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乗合自動車(バス)総合スレ

1荷主研究者:2008/11/09(日) 03:31:23
Airline & Airportスレに続き、今更ながらバス関係ネタを鉄道総合スレから独立させることに。
高速バスの路線開設や増便・廃止、路線バスの改廃や経営問題などなどバス全般の情報を纏めます。
空港アクセスのバスネタはAirline & Airportスレの方が相応しそうだし、交通局ネタだと地下鉄とバスが被っていたりと、鉄道総合スレの方が貼りやすいネタもありそうだが…。
過去の鉄道総合スレのネタはとりあえず北から地域ごとに分類してみた。けっこう骨の折れる作業であった。

尚、仙台関係のバスネタは個人的に纏めたいので「仙台・宮城・陸奥スレ」に貼り付けることにした。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l50

(社)日本バス協会
http://www.bus.or.jp/

(社)日本バス協会 リンク集
http://www.bus.or.jp/buslife/link.html

バス事業者・メーカーのリンク
http://www.luv-lines.com/omnibus/bus.htm

JRバス資料館
http://www.inv.co.jp/~fumo/jrbuslib.html

東名急行バス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/642

1685とはずがたり:2019/02/12(火) 15:47:05
阪急バス、運転士すべて正社員化
http://news.livedoor.com/article/detail/16009133/
2019年2月12日 13時40分 朝日新聞デジタル
 阪急バスは5日、契約社員の運転士約140人すべてを4月1日付で正社員にすると発表した。

 新規採用も同日以降は、正社員として雇う。人手不足が深刻なバス業界で、人材を安定的に確保するねらいだ。

 同社の運転士は約1350人。これまでは契約社員として入社後、勤務状況を踏まえて正社員に登用していたが、契約社員の制度自体を廃止するという。

1686チバQ:2019/02/28(木) 09:11:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00010000-norimono-bus_all&p=1
高速バスの新潮流? 都心スルーで「川越〜藤沢線」開設の狙い 圏央道の活用広がる
2/28(木) 6:03配信 乗りものニュース
高速バスの新潮流? 都心スルーで「川越〜藤沢線」開設の狙い 圏央道の活用広がる
「圏央ライナー川越湘南線」のイメージ(画像:東武バス)。
東武と神奈中、初タッグ
 東武バスグループの東武バスウエスト(さいたま市北区)と、神奈川中央交通(神奈中)グループの神奈川中央交通西(神奈川県平塚市)が2019年3月16日(土)、高速バス新路線「圏央ライナー川越湘南線」の運行を開始します。主に圏央道を経由し、埼玉県川越市と神奈川県厚木市、藤沢市を直結する路線で、運行概要は次のとおりです。

【時刻表】川越〜藤沢間は所要2時間以上

・運行区間:川越地区(神明町車庫、本川越駅、川越駅西口)〜本厚木駅〜藤沢地区(辻堂駅北口、藤沢駅北口)
・運行本数:1日2往復(朝と夕方)
・所要時間:川越駅西口から本厚木駅まで1時間40分、藤沢駅北口まで2時間30分
・運賃:川越地区〜本厚木駅間1800円、川越地区〜藤沢地区間2000円(小児半額)

 神奈中グループでは、埼玉県を拠点とする事業者との共同運行は今回が初めてとなります。東武バスグループでは2018年から京浜急行バスと共同運行している「鬼怒川温泉・日光〜羽田空港・横浜線」で神奈川県内に乗り入れていますが、県中央部への乗り入れは、やはり初めてです。

 一般的に関東とその近郊エリアで運行される高速バスは、山手線の駅をはじめとする大ターミナル駅と地方都市、観光地(遊園地や商業施設含む)、あるいは空港を結ぶものが多いですが、いわば東京の「衛星都市」どうしを結ぶ路線は珍しいでしょう。加えて、川越〜藤沢間は鉄道でも乗り換え1回、所要1時間40分前後、1500円以下(東武東上線とJR湘南新宿ラインを利用した場合、IC運賃で1435円)で移動できるなか、新路線にはどのような需要があるのでしょうか。

高速バスの新潮流? 都心スルーで「川越〜藤沢線」開設の狙い 圏央道の活用広がる
圏央道を活用する高速バスのひとつ、高崎・前橋〜成田空港線「アザレア号」千葉交通車(2018年3月、中島洋平撮影)。

1687チバQ:2019/02/28(木) 09:11:43
需要の「掘り起こし」成功なるか
 新路線について、東武バスに話を聞きました。

――今回の路線は、どのような狙いがあるのでしょうか?

 川越市と、藤沢市をはじめとする湘南地区は双方とも人気の観光エリアで、国内はもとより、近年は訪日観光客も多く訪れています。今回の路線は、圏央道の開通により埼玉県と神奈川県のアクセスが飛躍的に向上したことで、双方の観光地を結ぶ新たなアクセスルートを開設し、観光需要を掘り起こすものです。

 途中で停車する本厚木駅は、神奈川県内でも乗降客数が多く、周辺には工業団地や大学が立地するほか、観光地である箱根や大山への玄関口でもあることから、多くの方にご利用いただけるものと考えております。

――所要時間、運賃ともに鉄道を上回りますが、「強み」はどのような点でしょうか?

 鉄道では都内で乗り換えが発生しますが、今回の路線は乗り換えが不要で、トイレ付きのバス車内でゆったりと、座ってお過ごしいただける点が「強み」です。乗り換えのない「わかりやすさ」も、訪日観光客の需要にも応えるものでしょう。

 とはいえ、観光やビジネスにおける行き帰りのいずれか、片道利用のウエイトが高いと想定しています。アクセス手段の選択肢として選んでいただけるよう、幅広くPRしてまいります。

※ ※ ※

 また神奈中グループは2015年に、圏央道を経由する藤沢・辻堂・本厚木〜河口湖線、町田・橋本〜河口湖線を開設しています。「両路線とも多くのお客様にご利用いただいています。そこで今回、次なる『圏央道を活用した路線』として(川越〜藤沢線を)開設しました」とのことです。

圏央道を活用した高速バスの「乗り継ぎサービス」も
 圏央道の開通により、特に群馬・栃木関係の高速バスで、ルートを首都高経由から圏央道経由に変更するケースも増えています。これを受け、国土交通省も圏央道を使った高速バスの「乗り継ぎサービス」の社会実験を、2019年2月21日(木)から約1か月間、実施しています。

 これは、2017年に首都高経由から圏央道経由に変更した前橋〜成田空港線(関越交通、千葉交通)と、長野〜新宿線(アルピコ交通、京王電鉄バス)を、関越道の高坂SA(埼玉県東松山市)で乗り換えることで、長野〜成田空港間の所要時間を都心経由から平均で30分短縮させるというものです。関越道を経由し地方と東京を結ぶ高速バス路線が多いなか、それらと圏央道を経由する路線とを結び付けることで、乗り換えに便宜を図り、交通ネットワークを拡充することが狙いです。

 実験を主導する国土交通省 関東地方整備局によると現在、たとえば圏央道経由で埼玉県と千葉県を結ぶ新たな路線について、圏央道の沿線自治体からも運行の要望が上がっており、その開設を具体的に検討している事業者もあるといいます。

 ちなみに、圏央道だけでなく、2018年6月に開通した外環道の「千葉区間(三郷南IC〜高谷JCT)」も、高速バスに変化をもたらしています。

 たとえば小湊鐵道が2017年に運行を開始した千葉市とさいたま市を結ぶ「ちばたまライナー」は、外環道千葉区間の開通後、首都高経由から外環道経由にルート変更し、所要時間が30分以上短縮しました。また、松戸新京成バスと京成バス、京浜急行バスが外環道開通を受け、新松戸・松戸〜羽田空港線を新たに開設しています。こうした、都心の外側をつなぐ“環状道路”を活用した高速バスの新路線が、今後さらに誕生するかもしれません。

乗りものニュース編集部

1688とはずがたり:2019/03/05(火) 19:29:58
https://twitter.com/Tokyo_Seoul/status/1102575111608008704
Motohiko Sakazaki 坂﨑基彦
? @Tokyo_Seoul

市営バスでどうにもならなくなってなぜか民営化したいわくにバスの路線廃止説明会での「ご意見」が辛辣

そしてこれをいちいち公開するいわくにバスのキレっぷり

1689とはずがたり:2019/03/05(火) 19:35:05
なんか面白そうだが運賃を定額にするのではなく定期券的な物を発行するイメージか?

https://twitter.com/nikkeikansai/status/1101650952287805441
日経関西
?認証済みアカウント @nikkeikansai

路線バス、定額制なら乗りますか?乗客減少に悩む地方バスの活性化のため、全国的にも珍しい社会実験が行われました。
17:10 - 2019年3月1日

平成30年度大津湖南エリア自動運転実証実験実施業務委託仕様書
http://www.pref.shiga.lg.jp/c/kotsu-s/nyuusatu/files/shiyousyo.pdf

1690荷主研究者:2019/03/17(日) 11:39:05

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=504127&comment_sub_id=0&category_id=256
2019/2/11 中国新聞
バス停集約開始へ 広島市19年度、相生通りで実施

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190211chugoku02.JPG

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190211chugoku01.JPG
集約に伴い改修される「八丁堀(あおぞら銀行前」バス停。現在は切り欠きがあり、バスが歩道から離れた位置に止まる光景が見られる

 広島市は2019年度から、中区の相生通りで狭いエリアに乱立しているバス停の集約を進める。バス停の形状も、切り欠き(バスベイ)をなくし、車道にバスが真っすぐ停車する「ストレート型」に順次、改修する。

 相生通りの銀山町から原爆ドーム前にかけては、バス停が23カ所もある。「八丁堀」だけで11カ所あり、利用者から「分かりにくい」との声が出ていたため、市は県警やバス会社と合意できた箇所から順に集約を図る。

 19年度は第1弾として、JR広島駅方面の東行きバスが止まる「立町」バス停を、約90メートル東の「八丁堀(あおぞら銀行前)」バス停に集約する。集約を機に、同バス停は長さ約50メートル、幅約2メートルの切り欠きをなくす。

 切り欠きがあると、バスは斜めに進入するため、停車時に歩道との隙間が大きくなりやすい。ノンステップバスなのに、客がいったん車上に下りて乗降する光景も見られる。切り欠きををやめれば車体を歩道に寄せやすく、乗降が容易になる。

 市は17年9〜11月、同バス停への集約と切り欠き廃止の実証実験を実施。期間中の調査で、車道に下りずに乗降できた人の割合は98・6%と、従来の66・9%から大幅に増えた。運転手の間でも安全面などの評価が高く、渋滞悪化もなかったとして、市は19年度当初予算案に本格実施の工事費など1360万円を盛り込んだ。

 市都市交通部の米田英生・公共交通計画担当課長は「後続車に道を譲れるなど切り欠きにも利点はあるが、時代に合わせて高齢者などがバスを利用しやすい環境整備に力を入れたい」と話す。集約で使われなくなるバス停は、タクシー待機所などへの転用を検討する。

1691荷主研究者:2019/03/17(日) 11:50:27

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41340750V10C19A2L72000/
2019/2/15 22:00 日本経済新聞 南関東・静岡
埼玉・川越―神奈川・湘南結ぶ高速バス運行

1692荷主研究者:2019/03/17(日) 11:51:05

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41341710V10C19A2LC0000/
2019/2/15 19:54 日本経済新聞 中国・四国
広島電鉄、バスの行き先表示をフルカラーLEDに

1693とはずがたり:2019/03/21(木) 19:48:49

バス 運転手足りない 見直し相次ぐ路線バス 沿線住民からは不安の声
https://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20190321k0000m040085000c/
毎日新聞社 2019年3月21日 14:57

 運転手の人手不足などを背景に、路線を見直すバス会社が相次いでいる。佐賀県唐津市に本社がある昭和自動車は、佐賀市北部を中心に26路線の見直しを検討しており、沿線住民からは不安の声が漏れる。バス業界は運転手不足だけでなく、高齢化や働き方改革といった重い課題を抱えており、生活の足を脅かす事態は今後も各地で続きそうだ。

 佐賀市三瀬村の山あいを走る昭和自動車の三瀬線は、同社が見直しを進めている路線の一つ。「バスがなくなるともう遠くには行けなくなる。タクシーは高いので使えない」。同村の農業、中田春代さん(84)は不安をのぞかせる。自家用車はなく、隣の神埼市の姉の家までは三瀬線を使っている。同社や関係自治体は代替交通手段も含め検討を進めるが見通しは立っていない。

 同社によると、佐賀市のJR佐賀駅と三瀬村を結ぶ三瀬線は「日中2、3人しか乗らない」。赤字分は沿線自治体から補助を受けているが、その額は増え続けている。

 同社の路線見直しの背景には、運転手の高齢化と人手不足が横たわる。運転手の平均年齢は、2009年4月の50歳と比べ今年2月は52・7歳と高齢化。この間、運転手の人数は332人から303人に減った。同社の黒田正直乗合事業部長は、大型2種免許のハードルが高いことなどから「新規の運転手が増えない」と漏らす。

 さらに、現在の路線数を維持したまま長時間労働の是正などに取り組む「働き方改革」を進めると、運転手が現在の1・2〜1・5倍必要になり、黒田部長は「事業を継続するためには路線再編は避けて通れない」と苦しい胸の内を明かす。...続きを読む

高知市を中心に路線バスを運行する「とさでん交通」(同市)も昨年4月、運転手不足を理由に、市内を走るバスの土日祝日ダイヤを計49便減便した。西日本鉄道(福岡市)も昨年3月、働き方改革で、天神と博多を結ぶ循環バスの運行ルートを短縮。熊本市内を走る「熊本都市バス」も今年4月から運行本数を約5%減らすなど影響は都市部にも出ている。

 日本バス協会が17年10〜11月に30両以上を保有するバス会社を調査した結果、310社のうち85・8%が運転手不足と回答した。運転手の平均年齢は51・3歳で50代以上がほぼ半数を占める。同協会は「このまま運転手が減り続けると、路線を縮小するしかない。対応が難しいところまで来ている」と危機感を募らせる。【池田美欧、原田哲郎、杣谷健太】

 運転手不足にあえぐバス業界。国土交通省によると、バス運転手の年間の平均労働時間は全職業の平均より約2割長い一方で、年間賃金は約1割低い。約65万人の組合員を擁する全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協)は「もう労使間では労働環境を解決できない状況」と話す。

働き方改革 低賃金に追い打ち

 なり手不足の背景には、大型2種免許のハードルの高さを指摘する声がある。

 道路交通法は、大型2種免許の受験資格を21歳以上で、普通免許保有3年以上などと規定している。業界側は、高校新卒の運転手志望者を増やしたいと年齢要件の引き下げなどを国に要望。警察庁は今年度、有識者会議で議論し、教習の充実などの安全対策が講じられれば「受験資格を特例的に見直すことを認める方向性が適当」との提言をまとめた。

 福岡大社会デザイン工学科の辰巳浩教授(交通計画)は「ヨーロッパでは、公共交通は都市インフラの一つと考え、公共交通にも税金を使うべきだとの認識だ。財源の問題はあるが、補助金という形で路線維持や運転手の待遇改善を図るなど国も知恵を絞るべきだ」との見方を示す。【杣谷健太】

1694荷主研究者:2019/03/31(日) 10:12:21

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/278082?rct=n_hokkaido
2019年02/19 05:00 北海道新聞
北見バスターミナル移転2カ月 利便性、快適さ 歓迎の声 JR駅構内売店の売り上げ1.5倍に

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190219hokkaido01.JPG
「北見の玄関口」として生まれ変わった北見バスターミナル

 JR北見駅前に移転した北見市の新しい交通拠点「北見バスターミナル」の開業から2カ月が過ぎた。移転により、鉄道、バス、タクシーの乗降場が駅前に集約され、乗り継ぎの利便性がアップ。利用者や観光関係者からも、生まれ変わった「北見の玄関口」を歓迎する声が上がる。北見駅構内の売店の売り上げが約1・5倍に増えるといった、移転による波及効果も表れている。

 北見市のまちきた大通ビル・パラボ裏にあった北見バスターミナルの移転は、市が事業費約11億4500万円をかけ、2年前から工事を本格化させている北見駅前再開発の一環。移転の事業費は約3億2千万円で、新ターミナルは昨年12月15日に開業した。

 新ターミナルには、市内や郊外、都市間バスが入る6台分の乗降レーンが整備され、全面ガラス張りの待合室に、バスの運行情報を分かりやすく案内するモニターも設置された。同駅と新ターミナルの間には、雨や雪を避けて通行できる屋根付きの歩道もできた。

 新ターミナルの1日当たりのバスの発着本数は、平日が約330本、休日は約260本。管理運営する北海道北見バスは「バスは前方からレーンに入り、出発する際は後進するため、後進優先のルールを設けて運行の安全を確保している」と事故防止に努める。

 待合室でバスを待っていた北見市の主婦阿部由紀子さん(73)は「都会的な雰囲気の建物で、待合室からの見晴らしも良くて快適に過ごせる」。北見市観光協会も「『まちの顔』として観光客を出迎える雰囲気が高まり、外国人観光客にもターミナルの場所を案内しやすい」と話す。

 新ターミナル開業による効果は、周囲にも広がっている。北海道キヨスク(札幌)が運営する同駅構内の売店「北海道四季彩館北見店」では、都市間バスの利用者を中心に、弁当や菓子、飲み物、土産などを購入する人が急増。土産や弁当などの取り扱い品目を1・5倍に充実させた1月の売り上げは、前年同月比で46%の大幅増となった。

 JR北海道の札幌行きの特急が出発する午後1時台と同6時台の間の約5時間は駅利用者が限られ、これまでは売店も閑散としていたが、ターミナル移転後は客が途切れることなく訪れるようになったという。同店の高原悦子さん(50)は「品ぞろえをさらに見直し、売り上げアップにつなげたい」と意気込む。

 駅前再開発は3月末に終了する予定。バスの乗降レーン横には、ベンチを備えた憩いの広場が開設され、屋根付きの歩道はパラボまで延長される。ターミナル移転による影響を心配していたパラボ側だが、今のところ集客には変わりがないといい、「駅前ににぎわいが生まれれば、来店客が増える」と今後の波及効果の広がりに期待を寄せる。

 新ターミナル開業を弾みに、利用客や観光客を呼び込もうとする機運も高まりつつある。「乗客を増やす利用促進策を考えたい」と北海道北見バス。北見市観光協会も「観光推進には2次交通網の充実が必要。交通事業者とともに、オホーツク管内各地へ移動しやすい交通体系や運行情報の発信などを検討したい」と乗り気だ。(熊谷知喜)

1695荷主研究者:2019/03/31(日) 11:17:02

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/279229?rct=n_hokkaido
2019年02/22 05:00 北海道新聞
大通バスセンター廃止検討 札幌市、駅前再整備し集約

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190222hokkaido01.JPG

 札幌市は21日、都市間バスなどが発着する市施設の「大通バスセンター」(中央区南1東1)について、廃止の検討に入る方針を明らかにした。施設が老朽化している上、札幌駅前など2カ所のバスターミナルで再整備構想が浮上しており、発着はこれらに集約する方向だ。

 大通バスセンターは、オフィスビルの地上1階地下2階部分延べ約6500平方メートル。1975年に開業し、地下鉄東西線バスセンター前駅と直結している。

 77年には都市間バスや市内路線バスなど1日約1300便が発着したが、88年の東豊線開業後のバス路線廃止などで便数が減少。現在は稚内や根室を結ぶ都市間バス、市内路線バスの約260便となっている。

 一方、JR北海道の関連会社が運営する「札幌駅バスターミナル」(中央区北5西2)は、2030年度末開業予定の北海道新幹線札幌駅に合わせて市が再整備を検討。また大通バスセンターから約150メートル北側に位置する北海道中央バス札幌ターミナル(中央区大通東1)は、高層ビルを建てる周辺の再開発計画に合わせて29年にも建て替えの見通し。

 市まちづくり政策局は同日の交通計画の専門委員会で、大通バスセンターについて「両ターミナルが新設されれば必要性がなくなる。廃止も含めて検討することになる」と方向性を示した。(五十嵐知彦)

1696荷主研究者:2019/03/31(日) 11:32:34

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/113646
2019/02/23 上毛新聞
東毛広幹道 高崎駅―館林駅 沿線の路線バス直結 県方針

 東毛広域幹線道路へのバス高速輸送システム(BRT)の導入可能性を調査している群馬県は22日、JR高崎駅東口―東武館林駅間の約50キロで2021年の運行開始を目指す方針を明らかにした。停留所を十数カ所に絞り、信号待ちしないようなシステムを導入するなどして、定時性と速達性を兼ね備えたバスにする。沿線市町の路線バスと相互に乗り換えられるようにし、自家用車に代わる新たな広域公共交通ネットワークの形成を目指す。

◎BRT21年運行

 運行区間は4車線で比較的スムーズに走行できることから、専用レーンは設けない方針。利便性を高めるため、バスが連続的に信号交差点を通過できるよう信号を制御するシステムや、バスの位置をリアルタイムで把握できる「バスロケーションシステム」、交通系ICカードの導入を検討する。通勤通学やコンベンション施設「Gメッセ群馬」への来訪などでの利用を見込んでいる。

 県は昨年11月に関係市町やバス事業者らでつくる協議会を立ち上げ、検討を重ねた。停留所は十数カ所に絞る見通しで、設置場所は関係市町の提案を踏まえおおむね固めたという。BRTとの乗り継ぎを良くするため、路線バスの運行経路の見直しを始める動きがあるという。

 県は年度内に概算事業費や運行計画を詰め、全体計画として取りまとめる。この計画に基づき、新年度に運行本数や料金、導入する車両などを検討し、停留所の詳細設計に着手する。関連費用7300万円を一般会計当初予算案に計上した。

 同日の県議会一般質問で福重隆浩氏(公明)の質問に対し、大沢正明知事は「県民にとって新たな移動手段を選択する機会が生まれるだけでなく、従業員確保の面などからも沿線の企業誘致に有利であると考えている」と述べた。

 バス高速輸送システム(BRT) 渋滞に関係なくバスを定時に運行させるため専用道路や優先レーン、信号を組み合わせた交通システム。世界各地にあり、日本では鉄道の赤字路線の代替手段などとして検討されるケースが多い。

1697荷主研究者:2019/03/31(日) 13:04:23

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41627540S9A220C1MLY000/
2019/2/24 6:00 日本経済新聞 電子版 九州・沖縄
路線バスなのに高速道? 福岡の事情(探検!九州・沖縄)
謎解きアカデミー

1698荷主研究者:2019/03/31(日) 13:04:38

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41724600V20C19A2L21000/
2019/2/25 22:00 日本経済新聞 北関東・信越
新潟交通、新潟駅発着の直通バス増便 3月ダイヤ改正

1699荷主研究者:2019/03/31(日) 20:15:35

http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=366529
2019年2月27日 紀伊民報
白浜空港を高速バスの拠点に 4月から東牟婁や大阪、東京へ

 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)の運営を4月から担う南紀白浜エアポートは、バス会社と連携し、空港を高速バスの拠点にする。串本・新宮方面への路線を新設するほか、大阪、京都、東京へのバスも空港に乗り入れるようにする。地元と航空旅客の双方の利便性が高まるとエアポート社は期待している。

 空港と東牟婁郡を結ぶバスは熊野交通(新宮市)が4月27日から運行予定で、1日1往復する。バス停は新宮市徐福のJR新宮駅(所要時間2時間15分)、那智勝浦町築地のJR紀伊勝浦駅(同1時間50分)、串本町の橋杭岩近くの大水崎(同1時間10分)の3カ所。

 正午前後に白浜空港に到着、出発する羽田(東京)とを結ぶ日本航空の定期便に合わせ、バスは午前中に新宮駅を出る。空港に到着後は折り返して新宮駅に向かう。料金は2千〜3200円。

 大阪、京都、東京方面へのバスは明光バス(白浜町)などが以前から走らせており、空港にはこの一部が4月1日から乗り入れる予定。空港が乗降場所の一つになる。

 大阪(JR大阪駅、なんばOCAT)とは1日5往復、京都(JR京都駅)とは1日2往復し、東京方面(横浜、新宿、池袋、大宮)とは夜行バスが1日1往復する。料金は大阪行き2980円▽京都行き3400円▽東京方面8200〜1万1800円。

写真【高速バスの拠点になる南紀白浜空港(和歌山県白浜町で)】

1700荷主研究者:2019/04/14(日) 19:55:10

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42002140U9A300C1LKA000/
2019/3/4 18:11日本経済新聞 電子版 関西 北陸 中国・四国
バス路線網 デザイン手探り 岡山ではドル箱争奪
公共交通のゆくえ バス 岐路に(上)

1701荷主研究者:2019/04/14(日) 19:55:27

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42095430W9A300C1LKA000/
2019/3/6 18:00 日本経済新聞 電子版 関西 北陸 中国・四国
高速「のち」路線バス 地域の足は大阪始発
公共交通のゆくえ バス 岐路に(下)

1702荷主研究者:2019/04/14(日) 20:34:55

https://this.kiji.is/476993054441718881?c=92619697908483575
2019/3/9 15:00 熊本日日新聞社
乗客減の熊本県内バス3社 減便、路線見直し加速

4月から減便する熊本都市バスの本山車庫線=熊本市中央区

 熊本県内のバス事業者3社が路線バスの減便、運行区間の一部見直しといった動きを加速している。人口減少などに伴う利用者減が大きな理由だが、最近では運転手不足が本数維持を難しくしている要因に浮上している。

 熊本バス(熊本市)は3月1日のダイヤ改正で、5%程度の便数削減を実施した。全23路線のうち熊本交通センターと通潤山荘(山都町)や南区役所(熊本市南区富合町)などを結ぶ20路線で、利用が少ない日中の時間帯を中心に運行本数を減らした。5%規模の削減は2015年10月以来のことだ。

 山都町や美里町など沿線の乗客減が主因。18年4月〜19年1月の乗客は227万8千人と前年同期に比べて2万1千人減っており、利用実態に即した運行本数にしたという。

 熊本都市バス(熊本市)は4月から、29路線のうち「池田京町」「本山車庫」など8路線で平日日中を中心に運行本数を5%減らす。5・9%削減した17年2月以来で、「対象には他社と競合している路線を選ぶなど利用者への影響を極力抑えた」と説明。さらに6月にも3路線で減便や一部区間の廃止を検討している。

 一方、主に熊本都市圏以外の路線を運行する産交バス(同市)は地元自治体や住民との協議を踏まえて、4月から菊池市や大津町など複数の地域で利用の少ない路線(系統)の一部見直しを実施する。対象は全系統のうち10%程度としており、利用の見込める区間を増やす一方で、少ない区間を乗り合いタクシーに転換するといった方策を取る。

 乗客減とともに、運転手不足も大きな課題だ。熊本都市バスの場合、熊本地震前に207人いた運転手が地震後は169人と約2割減った。待遇のいい復興関連工事に人手が流れているのが影響しているとみられる。

 4月時点で大幅なダイヤの見直しを予定していない九州産交バス(熊本市)も運転手不足を強く懸念。「今後、減便や路線廃止を検討している」と言う。

 熊本電気鉄道(同市)も「熊本地震以降、バスの運転手を募集しても集まらなくなっている。これ以上、人手確保がままならない状況が続けば、運行本数の見直しを検討しなければならない」と話している。(中原功一朗、福山聡一郎、山本文子)

(2019年3月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1703荷主研究者:2019/04/14(日) 21:00:16

https://this.kiji.is/478774828318131297?c=92619697908483575
2019/3/14 13:00 熊本日日新聞社
熊本市の交通センター名称 「桜町バスターミナル」に

建設が進む再開発ビル。新バスターミナルは1階に設けられ、「熊本桜町バスターミナル」と名称を変える。手前は仮設バスターミナル=2月26日、熊本市中央区(田上辰也)

 熊本市都市計画審議会は13日、中央区桜町の再開発ビルに設けるバスターミナルの名称を「熊本交通センター」から「熊本桜町バスターミナル」に変更することを了承した。約半世紀にわたって親しまれた「交通センター」の名前は消えることになる。

 市が「市外から訪れた人や外国人旅行客にも分かりやすい」として、新たな名称は地名を冠することを提案した。  熊本交通センターは1969年、県庁跡地だった現在地に整備され、開業した。施設の老朽化や、一帯の再開発によってターミナルの新設が決定。取り壊され、2015年10月から仮設ターミナルで営業している。

 今年9月に開業予定の新バスターミナルは商業施設なども入る複合ビル1階(1・5ヘクタール)に整備される。  旧交通センターと同じく1日5700台の発着が可能で、乗り場と車道を仕切る「ホームドア方式」を県内で初めて導入する。停留所は29カ所の予定。(高橋俊啓)

(2019年3月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1704荷主研究者:2019/04/14(日) 21:38:46

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/287708?rct=n_hokkaido
2019年03/19 05:00 北海道新聞
札幌―新千歳 連絡バス値上げ 4月から70円 JR運賃上回る

 北海道中央バス(小樽)と北都交通(札幌)は4月1日から、共同運行する札幌市中心部―新千歳空港間の高速連絡バスの運賃を現行の1030円から70円値上げし、片道1100円とする。競合するJR北海道の快速エアポート(札幌―新千歳空港間)の運賃1070円を初めて上回る。燃料価格や人件費の高止まりのほか、外国人客対応の設備投資が理由だ。

 値上げは2014年4月の消費増税時以来。中央バスは5路線、北都交通は6路線を運行し、地下鉄大谷地駅発着など近距離区間は930円から千円に値上げする。両社は2月27日付で北海道運輸局に運賃改定を申請した。10月の消費増税時に再び改定するかは未定。

 燃料価格の高騰と人手不足による人件費上昇に加え、両社は外国人観光客への対応のため、空港に多言語の電子看板を設けたり、車内に公衆無線LANサービス「Wi―Fi(ワイファイ)」を整備したりと投資を進めていた。

 中心部行きのバスが最短65分なのに対し、JRの快速エアポートは最短37分、1070円で札幌駅と結ぶが、バス利用は「訪日外国人客数の増加と比例するように増えている」(北都交通)という。JR関係者は「目的地によってバスとJRですみ分けされており、値上げの影響はあまりないのでは」とみている。(本庄彩芳)

1705荷主研究者:2019/04/14(日) 21:39:10

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42668100Z10C19A3L21000/
2019/3/19 22:00 日本経済新聞 電子版 北関東・信越
新潟交通、利用者確保へICカードを活用
(信越ビジネス最前線)

1706荷主研究者:2019/04/21(日) 23:26:47

https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190326/CK2019032602000058.html
2019年3月26日 中日新聞
久屋大通公園内のバス乗降場所移転 「噴水南のりば」閉鎖

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/PK2019032502100312_size0.jpg

 名古屋・栄の久屋大通公園の再開発に伴い、同公園内にある市バス「栄バスターミナル(噴水南のりば)」が二十四日に閉鎖され、二十五日の始発からバス停がオアシス21の周囲などに移転された。

 対象のバスは、これまで栄バスターミナル(噴水南のりば)で乗降していた「基幹1」「栄17」「栄18」「栄20」「栄21」「栄23」「高速1」「深夜1」「深夜2」の九各系統。

 乗り場は、オアシス21西側や中日ビル西側などに、降り場はオアシス21東側とラシック東側に移った。

 栄バスターミナル(噴水南のりば)の跡地は、来年の東京五輪・パラリンピックと連動したスポーツイベントが開催できる広場として来年一月に整備される予定。

 栄バスターミナル(噴水南のりば)は一九六七年三月三日に開設された。二〇一七年度の平日一日あたりの乗降客数は約八千四百人、発車回数は約三百三十回。

1707チバQ:2019/04/24(水) 13:30:18
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15554962599229
2019年4月18日(木)

日産観光 高速路線バスに参入 水戸-東京間直行便 低価格の運賃実現

日産観光が受託運行する高速路線バスの車両日産観光が受託運行する高速路線バスの車両
貸し切りバスの日産観光(水戸市住吉町、小林道明社長)は4月から、水戸-東京間の高速路線バスの運行を始めた。乗降場所が2カ所の直行便とすることでコストを抑え、低価格の運賃を実現。小林社長は「価格的な優位性があればある程度の需要が見込める」としている。

同社水戸住吉車庫と東京都品川区の大崎駅西口バスターミナルを結び、1日往復4便を運行。同車庫発は午前6時15分〜同7時15分、同駅発は午後5時半〜同9時15分。同車庫には60台分の無料駐車場がある。予約制で、インターネットか電話で申し込む。空席があれば当日も乗れる。

運賃は片道1500円。いずれも5%のインターネット割引と早割がある。

4月中は運行開始記念として、事前予約限定で片道500円となる。今月1日から運行を始め、11日までに約4千人が乗車した。小林社長は「想像以上に反響が大きい」と手応え。若者をはじめ、週末は家族での利用が多いという。

安全性が問題となった高速ツアーバスを廃止し、規制が厳しい乗り合いバスに一本化して2013年にできた制度を活用。同社の関連会社で、乗り合いバスの許可を取得しているトラビスジャパン(長野県)が運行幹事会社となり、日産観光が受託運行する。

同社は価格競争の厳しい貸し切り観光バス業界にあって「安定的かつ稼働の高い事業で社会貢献にもなる」(小林社長)として運行を模索。東京都内での乗降場所が課題だったが、トラビスジャパンが15年12月オープンの大崎駅西口バスターミナルに確保したことで参入が実現した。

今後はビジネス客をターゲットに法人営業にも力を注ぐ方針。水戸駅から乗降ができないため、同駅と同車庫間の送迎も検討していく。小林社長は路線拡大も視野に「関連会社も含め、より積極的に対応していきたい」としている。(長洲光司)

1708荷主研究者:2019/04/28(日) 14:45:11

https://this.kiji.is/487093564407956577?c=92619697908483575
2019/4/6 10:51 熊本日日新聞社
産交バス、熊本市6系統廃止へ 運転手不足が深刻化

 産交バス(熊本市)は、10月1日から熊本市西区沖新町など同市西南地区を通るバス路線のうち、利用客の少ない6系統を廃止する。運転手不足が深刻化していることが主因。3月末に熊本運輸支局に届け出て、住民説明会を始めた。

 同社では熊本地震以降、人手不足が深刻化。西南地区の路線を運行する熊本営業所の乗務員定員25人に対し在籍者は16人。これまで休日出勤などで対応してきたが、乗務員の労働環境を考えると継続は難しいとみて廃止を決めたという。

 廃止対象は(1)熊本交通センター-西高入口-沖新-乙畠口(2)熊本交通センター-西高校前-沖新-乙畠口(3)水道町-アクアドームくまもと-甲畠口-海路口(4)水道町-白藤町-川尻駅前(旧道)-川口二丁目(5)小島産交-並建-薄場町-交通センター(6)水道町-白藤町-会富-小島産交。

 一方、水道町から白藤町を経由してJA飽田支所までの路線(12・0キロ)を新設する。

 今回の廃止に伴い、公共交通機関がなくなる区間については、熊本市が乗り合いタクシーの運行を検討する。(山本文子)

(2019年4月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1709荷主研究者:2019/04/28(日) 21:28:08

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/295258?rct=n_hokkaido
2019年04/11 05:00 北海道新聞
札幌―せたな・今金 都市間バス運行休止

 【せたな、今金】北都交通(札幌)は札幌と、檜山管内せたな、今金の両町を結ぶ都市間バスの今季の運行休止を決めた。これに伴い、両町と札幌を直接結ぶ公共交通機関はなくなる。

 同路線は5〜10月と年末年始に1日1往復運行。ハートランドフェリー(札幌)が5〜10月に同管内奥尻―せたな間で運航していた航路と連動していたが、フェリーの今季の休止が決まったため、「乗客が減り、採算が取れなくなる」(北都交通)としてバスの運行も見合わせることにした。

 バスは主にフェリーの乗船客が利用していたが、今後、両町の住民がマイカー以外で札幌へ出る場合はバスとJRを乗り継がねばならなくなる。

 同社はすでに北海道運輸局に休止を届け出たほか、両町にも説明した。せたな町の佐々木正則副町長は「観光振興にも一役買っていたバスだけに残念」としている。(森田彰)

1710荷主研究者:2019/04/28(日) 22:15:38

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20190419301.htm
2019/04/19 02:16 北國新聞
金沢営業所が来月移転 西日本ジェイアールバス

 西日本ジェイアールバス(大阪市)は5月15日、金沢市広岡3丁目にある金沢営業所を、同市乙丸町に移転して開設する。敷地面積は1・5倍に拡大する。営業所の移転に合わせ、同日、金沢駅と地域医療機構金沢病院、城北市民運動公園を結ぶバスの新規路線も運行開始を予定する。

 新営業所は敷地内に事務所や整備場を備え、敷地面積は約1万1千平方メートル、延べ床面積は約2100平方メートルとなる。

 新規路線は金沢駅西口―城北市民運動公園(金沢プール前)を、北安江経由で結ぶ。平日は1日11往復、土日祝日は10・5往復(21便)を運行する。このうち平日4往復は東長江方面に直通する。

 現営業所はJR西グループが広岡3丁目で所有する敷地約3万7千平方メートルの一角にあり、敷地は約7千平方メートル。現営業所と移転予定の同グループ社宅を合わせた約2万2千平方メートルには、ホテルやオフィスビル、新しい日銀金沢支店などが整備されるとみられる。

 残る1万5千平方メートルでは近年、オフィスビルや健康増進施設が造られ、既に営業している。

1711チバQ:2019/05/15(水) 12:24:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000501-san-soci
東京駅、新宿駅であふれる高速バス待ち客 五輪控え対策急務
5/15(水) 7:00配信 産経新聞
東京駅、新宿駅であふれる高速バス待ち客 五輪控え対策急務
待合室が手狭で、歩道上でバスを待つ人たちがみられる東京駅八重洲側の高速バスターミナル=4月23日夜、東京都千代田区(桐原正道撮影)
 低料金や綿密な路線網を背景に需要が高まる高速バス。深夜に出発し早朝に目的地へ到着する便も多く、「眠っている間に着いて時間的ロスも少ない」として訪日外国人客らにも人気だが、首都の玄関口・東京駅や新宿の主要乗り場ではバス待ちの環境整備が追いつかず、週末の夜ともなると待合室に入りきらない大勢の人が路上にあふれる異様な光景が広がる。来年には東京五輪も控え、今後も利用者の増加が見込まれる中、改善を望む声が相次いでいる。(大渡美咲)

【写真】歩道上でバスを待つ人たち

 ■「時間の無駄」

 JR東京駅八重洲南口の「JR高速バスのりば」。4月半ばの平日の夜にもかかわらず、スーツケースを抱えた利用客らが行き場をなくし、路上に群れをなしていた。花壇の縁や、駅構内の床にそのまま座り込んでいる若者の姿も目につく。

 大阪府寝屋川市の50代の姉妹は、コンサートで東京を訪れた。午後9時半前の新幹線最終に間に合わず、高速バスを選択。翌日は仕事で、着替えなども済ませたかったが、着替える場所を探すのに手間取ったという。「食事をゆっくり取る時間も場所もないので歩きながら食べることもよくある。ゆっくり待てる場所があるといいんですけど」と、口をそろえる。

 買い物で東京に来て青森まで帰る予定という女性(23)も、途方に暮れていた1人だ。近くのファストフード店で時間を潰そうとも思ったが、そこもバス待ち客で満席。「もう少し待てる場所はないんですかね」と、ため息をついた。

 ■1万人が50席奪い合う

 国土交通省によると、高速バスの運行系統は平成3年度は1093しかなかったが、26年度は4996まで増加した。バス網の拡大とともに、利用者も3年度の5万7213人から、26年度は11万5703人にまで増えている。

 ただ、バス待ちの環境整備は追いついていない。東京駅八重洲南口に乗り場が整備されたのは25年12月だが、切符売り場内の待合所の収容人員は50人ほど。平日は550本超、土日は600本以上が発着し、利用者は各平均で約9000人と約1万6000人にも上るため、収容力が圧倒的に不足している。

 周辺にはベンチもなく、飲食店の多くも午後11時ごろには閉まる。必然、夜間の乗り場には恒常的に乗客があふれるが、乗り場を管轄するJRバス関東は、「(待合室の)増設などは今のところ予定していない」としている。

 ■千便超にトイレ7室

 28年に開業した新宿駅直結の交通ターミナル「バスタ新宿」も、同様の問題をはらむ。

 最大で117社のバスが乗り入れ、1日当たりの平均発着数は約1500便に達するが、待合室の席数は344席。さらにトイレの個室は女性21室、男性が7室。女子トイレはオープン直後の8室から増設されたが、トイレ待ちの列が途切れることはない。

 《東京駅の待合室狭すぎ 満員電車かよ!》《バスタ新宿こみすぎ 座って待てる場所もない》《東京駅には夜行バス難民であふれている》。インターネット上には、ツイッターなどで利用者の“苦情”が数多く書き込まれている。

 なぜ、環境が整わないのか。高速バス事業のコンサルティングを行っている「高速バスマーケティング研究所」の成定竜一代表は、「ターミナル(の待合室を拡充するなど)の環境を整備すると、不審者らが居座る危険もある。ターミナルは多数の事業者が共同利用しており、誰がお金を出して管理するのかも難しい問題だ」と指摘する。

 来年夏には東京五輪・パラリンピックが開催される日本。新幹線や飛行機よりも安い高速バスを利用する外国からの訪問客は多いとみられる。成定代表は「課題はあるが、東京五輪も控えている。改めて(高速バスの)環境を見直す時期にあるのかもしれない」と話した。

1712荷主研究者:2019/05/26(日) 11:06:54

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201905/CK2019051402000158.html
2019年5月14日 東京新聞
水戸-つくば間 平日1日8往復 今秋から、県が高速バス増便実験

 県は今秋から、水戸市とつくば市を結ぶ高速バス増便の実証実験を始める。現在、両市を結ぶ公共交通は平日一日二往復の高速バスか、常磐線と路線バスの乗り継ぎのみ。増便により周辺地域を含めて交流人口を増やす狙いだ。

 平日は六往復増やして一日八往復、現在運行していない土日祝日は四往復運行する。便数を増やすことで双方から通勤通学に加え、観光やスポーツ観戦、会議など広く利用を促したいとしている。

 また、茨城空港と水戸、つくば両市を結ぶバスも増便する。個人旅行客向けのアクセス強化で、韓国便運航日は水戸市との間で、台湾便運航日はつくば市との間で各一往復増やす。

 運行事業者を選定後、ルートやダイヤなどの運行計画を決める。県は三年は続けたいとしている。本年度の事業費は五千七百七十万円。 (鈴木学)

1713とはずがたり:2019/06/21(金) 22:52:55
バス廃止 車・免許離れで運転手不足 東京五輪にも影
2019.6.10 19:52ライフくらし
https://www.sankei.com/life/news/190610/lif1906100023-n1.html

 全国の路線バスで過去10年間に廃止された距離が、全路線の約2%に当たる1万3249キロに上ったことが明らかになった。免許取得の手間や若者の「車離れ」、さらには待遇面など、バスの運転手不足の要因はさまざま。影響は路線バスにとどまらず、チャーターバスなどの運転手が大量に必要となる来年の東京五輪・パラリンピックにも及びかねない状況だ。

1714 チバQ:2019/06/23(日) 15:59:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000000-kobenext-l28
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G20規制で高速バス、神戸にシフト「前例ない」

6/23(日) 7:01配信��
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G20開催による交通規制を知らせる掲示板=大阪市北区梅田3、大阪駅JR高速バスターミナル

 28、29日の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせ、バス会社が高速バスの発着地を大阪から神戸・三宮に振り替えたり、神戸発着の増便を検討したりしている。期間中、大阪では阪神高速が連日通行止めになるなど大規模な交通規制が敷かれるためで、各社とも「前例のない対応」という。兵庫県内でどの程度の渋滞が生じるかも読みにくく、一部の高速バス停では混雑に備え係員を増やす動きも出ている。(竹本拓也)


 G20は大阪湾の人工島・咲洲(さきしま)にある「インテックス大阪」を主会場に開かれる。日本での開催は初めてで、招待国などを含め37の国や国際機関から要人ら約3万人が訪れる。会期の前後を含む27〜30日の4日間、大阪市内では阪神高速環状線や湾岸線など計10路線のほか、JR大阪駅や主会場周辺の一般道も通行が規制される。

 阪神バスは27〜29日、大阪-今治(愛媛県)、宇和島(同)、津和野(島根県)の各路線について、発着地を神戸・三宮に変更した。大阪-徳島線は30日まで運休するが、神戸-徳島線の増便に向け関係機関とダイヤの協議を続けている。

 山陽バスも大阪-徳島線を運休する。このため「通常運行する三宮発着便に利用が集中する可能性がある」とし、早めの予約を勧める。今のところまだ空席はあるという。

 また、四国方面への路線が集中する「高速舞子」のバス停(神戸市垂水区)では案内担当を増員する。大阪での交通規制が兵庫にどのような影響を及ぼすか想定できず「大幅に遅れが出る恐れがあることも、電話予約時やホームページで説明している」とする。

 西日本ジェイアールバスは名古屋、徳島、高松などへの大阪発着便を運休し、神戸・三宮と京都発着分を維持する。静岡への夜行便は三宮発着に切り替える。

 一方、有馬温泉(神戸市北区)や神戸三田プレミアム・アウトレット(同)、淡路島など、大阪から兵庫県内へ向かう路線も相次ぎ運休が決まっている。

 有馬温泉の老舗旅館「欽山」では通常よりも予約が少なめといい、担当者は「交通の影響を懸念し、お客さまが出発日をずらしているのかもしれない」と話す。旅館のブログでは「バスがダメでも大丈夫!!」と強調し、電車での来館を呼び掛けている。

 県内ではほかに、神姫バスの姫路・加古川-関西空港線などが運休に。神戸・三宮と大阪(伊丹)空港を結ぶリムジンバスは、空港発は通常通りの運行だが、三宮発は全便運休する。各社は「最新情報を確認し、時間に余裕を持って行動を」と求めている。


■兵庫県内でも渋滞見込み 県警「マイカー利用控えて」

 20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に伴い、27〜30日には兵庫県内の一部でも渋滞の発生が見込まれている。県警はマイカーの利用を控えて公共交通機関を使うようホームページやチラシで呼び掛け、各高速道路や幹線道路の電光掲示板でも周知を図っている。

 大阪市内では4日間、阪神高速道路の計10路線が、早朝から深夜までほぼ終日通行止めとなる。

 警察庁はこの期間中、大阪に向かう車の総量を抑えるよう大阪周辺の警察に通達。兵庫県警は阪神高速神戸線や湾岸線、国道2号、国道43号などの交通総量を平日の半分に抑えたいとしている。

 26〜30日には加藤晃久本部長をトップとする「兵庫県警察警備本部」を設置し、各国首脳らが利用する可能性のある大阪(伊丹)空港周辺や駅、商業施設などに最大約千人の警察官を配置する。(岡西篤志)

1715チバQ:2019/06/27(木) 10:40:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00744522-hokkoku-l17
四国行き高速バス発進 西日本JRバスなど
6/22(土) 1:35配信 北國新聞社
四国行き高速バス発進 西日本JRバスなど
 西日本ジェイアールバス(大阪市)とジェイアール四国バス(高松市)は21日、北陸と四国を結ぶ新たな夜行高速バス「北陸ドリーム四国号」の運行を始めた。両地域は鉄道、航空の直行路線がなく、現時点で流動は小さい。バス2社は乗り換えなしで夜間に移動できる特性を生かし、新たな需要の開拓を進める。

 毎日1往復を走らせる。四国行きは午後8時5分に始発の富山駅を出て同9時20分に金沢駅を出発。徳島駅に翌午前5時10分、高松中央インターバスターミナルに同6時34分、終点の高知駅に同8時24分に着く。国土交通省の全国幹線旅客純流動調査によると、2010年度に石川県と四国を行き来したのは8万2千人。その1年間に石川と46都道府県を行き来した3808万2千人に占める比率は0・2%にすぎない。

 21日は金沢駅で出発式が行われ、野中雅志西日本ジェイアールバス社長(元JR西日本金沢支社長)は「両地域はこれまで、行き来に手間が掛かっていた。今後は便利でリーズナブルなバス路線をぜひ利用してほしい」とあいさつした。

北國新聞社

1716荷主研究者:2019/07/07(日) 11:03:19

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/516181/
2019/6/6 6:00 西日本新聞 ふくおか版
北九州空港利用促進へ小倉南区に乗り継ぎ拠点 西鉄、高速バス

中谷営業所に新設される待合所の完成イメージ

 西日本鉄道(福岡市)は、福岡都市圏と北九州空港のアクセスを向上させるため、来年度に北九州市小倉南区の中谷営業所をバスの乗り継ぎ拠点として整備する。待合所を新設し、それぞれ乗り入れる福岡方面と北九州空港方面の高速バスの乗り継ぎをしやすくする。福岡空港の発着容量が限界に近づく中、福岡都市圏と北九州空港との交通利便性を高めることで、同空港の利用促進につなげる。

 福岡都市圏と24時間運用の北九州空港を結ぶバスの直行便は早朝・深夜帯のみで、日中の便はない。中谷営業所は、九州自動車道の小倉南インターチェンジ(IC)のそばにあり、北九州空港と福岡都市圏の双方にアクセスしやすい。現状は営業所近くの道路沿いに停留所があり、福岡‐小倉線の高速バスと小倉‐北九州空港のエアポートバスがそれぞれ別々に停車する。

 来年度からは両路線が営業所に乗り入れる。停留所も一本化し、乗り継ぎの手間や分かりづらさを解消する。新設する待合所は冷暖房を完備し、バスの時刻案内に加え、航空機の出発・到着案内を表示する掲示板なども設置する。福岡市中心部と北九州空港の現行の所要時間(1時間25分)に変更はない。西鉄は来年度以降、乗り継ぎを考慮したダイヤの調整や、乗り継ぎの割引運賃も検討する。

 福岡空港は、国際線増加による過密化で、時間帯によっては新規就航や増便が難しい状況になっている。一方、北九州空港は発着容量に余裕があり、深夜や早朝も発着できる。福岡空港を運営する福岡国際空港(福岡市)は、航空会社が空港の発着枠を確保できない場合、北九州空港に誘導する方針を掲げている。

 福岡国際空港の中核企業でもある西鉄は「福岡、北九州両空港の連携を進め、福岡のさらなる発展につなげたい」としている。

1717荷主研究者:2019/07/07(日) 11:12:04

https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190608/CK2019060802000032.html
2019年6月8日 中日新聞
八幡-白鳥路線廃止 高速バス、9月末限りで

 岐阜市と郡上市を結ぶ高速バス「高速岐阜八幡線」を運行する岐阜乗合自動車は九月末限りで、郡上市八幡町-白鳥町間の路線を廃止することを決め、六日夜に白鳥町で住民説明会を開いた。

 東海北陸自動車道を走る高速岐阜八幡線は現在、平日、休日ともに一日十一往復運行しており、うち四往復が名鉄岐阜駅バスターミナルと長良川鉄道美濃白鳥駅を結んでいる。

 岐阜乗合自動車によると、十月以降は八幡町-白鳥町間の路線廃止に伴い、白鳥町の住民が高速バスを利用するときは、長良川鉄道か白鳥交通のバスで八幡町に向かって乗り換えることになる。

 同社は路線廃止の理由として、八幡町-白鳥町間の乗客が二〇一八年度は千七百十九人しかおらず、一便あたり平均〇・六人にとどまっていることや、深刻なバスの運転手不足による路線維持の難しさなどを挙げた。

 出席者は「この利用状況では路線廃止も仕方ない」と理解を示す一方で、乗り換えの利便性確保を要望。車に乗れない高齢者が増えていることから、将来は白鳥町から岐阜、名古屋に向かう新たな高速バス路線が必要との声も出ていた。

 (中山道雄)

1718荷主研究者:2019/07/10(水) 21:05:54

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45993370S9A610C1L91000/
2019/6/12 19:30 日本経済新聞 関西 中部
三重交通 7月からUSJ直通の高速バス運行

1719荷主研究者:2019/07/10(水) 21:38:56

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46017230S9A610C1962M00/
2019/6/13 6:45 日本経済新聞 電子版 北陸
北陸の高速バス快走 「直通」武器に集客、訪日客にも人気

1720荷主研究者:2019/07/10(水) 22:34:51

https://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20190618/CK2019061802000021.html
2019年6月18日 中日新聞
浜松市北部のバス代替案に合意 市交通会議

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/PK2019061702100256_size0.jpg

◆予約制や通学便導入

 遠州鉄道が浜松市北部で運行する三つのバス路線から九月末で撤退する方針を受け、市地域公共交通会議(会長・大村兼資都市整備部長)は十七日、市の示した交通手段の代替案に合意した。市は七月にも事業者を選び、十月から新しい体制での運行を目指す。

 撤退する北区の渋川線伊平-渋川儀光間は、現在も市が同区内で運行している地域バス「いなさみどりバス」で住民の足を維持する。利用者がICTシステムで予約した時間に同線のバス停間をタクシーのように利用できる。高校生の通学を支えるため渋川-金指駅間を「つつじ線」と新たに名付け、同じバスを使い週五日、一日六便運行する。

 天竜区の北遠本線水窪町-山東間では、一日の運行回数を五回から四回に減らし、二十四人まで乗車できる中型バス二台で運行。料金は二百〜八百円。同区の阿多古線鹿島橋-くんま水車の里間は、十人乗りの小型バスで運行。同ルート間は平日十四便、休日十六便の中から利用者が選んで予約する方式となる。料金は二百〜六百円。

(松島京太)

1721名無しさん:2019/07/23(火) 18:16:41
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15638005108225
2019年7月23日(火)

2階建てバス導入 関東鉄道、鹿嶋-東京 24日から運行開始

関東鉄道が運行を始める2階建てバス関東鉄道が運行を始める2階建てバス
関東鉄道(土浦市真鍋、松上英一郎社長)は24日から、2階建てバスを2台導入し、高速バスの鹿島神宮(鹿嶋市)-東京テレポート駅(東京・お台場)線で運行を始める。ノンステップ(低床)のバリアフリー仕様で、毎日上下線各4便を運行。座席数は通常の高速バスの1・5倍となり、効率的な輸送を図る。

2階建てバスは、東京五輪・パラリンピックの開会1年前となるのに合わせて運行開始。鹿島神宮、東京テレポート駅ともに毎日始発運行し、幕張や東京ディズニーリゾートも経由する。

エンジンはスウェーデン製、車体はベルギー製。座席数は従来バスの約1・5倍となる59席(2階48席、1階10席、車椅子1席)。車両後部にバリアフリーの乗車口があり、階段が配置されている。座席には電源のコンセントがあり、パソコン操作やスマートフォンの充電に使える。座り心地も高めた。2階の最前列の座席からは前方が見渡すことができる。

通常の高速バスは40〜44人乗りで、同社は「東京五輪ではサッカー会場としてカシマスタジアムも使われる。座席数が増えることで大量輸送にも対応できる」と話した。(綿引正雄)

1722荷主研究者:2019/07/28(日) 10:44:34

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=546197&comment_sub_id=0&category_id=112
2019/6/24 中国新聞
広島-浜田ノンストップ便廃止へ

JR浜田駅で、広島行きのノンストップ便に乗り込む利用客たち

 浜田市と広島市を2時間4分で結ぶ高速バスのノンストップ便が、7月16日のダイヤ改正で廃止されることが決まった。全停留所に止まる通常便を含めた運行の総数も、平日に限り上下計6便減る。運行会社は、平日の利用が少ないことを踏まえ、ダイヤを組み替えたと説明している。

 浜田道や中国自動車道を経由し、JR浜田駅(浜田市浅井町)とJR広島駅(広島市南区)を結ぶ高速バスは1991年の浜田道開通とともに運行開始。現在、毎日上下計32便を運行する。このうちアストラムライン大塚駅(同市安佐南区)と広島バスセンター(同市中区)の2停留所だけに止まるノンストップ便の6便をやめる。

 土日曜、祝日は、運行数を変えず、旭インターチェンジ(IC)や大朝IC、広島北ICなど全11停留所に止まる通常便にする。ダイヤ改正後の通常便の所要時間は2時間18〜28分で、ノンストップ便より14〜24分多い。また、アストラムライン中筋駅(広島市安佐南区)経由がなくなり、全便が広島高速4号経由となる。

 同高速バスは、中国ジェイアールバス、広島電鉄、石見交通の3社が運行。乗客数は明らかにしていない。中国ジェイアールバスは「平日の利用が少なく、収支改善が目的だ。土日曜、祝日については途中の停留所の利便性は向上する」と理解を求めている。

1723荷主研究者:2019/07/28(日) 10:45:50

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/318602?rct=n_hokkaido
2019年06/25 05:00 北海道新聞
網走―新千歳 連絡バス申請 7月から1日1往復

 【網走】網走バス(網走)は24日、網走市と新千歳空港を結ぶ高速バス「千歳オホーツクエクスプレス」の新設を北海道運輸局に申請していると発表した。7月20日から10月14日まで1日1往復運行する計画で、それ以降については今後検討する。運輸局の認可後、7月上旬にも販売を始める予定。

 網走バスターミナル、新千歳空港を発着地点とし、途中、オホーツク管内大空町女満別、同管内美幌町と北見市内で乗降できる。網走市から新千歳空港までの所要時間は6時間40分。予約制で、新千歳空港との片道運賃は、網走間が6500円、女満別間が6200円、美幌間が5900円、北見間が5500円。

 オホーツクエリアと新千歳空港との直通バスを希望する声が地元自治体などから寄せられたことを受け、5月中旬に運輸局に申請した。同社は「需要はあると感じている。将来は通年運行を目指したい」としている。(国乗敦子)

1724荷主研究者:2019/07/28(日) 11:19:09

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46660200X20C19A6L21000/
2019/6/27 19:30 日本経済新聞 電子版 北関東・信越
新潟駅周辺、高速バス乗降場を集約 北陸整備局が検討

1725荷主研究者:2019/07/28(日) 11:51:56

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190707-394118.php
2019年07月07日 08時50分 福島民友新聞
高速バス「南相馬-東京間」運行へ 東北アクセス、原ノ町駅前発

 バス会社東北アクセス(南相馬市)は18日、高速バス南相馬―東京線「南相馬・双葉ライナー」の運行を開始する。

 運行はJR原ノ町駅前〜東京駅(鍛冶橋バス駐車場)を平日は1日1往復、土、日曜日は1日2往復するほか、金曜日の夕方は東京行き1便、月曜日の朝は東京から1便を増便する。南相馬市役所と同社の南相馬バスターミナル、常磐道常磐富岡インター入り口に停留所を設ける。

 運賃は18〜24日は運行開始を記念して片道で、いずれも税込みで南相馬〜東京間3500円、富岡〜東京間3000円。25日以降は片道運賃が3000〜5000円と乗車日で変動する。

 高速バスの問い合わせは東北アクセス高速バス予約センター(営業時間午前9時〜午後4時)へ。

1726荷主研究者:2019/07/28(日) 11:55:43

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=550581&comment_sub_id=0&category_id=112
2019/7/8 中国新聞
JR広島駅北にバス新拠点

中国ジェイアールバスが8日に開設する広島エキキタ支店

 中国ジェイアールバス(広島市南区)は8日、東区二葉の里に「広島エキキタ支店」を開設する。国内外から観光客が増える中、JR広島駅北口近くにバスの新拠点を設け、運行の効率化を図る。

 敷地4千平方メートルに2階建ての事務所や駐車場を設置。広島支店(安佐北区)を拠点とするバスの3分の1に当たる約40台を移す。市中心部を走る観光客向けの周遊バス「ひろしま めいぷる〜ぷ」、市と広島空港(三原市)を結ぶリムジンバスなどを含む。社員46人が駐在し、災害時には代行バスの基地として使う。

 6日に開設セレモニーがあり、関係者約30人が出席した。前田昌裕社長(60)は「広島を訪れた観光客をしっかりお迎えしたい」と話した。

1727荷主研究者:2019/08/18(日) 16:56:21

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47624390S9A720C1L60000/
2019/7/22 16:18 日本経済新聞 北関東・信越
茨城交通、茨城県西―東京間で高速バス

1728荷主研究者:2019/08/18(日) 17:02:15

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47784970V20C19A7LKA000/
2019/7/25 18:21 日本経済新聞 関西
京都駅から高野山へ 高速バスの新路線

1729チバQ:2019/08/21(水) 19:32:40
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190802_33036.html
「命預かる意識低すぎる」高速バス運転手証言 増員せず増便負担増
 「人命を預かっているという意識が低すぎる」。一関労基署からの是正勧告について、東日本急行一関営業所に勤務する運転手男性(58)=岩手県一関市=が憤る。
 男性は岩手急行バスで15年間、仙台-一関、金成線の運転手を務めた。今年2月、東日本急行に運行が委ねられる4月以降は担当路線を毎日2便増やすと通達された。「増員しなければ増便は無理だ」と男性は労基署に相談した。
 運転時間が延びた4月以降、高速道路でインターチェンジを通り過ぎるなどミスが相次いだ。同じ路線でほとんどなかったことだ。
 会社は7月上旬、労基署から労使協定(三六協定)違反を指摘された。会社の幹部は「これまでの三六協定は破棄する」と言ってきたという。
 男性が営業所と結んだ三六協定は、労働時間の上限を、国がバス運転手の拘束時間の上限とする「1週間当たり平均最大71.5時間」と同時間に定めていた。
 「長時間労働は改善されていないのに、言っている意味が分からなかった。会社はそもそも三六協定の意味さえ理解していないのではないか」。男性はあきれ返る。
 バス業界での不当な労働時間管理は、今回に限らない可能性もある。関係者によると、バスプールの空き待ちで周囲を走り回る場合なども、一部事業者は休憩時間に含めているという。国が基準に定める「4時間以上の運転で休憩30分」は事実上守られていないことになる。
 バス運転手は給与に占める残業代の割合が高く、収入を維持するため長時間労働に不服を示さないケースも多いとされる。男性は「人命が失われる前に業界全体で問題に向き合うべきだ」と訴える。


関連ページ:岩手社会
2019年08月02日金曜日

1730荷主研究者:2019/08/24(土) 22:46:35

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47919020Z20C19A7LX0000/
2019/7/29 19:30 日本経済新聞 九州・沖縄
九産交、熊本市のバス減便 運転手不足で

1731チバQ:2019/08/26(月) 16:08:34
https://www.sankei.com/west/news/190822/wst1908220039-n1.html
大阪G20「生活の足」直撃していた 路線バス274便が急遽運休、3時間遅れも
2019.8.22 20:56
 大阪市で6月に開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で、大規模な交通規制が行われた開催前後4日間(27〜30日)に、市内で路線バスを運行する大阪シティバスが計274便を急遽(きゅうきょ)運休させていたことが同社への取材で分かった。最大で約3時間遅れた便もあり、大型イベント時の公共交通機関の運行に課題が残った。

 この4日間は、阪神高速道路の10路線で全面通行止めとなったほか、首脳らが宿泊したホテル周辺など一般道でも頻繁に交通規制を実施。交通量が半減した結果、大きな渋滞は発生しなかったが、大阪駅周辺で連日数時間通行止めが続くなどした。

 今回、交通規制が敷かれた一般道で運行していた路線バスのほとんどは同社のバス。同社は、事前に運休を予告する「計画運休」を実施したが、通行止めの長期化などの影響により、大阪駅周辺を通る便を中心にダイヤが大きく乱れ、計画運休以外にも運休せざるを得なくなった便が続発。6月27日の100便を最多に4日間で計274便が運休となった。

 遅れも多数発生し、最大で3時間遅れた便があったほか、通行止め区間を避けるため4日間で計920便が迂回して運行。大阪駅周辺では、乗客が途中でバスを降りて駅まで歩いたり、運行情報の説明を求めて利用者が職員に詰め寄ったりする場面もあった。

 同社では規制が行われていた4日間で計約2万3700便を運行したといい、担当者は「遅れの時間は予想より長くなったが、全体的な影響は比較的少なくとどめられたと考えている」としている。

規制時間読めず「計画」限定的 即位儀式や五輪に課題

 G20サミットの前後4日間で多数の路線バスが交通規制に伴うダイヤの乱れで運休した。国内では天皇陛下の即位に伴う一連の儀式や、東京五輪・パラリンピックなど大規模な交通規制が予想される行事が続く。いかに“生活の足”への影響を減らせるかが重要だ。

 G20サミットでは、高速バスや、リムジンバスが事前に路線の多くを運休させると発表。これに対し、市民が日常的に利用する路線バスを運行する大阪シティバスは、主会場の「インテックス大阪」(大阪市住之江区)がある人工島・咲洲内を走る路線のみを運休させることにしていた。

1732チバQ:2019/08/26(月) 16:08:53
 また、大阪府警は頻繁に交通規制が行われる区域を事前に公表していたが、同社では「運休や迂回、大幅な遅延などが見込まれる」と注意を促した上で、咲洲を走る便以外は、通常運行を予定していた。

 大規模なイベントなどで長時間の通行止めが行われる場合、規制区間を避けて仮のバス停を設け、普段とは別のルートで運行することもあるが、同社の担当者は「規制が短時間で終わる可能性があり、公共交通機関としてできる限り通常通りの運行をすべきだと判断した」と説明する。

 想定外の事態も起きた。一般道では当初、首脳らがホテルを出入りする時間のみを規制するとして、1回あたりの通行止めは十数分程度と見込まれていた。しかし、複数の首脳らが宿泊したホテルが集まる大阪駅周辺などでは、首脳らの予定変更が相次いだ結果、連日数時間にわたり通行止めとなった。

 対策を練っていた場所もあった。晩餐会などの会場となった大阪城公園(大阪市中央区)周辺は、当初から長時間の通行止めが予想されたため、府警は事前にバスの運行ルートを確認し、通行止め中も合間を縫って白バイを先導させながらバスを通していた。

 ただ、こうした対策をとれるのは、バス路線が少ない地域や、首脳らが一定時間移動しない公式行事会場の周辺などに限られる。路線が複雑な主要駅近辺や、首脳らの行動を把握しづらいホテル周辺で同様の対策をとるのは難しいという。

 交通政策に詳しい東京海洋大の寺田一薫(かずしげ)教授は「路線バスは生活の足で、危険がない限り安易に計画運休とすべきではない。一方で、日頃から規制時に備え、現場の状況をみて緊急的に迂回路を設定したり、利用者への迅速な情報提供をしたりする訓練を重ねるべきだ」としている。

1733チバQ:2019/08/27(火) 11:06:00
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190827-00299423-toyo-bus_all
競合から補完へ、変わる鉄道と高速バスの関係
8/27(火) 5:20配信東洋経済オンライン
競合から補完へ、変わる鉄道と高速バスの関係
東京駅八重洲口を出発するJR高速バス(写真:aki/PIXTA)
 全国の細かなところまで充実した高速バスネットワーク。鉄道網が不便なところにも小まめに路線が設定され、都市と地方、地域と地域を結んでいる。


 高速バスと鉄道、とくに在来線は「競合」という面で語られることが多い。実際に、新幹線の開業による交通体系の変化や、在来線特急より本数・所要時間で勝る高速バスの発達で、主役がバスに移行した区間もある。だが、一方で鉄道を中心とした公共交通網を高速バスが補完するという関係も生まれている。

■新幹線開業でバスが主役に

 名古屋から富山まで、東海北陸自動車道を経由する高速バスがある。名鉄バスと富山地方鉄道が共同運行するこのバスは、およそ1時間おきに運行され、片道4800円という低価格である。乗車時間は約3時間40分だ。

 かつて名古屋―富山間の移動といえば、主力は米原経由の特急「しらさぎ」だった。高山経由の特急「ひだ」もあるものの、高山本線は曲線の多い単線路線で高速運転は難しく、さらに「しらさぎ」よりも本数が少なかった。

 この区間は以前から高速バスの利用者は多かったが、その状況をさらに加速させたのが2015年3月の北陸新幹線開業である。この際に「しらさぎ」は名古屋―金沢間の運行となり、富山まで行くには乗り換えが必要になった。乗継割引はあるものの、片道の運賃・料金は通常期の指定席利用で9210円(しらさぎ+北陸新幹線)とバスの倍近く、所要時間は3時間程度かかる。

 乗り換えの手間や運賃の高さが敬遠され、新幹線プラス特急と比べても所要時間がそれほど変わらない高速バスが選ばれている。実際に名鉄バスに問い合わせてみると、「利用者は増えている。『しらさぎ』が金沢止まりになったからでは」という返答があった。

 新幹線の開業が思わぬところに影響を及ぼし、公共交通での人の流れが変わっていく。

 国土交通省は、国内の幹線交通機関における旅客流動の実態を調べる「全国幹線旅客純流動調査」を5年ごとに行っている。都道府県を越える、通勤・通学ではない人の流れを調べたもので、交通機関別の分担率などがわかる。

 この中には交通機関として「幹線バス」が含まれており、高速バスなどを利用した移動の実態を知ることができるが、鉄道が不便なエリアではバスが中心的な交通機関となっているケースが少なくないことがわかる。

 2015年度の「生活圏間流動表」で「出発地から目的地」のデータを見ると、長野県の飯田エリアから東京23区への移動のうち、鉄道を利用した移動が年間2万6000人、バスを利用した移動が7万9000人で、バスが鉄道を大幅に上回っている。ちなみに、乗用車などを利用した移動は5万3000人だ。

 一方、北陸新幹線が通る長野エリアから東京23区へは鉄道が84万3000人、バスは15万3000人、乗用車などは40万2000人で、鉄道による移動が圧倒的だ。

 飯田エリアから東京へは、旧国鉄時代は急行「こまがね」などの直通列車があったが、中央道の開通以来高速バスが主流となり、東京方面との直通列車は長らく存在しない。このエリアの人の流れが変わるのは、おそらくリニア中央新幹線が開業したときだろう。

1734チバQ:2019/08/27(火) 11:06:23
■首都圏でもバスがメインに

 また、茨城県の鹿嶋エリアと東京都内の間も、鉄道がバスにとって代わられた区間である。かつては東京―鹿島神宮間に特急「あやめ」が運行され、最盛期には5往復の運行があったが、1994年には1往復になり、2015年に廃止された。

 代わって主力交通機関となっているのは高速バス「かしま号」だ。東京―潮来・鹿島神宮駅・カシマサッカースタジアム間を結ぶこのバスはJRバス関東、関東鉄道、京成バスによる共同運行で、およそ10〜20分おきに運行。主要停留所である鹿島セントラルホテルはこのエリアの玄関口といえる機能を果たしている。

 先述の調査では、鹿嶋エリアから東京23区への143万2000人の移動のうちバスが54万4000人を占めており、鉄道はわずか2万6000人だ。もっとも、最多は乗用車の86万2000人で、東京―飯田などと比べると距離の短さからか、マイカーによる移動も多いことがわかる。

 東京23区から鹿嶋エリアへの移動では133万2000人のうちバスが56万人、鉄道が3万1000人、乗用車などが74万1000人で、都内からだとマイカー利用はやや少なくなっている。

 冒頭で紹介した、富山エリアから名古屋への移動も見てみよう。23万4000人のうち、バスを利用したのは4万3000人、鉄道を利用したのは5万2000人、乗用車などを利用したのは13万8000人となっている。逆に名古屋から富山エリアへの移動は、18万6000人の移動のうち、バスは4万4000人、鉄道は5万3000人、乗用車などが8万8000人となっている。

 バスより鉄道が1万人ほど多いが、このデータは特急「しらさぎ」の富山―金沢間の運転がなくなった年である2015年の数値なので、その後さらに高速バス利用者が増え、鉄道利用者が減少していることが考えられる。

 鉄道、とくに在来線特急より高速バスの利便性が高い区間は、ほかにも数多く存在する。

 都内と房総半島の間では、東京湾アクアラインの開業以来高速バスが充実しており、品川―木更津間では10〜30分に1本程度運行されている。バスの利便性が高すぎるがゆえに鉄道の利用者は減り、特急の減便や運行区間の短縮が相次いだ。

 北海道も高速バスの存在感が大きい。札幌―稚内間や札幌―網走間などはJRの特急より本数が多く、所要時間も大差ない。富良野のように観光地でありながら札幌から定期の特急が設定されていないところにも高速バス路線はある。札幌―浦河間の「高速ペガサス号」のように、鉄道(日高本線)の廃線が濃厚になっているエリアでも札幌への直通高速バスがある。

■新幹線と高速バスが連携

 高速バス王国といえば九州である。福岡市にある西鉄天神高速バスターミナルを中心に、九州各地とを結ぶ路線が高頻度で運行されている。

 一例を挙げれば、福岡―宮崎間の高速バス「フェニックス号」は特急「にちりん」の運行本数を減らし、博多―大分間の列車は「ソニック」に系統分割し、直通列車がほとんどない状況にまで追い込んだ。

 そんな中、九州では新幹線の開業により鉄道と高速バスの新たな関係性が生まれた。

 2011年3月12日の九州新幹線全線開業に合わせ、新幹線の停車する新八代駅と宮崎駅を結ぶ「B&Sみやざき」というバス路線が、JR九州バスや九州産交バス、宮崎交通の共同運行で走り始めた。

 このバスは新幹線と接続し、博多―新八代―宮崎間を最速3時間2分で結ぶ。ネットでの早期予約による割引運賃もあり、14日前までに予約すると宮崎―博多間が5000円で、フェニックス号(通常料金4630円、約4時間40分)にも十分対抗できる。

 JR九州バスの車両は九州新幹線800系と同じ水戸岡鋭治氏によるデザインで、バスの号数も新幹線と統一し、新幹線との一体感を打ち出している。ここに鉄道と高速バスの単なる競争ではなく、補完・協調という新たな関係のパターンが見える。

1735チバQ:2019/08/27(火) 11:06:40
 さらに最近では、並行して走る鉄道と高速バスが接続し、減便した鉄道の輸送を補うというパターンも出てきた。

■鉄道の減便を高速バスでカバー

 JR四国・牟岐線の阿南―海部間と、阿佐海岸鉄道の海部―甲浦間では今年3月のダイヤ改正から、並行して走る徳島バスの大阪―阿南・室戸間の高速バスとの接続を図っている。

 徳島県の徳島と海部を結ぶ牟岐線は、今年3月のダイヤ改正で徳島―阿南間のダイヤを、発車時間をそろえた「パターンダイヤ」として利用しやすくする一方、阿南―海部間については列車の本数を減らした。そこで、阿南駅などで列車とバスを乗り継ぎやすくし、減便した分を補おうというものだ。

 高速バスは長距離路線のため、従来はこの区間内のみの利用はできなかったが、ダイヤ改正に合わせて一般の路線バスのように区間内の乗降を可能にした。

 当初、徳島バスはJR四国から路線バス運行の打診を受けたものの、運転手不足などを理由に断り、アイデアとして出たのがもともと走っている高速バスを活用することだった。牟岐線・阿佐海岸鉄道との並行区間では、高速バスといえども高速道路がないので一般の道路を走っている。そこで、この区間を路線バスと同等の運行形態にしたわけだ。

 駅と停留所は完全に重なってはいないが、主要な駅と一致する停留所に停車している。阿南では休憩をとり、運行中の遅れを回復できる仕組みになっている。なお路線バスとしての運賃は、鉄道より1割程度高い。

 高速バスと鉄道は各地で競合する一方、このように協調しようという動きも最近は起きている。利用者としては、両方をうまく組み合わせて活用することで便利な移動の可能性が広がる。今後は、両者の協調によってきめ細かな都市間・地域間輸送を維持しようとする動きが各地で増えていくのではないだろうか。

小林 拓矢 :フリーライター

1736チバQ:2019/09/02(月) 17:27:45
>「プロのドライバーはお客様を見れば、話しかけてほしいか否かがわかります」と都タクシーは話します。
これはあるなあ。。。スマホいじってるときとかに話しかけなくてよいのに〜 とは思う
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6335270
タクシーの会話は必要?不要?「話さない運転手」賛否 タクシー会社あの手この手
9/2(月) 6:00配信乗りものニュース
タクシーの会話は必要?不要?「話さない運転手」賛否 タクシー会社あの手この手
三和交通「相談タクシー」のイメージ(画像:三和交通)。
タクシー運転手への身の上相談、思いっきりどうぞ
 神奈川、東京、埼玉でタクシー事業を展開する三和交通(横浜市港北区)が、「相談タクシー」の運行を始めました。ドライバーが、乗客の愚痴や相談を聞くというものです。

「相談タクシー」は通常料金と迎車料金で利用できるほか、特に目的地がない人のために30分から60分の周遊プランも用意しています。三和交通は各営業所において様々な経歴を持つ「聞き上手」のドライバーを選抜してウェブサイトで紹介しており、有料でドライバーの指定も可能です。

「実際に高齢者の方などが、相談をされたいがためにわざわざ長距離乗車されるケースがあります。友人でもなければ家族でもない、タクシーのドライバーがそのような場面でお役に立つならば、ということで、ひとつのサービスとして提供することとしました」(三和交通)

 その一方、三和交通では通常、ドライバーからあまり乗客に話しかけないよう指導しているそうです。「話されて寝られなかった」といった声をはじめ、会話の内容から無用なトラブルに発展するケースもあるためだといいます。

 このようにタクシーではドライバーに話しかけてほしくない、という人も一定数いることから、それがひとつのサービスとして展開されたこともありました。

タクシーの会話は必要?不要?「話さない運転手」賛否 タクシー会社あの手この手
京都市街を走るタクシーのイメージ(画像:photolibrary)。
「話しかけないサービス」には賛否両論
 都タクシー(京都市南区)は、2017年に「サイレンス車両」なるものを試験導入しました。この車両では、乗降時のあいさつやルート案内、緊急時の対応以外は、ドライバーから乗客に声がけをしないことを、助手席ヘッドレストの裏に掲示していました。

 しかし現在、都タクシーはこの車両を運転していません。「『サイレンス車両』は賛否両論ありました。いまは専用車両を設けず、ご要望があれば話しかけないようにしています」といいます。

「話しすぎは事故のもとにもなりますし、黙ってばかりでは『むすっとしている』『怖い』といった印象にもつながります。特に京都は観光地なので、後者のお声は多いです」(都タクシー)

 そもそも、「プロのドライバーはお客様を見れば、話しかけてほしいか否かがわかります」と都タクシーは話します。専用車両を設けるのではなく、原点に立ち返り、そのセンスを養っていこう、という方針に転換したそうです。

 都タクシーでは「京都検定」合格者など豊富な知識を持つドライバーもいて、車内での観光案内を乗客が喜んでくれることも多く、特にお年寄りは会話を楽しむ傾向だそうです。ドライバーが時と場合に応じて対応することが重要だと話します。

乗りものニュース編集部

1737荷主研究者:2019/09/15(日) 20:55:48

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190803-402456.php
2019年08月03日 08時30分 福島民友新聞
「矢吹泉崎バスストップ」完成 無料駐車場を整備、利便性向上

利用開始した東北道の矢吹泉崎バスストップ

 矢吹町などの周辺市町村が整備を進めてきた東北道矢吹インターチェンジ(IC)近くの高速バス停留所「矢吹泉崎バスストップ」が完成、1日に利用開始した。東京(新宿)や埼玉(新越谷)、京都・大阪方面への移動が可能となる。

 泉崎村にある東北道の待避所を活用した。西郷バスストップと福島交通須賀川営業所の間に停留所を設けることで、地域住民らの利便性向上や町などを訪れる人たちの増加を見込む。上下線待合所や79台分の専用無料駐車場を設けた。

 現地で行われたオープニングセレモニーでは、矢吹泉崎バスストップ利用促進協議会長の野崎吉郎矢吹町長、久保木正大泉崎村長らがあいさつ。テープカットをして施設完成を祝った。高速バスは予約制。

1738荷主研究者:2019/09/15(日) 22:52:12

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/335399?rct=n_hokkaido
2019年08/17 05:00 北海道新聞
北海道バス、帯広―札幌参入 秋から1日5往復 稲田町やイオン経由

ポテトライナーを利用する観光客や帰省客ら。北海道バス参入で競争激化が予想される=16日、帯広駅バスターミナル(北波智史撮影)

 北海道バス(札幌)は今秋、帯広と札幌を結ぶ都市間高速バスに参入する。帯広市稲田町などに停留所を設け、市内南側や中札内方面から住民の取り込みを狙う。札幌―帯広間は地元などのバス会社5社が「ポテトライナー」を共同で1日10往復しており、北海道バスの参入で15往復に増便される。利便性が高まる一方、競争が激化しそうだ。

 北海道バスは1日5往復を運行する予定。所要時間は3時間20分。札幌に向かう便は市内西2南36の営業所を出発し、イトーヨーカドー帯広店(稲田町)、イオン帯広店(西4南20)、帯広駅(とかちプラザ前)などを経由。札幌駅、バスセンターを経て「すすきの」に止まる。

 料金は9月ごろに決まる予定。スタート時は、通常料金より値下げすることも検討中という。同社は札幌―函館、札幌―釧路間で高速バスを運行。観光客の利用も多いことから、ノウハウを生かし札幌―帯広間でも観光需要を取り込む。

 札幌―帯広間は現在、ポテトライナーが平日は1日10往復、土日祝日は12往復運行。週末やお盆時期などは予約で満席になることも多く、市民から新たなバス路線を求める声もあり、参入を決めた。

 北海道バスの参入について、ポテトライナーを運行する十勝バス(帯広)は冷静に受け止める。自家用車やJRなどで移動していた人がバスを利用するようになると分析。「利用客の住む場所や時間帯によって、選択肢が増える」とバス利用客の掘り起こしにつながることを期待する。

 一方、JR北海道は「バス同士の競争になるのでは」と静観の構えだ。特急利用客が割安で自家用車を止められるサービス「パーク&トレイン」を展開する中、北海道バスが市内南側の住民の利用を見込むことについては「これまでJR帯広駅まで自家用車で来ていた人への影響はあるかもしれない」としている。(小坂真希、水野薫)

1739荷主研究者:2019/09/15(日) 22:59:59

https://www.sanyonews.jp/article/930197
2019年08月19日 21時50分 山陽新聞
岡山市、バス6方面再編案を提示 重複路線統合や支線導入

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190819sanyo01.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20190819sanyo02.JPG

 岡山市の地域交通の将来像を示す「地域公共交通網形成計画」策定に向けた第4回法定協議会が19日、市内であり、市はバス路線再編案の全体像を示した。市中心部から周辺地域に向かう6方面を対象に、重複路線の統合やダイヤ調整によって利用者の利便性向上とバス事業の収支改善などを図る。

 6方面は、市東部の三野、高屋、西大寺と、市南部の妹尾、芳泉、岡南。

 市の案では各方面で、並行する路線をまとめる「幹線」と乗り継ぎ拠点から分かれる「支線」の導入▽複数の事業者が重複して走らせている路線の一部廃止▽混雑する時間帯の直行便運行▽利用者数を考慮したダイヤ改正―などを実施。こうした施策で運行経費の削減や便数の適正化を図り、課題となっている運転手不足への対応にもつなげる。

 JR岡山駅周辺など市中心部は6方面の調整が固まった後に決めるため、現時点では検討課題としている。

 市は今後、路線再編案をたたき台に、法定協の幹事会や各バス事業者との個別の話し合いで調整を進める。本年度中をめどに地域公共交通網形成計画をとりまとめ、その後、より具体的な再編実施計画づくりに着手する方針。

 法定協では市の担当者が、委員となっているバス事業者の幹部ら25人に説明。委員からは経費削減効果について「市の計算通りになるのか疑問がある」といった声が上がった。「路線の再編より、JR岡山駅東口バスターミナルへの乗り入れ問題などを先に解決してほしい」との注文もあった。

 終了後、大森雅夫市長は「市民が公共交通を利用しやすいよう整理しているが、具体策になるとバス事業者にはさまざまな意見がある。一つ一つ丁寧に対応していきたい」と話した。

1740チバQ:2019/09/19(木) 13:15:41
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/543142/
高速バスなどを除く熊本県内の路線バス4099本が14日、無料運行される
2019/9/14 6:00
西日本新聞 社会面
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 高速バスなどを除く熊本県内の路線バス4099本が14日、無料運行される。この日、熊本市中心部の再開発ビルに商業施設「サクラマチ クマモト」が開業するのに合わせ、バス利用を促し道路の混雑緩和を目指す社会実験だ。

 再開発ビルの場所にはかつて、「東洋一のバスターミナル」と呼ばれ、1日6千本が発着した熊本交通センターがあった。バス利用者は同センターができた1969年の約3割に減少し、新たなターミナルは再開発ビル1階に規模を縮小して整備された。

 社会実験は、再開発ビルを建設した九州産交グループが企画し、無料バスを走らせる他社の費用も負担する。グループ幹部は「日頃、自家用車を利用する人たちがバスを見直すきっかけになれば」との願いも込める。路線網が発達し東洋一のターミナルを誇った熊本のバスの底力は、まだ残っているはずだ。事業者が一体となった反転攻勢に期待している。 (和田剛)

1741チバQ:2019/09/19(木) 13:16:48
https://mainichi.jp/articles/20190919/k00/00m/040/076000c
「ゴージャス、まるでホテル」西鉄が「最高級バス」お披露目
毎日新聞2019年9月19日 11時34分(最終更新 9月19日 11時52分)
 西日本鉄道は19日、10月から九州・山口で始める最高級バスツアーで使うバス車両を報道陣に披露した。車内は大川家具やドイツ製本革の座席を採用し、「ホテルのような上質な空間」を演出した。活動的なシニア世代を主要ターゲットに、バスでしか味わえない「まだ見ぬ地域の魅力」を楽しめる体験型ツアーを用意している。

 最高級バスツアーは「GRANDAYS(グランデイズ)」のブランドで展開。専用バスは既存の高速バス1台を約6000万円かけて改造した。座席数を一般的な観光バスの3分の1(12席)に絞り、ゆったりとくつろげる「夢心地」(倉富純男社長)の空間を目指した。


公開された最高級ツアー用の観光バス=福岡市中央区で2019年9月19日午前9時22分、津村豊和撮影
 この日は10月からの4種類のプラン内容も発表した。1人3万7800円の日帰りプランは、佐賀県の有田焼を代表する名窯「柿右衛門窯」を訪問した後、人気シェフの創作コース料理を味わったり、長崎・波佐見(はさみ)焼の窯元が集まる地区を散策したりする。

 最高価格19万8000円の2泊3日プランは、世界文化遺産などを巡り、長崎県の雲仙温泉の老舗ホテルと人気旅館に1泊ずつ泊まる。ツアー内容は季節に応じて刷新する。

 西鉄の川下英次郎営業企画部長は同日の報道向け説明会で「特別な体験ができるツアーがそろった。ゆったり過ごせるバス車内では大きな窓で景色も楽しんでほしい」と話した。【浅川大樹】

1742荷主研究者:2019/09/23(月) 14:59:59

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190902-410828.php
2019年09月02日 07時48分 福島民友新聞
新潟空港まで延伸 高速バス会津若松―新潟、誘客に期待

チラシなどで新潟空港までの延伸を知らせたPRイベント

 会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)と新潟交通(新潟市)は1日、高速バスの会津若松―新潟線のうち往復6便を新潟空港(新潟市)まで延伸した。会津若松側の始発停留所となる若松駅前バスターミナルで同日、PRイベントが行われた。

 延伸は、同空港への交通改善に向けた新潟県の実証実験で実施。空港を利用した関西圏からの誘客も期待され、会津17市町村でつくる極上の会津プロジェクト協議会は関西圏に焦点を絞った誘客促進に取り組む。

 佐藤俊材会津バス社長らと共にイベントに参加した室井照平会津若松市長は「インバウンドを含めた誘客促進につながるようPRに努めたい」と話した。

 延伸される便の出発時間は、若松駅前発が午前7時45分、同10時、午後2時45分、新潟空港発が午前11時15分、午後1時55分、同6時15分。運賃は大人2470円。

 問い合わせは会津バス若松営業所(電話0242・22・5555)へ。

1743荷主研究者:2019/09/23(月) 16:11:16

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541465/
2019/9/8 6:00 西日本新聞 北九州版
バス乗り場駅南に移設 折尾地区総合整備事業 レイアウト今秋決定 利便性低下に懸念も

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折尾駅周辺の完成予想図。手前がバス乗り場となる南口駅前広場で右上は北口駅前広場(北九州市提供、白い建物はイメージ)

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 北九州市が約840億円を投じてJR折尾駅(八幡西区)周辺で進めている「折尾地区総合整備事業」を巡り、市はバス乗り場を現在の駅北側から駅南側に移設する駅前広場のレイアウト案を取りまとめた。今秋、整備方針として正式に決定する。唯一の改札口が置かれる予定の北側と、土地区画整理事業で再開発が見込まれる南側の均等な発展を促す狙いだが、改札口からバス乗り場までは約50メートルの連絡通路を通らなければならず、高齢者や障害者の利便性低下を懸念する声もある。

 市折尾総合整備事務所などによると、折尾駅は市営バスと西鉄バスが発着する市内有数のバス乗降拠点。平日は1日約740本(8月末現在)が運行される。若松区西部の住宅密集地など駅北部方面からの往来便が半数を占め、JR黒崎駅(八幡西区)など駅東部方面を結ぶ便が3割程度。

 レイアウト案は地元の街づくり団体や教育関係者らでつくる「おりお未来21協議会」や、交通事業者、障害者団体などの意見を聴取し、学識経験者らで構成する検討会の議論も経て、7月に市が取りまとめた。

 駅の南北にイベント開催などが可能な空間とロータリーを備えた広場を設置。北側はタクシーと乗用車のみの乗り入れとし、南側はこれらに加え、バス乗り場を設置する計画だ。

 南口広場と改札間の移動には、鹿児島線などの高架をくぐる連絡通路の利用が必須。視覚障害のある八幡西区の男性(51)は「後天的に視力を失った人は単独での歩行が難しく、距離は短い方が良い。混み合うと思われる通路を通るのも怖い」と訴える。同事務所は「北側に乗り場を設置しても、改札口まで数十メートルは歩く必要はある」と移設案への理解を求める。

 また、折尾駅着のバスの多くは現在の北口から南口まで遠回りする形となるため、JR乗り継ぎ客の利便性低下を懸念する声もある。

 八幡西区の市民団体「学園&地域交流ネットワーク」は、駅近くの折尾4丁目交差点を左折して北口に向かう若松方面からの便は、交差点を直進し南口まで行くと現在の約2倍の距離を走ることになると推計。蒔田加代副代表は「駅到着が遅くなり、通勤、通学客に不便を強いる恐れがある。市は利用者の声を聞いているのか」と疑問を呈する。

 市は連絡通路南側近くにバス降車場を新設する考えだが、蒔田副代表は「乗客を降ろすバスが連なり、付近が渋滞する可能性もある」と指摘する。

 同事務所は「折尾4丁目交差点は歩行者が多く、若松方面からの便が左折する際、歩行者の横断待ちで通過時間が長くかかっている。交差点を直進することでバスの定時性は高まる」と説明。降車場付近での渋滞への懸念には「道路は片側2車線あり、その恐れは低い」としている。

1744とはずがたり:2019/09/27(金) 20:17:36

車いす「操作わからない」と乗車拒否…バス会社を行政処分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190926-OYT1T50256/
2019/09/26 19:35

 路線バスに乗ろうとした車いすの男性の乗車を拒否したとして、国土交通省近畿運輸局は26日、帝産湖南交通(本社・滋賀県草津市)に対し、バス2台の使用をそれぞれ15日間停止する行政処分を行った。

 運輸局の発表によると、男性は7月3日正午頃、大津市の「瀬田駅」バス停からバスに乗車しようとしたところ、運転手から「(車いすの乗降用の)スロープの操作がわからない」と断られ、45分後の次の便に乗車するよう促された。

 バスはワンステップの低床型で、運転手がスロープを設置すれば車いすで乗降できる。帝産湖南交通によると、運転手は「発車時刻を過ぎていた」などと釈明しているという。同社は「不適切であり、男性に謝罪した。処分を重く受け止め、乗務員への指導を徹底する」としている。

 2016年施行の障害者差別解消法は、障害を理由にした乗車拒否や入店拒否などを禁じている。

1745荷主研究者:2019/09/29(日) 19:43:08

https://this.kiji.is/544126769996612705?c=92619697908483575
2019/9/10 21:00 (JST)c株式会社熊本日日新聞社
桜町再開発ビル完成 バスターミナル、11日先行開業

完成した桜町再開発ビル=10日、熊本市中央区(横井誠)

 九州産業交通ホールディングス(HD)が熊本市中央区桜町に建設していた再開発ビルが10日、完成した。中心市街地の活性化を図る新たな核施設と期待されており、年間2500万人の来場を見込んでいる。11日には商業施設などに先行して、ビル1階に「熊本桜町バスターミナル」が開業する。

 ターミナルは広さ約1万5千平方メートルで、これまで隣接地にあった仮ターミナルから移転。乗降場は29カ所あり、路線バスのターミナルとしては国内最大規模という。バス発着時のみに開く「ホームドア」で区切られた乗り場を方面別に赤、青、緑で色分けした。  屋内は空調を効かせて乗客が快適に過ごせるようにし、路線バスの位置を確認できるモニターも設置した。

 現在は1日2万〜3万人が利用するが、14日に開業する商業施設「SAKURAMACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」への来訪効果などで4万〜5万人に増えるとみている。

 再開発ビルは熊本交通センターがあった一帯約3万平方メートルに、2017年1月に着工した。地下1階地上15階建てで、商業施設やバスターミナル、マンションなどを整備した複合施設で、延べ床面積は約16万2千平方メートル。近くの熊本城との調和を目指し、外観は緑の丘のように見た目を段々にしたデザインにした。

 10日、現地で再開発ビルのしゅん工式とバスターミナルの出発式があり、九州産交HDの矢田素史社長は「熊本地震からの復興のシンボル、交流・情報発信の拠点として、中心市街地の活性化と観光立県の実現を目指す」と強調。再開発ビルに「熊本城ホール」を整備する大西一史熊本市長は「熊本全体の復興を後押しする施設。城下町に新たな活力を生み出すよう周辺整備を進めたい」と述べた。(中原功一朗)

1746荷主研究者:2019/09/29(日) 19:47:21

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190911494381.html
2019/09/11 20:18 新潟日報
長岡から空港へ、高速バス運行開始
新潟県が実証実験 利用客増目指す

長岡駅と新潟空港を結ぶ早朝の高速バスの初便=11日午前5時30分ごろ、長岡市

 長岡駅から新潟空港に直行する早朝の高速バスを運行する県の実証実験が11日、始まった。札幌・新千歳、大阪・伊丹、福岡に向かう始発便へのバスでの接続が可能となる。中越地方からの空港利用客増につなげたい考えだ。

 新潟県は「路線ネットワーク戦略」の中で、2020年度までに新潟空港の利用客数を135万人とする目標を掲げ、空港アクセスの改善などに力を入れている。

 新潟県空港課によると、従来の長岡駅発の早朝の高速バス(午前6時発)では新千歳(同7時40分発)、伊丹(同8時発)、福岡(同8時20分発)行きの始発便に乗るのは難しかった。

 実験では長岡駅前を午前5時半に出発する高速バスを運行することで、中越地方から空港までのアクセス向上を狙う。現段階では、早朝便は1日1便を本年度末まで運行する予定で、将来的にはバス会社による自主運行を目指す。

 初日の11日早朝には、バス乗り場で県職員ら関係者が初便を見送った。

 早朝便の運行には、長岡市内の企業も期待を寄せる。新潟空港をビジネスで利用する山三商事(長岡市)の巻渕文彰代表取締役は「一つの取り組みとして始めてもらえることはありがたい。さまざまなユーザーの意見を聞いて、よりよい仕組みを作ってもらえればうれしい」と語った。

1747荷主研究者:2019/09/29(日) 19:50:31

https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190912/CK2019091202000256.html
2019年9月12日 中日新聞
地下や迂回案 検討開始 新交通 金沢駅東西結ぶルート

市長答弁 需要、収支を検証

 金沢市議会九月定例月議会の一般質問が十一日あり、金沢港から金沢駅、香林坊を経由して野町駅までを結ぶ都心軸(七・八キロ)で導入を目指す新交通システムについて、山野之義市長は「金沢駅の東側と西側を結ぶルート案の検討作業に着手した」と明らかにした。駅の地下を通るルート、駅を迂回(うかい)するルートの需要や収支予測などを検証する。都心軸を走るバス路線網の再編方針も検討する。(押川恵理子)

駅西けやき大通りを走る路線バス=金沢市で

 地上走行を基本とした新交通システムは、鉄道並みに大勢の乗客を運べる「バス高速輸送システム(BRT)」、「次世代型路面電車システム(LRT)」が検討の候補に挙げられている。専用走行空間を設けることで車線が減るため、マイカー利用が多い現状の交通量では混雑を招く懸念がある。

 金沢駅西五十メートル道路(県道60号金沢田鶴浜線)などで行った交通量調査の結果を基に、車線の減少によって、周辺の道路を含めて交通にどのような影響が出るかをシミュレーションで検証することも報告した。

 検討結果は年度内にとりまとめる。その後、バス路線網の再編などについて交通事業者らと協議する場を設ける。

 山野市長は「地球温暖化や超高齢化の観点からも新たな交通システムは大切。導入に向けて課題の解決に鋭意取り組む」と強調した。

1748荷主研究者:2019/10/14(月) 11:29:30

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/542920/
2019/9/13 12:00 (2019/9/17 15:21 更新) 西日本新聞 ふくおか都市圏版
都市高速でバス立ち乗りなぜOK? 福岡の日常に衝撃受ける人も 1日2720本、西鉄に聞いた

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天神北入口から都市高速に入る西鉄バス

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車両後方に張られた、速度60キロ以下での走行を明示するステッカー

 「福岡都市高速道路を走る路線バスに、お客さんが立って乗っていて驚いた。あれ、大丈夫なんですか?」。2年前に埼玉県から福岡市に転勤してきた男性会社員(42)から、あなたの特命取材班に疑問が寄せられた。地元では“日常”となっている都市高速の西鉄バスだが、人口の入れ替わりが激しい福岡では、この光景に衝撃を受ける人が後を絶たない。あらためて「なぜ」に迫った。

 平日夕方の都市高速天神北ランプ(福岡市中央区)に、路線バスが次々と吸い込まれる。帰宅する会社員らですし詰め状態も少なくない。男性は「高速バスではシートベルトをするよう注意されるのに」と不思議がる。

 西日本鉄道に聞くと「ご質問はよく受けます」と担当者。もちろん違法ではなく、一定の条件で国の規制緩和を受けている。国土交通省によると、主な条件は都市高速を通行する距離と時間が路線全体の半分以下で、その部分は時速60キロ以下で走行すること。車両の前後に60キロ以下で走ることを明示するステッカーを張る必要がある。

 都市高速は、普通自動車の制限速度が時速60キロの自動車専用道路。九州自動車道のような100キロの「高速自動車国道」とは異なる。福岡都市高速には特例として80キロの区間もあるが、そこでも西鉄バスは60キロ以下で走る。

 西鉄が最初に都市高速に乗り入れたのは1981年5月。「福岡-赤間線」で福岡市と宗像市を結んだ。同社によると、当時、いくつかの停留所を飛ばして走る「急行」が好評で、渋滞を避ける新たな手段として都市高速路線を導入した。その後、地下鉄の整備などでバス事業を取り巻く環境が厳しくなり、「新路線やサービスの開発を進める中で、都市高速路線が充実してきた」(担当者)という。

 都市高速を走る路線バスは他県にもあり、冒頭の男性の出身地である埼玉県内の首都高速でも東武バスウエスト(さいたま市)が1路線を運行。名古屋市営バスには、80年から名古屋高速を走る系統があり、平日は上下計40本が走る。

 それに対して福岡都市高速の西鉄バスは平日で32路線、一日に計2720本(9月1日現在)と圧倒的な多さ。ちなみに最長距離は「甘木(都市高速)博多駅線」の水城(太宰府市)から千代ランプ(福岡市博多区)に至る10・9キロに及ぶ。

 「でも、やっぱり怖いですよね」と男性は心配そう。朝、渋滞で10分以上遅れて都市高速に入ったバスに乗車して取材班が“覆面調査”したところ、遅れを取り戻すような運転はなく、都市高速では60キロ以下を貫徹。乗客の降車時には運転士が一人一人に「遅れてすみません」と声を掛けていた。 (福間慎一)

1749荷主研究者:2019/10/14(月) 11:47:08

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=573529&comment_sub_id=0&category_id=256
2019/9/24 中国新聞
広島都心に新循環バス 来年1月以降、病院や商業施設と結ぶ

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 広島市が、都心での新たな路線バスの循環線として、JR広島駅(南区)を発着点に南部の病院や商業施設、大学を巡るルートの導入を検討している。来年1月以降の運行を目指す。昨年5月に始めた「エキまちループ」に続く第2弾で、バス事業者が共同運行することで路線の分かりにくさを改善する。

 新たな循環線は延長10・3キロで、右回りと左回りの2系統ある。右回りは広島駅南口を出発し、広島大病院(南区)▽県立広島大(同)▽広島赤十字・原爆病院(中区)―などを通過。商業施設が立ち並ぶ中区の中央通りを北上し、広島駅新幹線口に着く。

 左回りはその逆で、広島駅の新幹線口を出発する。いずれも毎日午前9時〜午後5時、20分間隔で1日27便を検討。料金は190円均一(小学生100円)を想定する。

 共同運行するのは広島電鉄(中区)と広島バス(同)、広島交通(西区)。都心南部では現在、各社が異なるルートとダイヤで運行し、不慣れな利用者には分かりにくい状況が続く。ルートを集約して運行を効率化することで、ダイヤを等間隔にできる。

 広島都心では長らく、バス路線の過密状態が課題となっている。広島電鉄と広島バスが共同で紙屋町・八丁堀地区の延長4・8キロを巡る「エキまちループ」を開始。今年5月の利用者数は1日平均3800人で、1年間で2割増となった。一定の浸透がみられたとして、市は地域公共交通再編実施計画案に第2弾となる循環線を盛り込んだ。

 市は併せて、広島駅と広島港(南区)を結ぶルート(6・2キロ)も計画。公共交通機関の空白地帯だった宇品東地区を通る。平日は1日31便、土日祝日は25便を予定し、陸と海の玄関口の往来をスムーズにする。

 市は、バスやJR、船舶など関連する交通事業者の同意が得られた後、国に同計画の認定を申請する。市都市交通部の梶谷直毅・公共交通計画担当課長は「日常生活に欠かせない通院や買い物での利便性を高め、施設同士の相互利用にもつなげたい」としている。(加納亜弥)

1750荷主研究者:2019/10/14(月) 12:20:25

https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20190926000118
2019年09月26日 22時27分 京都新聞
JR津田駅から京田辺経由で伊丹空港へ 京阪バスが新路線

 京阪バス(京都市南区)は10月1日から、JR津田駅(大阪府枚方市)から第二京阪道路の京田辺サービスエリア(京都府京田辺市)の停留所を経て伊丹空港に向かう高速リムジンバスの運行を開始する。乗り換えが必要な鉄道に比べ、アクセスを向上させる。

 1日8往復で、京田辺から伊丹空港まで所要時間約50分。運賃は大人片道1200円。大阪空港交通(大阪府豊中市)との共同運行。

1751荷主研究者:2019/10/14(月) 12:24:11

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/349210?rct=n_hokkaido
2019年09/28 05:00 北海道新聞
北海道バス、札幌―帯広参入 10月29日から1日5往復

 北海道バス(札幌)は27日、札幌―帯広間の都市間高速バスに10月29日から参入すると発表した。「帯広特急ニュースター号」として1日5往復し、ビジネス客や観光客の利用を見込む。同区間は、道内の5社が共同で高速バス「ポテトライナー」を1日10往復(平日)しており、利便性が高まる一方で、JRも含め競争が激しくなりそうだ。

 所要時間は最短3時間20分。中学生以上片道3600円、往復6800円。ポテトライナーの片道3840円、往復7270円(いずれも10月1日から)より安く設定した。11月30日の乗車までは、新規開業キャンペーンとして片道3千円とする。発着地となる同社帯広営業所には、約100台収容できる乗客向け無料駐車場を整備した。

 同社は大阪バス(大阪)のグループ企業で、貸し切りバスや札幌と函館・釧路を結ぶ都市間バスを運行。「冬に自家用車での長距離運転を控える層や学生の帰省客も含め、幅広い需要に応えたい」(北海道バス)としている。(本庄彩芳)

1752荷主研究者:2019/10/14(月) 12:31:09

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=575440&comment_sub_id=0&category_id=112
2019/10/1 中国新聞
生活バス発進 広電撤退の呉市域

停留所や道路標示が設けられた仁方駅南口

 呉市域で広島電鉄(広島市中区)が運行する路線バスのうち、周辺エリアと結ぶ5路線7区間が1日、市が契約する事業者の生活バスに変わる。収益の見込めないエリアから広電が撤退するためで、市は今後、生活バス区間で、利用者に利便性の高い運行の在り方を検討する。

 生活バスに切り替わるのは、阿賀音戸の瀬戸線(阿賀駅―鍋桟橋、見晴町―鍋桟橋)▽呉倉橋島線(田原経由藤の脇―鍋桟橋)▽広長浜線(東小坪―新広駅)▽仁方川尻線(川尻小用入口―広市民センター、小須磨―仁方桟橋入口)▽焼山熊野苗代線(苗代下条―平原―呉駅前)。総延長は65キロで、市内のバス、タクシー計7社が、広電の車両を譲り受けて運行する。

 移行に伴って、(1)鍋桟橋(2)広市民センター(3)昭和市民センター(4)新設の仁方駅南口―の4カ所の停留所で、広電が担い続ける路線バスと、生活バスを乗り換える必要が生じる。カード型IC乗車券PASPY(パスピー)などの利用者は、60分以内の乗り換えなら直通時と同運賃にする。

 JR仁方駅の南口には新たな停留所や道路標示が設けられた。生活バスに移る区間では、新たに中国労災病院(広多賀谷)を経由するなどの利便向上も図る。市地域公共交通協議会の有識者からは、市による利用促進、スーパーなどへの乗り入れ、車両の小型化などで収益の改善を求める声が出ている。

 市によると、生活バス移行区間の収入が費用に占める割合は、いずれも路線維持基準とする50%を下回っていた。利用者がわずかな焼山熊野苗代線の苗代―浜田橋間は廃止となる。

 市は近く、既に生活バスを運行している下蒲刈町をモデルに、より柔軟な運行方法を考えるワークショップを始め、本年度内に検討結果をまとめる。市交通政策課は「地域の実情に応じた持続可能な手法を探りたい」としている。(見田崇志)

1753荷主研究者:2019/10/14(月) 12:46:35

https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=576695&comment_sub_id=0&category_id=1060
2019/10/4 中国新聞
バスレーンに一般車 「通勤時に混雑常態化、機能していない」

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20191004chugoku01.JPG
バス専用レーンで路線バスの前に列を作る乗用車(9月20日午前7時30分、広島市安佐南区西原8丁目)

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20191004chugoku02.JPG

 「朝のバス専用レーンがマイカーで混み合い、全く機能していない」。広島市安佐南区から市中心部へバス通勤を続ける60代の会社員男性からこんなメールが編集局に届いた。到着が30分遅れるのは、日常茶飯事という。現場を取材してみた。

 ▽専門家「時差利用や手段変更を」

 バスが走るのは国道183号の上り車線。安佐南区緑井1丁目から西区三篠町2丁目にかけての6・4キロは平日と土曜の午前7〜9時、片側2車線のうち左車線がバス専用レーンになる。バスやタクシー、バイクしか通行できず、一般車が走ると道交法違反(通行帯違反)となるが、男性によると、規制区間のほぼ中間点にある安佐南署を過ぎた辺りから混雑してくるという。

 平日の9月20、24日、午前7時半から同署付近で道路の状況を取材した。バスレーンはすいていた一方、右車線はマイカーなどの列ができていた。

 しかし、署を過ぎた辺りから様相は変わる。750メートルほど先にある「今津(南)交差点」では、183号に入ってきた車が混雑する右車線に入れず、左車線のバス専用レーンに次々と流入。そのまま走り続ける車が目立つ。2車線とも渋滞し、バスも巻き込まれていた。バス専用レーンを伝える道路標識もあるが、お構いなしの状態だ。

 署周辺のバス専用レーンだけがスムーズなのは、同署が定期的に取り締まりをしているためとみられる。車通勤で通る50代の男性は「署を過ぎてしまえば摘発されることもないので、急いでいるときはつい左車線を走ってしまう」と打ち明ける。こうした声は他のドライバーからも聞かれる。

 県警も違反車が常態化する現状を把握。これまで取り締まりは「違反車を引き込む場所が他にない」との理由から安佐南署の敷地を使っていたが、同署は「今後は他の場所でも取り締まりたい」と場所を選定中だ。ただ、取り締まりは違反車の抑制に一定の効果が期待できるものの、抜本的な解決までは見通せない。

 バス専用レーンの規制区間は183号沿いに店舗が並び、周辺には住宅がひしめき、車の出入りが激しい。国土交通省が2015年に算出した1日の平均通行量(推定)は4万1828台。ラッシュ時には市中心部方面の2車線は、左車線がバス専用レーンになる上、右折レーンがないため交差点に右折車がいると混雑に拍車がかかる。ドライバーからは道路改良を求める声が聞こえてくる。

 ただ、道路を管理する区によると、改良の予定はなく、地域整備課は「右折レーンの設置には道路の拡張が必要。沿線には土地の余裕がないため、設置は難しい」と話す。

 どう改善を図るべきなのか。広島工業大の伊藤雅(ただし)教授(交通計画)は「限られた道路を利用する際はバスが効率的で、定時性を守らなければならない」とした上で、ドライバーに対し(1)渋滞して時間のかかる車ではなく、バス利用に転換する(2)車は使うが、バス専用レーンのない時間に時差利用する(3)車を使うなら渋滞を覚悟し、バス専用レーンには入らない―の選択肢を提示。バス会社には「連節バスを導入するなど車両を大型化し、より多くの乗客を運べるようにする工夫が必要」と改善策を求める。(高橋寧々)

 <クリック>バス専用レーン(バス専用通行帯) 公共交通機関の定時性確保が目的で、交通量が多く複数の車線がある道路を対象に都道府県公安委員会が指定する。県内では広島市21カ所、福山市4カ所、呉市2カ所が指定され、規制の時間帯は場所によって異なる。バスやタクシーだけが通行でき、違反すると、違反点数1点と反則金が科される。反則金はトラックなどの大型車7千円、普通車6千円など。

1754チバQ:2019/10/18(金) 16:43:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00010008-minyu-l07
「路線バス」待望の再開 郡山・一部路線、利用者ら安堵の表情
10/18(金) 11:56配信福島民友新聞
「路線バス」待望の再開 郡山・一部路線、利用者ら安堵の表情
再開した路線バスから降りる乗客ら=17日、JR郡山駅前
 福島交通は17日、台風19号の影響でバスが浸水、運休となっている郡山市内の約70路線の一部で運行を再開した。
 再開したのは20路線で、同社によると利用者の多い路線を優先したという。通院などで普段から路線バスを利用している同市の主婦(60)は「薬が切れていたので、いつバスが再開するのか不安だった。車がない人はバスがないと厳しい。運行が再開して良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 同社郡山支社では保有するバス約130台のうち約90台が浸水被害に遭ったため点検作業を行っており、稼働できるバスの確保が課題となっている。同社は「残る約50路線の再開についても、できる限り急ぎたい」としている。再開した路線の情報は同社ホームページで確認できる。

1755チバQ:2019/10/25(金) 10:49:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00010000-doshin-hok
旧JR天北線代替バス存続危機 輸送量足りず補助打ち切り 沿線の大幅負担増必至
10/25(金) 6:02配信北海道新聞
旧JR天北線代替バス存続危機 輸送量足りず補助打ち切り 沿線の大幅負担増必至
旧天北線代替バスのルート。収支改善を目指し線路が通っていなかった宗谷岬を経由している
 30年前に廃線となった旧JR天北線の代替バス「天北宗谷岬線」(上川管内音威子府村―稚内市、171・6キロ)が、存続の危機にさらされている。輸送量が国と道の補助要件を満たしていないことが会計検査院の指摘で発覚。9月分で補助を打ち切られ、今月1日のダイヤ改正で減便に追い込まれた。今後の路線存続には沿線自治体の大幅負担増が必要で、関係者は対応に苦慮している。

【動画】JR貨物 登別・鷲別機関区から最終便 72年の歴史に幕(2014/8/31)

 バスは稚内と宗谷管内猿払、浜頓別、中頓別の沿線自治体4市町村でつくる天北地域生活交通確保対策協議会が、宗谷バス(稚内)に委託して運行している。音威子府村は財政難で、2014年度に脱退した。

 1日のダイヤ改正では5便を廃止し1日16便としたほか7便を区間短縮。1日3往復だった音威子府―稚内間は1往復になった。9月下旬、浜頓別町から音威子府行きに乗った女性(75)は「免許がないのでバスは必要。減便は不便だが、路線存続のためなら仕方がない」と話した。

旧JR天北線代替バス存続危機 輸送量足りず補助打ち切り 沿線の大幅負担増必至
代替バスの運賃収入の推移
行政が回数券で「買い支え」、発券せず改善指示
 打ち切られた補助は、複数の市町村を通る交通ネットワーク維持を目的とし、対象となる路線の1日の輸送量は15人以上150人以下。2年前の輸送量をもとに申請する。地方自治体が住民に配布するため購入した回数券も輸送量への反映が認められている。このため沿線市町村は00年度から、補助の要件を満たす輸送量の不足分をあらかじめ計算し、年3900万円〜4700万円を回数券で購入する「買い支え」という形をとってきた。

 ただ、回数券の利用が進むと、その分、有料乗車が減る可能性がある。このため各市町村は、購入代金だけ宗谷バスに支払い、実際には回数券の発券を受けてこなかった。

 会計検査院は17年10月、宗谷バスの14、15年度の回数券販売額計9千万円について、発券すらされていないのは運輸実績として認められないと指摘し、国土交通省に改善を指示。回数券購入分が輸送量から除かれ、補助対象から外れることになった。同協議会会長の菅原信男浜頓別町長は、「『買い支え』自体は制度上問題なかったため、特に意識せずに続けてしまった。会計検査院の指摘はもっともだ」と複雑な表情を見せる。

1756チバQ:2019/10/25(金) 10:49:23
転換交付金での基金「5年で底つく」
 18年度の同路線の運行経費は年約2億円で、赤字額は年1億4千万円。これを国、道からの補助約8700万円と「買い支え」を含めた市町村からの支援5800万円で埋めた。補助が完全になくなった20年度の4市町村の負担額は、大幅減便でも18年度の1・4倍の8300万円に膨らむ見通しだ。

 代替バスは1989年、1日30便の運行で始まった。バス転換に難色を示す地元に配慮し、最初の5年は国が赤字を全額穴埋めしたほか、国からの約40億円のバス転換交付金をもとに基金をつくり、運用益を運行経費にあてていた。

 ただ、すぐに年1億円規模の赤字が常態化した上、低金利で基金の運用益も低迷し収支は悪化。一部路線の廃止や、11年に天北線が走っていなかった宗谷岬を経由するルートに変更するなど改善策に取り組んだものの好転せず、94年度に取り崩しを始めた基金の今年3月末の残高は1億9千万円。「このままだと5年ほどで底をつく」(菅原町長)という。

 バス路線存続が厳しくなってきたことを受け、道は5月から4市町村と今後の交通体系を巡る協議を始めた。

 道交通企画課の川村秀明課長は「ワゴン車での輸送なども視野に、交通体系を再構築する時期に来ている。住民の需要に応えられるよう、共に解決に向け取り組みたい」と話す。

 現在、JR北海道は、日高線(鵡川―様似間)など「単独維持困難路線」で、地元自治体にバス転換を提案している。菅原町長は「バス転換しても、人口が減り、地域経済が縮んでいく中で、利用を伸ばし路線を維持していくのは簡単ではない。バス路線が複数の自治体にまたがれば、弾力的な対応も難しくなる」と指摘する。

北海道新聞

1757とはずがたり:2019/10/27(日) 19:48:50
「バス」57台が使用できず 台風浸水被害の福島交通・郡山支社
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20191026-427596.php
2019年10月26日 12時00分

 台風19号による浸水被害を受けた福島交通郡山支社で、バス57台が損傷し、使用できない状態となっていることが25日、同社への取材で分かった。現在は郡山市内の路線バス約70路線のうち34路線と一部の高速バスが運休となっており、完全復旧のめどは立っていないという。


 同市の逢瀬川近くにある同郡山支社は約2メートル浸水。保有するバス165台のうち92台が被害に遭い、点検作業を行っていた。損傷したバスはエンジンや座席の修理が必要という。同社は不足分の車両はほかの支社から借りたり、購入済みの中古車両を整備したりして復旧を急いでいるという。

1758チバQ:2019/10/28(月) 22:50:06
https://www.sankei.com/politics/news/191028/plt1910280048-n1.html
タクシー料金が乗る前に分かる 事前確定運賃スタート
2019.10.28 19:42政治政策

 タクシーの乗車前に料金が分かる新しい運賃制度「事前確定運賃」が28日から始まった。スマートフォンのアプリでタクシー配車を行うジャパンタクシーなど数社のサービスで、目的地などを入力すると事前に運賃が表示される。タクシー運賃は実際の乗車距離や時間に比例して増える方式が一般的だが、訪日客ら土地勘のない人も安心して乗車できるようになる。

 ジャパンタクシーは東京23区と武蔵野、三鷹両市のほか北海道の札幌、千歳の両市で事前確定運賃サービスを開始。乗車場所と降車場所を入力して経路を選ぶと、時間帯や曜日などに基づいて事前に運賃が確定する。国土交通省によると札幌、東京、名古屋など27地域で、約200のタクシー事業者が事前確定運賃に対応予定。開始時期は事業者やアプリごとに異なり、段階的に拡大する見通しだ。

 事前確定運賃は、平成29年8月に国交省やタクシー各社が実証実験を実施。利用者からも好評で、国交省が道路運送法に基づく通達を改正して28日から制度としてスタートした。

 ジャパンタクシーの川鍋一朗社長は「大正元(1912)年に距離に応じて増える運賃が始まったが、ルートを事前に決められる配車アプリで、業界108年目で初めての運賃体系を導入できた」と事前確定運賃の意義を強調した。

 事前確定運賃制度は、複数の交通手段を一括して利用・決済する「MaaS(マース)」の普及にもつながると期待されている。電車、バス、タクシーを乗り継いだ場合の一括運賃決済が可能になるためで、今後のマースの普及拡大に弾みがつきそうだ。

1759チバQ:2019/10/28(月) 22:51:05
https://www.sankei.com/politics/news/191028/plt1910280052-n1.html
事前確定運賃でタクシー業界激変 相乗り普及のきっかけに
2019.10.28 19:56政治政策


 28日から始まったタクシー運賃が乗車前にアプリで把握できる「事前確定運賃」は、タクシー業界の転換点となる制度といえそうだ。訪日客が安心して乗車しやすくなるというメリットに加えて、到着地点が同じ乗客同士が同じタクシーに乗る「相乗り」や、複数の交通手段を一括して利用・決済する「MaaS(マース)」など新サービスを始めやすくなるためだ。国土交通省も地域の交通手段維持に向けマースなどに期待しており、新運賃制度の普及に弾みがつきそうだ。

 「出発地から目的地へのルートを事前に提示できる配車アプリだからこそ、導入が可能になった」。ジャパンタクシーの川鍋一朗社長は配車アプリと事前確定運賃制度の意義をこう強調した。タクシー配車アプリでは、28日に開始したジャパンタクシーや「S.RIDE(エスライド)」のほか、「MOV(モブ)」や「DiDI(ディディ)」などが事前確定運賃への対応を予定している。

 事前確定運賃はさまざまなタクシーの新サービスのきっかけにもなりそうだ。

 今年3月に安倍晋三首相が国土交通省に導入検討を指示した「相乗り」は、アプリで到着地点が同じ乗客を結びつけて、タクシー運賃を割り勘できるようにする仕組み。事前確定運賃制度と組み合わせれば乗車段階での割り勘が容易になる。乗客は運賃を節約できるほか、事業者も効率的にタクシー運行できる利点がある。国交省は相乗り導入のための制度見直しを年度内に行う方針だ。

 国交省が地域の公共交通活性化に向けた対策案として25日の省内有識者会議で提示した「地域版マース」の創設に向けても、事前確定運賃は追い風となりそうだ。電車やバス、タクシーなど複数の交通手段を使うマースでは、事前確定運賃の導入で、これまで正確な額が提示しにくかったタクシー運賃も含めた総料金がより正確にわかるからだ。


 ただ、新制度やサービスはスマートフォンや配車アプリの利用が大前提で、今後は新制度の利点をアプリの普及につなげられるかが焦点だ。(大坪玲央)

1760チバQ:2019/11/08(金) 19:30:45
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/553496/
九重のバス、接続の悪さ観光客嘆く 高速バスに配慮なく 町民のJR利便性優先
2019/10/24 6:00
西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介
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コミュニティバスに乗り込む観光客

 雄大な自然が広がる飯田高原(九重町)に行楽に行っているという福岡市の会社員男性(51)から、あなたの特命取材班に投稿が寄せられた。「九重町のコミュニティーバスと福岡からの高速バスの接続が悪く、乗るのをためらってしまう」。バスは飯田高原へ向かう唯一の公共交通機関で、マイカーを持たない人や車が運転できない高齢者などには大きな問題らしい。どうなっているのか-。

 バスは、町が運営する「コミバス」の九重縦断線。塚脇(玖珠町)と飯田交流センター(九重町)を結び、交流センター行きは平日5本、土曜6本、日曜祝日3本を運行している。

 途中の「九重インターチェンジ」で、高速バスで福岡方面から来た観光客がコミバスに乗り換えるが、高速バスの到着時刻とコミバスの出発時刻の差は多くが2〜4分。中には、高速バス到着の2分前に出発する便もある。

 町の担当者に聞くと「確かに接続が悪いという声はある」と認める。「高速バスが渋滞で遅れているので出発を待って」という電話もあったといい、国土交通省九州運輸局の担当者も「乗り換え時間は5分以上に設定する方がいい」と指摘する。

 なぜ、こんなおかしなダイヤになったのか。九重町によると、高速バスなどとの接続も含めて利便性に配慮したダイヤ改正を昨年4月に住民に告知し、同10月に行う予定だった。その最中の同7月に西鉄グループの高速バスがダイヤ改正を実施。むしろ接続が悪い状態になったが、そのままコミバスのダイヤ改正を行ったという。

 だが、町は「改正を望む町民はそれほど多くない」との認識を示し、すぐに改正する予定はないという。

 大きな理由は、コミバスとJR豊後中村駅との接続。列車が出発する30分以内にバスが到着したり、列車到着後5分後にバスが駅を出発したりするようバスのダイヤは設定されており、高速バスをあまり利用しない町民は今のダイヤを歓迎しているようだ。

 では、このままでいいのか。九重町には飯田高原のほか、開業約10年で1千万人を集めた九重“夢”大吊橋(おおつりはし)など観光資源があり、今後は高齢者や外国人観光客など、車を持たない観光客の増加も見込まれる。九州運輸局の担当者も「コミバスは町民の意見が一番だが、観光客の意見も考慮することが望ましい」とする。町民か観光客かではなく、両方が折り合いをつけられるような配慮や調整がこれから、もっと求められてくるのではないだろうか。(鬼塚淳乃介)

1761荷主研究者:2019/11/10(日) 22:17:07

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51149650Y9A011C1EA1000/
2019/10/19 17:00 日本経済新聞 電子版
2台連節バス、地方を快走 運転手不足を補う効果も
渋滞や社内混雑解消

1762チバQ:2019/11/13(水) 19:48:02
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/496160
他県より10万円安い場合も 沖縄の路線バス、運転手不足が深刻なワケ
2019年11月11日 08:37
 路線バスの運転手不足が深刻化しており、沖縄県内バス会社の人事担当者は「若い人が来ない」と口をそろえる。危機感を募らせる各社は、バスの運転に必要な大型2種免許の取得費用を実質的に会社が負担する制度を設けるなど、運転手の育成にも力を入れる。しかし、厳しい労働環境などから、運転手の確保は進んでいないのが現状だ。(政経部・仲村時宇ラ)

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沖縄労働局と県バス協会が実施したバス運転手セミナーで、実際に運転を体験する参加者(右)=5月29日、豊見城市内


 特に若年者の新規採用が進まない原因について、県内バス会社の労働組合役員は「第一に賃金の低さがある」と指摘する。「県外の路線バス運転手と比べると基本給で10万円近く違う場合もある」といい、「正直(若い人に)魅力的な職になっていない」とこぼす。

 県内のあるバス会社の組合員を対象にしたアンケートでは、賃金について「大いに不満」とした人が半数以上を占め、「やや不満」を合わせると約8割が賃金に不満があると答えたという。

 2018年の県の賃金構造基本統計調査によると、県内の主要路線バス会社がおおむね該当する100〜999人規模の企業の「所定内給与額」(支給された現金給与額から超過労働給与額を引いた額)は、全産業計で24万6500円だったのに対し、運輸・郵便業では22万600円だった。

 また、主にボーナスに当たる「年間賞与その他特別給与額」では、産業計の58万2600円に対し、運輸・郵便業は45万600円と差がある状況だ。

 同役員によると、こうした収入面をカバーするため「長時間残業を希望する運転手もいる」と指摘。繁忙期には「過労死ライン」とされる月80時間を超える場合もあるという。

 また県内の特徴として、片道3時間以上の長距離路線があることや、全国ワーストともいわれる渋滞事情などもあり「運転手の(肉体的、精神的)負担は大きく、厳しい労働環境だ」と明かす。

 一方で「各社はどこも厳しい状況。(経営)体力があってこの賃金なら問題だが、(現状では)会社としても待遇を改善できない」と、各社の努力による改善には限界もあるとした。

1763とはずがたり:2019/11/14(木) 14:05:49
浸水時にバス100台を大移動・被害免れた行動とは?  長野
11/13(水) 19:34配信SBC信越放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00364630-sbcv-l20

先月の台風19号では、長野市の千曲川の決壊して北陸新幹線が水没し、廃車になる被害が出ました。
一方で、敷地が浸水した近くのバス会社では、およそ100台の車両が被害を免れていたことが分かりました。
堤防からおよそ2キロほど離れた長野市村山の長電バスには、先月13日の朝、水が押し寄せました。
営業所所長の原澤一美さんは「膝より上ぐらいまで来ていた」と当時の状況を振り返ります。
車庫には当時100台のバスが残されていました。
会社は100台のバスを安全な場所に避難することを決め、原澤さんが緊急避難を指示しました。
移動先に選んだのは、土地が高く広い駐車場のある須坂市の臥竜公園です。
しかし止められる車両は40台まで。
次に選んだのが長野電鉄が所有する須坂駅の駐車場でしたが、こちらも止められる車両は30台まで。
そこで、敷地が広い長野市西和田の長野運輸支局にも許可を得て、そこに多くの車両を移動させることにしました。
会社を心配して自主的に集まった運転手たちが協力しあい、移動を開始。
まず15台から30台のバスが一斉に避難場所へと移動し、そのまま全員が1台のバスに乗り込み、会社へ戻りました。
この移動を数回繰り返し、バス100台を効率よく移動させたといいます。
当時バスの移動をした運転手の荒木善則さんは「20台30台で連なっていくことはまずないので、複雑な気持ちだった」と振り返ります。
また「一度行って戻ってきた時に駐車場の水がだんだん増えてきたので、どこまで増えているのかなという不安はかなりあった」と話します。
移動ができそうな広い駐車場を事前に把握していたことが功を奏し、2、3時間後には、すべてのバスを移すことができました。
長電バスは、2日後には通常の運行を再開。
しかし、バスを避難させていなければ、数十台が廃車になっていた可能性もあったといいます。
所長の原澤一美さんは「災害ボランティアのバスも運行していますし、列車代行も運行していますので今後も同じように活用していただければ」と話します。
水が迫りくる中で行われたバスの大移動。
事前の準備と迅速な行動が100台のバスを守りました。

最終更新:11/13(水) 20:20

1764荷主研究者:2019/11/19(火) 22:54:42

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=583934&comment_sub_id=0&category_id=112
2019/10/30 中国新聞
芸陽バス、高速2系統休止

芸陽バスの本社に掲げた運転士募集の横断幕

 芸陽バス(東広島市)は、深刻な運転士不足を理由に、高速バス「豊栄・高美が丘―広島線」の運行を9月末で全便休止した。路線バスやJRなど、直行ではないが代替の交通手段があることから踏み切った。

 休止したのは広島バスセンター(広島市中区)と、JR西高屋駅(東広島市高屋町)、豊栄(同市豊栄町)を結ぶ2系統で、いずれも東広島市の高美が丘を経由する。バスセンターから豊栄までの料金は片道1340円、西高屋駅までが同820円で、平日は計8往復、土日、祝日は計7往復していた。

 同路線は2000年7月、広島市中心部への通勤・通学客の利用を見込んで開設。最近の乗客は1日平均約80人で「採算はとんとんだった」という。

 同社では昨年度以降、高齢などで運転士22人が退職し、現在125人。補充が追い付かないため、運転士の確保策として昨年12月、バスの運転に必要な大型2種免許の取得費用を負担する制度を導入。今年3月には、この路線を減便するなどの対応もしたが、現在も10人不足しているという。

 同社は、本社や各営業所に運転士募集の横断幕を掲げ、専用ホームページも作成。10月には離職防止を狙い、社員によるサークル活動を奨励するため、助成制度も新たに設けた。

 第一営業部の田島智昭部長は「他の路線を含め、ぎりぎりのところで運転士を回している。広島市内へ直行する貴重な路線の休止は断腸の思い。市民生活への影響を最小限に食い止めたい」と話している。(鈴中直美)

1765チバQ:2019/12/09(月) 14:24:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191208-00193717-kyt-l26
運転手不足、便数2割減 京都京阪バスが土曜と休日
12/8(日) 17:27配信京都新聞
 京都府南部の山城地域で路線バスを運行する京都京阪バス(京都府八幡市)が、12月11日にダイヤ改正を行い、土曜・休日の運行便数を2割超減らす。運転手不足に加え、働き方改革での休日取得を進めるためという。

 ダイヤ改正は、土曜・休日の昼間の運行間隔を開け、便数を間引くのが中心。土曜726便のうち197便を、休日687便のうち194便を減らす。

 乗客が最も多い京阪宇治駅-近鉄大久保-久御山町役場前-京阪淀駅の路線は、京阪宇治駅発の午前7時台から午後7時台(京阪淀駅発は午後6時台)までを20分間隔から40分間隔に。その間隔が最も開くのは、京阪宇治駅-宇治文化センター-太陽が丘と、JR黄檗駅-京阪宇治駅の2路線で、60分間隔が120分間隔になる。

 また複数路線で始発時刻を繰り下げ、終発時刻を繰り上げる。近鉄大久保-宮ノ谷・深谷(城陽市)の路線では、最大で終発が60分前倒しとなる。

 平日は841便のうち4便減にとどめる。京阪宇治駅-文化センター-維中前・工業団地(宇治田原町)の路線などで減便する。

 同社によると、今年4月にも、運行の効率化を目的に、始発繰り下げと終発繰り上げのダイヤ改正を実施した。しかし、現行ダイヤの維持には運転手120人が必要で、20人前後が不足している状態という。より待遇の良い自治体バスへの運転手流出もあり、同社は「運転手不足が改善しない。通勤通学に影響がない土曜・休日のダイヤ改正をせざるを得なかった」としている。

1766チバQ:2019/12/09(月) 14:25:12
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/332?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
京都市バス運行から民間撤退へ 運転手ら不足、他社追随の動きも
2018年11月7日 22:58
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京阪バスが管理や運行を受託している京都市バス(南区・九条営業所)
京阪バスが管理や運行を受託している京都市バス(南区・九条営業所)

 京阪バス(京都市南区)が2019年度いっぱいで、京都市交通局から受託している市バス運行事業から撤退する方針を固めたことが7日、分かった。運転手や整備士の不足が主な理由で、今後、他社が追随する恐れもある。京阪バスの受託分は市バスの台数ベースで1割近くを占めており、交通局は直営に戻す方向で検討を始めた。人件費負担が重くなる可能性もあり、市バス経営が打撃を受けるのは必至だ。

 交通局は00年度、人件費などのコスト削減を目的に全国で初めて公営バス事業を対象とする「管理の受委託方式」を導入した。現在、市バス全818台のうち半分に当たる406台の運行管理を民間6社に委託している。

 京阪バスは、05年度から九条営業所(南区)に所属する市バスの一部運行と全車両の整備を担う。現在は6系統66台で全体の8%を占める。市交通局と3〜5年で契約を更新している。

 同社によると、運転手らの不足に加え、19年度から市内で自前の循環バスルートを新設するため、撤退を決めた。当初は18年度で撤退する方針だったが、市交通局の慰留を受け、19年度に限って6系統のうち4系統(45台程度)の運行を担うことで合意した。

 運送業界の人手不足は全国的な問題で、市バス事業を受託している他社にも撤退や縮小の動きが広がる可能性がある。

 市バス事業は観光客ら乗客数の増加により、17年度は経常利益22億6900万円を計上するなど15年連続で黒字経営を維持してきたが、直営化すれば経費がかさむ恐れがある。交通局は「何とか市民の足を守れるよう努力したい」としている。

1767荷主研究者:2019/12/11(水) 22:30:41

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20191115303.htm
2019/11/15 01:50 北國新聞
北陸から岡山、広島へ直通路線 西日本JRバス、来月13日

 西日本ジェイアールバス(大阪市)は12月13日、北陸と岡山・広島を結ぶ新規路線を開設する。夜行で毎日1往復を走らせる。同社が6月に運行を始めた北陸―四国の高速バスは平均乗車率が60〜70%で推移しており、新規路線でも旅行客やビジネス客の需要を見込んでいる。

 国土交通省の全国幹線旅客純流動調査によると、2015年度に北陸三県と岡山、広島を行き来したのは53万8千人。両地域間には直通の航空便や鉄道がなく、西日本ジェイアールバスは乗り換えなしで移動できるバスの利点をアピールして需要を掘り起こす。

 高速バスは「百万石ドリーム広島号」と銘打ち、中国ジェイアールバス(広島市)と共同運行する。28人乗りで3列シートの車両を使う。午後7時55分に富山駅前、同9時10分に金沢駅前(兼六園口)を出発し、福井駅などを経由して岡山駅に翌日午前5時18分、広島駅に同8時13分に到着する。

 金沢駅前からの運賃は岡山駅までが6千〜1万3千円、広島駅までが8千〜1万5千円。割引運賃も設定する。15日午前10時に発売する。

1768チバQ:2019/12/16(月) 10:35:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000005-asahi-pol
乗り放題の敬老パス、横浜で見直し議論「夢のようなパス」 バス業界は悲鳴
12/16(月) 7:22配信朝日新聞デジタル
乗り放題の敬老パス、横浜で見直し議論「夢のようなパス」 バス業界は悲鳴
横浜市が交付する敬老パスの見本。紙製で顔写真もないため、分科会では「貸し借りが行われている」との指摘もあった(横浜市提供)
 70歳以上の横浜市民が一定額を支払うと市内のバスや地下鉄などが乗り放題になる敬老パス。利用者の増加で事業費が膨らみ、見直しの議論が進んでいる。近く検討結果がまとまる見通しだ。(吉野慶祐)

【写真】横浜市の敬老パス事業費の推移


 敬老パスの利用者は増加の一途をたどる。横浜市で制度が始まった1974年度は7万人弱だったが、2018年度は40万4千人。25年度には45万2千人に達するとみられる。

 現在は利用者1人あたりの月間のバス乗車回数を15回と想定し、市がバス事業者に助成金を払っている。ところが、市が利用者約17万人から回答を得たアンケートによると、乗車回数は月25回。バス事業者が乗車実績に見合う助成金を受け取っていない状況が浮き彫りになった。市が払う助成金は今年度約99億円だが、仮に乗車回数を月25回に見直すと、21年度には約186億円に膨らむという。

 市の諮問を受け、専門分科会(委員長=山崎泰彦・県立保健福祉大名誉教授)が6月に制度見直しの議論を開始。これまで5度の協議で、県バス協会代表の委員は「業界は運転者不足。ドル箱路線でも減便している」「(助成金の算出根拠となる運賃単価や利用回数が)納得できるものではない」などと苦境を訴えた。

 敬老パスはお得だ。アンケートに基づく平均利用回数(月にバス25回、地下鉄7回、シーサイドライン0・8回)に、標準的な区間料金を掛けると年9万8千円になるが、多くの利用者は年4千円以下の自己負担でパスを入手している。

 「現行は夢のようなパス。でもそれでは続かない」と分科会委員の一人はいう。制度見直しが必要なことは各委員が共有するが、どう見直すかの各論では様々な意見がある。

 交付年齢の75歳への引き上げを求める声もあれば、「70歳が妥当」との声も。一定以上の収入のある人を対象から外す案には「(住民税非課税の)低所得者が利用者の64%を占める中、意味があるのか」と否定的な声が出た。一方、毎月の利用回数に上限を設ける案には複数の委員が賛意を示した。市は利用者負担を3割増やす試算を示した。

 パスのICカード化も議題に上った。現在は紙製のため、正確な利用回数や経路などのデータが取れない。巨額の公費が投じられている制度ではあるが、利用実績と医療費の関係の分析などもできず、高齢者支援制度としてどの程度有効なのかが、データで示されていないのが実情だ。

 IC化は費用面から見送られてきた経緯がある。市の試算では約56億円かかる。ただ、市によると、同様の制度のある全国の大都市ではIC化が進み、紙は少数派という。都市交通計画が専門の中村文彦・横浜国立大副学長は「財源が限られる中、誰をどれくらい支援するかを考えるうえで、市民が納得できるデータが必要。IC化は急務だ」と指摘する。

 分科会は18日に答申をまとめる。市は必要な条例改正などを行い、早ければ21年度から新制度を始める。

朝日新聞社

1769荷主研究者:2019/12/20(金) 23:32:25

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20191122508790.html
2019/11/22 11:05 新潟日報
バス専用レーン 実態に合わせ見直し
新潟市西大通り 25日から

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20191122niigata01.JPG

 新潟県警は25日から、新潟市の中央区と西区を結ぶ西大通りで、平日の朝夕に設けているバス専用レーンについて、朝は専用から優先に変更し、夕方は専用レーンを解除する。専用レーンへの一般車の流入が多いため、実態に合わせて規制を見直す。

 県警によると、西大通りのバス専用レーンは昭和50年代に始まり、現在の区間は中央区学校町から西区寺尾西の約7キロ。平日午前7時半〜9時は中央区に向かう一番左側の車線が、午後5時〜7時は西区に向かう一番左側の車線が専用レーンとなっている。バスのほか、タクシーや二輪車などが通行できる。

 今回の見直しで、バスレーンが専用から優先となる朝の時間帯は、バスが接近した場合にレーンから出ることなどが求められる。夕方については、朝に比べ混雑が緩和しているため、専用レーンの設置をやめる。

 県警は、専用レーンに多数の一般車が流入している現状のほか、バスの定時性がある程度確保されているため、規制を見直すことにした。交通規制課は「交通実態に適合していないため規制を見直す」としている。

 市内のバス専用レーンはこのほか中央区関新から西区青山間、中央区から東区間の国道113号にある。

1770荷主研究者:2019/12/25(水) 22:29:46

https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20191127/CK2019112702000023.html
2019年11月27日 中日新聞
三岐鉄道、連節バスを導入へ 混雑解消、21年春から

導入する連節バスのイメージ図=四日市市提供

 通勤時の混雑や運転手不足を解消しようと、三岐鉄道は路線バス「四日市大学線」に最大140人を収容できる連節バス1台の導入を目指す。2021年春に運用を始める考え。25日、四日市市役所で開かれたバス事業者や自治会代表者でつくる市地域公共交通会議で明らかにした。

 連節バスは2台のバスをつなぎ、全長18メートル。現在運行しているバスの約2倍となる110〜140人が乗れる。日野自動車(東京都)が開発したハイブリッド車を購入する。

 四日市大学線は、JR富田駅前から四日市大を経由してキオクシア(前東芝メモリ)四日市工場を結ぶ。連節バスは、キオクシア通勤者と四日市大生が集中する午前6時半すぎ〜8時半すぎと、帰宅時となる午後5時半〜7時のラッシュ時間帯の導入を考えている。

 路線は、重量規制に触れたり、停車スペースが確保できなかったりして、JR富田駅前と四日市北警察署前の2カ所は止まらない。連節バスのキオクシア方面への始発は近鉄富田駅になる。これまでのJR富田駅発の路線も存続させる。

連節バスの車内イメージ図=四日市市提供

 三岐鉄道によると、キオクシアの工場増設に伴う雇用増により、年々近鉄富田駅バス停で混雑が悪化するようになった。1時間に13本走らせるが、最大250人が待つ時間もあり、待機者が車道にはみ出るなどして近隣住民から苦情も出ていた。

 市公共交通推進室の職員は「バス数台分の客を連節バス1台に乗せることで運転手不足の解消になり、ガス排出量を減らして環境にも良い」と歓迎する。来年5月に試走し、9月にダイヤを確定させる。

 (高島碧)

1771荷主研究者:2019/12/25(水) 22:39:09

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/369025?rct=n_hokkaido
2019年11/28 05:00 北海道新聞
北海道バスの帯広-札幌線 出足好調 運行1カ月 波及効果に期待も

帯広特急ニュースター号に乗る利用者

 帯広―札幌間を結ぶ北海道バス(札幌)の高速バス「帯広特急ニュースター号」の運行が始まって1カ月。同社によると、週末は満席の便が目立つなど、好調な滑り出しとなった。一方、同区間で競合する既存の高速バス「ポテトライナー」の利用も堅調で、新規参入がバス全体の需要拡大につながればとの期待の声も出ている。

 ニュースター号は10月29日から毎日5往復を運行。平日の便は空きはあるが、週末は満席の便も出ており、北海道バスは「当初の見込みより、好調な滑り出し」と受け止める。年末年始予約は、すでに一部の便が満席の状況だ。

 同社は市南側や南十勝方面からの集客を図ろうと、大型駐車場を備えた帯広営業所(西2南36)を発着とし、JR帯広駅発着のポテトライナーと差別化を図ったことなどが奏功したとみる。帯広営業所で降車した幕別町札内の主婦長岡さゆりさん(44)は「初めて利用したが、自宅から通いやすいし便利」と話した。

 これに対し、ポテトライナーを共同運行する十勝バス(帯広)は静観しつつ、影響などを探っている。同社によると、11月の増便数は前年よりむしろ増加傾向で、年末年始の予約は例年通りといい、新規参入で「バス利用者の拡大につながっている」とみる。

 一方、JR北海道によると、11月中旬に札幌で開かれた人気アイドルグループ「嵐」のコンサートの際の同区間利用者は前年より減少。「高速バスの輸送力が増加した影響ではないか」とみる。年末年始については「どの程度影響が出るかは分からない」とし、長期的な影響を見極めている。(小坂真希)

1772荷主研究者:2019/12/29(日) 16:46:52

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/371107?rct=n_hokkaido
2019年12/04 09:10 北海道新聞
道内路線バス 運転手不足で減便、廃止相次ぐ 札幌圏でも動き 「企業努力にも限界」

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20191204hokkaido01.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20191204hokkaido02.JPG

 道内の路線バス業者が12月のダイヤ改正で、運転手不足を理由に路線を相次ぎ減便、廃止する。旭川電気軌道(旭川)は旭川市内の77系統中6系統を廃止。道南バス(室蘭)も室蘭、登別市内の路線バスの2割弱となる74便を減便する。ほかの業者も同様の悩みを抱えており、各社、業界で人員確保策を打ち出しているが、決め手となる妙案は見つからず、利用者の多い札幌圏でも減便の動きが出始めている。

 旭川電気軌道は1日に廃止を含むダイヤ改正を実施した。代替路線があるなど「影響が少ない系統を選んだ」(同社)とするものの、2系統は中高生の登下校時に走らせる冬季限定の通学路線。生徒たちはバスを乗り継ぐ必要が出たり、定期代が上がったりと、不便を強いられている。

11月下旬、旭川市内を走る旭川電気軌道「旭町線(新橋経由)」のバス。運転手不足のため12月1日に廃止された(打田達也撮影)

 同社の路線バス運転手は2018年度末で191人。この30年間で最多だった1991年度末に比べ約2割減った。大型2種免許が必要で就職希望者が集まりにくい上、運転手の平均年齢は54歳と高齢化。近年は団塊世代の退職が続き補充が追いつかないという。

 採用強化に向け今年10月、就職希望者にバスの運転に必要な大型2種免許の取得費用を無利子融資し3年勤務すると全額負担する制度を始めた。ただ、同社は「ほかの業者も同じ取り組みをしており、劇的な効果は考えづらい」と話す。

 道南バスは、21日のダイヤ改正で室蘭、登別両市内で、廃止はしないものの大幅減便を実施。高速ひだか号(日高管内日高町―札幌)は廃止する。春に苫小牧市内の路線バス39便を減便。それでも路線維持に必要な運転手360人に20人ほど足りなくなった。

 同社も14年度、大型2種免許の取得経費の無利子融資と、3年の勤務で返済を免除する制度を導入。17年度には入社時に20万円の支度金支給も始めた。これまでに46人採用できたものの3割がすでに退職しており、定着が課題という。

 経営陣の危機感は強い。旭川電気軌道の河西利記社長は「地域でのバスの存在意義は依然として高いと思うが、このままでは、いまと同程度の交通サービスは維持できない」。道南バスの長谷川義郎社長も、「企業努力には限界がある。減便を含む見直しは終わりではない」と訴える。

 運転手不足による路線の減便、廃止は全道に広がっている。例えば空知中央バス(滝川)は1日、平日15便、休日17便を減便。営業担当者は「今年に入り運転手15人が退職し、減便しないとダイヤを維持できなくなった」と打ち明ける。

 12年度に0・68だったバス運転手の有効求人倍率(貸し切り含む)は、18年度1・87に上昇。道が道内路線バス事業者25社を対象に17年7月に行った調査では、72%が「運転手が足りない」と回答した。年齢構成も50代が過半を占める。北海道バス協会によると、18年の会員企業(貸し切り含む)の運転手は6464人。過去30年で最多の93年に比べ1560人減った。

 同協会は今年1月、運転手不足が原因で廃止された道内のバス路線数の調査を初めて実施。16年度7系統、17年度10系統、18年度は1月までの年度途中で10系統に上った。通勤や通学に不可欠な路線に運転手を回すため、黒字路線でもやむなく廃止した事業者もあるという。同協会の三戸部正行常務は「今後は地方だけではなく札幌にも減便、廃止の波が押し寄せる可能性がある」と予測する。

 その言葉通り、道内最大の北海道中央バス(小樽)は1日、石狩、後志、空知管内の一部で平日88便、休日300便を減便。「慢性的な人手不足と、人口減が進む地域の利用実態に合わせた結果」(運輸部)という。同社の運転手(10月末現在)も1288人と5年前から106人減った。

 道は17年度、モデル事業として旭川市でバス会社とともに就職相談会を開催。18年度からはバス協会が主体となり道内5カ所で開き、これまでに35人の採用につなげた。バス協会も11月、運転手の1日や、やりがいなどをまとめた冊子を初めて作成し、学校に配布するなど地道な取り組みを進める。

 北大大学院の岸邦宏准教授(交通計画)は「特効薬は運転手の賃上げだが、バス会社の経営は厳しく難しい」と指摘。減便、廃止などについて「バス事業者と行政が一体となり、まちづくり計画と連動させて検討すべきだ」と提言する。(佐藤木郎、今関茉莉、本庄彩芳)

1773荷主研究者:2019/12/29(日) 17:59:59

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/373349?rct=n_hokkaido
2019年12/11 05:00 北海道新聞
21日から大幅減便「重複路線利用を」 道南バス

 道南バス(室蘭)は10日、21日に改正する新ダイヤを正式に発表した。運転手不足に対応するため、室蘭、登別で運行する路線バスを平日79便、土日祝日55便を減便する。同社は「路線が重複している便で対応してほしい」と呼び掛けている。

 運転手不足と利用者の減少が理由。通勤通学のラッシュ時間帯を避け、乗客が少ない早朝や日中の便を減らした。

残り:568文字/全文:734文字

1774荷主研究者:2019/12/29(日) 18:04:51

https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201912/CK2019121102000127.html
2019年12月11日 東京新聞
「ワイド」車両で混雑緩和へ 定員5人増 横浜の一部と川崎を走る臨港バス

中扉付近の4人分の座席を撤去したワイドスペースバス。同じ大きさの既存バスに比べ、乗客定員が5人増える(いずれも川崎鶴見臨港バス提供)

 川崎市と横浜市の一部で路線バスを運行する川崎鶴見臨港バス(本社・川崎区)は10日、バスの中扉付近にある座席の一部を撤去した「ワイドスペースバス」を新たに導入する、と発表した。同じ大きさの既存バスに比べ、乗客定員を5人分増やせる。朝夕のラッシュ時に鶴見駅西口を発着する路線でまず1台導入し、川崎駅西口発着の路線などにも導入を検討する。 (石川修巳)

 ワイドスペースバスは全長約一〇・四メートル、全幅約二・五メートルの大きさで、定員は八十五人。内訳は座席十八人と立ち席六十六人、ほかに乗務員一人。同じサイズの既存バスに比べ、座席が四人分少なく、立ち席が九人分多い。

 同社によると、路線バスへのワイドスペースバス導入は日本初。背景にはバス業界全体を取り巻く運転士不足で、運行本数を増やせない事情があるという。

 田中伸介社長は「ラッシュ時には利用客が停留所でバスに乗りきれないケースもあり、ご迷惑をおかけしている」と説明。川崎臨海部の路線のように、バスを大型にして混雑緩和に努めてきた一方、新車両を導入する鶴見地区は道路幅が狭く、これ以上の大型化は難しいという。

 「苦渋の選択だが、ラッシュ時にはより多く乗車できるようにして、ご迷惑をできるだけ減らしたい」と田中社長。混雑緩和や利便性を検証し、ほかの路線にも導入を検討する。

 新車両には運転士の体調急変時などに、乗客が非常ブレーキスイッチを押すと、バスを減速・停止できる「ドライバー異常時対応システム」も装備する。

川崎市と横浜市の一部で路線バスを運行する川崎鶴見臨港バス

1775荷主研究者:2019/12/29(日) 18:33:37

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53335050T11C19A2LX0000/
2019/12/13 18:46 日本経済新聞 九州・沖縄
西鉄、小倉―福岡空港線のバス終了 20年1月に

1776荷主研究者:2019/12/29(日) 20:20:48

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53702250T21C19A2LKA000/
2019/12/23 18:30 日本経済新聞 関西
十津川村と奈良市間に直通バス 1時間20分短く

1777荷主研究者:2020/01/12(日) 16:21:58

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54074270W0A100C2LX0000/
2020/1/6 19:25 日本経済新聞 九州・沖縄
熊本県のバス5社「共同経営も検討」熊本市長

1778荷主研究者:2020/01/12(日) 16:24:27

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/1/8/70981
2020.01.08 岩手日報
新バスセンターはガラス張り 盛岡市がイメージ図公表

新盛岡バスセンターのイメージ図。左側は国道106号で、向かい側に旧ななっくがある(盛岡市提供)

 盛岡市は7日、同市中ノ橋通に整備する新盛岡バスセンター(仮称)のイメージ図を公表した。物販・飲食スペースが入る1階と中2階部分は全面ガラス張りとし、建材には市産木材を活用。2021年度の開業に向け、今後具体化を進める。

 新施設はガラス張りの装いとし、通りとの一体感を醸成する。イベントなど多目的に利用できる屋上広場は国道106号と市道の交差点側に配置。屋内の壁や天井は木目調とする。物販・飲食のテナントは現時点で14社が入居を希望。ほかに待合室、子育て支援、宿泊(客室60室程度)、温浴などを備える計画だ。

1779荷主研究者:2020/01/12(日) 16:25:00

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200108-448535.php
2020年01月08日 09時05分 福島民友新聞
路線バス「原ノ町駅-ロボテス」運行開始へ 利便性向上に期待

 バス会社東北アクセス(南相馬市)は27日、JR原ノ町駅前と南相馬市原町区の福島ロボットテストフィールド間を結ぶ路線バスの運行を開始する。同社によると、原ノ町駅―同テストフィールド間の公共交通の運行は初めて。今春にJR常磐線の全線再開と福島ロボットテストフィールドの全面開所が予定されており、今後、国内外から同テストフィールドを訪れる研究者らのアクセス向上が期待される。

 路線バスは「福島―南相馬」(福島駅西口―原ノ町駅前)線の一部運行を同テストフィールド前まで延伸し、1日3往復運行する。「フレスコキクチ東原町店前」と「南相馬市立総合病院前」、「福島県環境創造センター前」の3停留所を設け、市民の生活路線バスとしても活用できる。

 原ノ町駅前―同テストフィールド間の運賃は大人200円、小学生以下100円。このほか従来、大人1100円、小学生以下550円だった「福島―南相馬」線と同一料金で終点の同テストフィールド前までの乗車が可能。福島駅前から乗り換えなしで、同テストフィールドまで行くことができるようになる。

1780とはずがたり:2020/01/23(木) 14:23:13
https://twitter.com/emigrl/status/1219683454033358848
エミコヤマ
@emigrl
ワシントン州オリンピアでは今年からバスの運賃を無償化。利用料金を毎日集計するコストも馬鹿にならないし、貧しい人を無賃乗車で捕まえても罰金を支払えるわけもなく無意味だとの結論に至った。必要な予算は去年成立した増税で賄われる。

1781とはずがたり:2020/01/24(金) 19:50:13

免許返納でバス「終身無料」、不公平感招く懸念も 栃木
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000024-asahi-soci
1/22(水) 13:00配信朝日新聞デジタル

 65歳以上で運転免許証を返納すればバスが無料――。そんな自治体の取り組みが栃木県内で広がっている。鹿沼、小山、真岡の3市が導入。高齢者事故のリスクを減らすねらいだが、免許を持たない住民に不公平感が生まれないか懸念の声もある。

 先駆けとなった鹿沼市は2017年8月、65歳以上の免許返納者に対して「終身無料乗車券」の交付を始め、市運行のコミュニティーバス「リーバス」や予約バスが対象だ。翌年には対象を配偶者に広げた。

 これまでに999件の申請があり、1278人が利用する。市の年間費用はカード製作費のみでほぼゼロ。市担当者は「今まで乗っていなかった人が無料で乗るようになっただけなので収益に影響はない」。

 小山市は18年4月から始めた。宇都宮市に次いで人口が多く、コミュニティーバス「おーバス」が市内13路線を走っている。免許を自主返納した65歳以上の市民に、08年から1年間に限って無料乗車券を交付してきたが、返納を促すために期限を撤廃した。撤廃後は907人に交付。わずか2年弱で「1年間無料」だった約10年間に交付した648人を大きく上回った。

 昨年4月、東京・池袋で高齢男性運転の乗用車にはねられて母子が死亡、10人が負傷した事故があった。小山市生活安心課は「高齢者事故の関心が高まった影響も大きい。それでも移動を自動車に頼る人が多く、免許を手放すことに抵抗がある人は多い。終身無料化が返納の後押しになってほしい」としている。

 真岡市も19年4月から終身無料化を始めた。

 こうした動きについて県くらし安全安心課は「移動の手段を担保する積極的な取り組み」と評価する。県警によると、昨年1〜11月に免許を返納した65歳以上は7696人で、過去最多だった。

朝日新聞社

1782荷主研究者:2020/01/26(日) 11:50:36

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/381150?rct=n_hokkaido
2020年01/07 18:57 北海道新聞
日高線代替バス 内陸方面への接続場所で難航 国道?駅?費用負担は?依然定まらず

http://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20200107hokkaido01.JPG

 JR日高線鵡川―様似間(116キロ)が高波被害で不通となり、7日で丸5年。日高管内7町は昨年11月、鉄路廃止を容認する姿勢に転じ、バス転換の個別の課題を整理しながら、JR北海道との本格協議に向けた具体案作りを進めている。JRと最終合意とする目標期限まで残り3カ月を切ったが、バスの幹線と内陸部をつなぐ交通結節点の場所の検討など、重要な課題を抱える町で議論が難航している。

 鵡川―様似間では鉄道が不通になった後、JRが沿線の各駅を結ぶ代行バスを運行している。

 これに対し、7町が昨年11月、鉄路廃止後を見据え、代行バスに代わる交通手段としてまとめた広域地域交通(代替バス)案では、鉄道のなかったえりも町から苫小牧、新千歳空港、札幌の3方向に直通バス1本で行ける長距離線を設けた。新ひだか町静内地区と日高町富川地区の2カ所を交通結節点とし、中・短距離線のバスや内陸部に向かうバスとも接続させる方針。ただ、廃線の容認から2カ月近い現在も詳細な運行案は詰め切れていない。

 新ひだか町は、町内の運行の素案を今月中旬にまとめ、議会に提示する方針。町議の意見も反映させ、2月にも住民向けの説明会を催し、JRとの協議に臨む。焦点となる静内の交通結節点は、国道235号沿いに新設するか、既存の静内駅を活用するかが未定。時間の短縮効果を図るなら国道沿いが最善だが、複数のバスが待機、方向転換できる土地が必要で、岩渕博司参事監は「JRがどれだけ費用の負担をできるかもまだ見通せない」と話す。

 日高町富川地区の交通結節点も決まっていない。町は、鵡川―日高門別間の復旧の可能性を最後まで模索していたため、作業は遅れ気味だ。大鷹千秋町長は「富川地区の再開発事業ともからむ。慎重に検討作業を進めていきたい」と話す。

 代替バスについては、長距離線が現行の駅の多くを素通りする予定のため、各駅から遠い内陸部の住民から懸念の声も漏れる。新ひだか町三石本桐地区の70代男性は町に対し、「予約制で乗れるバスの導入など交通弱者にぜひ配慮してほしい」と注文した。(升田一憲)

1783チバQ:2020/01/28(火) 11:42:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00010006-nishinpc-bus_all

バス存続へ危機感あらわ 熊本5社「共同経営」、路線譲渡で活路探る


1/28(火) 11:03配信

西日本新聞







バス存続へ危機感あらわ 熊本5社「共同経営」、路線譲渡で活路探る


熊本市役所で「共同経営型」の運行計画策定を発表するバス会社の社長ら


 熊本県内のバス事業者5社が27日発表した「共同経営型」の運行計画策定は、これまでほとんど実現しなかった各社間の路線譲渡など思い切った経営効率化を目指す。乗客減少と運転士不足への対策は待ったなしの状況。熊本市役所で記者会見に臨んだ各社のトップたちは、現状への危機感をあらわにし、共同経営への期待を語った。

【写真】なぜ?色とりどりの点字ブロック 熊本のバスターミナル

 複数のバス事業者が乗り入れる重複路線は熊本市中心部に多く、利用者からは「バスが連なって来て、もったいない」「交通渋滞の原因になる」と批判があった。九州産交バスの森敬輔社長は「各社単独での効率化では生き残れない。スピード感をもって対応したい」と重複路線解消に力を入れる考えを示した。

 熊本電気鉄道はこれまで、九州産交バスとの重複路線で共通時刻表の導入などを進め利便性向上を図ってきた。中島敬高社長は「あるべき姿を求めるいいチャンス」と合意を歓迎。路線譲渡に前向きな姿勢を示す一方、譲渡で運賃収入が減る事業者に対する公的支援の必要性も訴えた。

 長距離路線を持つ熊本バスは、他社との重複路線が比較的少ない。岩田昭彦社長は、全社共通定期券の導入などの合理化案を評価する一方、「バス事業者は人様の命を預かり、日々の業務を担っている。さらに安全対策、事故を起こさない運営を進める体制を根幹に据えるべきだ」とした。

 郡部を含む県内39市町村で運行する産交バスの岩崎司晃社長は「地方圏の公共交通は公的支援なしではできない。さらなる支援をお願いしたい」と求めた。

 5社に共同経営の議論を呼び掛けてきた大西一史熊本市長は「バス交通を維持、発展させるためには事業者の枠を超えた取り組みが重要。潜在的なバス利用者はたくさんいる。利用しやすい環境づくりを行政も一緒になってやりたい」と述べた。 (和田剛)

1784チバQ:2020/01/28(火) 17:56:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000020-san-l43

熊本のバス5社が共同経営へ 運転手不足、人口減…「単独で生き残れぬ」


1/28(火) 7:55配信

産経新聞







熊本のバス5社が共同経営へ 運転手不足、人口減…「単独で生き残れぬ」


検討会に出席し、握手するバス会社の社長ら


 熊本県を拠点とする熊本都市バスや九州産交バスなど事業者5社が27日、熊本都市圏で路線バス事業を共同経営することで合意したと発表した。乗客減や運転手不足の対応策として、重複区間の再編を進め、運行の効率化を図る。九州各地では、人口減少を背景に、バス運行体制の見直しや減便が続いている。公共交通の転換期を迎え、各事業者が持続可能な交通網のあり方を模索している。(九州総局 高瀬真由子)

 5社はいずれも熊本市に本社があり、他に産交バス、熊本電気鉄道、熊本バスが含まれる。この日、熊本市役所で熊本県、市を交えた検討会が開かれ、共同経営の合意と今後の方向性を公表した。

 報告によると、必要な路線網を維持するため、5社で重複区間の最適化や、運転手・車両の最適な配置を進める。路線を調整した上で収入を分け合う「運賃プール制」の導入も検討する。需要が見込めない過疎地では、乗り合いタクシーなどへの転換も視野に入れる。5社の合併は予定していない。

 現在は、各社が路線や運賃の調整をした場合、独占禁止法上の不当な取引制限(カルテル)に抵触する可能性があるが、政府は、経営が厳しいバス事業者の再編を促すため、共同経営を柔軟に認める特例法案を開会中の通常国会に提出する方針を示している。

 これを踏まえ、5社は今年4月に熊本都市バス内に共同経営準備室を設置し、計画の具体化を進める。法案成立後、共同経営の認定を国に申請する。

 ◆枠超えた取り組み

 5社の路線バス事業はいずれも赤字で、自治体から補填(ほてん)を受けるなどして運行している。平成30年度の5社の路線バス利用者は約2700万人で、27年度比14%減と減少の一途をたどる。運転手不足も慢性化し、現行の経営を続けた場合、10年後には1日当たり1万3500キロの路線が縮小を余儀なくされ、約1万4400人の利用に影響すると試算した。

 熊本都市バスの高田晋社長は「5社がそれぞれ努力してきたが、個別ではうまくいかなかったことが連携してできるようになる」と語った。九州産交バスの森敬輔社長は「各社単独ではもう生き残れない」と強調した。

 検討会では昨年3月から協議を進めてきた。熊本市の大西一史市長は「バス交通の維持には事業者の枠を超えた取り組みが重要だ。全国のモデルになるよう発信したい」と語った。

 ◆全国で7割赤字

 人口減や高齢化に伴い、国土交通省によると、全国の乗り合いバス事業者の7割が赤字となっている。

 九州でも、乗り合いバス全体の輸送人員は、昭和44年度の計12億人から、平成29年度には4億人と3分の1に減少した。近年では、運行体制の見直しや市営バスの民間移譲、減便などの動きが相次いでいる。

 運転手不足も深刻だ。例えば西日本鉄道では、グループ全体で約4千人のバス運転手がいるが、路線バスの運転手は、必要数に対し100人程度足りないという。日本バス協会(東京)の29年度のアンケートでは、30両以上のバスを保有する企業の85・8%が運転手不足と回答している。

 西鉄の倉富純男社長は熊本での動きについて「事業者が連携し、路線やサービスの維持を図れる。前向きでいい取り組みだ」と注目する。

 利害関係がぶつかる事業者の連携には、行政の関与も欠かせない。九州運輸局の岩月理浩局長は今月17日の記者会見で「地域公共交通が生き残るには、経営効率化で理想的な路線に再編しなければいけない。熊本では市がリーダーシップを取り、バス交通のあり方の検討を進めた。こうした動きは避けては通れない」と指摘した。


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