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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

4601チバQ:2017/10/19(木) 12:41:46
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-104854151.html
希望・升田氏「自民の補完勢力なら離党」
08:49東奥日報

 衆院選青森県1区の希望の党・升田世喜男候補は18日、青森市で行った街頭演説で、希望が自民党の補完勢力と一部政党から指摘されている点について「補完勢力だと私は全く信じていない。仮に希望の党が自民党の補完勢力だと明確に分かったら、直ちに離党する」と断言した。候補者が選挙期間中に、離党の可能性に言及するのは異例。

4602チバQ:2017/10/19(木) 12:44:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_51004.html
<衆院選山形>公認3候補「希望」語らず、語れず 応援弁士は民進関係者ばかり


山形県入りし、応援演説をする野田前首相。希望の党候補の応援弁士は民進党関係者ばかり=16日、米沢市
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希望の党候補の応援で山形県入りした民進党前代表の蓮舫参院議員(左)。希望の党関係者の来援はない=13日、山形市七日町
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 衆院選山形1〜3区で、希望の党の3候補が選挙戦終盤、党ポスターの掲示をやめるなど「党隠し」の戦術に出ている。3候補は当初、民進党の公認または推薦を得て立候補する予定だったため、想定していた支持層には、改憲や安保法制に肯定的な希望の党への拒否反応があるという。応援を依頼しているのも民進党関係者ばかり。選対関係者は「いま希望の党を口にすると逆効果」と口をそろえる。
 酒田市郊外にある希望の党元議員、阿部寿一氏(58)=3区=の選挙事務所からは、窓に貼っていた党のポスターが姿を消した。
 選対幹部の一人は「地方では希望の党公認は逆風。候補者個人を前面に出して戦う」と説明する。
 1区の新人荒井寛氏(44)の選対幹部は「あいさつ回りでも、支持者から『どうして希望の党に入ったのか』との質問ばかり」と、うんざりした様子。選挙カーの党のロゴを外すかどうか議論になっている。
 2区の前議員近藤洋介氏(52)の選対関係者も「党名を前面に掲げるには、抵抗感がある」と説明する。
 応援弁士にも、希望の党関係者は見当たらない。郡和子仙台市長や野田佳彦前首相、安住淳元財務相ら近藤氏の民進党時代の仲間が15〜17日、2区を中心に日替わりで来援。序盤も民進党前代表の蓮舫参院議員らが訪れただけだった。
 米沢市で16日夜、近藤氏の応援マイクを握った野田氏は「政党にこだわらず、一緒に国のために頑張りたいと思える同志を選んで応援している」と述べた。
 3候補の選対本部によると、今後も希望の党代表の小池百合子東京都知事が山形入りする予定はないという。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4603チバQ:2017/10/19(木) 12:44:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_11021.html
<衆院選宮城>郡仙台市長を巻き込み攻防 市長選の雪辱期す土井氏、後継強調浮上狙う岡本氏


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 22日投開票の衆院選で、宮城1区の自民党前議員土井亨候補(59)=公明・日本のこころ推薦=と、立憲民主党新人岡本章子候補(53)の両陣営が、郡和子仙台市長を巻き込み攻防を繰り広げる。7月の市長選で郡氏に敗れ、雪辱を期す自民。共に民進党出身で郡氏の後を継いだ岡本氏は、高い知名度を誇る市長の後押しで反転攻勢を仕掛ける。

 「野党の市長が誕生し、今後は国から新しい事業の予算が来なくなると思う。自民の衆院議員がいなくなったら困る」。11日に青葉区であった土井氏の個人演説会で、自民市議は危機感をあおった。
 自民と土井氏にとって郡氏は、1区で4度接戦を繰り広げた因縁の相手だ。市長選では郡氏に自民系の候補者が競り負け、市議会最大会派の自民は野党に転落した。
 自民のベテラン市議は「有権者を見つけると、すぐに駆け寄って握手する岡本氏の手法は、郡氏そっくりだ」と苦い表情を浮かべる。郡氏の影がちらつく戦いに、自民県連幹部は「今度は絶対に負けられない」と力を込める。
 対する郡氏は14日昼、岡本氏への本格的な支援に動きだした。青葉区の個人演説会で「国難を突破するには岡本さんを当選させるしかない」と語気を強め、政権与党への対決姿勢を鮮明にした。
 15日には、多くの買い物客が行き交う青葉区の商業施設前に駆け付け、街頭演説の表舞台に立った。郡氏は「政治の流れを変えられるのは岡本さんしかいない。力を貸してほしい」と詰め掛けた聴衆に訴えた。
 「知名度が低く、是が非でも応援に入ってもらわないと困る」。岡本氏陣営から再三の要請に、郡氏が市長選で支えてもらった恩を返した形だ。心強いアシストに岡本氏は後継の看板を前面に掲げ、浮上を狙う。
 1区には日本維新の会新人の畠山昌樹氏(43)、希望の党新人の伊藤優太氏(32)、幸福実現党新人の油井哲史氏(37)、無所属新人の今留尚人氏(52)も立候補している。


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4604チバQ:2017/10/19(木) 12:45:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_71008.html
<衆院選東北>中野氏孤軍奮闘、異彩放つ 日本のこころ唯一の所属議員、強い保守色前面に


自主憲法の制定、防衛力強化を主張する中野氏=14日、仙台市青葉区
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 日本のこころ代表で、仙台市に地盤を持つ中野正志参院議員が、衆院選で孤軍奮闘している。党唯一の所属議員として比例票獲得のために東北と東京を奔走。強い保守色を前面に掲げ、各メディアの党首討論にも出ずっぱりで、存在感は異彩を放っている。
 「野党の体たらくは情けない。安倍晋三首相の代わりを務められる人材はいない」。中野氏は14日、仙台市の中心商店街で街頭演説に立ち、熱弁を振るった。
 中野氏は自民党衆院議員時代、安倍氏とともに旧三塚派(清和会、現細田派)に所属。縁は古く、野党ながら安倍政権に協力する。
 15日には民放テレビ局の討論会に出演。加計(かけ)学園の獣医学部新設問題が取り上げられた際は「新設は地方創生。ゆがんだ行政が正されただけだ」と、自民幹部に成り代わって安倍首相の守護役を買って出た。
 衆院選では東北、東京の比例代表に新人を各1人擁立したが、議席確保は極めて困難な情勢だ。政党を維持するには「所属議員5人以上」か「総得票数の2%以上」の獲得が必要で、政党助成法などに基づき要件を失う恐れが高い。
 中野氏は自民公認だった2009年衆院宮城2区で落選後、13年参院選で日本維新の会(当時)から比例で当選して国政復帰した。
 14年9月、衆参23人で結成した次世代の党に入ったが、離党者が相次ぎ、中山恭子参院議員と2人になった。今年2月、現在の党名に変更。中山氏が9月末に希望の党に移ったため、孤塁を守る形となった。
 古参の支持者の一人は、中野氏の政党遍歴に理解を示しつつ「自民に戻ってこそ仕事ができる」と、衆院選後の古巣復帰を望む。


関連ページ:広域政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4605チバQ:2017/10/19(木) 12:46:52
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101902000258.html
譲れぬ一騎打ち 愛知7区
2017年10月19日 紙面から
写真
 民進党のホープとも言われた前職、山尾志桜里さんの既婚男性との交際疑惑報道は、安倍晋三首相が衆院解散を決断した一因ともいわれる。その山尾さんが無所属で出馬する愛知7区は、全国的な注目区だ。過去三回の選挙で勝敗を分け合ってきた自民前職、鈴木淳司さんとの一騎打ちは接戦で終盤を迎えた。
 「あんな相手には負けたくない」
 愛知県尾張旭市内で十六日夜に開かれた鈴木陣営の集会で、鈴木さんが力を込めた。それまでは「スキャンダルについて非難や応酬とは決別したい」と山尾さんの疑惑には触れてこなかったが、ここへきて感情をあらわにする場面がある。
 山尾さんとの過去の対戦は一勝二敗。二〇一四年の前回は自民が大勝した中でも五千票差で敗れた。昨年、山尾さんが国会で保育園の待機児童問題の追及で一躍有名になり、民進の政調会長に抜てきされた時は「もう勝てないのでは」と支援者から弱気な声も出た。
 ところが今年九月、週刊誌が交際疑惑を報じ、安倍首相が解散に踏み切ると状況は一変。疑惑の影響は大きいとみた一部の支援者からは「楽勝」との声も上がった。だが、陣営幹部は「相手はメディアの使い方もうまく、強い」と警戒を緩めない。自民は激戦の重点区に指定。最終盤で知名度の高い応援弁士を投入する可能性がある。
 県外出身者の山尾さんを意識し「7区で生まれ、育った」と強調する鈴木さん。経済産業副大臣を務めたことなどもアピール。「少子高齢化や人口減少の中でいかに経済を発展させ、福祉を守るかだ」と訴える。
 冷たい雨が降った十六日朝、愛知県大府市のJR共和駅前。山尾さんはぬれた前髪を拭いながらマイクを持った。「今回は無所属。ワンチャンスです」と、比例復活のない背水の陣であることを強調した。
 希望の党が、合流してくる民進出身者に安全保障関連法の容認など「踏み絵」を迫ったと報じられた際には、中道リベラルの筋を通せるとして「無所属で良かったと心底思っている」と強気に発言したことも。
 労組団体の連合は推薦を見送り、民進の地方議員が自発的に手伝う。野党共闘を求める共産が候補を擁立せず実質的な支援に回る。山尾さんは街頭で「共謀罪」の審議を仕切った衆院法務委員長の鈴木さんと対峙(たいじ)したこと、待機児童問題に切り込んだことを訴える。
 「三年間の活動を見て応援してくれる新しい層がいる」と陣営幹部。疑惑の影響で女性有権者がある程度離れることは覚悟するが、それでも街頭で女性から「頑張って」と声が掛かることもある。山尾さんは「待機児童問題の幕を開けた私が、このまま黙って幕引きするわけにはいかない」と力を込めた。
 (衆院選取材班)

4606チバQ:2017/10/19(木) 12:47:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017101902000255.html
「連勝」体験で野党共闘 新潟ルポ
2017年10月19日 紙面から
写真
 野党候補乱立で全国的に与党が衆院選を優位に進める中、新潟県内の六小選挙区のうち、五選挙区で野党が候補を一本化し、自民党の候補と接戦となっている。なぜ新潟で野党はつぶし合いを避けられたのか。現地で理由を探った。
 コメどころの魚沼市や長岡市の一部などを区域とする新潟5区。肌寒い十八日午後のJR長岡駅前に、民進党の小川敏夫参院議員会長をはじめ、共産党、自由党、社民党の「野党四党」幹部がそろい踏みした。
◆風土後押し

 「野党と市民が結集すれば、暴走安倍政権を倒せる」。小川氏は、聴衆に一本化に成功した野党系無所属候補への支援を訴えた。
 四党は今回の衆院選でも、全国で選挙協力を模索していた。ところが、希望の党が結成され、民進が希望の公認で候補を出す方針となり、状況が一変した。
 希望入りしなかった民進前職らは、立憲民主党を結成。希望と立憲民主、希望と共産が互いに候補を出し合う小選挙区が相次いだ。「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲民主・社民など」の三極が争う構図の小選挙区は、全体の七割を占める。野党は、競合することで安倍政権への批判票を奪い合い、苦戦を強いられている。
 一方、新潟では2区を除き、立憲民主や無所属の候補に一本化。希望は候補を立てず、共産も2区以外の五選挙区で取り下げた。自民候補と「一対一」かそれに近い構図が生まれた。
 街頭演説に顔を出した地元の共産幹部は「これまでの『成功体験』が一本化に結び付いた」と指摘した。新潟では昨年、民進、共産、生活(現自由)、社民四党が参院選で統一候補を立て、続く知事選でも民進を除く三野党の推薦候補に一本化し、与党に連勝した。
 衆院選でも、この実績を重視した各選挙区の民進前職らが、希望の公認ではなく、「野党共闘」を選択。希望も、有力な独自候補を見いだせなかった。民進の地元幹部は「新潟は風に流されない政治風土があり、希望では大きな支持が得られない」と強調した。
◆自民「脅威」

 自民陣営は、安倍晋三首相(自民党総裁)が公示直後の十二日に新潟入り。県内全六選挙区を一日かけて回り、てこ入れした。
 首相は、野党の統一候補を「無所属では当選後どうするのか」「共産に随分応援してもらっている」と指摘。「当選するために人気のありそうな党にもぐり込んだり、看板を隠したりしてよいのか」と批判した。
 自民で人気のある小泉進次郎筆頭副幹事長も十五日に県内に入り、演説時間の多くを野党共闘批判に割いた。「県内を席巻する『とにかく安倍首相が嫌い』の一点でくっつく野党のあり方と(自民候補を)見比べてほしい」と訴えた。
 野党との「一対一」の争いでは、安倍政権に対する有権者の評価が結果に表れやすい。地元の自民関係者は「野党共闘は脅威だ。全く余裕がなくなった」と危機感を募らせた。
 (山口哲人)

4607チバQ:2017/10/19(木) 12:49:01
>>4523-4527の続き
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017101802000159.html
<衆院選>小選挙区の終盤情勢(18区〜25区)

2017年10月18日


 衆院選(22日投開票)で都内の小選挙区について、東京新聞が実施した電話による世論調査に取材を加え、終盤情勢を分析した。全25選挙区のうち、自公が計18選挙区で当選圏に入っている。多摩地域の八つの選挙区の情勢を紹介する。 (敬称略)
◆18区 先行の土屋、菅が猛追
 先行する土屋を菅が猛追している。鴇(とき)田は苦戦。
 武蔵野市長を六期務めた土屋の信条は「国政は地方にあり」。安倍政権の経済・外交政策への支持と自らの「政策実行力」をアピールする。自民、公明支持層を確実にまとめ、無党派層の取り込みも図る。
 菅は憲法改正の動きを批判、首相として原発事故に対処した経験から「自然エネルギー促進で原発ゼロ」と訴える。武蔵野市長選の元民主都議当選を追い風に、独自候補を見送った共産の支援で支持拡大を狙う。
 元テレビ東京記者の鴇田は知名度アップに懸命。
【18区】
鴇田敦 51 希新 《比》
菅直人 71 立<前><12>《比》
土屋正忠 75 自前<3>  公
◆19区 松本リード、追う末松
 四選を目指す松本が優位に立ち、返り咲きを狙う末松が追う。
 松本は元銀行員。防災担当の内閣府副大臣として危機管理に当たった実績を前面に「責任を果たすことのできる政治を」と主張。末松は外務省職員時代、戦場の悲惨さに触れて平和への思いを強くし、「誠実なリベラルの復活」を掲げる。
 女子美術大非常勤講師の佐々木は、犯罪被害に遭った経験から「安心・安全な社会の構築を」と訴える。杉下は「子どもたちに平和な未来を」と憲法九条の改正反対などを訴え、政権批判票の取り込みを図る。
【19区】
佐々木里加 50 希新 《比》
杉下茂雄 68 共新  
松本洋平 44 自前<3>《比》 公
末松義規 60 立元<5>《比》
◆20区 木原が一歩抜け出る
 四期目を狙う木原が一歩リード。
 木原は「外務副大臣として外交の最前線に立ってきた」と実績を強調。平和を守るための北朝鮮情勢への適切な対応や、高齢者福祉の充実などを訴え、一層の支持拡大を狙う。
 宮本は前回の比例代表で初当選し、今回は小選挙区での挑戦。安倍政権との対決姿勢を鮮明にし、「市民と野党の共闘」を掲げてリベラル層への浸透を図る。
 鹿野は救急医療の専門医として十五年間働いた経験から「一人でも多くの命を救う」と、医療制度改革の必要性を訴える。
【20区】 
木原誠二 47 自前<3>《比》 公
鹿野晃 44 希新 《比》
宮本徹 45 共<前><1>《比》
◆21区 小田原と長島が激戦
 小田原と長島が前回に続いて激戦を繰り広げる。
 小田原は就職率や株価の回復を挙げ、アベノミクスの成果を強調。「自公政権の五年間でようやくまっとうな国に戻ってきた」と政権継続を訴える。
 外交、安全保障政策に通じた長島は、安倍政権の北朝鮮政策を「圧力ばかりでは暴発する可能性があり、大変危険だ」と批判。「必要なのは対話に引き込むための圧力だ」と主張する。
 共産の協力も得て初の選挙戦に挑む小糸は「平和憲法を守る」と訴え、主夫の経験と若さもアピールして支持を広げる。
【21区】 
小糸健介 35 社新 《比》 立
長島昭久 55 希<前><5>《比》
天木直人 70 諸新  
小田原潔 53 自前<2>《比》 公

4608チバQ:2017/10/19(木) 12:49:26
◆22区 8選へ伊藤が優位保つ
 八選を目指す伊藤が優位を保つ。若いころ夫婦でピザ店を営んだ経験は今も語り草で、金融担当相などの経歴から「経済最優先」「アベノミクスの加速」を掲げる。
 返り咲きを狙う山花は、党への追い風を得て懸命に追う。「安保法制の白紙撤回」「格差拡大のストップ」を公約に、支持層に加えて政権に批判的な無党派層の取り込みを図る。
 阿部は共産支持層、金ケ崎は希望支持層を固めるが、いずれも広がりを欠き、苦戦を強いられている。
【22区】 
山花郁夫 50 立元<3>《比》
伊藤達也 56 自前<7>《比》 公
金ケ崎絵美 41 希新 《比》
阿部真 43 共新  
◆23区 小倉がリードを保つ
 小倉がリードを保っている。町田市の市街地を中心に精力的に遊説。二期の実績を強調しながら、日銀出身らしく「東京を世界一の金融センターに」と金融通をアピール。陣営は引き締めに余念がない。
 追走する伊藤は、元国土庁長官の父・公介氏の支持者を引き継ぎ、原発ゼロや消費税増税凍結など自民との違いを打ち出して無党派層の票の掘り起こしに励む。
 松村は三女を育てる「イクメン」として、暮らしや育児など社会保障の充実を熱心に説き、反自公、反希望のリベラル票の取り込みを急ぐ。
【23区】 
松村亮佑 37 共新  
小倉将信 36 自前<2>《比》 公
伊藤俊輔 38 希新 《比》
◆24区 萩生田が幅広く浸透
 萩生田が安定した戦いで高橋、吉羽、飯田が追う。
 萩生田は「八王子を守り、その延長で日本をよくする」と力説し、幅広い年代から支持を集めて組織を固める。
 高橋は千カ所のつじ立ちを目標に「皆さんが主役の政治を実現する」と訴え、無党派層の取り込みも狙う。
 吉羽は「安倍一強政治を続けるか、不信任を突きつけるか」と選択の重要性を強調、知名度拡大を図る。
 憲法問題を落語で伝える活動を続けてきた飯田は、着物姿で憲法九条の改正反対を訴える。
【24区】 
吉羽美華 37 希新 《比》
萩生田光一 54 自前<4>《比》 公
飯田美弥子 57 共新 《比》
高橋斉久 44 立新 《比》
◆25区 井上信、着実に抜け出す
 六期目を狙う井上信は自転車遊説や個人演説会を重ね「アベノミクスは一定の成果を上げている。景気回復を西多摩、昭島まで広げる」と主張。着実に支持を固めて抜け出しつつある。
 山梨1区から国替えした小沢は地元都議、市議と選挙区内を回り「身を切る改革なしに消費増税をしてはならない」と訴え、知名度を上げてきた。
 山下は地元と縁の深い「多摩っ子」とアピールし、地域の魅力を生かした政治を提言。安倍政権を批判し「国民の暮らしを応援する」と強調する井上宣(たかし)とリベラル層の票を奪い合う。
【25区】 
井上宣 43 共新  
山下容子 58 立新 《比》
井上信治 48 自前<5>《比》 公
小沢鋭仁 63 希<前><8>《比》
写真
<小選挙区の区割り>
◆18区
 武蔵野・府中・小金井市
◆19区
 小平・国分寺・西東京市
◆20区
 東村山・東大和・清瀬・東久留米・武蔵村山市
◆21区
 八王子(南東部の一部)・立川・日野・国立・多摩(北東部)・稲城市(南西部)
◆22区
 三鷹・調布・狛江・稲城市(21区を除く区域)
◆23区
 町田・多摩市(21区を除く区域)
◆24区
 八王子市(21区を除く区域)
◆25区
 青梅・昭島・福生・羽村・あきる野市、西多摩郡

4609チバQ:2017/10/19(木) 12:50:04
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190032-n1.html
2017.10.19 11:09
【衆院選】
千葉4区ルポ 前職と新人4人が激突 盤石の野田佳彦氏、背水の木村哲也氏
 冷たい小雨が降る朝。JR船橋法典駅前。傘も差さずに立つ男がいた。無所属前職で前首相の野田佳彦(60)。「素志貫徹」「一強打破」の青いノボリが秋風に揺れる。若い女性が駆け寄って「頑張ってください」と声を掛ける。「ありがとうございます。力を貸してください」と力強く手を握った。長年、駅頭立ちを続ける。浮動票が“不動票”となり、強固な地盤を築いた。党派を超えて「野田党」と呼ばれる支持者が多い。野田はいった。「手応えはいい。だが、油断はしない」

 民進党幹事長を務めた。今回の衆院選では新党「希望の党」に合流せず、無所属で立った。ぶれずに筋を通したが、陣営幹部は「徒手空拳だ。厳しい戦いになる」と気を引き締める。

 野田は地元に貼り付いて選挙戦を戦うわけにはいかない。「捲土(けんど)重来を期して泥水をすすってきた仲間の応援に行く」。本県だけでなく、新潟、広島、高知など全国を駆け回る。

 貧困の連鎖を断ち切るために児童扶養手当の拡充や医療・介護・年金の充実、身を切る改革と行政の透明化などの政策を掲げる。「無所属では政策を実行することができないのでは」との指摘もあるが、野田は「無所属でもちゃんとできる。(政官界に)仲間がいる」と一蹴。黒い乗用車に乗り込み、仲間の応援のため大阪へ向かった。

自民新人で元県議の木村哲也(48)。前回衆院選では公示直前に出馬を決断したが、野田に5万票を超す大差で敗れた。「政策を浸透させるには時間が足りなかった。悔しさをバネに頑張る」と再起を期して連日、駅頭立ちを続けた。集会にもこまめに顔を出し、知名度を高めていった。「2回連続で敗れれば後がない。背水の陣だ。今度こそ議席を獲得する」と意気込む。

 寒い夕方。東葉高速北習志野駅近くの商店街で街頭演説を行った。「日本のために。船橋のために」のノボリが立つ。知事の森田健作が駆けつけた。「みんなの代表として国政に送り出してほしい。必ずやる男だ」と訴えた。木村は「北朝鮮のミサイルは絶対に許すことはできない」と主張。安全保障や地域経済の活性化、医療・福祉・介護の充実などを訴えた。やってきた女性の車椅子を自ら押す心遣いを見せた。陣営幹部は「選挙戦は厳しい。(野田陣営の)巨大な壁を崩していかねば」と語った。

 維新新人で元県議の佐藤浩(52)は「消費増税凍結。身を切る改革で財源を生み出し、教育無償化を実現する」と訴える。陣営の選挙戦は異色だ。支援者の男性2人が明治維新で活躍した西郷隆盛と坂本龍馬に扮(ふん)し、ビラを配る。佐藤は「反応がいい。有権者が手を差し伸べてビラを受け取る。得票目標を上方修正した」と笑顔で明るく語った。


 共産新人の深津俊郎(69)は労働組合で活動してきた。「働く者が普通に暮らせる社会を目指す。安倍政権を退陣させ、憲法を生かす政治に転換を」と訴える。党地区幹部としてこれまでの国政選挙では裏方に徹してきたが、今回は表舞台に登場。JR船橋駅北口などで演説し、共産票の上積みを目指す。船橋市内の40代の女性は「投票に必ず行く。政治家には子育て支援を重点的にやってほしい」と話した。(塩塚保)=敬称略



 対決の構図が大きく動いて始まった衆院選は終盤にさしかかった。注目の選挙区をリポートする。

4610チバQ:2017/10/19(木) 12:50:47
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190013-n1.html
2017.10.19 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
鹿児島3区 過熱する陣取り合戦…区割り変更で激しい攻防
 普段は人影もまばらな鹿児島県薩摩川内市のJR川内駅前が13日昼、千人を超える人々で埋まった。自民党公認の小里泰弘の応援に駆け付けた首相で自民党総裁、安倍晋三の演説を聴くためだ。

 「今までの選挙区と変わり、厳しい選挙だ。小里さんにこの地域を託そうではありませんか」

 地方にとって首相の来訪は一大イベントだ。演説を終えた安倍を追いかけて数百人が九州新幹線の改札口まで押し寄せるなどヒートアップした。小里にとっても安倍の応援は大きな意味があった。薩摩川内市での支持拡大が最大の課題だからだ。

 「一票の格差」解消と議員定数削減を目的に7月に行われた区割り変更の結果、鹿児島県の選挙区数は5から4に減った。そして一部の自治体を除く旧3区と旧4区が統合され、新3区が誕生した。

 旧4区を地盤とする小里は、新4区に編入された故郷・霧島市を失った。代わりに、県内4位の人口(9万5千人)を誇る旧3区の薩摩川内市が選挙区の一部となった。同市は新3区で最大の票田だ。しかも、平成26年の前回衆院選で旧3区に出馬し、無所属ながら自民党公認候補を破った野間健の“金城湯池”でもある。野間は同市で、自民候補の倍以上の約3万票を獲得した。

 野間は、17年の「郵政選挙」で自民党を離党した元金融担当相の故松下忠洋に秘書として仕え、松下が24年に死去すると、その保守地盤を受け継いだ。今回は希望の党公認で挑む。小里陣営は「薩摩川内の野間支持層を崩せなければ勝てない」と踏んでおり、小里は同市に移り住んだ。

 14日には自民党元幹事長の石破茂が薩摩川内市で応援演説をしたほか、元幹事長の古賀誠も日本遺族会に支持を訴える会合を開いた。18日は総務相の野田聖子も現地に入った。

 
■   ■ 

 これまで旧3区を地盤とし、区割り変更に伴い比例に回った自民党前衆院議員の宮路拓馬は連日、小里と行動をともにしている。

 「この地を離れることになり、身を引き裂かれる思いだ。ただ、薩摩川内を引き継ぐのが兄貴分として慕う泰弘先生だったのは救い。私の選挙戦は泰弘先生の選挙戦なんです」

 宮路は12日、薩摩川内市の3カ所の農協支所前でマイクを握り、目に涙をためながら自身の支援者らに小里支持を訴えた。小里は「拓馬さんは一心同体で戦ってくれている」と応じた。「拓ちゃんじゃなくなって残念だ」。宮路は終了後、支援者に次々と声をかけられ、手を握られた。

4611チバQ:2017/10/19(木) 12:51:10
 もうひとつ、前回と大きく違うことが、過去に松下、野間を応援してきた薩摩川内市長の岩切秀雄が小里の後援会長に「くら替え」したことだ。自民党による安定政権が続く中、宮路は岩切との関係改善を図り、地元事業に関する政府への要望で窓口になることも増えていた。保守系市議の多くも野間から小里支持に回った。

 
■   ■ 

 「小里氏の陣営は明らかにうちの薩摩川内に狙いを定めている」

 野間陣営は小里の進攻に焦りを募らせる。野間は薩摩川内市で10日に開いた出陣式で対抗心をむき出しにした。「今日お見えの千人を超える全ての皆さんと手を握り、お茶を飲み、焼酎を酌み交わしてきた。その自信と誇りがある」

 隣接する旧3区のいちき串木野市で12日に開いた演説会では、無所属として新たな選挙区で戦うには限界があることを説明し、希望の党入りに理解を求めた。「新しく(選挙区に)加わった地域では野間の名前を聞いたこともない方々ばかりだ。選挙ポスターぐらい貼ってほしいと(支援者に)言われていた」とも語った。

 薩摩川内市の市議や業界団体が小里に流れる中で「顔を見られたら困るから会合に出席できないが、投票はする」と伝えてくる企業経営者らもいる。

 一方、小里の地盤である旧4区での知名度不足は否めず、劣勢を強いられている。野間は失地回復の一手として、希望の党代表の小池百合子の応援入りを繰り返し要請してきた。小池は16日に鹿児島3区に入り、首相と同じJR川内駅前で演説し、拳を振り上げた。

 「『安倍1強』政治を許すまじ。今の政治にノーを突き付けましょう」

 こちらも千数百人が詰めかけ、「小池カラー」の緑色のペンライトを揺らした。陣取り合戦を制するのは誰か-。間もなく明らかになる。=敬称略(田中一世)

 ▽鹿児島3区(3人)

野間健(59)☆元議員秘書  希望 前

小里泰弘(59)☆元環境副大臣 自民 前<公明>

山口勇太(26) 党准県委員  共産 新 

※届け出順、☆は比例と重複

4612チバQ:2017/10/19(木) 14:16:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00010000-tokyomxv-pol
<衆院選 東京7区>“3極”新区割りで激しい戦い
10/18(水) 23:06配信 TOKYO MX

TOKYO MX
 衆議院選挙・東京都内の注目の選挙区をシリーズでお伝えしています。今回は「東京7区」です。東京7区も今回から選挙区の区割り変更がありました。これまでは中野区と渋谷区の全域でしたが、今回から中野区の北部が10区に移り、一方で目黒区、品川区、杉並区の一部が7区に加わりました。これによって、およそ10万人の有権者が入れ替わった計算になります。

 自民党と立憲民主党から立候補した前職が長年争ってきた選挙区に、希望の党の新人らが割って入り、3極が争う今回の衆院選の象徴的な選挙区となっています。

自民党・松本文明候補(68)
 前回の衆院選では比例代表で復活した、自民党・前職の松本文明さんは「『アベノミクスの成果は自分に届いていない』という国民の声をしっかりと受け止めて、実感を持ってもらうまで私たちは手を緩めることはない」と訴えます。一方で、松本さんの自宅は区割りの変更で7区から10区に移り、支持の拡大に懸命です。松本さんは「(区割り変更は)大変残念。新しく選挙区になった地域は今まで十分にコミュニケーションが取れていなかった」と語ります。

 新たに7区となった目黒区と品川区では、7月の東京都議会議員選挙で自民党の候補が落選しましたが、組織力は健在です。松本さんは「自民党のそれぞれの地域のネットワークに今は頼っている」と語ります。

 安倍内閣で副大臣を務めた実績を掲げ、経済成長のさらなる加速を訴えます。

立憲民主党・長妻昭候補(57)
 自転車で街中を走り回るのは、立憲民主党の立ち上げメンバーで、代表代行を務める前職の長妻昭さんです。長妻さんは「(選挙区内は)高層ビルやマンションが多いから、(自転車の乗るのは)車に乗っていても誰が乗っているのか分からないし、お話もできないので」と語ります。

 区割りの変更による新たな地域の有権者の支持を得るため、商店街や住宅街を地道に回ったほか、多くの通勤客が行き交う駅前で街頭演説を行っています。長妻さんは「数の力よりも信念の力こそ政治を変える原動力。これを信じて立憲民主党を立ち上げた」と訴えます。

 過去3回の選挙では自民党の対抗馬に勝利していますが、今回は小池知事が代表を務める希望の党にも警戒を強めます。長妻さんは「東京は小池知事のお膝元。半端でない風が吹くでしょうから、その風に吹き飛ばされないように。立憲民主党を作った意義も問われる選挙。何とか小選挙区で勝ち上がっていきたい」と気を引き締めます。

希望の党・荒木章博候補(64)
 ベテラン同士の戦いに割って入るのは、希望の党から立候補した、元・熊本県議会議員で新人の荒木章博さんです。荒木さんは「家内と地元(熊本県)から、この地で住む決意を決めて来た」と訴えます。

 「都民ファーストの会」代表で娘の荒木千陽都議会議員が積極的に応援に入ります。荒木千陽都議は「私は東京7区の中野選出の議員なので、親子というよりは候補者と所属議員として、しっかりと当選させるよう頑張っていきたい」と話します。

 選挙事務所には小池代表のポスターがずらりと貼られ、荒木さんも緑の鉢巻きに緑のネクタイを締め、小池代表との連携をアピールしながら、地盤がほとんどないという逆境をはねのけようと必死です。

 荒木さんは「小池代表は熊本地震の時に液体ミルクを持ってきてくれた。そのおかげで熊本県の住民が助かった。自分の経験したことを生かし、東京の防災に取り組みたい」と話しています。

無所属・井上郁磨候補(26)
 IT会社社長で無所属・新人の井上郁磨さんは、インターネット上のライブ配信やブログで政策を訴え、新しい技術を活用した政治の在り方を模索したいと話します。

 井上さんは「時代は変化している。もっとフィットできるような政治のやり方があるのではないかと思っている」と語っています。

■衆院選東京7区 立候補者(届け出順・敬称略)
松本文明(68,自民・前)
長妻昭(57,立民・前)
荒木章博(64,希望・新)
井上郁磨(26,無所属・新)

4613チバQ:2017/10/19(木) 14:20:40
>>4250>>4252
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk14010251000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/3 候補差し替えの8区 巻き返し急ぐ自民 江田氏は選挙後も視野 /神奈川
10月17日 00:00毎日新聞

 「福田峰之、名前は1回しか言わないが、留守電で、『離党します』という話だった。こうした事態になったことを、県連会長としておわび申し上げる」。今月4日、横浜市緑区のホールで開かれた自民元職、三谷英弘氏の決起大会。小此木八郎県連会長は支援者ら数百人を前に深々と頭を下げた。

 自民から立候補予定だった福田元副内閣相が9月24日、急きょ離党して希望の党から出馬すると表明した。比例復活とはいえ当選3回の中堅だ。自民は動揺の広がりを防ごうと、自民からの出馬希望を受けていた旧みんなの党出身の三谷氏を擁立して立て直した。しかし、予想外の出来事に自民県連幹部も「最初にやるべきは、支援者へのおわびと説明責任を果たすこと」と地元との信頼関係の修復を重視する。

 マイナスイメージを拭い去ろうとする動きもある。陣営の地方議員らは集会で「Fって人は、どっか夜逃げしちゃいました」とジョークを飛ばし、聴衆に「怒ってる人は手を挙げて」と語りかけるなど、逆に結束につなげようと躍起だ。

 急場の落下傘候補だけに、三谷氏の知名度不足は否めない。10日の出陣式でも「安倍政権は国に必要な法律は不人気でも通していく。自民党の一員として働く」と、自民候補であることを強調。菅義偉官房長官ら党重鎮も応援演説に次々と入るなどテコ入れを図る。陣営幹部は「コアな自民支持層だけでは小選挙区は厳しい。始発から終電まで街頭に立って露出を高める」と巻き返しを急ぐ。

 「決して小池(百合子)さんが私を『排除する』思いではないと聞いている。だからこそ、希望の党が対抗馬を立てない」。今月2日、希望には合流せず、無所属での出馬を表明した江田憲司氏は、報道陣から「希望から公認を得られないのではないか」と問われると語気を強めた。

 江田氏は希望への合流を見送った経緯を「(民進の)仲間が選別され、公認を外される惨状を目の当たりにした」と説明する。だが、自身の結党した旧みんなの党と希望の政策を比較して「原発ゼロなど、ほぼ一緒」と言うなど、対決姿勢は示さなかった。希望は対抗馬を擁立せず、構図は江田氏が福田氏に4万票以上の差で大勝した前回選とほぼ同じとなった。

 「私の原点は無所属。1人で戦い抜く決意をさせてもらった」。10日の第一声ではこのように語り、組織を持たない戦いであると強調した。一方で、「当選した暁には、希望や立憲民主など、志が同じ政党とスクラムを組み、自民に対抗する政党をつくる」とも述べ、選挙後の政党との連携もきっちりアピールした。

 共産新人の加藤リカ氏は「社会保障や教育の財源は、増税に頼らなくても別の道がある」と大企業の内部留保などへの課税を提案。8歳の男児を育てる母親の立場から「誰の子どもも戦争で殺させない決意で9条を守り抜く」と訴え、核兵器禁止条約への参加を呼びかける。【杉山雄飛】=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ◇8区=横浜市緑・青葉区など

加藤リカ 45 共新

大西恒樹 53 諸新

江田憲司 61 (5)無前

三谷英弘 41 (1)自元

 (届け出順)

4614チバQ:2017/10/19(木) 14:21:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk14010210000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/4 4回目一騎打ちの14区 希望への合流「逆風」 自民市議団は結束 /神奈川
10月18日 00:00毎日新聞

 「小池さんの言いなりにはならない。『選別』『排除』は間違いだと言いました。希望の党は間違った方向には行きません。リベラルな方々も入れた大きな枠で、ぶっとい政党を作らないと政権交代はできない」

 13日午前10時、民進党の前原誠司代表を迎えた相模原市中央区上溝での街頭演説。民進党から合流した希望前職、本村賢太郎氏は、党代表の小池百合子・東京都知事の「イエスマンではない」と声高に訴えた。小雨の中、約200人が耳を傾けたが、民進党の事実上の解党と希望への合流を決断した前原代表への風当たりの強さを警戒してか、遊説は大勢の人が集まる主要駅頭を避けた。

 陣営には、政権交代への期待感から起きた希望の旋風は、小池代表の「排除」発言で風向きが変わり、その小池代表の不出馬もあって10日の公示後、高揚感がしぼんだように映る。本村氏にも有権者から「残念だ」との声が多く届くといい、「逆風ですよ」と表情を引き締める。

 今回の選挙で、自民前職、赤間二郎氏と本村氏の事実上の一騎打ちの争いは4回目になる。

 赤間氏は、2005年の「郵政選挙」で、本村氏が地盤を継いだ藤井裕久元蔵相との激戦を繰り広げ、13万票台の大量票で初当選した。その後、09年から3回の選挙では本村氏と戦い2勝1敗。勝っても負けても、堅実に10万票の大台に乗せてきた。

 一騎打ちの構図にはこれまで、個人後援会が強固な「赤間党」に対し、自民支持層をも取り込む「本村党」の色彩があった。しかし、今回は様相が一変した。赤間氏とやや距離を置いていた保守系の相模原市議が自民党市議団を結成。14区内の自民党市議11人がこぞって赤間氏の支援に回り、初めて全員が街宣車に乗ってマイクを握った。

 これまでの選挙では保守票を奪い合う他の候補も出ていたが、今回は保守系と呼べる候補は赤間氏だけ。票の上積みが期待できる状況となった。本村氏にとっては、固い支持地盤となっていた同市南区の一部が今回から区割り変更で16区に編入されたのも痛手だ。

 とはいえ、与党にも追い風が吹いているとは言い難い。希望への期待感が失速する一方で、報道機関の世論調査では立憲民主党の支持がうなぎのぼりだ。共産新人、中野渡旬氏は支持拡大を図りつつ、比例代表での共産票の目減りを強く警戒する。

 国政選挙や市長選で保守系候補などの選対幹部を務めてきた同市中央区の不動産業、久保田美智男さん(76)は「分かりにくい解散で、国民が納得しない選挙」と指摘。「比例代表で立憲に入れた人は、自民にも希望にも消極的な支持の票だろう。投票行動は読みづらい」と分析した。【高橋和夫】=つづく

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 ◇14区=相模原市北東部

本村賢太郎 47 (2) 希前

中野渡旬 69 共新

赤間二郎 49 (3) 自前

 (届け出順)

4615チバQ:2017/10/19(木) 14:21:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk14010251000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/5止 自民不在の6区 立憲「追い風」味方に 公明「地上戦」で挑む /神奈川
00:00毎日新聞

 公示日の10日夕、立憲前職、青柳陽一郎氏は通勤客が行き交う駅前で、マイクを持つ手を震わせていた。「立憲の評判がすごくいい。これまでで一番チラシを受け取ってくれる」。隣から「油断しちゃいけない」と、応援に来た福山哲郎幹事長が手綱を締めた。

 選挙戦で青柳氏は「自公に変わる選択肢は自分しかいない」と、公明前職、上田勇氏との一騎打ちを訴える。立憲の「追い風」を味方につけ、反自民層の支持を広げてきた。

 街頭では労働組合の関係者もチラシ配りに汗を流す。連合神奈川は青柳氏を推薦より低い「支持」とするが、「実際は推薦に近い」(陣営関係者)という水準の応援も取り付けた。

 だが、陣営は「うちはまだ下。離れた票もある」と冷静に分析する。支持者の中に一部いる保守層に、「リベラル」を標榜(ひょうぼう)する立憲がどう映るかは未知数だ。候補者を取り下げた共産党には票の積み増しの期待を寄せる一方、街頭など目に見える場所での協力は控え、一定の距離感も保つ。

 「本当にぎりぎりの戦いだ」。激戦が報じられた16日、応援に入った枝野幸男代表が、聴衆の前で鼓舞した。「青柳さん、比例復活ではだめだ。自公の議席を減らすために、選挙区で勝たないといけない」。小選挙区勝利を命題とする陣営は「投票率が高くなれば有利」と、無党派層の取り込みもにらむ。

 12日、横浜市のホール。上田氏の応援演説に立った三浦信祐参院議員が、ライバル候補を痛烈に批判した。「青柳さんは、たった数年で何回も政党を変えた。保守と訴えていたが、自衛隊を憲法違反と言う政党とも協力している」。陣営幹部が「自分たちの政策をゆっくり語るだけでは厳しい。きちっと批判もしなくては」と明かす。戦略の転換だった。

 背景にあるのは危機感だ。6区は県内で唯一、自民が与党統一候補として上田氏を支援する図式が続く。対する野党は今回、過去2回連続で次点の青柳氏に、共産も協力している。与党批判票が分散した過去2回と構図が変わった。

 陣営関係者は「自民支持層の票の歩留まりをなんとかしたい」と語る。公明候補への投票を渋る自民支援者が一定数いると分析し、そこへの広がりが鍵を握ると見る。

 応えるように自民は、菅義偉官房長官や小泉進次郎氏らを応援演説に投入。別の選挙区の自民候補者の集会でも、上田氏の支援者の紹介を求める文書を配った。陣営は「うちは『空中戦』をやってもしょうがない。地道に人に会う『地上戦』でいく」と、組織票を固める戦略はぶらさない覚悟だ。

 通勤客の波にあらがうように、維新新人、串田誠一氏は毎朝、駅に立つ。チラシを配らず、「国会議員3割削減」と書かれたのぼりを掲げる。「議員に選挙で借りを作っては駄目。地方議員の給料も下げないといけない」と妻の手を借りながらの選挙戦で、公務員改革を訴え続ける。【堀和彦、杉山雄飛】=おわり

………………………………………………………………………………………………………

 ◇6区=横浜市保土ケ谷・旭区

串田誠一 59 維新

青柳陽一郎 48 (2)立前

上田勇 59 (7)公前

 (届け出順)

4616とはずがたり:2017/10/19(木) 15:13:16
神奈川ネットワーク運動

WEEKLY NET
第48回衆院選 追加推薦・支持 決定
by kgnet ? 2017年10月16日
http://kanagawanet.org/

1区 篠原
3区 伊藤
4区 早稲田
6区 青柳
7区 中谷
12区 阿部

4617チバQ:2017/10/19(木) 17:39:45
>>4499-4503
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171019/ddm/005/010/037000c
注目区1/289

衆院選2017/6止 沖縄3区 「辺野古」巡り2極対決 米軍ヘリ炎上、追い打ち

毎日新聞2017年10月19日 東京朝刊

 「あってはならないことです。絶対に」。公示翌日の11日夜、沖縄3区の自民前職、比嘉奈津美氏は那覇市の自民県連で、沖縄の他の3小選挙区の自民候補とともに防衛省沖縄防衛局と外務省沖縄事務所の責任者に悲壮な表情で迫った。その日の夕方、沖縄県東村高江の民有地で米軍の大型輸送ヘリコプターCH53Eが大破して炎上。選挙日程を急きょ切り上げての抗議だった。

 悲壮な表情の裏には、沖縄の選挙事情がある。3極の戦いが注目される全国と違い、沖縄の4小選挙区は2014年の前回に続き、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民候補が対決する構図だ。

 前回は「オール沖縄」勢が全勝。自民公認の選挙区全敗は沖縄と、保守分裂の選挙区があった山梨だけで、移設反対の民意の強さを突き付けた。政権幹部が「今回は小選挙区で勝つ」と反転攻勢を狙う選挙戦の矢先の今回の事故。県民の怒りは強く、自民県連幹部は「県民から不満や批判を受けるのは(移設容認の)我々だ」と頭を抱える。特に事故現場の東村がある沖縄3区への影響は不可避で、比嘉氏は16日の沖縄市の集会では「米側にきちんと申し入れるよう国に強く言っている」と強調した。

 しかし事故を巡る米軍の動きが状況を複雑にする。政府は安全確認ができるまでCH53Eの同型機の飛行停止を求めたが、米軍は事故からわずか7日後の18日に同型機の飛行を再開。政府は再開に納得しない姿勢を示すが、米軍と、米軍を止められない政府に対し、「オール沖縄」勢は批判のボルテージを上げる。

 17日に沖縄市であった3区の無所属前職、玉城デニー氏の集会には翁長氏も参加。翁長氏は「政府に当事者能力がない。こういう国の姿勢が沖縄にとっての国難だ」と指摘。玉城氏も「飛行再開を許さない思いを選挙で示そう」と訴えた。

 自民と「オール沖縄」双方は衆院選でぶつかる一方で、互いの視線は先を向く。辺野古を抱える3区の戦いは、来年2月の名護市長選の「前哨戦」だからだ。現職の稲嶺進市長は翁長氏とともに移設に反対し、3選を目指す。17日のうるま市での集会で稲嶺氏は「3区での圧勝が辺野古を止める力になり、市長選につながる」と呼び掛けた。

 自民は6日、市長選で市議会自民系会派会長を務める渡具知武豊氏の推薦を決定。自民県連の照屋守之会長は「衆院選が市長選につながる。自公で連携し、名護市では小選挙区で1万3500票、比例で公明6000票を取る」と強調した。

 前回市長選では、自民系候補が移設容認を掲げたが、県レベルでは「移設反対」の公明の推薦を得られないこともあって敗北。巻き返しには公明との協力が不可欠だ。公明県本部関係者は「衆院選の比例の数字で協力が可能かどうかが見えてくる」と語る。

 来年秋には知事選も控える。沖縄の戦いは激しさを増している。【佐藤敬一】=おわり


沖縄3区=名護、沖縄市など
玉城デニー 58 自由党幹事長(3)無 前

金城竜郎 53 幸福区支部長 諸 新

比嘉奈津美 59 [元]環境政務官(2)[自][額]前=[公]

 *党派の白抜きは比例との重複。自民党の[額]は額賀派。

4618チバQ:2017/10/19(木) 17:40:43
https://mainichi.jp/articles/20171017/ddl/k33/010/474000c
衆院選2017

焦点区を追う 1区 保守分裂、三つどもえ /岡山

毎日新聞2017年10月17日 地方版

衆院選
岡山県
選挙・岡山
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 「激しい厳しい、最も難しい選挙になった。これまでの逢沢一郎の選挙とは違うんだということ、多くの人に伝えてほしい」

 自民前職の逢沢一郎氏(63)は公示日の10日、市役所前で街頭演説し、そう力を込めた。1986年から10期連続で当選を重ね、国会対策委員長も務めた党の重鎮。当初、選挙期間中の半分は他候補の応援のため県外で活動するつもりだったが、予定を変更してほぼ地元に張り付く。毎夜2、3回の演説会をこなし、票の上積みを狙う。

 衆院が解散された先月29日夕、当時自民県議だった蜂谷弘美氏(61)が突然記者会見し、1区で希望から立候補する意向を表明した。蜂谷氏は岡山市北区・加賀郡の選出で、前回2015年県議選では約1万3000票を獲得した。その地盤は逢沢氏とほぼ重なる。「もうびっくり。今までで一番の危機感だ」と陣営幹部。保守分裂選挙となり、情勢は一変した。

 蜂谷氏の弟が社長を務める建設会社「蜂谷工業」(同市北区)は、長年にわたる逢沢氏の支援者でもある。今月2日にあった逢沢氏の事務所開きには、社長ら約20人も顔を見せた。「こちらから出席を要請していないが、例年以上に来てくれた」と陣営は胸をなで下ろす。逢沢氏も10日、同社の社員が駆け付けた街頭演説で、わざわざ社名を出して結束を呼び掛けた。「岡山のため、蜂谷工業のテクノロジーを生かしてほしい」

 一方、希望新人の蜂谷氏。選挙戦の序盤、近年の県議選では選挙区に含まれていない同市南区を重点的に回った。聴衆から「あなたの演説が一番まとまっていた」と声を掛けられることも。中盤は地盤とする同市北区を回り、最後は市街地に乗り込む作戦だ。出馬表明が公示直前になったため、選挙準備を急ピッチで進めてきた。12日には念願のホームページを開設し、若者への浸透を図る。

 古巣との対決には「私は元々非自民系とも言える。戦いづらさは感じない」とどこ吹く風だ。初当選した03年は無所属。自民公認は2期目からで、蜂谷工業の支援もその時から受けてきた。出馬を決意した後、弟に報告したが、今回支援はない。報道各社の情勢調査では希望の失速も伝えられている。それでも「30年変わらない政治に風穴を開けたい。でないと出馬した意味がない」と変わらぬ熱意を見せる。

 立憲前職の高井崇志氏(48)はこうした保守分裂に割って入ろうと懸命だ。過去2回の当選はいずれも比例復活。13日夜、同市北区の会館であった個人演説会で約200人を前に「いろいろあった選挙だが、日本の立憲主義と人々の暮らしを守るため、一緒に戦ってください」と絶叫し、深々と頭を下げた。

 立憲から公認を得たのは公示直前の今月6日。準備が間に合わず、選挙カーの車体に「立憲民主党」と書かれたマグネットを張り付けて対応した。こうした中、直近の情勢調査で立憲の勢いは加速している。事務所には1区外の有権者から「高井さんを当選させるため、比例は立憲に入れる」との電話が複数寄せられているという。手応えを感じた陣営は16日朝、立憲の党名が書かれた選挙カーの看板用のシールも発注した。「自公政権を不安に思っている人の受け皿とアピールしたい」。立憲を前面に押し出し、風をつかもうとしている。【竹田迅岐】

   ×  ×

 22日投開票の衆院選に向け、候補者たちが舌戦を繰り広げている。焦点区の状況を報告する。

 ◆立候補者(届け出順)

1区(3)=岡山市北区(一部除く)など
逢沢一郎 63 [元]党国対委長 (10)[自]前=[公]

高井崇志 48 IT会社役員 (2)[立](民)前=[共]

蜂谷弘美 61 [元]県議 [希] 新

4619チバQ:2017/10/19(木) 17:41:13
https://mainichi.jp/articles/20171018/ddl/k33/010/412000c
衆院選2017

焦点区を追う 3区 自民系2氏、譲れぬ戦い /岡山

毎日新聞2017年10月18日 地方版
 「数十票、いや数票差の選挙。どうか皆さんの力を貸していただきたい」。無所属新人の平沼正二郎氏(37)は16日、美作市内の街頭で支持者に懇願した。報道各社の情勢調査結果は、軒並み平沼氏と阿部俊子氏(58)の接戦を伝えている。平沼氏は12日の演説で「数百票、数十票差」と叫んでいた。切迫感が強まっている。

 1980年から12期連続で議席を守り続けた元経産相、赳夫氏(78)を父に持つ。赳夫氏は今回の衆院選も出馬を目指していたが、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界を引退。バトンが次男の平沼氏に託された。

 選挙戦がスタートした10日の出陣式には、赳夫氏も車椅子で登場。過去4度対決した阿部氏を念頭に、「今度こそ決着をつけてほしい」と支持者に呼び掛けた。平沼氏は赳夫氏の後継であることを前面に出し、「父の悲願である憲法改正、地元への恩返しをさせてほしい」と訴える。連日、赳夫氏の仲間の自民国会議員が応援に駆けつけている。

 これに対し、無所属前職の阿部氏の陣営も「政治生命を懸けた選挙」と背水の陣で臨む。2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏の「刺客」として自民公認で立候補。以降4度の対決はいずれも赳夫氏に小選挙区を制され、自身は比例復活当選だった。津山市にある選挙事務所には「比例復活なし 地元に掛ける」と大書された張り紙が目を引く。

 選挙カーでも「比例復活はありません。敗者復活はないのです」と連呼する。夜は連日、数百人規模の個人演説会を開催。13日には津山市内で約500人の支持者を集め、阿部氏は「3区から中山間地の声を上げていく。当選して党の追加公認を受けさせてほしい」と訴えた。4期12年の実績を並べ、野党に転じた際も支えてくれた支持者への感謝を涙ながらに語り、「なにとぞ、なにとぞお願いします」と、深々と頭を下げた。

 阿部氏は日本看護協会副会長の経歴から、看護連盟の支援を受ける。前回選挙まで推薦を受けていた公明の票にも配慮。「比例代表には自民か公明と書いて」と呼び掛ける。

 自民分裂選挙がヒートアップする中、他の候補者たちは埋没しまいと躍起になっている。希望元職の内山晃氏(63)は持論の年金制度改善を政策に掲げ、「この選挙で安倍自民政権を終わらせよう」と対決姿勢を強める。共産新人の尾崎宏子氏(61)は「憲法9条に自衛隊の明記を狙う安倍政治の暴走を止める」と訴え、消費増税への反対や社会保障の充実などを唱える。【石川勝己】

 ◆立候補者(届け出順)

3区(4)=津山、備前、赤磐市など
尾崎宏子 61 党県委員 共新

内山晃 63 社労士 (3) [希]元

平沼正二郎 37 IT会社役員 無新

阿部俊子 58 [元]副農相 (4)無前=[自]

4620チバQ:2017/10/19(木) 19:27:14
https://mainichi.jp/articles/20171014/ddq/041/010/008000c
焦点区ルポ・東海

衆院選2017/上 愛知1区/三重2区

毎日新聞2017年10月14日 中部朝刊
 ◆無党派取り込み鍵に

愛知1区
 衆院選は22日の投票に向け各候補が舌戦を繰り広げている。東海3県で焦点となっている選挙区を取材した。

 名古屋市中心部の愛知1区には、自民党、希望の党、立憲民主党が、いずれも衆院議員経験者を擁立した。大都市の真ん中での3極による激戦は、無党派層の取り込みが鍵だ。

 「私を『女・河村たかし』と思ってください」。12日朝、北区の市営地下鉄黒川駅で、希望元職の佐藤夕子氏は声を張り上げた。隣で、地域政党「減税日本」代表の河村たかし市長が握手や写真撮影の求めに応じていた。

 その人気を背景に「河村カラー」を前面に出す選挙戦。定番の自転車街宣も一緒に行う。マイクを放さないこともある河村氏は、4選した4月の市長選を念頭に「わしに入れた人、今度は佐藤に頼むよ」と呼びかける。

 立憲元職の吉田統彦氏は街頭演説で党名を頻繁に挟む。握手を求められると、胸ポケットから名刺を出す。「とにかく党名の浸透を意識している。反応は日増しに良くなる」

 共産候補は比例、社民候補は6区に回り、共闘する。演説では共産の志位和夫委員長や社民の福島瑞穂副党首と並ぶ。民進の参院議員や連合愛知の職員も応援に入り、組織戦にも余念がない。

 「もっと露出を増やしたい」。自民前職、熊田裕通氏の危機感は強い。後援会や企業を回って組織固めを優先してきたが、直近の党の調査で「接戦」と出た。10日の選対会議で軌道修正し、無党派層の取り込みにも注力する方針を確認した。

 11日は西区の商店街を一軒一軒回ってパンフレットを配った。夜は地下鉄の駅出入り口で、終電まで会社員らに声をかけ続ける。

 支持政党がないというパート女性(47)は投票先を決めかねている。「希望と自民は似ているように感じる。立憲民主は民進なのか共産なのか分からない」【三上剛輝】

 ◆相手地盤へ切り込み

三重2区
 三重県は小選挙区が一つ減り、区割りが大きく変わった。2区は与野党のベテランによる一騎打ちとなり、それぞれ相手の地盤での支持拡大に必死だ。

 運輸相、厚生労働相を歴任し当選11回を誇る旧1区の自民前職、川崎二郎氏は新人のごとく駆け回る。11日夜は大票田の旧2区・鈴鹿市にいた。漁港、寺院、公民館と30分刻みで5カ所で個人演説会を開いた。

 「相も変わらず自衛隊に反対する勢力が一つある。北朝鮮が緊迫する中、選挙に勝つためなら共産とも組むのか」。野党共闘の相手を批判した。

 川崎氏は祖父の代から、旧1区の伊賀市を地盤とする世襲議員。ただ、2区のうち旧1区地域の有権者数は3分の1。新たな区割りが示されると川崎氏は6月、鈴鹿市にさっそく事務所を構えた。8月には東京から会社員の長男秀人氏(36)を呼び戻して秘書に据えた。「4代目」と目される長男の顔も売りながら、企業を回る。

 旧2区で民進議員だった前職の中川正春氏も、文部科学相などを歴任した7回連続当選中の重鎮。希望入りを見送り、無所属で臨む。こちらは伊賀地域での浸透が課題だ。

 公示日の夜、伊賀市に支援者約200人を集めた。傍らに3区から駆けつけた元民進党代表、岡田克也氏(64)。「三重の民進前職は3人そろって信念を持って無所属となった。強い野党をつくるため大きな塊の中核になる」。岡田氏の熱弁で一体感が高まった。

 その後も中川氏は「伊賀の地では古い形の政治体質がはびこっている」と訴える。野党再編に振り回され始動が遅れたものの、共産、社民、民進の支援を受け巻き返しを狙う。「背水の陣だが(政権の)選択肢を必ずつくる」と語った。【井口慎太郎、大西康裕】

愛知1区=名古屋市東・北・西・中区
吉田統彦 42 医師(1)[立](民)元

佐藤夕子 54 [元]名古屋市議(1)[希] 元

熊田裕通 53 [元]防衛政務官(2)[自] 前=[公]

三重2区=四日市市南部、鈴鹿、伊賀市など
中川正春 67 [元]文科相(7)無(民)前

川崎二郎 69 [元]厚労相(11)[自] 前=[公]

 党派の白抜きは比例との重複。(民)は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4621チバQ:2017/10/19(木) 19:31:25
https://mainichi.jp/articles/20171015/ddq/041/010/005000c
焦点区ルポ・東海

衆院選2017/中 岐阜4区/愛知10区

毎日新聞2017年10月15日 中部朝刊
◆岐阜4区

地域すみ分け、悩む有権者
 小選挙区制導入の1996年選挙以降、自民が議席を保持している岐阜4区。東海3県の小選挙区で唯一の自民新人、金子俊平氏は10期務めた父の引退を受け立候補した。第一声で「受け継いだ地域の課題を広く訴えていく」と支持を求めた。

 父は元国土交通相の一義氏(74)で祖父も元蔵相だが、課題は知名度。一義氏の後援会組織がフル稼働するものの、陣営幹部は「顔や名前を知らない人は後援会員にもいる」。

 4区は富山県と接する飛騨地方から愛知県と接する中濃地方まで及び本州で2番目に広い。中選挙区で議席を分け合った一義氏と今回比例候補の自民元職、藤井孝男氏(74)が、一時期は4区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」で共存した。一方で「飛騨は金子、美濃(中濃)は藤井」の不文律があり「金子に投票するのは抵抗感がある」と漏らす中濃地方の支援者もいる。

 民進出身の希望前職、今井雅人氏は過去3度、小選挙区で一義氏に敗れ比例復活に甘んじた。第一声で「まだ半人前。選挙区で勝ってこそ一人前」と強調した。飛騨地方出身だが、消極的自民支持層や浮動票を取り込もうと、有権者がより多い中濃地方を中心に活動してきた。今回は飛騨地方も重視する。

 森友・加計学園問題では民進の調査チーム座長として安倍晋三首相らを追及し、知名度を上げた。選挙前は俊平氏の世襲を批判したが、公示後は「個人批判はポリシーに反する」と封印している。

 今井氏が希望の公認を得たことで共産は野党共闘を解消し、元飛騨市議の新人、籠山恵美子氏を擁立した。党県委員会の松岡清委員長は「結果的に自民を利しても全責任は民進側にある」と語った。【岡正勝】

 ◆愛知10区

調整なく4氏舌戦
 木曽川の南に住宅街と田畑が広がる愛知10区。自民、共産に加え、東京・大阪では候補者調整した希望、維新が舌戦を展開する。

 「大阪で身を切る改革を実践しているんですよ」。江南市のスーパー前で維新元職、杉本和巳氏は客に話しかけていた。買い物帰りの女性がチラシを受け取って立ち止まる。

 組織を持たない杉本氏は「つじ立ち1000回」を掲げる。「よそは関係ない」と言うものの「改革の実践」を強調するのは、政策の似た希望の候補者を意識してのことだ。

 その希望新人、安井美沙子氏は党の公認を受けた際の政策協定書が、足かせになっているとこぼす。維新を念頭に「批判は一切行わない」との一文がある。「敵は自民なのに(杉本氏の基礎票)3万票は大きい」。元民進党参院議員で労組個々の支援を受けるが、希望入りによって離れていった団体や地方議員も存在する。

 別のスーパー前で安井氏の演説を聞いていた50代の女性は「新しい人に関心がある」と話した。ただ「夫は長年の縁で、失言があっても投票すると言っている」と付け加えた。

 自民前職、江崎鉄磨氏は現職の沖縄・北方担当相。就任早々「(国会では官僚の)答弁書を朗読させていただく」と語って批判されたが、長年の支持者は「正直な人柄が出ている」と好意的だ。特に一宮市は、閣僚を歴任した父真澄氏の頃から強固な地盤。「有終の美を」と地方議員を総動員して個人演説会を開き、組織を固める。

 共産新人の板倉正文氏は名鉄の駅前で名古屋などへの通勤客に向かって「希望も維新も安倍政権の補完勢力。平和憲法を守る候補者は10区で私だけ」と力を込めた。違いを強調して浮動票取り込みを狙う。【長倉正知】

岐阜4区=高山、美濃加茂市など
今井雅人 55 [元]民進県代表(3)[希]<民>前

籠山恵美子 63 党地区副委長 共 新

金子俊平 39 [元]衆議員秘書 [自] 新=[公]

愛知10区=一宮市(旧尾西市除く)など
杉本和巳 57 [元]銀行員(2)[維] 元

板倉正文 59 [元]一宮市議 共 新

江崎鉄磨 74 沖縄・北方相(6)自[二]前=[公]

安井美沙子 52 [元]参院議員 [希]<民>新

 党派の白抜きは比例との重複。<民>は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4622チバQ:2017/10/19(木) 19:35:21
https://mainichi.jp/articles/20171016/ddq/041/010/005000c

焦点区ルポ・東海
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衆院選2017/下 愛知7区/愛知12区



会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月16日 中部朝刊
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 ◆愛知7区


因縁の一騎打ち

 愛知7区は無所属前職、山尾志桜里氏と自民前職、鈴木淳司氏の一騎打ち。過去、山尾氏の2勝1敗。2人は5月、衆院法務委員会の「共謀罪」法案審議で対決した。委員長の鈴木氏が強行採決に踏み切ると、政権追及の先頭に立った山尾氏が詰め寄り猛抗議した。

 「個人の力の結集と安倍政権との戦い」。11日午前、日進市のスーパー前で山尾氏が訴えると、多くの女性客が足を止めた。5分ほど演説し、握手や記念撮影に走り回る。1歳の長男を抱いた主婦(35)は「疑惑は拭えないが実績はある。もう一度、信じてみてもいいかも」と話した。

 山尾氏は9月、週刊誌に既婚弁護士との交際疑惑を報じられ民進を離党した。喫茶店や個人宅でのミニ集会で頭を下げ続けた。演説中にヤジが飛び、飲食店では「飯がまずくなる」と言われた。それでも「等身大の自分を見てほしい」と「どぶ板選挙」に徹する。

 連合の推薦はないが一部労組や民進の地方議員が支援する。共産も事実上の支援に回った。陣営は「良くも悪くも知名度は上がり、構図も分かりやすい。ただ、票に結びつくかは未知数」と話す。

 「あんな候補に負けたくありません」。尾張旭市の個人演説会で鈴木氏が語気を強めた。「相手の批判はせず愚直に戦う」を信条とする鈴木氏が見せた珍しい姿に、選対関係者は「それだけ相手が強く、焦っている証拠だろう」と受け止めた。

 通算4期10年の実績を前面に地方議員が総出で応援し公明との協力も強固。支援者から「余裕で勝てる」「スキャンダルを抱えた候補に負けたら恥だよ」といった激励が飛ぶ。

 ただ、鈴木氏は「相手は私でなく安倍政権と戦っている。だから非常にやりにくい」と吐露した。【斎川瞳】

 ◆愛知12区

看板なしVS首相が応援

 愛知12区は希望の公認問題により、公示直前まで選挙戦の構図が固まらなかった。

 「地盤、看板、カバンなしです」。夕刻の名鉄東岡崎駅前で前職の重徳和彦氏は、帰宅する有権者に名刺を渡していた。民進出身。6日に希望の公認を諦め無所属での出馬を表明した。「非自民、反共産のど真ん中の保守をうたい、(希望の)方針と何ら違わない」と公認を確信していただけに、割り切れない思いも抱えていた。

 地盤が重なる前職の中根康浩氏(55)が選対本部長に座って、前回に続き「比例・中根、小選挙区・重徳」で臨むつもりだった。中根氏は民進幹部を通じ「国替え」の打診もあったが結局、希望の比例東海単独候補(24位)となった。

 重徳氏は公示後、「志一本」を掲げ、自転車で選挙区を駆け回っている。

 自民前職の青山周平氏は公示前日の9日に小泉進次郎党筆頭副幹事長を応援弁士に招き、11日は安倍晋三首相の応援を受けた。組織を挙げた選挙戦を展開している。

 前回選挙では重徳氏に敗れ、比例で復活した。国会閉会中は頻繁に朝、岡崎市や西尾市の駅頭に立ち、岡崎市内の小学校区ほぼ全てで後援会を設立するなど「今度こそ小選挙区で勝利する」との強い思いで準備してきた。公示日、岡崎市の出陣式で「早くも劣勢の分析がある」と支持を呼びかけた。

 中根氏を含めた3人は、愛知12区内で開かれた地域の催しで、親しく談笑する姿が恒例だった。「政党は違っても、この地域で実現を目指す政策はおのずと似通う。だが、こと選挙になれば勝つか負けるかの戦い」と異口同音に語っている。

 このほか共産新人の宮地勲氏も立候補している。【亀井和真】


愛知7区=瀬戸(一部除く)、大府市など

山尾志桜里 43 [元]検察官 (2)無(民)前

鈴木淳司 59 党副幹事長 (4)[自][細]前=[公]

愛知12区=岡崎、西尾市

重徳和彦 46 [元]総務省職員 (2)無(民)前

宮地勲 63 党地区委員 共新

青山周平 40 党副部会長 (2)[自][細]前=[公]


 党派の白抜きは比例との重複。(民)は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4623コピペ脳:2017/10/19(木) 19:38:32
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190062-n1.html
2017.10.19 19:08更新

【衆院選】
栃木2区、立憲民主が追加推薦

 22日投開票の衆院選で、立憲民主党は19日、栃木2区の無所属前職、福田昭夫氏(69)の追加推薦を決めた。福田氏は既に社民推薦に加え、民進県連の推薦、共産県委員会の支持を受けている。自民前職、西川公也氏(74)との一騎打ち。西川氏は公明が推薦している。

4624とはずがたり:2017/10/19(木) 20:09:05
衆院選2017
民進県連 全員推薦で分裂回避 1区篠原氏、希望公認辞退 /長野
https://mainichi.jp/articles/20171005/ddl/k20/010/029000c
会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月5日 地方版

 民進党県連は4日、長野市内で常任幹事会を開き、10日公示、22日投開票の衆院選の長野1区で立候補を予定している前職・篠原孝氏(69)が希望の党公認を辞退し、無所属で出馬することを承認した。県連としては篠原氏を含む候補予定者5人全員を推薦する方針で、選挙戦での「分裂」を回避したい考えだ。【川辺和将】

 非公開の幹事会後、羽田雄一郎県連代表と候補予定者5人らがそろって記者会見し、篠原氏は「政…

民進県連、篠原氏含め5人「推薦」 結束強調、不透明感も
http://www.shinmai.co.jp/feature/2017shuinsen/2017/10/post-43.html
2017年10月05日(木)

 民進党県連出身の衆院選立候補予定者5氏のうち4日、1区の前職が無所属での出馬を表明。県連は5氏全員による「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)公認で足並みをそろえることはできなかった。窮余の策として5氏を「県連推薦」として結束姿勢をアピールしたが、衆院選後の「民進グループ」の活動がどうなるか、不透明感も漂う。
 「比例は『希望』と呼び掛ける」。県連が長野市で開いた拡大常任幹事会後、無所属での出馬を表明した篠原孝氏はこう述べた。合流協議で希望側が求めた政策協定書の「踏み絵」には猛反発したが、二大政党制実現のため野党が連携する必要性は以前から強く主張している。
 篠原氏の希望公認辞退に対し、羽田雄一郎県連代表(参院県区)は会見で「残念だが、全員当選に向けて一致団結して戦っていく」と述べ、5氏全員が引き続き連携していくことを強調。篠原氏に対し慰留を続けたことも明らかにしたが、意志は固く、常任幹事会で特に異議を唱える声はなかったという。
 一方、希望は4日、篠原氏の公認取り消しを発表。小池代表に近い若狭勝前衆院議員は「空白区」となった1区への候補擁立について、「今後検討していくところ」と述べた。これに対し、県連の倉田竜彦副代表(衆院選担当)は希望側による候補擁立は「想像できない」とする。
 2?5区は民進県連出身の4氏が希望公認で出馬する。中でも元職が3区から転出する4区は「最重点区」と位置付ける構えだ。連合長野の中山千弘会長も「特に力を入れることになるだろう」と見通す。
 県連は4日、羽田代表を本部長とする総合選対本部を設置。連合長野は4日、5氏と政策協定を結び、5日の緊急執行委員会で全員の推薦を決定する見通しだ。


衆院選
3氏の推薦を民進県連決定 /栃木
https://mainichi.jp/articles/20171008/ddl/k09/010/081000c
毎日新聞2017年10月8日 地方版

 民進党県連は7日、宇都宮市内で会合を開き、民進党公認で衆院選に出馬予定だった1区の渡辺典喜(34)、2区の福田昭夫(69)、4区の藤岡隆雄(40)の3氏について、県連として推薦することを正式に決定した。

 3氏は党本部の意向を受け、希望の党公認での立候補を目指したが、公認されたのは藤岡氏のみで、渡辺…


民進県連 原口氏への推薦無効
2区大串陣営に集中
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/134260
10/9 9:44

 民進党佐賀県連は8日、希望の党の公認を辞退し、無所属で佐賀1区からの立候補を表明した原口一博氏(58)への推薦を無効と見なし、2区から希望公認で出馬する大串博志氏(52)の選挙に集中することを決めた。「1区は県連と関係ない」とし、原口陣営に対し、推薦料の返還を求めていることも明らかにした。常任幹事会で決定した。

 民進県連選対本部の中にあった原口氏の1区選対本部は切り離す。県連の中村哲治代表は「原口、大串両氏が離党して希望の公認を得ることについて承認を求められたので、了解し推薦した。その前提を失った以上、推薦は効力を失う」と述べた。

 ただ、個人として原口氏を応援することは拘束しない。県連の園田泰郎選対本部長は、原口氏が希望を抜けたことで大串氏への悪影響が懸念されるとした上で、「希望の公認を受ける際に一番大事にしたのは両氏が共同して行動することだった。当選回数も多く、(組織の)中心になるべき原口氏が勝手に破った」と理由を述べた。「県連として原口氏には関与しない。大串氏の気持ちを大事にするというのが機関決定だ」と強調した。

民進県連、推薦見送り【政治・行政/全国・海外】 | さんにちEye 山梨日日 ...
https://www.sannichi.co.jp/article/2017/06/11/80097301
2017/06/11 - 民進県連、推薦見送り. 2017年06月11日 21 ... 自民の候補擁立暗礁 出直し山梨市長選 奥山県議は不出馬 県連内に消極論も(2017/8/25); 衆院山梨2区民進擁立の小林氏 連合山梨が推薦に慎重 離党を警戒?活動に注文(2017/8/20) ...

4625とはずがたり:2017/10/19(木) 20:09:52

自民、民進両党の県連 県農政協に推薦願提出
2017年09月29日 06時00分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_saga/article/362171/

 自民、民進両党の県連は衆院選(10月10日公示・22日投開票)に1、2区から立候補を予定する前職4人の推薦願をJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」に提出した。

 県農政協は2015年の知事選や環太平洋連携協定(TPP)を巡り、従来支持していた自民党との間に溝が生まれ、昨年7月の参院選は「自主投票」とした。自民県連の留守茂幸会長から推薦願を受けた大島信之副会長は取材に対し「県内9カ所の各地域支部の判断を持ち寄り、最終判断したい」と述べた。

 民進党は、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」との合流を目指しており、民進県連は推薦願に党名は記さなかった。「党名を記す欄がなかった」と説明した。

 自民は1区岩田和親氏(44)、2区古川康氏(59)。民進は1区原口一博氏(58)、2区大串博志氏(52)が立候補予定。

=2017/09/29付 西日本新聞朝刊=

4626とはずがたり:2017/10/19(木) 20:12:08
>>4624
民進県連と歩調を合わせてるんだな。

【とちぎ衆院選】連合栃木、民進の3氏推薦へ 2区・福田氏「選択肢三つ」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20171003/2832147
10月3日 朝刊

連合栃木関係者らに支援を求める3人の候補者(左側)=2日夜、宇都宮市の県労働者福祉センター

 10日公示-22日投開票の衆院選に向け、民進党県連と連合栃木は2日夜、宇都宮市内で会合を開き、合同選挙対策委員会を結成した。立候補を予定している栃木1区の新人渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(34)、2区の前職福田昭夫(ふくだあきお)氏(69)、4区の新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(40)の3人を支持することを確認。連合栃木は下野新聞社の取材に対し、3人を推薦する考えを明らかにした。

 会合では選対委員長に佐藤栄(さとうさかえ)県連選対委員長、委員長代行に加藤剛(かとうたけし)連合栃木会長を選出。事務局長に就いた松井正一(まついしょういち)県連幹事長は「国民の命、雇用、暮らしを守るため合同選対で戦う。3人の必勝を期する」と述べた。

 小池百合子(こいけゆりこ)代表(東京都知事)率いる希望の党への民進の合流が難航する中、現時点で本県関係では藤岡氏のみ公認が得られる見通し。

 会合後、福田氏は記者団に対し「選択肢は希望か(枝野幸男(えだのゆきお)民進党代表代行の)新党か無所属の三つだが、決まっていない」と述べ、無所属で立候補する可能性も示唆した。近日中に態度を表明するとみられる。

 渡辺典氏は会合前に同市内で行った街頭演説で「いかなる状況でも出馬する」と強調し、立候補の意向を取り下げない考えを示した。演説後の取材で、立候補先が立憲民主党か無所属となるかについては「未定。県連として希望に申請していることに変わりない」と述べた。

4627チバQ:2017/10/19(木) 21:00:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171019X529.html
比例の争い激化=「希・維」「共・立」も奪い合い―定数4減が拍車【17衆院選】
19:29時事通信

 終盤を迎えた衆院選(22日投開票)で、比例代表の176議席をめぐる各党の争いが激化してきた。小選挙区で一定の協力関係にある「希望の党、日本維新の会」「共産、立憲民主、社民3党」の両グループ内でも比例票を奪い合っている。公明党は連立を組む自民党の支持層からの比例票獲得を狙う。比例定数が4減となったことも激戦に拍車を掛けている。

 「2枚目の投票用紙には、ぜひ希望とお書きください」。希望の小池百合子代表は19日、千葉市で小選挙区候補の応援演説を行った際、冒頭と最後に比例への投票を念押しした。希望は選挙区で軒並み苦戦が伝えられており、同党幹部は「選挙区で敗北した候補が比例で復活当選できるよう底上げしなければならない」と必死だ。

 希望と維新は、東京と大阪の選挙区ですみ分けを行ったが、比例では競争相手だ。維新は「全国政党を目指す」と比例に力を注ぐが、「身を切る改革」などの主張が希望と重なり、非自民の保守票を取り合う。地盤の近畿ブロックでは定数が1減となり、厳しい戦いを強いられている。

 共産党は67の選挙区で候補を取り下げ、立憲、社民両党と候補を一本化したが、比例ではライバル関係にある。安倍政権への対決姿勢を鮮明にする立憲に勢いがあり、共産党幹部は「リベラル票が立憲に流れている」と危機感を示す。共産党は前回、比例議席を公示前の8から20に伸ばしたが、今回は減少が予想される。志位和夫委員長は19日、高松、岡山両市で演説し、「比例で共産党と書いていただく方を広げてほしい」と訴えた。

 立憲は野党第1党の座を懸け、比例での上積みが課題だ。枝野幸男代表は連日の遊説で「右でも左でもなく、草の根の政治を」と主張し、保守層も含めた幅広い集票を狙う。ただ、地方議員を多く抱える共産党の組織力は脅威と映っており、立憲関係者は「共産党は最終盤で追い込みを図ってきそうだ」と話す。社民党は、定数1減の九州ブロックで1議席維持を目指す。

4629コピペ脳:2017/10/19(木) 21:34:16
神奈川ネットワーク運動
第48回衆院選 追加推薦・支持 決定
http://kanagawanet.org/2017/10/16/8238.html

4630チバQ:2017/10/19(木) 21:47:47
>4042
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101900460&g=pol
自民1人を追加推薦=公明【17衆院選】

 公明党は19日、衆院選で自民党が愛知5区に擁立した前職の神田憲次氏を推薦すると発表した。これにより、公明党の推薦候補は計268人となった。(2017/10/19-10:50)


公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5 石川昭政 (浅野哲 日立労組)
埼玉11 保守分裂 (今野智博、小泉龍司 )
東京17 平沢勝栄 (公明と仲悪し)
神奈川11 小泉進次郎
愛知13 大見正 (大西健介)
大阪12 北川知克 (維新:藤田文武)
大阪14 長尾敬  (維新:谷畑孝)
奈良1 小林茂樹 (馬淵澄夫)
岡山3 保守分裂 (阿部俊子 平沼正二郎)
福岡1 井上貴博 (山本剛正)
福岡8 麻生太郎
熊本1 木原稔  (松野頼久)>>4270

自民公認候補以外を推薦
茨城7(中村喜四郎に推薦)・・・永岡桂子
山梨2(堀内詔子に推薦)・・・長崎幸太郎は推薦されず


推薦268 公明9 全選挙区289

4631とはずがたり:2017/10/19(木) 21:48:58
【衆院選】崖っ縁の菅直人氏 頼みの綱はエダノン人気のみ?
2017年10月18日 17時30分
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/800065/

 衆院選(22日投開票)で“首相経験者”が、再び崖っ縁に追い込まれた。首都圏激戦区の東京18区(武蔵野市、小金井市、府中市)で、立憲民主党から立候補した菅直人氏(71)が、自民党の土屋正忠氏(75)、希望の党の鴇田敦氏(51)と激しい選挙戦を展開している。

 菅氏は過去2度の衆院選(2012、14年)で、いずれも土屋氏に敗れ、旧民主党の比例代表で「最後の議席に滑り込めた」と、首相経験者らしからぬ情けない結果が嘲笑され、苦い経験を味わった。

 選挙アナリストは「選挙情勢は土屋氏を菅氏と鴇田氏が追う展開。土屋氏は今回、自民党内規の73歳定年制に従い、比例代表に重複立候補できなかったので、全力を挙げての選挙戦。菅氏は、夏の東京都議選で民進党都議が離党し、小池百合子氏が代表を務めた『都民ファーストの会』から出馬したのが痛い。旧民進党都議は、菅氏ではなく鴇田氏を応援する。菅氏には厳しい選挙戦です」と分析する。

 選挙前、菅氏は民進党が希望の党に合流し、無所属で立候補するとみられていた。ところが、“エダノン”こと枝野幸男氏が、小池氏の「排除の論理」に猛反発して結党した立憲民主党での立候補が決まった。

 菅氏は東京・府中市で17日、本紙の直撃に「枝野代表の参加の呼びかけに即日応じた。立憲民主党は勢いがある。小池さんの希望の党は人気が落ちた。その分、自民党の票が伸びるのではないか。選挙戦の後半は、自民党と立憲民主党の戦いになる」。

 しかし、街頭演説では菅氏が握手を求めても素通りする人が散見された。

「前回の衆院選では、菅さんの街宣車が来ると、家に逃げ込む人が周りに多かった。枝野さんの人気に頼れば、比例でギリギリ当選するかもしれない」(地元有権者)

 過去2度の衆院選では負けを喫し、比例復活した菅氏。今回はどうなるか。

【編集部のおすすめ】

4632チバQ:2017/10/19(木) 21:54:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139209?rct=n_representatives
道10区大接戦 自公、大物を投入/立憲、草の根戦術
10/18 05:00
<上>公明党の山口代表(右)の応援を受ける稲津氏<下>立憲民主党の福山幹事長(左)と支持を訴える神谷氏
<上>公明党の山口代表(右)の応援を受ける稲津氏<下>立憲民主党の福山幹事長(左)と支持を訴える神谷氏
 衆院選の道10区(空知、留萌管内)で、自民党が推す公明党前職の稲津久氏(59)と立憲民主党新人の神谷裕氏(49)が大激戦を繰り広げ、全国の注目を集めている。安倍晋三首相、山口那津男代表ら自公の大物が続々と10区入りする一方、立憲民主は農民組織などとの草の根戦術で対抗。「与党300議席」との予測がある中、道外に比べリベラル勢力への支持が根強い道内事情を映す戦いになっている。

 山口氏は16日から17日にかけて空知管内10カ所で演説し、16日夜は岩見沢市内に宿泊。17日昼の滝川市役所前では「なっちゃーん」の声援が飛ぶ中、「相手は立憲民主。政権を取る気のない人が政策を実現できますか」と問いかけた。

 10日の公示日に続く2度目の10区入り。歌志内市で演説を聞いた自営業の男性(75)は「こんな所まで山口さんが来るなんて」と驚いた。公明は近く、井上義久幹事長や石井啓一国土交通相らも10区へ送り込む。

 支持母体の創価学会の役員も張りつき、岩見沢市内のホテルは「選挙効果で満室続き」(予約担当)。空知管内の首長は「稲津氏の支持者が『応援してほしい』と面会を求めてくる」と明かす。投票依頼の電話が「2回、3回とかかってくる」と話す住民もいる。

 党勢拡大を続ける公明は、2012、14年の選挙で全国9小選挙区に候補を立て全勝。それだけに自民も「公明が1人でも落とせば、自公協力にひびが入る」(党幹部)と、首相や小泉進次郎筆頭副幹事長らを惜しげもなく投入した。「戦況は大変厳しい。でも経済再生の歩みを止めてはいけない」。稲津氏の訴えは日に日に熱を帯びる。

 山口氏の演説から2時間たった滝川市役所前。今度は立憲民主の福山哲郎幹事長が「地方創生と言いながら、どこにアベノミクスの恩恵があるのか。安保法制、共謀罪、日本の政治がむちゃくちゃだ」と訴えた。

 これまで道内選出の鉢呂吉雄参院議員らの応援はあったが、党幹部が駆けつけたのは公示8日目にして初めて。前道議の北準一・選対本部長は「50年近く選挙を見てきたが、ここまで動員力に差があるのは初めて。地道に支持を訴えていくしかない」と漏らす。

 頼みの綱は、新たな組織との連携だ。前回、稲津氏に1万5千票差で及ばなかったが、今回は空知農民連合や共産党の支援を得た。聴衆は連合OB、共産党員らの中に、作業着姿の農業者たちも入り交じる。旧社会党の元道議や市議らでつくる団体も、知人への声かけなど活発に動いている。

 憲法改正などで考えが異なる希望の党行きを拒み、一時は選挙カーやビラ枚数に制限がある無所属出馬を覚悟しただけに、ぎりぎりで政党の公認を得て出馬できたことも前向きに捉えているという。

 演説で神谷氏は「アリが大勢集まれば象を倒せる」と声を上げた。(報道センター 佐藤陽介、袖山香織)

4633チバQ:2017/10/19(木) 22:16:02
>>4514
1848: コピペ脳 :2017/10/19(木) 18:03:48
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710190000117.html?Page=1
希望のマッサン俳優乃木涼介氏嘆く「放置プレー」
[2017年10月19日8時53分 紙面から]

 「希望の党、乃木涼介です。知名度も時間もありません」-悲痛な訴えがなにわナンバーの選挙カーから流れる。民進党公認で大阪7区から出馬の準備を進めていた俳優の乃木涼介氏(53)は、希望の党と日本維新の会の調整で大阪から立候補することができなくなり、縁もゆかりもない神奈川15区に国替えとなった。河野太郎外相(54)の牙城だ。

 茅ケ崎駅近くに窓のない8坪の事務所が見つかったのが公示3日前。固定電話とファクスも引けなかった。800カ所の掲示場にポスターを貼る人手が足りず、最終的にバイク便も頼んで貼り終えたのは3日目の夜だった。

 連続テレビ小説「マッサン」に鴨居商店の白井開発部長役で出演し、相葉雅紀と「ようこそ、わが家へ」で共演したキャリア30年の俳優だ。民進党の玄葉光一郎選対本部長代行、平野博文大阪府連幹事長に「大阪は維新でガタガタだ。乃木さん、大阪を立て直してほしい」と懇願され、大阪に移住し、1年以上、駅立ちを続けてきた。「大阪で準備万端整えていたんです」。党本部から3日午前2時に電話があり、午前9時までに書類を持ってこいと言われた。

 「3時間で決めなければいけなかった。立憲民主はまだできていなかったから(※3日に設立届)、ほかに選択肢はなかったです」。泣く泣く神奈川に来たが、民進党は15区に擁立する予定はなかったため、連合は社民党の佐々木克己氏(62)支援が決定していた。「本部の指示で動いているのに、来たら連合はないわ、総支部はないわ、誰もいないわ。泣きたくなりました」。

 前原誠司民進党代表と松沢成文参院議員が1度応援に入ったが、これから先、応援の予定はない。「まだ希望の党の誰ともしゃべったことがないんですよ。放置プレーもいいところですよ(苦笑)」。残り3日。情勢は「乃木は苦戦」(朝日)、「乃木は出遅れ感が否めず、浸透できていない」(毎日)と厳しい。「政治は非情ですね」とこぼしながらも「なんとか一矢報いたい」と懸命に手を振っている。【中嶋文明】

 ◆マッサン 14年9月から15年3月まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と妻リタがモデル。ヒロイン役として米女優シャーロット・ケイト・フォックスの起用も話題になった。

4634チバQ:2017/10/19(木) 22:54:37
>>4209 神奈川
http://www.kanaloco.jp/article/284894
注目区を行く【10区】自民牙城挑む2氏
http://www.kanaloco.jp/article/284673
注目区を行く【6区】野党結集一騎打ち

4635チバQ:2017/10/19(木) 22:56:21
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171019-00531523-shincho-pol
「希望の党」公認から意地の辞退 「原口一博」にも五分の魂
10/19(木) 5:58配信 デイリー新潮
「希望の党」公認から意地の辞退 「原口一博」にも五分の魂
有権者に男気ばみせんば(原口一博氏公式HPより)
 いくら失速ぎみとはいえ、今選挙最大の“台風の目”であることには違いない「希望の党」。そこからの公認内定を敢えて辞退し、比例復活という“勝ち馬”から下馬した無所属候補たち、それぞれの事情――。

 ***

 野党担当記者の話。

「まず注目を集めたのは、長野1区から出馬する篠原孝候補です。というのも、4日に無所属での出馬を表明した後、その理由についてメディアに“(政策協定書にサインさせることは)小池さんの前で土下座し、クツを舐めさせるような行為だ”と発言。この身も蓋もない表現で、希望の党のやり方に不満を持ちつつ、仕方なく公認を受けた民進党連中の溜飲を下げたのです」

 それに先んじる形で3日、公認辞退を発表していた人物がいた。高知2区から出馬する広田一候補である。

 ご本人曰く、

「他のみなさん同様、(民進)党が決めた方針なので仕方ないと最初は思っていましたが、政策もなにもない政党に合流するということに、やはり納得がいきませんでした。もちろん苦しいですが、敢えて退路を断って選挙戦に臨みます」

 さらに、7日になって公認を辞退したのは佐賀1区から出馬の原口一博氏。

 下馬の理由を問えば、

「そもそも希望の党と我々が合流する一番の理由は、究極の国民無視を続ける安倍政権を倒す、この一点だったわけです」

 そこでやむなく“韓信の股くぐり”を行ったものの、

「問題はその後です。小池さんが選挙後に自民党と組むことを否定しなかったり、他の(希望の党)候補者が“首相は安倍さんがいい”と発言したりと、今回の合流の一番大切な根底が覆ってしまった。それがどうしても容認できませんでした」

“五分の魂”が意地を通したわけだが、約束を破った小池氏に対しての思いはというと、

「この件に関して、小池さん本人が悪いとは全く思いません。単にコミュニケーションの問題です」

 とした上で、

「前原さんは純粋な人だから、小池さんとの協議でも、大筋だけ決め、あとは旧知の仲である彼女を信じ、細かい話の詰めはしなかったんじゃないかなと思います。でも、彼女は権謀術数に長けたプーチンみたいな政治家。最初の協議のときに、2人きりではなく、枝野さんでも連れて緻密に交渉すれば、話は違ったのでは」

 と、悔しさを滲ませる。

 もっとも、

「この3人の選挙区では、彼らが辞退した途端、共産党が候補者を降ろし、支援を表明。無所属候補になって、むしろ小選挙区で勝てる可能性が高まったのではないでしょうか」(先の野党担当記者)

 ともあれ、“一寸の虫”たちの戦いが始まった。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

4636チバQ:2017/10/19(木) 22:57:32
京都5区
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10180558/?all=1
安倍官邸が怒る“小池寵愛”防衛省エリートの出馬
政治週刊新潮 2017年10月12日神無月増大号掲載


 川立ちは川で果て、山師は山で果てるという。人間、得てして得意なことで躓(つまず)くもので、安全保障のプロを自任する安倍総理も、皮肉なことに「防衛省」に足を引っ張られている。
 ***
 希望の党が繰り出す「奇手」は、官邸の面々の感情を逆なでする意味で、既に充分な効果を発揮している。
「北朝鮮外交について国民の信を得て、力強い外交を展開していく決意だ」
 9月30日、安倍総理はいちはやく京都府舞鶴市に赴き、必勝の決意を訴えた。彼がこの地を選んだ理由は、ここ京都5区は単なる一選挙区ではなく、引退を表明した谷垣禎一前自民党幹事長の大事な地盤であることに加え、
「京都5区では、希望の党から井上一徳が出馬するんですが、こいつが『因縁』のあるヤツでね」
 と、ある官邸スタッフが苦虫を噛み潰す。
「彼は9月29日付で退職するまで、防衛省情報本部の副本部長を務めていたバリバリの防衛官僚。しかも、第1次安倍政権で小池さんが国家安全保障問題担当の総理補佐官を務めていた際、担当官として彼女に仕えていた、言わば『小池印』の官僚なんです」
 小池氏に防衛相経験があることから、官邸は、今回の選挙に関しても彼女が裏で防衛省とつながっているのではないかと疑心暗鬼になっているというのである。
 事実、防衛省の幹部は周囲にこう愚痴っている。
「菅さん(義偉・官房長官)が激怒しているらしく、官邸サイドから何度も電話がかかってくる。防衛省全体がスパイとして小池さんに情報を流していたのではないかとか、井上の出馬を止めさせろ、井上の細かい情報を送れと。出馬を辞退させろと言っても彼はもう退職してしまった人間だし、情報を送れって、要は井上のスキャンダルを探しているわけですよね……」
「小池」と「防衛」の鬼門
 なるほど、安倍総理が舞鶴まで足を運ぶほど躍起になるのも頷ける。そもそも第1次政権時も、小池氏は安倍総理を支えることを「放棄」して防衛相を退任し、政権崩壊を招いた過去がある。安倍総理にとっては、つくづく「小池」と「防衛」の組み合わせは鬼門のようである。
 自民党京都府議の井上重典氏も、
「エリート防衛官僚が出馬するんですから、そりゃ官邸だって怒るでしょう。安倍総理が舞鶴で、15分の予定だったのに30分も喋ったのは5区に力を入れている証でしょうし、その後、海上自衛隊の舞鶴基地を訪問したのも、防衛省の引き締めの意味合いがあったんだと思います」
 と、安倍総理の心中を推し量る。
「ウチ(自民党公認)の本田太郎は府議ですが、いかんせん知名度が低い。その上、彼は京都3区の向日市出身であるのに対し、井上さんは東舞鶴高校に通っていてもともと5区の人間。さらに、野中さん(広務・元官房長官)の愛弟子である前京丹後市長の中山泰さんも出馬して、保守三つ巴状態。いくら谷垣さんの錦の御旗があるとはいえ、本田は楽観できない状況です」(同)
 安倍自民のメンツがかかった、京都5区の議席を死守する「防衛」体制は万全とは言えなそうだ。

4637チバQ:2017/10/19(木) 22:58:29
東京2区
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10170558/?all=1
資金力だけではない? 鳩山太郎が「女帝・小池」に愛される理由
政治週刊新潮 2017年10月12日神無月増大号掲載


 失礼だがこの方、「華麗なる一族」の御曹司というより、「ドラ息子」のイメージが定着済み。それが「小池新党」公認だから、カネにモノを言わせた、と思いたくなるが……。ウラには「女帝」と亡父との、知られざる“縁”もあった。
 ***
 10月1日、鳩山太郎氏(43)は内定者が集まる「説明会」に姿を見せた。
 小池カラーのグリーンのネクタイを締め、記者からの問いかけに、「まだ内示の段階なので……」なんて口数は少なかったが、
「締まらない口許が、隠しきれない喜びを表していました」(取材した記者)
 太郎氏は、昨年亡くなった鳩山邦夫・元総務大臣の長男である。伯父と曾祖父は総理、祖父は外務大臣経験者で、祖母の実家は、「ブリヂストン」の創業家一族。
「日本のケネディ家」とも言われる名家のプリンスは、小池新党絡みの政治塾に参加。この度、東京2区での出馬が決まったのだ。
 もっとも、
「彼の政界での評判ははっきり言って最悪ですよ」
 とは政治部デスク。
「これまで、選挙に4度出ましたけど、受かったのは最初の東京都議選の一回だけで、後は都議選、区長選、参院選と3連敗。『鳩山』のブランドがあってこれですから、酷さもわかるというもの」
 本誌(「週刊新潮」)も、太郎氏による、選挙カーでの聞くに堪えない下ネタや、居酒屋での品のないナンパ、ツイッターでの「自殺宣言」など、ハチャメチャ言行録を紹介している。近年は実業の一方でタレントとして活動してきたが、最近はすっかり姿を見なくなっていた。
“総理になりなよ”
 そんな“彼”が、なぜ公認か。
「新党には金がない。小池さんが『鳩山マネー』を当てにしているのは間違いありませんが……」
 とは、鳩山家の関係者だ。
「そもそも、小池さんは、生前の邦夫さんと関係が深かったのです。新進党時代、邦夫さんの下で広報の仕事をしたのをキッカケに、以来可愛がってもらっていた。中でも感謝しているのは、一昨年、邦夫さんに“あんた、総理になりなよ。応援するよ”と励まされたことだそうです。当時、彼女は安倍さんに要職から遠ざけられ、悶々としていましたからこれに大感激。亡くなった時は“もっと相談したかったのに……”と嘆き、息子の太郎さんからの相談にも親身に乗ってあげていたのです」
 言わば、「太郎公認」は小池氏の「恩返し」の意味合いが強いとも言えるのだ。
 当の太郎氏に改めて2人の関係を問うたが、「さあ私はわからないですけどね……」と惚けているのか、ホントに知らないのか。
 いずれにせよ、自分の力のみで公認を勝ち取ったワケではないのは確かで、ここから先は本人の真価が問われるところなのである。

4638チバQ:2017/10/19(木) 23:07:13
https://www.kochinews.co.jp/article/133083/
2017.10.19 08:18
[2017衆院選] 「安倍政治」巡り攻防 高知県内情勢展望 担当記者座談会 高知2区
 衆院選は22日の投開票まであと3日となった。高知1区は自民党前職、希望の党新人、共産党新人による三つどもえの戦いで、高知2区は自民党前職と無所属新人の一騎打ち。「安倍政治」を継続するかどうかが再び問われる選挙戦で、各陣営は経済政策、社会保障、安全保障、憲法などで舌戦を展開し、激しい攻防を続けている。高知新聞社などが実施した電話世論調査、支社・総支局と連携した取材を基に、担当記者の座談会で選挙区別の終盤情勢を探った。(敬称略。名簿は届け出順。丸数字は当選回数)

前、新 譲らぬ横一線 浮動票取り込みに注力
【2区 立候補者】
広田一(49) 無所属・新
山本有二(65) 自民 ・前(9)(公明推薦)


A 2区は元参院議員で無所属新人の広田と、10選を期す自民前職の山本が横一線の状態だ。近年まれに見る接戦の内実は?

 ◇ 

B 広田は公示直前の民進の解党劇を受け、比例復活のない無所属を選択。文字通り退路を断った。

E 国政は政党政治がメイン。無所属で何ができるのか、という問題はあるが…。

C 共産が候補を取り下げ、野党勢の共闘が実現した。保守層や無党派層も含めて幅広い政権批判票の受け皿になれる点で、無所属のメリットが大きいとみたのだろう。

F 中でも「公認候補以上」(県委員会幹部)という共産の支援は熱烈だ。「比例は共産、2区は広田」と宣伝し、市町村議らは個人演説会の動員でも協力している。

B 広田も「重い決断をしてもらった」と感謝の言葉を欠かさない。ただ、広田を支持してきた保守層には「共産アレルギー」もあり、受け止めは分かれるよ。

C 労組など従来の民進の支持勢力も下支えし、比例四国で立憲民主から立ち、旧民主の参院議員同士だった武内則男とも連携している。

D 高知市の個人演説会では“犬猿の仲”だったはずの共産県議と部落解放同盟系市議が一緒に気勢を上げる場面も。社民を含め、野党勢は総力戦になるだろう。

E 広田は昨年1月の衆院くら替え表明後、丹念に地域を回った自負がある。

B 広田が立ち上げに関わった県議会第2会派「県民の会」の8人の存在も大きい。全員が高知市以西の選出で運動の中心になっている。

A 対する山本の危機感は相当だよ。陣営幹部や支部組織は「政権交代選挙で追い込まれた2009年以上だ」と口をそろえている。

D 各地に張り巡らせた党支部、個人後援会、建設業を中心とする職域団体などの引き締めを徹底している。守りの戦いだけに、組織の底力をいかに引き出せるか。

B 組織の規模と地力は広田を上回る。不安要素は、本人の地元活動不足だろう。8月に農相を退任したばかりで、票固めが本格化したのは公示後になってからだ。

D 農相在任中は、環太平洋連携協定(TPP)承認案の責任者だった。失言批判もあり、一般農家には根強い反発もあるよ。

E それを補うようにJAグループの中央幹部が続々と来県したね。山本も「農家の味方になる」と挽回に躍起だ。

C アピールの力点はやはり連続9期の実績と、中央での発言力だ。選挙戦の中盤以降は、本人も公共事業の推進について訴えをより強めている。

F 選挙区のほとんどの首長が「予算獲得に山本の力は不可欠だ」と積極支援しているのは心強いだろう。

D 最後の頼みは公明の支援だ。陣営はあらゆる場面で「比例は公明、2区は山本」を徹底している。

E 公明県議は山本の個人演説会でマイクを握り、支持母体の創価学会の関係者も「フル回転だ」と気合が入っているな。

4639チバQ:2017/10/19(木) 23:07:46
◇ 

A 両陣営の動きを地域別に見てみよう。

C 広田の幡多地域での個人演説会場では、「幡多から世代交代」の室内ポスターを貼っていた。地元土佐清水市では会場から人があふれ、黒潮町では前首相、野田佳彦の応援演説に沸いた。

B 山本陣営は、与党勢力が強い宿毛市などを中心に県議、市町村議らの動きで盛り返している。

F 仁淀川筋で言えば、山本陣営には、吾川郡選出の県議、横山文人の動きがいいのがプラス。日高村でも、浸水被害が出た日下川の対策で「山本に世話になった」とのムードがある。逆に、牙城(がじょう)である中上流域では、県議の大野辰哉らが広田支持に精力的に動いている。

A これまで「衆院は山本、参院は広田」と支援先を分けてきた市議や町議らもいる。

D 今回は“二者択一”を迫られる。須崎市や四万十町などでは、山本支持の議員が離反。一方で、今年県議会で自民会派入りした黒潮町選出の下村勝幸は山本支持だ。

A 浮動票の多い高知市対策は。

C 山本陣営は南部の地区ごとに後援会支部ができたが、活動はこれから、という時に解散となった。今は支援する県議、市議らを通じた票固めに注力している。

B 農業地帯の春野地域では、県議の久保博道や保守系市議らが演説会での集客も含め熱心に運動している。

D 広田は公示前に市内各地で“どぶ板”をやっている。イメージ戦略も意識してか、「しがらみのない政治を」などとキーワードの連呼に躍起だ。

C 勝負が伯仲しているだけに、浮動票取り込みは空中戦の様相を呈してきたな。

E 広田の立ち位置や山本の政治姿勢について、とがった言葉の応酬が激しくなっている感もある。

A 激戦を反映し、世論調査での2区の関心度は71・6%で、前回衆院選より6ポイント余り高い。勝負は最後までもつれるだろうが、両陣営は政策の訴えを貫いてほしい。

4640チバQ:2017/10/20(金) 00:49:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171020k0000m010084000c.html
<衆院選>公明、立憲の躍進警戒 希望支持層取り込めず
10月19日 21:52毎日新聞

 公明党が衆院選公示前の35議席維持に危機感を強めている。小選挙区、比例代表とも立憲民主党との競合が目立つと分析。従来の支持層以外にどう浸透するかがカギだけに、批判の矛先を立憲に絞り始めた。

 神奈川6区では公明、立憲、日本維新の会の候補が三つどもえで争う。同区はもともと無党派層や旧民主支持層が強いとされ、公明は立憲への追い風を警戒する。山口那津男代表は18日、横浜市での演説で「枝野(幸男元官房長官)さんが代表、菅直人(元首相)さんが顧問を務めるのが立憲だ。東日本大震災(への対応)で大失敗に終わった人たちではないか」と旧民主党政権に重ねて立憲批判を展開した。

 公明は7月の東京都議選で小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会と協力した。小池氏は公明党に配慮し、同区には希望の候補を立てなかった。

 ただ、毎日新聞の中盤情勢調査では、希望支持層は公明候補よりも立憲候補に多く流れており、公明党に有利には作用していない。公明党と立憲の一騎打ちになった北海道10区でも同様だ。

 比例代表は4ブロックで定数が各1減された。公明党は16日の常任役員会で「東北、北関東、九州が厳しい」と確認。比例でも立憲の伸びに神経をとがらせる。

 公明幹部は「与党として安全保障法制やテロ等準備罪(共謀罪)法の成立に尽くしたが、政治に中道を期待する層が立憲に流れている」と語った。【木下訓明】

4641チバQ:2017/10/20(金) 01:13:08
社民党擁立区の構図

滋賀1と福島4・5・長野2は当落に影響がありそうですね

≪野党統一≫
富山2区 自・社 
香川3区 自・社 
熊本2区 自・無(保守系西野)・社・幸福
大分2区 自・社・幸福
鹿児島4区自・社 
沖縄2区自・社 

≪護憲統一≫
埼玉13区 自・希(直系)・社 
神奈川15区 自・希(旧民進:国替・乃木)・社 
滋賀1区 自・無(嘉田)・社 
大阪9区 自・維・社 
福岡11区 自・希(直系;保守系村上)・社

【護憲分裂】
福島4区 自・希(旧民進)・共・社 
福島5区 自・希(旧民進)・共・社  
群馬5区 自・希(直系)・共・社 
千葉12区 自・希(直系:国替・自由党樋高)・共・社 
東京21区 自・希(早期離党組・長島)・社・無所属(天木)
長野2区 自・希(旧民進)・維・社≪護憲統一≫
愛知6区 自・希(旧民進)・共・社 
島根2区 自・社・共

4642チバQ:2017/10/20(金) 11:16:40
558 名無しさん 2017/10/20(金) 08:22:30 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
北海道1 道下抜け出す
北海道3 荒井安定感増す
北海道5 和田と池田が横並び
北海道9 山岡と堀井伯仲
北海道10 稲津、神谷横一線
北海道11 石川、混戦抜けてリード
岩手1 階、競り合いから抜け出す
岩手2 鈴木安定
宮城1 土井、岡本接戦で予断許さず
秋田1 冨樫優位
秋田2 金田、緑川なお横並び
秋田3 御法川と村岡競る
山形2 鈴木と近藤が激しい争い
山形3 加藤鮎と阿倍が接戦
福島1 金子が一歩抜け出す
福島4 菅家と小熊が横並び
茨城1 田所と福島が激戦
茨城6 国光と青山が横一線のまま
茨城7 中村と永岡が激戦
栃木2 福田がややリード
群馬1 尾身が一歩抜け出す
群馬2 井野が接戦から抜け出す
埼玉1 村井と武正が互角
埼玉5 枝野優位
埼玉6 大島と中根譲らず
埼玉7 神山と小宮山競り合い
埼玉10 山口と坂本が接戦、最後まで予断許さず
埼玉12 野中と森田、死闘

4643チバQ:2017/10/20(金) 11:18:12
559 名無しさん 2017/10/20(金) 08:39:43 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
東京1 海江田と山田、死闘
東京2 辻と松尾が横並び
東京3 松原と石原もつれる
東京5 若宮と手塚が接戦
東京6 落合と越智、激戦
東京7 長妻が抜け出し優位
東京10 自民鈴木抜け出す、若狭は女性の支持で遅れをとっている
東京15 秋元やや優位
東京16 大西と初鹿、互角
東京19 末松と松本、接戦で予断許さず
東京21 長島と小田原の接戦続く
東京22 伊藤が一歩抜け出す、山花は無党派への浸透に懸命
東京23 小倉が優位
千葉1 田島と門山が一進一退
千葉8 桜田が抜け出す
千葉9 秋本が優位
神奈川4 山本、浅尾、早稲田の三つ巴
神奈川9 上田と青柳が接戦のままもつれる
神奈川12 阿部と星野が横一線
神奈川14 赤間と本村による互角の戦い
神奈川16 義家と後藤が横並びのまま
山梨1 中島と中谷が接戦
山梨2 堀内と長崎が互角の激しい戦い
新潟1 西村が抜け出した
新潟2 鷲尾が優位
新潟3 黒岩と斉藤が譲らず
新潟4 菊田が抜け出し引き離す
新潟5 大平と泉田が接戦で予断許さず、泉田は無党派層への支持が広がっていない
新潟6 高鳥と梅谷が接戦のまま終盤へ
石川3 近藤と西田が接戦のまま終盤へ
長野2 務台と下条が横並び

4644チバQ:2017/10/20(金) 11:19:41
560 名無しさん 2017/10/20(金) 08:55:03 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
岐阜4 金子と今井が接戦のまま、最後まで予断許さず
静岡3 宮沢と小山が互角の戦い、希望鈴木は希望支持層にも浸透しきれず
静岡6 渡辺と勝俣が接戦のまま最後まで予断許さず
愛知1 熊田、吉田、佐藤が三つ巴
愛知4 工藤と牧が互角
愛知5 赤松が先行していたが神田が追い上げ予断許さず
愛知7 山尾と鈴木が一進一退の攻防
愛知8 伊藤と伴野が横一線
愛知9 長坂が一歩抜け出す
愛知10 江崎と安井か接戦のまま終盤へ、もつれる
愛知13 大西が接戦を抜け出し引き離す
愛知15 根本が一歩抜け出す
三重2 中川と川崎、接戦のまま終盤へ
大阪1 大西と井上が接戦のまま終盤へ
大阪4 中山と美延が互角のまま終盤へ
大阪9 原田と足立が横並びのまま、予断許さず
大阪10 辻元、大隈、松浪が混戦のまま終盤へ
大阪11 平野と佐藤が横一線
大阪12 北川、藤田が接戦のまま終盤へ
大阪13 宗清が一歩抜け出す
大阪14 谷畑と長尾が互角のまま終盤へ
大阪15 浦野と竹本が死闘、横一線のまま激しいデッドヒート
大阪17 馬場と岡下が互角の激しい戦い
大阪18 遠藤と神谷が横一線のまま最後まで予断許さず
大阪19 丸山を谷川が激しく追い上げ横並びの接戦に
京都1 伊吹が一歩抜け出す
京都3 泉と木村が互角
京都4 田中と北神が接戦のまま終盤へ
京都6 安藤と山井が横並びのまま最後まで予断許さず

4645チバQ:2017/10/20(金) 11:21:25
561 名無しさん 2017/10/20(金) 09:05:40 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
滋賀1 嘉田と大岡が横一線
滋賀3 武村が混戦抜け出し優位
滋賀4 小寺が優位
兵庫1 盛山と井坂が接戦
兵庫6 大串と桜井が横並びのまま終盤へ
奈良1 小林と馬渕が横一線に並び一進一退
香川1 小川と平井が接戦のまま終盤へ
愛媛3 白石洋と白石寛が接戦のまま終盤へ
高知2 広田と山本が横一線に並んだまま終盤へ
福岡2 稲富と鬼木が互角のまま終盤へ
福岡10 一歩リードしていた山本を城井が追い上げ横一線に並んだ
佐賀1 リードしていた原口を岩田が激しく追い上げる
佐賀2 大串と古川がさらに競り合い、最後まで予断許さず
長崎1 西岡と富岡が激しく競り合う
長崎4 北村と宮島が横並びのまま終盤へ
熊本1 先行していた木原を松野が追い上げ予断許さず
大分1 吉良と穴見が横一線のまま終盤へ
大分2 衛藤と吉川が横一線のまま終盤へ
大分3 序盤でリードしていた岩屋を横光が激しく追い上げ予断許さず
鹿児島1 保岡と川内が一進一退の攻防
沖縄1 赤嶺が一歩抜け出した
沖縄4 仲里と西銘が接戦で予断許さず

4646岡山1区民:2017/10/20(金) 11:56:13
>>4645
岡山2山下を津村追い上げ予断を許さない
岡山3平沼阿部互角
岡山4橋本柚木接戦
広島6佐藤小島接戦

コピペ元に漏れがあるので追加します

4647とはずがたり:2017/10/20(金) 13:04:05
>>4642
>福島4 菅家と小熊が横並び
手許の読売だと小熊が先ですね。

4648片言丸:2017/10/20(金) 13:09:17
読売
中間から終盤で順序変わったところ 後記は終盤の名前順序

埼玉6大島中根、

東京1海江田山田、東京2辻松尾、東京3松原石原、東京6落合越智、東京10自鈴民鈴若狭、東京19末松松本、

千葉1田嶋門山、
神奈川4山本浅尾早稲田、神奈川16義家後藤、
山梨1中島中谷、

新潟5大平泉田、新潟6高鳥梅谷、
石川3近藤西田、
長野2務台下条、

岐阜4金子今井、
愛知1熊田吉田佐藤、愛知7山尾鈴木、愛知8伊藤伴野、
三重2中川川崎、

大阪1大西井上、
滋賀1嘉田大岡、
奈良1小林馬淵、

香川1小川平井、

福岡2稲富鬼木、
佐賀2大串古川、
大分1吉良穴見、
沖縄4仲里西銘

なお、私の持ってる13版も福島4は小熊の名前が先です

4649とはずがたり:2017/10/20(金) 13:18:10
>>4643
>東京10 自民鈴木抜け出す、若狭は女性の支持で遅れをとっている
二位の鈴木庸が抜けてますね。

4650とはずがたり:2017/10/20(金) 17:26:03
自民最強王国に挑む「EXILE作曲家」と「マッサン俳優」の気概
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000031-tospoweb-ent
10/18(水) 16:30配信 東スポWeb

 衆院選(22日投開票)は公示直前の希望の党誕生による野党再編で、選挙区を明け渡し、出馬断念や国替えを余儀なくされた候補者も多い。大阪で選挙準備をしていた真白(ましろ)リョウ氏(41)と乃木涼介氏(53)は、ともに希望の党へ入党し、神奈川県に新天地を求めたが、あまりに強過ぎる相手が待ち受けていて…。

 神奈川11区(横須賀市、三浦市)は小泉純一郎元首相(75)の祖父から進次郎氏(36)まで4代にわたって、中選挙区時代を含めて引き継がれている“小泉王国”。選挙では対立候補にダブルスコアどころかトリプルスコアをつける圧勝劇が続き、前回は共産党しか対立候補を立てなかったほどだ。
 この小泉王国に挑戦状を叩き付けたのは、希望から出馬している真白氏だ。

 作曲家でEXILEの楽曲を手がけるなど、華やかな経歴の持ち主だが、3・11の原発事故を機に政治家を志し、小沢一郎政治塾を2年前に卒塾。昨年から地元の大阪12区で活動していたが、自由党が今回の衆院選で候補者擁立を見送ったため、希望に入党。希望と維新の選挙協力により大阪からの出馬がかなわず、空白区となっていた神奈川11区を“逆指名”した。

 公示1週間前に初めて横須賀入りしたが、道行く人々の視線は冷たい。しかしこの1年、大阪で毎日辻立ちして、鍛え上げていただけに「大阪でのヤジに比べたら大したことはありません」と真白氏は平然。小沢塾出身とあって、くまなく歩くドブ板はお手の物で、演説も新人らしからぬ堂々たる様だ。

「今の格差社会が生まれたのは小泉―竹中(平蔵・元経財相)の構造改革から始まっている。あえてここで立ったのは日本をぶっ壊した小泉純一郎へのアンチテーゼを唱えたかった」(真白氏)。小泉王国で行き場のなかった批判票の受け皿になりつつある。

 一方、神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市など)は河野一郎元副総理から洋平元衆院議長(80)、太郎外相(54)へと連なる“河野王国”の牙城。相手候補に影すら踏ませない独壇場に飛び込んできたのが、NHK朝ドラマ「マッサン」や多くの映画、舞台で活躍していた俳優の乃木氏だ。

 一昨年に子供を授かり、日本の将来に危機感を抱き、政治の世界に転身。民進党から大阪7区で公認され、当初は上西小百合氏(34)とのバトルかと思われたが、民進党がよもやの“消滅”。希望に入党したものの大阪での出馬が閉ざされた中、神奈川15区からの出馬を打診されたのは公示1週間前のことだ。

「何の準備もなく、河野さんと戦うなんて、普通だったらバカですよね」(乃木氏)

 だがこの1年、安倍一強政治の打破を訴え続けていたとあって、もはや選挙区事情は関係なかったという。

 事務所が公示3日前に決まるドタバタだったが、スタッフも増え、終盤戦を迎えて、手応えを感じているという。

「河野さんは脱原発を訴えていたのに内閣に入った途端、原発のゲの字も言わない。これがしがらみなんです」と鋭い突っ込みも入る。

 2人を応援する希望の松沢成文参院議員(59)は「しがらみのない政治をするには、政治と関係なかった人が出ることに意味がある。(情勢が厳しい中で)出馬する勇気は大したもの。候補者が出ることで、希望の党を応援してもらえるし、比例票の掘り起こしにもなる」と意義を訴える。

「一票でも多く自民党の票をひきはがしたい」(真白氏)、「声がかれるまで政策を訴えたい」(乃木氏)。果敢に挑む2人はドン・キホーテとなってしまうのか、それとも奇跡のジャイアントキリングを起こせるのか――。

4651チバQ:2017/10/20(金) 19:52:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk27010348000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 4区 激戦、無党派層が左右 /大阪
10月17日 00:00毎日新聞

 大阪4区(大阪市都島区、福島区など)は、政治情勢に揺れ動く無党派層が結果を左右してきた。1996年の衆院選に小選挙区制が導入されて以降、連続で議席を獲得した候補者がいないことがその証左だ。前回2014年は中山氏が勝利したが、旧民主党が政権交代を果たした09年は民主、12年は日本維新の会が議席を得た。

 今回は、立候補を予定していた民進党の元職が公示直前に希望の党の比例に回った結果、維新、自民党、共産党の三つどもえの構図に。美延氏と中山氏が競り合い、清水氏が激しく追う展開で今回も鍵を握るのは、投票先を決めかねている無党派層の動向だ。

 「正直、若干負けています。何とか追い付きたい」。15日夜、大阪市都島区の個人演説会に集まった100人以上の聴衆を前に、美延氏が声を張り上げた。駆け付けた維新の松井一郎代表も「みなさん、知り合いの1人、5人、10人と支持を横に広げてもらいたい」と力を込めた。

 美延氏は大阪市議に4回連続で当選した北区が地盤。陣営幹部は「北区で中山氏を上回る得票を積み、有権者が多い城東区などで、どこまで浸透できるかだ」と明かす。維新は前回14年、公示直前に候補者の交代騒動などもあり、北区以外で中山氏に水をあけられた苦い経験がある。美延氏は1年以上前から駅頭に立つなど「最後まで走り回るしかない」とフル回転の構えだ。

 一方、議席を死守したい中山氏は、元副外相の経験とアベノミクスの実績をアピールし「相手は野党ではなく北朝鮮」と「国難突破」を掲げた衆院選の意義を強調する。「与党優勢」の観測が広がる中、維新が本拠地とする大阪では事情が異なるとみて、公示日前後から小泉進次郎党筆頭副幹事長らが相次いで来援。16日夜には安倍晋三首相も訪れ「中山さんがどうしても必要だ」と訴えかけた。

 自民が強いとされる東成区が区割りの変更で1区に編入されたため、陣営関係者からは「うちだけダメージを受けた」との声も漏れる。前回14年に元職が約2万4000票を得ていたことから、この関係者は「この票がどこに行くかが勝負となる」と見る。

 清水氏は芸人出身らしく、軽妙なジョークを織り交ぜながら、街頭演説で安倍政権への批判を展開する。消費増税を巡り「凍結」をうたう維新も合わせて批判し、対立軸としての自らの立場を鮮明にしようと懸命だ。

 一方、比例での共産の得票にも重きを置くため、4区以外の選挙区で遊説を重ねることもある。陣営関係者は「『自民と補完勢力の維新』に対する清水という構図で戦い、これまで共産に投票したことがない人の受け皿を目指す」と青写真を描く。【高嶋将之】=つづく

    ◇  ◇

 衆院選は投開票日の22日まで熱戦が続く。府内の小選挙区の現場を追った。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区の立候補者(届け出順)=都島・福島・北区など

中山泰秀 47 [元]副外相 (4)[自][細]前=[公]

清水忠史 49 [元]タレント (1)[共] 前

美延映夫 56 [元]大阪市議長 [維] 新

4652チバQ:2017/10/20(金) 19:53:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk27010306000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 6区 与野党が一騎打ち /大阪
10月18日 00:00毎日新聞

 大阪6区(門真市、守口市など)は共産と維新が候補者擁立を見送り、自民の推薦を受けた公明前職と立憲民主の元職による、与野党一騎打ちとなった。伊佐氏が自公政権の継続を訴える一方、共産や社民からも支援を受ける村上氏は政権の打倒を掲げる。3回目となる両氏の対決は、安倍政権に対する有権者の判断が、勝敗に直結しそうだ。

 公明にとって6区は、公認候補を擁立した過去6回の衆院選のうち、議席を5回獲得している「地盤」。党としても「議席は絶対落とせないし、当然ありえない」(党府幹部)とのスタンスだ。

 伊佐氏も街頭演説で「政治は政策を実現しなければならない。スローガンだけでは意味がない」と、奨学金制度の拡充やがん対策を実績として挙げ、野党共闘を批判。14日には、自民の二階俊博幹事長が来援し「一緒になって立派な大阪にしてゆく」と連立与党の連携をアピールし、自民支持層にも浸透を図った。

 一方、村上氏の選挙ポスターやチラシ、選挙カーには「野党統一候補」の言葉が踊る。衆院選のキーワードと位置づけ、立憲支持層に加え、他の野党支持者の「受け皿」だと積極的に訴えかける戦術だ。街頭演説でも、消費増税や安全保障関連法への批判など、各党に共通する公約を列挙して「安倍政権を倒すため、野党が一つにまとまらなくては」と野党結集を呼びかける。

 中でも、村上陣営が期待するのが、候補者一本化で協力を得ることに成功した共産票だ。小選挙区制が導入された1996年衆院選以降、候補者を毎回立ててきた共産が今回、初めて擁立を見送った。前回2014年は共産候補が4万票余りを得ており、陣営関係者は「大きな上積みになるはず」という。

 中盤情勢で伊佐氏優勢が伝わる中、両陣営にとって気がかりなのが維新支持層の行方。12年以降の国政選挙での比例票をみると、6区はいずれも維新が最多となっている。

 加えて両陣営は無効票の多さにも着目。自民や維新が候補者擁立を見送った前回14年の無効投票率は11%の高水準で、選択肢が限られたのも要因の一つと見られる。村上陣営は「2択で分かりやすくなり、無効票は逆に減るはずなので取り込みにいく」。伊佐陣営は「ここで票を取りこぼすわけにはいかない」と、全体の1割にも及ぶ無効票の動向にも、しのぎを削る。【池田一生】=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ◇6区の立候補者(届け出順)=鶴見区、守口市など

村上史好 65 [元]大阪市議 (2) [立] 元

伊佐進一 42 党府副代表 (2)公前 =[自]

 白抜きは比例重複

4653チバQ:2017/10/20(金) 19:54:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk27010304000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 11区 前職同士三つどもえ /大阪
10月19日 00:00毎日新聞

 枚方、交野両市にまたがる大阪11区は、無所属、維新、自民の前職3人による三つどもえの戦いとなった。民進から無所属に変わった平野氏を支援しようと共産が候補予定者を取り下げたからだ。2012年衆院選は維新の伊東氏、前回14年は自民の佐藤氏が制するなど、ここ数回は、議席の行方がめまぐるしく変わる激戦区だ。

 「政党はバックにない。頼れるのはみなさんの力だけだ」。枚方市の京阪牧野駅前で平野氏が声をからした。民進府連代表として、党が府内の19小選挙区に擁立を予定していた13人の当選を目指していたが、希望との合流騒ぎや維新と希望の候補者すみ分けなどで、13人の進む道は分かれた。

 平野氏も「自民、維新の選択肢しか有権者に示さないのは申し訳ない。大阪の民進の灯を消さない」と無所属を選んだ。民進時代から続く連合大阪の支援を取り付け、約2万票ともされる共産支持票の「受け皿」も目指す。陣営幹部は「希望からの誘いも断り、11区にこだわって立候補したことを強調している。地元を大切にする政治家としての生きざまを伝え、支持の拡大を狙いたい」と話す。

 「横一線の選挙戦で誰が勝つか分からない状況となった。枚方、交野の発展を止めないためにも自公政権の継続が必要だ」。佐藤氏は枚方市内で開いた演説会で力を込めた。

 05年の「郵政選挙」で野田聖子総務相の「刺客」として岐阜1区で初当選した「小泉チルドレン」の佐藤氏は前回14年、縁もゆかりもなかった11区に立候補して当選を果たした。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以降、11区で自民候補が初めて収めた勝利だけに、自民府連幹部は「11区で勝てるのは佐藤氏しかいない」と期待を寄せる。

 枚方市の京阪樟葉駅前で演説に立った伊東氏は有権者に訴えかけた。「議員の報酬や定数の削減、官僚の天下りの禁止などで財源を生み出し、教育や福祉を充実させる。増税をしなくても改革は実現できる」。維新が大阪府・市で進める政策を説明し、無党派層へアピールを図っている。

 12年衆院選で橋下徹前大阪市長の「維新ブーム」に乗って初当選を果たした伊東氏の支持基盤はそれほど強くない。だが維新は前回14年、11区の比例票で6万5000票余りを獲得しており、街頭演説を重ねる「空中戦」で票の掘り起こしを進める作戦だ。陣営関係者は「大阪で改革を推進してきた維新だからこそ、説得力のある主張ができる。丁寧に他の候補との政策の違いを訴えたい」と話す。【加藤佑輔】=つづく

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 ◇11区の立候補者(届け出順)=枚方、交野市

平野博文 68 [元]官房長官 (6)無(民)前

伊東信久 53 医師 (2)[維] 前

佐藤ゆかり 56 [元]経産政務官 (2)[自][二]前=[公]

 白抜きは比例重複

4654チバQ:2017/10/20(金) 19:54:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk27010318000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 18区 同じ顔ぶれ3氏争う /大阪
00:00毎日新聞

 岸和田、泉大津、和泉、高石、忠岡の4市1町からなる大阪18区。3選を狙う維新前職の遠藤氏と、前回2014年は比例復活した自民前職の神谷氏に、共産新人の矢野氏が挑む。民進党が擁立を予定していた新人候補は公示直前に希望の党の公認を得て国替えし、前回と同じ顔ぶれになった。神谷、遠藤両氏が激しく競り合い、矢野氏が追う展開だ。

 「維新さんとの勝負、非常に際どいところまできました。1票でも勝たせていただき、力を発揮させてください」。岸和田市内で開かれた個人演説会で、神谷氏は約100人の聴衆を前に力を込めた。推薦を受ける公明党の地元府議も応援に駆けつけ、自公政権の連携をアピールした。

 泉大津市長だった神谷氏は自民の公認を受け、12年衆院選に初めて立候補したが、自民を離党して維新から出た遠藤氏に約1万7000票差で敗れた。前回14年は約6000票差に縮めたが惜敗し、比例復活した。神谷氏は「元々の自民支持層を掘り起こしたい」と、地盤を引き継いだ中山太郎元外相時代の支援者をくまなく回り、自公支持層の上積みを図る。

 一方、遠藤氏は今回、ポスターや陣営スタッフのジャンパーを緑色の「維新カラー」に一新。維新らしさを前面に出すことで、支持層を手堅くまとめる作戦だ。岸和田市内で約80人を集めた個人演説会では、維新の「身を切る改革」や25年国際博覧会(万博)の大阪誘致に成功した際のベイエリアの規制緩和実現を約束し、「一番厳しいのが岸和田市だ」と支援を求めた。

 遠藤氏は選挙戦前半、1日に5、6社の企業訪問と個人演説3、4カ所をこなした。終盤は「路地から路地へ、町から町へ」(陣営)と街宣活動を中心に据える戦略を描く。有権者にきめ細かくアピールして無党派層の取り込みを狙いながら、自民支持層への支持拡大も図りたい考えだ。

 矢野氏は、野党統一候補の当選や安全保障関連法の廃止などを目指す市民団体「泉州市民連合」の支援を受ける。重点的に街頭活動をこなして「安倍政権を継続させるのかが最大の争点」と強調することで、政権批判の「受け皿」として無党派層にも浸透を図りたい狙いだ。消費増税の廃止や税制改革の促進、地域経済の活性化など「1%ではなく、99%の人のための政治を」と声をからし続けている。【井川加菜美】=おわり

………………………………………………………………………………………………………

 ◇18区の立候補者(届け出順)=岸和田、泉大津市など

遠藤敬 49 党国対委員長 (2)[維]前

矢野忠重 67 党地区役員 共新

神谷昇 68 [元]泉大津市長 (1)[自][二]前=[公]

4655チバQ:2017/10/20(金) 19:57:13
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101802100015.html
<注目区を歩く>(上)16区 前職2人と共産 激戦に拍車
2017年10月18日
【16区】相模原市緑(中西部)・南区(西部)、厚木・伊勢原・座間市(北部の一部)、愛甲郡
写真
 過去二回、小選挙区で一勝一敗だった自民前職の義家弘介(ひろゆき)さんと希望前職の後藤祐一さんの間に、三回連続出馬の共産新人の池田博英さんが割って入り、16区は三つどもえの争いになった。前職二人のリードが伝えられるものの、マイナスに作用しかねない発言や行動もあり、激戦に拍車が掛かっている。 (井上靖史)
【16区】

義家弘介 46 自<前><2>《比》 公
後藤祐一 48 希前<3>《比》
池田博英 54 共新  
 「二年十カ月の集大成だ」。衆院選公示日の十日、義家さんは大勢の支持者の前でこぶしを振り上げた。二〇一四年十二月、後藤さんに僅差で敗れ、前々回は義家さんが制した。二回とも敗れた候補者が比例復活したが、「今回で決着をつけたい」との思いが強い。
 「おごりがあった」。義家さんは前回の敗因を率直に認め、この間、地域の祭りや集会に率先して出席してきた。16区は農村部も多い保守地盤。元高校教諭でドラマのモデルにもなった「ヤンキー先生」という知名度だけでは票につながりにくい。
 不安要素もある。文部科学副大臣だった六月、文科省のものとみられる加計学園絡みの文書が流出した問題で「国家公務員法違反になる可能性がある」と発言。「公益通報を萎縮させる」との批判を受けた。
 後藤さんにも懸念材料は少なくない。民進党県連会長という立場にありながら、いち早く離党を表明。今回、民進の支持母体だった連合の推薦を得られなかった。希望の保守的な体質を警戒し、リベラル層が一部離れたとの観測もある。
 後藤さんは「政権交代可能な受け皿となる選択肢を示す責任が野党にあった。東京都知事選の結果を見れば民進党では難しかった」と演説で理解を求め、希望が公約に掲げる改憲についても「九条の一、二項は変えない。知る権利や地方自治の分権明記が優先だ」と強調する。
 母校厚木高校の卒業生らの支援を受けながら、消費税増税の凍結と原発ゼロなどの党の看板政策を訴えるとともに、「安倍政権をこのまま続けさせて良いのか」と問い続ける。
 「名前はだいぶ広まってきた」。二人の争いをよそに、池田さんは手応えを感じている。つじ立ちや遊説に加え、十三日には本厚木駅前で改憲などのテーマにシールで賛否を示してもらうイベントを若者らと一緒に実施。消費税増税反対にも賛同があるとし、「『今回は共産に入れる』『ぶれずにやってほしい』という励ましが多い」と明るい。
 選挙戦終盤になっても激戦の行方は見通せない。16区内の首長は「誰が勝つにしても、(上位二人に)大きく差が開くことはないだろう」との見方を示した。
    ◇
 衆院選は二十二日の投開票日まで残りわずか。記者が注目区を歩き、情勢を伝えます。

4656チバQ:2017/10/20(金) 19:57:31
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(中)10区 三つどもえ 戦い激化
2017年10月19日
10区 川崎市川崎・幸・中原区(中東部)
写真
 当選七回を数える自民前職の田中和徳さんに、希望新人の市川佳子さんと、比例から選挙区に移った共産前職の畑野君枝さんが挑む10区。田中さんが前々回から圧勝を続けており、解散前には野党候補の一本化を目指す動きもあったが、三つどもえの戦いとなっている。 (山本哲正)
【10区】

市川佳子 53 希新 《比》
畑野君枝 60 共<前><1>《比》
田中和徳 68 自前<7>《比》 公
 「自民が圧勝したら森友・加計問題は無かったかのようになる」-。与党優勢の情報が流れた十二日、川崎市幸区の街頭で市川さんは声を張り上げた。安倍政権への批判票を取り込みたいとの思いは強い。
 この日は希望の小池百合子代表が駆けつけたこともあるのか聴衆は約二千人(陣営発表)に。市川さんは「自民は右に寄りすぎ、共産は左に寄りすぎ」と両陣営を批判した。
 今回、民進と共産は候補者一本化を図り、市民グループ「なんてん神奈川10区の会」も両陣営に働き掛けた。しかし、畑野さんは一九九八年の参院選で10区エリアでトップの得票を獲得した実績もあり、市川さんも引けずに難航した。
 市川さんは一本化への動きに不満を抱え、先んじて民進を飛び出し、希望に合流。民進の市議や県議は応援するが、民進支持層の動向までは読めない。支持を広げようと幸区の住宅街などをこまめに自転車で回る。一方、演説では「自民の国会議員の秘書をしていた」と保守層への働き掛けを強める。
 田中さんは前回同様、JR川崎駅など駅頭に立って朝のあいさつや演説に力を入れるが、保守色を打ち出す希望を警戒。
 十二日夜、中原区で開いたミニ集会では、田中さんは与党有利の報道を不安視し「自民の評判は、いまひとつ。『自民の候補に、もうちょっと厳しい対応を』と(有権者の)気持ちが変わったら、状況が変化する。心配だ」と引き締め、希望を「ばらばらの人たち」と批判した。
 畑野さんは、反政権、護憲派の票を一身に集めたい考え。同日、JR武蔵小杉駅前の街頭演説では「私は市民と野党の共闘候補」と強調。地元に向けては「中原区でも行われようとしたヘイトスピーチ(憎悪表現)デモをなくそうという法律を超党派で議論した」などと国会での活動をアピールした。
 「なんてん」も「共闘候補の選択肢だった市川さんが、九条を含む改憲論議に積極的な希望に入ったため、畑野さんで一本化した」としてメンバーが街頭演説に加わる。
 ツイッターでは保守派論客の漫画家小林よしのりさんからのエールも紹介し、党を超えた支持の広がりを目指している。

4657チバQ:2017/10/20(金) 19:57:59
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(下)6区 がっぷりリベラルVS自公
2017年10月20日
6区 横浜市保土ケ谷・旭区
写真
 「リベラル勢力の結集」対「自公協力の象徴」-。6区は、立民前職の青柳陽一郎さんと公明前職の上田勇さんががっぷり四つに組んでいる。報道各社の調査でも情勢は拮抗(きっこう)。互いに複雑な事情を抱えつつ、予断を許さぬ戦いに一致結束して激しい戦いを続けている。 (衆院選取材班)
【6区】

串田誠一 59 維新 《比》
青柳陽一郎 48 立<前><2>《比》
上田勇 59 公前<7> 自
 民進出身の青柳さんが立民から出馬すると表明したのは公示のわずか二日前。「行き場を失ったリベラル層の受け皿になり、勝てる選択肢を有権者に示す」。旭区で開いた集会で説明すると、「どこから出馬するのか」と気をもんでいた支援者から拍手が湧き起こった。
 そこまで判断を遅らせたのは、さまざまな可能性をてんびんにかけたからだ。立民で出馬すればリベラル層の支持を得られる半面、保守層が離れるかもしれない。無所属で出れば比例復活はない。表明が早いと「保守系の対抗馬が出てくる」との情報があった。最後は立民が最善と判断した。
 過去二回、上田さんの後塵(こうじん)を拝しているだけに勝利への執念は強い。街頭では一人一人に駆け寄って握手を求め、野党共闘を掲げる市民団体のメンバーが応援に来れば記念撮影する。「打倒自公」を旗印に、「一強政治の弊害は目に余る」と右派・左派の立場を超えた勢力結集を有権者に呼び掛けている。
 上田さんは八選を目指すベテランとはいえ、今回は危機感が強い。背水の陣を敷くため比例に重複立候補せず、負ければ終わり。「大変厳しい状況。力を貸してほしい」と強調する。
 もう一つ気がかりなのは、盤石なはずの自公の関係に微妙な変化が見えていること。自民支持者から「党の衆院議員がほしい」との声が出ているほか、昨年の参院選のしこりも残る。無所属候補に推薦を出すかで自民が内輪もめし、あおりを受けた公明候補の自民の推薦決定も遅れた。さらに、自民の一部衆院議員が無所属候補の応援に集中し、公明の支援をしなかった。
 公明県本部の幹部は「過去のことは協力関係に影響しない」、自民関係者も「自公の結束を訴えれば保守層の支持が得られる」と衆院選への影響を否定する。
 実際、両者の関係は緊密だ。自民の県議と市議が連日、朝七時から上田さんと駅頭に立ちビラを配る。十四日、応援演説した菅義偉官房長官はこう強調した。「6区は自公連立政権の象徴。総力で応援する」
 激しく争う二陣営を横目に、維新新人の串田誠一さんは、議員定数削減など「身を切る改革」を前面に掲げて支持拡大を図る。「普通の人たちの生活感情に訴えたい」と無党派層の掘り起こしに力を注いでいる。

4658チバQ:2017/10/20(金) 19:59:09
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100008.html
小選挙区 終盤情勢 県内でも与党勢力優勢
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選の終盤情勢で、県内の多くの選挙区でも自民・公明の与党勢力が優勢との結果が、本紙や共同通信社の調査などにより明らかになった。ただ、流動的な選挙区もあり、予断を許さない。ここに来て動きが急な選挙区の状況を紹介する。 (衆院選取材班)
【1区】横浜市中・磯子・金沢区

 松本純 67 自前<6>《比》 公
 長島一由 50 希元<1>《比》
 篠原豪 42 立<前><1>《比》
 自民前職の松本純さんの優勢は変わらないが、立民前職の篠原豪さんが勢いづいている。森友・加計問題で政府のずさんな公文書管理の実態を追及した実績をアピールし、共産支持者らの応援も得る。希望元職の長島一由さんは、党の人気失速を受けて伸びを欠く。
【7区】横浜市港北・都筑区(8区を除く区域)

 鈴木馨祐 40 自前<3>《比》 公
 川野案 35 希新 《比》 維
 中谷一馬 34 立新 《比》
 現実的な政策実行を訴えて着実に支持を固める自民前職の鈴木馨祐さんを、立民新人の中谷一馬さんが猛追する。中谷さんは公示直後、地元地方議員の応援が得られず苦戦。危機を察した旧知の財界人や民進系国会議員、県央地区の地方議員らが応援に駆けつけるようになり、巻き返している。希望新人の川野案さんは、地元出身と女性活躍を訴えるものの浸透していない。
【8区】横浜市緑・青葉・都筑区(西部の一部)

 加藤リカ 45 共新  
 大西恒樹 53 諸新  
 江田憲司 61 無前<5> 
 三谷英弘 41 自元<1>《比》 公
 強固な地盤を持つ無所属前職の江田憲司さんの優位が続く。そこに自民元職の三谷英弘さんがじりじりと迫る。三谷さんは、8区で出馬予定だった前職の離党に伴い急きょ出馬が決まった。序盤は知名度不足で自民支持層にも広がりを欠いたが、菅義偉官房長官はじめ要職が次々に応援に訪れている。危機感を覚えた江田さんは、全国各地への応援を控えめにして地元で活動を重ねる。
【14区】相模原市緑(東部)・中央・南区(東部)

 本村賢太郎 47 希<前><2>《比》
 中野渡旬 69 共新  
 赤間二郎 49 自前<3>《比》 公
 自民前職の赤間二郎さんが優位に立ち、希望前職の本村賢太郎さんが追う。赤間さんは、麻生太郎副総理が応援演説するなど組織固めを徹底。本村さんは小池百合子党代表や民進の前原誠司代表、岡田克也・元代表らを応援に呼び、党内外の人脈をアピールする。共産新人の中野渡旬さんは支持が広がらない。
【17区】小田原・秦野・南足柄市、足柄上・足柄下郡

 横田英司 59 共新  
 牧島かれん 40 自前<2>《比》 公
 神山洋介 42 希<前><2>《比》
 一歩抜け出した自民前職の牧島かれんさんに、民進系で希望前職の神山洋介さんが食い下がる。神山さんは前原代表の応援を得るなどして挽回を図る。また、公明の牧島さん推薦決定が遅れたために、割って入る隙があるとみて期待する。牧島さんも公明の街頭演説会に顔を出して支援を呼び掛ける。

4659チバQ:2017/10/20(金) 19:59:59
千葉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017101902100012.html
<各小選挙区の情勢>(上)
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選で、県内十三選挙区に立候補した四十七人の選挙戦の終盤情勢を分析した。県内でも自民が先行しているが、野党候補の一部は猛追を見せている。 (敬称略)
写真
◆1区 自民と希望が互角

田嶋要 56 (元)経済産業政務官 希前<5>
門山宏哲 53 (元)安保委理事 自<前><2> =公
大野隆 48 党准地区委員 共新 
長谷川豊 42 (元)フジテレビアナ 維新 
 自民門山と希望田嶋が互角の激戦となっている。
 過去二回、比例復活の門山は自民支持層を固め、公明との連携をフル活用。自民党幹部らの応援を受け、選挙区での勝利を狙う。
 民進から希望に移った田嶋は、連合加盟の労組の支援を受けるなど民進時の支持層を固めつつ、無党派層にも浸透する。
 共産大野は、支持層を固めて票の上積みを目指す。維新長谷川は支持に広がりが見られず、厳しい。
◆2区 自民前職がリード

藤巻健太 34 (元)みずほ銀行員 維新 
上野洋嗣 40 党県常任委員 共新 
樋口博康 58 (元)民進党本部職員 立新 
竹ケ原裕美子 46 産婦人科医 希新 
小林鷹之 42 (元)防衛政務官 自前<2> =公
 県内最多の五党の激戦区となったが、自民小林が、自民、公明の支持層を手堅くまとめ、優位に立っている。
 立民樋口はリベラル層の受け皿として、若者世代や主婦への食い込みを狙う。希望竹ケ原は出遅れたが、子育て中の主婦や無党派層に絞り、巻き返しを図る。共産上野は組織票に加え、無党派層への支持拡大に力を入れる。維新藤巻は政策の浸透に力を入れ、追い上げを図る。
◆3区 前文科相が独走状態

松野博一 55 (元)文部科学相 自前<6> =公
岡島一正 59 (元)予算委理事 立元<2>
櫛渕万里 50 (元)経済産業委理事 希元<1>
 前文部科学相の自民松野が、強力な後援会組織の支援を受けて安定した戦いを展開し、独走する。
 松野と六回目の直接対決となる岡島は自由から立民に移り立候補。野党共闘で共産の支援を受け、無党派層への浸透も図る。東京23区から国替えした希望櫛渕は、短期決戦対策として会員制交流サイト(SNS)をフル活用し、知名度の浸透を図る。
◆4区 前首相、優位に立つ

深津俊郎 69 党地区副委員長 共新 
野田佳彦 60 (元)首相 無前<7>
木村哲也 48 (元)県議 自新  =公
佐藤浩 52 (元)県議 維新 
 八期目を目指す前首相の野田は今回、無所属で出馬。船橋市内の各駅前に立ち、「安倍政治、自民政権を打倒する」と訴え、優位に選挙戦を進める。
 自民木村は前回二〇一四年に続く挑戦。船橋市議、県議時代からの後援会組織や自民党組織を中心に、無党派層などにも浸透を図る。共産深津は「改憲、消費税10%反対」、維新佐藤も「消費増税は凍結を」などと訴え、票の掘り起こしを図っている。
◆5区 首相補佐官が先行

薗浦健太郎 45 首相補佐官 自前<3> =公
山田厚史 69 (元)朝日新聞記者 立新 
岡野純子 39 (元)浦安市議 希新 
 首相補佐官の自民薗浦は、北朝鮮のミサイル発射問題や経済政策を軸に街宣活動を展開。自民、公明支持層を固めて先行する。
 立民山田は、市民連合や候補を取り下げた共産などのバックアップを受け、「今の政治はおかしい。リベラルの灯を消すな」と訴え、浸透を図る。希望岡野は「女性が活躍できる社会を実現する」と追い上げを図っている。

4660チバQ:2017/10/20(金) 20:00:35
千葉

◆6区 立民が自民追い上げ

遠藤宣彦 54 (元)自民党局次長 希元<1>
生方幸夫 69 (元)環境副大臣 立元<5>
渡辺博道 67 (元)経済産業副大臣 自前<6> =公
星健太郎 37 (元)早大助教 維新 
 七度目の直接対決となる自民渡辺と立民生方。渡辺は公明支持層の支持もまとめて優勢と見られるが、陣営幹部は「厳しい選挙」と神経をとがらせる。
 共闘する共産の支援を受ける生方は、日に八十カ所の「一分スピーチ」でアベノミクス批判を繰り広げ、追い上げを見せる。希望遠藤は、選挙区内をこまめに回り知名度アップを図る。維新星はLINE(ライン)などネット戦略で若者層への浸透を狙う。
◆7区 農相、大きく抜ける

渡部隆夫 74 (元)建材会社員 共新 
斎藤健 58 農相 自前<3> =公
石塚貞通 50 司法書士 立新 
波多野里奈 44 (元)民放アナ 希新 
 農相の自民斎藤が大きく抜け出す。だが、陣営幹部は、野党の票が分散し、支持者が安心して投票が鈍ることを警戒。「台風でも投票してもらえるようお願いする」と強調する。
 希望波多野は「しがらみ政治からの脱却」を訴え、知名度アップを図る。立民石塚は「アベノミクスでは決して経済はよくなっていない」と批判、共産渡部は「安保法制、『共謀罪』の強行採決は許せない」と主張し、追い上げを目指す。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017102002100006.html
<各小選挙区の情勢>(下)
2017年10月20日
写真
◆8区 自民大きくリード

桜田義孝 67 (元)文部科学副大臣 自前<6> =公
小野里定良 70 (元)柏市議 共新 
太田和美 38 (元)環境委理事 希<前><3>
 前回と同じ顔ぶれの三人による争い。自民県連会長の桜田が、大きくリードしている。後援組織もきめ細かく活動している。
 民進から希望に移った太田は、女性や無党派層の取り込みをいかに進めるかが、当落のカギとなる。
 共産小野里は前回に続く国政挑戦で、追い上げを目指している。
◆9区 自民が無党派にも

秋本真利 42 国土交通政務官 自前<2> =公
鴨志田安代 62 党地区委員長 共新 
奥野総一郎53 (元)総務委理事 希<前><3>
 自民秋本が後援会組織を手堅くまとめ大きくリードする。党幹部らの応援演説で、無党派層にも浸透しつつある。
 民進から希望に合流した奥野は、リベラル層の支持者が一部離れたが、新たな保守層を取り込むなどして追い上げを目指す。
 共産鴨志田は、比例での得票率15%以上を目標とし、安倍政権打倒を訴えている。
◆10区 元経産相 固い地盤

林幹雄 70 (元)経済産業相 自前<8> =公
笠原正実 63 党地区委員長 共新 
谷田川元 54 (元)拉致問題特理事 希元<1>
 自民林が優勢。党の要職に就く林は、地元を留守にしがちだが、分厚い保守地盤に張り巡らされた強固な後援会がフル回転して支える。
 民進から希望に合流した谷田川は前回、あと一歩で比例復活当選を逃して以降、海匝地域を中心に後援会を拡充。返り咲きをうかがう。
 共産笠原は比例二万八千票の獲得を目指す。

4661チバQ:2017/10/20(金) 20:00:53
◆11区 自民前職 引き離す

多ケ谷亮 48 会社社長 希新 
森英介 69 (元)法相 自前<9> =公
椎名史明 60 党地区委員長 共新 
 十選を目指す自民森が、高い知名度と強固な地盤を生かして支持層を固め、他候補を大きく引き離している。経済対策の継続や北朝鮮問題への対応を訴える。
 民進から希望に合流した多ケ谷は、電機連合など労働組合の支援を受けて支持層を固めつつ、駅でのつじ立ちで無党派層への浸透も図っている。共産椎名は、改憲反対や消費税率10%中止などを訴える。
◆12区 元防衛相の支持拡大

大西航 36 党県常任委員 共新 
浜田靖一 62 (元)予算委員長 自前<8> =公
樋高剛 51 (元)環境政務官 希元<3>
皆川真一郎 63 (元)高校校長 社新 
 父親の強固な地盤を引き継いだ元防衛相の自民浜田が盤石。支部組織をフル活用し、年代や性別を問わず支持を広げる。
 自由から希望に移り、急きょ神奈川18区からの国替えで出馬した樋高は、人口密集地でつじ立ちを重ね、知名度アップを狙う。
 共産大西と、社民が県内で唯一擁立した皆川は、支持層の拡大を目指すが、厳しい戦い。
◆13区 野党分散 自民に利

宮川伸 47 (元)会社役員 立新 
斉藤和子 43 党准中央委員 共<前><1>
白須賀貴樹 42 党厚労部会長代理 自前<2> =公
水野智彦 61 (元)予算委員 希元<1>
 三選を目指す自民白須賀が優位。自民、公明支持を固めた上で、野党三党が候補を擁立し反自民票が分散していることが、追い風になっているとみられる。
 立民宮川は「中道リベラルをしっかり守る」と強調し、追い上げている。県内唯一の共産前職で4区から国替えした斉藤は、無党派層への支持が広がっていない。
 比例南関東ブロックで、旧民主から当選経験のある水野は苦戦。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

4662チバQ:2017/10/20(金) 20:08:37
>>4497
>大阪16区は公明・北側一雄氏vs.立憲民主・森山浩行氏の一騎打ち。9月末の市長選に自民や民進などの推薦を受け勝利した堺市長の竹山修身氏が森山氏の応援演説に入った。
>「竹山氏の勝利には民進党・連合の力が大きかったため恩返しのかたちだが、地元公明市議らは激怒している」(堺市政関係者)

https://mainichi.jp/articles/20171020/ddf/041/010/017000c


衆院選2017
.
応援の堺市長、四苦八苦 16区「非維新」で一騎打ち 距離感ピリピリ

毎日新聞2017年10月20日 大阪夕刊
.
 22日投開票の衆院選大阪16、17区(ともに堺市)で、9月の市長選で3選を果たした竹山修身市長が複雑な対応を余儀なくされている。市長選は日本維新の会を軸にした「維新対反維新」の対決となり反維新を掲げた竹山氏が勝利したが、衆院選は構図が異なるからだ。対立する陣営双方で応援演説をするなど各党との距離感に気を使っている。


 立憲民主党元職と公明党前職の一騎打ちとなった16区。公示前日の9日、立憲陣営の街頭演説に立った竹山氏は公明陣営の批判を展開。その3日後には公明側の演説会に登壇し、支援を求めて声をからした。竹山氏は市長選で自民、民進、共産などの支援を受け、地域政党・大阪維新の会の公認候補を破った。立憲元職は民進からの転身組。竹山陣営幹部は「選挙をずいぶん手伝ってくれた」と評価する。

 自主投票に回った公明の府本部幹部は「対立はしていない。こちらを応援して当たり前」と語気を強める。立憲陣営での演説翌日、3期目の初登庁をした竹山氏に公明堺市議らが真意を確かめる一幕も。ある市議は「両者への応援演説の回数を同じにするよう求めた」と言う。

 とはいえ両陣営とも竹山氏と一心同体とまではいかない事情もある。候補者擁立を見送った維新票の行方だ。

 前回2014年衆院選の16区で維新が得た比例票は約4万5000票。立憲陣営の関係者は「竹山氏と一体化することで票を取りこぼすのは得策ではない」。公明関係者も「維新も市議レベルでは親しい人も多い。竹山氏にどこまで来てもらうか難しい」。両陣営の綱引きと駆け引きに、竹山氏は「2人通れば一番良い」と漏らす。

 一方、維新が前職を擁立した17区。竹山氏は市長選で推薦を受けた自民陣営を全面的に応援し、自民前職も「市長と力を合わせ堺市と国家を守り抜く」と言う。維新は市長選では国政の与野党が相乗りで支援した竹山氏を「野合」と批判したが、衆院選に入ると「市長選とは別。同じ土俵に上がるつもりはない」(陣営関係者)と批判を控えている。【山下貴史】

4663チバQ:2017/10/20(金) 20:09:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk12010086000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/上 1区・8区 政党でなく個人強調 希望の「あおり」強く警戒 /千葉
10月18日 00:00毎日新聞

 「民進党公認で出るはずだったが、(民進は)誰も公認を立てないことになった。大変な混乱だ」。衆院選公示翌日の11日夕、千葉駅前でマイクを握った千葉1区の希望の党前職、田嶋要氏(56)は声を張り上げた。応援に訪れた前原誠司代表を混乱を招いた「張本人」と呼びつつ、「前原代表が小池(百合子)さんと2大政党(制)を作ろうとしたから私も決意した」と「合流」の理由を説明。「皆さんに1票をお願いするのは(小池氏ではなく)田嶋要です」と呼びかけた。

 田嶋氏の支持層には、民進と異なる希望のスタンスに抵抗感を持つ有権者も少なくない。憲法改正もその一つだ。希望が入党者に署名を求めた政策協定書には「改正を支持する」と記されている。田嶋氏はこの日の演説で「憲法は一切触れてはならないという立場ではない」とした上で「9条は次元が違う。徹底的に議論をするのは結構だが改正には断固反対。党内でもブレーキ役になっていきたい」とも訴えた。

 その田嶋氏に前々回2012年、前回14年と選挙区で敗れ、比例復活した自民党前職の門山宏哲氏(53)。今回の選挙を「背水の陣」と位置づけ「三度目の正直」を狙うが「厳しい選挙に変わりはない。愚直に考えを訴えていく」と強調する。一方で、14日夕に千葉市内であった集会では希望への合流組についてこう言及した。「一夜にして憲法違反とまで言った政策(安保法制)をころっと変える」

 1区には、共産党新人の大野隆氏(48)が長時間労働の規制などを、日本維新の会新人の長谷川豊氏(42)がしがらみ政治からの脱却などを訴えて立候補している。

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 衆院選公示から数日後、自民県連に二階俊博幹事長の「緊急通達」が流れた。「これからが本当の勝負」。報道各社の世論調査は「自民優勢」だが、終盤戦に向けて気を引き締めて臨むように--というメッセージだ。千葉8区で7選を目指す前職の桜田義孝氏(67)の陣営にも緊張感が漂う。桜田氏は前回、希望前職の太田和美氏(38)に勝ったものの、比例復活を許した。

 希望が太田氏を公認した際、寺嶋佳一選挙対策副本部長は一抹の不安を覚えた。「前回とそっくりだ」。太田氏は前回、当時勢いのあった旧維新の党から立候補。「前回は大阪の風だったが、今回は隣(東京)の風。暴風になればあおりを食らう」と強く警戒する。

 「どうぞ皆さんの希望をお託しください」。17日昼すぎ。党代表として初めて県内入りした小池氏は柏駅前で太田氏の応援演説に立った。小雨の降る中、聴衆は約900人(主催者発表)。太田氏は「雨が心配だったが、多くの人が来てくれた」と胸をなで下ろした。

 ただ、報道各社の世論調査結果は希望に厳しい内容だ。太田陣営は「気にしない。全力でやるだけ」(選対事務局長の吉田進・柏市議)と前向きだが、「千葉都民」への浸透を図るにあたり、小池氏の知名度に期待したのも事実。「希望がつまずいたらどうなるのか」。選対本部長の松崎公昭元衆院議員はそう懸念する。一方で太田氏はこれまで政党が変わっても、3度の国政選挙を勝ち抜いており、「当初から個人を売り込む戦略。今後はそれを強調していく」(松崎氏)という。

 8区には共産新人の小野里定良氏(70)も立候補している。「国政を私物化した安倍政権は退場を」と訴え、立憲民主党支持層の票の掘り起こしを目指す。【信田真由美、加藤昌平】

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 22日の投開票に向け後半戦に入った衆院選。野党情勢の混乱を引きずったまま、先の読めない選挙戦に臨む県内の候補者たちを追った。

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)=千葉市中央・稲毛・美浜区

田嶋要 56 [元]経産政務官 (5)希前

門山宏哲 53 弁護士 (2)自前=[公]

大野隆 48 党区国政委長 共新

長谷川豊 42 [元]フリーアナ 維新

 ◇8区(3)=柏市西部、我孫子市

桜田義孝 67 党県会長 (6)自前=[公]

小野里定良 70 党地区副委長 共新

太田和美 38 [元]会社社長 (3)希前

4664チバQ:2017/10/20(金) 20:09:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk12010037000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/中 6区・13区 野党共闘、自民は警戒 不成立区は比例復活にらみ /千葉
10月19日 00:00毎日新聞

 15日夕。冷たい雨の降る中、松戸駅東口のデッキ上で県市民連合主催の街頭演説会が開かれた。姿を見せたのは千葉6区に立候補している立憲民主党元職、生方幸夫氏(69)。集まった支援者らを前に「(中道・左派系野党の)統一候補になったことに感謝する」と述べるとともに、「議席が得られたら、共産党や社民党などとも政策を協議したい」と強調した。

 当初は民進党からの立候補を目指していた生方氏は、希望の党による「選別」に反発。枝野幸男元官房長官率いるリベラル系の立憲からの出馬を決めた。立憲は県内13選挙区で6人の候補者を擁立。共産は「共闘」のため、6区を含む計3選挙区で候補擁立を取り下げており、14日夕には津田沼駅前で志位和夫委員長も生方氏の応援演説をした。ただ、共闘が決まったのは公示直前。共産は党員・支持者に生方氏支援を求めているが、横堀渉地区委員長は「電話などで呼びかけているが、時間との勝負だ」と焦りをにじませる。

 20年以上、生方氏と争ってきた自民前職の渡辺博道氏(67)。陣営幹部は共産と立憲の共闘を警戒する。「前回選挙の旧民主党と共産の得票を合わせると、渡辺候補とほぼ変わらない。(選挙戦で)森友・加計学園問題なども取り上げられ、最後まで気を緩められない」と話す。17日は早朝から自民県連の河上茂幹事長が渡辺氏の選挙事務所を訪れ、選挙区内の市議約20人に発破をかけた。

 6区からの立候補が3回目となる希望元職の遠藤宣彦氏(54)はしがらみのない政治などを、日本維新の会新人の星健太郎氏(37)は大学改革などを訴えて、それぞれ後半戦を戦っている。

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 「安倍政権か市民と野党の共闘が勝つのか。その選挙だ」。16日夕、新鎌ケ谷駅前では千葉13区の共産前職、斉藤和子氏(43)の応援演説に立った小池晃書記局長が声をからしていた。前回は4区で野田佳彦前首相(60)に敗れ、比例復活した斉藤氏は今回、野田氏との競合を避け「国替え」した。県内候補唯一の前職で「必勝区」と位置づける共産は連日のように幹部を投入している。

 同じ頃、千葉ニュータウン中央駅の改札口前で、立憲新人の宮川伸氏(47)が家路を急ぐ人々に向けて訴えていた。「私は(希望の党が掲げた)憲法改正(賛成)という『踏み絵』を踏みませんでした」。直前まで民進から立候補を目指していた宮川氏。「初志貫徹」のアピールに力が入る。

 13区は共産と立憲の共闘が実現しなかった選挙区の一つだ。ある陣営関係者によると、野党情勢の混乱で直前まで構図が定まらなかったことに加え、共産にとっては前職が国替えして臨む必勝区である一方、宮川氏は初めての立候補に向けて13区で準備を進めてきたという事情もあるという。

 報道各社の世論調査は軒並み自民前職の白須賀貴樹氏(42)を優勢としている。自民、旧民主、共産が候補を立てた前回、旧民主、共産候補の合計得票は白須賀氏とほぼ互角。共闘不成立が白須賀氏の「追い風」になっているとの見方もある。

 13区には希望元職の水野智彦氏(61)も立候補しているが、こうした中、比例復活を巡る思惑が交錯する。復活当選には小選挙区の得票数が当選者にどれだけ迫ったかを示す「惜敗率」がカギを握るため、宮川氏の陣営関係者は「保守票が割れて(白須賀氏の得票が減り)、ハードルが下がってほしい」と漏らす。一方、比例名簿上位の斉藤氏の陣営は「共産は他選挙区で立憲に譲っている」として、比例票積み増しに期待を寄せる。【橋口正、北川仁士】

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇6区(4)=市川市北部、松戸市南部

遠藤宣彦 54 [元]郵政省職員 (1)希元

生方幸夫 69 [元]副環境相 (5)立元

渡辺博道 67 [元]副経産相 (6)自前=[公]

星健太郎 37 [元]大学教員 維新

 ◇13区(4)=船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷、印西、白井、富里市、印旛郡

宮川伸 47 [元]会社役員 立新

斉藤和子 43 [元]県立高講師 (1)共前

白須賀貴樹 42 歯科医師 (2)自前=[公]

水野智彦 61 歯科医師 (1)希元

4665チバQ:2017/10/20(金) 20:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk12010074000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/下 2区・4区 野党乱立で「票分散」 民進再結集論にも「無の境地」 /千葉
00:00毎日新聞

 「自民党に対していい声は聞こえてこない。どんな逆風が吹いても立っていられる政治家になりたい」。千葉2区で3選を目指す自民前職の小林鷹之氏(42)は15日午前、習志野市の京成大久保駅前で訴えた。初当選は全国的に自民が圧勝した2012年。それより前、2区は旧民主党と自民が激しく競り合っていた。若い住民も多く「保守が盤石とは言えない土地柄」(自民関係者)と言われる。

 しかし今回、衆院解散前後の野党の混乱を象徴するかのように、希望の党、共産党、立憲民主党、日本維新の会が候補を擁立。候補者数は県内最多で、5党が顔をそろえるのは全国でこの区のみだ。与党の自民・公明▽保守系野党の希望・維新▽中道・左派系野党の共産・立憲・社民--の3極の構図も当てはまらない。地元県議は「(政権批判の)票が割れ、小林氏に有利に働いている」とみる一方、野党の各候補は終盤戦の追い上げに躍起になっている。

 「非常に厳しい戦いを続けています」。16日午後、津田沼駅前で、維新新人の藤巻健太氏(34)は声を張り上げた。前回14年は小林氏に敗れ、3年近く準備を進めてきたが「予想外の展開となってしまった」と言う。

 共産と立憲の調整が間に合わなかった2区。共産新人の上野洋嗣氏(40)は「話し合いの結果だ」と冷静だが、立憲新人の樋口博康氏(58)は「残念だ」と票の分散を懸念する。希望新人の竹ヶ原裕美子氏(46)は初の選挙戦だ。スタッフは大学時代のゼミ仲間らが中心だが人手が足りておらず、党からの派遣もない中、「もう一度、(代表の小池)百合子先生に追い風をお願いしたい」

   □   □

 19日午後、船橋市郊外。千葉4区で8選を目指す前首相の野田佳彦氏(60)が雨の中、立憲新人候補の応援でマイクを握っていた。場所は隣の13区。「候補は私の分身です」。自身は衆院選で初めて無所属で立候補する一方、民進系候補の応援に全国を駆け回る。

 政党の枠を超えた強固な地盤を持つ野田氏は「横綱」にも例えられる。

 県議初当選以来、一時期を除き30年間、朝の駅頭に立ち、政策ビラを自分で書く。弁舌にも定評があり、希望への民進の「合流」を巡っては、細野豪志元環境相を念頭に「先に離党した人の股をくぐる気はない」と発言。民進系の無所属出馬の流れを作った。民進の参院議員らからは選挙後の再結集論も出たが、「結果が出たら無所属(の当選者)で意見交換しなければならない。今は『無の境地』」と述べるにとどめ、野田氏の「今後」が注目されている。

 その野田氏に再び戦いを挑む自民新人の木村哲也氏(48)。前回は時間的余裕がなく、公明党支持層をまとめ切れなかった反省がある。今回は同党船橋総支部の時局講演会にも登壇し「軽減税率をやります」と主張。消費増税時の軽減税率適用を重視する公明支持層に秋波を送った。4区の公明票は約2万とされる。陣営幹部は「昔は6割が野田氏だったが、今回は8割がこっちだ」と自信を見せ、自民支持層への浸透に力を注ぐ。

 4区の課題の一つが国道14号などの慢性的な交通渋滞だ。18日夜、船橋駅前。菅義偉官房長官が応援に駆けつけた街頭演説で、木村氏は「なぜこんな状況なのか」と聴衆に問いかけ、船橋に自民党国会議員が必要だと訴えた。

 共産新人の深津俊郎氏(69)は「安倍暴走政治ストップ」を掲げ、憲法順守や消費増税反対などを主張。維新新人の佐藤浩氏(52)はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使い、消費増税凍結や国会議員の定数・報酬の削減などを訴えている。【町野幸、青木英一】

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇2区(5)=千葉市花見川区、習志野、八千代市

藤巻健太 34 党県幹事長 維新

上野洋嗣 40 [元]診療所職員 共新

樋口博康 58 [元]民進党職員 立新

竹ヶ原裕美子 46 産婦人科医 希新

小林鷹之 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

 ◇4区(4)=船橋市中南部

深津俊郎 69 党地区副委長 共新

野田佳彦 60 [元]首相 (7)無前

木村哲也 48 党4区支部長 自新=[公]

佐藤浩 52 [元]県議 維新

4666チバQ:2017/10/20(金) 20:12:02
>>4284 1区
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101702000232.html
2区ルポ 新区割りで地盤攻め合う
2017年10月17日 紙面から
写真
 鈴鹿、亀山両市と四日市市南部に、選挙区割り変更で旧1区から伊賀、名張両市が加わった2区。文部科学相などを歴任した無所属前職中川正春さんと、厚生労働相などを務めた自民前職川崎二郎さんの一騎打ちが激しさを増す。区割り変更前の各選挙区で当選を重ねたベテラン同士。互いの地盤を攻め合い、若年層や支持政党がない層への浸透を目指ししのぎを削る。
 小選挙区で七回連続当選してきた中川さんは「打倒!!一強政治」を旗印に、幅広い支持獲得を目指す。しかしこれまでの戦いと違って無所属は政見放送ができず、ポスター枚数も制限されるため「法律を見直さないといけない。公平性に欠ける」と指摘する。
 選挙戦序盤は、区割り変更で新しく挑戦する伊賀地域を精力的に回り「仲間に入れてください」と聴衆に訴えた。逆に従来拠点とする鈴鹿市などでは「ここで育てていただいた」と感謝を忘れない。
 報道各社の序盤情勢調査結果で劣勢が報じられ、十三日の四日市市での個人演説会では「地元でどうぞ運動を広げていただき勝たせてください」と頭を下げた。3区の岡田克也さんの個人演説会の応援に駆けつけた際も、「不利な状況にあることを私自身も身に染みて感じている」と焦りを隠さなかった。
 民進党分裂後、安保法反対を貫く立場から希望に行かず無所属を選んだ決断を理解する声は多い。連合三重の吉川秀治会長は「どうしても政策合わないと、信念守り貫く姿勢を評価」と支援。十五日は鈴鹿市で野党候補一本化を橋渡しした市民団体「市民連合みえ」と街頭演説をした。
 ただ、鈴鹿市で影響力が強い自動車総連系の市議は、共産党も支援する態勢に「一部組合員の心中は複雑かも。アレルギー反応を起こす可能性もある」。その上で「それとこれとは別で連合としての動きに追従する。支持をやめることはない」と話し結束を図る。
    ◇
 「自衛隊を認めない共産党と組んででも勝とうとする人に負けられない」。川崎さんは十四日夜、鈴鹿市での個人演説会で、北朝鮮情勢への対応などを念頭に、野党各党の支援を受ける中川さんを批判した。「政党による政治を掲げ小選挙区制を進めた人たちの勢力が無所属で出馬している」とも述べ、中川さん側をやゆした。
 一方、前回まで自身の選挙区だった津市などに比べ海岸堤防や中勢バイパスなどの整備が遅れているとして力を入れていくと力説。聴衆の七十代女性は「地域を良くする国政とのパイプ役が必要だと感じた」と話した。
 中選挙区時代以来二十四年ぶりの選挙運動となる鈴鹿市などでは「有権者に十分なあいさつができていない」と危機感を募らせ、街頭演説や企業回りなどに奔走。地盤の伊賀地域も含めた個人演説会では、地域課題を重視する姿勢を示す。亀山市ではリニア中央新幹線の全線開業と停車駅誘致に言及。「東京-大阪間が一時間で結ばれる」と強調し東京一極集中の是正と、選挙区内の活性化につなげる決意を示した。
 新たな大票田の鈴鹿市に拠点を置き本格的に活動を始め二カ月余だが、地元県議や市議、自民支援者らがフル回転。当選十一回の閣僚経験者ということもあり、事務所には商工業や医師、漁業などの団体からの推薦状がびっしりと貼られる。
 序盤情勢で優勢と伝えられたが、自民候補が七連敗中の2区で、引き締めを図る。
 (山本克也、鈴木里奈)

4667名無しさん:2017/10/20(金) 20:12:22
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101902000268.html
3区ルポ 有権者増え勝利へ挑む
2017年10月19日 紙面から
写真
 選挙区割り変更で四日市市の南部四地区が加わり、有権者六万五千人が増えた3区。県北部は中選挙区時代を含め九回連続議席を守る前職岡田克也さんの金城湯池だ。かつての保守地盤を取り戻したい自民には3区勝利は宿願。初めて無所属で立つ岡田さんに、自民党県連の候補者調整で旧2区から移った前職島田佳和さん、共産新人野村真弘さん、諸派新人坂本麻貴さんが挑む。
 「おはようございます。今回無所属で戦います」。十三日朝、桑名駅で岡田さんが声を張り上げた。通勤、通学者は会釈したり、握手を求めたりする。公示後、同志応援で全国を回り地元入り予定は五日間だけ。「安倍一強政治を止める大事な選挙。暴走にブレーキをかけられるのは皆さんの一票一票」。訴えは熱を帯びる。
 常在戦場で地元活動を重ねた。「選挙前に活動の八割を終えるのが理想。公示後は残りを仕上げる」と陣営幹部。強固な地盤は自治会単位で連綿と組織された後援会が支える。
 一昨年十一月から街頭などで集会を三百回重ね、延べ一万人以上と顔を合わせた。平日は一日十五〜二十の企業や団体を訪問。国政課題がテーマのセミナーも数カ月に一度開き支持拡大を図った。無所属だが「選挙のやり方は変わらない」。推薦を断られた団体もないという。本人不在時は支える地方議員が思いを代弁する。
 十三日夜にいなべ、四日市両市で開いた演説会では「次の総選挙で自民と対決できるよう、必ず野党をもう一度結集する」と力説。公示前に無所属の民進出身候補ら約二十人のネットワークも立ち上げ民進元代表として衆院選後もにらむ。「無所属へのネガティブな反応もない」。十期目へ万全を期す。
    ◇
 「岡田さんの時代じゃないと多くの人に伝えていってほしい」。島田さんは十一日夜、四日市市の演説会で語気を強めた。要職を歴任した岡田さんを意識し「ここは思い切らないと勝てない選挙区だ」と、執念を燃やす。
 二回連続比例復活した旧2区から移り、3区支部長に就いたのは九月一日。本格始動したのはそれ以降で、地元の県議や市議を通じ自民の各地域支部にあいさつ回りをしていた直後の解散となった。
 定数一減のあおりを受けたとして党本部に要請した比例優遇はかなわず。「これも一つの試練。地域のために勝つしかない」。島田さんは自らを奮い立たせるように話した。
 選挙戦は地方議員の組織を生かして臨む。旧2区時代からの支援者をはじめ、若手の企業経営者らが陣営を支える。遺族会や自動車業界をはじめ推薦団体は約二百。「短期間で大勢に名前と顔を覚えてもらう」(陣営幹部)ため、駅前や幹線道路沿いなど一日十カ所程度の街頭に立ち、夜の演説会も連日平均で三カ所程度をこなす。
 演説では北勢地域のインフラ整備の遅れを指摘し、「(岡田さんは)地域のために何もしてこなかった」と批判する。「有権者との接触回数を増やし、目の前を通る人との数秒間で名前を擦り込む」。浸透に余念がない。
    ◇
 野村さんは主婦層が多いスーパーや団地を重点的に回り消費税の増税中止などを訴える。演説でも「富裕層と大企業に応分の負担を求め、消費税に頼らない税制改革を実現する」と繰り返す。
 陣営は電話や選挙はがきで党支持層を固める。支持政党がない層への浸透も図るため新たに四種のボードを作製。「安倍政治にNO」「核兵器禁止条約 参加するなら日本から」などと記し、街頭演説会のたびに選挙カーに掲げる。
    ◇
 坂本さんは消費税5%への減税や憲法九条改正などを掲げ、駅や商業施設の前で演説をして支持拡大を目指している。十六日は所属する政治団体「幸福実現党」の釈量子党首が応援に入り、近鉄四日市駅前で演説した。釈党首は「幸福は唯一、減税を訴えている。安い税金で小さな政府をやらせてほしい」と訴えた。
 (3区取材班)

4668チバQ:2017/10/20(金) 20:12:41
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017102002000252.html
4区ルポ 広大な選挙区、東奔西走
2017年10月20日 紙面から
写真
 伊勢志摩、東紀州の両地域がエリアだった旧5区に、明和、多気、大台の多気郡三町が加わった新4区。自民前職の三ツ矢憲生さんに、希望元職の藤田大助さんが挑む旧5区の構図が持ち込まれた。共産新人の谷中三好さんを加え、県の面積の46%を占める広大な選挙区を三人が走り回る。
 「私にとってこの地域はデビュー戦。新人候補として戦わせていただいております」
 大台町の「道の駅」前。六期目を目指すベテランの三ツ矢さんが、街頭演説で頭を下げて支持を呼びかけた。
 多気郡三町は新1区に移った田村憲久さんの地盤だった。後援会の引き継ぎを進める中での解散となり、三ツ矢さんは後援会を整えることができないまま選挙戦に突入した。
 演説では、旧5区での実績を強調する。「インフラの整備、農林水産業の振興、観光の発展に力を入れてきた。これからは多気郡のためにも頑張りたい」と訴える。
 過去五回、全て選挙区で勝ってきた組織力をフル回転。今回は選挙を取り仕切る後援会の幹部の若返りも進めてきた。
 「圧倒的なご支援を」。三ツ矢さんの演説には、このフレーズが繰り返し出てくる。陣営幹部は「次は大臣。そのためには十分な票が必要だ」。選挙後の入閣をにらむ三ツ矢さんの思いを代弁する。
    ◇
 十七日に多気町の公民館であった藤田さんの演説会。「アベノミクスで国民の生活はよくなると言われたが、五年間地域で聞いてきた声は全く違った。この声、誰が届けるんですか」。藤田さんは語気を強めて安倍政権を批判した。
 選挙直前に出馬する政党が変わった。自身のイメージカラーの黄色いたすきの下は、希望の党が押し出す緑のTシャツ。演説では「政党は変わっても、安倍政権を止めたいという信条は変わりません」とこぶしを握る。「政党は関係ない。藤田大助に入れる」と声をかけてくれる支援者の存在が何よりも心強いという。
 民進から希望に移った候補が県内には他におらず、当初は「比例は希望へ」と主張するのを遠慮する向きもあったが、選挙戦中盤からは立場を鮮明に。自民、公明の与党の圧勝を予想する報道がある中、「国民の本当の声を国会は待っている。どうしても勝たせていただきたい」と声をからす。
    ◇
 十七日、トンビが飛び交う大紀町の錦漁港前。谷中さんは街頭演説で「この錦をはじめ、すべての原発計画を撤回させてきた4区から原発ノーの声を上げよう」と声を張り上げた。かつて計画された芦浜原発に関わった地域で、当時を知る住民に訴えかける狙いだ。
 一日十カ所ほどの街頭演説を繰り返し、多くの人に訴えを聞いてもらうことを目指す。小泉純一郎首相(当時)の人気が高かった二〇〇五年の衆院選など国政選挙は過去三回挑戦してきた。「今回が一番反応がいい。安倍政権への怒りが強いのだろう」と手応えを語る。
 (安永陽祐、青木ひかり、大島康介)

4669チバQ:2017/10/20(金) 20:13:01
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101802000237.html
<終盤情勢まとめ>
2017年10月18日 紙面から
 中日新聞社は、衆院選(二十二日投開票)で十五〜十七日に行った三重1〜4区の終盤情勢調査(世論調査)結果をまとめた。これまでの取材を加味すると、2区は自民と無所属の前職同士が横一線の大激戦を展開している。1、4区は自民前職、3区は無所属前職がリードする。ただ、回答者の3割以上が小選挙区の投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性もある。
 (敬称略)
◆1区 田村支持が広く厚い

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 田村が全世代でリードして優位に戦い、松田は巻き返しに懸命。
 田村は特に女性の支持が多く、幅広い職業から支持を集める。自民、公明支持層を固め、支持政党なし層でも松田を上回る。北朝鮮問題への対応を重視する層や、経済活性化、教育、子育て、年金問題を重視する層からの支持も厚い。
 松田は共産、立憲民主、希望支持層でリードし、公務員・団体職員の支持で田村を上回る。加計学園問題など首相の政治姿勢や憲法を重視する層の支持を集めている。
◆2区 川崎と中川ほぼ互角

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 川崎、中川が横一線の激戦。男女ともほぼ互角で、支持政党なし層も分け合う。
 川崎は公明支持層を固めたが、自民支持層の一部が中川に流れている。三十代、七十代以上で中川をリードし、会社員や農林漁業者の支持で中川を上回る。北朝鮮問題や年金など高齢者対策を重視する層の支持を集める。
 中川は希望、共産、立憲民主の支持層でリードし、四十代も川崎を上回る。自営業者、主婦の支持が多い。安倍晋三首相の政治姿勢や原発ゼロ、憲法を重視する層の支持を集めている。
◆3区 岡田が安定した戦い

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 岡田が安定した戦いで島田を引き離す。
 岡田は特に女性の支持率が高く、全世代で島田を上回る。希望、立憲民主支持層を固め、支持政党なし、共産支持層でもリード。自民支持層の三割、公明支持層の一部にも食い込んでおり、県内の非自民候補で唯一、北朝鮮問題を重視する層でもリードする。
 島田は自営業者の支持で岡田を上回り、憲法九条改正を望む層の支持は多いが、支持に広がりがみられない。
 野村は共産支持層でも岡田に大きく遅れ、坂本は苦戦する。
◆4区 三ツ矢が全世代優位

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 三ツ矢が優位な戦い。三ツ矢は十〜三十代、七十代以上で過半数の支持を集めるなど、全世代でリード。自民、公明支持層を固める。会社員、農林漁業、主婦の支持率も高い。
 藤田は希望、立憲民主支持層に加え、支持政党なし層でも三ツ矢をリード。加計学園問題や原発ゼロを重視する層の支持も集めるが、公務員・団体職員や憲法を重視する層など、従来民進が強い層の一部で三ツ矢にリードを許す。谷中は共産支持層を固めた。

4670チバQ:2017/10/20(金) 20:17:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_09.html
<衆院選宮城>仙台決戦譲らぬ攻防 組織戦vs共闘


手を掲げる候補者に拍手を送る有権者。12日間の戦いは最終盤を迎えた=19日午後7時ごろ、仙台市内
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 衆院選は22日の投開票まであと2日と迫り、108万都市・仙台を決戦場とする宮城1、2区の攻防も最終盤に突入した。組織を固め、逃げ切りを図る自民党。共闘を強め、巻き返しを期す野党。同日選となる宮城県知事選の立候補者を巻き込みながら、激しいデッドヒートは総力戦の様相を呈している。(衆院選取材班)

<地方議員と結束>
 「勝たなければならない。安倍政権を倒す」。19日夜、仙台市青葉区の勾当台公園。2区の無所属元議員鎌田さゆりは、知事選の無所属新人多々良哲(59)=共産推薦=の集会で声を張り上げた。民進、共産、社民各党の地方議員ら約400人が集まり、結束を誓った。
 前日夜、鎌田は若林区の個人演説会で涙を拭った。「比例復活の道はない。1票差でいい。勝たせてください」。報道各社の世論調査は、自民前議員秋葉賢也との接戦を伝えていた。
 「絶対に勝たせる。任せて」。同席した共産県議福島一恵は鎌田を胸に抱き寄せた。仙台市議時代から若林区を地盤とする福島。選挙カーに終日同乗し、区内を隅々まで連れ回る。
 鎌田が仙台市議、県議時代に地盤とした泉区は後援会が固める。宮城野、若林両区に照準を絞り、豊富な運動量で支持拡大に奔走する日々だ。共闘の歯車がかみ合い、自民を猛追する。

<応援に大物続々>
 県政界の巨人が満を持して加勢に応じた。「わがまま、気まま、声がでかい。何一つ褒めるところはないが、秋葉さんが大好きだ」
 18日夜、秋葉が宮城野区で開いた集会は、知事選の無所属現職村井嘉浩(57)の軽妙なトークに約450人が沸き返った。
 4選を狙う知事選に集中していた村井が秋葉と並ぶのは公示後初。一進一退の戦況に苦しむ秋葉が村井に応援を切願した。
 松下政経塾出身の2人は1995年県議選初当選の同期の桜だ。「盟友」と言い切った村井の手を秋葉は何度も握り返した。
 党本部も大物を続々投入する。集会で経済再生担当相茂木敏充は「大きな支援を」と頼んだ。昼すぎには党内で派閥を率いる額賀福志郎が仙台入りし、市内の企業を回って「あと一歩だ」と念を押した。
 17日には秋葉と不和だった県議、仙台市議らが支援を確認。得意の組織戦が最終コーナーで勢いを増す。
 1区の自民前議員土井亨は19日夜、青葉区内で演説会に臨んだ。「抜かれる。直前まで追い詰められた。助けてください」。厳しい表情で切り出し、引き締めを図った。緩みを戒め、地方議員と守りを固める。
 立憲民主党新人岡本章子は17日、JR仙台駅前で代表の枝野幸男と並んだ。枝野の来仙は公示日の第一声に続き2度目。岡本は「相手の背中が見えてきた。もう一押しの力がほしい」と声を振り絞った。(敬称略)


2017年10月20日金曜日

4671チバQ:2017/10/20(金) 20:18:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010095000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>1区 待機児童意識し訴え 「子育てしやすい」施策競う /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇1区(新潟市北(旧豊栄市などの区域除く)・東・中央・江南(旧横越、亀田町の区域除く)・西区(旧巻町の区域除く))

 都市型の1区は無党派層の動向が鍵。立憲民主、自民の両候補とも働き盛り世代が多い地域事情を意識して、子育て施策にも訴えの重点を置いている。

    ◇

 「教育財源や少子化対策に2兆円の財源を使い、人口減対策をしたい」。新潟市西区の坂井輪幼稚園で15日開かれた自民前職、石崎徹氏の個人演説会。石崎氏は安倍晋三首相が消費増税分の使途変更を打ち出した理由を説明した。石崎氏は日ごろから、増税分で幼児教育の無償化や高等教育の負担軽減を図るとし「命を増やす政策だ」と訴えている。

 一方の立憲民主前職、西村智奈美氏は「子育て中の母」であることをアピールし、子育て充実に取り組む姿勢を強調している。13日夕、同市中央区で行った西村氏の街頭演説。応援弁士の森裕子・自由党参院議員は「母となり、政治家として一層深みが増した西村候補」と西村氏が昨年11月に第1子を授かったことを紹介。西村氏も「子育てと仕事の両立は言葉では簡単だが、実際は何度も壁にぶつかった」とし、子育ての経験を政策に生かすと主張した。

    ◇

 新潟市では待機児童問題が深刻だ。今春、12年ぶりに待機児童が2人発生。少子化の影響で出生数は年々減少しているにもかかわらず、市内の保育園児数は2007年度の1万7375人から10年間で2割以上増え、17年度は2万1831人。共働き世帯や核家族化が進行し、年々高まる保育需要に環境が追いついていない。

 「希望した園に入ることができない『潜在待機児童』も深刻」だと、保育園の団体「県保育連盟」の平沢正人理事長は指摘する。現状は、兄弟で異なる保育所に通うケースや、希望順位の低い保育園に入園するケースもあるという。年度途中の入園はさらに競争率を増す。平沢理事長は「公約を掲げるのは歓迎するが、早急に解決をしてほしい」と話す。

 待機児童の問題に対し西村氏は、保育士の賃金を上げ、担い手を増やすことで解消を図るとしている。石崎氏は、地域間で保育需要にばらつきがあると指摘し、職場内保育所などの整備を訴える。石崎氏は「実際に東区の(企業集積地の)卸団地に認定こども園ができた例もある。そのような仕組みを後押ししたい」と話している。

    ◇

 新潟市東区のスーパーに17日来県した石破茂・元地方創生相は、少子化対策を訴えていた。聴衆の群れを避けるように演説を聴いていた女性会社員(28)は、長女(3)と長男(1)の母。長女は無事入園したが、長男は2度、入園を断られた。母親は仕方なく育児休業の期間を延長したという。「働きたくても働けない状態はもどかしい。待機児童の問題をはじめ、子育てしやすい環境を作ってほしい」と話していた。【柳沢亮】

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 ◇1区立候補者(届け出順)

西村智奈美 50 [元]副厚労相 (4)立前=[共][社]W

石崎徹 33 党青年局次長 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4672チバQ:2017/10/20(金) 20:19:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk15010203000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区 盛り上がらぬ原発論戦 「そういう話、聞きたいのに」 /新潟
10月18日 00:00毎日新聞

 ◇2区(新潟市南(旧味方、月潟村の区域)・西(旧巻町の区域)・西蒲区、長岡(旧与板町など)、柏崎、燕、佐渡市、出雲崎町、弥彦、刈羽村)

 原子炉7基から成る世界最大級の原発、東京電力柏崎刈羽原発。その再稼働に原子力規制委員会が事実上の合格を出し、小池新党「希望の党」が「2030年までに原発ゼロ」を掲げたことで、原発政策が争点に浮上した。ところが、柏崎刈羽原発の地元2区で接戦を繰り広げる自民前職の細田健一氏と無所属前職の鷲尾英一郎氏の演説からは原発政策がほとんど聞かれない。2氏を追う形の共産新人の五十嵐健彦氏のみが「原発再稼働反対」と連呼し続けている。

 「この地域、絶対に細田健一さんが必要だと思います」。公示から3日目の12日、燕市吉田東栄町の駐車場でマイクを握った安倍晋三首相は細田氏を「産業・農業政策の専門家」だと紹介。細田氏は地場産業の振興を訴え、農政の実績をアピールした。安倍首相、細田氏とも原発への言及は一切なし。聴衆は拍手と歓声で応え、次々とスマートフォンのカメラで選挙カーの首相を写真に収めるなど反応はまずまずだが、首相とハイタッチせずに帰る人も相当いた。

 燕市は有権者約6万8000人の大票田の一つ。同市で前回、細田氏は鷲尾氏に約4000票差で負けた。隣接の弥彦村でも約100票差がついた。陣営幹部は「前回負けたところを重点的に強化するのは当然だ」として、公示前から同市周辺の組織作りに励んできた。原発の争点化について、細田氏は「課題が山積しており、シングルイシューにはならない」と話し、事実その通りになっている。

 同じ頃、鷲尾氏は柏崎市の国道8号沿いで、「本人」と書かれたのぼりを立てた愛用の自転車をこいでいた。

 「こんにちは」「お気をつけて」。対向車の運転手に手を振ってあいさつし、通行人がいると立ち止まって握手する。独特のスタイルだが、自転車遊説はあくまで「移動」が目的なのだという。自転車での連呼行為は公職選挙法で認められていないためだ。

 細田氏の首相応援に比べるとはるかに地味だが、若さと健康のアピールになる。「必ず誰かが見ていてくれる」。理より情に訴える作戦だ。野田佳彦前首相が応援入りした新潟市西蒲区の演説会でも、無所属になったいきさつを、目に悔し涙をためて聴衆の情に訴えた。だが、原発政策は語られなかった。

 前回、鷲尾氏は102票の小差で細田氏に敗れ、比例復活した。大票田・柏崎市では細田氏に約1000票差で負けている。約3000票差で負けた佐渡へも公示日に入っている。

 原発に関連した細田氏の演説は、市が「実効性ある避難計画」に必要な避難路として建設を求める国道8号バイパス整備の話ぐらい。鷲尾氏は、原発再稼働を待つ間にアウトレットモールを誘致するという産業振興の話ばかりだ。

 「原発は必要」とする細田氏にとって、再稼働への慎重意見が多い中で推進を訴えるのは不利になる。「30年代原発ゼロ」の鷲尾氏は、再稼働には「県の検証と地元の意向を尊重する」との考えだが、それを積極的に訴えないのは「あえて脱原発を表明して保守票を取り逃がすこともない」(他陣営幹部)との計算もありそうだ。

 盛り上がりに欠ける原発論戦に、柏崎市内で飲食店を営む女性(55)は「原発はないにこしたことはないけど、今の代替エネルギーでは賄えない。じゃあ将来どうするのか。賛否は別にして、みんなそういう話を聞きたいのに」と語った。選挙の争点は、政党・政治家が押し付けるものではなく、有権者自身が考えなければならないのかもしれない。【内藤陽】

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 ◇2区立候補者(届け出順)

細田健一 53 党副部会長 (2)自前=[公]W

鷲尾英一郎 40 民進党県代表(4)無前

五十嵐健彦 37 党県委員 共新

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4673チバQ:2017/10/20(金) 20:19:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010125000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>3区 野党勢力結集で激戦 「正念場」「退路断つ」互いに熱帯び /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇3区(新潟市北区(旧豊栄市の区域)、新発田、村上、五泉、阿賀野、胎内市、聖籠、阿賀町、関川、粟島浦村)

 「政権与党でなければできない仕事がたくさんある。どうかご支援を」。10日、新発田市で行われた自民前職、斎藤洋明氏の出陣式。斎藤氏は約300人の支援者を前に、そう声を張り上げた。

 8人の県議、市町村議と地元首長が後援会に加わるなど過去2回以上に重厚な布陣で臨む今回の選挙。だが、演説会で出てくるのは「正念場」「崖っ縁」という言葉ばかりだ。

 斎藤氏が焦っているのは、対立候補で民進党系の黒岩宇洋氏が共産党などと手を結び、野党勢力を糾合したため。斎藤氏は2014年の前回、黒岩氏に約8000票差で敗れ、比例復活で首をつないだ。小選挙区で勝てなかったのは県内の自民候補で斎藤氏のみだ。

 この3年間、雪辱を期そうと後援会の陣容強化に努め、一定の手応えを感じていた。しかし相手が野党共闘で共産票まで上乗せしてくると、劣勢を強いられかねない。

 「2回連続小選挙区で落選すると次の選挙には出られない」。斎藤氏はチラシにこうした一文を付け加えた。負ければ次回、党公認を得られないことも覚悟するとの宣言だ。斎藤氏は「間違いなく逆風の選挙。政府への批判票は全て相手に集まる。120%の票を集めなければ勝てない」と、不退転の決意で臨んでいる。

  ◇  ◇

 「退路を断って、退路を断って勝ちにいく」。民進前職の黒岩宇洋氏が公示日の10日、新発田市で行った出陣式での言葉にはひときわ熱がこもっていた。

 黒岩氏は事実上の民進解体を経て今回、「無所属」で出馬する道を選んだ。無所属出馬は比例復活の可能性がないため「退路」を断った、との主張だ。

 ただし黒岩氏は「退路を断つ」代償として、選挙戦術上の実を得た。独自候補を擁立予定だった共産党が候補者を降ろして黒岩氏支援に回るなど、「野党共闘」態勢を敷けたためだ。黒岩陣営は「黒岩党」と呼ばれるボランティアたちの他、民進の支持母体、連合の運動員などが汗を流し、共産も電話作戦などで側面支援する混成部隊となっている。

 もっとも、黒岩氏もすねに傷がないわけではない。3日で撤回したとはいえ、一時は小池新党「希望の党」入りを表明していたという事実があるためだ。希望の党は安保法制賛成を掲げるなど「保守」の政党で、共産などとは水と油の関係にある。実際、毎日新聞が15日までに実施した特別世論調査や取材によると、共産支持層への浸透が3割に伸び悩むなど、爪痕は残ったままだ。【後藤結有】………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区立候補者(届け出順)

三村誉一 71 [元]高校事務員 無新

斎藤洋明 40 [元]内閣府職員 (2)自前=[公]W

黒岩宇洋 51 [元]法務政務官 (2)無前=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4674チバQ:2017/10/20(金) 20:19:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010264000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>4区 3度目の因縁、女性対決 中傷合戦、政策どこへ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇4区(新潟市北(旧横越町の区域)・江南(旧横越、亀田町の区域)・秋葉・南区(旧白根市)、長岡(旧栃尾市、旧中之島町)、三条、加茂、見附市、田上町)

 女性同士の一騎打ちだとして全国的にも注目を浴びる新潟4区。無所属前職の菊田真紀子氏は安倍政権批判、自民前職の金子恵美氏は地元予算獲得を訴えの柱に据えるが、3度目となる因縁の対決だけに相手への批判も加熱しがちで、建設的な論戦ができているとは言い難い。

    ◇

 「森友・加計問題は覆い隠され、拉致問題は何の進展もない。安倍首相を退陣させよう」。菊田氏は14日、新潟市南区で開いた集会で声を張り上げた。

 菊田氏は街頭演説や集会の大部分を政権批判に割く。有権者の感情に訴えかけることを優先しているためで、自身の政策ビジョンにも時折言及するものの「原発ゼロ」や「戸別所得補償制度復活」などを標語的に語る程度の「おまけ」扱いだ。

 一方の金子氏。新潟市秋葉区での16日の街頭演説で「私は2期5年で416億円の予算を4区に持ってきた」と訴えた。

 金子氏は、総務政務官時代に自ら記者発表した上越新幹線の携帯電話不通区間解消前倒しなど地元貢献の実績をアピールの要に据えている。菊田氏と同じく政策ビジョンなどは二の次。「どちらの議員が仕事ができるのか」と、地元にどれだけカネを持ってこられるかを基準に投票先を選ぶよう呼びかけている。

 手段を選ばず議席を争う両氏の矛先は相手候補にも向かっている。菊田氏は16日、自身のブログで「選挙になった途端あれもこれも『自分がやった』と言い出す」と第三者の発言を引用する形で暗に金子氏を批判。金子氏が二階俊博幹事長や伊吹文明元衆院議長ら自身が属する二階派幹部を続々と応援に入れていることについては「自分の力で勝つ気はないのでしょうか」と14日の集会で当てこすってみせた。ただ、菊田氏自身も7、10日に蓮舫・前民進代表、15日には岡田克也・元民進代表を応援弁士に招いている。

 金子氏も8日、支援者から聞いた話として「相手陣営が(公示前に)投票を呼びかける事前運動をしていた」との趣旨をフェイスブックに投稿。これを事実無根とした菊田陣営が「警察に通報した」と反論するなど、両氏の場外乱闘は泥沼の様相を呈している。

    ◇

 「2人の主張を整理する場を有権者に与えたい」。そう感じた燕三条青年会議所の神田晃専務理事は18日、青年会議所の仲間たちとともに三条市内で合同個人演説会を企画した。菊田、金子両氏ともに出席し、憲法9条の改正や地方創生など5項目について意見をぶつけ合った。だが「菊田氏の実績は何か」「金子氏は原発再稼働に賛成か反対か」という双方にとって都合の悪い質問に対しては互いにお茶を濁した。傍聴した市内の主婦(69)は「分かったのは人柄だけ。政策論争についてはかみ合っていなかった」と消化不良の様子だった。

 演説会後、菊田氏は「女性対決ばかりが注目され、主張の違いにはあまり目が向けられない」とブログを更新(19日までに削除)。金子氏もツイッターで「質問がかみ合わず不完全燃焼だった」とつぶやくなど、どうやら候補者自身にも自覚はあるようだ。【堀祐馬】

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 ◇4区立候補者(届け出順)

菊田真紀子 47 [元]外務政務官 (5)無前=[共][社]

金子恵美 39 [元]総務政務官 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4675チバQ:2017/10/20(金) 20:20:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk15010099000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>5区 深刻な人口減と離農 原発の将来像にも強い関心 /新潟
10月17日 00:00毎日新聞

 ◇5区(長岡(旧長岡市、旧川口町、旧山古志村)小千谷、魚沼、南魚沼市、湯沢町)

 魚沼市田中。旧広神村の国道沿いにあるこの集落には、かつて田中角栄元首相が度々街頭演説に立ち寄ったという。この地に先週、ある陣営の選挙カーが滑り込み、約60人の住民らを前に「子どもに誇れる古里をつくる」と力説した。最後列で聞いていた目黒豊さん(73)は「言う通りに本気で取り組んでほしい」と拍手を送った。

 「それにしても」と、目黒さんが続けたのは集落の現状だ。戸数は元首相が訪れていたころと変わらない約150戸だが、住む人は30年前に比べて2割以上減った。以前は製糸や金型製造の工場があり、働く場があった。今は食料品店も雑貨店もなく、集落の向かいにあったスキー場は15年ほど前に閉鎖。元首相が好んで立ち寄ったというコイ料理店も、もうない。

 「あの家もこの家も、跡取りがいない。人の次は家がなくなる」。そう憂える目黒さんも孫が外に出ると言ったら止めるわけにいかないと思っている。「全てがじり貧で速度が速い。政治の問題だけではないだろうが、何とか変えていかないと」

    ◇

 長岡市川口の中山間地。1・1ヘクタールの田んぼを耕作してきた農業の男性(67)は、今年限りでコメ作りをやめることにした。親から引き継ぎ20年以上「魚沼コシヒカリ」を作ってきたが、買い替えた中古のモミすり機が来年まで持つか分からない。「機械か、体力が限界にきたらやめる。周りはみんなそうだ」と零細農家の現状を嘆く。テレビから流れる選挙報道に「農政に力を入れるというが、誰も具体的に語ってくれない」とあきれた。

 ◆  ◆  ◆

 急速に進む人口減や耕作放棄地対策などは、中山間地ならではの深刻な課題としてどの候補者も公約の大きな柱にしている。

 旧山古志村最後の村長だった故長島忠美衆院議員の後継をアピールする前知事の自民新人、泉田裕彦氏は、中央と地方の格差を是正するため所得の再配分が必要だと主張する。「5区は日本の古里の象徴。ここを隆々とさせないと日本が駄目になる」と力を込める。

 魚沼市長を8年務め中山間地の実情に詳しい無所属新人の大平悦子氏は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を推進し、大規模農業を重視してきた安倍政権を批判。「小規模農家や中山間地の農業に目を向け、農地を守ることで国土が守れる」と訴える。

    ◇

 12日夕、長岡市大手通で演説を始めた泉田氏は、安倍晋三首相が到着する姿を確認してから「原子力発電所」と切り出した。原発に対するミサイル攻撃などへの政府対応の不備を指摘し、「制度を直すのは与党の中からでないとできないんです。首相の力を借りて住民を守る」と訴えた。知事時代、柏崎刈羽原発の再稼働に慎重とされた泉田氏が、自民から出馬したことによる「変節」批判に反論したかのようだった。マイクを代わった安倍首相が20分間の演説で原発問題に触れることはなかった。

 その後同じ場所に、自由党の森裕子参院議員が大平氏の応援に立った。「原発再稼働ストップのために戦ってきたと思っていた。原発を推進する、再稼働するために自民候補として立候補した泉田前知事。ダークサイドに落ちたな」

 現時点での再稼働に反対、という主張は両氏とも大差ない。将来的な原発の位置付けは、大平氏が「原発ゼロ」と明快な一方で、泉田氏は明確な見解表明を避けている。南魚沼市の女性(72)は「候補者の資質を見極める機会となる選挙だ」と述べた。【金沢衛】

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 ◇5区立候補者(届け出順)

泉田裕彦 55 [元]知事 自新=[公]W

笠原麗香 25 幸福区支部長 諸新

大平悦子 61 [元]魚沼市長 無新=[共][社][由]

 ◇一覧の見方

◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4676チバQ:2017/10/20(金) 20:20:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010241000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>6区 「将来見据えた農政を」 減反廃止、規模拡大をにらみ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇6区(十日町、糸魚川、妙高、上越市、津南町)

 活火山の新潟焼山(2400メートル)に源を発し、日本海に注ぐ関川。その両岸約280平方キロの米どころ、高田平野も収穫の最終盤を迎えている。

 「米農家って大変だなと思う」と、上越市吉川区の専業トマト農家、山岸裕子さん(52)は、政治に左右される様子をおもんぱかる。脱サラした夫のふるさと・上越市に移り住み、県の新規就農事業で栽培を学んだ。大小のビニールハウス6棟で栽培するトマトはすべて直接契約しているスーパーに納めており、農協との取引はない。

 来年度から10アール当たり7500円の直接支払交付金に加え、生産調整(減反)もなくなり、米生産は自由競争時代に突入する。米農家はそれぞれの秋を迎えている。

 同市三和区で代々、約2ヘクタールの水田を持つ兼業農家の男性は今年も、全量を農協に出荷したが、70歳を前にため息が止まらない。米の売り上げから、土地改良費や農機具の返済などを差し引かれると「やってられない」。周囲では、多くが75歳で農業を引退する。「来年も田植えはするが……」。後継ぎもなく、農業組合法人などに任せるつもりだ。

 1942年の食糧管理制度創設以来、米価闘争や市場開放、農協改革など、政治と農業は密接な関係にある。自民を長年支えてきた県内JAグループの政治組織「県農政刷新連盟」は今回、県内の小選挙区は特定候補を推薦せず、自主投票とすることを決めた。前回は自民候補を推薦したが、今回は農協改革に反発する声が根強く、推薦を見送らざるを得なかったという。

    ◇

 選挙戦では、自民前職の高鳥修一氏は「米の価格をしっかり維持して、担い手を育成して規模拡大を進める。海外の富裕層をターゲットにした輸出は大きなビジネスチャンスだ」と主張している。無所属新人の梅谷守氏は「農林業は命と暮らしの源」として戸別所得補償制度を復活させることや、中山間地を支える仕組み作りとして森林環境税の創設を訴える。

    ◇

 上越市頸城区の農事組合法人「ふぁーむ大地」。約80ヘクタールに米と大豆を栽培している。米の刈り入れが終わっても「今度は大豆(の収穫)です」と話す、松本祐一代表理事(47)は「季節感が薄れているかな」と笑う。組合はハウスで葉物野菜栽培やみそづくりも手掛け、農機具を「遊ばせていてはもったいない」と、転用して農業土木も請け負う。法人化して25年。組合員は10人で農繁期にはパートも雇う。「仕事を見つけてこないと」

 農協への出荷は1割にも満たないが、かつては農協青年部に属し、旗を掲げて国会でデモをした最後の世代だ。「今後10年で農業者は若返る」という。多くの農家に後継者はなく、耕作を依頼され、組合が預かる土地は年約3ヘクタールのペースで増え続けているためだ。「7500円がなくなるのは痛いな」。来年度以降は経費削減など経営効率化を進めるつもりだ。需要が安定している業務用米の栽培も増やす。海外輸出には、「商社など中間組織を通すと、どうかな」と否定的だ。

 米を作って農協に出荷するだけの時代ではなくなった、と感じている。時代を読み、消費者の好みを知るなど「創意工夫がないと、ついていけない」。19歳を頭に1男4女の父親。消防団をようやく卒業した。多角化の一環として「首都圏など都市部から、買い付けや研修ツアーなども受け入れたい」と夢が広がる。「将来を見据えた農政の基本を安定させてほしい」。経営感覚を持った若手を後押しできる展望が求められている。【浅見茂晴】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇6区立候補者(届け出順)

高鳥修一 57 [元]副内閣相 (3)自前=[公]W

梅谷守 43 [元]県議 無新=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4677チバQ:2017/10/20(金) 20:21:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk09010151000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区・自民の西川氏VS野党共闘の福田氏 熱気帯びる終盤戦 4度目の対決、初の一騎打ち /栃木
00:00毎日新聞

 衆院選は終盤戦を迎え、県内でも各候補者の訴えがいっそう熱気を帯びてきた。とりわけ比例復活のない前職同士の戦いとなった2区は、元農相で自民の西川公也氏(74)と前知事で無所属の福田昭夫氏(69)が接戦を繰り広げている。野党共闘が成立して共産が候補を取り下げたため、両候補の4度目の対決は初の一騎打ちとなり、戦いは激しさを増している。【花野井誠、高橋隆輔】

 「私たちはどうしても西川さんを必要としている」。今月3日、安倍晋三首相は声を張り上げた。公示前に選挙区内のさくら、鹿沼両市で応援に立つ熱の入れよう。無党派層にも一定の支持がある小泉進次郎・党筆頭副幹事長も公示日の10日に駆け付け、20日も応援に入る予定だ。199票差で敗れた前回の雪辱を期す元閣僚を、党も全力で支援する。

 前回選で敗因の一つとなったのが、指定廃棄物処分場問題を抱える塩谷町でついた2200票の大差。西川氏は今回、打って変わって「白紙撤回」を訴える。「農相だった前回は閣内不一致となるので発言できなかったが、今回は制約はない」と話し、上積みを見込んでいる。

 また、野党共闘を逆手にとり、「自公対無所属・共産の戦い」と民進党県連代表の福田氏に共産色を植え付ける作戦をとる。終盤は相手の地盤の日光市などで上積みを目指す。

    ◇

 投票まで1週間を切った17日午後、観光客でにぎわう東武日光駅前で、福田氏は「今回は政党の応援もなく、宣伝方法も制限されている。皆さんお一人お一人の支援が頼りです」と声を張り上げた。

 福田氏は国政挑戦5回目の今回、初めて無所属で立候補。遊説車や選挙ポスター・はがきが少ない上、政見放送もなく露出度で劣るため、陣営は危機感を募らせる。

 一方で共産の候補取り下げは「『非自民』の受け皿として、幅広い層から支持を得られる」と歓迎。「安倍首相は日本の破壊者」などと訴え、政権への逆風を「追い風」にしようと努めている。

 19日には立憲民主党の推薦が決定した。終盤には、地元・日光で党派を超えて支持を集める「昭夫党」と呼ばれる旧今市市長時代から続く支持層を中心に、大票田の鹿沼市や地盤の日光市などで草の根選挙を展開する方針だ。

4678チバQ:2017/10/20(金) 20:23:58
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138795?rct=s_ranryu_teiryu2017
道10区 協力体制 複雑な「変数」
10/16 09:49

■立候補者(届け出順)

稲津 久 59 公前《3》
神谷 裕 49 立新

 三たび公明党の稲津久が出馬し、元岩見沢市長の自民党前職渡辺孝一が比例代表に回る道10区。自公連携を掲げる両党にとって、決して落としてはならない象徴区とされる。

 衆院解散翌日の9月29日、砂川市。空知管内選出で道議を7期務めた自民党の釣部勲の通夜があった。渡辺にとって釣部は、衆院議員だった父の故・省一の元秘書。目を潤ませた渡辺はつぶやいた。「何としても勝たなきゃダメだ」。稲津も「見守ってください」と必勝を誓った。

 手を携える2人だが、自民支持者の間には不満が渦巻く。「自公政権が続く限り、渡辺は比例なのか」。自民の10区支部の会合で出席者が「もう党員を辞める」と憤る一幕もあった。

 危機感を強めた自民は官房長官菅義偉、筆頭副幹事長小泉進次郎を相次ぎ投入。首相安倍晋三も今月15日、岩見沢入りした。公示当日の10日朝、岩見沢で第一声を上げた公明党代表山口那津男は、16日以降も道10区入りする異例の選挙対応を取る。

 稲津陣営が効果を期待するのが新党大地の推薦だ。前回衆院選で大地は、神谷裕(当時は民主党)を推薦。大地の関係者は「『革新系には投票しづらい』との声がある中で1万票前後入った。今回は稲津の票が増える」と主張する。

 神谷は立憲民主からの出馬となり、共産党との共闘が成立した。前回の神谷と共産候補の得票を単純に足せば、稲津を約5千票上回る計算になる。

 神谷は「安倍政権を倒すために戦う仲間が増えるのはありがたい。小選挙区で勝つという思いでいる」と歓迎するが、陣営幹部は「公明に抵抗感を持つ自民支持層も『共産が応援するなら神谷に入れない』と考えるのでは」と懸念を抱く。

 神谷にとって、追い風となるのが空知農民連合など農民組織の支持を得たことだ。道10区で民主党の元職小平忠正の当選を長く支えたが、前回は出馬表明が直前だった神谷に対しては自主投票としていた。

 一方で不協和音も生じる。かつて神谷が秘書として仕えた小平が6日、岩見沢での稲津の集会に登壇した。12年の衆院選で敗れた因縁の相手の稲津と手を握った小平。自らの意に反して前回出馬した元秘書にやいばを向け、「立憲民主は何でも反対の社会党。この国を託すなら自公政権だ」と与党を持ち上げた。

 与野党双方の協力体制の背景にいくつもの変数が絡み合う。ある陣営幹部が漏らした。「票が全く読めない。こんな複雑な方程式は解けないよ」(敬称略)

4679チバQ:2017/10/20(金) 20:24:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139037?rct=s_ranryu_teiryu2017
道9区 「拠点」巡り異なる戦略
10/17 09:16

■立候補者(届け出順)
山岡達丸 38 希元《1》
堀井学 45 自前《2》
松橋千春 35 共新 

 「10年間育てていただいた登別の皆さんにご恩を返すため、何としても勝つ」。室蘭市出身のスピードスケート五輪銅メダリスト、自民党の堀井学は、とりわけ登別市内で「地元愛」を熱っぽく語る。

 堀井は現役時代は王子製紙苫小牧工場に勤め、引退後も苫小牧市に住んでいたが、2007年の道議選登別市選挙区に出馬し、地縁のない登別へ引っ越した。「最初は『苫小牧から来た人』と陰口を言われたが、今は『登別の堀井さん』と認められた」と自負する。

 再びの転機は12年衆院選。道9区で当選して以降、苫小牧の自民党関係者から「こっちへ帰ってこい」と転居を促す声が引きも切らない。苫小牧は有権者の36%を占める大票田だ。それでも堀井は「登別に骨を埋める覚悟」と頑として譲らない。

 登別にこだわるのは堀井なりの戦略がある。登別、室蘭、伊達の西胆振3市は引退した元首相鳩山由紀夫の牙城。鳩山は自民党が強い苫小牧で負けた分を、圧倒する西胆振でひっくり返していた。堀井はあえて「鳩山王国」に拠点を構え、鳩山票を切り崩しにかかる。公示後も選対本部がある苫小牧に泊まらず、登別の自宅に帰るほどの徹底ぶりだ。

 堀井の持論は苫小牧の党関係者に理解されず、さざ波も立つが、堀井に気にするそぶりはない。「室蘭で生まれ、苫小牧に13年住み、今は登別に住む地元候補。生まれ育った胆振、日高で東京出身の候補に負けるわけにはいかない」

 堀井に、東京出身の候補と名指しされた希望の党の山岡達丸は、12年衆院選で道9区に鳩山の後継として出馬。以来、堀井に2連敗を喫し、浪人生活は5年に及ぶ。堀井とは逆に苫小牧に住居を構え、「落下傘」を払拭(ふっしょく)するために青年会議所に入るなど地元に溶け込んできた。

 前々回はダブルスコアに近かったが、前回は約1万票差に詰め寄った。陣営幹部は「鳩山から継いだ西胆振は勝って当然。苫小牧で競り勝つ」という作戦に自信を深めている。

 誤算だったのは、民進党が希望の党への合流を巡り分裂したことだ。9日、旧民主党の元道議3人が苫小牧で立憲民主党の応援団を設立。「希望の党を応援しない。比例代表で立憲民主党を支え、小選挙区には触れない」と山岡に距離を置いた。

 共産党の松橋千春との野党候補一本化も破談となり、リベラル票を奪い合う。「政党がどうなろうと訴えてきたことは変わらない。平和憲法を守り、憲法違反の安全保障関連法を見直す」。山岡は、街頭演説で党派色を薄め始めている。(敬称略)

4680チバQ:2017/10/20(金) 20:28:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139244?rct=s_ranryu_teiryu2017
道8区 前田と逢坂 いばらの道
10/18 09:43

■立候補者(届け出順)
逢坂誠二 58 無前《3》
前田一男 51 自前《2》

 陣営内には一枚岩になりきれない微妙な空気が漂っていた。「この地域を生涯かけて守る」。公示日の10日、自民党の前田一男は函館市内で開かれた出陣式でヒートアップし、最後は絶叫で演説を締めくくった。「相当な危機感に違いない」と支持者も驚く気迫だった。

 勝利を祈念する大切な儀式。にもかかわらず、古くから前田を支えてきた函館商工会議所名誉会頭の松本栄一は若い運動員とともに、事務所入り口で支持者にあいさつするだけ。前田の演説前には車へ乗り込み、ひっそりと立ち去っていた。

 松本は道南経済界の重鎮。前回2014年衆院選では、松本と旧知の函館市選出の自民党道議川尻秀之が、前田の選対本部長を務めた。川尻に代わり、今回の選挙戦で陣営中枢を占めるのは、新党大地と関わりの深い函館の企業幹部たちだ。

 道南の経済団体関係者は「松本、川尻の目には『新党大地に近い人が陣営を仕切り、自分が外された』と映った」とみる。公明党関係者は「票の獲得に必死になるあまり、前田は新党大地にすがってしまった」。

 14年に逢坂誠二(当時は民主党)に約6千票差で敗北した前田は、比例復活当選で救われた。今回敗れると2連敗。しかも、前回は候補を擁立した共産党が逢坂支援に回り、前田にとって政治生命がかかった戦いとの見方が強い。

 松本と川尻は前田との長いつきあいを考慮して「側面支援」をしており、公明党幹部は松本から前田への力添えを求められたと明かす。自民党道連選対本部長の長谷川岳も函館入りして陣営の立て直しを急ぐ中、前田は選挙戦終盤へ突入した。

 一方、希望の党の「排除の論理」に反発し、いち早く無所属出馬を宣言した逢坂は、資金面や組織的な支援体制に不安を抱える。政党からの資金に頼った前回選挙と打って変わり、PR用ビラの印刷代を抑えるなどして経費を削っているが、陣営幹部は「台所事情は厳しい。足りない分は借金することになるのでは」。

 選挙はがきは、候補者個人分の3万5千枚だけで政党公認の2万枚はなく、政見放送にも出られない。陣営は「有権者から選挙にやる気がないと見られないか」と気をもむ。

 無所属を前面にしがらみのなさをアピールし、無党派層取り込みを狙う逢坂。「ぶれない誠二=政治」(逢坂支援の函館市議)と、安全保障政策で異なる希望の党に合流しなかった姿を印象づけようと懸命だ。無所属である以上、比例復活はない。

 前田も逢坂も、いばらの道を歩んでいる。(敬称略)

4681チバQ:2017/10/20(金) 20:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139481?rct=s_ranryu_teiryu2017
道1区 「前哨戦」 動く現・元知事
10/19 09:28

■立候補者(届け出順)
船橋利実 56 自元《1》
道下大樹 41 立新

 現知事と元知事の思いが交錯する戦いになった。

 公示日の10日、知事高橋はるみは札幌市西区の交差点で頭を下げた。「政策通の船橋利実さんを支援してください。はるみからのお願いです」。船橋と商店街を歩き八百屋や花屋の中に入ってまで支持を訴えた。

 道1区。言わずと知れたリベラル派の最重鎮・元衆院議長横路孝弘の金城湯池だ。道知事3期、衆院12期を務め、いよいよ今回、元秘書の道下大樹にバトンを渡した。高橋は14年前、その横路から前知事堀達也に受け継がれた20年に及ぶ「革新道政」の系譜を断ち切った当事者だ。

 1年半後の知事選を巡り、態度を明らかにしていない高橋。いずれにせよ、JR北海道の鉄路見直し問題しかり、人口減少対策しかり、政府・自民党とのパイプがものをいう安倍1強政治の下で、引き続き保守系知事がかじを取る大切さを痛感する。

 道庁が所在する1区の戦いは、いわば前哨戦。道議時代、論客として時に道庁側を苦しめた船橋とは「仲が良いわけではない」(道幹部)。だが高橋は周囲に「1区は勝たせないとね」と漏らす。

 船橋にも負けられない理由がある。2012年、北見出身の落下傘ながら横路を破り、名を売ったが、14年の選挙では比例復活もかなわなかった。自民には「小選挙区で2回落ちたら候補差し替え」の不文律がある。船橋は後援会関係者に「負けたら身の振り方を考えなければならない」と、覚悟を伝えている。

 「自公VSリベラル」の構図がとりわけ色濃い道内にくさびを打ちたい政権からも重圧がかかる。首相安倍晋三は15日、札幌・大通公園での演説で「2030年に新幹線が札幌にやってくる。船橋さんは早くしろと要求する。でも与党の議員が出てこないと、大きな声にならない」。

 対する横路にも力が入る。民進党から希望の党への合流劇に待ったをかけた。憲法改正などへの賛成を踏み絵に「排除」するやり方に納得がいかなかった。「新党をつくったら北海道から何人来ますか」。元官房長官枝野幸男から相談を受け、道内候補の立憲民主党入りをまとめた。

 1区の議席を守り、全道でリベラル勢力が躍進すれば、道政奪還につながると見通す。だが「横路が動くほど、道下の存在感が低下する」(陣営幹部)とのジレンマも抱える。

 10歳の時、当時知事だった横路を目の当たりにし、政治家を志した道下もまた、横路後継の重圧に思い悩む。若者を集めた演説会では、当時横路と並んで撮影した写真を取りだし、自らを奮い立たせた。(敬称略)

4682チバQ:2017/10/20(金) 20:30:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139726?rct=s_ranryu_teiryu2017
道4区 「3極」激突 頼みの綱は
10/20 09:42

■立候補者(届け出順)
本多平直 52 立元《2》
中村裕之 56 自前《2》
高橋美穂 52 希元《1》

 あうんの呼吸の間柄―。

 立憲民主党代表の枝野幸男が13日、札幌市内で応援演説を始める直前、同党の本多平直がそっとペットボトルを手渡すと、枝野は水を一口含んでからマイクを握った。「北海道の仲間は全員当選させてほしい」。1994年から約10年間、枝野の政策担当秘書を務めた本多は、その所作や性格を知り尽くす。

 希望の党代表の小池百合子が、民進党出身者に改憲賛成の「踏み絵」を突きつけた9月末。民進党代表代行(当時)の枝野が「排除」の対象となり、憲法9条改正反対を訴えてきた本多も一時、無所属出馬を覚悟した。「リベラルの受け皿をつくってほしい」。携帯電話をかけた頼みの相手はやはり、かつての「上司」だった。

 思いに応えた枝野は今月3日、立憲民主党を結成。本多が一息つく間もなく、希望の党は同日、高橋美穂を道4区公認候補として発表した。反自民票の分散につながる高橋の出馬に「私を落選させるための刺客」とうめいた本多だが、世論調査で立憲民主の支持率が上がると、枝野直系を追い風に選挙区を駆け回る。

 道内で唯一の自民、希望、立憲民主3党による対決構図。その一角をなす自民党中村裕之の選挙戦略に変化が表れた。

 「立憲民主党は、立憲共産党だ」。中村陣営は支持者集会で、立憲民主と共闘した共産の名をちらつかせる。「自民、公明両党の支持層をまとめるにはアレルギーがある共産批判が有効」(陣営幹部)だからだ。

 大の共産嫌いで知られる副総理兼財務相の麻生太郎は中村の所属派閥領袖(りょうしゅう)。「あいつほど、うち(財務相)の部屋に来るやつはいない」とかわいがる。13日、中村が札幌のJR手稲駅前で「市営地下鉄東西線を延伸する」と訴えると、マイクを譲り受けた麻生は「地下鉄の話、俺が知らないわけがない」とローカルな話題にもかかわらずくだけた調子で話し、親密さを印象づけた。

 相次ぐ醜聞や不祥事で「魔の2回生」と呼ばれる当選同期組から頭一つ抜け出すには、小選挙区での3連勝は欠かせない。中村が政権中枢とのパイプ役を強調するのにも、訳がある。

 「希望の旋風を巻き起こしていく」。公示第一声でこう宣言した高橋は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を抱える選挙区で「2030年までの原発ゼロ」を訴え続ける。旋風を起こすはずだった頼みの小池人気に陰りは出た。それでも原発ゼロを貫けば、無党派層を取り込めると期待する。(敬称略)=おわり=

4683チバQ:2017/10/20(金) 20:31:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139456?rct=n_shuuinsen_hokkaido
「希望」候補、護憲アピール 公約改憲だが票流出に危機感
10/19 08:05 更新


「希望の党 リベラル派」の文言が加えられた新しいポスター
 22日投開票の衆院選で、民進党から希望の党に合流した道内3候補が、支持固めに苦労している。党の人気に陰りが見え、頼りにしていた民進党支持層の票も共産党候補へ流れる傾向があるからだ。護憲など、党の公約とは異なるリベラルな政策を訴える候補も出てきた。

 「希望の党 リベラル派」。道2区に立候補した前職の松木謙公氏の陣営は16、17の両日、約600カ所に張った掲示板のポスターすべてを、この文言を入れたものに張り替えた。安全保障に関しては「専守防衛に徹します」、憲法9条についても「変えるつもりはありません」のくだりを追記。街頭演説では頻繁に「憲法9条は残した方がいい」と呼びかける。

 希望の党は公約で「9条を含め改憲論議を進める」と主張している。公約が示す方向性とは異なる訴えを強調し始めたのは、党の支持が伸び悩んでいるからだ。

 当初は代表を務める小池百合子都知事の人気で無党派層を取り込むとみられていたが、民進党候補の合流を一部「排除」した件を機に、空気が一変。世論調査では、民進党のリベラル派がつくった立憲民主党と共闘する共産党新人の金倉昌俊氏に支持を奪われている状況だ。

 苦肉の戦術切り替えも、効果は未知数。今度は保守寄りの支持層が、希望の党と政策が近いとされる日本維新の会新人の小和田康文氏へ流れる可能性をはらむ。自民党前職の吉川貴盛氏の陣営幹部は「党と候補の政策が一致していない」と批判する。

 希望の党合流組では、松木氏以外の元職(道9区)と新人(道12区)の2人も、街頭演説で「平和憲法を守る」「安全保障関連法には今も断固として反対」などと主張している。道4区に出馬した民進党出身ではない元職も、憲法問題にはほとんど触れていない。

 希望の党は報道各社の世論調査で、比例代表道ブロック(定数8)で1議席獲得との予測がある。道内候補は巻き返しに向け、民進党出身の11候補全員を支援する連合北海道の組織を通じ、リベラル層の取り込みを図る。20日は小池氏が初めて道内入りし、起死回生を期す。(報道センター 本郷由美子)

4684チバQ:2017/10/20(金) 20:32:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171020X630.html
安倍首相、最後の訴え、再び秋葉原で=小池氏は験担ぎの池袋【17衆院選】
13:28時事通信

 与野党党首は21日、衆院選最後の訴えを重点区や思い入れのある場所で行う。安倍晋三首相(自民党総裁)は、7月の東京都議選時の応援で「辞めろ」コールを浴びせられた因縁の地、東京・JR秋葉原駅前に再登場。希望の党の小池百合子代表は東京・JR池袋駅西口、立憲民主党の枝野幸男代表はさいたま市のJR大宮駅前と、それぞれ地元で遊説を締めくくる。

 首相が最終日に秋葉原で演説するのは、2012年、14年の衆院選に続き3回連続。自民党は過去2回の衆院選で勝利を収めたが、7月の都議選は大敗した。7月の演説では、森友・加計学園問題などで批判が強まる中、聴衆から「帰れ」「安倍辞めろ」のコールが起きた。首相は「こんな人たちに負けるわけにいかない」と感情的になって反論し、その後の国会審議で批判された。

 小池氏が最終演説を行う池袋駅西口は、衆院議員時代に自らが地盤としていた東京10区にあり、今回は小池氏の側近が自民、立憲両党候補らと激戦を展開。小池氏は圧勝した昨年の都知事選でも同地で最後の訴えをしており、党関係者は「験を担ぎたいとの思いがある」と語る。小池氏演説に先立ち、自民党は小泉進次郎筆頭副幹事長をこの場所に投入して対抗する。

 公明党の山口那津男代表は公認候補を立てた神奈川6区の相鉄二俣川駅前(横浜市)で最後のてこ入れ。共産党の志位和夫委員長は「必勝区」の東京12区に隣接する池袋駅東口で支持を訴える。

 枝野氏はさいたま市での演説前に、東京・JR新宿駅南口で「東京大作戦」と銘打った街頭演説会を行い、勢いを誇示したい考え。日本維新の会の松井一郎代表は地盤とする大阪市の南海難波駅前、社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市、日本のこころの中野正志代表は仙台市で演説する。

4685コピペ脳:2017/10/20(金) 20:32:13
https://twitter.com/intent/retweet?tweet_id=921290971463032832

米重 克洋 @kyoneshige

選挙期間中の情勢報道をするなという意見に対していつも思うのは、有権者心理が分かってないなということ。情勢報道されない地方の首長選挙の投票率や構図の予定調和ぶりは悲惨。横浜市長選なんか情勢報道実質1回で投票率3割台。前回は2割台。動機がどうあれ関心を高める材料として情勢報道は有効。

3 時間前

4686チバQ:2017/10/20(金) 20:33:39
>>4612
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171020-0024.html
小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
07:00スポニチアネックス

小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
有権者と笑顔で握手をする立憲民主党の長妻昭代表代行
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 選挙戦が終盤を迎えた19日、各地の候補は街頭などで声をからした。3極が激突する今回、象徴的な選挙区として注目が集まっているのが東京7区だ。希望の小池百合子代表(65、東京都知事)が刺客候補を送り込んだものの失速気味。逆風だった立憲民主党の長妻昭代表代行(57)がややリードする展開となっている。

 冷たい雨が降りしきる中、長妻氏はJR中野駅前でマイクを握った。終了後、報道陣に「我々の票が(希望に)取られると、自民党が浮上してしまう。私自身も盤石ではない」などと話した。

 東京7区は、今回の選挙で区割りが変更になった区の一つ。陣営によると長妻氏は、新7区になった目黒、品川、杉並の各区の一部を中心に無党派層への浸透を図る作戦に出ている。この日は荒天のため車を使用したが、顔を覚えてもらうため、自転車で遊説してきた。間もなく還暦で危ないからという周囲の注意にも「建物の上階から手を振る人にもあいさつしたい」と耳を貸さず、“ママチャリ街宣”を最後まで続けるという。

 長妻氏と議席を争ってきた自民党の前職・松本文明氏(68)はこの日、京王線笹塚駅前で演説。雇用と国内総生産(GDP)の拡大など、2012年に政権奪還してからの5年間の成果を強調。「景気を良くし、少子高齢化が進んでも活力ある元気な日本でありたい」などと訴えた。松本氏は区割り変更で自身の住居が区外になり、自分に1票が投じられない。10区となった自宅から7区の境界線まで約50メートルという。やはり顔を知られていない地域を中心に支持を訴えている。

 東京7区は、希望の重点区でもある。小池氏は“刺客”として、都民ファーストの会代表の荒木千陽都議(35)の父親で前熊本県議の荒木章博氏(64)を送り込んだ。小池人気を受け出馬したが、支持の広がりは限定的。章博氏は、予想外の厳しい選挙戦に「東京を良くしたい、日本を良くしたいという気持ちで戦っています」とやや疲れた表情を見せた。

 これまで共産党候補も出馬していたが、今回は立憲民主との野党共闘で不出馬。立憲民主は、追い風に加え、共産票の上積みが見込める。松本候補の陣営では「希望の失速は、結局は長妻さんに有利に働いた」と話した。

4687チバQ:2017/10/20(金) 20:35:02
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710200000111.html
石原家伸晃氏vs希望木内氏、東京8区は堅調な戦い
[2017年10月20日8時56分 紙面から]
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JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
東京8区立候補者 衆院選小選挙区東京8区 15日、阿佐ケ谷駅の駅頭で遅くまであいさつを続ける木内孝胤氏(撮影・清水優) 13日、JR高円寺駅で有権者と話す吉田晴美氏(撮影・清水優)


<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 希望の党の小池百合子代表(65)から同党創立メンバーの刺客を放たれた石原伸晃氏(60=東京8区)と石原宏高氏(53=東京3区)。兄弟は必死の選挙戦を続けている。伸晃氏への刺客は、民進党を離党し東京9区から鞍替えした木内孝胤(たかたね)氏(51)。勢いのある立憲民主党の吉田晴美氏(45)の善戦など野党票が分散し、苦戦中だ。

 JR西荻窪駅。旧民主党の政権交代が起きた09年も含め9期27年間、旧東京4区と東京8区で当選中の伸晃氏は、赤いジャンパー姿で訴えた。「今回の衆院選は政権選択選挙。3週間前と2週間前にできた政党と共産党の連合軍に政権を委ねるのか」。小池氏が放った希望の党木内氏に加え、立憲民主党の新人吉田氏を意識しながらも、堅調な選挙戦を進める。

 東京8区では、前回の14年衆院選の後、元民主党副代表で民主党の支部長だった円より子氏(70)らが野党共闘を目指してきた。しかし、選挙戦直前に希望と立憲が誕生。結局、6人が乱立する混戦となった。

 小池氏は、昨年の都知事選での石原慎太郎氏(85)の「厚化粧」発言以来、石原家と対立してきた。7月の都議選で自民党都連会長だった伸晃氏も宿敵だ。東京8区の刺客は、8月に民進党を離党し、東京9区からの鞍替えとなった木内氏。朝から終電近くまで駅頭に立ち、毎日フル回転している。ベーシックインカムの導入など得意の経済政策で浸透を図る。

誤算だったのは、民進党の同僚だった吉田氏支持層の拡大だ。都議選の杉並選挙区では都民ファーストが計7万6000票、自公は計8万4000票、民進党は計2万4000票を獲得。都民ファと民進党の支持があれば、伸晃氏打倒も可能なはずだった。

 しかし、小池氏自身の「排除」発言への反発などから立憲民主党が躍進。吉田氏は「ダイバーシティとは違いを尊びあうこと。『こんな人たち』とか『排除する』とか、人に対して使う言葉ではない」と安倍、小池両氏を批判。報道機関の終盤の情勢調査では、伸晃氏に続く支持を集める。

 木内氏は「『排除』批判は違和感がある。政党だから政策理念で別れるのは当たり前だ」とした上で「悲観はしていない。無党派層に訴えていく」と最後の追い込みにかける。優勢が伝えられる伸晃氏陣営も「都議選も感触は良かったが、ふたを開ければ小池さんの圧勝。最後までしっかり訴えていく」と希望の党への警戒を緩めず、勝ちきるつもりだ。【清水優】

4688チバQ:2017/10/20(金) 20:36:28
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171020_11012.html
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
11:05河北新報

<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
(河北新報)
 「もう風は頼れない」。報道各社の衆院選情勢分析で希望の党の伸び悩みが伝えられ、宮城3、4区の公認2新人が危機感を強めている。両区とも自民党前議員に希望、共産党の新人が挑む構図。選挙戦終盤に向けて風に乗る戦略を見切り、自力での支持拡大を狙う。
 「希望の候補は変節漢というイメージが付いている。政治を国民の手に取り戻したい一心なのに」。4区の希望新人坂東毅彦候補(58)の口調には悔しさすらにじむ。
 17日は大和町で民進党県連代表の桜井充参院議員と合流したが、2人とも候補名の浸透に重点を置き、「希望」には触れなかった。
 状況は3区も同じだ。
 希望新人の一條芳弘候補(44)は19日、柴田町で街頭演説をした。10日の第一声で「仙南地区に希望の光をともす」などと「希望」を連呼したが、この日の演説では党名は強調せず、安倍政権批判に力を入れた。
 選挙戦序盤に応援に入った元民進代表代行の安住淳氏(宮城5区)は「野党共闘で候補を一本化して送り出したかった」とぽつり。一條陣営の幹部は「一発逆転の奇策はない。大票田の都市部を中心にきめ細かく回り、名前と顔を売り込むしかない」と巻き返しを誓う。
 民進との候補者の一本化を模索した共産は一転して、希望に批判の矛先を向ける。
 3区の共産新人吉田剛候補(35)は16日、蔵王町で「総選挙が終われば、自公政権に希望を加えた改憲勢力が憲法を壊す案を出す」と声を張り上げた。4区の新人高村直也候補(34)も「希望に裏切られた」と非難。「今回の衆院選は憲法を守る戦いだ」と連日訴える。
 優勢が伝えられる自民2陣営は緩みを警戒する。
 3区の自民前議員西村明宏候補(57)は16日、柴田町での個人演説会で「西村は大丈夫そうだという記事が踊っている時が一番危ない」と結束を呼び掛けた。
 4区の自民前議員伊藤信太郎候補(64)の陣営も引き締めに懸命だ。14日に塩釜市で開いた選対会議には党幹事長、副総裁を歴任した前衆院議長の大島理森氏(青森2区)を招いた。
 大島氏は「向こうの独り舞台に乗じるのではなく、城を造る、基盤を造る機会だと思ってもらいたい」とくぎを刺した。

4689チバQ:2017/10/20(金) 20:36:43
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_06.html
<衆院選福島>大物弁士続々会津に参戦 まずは小泉氏と蓮舫氏、小池氏も応援へ


拡大写真
 衆院選(22日投開票)の福島4区は、自民党の菅家一郎(62)と希望の党の小熊慎司(49)の両前議員が最終盤までしのぎを削る。4区を「重点区」と位置付ける自民は19日、小泉進次郎筆頭副幹事長を投入。対する希望は、20日に小池百合子代表が会津入りする。大物の援軍を受けての競り合いがゴール直前まで続く。
 「選挙は最後の3日が大事。1票差でもいいから勝たせてほしい」。19日昼に会津若松市であった菅家氏の街頭演説で、小泉氏が気勢を上げた。同日夜には細田博之・元総務会長も駆け付け、21日は茂木敏充経済再生担当相が応援に入る。
 「あすにでも(知人ら)最低でも3人を連れて期日前投票に行ってください。あと1票が大事なんです」。19日夜に喜多方市で開かれた小熊氏の個人演説会。民進党の蓮舫前代表が訴えた。20日は小池代表のほか、野田佳彦前首相も駆け付ける。
 菅家、小熊両氏の対戦は3度目。12年は菅家氏が2万1000票差で突き放し、14年は終盤に追い上げた小熊氏が416票差で辛勝した。負けた候補はいずれも比例で復活当選した。
 両陣営とも、合わせると有権者が全体の6割近くに上る会津若松、喜多方の両市に加え、区割り改定で3区から編入された西郷村の得票が鍵を握るとみて、てこ入れを図る。
 菅家氏の陣営は、一部報道が情勢調査で「菅家リード」と報じたことに気をもむ。選対幹部は「ここにきてこちらが追い付き、肩を並べた状態だ。気の緩みが出ないよう最後まで気を引き締める」と強調する。
 小熊陣営の幹部は「前回もこの終盤までダブルスコアで負けていた。十分に巻き返しは可能だ」と話す。小熊氏は20日、3区に無所属で立候補している民進党県連代表の玄葉光一郎氏と西郷村を遊説する。
 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補し支持を訴えている。


2017年10月20日金曜日

4690チバQ:2017/10/20(金) 20:38:29
和歌山2区
 希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏
  維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710200058.html
【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
15:54産経新聞

【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
選挙管理委員会の心配の種は疑問票(漫画)
(産経新聞)
 投開票を22日に控えた衆院選で、開票作業を担当する選挙管理委員会の不安の種となっているのが有効か無効かを即断できない「疑問票」の存在だ。民進党の分裂や新党結成で「民主」や「民進」といった政党名の判定が困難な票が増えそうな上、読み方が1字違いの候補者が立候補している選挙区では有権者が混同し、疑問票が相次ぐ恐れがある。疑問票は有権者の正しい意思を反映できないばかりか、開票時間の延長にもつながりかねず、総務省は正しく表記するよう呼びかけている。(永原慎吾、小笠原僚也)

陣営関係者なのに別陣営の街宣車に手を振りかけ…

 「名前が1字しか変わらない。これはまずいぞ…」

 こう頭を抱えるのは、和歌山2区(岩出市など)から立候補した希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏(38)の陣営関係者だ。同区からは他に共産新人、下村雅洋(まさひろ)氏(62)、維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏(53)、自民前職、石田真敏(まさとし)氏(65)の計4人が出馬しているが、坂田氏と栄氏は読み方が1字しか違わない。

 この関係者自身、候補者名を連呼する街宣車に手を振ろうとしたところ、別陣営だったことがあった。有権者も混同する可能性があり、坂田氏の陣営では「希望の坂田です」と政党名をつけてアピール。栄氏の陣営も「『栄えるまち』の栄です」と強調し、差別化を図っているという。

比例代表は略称で混乱

 似通った名前の候補者が対決する選挙区で懸念されるのが疑問票の発生だ。公職選挙法では、「投票した選挙人(有権者)の意思が明白」であれば、投票は有効と規定する一方で、有効か無効かの判断は各開票所の開票管理者が行うとも定めている。このため、仮に判断に迷う票が相次いだ場合、開票所によって判断が分かれたり、開票作業が遅れたりすることがありそうだ。

 また、比例代表に目を向けると、総務省は各都道府県選管に対し、立憲民主党について、略称として届け出た「民主党」のほかに「立憲」「立民」などの表記は有効と通知。ただ、「民主」は自民党(自由民主党)や社民党(社会民主党)の名称にも含まれるため見解を示しておらず、疑問票として無効と判断されたり、得票数に応じて比例配分される案分(あんぶん)票として扱われたりする可能性がある。

漢字も読み方も同じ候補者!?

 疑問票をめぐる混乱は過去にも起きている。今年1月の佐賀県唐津市議選では、漢字も読み方も全く同じ現職と新人が立候補。市選管はこの2人に限り、投票所の候補者名簿に年齢や現新の区別を付記したが、結局、どちらに投票したのか分からない疑問票もあり、これらは案分票として処理された。

 7月の奈良市長選でも候補者名の誤記など多くの疑問票が発生。現職の仲川げん市長に僅差で敗れた元奈良県生駒市長の山下真氏は、疑問票の再検証を求めて県選管に審査申立書を提出している。

 総務省の担当者は「せっかく投じた一票が無効にならないように、投票用紙には候補者名や政党名を正確に記載してほしい」と話している。

4691チバQ:2017/10/20(金) 20:39:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710200062.html
【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
19:44産経新聞

【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
有権者に支援を訴える自民党の岸田文雄政調会長=20日、甲州市塩山上於曽(松田宗弘撮影)
(産経新聞)
 自民党の岸田文雄政調会長は20日、衆院選の公示後初めて山梨2区に入り、街頭演説を行った。党公認が得られず、無所属での出馬となった岸田派所属候補の応援で、「最後は道理を通して誠心誠意を尽くしたものが救われる選挙でなければならない。私も政治家としての意地を示したい」と厳しい表情で訴えた。

 山梨2区は保守分裂選挙となり、岸田派の堀内詔子氏と二階俊博幹事長率いる二階派所属の長崎幸太郎氏が熾烈(しれつ)な選挙戦を展開している。

 党山梨県連は選挙区支部長の堀内氏の公認を申請したが、二階氏が堀内、長崎両氏とも無所属で出馬させた上で当選者を追加公認する裁定を下した。二階氏の裁定に岸田氏は猛反発し、山梨2区は岸田、二階両派の代理戦争の様相を呈している。

 岸田氏は甲州市での街頭演説で一連の公認をめぐる経緯を「理由はわからない、納得ができない」とあらためて批判。その上で「納得できないという思いを払拭する唯一の方法は選挙に勝つ以外にない」と支持を呼び掛けた。

 衆院選直前に自民党に復党した長崎氏ら3人が二階派入りしたことで二階派は47人となり、45人の岸田派は党内第4派閥から第5派閥に転落した。さらに二階氏を相手に公認争いで影響力を発揮できず、選挙戦にも敗れたとなれば、「ポスト安倍」をうかがう岸田氏にとって「求心力低下は避けられない」(岸田派中堅)事態となる。

4692チバQ:2017/10/20(金) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50132.html
苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
16:59スポーツ報知

苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
難波美智代候補(左)と、佐々木里加候補 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、希望の党の失速が分析されている。東京都知事の小池百合子代表(65)の地盤である東京都でも劣勢に立たれており、最終局面での立て直しも困難な状況だ。小池氏を慕って出馬した候補者たちは、初志を貫こうと街頭で訴え続けているが、不満の声もくすぶり始めている。

 「情勢が変わろうと、私にとって小池代表は“希望”の象徴的存在。私は街頭で訴えを続けるだけ」と話すのは、東京19区の希望の党新人、佐々木里加氏(50)=大学非常勤講師=。女子美大で教職絵画を教えているが、政治の道に進む原点となったのは、1999年に遭った凶悪犯罪。当時20代の覚醒剤中毒の男に、マンション入り口でナイフを首に突き付けられて、エレベーターに連れ込まれた。

 男は4日後に逮捕され、実刑判決を受けたが、被害者救済のための日本の法整備が、脆弱(ぜいじゃく)であることを痛感。「刑期を終えた後、犯人が逆恨みでまた来るのではないかとトラウマになった。犯罪者の人権を被害者よりも優先する法律は改正するべきだ」と訴え、市街地の夜道を太陽光発電による街路灯で明るくするなどで、凶悪犯罪を防いでいく政策を訴えている。

 同区は自民党前職・松本洋平氏(44)と立憲民主党の末松義規氏(60)が議席を奪い合ってきた激戦区で、共産党の新人・杉下茂雄氏(68)も加わっている。情勢の厳しさを痛感している佐々木氏は「今の私にとっては死ぬこと以外はかすり傷。有権者に私の思いを訴える場が、頂けただけでもうれしい」と話す。

 東京4区の希望の党新人・難波美智代氏(43)は36歳の時に子宮頸がんを罹患(りかん)。NPO法人を設立し、がん対策、健康教育の政策提言をしてきたが「自民党に任せていては、がん対策の政策はなかなか進めない。それならば自分が、しがらみからの脱却を目指す小池代表の党から国政に行こう」と出馬を決意した。同区は自民党前職・平将明氏(50)が優勢。難波氏の他に、共産党新人・青山昴平氏、民主党時代に1期務めた立憲民主党の井戸正枝氏(51)も出馬しているが苦戦している。

 小池代表は19日の定例会見で、代表辞任の考えを「まだ早すぎる」と否定し「まだ戦いの最中。最後まで戦い抜く」と述べたが、不満は噴出している。福岡5区から出馬した楠田大蔵氏(42)は小池代表の「排除」の姿勢に疑問を持ち、選挙戦真っ最中の17日に「離党も辞さない」と自身のフェイスブックで述べ、20日には「離党を前提に選挙戦を戦っている訳ではない」としながらも「党に不透明さを感じており、その在り方に疑問がある」と改めて批判している。

 また、希望の塾出身で千葉県から出馬したある新人候補者は、選挙区内の対立候補が希望の党から公認を得られずに立憲民主党から出馬したことを疑問視。「つい最近まで自分の立場を改革保守と主張していた人が、なぜそんなことができるのか。立憲民主党が追い風と言われているが、有権者はそんな候補者もいるということをちゃんと知って欲しい」と話した。

4693チバQ:2017/10/20(金) 20:46:16
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50034.html
愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
07:10スポーツ報知

愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
愛媛3区で支援を訴える白石洋一氏(右)弔い合戦を強調する白石寛樹氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 野党が「森友、加計学園問題隠し」と批判した解散総選挙。加計学園(岡山市)が獣医学部キャンパスを建設中の今治市に隣接する愛媛3区は、自民新人・白石寛樹(ひろき)氏(29)と、希望の元衆院議員・白石洋一氏(54)による「白石対決」とみられているが、加計問題は争点になっていない。

 元々、青森4区、新潟5区とのトリプル衆院補選(10月22日投開票)でも最も注目を集めていた選挙区。結果によっては、加計問題の影響で7月の都議選、仙台市長選に敗れた安倍政権を左右しかねなかった。しかし、解散に民進党分裂が加わり、地元関係者は「状況が全部、ぶっ飛んだ」と話す。

 自民党は、3月に死去(享年60)した白石徹衆院議員の秘書だった次男・寛樹氏を公認候補として戦う。陣営は加計問題について「選挙区外だし、候補者とは何も関係ないので、飛び火にすらなってない」と涼しい顔。補選では“渦中の栗拾い”覚悟で安倍首相の応援演説を依頼していたが「解散でご破算」になった。

 寛樹氏にとって加計よりやっかいな問題は、週刊新潮が8月に報じた女性スキャンダル。交際相手とは別の女性を昨年、妊娠・出産させた。その女性と7月に結婚し、選挙活動にも同行させている。陣営は「本人は責任を取り、事実も認めている」と冷静だが、地元議員が応援演説で「いろんなウワサが出たが、今の彼を見てください!」と“みそぎ”を強調する場面もある。

 一方、希望の党公認の洋一氏も加計問題を声高に訴えることはない。民主党政権時の2010年、出身地・今治市への獣医学部設置を加戸守行愛媛県知事(当時)らとともに文科相へ直談判した経緯がある。洋一氏は「大学が来ることはいいんです。政治の私物化、情報をひた隠しにする姿勢が問題だ」と安倍首相を批判するが、演説で加計問題を話題にはしない。手のひら返しになりかねないからだ。

 洋一氏の関係者も「やりにくい? そうですね。手法の不透明さを指摘はできるが、解散で争点をずらされた」と厳しい表情だ。

 愛媛3区は、白石寛氏、白石洋氏のほか、国田睦(65)=共新=、森田浩二(57)=諸新=も立候補している。(筒井 政也)

 ◆加計学園問題 安倍首相が「腹心の友」という加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)が、政府の国家戦略特区制度を活用して、愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部の新設を申請。2016年11月に認められ、18年4月の開校を予定していたが、文科省が「総理のご意向があった」との文書を確認したが、安倍首相は便宜指示を否定。加戸前愛媛県知事も「12年前から声をかけてくれたのは加計だけ」と証言した。文科省は獣医学部新設の認可を保留している。

 ◆「白石」しか書いてない票はどうなる? 愛媛3区で「白石」と、名字だけ記入された投票用紙はどうカウントされるのか。愛媛選挙管理委員会によると有効投票とし、「案分票」として分ける。仮に「白石寛樹」と「白石洋一」と書かれた票数が3対2の割合で「白石」のみの投票が100票あった場合、それぞれ60と40に分けられる。「寛樹」「洋一」と名前のみの投票用紙は、不完全だが有効投票に。寛樹氏の亡き父「白石徹」は無効票になるという。

4694チバQ:2017/10/20(金) 20:47:28
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50233.html
渡辺美由紀氏、王国復活の切り札…兄・喜美参院議員はくら替え断念
2017年10月17日6時0分 スポーツ報知
 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 「アベノミクスの恩恵は地方には届いていない」。美由紀氏は兄・喜美氏のような迫力のある演説ではなく、語りかけるように有権者に訴える。「医者、税理士として、さまざまな人と話す機会がありましたが、近くで接することでみなさんの声が良く分かりますね」

 突然の依頼だった。小池百合子都知事との連携を模索した兄はくら替え出馬を目指していたが、小池氏から「参院議員にとどまってほしい」と要請を受け、出馬を断念。解散後の9月30日、喜美氏から出馬を打診された。翌日、「父のやり残したことをやり遂げたい」と出馬を決断した。

 副総理兼外相などを歴任した父・美智雄氏の長女で3人きょうだいの末っ子。日本医科大卒業後は形成外科医として警察病院に勤務した。40代で父の税理士事務所を継ぐため、税理士、公認会計士の資格を取得。膵臓(すいぞう)がんで亡くなった父の晩年はつきっきりで看病した。政策でも医療や介護問題に重点を置く。

 県北部は「渡辺王国」と言われた。美智雄氏から地盤を受け継いだ喜美氏は栃木3区で6期連続当選したが、14年衆院選で自民党の簗(やな)和生氏(38)に敗退。王国復活を目指す。喜美氏は分刻みのスケジュールで支援者を回り、後方支援。「俺より有権者の方の反応はいい」とうなった。11日には小池氏が応援に入り、約1000人を集めた。だが、支援者は「電撃解散で準備不足は否めない」と話し、こう嘆く。「小池さんの名前も渡辺の名前も知られている。でも、党の名前は浸透していない。時間が足りない」

 栃木3区は槙昌三(74)=共新=、石渡剛(48)=諸新=、簗和生(38)=自前=3氏も立候補している

4695チバQ:2017/10/20(金) 20:47:57
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50228.html
石川香織氏、日本一の女性議員に…夫・知裕元衆院議員は公民権停止中
2017年10月17日5時0分 スポーツ報知
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏

 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 帯広市内の選挙事務所内には、積み木などオモチャが置かれたスペースで子供たちがワイワイと遊ぶ。「スタッフの皆さんのお子さんもいます」。香織氏はぐずる自身の長男(3)を抱きかかえて笑顔を見せた。

 出馬を決めたのは先月中旬。夫から「99%、解散になる」と告げられた。夫は2010年、かつて秘書を務めた小沢一郎氏の陸山会事件に関する政治資金規正法違反で逮捕されて14年に有罪が確定し、公民権停止に。停止解除になれば出馬する気だったが、突然の解散で計算が狂った。

 「14年の総選挙は別のかたに戦っていただいた。その時『次もあったら私が出るしかない』と腹をくくっていました」と香織氏。夫の公民権停止の解除は今月24日。わずか2週間の差で乳幼児2人を育てる母親の出馬が決まった。

 慣れない選挙だが、これまで夫の選挙を手伝っていたのが生きた。「支援者の方の顔も、やるべきことも、何となくですが分かります」。育児担当となった夫からは「握力がなくなってくるから握手は強めに」などとアドバイスを受けた。夫への「つなぎ出馬では」との声もあるが、「当選して日本一の女性議員になって。俺は違うステージで頑張るから」とエールを送られている。

 日本BS放送アナウンサー時代の09年、会社経営の父親が偽計取引容疑で逮捕され、番組を降板(後に復帰)。翌年、当時恋人だった夫の逮捕を読み上げた。今回も夫の都合で国政に挑む。周囲に振り回される人生にも「良い経験になってますよ」と前向きだ。

 相手は、妻子ある議員との路上キスを写真誌に掲載された自民党・中川郁子氏(58)。「大学の先輩なので胸を借りるつもりで戦いたい」と堂々と話す。夫婦の力で現職に挑む石川氏。そんな様相に挑戦者を迎え撃つ中川陣営関係者は「あっちは夫婦愛、こっちは“路チュー”。どうも分が悪い」と警戒している。(浦本 将樹)

 北海道11区は中川郁子氏(58)=自前=も出馬している

4696チバQ:2017/10/20(金) 20:48:41
http://www.hochi.co.jp/topics/20171015-OHT1T50232.html
元CA三輪麻美氏“孤軍奮闘”大阪娘が埼玉で朝夜自らビラ配り
2017年10月16日7時0分 スポーツ報知
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏

 結党したばかりの希望の党は選挙戦でも初々しさが目立つ。地元の大阪を離れ、埼玉3区から出馬した新人の三輪麻美氏(30)は、元ピーチ航空のCA。選挙区民の名簿もなく電話による支援要請もできない。関西から友人約30人を動員してポスターを貼ってもらい、自身は朝と夜に駅でビラを配り、昼は選挙区を練り歩く。15日、JR南越谷駅前で声を張り上げたが「最近『あ、ポスターの人だ!』と声をかけてくれるようになった」と手応えを口にする。

 選挙区を言い渡されたのは公示の1週間前。慌てて住民票を持って新幹線に乗った。「地元に住まないと本気度が伝わらない」。何とかマンションを借りたが、事務所開設に時間がかかり、固定電話の設置が間に合わず。スマホを持った男性が留守番を務める。

 「気持ちを分かってくれそうな若い女性に投票したいのにいない…。そうか! 私が出ればいいんだ」と思い立ち、15年に大阪・堺市議選に出馬したが、準備不足で最下位落選。しかし得票率が1%を超え供託金没収を免れたことで「私にも一定の期待はある」と前向きに捉えた。

 「女性リーダーについていきたい」との思いで希望の党へ。ピンクの制服からイメージカラーはグリーンへと変わったが、「消費税など細かい政策もありますが、その前にもっと若い女性議員の仲間を増やしたい」。今度こそ無事に“テイクオフ”する。

(浦本 将樹)

 ◆三輪 麻美(みわ・あさみ)1987年3月2日、大阪府生まれ。30歳。神戸女学院大卒業後、一般企業OLを経てピーチ航空の客室乗務員に。退職後の2015年4月、大阪・堺市議選挙に出馬するも落選。現在、同志社大学大学院在学(休学中)。学生時代にモデルのアルバイト経験あり。
 埼玉3区は、飯田剛(58)=諸新=、石川英行(54)=無新=、黄川田仁志(47)=自前=、山川百合子(48)=立新=、谷古宇勘司(66)=維新=5氏も立候補している。

4697チバQ:2017/10/20(金) 20:49:55
http://www.hochi.co.jp/topics/20171017-OHT1T50206.html
明大時代「ミス東京」選出、波多野里奈氏 小池代表信じ抜く
2017年10月18日7時0分 スポーツ報知
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏

明大時代「ミス東京」選出4度目の正直へ 「しがらみのない私だから、誰の顔色も気にすることなく、改革へ向けてまい進できるんです!」。波多野氏は、アナウンサー時代に磨いた快活な声で、松戸市などの選挙区内の有権者たちに呼び掛けている。東京都出身で地盤の全くない街だが、明大時代に「ミス東京」に選ばれた柔らかなスマイルが武器だ。

 青森朝日放送のアナウンサーを2001年に退職して以降は、フリーアナウンサーとして活動する傍ら、ファイナンシャルプランナーとしても活動。生活者の視点からの政治改革の必要性を痛感し、初めて出馬したのは2010年の参院選。青森選挙区から民主党公認で立ったが自民党候補者に次点で敗れた。

 12年の衆院選、13年の参院選も青森で戦ったがともに落選。「しがらみがあってこその政治だ、という考えの方も多い。簡単ではないと思いました」。そんな中で出会ったのが、若狭勝氏が代表を務める輝照塾。「しがらみからの脱却という理念。まさにこれだ、と共感しました」。そして4度目の挑戦が始まった。

 2008年に結婚し、8歳の男児の母。供託金などが全て自腹となる新党からの出馬は楽ではなかったという。「それでもブレずに、小池代表を信じて最後まで駆け抜けたいと思います」と話した。

 ◇千葉7区(松戸市、野田市、流山市)の候補者

 渡部 隆夫74 共新

 斎藤  健58 自前《3》

 石塚 貞通50 立新

 波多野里奈44 希新

【注】届け出順。丸数字は当選回数

4698チバQ:2017/10/20(金) 20:52:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk02010034000c.html
<岐路・2017衆院選青森>「木村太郎」票の行方は 区割り改定の影響も 正確記入呼びかけ /青森
00:00毎日新聞

 衆院選では、新たな顔ぶれの候補者に1票を投じなければならない選挙区で、名前の誤記など「無効票」が増えることが予想され、影響を心配する声がある。区割り改定で選挙区が変わった地域では、投票の対象となる候補者を勘違いする有権者がいる可能性もあり、県選挙管理委員会は注意を呼びかけている。

 無効票が最も心配されるのは青森3区だ。自民公認の木村次郎氏は急逝した兄・太郎氏の後継者として立候補したが、衆院議員に7期連続当選の太郎氏と比べて知名度不足は否めず、名も1字違うだけだ。有権者が「木村太郎」と記入した場合、その票はどう扱われるのか。陣営関係者は「名前を書き間違われるのが一番怖い」と話す。

 県選管は、似た名前が書かれた「疑問票」に統一の取り扱い基準はなく、各自治体の選管が判断するとしている。3区の弘前市選管は「当日に開票管理者が立会人の意見を聞きながら判断する」としつつ、「過去の判例などを考慮すると無効票の可能性が高い」と説明。五所川原市選管は「取り扱いは難しく、無効にも有効にもなる可能性がある」と明言を避ける。

 政界を引退した田名部匡省氏の娘・匡代氏が立候補した2012年の衆院選では、八戸市選管は「田名部匡省」と書かれた票は匡代氏の票にカウントせず、無効票として扱った。一方、「選挙関係実例判例集」では、名の一部が候補者と一致していたり、候補者本人を示していると推定できる書き方だったりすれば、有効とする例もある。

 県選管は「疑問票でもできるだけいずれかの候補者の有効票にするのが基本」としているが、「太郎票」の最終的な行方は開票日までは分からない。

 区割り改定の影響も考えられる。青森市の浪岡地区は旧4区だったが、今回の衆院選では1区に編入された。投票する候補者ががらりと変わった浪岡地区の有権者だが、旧4区から立候補予定だった3区の山内崇氏(希望)や高柳博明氏(共産)の名前を投票用紙に書いた場合、それらの票は無効になる。3区では他に三国佑貴氏(幸福)も立候補している。

 県選管の渋谷治・副参事は「投票所の記載台には候補者名が書かれた氏名掲示表があるので、しっかりと確認して正確に名前を書いてほしい」と話している。【一宮俊介】

4699チバQ:2017/10/20(金) 20:58:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001055&g=pol
希望・立憲、野党第1党争い激化=主導権に直結【17衆院選】


街頭演説し聴衆に手を振る希望の党の小池百合子代表(左)と民進党の前原誠司代表=20日夜、東京・JR錦糸町駅前
 22日投開票の衆院選は、希望の党と立憲民主党が野党第1党の座を激しく争っている。結果は、選挙後に取り沙汰される野党再々編や、野党側の国会対応の主導権に直結する。希望が野党第1党になれない場合、希望への合流を主導した民進党の前原誠司代表が責任を問われそうだ。


 希望の小池百合子代表と前原氏は20日夜、東京・JR錦糸町駅前でそろって演説。小池氏は「前原氏と共に前に進んでいく」、前原氏も「これからも力を合わせる」と訴えた。政権交代を目指して手を握った両氏だが、小池氏の「排除」発言などが響き、希望は伸び悩んでいる。
 民進出身の希望前職には、焦りから、小池氏と距離を置く動きが目立つ。山井和則氏は20日、京都府内の演説で「希望」の党名に一切触れなかった。選挙ビラに「安倍9条改憲は危険」と明記した柚木道義氏は、14日の集会で「憲法違反の安全保障法制にプラカードを掲げて反対した。今でも一ミリも(考えは)変わっていない」と明言し、安保法容認の希望方針との違いを訴えた。
 升田世喜男氏も20日、青森市で記者団に「希望が(自民党の)補完勢力だと分かったら離党する」と語り、希望のたがの緩みは隠しようがない状況だ。
 立憲が野党第1党となれば、野党勢力の核になる可能性が高まる。民進系無所属から、立憲入りや統一会派結成を求める声が広がりそうだ。

津駅前で街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表(右)と民進党の岡田克也元代表=20日午後、津市
 立憲の枝野幸男代表と、無所属で出馬した岡田克也元外相は20日、津市で一緒に演説。枝野氏は「本当の民主主義を取り戻す」、岡田氏は「巨大与党と対峙(たいじ)できる野党の協力、将来政権交代できる態勢をつくっていく」とそれぞれ強調し、選挙後の連携をにじませた。
 国会では、野党第1党が与党側と優先的に交渉する機会が多い。与党に対し、小池氏は「是々非々」の立場で臨む考えを示し、枝野氏は対決姿勢を強めている。野党第1党が立憲なら、安倍政権が目指す憲法改正で野党側の協力を取り付けるのが難しくなるのは確実だ。
 希望が、野党第1党になれず、公示前の57議席も下回るような結果に終われば、民進内で前原氏に離党や代表辞任を迫る声が強まるのは必至。前原氏に関し、民進参院幹部は「結局しかばねをつくっただけだ。代表にとどまるなら解任もあり得る」と批判した。
 民進は24日に参院議員総会を開催する方向で、民進出身の無所属当選者もこれに先立って集まる見通しだ。(2017/10/20-20:30)

4700チバQ:2017/10/20(金) 20:58:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001147&g=pol
2新党、投票率低下を懸念=悪天候、組織政党に有利?【17衆院選】


 台風21号が日本列島に接近する中、各党は22日に投開票される衆院選の投票率の行方に気をもんでいる。台風の影響により、過去最低を記録した2014年の前回選挙の52.66%とさほど変わらないとの見方も出ている。結成間もない希望の党と立憲民主党の2新党は組織も十分整わず、浮動票の取り込みが生命線となるだけに、投票率の低下を懸念している。
 衆院選投票率は、旧民主党が大勝して政権交代が起きた09年には69.28%と高かったものの、自民、公明両党が政権を奪還した12年は59.32%に低下。自公が政権を維持した14年はさらに下がって最低を更新した。
 今回は2新党の誕生や、対決構図が(1)与党(2)希望・日本維新の会(3)立憲・共産・社民各党-の3極の争いとなったことで話題性が高まり、序盤5日間の期日前投票者が前回の5割増となった。投票率上昇が期待されていたが、台風で悪天候に見舞われれば、有権者の出足は鈍りそうだ。
 希望関係者は「投票率が低くなれば、風頼みのわれわれには厳しい」と懸念を示す。また、自民党が重点区に指定した小選挙区で接戦を展開する立憲の候補者は「組織の締め付けで自民党の票が相当伸びてくる。低投票率だと楽観できない」と、相手陣営の追い込みに危機感を募らせる。
 一般的に投票率が低ければ自民、公明、共産各党など組織力を持つ政党に有利とされる。だが、自民党は、比較的投票率の低い20歳代以下の若者の支持率が高いとの傾向が各種世論調査で出ており、同党関係者は「組織戦ばかりではない。投票率は高い方がいい」と話す。
 前回衆院選の報道各社の出口調査では、無党派層の票が自民、旧民主、旧維新の党、共産などに分散。今回も無党派層の投票率が上がれば、選挙結果を左右しそうだ。(2017/10/20-20:03) 関連ニュース


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