選最中の9月16日夜、麻生太郎は闇に紛れて銀座のはずれの小さなホテルの一室に入った。待っていたのは小泉政権以来の盟友である元首相、安倍晋三だった。

 安倍は「総裁の座はほぼ手中にありますね。おめでとうございます」と切り出し、握手を交わしたが、その表情はどこかぎこちなかった。元首相、森喜朗から町村派(清和政策研究会)の「特使」としての密命を帯びていたからだ。

 「派の総意として町村信孝官房長官を幹事長に起用してほしい。言いにくいけれど最大派閥を味方につけなければ安定政権は難しいですよ…」

 安倍がこう迫ると、麻生はおもむろに切り出した。

 「森さんに幹事長をやってもらえないだろうか。次の総選挙は自民党の存亡をかけた戦いになる。1議席の取りこぼしが命取りとなる選挙で、きっちり党をまとめていける人物は森さんしか思い当たらない」

 この時点で麻生の総裁選勝利は決定的であり、町村派の大勢が麻生支持に流れたことが最大の要因だった。だが、麻生が森に目を付けたのは「派閥の論理」ではなく間近に迫るより大きな戦い、民主党代表、小沢一郎との決戦だった。衆院選を乗り切るには森の力が必要だと考えたのだ。

 首相経験者の幹事長就任は過去に例がない。とっぴな発想に安倍は答えに窮したが、麻生は畳み掛けた。

 「総選挙が終わるまででいいんだ。なんとか森さんを説得してほしい」

 麻生の案は総選挙前と後の二段構えの人事構想だった。詳細について2人は固く口をつぐむが、安倍は次第に麻生の構想に引き込まれていった。
                   ◇


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