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欧州情勢・西洋事情

2616チバQ:2018/04/24(火) 20:23:51
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/030/030000c
スペイン
過激派組織バスク解散へ 分離独立闘争で謝罪
毎日新聞2018年4月24日 17時53分(最終更新 4月24日 17時53分)
 【パリ賀有勇】スペイン北部バスク地方の分離独立を主張し、テロを繰り返してきた過激派組織「バスク祖国と自由(ETA)」が、5月上旬に解散する方針を示した。過去の武装闘争について謝罪声明も発表。820人以上の犠牲者を出したバスクの分離独立運動は、大きな節目を迎えることになる。

 スペイン紙エルパイスによると、ETAは仏側バスク地方で5月上旬に組織解散を宣言する。今月20日、「取り返しの付かない損失を含む、多大な苦しみを与えたことを理解している。真摯(しんし)に謝罪する」との声明を地元紙に発表した。

 ETAはフランコ独裁政権下の武力弾圧に対する抵抗運動として1959年に発足し、バスク民族主義に反対する政治家や学者らを爆弾テロなどで襲撃してきた。当局による摘発が進むなかで、2011年に「恒久的な武装闘争の停止」を宣言。17年には、銃や爆発物を隠した仏側バスクの武器庫の情報を仏当局に提供し、武装解除に応じた。

 解散の背景には、摘発による組織の弱体化に加え、300人に上るとされる収監中のETAメンバーのバスク地方の刑務所への移送など、待遇改善を図る狙いもあるとみられる。

 スペイン政府は謝罪を歓迎しつつも、ラホイ首相は「もっと早くに謝罪すべきだった」との声明を出した。

 スペイン国内の独立運動を巡っては、バスクとともに79年に自治州に移行した北東部カタルーニャ自治州の州議会が昨年10月、独立宣言を可決。自治権停止に伴う州議会の解散・選挙後も新たな州政府が樹立されないなど、混乱が続いている。

 【ことば】バスク地方

 スペイン北部バスク、ナバラ両自治州とフランス南西部にまたがる地方で、独自の文化・言語を持つ。スペイン側は、重工業が盛んで同国内の豊かな地域の一つ。1936年に自治政府が発足したが、スペインのフランコ独裁政権時代(39〜75年)に弾圧された。フランコ将軍死後に自治州に移行した。徴税権など幅広い自治権が認められている一方で、長年にわたり分離独立運動が続いてきた。


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