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【news+】ニュース速報スレ【全般】★3
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■子供じみた自作自演? 取調室では法律議論が飛び交い…
下山容疑者の行動はわけがわからない。
捜査を受けるリスクは当然想像できるのに、なぜ友人の警察庁幹部に相談を持ちかけたのだろうか。
この疑問に、捜査関係者の1人はこんなふうに推測してみせる。
「自分の力添えで捜査を始めさせ、ストーカー被害を食い止めたように装えば、女性の気を一層引けると思ったのかもしれない」
そうだとすれば、なんと子供じみた行動。とても裁判官の行為とは思えない。
「もし犯人だとバレないと思っていたのなら、捜査を甘くみるな! と言いたい」
先の捜査関係者はそう語気を強める。
下山容疑者の逮捕状を発布したのは、同容疑者の“古巣”にあたる甲府地・家裁の裁判官だった。
逮捕翌日の22日に送検され、甲府地裁から10日間の勾留請求も認められた。
下山容疑者は取り調べには応じているという。しかし、その供述は、警察に真っ向から反発しているといっていい。
「そもそも私が相談を持ちかけたというのに、その私を容疑者扱いするのは信義にもとる」
「(逮捕するような)身柄事件には相当しない」
メールを送ったこと自体は認めている、という。だが…。
「ストーカーのようなメールを送ったが、『恋愛目的』ではなかった。ストーカー規制法の構成要件に当たらない」
ストーカー規制法は動機について「恋愛感情やそれが満たされないための恨みなど」を構成要件として限定している。下山容疑者の「恋愛目的ではなかった」という供述は、この部分を突いた発言だ。
関係者は「取調室では、法律家ならではの専門的な議論が飛び交っている」と語る。
下山容疑者は逮捕当日から弁護人を選任し、事実上の“否認”を展開している。
今回の立件について複数の捜査幹部は「本人にもいろいろと言い分はあるだろうが、こちらにはブツ(証拠品)がある」と自信をみせる一方、「被害者が今後、告訴を取り下げる可能性もあり、さまざまな配慮が必要」とも言う。
県警が2人の関係やこれまでの経緯など、女性のプライバシーにかかわる部分についてはほとんど明らかにしていないのはそのためだ。
■問題判事? 桶川ストーカー事件では「居眠り」で配置換え
警察から「ストーカー」と認定された下山容疑者はどんな裁判官だったのだろう。
東大出身の下山容疑者は昭和56年に司法試験に合格し、東京家裁、地裁での勤務経験もある。東京地裁判事だった平成10年、故中島洋次郎元衆院議員による受託収賄事件の審理に陪席裁判官としてかかわり、実刑を言い渡している。
浦和地裁(現さいたま地裁)刑事部の判事だった平成13年。
埼玉県桶川市のJR桶川駅前で女子大生が元交際相手の男らに刺殺された「桶川ストーカー事件」の公判を担当した。だが、傍聴人から「公判中に居眠りをしている」と指摘されて担当を外され、同地裁民事部に配置換えになったという。
この事件はストーカー規制法制定の契機になった。自身が審理に関与した事件を通じて制定された法律で、下山容疑者は逮捕された。皮肉だ。
甲府地・家裁都留支部に移ってからは、17年3月、小学5年の児童にわいせつな言葉をかけたとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた被告に、「犯行は悪質で再犯が危惧(きぐ)される」として、保護観察付き有罪判決を言い渡した。
翌18年8月には、スナックで女性を「デブ」などと侮辱したとして侮辱罪に問われた男に女性が慰謝料を求めた民事訴訟で、女性の主張を認め、130万円の支払いを命じるなど、女性の立場に理解を示した判決を出している。
一方、同年11月には、レストランで以前交際していた女性を恐喝しようとしたとして恐喝未遂罪に問われた被告に、「威迫行為の事実は認められるが、現金を要求したかどうかは認められない」として無罪を言い渡すなど、法の適用に厳格な姿勢を示していた。
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