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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4727チバQ:2014/03/15(土) 10:21:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140315/asi14031501150000-n1.htm

【マレーシア機不明】
深まる謎、焦る関係者 手探りの大捜索1週間に
2014.3.15 01:10 (1/3ページ)[航空事故・トラブル]

長時間待機する部屋から外に出る、消息を絶ったマレーシア航空機の乗客の親族ら=14日、北京(共同)
長時間待機する部屋から外に出る、消息を絶ったマレーシア航空機の乗客の親族ら=14日、北京(共同)


 8日未明に行方が分からなくなったマレーシア航空370便の捜索活動への参加国は増えているが、発見の手がかりはなお少なく、謎は深まるばかりだ。捜索関係者や乗客・乗員の家族は焦りを募らせている。(クアラルンプール 吉村英輝、北京 山本秀也)

 13カ国・地域参加も…当局には不信感

 マレーシア当局によると、不明機の捜索には14日現在、少なくとも13カ国・地域の船舶57隻と航空機48機が参加している。各国・地域は人工衛星や最新鋭の軍備を投入するなど協力態勢を強化している。

 このうち、中国は海軍艦艇4隻を含む計8隻を送るなど、「過去最大の捜索態勢」を組んでいる。

 ベトナムは、自国領海内での捜索活動を米国のほか、南シナ海問題で主権争いを演じる中国にも容認するなど、「人命最優先」を掲げた。純然たる人道的措置か、存在誇示かはともかく、捜索にはスプラトリー(中国名・南沙)諸島の領有権を争う6カ国・地域の大半が参加している。

 米国は、偵察衛星など他国を圧倒する情報網や軍事技術を武器に活動を継続。タイ湾などにヘリを搭載した駆逐艦を投入する一方、P8哨戒機をマラッカ海峡に派遣するなど、捜索を通じて「アジア重視」の外交戦略をみせている。

 ただ、マレーシア政府の説明が二転三転し、関係国には不信感が広がる。米戦略国際問題研究所(CSIS)のアーネスト・バウアー氏はロイター通信に、マレーシアが危機対応に失敗すれば、「中国政府はこの海域を支配すべきだとの考えを構築するだろう」と指摘している。

4728チバQ:2014/03/15(土) 10:21:43
 インド洋まで…謎で広がる捜索範囲

 事態の長期化を懸念する声も出るなか、捜索を難しくしているのは、不明機が消息を絶ってからの情報が混乱している点だ。マレーシア政府は14日、捜索範囲をインド洋に広げたと表明。この1週間で捜索範囲が絞られるどころか、インド洋にまで広がった。

 エンジンから自動発信される信号から、ベトナム南部沖空域での最後の交信から「4時間程度飛行を続けた」との可能性も新たに浮上した。不明機の最後の確認位置をもとに、ベトナム南部沖を中心に進められたこれまでの捜索範囲は、根拠があいまいになったことは否めない。

 当初は盗難旅券を使った不審な乗客の情報が注目された今回の事態だが、1週間を経て、機体の所在自体が最大の謎だ。航空機や人工衛星の捜索結果として、浮遊物や帯状に広がる油を「発見した」との情報が伝えられ、その後不明機とは「無関係」と確認されるような状況が、連日繰り返されている。飛び交うさまざまな観測、地上の検証で浮上する管理体制の課題など、状況は足元から日々揺らぐありさまだ。

 いらだつ中国…国民の不満爆発恐れ

 マレーシア航空は、乗客の大半を中国人が占めることで、家族向けの状況説明に追われる。

 「未確認の飛行機をあんたの国の軍隊が発見したら、何をするのか答えてみろ」。北京での家族向け説明会では、興奮した家族が同航空やマレーシア大使館の幹部に声を荒らげる場面がたびたび見られる。

 手がかりが少ないなか、中国人家族の間では、「マレーシア軍に撃墜されたのでは」といったデマがたびたび流れ、そのたびに関係者は説明に追われる。

 こうした家族の心情や、「テロの標的にされたのではないか」といった中国社会の空気は、中国政府の対応にも反映されている。

 中国側で捜索の総指揮をとる李克強首相は13日の記者会見で、「ひとつでも望みがある限り、絶対に捜索の手は緩めない」と国民に確約した。現地で捜索にあたる艦船の船長には、衛星電話を通じて「尽力の上にも尽力せよ」と命じた。マレーシア側では、事態にいらだつ中国側のけんまくに衝撃を受けている。

 中国政府が躍起になっているのは、(1)中国人乗客の自国民保護(2)中国を狙ったテロの可能性の見極め−に加え、国民の不満が政府に向けて噴き出すことを避けたいという理由による。

 船艇8隻と人工衛星約10基を投じた中国の捜索陣は、国民が納得できる理由なしに縮小されることはなさそうだ。

4729チバQ:2014/03/16(日) 23:07:41
http://mainichi.jp/select/news/20140316k0000e020166000c.html
出雲空港:年間利用客、初の80万人 平成の大遷宮効果
毎日新聞 2014年03月16日 15時24分


80万人目の搭乗客となり、花束や記念品を贈られた山崎柊平君(左)と母理江さん=島根県出雲市の出雲空港で
拡大写真 出雲空港(出雲市斐川町沖洲)の今年度の利用客が15日、80万人を突破した。年間の利用客が80万人を超えるのは、1966年の開港以来初めて。空港内で式典があり、80万人目の利用客に花束と記念品が贈られた。

 出雲空港はここ数年、年間利用客が60万人台と低迷していたが、今年度は出雲大社の「平成の大遷宮(せんぐう)」効果で一気に増加。当面の目標だった70万人を大幅に上回った。

 式典には出雲市の長岡秀人市長ら関係者が参加し、記念のくす玉を割って祝った。80万人目の利用客となったのは、江津市黒松町の山崎柊平(しゅうへい)君(10)。母理江さん(40)ら家族と茨城県に行くため、東京便を利用する予定だった。羽田空港までの往復航空券や島根和牛などの記念品が贈られ、理江さんは「びっくりしています」と話していた。【金志尚】

4730チバQ:2014/03/16(日) 23:08:48
http://dot.asahi.com/business/economy/2014031400014.html
2013年航空旅客数ランキング、国内首位は羽田−新千歳883万人、国際線は中国

(更新 2014/3/14 12:41)

 国土交通省が発表した2013年(平成25年)の航空輸送統計によると、国内線・国際線ともに旅客数は前年を上回る結果となった(輸送統計の詳細データは最下段に掲載)。

 路線別の実績を見てみると、国内線の輸送実績上位50位では6路線を除きすべて前年を上回る結果に。特に、LCCが就航する成田/新千歳、成田/福岡、成田/那覇、関西/福岡で大きな伸び率を残した。一方、国際線を方面別で見てみると、中国路線が2013年後半になって旅客数は回復してきたものの、通年では前年割れ。韓国は全方面で最も減少率が大きかった一方、台湾と東南アジアを含むその他アジアでは、同17.4%増と大幅に旅客数が伸びた。

国土交通省が発表した国内線の上位50路線と国際線の方面別旅客数は以下のとおり。

【国内線上位50路線】 
(路線 旅客数(前年比%)/座席利用率%)

羽田/新千歳 8,838,667人(100.3%)/68.5%
羽田/福岡  7,792,319人(102.5%)/65.4%
羽田/大阪  5,209,643(103.9%)/65.9%
羽田/那覇  5,077,272(101.2%)/67.1%
羽田/鹿児島 2,273,245人(103.7%)/59.4%
羽田/熊本  1,984,168人(104.6%)/62.1%
羽田/広島  1,779,113人(96.1%)/59.5%
羽田/小松  1,626,389人(104.3%)/63.2%
羽田/長崎  1,509,154人(109.1%)/61.2%
福岡/那覇  1,501,293人(104.4%)/67.3%
関西/新千歳 1,497,600人(104.3%)/74.2%
羽田/松山  1,430,665人(100.9%)/60.8%
羽田/宮崎  1,369,412人(103.9%)/57.9%)
中部/新千歳 1,228,352人(113.8%)/61.2%
那覇/石垣  1,226,660人(108.3%)/62.0%
羽田/高松  1,211,205人(105.3%)/60.0%
関西/那覇  1,193,412(115.3%)/74.1%
成田/新千歳 1,153,767(159.9%)/63.3%
羽田/北九州 1,150,167(102.4%)/62.8%
羽田/大分  1,145,615(102.2%)/57.1%
羽田/関西  1,101,176人(103.5%)/66.8%
羽田/函館  1,079,526人(103.8%)/67.3%
那覇/宮古島 1,035,326人(97.1%)/67.0%
成田/福岡  981,448人(158.6%)/58.2%
大阪/仙台  978,545人(98.9%)/59.7%
中部/那覇  948,660人(101.8%)/70.9%
羽田/岡山  944,443人(102.4%)/57.2%
羽田/高知  869,246人(106.5%)/58.5%
羽田/徳島  855,558人(108.5%)/59.3%
羽田/神戸  783,868人(96.4%)/69.5%
羽田/山口宇部 780,866(99.4%)/53.4%
羽田/旭川  776,216人(111.0%)/69.3%
羽田/富山  775,038人(102.6%)/64.4%
中部/福岡  773,608人(129.8%)/64.0%
羽田/秋田  770,351人(100.6%)/55.2%
仙台/新千歳 714,756人(111.8%)/56.0%
成田/那覇  684,651人(154.3%)/66.0%
大阪/那覇  682,946人(114.2%)/76.1%
大阪/鹿児島 667,780人(97.8%)/54.8%
大阪/福岡  653,663人(103.7%)/55.1%
関西/福岡  649,577人(175.6%)/72.8%
羽田/出雲  591,345人(120.0%)/72.9%
大阪/宮崎  533,992人(103.4%)/60.0%
大阪/新千歳 517,668人(109.9%)/78.0%
羽田/帯広  514,657人(101.8%)/65.7%
羽田/米子  503,479人(124.0%)/68.3%
大阪/松山  503,090人(104.5%)/57.3%
羽田/青森  499,730人(103.8%)/60.4%
成田/大阪  477,847人(103.0%)/79.8%
福岡/新千歳 474,728人(115.1%)/64.6%

【国際線の各方面の旅客数】
方面 旅客数(前年比%)

中国 2,759,862人(97.0%)
韓国 1,795,091人(94.1%)
その他アジア 5,662,265人(117.4%)
米大陸 1,913,661人(113.8%)
太平洋 1,360,761人(99.3%)
欧州 1,231,677人(99.9%)
オセアニア 134,909人(100.4%)


【輸送実績の詳細】

2013年の国際航空輸送の旅客数は前年比6.2%増の1,486万人、旅客キロは同6.9%増の656億1,017万人キロ。国内定期航空輸送の旅客数は同7.2%増の9,105万人、旅客キロは同7.7%増の827億1,330万人キロとなった。国内旅客数の内訳は、幹線が同7.2%増の3,888万人、ローカル線が同7.5%増の5,218人。旅客キロの内訳は、幹線が同7.5%増の400億9,931万人キロ、ローカル線が同8.0%増の426億1,399万人キロ。

4731チバQ:2014/03/16(日) 23:11:05
http://mainichi.jp/select/news/20140317k0000m030036000c.html
マレーシア機:航空関係者が関与か…通信停止は専門的操作
毎日新聞 2014年03月16日 20時52分(最終更新 03月16日 21時49分)


マレーシア機の飛行ルート
拡大写真 【沢田勇、バンコク岩佐淳士】マレーシア政府は16日、消息を絶っているクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機が航路から外れて向かった可能性がある中央アジアやインド洋周辺の15カ国にレーダー情報の提供を依頼し、同機の足取りの特定を急いだ。一方、同国の捜査当局は、航空機の操縦技術に通じた何者かがハイジャックした可能性もあるとみて捜査を進めている。

 同機が消息不明となる前、機内では通信装置が故意に切断された形跡があった。マレーシア当局の調べでは、「午前1時7分(日本時間同2時7分)」に機体の状態を地上に送信する「エーカーズ(ACARS)」、「午前1時21分(同2時21分)」に航空機の識別番号を知らせる「トランスポンダー」が停止していた。これらの装置の操作には専門知識が必要なことから、パイロット経験のある人物や航空技術者が機体を乗っ取ったとする疑念の根拠のひとつになっている。

 当局は15日、機長や副操縦士の自宅を捜索。機長が個人で所有するフライトシミュレーターなどを調べたが、不審な行動を示唆する情報はない。当局は乗客についても身辺情報を収集、さらに同機と関わりのあった技師や整備士についても調べている。

 また、同機は8日午前1時半(同2時半)ごろ、マレー半島東沖で消息不明となったとされていた。しかし、マレーシア当局の調査で、通信衛星などを経由して航空会社に送られるエンジンの情報を、衛星が午前8時11分(同9時11分)まで受信していたことが判明。中央アジアとインド洋方面の2方向の想定飛行ルート周辺国にレーダーや衛星データの提供、捜索活動への参加など協力を求めた。

 中央アジアに向かうルートで大陸上空を飛行した場合、各国軍のレーダーが察知する可能性が高く、元日本航空機長で航空評論家の小林宏之さんは「飛び続けたとすれば、インド洋方面しか考えられない」と指摘した。

4732チバQ:2014/03/17(月) 21:01:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140317/asi14031718370005-n1.htm
謎だけ深まり、とうとう機長らプライバシー暴かれる 不明から10日
2014.3.17 18:32 [アジア・オセアニア]

16日、インド洋でマレーシア航空機の捜索にあたる米海軍対潜哨戒機P−8Aポセイドンの乗組員(米海軍提供、AP)
 マレーシア航空機が消息を絶ってから18日で丸10日。捜索範囲は中央アジアやインド洋まで広がったが、依然として見つかっていない。機体の通信装置に異変が生じた後に操縦室と地上管制との無線による会話が行われていたことが新たに判明、謎はさらに深まった。地元メディアは、機長と副操縦士のプライバシーに関心を寄せている。

 報道によると、ザハリエ・シャー機長(53)はベテランの操縦士。同僚や友人らは「事件を起こすような人物ではない」と口をそろえるが、17日付のスター紙は1面記事で「当局者は公には語らないが、捜査の焦点は操縦士たちに移っている」と機長と副機長の写真付きで伝えた。これまでもザハリエ氏が、自作したフライトシミュレーターを自宅に持っていることや、航空模型製作の趣味があることが取り上げられた。英大衆紙などは、アンワル元副首相が今月7日に「同性愛行為」事件で逆転有罪判決を言い渡されたことに、ザハリエ氏が憤っていたと伝えた。(共同)

4733チバQ:2014/03/17(月) 21:31:59
>>4729
たまには、仕事中のおっさんとかを対象にしてみようぜー

4734チバQ:2014/03/17(月) 22:50:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140317/asi14031722070007-n1.htm
【マレーシア機不明】
ザハリエ機長がすべてを知っている!? 自宅で訓練 疑いの目 「機体はインド洋海底に」
2014.3.17 21:55 (1/3ページ)

17日、マレーシア航空機の捜索任務にあたるため、アンダマン・ニコバル諸島の中心都市、ポートブレアの港に到着したインド海軍の艦艇(ロイター)
 消息不明になっているマレーシア航空機は、通信装置が何者かによって故意に切られた後、針路を変更していたことが明らかになっている。一連の行為には高度な知識と高い操縦技術が不可欠で、それらの要素を兼ね備えていたザハリエ機長(52)を疑う報道が日ごとに増えてきた。

 ザハリエ氏は1981年から同航空に勤務するベテラン。試験官の資格も持ち、不明となったボーイング777型機や管制に精通している。ファリク副操縦士(27)は同型機に乗ってからまだ日が浅いという。

 ザハリエ氏の自宅からは、フライト・シミュレーターが押収された。ソフトは市販されており、多くのパイロットが自宅での訓練などに使っている。だが、同航空でシミュレーター試験も主導するザハリエ氏は、会社の機器を自由に使えたはずで、わざわざ自宅にそろえる必要があったのかという疑問が浮上する。

 通信装置が切られたマレーシア機は突然、高度を上げた後に急降下。さらにレーダーを避けるように低高度を飛んだともみられている。AP通信によると、ザハリエ氏はパソコンのモニターを3台連ね操縦室を自宅に再現していたという。シミュレーターは世界各地の地形をリアルに映し出すことが可能で、自宅で特殊な操縦訓練をしていた可能性を指摘する向きもある。

 現地警察は、シミュレーターに不審な形跡は見つかっていないとしている。しかしザハリエ氏がパソコンを操縦室に携行していたとの情報もあり、秘密のフライトデータが持ち込まれた可能性も取り沙汰される。

  ×  ×  ×

 ザハリエ機長が関与していたと仮定した場合、問題となるのは動機だ。敬虔(けいけん)なイスラム教徒のザハリエ氏について、マレーシア警察は過激な原理主義との接点の有無なども調べている。

 地元メディアは、ザハリエ氏がマレーシアの野党連合を率いるアンワル元副首相の支持者だった点を指摘している。アンワル氏は地方選準備を進めていた7日、異常性行為罪に問われた事件の控訴審で逆転有罪判決を言い渡され、再び政治的危機に追い込まれた。フライト前日のことだった。

 一方、マレーシア機に約150人の中国人が搭乗していた中国や米国では、航空機失踪の背景に関する捜査が不十分なことへの不満やいらだちが募っている。

 米下院国土安全保障委員会のキング下院議員(共和党)は16日、米ABCテレビに出演し、「最初から機長と副操縦士に注目すべきだった」と、マレーシア当局の動きの遅さを批判。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は同日、米政府が航空機の乗客や搭乗員の中からテロリストグループの関係者を洗い出す作業を進めていると報じた。

4735チバQ:2014/03/17(月) 22:50:59
 また、中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(英語版)は17日付で、マレーシア政府を「無能」と酷評する論評を掲載。中国外務省報道官も同日の記者会見で、正確な情報を提供するようマレーシア側に求めた。

   ×  ×  ×

 マレーシア機の自動通信を衛星が最後にとらえたのは、消息を絶った約6時間40分後で、その地点は中央アジア、あるいはインド洋と推測されている。ただ、同機が中央アジアに向かったと想定した場合、各国の軍レーダーなどが察知した可能性が高い。

 米下院情報特別委員会のロジャース委員長(共和党)は16日、米CBSテレビに出演し「機体がインド洋の海底に沈んでいる可能性が一番大きい」と指摘した。

(クアラルンプール 吉村英輝、ワシントン 小雲規生、北京 川越一)

4736チバQ:2014/03/17(月) 23:07:13
http://mainichi.jp/select/news/20140317k0000e040099000c.html
スカイマーク新制服:労組が要請書「業務に支障」「危険」
毎日新聞 2014年03月17日 10時45分(最終更新 03月17日 11時56分)


スカイマークの西久保慎一社長
拡大写真 航空会社スカイマーク(東京都大田区)が新型機就航に合わせ客室乗務員(CA)に着用させる新しい制服が物議を醸している。膝上約15センチのミニスカート。雑誌などに取り上げられ注目を集める一方、航空会社12社のCAでつくる労働組合は「保安業務への支障やセクシュアルハラスメントの観点から問題がある」として国に指導を求めている。

 スカイマークによると、問題の制服はスカイブルーのワンピース。5月末からエアバスA330を導入するのに合わせ、同機に搭乗するCAが3路線でそれぞれ半年間着用する。キャンペーン期間だけの制服で、終了後は通常のポロシャツ姿の制服に戻すという。

 これに対し、CA約1000人でつくる「客室乗務員連絡会」は▽しゃがむと人目を気にするため作業しづらい▽緊急時にシューターで降りる際、肌の露出が多く負傷しやすい▽女性を商品として扱うデザインで、性的嫌がらせを誘発し機内の秩序を乱す恐れもある−−と指摘。国土交通省と厚生労働省に2月下旬、ミニスカートの制服をやめさせるよう指導を求める要請書を提出した。

 これに対し、国交省航空局は「保安業務に支障がないか定期監査などで確認する」。厚労省雇用均等政策課の担当者は「セクハラを防ぐ雇用者側の義務に違反していないか検討する」と話す。

 スカイマーク広報部は「スタイリッシュにこだわったデザインで、丈が短いとは思わない。保安上も法律上も問題ないと考えている。着用を予定しているCAの承諾も得ている」とコメントしている。【桐野耕一】

4737チバQ:2014/03/19(水) 23:20:38
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303572004579448572813749420.html
不明機機長と野党指導者の関係、政界の火種に―マレーシア
By
JAMES HOOKWAY AND DEBORAH KAN
 【クアラルンプール】消息を絶ったマレーシア航空370便のザハリー・アハマド・シャー機長(52)がマレーシアの野党指導者アンワル・イブラヒム氏(66)を支持していたことが、同国政界の新たな火種となっている。


 370便のザハリー機長はアンワル氏の息子の妻の遠縁に当たり、同氏が所属する人民正義党の支持者だった。アンワル氏は18日のインタビューで、機長のことはよく知っているとしながらも、370便が行方不明になったのは機長の行為が原因だとする憶測を一蹴。「彼や私の異常な行動を示す証拠は何もない」と語った。



The WSJ’s Deborah Kan speaks with Malaysian opposition leader Anwar Ibrahim, who accuses the ruling party of incompetence.


関連記事

特集:マレーシア機不明
 一連のメディアのインタビューで、アンワル氏は当局がザハリー機長とファリク副操縦士(26)を重点的に調べていることを非難。また、同氏や同氏の政治上の主義主張が何らかの形でマレーシア機の事件に関係しているという憶測を一蹴した。


 「(ザハリー機長は)マレーシアの改革、民主主義、自由に情熱を傾けている」とし、機長には政党の会合や懇親会でちょっと会っただけだと話した。


 また、マレーシア機捜索についての当局の発言が時々食い違うことを挙げ、「危機管理がなっていないようだ」と指摘。「当局は何かを隠しているようだ。不透明な報告が懸念を引き起こしている。マレーシア国民の間に激しい憤りが広がっている」と批判した。


 マレーシア政府は18日、370便の捜索に関する記者会見でアンワル氏の発言に間接的に応じた。ヒシャムディン国防相兼運輸相代行は「370便の捜索は政治問題よりも重要だ。この困難な時期に、マレーシア機と乗員乗客239人の発見に注力するために、マレーシア国民すべてに対し、主義などの違いを乗り越えて一致団結するよう求める」と述べた。

4738とはずがたり:2014/03/21(金) 11:04:22
焦点:混迷するマレーシア機捜索、防空能力の「格差」浮き彫り
2014年 03月 17日 11:33 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA2G01V20140317

[ロンドン/ニューデリー 15日 ロイター] -消息不明から1週間が経過したマレーシア航空370便。謎は深まるばかりだが、同機は各国のレーダーに捕捉されることなくアジア上空を飛行したとみられており、今回の問題は航空防衛能力の地域間格差を浮き彫りにした。

マレーシアのナジブ首相は15日、不明機が8日未明に消息を絶ってから約7時間飛行したとの見方を強めていると説明。乗員か機内にいた何者かが、トランスポンダと呼ばれる自動信号送受信機のスイッチを切った可能性が高いという。

同機は南シナ海で針路を変え、マレーシア北部を横断し、インド方面に向かったとみられている。南シナ海は領有権問題で緊張が高まっており、各国の軍の行動も活発な地域。

今回の問題を受け、アナリストや当局者らは、海上の空域のほとんどで、適切な監視を行えるレーダー探知システムが整備されていないという現実が突き付けられたと口をそろえる。

アナリストらは、東南アジアにおける防空能力の格差は他の発展途上国地域の現状と似ているとし、地政学的な緊張が比較的低い地域ではその格差は大きいと分析している。

<コスト>

航空管制システムは、航空機の探知・監視に使用されるトランスポンダにほぼ完全に依存している。今回の場合、マレーシアからベトナムに管轄が移る地点を飛行中に、そのシステムが停止したとみられる。

一方、軍のシステムは、範囲を自国の領空に限定するか、通常の民間航空機だと判断できる場合は無視する傾向にある。訓練中あるいは、脅威が迫った場合を除いてはスイッチを切っていることもある。

インド当局者によると、この点が同国のアンダマン・ニコバル諸島で不明機が捕捉されなかった要因として挙げられるという。両諸島付近では、14日に続いて15日も捜索が行われている。

アンダマン・ニコバル諸島を管轄するインド海軍のトップ、SudhirPillai氏は、「この地域には多くのレーダーがあるが、何も捉えなかった」とし、「われわれは、必要に応じて任務に当たっているため、軍のレーダーはスイッチが切られることがある」と語った。

別の国防関係者は、インドはレーダー施設を常時稼働させてはいないと明かし、理由を尋ねられると「(コストが)高すぎるからだ」と答えた。

<危険度>

自国の防衛能力をさらすことになるとの懸念が、不明機の捜索において、国家間の協力、特にマレーシア・中国間の協力を遅らせたとの声も聞こえる。中国は捜索に軍の部隊を投入し、衛星・艦船・航空機を活用。マレーシアの対応には批判的な態度を示してきた。

マレーシア軍のレーダーは不明機の機影を捕捉したとされるが、軍はその時点で対応に出たとはみられていない。当局者らは、このミスは驚くべきことで、世界の対空監視能力には比較的大きな格差があり、軍のレーダーシステムに限界があることが露呈されたと話す。

英王立統合防衛安全保障研究所のエリザベス・キンタナ氏は、「彼らがなぜ気付かなかったのか正確な理由を特定するのは難しい」とコメント。「低空を飛行した可能性や、軍が民間航空機は自分たちの問題ではないと判断したとも考えられる」と付け加えた。

当局者らは、今回のような問題が北米や欧州の空域で起きていれば、早期に解決できていたはずだと希望も込めて発言している。そうした空域では、軍と民間機関が常時、ハイジャックや領空侵犯を警戒し、レーダーを監視しているからだ。

米国や北大西洋条約機構(NATO)は、未確認の航空機が領空に接近してきた場合、軍用機をスクランブル発進させている。その一方、警戒態勢を維持する価値がないとされる地域もあるほか、レーダー探知が行われていない場所もある。

不明機が向かった可能性があるとされるアンダマン諸島では、国防当局者が記者団に対し、常にレーダー探知を行う態勢は整っていないとした上で、不自然なものは何も発見されなかったと言明。

また、同当局者はこの地域は、洗練されたレーダーが常時監視しているパキスタンとの国境付近に比べると、危険度ははるかに低いと説明した。

「夜間は特に何も起こらない。レーダーを使用して、訓練も行っているのは事実。ただ、警戒することがほとんどない地域であることも事実。私の見解では、ここはとても平和なエリアだ」

(Peter Apps記者 Frank Jack Daniel記者、翻訳:野村宏之、編集:橋本俊樹)

4739とはずがたり:2014/03/23(日) 13:21:57

不明機の乗客はなぜ携帯電話を使わなかったのか?
http://www.afpbb.com/articles/-/3010646?ctm_campaign=txt_topics
2014年03月20日 12:06 発信地:バンコク/タイ

【3月20日 AFP】消息を絶ったままのマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便をめぐり、1つの疑問が浮上している。スマートフォン(多機能携帯電話)とソーシャルメディアの時代にあって、乗客の誰一人として、2001年の米同時多発テロの犠牲者がしたように、親族に連絡を取ろうとしなかったのはなぜか。

 だが、乗客からの電話も電子メールもなかったという事実は、現代航空史で最大の謎の一つとなったこの事件の解決に尽力している捜査官らに、手掛かりを与えるかもしれない。

 飛行高度が高すぎたのか。それとも、海上を飛行していたのか。あるいは、機内の気圧の変化により乗客が意識を失っていた可能性もある。

 専門家らは、同機の239人の乗客乗員が携帯機器を使用できた可能性は、地上の携帯ネットワークに近ければ近いほど高まっただろうとしている。ただ、MH370便の乗客や乗員が、高速で飛行する機内で携帯電話による通話を維持することができたとの見方には、懐疑的な専門家が多い。巡航高度を飛行していたとなれば、なおさら難しいとされる。

 携帯電話での通話は、端末とネットワークとの「ハンドシェイク(握手)」と呼ばれる交信がなければ成立しない。そのためには、電波塔と端末の両方から十分な強さの信号が発信されていることが必要だ。

 シンガポールに拠点を置く通信コンサルタントの許志勤(Koh Chee Koon)氏は、同機がレーダーから消えた後に飛行高度を変えていたとする未確認情報が報道されていることに言及し、「理論上は、飛行高度が2万3000〜4万5000フィート(約7000〜1万3700メートル)であれば、地上の携帯ネットワークが使える通信範囲だ」としている。

 とはいえ、市販の携帯電話の送信出力は限られているのに加え、機体が通信障壁となるため、「携帯電話が携帯ネットワークに十分な強さと質で接続するには、ある程度運頼みになるだろう」と許氏はみている。

■9・11との違い

 2001年9月11日の米同時多発テロでハイジャックされた飛行機は、携帯電話の通信圏内にある地域の上空を比較的低い高度で飛行していたと、専門家らは指摘している。ただ、機内からの通話の大半は、携帯端末ではなく座席に備え付けの電話機からかけられていたとみられている。

 最近では、一部の航空会社が、機内に小型の携帯基地局を設置することで、飛行中に乗客が自分の電話を使えるようにする技術を導入しているが、マレーシア航空は、MH370便ではこのサービスは利用できなかったとしている。

 民間航空機の場合、これなしでは、およそ500メートル以上の高度で携帯電話を使用することはできず、携帯基地局から離れすぎていてもだめだと、カナダ・ウェスタンオンタリオ大学(University of Western Ontario)のA・K・ドゥードニー(A.K. Dewdney)名誉教授(コンピューター科学)は指摘する。

「たとえ低空飛行していたとしても、海上を飛ぶ航空機からは携帯電話は使用できない」。同時多発テロ後に、空中での携帯電話機能についての実験を行ったドゥードニー氏は語った。「通常の巡航高度では、完全に電波塔の通信圏外にいるため、携帯電話を使って地上と連絡を取ることはとうてい不可能だ」

■電話の記録も捜査対象

 マレーシア航空のアフマド・ジャウハリ・ヤヒヤ(Ahmad Jauhari Yahya)最高経営責任者(CEO)は17日、乗員乗客が電話をかけようとした証拠はないと発表しつつも、「数百万件に上る記録」を確認していく必要があることを認めた。「捜査の一環で実施している」としたが、どういった種類の記録を確認しているのかという詳細については触れなかった。

 さらにこの謎を深めたのは、親族らが乗員乗客の携帯電話に電話をかけたところ、呼び出し音が鳴ったとの中国での報道だ。しかし専門家らは、呼び出し音が聞こえたからといって電話が機能していたとは限らないという見方を示している。(c)AFP/Daniel ROOK

4740チバQ:2014/03/23(日) 19:39:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140323/asi14032316450001-n1.htm
操縦士の関与めぐり論争 犯人扱いに反発も
2014.3.23 16:43 [航空事故・トラブル]

消息を絶ったマレーシア航空機に搭乗していたザハリエ・シャー機長(右)と友人のピーター・チョンさん=2013年5月(共同)
 マレーシア航空機の消息不明に操縦士2人が関与したか論争が続いている。マレーシアのナジブ首相は15日、2種類の通信装置が意図的に切られ、針路が変更されたと発表。当局は機長らの自宅を捜索したが、友人や元同僚は「犯人扱いだ」と反発している。

 通信装置の遮断や飛行ルートの変更は操縦室にいなければ不可能とされる。当局は乗客乗員の周辺を洗い直しており、ザハリエ・シャー機長(53)の自宅から個人所有のフライトシミュレーター(模擬飛行装置)を持ち帰って調べている。

 米CNNテレビの記者は「1万8千時間ものフライト経験のある機長がなぜ、自宅のパソコンで練習する必要があったのか」と疑問を投げ掛けた。同期パイロットだったフズラン・フサインさん(55)は「どうして操縦士が休日にフライトシミュレーターをやってはいけないのか」と憤慨。ザハリエ氏の操縦の腕は確かだと強調した。(共同)

4741チバQ:2014/03/23(日) 19:47:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3010761
マレーシア機失踪、捜索海域は地球で最も過酷な場所
2014年03月21日 21:30 発信地:シドニー/オーストラリア
【3月21日 AFP】乗客乗員239人を乗せて8日未明に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の捜索は現在、インド洋(Indian Ocean)南部まで拡大して行われている。だが、この海域は地球上で最も過酷な環境下にあり最も隔絶した場所だという。

 オーストラリア主導によるマレーシア航空ボーイング(Boeing)777型機の捜索は現在、豪南西パース(Perth)から2500キロ沖を中心に行われているが、この海域を航行する船舶はほとんどない。衛星画像が不明機と関連のある可能性がある2つの物体を捉えたとの情報が入った際も、最も近くにいた商業船でさえ現場到着に2日間を要した。

 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の海洋学者エリック・バン・セビル(Erik van Sebille)氏によると、現場海域は数か月前ならば幾分穏やかだったものの、現在は時期的にも状況は最悪だという。

 豪タスマニア大学(University of Tasmania)海洋物理学教授のネイサン・ビンドフ(Nathan Bindoff)氏も、インド洋は波風が強く、南洋の中でも最も荒れた海域だと語った。

 さらにバン・セビル氏らによると、同海域の海流は地球上で最も強い海流の一つとされ、それが機体の残骸などの捜索の妨げになることが予想されるという。仮に不明機が海上に墜落したとして、その残骸は既に1000キロ近くも押し流された可能性があり、残骸から墜落現場をたどるのはさらに困難だという。(c)AFP/Madeleine COOREY

4742チバQ:2014/03/24(月) 23:38:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3010671
台湾の中華航空、日本へのフライトを大幅増便
2014年03月20日 15:46 発信地:その他
【3月20日 Relaxnews】台湾の中華航空(China Airlines)はこのほど、台湾と日本を結ぶ路線を6月末までに、昨年の週130便から週172便に増便すると発表した。円安により、台湾からの観光客が増加しているためだ。

 台湾観光局によると、2013年、台湾から日本を訪れた観光客の数は前年比50.6%増の235万人に達したという。

 一方、日本から台湾への観光客数は前年よりやや減少して142万人にとどまった。

 中華航空の孫洪祥(Sun Huang-hsiang)取締役会長は、円安を日台間増便の理由として挙げた。

 中華航空は静岡や鹿児島、富山といった中規模都市にも路線を設けている。(c)Relaxnews/AFPBB News

4743チバQ:2014/03/24(月) 23:46:02
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140324/frn1403241533007-n1.htm
マレーシア機不明、機長犯人説に国内真っ二つ 政府の情報操作との声も… (1/2ページ)2014.03.24


 北京に向かう途中、忽然と姿を消したマレーシア航空機をめぐり、国が“真っ二つ”の様相だ。同機を操縦したザハリエ機長(53)の犯人説が取り沙汰される一方で、機長の名誉回復を訴える運動がわき起こっている。消息不明から2週間以上が過ぎ、不正確な情報が多いマレーシア政府に「情報操作をしているのではないか」との疑いも消えず、混とんとした状況が続いている。

 一体、何があり、どこに消えたのか。英メディアは23日、マレーシア機が離陸する直前、偽造した身分証明書を利用して購入した携帯電話で、「謎の女」がザハリエ機長に電話を掛けていたと伝えた。同国の捜査当局は事件にテロ組織が関与している疑いが強くなったとみており、機長の行動を把握するため、機長の妻からの事情聴取を本格化させるという。

 これまでも疑惑の目を向けられてきたザハリエ機長。自宅に特殊な運転訓練が可能なフライトシミュレーターを持ち込んだり、フライト直前に家族を引っ越しさせたり。反政府集会を呼びかけ、政権に批判的なアンワル元副首相の熱烈な支持者だったともいわれる。そのアンワル氏はマレーシア機が消えた前日の7日に、同性愛の罪で控訴審で有罪判決を受けており、「機長は政府への抗議のため、航空機を乗っ取って自殺を図ったのではないか」(消息筋)ともささやかれた。

 だが、元同僚は「犯人扱いだ」と猛烈に反発する。同期のパイロットだったフズラン・フサイン氏(55)は「どうして操縦士が休日にフライトシミュレーターをやってはいけないのか」と憤慨。機長の操縦の腕は確かだと強調し、「30年以上知っているが、金銭や飲酒の問題もない。多趣味で楽しい男だ」と説明する。ネットでも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「フェイスブック」上に、「Justice For Captain Zaharie−(ザハリエ機長に正義を)」と題された機長の名誉回復を呼びかけるアカウントが出現し、擁護論が広がる。

 今回の消息不明について、政府の対応に疑問を持つ関係者は少なくない。「マレーシアは1957年の独立から、統一マレー国民組織を中心とする与党連合が事実上の独裁体制を築いてきた。厳しい情報統制を敷く政府への不信感は強く、消息を絶ったマレーシア機について『何か隠していることがあるんじゃないか』と疑いを向ける国民は多い」(外交関係者)

 アジア情勢に詳しい軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「機長が事実上の独裁体制を敷くマレーシア政府に抗議するために航空機をハイジャックした可能性はあるが、政府が野党勢力への攻撃材料にしようと情報操作をしていることも考えられる。機長宅から押収したフライトシミュレーターの解析の結果次第で失踪に関与しているかどうか、ある程度明らかになるはずだ」。日本を含めた各国でオーストラリア沖インド洋での捜索が続く。果たして機体は見つかるか。

4744チバQ:2014/03/24(月) 23:54:14
http://mainichi.jp/select/news/20140325k0000m030139000c.html
マレーシア機:ナジブ首相「インド洋に墜落」
毎日新聞 2014年03月24日 23時45分(最終更新 03月24日 23時51分)


消息を絶ったマレーシア航空機について記者会見するマレーシアのナジブ首相(左)=AP ◇衛星データなどの解析を根拠に
 【バンコク岩佐淳士】クアラルンプールから北京に行く途中で消息を絶ったマレーシア航空機について、マレーシア当局は24日、衛星データなどの解析により、同機がインド洋南部で墜落したとほぼ断定した。同国のナジブ首相が記者会見で明らかにした。乗員乗客239人の生存は絶望的になった。インド洋ではオーストラリア政府などの捜索活動が続けられており、各国の哨戒機が残骸の発見を急いでいる。

 豪州政府は20日、衛星画像の解析により、同国西部パースの南西約2300キロの海上で不明機の残骸の可能性がある二つの物体を発見したと発表。オーストラリアと中国の捜索機は24日、それぞれ海上で大型の漂流物を発見し、機体の残骸かどうか回収・確認作業を急いでいる。

 同機は8日午前1時半(日本時間午前2時)ごろ、マレー半島東沖で民間レーダーから消えた。その後、軍レーダーや衛星情報で、同機が西に大きく航路を外れ、6時間以上飛行を続けていた可能性のあることが判明。飛行ルートとして想定される中央アジア、インド洋の2方面で各国合同チームによる捜索が行われてきた。

4745チバQ:2014/03/25(火) 23:38:43
http://www.asahi.com/articles/ASG3L457RG3LULFA00K.html
政府専用機の後継は… 夏にも選定、2社がしのぎ
安倍龍太郎
2014年3月24日15時33分
上昇する政府専用機。奥は東京スカイツリー=23日、羽田空港、安倍龍太郎撮影
 羽田空港で発着し、天皇陛下や首相が外国訪問の際に使う政府専用機。全日空のジャンボ機(米ボーイング747―400)が今月末で退役すると、旅客用としては日本に残る最後の機体となる。その専用機も燃料効率がよくないといった理由で、政府は今夏にも後継機を選ぶ。世界の航空機メーカーの両雄であるボーイングと欧州のエアバスが受注に向け、しのぎを削っている。

 23日の羽田空港。第2旅客ターミナルの展望デッキは、普段の休日以上に一眼レフカメラを持った航空ファンであふれた。お目当てはオランダに向けて出発する安倍晋三首相が乗る政府専用機。そして月末には国内の旅客機としては姿を消す全日空のジャンボ機だ。

 横浜市の公務員、山口宏さん(55)は高校生の次男雄也さん(16)とともにジャンボ機の大ファン。航空無線を聞きながら、各地の空港で最後の姿をカメラにおさめる。「とうとうジャンボ機は専用機だけになるんですね」。厳重な警備の中、高速道路を通行止めにして、安倍首相が羽田空港に車で到着すると、報道陣に手を振って飛行機に乗り込んだ。空港職員らが離陸まで手を振って見送った。

■パイロット・乗務員は自衛官

 専用機は首相らの外国訪問だけでなく、2004年には北朝鮮による拉致被害者の家族が帰国した際にも使われた。防衛省が運航し、パイロットと客室乗務員は航空自衛官。花形業務として人気が高いという。

 政府が更新を決めたのは、1991年に導入された現行の機体は4発エンジンのため燃料効率が良くないうえ、整備を担う日本航空との契約期間が18年度に迫るためだ。夏にも機体の選定を終え、数年間かけて専用機向けに仕様を変えた後、19年度に導入する。予備機を含め、2機分の購入費用として5年間で1355億円の予算を計上した。

4747とはずがたり:2014/03/26(水) 22:08:17

地図見ると改めてとんでもないところだと思う。。

2014年 3月 25日 19:47 JST
マレーシア機のブラックボックス、回収作業は極めて困難
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579460903062235162.html?mod=trending_now_4
By JAMES GLYNN AND DAVID WINNING

最大水深2万フィートに沈んだブラックボックスの音響信号を捉え位置を特定するために使用される米海軍のTPL-25曳航式信号探知システム
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/BN-CB636_malbox_G_20140325035624.jpg

 【シドニー】インド洋に墜落したとされるマレーシア航空370便ボーイング777-200型機の残骸の一部が見つかったとしても、近代航空史上で最大のミステリーの1つとなった今回の事件の解決には大した手掛かりとはならない見通しだ。

 フライトレコーダー「ブラックボックス」をはじめ、同機の残骸の多くについては、見つけるのが至難の業となりそうだ。

 現場の海域は世界で最も荒々しい海だ。強風と4メートルを超える高波のため捜索に当たる船舶や航空機にとって危険が高まっているとして、25日の捜索活動は中断された。

 捜索を主導しているオーストラリアのジョンソン国防相は、「西オーストラリアの歴史を振り返ると、この辺りで非常に多くの船舶が遭難している」とし、「波は20〜30メートルに達している。非常に危険だ」と述べた。

 残骸の場所を特定するため、捜索隊員らは時間との戦いを強いられている。というのも、数千ヤード離れたところから位置を示す信号を発するブラックボックスの電池寿命は30日しかないためだ。捜索は既に3週目に入っており、同機の残骸と確信できるものさえまだ見つかっていない。衛星画像で航空機の一部と見られる物体が複数示された地域から離れた場所で、航空捜査隊員たちによって一部が目視されているだけだ。

 西オーストラリア大学海洋研究所のチャリサ・パティアラッチ教授は、「墜落するにはこれ以上最悪の場所はないだろう」と述べた。

 2009年に大西洋に墜落したエールフランス機の捜索では、ブラックボックス回収に約2年かかった。このエールフランス機の墜落現場の特定に3度失敗した後、仏当局は11年3月に4度目となる海中の捜索を開始した。

 しかし、マレーシア機のフライトレコーダー回収作業を主導するサルベージ船には、07年にフィジー沖の深海に墜落したブラックホーク・ヘリコプターから遺体を引き上げるなど、深海での回収実績がある。

 米海軍は25日、残骸の場所が見つかれば、ブラックボックス探知機をけん引するためにオーストラリア海軍がチャーターした商船、シーホース・スタンダードが使用される可能性が高いと明らかにした。長さ72メートルのこの大型船舶は超音波探知機と遠隔操作できる水中機をはじめとする海難救助装置を搭載しており、残骸を港まで運ぶこともできる見通しだ。この船舶は現在、オーストラリアの西海岸パースに停泊しており、そこからは捜索地域までは少なくとも数日間かかる。同船舶は最大60人の乗組員を運ぶことができ、一度に100日間の航行が可能だ。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/OG-AB035_MALSEA_NS_20140325134859.jpg

4749チバQ:2014/03/27(木) 21:50:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3010948
広域、深海…前途多難なブラックボックス回収 マレーシア不明機
2014年03月25日 19:19 発信地:パリ/フランス
【3月25日 AFP】失踪後、インド洋に墜落したとされるマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便のブラックボックスの回収は、最先端の装備をふんだんに動員したとしても、非常に困難な作業になりそうだ。

 MH370便が消息を絶ってから17日が経過した24日、マレーシアのナジブ・ラザク(Najib Razak)首相は、同機の飛行経路に関する衛星情報の解析に基づき、MH370便はインド洋に墜落したと発表し、乗客乗員の生存を祈ってきた親族らの望みは断たれた。

 同機がなぜ規定の針路から大きく外れたのか、またどのように最期を迎えたのかといった謎を解く鍵は、2つのブラックボックスにある。

 民間航空機は2つのブラックボックスを搭載することを義務付けられている。一つは速度や高度、方向を記録するフライトデータレコーダー(FDR)、もう一つは操縦室内の会話や音声、管制塔との交信などを記録するコックピットボイスレコーダー(CVR)だ。

 理論上、二つのブラックボックスはさらに約2週間、追跡信号を発信している。可聴範囲は2〜3キロだ。しかし、遠洋の捜索地域で同機のものと確認された残骸がない現状で、発見するのは至難の業だ。

 MH370便墜落の公式発表がある前から、米海軍は豪パース(Perth)にブラックボックス探知器を搬送していると発表していた。「ピンガー・ロケーター(Pinger Locator)」と呼ばれる重さ35キロのこの探知器は、ケーブルで船体に繋いでけん引させる。音声収集装置を搭載しており、最大で水深6000メートルにあるブラックボックスの信号を探知できる。信号が検知されなかった場合、次の段階は海底面の性状を調査する走査型超音波探知器(サイドスキャンソナー)の出番となる。

■ボイスレコーダーに記録ない可能性さえも

 AFPの取材に応じた専門家らは口を揃えて、捜索活動は数か月かそれ以上のかなり長期に及ぶ可能性があると語っている。

 2009年に大西洋で墜落したエールフランス(Air France)AF447便の場合、主な残骸の位置を突き止め、水深3900メートルにあったブラックボックスを回収するまでに23か月かかった。

 今回のMH370便の場合、現在行われている活動で捜索範囲がもっと狭められてからでないと、海中で残骸の位置を突き止める段階に入れないと、仏航空事故調査局(BEA)は24日指摘している。

 そうして範囲が限定された後、海底の堆積が平坦だった場合には「牽引式の探知機を使い、調査できる」という。しかし、海底に亀裂があったり起伏が激しかった場合には、エールフランス機の捜索に使われた無人の遠隔操作探査機(ROV)の潜水機レムス(Remus)が動員される可能性がある。

 BEAとの活動経験がある捜索隊員によれば、ROVは非常にゆっくり進むため、信頼性の高い調査が可能だが、それにしても深海で使用するためには、非常に正確な位置の特定が必要だという。

 さらに、たとえブラックボックスが発見されたとしても、データを取り出せる状態である保証はない。

 マレーシア当局は、MH370便は意図的な操作によって管制塔のレーダーから消えたとしているが、CVRも停止されていなかったかどうかは大きな問題だ。ある航空専門家は「操縦席の脇にあるブレーカーを引くだけで(CVRは)電気的に作動しなくなる」と指摘する。

 MH370便の失踪は、ブラックボックスのデータのライブ送信も含めた飛行中の通信について、大きな議論を呼び起こしている。(c)AFP/Delphine TOUITOU

4750チバQ:2014/03/27(木) 21:52:18
http://www.asahi.com/articles/ASG2W03ZRG2VUTIL05Q.html
東京)伊豆諸島への足、代替わり ANAプロペラ機引退
2014年3月27日03時00分
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 今年、三宅島など伊豆諸島への足が続々と代替わりする。全日空のプロペラ機が、3月末で引退。6月末には、東海汽船が往年の船名を引き継いだ新たな大型客船を導入。1970年代前半の離島ブーム再来を狙う。

 空の便では、羽田から三宅島や伊豆大島へ飛んでいるANAのプロペラ機・ボンバルディアDHC8―Q300型(56席)が、3月31日までに引退する。大島便は29日、三宅島便は31日が最後だ。羽田発着のプロペラ旅客機は当面なくなる。

 滑走路が1800メートルの大島は、ANA便のままジェット機のボーイング737―700(120席)に代わる。三宅島は滑走路が1200メートルのためANAのジェット機が使えないため、調布飛行場と伊豆諸島を結ぶ新中央航空が新たに就航。機材は他の島と同じ19席のドルニエ機で小さくなるが、今までの1日1往復から3往復に増やして補う。

4752チバQ:2014/03/29(土) 00:30:13
http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/186139
国際旅客便は週16回減 国内線発着過去最多に 成田夏ダイヤ、羽田増枠の影響受け












2014年03月28日 15:18




 成田国際空港会社(NAA)は27日、成田空港の夏ダイヤ(今月30日〜10月25日)の定期便発着概要を発表した。当初段階(4月時点)の週間発着回数は、羽田空港の国際線2次増枠の影響を受ける国際線旅客便が直前の冬ダイヤ当初と比べて16回の減少。ただ、LCC(格安航空会社)国内線や貨物便の増加で、全体の週間発着は78回増の4218回と過去最多になる。

 NAAによると、30日からの国際線増枠で昼間便も増える羽田に、日本航空や全日空、欧州各社が路線の一部を移すことに伴う成田での減便は、事前見込みと同じ週126回(63便)。

 一方で、フィリピンのLCC「セブパシフィック航空」が30日からマニラ線で新規就航し、航空自由化を受けてフィリピン航空が増便するなど週166回分のプラス要素も生まれるが、羽田の直接影響とは別に米デルタ航空の減便などもあり、国際線旅客便69社の合計では結局マイナスとなる。

 貨物便を加えた国際線全体では、週2回の微増。

 これに対し、国内線の週間発着はジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、ピーチのLCC3社の運航が増え、76回増の898回で過去最多を更新する。半面、スカイマークが旭川線と石垣線を運休、日航と全日空も減便するため、国内線旅客便に占めるLCCは冬ダイヤ当初の39・6%から55・5%に上昇。6月27日には中国系のLCC「春秋航空日本」も成田を拠点に佐賀など3路線で運航開始予定で、LCCの発着はさらに増える見込み。

 この結果、国際線も含む旅客便全体に占めるLCCの比率は夏ダイヤ中に約20%にまで拡大する見通し。

 夏ダイヤ当初の就航都市数は海外100、国内15の計115で、冬ダイヤ当初比1減。独のミュンヘン線が運休の一方、デュッセルドルフ線が開設される。

 NAAの夏目誠社長は27日の定例記者会見で、羽田増枠の影響は小さくないが織り込み済みと、あらためて強調。「LCCの誘致やバランスよく豊富な国際線網といった成田の強みを磨き上げていく」と述べた。

4753チバQ:2014/03/29(土) 00:45:42
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140328-00000057-jnn-soci
羽田の国際線枠拡大へ、ライバルは“世界”

TBS系(JNN) 3月28日(金)20時24分配信
 30日、羽田空港の国際線枠が拡張されます。昼間のヨーロッパ路線も拡大、地方からのアクセスも格段に良くなります。世界の「ハブ空港」に肩を並べるのでしょうか?

 拡張工事がほぼ終わった羽田空港の国際線ターミナル。今月30日から昼間の国際線枠が1日40便から80便に増え、ヨーロッパや北米へ昼間に出発できるうえ、行き先の都市数も17から23に増えます。地方からの乗り継ぎも良くなり、「ハブ空港」としての機能が高まります。目前に迫ったビジネスチャンス。航空各社は最後の準備に追われています。

 今月、羽田空港のすぐそばに機内食工場を新設したのは日本航空です。狙いは作りたての機内食の提供です。羽田発着の国際線が今後、さらに増えると見て、1日最大1万食を生産できる体制を整えました。

 「外部の監修レストランの皆さんにいろいろ助けていただいて、いろんなお客様に喜んでいただけるメニューを3か月ごとに変えて作る」(ジャルロイヤルケータリング 石川英正取締役)

 ファーストクラスやビジネスクラスの機内食がさらに豪華になる一方、エコノミークラスも有名ハンバーガー店と協力するなど、日本航空は手厚い機内サービスを強調します。

 一方の全日空。国際線を担当する地上職員をこれまでの1.5倍に増やすことにしています。去年まで国内線を担当していた若手社員に、国際線カウンターでの対応訓練を実施。乗り継ぎトラブルなど実践さながらの訓練を繰り返しました。英語での対応も訓練に加えるなど、国際線対応を強化します。

 「これまで羽田に就航していなかった便やANAで初めて就航する行き先も増えるので、そういったお客様が安心して出発いただけるように皆で協力したい」(地上職訓練生)

 ビジネスチャンスなのは航空会社だけではありません。

 「物理的に路線の敷設が可能か今、調査しています」(JR東日本 冨田哲郎社長)

 JR東日本は、使用していない貨物線を復活させ、東京駅から羽田空港を直結する新路線を検討しています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックには間に合わないと見られますが、羽田をめぐる動きは今後もさらに加速しそうです。(28日14:05).

4754チバQ:2014/03/30(日) 13:21:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140328/asi14032810200001-n1.htm
不明マレーシア機 飛び交う憶測 「テロ説」から「事故説」まで 機長は本当は英雄?

2014.3.29 12:00 (1/4ページ)[海外事件簿]

消息を絶ったマレーシア航空の旅客機と同型のボーイング777
消息を絶ったマレーシア航空の旅客機と同型のボーイング777


 3月8日に南シナ海上空で消息を絶ったクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空ボーイング777型機(MH370便。乗客乗員239人)は、マレーシア政府が24日、インド洋南部に墜落したとの見解を示した。MH370機にいったい何が起きたのか。「テロ」や「ハイジャック」の可能性が取り沙汰される中、最近メディアや航空専門家の間で盛んに語られ始めているのが、機がパイロットらの手を離れて自動操縦で飛び続けた末、燃料切れで墜落したとする「事故説」だ。

 MH370機がテロやハイジャックに巻き込まれたのではないかとの見方が急速に強まったのは、マレーシア政府幹部が3月15日の記者会見で、同機の位置や機体情報を発信するトランスポンダやエーカース(ACARS)が何者かによって「意図的に切断された」と明らかにしたためだ。

 こうした発信器を遮断するには高い専門知識が必要とされる。また、マレーシア政府は、同機が機長または副操縦士の手で飛行コースを大きく西に変更させた可能性が高いと指摘した。

 民間の人工衛星が拾った、同機から自動発信された信号情報から、同機は南シナ海上空を絶ってから7時間近く飛び続けていたことが判明。同情報を元に、捜索範囲は「タイ北部からカザフスタン、トルクメニスタン国境地帯」の北方ルートと、「インドネシアからインド洋南部」の南方ルートの広大なエリアに拡大した。

 ここで、多くの「テロ問題専門家」が注目したのが、捜索範囲にパキスタンやアフガニスタンも含まれていたことだ。

 不明機が北方に進んだ場合に上空を通過した可能性がある中国やパキスタンなど8カ国は、レーダー情報などを解析した結果、不明機に該当する飛行物体の情報は確認されなかったとマレーシア政府に回答した。

 しかし、一部の欧米メディアは、不明機は機長の手で北西に向かい、現在はアフガニスタンまたはパキスタンに着陸しているとの説を積極的に紹介。機長がイスラム原理主義勢力タリバンなどの過激派と気脈を通じ、自ら機をハイジャックしたというわけだ。

 航空史をさかのぼると、1999年12月、カトマンズ発デリー行きのインディアン航空機がパキスタンに拠点を置く「ハルカトゥル・ムジャヒディン」とみられるイスラム武装勢力に乗っ取られ、アフガニスタン南部のカンダハルに強制着陸させられる事件が起きている。

 だが今回の場合、不明機がアフガン、パキスタン方面を飛んだ情報がないという事実はどうなるのか。

 ある航空専門家はネット上で、不明機がパキスタンに向かう別の旅客機のすぐ後方に機体をぴったりと寄せ、レーダーによる探知を免れたと主張するが、そもそも当該の旅客機どうやって空中で発見するのかなど、ネット上で賛否両論の議論がわき起こった。

4755チバQ:2014/03/30(日) 13:22:16
 「南アジア着陸説」は、マレーシア政府が推定墜落地点をインド洋南部と発表したことから沈静化した。もちろん、機長または他の誰かが機体を無理やりインド洋の真ん中に飛ばし、「自爆」した可能性もある。あるいはどこかの陸地に着陸しようとしたものの、燃料切れになったのかもしれない。

 だが、ここへきて「より合理的な説明」として急浮上しているのが、機体の火災や機内の急激な気圧低下などで乗員・乗客が意識不明となりながら、機体は勝手に飛行を続け、最終的に墜落するという「ゴースト・フライト」と呼ばれる現象が起きた可能性だ。

 元パイロットのクリス・グッドフェローと名乗る人物が3月20日頃、ソーシャル・メディア上で次のような説を発表した。

 「不明機は前輪のタイヤが離陸時にバーストしたせいで格納後に燃え始め、煙が操縦席に充満。機長はただちに機を最寄りの空港に緊急着陸させるため、機を大きく西方に変針させた。変針された航路の直線上には、大型旅客機が着陸できる長さの滑走路を備えた、マレー半島のプラウ・ランカウィ空港がある。しかし、機長らは煙に巻かれ、死亡したか意識を失った」

 この説でいけば、機長はハイジャック犯どころか、身をていして機を救おうとした英雄ということになる。

 マレーシア政府によると、機は変針後、実用制限高度を超えて急上昇した後、急降下したとされる。事実とすれば、操縦席の異変で機体は制御不能となり、急上昇で機内の気圧が低下し、乗客らも意識不明となった可能性が高い。

 過去の事例では2005年8月、キプロスのヘリオス航空のボーイング737型機が、与圧システムの異常で操縦士が酸素欠乏により意識不明となり、約2時間飛び続けた後に燃料切れでギリシャの山中に墜落。乗客乗員121人は全員死亡した。

 また、1999年には米プロゴルファーのペイン・スチュワート氏ら6人が乗った自家用ジェット機がフロリダ州オーランドからテキサス州ダラスに向かおうとしたところ、上空で機内の気圧が急激に低下。パイロットらは意識を失ったものの、機体は自動操縦で4時間以上も飛行し、本来の目的地から北に2000キロ以上も離れたサウスダコタ州に墜落した。

 MH370機も、もしかすると与圧システム異常を起こした可能性もある。二度とこのような惨劇を繰り返さないためにも、飛行データや操縦室の会話などが記録されているブラックボックスが一日も早く回収され、原因が特定されることを望みたい。(黒瀬悦成)

4756とはずがたり:2014/03/30(日) 18:59:53

2014年 3月 26日 13:09 JST
マレーシア機、最後の信号から8分後に「不完全な信号」
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579462360368042666.html

2014年 3月 13日 16:16 JST 更新
マレーシア機、消息絶ってから約4時間飛行した可能性
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304730304579436330502584174.html

4757とはずがたり:2014/03/30(日) 21:06:10

羽田国際線、5割増便=昼間発着枠が拡大
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140330X155.html
時事通信2014年3月30日(日)12:51

 羽田空港の国際線発着枠が30日、大幅に拡大され、航空各社が新設・増便路線の運航を始めた。枠の拡大により、中国や韓国などの近距離路線に加え、欧州や東南アジアに向かう路線も昼間に発着するようになり、羽田の国際線は5割増の1日当たり約80便となる。地方空港からの乗り継ぎ客や、都心のビジネスマンの利便性が高まる。

 発着枠が増えたのは、昼間時間帯(午前6時〜午後11時)。国土交通省は、11便を全日本空輸に割り当てる一方、公的支援を受け再生した日本航空には「競争環境のゆがみを防ぐため」として5便にとどめた。日航は昼間時間帯の不利を補うため、深夜早朝時間帯にホーチミン線を運航する。

4758チバQ:2014/03/30(日) 21:17:14
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=544956243
明日へつなぐ<石見活性化企画> : 第8部 萩・石見空港 (1)増便獲得


1月20日に開かれた萩・石見空港の利用拡大総決起大会。羽田便2往復の維持へ向け、山本浩章益田市長は積極的な活用を呼び掛けた
利用拡大へ最適ダイヤ

 第1便は羽田発が午前11時15分、萩・石見発が午後1時45分。第2便は羽田発が午後4時25分、萩・石見発は同6時25分−。

 全日本空輸(ANA)が1月に発表した2014年度上期(3月30日〜10月25日)の運航計画で、萩・石見空港(益田市内田町)と羽田空港を結ぶダイヤを確認した山本浩章益田市長(44)は「満額回答だ」と胸をなで下ろした。

 山口県内を含む周辺自治体などでつくり、山本市長が会長を務める萩・石見空港利用拡大促進協議会が悲願としていた羽田便2往復の復活。ANAなどとの共同提案で、昨年実施された国土交通省の「羽田発着枠政策コンテスト」をパスし、30日から2年間の2往復化を勝ち取った。

 次の焦点は、運航時間だった。

 苦い過去がある。萩・石見の羽田便が1往復だった期間のうち、06年4月〜10年10月は羽田発が午前6〜7時台の早朝便に。首都圏からの利用が減り、羽田便の搭乗率は51〜45%に低迷した。

 ANAへの要請が実り、今回は早朝便が回避された上、観光利用で好調を維持する午前11時台の羽田発と、首都圏に戻るツアーやビジネス利用での前泊に好都合な萩・石見発の夕方便を確保。「利用を最も促しやすい時間帯に収まった」。山本市長は手放しで喜ぶ。

   ◇     ◇

 1993年7月、羽田、大阪(伊丹)各1往復で産声を上げた萩・石見空港。97年7月に羽田便が2往復となり、大阪便を合わせた搭乗者は98年度に過去最多の約17万人に達したものの、その後は減少が続いた。2002年12月に羽田便が1往復に戻り、11年1月には大阪便が運休。11年度は搭乗者が過去最少の6万6272人に落ち込んだ。

 だが、逆風は12年12月に岩国錦帯橋空港(山口県岩国市)が開港して収まった。

 萩・石見と同じANAが運航することもあり、羽田から萩・石見に入り、周辺の津和野町や山口県萩市などを巡って岩国から帰る2泊3日のツアーが造成されて人気に。さらに平成の大遷宮に沸く出雲大社(出雲市)などを観光し、広島空港(広島県三原市)から羽田に戻るツアーもヒット。13年度の羽田便搭乗者は、1往復に減便されてから初めて7万人を突破した。

   ◇     ◇

 かつてない順風に乗り、4空港が応募した国交省の政策コンテストで萩・石見は、パスした3空港の中で最高得点を獲得。審議した委員からは「2往復にする効果は非常に大きい」との評価を得た。今後は、その「効果」が厳しく問われる。当面、望み通りとなったダイヤを最大限に生かせるのかも、関係機関の取り組み次第だ。

 その重みを十分に感じているだけに、山本市長は1月20日に益田市内であった利用拡大総決起大会で、会場を埋めた1200人にこう訴えた。「2年間で結果を残さなければ再び1往復となり、2往復を取り戻すのは極めて困難になる」

 …………………………

 約11年ぶりに羽田便が2往復となる萩・石見空港。「新明日へつなぐ」第8部は、利用拡大の絶好機を迎える同空港を取り上げる。

4759チバQ:2014/03/30(日) 21:17:43
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=544973243
第8部 萩・石見空港 (2)問われる戦略


津和野町の中心部を歩く観光客。羽田便2往復化で入り込み客の増加に期待が高まる
増便維持へ目標は必達

 「山陰の小京都」の冬は、いつになく厳しかった。

 昨夏の豪雨災害以降、観光客の入り込みが振るわない津和野町。主要観光エリアは全く被災しなかったものの、客数は前年比約2割減で推移している。

 そうした状況で、30日に始まる萩・石見空港(益田市内田町)の羽田便1日2往復化は、まさに春の便り。町の中心部で土産店などを構える総合観光業「沙羅(さら)の木」の岩本悦実副社長(64)は「マイナスをプラスに転換させるきっかけにしたい」と、首都圏からの観光客増に大きな期待を寄せる。

 ビジネス利用でも画期となる。「無駄だった1泊がなくなる」と歓迎するのは、和牛や乳牛約1万頭を育てる松永牧場(同市隅村町)の松永和平社長(59)。首都圏での営業活動などで社員が年間120回、萩・石見からの羽田便を使う同社だが、これまでは1日の用事のために2泊3日を費やさざるを得なかった。羽田で乗り継ぐ北海道での乳牛の買い付けにも好都合となり、松永社長は「ビジネスの状況が大きく変わる」と強調する。

  ◇      ◇

 萩・石見空港利用拡大促進協議会と県、全日本空輸(ANA)による応募で、羽田便の2往復化を勝ち取った国土交通省の「政策コンテスト」。提案内容によると、萩・石見の羽田便による経済波及効果は現状で年間12億円(2011年度)。2往復を維持すれば、18年度には21億円に増えるとしている。前提となる同年度の搭乗者数は14万人と設定。7万人だった13年度の2倍の数字だ。

 とはいえ、コンテストによる増便は2年間限定。実績の評価で国交省が16年度以降も増便枠を維持するか、ANAが独自判断で増便するには、15年度の搭乗者12万7千人との目標達成が必須条件となる。

 好材料はある。吉田松陰の妹、文(ふみ)を主人公とする15年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台は、益田市と隣接する山口県萩市。一帯が観光地として注目を集めるのは間違いない。

 加えて、同市を含む8県の施設で構成する「明治日本の産業革命遺産」が15年夏、世界遺産登録の審査を受ける。登録実現へ、利用拡大促進協議会の関係者は期待感を高めている。

  ◇      ◇

 ただ、当面の視界は良好とは言い難い。萩・石見発、羽田発とも夕方便の予約が思わしくなく、旅行代理店による新たなツアー企画の動きも鈍い。積極的な利用に努める地元の「サポーター企業」も、登録数が150社で伸び悩んでいる。

 利用拡大促進協議会事務局の潮信次・益田市空港対策室長(47)は「圏域住民や旅行会社に対し、2往復のメリットを具体的に示していく必要がある」と自らに言い聞かせる。

 観光動向は浮き沈みが激しい面があり、ビジネス需要の掘り起こしも、景気回復が遅れる県西部では容易ではない。目標の達成へ、広域連携を含む戦略の実効性が問われる。

('14/03/27 無断転載禁止)

4760チバQ:2014/03/30(日) 21:18:39
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=544992243
第8部 萩・石見空港 (3)リスク分担


羽田便2往復化をPRする懸垂幕が掲げられた萩・石見空港のロビー。ANAと地元がリスクを分担する
航空会社が求める覚悟

 全日本空輸(ANA)で路線決定を担うネットワーク部。国土交通省が「羽田発着枠政策コンテスト」を発表した昨年9月以降、同部には対象空港が立地する自治体関係者からの問い合わせが相次いだ。

 国交省がコンテストの対象としたのは、航空会社の自助努力だけでは維持・充実が難しい20路線。ANAでは13路線が該当し、萩・石見空港(益田市内田町)と鳥取空港(鳥取市)、結果的にパスしなかった佐賀空港(佐賀市)について地元自治体とともに応募した。

 3空港に共通したのは、搭乗者が想定より少ない場合の財政負担をANAと地元が共有する仕組み。ANAの冨田光欧(みつお)ネットワーク部長(51)は「リスク分担は応募の前提条件だった」と明言する。

  ◇      ◇

 萩・石見の羽田便の搭乗者数はダイヤ改正の効果もあり、2009年度の4万5836人を底に回復。7万人台に乗せた13年度は出だしから好調で、ANAが増便を検討する一定の素地は整っていた。

 さらにANAにとっては萩・石見のようなローカル路線の便を増やせば、羽田と都会地空港を結ぶ「ドル箱路線」の次期配分で有利に働く可能性もある。国交省の検討委員会が決める同配分で、評価項目に「全国規模での航空ネットワーク形成・充実への貢献」が挙げられているからだ。

 それでも燃料費高騰などで経営環境が厳しい中、搭乗者数が伸び悩んだ場合を考えるとリスクは大きい。そこで増便を求める地元の熱意を評価した上で、負担を分かち合う「覚悟」を求めた。ANAの冨田部長は「販売促進には地元以上に努力するが、航空会社だけがリスクを負わないようにと、地元側に伝えていた」と説明する。

 共同で応募した萩・石見空港利用拡大促進協議会、県との3者で構築したリスク分担策は、年間搭乗者が12万人を下回った場合、不足分収入の半額を地元2者が負担する仕組み。地元負担の上限は4億円で、国が返済時に7割を肩代わりする過疎債を大部分に活用するとはいえ、搭乗者が少ないほど負担額が膨らむ恐れが地元側につきまとう。

  ◇      ◇

 もちろん、ANAも地元側も「不足」を出さないことが目標だ。

 利用拡大促進協議会に入っている浜田市は2往復化を受け、これまで新幹線が基本だった職員の東京出張を、現地での「前泊」「後泊」も認めて「原則として萩・石見空港の利用」とする。各課に通達を出した近重哲夫副市長(62)は「同じ負担なら、2往復継続にもつながる利用促進の方がいい。リスク分担はあくまで『万が一』の備えで、実際には発生しないようにする」と強調する。

 萩・石見のリスク分担策は、政策コンテストでも評価ポイントの一つとなった。マイナスへの備えで共有した意識を、今後はプラスの結果につなげなければならない。

('14/03/28 無断転載禁止)

4761チバQ:2014/03/30(日) 21:19:21
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=545016243
第8部 萩・石見空港 (4)大阪便


JR益田駅前から夜行バスに乗り込む利用客。大阪に行く手段として支持を集めている
 定期便復活は見通せず

 週末を控えた3月14日午後10時半。益田市駅前町のJR益田駅前に、夜行バスの乗客が集まった。目的地の大阪に到着するのは翌日午前6時半すぎ。研修に向かう市内の教員女性(47)は「着いてすぐに予定をこなせる」と話し、キャリーバッグを手に乗り込んだ。

 萩・石見空港(益田市内田町)では1993年7月の開港から、伊丹空港(大阪)と結ぶ1日1往復の定期便が運航したが、利用減少で2011年1月に運休。搭乗者数は1994年度の約6万人から、2009年度には2万1千人に減っていた。

 大きな要因は他の公共交通との競合だ。東京に比べて近距離の大阪へは、バスや新幹線を使った移動も十分に可能。中でも運賃が安い夜行バスは、設備の充実に伴って人気が上昇している。この日のバスも、29席がほぼ埋まっていた。

  ◇      ◇

 大阪便の運休後、すぐに溝口善兵衛県知事が全日本空輸(ANA)を訪ねるなど、地元側は運航再開を強く要望。結果的に、今年を含む4年連続で夏季約1カ月半の季節便運航が実現した。

 ただ、萩・石見空港利用拡大促進協議会や県が求めるのは定期便の復活。同会幹事長を務める平谷伸吾・益田市副市長(53)は「ビジネス利用を中心に基礎需要はある」と強調する。

 ダイワボウレーヨン益田工場(益田市須子町)の有持正博取締役工場長(56)は、一貫して「早期復活」を求めてきた経済人の一人。同工場では大阪市にある本社への出張が毎月10回程度あるが、陸路は空路より片道約3時間多くかかるという。「飛行機で来られないことで、大阪方面の商談相手から工場視察を断られたこともある」と有持工場長は明かす。

 定期便復活の足掛かりとするため、利用拡大促進協議会は運賃助成などで季節便の搭乗者確保に努めてきた。その成果もあって11年(48日間)は4434人、12年(50日間)は4533人、13年(51日間)は5039人と右肩上がりで推移しているが、目標の5200人には届いていない。

 さらに、夏休みを利用した観光や帰省などで底堅い利用が見込める夏季に対し、冬季は羽田便でさえ厳しい。通年化を見越して冬の需要をどう喚起するか、同協議会の悩みの種だ。

  ◇      ◇

 こうした状況を踏まえ、ANAの冨田光欧(みつお)ネットワーク部長(51)は「定期便復活は厳しい」と断言。可能性があるとすれば「季節便の期間拡大」という。

 利用拡大促進協議会などは「季節便の期間拡大の先に定期便復活がある」と位置付け、定期便を求める旗は降ろしていない。しかし、ANAから条件提示さえなく、他の公共交通が隙間を埋めていく中では、住民の機運を盛り上げることさえ容易ではない。

 地方の「翼」は、一度失えば復元が極めて難しくなる。国土交通省の「政策コンテスト」で得た羽田便の価値を示す教訓でもある。

('14/03/29 無断転載禁止)

4762チバQ:2014/03/30(日) 21:20:53
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=545037243
第8部 萩・石見空港 (5)存在意義


30日から羽田便が2往復に増える萩・石見空港。地域振興への明確な位置付けが求められる
 振興策への位置づけを

 「4万円を切るツアーは安い。自宅を朝7時半に出発すればよく、楽だった」。3月11日、羽田便で午後1時すぎに萩・石見空港(益田市内田町)へ降り立った埼玉県伊奈町の無職男性(70)は笑顔で話し、津和野町や山口県萩市などを巡る2泊3日のツアー行程に思いをはせた。

 同空港の搭乗者が2013年度、7万人台に乗った原動力は団体観光ツアーの人気。同空港利用拡大促進協議会の団体ツアー助成金が半年で底をついた後も勢いは衰えず、ツアー客は当初見込みの約2倍に当たる2万1千人に達した。

 昨夏の豪雨災害の影響もあり、出雲大社(出雲市)の遷宮効果に沸く県東部に対し、観光集客に苦戦する県西部。それでも首都と1時間半でつながる空路が、底支えに大きな役割を果たしているのは確かだ。

  ◇      ◇

 高速道路が継ぎはぎな上、高速鉄道もない県西部で、空港が存在感を発揮するのは観光やビジネスの分野にとどまらない。

 「非常勤でいいので益田で働いてほしい」。益田市の田中直美・地域医療対策室長(53)は、首都圏で働く知人の医師への呼び掛けを続けている。地域医療を支える医師の確保が全国共通の課題となっている中、東京と結ぶ空港の存在は大きな武器。田中室長は「路線が充実すれば、アピールの点でさらなるメリットになる」と、30日からの羽田便2往復化に期待する。

 増便を競った国土交通省の「羽田発着枠政策コンテスト」でも、県などは提案書で「地域で唯一の高速交通網」と強調。増便効果などを盛り込んだ内容は、応募した4空港でトップの評価を得た。

 県交通対策課の田中浩史調整監(52)は「この地域にとって空港が重要で、路線充実が必要だと認められた。1便が2便になる効果は、3便が4便になるようなケースよりはるかに大きい」と話す。

  ◇      ◇

 一方で、足元の県西部では人口減少と高齢化が加速。ただでさえ経済基盤が弱い中、外からの入り込みと地元利用が「両翼」となって路線を支え続ける道のりは、決して視界良好ではない。

 地方空港に詳しい島根県立大総合政策学部(浜田市野原町)の西藤さいとう真一講師(37)は「まずは県西部の地域振興のロードマップ(行程表)を県が示すことが必要。そこに空港をどう位置付け、活用していくかを県民とともに考えないといけない」と指摘する。

 国内を見渡しても、限られた市場の奪い合いは新規参入の格安航空会社(LCC)も交えて激化していく。1993年の開港以来、萩・石見で単独運航する全日本空輸(ANA)とのパートナーシップを強化しながら、空路という「手段」を「目的」である地域活性化につなげる戦略を実践できるか。地元官民の取り組みの巧拙は、地域間競争の結果として表れる。

=第8部おわり=

('14/03/30 無断転載禁止)

4763チバQ:2014/03/30(日) 22:09:08
>>4755
>過去の事例では2005年8月、キプロスのヘリオス航空のボーイング737型機が、与圧システムの異常で操縦士が酸素欠乏により意識不明となり、約2時間飛び続けた後に燃料切れでギリシャの山中に墜落。乗客乗員121人は全員死亡した。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%B9%E8%88%AA%E7%A9%BA522%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85
ヘリオス航空522便墜落事故
ヘリオス航空522便墜落事故 (Helios Airways Flight 522) とは、2005年8月14日にギリシアで発生した航空事故である。キプロスの新興航空会社のヘリオス航空522便の乗客と乗員あわせて121名が全員死亡した、ギリシャ航空史上最悪の事故であった。操縦士が与圧システムの異常により酸素欠乏で意識不明となり、着陸できないまま燃料切れとなり山間部の森林に激突した。事故の翌日に政府高官が、事故機があと5分飛行してアテネの市街地上空に到達したならば、市街地への墜落を避けるために戦闘機に撃墜させるつもりであったと発言した。

4764チバQ:2014/03/31(月) 22:59:20
http://news.livedoor.com/article/detail/8686385/

朝鮮日報
2014年03月31日11時35分 日本の地方空港、反韓感情で韓日路線に大打撃

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 北九州空港(福岡県北九州市)の国際線出発・到着を知らせる案内板には今、何も表示されない。この空港で唯一の国際線・釜山路線の運航が30日から休止されているからだ。


 政府・自治体が1000億円を投じて2006年に開港した北九州空港は、「国内線用」という汚名をそそぐため国際線誘致に総力を挙げた。同空港は北九州市の積極的な支援を受けて2012年7月、日本の格安航空会社「スターフライヤー」を誘致し、釜山路線を1日2便、週14便運航開始した。韓流ブームのおかげで釜山路線は一時満席になるほど人気があった。しかし、12年末から韓日の外交問題に加えて日本国内で反韓感情が広まり利用者が激減、とうとう路線休止に至った。


 韓国の旅行業界関係者は「毎年韓国に修学旅行に行っていた日本の高校なども、昨年は極右団体の抗議で計画を取り消した。反韓感情の高まりで韓国に向かう観光客が減少し、韓国路線を運営する日本の地方空港も国際線に大打撃を受けている」と語った。


 成田空港・羽田空港をはじめ、規模が大きな主要空港の状況はそうでもないが、韓国・中国路線を中心とした国際線を運営している小規模地方空港は、韓日・中日の外交悪化の直撃を受けている。北九州空港は国際線維持のため韓国の航空会社に就航を要請したが、航空会社は両国関係の悪化で日本人利用客が伸び悩んでいるとして難色を示した。韓国人観光客の誘致が難しくなった北九州の観光業界も悲壮感が漂う。


 日本には合計100カ所近くの地方空港が乱立しているが、このうち80%以上は赤字だといわれている。


 大韓航空は昨年、仁川?長崎路線の運航を休止したのに続き、来月には静岡?仁川路線の定期便の運航も休止する。1900億円を投じて09年にオープンした静岡空港も、韓日路線は一時、韓流ブームのおかげで毎日混雑する「ドル箱路線」だった。しかし、搭乗者が激減して週3日運航に減便し、ついに今回、運航自体を休止することになった。


 アシアナ航空は先月、関西?釜山路線の運航を休止した。静岡路線は現在、週5回運航しているが、やはり乗客減少で路線維持が厳しくなっている。アシアナ関係者は「円安が原因で日本に行く韓国人は一時的に増加傾向となっているが、韓国に行く日本人の減少幅があまりにも大きすぎて採算を取るのが困難」と話した。


 事実、日本を訪れる韓国人の伸びよりも、韓国を訪れる日本人の減少幅の方がはるかに大きい。韓国を訪れる日本人は12年の351万人から昨年は274万人へと77万人(21.9%)減った。今年も減少傾向が続いており、先月韓国を訪れた日本人(18万9722人)は昨年2月に比べ12.6%減少している。これに反し、日本を訪れる韓国人観光客は昨年、円安の影響で12年の204万人に比べ約40万人増えている。


 韓国観光公社の康重石(カン・ジュンソク)日本支社長は「日本の地方空港の国際線は韓国・中国への依存度が高いが、最近は外交悪化による打撃が大きい」と話している。

4767チバQ:2014/04/02(水) 21:22:02
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35046023.html
こけしから怪獣まで――日本のおもちゃ展が好評 米SF空港
2014.04.02 Wed posted at 19:04 JST

(CNN) 伝統工芸のこけしから怪獣のフィギュアまで――。米サンフランシスコ国際空港内の美術館「SFOミュージアム」で、「Japanese Toys! From Kokeshi to Kaiju」(日本のおもちゃ! こけしから怪獣まで)と題した特別展が開かれている。旅行客から大好評を博し、今月終了の予定が5月中旬まで延長された。

特別展は昨年11月から同空港の第3ターミナルで開催されている。こけしから始まってゴジラ、ハローキティといったキャラクターのおもちゃが多数展示され、日本のおもちゃの変遷をたどることができる。

1960年代に始まったテレビ番組「ウルトラマン」シリーズの怪獣をかたどったビニール製のフィギュアも人気だ。

おもちゃからは日本の暮らしや伝統もうかがえる。職人が郷土玩具を手作りしていた時代から、欧米の文化が流れ込み、ドイツや米国をまねたぜんまい仕掛け、電池仕掛けのおもちゃが登場した時代。

戦後になると日本映画や漫画の文化が栄え、多くの人気キャラクターが誕生した。

SFOミュージアムによると、特別展が始まってからこれまでに第3ターミナルを通過した旅行者は460万人余り。インターネット上のツイッターやインスタグラムで連日話題になるなど、同ミュージアムのイベントとしては過去最高の人気を呼んでいる。

4月22日には北カリフォルニア日本協会が、おもちゃ収集家として知られるマーク・ナガタ氏をゲストに迎え、パネルディスカッションやガイドツアーを実施する。空港利用者以外の参加も受け付けるが、保安上の理由から事前予約が必要となる。

SFOミュージアムは80年代、空港の一角に設けたギャラリー・スペースからスタートした。空港内に芸術作品などを展示する企画は近年盛んになっているが、米美術館協会(AAM)に正式に認められているのはSFOミュージアムだけ。

現在では20のギャラリーで年間計40件の展覧会を開催している。

4768とはずがたり:2014/04/04(金) 14:45:45
北九州空港:乗降客数が1000万人達成
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/industry/20140404k0000m020158000c.html
毎日新聞2014年4月3日(木)23:55

 北九州空港(北九州市小倉南区)の乗降客数が3日、1000万人となった。2006年3月の開港から約8年で達成し、13年度は過去最高の138万人が利用した。空港ロビーであった記念式典では、1000万人目の乗客で、北九州市に帰省していた埼玉県在住の福留幸子さん(36)に記念品が贈られた。

 同空港の定期路線は現在、同空港が拠点のスターフライヤーと日本航空の羽田線のみで、1日計18往復が運航されている。これまで国内線では名古屋や沖縄、国際線では中国・上海、韓国・仁川の各路線が就航したが、いずれも利用が伸び悩み、撤退。先月もスタフラの韓国・釜山線が運休した。開港前の国の需要予測283万人(07年度)も大きく下回り、活性化が課題となっている。

 北九州空港利用促進連絡会の片山憲一会長(北九州エアターミナル社長)は「東京以外の都市の路線や国際観光客の誘致に力を入れ、さらに発展させたい」と語った。【石田宗久】

4769とはずがたり:2014/04/04(金) 14:45:59

釧路空港3千万人突破 累積客数、きょうにも 年間60万人台、ピーク比3割減
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-201403219365.html
北海道新聞2014年3月21日(金)10:24

 釧路空港の累計乗降客数が21日にも、3千万人を突破する。道内では新千歳、函館に次ぐ大台越え。ただ、乗降客数は2003年の97万9千人をピークに、近年は60万人台に低迷。13年は2年連続で増加したものの、復興航空の台北線は5月末での運航休止が決まっており、課題は山積している。

 道内主要空港の年間の乗降客数は過去10年ほど、新千歳、函館、旭川、女満別、釧路、帯広の順で、釧路は5番手。乗降客数の減少率も高く、03年と13年を比較すると、30・8%の落ち込みだ。女満別(32・6%)、函館(31・3%)に次ぐ減少率で、ほぼ横ばいの新千歳、旭川と比べると対照的だ。

 乗降客数の落ち込みは、路線網の縮小が大きい。道外路線はかつて東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の5都市と結んでいたが、今では東京と季節運航の大阪・伊丹のみ。日本航空は8月に中部線を再開させるが、1カ月限定。道内路線も旭川線と函館線が休止となり、丘珠、新千歳線のみとなった。

 明るいのはAIRDO(エア・ドゥ)の東京線への乗り入れ。日航、全日本空輸と合わせ3社運航となり、乗降客数増となった。ただ、大手各社の機材小型化や減便で、先行きは不透明だ。

 観光関係者は「新千歳空港がターミナルの拡張を続け、道内観光の軸足がより道央にシフトしていることもマイナス」とみる。

 国際線も低迷している。復興航空が12年、台北線を定期路線として開設し、念願の定期便が実現した。しかし、13年の国際線乗降客数は多くのチャーター便が飛んでいた05年の4割ほどしかなかった。

 復興航空は「他社の釧路への乗り入れを妨害することはあり得ない」(日本支社)とするが、休止から6カ月は同一路線へのチャーター便を運航できない「台湾ルール」があり、「早期の台湾チャーター便の再開は難しい」(市水産港湾空港部)との見方も強い。

 このため市は韓国など他国の航空会社との接触を開始。大韓航空子会社の格安航空会社(LCC)ジンエアーの関係者が3月上旬、釧路を視察した。市は新規就航や増便した航空路線の着陸料を大幅に軽減する国の新制度「提案割引制度」の活用をにらみつつ、打開策を探る考えだ。

 道内の航空事情に詳しい航空アナリスト杉浦一機氏は「アジア需要の取り込みと羽田以外の路線の獲得が鍵」と分析。「LCCに押されている大手航空会社は、ローカル路線を復活させる戦略に切り替えてきた。単なる路線陳情ではなく、地元のビジョンを明確に示し、航空会社を動かす必要がある」と指摘している。(瓦木毅彦)

4770チバQ:2014/04/04(金) 20:08:48
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140404/biz14040414040010-n1.htm
成田−奄美線開設へ LCCバニラ・エア「格安な帰省に」
2014.4.4 14:03
 鹿児島県は4日、ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)、バニラ・エア(千葉県成田市)が7月1日に成田−奄美線を開設すると発表した。1日1往復。バニラ・エアは大手航空会社の半額以下を目指すという。

 伊藤祐一郎知事は記者会見で「島に入りやすくなり、振興にも役立つ。経済面で大きな期待がある」と述べた。石井知祥社長は伊藤知事を訪問後、首都圏には奄美群島出身者が約20万人いるので「格安な帰省に役立ててほしい」と記者団に語った。

 バニラ・エアは昨年11月、エアアジア・ジャパンから社名を変更。成田を拠点に札幌、那覇、ソウル、台北に就航している。

4771チバQ:2014/04/07(月) 22:36:53
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140407/fkk14040702040000-n1.htm
福岡空港 誘導路複線化、1年前倒しへ 過密化対策で要請
2014.4.7 02:04
 日本一の過密空港となっている福岡空港(福岡市博多区)で、混雑緩和のために国土交通省が進めている誘導路複線化事業について、地元政財界などが出資する「福岡空港ビルディング」(麻生渡社長)が、国交省に完成の1年前倒しを求めることが分かった。国交省は平成32年3月の完成を目指しているが、空港ビルが新設する国内線ターミナルが開業する31年3月に合わせるよう要請する。

                   ◇

 麻生氏は「誘導路複線化は、ターミナル開業に合わせる必要がある」と述べた。

 福岡空港は年間の発着回数が17万回を超え、国交省が「円滑に運用できる目安」とする14万5千回を大きく上回っている。安全上の問題に加え、航空会社から新規就航の要望があっても断らざるを得ない状況になっている。「地元経済の発展の上で、大きな機会ロス」(石原進・九州経済同友会代表委員)と、過密化対策が喫緊の課題となっている。

 国交省は対策として平成25年度、誘導路の複線化工事に着手した。

 現在、国内線の駐機スポットと滑走路を結ぶ誘導路は1本しかなく、混雑に拍車をかけていた。誘導路を複線化することで、年間発着回数を約4千回増やせるという。

 新設する誘導路に「国内線第1ターミナル」が、せり出していることから、空港ビルは4月にターミナル移設工事を始める。

 現在のビルを取り壊し、地上5階地下2階建ての新ターミナルを建設。出発口と到着口を完全に分離するほか、物販や飲食店などのテナント面積を3割増やす。

 空港ビル側は「西日本のハブ空港である福岡空港にふさわしい機能を持たせるには、ターミナルと誘導路新設時期を合わせることが必要」と判断し、国交省に誘導路複線化の前倒し完成を求める。合わせて、混雑緩和の抜本対策である滑走路の増設も早期実施を要請する。

4772チバQ:2014/04/07(月) 22:44:08
http://japanese.joins.com/article/632/183632.html
「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(1)
2014年04月02日08時55分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment85hatena0 仁川(インチョン)空港に奪われた“アジアのハブ空港”の座を取り戻すため、日本が立ち上がった。

勝負の手は「羽田空港の国際線機能強化」だ。羽田空港は先月30日から国際線の年間運航回数限度をこれまでの6万回から9万回に50%増やした。延べ面積が1.5倍拡張されたのをはじめ、チェックインカウンターが96カ所から144カ所に、搭乗ゲートと駐機場も10カ所から18カ所に増やした。

これまで日本は「国内線=羽田、国際線=成田」の二元化政策を固守してきた。この公式を破ったのは、成田が東京都心から90分以上かかることに加え、国内線との連係も立ち後れているという判断からだ。外国人観光客から「不便だ」という不満が絶えなかった。地方に住む日本人まで仁川(インチョン)に行き乗り換える事例が続出した。現在仁川空港を利用するトランジット客は771万人。このうち20%ほどが日本人だ。

成田はまた、騒音問題で深夜時間の離着陸が禁止されている。このため成田の年間離着陸回数限度は27万回だが実際の離着陸は21万回にすぎない。結局2011年に仁川空港に北東アジアのトランジット客1位を奪われた。国際線利用客数も香港、シンガポール、仁川、バンコクなどアジアの主要空港で最下位に転落した。

状況打破のために日本政府は規制を大幅に解除した。半径2000キロメートルとなっていた羽田の国際線制限距離をなくし長距離路線の就航を可能にした。一部では「羽田の規制を解除すれば成田が滅びる」と反発したが、「むしろ二艘引きにより効果を最大化することができる」という主張が勝利した。これに伴い、羽田の海外就航都市は17都市から23都市に拡大した。ロンドン、パリ、バンクーバー、フランクフルトなど長距離路線が大挙投入された。日本航空の植木義晴社長は、「羽田空港が国内線・国際線ハブとしての新たな跳躍を成し遂げるもの」とし強い意欲を示した。

4773チバQ:2014/04/07(月) 22:44:36
http://japanese.joins.com/article/633/183633.html?servcode=300&sectcode=320
「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(2)
2014年04月02日08時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment32hatena0 羽田の場合、都心から30分しかかからない。また、内陸にある成田と違い東京湾を埋めたてて作ったため騒音などの苦情がない。滑走路の追加拡張と24時間運営が容易だ。既存の滑走路延長工事を今年末までに終わらせ5本目の滑走路を新設する案も積極的に検討中だ。一言で「仁川に追いつき、追い越すためには何でもする」(日本航空業界関係者)ということだ。もちろん2020年の東京オリンピック開催を狙った側面もある。

安倍晋三首相は、「来年3月までに成田と羽田の離着陸可能回数をソウル(37万回、金浦と仁川の合計)の2倍以上の75万回に増やし、アジアと世界の成長動力を日本の成長動力として活用する」と宣言した。

ハードウェアの変化だけではない。外国人旅行客を呼び込むためのさまざまなディテールを出した。ムスリム旅行者のためにターミナル内にイスラム式礼拝ができる祈祷室を用意した。日本を代表する有名回転寿司店、ラーメン店、お好み焼き店などを集めた24時間営業のフードコートも新設した。9月には客室数315室のトランジットホテルもオープンする。

羽田と類似した金浦(キンポ)空港の場合、2000キロメートルの就航制限に縛られている。2000キロメートル圏に49都市があるが、これすらも「仁川空港のハブ化に反する」という理由から、現在は日本・中国・台湾の6都市への就航にとどまっているのが現実だ。

4774とはずがたり:2014/04/08(火) 14:09:12
電源寿命近い「ブラックボックス」不明機1か月
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20140408-567-OYT1T50034.html
読売新聞2014年4月8日(火)10:03

 【パース(オーストラリア西部)=石崎伸生、クアラルンプール=鈴木隆弘】消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索で、豪州当局は7日、同国艦船が豪州西方沖のインド洋で、不明機のブラックボックスが発信している可能性がある超音波信号を2回にわたり探知したと発表した。

 8日で消息不明から1か月――。機体の残骸などは確認できておらず、当局は信号から不明機の所在を割り出すことに全力を挙げている。

 ◆「見込みあり」

 「今日は、とても励みになる情報を報告できる」

 捜索の調整役を務めるヒューストン前豪国防軍司令官は7日、パースでの記者会見でこう切り出した。豪艦船は5日深夜、約2時間20分間にわたり信号を確認。6日早朝には同じ海域で2回目の信号をとらえ、約13分間続いた。不明機との関連性の確認には数日かかる見通しだが、前司令官は「(これまでで)最も見込みのある手がかりだ」と期待を示した。

 今後、信号の発信場所を絞り込めれば、水深約4500メートルまで捜索できる無人潜水機を投入する。一方、中国巡視船も4、5日に豪艦船の捜索範囲から約600キロ・メートル離れた海域で信号を探知。ただ、豪の確認した信号とは異なる模様で、不明機との関連も不明だ。

 ブラックボックスは飛行記録が残る「フライトデータレコーダー」と、操縦室の音声を録音する「ボイスレコーダー」を収めた二つの箱で、真相解明のカギになる。水没すると約30日間、超音波信号を発する。不明機が消息を絶って7日で30日を過ぎ、「時間はなくなりつつある」(前司令官)との焦りも出ている。

マレーシア機不明 信号受信も水深4500メートル 「捜索、非常に困難」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140407549.html
産経新聞2014年4月7日(月)21:16

 【シンガポール=吉村英輝】行方不明になっているマレーシア航空機の国際的な捜索を調整するオーストラリアのヒューストン前国防軍司令官は7日、不明機の飛行状況などを記録した「ブラックボックス」が発した可能性のある信号をオーストラリア艦船が2回、計2時間半にわたり受信したと発表した。消息を絶ってから8日で1カ月。「これまでの捜索で得られた最も信頼できる手がかりだ」と述べた。

 信号はオーストラリア西部パースの北西約1700キロの海域で、6日から7日にかけての24時間に、米海軍提供の曳航(えいこう)型探知機で捉えた。1回目は2時間20分間、2回目は13分間、それぞれ受信した。

 同海域から南に約600キロ離れた海域では5日、中国の巡視船も同種の信号を約1分30秒受信しており、この確認も急ぐ。

 ヒューストン氏は、信号情報をさらに集めて発信源の位置を絞り、撮影装置などを備えた米国提供の無人潜水機で残骸の発見を進める方針を示した。ただ、信号を受信した海域が潜水機の最大深度と同じ水深約4500メートルと深いことから、「長期にわたって非常に困難な捜索になる」とした。

不明マレーシア機から? 豪・中、信号3回探知
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140407083.html
産経新聞2014年4月7日(月)07:56
 【シンガポール=吉村英輝】行方不明になっているマレーシア航空機捜索の国際的な調整に当たっているオーストラリアのヒューストン前国防軍司令官は6日、西部パースで記者会見し、同国と中国が計3回、不明機の飛行状況を記録している「ブラックボックス」が発した可能性がある信号を受信したことを明らかにした。

 ヒューストン氏によると、中国の巡視船「海巡01」が4、5両日の2回、墜落現場と推定されるインド洋南部で信号を受信。受信位置は2キロ離れており、周波数は、ブラックボックスが水没すると発信するとされる37・5キロヘルツだった。米国からのブラックボックス探査装置を搭載したオーストラリア艦船が6日、中国の巡視船が信号を確認した海域から約300カイリ(約560キロ)離れた場所で同種の信号を受信したことも発表した。

 ヒューストン氏はこれらの情報について「重要で勇気づけられる」と指摘し、「それぞれの情報を注意深く調べる」と語った。英国艦船などを確認のため派遣したことも明らかにした。

 この日の捜索は、パースの北西約2000キロの海域を中心に、航空機12機、船舶13隻で行われた。

4775チバQ:2014/04/09(水) 19:14:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140409/stt14040901250000-n1.htm
日本航空の優遇見直しも 自民・脇氏、法整備を視野
2014.4.9 01:23
 自民党の脇雅史参院幹事長は8日の記者会見で、民主党政権時代に巨額の公的支援を受けて経営再建した日本航空が優遇されているとして、法整備も視野に是正策を検討する考えを示した。「相当な利益を出しているのに、法人税を払わなくていいのは、少し問題ではないか」と述べた。近く党参院政策審議会で論議を始める方針だ。

4776チバQ:2014/04/10(木) 20:38:44
http://mainichi.jp/select/news/20140410k0000e020235000c.html
エアアジア:日本路線に再参入へ 15年にも合弁会社設立
毎日新聞 2014年04月10日 15時12分(最終更新 04月10日 18時30分)


報道陣の質問に答える「エアアジア」のトニー・フェルナンデスCEO=東京都千代田区で10日午前11時15分ごろ、高橋昌紀撮影
拡大写真
ANAと合弁時代のエアアジア・ジャパン機=愛知県常滑市の中部国際空港で2013年4月1日、高橋昌紀撮影
拡大写真 マレーシアの格安航空会社(LCC)大手「エアアジア」のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は10日、2015年をめどに新たな合弁会社を設立し、日本の航空市場に再参入することを表明した。複数の日本企業と提携交渉を進めているという。20年の東京五輪開催など、需要増加が見込まれる首都圏を中心に就航先を検討している。

 東京で開催中の「新経済サミット」(主催・新経済連盟)で、報道陣の取材に明らかにした。

 具体的な企業名は明らかにしなかったが、フェルナンデス氏は「日本の航空市場に『革命』を起こせるパートナー」とコメント。航空市場に規制緩和をもたらすためにも「日本政府と交渉できる経営者が望ましい」と続けた。

 拠点とする空港としては「羽田、成田は(着陸料、施設利用料などの)コストが高い。発着枠も限られている」と指摘。そのうえで「LCCにはコストの安い空港が望ましい」と語り、11日には茨城空港に調査チームを派遣することを明らかにした。

 同社は12年8月、ANAホールディングスと「エアアジア・ジャパン」を設立、日本市場に参入した。しかし、搭乗率の低迷などを理由に13年6月に合弁を解消。その後、ANAは「バニラ・エア」を設立した。

 フェルナンデス氏はANAとの合弁について「悪夢だった。ANAも同感だろう」と振り返りつつ、「アイスクリームのフレーバーにはバニラだけでなく、チョコやラズベリーも必要」と対抗心をあらわにした。再参入の成算については「洋服を買うには三越だけでなく、ユニクロもある。LCCも同じだ」と語った。

 新たな提携先として、報道陣からは「(新経済連盟の三木谷浩史代表理事が社長を務める)楽天ではないか」との質問も飛んだ。これに対し、フェルナンデス氏は「三木谷氏は友人ではある。(ビジネスパートナーではなく)友人である方がいいのかもしれない」とかわした。【高橋昌紀】

4777チバQ:2014/04/10(木) 20:41:50
http://japanese.joins.com/article/006/184006.html?servcode=300&sectcode=300
西欧で失敗した子会社型LCC、なぜアジアで設立ブーム?(1)
2014年04月10日16時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment4hatena0 アシアナ航空が格安航空会社(LCC)設立を積極的に検討し、韓国航空業界がざわついている。韓進グループ系列のジンエアーのほか、従来の済州航空、イースター航空、ティーウェイ航空などと競争する見込みで、国内LCC市場が“シーズン2”を迎えている。

アシアナ航空は先週、国土交通部を訪問し、設立手続きを問い合わせるなど足早に動いている。何より先月就任した金秀天(キム・スチョン)社長が主導し、弾みがつくと予想される。金社長は昨年末までアシアナが釜山商工会議所と共同で投資したエアプサンの代表を務めていた。アシアナはエアプサンを釜山地域に拠点を置く地域航空会社とする一方、新設するLCCは首都圏を中心に運営し、経営の効率性を高めるという構想だ。

アシアナ航空のLCC事業進出について、業界の関係者は「航空市場の再編を認めた」と解釈している。それだけ格安航空会社の勢いが強いということだ。実際、国内線市場でLCCは強者だ。済州航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、ティーウェイ航空の国内LCC5社の昨年の国内線旅客分担率は48.2%にのぼる。金海−済州路線の場合、10人に7人以上(72.7%)が、金浦−済州路線はほぼ6人(59.3%)がLCCを利用している。国際線もシェア10%を目前にしている。国土部のキム・ホンモク航空産業課長は「2005年に2万人を超えた利用客が、昨年は1569万人に増えた」と述べた。

その間、アシアナはLCCの攻勢を防ごうとしてきた。対応といっても、出発2、3カ月前に予約する利用客には料金を割引する「アーリーバード」商品を発売する程度だった。さらに円安による日本乗客の急減、貨物運送の減少という直撃弾を受けた。結局、昨年は営業赤字が112億ウォンとなり、2009年以来4年ぶりの赤字となった。原油価格の上昇、企業間の競争激化、炭素税負担なども悪材料だ。活路の摸索が必要な時期だ。

目を引くのは、北米・欧州で“失敗モデル”と評価される子会社型LCCの設立が、アジア圏は活発になっている点だ。

世界初のLCCは米サウスウェスト航空だ。1971年に航空機3機で初めての飛行したこの会社は、低コスト構造、“ファン(fun)経営”などを武器に米国国内線1位に急成長した。米同時テロ、グローバル危機の中でも30年以上も黒字を維持している。欧州ではアイルランド系ライアンエアー、英国系イージージェットが代表的な会社だ。しかし大手系列のLCCは軌道に乗れなかったという評価だ。サウスウェストの成功に刺激されたデルタ・ユナイテッド・英国航空・KLMなど大手がLCCを次々と手掛けた。しかし3−5年で事業を中断し、売却した。現在はドイツ系ルフトハンザが出資したジャーマンウィングス、オランダ系KLMグループ所属のトランサヴィアなどが残っている。韓国航空大のユン・ムンギル教授(航空経営学)は「大手航空会社が高費用構造をそのまま抱えていくうえ、従来の官僚文化を振り払うこともできず、収益を出せない構造だった」と説明した。

4778チバQ:2014/04/10(木) 20:42:15
http://japanese.joins.com/article/007/184007.html?servcode=300&sectcode=300
西欧で失敗した子会社型LCC、なぜアジアで設立ブーム?(2)
2014年04月10日16時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment1hatena0 アジア圏では事情が違う。米国・欧州ではすでに消えたが、アジア・豪州などでは大手のLCC設立ラッシュが続いている。豪カンタス航空、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、シンガポール航空、タイ航空などが投資したLCCが注目される。韓進KALホールディングスが100%の株式を保有するジンエアーもここに含まれる。昨年3月に設立された香港初の格安航空会社、香港エクスプレス航空も海南航空が属するHNAグループの子会社だ。

ユン教授は「もう少し時間が経過しなければ分からないが、現在のところ成功している」とし「積極的に海外ニッチ市場を開拓し、親企業の経営・運航・整備ノウハウを伝授したのが、米国・欧州系LCCと違う点」と分析した。

国内LCC業界も成長の秘訣として路線の開拓を重視している。業界トップの済州航空は2012年9月に仁川−グアム路線を開設し、収益を出している。昨年だけで50万人以上を乗せた。国内旅行需要を正確に予測し、成功したのだ。ジンエアーは仁川−ビエンチャン(ラオス)路線に2012年3月から週2、3回ずつ就航している。国内航空会社では唯一のビエンチャン行きだ。ジンエアーの関係者は「ボーイング737機(座席約180席)を運航するが、今年の平均搭乗率は84%に達する」とし「代表的な路線発掘成功例」と話した。

同社は昨年まで4年連続で営業利益を出している。今年の予想売上高は3600億ウォンで、前年(2833億ウォン)比30%以上の成長という目標を設定している。航空会社の経営ノウハウと運航・整備・訓練・情報技術(IT)支援など主要インフラの支援を受けるのはもちろんだ。

アシアナも新しく設立するLCCを通じて、全体路線をより効率的に運営できると見ている。アシアナ側は「急変する航空市場環境に対応するため、LCCをモデルとする子会社の設立が最善だと判断した」とし「アシアナの中長距離プレミアムサービスにLCCの内容がある価格恩恵を加えれば、消費者のオプションが増えるだろう」と話した。

さらにアジア・太平洋地域は世界で最も成長が有望な市場に挙げられる。LCC市場は潜在力が大きい。米国・欧州市場でLCCシェアは25−40%レベル。一方、アジア、特に北東アジアはまだ10%にならない。アイエム投資証券のチュ・イクチャン研究員は「まだ2けたにならないということは、それだけ成長潜在力が十分になるという意味」とし「少なくともシェア20%台まで成長するだろう」と述べた。

大手航空会社が主導するLCC市場は成長に限界があるという指摘もある。チュ研究員は「『長距離は親会社、短距離は子会社』式に役割分担することになれば、むしろ市場で競争力を落とすおそれがある」と話した。後発走者の子会社LCCが親企業が確保した市場を崩す「カニバリゼーション(共食い)」が表れるということだ。

4779チバQ:2014/04/11(金) 23:59:11
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140411/biz14041110060008-n1.htm
エアアジア「来年 日本再参入」
2014.4.11 10:06
 マレーシアの格安航空会社(LCC)大手エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は10日、東京都内で講演し、「2015年に日本に再参入する」と述べた。国内を拠点とする新LCCを設立するため、航空会社以外の業種を対象に合弁相手を選定中という。拠点空港や路線の計画については明言を避けた。

 フェルナンデス氏は講演で「誰もが日本に来たいと思っているが、運賃が高すぎる」とした。

 エアアジアは、全日本空輸と共同出資で成田空港を拠点とするLCCエアアジア・ジャパンを11年に設立したが、予約システムの不便さなどから旅客を獲得できず、合弁を解消していた。

4781チバQ:2014/04/14(月) 23:08:17
http://toyokeizai.net/articles/-/34994
再建中に「悲劇」発生、マレーシア航空の多難
謎の航空機失踪事件で渦中の航空会社はどうなるのか
末永 恵 :ジャーナリスト
末永 恵すえながめぐみジャーナリスト2014年04月12日

世界の航空機事故史上例を見ない、謎のベールに包まれたマレーシア航空機失踪事件。消息を絶っていたクアラルンプール発北京行きの同機について、マレーシアのナジブ・ラザク首相は「同機はインド洋南部で飛行を終えた」と発表。墜落を示唆し、「生存者もいない」と断定した。1カ月経った今も「物証」が確認されていないうえ、墜落原因調査の手掛かりとなるブラックボックスの電池期限もすでに切れ、迷宮入りになる様相もある。

乗客の過半の153人が中国人であり、中国政府当局は「(墜落の)根拠となった証拠と情報を提示するべき」とマレーシア政府を批判。ハリウッドスターの人気映画女優、チャン・ツィイーさんも、「マレーシア政府は情報を隠蔽している」とマレーシア製品のボイコット運動を呼びかけるなど、“反馬行動”は過熱する一方だ。

「エアアジア」が台頭
そんな中、3月25日、ボーイング社とマレーシア航空を相手取り、米シカゴの法律事務所が、イリノイ州地方裁判所に損害賠償請求の審議開始を申し立てた。「生存者絶望」の中、世界航空史上最大の賠償請求となる可能性が大きくなっている。

渦中のマレーシア航空は、国営投資会社「カザナ・ナショナル」が69%の株を保有するマレーシアのナショナル・フラッグ・キャリアー。1997年のアジア通貨危機を境に、深刻な経営不振が続き、同国発祥のアジア最大手の格安航空会社「エアアジア」との競争激化で近年、経営はさらに厳しさを増している。

経営陣は「日本航空の成功体験」をモデルに、4割にも及ぶ赤字路線の解消を図るなど経営再建に努めたが、2013年の赤字が11.7億リンギット(約374億円)に膨らみ、11年からの3年間の累計赤字額は約1300億円。15年までに黒字化する再建計画も停滞する中で、今回の大惨劇となった。「非常に大きな痛みを伴う悲劇だ」──今回の墜落事件についてアフマド・ジャウハリ・ヤヒヤCEOはこう語る。

恒常的な赤字の背景には、2万人という過剰な社員数がある。しかし、労働組合は強力な政治力をもって、人員削減を阻止。11年8月にはエアアジアが20.5%出資し合理化を進めようとしたが、組合が猛反対。政府が介入し、上場企業同士の資本提携を強引に解消させる異例の事態に発展した。

長年にわたる政府首脳とマレーシア航空の癒着も問題視されてきた。

機内で配られるピーナツをはじめ、多くの調達が縁故で決まる。元幹部社員は「機内食はアブドラ・バダウィ元首相の弟が関与する企業が25年契約で落札し今後10年は安泰」と明かす。マレーシアで発禁処分となった英誌『エコノミスト』(3月15─21日号)はマレーシアが香港、ロシアに次ぐ縁故資本主義のワースト3位と報じた。

野党指導者であるアンワル・イブラヒム元副首相は筆者との単独インタビューで「血税をむさぼる腐敗した政府系企業の筆頭だ」とマレーシア航空を名指しする。同社の前途は実に多難だ。

4782チバQ:2014/04/18(金) 00:27:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140417/ibr14041702060001-n1.htm
エアアジアが茨城空港視察 知事、路線拡大に期待
2014.4.17 02:06
 橋本昌知事は16日の記者会見で、マレーシアの格安航空会社(LCC)、エアアジアの関係者が今月10日に茨城空港を視察したことを明らかにした。18日には福岡、名古屋(中部)線が就航することになっており、橋本知事はエアアジアの茨城就航やミャンマー国際航空のチャーター便継続など、茨城空港の路線拡大に期待感を示した。

 橋本知事は「視察団代表は大変、茨城空港を気に入ったと聞いている。規模についての意見もあったが、今後の交渉に熱心にあたっていきたい」と述べた。

 10日には、エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が都内のホテルで講演し、日本国内に新会社を設立し、来年から成田や茨城などから国際線を飛ばす計画を表明している。

 ミャンマー国際航空のキン・マウン・ラット会長も10日の記者会見で、今年9月にも関空へ定期路線を就航させるほか、茨城へのチャーター便を継続する考えを表明。橋本知事は「関空が中心なら、首都圏への窓口として茨城空港を利用してもらえればありがたい。県もしっかり対応したい」と意欲を示した。

 ただ、運休中のソウル線については、「アシアナ航空からは『茨城路線は運休扱いであり廃止は考えていない』と聞いているが、両国間の情勢は厳しく、今再開しても路線継続は難しい」と述べた。

4783チバQ:2014/04/18(金) 00:27:55
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140416/cpd1404160500007-n1.htm
潜水艇をインド洋に投入 マレーシア航空機捜索2014.4.16 05:00
Tweet  行方不明となっているマレーシア航空370便(MH370)の捜索で、各国が派遣する捜索組織を統括するオーストラリアの合同調整センター(JACC)は15日、インド洋海底の調査に潜水艇を投入したことを明らかにした。

 JACCによると、米海軍が提供する無人潜水艇「ブルーフィン21」は、潜水限界の水深4500メートル付近を中心に6時間にわたって調査を行った。JACCで捜索を指揮するオーストラリアのアンガス・ヒューストン前国防軍司令官によると、ブルーフィン21は海底を音波探知機(ソナー)で調べ、高解像度の立体的な海底画像を作成することができる。調査で得られたデータは現在解析中だという。

 潜水艇が投入されたことで、MH370の捜索は新しい段階に入った。同機が3月8日に消息を絶ってからすでに39日が経過しており、捜索期間は近代の航空の歴史上で最長となっている。真相解明の鍵を握るブラックボックスからの信号は4月8日以降、探知されていない。既に電池切れとなっている公算が大きく、潜水艇による捜索に期待が集まっている。(ブルームバーグ David Fickling、Kyunghee Park)

4785荷主研究者:2014/04/20(日) 00:59:37

http://www.at-s.com/news/detail/1002951301.html
2014/4/12 08:07 静岡新聞
搭乗者数45万9006人 2013年度の静岡空港

 静岡県は11日、2013年度の静岡空港の利用状況を発表した。国内線と国際線を合わせた搭乗者数は45万9006人で、前年度から2・7%増加した。搭乗率は60・1%。国内線は全路線が前年度を上回るなど好調に推移したが、国際線は路線ごとの明暗が分かれた。

 国内線は16・5%増の29万2900人だった。県空港利用促進課は「富士山の世界遺産登録で、団体客を中心に国内就航地から多くの観光客が訪れたのが要因」と分析する。

 最も伸びが大きかったのは通年で1日3便が運航された福岡線で、26・5%増の11万1632人。7万9676人で10・9%増だった札幌線、7万6184人と11・9%増えた沖縄線は全日空の機材大型化が奏功した。

 国際線は15・0%減の16万6106人と低迷した。ソウル線が25・1%減の9万8669人、上海・武漢線が20・9%減の1万8911人といずれも過去最低だった。一方、週4便に増便された台北線は46・1%増の4万6374人と過去最高を記録した。

 3月は全体の搭乗者数が前年同月比0・6%減の4万2992人だった。国内線は17カ月連続で前年同月を超えた。国際線は台北線が好調で、上海・武漢線も回復の兆しが出ているが、ソウル線は前年同月から約4900人減少するなど厳しい状況が続いている。

 同課は「ソウル線は国家間の政治対立に加え、福島の原発事故が依然、影響している」と説明する。大韓航空の運航再開などを最優先課題に位置付け、「6月の開港5周年に関連したイベントや利用促進策を起爆剤にしていきたい」と話している。

4786チバQ:2014/04/21(月) 22:54:23
>>4465
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140421/plc14042107570003-n1.htm
次期政府専用機、「ボーイング777」で最終調整 米国製に配慮も
2014.4.21 07:57 (1/2ページ)[航空ファン]

ANAホールディングスが導入を決めたボーイング777―9X。政府専用機も777導入で調整中だ
 政府が新たな政府専用機に米航空機大手ボーイングの大型機「777」を導入する方向で最終調整していることが20日、分かった。新機種選定では欧州航空機大手エアバスの大型機も候補に挙がっているが、飛行性能に加えて日米同盟の関係強化に向けた姿勢などを重視した。平成31年度に導入し、現在のボーイング「747」は退役させる。

 次期政府専用機の選定は内閣官房と防衛省、航空自衛隊で昨年から本格的な協議を進めていて、航続距離や燃費の性能面に加え、安全性や飛行実績などを総合的に判断した。今後は部品調達や整備など維持管理コストも見極めて今夏にも正式決定する。

 これまでの選定作業で、候補に挙がっていたボーイング中型機「787」は貴賓室や首相執務室、随行員などに必要な十分なスペースの確保が難しいと判断。エアバスの大型機「A350」は777と同様に米東海岸にノンストップで飛行できる能力を持つが、現行機がボーイング製であることや、強固な日米同盟関係を象徴する意味合いから、米国製が望ましいと判断した。

 導入に際しては、首相が官邸と同様に執務をこなせるよう会議室や公務用の通信機器、上空での防衛機能などを備えた特別仕様に改造。政府は次期政府専用機の導入経費として26年度予算に1355億円を盛り込んでいる。政府専用機は昨年1月のアルジェリア人質事件で被害邦人の輸送にも使われた。

         ◇

 ■政府専用機 天皇陛下や首相の外国訪問時に使用される。現在は航空自衛隊が平成3年に導入した米ボーイング747型2機を運用。国内で同機を扱う航空会社がなくなり整備委託が困難になったため後継機を31年度に導入することが決まっている。

4787とはずがたり:2014/04/22(火) 14:30:55
関空・伊丹の新会社運営権、売却額1.8兆円超を検討
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG4P5FHTG4PPLFA005.html
朝日新聞2014年4月22日(火)08:25

 関西・大阪(伊丹)両空港を一体運営する新関西国際空港会社が、来年の実施を予定する民間への運営権売却で、売却額を1兆8千億円以上に設定する計画を検討していることがわかった。1兆円を超える借金を長期間かけて返済するため。運営期間は45年にして、この期間で支払ってもらう考えだ。

 関空は大阪湾を埋め立てて造ったため建設費がかさみ、2013年3月末時点で1兆2千億円の借金が残っている。返済に向けて、新関空会社は伊丹と合わせて運営権を売却して返済に充てる計画を民主党政権下の10年に策定。具体的な計画を政府と調整中だ。新関空会社は、投資ファンドや国内金融機関、商社、海外の空港運営会社などが入札に参加することを期待している。

 さらに万一、落札者が契約期間中に運営権を手放した場合も借金返済が滞ることがないよう、保証金を5千億円程度、積み立てさせることも検討している。

4788チバQ:2014/04/22(火) 22:47:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000012-mai-bus_all
<ジェットスター>関空を6月から第2拠点化
毎日新聞 4月22日(火)7時30分配信

 成田空港を拠点とする日本航空系列の格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンが、延期されていた関西国際空港の第2拠点化を6月から実施することが分かった。関空に整備士を常駐させて最大3機を夜間駐機することで、翌朝出発の早朝ダイヤを充実させる。関空に拠点を置いている全日空系LCC「ピーチ・アビエーション」に対抗する狙いがある。

 国内線LCC3社のうち、夜間駐機できる第2拠点を設けるのはジェ社が初めて。ジェ社が18日に国土交通省に提出した事業計画変更認可申請などによると、日航が整備の責任者5人をジェ社に派遣して関空で勤務。第2拠点化によって、関空始発便は現在の午前8時半から約2時間早まり、ピーチの同6時50分より早い同6時35分となる。

 2012年7月就航のジェ社は同10月から関空を第2拠点化する計画だったが、社内規定を満たさない整備士に確認行為をさせたとして、同省から厳重注意を受けるなどして計画を5回延期していた。【早川健人】

4789チバQ:2014/04/24(木) 19:49:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014042400631
最大2000便運航中止=5〜10月、機長不足で−格安ピーチ
記者会見で厳しい表情を見せるピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)=24日午後、国土交通省 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)は24日、5月19日から10月25日にかけて最大2088便の運航を中止する可能性があると発表した。健康状態が乗務基準を満たさなくなった機長が想定より多く、必要な人数を確保できなくなったためで、この期間の運航予定便数の16.2%に達する。5、6月の448便は中止が確定した。
 運航中止の可能性があるのは、関西−福岡や関西−仙台など国内8路線と国際2路線。既に予約した計2万6175人に対し、ピーチは自社便への振り替えか料金の払い戻しに応じる。運航中止による減収は30億円に上る見通しだ。(2014/04/24-18:12)

4790チバQ:2014/04/24(木) 19:50:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140424/k10014003051000.html
成田空港の利用客 最多の3604万人
4月24日 17時58分昨年度、成田空港を利用した人は3604万人に上り、格安航空会社の新規就航や海外から訪れる観光客の増加などでこれまでで最も多くなりました。

成田空港会社によりますと、昨年度1年間に成田空港を利用した人は3604万人余りで、過去最多だった平成19年度を65万人余り、率にして1.8%上回りこれまでで最も多くなりました。
これは格安航空会社の新規就航や増便で国内線の旅行客が517万人余りと過去最多になったことや、経済発展著しい東南アジアを中心に海外からの旅行客が924万人余りと、過去2番目に多くなったためです。
航空機の発着回数も、昨年度はおよそ22万6000回と前の年度より6.6%増え過去最多となりました。
しかし、羽田空港の国際線の発着枠が先月30日から増えた影響で、先月30日から今月19日までの成田空港の国際線の旅客数は前の年の同じ時期に比べて2%減少していて、特にヨーロッパ方面の旅客数は29%減少しているということです。
成田空港会社の夏目誠社長は「昨年度はアベノミクスの影響で日本経済が好調だったこともあり過去最多の旅客数を記録することができた。アジアで空港間の競争が激しさを増すなか、航空会社から選ばれる空港を目指していきたい」と話しています。

4791チバQ:2014/04/24(木) 19:52:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140424ddlk46010584000c.html
選択。:衆院鹿児島2区補選 離島振興 奄美にLCC参入 観の起爆剤へ、群島挙げた取り組み模索 /鹿児島
毎日新聞 2014年04月24日 地方版

 ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」(本社・千葉県成田市)が7月1日から、奄美−成田線を開設する。奄美へLCCが参入するのは初めて。今春、鹿児島に届いた明るいニュースだ。これはまさに離島振興に直結しており、振興策は衆院鹿児島2区補選の争点の一つ。新空路が観光の起爆剤になれば、人口減が続く島々に活気をもたらすことになるはずだ。【柳瀬成一郎】

 石井知祥社長が4日、伊藤祐一郎知事を表敬訪問、空路開設を伝えた。伊藤知事が「料金は安いんですか」と尋ねるなど終止和やかなムードに包まれた。同社によると、1日1往復で、最安値で8000円と大手航空会社の半額以下となった。

 奄美では2014年度に航空運賃の軽減に活用できる奄美群島振興交付金が創設され、同社は世界自然遺産候補にも挙がっている奄美との路線を検討してきた。石井社長は「沖縄とは異なった自然の魅力がある奄美の交流人口拡大にも貢献したい」と期待を込めた。

  ◇ ◇ ◇ 

 青い海や自然が残る山、郷土料理、伝統芸能、島唄−−。どれも「沖縄に負けない魅力がある」と県観光課の倉野満課長は語る。世界自然遺産を見据え、今後の奄美観光を「地元の人たちで受け入れ態勢を描くのが理想的」と話す。

 地元主導が理想的な理由は、新たな観光客にも対応できるようにソフト面の充実が必要だからだ。観光客のニーズに応じられる地元に精通したボランティアガイドや通訳の育成のほか、民泊の受け入れ態勢など。多くの人にリピーターになってもらえるような島を挙げた取り組みが待たれる。倉野課長は「ホテルで散策コースを設けたり、島をじっくり満喫してもらえる態勢づくりが大切です」という。

 格安運賃による新空路開設のメリットは、「格安」で浮いた分を長期間の滞在費に充ててもらい、島々を巡る人たちが増えることにもつながることだ。

 奄美群島12市町村で構成する奄美群島広域事務組合は「群島全体での取り組みが必要」といい、官民が集まった実行委の設立を検討している。奄美大島観光物産協会も「具体的な計画は今からだが、奄美市だけではなく、船を生かし群島全体を回ってもらえるようになれば」と意気込む。

 県大島支庁によると、奄美群島外からの客数は2010年の48万5319人から増える傾向にあり、13年は50万4739人と以前の50万台を回復。福岡からの空路利用者が増え、大型連休や夏休みなどに好天が続いたことも主な理由だという。同支庁は「LCC参入は今後への好材料」と期待。倉野課長は「LCC参入は何年に1度のチャンス。旅行会社へのPRも強化したい」と長期的視野で見据える。

 そして、受け入れる側の地元の人たちのアイデアを結集させたら、島民の活力にもなる。LCC参入が島の「元気」のきっかけになれるかが、注目されている。

4793チバQ:2014/04/25(金) 21:39:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140425/plc14042513530024-n1.htm
仙台空港、最長65年間、民間委託に 国交省が第1弾
2014.4.25 13:53
 国土交通省は25日、仙台空港の民間企業への委託期間を最長65年とすることなどを定めた実施方針を公表した。昨年6月に成立した民活空港運営法で、国や地方自治体が管理する空港の民間委託が可能になった。仙台空港が第1弾となる。

 委託するのは、国が管理している滑走路や、宮城県などが株主の第三セクターが運営する空港ビルなど周辺施設の維持、運営だ。期間は30年で1回だけ延長でき、不測事態に備え、さらに5年間延ばせる。

 今年6月末に募集要項を公表し、宮城県が条件を満たす応募企業について3社以上を選定する。年末に国が審査を始め、平成27年8月ごろに委託先を決める。28年3月から、民間業者による運用を始める。

 当初は26年度中に委託先を決定する方針だったが、選定に時間が必要との判断からずれ込んだ。

4794チバQ:2014/04/25(金) 22:19:20
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140424/wec14042422170010-n1.htm
LCC業界は「パイロット奪い合い」 ピーチ欠航危機
2014.4.24 22:17 (1/2ページ)[航空・空港]
 急成長を続けてきた格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが機長不足で大量欠航に追い込まれた背景には、拡大競争を繰り広げるLCC業界での人材の奪い合いがある。早急に人材の確保と育成を進めなければ、成長の鈍化は避けられない。

 ピーチは平成24年3月に関空と札幌、福岡の2路線で就航。その後も積極的にネットワークを拡大し、現在は国内線、国際線を合わせ計16路線を運航する。大手航空会社の半額以下という格安運賃を武器に需要を掘り起こし、ことし1月には累計利用者が400万人を突破した。

 一方で、成田空港を拠点とするジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現バニラエア)などLCCが相次いで参入。各社間でパイロット争奪戦が起きているという。

 ピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「パイロット(の需給)の逼迫(ひっぱく)は想定していた」としており、今後は健康管理を徹底し新規採用を強化する方針だ。ただ、新人の育成などには時間を要する。

 ピーチでは、機長の補充が進まなければ、最大で約30億円の減収になるという。26年3月期は初めて黒字に転じたもようだが、大量欠航で27年3月期の業績が圧迫されるのは確実だ。

 ピーチの失速はLCCを成長エンジンに据える関空の経営戦略にも影響する可能性がある。円安などを背景に関空を通じて日本を訪れる外国人旅行客が増加する中、欠航が長引けば関西経済に影響を与えることも懸念される。

(中村智隆)

4795名無しさん:2014/04/27(日) 15:11:47
http://mainichi.jp/feature/news/20140427k0000e020138000c.html

成田空港:13年度の総旅客数3604万人 6年ぶり更新

毎日新聞 2014年04月27日 13時33分(最終更新 04月27日 13時39分)




成田空港=2013年3月7日撮影

成田空港=2013年3月7日撮影


拡大写真

 成田空港の国際線と国内線を合わせた2013年度の総旅客数は約3604万人で、過去最高を6年ぶりに更新した。総発着回数は22万6182回で、過去最高だった12年度を上回り、初めて22万回を超えた。成田国際空港会社(NAA)によると、円安で外国人客が堅調だったことに加え、格安航空会社(LCC)3社による国内路線網の拡大が数字を押し上げた。

 同空港の総旅客数は07年度に約3538万人を記録したが、その後は08年のリーマン・ショックと10年の羽田空港再国際化、11年の東日本大震災が続き、12年度まで07年度の数字を上回ることはなかった。

 国内線の発着回数は前年度比23%増の4万7991回、旅客数は同39%増の約518万人で、いずれも過去最高だった。国際線は、旅客便の発着回数が15万3654回で過去最高。旅客数約3086万人は羽田再国際化前の水準まで戻し、歴代8位だった。日本人旅客数が円安や尖閣・竹島問題で前年度を下回る一方、外国人旅客数は東南アジア5カ国の訪日ビザ発給要件緩和もあって歴代2位を記録した。

 14年度は羽田の国際線増枠が影響するため、NAAは総発着回数や総旅客数が13年度を下回る前提で13〜15年度の中期経営計画を策定している。夏目誠社長は「税関、入国管理、検疫施設のほか、乗り継ぎ客向けの店舗や休憩施設を増強し、15、16年度に(数字を)取り戻していく」と話している。【早川健人】

4796チバQ:2014/04/28(月) 19:40:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140428/bsk1404280500002-n1.htm
強気の春秋航空、日本便を大幅増 札幌と福岡も申請 「最重要市場」 (1/2ページ)2014.4.28 06:40
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上海市内の本社でスタッフから説明を聞く春秋航空の王正華会長(左、河崎真澄撮影)【拡大】
 上海に拠点を置く中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空の王正華会長は27日までにフジサンケイビジネスアイの取材に応じ、2〜5年以内に日中間を結ぶ国際路線の発着地を中国側で20都市以上、日本側の乗り入れ先で10カ所以上増やす強気の計画を明らかにした。王氏は格安便の大幅増発を背景に「中国からの訪日客は年率で50%以上伸び、日本が最重要市場になる」との見方を示した。

 上海から日本に向かう同社の路線は現在、茨城と関西、高松、佐賀の4路線。燃料追加分を除くと、上海−佐賀線の片道運賃が3000円からなど格安の設定で業績を伸ばしている。

 王氏は日中の航空当局などに対し、札幌、福岡の2路線の開設も申請したことを明らかにした。札幌は7月、福岡は年内にも就航する見通しだ。中部(愛知県)や広島、長崎などへの路線も近く開設を申請し、2年以内の就航を目指す。

 中国国内では天津、重慶の両直轄市や大連(遼寧省)、西安(陝西省)、深セン(広東省)など20都市以上と、主に成田、関空を結ぶ日中間の路線を3〜5年内に開設したい考え。

 成田を拠点とする同社の日本法人が6月から、広島など3都市を結ぶ日本の国内線に参入することが決まっており、成田や関空などを経由して国内線と接続する形で、日本国内の10カ所以上に乗り入れることを検討している。

 急ピッチの路線拡張計画について王氏は「対日関係悪化とは一線を画した訪日ブームが中国にある」としている。同社は今年、日中路線の搭乗者数は約30万人と見込むが、格安便の新路線開設が中国各地からの訪日客をさらに開拓するとみている。

 このため同社は年内にも上海株式市場に上場し、100億元(約1630億円)の資金を調達。現在40機保有するエアバスを2018年までに100機態勢とし、中国人客の間で高まる海外観光意欲を生かし、LCC間の競争も激しくなっている日本も含むアジア市場で勝ち残りを目指す考えだ。(上海 河崎真澄)

 春秋航空が就航・計画する日中路線の発着地

 ◆日本

 就航中   茨城、関西、高松、佐賀

 申請済み  札幌、福岡

 計画・検討 成田、中部、広島、長崎など

 ◆中国

 就航中   上海

 申請済み

 計画・検討 瀋陽、大連、蘭州、天津、武漢、重慶、福州、アモイ、西安、広州、深センなど

4797とはずがたり:2014/04/30(水) 12:50:36

ピーチ機異常降下:あと20秒…あわや 「機長勘違い」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140430k0000m040091000c.html
毎日新聞2014年4月29日(火)23:26

 那覇空港に進入中のピーチ・アビエーション機が28日、着陸をやり直した重大インシデント。機体は海面からわずか75メートルまで降下し、あと20秒前後、回避操作が遅れれば海面への接触も起こり得た事態だった。定時就航率の高さなどで人気が高く、LCC(格安航空会社)の中でリーダー的存在だった同社。今月24日には「機長不足」を理由に5月から10月にかけ最大2088便の欠航を発表したばかり。乗客からは「安全面は大丈夫か」と不安の声も出た。

 ピーチ社などによると、トラブルのあった252便は新石垣空港を定刻から17分遅れの午前10時52分ごろに出発。当時は前線の影響で小雨が降り、低い高度に雲があったが、視界は5キロほどあり、進入に支障が出る状態ではなかったという。国交省はピーチ社から「機長が(降下開始時に)航空管制官から指示を受けたと勘違いした」との報告を受けているという。

…【山田泰正、山田毅】

ピーチ異常降下、警報鳴っても運航続行 減便は2千便に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG4Z3FWKG4ZUTIL009.html
朝日新聞2014年4月30日(水)12:13
 格安航空会社ピーチ・アビエーションの旅客機が、那覇空港への着陸直前に異常降下した問題で、異常降下を知らせる警報が鳴った場合は運航を取りやめる社内規定に反し、着陸後に関西空港まで乗客を乗せて運航を続けていたことがわかった。ピーチ社が30日の会見で明らかにした。

 遠藤哲・総合企画部長は「搭乗された皆さまをはじめ関係者に深くおわびする」と陳謝。またパイロット不足による減便が、10月までに計2072便に上ることも公表した。

 同社と国土交通省によると、トラブルは28日午前11時45分ごろ発生。新石垣発那覇行き252便(エアバスA320型)が本来、滑走路の手前約7キロで高度300メートルを保つ必要があるのに、アルゼンチン人機長(45)が管制官の指示を聞き間違えて異常降下し、警告音が鳴った。高度は一時、75メートルまで低下した。

ピーチ機降下:専門家「確認不足では」
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-27999357.html
沖縄タイムス2014年4月30日(水)09:02

 海面まで75メートル、墜落するまでの時間は20秒−。28日正午ごろ、格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの航空機が到着するはずの那覇空港の手前7キロの地点で、あわや墜落するところだった。59人の乗客・乗員の命につながる重大なミスはなぜ起きたのか。ピーチ社の乗客は不安を募らせ、県内の観光関係者にも衝撃が走った。
 ピーチ・アビエーション機が那覇空港到着前に異常降下したトラブルは、一歩間違えれば海面に激突しかねなかった。航空専門家は、操縦室のコミュニケーション不足や視界の悪さを指摘する。
 一般的にジェット機が着陸する際の降下率は、1分間で約210メートル。地上接近警報装置(GPWS)の鳴動に気付き回避操作を取ったが、海上約75メートルまで降下したピーチ機は、あと約20秒で海面に衝突する恐れがあった。
 なぜ異常降下したのか。元日航機長の小林宏之さんは「空港を目視できていれば、降下開始が早過ぎると気付いたはず。雨で視界が相当悪かったのだろう」と推測する。
 だが、パイロットは空港への進入方法を記載した図面を携え、計器で機体の位置も把握できる。「機長と副操縦士の間で、着陸に向けた確認作業が不足していたのではないか」と語る。
 同様のトラブルは、2010年10月に中部発の全日空機が旭川空港に向けて降下中に、管制官が指示を誤り、山に異常接近した。11年6月には、奥尻空港で北海道エアシステム機が着陸をやり直したところ、地上約30メートルまで急降下した。いずれも、GPWSが作動して、墜落は回避された。
 一方、ピーチ社は24日、病欠が相次ぎ機長を確保できず、5月以降に2千便以上が欠航する恐れがあると発表していた。小林さんは「パイロット不足が、今回のトラブルと関連しているのかは分からない」と話した。

4798チバQ:2014/05/05(月) 13:08:49
372 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/05/05(月) 06:22:12.93 ID:DYGAtEga0
世界一着陸料が高い空港

1. Haneda Airport in Tokyo, Japan: $6,850
2. Narita International Airport in Tokyo, Japan: $5,600
3. Kansai International Airport in Osaka, Japan: $5,400
4. Toronto Pearson International Airport in Toronto, Canada: $5,200
5. Darwin International Airport in Darwin, Australia: $4,600
6. Bristol Airport in Bristol, England: $4,400
7. Chubu Centrair International Airport in Nagoya, Japan: $4,300
8. Dublin Airport in Dublin, Ireland: $4,100
9. La Guardia Airport in New York, United States: $3,950
10. Salzburg Airport in Salzburg, Austria: $3,800

http://www.therichest.com/luxury/most-expensive/10-most-expensive-airports-to-land-your-plane/

これを見るといかに日本の空港が異常に高コストかがわかるな・・・。

これでは、北京首都国際空港、香港国際空港、上海浦東国際空港、仁川国際空港に差をつけられるのは当たり前・・・・・。か?!

4799チバQ:2014/05/06(火) 11:58:58
http://toyokeizai.net/articles/-/36748

"空飛ぶ三陸鉄道"天草エアラインの変革力

これが地域航空会社の生き残りのヒントだ
鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師
2014年05月04日


まさに航空業界の「あまちゃん列車」だ――。わずか39人乗りの飛行機、それもたった1機で頑張っている地域航空会社が九州にある。熊本県の天草空港を拠点に運航する天草エアラインである。

同社は交通アクセスが不便な天草地域のライフラインとして、2000年に就航した。現在は、福岡―天草(1日3往復)、熊本―天草(1日1往復)、熊本―大阪・伊丹(1日1往復)の3路線を運航している。

実際に乗ってみると、飛行機でありながら、ローカル線の列車に近い機内の雰囲気が味わえる。とにかく客室乗務員が明るく、気軽に話しかけてくれるのだ。記念撮影も喜んで受けてくれるほか、シートポケットには同社の客室乗務員全員のプロフィール紹介が入っている。利用者と航空会社の距離が近いのが、同社の特徴である。

1度乗ったらまた乗ってみたいと思う観光客が多く、リピーター獲得につながっている。また、大型機と異なり、離陸時には滑走路を這うように飛び立つという体験もコミューター機ならではの魅力だろう。

奥島社長が吹き込んだ新風

かつての天草エアは、赤字続きの第3セクターの航空会社だった。大きく変わったのは、2009年に奥島透社長が就任してから。社内改革や地域貢献の取り組み、さまざまなイベントを仕掛けるなど、地道な努力を続けた結果、2013年度の旅客収入は6億4283万円。前年度に比べ1割強の増収となった。機体の整備費については熊本県など自治体からの補助金を受けているが、5期連続の単年度黒字も達成している。

特に、この1年の利用者の増加は顕著だ。2013年度の総旅客数は7万6387人で、前年度比14.5%増を記録。搭乗率も、メインの福岡―天草線で60.8%(前年度は50.2%)、全路線でも59.6%(同52.6%)となった。2008年のリーマンショック以降、落ち込んでいたが、リーマン前の水準まで利用者が回復した。

部署を越えた一体感

「あの頃は創業以来の赤字続きで、会社全体に閉塞感があった」と、奥島社長は5年前を振り返る。まず取り組んだのは社内改革だった。


奥島氏が社長に就任した2009年は、リーマンショックの翌年で地域航空会社はどこも厳しい経営を迫られていた。奥島氏はまず、個室だった社長室の壁を取り壊し、ほかの社員と机を並べ、社員と積極的に会話する環境を整えた。

さらに、社長や管理職を含めた社員総出で1機しかない大切な飛行機の洗浄を始めた。「これが社員の一体感につながった」(奥島社長)。

全社員56名(うちパイロット8名、客室乗務員5名)は、さまざまな業務を兼務する。たとえば、空港のグランドスタッフは自社便が出発する時間帯にはカウンター業務、到着時には預け手荷物の運搬やお客様への引き渡し業務、それ以外の時間帯は予約センターの電話応対などの業務を行う。

また、フライトがない客室乗務員は保安検査場業務の手伝いをするなど、日々、マルチタスクを行っている。天草空港は日本では珍しく、保安検査も航空会社が担当しており、保安検査業務の資格を持つ社員が利用者の荷物をチェックする。このように、天草エアには所属する部署を越えて業務を助け合う文化が定着している。

4800チバQ:2014/05/06(火) 11:59:49
奥島社長就任後のもう1つの大きな変化が、客室乗務員の所属する客室部の取り組みである。社長自身も「客室乗務員の親しみやすいサービスでは、日本中で絶対に負けない」と豪語する。

社員の声をすくい上げる社風


同社の客層は、福岡―天草線の場合、3分の1が天草地域、3分の1が福岡周辺、残りが関東や関西などからの観光客となる。特にここ数年で増えているのが観光客だ。

こうした中、客室部のアイデアで始まったのが、冒頭の客室乗務員の顔写真付きのプロフィール紹介である。いつも利用している乗客はもちろん、初めて利用した観光客にも好評で、このプロフィールから会話が広がることも多いそうだ。

天草エアはパイロット2名と客室乗務員1名の体制で運航しているが、利用者と接する機会が多い客室乗務員の果たす役割は大きい。客室部の太田昌美部長は「社員の発想を積極的に採用してくれる社風がある」と話す。

気さくな客室乗務員が多く、大手航空会社ではまず見ることができないWピースでの写真撮影にも気軽に応じてくれるのも、天草エアならではのサービスである。奥島社長は「お客様の目線で膝まずいて雑談したりすることは、ほかの航空会社ではありえない」と言う。


機内の読み物も独自色を前面に打ち出す。オススメは、客室乗務員が自ら取材してきた観光案内。読んでいれば、短いフライト時間(天草―福岡線で35分)はアッという間に過ぎてしまう。

また、機内サービスについて利用者から募集したアイデアは、実現可能・不可能は別にして、まとめたものを読み物として機内で提供している。

地元の知名度向上にも、積極的に取り組んできた。天草はイルカウォッチング、海の幸を使った寿司や天草産の黒毛和牛といったグルメなど、観光資源は豊富だ。ただ、なかなか訪れる機会が少ないのが天草の現状でもある。

まずは天草を知ってもらうのが先決と、地元観光協会や自治体、それに天草エアが中心となって企画したのが、世界中のサンタクロースを一堂に集めたイベント「サンタクロース会議」だった。

天草市は16世紀にキリスト教が伝来し、鎖国時代の禁教の中でもクリスマスを祝っていた。そんな歴史を踏まえて、2013年9月に初めて天草で開催した。その際の話題づくりに一役買ったのが、天草エアの「サンタ特別便」。イベントに参加する世界のサンタを同社の飛行機で運ぶというものだ。

これが話題となり、天草空港には開港以来の人が押し寄せた。サンタには、男性の場合、体重120キロ以上という規定がある。サンタ全員は何とか飛行機に載せられたが、荷物を含めると重量オーバーとなってしまう。そのために荷物を急遽陸送にしたことは、今となっては笑い話だ。

機体目当ての利用者も

利用者のハートをつかんだのは、機内サービスや話題作りだけではない。


天草エアの機体は、カナダのボンバルディア社のDHC-8-103型機。初就航から使っている機体であるが、2012年の機体デザインコンテストで現在のデザインになった。

プロペラ機を親子イルカに見立てたデザインで、かわいらしいと評判に。この機体を目当てに天草エアを利用する人も増えてきており、各便の出発時や到着時に機体を携帯カメラで撮影する人は多い。

アイデアマンの奥島社長はほかにも、熊本―伊丹線の機内サービスとして冬場はポンカンを提供したり、今年2月には1日中、同社の全フライト(天草発10区間もしくは福岡発8区間)を乗りっぱなしで空の旅を楽しむ「パラダイス運賃」(発売終了。200枚近くが売れた)を企画した。次の一手は、釣りが趣味という社長が天草で釣った鯛を搭乗者に抽選でプレゼントする企画などを検討中だ。

他社にない独自色を次々に打ち出すことで、地域のライフラインとしてだけでなく、観光列車ならぬ、観光エアラインという新しいジャンルの航空会社としても存在感を示せる。天草エアラインに地域航空会社のあるべき姿を見た気がする。

4802チバQ:2014/05/07(水) 21:40:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/07/2014050700503.html
2014/05/07 07:59
韓中黄金路線、大韓航空とアシアナ航空が争奪戦

 大韓航空とアシアナ航空が今月末に追加配分される韓中間の航空路線の運航枠をめぐり争奪戦を展開している。韓中路線の乗客は2009年の707万人から昨年は1258万人に増えた。両社の「黄金路線」の運航枠を少しでも多く確保しようと、大韓航空では智昌蟬(チ・チャンフン)総括社長、アシアナ航空では金秀天(キム・スチョン)社長が陣頭指揮を取っている。2人はそれぞれ中国地域本部長、中国チーム長などを務めた経歴を持ち、中国事業に愛着が深い。


 両社は仁川−北京、仁川−広州の2路線でしのぎを削っている。先月24日に終了した韓中航空交渉では、北京線で週3往復、広州線で7往復の増便が決まったが、両社への配分比率は未定だ。


 現在両社が確保している運航枠は、北京線が大韓航空が18往復、アシアナ航空が24往復、広州線は大韓航空が4往復、アシアナ航空が10往復となっている。仁川−上海線もアシアナ航空が28往復で、大韓航空の21往復に比べ優位だ。


 複数の航空会社の申請が重なった路線は、航空交通審議委員会による審議を経ることになるが、最近のセウォル号沈没事故を受け、同委が航空安全評価をこれまでよりも審査に反映させるとみられることが深く低要素だ。


 国土交通部(省に相当)国際航空課によると、同委は量的評価(67.5%)、質的評価(32.5%)で航空会社を評価するという。量的評価は、最近3年間の事故発生状況、課徴金の納付など航空安全とセキュリティーに関する要素が半分程度を占める。


 アシアナ航空は、審査の先行きをやや不安視している。昨年7月にサンフランシスコ空港で着陸失敗事故を起こしたほか、先月にはサイパン島に向かっていた同社便がエンジンオイルのフィルターの異常警告を無視し、運航を継続していたことが判明したためだ。同社関係者は「今回の運航枠割り当てには、2件の事故が反映されないと聞いている」と述べた。


 大韓航空関係者は「後発のアシアナ航空を支援するため、政府はこれまで路線配分に当たり、政策的支援を行ってきたが、そろそろやめるべき時期が来ている」と指摘した。


チェ・ソンジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

4803チバQ:2014/05/07(水) 21:43:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140507/bsd1405070625001-n1.htm
航空業界パイロット不足が深刻化 「2030年問題」人材争奪戦は必至 (1/3ページ)2014.5.7 06:25
 航空業界でパイロット不足が深刻化してきた。関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが先月、パイロットの病欠などを理由に大量欠航を発表したばかりだが、主な航空会社でパイロットの大量退職が始まる「2030年問題」も控えている。LCCの成長と新興国での航空需要の増加を背景に、人材の争奪戦が激化しそうだ。

 ピーチの大量欠航は関係者に大きな衝撃を与えた。機長52人のうち8人が病欠したことに加え、事業拡大を見据えた採用もうまくいかず、5〜6月の448便の欠航がすでに確定。さらに、7〜10月の1624便にも欠航の可能性があるという異常事態となった。

 日本では、国内線を運航するLCCは平成24年に3社体制となり、この約2年で路線や便数を急速に拡大させてきた。

 当初は22年に経営破綻した日本航空の退職者を獲得していたが、その人材も底をついたという。ピーチの森健明オペレーション本部長は「パイロットの確保には各社とも苦労をしている」と話す。

 航空業界では、パイロット不足は一時的な現象ではなく中長期的な問題とされる。全日本空輸や日航など国内の主な航空会社のパイロットの年齢構成は40代に偏っており、2030年前後には相次いで定年退職を迎えるからだ。

 一方で、世界全体では、ビジネスや観光などの航空需要の拡大を背景に2030年には10年の2倍以上となる約98万人のパイロットが必要になる。経済成長の続くアジア太平洋地域では4・5倍の約23万人が必要で、各国の航空会社によるパイロット争奪戦は必至の情勢だ。

 こうした現状を踏まえ、日航は経営破綻で中断していた自社養成パイロットの新卒採用を来年4月入社から5年ぶりに再開する。全日空も今年4月からパイロットの月間平均乗務時間を延長している。

 成田空港を拠点とするLCCのジェットスター・ジャパンは、豪州やシンガポールなどのグループ会社との間で「パイロットの移籍を積極的に行うことを検討している」(広報)という。

 政府はことし3月、自衛隊のパイロットに民間航空会社への転職を促す制度の再開を決定。航空会社にとっては経験豊富な即戦力の確保につながると期待される。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「パイロットの安定確保は航空会社などの民間が責任を持って取り組むべき課題だ」とした上で、「国の一定程度の関与も必要。パイロットの“粗製乱造”にならないような対策が重要だ」と話している。(森田晶宏)

4804チバQ:2014/05/10(土) 01:10:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140509/chb14050922190001-n1.htm
成田国際空港会社決算、旅客増加で過去最大利益に 千葉

2014.5.9 22:19


 成田国際空港会社(NAA)は9日、平成26年3月期連結決算を発表した。オープンスカイ(航空自由化)による新規就航、LCC(格安航空会社)の通年運航などの効果で発着回数や旅客数が増加し、最終利益は過去最大を記録した前期を46億円上回る199億円で、過去最大を更新した。

 本業のもうけを示す営業収益は前期を102億円上回る1994億円。旅客数の増加や円安などの影響により、物販や飲食などのリテール事業で増収を確保した。一方、国際線着陸料の引き下げなどの影響で空港運営事業は減収となった。経常利益は前期より57億円増え、333億円と過去最大。

 今年度は羽田空港の国際線2次増枠により大型機の減便が見込まれるものの、フィリピンや台湾などのアジア路線が好調なことやLCCの増便などのプラス要素があるため、27年3月期の最終利益は26年3月期に次ぐ歴代2位の水準になる見通しとしている。同日の記者会見でNAAの夏目誠社長は「羽田の増枠による影響は限定的なものとみている」と強調した。

4805チバQ:2014/05/13(火) 19:17:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000538-san-soci
海面異常接近のピーチ機長、「警報作動」報告せず 国交省が指導
産経新聞 5月13日(火)13時46分配信

 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの旅客機が那覇空港付近で海面に異常接近した問題で、機長らが地上接近警報装置(GPWS)の作動にもかかわらず異常を認識せず会社に報告していなかったことが13日、国土交通省の調べで分かった。国交省はGPWSが作動した場合、機長に報告させるよう同社に指導した。

 今回のトラブルは4月28日に発生。同社の石垣発那覇行きエアバスA320が那覇空港の北約7キロで高度約75メートルまで降下、海面に異常接近しGPWSが作動した。アルゼンチン国籍の男性機長は緊急に機首を上げ着陸をやり直した。

 国交省航空局は今月8、9の両日に同社を監査。その結果、機長と副操縦士はGPWSが作動したが、視界不良などの理由から海面に異常接近したとの認識がなく、会社に報告しないまま那覇から関西国際空港に出発していたことを確認した。

 同社によると、GPWSが作動した場合、運航できない社内規定だが、警報にも危険度によって段階があり、「今回は運航を停止する事案ではなかった」としている。しかし、航空局は今回の警報レベルでも社内規定で報告を義務付けている航空会社があるとして、同社についても今後機長に報告させるよう指導した。

 このほか、客室乗務員の訓練記録や機材の整備記録の一部に不備があり、航空局は改善するよう求めた。

4806チバQ:2014/05/13(火) 20:08:20
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140513/ece1405131805001-n1.htm
成田に強敵? GWの出入国者4%減 羽田国際線拡大が影響か2014.5.13 18:05
 東京入管成田空港支局は13日、ゴールデンウイーク期間中(4月25日〜5月6日)の成田空港の出入国者数が約74万5千人(速報値)で、前年同期と比べて約4・1%減少したと発表した。

 このうち日本人は約18・2%減の約42万4千人だった。同支局は「羽田空港の国際線発着枠が拡大したことや、連続して休みが取りにくかったことが影響したのではないか」としている。

 一方、外国人の出入国者数は、円安傾向などが追い風となって約24・2%増の約32万1千人となった。

 旅行客による混雑のピークは出国が5月3日、入国が同6日だった。

4807チバQ:2014/05/14(水) 20:57:34
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140514-OYT1T50075.html
「移動先ない」と小型機駐機、飛行場閉鎖できず
2014年05月14日 11時57分
 阿見飛行場(茨城県阿見町島津)を閉鎖し、大規模太陽光発電所(メガソーラー)に転換する計画で、駐機していた小型プロペラ機9機のうち6機のオーナーが、閉鎖予定の5月以降も別の飛行場に移らないで駐機を続ける意思を示していることがわかった。


 機体の速やかな移動を求めている飛行場側に対して、オーナーらは「駐機できる別の飛行場がない」との立場で、双方の主張は平行線をたどり、解決の糸口が見えない状況になっている。

 計画によると、同飛行場を所有する「小学館不動産」(東京都千代田区)が事業主体となり、滑走路やその周辺部分計約5万平方メートルに約1万6000枚の太陽光パネルを設置する。2015年4月に発電を始めるため、今年5月に飛行場を閉鎖し、6月から工事に入る予定だった。

 同飛行場を運営している同社系列の「東京航空」(同)は昨年12月、同飛行場に駐機しているオーナーに今年3月末日での駐機場の解約を通告し、今年1〜3月の計3回、別の移動先について話し合った。

 ところが、同飛行場に近い竜ヶ崎飛行場(龍ヶ崎市)は、閉鎖が決まった阿見飛行場から小型プロペラ機2機を受け入れて駐機スペースがなくなったとして、2機以外の機体が移動できなくなった。さらに大利根飛行場(河内町)も、既に駐機場所はないという。

 同社は埼玉県桶川市、川島町にまたがる「ホンダエアポート」を移動先として提示したが、「車での移動に時間がかかる」としてオーナーらの理解が得られなかったという。このため阿見飛行場の閉鎖時期は未定のままだ。

 同社は契約解除に伴って4月以降の駐機場使用料(格納庫内月額16万2000円、庫外月額9万7200円)をオーナーから受け取っていない。5月に入り、航空機用のガソリンを入れていたタンクも残りわずかで販売を打ち切っている。

 オーナーらによると、駐機を希望している6機のうち、5機のオーナーは同社に駐機場使用料の支払いを申し入れたが受け取りを拒否されたとして、水戸地方法務局土浦支局にそれぞれの4月分の駐機場使用料を供託金として納めることにしている。

 オーナーらは5月以降も毎月、供託を継続する予定という。阿見飛行場に20年近く駐機しているオーナーパイロットの男性(69)(稲敷市)は、「近隣に駐機場がないので困っている」と話している。

 同社の永吉修一社長は、「誠意をもってオーナーと対応したが、理解が得られなかった。今後は弁護士と相談して対応を検討していきたい」としている。

4808チバQ:2014/05/14(水) 23:22:21
自分の父親を亡くした時、自分はベトナムに居て
下の記事のように航空券を変更してくれました。
そのこと自体は感謝なのですが・・・
サービスにはコストがかかるという前提を無視して神対応というのはどうかと思う。

つーか、出産ならスケジュール変わることもあるだろう。
それを想定できないでチケット買うなよ

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140514/dms1405141205007-n1.htm
【編集局から】航空会社の「神対応」に感謝2014.05.14
 企業の行き届いたサービスや見事なクレーム対応のことをインターネットの世界では「神対応」というそうです。

 先日、取材の合間を縫って妻の里帰り出産に立ち会ったのですが、そこで記者もその「神対応」にあいました。

 妻の帰省先は飛行機で東京から片道2時間半かかる沖縄。担当の産婦人科医のアドバイスに従い、航空券を手配していたのですが、予定日よりも数日早く妻から電話が入りました。

 「破水したみたい…」

 その日のうちに入院し、翌日には出産準備に入るというのです。

 出産に間に合うためには、すぐに出発しなければなりませんが、記者が購入した航空券は変更や取り消しができないタイプのもの。

 ダメもとで、購入先の航空会社に搭乗日の変更をお願いしてみました。返事はやはりノー。「子供がもうすぐ生まれそうで…」と事情を話すと、意外な返事が。「そういうご事情でしたら特別に変更させていただきます。何時の便をご希望ですか?」

 すぐに病院に駆け付けられるように、と出口に近い座席まで確保してくれる配慮ぶりです。感謝の意を伝えた後、オペレーターの女性が言った一言が忘れられません。

 「一生に一度のことですから」。人の優しさに触れた瞬間でした。 (A)

4809チバQ:2014/05/17(土) 00:07:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000051-jij-bus_all

格安バニラ・エアも運航中止=6月の154便―機長不足で

時事通信 5月16日(金)12時13分配信



 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は16日、必要な人数の機長を確保できなくなったため、6月に計154便の運航を中止することを明らかにした。退職者が見込みを上回り、補充採用も間に合わなかった。繁忙期となる7月以降は人員を確保し、予定通りに運航する。16日午後に発表する。
 LCCでは、ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)も病欠者が相次いで機長不足に陥り、5〜10月に最大2000便以上の運航を中止すると発表している。

4810チバQ:2014/05/19(月) 01:58:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140518/biz14051809340005-n1.htm
羽田・成田発着枠5割増 国交省検討 2030年代、滑走路新設
2014.5.18 09:34
 羽田、成田の両空港に発着できる航空便を増やす国土交通省の計画案が17日、明らかになった。2020年の東京五輪までに、東京上空の飛行制限を緩めるなどして今年度の1割増となる年間83万回に拡大。さらに30年代をめどに、両空港に新しい滑走路を建設し、5割増の110万回を目指す。

 国交省は計画案を近く開催する有識者会議に提案、周辺自治体や航空会社などと具体的な協議に入る。

 政府は訪日外国人客数を20年に2千万人、30年に3千万人とする目標を掲げている。航空便の発着枠は、成田で今年度中に30万回まで増える見通しで、羽田と合わせた首都圏空港では75万回となる。

 計画案では、東京五輪を視野に、羽田で飛行ルートの規制を緩め、東京都や神奈川県の市街地上空を飛行可能にして4万回増やす。これまで騒音対策で東京湾上空を飛行していたが、低騒音の旅客機を活用して地元の理解を得る。成田では誘導路の新設などで4万回増やす。

 続いて、30年代をめどに両空港で3千メートル級の滑走路を新設する。

 羽田は5本目の滑走路を沖合に作る案が有力。成田では3本目の滑走路を約1200億円かけて増設する計画がある。

4811チバQ:2014/05/19(月) 02:00:32
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140517-OYT1T50013.html?from=ytop_main3
待遇・育成…急増LCC、パイロット不足深刻化
2014年05月17日 10時53分
バニラ・エアの旅客機(16日、成田空港で)=林英彰撮影
 格安航空会社(LCC)でパイロット不足が深刻になっている。バニラ・エアは6月に予定していた運航の約2割に当たる154便を中止する。

 ピーチ・アビエーションもパイロットが足りず、10月までに最大約2000便を減便する。ただ、人材育成には課題が多く、LCCの成長にとって大きな壁となりつつある。

 バニラの石井知祥(とものり)社長は16日の記者会見で、運航中止について「心よりおわびします」と頭を下げた。6月は機長28人で運航する計画だったが、5月までに5人が退職や病欠などで乗務できなくなったため、と釈明した。7月以降は、全日本空輸から機長を派遣してもらい運航するという。

 19日から減便するピーチも機長が足りない。機長52人のうち8人が病気やけがで乗務できなくなった。パイロットの新規採用も進んでいない。

 パイロットが確保できないのは、LCCの相次ぐ就航による「人手不足」が理由だ。ピーチは2012年3月、国内初のLCCとして関西空港を拠点に就航。その後、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)がそれぞれ成田空港を拠点に就航した。13年には国内線の旅客数に占めるLCCの割合は6%を超えた。

 国土交通省によると、LCCの就航で、13年には11年時点と比べて164人のパイロットが新たに必要となった。航空需要の伸びに伴い、15年時点ではさらに最大351人のパイロットが求められる。

 機長の育成には通常は10年程度かかる。LCCはこれまで、10年に経営破綻した日本航空から機長を迎えるなどの方法で機長を確保してきた。全日空や日航は「パイロットは足りている」のに対し、LCCは「急激な路線拡大に追いつかなくなった」(航空業界関係者)。全日空、日航の2社との間で、パイロットの待遇に大きな差があることもLCCにとって不利となっている。

 世界の航空需要は増加しており、30年にはアジア・太平洋地域で約9000人のパイロットが不足する、との試算もある。日本でも20年頃には現在より2〜3割多い約7000人のパイロットが必要になる見込みだ。国内のパイロットは13年1月現在で5686人で、政府が資格取得を支援する航空大学校の出身が39・9%、民間航空会社による自社養成が34・3%。ただ、自社養成には1人当たり数千万円のコストがかかるほかノウハウも必要で、LCCにとっては難しい。

4812チバQ:2014/05/19(月) 02:02:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140517/bsd1405170500003-n1.htm
LCC実態…弱かった「採用競争力」 パイロット不足で欠航相次ぐ (1/3ページ)2014.5.17 06:56

 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは16日、機長不足を理由に、6月に国内線の成田−那覇線と成田−新千歳線の一部で154便を欠航すると発表した。

 6月に運航を予定していた国際線を含む便数全体の21%に当たる。LCCをめぐっては4月、関西空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションも同じ理由で最大2000便超の欠航を発表したばかり。低運賃を武器に国内でも根づきつつあるLCCだが、パイロット不足が事業拡大の隘路(あいろ)になっている。

 バニラは、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の全額出資子会社。欠航となる便を予約していた乗客2551人に影響が生じる。

 バニラの石井知祥社長は同日、東京都内で記者会見し、「経営として重く受け止めている。機長の確保や養成をしっかりやっていく」と謝罪した。国際線は全便を運航するとした。

 6月は機長が26人必要だったが、採用が予定通り進まなかったことに加え、想定以上の退職者が出たことで、3人不足するという。石井社長は「(会社発足が昨年11月と)後発組で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と説明した。

 ただ、同じANAHD傘下の全日空から機長の出向者を受け入れたほか、病欠者らが復帰することから、繁忙期の7月以降は必要な機長数を確保できるため計画通りに運航する予定。

 LCCでは4月、ピーチが5月19日から10月25日まで最大2072便を欠航すると発表。機長52人のうち8人が病欠という緊急事態に加え、事業拡大に向けた採用も不調だったためだ。

 LCCはもともと、余剰の機材や人員をあまり持たないことなどでコストを抑え、低運賃を実現している。こうした中、バニラやピーチでパイロット確保が綱渡りだった実態が表面化し、LCCのこうしたモデルの難しさが浮き彫りになった格好だ。会見でバニラは、病欠などを見込んだ機長の余剰人員は1〜2人程度だったと明かした。

 国内でも若者を中心に観光向けなどで定着しつつあるLCCだが、大量欠航の続発でイメージが悪化する可能性もある。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「LCCは大手に比べパイロットの待遇で見劣りし、獲得はそれだけ難しくなる」とした上で確保策として「自社養成などを視野に入れる必要があるほか、当面の対応ではパイロットへの待遇改善をある程度は優先せざるをえない状況だ」と語る。

 国内LCC3社の運航体制 

              路線数  1日当たりの便数 在籍パイロット数(人) 欠航する便数

 バニラ・エア       国内線2  24      機長26        6月に154

              国際線2          副操縦士32 

 ピーチ・アビエーション  国内線10 約70     機長52        5月19日から

              国際線6          副操縦士56      10月25日まで最大2072

 ジェットスター・ジャパン 国内線14 最大76    機長67         −

                            副操縦士76

4813チバQ:2014/05/19(月) 21:37:04
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201405/0006971885.shtml
2014/5/19 07:10


但馬空港開港20年 東京便実現、かじ取り難航

滑走路から離陸する36人乗りの小型機=豊岡市岩井、但馬空港  兵庫県が運営する但馬空港(豊岡市)が18日、開港20年を迎えた。東京(羽田)直行便は開港以来の地元の悲願だが、実現に至っていない。高速道路の延伸や羽田への乗り入れ機材が見つからないなど、取り巻く環境は厳しいまま。県は空港の「存在意義」をかけ、本年度、運営体制を初めて見直す。(若林幹夫)


 但馬空港は、県が1994年に開設。日本航空グループの日本エアコミューターが、36人乗りの小型機で大阪(伊丹)空港に1日2往復を就航している。

 地域が要望しているのが羽田空港への直接乗り入れ。実現すれば、現在の2時間半前後が1時間半に縮まる。しかし、1200メートルと滑走路が短く、就航できる機材がなかなか確保できない。

 関係者が一時、「チャンスか」と色めき立ったのが、2010年、羽田空港滑走路拡張に伴う小型機枠の設置。13年には、地域の取り組みと合わせ、2年間限定の路線を募る「政策コンテスト」があったが、やはり、短い滑走路で発着できる小型機を持っている航空会社が少なく、手を挙げることはできなかった。

ライバル続々

 そもそも開港の理由は、高速交通網の空白地解消だった。しかし、北近畿豊岡自動車道の豊岡市内への延伸が決定。16年度には市南部の日高町まで通り、但馬地域の交通の便は良くなる。

 また、但馬でも北西部は鳥取空港に目が向いている。同空港は、政策コンテストで採用され、3月に羽田便を増便。兵庫県や但馬各市町でつくる但馬空港推進協議会に属する新温泉町は、鳥取県と東京都内で共同PRに乗り出している。

 こうした状況から、兵庫県は本年度中に第三者委員会を設置。外部の視点で、東京便実現のための方策を考えてもらう。さらに第三セクター「但馬空港ターミナル」に、空港管理事務所の業務を委託し、運営効率化も図る。

 豊岡市の中貝宗治市長は「直行便が実現すると流動性が一気に高まり、医師不足や情報発信が劇的に変わる。但馬の魅力を高めて利用を増やし、実績を示すしかない」としている。

4814チバQ:2014/05/20(火) 23:19:22
http://kumanichi.com/news/local/main/20140520006.xhtml
天草エア搭乗者6年ぶり7万5千人超 13年度 2014年05月20日

 天草エアライン(天草市)の奥島透社長は20日、2013年度の搭乗者数が7万6387人だったと明らかにした。前年度比14・5%増で、6年ぶりに7万5千人を上回った。

 大幅な伸びを示したことについて、奥島社長は「搭乗100万人到達を記念して実施した(天草−福岡)片道1000円キャンペーンなどが増加の要因」と述べた。

 有償搭乗者数は15・7%増の7万3548人。ただ、搭乗率は59・6%で、採算ラインとしている65%を下回った。

 天草市役所であった、天草2市1町の行政や経済団体などでつくる同空港利用促進協議会(会長・中村五木天草市長)の総会で報告された。

 総会では、有償搭乗者数の目標を年間7万4千人とする14年度事業計画を承認。空港の愛称募集など開港15周年記念事業の実施や、天草の特産を集めたマルシェを月1回、同空港交流広場で開催することを確認した。(石本智

4815とはずがたり:2014/05/21(水) 01:57:51

ピーチ、5−10月の欠航が56便増えて2128便に 訓練生の退職で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140520560.html
産経新聞2014年5月20日(火)18:47

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは20日、機長不足を理由に5〜10月に欠航する便数が最大2128便に増えると発表した。従来は最大2072便としていたが、機長として乗務予定だった訓練生2人が5月上旬に退職した影響で、8月に那覇−台北線で56便が追加で欠航するという。

 最大2128便のうち、すでに確定済みの5〜6月の448便に加え、今回は7〜8月の894便の欠航が確定。レジャーや帰省など夏の繁忙期での大量欠航となる。

 9〜10月も786便が欠航する可能性があるとしており、7月上旬までに欠航便数を確定させる。

 ピーチに在籍する機長の数は現在55人。このうち8人は依然として病欠で、4月28日に那覇空港付近でピーチ機が海面に異常接近するトラブルが起きた際の外国人機長も乗務から外れており、稼働可能な機長の数は46人という。

 機長訓練生2人が退職した理由について、ピーチの遠藤哲総合企画部長は「個別の事情による」として詳細を明らかにしなかった。今後の機長の確保策については「日本人や外国人で積極的な採用を進めるほか、社内で一定経験を積んだ副操縦士からの昇格により、拡充に努める」とした。

LCC実態…弱かった「採用競争力」 パイロット不足で欠航相次ぐ
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140516003.html
フジサンケイビジネスアイ2014年5月17日(土)08:21
 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは16日、機長不足を理由に、6月に国内線の成田−那覇線と成田−新千歳線の一部で154便を欠航すると発表した。6月に運航を予定していた国際線を含む便数全体の21%に当たる。LCCをめぐっては4月、関西空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションも同じ理由で最大2000便超の欠航を発表したばかり。低運賃を武器に国内でも根づきつつあるLCCだが、パイロット不足が事業拡大の隘路(あいろ)になっている。

 バニラは、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の全額出資子会社。欠航となる便を予約していた乗客2551人に影響が生じる。バニラの石井知祥社長は同日、東京都内で記者会見し、「経営として重く受け止めている。機長の確保や養成をしっかりやっていく」と謝罪した。国際線は全便を運航するとした。6月は機長が26人必要だったが、採用が予定通り進まなかったことに加え、想定以上の退職者が出たことで、3人不足するという。石井社長は「(会社発足が昨年11月と)後発組で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と説明した。

 ただ、同じANAHD傘下の全日空から機長の出向者を受け入れたほか、病欠者らが復帰することから、繁忙期の7月以降は必要な機長数を確保できるため計画通りに運航する予定。LCCでは4月、ピーチが5月19日から10月25日まで最大2072便を欠航すると発表。機長52人のうち8人が病欠という緊急事態に加え、事業拡大に向けた採用も不調だったためだ。

 LCCはもともと、余剰の機材や人員をあまり持たないことなどでコストを抑え、低運賃を実現している。こうした中、バニラやピーチでパイロット確保が綱渡りだった実態が表面化し、LCCのこうしたモデルの難しさが浮き彫りになった格好だ。会見でバニラは、病欠などを見込んだ機長の余剰人員は1〜2人程度だったと明かした。国内でも若者を中心に観光向けなどで定着しつつあるLCCだが、大量欠航の続発でイメージが悪化する可能性もある。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「LCCは大手に比べパイロットの待遇で見劣りし、獲得はそれだけ難しくなる」とした上で確保策として「自社養成などを視野に入れる必要があるほか、当面の対応ではパイロットへの待遇改善をある程度は優先せざるをえない状況だ」と語る。

4816チバQ:2014/05/21(水) 22:14:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014052100773
格安航空、相次ぐ運航中止=経営安定遠く
 国内の格安航空会社(LCC)3社が、相次いで一部運航中止を発表した。ANAホールディングスが出資するピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)とバニラ・エア(千葉県成田市)は、予定外の退職などによる機長不足が原因。日本航空が大株主のジェットスター・ジャパン(同)は整備体制構築が遅れたためで、いずれも安定した経営状態には遠いことを浮き彫りにした。
 航空機の操縦資格は、機種ごとに取得する必要がある。日航と全日本空輸の大手2社の保有機がボーイングに片寄っているため、LCC3社が使用するエアバスA320型機の資格を持つ国内の操縦士は少ない。新たな機種に対応するには数カ月の訓練が必要で、直ちに増員することは困難。
 バニラは「LCCとしての独立性が前提」(ANAHD幹部)という建前をいったん棚上げし、全日空から機長2人の出向受け入れを決定。自立経営をうたってきたピーチも、全日空への支援要請を「検討する」(幹部)としている。(2014/05/21-17:42)

4817チバQ:2014/05/22(木) 22:50:25
http://mainichi.jp/select/news/20140523k0000m020101000c.html
LCC:曲がり角 パイロット不足で欠航続発…需要急増で
毎日新聞 2014年05月22日 22時10分(最終更新 05月22日 22時36分)

 国内の格安航空会社(LCC)3社が、パイロット不足などを理由に相次ぎ大規模な欠航を発表、安定的に運航できない事態に陥っている。背景にあるのは、航空需要拡大に伴うLCCの急成長。国土交通省は「多くの利用者に多大な影響を与えて遺憾」(太田昭宏国交相)として、各社の改善状況を注視していく構えだが、パイロット不足はLCC業界の構造的な問題でもあり、今後も人材不足を理由にした欠航が続く懸念もある。

 全日本空輸(ANA)系のピーチ・アビエーションやバニラ・エアは、機長の病欠や退職などによるパイロット不足のため、相次いで欠航を発表した。ピーチは今年5〜10月に国際線と国内線で最大2128便を欠航し、バニラも6月に154便を欠航する。また、日本航空(JAL)が大株主のジェットスター・ジャパンも整備体制の遅れを理由に6月3日から予定していた増便を延期した。

 機材や人員を最小限に抑えてコストを削減し、割安な運賃を提供するのがLCCのビジネスモデル。低価格が利用客に支持されて、2012年3月に0・9%だった国内線のシェアは、今年3月時点では7・5%まで拡大した。

 だが、短期間での路線や便数の急拡大は大きなひずみを生み、パイロット不足につながった。欧米では1970〜80年代にかけて、LCCが相次いで誕生したことをきっかけにパイロットの人数を増やしたが、日本国内では長年、パイロット数が抑制されてきた。12年にLCCが本格参入した際には、LCC各社は経営破綻に伴い解雇されたJALの出身者を多く採用し、パイロットを確保してきた。ところが、JALの経営再建の進展とLCCの成長に伴いパイロット需要が拡大、人手不足の常態化につながった。

 LCCの主力機種がエアバスA320であることもパイロット不足に拍車をかけている。航空機の操縦資格は機種ごとに取得する必要があり、JAL・ANAの保有機種の多くがボーイング社製のため、日本人でエアバスA320の操縦資格を持つパイロットは少ない。このため、LCCの航空機を操縦するには数カ月の訓練が必要になり、突然の退職に対応し、直ちに増員することが難しくなっている。

 6月末からは、中国のLCC、春秋航空などが出資する春秋航空日本が、成田空港を拠点に国内線3路線の運航を始める。活発な航空需要を背景に、国交省は国内LCCのシェアは今後も拡大傾向が続くと見ていて、LCC各社は関係の深い大手航空会社の支援を受けながら、パイロット不足への対応を急いでいる。【永井大介】

 ◇各国間で争奪戦
 LCCのパイロット不足を受け、政府は今春から、自衛隊パイロットの民間航空会社への転出を促す制度の運用を再開した。ただ、アジアを中心とした新興国での中間所得層の拡大で、航空需要は今後も膨らむ見通し。世界規模でパイロット不足の深刻化が懸念されており、今後、各国間のパイロットの争奪戦が激化しそうだ。

 国交省によると、2010年時点で世界には46万3386人のパイロットがいるが、30年には2倍以上の98万799人のパイロットが必要になる。また、国内では約5700人(13年1月末)いるパイロットも、22年には7000人程度が必要になるという。

 現在、パイロットのほとんどは航空大学校の卒業生か大手航空会社の自社養成が占める。だが、養成には10年ほどかかり、パイロット数を急に増やすことは非常に難しい。このため政府は、国内の航空会社に勤務する場合に外国人パイロットの在留資格の取得要件を緩和する方向で検討を始めた。【永井大介】

4818チバQ:2014/05/22(木) 23:01:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140521/biz14052120430045-n1.htm
LCC3社、立て直しに向け正念場
2014.5.21 20:43 (1/2ページ)

ピーチ・アビエーション機=関西空港
 国内格安航空会社(LCC)の経営が正念場を迎えている。平成24年3月にピーチ・アビエーションが国内線で初の運航を開始してから3年目。パイロット不足や機体整備体制の遅れで、21日までにバニラ・エア、ジェットスター・ジャパンを含めた国内3社がそろって欠航や増便の延期に追い込まれた。新しい顧客層を開拓して急成長してきた一方、運営体制が追いつかない現状が浮き彫りとなった。(森田晶宏、藤沢志穂子)

 国土交通省によると、国内線の旅客数に占めるLCCのシェアは、3月末で7・5%と過去最高となった。また、観光庁が21日発表した昨年1年間の国内旅行消費額は約22兆5千億円と6年ぶりに増加に転じた。訪日外国人に加え、景気回復で日本人の国内宿泊旅行も増加している。ともに今後さらなる上積みが期待されるが、LCCの欠航が影を落としかねない。

 LCCは余剰の機材や人員を抑えることでコストを削り、割安な運賃を提供して若者を中心に顧客層を拡大してきた。だが短期間で路線や便数が拡大した影響でパイロット不足が深刻だ。自力養成は時間も費用もかかって難しい。そのため各社とも、系列の全日本空輸や日本航空の協力で運営体制の立て直しを急いでいる。

 国土交通省は最近の欠航などは、LCCの成長の過渡期における「生みの苦しみ」(幹部)で、大手航空会社の支援で、早期の立て直しは可能とみている。

 ただ6月末からは、中国のLCCの春秋航空などが出資する春秋航空日本が、成田空港を拠点に国内線3路線の運航を始める。競争が激しくなるなか、既存の国内3社にはいかに運航品質を向上させ、利用者の信頼に応えていくかが問われている。

4819チバQ:2014/05/24(土) 19:05:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00000115-san-bus_all

中国LCC 春秋航空 日本路線拡充 5年以内 10空港乗り入れ

産経新聞 5月24日(土)7時55分配信







中国LCC 春秋航空 日本路線拡充 5年以内 10空港乗り入れ


上海市内の本社で若いスタッフから状況説明を聞く中国の格安航空会社「春秋航空」の王正華会長(河崎真澄撮影)(写真:産経新聞)


 ■「訪日ブーム 最重要市場」

 上海に拠点を置く中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空が日本路線を大幅に拡充する。同社の王正華会長は産経新聞の取材に対し、2〜5年以内に日中間を結ぶ国際路線の発着地を、中国側で20都市以上、日本側で10カ所以上増やす方針を明らかにした。王氏は格安便の大幅増発により、「中国の訪日客は年率50%以上伸び、日本が最重要市場になる」と話した。

 上海から日本に向かう同社の国際路線は現在、茨城▽関西空港▽高松▽佐賀−の4カ所。王氏は日中の航空当局などに対し札幌と福岡の2路線の開設も申請したことを明らかにした。札幌は7月、福岡は年内にも就航する見通しだ。また、中部(愛知県)や広島、長崎などの路線開設も近く申請し、2年以内の就航をめざす。

 さらに天津、重慶の両直轄市や大連(遼寧省)▽西安(陝西省)▽深セン(広東省)など、中国国内の20都市以上の空港と主に成田、関空を結ぶ路線を3〜5年内に開設する考えだ。成田や関空で自社の便と接続し、日本国内の10カ所以上の空港に乗り入れる。

 同社は燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を除く片道運賃が、上海−佐賀線の場合3千円からと、破格の安値で業績を伸ばしている。また、同社の日本法人は6月27日から、成田を拠点に広島、高松、佐賀の3都市を結ぶ日本の国内線にも参入する予定だ。

 急ピッチの路線拡張計画について、王氏は「対日関係悪化と一線を画した訪日ブームが中国にある」と説明する。

 香港や東南アジアなどへの旅行経験がある中国の富裕層や中間所得層は、次の旅行先として日本への関心を高めている。円安元高により、日本での買い物が割安になったことも大きな理由だ。

 同社の日中路線は今年約30万人の搭乗者を見込む。格安便の就航拡大が、中国各地からの訪日客をさらに開拓する見通しだ。

 これに対応するため同社は、現在40機保有するエアバス機を、2018年までに100機態勢にするほか、年内にも上海株式市場に上場し、最大で約100億元(約1640億円)の資金を調達する計画を進めている。

 アジア市場で勝ち残りに向け、王氏は価格の競争だけではない独特のアイデア勝負を打ち出す。その一つが、5年ほど前から王氏が中国当局に働きかけている「立ち席」だ。

 奥行きの短い小さなベンチ構造の“腰掛け”と、両肩からかける2本のシートベルトで上半身を固定する仕組みで、短時間のフライトなら「十分なスペースだ」という。通常の座席に比べ乗客を3割増やせるため、立ち席料金は通常のエコノミー席より30〜40%安く設定できる見通しだ。

 ただ、立ち席は今のところ航空当局からも認可を得られる見通しはない。だが、王氏は「顧客のために今後さまざまなアイデアを絞って、LCC市場で勝負したい」と話した。(上海 河崎真澄)

4820チバQ:2014/05/25(日) 10:57:30
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140524/bsk1405241007003-n1.htm

アエロフロートが格安航空 6月にクリミアへ第1便

2014.5.24 10:07
 ロシア航空最大手アエロフロートが子会社の格安航空会社(LCC)「ドブロリョート」を設立、6月中に第1便として、ロシアがウクライナから一方的に併合したクリミア半島の中心都市シンフェローポリとモスクワを結ぶ便を運航する。同社が23日、共同通信に明らかにした。

 クリミアは観光が経済の柱だが、ロシア編入によって外国でイメージが悪化した上、ロシアのビザが必要になるため観光客の減少が見込まれている。一方、ロシア国内では夏休みをクリミアで過ごそうとする愛国主義的な動きもあり、同社はそうした需要に応える構え。モスクワ−シンフェローポリは往復7500ルーブル(約2万2千円)から。

 同社は年内に10路線前後の国内便を開設する予定。2016年には国際便も開始し、キエフやイスタンブールなどに就航させたいとしている。(共同)

4822チバQ:2014/05/25(日) 19:45:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00082645-kana-l14
羽田〜川崎連絡橋整備へ 東京五輪までに供用開始へ
カナロコ by 神奈川新聞 5月25日(日)7時3分配信

(写真:カナロコ by 神奈川新聞)
 政府が羽田空港と多摩川対岸の川崎方面を直結する連絡橋を建設する方針を固めたことが24日、分かった。羽田の国際化進展をにらみ、2020年の東京五輪開催までの供用開始を目指す。安倍政権の成長戦略の一環として、東京都9区と県内全域などが「国家戦略特区」に広域指定されたことも受け、羽田を玄関口とした国際ビジネス環境を整える。
 菅義偉官房長官(衆院2区)が24日、神奈川新聞社の単独取材に明らかにした。
 羽田から多摩川を越える連絡道路構想は、羽田の再拡張・国際化に伴って浮上した。京浜臨海部の再活性化を目指す県や川崎市なども実現を要望してきたが、空港周辺の東京都大田区などに慎重な意見もあり、調整がつかない状況が続いていた。
 政府は3月、区域を限定して規制を大幅に緩和する国家戦略特区に、全国6カ所を指定。このうち、東京都9区と神奈川県全域、千葉県成田市で構成する「東京圏」では、東京五輪をにらみ「世界で一番ビジネスのしやすい環境」の創出を目指すとした。県内では京浜臨海部・殿町地区を中心に、ライフサイエンス(生命科学)に関連した研究機関や企業の集積が進んでいる。
 菅長官は特区の広域指定により「(神奈川と)東京都や大田区との連携も可能になった」として、羽田強化に向けた一体的な取り組みの必要性を強調。「羽田は海外の利用者が一挙に増えた。以前に比べて国際化が一気に進んでいる」として、早期の連絡橋整備に注力する意向を示した。

◆◇◆研究機関集積に弾み
 川崎臨海部・殿町3丁目地区と羽田空港との直結が実現する見通しとなり、成長分野として期待されるライフサイエンス(生命科学)に関連する企業、研究機関の集積に一層弾みがつくことになる。約40ヘクタールに及ぶ大規模なトラック製造工場の移転から10年、悲願だったインフラ整備にようやく光が差し込んだ。
 菅義偉官房長官は羽田空港の国際線増強、東京五輪開催決定といった要因を考慮し、行政区にとらわれずハブ空港を核にした広域的な成長拠点形成が必要だとの認識を空港周辺自治体に示していたという。
 従来、県と川崎、横浜両市は連絡橋に加え空港機能の一部を備える「神奈川口構想」を掲げていた。しかし、近年は周辺自治体への配慮から連絡道路は「あくまで空港インフラの一部」との方針に転換したことも関係自治体、省庁の理解を円滑にした格好だ。
 殿町3丁目地区はライフサイエンスに関連する主要な研究機関、グローバル企業の進出が続き、「遊休地を解消するめどは付いた」(川崎市幹部)。今後は研究開発機能に加え、レクリエーション、交流、生活利便といった多様なまちづくりが進む予定で、国際展示場の整備を検討している対岸の東京都大田区側との機能分担が課題となる。
 これまで、神奈川口構想は羽田空港の再拡張事業に対する県、川崎、横浜両市の資金提供に対する見返りという思惑が見え隠れしていた。首長も当時から一新し、今後は「再国際化した羽田空港を核にした成長拠点の形成」という政治判断を自治体側が首都圏全体の新たな発展に結びつけられるかどうか、大局的な連携が問われることになる。

4823チバQ:2014/05/27(火) 22:19:17
http://news.livedoor.com/article/detail/8872482/

東洋経済オンライン
2014年05月27日09時00分 LCCも頭を抱える、成田空港の駐車場事情 羽田より不便なのに、羽田より割高

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国内有数のLCC拠点になりつつある成田空港(撮影:尾形文繁)
成田空港を利用した際、こんな経験をした人もいるのではないか。かく言う筆者も、その1人である。

同空港の駐車場の料金は1日(24時間)当たり2060円。たとえば、1泊の国内出張なので、自家用車で成田まで行き、24時間以内に出庫しようと考えたとする。ところが、帰りの便の到着が遅れ、24時間を30分だけ過ぎてしまった。まあ、時間単位の追加料金を払えばいい。そう思っていたら、請求された料金は、なんと2日分の4120円だった――。

■伸び悩むLCC利用者
日本の空の玄関、成田国際空港。国際線においては便数ベースで首都圏のメイン空港であることは変わりないが、国内線でもジェットスター・ジャパン、バニラエア、ピーチ・アビエーションの日系LCC(格安航空会社)3社が相次いで就航。6月末には中国系の春秋航空日本が新たに就航する予定となっており、成長著しいLCCの拠点空港という側面も強まっている。

ただし、各社の搭乗率を見る限り、まだ定着したとはいえない状況だ。羽田空港発着の大手航空会社便の運賃が高い繁忙期こそ利用者は多いものの、オフシーズンには空席の目立つ便が多い。平日の朝だと、1便当たり数十人という便も珍しくない。

苦戦の理由の1つが、冒頭で触れた割高な駐車場料金だ。成田空港では、ジェットスター・ジャパンとバニラエアが使用する第2ターミナルに隣接する「第2駐車場」(普通車1400台)とピーチ・アビエーションが使用する第1ターミナルに隣接する「第1駐車場」(同1000台)はともに、1日2060円の料金設定になっており(5日以上になると1日520円)、1泊2日で駐車すると4120円、2泊3日だと6180円となる。

付け加えると、24時間までは2060円であるが、たとえば24時間30分の駐車の場合には2日分の4120円が必要となる。4000円台前半なら、空港周辺のホテルに前泊して、駐車場無料サービスを適用するのと変わらなくなってしまう。これが、羽田空港の場合、1日料金と時間制の併用となっており、24時間30分の駐車の場合、1500円+30分150円=1650円となる。

成田発着のLCCを利用する人の大半は、航空運賃の安さを理由に選んでいる。そのような状況の中、1日最大1500円に設定している羽田より高い駐車料金を取られるというのは、納得のいかないところだろう。空港周辺にある民間駐車場を使えば、1日500〜1000円程度で駐車できるが、空港へのアクセスには送迎バスに乗る必要がある。海外旅行などで長期間預ける場合、割安な民間駐車場はありがたい存在だが、国内線で数日預けるだけであれば、この一手間を不便に感じる人も少なくないはずだ。

■利用者目線での対策が必要
LCCにしてみても、全国6位の人口(約620万人)の千葉県民の取り込みを期待していたが、客足は想定していたほど伸びていない。鉄道やバスのアクセスが不便ではあるものの、県内は高速道路が整備され、自家用車を保有する家庭も多い。駐車料金が安くなれば、航空運賃の安いLCCを組み合わせた国内旅行の増加も十分に見込める。特に搭乗率が伸び悩んでいる朝6時台・7時台の出発便の搭乗率アップも期待できる。

現状、ターミナルから徒歩で5分ほど離れた「第3駐車場」(普通車120台、第2ターミナルに近接)と「第5駐車場」(普通車590台、第1ターミナルに近接)に限り、1日1530円で駐車できるが、LCCのリピーターを中心に満車状態が続いている。

駐車場を運営する成田空港会社が、国内線LCCを本気で成田に定着させたいと考えているのであれば、国内線の利用者限定で1日1000円程度の駐車料金を導入できないものだろうか。1000円になれば、千葉県内はもちろん、東京や神奈川、埼玉、茨城などからも利用者が増えるはずだ。

それが難しければ、千葉県がバックアップする方法もあるだろう。同県は、東京湾アクアラインの通行料金をETC車に限り普通車800円にする政策を実施したことで、アクアラインを使って千葉県を訪れる観光客が増加し、県内経済に大きな恩恵があった。同様に成田空港の駐車場においても、空港活性化の観点からサポートがあってもいいのではないか。

来年には第2ターミナルから歩いて10分ほどの場所にLCC専用ターミナルがオープンする予定で、成田空港の国内線LCCのあり方について考え直す時期が近づいている。ここで駐車場をはじめとした利便性向上へ何らかの策を講じなければ、LCCに対するこれまでの取り組みも水泡に帰してしまう。そうならないためにも、利用者目線での対策を期待したい。

4824チバQ:2014/05/28(水) 23:41:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/28/2014052801569.html
「国際ハブ空港」仁川、トランジット客が急減
国際線トランジット客、8カ月で15万人減少
日本・中国のトランジット客減少が顕著
「このままでは韓国人が中国・日本の空港で乗り継ぐようになる」
「路線を確保して待ち時間を減らし、空港周辺の観光開発もしないと」

 仁川国際空港を利用する国際線のトランジット(乗り換え)客の数が、昨年9月から今年4月までの7カ月間(今年1月を除く)、減少が続いていることが分かった。


 昨年8月に67万8026人を記録した国際線のトランジット客数は、今年4月には52万5928人にまで減少した。また、昨年上半期に20%に達していた月別の乗換率(国際線全体の乗客数のうち、仁川空港を経由して他国に向かった外国人の数の比率)は、今年4月には15%まで下落した。このような状況の中、昨年就任したばかりの仁川空港公社の社長が、6月4日に行われる統一地方選挙に出馬するため、今年初めに突然辞任し、3カ月以上も社長不在の状態が続いている。


 2001年の開港以降、仁川空港の国際線のトランジット客がこのように減少したのは、03年に中国などで重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生したとき以来だ。


 乗換率は「ハブ(拠点)空港」として最も重要な指標となっており、世界のハブ空港の多くは乗換率が30%を超えている。乗換率が30%ということは、国際線の乗客100人のうち30人が、当該空港を経由して他国に向かったということになる。ドイツのフランクフルト国際空港の乗換率は42%、オランダのスキポール空港は同じく38%、シンガポールのチャンギ国際空港は31%、日本の成田国際空港は21%となっている。通常、乗換率が20%を超えると、ハブ空港としての第1歩を踏み出したものと評価される。


 これについて航空専門家たちは「日本や中国がハブ空港をめぐる競争に加わったことで、仁川空港のトランジット客を奪っている。国土交通部(省に相当)や仁川空港がこれに対し十分な対応ができていない側面がある」と指摘した。



■激化する中国・日本との競争

 トランジット客が多いということは、それだけ仁川空港を拠点として利用する外国の航空会社や外国人が多いということを意味する。仁川空港は国際線の乗客数を基準とすれば世界9位の空港だが、乗換率を基準とすると10位以下になる。しかしこれさえも、今や揺らいでいる状況にあるというわけだ。


 航空専門家たちは「国土交通部と仁川空港は、国際空港評議会(ACI)による空港サービス評価で9年連続1位になったことを自慢し、酔いしれている。昨年の時点ですでに対策を講じておくべきだった」と指摘した。韓国航空大学のユ・グァンウィ教授(航空交通物流宇宙法学部)は「これは一時的な現象にとどまらず、長期化する可能性が高いという点が問題だ。今からでも手を打たなければ、あっという間に北東アジアのハブ空港の座を日本や中国に奪われることになる」と話した。


 国土交通部と仁川空港によると、昨年9月から今年2月までのトランジット客の数は、1年前の同じ時期に比べ11万8000人減少した。旅客機400機分に相当する乗客が仁川空港に背を向けたことになる。


 国際線のトランジット客で最も数を減らしたのは日本人と中国人だ。これまで、日本人は仁川空港を経由して米国や欧州に向かうケースが多かった。仁川空港の路線数が羽田空港や成田空港よりも多く便利で、費用も安かったためだ。ところがこの1年間に、日本から仁川空港を経由して米国や欧州に向かうトランジット客数は5万6000人も減少した。また、中国から仁川空港を経由して米国や欧州に向かうトランジット客も5万1000人減少した。


 日本が昨年、自国の乗客をつなぎ止める取り組みを始めたことで、状況が一変した。日本は2020年の東京五輪開催を前に、羽田空港と米国シアトルを結ぶ国際線などを開設し、同空港の処理能力も年間6万機から9万機へと、50%も引き上げた。日本の地方の乗客が仁川空港に流れるのを防ぐため、成田空港と地方空港を結ぶ国内線も続々と開設した。一方、中国人のトランジット客が減少したのは、国内市場を基本として急成長を遂げた中国の航空会社が、今や国際線に目を向け、米国への直行便を相次いで開設しているためだ。


 高麗大学産業経営工学部のイ・チョルウン教授は「今のまま放置すれば、1−2年後には韓国人が羽田空港や北京首都空港を経由して米国や欧州に向かうようになる」と指摘した。

4825チバQ:2014/05/28(水) 23:41:27

■仁川空港公社は3カ月間社長不在

 このように、北東アジアのハブ空港の座をめぐる競争が日増しに激化する中にあって、仁川空港公社では社長の座をめぐる問題が繰り返され、さらに社長不在の状況が長期間続いている。昨年初めに朴槿恵(パク・クンへ)政権が発足したのと同時に、企業経営者出身のイ・チェウク元社長が辞任した。それから3カ月後の昨年6月、政府は天下り人事として論議を呼んだチョン・チャンス元国土交通部長官を新社長に任命した。ところが、チョン社長は就任から9カ月後の今年2月、江原道知事選挙への出馬を表明し辞任した。その後、国土交通部は後任の社長を選ぶ手続きを行っていない。仁川空港公社の社長はまたも3カ月間不在という事態になった。


■「中国・日本に対抗できるハブ空港や航空会社を育成すべき」

 トランジット客を増やすためには、空港使用料を引き下げ、乗客や航空会社の負担を減らすとともに、乗客がほかの便に乗り継ぐ時間を最大限短縮できるよう、路線数を増やす必要がある。またサービスも重要だ。専門家たちは「空港周辺にカジノなど、トランジット客が利用できる観光施設を整備するなど、新たな需要を掘り起こすべきだ」と指摘している。


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