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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1324名無しさん:2010/04/26(月) 15:50:39
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201004/CK2010042402000186.html
【河村vs市議会】
名古屋の乱<3> 腹割れる「家臣」なく
2010年4月24日

昨年4月28日、初登庁して職員らの歓迎を受ける河村市長


 「ええですね。素朴なところが」。徹底的に「役人」を攻撃してきた名古屋市長、河村たかし。市職員に対する、就任後の総評である。愚直に仕事に取り組む職員の資質を素直に喜ぶ。

 河村は職員を「さん」付けで呼ぶ。終日そばで仕える秘書すらも。ミスを起こした職員をしかりつけることもない。「怒鳴られなかった部下は一人もいない」と称された前市長とは対照的。職員は「意見が言いやすくなった」と口をそろえる。

 この1年。がん治療施設の凍結と再開、「消えた年金」の独自調査、木曽川導水路からの撤退…。市長の決断で施策が決まり、職員が右往左往することもしばしば。直属の部下に対してすら説明不足を指摘される。

 職員が施策を説明する「レク」の雰囲気も、前市長時代とは一変した。役所外での公務には積極的な河村も、役所にこもるレクは好きではない。

 市幹部はやや皮肉交じりに言う。「日本初とか、名古屋から国を変えるとか、大きな話には興味はあるが、小さな話には全然。役所の仕事は、目の前で起きる現実問題をどう解決するかなのに」

 河村の事務所の壁には、河村直筆の格言が張られている。「(相手を)説得しようとしてはいけない。納得してもらわなければいけない」。その言葉のように、市幹部らは、河村の真意をもっと知りたいと願っている。

 あらゆることに河村が目配りできるはずがない。「(河村が好きな)織田信長はいろいろ改革を成し遂げたが、羽柴秀吉や柴田勝家ら家臣軍団が支えた」と行政経営に詳しい元市幹部は強調する。

 歴代の市長には名参謀がいた。河村にも3人の副市長がいるが「いずれも参謀タイプではない」とは衆目一致するところだ。


 今春の人事異動。意外性も、大抜てきもなく、当局がつくった原案を丸のみした。河村は、いまだに職員をよくは知らない。

 財政悪化もあり、市は職員を減らし続ける。労組の幹部は「市民のために『ひと肌脱いでちょ』と言われ、人件費の大幅カットをのんだ。なんとか減税を実現しても『次はもっと減らすでよ』。力が抜けてしまう」。職員のモチベーションが低下することを危惧(きぐ)する。

 部下を怒鳴りつけた前市長の“熱さ”は、期待の裏返しだったともいえる。河村は職員を大人扱いしているようで、一定の距離をおいているとも、そもそも興味がないとも周囲には映る。

 河村は過去3回、民間から秘書を登用する案を議会に諮り、否決された。腹を割って話ができ、役所の枠を超えて手足となって動く「家臣」を求めているが、今の河村にはいない。 (敬称略)


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