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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1321名無しさん:2010/04/26(月) 15:48:35
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042202000216.html
【河村vs市議会】名古屋の乱<1> 議場に緊張感と混乱
2010年4月22日

議長から不適切発言についての注意を受け、手を挙げて発言を求めるが認められない河村市長=21日午前、名古屋市議会で

 21日、名古屋市議会の臨時会は減税の継続など3議案をあっさり否定し、閉会した。「議会は職業議員の殿堂になってしまった。なめとる。市民が立ち上がるしかない」

 独特の言い回しで、市長の河村たかしは議会を全否定する。その先にあるのは解散請求(リコール)。議員の総取っ換えである。

 議会と市長のけんかが続いたこの1年。議場は様相を変えた。緊張感にあふれ、しかし乱れた。かつては市長の答弁はもちろん、議員の質問すら役所が用意した文章を粛々と読み上げた議場に、激しいヤジが飛び交う。予定調和はなかった。

 強敵相手に、議会は目を覚ます。政務調査費は全面公開し、費用弁償は廃止。政策的な議案を立案し、議会基本条例も作り上げた。「相手が河村だからこそ、できたことは否定しない」と、ある市議は認める。

 20年近く議会の傍聴を続ける市民活動家は言う。「報酬半減はむちゃくちゃ。でも、それぐらい言わないと、議会は動かない。馬耳東風だった議会は、河村市長になって少し変わった」

 3月末のうららかな春の夜。河村の憤りが収まらなかった。4月に臨時会を開いても2月定例会と「結果は同じ」と議長が発言したとラジオのニュースが伝えたからだ。

 「討論を前に、議長が結果を予測するとはふざけとる。この間は採決時に笑っている議員もいた。許せん」。議論を尽くせば結論は変わる、と本気で思っていた節もある。司法試験に9回落ち、人生のどん底から「政治家」を目指した河村は、議会に理想を求める青くささも併せ持つ。

 考えをまとめる手法は独特だ。ブレーンに相談し、居酒屋などで市井の声にも耳を傾ける。ぶれまくり、悩みまくる。自転車街宣の感触だけで、選挙の得票数をぴたりと当てるなど、世論をかぎ取る能力にたけている。そして、いったん決めたら、もう引かない。

 議場で集中砲火を浴びても、「議員の報酬を半減し、普通の人と同じ給料水準にすべきだ」との信念は揺るがない。落としどころを探る発想は、もはや河村にはない。むしろ「議場の外で、議員と話し合うつもりはない」と大見えを切る。

 それじゃあ市政が停滞するだけ、と元市議。「何かを打ち上げるのはうまいけど、じゃあ何か残したのか。2大公約(減税と地域委員会)も風前のともしび。議会とはちゃんと話し合うべきだ」

 今、河村の脳裏を占めるのは「オール野党」と化している議会との勝負に、勝つか負けるかだ。目指すは市議と市長の同時選挙。リコールが成立すれば自身も辞め、再び立つ。投票率を上げ、河村派の新人を多く議場に送り込むために。

 「名古屋から日本の政治のあり方を変えていきたい。そうでないと『総理を狙う男』を捨てて名古屋に来た意味がない」。河村は高笑いする。(敬称略)

   ×  ×

 河村たかし名古屋市長が就任し、まもなく1年になる。日本初が大好きで破天荒とも称される、その言動は役所内外で物議を醸す。「名古屋の乱」を仕掛ける特異なキャラクターに迫りつつ、今、名古屋で何が起きているのか、今後どうなるのかを考える。

1322名無しさん:2010/04/26(月) 15:48:49

◆名古屋市政 この1年
09年4月26日 名古屋市長選史上最多の51万票余を獲得し当選

     28日 就任

   5月 7日 外郭団体に天下りした元副市長ら4人に退職を勧告

     14日 木曽川水系連絡導水路事業からの撤退方針を表明

   7月 7日 6月定例会が閉会。同市で初めての民間出身の副市長案を同意。特別職の政務秘書は否決

   8月 7日 市長の指示で裏金を再調査し、新たに3900万円が発覚。その後、学校現場にも広がり、横領容疑で逮捕者も

     10日 名古屋城本丸御殿の復元事業の継続を表明

   9月13日 「消えた年金」問題で、市独自の電話や訪問調査を表明。全国の自治体に広がる

  10月27日 激化する議会との対立に、議会の解散請求が成立した時は「自らも辞職し、信を問う」と明言

     31日 政治団体「河村たかしと名古屋を考える会」が発足

  11月12日 定数と報酬の半減など議会改革案を公表

  12月 9日 11月定例会が閉会。「地域委員会」のモデル実施が決定

     22日 「万策尽きた」と天白区平針の里山開発を許可。その後、業者が5億円の賠償を求め市を提訴

      同日 臨時会で再議の末、「市民税10%減税」を可決

     25日 指定都市市長会長に立候補。2票差で神戸市長に敗れる

     31日 「陽子線がん治療施設」の建設再開を表明

10年3月19日 2月定例会で、議会の憲法「議会基本条例」が成立

     24日 定例会が閉会。当初予算案を大幅修正、減税も1年限りに。議会改革案は73対1で否決。

   4月21日 議会改革などを再提案した臨時会が閉会。2月定例会と同じ結論に

1323名無しさん:2010/04/26(月) 15:49:42
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042302000149.html
【河村vs市議会】
名古屋の乱<2> 「庶民こそ正義」執着
2010年4月23日

降りしきる雨の中、議会解散を求める署名を訴える河村名古屋市長=22日、名古屋市名東区で


 22日早朝。名古屋市長、河村たかしは市郊外の地下鉄駅前でマイクを握った。首長自ら、議会の解散請求(リコール)を求める署名活動の先頭に立つ。異例の光景だ。強い雨は降りやまない。憂うつそうな通勤客と対照的に、河村は意気揚々と語る。「減税は政治の原点。応援してちょーよ」

 高い知名度と人気。お年寄りから高校生にまで握手や記念撮影を求められる市長はそういない。本紙の世論調査では、支持と不支持双方の理由に「人柄」が上位に入った。まれな政治家である。

 市長選さなかの約1年前も春雨の日だった。「雨は、なかなかええんだわ」。かっぱ姿で自転車にまたがり、喜々として街宣へ。「雨ニモマケズ」という風情で手を振る市長候補を、テレビカメラが追った。

 自らの言動が市民にどう映るか。ニュース価値はどうか。地元だけでなく在京紙も報じるか。常に脳裏にある。国政を志した20年余り前、マスコミに全く相手にされなかった無念さが背景かもしれない。

 「議会は王様」「庶民革命」「減税発祥の地」「民主主義のつくしんぼ」…。重要な政治局面でワンフレーズを駆使する。「わし、いつも考えとるんだわ。この後(テレビカメラに)なんて言おうか」。紛糾する議場から出てきたばかりの河村がそう漏らしたこともある。

 この1年で、市政の情報公開は進んだ。記者会見は毎週欠かさず、幹部会は報道陣に全面公開。市民の行政参加にも積極的だ。名古屋城本丸御殿再建や木曽川水系連絡導水路からの撤退など、節目節目で市民を集め、公聴会を開き、その意見を反映しようとする。

 自民市議、桜井治幸の名言がある。「人の憎しみに火を付けるヒトラー的手法」。この不況下で市議の報酬や減税を市民に問えば、本質的な議論とは別に、今のままで良いと答えるはずがない。そこに付け込んでいるというわけだ。


 行政経験の長い元市幹部は、河村の行政手法を「ポピュリズム(大衆迎合主義)」とも、目的のために手段を選ばぬ「マキャベリズム」とも指摘する。民意が常に正しい方向を示すとは限らない。「市民の意見は聞いても、市民代表の議員の声は聞かない。間接民主主義の否定。このまま進んで大丈夫だろうか」。そう懸念する。

 服装や行儀も気にせず、時に寝癖もそのまま。そのずぼらさを毛嫌いする人もいれば、裏表のない庶民くささを愛する人もいる。「政治家になっても昔と何も変わらない。ある意味、えらい」と小中高の同級生は言う。

 「(市長選で獲得した)51万票の負託に応えるには、議員や役人に取り込まれてはいけない」。河村の根底にある気負いは、独走の危うさとも背中合わせである。 (敬称略)

1324名無しさん:2010/04/26(月) 15:50:39
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042402000186.html
【河村vs市議会】
名古屋の乱<3> 腹割れる「家臣」なく
2010年4月24日

昨年4月28日、初登庁して職員らの歓迎を受ける河村市長


 「ええですね。素朴なところが」。徹底的に「役人」を攻撃してきた名古屋市長、河村たかし。市職員に対する、就任後の総評である。愚直に仕事に取り組む職員の資質を素直に喜ぶ。

 河村は職員を「さん」付けで呼ぶ。終日そばで仕える秘書すらも。ミスを起こした職員をしかりつけることもない。「怒鳴られなかった部下は一人もいない」と称された前市長とは対照的。職員は「意見が言いやすくなった」と口をそろえる。

 この1年。がん治療施設の凍結と再開、「消えた年金」の独自調査、木曽川導水路からの撤退…。市長の決断で施策が決まり、職員が右往左往することもしばしば。直属の部下に対してすら説明不足を指摘される。

 職員が施策を説明する「レク」の雰囲気も、前市長時代とは一変した。役所外での公務には積極的な河村も、役所にこもるレクは好きではない。

 市幹部はやや皮肉交じりに言う。「日本初とか、名古屋から国を変えるとか、大きな話には興味はあるが、小さな話には全然。役所の仕事は、目の前で起きる現実問題をどう解決するかなのに」

 河村の事務所の壁には、河村直筆の格言が張られている。「(相手を)説得しようとしてはいけない。納得してもらわなければいけない」。その言葉のように、市幹部らは、河村の真意をもっと知りたいと願っている。

 あらゆることに河村が目配りできるはずがない。「(河村が好きな)織田信長はいろいろ改革を成し遂げたが、羽柴秀吉や柴田勝家ら家臣軍団が支えた」と行政経営に詳しい元市幹部は強調する。

 歴代の市長には名参謀がいた。河村にも3人の副市長がいるが「いずれも参謀タイプではない」とは衆目一致するところだ。


 今春の人事異動。意外性も、大抜てきもなく、当局がつくった原案を丸のみした。河村は、いまだに職員をよくは知らない。

 財政悪化もあり、市は職員を減らし続ける。労組の幹部は「市民のために『ひと肌脱いでちょ』と言われ、人件費の大幅カットをのんだ。なんとか減税を実現しても『次はもっと減らすでよ』。力が抜けてしまう」。職員のモチベーションが低下することを危惧(きぐ)する。

 部下を怒鳴りつけた前市長の“熱さ”は、期待の裏返しだったともいえる。河村は職員を大人扱いしているようで、一定の距離をおいているとも、そもそも興味がないとも周囲には映る。

 河村は過去3回、民間から秘書を登用する案を議会に諮り、否決された。腹を割って話ができ、役所の枠を超えて手足となって動く「家臣」を求めているが、今の河村にはいない。 (敬称略)

1325名無しさん:2010/04/26(月) 15:51:40
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042502000125.html
【河村vs市議会】
名古屋の乱<4> 肝いり政策足踏み
2010年4月25日

市議会臨時会で天を仰ぐ河村市長。今後の市政をどう見据えるのか=19日、名古屋市議会で


 人事異動の春。「1年たって振り出しに戻った感じ。デジャブ(既視感)の日々」。名古屋市幹部の言葉に実感がこもる。市民税10%減税を来年度も続けるか、議会では議論が続く。新しく財政担当になった職員が「恒久減税なんか本当にできるのか」と疑問の声を上げるたび、幹部らは市長の河村たかしに投じられた51万票の重みを繰り返し説く。

 減税と地域委員会は河村の2大公約。河村は口を開くたびに「日本初だでね」と強調するが、逆に役所の常識や価値観からすれば抵抗感が強い。ただ、民意の重みは職員に迷いや足踏みを許さない。

 昨年の6月定例会。市民税10%減税に疑問を付ける市議の追及に、副市長の住田代一が男泣きする場面があった。部下を見やって「こいつらも…」と言った後、絶句した。彼らの苦悩と努力を振り返ったからだ。住田の心中を知る河村は「役所も捨てたもんじゃないですよ」と漏らした。

 河村は、初めて本格的なマニフェスト選挙を、名古屋市長選に導入したと言える。元市長の公約づくりに関与した職員は話す。「公約は実現可能性とのバランス。普通は『住みやすい』『元気な』など抽象的になる。これだけ具体的では、実現できないときや修正するとき、相当、追い込まれる。職員も大変」

 この1年。水道料金値下げやワクチン接種への助成、ワンコイン(500円)がん検診など、強いリーダーシップで実現した施策もある。「消えた年金」の独自調査は全国に広がり、撤退を表明した木曽川導水路問題は、民主党現政権の判断に委ねられた。

 一方で、民間からの政務秘書や教育委員への塾経営者登用など河村肝いりの人事案は否決され、政策実現は一進一退を繰り返す。

 昨年秋には、議員の定数と報酬を半減させる持論を突き付け、のまなければ議会解散に持ち込むぞと、強烈なブラフ(脅し)を仕掛ける。議会側も窮鼠(きゅうそ)猫をかむ。いったんは成立させた2大公約のうち、減税を1年限りに限定するなど、反撃の姿勢を強めている。

 「民意」を錦の旗印に、河村がいくら力んでも、議決権が議会にある以上、あらゆる政策の実現は、政局と切り離せない。


 河村市政のウオッチを続ける政治学者は「相手からすると、どこまでだったら折り合えるのかが、全く見えない。信頼感が持てないから、妥協しようという気にならない」と指摘し、議会への根回しの必要性を説く。

 周囲から真っすぐしか投げられないとみられている剛球投手。河村本人は「何をこいとる。わしも長いこと政治をやってきましたから。自分の考えを全部通そうとは思ってませんよ」。さて、変化球は持ち球にあるのだろうか。 (敬称略)

1326名無しさん:2010/04/26(月) 15:52:34
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042602000168.html
【河村vs市議会】
名古屋の乱<5> 市長「報酬半減、引かない」
2010年4月26日

インタビューに答える河村名古屋市長=25日、名古屋市熱田区で


 「名古屋の乱」を仕掛けた張本人、河村たかし名古屋市長に、就任から1年の思いを聞いた。市長選のマニフェストづくりで中核を担った後房雄名古屋大教授には寄稿してもらった。1年前はコンビを組んでいた2人は今、意見の相違からたもとを分かっている。

 −就任から1年。

 どえらい長かった。いろいろありましたけど、2月定例議会での減税の1年限りの議決。そこまで、市民をなめとる行動をとるとは、わしも思わんかった。

 −市長が出した報酬半減案によって、議会が猛反発した。

 減税も地域委員会ももともとやらん雰囲気だった。本性が出てきただけで、いつかこうなっていたと思う。減税も、地域委も、報酬半減も議員特権に結びついている。絶対守りたいもん。集団的自衛権の発動ですわ。

 −歩み寄る気は。

 議会改革の対案を出すということになれば、話はしますよ。交渉はね。でも報酬削減が1割で終わりとか、そういうことはない。半減の姿は引っ込めないですよ。

 −何を目指すのか。

 方向性ははっきりしとる。納税者の復権ですわ。今の政治は年収300万、400万円の層がないがしろにされとる。議員や公務員が高い報酬もらって、モラルハザード(倫理観の欠如)が起きとる。

 −リコール開始は。

 参院選後かな。署名集めをする受任者ももう、3000人は集まった。市議選の争点を明確にすることに意味がある。民主主義をつくろうという時に、ためらったらいかん。

 −手法がポピュリズム(大衆迎合)的とも。

 今は議員が2世ばっかりで、庶民の給料は議員や役人の半分。時代的には、間違いなく、庶民の代弁者が必要な時ですわ。庶民の反乱というか。本当は議員もそうだけど。今は職員が、議会に遠慮しとる雰囲気で、思い切った方策がとれん。

 −議会は「市民の縮図」だからでしょう。

 今は、そうなっとらん。職業議員ばっかりで。この際一発、リコールをやってみるのが、神様の命じゃないの。なかなかの人気ですよ、自分で言うのもなんだけど。みんな今の政治おかしいと思ってますから。 =終わり

◆後・名古屋大教授「行政経営の資質に疑問」
 自治体の首長には、政治家と経営者の両方の資質が必要である。内側で密接にかかわった経験から率直に河村市長を評価すれば、政治家としての能力と人気は抜群の一方で、経営者としての能力と関心は極端に低い。

 政治家としても、議会との対立構図をつくってアピールする面では卓越しているが、政治主導の行政経営を推進する面では乏しい。

 河村市長と「決裂」した理由も、市長イメージが食い違っていたことにある。政治主導の行政経営を確立し、マニフェストの項目を着実に実行していくことを期待したが、市長の関心は、議会解散の直接請求から住民投票、議会再選挙というシナリオを実現することに尽きると言っていい。

 経営者としての資質と関心がこれほど乏しい人が、市長をやってよいのかという根本的な疑問の一方で、次の市長選では、それでも勝ってしまうだろうというのが困ったところである。

 名古屋市のような大きな自治体では、市長も議会も政党を基盤にすべきだと思う。河村市長が積年の相乗り体制を揺るがす役割を果たした後は、市政に責任を持つ覚悟のある2大政党が、選択肢を出して競うシステムを目指すしかない。首長も議員も市民が選ぶ2元代表制から、議会が首長を選ぶ議院内閣制など制度改革も必要になる。

 (この連載は豊田雄二郎、北島忠輔が担当しました)

1327チバQ:2010/04/26(月) 20:12:15
保守スレか地方スレか悩みます
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100426-OYO1T00984.htm?from=main1
河村・名古屋市長が地域政党、橋下知事は連携の考え
 名古屋市の河村たかし市長は26日、自らが代表を務める地域政党「減税日本」を発足させた。夏の参院選には候補者を擁立せず、当面は市長の支援団体が目指す議会解散(リコール)後の出直し市議選に候補者を立て、定数75の過半数の確保を目指す。19日に地域政党「大阪維新の会」を旗揚げしたばかりの大阪府の橋下徹知事は「地域政党ができるのは当然の流れで、大賛成」と歓迎し、連携していく考えを明らかにした。

 河村市長はこの日、報道陣に対し、「日本中が増税の嵐で、今の政党には税金を減らすという発想がない。名古屋からその動きをつくる」と語った。

 河村市長が「市民税10%減税」の恒久化を目指した条例改正案は、昨年末に市議会でいったん可決されたが、今年3月には財政悪化を懸念した市議会が1年限りに修正し、今月21日の臨時議会でも、市長が提出した恒久化案は否決された。

 橋下知事はこの日、府庁で報道陣に対し、昨年9月の堺市長選で自身が支援した候補者の応援に河村市長が駆けつけたことに触れて、「できることがあるなら、連携していきたい」と述べ、出直し名古屋市議選が行われた場合に応援に入る可能性を示唆した。

(2010年4月26日 読売新聞)

1328チバQ:2010/04/27(火) 21:32:40
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100427ddlk22010240000c.html
県議会:民主系会派、正副議長奪取で一致 ポスト争いが本格化 /静岡
 県議会の最大会派で、民主党系の「平成21」は26日、会合を開き、新たな正副議長ポストの獲得を目指すことで一致した。選出は多数決で決まるため、自民党系の2会派は20日、結束して党所属県議を推す方針を確認している。平成21も奪取に名乗りを上げたことで、選出のための5月18日の臨時議会に向けて民主、自民両陣営のポスト争いが本格化する見通しだ。

 県議会の定数は74だが、欠員が2人いるため過半数は37。これに対し自民党系2会派は合わせて37人いるが、内部で対立を抱えているのが実情だ。

 一方、平成21は最大会派だが、22人の勢力にとどまる。このため同会派の所属県議は「川勝県政を発展させるという共通項で仲間を募っている」と述べ、他の会派を巻き込んだ多数派工作を始めていることを明かした。【平林由梨】

毎日新聞 2010年4月27日 地方版

1329チバQ:2010/04/27(火) 21:59:03
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100427ddlk22010230000c.html
川勝知事:「何であんなもの飾る!」 空港内ペットボトル茶広告に不満あらわ /静岡
 ◇伊藤園「発言の真意分からない」
 川勝平太知事が26日、静岡空港内にあるペットボトル茶の広告について「何であんなものを飾るのか。煎茶(せんちゃ)の文化だからボトルは困る」と、あげつらう一幕があった。

 静岡茶を「空の玄関」でもっと売り込むべきだ、との熱意のあらわれとみられるが、広告を出している大手飲料メーカー「伊藤園」は「やめろというなら掲示をやめるが、広告料は払っている。知事の発言の真意が分からない」と話している。

 知事の発言は、自民党県連の幹部らが新茶の凍霜害への対応を求めて訪問した際、飛び出した。面会は報道公開され、川勝知事は、空港ビル内の同社広告について「静岡のお茶か、と思ったら、東京(の企業)だ」とも述べ、不満をあらわにした。同社などによると、この広告はペットボトル茶を茶畑をあしらってPRしている。

 同社広報部は「広告のデザインは空港会社とも相談し、静岡の茶畑もイメージした。静岡茶も商品に入っており、県内の契約農家の支援にも力を入れている」と説明している。【竹地広憲】

1330チバQ:2010/04/28(水) 00:02:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20100426-OYT8T00194.htm
衝突事故起こし、県議重傷
相手女性も骨折
 25日午後0時10分頃、大台町明豆の国道422号で、同町小滝、大野秀郎県議(72)の軽乗用車が反対車線にはみ出し、同町の女性看護師(42)の乗用車と正面衝突し、大野県議は腰の骨を折る重傷、女性は肋骨(ろっこつ)を亀裂骨折して軽傷。

 大台署の発表によると、現場は片側1車線の見通しの良い直線道路。大野県議は同署の調べに、「なぜ対向車線にはみ出したかは覚えていない」と話しているという。大野県議は松阪市内でのイベントに参加し、帰宅途中だった。

 大野県議は3期目。最大会派「新政みえ」の副代表を務めている。

(2010年4月26日 読売新聞)

1331チバQ:2010/04/29(木) 20:01:47
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100428000000000007.htm
公明県議団 平成21副議長候補に投票へ
04/28 08:00
 県議会会派の公明党県議団(阿部時久代表、県議6人)は27日、議員団会議を開き、5月臨時会の正副議長選で、議長選では自民党候補に票を投じるものの、副議長選は民主党系の最大会派平成21(22人)の候補を推す方針を固め、平成21との協議に入った。
 県議会は現在72人で、第2会派の自民党県議団(19人)と第3会派の自民改革会議(18人)が一致して行動すれば過半数となる。ただ、自民党系県議の中にも「平成21が最大会派になった以上、議長、もしくは副議長が出ないのは不自然」との声があり、自民の正副議長独占は不透明な情勢となった。
 自民の両会派は27日、監査委員候補を選出しない異例の方針を決定。事実上、同ポストを公明に譲り、多数派工作を有利に進めようとした。だが、公明は議会改革、議会活性化の視点から、自民による正副議長の独占でなく、平成21の副議長獲得に同調する方針に傾いたとみられる。
 平成21はこれまで、正副議長の獲得を目指し、公明や民主党・無所属クラブ(4人)、複数の自民党系県議らと話し合いを重ねていた。公明との協議入りを機に、自民の議長候補には賛同し、自前の副議長候補に自民系の一部議員の支持を得る方策の検討を始めたもようだ。30日に役員選考委員会を開き、正副議長候補を決める予定。
 27日、自民党所属県議の全体会議を開いた遠藤栄幹事長は「正副議長は命をかける気持ちで獲得すべき。最善の努力をし、仲間を信じている」と述べた。

1332名無しさん:2010/05/02(日) 01:57:01
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100501ddlk23010187000c.html
河村・名古屋市長:減税・議会改革、「材料」集めて論戦へ−−再々提案延期で /愛知

 市民税10%減税の恒久化や議会改革などの市議会への再々提案を、5月臨時会から6月定例会へずらす方向で調整していることが分かった名古屋市の河村たかし市長は、議会側が議員報酬について検討を始めることや、地域委員会の先行モデル地区の検証が進むことから、議論の材料を持って論戦に挑むことを選んだとみられる。

 5月に開かれる臨時会は例年、正副議長の選出など議会側の人事案件を決めるためのもの。市側から重要案件が出ることは異例な上、たった1カ月で同じ案件を審議することになるため、提案が見送られることになったという。

 議員報酬について、市議会側は自ら策定した市議会基本条例にのっとって議論の動きを見せている。地域委員会についても、先行モデル地区が使い方を決めた地域予算が6月定例会にも補正予算案として計上される。市長側は、恒久減税案などを否決した4月臨時会からの状況の変化を武器に議論の立て直しを図るとみられる。

 30日には、8地区でモデル実施されている地域委員会の委員長懇談会があった。委員長8人が河村市長らに制度の改善などを要望した。

 地域委は、身近な課題の解決策を地域の住民の意見で決めようと設置。人口規模に応じて500万〜1500万円の予算の使い道を決定する。各区とも6月定例会に向けた作業に入っているという。

 委員長からは「予算を考えるには議論の時間が足りなかった」などの課題が挙げられた。一方で「学区民の一体感が出来た」など手ごたえもある様子。「(市長は)議会と仲良くしてもらい、予算を通してほしい」との要望もあった。

 河村市長は「短い時間でよくやってくれた。民主主義の力はすごい。日本の宝だと思う」と話した。【高橋恵子】

毎日新聞 2010年5月1日 地方版

1333チバQ:2010/05/07(金) 00:11:16
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100506-OYT1T00304.htm?from=navlp
河村市長が公約実施、軽ワゴン車で初登庁
地方行政


軽ワゴン車で登庁した河村市長 河村たかし名古屋市長が6日、選挙期間中から明言していた、軽ワゴン車を公用車にした登庁を初めて行い、「車での庶民革命が実現した」とご満悦だった。

 河村市長は、初当選した昨年4月の選挙期間中から「ぜいたく過ぎる」と黒塗りの公用車(センチュリー)の使用を批判。昨年10月にセンチュリーを売却し、公用車としてハイブリッド車のプリウスを使用していた。

 軽ワゴン車の購入を巡っては、昨年の6月議会で購入費を計上したが、「市長の単なるパフォーマンス」などとして否決された。今回は、2月定例会で議決された市長室の「庁用自動車費」を用いることで実現した。費用は3年契約のリースで税込み51万4500円。これまで同様にクラウンをリースした場合の約3分の1で済むという。なお、センチュリーの購入費は約1100万円、プリウスは約230万円だった。

 河村市長は「市民目線を大切にしたいという心構えの表れだ。正副議長のセンチュリーと比べてほしい」と対立を深める議会側を皮肉っていた。

(2010年5月6日11時57分 読売新聞)

1334チバQ:2010/05/08(土) 11:42:28
http://www.sankei-kansai.com/2010/05/08/20100508-023604.php
滋賀県知事選 狙いは参院選と同日選
 今夏の滋賀県知事選で、県選管が参院選との同日選を目指して、珍しい“暫定日程”で臨んでいる。想定日は7月11日。投票率アップや経費節減からダブル選をねらうが、国政の日程次第で投開票日を変更するという。ただ、タイムリミットは知事任期満了の7月19日。それ以降になれば単独選になるとあって、政党関係者らは気をもむ。

 総務省によると、7月に予定されている知事選は滋賀県のみ。県選管は3月26日に委員会を開き、6月24日告示、7月11日投開票と決めた。ただ、参院選の投開票が別の日に設定されれば「日程を変更する」としており、あくまで暫定措置。珍しい試みだが、平成10年の知事選でも7月5日に決定後、参院選にあわせて日程を一週間ずらせた。

 ダブル選にこだわるのは、経費節減と投票率向上が期待できるためだ。県選管によると、参院選と同日選となった10年の知事選の投票率は65・96%。一方、単独選では14年が38・67%、嘉田由紀子知事が初当選した前回18年も44・94%と低迷。経費についても、同日選は単独選に比べて人件費など約2億円を削減できると試算している。

 参院選は、通常国会が予定通り6月16日に閉会すれば、公職選挙法の規定に従い、会期末から24〜30日以内に実施される。7月11日が投開票日として有力だが、重要法案の審議が停滞気味で会期延長の可能性もある。

 今回改選の参院議員の任期満了は7月25日。国会はこの日まで会期末を延長でき、参院選投の開票日は8月24日まで可能に。一方、知事の任期満了は7月19日で、参院選がそれ以降になればダブル選はなくなる。

 県選管は「7月11日が理想だが、国政の日程はこちらからどうにもできない」と頭を抱え、政党関係者も「日程がはっきり決まったほうが気持ちや準備の面で楽」ともらしている。

 知事選では、嘉田知事が再選出馬を表明しているほか、共産党が候補の擁立を模索している。

(2010年5月 8日 07:37)

1335チバQ:2010/05/09(日) 16:21:44
>>1156

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100509-OYT8T00407.htm
妙高市議解職住民投票あす告示
経費1200万、住民「もったいない」
 妙高市の水野文雄市議(65)が酒に酔って小学校に入り、女性教諭に暴言を浴びせたとされる問題で、水野市議の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が10日、告示される。投開票は30日で、有効投票の過半数が解職に賛成すれば、水野市議は失職する。

 リコールは、住民団体「妙高の安全で安心な学校を守る会」(白川昭夫代表)が起こした。今年1月末から1万1358人分の有効署名を集め、4月14日に市選挙管理委員会に本請求した。

 水野市議は、昨年11月に市議会が辞職勧告を決議した際は「既に学校側には謝罪しており、議員辞職の必要はない」としたが、その後、「政治にかける思いがなくなった」などとして、いったんは辞意を表明。しかし、「守る会」が署名を提出すると、「集め方に問題があり無効」と主張し、市選管に署名の再審査を求める訴訟を起こすなど、徹底抗戦の構えに転じた。

 市によると、住民投票の実施には、約1200万円の経費がかかるという。市内の商店主男性(68)は「水野市議が辞職しないため、実施はやむを得ないが、市の財政が厳しい中、多額の税金が使われるのはもったいない」と嘆く。

 水野市議は「議会での公職を辞任し、深く反省している。市政をただしてきた活動をアピールし、解職に賛成しないよう訴える」、白川代表は「(辞意撤回などに)市民の疑問や不満が高まっている。多くの市民の良識に期待したい」としている。

 投票は、2007年の市議選で水野市議が選挙区とした、合併前の旧新井市区域を対象に行われる。3月2日現在の有権者は2万1640人。

(2010年5月9日 読売新聞)

1336名無しさん:2010/05/11(火) 06:03:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20100510-OYT8T01213.htm
自民県会議長候補に日高氏
副議長候補は奥村氏

 自民党県議団は10日、次期議長候補に日高昇氏(知多郡第1)、副議長候補に奥村悠二氏(江南市)を選出した。議長候補はこの日まで一本化できず、2人が立候補。県議会事務局によると、1998年以来の投票による決着となり、わずか1票差で日高氏が選ばれた。正副議長は21日の臨時議会で正式に決まるが、同県議団は議会の過半数を占めており、両氏が選出される見通し。

 関係者によると、名古屋と三河、尾張の各地域間での調整がつかなかったという。日高氏は「投票結果は謙虚に受け止めたい」と話した。

 また同県議団の新団長には久保田浩文氏(稲沢市)が選ばれたが、団長にも同様に2人が立候補、2007年以来の投票になった。

 選出後、記者会見した久保田氏は「参院選から統一地方選まで政治的にも重要な年で、身が引き締まる思い。(投票による選出に)しこりが残らないと言えばうそになるが、結束して行動できると思う」と話した。

(2010年5月11日 読売新聞)

1337チバQ:2010/05/11(火) 12:19:43
http://www.shinmai.co.jp/news/20100511/KT100510ATI090012000022.htm
民主県連国会議員、阿部元副知事と意見交換
5月11日(火)


 民主党県連所属の国会議員が10日、8月の知事選で県民有志が出馬要請する動きがある元副知事の阿部守一氏(49)=横浜市=と都内の参議院議員会館で意見交換した。会談は非公開で、県連の羽田雄一郎代表代行は終了後の取材に「知事選に直接つながる話はなかった」とする一方、「地方主権への考え方は共感できる」などと述べた。

 会談は、政府の行政刷新会議事務局次長を3月まで務めた阿部氏に知事選出馬を求める動きがあることを踏まえ、「人となりを知る必要がある」として県連側が申し入れた。県連側は所属の衆参9議員のうち羽田氏、北沢俊美防衛相ら7人が出席。阿部氏は副知事、横浜市副市長、刷新会議事務局次長時代の経験などを述べた。知事選への出馬意思について明言はしなかったという。

 同党県連は知事選について独自候補擁立を含め対応を検討する方針。羽田氏は「田中県政の6年、村井県政の4年の総括が必要」とした上で、次の知事像について「新たな県政を安定して創造できる人物が望ましい。それには向こう2期を任せられる人物が必要だ」と述べた。

1338チバQ:2010/05/12(水) 23:08:52
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100512ddlk20010003000c.html
2010知事選:出馬巡る駆け引き佳境 /長野
 ◇経済4団体、村井知事に要請/県政連絡協、阿部元副知事に
 県知事選(7月22日告示、8月8日投開票)の告示まで3カ月を切り、動向が注目される面々に立候補を求める動きが表面化した。県内の経済4団体が11日、態度を明らかにしていない村井仁知事(73)に出馬を要請。一方、阿部守一・元副知事(49)の擁立を目指す市民団体も同日、東京都内で阿部氏に面会し、正式に出馬を求めた。既に別の市民団体の推す松本猛氏(59)が立候補を表明しており、知事選の構図を巡る駆け引きは佳境を迎えている。【光田宗義、福田智沙】

 信州商工政治連盟や県経営者協会など経済関連4団体の関係者は同日午後、県庁知事室を訪れた。同連盟の加藤久雄会長は「県の対策が経済の下支えとなり、松本空港問題でも迅速な対応をされた」などと、村井知事の手腕を評価。さらに「前(田中康夫)県政で疲弊した政治経済にはようやく、光が見えてきた。引き続き県政を担っていただきたい」とする要請書を手渡し、立候補を求めた。

 村井知事は「重い要請であり、もったいないお言葉だ」としながらも、「進退にかかわることなので、慎重に考えたい」と述べるにとどめた。

 加藤会長は報道陣の取材に対して「良い返事をもらえると期待している」と話し、「時期は迫っており、早く決断をしてもらいたい」と早期の表明を促した。自民県連や経済団体など保守層を中心に、知事の続投を求める声は根強い。しかし前回支援した連合長野が今回は村井知事に乗る可能性が薄く、知事の決断が注目される。

 一方、前回選での村井知事支援から方針を転換した「県政連絡協議会」の宮坂雄平会長らは都内で阿部氏と会談。「未来に向かった県政をつくる指導者として先頭に立ってほしい」と出馬を要請した。

 阿部氏は「地域の課題山積は肌で感じている」と話し、「皆さんの思いを承った。家族と相談して真剣に考えたい」と応じた。また決断の時期について「期限を区切らず、私の考え方、県民の思いを踏まえて決断したい」と述べた。宮坂会長は「(元総務省の)官僚でありながら目線が低い。若く、次代を担える」と阿部氏を評価した。来週にも、連合長野と会談して支援を呼びかけるなど、擁立に向けた働きかけを強める方針だ。

 阿部氏はしばしば県内入りしているほか、民主県連や社民県連の国会議員、県議と会合を持つなど、知事選への意欲をうかがわせている。

1339チバQ:2010/05/12(水) 23:09:50
>>1336
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100512ddlk23010260000c.html
自民県議団:足並み乱れ 議長候補で異例の選挙、1票差激戦しこり懸念 /愛知
 県議会最大会派の自民党県議団の足並みが乱れている。10日に行われた議長候補選出が異例の選挙になり、当落を分けた票差はわずか「1」。背景には、今夏の参院選や来年2月の知事選への危機感があるとみられ、「過熱した対立が尾を引く」(中堅議員)との懸念が広がっている。【加藤潔】

 10日の議員団総会。議長候補に9期のベテラン、日高昇氏(73)=知多郡第1=と、5期の中堅、岩村進次氏(55)=一宮市・葉栗郡=が名乗りを上げた。

 選出は話し合いで決まるのが通例だったが、98年度以来12年ぶりの選挙戦に突入。日高氏が29票を獲得し、28票の岩村氏にかろうじて競り勝った。

 県議らによると、主に三河地方の議員が日高氏を推し、尾張、名古屋地方の議員が岩村氏側についたとみられ、県を二分する対立構図となった。

 団長選出も3年ぶりの選挙になり、久保田浩文氏(57)=稲沢市、4期=が39票を獲得。松川浩明氏(46)=名古屋市北区、4期=を抑え新団長に選ばれた。

 県議らによると、当初、議長候補は岩村氏、団長は松川氏で調整が進められていた。しかし、参院選と知事選を控え、「難局を乗り切るには、経験豊富な人物がいい」との声がベテラン議員を中心に広まり、ベテランの日高氏や、松川氏よりも年上の久保田氏を推す声が強まった。

 総会前日に出馬を決めたという久保田氏は就任会見で「(選挙の)しこりがないと言えばうそになる」と話した。ある県議は「自民党が大変な時期。参院選に向け、一丸にならないと大変なことになるのに」と心配していた。

1340チバQ:2010/05/12(水) 23:39:28
>>1328>>1331
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100512/CK2010051202000146.html
県議会、副議長ポストで綱引き 自民と民主系多数派工作激しく
2010年5月12日


 18日の県議会臨時会の正副議長選をめぐり、自民、民主系会派の多数派工作が激しくなっている。1955年以来、正副議長を独占してきた自民系会派は昨秋、2会派に分裂したものの、人事で協調し両ポストの維持を目指す。一方、第1会派で民主系の平成21は「副議長を取る好機」と、自民系議員らの切り崩しを図る。「結局は理念なき数合わせでは」と批判の声も聞こえる。 (佐野周平、広瀬和実)

 現在、県議の総数は72人(欠員2)。自民党県議団が19人、自民改革会議が18人で、合わせて37人。3月に自民を離党した無所属の1人を合わせると、自民系は38人で過半数の37人を上回る。

 川勝平太知事に対するスタンスなどをめぐり分裂した2会派だが、4月下旬、自民党県連の人事とともに、正副議長選に共同推薦するための選考会議を開き、議長候補に県議団の天野進吾氏(静岡市葵区、7期)、副議長候補に改革会議の大場勝男氏(掛川市、4期)を選んだ。

 だが、万全ではない。自民党県議団のあるベテラン県議は、4月下旬の県議団の総会で「人事だけ協力するのは無理だ」と主張。この県議は「2会派の動きに異論を持っている人はいると思う」と、一枚岩とはいえない内部の実情を説明する。改革会議の幹部は「県議団が一つにまとまれるのか不安はある。今回まとまれないなら溝は決定的になる」と警戒する。

 38人の中から2人でも造反が出れば、過半数に届かなくなるだけに、引き締めに躍起だ。

 一方、22人の平成21は当初、知事与党の第1会派として「川勝県政を県議会として支える体制をつくる」との方針を打ち出し、正副議長の獲得を目指していた。その後「初めて自民に代わり副議長ポストを取ることが重要」(三ツ谷金秋会長)として、議長は自民に譲歩し、着実に副議長ポストを狙う方針に軌道修正。岩瀬護氏(袋井市・周智郡、5期)を候補に擁立した。

 副議長選挙では、民主党・無所属クラブ(4人)と、自公政権時代は自民と協調した公明党県議団(6人)も、平成21に協力する。

 しかし3会派合わせても32人で、過半数の37人にはまだ届かない。共産党や無所属の議員を取り込み、さらに自民系議員の分裂が必須条件となる。

 両陣営の多数派工作に批判的な声もある。ある無所属県議は「どちらの陣営も議長、副議長を取って県議会をどう改革するかの提示がない。数合わせでは」と冷ややかな視線を浴びせる。

1341チバQ:2010/05/13(木) 12:12:25
http://www.shinmai.co.jp/news/20100513/KT100512ATI090003000022.htm
村井知事、不出馬の意向 8月の知事選
5月13日(木)


 村井仁知事(73)が任期満了に伴う7月22日告示、8月8日投開票の県知事選に立候補せず、1期目の今期限りで退く意向を複数の関係者に伝えたことが12日、明らかになった。13日にも正式表明する見通し。現職の不出馬により、知事選をめぐる構図は大きく動きだしそうだ。

 村井知事は12日までに、前回知事選で支援を受けた複数の関係者と会談するなどして個別に不出馬の考えを伝えた。今月7日の定例会見では進退について、「ある程度早い時期にきちんとした整理をする必要がある」と述べ、6月県会前にも態度表明する考えを示していた。

 11日には県経営者協会、県商工会議所連合会の政治団体など県内経済4団体の関係者がそろって続投要請に訪れたが、知事は「慎重に考えさせていただきたい」と述べるにとどめていた。

 村井氏は木曽郡木曽町出身。東大卒業後、旧通産省を経て1986年の衆院選で旧長野4区から初当選し、連続6期務めた。小泉内閣で国家公安委員長兼防災担当相。郵政民営化関連法案に反対し、2005年衆院選への立候補を断念した。

 06年知事選で、当時の田中康夫知事への対立候補として立候補。自民、公明両党や連合長野、田中氏に批判的な県議や市民グループなどの支援を受け初当選した。

 次期知事選ではこれまでに、前県信濃美術館長の松本猛氏(59)=安曇野市=が立候補を表明。県民有志のグループは、元副知事の阿部守一氏(49)=横浜市=に出馬を要請している。

1342チバQ:2010/05/13(木) 22:32:54
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/100513/ngn1005132114002-n1.htm
村井仁知事が不出馬表明、憶測呼ぶ退任理由 (1/2ページ)
2010.5.13 21:11

 〈長野〉「初めから4年間と決めていた」−。13日、今夏の知事選に出馬しないことを表明した村井仁知事は、その理由をこう語った。だが、知事の周辺では「再選への意欲は確かにあった」と別の見方が広がっている。

 「今更ないですよ。辞めるなら、昨年末までと申し上げてきました」。4月22日、県庁3階の知事室で、村井知事と向き合った自民党県連幹部は、知事の発した言葉に耳を疑った。

 「1期限りと最初から決めていた」と今期限りでの引退を示した村井知事。村井県政を支えてきた自民党県連は、日頃の知事の言動などから「再選にやる気満々だった」(同党幹部)と受け止めていた。再選を前提に知事選を準備してきただけに、告示までちょうど3カ月と迫った中での村井知事の“豹変(ひょうへん)”に県連は混乱をきたしている。

 4月に県世論調査協会が実施した世論調査で6割近くの支持を集め、田中康夫前知事時代の混乱した県政を修復した村井知事の手腕を評価する声は県内に根強い。ただ、不出馬を漏らして以降、経済団体などが出馬を要請するなど、村井知事続投を望む関係者が説得を試みたが、「知事の意思は固かった」(周辺関係者)という。

 なぜ、村井知事は不出馬に傾いたのか。自民県議の一人は「家族の反対や高齢による健康面での不安があったのも要因の一つ」とした上で、「一番は連合長野の支援が見込めなかったからでないか」との見方を示す。「村井さんは周りを固め、勝てる可能性が高い選挙にしか出ない」と国会議員時代からの選挙行動を振り返り、分析した。

 連合関係者などによると、「知事側近の元県参事の自殺問題が要因で、村井氏支持の選択は早い時期でなくなった」という。前回の知事選では「反田中」のもとにさまざまな団体が支援に回った村井知事。今回は明確な争点がなく、最大の支援組織となる連合長野の支持を得られる見込みが少なくなる中、「徐々に出馬の機会を失い、外堀を埋められていったのでないか」(別の県議)との声が聞かれた。

1343チバQ:2010/05/14(金) 22:38:14
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100514ddlk20010049000c.html
2010知事選:村井知事、政界引退へ(その1) 突然の不出馬表明 /長野
 ◇「当初から1期限りと決めていた」
 村井仁知事は13日の定例会見で「知事としては当初から1期4年限りと決め、不退転の決意でやってきた」と述べ、夏の知事選(7月22日告示、8月8日投開票)に立候補せず、政界を引退する意向を表明した。田中康夫前知事の脱ダム方針などを転換し、保守層を中心に2期目を望む声も多かった中での不出馬表明。告示まで3カ月を切る中、現職の突然の発表を受けて、各党や知事選をにらむ各陣営の動きが加速するとみられる。【光田宗義、福田智沙、渡辺諒】

 村井知事は前回の立候補の目的が「県政の混乱、疲弊を立て直し、新しい県を構築するため」だったと述べ、「再選は一切考えず、揺るぎなかった」と、当初から不出馬の考えだったと強調した。表明のタイミングは「(支援者への説明など)失礼のないよう手続きを踏んだ」という。

 任期4年を振り返って、「1期で道筋をつけようと走り続けて、難題はある程度解決できた」と自賛した。今後の県政の課題は、県内の不況などに対する経済政策を挙げた。後継候補は「この方にやっていただければ、というのはある」と含みを持たせたが、「県民の賢明な判断を期待する」と述べるにとどめた。任期終了後は「働きづめだったので、のんびりさせてほしい。政治の話はこりごり」と苦笑した。

 県政与党として支援してきた自民県連の石田治一郎幹事長は「混迷していた県政を立て直し、今後も期待していたが、誠に残念だ」と無念の表情を見せ、「(後継をめぐり)混乱は避けられない」と話した。知事選では自民県連は前面に出ず、同党県議団に対応を委ねる方針で、県議団が近く対応を協議する。

 また公明県本部の太田昌孝代表は「安定した県政運営」を評価。社民県連の竹内久幸代表も「偉大な4年間だった」と語った。一方、共産党の今井誠県委員長は「浅川ダム問題に象徴されるように住民の思いを無視し、県政を後戻りさせた」と批判した。

 村井知事は通産官僚を経て衆院議員を6期務め、自民党などに所属。国家公安委員長などを歴任。しかし05年、小泉純一郎元首相が掲げた郵政民営化関連法案に反対して、いったん引退した。その後06年の前回知事選に立候補し、田中前知事を破って初当選した。

 ◇最大の命題「脱田中」−−村井県政4年
 田中康夫前知事と一騎打ちとなった前回選で、約8万票の差をつけて初当選した村井仁知事。06年9月に就任すると、田中県政の象徴とされた「ガラス張りの知事室」を廃止したのをはじめ、07年2月には全国的に有名だった「脱ダム」方針を転換し、穴あき方式で県営浅川ダムの建設を表明するなど、特に任期前半は「田中県政からの脱却」が最大の命題となった。

 前知事とは対立が目立った県議会や市町村との関係修復にも努めた。佐久総合病院の再構築問題や、県営松本空港からの日本航空の撤退の際には、元官僚らしい調整力を発揮。フジドリームエアラインズ(FDA)の就航を実現させ、同空港の「定期便ゼロ」を回避するなど、「安定感がある」と行政手腕には一定の評価が寄せられていた。

 一方で「アピール度が低く分かりにくい」「県政が停滞している」との指摘もある。昨年2月には、側近の右近謙一県参事(当時59歳)が、東京地検特捜部の参考人聴取後に自殺した。これを受けて知事は「身に覚えがない」などと語るにとどまり、「説明責任を果たしていない」との批判が相次いだ。

 県世論調査協会が今年4月に行った調査でによると、「支持する」が57・9%と高水準だったが、続投を求める声は40・9%と半数を割っていた。

1344チバQ:2010/05/14(金) 22:39:01
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100514ddlk20010096000c.html
2010知事選:村井知事、政界引退へ(その2止) 4年の主な出来事 /長野
 ◇村井県政4年の主な出来事◇
06年 9月 知事に就任。田中康夫前知事によるガラス張りの知事室を廃止

   11月 知事が市町村と対話する「ボイス81」を飯田市で開催

07年 2月 6年ぶりに前年を上回る8462億円の県当初予算案を発表

       「脱ダム」から転換し、県営浅川ダムの「穴あき方式」建設を表明

   11月 森林づくり県民税を導入

08年 7月 京都府で穴あきダムの模型実験を実施

   10月 県が5124万円の不正経理を指摘される

   12月 リニア中央新幹線建設で、JR東海社長と村井知事が初会談

09年 2月 佐久総合病院の再構築をめぐり、知事裁定で佐久市と厚生連合意

       村井知事の側近で、県参事だった右近謙一氏が自殺

    5月 約500億円の新経済対策の大綱を発表

    9月 浅川ダムの本体工事の入札を公告

   10月 日本航空が松本空港からの撤退を正式に申し入れ

   11月 フジドリームエアラインズ(FDA)が松本空港乗り入れを発表

   12月 リニア建設で「Cルートが優位」との報告書をJR東海が提出

10年 3月 浅川ダム建設をめぐる住民訴訟が提訴

    5月 浅川ダムの本体着工開始

1345名無しさん:2010/05/16(日) 10:22:15
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001005150003
県副議長職めぐりバトル
2010年05月15日

■新政みえ、「正副独占」狙う 自民みらいも立候補


 県議会の副議長職をめぐり、最大会派「新政みえ」と第2会派の「自民みらい」が対立している。正副議長はこれまで各会派の調整で決めてきたが、議会改革の一環で今回、議長は新政みえの三谷哲央氏が初の2期目に入る。選挙での選出である副議長職には14日、自民の森本繁史氏が立候補を表明したが、新政みえの中村進一氏も名乗りを上げた。「正副独占」になれば2005年度以来になる。


 所信表明で森本氏が「現状では女性議員が2人。女性が県議会に数多く議席を確保できるような広聴広報活動に力を入れたい」と述べたのに対し、中村氏は「三重県議会は県民に対するメッセージが足りない。情報を発信し、全力で議会改革を進めたい」と述べた。


 先立つ代表者会議では、共産党の萩原量吉氏が「行司役も国会と同じで第1会派と第2会派で出せばスムーズ」と自民からの副議長選出を支持する意見を述べたが、新政みえ側は「議会改革で副議長職に選挙を導入した。会派力学でなく、志で選びたい」などとした。


 背景には、議会内の役職をめぐる水面下の攻防もある。新政みえ側が議会運営委員会と予算決算常任委員会の委員長職を求める一方で、自民側は副議長職が得られれば、四日市港管理組合議会の役職で応じるとしていた。


 「民主党が与党になった今、政権基盤を強化させたい思いはわかるが……」。かつて、やはり正副議長職を独占したことがある自民側からはそんなつぶやきがもれるが、新政みえ側は「あくまでも議会改革の一環」との主張だ。


 副議長と各委員会の役員は17日に選ばれる。

1346名無しさん:2010/05/16(日) 10:27:24
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100515ddlk20010006000c.html
2010知事選:連合、阿部氏支援の方向 民主も検討 都内で意見交換 /長野
 夏の県知事選(7月22日告示、8月8日投開票)への立候補を、市民団体から要請されている阿部守一・元副知事(49)は13日夜、連合長野の近藤光会長と民主県連の北沢俊美防衛相、羽田雄一郎代表代行、倉田竜彦幹事長と都内で会談した。村井仁知事(73)が不出馬の意向を表明したことを受け、知事選について意見交換した。告示まで2カ月余りとなる中、阿部氏が出馬表明した場合、連合長野が同氏を支援する公算が大きく、民主県連も何らかの形で支援を検討している。

 同県連幹部は、阿部氏について「地方自治の現場で働いてきた。政府の行政刷新会議の事務局次長を務めたこともあり、民主の『地域主権』という考えを理解してくれる人だ」と評価。会談では、「県内のいろいろな所に行き、多くの人の意見を聞いてほしい」などとの考えを伝えたという。

 さらに阿部氏に出馬要請した市民団体「県政連絡協議会」が、既に連合長野側と非公式に接触。同会の関係者は「連合と考え方は一致している」と話す。17日に連合長野と正式に会談し、阿部氏が出馬した場合は支援するよう要請する。

 連合長野と民主県連、県政協は、次期知事像について「田中、村井両県政の計10年を一区切りとし、2期、3期と続けて新しい長野県を作れる人」との考えで一致している。ただ、関係者の間では政党色を前面に出さない戦術を採るべきとの声が強く、民主の支援の形は流動的だ。【福田智沙、光田宗義】

毎日新聞 2010年5月15日 地方版

1347さんだーばー堂:2010/05/16(日) 21:57:36
驚きました。
私の生まれ故郷で革新自治体誕生です。

平成22年5月16日執行
朝日町長選挙・開票速報
  候補者名(敬称略) 21:30 22:00 22:30     最終
当 脇 しげお 3,000         5,067
  魚津 龍一 3,000         3,897
開票率 65%         100%
有効投票数 8,964票 無効投票数 199票 投票総数 9,163票

1348さんだーばー堂:2010/05/16(日) 21:59:13
>>1347
www.town.asahi.toyama.jp/senkyo22-05/kaihyo.htm

1349さんだーばー堂:2010/05/16(日) 22:00:40
>>1347-1348
もちつけ自分www
http://www.town.asahi.toyama.jp/senkyo22-05/kaihyo.htm

1350とはずがたり:2010/05/16(日) 23:31:23

凄いっすね。富山なのに(`・ω・´)

富山県朝日町に共産系の町長誕生 現職の7選阻む
http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY201005160273.html
2010年5月16日22時54分

 富山県朝日町長選が16日に投票され、即日開票の結果、共産党元町議で無所属新顔の脇四計夫(しげお)氏(69)が、現職で7選を目指す無所属の魚津龍一氏(63)=自民・公明・国民新推薦=を破り、初当選を果たした。共産党によると、党員で現職の首長は東京都狛江市長や埼玉県蕨市長、長野県南牧村長らに次いで9人目。

 脇氏は多選批判に加え、町長給与の3割削減などを訴えていた。

1351さんだーばー堂:2010/05/17(月) 00:06:23
>>1350
ぶっちゃけますと、脇氏は自分の祖父の後継で町議になったんです。
4年前に町議会が定数10に削られても共産は現有2議席を確保してましたから、そういう意味で朝日は保守王国富山にあって数少ない「共産の牙城」という側面もあったかもしれません。

ただそれ以上に今回脇氏の当選につながったのは、現職魚津氏への多選批判でしょうか。
脇氏の選対本部長を務めた中陣氏はもともと自民系町議。反魚津で団結するために共産の脇氏と手を組んだものと思われます。
今年頭に過疎地域に指定され、町民にも「魚津にはもう任せられない」という感情が高まっていたのでしょうか。

1352名無しさん:2010/05/17(月) 09:32:16
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100517/201005170915_10703.shtml
県議補選の候補公募へ 自民加茂郡支部が県内初
2010年05月17日09:15 

 夏の参院選岐阜選挙区(改選数2)に、自民党公認で渡辺猛之県議(42)が出馬することに伴い実施される予定の県議加茂郡選挙区(定数1)の補選について、自民党加茂郡支部は16日までに、候補予定者を公募する方針を固めた。党県連も認める見通し。県内県議選での公募は初とみられ、自民党の変化をアピールしたい考えだ。

 同支部関係者によると、補選は参院選と重ならない8月上旬の投開票を想定。近く応募受け付けを始め、書類と面接で選考、6月中旬にも候補者を決める予定。加茂郡内に居住、応募時に自民党員であることなどを応募資格に盛り込む。

 関係者によると、支部内で候補者の擁立を模索する動きがあったが、まとまらなかった。一方で、渡辺氏が公募で参院選の候補予定者になったこともあり、開かれた自民党を有権者に印象付けるため、補選でも公募を採用することにした。

 来春予定の次期県議選でも、同支部は今回公募で選ばれた候補者を引き続き支援することで合意。関係者は「多くの優秀な人材の応募を期待したい」としている。補選では今のところ、具体的な候補者擁立の動きは浮上していない。

1353とはずがたり:2010/05/17(月) 14:26:25
>>1351
解説感謝です。
共産党の面倒見の良さは自民党のそれを凌駕しますので祖父以来の地盤めいたものもあったのでしょうか??
共産党が2議席死守もなかなか凄いですよね。

1354チバQ:2010/05/18(火) 19:42:58
http://mainichi.jp/area/mie/news/20100518ddlk24010062000c.html
県議会:副議長に「自民みらい」の森本氏選出 共産、初の他会派投票 /三重
 <分析>

 ◇「正、副」同一会派防ぐ
 県議会は17日、副議長に第2会派「自民みらい」(21人)の森本繁史氏(69)=熊野市・南牟婁郡、3期=を選出した。従来から自民みらいと連携してきた公明党県議団(2人)に加え、共産党県議団(2人)が「議会の円滑な運営」などを理由に森本氏に投票したため、25票対23票で、民主・連合系の第1会派「新政みえ」(23人)が擁立した中村進一氏(62)=伊勢市、4期=を破った。共産党県議団によると、正副議長選で自会派以外の議員に投票するのは初めてという。

 森本氏は就任後の会見で「議員全員参加による選挙により、数の論理でなく、理の論理で選ばれたことは良かった」と話した。県議会は申し合わせで、議長の任期を昨年から2年間としたため、今年は副議長選だけが行われた。議長は現在、新政みえの議員が就いている。

 副議長選では、自民みらいがこれまで同会派から出していた副議長を引き続き確保したい意向を表明した。これに対し、新政みえは「正副議長選は議会改革の一環で、会派力学ではなく、適任者を選ぶためのものだ」と譲らなかった。

 新政みえは当初、副議長候補を決めていたものの「あくまでも選挙戦への備え」とし、実は「主戦論」は少数だった。しかし、副議長ポスト確約にこだわる自民みらいへの反発が次第に強まり、選挙戦に突入した。現在、5会派で構成される県議会は、従来の会派の連携関係から、同得票による抽選になることが予想されたが、これまで他会派と共闘せず、自会派の議員に投票してきた共産党県議団が森本氏に投票し、当選が決まった。

 共産党県議団の萩原量吉代表は「円滑な議会運営をするためには国会のように第1会派が議長なら、第2会派から副議長を出すのが良識。主要ポストを第1会派が独占するのは好ましくないと判断した」と話した。一方、新生みえの萩野虔一代表は「粛々と選挙をしたうえの結果であり、しこりはない」などと淡々と話した。

 また、議会選出の県監査委員には北川裕之(新政みえ)、中森博文(自民みらい)の両氏が選任された。【田中功一】

〔三重版〕

1355チバQ:2010/05/18(火) 19:48:43
>>1347-1352
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001005180003
朝日町に県内初の共産系首長
2010年05月18日


一夜明け、自宅で報道陣の取材に答える脇四計夫氏=朝日町境

相次ぐ政権交代


 県内初となる共産党系首長を生んだ16日の朝日町長選。


強力なリーダーシップを発揮して当選を重ねた現職に対する町民の不満や政治家の厚遇への厳しい視線が、逆転劇の背景にあったとみられる。昨年11月の射水市長選以来、県内の首長選挙では「政権交代」が相次いでおり、参院選を7月に控えた各政党は、有権者の政治意識の変わりように衝撃を受けている。



朝日町民
 多選に不満うっ積
 「町長給与減」共感



 共産党元町議で無所属の脇四計夫(し・げ・お)氏(69)は、現職で7選を目指した魚津龍一氏(63)=自民、公明、国民新推薦=に1170票差をつけて、初当選した。


 脇氏の選挙母体となった「朝日町を明るくする会」の数家登代表(75)は、「まさか勝てるとは思わなかったので、花束も用意していなかった」と驚きを隠さなかった。


 選挙期間中は、「魚津氏が怖くて、開いても(有権者が)集まらないだろう」と演説会を開催しなかったほどだ。それでも、投票日が近付くにつれ、窓から手を振ってくれる人が増えてきたと支持の広がりを感じていたという。脇氏も「長期政権に対する声なき批判が勝利につながった」と勝因を分析した。


 盤石の組織力を誇る現職を破った背景には、多選を重ねた魚津氏に対する町民のうっ積した不満があったとみられる。雇用や所得が低迷し、住民が政治家や公務員の厚遇に対し厳しい視線を向けるようになったことも理由に挙げられる。


 「ワンマンで、怖くてものを言えない雰囲気があった」。脇氏に投票した会社員の男性(44)は魚津町政をこう振り返った。昨年には、町の公園建設をめぐり、地権者が税控除を受けるための手続きを怠った町職員を町長の意向で懲戒免職に。厳しい処分が議論を呼び、男性も「やりすぎだ。首長として品格がない」と手法を批判した。


 脇氏が町長給与(月84万円)の3割削減を掲げたことも共感を呼んだ。給与削減は昨年の射水市長選、今年2月の滑川市長選でも新顔候補が公約とし現職を破った。脇氏は「このご時世に、町長だからといって月80万円ももらうのは町民には納得できないはず」と町民の心情を代弁した。


 ただ、脇町政の前途には課題が山積している。脇氏は公約に、町立あさひ総合病院の医師確保のほか、学童保育や公共バスの充実、現在小学6年までが対象の医療費無料化の中学3年までの拡大などを掲げた。少子高齢化が進み過疎市町村に指定されている町で、どのように財源を生み出すのか。


 また、町議会(定数10)は保守系議員が半数以上を占める。県内唯一の共産党籍を持った首長として、議会運営も手腕が問われる。

1356チバQ:2010/05/18(火) 19:49:04


「話し合い課題解決」
 当選の脇氏が抱負


 朝日町役場で17日、町長選で初当選を果たした脇氏への当選証書の授与が行われた。


 長井保正・町選挙管理委員会委員長から当選証書を受け取った脇氏は、「(投票してくれた)町民の信任に感謝したい。みなさんと話し合いながら町の課題を解決していきたい」と決意を新たにした。


 脇氏はこの日も祝福に訪れる支持者や報道陣への対応に追われた。困難が予想される議会対応について、「私の公約は町民の要望でもある。誠心誠意話をすれば理解してもらえると思う」と話した。


 任期は6月13日から4年。



各党
 「有権者意識変化」
 「それぞれの事情」


 共産党系首長は全国の現職首長で9人目、北陸地方では唯一となる。夏の参院選富山選挙区(改選数1)に候補者を立てる各党は、今回の結果をどう受け止めているのか。


 新顔の高橋渡氏を擁立する共産党。県委員会の反保直樹委員長は「政党や組織による応援の有無ではなく、政策をめぐる争点に町民が注目した。長く続いたワンマン町政への怒りを背景に、脇氏の具体的な政策が支持を集めた」と話す。参院選への直接の影響は否定したが、「政権交代以来、国民が新しい政治を求める流れのなかに、今回の結果もある」と分析した。


 この半年間の県内の首長選挙では、昨年11月の射水市長選、今年2月の滑川市長選でも現職が落選した。


 新顔の相本芳彦氏を立てる民主党県連の坂野裕一幹事長は、有権者の意識が変化していると指摘し、「もはや我々がイメージする『自民王国富山』ではなく、候補者の政策や人物に厳しい視線が注がれていることを痛感した」。参院選については、「『政権与党だ』『知名度だ』と言っても、きちんと政策を訴えなければ大変なことになる」と、政策重視を強調した。


 町長選で落選した現職候補を推薦した自民党。県連の坂田光文幹事長は「ビックリしており、残念だ」と感想を述べた。ただ、射水や滑川では保守系の分裂があり、朝日町長選でも多選批判という特殊な背景があったことを挙げ、「それぞれ地域事情が最優先された」とみる。前職の野上浩太郎氏の戦いには「地元のことが分かる人物であり、支持に変わりはないと思う」と影響を打ち消した。

1357チバQ:2010/05/18(火) 19:51:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100518-OYT8T00045.htm
磐石の態勢突き崩す…朝日町長選
 16日投開票の朝日町長選で、県内初の共産党籍の首長となった脇四計夫氏(69)は初当選から一夜明けた17日、「いままでの町政が町民の声を聞いてこなかったことへの怒りが、今回の結果につながった」と勝因を分析した。一方、7選を目指した現職の魚津龍一氏(63)は、自民、公明、国民新の推薦を受け、盤石の態勢を誇ったが、「多選」「強権」などを突かれ、もろくも崩れた。(武田裕藝)

■「私の不徳」 「私の不徳の致すところ」――。16日夜、同町平柳のアゼリアホールで、魚津氏はぶぜんとしたまま、短く敗戦の弁を述べた。支持者や陣営からは「まさか」と驚く一方で、「強引なところもあったから」と観念する声も漏れた。

 脇陣営が繰り返し訴えた一つが、保育所削減での反対署名運動を巡るエピソードだ。町職員が意向調査の名目で署名者宅を1軒1軒回った。脇氏を支持した中陣将夫町議会議長は「事実上、物申すなという圧力だった」と指摘する。

 脇氏自身は、街頭などで魚津氏の給料が県内の一部市長より高い点を徹底して取り上げた。県によると、今年4月の魚津氏の月額給料は、射水、氷見両市長より多い84万円。そのうえで、脇氏は、「町長給料の3割カット」と有権者に分かりやすい公約を掲げた。

 これに対し、魚津氏は、保育所削減での意向調査について「町民の声を聞くためにやった」。給料問題では、個人演説会で県内全市町村長の給料一覧表を張り出し、「富山、高岡両市などは、自分を上回る額だ」と力説した。しかし、陣営スタッフから「かなりデリケートになっている」と心中を推し量る声も出ていた。

■組織力の差歴然

 「負けるはずがないと思った」(魚津陣営の大井裕久選対本部長)

 15日に開かれた魚津陣営の最終決起大会には、宮腰光寛衆院議員や森田高参院議員、鹿熊正一県議会議長らが詰めかけた。脇氏の支持母体で、共産党などで作る「朝日町を明るくする会」と比べ、組織力の差は歴然としていた。

 しかし、過去5回の選挙戦に携わってきた選対のスタッフは「陣営も支援者も同じ顔ぶれが続き、なれ合いがあった」と振り返る。選挙戦の終盤、山間部の個人演説会には約40人が集まったが、魚津氏が登場しても、歓声らしい声は上がらず、魚津氏が懸命に握手をして回った。

 一方、告示3週間前に出馬表明した脇氏は、個人演説会を開かず、街頭演説をしても人が集まらなかったが、「車の窓越しに、こっそり手を振ってくれる人があちこちでいた」。最終日の15日には、脇氏の選挙カーを魚津陣営関係者の車がついて回り、警戒した脇陣営が表立って支持者と握手するのを控える場面さえあったという。

■過半数は魚津派 ただ、脇氏が厳しい町政運営を余儀なくされるのは必至だ。町議会10議席の過半数に当たる6議席は、魚津氏を支援した自民系会派が占める。町役場では、「共産党の町長になって、職員の仕事がどう変わるのか」「町政運営は一筋縄ではいかないだろう」などと声が飛び交っている。

 町立あさひ総合病院の医師、看護師不足や、耐震強度不足の五箇庄小建て替え問題など、課題は山積している。前町政の批判だけでは、脇氏のかじ取りは立ちゆかなくなる。

(2010年5月18日 読売新聞)

1358チバQ:2010/05/18(火) 22:36:14
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010051890162142.html
みんなの党、新人推薦へ 大治町長選、東海の地方選で初
2010年5月18日 16時22分

 みんなの党(渡辺喜美代表)は18日、今月25日に告示される愛知県大治町長選で、立候補を表明している新人候補の推薦を決めた。同党が、東海地方の地方選挙で候補者の支援を打ち出すのは初めて。

 推薦するのは新人で町議の岩本好広氏(50)=元中日ドラゴンズ選手。同町長選には、現職の小林隆氏(75)、新人で元衆院議員秘書の広田幸治氏(27)も出馬表明し、三つどもえの構図となっている。議員の大半が小林氏の支援に回る可能性が高いが、無党派層からの支持率が伸びているみんなの党の参戦は波乱の目となりそうだ。

 みんなの党は夏の参院選で愛知、三重両選挙区で候補者を擁立する。大治町長選での推薦決定は、参院選に向けた足場づくりの狙いもあるとみられる。

 同町長選では、あま市との合併を推進する小林、広田両氏に対し、岩本氏は名古屋市との合併を主張、合併の枠組みなどが争点となる見通し。

(中日新聞)

1359チバQ:2010/05/18(火) 22:44:56
>>1354の三重と逆の構図
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100518000000000064.htm
県議会議長に天野進氏 副議長平成21の岩瀬氏
05/18 14:49
 県議会は18日、臨時会を開き、浜井卓男議長と堀江龍一副議長の辞職に伴う正副議長選を行い、第103代議長に天野進吾氏(68)=自民党県議団、静岡市葵区=、第109代副議長に岩瀬護氏(64)=平成21、袋井市・周智郡=を選出した。
 自民党以外の副議長誕生は1955年の自民党結党以来初めて。昨年8月の国政での政権交代の影響が県議会にも及んだと言えそうだ。
 昨年11月の自民党県議団分裂で県議会最大会派となった民主党系の平成21が、副議長ポスト獲得を目指して多数派工作を展開。岩瀬氏は平成21と友好関係にある民主党・無所属クラブだけでなく、公明党や無所属議員からも支持を取りつけた上、自民の一部も取り込んで勝利した。
 投票は無記名で行われ、投票総数72票(欠員2)に対し、議長選は天野氏が70票、花井征二氏(共産、静岡市清水区・庵原郡)1票、無効1票。副議長選は岩瀬氏36票、大場勝男氏(自民改革会議、掛川市)34票、無効2票だった。
 自民党県連は臨時会の開会直前に総会を開き、会派ごとの総会も行って引き締めを図ったが、「最大会派から正副議長いずれかを出すべきだ」などとする議員の造反を抑え込めなかった。今後、造反者への対応が同県連や2会派間で新たな火種になる可能性もある。

 天野進吾氏(あまの・しんご)1974年県議初当選。県監査委員、行財政対策特別委員長、自民党県連幹事長など歴任。当選7回。静岡市長2期。静岡市葵区横内町。
 岩瀬護氏(いわせ・まもる)1991年県議初当選。県監査委員、総合交通対策特別委員長、平成21会長など歴任。当選5回。森町中川。

1360チバQ:2010/05/19(水) 22:29:23
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100519ddlk20010009000c.html
2010知事選:後手に回った自民 独自候補、見通しなく  /長野
 ◇連合や民主に「相乗り」も
 県知事選(7月22日告示、8月8日投開票)は、元副知事の阿部守一氏(49)が立候補する意向を固め、構図が定まってきた。引退表明した村井仁知事に続投を求めてきた自民は後手に回り、前回と同じ超党派の流れを作るシナリオは崩れた。「反田中」が結集した前回から政権交代などを経て政治環境は変化しており、独自候補の見通しも立たない自民県連内には、連合長野や民主と事実上の相乗りを容認する声も上がっている。【光田宗義、福田智沙、渡辺諒】

 18日午前、県庁議会棟2階の一室に自民県議団の17人が集まった。

 「不出馬表明がどうしてこのタイミング(13日)になったのか」

 村井知事と連絡を密にしていたはずの自民県連の重鎮、石田治一郎・幹事長に、出席者から厳しい声も出た。告示まで2カ月余り。独自候補を立てる猶予は乏しく、知事の出馬をあてこんでいた県連は焦りが隠せない。

 村井知事は「1期限りと決めていた」と強調するが、自民県連に「続投の意欲はあった」とみる向きが多い。石田幹事長は「不出馬なら09年のうちに表明して」と知事に内々に求めていた。にもかかわらず表明が今月までずれ込んだのは、知事が情勢をみきわめようとしていた、という見方だ。

 焦点は「キャスチングボートを握る」(鷲沢正一・長野市長)とされた連合長野の対応だった。民主の支持母体の連合が前回選では「反田中(康夫前知事)」を鮮明にしたことが、超党派の結集を決定づけ、村井知事誕生に貢献したことは自民県連の関係者も認める。

 ◇村井氏引退「あて外れ」
 今回も同じ流れを作りたい自民は、民主と連合にシグナルを送った。県議会では今年3月、最大会派の自民党ではなく、民主・社民系の第2会派「改革・緑新」から寺島義幸県議が議長に選ばれた。最大会派以外からの選出は39年ぶり。ある議長経験者は「自民が事実上議長を譲り、機運を作ろうとした」と明かす。

 しかし民主党政権が誕生した昨秋以降、連合は自民衆院議員だった村井氏の続投に、否定的な姿勢を強めつつあった。今年4月、自民系の市民団体「県政連絡協議会」が阿部守一・元副知事の擁立に動くと、連合や民主県連は阿部氏へ傾いた。

 それでも自民県連は村井氏に望みをつないだが、村井氏がようやく不出馬の意向を石田幹事長に告げたのは、大型連休直前の4月22日。県庁の知事室で、石田幹事長は「いまさら混乱を招くだけだ」と食い下がったが、知事は出馬を拒んだ。

 村井知事が前県政の混乱を収め、手堅い手腕を発揮したとの評価は少なくないが、将来像が見えにくいと批判もあった。連合と民主は田中、村井両知事の計10年を区切りとして「将来の県を作れる人を」と強調する。

 自民は独自候補を模索するが、「連合・民主の候補と食い合いになれば『田中系』を利するだけ」(県議)との声は強く、「名前の挙がった2人のうち政策の近い人を選ぶべきだ」との声も出始めた。

1361チバQ:2010/05/20(木) 12:34:51
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001005200001
新潟市議定数、現状維持
2010年05月20日

 新潟市議会の各会派の代表でつくる議員定数検討委員会(座長・志田常佳議長)は19日、次期市議選(2011年)を現在の定数56で実施することで合意した。削減へ向けた動きもあったが、会派間や会派内で意見がまとまらなかった。


 市民クラブ(16人)と新潟クラブ(15人)は、県議会の定数53を上回っている現状を問題視するなどして、「削減に賛成」との意見だったが、削減する数や時期について会派内で意見が一致しなかったという。他の会派は「むしろ不足している」「合併の約束事が終わるまでは現状維持」などの意見だった。


 新潟市議会の定数56は、地方自治法で定められた上限いっぱい。議会事務局などによると、19政令指定都市のうち、同じ状況なのは新潟、さいたまの2市議会だが、次期市議選まで上限いっぱいとするのは新潟だけという。(藤井裕介)

1362チバQ:2010/05/20(木) 12:35:44
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001005200002
浜松市議会 定数4〜8減
2010年05月20日

 浜松市議会運営委員会は19日、現在54の議員定数を来春の統一地方選までに46〜50に削減する方針を決めた。7月末までに具体的な削減案をまとめ、9月定例会での条例可決を目指す。


 市議会は今年1月から非公開の議会改革検討会議などで協議を重ねてきた。この日は「経済的に厳しい状況の今、議員自らが身を削って範を示すべきだ」との意見が大勢を占めた。共産党浜松市議団は「議員数を削減すれば議会のチェック機能が低下する」と反対し、議員の歳費削減を主張した。


 具体的な削減案としては、「各区1人ずつ削減」「中心部の中区で2人、その他の区は1人」などの意見があり、今後、議会運営委員会で内容を詰めていくという。


 旧浜松市の議員定数は46人だったが、合併後の増員選挙で、一時は65人にまでふくらんだ。条例改正を経て、2007年春の市議選から現行の54となっている。


 議員定数削減をめぐっては、第2次浜松市行財政改革審議会が昨夏、「議員1人当たりの人口を政令指定都市の平均にあてはめると、浜松市の議員定数は36人になる」と試算。鈴木康友市長に提出した意見書で、少数精鋭による議会運営を求めていた。


 現在、全国19の政令指定都市で、最も議員定数が多いのは大阪市の89人で、少ないのが今年4月に指定市になった相模原市の52人。同市は来春の市議選で49人になる見込みという。

1363チバQ:2010/05/23(日) 12:02:33
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20100521000000000015&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%EF%BC%9A%E7%94%B0%E5%B3%B6%E6%B0%8F%E3%81%8C%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E5%87%BA%E9%A6%AC%E8%A1%A8%E6%98%8E%E3%80%80%E7%86%B1%E6%B5%B7%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8
田島氏が正式出馬表明 熱海市長選
2010/05/21
 熱海市選出の田島秀雄県議(51)が20日、同市内で会見し、任期満了に伴う9月5日告示、12日投開票の同市長選に、無所属で立候補することを正式に表明した。
 田島氏は「現市長には任せられないという決意の下で出馬する。生まれ育った熱海のためにしっかりやりたい」と述べた。観光施策については「中心部だけでなく市内各地域の個性を生かしたい。関東圏や静岡県、海外にトップセールスをする」と語った。旅館・ホテルの固定資産税減免と入湯税引き上げの検討、低廉な新市庁舎建設、公営企業会計の見直しなどにも取り組むとした。
 田島氏は同市議を4期務め、2000年の補選で県議に初当選。現在3期目で、17日まで自民党県連政調会長を務めた。5月末で同党を離党する。
 同市長選には、現職の斉藤栄氏(47)=1期=も出馬を表明している。


※2008年県議選は無投票当選


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2868
当7216 斉藤栄  無新 ←民主系
 7154 川口市雄 無現 ←自民系
 6111 鵜沢精一 無新
  771 猪木快守 無新 ←アントニオ猪木の兄弟

1364名無しさん:2010/05/26(水) 12:52:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000062-mailo-l23
名古屋市議会:議長に横井氏 副議長に渡辺房氏 /愛知
5月21日11時17分配信 毎日新聞

 名古屋市議会は20日の臨時会本会議で、議長に自民党の横井利明氏(48)=5期・南区、副議長に民主党の渡辺房一氏(60)=3期・瑞穂区=を選出した。任期は申し合わせで1年。横井議長は「議会と市長は対等で緊張感を持つべきだ。是々非々で議論を進めたい」、渡辺副議長は「議会としての発信力を強化したい」と抱負を述べた。
 また横井議長は、課題の議員報酬や定数について、「民意を取り入れるという手続きを考えると、6月議会に間に合うかとも思うが、早急に努力したい」と述べ、議会として一定の方向性を打ち出す姿勢を示した。テレビや新聞を使った広報や、定例会見での議論の経過報告なども検討するとしている。【高橋恵子】

1365名無しさん:2010/05/26(水) 12:53:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100526-00000054-mailo-l23
選挙:大治町長選/大治町議補選 町長選に3人が届け出 町議補選は無投票 /愛知
5月26日11時12分配信 毎日新聞

 任期満了(6月10日)に伴う大治町長選が25日告示され、新人で元衆院議員秘書の広田幸治氏(27)、現職の小林隆氏(75)、新人で元中日選手の岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=の無所属3氏が立候補を届け出た。30日投開票される。
 同町は08年に七宝、美和、甚目寺の旧3町(現あま市)との4町合併を模索する東部四町合併研究会から離脱し、この枠組みでの合併は成立しなかった。今回の町長選では、当面の目標として広田氏と小林氏がそれぞれあま市との合併を、岩本氏は名古屋市との合併を視野に入れており、合併の枠組みが争点となりそうだ。
 同日程で行われる町議補選(改選数1)も告示され、1人が立候補、無投票当選した。
 期日前投票は26〜29日午前8時半〜午後8時、町役場第3会議室で。選挙人名簿登録者数(24日現在)は2万3027人(男1万1714人、女1万1313人)。【岡村恵子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大治町長選立候補者(届け出順)
広田幸治(ひろた・こうじ) 27 無新
 [元]衆院議員秘書[歴]病院介護職員▽名古屋市工高中退
小林隆(こばやし・たかし) 75 無現(1)
 機械製造業[歴]大治中P会長▽町議▽北海道・栗山中
岩本好広(いわもと・よしひろ) 50 無新
 [元]中日選手・コーチ[歴]阪急選手▽町議▽半田農高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大治町議補選当選者(改選数1)
小島昇 61 水道設備業 無元

5月26日朝刊

1366名無しさん:2010/05/26(水) 12:57:22
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100512ddlk23010260000c.html
自民県議団:足並み乱れ 議長候補で異例の選挙、1票差激戦しこり懸念 /愛知

 県議会最大会派の自民党県議団の足並みが乱れている。10日に行われた議長候補選出が異例の選挙になり、当落を分けた票差はわずか「1」。背景には、今夏の参院選や来年2月の知事選への危機感があるとみられ、「過熱した対立が尾を引く」(中堅議員)との懸念が広がっている。【加藤潔】

 10日の議員団総会。議長候補に9期のベテラン、日高昇氏(73)=知多郡第1=と、5期の中堅、岩村進次氏(55)=一宮市・葉栗郡=が名乗りを上げた。

 選出は話し合いで決まるのが通例だったが、98年度以来12年ぶりの選挙戦に突入。日高氏が29票を獲得し、28票の岩村氏にかろうじて競り勝った。

 県議らによると、主に三河地方の議員が日高氏を推し、尾張、名古屋地方の議員が岩村氏側についたとみられ、県を二分する対立構図となった。

 団長選出も3年ぶりの選挙になり、久保田浩文氏(57)=稲沢市、4期=が39票を獲得。松川浩明氏(46)=名古屋市北区、4期=を抑え新団長に選ばれた。

 県議らによると、当初、議長候補は岩村氏、団長は松川氏で調整が進められていた。しかし、参院選と知事選を控え、「難局を乗り切るには、経験豊富な人物がいい」との声がベテラン議員を中心に広まり、ベテランの日高氏や、松川氏よりも年上の久保田氏を推す声が強まった。

 総会前日に出馬を決めたという久保田氏は就任会見で「(選挙の)しこりがないと言えばうそになる」と話した。ある県議は「自民党が大変な時期。参院選に向け、一丸にならないと大変なことになるのに」と心配していた。

1367名無しさん:2010/05/27(木) 12:18:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000114-mailo-l22
県議会:副議長選 造反県議の処分、党紀委で協議へ−−自民党県連 /静岡
5月27日11時56分配信 毎日新聞

 自民党県連(会長・塩谷立衆院議員)は26日、先の県議会副議長選で所属県議の一部が造反した問題で緊急役員会を開いた。党紀委員会を近く開き、造反したとみられる県議の処分を協議する方針を決めた。夏の参院選静岡選挙区(改選数2)は6人が出馬を表明し激戦が見込まれるため、党内の結束を固める観点から、最も重い処分である除名も検討する方針。
 役員会には約15人の県議らが出席。会合後の植田徹幹事長ら三役の説明によると、造反議員の処分について「役員会で造反者を特定したらどうか」「造反の県議は議員辞職すべきだ」との意見が相次いだという。
 こうした厳しい空気を踏まえ、県連は除名処分を下せる党紀委員会を開くことを決めた。【竹地広憲】

5月27日朝刊

1368チバQ:2010/05/27(木) 12:25:37
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100527ddlk22010165000c.html
選挙:静岡市長選 田辺元県議が出馬表明 小嶋市長、去就明言せず /静岡
 元県議で静岡産業大講師の田辺信宏氏(48)は26日、来春の静岡市長選に無所属で立候補する意向を明らかにした。田辺氏は取材に「覚悟を決めた。今、必要なのは情報発信力のある市長だ」と述べた。28日に記者会見を開き、正式に出馬表明する考え。同市長選への出馬を表明したのは田辺氏が初めて。

 一方、来年4月12日で任期満了を迎える小嶋善吉市長(62)は26日の定例会見で、自身の去就について「いずれ時期が来れば話す」と述べるにとどめ、明言しなかった。

 田辺氏は同市葵区の出身。早稲田大卒業後、松下政経塾を経て91年、同市議に初当選。1期務めた後、95年から県議(静岡市選出)を3期務めた。03、05年の衆院選静岡1区から無所属で出馬し、落選。現在は静岡産業大の講師を務めている。

 後援会関係者によると、田辺氏は25日夜、静岡市内で後援幹部会を開き、「出馬を決意した。皆さんの期待に沿えるよう頑張りたい」などと述べ、支援を訴えたという。【小玉沙織】

1369チバQ:2010/05/27(木) 23:31:17
http://www.asahi.com/politics/update/0527/TKY201005270543.html
元副知事の阿部氏、長野知事選に出馬表明2010年5月27日22時32分
 7月22日告示、8月8日投開票の長野県知事選で、田中康夫知事時代に副知事を務めた阿部守一氏(49)が27日、無所属で立候補することを表明した。阿部氏は「長野県を『仕分け』し、県民の確かな暮らしと県民主権を実現する」と述べた。

 阿部氏は東京都出身。旧自治省(現総務省)に入省し、同県企画局長、同県副知事、横浜市副市長などを経て、内閣府の行政刷新会議事務局次長として、国の事業仕分けに携わった。

 同県知事選では、すでに安曇野ちひろ美術館長=休職中=の松本猛氏(59)が立候補表明している。現職の村井仁知事(73)は引退する。

1370チバQ:2010/05/28(金) 21:44:11
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100528ddlk20010004000c.html
2010知事選:各陣営、動き本格化 /長野
 県知事選(7月22日告示、8月8日投開票)で、元副知事の阿部守一氏(49)が27日、正式に立候補を表明した。無所属新人の阿部氏には連合長野が事実上の推薦を既に決め、民主党県連、社民党県連も支援する見通しだ。一方、4月下旬に最初に出馬表明した安曇野ちひろ美術館長、松本猛氏(59)は同日、松本市内で事務所開き。田中、村井両県政の「次」を担う知事選をめぐり、各陣営の動きが本格化した。

 ◇阿部氏が出馬表明「長野県を仕分けする」
 「長野県を仕分けし、確かな暮らしと県民主権を実現するため、ここへ帰ってきた」。古巣の県庁で会見した阿部氏は今後、市町村や各団体・組織と対話して支持を求める意向を示し、「信州の人々が安心と希望、誇りを取り戻し、未来を切り開く社会の実現を目指す」と訴えた。

 さらに、自らが今年3月まで国の行政刷新会議事務局次長として「事業仕分け」にかかわった経験をふまえ、県でも公開の仕分けによる各事業の見直し▽施策に優先順位をつける−−などを掲げた。具体的な政策を早急に策定するという。

 一方、かつて副知事として仕えた田中康夫前知事について、多くの人の意見に耳を傾けなかったなどとして、「失敗に終わってしまった」と総括した。また現在の村井仁知事には、「県政の混乱した部分を立て直した」と一定の評価をしたが、「やや県政が遠く見える。官僚的な行政は打破すべきだ」と批判した。

 阿部氏は東京都出身。東大卒業後、84年に自治省(現総務省)に入省し、田中前県政で01年に企画局長、同年10月から04年7月まで副知事を務めた。退任後、07年4月からは横浜副市長、同事務局次長を歴任した。

    ◇

 知事選を巡っては、村井知事の続投を求めてきた自民県連は、後継候補の見通しが依然立っていない。また、田中前知事の元特別秘書(44)も出馬を模索している。【福田智沙】

 ◇松本氏は事務所開き
 一方の松本猛氏は27日、松本市本庄で事務所開きを行い、支持する市民団体の代表や支援者ら約70人が出席した。松本氏は来週中に政策発表を行う方針で、近く長野市吉田にも事務所を置くという。

 事務所開きでは、穂高神社による神事後、松本氏が「信州が好きだから立候補を決めた。私がビジョンを示しながら皆さんと一緒になってすばらしい長野県を作っていきたい」と改めて決意を語った。

 さらに松本氏は教育問題にも触れ、「自然や文化を愛する子供を育てることで、県の未来が開かれる」などと話した。この日出馬を正式に表明した阿部氏については、「どういう考えか興味がある。(有権者には)政策を見て考えてほしい」と語るにとどめた。【渡辺諒、大平明日香】

1371チバQ:2010/05/28(金) 21:46:21
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001005280002
市役所建て替え、波乱含み? 新発田市
2010年05月28日

 片山吉忠・新発田市長(77)の3期目の任期があと半年となる中、築44年の市役所の建て替え問題が市政の焦点となっている。建設場所について、市民からは4年前にJR新発田駅前に移転した県立新発田病院跡地を挙げる意見も出ているが、片山市長は現在地での建設を主張しており、今年秋には基本構想を策定する方針だ。市議会からは「あまりに性急ではないか」との声も聞かれる。
(戸松康雄)


   ◇


 建て替え問題について、市と市議会はそれぞれ独自に、市民の声を反映させた構想・提言づくりを進めている。


■県立病院跡地案 広さは2倍以上


 19日、市議会の市庁舎建設調査特別委員会は、区長会や観光協会といった各種団体の代表者19人を招き、意見をきいた。このうち5人が、「県立病院跡地が良い」との意見を示した。駐車場を十分確保できること、などが理由だ。


 一方、市は4月27日、有識者や各地区代表ら15人(うち3人は一般公募)による「新庁舎建設構想等策定委員会」を発足させた。この委員会の役割は、新庁舎の位置や機能について議論し、「基本構想案」をまとめることだ。


 しかし、初会合の冒頭、片山市長は「まちづくりの中心である『現庁舎周辺』が最適と判断した」とあいさつ。事務局も「県立病院跡地は景観計画での位置づけなどから適地ではない」と明言した。議論が始まる前にトップらが方向性を示してしまった形だ。


 県立病院跡地は、現在の市役所から約200メートル北西にある。特別養護老人ホームとして使われている部分も含めて、広さは約3万3千平方メートル。市側が「現庁舎周辺」としている用地は、市立図書館や駐車場も含め、約1万3千平方メートルだ。


 広さなら2倍以上のスペースを確保できる県立病院跡地だが、問題点は、街のシンボル・新発田城に隣接し、かつては「二ノ丸」とされた場所にあることだ。


   ◇


■新発田城に隣接 建物に高さ制限


 市は2008年に施行された市景観条例と、同年に決めた景観計画で、この地域を「新発田城周辺区域」に指定した。建築物が、04年に復元された辰巳櫓(たつみやぐら)、三階櫓より高くならないよう、高さ12メートル(道路付近は10メートル)以下に制限した。一方、「三ノ丸」だった現庁舎周辺は「公共施設区域」とされ、高さ制限も24メートル以下に緩和されている。


 市景観条例は、審議会の意見を聞いて計画を変更する余地があることも定めているが、市幹部は「一度決めたことを役所の都合で変更したら、市民はどう思うか」と話す。


 建て替え問題は、景観計画策定と同じ08年3月、片山市長が市議会での答弁で、庁内に検討会を設ける方針を表明し、動き出した。03、05年の周辺3町村との合併の際に作った「合併建設計画」にも、06年の片山市長3選の際の選挙公約にも「新庁舎建設」は盛り込まれていなかった。


 市側が描いているスケジュールによると、7月末に市民による「策定委員会」から基本構想案の提示を受けて、秋には「基本構想」をまとめる。来年度には基本計画を策定し、3年後の13年度に着工、15年度完成を目指す。


 急ピッチで事業を進めるのは、約60億円と見込まれる事業費の半分余りを「合併特例債」で賄おうと考えているためだ。合併特例債は、政府が「平成の大合併」の推進策として打ち出した政策で、合併後10年間の事業に限り、借金の返済にあてる費用のうち、7割を国が地方交付税の形で自治体に支給する。


 これを使えば、30億円返済しなければならない場合も、市の負担は9億円で済む計算になる。ただし、期限があるため、紫雲寺町、加治川村との合併(05年)から10年後の15年度には完成させなければならない。


 片山市長は3期目の公約に掲げなかった理由について「市民生活に直接関係する事業を優先した」と説明したうえで、「長期的な財政計画から大丈夫と判断して着手することにした。合併特例債という有利な手段を逃すべきではない」と話している。


 市議会の調査特別委員会は9月に報告書をまとめる。建設場所について市の姿勢に同調するか、県立病院跡地を盛り込むか、市民の声を慎重に検討して判断する方針だ。


 市長選の日程は11月14日告示、21日投開票。片山市長は自らの去就を明言していないが、この問題は市長選の争点になる可能性もある。

1372チバQ:2010/05/28(金) 21:46:48

   ◆ ◆ ◆


【新発田市役所の建て替えをめぐる経過】


1964年 旧庁舎が火災で焼失
 66年 現庁舎が完成
 91年 市議会の「市庁舎建設調査特別委員会」が発足
 95年 市議会市庁舎建設特別委が最終報告。「現在の庁舎跡は狭すぎる」として、候補地に(1)新発田駅前周辺(2)新発田城周辺(3)バイパス付近の3カ所が「妥当」と報告
 98年 片山市長が初当選
2003年 豊浦町と合併
 04年 新発田城の辰巳櫓・三階櫓が復元
 05年 紫雲寺町、加治川村と合併
 06年 県立新発田病院がJR新発田駅前に移転
 同年 片山市長が3選
 08年 市が景観計画を策定、景観条例が施行
 同年 片山市長が新庁舎建設で「庁内検討会」の設置を表明
 09年 「庁内検討会」が報告書。「市民、企業の利便性など総合的見地から判断し、現庁舎周辺が適地」。県立病院跡地について「適切ではない」
 同年 市議会が再び「市庁舎建設調査特別委員会」を設置
 10年 市の新庁舎建設構想等策定委員会が発足

1373チバQ:2010/05/29(土) 12:32:18
そいや、阿部守一は中田後継の横浜市長に擁立って話もあったんですよね。

1374神奈川一区民:2010/05/30(日) 23:27:41
>>1365
渡辺代表は一刻も早く選挙区に候補者を積
極的に擁立すべきです。


みんなの党推薦の無所属新顔が当選 愛知・大治町長選

 愛知県大治町長選挙が30日投票され、即日開票の結果、みんなの党の推薦を受けた無所属新顔の前町議岩本好広氏(50)が、現職ら2人を破って初当選した。同党によると、推薦候補が首長に当選したのは初めて。

 岩本氏はプロ野球中日ドラゴンズの選手、コーチなどを経て、2003年に同町議に初当選した。町長選では、町民税10%減税や名古屋市との合併などを公約に掲げた。

http://www.asahi.com/politics/update/0530/NGY201005300017.html

1375チバQ:2010/05/31(月) 07:02:08
合併の枠組みという地元の課題があったとはいえ
ついに みんなの党推薦の首長の誕生ですか。

1376とはずがたり:2010/05/31(月) 13:02:51
おお,名古屋との合併を公約にいれてるのか。地域スレに転載しておかねば。
前市長は合併に慎重でぜんぜん進まなかったけどパフォーマンス好きの現市長ならいけるかな?

1377とはずがたり:2010/05/31(月) 13:08:29
>>1374-1377
得票

選挙:大治町長選 みんなの党推薦・岩本氏、接戦制し初当選 /愛知
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/4566

 ◇大治町長選開票結果
当 3818 岩本好広 50 無新
  3735 小林隆  75 無現
  2061 広田幸治 27 無新
 =選管最終発表

1378チバQ:2010/05/31(月) 21:08:20
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100531k0000e010065000c.html
大治町長選:減税派当選で河村・名古屋市長、合併に前向き
 30日に投開票された愛知県大治町長選で、名古屋市との合併推進を訴えた元中日選手、岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=が初当選したのを受け、河村たかし名古屋市長は31日の定例会見で「住んでいる人にとっていいことになればやってもいい」と合併に前向きな姿勢を示した。

 岩本氏は河村市長の施策に追随し、町民税10%減税も主張している。河村市長は「日本一税金の安い町になる。少しでも安くサービスが受けられるようになれば」と減税を進める勢力の拡大に期待感を込め、「大治のみなさんと名古屋市民が一緒になっていくなり、どうするのがいいのか、住民から(議論が)まき上がるようにしなければならない」と話した。【高橋恵子】

1379チバQ:2010/05/31(月) 21:18:32
>>1335
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001005310004
妙高の水野市議失職
2010年05月31日

 妙高市の水野文雄市議(65)の解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が30日、同市新井選挙区で実施され、賛成8434票、反対878票で賛成票が過半数を占め、水野市議は失職した。解職を求めた住民投票は、旧新井市時代を含めて初めて。投票率は44・70%だった。(河畑達雄)


   ◆


 解職投票は、水野市議の行動が、議員を辞職すべき悪質なものかを住民に問うものだった。住民は「辞職せよ」との審判を下した。


 解職請求の理由となったのは、昨年9月30日夜の行動だった。水野市議は、酒に酔って帰宅途中、新井中央小の体育館の照明が気になった。無施錠だった職員玄関から入り、応対の女性教諭に「体育館で何をしている」と聞いた。即答できない教諭に「そんな馬鹿なことがあるか」「教師として失格」などの暴言を浴びせたとされる。


 翌日、水野市議は市教育委員会と同校に謝罪し、この後にも女性教諭らに謝罪文を出した。市議会でも謝り、議会の役職も辞した。だが、それだけで済まなかった。市議会の政治倫理調査特別委員会は「辞職が相当」と結論。昨年11月の臨時会で、辞職勧告決議案が賛成多数で可決された。


 それでも辞めない水野市議をリコールする動きが新井地域で起き、住民らが「妙高の安全で安心な学校を守る会」(白川昭夫代表)を結成。リコールに必要な有権者の「3分の1以上」の署名を集めた。水野市議はその集め方に異議を申し出て、市選挙管理委員会は最終的に1万1358人分を有効署名とした。有権者の52%を占める数で、「守る会」は4月14日、住民投票を本請求していた。


 この日の投票で失職が決まったが、水野市議は、事実の確認もせずにリコール運動を進めたとして、解職請求代表者らを相手に民事訴訟を起こす考えを示している。

1380チバQ:2010/05/31(月) 22:22:35
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100531000000000050.htm
自民2氏を除名処分 県議会副議長選造反
05/31 14:42
 県議会副議長選で自民党の複数議員が造反した問題で、党県連は31日、静岡市内で党紀委員会を開いた。浜井卓男(浜松市西区)、中沢通訓(静岡市清水区・庵原郡)両県議を党県連から除名、堀江龍一県議(静岡市駿河区)を離党勧告とする処分を決めた。
 委員会終了後に報道陣の取材に応じた前沢侑党紀委員長によると、無記名投票だったため決定的な造反の“証拠”はないものの、これまでの会派会議などでの3氏の言動などで造反者を特定したという。
 浜井、中沢両氏は過去にも処分を受けたことがあり、堀江氏は初めての処分のため、処分結果が分かれたと説明した。
 処分結果は同日、3氏に文書で通知する。

1381チバQ:2010/05/31(月) 22:30:50
浜井卓男
>>243 浜松市長選
>鈴木康友衆院議員ら民主党県連幹部に加え、浜井卓男・自民党県議が県連の鈴木氏推薦に反して演壇に立った
>>835 衆院選
>先の衆院選で無所属候補を応援した同党所属の浜井卓男・県議会議長=浜松市西区選出=を幹事長名で戒告処分にしたと発表した
>>859 空港部廃止案
>空港部廃止条例案の採決を行い、賛成7、反対2の賛成多数で原案通り可決した。(中略)浜井卓男議長(浜松市西区)が退席、計3人が造反した。

中沢通訓
>>531 川勝擁立派
知事選の候補者擁立を巡り、自民党県連は22日、坂本由紀子参院議員(60)(静岡選挙区)への出馬を要請した県連の方針に反し、川勝平太・静岡文化芸術大学長(60)の擁立を目指す超党派組織「夢あるしずおか創造会議」に参加したとして、党所属の県議5人を文書による注意処分とした。

1382とはずがたり:2010/06/01(火) 02:54:24
元々浜井は熊谷系だったけど早々と裏切って自民党へ出戻った信用成らない政治家ですね〜。

1383チバQ:2010/06/01(火) 12:20:21
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100601/CK2010060102000165.html
《2010参院選》 “敵失”生かせぬ自民党 県連が副議長選造反処分で内紛
2010年6月1日

『割を食うのは候補者』
自民党県連の党紀委員会後、厳しい表情で語る植田徹幹事長(左)=静岡市内で


 夏の参院選を目前にして、静岡選挙区(改選数2)での議席奪還を目指す自民党静岡県連が31日、先の県議会副議長選に絡み議長経験者を含む県議3人を除名、離党勧告の処分にした。社民党が連立政権を離脱し、「民主党が内輪もめしている今がチャンス」と意気込んだ矢先の内紛。自民党公認で出馬する新人岩井茂樹氏の周辺からは「結局、割を食うのは立候補する人」と懸念する声が漏れる。

 「きちっと適切に判断してもらった。甘い処分が出ていたら、自民党は終わると思っていた」。3県議処分の報告を受けたある地方支部の幹部は興奮気味にまくし立てた。

 同支部では、18日の県議会副議長選が終わった直後から「処分なしでは参院選を戦う気になれない」と支部員の激しい“突き上げ”が始まった。造反議員への厳しい処分を県連に求めた地方支部は30近くに上った。

 副議長選は無記名投票だったため、処分した3県議が造反したという確証はない。それでも厳罰に踏み切ったのは、地方支部なしでは選挙を戦えないからだ。

 県連には市町を中心に77支部があり、支部員約2万7000人。いざ選挙となればポスター張りなど実動部隊となり、県連は「選挙運動の要」と語る。

 支部幹部は「甘い処分が出ていたら、支部員に説明のしようがなかった。これで支部員も納得してくれるだろう」と胸をなで下ろしていた。

 しかし、処分決定後、正反対の抗議も飛び出してきた。

 「処分が厳しいのではないか。これで選挙を戦えるのか」。処分を知った県東部の同党支部員がベテラン県議に電話で不満を訴えた。この県議は取材に「結局、混乱しただけ。一番かわいそうなのは、岩井君だよ」と言い切った。

 自民党県連は昨年、知事選と衆院選などで議員らの問題行動が相次ぎ、処分が続いた。いずれの主要選挙も敗北し、国政、県政とも野党に転落したショックを引きずる。

 今回、除名処分となった前県議会議長の浜井卓男氏は「県連の今後の対応次第では、岩井君を応援するかどうかも考える」と話す。県連に残る県議からも「確証がないのに処分したのは、今後に禍根を残す」と不安を口にしており、「県連」という組織の引き締めを優先した反動は小さくない。

1384チバQ:2010/06/01(火) 12:21:03
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001006010004
「造反」県議2人除名/自民県連
2010年06月01日

 県議会副議長選挙で一部の自民党県議が造反した問題で、同党県連は31日の党紀委員会で、県議3人を造反行為者と特定したうえで、2人を除名、1人を離党勧告とする処分を決めた。県議に除名処分が下されるのは、県連内では異例という。参院選が迫る中、議長や県連三役も務めた「長老」らに厳罰で臨むことで党内の結束を固める目的だ。しかし、処分される県議は公開質問状を突きつけるなど、強く反発した。


 処分された県議は、除名が浜井卓男、中沢通訓両氏、離党勧告が堀江龍一氏。党紀委員長の前沢侑県議によると、副議長選は無記名投票だが、分裂した自民党2会派が正副議長人事で協力することに反対するなど、これまでの言動から特定したという。


 浜井、中沢両氏は1年以内に戒告などの処分を受けていることを重視。これまで処分を受けたことがない堀江氏と、処分内容に差をつけたという。県連の賞罰規程によると、処分に不服があれば、10日以内に異議を申し立てて再審査を求めることができる。


 前沢県議は「参院選を控え、一部の造反者によって副議長を取れなかったことは県下の支部や党員に混乱を招いた。県連がまとまらなければ、市町支部に『自民党をやってくれ』とお願いできない」と説明。植田徹幹事長は「党内からは『一枚岩になる必要がある』との声も上がっている。時期をみて会派統一に向けて働き掛けたい」と話した。


 これに対し、除名処分となった浜井氏は同日、党内での正副議長候補の決め方の正当性などを問う公開質問状を県連に提出。浜井氏は「どう投票したかの問いかけもなく断罪した『推定有罪』の裁決。除名は逆に自ら火種をまくことになる」と強く反発した。中沢氏は「会派が分かれたのに議会人事で手を組むこと自体が疑問。無記名投票なのに処分することも果たして通るのか」、堀江氏は「今までの数の力で押し切る自民党では駄目だということがわかっていない」とそれぞれ話した。


 自民党内の不協和音のきっかけは、昨夏の知事選。坂本由紀子元参院議員を擁立しようとした県連の方針に対し、一部の県議が民主党などと合流して川勝平太知事擁立に動き、文書注意処分を受けた。続く衆院選では、7区で県議が党公認の片山さつき氏でなく、無所属の城内実氏を支援し、戒告処分となった。


 昨年の県議会9月定例会では、川勝知事提出の空港部廃止条例案に県議団が否決の党議拘束をかけたが、10人前後が造反して条例案は可決。会派分裂につながった。

1385チバQ:2010/06/05(土) 11:44:22
>>1300
惨敗だからてっきり共産系だと思ってた・・・
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001006050001
(抜粋)
 有権者の“民主離れ”は、最近の県内選挙でも顕著だ。


 衆院選で近藤氏が自民党候補を約千票上回った津幡町。4月の町長選では、民主党県連推薦候補が元自民党県連幹事長の候補にダブルスコアで敗れた。5月の珠洲市長選でも、民主党第3区総支部の副幹事長だった候補が、現職候補の4分の1の票しかとれない惨敗を喫し、民主系の首長や議員を増やす近藤氏の戦略は早々につまずいた。

1386とはずがたり:2010/06/10(木) 16:55:52

名古屋市議会:主要4会派 予算編成の透明化求め条例案
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100610k0000m010164000c.html

 河村たかし市長との対立が続く名古屋市議会の民主、自民、公明、共産の主要4会派は9日、14日開会の6月定例会に予算編成過程の透明化などを求める条例案を議員提案で提出する方針を固めた。

 来月に想定される参院選を前に、河村市長は市民との連携を強調し、市民税10%減税の恒久化案などを6月議会に再提出する構え。議会各会派は昨年以降続く「河村劇場」に埋没するのを警戒し、市長を揺さぶりながら市民に存在感を示す意図が見え隠れしている。

 自民党が提案するのは、予算編成過程で議会が市長に資料要求できる範囲を定める「議会審議活性化促進条例」案。市議会は2月定例会で、市民税の10%減税を含む今年度予算案について「市民サービス低下や将来世代の負担増につながりかねない」として、減税を1年限りに修正しており、今回の条例案では予算案の決定前に議会がチェックする制度を盛り込む。

 公明党も予算編成過程を公開し、意見を聞く条例案を提案する。

 民主党は「公開事業審査の実施に関する条例」(名古屋版事業仕分け条例)案。行政内部で行われてきた事務事業の見直しに、市民や学識経験者も参加し、結果を公表する。同党は「仕分けによって減税財源が捻出(ねんしゅつ)でき、市長のためにもなる」と説明している。

 共産党は、議員報酬決定の際に第三者機関を設置する「議員報酬市民検討条例」案などを出す。【高橋恵子】

毎日新聞 2010年6月10日 1時51分

1387チバQ:2010/06/10(木) 21:07:07
>>1380>>1384
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100609-OYT8T01216.htm
自民2県議が異議申請
副議長選造反 「処分は民主主義否定」
 先の県議会副議長選で、自民党系2会派が推した統一候補が民主党系会派「平成21」の岩瀬護氏に敗れた問題で、自民党県連から「反党行為」を理由に除名処分を通告された中沢通訓氏(静岡市清水区・庵原郡)と、離党勧告とされた前副議長の堀江龍一氏(静岡市駿河区)が9日、県連に異議申立書を提出し、処分を撤回するよう求めた。これを受け、県連の植田徹幹事長は近く総務会を開き、2人から意見を聞くことを決めた。

 中沢、堀江両氏は異議申立書で、県連が賞罰規程の「各級選挙に関し、反対党もしくは公認候補以外の候補者を公然と応援する行為」に該当すると判断したことについて、「副議長選に(規程を)適用するのは誤り」などと主張。中沢氏は「証拠や本人への尋問もなく決めるのは暗黒裁判で、認められない」、堀江氏も「公然と反対党の候補者を応援した事実はない」と処分に異議を唱えている。

 申立書を提出した後に県庁で記者会見した中沢氏は「投票行動で責任を取れというのは民主主義の否定だ」、堀江氏も「処分取り消しでは済まない。私の名誉をどう回復してくれるのか。法的措置も考慮しながらこの問題に臨む」とそれぞれ述べ、県連執行部を批判した。

 これを受けて記者会見した植田幹事長は「塩谷立・県連会長に話し、党規に基づいて総務会を直ちに開くことを決定した」と述べた。無記名投票だった副議長選で、中沢氏らに「反党行為」があったかどうかを証明できるのかについて問われた植田幹事長は「(自民党系の統一候補に投票しなかったのは)これまでの言動で火を見るより明らかだ。(処分を受けた3人の)中には、横から(ほかの県議が)見て(投票内容を)確認されている人もいる」と述べた。

 この問題では、前議長の浜井卓男氏(浜松市西区)も除名処分を通告されている。

(2010年6月10日 読売新聞)

1388チバQ:2010/06/12(土) 00:01:49
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100611ddlk20010003000c.html
2010知事選:自民県議団、独自候補擁立なお難航 共産は松本氏支援へ /長野
 夏の県知事選(7月22日告示、8月8日投開票)で、自民県議団は10日、県庁で会合を開き、今後の対応を協議した。自民は、すでに立候補を表明している前県信濃美術館長の松本猛氏(59)と、元副知事の阿部守一氏(49)以外の独自候補を擁立する方針を確認した。しかしこの日も具体的な候補名は挙がらず、人選が難航している現状を印象づけた。一方、共産県委員会などでつくる市民団体は同日、松本氏支援の方針を決めた。【光田宗義】

 会合後、平野成基・同県議団長は記者団に「会合で具体名は出なかったが、(出馬表明した)2人以外の人を求める声は多い。独自候補を擁立しなくてはならない」と強調。県出身で、県の現状を理解できる候補が望ましいとの考えを示した。

 村井知事の不出馬表明後、自民県連は候補擁立を模索。連合長野や民主県連が支援する見通しの阿部氏が、出馬表明で「県を仕分けする」などと述べて、民主党色が強まったことも自民の「主戦論」に拍車を掛けた。

 擁立の当面のリミットは、知事選の告示まで残り1カ月となる20日前後。だが、村井氏を支援した前回選とは異なり、連合を含む超党派による支援態勢は望めない。経済団体や県議の中には「資金や自民系の組織態勢など、選挙態勢を固めてから擁立すべきだ」との声もあり、月末までずれ込む可能性もある。さらに短期決戦を勝ち抜くには一定の知名度がある人でないと難しく、擁立への道のりは険しさを増している。

 一方、共産県委員会や県労連などで構成する「明るい県政をつくる県民の会」は10日の会合で、知事選では松本氏を支援する方針を決めた。同会の高村裕代表は「松本氏の政策と基本的に一致している」と述べた。今後は松本氏の支援組織と連携して活動する。

 松本氏は県営浅川ダムを「再検証する」などの政策を発表し、同会に選挙協力を要請。「浅川ダムや財政悪化などで県政が後戻りしている」とする同会は、松本氏の政策を見極めて支援を決めた。

毎日新聞 2010年6月11日 地方版

1389チバQ:2010/06/13(日) 09:42:37
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100613/201006130827_10906.shtml
高山市長選、川上県議が出馬表明
 2010年06月13日08:27 
 任期満了(9月3日)に伴う高山市長選(8月22日告示、29日投開票)に、薬剤師で県議の川上哲也氏(47)=同市桐生町=が12日、無所属での出馬を表明した。

 川上氏は、市内の後援会事務所で記者会見し「これまでの経験を生かして民間的発想で市政を運営し、地場産業の活性化による雇用の創出や将来に負担をかけない事業に取り組みたい」と語った。

 川上氏は近畿大学薬学部卒。国会議員秘書などを経て、1999(平成11)年に県議に初当選。その後、落選したが2007年に返り咲き、現在2期目。災害支援の「Vネットぎふ」など三つのNPO法人の理事長を務める。

 4期目の土野守市長(73)は今期限りの引退を表明。同市長選には、前副市長の國島芳明氏(60)が出馬表明しており、選挙戦になりそう。

1390名無しさん:2010/06/13(日) 20:21:11
前原国交相は「FDA及び”鈴予グループ”に感謝します…」と発言!( 6/12 静岡空港)

■無視できない発言だ!昨夕TVで見てびっくりした。公平な立場であるはずの行政のトップがこの選挙前に、
管轄監督内の一民間営利企業をドッコイショする!一体民主はどういう神経と資質を持っているんだろう。
裏を勘ぐられて当然の発言であり、危機管理もない。多分利権のためだろうととられても文句は言えない。
(同様に、)
■津川祥吾 国土交通大臣政務官。「プロフィールに載せてはいないが、鉄道会社に勤務していた」と昨日の職員向け挨拶にて本人から発言あり。(二階堂ドットコム)

↑”国土開発”のほかに勤務があったのか?国土”交通”省での挨拶(6/10)で公表するとは?一体どういう感覚と意図があるのかと驚いてしまう・・・。
国土開発の大株主が西武鉄道である事実を拡大(歪曲)して省内で宣言したとなると、上の前原発言と同様、看過できない大問題だ!

(こうなると党内の危機管理と良識の欠如ではなく「確信的な姿勢」じゃないかと思ってしまう・・・)

1391チバQ:2010/06/14(月) 22:32:32
>>1389
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001006140005
県議の川上氏 立候補を表明
2010年06月13日

 8月29日投開票の高山市長選に、高山市選出の川上哲也県議(47)が立候補すると12日、記者会見で表明した。立候補の表明は、前副市長の国島芳明氏(60)に続いて2人目。
 川上氏は、産業の活性化と雇用創出を最優先課題に挙げ、「市長という生活に一番身近な行政単位で、状況を改善していきたい」と述べた。
 従来の市政に対しては「民間の経営感覚が必要」と総論では批判したが、具体的なマニフェストの公表は「選挙手法もあるので8月上旬になる」と話した。県議辞職の時期について聞かれると「6月議会で一般質問をする。時期は未定」と答えた。
 川上氏は衆院議員秘書を経て1999年、県議に初当選。2003年は落選し、07年には連合の推薦を受け、返り咲いた。災害支援のNPO法人を立ち上げ、代表を務めている。

1392チバQ:2010/06/17(木) 00:14:26
>>587
沢氏は川勝、海野両氏や県連に一本化努力を求めたが実現せず、結局、民主党は党本部推薦によって川勝氏支援を鮮明にした。これで与野党対決の構図はととのったが、小沢氏は16日の記者会見で「私個人は『(一本化しなければ)党本部は関知しない』という考え方だった。鳩山代表の指示ですから」と不満を隠さなかった。


http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100615ddlk22010288000c.html
川勝知事:民主党対立「県連に一貫して共感」 知事選で小沢氏圧力明かす /静岡
 川勝平太知事が14日の定例の記者会見で、昨年7月の知事選の出馬劇の一端を明かした。川勝知事によると、当時、民主党の幹事長だった小沢一郎氏から出馬を取りやめるよう求められたという。

 川勝知事の説明によると、小沢氏から出馬の見送り要求を受けたのは昨年6月中旬ごろ。既に出馬を表明した後だったといい、小沢氏は「(知事選に出馬する)海野徹さんと票が分かれ、敵対勢力を利する」と主張したという。

 川勝知事は「小沢さんの意向にかかわらず民主党県連が(私の)擁立で一つになった」と述べ、小沢氏と県連との摩擦は当時からだとの見方を示唆。参院選静岡選挙区をめぐる小沢氏と県連との対立劇について「県連に、一貫して深い共感を持っている」と述べた。

 川勝知事は最終的に知事選で民主党の推薦を受け初当選した。今の時期に経緯を明かしたのは、小沢氏と距離を置く菅政権の発足で、政局の潮目が変わったとの見方が背景にあるとみられる。【竹地広憲】

1393チバQ:2010/06/18(金) 23:57:29
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100617ddlk22010215000c.html
県議会:自民「造反」処分の3県議、新会派結成を模索 /静岡
 県議会で5月にあった副議長選で「造反」したとして、自民党県連から除名や離党勧告処分を受けた浜井卓男前議長ら3人=いずれも自民党県議団所属=が新会派の結成を検討していることが16日わかった。4人以上で旗揚げすれば、議会で代表質問に立てる「交渉会派」入りできる慣例があるため、ほかの県議にも同調を呼びかける見通し。

 5月18日の副議長選で同党の候補者は民主党系会派「平成21」が推した候補者に2票差で敗北。1955年の結党以来、正副議長の一角を他党系会派に初めて明け渡した。この事態を深刻に受け止めた県連は、投票で造反したとして浜井氏と中沢通訓氏を除名にし、堀江竜一前副議長に離党勧告する処分を決定した。

 このうちの1人が16日、毎日新聞の取材に「3人を中心に新会派結成に向けて調整している。4人以上の会派としてスタートを切りたい」と語った。ただ、県連から受けた処分については「納得していない」と述べ、改めて不満を示した。

 一方、3人が所属している自民党県議団の奥之山隆代表は同日、取材に「県連内の調整が済み次第、処分された3人の会派の退会届を出す」と話した。【竹地広憲】

毎日新聞 2010年6月17日 地方版

1394チバQ:2010/06/19(土) 10:35:43
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100619/szk1006190221003-n1.htm
処分県議ら4人、新会派を結成へ 静岡
2010.6.19 02:21
 静岡県議会の副議長選で造反したとして、自民党県連から除名処分された県議ら4人が新会派「志士の会」を近く結成することが18日、分かった。

 4人は、除名された浜井卓男氏(67)=浜松市西区選出、6期、中沢通訓氏(65)=静岡市清水区・庵原郡選出、5期=と、離党勧告処分になった同、堀江龍一氏(65)=静岡市駿河区、4期、無所属の大岡敏孝氏(38)=浜松市中区選出、1期。

 会派の結成届は、21日に天野進吾議長あてに提出される予定。新会派代表は堀江県議で4人で構成されるため、県議会での交渉権を有する会派となる。県議会は6会派となり、県議会史上最多となる。

1395名無しさん:2010/06/19(土) 13:23:58
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100619000000000019.htm
自民処分3氏と大岡氏 新会派結成で合意
06/19 08:30
 県議会副議長選をめぐり「造反」したとして自民党県連から除名処分を受けた浜井卓男(浜松市西区)、中沢通訓(静岡市清水区・庵原郡)の2県議と、離党勧告を受けた堀江龍一県議(静岡市駿河区)、無所属の大岡敏孝県議(浜松市中区)が18日、県庁で協議し、新会派を結成することで合意した。
 会派代表は堀江氏、会派名は「志士の会」の予定。21日にも議長に会派結成届を提出する。4氏は県民の目線を大切にし地域主権、地方議会の活性化を重視していく、と会派結成の目的を説明した。自民2会派は3氏の離脱で計33人となり、過半数割れする。
 参院選でみんなの党の新人候補の選対本部長を務める大岡氏は3氏に選挙協力を要請した。3氏は個々で検討することと述べる一方、今後一部協力の可能性も示唆した。
 みんなの党の候補への協力について浜井氏は「政策を見極めて判断する」、中沢氏は「応援はやぶさかでない」、堀江氏は「自民候補を強力に支援する立場ではなくなった」とそれぞれ述べた。
 3氏は自民党県連の処分は今でも受け入れられないと述べる一方、党本部への上申などさらなる異議申し立てはしない方針。党県連の植田徹幹事長は「新会派結成は仕方がない動き。自民党候補への選挙協力が得られないとしたらに極めて残念」と話した。

1396名無しさん:2010/06/22(火) 11:45:37
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100622000000000021.htm
県議新会派「志士の会」が結成届
06/22 08:25
 県議会副議長選をめぐり「造反」したとして自民党県連から処分を受けた浜井卓男氏(浜松市西区)、中沢通訓氏(静岡市清水区・庵原郡)、堀江龍一氏(静岡市駿河区)の3県議と無所属の大岡敏孝県議(浜松市中区)が21日、新会派「志士の会」の結成届を天野進吾議長に提出した。
 新会派は自民党や民主党などから距離を置く姿勢を示しており、自民党2会派の所属議員は現員の72人中33人となって過半数割れした。
 志士の会は代表を堀江氏、幹事長は中沢氏が務める。基本目標は(1)県民が主役の開かれた県政(2)県民が安心して暮らせる県政―などを柱に掲げた。
 堀江代表は結成届の提出後、記者会見し「政党に左右されず地方議会としてのしっかりした政策を持って頑張っていきたい」と強調した。
 参院選静岡選挙区(改選数2)への対応では、みんなの党新人の選対本部長を務め、他の3人に支援要請している大岡氏は「自民の実力者3人が自民党から離脱したのは大きい」と指摘。中沢氏は「(自民党県連の)処分は応援はいらないという意味と受け止めている」とし、堀江氏は「(大岡氏に)協力はやぶさかでない。個々に判断する」と述べた。
 各会派の構成は平成21が22人、自民改革会議18人、自民党県議団15人、公明党県議団6人、民主党・無所属クラブと志士の会が各4人、無所属(共産党含む)3人となった。

1397名無しさん:2010/06/22(火) 11:46:02
http://www.pref.shizuoka.jp/gikai/kousei/senkyokukousei.htm
静岡県議会(定数74)会派(2010年6月22日現在)

22 平成21             ※民主党18、民主党推薦2(岩瀬護、野澤義雄)、社民党推薦2(野澤洋、岡本信也)
18 自民改革会議        
15 自由民主党          
 6 公明党              
 4 民主党・無所属クラブ  ※民主党3、民主党推薦1(大石裕之)
 4 志士の会             ※保守系4(堀江龍一、中澤通訓、浜井卓男、大岡敏孝)
 1 日本共産党          
 2 無所属              ※保守系2(田島秀雄、豊岡武士)

 2 欠員                ※佐野康輔(静岡市駿河区、自民)辞職および山村利男(藤枝市・志太郡、自民)死去によるもの

1398名無しさん:2010/06/22(火) 11:53:47
2007年県議選後時点では自由民主党県議団は単独過半数の40議席を保持していました。
保守系無所属の2名は市長選に備えて無所属になったもので造反に伴い会派離脱したわけでは
ありませんが、分裂と相次ぐ離反は静岡における自由民主党の混迷を象徴していると言えます。

1399とはずがたり:2010/06/22(火) 21:48:50

消費増税議論の民主に乗れるのかな??

【参院選】「減税日本」が擁立見送り 河村市長は民主系を応援
2010.6.15 13:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100615/elc1006151305002-n1.htm

 政治団体「減税日本」の設立について記者会見する名古屋市の河村たかし市長=4月26日午前、同市役所 政治団体「減税日本」の設立について記者会見する名古屋市の河村たかし市長=4月26日午前、同市役所

 名古屋市の河村たかし市長は15日の記者会見で、夏の参院選愛知選挙区(改選数3)に自ら代表を務める政治団体「減税日本」から候補者を擁立する可能性について「時間がなく苦しい」と見送る意向を示した。

 自身の参院選の対応に関しては「応援に来てという話は多いので、民主党系の人を中心に応援する」と述べた。

 減税日本は、河村市長が公約に掲げる市民税10%減税の恒久化の実現を目指して設立。参院選でも市長の支援団体関係者らに候補擁立を打診していた。

1400チバQ:2010/06/23(水) 22:55:30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6572
>先月16日。前原国土交通相を招いて小浜市内で開かれた民主党の集会。来賓代表で壇上に立った松崎晃治・小浜市長は「先ほど大臣と会って色々な要望をした。大変いい機会をいただき、心から感謝している」と喜んだ。だが、発言とは裏腹に、心なしか表情に硬さが見られた。
>松崎市長は、かつては自民党県連の副会長も務めた。同党県連幹部は「大臣への陳情と引き換えに、見せしめで登壇させられたのでは」といぶかる。その後、松崎市長は自民党からの離党を表明した。
>ただ、首長の多くは民主党との距離を測りかねている。「民主と自民、どちらの出陣式に出席するかは、ぎりぎりまで情勢を見極めて決める」。そうつぶやいた市長の1人は、まだ答えを出せないでいる。

1401とはずがたり:2010/06/24(木) 04:54:13
>>1400
>松崎市長は、かつては自民党県連の副会長も務めた。同党県連幹部は「大臣への陳情と引き換えに、見せしめで登壇させられたのでは」といぶかる。その後、松崎市長は自民党からの離党を表明した。
すげえなぁ。。
ナイーブな感想で恥ずかしいけど権力ってこんなもんなんですねぇ。
しっかしこれで,例えば市長が民主に入れるようになったりするんですかねぇ?

1402チバQ:2010/06/27(日) 00:45:15
>>1107>>1112とか
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100626/201006260842_11007.shtml
「慣例無視」で議長に不信任案 岐阜市議会
 2010年06月26日08:42 
 議長が異例の任期2年目に入った岐阜市議会で25日、「1年交代という慣例を尊重されない」として、林政安議長(自民)に対する不信任決議案が、同じ自民会派の市議から提出された。定例会最終日の28日に採決される。

 提出したのは、自民会派「市政自民党」の堀征二市議。他会派の市議5人が賛成者に名を連ねた。

 不信任決議案によると、同市議会では正副議長は毎年5月に選挙を行い、改選してきた。今年は副議長は改選したが、林議長は辞職届を提出しなかったため継続している。堀市議は「これまで一年交代で円満な議会運営がされてきたのに、現在は異常な状況」と反発している。

 議長の一年交代がなかった背景を、市岐阜商・立命館問題、2月の市長選に絡み、2派に分かれている自民会派の対立のしこりとの指摘がある。

 「市政自民党」は同日、堀市議を除名処分とした。林議長は「議長職は1年交代の腰掛けと批判される名誉職であってはいけない」との声明を発表した。

1403チバQ:2010/06/27(日) 00:46:48
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100623ddlk20010003000c.html
ダムの街は今:’10年大町市長選/上 停滞ムード払う再生の糸口は /長野
 20日告示、27日投票の大町市長選は、無所属新人のNPO代表、傘木宏夫氏(50)と無所属現職の牛越徹氏(59)が選挙戦を繰り広げている。かつては黒部ダムの玄関口として栄えたが、高齢化と人口減で停滞ムードも漂う大町市。再生の糸口はあるのか。市の現状と課題を探った。【大平明日香】

 ◇地域ブランド確立が課題 雇用の減少が人口流出に
 「多くの人に大町に来てほしい」。大町市と信州大、コンビニエンスストア「サークルKサンクス」が提携して開発した「黒部ダムカレー」が21日発表され、開発に携わった信大院生の木亦千尋さん(23)は笑顔でアピールした。ご飯をアーチ型の堰(えん)堤に見立て、内側にルーを流し込む。24日から2週間限定で県内のサークルKで販売される。

 同市で最も有名な存在、黒部ダム。しかし「ダムは知っていても大町を知らない人が多い」(市商工労政課)というジレンマを抱える。周辺の安曇野市、白馬村などがイメージアップに成功する中で埋没感は否めず、年間100万人という黒部ダムの観光客を引き込めるかが大きな課題。ダムカレーは地域の飲食店などがブランド化に取り組んでおり、今回のコンビニとの提携も08年から市と信大が進める地域ブランド研究がきっかけだが、波及効果は未知数だ。

   ◇ ◇

 かつて、黒部ダムの豊富な水と電源が企業をひきつけ、昭和初期には昭和電工、大町紡績(現・東洋紡)の企業城下町だった。だが東洋紡は99年に大町工場を撤退し、現在も12万1000平方メートルの広大な敷地が売却されずに残る。高速道が通らないなど不利な条件に不景気が加わり、誘致に応じる企業は依然見つかっていない。

 雇用の減少が人口流出にもつながる。大北地域(大町市・北安曇郡)の今年4月の有効求人倍率は0・36倍で、県平均(0・55倍)を大きく下回っている。同市の人口は75年の3万7311人をピークに減少し、4月現在で3万320人、高齢化率は31・1%。どちらも県内19市で飯山市に次ぐワースト2位だ。大町市内の男性(65)は「若者が街を出たきり帰ってこない。東洋紡跡地を何にすればいいかは分からないが、とにかく雇用につなげてほしい」と嘆く。

 跡地について、傘木氏は「工場跡地だから工場誘致を、という発想を転換し、観光と農業を合わせた公園を建設して産業拠点にする」と訴える。牛越氏は地域高規格道路「松糸連絡道路」の早期建設に全力を注ぐとし、「安心して働ける生産性の高い企業を粘り強く探す」と主張する。

1404チバQ:2010/06/27(日) 00:47:32
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100624ddlk20010062000c.html
ダムの街は今:’10年大町市長選/下 市立総合病院の経営危機 /長野
 ◇始まった市民との対話
 昨夏、市立大町総合病院の高木哲外科長は不穏な話を耳にした。

 「来春、内科医が4人から2人に減るらしい」

 当時、同病院の外科医は3人。主体となる内科医より数が多いことになったら、こちらも減らされるのは明白だった。「外科医も撤退したらこの病院は終わりだ」。危機感を募らせ、現状を住民に伝えようと決意した。各地区で病院の現状を伝える地域懇談会を開いて回ると、住民からは「そんなに大変とは知らなかった。自分たちでできることはないか」との声が多数上がり、今年5月、住民有志の手で「大町総合病院を守る会」が発足した。

 大町市だけでなく、大北地域(同市・北安曇郡)全体の命を支える同病院の経営状態は深刻さを増す一方だ。医師不足で一時期、診療制限をしたため患者数が減少し、08年度の純損失は3億2800万円。09年度は過去最悪の4億円を超える見通しだ。市の一般会計から病院への繰出金は過去4年、毎年6億円以上かかり、市財政を圧迫している。

 県が派遣元の信州大に働きかけるなどして今春、新たに5人の常勤医が赴任した。医師数は計19人から21人に増え、内科医は7人に。だがその後、患者数はほとんど増加していない。高木科長は「これまで患者が来るのが当たり前と思い、経営に無とんちゃくだった」と、院内の意識改革を進める考えだ。

 守る会代表の小林敏博さん(62)は「市民からも意見をどんどん言い、できることはボランティアで手伝う。一緒に支え合っていくことが大事だ」。ようやく危機感を共有した市民と病院の対話は、始まったばかりだ。

 同病院の再生は、両候補も重要課題に挙げる。無所属新人の傘木宏夫氏(50)は「2〜3年で市役所に戻る職員人事をやめ、病院経営の専門家を育てる」と主張。無所属現職の牛越徹氏(59)は「病院と診療所や開業医との連携を強化し、地域全体で医療を支える」と訴える。

   ◇  ◇

 どちらのリーダーが、山積した市政の課題に解決の道筋をつけられるのか。市民の選択の日が刻々と迫る。大町市長選は27日、投開票される。【大平明日香】

1407チバQ:2010/06/27(日) 20:17:36
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100626ddlk22010045000c.html
沼津市議会:定数2減を可決 来春の統一地方選から /静岡
 沼津市議会(定数34)の定数削減問題は6月定例会最終日の25日、6減案と2減案が議員発議で提案された。採決の結果、定数を2減し32とする案を賛成多数で可決した。来春の統一地方選での市議選から適用される。

 これに対して、「13減」の条例改正案を直接請求し、3月議会で否決された同市自治会連合会(高木孝会長)は議会解散請求(リコール)に踏み切るかどうか、検討している。

 6減案は3月議会に続く再提案だったが、市民クラブ▽志政会▽公明党▽無所属−−の計15人の賛成にとどまり、再び否決された。

 一方、2減案については新政会とエリア・自民の10人が提案した。これまで定数維持を主張していた未来の風(5人)と共産党市議団(3人)の2会派も同調し、過半数の計18人が賛成した。

 討論で、渡部一二実氏(市民クラブ)は6減案を提唱。「行財政改革が必至の状況で、議会は自ら身を削るべきだ。定数28は委員会を構成できる、ぎりぎりの人数。行政のチェック機能を低下させずに活発な議論ができる」と主張した。

 これに対し、岩崎英亮氏(新政会)は2減案を掲げ、「議会は行政へのチェック機能を発揮しなければならない」と述べ、削減幅は抑制的にすべきだとの考えを強調した。【安味伸一】

1408チバQ:2010/06/27(日) 20:22:13
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001006230003
【政党票流・下】「完全無所属」
2010年06月23日


記者会見に臨む4市長の有志連合。右から冨士谷英正(近江八幡)、国松正一(栗東)、山田亘宏(守山)、獅山向洋(彦根)の各市長。=16日、県庁

【「距離」測り 無色演出】


 生粋の党人が突然離反したり、党派色のない人が政党の動向にのみ込まれ色がついたり。今年の県内の首長選挙は、政党との距離を測る候補者のさまざまな葛藤(かっ・とう)があった。ドラマのつづきは、今度の選挙に引き継がれる。


【極秘の「小泉来県」】


 「藤井さんをよろしく」


 今年1月31日、元首相の小泉純一郎氏は長浜にいた。ところは毎年恒例の盆梅展の会場、慶雲館。2月の長浜市長選に出馬する元自民党衆院議員の藤井勇治氏と並び歩き、周囲の後援会の女性ら数十人に支援を呼びかけた。


 藤井氏は自民党国会議員の秘書歴30年で培った人脈を生かし、小泉氏を招いた。滞在時間は約40分。演説も集会も、事前の告知はなかった。知っていたのは、ごく一部の後援会関係者だけだ。


 昨年夏の衆院選滋賀2区で落選。同12月、巻き返しを図る党県連から打診された会長就任を断り、直後に離党し市長選への出馬を表明した。掲げたのは、どの党にも拠(よ)らない「市民党」。あらゆる層から支持を得ようと、あえて古巣の自民党とは徹底して距離をとった。


 「衆院選を支えたのに砂をかけて出て行った」。反発する自民党県議はだれも藤井氏の陣営に加わらず、対立する現職候補についた。


 だが、藤井氏は党の大物を迎えていた。小泉氏のほか、秘書として仕えた古賀誠氏も長浜入りしていた。


 「政党はさりげなく、めいっぱい利用した」。陣営幹部は言う。表に出さなかった「小泉、古賀来る」の情報は、非自民の層を刺激することなく、自民の支持層には口コミで静かに広まった。


 「自民党の裏切り者」(自民党県議)は、現職に約1万票の大差をつけて圧勝した。


【「あんた、民主?」】


 「新しい市政を担わせていただきたい」


 2月末、近江八幡市で開かれた民主党県連の定期大会。壇上に滋賀の議席を独占する国会議員がズラリと並ぶなか、4月の市長選に立候補する深井俊秀氏がいた。


 元県知事公室長。昨年末に退職し立候補を表明した。共産を除く主立った政党に推薦依頼を出したが、自民党は対立する民主党との相乗りを拒否し、自主投票を選んだ。


 「本当は政党色を出したくなかった」と陣営幹部は言うが、選挙は民主党丸抱えのイメージを強めていった。


 「あんた、民主党やろ」。深井氏は、行く先々で言われた。当時の鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題で、民主党には逆風が吹き始めていた。
 選挙戦は、「市民党」を掲げる旧近江八幡市長の勝利に終わった。


【黒衣の自民県議】


 24日告示の知事選で、嘉田知事に挑む上野賢一郎氏は、知事打倒を望みながら候補者擁立に苦しむ自民党県連や一部の市長に促され、出馬を決意した。だが、今は自民色を消すのに躍起だ。


 党県連会長を辞め、離党して臨んだ7日の出馬会見では「一党一派に偏らず、できるだけ多くの方から支援をいただきたい」と述べた。その上野氏を、自民党県議が黒衣となって支える。


 今月半ば、県内のある市長室で、県議2人が市長の説得に当たっていた。


 「16日の記者会見に、ぜひとも出席してほしい」


 各市長がまとまって、反知事の有志連合を結成する発表会見が予定されていた。参加市長が多いほど、インパクトは大きい。「せめてメッセージを」。県議は迫った。そんなやりとりが、あちこちの市長室で繰り広げられた。


 「失った4年を繰り返してはならない」。会見に出席した守山、栗東、近江八幡、彦根の4市長は、口々に嘉田県政を批判した。その会場に自民党県議の姿はなかった。


 有志連合について報道陣からコメントを求められた上野氏は、1枚のペーパーを各社に流した。


 「完全無所属で知事選に挑む私にとって、一人でも多くの支援をいただけるのは、大変心強い」


   ◇


 この連載は、飯竹恒一、高久潤が担当しました。

1409チバQ:2010/06/30(水) 21:54:23
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6989

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100629-OYT8T00018.htm
選挙対応首長も苦慮
地元と中央のねじれに配慮
 7月11日投開票の参院選富山選挙区への対応を巡り、県内首長が苦慮している。政権が自民党から民主党に移ったものの、県議会や市町村議会で依然、自民が多数を占める中、中央と地元のねじれに配慮し、バランスを意識した言動が目立つ。

 昨年8月の衆院選では、石井知事が富山1区の自民候補、長勢甚遠氏の出陣式に駆けつけたほか、当時、現職首長ではなかった上田昌孝・滑川市長と脇四計夫(しげお)・朝日町長を除く13市町村長が、自民候補の出陣式や個人演説会に出席した。

 しかし、今回の選挙で、自民公認の野上浩太郎氏(43)が公示日の24日に富山、高岡両市で開いた出陣式に出席した首長は、高橋正樹・高岡市長、沢崎義敬・魚津市長、伊東尚志・上市町長、米沢政明・入善町長、金森勝雄・舟橋村長の5人にとどまった。

 このうち、魚津市長は「野上氏以外の2氏と面識がない」として野上氏支持を明言し、民主公認の相本芳彦氏(54)、共産公認の高橋渡氏(47)とは距離を置く姿勢。入善町長は相本氏の出陣式に副町長を送って濃淡をつけながらバランスをとり、舟橋村長は「出席の依頼があったのが野上氏だけで、相本氏からはなかった」(村関係者)とした。今回、出陣式出席を見送った市長の1人は「心情としては野上氏だが……市長としては中立でいなければならない」と打ち明けた。

 石井知事は「自民、民主からも推薦をいただいているし、県民党だから」と、両党間のバランスを強調する。

 大票田・富山市の森雅志市長は昨年の衆院選1区で、自民の長勢氏の出陣式に駆けつけ、民主の村井宗明氏の事務所を激励に訪れた。しかし、今回は「予算決定権を持つ民主党に配慮しなければ」として、野上、相本両氏とも出陣式には行かなかった。

 県内初の共産党籍の首長となった朝日町の脇町長は「要請があれば、政党は関係なく(個人演説会にも)出る。町のためにもなる」と話す。ただ、共産公認の高橋陣営は、自民が多数派を占める初の町議会が会期中であることも配慮し、応援弁士には呼ばない方針。陣営幹部は、「町長としての仕事に専念してもらう。共産色を強くして、町政運営に影響があってはいけない」としている。

1410チバQ:2010/07/01(木) 22:16:31
>>1355-1357

>>1409
>県内初の共産党籍の首長となった朝日町の脇町長は「要請があれば、政党は関係なく(個人演説会にも)出る。町のためにもなる」と話す。ただ、共産公認の高橋陣営は、自民が多数派を占める初の町議会が会期中であることも配慮し、応援弁士には呼ばない方針。陣営幹部は、「町長としての仕事に専念してもらう。共産色を強くして、町政運営に影響があってはいけない」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100701-00000303-yom-pol
富山初の共産党籍町長、議会運営難航中
7月1日10時43分配信 読売新聞


拡大写真
初の議会で所信表明する脇町長(6月25日)=富山県朝日町議会の議場で

 富山県内初の共産党籍首長となった朝日町の脇四計夫(しげお)町長が、開会中の町議会6月定例会で、懸案の副町長、教育長の後任人事案提出を見送る方針を固めたことが30日、わかった。

 5月の町長選で前町長を支援した自民系会派「創政会」が議会(定数10)過半数の7議席を占める中、脇町長が読売新聞の取材に「否決されれば候補に迷惑がかかり、議会運営も難しくなると判断した」と述べた。9月定例会での提出を目指すが、町政の中枢を担う両ポストの長期不在は、県内市町村では異例の事態となる。

 「6月議会に向け人選を進めている」。脇町長は初登庁した6月14日、こう語った。だが、創政会の動向次第で人事案の議決が左右されるだけに人選は難航。関係者によると、教育長を打診した教育関係者1人に断られ、現在は2人の教育関係者が候補に挙がるものの、副町長とともに具体化していないという。

 脇町長は読売新聞の取材に対し、後任人事案について「野党(の創政会)が手ぐすねを引いている」として、否決に持ち込まれる可能性を懸念。8月の町議選を前に現職5人が退任の意向を表明していることも念頭に「町議会の顔ぶれが一新されてから改めて提案したい」とし、9月定例会を照準に再調整する考えを示した。

 地方自治法では、議会で不信任案可決や予算案否決など不信任といえる動きがあった場合、首長は議会を解散できる権限を持つ。町長選で脇氏を支援した議員で作る与党会派「日本共産党・無所属」の中陣将夫町議は、「6月定例会で人事案が否決されれば、議会解散の可能性もあるが、町議選直前に混乱を招くことは避けたい」と話す。

 一方、創政会では「脇氏は町長選で支援してもらった教育関係者を想定しているのではないか」とみる声も出ていたが、現在まで脇町長側から相談はないという。吉江守煕(もりひろ)町議(自民)は、「何が何でも否決という方針ではない。人物いかんで判断する」と是々非々で臨む姿勢を強調するが、共産党関係者の推薦は「認められない」とクギを刺す。人事案を提出しないのは「否決を恐れた逃げの姿勢」と非難。「9月定例会でも人事案を提案せず、町のナンバー2、3がいない異常事態を続けるなら、もっと問題だ」と脇町長の出方を待つ構えだ。

 脇町長は6月定例会に、町長給与を月額84万円から58万8000円に3割削減する条例制定案を提出した。県によると、同町長の月給は県内15市町村の首長の中で6番目に高く、全4町ではトップ。3割削減されると、副町長より低い給与となるが、脇町長が選挙戦を通じて、是正を訴えてきた経緯がある。

 与党側は「給与削減案は町長が身を切って財政の健全化を進めるもので、町民の利益になる。創政会が否決にすれば、町議選でダメージとなるだろう」としている。野党の創政会では、「脇町長が給与削減案で瀬踏みをして、われわれの姿勢を探り、人事案を考えるのではないか」との見方も出ている。人事案は先送りされたが、脇町長と、多数派を形成する野党との駆け引きはすでに始まっている。(武田裕藝)

1411チバQ:2010/07/04(日) 00:36:52
>腰原愛正副知事(63)の擁立を探る自民党県議らのグループ関係者
http://www.shinmai.co.jp/news/20100703/a-5.htm
知事選の立候補手続き説明会に4派
7月3日(土)
 県選挙管理委員会は2日、22日告示、8月8日投開票の日程で行う知事選の立候補手続き説明会を長野市の県庁で開いた。前県信濃美術館長の松本猛氏(59)と、元副知事の阿部守一氏(49)の新人2陣営、腰原愛正副知事(63)の擁立を探る自民党県議らのグループ関係者のほか、新人1陣営の計4派が出席した。
 県選管の青柳郁生書記長が法令順守の徹底を求め、担当者が選挙運動上の注意点などを説明した。届け出書類の事前審査は16日に県庁で行う。

1412チバQ:2010/07/04(日) 00:47:39
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100703ddlk20010230000c.html
2010知事選:自民系「信濃会」、腰原副知事に出馬要請 固辞で結論先送り /長野
 8月8日投開票の知事選で、自民県議団や経済団体、市長会・村長会の有志らでつくる「信濃会」(会長=星沢哲也・県中小企業団体中央会会長)は2日、腰原愛正・副知事に立候補を要請した。だが腰原氏は出馬を固辞し、結論はまた先送りされた。腰原氏は記者団に「想定すらしていなかった。村井仁知事が退かれたら、私も退こうと考えていた」と述べ、出馬には否定的な姿勢を示した。

 星沢会長ら信濃会のメンバーは2日開いた会合で、経済対策など村井県政を継承できる▽大町市長や副知事を経験し、行政経験が豊富−−などの理由から、腰原氏への要請を決定。同日午後に約40分にわたって会談した。しかし腰原氏は「知事という立場は難しい」と出馬を固辞したといい、5日の再会談で正式に返答するという。

 信濃会関係者によると、これまでに寺島義幸・県議会議長や中信地方の首長ら複数の名前が挙がったが、いずれも不調で、腰原氏に白羽の矢が立った。5月に腰原氏に内々に打診し、7月1日夜には「出馬を要請する」と伝えたが、腰原氏は重ねて固辞していた。また村井知事は「(同氏から)出馬の意思はないと連絡があった」と会見で明かした。【光田宗義】

1413チバQ:2010/07/06(火) 22:36:18
>出直し市議選(定数75)では市長派の過半数獲得を目指し、45人程度の候補者をリストアップ
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201007/CK2010070602000183.html?ref=rank
河村氏「減税日本」、あす事務所を開設 リコール準備へ
2010年7月6日

 名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」が7日、同市東区に事務所を開設する。8月下旬にも始めるとしている市議会の解散請求(リコール)の署名集めと、その後ににらむ出直し市議選に向けた体制固めを進める。

 リコールには有権者36万5000人の署名が必要。署名集めを担う受任者は現在3万6800人で、5万人を目標に増やす。

 出直し市議選(定数75)では市長派の過半数獲得を目指し、45人程度の候補者をリストアップ。河村市長も辞職して市長選との同時選とし、恒久減税の是非などを争点に自身の信任を問う意向だ。

 減税日本は、東区古出来2の市長の個人事務所に本部を置いていたが、約30メートル南の雑居ビル1階を借りた。

1414チバQ:2010/07/06(火) 22:42:20
http://www.shinmai.co.jp/news/20100706/KT100705ATI090041000022.htm
知事選は3氏の争いに 腰原氏、出馬の意向
7月6日(火)


 7月22日告示、8月8日投開票の県知事選で、副知事の腰原愛正氏(63)が立候補の意思を固め、複数の関係者に伝えたことが5日、明らかになった。同氏に出馬要請したグループ「信濃会」を構成する県会会派や経済団体幹部らの「結束した支援」を確認した上で、7日にも正式表明する見通しだ。

 知事選では、現職の村井仁氏(73)が引退を表明。これまでに前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)=安曇野市、元副知事の阿部守一氏(49)=松本市=の新人2人が立候補を表明しており、新人による三つどもえの争いとなる構図がほぼ固まった。

 腰原氏は信濃毎日新聞の取材に対し「県内各界に『第3の候補』待望論があることは聞いており、県の行く末を心配している」と説明。その上で「選挙まで約1カ月と短く、県会や経済界などの厚い信がなければ目標達成はおぼつかない。皆さんの気持ちを確かめた上で自分の考えを示したい」と述べた。

 腰原氏は大町市出身で慶応大卒。同市議を経て1990年から同市長を4期務め、県市長会長、北信越市長会長も歴任した。2006年7月に退任後、同年8月に初当選した村井知事の下で9月から副知事を務めている。

 知事選をめぐっては、自民党県議団など県会の一部会派と県経営者協会などの経済団体関係者が6月に信濃会を立ち上げ、今月2日、腰原氏に出馬を要請。5日、長野市で開いた同会の会合に出席した腰原氏は「もう少し時間がほしい」と述べ、会は7日にあらためて腰原氏の意思を確認することを決めていた。

1415チバQ:2010/07/07(水) 22:25:47
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100707ddlk20010019000c.html
選挙:知事選 長野市長が腰原氏支援の意向 /長野
 長野市の鷲沢正一市長は6日の定例会見で、来月8日投票の知事選に出馬表明した2氏を「支持しない」などとし、7日にも出馬表明するとみられる副知事の腰原愛正氏(63)を支援する意向を明言した。鷲沢市長は前回選で村井仁知事を支持した後、「他の選挙には口を出さない」としてきたが、腰原氏擁立を目指す自民系の「信濃会」に参加。この日は「知事選は違う。仕方ない」と異例の支持表明を釈明した。

 鷲沢市長は「浅川ダムをまた持ち出す方は問題外」と前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)を批判。元副知事の阿部守一氏(49)には「県を仕分けする、という話がひっかかる」と民主寄りの姿勢を指摘した。腰原氏については「(村井知事の)後継ということで安定している」と評価した。【福田智沙】

1416チバQ:2010/07/10(土) 00:05:51
>>1389>>13917
期待していた連合の推薦がもらえないってとこか?
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100709ddlk21010261000c.html
選挙:高山市長選 川上氏が出馬撤回 「県議の任期を全う」 /岐阜
 8月29日投開票の高山市長選への出馬を表明していた同市選出の川上哲也県議(47)は8日、出馬を撤回する考えを明らかにした。市内で記者会見した川上氏は「出馬表明後、支持者から『県議の任期を全うしてほしい』との意見が多く、熟慮の結果、任期を全うすることにした」と不出馬の理由を述べた。

 川上氏は、市長選では選挙区から外れる白川村の支持者から「県議を続けてほしい」との声が多く寄せられたことを明らかにした上で「ゼロから出直す気持ちで方向修正し、残りの任期を全力で務めたい」と話した。

 同市長選には、元同市副市長の国島芳明氏(60)が出馬を表明。土野守市長(73)は不出馬の意向を示している。【宮田正和】

1417チバQ:2010/07/10(土) 00:53:22
こっちにも貼り付け
7390 名前:チバQ 投稿日: 2010/07/10(土) 00:52:29
>>3768>>6674>>6950ほか
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/fukui/CK2010070702000196.html
予算か義理か悩む首長
2010年7月7日

民主候補の出陣式に出席した町長ら。政権交代で難しい選択を迫られている=大野市で


 予算、義理、保身−。民主党への政権交代で各自治体の長は、参院選でどう立ち振る舞うか、悩んでいる。マイクを握るか、顔見せにとどめるか…。結果次第では、自身の立場も危うくなりかねない。

 越前市の奈良俊幸市長は公示翌日、民主候補の集会でマイクを握ると、旧知の枝野幸男民主幹事長から声を掛けられた。「ようやく、堂々と思いを国政選挙で出せるようになってうれしい」。市長は県議時代に民主県連で要職を務めていた。

 市長は6月30日の集会で、民主候補について「国民のために活躍するのを期待する」と踏み込んだ。ただ、取材には「個人的にお世話になった方のためなら、マイクを持つ。自民党でも同じ。応援ではない」と言葉を濁した。

 県内の政治状況は変わった。「18年間、力いっぱい仕事した。なぜ、誰も首長さんは来てくれない」。党や政府の要職も務めた自民候補は、出陣式でいら立ちを隠さなかった。従来ならずらりと並ぶ市町長の姿は一人しかなかった。

 出席した大野市の岡田高大市長は選挙戦を通じ、自民候補が地域の予算獲得で果たした実績を強調。逆に民主支援を決めた越前町の関敬信町長は、現在の政権与党とつながり、予算を確保する意義を重視する。2人のように態度鮮明な例は少ない。

 民主候補の出陣式には町長4人が駆け付け、関町長以外の3人は自民比例候補の式にも顔を出した。県内全域で行われる候補者や応援弁士の街頭演説で、マイクは握らずに顔見せだけはしておく姿も複数見られる。

 来年4月の3選出馬がうわさされる西川一誠知事も、立ち位置が注目される一人だ。2日に菅直人首相、谷垣禎一自民党総裁が来県した際には、旭信昭副知事がいずれの会場にも姿を見せた。

 西川知事は前回参院選で、当時の安倍晋三首相とともに街宣車に上がってマイクを握り、民主側から反発を受けた経緯もある。ある陣営幹部は「知事の後援会関係者と接触したが、慎重だ。動きそうにない」と漏らした。

 (参院選取材班)

1418チバQ:2010/07/10(土) 11:57:12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7447静岡
大票田の静岡市。小嶋善吉市長は現役の自民党員だが、「必勝」のため書きは要請のあった自民党新人と民主党現職の双方に送った。取材には「首長として一党一派にくみしない」と話した。
 元民主党衆院議員の鈴木康友・浜松市長は4月、民主党現職の集会に出席し「友人の一人」として支援を呼び掛けた。5月下旬の定例会見では「特定政党や特定候補を応援することはありません」と“中立”を表明。公示後も静観の立場を貫く。
 元自民党衆院議員の栗原裕康・沼津市長も「市長という立場上、広く市民の意見を聞くことが大事。中立的なスタンスを取らなくてはならない」と強調した。
 自民党県議出身の牧之原市の西原茂樹市長は公示後、市内で民主党現職の応援に駆け付け、マイクを握った。定例会見では「自民党からも要請があれば行く」と事情を説明する半面、「政権与党とは上手に付き合わなければならない」とも述べた。
>>7225愛知
独特の名古屋弁で人気を集める元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長。参院選でも応援要請が殺到しているが、市民税減税などをめぐり党市議団と対立しているため、地元の党愛知県連からは一切お呼びがない。

1419チバQ:2010/07/10(土) 23:45:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100710-00000016-mantan-game
<ラブプラス+>熱海で“彼女”と旅行気分 「まつり」式典に市長も、温泉まんじゅうは完売
7月10日19時48分配信 まんたんウェブ

 恋愛ゲーム「ラブプラス+(プラス)」(DS)のイベント「熱海ラブプラス+現象(まつり)式典」が10日、静岡県熱海市の親水公園で開かれた。式典に登場した約200人のゲームファンの前で、斉藤栄熱海市長は「バーチャル(の熱海)を楽しんだら、リアルの熱海も感じてほしい」と宣言していた。

 「ラブプラス」シリーズは、キャラクターとのコミュニケーションを重視した恋愛ゲーム。ヒロインと恋人関係になった時点で完結する従来のゲームとは異なり、ヒロインと恋人になってからの甘い時間を楽しめるコンセプトが受け、09年9月に第1弾のソフトが発売されると、インターネットで「彼女自慢」をするユーザーが相次ぎ、ゲームをモチーフにしたクリスマスケーキに列ができて開店前に完売になるなどブームを巻き起こした。今年6月発売の最新作「ラブプラス+」は、熱海を舞台にヒロインとの旅行ができるようになり、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」のお宮の松など実在の名所や旅館が登場する。

 10日から始まるキャンペーン「熱海ラブプラス+現象」(8月31日まで)では、あいじょう岬や熱海城など市内6カ所を回るスタンプラリーが楽しめる。iPhone用のアプリケーションソフト「ラブプラスi」でAR(拡張現実)のヒロインたちとその場に一緒にいるような写真を撮れるスポットが市内の全29カ所に設けられ、“彼女”と旅行気分が味わえるようになっている。

 式典では、ヒロインの等身大看板を持参したり、「俺の人生捧げます」と刺繍(ししゅう)された服を着るファンもいるなどゲームへの愛を表現。生みの親・内田明理プロデューサーが登場すると「お義父(とう)さん」と呼んで、拍手を送った。

 市内の土産物店では、ヒロインが描かれた温泉まんじゅうや入浴剤などが販売され、あいじょう岬にある土産物屋の女性店員は「普段ならまんじゅうは1日で3、4個売れる程度。ラブプラスの温泉まんじゅうは80個すべてが売れました」と驚いていた。熱海市観光協会の森田金清会長は「熱海市には年間500万人の観光客が来るが、年配の方や卒業旅行などの客層が多く、ゲームが好きな若者を呼び込んで新たな客層を開拓したい」と話していた。(毎日新聞デジタル)

1420チバQ:2010/07/14(水) 00:23:21
http://www.asahi.com/politics/update/0712/NGY201007120040.html
躍進みんなの党、名古屋市議選10人程度擁立へ2010年7月13日7時24分
 参院選で躍進したみんなの党が、次の名古屋市議選に一気に10人前後の候補者を擁立する方針を固めたことがわかった。愛知県議選でも一部の選挙区で候補者を立てる構えで、参院選愛知選挙区で同党候補が約53万票を獲得した勢いを地方議会での基盤づくりに生かしたい考えだ。

 改選数3の同選挙区で、同党候補は当選には至らなかったものの、無党派層を中心に支持を広げて議席獲得をうかがう戦いを見せた。とりわけ名古屋市の16区中4区では民主の候補者を上回る票を得ており、市議選に候補を擁立すれば、議席を得る可能性は十分にあるとみられる。

 県議選は来春の統一地方選で行われる。市議選は、河村たかし市長が市議会解散の直接請求(リコール)に向けて活動を始めていることから、来春の統一地方選よりも実施が早まる可能性もある。みんなの党は、市議選についてはすでに候補者の公募を始めており、仮に前倒しで実施されても対応できるよう準備を進める。同党県支部関係者は「アジェンダ(政策)が合う人、候補者にふさわしい人がいれば、出せるだけ出したい」と話している。(石井潤一郎)


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