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欧州情勢・西洋事情

2632チバQ:2018/05/14(月) 20:38:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000009-jij-eurp
マクロン流改革「正念場」=「痛み」に不満も―仏大統領就任1年
5/14(月) 6:54配信 時事通信
 【パリ時事】フランスのマクロン大統領が14日、就任1年を迎える。

 投資銀行出身で、既存政党への不信を背景に支持を広げ、仏史上最年少で大統領に当選。欧州全体の景気回復を追い風に、強引な手法で改革を進めるマクロン氏は、今後公務員12万人削減や年金減額などさらに困難な改革にも乗り出す方針だ。これに対し従来以上に強い反発が予想され、任期2年目に入るマクロン氏は「正念場」を迎える。

 ◇既得権にメス
 「痛みを伴う改革」を断行するマクロン氏の指導力は幅広い層で評価されている。タブー視されてきた国鉄職員の既得権益にもメスを入れた。猛反発する国鉄職員は大規模なストライキで対抗しているが、一般企業よりも優遇された労働条件を国民の過半数が「不公平」と見なし、マクロン氏の改革を支持している。

 失業率の改善を目指し労働法改正にも着手した。フランスでは、一度従業員を雇うと解雇は困難で、多くの企業が新たな採用に消極的だ。マクロン氏は、解雇を容易にする改正法を野党の反対を押し切り成立させ、雇用促進を図った。

 仏紙フィガロが今月4日報じた調査会社オドクサの調査によれば、世論の6割以上がマクロン氏を「方向性が明確」と支持を表明した。こうした実行力に対する評価は高い。

 ◇金持ちの大統領
 ただ、解雇手続きの簡略化など労働者の権利侵害にもつながるマクロン氏の改革に対しては、富裕層と労働者層の間で支持は割れている。オドクサの調査によると、回答者の7割以上がマクロン氏を「富裕層の大統領だと思う」とも回答した。

 今月5日には、パリ中心部で大規模な反マクロン・デモが行われ、警察発表によると、約4万人が参加した。心理療法士マキシム・ナンポさん(29)は「マクロン氏は富裕層を優遇し労働者を人間扱いしていない」と批判した。

 デモを受け、マクロン氏は報道官を通じて「政府はサイレントマジョリティー(静かな多数派)に支持されている」と反論。一部の仏メディアは「楽観的過ぎる」と指摘している。

 調査会社カンタルTNSによると、今年4月のマクロン氏の支持率は40%。就任1年での支持率としてはオランド前大統領(27%)やサルコジ元大統領(37%)を上回った。ただ、昨年6月に57%だったのを考えると、大きく下落した。

 このままでは、改革の成果が表れずに反マクロンの機運が高まる恐れもある。ハンガリーやイタリアのようにフランスでもポピュリスト政党が次を狙って待ち構えている。


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