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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

5019とはずがたり:2015/04/19(日) 19:02:35
中川区 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,842(36.5%) 西川 厚志 45 民主 現 4 (元)衆院議員秘書
当選 17,304(28.9%) 犬飼 明佳 42 公明 現 2 党県青年局次長
当選 13,260(22.1%) 稲本 和仁 56 無所属(自) 現 2 薬剤師
□ 7,491(12.5%) 月東 義博 57 共産 新 党地区委員長

港区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,785(38.3%) 直江 弘文 66 自民(公) 現 9 (元)衆院議員秘書
当選 12,528(32.4%) 安井 伸治 50 民主 新 1 (元)市議
□ 6,335(16.4%) 亀田 成子 66 共産 新 党地区委員
□ 4,995(12.9%) 平岩 登 41 無所属(維・公) 現 (元)衆院議員秘書

南区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,514(39.6%) 伊藤 辰夫 49 自民(公) 現 3 (元)党県青年局長
当選 11,937(28.6%) 久野 哲生 50 民主 元 3 不動産賃貸業
□ 8,600(20.6%) 山本 洋一 36 維新 新 運送会社役員
4,636(11.1%) 岡江 智子 63 無所属 現 不動産賃貸業

守山区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,576(45.0%) 森井 元志 51 民主 元 3 (元)参院議員秘書
当選 18,767(39.1%) 南部 文宏 55 自民 新 1 清掃会社役員
□ 7,638(15.9%) 長畑 千代子 64 共産 新 医療生協役員

緑区 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 26,947(37.2%) 中村 友美 55 民主 現 8 党県幹事長
当選 18,760(25.9%) 渡辺 昇 46 自民 現 3 貸ビル会社社長
当選 15,132(20.9%) 岡 明彦 52 公明 新 1 党県副幹事長
□ 11,591(16.0%) 満仲 美由紀 49 共産 新 党地区委員

名東区 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,318(43.3%) 筒井 隆彌 69 自民 現 11 (元)県会副議長
当選 17,976(42.5%) 富田 昭雄 56 民主 元 4 社福法人理事
□ 6,045(14.3%) 三宅 功 60 無所属 現 機械工具卸業

天白区 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,084(39.5%) 須崎 幹 48 自民(公) 現 3 党県広報委員長
当選 11,325(26.2%) 水谷 満信 50 民主 元 3 飲食店経営
□ 7,412(17.1%) 高橋 真生子 40 共産 新 党県委員
□ 7,406(17.1%) 三輪 泰士 46 維新 新 車関連会社社長

豊橋市 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 25,637(23.3%) 浅井 由崇 53 民主 現 3 党総支部長代行
当選 22,748(20.6%) 鈴木 孝昌 70 自民 現 5 (元)県会副議長
当選 20,128(18.3%) 丹羽 洋章 46 自民 新 1 (元)市議
当選 16,443(14.9%) 渡会 克明 62 公明 現 5 党県副代表
当選 14,057(12.8%) 下奥 奈歩 27 共産 新 1 党職員
□ 11,190(10.2%) 服部 文一 48 維新 新 電気設備業

岡崎市・額田郡 定数5 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 28,809(23.0%) 西久保 長史 60 民主 現 2 トヨタ労組顧問
当選 25,105(20.0%) 中根 義高 42 自民(公) 現 2 ゴルフ場常務
当選 17,926(14.3%) 園山 康男 50 維新 元 2 不動産会社役員
当選 17,683(14.1%) 新海 正春 63 自民(公) 新 1 (元)市会議長
当選 17,080(13.6%) 鈴木 雅登 44 維新 現 2 高校同窓会長
□ 16,605(13.2%) 梅村 順一 56 自民(公) 新 食品会社役員
2,265(1.8%) 楢原 伸一 59 無所属 新 旅行会社社員

5020とはずがたり:2015/04/19(日) 19:02:51
一宮市 定数5 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,414(19.5%) 神戸 健太郎 55 無所属(自) 新 1 (元)市議
当選 18,385(15.3%) 岩村 進次 60 自民 現 7 (元)県会議長
当選 18,030(15.0%) 木藤 俊郎 58 公明 現 4 党県幹事長
当選 18,029(15.0%) 高橋 正子 56 民主 現 4 情報誌編集長
当選 12,470(10.4%) 犬飼 万寿男 59 自民 新 1 建築事務所社長
□ 11,450(9.5%) 板倉 正文 57 共産 新 (元)市議
□ 9,828(8.2%) 八木 丈之 51 自民 新 (元)市会副議長
□ 8,553(7.1%) 安田 誠 50 維新 新 (元)市議

瀬戸市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,353(47.6%) 島倉 誠 53 自民(公) 現 2 石油販売会社長
当選 14,882(40.8%) 長江 正成 55 民主 現 3 (元)県議秘書
4,252(11.7%) 酒向 英一 65 無所属 新 (元)市職員

半田市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 朝倉 浩一 49 民主 新 1 自動車販売業
当選 堀崎 純一 60 自民(公) 現 2 党市支部長

春日井市 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,124(19.1%) 日比 雄将 41 民主 現 2 電力会社社員
当選 16,953(19.0%) 市川 英男 48 公明 現 2 (元)出版社社員
当選 15,881(17.8%) 伊藤 勝人 69 自民 現 4 県会副議長
当選 15,806(17.7%) 神戸 洋美 59 自民 現 4 幼稚園園長
□ 15,343(17.2%) 柳沢 けさ美 65 共産 新 党県委員
□ 8,338(9.3%) 水野 義彦 56 維新 新 不動産業

豊川市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,978(29.4%) 大嶽 理恵 37 民主 新 1 (元)市議
当選 17,765(29.1%) 藤原 宏樹 37 自民 現 2 (元)市議
当選 10,745(17.6%) 小林 功 71 自民 現 6 (元)県会議長
□ 9,854(16.1%) 野中 泰志 54 無所属 現 (元)市会副議長
4,743(7.8%) 西川 米子 67 維新 新 (元)市議

津島市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中野 治美 59 自民(公) 現 4 (元)市議

碧南市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,312(57.6%) 石井 拓 50 自民 新 1 (元)市会副議長
□ 9,787(42.4%) 鈴木 実則 55 民主 新 (元)市議

刈谷市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 渡辺 周二 58 自民 新 1 (元)市会副議長
当選 永井 雅彦 54 民主 現 2 党総支部幹事長

豊田市 定数5 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小島 丈幸 61 公明 現 5 党県議団長
当選 三浦 孝司 71 自民 現 5 県会議長
当選 鈴木 雅博 35 自民 新 1 党県青年副部長
当選 中村 晋 60 民主 現 3 自動車会社社員
当選 樹神 義和 46 民主 現 2 車部品会社社員

5021とはずがたり:2015/04/19(日) 19:03:26

安城市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 嶋口 忠弘 56 民主 新 1 車部品会社社員
当選 今井 隆喜 37 無所属 新 1 市柔道会副会長

西尾市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 25,467(39.0%) 山田 高生 45 自民 新 1 保険代理業
当選 20,315(31.1%) 渡辺 靖 57 無所属(維) 新 1 (元)幡豆町長
□ 19,543(29.9%) 稲垣 昌利 38 民主 現 (元)市議

蒲郡市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 飛田 常年 57 自民 現 2 (元)市議

犬山市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 原 欣伸 46 自民(公) 現 3 市体育協会顧問

常滑市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,12(80.4%) 伊藤 辰矢 37 自民(公) 新 1 (元)市議
2,707(19.6%) 松林 とも子 48 生活 新 (元)パート従業員

江南市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,586(53.8%) 奥村 悠二 71 自民(公) 現 5 党県政調会長
□ 13,378(46.2%) 江口 雅明 56 無所属 新 不動産業

小牧市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,791(40.4%) 山下 智也 41 自民(公) 現 2 党市支部長
当選 13,238(33.9%) 天野 正基 45 民主 元 3 (元)衆院議員秘書
□ 10,023(25.7%) 鈴木 達也 62 無所属 新 (元)市議

稲沢市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 久保田 浩文 62 自民(公) 現 6 党県幹事長
当選 鈴木 純 56 民主 現 3 建設会社社員

新城市・北設楽郡 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,993(52.7%) 峰野 修 67 自民 現 3 木材会社役員
□ 13,447(47.3%) 山本 拓哉 55 無所属 新 NPO法人代表

東海市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐波 和則 56 民主 現 2 製鉄会社社員
当選 神野 博史 66 自民(公) 現 4 公認会計士

大府市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,911(54.6%) 深谷 勝彦 69 自民(公) 現 5 不動産会社社長
□ 12,379(45.4%) 久田 邦博 31 民主 新 (元)衆院議員秘書

知多市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 一志 62 自民(公) 現 2 (元)衆院議員秘書

知立市 定数1 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,282(43.5%) 柴田 高伸 46 無所属 現 3 (元)建設相談業
□ 7,797(33.0%) 山崎 亮璽 37 自民 新 幼稚園役員
5,541(23.5%) 川嶋 太久郎 30 民主 新 党総支部役員

5022とはずがたり:2015/04/19(日) 19:03:56
>>5018-5022
尾張旭市 定数1 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,899(39.0%) 青山 省三 63 自民(公) 現 2 水道設備業
□ 8,208(32.4%) 渡辺 智 28 民主 新 衆院議員秘書
3,910(15.4%) 水野 鐘太 30 減税 新 ウェブ制作業
3,340(13.2%) 山下 幹雄 57 維新 新 (元)市議

高浜市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 杉浦 孝成 67 自民(公) 現 4 党市支部長

岩倉市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高桑 敏直 56 無所属 現 2 (元)市議

豊明市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 坂田 憲治 60 自民(公) 現 3 幼稚園園長

日進市・愛知郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,960(42.8%) 近藤 裕人 54 自民(公) 現 2 不動産業
当選 13,596(36.5%) 福田 喜夫 59 民主 新 1 (元)消防署長
□ 7,710(20.7%) 山田 達郎 41 自民(公) 新 運送会社社長

田原市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,231(60.3%) 山本 浩史 44 自民 現 2 党市支部長
□ 10,697(39.7%) 牧野 京史 55 無所属 新 (元)市議

愛西市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 横井 五六 58 自民(公) 現 5 幼稚園園長

清須市・北名古屋市・西春日井郡 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,775(37.4%) 水野 富夫 65 自民(公) 現 9 不動産賃貸業
当選 14,119(31.5%) 安藤 敏毅 57 民主 現 3 党県総務委員長
□ 9,221(20.6%) 太田 考則 47 無所属 新 (元)北名古屋市議
4,713(10.5%) 中川 敦史 43 無所属 新 (元)衆院議員秘書

弥富市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 安藤 正明 52 自民(公) 現 2 土地改良区理事

みよし市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 小山 祐 36 民主 現 3 (元)衆院議員秘書

あま市・海部郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 石塚 吾歩路 45 自民(公) 現 2 市体育協会長
当選 黒川 節男 68 民主 現 7 党県副代表

長久手市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 石井 芳樹 46 自民(公) 現 3 (元)党県青年局長

丹羽郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鈴木 喜博 58 自民(公) 現 3 (元)大口町議

知多郡第1 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,349(52.2%) 河合 洋介 35 民主 現 2 (元)衆院議員秘書
□ 12,233(47.8%) 北原 健吾 47 自民(公) 新 (元)県職員

知多郡第2 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 森下 利久 72 自民(公) 現 3 (元)南知多町長

5023とはずがたり:2015/04/19(日) 19:26:32
津・四日市・桑名・鈴鹿・伊賀で自民公認が落選,前3市は最下位落選と流石三重県の見識を示した♪

三重県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh24.html

津市 定数7 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,414(15.1%) 今井 智広 47 公明 現 3 党県幹事長
当選 16,908(14.6%) 青木 謙順 58 自民 現 4 党県広報委員長
当選 15,432(13.4%) 杉本 熊野 61 無所属(民・み) 現 3 県卓球協会長
当選 14,358(12.4%) 舟橋 裕幸 60 みえ(民・社) 現 6 県日中協会長
当選 14,000(12.1%) 前田 剛志 55 無所属(民・み) 現 5 (元)県会副議長
当選 13,621(11.8%) 前野 和美 66 自民 現 4 党県政治塾局長
当選 13,471(11.7%) 岡野 恵美 62 共産 新 1 (元)旧津市議
□ 10,235(8.9%) 小野 欽市 60 自民 現 党市支部長

四日市市 定数7 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,027(14.6%) 津田 健児 45 自民 現 4 党県政調副会長
当選 16,955(14.6%) 山内 道明 42 公明 新 1 党県青年局次長
当選 16,632(14.3%) 稲垣 昭義 42 無所属(民・み) 現 4 (元)銀行員
当選 15,540(13.4%) 石田 成生 54 自民 現 2 党市支部長
当選 14,957(12.9%) 芳野 正英 40 民主(み) 新 1 (元)市議
当選 13,716(11.8%) 田中 智也 49 みえ(民・社) 現 2 (元)県職労副委長
当選 12,629(10.9%) 山本 里香 57 共産 新 1 (元)市議
□ 8,927(7.7%) 山崎 博 50 自民 新 建設会社会長

伊勢市 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,412(34.5%) 中川 正美 64 自民 現 9 党県副会長
当選 12,156(24.1%) 中村 進一 67 みえ(民・社) 現 6 行政書士
当選 8,386(16.6%) 奥野 英介 68 自民 現 3 (元)小俣町長
当選 8,186(16.2%) 広 耕太郎 52 民主(み) 新 1 (元)市会副議長
□ 4,277(8.5%) 内藤 弘一 50 共産 新 党地区委員長

松阪市 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,762(25.4%) 後藤 健一 65 無所属(民・み) 現 3 (元)中学校教諭
当選 14,019(22.5%) 中瀬古 初美 50 無所属(み) 新 1 (元)市議
当選 13,539(21.8%) 田中 祐治 60 自民 新 1 (元)市議
当選 12,113(19.5%) 野口 正 62 自民 新 1 (元)市会議長
□ 6,737(10.8%) 中西 勇 59 無所属 現 (元)建設会社長

桑名市・桑名郡 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,225(23.6%) 小島 智子 54 無所属(民・み) 現 2 民主党県委員長
当選 10,687(20.7%) 山本 勝 70 自民 現 5 党県副会長
当選 10,273(19.9%) 倉本 崇弘 39 無所属 新 1 (元)市議
当選 10,035(19.4%) 三谷 哲央 67 民主(み) 現 6 党県副代表
□ 8,503(16.4%) 貝増 吉郎 61 自民 現 (元)旧桑名市議

鈴鹿市 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,293(23.3%) 小林 正人 48 自民 現 3 党支部長代行
当選 15,724(20.0%) 下野 幸助 38 民主(み) 現 2 党県常任幹事
当選 13,323(17.0%) 彦坂 公之 55 無所属(み) 現 2 自動車会社員
当選 13,089(16.7%) 藤田 宜三 63 民主(み) 現 3 花き園芸業
□ 9,960(12.7%) 伊藤 健司 51 自民 新 介護支援専門員
□ 8,140(10.4%) 南条 雄士 41 無所属 新 (元)市議

5024とはずがたり:2015/04/19(日) 19:26:56
>>5023-5024
名張市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 北川 裕之 56 民主(み) 現 4 党県常任幹事
当選 中森 博文 61 自民 現 4 党県政調会長

尾鷲市・北牟婁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 津村 衛 40 無所属(民・み) 現 3 (元)市議
当選 東 豊 59 自民 現 2 (元)保育園長

亀山市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,835(64.3%) 長田 隆尚 54 無所属 現 3 建材会社顧問
□ 6,574(35.7%) 伊藤 彦太郎 45 無所属 新 製茶販売業役員

鳥羽市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中村 欣一郎 56 自民 現 2 鉄工所役員

熊野市・南牟婁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藤根 正典 53 無所属(民・み) 現 2 (元)小学校教諭
当選 大久保 孝栄 48 自民 現 2 (元)新聞社員

いなべ市・員弁郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 日沖 正信 53 民主(み) 現 5 (元)衆院議員秘書
当選 水谷 隆 68 自民 現 4 党県幹事長

志摩市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 山本 教和 67 自民 現 8 党県副会長
当選 中嶋 年規 48 自民 現 4 党県総務会長

伊賀市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,074(28.1%) 森野 真治 45 民主(み) 現 3 市体協理事
当選 8,882(22.6%) 稲森 稔尚 31 無所属(社・生) 新 1 (元)市議
当選 8,324(21.2%) 木津 直樹 55 自民 新 1 党県支部幹事長
□ 8,254(21.0%) 粟野 仁博 41 自民 現 党県青年局長
2,808(7.1%) 森口 あゆみ 49 無所属 新 芸能事務所社長

三重郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 舘 直人 59 民主(み) 現 4 党県幹事長
当選 服部 富男 66 自民 現 4 党県組織委員長

多気郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,973(56.5%) 西場 信行 63 自民 現 9 県林業団体会長
当選 4,744(22.4%) 浜井 初男 65 みえ(民) 現 2 (元)大台町議
□ 4,476(21.1%) 西川 浩 52 無所属 新 (元)多気町議

度会郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 村林 聡 37 自民 現 3 党県青年部長
当選 吉川 新 67 みえ(民) 現 2 (元)県職員

5025チバQ:2015/04/19(日) 22:03:14
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041602000208.html
市長選を前に富士宮市政の課題<上>
2015年4月16日

 統一地方選後半戦で、十九日に告示される富士宮市長選は、いずれも無所属で再選を目指す現職の須藤秀忠氏(68)と、新人のNPO法人理事近藤千鶴氏(59)の一騎打ちになる見通し。新市長には富士山の世界文化遺産登録を生かしたまちづくりや、医師不足に悩む市立病院の立て直しが求められる。立候補予定者は市政にどう向き合うのか、現状の課題とともに追う。

◆富士山のまちづくり 滞在型観光地へ意欲

観光バスはよく見かけるが市内をすぐ後にするケースが多い=富士宮市の富士山本宮浅間大社で
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 「お客さんが市内に長く滞在するきっかけになれば」。県などは二〇一六年度、富士宮市中心部で世界遺産富士山を発信する富士山世界遺産センター(仮称)の開館を予定する。富士山本宮浅間大社近くで漬物屋を営む増田恭子さん(66)は「浅間大社を参拝してもすぐに帰ってしまう人が多かった」と、まち歩きの観光客増加に期待を寄せる。

 市の二〇一二年五月の調査では、半数以上の観光客が市内に一〜二時間しか滞在していない。一泊以上する人は7%にとどまり、「通過型観光地」からの脱却は商店主や観光関係者の願いだ。

 市側は中心部の見どころづくりを狙いの一つに、市内の歴史や文化を紹介する歴史館(仮称)の新設を目指してきた。しかし、市議会から「センターと事業内容が重複する」などと批判を受け、昨年度当初予算に計上した基本構想策定を昨秋見送り、計画を白紙化した。

 須藤氏は歴史館開設に意欲的だが、「後世に残る大切な施設を争点にしたくない」と公約からは除いた。選挙戦で掲げるのは、三月に策定した中心部の整備方針「世界遺産のまちづくり整備基本構想」の実現。内容にはセンターから浅間大社までの参道型遊歩道の整備や、民間資本を活用した昼夜問わず集える観光拠点づくりなどハード事業が目立つ。「世界遺産登録の好機を生かすには積極財政が必要だ」と主張し、ホテル誘致に向けては補助金交付要件を緩和する考えだ。

 近藤氏は、須藤氏が市長に就任した四年前と比べ、一般会計予算が当初比で四十億円以上増えていることを問題視。「市が交付する補助金も多額となっており、子や孫の世代につけを残す。財政健全化に努めるべきだ」と主張する。

 市の滞在型観光地化には「雇用拡大につながる」と意欲をみせ、ソフト面を重視した政策で差別化を図る。市長自ら映画やテレビ番組のロケ誘致に取り組むことや、中心部を歩行者天国にして積極的にイベントを開催することなどを掲げている。

(小佐野慧太)

5026チバQ:2015/04/19(日) 22:03:32
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041702000215.html
市長選を前に富士宮市政の課題<下>
2015年4月17日

◆医師不足の市立病院 医師確保策に隔たり

1階ロビーに掲げられている自治体立優良病院の表彰状=富士宮市立病院で
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 富士宮市立病院の正面玄関を入ってすぐ、患者らが行き交う一階ロビーに一枚の表彰状が飾ってある。「自治体立優良病院として表彰します」。十二年連続で経常収支の黒字を計上するなど経営努力が認められ、二〇〇六年に国から受けた。

 大畑宏之事務部長(58)は「健全財政の要因は当時の院長を中心とした経費削減の徹底と浜松医科大の協力のおかげだった」と話す。市立病院は一九八六年に新施設・新体制でスタートし、常勤医のほぼ全員を浜医大の派遣に頼ってきた。

 ところがこの数年、浜医大は医局の人員不足を理由に派遣打ち切りを続けている。二〇一二年には常勤医三人体制の麻酔科が一人に、昨年には三人体制の小児科が二人になった。二つの診療科は一五年に昼間勤務の医師が一人ずつ増員になったが、夜間救急の受け入れには依然課題が残る。

 最も打撃を受けたのが整形外科だ。一三年に常勤医五人全員が病院を去る瀬戸際に追い込まれたが、市の要望の末に一人の派遣が継続されている。ただ、手術は医師二人が必要なため実施できない。静岡、沼津市など市外への救急搬送件数は昨年、整形外科系で前年の十倍、小児科系で三倍に跳ね上がった。

 相次ぐ派遣打ち切りは経営の悪化を招いている。一三年度の決算は前年度まで五年連続の黒字から一転、四億七千万円の赤字に転落。一四年度も赤字幅の拡大が見込まれている。

 現職の須藤秀忠氏(68)は「医師を浜医大だけに頼るのは限界がある」と話し、首都圏の大学病院からの受け入れを目指す。さらに十年後に耐用年数を迎えるとされる市立病院の改築前倒しを提案。財政計画の作成に着手する考えだ。「医療は日進月歩で古い設備は信頼を損ねる。整形外科医が戻れば財政的にも十分可能で、新しくするなら早いほうがいい」と訴える。

 対立候補に名乗りを上げている新人の高齢者支援NPO法人理事近藤千鶴氏(59)は「浜医大との関係悪化は現職の責任。自分が新市長になればリセットできる」と主張。一月の出馬表明後から浜医大訪問を繰り返し、教授らと意見交換を重ねている。公約には市立病院の負担軽減を目的に食育推進など病気予防を掲げ、医師の働きやすい環境づくりを盛り込んでいる。

(小佐野慧太)

5027チバQ:2015/04/19(日) 22:03:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041602000282.html
市議選19日告示 湖西の課題<上>津波避難施設 
2015年4月16日

 統一地方選の後半戦では県西部地域で唯一の湖西市議選が十九日、告示される。旧新居町との合併から五年が過ぎ、合併後の市の課題を考える絶好の機会になる。防災や産業面の課題を追った。

◆予算の壁 残る空白域

松山地区の空白域を説明する松島さん。指さす方向の先には、遠州灘がある=湖西市新居町で
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 新居町の松山地区と高師山地区は、遠州灘が間近に迫る海岸沿いにある。隣接する両地区の一部は、足腰の弱い高齢者らの避難に不安が残る津波避難施設空白域だ。自宅から七百七十メートル以内に避難施設がない区域を指し、市内ではここだけ避難施設の整備計画が決まっていない。

 空白域に住んでいるのは五十人ほどで、松山地区に住む元町内会長の松島仙治さん(69)は「全員が津波から逃げ切ることができるか不安だ。一日も早く避難施設を造ってほしい」と話す。

 市は二〇一四年三月に津波避難計画を策定し、新居町の沿岸部に広がる空白域の解消を進めてきた。二月には新居弁天わんぱくランドに避難デッキが完成した。住吉地区では一六年度に命山、日ケ崎地区では一七年度に避難タワーが完成する予定だ。

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 松山、高師山地区は命山の建設を希望し、一四年から住民らで話し合いを続けてきた。しかし土地の調整などがつかず、選定が遅れている。ただ候補地をすぐに決めたとしても、市の担当者は「財政的な事情ですぐには着工できない」と話す。

 JR新所原駅の橋上化に伴う周辺整備事業など、市では一六年度から、複数の大型事業が本格化する。住吉、日ケ崎地区の避難施設が完成した一八年度以降に、松山、高師山地区の整備計画に着手する考えだ。

 市の藤田和久危機管理監は「予算は限られており、優先順位を付けて整備を進めるしかない」と理解を求める。建設には三年ほどかかるため、完成は早くても五年後の二〇年度になりそうという。

 松山、高師山地区を地盤にする市議は現在おらず、今回の選挙でも両地区を地盤にする候補は出る見通しがない。今後は早急に候補地を決め、湖西市選出の県議にも働き掛けて粘り強く市に要望していく考えだ。

(佐野周平)

5028チバQ:2015/04/19(日) 22:04:09
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041702000213.html
市議選19日告示 湖西の課題<下>観光振興に活路
2015年4月17日

◆自動車関連に依存

自動車部品工場などが立地する湖西工業団地=湖西市吉美で
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 「ピーク時を上回るのは確実。この流れが続いてほしい」。湖西市の二〇一四年度決算で、低迷していた法人市民税が二十三億円前後に回復する見通しになったのを受け、市の幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 県によると、自動車関連産業が盛んな市は、一三年の製造品出荷額が県内市町で四番目の一兆六千七百十六億円だった。企業の利益が反映される法人市民税は、ピーク時の〇七年度が約二十二億円で、市税収の二割を占める。

 ここ数年は厳しい状況が続いていた。〇八年九月のリーマン・ショックによる景気低迷で、〇九年度は前年度比八割減の三億七千万円に激減し、一〇〜一三年度も十億円を下回った。市債発行額が増えるなど、市財政にも影響が出た。市内には下請けや孫請けの工場が多く、市の担当者は「景気の影響を受けやすい産業構造になっている」という。

 こうした教訓から、市は自動車以外の工場誘致に力を入れてきたが、一〇年度以降に新たに進出した企業はない。新工場建設などの明るい話題は自動車関連産業ばかりで、「自動車」に頼らざるを得ないというのが実情だ。

 こうした中で、市は観光振興に活路を見いだそうとしている。詩情豊かな景観や豊かな湖の幸をもたらしてくれる浜名湖、日本で唯一現存する国の特別史跡「新居関所」など優れた資源はいくつもある。

 その中でも現在力を入れているのが、市出身でトヨタグループの礎を築いた豊田佐吉の生誕百五十周年記念事業だ。来年二月からの一年間、佐吉の代表的な発明品とされる豊田式木製人力織機を作って展示したり、地元産の米を使って限定酒を造ったりする。

 担当者は「郷土の偉人を知ってもらうだけでなく、湖西に人を呼ぶきっかけにしたい」と語る。

 記念事業では、名古屋市のトヨタ産業技術記念館を見学するバスツアーも企画している。記念事業企画委のメンバーを務める男性は「市内の工場でも一般の人たちが見学できるようにすれば、湖西のものづくりをもっとPRできるのではないか」と指摘し、「観光資源を十分に生かしているようには思えない」と話す。

 (この連載は佐野周平が担当しました)

5029チバQ:2015/04/19(日) 22:04:29
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041802000214.html
伊豆の市町縮む議会「もう限界」
2015年4月18日

◆募る危機感 低報酬 若手敬遠 減る定数

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 統一地方選の後半戦で、議員数が定数削減により一桁になる町がある。なり手不足で定数削減幅が増えた市や、高齢議員ばかりの町も。人口減と高齢化が進む伊豆半島の今を映す市町議会の姿だ。議員からは「議会機能を果たせる限界」と悲壮な声も聞かれる。

 半島南西部の松崎町は、人口七千二百人と県内市町で最も少ない。二十〜三十九歳の女性が二〇四〇年までに半減するとされる「消滅可能性都市」の一つだ。

 一三年九月、町議会に二つの条例改正案が出た。月額十八万七千円の議員報酬を15%削って十五万九千円にするか、定数を二つ減らして「八」にするか。どちらも経済低迷による税収減を予想した対策だったが、議会は真っ二つに割れた。

 報酬減を提案した議員は「基幹産業の観光が低迷し町民は苦しんでいる。議会は痛みを分かち合うべきだ」と訴えた。多様な意見が必要だとの考えから定数は維持するべきだとした。

 定数削減を主張した議員は「月額十五万円台の報酬で子育てはできない。若者の挑戦の規制につながり、年金生活者ばかりの議会になる」として、報酬は下げるべきではないとした。

 議長をのぞく九人の議員の意見は拮抗(きっこう)し、五対四で定数削減の条例が通った。

 「本当は現状維持が良かったが、町民からも削減へプレッシャーがあった」。そう振り返る議員は一桁定数への不安も口にする。「議員四人を味方にすれば町は何でも通せる。八人が限界。これ以上減ると議会は機能をなさなくなる」

   ×   ×  

 住民を代表して予算を審議し、行政をただす役割の議会。人口減や産業衰退、有権者からの要請などの要因が絡み、県内の市町議会は定数を減らしてきた。

 四十年前と比べた削減率は下田市が七割、熱海市と松崎町は五割に上る。狭き門に挑む候補者も減り、有権者の選択肢は少なくなった。世代バランスが偏ってしまった議会もある。松崎町は前回の当選者の九割が六十歳以上だった。

 東伊豆町に五十歳未満の現職議員はいない。月の報酬は十六万八千円と県内最低だ。年間報酬は期末手当込みでも二百六十八万円。報酬(月八十二万五千円)と政務活動費(月四十五万円)を受けられる県議の二カ月分ほどしかない。

 低報酬の影響もあるのか若手が名乗り出ず、二十八歳で初当選してから七期の町議は二十四年間、ずっと最年少議員だった。「地域経済の活力が落ち現役世代は自分の生活で手いっぱい。若者や女性も含めたバランスが必要だと思う」と表情は複雑だ。

 なり手不足は定数議論にも影響する。二月に定数を二減の一五に決めた熱海市議会は、削減幅をめぐり会派調整が難航。議長が、出馬動向を探った上で「一減では無投票になりかねない」と二減を示し、定数の条例改正案は可決した。告示直前の今も出馬表明は十六人で、一減なら無投票は現実化しかねなかった。

 三月に一減を決めた下田市議会も、新人の出馬表明が鈍かった昨年冬までは二減の方向だった。今年に入り新人の動きが活発化し、「『二減なら賛同しない』という声が強まった」(議員)ため一減に決まった。

(斉藤明彦)

5030チバQ:2015/04/19(日) 22:04:44
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015041902000224.html
期日合わせ清水町長選 効果は…
2015年4月19日

◆経費720万円削減 不在1カ月半 難点も

消防広域化の調印式に職務代理者として出席した清水町の関副町長(左)=伊豆の国市で
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 統一地方選に今回から町長選が加わった清水町では、三月十一日から一カ月以上、町長の不在が続く。任期満了が投開票の四月二十六日よりも早いためだ。町議選に町長選の期日を合わせることで、町民負担や選挙経費が軽減される一方、副町長がトップ代理を務める町政では政治判断がしにくい難点もある。

 町役場三階にある町長室。扉は開いたままだが、部屋の中にあるじの姿はない。四月一日の辞令交付式は副町長の関義弘さん(61)が職員に辞令を手渡した。関さんは「年度初めはあいさつする機会が多く、副町長で申し訳ないと思っている」と苦笑いする。

 町選管はこれまで、町長不在の悪影響を懸念して二月に町長選、統一地方選の四月に県議選と町議選を行ってきた。しかし、町民から「短期間に選挙がたくさんあって大変」「経費がもったいない」といった声が多く寄せられ、昨年九月に方針を転換。五十二年ぶりに町議選と同日程で投開票することを決めた。

 町総務課によると、開票する職員の時間外勤務手当や入場券郵送料など町長選と町議選で重複する経費計七百二十三万円を削減できる見込み。一九八七年から町長・町議選とも18〜28ポイント減っている投票率についても、有権者の負担を減らすことで歯止めをかけたいとしている。

 町役場では職員が普段と変わらずに仕事をしている。関さんによると、町長不在期間中に大きな混乱は起きていない。ただ、「災害が起きなくてよかった。万が一の時は命令系統のトップに立つ覚悟はあるが、選挙で選ばれた人がいる方が町民は安心」と話す。三月二十三日には沼津や伊東市など七市町の消防広域化協定調印式があり、各市長と町長が出席した。「既に路線が決まっていたのでよかったが、政治判断を求められる場合は『承っておきます』としか言えない」と職務代理者の難点を語る。

 町長選の陣営側の受け止めはさまざまだ。三選を目指す無所属現職の山本博保さん(77)の陣営幹部は「初めての経験なのでどうなるのか」と困惑する。町議候補の選挙カーも町内を回ることで混雑を懸念。「個別でやる方が訴えやすいが、経費削減や有権者の負担軽減の方が大切」と話した。

 一方、無所属新人の町議鈴木勝一さん(45)の陣営幹部は投票率向上を期待。「町の年代別人口の特徴から60%後半までいけば、支持者が多い三十〜四十代の票が一番多くなる」と鼻息が荒い。ただ「町議は自分の選挙に集中しなければならず、多くの支援は期待できない」と不安も語った。

(山田晃史)

 <統一地方選の期日> 議員、首長の選挙期日に関する臨時特例法により、3月1日〜5月31日に任期満了となる首長と議員の選挙を4月に2回に分けて行っている。ただ、投開票は任期満了前30日以内と公職選挙法が定めているため、特例法では2月28日以前に選挙する場合は統一選から外れてもいいと例外を認めている。清水町長の任期満了は3月10日で、長期不在を懸念し、これまでは例外を適用して2月に選挙を行ってきた。

5031チバQ:2015/04/19(日) 22:08:05
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041602000285.html
<岐路に立つ敦賀>(上)原発頼み脱却が急務
2015年4月16日

河瀬一治市長(右)に敦賀原発1号機の廃炉決定を報告する原電の増田博副社長(中)。当面は1号機に取って代わる歳入源を見つけることが鍵だ=敦賀市役所で
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 敦賀市長、市議選が十九日に告示される。五期二十年にわたり市をけん引してきた河瀬一治市長が勇退、同じく地域経済を引っ張ってきた日本原子力発電(原電)敦賀原発1号機の廃炉も決まった。立地する他の原発再稼働は見通せず、難局に立たされる敦賀市。そのかじ取りの担い手を決める選挙を前に、市の課題を検証した。

 「四十五年と長きにわたり、地元のご支援とご理解を頂きながら、運転させていただいたことに感謝申し上げたい」。三月十七日夕、原電の増田博副社長が敦賀市役所を訪れ、河瀬市長に廃炉決定を報告した。

 二〇一五年度一般会計当初予算約二百四十四億円のうち、歳入の二割を占めるのが原発関連。市は、敦賀1号機の廃炉で一六年度から毎年約五億円の減収を見込む。当面の三年間は、基金から年に三億円を取り崩すが、二十七億円ある基金は九年で尽きる計算だ。市は「歳出をもっと削るか、企業誘致や交流人口の拡大で税収アップを目指すしかない」と顔を曇らせる。

 事業の見直しは一三年度に着手済み。県内の他市町と規模を比較し、予算を圧縮している。敦賀1号機の廃炉が既定路線だったためで、約二億円の削減効果をもたらした。一四年度には生まれた子ども一人につき一律一万円の子ども用品を贈っていた「子育て応援育児用品支給事業費」も廃止した。市財政課は、削減額が増えるかどうかは「新市長の手腕次第」と言う。

 残る敦賀2号機、高速増殖原型炉「もんじゅ」の再稼働も見通せない状況が続く。市財政を長年潤してきた原発マネーに代わる新たな財源をすぐには見つけられないのが今の敦賀市の現状だ。ある幹部は「一番手っ取り早い地方創生は、再稼働と新増設」と本音を打ち明ける。だが、そのいずれも電力事業者が主体で市は受け身の立場にすぎない。

 原発との共存共栄を市の方針とし、それによるメリットも享受してきた敦賀だが、原発の長期停止が常態化する中で、財政も地域経済も困難な状況に追い込まれている。順調に増加していた人口も十年ほど前に六万九千人を超えたところで頭打ちになり、減少に向かい始めた。四半世紀後には五万五千人にまで落ち込むという推計もある。人口も財政も峠の下り坂にさしかかったのが今の敦賀と言える。

 市は国策としての原発へ貢献してきた経緯を強調し、繰り返し国に財政、経済支援を求めている。だが、まずは身を切る歳出削減、市民サービスの低下にも正面から向き合えるかが問われるだろう。自助努力がなければ、国費を投じる国民全体の理解は得られない。

 (角野峻也)

5032チバQ:2015/04/19(日) 22:08:18
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041702000275.html
<岐路に立つ敦賀>(下)誘致企業の波及が鍵
2015年4月17日

新産業団地の建設予定地。すぐそばには国道8号が走り、交通の便もよい=敦賀市で
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 敦賀の地域経済は原発の長期停止で、疲弊が目立つ。敦賀商工会議所が昨年八月にまとめたアンケートでは、原発関連と取引のある百九十三社のうち、40・4%が前年度と比べ売り上げ実績が減少した。同商議所は「原発停止の影響は下げ止まっているが、低迷は続いている」と分析している。

 「原発だけに頼らない」地域経済、財政の担い手として、市が傾注してきたのが産業団地造成だ。二〇〇六年度に造成が完了した同市莇生野(あぞの)の産業団地(十三・八ヘクタール)は十・七ヘクタールが売れ、残りは四区画。さらに、県による無利子貸付基金を利用して同市田結(たい)に新産業団地(七・一ヘクタール)も計画、一七年度の整備完了を目指している。

 新産業団地は敦賀新港から東に一キロ、北陸自動車道敦賀インターチェンジから北に五キロに位置。市も立地を生かし、「物流、製造業の拠点に」と期待を寄せる。昨年七月に舞鶴若狭自動車道が全線開通し、二〇二二年度には北陸新幹線金沢-敦賀間が開業することも追い風だ。

 原発立地地域への恩恵として、八年間電気料金の半額相当が助成される優遇策も、進出企業には魅力に映る。市は近隣都市圏を対象に意向調査を実施。興味を持った企業には、聞き取り調査などを実施してアプローチをかける。

 ただ、隣接する美浜町も舞鶴若狭自動車道の美浜インターチェンジそばに、県の基金を利用した産業団地を建設している。狙いは物流や製造業で敦賀と同じ。価格競争になったら土地代が安い美浜に負けるおそれもあり、「苦しい嶺南地域でパイの奪い合いになりかねない」(現職市議)との懸念の声も上がる。市は手厚い福祉策や独自の優遇策を打ち出して「労働者に住みやすい敦賀を売り込みたい」とアピールする。

 だが、最終的に市税を投じて建設される産業団地の成否は、土地が売れたかどうか、ではないはずだ。

 固定資産税などでの財政面での貢献はもちろんのこと、雇用機会の創出や地元企業にも製品納入や敦賀の人材を生かせるチャンスが生み出せるかどうか。「原発だけに依存しない町づくり」の第一歩は、市民そして地域への波及効果が大きい企業を誘致できるかどうかにかかっている。

 (角野峻也)

5033チバQ:2015/04/19(日) 22:09:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041602000286.html
<あわらの進路>(上)課題山積も細る財源
2015年4月16日

えちぜん鉄道あわら湯のまち駅南側で整備が進む芦原児童公園=あわら市二面で
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 あわら市長選(十九日告示、二十六日投開票)には、いずれも無所属で現職の橋本達也氏(60)=田中々=と新人で学習塾経営の大下重一氏(67)=花乃杜(はなのもり)四=が立候補を表明しており、八年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。二〇〇四年三月の金津、芦原両町による対等合併から十一年がたち、特例措置の縮減で財政状況が厳しくなる中、まちづくりや人口減少対策など課題は山積している。市の現状と課題を二回に分けて探る。

 市の重要な財源である普通地方交付税は合併に伴う特例措置として毎年六億円が上乗せされていた。しかし“満額”でもらえるのは十年間。一四年度から徐々に縮減され、一九年度からはなくなる。

 財源が年々少なくなる中、北陸新幹線の県内延伸に伴う整備費用のほか、あわら温泉街の魅力アップを目的とした事業など、まちづくりに不可欠な工事が控える。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(温泉一)の南側には、フットサルコート二面を含む児童公園を整備。JR芦原温泉駅(春宮一)の周辺でも駅から郷土資料館や図書館がある「金津本陣IKOSSA」までを結ぶ散策路を設ける予定だ。

 建設事業ばかりではない。社会保障費は一四年度に二十四億七千万円だったが、一五年度当初予算では二十六億六千万円が計上され、今後さらに増大する見通しだ。

 一方、自主財源となる法人市民税は一三、一四年度に約八億円だった。あわら温泉街への来訪者増減の目安となる入湯税は、いずれも約九千万円でほぼ横ばい。積極的な企業誘致に加え、三月に金沢まで開業し福井延伸が待たれる北陸新幹線による関東圏からの観光客増に期待が寄せられている。

 全国の経済指標は上向いているが、県内ではまだ実感が薄い。市税収の大幅な伸びも見込みにくいだけに、財政担当者は「財政の健全化には学校や公民館の統廃合など、積極的なスクラップアンドビルドが必要」と説明する。

 市の貯金に当たる財政調整基金は現在約二十八億円あるが、財政担当者は「積み増しは極めて困難。できるだけ使わないように努めてきたが、将来的には取り崩さねば、やっていけないだろう」と予測。収入に占める実質的な借金返済の割合を示す実質公債費比率は一三年度末に10・5%で注意が必要とされる25%よりも低いが、楽観できる状況にはない。

5034チバQ:2015/04/19(日) 22:09:48
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041702000276.html
<あわらの進路>(下)人口減少募る危機感
2015年4月17日

伸び伸びと遊ぶ5歳児たち。子育て環境の整備は市の重要施策の一つだ=あわら市で
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 市の人口は三月一日現在で二万九千三百二十六人。この十年間で千三百人余り減少し、三万人を割り込んだ。二〇〇八年から一二年にかけての合計特殊出生率は一・四二。県内市町で下から二番目だ。有識者らでつくる「日本創成会議」が昨年五月に発表した「消滅可能性都市」(全国八百九十六市町村)のリストにも挙げられており、人口減少対策は待ったなしの状況だ。

 市は五歳児の子ども園の利用料を一五年度から無料にするなど、安心して子育てできる環境づくりに取り組んでいるが、企業誘致をはじめとして若い世代がU・Iターンしやすくするための施策がさらに求められる。

 こうした危機感は市民の間にも広がっており、「増え続ける空き家を無料か格安で貸すなど、思い切った施策が必要なのでは。とにかく人口が増えないことには、何もかもが衰退する一方だ」との声が上がっている。

 人口の減少は特に子どもで顕著。小学校の児童数の減少は深刻で市内十校の一五年度の新一年生は計二百人。一番多い金津は百人いたが、吉崎はゼロだった。市は六校を対象に再編する計画を打ち出し、一六年四月をめどに波松を北潟に、吉崎を細呂木に、新郷を本荘に、それぞれ統合することを目指して調整を続けている。

 波松では統合に向けて準備委員会が発足した一方で、吉崎と新郷では検討委での話し合いにとどまっている。市は「小学校は地域の核であり、住民の理解を得た上で進めたい」としているが、秋ごろまでに地元での話し合いがまとまらなければ、来春の統合は極めて厳しくなる。「年代による意見の相違が進行しない理由の一つとなっていると聞く」と明かす関係者もおり、議論が長引けば地域でいたずらに溝を深める事態になりかねない、と懸念されている。

 市の高齢化率は一五年三月現在29・8%で増加の一途をたどる。「元気なお年寄り」でいてもらうため、生きがいづくりとともに、まだまだ現役として社会参加する足掛かりとなる仕組みづくりが急がれる。

 六十五歳以上の元気な高齢者による創業には、資金面で支援する用意もしている。経営指導員らのアドバイスを得て経営計画を策定し、それが認められれば一年目に百五十万円、二年目は五十万円、三年目は三十万円の助成を受けることができる仕組みだ。市では「飲食業や旅館の清掃など、観光関連の事業に進出してもらえば、市の活性化にもつながる」と期待し「お年寄りに制度を知ってもらい、関心と意欲を持ってもらうことが当面の課題」と話している。

 (この企画は本田優子が担当しました)

5035チバQ:2015/04/19(日) 22:10:38
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015041602000287.html
<明日のまちづくり>(上)諏訪市、“一等地”の活性化急務
2015年4月16日

閉店した大型商業施設の建物が残るJR上諏訪駅前。日曜日の昼時も閑散としていた=諏訪市で
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 任期満了による諏訪、茅野両市長選が十九日、告示される。市政のリーダーが、いかに市民の期待に応えるまちを創造していくのか。地方の時代といわれる中、その手腕はますます問われる。両市が当面する課題を探った。

    ◇

 「高校生が気軽に立ち寄れる場所として、市営浴場の空きスペースを使わせてほしい。諏訪を活気あるまちにすることができる」

 JR上諏訪駅周辺のまちづくりを考える市民会議「ちぇんじ・すわ・みーてぃんぐ」に参加した高校生委員が八日、市中心部の浴場を音楽やダンスの活動拠点に活用したいと山田勝文諏訪市長に直接申し入れた。

 二〇一一年に駅前の「まるみつ百貨店」が閉店し、昨年十二月には隣接する商業ビル「スワプラザ」の商業棟が閉鎖。周辺の商店の客足にも影響が及び、市の玄関口は沈滞ムードが広がる。

 市が昨秋に公表した市民満足度調査結果では、五十一の施策の中で「にぎわいのある商業地」が五点満点中二・三八点と最も満足度が低く、市街地の空洞化への不満が浮き彫りになった。

 街中に居場所を失った高校生たちも思いは同じ。「青春を謳歌(おうか)できなかったまちに、大人になって戻りたいとは思わない」と率直に語る。

 駅前一帯は民間会社「諏訪駅前開発」が再開発を計画する。旧まるみつ百貨店とスワプラザの建物を取り壊し、生鮮食料品店や飲食店、集合住宅などが入る複合施設を新たに建設する構想。だが具体像はいまだに見えず、先行きを不安視する声もある。

 「今からでも専門家や住民を交えた話し合いの場を設け、夢が描けるものをつくってほしい」。商店街の活性化に取り組む「まちづくり諏訪」代表の上條恭平さん(40)は市に対し、住民の要望を再開発に反映させる役割を期待する。

 市は、厳しい財政事情を理由に駅前再開発は民間主導が望ましいとし、サポート役に徹してきた。上原哲夫副市長は「まずは業者と地権者の合意形成が重要。開発に向けた段取りをしっかりと積み重ねていくことが、駅前の活性化への近道」と話し、積極的な関与には慎重な姿勢だ。

 駅前再開発と並び、“一等地”の活用方法が懸案になっているのが、諏訪湖畔にある旧東洋バルヴ諏訪工場跡地だ。〇六年までに市土地開発公社が七・二ヘクタールの広大な土地を二十七億六千万円で先行取得。市は建屋を無償で譲り受け、土地は寄付を募りながら分割購入している。

 跡地の活用をめぐっては、観光協会や商工会議所などによるプロジェクトで検討したが結論は出ず、山田市長が選挙公約に掲げた温泉リハビリテーション施設の誘致も、諏訪医療圏の病床数が基準を超えているため困難となった。

 建屋の規模は延べ面積九千八百平方メートルに及び、地方の工業展示会としては国内最大級の「諏訪圏工業メッセ」の会場や消防の訓練などに幅広く利用されてきた。しかし、改正耐震改修促進法に基づき本年度実施する耐震診断の結果によっては、老朽化により現状のままの使用ができなくなる可能性もある。

 「解体するにも多額の費用がかかる。跡地をどうしていくのか決めなければならない」と市担当者。新市長は、棚上げになったままの問題に決断を迫られることになる。

 (中沢稔之)

5036チバQ:2015/04/19(日) 22:10:54
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015041702000277.html
<明日のまちづくり>(下)茅野市、観光資源の活用戦略
2015年4月17日

ロビーに掲げられた国宝土偶の大型タペストリー=茅野市役所で
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 茅野市役所の正面玄関を入ると、吹き抜けのロビーに掲げられた国宝土偶「仮面の女神」「縄文のビーナス」のタペストリーが目に飛び込んでくる。市内の縄文遺跡は二百三十カ所を超え、国宝土偶を複数所有するのは全国でも同市だけ。昨年八月に仮面の女神が国宝指定されたのを機に、縄文文化が花開いたまちをアピールする動きが加速している。

 市は二〇一〇年に縄文プロジェクト構想を策定、縄文をキーワードにしたまちづくりに取り組む。「縄文の文化や精神性は現代社会が抱える課題を解決する糸口を与える」とし、小中学校の授業には「縄文科」を導入。人づくりにも結び付けようとしている。

 本年度は、八ケ岳山麓の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた調査研究に乗り出す。文化遺産の保護に関わる国際記念物遺跡会議(イコモス)国内委員会のパートナーシップ事業にも参加。情報発信力を高め、世界に「縄文」を売り込む。

 茅野を訪れる観光客は一九九一年の五百三十二万人をピークに減少し、昨年は三百十九万人。全盛期の六割程度まで落ち込んでいる。「世界遺産登録は、人を呼び込む起爆剤になる」と市の担当者は期待するが、同時に「市民にも遺産を守り続ける価値観の共有と取り組みが求められる」と指摘する。登録を目指すには他の自治体との広域的な連携も不可欠。乗り越えなければならない課題は多い。

 茅野市は縄文遺跡だけでなく、白樺湖や蓼科高原など多くの観光資源を有する。その「宝」にも時代の変化とともにさまざまな問題が出てきた。

 白樺湖畔は経営破綻などによるホテルの廃屋が目立つようになった。景観を阻害するだけでなく、放置状態が続くと倒壊などの危険性がある。大規模ホテルの廃屋が残されたままの土地を所有する柏原財産区は昨年十一月、ホテル側に建物の収去と土地の明け渡しを求める訴えを起こすと決めた。「このままだと白樺湖全体がどんどんだめになる」。財産区総代の北沢健さん(61)は訴訟に踏み切らざるを得ない思いを語る。

 ホテルは二〇〇七年に破産した。訴えが認められれば建物の取り壊しも可能になるが、多額の費用を一体どこが負担するのか。「白樺湖の活性化に向けたビジョンを、市の支援を得ながら考えていきたい」と北沢さん。そこから最善策を見いだそうとしている。

 蓼科中央高原では、太陽光発電施設の建設に対して「景観を損ない、観光業者の営業に悪影響が及ぶ」と住民が反発。裁判所に建設差し止めの仮処分を申請する事態になった。業者と和解が成立したものの、住民側は乱開発を防ぐ規制を市に要請。「観光という大きな事業をどう考えているのか。観光資源を守っていく政策を打ち出してほしい」と不満をぶつけた。

 「人も自然も元気で豊か 躍動する高原都市」を標榜(ひょうぼう)する茅野市。恵まれた観光資源を地域の発展に生かしていくには、それぞれが持つ魅力を再確認し、戦略的な展望を描く必要がある。

 (中沢稔之)

5037チバQ:2015/04/19(日) 22:11:50
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041602000291.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(上)少子高齢化・人口減少
2015年4月16日

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 田園に囲まれた小さな学校に、入学を祝う笑顔があふれた。今春から校区外の児童も通学できる小規模特認校の制度を鈴鹿市内で初導入した合川小学校(三宅町)。校区外からの十四人を含めた新一年生二十六人を迎え、児童数は八十七人になった。

 「小学校は地域のシンボル。人口が減り続ける負の流れが変わるきっかけになるといい」。六月に発足する合川地区地域づくり協議会の会長に就任予定の野田効(いさお)さん(67)は、子どもたちの姿に目を細め、期待を込める。

 市の西南端で、亀山、津市境にある合川地区ではこの十年間、人口の一割に当たる二百人が減った。現在の高齢化率は35%を超え、空き家が増え続けている。市内の少子高齢化問題の“先行事例”といえる地区だ。

 そうした状況で、合川小は対策を打たねば、二〇一八年度には学年ごとに一学級が設けられず、学年を合わせた複式学級になる見込みだった。住民たちには「複式になった後は、そのまま統廃合に向かうのでは」との不安が強かった。

 合川地区で人口が減ってきたのは、自然環境などを守る「市街化調整区域」のために住宅開発や工業立地が原則できないことが大きい。流入者がほとんどない一方、若者は進学、就職時に地区を離れてしまう。

 「いったん出てしまったら、交通の便が悪い合川には帰ってこない」と、地域づくり協準備委員長の中尾宗嗣さん(78)はつぶやく。現在も児童数が増加を続ける稲生地区までの距離は、車でわずか十数分ほどの距離。ただし車がないと、通勤にも、病院や買い物に行くにも不便極まりない。

 市が運行するコミュニティーバスは、二時間に一本しか走らない。中尾さんは「子どもと同居している世帯はわずか。高齢者が自分で運転ができなくなった時のことが最も心配だ」と語る。曜日や行き先を限定して臨時のバスを運行したり、空き家に若者の定住を促したりといった活性化策の腹案はあるものの、実現はまだまだこれからの段階だ。

 「若いまち」とされてきた鈴鹿だが、合川地区はあくまで先行事例であって、特殊事例ではない。市の高齢化率はここ数年間、年に1%近く上がり続け、現在は23%。推計では四三年に33%にまで迫る。若松など55%を超えるとみられる地区もある。

 急激に少子高齢化が進む一方、四〇年時点の人口推計は十九万人弱と、減少幅は比較的緩やかだ。人口が増える見込みの地区もあるためで、裏を返せば、地域によって必要な施策がまったく違ってくることも意味する。少なくとも、まちが元気なうちに手を打たねばならない。待ったなしの状況はもう始まっている。

    ◇

 鈴鹿市長選、市議選が十九日に告示されるのを前に、市政の抱える課題を追った。

5038チバQ:2015/04/19(日) 22:12:06
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041702000280.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(中)多文化共生
2015年4月17日

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 「カバンの中にあるのは何?」

 「サイフ、ケイタイデンワ、エット…」

 三月下旬の土曜、大工場が集まり、多くの外国人が暮らす鈴鹿市牧田地区のコミュニティセンターの一室。ブラジルやインド、フィリピンと、さまざまな国の八人が熱心に日本語を学んでいた。

 「牧田いろは教室」は、市内で三つあるボランティアによる日本語教室の一つ。毎週土曜に一時間半、ひらがなの読み書きから上級者向けの敬語の使い方まで、習熟レベルに合わせて開いている。

 市国際交流協会主催のボランティア養成講座の修了生らが中心になって教室を始めた二〇〇九年は、リーマン・ショック直後。代表の伊藤由香さん(38)は「当時の受講者は、『日本語ができない人から首になる』という仕事の理由から、日系の南米人が大半だった」と振り返る。

 鈴鹿市の外国人登録者数は三月末現在、五十四カ国の六千九百二十一人で、人口の3・5%を占める。一万人を超えていたピークの〇八、〇九年から三割減ったのは、五千人以上いたブラジル人の半数以上が職を失って帰国するなど、市を離れたのが大きい。それに伴い、中国や東南アジア系の比率が高まった。

 教室の“多国籍化”も次第に進んだのに加え、「子どもの学校からのお知らせ文が読めないなど、生活に直結する理由の人が増えた」と伊藤さん。日本人の夫と子どものやりとりが理解できず、疎外感に悩むといった例もあるといい、「運営だけで手いっぱいで、受け入れ規模を広げられないのが悩ましい」と話す。

 牧田地区地域づくり協議会長の伊藤輝義さん(67)は「あいさつするだけの表面的なつきあいから、一緒に暮らし、互いに協力しあえるようになるのが課題」と言う。

 協議会では一〇年の設立前から外国人にメンバーに入ってもらい、祭りや防災イベントに参加を呼び掛けてもらうなどの取り組みを率先してきた。「もはや、多くの外国人に鈴鹿の産業を担ってもらっている。少子高齢化が進む中、地域の活性化も助けてもらわねば」と語る。

 鈴鹿市に日系人が急増したきっかけとなった入管難民法の改正から二十五年。長い期間をかけて、市の外国人への支援は少しずつ前進してきた。一例が子どもの教育面。日本語指導支援員の派遣などの成果もあり、十年前には50%余りだった外国人の高校進学率は、100%近くまで上がった。

 その一方で、長く鈴鹿で暮らしながら、全く日本語がまったく分からない人は依然多い。リーマン・ショック以降、雇用環境は不安定になり、「工場で働く日系人」が大半だったかつてとは、求められる施策も変化している。生活支援や雇用対策、多言語化への対応…。さらにそれらの支援を実現させる資金と人材の育成。異文化を理解して共に生きる「共生」から一歩進め、一緒にまちをつくるパワーにつなげていくには、道は遠い。

5039チバQ:2015/04/19(日) 22:12:25
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041802000286.html
<20万都市の未来へ 鈴鹿市長・市議W選>(下)産業振興
2015年4月18日

新名神高速の建設が進む鈴鹿市西部地域。新たな企業の集積は進むか=同市山本町で
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 三月中旬、鈴鹿市西部、東名阪自動車道鈴鹿インターチェンジ(IC)に近い工業団地であったミネラルウオーター工場の完成式。その場で語られた進出の決め手は、市関係者を大いに喜ばせる一言だった。「鈴鹿が与える清らかな印象が、水にピッタリ。関西への道路網の良さも大きな魅力」

 これまで鈴鹿の発展は、牧田、玉垣、白子地区などにあった広大な海軍施設跡地に戦後、製造業を誘致したことにある。特に、一九六〇年に操業したホンダ鈴鹿製作所。層の厚い自動車関連企業の集積が、市の産業を引っ張ってきた。

 それが二〇〇八年秋のリーマン・ショックを機に、状況は一変した。〇六、〇七年に一兆五千億円を超えていた市内の自動車関連の製造品出荷額は、一〇年に一兆円を割り込んだ。ホンダは、鈴鹿を軽自動車の拠点工場とする改革の途上にある。

 市税への影響は多大だ。本年度の市税の見込みは二百七十八億円で、ピークの〇七年度より六十億円少ない。当時は七十億円近かった法人市民税が、一七億円弱にまで落ち込んでいるのが大きい。

 しかし法人市民税の大幅回復は、当面は見込めない。企業は過去に出た税務上の赤字を、翌年以降の黒字と相殺する「欠損金の繰越控除制度」があるためだ。経営を立て直した後に長く納税してもらうための措置で、企業は赤字を出した後に利益が出た年があっても、すぐに法人税を納めなくてもよい。

 さらには、製造業全体がリーマン前より縮小したままのため、市内の製造品出荷額のうち、自動車関連が四分の三前後を占める状況が変わっていないことも懸念材料だ。裏を返せば、「ホンダ頼み」の時代は終わり、新たな柱となる産業の育成が急務といえる。

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 市が新たに企業誘致を進め、発展の起爆剤に見込むのが市西部地区。既存の東名阪に加え、一八年度末までに新名神高速が開通予定で、さらに交通の便が良くなる。

 狙いは通販などで需要が高まる物流企業の拠点や、販路拡大を目指す食品メーカーなど内需型の企業だ。市は新名神の鈴鹿パーキングエリアに設けられる簡易型ICの一帯に工業団地を造成し、そうした企業を集める青写真を描く。

 ただ、整備を進める枠組みづくりや用地の確保などはまだ手付かず。整備の完了までに少なくとも五年以上はかかるため、開通時には間に合わない。既存の工業団地のスペースは限られ、それまでにいかに誘致先を用立てるかが課題となる。

 市は物流や食品のほかに、県も推進している医療・福祉関連やロボット、航空宇宙産業の育成も目指す。当然、今後の拡大が期待できる数少ない分野の企業は、どの市町も喉から手が出るほど欲しい。激しい地域間競争に勝つためには、ほかには負けない優位性を企業に訴える本気度が、今まで以上に問われる。

    ◇

 この企画は鈴木智重が担当しました。

5040チバQ:2015/04/19(日) 22:12:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041802000282.html
<県都の発展は>(上)中心街活性化
2015年4月18日

商店街を親子連れが歩くきっかけにつながった「大門いこにこ広場」=津市大門で
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 人通りがまばらな津市の大門大通り商店街で、親子連れが集まる一角がある。空きビルを改装し、未就学児と保護者が無料で利用できる拠点「大門いこにこ広場」。多いときは一度に五十組もの親子でにぎわう。「二年前には見られなかった光景だ」と、市の担当者は話す。

 市は二〇一二年度から三重大と連携し、商店主や市民が同じテーブルでまちの活性化を考える座談会を始めた。一三年十月にオープンした大門いこにこ広場も、座談会で出た構想を具現化し、市などが資金援助した。

 市担当者は「店主に限らず、市民も立場を超えて話せる場を設けたことで、新たなアイデアが生まれるようになった」と手応えを口にする。

 津観音に通じる大門大通り商店街は、かつては市の商業の中心地だった。車社会の発達で郊外に大型店進出が加速し、客足は徐々に遠のいた。同商店街振興組合のメンバーも徐々に減少して、〇四年は六十二人。現在はさらに減って五十五人。商店街の通行量も十年の間に四割減った。

 市は三重大に協力を要請する以前から、商店街のてこ入れを図ってきた。組合主催のイベントに資金援助し、空き店舗対策として家賃と改修費の補助制度を整えた。商店街を巡るウオーキングも開催してきた。それでも抜本的な解決策に結びついてはこなかった。

 三重大と共に市民らの意見を引き出すという新たな手法で始めた商店街の活性化プロジェクトで、大門いこにこ広場は、新たな人の流れを生み出した。市は本年度、プロジェクトの一環で、商店街に市民や店主らが話し合える拠点をつくろうとしている。市担当者は「商店街の活性化は人ごとではない、と市民が考えるようになるのでは」と期待する。

 さらなる課題も見えてきた。親子連れを商店街に誘い出せるようにはなったが、買い物客の増加には必ずしもつながっていない。商店街で画廊を開く伊藤守夫さん(72)は「何もやらないよりは良い。ただ、親子連れの多くは商店街を通過するだけで、今は波及効果が見えない」と指摘する。

 座談会の参加者は三年間で延べ六百人と多いが、商店主はそのうち一〜二割。市担当者は「商店街の人も話し合いの場に継続して巻き込んでいかなければ、事業は広がっていかない」と明かす。

 市民や店主らの本当のニーズを掘り起こして活性化のゴールを明らかにし、行政が積極的に事業化につなげる。そんな新しい支援モデルを築けるかが問われている。

    ◇

 津市長選が十九日、告示される。再選を目指す現職の前葉泰幸さん(53)のみが出馬を表明しており、三十七年ぶりに無投票となる見通しだ。県都として成長し続けるために抱える課題を探る。

5041チバQ:2015/04/19(日) 22:12:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041902000210.html
<県都の発展は>(下)過疎地域対策
2015年4月19日

住民でつくる「神去村青年団」が運営した期間限定の記念館=昨年8月、津市美杉町上多気で
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 津市街地から車で一時間。町全体の九割が森林の同市美杉町に昨年、全国から観光客がどっと押し寄せた。

 目当ては、五〜八月の期間限定で道の駅隣の木材倉庫にできた記念館。美杉町で撮影した映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去(かむさり)なあなあ日常」のロケ地や、主人公が働くことになった林業の現場を紹介したところ、人口五千人の町に、市の予想をはるかに超える延べ一万二千九十五人が来館した。

 映画は、父親が旧美杉村出身の直木賞作家、三浦しをんさんの小説が原作。監督は「ウォーターボーイズ」で知られる矢口史靖さん。都会育ちの青年が林業を通じて成長する過程を描いた。

 記念館を運営したのは、地元住民らが発足させた「神去村青年団」。映画と美杉のPRに奔走した。団員の織田拓さん(30)=美杉町上多気=は「住民が一つにまとまり、美杉を何とかしようとする意識が芽生えた」と振り返る。

 美杉町は一九七〇年に国から過疎地域に指定された。木材価格の低下で地場産業の林業は低迷し、若者は就職先を求めて都市部へ流れた。合併後の二〇〇七年は六千三百人ほどだった人口が、この八年間で千三百人も減った。

 市は一〇〜一四年度、過疎債を累計約三十億七千万円を使って、住民が集える新庁舎の建設や道路などインフラを整備。林野庁など認定の「森林セラピー基地」としてのアピールや、移住希望者に向けた空き家情報バンク制度も整えるなど、過疎を食い止めるさまざまな取り組みをしてきた。

 ただ、これらの計画は、市が住民の声を集約してまとめたものの、策定や進行管理は、美杉地域から遠く離れた市中心部の本庁舎で行われた。神去村青年団長で製材会社代表の真伏敏男さん(60)=美杉町八知=は、計画内容について地元の美杉総合支所に尋ねても「『本庁に聞かないとわからない』という答えが多かった」と振り返る。

 映画の効果で、市主催で十五回行ったロケ地ツアーはいずれも満員。東京や大阪など都市部で市のPRができた。美杉への移住にまでは至らないものの、情報発信の仕方次第で交流人口は増やせることも証明した。

 市は、映画で高まった住民たちの機運に呼応するかのように、四月から過疎対策担当職員を美杉総合支所に初めて配属した。一六年度から五年間の新たな過疎対策計画を本年度にまとめるが、策定は美杉総合支所が担う。市担当者は「以前は車に例えるとハンドルとタイヤが別々だった。今回一緒になったことで、地域の意見をより計画に反映する」と話す。また、広がった美杉の知名度を生かして農林業の体験などのソフト事業にも力を入れていくつもりだ。

 美杉町上多気で民宿を営む岩田二三男さん(59)は、市の新体制に淡い期待を寄せる。「やる気のある住民のアイデアに市は積極的に予算を付けてほしい」。来春に控えるJR名松線全線復旧の際も、住民を巻き込む仕掛けが必要だと考える。

 映画公開から五月で一年。その恩恵を一過性に終わらせず、過疎対策に生かす。力量を市は試されている。

    ◇

 この連載は畑間香織が担当しました。

5042チバQ:2015/04/19(日) 22:14:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041802000283.html
<未来のために 白川村の課題>(上)人口減対策
2015年4月18日

村の課題や活動計画について話し合う地域おこし協力隊のメンバーら=白川村役場で
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 「一時だけ人口が増えても仕方がない。白川村で働きたい、住み続けたいという人が来てくれないと」

 昨年度から地域おこし協力隊として活動する柴原孝治さん(35)はそう話す。昨年八月、平瀬の古民家を購入して住居兼カフェに改修し、移住者となった。現在は地区内の空き家を共同住宅のシェアハウスに生まれ変わらせようと活動する。「いきなり移住、というのはハードルが高い。移住体験施設として機能すれば」と話す。

 村の人口は一日現在で千六百五十七人。日本創生会議が昨年公表した「消滅可能性自治体」には含まれないものの、十年前に比べて約四百人の減。高齢化も進み、村内の六十五歳以上の割合は31・6%と、国内全体と比べても6ポイント以上高い。子どもも五年前から五十人減って二百二十二人。二〇一一年には村内に二校ある小学校のうち、南部の平瀬小が閉校。鳩谷の白川小に統合され、児童二十二人は村運行のスクールバスで、約十四キロの道のりを通っている。

 こうした状況に村は各種の施策を打ち出している。村外への通勤者に交通費を助成しているほか、村内の空き家を利用し、新しく住む人への購入費補助(上限百万円)などを昨年から始めるなど、移住しやすい環境を整えた。地域おこし協力隊も七人を受け入れるなど積極的だ。

 さらに子育て世代への補助や村民の結婚を促すイベントなども。一二年から三人目以降の子がいる家庭は、保育料や給食費を全額免除した。四月に子どもが保育園に入園した四十代女性は「とても助かるが、公園に行っても友達が少ないのが寂しい。自然も豊かで子育てには良い場所だから、もっとPRすればいいのに」と話す。

 同じ年には村内の男性と村外の女性の出会いを演出する「白川郷コン」も開催。これまで四回開き、結婚したカップルも三組と効果は上々だ。今年も一組結婚の予定という。

 施策は一定の成果を挙げたが、人口減に歯止めはかからない。国内の過疎地に共通する難問だけに、国や県との連携、さらなる支援も不可欠だ。村民課の担当者は「今後も改善策を考える。村に住み続けてくれる人が増えるよう、努力を続けていかなければ」。

    ◇

 世界遺産登録から二十周年を迎える白川村で二十一日、村長選と村議選が告示される。人口減や雇用創出、観光客と住民の共生など、村の抱える課題を追った。

 (片山さゆみ)

5043チバQ:2015/04/19(日) 22:14:35
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015041902000213.html
<未来のために 白川村の課題>(下)ホテル誘致
2015年4月19日

平日でも観光客でにぎわう合掌集落。特に海外からの団体客が多い=白川村荻町で
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 「ホテル誘致反対」「白川郷にホテルができる! あなたはどう考える?」。二年前、世界遺産の合掌造り集落がある荻町に、こんな張り紙が各所に掲示された。雇用創出や観光による経済効果のアップを狙い、村が進めたリゾートホテル計画に対し、村内から強い反発が起きた。

 二〇一二年の議会で村はホテル誘致を発表し、翌年から住民説明会や座談会を開いた。荻町から約三キロ離れた大牧地区に約百人が泊まれる施設を建設する計画だった。合掌集落の民宿経営者を中心に反対運動が繰り広げられたほか、資材費の高騰なども影響し、計画は“凍結”状態となったまま。ただ、村側は諦めておらず「村民との議論を続け、誘致は必ず達成したい」と意欲的だ。

 昨年度に村を訪れた観光客は百五十万一千人。円安による外国人観光客の増加などで、前年より4・8%増えたものの、その大半が日帰り客。宿泊者数は七万六千人と全体の約5%にすぎない。

 宿泊は各宿でも受け付けるが、宿を一括掲載する白川郷観光協会のホームページから申し込む客も多い。村内の民宿は四十ほどあるが、人気の集まる荻町内に限るとその約半数。観光協会職員は「ここは宿泊施設数が少ない。特に休日はかなり前から予約で埋まるので宿を用意できないこともある」といい、ホテル誘致の行方は気がかりだ。

 観光シーズンが本格化した今月、大阪府茨木市から荻町を訪れた五十代女性の二人組に聞くと、宿は高山市内のホテル。「旅行会社のパンフレットを見て決めたが、白川郷の宿はあまり載っていなかった。ホテルの方が慣れているし、快適なイメージもある」

 一方、荻町内で合掌民宿を経営する男性は「人と触れ合うことができ、地元の良さが伝わる」と魅力をアピール。「客のほとんどが外国人。よく勉強しているし、文化に詳しい人もいる」とも。ホテル誘致には反対で「やっぱり村民の稼業と競合することはやっちゃいかんよ」という。

 村はホテル以外にも「白川郷ブランド」認定制度を一月に始め、地元産の土産を増やす試みや、白山、大白川といった自然を利用した観光PRにも力を入れる。北陸新幹線延伸で、今後の観光客増も期待されるだけに「せっかく人が来ても泊まるところがなければ」と村側はホテル誘致の必要性を強調する。

 村の未来のため、どのように住民の理解を得ていくのか。新しいリーダーは難しい選択を迫られそうだ。

 (片山さゆみ)

5044チバQ:2015/04/19(日) 22:15:29
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041502000267.html
<市政の課題 瀬戸市長選に向けて>(上)
2015年4月15日

 統一地方選の後半戦は19日に市長・市議選、21日に町村長・町村議選が告示され、いずれも26日に投開票される。尾張東部の5市1町で市長選が行われるのは瀬戸、豊明の2市で、いずれも選挙戦になる見込み。両市のさまざまな立場の市民各6人に市長に望むことを語ってもらうことで、市政の課題を探った。

◆市小中学校PTA連絡協副会長 加藤吉明さん(48)=東茨町

 市内の小中学校の児童・生徒数は、東部で減少する一方、西部では増加し、学校間の差が年々拡大している。新市長には、いち早く適正配置の課題に取り組んでもらいたい。

 瀬戸は複数の村が合併して誕生した経緯もあり、地区への帰属意識が強い人が多い。そういった方々に納得してもらうためにも、行政がトップダウンでやるのではなく、地域住民を交えた会議のようなものを開くべきだ。

 私自身も統廃合の対象となると思われる祖母懐小の出身。文化や歴史の継承は重要だが、子どもたちの適正な教育環境を一番に考えなくてはいけない。

◆銀座通り商店街振興組合理事長 河本篤さん(57)=新道町

 二〇〇五年の愛・地球博をピークに、商店街の各店舗の売り上げは落ち込む一方。かつて百店以上あった組合加盟店舗は、今では半分に減った。空き店舗の多さも目立つ。

 商店街を含む旧市街地の活性化に関し、まずは市に明確なビジョンを示してほしい。「何年後にこうする」という計画があれば、先行きが不安な経営者も希望を持てる。観光資源として売り出すのも一つの手だと思う。

 空き店舗対策として市は家賃補助をしているが、補助頼みの経営になってしまうケースがある。きちんと採算が取れる経営ができるよう支援するべきだ。

◆製陶所経営 塚田崇英さん(59)=品野町

 業務用食器を中心に作っていますが、市内の製陶業界は本当に厳しい状況。家業に入った三十五年前は一週間に三回は焼成していたが、今は一回のみ。従業員も当時は二十人を抱えていたが今は四人に減った。品野だけでも毎年、五社ぐらいずつ廃業している。

 新市長には、瀬戸焼ブランドのPRを効率的に進めてほしい。その際、外部のアドバイザーやデザイナーの意見も重要だが、地元の作り手の意見を一番に取り入れるべきだ。昨年末、東京・青山で開催した「瀬戸焼ブランド発表会」のような取り組みは全国各地で開催していいと思う。

 (統一地方選取材班)

5045チバQ:2015/04/19(日) 22:16:10
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000289.html
<市政の課題 瀬戸市長選に向けて>(下)
2015年4月16日

◆八幡台自治会長 伊藤勉さん(65)=菱野台

 原山台、萩山台、八幡台の三地区からなる菱野団地は今、高齢化が深刻だ。四十五年前に建築家の故黒川紀章氏が手掛けたニュータウンに約六千世帯が住むが、三割以上が高齢者となっている。

 市内に働き口がないことで若者は流出し、人口も減少。スーパーマーケットは撤退し、商店街はシャッター街に。春日井市では買い物難民を救おうと、軽トラックで生鮮食品の移動販売を始めた。瀬戸でも導入してほしい。

 また、道路には路上駐車の車があふれている。行政が空き地の実態などを調査し、駐車スペースを確保してくれないだろうか。

◆清掃コンサルタント業 大谷小枝子さん(42)=やまて坂

 清掃代行などを手掛ける個人事業の傍ら、小学四年生の長男を育てています。夫の就職を機に九年前に市西部のニュータウンに引っ越してきました。

 新興住宅地のため転入者が多く、非常時に頼れる親族も近くにいない。他市に先んじて瀬戸市が取り入れた病児・病後児保育はありがたいが、利用料が高すぎるのがネック。

 長男が通う東山小学校では、放課後に児童を預かる学童保育「モアスクール」が無い。低学年の時は、保育園の時より早い時間に下校することもある。働く母親にとって深刻なので、全小学校への導入を進めてほしい。

◆瀬戸本業窯八代目・陶芸家 水野雄介さん(35)=東町

 市内には作陶技術を学べる施設が豊富にあり、陶芸を学びたいという若者は今も多い。しかし、修了後に作家として独立しても、本業一本で食べていけない人がいる。技術だけでなく、セルフプロデュースの手法など陶芸家として生きていくための道を教える研修制度が必要だと思う。

 また、瀬戸本業窯がある洞地区は近年になり、散策路「窯垣の小径」などを目当てに多くの観光客が訪れている。だが、飲食店や宿泊施設がないため滞在時間はいまひとつ。地区に点在する空き家を活用するなどして、さらなるにぎわいづくりを進めてほしい。

5046チバQ:2015/04/19(日) 22:16:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041502000268.html
<渥美半島の10年 合併と田原市長選>(上)バス路線網
2015年4月15日

豊鉄バスで市中心部の高校に通学する高校生ら=田原市田原町で
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 渥美半島に位置する田原市が、現在の形になったのは十年前のことだ。

 田原、赤羽根、渥美の旧三町のうち、田原と赤羽根が二〇〇三年に合併し、〇五年に渥美町も加わった。

 市域は東西に三十キロ、南北に十キロと細長い。特徴的なのは、公共交通機関に乏しいことだ。

 豊橋鉄道三河田原駅は市東端にあり、そこから西側二十五キロ部分には鉄道がない。豊鉄バス(豊橋市)が運営する二本の路線バス網が、公共交通の“動静脈”とすれば、市が運営する「ぐるりんバス」は近隣集落間をめぐる“毛細血管”に当たる。

 最西端の伊良湖岬に近い日出(ひい)町の農業小久保秀範さん(40)の日課は、高校二年の長女(16)を自宅から二〜三キロ離れた豊鉄バスのバス停まで、車で送迎することだ。

 長女の高校は、自宅から二十五キロ離れた市東端の田原地区にある。バスの通学定期券代は、月換算で二万円強、小久保さんは「娘が高校に入り、この地区の不便さを思い知った」。

 合併から十年、西端にある旧渥美町の公共交通空白地帯は解消されていない。逆に、東端にある旧田原町の整備ばかりが耳に入ってくる。「格差の分だけ税金を減らしてほしいよね」と愚痴をこぼす。

 とはいえ、市は、公共交通網を維持するため、年二千万円弱を豊鉄バスに補助している。市の担当者は「学生やお年寄りの重要な足。廃止されては困る。経営改善で値下げできるよう、割引サービスの周知や利用促進を図っているのですが」と苦悩が続く。

 豊鉄バスがかつて廃止にした路線など八路線を走る市の「ぐるりんバス」も経営は著しく苦しい。一三年度の収支は、運賃収入千七百万円に対し、運行経費は約九千四百万円の大赤字だ。平均して、一便で五人以上が利用するのは二路線しかない。

 積み上がるばかりの赤字を負担するのは結局、市民だ。

 市は十月に、路線網を大幅再編し、一部路線を除いて運賃を百円から二百円に引き上げる。

 ただ、三河田原駅までの直通バスがなくなる地域もあり、高齢者らからは「バスを重宝している弱者切り捨てではないか」と不満の声が挙がる。

    ◇

 十九日告示、二十六日投開票の田原市長選を前に、市の課題を考察する。

5047チバQ:2015/04/19(日) 22:17:00
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000290.html
<渥美半島の10年 合併と田原市長選>(下)地盤沈下の観光
2015年4月16日

太平洋側からみた伊良湖岬。手前は恋路ケ浜=田原市日出町で
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 渥美半島の先端部分を占める伊良湖地区は、田原市の観光拠点だ。伊勢湾に面して遊歩道を楽しめる岬灯台や荒波の浸食で生まれた日出(ひい)の石門、島崎藤村の詩の舞台ともなった恋路ケ浜、魚市場に海水浴、トライアスロン…。

 高度経済成長期には、リゾートホテルや旅館、飲食店が次々と建った。だがバブル期を経て、人気に陰りが見える。特にこの十年は、観光施設やフェリーの閉鎖など、「地盤沈下」が甚だしい。

 県統計によると、市内を訪れる観光客は年三百万人前後。うち三十万人ほどが市内に宿泊する。単純比較する数字はないが、右肩下がりは続いている。

 地盤沈下の主要因は、伊勢湾岸道や東名高速などで交通の便が格段に良くなり、他の観光地に客が流れているとみられる。市の担当者は「売りは『自然』だが、観光客を長時間引き留めるだけの施設や仕掛けが少ない」と分析する。

 地元で旅館を経営する稲垣和比古さん(67)は「バブル期までは、海水浴シーズンは旅館街が観光客でごった返した。ようやく下げ止まった感はあるが、宿泊客はピーク時の三分の一程度」と打ち明ける。

 昨年、仲間らと結成した伊良湖岬観光協議会の会長。恋路ケ浜周辺を恋愛の聖地として売り出すなど“あるもの磨き”に活路を見いだす。市中心部の一部農家が始めたメロンやイチゴ狩りがこの十年で一気に定着したように、「行政を当てにせず、自分らで何とかせにゃ」と意気込む。

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 「あるもの」の代表格こそ、海。なかでも太平洋に面した赤羽根海岸は、サーフィンを愛する人たちに国内屈指の人気を誇る。年間延べ数十万人が訪れ、世界大会の開催実績もある。

 赤羽根町のカフェ経営小川史(ふみと)さん(36)はサーフィン好きが高じて大阪から移住した。

 「太平洋の朝日や夕日が美しい。夜は星がきれい。地元の人はよそ者の自分に優しいし、田舎暮らしを望む人にとって田原は、魅力の宝庫」と語る。

 だからこそ、助言を続ける。「サーフィン以外にも『良い』と思わせるものがないと、移住者は定着してくれない。仕事をあっせんする仕組みも必要だし、何よりも、もっと地元からのアピールが必要だ」

 足元に無限に広がっている田原の魅力。その発掘と発信は、行政や政治にも求められる。

 (那須政治が担当しました)

5048チバQ:2015/04/19(日) 22:19:37
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041602000288.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(上)新ごみ処理施設
2015年4月16日

うっそうと木が生い茂る江南市中般若町北浦。候補地となって2年2カ月たつが、いまだに建設は決まっていない
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 十九日告示、二十六日投開票の江南市長選は、四選を目指す現職堀元さん(69)と市議の沢田和延さん(60)による一騎打ちが予想される。二人は市長と保守系議員として長年協力して市政を進めてきたが、次第に対立を深めてきた。三期の実績を基に市の発展を目指そうとする堀さんと、多選を批判して改革を唱える沢田さん。市を二分する政争は日増しに熱を帯びている。

 それは、突然の出馬表明だった。

 昨年の九月議会の一般質問。市長の堀は自ら発言を求めてこう言った。「新ごみ処理場問題を途中で投げ出すような無責任なことは私にはできない。来年の統一選に出馬し、責任を全うしたい」

 質問者として登壇していたのが沢田。建設地決定の遅れを市に問いただしていた途中だった。

 沢田は「堀降ろし」を画策していた保守系最大会派の一員で、市長選に出馬するのではないかとのうわさが出ていた。堀が先手を打つ形で四選への出馬を宣言したことで、保守分裂は決定的となり、戦いの幕は開けた。

 当時から尾張北部二市二町(江南、犬山、扶桑、大口)が計画している新ごみ処理施設の建設地決定は、停滞していた。

 江南市は同市中般若町の候補地を、市内の地元三地区と隣接する扶桑町の三地区の同意を得た上で正式な建設地にすることを目指してきた。だが市内三地区は同意したものの、扶桑町小淵地区は住民の六割が建設に反対。期限とした九月末までの同意に、めどは立たない状態だった。

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 それから七カ月たった今月十三日。堀と沢田は、再びごみ処理施設をめぐって相対した。市長選前の公開討論会で、それぞれが出馬しようとする理由の説明で言及した。

 堀は「この問題に市議時代から携わり、あと一歩まできている。地方創生とごみ処理施設との連動は、国に多数の人脈のある私にしかできない」と強調。沢田は、堀の問題点として「近隣首長や住民との調整がうまくいかず、期限までにごみ処理建設地を決められなかったのは市長のミス」と断じた。

 そんな二人を、建設候補地である中般若町のある住民は「結局どちらも推進派でしょ」と冷めた目で見る。

 現在のごみ処理施設は、老朽化で年間三億円の修理費がかかる上、新しい施設の建設地が決まっても稼働するまでには環境アセスメントと建設工事で数年は要する。

 一見対立する二人だが、一刻も早く地元の同意を得て、建て替える必要があるという認識は同じだ。建設地は江南市の候補地しかないという点でも共通している。新しいごみ処理施設の余熱をいかに再利用するかなどの地域振興策をめぐっては、そもそも二人の議論がかみ合わない。

 環境・農業分野での新産業誘致を選挙で訴える堀は、植物工場を併設して産業振興に役立てる構想を掲げる。一方の沢田は余熱利用には積極的ながら「他の自治体や住民と協議して進めるべき話だ」と、市長選では具体的な案を示すのを控える。

 二人の出馬に大きな影響を与えたごみ処理場建設問題は「市の最重点事業」だが、市のある職員は「今回の争点にはならないだろう」と冷静に見据える。

(この連載は、井上峻輔が担当します。文中敬称略)

5049チバQ:2015/04/19(日) 22:19:56
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000278.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(中)布袋駅高架化
2015年4月17日

名鉄犬山線布袋駅の仮駅舎。周辺では高架化に向けた工事が進められている
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 「新しい布袋駅にエスカレーターを設置する」。一月五日に開かれた江南商工会議所の賀詞交換会。市長あいさつの中で、堀元は市の新方針をさらりと明らかにした。

 会には、多数の財界関係者や市議が出席していた。市議会の保守系会派「江政クラブ」会長の河合正猛は、会場の外に出ると「やりやがった」と苦笑いを浮かべた。

 江政クラブ幹事長の沢田和延が市長選への立候補を正式に表明したのは、この三週間前。会派を挙げて支援する河合らとまとめ始めた公約には、独自の政策として「布袋駅へのエスカレーター設置」も入れる予定だった。

 名鉄犬山線布袋駅の高架化工事は、二〇一九年の完成を目指して進められている。新たに造られる駅舎へのエスカレーターの設置は、市民や議会からたびたび要望が出されていたが、市は慎重な姿勢を崩さなかった。主な理由は財政面だった。

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 高架化工事は市と県、名鉄の三者が共同で実施しているが、バリアフリーの面から設置が義務付けられているのはエレベーターのみ。エスカレーターの設置は市が単独で行う可能性が高く、建設費や維持費で億単位の負担が予想されるという。

 一カ月前の昨年十二月議会。市議から設置についての質問が出たが、市側から「設置する」との回答はなかった。そんな中での市長の突然の発言。河合は三月議会の一般質問でかみついた。

 「十二月に説明は一切なかった。議会軽視も甚だしい。思い付きでやるなら計画はいらない」。こう迫る河合に、堀は「皆さんの要望を受けて決めた。喜んでもらえるような意見は熟慮して、少しでも早くやれるようにしていきたい」と応じた。

 そんな両者に対して、布袋駅舎保存会理事の柴田広美(58)は「どっちもどっち。大事なのはそこではないでしょ」と素っ気ない。エスカレーターの設置は歓迎しつつ、「それを生かして、どんなまちをつくるかを考える必要がある」と指摘する。

 新駅舎は一六年度に名古屋方面、一九年度に犬山方面行きの各ホームでの利用開始を予定。それに合わせて駅前広場などの整備も佳境に入り、まちは大きな変化の時を迎えようとしている。

 しかし、柴田は「ハードを造るだけで、かつての商店が戻ってくるわけではない。結局駐車場ばかりで生活感のないまちができる可能性もある」。危機感さえ覚える。

 鉄道高架は、地元住民が長年待ち望んでいた新たなまちづくりのチャンスだ。駅前のにぎわい創出につなげるためにも、選ばれた市長は住民の声を聞きながら、絵を描く必要がある。(敬称略)

5050チバQ:2015/04/19(日) 22:20:11
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000249.html
<政争の行方 江南市長選を前に>(下)乏しい財政力
2015年4月18日

江南市役所前に設置された市長選のポスター掲示板。未来を託すリーダーを選ぶ戦いがいよいよ始まる=江南市で
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 継続か変化か-。江南市長選と同じ構図で十二日に投開票された県議選江南市選挙区。五選を目指した奥村悠二と元市議の江口雅明の舌戦で、今後の市の発展を支えるとして何度も言及された場所がある。市東端に位置する安良町地区だ。

 市では四月、市街化調整区域の利用規制を緩和する条例が施行された。条例に基づき工場の建設が可能になったのが安良町地区の一部。県議選で両候補をそれぞれ支援した堀元と沢田和延も「あそこに企業を誘致する」と熱い視線を送る。

 背景には市の財政事情がある。財源の豊かさを示す財政力指数は二〇一三年度には0・8と県内の市で下位。起債を抑えて健全な財政を続けるものの、毎年の予算編成では財源が足りずに事業の先送りを迫られることも多い。

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 財源の少ない大きな要因は法人市民税収入の少なさだ。一三年には市民一人当たりの額で、名古屋市を除いた県内三十七市中三十六位。堀と沢田は企業誘致で、この額を上昇させたいと考えるが、現実は厳しい。

 企業誘致は、ほとんどの自治体が取り組んでいる課題で、特に尾張地方は激戦だ。昨年十一月の犬山市長選や二月の一宮市長選でも、各候補は企業誘致を公約に掲げた。

 江南市は四月、産業振興課に企業誘致の担当を新設したが、「よその自治体に比べてかなり出遅れている」と担当者。固定資産税の優遇などの具体策もまだなく、企業からの問い合わせには「これから力を入れていきます」としか答えられないという。

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 二人がともに目指している企業誘致は、一朝一夕で達成できるものではない。となると、別の形での財源確保が必要になる。

 堀が期待するのが国からの補助金だ。自民党衆院議員の江崎鉄磨(愛知10区)らを通じた「国とのパイプ」が現職である堀の強み。今までも市の大型事業には国から多くの補助金を引っ張ってきた。「江南の財政状況では補助金に頼らざるを得ない。パイプが詰まると補助金は下りてこない」と強調する。

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 一方の沢田は無駄な支出の削減を訴える。宮田導水路の上部に遊歩道や水路を造る事業は中止。市長の海外視察も取りやめ、市長退職金も大幅にカットするとしている。宮田導水路と海外視察については、既に三月議会で一五年度当初予算への付帯決議を市議会全会一致で可決し、見直しを求めた。

 市は、ごみ処理場や新体育館の建設など大型事業を抱える。さらに今回の市長選で、二人は中学三年までの医療費無料化など、今まで市が財政的な面から慎重に検討していた政策をそろって掲げた。

 昨年からさまざまな場で争いを見せてきた堀と沢田。勝利のために選んだ政策は、当選後に足かせになる可能性をはらんでいる。

 (敬称略。この連載は井上峻輔が担当しました)

5051チバQ:2015/04/19(日) 22:20:31
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041702000279.html
<市政の課題 豊明市長選に向けて>(上)
2015年4月17日

◆機械器具製造業 大倉野重幸さん(75)=新栄町

 経営者の立場からみると、市は収入を得るためにもっと努力すべきだと思う。入り口のお金をしっかりしないで「これをやります」なんて言っても駄目。

 これまでも企業や店舗が進出する話がいくつもあったが、地元との調整などでうまくいかなかった。「民間の話だから」ではなく、市が明確なビジョンを持って間に入り、リーダーシップを発揮していくべきだ。

 市議会とも、建設的な議論をしてほしい。前進することを前提に取り組んでほしい。私は九州出身だが、子や孫は豊明がふるさと。もっといい街にしてほしい。

◆豊明団地自治会長 山岸牧男さん(74)=二村台

 団地内では住民の高齢化が進んでいる。近くに二軒のスーパーと診療所があって環境はいいけれど、エレベーターもないし、買い物に出掛けるのも大変な人もいる。自治会に入っていない人もおり、本当に困っている人を把握しきれない。表に出てこないそういう人こそ支援が必要で、どう関わっていくかが課題だと思っている。

 団地外のことでは、市内には駅が三つあり、豊明インターもある。人が集まるいい条件があるのに立ち寄るところが少なく、利点を生かしきれていないと思う。財政は厳しいかもしれないが、にぎやかさを創出してほしい。

◆主婦 山内フミヨさん(67)=西川町

 車の運転免許証を持っていません。自宅は市役所や図書館から近く、病院やスーパーもすぐ行ける距離にあるので、生活するには便利な場所だと思う。困ったときは家族や友達の車に助けてもらっています。

 名鉄前後駅まで行くときは市バスの「ひまわりバス」をよく使いますが、もうちょっと本数が多いと便利だなと感じています。私が使う時間帯は、一本乗り過ごすと、次は約一時間五十分後。待てないので名鉄バスを使ってしまいます。市バスは、せっかく手ごろな値段で利用できるのに、もったいないなと思います。

5052チバQ:2015/04/19(日) 22:20:49
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000285.html
<市政の課題 豊明市長選に向けて>(下)
2015年4月18日

◆大学生 園田有季子さん(20)=栄町

 地元の豊明の大学で学び、放射線技師を目指しています。市内には友達と遊べるようなところが少なくて、買い物は名古屋に行く。大学の周りにも仲間で集まれるような店がなくて、ご飯を食べに行くにも、誰かが車を出して少し遠くまで行かなきゃいけない。

 せっかく学生がたくさんいるんだから、お店があると活気も出るし、お金も消費するはず。名古屋までのアクセスもいいし、いいところだけど、何もないというイメージ。

 先月成人したばかりで、初めての選挙。やっぱり地元は好きだし、一票を託そうと思っています。

◆NPO法人代表 町田真実さん(55)=栄町

 絵画教室を開いて、障害のある子もない子も同じ空間で絵画に親しみながら、自然と交流できる場所づくりをしています。市内には障害者のグループホームやショートステイの場所があまりない。もっとあってほしいし、自分でも立ち上げたいと思っている。

 離れることの心配や不安があっても、親も子どもも一定の距離感が必要。脳性まひで障害がある私の息子も、小さなころから少しずつ自立できるように育ててきた。ホームは一助になると思う。障害があってもなくても、その子なりに幸せに生きていける社会になるように考えてほしい。

◆介護福祉士 宮下聖子さん(64)=新栄町

 勤務するのは認知症のあるお年寄りが共同生活するグループホーム。介護職に就いて三十年以上になるが、看護や医療の知識が足りないと感じる。スキルアップのため、名古屋市や大府市で開かれる介護職の人たちが集う講習会に参加しているが、豊明でもそうした講習会が数多くあれば、とても助かる。

 市外だと時間もかかるし、行きたくても勤務と重なることもある。代表の職員が出て、情報共有することもできるが、自分で見聞きするのとでは違う。市内の施設で、職員全員が都合のいい時間に行けるように機会をつくってほしい。

5053チバQ:2015/04/19(日) 22:21:16
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015041802000225.html
瀬戸と田原、市長選が激戦に23市議選も19日告示
2015年4月18日

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 統一地方選は十九日、県内では瀬戸、江南、豊明、田原の四市長選と、二十三市議選が告示され、後半戦が始まる。二十一日告示の二町長選、十四町村議選とともに二十六日に投開票される。

 =立候補予定者の並びは現職、新人の順、新人は五十音順。敬称略

 中日新聞のまとめでは、四市長選には計十二人が立候補を予定している。いずれも男性。

 瀬戸、田原市長選はいずれも現職が引退を表明しており、瀬戸は立候補予定だった一人が取りやめたため新人四人、田原は新人三人による激戦になる見通し。江南市長選は四選を目指す現職と新人の一騎打ち、豊明市長選は現職に新人二人が挑む構図になりそうだ。

 一方、市議選は豊橋、一宮、瀬戸、半田、春日井、豊川、津島、豊田、安城、蒲郡、犬山、常滑、江南、大府、知多、尾張旭、高浜、岩倉、豊明、日進、みよし、あま、長久手の二十三市。計五百五十議席に対し、計六百八十人が立候補を予定している。

 瀬戸、江南、豊明の三市は市長選とのダブル選挙になる。

 市議選の数自体は二〇一一年の前回統一選と同じだが、前回は合併に伴う西尾市の増員補選があり、今回は一二年に市制施行した長久手市が新たに加わった。

 前回は補選の西尾市を含む二十三市の計五百五十二議席に対し、計六百九十五人が立候補。そのうち女性は13・5%の計九十四人だった。各市議会で定数削減が進み、議席数も減った。

 (統一地方選取材班)

5054チバQ:2015/04/19(日) 22:29:54
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

5055チバQ:2015/04/19(日) 22:32:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk10010161000c.html
’15統一地方選:地方議会と有権者は今/中 「なり手がいない」 定数削減は「応急処置」 議員報酬「低い」 /群馬
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 「選挙で市民の負託を受けるのが本来の在り方だという考えは変わらない」

 市議選告示まで1カ月を切った3月20日、みどり市議会で定数削減案を否決された大沢映男議員(72)は無念そうに語った。提案理由は「2回連続無投票を回避し、投票の機会を作るため」。定数20の市議選で、立候補予定者説明会の出席者は20陣営にとどまっていた。

 今回の統一地方選で定数を削減するのは9市村議会。高崎市=41→38▽太田市=34→30▽藤岡市=22→20▽安中市=24→22▽富岡市=21→18▽沼田市=22→20▽嬬恋村=14→12▽片品村=14→12▽上野村=10→8。「議員を減らせ」という激しい住民運動があったわけではない。むしろ目につくのは、なり手不足による定数割れや無投票を阻止するための「応急処置」的な削減だ。

 「今の待遇では議員になりたい若者がいても厳しいだろう」。川場村議の一人は人材枯渇の一因として議員報酬の低さを挙げる。県内最低の月額12万5000円。議員活動は平日の日中が中心で、「兼業」も難しい。この村議は「本音を言えば、働き盛りの若手に議会を刺激してもらいたい。いろいろな人に声もかけてきた。でも今の時代に議員報酬を上げるべきだとはなかなか言えない」と嘆く。

 議員報酬は、上野村14万6300円、高山村15万円と、山間部の低額ぶりが目立つ。資産家か年金生活者、自営業者らでないと引き受けにくい仕事になっているのが現実だ。必然的に、議員の高齢化が進む。毎日新聞の全国アンケートによると、県内で議員の平均年齢が最も高かったのは南牧村の69・6歳。平均年齢が60歳以上だった議会は25市町村と、県内の7割以上を占めた。今月の市議選に出馬せず引退する高崎市議の一人は「若手が入ることで議会に活力が加わる。若い人が興味を示さないのは、議会の存在感が薄くなっている証拠だ」とつぶやいた。

 地方議会の定数を減らし、報酬を低く抑えようとする現状を、一部の議会関係者は自嘲気味に「LCC」と呼ぶ。格安航空会社になぞらえた「ロー・コスト・コングレス」(安上がりの議会)の略称だ。これに対し、他県では少なくなり過ぎた議員数や安すぎる議員報酬を考え直そうとする動きも出ている。

和歌山県由良町議会は07年、それまで14だった定数を10に減らした。すると、住民の多様な声を反映しにくくなったという。玉置一郎議長(50)は「今では後悔している。まるで非正規雇用のような任期4年で、選挙費用の負担と落選のリスクもあるのに、報酬は安く、若い人に見向きもされなくなった」と失敗を認める。民主主義のコストは安ければいいというものではないとして「安易な報酬カットや定数削減は議員も住民も自分の首を絞めることになる」と訴え、本当に適正な水準を模索しているという。

 高崎経済大の増田正教授(政治学)も、なり手不足が深刻化する現状について「議員報酬を増やすなど、何らかの形で職業としての魅力を引き上げることが必要」と指摘する。【角田直哉】

5056チバQ:2015/04/19(日) 22:33:03
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 ◇県内自治体の議員報酬
      議員報酬(円)  政務活動費(円) 平均年齢(歳)

  県   83万      30万      53

 前橋市  58万5000  10万      57

 高崎市  57万      8万3333   60.4

 桐生市  43万2000  3万1666   55.4

伊勢崎市  48万5000  3万5000   57.2

 太田市  48万5000  3万5833   60.9

 沼田市  32万2000  1万       63.1

 館林市  38万7000  1万2500   59.2

 渋川市  36万      1万5000   63.7

 藤岡市  37万      1万2500   59.5

 富岡市  36万        8333   63.8

 安中市  36万      1万       62.5

みどり市  36万      1万       62.7

 榛東村  21万      −−−      62.2

 吉岡町  19万      −−−      68.4

 上野村  14万6300  −−−      66.8

 神流町  15万7000  −−−      62

下仁田町  19万9000  −−−      66

 南牧村  18万      −−−      69.6

 甘楽町  21万      −−−      68

中之条町  23万5000  −−−      −−

長野原町  16万      −−−      66.2

 嬬恋村  21万      −−−      64.4

 草津町  22万5000  −−−      57

 高山村  15万      −−−      65.1

東吾妻町  21万3000  −−−      62.1

 片品村  16万2000  −−−      62.5

 川場村  12万5000  −−−      62

 昭和村  17万7000  −−−      64.1

みなかみ町 24万3000  −−−      60

 玉村町  24万2000  −−−      64.1

 板倉町  22万2000  −−−      64

 明和町  22万      −−−      58.8

千代田町  22万      −−−      59.8

 大泉町  30万3000  1万2500   59.7

 邑楽町  22万7000  −−−      68.1

 注)報酬は4月8日現在。政務活動費は月額に換算した。年齢は毎日新聞の全国自治体議会アンケートを元に小数点第2位を四捨五入。中之条町はアンケート未回答。県議は12日の当選者から算出した

5057チバQ:2015/04/19(日) 22:33:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk10010162000c.html
’15統一地方選:地方議会と有権者は今/下 外国人や高校生の思い 「代わりに行きたい」 投票の権利使って /群馬
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 「訴えたいことがたくさんあるから、代わりに投票に行きたいくらいだよ」。12日の県議選で投票率が過去最低の45・14%を記録したことを知り、伊勢崎市のバングラデシュ国籍の男性(45)は歯がゆそうに話した。県内で暮らす外国人は約4万2000人。住民税や消費税の納税義務はあるが、自治体に納めた税金の使い道には口出しできない。参政権がなく、選挙で意思表示できないためだ。

 男性は18年前に来日し、自動車販売業を営む。ニュースを確認するのが日課だ。10日には日経平均株価が15年ぶりに一時2万円台を回復した。しかし、物価は上昇するが収入は上がらず「景気回復は実感できない」。もし投票権があれば、地域経済活性化や雇用創出に熱心な候補に1票を投じてみたいという。

 昨年の衆院選でも、県内の投票率は51・72%と過去最低を更新した。県が35市町村の有権者計2万5392人を対象に実施した抽出調査によると、年代別の投票率は、70代以上=59・94%▽60代=68・84%▽50代=62・03%▽40代=50・83%▽30代=41・55%▽20代=30・96%。若年層の低投票率が際立った。

 一方で、選挙年齢は今国会で現行の20歳以上から「18歳以上」に引き下げられる見通しとなっている。来夏の参院選から、一部の高校3年生を含む10代が投票できるようになるはずだ。高校でも有権者教育が本格化しようとしている。これらの有権者予備軍は、半数が権利を放棄している大人たちをどう見ているのか。

 「せっかく持っている権利を使わないのはもったいない」。県内の高校3年の女子生徒(17)は「45・14%」という数字を残念がった。ほぼ毎日、新聞に目を通し、投票年齢の引き下げにも期待している。参政権を与えられたら、経済的理由で大学進学を諦めざるを得ない人が大学で学べるように、返還不要の給付型奨学金の充実に熱心な候補を探して投票してみたいという。

 また、別の高校3年の女子生徒(17)は今回の県議選について「各候補を紹介した報道を見ても、政策の違いが分からなかった」と振り返る。授業以外に自ら踏み込んで学ぶ必要性を感じた。「知識や批判力を身につけてから投票に行きたい」と痛感し、大人の投票行動を凝視する。

 26日には9市町村の首長選と23市町村の議員選がある。バングラ国籍の男性は言葉に力を込めた。「何も変わらないと思わずに、投票には行った方がいい。自分の国と地域の将来のためなのだから」【田ノ上達也】

5059チバQ:2015/04/19(日) 23:04:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddn041010016000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 過疎深刻ユズの村、高知・北川村 「政治よ知恵貸して」 議会も高齢化、議論白熱せず
毎日新聞 2015年04月17日 大阪朝刊

 高知県東部にある北川村は、日本有数のユズの産地として知られる。しかし、ユズの価格が低迷し、納税者1人当たりの2013年の年間平均所得は全国1741市区町村で1508位だった。人口はピーク時の2割に当たる約1400人まで落ち込み、65歳以上の高齢者が4割を超える。アベノミクスの恩恵が届かず、人口減少に直面する自治体の一つだ。村長・村議のダブル選(21日告示、26日投開票)を前に現場を歩いた。

 高知市内から車で2時間。北川村を流れる奈半利(なはり)川沿いを上流へ向かうと、山あいの地にユズ畑が広がる。「もうすぐ白い花が咲き、8月には青い実がなる。忙しくなるよ」。ユズ農家の新井(にい)広一さん(77)は葉の状態を1枚ずつ確かめた。

 高知県は全国のユズ生産の半分を占め、その15%を北川村が出荷している。村の半数の世帯が栽培に関わる基幹産業だ。

 しかし、新井さんは「ユズは銭にならない」とため息をつく。産地間競争で買い取り価格が低迷し、7反(約70アール)を栽培しても売り上げは年間80万円程度。年金がなければ生計が立たない。農家の大半は高齢者で、後継者の確保が課題だ。新井さんの息子も東京で所帯を持ち、ユズ畑を継いでくれる保証はない。「放っておけば村のユズ産業は衰退する。若い人が参入したくなるようなアイデアを政治や行政は出してほしい」と願う。

 村に最も活気があったのは1960年ごろ。奈半利川で発電所の建設が続き、人口は6000人に達した。しかし、工事が終わると雇用は減り、地場産業の林業も衰退して人口は激減した。医療機関のない「無医村」で、民間団体が「消滅可能性」があると指摘した。

 先月末、10年間務めた大寺正芳・前村長(71)が病気を理由に辞職した。村長選は過去4回連続で無投票で、今回も後継指名を受けた上村(かみむら)誠副村長(53)の他に立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。上村さんは言う。「村にはユズしかないが、やり方次第で若者が生活できる産業になる。『村づくり、人づくり』の知恵を絞っていきたい」

 村議選(定数8)も03、07年と無投票が続いた。今回は10人が出馬を予定している。現職の平均年齢は70・8歳で、全国で3番目に高い。

 浜渦康雄議長(68)は「議会で激しい議論になったことはない」と苦笑する。一般質問に立つのは多くて3人。当初予算を審議した3月議会は3日間で終わった。この4年で議案を否決したり、修正したりしたことはないという。浜渦さんは「集落が消滅し、子供の数もどんどん減っている。議会から活気づけたい」と話す。【藤田剛】

 ◇513自治体で所得減少 本紙調査、住民平均
 総務省の統計に基づいて毎日新聞が算定した全国自治体の住民平均所得を見ると、アベノミクスで好況と言われる中、全1741市区町村の3割にあたる513自治体で、2013年の所得が前年より減少していた。このうち65%超の337自治体は、民間有識者会議の唱える「消滅可能性都市」と重なる。

 513自治体の平均額は287万1000円で、全国平均の327万4000円を上回ったのは、わずか20自治体だった。全国平均に届かない下位自治体の多くで平均所得が減っており、富裕層の多い大都市部がより豊かになる一方、平均所得の低い自治体がより貧しくなっている。

 都道府県ごとに所得減少自治体の割合を調べると、長崎61・9%(21自治体のうち13)▽奈良61・5%(39自治体のうち24)▽鹿児島60・5%(43自治体のうち26)−−の順に高かった。

 513自治体は人口減少や少子高齢化が進む農村部がほとんどだが、県庁所在地の佐賀市や政令市の福岡市など都市部も交じる。東京都も全62自治体のうち8自治体で平均所得が下がったが、農村部や島しょ部の市町村だった。【和田浩幸】

5060チバQ:2015/04/19(日) 23:13:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417dde041010069000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 静かに学校消えた 「山村留学」にぎわった地域の核 かつて「人口最少の村」争点にもならず
毎日新聞 2015年04月17日 東京夕刊
 かつて「日本一人口が少ない村」だった愛知県豊根村富山(とみやま)地区(旧富山村)で今春、地区唯一の学校が閉校した。都市部の小中学生が親元を離れて学ぶ「山村留学」でも知られたが、人口減少の流れには勝てなかった。「学校は地域の核だった」。住民は不安を募らせる。

 「友達の数は少なくても、すごく仲良くなれた。もっと一緒にいたかった」。閉校まであと数日と迫っていた3月末、地元で育ち、村立富山小中学校に通っていた安井恵里花さん(12)が通学路の階段でつぶやいた。

 同校は、山村留学を県内で唯一受け入れた小中一貫校。2014年度の児童・生徒数は小3〜中3の計18人。地元の子は7人で、11人が留学生だった。

 山村留学は旧富山村時代の1985年に始まり、10年間の休止を経て、05年から地元住民らで作るNPO法人が事業を担当した。この間、全国各地の140人以上が寮生活を送りながら学び、育った。指導員として採用された若者も村外から移住し、消防団などに参加して地域を支えた。NPO元理事長で、豊根村議の山下喜代治さん(63)は「山村留学が地域を活性化させた」。

  ◇

 旧富山村が隣の豊根村に編入統合されたのは05年。これといった産業もない人口215人(当時)の村が、財政破綻を避けるための選択だった。「学校を残す」が合併条件の一つ。だが、子どもは減り、13年度には留学生が多数になった。数年後には地元の子がゼロになると言われた。

 豊根村は山村留学に年間1000万円を補助。財政が厳しさを増す中、村は2年前、富山小中学校を豊根小学校と豊根中学校へ編入統合することを決めた。

 今年2月の村長選。伊藤実村長(64)に対し、前村議が閉校の白紙化を求めて立候補した。しかし、伊藤村長が2倍以上の得票で再選した。

  ◇

 閉校後、富山小中学校に食材を納入していた地区唯一の商店が廃業し、60代の店主夫婦は村を出た。地元の子ども7人のうち3人が豊根小中学校に移り、バスで片道1時間かけて通う。中1の安井さんと弟の小4、豪君(9)ら残る4人は隣接の浜松市天竜区にある小中学校への越境通学を選んだ。山村留学の子ども全員と、一部の指導員も村を去った。富山地区の人口は3月末現在で99人と、1年前より14人減った。

 校舎の跡地利用は未定。21日には村議選が告示され、富山地区から1人が出馬予定だが、閉校問題は争点になりそうもない。「地域との関わりが特に強い学校だった。普通の閉校以上の閉塞(へいそく)感が漂うかもしれない」。住民の男性(63)が漏らした。【町田結子】

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 ■ことば

 ◇学校の統廃合
 文部科学省によると、過去10年の平均で年間、約500の小中高校が廃校。人口減少が要因で、同省は今年1月、約60年ぶりに公立小中学校の統廃合基準を見直し、「1学年1学級以下」の学校には早急な統廃合の検討を促した。廃校は地域の衰退を加速させる恐れもあり、「他校との合同授業」など、存続の場合の対応策も示した。

5061チバQ:2015/04/20(月) 00:01:17
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015041902000206.html
「全員公認戦術、反省も」自民県連会長が県議選受け
2015年4月19日

 自民党県連会長の川崎二郎衆院議員は十八日の記者会見で、過半数獲得を目指しながら二十一人の当選にとどまった十二日の県議選(定数五一)を受け、「二十六人全員が公認候補として戦った戦術が果たして良かったか、あらためて反省したい」との認識を示した。

 県議選は民主・連合系勢力の二十三人全員が当選し、会派「新政みえ」としては最大勢力の維持に成功した。

 川崎氏は、自民勢が改選前から二議席を減らした要因として、投票率の低下と候補者の準備不足を挙げる一方で「政党同士のぶつかり合いだと思っていたら、民主党を名乗って選挙をした候補は少なかった。公認候補二十六人を真正面からぶつける選挙は空回りだった」と強調。党派としては民主九人、新政みえ五人、無所属九人を擁立した民主・連合系の「政党隠し」が奏功したとの見方を示した。

 川崎氏は、三重県が開催候補地として急浮上している主要国首脳会議(サミット)をめぐり、「外務省は岸田文雄外務相(の地元)の広島に相当力を入れているようだが、警備の問題からすれば軽井沢(長野県)と三重が強い気がしている」と述べた。

 (相馬敬)

5062チバQ:2015/04/20(月) 00:02:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/fukui/CK2015041402000242.html
県議選7選挙区の得票分析
2015年4月14日

 県議選(定数三七)は無投票となった5選挙区を除く7選挙区で合わせて34人が計26議席を争い、現職18人、元職1人、新人7人が当選した。選挙戦となった選挙区では、各候補者が激戦を展開した。各選挙区の得票結果を分析する。

◆僅差の600票で当落 福井市

 現職8人と新人5人が立候補した。新人は引退する県議の後継や市議からのくら替え、組織の支持を受けるなど地盤を持つ候補者ばかりで、誰が落選するか予想しづらい選挙戦となった。トップが1万1000票を獲得した一方、当落ラインは600票以内だった。

 任期途中で辞職した県議の地盤を引き継いだ清水智信さん(33)=無新=が全選挙区を通じてトップ当選。知名度と若さで浮動票も取り込んだ。引退県議の後継西本恵一さん(54)=公新、この4年間で後援会組織を拡大した大森哲男さん(60)=自現、経験を訴えて地盤を手堅く固めた松田泰典さん(60)=自現、山本芳男氏(75)=自現=が上位当選した。

 山本正雄さん(73)=民現=は県教組の支援を受け、野田富久氏(67)=民現=は自治労を中心に票を集めた。前回補選で涙をのんだ井ノ部航太さん(40)=無新=は連合福井の支援を受け初当選。脱原発を訴えた共産現職の佐藤正雄さん(56)は組織票を固め、一定の反原発票を取り込んだ。

 「当落ラインは団子状態の混戦」と各陣営が見ていた下位は、補選で議席を得た畑孝幸さん(66)、中井玲子さん(57)=ともに自現=が抜け出し、最後の議席は引退する県議の地盤を引き継いだ長田光広さん(44)が滑り込んだ。自民の推薦を受けた新人峯田信一さん(67)は現職の地盤を崩せなかった。

◆勝敗決めた経験値 敦賀市

 現職2人、新人2人による争いとなったが、いずれの候補も原発推進で政策に大きな違いはなく、経験や年齢、地盤の人口が勝敗を分けた。

 強さを見せつけたのが石川与三吉さん(84)=自現=だ。告示後は1日3回の演説会で5期20年の経験を強調。前回に続き1万票超を集め、県内史上最高齢の当選を果たした。

 元市議の力野豊さん(55)=無新=は市人口の3分の1を占める地盤の粟野地区をがっちり固めて初当選。相対的な若さをアピールし、票を伸ばした。糀谷好晃さん(74)=民現=は労組票を固めて3選。前回よりも得票を減らしたが、議席を守った。

 宮崎則夫さん(67)=無新=は30回を超える市政報告会や個人演説会を実施。地盤の市東部を中心に、市議5期の経験と地域に応じた課題を訴えたが、支持を広げられなかった。

◆引退者の後継が首位 小浜市三方郡三方上中郡

 現職2人と新人2人が3議席を争い、引退する地元県議の後継で初挑戦した新人がトップ当選。現職2人も議席を守った。

 小堀友広さん(66)=無新=は出身地の若狭町三方地域と隣接する美浜町を固めて初当選。中川平一さん(66)=自現=が地盤とする若狭町上中地域の票も取り込み、1万票に迫った。

 一方の中川さんは徹底した組織選挙で、小浜市や美浜町にも一定程度浸透。地元の票を奪われたとはいえ、各市町で満遍なく票を集めて5選を決めた。西本正俊さん(56)=無現=は地元の小浜市遠敷(おにゅう)地区を足掛かりに、市全域で支持を受け、3選を果たした。

 小浜市議から、くら替えした池田英之さん(51)=無新=は自民党小浜支部の支援を前面に出して浸透を図ったが、同市でも思ったように票が伸びず、ほかの3人に差をつけられた。

5063チバQ:2015/04/20(月) 00:02:40
◆1万票の大台達成も 越前市今立郡南条郡

 現職3人、元職1人、新人3人が5議席を争った。前評判通り、6000票付近が当落ラインとなった。

 前回に涙をのんだ宮本俊さん(51)=無元=は昨夏から活動を本格化。「育てる会」を15地区に増やし、万全の体制で臨み、越前市で圧倒的な強さを見せた。唯一、1万票の大台に乗せ、返り咲きを果たした。

 1万票にわずかに届かなかった仲倉典克さん(47)=自現=はそれでも地盤の南越前町で8割以上を得票する一人勝ち状態。越前市中心部にも拠点を構え、票を取り込んだ。関孝治さん(74)=自現=は地盤の旧今立町と池田町で抜群の強さを見せた。昨年末の衆院選に出馬した辻一憲さん(49)=民新=は労組票の多い越前市で多く得票。草の根で戦った細川かをりさん(55)=無現=は満遍なく支持を集めた。

◆初選挙は現職に軍配 あわら市

 2007年の選挙区再編後初めて選挙戦に突入した。1議席をめぐって2人が激しい戦いを繰り広げ、笹岡一彦さん(59)=自現=が750票の僅差で、東川継央さん(58)=無新=を退けた。笹岡さんは、地盤とする金津地区を中心に農業関係団体の支援も得て芦原地区からの支持も集めた。東川さんは市議らの応援を受け、地元の芦原地区から金津地区への浸透も図ったが、及ばなかった。

◆組織票を幅広く獲得 吉田郡

 2人による一騎打ちは、3選を目指す鈴木宏紀さん(56)=自現=に軍配が上がった。

 鈴木さんは個人演説会などで地方創生を推進する必要性を指摘。自民党支持層や河合永充・永平寺町長、農業、商工団体など幅広く支持を集めた。

 松川正樹さん(66)=無新=は、学習塾経営で培った人脈を生かしつつ教育などへの情熱を訴えたが、現職の壁を破れなかった。

◆人口対策訴え議席守る 丹生郡

 島田欽一さん(58)=自現=と藤野利和さん(63)=無元=の一騎打ちは前回と同じ構図。自民党支持層を中心に票固めを図った島田さんが、400票ほどの差で議席を死守した。

 島田さんはUターン促進など人口減少対策を重視。県外に進学した女性の働く場所の確保が重要と指摘し、支持を広げた。藤野さんは県議時代の経験などを訴えて票の掘り起こしに努めたが、届かなかった。

5064チバQ:2015/04/20(月) 18:52:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddm041010194000c.html
選挙:統一地方選 津市長選 相乗り、波風立たず
毎日新聞 2015年04月20日 東京朝刊

 津市長選は1978年以来、37年ぶりの無投票となり、現職の前葉泰幸氏(53)が再選を決めた。

 前回(2011年)は民主・連合系の地域政党「新政みえ」などの推薦を受け、自民系の候補らを破ったが、今回は自民、民主、維新、公明も推薦に加わった。

 自民党県連の幹部は「道路整備や防災対策など、前葉氏の市政運営は我々の意に沿う部分もあった。あえて対立候補を立てる必要はないと判断した」と説明。告示直前まで候補擁立を検討していた共産党市委員会の幹部は「県議選での議席奪還に全力を尽くし、候補者を見いだせなかった」と話す。

 前葉氏は事務所で「告示までに市民と対話を深められた結果、無投票になったと思う」と話した。だが、有権者からは不満も。無職、倉谷佳克さん(43)は「選挙は市民が政治について考える貴重な機会であるだけに残念だ。市政の停滞につながってしまう気がする」と話した。【井口慎太郎】

5065チバQ:2015/04/20(月) 20:20:35
石川県

’15統一地方選:県議選 開票結果 /石川
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
 ◇金沢市(定数16−17)
 =選管最終発表
当 13760 下沢佳充 54 自元
当 10891 川裕一郎 43 無現   WILL石川(一人会派)
当 10512 石坂修一 62 無元
当 10327 佐藤正幸 47 共現
当  9574 紐野義昭 59 自現
当  9564 田中敬人 44 無新
当  8785 金原博 85 無現    県政石川
当  8586 米沢賢司 64 自現
当  8398 中村勲 73 自現
当  8252 盛本芳久 60 社現   清風・連帯
当  8119 増江啓 60 公現
当  7959 谷内律夫 57 公現
当  7702 不破大仁 39 自現
当  7175 宇野邦夫 72 諸現  新進石川
当  6711 安居知世 46 自現
当  5907 冨瀬永 50 無新
   5392 白崎勇人 55 自現
 ◇小松市(定数4−6)
 =選管最終発表
当 11932 藤井義弘 71 自現
当 10427 福村章 76 自現
当 10318 一川政之 41 民新
当  7368 八田知子 52 自新
   5011 木村賢治 31 自新
   4034 北栄一郎 67 無元
 ◇加賀市(定数3−6)
 =選管最終発表
当 9602 室谷弘幸 48 無現  爽晴会(一人会派)
当 8276 向出勉 77 自現
当 5455 田中哲也 53 無新
  4563 浅尾仁 26 無新
  4276 若林昭夫 75 無現  清風・連帯
   194 豊田義輝 71 無新
 ◇羽咋市・羽咋郡南部(宝達志水町)(定数2−3)
 =選管最終発表
当 7812 稲村建男 71 自現
当 6816 本吉浄与 35 無現  黎明会(一人会派)
   314 家田徹 73 無新
 ◇白山市(定数4−9)
 =選管最終発表
当 9979 作野広昭 58 無元
当 8828 車幸弘 46 自新
当 7115 横山隆也 50 無新
当 6870 吉崎吉規 66 自現
  6741 米光勲 61 無現   県政石川
  4963 大口英夫 49 自現
  4180 竹内孝徳 41 無新
  2574 八田好弘 68 共新
   379 山本大道 61 無新
 ◇河北郡(津幡町・内灘町)(定数2−3)
 =選管最終発表
当 10514 焼田宏明 57 自現
当  7609 米田昭夫 70 自現
   7071 西尾雄次 66 無新
 ◇鹿島郡(中能登町)(定数1−2)
 =選管最終発表
当 6097 山田省悟 67 自現
   217 家田万理子 76 無新

’15統一地方選:県議選 無投票当選者 /石川
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
 ◇七尾市(定数2)
和田内幸三 67 自 現(7)
 ホテル会社会長▽党県副会長[歴]議長▽諸橋中
西田昭二 45 自 現(3)
 [元]党県政調会長代理[歴]市議▽愛知学院大
 ◇輪島市(定数1)
宮下正博 65 自 現(4)
 生コン会社社長▽能登生コン協同組合理事▽日大
 ◇珠洲市(定数1)
平蔵豊志 38 自 現(2)
 建設会社員▽市体育協会長[歴]市議▽高岡法科大中退
 ◇かほく市(定数1)
沖津千万人 54 自 新(1)
 繊維加工会社社長[歴]市監査委員▽市議長▽星稜高
 ◇能美市・能美郡(川北町)(定数2)
井出敏朗 52 自 現(2)
 [元]洋食器製造会社役員[歴]化学製品製造会社員▽群馬大
善田善彦 50 自 現(2)
 能美市民環境ネットワーク相談役[歴]市議▽金沢工大
 ◇野々市市(定数2)
徳野光春 57 自 現(2)
 建材販売会社社長[歴]町議▽党県総務副会長▽石川高専
吉田修 52 無 現(3)                     県政石川
 市トランポリン協会長[歴]町議▽金沢松陵工高
 ◇羽咋郡北部(志賀町)(定数1)
石田忠夫 72 自 現(7)
 生コン会社役員▽党県副会長[歴]議長▽日大
 ◇鳳珠郡(穴水町・能登町)(定数1)
山口彦衛 69 自 現(2)
 [元]柳田村長[歴]柳田郵便局長▽大東文化大

5066チバQ:2015/04/20(月) 20:24:12
>>5062 福井市
>任期途中で辞職した県議の地盤を引き継いだ清水智信さん(33)=無新=
 鈴木宏治の後継

5067チバQ:2015/04/20(月) 20:27:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk15010016000c.html
’15統一地方選:加茂市長選、8年ぶり 5市議選もスタート 告示 121議席に141人立候補 /新潟
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一選後半戦の加茂市長選と長岡、柏崎、新発田、小千谷、加茂の5市議選が19日、告示された。26日に投開票される。加茂市長選には新人で契約社員の坂上時平氏(65)と、県内の現職市長として最多の6選を狙う小池清彦氏(78)の2人がいずれも無所属で立候補し、8年ぶりの選挙戦が始まった。一方、5市議選はすべて選挙戦となり、定数計121に対し141人が立候補を届け出た。現職は95人▽新人43人▽元職3人。党派別の内訳は自民1人▽民主1人▽公明9人▽共産11人▽次世代1人▽諸派(幸福実現)2人▽無所属116人となっている。女性の候補者は11人。【米江貴史】

 ◆加茂市長選

 ◇現新の一騎打ち
 任期満了(5月9日)に伴う加茂市長選が19日、告示され、新人で契約社員の坂上時平氏(65)と、6選を目指す現職の小池清彦氏(78)の2氏がいずれも無所属で立候補を届け出、8年ぶりの選挙戦となった。

 投票は26日午前7時〜午後8時、市内16カ所で受け付ける。開票は同市加茂の同市民体育館で同9時から行われる。同10時半過ぎには当落が判明する見通し。18日現在の選挙人名簿登録者数は2万4645人(男1万1765人、女1万2880人)。【山本愛】

 ◇市職員を元気に 坂上時平氏
 坂上氏は午前9時40分ごろ、加茂市のJR加茂駅前で第一声。「(自ら立候補した)12年前と同様、今回もまた(現職以外)誰も出ないようなので、無投票当選を避けるべく出馬した」と立候補の理由を説明した。続けて「はっきり言って行政に関して分からない私のような候補が出馬しなければならないことが、加茂市の問題だ」と主張。また「建設的な市民の意見を反映し、市職員を元気にしたい。福祉交流センター『美人の湯』は赤字を出して(市の)財政を圧迫しており、運営方法を再考しなければならない」と訴えた。【堀祐馬】

 ◇5期の実績訴え 小池清彦氏

 小池氏は午前9時ごろ、加茂市の加茂山公園前で第一声。衆議院議員や県議らが応援に駆け付ける中、集まった聴衆約100人の前でマイクを握った。小池氏は「地方交付税交付金を約10億円削られたが、子どもの通院費用を無償化するなど、加茂市は市政の水準を下げずにやってきた。2017年には加茂病院もでき、国道も整備する。私が引っ込むと市政の水準は低下する」などと5期の実績を強調し、支持を呼び掛けた。また、柏崎刈羽原発の再稼働についても触れ「原発と加茂市は50キロしか離れていない。再稼働すべきではない」と訴えた。【堀祐馬】

5068チバQ:2015/04/20(月) 20:28:06
 ◆長岡市議選

 長岡市議選は定数34に対し40人が立候補を届け出た。内訳は現職28人、新人12人。党派別では公明3人、共産4人、次世代1人、諸派1人、無所属31人。「地方創生元年」ということもあり、候補者らは街頭で「若い人が住みやすいまちにしたい」と人口減少対策などを訴えた。18日現在の有権者数は22万8160人。【湯浅聖一】

 ◆柏崎市議選

 柏崎市議選には定数26に対し現職21人、元職1人、新人10人の計32人が立候補した。各陣営は午前8時半の受け付け開始とともに次々と市選挙管理委員会に立候補の届け出をし、たすきなどを受け取って選挙運動に入った。少子化や人口減少への対策、経済活性化、原発への姿勢などが論点になっている。18日現在の有権者は7万3418人。【高木昭午】

 ◆新発田市議選

 新発田市議選は定数27に対し29人が立候補を届け出た。内訳は現職21人、新人8人。党派別では民主1人、公明2人、共産3人、諸派1人、無所属22人。候補者たちは人口減対策や医療の充実、農業政策などを訴え、支持を呼び掛けた。18日現在の選挙人名簿登録者数は8万3629人。【柳沢亮】

◆小千谷市議選

 小千谷市議選は定数16に対し18人が立候補を届け出た。内訳は現職9人、元職1人、新人8人。党派別では公明1人、共産1人、無所属16人。「世代交代」を印象づける選挙戦となった。候補者らは街宣車を走らせ、少子高齢化対策や雇用確保などの地域課題について訴えた。18日現在の選挙人名簿登録者数は3万1082人。【湯浅聖一】

 ◆加茂市議選

 加茂市議選は前回より2減の定数18に対し現職16人、元職1人、新人5人の計22人が立候補した。党派別では、公明1人、共産1人、無所属20人。候補者たちは街頭で、地域活性化や雇用・産業の創出などへの対策を訴え、支持を呼び掛けた。18日現在の選挙人名簿登録者数は2万4645人。【山本愛】

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 ◇加茂市
坂上時平(さかうえ・ときへい) 65 無新

 契約社員[歴]郵便局員▽NTT社員▽加茂農林高

小池清彦(こいけ・きよひこ) 78 無現(5)

 県市長会理事▽県河川協会長▽東大

5069チバQ:2015/04/20(月) 20:29:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk17010314000c.html
’15統一地方選:後半戦告示 5市議選に122人 野々市市長選、粟氏が無投票3選 /石川
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦が19日告示された。金沢、小松、輪島、珠洲、野々市の5市議選がいずれも選挙戦となり、計106の定数に計122人が立候補した。北陸新幹線開業後の街づくりや人口減少社会への対応などをテーマに論戦が交わされる。21日告示の1町長選、5町議選と合わせ、26日に投開票される。一方、野々市市長選では現職の粟貴章氏(54)だけが立候補を届け出て、無投票当選が決まった。【大原一城、中津川甫、竹田迅岐】

 5市議選は、現職99▽元職3▽新人20。

 党派別では自民45▽民主1▽公明6▽共産7▽無所属63。

 女性は9人だった。

 自民は金沢、小松、輪島、珠洲の4市議選でいずれも候補者を大量擁立した。ただ、市制移行後初実施の野々市市議選では公認候補を立てられなかった。

 前回、金沢、小松両市議選で計4人を立てた民主は今回、金沢の1人にとどまった。

 公明は金沢、小松、野々市で計6人を、共産は珠洲を除く4市で計7人を立てた。

 ◇野々市市長選 粟氏、無投票3選「地方創生に取り組む」
 粟氏は旧野々市町長時代も含めて3回目の当選を果たした。無投票当選は前回に続き2回目。立候補届け出が締め切られた午後5時すぎ、野々市市稲荷2の事務所に姿を見せ、支援者と万歳した。

 粟氏は「市制移行を実現し、市民の思いを踏まえて(第1次)総合計画を作った。市民協働のまちづくりを継続、発展させていく」と抱負を語った。無投票当選については「大変ありがたい。地域がまとまって地方創生に取り組む必要がある」と強調。産学官連携や人材育成を通じて「ブランドを確立し、野々市らしさを発信したい」と述べた。

 ◇金沢(定数38) 出馬戦後最少
 前回比2減の38の定数に対し、43人が立候補した。候補者数は戦後最少だった1987年の46人を下回った。

 内訳は、現職36▽元職2▽新人5。新人が前回の16人から大幅に減った。昨年秋の市議補選で新人4人が当選したことも背景にあるとみられる。

 党派別では、自民11▽民主1▽公明4▽共産4▽無所属23。

 北陸新幹線開業後の街づくりや観光施策、福祉施策など幅広い課題が争点になる。

 昨夏以降、競輪場外車券売り場を巡る問題が浮上。山野之義市長が業者に便宜を図ろうとした疑惑や複数の市議の関与も取りざたされ、信頼回復が急務だ。

 また、従来、議会運営は自民、民主・社民系の「みらい」、公明の3会派が主導し、山野市長に協力的な立場をとってきたが、車券場問題以降ほころびも見え始めている。「親市長派」「反市長派」の議員がそれぞれどれだけ誕生するのかが今後の山野市政を大きく左右しそうだ。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は36万6098人(男17万4482人、女19万1616人)。

 ◇小松(定数22) 行財政改革問う
 前回から2減の定数22人に対し、現職22、新人6の計28人が立候補した。党派別では、自民16▽公明1▽共産1▽無所属10。

 借金に当たる市債残高は今年度末に約1278億円になる見込み。近年は毎年減少しているものの、1990年(531億円)の倍以上で、行財政改革が大きな課題だ。

 大手建機メーカー・コマツを抱え、製造品出荷額は金沢を上回り県内トップ。税収増にもつながる産業を担う人材育成が鍵となる。

 また小松駅周辺整備など北陸新幹線金沢以西延伸に伴う財政負担も今後見込まれ、歳入・歳出両面で市政チェックの重要性が増す。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は8万6870人(男4万1707人、女4万5163人)。

5070チバQ:2015/04/20(月) 20:29:36
◇輪島(定数17)観光再興が課題
 前回比3減の定数17に対し、現職18、新人1の計19人が立候補した。党派別では自民12▽共産1▽無所属6。

 昨年3月の市長選と、今月上旬の県議選では、ともに無投票となったが、少子高齢化・過疎化に歯止めがかからない中、活性化へのビジョンが問われる。

 バブル崩壊後は、観光客数、輪島塗出荷額ともに減少し、主要漆器メーカーの経営破綻も相次ぐなど地元は苦しんできた。

 現在放映中のNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台に選ばれ、全国発信できる機会が到来する中、効果を観光の回復にどのようにつなげられるかが鍵となる。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は2万5084人(男1万1593人、女1万3491人)。

 ◇珠洲(定数14)無投票は回避
 前回と同じ定数14に対し、現職12▽新人3▽元職1−の計16人が立候補を届け出た。

 党派別では、自民6、無所属10。当初は無投票の可能性もあったが、告示直前に複数人が出馬を決め、無投票は回避された。

 1980年代〜2000年代前半には市内での原発建設計画を巡り、地元を二分しての選挙戦が繰り返された。03年に建設計画は中止となり、争点は原発から、過疎高齢化へとシフトし、医療・福祉など住民サービスの維持・向上が課題となっている。世界農業遺産認定の里山里海を生かした観光客や移住者の呼び込み、受け入れ策も焦点となる。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は1万3977人(男6382人、女7595人)。

 ◇野々市(定数15)市制下初の選挙
 2011年11月の市制移行以来初の市議選で、現職11、新人5の計16人が立候補した。町制下最後で、無投票になった前回に比べ定数は1減の15。

 町制下で行われた2007年の前々回町議選以来8年ぶりの選挙戦となった。

 党派別では、公明1▽共産1▽無所属14。

 金沢に隣接する利便性の高さから若い世代を中心に住民が増え、人口は3月末時点で5万1155人。

 幹線道路沿いに多くの商業施設が建ち並ぶが、目立った観光資源や特産品は乏しく、地域の独自色や魅力づくりが課題となっている。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は、4万80人(男2万254人、女1万9826人)。

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 ◇野々市市
粟貴章(あわ・たかあき)54 無現(3)

 [元]県議[歴]参院議員秘書▽会社員▽日大

5071チバQ:2015/04/20(月) 20:30:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk18010336000c.html
’15統一地方選:後半戦、熱い第一声 2市長選スタート 3市議選も告示(その1) /福井
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦となる敦賀、あわら両市長選と福井、敦賀、小浜の3市議選が19日告示された。敦賀市長選には現職の引退に伴い新人2氏が立候補。あわら市長選は元市議の新人と、3選を目指す現職が立候補し、8年ぶりの選挙戦となった。福井、敦賀両市議選はいずれも立候補者数が定数を上回り選挙戦となった一方、小浜市議選は無投票で新議員18人が決まった。投票は各選挙とも26日、即日開票される。【近藤諭、松野和生、村山豪、竹内望】

 ■敦賀市長選

 ◇新人2氏が一騎打ち
 敦賀市長選には住宅設備会社社長で元自民党敦賀市支部幹事長の中村紀明氏(60)と、測量会社役員で元市議の渕上隆信氏(54)の無所属新人2氏が立候補。5期20年で引退する河瀬一治市長の路線を継承する中村氏と、前回市長選で約2500票差で敗れ、市政の刷新を目指す渕上氏の一騎打ちになった。

 原発の再稼働容認や日本原子力発電敦賀原発3、4号機の増設受け入れなどの原子力政策に大きな違いはなく、原発の是非については争点になっていない。一方北陸新幹線敦賀延伸を見据えたまちづくりや、人口減少対策などで両候補が舌戦を繰り広げている。18日現在の選挙人名簿登録者数は5万4277人(男2万6495人、女2万7782人)。

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇原子力で雇用促進 中村紀明氏(60)=無新
 中村氏は敦賀市桜町の事務所前で午前8時から出陣式を開いた。中村氏は集まった支持者ら約2000人(陣営発表)を前に「原子力は地場産業。衰退させてはいけない。雇用を促進できなくなる」と原子力政策の推進を訴えた。さらに、人口減少に歯止めをかける政策として「企業誘致が絶対に必要。女性の働く環境を整える」などと主張。中心市街地のにぎわい作りや、敦賀港の活性化策などに取り組むことを約束した。

 また、敦賀市支部幹事長など自民党員として30年以上活動し、多くの国会議員や県議などの選挙に携わった点を強調。「多くの議員から信頼を得ている。パイプを市政に反映していきたい」と述べ、国や県と連携して諸課題に当たる方針を示した。

 ◇原発の技術力活用 渕上隆信氏(54)=無新

 渕上氏は午前8時半から敦賀市野神4の事務所前で第一声。支持者約800人(選挙対策本部発表)を前にまず「皆さんの声が市政に届く政治にしたい」と訴えた。選挙スローガンの「敦賀再生」として第一に景気回復と雇用の確保を挙げ、「地場産業の活性化や産業団地への企業誘致に取り組む」と述べた。

 廃炉など原発問題の是非について明確な言及はなく、将来の地元経済対策と絡め「積み重ねたエネルギーに関する技術力を生かして企業を育て、根付かせたい」とした。その上で、政府が進める「地方再生」を受け「提案型の自治体を目指し、専門のプロジェクトチームを作りたい」と提案。北陸新幹線延伸計画を踏まえ、JR敦賀駅前の再生も提起した。

中村紀明(なかむら・のりあき) 60 無新

 住宅設備会社社長▽市体協会長[歴]敦賀青年会議所理事長▽自民党市支部幹事長▽敦賀工高

渕上隆信(ふちかみ・たかのぶ) 54 無新

 測量会社役員▽行政書士▽土地家屋調査士[歴]東洋紡社員▽粟野小PTA会長▽市議▽九大

 ■あわら市長選

 ◇8年ぶりの選挙戦
 あわら市長選には、無所属新人の学習塾経営、大下重一氏(68)と、自民、民主、公明の各党から推薦を受ける現職の橋本達也氏(60)=無所属=の2人が立候補した。2011年の前回選は無投票だったため、橋本氏による2期8年の市政運営が問われる他、北陸新幹線延伸を見据えたまちづくり、温泉街を生かした観光振興、旧金津町に多い企業や労働者への支援などが争点となる。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は2万4298人(男1万1377人、女1万2921人)。

5072チバQ:2015/04/20(月) 20:31:09
◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇産業で街に活気を 大下重一氏(68)=無新
 大下氏は、あわら市花乃杜1の事務所前で、水色のリボンを首に巻いた支援者ら約400人(陣営発表)を前に第一声。あわら温泉を中心とした観光振興に注力する現市政を「あまりにも偏った税金の使い方」と批判。「ものづくりと産業でにぎわう活力ある街にしたい」と主張し、企業誘致・支援や農業振興に力を入れることで税収を増やし、雇用増や若者の定住につなげると訴えた。

 また、「長い歴史で協力しあってきた坂井平野の六つの街が一緒にならなければ、皆さんの幸せを実現する街はできない」とし、坂井市との合併を目指すことを公約にあげた。さらに市長給与を5割減額し、「子どもたちや福祉の応援に使う」と述べた。

 ◇子育て支援、実績に 橋本達也氏(60)=無現
 橋本氏はあわら市大溝3の事務所前で、黄色いリボンを首に巻いた支援者など約700人(陣営発表)と出陣式。県内11市町から首長や副市町長が駆けつけ、推薦する自民の参院議員は「1日でも早く福井に新幹線を通すにはあわらからの声が必要。県全体に(政府の)地方創生、成長戦略の波が届くよう橋本氏に支援を」と呼びかけた。

 橋本氏は「人口減少問題と北陸新幹線受け入れ(の方法)を考えることなしに今後10年は語れない」と第一声。5歳児の認定こども園料無料化などの子育て支援などを実績に市政の継続を訴えた他、あわら温泉街での地元農産物の消費促進などに取り組むとし「力強く明るいあわら市をつくるために頑張りたい」と訴えた。

大下重一(おおした・しげかず) 68 無新

 学習塾経営▽NPO理事長▽金津中同窓会長[歴]藤島高PTA会長▽市議▽同志社大

橋本達也(はしもと・たつや) 60 無現(2)

 [元]市議▽坂井地区広域連合長[歴]自動車整備販売会社社長▽芦原町議長▽早大=[自][民][公]

 ◇市議補選に2人立候補
 市議の辞職に伴うあわら市議補選(改選数1)も19日告示され、いずれも新人で元会社員の仁佐一三氏(69)=無所属=と、元会社社長の角谷光昭氏(33)=同、緑の党推薦=の2人が立候補した。投開票は26日。【村山豪】

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇あわら市(改選数1−2)
仁佐一三 69 [元]会社員 無新

角谷光昭 33 [元]会社社長 無新

5073チバQ:2015/04/20(月) 20:33:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk20010241000c.html
’15統一地方選:後半戦告示 茅野市長選現新一騎打ち 諏訪市長に金子氏 無投票、県内初の女性市長 /長野
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦の諏訪・茅野の2市長選と松本市などの7市議選が19日、告示された。諏訪市長選は無所属新人、金子ゆかり氏(56)が無投票で当選し、県内初の女性市長が誕生した。茅野市長選は現職、新人の一騎打ちとなった。一方、駒ケ根市議選では立候補者が定数と同じで、無投票で新市議15人が決まった。ほかの6市議選は選挙戦に突入。各候補は市内を遊説し、支持を訴えた。投開票は、21日告示の7町村長・27町村議選と同じ26日。【統一地方選取材班】

 「期待に沿うよう皆さんと同じ目線で一緒に汗をかき、磨けば輝く諏訪市のために一生懸命頑張る」。24年ぶりに無投票となった諏訪市長選で初当選した元県議、金子ゆかり氏(56)は19日夕、市内の事務所で約120人の支持者を前に抱負を述べた。

 山田勝文市長の引退表明を受け1月、「諏訪を元気にしたい」と正式に立候補を決意。後援会支部を市内全域に張り巡らせ、自民、公明両党の推薦を受けた。住民対象の政策懇談会を40回開き、JR上諏訪駅周辺や旧東洋バルヴ跡地などの将来構想を考える検討会の早期設置や、6市町村連携による諏訪圏域の底上げなどを訴えた。

 支援者への当選報告の場には、父の松樹・元県議(89)が姿を見せ「とてもうれしい」と感謝していた。

 ◇駒ケ根市、無投票に 7市議選 公・共全市に候補
 7市議選では、公明党や共産党が7市すべてで公認候補を擁立した一方、自民・民主の両党はゼロだった。

 各市議選の情勢は以下の通り。

 ■松本市

 定数31に対し、42人が立候補。激戦の様相となっている。内訳は現職26、新人14、元職2で、党派別は公明、共産各4、諸派1、無所属33。

 ■岡谷市

 定数18に対し、現職9、元職2、新人10の計21人が立候補した。党派別では共産3、公明1で、他は無所属。女性は2人。9月13日投開票の市長選への対応も焦点となる。

 ■諏訪市

 定数15に対し、現職10人、新人6人が名乗りを挙げた。党派別は共産2、公明1で、残りは無所属。女性は2人。告示直前に新人1人が出馬を表明し、選挙戦になった。

 ■駒ケ根市

 定数と同じ15人しか届け出がなく、1954年の市制施行以来、市議選では初の無投票となった。当選者の内訳は現職10、新人5。党派別は共産2、公明と諸派各1、無所属11。幸福実現党が県内で初めて議席を得た。

 ■大町市

 定数は前回から2減の16となり、現職15、新人3の計18人(うち女性2)が立候補した。党派別は、共産2、公明1、無所属15。

 ■茅野市

 定数18に対し、現職11、新人9の計20人が立候補した。党派別は共産3、公明1、諸派1で、他は無所属。女性は2人だった。

 ■塩尻市

 定数が4減の18となってから初の選挙戦。現職15、新人5の計20人が立候補し、少数激戦となった。党派別は公明、共産各2で、他は無所属。

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 ◇金子ゆかり
 [元]県議[歴]服部セイコー社員▽県議秘書▽諏訪青年会議所理事▽早大院=[自][公]

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 ◇選挙人名簿登録者数(18日現在)※単位は人
       男       女       計

松本市  9万4156 10万  98 19万4254

岡谷市  2万 232  2万1789  4万2021

諏訪市  1万9810  2万1046  4万 856

駒ケ根市 1万3068  1万3709  2万6777

大町市  1万1633  1万2551  2万4184

茅野市  2万2104  2万2991  4万5095

塩尻市  2万6956  2万7438  5万4394

5074チバQ:2015/04/20(月) 20:35:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/shizuoka/CK2015042002000087.html
富士宮市長選 現新一騎打ち
2015年4月20日

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 統一地方選の後半戦となる一般市長選と市議選が十九日告示された。静岡県内は富士宮市長選と湖西、富士宮、富士、沼津、三島、熱海、下田の七市議選がいずれも選挙戦になった。富士宮市長選は、ともに無所属で、再選を目指す現職の須藤秀忠氏(68)=民主推薦=と、新人の高齢者支援NPO法人理事近藤千鶴氏(59)の一騎打ちになった。七市議選は計百五十議席の定数に対し、計百七十七人(現職百二十三人、元職八人、新人四十六人)が立候補を届け出、七日間の舌戦をスタートした。女性の立候補は二十一人。いずれも二十六日に投票、即日開票される。

富士宮市長選が告示され、候補者とがんばろうと気勢を上げる支持者=19日午前、富士宮市で(立浪基博撮影)
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 富士宮市長選は、医師不足に悩む市立病院の再建や、富士山の世界文化遺産登録を生かしたまちづくりの在り方が争点となる。

 須藤氏は富士山本宮浅間大社で出陣式を開き、当選祈願の神事の後に第一声。支援者ら四百人に、医師確保の展望などを訴えた。自民の推薦は受けていないが、地元選出の望月義夫環境相ら自民党の国会議員二人が応援演説に立った。

 初日は市中心部で街頭演説したほか、市議選の立候補者の応援もこなした。

 近藤氏はJR富士宮駅前の選挙事務所で出発式。応援に駆けつけた県内の女性市議や、乳児を抱いた母親など三十人を前に「市政に女性の目線を取り入れたい」と力を込めた。

 街頭演説は地元の芝川地区からスタート。その後は選挙カーで市北部、中心部を巡り、医療や福祉の充実を訴えた。

◆富士宮市長選立候補者(2)=届け出順

須藤秀忠(すどう・ひでただ) 68歳 無現 当選1回

市長(元)県議・社会福祉法人理事長・市議長▽静岡大短大=民主推薦

近藤千鶴(こんどう・ちづる) 59歳 無新

高齢者支援NPO法人こころの泉理事(元)芝川町議▽富士宮東高

5075チバQ:2015/04/20(月) 20:36:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk23010212000c.html
’15統一地方選:全4市で市長選 23市議選、定数550に678人 /愛知
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選第2ラウンドの市長選と市議選が19日告示された。県内の市長選は、瀬戸市が現職の引退に伴い新人4人の激戦となったほか、田原市は新人3氏、江南・豊明両市は現職と新人が争う構図となった。市議選は23市でいずれも選挙戦となり、定数計550に対し、計678人が立候補した。いずれも26日に投開票される。

 ◆瀬戸市

 ◇4新人が激しい戦い
 瀬戸市長選には、元衆院議員秘書、須崎徳之氏(33)▽会社相談役、伊藤保徳氏(68)▽元市議長、川本雅之氏(49)▽喫茶店経営、早川幸介氏(60)−−のいずれも無所属新人4人が立候補を届け出た。

 須崎氏は同市共栄通の選挙事務所で第一声を上げ、「元気で魅力的な瀬戸市にする。働く世代が多く住む街にして、安定した財政を確保し、インフラ整備や福祉などをしっかりとできる市を目指す」などと訴えた。増岡錦也市長も駆け付け、「彼は無地で、皆が作るリーダーだ」と述べ、若い後継者の支持を求めた。

 伊藤氏は同市高根町の選挙事務所横の広場で「人口減少を食い止め、働き盛りの人が住みたいと思う瀬戸をつくりたい」と第一声を上げた。さらに「女性の感性と視点を大切にし、お年寄りの知恵をお借りして、市政改革を進める。これまでの市政を検証し、誤りがあれば思い切ってやり方を変え、成長路線に転換する」と述べた。

 川本氏は同市原山町の選挙事務所で第一声を上げ、「瀬戸市は今、総合計画の第5次から第6次へ移る重要な時期を迎え、市長の政治判断が極めて重要な時期にある。私には企業も党もバックに付いていないが、市議5期20年の経験を古里のために生かし、ボトムアップによる市民目線の市政を進めていく」と強調した。

 早川氏は同市西本地町の事務所前で「危機的な状況の市を変えよう」と支持者らに呼び掛けた。続けて「市職員の人件費を削減し、その財源で学校給食費を無料にする。少子化に歯止めをかけないと、市の未来はない。観光行政の転換も急務。ハコモノとセットで進めており、維持費ばかりかかって経済効果は薄い」と指摘した。【花井武人、安間教雄、岡大介】

 ◆江南市

 ◇現職と新人が一騎打ち
 江南市長選には、新人の不動産賃貸業、沢田和延氏(60)と現職の元県市長会長の堀元氏(69)の無所属2人が立候補を届け出た。

 沢田氏は、同市高屋町の選挙事務所で第一声を上げた後、名鉄江南駅前で街頭演説した。「堀市政で財政力が落ち、企業誘致もなされてない。税収を上げる努力が必要だ。多額な維持管理費がかかる宮田用水路の遊歩道も必要ない。市長の退職金も大幅減額し、中学生の医療費無料化やにぎわいのある町づくりを進める」と訴えた。

 堀氏は、同市赤童子町の選挙事務所で第一声を上げ、「これまでの実績ではなく、これからどうするかだ。老朽化で年間3億円かかるごみ処理施設の修理費の無駄を解消するため、新施設の建設地誘致を図る。体育館建設、犬山線の高架事業もしっかりと進めたい」と述べ、党派を超えた人脈を強調し、支持を呼び掛けた。【河部修志】

5076チバQ:2015/04/20(月) 20:36:39
 ◆豊明市

 ◇現職に挑む2人の新人
 豊明市長選には、無所属現職の1級建築士、石川英明氏(61)と、元市議長の伊藤清氏(46)、元副市長の小浮正典氏(46)の無所属新人の2人が立候補を届け出た。

 石川氏は同市新田町の選挙事務所で、支援者ら約150人を前に決意を表明した。「(1期目について)職員をはじめ、市民の意識は変わりつつあり、動き始めている。(議会との対立については)けんかがしたい訳ではない。豊明の街を強く豊かにしたい一心。若者が粋だと思える街づくりを目指す」と述べ、街頭へ繰り出した。

 伊藤氏は同市三崎町の選挙事務所で、支援者ら約200人を前にあいさつした。「現市政の混乱と停滞の責任は現職市長にある。また、その半分は私たち議員にもある。市民にしっかりとした選択肢を示す決意をした」と強調した。続いて、背広姿から運動着に着替え、運動靴に履き替えて徒歩で出発し、街頭で支持を訴えた。

 小浮氏は、同市新栄町の選挙事務所で、支援者ら約300人を前に第一声を上げた。「私は大阪出身です。地盤、看板、かばんと何もありません。豊明では、働き盛りの若者たちが離れ、人口が減り、税収も減る。おのずと市民サービスも低くなるなど、負の連鎖が始まっている。停滞感から必ず脱却させていく」と訴えた。【石塚誠、花岡洋二】

 ◆田原市

 ◇新人同士が三つどもえ
 田原市長選には、農業生産法人社長、岡本重明氏(54)▽NPO法人顧問、山下政良氏(66)▽飲食会社社長、北野谷一樹氏(53)−−のいずれも無所属新人3人が立候補を届け出た。

 岡本氏は同市浦町で第一声を上げ、「生活する人たちがここに住んで本当に良かったと言われる市にしたい」と強調した。さらに「日本経済は農業、漁業を住民の人たちで育て上げることが必要だ。そのことを田原から始めたい。住んで幸せな町に向かうということを約束したい」と力強く訴えた。

 山下氏は同市加治町で「渥美半島を元気にするということで、半島縦断道路を第一に訴えてきた」と言葉に力を込め、産業や教育など、市政は問題が山積していると指摘した。解決のためには「この1週間が本当の戦いで、勝ち上がっていかねばならない。生まれ育ったこの地に恩返しをしたい」と支援を求めた。

 北野谷氏は、同市福江町で「高齢者が生き生きと過ごし、子供たちが伸び伸びと成長する当たり前のことを当たり前にやるまちづくりをしたい」と支持者たちに力説した。さらに「人の中に入って声を聞き、政策を作っていく。市民オールキャストで半島を作っていきたい」などと述べた。【清藤天、渡辺隆史】

5077チバQ:2015/04/20(月) 20:37:04
 ◆豊橋市議選

 ◇政党公認増え、42人が立候補
 豊橋市議選(定数36)には、42人が立候補を届け出た。ベテラン議員を中心に多くが引退し、新人12人が当選して入れ替わりが進んだ前回とは構図が一変し、現職33人と、元職1人、新人8人が議席を争う。

 党派別には、前回立候補者の6割近かった無所属が17人に減少し、政党公認候補が増えた。自民は14人と倍増し、公明5人、共産3人、民主2人は前回と同人数で、社民1人だった。【清藤天】

 ◆一宮市議選

 ◇前回を上回る53人が立候補
 一宮市議選は、定数が2減の38に対し、53人が立候補し、前回の50人を上回る激しい戦いとなった。

 内訳は、現職27人、元職3人、新人は23人で、うち女性は8人だ。党派別では、自民1人、民主1人、公明5人、共産3人、諸派1人、無所属は42人となっている。【河部修志】

 ◆春日井市議選

 ◇維新と次世代、候補者を擁立
 春日井市議選は、定数32に対し、41人が立候補した。

 党派別では、自民が3で前回より1増、民主は2で1減となった。公明5、共産4は変わらず、維新と次世代が各1人出馬した。無所属は25人となっている。【花井武人】

 ◆豊川市議選

 ◇34人が立候補、少数激戦の様相

 豊川市議選(定数30)には、34人が立候補した。前回は合併特例の期限切れに伴い、定数が実質10減し、42人が争う大激戦となったが、今回は少数激戦の様相となった。

 内訳は、現職25人、新人9人。党派別では自民・公明が各3人、共産2人で、維新1人、無所属25人となっている。【清藤天】

 ◆豊田市議選

 ◇定数1減に52人、維新が初の候補
 前回に続いて定数1減の45となった豊田市議選には、現職33人、元職2人、新人17人の計52人(うち女性4人)が立候補した。

 党派別では、公明が4、共産2、維新は市議選では初めて候補を擁立し1、無所属が45人だ。地域的に見ると、合併前の旧旭町地区で現職が引退し、後継者が見つからず、地元議員が不在となる。【中島幸男】

5078チバQ:2015/04/20(月) 20:37:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/aichi/CK2015042002000302.html
4市長選、23市議選告示 
2015年4月20日

 統一地方選の後半戦は十九日、県内では瀬戸、江南、豊明、田原の四市長選と二十三市議選が告示された。市長選には計十二人、市議選には計六百七十八人が立候補し、無投票はなく全て選挙戦に突入した。休日の市街地や農村部を名前や政策を訴える選挙カーが駆け巡った。二十一日告示の二町長選、十四町村議選とともに二十六日に投開票される。

◆瀬戸市選 現職引退で4新人火花

 四期務めた現職の引退を受け、いずれも無所属新人の元市議須崎徳之さん(33)、会社相談役伊藤保徳さん(68)、元市議長川本雅之さん(49)、元市議早川幸介さん(60)の四人が立候補し、激戦が予想される。

 自民推薦で現職の後援会が支援する須崎さんは、「魅力ある元気な街に」と訴え、徒歩で市内を練り歩いた。

 民主推薦の伊藤さんは、「市の問題を市民と検証したい」と強調。「せと陶祖まつり」会場で支持を訴えた。

 川本さんは「市議五期二十年の集大成。命の限り戦う」と、力を込め、地元の菱野団地などで演説した。

 早川さんは第一声で、「給食費を無料化する」などと公約を訴えながら、選挙カーで市内の基幹道路を回った。

◆江南市長選 保守分裂、一騎打ち

 江南市長選は元保守系市議で無所属新人の沢田和延さん(60)と、四選を目指す無所属現職の堀元さん(69)=自民推薦=が立候補。保守分裂の一騎打ちとなった。

 沢田さんは第一声で「議会与党会派として市長を支えてきたが、多選の弊害が出ている」と指摘し、構造改革推進や事業見直しの必要性を訴えた。同じ会派の市議選候補者たちも応援に駆けつけ「今こそ市長を変えないと」と力を込めた。

 堀さんは出陣式で、建設地選びが停滞している尾張北部二市二町の新ごみ処理施設について「一刻も早く造るべく一生懸命進めていく」と強調。地元選出の自民党衆院議員や県議、近隣市町の首長、市議選候補者らと気勢を上げた。

◆豊明市長選 2新人候補、現職に挑む

 市政改革推進を訴える現市政への評価が争点となる豊明市長選には、現職の石川英明さん(61)に対し、元市議伊藤清さん(46)、元副市長小浮正典さん(46)の二新人が届け出て、無所属の三人による選挙戦に。三人は出陣式や街頭活動で、それぞれの政策を訴えた。

 石川さんは四年間の実績を強調し「孤軍奮闘だったが、基礎は確実につくり上げてきた。新しい未来を必ず開く」と力を込めた。

 伊藤さんは「しっかりと政策を訴え、豊明を立て直していく」と訴え、選挙カーを先導してランニングしながらアピールした。

 小浮さんは「今のふるさとは豊明。皆さんと一丸となって再生、飛躍させる」と宣言。保守系市議の大半も応援に駆けつけた。

◆田原市長選挙 新人三つどもえ混戦

 田原市長選は、農業生産法人社長の岡本重明さん(54)、市教育部長などを歴任した山下政良さん(66)、前市副議長の飲食業北野谷一樹さん(53)が、いずれも無所属で立候補した。

 安倍政権の農協改革などに賛同する岡本さんは、農業分野の規制緩和を掲げ「農業経済特区」を主張した。バス路線網の再整備や医療充実化も訴えた。

 山下さんは、市内を縦断する幹線道路の整備に「政治生命を懸けたい」と意欲を示し、中小企業団地の造成や人口増加策にも力を入れると強調した。

 北野谷さんは、引退する鈴木克幸市長(70)から後継指名。田原青年会議所OBで、「産業振興」や「ひとづくり」に重点を置いた施策の重要性を語った。

5079チバQ:2015/04/20(月) 20:38:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150419-OYTNT50244.html
豊明市議選 定数減巡り異例の混戦
2015年04月20日
 豊明市議選は定数20に対して35人が立候補を届け出た。過去4回の候補者数は24人〜29人。候補者が増えた主な理由は議員定数削減など議会改革を訴える市民グループが新人6人を擁立したためで、市選挙管理委員会は「このような混戦は珍しい」としている。


 市民グループは昨年、「多数の市議と市長が対立し、市政が低迷している。行財政改革の面からも少数精鋭で市政を変えるべきだ」として定数を15に減らすよう条例改正を直接請求したが、市議会は9月議会で改正案を否決。反対した現職候補は「民意を反映させるには20は必要」などと主張。グループ側は「我々で改革する」と擁立を決めた。

 現職候補の一人は今回の乱戦について「議会と市側の対立や定数削減案の否決などから自ら改革を行うという人の出馬が相次いだ」と分析した上で、「各候補が政策を真剣に訴え、投票率を上げることが必要だ。市民の信頼を取り戻すにはそれしかない」と話した。

5080チバQ:2015/04/20(月) 20:41:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk24010131000c.html
’15統一地方選:後半戦告示 鈴鹿市長選 現新対決 3市議選もスタート /三重
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦(26日投開票)は19日、津、鈴鹿の2市長選と四日市、鈴鹿、鳥羽の3市議選が告示された。

 津市長選は、現職で無所属の前葉泰幸氏(53)=自民、民主、維新、公明、新政みえ推薦=以外に立候補の届け出はなく、同市長選としては1978年以来37年ぶりの無投票で再選が決まった。

 鈴鹿市長選には、いずれも無所属で、元市議の新人、杉本信之氏(57)と、再選を目指す現職の末松則子氏(44)=自民、民主推薦=が立候補した。

 今回から定数が2減となった四日市市議選(定数34)では、現職28人と新人18人の計46人が立候補した。党派別では自民、民主、共産各3人、公明5人、無所属32人。

 鈴鹿市議選(同32)では、現職27人、新人11人の計38人が立候補を届け出た。党派別では自民、民主、公明、共産各3人、無所属26人。

 鳥羽市議選(同14)には、現職9人、元職2人、新人6人の計17人が立候補した。党派別では、維新、公明、共産各1人、無所属14人。【谷口拓未】

 ◇津市 前葉氏が無投票再選 医療・福祉分野で抱負
 無投票で再選を決めた前葉氏は、津市東丸之内の事務所で、詰め掛けた約300人の支援者らとともにバンザイをして喜んだ。

 前葉氏は「市民の皆様の支援に心から感謝し、気を引き締めて2期目に臨む。次の4年間で、市民全員が『合併して良かった』と言えるような津市を目指す」と抱負を話し、深々と頭を下げた。支援者から縁起物のタイや色とりどりの花束を贈られると両手に掲げ、満面の笑みを見せた。

 前葉氏は2期目に取り組む課題として「中学生までの医療費無料化」や「コミュニティーバスの高齢者無料化」などを挙げ、医療・福祉分野へ注力すると話した。また、政府が掲げる「地方創生」に絡んで、市内でも雇用の場を増やし人口減少対策に本腰を入れるとした。さらに過疎化が進む山間部向けに、医師を増やすなど住民の暮らしを支える政策を推進することや、長年の課題となっている中心市街地・大門地区の活性化にも引き続き取り組む意欲を示した。【井口慎太郎】

5081チバQ:2015/04/20(月) 20:41:29
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 ◇鈴鹿市長選候補者第一声 届け出順
 ◇健康都市をテーマに 杉本信之氏

 杉本氏は、鈴鹿市岡田の選挙事務所前で第一声。支援者らに向かい「この4年間で鈴鹿市はどこまで変わったのか。市職員がもっと輝けるように、リーダーとして市内部を根本から変えたい」と訴えた。

 また市議時代に、議員提案により地産地消推進条例を制定した実績を踏まえ、「健康都市をテーマに、食と健康、農業を組み合わせた政策に取り組む。相手候補は現職だが、一票一票を積み重ね、選挙戦最終日には必ず追い抜く」と力説した。その後、支援者らと握手を交わし、黄色のジャンパー姿で自転車に乗り、街宣に繰り出した。【永野航太】

 ◇生活密着分野を重視 末松則子氏
 末松氏は選挙事務所近くの鈴鹿市地子町のJA鈴鹿の駐車場で出陣式を行い、「4年前、市長に就任した時は東日本大震災の直後。これまで防災、減災対策に一生懸命取り組んできた。これからもなお一層加速して取り組んでいきたい」と力説した。

 また福祉や医療、子育てなど、生活に密着した分野も重視するとして、「鈴鹿市で生まれて、育って、最期を迎えることができて良かったと感じてもらえる街づくりをしたい」と述べた。さらに地方創生に触れ、「新名神高速道路が開通する地の利を生かし、企業誘致をしたい」と訴えた。【加藤新市】

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 ◇津市
前葉泰幸(まえば・やすゆき) 53 無現(2)

 [元]総務省企画官▽県市長会長[歴]熊本県財政課長▽宮城県総務部長▽外資系銀行副支店長▽東大=[自][民][維][公][新]

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 ◇鈴鹿市長選候補者 届け出順
杉本信之(すぎもと・のぶゆき) 57 無新

 [元]市議▽農業▽県自転車競技連盟理事長▽学童保育所指導員[歴]洗剤製造販売会社員▽日大

末松則子(すえまつ・のりこ) 44 無現(1)

 [元]県議▽県エアロビック連盟会長▽県ソフトボール協会副会長[歴]会社員▽名古屋造形芸術短大=[自][民]

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 ◇当選者・候補者一覧の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。※政党略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、新=新政みえ、無=無所属

〔三重版〕

5082チバQ:2015/04/20(月) 20:42:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk21010456000c.html
’15統一地方選:2市長選、9市議選 7日間の戦いに /岐阜
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選後半戦の4市長選・9市議選が19日告示され、1週間に及ぶ選挙戦がスタートした。土岐市長選は現職と新人の一騎打ちとなり、瑞穂市長選は現職と新人2人の三つどもえとなった。多治見、山県の両市長選はともに現職が無投票当選を果たした。一方、9市議選には現職164人、元職8人、新人65人の計237人が立候補。そのうち女性候補は28人。また、同日告示された山県市議補選には4人が、瑞穂市議補選には3人が立候補した。町村長・町村議選は21日に告示され、市長・市議選とともに26日に投開票される。【道永竜命】

 ◆瑞穂市長選 現、新三つどもえ

 瑞穂市長選は、いずれも無所属で新人の前市議、棚橋敏明氏(65)、3選を目指す現職、堀孝正氏(73)、新人の建築設計事務所経営、鳥居佳史氏(60)の3人が立候補した。

 同市では、堀市長と市議会の最大会派が対立し、名誉毀損(きそん)訴訟にまで発展している。議会最大会派の支援を受ける棚橋氏は反市長を鮮明にする。堀氏は2期8年の実績をアピールして市政の継続を訴え、鳥居氏は市政の刷新を掲げて草の根の選挙戦を展開する。【山盛均】

 (届け出順)

 ◇市民が光る市つくる 棚橋敏明
 5万3000人の市民がキラリと光る市をつくる。2025年は団塊の世代が後期高齢者になり、人口も減少する。この問題を乗り切るために、合併12年になるが、いつまでも旧巣南、旧穂積と言っていてはいけない。ひずみをなくし、一つにまとまれば、古式に歌われた本当の「瑞穂のまち」になる。皆さんの力を貸してください。【立松勝】

 ◇清流環境都市目指す 堀孝正
 分かりやすい政治を掲げて立候補して以来、多くの政策を実現できた。今は政策論争ができない、数の横暴の議会になっている。改革の流れを止めて旧態依然の穂積町時代の政治に戻すのか、2期8年間続けてきた市民が主役の市政を続けるのか、二者択一の選挙だ。3期目は人と自然に優しい清流環境都市を目指して施策を進めたい。【山盛均】

 ◇将来にツケ残さない 鳥居佳史

 皆さんの心強い支援で立候補することができた。百条委員会の設置など市長と議会の対立も、「誰かが何とかしてくれるだろう」という気持ちが市民の中にあるから。自分なりにできる選挙運動をして、お金がなくても若い人たちが議員を志すことができる先例になりたい。子や孫の代にツケを残さない、市民参加のまちづくりを目指す。【梶原遊】

棚橋敏明(たなはし・としあき) 65 無新

 [元]市副議長▽本巣松陽高校ラグビー部OB会副会長[歴]穂積町PTA連合会長▽近畿大中退=[自]

堀孝正(ほり・たかまさ) 73 無現(2)

 [元]巣南町長▽もとす広域連合長[歴]工務店経営▽町議▽市議▽大垣商高

鳥居佳史(とりい・よしふみ) 60 無新

 建築事務所代表▽NPO理事[歴]穂積中PTA会長▽市まちづくり基本条例推進委員▽名大院

5083チバQ:2015/04/20(月) 20:43:11
 ◆土岐市長選 現、新一騎打ち

 土岐市長選は、いずれも無所属で再選を目指す現職の加藤靖也氏(60)と、市政の刷新を掲げる元名古屋市議の新人、加藤修氏(42)が立候補を届け出た。

 加藤靖也氏は土岐津町土岐口南町の選挙事務所で、グリーンのチームカラーを身にまとった支持者らを前に第一声。加藤修氏も土岐津町土岐口北町の選挙事務所にブルーのジャンパーで統一した運動員らが勢ぞろいして出陣式を開き、激戦への決意を表明した。【小林哲夫】

 (届け出順)

 ◇企業誘致で雇用促進 加藤靖也
 4年間、必死になってやってきたが、自分としては、まだ種をまいて芽が出た程度と思う。次の4年間のテーマの第一は「強いまちづくり」。都市基盤を作り企業誘致を推進して雇用を促進する。第二に地場産業の陶磁器産業支援。第三には少子高齢化対策。人口が3分の2になれば歳入も3分の2になる。今後、いかに市の再編をするかが問題だ。

 ◇子育て支援策が必要 加藤修
 昨年4月から土岐市内を回った。その中で市総合病院の徹底改革や産婦人科の設置、子育て支援策が必要と感じた。また災害に強い街づくり、駅周辺地域の活性化、さらには美濃焼の「産業」「文化」「観光」の三位一体での推進策に取り組む。一方、新庁舎の建て直しは多くの市民が知らない現状に危機感を覚える。立ち止まり開かれた市政を目指す。

加藤靖也 60無現(かとうやすなり1)

 東濃研究学園都市推進協議会長[歴]建設会社員▽市立病院事務局長▽市消防長▽京大=[自][公]

加藤修(かとう・おさむ) 42 無新

 飲食会社「清風」社長[歴]飲食店「キャビン」役員▽名古屋市議▽多治見高

 ◆多治見市長選 古川氏、無投票3選

 多治見市長選は、現職の古川雅典氏(62)が、前回に続き無投票で3選を果たした。一時は対立候補が出馬を模索する動きもあったが断念し、政財界の強力な支援で2期8年にわたり多くの事業を推進してきた古川氏が無投票当選した。

 午後5時過ぎに無投票当選が決まると、古川氏は同市金岡町の事務所に姿を見せた。古屋圭司衆院議員や地元選出の県議、周辺自治体の首長、地元経済人らが拍手で出迎えた。当選祝いに沖縄から駆けつけた長女の松茂良(まつもら)恵美さん(35)と孫の友月(ゆづき)ちゃん(6)、朋樹ちゃん(2)から花束を受けた古川氏は満面の笑みを浮かべて喜んだ。万歳三唱の後、マイクを手にした古川氏は「無投票は2期8年への評価をいただいた結果と思う。人口の減少問題に対応し、地場産業の陶磁器、タイルの高価値化を目指すとともに企業誘致も最後の土地を成功させたい」と3期目への抱負を語った。【小林哲夫】

 ◇多治見市
古川雅典(ふるかわ・まさのり) 62 無現(3)

 市青少年まちづくり市民会議会長[歴]市職員▽市議▽県議▽全国市長会副会長▽芝浦工大

5084チバQ:2015/04/20(月) 20:43:27
 ◆山県市長選 林氏が無投票再選

 任期満了(26日)に伴う山県市長選は現職の林宏優氏(63)以外に立候補の届け出がなく、林氏が無投票で再選を果たした。

 午後5時半ごろに同市東深瀬向塚の事務所に戻った林氏は支持者から拍手で祝福された。祝勝会で万歳三唱した後、林氏は「市民の皆様のお力添えに感謝します。5年後に東海環状自動車道が全線開通するため、今年度はまちづくり元年と定め、私自身が身を賭けて先頭に立って頑張っていきたい」と意欲を示した。孫の宗太朗君(4)から花束を受け取り笑顔を見せた。

 林氏は2012年度から独自に「地域通貨」制度を創設し、「まちづくり振興券」を発行して地域経済の活性化を推進した。また、31事業で公開事業仕分けを実施するなど行政改革に努め、市議の大半から支持を得た。

 新たな公約として、3歳児以上の保育所無料化と幼稚園就園の奨励費補助を6月議会に提案する予定で、子育て支援の拡大に力を入れる。【立松勝】

 ◇山県市
林宏優(はやし・ひろまさ) 63 無現(2)

[元]市総務部長[歴]高富町教委教育課長・税務課長▽市保健福祉部長・議会事務局長▽長良高=[自][民][公]

5085チバQ:2015/04/20(月) 20:44:14
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015042002000239.html
瑞穂、土岐2市長選で論戦突入多治見、山県は無投票
2015年4月20日

 十九日に始まった統一地方選後半戦で、県内では四市長選と九市議選が告示された。市長選のうち、山県市と多治見市はいずれも現職が無投票で当選。残る瑞穂、土岐両市では、計五人の候補者が事務所での第一声で七日間の論戦をスタートさせた。九市議選は総定数二〇一に、女性二十八人を含む二百三十七人が立候補。すべての選挙は二十六日に投開票される。 

 四つの市長選のうち、無投票で三選を決めた多治見市の無所属現職古川雅典さん(62)と、再選を果たした山県市の無所属現職林宏優さん(63)=自民、民主、公明推薦=は、立候補受け付けが締め切られた午後五時すぎ、それぞれ事務所で次の四年間に向けた抱負を語った。

 残る二市長選のうち瑞穂市は、三選を目指す無所属現職の堀孝正さん(73)に、市議会の自民党系最大会派「新生クラブ」に所属していた元市議で無所属新人棚橋敏明さん(65)=自民推薦=、建築設計業の無所属新人鳥居佳史さん(60)が挑む。

 現職と新生クとの根深い対立を、有権者がどう判断するかが最大の焦点。昨年三月、市議会で新生クが主導し、現職が親族会社に市道認定で便宜を図った、とする疑惑を調べる百条委員会を設置。百条委は不正な便宜供与を認定したが、市側は不正はなかったとする報告書を出した。両者の対立を批判する鳥居さんも加わり、激しい選挙戦が予想される。

 土岐市は、再選を目指す無所属現職の加藤靖也さん(60)=自民、公明推薦=と、元名古屋市議で無所属新人の加藤修さん(42)の一騎打ちとなった。

 新市庁舎の建設をめぐり、加藤靖也さんは推進、加藤修さんは見直しを訴える。重点施策は加藤靖也さんが企業誘致、加藤修さんは市立総合病院の改革を挙げる。

 (統一地方選取材班)

5086チバQ:2015/04/20(月) 20:46:15
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150420/201504200958_24764.shtml
土岐、瑞穂市長選火ぶた 県内統一選後半戦
2015年04月20日09:58
 県内統一地方選後半戦の4市長選(多治見、土岐、山県、瑞穂)と9市議選(岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐)が19日告示された。市長選では、多治見市と山県市で無所属現職が無投票で当選を決めた。瑞穂市は、3選を狙う現職と新人2人の戦い。土岐市は、再選を目指す現職と新人による一騎打ちとなった。市議選は9市の総定数201に対して計237人が立候補し、全ての市で選挙戦に入った。市議補選も山県市と瑞穂市で告示され、計7人が立候補した。21日には、4町村長選と8町村議選が告示される。いずれも26日に投票、即日開票される。

 人口減少に歯止めをかけ、地域を再生するための具体策をつくり推進する各地域の代表を選ぶ選挙。さまざまな地域課題について、候補者はどんな政策を訴えるのか、各地で論戦がスタートした。

 多治見市長選は、無所属現職の古川雅典氏(62)が無投票で3選を決めた。山県市長選は、無所属現職の林宏優氏(63)が無投票で再選を果たした。

 土岐市長選は、再選を目指す無所属現職の加藤靖也氏(60)と、無所属新人で元名古屋市議の加藤修氏(42)が対決。瑞穂市長選は、自民推薦を受けた無所属新人で元市議の棚橋敏明氏(65)、3選を狙う無所属現職の堀孝正氏(73)、無所属新人で建築設計事務所代表の鳥居佳史氏(60)が立ち、激しい選挙戦に突入した。

 市議選の立候補者237人の内訳は現職164人、元職8人、新人65人。党派別では自民38人、民主4人、維新1人、公明22人、共産15人、無所属157人(うち自民推薦22人、民主推薦3人)。

 岐阜市と中津川市は定数が告示前より3減、大垣市と関市が同2減されて実施。関市は今回から市内全域を1選挙区とし、激しい集票合戦が繰り広げられている。市長選とのダブル選となった土岐市でも舌戦が繰り広げられている。

 市議補選は、山県市が欠員3に新人4人、瑞穂市が欠員2に元職1人と新人2人が立候補を届け出た。

5087とはずがたり:2015/04/20(月) 21:31:00
名古屋市議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi23.html

名古屋市千種区 定数5 - 候補11(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,120(16.3%) 伊神 邦彦 68 自民 現 7 (元)党市議団長
当選 6,437(14.8%) 田辺 雄一 45 公明 現 3 党県青年局長
当選 5,625(12.9%) 山田 昌弘 44 民主 元 2 衆院議員秘書
当選 5,617(12.9%) 斎藤 亮人 55 民主 現 6 社福法人評議員
当選 5,010(11.5%) 手塚 将之 38 減税 新 1 (元)損保会社社員
□ 4,447(10.2%) 蔦 絵梨奈 27 自民 新 (元)衆院議員秘書
□ 4,429(10.2%) 酒井 健太朗 29 共産 新 党地区常任委員
□ 2,342(5.4%) 佐野 洋一郎 47 維新 新 学習塾社長
1,337(3.1%) 玉置 真悟 30 無所属 現 自治会長
634(1.5%) 杉浦 聡 41 諸派 新 政治団体代表
608(1.4%) 黒川 慶一 61 諸派 現 アナウンサー

名古屋市東区 定数2 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,220(43.9%) 中川 貴元 48 自民(公) 現 6 (元)市会議長
当選 7,236(34.5%) 佐藤 夕子 52 減税 新 1 党副代表
2,113(10.1%) 谷 弘三 38 民主 新 (元)衆院議員秘書
1,726(8.2%) 村瀬 和弘 44 共産 新 週刊紙記者
699(3.3%) 近藤 徳久 52 諸派 現 消防団部長

名古屋市北区 定数5 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,874(18.0%) 服部 将也 46 民主 現 5 学校法人監事
当選 8,858(18.0%) 長谷川 由美子 57 公明 現 4 党県女性局次長
当選 8,577(17.4%) 渡辺 義郎 77 自民 現 11 (元)市会副議長
当選 7,947(16.1%) 岡田 幸子 50 共産 現 2 (元)看護師
当選 7,582(15.4%) 田山 宏之 56 減税 現 2 広告会社顧問
□ 4,312(8.8%) 山本 靖也 45 自民 新 車部品開発業
1,984(4.0%) 久間田 賢 43 維新 新 (元)運送会社社員
712(1.4%) 荒深 久明臣 53 無所属 新 (元)県議
384(0.8%) 永墓 一光 39 無所属 新 広告会社社員

名古屋市西区 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,811(26.6%) 浅野 有 45 自民 新 1 ゴム製品販売業
当選 8,216(20.2%) 上園 晋介 39 民主 新 1 党区青年局長
当選 7,328(18.1%) 鹿島 敏昭 68 減税 現 2 学習塾顧問
当選 6,224(15.3%) 沢田 晃一 44 公明 現 2 (元)参院議員秘書
当選 5,091(12.5%) 青木 朋子 44 共産 新 1 (元)ホテル社員
□ 2,917(7.2%) 小山 憲一 54 維新 新 歯科医師

名古屋市中村区 定数5 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,545(23.4%) 鵜飼 春美 66 民主 現 5 (元)小学校教諭
当選 7,094(17.4%) 小出 昭司 53 自民 元 2 化粧品会社社長
当選 6,833(16.8%) 斉藤 高央 47 自民 現 2 (元)百貨店社員
当選 6,054(14.8%) 中村 満 57 公明 現 4 党支部長
当選 3,867(9.5%) 藤井 博樹 37 共産 新 1 党地区常任委員
□ 3,103(7.6%) 佐野 勉 61 減税 新 著述業
□ 2,516(6.2%) 梅岡 由佳 32 維新 新 (元)高校講師
1,395(3.4%) 冨田 英寿 55 無所属(民) 現 家電小売業
368(0.9%) 山本 コトミ 60 無所属 新 政治団体代表

名古屋市中区 定数3 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,534(37.2%) 中田 千津子 62 自民(公) 現 6 行政書士
当選 3,638(20.7%) 高橋 圭三 50 減税 新 1 行政書士
当選 1,626(9.3%) 西山 あさみ 25 共産 新 1 党県職員
□ 1,597(9.1%) 菱田 聡一郎 40 民主 新 党区青年局長
1,197(6.8%) 則竹 勅仁 49 次世代 元 (元)衆院議員秘書
1,179(6.7%) 加藤 南 69 無所属 新 (元)県会議長
720(4.1%) 榎沢 利彦 53 維新 新 造園土木業
572(3.3%) 安間 優希 45 諸派(社・生) 新 NPO法人代表
493(2.8%) 済藤 実咲 35 無所属 現 (元)タレント

5088とはずがたり:2015/04/20(月) 21:31:21

名古屋市昭和区 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,703(34.4%) 奥村 文洋 63 民主 現 8 (元)市会議長
当選 7,570(26.8%) 西川 学 47 自民(公) 現 3 党区支部長
当選 4,433(15.7%) 大村 光子 53 減税 現 2 (元)情報会社社員
当選 3,836(13.6%) 柴田 民雄 50 共産 新 1 党区委員長
1,672(5.9%) 真野 哲 53 維新 新 介護会社社長
1,024(3.6%) 加藤 絢子 30 次世代 新 看護師

名古屋市瑞穂区 定数3 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,711(35.6%) 藤田 和秀 51 自民(公) 現 5 党県総務会長
当選 5,510(18.3%) 土居 芳太 49 民主 新 1 電力会社社員
当選 4,020(13.4%) 塚本 剛志 34 維新 新 1 衆院議員秘書
□ 3,219(10.7%) 金城 裕 55 減税 現 空手道場経営
□ 3,027(10.1%) 加能 拓人 25 共産 新 党准地区役員
2,078(6.9%) 前田 有一 61 無所属(次) 元 (元)衆院議員秘書
759(2.5%) 荒川 和夫 68 諸派 現 行政書士
758(2.5%) 川崎 務 59 無所属 新 (元)コンビニ経営

名古屋市熱田区 定数2 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,732(30.7%) 森 智雄 44 民主 新 1 (元)小学校教諭
当選 5,015(26.9%) 服部 慎之助 40 自民(公) 新 1 党区青年局長
□ 3,270(17.5%) 西田 敏子 60 共産 新 党地区副委員長
□ 3,052(16.3%) 森脇 賢 45 減税 新 (元)松江市議
1,606(8.6%) 片桐 栄子 63 維新 現 書店経営

名古屋市中川区 定数7 - 候補12(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,643(19.1%) 久野 浩平 78 民主 現 12 党県常任顧問
当選 7,907(13.0%) 木下 優 60 公明 現 4 党県遊説局長
当選 7,714(12.6%) 岡本 善博 67 自民 現 7 歯科医師
当選 7,591(12.4%) 浅井 正仁 50 自民 現 2 社福法人理事長
当選 7,293(12.0%) 馬場 規子 59 公明 現 5 党県女性局次長
当選 6,641(10.9%) 江上 博之 60 共産 元 4 党県常任委員
当選 5,186(8.5%) 高木 善英 34 減税 新 1 法律事務所職員
□ 2,859(4.7%) 山崎 正裕 54 民主 現 行政書士
□ 2,510(4.1%) 広田 幸治 32 維新 新 (元)大治町議
814(1.3%) 林 直樹 52 無所属 現 (元)情報会社社員
442(0.7%) 伊藤 浩士 58 社民 新 俳句誌発行人
426(0.7%) 田畑 和紀 45 諸派 新 健康美容業

名古屋市港区 定数5 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,924(25.2%) 加藤 一登 53 民主 現 5 党県副代表
当選 7,910(20.1%) 佐藤 健一 46 公明 現 2 党県青年局次長
当選 5,602(14.3%) 山口 清明 53 共産 現 4 党県委員
当選 4,359(11.1%) 吉田 茂 52 自民 新 1 (元)裁判所事務官
当選 4,097(10.4%) 坂野 公寿 68 自民 現 4 生花小売業
□ 2,757(7.0%) 宇佐美 汝久愛 51 無所属 現 介護福祉士
□ 2,392(6.1%) 下村 直資 53 維新 新 食品会社社長
□ 2,263(5.8%) 刑部 光芳 60 減税 新 整体院経営

名古屋市南区 定数5 - 候補10(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,255(21.4%) 横井 利明 53 自民 現 7 保育園副園長
当選 8,892(20.6%) 藤沢 忠将 45 自民 元 6 (元)衆院議員秘書
当選 7,449(17.2%) 福田 誠治 61 公明 現 4 党県副代表
当選 6,371(14.7%) 橋本 浩幹 35 民主 現 3 行政書士
当選 4,450(10.3%) 高橋 祐介 36 共産 新 1 党地区委員
□ 3,309(7.7%) 湯川 栄光 53 減税 現 (元)党副幹事長
□ 2,637(6.1%) 大大 大輔 30 維新 新 衆院議員秘書
355(0.8%) 戸野 周二 49 無所属 新 県議秘書
335(0.8%) 中村 孝道 58 諸派 現 僧侶
169(0.4%) 永田 真一 45 無所属 新 建設会社役員

5089とはずがたり:2015/04/20(月) 21:33:59
>>5087-5089
名古屋市守山区 定数6 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,787(28.0%) 小川 俊之 39 民主 現 3 党総支部幹事長
当選 9,632(19.5%) 松井 良憲 50 自民 現 2 公衆浴場経営
当選 6,867(13.9%) 金庭 宜雄 55 公明 現 4 党県幹事
当選 5,737(11.6%) 榑松 順子 58 共産 元 2 党地区副委員長
当選 3,993(8.1%) 北野 由晴 39 自民 現 2 (元)衆院議員秘書
当選 3,981(8.1%) 鎌倉 安男 57 減税 元 3 福祉団体代表
□ 2,988(6.1%) 松山 豊一 45 減税 現 (元)党市議団幹事
1,340(2.7%) 奥田 貢 57 維新 新 学習塾役員
946(1.9%) 松原 美佐子 67 諸派(社・生) 新 (元)中学校教諭

名古屋市緑区 定数8 - 候補12(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,207(16.7%) 近藤 和博 40 公明 現 2 党県青年局次長
当選 11,219(15.4%) 岡本 康宏 38 民主 元 3 (元)衆院議員秘書
当選 9,632(13.2%) 岩本 崇宏 42 自民 現 3 党県青年局次長
当選 9,352(12.8%) 中里 高之 50 自民 現 3 党区支部長
当選 6,353(8.7%) 佐橋 亜子 47 共産 現 2 (元)派遣社員
当選 6,215(8.5%) 増田 成美 41 減税 新 1 建設資材会社長
当選 4,652(6.4%) 松本 守 51 民主 新 1 バス会社社員
当選 4,374(6.0%) 余語 冴耶香 37 減税 現 2 (元)党市議団長
□ 4,095(5.6%) 山本 久樹 50 維新 現 党県幹事長
□ 3,169(4.3%) 古川 誠 65 共産 新 党区委員長
876(1.2%) 筬島 直人 35 次世代 新 党支部青年局長
862(1.2%) 斎藤 幸男 41 無所属 新 広告会社役員

名古屋市名東区 定数5 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,506(26.2%) 日比 健太郎 34 民主 現 3 党総支部役員
当選 7,721(17.6%) 丹羽 宏 54 自民 現 3 党支部幹事長
当選 6,710(15.3%) 小林 祥子 58 公明 現 4 党女性局次長
当選 5,091(11.6%) 斉藤 愛子 59 共産 新 1 党県常任委員
当選 4,911(11.2%) 浅井 康正 64 減税 現 2 土木建設業
□ 4,778(10.9%) 久津屋 利枝 30 自民 新 党区青年部長
□ 3,183(7.3%) 高木 士峰 55 維新 新 (元)会社社長

名古屋市天白区 定数5 - 候補10(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,754(19.9%) 成田 隆行 40 自民 現 3 医療法人理事
当選 6,925(15.7%) 三輪 芳裕 55 公明 現 5 党県幹事
当選 6,636(15.1%) 田口 一登 56 共産 現 6 党県委員
当選 6,411(14.6%) 田中 里佳 52 民主 元 6 (元)市会副議長
当選 5,383(12.2%) 鈴木 孝之 54 減税 現 2 (元)喫茶店経営
□ 3,479(7.9%) 加納 靖子 28 自民 新 介護施設会社員
□ 3,045(6.9%) 堀田 太規 40 維新 現 防犯会社社員
□ 2,294(5.2%) 諸隈 修身 73 無所属 元 (元)市会議長
549(1.2%) 尾藤 裕子 56 次世代 新 介護会社経営
512(1.2%) 太田 敏光 66 無所属 新 (元)自動車会社員

5090とはずがたり:2015/04/20(月) 21:35:49
>>5087-5089
名古屋市守山区 定数6 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,787(28.0%) 小川 俊之 39 民主 現 3 党総支部幹事長
当選 9,632(19.5%) 松井 良憲 50 自民 現 2 公衆浴場経営
当選 6,867(13.9%) 金庭 宜雄 55 公明 現 4 党県幹事
当選 5,737(11.6%) 榑松 順子 58 共産 元 2 党地区副委員長
当選 3,993(8.1%) 北野 由晴 39 自民 現 2 (元)衆院議員秘書
当選 3,981(8.1%) 鎌倉 安男 57 減税 元 3 福祉団体代表
□ 2,988(6.1%) 松山 豊一 45 減税 現 (元)党市議団幹事
1,340(2.7%) 奥田 貢 57 維新 新 学習塾役員
946(1.9%) 松原 美佐子 67 諸派(社・生) 新 (元)中学校教諭

名古屋市緑区 定数8 - 候補12(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,207(16.7%) 近藤 和博 40 公明 現 2 党県青年局次長
当選 11,219(15.4%) 岡本 康宏 38 民主 元 3 (元)衆院議員秘書
当選 9,632(13.2%) 岩本 崇宏 42 自民 現 3 党県青年局次長
当選 9,352(12.8%) 中里 高之 50 自民 現 3 党区支部長
当選 6,353(8.7%) 佐橋 亜子 47 共産 現 2 (元)派遣社員
当選 6,215(8.5%) 増田 成美 41 減税 新 1 建設資材会社長
当選 4,652(6.4%) 松本 守 51 民主 新 1 バス会社社員
当選 4,374(6.0%) 余語 冴耶香 37 減税 現 2 (元)党市議団長
□ 4,095(5.6%) 山本 久樹 50 維新 現 党県幹事長
□ 3,169(4.3%) 古川 誠 65 共産 新 党区委員長
876(1.2%) 筬島 直人 35 次世代 新 党支部青年局長
862(1.2%) 斎藤 幸男 41 無所属 新 広告会社役員

名古屋市名東区 定数5 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,506(26.2%) 日比 健太郎 34 民主 現 3 党総支部役員
当選 7,721(17.6%) 丹羽 宏 54 自民 現 3 党支部幹事長
当選 6,710(15.3%) 小林 祥子 58 公明 現 4 党女性局次長
当選 5,091(11.6%) 斉藤 愛子 59 共産 新 1 党県常任委員
当選 4,911(11.2%) 浅井 康正 64 減税 現 2 土木建設業
□ 4,778(10.9%) 久津屋 利枝 30 自民 新 党区青年部長
□ 3,183(7.3%) 高木 士峰 55 維新 新 (元)会社社長

名古屋市天白区 定数5 - 候補10(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,754(19.9%) 成田 隆行 40 自民 現 3 医療法人理事
当選 6,925(15.7%) 三輪 芳裕 55 公明 現 5 党県幹事
当選 6,636(15.1%) 田口 一登 56 共産 現 6 党県委員
当選 6,411(14.6%) 田中 里佳 52 民主 元 6 (元)市会副議長
当選 5,383(12.2%) 鈴木 孝之 54 減税 現 2 (元)喫茶店経営
□ 3,479(7.9%) 加納 靖子 28 自民 新 介護施設会社員
□ 3,045(6.9%) 堀田 太規 40 維新 現 防犯会社社員
□ 2,294(5.2%) 諸隈 修身 73 無所属 元 (元)市会議長
549(1.2%) 尾藤 裕子 56 次世代 新 介護会社経営
512(1.2%) 太田 敏光 66 無所属 新 (元)自動車会社員

5091チバQ:2015/04/20(月) 22:15:17

http://www.asahi.com/articles/ASH4M4DNCH4MOHGB011.html
県議選落選者が、市議補選に立候補 岐阜・瑞穂
2015年4月20日00時32分
 19日告示の岐阜県瑞穂市議補選に、統一地方選前半戦の岐阜県議選で同じ瑞穂市の選挙区から出て落選した候補者が立候補した。

 統一地方選では、前半戦と後半戦で選挙区が一部でも重なる選挙に両方出ることは「重複立候補」として認められない。ただ、総務省によると、瑞穂市議補選は今回の「統一地方選」に含まれない扱いになっているという。

 瑞穂市議補選(被選挙数2)には3人が立候補。うち、森治久氏(54)は自民の市議だったが、離党、辞職のうえで12日投開票の県議選同市選挙区に無所属で挑み、自民現職に惜敗した。自身の辞職もきっかけとなった今回の補選で市議への復帰を図る。

 無所属新顔で酒店経営の若園正博氏(60)、共産新顔で党地区常任委員の小川理氏(62)も立候補した。



◇瑞穂市(定数1−2)
当  8072 篠田徹 54 自現
   7890 森治久 54 無新

5092チバQ:2015/04/20(月) 22:20:44
>>4777とか
http://www.asahi.com/articles/ASH4K5T1FH4KOBJB00T.html
自民の愛知県連、小牧市長を除名処分 公認以外擁立で
松下和彦2015年4月18日08時30分

 自民党愛知県連は17日、12日に投開票された愛知県議選小牧市選挙区(定数2)で党公認以外に候補者を擁立、支援したとして、党員の山下史守朗(しずお)・小牧市長(39)を25日付で除名することを決めた。除名は党籍を剝奪(はくだつ)する処分。小牧市支部の16日の決定を追認した。

 同選挙区では自民現職の山下智也県議(41)と民主元職の天野正基氏(45)が当選。市長が支援した無所属新顔(62)は落選した。

 市議会関係者によると、市長は2月の市長選で再選されたが、その際に党推薦を得られず、小牧市支部長の山下県議と対立した。市長選には別の保守系候補も党推薦を申請しており、当初は市長が不要としていたこともあって、市長への推薦は見送られたという。県議選で落選した新顔候補は市長に立候補を打診され、応援を条件に立ったことを記者会見で説明していた。

 党県連は県議選前の3月、市長に対して党紀を順守できない場合は離党を勧告すると文書で警告。市長を支えてきた市議会の保守系会派も、県議選では山下県議を支援した。

 市長は取材に「処分は確認していないが、事実なら長年自民党でやってきただけに非常に残念だ」と話した。(松下和彦)



◇小牧市(定数2−3)
当 15791 山下智也 41 自現

当 13238 天野正基 45 民元

  10023 鈴木達也 62 無新

 =選管最終発表

5093とはずがたり:2015/04/21(火) 01:20:35

浜松市議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi22.html

浜松市中区 定数14 - 候補17(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,273(11.3%) 波多野 亘 46 自民 現 4 市会会派幹事長
当選 7,927(8.7%) 小黒 啓子 62 共産 現 4 党地区委員
当選 7,787(8.5%) 関 イチロー 62 無所属 現 4 市会常任委員長
当選 7,400(8.1%) 山本 遼太郎 28 維新(気) 新 1 党支部政策委員
当選 6,325(6.9%) 幸田 恵里子 54 公明 現 2 党県教育局長
当選 6,104(6.7%) 田中 照彦 48 民主 現 3 党県政調副会長
当選 5,969(6.5%) 平間 良明 46 無所属 現 2 市会特別副委長
当選 5,957(6.5%) 丸 英之 52 公明 新 1 (元)旅行会社員
当選 5,362(5.9%) 斉藤 晴明 59 無所属 現 6 市会特別委員長
当選 5,034(5.5%) 松本 康夫 47 無所属(自) 新 1 学習塾経営
当選 5,001(5.5%) 須藤 京子 60 無所属(自) 新 1 (元)市教育委員長
当選 4,991(5.5%) 鳥井 徳孝 63 無所属(自) 現 3 市会常任委員長
当選 3,570(3.9%) 鈴木 唯記子 39 無所属 新 1 歯科技工士
当選 3,492(3.8%) 鈴木 恵 53 無所属 元 4 NPO職員
□ 3,381(3.7%) 宮島 孝之 36 無所属(自) 新 (元)衆院議員秘書
□ 2,164(2.4%) 佐野 公任子 32 無所属 新 絵画講師
510(0.6%) 三田 博史 41 無所属 新 (元)製造会社員

浜松市東区 定数7 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,505(14.8%) 鈴木 育男 64 自民 現 6 1級建築士
当選 6,694(13.2%) 遠山 将吾 39 無所属 新 1 (元)市職員
当選 6,602(13.0%) 花井 和夫 55 無所属(自) 現 4 (元)市会副議長
当選 6,565(12.9%) 高林 龍治 62 無所属 現 5 (元)市会副議長
当選 6,465(12.8%) 小倉 篤 57 公明 現 4 党県幹事
当選 6,081(12.0%) 高林 修 64 無所属(自) 現 2 税理士法人顧問
当選 5,395(10.6%) 落合 勝二 70 共産 新 1 党東区委員長
□ 5,389(10.6%) 氏原 章博 70 自民 現 繊維製品会社長

浜松市西区 定数6 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,547(16.3%) 稲葉 大輔 41 無所属 新 1 観光協会副会長
当選 8,498(16.2%) 松下 正行 56 公明 現 5 党支部長
当選 8,181(15.6%) 倉田 清一 59 無所属 新 1 (元)市土木部長
当選 7,581(14.5%) 徳光 卓也 54 無所属 現 2 自動車会社社員
当選 7,261(13.9%) 新村 和弘 43 無所属 現 4 市農業委員
当選 6,840(13.1%) 和久田 哲男 66 無所属(自) 現 4 (元)市監査委員
□ 5,416(10.4%) 河合 和弘 63 無所属 現 (元)舞阪町会議長

5094とはずがたり:2015/04/21(火) 01:21:03
>>5093-5094

浜松市南区 定数6 - 候補8(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,280(20.6%) 飯田 末夫 53 自民 現 4 党支部政調会長
当選 6,664(16.6%) 黒田 豊 56 公明 現 5 党浜松総支部長
当選 5,845(14.5%) 柳川 樹一郎 64 自民 現 8 党支部長
当選 5,634(14.0%) 馬塚 彩矢香 27 無所属(社) 新 1 NPO副理事長
当選 4,555(11.3%) 丸井 通晴 67 民主 現 8 党県副会長
当選 4,222(10.5%) 内田 幸博 66 無所属 現 6 不動産賃貸業
□ 3,940(9.8%) 嶋田 初江 66 共産 元 党南区委員長
1,119(2.8%) 神谷 和利 53 無所属 新 (元)福祉施設職員

浜松市北区 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,017(25.2%) 吉村 哲志 71 自民 現 4 市会特別委員長
当選 6,878(17.3%) 戸田 誠 50 無所属(自) 現 2 市会常任副委長
当選 6,324(15.9%) 神間 智博 47 自民 現 2 党県青年局次長
当選 6,174(15.5%) 加茂 俊武 48 無所属 新 1 (元)旅行会社社員
当選 5,319(13.4%) 渡辺 真弓 62 共産 元 2 党北区委員長
□ 5,110(12.8%) 鈴木 浩太郎 68 無所属 現 (元)三ヶ日町長

浜松市浜北区 定数5 - 候補7(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,950(22.4%) 太田 康隆 64 自民 現 4 (元)市会議長
当選 6,983(17.5%) 平野 岳子 44 無所属(自) 新 1 (元)主任児童委員
当選 5,634(14.1%) 北野谷 富子 30 無所属 新 1 (元)携帯販売社員
当選 5,185(13.0%) 湖東 秀隆 56 無所属 現 4 市会特別委員長
当選 5,092(12.7%) 北島 定 67 共産 現 4 党地区副委員長
□ 4,674(11.7%) 岩崎 伸次 64 無所属(自) 新 (元)郵便局長
□ 3,453(8.6%) 松下 良 33 無所属 新 (元)家庭教師

浜松市天竜区 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 4,632(24.8%) 太田 利実保 50 無所属 新 1 (元)市職員
当選 4,152(22.3%) 渥美 誠 61 無所属 現 4 (元)天竜市議
当選 3,391(18.2%) 酒井 豊実 63 共産 元 2 党地区委員
□ 3,364(18.0%) 野尻 護 71 無所属 現 (元)天竜市教育長
□ 3,114(16.7%) 大見 芳 62 無所属 現 市会議長

5095チバQ:2015/04/21(火) 19:56:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddm041010076000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 「城下町」、原発語らず
毎日新聞 2015年04月21日 東京朝刊
 統一地方選の後半戦で、原発を抱える全国各地の自治体も選挙戦に入るが、再稼働を巡る舌戦が低調だ。反対する候補がいても口が重い新潟・柏崎、反対する候補がそもそもいない福井・敦賀や北海道・泊と、それぞれの事情を抱えている。

 ◆新潟・柏崎

 ◇「寝た子を起こすな」
 7基を抱える東京電力柏崎刈羽原発の地元、新潟県柏崎市と刈羽村で、19日に市議選が告示され、21日には村議選も告示される。

 「寝た子を起こすな、ということだ」。市議選に立候補した現職の一人は告示前、「原発城下町」として是非を訴えにくい事情を、こう表現した。市議選(定数26)に32人が立候補し、村議選(同12)には13人が立候補する予定。このうちはっきりとした原発反対派は市議選で6人、村議選では5人とみられるが、「再稼働反対」を明確にしない候補もいる。

 福島第1原発事故の直後だった前回2011年4月の選挙では、反対派が原発停止を訴えたが、地域が原発依存から脱却する方策を示せず、支持が広がらなかった。反対派は市議選で7人から5人へ、村議選では4人から3人へ減らした。

 さらに、12年3月の柏崎刈羽原発全基停止を境に地域経済は低迷。新潟県によると柏崎の市内総生産は05年に4818億円あったが、12年は約32%減少し、柏崎商工会議所の柳清岳専務理事は「原発関連で働く人がお金を使わなくなった」と嘆く。

 繁華街にある居酒屋の男性店主(56)は夕食時に客が一人もいない店内を見渡し、「以前は平日でも原発作業員でにぎわっていた。原発は不安だが、目先の生活を考えると再稼働しかない」。ビジネスホテルを経営する女性(53)も「満室になることがなくなった。早く再稼働してほしい」と話す。

 新潟県の泉田裕彦知事は「福島の原発事故の原因究明が先」として再稼働に向けた協議に応じない姿勢を示すが、前回、原発反対を明確にした柏崎市の現職候補の一人は「原発に頼らないまちづくりを」とトーンダウン。別の反対派現職も「原発問題は複雑でひと言では説明しにくい」と釈明する。

 長年、原発反対を訴えてきた元刈羽村議の武本和幸さん(65)は「いつまでも原発に依存するあり方はおかしい。今こそ、候補も有権者も議論を深めるべきなのに」と表情を曇らせた。【真野敏幸】

 ◆福井・敦賀

 ◇反対民意、行き場失う

 原発3基が立地する福井県敦賀市では市長・市議のダブル選が告示された。市長選では20年務めた原発推進派の河瀬一治市長(63)が引退を表明、無所属新人2人の一騎打ちとなったが、原発はともに容認する姿勢だ。

 一方の元自民党敦賀市支部幹事長、中村紀明氏(60)は「原子力を衰退させてはいけない。雇用を促進できなくなる」、もう一方の元市議、渕上隆信氏(54)も、半世紀以上の原発との共存を踏まえ「積み重ねたエネルギーに関する技術力を生かして企業を育て、根付かせたい」と主張。脱原発の民意は行き場を失っている。

 同市の会社員の男性(56)は「自分も含め原発の安全性に不安を覚える市民は少なからずいる。民意をすくい上げるためにも脱原発候補に立ってほしかった」と話した。

 市議選(定数24)にも26人が立候補しているが、共産の現職と新人、無所属の現職の計3人が脱原発を訴えているだけで、争点となっていると言い難い。【近藤諭、松野和生】

 ◆北海道・泊

 ◇再稼働「争点ならない」
 北海道電力泊原発がある泊村村議選(定数9)も21日告示され、新人3人を含む11人が立候補を予定する。しかし、再稼働に反対する候補者はいない。「この村では原発は争点にならない」「選挙では原発には一切触れないつもり」。複数の立候補予定者に聞くと、こんな答えが返ってきた。

 人口1800人。2013年度の一般会計は約50億円で、財源の半分以上は原発関連だった。ある現職は「原発だけにすがるのではなく、原発からの財源を将来に投資する政策が必要だ」と話すが、選挙で積極的に取り上げる候補は少ない。

 行政だけでなく住民も原発に頼らざるをえない状況にある。原発近くで民宿兼飲食店を経営する男性(55)は「やっぱり原発、北電と一緒に暮らしていくしかない」と話す。客の8割は北電の関係者。昨年12月に安全対策の防潮堤が完成して以来、作業員の数も減っているように感じる。「原発は争点にはならないだろう。それでも村の将来を真剣に考えている人に投票したい」【遠藤修平】

5096チバQ:2015/04/21(火) 20:29:35
>>4967
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150421/201504210910_24768.shtml
将棋名人戦に配慮 高山市議選 〝舌戦対局〟は自粛
2015年04月21日09:10
 高山市街地で22、23日に開かれる将棋の名人戦に配慮して、市議選(26日投開票)の立候補者が、対局会場の高山陣屋周辺での拡声器を使った選挙活動を自粛する。熱を帯びる舌戦は一部休止となるが、立候補者は33年ぶりの県内開催に、「高山を全国にPRできる機会」と協力姿勢を見せている。

 高山陣屋は唯一現存する江戸期の郡代役所で国史跡。観光名所の一つで人通りが多く、選挙の街頭演説に適した“一等地”だが、今回は選挙活動の声が対局に影響を与えないか心配の声もあった。

 名人戦を誘致した県から陣屋での開催を聞いた市議会は、対局に水を差さないよう自粛を検討。3月の議会運営委員会で、陣屋から半径300メートル以内での拡声器を使った選挙カーの運行や街頭演説の自粛を申し合わせた。元職、新人には立候補予定者説明会で趣旨を説明し、理解を得た。

 市中心部を地盤とする現職候補は「正直この時期は避けてほしかった」と苦笑するが、「名人戦の開催によって、高山の名所が知られることはうれしい。電話など別の活動に変える」と理解を示す。

 陣屋管理事務所の宇津宮清和所長は「議会の自主的な配慮と聞いている。気遣いに感謝したい」と話した。

5097チバQ:2015/04/22(水) 19:52:49
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150421-OYT1T50149.html?from=ytop_main3
気に入らないので…候補者ポスター3枚に落書き
2015年04月22日 08時53分
 岐阜県警大垣署は21日、大垣市今町、無職の男(50)を公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで現行犯逮捕した。


 発表によると、男は21日午後0時55分頃、同市高屋町の掲示板に貼られた統一地方選・大垣市議選の候補者ポスター1枚にサインペンで落書きした疑い。パトロール中の同署員が落書きしている男を発見。別の候補者ポスター2枚にも落書きされていた。

 調べに対し、男は「気に入らないのでやった」と容疑を認めているという。

5098チバQ:2015/04/22(水) 19:59:32
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015042102000247.html
県議会会派、新政みえが最大維持自民みらいは「県議団」に
2015年4月21日

写真
 改選後の県議会(定数五一)の会派結成状況が、各会派への取材で分かった。十二日に投開票された県議選で、現有の二十三議席を守った民主・連合系の「新政みえ」が最大会派を維持。第二会派の自民系「自民みらい」は二減の十八議席となり、名称も「自由民主党県議団」に変更する。

 新たに結成される会派は三つ。四年ぶりに二議席を奪還した共産党が「日本共産党」、いずれも無所属で初当選した稲森稔尚氏が一人会派「草の根運動みえ」、倉本崇弘氏も一人会派「大志」として活動する。当選後、会派に関して明言を避けていた倉本氏は、取材に「自民、民主両党の候補者と戦って当選したので、両党の会派には属さない」と話した。

 公明党は一増の二議席、自民系少数会派「鷹山」は改選前と同じ三議席で、長田隆尚氏も引き続き一人会派「能動」として活動する。自民みらい団長の貝増吉郎氏が落選した自民党県議団は、新団長に八期目となる山本教和氏を充てることも決めた。

 一人会派「新しい翼」の中西勇氏が落選したことを合わせると、会派数は改選前より二増の八。会派の結成状況は二十一日の会派代表者会議で報告され、新任期が始まる三十日から適用される。

(添田隆典)

5099チバQ:2015/04/22(水) 20:01:07
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/nagano/CK2015042202000238.html
出馬届け出後、一転辞退辰野町議選
2015年4月22日

 二十一日に告示された辰野町議選で、無所属新人の会社役員男性(48)が立候補を届け出た後に辞退した。

 町選管によると、同町の選挙で同様に辞退した例は過去にない。県選管によると、一九九九年と二〇〇三年の統一地方選の町村議選で、ともに二人ずつ届け出後の辞退があったという。

 この男性は町外出身。「無投票の可能性があると聞き、避けないといけないと思った」のが出馬の動機だったといい「候補者が定数を超えたので辞退を決めた」と説明した。

 この日は男性を含め十七陣営が届け出のために町役場に集まり、定数一四を超えていたが、男性は届け出順の抽選に参加。一番を引き当てて拍手を受け、笑顔を見せた。「引っ込みがつかなくなった」ため、いったんは届け出たという。

 自身は辞退したものの「選挙戦になったのは良かった。取り組みたかった政策を当選した人に託したい」とこの男性。町内に住む無職男性(83)は「辞退があるなんて驚いた。せっかくの一番がもったいないね」と話した。

 (鈴鹿雄大)

5100チバQ:2015/04/22(水) 20:01:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015042102000237.html
名前連呼より街頭演説市議選、おなじみの風景に“異変”
2015年4月21日

携帯スピーカーで演説する公明候補(左)。その脇におなじみの選挙カーはない=岐阜市内で
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 県内各地で舌戦が始まった統一地方選後半戦の市議選でちょっとした“異変”が起きている。公明党県本部が公認候補の市議選での選挙カー使用を取りやめたのだ。車からの名前連呼より、街頭演説でじっくり訴えようとの狙いだが、おなじみの道具を使わないことに、候補者からは不安の声も聞こえてくる。

 市議選二日目の二十日午後四時。岐阜市内の住宅街に、ごく普通の軽自動車が止まった。助手席から出てきたのは、たすきをした男性候補者。スタッフの男性と二人で携帯スピーカーを取りだし、「常に現場第一。温かいご支援をよろしくお願いします」。すぐに街頭演説が始まった。

 定数が三つ減って混戦模様。一分一秒が惜しいが、開始を予告した時間まではじっと車で待機する。「今までは選挙カーで手を振っていられたのに。本当に大丈夫かと不安にもなる」。これまでの選挙では一日数回だった街頭演説だが、今回は何倍にも増やす予定だ。

 党県本部によると、二十一日告示の三町を含む十二市町議選の公認候補計二十五人は、そろって選挙カーを使わない。狙いは「政策をじっくり聞いてもらう」こと。男性候補の陣営幹部は「名前の連呼より、演説の方が票が入るって。党本部でそう分析したらしい」と話す。

 公明以外では、岐阜市の自民候補の一部が、選挙カーの運行を午前十時〜午後六時に限った。公職選挙法では午前八時〜午後八時に運行できるが、ある候補者は「朝夕は『うるさい』と嫌がられる。票が逃げるようなら走らせない方がいい」。その時間は事務所で訪問者との会話に充てる。

 一方で、認められた道具はフル活用しようという陣営も。岐阜市の無所属新人の女性候補は、自身は徒歩で有権者と顔を合わせ、選挙カーは別に走らせて名前をアピールする「二方面作戦」で、知名度アップを狙う。

(統一地方選取材班)

5101チバQ:2015/04/22(水) 20:01:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/mie/CK2015042202000232.html
民主王国に進撃の自民北勢2市
2015年4月22日

自民推薦で四日市市議選を戦う新人候補。党の名前は選挙戦にどう影響するか
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 26日投開票の統一選後半戦。北勢地域では大都市の四日市、鈴鹿両市の市議選があり、ともに多くの候補が激戦を繰り広げている。民主王国と言われた三重の中でも「牙城」とされる両市だが、今回の選挙では、昨年末の衆院選で大勝した自民の公認、推薦候補が増加。党の勢いが市議選にも影響しているようだ。

◆前回選から倍増 四日市

 三十四議席を四十六人が激しく争う四日市市議選で、自民と民主の公認、推薦候補の数が四年前から大きく変わった。追い風の自民は公認と推薦を合わせると倍増し、岡田克也代表のお膝元の民主は公認候補が激減した。

 二〇一一年の前回市議選で、自民は公認一人、推薦四人だった。今回は公認三人、推薦八人と大幅増。推薦から公認に変わった現職は「少しでも票が流れてきてくれたらと思った」。もう一人は「県連内部で発言しやすくなる」と話す。

 新人六人に推薦を出したのも特徴。国政では「民主の牙城」の四日市市でも自民が健闘しており、党四日市支部の幹部は「自民の候補と名乗りやすい状況になったのではないか。今までは推薦を申し出る新人がいなかったので、ありがたい」と感謝する。

 一方の民主は県議への転出や引退があったものの、公認が八人から三人に減少。推薦は四人から五人と微増にとどまる。公認の新人は演説で「政権時代に迷惑をかけたが、人を大切にする政策に取り組んできた」と理解を求める。

 ただ、党の名前が勝利への近道となるかは未知数だ。統一地方選前半戦の県議選で自民は公認候補二十六人のうち五人が落選。四日市市選挙区でも一つ落とした。市議選の候補者は「民主が強い地域で自民の看板を掲げても、選挙では有利にならない」と冷静に受け止める。民主の現職は「前回は民主公認というだけで帰れと言われることがあった。今回はそこまでの逆風はない」とみている。

 公明は手堅く現職五人の全員当選が目標。共産は衆院選、県議選の勢いに乗って二から三への議席増を狙う。

 (吉岡雅幸)

◆公認3人に拡大 鈴鹿

 定数三二に対し、計三十八人が立候補した鈴鹿市議選。自民は前回まで公認が一人だけだったが、今回は現職の二人を新たに取り込み計三人を公認。勢力拡大を目指す。

 党鈴鹿支部の幹部でもある現職は「地元から国会議員が出たのが大きい」と明かす。自民は鈴鹿市を含む三重2区で、二〇一二年の衆院選で小選挙区制度が始まって以来初となる議席を獲得。新たに公認した二人はその時に選挙を手伝い、その後党員になった。

 一方の民主は、公認を前回の二人から、元衆院議員秘書の新人一人を加えて三人に。推薦は現職四人、新人一人の計五人。自民は推薦を出していないため、党勢はまだ民主の方が上回っていると言えそうだ。

 現職一人が引退した公明は、現職二人、新人一人の三人が出馬。長らく現職二人態勢の共産は、新人一人を擁立し、正式な会派をつくることができる三人の当選を目指す。

 (鈴木智重)

5102チバQ:2015/04/22(水) 21:02:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150422-OYT1T50012.html?from=ycont_top_txt
レタスの方が収入いい…「定数割れ」目前で回避
2015年04月22日 09時08分

 21日に告示された統一地方選後半戦の町村長・町村議選も無投票が相次いだ。

 無投票は町村長選で4割超、町村議選で2割超になり、東京都神津島村議選など4町村議選が、立候補者数が定数に満たない「定数割れ」となった。都道府県議に比べて低い議員報酬や、議会活動による長い拘束時間などが、担い手不足の要因とされる。専門家は「議会自体が変わらなければ担い手は出てこない」と指摘する。

 ◆20分前駆け込み

 無投票となった長野県川上村議選(定数12)は、正午過ぎまでに立候補を届け出たのが10人。「定数割れ」の心配もあったが、午後2時過ぎに1人、午後5時の届け出締め切り20分前に、1人が立候補を届け出て定数を満たした。

 レタスの産地として知られる村では、集落ごとに話し合いが持たれ、立候補者を決めることが多いという。農業などの「本業」を優先させるために1期限りで交代するのが暗黙のルールとなっており、今回も現職は1人だけで、ほかはみな新人。

 立候補しなかった現職議員は「(村議は)割に合わない。レタスを出荷しているほうがなんぼも収入がいいから」と本音を漏らす。議員報酬は月額16万1000円。村の幹部は「議員報酬の引き上げを検討しなければならない」と話す。

 総務省の統計(2013年4月時点)によると、町村議の平均月額報酬は21万255円で、都道府県議(79万766円)、政令市議(76万6155円)、政令市を除く市議(40万2407円)に比べて圧倒的に低い。

2015年04月22日 09時08分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5103チバQ:2015/04/22(水) 21:14:53
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150421-OYTNT50417.html
舟橋村議選 連続無投票 「なり手不足」指摘も
2015年04月22日
舟橋村役場内にある村議会の議場
舟橋村役場内にある村議会の議場

 統一地方選の後半戦で県内唯一の舟橋村議選(定数8)が21日、告示され、定数と同じ8人が立候補を届け出て無投票での当選が決まった。同村議選は2011年に続き2回連続の無投票となった。当選者の平均年齢は60歳近くに達しており、地元からは若手世代のなり手不足を指摘する声も出ている。

 ■共産が初議席

 当選者の内訳は、現職5人、新人3人。党派別では自民2人、共産1人、無所属5人だった。共産は36年ぶりに公認候補を擁立し、現行の村議選が始まった1947年以来初の議席を獲得した。任期は30日から4年間。

 同村議選はこれまで共産以外の候補者はすべて無所属で出馬し、党派色を薄めた地域代表という色が濃かった。今回選では、共産が公認候補を擁立する一方、現職2人が自民党派からの出馬に切り替えるという変化もみられた。

 統一地方選は、選挙をまとめて実施することで経費を節約し、有権者の関心を高める狙いがあり、後半戦は市区町村の首長・議員選挙が対象だ。県内でも2003年統一選の後半戦では、7町村長選・16市町村議選が対象となっていた。

 しかし、「平成の大合併」で県内自治体の再編が進み、合併後の自治体で選挙時期がずれた結果、現在は舟橋村議選だけとなっている。

 ■報酬は月15万

 この舟橋村議選も、過去10年で選挙戦になったのは定数8に9人が立候補した07年のみ。03年、11年は無投票だった。

 村議のなり手が少ない要因の一つに、村議の報酬が月15万円と県内市町村で最も安いことを指摘する声もある。富山市議と比べて4分の1の金額だ。村の担当者は、「村の財政を考えると、やみくもに議員報酬を高くはできない」と話すが、村議の報酬だけで家計を支えるのは厳しいのが実情だ。

 今回選に出馬せず、引退する元村教育長の塩原勝村議(76)は、「意欲のある若者が手を挙げ、選挙で活発な議論が交わされるといいのだが……」と話す。

 ■一体感が課題

 実際、若手世代の声をくみ上げ、反映させる村議会の役割は重要性を増している。同村が、旧来の住民と、宅地開発によって移住してきた住民との一体感をどう形作っていくかという課題を抱えているからだ。

 同村は近隣市町と合併せず、面積が3・47平方キロ・メートルで日本一小さい自治体として知られるが、富山市街地まで車や鉄道で10〜20分と交通の便が良い。宅地開発が進み、1986年に1455人だった人口は今年4月1日現在で3037人と2倍以上に増えている。

 村では、子育て世代と高齢世代が助け合う「共助」を掲げた宅地開発を進め、定住人口を増やすことで将来の人口減を食い止める方策を進めている。こうした村の将来像について、新しい住民の意見も代弁する次世代の議員を、村の有権者が育てていくことも今後の課題となる。

2015年04月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5104チバQ:2015/04/23(木) 14:09:18
>>5087
小山憲一@愛知5区維新落選も出てたんですね
市議選でもダメなんですねえ

5105チバQ:2015/04/23(木) 21:45:39
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015042302100015.html
町議選で自粛動き “騒音”選挙カーやめんけ
選挙カーを使わない選挙戦。自転車で町内を回る新人候補(中)=21日、石川県川北町で
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「逆効果」現職ら申し合わせ

 二十一日告示された統一地方選後半戦。選挙に突入した石川県内の町議選で、従来型と違った街宣風景が見られる。川北町では、選挙戦の代名詞ともいえる選挙カーがない。穴水町も二十三日は現職候補が使用を自粛。内灘町では住民の要請で一部自粛する。各地の実情を追った。 (世古紘子、加藤健太、高橋淳)

 現職七人と新人四人が立候補した川北町議選(定数一〇)。二十年ぶりの選挙戦だが、選挙カーが一台も走らない「静かな選挙戦」だ。

 「一時間半くらいで全域を回れる。小さな町でうるさい選挙カーを出せば逆効果」。六十代現職は出さない理由をこう明かす。以前から現職の間で自粛の申し合わせがあり、今回も現職七人が協力する。

 別の現職の陣営幹部は「町議選は地区対抗の運動会のようなもの。どの地区から誰が出ているか有権者の多くは知っている」。公職選挙法では走行中の選挙カーでの演説などは原則禁止され、例外で名前の連呼が認められる。そのため、顔や名前が知られている現職は、「騒音」の不利益が大きいと判断するようだ。

 告示前、申し合わせが及ばない新人に現職も神経をとがらせたが、新人四人も「狭い町内で何台も走らせたくない」「費用がかさむ」と自粛を選んだ。

 ただ前回選挙戦になった一九九五年に比べ、若い世代の流入が続き人口は約一・四倍、有権者も約千二百人増えた。現職、新人とも新興住宅地にどう浸透するかが課題。新人の一人は自転車で回り街頭に立つ予定で、別の新人も拡声器を手に新興住宅地を歩いて回る計画だという。

 穴水町議選は新人三人を除く現職十人が二十三日、選挙カーを控える。前々回の取り決めが恒例化し、今回も事前に申し合わせた。八年前の前々回は能登半島地震直後で、被災者に配慮し全候補が選挙カーを自粛。前回も東日本大震災直後で、流れを踏襲した。

 今回も控える理由をある現職は「名前の連呼がうるさいという声も少なくない」と説明。ただ遊説期間は五日間しかなく、別の候補陣営は「一秒も無駄にしたくない。もったいない」と本音を漏らす。二十三日は多くの現職陣営が電話作戦に切り替える予定。現職十人は選挙カー使用時間を午前九時〜午後六時とすることも申し合わせている。

 一方、内灘町は告示前、町会区長会が候補予定者に住環境に配慮した活動を要請。育児中の家庭から苦情があり、幼児が昼寝する時間帯の配慮を求めた。同会幹部は「小さな町で何台もの選挙カーが街宣するのはいかがか」と話す。

 ある候補は「できるだけ協力する」と話すなど、候補たちはおおむね協力的。町民から「有権者の心証を悪くしては元も子もない」と共感の声がある一方、「現職が有利にならないか」と懸念する意見もある。

5106チバQ:2015/04/23(木) 21:51:03
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=34023
茅野市長選終盤情勢 柳平氏優位、追う野沢氏 本社世論調査
更新:2015-4-23 6:01
 長野日報社は22日、茅野市長選(26日投開票)の終盤情勢をまとめた。電話世論調査(200人)と取材から得た情報で総合的に判断すると、現職で3選を目指す柳平千代一氏(61)=無所属、塩之目=が優位に立ち、新人で前市議の野沢明夫氏(60)=無所属、湖東新井=が追う展開となっている。ただ世論調査では3割近い有権者が「投票する人を決めていない」としており、予断を許さない情勢が続く。両陣営とも最終盤に向け総決起大会を開くなどして支持拡大を図る。

 柳平氏は、現職の高い知名度と、区や自治会単位に設けた後援会支部の組織力を生かし、市内全域に満遍なく浸透している。「実績」「政策」「人柄」を重視する層の支持を集めている。

 陣営は「行政運営を後戻りさせてはいけない」と強調。選挙中盤の「雰囲気は良い」としながらも、「相手陣営の動きが見えない」と警戒。「親近感」につながるきめ細かい遊説を進め、支持者に投票行動を呼び掛ける。23日に総決起大会を開き、組織の引き締めと票の上積みを図る。

 市政の「転換」を訴える野沢氏は、元市議や市職員OBらと草の根的な運動を展開。政策を訴える街頭演説や朝のつじ立ちに力を注ぐ。「人柄」や「リーダーシップ」を求める層を引き付け、地元や人口の多い地区で一定の支持を得ている。

 22日には1万5700枚の公約文書を配布した。政策への「共感」を積み重ねる狙い。陣営は「名前を覚えてもらうことが大切」とし、知名度の向上が追い上げの鍵と見ている。24日に総決起大会を開き、友人、知人を通じた支持の広がりを目指す。

 市長選への関心は「大いにある」「ある」を合わせて77.5%。投票する候補を「決めている」は73.5%だった。

5107チバQ:2015/04/23(木) 22:47:53
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/69477.html
敦賀市長選序盤戦、2候補競り合う 世論調査、3割「意中」未定
(2015年4月23日午前11時01分)
 福井新聞社は2015年4月26日投開票の敦賀市長選について、有権者の動向を探るため19〜21日、電話による世論調査を行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、敦賀市長選の序盤戦は、ともに新人で、測量会社役員の渕上隆信候補(54)=金山=と設備工事会社社長の中村紀明候補(60)=津内町1丁目=が競り合っている。ただ、有権者の3割余りが意中の候補を明確に決めていないため、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。

 今回は現職の勇退により、20年ぶりの新市長を選ぶ選挙となるため、「非常に関心がある」「少しは関心がある」を合わせると83%。投票に「必ず行く」と答えた人は70・7%に上った。

 渕上候補は男女ともに浸透し、年代別では40代と70歳以上の支持が多い。中村候補は50代に強く、20〜30代と60代でも一定の支持を得ている。一方、「まだ決めていない」と回答した有権者は20〜40代で4割近くおり、全体で31・3%に上った。また「決めている」「だいたい決めている」とした人のうち、3割強は候補者名を回答しなかった。

 新市長に望む施策は、人口減少時代を反映し「高齢化・福祉対策」が17・8%と最も多く、「中心市街地活性化や観光振興」「少子化対策や教育政策」「産業振興」がほぼ同割合で続いた。

 日本原電敦賀原発の廃炉や破砕帯問題を抱える「原子力政策の推進」は、原発停止が長期化していることに加え、両候補とも共存の立場を取っている影響からか、優先度は低い結果となった。計画が中断している敦賀原発3、4号機の増設については「賛成」「どちらかといえば賛成」を合わせると49・3%、「反対」「どちらかといえば反対」が44・7%と拮抗(きっこう)している。
 投票する人を選ぶ基準は「政策や公約」が38・3%と最も高く、「人物や人柄」26・3%、「地域や仕事のつながり」21・5%と続いた。

 【調査の方法】敦賀、あわら各市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為抽出した電話番号にかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施。告示日の19日から21日までの3日間、調査員が個別に電話して回答を求めた。20〜39歳、40〜49歳、50〜59歳、60〜69歳、70歳以上の男女で、敦賀は各60人計600人、あわらは各50人計500人から回答を得た。

5108チバQ:2015/04/23(木) 22:48:20
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/69442.html
原発停止続き原子力政策優先度低下 敦賀市長選世論調査で現状浮き彫り
(2015年4月23日午前7時20分)
原発は「徐々にゼロへ」が最多の4割超、敦賀原発3、4号機も4割が増設反対―。敦賀市長選では両候補とも原子力との共存共栄を掲げるが、原発停止が日常化する中、多くの市民にとって原子力政策の優先度は高くなく、冷静な視線が向けられている現状が、福井新聞社の世論調査で浮き彫りになった。

 政府はエネルギー政策の焦点となっている2030年の電源構成比率について、原発の割合を東日本大震災が起きた10年度の28・6%から大幅に引き下げ、2割程度とする方向で検討している。

 これに関連し望ましい原発の割合を聞いたところ、「大震災前の割合を維持していく」が36・5%だったのに対し、「徐々に減らしゼロを目指す」が41・8%で最多。「さらに増やす」は8・5%、「すべてすぐに廃炉」は7・7%だった。

 市内では日本原電敦賀原発1号機の廃炉が決まり、2号機も破砕帯問題で再稼働は見通せない。市長選の両候補は原発を「地場産業」と位置付け、疲弊した市内経済の立て直しや雇用確保の観点から、計画が中断したままの3、4号機増設を望む立場だ。

 増設については「賛成」「どちらかといえば賛成」が計49・4%と半数に迫る一方、「反対」「どちらかといえば反対」も計44・7%に上った。年代別に見ると、20〜40代は過半数が増設を望んだのに対し、70代以上は反対の立場が半数を超え、仕事を抱える現役世代ほど増設を求める傾向だった。性別で見ると「賛成」は多数が男性。「反対」は男女同数だった。

5109チバQ:2015/04/23(木) 22:48:52
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/69478.html
あわら市長選、現職橋本氏がリード 世論調査、大下氏追い上げ狙う
(2015年4月23日午前11時12分)
福井新聞社は2015年4月26日投開票のあわら市長選について、有権者の動向を探るため19〜21日、電話による世論調査を行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、あわら市長選は序盤戦、3選を目指す現職の橋本達也候補(60)=田中々=が、元市議で新人の大下重一候補(68)=花乃杜4丁目=をリードしている。ただ、意中の候補を決めていない有権者が約2割おり、動向によって情勢が変わる可能性がある。

 調査結果によると、橋本候補は男女ともに支持を集め、全世代に浸透している。大下候補は60代に食い込んでいる。一方で、意中の候補者を「まだ決めていない」「分からない・無回答」と答えた有権者は23・2%となった。
 2007年以来8年ぶりとなる市長選への関心は高く、「非常にある」「少しはある」を合わせると84・2%に上った。関心の高さを裏付けるように、投票に「必ず行く」「できるだけ行く」と答えた有権者は8割を超え、「期日前投票する」と合わせると96・2%を占めた。

 投票する人を選ぶ基準は「政策や公約」が32・2%で最も多く、「人物や人柄」(23・4%)、「経験や実績」(19・6%)と続く。「政策や公約」は男女ともにトップだが、2番目に重視する点は男性が「経験や実績」、女性が「人物や人柄」と違いが出た。年代別でも大きな変動はないが、70代以上は唯一、「人物や人柄」が「政策や公約」を上回った。

 市長に望む施策では「高齢化・福祉対策」がトップで「市街地活性化・観光政策」が続いた。

5110チバQ:2015/04/23(木) 22:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/local/mainichi-20150422k0000m010100000c.html
<統一地方選>石川県川北町長5連続無投票…伝統の割り振り
毎日新聞2015年4月21日(火)21:44
<統一地方選>石川県川北町長5連続無投票…伝統の割り振り
(毎日新聞)
 統一地方選後半戦の町村長、町村議選が21日、スタートした。前半戦に続き、多くの町村で無投票の当選者が決まった。人口減に直面する町村では自治の担い手不足が深刻化している。一方、人口が増えていても地域の事情で無投票になったケースがある。その一つが5回連続無投票の石川県川北町長選だ。背景には、町長のなり手を地区ごとに選んできた独特の政治風土に加え、豊かな税収による手厚い住民サービスがある。

 川北町長選は、現職で無所属の前哲雄さん(61)が無投票で再選を決めた。前さんは事務所で「さまざまな計画や事業の実行を町民の皆さんから託してもらった。責任の重さを実感している」と述べた。1980年の町制施行以来、今回を含めて計9回の町長選があり、選挙戦となったのは95年の1回だけ。1999年以降、無投票は5回連続だ。

 町関係者によると、明治期の旧3村から成る川北町では長年、町三役のポストを旧村ごとに一つずつ配分する慣習が続いてきた。現在も町長、副町長、教育長は各旧村の出身者に割り振られている。元町議は「一つにまとまっていこうという雰囲気の中でやってきた」と話す。

 町内では手取川沿いの好立地に、大手電器メーカーや食品会社などの工場が相次いで進出。税収を元手に2000年、中学生以下の医療費無料化を県内で初めて実現し、水道料金や保育料も安い。人口は約6200人で、1970年から約2000人増えた。連続する無投票にも50代女性は「人口も増えており、町内で争いが生じないからいいのではないか」と肯定的だ。

 一方、町長選と同じ21日に告示された町議選(定数10)には11人が立候補し、20年ぶりに選挙戦となった。町関係者によると、これまで22の地区ごとに調整し、定数と同じ候補者を選んできたが、今回は崩れた。

 現職の一人は「人口が増え、すり合わせができなくなったのではないか」とみる。しかし、各地区の間でしこりを残さないよう、どの陣営も選挙カーは使わないという。【中津川甫】

5111チバQ:2015/04/24(金) 23:08:55
>>4942>>4951
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk20010028000c.html
’15統一地方選:民・社系、第2会派維持 県議会「信州・新風」に改称 /長野
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 県議選(定数58、現任期満了は29日)を受けた県議会の会派再編で、第2会派の民主・社民系「改革・新風」は23日、県庁議会棟で会合を開き、名称を「信州・新風」に変更すると決めた。改選前より1減の13人となったが、第2会派は維持する見通し。

 同会派は現職の引退や相次ぐ落選で、改選前より5人減の9人となっていた。加入を働きかけた結果、民主党が推薦した「無所属改革クラブ」の小林東一郎氏や、解散が決まった保守系会派「県政ながの」の高橋宏氏の現職2人が合流。さらに同党公認の埋橋茂人氏ら新人2人も加え、ほぼ現勢力を維持した。新会派代表に就いた下沢順一郎県議は「(無所属議員も加わり)党派色は薄まった。県民の幅広い声を聴く会派を目指したい」と述べた。

 一方、無所属議員らでつくる「県民クラブ」は同日、新人3人を加えた7人で新たに「新ながの」の結成を決めた。現勢力から1増となる。これまで統一会派を組んでいた公明党(3議員)との連携について、宮沢敏文会長は「今後、協議した上で決めたい」と説明した。【福富智、稲垣衆史】

5112チバQ:2015/04/24(金) 23:14:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk18010337000c.html
’15統一地方選:敦賀市長選の課題 新産業創出、企業誘致が鍵 原発、再稼働の見通したたず /福井
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 任期満了に伴う敦賀市長選(26日投開票)は、元自民党敦賀市支部幹事長の中村紀明氏(60)=自民推薦=と、元市議の渕上隆信氏(54)の無所属2氏が激しい論戦を展開している。両候補とも原発を容認する姿勢だが、日本原子力発電敦賀原発1号機の廃炉が決定し、他の2原発も原子炉直下の地中にある破砕帯問題などで当分は再稼働の見通しすらたたない。半世紀以上にわたって共存共栄してきた原発に代わる新しい産業の軸を創出し、自立することが敦賀市の課題だ。【近藤諭】

 「雇用も生まれ、低迷する敦賀市の経済にとって明るい話題だ」。河瀬一治市長は22日、同市莇生野(あぞの)に市が整備した産業団地(13・8ヘクタール)の2区画(約0・8ヘクタール)を新たに買い増したプラスチック成形加工業「アイケープラスト」(同市莇生野)との土地売買契約調印式で、満面の笑みを浮かべた。土地代を含めた工場の総工費は約16億円で、地元中心に30人の正社員雇用が確保される。「引き続き地元経済の発展に力を貸してほしい」と同社の生駒哲也社長と交わす握手に力を込めた。

 現状では敦賀市は、原発なくして成りたたない。1970年に敦賀原発1号機、87年にも同2号機が運転を開始。95年には高速増殖原型炉もんじゅが発電を開始した。原発作業員相手の宿泊業や飲食業が繁盛し、市には2013年度までに約522億円の電源3法交付金が入った。15年度の当初予算でも2割超を占める約51億円が電力関係の歳入だ。

 しかし、敦賀原発1号機の廃炉が決定し、歳入は来年度から実質4億円減少する。2号機も、原子炉直下の地中にある破砕帯を原子力規制委員会の有識者調査団から活断層だと認定され、再稼働どころか廃炉になる恐れもある。その場合はさらに十数億円の歳入減が見込まれ、原発以外の産業育成が喫緊の課題になっている。

 そのため、市は04年から莇生野地区の産業団地の分譲を始め、田結地区にも18年度の造成を目指して新産業団地(約7・1ヘクタール)を計画している。原発立地地域で電気料金が8年間半額になる国の優遇策や、最大4億円の市の補助金などをアピールし、既に莇生野地区の約83%を売却。約250人の地元雇用を創出した。

 「脱原発依存」にはこうした産業団地を中心とした企業誘致の成否が鍵を握るが、隣接する原発立地自治体の美浜町でも来年4月に産業団地が完成する予定で、今後は競争が激化する。新たな企業を呼び込み、確実に雇用や税収増に結びつけることができるか。新市長の手腕が問われている。

5113チバQ:2015/04/24(金) 23:44:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20150423-OYTNT50204.html
議員なり手不足解消を 白川村
2015年04月24日

 世界遺産の合掌集落・白川郷で知られる白川村。統一地方選後半戦の村議選(定数7)は、8人が立候補して選挙戦となっている。村議会は昨年9月、今回から定数を1減し、議員報酬を月額14万5000円から18万円に引き上げることを決めた。前回は無投票だったことから、議員のなり手不足を少しでも解消しようという狙いがあった。

 今回は現職6人、新人2人が立候補し、連続無投票は免れた。告示直前に出馬表明した新人は「自分の考えを村政に反映させたいとの思いから立候補を決意した」と話す。

 現職の一人は「議会改革をして選挙になったんだと村民に理解され、評価を聴けることは村民のためにも自分にも良いこと」と選挙の意義を強調する。別の現職は「実際には子供を持つ若い人が、議員だけで生活するのは難しい。だが、新人2人が出馬したことは大きな一歩」と評価する。

 8年ぶりの選挙に、有権者の女性(55)は「無投票では村民の意識が議会に伝わらないし、議員も投票結果で自分の評価が分かって良いと思う」。男性(80)は「若い人が村政に関心を持ってもらえるようになれば」と話していた。

2015年04月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5114チバQ:2015/04/24(金) 23:50:31
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150424/201504240928_24789.shtml
県内2市長選、激戦 統一選後半情勢 2町長選も
2015年04月24日09:28
 県内統一地方選の後半戦は、土岐と瑞穂の2市長選、垂井と坂祝の2町長選、岐阜市や養老町など9市7町1村の議員選が選挙戦となり、26日の投開票に向けて各地で激しい集票合戦が展開されている。岐阜新聞社は23日までに本社、支社、総支局の取材をもとに市町長選と市議選の情勢を分析。いずれも激戦で、予断を許さない状況にある。

 土岐市長選は、地元政財界の支援を受けて再選を目指す無所属現職の加藤靖也氏(60)を、草の根活動で支持浸透を図る無所属新人で元名古屋市議の加藤修氏(42)が激しく追い上げる。

 瑞穂市長選は、市議会最大会派の支援を受ける無所属新人棚橋敏明氏(65)と、3選を狙う無所属現職の堀孝正氏(73)が激しく競り合い、草の根活動で票を積み上げる無所属新人の鳥居佳史氏(60)が追う展開。

 垂井町長選は、4選を目指す無所属現職の中川満也氏(60)と、無所属新人で元町議の藤墳理氏(54)がしのぎを削り、無所属新人で学習塾経営の井上正貴氏(49)が追い上げる。

 坂祝町長選は、3選を目指す無所属現職の南山宗之氏(59)と、多くの町議の支援を受ける無所属新人で元町議の和田雅彦氏(55)が競り合う。

 9市議選(岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐)は、総定数201に対して237人が立候補し、全ての市で選挙戦が繰り広げられている。

5115チバQ:2015/04/24(金) 23:51:17
>>5111
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150423-OYTNT50240.html
自民県議団 22人に増加へ
2015年04月24日
 県議選で公認候補の当選が16人にとどまった自民党の県議団が22人と、改選前の19人から増える見通しとなったことが、23日分かった。不調だった民主・社民の議員が保守系無所属議員とつくる統一会派「改革・新風」は、名称を「信州・新風」に変えて13人を確保。副議長ポストを狙える第2会派を維持しそうだ。


 24日に会派決定の期限を迎える。自民は、保守系無所属に声を掛け、23日までに当選1回の3人を含む6人の会派入りが確実となった。一方、民主・社民の公認・推薦9人と、保守系無所属の4人は23日、新会派での顔合わせをした。代表の下沢順一郎氏(松本市)は「民主・社民の色を薄め、保守系リベラルを目指す」と語った。

 一方、このほかの無所属の7人はこの日、新たな政治団体「新ながの」の設立を発表した。現職3人を抱える公明と新ながのが統一会派を組めば、8人の共産を抜いて第3会派となるため、最終調整を続ける。

 当選1回の寺沢功希氏(安曇野市)と今井愛郎氏(諏訪市)は新会派「みらい」を結成。前衆院議員で松本市区トップ当選の維新の百瀬智之氏は既存会派に属さない見通し。

2015年04月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5116チバQ:2015/04/25(土) 00:21:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00000036-at_s-l22
行政区再編の成否左右 浜松市議会、会派構成の駆け引き活発
@S[アットエス] by 静岡新聞 4月20日(月)14時20分配信

行政区再編の成否左右 浜松市議会、会派構成の駆け引き活発
緊張した面持ちで当選証書付与式に臨む浜松市議選の当選者ら=13日午後、浜松市役所
 行政区再編が主な争点の一つになった統一地方選の浜松市議選(定数46)が終わり、改選後の会派編成をめぐる動きが水面下で活発化している。区再編は鈴木康友市長が市長選で公約したため、次の任期中には論戦が本格化する見込み。新たな会派構成が成否を左右する可能性があり、5月1日の届け出期限までさまざまな思惑が交錯しそうだ。
 「よろしくお願いします」。新市議に当選証書が付与された13日、最大会派・自民党浜松の控室に新人の声が響いた。ベテランの引退や落選で現職が改選前の21人から12人に減少。党推薦者ら新顔6人と他会派の1人が加入する見通しだが、過半数には届かない。
 同会派には区再編に慎重姿勢の市議が多い。3選を果たした鈴木市長を相手に議論の主導権を握るには、少しでも勢力を増やしたいのが本音だ。「別の新人にも声を掛ける」(ベテラン市議)「どこと手を組むか考える」(幹部)と勢力拡大を模索する。
 こうした自民の思惑に、鈴木市長に近く、現状8人の第2会派・創造浜松は「自民の中にも温度差がある。同じ考えを持つ人間が集まるべきだ」(幹部の一人)とけん制する。
 改選前は第3会派だった市民クラブも悩ましい立場。労組系が集い、現職と新人合わせて1人減の5人を確保したが、増減なしの公明党、3議席増やした共産党市議団と並んだ。代表質問が可能な交渉団体に躍進した共産は区再編に反対。市民クラブは鈴木市長を支える勢力の一つだけに、存在感を高めるにはさらに数人欲しい。幹部は「数合わせはしたくない。でもアプローチはしないと」と複雑な胸の内を明かす。
 勢力図の鍵を握るのは、独自路線で当選した新人、元職計4人。結集の可能性を探る動きもあるが、考え方の違いから難しそう。一人は複数の会派から誘いがあるといい、「期限ぎりぎりまで検討したい」と慎重を期す。
 市長選大勝で区再編に意欲を見せる鈴木市長だが、会派の勢力が拮抗(きっこう)したことで議会対策はさらに難しくなったといえそうだ。

浜松市議会の会派 2015年春の市議選改選前は6会派で構成していた。勢力は自民党浜松21人、創造浜松9人、市民クラブ6人、公明党5人、共産党市議団2人、社民党浜松1人の順だった。所属議員が4人を超えれば、代表質問などを行える交渉団体になる。今回、当選した新市議の任期は5月1日から4年間。

5117チバQ:2015/04/25(土) 11:22:21
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/69615.html
敦賀市長選挙、激しい競り合い 終盤にかけ票の上積みに必死
(2015年4月25日午前7時00分)
 68年ぶりに新人同士が争う福井県の敦賀市長選は、中村紀明候補(60)と、測量会社役員の渕上隆信候補(54)が激しく競り合っている。陣営は投票率が前回並みの70%前後になるとみており、当選ラインは2万票と想定。終盤にかけて総決起大会を開くなど票の上積みに必死となっている。

 両候補とも、原発推進の立場で争点が少ない中、原発長期停止で低迷が続く経済の再生、北陸新幹線延伸を見据えたまちづくりを訴えている。

 中村候補は市内をくまなく回り、各所で街頭演説をこなす。個人演説会では雇用創出や高齢者福祉などを訴え、相手地盤の粟野地区でも浸透。告示後に自民党推薦を得て、企業・団体の反応が良くなった。24日の総決起大会には県選出国会議員や県会議員らが駆け付け、支援を強く訴えた。

 渕上候補は終盤戦、手薄だった郊外エリアにも積極的に選挙カーを走らせ「敦賀再生」を訴え。次点だった前回選挙に比べ、草の根的な支援に加えて企業団体の支持も増え「街頭宣伝では支援者に握手を求められることが多く、時間通り進められないほど」と手応えを感じている。

 投票は26日午前7時から午後8時まで市内28カ所(白木公民館は午後7時まで)で行われ、同9時から開票される。18日現在の選挙人名簿登録者数は男性2万6495人、女性2万7782人の計5万4277人。

5118チバQ:2015/04/25(土) 11:25:29
http://www.shinmai.co.jp/news/20150425/KT150424ATI090032000.php
議会構成ほぼ固まる 県会会派届け出 締め切り
04月25日(土)
 県会は24日、改選後初となる5月11日招集の臨時会を前に、各県議が所属する会派の届け出を締め切った。現在の第1〜4会派を基盤にした自民党県議団(22人)、信州・新風(13人)、新ながの・公明(10人)、共産党県議団(8人)のほか、新人2人がみらい、新人1人が維新の党で届け出た。残る現職1人と元職1人は無所属となった。

 臨時会に向けてさらに合流を探る動きがあるものの、自民党県議団を最大とする会派構成はほぼ固まった。今後は議長、副議長ポストなどをめぐる会派間の駆け引きが活発化しそうだ。

 自民党県議団(本郷一彦団長)は、改選前の19人から3人増。党公認や推薦で当選した現職・新人計18人全員のほか、新任期では存続しないと決めた現在第5会派の県政ながのの現職や無所属新人も加わった。信州・新風(下沢順一郎代表)は、無所属や民主、社民両党所属議員でつくった改革・新風を母体に、県政ながのや無所属改革クラブの現職らが入った。

 県民クラブから改称した新ながの(7人)は24日に県議会棟で開いた総会で、引き続き公明党(3人)と統一会派を組むと決定。計10人で第3会派が確定し、村上淳氏が会長に就いた。

 過去最多の8人が当選した共産党県議団(小林伸陽団長)は第4会派となり、みらいは今井愛郎代表と寺沢功希氏で結成。百瀬智之氏は維新の党で届け出た。政党の場合は1人でも党名の呼称を認めた例があるが、今回も同様に扱うかは新任期の県会で協議する。元職高島陽子氏のほか、所属先が未定だった現職今井正子氏は無所属での活動を決めた。


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