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欧州情勢・西洋事情

2615チバQ:2018/04/22(日) 23:36:41
3月の記事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030400385&g=int
「終わりの始まり」鮮明=メルケル政権、後継争いの場に-独

メルケル

 【ベルリン時事】難産の末のドイツ・メルケル第4次政権樹立に高揚感はない。メルケル首相(63)にとってこれが最後の任期になることはほぼ確実で、キリスト教民主同盟の次世代を担う人材を閣僚に据える方針を首相自身が既に打ち出した。次期政権発足はメルケル時代の「終わりの始まり」を告げる節目となり、後継争いが本格化する。
 メルケル首相は自身の難民寛容政策に批判的だったシュパーン財務政務次官(37)を次期政権の保健相に起用。華があり、大衆的人気を誇るクレックナー副党首(45)を農相に充てる人事も内定した。昨年、情勢の厳しかった西部ザールラント州議会選挙を勝利に導いた当時の州首相、クランプカレンバウアー氏(55)は党幹事長に決定。政権・党の印象は大きく変わる。
 シュパーン氏は2月の党大会で、昨年9月の連邦議会(下院)選挙での党の勢力後退を念頭に「今、傷をなめ合うか、それとも、ここから何かを生み出せるかが問われている」「有権者の信頼を取り戻そう」と先頭に立つ意欲を見せた。
 首相は社会民主党との連立交渉で、同党に外相、財務相ポストを譲り、姉妹政党・キリスト教社会同盟には内相ポストを渡した。連立合意を優先した「痛みを伴う」決断だったことは首相自身が認めており、次期政権への党の協力を得ていくには、不満を受け止め、世代交代を進める姿勢を人事で示すしかなかった。
 民主同盟は結束が強いことで知られ、いったん党の方針が固まれば、異論が外部に漏れることは少ない。だが、連立協議で譲歩を強いられた首相に対し、「政治的誤りだ」などと公然と党内から批判が上がっていた。
 メルケル首相は12年を超える長期政権で、「ドイツの独り勝ち」と言われる好調な経済を実現し、外交・安全保障面でも国際社会でドイツの存在感を高めた。つい数年前まで「欧州の女王」「最強の女性」と言われたが、今や求心力の低下が著しい。
 首相は次期政権に関し、「4年間(首相を)務めると既に約束した。私は約束を守るタイプの人間だ」と述べ、次の任期を全うする考えを明確にしている。だが、「党再生の顔」として幅広い支持を集める人物が次世代から現れれば、早期退陣圧力も高まりかねないという見方が増えつつある。(2018/03/04-18:17)


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