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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

4653チバQ:2017/10/20(金) 19:54:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk27010304000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 11区 前職同士三つどもえ /大阪
10月19日 00:00毎日新聞

 枚方、交野両市にまたがる大阪11区は、無所属、維新、自民の前職3人による三つどもえの戦いとなった。民進から無所属に変わった平野氏を支援しようと共産が候補予定者を取り下げたからだ。2012年衆院選は維新の伊東氏、前回14年は自民の佐藤氏が制するなど、ここ数回は、議席の行方がめまぐるしく変わる激戦区だ。

 「政党はバックにない。頼れるのはみなさんの力だけだ」。枚方市の京阪牧野駅前で平野氏が声をからした。民進府連代表として、党が府内の19小選挙区に擁立を予定していた13人の当選を目指していたが、希望との合流騒ぎや維新と希望の候補者すみ分けなどで、13人の進む道は分かれた。

 平野氏も「自民、維新の選択肢しか有権者に示さないのは申し訳ない。大阪の民進の灯を消さない」と無所属を選んだ。民進時代から続く連合大阪の支援を取り付け、約2万票ともされる共産支持票の「受け皿」も目指す。陣営幹部は「希望からの誘いも断り、11区にこだわって立候補したことを強調している。地元を大切にする政治家としての生きざまを伝え、支持の拡大を狙いたい」と話す。

 「横一線の選挙戦で誰が勝つか分からない状況となった。枚方、交野の発展を止めないためにも自公政権の継続が必要だ」。佐藤氏は枚方市内で開いた演説会で力を込めた。

 05年の「郵政選挙」で野田聖子総務相の「刺客」として岐阜1区で初当選した「小泉チルドレン」の佐藤氏は前回14年、縁もゆかりもなかった11区に立候補して当選を果たした。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以降、11区で自民候補が初めて収めた勝利だけに、自民府連幹部は「11区で勝てるのは佐藤氏しかいない」と期待を寄せる。

 枚方市の京阪樟葉駅前で演説に立った伊東氏は有権者に訴えかけた。「議員の報酬や定数の削減、官僚の天下りの禁止などで財源を生み出し、教育や福祉を充実させる。増税をしなくても改革は実現できる」。維新が大阪府・市で進める政策を説明し、無党派層へアピールを図っている。

 12年衆院選で橋下徹前大阪市長の「維新ブーム」に乗って初当選を果たした伊東氏の支持基盤はそれほど強くない。だが維新は前回14年、11区の比例票で6万5000票余りを獲得しており、街頭演説を重ねる「空中戦」で票の掘り起こしを進める作戦だ。陣営関係者は「大阪で改革を推進してきた維新だからこそ、説得力のある主張ができる。丁寧に他の候補との政策の違いを訴えたい」と話す。【加藤佑輔】=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ◇11区の立候補者(届け出順)=枚方、交野市

平野博文 68 [元]官房長官 (6)無(民)前

伊東信久 53 医師 (2)[維] 前

佐藤ゆかり 56 [元]経産政務官 (2)[自][二]前=[公]

 白抜きは比例重複

4654チバQ:2017/10/20(金) 19:54:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk27010318000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 18区 同じ顔ぶれ3氏争う /大阪
00:00毎日新聞

 岸和田、泉大津、和泉、高石、忠岡の4市1町からなる大阪18区。3選を狙う維新前職の遠藤氏と、前回2014年は比例復活した自民前職の神谷氏に、共産新人の矢野氏が挑む。民進党が擁立を予定していた新人候補は公示直前に希望の党の公認を得て国替えし、前回と同じ顔ぶれになった。神谷、遠藤両氏が激しく競り合い、矢野氏が追う展開だ。

 「維新さんとの勝負、非常に際どいところまできました。1票でも勝たせていただき、力を発揮させてください」。岸和田市内で開かれた個人演説会で、神谷氏は約100人の聴衆を前に力を込めた。推薦を受ける公明党の地元府議も応援に駆けつけ、自公政権の連携をアピールした。

 泉大津市長だった神谷氏は自民の公認を受け、12年衆院選に初めて立候補したが、自民を離党して維新から出た遠藤氏に約1万7000票差で敗れた。前回14年は約6000票差に縮めたが惜敗し、比例復活した。神谷氏は「元々の自民支持層を掘り起こしたい」と、地盤を引き継いだ中山太郎元外相時代の支援者をくまなく回り、自公支持層の上積みを図る。

 一方、遠藤氏は今回、ポスターや陣営スタッフのジャンパーを緑色の「維新カラー」に一新。維新らしさを前面に出すことで、支持層を手堅くまとめる作戦だ。岸和田市内で約80人を集めた個人演説会では、維新の「身を切る改革」や25年国際博覧会(万博)の大阪誘致に成功した際のベイエリアの規制緩和実現を約束し、「一番厳しいのが岸和田市だ」と支援を求めた。

 遠藤氏は選挙戦前半、1日に5、6社の企業訪問と個人演説3、4カ所をこなした。終盤は「路地から路地へ、町から町へ」(陣営)と街宣活動を中心に据える戦略を描く。有権者にきめ細かくアピールして無党派層の取り込みを狙いながら、自民支持層への支持拡大も図りたい考えだ。

 矢野氏は、野党統一候補の当選や安全保障関連法の廃止などを目指す市民団体「泉州市民連合」の支援を受ける。重点的に街頭活動をこなして「安倍政権を継続させるのかが最大の争点」と強調することで、政権批判の「受け皿」として無党派層にも浸透を図りたい狙いだ。消費増税の廃止や税制改革の促進、地域経済の活性化など「1%ではなく、99%の人のための政治を」と声をからし続けている。【井川加菜美】=おわり

………………………………………………………………………………………………………

 ◇18区の立候補者(届け出順)=岸和田、泉大津市など

遠藤敬 49 党国対委員長 (2)[維]前

矢野忠重 67 党地区役員 共新

神谷昇 68 [元]泉大津市長 (1)[自][二]前=[公]

4655チバQ:2017/10/20(金) 19:57:13
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101802100015.html
<注目区を歩く>(上)16区 前職2人と共産 激戦に拍車
2017年10月18日
【16区】相模原市緑(中西部)・南区(西部)、厚木・伊勢原・座間市(北部の一部)、愛甲郡
写真
 過去二回、小選挙区で一勝一敗だった自民前職の義家弘介(ひろゆき)さんと希望前職の後藤祐一さんの間に、三回連続出馬の共産新人の池田博英さんが割って入り、16区は三つどもえの争いになった。前職二人のリードが伝えられるものの、マイナスに作用しかねない発言や行動もあり、激戦に拍車が掛かっている。 (井上靖史)
【16区】

義家弘介 46 自<前><2>《比》 公
後藤祐一 48 希前<3>《比》
池田博英 54 共新  
 「二年十カ月の集大成だ」。衆院選公示日の十日、義家さんは大勢の支持者の前でこぶしを振り上げた。二〇一四年十二月、後藤さんに僅差で敗れ、前々回は義家さんが制した。二回とも敗れた候補者が比例復活したが、「今回で決着をつけたい」との思いが強い。
 「おごりがあった」。義家さんは前回の敗因を率直に認め、この間、地域の祭りや集会に率先して出席してきた。16区は農村部も多い保守地盤。元高校教諭でドラマのモデルにもなった「ヤンキー先生」という知名度だけでは票につながりにくい。
 不安要素もある。文部科学副大臣だった六月、文科省のものとみられる加計学園絡みの文書が流出した問題で「国家公務員法違反になる可能性がある」と発言。「公益通報を萎縮させる」との批判を受けた。
 後藤さんにも懸念材料は少なくない。民進党県連会長という立場にありながら、いち早く離党を表明。今回、民進の支持母体だった連合の推薦を得られなかった。希望の保守的な体質を警戒し、リベラル層が一部離れたとの観測もある。
 後藤さんは「政権交代可能な受け皿となる選択肢を示す責任が野党にあった。東京都知事選の結果を見れば民進党では難しかった」と演説で理解を求め、希望が公約に掲げる改憲についても「九条の一、二項は変えない。知る権利や地方自治の分権明記が優先だ」と強調する。
 母校厚木高校の卒業生らの支援を受けながら、消費税増税の凍結と原発ゼロなどの党の看板政策を訴えるとともに、「安倍政権をこのまま続けさせて良いのか」と問い続ける。
 「名前はだいぶ広まってきた」。二人の争いをよそに、池田さんは手応えを感じている。つじ立ちや遊説に加え、十三日には本厚木駅前で改憲などのテーマにシールで賛否を示してもらうイベントを若者らと一緒に実施。消費税増税反対にも賛同があるとし、「『今回は共産に入れる』『ぶれずにやってほしい』という励ましが多い」と明るい。
 選挙戦終盤になっても激戦の行方は見通せない。16区内の首長は「誰が勝つにしても、(上位二人に)大きく差が開くことはないだろう」との見方を示した。
    ◇
 衆院選は二十二日の投開票日まで残りわずか。記者が注目区を歩き、情勢を伝えます。

4656チバQ:2017/10/20(金) 19:57:31
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(中)10区 三つどもえ 戦い激化
2017年10月19日
10区 川崎市川崎・幸・中原区(中東部)
写真
 当選七回を数える自民前職の田中和徳さんに、希望新人の市川佳子さんと、比例から選挙区に移った共産前職の畑野君枝さんが挑む10区。田中さんが前々回から圧勝を続けており、解散前には野党候補の一本化を目指す動きもあったが、三つどもえの戦いとなっている。 (山本哲正)
【10区】

市川佳子 53 希新 《比》
畑野君枝 60 共<前><1>《比》
田中和徳 68 自前<7>《比》 公
 「自民が圧勝したら森友・加計問題は無かったかのようになる」-。与党優勢の情報が流れた十二日、川崎市幸区の街頭で市川さんは声を張り上げた。安倍政権への批判票を取り込みたいとの思いは強い。
 この日は希望の小池百合子代表が駆けつけたこともあるのか聴衆は約二千人(陣営発表)に。市川さんは「自民は右に寄りすぎ、共産は左に寄りすぎ」と両陣営を批判した。
 今回、民進と共産は候補者一本化を図り、市民グループ「なんてん神奈川10区の会」も両陣営に働き掛けた。しかし、畑野さんは一九九八年の参院選で10区エリアでトップの得票を獲得した実績もあり、市川さんも引けずに難航した。
 市川さんは一本化への動きに不満を抱え、先んじて民進を飛び出し、希望に合流。民進の市議や県議は応援するが、民進支持層の動向までは読めない。支持を広げようと幸区の住宅街などをこまめに自転車で回る。一方、演説では「自民の国会議員の秘書をしていた」と保守層への働き掛けを強める。
 田中さんは前回同様、JR川崎駅など駅頭に立って朝のあいさつや演説に力を入れるが、保守色を打ち出す希望を警戒。
 十二日夜、中原区で開いたミニ集会では、田中さんは与党有利の報道を不安視し「自民の評判は、いまひとつ。『自民の候補に、もうちょっと厳しい対応を』と(有権者の)気持ちが変わったら、状況が変化する。心配だ」と引き締め、希望を「ばらばらの人たち」と批判した。
 畑野さんは、反政権、護憲派の票を一身に集めたい考え。同日、JR武蔵小杉駅前の街頭演説では「私は市民と野党の共闘候補」と強調。地元に向けては「中原区でも行われようとしたヘイトスピーチ(憎悪表現)デモをなくそうという法律を超党派で議論した」などと国会での活動をアピールした。
 「なんてん」も「共闘候補の選択肢だった市川さんが、九条を含む改憲論議に積極的な希望に入ったため、畑野さんで一本化した」としてメンバーが街頭演説に加わる。
 ツイッターでは保守派論客の漫画家小林よしのりさんからのエールも紹介し、党を超えた支持の広がりを目指している。

4657チバQ:2017/10/20(金) 19:57:59
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(下)6区 がっぷりリベラルVS自公
2017年10月20日
6区 横浜市保土ケ谷・旭区
写真
 「リベラル勢力の結集」対「自公協力の象徴」-。6区は、立民前職の青柳陽一郎さんと公明前職の上田勇さんががっぷり四つに組んでいる。報道各社の調査でも情勢は拮抗(きっこう)。互いに複雑な事情を抱えつつ、予断を許さぬ戦いに一致結束して激しい戦いを続けている。 (衆院選取材班)
【6区】

串田誠一 59 維新 《比》
青柳陽一郎 48 立<前><2>《比》
上田勇 59 公前<7> 自
 民進出身の青柳さんが立民から出馬すると表明したのは公示のわずか二日前。「行き場を失ったリベラル層の受け皿になり、勝てる選択肢を有権者に示す」。旭区で開いた集会で説明すると、「どこから出馬するのか」と気をもんでいた支援者から拍手が湧き起こった。
 そこまで判断を遅らせたのは、さまざまな可能性をてんびんにかけたからだ。立民で出馬すればリベラル層の支持を得られる半面、保守層が離れるかもしれない。無所属で出れば比例復活はない。表明が早いと「保守系の対抗馬が出てくる」との情報があった。最後は立民が最善と判断した。
 過去二回、上田さんの後塵(こうじん)を拝しているだけに勝利への執念は強い。街頭では一人一人に駆け寄って握手を求め、野党共闘を掲げる市民団体のメンバーが応援に来れば記念撮影する。「打倒自公」を旗印に、「一強政治の弊害は目に余る」と右派・左派の立場を超えた勢力結集を有権者に呼び掛けている。
 上田さんは八選を目指すベテランとはいえ、今回は危機感が強い。背水の陣を敷くため比例に重複立候補せず、負ければ終わり。「大変厳しい状況。力を貸してほしい」と強調する。
 もう一つ気がかりなのは、盤石なはずの自公の関係に微妙な変化が見えていること。自民支持者から「党の衆院議員がほしい」との声が出ているほか、昨年の参院選のしこりも残る。無所属候補に推薦を出すかで自民が内輪もめし、あおりを受けた公明候補の自民の推薦決定も遅れた。さらに、自民の一部衆院議員が無所属候補の応援に集中し、公明の支援をしなかった。
 公明県本部の幹部は「過去のことは協力関係に影響しない」、自民関係者も「自公の結束を訴えれば保守層の支持が得られる」と衆院選への影響を否定する。
 実際、両者の関係は緊密だ。自民の県議と市議が連日、朝七時から上田さんと駅頭に立ちビラを配る。十四日、応援演説した菅義偉官房長官はこう強調した。「6区は自公連立政権の象徴。総力で応援する」
 激しく争う二陣営を横目に、維新新人の串田誠一さんは、議員定数削減など「身を切る改革」を前面に掲げて支持拡大を図る。「普通の人たちの生活感情に訴えたい」と無党派層の掘り起こしに力を注いでいる。

4658チバQ:2017/10/20(金) 19:59:09
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100008.html
小選挙区 終盤情勢 県内でも与党勢力優勢
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選の終盤情勢で、県内の多くの選挙区でも自民・公明の与党勢力が優勢との結果が、本紙や共同通信社の調査などにより明らかになった。ただ、流動的な選挙区もあり、予断を許さない。ここに来て動きが急な選挙区の状況を紹介する。 (衆院選取材班)
【1区】横浜市中・磯子・金沢区

 松本純 67 自前<6>《比》 公
 長島一由 50 希元<1>《比》
 篠原豪 42 立<前><1>《比》
 自民前職の松本純さんの優勢は変わらないが、立民前職の篠原豪さんが勢いづいている。森友・加計問題で政府のずさんな公文書管理の実態を追及した実績をアピールし、共産支持者らの応援も得る。希望元職の長島一由さんは、党の人気失速を受けて伸びを欠く。
【7区】横浜市港北・都筑区(8区を除く区域)

 鈴木馨祐 40 自前<3>《比》 公
 川野案 35 希新 《比》 維
 中谷一馬 34 立新 《比》
 現実的な政策実行を訴えて着実に支持を固める自民前職の鈴木馨祐さんを、立民新人の中谷一馬さんが猛追する。中谷さんは公示直後、地元地方議員の応援が得られず苦戦。危機を察した旧知の財界人や民進系国会議員、県央地区の地方議員らが応援に駆けつけるようになり、巻き返している。希望新人の川野案さんは、地元出身と女性活躍を訴えるものの浸透していない。
【8区】横浜市緑・青葉・都筑区(西部の一部)

 加藤リカ 45 共新  
 大西恒樹 53 諸新  
 江田憲司 61 無前<5> 
 三谷英弘 41 自元<1>《比》 公
 強固な地盤を持つ無所属前職の江田憲司さんの優位が続く。そこに自民元職の三谷英弘さんがじりじりと迫る。三谷さんは、8区で出馬予定だった前職の離党に伴い急きょ出馬が決まった。序盤は知名度不足で自民支持層にも広がりを欠いたが、菅義偉官房長官はじめ要職が次々に応援に訪れている。危機感を覚えた江田さんは、全国各地への応援を控えめにして地元で活動を重ねる。
【14区】相模原市緑(東部)・中央・南区(東部)

 本村賢太郎 47 希<前><2>《比》
 中野渡旬 69 共新  
 赤間二郎 49 自前<3>《比》 公
 自民前職の赤間二郎さんが優位に立ち、希望前職の本村賢太郎さんが追う。赤間さんは、麻生太郎副総理が応援演説するなど組織固めを徹底。本村さんは小池百合子党代表や民進の前原誠司代表、岡田克也・元代表らを応援に呼び、党内外の人脈をアピールする。共産新人の中野渡旬さんは支持が広がらない。
【17区】小田原・秦野・南足柄市、足柄上・足柄下郡

 横田英司 59 共新  
 牧島かれん 40 自前<2>《比》 公
 神山洋介 42 希<前><2>《比》
 一歩抜け出した自民前職の牧島かれんさんに、民進系で希望前職の神山洋介さんが食い下がる。神山さんは前原代表の応援を得るなどして挽回を図る。また、公明の牧島さん推薦決定が遅れたために、割って入る隙があるとみて期待する。牧島さんも公明の街頭演説会に顔を出して支援を呼び掛ける。

4659チバQ:2017/10/20(金) 19:59:59
千葉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017101902100012.html
<各小選挙区の情勢>(上)
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選で、県内十三選挙区に立候補した四十七人の選挙戦の終盤情勢を分析した。県内でも自民が先行しているが、野党候補の一部は猛追を見せている。 (敬称略)
写真
◆1区 自民と希望が互角

田嶋要 56 (元)経済産業政務官 希前<5>
門山宏哲 53 (元)安保委理事 自<前><2> =公
大野隆 48 党准地区委員 共新 
長谷川豊 42 (元)フジテレビアナ 維新 
 自民門山と希望田嶋が互角の激戦となっている。
 過去二回、比例復活の門山は自民支持層を固め、公明との連携をフル活用。自民党幹部らの応援を受け、選挙区での勝利を狙う。
 民進から希望に移った田嶋は、連合加盟の労組の支援を受けるなど民進時の支持層を固めつつ、無党派層にも浸透する。
 共産大野は、支持層を固めて票の上積みを目指す。維新長谷川は支持に広がりが見られず、厳しい。
◆2区 自民前職がリード

藤巻健太 34 (元)みずほ銀行員 維新 
上野洋嗣 40 党県常任委員 共新 
樋口博康 58 (元)民進党本部職員 立新 
竹ケ原裕美子 46 産婦人科医 希新 
小林鷹之 42 (元)防衛政務官 自前<2> =公
 県内最多の五党の激戦区となったが、自民小林が、自民、公明の支持層を手堅くまとめ、優位に立っている。
 立民樋口はリベラル層の受け皿として、若者世代や主婦への食い込みを狙う。希望竹ケ原は出遅れたが、子育て中の主婦や無党派層に絞り、巻き返しを図る。共産上野は組織票に加え、無党派層への支持拡大に力を入れる。維新藤巻は政策の浸透に力を入れ、追い上げを図る。
◆3区 前文科相が独走状態

松野博一 55 (元)文部科学相 自前<6> =公
岡島一正 59 (元)予算委理事 立元<2>
櫛渕万里 50 (元)経済産業委理事 希元<1>
 前文部科学相の自民松野が、強力な後援会組織の支援を受けて安定した戦いを展開し、独走する。
 松野と六回目の直接対決となる岡島は自由から立民に移り立候補。野党共闘で共産の支援を受け、無党派層への浸透も図る。東京23区から国替えした希望櫛渕は、短期決戦対策として会員制交流サイト(SNS)をフル活用し、知名度の浸透を図る。
◆4区 前首相、優位に立つ

深津俊郎 69 党地区副委員長 共新 
野田佳彦 60 (元)首相 無前<7>
木村哲也 48 (元)県議 自新  =公
佐藤浩 52 (元)県議 維新 
 八期目を目指す前首相の野田は今回、無所属で出馬。船橋市内の各駅前に立ち、「安倍政治、自民政権を打倒する」と訴え、優位に選挙戦を進める。
 自民木村は前回二〇一四年に続く挑戦。船橋市議、県議時代からの後援会組織や自民党組織を中心に、無党派層などにも浸透を図る。共産深津は「改憲、消費税10%反対」、維新佐藤も「消費増税は凍結を」などと訴え、票の掘り起こしを図っている。
◆5区 首相補佐官が先行

薗浦健太郎 45 首相補佐官 自前<3> =公
山田厚史 69 (元)朝日新聞記者 立新 
岡野純子 39 (元)浦安市議 希新 
 首相補佐官の自民薗浦は、北朝鮮のミサイル発射問題や経済政策を軸に街宣活動を展開。自民、公明支持層を固めて先行する。
 立民山田は、市民連合や候補を取り下げた共産などのバックアップを受け、「今の政治はおかしい。リベラルの灯を消すな」と訴え、浸透を図る。希望岡野は「女性が活躍できる社会を実現する」と追い上げを図っている。

4660チバQ:2017/10/20(金) 20:00:35
千葉

◆6区 立民が自民追い上げ

遠藤宣彦 54 (元)自民党局次長 希元<1>
生方幸夫 69 (元)環境副大臣 立元<5>
渡辺博道 67 (元)経済産業副大臣 自前<6> =公
星健太郎 37 (元)早大助教 維新 
 七度目の直接対決となる自民渡辺と立民生方。渡辺は公明支持層の支持もまとめて優勢と見られるが、陣営幹部は「厳しい選挙」と神経をとがらせる。
 共闘する共産の支援を受ける生方は、日に八十カ所の「一分スピーチ」でアベノミクス批判を繰り広げ、追い上げを見せる。希望遠藤は、選挙区内をこまめに回り知名度アップを図る。維新星はLINE(ライン)などネット戦略で若者層への浸透を狙う。
◆7区 農相、大きく抜ける

渡部隆夫 74 (元)建材会社員 共新 
斎藤健 58 農相 自前<3> =公
石塚貞通 50 司法書士 立新 
波多野里奈 44 (元)民放アナ 希新 
 農相の自民斎藤が大きく抜け出す。だが、陣営幹部は、野党の票が分散し、支持者が安心して投票が鈍ることを警戒。「台風でも投票してもらえるようお願いする」と強調する。
 希望波多野は「しがらみ政治からの脱却」を訴え、知名度アップを図る。立民石塚は「アベノミクスでは決して経済はよくなっていない」と批判、共産渡部は「安保法制、『共謀罪』の強行採決は許せない」と主張し、追い上げを目指す。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017102002100006.html
<各小選挙区の情勢>(下)
2017年10月20日
写真
◆8区 自民大きくリード

桜田義孝 67 (元)文部科学副大臣 自前<6> =公
小野里定良 70 (元)柏市議 共新 
太田和美 38 (元)環境委理事 希<前><3>
 前回と同じ顔ぶれの三人による争い。自民県連会長の桜田が、大きくリードしている。後援組織もきめ細かく活動している。
 民進から希望に移った太田は、女性や無党派層の取り込みをいかに進めるかが、当落のカギとなる。
 共産小野里は前回に続く国政挑戦で、追い上げを目指している。
◆9区 自民が無党派にも

秋本真利 42 国土交通政務官 自前<2> =公
鴨志田安代 62 党地区委員長 共新 
奥野総一郎53 (元)総務委理事 希<前><3>
 自民秋本が後援会組織を手堅くまとめ大きくリードする。党幹部らの応援演説で、無党派層にも浸透しつつある。
 民進から希望に合流した奥野は、リベラル層の支持者が一部離れたが、新たな保守層を取り込むなどして追い上げを目指す。
 共産鴨志田は、比例での得票率15%以上を目標とし、安倍政権打倒を訴えている。
◆10区 元経産相 固い地盤

林幹雄 70 (元)経済産業相 自前<8> =公
笠原正実 63 党地区委員長 共新 
谷田川元 54 (元)拉致問題特理事 希元<1>
 自民林が優勢。党の要職に就く林は、地元を留守にしがちだが、分厚い保守地盤に張り巡らされた強固な後援会がフル回転して支える。
 民進から希望に合流した谷田川は前回、あと一歩で比例復活当選を逃して以降、海匝地域を中心に後援会を拡充。返り咲きをうかがう。
 共産笠原は比例二万八千票の獲得を目指す。

4661チバQ:2017/10/20(金) 20:00:53
◆11区 自民前職 引き離す

多ケ谷亮 48 会社社長 希新 
森英介 69 (元)法相 自前<9> =公
椎名史明 60 党地区委員長 共新 
 十選を目指す自民森が、高い知名度と強固な地盤を生かして支持層を固め、他候補を大きく引き離している。経済対策の継続や北朝鮮問題への対応を訴える。
 民進から希望に合流した多ケ谷は、電機連合など労働組合の支援を受けて支持層を固めつつ、駅でのつじ立ちで無党派層への浸透も図っている。共産椎名は、改憲反対や消費税率10%中止などを訴える。
◆12区 元防衛相の支持拡大

大西航 36 党県常任委員 共新 
浜田靖一 62 (元)予算委員長 自前<8> =公
樋高剛 51 (元)環境政務官 希元<3>
皆川真一郎 63 (元)高校校長 社新 
 父親の強固な地盤を引き継いだ元防衛相の自民浜田が盤石。支部組織をフル活用し、年代や性別を問わず支持を広げる。
 自由から希望に移り、急きょ神奈川18区からの国替えで出馬した樋高は、人口密集地でつじ立ちを重ね、知名度アップを狙う。
 共産大西と、社民が県内で唯一擁立した皆川は、支持層の拡大を目指すが、厳しい戦い。
◆13区 野党分散 自民に利

宮川伸 47 (元)会社役員 立新 
斉藤和子 43 党准中央委員 共<前><1>
白須賀貴樹 42 党厚労部会長代理 自前<2> =公
水野智彦 61 (元)予算委員 希元<1>
 三選を目指す自民白須賀が優位。自民、公明支持を固めた上で、野党三党が候補を擁立し反自民票が分散していることが、追い風になっているとみられる。
 立民宮川は「中道リベラルをしっかり守る」と強調し、追い上げている。県内唯一の共産前職で4区から国替えした斉藤は、無党派層への支持が広がっていない。
 比例南関東ブロックで、旧民主から当選経験のある水野は苦戦。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

4662チバQ:2017/10/20(金) 20:08:37
>>4497
>大阪16区は公明・北側一雄氏vs.立憲民主・森山浩行氏の一騎打ち。9月末の市長選に自民や民進などの推薦を受け勝利した堺市長の竹山修身氏が森山氏の応援演説に入った。
>「竹山氏の勝利には民進党・連合の力が大きかったため恩返しのかたちだが、地元公明市議らは激怒している」(堺市政関係者)

https://mainichi.jp/articles/20171020/ddf/041/010/017000c


衆院選2017
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応援の堺市長、四苦八苦 16区「非維新」で一騎打ち 距離感ピリピリ

毎日新聞2017年10月20日 大阪夕刊
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 22日投開票の衆院選大阪16、17区(ともに堺市)で、9月の市長選で3選を果たした竹山修身市長が複雑な対応を余儀なくされている。市長選は日本維新の会を軸にした「維新対反維新」の対決となり反維新を掲げた竹山氏が勝利したが、衆院選は構図が異なるからだ。対立する陣営双方で応援演説をするなど各党との距離感に気を使っている。


 立憲民主党元職と公明党前職の一騎打ちとなった16区。公示前日の9日、立憲陣営の街頭演説に立った竹山氏は公明陣営の批判を展開。その3日後には公明側の演説会に登壇し、支援を求めて声をからした。竹山氏は市長選で自民、民進、共産などの支援を受け、地域政党・大阪維新の会の公認候補を破った。立憲元職は民進からの転身組。竹山陣営幹部は「選挙をずいぶん手伝ってくれた」と評価する。

 自主投票に回った公明の府本部幹部は「対立はしていない。こちらを応援して当たり前」と語気を強める。立憲陣営での演説翌日、3期目の初登庁をした竹山氏に公明堺市議らが真意を確かめる一幕も。ある市議は「両者への応援演説の回数を同じにするよう求めた」と言う。

 とはいえ両陣営とも竹山氏と一心同体とまではいかない事情もある。候補者擁立を見送った維新票の行方だ。

 前回2014年衆院選の16区で維新が得た比例票は約4万5000票。立憲陣営の関係者は「竹山氏と一体化することで票を取りこぼすのは得策ではない」。公明関係者も「維新も市議レベルでは親しい人も多い。竹山氏にどこまで来てもらうか難しい」。両陣営の綱引きと駆け引きに、竹山氏は「2人通れば一番良い」と漏らす。

 一方、維新が前職を擁立した17区。竹山氏は市長選で推薦を受けた自民陣営を全面的に応援し、自民前職も「市長と力を合わせ堺市と国家を守り抜く」と言う。維新は市長選では国政の与野党が相乗りで支援した竹山氏を「野合」と批判したが、衆院選に入ると「市長選とは別。同じ土俵に上がるつもりはない」(陣営関係者)と批判を控えている。【山下貴史】

4663チバQ:2017/10/20(金) 20:09:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk12010086000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/上 1区・8区 政党でなく個人強調 希望の「あおり」強く警戒 /千葉
10月18日 00:00毎日新聞

 「民進党公認で出るはずだったが、(民進は)誰も公認を立てないことになった。大変な混乱だ」。衆院選公示翌日の11日夕、千葉駅前でマイクを握った千葉1区の希望の党前職、田嶋要氏(56)は声を張り上げた。応援に訪れた前原誠司代表を混乱を招いた「張本人」と呼びつつ、「前原代表が小池(百合子)さんと2大政党(制)を作ろうとしたから私も決意した」と「合流」の理由を説明。「皆さんに1票をお願いするのは(小池氏ではなく)田嶋要です」と呼びかけた。

 田嶋氏の支持層には、民進と異なる希望のスタンスに抵抗感を持つ有権者も少なくない。憲法改正もその一つだ。希望が入党者に署名を求めた政策協定書には「改正を支持する」と記されている。田嶋氏はこの日の演説で「憲法は一切触れてはならないという立場ではない」とした上で「9条は次元が違う。徹底的に議論をするのは結構だが改正には断固反対。党内でもブレーキ役になっていきたい」とも訴えた。

 その田嶋氏に前々回2012年、前回14年と選挙区で敗れ、比例復活した自民党前職の門山宏哲氏(53)。今回の選挙を「背水の陣」と位置づけ「三度目の正直」を狙うが「厳しい選挙に変わりはない。愚直に考えを訴えていく」と強調する。一方で、14日夕に千葉市内であった集会では希望への合流組についてこう言及した。「一夜にして憲法違反とまで言った政策(安保法制)をころっと変える」

 1区には、共産党新人の大野隆氏(48)が長時間労働の規制などを、日本維新の会新人の長谷川豊氏(42)がしがらみ政治からの脱却などを訴えて立候補している。

   □   □

 衆院選公示から数日後、自民県連に二階俊博幹事長の「緊急通達」が流れた。「これからが本当の勝負」。報道各社の世論調査は「自民優勢」だが、終盤戦に向けて気を引き締めて臨むように--というメッセージだ。千葉8区で7選を目指す前職の桜田義孝氏(67)の陣営にも緊張感が漂う。桜田氏は前回、希望前職の太田和美氏(38)に勝ったものの、比例復活を許した。

 希望が太田氏を公認した際、寺嶋佳一選挙対策副本部長は一抹の不安を覚えた。「前回とそっくりだ」。太田氏は前回、当時勢いのあった旧維新の党から立候補。「前回は大阪の風だったが、今回は隣(東京)の風。暴風になればあおりを食らう」と強く警戒する。

 「どうぞ皆さんの希望をお託しください」。17日昼すぎ。党代表として初めて県内入りした小池氏は柏駅前で太田氏の応援演説に立った。小雨の降る中、聴衆は約900人(主催者発表)。太田氏は「雨が心配だったが、多くの人が来てくれた」と胸をなで下ろした。

 ただ、報道各社の世論調査結果は希望に厳しい内容だ。太田陣営は「気にしない。全力でやるだけ」(選対事務局長の吉田進・柏市議)と前向きだが、「千葉都民」への浸透を図るにあたり、小池氏の知名度に期待したのも事実。「希望がつまずいたらどうなるのか」。選対本部長の松崎公昭元衆院議員はそう懸念する。一方で太田氏はこれまで政党が変わっても、3度の国政選挙を勝ち抜いており、「当初から個人を売り込む戦略。今後はそれを強調していく」(松崎氏)という。

 8区には共産新人の小野里定良氏(70)も立候補している。「国政を私物化した安倍政権は退場を」と訴え、立憲民主党支持層の票の掘り起こしを目指す。【信田真由美、加藤昌平】

     ◇

 22日の投開票に向け後半戦に入った衆院選。野党情勢の混乱を引きずったまま、先の読めない選挙戦に臨む県内の候補者たちを追った。

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)=千葉市中央・稲毛・美浜区

田嶋要 56 [元]経産政務官 (5)希前

門山宏哲 53 弁護士 (2)自前=[公]

大野隆 48 党区国政委長 共新

長谷川豊 42 [元]フリーアナ 維新

 ◇8区(3)=柏市西部、我孫子市

桜田義孝 67 党県会長 (6)自前=[公]

小野里定良 70 党地区副委長 共新

太田和美 38 [元]会社社長 (3)希前

4664チバQ:2017/10/20(金) 20:09:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk12010037000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/中 6区・13区 野党共闘、自民は警戒 不成立区は比例復活にらみ /千葉
10月19日 00:00毎日新聞

 15日夕。冷たい雨の降る中、松戸駅東口のデッキ上で県市民連合主催の街頭演説会が開かれた。姿を見せたのは千葉6区に立候補している立憲民主党元職、生方幸夫氏(69)。集まった支援者らを前に「(中道・左派系野党の)統一候補になったことに感謝する」と述べるとともに、「議席が得られたら、共産党や社民党などとも政策を協議したい」と強調した。

 当初は民進党からの立候補を目指していた生方氏は、希望の党による「選別」に反発。枝野幸男元官房長官率いるリベラル系の立憲からの出馬を決めた。立憲は県内13選挙区で6人の候補者を擁立。共産は「共闘」のため、6区を含む計3選挙区で候補擁立を取り下げており、14日夕には津田沼駅前で志位和夫委員長も生方氏の応援演説をした。ただ、共闘が決まったのは公示直前。共産は党員・支持者に生方氏支援を求めているが、横堀渉地区委員長は「電話などで呼びかけているが、時間との勝負だ」と焦りをにじませる。

 20年以上、生方氏と争ってきた自民前職の渡辺博道氏(67)。陣営幹部は共産と立憲の共闘を警戒する。「前回選挙の旧民主党と共産の得票を合わせると、渡辺候補とほぼ変わらない。(選挙戦で)森友・加計学園問題なども取り上げられ、最後まで気を緩められない」と話す。17日は早朝から自民県連の河上茂幹事長が渡辺氏の選挙事務所を訪れ、選挙区内の市議約20人に発破をかけた。

 6区からの立候補が3回目となる希望元職の遠藤宣彦氏(54)はしがらみのない政治などを、日本維新の会新人の星健太郎氏(37)は大学改革などを訴えて、それぞれ後半戦を戦っている。

   □   □

 「安倍政権か市民と野党の共闘が勝つのか。その選挙だ」。16日夕、新鎌ケ谷駅前では千葉13区の共産前職、斉藤和子氏(43)の応援演説に立った小池晃書記局長が声をからしていた。前回は4区で野田佳彦前首相(60)に敗れ、比例復活した斉藤氏は今回、野田氏との競合を避け「国替え」した。県内候補唯一の前職で「必勝区」と位置づける共産は連日のように幹部を投入している。

 同じ頃、千葉ニュータウン中央駅の改札口前で、立憲新人の宮川伸氏(47)が家路を急ぐ人々に向けて訴えていた。「私は(希望の党が掲げた)憲法改正(賛成)という『踏み絵』を踏みませんでした」。直前まで民進から立候補を目指していた宮川氏。「初志貫徹」のアピールに力が入る。

 13区は共産と立憲の共闘が実現しなかった選挙区の一つだ。ある陣営関係者によると、野党情勢の混乱で直前まで構図が定まらなかったことに加え、共産にとっては前職が国替えして臨む必勝区である一方、宮川氏は初めての立候補に向けて13区で準備を進めてきたという事情もあるという。

 報道各社の世論調査は軒並み自民前職の白須賀貴樹氏(42)を優勢としている。自民、旧民主、共産が候補を立てた前回、旧民主、共産候補の合計得票は白須賀氏とほぼ互角。共闘不成立が白須賀氏の「追い風」になっているとの見方もある。

 13区には希望元職の水野智彦氏(61)も立候補しているが、こうした中、比例復活を巡る思惑が交錯する。復活当選には小選挙区の得票数が当選者にどれだけ迫ったかを示す「惜敗率」がカギを握るため、宮川氏の陣営関係者は「保守票が割れて(白須賀氏の得票が減り)、ハードルが下がってほしい」と漏らす。一方、比例名簿上位の斉藤氏の陣営は「共産は他選挙区で立憲に譲っている」として、比例票積み増しに期待を寄せる。【橋口正、北川仁士】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇6区(4)=市川市北部、松戸市南部

遠藤宣彦 54 [元]郵政省職員 (1)希元

生方幸夫 69 [元]副環境相 (5)立元

渡辺博道 67 [元]副経産相 (6)自前=[公]

星健太郎 37 [元]大学教員 維新

 ◇13区(4)=船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷、印西、白井、富里市、印旛郡

宮川伸 47 [元]会社役員 立新

斉藤和子 43 [元]県立高講師 (1)共前

白須賀貴樹 42 歯科医師 (2)自前=[公]

水野智彦 61 歯科医師 (1)希元

4665チバQ:2017/10/20(金) 20:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk12010074000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/下 2区・4区 野党乱立で「票分散」 民進再結集論にも「無の境地」 /千葉
00:00毎日新聞

 「自民党に対していい声は聞こえてこない。どんな逆風が吹いても立っていられる政治家になりたい」。千葉2区で3選を目指す自民前職の小林鷹之氏(42)は15日午前、習志野市の京成大久保駅前で訴えた。初当選は全国的に自民が圧勝した2012年。それより前、2区は旧民主党と自民が激しく競り合っていた。若い住民も多く「保守が盤石とは言えない土地柄」(自民関係者)と言われる。

 しかし今回、衆院解散前後の野党の混乱を象徴するかのように、希望の党、共産党、立憲民主党、日本維新の会が候補を擁立。候補者数は県内最多で、5党が顔をそろえるのは全国でこの区のみだ。与党の自民・公明▽保守系野党の希望・維新▽中道・左派系野党の共産・立憲・社民--の3極の構図も当てはまらない。地元県議は「(政権批判の)票が割れ、小林氏に有利に働いている」とみる一方、野党の各候補は終盤戦の追い上げに躍起になっている。

 「非常に厳しい戦いを続けています」。16日午後、津田沼駅前で、維新新人の藤巻健太氏(34)は声を張り上げた。前回14年は小林氏に敗れ、3年近く準備を進めてきたが「予想外の展開となってしまった」と言う。

 共産と立憲の調整が間に合わなかった2区。共産新人の上野洋嗣氏(40)は「話し合いの結果だ」と冷静だが、立憲新人の樋口博康氏(58)は「残念だ」と票の分散を懸念する。希望新人の竹ヶ原裕美子氏(46)は初の選挙戦だ。スタッフは大学時代のゼミ仲間らが中心だが人手が足りておらず、党からの派遣もない中、「もう一度、(代表の小池)百合子先生に追い風をお願いしたい」

   □   □

 19日午後、船橋市郊外。千葉4区で8選を目指す前首相の野田佳彦氏(60)が雨の中、立憲新人候補の応援でマイクを握っていた。場所は隣の13区。「候補は私の分身です」。自身は衆院選で初めて無所属で立候補する一方、民進系候補の応援に全国を駆け回る。

 政党の枠を超えた強固な地盤を持つ野田氏は「横綱」にも例えられる。

 県議初当選以来、一時期を除き30年間、朝の駅頭に立ち、政策ビラを自分で書く。弁舌にも定評があり、希望への民進の「合流」を巡っては、細野豪志元環境相を念頭に「先に離党した人の股をくぐる気はない」と発言。民進系の無所属出馬の流れを作った。民進の参院議員らからは選挙後の再結集論も出たが、「結果が出たら無所属(の当選者)で意見交換しなければならない。今は『無の境地』」と述べるにとどめ、野田氏の「今後」が注目されている。

 その野田氏に再び戦いを挑む自民新人の木村哲也氏(48)。前回は時間的余裕がなく、公明党支持層をまとめ切れなかった反省がある。今回は同党船橋総支部の時局講演会にも登壇し「軽減税率をやります」と主張。消費増税時の軽減税率適用を重視する公明支持層に秋波を送った。4区の公明票は約2万とされる。陣営幹部は「昔は6割が野田氏だったが、今回は8割がこっちだ」と自信を見せ、自民支持層への浸透に力を注ぐ。

 4区の課題の一つが国道14号などの慢性的な交通渋滞だ。18日夜、船橋駅前。菅義偉官房長官が応援に駆けつけた街頭演説で、木村氏は「なぜこんな状況なのか」と聴衆に問いかけ、船橋に自民党国会議員が必要だと訴えた。

 共産新人の深津俊郎氏(69)は「安倍暴走政治ストップ」を掲げ、憲法順守や消費増税反対などを主張。維新新人の佐藤浩氏(52)はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使い、消費増税凍結や国会議員の定数・報酬の削減などを訴えている。【町野幸、青木英一】

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇2区(5)=千葉市花見川区、習志野、八千代市

藤巻健太 34 党県幹事長 維新

上野洋嗣 40 [元]診療所職員 共新

樋口博康 58 [元]民進党職員 立新

竹ヶ原裕美子 46 産婦人科医 希新

小林鷹之 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

 ◇4区(4)=船橋市中南部

深津俊郎 69 党地区副委長 共新

野田佳彦 60 [元]首相 (7)無前

木村哲也 48 党4区支部長 自新=[公]

佐藤浩 52 [元]県議 維新

4666チバQ:2017/10/20(金) 20:12:02
>>4284 1区
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101702000232.html
2区ルポ 新区割りで地盤攻め合う
2017年10月17日 紙面から
写真
 鈴鹿、亀山両市と四日市市南部に、選挙区割り変更で旧1区から伊賀、名張両市が加わった2区。文部科学相などを歴任した無所属前職中川正春さんと、厚生労働相などを務めた自民前職川崎二郎さんの一騎打ちが激しさを増す。区割り変更前の各選挙区で当選を重ねたベテラン同士。互いの地盤を攻め合い、若年層や支持政党がない層への浸透を目指ししのぎを削る。
 小選挙区で七回連続当選してきた中川さんは「打倒!!一強政治」を旗印に、幅広い支持獲得を目指す。しかしこれまでの戦いと違って無所属は政見放送ができず、ポスター枚数も制限されるため「法律を見直さないといけない。公平性に欠ける」と指摘する。
 選挙戦序盤は、区割り変更で新しく挑戦する伊賀地域を精力的に回り「仲間に入れてください」と聴衆に訴えた。逆に従来拠点とする鈴鹿市などでは「ここで育てていただいた」と感謝を忘れない。
 報道各社の序盤情勢調査結果で劣勢が報じられ、十三日の四日市市での個人演説会では「地元でどうぞ運動を広げていただき勝たせてください」と頭を下げた。3区の岡田克也さんの個人演説会の応援に駆けつけた際も、「不利な状況にあることを私自身も身に染みて感じている」と焦りを隠さなかった。
 民進党分裂後、安保法反対を貫く立場から希望に行かず無所属を選んだ決断を理解する声は多い。連合三重の吉川秀治会長は「どうしても政策合わないと、信念守り貫く姿勢を評価」と支援。十五日は鈴鹿市で野党候補一本化を橋渡しした市民団体「市民連合みえ」と街頭演説をした。
 ただ、鈴鹿市で影響力が強い自動車総連系の市議は、共産党も支援する態勢に「一部組合員の心中は複雑かも。アレルギー反応を起こす可能性もある」。その上で「それとこれとは別で連合としての動きに追従する。支持をやめることはない」と話し結束を図る。
    ◇
 「自衛隊を認めない共産党と組んででも勝とうとする人に負けられない」。川崎さんは十四日夜、鈴鹿市での個人演説会で、北朝鮮情勢への対応などを念頭に、野党各党の支援を受ける中川さんを批判した。「政党による政治を掲げ小選挙区制を進めた人たちの勢力が無所属で出馬している」とも述べ、中川さん側をやゆした。
 一方、前回まで自身の選挙区だった津市などに比べ海岸堤防や中勢バイパスなどの整備が遅れているとして力を入れていくと力説。聴衆の七十代女性は「地域を良くする国政とのパイプ役が必要だと感じた」と話した。
 中選挙区時代以来二十四年ぶりの選挙運動となる鈴鹿市などでは「有権者に十分なあいさつができていない」と危機感を募らせ、街頭演説や企業回りなどに奔走。地盤の伊賀地域も含めた個人演説会では、地域課題を重視する姿勢を示す。亀山市ではリニア中央新幹線の全線開業と停車駅誘致に言及。「東京-大阪間が一時間で結ばれる」と強調し東京一極集中の是正と、選挙区内の活性化につなげる決意を示した。
 新たな大票田の鈴鹿市に拠点を置き本格的に活動を始め二カ月余だが、地元県議や市議、自民支援者らがフル回転。当選十一回の閣僚経験者ということもあり、事務所には商工業や医師、漁業などの団体からの推薦状がびっしりと貼られる。
 序盤情勢で優勢と伝えられたが、自民候補が七連敗中の2区で、引き締めを図る。
 (山本克也、鈴木里奈)

4667名無しさん:2017/10/20(金) 20:12:22
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101902000268.html
3区ルポ 有権者増え勝利へ挑む
2017年10月19日 紙面から
写真
 選挙区割り変更で四日市市の南部四地区が加わり、有権者六万五千人が増えた3区。県北部は中選挙区時代を含め九回連続議席を守る前職岡田克也さんの金城湯池だ。かつての保守地盤を取り戻したい自民には3区勝利は宿願。初めて無所属で立つ岡田さんに、自民党県連の候補者調整で旧2区から移った前職島田佳和さん、共産新人野村真弘さん、諸派新人坂本麻貴さんが挑む。
 「おはようございます。今回無所属で戦います」。十三日朝、桑名駅で岡田さんが声を張り上げた。通勤、通学者は会釈したり、握手を求めたりする。公示後、同志応援で全国を回り地元入り予定は五日間だけ。「安倍一強政治を止める大事な選挙。暴走にブレーキをかけられるのは皆さんの一票一票」。訴えは熱を帯びる。
 常在戦場で地元活動を重ねた。「選挙前に活動の八割を終えるのが理想。公示後は残りを仕上げる」と陣営幹部。強固な地盤は自治会単位で連綿と組織された後援会が支える。
 一昨年十一月から街頭などで集会を三百回重ね、延べ一万人以上と顔を合わせた。平日は一日十五〜二十の企業や団体を訪問。国政課題がテーマのセミナーも数カ月に一度開き支持拡大を図った。無所属だが「選挙のやり方は変わらない」。推薦を断られた団体もないという。本人不在時は支える地方議員が思いを代弁する。
 十三日夜にいなべ、四日市両市で開いた演説会では「次の総選挙で自民と対決できるよう、必ず野党をもう一度結集する」と力説。公示前に無所属の民進出身候補ら約二十人のネットワークも立ち上げ民進元代表として衆院選後もにらむ。「無所属へのネガティブな反応もない」。十期目へ万全を期す。
    ◇
 「岡田さんの時代じゃないと多くの人に伝えていってほしい」。島田さんは十一日夜、四日市市の演説会で語気を強めた。要職を歴任した岡田さんを意識し「ここは思い切らないと勝てない選挙区だ」と、執念を燃やす。
 二回連続比例復活した旧2区から移り、3区支部長に就いたのは九月一日。本格始動したのはそれ以降で、地元の県議や市議を通じ自民の各地域支部にあいさつ回りをしていた直後の解散となった。
 定数一減のあおりを受けたとして党本部に要請した比例優遇はかなわず。「これも一つの試練。地域のために勝つしかない」。島田さんは自らを奮い立たせるように話した。
 選挙戦は地方議員の組織を生かして臨む。旧2区時代からの支援者をはじめ、若手の企業経営者らが陣営を支える。遺族会や自動車業界をはじめ推薦団体は約二百。「短期間で大勢に名前と顔を覚えてもらう」(陣営幹部)ため、駅前や幹線道路沿いなど一日十カ所程度の街頭に立ち、夜の演説会も連日平均で三カ所程度をこなす。
 演説では北勢地域のインフラ整備の遅れを指摘し、「(岡田さんは)地域のために何もしてこなかった」と批判する。「有権者との接触回数を増やし、目の前を通る人との数秒間で名前を擦り込む」。浸透に余念がない。
    ◇
 野村さんは主婦層が多いスーパーや団地を重点的に回り消費税の増税中止などを訴える。演説でも「富裕層と大企業に応分の負担を求め、消費税に頼らない税制改革を実現する」と繰り返す。
 陣営は電話や選挙はがきで党支持層を固める。支持政党がない層への浸透も図るため新たに四種のボードを作製。「安倍政治にNO」「核兵器禁止条約 参加するなら日本から」などと記し、街頭演説会のたびに選挙カーに掲げる。
    ◇
 坂本さんは消費税5%への減税や憲法九条改正などを掲げ、駅や商業施設の前で演説をして支持拡大を目指している。十六日は所属する政治団体「幸福実現党」の釈量子党首が応援に入り、近鉄四日市駅前で演説した。釈党首は「幸福は唯一、減税を訴えている。安い税金で小さな政府をやらせてほしい」と訴えた。
 (3区取材班)

4668チバQ:2017/10/20(金) 20:12:41
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017102002000252.html
4区ルポ 広大な選挙区、東奔西走
2017年10月20日 紙面から
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 伊勢志摩、東紀州の両地域がエリアだった旧5区に、明和、多気、大台の多気郡三町が加わった新4区。自民前職の三ツ矢憲生さんに、希望元職の藤田大助さんが挑む旧5区の構図が持ち込まれた。共産新人の谷中三好さんを加え、県の面積の46%を占める広大な選挙区を三人が走り回る。
 「私にとってこの地域はデビュー戦。新人候補として戦わせていただいております」
 大台町の「道の駅」前。六期目を目指すベテランの三ツ矢さんが、街頭演説で頭を下げて支持を呼びかけた。
 多気郡三町は新1区に移った田村憲久さんの地盤だった。後援会の引き継ぎを進める中での解散となり、三ツ矢さんは後援会を整えることができないまま選挙戦に突入した。
 演説では、旧5区での実績を強調する。「インフラの整備、農林水産業の振興、観光の発展に力を入れてきた。これからは多気郡のためにも頑張りたい」と訴える。
 過去五回、全て選挙区で勝ってきた組織力をフル回転。今回は選挙を取り仕切る後援会の幹部の若返りも進めてきた。
 「圧倒的なご支援を」。三ツ矢さんの演説には、このフレーズが繰り返し出てくる。陣営幹部は「次は大臣。そのためには十分な票が必要だ」。選挙後の入閣をにらむ三ツ矢さんの思いを代弁する。
    ◇
 十七日に多気町の公民館であった藤田さんの演説会。「アベノミクスで国民の生活はよくなると言われたが、五年間地域で聞いてきた声は全く違った。この声、誰が届けるんですか」。藤田さんは語気を強めて安倍政権を批判した。
 選挙直前に出馬する政党が変わった。自身のイメージカラーの黄色いたすきの下は、希望の党が押し出す緑のTシャツ。演説では「政党は変わっても、安倍政権を止めたいという信条は変わりません」とこぶしを握る。「政党は関係ない。藤田大助に入れる」と声をかけてくれる支援者の存在が何よりも心強いという。
 民進から希望に移った候補が県内には他におらず、当初は「比例は希望へ」と主張するのを遠慮する向きもあったが、選挙戦中盤からは立場を鮮明に。自民、公明の与党の圧勝を予想する報道がある中、「国民の本当の声を国会は待っている。どうしても勝たせていただきたい」と声をからす。
    ◇
 十七日、トンビが飛び交う大紀町の錦漁港前。谷中さんは街頭演説で「この錦をはじめ、すべての原発計画を撤回させてきた4区から原発ノーの声を上げよう」と声を張り上げた。かつて計画された芦浜原発に関わった地域で、当時を知る住民に訴えかける狙いだ。
 一日十カ所ほどの街頭演説を繰り返し、多くの人に訴えを聞いてもらうことを目指す。小泉純一郎首相(当時)の人気が高かった二〇〇五年の衆院選など国政選挙は過去三回挑戦してきた。「今回が一番反応がいい。安倍政権への怒りが強いのだろう」と手応えを語る。
 (安永陽祐、青木ひかり、大島康介)

4669チバQ:2017/10/20(金) 20:13:01
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101802000237.html
<終盤情勢まとめ>
2017年10月18日 紙面から
 中日新聞社は、衆院選(二十二日投開票)で十五〜十七日に行った三重1〜4区の終盤情勢調査(世論調査)結果をまとめた。これまでの取材を加味すると、2区は自民と無所属の前職同士が横一線の大激戦を展開している。1、4区は自民前職、3区は無所属前職がリードする。ただ、回答者の3割以上が小選挙区の投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性もある。
 (敬称略)
◆1区 田村支持が広く厚い

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 田村が全世代でリードして優位に戦い、松田は巻き返しに懸命。
 田村は特に女性の支持が多く、幅広い職業から支持を集める。自民、公明支持層を固め、支持政党なし層でも松田を上回る。北朝鮮問題への対応を重視する層や、経済活性化、教育、子育て、年金問題を重視する層からの支持も厚い。
 松田は共産、立憲民主、希望支持層でリードし、公務員・団体職員の支持で田村を上回る。加計学園問題など首相の政治姿勢や憲法を重視する層の支持を集めている。
◆2区 川崎と中川ほぼ互角

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 川崎、中川が横一線の激戦。男女ともほぼ互角で、支持政党なし層も分け合う。
 川崎は公明支持層を固めたが、自民支持層の一部が中川に流れている。三十代、七十代以上で中川をリードし、会社員や農林漁業者の支持で中川を上回る。北朝鮮問題や年金など高齢者対策を重視する層の支持を集める。
 中川は希望、共産、立憲民主の支持層でリードし、四十代も川崎を上回る。自営業者、主婦の支持が多い。安倍晋三首相の政治姿勢や原発ゼロ、憲法を重視する層の支持を集めている。
◆3区 岡田が安定した戦い

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 岡田が安定した戦いで島田を引き離す。
 岡田は特に女性の支持率が高く、全世代で島田を上回る。希望、立憲民主支持層を固め、支持政党なし、共産支持層でもリード。自民支持層の三割、公明支持層の一部にも食い込んでおり、県内の非自民候補で唯一、北朝鮮問題を重視する層でもリードする。
 島田は自営業者の支持で岡田を上回り、憲法九条改正を望む層の支持は多いが、支持に広がりがみられない。
 野村は共産支持層でも岡田に大きく遅れ、坂本は苦戦する。
◆4区 三ツ矢が全世代優位

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 三ツ矢が優位な戦い。三ツ矢は十〜三十代、七十代以上で過半数の支持を集めるなど、全世代でリード。自民、公明支持層を固める。会社員、農林漁業、主婦の支持率も高い。
 藤田は希望、立憲民主支持層に加え、支持政党なし層でも三ツ矢をリード。加計学園問題や原発ゼロを重視する層の支持も集めるが、公務員・団体職員や憲法を重視する層など、従来民進が強い層の一部で三ツ矢にリードを許す。谷中は共産支持層を固めた。

4670チバQ:2017/10/20(金) 20:17:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_09.html
<衆院選宮城>仙台決戦譲らぬ攻防 組織戦vs共闘


手を掲げる候補者に拍手を送る有権者。12日間の戦いは最終盤を迎えた=19日午後7時ごろ、仙台市内
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 衆院選は22日の投開票まであと2日と迫り、108万都市・仙台を決戦場とする宮城1、2区の攻防も最終盤に突入した。組織を固め、逃げ切りを図る自民党。共闘を強め、巻き返しを期す野党。同日選となる宮城県知事選の立候補者を巻き込みながら、激しいデッドヒートは総力戦の様相を呈している。(衆院選取材班)

<地方議員と結束>
 「勝たなければならない。安倍政権を倒す」。19日夜、仙台市青葉区の勾当台公園。2区の無所属元議員鎌田さゆりは、知事選の無所属新人多々良哲(59)=共産推薦=の集会で声を張り上げた。民進、共産、社民各党の地方議員ら約400人が集まり、結束を誓った。
 前日夜、鎌田は若林区の個人演説会で涙を拭った。「比例復活の道はない。1票差でいい。勝たせてください」。報道各社の世論調査は、自民前議員秋葉賢也との接戦を伝えていた。
 「絶対に勝たせる。任せて」。同席した共産県議福島一恵は鎌田を胸に抱き寄せた。仙台市議時代から若林区を地盤とする福島。選挙カーに終日同乗し、区内を隅々まで連れ回る。
 鎌田が仙台市議、県議時代に地盤とした泉区は後援会が固める。宮城野、若林両区に照準を絞り、豊富な運動量で支持拡大に奔走する日々だ。共闘の歯車がかみ合い、自民を猛追する。

<応援に大物続々>
 県政界の巨人が満を持して加勢に応じた。「わがまま、気まま、声がでかい。何一つ褒めるところはないが、秋葉さんが大好きだ」
 18日夜、秋葉が宮城野区で開いた集会は、知事選の無所属現職村井嘉浩(57)の軽妙なトークに約450人が沸き返った。
 4選を狙う知事選に集中していた村井が秋葉と並ぶのは公示後初。一進一退の戦況に苦しむ秋葉が村井に応援を切願した。
 松下政経塾出身の2人は1995年県議選初当選の同期の桜だ。「盟友」と言い切った村井の手を秋葉は何度も握り返した。
 党本部も大物を続々投入する。集会で経済再生担当相茂木敏充は「大きな支援を」と頼んだ。昼すぎには党内で派閥を率いる額賀福志郎が仙台入りし、市内の企業を回って「あと一歩だ」と念を押した。
 17日には秋葉と不和だった県議、仙台市議らが支援を確認。得意の組織戦が最終コーナーで勢いを増す。
 1区の自民前議員土井亨は19日夜、青葉区内で演説会に臨んだ。「抜かれる。直前まで追い詰められた。助けてください」。厳しい表情で切り出し、引き締めを図った。緩みを戒め、地方議員と守りを固める。
 立憲民主党新人岡本章子は17日、JR仙台駅前で代表の枝野幸男と並んだ。枝野の来仙は公示日の第一声に続き2度目。岡本は「相手の背中が見えてきた。もう一押しの力がほしい」と声を振り絞った。(敬称略)


2017年10月20日金曜日

4671チバQ:2017/10/20(金) 20:18:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010095000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>1区 待機児童意識し訴え 「子育てしやすい」施策競う /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇1区(新潟市北(旧豊栄市などの区域除く)・東・中央・江南(旧横越、亀田町の区域除く)・西区(旧巻町の区域除く))

 都市型の1区は無党派層の動向が鍵。立憲民主、自民の両候補とも働き盛り世代が多い地域事情を意識して、子育て施策にも訴えの重点を置いている。

    ◇

 「教育財源や少子化対策に2兆円の財源を使い、人口減対策をしたい」。新潟市西区の坂井輪幼稚園で15日開かれた自民前職、石崎徹氏の個人演説会。石崎氏は安倍晋三首相が消費増税分の使途変更を打ち出した理由を説明した。石崎氏は日ごろから、増税分で幼児教育の無償化や高等教育の負担軽減を図るとし「命を増やす政策だ」と訴えている。

 一方の立憲民主前職、西村智奈美氏は「子育て中の母」であることをアピールし、子育て充実に取り組む姿勢を強調している。13日夕、同市中央区で行った西村氏の街頭演説。応援弁士の森裕子・自由党参院議員は「母となり、政治家として一層深みが増した西村候補」と西村氏が昨年11月に第1子を授かったことを紹介。西村氏も「子育てと仕事の両立は言葉では簡単だが、実際は何度も壁にぶつかった」とし、子育ての経験を政策に生かすと主張した。

    ◇

 新潟市では待機児童問題が深刻だ。今春、12年ぶりに待機児童が2人発生。少子化の影響で出生数は年々減少しているにもかかわらず、市内の保育園児数は2007年度の1万7375人から10年間で2割以上増え、17年度は2万1831人。共働き世帯や核家族化が進行し、年々高まる保育需要に環境が追いついていない。

 「希望した園に入ることができない『潜在待機児童』も深刻」だと、保育園の団体「県保育連盟」の平沢正人理事長は指摘する。現状は、兄弟で異なる保育所に通うケースや、希望順位の低い保育園に入園するケースもあるという。年度途中の入園はさらに競争率を増す。平沢理事長は「公約を掲げるのは歓迎するが、早急に解決をしてほしい」と話す。

 待機児童の問題に対し西村氏は、保育士の賃金を上げ、担い手を増やすことで解消を図るとしている。石崎氏は、地域間で保育需要にばらつきがあると指摘し、職場内保育所などの整備を訴える。石崎氏は「実際に東区の(企業集積地の)卸団地に認定こども園ができた例もある。そのような仕組みを後押ししたい」と話している。

    ◇

 新潟市東区のスーパーに17日来県した石破茂・元地方創生相は、少子化対策を訴えていた。聴衆の群れを避けるように演説を聴いていた女性会社員(28)は、長女(3)と長男(1)の母。長女は無事入園したが、長男は2度、入園を断られた。母親は仕方なく育児休業の期間を延長したという。「働きたくても働けない状態はもどかしい。待機児童の問題をはじめ、子育てしやすい環境を作ってほしい」と話していた。【柳沢亮】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇1区立候補者(届け出順)

西村智奈美 50 [元]副厚労相 (4)立前=[共][社]W

石崎徹 33 党青年局次長 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4672チバQ:2017/10/20(金) 20:19:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk15010203000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区 盛り上がらぬ原発論戦 「そういう話、聞きたいのに」 /新潟
10月18日 00:00毎日新聞

 ◇2区(新潟市南(旧味方、月潟村の区域)・西(旧巻町の区域)・西蒲区、長岡(旧与板町など)、柏崎、燕、佐渡市、出雲崎町、弥彦、刈羽村)

 原子炉7基から成る世界最大級の原発、東京電力柏崎刈羽原発。その再稼働に原子力規制委員会が事実上の合格を出し、小池新党「希望の党」が「2030年までに原発ゼロ」を掲げたことで、原発政策が争点に浮上した。ところが、柏崎刈羽原発の地元2区で接戦を繰り広げる自民前職の細田健一氏と無所属前職の鷲尾英一郎氏の演説からは原発政策がほとんど聞かれない。2氏を追う形の共産新人の五十嵐健彦氏のみが「原発再稼働反対」と連呼し続けている。

 「この地域、絶対に細田健一さんが必要だと思います」。公示から3日目の12日、燕市吉田東栄町の駐車場でマイクを握った安倍晋三首相は細田氏を「産業・農業政策の専門家」だと紹介。細田氏は地場産業の振興を訴え、農政の実績をアピールした。安倍首相、細田氏とも原発への言及は一切なし。聴衆は拍手と歓声で応え、次々とスマートフォンのカメラで選挙カーの首相を写真に収めるなど反応はまずまずだが、首相とハイタッチせずに帰る人も相当いた。

 燕市は有権者約6万8000人の大票田の一つ。同市で前回、細田氏は鷲尾氏に約4000票差で負けた。隣接の弥彦村でも約100票差がついた。陣営幹部は「前回負けたところを重点的に強化するのは当然だ」として、公示前から同市周辺の組織作りに励んできた。原発の争点化について、細田氏は「課題が山積しており、シングルイシューにはならない」と話し、事実その通りになっている。

 同じ頃、鷲尾氏は柏崎市の国道8号沿いで、「本人」と書かれたのぼりを立てた愛用の自転車をこいでいた。

 「こんにちは」「お気をつけて」。対向車の運転手に手を振ってあいさつし、通行人がいると立ち止まって握手する。独特のスタイルだが、自転車遊説はあくまで「移動」が目的なのだという。自転車での連呼行為は公職選挙法で認められていないためだ。

 細田氏の首相応援に比べるとはるかに地味だが、若さと健康のアピールになる。「必ず誰かが見ていてくれる」。理より情に訴える作戦だ。野田佳彦前首相が応援入りした新潟市西蒲区の演説会でも、無所属になったいきさつを、目に悔し涙をためて聴衆の情に訴えた。だが、原発政策は語られなかった。

 前回、鷲尾氏は102票の小差で細田氏に敗れ、比例復活した。大票田・柏崎市では細田氏に約1000票差で負けている。約3000票差で負けた佐渡へも公示日に入っている。

 原発に関連した細田氏の演説は、市が「実効性ある避難計画」に必要な避難路として建設を求める国道8号バイパス整備の話ぐらい。鷲尾氏は、原発再稼働を待つ間にアウトレットモールを誘致するという産業振興の話ばかりだ。

 「原発は必要」とする細田氏にとって、再稼働への慎重意見が多い中で推進を訴えるのは不利になる。「30年代原発ゼロ」の鷲尾氏は、再稼働には「県の検証と地元の意向を尊重する」との考えだが、それを積極的に訴えないのは「あえて脱原発を表明して保守票を取り逃がすこともない」(他陣営幹部)との計算もありそうだ。

 盛り上がりに欠ける原発論戦に、柏崎市内で飲食店を営む女性(55)は「原発はないにこしたことはないけど、今の代替エネルギーでは賄えない。じゃあ将来どうするのか。賛否は別にして、みんなそういう話を聞きたいのに」と語った。選挙の争点は、政党・政治家が押し付けるものではなく、有権者自身が考えなければならないのかもしれない。【内藤陽】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2区立候補者(届け出順)

細田健一 53 党副部会長 (2)自前=[公]W

鷲尾英一郎 40 民進党県代表(4)無前

五十嵐健彦 37 党県委員 共新

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4673チバQ:2017/10/20(金) 20:19:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010125000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>3区 野党勢力結集で激戦 「正念場」「退路断つ」互いに熱帯び /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇3区(新潟市北区(旧豊栄市の区域)、新発田、村上、五泉、阿賀野、胎内市、聖籠、阿賀町、関川、粟島浦村)

 「政権与党でなければできない仕事がたくさんある。どうかご支援を」。10日、新発田市で行われた自民前職、斎藤洋明氏の出陣式。斎藤氏は約300人の支援者を前に、そう声を張り上げた。

 8人の県議、市町村議と地元首長が後援会に加わるなど過去2回以上に重厚な布陣で臨む今回の選挙。だが、演説会で出てくるのは「正念場」「崖っ縁」という言葉ばかりだ。

 斎藤氏が焦っているのは、対立候補で民進党系の黒岩宇洋氏が共産党などと手を結び、野党勢力を糾合したため。斎藤氏は2014年の前回、黒岩氏に約8000票差で敗れ、比例復活で首をつないだ。小選挙区で勝てなかったのは県内の自民候補で斎藤氏のみだ。

 この3年間、雪辱を期そうと後援会の陣容強化に努め、一定の手応えを感じていた。しかし相手が野党共闘で共産票まで上乗せしてくると、劣勢を強いられかねない。

 「2回連続小選挙区で落選すると次の選挙には出られない」。斎藤氏はチラシにこうした一文を付け加えた。負ければ次回、党公認を得られないことも覚悟するとの宣言だ。斎藤氏は「間違いなく逆風の選挙。政府への批判票は全て相手に集まる。120%の票を集めなければ勝てない」と、不退転の決意で臨んでいる。

  ◇  ◇

 「退路を断って、退路を断って勝ちにいく」。民進前職の黒岩宇洋氏が公示日の10日、新発田市で行った出陣式での言葉にはひときわ熱がこもっていた。

 黒岩氏は事実上の民進解体を経て今回、「無所属」で出馬する道を選んだ。無所属出馬は比例復活の可能性がないため「退路」を断った、との主張だ。

 ただし黒岩氏は「退路を断つ」代償として、選挙戦術上の実を得た。独自候補を擁立予定だった共産党が候補者を降ろして黒岩氏支援に回るなど、「野党共闘」態勢を敷けたためだ。黒岩陣営は「黒岩党」と呼ばれるボランティアたちの他、民進の支持母体、連合の運動員などが汗を流し、共産も電話作戦などで側面支援する混成部隊となっている。

 もっとも、黒岩氏もすねに傷がないわけではない。3日で撤回したとはいえ、一時は小池新党「希望の党」入りを表明していたという事実があるためだ。希望の党は安保法制賛成を掲げるなど「保守」の政党で、共産などとは水と油の関係にある。実際、毎日新聞が15日までに実施した特別世論調査や取材によると、共産支持層への浸透が3割に伸び悩むなど、爪痕は残ったままだ。【後藤結有】………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区立候補者(届け出順)

三村誉一 71 [元]高校事務員 無新

斎藤洋明 40 [元]内閣府職員 (2)自前=[公]W

黒岩宇洋 51 [元]法務政務官 (2)無前=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4674チバQ:2017/10/20(金) 20:19:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010264000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>4区 3度目の因縁、女性対決 中傷合戦、政策どこへ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇4区(新潟市北(旧横越町の区域)・江南(旧横越、亀田町の区域)・秋葉・南区(旧白根市)、長岡(旧栃尾市、旧中之島町)、三条、加茂、見附市、田上町)

 女性同士の一騎打ちだとして全国的にも注目を浴びる新潟4区。無所属前職の菊田真紀子氏は安倍政権批判、自民前職の金子恵美氏は地元予算獲得を訴えの柱に据えるが、3度目となる因縁の対決だけに相手への批判も加熱しがちで、建設的な論戦ができているとは言い難い。

    ◇

 「森友・加計問題は覆い隠され、拉致問題は何の進展もない。安倍首相を退陣させよう」。菊田氏は14日、新潟市南区で開いた集会で声を張り上げた。

 菊田氏は街頭演説や集会の大部分を政権批判に割く。有権者の感情に訴えかけることを優先しているためで、自身の政策ビジョンにも時折言及するものの「原発ゼロ」や「戸別所得補償制度復活」などを標語的に語る程度の「おまけ」扱いだ。

 一方の金子氏。新潟市秋葉区での16日の街頭演説で「私は2期5年で416億円の予算を4区に持ってきた」と訴えた。

 金子氏は、総務政務官時代に自ら記者発表した上越新幹線の携帯電話不通区間解消前倒しなど地元貢献の実績をアピールの要に据えている。菊田氏と同じく政策ビジョンなどは二の次。「どちらの議員が仕事ができるのか」と、地元にどれだけカネを持ってこられるかを基準に投票先を選ぶよう呼びかけている。

 手段を選ばず議席を争う両氏の矛先は相手候補にも向かっている。菊田氏は16日、自身のブログで「選挙になった途端あれもこれも『自分がやった』と言い出す」と第三者の発言を引用する形で暗に金子氏を批判。金子氏が二階俊博幹事長や伊吹文明元衆院議長ら自身が属する二階派幹部を続々と応援に入れていることについては「自分の力で勝つ気はないのでしょうか」と14日の集会で当てこすってみせた。ただ、菊田氏自身も7、10日に蓮舫・前民進代表、15日には岡田克也・元民進代表を応援弁士に招いている。

 金子氏も8日、支援者から聞いた話として「相手陣営が(公示前に)投票を呼びかける事前運動をしていた」との趣旨をフェイスブックに投稿。これを事実無根とした菊田陣営が「警察に通報した」と反論するなど、両氏の場外乱闘は泥沼の様相を呈している。

    ◇

 「2人の主張を整理する場を有権者に与えたい」。そう感じた燕三条青年会議所の神田晃専務理事は18日、青年会議所の仲間たちとともに三条市内で合同個人演説会を企画した。菊田、金子両氏ともに出席し、憲法9条の改正や地方創生など5項目について意見をぶつけ合った。だが「菊田氏の実績は何か」「金子氏は原発再稼働に賛成か反対か」という双方にとって都合の悪い質問に対しては互いにお茶を濁した。傍聴した市内の主婦(69)は「分かったのは人柄だけ。政策論争についてはかみ合っていなかった」と消化不良の様子だった。

 演説会後、菊田氏は「女性対決ばかりが注目され、主張の違いにはあまり目が向けられない」とブログを更新(19日までに削除)。金子氏もツイッターで「質問がかみ合わず不完全燃焼だった」とつぶやくなど、どうやら候補者自身にも自覚はあるようだ。【堀祐馬】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区立候補者(届け出順)

菊田真紀子 47 [元]外務政務官 (5)無前=[共][社]

金子恵美 39 [元]総務政務官 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4675チバQ:2017/10/20(金) 20:20:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk15010099000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>5区 深刻な人口減と離農 原発の将来像にも強い関心 /新潟
10月17日 00:00毎日新聞

 ◇5区(長岡(旧長岡市、旧川口町、旧山古志村)小千谷、魚沼、南魚沼市、湯沢町)

 魚沼市田中。旧広神村の国道沿いにあるこの集落には、かつて田中角栄元首相が度々街頭演説に立ち寄ったという。この地に先週、ある陣営の選挙カーが滑り込み、約60人の住民らを前に「子どもに誇れる古里をつくる」と力説した。最後列で聞いていた目黒豊さん(73)は「言う通りに本気で取り組んでほしい」と拍手を送った。

 「それにしても」と、目黒さんが続けたのは集落の現状だ。戸数は元首相が訪れていたころと変わらない約150戸だが、住む人は30年前に比べて2割以上減った。以前は製糸や金型製造の工場があり、働く場があった。今は食料品店も雑貨店もなく、集落の向かいにあったスキー場は15年ほど前に閉鎖。元首相が好んで立ち寄ったというコイ料理店も、もうない。

 「あの家もこの家も、跡取りがいない。人の次は家がなくなる」。そう憂える目黒さんも孫が外に出ると言ったら止めるわけにいかないと思っている。「全てがじり貧で速度が速い。政治の問題だけではないだろうが、何とか変えていかないと」

    ◇

 長岡市川口の中山間地。1・1ヘクタールの田んぼを耕作してきた農業の男性(67)は、今年限りでコメ作りをやめることにした。親から引き継ぎ20年以上「魚沼コシヒカリ」を作ってきたが、買い替えた中古のモミすり機が来年まで持つか分からない。「機械か、体力が限界にきたらやめる。周りはみんなそうだ」と零細農家の現状を嘆く。テレビから流れる選挙報道に「農政に力を入れるというが、誰も具体的に語ってくれない」とあきれた。

 ◆  ◆  ◆

 急速に進む人口減や耕作放棄地対策などは、中山間地ならではの深刻な課題としてどの候補者も公約の大きな柱にしている。

 旧山古志村最後の村長だった故長島忠美衆院議員の後継をアピールする前知事の自民新人、泉田裕彦氏は、中央と地方の格差を是正するため所得の再配分が必要だと主張する。「5区は日本の古里の象徴。ここを隆々とさせないと日本が駄目になる」と力を込める。

 魚沼市長を8年務め中山間地の実情に詳しい無所属新人の大平悦子氏は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を推進し、大規模農業を重視してきた安倍政権を批判。「小規模農家や中山間地の農業に目を向け、農地を守ることで国土が守れる」と訴える。

    ◇

 12日夕、長岡市大手通で演説を始めた泉田氏は、安倍晋三首相が到着する姿を確認してから「原子力発電所」と切り出した。原発に対するミサイル攻撃などへの政府対応の不備を指摘し、「制度を直すのは与党の中からでないとできないんです。首相の力を借りて住民を守る」と訴えた。知事時代、柏崎刈羽原発の再稼働に慎重とされた泉田氏が、自民から出馬したことによる「変節」批判に反論したかのようだった。マイクを代わった安倍首相が20分間の演説で原発問題に触れることはなかった。

 その後同じ場所に、自由党の森裕子参院議員が大平氏の応援に立った。「原発再稼働ストップのために戦ってきたと思っていた。原発を推進する、再稼働するために自民候補として立候補した泉田前知事。ダークサイドに落ちたな」

 現時点での再稼働に反対、という主張は両氏とも大差ない。将来的な原発の位置付けは、大平氏が「原発ゼロ」と明快な一方で、泉田氏は明確な見解表明を避けている。南魚沼市の女性(72)は「候補者の資質を見極める機会となる選挙だ」と述べた。【金沢衛】

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 ◇5区立候補者(届け出順)

泉田裕彦 55 [元]知事 自新=[公]W

笠原麗香 25 幸福区支部長 諸新

大平悦子 61 [元]魚沼市長 無新=[共][社][由]

 ◇一覧の見方

◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4676チバQ:2017/10/20(金) 20:20:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010241000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>6区 「将来見据えた農政を」 減反廃止、規模拡大をにらみ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇6区(十日町、糸魚川、妙高、上越市、津南町)

 活火山の新潟焼山(2400メートル)に源を発し、日本海に注ぐ関川。その両岸約280平方キロの米どころ、高田平野も収穫の最終盤を迎えている。

 「米農家って大変だなと思う」と、上越市吉川区の専業トマト農家、山岸裕子さん(52)は、政治に左右される様子をおもんぱかる。脱サラした夫のふるさと・上越市に移り住み、県の新規就農事業で栽培を学んだ。大小のビニールハウス6棟で栽培するトマトはすべて直接契約しているスーパーに納めており、農協との取引はない。

 来年度から10アール当たり7500円の直接支払交付金に加え、生産調整(減反)もなくなり、米生産は自由競争時代に突入する。米農家はそれぞれの秋を迎えている。

 同市三和区で代々、約2ヘクタールの水田を持つ兼業農家の男性は今年も、全量を農協に出荷したが、70歳を前にため息が止まらない。米の売り上げから、土地改良費や農機具の返済などを差し引かれると「やってられない」。周囲では、多くが75歳で農業を引退する。「来年も田植えはするが……」。後継ぎもなく、農業組合法人などに任せるつもりだ。

 1942年の食糧管理制度創設以来、米価闘争や市場開放、農協改革など、政治と農業は密接な関係にある。自民を長年支えてきた県内JAグループの政治組織「県農政刷新連盟」は今回、県内の小選挙区は特定候補を推薦せず、自主投票とすることを決めた。前回は自民候補を推薦したが、今回は農協改革に反発する声が根強く、推薦を見送らざるを得なかったという。

    ◇

 選挙戦では、自民前職の高鳥修一氏は「米の価格をしっかり維持して、担い手を育成して規模拡大を進める。海外の富裕層をターゲットにした輸出は大きなビジネスチャンスだ」と主張している。無所属新人の梅谷守氏は「農林業は命と暮らしの源」として戸別所得補償制度を復活させることや、中山間地を支える仕組み作りとして森林環境税の創設を訴える。

    ◇

 上越市頸城区の農事組合法人「ふぁーむ大地」。約80ヘクタールに米と大豆を栽培している。米の刈り入れが終わっても「今度は大豆(の収穫)です」と話す、松本祐一代表理事(47)は「季節感が薄れているかな」と笑う。組合はハウスで葉物野菜栽培やみそづくりも手掛け、農機具を「遊ばせていてはもったいない」と、転用して農業土木も請け負う。法人化して25年。組合員は10人で農繁期にはパートも雇う。「仕事を見つけてこないと」

 農協への出荷は1割にも満たないが、かつては農協青年部に属し、旗を掲げて国会でデモをした最後の世代だ。「今後10年で農業者は若返る」という。多くの農家に後継者はなく、耕作を依頼され、組合が預かる土地は年約3ヘクタールのペースで増え続けているためだ。「7500円がなくなるのは痛いな」。来年度以降は経費削減など経営効率化を進めるつもりだ。需要が安定している業務用米の栽培も増やす。海外輸出には、「商社など中間組織を通すと、どうかな」と否定的だ。

 米を作って農協に出荷するだけの時代ではなくなった、と感じている。時代を読み、消費者の好みを知るなど「創意工夫がないと、ついていけない」。19歳を頭に1男4女の父親。消防団をようやく卒業した。多角化の一環として「首都圏など都市部から、買い付けや研修ツアーなども受け入れたい」と夢が広がる。「将来を見据えた農政の基本を安定させてほしい」。経営感覚を持った若手を後押しできる展望が求められている。【浅見茂晴】

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 ◇6区立候補者(届け出順)

高鳥修一 57 [元]副内閣相 (3)自前=[公]W

梅谷守 43 [元]県議 無新=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4677チバQ:2017/10/20(金) 20:21:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk09010151000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区・自民の西川氏VS野党共闘の福田氏 熱気帯びる終盤戦 4度目の対決、初の一騎打ち /栃木
00:00毎日新聞

 衆院選は終盤戦を迎え、県内でも各候補者の訴えがいっそう熱気を帯びてきた。とりわけ比例復活のない前職同士の戦いとなった2区は、元農相で自民の西川公也氏(74)と前知事で無所属の福田昭夫氏(69)が接戦を繰り広げている。野党共闘が成立して共産が候補を取り下げたため、両候補の4度目の対決は初の一騎打ちとなり、戦いは激しさを増している。【花野井誠、高橋隆輔】

 「私たちはどうしても西川さんを必要としている」。今月3日、安倍晋三首相は声を張り上げた。公示前に選挙区内のさくら、鹿沼両市で応援に立つ熱の入れよう。無党派層にも一定の支持がある小泉進次郎・党筆頭副幹事長も公示日の10日に駆け付け、20日も応援に入る予定だ。199票差で敗れた前回の雪辱を期す元閣僚を、党も全力で支援する。

 前回選で敗因の一つとなったのが、指定廃棄物処分場問題を抱える塩谷町でついた2200票の大差。西川氏は今回、打って変わって「白紙撤回」を訴える。「農相だった前回は閣内不一致となるので発言できなかったが、今回は制約はない」と話し、上積みを見込んでいる。

 また、野党共闘を逆手にとり、「自公対無所属・共産の戦い」と民進党県連代表の福田氏に共産色を植え付ける作戦をとる。終盤は相手の地盤の日光市などで上積みを目指す。

    ◇

 投票まで1週間を切った17日午後、観光客でにぎわう東武日光駅前で、福田氏は「今回は政党の応援もなく、宣伝方法も制限されている。皆さんお一人お一人の支援が頼りです」と声を張り上げた。

 福田氏は国政挑戦5回目の今回、初めて無所属で立候補。遊説車や選挙ポスター・はがきが少ない上、政見放送もなく露出度で劣るため、陣営は危機感を募らせる。

 一方で共産の候補取り下げは「『非自民』の受け皿として、幅広い層から支持を得られる」と歓迎。「安倍首相は日本の破壊者」などと訴え、政権への逆風を「追い風」にしようと努めている。

 19日には立憲民主党の推薦が決定した。終盤には、地元・日光で党派を超えて支持を集める「昭夫党」と呼ばれる旧今市市長時代から続く支持層を中心に、大票田の鹿沼市や地盤の日光市などで草の根選挙を展開する方針だ。

4678チバQ:2017/10/20(金) 20:23:58
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138795?rct=s_ranryu_teiryu2017
道10区 協力体制 複雑な「変数」
10/16 09:49

■立候補者(届け出順)

稲津 久 59 公前《3》
神谷 裕 49 立新

 三たび公明党の稲津久が出馬し、元岩見沢市長の自民党前職渡辺孝一が比例代表に回る道10区。自公連携を掲げる両党にとって、決して落としてはならない象徴区とされる。

 衆院解散翌日の9月29日、砂川市。空知管内選出で道議を7期務めた自民党の釣部勲の通夜があった。渡辺にとって釣部は、衆院議員だった父の故・省一の元秘書。目を潤ませた渡辺はつぶやいた。「何としても勝たなきゃダメだ」。稲津も「見守ってください」と必勝を誓った。

 手を携える2人だが、自民支持者の間には不満が渦巻く。「自公政権が続く限り、渡辺は比例なのか」。自民の10区支部の会合で出席者が「もう党員を辞める」と憤る一幕もあった。

 危機感を強めた自民は官房長官菅義偉、筆頭副幹事長小泉進次郎を相次ぎ投入。首相安倍晋三も今月15日、岩見沢入りした。公示当日の10日朝、岩見沢で第一声を上げた公明党代表山口那津男は、16日以降も道10区入りする異例の選挙対応を取る。

 稲津陣営が効果を期待するのが新党大地の推薦だ。前回衆院選で大地は、神谷裕(当時は民主党)を推薦。大地の関係者は「『革新系には投票しづらい』との声がある中で1万票前後入った。今回は稲津の票が増える」と主張する。

 神谷は立憲民主からの出馬となり、共産党との共闘が成立した。前回の神谷と共産候補の得票を単純に足せば、稲津を約5千票上回る計算になる。

 神谷は「安倍政権を倒すために戦う仲間が増えるのはありがたい。小選挙区で勝つという思いでいる」と歓迎するが、陣営幹部は「公明に抵抗感を持つ自民支持層も『共産が応援するなら神谷に入れない』と考えるのでは」と懸念を抱く。

 神谷にとって、追い風となるのが空知農民連合など農民組織の支持を得たことだ。道10区で民主党の元職小平忠正の当選を長く支えたが、前回は出馬表明が直前だった神谷に対しては自主投票としていた。

 一方で不協和音も生じる。かつて神谷が秘書として仕えた小平が6日、岩見沢での稲津の集会に登壇した。12年の衆院選で敗れた因縁の相手の稲津と手を握った小平。自らの意に反して前回出馬した元秘書にやいばを向け、「立憲民主は何でも反対の社会党。この国を託すなら自公政権だ」と与党を持ち上げた。

 与野党双方の協力体制の背景にいくつもの変数が絡み合う。ある陣営幹部が漏らした。「票が全く読めない。こんな複雑な方程式は解けないよ」(敬称略)

4679チバQ:2017/10/20(金) 20:24:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139037?rct=s_ranryu_teiryu2017
道9区 「拠点」巡り異なる戦略
10/17 09:16

■立候補者(届け出順)
山岡達丸 38 希元《1》
堀井学 45 自前《2》
松橋千春 35 共新 

 「10年間育てていただいた登別の皆さんにご恩を返すため、何としても勝つ」。室蘭市出身のスピードスケート五輪銅メダリスト、自民党の堀井学は、とりわけ登別市内で「地元愛」を熱っぽく語る。

 堀井は現役時代は王子製紙苫小牧工場に勤め、引退後も苫小牧市に住んでいたが、2007年の道議選登別市選挙区に出馬し、地縁のない登別へ引っ越した。「最初は『苫小牧から来た人』と陰口を言われたが、今は『登別の堀井さん』と認められた」と自負する。

 再びの転機は12年衆院選。道9区で当選して以降、苫小牧の自民党関係者から「こっちへ帰ってこい」と転居を促す声が引きも切らない。苫小牧は有権者の36%を占める大票田だ。それでも堀井は「登別に骨を埋める覚悟」と頑として譲らない。

 登別にこだわるのは堀井なりの戦略がある。登別、室蘭、伊達の西胆振3市は引退した元首相鳩山由紀夫の牙城。鳩山は自民党が強い苫小牧で負けた分を、圧倒する西胆振でひっくり返していた。堀井はあえて「鳩山王国」に拠点を構え、鳩山票を切り崩しにかかる。公示後も選対本部がある苫小牧に泊まらず、登別の自宅に帰るほどの徹底ぶりだ。

 堀井の持論は苫小牧の党関係者に理解されず、さざ波も立つが、堀井に気にするそぶりはない。「室蘭で生まれ、苫小牧に13年住み、今は登別に住む地元候補。生まれ育った胆振、日高で東京出身の候補に負けるわけにはいかない」

 堀井に、東京出身の候補と名指しされた希望の党の山岡達丸は、12年衆院選で道9区に鳩山の後継として出馬。以来、堀井に2連敗を喫し、浪人生活は5年に及ぶ。堀井とは逆に苫小牧に住居を構え、「落下傘」を払拭(ふっしょく)するために青年会議所に入るなど地元に溶け込んできた。

 前々回はダブルスコアに近かったが、前回は約1万票差に詰め寄った。陣営幹部は「鳩山から継いだ西胆振は勝って当然。苫小牧で競り勝つ」という作戦に自信を深めている。

 誤算だったのは、民進党が希望の党への合流を巡り分裂したことだ。9日、旧民主党の元道議3人が苫小牧で立憲民主党の応援団を設立。「希望の党を応援しない。比例代表で立憲民主党を支え、小選挙区には触れない」と山岡に距離を置いた。

 共産党の松橋千春との野党候補一本化も破談となり、リベラル票を奪い合う。「政党がどうなろうと訴えてきたことは変わらない。平和憲法を守り、憲法違反の安全保障関連法を見直す」。山岡は、街頭演説で党派色を薄め始めている。(敬称略)

4680チバQ:2017/10/20(金) 20:28:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139244?rct=s_ranryu_teiryu2017
道8区 前田と逢坂 いばらの道
10/18 09:43

■立候補者(届け出順)
逢坂誠二 58 無前《3》
前田一男 51 自前《2》

 陣営内には一枚岩になりきれない微妙な空気が漂っていた。「この地域を生涯かけて守る」。公示日の10日、自民党の前田一男は函館市内で開かれた出陣式でヒートアップし、最後は絶叫で演説を締めくくった。「相当な危機感に違いない」と支持者も驚く気迫だった。

 勝利を祈念する大切な儀式。にもかかわらず、古くから前田を支えてきた函館商工会議所名誉会頭の松本栄一は若い運動員とともに、事務所入り口で支持者にあいさつするだけ。前田の演説前には車へ乗り込み、ひっそりと立ち去っていた。

 松本は道南経済界の重鎮。前回2014年衆院選では、松本と旧知の函館市選出の自民党道議川尻秀之が、前田の選対本部長を務めた。川尻に代わり、今回の選挙戦で陣営中枢を占めるのは、新党大地と関わりの深い函館の企業幹部たちだ。

 道南の経済団体関係者は「松本、川尻の目には『新党大地に近い人が陣営を仕切り、自分が外された』と映った」とみる。公明党関係者は「票の獲得に必死になるあまり、前田は新党大地にすがってしまった」。

 14年に逢坂誠二(当時は民主党)に約6千票差で敗北した前田は、比例復活当選で救われた。今回敗れると2連敗。しかも、前回は候補を擁立した共産党が逢坂支援に回り、前田にとって政治生命がかかった戦いとの見方が強い。

 松本と川尻は前田との長いつきあいを考慮して「側面支援」をしており、公明党幹部は松本から前田への力添えを求められたと明かす。自民党道連選対本部長の長谷川岳も函館入りして陣営の立て直しを急ぐ中、前田は選挙戦終盤へ突入した。

 一方、希望の党の「排除の論理」に反発し、いち早く無所属出馬を宣言した逢坂は、資金面や組織的な支援体制に不安を抱える。政党からの資金に頼った前回選挙と打って変わり、PR用ビラの印刷代を抑えるなどして経費を削っているが、陣営幹部は「台所事情は厳しい。足りない分は借金することになるのでは」。

 選挙はがきは、候補者個人分の3万5千枚だけで政党公認の2万枚はなく、政見放送にも出られない。陣営は「有権者から選挙にやる気がないと見られないか」と気をもむ。

 無所属を前面にしがらみのなさをアピールし、無党派層取り込みを狙う逢坂。「ぶれない誠二=政治」(逢坂支援の函館市議)と、安全保障政策で異なる希望の党に合流しなかった姿を印象づけようと懸命だ。無所属である以上、比例復活はない。

 前田も逢坂も、いばらの道を歩んでいる。(敬称略)

4681チバQ:2017/10/20(金) 20:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139481?rct=s_ranryu_teiryu2017
道1区 「前哨戦」 動く現・元知事
10/19 09:28

■立候補者(届け出順)
船橋利実 56 自元《1》
道下大樹 41 立新

 現知事と元知事の思いが交錯する戦いになった。

 公示日の10日、知事高橋はるみは札幌市西区の交差点で頭を下げた。「政策通の船橋利実さんを支援してください。はるみからのお願いです」。船橋と商店街を歩き八百屋や花屋の中に入ってまで支持を訴えた。

 道1区。言わずと知れたリベラル派の最重鎮・元衆院議長横路孝弘の金城湯池だ。道知事3期、衆院12期を務め、いよいよ今回、元秘書の道下大樹にバトンを渡した。高橋は14年前、その横路から前知事堀達也に受け継がれた20年に及ぶ「革新道政」の系譜を断ち切った当事者だ。

 1年半後の知事選を巡り、態度を明らかにしていない高橋。いずれにせよ、JR北海道の鉄路見直し問題しかり、人口減少対策しかり、政府・自民党とのパイプがものをいう安倍1強政治の下で、引き続き保守系知事がかじを取る大切さを痛感する。

 道庁が所在する1区の戦いは、いわば前哨戦。道議時代、論客として時に道庁側を苦しめた船橋とは「仲が良いわけではない」(道幹部)。だが高橋は周囲に「1区は勝たせないとね」と漏らす。

 船橋にも負けられない理由がある。2012年、北見出身の落下傘ながら横路を破り、名を売ったが、14年の選挙では比例復活もかなわなかった。自民には「小選挙区で2回落ちたら候補差し替え」の不文律がある。船橋は後援会関係者に「負けたら身の振り方を考えなければならない」と、覚悟を伝えている。

 「自公VSリベラル」の構図がとりわけ色濃い道内にくさびを打ちたい政権からも重圧がかかる。首相安倍晋三は15日、札幌・大通公園での演説で「2030年に新幹線が札幌にやってくる。船橋さんは早くしろと要求する。でも与党の議員が出てこないと、大きな声にならない」。

 対する横路にも力が入る。民進党から希望の党への合流劇に待ったをかけた。憲法改正などへの賛成を踏み絵に「排除」するやり方に納得がいかなかった。「新党をつくったら北海道から何人来ますか」。元官房長官枝野幸男から相談を受け、道内候補の立憲民主党入りをまとめた。

 1区の議席を守り、全道でリベラル勢力が躍進すれば、道政奪還につながると見通す。だが「横路が動くほど、道下の存在感が低下する」(陣営幹部)とのジレンマも抱える。

 10歳の時、当時知事だった横路を目の当たりにし、政治家を志した道下もまた、横路後継の重圧に思い悩む。若者を集めた演説会では、当時横路と並んで撮影した写真を取りだし、自らを奮い立たせた。(敬称略)

4682チバQ:2017/10/20(金) 20:30:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139726?rct=s_ranryu_teiryu2017
道4区 「3極」激突 頼みの綱は
10/20 09:42

■立候補者(届け出順)
本多平直 52 立元《2》
中村裕之 56 自前《2》
高橋美穂 52 希元《1》

 あうんの呼吸の間柄―。

 立憲民主党代表の枝野幸男が13日、札幌市内で応援演説を始める直前、同党の本多平直がそっとペットボトルを手渡すと、枝野は水を一口含んでからマイクを握った。「北海道の仲間は全員当選させてほしい」。1994年から約10年間、枝野の政策担当秘書を務めた本多は、その所作や性格を知り尽くす。

 希望の党代表の小池百合子が、民進党出身者に改憲賛成の「踏み絵」を突きつけた9月末。民進党代表代行(当時)の枝野が「排除」の対象となり、憲法9条改正反対を訴えてきた本多も一時、無所属出馬を覚悟した。「リベラルの受け皿をつくってほしい」。携帯電話をかけた頼みの相手はやはり、かつての「上司」だった。

 思いに応えた枝野は今月3日、立憲民主党を結成。本多が一息つく間もなく、希望の党は同日、高橋美穂を道4区公認候補として発表した。反自民票の分散につながる高橋の出馬に「私を落選させるための刺客」とうめいた本多だが、世論調査で立憲民主の支持率が上がると、枝野直系を追い風に選挙区を駆け回る。

 道内で唯一の自民、希望、立憲民主3党による対決構図。その一角をなす自民党中村裕之の選挙戦略に変化が表れた。

 「立憲民主党は、立憲共産党だ」。中村陣営は支持者集会で、立憲民主と共闘した共産の名をちらつかせる。「自民、公明両党の支持層をまとめるにはアレルギーがある共産批判が有効」(陣営幹部)だからだ。

 大の共産嫌いで知られる副総理兼財務相の麻生太郎は中村の所属派閥領袖(りょうしゅう)。「あいつほど、うち(財務相)の部屋に来るやつはいない」とかわいがる。13日、中村が札幌のJR手稲駅前で「市営地下鉄東西線を延伸する」と訴えると、マイクを譲り受けた麻生は「地下鉄の話、俺が知らないわけがない」とローカルな話題にもかかわらずくだけた調子で話し、親密さを印象づけた。

 相次ぐ醜聞や不祥事で「魔の2回生」と呼ばれる当選同期組から頭一つ抜け出すには、小選挙区での3連勝は欠かせない。中村が政権中枢とのパイプ役を強調するのにも、訳がある。

 「希望の旋風を巻き起こしていく」。公示第一声でこう宣言した高橋は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を抱える選挙区で「2030年までの原発ゼロ」を訴え続ける。旋風を起こすはずだった頼みの小池人気に陰りは出た。それでも原発ゼロを貫けば、無党派層を取り込めると期待する。(敬称略)=おわり=

4683チバQ:2017/10/20(金) 20:31:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139456?rct=n_shuuinsen_hokkaido
「希望」候補、護憲アピール 公約改憲だが票流出に危機感
10/19 08:05 更新


「希望の党 リベラル派」の文言が加えられた新しいポスター
 22日投開票の衆院選で、民進党から希望の党に合流した道内3候補が、支持固めに苦労している。党の人気に陰りが見え、頼りにしていた民進党支持層の票も共産党候補へ流れる傾向があるからだ。護憲など、党の公約とは異なるリベラルな政策を訴える候補も出てきた。

 「希望の党 リベラル派」。道2区に立候補した前職の松木謙公氏の陣営は16、17の両日、約600カ所に張った掲示板のポスターすべてを、この文言を入れたものに張り替えた。安全保障に関しては「専守防衛に徹します」、憲法9条についても「変えるつもりはありません」のくだりを追記。街頭演説では頻繁に「憲法9条は残した方がいい」と呼びかける。

 希望の党は公約で「9条を含め改憲論議を進める」と主張している。公約が示す方向性とは異なる訴えを強調し始めたのは、党の支持が伸び悩んでいるからだ。

 当初は代表を務める小池百合子都知事の人気で無党派層を取り込むとみられていたが、民進党候補の合流を一部「排除」した件を機に、空気が一変。世論調査では、民進党のリベラル派がつくった立憲民主党と共闘する共産党新人の金倉昌俊氏に支持を奪われている状況だ。

 苦肉の戦術切り替えも、効果は未知数。今度は保守寄りの支持層が、希望の党と政策が近いとされる日本維新の会新人の小和田康文氏へ流れる可能性をはらむ。自民党前職の吉川貴盛氏の陣営幹部は「党と候補の政策が一致していない」と批判する。

 希望の党合流組では、松木氏以外の元職(道9区)と新人(道12区)の2人も、街頭演説で「平和憲法を守る」「安全保障関連法には今も断固として反対」などと主張している。道4区に出馬した民進党出身ではない元職も、憲法問題にはほとんど触れていない。

 希望の党は報道各社の世論調査で、比例代表道ブロック(定数8)で1議席獲得との予測がある。道内候補は巻き返しに向け、民進党出身の11候補全員を支援する連合北海道の組織を通じ、リベラル層の取り込みを図る。20日は小池氏が初めて道内入りし、起死回生を期す。(報道センター 本郷由美子)

4684チバQ:2017/10/20(金) 20:32:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171020X630.html
安倍首相、最後の訴え、再び秋葉原で=小池氏は験担ぎの池袋【17衆院選】
13:28時事通信

 与野党党首は21日、衆院選最後の訴えを重点区や思い入れのある場所で行う。安倍晋三首相(自民党総裁)は、7月の東京都議選時の応援で「辞めろ」コールを浴びせられた因縁の地、東京・JR秋葉原駅前に再登場。希望の党の小池百合子代表は東京・JR池袋駅西口、立憲民主党の枝野幸男代表はさいたま市のJR大宮駅前と、それぞれ地元で遊説を締めくくる。

 首相が最終日に秋葉原で演説するのは、2012年、14年の衆院選に続き3回連続。自民党は過去2回の衆院選で勝利を収めたが、7月の都議選は大敗した。7月の演説では、森友・加計学園問題などで批判が強まる中、聴衆から「帰れ」「安倍辞めろ」のコールが起きた。首相は「こんな人たちに負けるわけにいかない」と感情的になって反論し、その後の国会審議で批判された。

 小池氏が最終演説を行う池袋駅西口は、衆院議員時代に自らが地盤としていた東京10区にあり、今回は小池氏の側近が自民、立憲両党候補らと激戦を展開。小池氏は圧勝した昨年の都知事選でも同地で最後の訴えをしており、党関係者は「験を担ぎたいとの思いがある」と語る。小池氏演説に先立ち、自民党は小泉進次郎筆頭副幹事長をこの場所に投入して対抗する。

 公明党の山口那津男代表は公認候補を立てた神奈川6区の相鉄二俣川駅前(横浜市)で最後のてこ入れ。共産党の志位和夫委員長は「必勝区」の東京12区に隣接する池袋駅東口で支持を訴える。

 枝野氏はさいたま市での演説前に、東京・JR新宿駅南口で「東京大作戦」と銘打った街頭演説会を行い、勢いを誇示したい考え。日本維新の会の松井一郎代表は地盤とする大阪市の南海難波駅前、社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市、日本のこころの中野正志代表は仙台市で演説する。

4685コピペ脳:2017/10/20(金) 20:32:13
https://twitter.com/intent/retweet?tweet_id=921290971463032832

米重 克洋 @kyoneshige

選挙期間中の情勢報道をするなという意見に対していつも思うのは、有権者心理が分かってないなということ。情勢報道されない地方の首長選挙の投票率や構図の予定調和ぶりは悲惨。横浜市長選なんか情勢報道実質1回で投票率3割台。前回は2割台。動機がどうあれ関心を高める材料として情勢報道は有効。

3 時間前

4686チバQ:2017/10/20(金) 20:33:39
>>4612
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171020-0024.html
小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
07:00スポニチアネックス

小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
有権者と笑顔で握手をする立憲民主党の長妻昭代表代行
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 選挙戦が終盤を迎えた19日、各地の候補は街頭などで声をからした。3極が激突する今回、象徴的な選挙区として注目が集まっているのが東京7区だ。希望の小池百合子代表(65、東京都知事)が刺客候補を送り込んだものの失速気味。逆風だった立憲民主党の長妻昭代表代行(57)がややリードする展開となっている。

 冷たい雨が降りしきる中、長妻氏はJR中野駅前でマイクを握った。終了後、報道陣に「我々の票が(希望に)取られると、自民党が浮上してしまう。私自身も盤石ではない」などと話した。

 東京7区は、今回の選挙で区割りが変更になった区の一つ。陣営によると長妻氏は、新7区になった目黒、品川、杉並の各区の一部を中心に無党派層への浸透を図る作戦に出ている。この日は荒天のため車を使用したが、顔を覚えてもらうため、自転車で遊説してきた。間もなく還暦で危ないからという周囲の注意にも「建物の上階から手を振る人にもあいさつしたい」と耳を貸さず、“ママチャリ街宣”を最後まで続けるという。

 長妻氏と議席を争ってきた自民党の前職・松本文明氏(68)はこの日、京王線笹塚駅前で演説。雇用と国内総生産(GDP)の拡大など、2012年に政権奪還してからの5年間の成果を強調。「景気を良くし、少子高齢化が進んでも活力ある元気な日本でありたい」などと訴えた。松本氏は区割り変更で自身の住居が区外になり、自分に1票が投じられない。10区となった自宅から7区の境界線まで約50メートルという。やはり顔を知られていない地域を中心に支持を訴えている。

 東京7区は、希望の重点区でもある。小池氏は“刺客”として、都民ファーストの会代表の荒木千陽都議(35)の父親で前熊本県議の荒木章博氏(64)を送り込んだ。小池人気を受け出馬したが、支持の広がりは限定的。章博氏は、予想外の厳しい選挙戦に「東京を良くしたい、日本を良くしたいという気持ちで戦っています」とやや疲れた表情を見せた。

 これまで共産党候補も出馬していたが、今回は立憲民主との野党共闘で不出馬。立憲民主は、追い風に加え、共産票の上積みが見込める。松本候補の陣営では「希望の失速は、結局は長妻さんに有利に働いた」と話した。

4687チバQ:2017/10/20(金) 20:35:02
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710200000111.html
石原家伸晃氏vs希望木内氏、東京8区は堅調な戦い
[2017年10月20日8時56分 紙面から]
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JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
東京8区立候補者 衆院選小選挙区東京8区 15日、阿佐ケ谷駅の駅頭で遅くまであいさつを続ける木内孝胤氏(撮影・清水優) 13日、JR高円寺駅で有権者と話す吉田晴美氏(撮影・清水優)


<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 希望の党の小池百合子代表(65)から同党創立メンバーの刺客を放たれた石原伸晃氏(60=東京8区)と石原宏高氏(53=東京3区)。兄弟は必死の選挙戦を続けている。伸晃氏への刺客は、民進党を離党し東京9区から鞍替えした木内孝胤(たかたね)氏(51)。勢いのある立憲民主党の吉田晴美氏(45)の善戦など野党票が分散し、苦戦中だ。

 JR西荻窪駅。旧民主党の政権交代が起きた09年も含め9期27年間、旧東京4区と東京8区で当選中の伸晃氏は、赤いジャンパー姿で訴えた。「今回の衆院選は政権選択選挙。3週間前と2週間前にできた政党と共産党の連合軍に政権を委ねるのか」。小池氏が放った希望の党木内氏に加え、立憲民主党の新人吉田氏を意識しながらも、堅調な選挙戦を進める。

 東京8区では、前回の14年衆院選の後、元民主党副代表で民主党の支部長だった円より子氏(70)らが野党共闘を目指してきた。しかし、選挙戦直前に希望と立憲が誕生。結局、6人が乱立する混戦となった。

 小池氏は、昨年の都知事選での石原慎太郎氏(85)の「厚化粧」発言以来、石原家と対立してきた。7月の都議選で自民党都連会長だった伸晃氏も宿敵だ。東京8区の刺客は、8月に民進党を離党し、東京9区からの鞍替えとなった木内氏。朝から終電近くまで駅頭に立ち、毎日フル回転している。ベーシックインカムの導入など得意の経済政策で浸透を図る。

誤算だったのは、民進党の同僚だった吉田氏支持層の拡大だ。都議選の杉並選挙区では都民ファーストが計7万6000票、自公は計8万4000票、民進党は計2万4000票を獲得。都民ファと民進党の支持があれば、伸晃氏打倒も可能なはずだった。

 しかし、小池氏自身の「排除」発言への反発などから立憲民主党が躍進。吉田氏は「ダイバーシティとは違いを尊びあうこと。『こんな人たち』とか『排除する』とか、人に対して使う言葉ではない」と安倍、小池両氏を批判。報道機関の終盤の情勢調査では、伸晃氏に続く支持を集める。

 木内氏は「『排除』批判は違和感がある。政党だから政策理念で別れるのは当たり前だ」とした上で「悲観はしていない。無党派層に訴えていく」と最後の追い込みにかける。優勢が伝えられる伸晃氏陣営も「都議選も感触は良かったが、ふたを開ければ小池さんの圧勝。最後までしっかり訴えていく」と希望の党への警戒を緩めず、勝ちきるつもりだ。【清水優】

4688チバQ:2017/10/20(金) 20:36:28
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171020_11012.html
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
11:05河北新報

<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
(河北新報)
 「もう風は頼れない」。報道各社の衆院選情勢分析で希望の党の伸び悩みが伝えられ、宮城3、4区の公認2新人が危機感を強めている。両区とも自民党前議員に希望、共産党の新人が挑む構図。選挙戦終盤に向けて風に乗る戦略を見切り、自力での支持拡大を狙う。
 「希望の候補は変節漢というイメージが付いている。政治を国民の手に取り戻したい一心なのに」。4区の希望新人坂東毅彦候補(58)の口調には悔しさすらにじむ。
 17日は大和町で民進党県連代表の桜井充参院議員と合流したが、2人とも候補名の浸透に重点を置き、「希望」には触れなかった。
 状況は3区も同じだ。
 希望新人の一條芳弘候補(44)は19日、柴田町で街頭演説をした。10日の第一声で「仙南地区に希望の光をともす」などと「希望」を連呼したが、この日の演説では党名は強調せず、安倍政権批判に力を入れた。
 選挙戦序盤に応援に入った元民進代表代行の安住淳氏(宮城5区)は「野党共闘で候補を一本化して送り出したかった」とぽつり。一條陣営の幹部は「一発逆転の奇策はない。大票田の都市部を中心にきめ細かく回り、名前と顔を売り込むしかない」と巻き返しを誓う。
 民進との候補者の一本化を模索した共産は一転して、希望に批判の矛先を向ける。
 3区の共産新人吉田剛候補(35)は16日、蔵王町で「総選挙が終われば、自公政権に希望を加えた改憲勢力が憲法を壊す案を出す」と声を張り上げた。4区の新人高村直也候補(34)も「希望に裏切られた」と非難。「今回の衆院選は憲法を守る戦いだ」と連日訴える。
 優勢が伝えられる自民2陣営は緩みを警戒する。
 3区の自民前議員西村明宏候補(57)は16日、柴田町での個人演説会で「西村は大丈夫そうだという記事が踊っている時が一番危ない」と結束を呼び掛けた。
 4区の自民前議員伊藤信太郎候補(64)の陣営も引き締めに懸命だ。14日に塩釜市で開いた選対会議には党幹事長、副総裁を歴任した前衆院議長の大島理森氏(青森2区)を招いた。
 大島氏は「向こうの独り舞台に乗じるのではなく、城を造る、基盤を造る機会だと思ってもらいたい」とくぎを刺した。

4689チバQ:2017/10/20(金) 20:36:43
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_06.html
<衆院選福島>大物弁士続々会津に参戦 まずは小泉氏と蓮舫氏、小池氏も応援へ


拡大写真
 衆院選(22日投開票)の福島4区は、自民党の菅家一郎(62)と希望の党の小熊慎司(49)の両前議員が最終盤までしのぎを削る。4区を「重点区」と位置付ける自民は19日、小泉進次郎筆頭副幹事長を投入。対する希望は、20日に小池百合子代表が会津入りする。大物の援軍を受けての競り合いがゴール直前まで続く。
 「選挙は最後の3日が大事。1票差でもいいから勝たせてほしい」。19日昼に会津若松市であった菅家氏の街頭演説で、小泉氏が気勢を上げた。同日夜には細田博之・元総務会長も駆け付け、21日は茂木敏充経済再生担当相が応援に入る。
 「あすにでも(知人ら)最低でも3人を連れて期日前投票に行ってください。あと1票が大事なんです」。19日夜に喜多方市で開かれた小熊氏の個人演説会。民進党の蓮舫前代表が訴えた。20日は小池代表のほか、野田佳彦前首相も駆け付ける。
 菅家、小熊両氏の対戦は3度目。12年は菅家氏が2万1000票差で突き放し、14年は終盤に追い上げた小熊氏が416票差で辛勝した。負けた候補はいずれも比例で復活当選した。
 両陣営とも、合わせると有権者が全体の6割近くに上る会津若松、喜多方の両市に加え、区割り改定で3区から編入された西郷村の得票が鍵を握るとみて、てこ入れを図る。
 菅家氏の陣営は、一部報道が情勢調査で「菅家リード」と報じたことに気をもむ。選対幹部は「ここにきてこちらが追い付き、肩を並べた状態だ。気の緩みが出ないよう最後まで気を引き締める」と強調する。
 小熊陣営の幹部は「前回もこの終盤までダブルスコアで負けていた。十分に巻き返しは可能だ」と話す。小熊氏は20日、3区に無所属で立候補している民進党県連代表の玄葉光一郎氏と西郷村を遊説する。
 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補し支持を訴えている。


2017年10月20日金曜日

4690チバQ:2017/10/20(金) 20:38:29
和歌山2区
 希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏
  維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710200058.html
【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
15:54産経新聞

【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
選挙管理委員会の心配の種は疑問票(漫画)
(産経新聞)
 投開票を22日に控えた衆院選で、開票作業を担当する選挙管理委員会の不安の種となっているのが有効か無効かを即断できない「疑問票」の存在だ。民進党の分裂や新党結成で「民主」や「民進」といった政党名の判定が困難な票が増えそうな上、読み方が1字違いの候補者が立候補している選挙区では有権者が混同し、疑問票が相次ぐ恐れがある。疑問票は有権者の正しい意思を反映できないばかりか、開票時間の延長にもつながりかねず、総務省は正しく表記するよう呼びかけている。(永原慎吾、小笠原僚也)

陣営関係者なのに別陣営の街宣車に手を振りかけ…

 「名前が1字しか変わらない。これはまずいぞ…」

 こう頭を抱えるのは、和歌山2区(岩出市など)から立候補した希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏(38)の陣営関係者だ。同区からは他に共産新人、下村雅洋(まさひろ)氏(62)、維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏(53)、自民前職、石田真敏(まさとし)氏(65)の計4人が出馬しているが、坂田氏と栄氏は読み方が1字しか違わない。

 この関係者自身、候補者名を連呼する街宣車に手を振ろうとしたところ、別陣営だったことがあった。有権者も混同する可能性があり、坂田氏の陣営では「希望の坂田です」と政党名をつけてアピール。栄氏の陣営も「『栄えるまち』の栄です」と強調し、差別化を図っているという。

比例代表は略称で混乱

 似通った名前の候補者が対決する選挙区で懸念されるのが疑問票の発生だ。公職選挙法では、「投票した選挙人(有権者)の意思が明白」であれば、投票は有効と規定する一方で、有効か無効かの判断は各開票所の開票管理者が行うとも定めている。このため、仮に判断に迷う票が相次いだ場合、開票所によって判断が分かれたり、開票作業が遅れたりすることがありそうだ。

 また、比例代表に目を向けると、総務省は各都道府県選管に対し、立憲民主党について、略称として届け出た「民主党」のほかに「立憲」「立民」などの表記は有効と通知。ただ、「民主」は自民党(自由民主党)や社民党(社会民主党)の名称にも含まれるため見解を示しておらず、疑問票として無効と判断されたり、得票数に応じて比例配分される案分(あんぶん)票として扱われたりする可能性がある。

漢字も読み方も同じ候補者!?

 疑問票をめぐる混乱は過去にも起きている。今年1月の佐賀県唐津市議選では、漢字も読み方も全く同じ現職と新人が立候補。市選管はこの2人に限り、投票所の候補者名簿に年齢や現新の区別を付記したが、結局、どちらに投票したのか分からない疑問票もあり、これらは案分票として処理された。

 7月の奈良市長選でも候補者名の誤記など多くの疑問票が発生。現職の仲川げん市長に僅差で敗れた元奈良県生駒市長の山下真氏は、疑問票の再検証を求めて県選管に審査申立書を提出している。

 総務省の担当者は「せっかく投じた一票が無効にならないように、投票用紙には候補者名や政党名を正確に記載してほしい」と話している。

4691チバQ:2017/10/20(金) 20:39:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710200062.html
【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
19:44産経新聞

【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
有権者に支援を訴える自民党の岸田文雄政調会長=20日、甲州市塩山上於曽(松田宗弘撮影)
(産経新聞)
 自民党の岸田文雄政調会長は20日、衆院選の公示後初めて山梨2区に入り、街頭演説を行った。党公認が得られず、無所属での出馬となった岸田派所属候補の応援で、「最後は道理を通して誠心誠意を尽くしたものが救われる選挙でなければならない。私も政治家としての意地を示したい」と厳しい表情で訴えた。

 山梨2区は保守分裂選挙となり、岸田派の堀内詔子氏と二階俊博幹事長率いる二階派所属の長崎幸太郎氏が熾烈(しれつ)な選挙戦を展開している。

 党山梨県連は選挙区支部長の堀内氏の公認を申請したが、二階氏が堀内、長崎両氏とも無所属で出馬させた上で当選者を追加公認する裁定を下した。二階氏の裁定に岸田氏は猛反発し、山梨2区は岸田、二階両派の代理戦争の様相を呈している。

 岸田氏は甲州市での街頭演説で一連の公認をめぐる経緯を「理由はわからない、納得ができない」とあらためて批判。その上で「納得できないという思いを払拭する唯一の方法は選挙に勝つ以外にない」と支持を呼び掛けた。

 衆院選直前に自民党に復党した長崎氏ら3人が二階派入りしたことで二階派は47人となり、45人の岸田派は党内第4派閥から第5派閥に転落した。さらに二階氏を相手に公認争いで影響力を発揮できず、選挙戦にも敗れたとなれば、「ポスト安倍」をうかがう岸田氏にとって「求心力低下は避けられない」(岸田派中堅)事態となる。

4692チバQ:2017/10/20(金) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50132.html
苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
16:59スポーツ報知

苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
難波美智代候補(左)と、佐々木里加候補 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、希望の党の失速が分析されている。東京都知事の小池百合子代表(65)の地盤である東京都でも劣勢に立たれており、最終局面での立て直しも困難な状況だ。小池氏を慕って出馬した候補者たちは、初志を貫こうと街頭で訴え続けているが、不満の声もくすぶり始めている。

 「情勢が変わろうと、私にとって小池代表は“希望”の象徴的存在。私は街頭で訴えを続けるだけ」と話すのは、東京19区の希望の党新人、佐々木里加氏(50)=大学非常勤講師=。女子美大で教職絵画を教えているが、政治の道に進む原点となったのは、1999年に遭った凶悪犯罪。当時20代の覚醒剤中毒の男に、マンション入り口でナイフを首に突き付けられて、エレベーターに連れ込まれた。

 男は4日後に逮捕され、実刑判決を受けたが、被害者救済のための日本の法整備が、脆弱(ぜいじゃく)であることを痛感。「刑期を終えた後、犯人が逆恨みでまた来るのではないかとトラウマになった。犯罪者の人権を被害者よりも優先する法律は改正するべきだ」と訴え、市街地の夜道を太陽光発電による街路灯で明るくするなどで、凶悪犯罪を防いでいく政策を訴えている。

 同区は自民党前職・松本洋平氏(44)と立憲民主党の末松義規氏(60)が議席を奪い合ってきた激戦区で、共産党の新人・杉下茂雄氏(68)も加わっている。情勢の厳しさを痛感している佐々木氏は「今の私にとっては死ぬこと以外はかすり傷。有権者に私の思いを訴える場が、頂けただけでもうれしい」と話す。

 東京4区の希望の党新人・難波美智代氏(43)は36歳の時に子宮頸がんを罹患(りかん)。NPO法人を設立し、がん対策、健康教育の政策提言をしてきたが「自民党に任せていては、がん対策の政策はなかなか進めない。それならば自分が、しがらみからの脱却を目指す小池代表の党から国政に行こう」と出馬を決意した。同区は自民党前職・平将明氏(50)が優勢。難波氏の他に、共産党新人・青山昴平氏、民主党時代に1期務めた立憲民主党の井戸正枝氏(51)も出馬しているが苦戦している。

 小池代表は19日の定例会見で、代表辞任の考えを「まだ早すぎる」と否定し「まだ戦いの最中。最後まで戦い抜く」と述べたが、不満は噴出している。福岡5区から出馬した楠田大蔵氏(42)は小池代表の「排除」の姿勢に疑問を持ち、選挙戦真っ最中の17日に「離党も辞さない」と自身のフェイスブックで述べ、20日には「離党を前提に選挙戦を戦っている訳ではない」としながらも「党に不透明さを感じており、その在り方に疑問がある」と改めて批判している。

 また、希望の塾出身で千葉県から出馬したある新人候補者は、選挙区内の対立候補が希望の党から公認を得られずに立憲民主党から出馬したことを疑問視。「つい最近まで自分の立場を改革保守と主張していた人が、なぜそんなことができるのか。立憲民主党が追い風と言われているが、有権者はそんな候補者もいるということをちゃんと知って欲しい」と話した。

4693チバQ:2017/10/20(金) 20:46:16
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50034.html
愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
07:10スポーツ報知

愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
愛媛3区で支援を訴える白石洋一氏(右)弔い合戦を強調する白石寛樹氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 野党が「森友、加計学園問題隠し」と批判した解散総選挙。加計学園(岡山市)が獣医学部キャンパスを建設中の今治市に隣接する愛媛3区は、自民新人・白石寛樹(ひろき)氏(29)と、希望の元衆院議員・白石洋一氏(54)による「白石対決」とみられているが、加計問題は争点になっていない。

 元々、青森4区、新潟5区とのトリプル衆院補選(10月22日投開票)でも最も注目を集めていた選挙区。結果によっては、加計問題の影響で7月の都議選、仙台市長選に敗れた安倍政権を左右しかねなかった。しかし、解散に民進党分裂が加わり、地元関係者は「状況が全部、ぶっ飛んだ」と話す。

 自民党は、3月に死去(享年60)した白石徹衆院議員の秘書だった次男・寛樹氏を公認候補として戦う。陣営は加計問題について「選挙区外だし、候補者とは何も関係ないので、飛び火にすらなってない」と涼しい顔。補選では“渦中の栗拾い”覚悟で安倍首相の応援演説を依頼していたが「解散でご破算」になった。

 寛樹氏にとって加計よりやっかいな問題は、週刊新潮が8月に報じた女性スキャンダル。交際相手とは別の女性を昨年、妊娠・出産させた。その女性と7月に結婚し、選挙活動にも同行させている。陣営は「本人は責任を取り、事実も認めている」と冷静だが、地元議員が応援演説で「いろんなウワサが出たが、今の彼を見てください!」と“みそぎ”を強調する場面もある。

 一方、希望の党公認の洋一氏も加計問題を声高に訴えることはない。民主党政権時の2010年、出身地・今治市への獣医学部設置を加戸守行愛媛県知事(当時)らとともに文科相へ直談判した経緯がある。洋一氏は「大学が来ることはいいんです。政治の私物化、情報をひた隠しにする姿勢が問題だ」と安倍首相を批判するが、演説で加計問題を話題にはしない。手のひら返しになりかねないからだ。

 洋一氏の関係者も「やりにくい? そうですね。手法の不透明さを指摘はできるが、解散で争点をずらされた」と厳しい表情だ。

 愛媛3区は、白石寛氏、白石洋氏のほか、国田睦(65)=共新=、森田浩二(57)=諸新=も立候補している。(筒井 政也)

 ◆加計学園問題 安倍首相が「腹心の友」という加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)が、政府の国家戦略特区制度を活用して、愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部の新設を申請。2016年11月に認められ、18年4月の開校を予定していたが、文科省が「総理のご意向があった」との文書を確認したが、安倍首相は便宜指示を否定。加戸前愛媛県知事も「12年前から声をかけてくれたのは加計だけ」と証言した。文科省は獣医学部新設の認可を保留している。

 ◆「白石」しか書いてない票はどうなる? 愛媛3区で「白石」と、名字だけ記入された投票用紙はどうカウントされるのか。愛媛選挙管理委員会によると有効投票とし、「案分票」として分ける。仮に「白石寛樹」と「白石洋一」と書かれた票数が3対2の割合で「白石」のみの投票が100票あった場合、それぞれ60と40に分けられる。「寛樹」「洋一」と名前のみの投票用紙は、不完全だが有効投票に。寛樹氏の亡き父「白石徹」は無効票になるという。

4694チバQ:2017/10/20(金) 20:47:28
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50233.html
渡辺美由紀氏、王国復活の切り札…兄・喜美参院議員はくら替え断念
2017年10月17日6時0分 スポーツ報知
 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 「アベノミクスの恩恵は地方には届いていない」。美由紀氏は兄・喜美氏のような迫力のある演説ではなく、語りかけるように有権者に訴える。「医者、税理士として、さまざまな人と話す機会がありましたが、近くで接することでみなさんの声が良く分かりますね」

 突然の依頼だった。小池百合子都知事との連携を模索した兄はくら替え出馬を目指していたが、小池氏から「参院議員にとどまってほしい」と要請を受け、出馬を断念。解散後の9月30日、喜美氏から出馬を打診された。翌日、「父のやり残したことをやり遂げたい」と出馬を決断した。

 副総理兼外相などを歴任した父・美智雄氏の長女で3人きょうだいの末っ子。日本医科大卒業後は形成外科医として警察病院に勤務した。40代で父の税理士事務所を継ぐため、税理士、公認会計士の資格を取得。膵臓(すいぞう)がんで亡くなった父の晩年はつきっきりで看病した。政策でも医療や介護問題に重点を置く。

 県北部は「渡辺王国」と言われた。美智雄氏から地盤を受け継いだ喜美氏は栃木3区で6期連続当選したが、14年衆院選で自民党の簗(やな)和生氏(38)に敗退。王国復活を目指す。喜美氏は分刻みのスケジュールで支援者を回り、後方支援。「俺より有権者の方の反応はいい」とうなった。11日には小池氏が応援に入り、約1000人を集めた。だが、支援者は「電撃解散で準備不足は否めない」と話し、こう嘆く。「小池さんの名前も渡辺の名前も知られている。でも、党の名前は浸透していない。時間が足りない」

 栃木3区は槙昌三(74)=共新=、石渡剛(48)=諸新=、簗和生(38)=自前=3氏も立候補している

4695チバQ:2017/10/20(金) 20:47:57
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50228.html
石川香織氏、日本一の女性議員に…夫・知裕元衆院議員は公民権停止中
2017年10月17日5時0分 スポーツ報知
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏

 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 帯広市内の選挙事務所内には、積み木などオモチャが置かれたスペースで子供たちがワイワイと遊ぶ。「スタッフの皆さんのお子さんもいます」。香織氏はぐずる自身の長男(3)を抱きかかえて笑顔を見せた。

 出馬を決めたのは先月中旬。夫から「99%、解散になる」と告げられた。夫は2010年、かつて秘書を務めた小沢一郎氏の陸山会事件に関する政治資金規正法違反で逮捕されて14年に有罪が確定し、公民権停止に。停止解除になれば出馬する気だったが、突然の解散で計算が狂った。

 「14年の総選挙は別のかたに戦っていただいた。その時『次もあったら私が出るしかない』と腹をくくっていました」と香織氏。夫の公民権停止の解除は今月24日。わずか2週間の差で乳幼児2人を育てる母親の出馬が決まった。

 慣れない選挙だが、これまで夫の選挙を手伝っていたのが生きた。「支援者の方の顔も、やるべきことも、何となくですが分かります」。育児担当となった夫からは「握力がなくなってくるから握手は強めに」などとアドバイスを受けた。夫への「つなぎ出馬では」との声もあるが、「当選して日本一の女性議員になって。俺は違うステージで頑張るから」とエールを送られている。

 日本BS放送アナウンサー時代の09年、会社経営の父親が偽計取引容疑で逮捕され、番組を降板(後に復帰)。翌年、当時恋人だった夫の逮捕を読み上げた。今回も夫の都合で国政に挑む。周囲に振り回される人生にも「良い経験になってますよ」と前向きだ。

 相手は、妻子ある議員との路上キスを写真誌に掲載された自民党・中川郁子氏(58)。「大学の先輩なので胸を借りるつもりで戦いたい」と堂々と話す。夫婦の力で現職に挑む石川氏。そんな様相に挑戦者を迎え撃つ中川陣営関係者は「あっちは夫婦愛、こっちは“路チュー”。どうも分が悪い」と警戒している。(浦本 将樹)

 北海道11区は中川郁子氏(58)=自前=も出馬している

4696チバQ:2017/10/20(金) 20:48:41
http://www.hochi.co.jp/topics/20171015-OHT1T50232.html
元CA三輪麻美氏“孤軍奮闘”大阪娘が埼玉で朝夜自らビラ配り
2017年10月16日7時0分 スポーツ報知
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏

 結党したばかりの希望の党は選挙戦でも初々しさが目立つ。地元の大阪を離れ、埼玉3区から出馬した新人の三輪麻美氏(30)は、元ピーチ航空のCA。選挙区民の名簿もなく電話による支援要請もできない。関西から友人約30人を動員してポスターを貼ってもらい、自身は朝と夜に駅でビラを配り、昼は選挙区を練り歩く。15日、JR南越谷駅前で声を張り上げたが「最近『あ、ポスターの人だ!』と声をかけてくれるようになった」と手応えを口にする。

 選挙区を言い渡されたのは公示の1週間前。慌てて住民票を持って新幹線に乗った。「地元に住まないと本気度が伝わらない」。何とかマンションを借りたが、事務所開設に時間がかかり、固定電話の設置が間に合わず。スマホを持った男性が留守番を務める。

 「気持ちを分かってくれそうな若い女性に投票したいのにいない…。そうか! 私が出ればいいんだ」と思い立ち、15年に大阪・堺市議選に出馬したが、準備不足で最下位落選。しかし得票率が1%を超え供託金没収を免れたことで「私にも一定の期待はある」と前向きに捉えた。

 「女性リーダーについていきたい」との思いで希望の党へ。ピンクの制服からイメージカラーはグリーンへと変わったが、「消費税など細かい政策もありますが、その前にもっと若い女性議員の仲間を増やしたい」。今度こそ無事に“テイクオフ”する。

(浦本 将樹)

 ◆三輪 麻美(みわ・あさみ)1987年3月2日、大阪府生まれ。30歳。神戸女学院大卒業後、一般企業OLを経てピーチ航空の客室乗務員に。退職後の2015年4月、大阪・堺市議選挙に出馬するも落選。現在、同志社大学大学院在学(休学中)。学生時代にモデルのアルバイト経験あり。
 埼玉3区は、飯田剛(58)=諸新=、石川英行(54)=無新=、黄川田仁志(47)=自前=、山川百合子(48)=立新=、谷古宇勘司(66)=維新=5氏も立候補している。

4697チバQ:2017/10/20(金) 20:49:55
http://www.hochi.co.jp/topics/20171017-OHT1T50206.html
明大時代「ミス東京」選出、波多野里奈氏 小池代表信じ抜く
2017年10月18日7時0分 スポーツ報知
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏

明大時代「ミス東京」選出4度目の正直へ 「しがらみのない私だから、誰の顔色も気にすることなく、改革へ向けてまい進できるんです!」。波多野氏は、アナウンサー時代に磨いた快活な声で、松戸市などの選挙区内の有権者たちに呼び掛けている。東京都出身で地盤の全くない街だが、明大時代に「ミス東京」に選ばれた柔らかなスマイルが武器だ。

 青森朝日放送のアナウンサーを2001年に退職して以降は、フリーアナウンサーとして活動する傍ら、ファイナンシャルプランナーとしても活動。生活者の視点からの政治改革の必要性を痛感し、初めて出馬したのは2010年の参院選。青森選挙区から民主党公認で立ったが自民党候補者に次点で敗れた。

 12年の衆院選、13年の参院選も青森で戦ったがともに落選。「しがらみがあってこその政治だ、という考えの方も多い。簡単ではないと思いました」。そんな中で出会ったのが、若狭勝氏が代表を務める輝照塾。「しがらみからの脱却という理念。まさにこれだ、と共感しました」。そして4度目の挑戦が始まった。

 2008年に結婚し、8歳の男児の母。供託金などが全て自腹となる新党からの出馬は楽ではなかったという。「それでもブレずに、小池代表を信じて最後まで駆け抜けたいと思います」と話した。

 ◇千葉7区(松戸市、野田市、流山市)の候補者

 渡部 隆夫74 共新

 斎藤  健58 自前《3》

 石塚 貞通50 立新

 波多野里奈44 希新

【注】届け出順。丸数字は当選回数

4698チバQ:2017/10/20(金) 20:52:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk02010034000c.html
<岐路・2017衆院選青森>「木村太郎」票の行方は 区割り改定の影響も 正確記入呼びかけ /青森
00:00毎日新聞

 衆院選では、新たな顔ぶれの候補者に1票を投じなければならない選挙区で、名前の誤記など「無効票」が増えることが予想され、影響を心配する声がある。区割り改定で選挙区が変わった地域では、投票の対象となる候補者を勘違いする有権者がいる可能性もあり、県選挙管理委員会は注意を呼びかけている。

 無効票が最も心配されるのは青森3区だ。自民公認の木村次郎氏は急逝した兄・太郎氏の後継者として立候補したが、衆院議員に7期連続当選の太郎氏と比べて知名度不足は否めず、名も1字違うだけだ。有権者が「木村太郎」と記入した場合、その票はどう扱われるのか。陣営関係者は「名前を書き間違われるのが一番怖い」と話す。

 県選管は、似た名前が書かれた「疑問票」に統一の取り扱い基準はなく、各自治体の選管が判断するとしている。3区の弘前市選管は「当日に開票管理者が立会人の意見を聞きながら判断する」としつつ、「過去の判例などを考慮すると無効票の可能性が高い」と説明。五所川原市選管は「取り扱いは難しく、無効にも有効にもなる可能性がある」と明言を避ける。

 政界を引退した田名部匡省氏の娘・匡代氏が立候補した2012年の衆院選では、八戸市選管は「田名部匡省」と書かれた票は匡代氏の票にカウントせず、無効票として扱った。一方、「選挙関係実例判例集」では、名の一部が候補者と一致していたり、候補者本人を示していると推定できる書き方だったりすれば、有効とする例もある。

 県選管は「疑問票でもできるだけいずれかの候補者の有効票にするのが基本」としているが、「太郎票」の最終的な行方は開票日までは分からない。

 区割り改定の影響も考えられる。青森市の浪岡地区は旧4区だったが、今回の衆院選では1区に編入された。投票する候補者ががらりと変わった浪岡地区の有権者だが、旧4区から立候補予定だった3区の山内崇氏(希望)や高柳博明氏(共産)の名前を投票用紙に書いた場合、それらの票は無効になる。3区では他に三国佑貴氏(幸福)も立候補している。

 県選管の渋谷治・副参事は「投票所の記載台には候補者名が書かれた氏名掲示表があるので、しっかりと確認して正確に名前を書いてほしい」と話している。【一宮俊介】

4699チバQ:2017/10/20(金) 20:58:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001055&g=pol
希望・立憲、野党第1党争い激化=主導権に直結【17衆院選】


街頭演説し聴衆に手を振る希望の党の小池百合子代表(左)と民進党の前原誠司代表=20日夜、東京・JR錦糸町駅前
 22日投開票の衆院選は、希望の党と立憲民主党が野党第1党の座を激しく争っている。結果は、選挙後に取り沙汰される野党再々編や、野党側の国会対応の主導権に直結する。希望が野党第1党になれない場合、希望への合流を主導した民進党の前原誠司代表が責任を問われそうだ。


 希望の小池百合子代表と前原氏は20日夜、東京・JR錦糸町駅前でそろって演説。小池氏は「前原氏と共に前に進んでいく」、前原氏も「これからも力を合わせる」と訴えた。政権交代を目指して手を握った両氏だが、小池氏の「排除」発言などが響き、希望は伸び悩んでいる。
 民進出身の希望前職には、焦りから、小池氏と距離を置く動きが目立つ。山井和則氏は20日、京都府内の演説で「希望」の党名に一切触れなかった。選挙ビラに「安倍9条改憲は危険」と明記した柚木道義氏は、14日の集会で「憲法違反の安全保障法制にプラカードを掲げて反対した。今でも一ミリも(考えは)変わっていない」と明言し、安保法容認の希望方針との違いを訴えた。
 升田世喜男氏も20日、青森市で記者団に「希望が(自民党の)補完勢力だと分かったら離党する」と語り、希望のたがの緩みは隠しようがない状況だ。
 立憲が野党第1党となれば、野党勢力の核になる可能性が高まる。民進系無所属から、立憲入りや統一会派結成を求める声が広がりそうだ。

津駅前で街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表(右)と民進党の岡田克也元代表=20日午後、津市
 立憲の枝野幸男代表と、無所属で出馬した岡田克也元外相は20日、津市で一緒に演説。枝野氏は「本当の民主主義を取り戻す」、岡田氏は「巨大与党と対峙(たいじ)できる野党の協力、将来政権交代できる態勢をつくっていく」とそれぞれ強調し、選挙後の連携をにじませた。
 国会では、野党第1党が与党側と優先的に交渉する機会が多い。与党に対し、小池氏は「是々非々」の立場で臨む考えを示し、枝野氏は対決姿勢を強めている。野党第1党が立憲なら、安倍政権が目指す憲法改正で野党側の協力を取り付けるのが難しくなるのは確実だ。
 希望が、野党第1党になれず、公示前の57議席も下回るような結果に終われば、民進内で前原氏に離党や代表辞任を迫る声が強まるのは必至。前原氏に関し、民進参院幹部は「結局しかばねをつくっただけだ。代表にとどまるなら解任もあり得る」と批判した。
 民進は24日に参院議員総会を開催する方向で、民進出身の無所属当選者もこれに先立って集まる見通しだ。(2017/10/20-20:30)

4700チバQ:2017/10/20(金) 20:58:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001147&g=pol
2新党、投票率低下を懸念=悪天候、組織政党に有利?【17衆院選】


 台風21号が日本列島に接近する中、各党は22日に投開票される衆院選の投票率の行方に気をもんでいる。台風の影響により、過去最低を記録した2014年の前回選挙の52.66%とさほど変わらないとの見方も出ている。結成間もない希望の党と立憲民主党の2新党は組織も十分整わず、浮動票の取り込みが生命線となるだけに、投票率の低下を懸念している。
 衆院選投票率は、旧民主党が大勝して政権交代が起きた09年には69.28%と高かったものの、自民、公明両党が政権を奪還した12年は59.32%に低下。自公が政権を維持した14年はさらに下がって最低を更新した。
 今回は2新党の誕生や、対決構図が(1)与党(2)希望・日本維新の会(3)立憲・共産・社民各党-の3極の争いとなったことで話題性が高まり、序盤5日間の期日前投票者が前回の5割増となった。投票率上昇が期待されていたが、台風で悪天候に見舞われれば、有権者の出足は鈍りそうだ。
 希望関係者は「投票率が低くなれば、風頼みのわれわれには厳しい」と懸念を示す。また、自民党が重点区に指定した小選挙区で接戦を展開する立憲の候補者は「組織の締め付けで自民党の票が相当伸びてくる。低投票率だと楽観できない」と、相手陣営の追い込みに危機感を募らせる。
 一般的に投票率が低ければ自民、公明、共産各党など組織力を持つ政党に有利とされる。だが、自民党は、比較的投票率の低い20歳代以下の若者の支持率が高いとの傾向が各種世論調査で出ており、同党関係者は「組織戦ばかりではない。投票率は高い方がいい」と話す。
 前回衆院選の報道各社の出口調査では、無党派層の票が自民、旧民主、旧維新の党、共産などに分散。今回も無党派層の投票率が上がれば、選挙結果を左右しそうだ。(2017/10/20-20:03) 関連ニュース

4701チバQ:2017/10/20(金) 20:59:31
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/802723/
衆院選・新潟は野党統一候補全勝?それでも小池氏が喜べない理由
2017年10月20日 17時00分

次の応援演説に向かう安倍首相

 自民党優勢が伝えられる中、安倍晋三首相(63)と高市早苗元総務相(56=奈良2区)が19日、接戦が伝えられる奈良1区の小林茂樹氏(53)の応援に駆けつけた。

 安倍首相は雨の中、近鉄生駒駅前に駆けつけた聴衆の前で「2009年、私たちは政権を失った。でも、当時私たちは自由民主党という名前を変えようとは思わなかった。だって、名前が悪いんじゃない。私たち自身に責任がある。私たちは率直に反省し、政策を磨き上げて政権を奪回したんです」と、衆院選を前に分裂した民進党をやゆする発言も飛び出した。

 自民党の圧勝気配は揺るがず、自公で310議席超を獲得するという報道まである。唯一の泣きどころは、北海道や沖縄といった“非自民”が強い地域に加え、今回“保守王国”新潟で大苦戦していることだ。

 最新の情勢調査によれば、新潟の全6選挙区で自民敗北という最悪シナリオも浮上。理由は明確で、新潟では野党統一候補が実現し、自民党候補者との事実上の1対1に持ち込むことに成功した。

「新潟では昨年、原発再稼働が争点となった参院選と県知事選で野党が統一候補を擁立し、連勝した。今回の衆院選でもその勢いは続いている」(野党関係者)

 仮に自民全敗なら、野党は一矢報いたことになるが…。

「喜んでいられるのもつかの間。特に小池百合子さんはね。新潟で野党統一候補が全勝すれば、当然『他の地域でも統一候補を立てれば勝てたんじゃないか』という議論になる。『じゃあ誰がそれをぶっ壊したのか?』といえば、それは小池さん。政治家としてケジメをつけなきゃいけませんよ」(同)

 民進党の合流希望者からリベラル派を排除したことで、立憲民主党が新たに生まれ、野党は統一候補どころか票を食い合う結果となった。

 投票日当日、小池氏は公務でフランスのパリに。開票後のテレビ・ラジオ局取材には衛星中継で臨むようだが「出演時間は短いし、(小池サイドからの)注文も多いと聞いている。いろいろとエグられたくないのだろう」(テレビ関係者)。

 叩かれるのが嫌で、帰国しないかもしれない!?

4702チバQ:2017/10/20(金) 21:00:38
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/800059/
【衆院選】小池VS石原 因縁拡大!“握手暴行”騒動も勃発
2017年10月19日 07時30分

石原兄弟“駆逐”に燃える小池氏

 22日の投開票が迫る衆院選で注目されるのが、希望の党を率いる小池百合子東京都知事(65)が石原ファミリー打倒を掲げ、石原慎太郎元都知事(85)の長男・伸晃前経済再生相(60)、三男・宏高元内閣府副大臣(53)に刺客を仕向けた都内の小選挙区だ。“ダントツの良血統”といわれる木内孝胤氏(51)を差し向けられた伸晃氏が「暴行行為だ!!」と被害を訴える場面も。どうやら両候補が選挙運動中にニアミスし、ひと悶着あったようだが、抗議文を送られた木内氏は「単に握手しようとしただけなのに…」。一体、何があった?

 選挙戦真っただ中の16日、慎太郎氏が突如、約2週間ぶりにツイッターでこうつぶやいた。

「戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える」

 希望の党への合流で排除され、立憲民主党を結党した枝野幸男代表(53)を褒めたたえたことを、立民支持者は「石原氏も、たまにはいいことを言うじゃないか」と歓迎したが、希望関係者は「タカ派の石原氏が本当に枝野氏を推すはずがない。単にウチを潰したいだけ」と指摘する。

 昨年の都知事選で自民党都連会長だった伸晃氏が、都連の意向に反して出馬した小池氏に絶縁宣言すれば、慎太郎氏の「大年増の厚化粧」発言に、小池氏がブチ切れた。豊洲市場移転問題を巡る都議会百条委員会に慎太郎氏が引っ張り出され、あわや偽証罪で告発寸前となれば、都議選では自民党が歴史的敗北を喫して第3党に追いやられた。

 それでも腹の虫が収まらない小池氏は、衆院選で石原兄弟を狙い撃ちしている。希望の党の結党を前に、民進党から松原仁元国家公安委員長(61)を引き抜いた。松原氏と宏高氏は長年、東京3区で激突し、宏高氏の3勝2敗。松原氏は「小池新党は大きなマグマになる」と意気込み、今回も激戦を繰り広げている。

 伸晃氏の牙城である東京8区に、小池氏は同じく結党前に民進党を離党した木内氏を東京9区から国替えさせて、刺客に送り込んだ。

 伸晃氏は華麗なる石原ファミリーの現役議員として中心に立つが、毛並みの良さでは木内氏がダントツだ。木内氏の父親は田中角栄元首相の秘書官で、血をさかのぼれば、三菱財閥の祖・岩崎弥太郎に行き当たる。東京証券取引所や第一国立銀行の創設者である渋沢栄一、慶応義塾の創設者・福沢諭吉にも連なる。

 17日、木内氏の応援弁士として駆けつけた作家の大下英治氏(73)は「明治維新を作った3人の大天才の血が入っている。木内氏は三菱銀行、メリルリンチ証券と渡り歩き、生の経済が分かっている」と太鼓判を押す。

 対する伸晃氏も“政策新人類”で経済通とされるが、木内氏の登場に動転したのか、とんだ騒動が起きていた。

 13日に京王井の頭線・浜田山駅前で伸晃氏と木内氏がバッティング。選挙戦に突入してから初遭遇だった木内氏は、伸晃氏にあいさつしようと握手を求めたが、伸晃氏のスタッフに阻まれ、かなわなかったという。

 その翌日になって、伸晃氏の事務所から木内氏に「選挙運動員に暴行した」「執拗に話しかけ、街頭演説を妨害した」「(木内氏に)テレビ局が同行取材し、誤った印象を視聴者に与える」などの内容の抗議文が送られてきたという。

 今後の対応次第では公職選挙法違反で法的措置も辞さないという伸晃氏に対し、木内氏は「知らない仲ではなかったので単に握手しようとしただけなのに、暴力行為を働いたとか、抗議文とか…。なんて、ちっちゃな人なんだ」と、あきれるばかり。

 さらに木内氏は「(伸晃氏は)選挙期間中しか駅前や街頭に立っていないと地元の人は言います。(伸晃氏の)ポスターには『地域に尽くす』と書いてあるが、石原軍団を連れてくるだけで、ちゃんちゃらおかしい。松原さんとともに石原ファミリーを退治しますよ」と気合を入れる。

 一方の石原兄弟は、選挙期間中は演説場所を事前に発表せず、報道陣の取材も受けない“ステルス作戦”を展開している。冒頭の慎太郎氏の“枝野氏ヨイショ”も、確かに深読みすれば、希望と対立する立民の票を伸ばすことで、結果的に木内氏らの票をそぐ狙いと勘ぐられても仕方ないが…。

4703チバQ:2017/10/20(金) 21:02:20
>>3885
http://www.sankei.com/west/news/171020/wst1710200056-n1.html
2017.10.20 16:20
【衆院選】
兵庫11区 旧民主同士“仁義なき戦い” かつては酒酌み交わした仲、連合支援“股裂き”で複雑な戦い
 22日に投開票を迎える衆院選で、旧民主党時代の同僚同士が激しい戦いを繰り広げている選挙区がある。旧民主政権で外相を務めながら自民党に移って立候補した前職、松本剛明氏(58)と、希望の党に移り、大阪19区(泉佐野市など)から国替えした元職、長安豊(たかし)氏(49)が対決する兵庫11区(姫路市)だ。2人はかつて国対委員として苦楽をともにし、酒も酌み交わした旧知の間柄。民進の支持母体だった連合も長安氏の「支持」を決定しながら、一部が松本氏の支援に回るなど、複雑な戦いとなっている。

大阪から国替え、「秀吉の“墨俣一夜城”」

 「二大政党制実現のため、大阪からの出馬を断念した。姫路を第二のふるさととして身を粉にして働く」。長安氏はJR姫路駅前で市民らにこう訴えたが、通りかかった20代の男性会社員は「国を良くしてくれる政党かどうかを見極めて投票するつもりだが、なじみの薄い候補者には正直、思い入れが持ちにくい」と胸の内を明かした。

 兵庫11区から出馬することを知ったのは今月1日夜。スーツやネクタイなど最低限の荷物を携え、翌日には自ら車を運転して姫路入りした。「(豊臣秀吉が一夜にして築いたとされる)墨俣(すのまた)一夜城みたいなもの」と慌ただしさを自嘲気味に語る長安氏。地元企業の労組集会に参加するなどして無党派層や政権批判票の掘り起こしに奔走する。

 報道各社の世論調査で劣勢が伝えられるが、「もともと姫路ではゼロからの出発。上積みを図るだけだ」と前を見据える。

安保法制対案出さぬ旧民主に反発し離党 「自民に移ったことへの審判仰ぐ」

 迎え撃つ松本氏は平成27年11月、共産との選挙協力の推進や、安保法制に対案を出さない旧民主に反発し離党。今年9月に自民入りしたばかりで、「自民に移ったことに対する審判を仰ぐ選挙」と位置づける。相手が長安氏になったことについて、「誰が出てきてもやることは変わらない」と平静を装うが、旧民主政権時代は何度も酒を酌み交わした仲だけに、陣営幹部も「複雑な心境なのでは」と胸の内を推し量る。

 ただ、松本氏の父は元防衛庁長官の故・十郎氏で、姫路を地盤に通算6期にわたり自民衆院議員として活躍した。

 松本氏が街頭演説で「父の初出馬時の公約は姫路駅の高架化。これを実現することができた」と訴えると、聴衆から拍手がわき起こった。父子2代にわたる強固な実績を背景に安定した戦いを展開する。

連合は「支援に温度差」 「推薦」ではなく「支持」のワケ

 一方、旧民主出身者同士の戦いとあって、連合は複雑な立場に置かれている。

 これまで兵庫11区では民主所属だった松本氏を支援してきたが今回、自民公認となったため敵に。今回の選挙戦では、希望公認の長安氏の支援を決めたものの、「推薦」ではなく「支持」にとどまった。連合兵庫の幹部は「松本氏を依然として支持する層が一部にある」とした上で、「大阪から来た長安氏のことを知らない人も多く、支援にも温度差が出ている」と打ち明ける。

 兵庫11区にはこのほか、共産新人の稲村知(さとる)氏(57)が立候補している。

4704チバQ:2017/10/20(金) 21:08:49
http://www.sankei.com/politics/news/171020/plt1710200010-n1.html
2017.10.20 07:29
【声をからして 衆院選ルポ】
自民分裂、仁義なき代理戦争 山梨2区・埼玉11区
 山梨2区と埼玉11区は、自民党系の無所属同士が崖っぷちの死闘を繰り広げている。保守分裂選挙に負ければ最後、比例復活という救済の道はない。まさに天国と地獄なのだ。

   
■   ■

 「ここで負ければ山梨の将来にとって取り返しのつかないマイナスになる」。15日昼、山梨県富士吉田市の中心部。降りしきる雨の中、無所属の長崎幸太郎は傘もささず、マイクを握った。対する無所属の堀内詔子は同日夜、同県上野原市の集会で「1等賞を取らない限り仕事ができなくなる。働かせてください。議席をください」と頭を下げた。細身の体を何度も「くの字」に折る堀内に支持者は拍手で応じた。

 堀内家と長崎の因縁は平成17年の郵政選挙にさかのぼる。自民党重鎮で堀内の義父・光雄は郵政民営化に反対し、無所属で出馬した。その「刺客」として自民党が送り込んだのが長崎だった。長崎は光雄の引退後、後継の堀内を直近2回の衆院選で退け、堀内は比例代表で復活当選した。

 党山梨県連は今回も堀内を公認申請した。だが、長崎が所属する二階派領(りょう)袖(しゅう)で幹事長の二階俊博は長崎、堀内とも無所属で出馬させた上で、当選者を追加公認する裁定を下した。堀内は過去2回あった比例の重複がない一方、21年衆院選の公認争いに反発、離党した長崎の復党を認めた。

 堀内が所属する岸田派の領袖で政調会長の岸田文雄は裁定に反発したが、覆らなかった。地元の怒りは収まらない。堀内支持で自民党県議の白壁賢一は、二階を念頭に「党の力のある人によって県連の公認申請は無視された。こんなことが許されるのか」と公然と批判する。

 堀内の夫が富士急行グループのトップを務めていることに絡めて長崎陣営が「政治の私物化ストップ」と訴えることにも堀内陣営幹部はかみつく。

 「私物化しているのは悪の枢軸、二階だ」

   
■   ■

 長崎も対抗意識をむき出しにする。13日の街頭演説で「県連はくだらない政争の話ばかり。政治と商売の関係を断ち切るなど世直しが必要だ」と訴えた。「政治と商売」とは、企業経営の一方で光雄の祖父、良平から4代続けて政治に関与してきた「堀内王国」にほかならない。

 演説では自民党復党に必ず触れる。「長崎支持者は肩身が狭かったが、今回は『隠れ長崎支持者』も含め堂々と支援できる」(陣営幹部)と復党による集票効果を期待しているからだ。

 両陣営の対立は、二階、岸田両派の代理戦争でもある。堀内陣営には首相の安倍晋三や岸田ら、長崎陣営には二階や元衆院議長の伊吹文明らの必勝を祈念した「為書き」が並ぶ。刺激を避けるため「党四役の応援は控えよう」との“紳士協定”がささやかれていたが、先に岸田が動いた。

4705チバQ:2017/10/20(金) 21:09:07
 岸田は選挙戦終盤の20日、現地に入る予定だ。「ポスト安倍」と目される派閥領袖の沽(こ)券(けん)にかけて堀内を落とすわけにいかない。岸田は「やれることは全てやる」と周囲に語る。岸田派名誉会長の古賀誠らも水面下で地元建設業者に接触し、組織固めを徹底している。

 対抗して二階派のメンバーも続々と現地に入る。二階から「どんなことをしてでも長崎を勝たせてくれ」との伝言を託された二階派の一人は「生きるか死ぬか。総攻撃だ」と気合を入れる。

 世界遺産の霊峰・富士山の下界は、怪文書が飛び交う政争に明け暮れる。二階の裁定は無所属同士の対決で決着させる思惑だったが、どちらに軍配が上がっても禍根は残る。

   
■   ■

 「党内的に難しかった。申し訳ない」。15日、自民党選対委員長の塩谷立は埼玉県深谷市のJR深谷駅前で、今野智博の支持者にこう釈明し、力不足を認めた。今野は党公認で出馬するはずだったが、二階裁定で直近2回の衆院選で対決してきた小泉龍司とともに無所属で出馬することになったからだ。

 「理不尽な判断にノーを突きつける」と今も不満をあらわにする今野だが、裁定は変わらない。用意していたポスターの「党公認」の文字にシールを貼るなど屈辱を味わった。その今野に連勝し、自民党復党もかなった小泉もまた郵政選挙の「造反組」だ。

 小泉は二階派、今野は細田派。ここでも派閥による代理戦争が勃発している。今野の応援には細田派の塩谷や首相の実弟の岸信夫が入った。今野には地道に党員を増やしてきたという自負がある。だが、小泉には大差で連敗し、今回は比例復活の道も断たれた。今野支援の地元県議団の中にも「腹の中は分からない人もいる」と疑念が消えず、地盤固めを急いでいる。

 対する小泉の応援には、表立って応援できなかった二階派幹部が「小泉復党」で大手を振って現地に入る。地元の首長選で野党系候補を応援していた小泉は「節操がなさすぎる」との批判を浴びるが、小泉の選対幹部はどこ吹く風で、こう語った。

 「勝てば、晴れて自民党国会議員として戻ることができる」=敬称略(岡田浩明、長嶋雅子)

4706チバQ:2017/10/20(金) 21:12:21
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-421948/
ドタバタ選挙で“玉石混交”に 比例区注目8候補の当落は
2017年10月20日 15時00分 日刊ゲンダイDIGITAL
ドタバタ選挙で“玉石混交”に 比例区注目8候補の当落は
鈴木貴子氏は“ステルス応援”で父・宗男氏を援護(右は杉田水脈氏)/(C)共同通信社
 自公で300議席超――メディア各社の情勢調査が続々と報じられているが、比例区の注目候補者の“当落”はどうなりそうなのか。

 北海道の名物親子は苦しい戦いを強いられている。新党大地の比例単独1位で出馬した鈴木宗男氏。公民権停止が解けて8年ぶりの出馬となったが、かつての勢いはない。

 19日昼、札幌市内の繁華街で街宣を行ったが、聴衆は100人も集まらなかった。

「北方領土問題などで安倍政権を持ち上げる発言をしていましたが、拍手もまばらで低調。当選は微妙なところです。挽回のため、最終日の21日には、『盟友』の松山千春氏が応援に入る予定です」(地元記者)

 娘・貴子氏は、自民党の比例単独2位で、当選確実。しかし、貴子氏の上位優遇を巡って自民党道連の関係者からは「なぜ“外様”を優遇するのか」といった批判が上がっている。

「貴子氏を何としてでも当選させたい宗男氏が、安倍首相に掛け合って自民の比例上位にねじ込んだようです。宗男氏にも自民候補の応援をさせ、貴子氏には大地の応援を禁止させることで調整がついた。それでも父を当選させたい貴子氏は、街頭で大地の名こそ出しませんが、演説では『父が』『宗男が』と頻繁に宗男氏の名前を出している。聴衆にとっては『宗男=大地』。貴子氏は“ステルス応援”作戦を展開しています」(前出の地元記者)

 東京ブロックの注目は、元都議会自民党幹事長の高木啓氏だ。小池知事から敵視され、7月の都議選で落選してしまった。都議選で落選した人物を衆院選の比例名簿に載せるのは珍しいことだ。

「高木さんは、本当はこの衆院選で地元北区を擁する12区から出馬したかった。しかし、12区は公明の太田昭宏さんの選挙区です。都議選では敵対しましたが、国政の自公連立にヒビを入れるわけにはいかない。今回は出馬を断念しています」(自民党関係者)

 東京では、小選挙区の自民候補が軒並み優勢。高木氏の当選は濃厚だ。他にも、自民から故与謝野馨の甥・信氏、自民を離党した中川俊直氏との不倫報道で騒がれた前川恵氏も滑り込む可能性がある。

■希望候補なのに「首相は安倍晋三さんがいい」

 中国ブロックには“変わり種”がいる。兵庫・西宮市の元職員、自民候補の杉田水脈氏だ。

 2012年衆院選で維新から兵庫6区で出馬し、1期務めた。右派論客・桜井よしこさんのお気に入り。海外で予定していた講演で、現地市民から「杉田氏は歴史修正主義者」と苦情が殺到し、会場変更を余儀なくされた過去がある。

 さらに、希望の候補なのに「(首相は)安倍晋三さんがいい」と放言した中山成彬氏は九州比例1位、小池知事と同期当選で距離が近い樽床伸二氏も近畿ブロック1位でほぼ“当確”だ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「今回の比例候補は、とても吟味して選ばれたように見えません。やはり、突然の解散で各党とも準備が整わなかったのでしょう。有権者は政党名で投票することになりますが、フタを開ければ問題児続出という可能性もあります」

 投票先はしっかりと吟味した方がいい。

4707チバQ:2017/10/20(金) 21:36:04
石破 茂
09:30【千葉県】 門山 宏哲 (1区)JR稲毛海岸駅前街頭演説会
10:45〜
【千葉県】 門山 宏哲 (1区)JR稲毛駅東口街頭演説会


■自民党
安倍晋三総裁   ムリして秋葉原戻らないで愛知で締めればいいのに
11:15〜【岐阜県】 金子俊平(4区)
12:50〜【愛知県】 伊藤忠彦 (8区)
13:30〜【愛知県】 工藤彰三 (4区)
14:00〜【愛知県】 池田佳隆 (3区)
15:10〜【愛知県】 熊田裕通 (1区)
15:30〜【愛知県】 神田憲次 (5区)
19:00〜【東京都】 山田美樹 (1区)

○秋葉原
野田聖子13:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
世耕弘成13:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
小野寺五典17:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
麻生太郎19:00〜秋葉原駅電気街口街頭演説会
安倍晋三19:00〜秋葉原駅電気街口街頭演説会

■希望の党  ほとんど結党メンバーの応援で終わり
小池百合子代表
09:40埼玉3区 三輪麻美
10:55埼玉14区 鈴木義弘
12:00東京1区 松沢香
13:30東京23区 伊藤俊輔
14:40神奈川16区 後藤祐一
16:30希望の党街頭演説会銀座4丁目交差点
17:10東京3区 松原仁
18:00東京5区 福田峰之
19:15東京10区 若狭勝

https://kibounotou.jp/speech/
他の応援も悲しい感じ・・・

前原  せっかくの接戦区で・・・票を減らすだけじゃん
0月21日(土)
前原代表日程
9:50  福岡2区稲富修二候補・街頭演説 天神ソラリアステージ前
11:50 福岡9区緒方林太郎候補・街頭演説 黒崎駅前ペデストリアンデッキ
13:00 福岡10区城井崇候補・街頭演説 小倉駅前


■立憲民主党
枝野幸男
9:30 早稲田夕季 神奈川 鎌倉駅東口東急前
11:00 青柳陽一郎 神奈川 二俣川駅 ドンキホーテ前
12:30 中谷一馬 神奈川 日吉駅前(慶應大学側)
14:30 手塚仁雄 東京 自由が丘駅前
16:00 山花郁夫 東京 三鷹駅南口
17:15 東京大作戦FINAL 街頭演説会東京 新宿駅南口バスタ前
19:30 えだの幸男埼玉 大宮駅東口

福山哲郎は北海道〜東京 ラストは落合貴之

■共産党
志位委員長
●10月21日(土)10時〜、千葉・JR千葉駅・千葉興銀前
●10月21日(土)11時30分〜、千葉・JR市川駅北口
●10月21日(土)14時〜、神奈川・横浜駅西口高島屋前
●10月21日(土)15時30分〜、神奈川・川崎駅前ラゾーナ
●10月21日(土)17時30分〜、東京・渋谷駅ハチ公前
●10月21日(土)19時20分〜、東京・池袋駅東口(打ち上げ)

4708チバQ:2017/10/20(金) 21:42:55
蓮舫・れんほう@民進党‏認証済みアカウント @renho_sha

その他 蓮舫・れんほう@民進党さんが菊田まきこをリツイートしました
菊田まきこ候補を支えてくださる仲間の皆さんに心から感謝を。
明日は新潟4区、行きます!菊田まきこ候補と想いを訴えます!


たじま要(田嶋要・千葉1区)‏認証済みアカウント @kanametajima
いよいよ明日が最終日、民進党初代代表でもある岡田克也さんが応援に駆けつけてくださいます。是非海浜幕張駅にお集まりください!

たじま要・岡田克也街頭演説会(最終日)
10月21日(土)16時〜
会場;JR海浜幕張駅南口

4709チバQ:2017/10/20(金) 21:43:52
おくの総一郎事務所‏ @okuno_hp
その他 おくの総一郎事務所さんが希望の党をリツイートしました
小池代表、そして、集まってくださったみなさま、本当にありがとうございました!
「安倍一強を続けてしまって本当に良いのか?」という原点に立ち返り、最後まで訴えを続けてまいります!

#おくの総一郎 #千葉9区 #小池百合子 #安倍一強打破 #都賀

おくの総一郎事務所‏ @okuno_hp

本日も昨日に引き続いて水野賢一前参議院議員が街宣車に乗ってくださいました!水野先生の覇気のある演説は聞いててシビれますね(>_<)
水野賢一前参議院議員、本当にありがとうございました!
#おくの総一郎 #千葉9区 #水野賢一 #衆院選2017

4710とはずがたり:2017/10/20(金) 21:44:24
>>4707
前原は京都滋賀だけまわっとれヽ(`Д´)ノ

4712チバQ:2017/10/20(金) 21:56:08
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/137687
新党続々比例票どこへ 民進票は希望?立憲? 
=2017衆院選さが 選択=
10/19 10:50
激戦小選挙区 支援の見返り、自民候補「公明に」

 与党が突然の解散を仕掛け、野党側は再編劇から二つの新党が生まれるなどめまぐるしい展開を見せる衆院選。定数1減の20議席を争う比例代表九州ブロックには8政党・政治団体が候補を立てた。事実上の解党となった民進党票の行方をにらみながら、既存政党と新党が危機感を強めて票の争奪戦を繰り広げている。

      ■

 自民党本部が比例九州の名簿順位を発表した9日、県連幹部は安堵(あんど)の表情で指を3本立てた。比例単独の前職今村雅弘候補(70)が単独3位に優遇された。前回は小選挙区重複立候補者より下位の31位。公明から小選挙区で支援を得る見返りに、比例は公明に投じる協力関係が機能しにくい状況に陥った。「今回も下位だったら公明とぎくしゃくする可能性があった。上位指名は厳しい小選挙区で何よりの援軍」と胸をなで下ろす。

 1区の岩田和親(44)、2区の古川康(59)の自民両候補は街頭演説や決起大会で「比例は公明」と連呼する。公明関係者は「自民の対応が違う。『お世話になっている』『何でも言ってくれ』とヨイショされる」と歓迎する。

 公明は前回、悲願の九州4議席を獲得し、その死守が至上命題だ。「新党ができると、有権者はそちらに引っ張られる」と危機感は強い。報道各社の世論調査では自民の堅調さに比べ、公明が伸び悩んでおり、県内では5万8千票を目指し組織をフル稼働する。

      ■     

 野党の比例票の行方は混沌(こんとん)としている。民進最大の支援組織、連合佐賀は2区で希望前職の大串博志候補(52)を推薦しており、「産業別労働組合の指示がない場合は比例は希望に」と各労組に要請した。

 ただ、組織内候補の公認関係から希望と立憲民主に分かれている産別労組も。連合佐賀幹部は「比例復活の可能性を高めるために希望に集中するのが望ましいが、状況が変わってしまい比例票の分散は避けられない」と気をもむ。民進県連は支援者から問い合わせがあれば、「比例は希望で」と訴えている。

 1区の無所属前職原口一博候補(58)が希望の公認を辞退したことで、共産は候補擁立を取り下げた。市民連合さがを介して共闘を実現させた。政党の街宣車を走らせ「原口さんを応援しています。比例は共産党」と声をからす。九州で90万票、県内で前回のほぼ倍の4万6千票を目標に掲げ、3議席獲得を狙う。「気持ちよく原口候補を応援している」と県委員会の今田真人委員長。「原口支持層の比例票を呼び込むというより、自民、公明、希望の票を減らすことを第一義としたい」と意気込む。

 「三つどもえの中で埋没してしまうのでは」。そんな悲壮な声を上げるのが社民だ。17日に来佐した吉田忠智党首は総決起集会で「立憲民主に食われている」と政権への批判票が分散している現状を説き、比例での2議席確保を最重要課題として県内で2万5千票を目標に据える。(衆院選取材班)

4713チバQ:2017/10/20(金) 21:58:08
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50061.html
北海道…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 10時00分
北海道1区
船橋利実 56 自 元《1》(元)道議〈公〉(比)
道下大樹 41 立(民)新 (元)道議(比)
道下 一歩抜け出す
 道下が、船橋との激しい競り合いから一歩抜け出した。道下は引退した横路孝弘・元衆院議長から受け継いだ地盤も生かし、立憲民主支持層をほぼ固めきった。無党派層の支持も伸ばした。船橋は自民支持層を9割近くまで固めたが、無党派層への浸透が課題。

北海道3区
荒井聰 71 立(民)前《7》(元)国家戦略相(比)
高木宏寿 57 自 前《2》(元)内閣府政務官〈公〉(比)
荒井 安定感増す
 序盤で一歩リードしていた荒井が、さらに安定感を増している。荒井は立憲民主支持層をほぼ固め終えた。共産支持層も9割超に浸透するなど、政権批判票の受け皿となっている。高木は若年層の支持は厚いが、40代以上では荒井に後れをとっている。

北海道5区
池田真紀 45 立(民)新 社会福祉士(比)
森山佳則 50 諸 新 幸福実現党員
和田義明 46 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
和田・池田 もつれる
 和田と池田が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。和田は、2015年に死去した義父の町村信孝・元衆院議長から受け継いだ地盤を固め、自民支持層は依然として8割以上を押さえている。池田は無党派層と内閣不支持層からの支持は序盤よりも伸ばした。

北海道9区
山岡達丸 38 希(民)元《1》(元)NHK記者(比)
堀井学 45 自 前《2》外務政務官〈公〉(比)
松橋千春 35 共 新 党地区常任委員
山岡と堀井 伯仲
 山岡と堀井が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。山岡は希望支持層をほぼ固め終えた。地盤を引き継いだ鳩山由紀夫・元首相の労組票の取り込みも急ぐ。堀井は自民支持層の8割強を固め、公明支持層にも着実に浸透して8割以上を押さえた。

北海道10区
稲津久 59 公 前《3》(元)農水政務官〈自〉
神谷裕 49 立(民)新 (元)参院議員秘書(比)
稲津・神谷 横一線
 稲津と神谷が横一線で激しい戦いを続けている。稲津は、山口公明党代表など与党幹部が相次いで応援に入り、公明支持層を固めきったほか、自民支持層も7割以上を押さえた。神谷は立憲民主支持層をほぼ固め終え、無党派層からの支持を伸ばした。

北海道11区
石川香織 33 立(民)新 (元)キャスター(比)
中川郁子 58 自 前《2》(元)農水政務官〈公〉(比)
石川 混戦抜ける

 石川が中川との混戦から抜けだし、リードする展開。石川は無党派層の支持を4割近くまで伸ばし、大票田の帯広市でも巻き返した。町村部でも確実に浸透している。中川は自民支持層の約8割を固め、公明支持層もまとめたが、無党派層で支持の伸びを欠いている。

 ※調査方法・表の見方は、こちら。

2017年10月20日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4714チバQ:2017/10/20(金) 22:00:25
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50062.html
岩手…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時50分
岩手1区
高橋比奈子 59 自 前《2》(元)環境政務官〈公〉(比)
吉田恭子 36 共 新 党県常任委員(比)
階猛 51 希(民)前《4》(元)総務政務官(比)
階 無党派層で支持
 階が高橋との競り合いから抜け出し、優位に立っている。民進の政調会長を経験し、知名度の高い階が無党派層で支持を伸ばし、4割以上を固めた。町村部でも逆転し、盛岡市でも支持を広げた。高橋は自民支持層の約8割を固めたが、無党派層で広がりを欠く。

岩手2区
畑浩治 54 希(民)元《2》(元)国交省職員(比)
鈴木俊一 64 自 前《8》五輪相〈公〉(比)
鈴木 接戦抜け安定
 接戦から抜け出した鈴木が畑を引き離し、安定した戦いだ。鈴木は与党支持層を着実に固めたうえ、被災地の沿岸部で「復興五輪」を掲げ、無党派層からの支持も3割を超えて逆転した。畑は希望支持層では浸透しているが、無党派層からの支持を後退させている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50063.html
宮城1区
土井亨 59 自 前《3》復興副大臣〈公〉〈こ〉(比)
岡本章子 53 立(民)新 (元)仙台市議(比)
畠山昌樹 43 維 新 整形外科医師(比)
伊藤優太 32 希 新 (元)仙台市議(比)
油井哲史 37 諸 新 幸福実現党員
今留尚人 52 無 新 眼科医師
土井・岡本 予断許さず
 土井と岡本が接戦の色合いを強め、予断を許さない情勢だ。土井は自民、公明支持層の支持をじわり伸ばし、精力的に企業を回ってさらに票固めを急ぐ。岡本は立憲民主支持層をほぼ固め、希望支持層にも食い込んで2割超に浸透した。無党派層での上積みを狙う。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50064.html
秋田…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時40分
秋田1区
冨樫博之 62 自 前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
松浦大悟 48 希(民)新 (元)参院議員(比)
斉藤大悟 38 共 新 党県常任委員
冨樫 優位に立つ
 冨樫が松浦との接戦を抜け出し、優位に立っている。冨樫は自民支持層の8割まで固め、幅広い年齢層で支持を伸ばした。公明支持層も9割近くまで浸透した。松浦は、希望支持層の約7割を押さえたが、9割近くを固めていた序盤と比べると勢いにかげりが見える。

秋田2区
金田勝年 68 自 前《3》(元)法相〈公〉(比)
藤本友里 38 共 新 党准県委員
緑川貴士 32 希(民)新 (元)アナウンサー(比)
金田・緑川 なお横並び
 金田と緑川が横並びのまま、終盤にもつれ込んだ。金田は自民支持層の7割以上を手堅くまとめており、農林水産業者や商工自営業者、サラリーマンからの支持が厚い。緑川は、希望支持層の8割、立憲民主支持層の約7割を固めた。

秋田3区
村岡敏英 57 希(民)前《2》(元)衆農水委理事(比)
御法川信英 53 自 前《4》(元)財務副大臣〈公〉(比)
冨岡昭 67 共 新 党県書記長

御法川と村岡 競る
 御法川と村岡が接戦の色合いを深めている。御法川は、農林水産業者やサラリーマンからの支持は優位に立ち、自民支持層は7割をまとめている。村岡は希望支持層での勢いにかげりは見えるが、約8割を押さえている。無党派層からの支持は4割に伸ばした。

4715チバQ:2017/10/20(金) 22:01:29
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50065.html
山形…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時35分
山形2区
鈴木憲和 35 自 前《2》党県会長〈公〉(比)
近藤洋介 52 希(民)前《5》(元)経産副大臣(比)
岩本康嗣 52 共 新 党県委員
鈴木・近藤激しい戦い
 鈴木と近藤が互角の激しい戦いを続けている。鈴木は自民支持層の8割をまとめ、序盤より支持を伸ばしたが、無党派層への浸透では苦戦している。近藤は希望支持層の9割以上、立憲民主支持層の7割近くを固めた。自民支持層の一部にも食い込んでいる。

山形3区
城取良太 40 諸 新 幸福実現党員
加藤鮎子 38 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
加藤太一 66 共 新 党県委員
阿部寿一 58 希 元《1》(元)酒田市長(比)
加藤鮎・阿部接戦
 加藤鮎と阿部が接戦の色合いを深めている。加藤鮎は、自民支持層への浸透が7割にとどまり、固めきれていない。無党派層からの支持は4割に伸ばした。阿部は、希望支持層の9割を固め、さらに政権批判票の取り込みを急いでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50066.html
福島…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時30分
福島1区
金子恵美 52 無(民)前《1》(元)内閣府政務官
亀岡偉民 62 自 前《3》党国対副委員長〈公〉(比)
金子 一歩抜け出す
 金子が亀岡との接戦から一歩抜け出した。金子は、候補を取り下げた共産の支持層に浸透しており、政権批判票の受け皿として、内閣不支持層の7割近くを固めた。亀岡は自民支持層からの支持が後退して8割を割り、基盤固めが課題となっている。

福島4区
渡辺敏雄 68 社 新 党県幹事長(比)
小熊慎司 49 希(民)前《2》(元)衆外務委理事(比)
古川芳憲 66 共 新 党准県委員
菅家一郎 62 自 前《2》(元)会津若松市長〈公〉(比)
小熊と菅家 横並び
 小熊と菅家が横並びのまま、終盤にもつれ込む。小熊は無党派層からの支持に勢いがあり、5割に迫った。希望支持層もじわり浸透を続け、9割近くを固めた。菅家は、自民支持層からの8割近くの支持を維持しており、農林水産業者からの支持ではリードする。

4716チバQ:2017/10/20(金) 22:02:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50067.html
茨城…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時25分
茨城1区
川辺賢一 30 諸 新 幸福実現党員
福島伸享 47 希(民)前《2》(元)経産省職員(比)
田所嘉徳 63 自 前《2》(元)法務政務官〈公〉(比)
大内久美子 68 共 新 (元)県議(比)
田所と福島激戦
 田所と福島が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。田所は自民支持層を着実に固めており、支持は8割を超えた。幅広い年代への浸透を図って上積みを目指す。福島は希望支持層をほぼ押さえた。無党派層の支持では4割に迫り、リードしている。

茨城6区
国光文乃 38 自 新 内科医師〈公〉(比)
青山大人 38 希(民)新 (元)県議(比)
古沢喜幸 71 共 新 (元)土浦市議
国光・青山しのぎ削る
 国光と青山がしのぎを削り、横一線のままだ。国光は知名度の向上を図ってきたが、自民支持層からの支持は7割程度で伸び悩んでいる。青山は希望支持層の9割近くを押さえているが、立憲民主支持層や無党派層で支持の広がりを欠いている。

茨城7区
石嶋巌 63 共 新 党県委員
永岡桂子 63 自 前《4》(元)厚労副大臣(比)
中村喜四郎 68 無 前《13》(元)建設相〈公〉

中村と永岡激戦続く
 中村と永岡が互角の激しい戦いを続けている。中村は、無所属ながら推薦を受けた公明の支持層の6割近くを固めたほか、自民支持層も3割を切り崩している。永岡は自民支持層は6割まで固め、公明支持層も2割以上に浸透した。無党派層では苦戦している。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50068.html
栃木…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時20分
栃木2区
西川公也 74 自 前《6》(元)農相〈公〉
福田昭夫 69 無(民)前《4》(元)知事〈立〉〈社〉
福田を西川追う
 福田がややリードし、西川が追いかける展開のまま終盤戦を迎えた。福田は希望、立憲民主支持層に深く浸透し、候補を取り下げた共産の支持層も手堅くまとめた。与党支持層にも食い込んでいる。西川は自民支持層は7割を固め、無党派層でやや支持を伸ばした。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50069.html
群馬…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時15分
群馬1区
宮崎岳志 47 希(民)前《2》(元)新聞記者(比)
尾身朝子 56 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
店橋世津子 56 共 新 (元)前橋市議(比)
尾身が一歩抜ける
 尾身が宮崎との接戦を一歩抜け出した。公示直前まで自民系候補による分裂選挙の可能性があり、尾身は自民支持層を固めるのに苦労したが、終盤になって8割以上をまとめた。宮崎は希望支持層を固めきれておらず、無党派層の支持を約3割まで伸ばして猛追する。

群馬2区
井野俊郎 37 自 前《2》(元)法務政務官〈公〉(比)
長谷田直之 61 共 新 党県常任委員
石関貴史 45 希(民)前《4》(元)県議(比)

井野 組織票固める
 井野が接戦から抜け出し、戦いを優位に進めている。井野は選挙区内に張り巡らした後援会を活用して組織票を固め、自民支持層の8割強まで支持を伸ばした。無党派層でもリードする。石関は、内閣不支持層からの支持が約3割にとどまり、苦戦している。

4717チバQ:2017/10/20(金) 22:03:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50070.html
埼玉…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時10分
埼玉1区
武正公一 56 希(民)前《6》(元)財務副大臣(比)
小檜山清人 60 維 新 (元)電機会社社員(比)
鳥羽恵 58 共 新 党地区常任委員
村井英樹 37 自 前《2》内閣府政務官〈公〉(比)
村井と武正互角
 村井と武正が互角の戦いを続けている。村井は後援会組織をフル稼働させ、自民支持層からの支持を9割近くにまで伸ばした。公明支持層も着実に固めている。武正は無党派層の3割強に浸透した。立憲民主支持層や内閣不支持層は、武正と鳥羽に分散した。

埼玉5区
牧原秀樹 46 自 前《3》厚生労働副大臣〈公〉(比)
枝野幸男 53 立(民)前《8》党代表(比)
高木秀文 44 希 新 弁護士〈維〉(比)
枝野 優位な戦い
 党代表として露出度が高い枝野が優位に戦いを進めている。枝野は立憲民主と共産支持層の9割以上をまとめ、無党派層の約5割に浸透した。組織固めを急ぐ牧原は自民支持層からの支持を7割超に伸ばし、公明支持層も手堅くまとめたが、無党派層に広がりを欠く。

埼玉6区
大島敦 60 希(民)前《6》(元)民進党幹事長(比)
中根一幸 48 自 前《3》外務副大臣〈公〉(比)
戸口佐一 67 共 新 党地区委員
大島と中根譲らず
 大島と中根が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。大島は希望支持層をほぼ固め終え、無党派層の支持も5割に伸ばした。中根は序盤では手堅く固めていた自民、公明支持層で取りこぼしがあり、支持が7割を割った。無党派層からの支持も1割以下に落とした。

埼玉7区
長沼チネ 67 共 新 党地区委員長 
小宮山泰子 52 希(民)前《5》(元)県議(比)
神山佐市 63 自 前《2》(元)県議〈公〉(比)
神山・小宮山競り合い
 神山と小宮山が競り合ったまま終盤戦を迎えた。組織固めが課題だった神山は、自民、公明支持層の支持が7割を超えた。さらなる取り込みを目指す。小宮山は希望支持層への浸透を続けて9割近くをまとめたが、無党派層の支持固めで苦戦している。

埼玉10区
柿沼遥輝 34 共 新 党地区副委員長
坂本祐之輔 62 希(民)前《2》(元)東松山市長(比)
山口泰明 68 自 前《6》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
山口と坂本接戦続く
 山口と坂本が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。後援会組織をフル回転させる山口は、自民支持層への浸透が8割を超えた。幅広い年齢層から支持されている。坂本は東松山市長を4期務めた知名度も生かし、無党派層からの支持を3割近くまで増やした。

埼玉12区
森田俊和 43 希(民)新 (元)県議(比)
林秀洋 43 共 新 党県常任委員
野中厚 40 自 前《2》農林水産政務官〈公〉(比)
野中と森田死闘
 野中と森田がデッドヒートを繰り広げたまま、予断を許さない情勢だ。野中は農林水産政務官の実績を強調し、農林業者の支持を固めつつあるが、公明支持層に浸透しきれていない。森田は公明支持層の一部にも食い込みを見せ、無党派層の支持も約3割に伸ばした。

4718チバQ:2017/10/20(金) 22:05:28
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50072.html
千葉…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時00分
千葉1区
田嶋要 56 希(民)前《5》(元)経産政務官(比)
門山宏哲 53 自 前《2》弁護士〈公〉(比)
大野隆 48 共 新 党准地区委員
長谷川豊 42 維 新 (元)アナウンサー(比)
田嶋と門山 一進一退
 田嶋と門山が横並びのまま、一進一退の攻防を続けている。田嶋は連合の支援を受けて労組票をまとめ、希望支持層からは約9割の支持を保っている。門山は自民支持層は手堅く固めているが、無党派層からの支持では後れをとっている。

千葉8区
桜田義孝 67 自 前《6》党県会長〈公〉(比)
小野里定良 70 共 新 (元)柏市議
太田和美 38 希(民)前《3》(元)県議(比)
桜田が抜け出す
 桜田が混戦から抜け出し、優位に立っている。公明支持層からの支持を7割強に伸ばし、無党派層の支持でも太田を逆転した。太田は立憲民主支持層の4割強から支持を得るが、小野里も同党支持層から3割の支持を集めるなど、政権批判票が分散している。

千葉9区
秋本真利 42 自 前《2》国土交通政務官〈公〉(比)
鴨志田安代 62 共 新 党地区委員長
奥野総一郎 53 希(民)前《3》(元)参院議員秘書(比)
秋本が優位な戦い
 秋本が序盤の混戦模様から抜けだし、戦いを優位に進めている。秋本は自民支持層の8割、公明支持層の7割近くを固めた。30歳代以上の各年齢層から支持を集める。奥野は立憲民主支持層から5割程度の支持を得ているが、無党派層からの支持が伸び悩んでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50075.html
山梨…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時50分
山梨1区
宮内現 35 共 新 党県常任委員(比)
西脇愛 32 諸 新 幸福実現党員
中谷真一 41 自 前《2》党国防副部会長〈公〉(比)
中島克仁 50 無(民)前《2》診療所院長
中島と中谷が競る
 中島と中谷が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。輿石東前参院副議長の支援を受ける中島は立憲民主支持層の支持を強固にし、無党派層の取り込みも順調に進める。中谷は自民支持層の支持を8割近くに伸ばし、全年代から満遍なく支持を得る。

山梨2区
井桁亮 48 希 新 (元)愛知県議(比)
長崎幸太郎 49 無 前《3》(元)財務省職員
大久保令子 67 共 新 党地区委員長
堀内詔子 51 無 前《2》(元)厚労政務官〈自〉〈公〉
小林弘幸 45 立(民)新 (元)八王子市議(比)
堀内と長崎 互角の激戦
 堀内と長崎が互角の激しい戦いで終盤までもつれ込んでいる。勝った方が自民党の追加公認を得る見通しで、自民支持層の支持はほぼ二分している。堀内は希望支持層にも浸透し、支持の幅を広げている。長崎は無党派層で3割近くの支持を固めた。

4719チバQ:2017/10/20(金) 22:06:07
神奈川…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時55分
神奈川4区
山本朋広 42 自 前《3》防衛副大臣〈公〉(比)
早稲田夕季 58 立(民)新 (元)県議(比)
浅尾慶一郎 53 無 前《3》(元)参院議員 
風間法子 47 希 新 (元)金融庁職員(比)
山本・浅尾・早稲田 競る
 山本、浅尾、早稲田の三つどもえの激戦が続く。自民公認の山本は自民支持層の6割弱を固めた。自民入りした浅尾は自民支持層の3割弱に食い込むが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。早稲田は政権批判票をまとめ切れていない。

神奈川6区
串田誠一 59 維 新 弁護士(比)
青柳陽一郎 48 立(民)前《2》(元)民進県副代表(比)
上田勇 59 公 前《7》党県代表〈自〉
上田と青柳もつれる
 上田と青柳が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。上田は自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長ら同党幹部の応援も得て、自民支持層の6割を固めた。青柳は共産支持層の6割強から支持を得るなど政権批判票をまとめ、無党派層の支持でも上田を上回る。

神奈川12区
原輝雄 43 希 新 (元)藤沢市議(比)
星野剛士 54 自 前《2》党国対副委員長〈公〉(比)
阿部知子 69 立(民)前《6》(元)民進党副代表(比)
阿部・星野 横一線
 阿部と星野が横一線で、最後まで予断を許さない情勢だ。阿部は立憲民主支持層をほぼ固め、無党派層の4割強にも浸透する。星野は自民支持層の7割強を固めたが、推薦を受ける公明支持層では6割弱にとどまり、無党派層からの支持も伸びていない。

神奈川14区
本村賢太郎 47 希(民)前《2》(元)民進党県代表(比)
中野渡旬 69 共 新 党地区副委員長
赤間二郎 49 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
赤間と本村 互角の戦い
 赤間と本村による互角の戦いが続いている。赤間は自民支持層の8割、公明支持層の6割強を固め、40歳代以上の各年代でリードしている。本村は希望支持層の9割近くを固めたほか、立憲民主支持層の5割強の支持を得、無党派層の支持では赤間を逆転した。

神奈川16区
義家弘介 46 自 前《2》(元)文科副大臣〈公〉(比)
後藤祐一 48 希(民)前《3》(元)民進党県代表(比)
池田博英 54 共 新 党地区委員長

義家と後藤 伯仲
 義家と後藤が横並びのまま、激しい戦いを続けている。義家は自民支持層の8割弱、公明支持層の8割強を固め、40歳代以上の各年代でも支持を得ている。後藤は希望支持層をほぼ固め、無党派層の支持で義家を上回るが、政権批判票をまとめ切れていない。

4720チバQ:2017/10/20(金) 22:08:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50071.html
東京…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時05分
東京1区
松沢香 39 希 新 弁護士(比)
原口実季 28 諸 新 幸福実現党員
山田美樹 43 自 前《2》(元)外務政務官〈公〉(比)
又吉光雄 73 諸 新 政治団体代表
海江田万里 68 立(民)元《6》(元)経済産業相(比)
犬丸光加 57 諸 新 政治団体代表
海江田と山田 死闘
 海江田と山田がデッドヒートを展開する。海江田は立憲民主の支持層をほぼ固め、内閣不支持層の6割近くからも支持を得ている。無党派層にも浸透してきた。山田は公明支持層をほぼ固めたものの、自民支持層からの支持を7割弱に減らしている。

東京2区
辻清人 38 自 前《2》党国際局次長〈公〉(比)
松尾明弘 42 立(民)新 弁護士(比)
鳩山太郎 43 希 新 (元)都議(比)
辻と松尾が横並び
 辻と松尾が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。辻は自民支持層の7割強を固め、サラリーマンや専業主婦の支持を集める。松尾は共産支持層の6割強から支持され、無党派層からの支持獲得に懸命だ。鳩山は政権批判票を取り込めていない。

東京3区
香西克介 41 共 新 党准中央委員 
石原宏高 53 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
松原仁 61 希(民)前《6》(元)拉致問題相(比)
松原と石原もつれる
 6度目の顔合わせとなった松原と石原が、横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。松原は希望支持層をほぼ固めたほか、無党派層の3割程度からも支持を得ている。石原は自民支持層の7割、公明支持層の6割が支持するが、無党派層への浸透で苦戦している。

東京5区
手塚仁雄 51 立(民)元《3》(元)首相補佐官(比)
福田峰之 53 希(自)前《3》(元)内閣府副大臣(比)
若宮健嗣 56 自 前《3》(元)防衛副大臣〈公〉(比)
若宮と手塚 接戦
 若宮と手塚が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。若宮は自民支持層の8割、公明支持層の7割に浸透し、特に商工自営業者に支持を広げている。手塚は立憲民主支持層の9割を固めたが、候補者を立てなかった共産支持層への浸透は5割にとどまる。

東京6区
越智隆雄 53 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
落合貴之 38 立(民)前《1》(元)衆院議員秘書(比)
中岡茉妃 26 諸 新 幸福実現党員 
植松恵美子 49 希 新 (元)参院議員(比)
落合と越智 激戦
 落合と越智が接戦の色合いを強め、互角の激しい戦いを続けている。落合は立憲民主支持層をほぼまとめたほか、専業主婦からの支持も広げた。無党派層からの支持でも先行している。越智は男性からの支持が厚く、自民支持層の8割をまとめた。

東京7区
松本文明 68 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
長妻昭 57 立(民)前《6》(元)厚生労働相(比)
荒木章博 64 希 新 (元)熊本県議(比)
井上郁磨 26 無 新 IT会社社長
長妻 共産層にも浸透
 長妻が混戦から抜け出し、優位に立っている。長妻は立憲民主支持層の大半を固め、候補を擁立しなかった共産支持層にも浸透。政権批判票の6割超を取り込んだ。松本は自民支持層の8割程度を固めたが、無党派層からの支持で大差をつけられている。

東京10区
若狭勝 60 希(自)前《2》弁護士(比)
鈴木庸介 41 立(民)新 (元)NHK記者(比)
鈴木隼人 40 自 前《1》(元)経産省職員〈公〉(比)
岸良信 62 共 新 党都委員
吉井利光 35 諸 新 幸福実現党員
小山徹 42 無 新 製造会社員
鈴木隼 引き離す
 接戦から抜け出した鈴木隼が他候補を引き離しつつある。鈴木隼は自民支持層の7割、公明支持層の7割強を固め、幅広い年齢層で支持を広げる。鈴木庸は立憲民主支持層の7割強を固めたが、無党派層の支持が伸び悩む。若狭は女性の支持で後れをとっている。

東京15区
吉田年男 69 共 新 党地区委員長 
柿沢未途 46 希(民)前《3》(元)衆予算委理事(比)
猪野隆 52 無 新 (元)国税庁職員
秋元司 45 自 前《2》国土交通副大臣〈公〉(比)
秋元やや優位
 前回比例復活した秋元がやや優位に立ち、柿沢が追い上げる。秋元は自民、公明支持層の8割近くを固め、男性や商工自営業者の支持で大きくリードする。柿沢は希望支持層の8割を固めた。無党派層で先行するが、若年層で伸び悩んでいる。

4721チバQ:2017/10/20(金) 22:08:19
東京16区
大西英男 71 自 前《2》党国交副部会長〈公〉(比)
初鹿明博 48 立(民)前《2》(元)都議(比)
田村謙治 49 希(民主)元《3》(元)財務省職員(比)
大西と初鹿 互角
 大西と初鹿が、互角の戦いのまま終盤戦に突入した。大西は自民支持層の7割を固め、サラリーマンなどへの浸透で先行する。初鹿は立憲民主支持層の9割、候補擁立を見送った共産支持層の4割強を固めた。無党派層の支持は2割超にとどまっている。

東京19区
佐々木里加 50 希 新 短大非常勤講師(比)
杉下茂雄 68 共 新 党地区常任委員
松本洋平 44 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
末松義規 60 立(民)元《5》(元)復興副大臣(比)
末松・松本 予断許さず
 末松と松本が接戦の色合いを強め、予断を許さない状況だ。末松は立憲民主支持層の大半を固め、無党派層にも食い込んでいる。60歳代以上や専業主婦の支持が厚い。松本は、30歳代の5割超から支持を集め、自民支持層の8割、公明支持層の8割超を固めた。

東京21区
小糸健介 35 社 新 牧師〈立〉(比)
長島昭久 55 希(民)前《5》(元)防衛副大臣(比)
天木直人 70 諸 新 政治団体代表
小田原潔 53 自 前《2》(元)外務政務官〈公〉(比)
長島と小田原 接戦続く
 長島と小田原の接戦が続いている。前回比例復活の長島は希望支持層の大半を固めたほか、無党派層にも食い込んでいる。専業主婦の3割に浸透し、女性の支持で上回る。小田原は自民支持層の8割を固めたが、公明支持層からの支持が6割程度にとどまっている。

東京22区
山花郁夫 50 立(民)元《3》(元)法務副大臣(比)
伊藤達也 56 自 前《7》(元)金融相〈公〉(比)
金ヶ崎絵美 41 希 新 弁護士(比)
阿部真 43 共 新 党地区委員長
伊藤に幅広い支持
 伊藤が山花との競り合いから一歩抜け出した。伊藤は自民支持層の8割強を固め、幅広い年代で支持を集めている。商工自営業者や専業主婦などからの支持も先行する。山花は立憲民主支持層をほぼ固めた。支持を伸ばしている無党派層への浸透に懸命だ。

東京23区
松村亮佑 37 共 新 党地区副委員長
小倉将信 36 自 前《2》総務政務官〈公〉(比)
伊藤俊輔 38 希 新 物流会社会長(比)

小倉 優位に傾く
 序盤では横並びだった伊藤との争いは、小倉が優位な情勢になりつつある。小倉は自民支持層の8割、公明支持層の大半を固め、サラリーマンや学生からの支持が目立つ。伊藤は希望支持層の8割をまとめた。2割程度にとどまる無党派層からの支持拡大を目指す。

4722チバQ:2017/10/20(金) 22:09:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50077.html
新潟…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時45分
新潟1区
西村智奈美 50 立(民)前《4》(元)厚労副大臣〈社〉(比)
石崎徹 33 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
西村 無党派層でも先行
 西村が石崎との競り合いから抜け出した。西村は立憲民主支持層の9割を固めたほか、共産支持層の7割から支持を得、無党派層でも石崎をリードしている。石崎は自民支持層の7割強を固めるが、推薦を受ける公明支持層の支持が6割にとどまっている。

新潟2区
細田健一 53 自 前《2》(元)農水政務官〈公〉(比)
鷲尾英一郎 40 無(民)前《4》(元)農水政務官
五十嵐健彦 37 共 新 党県委員
鷲尾 優位に傾く
 鷲尾が、序盤で横並びだった細田との争いで、優位な情勢になりつつある。鷲尾は、希望、立憲民主支持層の7割以上から支持を得たほか、無党派層の4割以上に支持を広げる。細田は自民支持層の7割以上を固めたが、公明支持層では5割台にとどまっている。

新潟3区
三村誉一 71 無 新 (元)高校事務職員
斎藤洋明 40 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
黒岩宇洋 51 無(民)前《2》(元)法務政務官〈社〉
黒岩と斎藤 譲らず
 黒岩と斎藤が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。黒岩は内閣不支持層から6割の支持を集め、無党派層の4割近くからも支持を得ている。斎藤は自民、公明それぞれの支持層の8割近くを固め、サラリーマンや農林水産業者からの支持で黒岩を上回っている。

新潟4区
菊田真紀子 47 無(民)前《5》(元)外務政務官〈社〉
金子恵美 39 自 前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
菊田 無党派にも浸透
 菊田が競り合いから抜け出し、金子を引き離した。共産を含む野党の共闘で臨む菊田は、内閣不支持層の7割近くから支持を得ている。無党派層の5割強にも浸透する。金子は自民支持層の7割以上を固めたが、無党派層からの支持で引き離された。

新潟5区
泉田裕彦 55 自 新 (元)知事〈公〉(比)
笠原麗香 25 諸 新 幸福実現党員
大平悦子 61 無 新 (元)魚沼市長〈社〉〈由〉
大平と泉田 接戦
 大平と泉田が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢となっている。野党統一候補の大平は内閣不支持層の6割以上を固め、無党派層の4割以上に支持を広げた。泉田は自民支持層の7割を固めたが、無党派層の支持が広がっていない。

新潟6区
高鳥修一 57 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
梅谷守 43 無(民)新 (元)県議〈社〉 
高鳥と梅谷 接戦のまま
 高鳥と梅谷が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。高鳥は自民支持層の8割強を固め、女性の支持で大きくリードする。野党統一候補の梅谷は、内閣不支持層の6割を固めた。無党派層からの支持も、高鳥を上回る4割強となっている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50078.html
石川…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時35分
石川3区
西田昭二 48 自 新 党県財務局長〈公〉(比)
近藤和也 43 希(民)元《1》(元)民進党県代表(比)
鈴木宏太 36 共 新 党地区常任委員
近藤・西田 予断許さず
 近藤と西田が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。近藤は街頭演説を重ねて無党派層に浸透、支持が5割を超えたほか、40、50歳代の支持で西田を逆転した。西田は公示直前の出馬決定ながら自民支持層の8割を固めた。都市部でも支持を伸ばしている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50079.html
長野…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時25分
長野2区
手塚大輔 34 維 新 党県幹事長(比)
下条みつ 61 希(民)元《3》(元)防衛政務官(比)
中川博司 59 社 新 党県幹事長(比)
務台俊介 61 自 前《2》(元)復興政務官〈公〉(比)
務台と下条が横並び
 務台と下条が横並びの接戦。内閣府政務官時代の不適切な言動について「おわび行脚」を続ける務台は、自民、公明支持層を着実に固め、女性からの支持も取り戻しつつある。下条は希望支持層や無党派層の支持を増しているが、政権批判票をまとめきれていない。

4723チバQ:2017/10/20(金) 22:11:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50080.html
岐阜…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時20分
岐阜4区
今井雅人 55 希(民)前《3》(元)民進党県代表(比)
籠山恵美子 63 共 新 (元)飛騨市議
金子俊平 39 自 新 (元)国交相秘書官〈公〉(比)
金子と今井 伯仲
 金子と今井が接戦を繰り広げ、最後まで予断を許さない情勢だ。父の金子一義・元国土交通相から継いだ地盤固めに注力する金子は、自民支持層の約8割を固めた。今井は無党派層で強みを見せる一方、内閣不支持層の取りこぼしが目立つ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50081.html
静岡…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時15分
静岡3区
鈴木望 68 希(お維)元《1》(元)磐田市長(比)
宮沢博行 42 自 前《2》(元)防衛政務官〈公〉(比)
小山展弘 41 無(民)前《2》(元)金融機関職員
宮沢と小山 互角の戦い
 宮沢と小山が互角の戦いのまま、終盤戦に突入した。宮沢は自民支持層の約8割を固め、商工自営業者への浸透でリードする。小山は立憲民主支持層をまとめ、無党派層からも約4割の支持を得る。前静岡県磐田市長の鈴木は希望支持層にも浸透しきれていない。

静岡6区
内田豊 63 共 新 党県委員
勝俣孝明 41 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
渡辺周 55 希(民)前《7》(元)民進党副代表(比)

渡辺と勝俣 予断許さず
 渡辺と勝俣が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。渡辺は政権批判票の掘り起こしを進め、希望支持層の約9割、立憲民主支持層の7割弱をまとめた。勝俣は自民支持層の約8割、公明支持層の約9割を固めたが、無党派層への浸透で苦戦している。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50083.html
三重…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時05分
三重2区
中川正春 67 無(民)前《7》(元)防災相
川崎二郎 69 自 前《11》(元)厚生労働相〈公〉(比)
中川と川崎 もつれる
 中川と川崎が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。無所属の中川は蓮舫民進党前代表なども応援に駆けつけ、女性の支持を4割強に伸ばした。旧1区が地盤の川崎は公明支持層の7割強を固めた。中川が先行する無党派層の取り込みが課題だ。

4724チバQ:2017/10/20(金) 22:12:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50082.html
愛知…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時10分
愛知1区
吉田統彦 42 立(民)元《1》眼科医師(比)
佐藤夕子 54 希 元《1》(元)名古屋市議(比)
熊田裕通 53 自 前《2》(元)防衛政務官〈公〉(比)
三者横並びの終盤戦
 熊田、吉田、佐藤の競り合いは、三者横並びのまま終盤戦にもつれ込んでいる。熊田は自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱をまとめた。吉田は内閣不支持層からの支持を伸ばしている。河村たかし名古屋市長が支援する佐藤は、希望支持層の約9割を固めた。

愛知4区
西田敏子 63 共 新 党地区副委員長
牧義夫 59 希(民)前《5》(元)厚労副大臣(比)
工藤彰三 52 自 前《2》党国交副部会長〈公〉(比)
工藤と牧 互角の戦い
 工藤と牧が互角の戦いを展開している。工藤は自民支持層の約8割を固め、全世代で支持を積み増している。牧は民主党政権で厚生労働副大臣を務めた実績を訴え、希望支持層の約9割をまとめた。無党派層からの支持で工藤を引き離している。

愛知5区
野々部尚昭 47 希 新 (元)稲沢市議(比)
赤松広隆 69 立(民)前《9》(元)衆院副議長(比)
神田憲次 54 自 前《2》税理士〈公〉(比)
赤松を神田が追う
 序盤は赤松が先行していたが、神田が激しく追い上げ、最後まで予断を許さない情勢だ。赤松は立憲民主支持層の9割強を固めたが、政権批判票の積み増しが進んでいない。神田は自民、公明支持層の7割強をまとめたが、無党派層への浸透が課題だ。

愛知7区
山尾志桜里 43 無(民)前《2》(元)民進党役員
鈴木淳司 59 自 前《4》(元)経産副大臣〈公〉(比)
山尾と鈴木 一進一退
 山尾と鈴木が一進一退の攻防を繰り広げている。民進を離党し無所属で出馬した山尾は商工自営業者の支持で鈴木を逆転し、無党派層からの支持でリードする。鈴木は女性の4割へ支持を広げ、主婦層からの支持も山尾を上回った。

愛知8区
長友忠弘 58 共 新 党地区委員長
伴野豊 56 無(民)前《5》(元)国交副大臣
伊藤忠彦 53 自 前《3》環境副大臣〈公〉(比)
伊藤と伴野が横一線
 伊藤と伴野が横一線の激戦を展開している。環境副大臣の伊藤は自民支持層の8割強を固め、年代別でも60歳代を除いて伴野を上回っている。伴野は無党派層の5割弱に浸透しているが、サラリーマンからの支持で伊藤に逆転を許した。

愛知9区
長坂康正 60 自 前《2》復興政務官〈公〉(比)
渡辺裕 37 共 新 党地区常任委員
岡本充功 46 希(民)前《4》(元)厚労政務官(比)
長坂に幅広い支持
 長坂が岡本との競り合いから一歩抜け出した。長坂は自民支持層の9割弱に加え、公明支持層の約8割を固めた。幅広い年齢層から支持を集めている。岡本は希望支持層の9割弱をまとめ、立憲民主支持層からも約6割の支持を得る。無党派層の取り込みが課題だ。

愛知10区
杉本和巳 57 維 元《2》党県代表代行(比)
板倉正文 59 共 新 (元)一宮市議
江崎鉄磨 74 自 前《6》沖縄・北方相〈公〉
安井美沙子 52 希(民)新 (元)参院議員(比)
江崎と安井 もつれる
 江崎と安井が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。沖縄・北方相の江崎は自民支持層の7割強を固めたが、公明支持層は約5割にとどまっている。元参院議員の安井は希望支持層の約7割をまとめたが、無党派層の支持で江崎に後れを取っている。

愛知13区
大西健介 46 希(民)前《3》(元)衆院議員秘書(比)
大見正 59 自 前《2》党文科副部会長(比)
下島良一 71 共 新 (元)碧南市議
大西が接戦抜け出す
 大西が接戦を抜け出し、大見を引き離している。連合愛知の全面的な支援を受ける大西は希望支持層をほぼまとめ、サラリーマンの約5割にも浸透する。小選挙区での議席奪還を目指す大見は自民支持層の8割弱を固めたが、公明支持層は約5割にとどまっている。

愛知15区
根本幸典 52 自 前《2》(元)国交政務官〈公〉(比)
関健一郎 39 希(民)新 (元)NHK記者(比)
野沢康幸 29 共 新 党地区委員
根本全年代でリード
 根本が関との競り合いから一歩抜け出した。根本は9割近くをまとめた自民支持層に加え、公明支持層の7割強を固めた。全ての年代で関をリードし、大票田の豊橋市でも支持を拡大した。関は子育て支援の充実を訴えるが、主婦層の支持でも根本に先行を許している。

4725チバQ:2017/10/20(金) 22:13:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50084.html
滋賀…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時00分
滋賀1区
小坂淑子 77 社 新 党県代表(比)
大岡敏孝 45 自 前《2》(元)財務政務官〈公〉(比)
嘉田由紀子 67 無 新 (元)知事
嘉田と大岡 競り合い
 嘉田と大岡が横一線の激しい競り合いを繰り広げ、予断を許さない。知事を務めた嘉田は希望、立憲民主の支持層を順調に固め、無党派層からの支持も5割を超えた。大岡は自民支持層の支持をやや減らし、支持基盤固めに努めている。

滋賀3区
小川泰江 54 希(民)新 (元)守山市議(比)
石堂淳士 43 共 新 党地区委員長
武村展英 45 自 前《2》(元)内閣府政務官〈公〉(比)
武村混戦抜け出す
 武村が序盤の混戦を抜け出し、優位に立っている。武村は自民、公明支持層の9割近くを固め、無党派層からも3割以上の支持を集めている。小川は女性からの支持が急速に落ち込み、全ての年代で伸び悩んでいる。政権批判票の掘り起こしで巻き返しを図る。

滋賀4区
西沢耕一 39 共 新 党県委員
小寺裕雄 57 自 新 (元)県議〈公〉(比)
徳永久志 54 希(民)新 (元)参院議員(比)
小寺 優位に傾く
 小寺が優位な情勢になりつつあり、徳永が激しく追い上げる。小寺は与党の政権担当能力をアピールし、自民支持層の9割近くを固め、無党派層にも浸透を図る。元参院議員の徳永は、希望支持層の8割以上を固めたが、思うように支持拡大が進んでいない。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50085.html
京都…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時55分
京都1区
伊吹文明 79 自 前《11》(元)衆院議長〈公〉
穀田恵二 70 共 前《8》党国対委員長(比)
嶋村聖子 40 希 新 アナウンサー(比)
伊吹が一歩抜け出す
 伊吹が穀田との競り合いから一歩抜け出した。商工団体など強力な支援組織を持つ伊吹は自民、公明支持層をほぼ固めきった。穀田は立憲民主支持層からの支持が4割台に落ち込むなど、政権批判票をまとめきれていない。無党派層の支持拡大で巻き返しを図る。

京都3区

泉健太 43 希(民)前《6》(元)内閣府政務官(比)
金森亨 61 共 新 党府書記長
森夏枝 36 維 新 党府女性局長(比)
木村弥生 52 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
小田切新一郎 71 無 新 (元)府立医大職員
泉と木村が互角
 泉と木村が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢となっている。泉は希望支持層に加え、立憲民主支持層の5割強、無党派層の4割近くに浸透する。木村は公明支持層からの支持を9割近くに伸ばしたが、自民支持層をまとめきれていない。

京都4区

吉田幸一 43 共 新 党府委員
北神圭朗 50 希(民)前《3》(元)首相補佐官(比)
縁田有紀 27 諸 新 幸福実現党員
田中英之 47 自 前《2》党副幹事長〈公〉(比)
田中と北神が伯仲
 田中と北神が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。田中は自民支持層に加え、公明支持層の支持も約8割に広げた。商工自営業者や主婦層への浸透が目立つ。北神は希望支持層の約9割、立憲民主支持層の約6割をまとめた。無党派層でも優位に立つ。

京都6区
山井和則 55 希(民)前《6》(元)厚労政務官(比)
上條亮一 31 共 新 党府委員
安藤裕 52 自 前《2》党府副会長〈公〉(比)
安藤・山井が互角
 安藤と山井が横並びのまま、最後まで予断を許さない情勢だ。安藤は公明支持層の7割以上を固め、2割弱にとどまる無党派層への支持拡大に注力する。無党派層の約4割を固める山井は希望支持層をほぼまとめきった。商工自営業者などへの浸透が課題だ。

4726チバQ:2017/10/20(金) 22:15:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50086.html
大阪…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時50分
大阪1区
井上英孝 45 維(維党)前《2》党組織局長(比)
大西宏幸 50 自 前《1》(元)大阪市議〈公〉(比)
小泉修平 70 諸 新 政治団体代表 
村上賀厚 58 立(民)新 経営相談業(比)
柴山昇 63 共 新 党府委員
大西と井上が接戦
 大西と井上が接戦のまま、終盤戦に突入した。大西は自民支持層の7割、公明支持層の7割弱を固め、それぞれ序盤から積み増した。井上は維新支持層を固め、無党派層の2割強の支持を得るが、サラリーマンの支持を落とすなど伸び悩んでいる。

大阪4区
中山泰秀 47 自 前《4》(元)外務副大臣〈公〉(比)
清水忠史 49 共 前《1》党准中央委員(比)
美延映夫 56 維 新 (元)大阪市会議長(比)
中山と美延 予断許さず
 中山と美延が互角のまま終盤にもつれ込み、最後まで予断を許さない情勢だ。中山は自民支持層の8割弱、公明支持層の9割弱をまとめた。女性の支持も伸ばしている。美延は維新支持層の9割近くを固め、無党派層の支持でも中山をリードしている。

大阪9区
服部良一 67 社 元《1》党常任幹事〈立〉(比)
足立康史 52 維(維党)前《2》(元)経産省職員(比)
原田憲治 69 自 前《3》(元)総務副大臣〈公〉(比)
原田と足立 横並び
 原田と足立が横並びのまま終盤に入り、予断を許さない情勢となっている。原田は自民支持層の8割弱、公明支持層の6割弱を固めた。女性やサラリーマンの支持でもリードする。足立は維新支持層を固め終え、無党派層や内閣不支持層の取り込みを図っている。

大阪10区
辻元清美 57 立(民)前《6》党政調会長(比)
大隈和英 48 自 前《1》外科医師〈公〉(比)
松浪健太 46 維(維党)前《5》(元)厚労政務官(比)
辻元・大隈・松浪 混戦
 辻元、大隈、松浪が混戦のまま、終盤に突入した。辻元は立憲民主支持層の9割を固め、無党派層の4割弱にも浸透する。大隈は自民、公明支持層の6割弱をまとめ、さらなる積み上げを目指す。松浪は維新支持層の8割以上をまとめ、自民支持層の取り込みを狙う。

大阪11区
平野博文 68 無(民)前《6》(元)官房長官
伊東信久 53 維(維党)前《2》党国際局長(比)
佐藤ゆかり 56 自 前《2》(元)経産政務官〈公〉(比)
平野・佐藤が横一線
 平野、佐藤が横一線の戦いで、伊東が激しく追い上げる。平野は共産、立憲民主支持層の8割前後を固め、60歳以上の支持で引き離す。佐藤は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめた。伊東は維新支持層の8割近くを固めたが、若年層の支持で伸び悩む。

4727チバQ:2017/10/20(金) 22:15:55
大阪12区
藤田文武 36 維 新 施設運営会社長(比)
松尾正利 58 共 新 党地区委員長
北川知克 65 自 前《5》(元)環境副大臣(比)
北川・藤田が接戦
 北川と藤田が接戦のまま、終盤に入った。北川は自民支持層の8割以上、公明支持層の8割弱をまとめ、世代や職業を問わず幅広く支持を集める。藤田は維新支持層の9割、希望支持層の5割を固め、無党派層や後れを取る若年層への支持拡大を目指す。

大阪13区
西野弘一 48 無(次)元《1》(元)府議
宗清皇一 47 自 前《1》党府副会長〈公〉(比)
長岡嘉一 48 共 新 (元)東大阪市議
青野剛暁 43 維 新 (元)府議(比)
姜英紀 45 立(民)新 (元)NHK職員(比)
宗清が一歩抜け出す
 宗清が大阪府議時代から選挙で争ってきた青野を引き離し、一歩抜け出した。宗清は自民支持層の7割強、公明支持層も6割以上をまとめ、全ての年代に浸透している。青野は維新支持層の7割超から支持を得るが、政権批判票をまとめきれていない。

大阪14区
小松久 60 共 新 (元)府議
谷畑孝 70 維(維党)前《7》(元)厚労副大臣(比)
長尾敬 54 自 前《2》(元)衆外務委理事(比)
谷畑・長尾 しのぎ削る
 谷畑と長尾が互角のまま、終盤に入った。長尾に2連勝中の谷畑は維新支持層の8割以上、立憲民主支持層の3割弱をまとめた。若年層の支持拡大を図る。長尾は自民支持層の支持を7割弱、公明支持層の支持を7割まで積み増し、専業主婦や学生にも浸透している。

大阪15区
竹本直一 76 自 前《7》(元)財務副大臣〈公〉
為仁史 68 共 新 党地区委員
浦野靖人 44 維(維党)前《2》(元)府議(比)
浦野と竹本が死闘
 浦野と竹本が横一線のまま、激しいデッドヒートを繰り広げている。浦野は維新支持層をほぼ固め、50歳代やサラリーマンの支持で上回る。竹本は自民、公明支持層のそれぞれ7割以上をまとめ、10、20歳代や商工自営業者の支持で浦野を引き離している。

大阪17区
岡下昌平 42 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
馬場伸幸 52 維(維党)前《2》党幹事長(比)
藤本幸子 42 共 新 党地区常任委員 
馬場と岡下が互角の激戦
 馬場と岡下が互角の激しい戦い。馬場は維新支持層の9割を固め、希望支持層の8割、公明支持層の2割強からも支持を得る。岡下は自民支持層の支持が6割強、公明支持層の支持が5割強にとどまるが、立憲民主支持層や無党派層の支持では馬場を上回っている。

大阪18区
遠藤敬 49 維(維党)前《2》党国対委員長(比)
矢野忠重 67 共 新 党地区副委員長
神谷昇 68 自 前《1》(元)泉大津市長〈公〉(比)
遠藤と神谷が競る
 遠藤と神谷が横一線のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。遠藤は維新支持層の8割以上をまとめ、内閣不支持層の4割強を固めた。神谷は自民、公明支持層のそれぞれ7割以上を固めた。30歳代や商工自営業者の支持で遠藤を上回るが、無党派層では伸び悩む。

大阪19区
谷川とむ 41 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
丸山穂高 33 維(維党)前《2》党国会政調役員(比)
北村みき 51 共 新 (元)中学校教諭
丸山・谷川横並び接戦
 優勢だった丸山を谷川が激しく追い上げ、横並びの接戦となっている。丸山は維新支持層の一部を切り崩されたが、立憲民主支持層の支持を4割に伸ばした。谷川は若年層を中心に浸透を図っている。6割超にとどまる自民、公明支持層の取り込みが課題だ。

4728チバQ:2017/10/20(金) 22:16:46
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50087.html
兵庫…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時45分
兵庫1区
力重智之 39 共 新 党県常任委員
梅村聡 42 維 新 (元)参院議員(比)
盛山正仁 63 自 前《3》(元)法務副大臣〈公〉(比)
井坂信彦 43 希(民)前《2》(元)神戸市議(比)
盛山と井坂 接戦
 盛山と井坂が接戦の色合いを深め、それぞれ自民、希望の党首が応援に入るなど火花を散らす。盛山は自民支持層を7割まで固め、公明支持層にも着実に浸透している。井坂は希望支持層を9割近くまで固めたほか、共産支持層の一部にも食い込んだ。

兵庫6区
幾村奈応子 37 希 新 (元)衆院議員秘書(比)
桜井周 47 立(民)新 (元)伊丹市議(比)
市村浩一郎 53 維 元《3》(元)国交政務官(比)
大串正樹 51 自 前《2》経済産業政務官〈公〉(比)
大串・桜井 依然横並び
 大串と桜井が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。大串は経済産業政務官の実績や政権の継続を強調し、幅広い世代から満遍なく支持を集める。桜井は立憲民主支持層の9割と共産支持層の約半数を取り込んだ。無党派層からの支持は約3割に伸ばした。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50088.html
奈良…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時40分
奈良1区
井上良子 53 共 新 党県常任委員(比)
小林茂樹 53 自 元《1》(元)県議(比)
吉野忠男 58 維 新 大阪経済大教授(比)
馬淵澄夫 57 希(民)前《5》(元)国土交通相(比)
小林と馬淵譲らず
 小林と馬淵が横一線に並び、一進一退の戦いを続けている。小林は自民、公明支持層の約7割を固めたが、無党派層からの支持に広がりを欠く。馬淵は、希望の8割近くを固めたほか、無党派層の約3割から支持を得ているが、序盤ほどの勢いはない。

4729チバQ:2017/10/20(金) 22:18:01
岡山4ってホントか!?
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50090.html
岡山…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時20分
岡山2区
山下貴司 52 自 前《2》法務政務官〈公〉(比)
垣内京美 51 共 新 党准中央委員(比)
田部雄治 41 諸 新 幸福実現党員
津村啓介 45 希(民)前《5》(元)内閣府政務官(比)
先行の山下 津村と接戦
 先行していた山下が津村に追い上げられ、接戦となっている。山下は派閥会長の石破茂・元党幹事長も応援に駆けつけ、自民、公明の両支持層の9割前後を固めた。津村は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の6割にも浸透し、無党派層でも伸びている。

岡山3区
尾崎宏子 61 共 新 党県委員
内山晃 63 希 元《3》(元)総務政務官(比)
平沼正二郎 37 無 新 IT会社役員
阿部俊子 58 無 前《4》(元)農水副大臣〈自〉
平沼・阿部「自民票」二分
 ともに自民党系で無所属の平沼と阿部が、互角の激しい戦いを繰り広げている。それぞれ自民支持層の半数近くを固め、ほぼ二分した。公明支持層や無党派層では平沼がややリードする一方、阿部は立憲民主支持層で優位に立つなど、互いに一歩も譲らない状況だ。

岡山4区
橋本岳 43 自 前《3》(元)厚労副大臣〈公〉(比)
柚木道義 45 希(民)前《4》(元)財務政務官(比)
平林明成 62 共 新 党地区委員
橋本と柚木 伯仲
 橋本と柚木が接戦のまま、終盤にもつれ込んだ。橋本は厚生労働副大臣の実績を強調。自民、公明支持層を着実に固め、ともに8割超まで浸透した。柚木は序盤で固めた希望支持層の9割近く、無党派層の約4割の支持を維持し、さらに上積みを図る。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50092.html
広島…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 07時15分
広島6区
小島敏文 67 自 前《2》党部会長代理〈公〉(比)
寺田明充 66 共 新 党県地区委員
佐藤公治 58 希(由)元《2》(元)参院議員(比)
佐藤・小島なお激戦
 佐藤と小島が接戦の色合いを深めている。佐藤は、今回不出馬で引退した亀井静香・元金融相の支援を得たほか、希望支持層の約9割、立憲民主支持層の7割近くを固めた。小島は自民支持層の7割以上を押さえており、劣勢の無党派層でじわりと支持を広げている。

4730チバQ:2017/10/20(金) 22:19:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50093.html
香川…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 07時00分
香川1区
小川淳也 46 希(民)前《4》(元)総務政務官(比)
平井卓也 59 自 前《6》(元)国交副大臣〈公〉(比)
小川と平井 接戦続く
 小川と平井が接戦のまま終盤にもつれ込んだ。小川は希望の小池代表の「排除の論理」発言を批判して独自色を強調し、立憲民主支持層の8割、無党派層の4割を取り込んだ。平井は党幹部や閣僚の応援を得ているが、自民支持層からの支持が8割に届いていない。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50094.html
愛媛…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時55分
愛媛3区
白石寛樹 29 自 新 (元)衆院議員秘書〈公〉(比)
国田睦 65 共 新 党地区常任委員
森田浩二 57 諸 新 幸福実現党員
白石洋一 54 希(民)元《1》(元)民進党県役員(比)
白石洋・白石寛 競る
 白石洋と白石寛が接戦のまま、終盤にもつれ込んだ。白石洋は希望支持層の9割、立憲民主の約5割を固めたほか、自民支持層の2割、公明支持層の3割近くにも食い込んだ。白石寛は父が所属した党麻生派幹部の支援も受け、自民支持層の7割を固めた。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50095.html
高知衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時50分
高知2区
広田一 49 無(民)新 (元)参院議員
山本有二 65 自 前《9》(元)農相〈公〉(比)


広田と山本 横一線
 広田と山本が横一線に並んだまま、終盤戦を迎えた。広田は希望、共産、立憲民主の支持層を手堅くまとめ、政権批判票の受け皿となっている。無党派層でも勢いがある。山本は自民、公明支持層の7割超を固めているが、無党派層への広がりを欠いている。

4731チバQ:2017/10/20(金) 22:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50096.html
福岡…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時45分
福岡2区
鬼木誠 45 自 前《2》(元)環境政務官〈公〉(比)
稲富修二 47 希(民)元《1》(元)商社社員(比)
松尾律子 45 共 新 党地区常任委員
稲富・鬼木 互角の戦い
 稲富と鬼木が互角のまま、終盤にもつれ込んだ。稲富は小池代表の応援も受けて希望や立憲民主の支持層の7割超を押さえており、無党派層では5割まで支持を伸ばした。鬼木は環境政務官の経験などをアピールし、自民、公明支持層の約7割を固めている。

福岡10区
田村貴昭 56 共 前《1》(元)北九州市議(比)
山本幸三 69 自 前《7》(元)地方創生相〈公〉(比)
城井崇 44 希(民)元《2》(元)文科政務官(比)
山本に城井 追いつく
 一歩リードしていた山本を城井が追い上げ、横一線に並んだ。山本は地方創生相の実績を掲げ、自民支持層への浸透は8割に迫った。無党派層での支持伸び悩みが課題だ。城井は希望支持層の9割近くからの支持を確保し、無党派層は約3割に浸透した。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50097.html
佐賀…衆院選2017佐賀
2017年10月20日 06時40分
佐賀1区
岩田和親 44 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
中島徹 43 諸 新 幸福実現党員
原口一博 58 無(民)前《7》(元)総務相
原口を岩田猛追
 序盤でリードしていた原口を、岩田が激しく追い上げる。希望の公認を辞退し無所属で戦う原口が、希望支持層の8割、立憲民主支持層の8割強の支持を得る。岩田は自民党幹部が頻繁に応援に入り、自民支持層の7割強をまとめたが、無党派層への広がりに欠ける。

佐賀2区
大森斉 62 共 新 (元)北茂安町議
大串博志 52 希(民)前《4》(元)民進党役員(比)
古川康 59 自 前《1》(元)知事〈公〉(比)
大串・古川予断許さず
 大串と古川がさらに競り合い、最後まで予断を許さない情勢だ。大串は希望支持層の8割強を固め、立憲民主支持層の7割強の支持を得ている。無党派層も半数を取り込んだ。古川は、女性や農林水産業者に支持を広げているが、公明支持層の支持が6割にとどまる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50098.html
長崎…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時35分
長崎1区
冨岡勉 69 自 前《3》(元)文科副大臣〈公〉(比)
西岡秀子 53 希(民)新 (元)参院議員秘書(比)
牧山隆 60 共 新 (元)長崎市議
西岡・冨岡 激しく競る
 西岡と冨岡が依然、激しく競っている。西岡は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の7割、無党派層の4割も取り込んだ。冨岡は、自民支持層の8割をまとめ、農林水産業者や商工自営業者に浸透するが、無党派層への広がりを欠いている。

長崎4区
北村誠吾 70 自 前《6》(元)防衛副大臣〈公〉(比)
宮島大典 54 希(民)元《2》(元)防衛政務官(比)
石川悟 65 共 新 党県常任委員
北村と宮島 優劣つかず
 北村と宮島が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。北村は農林水産業者や商工自営業者の支持でリードし、自民支持層の8割強をまとめた。希望支持層の9割を固める宮島は、無党派層の取り込みに力を入れるが、支持は3割強にとどまっている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50099.html
熊本…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時30分
熊本1区
木原稔 48 自 前《3》財務副大臣(比)
松野頼久 57 希(民)前《6》(元)官房副長官(比)
木原を松野追い上げ
 序盤で先行していた木原を松野が追い上げ、予断を許さない情勢だ。木原は幅広い年代の支持を集め、自民支持層の8割強を固めるが、公明支持層では広がりを欠く。松野は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の7割から支持を得る。公明支持層も半数を取り込んだ。

4732チバQ:2017/10/20(金) 22:23:20
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50089.html
大分…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時25分
大分1区
吉良州司 59 希(民)前《4》(元)外務副大臣(比)
小手川恵 61 共 新 (元)大分市議
穴見陽一 48 自 前《2》党国際局次長〈公〉(比)
吉良と穴見 横一線
 吉良と穴見が、横一線のまま終盤にもつれ込んだ。連合の支援を得る吉良は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の過半数から支持を得る。穴見は自民支持層の7割強、公明支持層の8割強をまとめるが、無党派層では広がりを欠いている。

大分2区
吉川元 51 社 前《2》党副幹事長〈立〉(比)
上田敦子 50 諸 新 幸福実現党員
衛藤征士郎 76 自 前《11》(元)衆院副議長〈公〉
衛藤と吉川 互角
 衛藤と吉川が、横一線のまま終盤にもつれ込んでいる。12選を目指す衛藤は、自民、公明支持層の8割以上を固め、希望支持層からも一定の支持を得ている。吉川は社民支持層の8割超、立憲民主支持層の7割をまとめた。無党派層の取り込みを急ぐ。

大分3区
岩屋毅 60 自 前《7》(元)外務副大臣〈公〉(比)
横光克彦 73 立(民)元《6》(元)環境副大臣(比)
岩屋に横光迫る
 序盤でリードしていた岩屋を横光が激しく追い上げ、予断を許さない情勢となっている。岩屋は、自民支持層の8割強、公明支持層の9割を固めた。横光は立憲民主支持層の9割をまとめ、社民支持層の9割の支持も得た。無党派層の支持で岩屋をリードする。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50076.html
鹿児島…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時15分
鹿児島1区
川内博史 55 立(民)元《5》(元)衆国交委員長(比)
宮崎一博 57 無 新 税理士
山之内毅 35 維(維党)元《1》党県代表(比)
保岡宏武 44 自 新 (元)衆院議員秘書〈公〉
保岡と川内 一進一退
 保岡と川内が一進一退の攻防を展開している。公示直前に出馬が決まった保岡は、60歳以上の高齢者に浸透している。自民支持層の7割を固め、票の積み上げを目指す。川内は立憲民主支持層の8割をまとめたほか、内閣不支持層の支持も広げている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50073.html
沖縄…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時10分
沖縄1区
国場幸之助 44 自 前《2》党副幹事長〈公〉(比)
赤嶺政賢 69 共 前《6》党幹部会委員(比)
下地幹郎 56 維(維党)前《5》(元)郵政改革相〈希〉(比)
下地玲子 59 諸 新 幸福実現党員
赤嶺が一歩抜け出す
 赤嶺が国場との競り合いから一歩抜け出した。赤嶺は共産支持層を手堅くまとめ、立憲民主、社民支持層にも食い込んでいる。国場は自民支持層の7割強、公明支持層の6割近くを固め、商工自営業者にも浸透するが、無党派層への支持拡大で苦戦している。

沖縄4区
富川泰全 38 諸 新 幸福実現党員
仲里利信 80 無 前《1》(元)県会議長
西銘恒三郎 63 自 前《4》経済産業副大臣〈公〉(比)
仲里・西銘接戦色濃く
 仲里と西銘が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢だ。翁長雄志知事の支援を受ける仲里は、共産、立憲民主、社民支持層の9割前後、無党派層の6割の支持を得た。西銘は、自民、公明支持層の8割強をまとめ、30歳代以下の支持でリードしている。

4733チバQ:2017/10/20(金) 22:26:03
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_news/article/367124/
共産と社民、埋没感 立憲民主の勢いに押され
2017年10月20日 06時00分

 3極の対決構図となった衆院選で、「共産党・立憲民主党・社民党」は九州でも共闘や協力を進めているが、新党の立憲民主が勢いを増す中、共産、社民が苦戦している。「野党共闘」をリードし、小選挙区での候補擁立取りやめにも踏み切った共産は、運動量の減少を招く事態に。比例九州ブロックでの議席死守が至上命令の社民の関係者からは「うちから立憲民主に票が流れては元も子もない」と嘆き節も漏れる。

 「比例代表は共産党への投票を、まず初めに心から訴えさせていただきます」。17日、福岡市早良区のスーパー前で、公示直前に福岡3区からの立候補を取りやめた山口湧人氏が、選挙カーの上でマイクを握った。出馬取り下げは、同区で競合していた民進出身の元職が立憲民主入りを決めたための党の決断だった。

 選挙区の候補ではないため、県内で1台使える党の車をフル活用。同区内を重点的に1日20カ所以上で街頭演説を繰り返している。

 共産は前回2014年の衆院選で、九州の全小選挙区に候補者を擁立したのが功を奏し、比例九州では2議席を獲得した。今回は「アベ政治を許さない」を旗印に野党勢力結集を呼び掛けてきたが、第1党の民進党が「分裂」。それでも立憲民主が候補者を立てた選挙区を中心に、九州31のうち8選挙区で公認候補の擁立を取りやめた。

 ただ候補者減は運動量に直結する。前回と比べて九州では8人分の選挙カーが使えないだけでなく、例えば福岡3区だけでも5万5千枚分の法定はがき(政党分も含む)が出せない。もちろん850カ所の小選挙区用掲示板にポスターも張れず、福岡県内の共産関係者は「比例2議席維持は相当ハードルが高い」と危機感を募らす。

 九州7県で最も社民党の地盤がある大分県では、県連合が大分3区で立憲民主元職を全面支援しながらも、比例票の行方には神経をとがらせる。

 16日、元職の応援に訪れた立憲民主の福山哲郎幹事長に対し、県連合の幹部は人を介してこう伝えた。「選挙をやっているのは実質、社民やからな」。福山氏は意をくんだのか、演説で「比例も立憲民主」とは言わなかった。19日に応援に来た枝野幸男代表も、比例への言及はなかった。元職の陣営には社民支持者から「選挙カーであまり立憲民主と叫ばないで」と悲痛な声も届いているという。

 社民は前回、全国でも沖縄の小選挙区で1議席と比例九州での1議席獲得のみ。福岡県連合幹部は語る。「九州で社民の灯を守れるかどうか。背水の陣です」

=2017/10/20付 西日本新聞朝刊=

4734チバQ:2017/10/21(土) 09:35:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00033057-nksports-soci
土菅戦争ファイナル 菅元首相「いいことがあった」
10/21(土) 8:56配信 日刊スポーツ
土菅戦争ファイナル 菅元首相「いいことがあった」
ビールケースの上で支持を訴える立憲民主党の菅氏(撮影・中山知子)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 「土菅(どかん)戦争」の“最終決戦”だ。自民党の土屋正忠氏(75)と、立憲民主党の菅直人元首相(71)が激突する東京18区。2人は長年のライバルだが、国政選挙では過去4度対戦し、2勝2敗のイーブン。今回、比例重複できずに小選挙区一本の土屋氏と、前回14年の選挙で全475議席中、最後の475番目にようやく比例復活で議席を得た菅氏は、ともに「崖っぷち」。勝ち越しとメンツをかけた激戦だ。

 土屋、菅氏は、長年のライバルだ。武蔵野市長から05年に国政転身した土屋氏と、同地盤で当選12回を数えるベテラン菅氏。頭文字から「土菅戦争」と呼ばれる戦いは、過去4度の衆院選で2勝2敗(小選挙区)。今回は、メンツとともに勝ち越しもかかる。

 菅氏は20日、武蔵野市の駅前で演説した。「総理も経験し、すべてうまくいったとは思わないが、精いっぱいやってきた。枝野代表が立ち上げた立憲民主党を下支えする役回りをさせてほしい」と主張。「小選挙区で勝たせてほしい」「小選挙区で」と繰り返した。

 菅氏は前回、土屋氏に約1万6000票の差をつけられて小選挙区で敗北。比例でもなかなか議席が確定せず、議席確定は投開票日の翌朝。最後の475議席目に滑り込んだ。総理経験者らしくない結果に「究極の比例復活」といわれたが、菅氏は、「公示前にいいことがあった」と話す。

 1つは立憲民主党への期待。三権の長経験者として早々に希望の党の「排除」対象となったが、エダノン人気で、枝野氏との遊説には数千人が集まった。また、今月1日の武蔵野市長選で、自身が推す松下玲子氏が自民候補にダブルスコアで初当選。菅氏は「松下氏に投票した人が私に投票してくだされば、小選挙区で勝てる」と強調。「立憲民主党はそう遠くなく、自民党に対抗できる2大政党になれる」と、自民&土屋氏への対決姿勢を強調した。

 一方の土屋氏。今回は、党の73歳定年制の内規で比例重複ができず、小選挙区一本の戦い。比例重複の菅氏より厳しく、小選挙区で負ければ落選だ。陣営も「厳しさを肌で感じる」と漏らす。土屋氏の売りは、豊富な行政経験。遊説では「衆参700人の国会議員で、私が最も地方自治を知っている」と述べ、安倍政権の北朝鮮情勢対応を挙げ「方針さえ決まっていない党が、現局面で働けるわけない」と、菅氏をけん制した。ともに負ければ、政治生命を左右する崖っぷち。激戦は最終盤まで続く。【中山知子】

4735チバQ:2017/10/21(土) 09:37:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000019-asahi-pol
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
10/21(土) 8:07配信 朝日新聞デジタル
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
主要産別の主な支持傾向
 野党第1党の民進党が衆院選で分裂したことを受け、同党最大の支援組織の連合が「またさき状態」に陥っている。組織内候補を擁立する参院選が2年後に控えるなか、同党に残る参院議員や無所属の衆院前職らは野党再々編を見すえて動き出した。


 「もう少したってからでないと、本当のところは評価しづらい」。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は19日の記者会見で、民進党を事実上、解党して希望の党に合流する方針を決めた前原誠司代表の判断に対して、苦しい胸の内を吐露した。

 日本最大の労働組合の中央組織である連合には、企業ごとの労組が集まった産業別組織(産別)が49あるが、民進が希望と立憲民主党、無所属に3分裂した今回衆院選では、各産別の組織内候補の立候補先によってどの党、候補者を支援するか対応が割れている。

 旧同盟系の自動車総連などは希望の候補者の、旧総評系の自治労や運輸労連、私鉄総連は立憲の候補者の支援に力を入れる。組織内候補が2党に分かれた情報労連は、地域ブロックごとに投票先を変えることを余儀なくされている。

 連合内では当初、希望への合流を支持する声が主流だった。共産党と距離を置く前原氏の姿勢が従来方針と通じ合い、神津氏自身が民進と希望の合流構想に関与した経緯もあった。しかし、報道各社の衆院選情勢調査で希望の伸び悩みと立憲の躍進ぶりが伝えられるなか、選挙後の対応が難しくなっている。

 希望と立憲の議席差は、それぞれを推す産別の発言力にも影響を与えかねない。現場では激しい選挙運動が展開されており、「組合員の気持ちを考えたら、選挙が終わってノーサイドとはいかない」(産別労組幹部)との声も出ている。連合幹部の一人は「先がまったく見えない。極めて悩ましい」とこぼす。

4736チバQ:2017/10/21(土) 09:37:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000005-san-l35
【衆院選】自民王国・山口、緩みを警戒 河村氏「次も任せてほしい」
10/21(土) 7:55配信 産経新聞
 衆院選で全国的に勢いを保つ自民党は、終盤での緩みの引き締めに躍起になっている。安倍晋三首相(63)や河村建夫元官房長官(74)ら大物議員を抱える山口県内でも、自民党や陣営は、緩まないように気を張る。

 1区の自民新人、高村正大氏(46)は、父で党副総裁の正彦氏(75)の地盤を引き継ぎ、有利に戦いを進める。陣営幹部は「『高村正彦』と書かれた無効票が出ないようにしないといけない」と警戒する。

 2区の自民前職、岸信夫氏(58)も、選挙区を丹念に回って他候補を引き離す。外務副大臣など要職を務めた経験を踏まえ、政策を地道に訴える戦術だ。

 3区では、自民前職の河村氏が、実質的な野党統一候補といえる立憲民主党新人の坂本史子氏(62)と一騎打ちの勝負を繰り広げる。河村氏は他の自民候補の応援に全国を駆け回り、地元にはほとんど戻れない。代わって長男の建一氏(41)が選挙区内を回る。名代について陣営幹部は「もう、慣れたものです」と語る。

 河村氏本人も「体調に問題なく、まだまだ引退など考えていない。ぜひ、次も私に任せてほしい」と支持を訴える。

 坂本氏は党を前面に出し、幹事長の福山哲郎氏(55)が応援に入るなど、追い上げをはかる。

 4区は県内で最も多い5人が立候補した。安倍首相に4人が挑む構図だが、首相優位は揺らがない。ただ、「10万票が目標」とする安倍陣営は、緩みを警戒する。

4737チバQ:2017/10/21(土) 09:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00000293-sph-soci
小池百合子代表が“落選危機”の若狭勝氏を決死の援護射撃
10/21(土) 7:03配信 スポーツ報知
小池百合子代表が“落選危機”の若狭勝氏を決死の援護射撃
雨の中、東京・錦糸町駅前で前原誠司民進党代表(右)と演説する小池百合子氏
 希望の党の小池百合子代表(65)が、21日の衆院選ラスト演説としてチョイスしたのは、自身の元地盤でもある東京10区のJR池袋駅前だった。

【写真】21日は小池氏の“おひざ元”池袋入りする予定の小泉進次郎氏

 同区からは各社調査で落選危機が伝えられている最側近・若狭勝氏(60)が出馬。失敗が許されない選挙区での緊急事態に、自ら決死の援護射撃を行う。小池氏は今回の選挙戦で都内でも足を踏み入れていない選挙区もあるなか、池袋演説はなんと3度目。党関係者は「演説場所の理由についてはお答えできません」としているが、過保護状態とも言える手厚さで落選阻止へ躍起になっている。

 若狭氏が現在使用する選挙事務所は、昨年7月の都知事選でブームを起こした小池氏が使った事務所と全く同じ場所。もし落選なら希望の党失敗の象徴とされてしまう可能性がある。池袋は小池氏が勝利した昨年の都知事選、今年の都議選でも最後のアピールを行った場所で、「験担ぎ」の意味もありそうだ。

 この日、小池氏は札幌市などで演説し「自民党が勝てば安倍1強が続き、問題がチャラになる」と熱弁を振るった。崖っ縁の危機的状況を、自身の力ではね返せるのか注目だ。

 ラスト演説のあと、21日夜の飛行機で都の公務のためフランス出張に向かう。翌22日の投開票日は、パリでテレビ各局の生中継や現地への同行記者団の会見に応じる。

 ◆東京10区(豊島区、練馬区、新宿区、中野区の各一部)
 若狭勝60 希前《2》
 鈴木庸介41 立新
 鈴木隼人40 自前《1》
 岸良信62 共新
 吉井利光35 諸新
 小山徹42 無新

 【注】届け出順。《》数字は当選回数

4738チバQ:2017/10/21(土) 09:41:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710210018.html
【衆院選】維新「大阪の陣」自民と15選挙区で激突 希望との連携、吉か凶か
08:19産経新聞

【衆院選】維新「大阪の陣」自民と15選挙区で激突 希望との連携、吉か凶か
(産経新聞)
 衆院選で、日本維新の会の本拠地・大阪では、維新と希望の党が選挙区の候補者をすみ分け、全19選挙区のうち15選挙区で自民党との激戦を展開している。平成24年の前々回の衆院選では維新が12議席を得たが、前回の26年衆院選は自民が巻き返し、9議席を獲得した。今回はどちらに軍配が上がるのか、そして希望と維新の連携はどのような影響をもたらすか、注目が集まる。

 「大阪で維新の灯が消えると、(改革が)元に戻ってしまう。国会で影響力を持たせてほしい」。

 維新の松井一郎代表(大阪府知事)は18日夕、大阪市都島区のJR京橋駅前で帰宅を急ぐ会社員や学生らに訴えた。現地は自民前職と維新新人がしのぎを削る大阪4区。終了後、松井氏は「自民党一色と言われ、危機感はある」と話した。党の顔として各地で遊説したが、最終盤は大阪でてこ入れを図る方針で、20日は終日大阪府内を奔走した。

 維新の礎を築いた橋下徹氏が引退し、松井代表で戦う初の衆院選となった今回。維新は希望と「戦略的互恵関係」を結び、東京、大阪の選挙区への擁立を互いに見送ったが、それ以外の選挙区や比例代表では激しくぶつかっており、比例票の行方は不透明だ。

 対する自民も、大阪4区を当落線上にある重点区に指定。16日には安倍晋三首相が応援に入り、JR大阪駅前(北区)で応援演説に立った。

 自民府連の選対本部幹部は、「大阪では府知事と大阪市長を押さえており、まだまだ維新が強い。全国の中でも厳しい選挙区が多いからこそ、総理も応援に来てくれた」と話し、決して楽観はしていない。

 府内の選挙区に前職4人を擁立した公明党の府本部幹部は「大阪の有権者は『新しい物好き』な面がある。希望も一定の比例票を確保するかもしれない」と警戒感をあらわにする。15日には山口那津男代表が堺市内などでマイクを握り、自公政権の継続をアピールした。

 他党も中盤以降、党幹部らが相次いで大阪入りした。13人の候補を立てた共産党も同日、志位和夫委員長が南海難波駅前で応援演説をした。府内8選挙区に候補者を擁立した立民は20日、「大阪最終大作戦」と銘打ち、枝野幸男代表が大阪入り。候補者らとともに「1議席でも小選挙区でひっくり返し、大きな一歩とするために一緒に戦ってほしい」と訴えた。

4739チバQ:2017/10/21(土) 09:42:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBM4WW4KBMUTFK01L.html
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
08:07朝日新聞

連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
主要産別の主な支持傾向
(朝日新聞)
 野党第1党の民進党が衆院選で分裂したことを受け、同党最大の支援組織の連合が「またさき状態」に陥っている。組織内候補を擁立する参院選が2年後に控えるなか、同党に残る参院議員や無所属の衆院前職らは野党再々編を見すえて動き出した。

 「もう少したってからでないと、本当のところは評価しづらい」。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は19日の記者会見で、民進党を事実上、解党して希望の党に合流する方針を決めた前原誠司代表の判断に対して、苦しい胸の内を吐露した。

 日本最大の労働組合の中央組織である連合には、企業ごとの労組が集まった産業別組織(産別)が49あるが、民進が希望と立憲民主党、無所属に3分裂した今回衆院選では、各産別の組織内候補の立候補先によってどの党、候補者を支援するか対応が割れている。

 旧同盟系の自動車総連などは希望の候補者の、旧総評系の自治労や運輸労連、私鉄総連は立憲の候補者の支援に力を入れる。組織内候補が2党に分かれた情報労連は、地域ブロックごとに投票先を変えることを余儀なくされている。

 連合内では当初、希望への合流を支持する声が主流だった。共産党と距離を置く前原氏の姿勢が従来方針と通じ合い、神津氏自身が民進と希望の合流構想に関与した経緯もあった。しかし、報道各社の衆院選情勢調査で希望の伸び悩みと立憲の躍進ぶりが伝えられるなか、選挙後の対応が難しくなっている。

 希望と立憲の議席差は、それぞれを推す産別の発言力にも影響を与えかねない。現場では激しい選挙運動が展開されており、「組合員の気持ちを考えたら、選挙が終わってノーサイドとはいかない」(産別労組幹部)との声も出ている。連合幹部の一人は「先がまったく見えない。極めて悩ましい」とこぼす。

4740チバQ:2017/10/21(土) 09:44:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171021k0000m010141000c.html
<衆院選>「公示前勢力」報道各社で違い
10月20日 21:51毎日新聞

 衆院選前後の勢力の増減を測る指標となる「公示前勢力」は、法律などによって定められているものではなく、各報道機関が独自に算定している。毎日新聞は(1)党公認で立候補した前職(2)党所属のまま引退した前職--をカウントしており、党籍を有していても党公認ではなく無所属で立候補した場合は含めていない。報道各社の中には党籍を持つ無所属前職を含めるところもあり、公示前勢力の数字はまちまちだ。

 毎日新聞は自民党は284人だが、自民党籍を持つ無所属前職の6人を算入して290人としている社がある。立憲民主党も同様に毎日新聞の15人に対し、16人の社がある。

 公明党では、比例代表近畿ブロックの前職が衆院解散後の今月3日に離党し、公認を取り消され引退した。同党はこの前職に代わる新たな公認候補を比例名簿に登載。衆院比例は「党としての当選者」であることを考え、毎日新聞はこの前職の分も公示前勢力にカウントして35人としているが、加えないで34人としている社もある。【吉永康朗】

4741チバQ:2017/10/21(土) 09:46:42
http://www.sankei.com/region/news/171020/rgn1710200028-n1.html
2017.10.20 07:06
【衆院選・注目選挙区を行く】
千葉1区

 ■田嶋氏、“奥の手”アピール 門山氏、追い風「次はない」

 「厳しい戦いです。どうかもう一度、国政の場に送ってください」。17日夜、JR検見川浜駅に立った希望の田嶋要は家路を急ぐサラリーマンらに向かって、必死にマイクで声をからした。この日は民進元代表代行の江田憲司が、翌18日には元外相の玄葉光一郎が応援に駆け付け支持を訴えた。

 民進県連代表から公示直前に希望入り。だが、支持者の中からは民進と異なる公約を掲げる希望入りに反発する声も聞こえ、街頭活動中も「応援していたのになぜ合流した」「無所属で出ればよかったのに」と詰め寄られる姿がみられた。陣営も「裏切られたから共産に投票する、投票に行かないといっている人もいる」と、逆風に不安をこぼす。

 田嶋は「民進が候補者を立てない以上、苦渋の決断で希望から出るしかなかった。党は変わっても、田嶋要は何も変わっていないと訴えるだけだ」と、これまでの実績を粘り強くアピール。また、希望代表の小池百合子の運営方針に不安を抱える支持者に向け、「選挙後に自民と手を組んだり、憲法改悪に走ったりした場合には離党も辞さない」と宣言。「小池票でなく、田嶋への一票だと信じてほしい」と訴えた。

 一方、自民の門山宏哲は17日、JR海浜幕張駅前に立ち「安保法制への立場など、当選したいがために一夜にして180度政策転換するような人に日本の将来を任せられるか」と、暗に希望入りした田嶋を痛烈に批判した。

 門山は田嶋の対抗馬として前々回選から出馬。過去2回、比例復活は果たしたものの、選挙区では僅差で議席を譲ってきたため、三度目の正直となる今回は窮地の決戦となる。

 今回選で自公は、「選挙区は自民、比例は公明」と支援し合うバーター協力を文書で確認。両党の協力はこれまでの国政選挙でも行われたが、文書を取り交わしたのは衆院選では初めてで、門山陣営でも選挙応援に熱心な公明支援者の姿がみられ、門山も演説で「比例は公明をお願い致します」と訴えている。

 前半戦では、官房長官の菅義偉、筆頭副幹事長の小泉進次郎、元幹事長の石破茂といった、自民の名だたる大物弁士が応援に駆け付けた。党内では「希望の失速と自公あげての協力で、これまでにない追い風。今回勝てなければ次はないのでは」との冷静な声も上がる。

 産経新聞社とFNNが合同実施した終盤世論調査では、門山が田嶋をややリード。勢いを増す半面、民主時代の逆風だった前回選でも終盤に怒濤(どとう)の追い上げを見せた田嶋に屈した経験がある。

 陣営は無党派層の多い美浜区で「人気を五分五分にまで持っていければ勝ちが見える」と意気込み、同区でのアベノミクスの成果のアピールなどに注力する。

 共産の大野隆は、選挙区内の駅頭などを駆け回り、消費税増税の中止や憲法改正反対を熱弁。安倍政権への批判票の受け皿としての支持拡大に躍起だ。

 維新の長谷川豊は、選挙サンデーの15日に同党の参議院議員が応援に駆け付けるなどし、しがらみ政治からの脱却などをアピールしている。 =敬称略(中辻健太郎)

4742チバQ:2017/10/21(土) 09:47:25
http://www.sankei.com/region/news/171021/rgn1710210053-n1.html
2017.10.21 07:03
【衆院選・注目選挙区を行く】
千葉9区
 ■秋本氏スパート、緩み警戒 奥野氏、票上積みへ躍起

 「安定した政権運営をしていきます。自民党です」。通勤客で混み合う17日朝のJR都賀駅に、オレンジのジャンパーをまとい声を張り上げる自民・秋本真利の姿があった。「駅頭活動は現職の時も続けてきた。積み重ねは生きてくるはず」。この日も午前6時から2時間ほど立ち、握手にも笑顔で対応。秋本の選挙運動は、市民との距離感を意識している。

 車での街宣活動はもちろん、自転車でも選挙区を回る。「車より距離感の面で違う。細かいところまでお願いの声掛けもできる」。雨の中でも自転車で走り、「出先での活動が終わったあとも『自転車持ってきてくれる?』と電話がかかってくることもある」(陣営関係者)という。

 18日夜に千葉市若葉区で開かれた講演会には430人(陣営発表)が集結。秋本をもう一押ししようと、急遽(きゅうきょ)、官房長官の菅義偉が応援に駆けつけた。陣営は希望・奥野総一郎に対し「選挙区での勝利はもちろん、比例での復活もさせない『完全勝利』が目標」と闘志を燃やす。

 だが、自民関係者は「前々回、前回選といずれも奥野との票差は約1万7千票。余裕の勝利とはいえなかった」と緩みを警戒する。「過去2回は自民への追い風が吹いた中での当選だった。世論調査ではまだ接戦との情報もあり、奥野への風次第では結果はひっくり返る可能性がある」とクギを刺し、引き締めを求めた。

 「国民ファーストの政治をやっていきましょう」。19日朝、雨中のJR都賀駅前に立った希望代表の小池百合子は、奥野の応援演説で500人(陣営発表)の聴衆を前にそう訴えた。同日夕には、元環境相の細野豪志も京成ユーカリが丘駅前に応援に駆け付け、「若手の論客、奥野こそ希望の党の大黒柱」とエール。奥野も「安倍一強政治を崩そう」と訴えた。

 元民進で今回は希望からの出馬となった奥野は選挙戦で、「権力を私物化する安倍政権をこのままでは容認することになる」と打倒安倍政権を必死に主張する。

 一方、希望入りした元民進の候補者には、安保法制、憲法改正への支持など、これまでの主張とは違う政策協定を求められた経緯が注目されている。

 奥野も希望入り前は消費税増税に賛成の立場をとっていたが、希望が公約に掲げるのは増税凍結だ。有権者からは「“踏み絵”を踏んだ」との不満の声も上がる。

 演説を聴いていた佐倉市の男性会社員(50)は、「ブレずに改革!」と書かれた奥野ののぼりをにらみながら「希望に変わって、ブレないとはどういうことでしょうね」と冷ややかにつぶやいた。

 陣営は小池によるてこ入れに「拒否反応に不安もあったが、雨でも予想以上の人が集まった」と手応え。奥野は希望の公約について、「中に入って議論するのが大事」と述べ、最終日までに民進元代表の岡田克也らによる応援演説などを展開し、浮動票の取り込みをもくろむ。

 共産の鴨志田安代はスーパーなどを回り、憲法改正への断固反対を主張。「改憲を容認する自民・希望と認めない共産の対決で、応援の声は日に日に増えている」と述べた。(橘川玲奈、長谷裕太) =敬称略・おわり

                   ◇

 ▽9区 (3人)

秋本真利42☆国交政務官  自 前 【公】

鴨志田安代62 党地区委員長 共 新 

奥野総一郎53☆元議員秘書  希 前 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4743チバQ:2017/10/21(土) 09:48:24
http://www.sankei.com/region/news/171020/rgn1710200045-n1.html
017.10.20 07:06
【衆院選・神奈川注目区を歩く】
(上)
 ■6区 野党統一に公明危機感/8区 副大臣離党で自民衝撃

 「自民を離党します。新たな地域から再出発」。衆院解散を翌日に控えた9月24日朝、8区で活動する地方議員の事務所に「FAXニュース最終号」と銘打ったファクスが届いた。送信者は8区で自民から立候補予定だった内閣府副大臣(当時)の福田峰之氏。その数時間後、福田氏は東京都内でテレビカメラの前に立ち、新党「希望の党」入りを表明。都内からの出馬を決めた。現役副大臣の離党は前代未聞で、自民関係者に衝撃が走った。

 「背信行為以外のなにものでもない」。この地方議員はこう吐き捨てる。その一方で、「小選挙区制になってから、自民は8区を制したことがない。(福田氏が)逃げたくなる気持ちも分かる」(自民党県連関係者)との声も漏れる。「離党劇」の混乱は前職の江田憲司氏の強固な牙城を印象づけた格好だ。

 ■因縁の対決

 同県連は動揺を最小限におさえようと、即座に新たな候補者選定を開始。26日には元みんなの党衆院議員で弁護士の三谷英弘氏の擁立を決定し、党本部に公認申請を行った。

 自民党は離党のマイナスイメージを払拭しようとてこ入れに必死だ。今月4日の横浜市緑区での決起大会と11日のたまプラーザ駅(同市青葉区)前に続き、15日も青葉台駅(同区)前と、3度も菅義偉官房長官が応援演説に訪れるなど、かつてない支援態勢で三谷氏を援護射撃する。

 菅氏は「(三谷氏が)改革を実現したいと徒手空拳で自民党の門をたたいてくれた」と持ち上げるが、「能力は保証するものの、全く名が売れていない」(菅氏)というのも事実だ。投票日までに認知度が選挙区内の隅々にまで行き渡るかがカギとなる。

 一方、民進党代表代行を務めた江田氏は今回、新党入りは見送った。

 「初当選時は無所属だった。初心に帰るだけ」と冷静に状況を受けとめる江田氏だが、駅頭や区内をくまなく回る「どぶ板選挙」を展開。安倍一強政治の弊害や、議員定数削減、原発ゼロなどを繰り返し訴え、選挙後は「(新党「立憲民主党」など)志を同じにする政党との連携も視野に入れる」と、当選後を見据えた発言も出るなど、選挙戦を優位に進める。

 自民対江田氏の“因縁の対決”は新たなステージに入り、さらに共産新人の加藤リカ氏、諸派新人の大西恒樹氏も交えた戦いが続きそうだ。

 ■応援合戦過熱

 公明党候補者が唯一出馬する6区。同区は長年、自民が候補者を擁立せず、自民推薦の公明候補と野党候補が争う独特な構図となっている。

 自公政権の“要”として、連日のように閣僚級の応援を得る公明前職の上田勇氏だが、「今回はこれまでとレベルの違う危機感を覚えている」と陣営関係者は吐露する。

 背景にあるのが事実上の“野党統一候補”との対決だ。前回は維新の党から出馬、上田氏に選挙区では敗れたものの、比例復活を果たした前職の青柳陽一郎氏が公示前々日の夜に同市保土ケ谷区の事務所で緊急会見し、立憲民主党からの出馬を表明。共産も候補者を取り下げ、共産が青柳氏を自主的支援に回る形がととのった。

 青柳氏は民進党への合流を経ることで、連合神奈川とのパイプを構築。「労組票と共産票が加われば、逆転されかねない」(与党関係者)と懸念を強める。

 立民の枝野幸男代表が応援に入った16日、冷たい雨が降る中、二俣川駅(同市旭区)近くの通行デッキは聴衆があふれかえる熱気に包まれた。枝野氏自身も「(この支持は)想像を超えている」と語る。

 上田陣営には与党の大物議員が相次ぎ応援に入り、組織の引き締めに躍起だ。

 「連立政権を維持するためにも、(上田氏を)落とすわけにはいかない」(自民党県連幹部)とする。維新新人の串田誠一氏も交えた戦いは最終盤に向け、さらにヒートアップしている。

                   ◇

 ▽6区 (3人)

串田誠一59☆弁護士    維 新 

青柳陽一郎48☆元議員秘書  立 前 

上田勇59 元財務副大臣 公 前 【自】

 ▽8区 (4人)

加藤リカ45 党地区役員  共 新 

大西恒樹53 会社役員   諸 新 

江田憲司61 元首相秘書官 無 前 

三谷英弘41☆弁護士    自 元 【公】

 ※いずれも届け出順、☆は比例と重複

4744チバQ:2017/10/21(土) 09:53:53
>>4242 
東京2区、東京3区
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101602100013.html
激戦区ルポ 5区・7区  
2017年10月16日
◆落下傘で「副大臣対決」

5区 目黒(7区を除く区域)・世田谷区(南東部)
 「青臭く、夢や希望を訴えたくなった。しがらみのある党では、やりたい脱原発のエネルギー政策も実現できない」。福田峰之さんは誰にも相談せず、内閣府副大臣を辞任し自民を離党、希望の党の結党に加わった。「裏切り者」との批判も甘んじて受ける。
 5区は、前防衛副大臣の若宮健嗣さんと、旧民主党で首相補佐官も務めた手塚仁雄さんが争ってきた。福田さんは、もともと神奈川8区での出馬を予定していたから、地盤はない。顔も知られていない。運動員も足りず、公示日は自らもポスター貼りをした。
 党の公約責任者。党代表の小池百合子知事は「私の右腕」と呼ぶ。十三日は、公示日に続き応援に駆け付けた小池代表とともに、安倍政権下での森友・加計(かけ)問題などを批判した。
 自民にとっては落とせない「副大臣対決」となった。若宮さんの陣営には公示前から、菅義偉(すがよしひで)官房長官ら大物が続々と応援に訪れる。十三日は小野寺五典(いつのり)防衛大臣が「この国をこれからもしっかり守ってほしい人だ」と激励した。若宮さんは「政治は夢や希望を語るだけでは実行できない。それらを確かなものにするのが大事だ」と、希望との違いを訴える。
 前回は比例復活もならず浪人生活を送っていた手塚さんは「安保法には反対する。信念を貫く」と宣言し、立憲民主に参加した。出陣式には、共産からの出馬を直前になって取り下げた宮本栄さんも並んだ。野党共闘を働き掛けるため、昨年の春に結成された地域の市民連合にも支えられる。
 5区について手塚さんは「今回の総選挙の縮図のようだ」と語る。左右に割れた民進党の混乱に翻弄(ほんろう)されたが「右が割れているから左が割れる必要はない」と野党統一候補の決意は固い。 (神谷円香)
◇5区
手塚仁雄51 (元)首相補佐官 立元<3>
福田峰之53 (元)内閣府副大臣 希<前><3>
若宮健嗣56 (元)防衛副大臣 自前<3> =公
 (届け出順)
◆複雑な区割りで混迷
7区 渋谷・中野(中部と南部)・目黒(北東部)・杉並(南東の一部)・品川(北部の一部)

 十三日午後六時すぎ、渋谷区の幡ケ谷駅。「ミスター年金」こと立憲民主の長妻昭さんが、帰宅前の利用者を両手を振って出迎えていた。横に立つ応援の区議が「民進党…、失礼しました」と長妻さんの紹介を間違え、あわてて訂正した。
 公示一週間前の新党立ち上げ。自らの演説では真っ先に「立憲主義と民主主義の理念を刻み込んでいる」と新党の説明から入る。共謀罪法や臨時国会の冒頭解散を挙げ「憲法を踏みにじっている」と安倍政権を批判。「われわれが政界の軸となりたい。育てていただきたい」と呼び掛けた。
 区割り変更で選挙区が大きく再編され、十万人以上の有権者が入れ替わった。前回比例復活の自民の松本文明さん自身もその一人。自宅が10区となり「自分に投票できないので(自民の10区候補の)鈴木隼人君に入れます」と苦笑する。
 十一、十三日は、編入された目黒区の中目黒駅前での街頭演説後、地元区議の案内で、目黒、品川の商店街を練り歩いた。
 「突然の解散だった。露出を高め、実直な人柄を分かってもらうしかない」と陣営の一人。一勝四敗と分が悪い長妻さんからの小選挙区での議席奪還を期し、新たな票田の開拓を急ぐ。
 希望の荒木章博さんは「小池百合子知事を総理にしたい」と公示数日前に熊本から急きょ上京した。娘で都民ファーストの会代表の荒木千陽都議も全面協力。街や駅でちらしを配り「父をよろしくお願いします」と頭を下げる。
 荒木さんは十三日午後、中目黒駅に緑のネクタイで登場。議会終了後に駆けつけた都民ファの区議らが「消費増税凍結」「しがらみ政治からの脱却」を叫ぶなか、二時間以上も立ち続けた。陣営幹部の一人は「希望の党にとって象徴的な候補者。何としても受かってほしい」。 (山田雄之)
◇7区
松本文明68 内閣府副大臣 自<前><3> =公
長妻昭57 (元)厚生労働相 立前<6>
荒木章博64 (元)熊本県議 希新 
井上郁磨26 会社社長 無新 
 (届け出順)

4745チバQ:2017/10/21(土) 09:54:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101702100009.html
激戦区ルポ 10区・16区 
2017年10月17日
◆「希望」の本丸に挑む
 10区豊島区(東部を除く)・中野区(北部)練馬区(東部)・新宿区(北西部の一部)

 「若狭勝さんは私をずっと支えて(自民党を)離党することになった」
 希望の党代表の小池百合子知事が十五日昼、雨の池袋駅東口で応援マイクを握った。若狭さんは「国会議員の定数を削減し、身を切る改革をする」と訴えた。
 若狭さんは昨年七月の都知事選で、所属していた自民の方針に反し、衆院から転出した小池さんを応援。そのしこりが残るなか、党本部の方針で小池さんの選挙区だった10区を継いだ。十月の補欠選挙では自民公認で圧勝。それが今年七月に離党し、希望の党で中心的な役割を務めている。
 自民は、元経産省職員で前回は比例単独で当選した鈴木隼人(はやと)さんを擁立した。
 鈴木さんは公認が決まって半月余とあって、有権者との距離を縮めようと自らビラ配りに当たる。一人でも支持者を増やそうと歩き回っての握手に力を注ぐ。
 街頭演説では「候補者本位で選んで」と、認知症予防などこれまでの活動をアピールする。希望の党の本丸だけに、閣僚や党幹部がほぼ連日、応援に入って支持を固めている。
 昨年の補選で若狭さんに敗北した立憲民主の鈴木庸介さん。編入された中野区を公示前から回り、「誰もが居場所のある社会に」と年金制度の充実を掲げる。
 十四日昼には、枝野幸男代表が池袋で応援に。「立憲民主党をつくったのはあなた」などと聴衆に語り掛けると、拍手が起こった。応援の豊島区議は「旧民主党が政権を取った二〇〇九年の衆院選の中盤より盛り上がっている」と手応えを感じていた。
 補選では野党共闘のため出馬を取り下げた共産の岸良信さんも出馬。安倍政権を批判し、中でも「憲法九条を守る」と強く訴えている。
 10区は、区割り変更で豊島区東部が外れ、中野区北部と新宿区の一部が加わった。これにより有権者数は約十一万人増の約四十七万人に。そのうち約十七万人は新しい区割りの有権者。「中野区の状況がつかめない。厳しい戦いだ」とある陣営の一人は話した。 (増井のぞみ)
◇10区
若狭勝60 (元)法務委員    希前<2>
鈴木庸介41 (元)NHK記者   立新 
鈴木隼人40 党青年局次長   自<前><1> =公
岸良信62 党地区委員長   共新 
吉井利光35 幸福実現党都代表 諸新 
小山徹42 会社員      無新 
 (届け出順)
◆地元を知り尽くせ
 16区江戸川区(北部を除く大半)

 「アベノミクスで経済はよみがえりつつある」「安保法制は憲法違反」「しがらみのある自公政権では改革はできない」-。十三日夜、江戸川区内のビルの一室。元都議の自民大西英男さんと立憲民主の初鹿明博さん、静岡4区から「国替え」した希望の田村謙治さんが、ネット公開討論会(東京青年会議所主催)で、白熱した議論を交わした。
 「区議選に初めて出た四十年余り前と情熱、気力、体力は負けていない」。江戸川区生まれで地元をよく知る大西さん。雨の日以外は自転車で小まめに巡り、地域貢献を強調する。
 十日の出陣式や街頭演説では、がん患者への配慮を欠いた過去の発言などを「ご心配、ご迷惑を掛けました」と陳謝。その一方、選挙直前に相次いだ新党結成を強く批判した。「安定した自公政権を守ることが、日本を守ることになる」と呼び掛ける。
 初鹿さんも地元生まれ。江戸川選挙区で都議に当選し、政治家に。所属していた民進の希望への合流を当初容認していたが、希望側の「排除の論理」に強く反発、立憲民主の結党メンバーに名を連ねた。野党共闘を重視する共産が急きょ候補者を取り下げる後押しも得た。
 十日の出陣式ではNPO法人などの代表らが次々と熱弁を振るい、市民派をアピール。十五日、安倍政権退陣を目指す市民団体主催の共産、社民などとの野党共闘集会があり、「今回はリベラルや保守の戦いではなく、民主主義を守る選挙」と声を張り上げた。
 田村さんは出身地の東京で再起を目指す。住んだことはないが、望んでいた16区での出馬が決まり、静岡時代の秘書らと動きだした。直後、希望と連携する都民ファーストの会から、七月の都議選で約五万票を得た地元の都議が離党した。
 「痛かった」が、都民ファのもう一人の都議や無所属区議らを案内役に奔走。「名前を覚えてもらわないと始まらない」と、静岡時代の愛称で、お笑い芸人と同じ「たむけん」を連呼し、名前の売り込みに注力。十五日には、待望の小池百合子代表が応援に駆け付けた。 (飯田克志)
◇16 区
大西英男71 党国交副部会長  自前<2> =公
初鹿明博48 (元)厚生労働委理事 立<前><2>
田村謙治49 (元)内閣府政務官  希元<3>
 (届け出順)

4746チバQ:2017/10/21(土) 09:54:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101902100005.html
激戦区ルポ 18区
2017年10月19日
◆熾烈さ増す「土菅戦争」
18区 武蔵野・府中・小金井市

 「18区は大激戦。何としても土屋さんを勝たせて」。十五日昼、京王線府中駅南口での街頭演説に駆けつけた菅義偉官房長官が訴えると、集まった有権者らから大きな拍手が起きた。
 過去四度、「土菅(どかん)戦争」と呼ばれる激戦を続けてきた自民の土屋正忠さんと立憲民主の菅直人さん。そこに希望新人の鴇(とき)田敦さんが参入し、「三極」による選挙戦となった。
 土屋さんは武蔵野市長を六期務めるなど、地元に強固な支持基盤を持つ。アベノミクスの推進や安全保障体制の充実を柱に、地方政治で培った「政策実行力」をアピール。「聞こえのいいスローガンだけで政治はできない」と他候補をけん制する。
 自民は比例代表候補の七十三歳定年制があるため、今回は小選挙区一本にかける。過去四回、小選挙区では二勝二敗。直近二回は勝っているが、お膝元の武蔵野市では七月の都議選で自民現職が、直前の武蔵野市長選では自民系新人が敗れたばかり。陣営は「気を抜いたら負け」と危機感を募らせる。選挙区をくまなく回り、小規模の個人演説会を数多く開くなど、懸命に支持固めを図る。
 元首相の菅さんは、民進の分裂で立憲民主から立候補。「安保法制反対」「原発ゼロ」「教育の無償化」などを公約に掲げ、立憲民主支持層や無党派層に支持を呼びかける。共産が公示直前に候補者擁立を取りやめ、菅さんの支援に回った。十三日夕、JR武蔵小金井駅前に立った菅さんは「その思いを生かすのが私の責務」と語り、リベラル勢力の結集を呼びかけた。
 小選挙区では二連敗中。ポスターやビラには国政選挙に初挑戦した当時のスローガン「政治に市民常識を」を使い、愚直に政策を訴える。十六日午後には、武蔵境駅南口で妻の伸子さん(72)が今選挙戦で初めて応援演説に立った。率直な物言いから、菅さん自ら「家庭内野党」と呼ぶ伸子さん。「最後(の選挙)だから」と反安倍政権の熱弁を振るった。
 鴇田さんは千葉市出身。元テレビ東京記者で、政治や経済を担当した。退社して政治の道に飛び込んだが、待っていたのは希望への逆風。知名度不足で、地盤もない。朝晩、精力的に駅頭に立ち、ひたすら名前の売り込みを図る。
 街頭演説では「自民党の一党支配を食い止めたい」と訴える。自身について「三十九歳の時、妻をがんで亡くした」と明かし、父子家庭の体験を踏まえて「待機児童解消にとどまらず、社会全体での子育て支援を」とも。二人のベテラン相手の厳しい戦いだが、「三候補の中で私が一番若い。そろそろ選手交代を」と強調する。 (鈴木貴彦)
◇18区

鴇田敦 51 (元)テレビ東京記者 希新
菅直人 71 (元)首相 立<前><12>
土屋正忠 75 (元)総務副大臣 自前<3> =公
 (届け出順)

4747チバQ:2017/10/21(土) 09:54:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017102002100003.html
激戦区ルポ 23区
2017年10月20日
◆対決3度目 30代3人
23区(北東部を除く多摩市と町田市)

 共産の松村亮佑さん、自民の小倉将信さん、希望の伊藤俊輔さん。いずれも三十代の三人が相まみえるのは三度目だが、今回は過去二回の選挙とは様相が異なっている。
 商店街がにぎわい、大型デパートも並ぶ京王線聖蹟桜ケ丘駅前。周りは多摩ニュータウンの開発前から栄えていた「既存地区」と呼ばれるエリアで、農家などの旧住民と駅前マンションの新住民が混在し、各党が活発な選挙活動を展開した多摩市の中心街だ。
 今回、この一帯は区割りの変更で21区に移った。二万六千人余りの有権者が減ったことになる。「支援者が多い地区。選挙に影響はあると思う」。同市出身の小倉さんは戸惑う。伊藤さんは選挙区外になってしまった事務所の移転を余儀なくされた。陣営幹部は「小倉さんも痛いだろうが、うちも痛い」と頭を抱える。
 もう一つの違いは、元職櫛渕万里さん(50)の不在。選挙直前に民進から希望に移り、千葉3区に国替えになった。過去二回、当時の民主で六万三千票余りを集めて次点だった櫛渕さんの決断は、一足先に維新から希望に移った伊藤さんだけでなく、松村さんも驚かせた。
 「櫛渕さんの支持者の奪い合いになる」と見る松村さん陣営の幹部は、「櫛渕さんは護憲や平和主義を訴えたリベラル派だった」と希望をけん制する。一方の伊藤さんは、街頭演説では以前から訴えていた「原発ゼロ」を繰り返し強調。民進支持層にも公約を浸透させる狙いだ。
 町田、多摩両市の民進系会派の市議も対応はまちまちで、立憲民主に移って松村さんとの共闘を選んだり、伊藤さんの支援に回ったりしている。世論調査では小倉さん優位が伝えられるが、民進票の行方が松村さん、伊藤さん両陣営の追撃のカギになりそうだ。 (栗原淳)
◇23区

松村亮佑 37 党地区副委員長 共新 
小倉将信 36 総務政務官 自前<2> =公
伊藤俊輔 38 航空貨物会社役員 希新 
 (届け出順)

4748とはずがたり:2017/10/21(土) 09:55:11
1565 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/10/21(土) 09:54:42
衆院選
民進、共産、社民、政策協定に調印 1、2区で統一候補 /三重
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k24/010/254000c
毎日新聞2017年10月7日 地方版

 民進、共産、社民の県組織が6日、衆院選に向けた政策協定書に調印した。ともに民進前職で無所属から出馬する1区の松田直久氏(63)、2区の中川正春氏(67)を事実上の野党統一候補とし、自民前職との一騎打ちに持ち込む。

 市民団体「市民連合みえ」を介し、安保関連法の廃止▽立憲主義の回復▽安倍政権による改憲阻止▽格差是正--の4項目を明記した協定を結んだ。

 1、2区で独自候補擁立をやめた共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「(民進の)希望の党への合流という『激変』が起こったが、無所属という重い決断をされた松田氏、中川氏の支援に全力を挙げる」と述べた。

 民進党県連の三谷哲央代表代行は共産の候補取り下げに「高度な判断をいただいた」と感謝し、社民党県連の佐藤正明代表は「(松田氏と中川氏の)無所属での出馬を歓迎する。全力で応援する」と約束した。【井口慎太郎】

〔三重版〕

653 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/10/21(土) 09:53:49

衆院選2017
2区 社民・中川氏を支援 4市民団体、政策協定結ぶ /長野
https://mainichi.jp/articles/20171008/ddl/k20/010/093000c
毎日新聞2017年10月8日 地方版

 衆院選で、野党共闘のために運動を進めてきた中信地区の四つの市民団体は7日、長野2区で社民党から立候補予定の新人、中川博司氏(59)と政策協定を結び、支援していくことを確認した。

 「本気で止める戦争! 松本アクション」など4団体は当初、(1)憲法改悪を阻止し、立憲主義の政治を回復(2)安全保障関連法、特定秘密保護法、共謀罪の廃止(3)格差と貧困を拡大する政策を転換し、生活者本位の政策--の3点で一致する統一候補の支援を模索していた。しかし、民進党から立候補予定だった元職の下条みつ氏(61)が憲法改正を公約にする希望の党公認となったため、下条氏の支援を断念。5日、新たに中川氏が改憲反対や安保法廃止を掲げて出馬表明したことから、7日に松本市内で会合を開き、中川氏の支援を決めた。

 松本アクション呼びかけ人の松本猛さんは「共産党と社民党が一致して中川さんを立てるのであれば、我々も応援しようと、今日の会合になった」と経緯を説明した。これに対し、中川氏は「皆さんと思いを一つにして安倍政権を終わらせるため、戦い抜く」とあいさつし、3項目の政策協定書に署名した。

 長野2区では他に、自民前職の務台俊介氏(61)、日本維新の会新人の手塚大輔氏(34)が出馬を予定している。【松澤康】

4749チバQ:2017/10/21(土) 09:57:05
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_14.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(1)宮城2区 1強対共闘 がっぷり 譲れない意地と意地


街頭で鉢合わせし、握手する秋葉(右)と鎌田=2017年10月15日午後1時30分ごろ、仙台市青葉区一番町
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 取るか、取られるか。5期を重ねた地盤の死守に懸ける前議員と、13年ぶりの議席奪還に燃える元議員の譲らぬ意地が、休日の雑踏でぶつかり合った。
 15日午後1時半、仙台市青葉区の繁華街。宮城2区の自民党前議員秋葉賢也は、街頭演説を終えた民進党系無所属の元議員鎌田さゆりに遭遇し、ぎこちない笑顔でエールを交わした。
 「やられている。結構厳しい」。アーケード街を練り歩いた秋葉はすれ違った旧知の支持者にすがり、険しい表情を見せた。
 報道各社の序盤情勢調査で、与党は300議席をうかがう勢いにもかかわらず、宮城2区は両候補が横一線でにらみ合う。

<官邸直轄の力>
 自民は10日の首相安倍晋三に続き、閣僚級を送り込む。「予算を握るのは与党。野党は何もできない」。地方創生相梶山弘志は13日、宮城野区で政権の力を誇示。筆頭副幹事長小泉進次郎も同日仙台入りした。
 「何とか曲げて頼む」。官房長官菅義偉は公示後、県連幹部や仙台市議らの携帯電話を何度も鳴らした。秋葉を見限り、公示前に公認候補の交代を迫った市議らを苦戦の元凶と見定め、説得工作を重ねた。
 若林区選出の自民市議らは15日午前、秋葉支援を確認。「党人として、全てを乗り越える」。党若林区支部長の佐藤正昭は午後2時、JR仙台駅近くで秋葉と固い握手を交わした。
 官邸直轄で陣組みを整えた巨大与党の底力が、うなりを上げ始めている。

<厚み増す戦線>
 「安倍1強の体制を変え、政官業の癒着政治を終わらそう」。15日午後1時、青葉区中心部での街頭演説。仙台市長郡和子が鎌田の両手を力強く握った。
 元民進衆院議員の郡は野党共闘のシンボルだ。7月の市長選で民進、共産、社民各党に支えられ初当選。鎌田も郡陣営で指揮を執った。郡は「選挙の借りを返す」と海外出張前に、初めて応援の表舞台に立った。
 安全保障法制の廃止を訴える市民連合世話人の法政大教授山口二郎も登場。「安倍政権は立憲主義をないがしろにした」と呼び掛け、結束を演出した。
 戦線は厚みを増す。13日正午、共産委員長志位和夫はJR仙台駅前で党宣伝カーに鎌田を乗せた。「安倍首相の存在こそが国難。共闘で審判を下す」と2人でガッツポースを繰り返した。同日夜、鎌田は青葉区であった社民の集会で「憲法9条を守る」と誓った。
 15日午前、若林区の災害公営住宅に姿を現した鎌田。傍らに、案内役の共産県議福島一恵がいた。民進の県議、市議がいない若林区の穴を共産が埋める。
 選挙戦終盤には元副総理岡田克也が入る。ある民進市議は言う。「与党の戦艦を市民と野党のスクラムで打ち落とす」。勢いは上昇気流に乗り出した。(敬称略)

4750チバQ:2017/10/21(土) 09:57:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_21010.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(2)青森1区 未知の票田に焦燥感


青森1区に編入された下北地方で街頭演説を聞く支持者ら=14日、むつ市中央2丁目
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 区割り改定で下北半島が編入された青森1区。広大な票田に浸透する鍵は地上戦か、空中戦か。
 約400人が集まった会場に笑いが起きた。
 「小選挙区は津島『雄二』に」。13日、青森県六ケ所村役場前であった自民党前議員津島淳の街頭演説。司会者が口にした名は、中選挙区時代に同村で支持が厚かった津島の父だった。
 旧2区で同村や下北地方を地盤とし、候補者調整で比例東北に転じた前議員江渡聡徳はマイクを握ると、すかさず津島の名を何度も繰り返し、「2人で汗を流す」と一体感を強調した。
 地域に張り巡らせた圧倒的な組織力で6選を重ねた江渡。票固めに自信を見せるが、会場にいた支持者は「江渡だったら倍は集まった」とつぶやいた。

<知名度に不安>
 候補者調整の遅れで津島が本格的に下北に入ったのは解散前後。江渡と並ぶ街頭演説で「私がここにいるのは江渡さんのおかげ」と持ち上げることを忘れない。「まだまだ知名度が低い」と焦りの色を浮かべる。
 14日朝、津島はむつ市中央の商業施設前に立った。むつ市長宮下宗一郎が並ぶ。宮下は公示数日前、津島の要請を受け入れ、むつ地区後援会長を引き受けた。
 この日は市内9カ所で演説会を開催。全て地元市議が同行し、計数百人を動員した。自民の分厚い組織がエンジン音を上げてきた。
 自民の牙城に攻め込むのは希望の党前議員(比例東北)升田世喜男。前回2014年の旧1区で津島と大激戦を演じた。
 津島に先駆けること半年、既に200回以上、下北で街頭活動を重ねた。希望誕生時の高揚感は、強力な追い風となるはずだった。
 16日、公示後2度目のむつ市入りをした升田が、この日16回目の街頭演説で語ったのは釈明だった。

<変わる風向き>
 「希望は自民の補完勢力ではない。そのようなことがあれば離党する」
 報道各社の情勢調査は希望の失速を伝える。支持者からは「なぜ希望を選んだのか」「小池(百合子東京都知事)に振り回された」と突き付けられる。
 当初、民進党公認候補だった升田の念頭にあったのは昨年の参院選で自民を打ち砕いた野党共闘だった。めまぐるしく動く政局。選んだのは「政権交代を起こせる」と踏んだ希望だった。
 「希望の風が逆風になってきている」
 青森市で14日にあった升田の個人演説会で連合青森会長内村隆志は危機感をあらわにした。升田を推すが、支持組織内の足並みは乱れる。連合青森幹部が苦虫をかむように言う。「希望の期待は最初だけだった」
 党より人を-。升田は激しい個人戦を覚悟する。
 共産党新人の赤平勇人は、安倍政権の打倒と安保関連法の廃止を訴える。(敬称略)

 【青森1区立候補者】

津島  淳51☆自(額)前(2)
             (公推)
赤平 勇人27 共 新 
升田世喜男60☆希●前(1)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者


関連ページ:青森政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4751チバQ:2017/10/21(土) 09:57:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_31003.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(3)岩手1区 希望合流、説明に苦慮


岩手1区の個人演説会で気勢を上げる支持者=16日、盛岡市
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流
 岩手1区の大票田盛岡市で16日午後6時半、希望の党前議員階猛の大演説会が始まった。会場に詰め込んだ支持者は700人。
 「誰もが社会を支えるALL FOR ALLの未来をつくる」。突如として階が読み上げ始めたのは「解党」したはずの民進党の公約だった。
 「仲間のことを考えれば、他に選択肢はなかった」と階。決意表明というより釈明のようだった。
 会場には社民党関係者の姿もあった。民進党との共闘は、希望の党への合流で破棄された。怒りは収まらないが「白票を入れても得をするのは自民党か…」。「階、劣勢」が伝えられた序盤情勢。少しずつ現実を直視し始めた。

<票減らすだけ>
 階にとってより困難なのは、無党派に近い支持者の説得だ。14日の土曜日、選挙カーは盛岡市内を流した。街頭演説を始めると、薬局を営む老夫婦が飛び出してきた。「合流の理由を本人の口から聞きたい」
 だが階本人はこの日、岡山県の仲間の応援に行き、地元を留守にしていた。代理でマイクを握った系列市議だが「理由は本人にしか説明できない」とほぞをかむ。階がいないと分かって老夫婦は立ち去った。
 公示後、希望の党代表の小池百合子と民進党代表の前原誠司が相次いで応援に駆け付けた。「頼んでもいないのに。票を減らすだけだと分からんのか」。陣営幹部が苦虫をかみつぶす。
 「改革保守」を掲げて自民党の懐に手を突っ込もうというのが小池の基本戦略だ。選挙のたびに無党派層が右へ左へ大きく振れる首都圏では成り立つかもしれないが「草の根保守」の息づく地方ではどうか。

<無党派手応え>
 黒船襲来に岩手の自民党は、かえって固まった。
 「この21年間で最大のチャンス」。前議員高橋比奈子が17日夜の総決起大会で声を張り上げた。自民党は1996年の小選挙区制導入以来、1区で議席を得たことがない。「相手のエラーで塁は埋まった。ヒットが出ればサヨナラだ」
 階とは4度目の対戦となる。これまでは、公示前に済ませておくべき支持者回りに時間を取られてきたが、今回は毎日十数カ所のペースで街頭演説をこなして「ちゃんと選挙戦ができている」(陣営幹部)。
 基礎票を固めて外に打って出てみると無党派の反応も悪くなかった。商店街で高橋は、積極的に女性客の輪に飛び込んだ。
 3極対決とは言うが、階と高橋は右サイドで競り合っている。大きく空いた左半分を共産党新人吉田恭子が一人縦横に駆けていた。
 「憲法9条改正に反対する唯一の候補者だ」。15日には盛岡市中心部の歩行者天国を練り歩いた。「民進党がなくなり、投票先がなくなった人がいる」と吉田。護憲勢力の結集を狙う。(敬称略)


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4752チバQ:2017/10/21(土) 09:58:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_41012.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(4)秋田3区 浮動票狙い保守激突


横手市の商業施設で行われた街頭演説で気勢を上げる有権者=17日
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 秋田3区の命運を賭する地に、国会で火花を散らした宿敵同士が乗り込んだ。
 17日、横手市。
 「高校生や大学生の就職率が上がった。正規雇用も進んでいる」
 能代市から南下してきた首相安倍晋三は3000人近い支持者を見渡し、アベノミクスの成果を次々と繰り出した。隣に立つ自民党前議員御法川信英が、大きくうなずく。

<「最高の援軍」>
 拮抗(きっこう)する戦況の突破口を見いだしたい陣営幹部は、党首来訪に「最高の援軍が来た」と躍り上がった。地元の首長5人も出席し、与党の威光を見せつけた。
 希望の党前議員(比例東北)村岡敏英のもとに駆け付けたのは、前民進党代表の蓮舫。
 「権力者と関係のある者が得をする政治でいいのか。国民を軽視するな」
 安倍が論陣を張った場所から車で数分。蓮舫は村岡の集会に急きょ顔を出した。村岡に「生きてる?」と軽口をたたきながら、安倍政権に切っ先を向けた。
 県の南半分を選挙区とする3区。大仙、仙北両市など内陸部が根城の御法川に対し、村岡は沿岸部の由利本荘、にかほ両市が地盤。両陣営が勝負どころと見るのが、県南最大の有権者約8万人を擁する横手市だ。
 両陣営は「横手を制する者が3区を制する」と緻密な戦略を練る。
 両者の激突は2005年衆院選を皮切りに5度目になる。初戦は御法川が約3万4000票差をつけて圧勝。村岡を寄せ付けなかったが、前回14年は約5600票差まで接近された。村岡は元官房長官の父兼造から引き継ぐ地盤を背景に、悲願の選挙区勝利を期す。

<希望入り歓迎>
 希望失速が伝えられる中、村岡の支持者は「寛容な保守」を掲げる希望入りを歓迎する。村岡は元来、外交や安全保障の面で保守色が強く「革新系の呪縛が解け、すっきりした」(後援会幹部)と言われる。
 公示日直後の11日。党代表小池百合子は御法川の地盤、仙北市に入った。集まったのは陣営の予想を超す約1600人(陣営発表)。「安倍1強政治にノーを突き付けよう」。小池の言葉に陣営は勢いを増す。
 突き放しにかかりたい御法川陣営には、過去の対決にない危機感が漂う。衆院選投開票日の22日は由利本荘市議選と重なり、投票率アップが確実視される。横手、仙北両市の市長選は15日に終わったばかり。御法川陣営は「こちらは選挙疲れで投票率が下がるのではないか」と危惧する。
 自民党本部は、終盤に絞り込んだ全国49の「重点区」に秋田3区を組み込んだ。巨大与党が、最後のてこ入れに動きだす。
 共産党新人冨岡昭は立憲主義の回復を訴え、反自民の受け皿を狙う。(敬称略)


関連ページ:秋田政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日


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