ヤコブの12人の息子のうち、エジプトの宰相となってイスラエル人を救ったのは末っ子のヨゼフでした。ダビドも兄たちが次々に面接ではねられ、最後に残ったのは末っ子のダビドでした。12使徒の中でイエズスさまに最も愛されたのは一番若いヨハネでした。ヤコブの弟です。怠惰に見えるマリアのことでイエズスさまに文句を言ったマルタはお姉さん、そのマリアは妹で、マリアの方が大切にされているような感じがします。有名な放蕩息子も弟、帰ってきた弟のために宴会を催した父に文句を言ったのは兄ですね。日雇い労働者の話で、朝早くから汗水流して働いたのに、夕方に少しだけ働いた人が同じ賃金をもらったのはおかしいと文句を言ったのは、聖書には書いてありませんが、何となく兄、夕方だけ働いたのは弟という感じがします。「L’art de croire」で「リジューの聖テレーズを読み返すことにした」と書いておられた教会博士の聖テレーズも4姉妹の末っ子です。何故なんでしょう。なぜ、末っ子がこのように大切な役割を任せられるのでしょう。このことを、ヨーロッパの人たちはどのように解釈しているのでしょうか。
Le livre des morts des occidentauxは,東京の大学図書館(東大,上智,聖心,その他私大6校)にはいずれも蔵書がありません.プリユール氏の他書は東大で8冊,上智で6冊とかありました.日本版のアマゾンでは,ISBN検索でもヒットせず,他のネット書店で1冊だけ(1981年版)見つかりましたが,価格が7千円弱位でした.
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■私が一番好きな公教要理本
Golden Ruleを丁寧に書き,「信仰・希望・愛」の愛がLoveではなくCharityだという事も書いています.
Golden Rule(黄金律)「人にしてもらいたいと思うことは何でも,あなたがたも人にしなさい」
キリストへの新しい道 求道者のための教えと行いキリストバル・バリョヌェボ (著) (イエズス会士)
Elan Vital をインスパイアしてもらって、各自の支流に戻ると、マチエールとしての水は、また濁り水になったり蛇行したり堰き止められたり汚染されたり、悪くすると涸れてしまったりするかもしれませんが、そんな時に、また、大きな流れとは何なのか、この流れをスタートさせた最初の息吹きとか何なのかを感じなおさせてくれるのが、各種の典礼とか霊操とか祈りなんだと思います。
「風姿花伝」も「ベルグソンの Elan Vital」も、ネットで調べてみました。(分かったふりをするのは良くありませんから、すみません「お能」とか古典の素養がないのです)私に理解できたのは「とても難しそう」という事と、神父様が恩師と仰っている「ガブリエル・マルセル」はベルグソンのお弟子さんという事だけです。そして、竹下様の「音楽」「ダンス(身体表現)」と、カソリックがやっと繋がって理解できました。
記事によればイタリアでは財政再建の為、徴税を厳しくする方向に動いていて、「エク・イタリア」なる徴税専門の公社ができ、その取り立てが例えば、経営難の中小企業の経営者などにとっては厳しいものらしくて。原題のEUROPE'S White WIDOWSというのはイタリアで自殺者の未亡人たちが人生への「降伏」の意を込めて白旗を振ってデモ行進したことからくる題だそうです。
「和解」というターム。神さまとの和解、教会との和解。その意義は頭では理解できるのですが。アルフレッド・ロワジーの ? Jésus annonçait le royaume, et c’est l’Église qui est venue ? がよぎるわけではありませんが、後者のほうが前者より難しいと思ってしまうところに私は自分の弱さをみてしまいます。