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欧州情勢・西洋事情

1とはずがたり:2014/05/26(月) 18:46:47
平沼騏一郎や福沢諭吉に限らず西洋・欧州・EUその他あの辺綜合スレである。

前スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50より欧洲ネタを独立。

歴史ネタは西洋史スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1165050511/l50

2563チバQ:2018/03/05(月) 21:05:57
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180305X776.html
伊総選挙、右派が勝利宣言=反EU派躍進、過半数の党なし―与党党首辞意
20:59時事通信

 【ローマ時事】4日投票のイタリア総選挙は5日、開票が続いた結果、野党・右派連合を構成する欧州連合(EU)懐疑派の「同盟」(旧北部同盟)のサルビーニ書記長(44)が「政権を担う権利も義務もある」と述べ、事実上の勝利宣言を行った。一方、ANSA通信によると、与党・民主党のレンツィ前首相(43)は選挙結果を受けて党首(書記長)を辞任すると表明した。

 国営イタリア放送協会(RAI)が同日朝(日本時間同日午後)の段階で伝えた推計では、両院ともベルルスコーニ元首相(81)が率いる野党・右派連合が首位となった。ただ、過半数に届く勢力はない。各党は新政権樹立に向けた連立協議を本格化させる。

 RAIによると、上院(改選定数315)の予想獲得議席数は、開票率56%の段階でベルルスコーニ氏のフォルツァ・イタリアや同盟などを合わせた右派連合が128〜140。ただ、EU懐疑派新興政党「五つ星運動」は109〜119で、政党別では最も支持を集めている。

 これに対し、民主党を含む左派連合は47〜55と劣勢が鮮明。親EU派が失速し、EU懐疑派が躍進する形となり、EUに批判的なフランス極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首は早速「EUは長い夜を過ごすことになる」とツイッターに書き込んだ。

 下院(同630)も開票率33%の段階で、上院と傾向は変わらない。 

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180306k0000m030111000c.html
<伊総選挙>過半数勢力なく 連立交渉の難航必至
20:54毎日新聞

 【ローマ賀有勇】イタリア総選挙が4日行われ、即日開票された。約9割の開票所で集計を終えた暫定結果によると、上下両院とも中道右派連合が得票率で首位となったものの、いずれの勢力も過半数には届かず焦点は連立協議に移る。だが、右派連合内では、欧州連合(EU)懐疑派で移民排斥を訴える「同盟」(旧・北部同盟)の得票数がベルルスコーニ元首相(81)が率いる「フォルツァ・イタリア」を上回る見通しで、連立交渉が難航するのは必至。「政治空白」の長期化が懸念される。

 政党単独では新興政治団体「五つ星運動」がトップで、右派連合を追う形。与党・民主党の中道左派連合は3番手で党幹部は「完全な敗北」と語った。

 脱税で有罪判決を受けて出馬できなかったベルルスコーニ氏は、首相候補としてタヤーニ欧州議会議長の名前を挙げ、「フォルツァ」の得票率が右派連合内の政党で首位になれば、親EU政権が継続されるとの見方があった。だが、「同盟」の得票率が約18%で約14%の「フォルツァ」を上回る見通しとなったことで、「同盟」のサルビーニ書記長(44)が右派連合の首相候補となる可能性が出てきた。移民排斥を掲げ、EU懐疑派の「同盟」が右派を主導すれば左派連合との連立交渉はより困難を伴うことになる。「五つ星」は既成政党との連携に否定的だ。

 マッタレッラ大統領は23日に議会を招集。新首相選考を各会派と協議する。

◆イタリア総選挙の開票結果◆(数字は得票率%)

       上院  下院

中道右派連合 37  37

五つ星運動  32  32

中道左派連合 23  23

(内務省発表。約9割の開票所での集計結果)

2564チバQ:2018/03/05(月) 21:06:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180306k0000m030098000c.html
<伊総選挙>過半数不在、混迷深まる 連立巡り駆け引き
20:33毎日新聞

<伊総選挙>過半数不在、混迷深まる 連立巡り駆け引き

総選挙後の記者会見で喜びを表す「同盟」のサルビーニ書記長=イタリア北部ミラノで5日、AP

(毎日新聞)

 【ローマ賀有勇】4日行われたイタリア総選挙では、いずれの勢力も過半数に届かない見通しとなった。移民批判を展開し欧州連合(EU)に懐疑的な「同盟」(旧・北部同盟)と既成政党批判を繰り返してきた新興政治団体「五つ星運動」の躍進によって、連立の枠組みを巡る駆け引きは混迷を深めそうだ。

 与党・民主党を中心とする中道左派連合が「敗北」し、得票率でトップになった中道右派連合内でも、ベルルスコーニ元首相(81)が率いる「フォルツァ・イタリア」が「同盟」の得票数を下回る見通しとなったことは、有権者の既成政党離れを示すとみられる。

 選挙前の世論調査では「フォルツァ」が「同盟」より優勢だったため、右派連合が過半数に満たない場合、左派連合との連立が取りざたされていた。

 だが、「同盟」は移民の即時送還や反EUの立場を鮮明にしており、他党と折り合いをつけるのは難しいのが実情。これまで他党との協力を拒否してきた「五つ星」が連立に動くかどうかは不透明だが、イタリアメディアは、EUに批判的な姿勢が共通することから、「五つ星」と「同盟」の連立の可能性も指摘している。

 だが「五つ星」と「同盟」の連携は簡単ではない。産業集積地の北部の地域政党だった「同盟」は「北部の税金が貧しい南部に使われている」との不満を抱く北部の有権者の受け皿として伸長してきた。一方の「五つ星」は貧困層への支援を公約に、南部で支持を広げた背景があり、「南北格差」の問題から、南部の有権者のなかには「同盟」への反発も根強い。

 「五つ星」と民主党の連立も取りざたされるが、選挙戦で「五つ星」のディマイオ代表(31)は、民主党の書記長に返り咲いたレンツィ前首相(43)を既成政党の象徴として批判の的としてきた。レンツィ氏も「五つ星」をポピュリズム(大衆迎合主義)政党と批判し、「民主党の票を『五つ星』に譲り渡すようなことは永遠にしない」と述べ、拒否する考えを示す。一方で、イタリア紙スタンパによると、ディマイオ氏は昨年12月、総選挙で民主党が大敗し、レンツィ氏が辞任に追い込まれれば「民主党と交渉のテーブルに着く用意がある」と述べた。ANSA通信は5日、レンツィ氏が辞任の意向を固めたと報じており、今後状況が変化する可能性もある。

 ローマ市内の投票所で「五つ星」に票を投じた看護師、マッシミリアーノ・ロマーイヨさん(52)は「国の未来へ投資するような気持ちで『五つ星』を支援した。政権の一翼を担いイタリアを変えてほしい」と期待を寄せた。一方、ベルルスコーニ氏の支持者の大工、ロレンツォ・アマディーオさん(46)は「EUについて不満はそれほどない。『同盟』の躍進は想定していなかったので複雑だ」と困惑した様子だった。

2565チバQ:2018/03/05(月) 21:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000017-mai-eurp
<ドイツ>大連立に安堵 政権空白の収束を歓迎の声
3/5(月) 10:03配信 毎日新聞
<ドイツ>大連立に安堵 政権空白の収束を歓迎の声
大連立継続が承認されたドイツ社会民主党の党員投票の結果について記者会見するショルツ党首代理(中央)ら=ベルリンで2018年3月4日、AP
 【ベルリン中西啓介】ドイツの国政第2党・社会民主党の党員投票で、メルケル独首相の国政最大会派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立政権継続が承認されたことで、ドイツでは政権空白の収束を歓迎する声が広がった。一方で、野党第1党になる排外的な右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は既成政党批判を展開し、今後の本格的な国会論戦で与党との対決姿勢を強める考えを示した。

 社民党は4日、全党員約46万人による郵便投票で、約66%の賛成で政権参加が承認されたことを公表した。政権発足の最後のハードルだった党員投票を乗り越えたことで、14日にも連邦議会(下院)でメルケル氏が首相に再選される。

 長引く政権空白の影響を懸念し経済界からは、早期の政権発足を求める声が強まっていた。DPA通信によると、独産業連盟のケンプフ会長は「即座に政府の仕事に取り組んでほしい」と述べ、新政権の発足を歓迎。昨年11月のCDU・CSUと自由民主党などによる3会派連立協定決裂の際に仲介役を務め、自身の出身母体である社民党を説得したシュタインマイヤー大統領も「不安定な局面が終結したことは国にとって良いこと」と喜びをあらわにした。

 対照的だったのは、移民系への過激な発言で存在感を増すAfDだ。ホルム連邦議会AfD会派副代表は声明で「ドイツは選挙の敗者同士による連立を得た」と総選挙で議席を減らした2大会派による政権継続を批判。「大連立で唯一良い点は、野党がAfDによって率いられること。もはや既成政党の政治には選択肢がないことを証明する」と対決姿勢を強めた。

 CDUは既に6人の閣僚候補を発表しているが、5日には姉妹政党であるCSUが党幹部会を開き、党選出の新閣僚を発表する。社民党は12日に開く幹部会で、外相や財務相などの主要閣僚を含む党閣僚人事について決める方針。大連立賛成運動を主導し、次期党首に就任予定のナーレス連邦議会党会派代表は閣外にとどまり、党再生に専念することが決まっている。

2566チバQ:2018/03/06(火) 11:15:07
http://www.sankei.com/world/news/180305/wor1803050039-n1.html
2018.3.5 22:27
【イタリア総選挙】
ポピュリズム席巻 EU政治に新たな不安
【ローマ=三井美奈】イタリア総選挙で、「五つ星運動」と「同盟」が大幅に支持を伸ばした。五つ星は既成政治への批判、同盟は移民排斥を訴えてポピュリズム(大衆迎合主義)に便乗した。実行不可能な公約が乱発され、連立交渉はどこから着手できるのかも不明な状況だ。

 欧州連合(EU)では4日、ドイツでメルケル首相の大連立政権の発足が総選挙から約半年を経て決まった。同じ日にユーロ圏3位の経済国イタリアで政治空白の長期化が確実となり、新たな不安を生んだ。

 五つ星運動の連立否定で多数派の組み合わせは、中道右派と中道左派の連携以外にない。しかし、同盟は民主党政権の移民政策や欧州連合(EU)との協調路線に真っ向から反対する。

 同盟のサルビーニ書記長は、不法移民の大量送還を主張。イタリアでは過去4年間で中東やアフリカから地中海経由で約60万人が流入し、反移民感情が広がっていることに便乗した。同盟の台頭で、連立組み合わせがさらに複雑化した。

 イタリアでは昨年秋の選挙制度法改正で、これまで第1党に配分していた「ボーナス議席」制度が廃止され、単独勢力での多数派確保が難しくなった。

 スタンパ紙のウーゴ・マグリ記者は「左右大連立以外に政権樹立の道はないが、実現は困難。当面はジェンティローニ首相が続投するとしても、政権不安が長期化すればユーロ危機再燃が排除できなくなる」と指摘した。

2567チバQ:2018/03/06(火) 11:15:37
http://www.sankei.com/world/news/180305/wor1803050041-n1.html
2018.3.5 22:37
【イタリア総選挙】
81歳、不死身のベルルスコーニ氏 公職追放乗り越え…連立交渉の黒幕に「復権」か 
 【ローマ=三井美奈】イタリア総選挙は「同盟」、ベルルスコーニ元首相(81)が率いる「フォルツァ・イタリア」などの中道右派連合がリードしながら過半数には大きく及ばず、混迷が必至となった。政界を追放されていたベルルスコーニ氏が、連立交渉のカギを握る黒幕として「復権」しそうだ。

 元首相は奔放な言辞と大衆的スタイルで紛れもない「元祖ポピュリスト」(モンティ元首相)。票の分裂で中道右派連合と民主党の大連立が浮上するものの、移民排斥を訴える「同盟」と民主党の政策は大きく乖離(かいり)しており、元首相が橋渡し役として浮上する。

 元首相は選挙戦で五つ星運動を意識して「私は穏健派」と主張。不安定な政治に「安定」をもたらす老練さを前面に打ち出した。

 元首相は失脚と復権の繰り返しで、何度も「終わった」とされた。2006年の総選挙で中道左派に敗北。08年に首相に返り咲いたが、3年後に連立瓦解(がかい)で首相辞任を迫られた。13年の総選挙で復権を狙ったが、汚職や少女買春など疑惑が相次いで浮上。「私が聖人でないことは、みんな知っている」とうそぶいたものの、脱税で有罪宣告を受けて公職追放になった。

 今回は被選挙権がないままフォルツァ・イタリアの遊説に飛び回った。「法人・個人課税は一律23%とする」など、ポピュリスト公約は健在だった。

 それでも、裸一貫から実業帝国を築いた成功神話を国民は忘れなかった。通算9年余りの首相在任は戦後最長。ローマの有権者に聞くと、「彼は国の歴史を変えた人」(29歳、看護婦)、「経済を活性化させてほしい」(85歳、男性)など期待論が高かった。

 一方、同盟のサルビーニ書記長は、激しく反移民・反欧州連合(EU)論をぶつ44歳。「不法移民の強制送還」を公約したほか、投票日直前にはテレビで「ユーロは(EUを牽引(けんいん)する)ドイツのカネだ。私はユーロ離脱の準備に着手した」と話した。中道右派連合の一員だが、他国なら「極右」扱いされそうな主張で現状不満票を集めた。

 同盟は今回の躍進で発言力を確実に増した。サルビーニ氏は首相就任への意欲をあらわにするが、同氏を軸にしたのでは、中道左派が支持しないのは明白だ。

 先行きが不透明になるほど、ベルルスコーニ氏の出番が増える。同氏は投票日直前、首相候補にアントニオ・タヤーニ欧州議会議長をあげたが、新しい名前が浮上する可能性が濃厚だ。

2568チバQ:2018/03/06(火) 11:16:04
http://www.sankei.com/world/news/180305/wor1803050040-n1.html
2018.3.5 22:28
【イタリア総選挙】
ポピュリズム「五つ星運動」躍進、「政界のアイドル」ディマイオ氏が貢献
 【ローマ=三井美奈】「五つ星運動」の首相候補として同党の躍進に貢献した元フリーターのルイジ・ディマイオ氏(31)は、若さと新鮮さで「政界のアイドル」として注目を集め、既成政治に失望した有権者の支持を吸い上げた。

 五つ星運動は2009年、コメディアンのベッペ・グリッロ氏(69)が設立した。汚職の追放、ユーロ圏離脱を問う国民投票の実施も公約だった。昨年秋に首相候補となったディマイオ氏は、絶叫調で政治批判するグリッロ氏とは対照的に、ソフトな口調と親しみやすさが売り物だ。

 反ユーロ路線が国民の不安を招くとあっさり修正し、「イタリアの居場所は欧州」と述べて、親EU派だとアピールした。褐色の肌に刈り上げの短髪、スーツ姿がトレードマークで、遊説先では「ルイジ!」とファーストネームで声援があがった。

 ナポリ近郊の出身。大学中退後、サッカー場の案内係やウェブデザイナーなどの職を転々とした。13年の前回下院選挙で当選し、同国史上最年少の26歳で副議長に就任。選挙戦では「単身者一人当たり月780ユーロの所得保障」など若者や失業者対策を訴えた。

2569チバQ:2018/03/06(火) 11:16:57
http://www.sankei.com/world/news/180306/wor1803060020-n1.html
2018.3.6 09:28
【イタリア総選挙】
右派、支持伸ばす 総選挙投票 政権交代は不可避か
 【ローマ=三井美奈】イタリアで4日、上下両院を改選する総選挙の投票が始まった。中道左派の与党・民主党、中道右派連合、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」の3勢力が争う中、いずれも議席の過半数獲得は難しく、次期政権は連立交渉で決まるとみられている。

                   


 投票は全国で午前7時(日本時間午後3時)に始まった。ローマ中心部の投票所で看護師、クリスチナ・ピオッティさん(50)は、「五つ星運動に入れる。新しい勢力に古い政治を変えてほしい」と話した。フェリ・オタビオさん(85)は、ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派野党「フォルツァ・イタリア」に投票したと明かし、「大胆な減税で経済を活性化してほしい。政権交代が必要だ」と訴えた。

 今回の選挙は、下院の630議席、上院で終身議員枠を除く315議席を改選する。レンツィ前首相が率いる民主党政権の経済、移民政策に対する批判が高まる中、政権交代は不可避との見方が強い。
 事前の世論調査では、「フォルツァ・イタリア」を中心とする中道右派連合が大型減税や移民対策の強化を主張して支持を伸ばし、連立交渉の主軸になるとみられている。

 また、選挙では「既成政治の打破」を掲げる五つ星運動がどこまで票を伸ばすかも焦点となる。世論調査では単独政党で首位に立ったが、左右の主力政党との連立は拒否している。

 イタリアはユーロ圏3位の経済大国。連立交渉の結果、欧州連合(EU)の移民、経済政策に懐疑的な政権が発足すれば、EUの不安要因となりかねない。

 投票は午後11時(日本時間5日午前7時)に締め切られ、即日開票される。5日昼(同午後)には大勢判明の見通し。上下両院とも任期は5年。

2570チバQ:2018/03/09(金) 00:44:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180307k0000m030135000c.html
<独経済相>「中道政治で国民理解を」右派拡大に対抗
03月07日 07:00毎日新聞

<独経済相>「中道政治で国民理解を」右派拡大に対抗

AfDを巡るドイツ連邦議会での主な出来事

(毎日新聞)

 【ベルリン中西啓介】ドイツで中道2大勢力による第4次メルケル政権が14日に発足する。国政第2党・社会民主党出身で、メルケル首相の内閣で法相も務めたツィプリース経済・エネルギー相は毎日新聞の取材に、ドイツでも拡大する右派ポピュリズム(大衆迎合主義)に対抗し、中道の理性的な政治で有権者を納得させることが政治の責任だという考えを強調した。

 連邦議会(下院)では、メルケル会派と社民党による新政権に対し、右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が野党第1党として挑む構図となる。反イスラム色を強めるAfDの議員は国会の場でもイスラム教と女性への暴力を関連付ける発言をしている。

 また、トルコに1年間拘束された末、先月解放された独紙のトルコ系特派員について、過去に独政府を批判する論調の記事を書いたなどとして非難する動議を提出。移民排斥の姿勢を鮮明にしてきた。

 ツィプリース氏はこうした「仮想敵」を作り出す政治手法について、「政治家やメディアはこうした手法に乗っかってはならない。だが、現実には複雑な出来事を単純化することが広がっている」と指摘。AfDだけでなく、イタリア総選挙で既成政党批判を展開し、ポピュリズム勢力と指摘される新興政治団体「五つ星運動」が躍進したことに危機感を示した。

 こうした右傾化やポピュリズムが欧米で拡大する背景について、ツィプリース氏は「社会の発展に取り残され、豊かになるという公約が実現されていないと感じる人がいる」と説明。「政治家は常に事実に即した解決策を提示し、政策を客観的に説明する責務がある」と述べ、政策議論でポピュリズムの根を絶つ必要性を訴えた。

 社民党は支持率でAfDに抜かれるなど国政第2党の地位が危ぶまれている。社民党は党員投票で新政権入りを決めたが、党内には党勢回復のため、早期に大連立参加を打ち切り総選挙に持ち込むべきだとの意見もある。ツィプリース氏は「我々は4年間、人々の暮らしを良くするために選ばれている」と述べ、任期途中での解散総選挙には否定的な見方を示した。

2571チバQ:2018/03/09(金) 22:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-00000125-jij-eurp
独大連立、閣僚出そろう=社民から財務相、外相
3/9(金) 19:12配信 時事通信
 【ベルリン時事】ドイツ第2党の社民党が9日、近く発足する大連立政権の閣僚リストを発表した。

 メルケル首相(63)率いる第1党のキリスト教民主・社会同盟(同盟)は人選を既に公表しており、顔ぶれが出そろった。14日の連邦議会(下院)での首相指名選挙を経て、第4次メルケル政権が正式にスタートする。

 当初連立入りに慎重だった社民党への配慮から、同党には最重要閣僚の財務相や外相など6ポストが連立合意で割り当てられた。財務相兼副首相にはショルツ党首代行(59)が就任する。ショルツ氏はドイツが南欧諸国に強いた財政規律路線について「他国に指図したくない」としており、修正の可能性もある。

 外相には、マース法相(51)が就く。マース氏は内政畑を歩み、外交手腕は未知数だ。

2572チバQ:2018/03/12(月) 19:48:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3166974.html
国民戦線から「国民連合」へ 仏極右政党、イメージ一新へ改称提案
08:48AFPBB News

国民戦線から「国民連合」へ 仏極右政党、イメージ一新へ改称提案

フランス北部リールで開かれた極右政党「国民戦線(FN)」の党大会で演説するマリーヌ・ルペン党首(2018年3月11日撮影)。(c)AFP PHOTO / PHILIPPE HUGUEN

(AFPBB News)

【AFP=時事】フランスの極右政党「国民戦線」は11日、北部リールで党大会を開き、マリーヌ・ルペン党首を再任した。ルペン氏は党イメージを改善するため、党名を「国民連合」に変更することを提案した。

 現在の党名は、ルペン氏の父親であるジャンマリ・ルペン氏が1972年に共同で結党して以来使われている。

 改称は党の新たな始まりとともに、人種差別的、反ユダヤ的な発言を繰り返してきたジャンマリ氏の負の遺産との決別を告げるものとなる。

 マリーヌ氏は、国民戦線という名称は「誰も否定できない栄光の歴史」と結び付いているとしながらも、多くのフランス国民にとって「心理的な障壁」になっていると指摘。党が選挙で勝つ上で妨げになっているとの見方を示した。

 マリーヌ氏はエマニュエル・マクロン氏(現大統領)に敗れた昨年5月の大統領選決選投票で1000万票を獲得したものの、得票率は34%と予想を下回った。自身も、選挙戦でミスがあったことを認めている。

 国民戦線は11日、ジャンマリ氏から名誉職も剥奪し、同氏との最後のつながりを切った。2011年に党首に就き、今回3選されたマリーヌ氏との激しい骨肉の権力闘争に終止符が打たれた格好だ。【翻訳編集】AFPBB News

2573チバQ:2018/03/13(火) 21:38:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180314k0000m030057000c.html
<ドイツ>メルケル大連立政権14日発足 政権空白が収束
19:52毎日新聞

 【フランクフルト中西啓介】ドイツ連邦議会(下院)は14日、首相選出投票を行う。シュタインマイヤー大統領の提案に基づき、最大会派の中道右派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を率いるメルケル首相が4選される見通し。昨秋から続く戦後最長の政権空白が収束する。第4次メルケル政権は第2党の中道左派・社会民主党との大連立継続だが、連邦議会の議席占有率は56%にとどまり、政権の安定運営が課題となる。

 メルケル氏は12日、社民党のショルツ党首代理とCSUのゼーホーファー党首と政権協定書に署名した。メルケル氏は記者会見で「グローバル化とデジタル化の時代に合わせ、豊かさ実現のあり方を刷新する時だ」と抱負を語った。社民党からはショルツ氏が副首相兼財務相に、マース法相が外相に就任予定。CDUからは3人の女性が入閣するほか、CSUからゼーホーファー氏が内相に就く。

 懸念されるのが保守色が濃いCSUと社民党の対立だ。10月に地元南部バイエルン州の州議会選を控えるCSUは、総選挙で排外的な政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に奪われた保守票を取り戻すため、外国人の送還強化を進める方針だが、法相ポストを持つ社民党は強硬な政策には慎重な姿勢で、対立の火種がくすぶる。

 外交では高い発信力で欧州連合(EU)改革を訴えるマクロン仏大統領との協力が焦点。社民党はマクロン氏のユーロ圏共通予算構想や若者の失業対策のための投資を支持。だが、CDU・CSUは健全財政運営の観点から、他国への支援につながる政策には懐疑的だ。

 ショルツ氏は「社民党は健全財政を支持する」と述べ、ショイブレ前財務相(CDU)の政策を堅持する方針を示す。だが、社民党だけでなく野党にも「独経済の利益を南欧などに配分し、EUの結束を強化すべきだ」との声が強い。EUの連帯深化と健全な財政政策の両立が、メルケル氏にとって課題になりそうだ。

2574チバQ:2018/03/14(水) 05:12:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000068-san-eurp
仏「国民戦線」党名変更へ ルペン氏「国民連合」提案 脱極右色でイメージ刷新
3/13(火) 7:55配信 産経新聞
 【パリ=三井美奈】フランスの極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首は11日、北部リールで行われた党大会で、党名を「国民連合」に変えると提案した。極右色を脱し、党のイメージを刷新して党勢回復を図る狙いがある。

 ルペン党首は演説で、「国民戦線には輝かしい歴史があるが、多くの国民が拒否感を抱いているのも事実。(新党名で)国民結集の意志を示す必要がある」と訴えた。移民受け入れや経済グローバル化に反対する方針は不変だと述べた。

 党大会では、ルペン党首の続投のほか、父親で党創設者のジャンマリ・ルペン氏の名誉党首職廃止が決まった。父ルペン氏は反ユダヤ発言を繰り返して訴追され、父娘の対立が表面化していた。

 ルペン党首は昨年の大統領選第1回投票で、国民戦線候補として過去最多の760万票以上を獲得したが、決選投票でマクロン大統領に大敗した。その後の国民議会(下院)選挙では得票が低迷し、党分裂に追い込まれた。

 新党名は党員投票にかけられた後、正式決定される。

2575チバQ:2018/03/14(水) 05:20:34
http://www.sankei.com/world/news/180313/wor1803130028-n1.html
2018.3.13 21:32

独新政権14日発足 欧州との協調を前面に 閣僚刷新、10人入れ替え

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの第4次メルケル政権が14日発足する。政治安定のため、二大政党が再び手を組むことを迫られた政権は、顔ぶれを変えることで「刷新」を印象づける。一方、緊張を増す国際情勢への対応のため、これまで以上に欧州との協調重視を前面に打ち出した。

 メルケル首相の保守系、キリスト教民主・社会同盟と中道左派、社会民主党は12日、連立協定に正式署名した。14日は連邦議会(下院)でメルケル氏が首相に選出された後、シュタインマイヤー大統領が任命するなど、政権発足の手続きが行われる。

 メルケル氏は12日の記者会見で「やっと仕事を始めるときだ。仕事は多いが、私は楽観的だ」と述べた。社民党から副首相兼財務相に就任するショルツ臨時党首は「建設的に協力する」と語った。

 新政権はメルケル氏と閣僚15人で前政権と同数の計16人で構成。同盟が首相を含む10ポスト、社民党が6ポストを占める。前政権から閣僚10人を入れ替え、平均年齢は前政権発足当時より約3歳若い51・2歳。女性は1人増えて7人。

 前政権との違いを最も示すのは財務相の交代。ギリシャ債務危機への対応など財政規律への厳格さで知られた同盟のショイブレ氏が過去8年、担ってきたが、ショルツ氏は「どうすべきかを他の欧州諸国に指示はしたくない」と述べたこともあり、ユーロ圏政策での変化を予想する声もある。

 内相は移民・難民流入の玄関口となった南部バイエルン州のゼーホーファー州首相が就任。メルケル氏の寛容政策を批判し、厳格な対応を唱えてきた。外交・安全保障では同盟のフォンデアライエン国防相がとどまる一方、外相は社民党重鎮のガブリエル氏が退き、マース法相が横滑りする。

 昨年9月の総選挙後続いた政治空白の間、トランプ米政権が鉄鋼などの輸入制限を決めたことで「貿易戦争」の不安が強まり、シリアの人道状況も悪化が懸念されるなど、国際情勢は不穏さを増す。中露の台頭への対応も課題に上る。

 連立協定は「欧州の新たな出発」をうたい、欧州連合(EU)への一段の貢献を強調。メルケル氏は12日、「ドイツだけで課題は解決できず、価値を共有し、一緒に行動する欧州が必要」と述べ、ショルツ氏も「世界が困難になるなか、EUの一段の発展が最大の目標の一つだ」と訴えた。

2576チバQ:2018/03/14(水) 05:21:45
http://www.sankei.com/world/news/180313/wor1803130014-n1.html
2018.3.13 10:45

レンツィ前首相、イタリア与党党首を辞任 暫定党首は下野の意向
 4日に実施されたイタリア総選挙で惨敗した与党民主党のレンツィ前首相は12日、党の書記長(党首)を辞任した。党役員会で決定した。暫定党首に就いた副書記長のマルティーナ氏は連立交渉には加わらず野党に転じる意向を示した。ANSA通信が報じた。

 レンツィ氏は5日の記者会見で選挙での敗北を認め辞意を表明。当初は新政権発足までは続投するとしていたが、党内で早期辞職を求める声が高まっていた。

 マルティーナ氏は12日、単独政党としては最多議席を獲得した新興組織「五つ星運動」と、前回から躍進した右派政党「同盟」に対して、政権樹立に向けた責任を果たすよう求めた。総選挙ではいずれの勢力も過半数に届かず、多数派形成に向けた綱引きが始まっている。(共同)

2577チバQ:2018/03/14(水) 20:59:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

2578チバQ:2018/03/14(水) 20:59:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

2579チバQ:2018/03/15(木) 19:55:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500309&g=int
スロバキア首相が辞意=記者殺害事件受け抗議拡大
指定暴力団


14日、ブラチスラバで記者会見し、辞意を表明するスロバキアのフィツォ首相(EPA=時事)

 【ベルリン時事】スロバキアのフィツォ首相(53)は14日、キスカ大統領に辞意を伝えたことを明らかにした。同国では政界の汚職を追及していた記者(27)の殺害事件を受け政権批判が強まっており、圧力に抗し切れなくなったとみられる。AFP通信などが伝えた。
 ただ、辞任の条件として自身が所属する与党からの後継者選出と前倒し総選挙の回避を挙げており、世論の怒りが収まるかは不透明だ。
 殺害されたのは、ヤン・クツィアク記者と婚約者。先月末、首都ブラチスラバ近郊の自宅で遺体で発見された。クツィアク氏はスロバキアの政界とイタリアのマフィアのつながりを追及していた。クツィアク氏が執筆中だった記事の内容が事件後明らかになると、政権への怒りが噴出し、各地で数万人規模の抗議行動が発生。今月12日には内相が辞任に追い込まれた。(2018/03/15-07:54)

2580チバQ:2018/03/20(火) 20:02:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168125.html
サルコジ仏元大統領、リビア絡みの選挙資金援助疑惑で聴取へ
18:03AFPBB News

サルコジ仏元大統領、リビア絡みの選挙資金援助疑惑で聴取へ

フランスの首都パリで、共和党の党大会に出席したニコラ・サルコジ氏(2016年2月14日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / LIONEL BONAVENTURE

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)フランスのニコラ・サルコジ元大統領が20日、2007年の大統領選でリビア絡みの資金援助を受けた疑惑に関連し、事情聴取のため警察に留置された。関係筋がAFPに明らかにした。

 疑惑をめぐっては2016年11月、ある実業家が、リビアのかつての最高指導者、故ムアマル・カダフィ大佐から、サルコジ氏が大統領選に初出馬した際の援助資金として現金の詰まったスーツケース3個を受け取り届けたと認めたことをきっかけに、捜査が強化された。ただサルコジ氏はこれまで聴取のための出頭要請に応じていなかった。【翻訳編集】AFPBB News

2581チバQ:2018/03/20(火) 20:21:58
https://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E209927.html
「五つ星運動」が躍進でも、イタリアは再選挙に突入?
03月17日 15:30ニューズウィーク日本版

<イタリア総選挙で「五つ星運動」は上下院の第1党になったが、過半数には届かず連立交渉の行方は不透明に>

3月4日に実施されたイタリアの総選挙では、予想どおり「五つ星運動」が大躍進し、単独政党としては上下院で第1党となった。

政党グループでは、ベルルスコーニ元首相率いる中道右派連合が上下院の最大勢力となったが、五つ星と同様、過半数には届かなかった。そのため過半数議席を握る政党がない「ハングパーラメント」(宙づり議会)状態となり、連立政権樹立に向けた交渉が行われる。

中道右派連合内では、反EUを掲げる極右の「同盟(旧・北部同盟)」が、ベルルスコーニの「フォルツァ・イタリア」を抑えて得票率でトップに立った。中道右派連合を軸にして連立政権が発足すれば、同盟のサルビニ党首が首相に就任する見込みだ。サルビニは「イタリア第一主義」を叫び、政権を取ったら毎年10万人の難民を国外退去させると豪語してきた。

レンツィ前首相率いる与党・民主党を中心とする中道左派連合は敗北を喫し、レンツィはその責任を取って党首の座を降りると記者会見で述べた。

五つ星は09年にお笑い芸人のベッペ・グリッロと、起業家でウェブ戦略担当のジャンロベルト・カサレッジオが結成。17年9月に党首に就任した31歳のルイジ・ディマイオの下で保守・リベラル双方の政策を取り入れ、幅広い支持を獲得している。

今回の選挙の主要な争点は、難民の大量流入と経済の低迷、深刻な失業に対する処方箋だ。既成政党に失望した有権者は、こうした問題を一気に解決する「荒療治」に期待し、極右やポピュリズム政党に票を投じた。

イタリアには過去4年間に60万人前後の難民が流入。イタリアだけが重荷を背負わされているという不満から、有権者はEU各国に難民受け入れ枠を割り振る五つ星案を支持した。ディマイオはイタリア海軍が地中海で行っている難民の救助活動を「海運タクシー・サービス」と呼び、中止を呼び掛けてきた。

危機感を募らせるEU

一方で、五つ星は労働者の権利の保護・拡大を主要な政策に掲げ、労働者の経営参加や労働時間の短縮を打ち出している。現政権が進めてきた労働市場・年金改革を見直し、退職年齢を引き下げ、労働者を解雇しにくくすることも公約に入れてきた。

さらに、2050年までに段階的に化石燃料の使用ゼロを目指すほか、月額780ユーロ(約10万円)のベーシックインカムの導入も約束。外交ではロシアとの関係改善を掲げている。



今回の選挙結果に危機感を募らせているのはEU幹部だ。選挙戦でEU寄りの姿勢を打ち出したのはレンツィ率いる中道左派連合のみ。伝統的にEUの統合深化を目指してきた中道左派勢力がオランダ、フランス、スペインに続き、イタリアでも敗れたことは注目に値すると、米シンクタンクの大西洋協議会のイタリア政治専門家、バート・オースターベルドは指摘する。

極右の同盟と同様、五つ星も反EUを掲げてきた。ただ、オースターベルドによると、「投票日が近づくにつれ、(対EUでは)より穏健な姿勢を打ち出すようになった」という。

連立政権の枠組みは今のところ不明だ。交渉が決裂すれば、再選挙が行われることになる。オースターベルドはその確率を「50%以上」とみる。「五つ星と同盟が組めば安定多数になるが、この2党は主要な政策では水と油のように違う」

かといって宙づり議会では何一つ決まらない。イタリア政界の混迷は当分続きそうだ。

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[2018.3.20号掲載]
デービッド・ブレナン

2582チバQ:2018/03/22(木) 10:15:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3168271
サルコジ仏元大統領、汚職疑惑で訴追 リビア大佐から選挙資金調達か
2018年3月22日 7:14 発信地:パリ/フランス
【3月22日 AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)元大統領(63)が21日、2007年の大統領選挙出馬を前に、リビアの独裁者だった故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐から最大5000万ユーロ(約65億円)を受け取った疑いにより、汚職容疑で訴追された。司法筋がAFPに明らかにした。

 同筋によれば、サルコジ氏は2日間の事情聴取を受けた後に釈放されたが、汚職、違法な選挙資金調達、リビアからの公金の隠匿の容疑で訴追された。

 サルコジ氏にとって、今回の訴追は過去最も深刻な内容。

 サルコジ氏は不正を繰り返し否定し、北大西洋条約機構(NATO)が2011年に行ったカダフィ政権への軍事介入を同氏が推進した事実は、カダフィ大佐の影響下になかった証しだと主張している。NATOの軍事介入は、カダフィ大佐の放逐と殺害につながった。

 サルコジ氏は昨年の大統領選で政界復帰を試み失敗している。(c)AFP

2583チバQ:2018/03/22(木) 20:12:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180322k0000e030218000c.html
<フランス>サルコジ氏本格捜査へ リビアから不正資金疑惑
11:25毎日新聞

 【パリ賀有勇】フランス司法当局は21日、サルコジ元大統領(63)が勝利した2007年の仏大統領選前にリビアの最高指導者だった故カダフィ大佐側から巨額の選挙資金を違法に受け取っていた疑惑を巡り、刑事裁判の開始も視野に元大統領に対する本格捜査の開始を決定した。仏メディアが一斉に報じた。

 サルコジ氏は06年11月〜07年初頭、カダフィ氏側から3回にわけ現金計500万ユーロ(約6億5000万円)の選挙資金を提供された疑惑が12年に仏メディアの報道で浮上。サルコジ氏は疑惑を一貫して否定してきた。

 フランスでは、外国の政府や法人からの政治献金は禁止されている。仏当局は13年から捜査を続け、今月20日からサルコジ氏の身柄を一時拘束して事情を聴いていた。

 ロイター通信によると、サルコジ氏はリビア政府の公金を選挙資金として違法に受け取ったり、収賄や横領に関わったりした疑いがかけられている。今後、予審判事が捜査を進め、刑事裁判を開始するかどうか判断する。

 サルコジ氏は、敗北した12年大統領選を巡る別の選挙資金の不正疑惑で刑事裁判の開始が決まっているが、不服を申し立てていた。

 サルコジ氏は07〜12年に大統領を務め、11年には国連安保理決議に基づき米英などとリビア内戦に軍事介入して反体制派を支持した。カダフィ氏は同年10月、反体制派とされる民兵に拘束され死亡した。

2584チバQ:2018/03/23(金) 17:08:11
http://www.sankei.com/world/news/180323/wor1803230010-n1.html
2018.3.23 08:10

サルコジ仏元大統領吠える テレビでリビア献金疑惑に反論
 【パリ=三井美奈】リビアの故カダフィ大佐から違法献金を受けた容疑で司法捜査の対象となったフランスのサルコジ元大統領が22日、民放テレビTF1に出演し、「私は怒りを感じている。私は国民の信頼を裏切ったことはない」と述べ、疑惑を全面否定した。

 サルコジ氏は25分間、インタビューに答えた。この疑惑では、カダフィ政権に近い実業家がメディアで、2007年の仏大統領選を前に「現金入りのスーツケースを3度、パリに運んだ」と証言していたが、サルコジ氏は「恥ずべきウソ。彼はペテン師だ」と反論した。疑惑には確たる証拠はないと主張し、「名誉を勝ち取ってみせる」と無実の立証に自信を示した。

 サルコジ氏は21日、予審判事による正式捜査の対象となった。容疑者として司法当局の監視下にある。

2585チバQ:2018/03/23(金) 19:50:28
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20180323-567-OYT1T50075.html
公務員「12万人削減」に抗議、パリ5万人デモ
12:32読売新聞

 【パリ=作田総輝】フランス各地で22日、マクロン政権の公務員改革などに抗議する大規模なストライキやデモが行われた。

 国鉄労組なども加わり、公共交通機関の運休が相次いだ。

 AFP通信によると、パリ中心部では約5万人がデモに参加した。国内の主要都市を結ぶ高速鉄道の半数以上が運行を取りやめたほか、大手航空会社エールフランスでも一部の便が運休した。学校や託児所の一部も閉鎖された。

 マクロン大統領は財政赤字の削減を進めるため、任期の5年間で公務員を約12万人削減すると表明している。国鉄に対しては、職員に認められている特別な有給休暇などの優遇措置を段階的に廃止する方針だ。

 ただ、こうした改革には根強い反発がある。国鉄は徹底抗戦の構えで、4月からの3か月で計36日間のストを計画している。

2586とはずがたり:2018/03/24(土) 10:52:04
カタルーニャ州新首相候補も拘束
独立問題、テルリュ氏ら5人
https://this.kiji.is/350088082618254433
2018/3/24 10:27

 【パリ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、マドリードの司法当局は23日、州議会の保守系独立派が州首相候補に擁立したテルリュ前州政府報道官ら政治家5人を反逆などの容疑で拘束した。一方、外国に滞在するプチデモン前州首相ら6人を同様の容疑で改めて国際手配した。地元メディアが伝えた。

 テルリュ氏は22日の州議会で実施された議員投票では、極左系独立派の造反により過半数の支持を得られなかった。しかし議会は24日に再投票を予定しており、拘束されたことで投票実施は不可能となった。独立派内の支持勢力は反発を強めるとみられる。

2587とはずがたり:2018/03/25(日) 20:22:23

カタルーニャ前州首相をドイツで拘束
https://this.kiji.is/350597941217625185
2018/3/25 20:10
c一般社団法人共同通信社

 【パリ共同】スペインからの報道によると、反逆容疑などで国際手配されていたカタルーニャ自治州のプチデモン前州首相が25日、ドイツで捜査当局に身柄を拘束された。

2588チバQ:2018/03/25(日) 23:29:13
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011377921_20180325.html
イタリア議会 EU懐疑派が下院議長に
04:49NHKニュース&スポーツ

今月、議会選挙が行われたイタリアで、連立協議の鍵となる議会下院の議長のポストをEU=ヨーロッパ連合に懐疑的な立場をとる新興政党が獲得し、近く始まる見通しの連立協議の行方が注目されます。

今月4日に行われたイタリアの議会選挙では、反EUを掲げる右派政党の「同盟」や、EUに懐疑的な立場を取る新興政党の「五つ星運動」が躍進しましたが、いずれの政党も過半数の議席を獲得できず、新政権の発足に向けた連立協議が行われることになっています。

協議を進める上で鍵となる上下両院の議長を選ぶ投票が23日行われましたが決まらず、24日、改めて投票が行われた結果、ともに議長が選出され、このうち下院では「五つ星運動」が初めて議長のポストを獲得しました。

議長の選出が遅れれば、政治の空白が長期化する懸念も出ていただけに、各党が混乱を避けるため、調整を急いだ結果だとみられていて、地元メディアは、「五つ星運動」が「同盟」の協力を取り付けたなどと伝えています。

連立協議は早ければ、来月上旬にも始まる見通しですが、五つ星運動と同盟は経済政策などで大きな隔たりがあることから、協議の難航も予想されていて、EUに懐疑的な政権が発足するのかどうか、今後の協議の行方が注目されます。

2589チバQ:2018/03/26(月) 00:04:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180325-00000067-jij-eurp
カタルーニャ前首相、独で拘束=スペイン送還の是非判断へ
3/25(日) 20:26配信 時事通信
 【パリ、ベルリン時事】スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン前州政府首相が25日、ドイツのデンマーク国境付近で身柄を拘束された。

 プチデモン氏の弁護人がツイッターで明らかにした。ドイツ当局は今後、スペイン送還の是非について判断するための手続きに入る。

 スペイン最高裁は、独立運動を行った前首相らに対する国家反逆罪などでの「欧州逮捕状」をいったん取り下げたが、23日に再発付。ドイツ警察はこの逮捕状に基づいて身柄を拘束した。

 ドイツ検察当局はDPA通信に「前首相は警察に拘束されている」と認めた。プチデモン氏はスペインの裁判で有罪判決を受けた場合、最高で25年の禁錮刑に処される可能性がある。

 プチデモン氏は州独立の是非を問う昨年10月の住民投票後、スペイン当局から訴追されベルギーに逃亡。先週、フィンランドの議員に招かれて同国を訪問していた。プチデモン氏の弁護人によると、ベルギーに戻る途中で拘束された。

 プチデモン氏率いるカタルーニャ自治州の独立派与党は、昨年末の州議会選で勝利した。しかしスペイン中央政府がプチデモン氏の首相再選に反対し、同氏は首相続投を断念。後任選びは候補者の身柄拘束などで難航し、首相は不在のままとなっている。

2590チバQ:2018/03/26(月) 20:49:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000023-jij_afp-int
カタルーニャ前首相拘束で大規模デモ、衝突で80人超負傷
3/26(月) 13:52配信 AFP=時事
カタルーニャ前首相拘束で大規模デモ、衝突で80人超負傷
スペイン北東部カタルーニャ州の州都バルセロナで行われた独立支持派の抗議デモで、放火され炎上する大型ごみ箱(2018年3月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州各地では25日、カルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)前首相の身柄拘束に抗議する独立派の大規模デモが行われ、警察隊との衝突で80人以上が負傷した。


 スペイン当局から訴追され国際手配されていたプチデモン氏は同日、デンマークから車でドイツ入りしたところで独警察に身柄を拘束された。

 これを受け、州都バルセロナではスペイン政府の出先機関を目指すデモ隊とカタルーニャ州警察の機動隊が衝突。デモ隊が大型ごみ箱を盾に警官隊に突進したり、ガラス瓶や缶、卵を投げつけたりしたのに対し、警官隊は上空への威嚇発砲やデモ参加者を警棒で殴打するなどしてデモの行く手を阻んだ。

 救急当局によると、この衝突で警察官13人を含む79人が負傷した。多くが打撲だという。

 このほかバルセロナの西方約150キロに位置するリェイダ(Lleida)で7人、南部タラゴナ(Tarragona)でも1人がデモ参加中に負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News

2591チバQ:2018/03/26(月) 20:51:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000031-jij_afp-int
仏極左議員候補、「英雄」警官の死喜ぶ投稿で逮捕
3/26(月) 18:43配信 AFP=時事
仏極左議員候補、「英雄」警官の死喜ぶ投稿で逮捕
フランス南部で起きた銃撃・立てこもり事件で、人質の身代わりとなり死亡した警察官アルノー・ベルトラム氏が勤務していたカルカソンヌの国家憲兵隊支部前にささげられた追悼の花束や写真(2018年3月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】フランス警察は25日、同国南部で発生した銃撃・立てこもり事件で人質の身代わりになった警察官について、その死を喜ぶようなコメントをツイッター(Twitter)に投稿した極左政党の国会議員候補を逮捕した。

 同国北西部ディーブシュルメール(Dives-sur-Mer)の自宅で同日逮捕されたのは、ステファヌ・プシエ(Stephane Poussier)容疑者。プシエ容疑者は、23日の事件後に亡くなったアルノー・ベルトラム(Arnaud Beltrame)中佐について、その死を喜ぶ投稿をツイッター上で2回行っていた。

 プシエ容疑者は、「警察官が撃たれるたびに…私は友人のレミ・フレス(Remi Fraisse)を思い出す」と書き、2014年にダム建設への抗議デモで、警察が放ったスタングレネード(威嚇用手投げ弾)によって死亡した環境保護活動家の名に言及。「しかも今回は中佐だったとは、素晴らしい! 加えて、(エマニュエル・)マクロン(Emmanuel Macron)大統領への投票者が1人減ったことになる」とツイートした。

 プシエ容疑者のコメントは激しい非難を呼び、同容疑者のツイッターアカウントは閉鎖された。地元のダビド・パマール(David Pamart)検察官がAFPに明かしたところによると、プシエ容疑者はテロ行為を正当化した容疑で逮捕されたという。

 有罪と認められれば、最高で禁錮7年と10万ユーロ(約1300万円)の罰金が言い渡される可能性がある。

 ベルトラム氏は23日、同日の一連の襲撃で既に3人を殺害していたラドゥアヌ・ラクディム(Radouane Lakdim)容疑者の人間の盾にされていた女性の身代わりになることを自ら申し出。その際に銃で撃たれた上、刃物で刺されたけがが原因で死亡した。

 マクロン大統領は、ベルトラム氏が「英雄となって逝った」と称賛。同氏に対しては、国を挙げての追悼式典が予定されている。

 プシエ容疑者は昨年の総選挙で、極左のジャンリュック・メランション(Jean-Luc Melenchon)氏が創設した政党「不屈のフランス(France Insoumise)」から議員に立候補し、落選していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2592とはずがたり:2018/03/27(火) 13:42:38
バルセロナで独立派が抗議行動 プッチダモン氏拘束で
https://www.asahi.com/articles/ASL3V3103L3VUHBI00H.html?iref=comtop_list_int_n01
パリ=青田秀樹2018年3月26日10時37分

 スペインからの独立運動が続く同国カタルーニャ自治州のプッチダモン前州首相がドイツで身柄を拘束された25日、州都バルセロナで独立派の市民による抗議行動があり、警官隊との衝突などで多数のけが人が出た。同氏には、違法な独立運動を進めたとして反乱罪の容疑がかけられており、身柄がスペイン側に引き渡されることになれば、独立派が不満を強めるのは確実だ。

カタルーニャ州前首相が身柄拘束 独立運動で反乱罪容疑
 AFP通信によると、バルセロナ中心部での抗議行動には、独立のシンボル旗をまとった市民ら数千人が参加。ゴミ箱に火を放ったり、瓶やカンを投げたりし、一部では、警備の警官隊ともみ合いになった。警官を含む79人が負傷したという。独立派のトゥレン州議会議長は「これまで通り、暴力ではない方法で行動しよう」と呼びかけた。

 プッチダモン氏は、逮捕を逃れるためベルギーに滞在しており、25日に拘束されたのは、訪問先のフィンランドからの帰途に、デンマークから車でドイツに入国したところだったという。ドイツ当局は26日から同氏側に事情を聴くなどして、今後の対応を決める見通しだ。

 スペインの司法当局は23日、プッチダモン氏をはじめ元州政府幹部らの容疑を固めたと発表し、いったん取り下げていた国際逮捕状を再び取り、訴追に向けて強い姿勢を示していた。(パリ=青田秀樹)

2593チバQ:2018/03/27(火) 18:36:17
http://www.sankei.com/world/news/180323/wor1803230024-n1.html
2018.3.23 18:08

カタルーニャ州首相、また選出できず 左派が造反、独立派に足並み乱れ
【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州議会は22日、州政府の前報道官で独立派のジョディ・テルリュ議員の首相就任をめぐって信任投票を行った。独立派の一部が棄権に回り、賛成が過半数に至らず否決された。

 テルリュ氏はプチデモン前州首相と同じ保守系の政党連合に所属。採決では独立派のうち強硬左派「人民連合(CUP)」が造反し、議員定数135のうち、賛成は64票だった。昨年12月の州議会選で、独立系は過半数の計70議席を獲得したが、足並みの乱れが浮き彫りになった。

 前州首相はベルギー逃亡中で、再任断念を表明。テルリュ氏は独立派で浮上した3人目の候補だった。

2594チバQ:2018/03/27(火) 20:04:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000077-mai-int
<独・裁判所>前カタルーニャ州首相の勾留を許可
3/27(火) 18:56配信 毎日新聞
 【パリ賀有勇、ベルリン中西啓介】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題を巡り、ドイツで拘束されたプチデモン前州首相について、独北部ノイミュンスターの裁判所は26日、勾留を許可した。今後、スペイン当局に身柄の引き渡しが行われれば、独立派は「けん引役」を失うことになり、昨年12月の州議会選後に難航している新州政権の樹立が完全に行き詰まる可能性がある。

 国家への反逆や公金横領の罪で起訴されたプチデモン氏は25日、スペイン司法当局が発行した「欧州逮捕状」(EAW)に基づき、独国内で拘束された。EAWによる拘束では、拘束後60日以内に発行国に引き渡すか決定することになっており、来週以降、ドイツの上級裁判所が身柄の引き渡しの可否を判断する見通し。

 州議会が昨年10月、スペインからの同自治州の「独立宣言」を採択したが、これを認めないスペイン中央政府はプチデモン氏を解任し、州議会を解散した。プチデモン氏は欧州連合(EU)本部のあるベルギー・ブリュッセルに逃れた後、欧州各地で独立運動の「正当性」を発信してきた。

 スペインメディアは、独立問題の沈静化を図りたいスペイン政府が身柄の引き渡しを視野に「関係がより密接で、刑法に類似性のあるドイツ」(エルパイス紙)の協力を得て、プチデモン氏の拘束に動いたとみている。

 独立運動を主導してきたプチデモン氏の拘束は、ただでさえ新州政権づくりが難航している独立派にとっては打撃となる。

 これまで州議会議長が新首相候補に指名した、プチデモン氏と勾留が続く独立派の市民団体元代表は、首相指名に必要な議会への出席が困難で首相就任を断念。3人目の首相候補だったトゥルイ前州政府報道官は、22日の信任投票で独立強硬派の「人民連合」(CUP、保有議席数4)が棄権したため不信任となった。

 今後、5月22日までに新首相が選出されなければ規定により再選挙となる。独立派は定数135の70議席を占めるにとどまるが、再選挙で過半数に届かなければ独立機運が一気にしぼみかねず、再選挙は避けたいのが本音だ。だが、州首相候補にプチデモン氏を推してきたCUPは、再選挙を避けるための「現実路線」の候補者は容認しないとみられ、新政権の樹立は暗礁に乗り上げる可能性がある。

2595チバQ:2018/04/03(火) 16:26:27
https://mainichi.jp/articles/20180403/ddm/007/030/065000c
イタリア
連立へ駆け引き激化 あすから協議開始 躍進「五つ星運動」と「同盟」を軸に
毎日新聞2018年4月3日 東京朝刊
 【パリ賀有勇】いずれの勢力も単独過半数に届かなかったイタリア総選挙(3月4日投開票)の結果を受け、首相候補を指名するマッタレッラ大統領は4日から各政党の代表との協議を開始する。躍進した新興政治団体「五つ星運動」と反欧州連合(EU)を掲げる「同盟」(旧・北部同盟)を軸に、連立に向けた各勢力の駆け引きが激化しており、政権発足には時間を要するとみられている。

 総選挙の得票率は、中道右派連合が約37%でトップとなったが、内訳では反EUや反移民を掲げる「同盟」が約17%で、連合を主導したベルルスコーニ元首相(81)が率いる「フォルツァ・イタリア(FI)」を抜いた。「五つ星」は約33%で単独政党としては上下両院で最多議席を獲得。惨敗を喫した中道左派連合を率いた与党・民主党は、新政権の樹立を待たずにレンツィ前首相(43)が党書記長(党首)を辞任。連立に加わらず下野する可能性がある。

 3月24日に初招集された議会では、上院はFI、下院は「五つ星」がそれぞれ議長ポストを獲得した。右派連合内で議席数でFIを上回る「同盟」が、新政権の要職を得る代わりにFIに議長ポストを譲った形だが、議長選出を巡っては足並みの乱れも表面化した。

 「同盟」のサルビーニ書記長は有権者への「裏切り行為」として否定するが、「五つ星」が「同盟」とだけ組むパターンも取りざたされる。EUや市場が最も警戒するシナリオだ。

 両党ともEUに対して批判的なうえ、「五つ星」が実施を目指す多額の公的資金が必要とされる貧困層対策に「同盟」が一定の理解を示しているためだ。

 マッタレッラ大統領は今後、各政党の代表との協議を経て、多数派形成ができそうな人物を首相候補に指名し、組閣を委任する。新政権は上下両院の信任を受ける必要がある。

2596チバQ:2018/04/03(火) 16:47:45
https://mainichi.jp/articles/20180331/ddm/007/030/093000c
英国
EU離脱まで1年 世論、今も二分 メイ首相、支持拡大に躍起
毎日新聞2018年3月31日 東京朝刊
 【ロンドン矢野純一】英国が欧州連合(EU)から正式離脱するまで残り1年となった29日、メイ英首相は「法や国境、資金のコントロールを(EUから)取り戻し、英国は力強く発展する」との声明を発表した。離脱を決めた2016年6月の国民投票後、世論は今も離脱派と残留派に二分され、2度目の国民投票を求める声も出る中、改めて離脱方針への支持を訴えた。

 メイ氏はこの日、英連合王国を形成するスコットランド、ウェールズ、英領北アイルランドを訪問。農家や地元企業の従業員らとの対話で「離脱を決めた国民投票でどちらに投票したとしても、英国は結束し離脱の好機をつかむ」と強調した。

 16年の国民投票では、離脱支持派は51・9%で、残留支持派をわずか3・8ポイント上回った。その後も双方の支持率は拮抗(きっこう)しており、世論調査会社「YouGov」が今月26〜27日に行った調査では、離脱支持は42%で、残留支持の45%を下回った。

 一方、EUとの離脱交渉では今年10月をメドに離脱協定案をまとめる。この段階で協定案を支持するかを改めて国民投票で問う案について、YouGovの調査では36%が支持、42%が反対だったが、1年前に比べ支持が5ポイント増えた。

 保守党のメージャー元首相や労働党のブレア元首相のほか、英国に拠点を構える世界的な投資家ジョージ・ソロス氏も残留派の立場から国民投票の実施を支持しており、国民にも支持が広がりつつある。

 英・EUは双方の議会で批准の手続きを経て、英国は来年3月29日に正式に離脱する。20年12月末までの移行期間中、英国はEUと従来通り関税なしの貿易ができるが、この間にEUとの自由貿易協定(FTA)がまとまらなければ、双方の貿易に関税が課せられ、経済が混乱する恐れもある。

「ガリレオ」運用、焦点
 【ブリュッセル八田浩輔】英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、EUが事業費を拠出する衛星測位システム「ガリレオ」が焦点に浮上している。「欧州版GPS」とも呼ばれるガリレオの運用を巡り、EU側は2019年3月末の離脱後は英国の利用制限を検討しており、安全保障分野での協力や英航空宇宙産業への影響が懸念されている。

 米国防総省が運用するGPSは位置情報やカーナビゲーションなどにも使用されているが、本来は軍事用途に開発された。

 ガリレオはGPSへの依存度を下げる民生システムとしてEU予算で整備が進み、16年12月から試験運用を開始。欧州宇宙機関(ESA)が管理し、欧州での航空管制や車両の運行管理への利用や世界規模の商業利用を見込み、20年の本格運用を目指す。これまでの事業費100億ユーロ(約1兆3000億円)のうち英国は12%を拠出した。

 ガリレオは犯罪捜査や安全保障分野での用途にあわせ、高度に暗号化され妨害に強い政府専用信号も備える。これらは原則的にEU機関や加盟国のみに利用を制限。英紙フィナンシャル・タイムズによると、EUは今年初め、英政府に19年以降の事業計画に絡む機微な情報を共有しない方針を伝えた。

 その結果、離脱前にかかわらず関連事業の入札などで英企業が締め出され、フランスなどのライバル企業を利する事態が生じかねないという。

 欧州委は今年1月、英国にあるガリレオの地上バックアップシステムをスペインに移転することも決めた。

 英国は、離脱後も安全保障での協力体制を維持することが双方の利益にかなうと主張しており、ウィリアムソン英国防相はガリレオを巡るEUの方針に「深い失望」を表明し、「防衛と安全保障で策をろうするべきではない」として、譲歩を迫る。

 英政府は30年までに世界の宇宙関連市場の1割を占有する目標を掲げるが、ガリレオへのアクセスも達成の鍵を握る。

2597チバQ:2018/04/03(火) 16:47:56
英国のEU離脱を巡る今後の動き
2018年 6月    離脱後の英領北アイルランドの処遇について合意を目指す

  18年10月目めど 離脱協定案の合意を指す

  19年3月     英国がEU離脱。離脱までに英EU双方の議会が離脱協定案の批准を目指す

  20年12月    移行期間終了。これまでに自由貿易協定締結を目指す

2598とはずがたり:2018/04/03(火) 21:52:40

サルコジ元仏大統領を拘束
大統領選巡る違法資金で取り調べ
https://this.kiji.is/348760844337316961?c=113147194022725109
2018/3/20 18:33

フランスのニコラ・サルコジ元大統領(ゲッティ=共同)
 【パリ共同】フランス捜査当局は20日、過去の大統領選を巡る資金不正事件で、ニコラ・サルコジ元大統領(63)の身柄を拘束し、取り調べを始めた。リビアの独裁者だった故カダフィ氏側から巨額の資金提供を受けた疑惑に関する取り調べとの情報もある。フランスのメディアが伝えた。

 保守系政党を率いたサルコジ氏は2007年の大統領選に勝利し、12年の大統領選で左派、社会党のオランド氏に敗北した。両選挙の資金に不正があったとして、司法当局が複数の疑惑の捜査を進めていた。

 サルコジ氏は昨年の大統領選で返り咲きを狙ったが、党内の予備選に敗れ、政界引退を表明した。

2599チバQ:2018/04/05(木) 19:56:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000013-asahik-int
(2018試練の欧州)ハンガリー首相、あおる「反移民」 EUや国連批判、ソロス氏も標的
4/5(木) 16:00配信 有料 朝日新聞デジタル

(2018試練の欧州)ハンガリー首相、あおる「反移民」 EUや国連批判、ソロス氏も標的
ジョージ・ソロス氏(中央)と野党指導者を揶揄(やゆ)する与党の選挙ポスター。「ソロスの候補者たちを止めよう」と訴える=ブダペスト、津阪直樹撮影
 ハンガリーは8日が総選挙。オルバン首相率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が「反移民」を強調、欧州連合(EU)や国連を厳しく批判し、有利な選挙戦を展開中だ。統合深化を再加速したいEUは、東欧の加盟国で強まる遠心力に苦慮している。(ブダペスト=津阪直樹、吉武祐)

 「移民を受け入れることは、ハンガリー国家の降伏を意味する」。3月27日夜、首都ブダペストにある文化施設での演説会で、フィデスの候補者が訴えた。
 340ある座席はすべて埋まり、立ち見が出る盛況ぶり。野党候補の「移民を防ぐ(国境の)フェンスは壊したい」といった発言が紹介されると激しいブーイングが起き、フェンスや装甲車両がスクリーンに映し出されると拍手が起きた。……

2600チバQ:2018/04/06(金) 21:20:58
https://www.sankei.com/smp/world/news/180406/wor1804060025-s1.html
ハンガリー与党「反移民」で一点突破 8日総選挙 強権首相優勢、国内は分断2018.4.6 19:23

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 ハンガリーの総選挙が8日に迫った。中道右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が優勢で、オルバン首相の連続3選が有力視される。難民・移民政策を中心に欧州連合(EU)との確執を深める首相の戦略は「反移民」の一点突破。ポピュリズム(大衆迎合主義)化し、中露をたたえる強権手法は国内に分断も生んでいる。

 首都ブダペストの東駅。2015年夏、欧州を目指す難民らであふれた駅構内は今、旅行者や市民の日常のにぎわいが戻っていた。

 「国中がきれいになったよ」。ある男性はこう語った。当時、自国に流れ込む人々を食い止める柵を国境に築いたハンガリーは国際社会から批判を浴びたが、無職のブバさん(74)は「オルバン氏の政策は正しかった」と振り返る。

 東駅や西駅周辺などで目立つのは2種類のポスターだ。移民流入を「阻止せよ」(STOP)と書かれた政府広報。もう一つは同国出身の米投資家、ジョージ・ソロス氏と野党指導者たちが一緒に並ぶフィデス作製のもので、「ソロスの候補をとめろ」と訴える。
 オルバン氏は過去、旧共産圏の反体制派を支援したソロス氏の資金で留学もしたが、ソロス氏が現政権の移民政策を批判すると矛先を向けた。旧ソ連と並ぶ歴史的な「敵」とし、野党と移民受け入れ拡大を図っているとキャンペーンを張る。

 ポスターは個人を標的にした中傷にも映る。だがブバさんの評価はこうだ。「機知に富んでいるわ」

     ◇

 世論調査によると、フィデスの支持率は投票態度を決めた人々の中で5割前後を占め、社会党など他党を20ポイント以上引き離す。10年に首相に復帰後、世界金融危機の影響を受けた経済を回復し、移民流入を阻止したオルバン氏の人気は高い。

 だが、司法の権限縮小やメディアへの影響力拡大など、その政策に民主主義を脅かすとの懸念は強い。

 「欧州は侵略下にある。西欧の若者は祖国で少数派になる」。イスラム教徒を念頭にしたオルバン氏の移民批判は愛国的な調子を強める。近年は「非リベラルな民主主義」を唱え、中露やトルコなど権威主義的な国家の台頭を「成功」と称賛。実際、経済的な観点から中露にも接近し、EUの結束を揺さぶっている。

 「オルバン氏が問題視するのは過度の自由主義。経済危機の経験から国家の主権を重視している」

 オルバン氏の統治をこう解説するのは政府寄りのシンクタンク「ネーゼーポント」のフォドル事務局長だ。オルバン氏の移民批判は「欧州伝統の価値」を守るためで、中露との友好は「現実主義」と解説する。

     ◇

 国内ではそんなオルバン氏への警戒も強まっている。「政権は成果を出したがオルバン氏は傲慢」。作業員の男性(33)はこう語り、「独裁者だ」(無職男性)との声も上がる。

 野党は今回、「打倒オルバン」のため、ぎりぎりまで選挙協力を模索する。ただ、成否は見通せない。

 「プロパガンダばかり。ロシアのようだ」。15年に警察要員として国境で移民流入監視にもあたったドイツ系企業勤務のイブラヒム・ビクタスさん(22)はこんな不安すら抱く。「民主主義といった価値が脅かされ、いつかロシアと米欧どちらかの選択を迫られるのではないか…」

 (ブダペスト 宮下日出男)

2601とはずがたり:2018/04/08(日) 17:23:35
ハンガリー与党勝利の勢い
大衆迎合主義、EUさらに懸念
https://this.kiji.is/355604088106304609
2018/4/8 15:43
c一般社団法人共同通信社

 【ブダペスト共同】ハンガリー議会(一院制、定数199)選挙が8日、行われた。オルバン首相(54)の「フィデス・ハンガリー市民連盟」の与党連合が各種世論調査で野党を大きくリードしており、2010年から首相を務めるオルバン氏続投の勢い。大勢判明は8日深夜(日本時間9日朝)の見通しだ。

 15〜16年に中東から押し寄せた難民らの受け入れを拒み、欧州連合(EU)と反目するオルバン政権は、今回の選挙戦でも反移民・難民を主張した。排外感情をあおるポピュリズム(大衆迎合主義)的手法を取る同政権の続投が決まれば、EUの懸念はさらに深まりそうだ。

2602とはずがたり:2018/04/09(月) 13:11:31
『教育から宗教の影響を排除』スウェーデン新方針の背景にあるもの
https://www.fnn.jp/posts/00283650HDK
飯山陽
2018年03月19日 月曜 午前12:00

スウェーデン政府は男女平等を支持しない者には学校運営を認めない方針を発表
イスラム教系学校で教えられる「イスラム教の論理」と「西洋の論理」との矛盾
政府は宗教系学校を管理すべき否かという問題

スウェーデンで学校から宗教の影響排除

スウェーデン教育相は先日、今後は男女平等や人権という「根本的価値」を支持しない者には学校運営を認めないという方針を新聞紙上で発表しました。

現政府は学校から宗教の影響を排除するという基本方針を掲げており、今回の決定はその方針に従ったものだとみられています。

スウェーデンにおける学校は男女平等を積極的に促進し、生徒たちがジェンダー・アイデンティティーとは独立した形で能力や関心を開発させることを認めなければならない、と同相は記しています。

さらに、スウェーデンの子どもたちは、たとえ宗教組織によって設立された学校においてであろうと、直接的あるいは間接的に宗教活動を強制されることは絶対にあってはならないとし、全ての教育は宗教の影響から完全に自由でなければならないという基本方針を強調してもいます。

スウェーデンには現在60以上の宗教学校があり、そのほとんどはキリスト教系で、イスラム教系の学校は11あるとのこと。

この決定は、ソマリア系イスラム教徒で2010年から2014年までスウェーデン議会の議員も務めていたワベリAbdirizak Waberi氏が、ボロースで新たなイスラム教系学校設立を目指していることと関係していると言われています。


スウェーデン教育相は先日、今後は男女平等や人権という「根本的価値」を支持しない者には学校運営を認めないという方針を新聞紙上で発表しました。

現政府は学校から宗教の影響を排除するという基本方針を掲げており、今回の決定はその方針に従ったものだとみられています。

スウェーデンにおける学校は男女平等を積極的に促進し、生徒たちがジェンダー・アイデンティティーとは独立した形で能力や関心を開発させることを認めなければならない、と同相は記しています。

さらに、スウェーデンの子どもたちは、たとえ宗教組織によって設立された学校においてであろうと、直接的あるいは間接的に宗教活動を強制されることは絶対にあってはならないとし、全ての教育は宗教の影響から完全に自由でなければならないという基本方針を強調してもいます。

2603とはずがたり:2018/04/09(月) 13:11:48
>>2602
スウェーデンには現在60以上の宗教学校があり、そのほとんどはキリスト教系で、イスラム教系の学校は11あるとのこと。

この決定は、ソマリア系イスラム教徒で2010年から2014年までスウェーデン議会の議員も務めていたワベリAbdirizak Waberi氏が、ボロースで新たなイスラム教系学校設立を目指していることと関係していると言われています。


宗教学校の設立が関係?
ワベリ氏は政治活動を開始する以前は、スウェーデンのヨーテボリにあるイスラム教系小学校の校長でした。

同校ではイスラム教の教義についての授業を週に2コマ課しており、これは他の学校よりも多いだけではなく、男は4人妻を持つことが許されているが、その逆は許されていないといったイスラム教的価値について教えているとか、男子生徒は100%が満点で卒業しているのに女子生徒は71%しか満点をもらっていないという同校の実態はスウェーデンの他の学校と比べて明らかにおかしいなど、しばしば批判の対象とされてきました。

ワベリ氏自身も、イスラム教徒の男が4人妻を持てることや、イスラム教徒の男は異教徒と結婚できるが女はできないことなどは、コーランに記されているのだ、とインタビューで答えています。

ワベリ氏はスウェーデン・イスラム協会や、スウェーデン・イスラム教学校組合、スウェーデン・イスラム教徒政治フォーラムといったスウェーデンの名だたるイスラム教組織の有力メンバーであるだけでなく、過去にはヨーロッパ・イスラム組織連盟の副会長を務めたこともある、非常に影響力のある人物です。


同様の議論がイギリスでも
ヨーロッパにおいてこれまではほぼ放任されてきた宗教系の私立学校を国が管理すべきだという議論は、既にイギリスでも起こっています。

というのも、イギリスではイスラム教学校において教師が生徒をジハード戦士に育てるべく数年間にわたって教育していた罪で実刑判決を受ける、という深刻な事案が既に発生しているからです。

「イスラム教の論理」と「西洋の論理」が異なることは、イスラム教徒住民が多く暮らすヨーロッパ諸国では、様々な場所で目に見える形で健在化し、社会問題化あるいは政治問題化しているのです。

イスラム教と教育の問題については、日本も他人事ではありません。

日本でも、イスラム教組織やモスクなどがイスラム教徒の子女にイスラム教の教義や価値について教える学校や教室を多く運営しています。

また、日本の学校で教えられることはイスラム教の価値に反するとして、自分の子どもが学齢期になるとインドネシアやパキスタンなどに住まわせ学校に通わせる在日イスラム教徒も少なくありません。

イスラム教と教育という問題は、単に給食をどうするか、という問題ではないのです。

2604チバQ:2018/04/09(月) 15:55:38
https://www.asahi.com/articles/ASL4922QXL49UHBI001.html
ハンガリー総選挙、与党が圧勝 反移民、反EU訴え支持
ブダペスト=吉武祐2018年4月9日11時10分
 東欧のハンガリーで8日、総選挙が行われ、オルバン首相率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が、前回に続いて圧勝した。「反移民」を強調して欧州連合(EU)や国連を批判する選挙戦を展開したフィデスが権力基盤を固め、EUにとっては懸念を深める結果になった。

 開票率95%の段階の選管発表によると、国会(一院制、定数199)でフィデスと連立相手のキリスト教民主国民党の議席数は計133となって3分の2を超え、前回と同水準となった。オルバン政権は幅広い人気を維持して2010年から連続3期目に入る。

 オルバン氏は、15年に中東などから大勢が難民申請を希望して欧州に来て以降、「国を乗っ取られる」といった言動で排外的な姿勢を強め、キリスト教文化を守ろうと呼びかけた。こうした姿勢が支持されるとともに、EU補助金の活用などによる順調な経済成長も追い風となった。オルバン氏は勝利宣言で「我々は国を守ることができるようになった」と述べた。

 オルバン氏は選挙戦で、EUや国連がハンガリーに難民受け入れを迫っていると訴え、その裏にハンガリー出身の米投資家ジョージ・ソロス氏がいると主張。野党を「ソロスの候補」と呼んで批判した。最終盤では、EUによる難民の割り当て拒否で歩調をそろえるポーランドから政権の実力者で与党党首のカチンスキ氏を招いた。法の支配や人権などの点でEUから問題視される政権同士で、連携をアピールした。

 野党は、かつての極右から中道寄りになった「ヨッビク」と社会党を中心に、「反オルバン」の姿勢をとったが、浸透しなかった。(ブダペスト=吉武祐)

2605チバQ:2018/04/09(月) 17:14:11
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3170452.html
ハンガリー総選挙、中道右派の与党が圧勝 「反移民」継続へ
08:18AFPBB News

ハンガリー総選挙、中道右派の与党が圧勝 「反移民」継続へ

ハンガリーの首都ブダペストで、議会選での与党の勝利を祝うオルバン・ビクトル首相(2018年4月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / ATTILA KISBENEDEK

(AFPBB News)

【AFP=時事】8日投票のハンガリー議会(一院制、定数199)選挙は即日開票され、オルバン・ビクトル首相率いる中道右派の与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が圧勝する見通しとなった。オルバン首相は「歴史的な勝利」だと宣言、3期目の続投を確実にした。

 オルバン首相は強硬な移民対策や移民の再定住プログラム、市民団体の取り締まりをめぐり欧州連合と反目してきたが、選挙結果を受けて従来の政策をさらに進めるとみられる。

 選管によると、開票率93.3%の時点で市民連盟は48.94%を得票した。

 投票率は68.8%で前回2014年の総選挙を7ポイント余り上回った。

 オルバン首相は8日遅くに支持者を前に演説し、今回の結果によって国民に「自分を守り、ハンガリーを守る機会」が与えられたとたたえた。【翻訳編集】AFPBB News

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180409X023.html
ハンガリー総選挙、首相与党が大勝=強権オルバン氏、連続3選
09:49時事通信

 【ベルリン時事】ハンガリーで8日、総選挙(一院制、定数199)の投開票が行われ、強権的政治手法で知られるオルバン首相率いる中道右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が勝利した。協力政党と合わせた獲得議席数は134程度(改選前は131)と、憲法改正が可能な全体の3分の2以上を確保する見通しで、4期目(連続では3選)に入るオルバン氏の権力基盤が一段と強まりそうだ。

 選挙戦では一貫して「反難民」を唱えて支持を集め、左右で乱立する野党を終始リード。今回の大勝で、欧州での排外主義、ポピュリズム(大衆迎合)の広がりが改めて示された形だ。

 オルバン氏は8日の集会で「ハンガリーを守る機会が与えられた」と勝利宣言。仏極右政党、国民戦線のルペン党首はツイッターで「欧州連合(EU)の大量移民政策がまた否定された」と賛辞を贈った。

2606チバQ:2018/04/09(月) 21:05:45
https://mainichi.jp/articles/20180410/k00/00m/030/087000c
ハンガリー与党圧勝
EU、東欧の権威主義化に懸念強める
毎日新聞2018年4月9日 20時55分(最終更新 4月9日 20時55分)
【ブリュッセル八田浩輔、ウィーン三木幸治】欧州連合(EU)は権威主義志向を強めるハンガリーやポーランドなど東欧諸国への懸念を強めている。ハンガリー議会選の終盤、オルバン首相はポーランドの与党「法と正義」のカチンスキ党首を招き、連携をアピール。経済ではEUだけでなく、ロシア、中国との関係も強化するとみられている。

 EU内の「東西分断」が表面化した難民問題では、チェコも連携。加盟国に一定の難民受け入れを求めるEUの2年半前の決定を今も無視し続け、義務を果たしていないとして3カ国は欧州委員会から提訴された。

 欧州委はポーランドとハンガリーを念頭に、次期EU中期予算の配分に「法の支配の原則」を関連付ける案を示して軟化を迫る。

 またEUは英国の離脱決定後、共通通貨ユーロの導入国で統合を加速させる方針を打ち出し、ユーロを採用していないハンガリーやポーランドは孤立を深める可能性が高い。

 一方、これらの国が望むのはEUの力を弱めることで、EUからの離脱ではない。ハンガリーは国民のEUに対する支持率では加盟国でも上位に入る。2004年の加盟以降、EUの地域間格差是正のための構造基金からは年30億ユーロ近い助成金を受け取っている。

 西ハンガリー大のゾルタン・ポガチャ教授は「ハンガリーの経済の見た目の数字はいいが、実態はEUの補助金に頼っている。オルバン氏は財政をEUに依存しつつ、EU批判を国内の支持率向上に利用している」と指摘する。

 またハンガリーはEUとしての共通外交や軍事分野の協力では連携も進む。オルバン氏は加盟国首脳でも指折りの親露派だが、英国で起きた元露スパイの暗殺未遂事件を巡っては他の加盟国と歩調をあわせて露外交官の国外追放を決めた。

2607チバQ:2018/04/09(月) 21:18:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040900769&g=int
北アイルランド紛争終結20年=自治不在、和平の行方不透明-英


 英領北アイルランドで、英国残留を望むプロテスタント系と、アイルランドとの統一を目指すカトリック系住民の紛争に終止符を打つ和平合意が成立してから10日で20年。この間、両派の政治対話は一定の進展を見せたが、対立の根は深く、和平を支える共同自治は機能不全に陥っている。来年に迫った英国の欧州連合(EU)離脱も暗い影を落としており、和平の行方には不透明感が漂う。


 ◇住民和解まだ
 北アイルランドの中心都市ベルファスト。繁華街西方にコンクリートの塀とフェンスがそびえる。高さ10メートル前後。紛争が激化した1960年代後半以降、対立する住民同士を隔てるため各所に建設された分離壁の一つだ。しばしばベルリンの壁とも比較されるこの壁は、和平合意から20年を経た今も残されたままだ。


プロテスタント系とカトリック系住民の居住地域を隔てる壁。紛争時に衝突を防ぐため設置された。通称「平和の壁」=5日、ベルファスト

 壁の北側、プロテスタントの多い地区でガイドを務めるノエル・ラージ氏(60)はプロテスタント系民兵組織の元メンバーで、殺人などの罪で16年服役した後、和平合意を受けて釈放された。「当時したことを後悔している。人生を無駄にした」。20年で何が変わったかの問いに、「今は互いに殺し合うことはなくなった。みんな平和を望んでいる」と強調するが、「和解するまでには至っていない」とも付け加えた。
 南側のカトリックが多い地区を案内してくれたピーダー・ウェラン氏(60)はカトリック系過激組織の元活動家。20年を振り返り、「和平合意自体が妥協の産物だった。政治の矛盾と住民間の緊張は残り、状況は変わったとは言えない」と述べた。
 ◇国境問題で暴力再燃?
 北アイルランドでは98年、和平合意に基づきプロテスタントとカトリック両勢力による共同自治がスタートした。和平プロセスの進展に伴い治安は改善し、観光客も増加。市内にはホテルが何軒も新築された。地元観光局の担当者は「北アイルランドは変わった」と胸を張る。


北アイルランド和平合意20年を迎えたが、政治的主張を訴える壁画が数多く残る西ベルファスト=5日、ベルファスト

 しかし昨年1月、それまで自治政府を運営してきたプロテスタント系民主統一党(DUP)とカトリック系シン・フェイン党の対立で自治が崩壊。議会選後の連立交渉も失敗し、人々は20年の節目を自治不在という非常事態の中で迎えた。自治議会関係者によれば、「近い将来の正常化の見込みは薄い」とされ、不安定な状況は当面続く。
 英国のEU離脱も問題を複雑化している。離脱協議ではEU加盟国アイルランドとの国境問題が主要争点に浮上。離脱に伴い、現在は自由な国境間の移動が制限される可能性があり、仮に検問など目に見える国境が復活すれば双方の帰属意識があおられ、暴力が再燃しかねない。「誰も流血の時代に戻ることは望まない」(40代女性)はずだが、不確かな未来に住民の懸念は強まっている。(2018/04/09-15:19)

2608チバQ:2018/04/12(木) 19:21:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000048-san-eurp
北アイルランド和平合意20年…根強い対立
4/12(木) 7:55配信 産経新聞
 【ロンドン=岡部伸】英領北アイルランド紛争を終結させた和平合意締結から20年の10日、中心都市ベルファストで記念式典が行われ、調停役を務めたクリントン元米大統領やブレア元英首相らが出席した。

 和平枠組みはプロテスタント系とカトリック系勢力の根強い対立から行き詰まり、自治政府不在状態が続いており、英国の欧州連合(EU)離脱でアイルランドとの国境が実質的に復活することによる分断の懸念が広がっている。合意では帰属は住民に委ねることや武装解除、共同統治などを規定。20年間で融合が進み、武力衝突による死者は激減、犯罪率は英平均並みに下がり、失業率は過去最低となった。

 しかし閣僚ポストを分け合う自治政府が昨年1月崩壊し、3月の議会選挙を受けた組閣協議も難航。EU離脱で国境が復活すれば、和平前提となった自由なヒトやモノの往来に支障が出る。“行司役”だった英政権が親英強硬派のプロテスタント系、民主統一党(DUP)と閣外協力したため、アイルランドとの統一を目指すカトリック系が反発、自治議会は14カ月開かれていない。クリントン氏は、「政治的マヒ長期化にも限度がある」と述べ、両派に歩み寄りを求めた。

2609チバQ:2018/04/15(日) 21:19:12
https://www.sankei.com/world/news/180415/wor1804150018-n1.html
2018.4.15 09:00

独新政権1カ月 「愛なき結婚」不協和音続く
【ベルリン=宮下日出男】ドイツのメルケル新政権発足から14日で1カ月。難交渉の末、中道左派の社会民主党とこぎ着けた再大連立では、難民・移民政策をめぐる閣僚発言などが物議を醸し、不協和音が絶えない。求心力の陰りも指摘されるメルケル首相は早くも、「愛なき結婚」の手綱さばきに腐心している。

 メルケル氏は10〜11日、閣内の政策調整のため、ベルリン郊外で全閣僚参加の会合を開いた。重大決定はなく、メルケル氏は「目的は閣僚が知り合うこと」とし、「(閣内は)総じて協調的だ」と述べた。

 メルケル氏がこう強調したのは、発足当初から政権内がぎくしゃくしてきたためだ。特にメルケル氏の保守系与党の一角をなすキリスト教社会同盟(CSU)出身のゼーホーファー内相は「イスラム教はドイツにそぐわない」と述べ、大きな議論を呼んだ。

 発言はCSUの拠点、バイエルン州で秋に控えた州議会選を念頭にしたものとされるが、社民党や左派系野党が一斉に批判。メルケル氏は「イスラム教も今では、ドイツの一部」と述べ収拾を図る事態となった。

 不協和音に輪をかけているのが、寛容な難民政策を批判するシュパーン保健相の言動だ。メルケル氏が自党の批判派取り込みのため起用したが、最近は「法と秩序が徹底されていない」と社民党が治めるベルリンなどの治安状況を批判。社民党側の反発を招いた。

 シュパーン氏はほかにも物議を醸す発言を繰り返しており、社民党幹部はシュパーン、ゼーホーファー両氏について「自分の売り込みだけを考えている」と批判。メルケル氏に対し、政権運営に集中させるよう注文した。

 社民党のショルツ副首相は閣僚会合後、「チームは築かれた」と内閣協調を誇示したが、公共放送ZDFは「不和は続いている。期待はできない」と懐疑的な見方を伝えた。

2610とはずがたり:2018/04/17(火) 13:55:06
英首相、「米追従」批判に反論=スピード重視で議会に諮らず―シリア攻撃
時事通信社 2018年4月17日 06時24分 (2018年4月17日 13時39分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180417/Jiji_20180417X001.html

 【ロンドン時事】英国のメイ首相は16日、下院で声明を発表し、米仏と共同で行ったシリアへの軍事攻撃について「われわれは自らの国益のために行動した」と述べ、野党から出ている、米国に追従して攻撃に加わったとの批判に反論した。事前に議会に諮らなかったことについては「パートナーとの協力にスピードが不可欠だった」などと説明した。

 英首相には他国に対する軍事攻撃の際に議会の承認を得る法的義務はない。しかし、最大野党・労働党のコービン党首はこの日の下院で「生死が絡む軍事行動ほど重要な問題はない。政府の行動を支持したり、止めたりする権限が議会にあってしかるべきだ」と主張した。

2611チバQ:2018/04/18(水) 23:50:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1804170024
【ユーロ経済学】独政権発足でEU改革やっと本腰? 「共通予算」「財務相」で方向性出せるか
04月17日 12:19産経新聞

【ユーロ経済学】独政権発足でEU改革やっと本腰? 「共通予算」「財務相」で方向性出せるか

3月23日、ブリュッセルで行われた欧州連合(EU)首脳会議閉幕後の共同記者会見に臨むマクロン仏大統領(右)とメルケル独首相(AP)

(産経新聞)

 ドイツのメルケル首相がようやく政権を発足させ、停滞していた欧州連合(EU)改革の議論進展が期待される。“本丸”はユーロ圏の統合深化。野心的な改革を示しながら待ちぼうけにされたフランスのマクロン大統領に「欧州の盟主」はどんな返事を出すのか。独仏両輪がそろい、統合深化は進むのか-。

 独政権発足後初となった3月22〜23日のEU首脳会議の閉幕後、独仏首脳は一緒に報道陣に姿を見せた。

 「再任おめでとう」。そう述べたマクロン氏に、メルケル氏は直前に起きた仏南部スーパー襲撃テロを受け、「できる支援を行う」と表明した。今や恒例の共同会見は両首脳の“蜜月”を物語る。

 英国のEU離脱や英在住の露元情報機関員への神経剤襲撃、対米貿易問題など喫緊の課題がめじろ押しだった首脳会議はユーロ圏改革も重要な議題だった。EUは6月の首脳会議で改革の方向性をまとめる方針だ。

 マクロン氏は昨年9月の独総選挙直後、改革議論の加速のため、具体的な改革案を打ち出したが、独側の政権樹立難航という誤算のため、「3月まで」とした両国の改革方針のとりまとめもずれ込んだ。会見では「6月までに独仏共通の工程表を提示する」と意気込みを示した。

銀行同盟と欧州版IMF

 改革はユーロ圏の弱点の克服と強化が狙いだ。債務危機では「通貨は同じでも財政はバラバラ」との欠陥や危機対応の準備不足が露呈。EUが支援の条件として危機国に求めた財政緊縮策は「反EU」感情が広がるきっかけともなった。

 ポピュリズム(大衆迎合主義)勢力はなお根強いが、経済情勢は改善した。「再度の困難に備えなければならない」とメルケル氏も改革を急ぐ考えだ。

 優先は「銀行同盟」の完成と「欧州通貨基金」(EMF)創設。銀行同盟は金融行政の統合が目的で、3本柱のうち銀行の監督一元化と破綻処理の共通化は実現したが、預金保険制度の共通化が残る。EMFは債務危機でつくられた「欧州安定メカニズム」(ESM)を拡充し、欧州版国際通貨基金(IMF)に発展させる構想だ。

 預金保険制度ではドイツなどが自国預金者が負担をかぶる形となるのを懸念して議論が難航してきた。ただ、銀行同盟も通貨基金も方向は定まっている。ユーロ圏改革でより大きな課題となるのは、その「先」だ。

レッドラインはない

 焦点はマクロンが提唱するユーロ圏共通の予算と財務相の新設だ。欧州委員会はこれに対し、ユーロ圏予算をEU予算の枠内に置いて、欧州委副委員長が財務相を兼ねる案を提示。欧州委には非ユーロ導入国への配慮があるが、権限をめぐる仏側との駆け引きもうかがえる。

 独側ではメルケル政権は連立協定で「限定的な予算手段」を支持し、将来的な予算創設に含みを残す。他国の財政を支える形に反対で、使途で仏側とズレも指摘される上、非ユーロ国への配慮も強い。課題は多いが、独外交政策評議会(DGAP)のシュワルツァー所長は「レッドライン(越えられない一線)は敷いていない」と柔軟さをみる。

 独政権では連立相手の社会民主党がマクロン氏の提案に積極的な一方、メルケル氏の与党には慎重論も強く、今後、マクロン氏とどう折り合いをつけるかが注視される。

 議論を受け、他国も動きだした。オランダやフィンランドなどユーロ非導入国を含む欧州北部8カ国は3月上旬、「健全財政が最善の危機予防」と共同声明を出し、統合深化を牽制。念頭にあるのは共通予算などの新設で、オランダのルッテ首相は独メディアで「私らは独仏の合意にうなずくだけでない」と独仏主導に横やりを入れた。

 これらはドイツ同様に財政規律を重視する国々。統合深化に対するドイツの姿勢がなお不明な中、「これまでは陰に隠れていたが、今、ドイツが仲間か、相手側かを見定めている」とDGAPの仏独関係専門家、デメスマイ氏は指摘。「ドイツは立場を明確にせねばならないときだ」との見方を示した。(ベルリン 宮下日出男)

2612チバQ:2018/04/22(日) 22:33:33
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210042-n1.html
2018.4.21 21:50
【英EU離脱】
英国がEU離脱見据え連邦諸国と関係強化 旧植民地諸国など53カ国の首脳会議
 【ロンドン=岡部伸】英国と旧植民地諸国など53カ国でつくる英連邦首脳会議がロンドンで20日、2日間の日程を終え、閉幕した。英国では約20年ぶりの開催。来年3月に欧州連合(EU)を離脱する英国は、神経剤を使った元露スパイ襲撃事件などでロシアと対立しており、メイ英首相は記者会見で連邦諸国と安全保障や経済で一層の関係強化を図る意向を表明した。

 カナダのトルドー首相、オーストラリアのターンブル首相、インドのモディ首相のほかニュージーランドやシンガポールなどの大統領や首相40人以上が参加した。

 記者会見でメイ氏は、「今回初めて安全保障が中心議題になった」と指摘。「シリアや英国で化学兵器が使われ、国際秩序を守る強い決意を確認した」と述べ、団結して化学兵器使用に反対する考えを示した。

 また英連邦諸国でサイバー対策や防衛協力を進めると宣言。機密情報を共有するカナダ、オーストラリア、ニュージーランド首脳を英サイバーセキュリティーセンターに招き、「ロシアがサイバー攻撃で偽情報を流している」と非難。対露包囲網で結束を訴えた。

 さらにメイ氏は、加盟国間の貿易を2030年までに約2兆ドル(約215兆円)規模の経済圏に拡大させる意向を表明。EU離脱後、アジアやアフリカをまたぐ英連邦ネットワークを活用する狙いを示した。

2614チバQ:2018/04/22(日) 23:19:41
https://mainichi.jp/articles/20180423/k00/00m/030/048000c
ドイツ
社民党、新党首にナーレス氏選出 臨時党大会
毎日新聞2018年4月22日 20時23分(最終更新 4月22日 23時12分)
 【ベルリン中西啓介】ドイツの国政第2党・社会民主党は22日、独西部ウィースバーデンで臨時党大会を開き、アンドレア・ナーレス連邦議会(下院)党会派代表を党首に選出した。1863年に創設された独最古の国政政党で初の女性党首が誕生した。第4次メルケル政権に加わる社民党は支持率低迷に苦しむ。ナーレス氏は欧州を代表する老舗中道左派政党の復活に挑む。

 各州代表団による投票で、ナーレス氏は66%の得票率を得て勝利した。党内は長年、与党での実績を重視する保守派と、野党になり手厚い社会保障政策を実現させようとする左派が対立。ナーレス氏は演説で「私に協力してほしい。我々は一緒なら強い。やり遂げられる」と呼びかけ、メルケル会派に並ぶ国政2大政党の地位を守るため、党再生を実現することを誓った。

 前党首のシュルツ氏は2月、大連立政権継続を巡る混乱の責任を取り辞任。当初はシュルツ氏が後継指名したナーレス氏で候補が一本化されるとみられたが、北部フレンスブルク市長のジモーネ・ランゲ氏が「連邦議会党会派代表が党首を務めれば(国政と党務に)利害の対立が生まれる」とし、立候補を表明した。

2615チバQ:2018/04/22(日) 23:36:41
3月の記事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030400385&g=int
「終わりの始まり」鮮明=メルケル政権、後継争いの場に-独

メルケル

 【ベルリン時事】難産の末のドイツ・メルケル第4次政権樹立に高揚感はない。メルケル首相(63)にとってこれが最後の任期になることはほぼ確実で、キリスト教民主同盟の次世代を担う人材を閣僚に据える方針を首相自身が既に打ち出した。次期政権発足はメルケル時代の「終わりの始まり」を告げる節目となり、後継争いが本格化する。
 メルケル首相は自身の難民寛容政策に批判的だったシュパーン財務政務次官(37)を次期政権の保健相に起用。華があり、大衆的人気を誇るクレックナー副党首(45)を農相に充てる人事も内定した。昨年、情勢の厳しかった西部ザールラント州議会選挙を勝利に導いた当時の州首相、クランプカレンバウアー氏(55)は党幹事長に決定。政権・党の印象は大きく変わる。
 シュパーン氏は2月の党大会で、昨年9月の連邦議会(下院)選挙での党の勢力後退を念頭に「今、傷をなめ合うか、それとも、ここから何かを生み出せるかが問われている」「有権者の信頼を取り戻そう」と先頭に立つ意欲を見せた。
 首相は社会民主党との連立交渉で、同党に外相、財務相ポストを譲り、姉妹政党・キリスト教社会同盟には内相ポストを渡した。連立合意を優先した「痛みを伴う」決断だったことは首相自身が認めており、次期政権への党の協力を得ていくには、不満を受け止め、世代交代を進める姿勢を人事で示すしかなかった。
 民主同盟は結束が強いことで知られ、いったん党の方針が固まれば、異論が外部に漏れることは少ない。だが、連立協議で譲歩を強いられた首相に対し、「政治的誤りだ」などと公然と党内から批判が上がっていた。
 メルケル首相は12年を超える長期政権で、「ドイツの独り勝ち」と言われる好調な経済を実現し、外交・安全保障面でも国際社会でドイツの存在感を高めた。つい数年前まで「欧州の女王」「最強の女性」と言われたが、今や求心力の低下が著しい。
 首相は次期政権に関し、「4年間(首相を)務めると既に約束した。私は約束を守るタイプの人間だ」と述べ、次の任期を全うする考えを明確にしている。だが、「党再生の顔」として幅広い支持を集める人物が次世代から現れれば、早期退陣圧力も高まりかねないという見方が増えつつある。(2018/03/04-18:17)

2616チバQ:2018/04/24(火) 20:23:51
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/030/030000c
スペイン
過激派組織バスク解散へ 分離独立闘争で謝罪
毎日新聞2018年4月24日 17時53分(最終更新 4月24日 17時53分)
 【パリ賀有勇】スペイン北部バスク地方の分離独立を主張し、テロを繰り返してきた過激派組織「バスク祖国と自由(ETA)」が、5月上旬に解散する方針を示した。過去の武装闘争について謝罪声明も発表。820人以上の犠牲者を出したバスクの分離独立運動は、大きな節目を迎えることになる。

 スペイン紙エルパイスによると、ETAは仏側バスク地方で5月上旬に組織解散を宣言する。今月20日、「取り返しの付かない損失を含む、多大な苦しみを与えたことを理解している。真摯(しんし)に謝罪する」との声明を地元紙に発表した。

 ETAはフランコ独裁政権下の武力弾圧に対する抵抗運動として1959年に発足し、バスク民族主義に反対する政治家や学者らを爆弾テロなどで襲撃してきた。当局による摘発が進むなかで、2011年に「恒久的な武装闘争の停止」を宣言。17年には、銃や爆発物を隠した仏側バスクの武器庫の情報を仏当局に提供し、武装解除に応じた。

 解散の背景には、摘発による組織の弱体化に加え、300人に上るとされる収監中のETAメンバーのバスク地方の刑務所への移送など、待遇改善を図る狙いもあるとみられる。

 スペイン政府は謝罪を歓迎しつつも、ラホイ首相は「もっと早くに謝罪すべきだった」との声明を出した。

 スペイン国内の独立運動を巡っては、バスクとともに79年に自治州に移行した北東部カタルーニャ自治州の州議会が昨年10月、独立宣言を可決。自治権停止に伴う州議会の解散・選挙後も新たな州政府が樹立されないなど、混乱が続いている。

 【ことば】バスク地方

 スペイン北部バスク、ナバラ両自治州とフランス南西部にまたがる地方で、独自の文化・言語を持つ。スペイン側は、重工業が盛んで同国内の豊かな地域の一つ。1936年に自治政府が発足したが、スペインのフランコ独裁政権時代(39〜75年)に弾圧された。フランコ将軍死後に自治州に移行した。徴税権など幅広い自治権が認められている一方で、長年にわたり分離独立運動が続いてきた。

2617チバQ:2018/04/25(水) 16:04:32
https://www.sankei.com/world/news/180425/wor1804250001-n1.html
2018.4.25 14:00
【激動ヨーロッパ】
民主主義は弱っているのか ハンガリー総選挙が映す危うさ
 反難民・移民や強権政治で欧州連合(EU)と対立するハンガリーのオルバン首相が8日の総選挙で連続3選を果たした。圧勝を支えたのは政府・与党が一体的となり、政権寄りメディアも動員した「反移民」の大々的キャンペーンだ。東欧民主化から30年近くが経つが、そこには民主主義を「弱体化」させる危うさがはらんでいる。
(ブダペスト 宮下日出男)

 選挙ではオルバン氏の中道右派「フィデス・ハンガリー市民連盟」の与党連合が3分の2以上の議席を獲得。投票率も事前予想を超える約70%に上り、圧倒的な民意がオルバン氏を支持したのは事実だ。だが、この選挙に疑問を投げかける見解も出ている。

損なわれた対等な競争

 「純粋な政治的議論の余地が狭められ、完全な情報に基づく有権者の判断は妨げられた」

 選挙を監視した欧州安全保障協力機構(OSCE)は9日の報告書で選挙が適切に行われたとする一方、選挙活動全般についてこう指摘した。まず問題視したのは政府・与党が一体化したようなキャンペーン。街中にあふれた2種類のポスターがそれを物語る。

 一つは移民とみられる行列に「ストップ」と記した政府広告。もう一つは同国出身の米投資家、ジョージ・ソロス氏と野党指導者らが並ぶフィデスのポスターで「ソロスの候補をとめよう」と訴えた。ソロス氏は難民らを援助する非政府組織(NGO)も支援しており、いずれも「反移民」がメッセージだ。

 ポスターは首都ブダペストの駅周辺やバス、トラムの停留所など随所に掲げられ、政府広告とフィデスのポスターが交互に現れる回転式広告板もあった。異様な印象も与える光景だが、ある市民は「慣れていた。感覚がマヒしてたのだろうか…」と漏らした。

 政府はこうした宣伝をソーシャル・メディアなどでも行った。OSCEは「政府広告は与党のメッセージを拡大し、ライバルが対等に競う能力は大きく損なわれた」と指摘。「行政資源の乱用」とも懸念した。

政権寄り報道9割超

 OSCEは「メディアの偏向」にも焦点をあてた。特に政権寄りのメディアは「反移民のレトリックを増幅させた」とする。

 報告書の分析によると、国営テレビのニュースではフィデスに関する報道が約6割を占め、そのうち90%超が好意的な内容の一方、野党に関しては約8割が批判的な報道だった。選挙直前には19地方紙がオルバン氏の同じインタビュー記事を一斉に掲載もした。

 なぜ、このような状況が起きるのか。オルバン氏はこれまで公共メディアだけでなく、新聞など民間メディアにも、自身に近い企業家による買収を通じて影響力を拡大。政権に批判的で買収後廃刊された主要紙もある。政権寄りメディアには政府広告も優先的に割り当てているともされる。

 「編集の自由に恐ろしい影響を与え、有権者が多様な情報に接するのを阻害した」。報告書の見解だ。

 一方、「反政権」のメディアは苦しい。選挙直後には資金難を理由に、右派系主要紙「マジャール・ネムゼット」が廃刊した。オーナーはオルバン氏に近かったが、仲違いし、同紙は政権批判に転向。ロイター通信は政府広告が引き上げられて経営が苦しく、同時に選挙後の政権側の「報復」(専門家)を警戒したためとの見方も伝えた。

2618チバQ:2018/04/25(水) 16:04:43

強権政治を推進

 「われわれは強い付託を受けた」。オルバン氏は10日、こう述べた上、「メディアは選挙戦を通じ、あらゆるメッセージが有権者に伝わるよう手助けしてくれた」と誇らしく語った。

 だが、ハンガリーの政治学者、アンドラシュ・ナジ氏はフィデス圧勝の要因として、反移民の主張や野党の断片化とともに、こうしたメディア統制などにあらわれる「民主主義システムの体系的な弱体化」を挙げた。

 オルバン氏は政権基盤の強化を受け、今後も強権的な政治を推進するとみられ、移民を支援するNGOを規制する法案成立も目指す。同様に強権政治でEUと対立するポーランドの保守系「法と正義」政権との連携も強化する考えだ。

 EU欧州委員会の報道官は「EUは民主主義などの価値の連合。その価値の擁護は例外なく、全加盟国共通の義務」とハンガリーに警告するが、難民受け入れ政策を拒否する他の東欧諸国も含め、どう向き合うかはEUにとって大きな課題となるのは必至だ。

ハンガリー ドナウ川流域に位置する東欧の内陸国。首都ブダペスト。人口約990万人(2015年推計)。第二次世界大戦では枢軸国側に立ったが、1944年にドイツ軍が撤退したのを受け、ソ連が占領。戦後は社会主義政権が成立した。56年に学生・労働者らのデモをきっかけとする「ハンガリー動乱」が発生しワルシャワ条約機構からの脱退を宣言したが、ソ連の軍事介入を招いた。冷戦の終結を受け、90年代に改革開放を推進。99年に北大西洋条約機構(NATO)に、2004年に欧州連合(EU)に加盟した。欧州単一通貨ユーロは導入していない。

2620チバQ:2018/04/27(金) 14:18:06
https://www.sankei.com/world/news/180427/wor1804270007-n1.html
2018.4.27 07:04

同性愛の女性政治家が妊娠 英スコットランド保守党
 英北部スコットランドでの保守党リーダーで有力女性政治家のルース・デービッドソンさん(39)は26日、妊娠し秋に出産予定であることを明らかにした。同性愛者として知られ、女性のパートナーがいる。英メディアによると、精子提供と体外受精による妊娠という。

 デービッドソンさんは昨年の下院選で、スコットランドでの与党保守党の議席増に貢献。メイ首相の後継者の一人にも名前が挙がっている。

 デービッドソンさんは声明で、産休に入るまではいつも通り政治活動を続けると強調した。(共同)

2621チバQ:2018/05/05(土) 06:34:47
https://mainichi.jp/articles/20180501/ddm/007/030/084000c
関連ニュースはこちら 英国
移民問題で内相辞任 メイ首相側近、政権に打撃
毎日新聞2018年5月1日 東京朝刊
【ロンドン矢野純一】英国のラッド内相(54)は29日、不法移民政策を巡り、「事実とは異なる説明をして議会を欺いた」として、引責辞任した。ラッド氏はメイ首相の側近の一人。欧州連合(EU)との離脱交渉が大詰めにさしかかる中、メイ政権にとって打撃となった。

 メイ氏は後任に住宅・地域社会・自治相のサジド・ジャビド氏(48)を指名した。ラッド氏は、2016年に内相から首相に就任したメイ氏の後を継いで内相に就任。将来の首相候補の一人とも見られていた。メイ政権では、この半年でグリーン筆頭国務相やファロン国防相といった主要閣僚が相次いで辞任している。

 英国では、第二次世界大戦後にカリブ海地域の英領から合法的に移住した子孫が、「不法滞在者」として強制退去を強いられている問題が発覚。ラッド氏は、強制退去者の目標人数を政府が設定していたにもかかわらず、議会で「自分は知らなかった」などと事実とは異なる説明をしていた。

 メイ氏は内相時代に、移民の年間純増数を10万人以下に抑制するという方針を打ち出し、ラッド氏が引き継いでいた。移民政策を巡る問題でラッド氏が引責辞任したことから、前任のメイ氏に対する責任問題が浮上する可能性もある。

https://www.asahi.com/articles/ASL4Z2F8BL4ZUHBI008.html
英国のラッド内相辞任 不祥事で閣僚辞任、半年で4人目
ロンドン=下司佳代子2018年4月30日18時57分
英国のラッド内相が29日、辞任した。移民への対応をめぐり野党などから批判されていた。メイ政権の閣僚が不祥事で辞任したのはこの半年で4人目。ラッド氏は親欧州連合(EU)派で、EU離脱で意見が割れる閣内ではメイ氏と考えが近く、メイ氏にとっては打撃になっている。

 英国では、第2次大戦後にカリブ海の英領から移住した人々について、永住権が与えられたのに内務省が証明書類を発行しておらず、本人や家族が強制退去処分になっているのが問題化。ラッド氏は責任者として批判を浴びていた。加えて、ラッド氏は国外追放する不法移民の目標値は「存在しない」と議会答弁していたが、目標値が存在しラッド氏にも報告されていたことを示す文書が次々に報道された。

 ラッド氏は29日夜になってメイ氏に電話で辞任を申し出て、了承された。

 メイ氏は30日、後任に住宅・…

https://www.cnn.co.jp/world/35118537.html
英内相が辞任、戦後の移民めぐる不祥事で メイ政権に打撃
2018.04.30 Mon posted at 11:11 JST

(CNN) 英首相官邸は29日、メイ首相がラッド内相の辞表を受け取ったことを明らかにした。ラッド氏は、内務省による移民への対応をめぐって批判にさらされていた。

英国では最近、第2次世界大戦後に元英領のカリブ海地域などからやってきた多数の移民「ウィンドラッシュ世代」の入国手続き書類を、内務省が処分していたことが判明した。

政府が不法移民への強硬姿勢を強めるなか、ウィンドラッシュ世代やその子どもたちの一部は在留資格を証明する書類がないために不法移民とみなされ、強制退去の危機に直面している。


ラッド氏は先ごろ開かれた委員会で退去人数の割り当てについて質問された際、認識していないと答えていた。しかし、英紙ガーディアンがこのほど公開したメモでは、ラッド氏が退去人数の割り当てを設定していた。

ラッド氏はこれまでにメイ氏とともに謝罪し、ウィンドラッシュ世代が今後も在留できるよう努めると議会に表明していた。

メイ政権は現在、議会で半数を割り、対外的にも欧州連合(EU)からの離脱交渉が難航するなど厳しい状況に置かれている。ラッド氏の辞任は政権へのさらなる打撃となりそうだ。

ウィンドラッシュ世代の書類は、メイ氏がキャメロン前政権の内相を務めていた2010〜16年の間に内務省が処分していたことから、この問題はメイ氏に責任があるとの声も強い。

ラッド氏は前政権でエネルギー・気候変動相を務め、16年7月にメイ氏の後任として内相に就任していた。

2622チバQ:2018/05/05(土) 06:42:35
https://www.sankei.com/world/news/180501/wor1805010036-n1.html
2018.5.1 22:11
【マクロン革命 大統領就任1年】
(上)フランス病 病巣にメス 大学、国鉄…改革抵抗勢力と対峙
 フランスは今、政府への抗議デモとストで大荒れだ。国鉄、航空会社、法曹界、大学-背景を探ると「フランス病」の深刻さが浮かび上がる。

 名門ソルボンヌ大学は4月、学生に一時占拠された。垂れ幕に「ファシスト打倒」「資本主義粉砕」という古色蒼然(そうぜん)たる左翼語が躍る。1968年、ドゴール政権を揺るがした学生運動「5月革命」が半世紀ぶりに再来したかのようだ。

 デモはマクロン大統領(40)に大学改革の撤回を求めた。大統領は入学者選抜に能力主義を吹き込もうと、高校の内申書を判定材料にすると決めた。「希望者が定数より多いなら、能力で決めるべきだ」という判断だ。

 フランスには大学入試がない。バカロレアという高校卒業資格を取れば、誰でも国立大学に入れる。希望者が多ければ抽選。受験地獄と無縁で良い制度に見えるが、講義室は座り切れない学生であふれ、入学1年で3割が脱落する。4年間で学士(日本の大卒資格)を取得するのは4割だけだ。

 同大哲学科修士課程のダビドさん(26)は「大学は誰でも学べる場所であるべきだ。学生選別は平等の原則に反する」と訴える。大学生活は8年目。就職のあてはなく、アルバイトと奨学金で暮らす。

 かつて西欧の知の中心地だったソルボンヌ大は、英誌による最新の世界大学番付で196位。英国のオックスフォード、ケンブリッジ両大が1、2位を争うのと大差がついた。国内で優秀な学生は「グランドゼコール」と呼ばれるエリート養成校に進む。大統領はその最難関、国立行政学院(ENA)を卒業した。

 だが、ソルボンヌのような大学が不振では、人材や研究の底上げはできない。「平等」に固執し、フランスはずるずると世界のトップから引き離された。

×   ×
 

 大学以外のスト現場でも、既得権益にしがみつく「病」は深刻だ。

 国鉄デモは4月初めから5日間に2日のペースで続き、利用者の不満は爆発寸前だ。抗議の主な対象は、鉄道員の雇用特権の廃止。「52歳で辞めても年金は満額支給」など民間とかけ離れた厚遇で、20世紀初めに重労働だった鉄道員の確保のために導入された制度だ。国鉄職員の約9割がこの恩恵に浴し、約500億ユーロ(約6兆円)に上る国鉄債務の原因でもある。

 労働組合は「ここで譲れば、政府は『国鉄民営化』を言い出す」とストを正当化するが、公共部門の巨額赤字は財政負担を増やし、経済の足を引っ張る。ドイツや北欧は1990年以降、労働市場や年金改革で成長力を回復したのに、フランスでは改革案が出る度に大規模デモに発展し、挫折を迫られてきた。

 大統領は4月、民放テレビのインタビューで「彼らに妥協して、現状を維持するわけにはいかない」と訴えた。国民にショック療法を与えるのも、再選に臨む2022年までに「改革の果実」を示す必要があるからだ。

×   ×
 

 フランスの経済は、競争力ランキングなどで独英に水をあけられている。

 仏モンテーニュ研究所のドミニク・モイジ首席顧問は「改革の成果で2%超の経済成長を実現するか、あるいは国民の反発を受けて孤立するか。1年後には、マクロン政権の行方が見えるはずだ」と予測する。


 

 マクロン大統領は、就任から間もなく1年を迎える。昨年5月7日、仏史上最年少で大統領選に当選し、改革に突っ走る。彼の出現で変わるフランスと欧州を検証する。

(パリ 三井美奈)

2623チバQ:2018/05/05(土) 06:43:21
https://www.sankei.com/world/news/180503/wor1805030012-n1.html
2018.5.3 09:30
【マクロン革命 大統領就任1年(中)】
米とEU…マクロン外交2つの柱 「大国復活」トランプ氏接近
 フランスの大国復活にかけるマクロン大統領の外交は、2つの柱を持つ。トランプ米大統領との協調。もう一つは欧州の団結だ。

 4月の訪米。トランプ氏との共同記者会見で「イランとの新しい合意を目指しましょう」と突然言い出し、会場をどよめかせた。

 新提案は、2015年に結んだイラン核合意を維持するための戦略だ。トランプ氏が「破棄」に突き進むのを何とか止めようと、元の合意に「イランの弾道ミサイル開発阻止」などを加えようと訴えた。仏紙ルモンドによると、新提案は訪米中、トランプ氏と話すうちに思いついたらしい。

 この提案にはトランプ氏も、イランも乗ってこない。だが、トランプ氏を孤立主義から引きずり出し、米仏を西側の基軸にしようというマクロン氏の揺るがぬ方針を示した。

 トランプ氏との関係緊密化を目指す意気込みは並大抵ではない。電話会談は少なくとも20回を数える。記者会見のさなか、頬にキスして友情を表現し、毒舌家のトランプ氏に「私は彼が大好き」と言わせた。メルケル独首相やメイ英首相が対米関係で苦慮する中、欧州首脳で群を抜いて「親トランプ」の首脳になった。東の安倍晋三首相、西のマクロン氏といったところだ。

                 
×   ×

 訪米直前、マクロン氏はドイツ近くの小都市エピナルで欧州外交を語った。「米国、中国、ロシアと対峙(たいじ)するには、欧州連合(EU)という規模の力が必要だ」。フランスはその先頭に立つ、というのだ。

 来年、英国がEUを離脱すれば、フランスはEUで唯一の国連安全保障理事会の常任理事国になる。軍事介入には消極的なドイツに比べ、フランスはアフリカや中東での紛争介入の経験が圧倒的に多い。仏戦略研究財団のバレリー・ニケ研究主任は「マクロン氏はEUのリーダーとして、大国との外交を目指す。彼は流暢(りゅうちょう)な英語でトランプ氏と直接、交渉できる。新世代の指導者だ」と言う。

 フランスは、外交を彩る歴史的資産に事欠かない。昨年7月、トランプ氏を革命記念日に招待。エッフェル塔の夕食会でもてなした。

 プーチン露大統領とは壮麗なベルサイユ宮殿で会談した。17〜18世紀に西欧化を進めたピョートル大帝の絵画の前で「欧州に再び歩み寄ってほしい」と求めた。「マクロン氏はフランスの存在感を高めた」(仏国際関係研究所のトマ・ゴマール所長)のは確かだ。

                 
×   ×

 もっとも、EUを盾に「大国復活」をもくろむシナリオは壁にぶつかった。オランダやスウェーデンなど北部欧州8カ国が3月、マクロン氏の改革案を拒絶した。「自国の債務すら減らせないのに、EUの指導者ぶるな」という意思表示だ。メルケル氏は昨年の独下院選後、求心力が低下し、独仏枢軸は停滞する。

 1年目のマクロン外交はスタイル優先で、成果はこれからだ。トランプ氏と親しくなっても環境、通商をめぐる米欧対立は解消しない。マクロン氏は各国首脳に電話をかけまくり中東政策で協力を訴えるが、プーチン氏は聞く耳すら持たない。

 エピナルでの集会で、マクロン氏は「指導者として最大のリスクは、何も提案しないことだ」と言った。40歳の若き大統領にとって、何もしないでずるずる地盤沈下することこそ、最悪のシナリオと映る。(パリ 三井美奈)

2624チバQ:2018/05/05(土) 06:44:08
https://www.sankei.com/world/news/180504/wor1805040004-n1.html
2018.5.4 07:00
【マクロン革命 大統領就任1年(下)】
議会揺さぶる憲法改正 「プロ政治家は不要」
 マクロン大統領は、フランスで戦後続いた保革二大政党制を打破した。次の狙いは国政改革だ。

 国民議会(下院)は昨年6月の選挙後、風景が変わった。定数577のうち、4分の3が入れ替わり、議員の平均年齢は48歳に若返った。マクロン氏の新党「共和国前進」が312議員を抱える最大会派となった上、保革二大政党のベテラン議員が、一斉に引退したためだ。

 議事堂は18世紀建造の宮殿。豪華なシャンデリアの下、若手がダイエット・コーラと携帯電話を手に足早に動き回る。長い昼食で情報交換する議員は減り、売店ではアルコールの売り上げが半減した。女性議員の割合は過去最高の39%だ。

 「古参議員は秘書を7人雇い、出張の切符まで手配させているので驚いた。私は自分でインターネットで予約する。秘書は地元と議会合わせて3人で十分」と前進のギヨーム・カバリアン議員(31)は話す。

 世代交代を歓迎するのは、野党の若手も同じ。保守系最大の共和党のジュリアン・オベール議員(39)は「わが党の指導部も40代になった。引退組は、失業が蔓延(まんえん)する現在の仏経済を生んだ世代。彼らの責任は重い」と手厳しい。

×  ×

 目下、国会は憲法改正案で大揺れだ。4月に政府が示した改正案は、上下両院の定数を各30%削減した上、議員や自治体首長の任期を連続3期に制限する内容。下院は15年、上院は18年で議員引退を迫られる。

 憲法改正は昨年7月、マクロン氏が上下両院の議員をベルサイユ宮殿に集め、「1年以内にやる」と宣言した。「民主主義には呼吸が必要だ。政治を生涯の仕事にすべきでない」と訴えた。「プロの政治家は不要」ということだ。憲法改正には両院で5分の3の賛成が必要。国会での成立が難しい場合、「国民投票にかけることも辞さない」と意気込んだ。

 オベール氏をはじめ、野党議員は猛反発するが、憲法改正に国民の支持は高い。世論調査では、多選制限に86%、議員数削減には91%が賛成した。

 
×  × 

 背景には、政治に巣くう構造汚職がある。フランスで大統領や閣僚の汚職疑惑は途切れることがなかった。シラク元大統領は退任後、公金横領で有罪判決。サルコジ元大統領は違法献金疑惑で身柄拘束され、フィヨン元首相は妻を架空雇用した疑惑から、大統領選でマクロン氏に惨敗した。

 汚職の温床となる地域利権や族議員の問題は日本以上に深刻だった。フランスでは2014年の法改正まで、国会議員が市長や地方議員を兼職できた。改選前の下院では、議員の4割が首長や地方議長を兼職していた。憲法改正はさらに利益誘導の構造を断ち、政治浄化を図る狙いがある。

 マクロン政権の閣僚32人のうち、3期以上の国会議員経験があるのは5人だけ。法相は元法学教授、保健相は医師など、その道の専門家を起用した。コンサルタント会社の社員だったカバリアン氏は「議員数を減らせば、議会は効率化する。議員は長くやると、緩みが出る」と話す。

 憲法改正で1人、確実に得をする政治家がある。それはマクロン氏だ。

 フランスには米国のような大統領弾劾の制度はない。議員が地盤や派閥を失えば、大統領への権限集中はさらに強まる。マクロン氏は「民主主義が生んだ独裁者」へと歩み出すことになる。(パリ 三井美奈)

2625チバQ:2018/05/05(土) 23:33:59
https://www.sankei.com/world/news/180505/wor1805050031-n1.html
2018.5.5 22:02

英イングランド統一地方選、与党大敗回避 メイ首相「安堵」 
 【ロンドン=岡部伸】英国イングランドで3日、統一地方選の投票が行われ、5日までに開票が終了した。国政与党・保守党は苦戦が予想されたが、首都ロンドンで健闘するなどし、大敗は回避。欧州連合(EU)離脱交渉の難航で薄氷の政権運営を余儀なくされるメイ首相にとって、「ひとまず安(あん)堵(ど)」(党幹部)できる結果となった。

 昨年6月の総選挙以来初めての大規模選挙で、150自治体の計約4370議席が争われた。英BBC放送によると、国政最大野党の労働党が多数を占めた議会は改選前と同じ74。保守党は改選前より2減の46議会で、二大政党はほぼ現状維持となった。

 一方、反移民を掲げEU離脱の急先鋒となった英独立党(UKIP)は123減のわずか3議席と、壊滅状態に。対照的に、親欧州を掲げる自由民主党は75増の536議席と躍進し、改選前より4増の9議会で第1党となった。

 ストラスクライド大(スコットランド)のジョン・カーティス教授は、英BBC放送の取材に対し「保守党はUKIP支持層などEU離脱支持者から多数の票を得た。若者を中心に残留派の支持を広げながら圧勝できなかった労働党と引き分けた」と分析した。

 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のトニー・トラバース教授はロイター通信に「8年間政権を維持する保守党には悪くない結果。メイ氏は一息つける」と評価した。

2626チバQ:2018/05/07(月) 00:34:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050200199&g=int
修士号不正取得に万引き…=疑惑のマドリード州知事辞任-スペイン


スペイン・マドリード州のクリスティナ・シフエンテス前知事=23日、マドリード近郊アルカラデエナレス(AFP=時事)

 【マドリードAFP=時事】修士号不正取得を疑われていたスペイン中部マドリード州のクリスティナ・シフエンテス知事(53)が辞任に追い込まれた。2011年に万引きして捕まった際の映像がメディアに流出。25日に記者会見を行い、リンチ同然と報道を批判しつつ「私の全人生が疑われるようになった」と述べ辞意を表明した。
 強気の女性知事として知られたシフエンテス氏は、汚職疑惑にまみれた与党国民党(PP)を立て直す切り札の一人とみられてきた。しかし、ここ1カ月は、マドリードの大学院で11〜12年に取ったという修士号について、必要な試験を受けず、講義もほとんど欠席と追及され、検察が捜査に乗り出す騒ぎになっていた。
 シフエンテス氏は違法行為を否定しつつ「修士号の使用」は見合わせると表明して乗り切ろうとしたが、25日になって万引き現場で警備員にかばんを調べられている映像が浮上。会見では「知らないうちに」40ユーロ(約5300円)相当の化粧品がかばんに入っていただけだと主張、最後まで強気を貫いた。(2018/04/30-06:03)

2627チバQ:2018/05/07(月) 00:39:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050200451&g=int
パリで若者暴徒化、300人拘束=マック放火、メーデーデモ
 【パリAFP=時事】フランスのパリで1日、労働者によるメーデーのデモに参加していた若者らが暴徒化し、商店や車に放火する騒ぎに発展した。警察は300人近くの身柄を拘束した。

〔写真特集〕メーデーのパリで若者暴徒化

 警察によると、黒いジャケットにマスクを着用した若者ら約1200人がデモ隊に紛れ、「立ち上がれ、パリ」「誰もが警察は嫌いだ」と連呼。パリ中心部の駅周辺にあるマクドナルドの店舗に火を付けたほか、自動車のディーラーに侵入して車に放火した。周辺には黒い煙が上がった。警察はデモ隊を鎮圧するため催涙ガスを使ったり、放水したりした。


1日、メーデーのデモが行われたパリで、炎上する車両(AFP=時事)

 フランスではマクロン大統領による公的機関の改革案に反対する動きが相次いでおり、メーデーのデモもこれに関連するものだった。マクロン大統領は事件を受けてツイッターで、「犯罪者を特定し、責任を取らせるためにあらゆることをする」と表明、暴動を非難した。(2018/05/02-11:16)

2628チバQ:2018/05/09(水) 21:51:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000504-san-eurp
イタリア、再選挙の公算 大統領の「中立政権」案、第1党が拒否
5/9(水) 0:04配信 産経新聞
 【パリ=三井美奈】イタリアのマッタレッラ大統領は7日、3月の総選挙後、「過半数の支持を得られる政権樹立が見込めない」として、暫定的な「中立政権」の樹立を訴えた。それができない場合、今夏にも再選挙を行う方針を示した。数カ月内に再選挙が行われる公算が大きくなった。

 大統領は声明で、今年12月まで中立政権を維持し、来年の予算を成立させるべきだと主張。「各党は権限を(中立)政権に委ねるか、あるいは7月か秋に選挙を行うかを決めねばならない」と述べた。中立政権は、党派色の薄い専門家を起用した暫定内閣を想定しているとみられる。イタリアでは大統領が議会の解散権を持つ。

 総選挙で第1党となったポピュリスト(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」、右派「同盟」はそれぞれ、中立政権の提案を即座に拒否。再選挙を行うべきだと主張した。

 五つ星の首相候補ルイジ・ディマイオ氏はツイッターで、「中立政権など信じない。官僚の政府でしかない。7月に選挙を行うべきだ」と述べた。下院は両党で議席の過半数を占めており、中立政権が信任を得ることは難しくなった。

 一方、ジェンティローニ首相の与党で中道左派「民主党」は、中立政権の樹立に前向きな姿勢を示した。

 五つ星、同盟の両党は総選挙で、既成政治の打破や移民流入反対を訴えて支持を急伸させており、再選挙になれば、さらに議席を伸ばす可能性がある。ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派「フォルツァ・イタリア」や民主党は総選挙で両党に議席を奪われた。

 総選挙は3月4日に実施。単独で議会の過半数を占める勢力はなく、五つ星の主導で連立交渉が行われた。五つ星は同盟、続いて民主党と連立政権の樹立を目指したが、合意に至らなかった。同盟は、最大勢力の中道右派連合の枠組み維持を優先。民主党は、今月3日の幹部会で「野党にとどまるべきだ」との方針を決めた。

2629チバQ:2018/05/09(水) 21:51:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000079-mai-eurp
<イタリア>暫定内閣を提案 大統領、政権樹立失敗で
5/8(火) 20:17配信 毎日新聞
 【パリ賀有勇】イタリアのマッタレッラ大統領は7日、3月に実施されたイタリア総選挙後の政権樹立に向けた各党との調整が不調に終わったことを明らかにし、政治色のない実務型の内閣を暫定的に発足させることを各党に提案した。

 ANSA通信によると、マッタレッラ氏は、年末まで暫定内閣に予算編成などの作業を担わせた後で、改めて総選挙を実施する方針を示した。イタリアでは2011年11月、ベルルスコーニ首相(当時)の辞任後、経済学者で元欧州連合(EU)欧州委員のモンティ氏を後継首相とする、学者や弁護士などの実務者で構成された暫定内閣が誕生したことがある。

 3月4日の総選挙では単独過半数を獲得した勢力はなかった。連立交渉は、単独政党としての得票率が33%で首位となった新興政治団体「五つ星運動」と、17%を得票した反EU・反移民を掲げる「同盟」を軸に行われたが物別れに終わった。

 新政権は上下両院の信任を受ける必要があるが、「五つ星」のディマイオ代表と「同盟」のサルビーニ書記長は、いずれもマッタレッラ氏の提案を拒否して今年7月に再選挙を求める考えを示している。

2631とはずがたり:2018/05/13(日) 11:59:26

仏デモやスト、今も継続
「五月革命」から50年
https://this.kiji.is/364874891008427105
2018/5/4 07:31
c一般社団法人共同通信社

 【パリ共同】フランスの学生、労働者らの反体制運動「五月革命」が始まったパリ大占拠から50年を迎えた3日、自由主義的な経済政策を掲げるマクロン大統領(40)の大学、国鉄の改革に抗議する学生、労組が全国でストやデモを続けた。

 路上の抗議活動は今も盛んだが、動員規模や政治的な影響力が近年は退潮。百万人超の参加は3年前の風刺週刊紙を標的としたテロの後のデモなど特別な場合に限られるようになった。今年のメーデーではデモ参加者数は約14万人だった。

 学生らの組合は3月以降「1968年をもう一度」などと呼び掛け、パリ郊外ナンテールなど十前後の大学を占拠。

2632チバQ:2018/05/14(月) 20:38:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000009-jij-eurp
マクロン流改革「正念場」=「痛み」に不満も―仏大統領就任1年
5/14(月) 6:54配信 時事通信
 【パリ時事】フランスのマクロン大統領が14日、就任1年を迎える。

 投資銀行出身で、既存政党への不信を背景に支持を広げ、仏史上最年少で大統領に当選。欧州全体の景気回復を追い風に、強引な手法で改革を進めるマクロン氏は、今後公務員12万人削減や年金減額などさらに困難な改革にも乗り出す方針だ。これに対し従来以上に強い反発が予想され、任期2年目に入るマクロン氏は「正念場」を迎える。

 ◇既得権にメス
 「痛みを伴う改革」を断行するマクロン氏の指導力は幅広い層で評価されている。タブー視されてきた国鉄職員の既得権益にもメスを入れた。猛反発する国鉄職員は大規模なストライキで対抗しているが、一般企業よりも優遇された労働条件を国民の過半数が「不公平」と見なし、マクロン氏の改革を支持している。

 失業率の改善を目指し労働法改正にも着手した。フランスでは、一度従業員を雇うと解雇は困難で、多くの企業が新たな採用に消極的だ。マクロン氏は、解雇を容易にする改正法を野党の反対を押し切り成立させ、雇用促進を図った。

 仏紙フィガロが今月4日報じた調査会社オドクサの調査によれば、世論の6割以上がマクロン氏を「方向性が明確」と支持を表明した。こうした実行力に対する評価は高い。

 ◇金持ちの大統領
 ただ、解雇手続きの簡略化など労働者の権利侵害にもつながるマクロン氏の改革に対しては、富裕層と労働者層の間で支持は割れている。オドクサの調査によると、回答者の7割以上がマクロン氏を「富裕層の大統領だと思う」とも回答した。

 今月5日には、パリ中心部で大規模な反マクロン・デモが行われ、警察発表によると、約4万人が参加した。心理療法士マキシム・ナンポさん(29)は「マクロン氏は富裕層を優遇し労働者を人間扱いしていない」と批判した。

 デモを受け、マクロン氏は報道官を通じて「政府はサイレントマジョリティー(静かな多数派)に支持されている」と反論。一部の仏メディアは「楽観的過ぎる」と指摘している。

 調査会社カンタルTNSによると、今年4月のマクロン氏の支持率は40%。就任1年での支持率としてはオランド前大統領(27%)やサルコジ元大統領(37%)を上回った。ただ、昨年6月に57%だったのを考えると、大きく下落した。

 このままでは、改革の成果が表れずに反マクロンの機運が高まる恐れもある。ハンガリーやイタリアのようにフランスでもポピュリスト政党が次を狙って待ち構えている。

2633チバQ:2018/05/14(月) 20:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180513-00000017-mai-eurp
<仏大統領1年>積極外交で存在感示す 財政改革は国内反発
5/13(日) 10:30配信 毎日新聞
<仏大統領1年>積極外交で存在感示す 財政改革は国内反発
フランスのマクロン大統領=AP
 【パリ賀有勇、ブリュッセル八田浩輔】フランスのマクロン大統領が史上最年少の39歳で仏大統領に就任してから14日で1年を迎える。外交舞台では存在感を発揮する一方、国内では公務員削減など「痛み」を伴う改革に着手し、反発も広がっている。

 マクロン氏は就任後、孤立を深めた米国のトランプ大統領をフランス革命記念日の軍事パレードに招待し、その後、トランプ氏から初の国賓として招かれた。トランプ氏との関係に苦慮するメイ英首相やメルケル独首相とは対照的に関係を強化して米欧のつなぎ役をアピール。欧州の新たなリーダーとして世界に印象付けた。だが、地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」や主要6カ国とイランが結んだ核合意を巡っては、トランプ氏の離脱の決意を翻意させられなかった。

 一方、欧州においても、欧州連合(EU)の統合深化に積極的なマクロン氏の登場は、英国の離脱や反EUを掲げるポピュリズム政党の台頭などEUを取り巻く悲観的な空気を好転させる要因となったが、大きな成果は出せていない。

 マクロン氏は「独仏枢軸」と形容される両国の強固な関係をメルケル氏と共に再建し、統合深化をけん引する理想を描く。しかしEU改革を巡る議論は、独政局の連立協議長期化などを受けて足踏みが続き、マクロン氏の持論のユーロ圏共通の予算などについては独国内からの反発も強い。独仏両国は6月にもEU改革の方向性をまとめて加盟国に提示する予定だが、マクロン氏にとっては自身の構想にどこまで近づけられるのか当面の正念場となる。

 「フランスのイメージは向上したが、外交成果は上げられていない」(仏紙フィガロ)と評されるように積極外交のイメージが先行しているのが実情だ。

 一方、国内では歳出削減と法人税減税を受けた企業の投資増などで、2017年の財政赤字は対国内総生産(GDP)比2.6%となり、3%以内に抑えることを掲げるEUの財政規律を10年ぶりに達成。大規模テロがなかったことや、経済指標が上向いていることなどもあり、就任1年を前にした支持率は44%とオランド前大統領(25%)やサルコジ元大統領(36%)を上回る。

 だが、競争力を高めるために政権が着手した改革に対しては、国民の間で反発も広がっている。昨年9月には激しい抵抗の中、雇用主側に有利になる労働法改正を強行。法改正に反対する国民を「怠け者」と呼んで物議を醸した。

 現在進める国鉄改革では反発する国鉄職員らが3カ月間に及ぶストを決行。入学選抜方式を変更する大学改革でも反対する学生らが大学を占拠する事態に。5日には反マクロンデモがあり、学生や労働組合員ら約4万人が「マクロンを止めろ」などと書かれたプラカードを手に参加した。

 シンクタンク「仏国際関係研究所」のティエリー・ドモンブリアル会長はマクロン氏が高校時代に教諭だったブリジット夫人(65)から演劇を学んでいたことにも触れ、「トランプ氏やロシアのプーチン大統領と対等に話せる『偉大なフランス大統領』という役を見事に演じきった」と分析。「フランスのイメージ向上は誰もが認めるが、今後、国内外で実際に成果を上げることができるかどうかが彼の評価の全てだ」と述べた。

2634チバQ:2018/05/16(水) 19:50:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL5J05NZL5HUHBI02S.html
カタルーニャ州独立派のトラ氏「私は暫定的な首相」
01:39朝日新聞

 スペインからの独立を巡って混乱が続くカタルーニャ自治州のプッチダモン前首相と、後任に選ばれた独立派のトラ首相が15日、プッチダモン氏の逃亡先のベルリンでそろって会見した。トラ氏は「私は暫定的な首相に過ぎない」と述べ、今後もプッチダモン氏をリーダーとして、スペイン政府との間で自治拡大に向け対話を求めていく考えを明らかにした。

 トラ氏は「プッチダモン氏を州政府から引きずり降ろす試みには屈服しない」と述べ、スペインへの帰国とその後の政治活動が認められ次第、同氏を州首相に選び直す意向を示唆した。

 昨年12月の州選挙で過半数を保った独立派はプッチダモン氏を州首相に再選しようとしたが、憲法裁判所が「州議会の討論に出席する必要がある」と指摘し、国外逃亡中のプッチダモン氏の選出を認めなかった。州議会は14日、トラ氏を首相に選出した。(ベルリン=高野弦)

2635チバQ:2018/05/16(水) 19:52:26
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1805150056.html
伊ポピュリスト政党、右派と連立協議 「数日必要」決裂すれば再選挙か
05月15日 20:29産経新聞

 【パリ=三井美奈】3月に行われたイタリア総選挙で第一党になったポピュリスト(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」、右派「同盟」の両党代表が14日、連立政権樹立に向けて、マッタレッラ大統領とそれぞれ会談した。五つ星代表のディマイオ氏は記者団に、連立交渉を詰めるため、「大統領に『あと数日必要だ』と伝えた」と述べた。

 両党は12、13の両日に交渉を行い、大筋合意ができたと表明した。だが、次期首相候補については協議が続いており、党外からの起用も検討しているもよう。同国メディアは経済学者の名前が浮上したと伝えた。五つ星は政権発足の前に、インターネットで党内に是非を問うと表明している。

 両党の交渉が不調に終わった場合、再選挙の可能性が高まる。大統領は今月7日、来年の予算を成立させるため、専門家による暫定政権の樹立を提案し、合意が得られない場合は再選挙を行う方針を示していた。

 両党は共に、欧州連合(EU)の緊縮路線を批判し、大型減税や低所得者支援を公約する。連立政権が樹立されれば、イタリアの財政再建は絶望的となり、欧州経済の大きな不安材料となる。

 同盟は当初、ベルルスコーニ元首相が率いる「フォルツァ・イタリア」との中道右派連合を重視し、五つ星との連立は排除していた。だが、ベルルスコーニ氏が今月、「五つ星と同盟の連立に反対しない」と表明したため、五つ星との連立交渉に入った。

2636チバQ:2018/05/19(土) 20:32:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051801265&g=int
五つ星と同盟が政策案発表=正式連立合意目前-イタリア


イタリアの新興政党「五つ星運動」のディマイオ党首(手前)=14日、ローマ(AFP=時事)

 【パリ時事】イタリアの新興政党「五つ星運動」は18日、連立交渉を続けていた右派政党「同盟」(旧北部同盟)と共同の政策案をインターネット上で発表した。両党の党員による承認投票を経て、週明けにも正式に連立合意が発表される見通し。連立が決まれば、欧州連合(EU)創設国で初のEU懐疑派政権が誕生する。
 AFP通信によれば、政策案は「政府の契約」と銘打たれ、EUが要求している緊縮財政の拒否や厳格な移民政策などが掲げられている。メディアが報じた当初の草案に記載されていたユーロ圏離脱に関する項目は削除された。(2018/05/18-23:05)

2637チバQ:2018/05/21(月) 21:01:16
https://mainichi.jp/articles/20180522/k00/00m/030/075000c
イタリア
EU批判派が連立政権樹立へ
毎日新聞2018年5月21日 20時28分(最終更新 5月21日 20時28分)
ポピュリズム政党「五つ星運動」と右派「同盟」が政策合意
 【パリ賀有勇、ブリュッセル八田浩輔】3月の総選挙以降、政治空白が続いていたイタリアで、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と反移民を掲げる右派「同盟」(旧・北部同盟)が連立政権樹立に向けた政策で合意した。ユーロ圏第3の経済大国で、欧州連合(EU)に批判的な両党による政権の樹立が固まり、英国の離脱に揺れるEUは再び試練を迎えることになりそうだ。

 「五つ星」と「同盟」は、18〜20日に共通政策の是非を問う党員投票を実施。イタリアメディアによると、両党とも賛成が90%以上となり承認された。新政権の首相候補は大統領が任命するが、「五つ星」のディマイオ代表と「同盟」のサルビーニ書記長は21日、マッタレッラ大統領と会い、首相候補を推薦する。イタリアメディアは、フィレンツェ大のジュセッペ・コンテ教授(53)を有力候補として取り上げている。首相候補は組閣に着手し、10日以内に上下両院の議会承認を受ける必要がある。

 ディマイオ氏とサルビーニ氏は共に意欲をみせていた首相候補を辞退し、連立への妥協点を見いだした形だ。

 3月4日の総選挙では、経済弱者向けの政策を掲げた「五つ星」が貧しい南部で圧倒的な強さを見せ単独政党で最多議席を獲得。地盤である産業集積地の北部で支持を固め、得票率で3位となった「同盟」との連立を模索した。

 「同盟」と中道右派連合を形成する「フォルツァ・イタリア」(FI)の党首、ベルルスコーニ元首相が両勢力の連立を容認し、連立政権にFIが加わらない姿勢を示したことで事態が進展した。

 両政党は、市場が警戒してきた共通通貨「ユーロ」からの離脱こそ政策に明記しなかったものの、「同盟」の看板政策である法人・個人所得税の大幅減税や「五つ星」の掲げた最低所得保障の導入など、有権者受けするバラマキ色の濃いものとなった。

 イタリアの政府債務残高の国内総生産(GDP)比は約130%で、EUではギリシャの180%に次ぐ高さ。だが、両党の公約を基にした歳出計画では、財政規律に関するEU規則を上回る見通しで、新たなユーロ危機への懸念も高まる。

 また両党はウクライナ危機から続くEUの対露制裁解除に積極的である一方、マクロン仏大統領が提案する統合深化に向けたEU改革には否定的で、EU内部に亀裂をもたらすのは必至だ。加盟国の連帯を重視する独仏にとっては新たな頭痛のたねとなる。

2638チバQ:2018/05/22(火) 11:17:40
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018052201001502.html
2018年5月22日 08時27分


伊、新首相候補に法学者を推薦 総選挙で躍進の2党
 【ローマ共同】3月の総選挙後、新政権が樹立できず政治空白が続くイタリアで21日、マッタレッラ大統領が選挙で躍進した新興組織「五つ星運動」を率いるディマイオ氏と右派政党「同盟」のサルビーニ書記長とそれぞれ会談した。両氏は新首相候補として法学者のジュセッペ・コンテ氏(53)を推薦した。ディマイオ氏が明らかにした。

 大統領が推薦を受け入れコンテ氏を首相に指名すれば、ポピュリズム(大衆迎合政治)色の濃い両党による連立政権が発足する公算が大きい。大統領は22日に上下両院議長と会談し、対応を協議する予定。

2639チバQ:2018/05/22(火) 15:23:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000520-san-eurp
イタリア・ポピュリスト政党 連立目指し法学者を首相候補に提案 EUに不安
5/22(火) 10:47配信 産経新聞
 【パリ=三井美奈】3月のイタリア総選挙で第一党になったポピュリスト(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」、右派「同盟」の両党は21日、マッタレッラ大統領に連立政権樹立の意向を伝え、フィレンツェ大の法学教授、ジュセッペ・コンテ氏を首相候補に提案した。

 同国のANSA通信によると、コンテ氏は南部フォッジャ県出身で54歳。政治経験はない。五つ星に近く、同党が選挙直後に発表した閣僚候補リストに名前を連ねていた。マッタレッラ大統領は22日、上下両院の議長と会談し、対応を協議する。

 両党は先週、1人当たり780ユーロ(約10万円)の最低所得保証、大幅減税、予定されていた付加価値税(VAT)の増税中止を盛り込んだ政策案で合意。歳出拡大路線を掲げ、欧州連合(EU)の財政規律の見直しを要求した。

 EU内には新たな債務危機の火種となりかねないとの不安が広がっており、ルメール仏財務相は20日、「イタリアはEUのルールを守るべき」と警告。五つ星の交渉代表ディマイオ氏は「まずわれわれにやらせて欲しい。批判はそれからだ」と反論した。イタリアはユーロ圏第3の経済大国。圏内最大の2兆2600億ユーロ(約300兆円)の累積債務を抱える。

2640チバQ:2018/05/22(火) 15:58:46
http://www.sankei.com/world/news/180522/wor1805220021-n1.html
2018.5.22 12:29

元ロンドン市長が労働党離党を表明 問題発言の批判受け
 強い反戦、反米姿勢で知られた英労働党のケン・リビングストン元ロンドン市長(72)が21日、過去の問題発言の責任を取る形で離党する方針を表明した。

 リビングストン氏は2016年にラジオ番組で、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーはユダヤ人を虐殺する前、「ユダヤ民族の郷土」をつくるシオニズム運動を支持していたなどと発言。史実と異なる内容だと党内外から批判が集まっていた。

 21日の声明でリビングストン氏は謝罪し、党に残ればコービン党首に迷惑をかけることになると離党の理由を説明した。

 リビングストン氏は1987〜2001年に下院議員、00〜08年にロンドン市長を2期務めた。08、12年の市長選に出馬したが、いずれも敗れた。(共同)

2641 チバQ:2018/05/23(水) 11:29:38
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1805220027.html
伊ポピュリズム2党、政権樹立へ新首相候補を提案 発足なら財政再建は絶望的

05月22日 23:29

 【パリ=三井美奈】3月のイタリア総選挙で第一党になったポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」、右派「同盟」の両党は21日、マッタレッラ大統領に連立政権樹立の意向を伝え、フィレンツェ大の法学教授、ジュセッペ・コンテ氏を首相候補に提案した。両党は欧州連合(EU)の財政規律に対抗して歳出拡大路線を掲げており、EU内に不安が広がっている。

 同国のANSA通信によると、コンテ氏は南部フォッジャ県出身で54歳。政治経験はない。五つ星に近く、同党が選挙直後に発表した閣僚候補リストに名前を連ねていた。米エール大などに留学経験があり、行政法を専門とする。 マッタレッラ大統領は22日、上下両院の議長と会談した。コンテ氏について首相指名の可能性を協議したとみられる。

 両党が先週合意した政策案は、1人当たり780ユーロ(約10万円)の最低月所得保障を導入したうえ、現在は43��23%の所得税率を20%、15%の2段階に単純化して大幅減税を目指す内容。予定されていた付加価値税(VAT)の増税や年金改革は中止する。

 イタリアはユーロ圏第3の経済大国で、圏内最大の2兆2600億ユーロ(約300兆円)の累積債務を抱える。新政権が発足すれば、財政再建は絶望的となり、新たな債務危機の火種となりかねない。

 フランスのルメール財務相は20日、仏ラジオで「イタリアはEUのルールを順守すべきだ。約束を守らなければ、ユーロ圏の安定を脅かす」と警告した。これに対し、五つ星の交渉代表ディマイオ氏は「まずわれわれにやらせてほしい。批判はそれからだ」と反論した。

2642チバQ:2018/05/24(木) 09:09:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000004-asahi-int
「政治空白」3カ月のイタリア…コンテ氏を新首相に指名


5/24(木) 2:39配信


 イタリアのマッタレッラ大統領は23日、フィレンツェ大教授のジュゼッペ・コンテ氏(53)を新首相に指名し、組閣を命じた。イタリアでは3月の総選挙後、連立協議が難航して新内閣が成立しない「政治空白」が約3カ月間続いていたが、政治家ではないコンテ氏の首相就任で、ようやく解消する見通しとなった。

 コンテ氏は法律家で、政治経験はない。連立政権をつくる新興政党「五つ星運動」の選挙公約づくりに関わった。今後、五つ星と連立相手の右派政党「同盟」が作成した閣僚リストをもとに、組閣作業に入る。(ローマ=河原田慎一)
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朝日新聞社

2643チバQ:2018/05/25(金) 00:45:00
https://mainichi.jp/articles/20180525/k00/00m/030/184000c
イタリア
コンテ首相組閣へ「EU批判」「反移民」連立
毎日新聞2018年5月25日 00時19分(最終更新 5月25日 00時30分)
 【パリ賀有勇】イタリアのマッタレッラ大統領は23日、次期首相にフィレンツェ大のジュセッペ・コンテ教授(53)を指名。コンテ氏は24日、組閣作業を始めた。欧州連合(EU)に批判的な立場を取ってきたポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と反移民を掲げる「同盟」の連立政権が近く発足することになり、閣僚の人選が注目される。

 伊メディアによると、コンテ氏は行政法の専門家だが「知名度」は低く、政治経験もない。3月の総選挙時には「五つ星」の法政策の公約作りにも携わるなど「五つ星」と近い関係にある。「五つ星」のディマイオ代表と「同盟」のサルビーニ書記長がマッタレッラ氏に首相候補としてコンテ氏を推薦した。

 新政権では、両党がそれぞれ重視する政策に応じた閣僚のポストを分け合う形となりそうだ。失業者らへの最低所得保障を主張するディマイオ氏は経済開発と労働問題を担当する閣僚に、イタリアに大量に流入している不法移民の取り締まり強化を訴えるサルビーニ氏は内相となる可能性が指摘されている。

 また、サルビーニ氏は経済相候補にサボナ元産業相(81)を推しているとされる。AFP通信によると、サボナ氏はEUと共通通貨「ユーロ」の創設を定めたマーストリヒト条約の締結にも反対したEU・ユーロ懐疑派。親EUのマッタレッラ氏は、コンテ氏との会談でサボナ氏への懸念を伝えたとも報じられている。

 コンテ氏は今後、閣僚名簿を作成して大統領に提出し、閣僚と共に宣誓式に臨む。その後、新政権は10日以内に両院でそれぞれ過半数の賛成で信任を受け、正式に発足する。「五つ星」と「同盟」は上下両院で過半数議席を確保しており、造反が出なければ政権発足は確実となる。

2647とはずがたり:2018/05/27(日) 11:49:40
Everything is made from Question.
【イタリアの没落と日本の現在との相似】
高城剛メルマガ号外号より。
http://hirossi.tumblr.com/post/118270823036/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%B2%A1%E8%90%BD%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%9B%B8%E4%BC%BC

欧州に住んでいると実感するのですが、日本の政治状況はイタリアにものすごく近いと感じます。
イタリアもマスメディアや政治が画一的で、国民が選択肢がなく、皆正しい判断もできないんです。
だから国を出る若者が後を絶たない。
イタリアも第二次大戦以降、ずうっと万年与党だったんですよ。
イタリアは敗戦国ですが、その後に工業化に成功しました。
車だとかイタリアンデザインなども有名になりましたでも工業化は、後からやってきた日本に乗っ取られるわけです。
それからイタリアは衰退がはじまりますが、かつての栄光のプライドだけが残りました。
その時に熟成された文化というかソフトというか、その後イタリアン・フードや俳優は世界に羽ばたくことができました。
今、日本も工業がダメになっていって日本食とか俳優とかアニメとかが世界に向かっていますね。
すでにブームは完全に去りましたが、歴史は繰り返されますよね。

イタリアの政治の場合、衰退したのが日本より早い分、政治も先行しているように見えます。
注目すべきは共産党が解党して、中道左派に進化したんです。
それから与党中道右派と、中道左派連合が2大政党で拮抗して、中道左派が与党になったんです。

だから日本も共産党が解党して、全部の野党が中道左派連合にならないとまず変わらないでしょう。
でも、そうなっても簡単に変わらないですよね。
実際は、さらに一度ボロボロになるんです。
しかし、通るべき過程のように思います。
その後イタリアはどうなったかって言えば、政治家ではない人が内閣を作る「非政治家内閣」という臨時内閣ができました。
理由は、国民の完全な政治家不信によります。
これが最近の話で、ここからゆっくり再生がはじまっている、というより透明化がやっとおきはじめました。
日本はイタリアに遅れること多分15年くらいたって、2020年台の後半には、非政治家内閣ができるんじゃないかと思っています。
各ジャンルのプロフェッショナルが、国政を担わないともう再生しないと正直思いますね。



2648名無しさん:2018/05/28(月) 00:27:06
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180527-OYT1T50069.html

05/27 22:05

 アイルランドで実施された人工妊娠中絶を禁じた憲法条項の撤廃の是非を問う国民投票は、
26日夜(日本時間27日未明)に結果が判明し、賛成66・4%、反対33・6%で撤廃が決まった。

 カトリック教徒が約8割を占める同国で中絶が容認されることになった。政府は中絶に関する法整備を進める。

 結果確定後、撤廃に賛成していたバラッカー首相は、「アイルランドにとって歴史的な日になった。
私たちは女性の選択を尊重するべきだ」と語る映像をツイッターに投稿した。

 同国では1983年、憲法に「胎児の生存権」を認める条項が加わった。母体が危ないケースを除いて
中絶が禁止され、英国本土に渡って中絶を受ける女性が後を絶たなかった。

26日、ダブリンで、国民投票で中絶容認が多数を占めることとなり、喜ぶ人たち

2650とはずがたり:2018/05/28(月) 18:20:55
コンテ氏、首相就任断念=財務相人事で大統領と対立―伊
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180528/Jiji_20180528X788.html
時事通信社 2018年5月28日 07時40分

 【パリ時事】イタリアのマッタレッラ大統領から次期首相に指名されていたフィレンツェ大法学教授のジュセッペ・コンテ氏(53)は27日、首相就任断念を表明した。財務相人事をめぐりマッタレッラ氏と折り合えなかったことが理由。コンテ氏は、新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」(旧北部同盟)が連立政権の首相候補に推薦していた。

 コンテ氏はマッタレッラ氏との面会後、記者団に対し「組閣を断念する。最大限の努力はした」と語った。 

新首相にコンテ氏、手腕未知数=伊連立2党トップが実権か
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052400783&g=int

 【パリ時事】イタリアのマッタレッラ大統領は23日、新首相に法学者のフィレンツェ大教授ジュセッペ・コンテ氏(53)を指名し、組閣を指示した。議会上下両院の承認を経て、同氏を推薦した新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」(旧北部同盟)の二つの欧州連合(EU)懐疑派政党による連立政権が誕生する。3月の総選挙から3カ月近くを経てようやく政権が発足するが、政治経験のない新首相の手腕は未知数で、連立2党のトップが実権を握りそうだ。

伊、EU懐疑派政権樹立へ=五つ星と同盟、連立見通し

 コンテ氏は首相指名後、記者団に「EUや他国との対話を通じてイタリア人の利益を守る。労を惜しまず最大限の責任を持って首相になる用意ができている」と決意を語った。(2018/05/24-15:06)

2651チバQ:2018/05/28(月) 18:53:32
https://mainichi.jp/articles/20180528/dde/007/030/022000c
イタリア
組閣断念 大統領、EU懐疑派の入閣認めず
毎日新聞2018年5月28日 東京夕刊
【パリ賀有勇】イタリアの次期首相に指名された法学者のジュセッペ・コンテ氏は27日、マッタレッラ大統領と会談し、組閣を断念すると伝えた。親欧州連合(EU)路線のマッタレッラ氏が、EU懐疑派のサボナ元産業相の経済相への起用を最後まで認めず、コンテ氏が組閣断念に追い込まれた形となった。

 コンテ氏との会談を終えたマッタレッラ氏は27日、テレビ演説で「経済相以外の閣僚は全て受け入れた」と述べ、経済相候補を最後まで認めなかったことを明らかにした。

 コンテ氏は、連立を組むことで同意したポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と、EUに懐疑的で反移民を掲げる右派政党「同盟」が首相候補に推薦し、閣僚の人選を巡っても両党の意向が反映された。

 サボナ元産業相はEU懐疑派として知られ、共通通貨「ユーロ」について、必要があればイタリアはユーロ圏から離脱すべきだと主張してきた。

 ANSA通信によると、マッタレッラ氏は28日にコッタレリ元国際通貨基金(IMF)財政局長と会談する。再選挙の実施を念頭に、暫定的に政権を担う選挙管理内閣づくりを模索する可能性がある。

2652チバQ:2018/05/28(月) 19:02:17
>>2648
https://www.sankei.com/world/news/180527/wor1805270006-n1.html
2018.5.27 01:14

アイルランドが中絶合法化へ 国民投票で賛成多数、バラッカー首相が年内の改憲方針を表明
【ロンドン=岡部伸】アイルランドで25日、原則として禁じられている人工妊娠中絶の合法化の是非を問う国民投票があり、開票作業が26日に行われた。英BBC放送によると、開票率64・8%で賛成が67・4%。有力地元メディアの出口調査では賛成が約70%と多数を占めており、賛成派のバラッカー首相は26日に「静かな革命が最高点に達した。国民は女性が自らの健康管理を選択し決断する権利について信頼と尊敬を持っている」と事実上の勝利宣言をし、年内に中絶を禁じた憲法を改正し、法整備を本格化させるとの方針を示した。

 国民投票では、中絶を禁じた憲法規定を廃止し、妊娠12週未満の中絶を認めることの賛否が問われた。

 アイルランドは、国民の多くが中絶に否定的なキリスト教徒の中でも特に厳格なカトリック教徒で、中絶に関して「世界で最も厳しい国の一つ」とされている。1983年の憲法改正で中絶禁止が明記された。中絶は出産で母親に生命の危険がある場合に限って認められ、性的暴行や胎児の異常が理由であれば違法となる。罰則は最高で禁錮14年。法を逃れて、年間数千人が英国など外国で手術を受けている。

 近年は、保守的な気風が薄らぎ、95年の国民投票で憲法の離婚禁止条項の削除が決まり、2015年の国民投票で同性婚合法化に6割が賛成。昨年6月には、同性愛者を公言するバラッカー氏が首相に就任している。

 12年には流産しかかった女性が中絶手術を拒否されて死亡したことをきっかけに中絶合法化論議が高まり、昨年9月に国民投票実施の意向をバラッカー氏が表明。カトリック聖職者らは現状維持を訴えたが、主要政党は賛成した。保守的とされるアイルランド社会が変化しつつある。

2653 チバQ:2018/05/28(月) 23:28:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3176325?cx_module=latest_top

イタリア、新首相にコッタレリ氏指名 総選挙実施を表明

2018年5月28日 21:05 発信地:ローマ/イタリア

【5月28日 AFP】イタリアのセルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領は28日、緊縮財政派の経済学者、カルロ・コッタレリ(Carlo Cottarelli)氏に組閣を命じた。政治的混乱が続く同国は、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党による組閣断念を受け、テクノクラートによる暫定内閣を目指すことになる。

 大統領府であるクイリナーレ宮(Quirinal Palace)の報道官は、「セルジョ・マッタレッラ大統領は今朝、カルロ・コッタレリ氏を迎え、組閣を指示した。コッタレリ氏は受諾を決めた」と述べた。

 過去に国際通貨基金(IMF)で財政局長を務めたコッタレリ氏はマッタレッラ大統領との会見後、来年の初めまでに総選挙を行うと表明。

 コッタレリ氏は報道陣に対し、「私が投票により信任されたならば、2019年度予算案の採決といったプランを携えて議会に臨む。その後議会を解散し、2019年初めに総選挙を行う」と述べた。一方議会の信任が得られなかった場合は、「8月より後に」再び総選挙を行う可能性も示唆した。(c)AFP

2654チバQ:2018/05/29(火) 20:11:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180529k0000e030232000c.html
<オーストリア>ドイツ語試験で保護費カット 難民らに方針
10:44毎日新聞

 【ウィーン三木幸治】オーストリア政府は28日、公用語のドイツ語ができない難民や移民の生活保護費をオーストリア国民の約7割に減額する方針を発表した。難民らの入国を増やさないようにする措置の一環だが、欧州連合(EU)は全ての市民を平等に扱うように定めており、今後、議論を呼びそうだ。

 オーストリアでは2015年、人口の1%にあたる約9万人が難民申請。昨年12月に中道右派の国民党と極右・自由党の右派連立政権が発足しており、難民らの流入抑制は両党の選挙公約だった。

 現在、オーストリアの生活保護費は月863ユーロ(約11万円)。ドイツ語の試験に不合格となった難民らの生活保護費は今後、月額563ユーロ(約7万2000円)に抑えられることになる。試験に合格し、入国後5年が経過すれば、オーストリア国民と同じ額に引き上げられるという。

 今回の方針では、既に申請が認められ、国内に居住する難民や移民にも適用するかは明らかにしていない。

 クルツ首相は「EUが重視する『自由』は、最高の社会保障を求める自由ではない。(我々は)正しい方向に進んでいる」と主張。クルツ政権は難民らへの強硬姿勢を示す東欧諸国と連携し、EUに難民政策の見直しを迫っている。

2655チバQ:2018/05/29(火) 20:18:24
https:/暫定内閣設置、再選挙へ=親EU・懐疑派せめぎ合い―イタリア
05月28日 22:22時事通信

 【パリ時事】イタリアのマッタレッラ大統領は28日、国際通貨基金(IMF)元高官の経済学者カルロ・コッタレリ氏を首相に指名した。3月の総選挙以降、3カ月近くにわたり政治情勢が混迷を極める中、再選挙を前提に、テクノクラートによる暫定的な選挙管理内閣を設置する。

 コッタレリ氏はマッタレッラ氏と面会後、記者団に対し「議会の信任が得られれば、来年度予算の審議後に議会を解散し来年初めに総選挙を行う」と表明。信任が得られなければ暫定内閣は速やかに総辞職し、「8月以降」に再選挙を行うと述べた。

 首相ポストをめぐっては、新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」(旧北部同盟)の推薦を受けて先週首相に指名されたフィレンツェ大法学教授のジュセッペ・コンテ氏が27日、財務相人事でマッタレッラ大統領と合意できなかったとして、就任断念を表明した。

 親欧州連合(EU)派のマッタレッラ氏は経済への悪影響を懸念し、コンテ氏が推薦したユーロ懐疑派のエコノミスト、サボナ氏の財務相任命を拒否。マッタレッラ氏によると、コンテ氏は「その他すべての解決策」を拒み、組閣を断念した。

 同盟と五つ星はいずれもEU懐疑派。AFP通信によると、同盟のサルビーニ書記長は「イタリアは(EUの大国)ドイツの言いなりにはならない」と述べ、マッタレッラ氏の「拒否権発動」に強く反発。五つ星のディマイオ党首も「まずマッタレッラ氏の弾劾、そして再選挙だ」と訴えた。 /news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180528X840.html

2656チバQ:2018/05/29(火) 21:58:56
https://www.sankei.com/world/news/180529/wor1805290027-n1.html
2018.5.29 19:12

イタリア、早くも再選挙モード ポピュリズム2党、大統領の親EU路線に対抗
【パリ=三井美奈】イタリアのマッタレッラ大統領は28日、コッタレッリ国際通貨基金(IMF)元財政局長の首相指名により、欧州連合(EU)との協調路線を鮮明にした。連立名簿を拒否されたポピュリズム(大衆迎合主義)2党は大統領批判を強め、再選挙をにらんで支持固めに走り出した。

 コッタレッリ氏はIMFで英国やイタリアの財政モニターを担当し、赤字削減を促して「コストカッター」と呼ばれた人物。報道によると、同氏の暫定政権は閣僚を12人程度にとどめ、来年の予算策定を最優先課題とする。政党色のない元裁判官や大学教授の閣僚起用が浮上している。

 同氏の首相指名は「イタリアはEUが求める財政再建を進める」という大統領のメッセージにほかならない。フランスのマクロン大統領は、「マッタレッラ氏を支持する。責任と勇気を示した」とたたえた。

 一方、首相指名はポピュリズムをさらにあおる恐れもある。2党は大統領の組閣介入を「総選挙が示した民意を裏切るものだ」と批判。第1党「五つ星運動」の交渉代表、ディマイオ氏は来月2日に抗議行動を行うと宣言し、「賛同者はこの日、窓に国旗を掲げてほしい」と訴えた。再選挙を意識し、「既成政治の打破」という党公約を有権者に再び印象付ける狙いだ。

 大統領はコッタレッリ氏の組閣名簿を受け、閣僚を任命。内閣はその後、10日以内に国会で信任を受ける必要があるが、現状では困難だ。同氏は「信任が得られなければ8月以降に再選挙」と述べており、今秋にも実施の可能性が強い。

2657チバQ:2018/05/31(木) 19:28:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00000021-jij_afp-int
イタリア「五つ星」再び連立模索、閣僚人事で歩み寄り
5/31(木) 13:25配信 AFP=時事
イタリア「五つ星」再び連立模索、閣僚人事で歩み寄り
反既成勢力を掲げてイタリア第1党に躍進した「五つ星運動」のルイジ・ディマイオ代表(2018年5月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3月の総選挙以降3か月近くにわたって政局が混迷を深めるイタリアで、反既成勢力を掲げる第1党「五つ星運動(M5S)」のルイジ・ディマイオ(Luigi Di Maio)代表が30日、経済財務相の人事で大統領に譲歩を見せ、先週末に頓挫した極右政党「同盟(The League)」との連立政権樹立の動きを復活させた。

 ディマイオ氏は、強硬な欧州連合(EU)懐疑派のパオロ・サボナ(Paolo Savona)氏(81)の経済財務相への起用を見直す用意があると述べた。

 当初の連立の試みは、サボナ氏の起用案にセルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領が反対したことで頓挫。マッタレッラ大統領は28日、国際通貨基金(IMF)元財政局長のカルロ・コッタレリ(Carlo Cottarelli)氏を暫定首相に指名した。

 しかし、コッタレリ氏は30日、マッタレッラ大統領と非公式に協議したものの組閣の発表には至らず、そのまま大統領府を辞去。マッタレッラ大統領は、両氏がディマイオ氏の提案を「大きな関心」をもって分析しているとコメントしている。

 ただ、ディマイオ氏の動きはサボナ氏の最も有力な支持者で、やはり強硬なEU懐疑派のマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)同盟書記長の意向とは真っ向から対立する。支持率が右肩上がりの同盟はこれまで、再選挙にこだわってきた。一方で通信社AGIは、サルビーニ氏がこの問題についてディマイオ氏と協議すると表明したと伝えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2658チバQ:2018/05/31(木) 21:25:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00000068-mai-eurp
<イタリア>連立再び協議開始 先行きは不透明
5/31(木) 19:28配信 毎日新聞
 【パリ賀有勇】総選挙後の混乱が続くイタリアで、最大勢力のポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」のディマイオ代表が5月30日、マッタレッラ大統領と大統領府で会談し、一度は頓挫した右派政党「同盟」との連立政権樹立に向けて協議した。だが「同盟」のサルビーニ書記長は再選挙を望む姿勢を堅持しており、先行きは不透明だ。

 焦点となっているのは、「五つ星」と「同盟」が経済相候補として挙げたユーロ懐疑派のサボナ元産業相の処遇だ。親欧州連合(EU)路線のマッタレッラ氏は、EUや共通通貨「ユーロ」を批判してきた両党による連立政権発足を警戒。27日に示された連立政権の閣僚名簿で唯一、入閣を認めなかったのがサボナ氏だった。

 ディマイオ氏は会談後、フェイスブックに投稿したビデオで「サボナ氏に代わる人物を見つけよう」と述べ、経済相候補を代えることでマッタレッラ氏の理解を得たい考えを示した。一方で「サボナ氏は他の役割で内閣にとどまる」とも述べ、サボナ氏起用にこだわるサルビーニ氏を意識した。

 サルビーニ氏は30日、北部ジェノバで演説し、ディマイオ氏との協議には応じる考えを示したものの、「サボナ氏を経済相から外すのはおかしい」とも述べ、「五つ星」との間の「温度差」もある。

 ANSA通信によると、次期首相に指名されている国際通貨基金(IMF)元高官のカルロ・コッタレリ氏とマッタレッラ氏は30日、「事態を急がない」ことで合意したという。

2659チバQ:2018/06/01(金) 11:45:51
https://www.sankei.com/world/news/180601/wor1806010012-n1.html
2018.6.1 09:43

コンテ氏をイタリア首相に再指名、新政権発足へ ポピュリズム2党が新たな連立名簿発表
 【パリ=三井美奈】イタリアのマッタレッラ大統領は5月31日、第一党「五つ星運動」と右派「同盟」の2党が擁立した大学教授ジュゼッペ・コンテ氏を再び首相に指名し、組閣を要請した。大統領府は1日にコンテ内閣が就任宣誓を行う予定だと発表した。イタリアでは3月の総選挙後、政治空白が続いていたが、ポピュリズム(大衆迎合主義)2党の連立政権がようやく発足する見込みとなった。

 コンテ氏は5月27日、組閣の失敗を理由に首相指名を辞退し、今回は2度目の指名。31日、「イタリア国民の生活をよくするために働く」と抱負を述べた。

 コンテ内閣の発足が再浮上したのは、2党が大統領の反対を受け入れ、新たな組閣名簿を示したためだ。反ユーロ派のサボナ元産業相の財務相起用を断念した。

 五つ星が発表した組閣名簿によると、財務相にはローマ・トルベルガタ大のジョバンニ・トリア教授が起用される見込み。トリア氏は、ドイツの財政黒字が突出して多いことを批判し、ユーロ政策の見直しを主張してきた人物。サボナ氏と異なり、ユーロ離脱を主張したことはない。

 五つ星の交渉代表、ディマイオ氏は経済や労働の担当相に、同盟のサルビーニ書記長は内相に就任し、共に副首相として入閣する予定。サボナ氏は欧州担当相に横滑りする。

 コンテ氏が27日に組閣を断念した後、大統領は、政党色のない国際通貨基金(IMF)のコッタレッリ元財政局長に組閣を要請した。当初、2党は「大統領が民意を無視した」と反発していたが、改めて連立を目指す方針に転じ、31日になって「政府発足の条件ができた」と声明を発表した。大統領は31日にコッタレッリ氏と会談し、2党連立を目指す意向を伝えたとみられる。

 新内閣は1日に就任宣誓した後、国会で信任を得る必要がある。国会では2党が過半数を占め、信任は確実視されている。

2661 チバQ:2018/06/03(日) 22:04:39
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL6136MNL61UHBI00P.html
スペイン議会、内閣不信任案可決 7年ぶり政権交代

パリ=疋田多揚

2018年6月1日21時23分

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拡大する1日、スペインの下院議会で現政権に対する内閣不信任案が可決され、新首相に就く社会労働党のサンチェス書記長=ロイター

 スペインの下院(定数350)で1日、中道右派・国民党のラホイ政権に対する内閣不信任案の採決があり、賛成多数で可決された。最大野党の中道左派・社会労働党のサンチェス書記長(46)が首相に就き、7年ぶりの政権交代となる。フランコ独裁体制後に現行憲法が制定された1978年以降、不信任案が可決されたのは初めて。

 不信任案のきっかけは国民党の大規模汚職だった。同案は次期首相の提案も兼ねており、新首相となるサンチェス氏は1日、「我々は今日、新たな歴史の一ページを書き込む。新政府は国民全体の利益を重視する」と述べた。

 ただ、社会労働党は少数与党の政権運営を迫られる。同党の下院議席数は84で、左派ポデモス(67議席)を加えても過半数(176)に届かない。カタルーニャ自治州など独立を目指す地域政党とは政策に溝があり、連携すれば「(政策がつぎはぎの)フランケンシュタイン政府」(地元メディア)となる。

 また、サンチェス氏は積極財政主義者で、「反緊縮」のポデモスが政権に協力すれば、イタリアと同様、財政規律を重視する欧州連合(EU)と緊張関係を生む可能性もある。

 国民の審判を受けていない新政権は難しい政権運営を迫られそうだ。5月の世論調査では、早期解散を訴える中道右派の市民党(32議席)が29%の支持率でトップに立ち、ポデモス(20%)が続く。2大政党の国民党と社会労働党はともに19%前後で伸び悩む。サンチェス氏は「政治が安定すれば」解散する考えを示している。(パリ=疋田多揚)

2662 チバQ:2018/06/03(日) 22:05:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3176796
スペイン、首相不信任案可決の見通し 与党の汚職事件受け

2018年6月1日 10:33 発信地:マドリード/スペイン

スペイン・マドリードの同国下院で開かれた自らの不信任決議案に関する審議で答弁するマリアノ・ラホイ首相(2018年5月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / EFE AND POOL / Juan Carlos Hidalgo

【6月1日 AFP】スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相に対する不信任決議案が1日に可決される見通しとなった。ラホイ氏が党首を務める与党・国民党(PP)が絡んだ汚職事件を受けて最大野党の社会労働党(PSOE)が提出した不信任案に対し、少数政党のバスク国民党(PNV)が先月31日、賛成を決めた。

 バスク国民党は議会で、同党の議員5人が不信任案に賛成票を投じると明言した。ラホイ首相は議会を欠席した。これによって社会労働党は、可決に必要な過半数(176議席)を上回る賛成票を集めることになる。

 不信任案は先週、重大事件を扱う全国管区裁判所が、1999〜2005年に公共事業をめぐって賄賂を受けたとして国民党の元幹部らに有罪判決を下したことを受けて提出された。裁判所は出納責任者を含む国民党の元幹部ら29人に懲役刑を言い渡し、国民党に対してもこれに関連して選挙資金として不正に受け取った24万5000万ユーロ(約3100万円)を国に納めるよう命じた。

 ラホイ氏は昨年、現職の首相として初めて証人として裁判に出廷し、その後、ラホイ氏の首相辞任を求める声が高まっていた。裁判所は判決で、ラホイ氏の証言の信ぴょう性は「疑問視すべき」と指摘した。

 ラホイ氏は31日の国会審議で、収賄事件について「政府職員は関与していない」と述べ、少数の国民党議員が関与したとする同党の主張を繰り返した。

 不信任案が可決されて首相が退任すれば、独裁政権を敷いたフランシスコ・フランコ(Francisco Franco)将軍が1975年に死去して民主化して以降、スペインで初となる。(c)AFP/Alvaro VILLALOBOS


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