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<ガシャポン訴訟>バンダイナムコに賠償支払い 鹿児島地裁
5月20日21時1分配信 毎日新聞
「ガシャポン」などと呼ばれる玩具入りカプセルを誤飲し、重度障害を負った鹿児島市の男児(当時2歳10カ月)の両親らが、製造物責任法(PL法)に基づき、製造元のバンダイナムコゲームス(東京都)に約1億800万円の損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地裁は20日、同社に約2626万円の支払いを命じた。高野裕裁判長は「安全性を欠いていた」と構造上の欠陥などを認定。玩具の大きさを定めた業界団体の基準見直しを迫る判断となった。
原告側弁護士によると、玩具の誤飲でメーカーに製造物責任を認める判決は異例という。
判決によると、男児は02年8月、プラスチック製の球状カプセル(直径40ミリ)を誤飲し、約30分後に除去したが、低酸素状態などによる脳障害で自力で体を動かせないなどの後遺障害が残った。
同社は、日本玩具協会作成の安全基準が3歳未満対象の場合に直径31.8ミリ以上と規定していることを挙げ「安全基準を満たし、誤飲の危険はなかった」と主張したが、高野裁判長は「3歳未満の幼児でも開口時の大きさが4センチを超えることは珍しくない。事故防止には基準の直径では不十分」と指摘。構造上の欠陥については「のみ込んだ場合に備えて取り出しやすくするため、角形にしたり、気道確保のための穴を複数設ける設計が必要だった」などとした。
判決は損害額を7954万円と算定。両親が事故防止の注意義務を果たしたとはいえないとして、同社の責任を3割とした。
同社は「判決文が届いておらずコメントできない」としている。
国民生活センターと同社によると、98年以降カプセルの誤飲事故は今回の1件のみ。07年に同種の玩具は同社で1400万個生産されたという。【大塚仁】
「ガシャポン」誤飲2歳児に脳障害、製造元の過失認め賠償命令
5月20日22時37分配信 読売新聞
「ガシャポン」などと呼ばれる販売機から出てくるおもちゃ入りカプセルを、2歳の時に誤飲した男児(8)が窒息状態になって重い脳障害などが残ったのは、カプセルの設計が安全性への配慮を欠いたためとして、男児と両親が製造元の玩具(がんぐ)会社「バンプレスト」(本社・東京都、現バンダイナムコゲームス)を相手取り1億800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、鹿児島地裁であった。
高野裕裁判長は「設計上の欠陥があった」と製造元の過失を認め、約2630万円の支払いを命じた。
判決によると、男児は2歳だった2002年8月、鹿児島市の自宅で、直径4センチの球形カプセルを誤って口の中に入れ、のどに詰まらせた。一命は取り留めたが、全身にまひが残り、寝たきり状態になっている。
高野裁判長は「カプセルは、3歳未満の幼児がおもちゃとして使用することが通常予見された」としたうえで、「直径4センチの大きさは、3歳未満の幼児の口の中に入る可能性がある。球形で、のどに入り込みやすいことを考えれば、日本玩具協会の基準(直径3・18センチ以上)では不十分」と原告の主張を認めた。
バンダイナムコゲームス広報室は「判決文をよく読んだうえで控訴するかどうか、検討する」とコメントした。
最終更新:5月20日22時37分
<産婦人科>「モンスターハズバンド」が急増 妻に付き添い暴力・暴言
5月20日12時2分配信 毎日新聞
医師不足とともに、患者の夫の暴言・暴力も深刻化する産婦人科(写真と本文は関係ありません)
妻への診察に「セクハラだ」と抗議、体温測定でエラーが出ただけでどなる−−医療関係者を相手に暴力・暴言が増える中、産科医療の現場でも、夫らによる具体的なトラブル例が公表された。学校現場での「モンスターペアレント」が話題になって久しいが、この場合は「モンスターハズバンド」といえそうだ。
【スローライフ スローセックス】 私たちは何ゆえに結婚するのだろう(1)
愛育病院(東京都港区)院長の中林正雄氏が、「産科医療の危機」をテーマにしたセミナーで、この半年間、同病院だけで起きたトラブルの中から13ケースを発表した。
まずは、医療費支払いに関するトラブルから。夫は「病院は金がなくとも妊婦を診るのが当然。失業中だから入院費は払えない」「この病院で診察しないなら、他病院へのタクシー代を払え」など発言した。この夫は以前にも、暴力的行為で問題になったこともあり、強固な態度を崩さなかったたため、病院側は都立病院に患者の受け入れをお願いし、公用車で送ったという。
また男性であるがために受難にあった医師も。分娩経過観察のため、妊婦の内診をしたところ、同席の夫がセクハラであると抗議。やむなく女性医師に交代させたという。当直医が男性だけなのに、女医の診察を強硬に求められるケースなど、男性医師をめぐるトラブルは多いといい、同病院では、産婦人科志望者が減少する中、特に男性が減っている一因ではないかと憂慮している。
このほかにも、出産に立ち会った夫が、陣痛時の妻を見て「こんなに痛がっているのに、何もしてやれないのか」と苦情を言う▽個室希望の患者に4人部屋しか空きがないことを伝えると、夫が「個室を用意しろ。どこかに部屋はあるはずだ」と大声で壁をたたき、スタッフを威嚇。この場合は、翌日には個室に移動できることを説明し納得してもらったが、一晩中、屈強な男性医師と守衛とで夫を見張っていたという。
一方、こちらは妻の“威嚇行為”の例。患者本人から「付き添いの夫に食事を出してほしい」との要望があり、病院側では実施していないと説明したところ、「高い室料を払っているのに、ありえない。これは詐欺だ」「マスコミにこの病院はこんなことをしてやると流してやる」と発言した。このように弁護士や報道、インターネットという言葉を使って、病院側を脅すケースは多いという。
中村院長は「こうしたクレームは、医療機関への不信感がもとで起きている。病院側も、診察内容など十分な説明が必要」としたうえで、患者側にも「社会的に未熟な部分がある。社会ルールや医療に関する理解をもう少し深めてほしい」と希望している。さらに根本的解決の一つとして、「小中学校での性教育の充実をはかり、出産に関することなど、性に関する基礎知識を子どものころから正しく教えることが必要なのでは」と提言した。【江刺弘子】
暴言患者、拒めぬ医師「診療義務」法の壁
「迷惑どこまで我慢」
医師や看護師が患者による暴力や暴言に悩んでいる問題で、度を越した場合に医療機関が診療を拒もうとしても、医師法で診療義務を課されているため、断念するケースが出ていることが分かった。
病院からは「毅然(きぜん)とした対応が取りにくい」という声が上がるが、厚生労働省は患者のモラルを理由とした診療拒否に慎重な姿勢を崩しておらず、法律専門家の見方も分かれている。
「診察治療の求めがあった場合、医師は正当な理由がなければ拒んではならない」。医師法では診療義務をそう規定している。「正当な理由」とは、医師が病気の場合などに限られるというのが、厚労省のこれまでの見解だった。
診療義務が争点となった裁判では、1997年に入院患者の退院を求めた病院側の請求が退けられたケースがある。
裁判所は「患者やその家族が看護師に包丁を見せたり、ナースコールを1日80回以上も鳴らしたりして、病院の業務を著しく妨害した」と患者側の悪質行為を認定する一方、「退院を強制すれば、入院が必要な患者にその機会が保障されないことになりかねない」と指摘した。
昨年、九州のある病院では、胃腸の病気で入院した高齢の男性患者が消灯後に大部屋でテレビを見るなど、迷惑行為を続けた。
病院では執行部が検討を重ねたが、医師法で診療義務が定められている以上、退院は強制できないとの結論に達し、「ルールに従わないのなら治療は続けられません」という警告にとどめた。
しかし、患者の行動は改善されず、女性看護師を突き飛ばして転倒させる騒ぎまで起きた。最終的には自主的に退院してもらったが、病院の医師は「迷惑行為をどこまで我慢すべきか、判断するのに相当の時間を費やした」と振り返る。
神奈川県のある私立病院は数年前、手術後に両手足のしびれが残った入院患者の家族から抗議を受けた。その内容は次第に、医師や看護師の外見に関する中傷へとエスカレート。暴言で傷つき、辞職した看護師は5人を超えた。
病院側は弁護士に相談し、クレームの記録を取ったり、自主退院を促す誓約書を渡したりしたほか、行政や警察にも相談した。その上で、「患者の家族の暴言など一連の行為が、(診療拒否できる)正当な理由に当たる」と最終的に判断し、入院から3年半後に強制退院の手続きに入った。
見解は二分
読売新聞が全国の大学病院を対象に実施したアンケートでは、「医師の診療義務を盾にとる患者が増えている」(近畿地方の病院)、「診療拒否権が認められておらず、医療者側があまりにも法的に守られていない」(首都圏の病院)などの声が寄せられた。
厚労省によると、モラルに欠ける患者への対応について、病院から、「一定の限度を超えたら診療拒否できる、というような基準を設けてほしい」などと要望されることもあるという。しかし、同省は「患者側の立場を不利にするような解釈も生じかねないため、一律の基準を設けることは難しい」とし、「診療義務は社会的に定着しており、現行法の枠組みを変えるべきではない」との立場だ。
医療訴訟に詳しい弁護士の間でも意見が割れている。
森谷和馬弁護士(第2東京弁護士会)は「病院は患者の健康を守る使命を持つサービス業であり、診療を拒否した場合、世間などからの非難は避けられない」と、診療義務を重視する。これに対し、島田和俊弁護士(大阪弁護士会)は「患者側にも診療に協力する義務があり、患者の振るまいによって信頼関係が著しく損なわれた場合などは診療契約を解除できる。病院に甚大な不利益があった場合は、治療の必要性が軽微であれば、必要な手続きを踏んで診療拒否に踏み切るべきだ」と話している。
(2007年10月10日 読売新聞)
<四川大地震>中国大手ポータルサイトが白黒表示で哀悼の意
5月20日21時28分配信 毎日新聞
拡大写真
四川大地震の犠牲者に弔意を示すため、白黒でレイアウトされたヤフー中国のトップ画面
甚大な被害を出した12日の中国・四川大地震発生から1週間が経過し、中国政府が19日から3日間を「全国哀悼の日」と定めたのに伴い、中国の主要ポータルサイトなどは同日からトップ画面を通常のカラーから白黒に切り替え、犠牲者に弔意を示している。
【写真特集】 発生から1週間過ぎ…中国・四川大地震
「雅虎中国」(ヤフー中国)はトップ画面を白黒で表示したうえ、義援金を募るバナーだけを黄色で目立たせて「一秒でも早く行動し、一人でも多く助けよう」と支援を呼びかけた。
また、大手ポータルサイト「捜狐」(SOHU)、「新浪」(SINA)、「騰訊」(テンセント)、「網易」(NetEase)、「MSN中文網」(MSN中国)のほか、大手検索サイト「百度」(バイドゥ)もカラーを極力使わず、哀悼の意を示すメッセージをトップに置き、広告も白黒で表示した。
さらに、8月8日に開幕する北京五輪の公式サイトもトップ画面を白黒にし、聖火リレーの3日間中止などを伝えている。インターネットだけでなく、中国各紙も題字を黒にし、カラー写真も掲載しないなど、各方面で追悼の動きが広がっている。【天野園子】
くわばたりえウエスト20センチ減に成功 (日刊スポーツ)
記事写真
約20センチのウエストダイエットに成功したクワバタオハラのくわばた
漫才コンビ、クワバタオハラのくわばたりえ(32)が、1カ月半でウエストを約20センチ減らすことに成功した。グラビアデビューを目指すくわばたは23日、都内で結果報告を行った。ウエストは85センチから65・4センチに、体重は63キロから56・5キロに激減。毎日、ラテンダンスをベースにしたエクササイズDVD「コアリズム」で運動し、食事制限もしなかったという。くびれがくっきりになり「すごい!」と大喜び。「男子が良く読む雑誌の表紙か袋とじ。白黒がいいかも」と、依頼もないのに盛り上がっていた。
[ 2008年5月24日9時50分 ]
クワバタオハラ・くわばた、くびれた!グラビアに意欲 (サンケイスポーツ)
記事写真
クワバタオハラ・くわばた、くびれた!グラビアに意欲(写真提供 産経新聞社)
お笑いコンビ、クワバタオハラのくわばたりえ(32)が23日、東京・品川プリンスホテルクラブeXで「クワバタくびれ大作戦!」の結果報告会を行った。
ラテンエクササイズDVD「コアリズム」に1カ月取り組み、ウエストのくびれを作るという企画。相方の小原正子(32)が測定し、4月8日のW85、体重63.1キロ(身長1メートル62)から、W65.4センチ、体重56.5キロとスリムに。くわばたは「すごい。本当にうれしい」と笑顔。成功すればグラビアデビューすると公言していたが、「色黒なんで白黒ページでもいい。袋とじか表紙もやりたい」と懇願していた。
[ 2008年5月24日7時6分 ]
くわばたが「くびれ」ちゃった!? (デイリースポーツ)
記事写真
ダイエットに挑戦前の自身の等身大パネルと並んで写真撮影に応じるくわばたりえ=東京・品川のクラブex
女性お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえ(32)が23日、都内で会見し、85センチから65・4センチへ約20センチのウエストサイズダウンに成功したことを明かした。「クワバタくびれ大作戦」として、4月8日からラテンダンスエクササイズDVD「コアリズム」を使ったダイエットに取り組んでいた。
食事制限をせず体重も63キロから56・5キロと6・5キロ減量。スリムになった自慢のボディーを披露したくわばたは「ホンマにうれしい!1カ月半前に比べるとモテると思います。男がほっておかないですよ」と大喜び。現時点で具体的なグラビア出演の依頼は来ていないが「雑誌の方からオファーがきたらバンバン出たい。表紙がいいですね」とモデルデビューを心待ちにしていた。
[ 2008年5月24日9時43分 ]
この人物のオモテとウラ 八田亜矢子(タレント) (ゲンダイネット)
“おバカ”のブレークで火がついたクイズブーム、次に来るのは“エロ賢い”キャラ!? 中でもイチ押しは現役東大生の八田亜矢子(23)で決まりだ。
4月の番組改編で、なんとクイズ番組は週28本に激増。中でもフジテレビは、これまでも夜7時台だけで週4本あったクイズ番組を、週6本に増強、火曜日以外は毎日、7時台からクイズ番組をオンエアしている。
「クイズ番組の乱立に火をつけたのは“おバカ”ブームですが、次はバランス的に見ても、八田亜矢子みたいな、若くてお利口な美人タレントが狙い目でしょう」と、あるクイズ番組のプロデューサーは語る。
今なぜ八田亜矢子が狙い目なのか。
「“おバカ”製造番組といわれた『クイズ! ヘキサゴンII』(フジテレビ系)の“おバカ6人衆”も、実は若さとルックスを重視していました。とくに女性タレントの“エロかわいい”路線は、お利口系の八田にも共通しています」(同)
これまでクイズ番組で“顔”となった高学歴タレントは、なぜか年齢も高かった。そこに年齢にそぐわずノーブラで知性派の麻木久仁子(45)、さらにデビュー当時はまだ横浜国大に合格したばかりだった真鍋かをり(27)が大ブレークする。
「真鍋はグラビアアイドル出身で“ブログの女王”として人気を集め、今やレギュラー番組やCM収入などで年間数億円は稼ぎ出す逸材。高学歴タレントに抱かれがちな“かわいくない”イメージをガラリと変える先駆けとなった」(芸能リポーター)
次に登場したのが現役女子大生タレントたちだ。
「現役東大生だった木村美紀、松江由紀子、七尾藍佳らと前後してデビューしたミス東大の八田は、ポスト真鍋の筆頭候補として芸能関係者の注目と期待を集めてきた」(芸能記者)
福岡県出身で東京育ちの八田は、桜蔭中、筑波大学付属高、1浪して04年に東大理科II類に入学。その年11月の駒場祭で04年度ミス東大に選ばれると、現役東大生の美人家庭教師としてニュース番組にもしばしば登場し、理系にもかかわらず「クイズ! 日本語王」という番組でトップに立ったり、インターネット放送の映画情報番組でもレギュラーの座を射止めたりで才媛ぶりを発揮。
●東大卒業には黄信号だけど…
その後、女性ファッション誌のグラビアを飾る一方、「王様のブランチ」(TBS系)のリポーター、朝の情報番組「ラジかるッ」(日テレ系)ほかバラエティー番組やCMにも出演、「クイズ! ヘキサゴンII」、「クイズ雑学王」(テレ朝系)はじめ、各局からクイズ番組を中心に出演依頼が殺到している。
この間、教養課程を2年留年し、この春やっと大学の後期課程へと進んだが、学業とタレント業のかけもちで、超多忙な日々が続いている。
ブームが本格到来したら、うれしい悲鳴の日々がさらに続くことになる。
【2008年5月9日掲載記事】[ 2008年5月12日10時00分 ]
この人物のオモテとウラ 優木まおみ(タレント) (ゲンダイネット)
●もう一人いればトリオも完成
つい先日、当欄で「おバカ」の次は「おりこうブーム」として八田亜矢子を紹介したばかりだが、本日登場の優木まおみ(28)も彼女に劣らぬ“才媛”だ。八田が現役東大生なら、こちらは東京学芸大卒。在学中はハワイに語学留学するなど真面目な学生生活を送り、キッチリ教員免許も取得している。
最近のテレビ出演を見ると、「英語が伝わる!100のツボ」や「デジタル・スタジアム」など、経歴通り(?)NHKが目立つが、決して堅いばかりじゃない。オジサンはあまり知らないかも知れないが、アキバ小僧の間では、むしろ「セクシーグラドル」として有名だ。たった一度だけのつもりで水着写真集を出したのが25歳の時。それが若者の間で話題になり、彼女のブログには1日に14万件ものアクセスが殺到したこともある。
ここに来るまで、「山アリ、谷アリ」の芸能人生を歩んできた。もともと、大学卒業時はアナウンサー志望だった。が、受験した在京テレビ局4社はすべて最終面接で不合格。あわや“就職浪人”になりかけたとき、思わぬところから芸能界への切符を手に入れた。学生時代のバンド仲間が、彼女が作った曲をFMラジオ局に彼女に内緒で応募。これがレコード会社の目に留まり、「インディーズデビュー」することになったのだ。とはいえ、レコード会社も大した宣伝費はかけられない。彼女は秋葉原はじめ全国の石丸電気を1年半かけて回り、時には2人しかいないお客の前で歌を歌い、CDを手売りしたこともあったという。並の根性ではない。その後、リポーターとして起用された「世界ウルルン滞在記」では、こんなエピソードもつくっている。
「彼女が“派遣”されたのは、コオロギやイモムシ、牛の血を吸う巨大ヒルや毒グモのタランチュラなどの虫を毎日食べて暮らすタイの山村。ここで彼女は約1週間も寝泊まりし、“虫はフライにするとサクラエビ、トカゲは鶏のササミみたいでうれしかった”と言ってのけたのです」(テレビ関係者)
そんなド根性が天に通じたか、セクシーグラドルにも運が向いてきた。昨今のクイズブームである。
「華やかに見えるテレビ局も、インターネットの普及による広告費の落ち込みでどこもかしこも内実は“火のクルマ”。で、TVマンたちが目をつけたのがクイズバラエティーです。二線級のタレントを壇上に並べるだけで、そこそこの数字が取れますからね。そんな彼らにとって、国立大出の才媛で、グラビアもこなせる優木はのどから手が出る存在です」(テレビ誌記者)
実際、彼女の元にはクイズ、雑学バラエティーの仕事が次々舞い込んでいる。
前述の八田に加えて、もう一人高学歴タレントがいれば「おりこうトリオ」の完成だ。「おバカ」で売ったスザンヌ、里田まい、木下優樹菜たちの尻にもそろそろ火がついてきたか。
【2008年5月21日掲載記事】[ 2008年5月24日10時00分 ]
カバー曲ブーム ベテラン歌手はなぜ他人の曲を歌うのか? (ゲンダイネット)
音楽業界でカバーブームが続いている。徳永英明の「VOCALIST」シリーズは300万枚の驚異的な売れ行き。この作品のように他人の曲ばかり集めたカバーがひとつのジャンルに定着してきた――。
●往年アーティストの新ビジネス
「時代を振り返って楽しんでいる」とは、アラフォー(40歳前後)の主婦。子供を小学校に送り出した後、「VOCALIST3」をかけ、「恋におちて」「まちぶせ」などを聴いてゆったりした時間を味わっているという。
大ヒットを受け、今年4月、ユニバーサルミュージックは徳永のシリーズ3枚をセットにした限定BOXまで発売した。5月7日には大ベテランの加藤登紀子が「夜空ノムコウ」「飾りじゃないのよ涙は」などを収録した「SONGS」をリリース。銀座・山野楽器の先週のアルバムチャートで「VOCALIST BOX」が3位、「SONGS」が10位にランクインと好調だった。
カバー曲は昔からあり、新人が名前を売る手法などにも使われた。今のブームの特徴は、アルバム作品としてきっちり作っていることだ。
「(徳永のアルバムに)業界はかなり懐疑的だった。しかし、ああいう売り方もあるんだと、新しい商売を見いだした」
ソニー・ミュージックダイレクトの水見昌人プロデューサーはこう話す。“往年のアーティスト”と“昔の楽曲”を生かす方法だ。
「今は少し下火のアーティストにとって、カバーアルバムはいいきっかけ」(水見氏)
ソニーでも7月23日に、中村あゆみによるカバーアルバム「VOICE」の発売を予定。ハスキーボイスで男性楽曲を歌い、徳永の女版を狙うという。
●実は売れていない
最近の主なカバーアルバムを調べてみると、選曲が非常に似かよっていることに気づく。別表リストでは、4人が「夜空ノムコウ」を、3人が「ハナミズキ」「秋桜」を歌うなど、合計22曲がダブっていた。基本的に選曲は、オリコンや売り上げチャート、カラオケデータをベースにするので重複するのは当然という。
だが、徳永がミリオン(100万枚)を超えたのに比べ、他はゴールド(10万枚)にも認定されていない。実は案外売れていないのだ。
「チャートに頼るから面白くない。ちゃんとしたコンセプトを持って選曲しないとダメ。お客さんはそんなに甘くない」(水見氏)
広告業界もキリンビール「ZERO」のCM曲に、ゴダイゴの「銀河鉄道999」をEXILEが歌うなどといったカバーが多用されている。黒沢映画やアニメ「ヤッターマン」のリメークなど、「カバー」ブームも昭和回帰現象のひとつなのだろうか。
●音楽評論家・富澤一誠氏 ヒットに4つの条件
2000年に入って、音楽業界ではコンピューター音楽、R&B、ヒップホップと出尽くし感があります。そのためユーザーに「歌を聴きたい」「メロディーを聴きたい」といった原点回帰が起き、カバーブームが生まれました。いい曲を求めて、まずは60年代を選曲し、それが70年、80年ときて、今は90年代の歌も出てきている。
しかし、何でも売れるわけじゃない。ヒットの条件は4つ。(1)アーティストに現役感(2)誰もが知っている名曲に徹底(3)原曲の譜割りに忠実(4)ここ2〜3年の名曲を入れること。この条件に当てはまったのは、目下のところ徳永しかいません。
【最近の主なカバーアルバム】
◆SONGS/加藤登紀子
◆VOCALIST(1〜3)/徳永英明
◆男歌/島谷ひとみ
◆Standards(1、2)/中西保志
◆ウタヂカラ/佐藤竹善
◆COVER ALL−HO!/山崎まさよし
◆10 Stories/甲斐よしひろ
◆GIRLS’ ROCK/デーモン小暮
◆tears of anri/杏里
◆歌さがし/夏川りみ
◆歌姫ベスト/中森明菜
【2008年5月20日掲載記事】
[ 2008年5月23日10時00分 ]
小沢征爾さん1カ月間腰痛治療に専念 (日刊スポーツ)
水戸室内管弦楽団は23日、音楽顧問を務める指揮者の小沢征爾さん(72)が腰椎(ようつい)椎間板(ついかんばん)ヘルニアのため、5月の定期演奏会と6月の欧州ツアーへの参加を取りやめると発表した。28〜30日の定期演奏会は、広上淳一さん(50)が代わりに指揮する。6月3〜22日の欧州ツアーは、代わりの指揮者を探し、実施する予定。小沢さんは「腰の痛みが強く、今回の決断に至りました」とコメント。1カ月間、治療に専念することを明らかにした。
[ 2008年5月23日18時38分 ]
<小澤征爾さん>病気治療のため水戸室内管弦楽団公演を降板 (毎日新聞)
指揮者の小澤征爾さん(72)が「腰椎(ようつい)椎間板ヘルニア」と診断され1カ月間治療に専念することが23日、分かった。水戸室内管弦楽団が28〜30日の本拠での定期演奏会を前に、同団音楽顧問である小澤さんの降板を発表した。代わって、小澤さんの推薦を受けた広上淳一さん(50)が指揮を執る。これに伴いチケットを4割ほど値引きし、差額を返還。払い戻しにも応じるという。問い合わせは水戸芸術館チケット予約センター(029・231・8000)。
同楽団は6月に欧州公演も予定しているが、その代役は未定。小澤さんの体調不良により、19、20日には新日本フィルハーモニー交響楽団の公演が中止されている。
[毎日新聞5月23日] [ 2008年5月23日19時7分 ]
小沢征爾さん、椎間板ヘルニアで海外公演を降板 (読売新聞)
水戸芸術館は23日、同館を本拠とする水戸室内管弦楽団音楽顧問で指揮者の小沢征爾さん(72)が、 腰椎 ( ようつい ) 椎間板 ( ついかんばん ) ヘルニアのため、28〜30日に水戸市の同館で予定されていた定期公演と6月のヨーロッパ公演への参加を取りやめたと発表した。
28〜30日の定期公演3回は、広上淳一さん(50)が代わりに指揮する。また6月3〜12日にミュンヘン、ウィーン、フィレンツェ、マドリード、パリで予定されていた計5公演は、代わりの指揮者を探して実施する方針。
小沢さんは「腰の痛みが強く、今回の決断に至りました。主治医の指示に従い1か月の治療に専念することを決めました」とのコメントを出した。小沢さんは体調不良を理由に、19、20日に大阪、津で予定されていた新日本フィルハーモニー交響楽団との演奏会を中止していた。
[ 2008年5月23日19時24分 ]
杉本彩“生涯恋愛主義”宣言!! (デイリースポーツ)
記事写真
「ららぽーとTOKYO-BAY南館」のリニューアル記念イベントに出席した杉本彩(中央)
女優・杉本彩(39)が22日、千葉・船橋市にある「ららぽーとTOKYO-BAY南館」のリニューアル記念イベントに出席した。胸の谷間が見える紫色を基調としたセクシーなワンピースで登場するとトークコーナーでは恋愛観について持論を展開。「私はお付き合いすると1人の人を深く探求するタイプです。棺おけに入るまで恋愛をしていたいです」と“生涯恋愛主義”を宣言した。現在の恋人については「とりこにしたいと思う人はいます。誰?それは答えられませんね」と、けむに巻いていた。
[ 2008年5月23日9時40分 ]
円熟味増す樋口可南子、あの“お父さん”の素顔を告白 (夕刊フジ)
記事写真
円熟味増す樋口可南子、あの“お父さん”の素顔を告白(写真提供 産経新聞社)
かつての妖艶なイメージから、円熟味を増している女優、樋口可南子(49)。今年は芸能生活30周年、50歳の節目を迎えるが、そんな時の経過を感じさせないオーラが漂う。
ソフトバンクモバイルのCMでは、「白戸家」のお母さん役がすっかり定着した。CM効果も手伝って、同社は新規契約の純増数が12カ月連続ナンバーワンを続けている。
気になるのは、北海道犬の父親役、カイくん(4歳半、声=北大路欣也)とのやりとりだ。お母さんは「あの子は凶暴なんですよ」と意外な素顔を明かす。
「もともとはクマ狩りのための狩猟犬なんです。“家族”の誰にも、なついてません。でも、変にかわいがってしまうと、彼も芝居ができなくなりますからね」
樋口はNHKドラマ「ディロン」でも犬と共演。実生活でも愛犬家で、4年半前から飼うジャック・ラッセル・テリア、ブイヨンちゃんの“お母さん”でもある。
“お父さん”であるコピーライター、糸井重里(59)との、おしどり夫婦ぶりも有名。「糸井は、探知機のように面白いものを探して、しかも他人と共有しないと気が済まない人。私も釣りを一緒に楽しんだりするけど、彼の趣味の1割にも、ついていってないほどです」と笑う。
女優業と家庭の両立については、「20代は仕事からの切り替えが下手だった。でも、結婚してからは日常に帰れるようになりました」と振り返る。
撮影中は「自分の持つ力以上に振り切る」姿勢で臨む主義で、「家では、糸井に、こわそうに見られています」とも。
そんなプロのワザが見られるのが、テレビ東京系「山田太一ドラマスペシャルV 本当と嘘とテキーラ」(28日午後9時)だ。
深刻な社会問題を敏感に取り込んだ脚本で知られる山田太一ドラマらしく、樋口が扮するのは自殺する女子中学生の母親。自殺の真相を探り、娘の同級生(夏未エレナ)、その父親(佐藤浩市)に感情をぶつける場面は「素の私にはない部分だから、難しかった」という。
「でも、登場人物が色を放って、劇の中に常に日常をはさみこむ山田さんの作品はいつも魅力的です」
新作映画も控える。
北野武監督(61)が主演を兼ねた「アキレスと亀」(今年秋公開)では、ビートたけし演じる売れない画家の妻役。たけしとは、久世光彦演出のドラマ「みだらな女神たち」以来25年ぶりの共演となった。
「たけしさんは昔よりもシャイになって、目も合わせてくれない。北野組はリハーサルも、本番も1回だけというスタイル。緊張感のある現場が体験できました」と、充実した様子だ。
CMやドラマ、映画と夫婦役が続くが、実の夫との共演の可能性はあるか。
「私以上に芝居に興味があるみたい。でも、あの人、セリフは覚えられないの。だから、絶対にありません」
[ 2008年5月23日16時37分 ]
「オバマ氏暗殺」を期待? ヒラリー氏大失言
5月24日9時59分配信 産経新聞
【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領候補指名を争うヒラリー・クリントン上院議員は23日、劣勢の選挙戦を継続する理由として、同党の候補指名を目指したロバート・ケネディ元司法長官が1968年6月に暗殺された事件を挙げた。ライバルのオバマ上院議員が“不測の事態”に見舞われることを期待したともとれる極めて不穏当な発言で、同氏は「遺憾だった」と陳謝した。
来月3日に予備選を控えたサウスダコタ州スーフォールズの地元紙オーガス・リーダーとのビデオ会見で、クリントン氏は、「私の夫は92年、6月半ばのカリフォルニア州予備選で勝つまで活動をやめなかったでしょ。ボビー(ロバートの愛称)・ケネディがカリフォルニアで6月に暗殺されたことは、みんな覚えているわよね。だから(選挙戦撤退の要求について)私は理解できないわ」と語った。
テキサス州ダラスで暗殺されたケネディ元大統領の実弟で、司法長官や上院議員を務めたロバート・ケネディ氏は、68年の大統領選で、民主党の候補指名に向けた選挙活動を展開した。しかし、カリフォルニア州予備選での勝利直後、ロサンゼルスのホテルで銃撃されて死亡。民主党内の足並みは乱れ、本選で同党候補のハンフリー副大統領は共和党のニクソン候補に敗れていた。
黒人初の大統領をめざすオバマ氏には、昨年の序盤戦段階から襲撃の懸念が浮上し、シークレット・サービスが身辺を厳重に警護している。クリントン氏は、オバマ氏を「恥知らず」呼ばわりしたり、武勇談を創作したりと放言や失言を繰り返してきたが、ケネディ暗殺をオバマ氏に重ねたともとれる発言は、米メディアが一斉に報じる騒ぎとなった。
クリントン氏は「(言及した暗殺は)歴史的な事実だ」としながらも、騒ぎの広がりに「発言が国全体やケネディ家のみなさんを傷つけたのなら遺憾だった」と陳謝した。オバマ選対では、「発言は残念だ」と、あきれ気味にコメントしている。
<米大統領選>クリントン氏「失言」 オバマ氏に不測事態?
5月24日13時2分配信 毎日新聞
【ワシントン及川正也】米大統領選民主党指名争いで劣勢のヒラリー・クリントン上院議員は23日、68年の指名争いでロバート・ケネディ元司法長官が暗殺された事件を引き合いに出し、選挙戦継続の正当性を訴えた。クリントン氏は暗殺事件が6月にあったことを強調したが、黒人のバラク・オバマ上院議員に不測の事態が起きることを期待したとも受け取れる「失言」で、クリントン氏は謝罪した。
クリントン氏はサウスダコタ州の地元紙との会見で「夫のビル・クリントン前大統領も指名を確定したのは6月、(ケネディ元大統領の実弟の)ボビー・ケネディが暗殺されたのも6月だった」と語った。
黒人初の米大統領を目指すオバマ氏は暗殺などを警戒し、1年前から厳重な身辺警護を敷いている。クリントン氏の発言は、オバマ氏に不測の事態が起きることを連想させる発言ともいえ、オバマ陣営は「残念だ」と批判している。
最終更新:5月24日13時37分
R・ケネディ暗殺も6月だった…撤退拒否のクリントン氏「失言」
5月24日11時19分配信 読売新聞
【ワシントン=貞広貴志】米大統領選の民主党候補指名争いで劣勢にあるヒラリー・クリントン上院議員は23日、指名争いからの撤退を拒んでいる理由について、1968年の民主党指名争いで優位に立っていたロバート・ケネディ上院議員が「暗殺されたのは6月だった」と発言した。
対立候補のバラク・オバマ上院議員に不測の事態が起きうるとの認識を示したと受けとめられる発言で、オバマ陣営は、「クリントン発言は不幸な内容であり、今回の選挙戦で容認される余地はない」と非難。米メディアも大きく報じた。クリントン氏は「無礼なことを言うつもりはなかった」と謝罪に追い込まれた。
問題の発言は、来月3日に予備選が行われるサウスダコタ州の地元紙とのインタビューで、「どうして(指名争いから)おりないのか」との質問に答えた。
史上初の黒人大統領を目指すオバマ氏は、白人至上主義者らから脅迫を受けているとされ、シークレット・サービスが厳重に警護している。
最終更新:5月24日13時15分
オバマの「暗殺待ち」というヒラリーの恐ろしい計算
5月24日10時0分配信 日刊ゲンダイ
●副大統領候補の要請は受けるハズ
米大統領選の民主党候補指名争いは21日、オレゴン州とケンタッキー州で予備選が行われた。
CNNによると、オバマはすでに一般代議員数で過半数の1627人以上を獲得。アイオワ州デモインで、事実上の“勝利宣言”をした。
そこで、ヒラリーだ。予備選が終わる6月3日まで正式な撤退表明はしないというが、誰の目にも負けは明らか。あちこちで、ヒラリーの身の振り方に注目が集まっている。
実は、オバマが勝った場合、ヒラリーを副大統領候補にする可能性が高い。
大統領選取材が豊富なジャーナリストの堀田佳男氏はこう言う。
「世論調査をしてみても、オバマとヒラリーのコンビを支持する人が軒並み50%を超えているのです。このコンビであれば、民主党のほとんどの支持層をフォローできる。党にとっても理想的なのです」
問題は、ヒラリーが要請を受けるかだ。
副大統領のポストはかなりヒマで、基本的には大統領のお留守番役だ。プライドの高いヒラリーには耐えられないだろうが、副大統領は大統領に万が一のことがあれば、大統領に昇格できる。
「ヒラリーが副大統領候補を受ける可能性は高い。オバマが本選挙で勝てば、黒人初の大統領になる。暗殺のリスクがありますからね。アメリカでは大統領が暗殺されれば、次の選挙までは副大統領がその職を務めるのです。ケネディ暗殺後のジョンソンがこのケース。ニクソン辞任後にもフォードが昇格しました」(堀田氏=前出)
暗殺待ちの副大統領とは……。何やら映画みたいになってきた。
最終更新:5月24日10時0分
V6坂本実家に空き巣…被害額は現金20万円程度
5月23日17時2分配信 夕刊フジ
人気アイドルグループ「V6」のメンバー、坂本昌行(35)の実家が、空き巣の被害にあっていたことが23日わかった。被害額は現金20万円程度という。
警視庁城東署は窃盗事件として調べているが、今月中旬、坂本の両親が江東区内の家を空けた日中のわずかな時間に空き巣が侵入し、室内に保管しておいた現金約20万円が盗まれた。
坂本の実家は近所でも有名な青果店で、V6の一員としてブレイクしたのをきっかけに、店を訪れるファンも急増していた。
夕刊フジの取材に応じた坂本の父は、「被害に遭ったのは事実だが、詳細は話せない。大きく扱われるのもなぁ…」と困惑しきりだった。
<制服>女子中高生に増えるスラックス派
5月23日13時1分配信 毎日新聞
スラックスを「選択制」で採用した昭和女子大付属昭和高。校内ではまだ少数派だ=東京都世田谷区の同高で、清水優子撮影
今春、札幌市の中学校が女子全員の制服をスラックスに統一した。スカートとの選択制を採用する学校が少しずつ増える中、夏の一時期を除いた、ほぼ「完全義務化」に踏み切ったのは全国でも初めてと見られる。女子のスラックス制服は広がるのか。【清水優子】
【写真特集】 バンダイ:ガンプラ“秘密工場”が一般公開 従業員の制服は連邦やジオン
札幌市立南が丘中は、今春入学の女子からスラックス制服の着用を義務づけた。スカートは夏季の約3カ月半のみ認めた。
最大の目的は「健康管理」。冬の女子の登下校スタイルは素足にソックスか、短めのスカートの下にジャージーをはく「はにわルック」が定番。佐々木穣(みのる)教頭は「本当は寒いのに我慢する姿は悲惨。はにわルックはみっともなかった。体に影響する恐れもあり義務化した」と説明する。アンケートでは「足が冷えずいい」「動きやすい」「暑い」など賛否両論が寄せられたが、おおむね好意的だった。
冬季(11〜3月)限定で義務化したのは新潟県立久比岐高(上越市)。06年4月の開校当初からだ。小林勝也教頭は「海風が強い地域性のうえ、選択制では定着しないと判断したようだ」と説明する。当初、一部生徒が「ダサい(格好悪い)」などと反発。駅でスカートにはき替える女子も現れたが、今は受け入れられているという。
昭和女子大付属昭和高(東京都世田谷区)は7年前、制服を一新したのを機に、正装のブレザーとスカートに加え、スラックスも選べるようにした。英国メーカーの特注品だが、全生徒630人のうち、スラックス派は1割にも満たない。
時々、スラックスをはく谷口裕香さん(3年)は「私生活もズボンが多いし、動きやすく違和感はないが、校外で行き交う人に『男女どちら?』と注目されることが多い」。スカート派の高見知可さん(2年)は「スラックスは動きやすい」と利点を認めながらも「女子の制服=スカートのイメージは強い。この格好ができるのは今しかない」と力説。会川恵志(けいし)教諭は「選べることが一番大事。機能性の高いスラックスも選択肢の一つ」と話す。
イラストレーターで制服研究家の森伸之さん(47)は「防寒や防犯対策のほか、ジェンダー(性差)をなくす目的で採用する学校も多い」と分析する。「着る人が増えるかは疑問。スラックスは着る人の体形を選び、スカート派大勢の中で抵抗もある」と定着に悲観的だ。
スラックス制服はどのぐらい広まっているのか。制服生産量日本一の尾崎商事(岡山市)の平尾周二・開発本部マーケティング部長は「納入先約1万校のうち、導入は数十校程度」と話す。採用が増え始めたのはここ5、6年で、雪国を中心に大阪など関西でも多いという。「やめる学校はなく、徐々に広がるのでは」と見ている。
時差ぼけの予防には絶食が効く可能性=米研究者
5月23日12時42分配信 ロイター
[シカゴ 22日 ロイター] 米国の研究チームは22日、長時間のフライト前に空腹にしておくことで、時差ぼけを避けられる可能性があるとの見方を示した。脳内の体内時計は通常、外部の明るさに反応して睡眠や食事などのリズムをコントロールしているが、食事が不十分だと第2の体内時計が動き出す可能性があり、それを利用すると時差ぼけを予防できるかもしれないという。
研究を行ったハーバード・メディカルスクールのクリフォード・サパー博士は「約16時間の絶食期間を設ければ、新しい体内時計を動かすのには十分」と指摘。米国から日本への旅行者は約11時間の時差を調整しなくてはならないが、同博士は「体内時計は1日に少しだけしか変化しないので、平均的な人で時差調整には約1週間かかる。たいていそのころは帰途に着く時間だろう」と述べた。
サパー博士らによると、動物は空腹になると食べ物を見つけることを優先させるため、第2の体内時計を通常の体内時計に優先させることができる。また、これら体内時計をつかさどる遺伝子はすべての哺乳動物が持っているという。
同博士は「次回日本に行くときは必ずやってみるつもりだ」と話している。同研究の結果はサイエンス誌に掲載される。
最終更新:5月23日12時42分
<早稲田大>入学式で大学批判演説の学生逮捕 警視庁
5月23日11時54分配信 毎日新聞
早稲田大(東京都新宿区)で4月1日に開かれた入学式で、会場前のサークル勧誘を禁じた大学側に抗議する演説をしていた男子学生(22)が大学職員に取り押さえられ、警視庁牛込署に建造物侵入容疑で逮捕されていたことがわかった。学生や教員ら有志は22日会見し「思想・良心の自由を踏みにじる行為」として、文芸批評家の池田雄一さんらを呼びかけ人に抗議の署名集めを始めたことを明らかにした。
早稲田大や関係者によると、男子学生は入学式当日、文学部キャンパス内の会場前で「サークル勧誘の禁止は大学の管理強化」などと抗議演説をした。職員が注意しても応じなかったため取り押さえ、警備中の署員に引き渡した。学生は間もなく処分保留で釈放されたという。
早稲田大は07年から苦情殺到や危険を理由に入学式会場前のサークル勧誘を禁じている。広報課は「他の学生にルールを守ってもらった中で、この学生だけが活動していた」(広報課)と説明している。【市川明代】
児童の胸に「うそつき」と張り紙、体罰も…釧路の小学校教諭
5月24日11時33分配信 読売新聞
北海道釧路市立鶴野小の男性教諭(43)が、担任する1年生の男子児童の胸に「うそつき」と書いた張り紙をしたり、頭をたたいたりする体罰を加えていたことが24日、わかった。
教諭は「規律を守らせようとしたが、とんでもないことをした」と反省しているという。同校は担任の交代を検討している。
同校によると、19日の休み時間、男子児童が別の児童にいたずらしたことを聞いた教諭が、男子児童を問いただしたところ、「やっていない」と答えたため、教室内で頭を平手でたたいたり足をけったりした上、「うそつき」と書いた紙を張って席に着かせた。男子児童は泣いていたという。
学校側は21日、教諭の報告で事実を把握。同日午後、再発防止を申し入れに同校を訪れた母親に、教頭と教諭が謝罪した。教諭は23日、男子児童とクラス全員に謝罪した。男子児童は登校を続けているという。
最終更新:5月24日12時38分
<体罰>「うそつき」の張り紙、児童の体に 北海道・釧路
5月24日13時34分配信 毎日新聞
北海道釧路市の市立鶴野小学校(関川明男校長、児童数562人)で、男性の担任教諭(43)が1年の男子児童の体に「うそつき」と書いた紙を張り付け精神的苦痛を与える体罰をしたことが24日、分かった。教諭は「生活規律を守らせるためだったが、とんでもないことをした」として、関川校長と一緒に保護者宅に出向いて謝罪した。
同小によると、教諭は19日の授業中、他の児童にいたずらをした男児を注意した際、「やっていない」と言い訳をしたため、平手で頭をたたき、ふくらはぎをける体罰を加えた。さらに、教諭が「うそつき」と書いた紙を男児の胸にテープで張り、自分の席に5分ほど座らせたという。男児にけがはなかった。
教諭は管理職に報告せず、男児の保護者が21日、学校に問い合わせたことから、初めて事実を把握したという。関川校長は「熱心な教諭ではあるが、体罰はあってはならない。今後、保護者の信頼回復に向けた対応を検討したい」と話している。【山田泰雄】
最終更新:5月24日13時34分
学校裏サイト管理人に賠償命令=「書き込み放置は違法」−大阪地裁
5月23日21時1分配信 時事通信
インターネット上の「学校裏サイト」の掲示板に実名で誹謗(ひぼう)中傷を書き込まれ精神的苦痛を受けたとして、大阪市内の少女がサイト管理人の男性に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は23日、「書き込みを放置したのは違法」として、55万円の支払いを命じた。
山下郁夫裁判長は「実名を公表された場合、現実の学校生活にも被害が及ぶことは容易に予想できた」と指摘。男性は書き込みを放置し、掲示板の管理義務に違反したと判断した。
判決によると、少女が通っていた私立中学の裏サイト掲示板に2006年8月、少女の実名を挙げ「死ぬほどうざい」「ブス」などの悪口が書き込まれた。発見した学校側が9月に削除を要請したが、男性は応じなかった。
最終更新:5月23日21時1分
学校裏サイトで中傷、大阪地裁が管理人に55万円賠償命令
5月23日22時36分配信 読売新聞
「学校裏サイト」と呼ばれるインターネット掲示板に、実名を挙げて中傷する内容の書き込みをされたまま放置され、精神的苦痛を受けたとして、大阪市内の少女がサイト管理人の男性に慰謝料など220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であった。
山下郁夫裁判長は「学校生活に被害が及ぶことは容易に予想できたのに、迅速に対処する管理義務に違反した」として、男性に55万円の支払いを命じた。
判決によると、少女が中学1年だった2006年8月、通学する学校の裏サイトに、少女の実名とともに「ブス」「うざい」などの悪口が書き込まれた。裏サイトを見つけた学校側が削除を求めたが、男性は拒否。悪口に同調したり、中傷することを非難したりする書き込みは計88回に上り、男性が少女の親の要請に応じて削除する同年10月末までサイト上に残った。精神的ショックを受けた少女はその後、転校した。
学校裏サイトは、学校が運営する公式ホームページと異なり、在校生や卒業生らが独自に運営しているが、「いじめの温床」との指摘もある。文部科学省の全国調査では、「死ね」「殺す」などの暴力的な言葉を含むサイトが3割近くに達していた。
最終更新:5月24日1時47分
「学校裏サイト」管理人に賠償命令 「生徒の中傷を放置」
5月23日23時17分配信 産経新聞
「学校裏サイト」と呼ばれるインターネットの掲示板に実名で書かれた中傷内容が放置されて精神的苦痛を受けたとして、女子中学生がサイト管理人の男性に慰謝料など約220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で大阪地裁(山下郁夫裁判長)は23日、男性に約55万円の支払いを命じた。
判決によると、大阪市内の私立中学校の名前が付いた掲示板に平成18年8月、当時1年の女子生徒の実名を記した項目(スレッド)が立ち上げられ「うざい」などと中傷する書き込みがされた。
学校側がメールで削除依頼したが、管理人は依頼方法に不備があるとして拒否。両親が警察に相談した後の10月下旬に削除されたが、書き込みは88回に及び、生徒はショックから転校したという。
山下裁判長は「被告は削除依頼を受けた時点で、スレッドが生徒の権利を侵害するものと把握できた」と指摘。「管理人として被害拡大を防ぐ義務を負っていたのに放置した」として不法行為の成立を認めた。
この掲示板をめぐっては大阪府警が昨年6月、管理人を名誉棄損幇助(ほうじょ)容疑で書類送検したが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。
「名指しの中傷」ほったらかし 学校裏サイト管理人が書類送検
2007/4/27
身近な友人や知人が実名で語られる「学校裏サイト」が問題化するなか、警察は掲示板に中傷の書き込みをした女子中学生を児童相談所に通告した。さらに、管理者は名誉棄損ほう助の疑いで書類送検された。「起訴前提」なのだという。一体、何が問題視されたのか。
大阪府警南署は2007年4月27日、掲示板の管理人を会社役員の男(26)を書類送検した。ネット上の名誉棄損で書類送検されるのは異例だ。
「この程度では削除しなくてもいいと思った」
中傷書き込みがあった掲示板は「したらば掲示板」を利用していた(写真はイメージ) 調べによると、この男は大阪市内の私立中学校をテーマにした掲示板の管理者をしていた。06年8月下旬から、当時中学1年生だった女子中学生について「ブス」「うざい」などといった書き込みがあった。掲示板の形を取っているが、最近問題化している「学校裏サイト」の一種だ。これに気づいた学校や保護者が管理人に削除を求めたが応じてもらえず、母親が府警に相談した。その直後の10月19日、管理人は掲示板を削除したという。「削除を求めたが放置した」と言う点が問題視された。男は、「中傷に当たるとは思ったが、この程度では削除しなくてもいいと思った」などと話し、容疑を認めているという。
また、中傷の書き込みをしたのは、小学生の時に被害者と同じ塾に通っていた、別の中学校に通う女子中学生(13)と判明。府警南署はこの中学生を名誉棄損の非行事実で児童相談所に通告した。
書類送検は「起訴が前提」
府警南署はJ-CASTニュースに対し、
「名指しで中傷するなんてことは許されません」
と、書き込みをした本人と、管理人の両方に責任があるとし、
「起訴してもらうような形で、こっちも仕事しないといけませんからねぇ」
と、今回の書類送検が「起訴前提」であることを改めて明らかにした。同署が把握している限りでは、掲示板の管理をめぐって刑事責任が問われるのは、これで2例目。この動きは加速していくものと見られる。
一方、今回の書類送検をスクープした産経新聞によると、この管理人は、ライブドアの掲示板サービスを使用していた。同社の広報・宣伝グループでは、J-CASTニュースに対して、
「弊社の『したらば掲示板』が利用されていたのだと思います。基本的には、書き込みの削除依頼は、管理人さんとやり取りしていただくことになっています。ただ、警察からは、年に何回か削除依頼が来て、対応することもあります。ですが、具体的にどこのどの書き込みを削除したのか、といったレベルまでは把握しておりません」
と話している。
<バスガイド>改正道交法で立って案内は禁止 カラオケどうなる?
5月23日12時44分配信 毎日新聞
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改正道路交通法で着席が義務づけられるバスガイド。立ってカラオケも禁止になる?
後部座席のシートベルト着用を義務づける改正道路交通法が6月1日から施行されるのを前に、愛知、岐阜、三重の各県バス協会は、シートベルト着用の対応策をまとめた。観光バスのガイドもシートベルトをして着席するスタイルになるため、おなじみのサービスも大きく変わりそう。安全確保に必要とはいえ、バス会社からは「サービスが低下しなければよいのだが……」と、懸念する声もあがっている。
【関連特集】 クルマ高齢社会 優しい道路環境へ
高速バスや貸し切りバスを運行する名阪近鉄バス(名古屋市)は、バスガイドは走行中は着席し、各種サービスは休憩時間を長めにして対応する方針という。だが、担当者は「実際に始まってみないと、どういう不具合が出るか予想できない」と心配する。東海地区のある大手バス会社も、「カラオケがある貸し切りバスでは、ガイドが立って歌うよう求められるケースも多い。トラブルにならなければよいのだが」と不安を漏らす。
一般道路では努力義務で罰則はないが、高速道路ではガイドと乗客がシートベルトを着用しない場合、運転手に反則点が1点科される。このため、乗客への着用徹底も必要だが、現状では不安が多いという。バス各社は車内放送の呼びかけなどを行っているものの、着用する客がきわめて少ないのが実態だからだ。
名鉄バス(同市)や岐阜バス観光(岐阜市)は、乗車時のあいさつなどでシートベルト着用を求めているが、「着用している乗客はほとんどいない」という。名阪近鉄バスは、乗客にシートベルトの義務化を案内しているほか、6月1日までにすべてのバスの座席に案内を表示する予定だ。【米川直己】<え・清田万作>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000013-maiall-soci
「エロゲーで人間性失う」円より子議員の掲示板に批判
5月23日11時25分配信 産経新聞
円より子参院議員
「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う」−。民主党の円より子参議院議員らが提出したアダルトゲームの規制を求める請願に対し、同議員のインターネットサイトの掲示板に、数百件の批判的な意見が寄せられている。
円議員らが提出したのは「美少女アダルトアニメ雑誌とゲームの製造・販売の規制法制定に関する請願」で、「街中に氾濫(はんらん)している美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、小学生の少女をイメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずのうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が起きている」と指摘。「幼い少女たちを危険に晒(さら)す社会をつくり出していることは明らかで、表現の自由以前の問題である。社会倫理を持ち合わせていない企業利潤追求のみのために、幼い少女を危険に晒している商品を規制するため、罰則を伴った法律の制定を急ぐ必要がある」と、罰則をともなう法規制を求めている。
これに対し、掲示板には「雑誌やゲームが全て犯罪の元と言いたいのか」「ゲームユーザー及び製作者に対してあまりにも偏った失礼な発言だ」「美少女ゲームを嗜む大人だが、自分の心も壊れているのか」といった批判的な意見が寄せられた。「科学的根拠に基づいているのか」「アダルトビデオは危険ではないのか」といった指摘があったほか、女性とみられる投稿者からは「子持ちの主婦ですが(ストーリー重視の)エロゲーくらいやる」との書き込みもあった。
警察庁のまとめによると、平成19年に摘発した児童虐待事件は前年比1%増の300件、わいせつな画像を撮影されるなどの児童ポルノ事件の被害に遭った児童(18歳未満)は同20.2%増の304人で、いずれも過去最悪になっている。アダルトアニメ・ゲームとの関連性は不明だ。ネット上では児童ポルノなどの規制に関する議論がこれまでも数多くなされており、今回の請願についても大きな反響を呼びそうだ。
少女わいせつ画像を会員制ページに掲載 高校教諭逮捕
11/27 20:25更新
女児のわいせつな画像などをホームページに掲載したとして、広島県警少年対策課などは27日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで、同県大崎上島町の県立高校教諭、立田文治容疑者(48)を逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、立田容疑者は先月7日午前、立田容疑者が開設した会員制ホームページやブログに、小学生と思われる女児や女性の露出した下半身などのわいせつな画像計8枚を掲載した疑い。
立田容疑者は約5年前から偽名や他人名義でホームページなどを開設し、わいせつ画像を掲載。画像には立田容疑者自身が撮影したものも含まれているといい、県警は余罪を調べている。
京の女子中生に裸写真送信さす 北海道の美容師を逮捕
01/09 06:56更新
京都府警五条署は8日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで北海道函館市桔梗町、美容師、野沢大容疑者(27)を逮捕した。
調べでは、野沢容疑者は昨年9月中旬、京都市に住む中学3年の女子生徒(14)がつくったホームページに女子生徒を装いアクセスし、携帯電話のカメラで下半身を撮影させるなどして児童ポルノを作成した疑い。自分のメールアドレスに写真を4枚送信させていた。
昨年6月に「自分の裸の写真を送るとお金になる」と勧誘。実際は金を払わず、女子中学生が写真を送らなくなると「ばらまく」と脅していた。
野沢容疑者は複数のアドレスを使い分けていたといい、五条署は余罪を調べている。
量刑のバラツキ防止、裁判員制度へ「検索システム」稼働
5月23日14時34分配信 読売新聞
来年5月に始まる裁判員制度に向け、最高裁は先月から、裁判員裁判の対象事件の判決をデータベース化し、キーワードを入力するだけで類似事件の刑の重さが検索できる「量刑検索システム」の運用を始めた。
裁判員裁判では、有罪・無罪だけでなく、量刑の判断にも国民の意見が反映される。最高裁は、類似の事件で量刑に極端な差が出ないよう、裁判員が過去の事例を参考にできるためのシステムを開発した。
全国の地裁・支部にデータベースの端末を設置。裁判員裁判の対象になる事件の判決を言い渡した裁判官が、〈1〉事案の概要〈2〉凶器の種類〈3〉被害の程度〈4〉共犯者の有無〈5〉反省の度合い〈6〉被害者の処罰感情−−など、十数項目の情報を入力していく。既に約100件が集まり、来年5月までには3000件を超えるデータが蓄積されるという。
この端末に複数の条件を入力すると、類似事件の量刑一覧が検索できる。例えば、路上で起きた強盗致傷事件の場合、「路上」と「強盗致傷」の二つのキーワードを入力すると、刃物で2週間のケガを負わせ60万円を奪った事件は懲役10年、工具で襲ったが現金は奪えず、被害者との示談が成立している事件では懲役6年など、類似事件の一覧表が示され、どんな事情が量刑に影響を与えているかが一目で比較できる。また、各事件の量刑分布が棒グラフでも示される。
最終更新:5月23日14時34分
鳩山法相 裁判員制度まで1年、「IT法廷」を視察
5月21日16時25分配信 毎日新聞
拡大写真
来春からの裁判員制度に備えてモニターなどが設置された法廷を視察する鳩山邦夫法相=東京地裁で2008年5月21日午前10時48分、丸山博撮影
裁判員制度のスタートまでちょうど1年となった21日、鳩山邦夫法相が東京地裁に設置された「IT法廷」を視察した。
【関連記事】 ニュースがわかる:裁判員制度 あと1年 裁判員ってなあに?
市民が裁判員として加わる裁判員裁判では、検察側、弁護側双方が冒頭陳述や証人尋問の内容を分かりやすくすることが求められる。IT法廷は大型ディスプレーや小型モニター、DVDデッキなどを備え、裁判員や検察官、弁護人らが同時に画像を見られるよう工夫されている。検察の取り調べを録画録音したDVDも再生できる。全国の170法廷に設置される予定だ。
鳩山法相は6人の裁判員が座る席に座ったりして雰囲気を確認、「検察や弁護士会は1年かけて(裁判を)分かりやすくする工夫をしっかりやってほしい」と語った。
裁判員裁判は09年5月21日以降に起訴された殺人などの重大事件が対象。実際に裁判員裁判が始まるのは、公判前整理手続きなどを経た7月下旬か8月上旬になるとみられる。裁判員候補者には08年末までに名簿記載通知が送付される。【坂本高志】
日弁連会長「弁護士の理解深める」 裁判員制度スタートあと1年
5月21日17時8分配信 産経新聞
裁判員制度の実施を1年後に控え、日本弁護士連合会(日弁連)の宮崎誠会長が21日、東京・霞が関の弁護士会館で会見し、弁護士の中に裁判員制度に対する反対論があることについて「裁判員裁判の意義を市民だけでなく弁護士にも十分理解してもらい、できるだけ多くの弁護士の参加を求める」と述べた。裁判員制度をめぐっては、新潟県弁護士会が2月に実施延期を求める決議を行うなど、反対の声が広がっている。
反対派の弁護士の不安に関しては、「裁判員裁判で刑事裁判がどう変わるのか不安感や違和感があると思うが、十分な理解が行き届かないで反対している人もずいぶん多い。そういう人に十分説明し、理解してもらう努力は日弁連として必要だ」と、今後1年間で説得を続ける考えを示した。
南区路上強盗、石津容疑者に逮捕状 京都府警、強殺未遂容疑で
5月23日15時49分配信 京都新聞
石津淳容疑者
京都市南区上鳥羽の桂川河川敷で伏見区の女性(45)が男に現金を奪われ、刃物で刺されて重傷を負った事件で、南署は23日までに、強盗殺人未遂の疑いで、大阪府警から別の殺人未遂容疑で指名手配されている石津淳容疑者(40)の逮捕状を取った。
南署は、現場に石津容疑者の免許証などが落ちていたことや、目撃情報で犯人と同容疑者の特徴が酷似していることから、同容疑者の犯行と断定した。
手配などによると、石津容疑者は身長168センチで小太り。自転車で移動している可能性が強い、という。
また、石津容疑者が事件の数日前、現場近くの靴店で商品を購入した可能性があることも分かった。府警は、同容疑者が周辺に土地勘があるとみている。
石津容疑者は5月14日夜、枚方市で少年2人の顔や背中を包丁で切り付け、軽傷を負わせたとして、指名手配されている。
最終更新:5月23日15時49分
<交通事故>校門前の保護者に車突っ込む 5人死傷 福島
5月23日17時2分配信 毎日新聞
小学生の父兄らの列に乗用車が突っ込み死傷者が出た現場の前を不安そうに歩く人たち=福島県須賀川市朝日田の須賀川第三小学校前で2008年5月23日午後5時半、本社ヘリから平田明浩撮影
23日午後2時25分ごろ福島県須賀川市朝日田、市立第三小学校に隣接する市道で、運動会の観覧場所取りのため並んでいた保護者の列に乗用車が突っ込んだ。この事故で同市緑町、無職、安藤キヨさん(82)が全身を強く打ち間もなく死亡したほか同市前田川の会社員、安藤勝さん(41)が重傷、女性2人と男性1人が軽傷を負った。
県警須賀川署は、乗用車を運転していた近くの無職、佐久間日出夫容疑者(79)を自動車運転過失傷害容疑の現行犯で逮捕した。佐久間容疑者は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているという。
調べでは、現場は幅約5メートルのほぼ直角の右カーブ。同小(児童数683人)は24日に運動会が予定され、保護者らは場所取りのため午後3時半の校門開門を待っていた。死亡した安藤さんや佐久間容疑者も孫の運動会の場所取りに来ており、佐久間容疑者の車には孫が乗っていた。
学校は、1〜5年生を給食後に帰宅させ、6年生や教職員ら計約230人が運動会の準備をしていた。事故当時校庭にいた同小の石井幸男校長は「突然ドーンという音がして車が飛び込んで来た。保護者や教職員が懸命に救助したが、こんな事故が起きるなんて信じられない」と言葉を詰まらせた。同小は24日の運動会の中止を決めた。【坂本智尚】
最終更新:5月23日21時34分
小学校運動会場所取りの列に暴走車、1人死亡4人重軽傷
5月23日17時18分配信 読売新聞
保護者らの列に突っ込み、フェンスに乗り上げた乗用車。左の奥が東門(23日午後、須賀川市で)
23日午後2時25分ごろ、福島県須賀川市朝日田の市立第三小学校東門近くの市道で、24日に開催する運動会の場所取りのため保護者ら男女約20人が並んでいたところに乗用車が突っ込んだ。
同市緑町、無職安藤キヨさん(82)が全身を強く打ち死亡したほか、同市の男性会社員(41)が全身打撲で重傷、男女3人が軽傷を負った。
須賀川署は、乗用車を運転していた同市朝日田、無職佐久間日出夫容疑者(79)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、佐久間容疑者は、現場手前の右カーブを直進し、幅約5メートルの道路脇にしゃがんで開門を待っていた保護者らに突っ込み、けがをさせた疑い。佐久間容疑者も同校に通う孫を車に乗せ、運動会の場所取りに向かう途中だった。調べに対し、「ブレーキとアクセルを踏み違えた」と供述しているという。
同校では、東門など3か所を午後3時半に開門し、場所取りのために保護者らがグラウンドにシートなどを張ることを許していた。
同校の石井幸男校長によると、運動会の場所取りは、慣例として許してきたが、例年、長時間並ぶ保護者らがいることから、今年も早くから並ぶのを控えるよう求めた文書を出していた。同校は、運動会の開催を当面見合わせる。
石井校長は「事故が起きて残念だ」と話した。
最終更新:5月23日17時18分
GDPと景況感がこれほどズレる理由 夏前から「景気減速」本格化か
5月23日14時57分配信 ダイヤモンド・オンライン
「あり得ない数字だ」とある中堅精密機械メーカーの関係者は苦笑する。
円高や原燃料高により、今期十数億円の営業減益を予想する同社を取り巻く環境は、まさに「逆風]だ。にもかかわらず、「テレビや新聞で報道される経済指標が好調そのものなのはおかしい」(関係者)というのだ。
その「あり得ない数字」とは、5月中旬に内閣府が発表した2008年1-3月期の実質GDP(国内総生産)速報値である。これが大方の予想に反して、意外なほど好調だった。1-3月期の実質GDP成長率は前期比+0.8%となり、年率換算では、07年1-3月期以来最高となる+3.3%を達成したのだ。
しかし、冒頭の関係者が驚くように、GDPと一般の企業や個人が肌で感じる「景況感」とのあいだには、実は大きなギャップがある。
「決算期が迫っているため、少しでも多く売り上げを計上しないと、銀行から次の融資を受けられない。建材価格の高騰でコストは2割もアップしているが、500万〜1000万円も値下げしないと家が売れない。まさにジリ貧、バナナの叩き売り状態だ」(中堅住宅メーカー)
「乾いた雑巾を絞るようにコストカットを行ない、納入価格を下げてきたが、業績が悪化した得意先の自動車メーカーから、先日ついに契約解除を持ちかけられた。もう人員整理しかない」(中堅自動車部品メーカー)
景気がよどころではなく、巷にはこんな悲痛な声が溢れている。GDPと一般の景況感にここまでギャップが生じる原因は、「GDP計算の特殊性」である。企業や個人を苦しめている円高や物価高の影響が、正確に織り込まれていないのだ。
GDPの計算において、本来、円高の悪影響は貿易額に織り込まれるべきだが、モノやサービスが日本から輸出される時点の円ベースで計算されるため、最終的な為替差損は考慮されない。特に、巷で最も重視されている実質GDPは、物価を織り込んだ「名目GDP」から物価変動の影響を除いているため、原燃料高の悪影響も反映されていない。
円高による企業収益の悪化は設備投資減少を、物価上昇は消費減退を招くが、一般的には波及までにタイムラグもある。このように、GDPを見ただけでは「足元の景気」を正確に判断するのは難しい。
とはいえ、企業業績や家計が本格的に悪化すれば、今後の経済成長に無視できない影響を与えるのは確かだ。GDPの構成要素で見ると、この1-3月期に日本の経済成長を牽引したのは、新興国向けが増えた「財貨・サービス輸出」、閏年で計算対象期間が増えて底上げされた「民間最終消費支出」、改正建築基準法による住宅着工件数減少の反動需要が現れた「民間住宅投資」となっている。
しかし、今後は景気減速中の米国向け輸出減少、さらなる物価上昇による消費減退、買い控えによる住宅需要の頭打ちなどが起きる可能性が高い。「4-6月期以降の実質GDPは連続でマイナス成長に陥り、通年の成長率が1%台を割り込む」と予想する専門家さえいる。われわれが本当に危機感を抱くのは、景況感とGDPとのギャップが縮まる「これから」だ。
(ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也)
<四川大地震>放射性物質15個が未回収 放射能漏れない
5月23日21時4分配信 毎日新聞
【北京・鈴木玲子】中国環境保護省は23日、四川大地震で放射性物質50個が倒壊した施設の下敷きになるなどし、うち15個が回収されていないことを明らかにした。所在地は特定され、放射能漏れの恐れはないと強調したが、放射性物質の種類や施設の場所などは明らかにしなかった。
未回収の15個のうち3個はがれきに埋まり、残る12個は危険な場所にあるため、回収できないという。被災地には核兵器関連施設や核燃料生産施設があるとみられ、地震による放射能漏れなどが懸念されている。
環境保護省はまた、12日の地震で倒壊した四川省什※(方におおざと)=じゅうほう=市の化学工場2カ所から液体アンモニア80トン以上と硫酸が漏れ出し、住民6000人以上が避難する騒ぎがあったことも明らかにした。四川省綿竹市の化学工場でも地震発生直後に猛毒の黄リンに引火、14日まで燃え続けたという。環境保護省は「環境への影響はない」としている。
一方、新華社通信によると中国軍は23日までに、綿竹市の土砂崩れで川がせき止められてできた地震湖を爆破、排水に成功した。地震湖は四川省だけで34カ所あり、北川(ほくせん)県では最大の地震湖が決壊する恐れが強まり、同日午後までに付近の住民約1万人が避難した。堤防に亀裂が入るなど危険なダムも1803カ所ある。
中国政府によると、地震による死者は23日正午(日本時間午後1時)現在5万5740人、行方不明者は2万4960人。
日本の国際緊急援助隊医療チーム(田尻和宏団長、23人)はこの日、四川大学華西病院(成都市)で2日目の支援活動に取り組んだ。緊急外来と集中治療室、透析に人員配置したほか、華西第2病院の小児科・産科にも隊員を派遣した。
最終更新:5月24日1時22分
四川大地震 中国がひた隠しにする放射能汚染チベット人被害
5月24日10時0分配信 日刊ゲンダイ
四川大地震で案の定、放射能汚染の可能性が出てきた。中国の周生賢環境保護相が、地震で32個の放射性物質がガレキの下に埋もれ、うち30個を回収したことを明らかにしたのだ。
残る2個も場所を特定し、周囲を立ち入り禁止にして回収作業を進めているというが、今頃になって、こうした情報を明らかにすること自体とんでもない話だ。被災地には大勢の被害者がいる。各国の救助隊も入っている。放射性物質のことはすぐに明らかにすべきことではないか。しかも、人民解放軍総参謀部の幹部は18日、「(核施設は)地震後に部隊を派遣して厳格な保護下に置き、すべて安全だ」と述べていたのである。これが大ウソだったことになる。国際問題評論家の浜田和幸氏はこう言った。
「四川省には原発施設があるだけでなく、中国初の核実験に貢献したとされる中国工程物理研究院や、ミサイルの核弾頭を製造しているとされる821工場などが集まっている。新潟県中越沖地震でも柏崎原発に影響が出た。当然、中国も危ないとみられてきました。今回、環境保護相が情報を開示したのは、各国の救助隊が入っているのに、これ以上、情報を隠し続ければ、後々、大問題になると思ったからでしょう。中国には以前から放射能漏れの疑惑がある。本当の地震の影響は時間がたたないと分かりません」
他にも中国の地震では不可解なことがある。チベット族の居住地である甘孜チベット族自治州、チベット自治区の被害情報がほとんど伝わってこないのだ。これらの地域は震源に近い。甚大な被害が出ているのは間違いない。メディアが入れない事情もあるのかもしれないが、やっぱり、勘繰りたくなる。
「震災後にはデモや暴動が付きもの。ドサクサに紛れて、敵対する民族が排斥されるケースも多い。今回の地震でも、チベット族への嫌がらせや暴力沙汰が懸念されます」(防災評論家・大山輝氏)
反政府デモが起こった四川省アバ県や紅原県には救援部隊とは別の治安部隊が大量投入されている。アバ・チベット族チャン族自治州では外国人記者の取材規制も始まった。一体、何が起こっているのか。
最終更新:5月24日10時0分
がれきの下に放射性物質15個、中国当局が会見
5月23日21時30分配信 読売新聞
地震で損壊し、アンモニアなどが周辺地域に流出した化学肥料工場(23日、四川省什ホウ市で)=宮坂永史撮影
【北京=佐伯聡士】中国の環境保護省当局者は23日、北京で記者会見し、四川大地震の被災地で22日正午までに、危険性のある放射性物質が50個発見され、このうち35個を回収したことを明らかにした。
残りの15個については位置を特定できたが、建物のがれきの下に埋まるなどしており、現在回収不能という。当局者は「放射能漏れ事故は起きていない」としたが、放射性物質の種類や扱っていた施設の場所などについて、今回の発表でも一切明らかにしなかった。
これまで新華社通信は「がれきの下に埋もれた放射性物質32個のうち30個を回収した」と報じていた。
また、当局者は、工場倒壊により、四川省什(ジュウ)ホウ市でアンモニアが漏れたり、綿竹市の工場でリンが燃焼したりする化学物質漏洩(ろうえい)絡みの事故が4件発生していたことを明らかにした。(ホウは「方」におおざと)
ただ、「周辺の水質や大気に悪影響はない」としている。什ホウ市では、硫酸やアンモニアなどから化学肥料を生産する工場が被災、周辺住民が一時避難していた。
環境保護省は、今後、環境汚染事故が起きる可能性のある30か所余りを追跡調査し、事故を未然に防ぐよう四川省当局に命じた。省当局が化学企業など1万社以上の企業を徹底調査した結果、76%の企業が操業停止状態に陥っていることがわかったという。
一方、中国政府は23日、四川大地震の死者が前日の発表より約4600人増えて計5万5740人に、負傷者が29万2481人に達したと発表した。行方不明者は2万4960人という。
最終更新:5月24日2時6分
モーツァルトの未発見曲か=修道院に3作品−ポーランド紙
5月24日8時1分配信 時事通信
【ベルリン23日時事】ワルシャワからの報道によると、23日付のポーランド紙ポルスカは、作曲家モーツァルト(1756−91)の未発見作品の可能性がある3曲の楽譜が、同国南部チェストコバにある修道院で見つかったと報じた。
それによると、修道院の所蔵品の中に、モーツァルトの名前が書かれた18作品の写譜が含まれていた。このうち3曲はモーツァルトの作品目録に該当するものがなく、音楽学者は「様式などの特徴からモーツァルト作品と推定され得る」と指摘している。
ポーランドの研究者がオーストリアのモーツァルト専門家に照会しているが、本物であれば後期のウィーンで活動していた時代の作品に当たるという。ただ、こうした仮説を裏付けるにはさらに調査が必要としている。
最終更新:5月24日8時1分
英国でテスト用紙の最終ページに解答載せる「印刷ミス」
5月23日14時50分配信 ロイター
5月22日、英国の学校で実施されたGCSEのテストで最終ページに解答を載せる「印刷ミス」が発覚。写真は2003年、GCSEの結果を見る生徒(2008年 ロイター/Jon Super)
[ロンドン 22日 ロイター] 英国の学校で先週実施された中等教育の初等レベルに相当するGCSEの音楽の試験で、テスト用紙の最終ページに解答を掲載するという「印刷ミス」が発生していたことが分かった。試験実施団体OCRのスポークスマンが22日に明かした。
同試験を受験した生徒の数は1万2000人だったが、OCRによると受験生のほとんどは解答が最終ページに書いてあるという「幸運」に気付かなかったもよう。印刷ミスの影響があった可能性のある生徒数は、全体のたった5%だったという。
最終更新:5月23日18時45分
テスト用紙に答えが…=卒業試験で印刷ミス−英
5月24日8時1分配信 時事通信
【ロンドン23日時事】英国で先週実施された中等教育の卒業試験で、テスト用紙の最終ページに解答が印刷されるミスがあった。試験の実施企業であるOCRが、23日までに明らかにした。
英メディアによると、印刷ミスがみつかったのは、5月16日にイングランド中部のヘレフォードシャー州とウースターシャー州で行われた音楽の試験。受験生は約1万2000人で、ミスに気が付いて指摘した生徒もいたが、多くはこの「幸運」に気付かないまま試験を終えたとみられる。
最終更新:5月24日8時1分
四川大地震支援で、日本に好感持つ人が84%に上昇
5月22日13時12分配信 サーチナ・中国情報局
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サーチナ、上海サーチナが中国の消費者を対象に調査したところ、四川大地震に対する義援金や救援隊派遣などで、日本に対する好感度が上昇していることが明らかになった。 イメージ検索:中国大地震 <サーチナ&CNSPHOTO>
四川大地震、日本の支援への中国人意識調査(4)
株式会社サーチナの上海現地法人・新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ、サーチナ総合研究所)が行った中国現地の消費者調査(5月19−20日実施)で、四川大地震に対する日本の支援で中国人の対日好感度が上昇したことが明らかになった。【 そのほかの中国での地震に関する写真 】
救援隊派遣や義援金拠出など、一連の支援により「親近感や友好感など、日本に対する感情が変化しましたか」との問いに対して「非常によくなった」は11.3%、「ある程度よくなった」は62.5%だった。
「もともとよい感情を持っており、あまり変わらない」とした人は8.5%、同「全く変わらない」は1.3%だった。
「好感度が上がった」とする人は73.8%、「これまでと同様、好感を持っている人と合わせると、現時点では83.6%の人が日本に対して好感を持っていることが明らかになった。
一方、「日本にはもともと悪い感情を持っており、あまり変わらない」とした人は12.5%、同「まったく変わらない」とした人は3.9%だった。
中国人の間に日本を嫌う感情や不信の念があるのは事実だが、今回の調査では「それでも日本は嫌い」とした人は15%程度で、5割以上の数値を示していた地震発生前の各調査とは、大きく異なる結果になった。
「日本に対する感情が非常によくなった」とした人は、年齢とともに上昇する傾向がはっきりしており、10代で11.1%、20代で8.5%、30代で13.4%、40代で20.3%、50代以上で19.4%だった。
1990年代に強化された「愛国主義教育」を、中国政府は「過去の歴史を学ばせるためで、反日が目的ではない」などと説明してきたが、低年齢層で日本に対する見方が大きく変わった人が少ないことには、教育が関係している可能性が指摘できる。(編集担当:如月隼人)
【調査概要】
1.調査企画:サーチナ、上海サーチナ
2.調査方法:上海サーチナ「新秦調査」上のインターネット・アンケート画面での回答
3.調査地域:中国全土
4.対象性別:男性500人、女性500人
5.調査期間:2008年5月
6.回答者数:1000人
緊急調査:四川地震・日本政府支援金評価74%―中国人
5月20日17時16分配信 サーチナ・中国情報局
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サーチナ、上海サーチナが中国の消費者を対象に調査したところ、日本政府の支援金5億円の拠出を評価する回答は73.8%だった。 イメージ検索:中国大地震 <サーチナ&CNSPHOTO>
四川大地震、日本の支援への中国人意識調査(2)
株式会社サーチナの上海現地法人・新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ、サーチナ総合研究所)が行った中国現地の消費者調査(5月19−20日実施)で、日本政府が13日に決定した5億円の緊急支援を「非常に高く評価する」、「高く評価する」と回答した人は合計で73.8%だった。【 そのほかの中国での地震に関する写真 】
「日本政府が5億円の支援を実施中であることを知っていますか」との問いに関しては、「詳細を含めて知っている」が10.3%、「ある程度知っている」が51.5%、「聞いたことはある」が20.6%だった。「全く知らない」は17.6%だった。
一方、5億円の支援を「高く評価する」は30.0%、「ある程度評価する」は43.8%だった。「世界中が支援しているので、日本政府だけを評価できない」は26.2%だった。
男女別では、「非常に高く評価する」と回答した人は男性が34.2%で女性は25.7%と、男性が8.5ポイント高かった。
年齢別では、「非常に高く評価する」、「ある程度評価する」の合計で、20歳未満が57.1%と比較的低く、20代以上はすべて70%以上だった。
同時に質問した救援隊派遣への認知度や評価は、支援金よりもいずれも大きく上回っており、大災害時の緊急支援では人的支援に関心が集まり感謝もされることが分かった。
これまで、四川大地震に対する日本の援助で、感謝や賞賛の意を示す報道記事が発表されているが、本調査は一般の中国人に考えを直接聞いた。(編集担当:如月隼人)
【調査概要】
1.調査企画:サーチナ、上海サーチナ
2.調査方法:上海サーチナ「新秦調査」上のインターネット・アンケート画面での回答
3.調査地域:中国全土
4.対象性別:男性500人、女性500人
5.調査期間:2008年5月
6.回答者数:1000人
四川地震:日本企業の義援金、認知度・評価とも8割
5月21日18時28分配信 サーチナ・中国情報局
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サーチナ、上海サーチナが中国の消費者を対象に調査したところ、日本企業による義援金の拠出の動きを評価する人は、合計で79.3%だった。 イメージ検索:中国大地震 <サーチナ&CNSPHOTO>
四川大地震、日本の支援への中国人意識調査(3)
株式会社サーチナの上海現地法人・新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ、サーチナ総合研究所)が行った中国現地の消費者調査(5月19−20日実施)で、日本企業による義援金の拠出の動きを「非常に高く評価する」、「高く評価する」と回答した人は、合計で79.3%だった。【 そのほかの中国での地震に関する写真 】
「大手の日本企業が相次いで数百万元から数千万元の義援金を被災地に送ることを決め、実施していることを知っていますか?」との問いに対しては、「詳細を含めて知っている」が8.5%、「ある程度知っている」が46.5%。「聞いたことはある」は24.8%、「全く知らない」は20.2%で、約8割はある程度以上知っていた。
中国では12日の地震発生以来、国内企業、芸能人、スポーツ選手、海外華僑、外国政府・企業などからの義援金や支援活動の動きが、次々に報道されている。被災情報や今後の予想などを含めて大量の情報が発信しつづけられている中で、日本企業の支援運動は、比較的よく知られているといってよい。
一方、日本企業の義援金を「非常に高く評価する」とした人は33.6%、「ある程度評価する」は45.7%、「世界中からの支援が相次いでいるため、日本企業の動きだけを特別に評価することはできない」とした人は20.7%だった。日本企業の支援を他と比較しても評価している人が約8割にのぼることがわかっった。
ただし、企業による支援を「非常に高く評価する」人は、政府の5億円拠出の30.0%よりも多いが、救援隊派遣など人的支援への44.3%よりも少なかった。
男女別では男性が36.8%、女性で30.8%と、男性の方が多かった。年齢別では10代と20代が20%台で30代では39.0%。40代では47.1%と高く評価する人が最も多くなった。
これまで、四川大地震に対する日本の援助で、感謝や賞賛の意を示す報道記事が発表されているが、本調査は一般の中国人に考えを直接聞いた。(編集担当:如月隼人)
【調査概要】
1.調査企画:サーチナ、上海サーチナ
2.調査方法:上海サーチナ「新秦調査」上のインターネット・アンケート画面での回答
3.調査地域:中国全土
4.対象性別:男性500人、女性500人
5.調査期間:2008年5月
6.回答者数:1000人
水谷豊、突然の「再評価ムード」のワケ?
5月23日11時26分配信 オリコン
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22年ぶりに発売されたアルバムが好調の水谷豊[08年5月撮影]
ここ最近の水谷豊人気は、まさに「ぼくの先生はフィーバー!!」といった感がある。主演映画『相棒 劇場版/絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』は、興行収入30億円を越える勢いのメガヒット。時期を同じくしてリリースされた、セルフカバー・アルバム『TIME CAPSULE』は、5月26日付オリコンランキングで初登場2位を果たした。俳優として、そしてさらに歌手としての突然のように見える「水谷豊再評価」の気運は高まるばかりだが、実は、突然の出来事というわけではなかったようだ。
【関連写真】 1万人がかけつけたライブイベントの様子
長く第一線で活躍してきた水谷豊が、突然にも見えるブレイク現象を巻き起こしたのには、両作品のクオリティもさることながら、水谷自身による精力的なプロモーションの成果を忘れる訳にはいかないだろう。これまで俳優の仕事に専念し、他ジャンルの番組への出演を極力控え、バラエティ番組に出演するなんてことは往年のファンからしてみれば「あり得ない」ことであった。そんな水谷豊が、今年で8年目を迎えた人気ドラマシリーズ「相棒」の映画化作品のパブリシティのため、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といったあらゆるメディアに登場するようになった。日本全国を駆け巡り積極的な広報活動に努めてきた。
特にバラエティ番組の出演では、普段聞くことのできない軽妙なトークが繰り広げられたこともあって、いずれも高い関心を集め「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)、「うたばん」(TBS系)ともに高視聴率を獲得。これが映画公開で盛り上がっていた水谷豊人気をさらに押し上げたのは間違いない。その根底にあるのは、水谷豊、寺脇康文ほか出演者、スタッフが8年間の長きに渡って徐々に築き上げ、今では刑事ドラマの代表的存在にまで成長した「相棒」と水谷演じる主人公・杉下右京の持つ圧倒的な魅力である。
こうした積極的なテレビ出演は、歌手・水谷豊の魅力再発見にも繋がった。先の「うたばん」やNHK「SONGS」等で22年ぶりの歌声を響かせたことは、往年のファンだけでなく、若年層にもアピールし、今回の爆発的ヒットのきっかけを作った。こうなると、過去のセルフカバーだけでなく、新曲リリースにも大いに期待が掛かる。
鳩山法相「特別な計らいを」 無戸籍女性の出産
5月23日10時58分配信 産経新聞
離婚後300日以内に生まれた子は「前の夫の子」とみなす民法の規定のため無戸籍となった兵庫県の女性が6月に出産予定であることについて、鳩山邦夫法相は23日の閣議後会見で、「子供の福祉のために、特別な計らいができなければいけない」と、何らかの対策を取るべきとの考えを示した。
具体的な方法については、「優しく対応したいと思うので、民事局にその点は検討させる」とした。
戸籍法は出生届に母親の本籍地記載を義務づけており、出生届が受理されず、子供も無戸籍になる可能性が高い。このため、出産を予定している女性を支援する団体が20日、鳩山法相に面会し、300日規定に伴う問題の解決を要望していた。
無戸籍となった女性の子、「優しく対応」と法相
5月23日11時9分配信 読売新聞
鳩山法相は23日午前の閣議後の記者会見で、民法772条に関連し、無戸籍となった女性の出産予定の子が無戸籍となる可能性が高いことについて、「お子さんの福利、福祉、安定のために特別な計らいができなければいけない」と述べ、子どもが戸籍を取れるように特別な配慮をする意向を示した。
具体的な方法については、「これから民事局に検討させる。優しく対応したい」と語った。
最終更新:5月23日11時9分
<300日規定>無戸籍出産で鳩山法相「特別な計らいを」
5月23日10時43分配信 毎日新聞
閣議にのぞむ鳩山邦夫法相=国会内で2008年5月23日午前8時20分、藤井太郎撮影
鳩山邦夫法相は23日の閣議後会見で、離婚後300日規定により無戸籍となった兵庫県の女性(27)が6月に出産を予定する子供も無戸籍となることが懸念されている問題について「生まれる子の福祉や身分の安定のために特別な計らいができなければならないと思う」と述べ、救済に乗り出す考えを示した。
鳩山法相は「すべての子に戸籍を持たせなくてはいけないと思っている。親のさまざまな事情で子が不幸になってはいけないのが大原則」と述べ、法務省民事局で具体策を検討することを明らかにした。
兵庫県の女性は、母親が「前夫の子」としての出生届の提出を拒んだため戸籍も住民票もない。昨年夏、事実婚の形で結婚し、6月に出産を予定しているが、女性に戸籍がないため、現状では出生届が不受理となる可能性が高い。【工藤哲】
ホストクラブ従業員、店対立めぐり強制飲酒でアルコール中毒死
5月23日11時57分配信 読売新聞
浜松市中区のホストクラブで今月7日、男性従業員(25)が大量に酒を飲んで急性アルコール中毒で死亡していたことがわかり、静岡県警は23日、男性従業員が同市内の別のホストクラブ従業員らに無理強いされたためとみて、傷害致死容疑でこのホストクラブの男性経営者(30)の逮捕状を取った。
県警関係者によると、両店の間ではホストの引き抜きなどを巡ってトラブルがあったといい、7日未明、死亡した男性従業員の店をもう一方の店の従業員ら7人が話し合いに訪れた。7人は、男性従業員が席から離れられないよう取り囲むなどしたうえで、無理やり大量の酒を飲ませたという。
最終更新:5月23日11時57分
対立店ホストに「飲め」で急死!30分で焼酎1.4リットル
5月24日8時1分配信 スポーツ報知
ホストの引き抜きなどをめぐって対立していたホストに大量の酒を飲ませ、急性アルコール中毒などで死亡させたとして、浜松中央署は23日、傷害致死の疑いで浜松市中区のホスト・藤本敏晃容疑者(30)を逮捕した。同署などによると、飲酒を強要し相手を死亡させたとして同容疑で逮捕するのは異例という。藤本容疑者は「おれの酒が飲めないのか」などとホストに迫り、約30分間に焼酎のボトル2本分を飲ませた疑いが持たれている。
浜松中央署の調べでは、藤本容疑者は7日午前3時ごろ、死亡したホスト・柳田仁さん(25)が勤める浜松市中区のホストクラブ「GIG」に仲間数人と入店。客として柳田さんを指名すると「ホストだろ、おれの酒が飲めないのか」「席を立つな」などと酒を強要した。
藤本容疑者は柳田さんに約30分間で、焼酎のボトル2本分(約1・4リットル)をストレートで飲ませると、午前4時ごろ退店したという。その後、柳田さんは店内で意識を失い病院に運ばれたが、急性アルコール中毒による脳障害で14日に死亡した。
藤本容疑者と柳田さんがそれぞれ勤務するホストクラブの間で、引き抜きなどをめぐるトラブルがあった。また、2人は以前から面識があり、柳田さんが藤本容疑者の店に来店したこともあったという。
浜松中央署は柳田さんが大量の酒を飲んで入院した経緯などを捜査。断れない状況で無理やり飲酒させ急性アルコール中毒にさせたことが、傷害行為に当たると判断した。調べに対し、藤本容疑者は、店内で酒を飲ませたことについては認めており、同署が当時の詳しい状況などを調べている。
アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)の今成知美代表は「飲酒強要に関し傷害致死容疑で逮捕されるのは初めてのケースだと思います」と話した。飲酒強要における刑事責任に関しては、書類送検となるケースがほとんどで大半が不起訴処分になるという。
最終更新:5月24日9時52分
<傷害致死>ライバル店ホストに焼酎強要 静岡で容疑者逮捕
5月23日20時55分配信 毎日新聞
ライバル店のホストに大量の酒を飲ませ急性アルコール中毒で死亡させたとして静岡県警浜松中央署は23日、浜松市中区上浅田2、ホスト、藤本敏晃容疑者(30)を傷害致死容疑で逮捕した。
調べでは、藤本容疑者は7日午前3時ごろ、同区肴町のホストクラブ「ナイトスペースGIG」に仲間6人と訪れ、ホストの柳田仁さん(25)=同区神明町=に「ホストだろ、おれの酒が飲めないのか。席を立つな」などと言い、短時間に多量の焼酎を飲ませて意識不明の状態にし、14日、収容先の病院で急性アルコール中毒に伴う心肺停止による脳障害で死亡させた疑い。藤本容疑者が飲ませ始めてから30分後までに、焼酎2本(計約1.4リットル)が空になり、7日午前3時50分ごろ病院に搬送された。
両ホストクラブの間には、以前からホストの引き抜きなどを巡るトラブルがあったという。藤本容疑者は柳田さんと酒を飲んだことは認めているが、強要はしていないと容疑を否認しているという。同署は、強い口調で強要したことが暴行にあたると判断した。【平林由梨】
最終更新:5月23日22時52分
ホスト、飲酒強要され死亡=敵対クラブの店員逮捕−静岡県警
5月23日16時1分配信 時事通信
敵対するホストクラブの男性店員に多量の酒を飲ませ、死なせたとして、静岡県警浜松中央署は23日、傷害致死容疑で、ホストクラブ店員藤本敏晃容疑者(30)=浜松市中区上浅田=を逮捕した。酒を飲ませた事実は認めている。
藤本容疑者の勤務するホストクラブと被害者の店は店員の引き抜きなどをめぐりトラブルがあったといい、同署が詳しい経緯を調べている。
調べによると、藤本容疑者は7日午前3時ごろ、浜松市中区のホストクラブ「GIG」に客として入店。接客した店員柳田仁さん(25)=同区神明町=に「ホストだろ、おれの酒が飲めないのか」などと言い、多量の焼酎を飲むよう強要し、死亡させた疑い。
最終更新:5月23日16時1分
がれきの下に放射性物質15個、中国当局が会見
5月23日21時30分配信 読売新聞
地震で損壊し、アンモニアなどが周辺地域に流出した化学肥料工場(23日、四川省什ホウ市で)=宮坂永史撮影
【北京=佐伯聡士】中国の環境保護省当局者は23日、北京で記者会見し、四川大地震の被災地で22日正午までに、危険性のある放射性物質が50個発見され、このうち35個を回収したことを明らかにした。
残りの15個については位置を特定できたが、建物のがれきの下に埋まるなどしており、現在回収不能という。当局者は「放射能漏れ事故は起きていない」としたが、放射性物質の種類や扱っていた施設の場所などについて、今回の発表でも一切明らかにしなかった。
これまで新華社通信は「がれきの下に埋もれた放射性物質32個のうち30個を回収した」と報じていた。
また、当局者は、工場倒壊により、四川省什(ジュウ)ホウ市でアンモニアが漏れたり、綿竹市の工場でリンが燃焼したりする化学物質漏洩(ろうえい)絡みの事故が4件発生していたことを明らかにした。(ホウは「方」におおざと)
ただ、「周辺の水質や大気に悪影響はない」としている。什ホウ市では、硫酸やアンモニアなどから化学肥料を生産する工場が被災、周辺住民が一時避難していた。
環境保護省は、今後、環境汚染事故が起きる可能性のある30か所余りを追跡調査し、事故を未然に防ぐよう四川省当局に命じた。省当局が化学企業など1万社以上の企業を徹底調査した結果、76%の企業が操業停止状態に陥っていることがわかったという。
一方、中国政府は23日、四川大地震の死者が前日の発表より約4600人増えて計5万5740人に、負傷者が29万2481人に達したと発表した。行方不明者は2万4960人という。
最終更新:5月24日2時6分
四川大地震 中国がひた隠しにする放射能汚染チベット人被害
5月24日10時0分配信 日刊ゲンダイ
四川大地震で案の定、放射能汚染の可能性が出てきた。中国の周生賢環境保護相が、地震で32個の放射性物質がガレキの下に埋もれ、うち30個を回収したことを明らかにしたのだ。
残る2個も場所を特定し、周囲を立ち入り禁止にして回収作業を進めているというが、今頃になって、こうした情報を明らかにすること自体とんでもない話だ。被災地には大勢の被害者がいる。各国の救助隊も入っている。放射性物質のことはすぐに明らかにすべきことではないか。しかも、人民解放軍総参謀部の幹部は18日、「(核施設は)地震後に部隊を派遣して厳格な保護下に置き、すべて安全だ」と述べていたのである。これが大ウソだったことになる。国際問題評論家の浜田和幸氏はこう言った。
「四川省には原発施設があるだけでなく、中国初の核実験に貢献したとされる中国工程物理研究院や、ミサイルの核弾頭を製造しているとされる821工場などが集まっている。新潟県中越沖地震でも柏崎原発に影響が出た。当然、中国も危ないとみられてきました。今回、環境保護相が情報を開示したのは、各国の救助隊が入っているのに、これ以上、情報を隠し続ければ、後々、大問題になると思ったからでしょう。中国には以前から放射能漏れの疑惑がある。本当の地震の影響は時間がたたないと分かりません」
他にも中国の地震では不可解なことがある。チベット族の居住地である甘孜チベット族自治州、チベット自治区の被害情報がほとんど伝わってこないのだ。これらの地域は震源に近い。甚大な被害が出ているのは間違いない。メディアが入れない事情もあるのかもしれないが、やっぱり、勘繰りたくなる。
「震災後にはデモや暴動が付きもの。ドサクサに紛れて、敵対する民族が排斥されるケースも多い。今回の地震でも、チベット族への嫌がらせや暴力沙汰が懸念されます」(防災評論家・大山輝氏)
反政府デモが起こった四川省アバ県や紅原県には救援部隊とは別の治安部隊が大量投入されている。アバ・チベット族チャン族自治州では外国人記者の取材規制も始まった。一体、何が起こっているのか。
最終更新:5月24日10時0分
<四川大地震>放射性物質15個が未回収 放射能漏れない
5月23日21時4分配信 毎日新聞
【北京・鈴木玲子】中国環境保護省は23日、四川大地震で放射性物質50個が倒壊した施設の下敷きになるなどし、うち15個が回収されていないことを明らかにした。所在地は特定され、放射能漏れの恐れはないと強調したが、放射性物質の種類や施設の場所などは明らかにしなかった。
未回収の15個のうち3個はがれきに埋まり、残る12個は危険な場所にあるため、回収できないという。被災地には核兵器関連施設や核燃料生産施設があるとみられ、地震による放射能漏れなどが懸念されている。
環境保護省はまた、12日の地震で倒壊した四川省什※(方におおざと)=じゅうほう=市の化学工場2カ所から液体アンモニア80トン以上と硫酸が漏れ出し、住民6000人以上が避難する騒ぎがあったことも明らかにした。四川省綿竹市の化学工場でも地震発生直後に猛毒の黄リンに引火、14日まで燃え続けたという。環境保護省は「環境への影響はない」としている。
一方、新華社通信によると中国軍は23日までに、綿竹市の土砂崩れで川がせき止められてできた地震湖を爆破、排水に成功した。地震湖は四川省だけで34カ所あり、北川(ほくせん)県では最大の地震湖が決壊する恐れが強まり、同日午後までに付近の住民約1万人が避難した。堤防に亀裂が入るなど危険なダムも1803カ所ある。
中国政府によると、地震による死者は23日正午(日本時間午後1時)現在5万5740人、行方不明者は2万4960人。
日本の国際緊急援助隊医療チーム(田尻和宏団長、23人)はこの日、四川大学華西病院(成都市)で2日目の支援活動に取り組んだ。緊急外来と集中治療室、透析に人員配置したほか、華西第2病院の小児科・産科にも隊員を派遣した。
最終更新:5月24日1時22分
船場吉兆の衛生面 大阪市“お墨付き”
5月23日8時0分配信 産経新聞
客が食べ残した料理を使い回ししていた高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が平成15〜19年の5年間、衛生管理に特に優れた店を顕彰する「優秀標」を大阪市から贈られていたことが22日、わかった。市の審査では5年連続で100点満点中90点。「従業員に対する衛生教育に積極的に取り組んでいる」などの項目でマイナス10点だった。この5年間はちょうど食べ残しを出していた時期にあたり、「お墨付き」を与えていた格好の市は優秀標の返上を検討する。
大阪市の優秀標は昭和32年に始まった制度で、13年から事業者の自己申告制になった。申請を市が審査して色紙大の優秀標を贈呈、店内に飾ることができる。年間2500件程度が選ばれるという。
船場吉兆は15年から申請を始め、19年まで毎年、「社員の健康診断や検便を実施している」など、衛生面の基準をクリアしたと判断されていた。「施設の改善、向上に意欲的で、他の模範となる施設」という審査項目でも評価されていた。
<歌木簡>聖武天皇の前で音読、庭で曲水の宴…膨らむロマン
5月22日22時8分配信 毎日新聞
紫香楽宮(しがらきのみや)跡とされる宮町遺跡(滋賀県甲賀市)で出土した、万葉集の歌が書かれた8世紀半ばの「歌木簡」。わが国最古の歌集が編まれる直前、聖武天皇が造営した5カ月の短命の都で、どのような歌の世界が繰り広げられたのか。専門家は、さまざまな場面を想像する。【近藤希実、花澤茂人】
木簡には、万葉集の「安積山(あさかやま)の歌」、もう一つの面には「難波津(なにわづ)の歌」が書かれていた。
安積山の歌の文字を発見した栄原永遠男(さかえはらとわお)・大阪市立大教授(日本古代史)は「聖武天皇のいる場で、手に持って声を出して読んだのではないか」と推測する。歌木簡が2尺(約60.6センチ)と長いのは、読み間違えにくい1字1音の万葉仮名で記したため。大切な儀式や宴会で役人が朗々と読み上げる姿が浮かぶ。
奈良時代の歴史を記した「続日本紀(しょくにほんぎ)」に登場する8首の歌のうち4首が紫香楽宮の時期に集中している。宮町遺跡の「朝堂(ちょうどう)」(公式儀礼を行う中枢施設)の跡で「歌一首」と墨書した土器も出土しており、歌詠みが盛んだったらしい。
歌木簡は溝に捨てられていた。同時期の平城京には池と曲水路のある庭園があり、中国の唐のように、杯が流れる間に歌を詠む「曲水の宴」が行われていたらしい。小笠原好彦・滋賀大名誉教授(考古学)は「紫香楽宮にも歌会をする場所があったのだろう。近くを調査すれば、宮中の歌会や儀式で使われた歌木簡が続々と出てくるのではないか」と期待する。
木簡の2首は「歌の父母」とされた手本。上野誠・奈良大教授(万葉文化論)は「当時の役人は、日本固有の名前を万葉仮名で表記する能力が求められた。2首の手習い歌を人に読んでもらって書き取る練習をしたのではないか」と想像する。
「難波津の歌」は天皇を賛美する「公」の歌、「安積山の歌」は感情を吐露する「私」の歌。中西進・奈良県立万葉文化館館長(国文学)は「役人が公私の歌をきちんと書き留めているということは、紫香楽宮が安定した都だったことを示すとも考えられる」と話す。
最終更新:5月22日22時8分
木簡に万葉集の歌 滋賀・紫香楽宮跡 歌集成立解明の手がかりに
5月23日8時2分配信 産経新聞
奈良時代に聖武天皇が造営した滋賀県甲賀市信楽町宮町の紫香楽宮(しがらきのみや)(742〜745)跡から平成9年に出土した木簡の両面に、それぞれ和歌が墨書され、うち1首が最古の歌集「万葉集」の歌だったことが分かり、同市教育委員会が22日、発表した。木簡に記された万葉歌が見つかったのは初めて。木簡は万葉集成立以前に書かれたもので、歌集成立の過程などを探る画期的な発見として注目を集めそうだ。
木簡に記されていたのは、「万葉集」巻16に収録されている「安積香山(あさかやま) 影さへ見ゆる山の井の 浅き心を我が思はなくに」。併せて記されていたのが、「難波津(なにわづ)の歌」として知られる「難波津に 咲くや木の花冬こもり 今を春べと咲くや木の花」で、いずれも漢字を仮名的に用いた万葉仮名で書かれている。
2つの断片に分かれ、幅はいずれも2・2センチ、長さは14センチと7・9センチ。文字の大きさなどから、もともとは幅3センチ、長さ約60センチと推定できる。厚さは約1ミリ。「安積香山の歌」は7文字が、「難波津の歌」は13文字が残っていた。同市教委は、儀式や宴会で歌を詠むときに使われたとみている。
2首は10世紀初頭、紀貫之らが編纂(へんさん)した「古今和歌集」の「仮名序」で「歌の父母(ちちはは)」と紹介されているポピュラーな歌。「源氏物語」などでも手習いの歌としてセットで登場する。今回の発見で、このセットの関係が『古今和歌集』を150年さかのぼることになり、これまで謎だった2つの歌の結びつきについても議論が高まりそうだ。
木簡が出土したのは、宮殿などの遺構が確認されている紫香楽宮中枢部の西側の脇を流れる基幹排水路跡。同じ個所から出土した年号のある木簡13点から、天平15(743)年秋から745年春にかけて捨てられたと推定できるという。
現地説明会の代わりに、25日午後1時から、甲賀市信楽町長野の信楽中央公民館で、「万葉歌木簡記念講演会」が開かれる。
◇
【用語解説】万葉集
現存最古の歌集。全20巻からなり、仁徳天皇の時代から759年までの和歌約4500首を収録。大伴家持や橘諸兄らが編集したとされる。雑歌(ぞうか)、相聞歌(そうもんか)、挽歌(ばんか)に大別される。素朴で力強い歌風が特徴で、文学的評価は高い。「巻1」から「巻15」までが745年以降の数年間に成立。今回の木簡と同じ歌が収録された「巻16」と家持の日記がその後に増補され、782〜783年ごろに全20巻が成立したとする考えが有力。
◇
■木簡の歌の意味
「安積香山の歌」(安積山の影までも見える澄んだ山の井のように浅い心をわたしは思っていないのです)
「難波津の歌」(難波津に梅の花が咲いています。今こそ春が来たといって梅の花が咲いています)
万葉歌木簡出土「編纂の筋道見えた」
5月23日8時0分配信 産経新聞
成立当時の万葉集の姿に、最も近づいた史料だ−。22日に初の出土が発表された「万葉歌木簡」。書かれたのは、万葉集成立より前だったと推定される。「最古の歌集」としてあまりにも有名な「万葉集」だが、最古の写本でも11世紀半ば。大伴家持らが編纂(へんさん)した「オリジナル」の姿は、はっきりとは分かっていない。一片の木簡の出土によって謎の一部が初めて明らかになり、国文学者や古代史学者を興奮させている。
◇
≪ナマ資料≫
万葉集は、天平17(745)年以降の数年間に「巻1」から「巻15」がまとめられ、「巻16」と大伴家持の日記を含めた全20巻が783年ごろに成立したというのが一般的な説。一方、木簡が棄てられた年代は743〜745年と、ほぼ特定される。つまり、この木簡に歌が書かれ、読み上げられたのは、まさに万葉集の編集が始まる直前だ。
11世紀半ばに書き写された現存最古の万葉集は、「安積香山 影さへ見ゆる…」と漢字と平仮名で表記されている。これに対し木簡は、「阿佐可夜…」と音を漢字で表現する万葉仮名で記されていた。ここに研究者が着目する。
万葉学者で京都府立大学の山崎福之教授は「木簡はこれが万葉集だ、という原史料。残された最古の写本さえ300年も後のものだけに、編集当時はどの音にどの漢字を当てたのか、明確には分かってはいない。今後大きな議論になっていくだろう」と、発見の意義を説く。
木簡の欠けた部分を、万葉仮名で推定復元した愛知県立大文学部大学院の犬飼隆教授(言語学)は「音で伝わってきた歌を万葉仮名で木簡に書き写し、漢字という文学的な衣装を着せて万葉集が成立する。最古の歌集が編集された筋道が見えてきた」と、成立の謎の解明を木簡に託す。
≪2つの歌の性格≫
木簡の両面に記された「安積香(あさか)山の歌」と「難波津の歌」の2首は、905年に編まれた『古今和歌集』の序文「仮名序」で紀貫之が、「難波津の歌は、帝の御初めなり。安積山の言葉は、采女の戯れよりよみて、この二歌は、歌の父母のやうにてぞ手習ふ人の初めにもしける」と紹介。最初に覚えるべき和歌の手本だといっている。さらに年代が下った『源氏物語』などでも、手習いの歌としてセットで登場する。
「木簡の両面が古今和歌集(の序文の2首)と、まさに同じペア。すごく驚いた」とは、大阪市立大文学研究科の村田正博教授(国文学)。2首をセットにしたのは貫之の独創とも思われていたものが、実はその150年前からセットとして認識されていたことになるという。
万葉時代の歌は、公的な「雑歌」と恋愛などプライベートな「相聞歌」、死にかかわる「挽歌(ばんか)」の3種類に大別される。
村田教授は「難波津の歌は、繰り返し咲く花で天皇家の繁栄を表現した、明るい気分にしてくれる雑歌中の雑歌。安積香山の歌は相手への深い思いを伝える相聞歌で、子供に和歌を教えるための歌としては適している」と2首がセットになった必然性を説明。「幼い子がおけいこしている場面が伝わってくるよう」と、木簡が生み出す情景を表現した。
◇
■再チェックで大発見「すぐ読めドキッと」
「『阿佐可(あさか)』はすぐに読めた。瞬間的に万葉歌だと直感、ドキッとした。あの古今集のセット関係や、こりゃ、えらいこっちゃと…」
大阪市立大大学院の栄原(さかえはら)永遠男(とわお)教授(日本古代史)は、その瞬間の興奮を今も忘れない。
木簡学会会長である栄原教授は昨年12月1日、それまで習書や落書きと考えられていた木簡のなかには歌会で使われたものもあるとして、「歌木簡」という新しいジャンルを提唱した。紫香楽宮跡調査委員でもある栄原教授が、同遺跡から出土した木簡の再チェックを開始したのは、その直後だった。
運命の瞬間が訪れたのは、1週間あまり後の12月10日。「難波津の歌」が書かれた木簡の形状を詳しく調べようと、裏返したときだった。念のため、赤外線でも見たが、間違いない。
しかし、読めたのは一部で、まだ万葉歌と断定できなかった。そこで奈良文化財研究所が持つ、より性能が高い機械で解読、その結果、残りの4文字が判明した。そして、国文学者を交えた検討会議のなかで、「安積香山の歌」で間違いないとする見解に至った。
栄原教授の定義に該当する「歌木簡」はこれまでに14点が出土。うち「難波津の歌」は9点ある。「歌の人気もあるが、調査者が難波津の歌の発見例を知っていたからこそ、これだけの数が見つかった。同じように今回の発見が、万葉歌木簡の次なる発見につながってほしい」
<小中学校>大規模地震で倒壊の恐れの1万棟、3年で耐震化
5月22日22時12分配信 毎日新聞
渡海紀三朗文部科学相は22日、全国に約13万棟ある公立小中学校の施設のうち、大規模地震で倒壊する恐れが強い約1万棟について、3年以内に耐震化する方針を明らかにした。政府はこれまで「5年以内」との目標を掲げていたが、中国・四川大地震で多くの学校が倒壊したことを受け、対応を急ぐ。
渡海文科相は記者団に「(耐震化を)早くやらないと意味がない。頑張って3年かなと思う。最大限の努力をしたい」と説明した。
文科省の調査(07年4月1日現在)では、公立小中学校施設約13万棟のうち震度6強程度の地震で倒壊する恐れが強い施設は約1万棟。政府は昨年12月、これらを08年度から5年以内に耐震化する方針を掲げていた。
また、福田康夫首相は同日、渡海文科相や自民党の公立学校施設耐震化等整備促進議員連盟のメンバーと面会し、議員立法で地震防災対策特別措置法を改正し、耐震工事への国庫補助率を現行の2分の1から3分の2へ引き上げることなどを確認した。【加藤隆寛】
最終更新:5月22日22時12分
<着服>長崎県警の巡査長が官舎共益費26万円、依願退職
5月22日22時29分配信 毎日新聞
長崎県警は22日、島原署地域課の男性巡査長(45)が官舎の共益費約26万円を着服していたと発表した。巡査長は同日、停職1カ月の懲戒処分を受け、依願退職した。
県警監察課によると、巡査長は昨年9月から同県島原市内にある官舎の会計事務を担当していたが、入居者から共益費として預かっていた現金26万円を着服し3月26日朝に失踪。家族が捜索願を出し、同日夜に佐賀県神埼市内で車を運転しているのを佐賀県警に発見された。
着服金は生活費など借金返済に充てたといい「警察官としてやってはいけないことをした」と述べたという。既に全額弁済しており、県警は刑事事件として立件しない方針。
県警の青木昭二首席監察官は「指導を徹底して再発防止と信頼回復に努める」とコメントした。【錦織祐一】
最終更新:5月22日22時29分
官舎の共益費横領で懲戒処分=45歳島原署巡査長−長崎県警
5月22日21時1分配信 時事通信
警察官舎の共益費を横領したなどとして、長崎県警警務部監察課は22日、島原署地域課の巡査長(45)を停職1月の懲戒処分にした。巡査長は「警察官としてやってはならないことをしてしまった」と反省しているという。
巡査長は3月27日に全額返済し、その後退職願を提出。5月22日付で受理され、辞職した。
監察課によると、巡査長は、入居する島原署官舎内の会計を担当していた昨年9月から今年3月までの間、共益費約26万円を横領。共益費は1世帯3500円で、官舎には16世帯が入居していたという。
最終更新:5月22日21時1分
<大相撲>琴欧洲、安美錦に敗れ初優勝はお預け
5月23日18時5分配信 毎日新聞
拡大写真
安美錦に押し出しで敗れ、がっくりと肩を落とす琴欧洲(左)。右は白鵬=両国国技館で2008年5月23日、北村隆夫撮影
大相撲夏場所(両国国技館)13日目の23日、全勝の大関・琴欧洲は安美錦と対戦。安美錦の突き押しに立会いから圧倒されて、押し出しで初黒星を喫した。2敗で追う横綱・白鵬は大関・琴光喜に寄り倒しで敗れ3敗となった。横綱・朝青龍は大関・魁皇の上手出し投げで敗れ4敗となり優勝はなくなった。
【写真特集】 入門時の珍しい写真も 初優勝目指す琴欧洲の軌跡
14日目に琴欧洲が安馬に勝つか、白鵬が魁皇に敗れれば琴欧洲の初優勝が決まる。
○安美錦・琴欧洲● 琴欧洲が左前みつを狙って踏み込んだところを安美錦が右からこん身ののど輪。これで琴欧洲の体が簡単に起きた。安美錦は両はずから押し込む一方的な勝利。
○琴光喜・白鵬● 右四つで琴光喜が先に上手を取った。しかも絶好の横みつ。白鵬が苦し紛れに巻き替えにきた瞬間、琴光喜が出足を効かせて寄り倒した。
大相撲夏場所 琴欧洲が初黒星、白鵬は3敗目 13日目
5月24日10時17分配信 毎日新聞
安美錦(左)に押し出しで敗れた琴欧洲=両国国技館で2008年5月23日、北村隆夫撮影
大相撲夏場所(東京・両国国技館)は13日目の23日、琴欧洲は苦手の安美錦に一方的に押し込まれて初黒星。しかし白鵬も琴光喜に完敗して2差のまま。3敗の朝青龍ら3人がそろって敗れたため優勝争いは2人に絞られ、14日目に琴欧洲が勝つか白鵬が敗れれば琴欧洲の初優勝が決まる。大関・魁皇、小結・稀勢の里は勝ち越し。
【花道】
○…白鵬は新横綱で迎えた昨年名古屋場所以来の連敗。右の相四つ同士の琴光喜に右の差し手を返されて何もできなかった。防戦一方で敗れた。支度部屋では小声で「けがを理由にしたくないけれど」。目の前で琴欧洲が敗れて一時は1差に迫ったが「『よしっ』とは思ったが、体がついていかなかった」。痛めたという左足首には氷のうが欠かせず、引き揚げる時も付け人の肩に手をのせていた。
○…連覇への望みが完全に断たれた朝青龍は「だめ。全然立ち遅れてる。相手に圧倒されちゃったよ」。浮いた立ち合いで魁皇に得意の右上手を許して勝負あった。「体が半分曲がって相撲なんかとれないよ」。怪力に振り回され土俵に腹ばいとなった。終盤の追い込みで何度も逆転優勝をさらってきた横綱が勝負どころで3連敗。「情けないな」。最後に出た言葉がすべてを物語った。
◆各段優勝者略歴
◇序ノ口 矢鋪(やしき、東9枚目=7戦全勝)本名・矢鋪光太郎。石川県野々市町出身。18歳。春日野部屋。08年春場所初土俵。178センチ、140キロ。
◇幕下 玉飛鳥(たまあすか、西12枚目=7戦全勝)本名・高橋大輔。名古屋市出身。25歳。片男波部屋。98年春場所初土俵。184センチ、136キロ。
最終更新:5月24日10時17分
白鵬も朝青も…9年ぶり横綱連敗/夏場所
5月24日9時53分配信 日刊スポーツ
<大相撲夏場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館
両横綱がそろって連敗した。琴欧洲が敗れ、逆転Vへ星の差を縮める好機に完敗。横綱2人の同日連敗は、99年秋場所(初日、2日目)の貴乃花、3代目若乃花以来9年ぶり。先場所まで2場所連続千秋楽相星決戦で盛り上げた姿はなく、満員御礼の館内には、ため息だけが残った。
白鵬は、右四つに組んだ琴光喜の寄りに後退。背中から土俵に倒れ「やってやろうと思ったけど、体がついていかなかった。ケガを理由にしたくないけど…」と10日目に痛めた左足首を引きずった。結びの朝青龍は、魁皇に投げられて2連覇が消滅。昨年夏場所以来の3連敗に「情けない。気持ちが先にいって体がついていかない。影響あるのかな」と痛めた腰をさすった。故障を言い訳にする両横綱に、北の湖理事長(元横綱)は「どんな事情があるにせよ、横綱の連敗は良くない」とピシャリ。綱のプライドをかけた奮起をうながしていた。
最終更新:5月24日9時53分
日本人副操縦士らも不適切=「航空身体検査」でスカイネット
5月23日14時0分配信 時事通信
スカイネットアジア航空(宮崎市)が、パイロットの飛行に必要な「航空身体検査証明」を不正に取得させていた問題で、新たに日本人2人を含む3人が不適切な方法で証明書を取得・保持していたことが23日、分かった。同社は既に業務改善勧告を受けており、同日、再発防止策の実施計画書を国土交通省に提出した。国交省は来週にも立ち入り検査を実施し、再発防止策が適切に行われているかを調べる。
国交省や同社によると、3人のうちメキシコ人機長(48)は、日本で最初の検査証明を取得する前の2006年10月、腹部ヘルニアの治療を受けたが、これを検査の指定医に申告せずに昨年2月から3回にわたって証明を取得した。
このほか、日本人副操縦士(37)は昨年2月に網膜はく離の予防手術を受けたことを指定医に相談せず、そのまま検査証明を保持。別の日本人副操縦士(45)も、昨年10月の右目の治療を指定医に相談しなかった。
日本人副操縦士らも不適切=「航空身体検査」でスカイネット
5月23日14時0分配信 時事通信
スカイネットアジア航空(宮崎市)が、パイロットの飛行に必要な「航空身体検査証明」を不正に取得させていた問題で、新たに日本人2人を含む3人が不適切な方法で証明書を取得・保持していたことが23日、分かった。同社は既に業務改善勧告を受けており、同日、再発防止策の実施計画書を国土交通省に提出した。国交省は来週にも立ち入り検査を実施し、再発防止策が適切に行われているかを調べる。
国交省や同社によると、3人のうちメキシコ人機長(48)は、日本で最初の検査証明を取得する前の2006年10月、腹部ヘルニアの治療を受けたが、これを検査の指定医に申告せずに昨年2月から3回にわたって証明を取得した。
このほか、日本人副操縦士(37)は昨年2月に網膜はく離の予防手術を受けたことを指定医に相談せず、そのまま検査証明を保持。別の日本人副操縦士(45)も、昨年10月の右目の治療を指定医に相談しなかった。
<スカイネットアジア航空>機長らの病歴隠しなど他にも4件
5月23日19時55分配信 毎日新聞
スカイネットアジア航空(SNA)が、米国人機長(59)に病歴の隠ぺいを指示して航空身体検査証明を取得・更新させた問題で、同社の機長や副操縦士が病歴を申告しないなどの不適切なケースが他に4件あることが分かった。藤原民雄社長は23日、国土交通省を訪れて事実を報告し、改善策を盛り込んだ実施計画書を提出した。国交省は来週にも同社に立ち入り調査を行い、実態を把握する。
SNAによると、不適切だったのは外国人機長2人と日本人副操縦士2人。
機長の1人は06年10月、腹部ヘルニアを海外で治療したが、当時の運航本部副本部長の判断で「大きな問題ではない」として検査指定医に知らせず、国への申告がないまま3回にわたって証明を取得した。別の機長は、検査で脳波の異常がみられたが、副本部長の判断で社内規定で認められない医師に再受診させた。副操縦士2人は目の手術や治療について指定医に申告を怠った。
SNAの報告を受けた国交省の谷寧久(やすひさ)・航空局技術部長は「制度の信頼を揺るがしかねず、会社の姿勢は問題だ。この機会に徹底的に改善してほしい」と述べた。
最終更新:5月23日22時15分
日本人副操縦士らも不適切=「航空身体検査」でスカイネット
5月23日14時0分配信 時事通信
スカイネットアジア航空(宮崎市)が、パイロットの飛行に必要な「航空身体検査証明」を不正に取得させていた問題で、新たに日本人2人を含む3人が不適切な方法で証明書を取得・保持していたことが23日、分かった。同社は既に業務改善勧告を受けており、同日、再発防止策の実施計画書を国土交通省に提出した。国交省は来週にも立ち入り検査を実施し、再発防止策が適切に行われているかを調べる。
国交省や同社によると、3人のうちメキシコ人機長(48)は、日本で最初の検査証明を取得する前の2006年10月、腹部ヘルニアの治療を受けたが、これを検査の指定医に申告せずに昨年2月から3回にわたって証明を取得した。
このほか、日本人副操縦士(37)は昨年2月に網膜はく離の予防手術を受けたことを指定医に相談せず、そのまま検査証明を保持。別の日本人副操縦士(45)も、昨年10月の右目の治療を指定医に相談しなかった。
利用しないことです
2:2008年5月23日 14時30分234点
命を預かる大切な仕事にこのような不正をおこなうなんて最低ですね。。
8:2008年5月23日 15時42分259点
安くても絶対に乗らない。
安全性を削っての安さなら要らない。
1:2008年5月23日 14時15分180点
この会社の経営者は何を考えているのか?
こう言う会社の経営者を辞めさせよ!
5:2008年5月23日 15時42分171点
経営者もそうだが、当人達の自覚はどうなっているのか…。
モラルとはなんのか。
何を思って生き、何を思って働いているのか。
もう一度しっかり考えてほしい。
こういう人間ほど不幸な生き方をしているものだ。
3:2008年5月23日 15時38分49点
先月、乗った確かに元気なかった。
特集:“働きすぎ”の自覚がある人は要注意
――労災認定・過労死の現状
まじめな人ほど、過労による健康障害・精神障害のリスクは高まる
過労死とは、「仕事による過労やストレスが原因の一つとなって、脳・心臓疾患、呼吸器疾患、精神疾患等を発病し、死亡または重度の障害を残すに至ること(『過労死110番全国ネットワーク』ホームページより引用)」である。今では広く認知されている言葉だが、その歴史はそれほど古くない。今回は過労死が労災として認められるまでの概要や現状、予防策などについて、過労死弁護団全国連絡会議代表幹事で弁護士の岡村親宜氏に話を聞いた。
文/藤崎典子、写真/赤坂智洋 2006年3月9日
過労死が社会問題化してから今日までの経緯
過労死という言葉が初めて世間に注目されたのは、『ストレス疾患労災研究会』が『過労死110番』という全国電話相談ネットを立ち上げた1988年のことである。過労死110番は、業務上の過労やストレスが原因で発病したり、死亡した場合の労災補償および事業主に対する損害賠償に関する相談を受けるための窓口として設けられた。
過労死弁護団全国連絡会議代表幹事 弁護士 岡村親宜氏
「当初は全国7カ所、1日限りのつもりでしたが、窓口を開くことが知れると、1週間も前から電話がかかってくる状態でした。受付終了後も相談の電話は止まらなかったため、48都道府県に110番窓口を常設、現在に至ります」(岡村氏)。
過労死110番は開設とともに大きな社会的反響を呼んだ。これまで「自分の家族は明らかに働きすぎが原因で倒れているのに、なぜそれが認められないのか」という、行き場のない思いを抱いた人々が、数多く存在していたのだ。また、この状況は報道でも大きく取り上げられ、「karoshi」という言葉は世界的に知れ渡ることにもなった。日本人は勤勉に働き、順調に利潤を上げ、市場を拡大させたが、その裏には働き過ぎで倒れて死んでいく人たちが大勢いる。日本が戦後、食うや食わずの状態から、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国になった秘密のカギはここにある、と注目されたのだ。
過労死に対する認識は広まった。しかし企業中心の社会の中において、問題解決への道はまだまだ遠かったといえる。過労死110番が活動を開始した1988年から1994年までの7年間で労災認定された過労性脳・心臓疾患(過労死)は、年間30件前後しかなかったのだ。
「1961年から1987年までは、労災の認定基準は『発症の当日に、従前の業務に比べて、特に過激な業務に従事したことによる肉体的・精神的負担がなければならない』としていました。発症当日に特別に変わった過酷な仕事をしていなければ労災として認められていなかったため、ほとんどのケースは当てはまることがなかったのです。しかし、毎日同じような業務を行っていく中で、人は体調を悪くしていくのです」(岡村氏)。
『時間外労働と健康障害のリスク』(資料提供:厚生労働省)
※1 この図は、労災補償に係る新しい脳・心臓疾患の労災認定基準の考え方の基礎となった医学的検討結果を踏まえて策定された「過重労働による健康障害防止のための総合対策」(平成14年2月12日付け基発第0212001号)に基づく事業者が講ずべき措置等の概要を示したものです
※2 業務の過重性は、労働時間のみによって評価されるものではなく、就労態様の諸要因も含めて総合的に評価されるべきものです
※3 総合対策での時間外労働は、一週間当たり40時間を超える部分のことです
※4 2〜6カ月平均で月80時間を超える時間外労働とは、過去2カ月間、3カ月間、4カ月間、5カ月間、6カ月間のいずれかの月平均時間外労働が80時間を超えるという意味です
このような状況と戦うため、過労死110番は被災者や遺族らとともに、地道に労災審査官・労働保険審査会への不服申し立てを行った。さらに業務上認定を要求して、不支給処分の取り消しを求める裁判を提訴していった。裁判で勝訴判例を積み上げていくうち、行政機関の制定した認定基準の壁を突き崩すような労働側勝訴の判例が年に4〜5件出るようになっていったという。
さらに流れを変える転機となった判決に、1996年3月の『電通事件』東京地裁判決がある。これは、電通に勤めていた息子が、長時間勤務による過労からうつ病になり、自殺に至ったことについて、両親が会社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟である。それ以前には、「過労自殺」が労災に認定されたケースはなかった。しかし、電通事件では、東京地裁が長時間労働とうつ病との因果関係を認め、会社に労災裁判史上最高額の約1億2560万円の損害賠償を命じる判決を下したのだ。
この判決が出て初めて「うつ病というのは、過重な労働でもなることがある」という考え方が一般に浸透した。この時期、過労死110番にも、これまでは口外することをタブー視する傾向にあった精神障害や過労自殺に関する相談が急増したという。過労死の統計は存在しない。しかし、過労死110番がその活動を通じて把握している現状では、過労により精神障害に陥って自殺した人は年間5千人以上、その予備軍ともいえる精神障害を持った人は常時数十万人いることが考えられるという。「現在過労死性脳・心臓疾患の労災認定は、年間800件前後請求して300件程度、精神障害・過労自殺では年間約500件請求して130件程度が認められるようになりました。しかし、過労死をめぐる労働の環境は相変わらず改善されていません」(岡村氏)。
厚生労働省『脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成16年度)について』より
※1 本表は、労働基準法施行規則別表第1の2第9号の「業務に起因することの明らかな疾病」に係る脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)について集計したものである
※2 認定件数は当該年度に請求されたものに限るものではない
※3 平成13年12月に脳・心臓疾患の認定基準が改正されている
※4 平成14年度以前の死亡に係る請求件数については把握していない
厚生労働省『脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成16年度)について』より ※1 認定件数は当該年度に請求されたものに限るものではない
※2 平成11年9月に精神障害等の判断指針が策定されている
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/115/
“働きすぎ”の自覚がある人は要注意――労災認定・過労死の現状職場で身体や心を病まないために
仕事によって起こる健康障害や精神障害の原因は、一つと言い切れない場合もある。「寝る間もない」「デートもできない」「心の安らぎが得られない」ほど長時間働き続けるというのは、量的に過重な状況だ。また、語学が苦手な人をたびたび海外に行かせたり、性格的に向いていないと分かっているのに営業職につかせたりするのは、プレッシャーやストレスを与えるという意味で質的に過重な状況といえる。量的過重性と質的過重性、それらがミックスされた中に、いじめやセクハラなどといった問題が入ってくることもあるため、その実体は非常に解りにくい。また最近の傾向として「健康障害や精神障害を起こす女性の割合が増えてきました。特に精神的な病気や過労自殺の数が多い」と岡村氏は語る。
また、病んでいく人たちに共通する特徴として「逃げられない人」というのがある。性格的にまじめで、優秀な人が多い。中間管理職のような「逃げられない」立場にあって、仕事がどんなに大変でもまじめに取り組み続けた結果、健康を害して倒れていく、というケースが最も多いのである。
『労働者の疲労蓄積度チェックテスト』(資料提供:厚生労働省)
労働者用・家族用にセルフチェックが用意されている。中央労働災害防止協会や安全衛生情報センターのホームページからも自動判定が可能である
過労死弁護団全国連絡会議代表幹事弁護士 岡村親宜氏
では、過重労働による健康障害を防ぐためにはどうすればよいのか。「一見、一人では解決できない問題のようですが、私は、やろうと思えばできることだと考えています。『僕はこんな仕事はできません』『今週は有給休暇を頂きます』と、会社に言えばいいのです。自分で言えない人は、医師の診断書を口実にしたり、家族に防波堤になってもらうのもいいでしょう。人間は休まなければ、破綻は必ず起こります。問題は自分がどこかでちゃんと、踏みとどまれるかどうかです」(岡村氏)。
もし、その決断すら許さないような職場なら「躊躇(ちゅうちょ)せずに去る」という選択もありだろう。何を捨てるにしても、健康や精神を害し、過労死が待っているような状況よりは、ずっとましといえるのではないか。
また職場全体の問題には、労働組合の取り組み方が挙げられる。前述した電通事件の際に、労働組合が取った態度は、「中立な立場として、企業側にも遺族側にも味方しない」という、本来の「資本に対して労働者の雇用、生活と権利を擁護する」はずの任務とはかけ離れたものであった。労働組合の今後の課題は、もし病気で長く休んでいる人がいれば、その理由や状態を把握するようなアンテナを張りめぐらせるなど、自分たちの仲間が今どうなっているかをきちんと理解し、フォローしていく姿勢や団結力を培っていくことにあるといえる。
過労自殺、過去最多81人 07年度労災認定
5月24日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
仕事上のストレスが原因の過労による自殺で2007年度に労災認定された人は、前年度比22・7%増で過去最多の81人だったことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。長時間労働で発症する脳や心臓の病気による過労死の労災認定も高い水準。労働環境が改善せず心身ともに疲弊している実態が浮き彫りになった。
同省によると、07年度に鬱病(うつびょう)などの精神疾患で労災請求した人は前年度比16・2%増の952人、認定は同30・7%増の268人で、ともに4年前の2倍以上で過去最多だった。業種別では製造業(59人)がトップ。卸売・小売業(41人)、建設業(33人)、医療福祉業(26人)などが目立った。このうち、自殺で労災認定を受けた人は81人(未遂3人を含む)。40代22人、30代21人で、働き盛りの年代が過半数を占めた。
同省は今回、精神疾患で労災認定された人の時間外労働時間を初めて調査。自殺の81人のうち、1カ月の平均は100時間以上120時間未満が20人、80〜100時間が11人だった。
一方、脳出血や心筋梗塞(こうそく)などの脳・心疾患による労災請求は、前年度比0・7%減の931人、認定は同10・4%増の392人。このうち、発症による死亡の過労死は請求318人(前年度比3人増)、認定142人(同5人減)と依然、高水準だった。
最終更新:5月24日8時26分
<労災>精神疾患、最多の268人 過労自殺も最悪の81人
5月23日19時40分配信 毎日新聞
仕事上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患になり07年度に労災認定を受けた人が268人(前年度比30.7%増加)と前年に続き過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめで分かった。過労自殺(未遂を含む)も81人(前年度比22.7%増)で過去最多となり、2年間で倍増した。政府や厚労省は「ワークライフバランス」(仕事と生活の調和)の推進を呼びかける中、長時間労働などの改善が進んでいない実態が改めて浮き彫りになった。【東海林智】
同省によると、過労によるうつ病の労災請求件数は03年度の約2倍の952人(前年度比16.2%増)に増えた。
過労自殺と認定された81人のうち80人は男性で、年代別では40代が22人、30代が21人、50代19人、20代15人。うつ病など精神疾患全体の認定は30代100人、20代66人、40代61人、50代31人。20、30代で6割を超え若年労働者に心の病が広がる状況を示した。
職種は▽専門・技術職75人▽生産工程・労務作業者60人▽事務職53人−−。製造関連が前年度比で2倍近く増加しており、好景気を反映し生産現場での過重労働の広がりがあるとみられる。
脳出血や心筋梗塞(こうそく)などを発症した「脳、心疾患」の認定者392人(うち死亡142人)も前年度比約10%増え過去最多。請求件数は931人で前年度比0.7%減少した。残業時間は月80〜100時間未満が135人、100〜120時間未満が91人。160時間以上も35人に上った。
厚労省は「厳しいノルマを求められる職場環境を反映しているのではないか。若者はノルマが達成できなくても、周囲からサポートが得られないなど心理的な負荷の高い中で働いている」と分析する。過労死弁護団の川人博弁護士は「数年前から過労やストレスのまん延で非常に深刻な事態に陥っているということが数字となって表れている」と話している。
最終更新:5月23日22時47分
「過労自殺」過去最多の81人 2年間で倍増
5月23日21時8分配信 産経新聞
仕事のストレスが原因で鬱病(うつびょう)などの精神障害となり自殺(未遂を含む)をはかった「過労自殺」として、平成19年度に労災認定された人が過去最多の81人に上ったことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。17年度の42人と比較して2年間で倍増。年齢的には20、30代の若手、中堅層で目立った。脳や心臓の病気による「過労死」の労災認定も高い水準で推移。過酷な環境の中で疲弊する労働者の実態が浮かび上がった。
厚労省によると、精神障害の労災申請は952人(前年比133人増)、認定は268人(同63人増)で、いずれも過去最多だった前年を上回った。うち、未遂を含む自殺は164人の申請があり、81人が認められた。自殺認定は18年度が66人、17年度は42人となっており急増ぶりが目立つ。
精神障害が認定された全268人を年齢別でみると、30〜39歳が100人、次いで20〜29歳が66人となった。
業種でみると製造業(59人)、卸売り・小売業(41人)の順。職種ではシステムエンジニアや医師など専門性の高い技術職が75人で最多となった。
厚労省労働基準局では、「成果主義の導入が強まったことで職場の人間関係がギクシャクしている。とりわけ30代は部下と上司に挟まれた“サンドイッチ状態”になり精神のバランスを崩すケースが増えているようだ」とみている。
仕事が原因で脳や心臓疾患となった過労死では、労災申請は931人、認定は392人。申請は前年比で7人の減少となったが、認定は同37人増で、過去最多となった。
年齢別では50〜59歳が申請(376人)、認定(163人)ともに他の年齢層を大きく上回った。
認定者の業種別では運輸業だけで全体の4分の1を占め、職種別では運輸・通信従事者がやはり全体の4分の1に上った。
厚労省は「50代は医学的にも血管がもろくなる。そこにリストラなどで労働環境が過酷になったことの、しわ寄せがいっている可能性がある」としている。
<混入>中国製枝豆に虫の死骸混入 ガの幼虫
5月23日21時9分配信 毎日新聞
大分市内で販売された「日本水産」(東京)の冷凍枝豆「塩あじえだ豆」にガの幼虫の死骸(しがい)が混入していたことが分かった。中国浙江省で製造されたものを同社が輸入しているが、「健康被害がなく、他に同様の届け出はない」として自主回収はしないという。同社広報課によると、大分市の家族が市内の量販店で購入し、今月9日に食べた際に混入に気づいた。さやの中にメイガの幼虫1匹(体長17ミリ)の死骸があった。残留農薬なども検出されなかったという。
同社は「目視などで発見できなかった」という。家族には21日に謝罪した。
最終更新:5月23日21時9分
<混入>「チーズ蒸しパン」に虫の死骸 山崎製パン子会社製造
5月23日21時8分配信 毎日新聞
鹿児島県姶良町のパン製造販売会社「イケダパン」重富工場で製造した菓子パンの中に、虫1匹の死骸が混入していたことが分かった。
同社によると、18日に製造した「プチチーズ蒸しパン」(120円)で、19日に鹿児島市内のスーパーで販売された。22日、市内の女性から「1センチほどの羽のついた黒い虫が入っていた」と同社に連絡が入り現物を確認、市保健所などに報告した。同じパンは18日に522個製造し、鹿児島、宮崎両県に出荷された。同社は山崎製パン(東京都)の子会社。
最終更新:5月23日21時8分
判事をストーカーに変貌させた“執着心” カギは「異動直前」
5月24日11時31分配信 産経新聞
下山芳晴容疑者が支部長を務めていた甲府地家裁都留支部=山梨県都留市(道丸摩耶撮影)
現職裁判官を“ストーカー”へと変貌させた執着心とは何だったのだろう。しかも自身はストーカー殺人の審理も経験していたのに…。「今度いつ会えるかなぁ」。部下の20代女性にこんなメールを匿名で送り付けた容疑で宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)は逮捕された。善意の第三者を装って知人の警察幹部に女性の被害を相談し、自ら墓穴を掘った格好だが、まだ経緯に不可解な点が多い。前代未聞の“ストーカー裁判官”はさっそく私選弁護人を付け、取調室で堂々の法律論争を繰り広げているというが……。(道丸摩耶、油原聡子)
・ 【写真で見る】前代未聞の「ストーカー裁判官」はこの男
■警察、厳しい箝口令…まだ判然としない“具体的に何をしたのか”
現職裁判官の“破廉恥罪”での逮捕という衝撃的な警察力の公使がなされながら、「いったい何があったのか」という情報は乏しい。
下山容疑者を逮捕した山梨県警の発表によると、その逮捕容疑の概要はこうだ。
《下山容疑者は、被害女性に対する恋愛感情、その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、甲府地・家裁都留支部長だった今年2月19日から3月19日ごろまでの間に、自宅や都内のインターネットカフェなどから匿名で、女性の携帯電話にメールを十数回にわたり送信。
面会を求めるなど、被害女性に義務のないことを行うよう要求する内容のメールを送り、被害女性に対し、行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法などにより、つきまとい等の行為を反復して行うストーカー行為をした疑い=ストーカー行為等の規制等に関する法律第2条及び第13条に抵触》
これまで県警が明らかにしている具体的なメールの文言は「今度、いつ会えるかなぁ」▽「こんばんは、何をしているの?」▽「休日も仕事するの」▽「明日、会えるのかな」−の4件。
これだけを見れば、「これがストーカー行為に該当するの?」と首をひねりたくなるが、捜査関係者によれば、「これ以外にも、交際相手のことなどプライベートな内容や、女性の名誉にかかわる内容も含まれていた」というのだ。
「逮捕」という究極の警察力を行使するための要件は、「容疑者に逃亡や証拠隠滅の恐れがあること」。
現職裁判官である下山容疑者に「逃亡」は考えにくい。とすれば、「証拠隠滅」の恐れを警察は認めたのだろうか。
いずれにしても、まだ明らかにはされていない下山容疑者の行為が相当あるとみるべきだろう。
関係者によると、女性のところにはメールだけでなく、公衆電話や番号非通知の無言電話もかかってきていたという。警察は、これらも下山容疑者の行為だった疑いが濃厚とみて調べを進めている。
この捜査には被害を受けたとされる女性からの告訴が必要だ。県警は「告訴取り下げ」などという事態にならぬよう、女性への配慮を最優先にしているもようで、具体的な“被害情報”や“捜査情報”はこれまでのところほとんど漏れてこない。厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれているようなのだ。
■「部下がストーカーで困っている」自ら友人の警察官僚に相談していた
それでも取材で、徐々に事件の輪郭が浮かび上がりつつある。
誰から来ているのか分からない不審なメール。無言電話…。不気味な影におびえる女性に対し、下山容疑者は自分のメールを通じて相談に乗っていたのだという。
だとすれば、自作自演そのものだ。
さらに下山容疑者は3月、大学時代からの知人でもある警察庁の局長級幹部に、「職場の部下の女性がストーカーに苦しんでいる。どうにかならないか」と相談した。
友人の警察庁幹部は警察署へ相談することを促したが、下山容疑者はこう答え、細やかな“配慮”を見せた。
「小さな街なので、目立ってしまう」
そこで警察庁は山梨県警本部に連絡し、トップである本部長自らが同月17日、下山容疑者から相談内容を確認した。県警はその翌日に女性から事情を聴き、捜査を始めたのだという。
不審メールは2つのフリーメールアドレスを使い分けて送信されてきていた。フリーメールといえども、誰が発信者かということを割り出せないわけがない。
捜査線上にはあっという間に下山容疑者が浮上した。
女性は4月10日になり、下山容疑者を被疑者として告訴した。
この時点で、すでに匿名のメール送信はストップしていた。このため県警は、ストーカー規制法に基づく警告は行っていない。5月21日に取り調べ、逮捕に踏み切った。
■子供じみた自作自演? 取調室では法律議論が飛び交い…
下山容疑者の行動はわけがわからない。
捜査を受けるリスクは当然想像できるのに、なぜ友人の警察庁幹部に相談を持ちかけたのだろうか。
この疑問に、捜査関係者の1人はこんなふうに推測してみせる。
「自分の力添えで捜査を始めさせ、ストーカー被害を食い止めたように装えば、女性の気を一層引けると思ったのかもしれない」
そうだとすれば、なんと子供じみた行動。とても裁判官の行為とは思えない。
「もし犯人だとバレないと思っていたのなら、捜査を甘くみるな! と言いたい」
先の捜査関係者はそう語気を強める。
下山容疑者の逮捕状を発布したのは、同容疑者の“古巣”にあたる甲府地・家裁の裁判官だった。
逮捕翌日の22日に送検され、甲府地裁から10日間の勾留請求も認められた。
下山容疑者は取り調べには応じているという。しかし、その供述は、警察に真っ向から反発しているといっていい。
「そもそも私が相談を持ちかけたというのに、その私を容疑者扱いするのは信義にもとる」
「(逮捕するような)身柄事件には相当しない」
メールを送ったこと自体は認めている、という。だが…。
「ストーカーのようなメールを送ったが、『恋愛目的』ではなかった。ストーカー規制法の構成要件に当たらない」
ストーカー規制法は動機について「恋愛感情やそれが満たされないための恨みなど」を構成要件として限定している。下山容疑者の「恋愛目的ではなかった」という供述は、この部分を突いた発言だ。
関係者は「取調室では、法律家ならではの専門的な議論が飛び交っている」と語る。
下山容疑者は逮捕当日から弁護人を選任し、事実上の“否認”を展開している。
今回の立件について複数の捜査幹部は「本人にもいろいろと言い分はあるだろうが、こちらにはブツ(証拠品)がある」と自信をみせる一方、「被害者が今後、告訴を取り下げる可能性もあり、さまざまな配慮が必要」とも言う。
県警が2人の関係やこれまでの経緯など、女性のプライバシーにかかわる部分についてはほとんど明らかにしていないのはそのためだ。
■問題判事? 桶川ストーカー事件では「居眠り」で配置換え
警察から「ストーカー」と認定された下山容疑者はどんな裁判官だったのだろう。
東大出身の下山容疑者は昭和56年に司法試験に合格し、東京家裁、地裁での勤務経験もある。東京地裁判事だった平成10年、故中島洋次郎元衆院議員による受託収賄事件の審理に陪席裁判官としてかかわり、実刑を言い渡している。
浦和地裁(現さいたま地裁)刑事部の判事だった平成13年。
埼玉県桶川市のJR桶川駅前で女子大生が元交際相手の男らに刺殺された「桶川ストーカー事件」の公判を担当した。だが、傍聴人から「公判中に居眠りをしている」と指摘されて担当を外され、同地裁民事部に配置換えになったという。
この事件はストーカー規制法制定の契機になった。自身が審理に関与した事件を通じて制定された法律で、下山容疑者は逮捕された。皮肉だ。
甲府地・家裁都留支部に移ってからは、17年3月、小学5年の児童にわいせつな言葉をかけたとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた被告に、「犯行は悪質で再犯が危惧(きぐ)される」として、保護観察付き有罪判決を言い渡した。
翌18年8月には、スナックで女性を「デブ」などと侮辱したとして侮辱罪に問われた男に女性が慰謝料を求めた民事訴訟で、女性の主張を認め、130万円の支払いを命じるなど、女性の立場に理解を示した判決を出している。
一方、同年11月には、レストランで以前交際していた女性を恐喝しようとしたとして恐喝未遂罪に問われた被告に、「威迫行為の事実は認められるが、現金を要求したかどうかは認められない」として無罪を言い渡すなど、法の適用に厳格な姿勢を示していた。
■「容疑」は山梨から宇都宮への異動直前…理性がキレた?
下山容疑者が所長を務めていた都留支部は、山梨県都留市の中心部にある。最寄り駅は富士急行線「谷村町」駅。下山容疑者は都内の自宅から週数回、この支部に通っていたらしい。
近くのタクシー会社乗務員が下山容疑者の姿を覚えていた。
「裁判所からJR中央線大月駅まで乗せたことがある。いつも1人だった。女性連れだったり、車内でメールを打っていた姿は見たことがない」
下山容疑者が審理する事件を担当した県内の男性弁護士は、こんなエピソードを明かして同容疑者の印象を振り返った。
「真面目そうな人に見えた。裁判所にはよく野良猫が来るのだが、猫たちに餌をやっていて、動物好きな人なんだなと思った」
一方、都内の自宅マンションでは、下山容疑者はほとんど近所付き合いをしていなかったようだ。ある出入り業者は「奥さんと2人で住んでいたが、共働きで昼間は誰もいなかった」と言う。
「国勢調査の依頼に何度も行ったが、いつも不在だった。町会にも入っておらず、生活感が感じられなかった」。そう証言するのは近所の主婦だ。
下山容疑者は今年4月1日に宇都宮地、家裁足利支部長、同23日付で同地裁判事となった。容疑事実と認定されたストーカー行為は、この異動の直前の時期に当たる。
裁判所の人事など内情に明るい関係者はこう推測した。
「2月ごろには本人は異動対象であることが分かっていたはずだ。転勤を前に、部下の女性への一方的な思いを制御できなくなったのだろうか」
55歳東大卒の裁判官が20代の部下に抱いた“執着心”。
「異動直前」というのは、理性が効かなくなった1つのキーワードなのだろうか。
社会のエリートである裁判官を暴走させた“執着心”の正体はまだ分からない。
告訴によるストーカー規制法違反罪で有罪となった場合、罰則は6月以下の懲役または50万円以下の罰金である。
自分の事件で差し押さえ令状発布 ストーカー判事
5月24日11時51分配信 産経新聞
下山容疑者を囲み、甲府地検に送検する山梨県警の警察官たち=22日午後(油原聡子撮影)
宇都宮地裁の現職裁判官が同僚の女性職員に対するストーカー規制法違反で逮捕された事件で、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が3月下旬、女性周辺のストーカー被害を調べるため山梨県警が請求した差し押さえ令状を、自ら発布していたことが24日、わかった。
・ 【写真で見る】前代未聞の「ストーカー裁判官」はこの男
調べによると、下山容疑者が発布したのは、女性の知人の通話記録を押収するための差し押さえ令状。女性は3月18日以降、県警に「昨年秋ごろ、知人にも無言電話や変な声の電話があった」などと訴えていた。
県警は訴えを受け、3月下旬ごろ、知人の昨秋の通話記録を押収するための差し押さえ令状を甲府地・家裁都留支部に請求。同支部長だった下山容疑者が、令状を発布した。通話記録には、該当番号への着信も記録される。しかし、下山容疑者の犯行とみられる記録は出てこなかったという。
下山容疑者は知人の警察庁幹部に「女性の相談に乗ってほしい」などと頼んだほか、自分のメールで女性の相談に乗り、犯行とは無関係を装っていた。
差し押さえ令状、自ら発付=被害者知人の電話−ストーカー事件・山梨県警
5月24日11時31分配信 時事通信
女性に繰り返しメールを送ったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された判事下山芳晴容疑者(55)が、山梨県警の請求に応じ、女性の知人の通話記録を調べるための差し押さえ令状を自ら発付していたことが24日、分かった。同容疑者はこの知人にも無言電話を複数回かけていたとみられ、県警は経緯を詳しく調べている。
調べによると、甲府地・家裁都留支部長だった同容疑者は、裁判所職員の女性にストーカー被害を打ち明けられ、警察への届け出を助言したほか、自ら警察庁幹部に相談。女性は3月中旬、県警に届け出た。
2008/05/21-23:34 ストーカー容疑で裁判官逮捕=20代女性にメール十数回「いつ会える」−山梨県警
20代の女性にストーカー行為をしたとして、山梨県警生活安全企画課は21日、ストーカー規制法違反容疑で、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区千石=を逮捕した。
調べなどによると、下山容疑者は山梨県内に住む裁判所職員の女性への恋愛感情が満たされないことを恨み、2月19日から3月19日の間、午後9時以降に自宅やインターネットカフェのパソコンから女性の携帯電話に「今度いつ会えるかなあ」などのメールを10数回にわたり送信するなどのストーカー行為をした疑い。
下山容疑者は匿名で利用できるフリーメールを使い、女性を侮辱する内容のメールも送っていたという。
女性は3月18日に「誰からか分からないがメールが来る」と県警に届け出て、4月10日に告訴していた。裁判所は女性からの申し出で被害を把握したとしている。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052100783&rel=y&g=soc
2008/05/22-13:19 下山容疑者、自ら捜査依頼=裁判官ストーカー事件−山梨県警
現職裁判官のストーカー規制法違反事件で、逮捕された宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)が第三者を装い、警察庁幹部や山梨県警幹部に女性の被害に関する相談をしたり、捜査に乗り出すよう要請したりしていたことが22日、関係者の話で分かった。
下山容疑者はインターネットカフェのパソコンなどから匿名でメールを送っており、警察が捜査しても発信者は特定されず、捜査もかく乱できるとみていた疑いもあり、県警が経緯を調べる。
下山容疑者は2月中旬から1カ月間、20代の女性の携帯電話に面会などを求めるメールを執拗(しつよう)に送ったとして逮捕された。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052200481&rel=y&g=soc
2008/05/23-00:05 下山容疑者、警察への届け出助言=女性の相談受け−地裁支部を家宅捜索・山梨県警
女性に繰り返しメールを送ったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)が、この女性からストーカー被害を打ち明けられ、警察に届け出るよう助言していたことが22日、山梨県警の調べで分かった。
県警は同日までに、容疑を裏付けるため、同容疑者が3月まで勤務していた甲府地、家裁都留支部(山梨県都留市)を家宅捜索した。
調べによると、下山容疑者は2月中旬以降、自宅やインターネットカフェのパソコンから「今度いつ会える」「今何してるの」などのメールを十数回、裁判所職員の女性の携帯電話に送信していた疑い。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052200900&rel=y&g=soc
2008/05/23-22:43 「自分がメール」と告白=女性に、行動把握の疑いも−裁判官ストーカー事件・山梨
女性に繰り返しメールを送ったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)が、女性が告訴する前、「メールを送ったのは自分だ」と告白していたことが23日、山梨県警の調べで分かった。
県警は下山容疑者が女性に「善意の第三者」を装い、警察に届けるよう勧める一方で、告訴で捜査が本格化して逮捕される恐れがあるため、阻止しようとした疑いもあるとみて追及する。
下山容疑者は2月中旬以降、自宅やインターネットカフェのパソコンから「今度いつ会える」などのメールを十数回、裁判所職員の女性の携帯電話に送信したとして、21日に逮捕された。
調べによると、同容疑者は匿名で利用できるフリーメールを使用。「男といたね」との内容を送っており、女性の行動把握をした疑いがあるほか、無言電話もしていたとみられる。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052301128&rel=y&g=soc
ストーカー容疑の判事、被害者知人に無言電話か
5月24日14時39分配信 読売新聞
宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)がストーカー規制法違反容疑で逮捕された事件で、匿名メールなどが送り付けられた山梨県内の20歳代の女性裁判所職員の知人の自宅や携帯電話にも、無言電話が頻繁にかかっていたことがわかった。
山梨県警の捜査関係者が24日、明らかにした。
県警は、知人への無言電話も下山容疑者がかけた可能性があるとみて調べている。
県警は女性の事件との関連を調べるため、3月に電話会社の記録を押収できる捜索差し押さえ令状を甲府地家裁都留支部に請求、支部長だった下山容疑者が令状を交付していた。
捜査関係者によると、女性の知人への電話は、下山容疑者が女性に匿名のメールを送ったり無言電話をかけたりしていた2月中旬から3月中旬と重なっていた。下山容疑者が知人の警察庁幹部に「部下が無言電話に悩んでいる」と相談した3月17日以降は、知人への電話はかからなくなった。
最終更新:5月24日14時39分
ストーカー判事 桶川事件を担当、公判中居眠りで“更迭”
5月24日8時1分配信 産経新聞
裁判所の同僚女性職員に対するストーカー規制法違反の疑いで逮捕された宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が、浦和地裁(現・さいたま地裁)の裁判官だった当時、同法制定のきっかけとなった埼玉県桶川市の女子大生刺殺事件の公判を担当していたことが23日、分かった。
さいたま地裁などによると、下山容疑者は同地裁刑事部の裁判官だった平成13年、2年前に桶川市で起きた女子大生刺殺事件の裁判を担当。傍聴人から「公判中に居眠りをしている」と指摘があったため、事情を聴いた上で同地裁民事部に配置換えになったという。
一方、下山容疑者が面会などを求めるメールを執拗(しつよう)に送ったとされる同僚の20代女性の携帯には、メールと同時期に、公衆電話や非通知の無言電話が複数回かかってきていたという。女性の知人方にも、変な声の電話があったといい、山梨県警で関連を調べている。
ストーカー判事、無言電話も?
05/23 11:12更新
山梨県内の裁判所の女性職員へのストーカー規制法違反事件で、宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)=同法違反容疑で逮捕=が、この女性に無言電話もしていたとみられることが23日、山梨県警の調べで分かった。県警は、この無言電話もストーカー行為に当たる可能性があるとみて詳しく調べている。下山容疑者は「(自分の行為は)ストーカー規制法の構成要件に当たらない」と否認しているという。
県警によると、女性への無言電話は複数回あり、非通知だった。公衆電話からのものもあった。県警は捜査で、下山容疑者がかけていたとほぼ特定したという。
ストーカー規制法は動機を恋愛感情やそれが満たされないための恨みなどに限定。下山容疑者はメール送信の事実は認めているが「恋愛目的ではない」と説明しているという。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/147295/
ストーカー判事、善意の第三者装い警察に「部下が被害」
05/23 00:48更新
宇都宮地裁の現職裁判官が女性へのストーカー規制法違反容疑で逮捕された事件で、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が知人の警察幹部に、「善意の第三者」を装い女性の被害を相談していたことが22日、分かった。山梨県警はこれを契機に捜査に乗り出し、下山容疑者はそのころメールの送信をやめたとされる。県警はすでに、犯行当時の勤務先だった甲府地・家裁都留支部を家宅捜索しており、動機など追及している。
下山容疑者は「そもそも私が相談をもちかけたのに、私を容疑者扱いするのは信義にもとる。(逮捕するような)身柄事件には相当しない」などと周囲に説明しているという。
調べなどによると、下山容疑者は同支部長だった今年3月、大学時代の同級生で警察庁の局長級幹部に「自分の職場の部下の女性がストーカーに苦しんでいる。どうにかならないか」と相談。警察庁から連絡を受けた山梨県警本部長が3月17日、下山容疑者から相談内容を確認した。
これを受け、県警は翌18日に女性から事情を聴き、捜査を始めたという。
下山容疑者は2月19日から3月19日ごろまでの間、山梨県に住む20代の女性の携帯電話に、十数回にわたって匿名で「休日も仕事するの」「明日、会えるのかな」などと、面会を求めるメールを執拗(しつよう)に送っていた疑いがもたれている。
メールは午後9時以降、自宅のパソコンや都内のインターネットカフェから、フリーアドレスを使って送信していた。
女性は4月10日、県警に告訴。県警は、ストーカー行為がすでにやんでいたことから、ストーカー規制法に基づく警告は行わず、出頭要請に応じた下山容疑者を5月21日、逮捕した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/147224/
「メール、恋愛目的ではない」ストーカー裁判官が供述
05/22 12:11更新
裁判所職員の女性に面会を強要する携帯メールを十数回送ったとしてストーカー規制法違反の疑いで宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が逮捕された事件で、下山容疑者が山梨県警生活安全企画課の調べに対し、「ストーカーのようなメールを送ったが、恋愛目的ではなかった」と供述していることが22日分かった。県警は午後にも、下山容疑者を同容疑で甲府地検に送致する。
これまでの調べでは、下山容疑者は甲府地家裁都留支部長だった2月19日から3月19日ごろまでの間に、県内に住む20代の女性の携帯電話に十数回にわたり、「休日も仕事するの」「明日、会えるのかなあ」「今度いつ会えるかなあ」など、面会を求めるメールを執拗(しつよう)に送っていたという。下山容疑者は毎回午後9時以降に自宅のパソコンやインターネットカフェから、フリーアドレスを使い匿名でメールを送信していた。
女性は誰から発信されたのか分からず不安になり、3月中旬に県警に相談し、4月に告訴した。県警ではストーカー規制法に基づく警告は行わなかった。
http://www.iza.ne.jp/images/news/20080522/83452_c160.jpg
下山の顔
http://www.iza.ne.jp/images/news/20080522/83452_c450.jpg
下山の顔拡大版 心臓の悪い人は要注意w
ストーカー裁判官逮捕 識者「裁判員制度まであと1年という日に…信頼失う」
05/21 22:24更新
20代女性に何度も合おうと誘う携帯メールを送り不安を覚えさせたとして、宇都宮地裁判事がストーカー行為規制法違反の疑いで山梨県警に逮捕された事件について、ジャーナリストの大谷昭宏さんは「くしくも裁判員制度の実施まであと1年という日に裁判官が逮捕されたというのは、驚きの一言に尽きる」。
その上で「性犯罪や女性に対する事件で逮捕される裁判官が出るということはストレスに対するケアはきちんとされているのか疑問がある。問題のある訴訟指揮も指摘されており、国民からすれば、裁判員として参加したら偶然、変な裁判官と一緒だったでは済まされない。裁判官のストレスに対するケアがなされているのか、行動の不審な裁判官がいないかチェックする必要もある」と指摘した。
元東京高裁刑事部総括判事、木谷明・法政大法科大学院教授(刑事法)は「裁判官の職務からすれば(意識的に犯罪を繰り返す)ストーカー行為はあってはならない。法曹界への衝撃は大きい」。
その上で「一人の問題で裁判官全体のイメージが崩れるわけではないが、裁判官への信頼を失う事件。裁判員制度導入を前に相当悪い影響がある。逆の言い方をすれば、だからこそ裁判官だけに任せておけない、一般の人も一緒に裁判をやらなければいけないと思ってもらいたい」と話した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/146819/
宇都宮地裁判事を逮捕 女性にメール、面会迫る
05/21 19:28更新
20代女性に何度も合おうと誘う携帯メールを送り不安を覚えさせたとして、山梨県警は21日、ストーカー行為規制法違反の疑いで、宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=を逮捕した。県警は「メールで被害者に義務のない面会を行うよう要求し、行動の自由が著しく害される不安を覚えさせており、ストーカー行為にあたる」としている。
調べでは、下山容疑者は山梨県内に住む女性に対する恋愛感情や、好意が満たされないことへの怨恨を充足させる目的で、2月19日から3月19日ごろにかけて十数回にわたり、女性の携帯電話に「今度、いつ会えるかなあ」「今、何をしているの」などのメールを送信した疑い。女性の名誉を害するメールも送っていたという。
下山容疑者は今年春まで、山梨県内で勤務していた。県警は下山容疑者と被害女性の関係については明らかにしていない。
県警によると、下山容疑者は、インターネット接続サービスに加入していなくてもメールを送れる仕組みの「フリーメール」を使い、毎回、午後9時ごろに自宅のパソコンやインターネットカフェからメール送信していたという。
女性は誰から発信されたのか分からず、不安になって3月中旬に県警に相談し、4月に告訴した。
下山容疑者は、平成16年4月から甲府地、家裁都留支部長を務めた。今年4月1日付で宇都宮地、家裁足利支部長、同23日付で同地裁判事となっていた。
増える地位の高い人のストーカー 「メールでは自分を失いやすい」
05/21 22:38更新
社会的地位があるとされる人物のストーカー行為での摘発は以外に多い。今年3月にも埼玉県川口市立川口高校の元校長が、電子メールや手紙で元教え子を脅迫した容疑で逮捕された。メールで相手に迫る手口が際立つが、専門家は「メールは他人の目を気にせず送信でき、社会的な地位がある人物もわれを忘れて常識を逸脱した行為をとるのでは」と指摘している。
川口高校の元校長は、別れを求める教え子に対して、「君の裸の写真を彼に送る」などと数十通の脅迫メールを送信していた。昨年7月には民主党公認候補として国会議員選挙に立候補経験がある元議員秘書がストーカー規制法違反容疑で逮捕されたが、元秘書も女性にメールでわいせつな画像を送信するなどした。
事件の背景にあるのはメールの普及。専修大の森武夫名誉教授(犯罪心理学)は「メールは相手と対面しないので、強気なことができる。手紙と違い、ボタン一つで送信できるため、自分の行為や地位を省みる間もなく繰り返す」と、社会的立場の高い人が脱線する背景を指摘する。
18年12月には、神戸地裁尼崎支部の元裁判官が、交際を求めるメールを送り続けた行為をストーカー行為と認定され、民事訴訟で賠償命令を受けた。16年には警視庁幹部である機動捜査隊長がメールで部下にストーカーを行ったとして停職処分を受けた。森教授は「メールは証拠に残る。トラブルの相手も明確になるため、表面化しやすいのに…」と相次ぐメール利用のストーカー犯罪の発覚にあきれ顔だ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/146836/
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【法廷から】「なぜ女性にこだわる?」ストーカー被告に質問攻め05/11 13:56更新
ストーカー行為をして思いが成就することはほとんどないのに、ストーカー規制法違反の罪で起訴される事件は後を絶たない。なぜなのだろう。
9日、東京地裁で開かれたある事件の初公判では、裁判官が「なぜストーカーをしたのか」という質問を、男性被告(26)に浴びせかけた。
被告が問われたのはストーカー規制法違反と住居侵入の罪。起訴状によると、被告は平成20年1月31日〜3月1日、交際していた女性に155回も電話をかけ、2月には女性のマンションの玄関ドアに「話がある」などの張り紙をするなどした。
冒頭陳述などによると、女性との交際は昨年10月ごろ始まったが、今年1月には別れ話が出た。もともと女性には別の交際相手もおり、「お互いに干渉しない」という約束の交際だったのに、被告が女性の居場所を確かめるようなメールを送ったことから、別れ話が持ち上がった。ストーカー行為はこの直後から始まった。
「自分が納得したかった」「意地になってしまった」。被告は、ストーカー行為をした動機を説明したが、裁判官は納得できなかったようだ。
裁判官「今は被害者のことを何とも思っていないのですか?」
被告「申し訳ないだけです」
裁判官「ずいぶんあっさりした話なんだけど。なんでストーカーをやっていたときは、こんなに盛り上がっていたの?」
被告「話をしたいというのだけに集中してしまって…」
裁判官「女性との関係でこうなっちゃったのは初めて?」
被告「初めてです」
裁判官「今回は何でこうなっちゃったの?」
被告「…」
裁判官は、さらに追及した。
裁判官「女性との付き合いの期間は短いんだよね。分かってないんじゃないの、相手のこと。好きもへったくれもないような気がしないでもないけど。何で意地になっちゃったのかな?」
被告「別れ話を2人でしたかったので意地になってしまいました」
裁判官「付き合うってほど付き合ってもいないんだよね。『相手がいないと死んじゃう』っていうのはないんじゃないの?」
被告「ないです」
裁判官「にもかかわらず、2人で会うのに何でそんなにこだわったの?」
被告「…」
裁判官「たいして付き合いが深かったとも思えない人と、どうしてこんなことになるの?」
被告「…」
裁判官「この程度のことに何でこだわったのか、自分で厳しく考えた方がいいのでは?」
裁判官の矢継ぎ早の質問は、質問というより“説教”のよう。被告は最終意見陳述で「申し訳なかったと思います」と話すのが精いっぱいだった。
この被告の法定刑の「上限は懲役3年6月だが、この事件で上限の刑が言い渡されることは判例上の“量刑相場”から考えにくい。検察官の求刑も懲役1年だった。
ストーカー行為は、被害者の身体に具体的な危害を加える重大犯罪に発展する危険性もある。裁判官は、被告に「なぜストーカー行為をしたのか」を内省させることによって、再犯を防ごうという意図があるように思えた。(半田泰)
法の番人、信頼失墜 ストーカー判事逮捕で対応追われる宇都宮地裁
05/22 00:13更新
法の番人がまさか−。宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)が21日、裁判所職員の女性に対するストーカー規制法違反容疑で逮捕された。裁判員制度まであと1年と迫るなかでの前代未聞の不祥事の発覚に、宇都宮地裁や最高裁はあわただしく対応に追われた。
「極めて遺憾。処分については捜査の状況をみながら厳正に対処することになります」
現職の地裁判事逮捕に宇都宮地裁の西岡清一郎所長は21日夜、記者会見で苦渋の表情を浮かべた。
下山容疑者は4月1日に宇都宮地、家裁足利支部長に赴任したばかりだったが、同10日に上級庁の東京高裁から「以前の勤務地で問題行為があった」と連絡が入っていた。
西岡所長は下山容疑者本人から約1時間半、事情聴取。「裁判官として勤めさせておけない」と判断し、自宅待機させていた。下山容疑者が実際に仕事をしたのは4月8〜10日の実質3日にすぎなかったこともあり、所長は「短期間だったので、人柄などよく分からない」と断った上で、「特段問題のある裁判官とは思わなかった。それまでは問題も聞いていなかった」「以前、東京家裁にいた時一緒だったが、話をしたことはなかった。若いころは熱心にやっていたようだった」などと話すのが精いっぱいだった。
下山容疑者は、東京家裁、地裁での勤務経験もある。東京地裁判事だった平成10年には、故中島洋次郎元衆院議員による受託収賄事件で陪席裁判官として実刑を言い渡した。「完全自殺マニュアル」の著者の男性による覚せい剤取締法違反事件の公判も担当するなどした。
最高裁が把握しているうち、現職裁判官の逮捕は、3人目。昭和56年には、東京地裁判事補が破産処理に絡んで、管財人からゴルフセットなどをもらったとして収賄容疑で逮捕された。起訴猶予処分になったが、罷免されている。
平成13年には、未成年と知りながら少女らに現金を渡してわいせつ行為をしたとして、東京高裁判事が児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕、起訴された。有罪判決(懲役2年、執行猶予5年)を言い渡され、控訴せずに判決が確定。国会の裁判官訴追委員会から罷免を求めて訴追され、裁判官弾劾裁判所は「失われた司法の信頼を回復するには弾劾により罷免するしかない」と、罷免判決を言い渡した。
現役の法の番人の犯罪に、最高裁も対応に追われ、大谷直人・人事局長が「極めて遺憾」などとのコメントを出した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/146850/
「【君たちのために 元家裁判事のつぶやき】(1)初等少年院での変化」
05/18 15:13更新
わが国の安全神話が崩れ、少年犯罪も凶悪化・低年齢化し、恐ろしい世の中になったと皆が思うようになった。
「子どもを生み育てることも怖い」という感覚が一般に広がれば、少子化を後押しし、やがては民族の滅亡に至るかもしれないとさえ思う。
仕事柄、中学3年生を何十人も少年院に送った。何度捕まっても懲りない札付きの子どもたちだ。コンビニを自分個人の冷蔵庫だと思っていて、働かなくても一生食い物には困らない結構な身分だとうそぶく。街路は、ひったくり・かつあげ・おやじ狩りの獲物をあさる草原だと思い込んでいる。茶髪・ピアス・まゆ毛のそりこみで、おとなしそうな生徒から小銭をせびるのは簡単だと言う。ひったくったかばんの中から、一万円札が何枚も現れたときのうれしさは言葉で表せないと得々と語る。おばあさんからひったくったかばんの中に250万円を見つけたときは、携帯電話を掛けまくり、地域のワルを全員集め、朝までドンチャン騒ぎをしたそうな。
どのような中学生かと言うと、大体学力が小学校3年生レベルで止まっている。漢字はほとんど分からず、新聞も本も読めない。九九(くく)も全部は言えず、分数は皆目分からない。
従って授業はひたすら苦痛である。高校にも行けそうになく焦る。しかし、何かトラぶると教師から「来なくてもよい」とのメッセージが発せられる。家庭でも、親からうるさく言われる。心が安らぐのは、地域の似たような仲間(先輩や同級生)と一緒にいるときだけ。その唯一の居場所で、ワルの学習をしっかりするのである。
ストーカー判事、「桶川事件」担当していた
5月24日8時1分配信 スポーツ報知
山梨県内の裁判所女性職員へのストーカー規制法違反容疑で逮捕された宇都宮地裁判事・下山芳晴容疑者(55)が、同法成立のきっかけとなった埼玉県桶川市の女子大生刺殺事件の公判を2001年まで担当していたことが23日、分かった。また、下山容疑者が女性職員に無言電話をかけていたとみられていることも判明。同容疑者は、自身の行為について「ストーカー規制法の構成要件に当たらない」と否認している。
ストーカー判事は、ストーカー規制法成立の契機となった桶川ストーカー事件の裁判官だった。
関係者によると、下山容疑者は浦和地裁(現さいたま地裁)刑事部の裁判官として、1999年10月に桶川市で起きた女子大生刺殺事件の公判などを担当。しかし、女子大生の遺族や傍聴人から「公判中に居眠りしている」と指摘され、01年3月、浦和地裁民事部に配置換えになった。
また、下山容疑者が女性職員に対し無言電話をかけていたとみられることも新たに分かった。
県警によると、女性職員への無言電話は複数回あり、非通知だった。県警は捜査で、下山容疑者がかけていたとほぼ特定したという。県警は、この無言電話もストーカー行為に当たる可能性があるとみて、詳しく調べている。
下山容疑者の逮捕容疑となったストーカー規制法は、桶川事件をめぐる捜査のあり方が論議を呼び、事件から約1年後という異例の早さで成立。00年11月に施行された。同法では、ストーカー行為の動機について、特定人物への恋愛感情やそれが満たされないための恨みなどに限定している。
自身が担当していた事件に関連しているとあって、同法を熟知している下山容疑者は、メール送信の事実は認めているが「恋愛目的ではない」と供述。ストーカー規制法の構成要件には当たらないとの法解釈を主張しているという。
下山容疑者は、今年2月から3月にかけ、差出人が分からないようにフリーメールを使い、女性に「今度いつ会えるかなぁ」などと面会を迫るメールを十数回送った疑いが持たれている。送信元が特定されるようなアドレスでも送信していたため、女性は下山容疑者を疑っていたという。
◆桶川ストーカー事件 1999年10月26日、埼玉県桶川市で女子大生(当時21)が刺殺され、元交際相手の兄らが逮捕された。事件後、犯人グループの嫌がらせに悩み名誉棄損容疑で告訴した女子大生の調書を、上尾署員が「被害届」と改ざんし、告訴取り下げを要請するなど捜査を怠っていたことが発覚。県警本部長らが処分され、懲戒免職の元署員3人は虚偽有印公文書作成罪などで有罪が確定した。殺害の実行役らは懲役18〜15年、首謀者の元交際相手の兄には無期懲役の判決が下された。
最終更新:5月24日8時1分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000073-sph-soci
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5:2008年5月24日 9時26分168点
自動車免許だって数年ごとの更新があるのだから
このような重大な権限や責任をもつ仕事に従事する人間
裁判官・医師・教師・弁護士などにも更新制度を設けるべき。
資格を取るのが難しい職種ほど、取った後のチェック機能が
何もないのが恐ろしい。
3:2008年5月24日 9時10分156点
この判事、仕事中にいねむりをして、左遷されていたとか?
本質の人格というものは、そういう時に現れるのですねえ。
公式の場で、失言や記憶に無いを、繰り返す議員さん、
あんたも、お仲間なんじゃないですか?
4:2008年5月24日 9時24分110点
あの悲劇的な事件の裁判で居眠りとはねぇ。。。
当時から、夜、ヘンなことしてたんじゃないかと疑いたくなるな。
1:2008年5月24日 8時58分72点
この判事の主張する内容は、人権派のウサン臭い弁護士が主張する発言みたいになっていくな。
2:2008年5月24日 9時6分69点
人を裁く判事さんも、悪いことする人も人間です。
どちらも質が悪くなってきました。
ストーカー容疑の地裁判事、「恋愛目的でない」と主張
5月22日12時5分配信 読売新聞
20歳代の女性に面会を迫るメールを繰り返し送ったとして、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)(東京都文京区千石)がストーカー規制法違反容疑で逮捕された事件で、下山容疑者が「ストーカーのようなメールは送ったが、恋愛目的ではない」などと供述し、同法に抵触しない旨の主張をしていることが22日、わかった。
山梨県警の捜査幹部が明らかにした。
ストーカー規制法は、恋愛感情や、それが満たされないことに対する恨みの感情を満たす目的で、面会や交際を求める行為などを規制している。
県警は同日午後、下山容疑者を甲府地検に送検し、本格的な調べに入る方針。
発表などによると、下山容疑者は、甲府地家裁都留支部長だった2月19日〜3月19日、山梨県に住む裁判所職員の女性への恋愛感情が満たされないことを恨み、女性の携帯電話に「明日会えるのかな」などと面会を迫るメールなどを十数回送り付けた疑いが持たれている。
最終更新:5月22日12時5分
ストーカー容疑の判事、第三者装い?迷惑メール捜査依頼
5月23日3時6分配信 読売新聞
宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)(東京都文京区千石)が、裁判所職員の女性に面会を迫るメールを繰り返し送ったとされるストーカー規制法違反事件で、逮捕前に女性からメールについて相談を受けた下山容疑者が、知り合いの警察庁幹部に捜査を依頼していたことが22日、わかった。
この幹部が山梨県警本部長に情報を伝えたため、事件が発覚した。県警は下山容疑者が無関係の第三者を装ったとみて調べている。
発表などによると、下山容疑者は、甲府地家裁都留支部長だった2月19日〜3月19日、顔見知りの女性の携帯電話に「今夜会えるのかな」などのメールを十数回送り付けたとされる。メールは匿名で利用できるフリーメールのアドレスが使用されていた。
県警関係者によると、女性は下山容疑者がメールの送り主だと疑い、メールを下山容疑者に見せ、「差出人が分からない変なメールが来る」と相談しながら反応を探ろうとしたという。
下山容疑者は「警察にいる知人に話をしてあげる。県警に相談したら」などとアドバイスしたうえ、3月ごろには、大学時代の同級生だった警察庁幹部に電話し、「私の部下が迷惑メールで困っている」と伝えて捜査を促していた。
最終更新:5月23日3時6分
増える地位の高い人のストーカー 「メールでは自分失いやすい」
5月21日21時6分配信 産経新聞
社会的地位があるとされる人物のストーカー行為での摘発は意外に多い。今年3月にも埼玉県川口市立川口高校の元校長が、電子メールや手紙で元教え子を脅迫した容疑で逮捕された。メールで相手に迫る手口が際立つが、専門家は「メールは他人の目を気にせず送信でき、社会的な地位がある人物もわれを忘れて常識を逸脱した行為をとるのでは」と指摘している。
川口高校の元校長は、別れを求める教え子に対して、「君の裸の写真を彼に送る」などと数十通の脅迫メールを送信していた。昨年7月には民主党公認候補として国会議員選挙に立候補経験がある元議員秘書がストーカー規制法違反容疑で逮捕されたが、元秘書も女性にメールでわいせつな画像を送信するなどした。
事件の背景にあるのはメールの普及。専修大の森武夫名誉教授(犯罪心理学)は「メールは相手と対面しないので、強気なことができる。手紙と違い、ボタン一つで送信できるため、自分の行為や地位を省みる間もなく繰り返す」と、社会的立場の高い人が脱線する背景を指摘する。
18年12月には、神戸地裁尼崎支部の元裁判官が、交際を求めるメールを送り続けた行為をストーカー行為と認定され、民事訴訟で賠償命令を受けた。16年には警視庁幹部である機動捜査隊長がメールで部下にストーカーを行ったとして停職処分を受けた。森教授は「メールは証拠に残る。トラブルの相手も明確になるため、表面化しやすいのに…」と相次ぐメール利用のストーカー犯罪の発覚にあきれ顔だ。
男性器画像メール、女性に送り逮捕 02/07 10:28更新
好意を寄せていた女性に携帯電話で卑猥(ひわい)なメールや画像を繰り返し送信したとして、県警生活安全企画課と宇都宮東署は6日、ストーカー規制法違反の疑いで、宇都宮市上籠谷町、会社員、稲毛崇容疑者(34)を逮捕した。
調べでは、稲毛容疑者は昨年12月31日から今年1月17日までに19回、同市に住むパートの女性(27)の携帯電話に男性器などが写った画像や卑猥な内容の文章を送った疑い。
稲毛容疑者は約6年前、女性と宇都宮市のキャバクラで知り合い、好意を寄せて贈り物をするなどしていたが昨年7月ごろ、店を辞めた女性に「結婚する(ので会えない)」と言われたことから、「プレゼントを返してくれ」などと言いだし、迷惑メールを送るようになった。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/121057/
テレビ朝日が提供映像を無断使用、男性に100万円支払い謝罪
5月22日12時3分配信 読売新聞
テレビ朝日が北朝鮮を旅行した日本人男性から提供を受けた映像素材を、当初の約束以外の番組で無断使用していたことが、22日わかった。
男性側は昨年12月に慰謝料と謝罪を求めて東京簡裁に調停を申し立て、先月、テレビ朝日が男性に解決金として100万円を支払い、謝罪することで調停が成立した。
テレビ朝日広報部によると、男性は2004年ごろから北朝鮮で撮影した町並みや覚せい剤の取引現場などのビデオ映像を、報道番組「スーパーJチャンネル」向けに、十数回以上にわたり提供。映像の使用契約はその都度、口頭で行われていたという。同局は同番組でその素材を複数回、再使用したほか、昨年8月に「報道ステーション」の中でも使用していた。
最終更新:5月22日12時12分
北朝鮮映像を無断使用、テレビ朝日が解決金100万円を支払う
5月23日8時1分配信 サンケイスポーツ
日本人男性から北朝鮮で撮影した映像提供を受けたテレビ朝日が、昨年8月に使用契約外の「報道ステーション」で映像を無断使用し、解決金100万円を支払っていたことが22日、分かった。
同局によると、男性は「スーパーJチャンネル」での使用を条件に、北朝鮮の街の様子や覚せい剤の取引現場などの映像を提供。「スーパー」では平成16年4月から昨年8月まで複数回にわたり、昨年8月の「報道−」で1回放送した。
気づいた男性が昨年抗議したため同局は謝罪したが、慰謝料の支払いなどを求める男性との間に見解の相違が発生。「スーパー」で1回限りの使用で契約したとする男性に対し、同局は同じ番組であれば再使用できると主張。男性は東京簡裁に調停を申し立て、4月に同局が100万円を支払うことなどで決着した。
同局は「見解の相違はありますが、今後は使用条件の確認などを徹底したい」とコメントした。
<テレビ朝日>外部提供の北朝鮮映像を無断使用 調停成立
5月22日17時19分配信 毎日新聞
テレビ朝日(東京都港区)が、外部から提供を受けた北朝鮮内の映像を無断使用していたことが22日、分かった。解決金100万円を支払う形の調停が先月、東京簡裁で成立している。
テレ朝広報部によると、映像は北朝鮮を何度も訪問している男性が提供。町の風景や人々の生活の様子などを撮影したもので、使用契約は口頭で行われた。だが、男性は「使用は1回限りが原則」として04年から07年に無断使用が14回あったと抗議。これに対し、テレ朝は「同じ番組内であれば何度でも使えると考えていた」といい、「スーパーJチャンネル」用の映像を「報道ステーション」で使用した昨年8月の1回に限り無断使用を認めた。広報部は「見解の相違があった。口約束ではなく文書を取り交わすべきだった」と話している。【丸山進】
最終更新:5月22日17時19分
取引業者と飲酒の千葉大職員停職
5月24日8時0分配信 産経新聞
千葉大は23日、同大医学部付属病院(千葉市中央区)内や飲食店で、勤務時間外に利害関係のある取引業者と酒を飲むなどした50代の係長級の男性職員を停職1月の懲戒処分にした。調査の結果、業者への便宜供与はなかったとしたが、学内の倫理規程に基づき処分を決めた。
同大によると、職員は同病院に勤務していた平成18年10月から約1年間、勤務後に病院事務室や千葉市内の飲食店で月1回程度、取引業者3社の営業担当者を誘い酒を飲むなどした。
最終更新:5月24日8時0分
http://www.iza.ne.jp/images/news/20080524/83837_c450.jpg
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http://www.iza.ne.jp/images/news/20080524/83838_c450.jpg
生きたまま、祖父に火=教習所寮から当日外出−老夫婦殺害で孫の男・島根
5月24日0時31分配信 時事通信
島根県津和野町で22日、有田喬さん(81)と妻ツルミさん(76)夫妻が自宅で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された孫の無職直樹容疑者(23)は、生きていた喬さんの体に火を付けていたことが23日、津和野署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は同日、島根大医学部付属病院で2人の遺体を司法解剖した。喬さんの気管にすすが付着しており、火を付けられた際には息があったとみている。
喬さんの死因は出血性ショック。死亡時刻は22日午後1時前後という。喬さんは太ももから上が焼け焦げていた。背中に3本の包丁が刺されていたが、火を付けたのが先だったかは不明。
ツルミさんの死因は首左側の動脈を切られたことによる失血死と判明。右親指には争った際にできたとみられる傷跡があった。
これまでの調べで、直樹容疑者は17日から、自動車免許の合宿教習を受けるため、益田市内の自動車教習所の寮に宿泊。事件があった22日朝に寮を出ていた。
<島根祖父母殺害>23歳の孫再逮捕し動機解明へ
5月23日14時2分配信 毎日新聞
有田喬さんと妻ツルミさんが殺害された有田さん方=島根県津和野町で2008年5月23日午前8時18分、本社ヘリから田中雅之撮影
島根県津和野町で22日、有田喬(たかし)さん(81)、ツルミさん(76)夫婦が殺害された事件で、県警捜査1課は津和野署に捜査本部を設置した。喬さん殺害容疑で逮捕された孫の有田直樹容疑者(23)について、ツルミさん殺害についても同容疑で逮捕する方針で、今後、祖父母殺害に及んだ動機解明を進める。
調べでは、喬さんの遺体から約4メートル離れたところには混合油の4リットル缶があり、室内には血痕も残っていたことが分かった。捜査本部は2人を司法解剖して詳しい死因などを調べる。近所の話では、喬さんは目が不自由で、普段はつえをついて歩いていたという。
直樹容疑者は長崎県立大流通学科を「病気療養のため」として中退したが、中学、高校では成績優秀だったという。直樹容疑者は22日午後10時ごろ、タクシーに乗り、ネクタイにスーツ姿で「身柄を拘束してくれ。2人を殺した」と出雲署に出頭し、逮捕された。県警は現場から約200キロ離れていることからJRで移動したとみており、どこからかタクシーに乗ったらしい。
裏庭に老夫婦の遺体=背中に包丁2本、殺人か−上半身が黒焦げ・島根
5月23日8時16分配信 時事通信
22日午後6時55分ごろ、島根県津和野町中曽野の有田喬さん(81)方の裏庭で、有田さんと妻ツルミさん(76)が倒れているのを孫の男子高校生(17)が見つけ、110番した。2人は既に死亡していた。有田さんの背中に刃物が刺された状況などから、県警捜査1課と津和野署は2人が殺された疑いが強いとみて捜査を始めた。
調べによると、有田さんの背中には包丁が2本刺さり、上半身は黒焦げの状態で横向きに倒れていた。このほか、血が付いていない包丁1本が近くに落ちていたという。
ツルミさんは首から血を流し、有田さんから約3メートル離れたところであおむけに倒れていた。そばには、なたが2本落ちていた。
2008/05/23-12:03 凶器の刃、根元から折れる=遺体そばには混合油缶−祖父母殺人事件・島根県
島根県津和野町中曽野の有田喬さん(81)と妻ツルミさん(76)が自宅裏庭で孫に殺害された事件で、凶器とみられるかまの刃が根元から折れていたことが23日、県警捜査1課の調べで分かった。上半身が焦げた状態の喬さんの遺体そばからは、混合油などを入れる4リットル缶が見つかった。
同課は同日、津和野署に捜査本部を設置。殺人容疑で逮捕した孫の有田直樹容疑者(23)が、強い力でかまを振るい、喬さんには油を掛けるなど強い恨みを抱いていた可能性もあるとみて、動機などの解明を進める。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052300100&rel=y&g=soc
2008/05/23-02:19 裏庭に老夫婦の遺体=殺害供述の孫23歳男逮捕−被害者背中に包丁3本・島根県警
22日午後6時55分ごろ、島根県津和野町中曽野の有田喬さん(81)方の裏庭で、有田さんと妻ツルミさん(76)が倒れているのを孫の男子高校生(17)が見つけ、110番した。2人は既に死亡していた。同居の孫で無職の有田直樹容疑者(23)が同日夜、出雲署に出頭。2人の殺害を供述したため、県警捜査1課は、喬さん殺害の殺人容疑で直樹容疑者を逮捕した。
直樹容疑者は「身柄を拘束してくれ。2人を殺害した」と供述したという。
調べによると、喬さんの背中には包丁が3本刺さり、上半身は黒焦げの状態で横向きに倒れていた。
ツルミさんは首を切られて血を流し、喬さんから約3メートル離れたところであおむけに倒れていた。そばには、なたが2本落ちていた。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052201130&rel=j&g=soc
殺人:民家裏庭に高齢夫婦の遺体 出頭の孫を逮捕 島根
22日午後6時55分ごろ、島根県津和野町中曽野の有田喬(たかし)さん(81)方の裏庭で、有田さんと妻のツルミさん(76)の2人の遺体を帰宅した孫の男子高校生(17)が見つけた。喬さんは上半身が黒焦げで背中に包丁2本が刺さり、近くに包丁1本が落ちていた。ツルミさんは首に刺し傷があり、足元にナタ2本があった。
県警捜査1課が殺人容疑で捜査を開始。午後10時ごろ、同居しており、連絡が取れなくなっていた別の孫の直樹容疑者(23)が県警出雲署に「話がしたい」と訪れた。「2人を殺した」などと話し、殺人容疑で逮捕した。
調べでは、ツルミさんは長靴をはいていたが、喬さんは靴下だけで靴はなかった。2人は洗濯をかけたロープを間にはさみ、約3メートル離れて死んでいた。ツルミさんは裏庭に面した側溝に頭が半分入ったような状態だった。
有田さん方は夫妻のほか、次男茂さん(50)、直樹容疑者、茂るさんの次男(21)、三男の高校生の6人暮らし。近所の話では、直樹容疑者は大学入学で県外に出て、その後家に戻ったが、定職にはついていなかったらしい。
近くの女性(65)は「昨日昼ごろ、ツルミさんと会って『また話そうね』と話した。2人も家族も仲がよかったのに」、親せきの男性は「最近も家族で田植えをする姿を見た。人に恨まれるようなことはないのに」と話していた。現場は山口県境に近い、民家が点在している山間地。
http://mainichi.jp/kansai/news/20080523k0000m040128000c.html?inb=yt
Man arrested for murdering grandparents
TSUWANO, Shimane -- A 23-year-old man has been arrested for killing his grandparents at their home, police said.
Naoki Arita, 23, from Tsuwano, Shimane Prefecture, stands accused of murder for allegedly killing his 81-year-old grandfather, Takashi, and 76-year-old grandmother, Tsurumi.
According to police, Naoki's 17-year-old brother found the bodies of his grandparents in the backyard of their home upon returning at around 6:55 p.m. on Thursday.
The upper body of Takashi was charred, with two knives stuck in his back, while another knife was found nearby. Tsurumi's body sustained stab wounds to the neck and two garden cutters were found near her feet.
Later at around 10 p.m. the same day, Naoki Arita turned himself in at Izumo Police Station and confessed to killing his grandparents. Police arrested him on charges of murder.
The grandparents were living with their 50-year-old son, Shigeru, and three grandsons -- Naoki and his 21-year-old and 17-year-old brothers.
Naoki had been living outside of Shimane Prefecture while he was at university but later returned to his family home. He was not regularly employed, according to neighbors.
A 65-year-old female neighbor said, "I met Tsurumi around noon yesterday and we were saying we would talk again. She and her husband were on good terms, as was their family."
A male relative of the family said, "I saw the family planting rice together recently. No one would have held a grudge against them."
The family's home is in a mountainous area dotted by private houses near the border with Yamaguchi Prefecture.
Click here for the original Japanese story
(Mainichi Japan) May 23, 2008
http://mdn.mainichi.jp/national/archive/news/2008/05/23/20080523p2a00m0na003000c.html
高齢者夫婦が変死、「2人を殺した」23歳孫が出頭…島根
5月22日22時56分配信 読売新聞
22日午後6時55分ごろ、島根県津和野町中曽野、無職有田喬さん(81)方の裏庭で、喬さんと妻のツルミさん(76)が倒れているのを、帰宅した高校生の孫(17)が見つけ、110番通報した。
津和野署員が駆けつけたところ、喬さんは上半身が黒こげ状態で、背中に包丁が2本刺さり、1本が近くに落ちていた。約3メートル離れた所で倒れていたツルミさんは首を切られ、いずれも死亡していた。県警は、殺害された可能性が高いとみて、捜査。同10時ごろ、喬さんの孫(23)が県警出雲署に出頭。孫は「2人を殺した」と話しており、県警は殺人容疑で逮捕する方針。
有田さん方は、二男と二男の子供3人を含む6人家族。二男は高校生の子供を迎えに行って帰宅し、先に車を降りた子供が2人を見つけた。
最終更新:5月23日1時56分
裏庭に老夫婦の遺体=殺害供述の孫23歳男逮捕−被害者背中に包丁3本・島根県警
5月23日2時0分配信 時事通信
22日午後6時55分ごろ、島根県津和野町中曽野の有田喬さん(81)方の裏庭で、有田さんと妻ツルミさん(76)が倒れているのを孫の男子高校生(17)が見つけ、110番した。2人は既に死亡していた。同居の孫で無職の有田直樹容疑者(23)が同日夜、出雲署に出頭。2人の殺害を供述したため、県警捜査1課は、喬さん殺害の殺人容疑で直樹容疑者を逮捕した。
直樹容疑者は「身柄を拘束してくれ。2人を殺害した」と供述したという。
調べによると、喬さんの背中には包丁が3本刺さり、上半身は黒焦げの状態で横向きに倒れていた。
ツルミさんは首を切られて血を流し、喬さんから約3メートル離れたところであおむけに倒れていた。そばには、なたが2本落ちていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000014-jij-soci
凶器の刃、根元から折れる=遺体そばには混合油缶−祖父母殺人事件・島根県
5月23日7時0分配信 時事通信
島根県津和野町中曽野の有田喬さん(81)と妻ツルミさん(76)が自宅裏庭で孫に殺害された事件で、凶器とみられるかまの刃が根元から折れていたことが23日、県警捜査1課の調べで分かった。上半身が焦げた状態の喬さんの遺体そばからは、混合油などを入れる4リットル缶が見つかった。
同課は同日、津和野署に捜査本部を設置。殺人容疑で逮捕した孫の有田直樹容疑者(23)が、強い力でかまを振るい、喬さんには油を掛けるなど強い恨みを抱いていた可能性もあるとみて、動機などの解明を進める。
この話題へのコメント数29件 [ 投稿順 | 点数順 ]
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1:2008年5月23日 7時34分141点
殺害して燃やそうとしたってことですかね・・・。動機は判らないが、人を殺したところで自分の抱えている問題が解決できるわけでもあるまいし・・・。
5:2008年5月23日 8時44分137点
自分が苦しいから人を殺して楽になる人。
自分が苦しいから自分を殺して楽になる人。
どちらもおんなじ人殺しだけど、人を殺すくらいなら自分を殺せ。
そのほうがまだマシ。
2:2008年5月23日 8時19分130点
最近の人って我慢と言うか冷静に判断する力が無くなってきてますよね。
頭に血が上ったりするとすぐキレちゃって、やっていいことと悪いことの判断が出来なくなり、殺人でも平気でやっちゃう傾向がある気がします。
3:2008年5月23日 8時22分89点
またニートかw
4:2008年5月23日 8時39分43点
凶器は鎌(かま)、これってむちゃくちゃ痛い気がする。
8:2008年5月23日 9時3分26点
本当に不幸な出来事です。この孫がひどく恨みを持つ様になった経緯は分からないけどきっとこの孫が生まれた時、祖父母は喜んでくれたでしょうに。話し合いが出来ない状況になってしまったら「距離」をまず置かなくては。どんな理由があるにせよ人殺しはこの世でもっとも悪行です。
15:2008年5月23日 10時27分20点
おじいちゃんが81歳、おばあちゃんが76歳。
戦争を経験し様々な困難を乗り越えて、生きてこられたのでしょう。
ご夫婦そろって健在で、孫も大きくなり、ひ孫の顔も見る事ができるかもしれないご年齢になって・・・こんな最期なんてあんまりです。
23歳にもなって、自分の行動がどれだけたくさんの人を不幸にするかわからないのでしょうか?
11:2008年5月23日 9時46分16点
またこういう事件が起きるwww
そして、凶悪事件=精神鑑定なんだろうな。
人の命を簡単に奪っておいて、精神障害だから無罪じゃ、遺族はやりきれんだろう。
判決でても8割判決だし・・・。
こういう事件でも、しっかりとした司法の判断を強く求めるよ。
6:2008年5月23日 8時46分16点
殺人ゲームとか敵を倒すゲームとか・・・
そういうのが流行するようになってから多い気がします。
殺人を犯したら自分が犯した事と同じように罰せられればいいと思います。
7:2008年5月23日 8時51分13点
地方の田舎も変な事件多くて、のんびり出来なくなってきたなあ。
19:2008年5月23日 11時30分11点
そこまでやる殺意のもとになってる強い恨みってのが何なのか知りたいね。
14:2008年5月23日 10時22分11点
なんかやたらと常軌を超えた殺人が起きると「最近の」とつける方が居ますが
過去と現在どうちがうというのでしょうか?
いつの時代も常識の域を超えた殺人はあります
やたらと「今の人」に対して差別的な意見を書くというのはおかしいと思いますが・・・
10:2008年5月23日 9時13分11点
今朝、義母に聞いてビックリしました。
私も同じ、津和野に住んでいますが、ビックリしたのと、最近の若い人って、すぐキレて、良し悪しの判断がつかないんだなぁと思いました。
先が思いやられます・・・
13:2008年5月23日 10時5分10点
この容疑者も無職だけど近頃仕事もしてないのに生きていられることを家族に感謝しない人が多くて、家族を殺す事件が多いように感じます。
仕事せぬもの食うべからず
保護者がいなくてこの先どうして生きていくのか、全く考えない行動に理解できません
12:2008年5月23日 9時54分10点
何があったかわからないけれど、殺しちゃだめだよ。
人を殺した瞬間、自分も殺すことになるんだからね。
殺したくなくなってしまったら、その場から離れることだね。
そして、景色のよいところにでも出かけてみればいいよ。
21:2008年5月23日 12時16分9点
23歳でフリーター(つーかニート)・・・
家で引きこもってゲームでもしてたんじゃない?
祖父母から職に就けと常日頃注意されていて、その日にまた注意されて
溜まってたうっぷんが爆発→殺害
多分そうじゃないかな〜
ったく、逆切れすんな。働けよニートが!
17:2008年5月23日 10時38分8点
まいったな、こういう事件が増えると、ゲームとか漫画のせいにする人が増えそうだ。
ちゃんと調べれば判るけれど、昔のほうが今よりもはるかに猟奇的な事件は多かった。
今も昔も自分勝手な理屈で人を殺すやつが居るってことだね。想像力が無いこと。
9:2008年5月23日 9時7分8点
本当に変な世の中になってきてますね。変なニュースばかり
先の日本大丈夫?
島根・津和野の祖父母殺害:200キロ離れた出雲で出頭 23歳孫、スーツ姿で
http://mainichi.jp/kansai/news/images/20080523oog00m040006000p_size6.jpg
有田喬さんと妻ツルミさんが殺害された有田さん方の裏庭=島根県津和野町で23日午前8時14分、本社ヘリから田中雅之撮影 ◇「拘束してくれ」
島根県津和野町で22日、有田喬(たかし)さん(81)、ツルミさん(76)夫婦が殺害された事件で、県警捜査1課は津和野署に捜査本部を設置した。喬さん殺害容疑で逮捕された有田直樹容疑者(23)について、ツルミさん殺害についても同容疑で逮捕する方針で、今後、祖父母殺害に及んだ動機解明を進める。
調べでは、喬さんの遺体から約4メートル離れたところには混合油の4リットル缶があり、室内には血痕も残っていたことが分かった。捜査本部は2人を司法解剖して詳しい死因などを調べる。近所の人の話では、喬さんは目が不自由で、普段はつえをついて歩いていたという。
直樹容疑者は長崎県立大流通学科を「病気療養のため」として中退した。
直樹容疑者は22日午後10時ごろ、タクシーに乗り、ネクタイにスーツ姿で「身柄を拘束してくれ。2人を殺した」と出雲署に出頭し、逮捕された。県警は現場から約200キロ離れていることからJRで移動したとみており、どこからかタクシーに乗ったらしい。
出頭時は最初、「名前は言いたくない」と言ったが、特に取り乱した様子はなかった。捜査員がゆっくりと話を促すように会話をすると、自分の名前を告げ、とつとつと事件のことを話し出したという。23日朝は、拘置先の津和野署で食事をあまり取らなかった。具体的な動機については話していないという。
一方、事件から一夜明けた23日の有田さん宅では警察の現場検証が行われた。
近所のある女性(65)は「喬さんが目が見えないから、最近は仕事もツルミさんが頑張っていた。2人ともいい人だったのになぜ」と不安そうだった。近くの男性(74)は「普段は静かな地域だけに、昨日は気がかりで眠れなかった」と話していた。
◇「仕事見つからない」
大学を中退した直樹容疑者は今年3月、家に戻った。近所の人は「地元で仕事を探しているが、見つからない」と直樹容疑者が話すのを聞いていた。近くの主婦(45)は「野菜をもらいに有田さん宅に時々行っていた。(直樹容疑者の就職について)亡くなった有田さん夫妻も心配していたようだった」と話す。
直樹容疑者は04年、地元の県立津和野高から長崎県立大に進んだ。大学では新聞会の編集局員として活動。入学直後の6月の「長崎県立大学新聞」には、故郷・津和野について「観光地として県内では有名ではあるが、県外での認識度は低い」という文章が署名入りで載っている。07年11月の号には、学生自治会の書記長として名を連ねていた。
しかし、入学後しばらくして「頭が痛い」などと周囲に漏らすようになっていたといい、今年3月まで4年間在学したが、計1年間は休学していた。
自宅に戻った後は田んぼのあぜ道を歩いたり、自転車に乗っている姿を近所の人がよく見ていた。家族と田植えの手伝いもしていた。運転免許を取るため自動車学校にも通っていたという。
近くの女性(65)は「直君は田んぼや農作業をよく手伝ってくれた。つい先週もおばあちゃんたちと話をしたが、悩んでいるような様子ではなかった」と話した。別の女性も「近所の草刈りも手伝い、最近もきちんとあいさつしてくれた。こんなことをやるとは思えない」と驚いていた。
中学校時代の校長(65)は「非常にまじめで成績もトップクラスだった」と話した。父茂さん(50)が卓球をしていた影響から卓球部に入り、熱心にクラブ活動をしていたという。高校時代の担任教諭は「現代社会と歴史が得意で成績もよかった。大学に入ってから訪ねてくれた時は、自治会活動をしていると元気に語っていた。積極的な学生生活と安心していたのに」と話していた。
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◆最近の主な家庭内殺人事件◆
05・ 6 東京都板橋区で高校1年の男子(15)が自宅で両親を撲殺
06・ 6 奈良県田原本町で高1男子(16)が放火し母と弟妹の計3人を殺害
06・12 東京都渋谷区で予備校生の男(21)が妹を殺害後、遺体を切断
07・ 9 京都府京田辺市で専修学校生の少女(16)が父を刺殺
07・12 和歌山市で無職長男(52)が一家3人を刺殺
07・10 山形県尾花沢市で無職少年(18)が祖母を刺殺
08・ 1 青森県八戸市で無職の長男(18)が母、次男、長女を刺殺し自宅に放火
※いずれも年齢は当時 毎日新聞 2008年5月23日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080523ddf041040013000c.html?inb=yt
この話題へのコメント数267件 並び替え [ 投稿順 | 点数順 ]
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6:2008年5月24日 1時6分1,618点
孫として生まれた容疑者を殺されたおじいさんはどれだけ喜んで可愛がってくれたんだろう、人として恩を仇で返すのは信じ難い事実ですが、おじいさんと同じ人生分だけ罪を償って欲しいです。ご冥福を祈ります。
1:2008年5月24日 0時54分1,221点
最近の日本はこんな事件ばかり。毎日どこかで、ひどいことが起きてる。それでも、日本は世界中で5番目に平和らしい。他の国ってどれほど恐ろしいんだ?
7:2008年5月24日 1時6分1,008点
こういう奴は是非とも極刑にして欲しい
2:2008年5月24日 1時0分484点
下手人は、また男かよ。銃乱射だの、この手の事件は
大概若い男が起こしますな。さっきも書いたけども、
『男の人って、どうしてこうなの?』
…俺も男なんだけど。
5:2008年5月24日 1時6分375点
教習所で叱られて、祖父母に八つ当たりか???
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000000-jij-soci
サザンオールスターズ、カラオケランキングに異変
5月24日8時41分配信 BARKS
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サザンオールスターズが2009年以降、無期限に活動休止することが5月19日に発表され、大きな話題となったのは皆さんご存知のとおり。単なる人気バンドの活動がうんぬん…という話ではなく、レコード会社やマネージメント事務所の株価までをも左右し、世の経済効果にも影響が出てくることで、いかに彼らが偉大であるかを再認識したところでもある。
そんなサザン・ショックの覚めやらぬ昨今、やはりカラオケ事情もドラマティックな展開になっておりました。カラオケ「JOYSOUND」が、19日前後のサザンオールスターズのカラオケ・リクエスト・ランキングを集計…、やはり驚くべき結果がそこに。
サザンオールスターズの楽曲の中で一番人気がある「TSUNAMI」に関しては、報道前週(5月12日〜18日)の1週間の平均ではランキングが70位近かったものの、活動休止の報道があった19日には34位、そして、21日には19位までジャンプアップ。また、2位の「いとしのエリー」に関しては、前週は300位以下だったのに対し、21日には100位近くまで一気にジャンプアップ。他の楽曲も軒並みランクアップしており、「太陽は罪な奴」に至っては、前週と21日を比べると、なんと1000位近くもアップしていたのだ。
カラオケJOYSOUNDにおいては、10万曲以上の楽曲が配信されているため、上位2000位以内に入っているということ自体、既に非常に人気の高い楽曲ということなのだが、その中でも並み居る強豪を押しのけてランクアップしてきていることが分かる。
アーティスト別のランキングで比べてみると、サザンオールスターズは、前週は22位だったものの、5月20日には7位にランクアップ。実は、ここまで劇的にランクアップすること自体カラオケランキング事情では極めて異例のこと。今回の活動休止のニュースにより、非常に多くの人がサザンオールスターズを歌いたくなった、ということが見て取れる。もちろん何もそんなにあわてて歌わなくても、音楽自体は逃げていなくなるものではないのだが、サザンへのオマージュの気持ちが、全国的に大きなピークを迎えたということでしょう。
ちなみに、カラオケJOYSOUNDの無料会員制SNS「うたスキ」調べによると、サザンオールスターズは40代を中心に、10代から60代まで幅広い年代の層に歌われていることも分かった。まさしく時代を超えて老若男女に愛されているサザンオールスターズ、むしろサザン熱はこれからさらに沸騰しそうですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000294-bark-musi
<大相撲>琴欧洲が初優勝「本当に感動した」
5月24日17時41分配信 毎日新聞
大相撲夏場所(両国国技館)14日目の24日、ここまで12勝1敗の大関・琴欧洲は安馬と対戦。鋭い立会いからもろ差しになり、送り倒しで破って初優勝を決めた。ヨーロッパ出身力士の幕内優勝は初めて。
優勝を決めた一番はブルガリアから来日した父ステファンさんも観戦した。琴欧洲は「やっと(優勝を)つかみました。本当に感動しました。お父さんが(日本に)来ていることは知っていたが、あまり意識しないで、自分の相撲を取ることを考えた」と喜びを語った。
【写真特集】 ついに初優勝 貴重な写真で見る琴欧洲の軌跡
最終更新:5月24日17時59分
琴欧洲が悲願の初優勝! 大相撲夏場所
5月24日17時38分配信 産経新聞
大相撲夏場所14日目は24日、両国国技館で行われ、大関琴欧洲が関脇安馬を送り倒しで破り、13勝1敗で初優勝を決めた。3敗で追う横綱白鵬は大関魁皇を寄り切りで倒し、11勝目。横綱朝青龍は大関琴光喜を上手投げで下し、連敗を3で止めた。
・ 【決定的瞬間?】アレ、負けた朝青龍が懸賞金をもってっちゃった!
カド番で迎えた今場所、琴欧洲は11日目に朝青龍を力強く寄り切ると、翌12日目には白鵬を倒し、両横綱を撃破。優勝のプレッシャーからか、13日目には苦手としている安美錦に一方的に押し出されて初黒星を喫したが、きょう14日目に安馬を倒し、初優勝を飾った。
琴欧洲が初の賜杯、安馬破り13勝1敗…大相撲14日目
5月24日17時40分配信 読売新聞
大相撲夏場所は24日、両国国技館で14日目が行われ、大関琴欧洲は関脇安馬に勝って13勝1敗とし、千秋楽を待たずに初優勝を決めた。
最終更新:5月24日17時40分
<大相撲夏場所>琴欧洲が初優勝
5月24日17時37分配信 毎日新聞
大相撲夏場所は14日目の24日、大関・琴欧洲が関脇・安馬を破って1敗を守り、初優勝を決めた。ヨーロッパ出身力士の優勝は初めて。
琴欧洲の話 やっと(優勝を)つかみました。本当に感動しました。お父さんが(日本に)来ていることは知っていたが、あまり意識しないで、自分の相撲を取ることを考えた。
【写真特集】 貴重な写真で見る 琴欧洲初優勝への軌跡
最終更新:5月24日17時55分
特売品 スーパーなどで激減…食料品など値上げラッシュで
5月24日9時56分配信 毎日新聞
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ウェブの情報を更新するため、チラシに掲載された特売品を調べる西村祐里子さん=後藤逸郎撮影
食料品、日用品の値上げラッシュを受け、スーパーなど小売店の特売品が激減している。マヨネーズ、ビールなどの目玉商品のチラシへの登場回数が減り、品薄のバターの掲載はゼロになった。再値上げ商品が相次いでおり、ほとんどの品目で特売価格そのものも上昇。物価押し上げ圧力は強まるばかりだ。
【関連】 物価ウオッチ:バターが買えない 高値・品薄、台所を直撃
マーケティング会社「チラシレポート」(東京都中央区)が06年1月〜08年4月、全国約1万2000店を対象に、食品や生活雑貨50品目について、特売品の平均価格とチラシへの掲載回数を調べた。
マヨネーズ首位のキユーピーは昨年6月、マヨネーズ(500グラム)を約10%値上げした。特売価格は06年12月の最安値(157円)より20%超高い190円前後に上昇、掲載回数は一時、ピーク時の約7割に減った。アサヒビールのスーパードライ(6缶パック)は今年2月、1062円だった。しかし、値上げ翌月の4月、1102円をつけ、この2年余りで初めて1100円を突破。掲載回数も値上げ後は前年実績を下回っている。ティッシュペーパー首位の大王製紙の「エリエール」(180枚、5箱)は今年2月、特売価格が300円と、この2年余りの最高値をつけ、掲載回数はピーク時の3分の1に激減した。
品不足が続くバターはチラシから姿を消した。森永乳業の「北海道バター」は2月から3カ月連続で掲載なし。明治乳業の「十勝バター」も4月は掲載ゼロだった。
特売品の値下げ相当額は、シェア拡大を期待するメーカーが協賛金などの形で負担することが多い。だが、原材料高に悩まされるメーカーが、協賛金の負担に難色を示していることも特売品の激減につながっている。一連の値上げが浸透した4月前後からは、掲載回数の増えた商品もあるが、特売価格は高止まりしたまま。4月の特売価格が過去の最安値以下だった品目は、ミネラルウオーターと整髪料だけだった。
さらに、製紙大手は6月からティッシュの出荷価格を20〜30%、味の素は7月からマヨネーズを5〜14%それぞれ再値上げする。キユーピーも23日、マヨネーズを8月から2〜14%再値上げし、家庭用(500グラム)を367円から405円にすると発表。特売品は今後も減り続けそうで、チラシレポートの沢田英社長は「メーカーに余裕がなくなっている。売れ筋の安い商品で客寄せする量販店の商法は転機を迎えている」と指摘する。【後藤逸郎】
◇ネット利用で生活防衛の消費者も
特売価格の上昇とチラシ掲載回数の激減を受け、インターネットを利用した生活防衛に動く消費者も現れた。
東京都杉並区の主婦が近所のスーパーの特売品の価格を掲載しているウェブサイト「GoGo(ゴーゴー)・スーパー!」(西村祐里子主宰者、http://members3.jcom.home.ne.jp/taichi329/)の閲覧者は、値上げが相次いだ今年初めから、従来より3割増えた。
食べ盛りの息子の食費を抑えたいとの思いから、約2年前に知人とサイトの運営を始めた。現在は10店近くのスーパーの特売価格を掲載している。商品ごとの過去の底値も記録しているところが評判を呼び、閲覧者からは「他の店も載せてほしい」との要望が相次いでいる。西村さんは「ほとんどの商品で特売価格の底値が更新されなくなった。価格は同じでも減量された『実質値上げ』も多い」と、複雑な心境で分析する。
また、コンテンツ配信の「ナビット」は、有料サイト「毎日特売」の価格比較情報をヤフーや楽天、ケーブルテレビなどに提供。値上げラッシュを追い風に、アクセス数を増やしている。【後藤逸郎】
<イー・トレード証券>金融庁が業務改善命令
5月23日12時32分配信 毎日新聞
金融庁は23日、インターネット証券最大手のSBIイー・トレード証券(東京都港区)に対し、証券取引等監視委員会の勧告に基づき、インサイダー取引防止のための体制構築を求める業務改善命令を出した。
証券会社で口座を開設する際には、インサイダー取引を防止するため、本人や親族が上場企業の関係者かどうかを確認する「内部者登録」制度がある。しかし、同庁によると、イー・トレード証券には顧客が行った内部者登録が正しいかどうかをチェックする仕組みがなく、登録にも漏れがあった。
また、多額の利益を得るなど不自然な取引をした顧客がいないか日常的に審査することを定めた業界の自主ルールに反し、取引審査を怠っていた。【永井大介】
SBIイー・トレード証券に業務改善命令、顧客の不正防止体制に不備=金融庁
5月23日17時39分配信 ロイター
[東京 23日 ロイター] 金融庁は23日、SBIイー・トレード証券<8701.Q>に対し、業務改善命令を出したと発表した。顧客のインサイダー取引を防止するための対策に不備があったため。証券取引等監視委員会が、SBIイート・レードの検査を通じて体制の不備を認め、行政処分を講じるよう金融庁に勧告をしていた。
また、金融庁は、ユナイテッドワールド証券(東京都港区)に対し、システムリスクの管理や顧客資産の分別管理に不備があったとして、業務停止命令を発動した。6月16日から20日まで、全ての金融商品の取引を停止するよう命じたほか、システムリスク管理の点検や分別管理体制の見直しの業務改善命令を出した。ユナイテッドワールドに対しても、証券監視委員会が行政処分を出すよう金融庁に勧告していた。
最終更新:5月23日18時46分
ネット証券「SBIイー・トレード」に金融庁が業務改善命令
5月23日18時47分配信 読売新聞
金融庁は23日、インターネット証券最大手の「SBIイー・トレード証券」(東京都港区)に対して、顧客によるインサイダー取引の防止策を怠っていたとして、金融商品取引法に基づき業務改善命令を出し、具体的な改善策を求めた。
証券会社は金商法で顧客の不公正な取引を防止措置を取るように求められている。金融庁によると、SBIイー・トレード証券は不公正な取引防止のための事後の売買審査をまったく行っていなかったという。
また、金融庁は同日、「ユナイテッドワールド証券」(港区)に対して、コンピューターシステム障害への対策が不十分として、6月16日から5日間、すべての金融商品の取引業務の停止命令を出したと発表した。
最終更新:5月23日20時35分
「AQUOS史上最高画質」の最上位シリーズも シャープ、テレビ22機種・BDレコ3機種発表
5月20日1時13分配信 ITmediaニュース
「AQUOS史上最高画質」というRシリーズ 写真:ITmedia
シャープは5月19日、液晶テレビ「AQUOS」シリーズの新製品22機種を発表した。「AQUOS史上最高画質」という最上位シリーズなどをそろえ、既に発売済みの機種と合わせてフルラインアップで夏の五輪商戦に臨む。
【拡大画像】
7月1日に発売する最上位の「Rシリーズ」は、65V型、52V型、46V型の3サイズ。各サイズでブラックカラーとブラウンカラーを用意し、合計6機種を販売する。
国内の液晶フルHDテレビとしては初というコントラスト比3300:1の新パネルを採用。その上で、映像シーンごとにバックライトと開口量を最適化することで、テレビセットとして表現できる「テレビコントラスト」比を2万:1に高めたという。
さらに各色12ビット相当の階調に拡張する独自アルゴリズムによる滑らかなグラデーション、肌色補正機能、倍速技術などと組み合わせ、「AQUOS史上最高画質」と同社が胸を張るほどの高画質を実現した。
ネットに接続し、リモコンからの簡単な操作でオーナー用サイト「AQUOS.jp」に接続する。ヤフーによる「Yahoo!JAPAN for AQUOS」や、雑誌の“立ち読み”サービス「DoTV デジ×マガ」などをリビングで利用できる。
メイン薄型テレビの購入は2回目という「目の肥えた」買い換えユーザーなどがターゲット。オープン価格で、実売予想価格は65V型が98万円前後、52V型が58万円前後、46V型が53万円前後。
このほか、リビングのメインテレビ向け「Gシリーズ」7機種(56V〜26V、6月1日発売)と、パーソナルな2台目需要向けの「Dシリーズ」9機種(42V、37V、32V、7月10日発売)、Blu-ray Disc&HDDレコーダーの新製品3機種(7月1日発売)を投入する。
都内で開いた発表会で、松本雅史副社長は「AQUOSは5シリーズ42機種のフルラインアップが夏商戦に向けてそろった。勝算はある」と自信を見せた。
【関連キーワード】 AQUOS | シャープ
業界最薄3.44センチ 「壁掛けAQUOS」発表
ヤフーがフルHDテレビ向けサービス、100万台利用目指す
テレビで雑誌を“立ち読み”できる NTTコムと凸版が新サービス
最終更新:5月20日1時13分
<週刊新潮>毎日新聞社が抗議文 「記事は明らかな虚偽」
5月24日2時31分配信 毎日新聞
毎日新聞社は23日、新潮社に対し抗議文を送付した。同社は22日発売の週刊新潮で「毎日新聞『北村正任社長』が突如辞任したワケ」の見出しで、毎日新聞社の役員人事に関する記事を掲載した。
記事の中で、日本新聞協会の会長である北村社長が、朝日新聞と読売新聞に新聞購読料の値上げを依頼したと記載しているが、明らかな虚偽であり「毎日新聞社の社会的信用を棄損、低下させる」と判断し、週刊新潮編集部あてに謝罪と訂正を求める抗議文を送った。
<未払い残業代>支払い求め派遣添乗員が申し立て
5月23日11時18分配信 毎日新聞
派遣会社から派遣される旅行添乗員が23日、未払いの残業代支払いを求め東京地裁に労働審判を申し立てた。添乗員は「労働時間の把握が困難だ」として、あらかじめ決めた労働時間を働いたことにする「事業場外みなし労働」制で賃金が支払われているケースが多い。申し立ては、労働時間把握は可能で同制度は適用されるべきでないとして残業代の支払いを求めている。
申し立てたのは、添乗員派遣会社「阪急トラベルサポート」(本社・大阪市)の派遣添乗員、大島由紀さん(43)。
申立書などによると、大島さんは「みなし労働」が適用されることで、1日何時間働いても日当分の賃金しか支払われないとして、昨年12月と今年1月の海外ツアーで添乗した際の約80時間の残業代20万円の支払いを求めている。
大島さんは、全国一般東京東部労働組合の同社支部の組合員。今後、同支部の組合員8人と一緒に集団で東京地裁に残業代支払いを求め提訴する予定。請求額は1人当たり過去2年分の200万〜500万円の見込み。大島さんは「添乗員の長時間、過重労働は限界にきている。みなし労働で定額の賃金とすることでいくらでも働かせることができるシステムを変えなければならない」と訴えている。
添乗員のみなし労働を巡っては、同労組の申告に対して、東京・三田労働基準監督署が「制度の対象とならない」として、残業代を支払うよう是正勧告を出している。【東海林智】
阪急トラベルサポートは「申し立ての詳しい内容をまだ把握していないのでコメントは差し控えたい」としている。
添乗員が残業代求め申し立て=阪急交通社の子会社−東京地裁
5月23日11時31分配信 時事通信
阪急交通社(大阪市)の子会社阪急トラベルサポート(同)に旅行添乗員として勤務する大島由紀さん(43)=東京都清瀬市=が23日、海外ツアー時の残業代約20万6000円の支払いを同社に求め、東京地裁で労働審判を申し立てた。今後、大島さんを含む社員9人が総額約3600万円の残業代支払いを求める訴訟を同地裁に起こす。
申し立てによると、大島さんは昨年12月と今年1月、2回にわたり海外旅行の添乗員としてツアーに同行したが、残業代は払われなかった。会社側は、添乗員は会社外で働くため指揮監督が及ばず、労働時間の算定が困難な「事業場外みなし労働」に当たるとして残業代を払わないという。
未払いの残業代求め、海外ツアー添乗員らが集団提訴へ
5月23日20時16分配信 読売新聞
労働基準監督署から残業代を支払うよう是正勧告を受けたのに改善されていないとして、阪急交通社の子会社「阪急トラベルサポート」(大阪市)の派遣添乗員9人が23日、同社を相手取り、1人あたり約400万円の未払い残業代を求める集団訴訟を起こす方針を明らかにした。
同社は添乗員の労働時間が把握しにくいとして、何時間働いても一定の給料しか払わない「事業場外みなし労働時間制」を採用していたが、東京・三田労基署は昨年10月、「日報で労働時間は把握できる」などとして、残業代を払うよう勧告。9人のうち1人は提訴に先立ち、昨年12月と今年1月の海外ツアー2回分の残業代約21万円の支払いを求める労働審判を東京地裁に申し立てている。
最終更新:5月23日20時16分
阪急トラベルサポート派遣添乗員 残業代求め申し立て
5月23日16時33分配信 産経新聞
阪急交通社の子会社、阪急トラベルサポート(大阪市)に登録している派遣添乗員の女性が23日、細かい指示を受けてツアーに添乗しているのに、会社の指揮・監督が及ばないため所定労働時間働いたとみなす「事業場外みなし労働制」を適用し、残業代を支給しないのは不当だとして東京地裁に労働審判を申し立てた。
申し立てたのは東京都の大島由紀さん(43)。申立書によると、大島さんは昨年12月と今年1月に添乗した海外ツアー計19日間に残業した約85時間分、約20万円が支払われなかった。同社が作成した日程表や指示書に基づいて添乗し、詳細な行動を記した日報を提出しており、会社が労働時間を把握し監督することは可能と主張している。大島さんとほかの添乗員の計9人は、会社に残業代の支払いを求めて東京地裁に提訴する準備も進めているという。
添乗員が残業代求め申し立て=阪急交通社の子会社−東京地裁
5月23日11時31分配信 時事通信
阪急交通社(大阪市)の子会社阪急トラベルサポート(同)に旅行添乗員として勤務する大島由紀さん(43)=東京都清瀬市=が23日、海外ツアー時の残業代約20万6000円の支払いを同社に求め、東京地裁で労働審判を申し立てた。今後、大島さんを含む社員9人が総額約3600万円の残業代支払いを求める訴訟を同地裁に起こす。
申し立てによると、大島さんは昨年12月と今年1月、2回にわたり海外旅行の添乗員としてツアーに同行したが、残業代は払われなかった。会社側は、添乗員は会社外で働くため指揮監督が及ばず、労働時間の算定が困難な「事業場外みなし労働」に当たるとして残業代を払わないという。
<300日規定>無戸籍の女性、出産へ 出生届け不受理か
5月20日2時31分配信 毎日新聞
離婚後300日規定により親の出生届が受理されずに無戸籍となった兵庫県内の女性(27)が妊娠し、6月中旬に出産する予定であることが分かった。戸籍法は、出生届に母親の本籍地記載を義務付けている。地元自治体も「現状では出生届は受理できない」としており、生まれてくる子供も女性と同様に無戸籍となる可能性が高い。無戸籍となった人が出産するケースが明らかになるのは初めて。
女性の50代の母親は、前夫の暴力などが原因で離婚。離婚から73日後、後に再婚した男性との間に女性を産んだ。母親は、規定を覆す手続きの複雑さや、前夫に居所を知られたくない事情から、前夫を巻き込んだ裁判をすることが難しい状態だった。このため女性は無戸籍となり、小学校には4年間しか行けず、医療関係のサービスも受けられず、選挙の投票もできなかった。
女性は昨年夏、小中学校の同級生の夫(27)と結婚式を挙げたが、戸籍がないため婚姻届を出すことができず、事実婚の状態。昨年秋に妊娠が分かり、順調なら6月中旬に出産する。不安に思った女性は今月、地元自治体に相談したが、「母親の戸籍がなければ、子供の出生届は受理できない」との対応だった。女性は「子供にまで自分がした苦労はさせたくない」と話している。
法務省民事局は「無戸籍となった人が出産する例は今まで聞いたことがない。どうすべきか今後検討したい」と話している。【工藤哲】
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/photo/IK20070227144003379L0.jpg
平成19年5月7日法務省民事局
婚姻の解消又は取消し後300日以内に生まれた子の出生の届出の取扱いについて
平成19年5月21日から,婚姻の解消又は取消し後300日以内に生まれた子の出生の届出の取扱いが,次のとおり変更されました。
1 「懐胎時期に関する証明書(※)」が添付された出生の届出の取扱いについて
※ 「懐胎時期に関する証明書」…出生した子及びその母を特定する事項のほか,推定される懐胎の時期及びその時期を算出した根拠について診断を行った医師が記載した書面をいいます。
証明書の様式については,こちらをご覧ください。
証明書【PDF】,証明書【一太郎】,証明書【Word】
(1) 届出の受理について
婚姻の解消又は取消し後300日以内に生まれた子について,「懐胎時期に関する証明書」が添付され,当該証明書の記載から,推定される懐胎の時期の最も早い日が婚姻の解消又は取消しの日より後の日である場合に限り,婚姻の解消又は取消し後に懐胎したと認められ,民法第772条の推定が及ばないものとして,母の嫡出でない子又は後婚の夫を父とする嫡出子出生届出が可能です。
(2) 戸籍の記載について
(1)の届出が受理されると,子の身分事項欄には出生事項とともに「民法第772条の推定が及ばない」旨が記載されることになります。
2 「懐胎時期に関する証明書」が添付されていない出生の届出の取扱いについて
従前のとおり,民法第772条の推定が及ぶものとして取り扱われることになります(前婚の夫を父とする嫡出子出生届でなければ受理されません。)。
3 取扱いの開始について
(1) この取扱いは,平成19年5月21日以後に出生の届出がされたものについて実施されます。
(2) 既に婚姻の解消又は取消し時の夫の子として記載されている戸籍の訂正については,従前のとおり,裁判所の手続が必要です。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/minpou772/
300日問題
飼い犬の引き綱が自転車前輪に…福岡で男性転倒し死亡
5月23日11時19分配信 読売新聞
22日午後11時25分ごろ、福岡市西区生松台3の市道で、近くの黒岩正幸さん(83)が自転車のそばに倒れているのを、タクシー運転手が発見した。
黒岩さんは市内の病院に運ばれたが、23日午前0時50分ごろ死亡した。
福岡県警西署の発表によると、死因は嘔吐(おうと)物をのどに詰まらせた窒息死。黒岩さんの自転車の前輪には、散歩に連れていた飼い犬の引き綱が絡まっており、同署は、犬が何かに驚くなどして自転車の前方を走り回ったことが原因で転倒し嘔吐したとみている。黒岩さんは顔などに傷があり、転倒の弾みで頭を地面にぶつけたとみられる。
飼い犬は中型でおとなしく、発見時も引き綱につながれたまま現場にいたという。
道路交通法に基づく福岡県道路交通法施行細則では、自転車の運転者が運転中に片手で荷物を持ったり、犬の引き綱を持って散歩させたりする行為を禁止している。
最終更新:5月23日11時19分
自転車事故の予防と対策
自転車は行動範囲を広げる手軽で便利な道具として大勢の高齢者に使われていますが、転倒事故は非常に危険なものとなっています。
(平成13年度高齢者危害危険情報分析調査 東京都生活文化局)
http://www.anzen.metro.tokyo.jp/senior_bicycle.html
ご存じですか?自転車の正しい乗り方(自転車安全利用五則)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/roadplan/bicycle/manner.htm
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